●東京都で14日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに 389人確認された。 300人を上回るのは 5日ぶり。小池百合子知事(68)はこの日、西村康稔経済再生相(57)と加藤勝信厚労相(64)とそれぞれ会談した。加藤氏との会談後、取材に応じた小池氏は「都の最新の状況、課題、都から国への要望」を伝えたと明かした。
●「新型コロナウイルス感染拡大」の影響を受けた東京・銀座を盛り上げようと、銀座の店舗や企業が商品を物々交換し、SNSで紹介し合う「もの繋ぎ(つなぎ)プロジェクト」が、「物々交換100社目記念」としてオリジナルチャリティーグッズを制作し、14日、東京・銀座の「ユニクロTOKYO店」で発売開始した。発起人の老舗和菓子店「木挽町よしや」斉藤大地さん(34)は「感無量です」としみじみと話した。販売収益の一部を「プロジェクト参加全100社連名」で、銀座の店舗を取りまとめる「全銀座会」に、いったん年内までに寄付する。
●「新型コロナウイルスの感染拡大」が収まらず、沖縄県が県独自の緊急事態宣言の期限を延長したのを受け、那覇市の首里城公園管理センターは14日、城郭内の有料区域など一部施設の休業を29日まで継続すると発表した。本部町の沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館も同期間、休館する。
●米紙ニューヨーク・タイムズは13日、今年の死者数が例年をどれだけ上回っているか調べる「超過死者数」の分析を基に、「新型コロナウイルス感染」による米国の実際の死者数は20万人を超え、公式集計を大幅に上回っている可能性があると報じた。超過死者が全て「新型コロナ感染者」とは限らないが、感染していても直接の死因が心不全など別の病気として記録されたり、検査を受けられないまま自宅で亡くなったりした場合は、集計から漏れる可能性が指摘されている。
●米東部ニューヨーク州のクオモ知事は14日、「新型コロナウイルス流行」に伴うニューヨーク市の営業規制に関し、24日から美術館など文化施設の営業を認めると発表した。来場者にマスク着用を義務付け、一度に入場できる人数も通常の25%に制限する。
●メキシコのメディアによると、エブラルド外相は13日、「新型コロナウイルスの感染拡大防止」に向け、米国との国境で不要不急の通行を認めない措置を 9月21日まで延長すると発表した。
●韓国銀行(中央銀行)は14日までに、紙幣や硬貨への「新型コロナウイルス」の付着を心配し、洗濯機で洗ったり電子レンジにかけたりする事例が相次いでいると発表した。損傷したお金の交換量も増え、今年上半期は約60億ウォン(約 5億 4千万円)分に達した。韓国銀行は紙幣の 4分の 3以上が残っていれば同額の新しい紙幣と取り換え、損傷が大きい場合は減額や破棄で対応している。硬貨は形状や模様が識別できれば交換している。
●北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、「朝鮮労働党政治局会議」が13日開かれ、金正恩(キム・ジョンウ)党委員長が出席したと報じた。会議では「新型コロナウイルス」が流入した疑いがあるとしていた南西部開城市の「封鎖措置」を解除することを決めた。
記事をまとめてみました。
加藤勝信厚労相との会談後に報道陣の取材に応じた、東京都の小池百合子知事=東京都庁
東京都で14日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに 389人確認された。 300人を上回るのは 5日ぶり。小池百合子知事はこの日、西村康稔経済再生相と加藤勝信厚労相とそれぞれ会談した。
加藤氏との会談後、取材に応じた小池氏は「都の最新の状況、課題、都から国への要望」を伝えたと明かした。会談では、来年に延期された「東京五輪・パラリンピック」の水際対策についても議論されたという。小池氏は「都として、確実に水際対策を進めたうえで、安心安全な大会にすべく、対応していきたい」とし、「開催というのは国にとって、重要な案件であるということについての確認を改めてできて良かった」と話した。
14日から「ユニクロTOKYO店」で発売開始した東京・銀座の「もの繋ぎプロジェクト」のオリジナルチャリティーTシャツをPRする発起人、「木挽町よしや」の斉藤大地さん (2020年 8月14日)
「新型コロナウイルス感染拡大」の影響を受けた東京・銀座を盛り上げようと、銀座の店舗や企業が商品を物々交換し、SNSで紹介し合う「もの繋ぎ(つなぎ)プロジェクト」が、「物々交換100社目記念」としてオリジナルチャリティーグッズを制作し、14日、東京・銀座の「ユニクロTOKYO店」で発売開始した。
