●阪神は初回、ジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ)の適時打で 1点先制。ヤクルトは 1回、坂口智隆内野手(35)の「5号ソロ」で同点。 2回に先発小川泰弘投手(30)の適時打で 1点勝ち越し。阪神は 5回、秋山拓巳投手(29)の当たりが小川の犠打野選となり 1点追加。ヤクルトは 6回、青木宣親外野手(38)が中前打を放つも無得点。 2- 2で終盤へ。ヤクルトは 7回、坂口の内野安打で勝ち越し、連敗を「2」で止めた。小川が「6勝」目。石山泰稚投手(31)が「9セーブ」目。阪神の連勝は「2」で止まり、ジョー・ガンケル投手(28=ウェストチェスター大学)が「2敗」目。阪神がヤクルトとの接戦に敗れ、「3連勝」とはならなかった。初回、先頭の近本光司外野手(25)が俊足を飛ばして遊撃への内野安打を放ち、ヤクルト小川の「2戦連続ノーヒットノーラン」をいきなり阻止。その後二死 2塁から「4番」サンズが適時打を放ち、先制に成功。しかし直後に、先発の秋山が坂口に「先頭打者本塁打」を浴びた。 1- 2の 5回無死 1塁から、坂本誠志郎捕手(26)がバスターエンドランを決めるなど小技を絡めて一時同点に追いつくも、たたみかけることが出来ず。小川を攻略しきれなかった。この日で 7日広島戦(マツダスタジアム)から始まった長期ロードが終わり、次戦は25日中日戦(甲子園)。長期ロードは「6勝8敗1分け」と負け越したが、本拠地から再び巻き返したい。これで甲子園を離れた 8月の長期ロード15試合は「6勝8敗1分け」で、 8年ぶりの負け越しとなった。だが、25日は甲子園に帰っての中日戦だ。19日ぶりの本拠地ゲーム。思い返せば、開幕から 5カード連続ビジターで「4勝10敗」だったチームは、その後の甲子園13試合で「9勝3敗1分け」と息を吹き返した。借金は「3」となったが、この日は首位巨人も敗れ、Gとの「6.5ゲーム」差は変わらなかった。再び甲子園から反攻の歩みを強めていきたい。
●12試合ぶりのスタメン出場となった福留孝介外野手(43)は、 4打数無安打に終わった。「3番右翼」で先発。初回は一死 2塁の先制機も、先発小川のフォークに空振り三振。フル出場したが快音は響かなかった。
●ジェリー・サンズ外野手がノーヒッター小川から先制打を放った。ヤクルト先発は前回登板で無安打無得点を達成した小川。阪神打線は初回、「1番」近本が遊