14日から「ユニクロTOKYO店」では、東京・銀座の「もの繋ぎプロジェクト」のオリジナルチャリティーTシャツとともに、これまで物々交換した物品も展示している
グッズはTシャツ1990円(税抜き)やトートバッグなどで、デザインは主に64種類ある。デザイナーの高橋信雅さんによると、参加企業や店舗のロゴを使ったTシャツは「順番につながって輪になるように」とデザインしたという。同店内ではアプリを使ってデザインやロゴを自由に組み合わせ、好きなデザインのTシャツやバッグを作るサービスも行っている。
14日から「ユニクロTOKYO店」で発売開始した東京・銀座の「もの繋ぎプロジェクト」のオリジナルチャリティーTシャツは、デザインやロゴを自由に組み合わせて作ることもできる
発起人の老舗和菓子店「木挽町よしや」斉藤大地さんは「感無量です。ここまで輪が大きくなって、形になったことはうれしい」としみじみと話した。
販売収益の一部を「プロジェクト参加全100社連名」で、銀座の店舗を取りまとめる「全銀座会」に、いったん年内までに寄付する。
「新型コロナウイルスの感染拡大」が収まらず、沖縄県が県独自の緊急事態宣言の期限を延長したのを受け、那覇市の首里城公園管理センターは14日、城郭内の有料区域など一部施設の休業を29日まで継続すると発表した。本部町の沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館も同期間、休館する。
県は13日、宣言の期限を当初の15日から29日まで延長すると発表。県外からの来訪を慎重に判断するよう求めている。
米紙ニューヨーク・タイムズは13日、今年の死者数が例年をどれだけ上回っているか調べる「超過死者数」の分析を基に、「新型コロナウイルス感染」による米国の実際の死者数は20万人を超え、公式集計を大幅に上回っている可能性があると報じた。
米国で流行が始まったとされる今年 3月 1日から 7月25日までのデータを同紙が調査したところ、超過死者数は全米で約22万人に上った。米疾病対策センター(CDC)の公式集計では、感染死者はこれまでの累計で約16万5000人となっており、未集計の死者が多数存在するとみられている。
超過死者が全て「新型コロナ感染者」とは限らないが、感染していても直接の死因が心不全など別の病気として記録されたり、検査を受けられないまま自宅で亡くなったりした場合は、集計から漏れる可能性が指摘されている。
米東部ニューヨーク州のクオモ知事は14日、「新型コロナウイルス流行」に伴うニューヨーク市の営業規制に関し、24日から美術館など文化施設の営業を認めると発表した。来場者にマスク着用を義務付け、一度に入場できる人数も通常の25%に制限する。
ニューヨーク市の感染状況は沈静化しているが、レストランの店内飲食やスポーツジムなどの営業は認められていない。
メキシコのメディアによると、エブラルド外相は13日、「新型コロナウイルスの感染拡大防止」に向け、米国との国境で不要不急の通行を認めない措置を 9月21日まで延長すると発表した。
両国は 3月下旬から貿易に影響しない形で国境を閉鎖している。
韓国銀行(中央銀行)は14日までに、紙幣や硬貨への「新型コロナウイルス」の付着を心配し、洗濯機で洗ったり電子レンジにかけたりする事例が相次いでいると発表した。損傷したお金の交換量も増え、今年上半期は約60億ウォン(約 5億 4千万円)分に達した。
韓国銀行によると、コロナ以外の理由も含まれるが、交換量は前年同期比で約24億ウォン分の大幅増を記録した。韓国メディアは、紙幣や硬貨を通じて感染する可能性は「極めて低い」との専門家の意見も伝えた。
ソウル近郊の安山では、受け取った香典にウイルスが付着していないか不安になった住民が洗濯機で紙幣を洗浄し、細切れになったうちの約2300万ウォン分を韓国銀行が交換した。
西部仁川でも住民が電子レンジで焼損させた約 500万ウォン分の紙幣の交換に応じたという。
韓国銀行は紙幣の 4分の 3以上が残っていれば同額の新しい紙幣と取り換え、損傷が大きい場合は減額や破棄で対応している。硬貨は形状や模様が識別できれば交換している。
北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、「朝鮮労働党政治局会議」が13日開かれ、金正恩(キム・ジョンウ)党委員長が出席したと報じた。会議では「新型コロナウイルス」が流入した疑いがあるとしていた南西部開城市の「封鎖措置」を解除することを決めた。
また、金正恩氏は金才竜(キム・ジェリョン)首相を解任、金徳訓(キム・ドクフン)党副委員長を後任に任命した。金徳訓氏は、核・ミサイル開発を主導してきた李炳哲(リ・ビョンチョル)党副委員長と共に党政治局常務委員に選出された。金才竜氏は党副委員長に任命された。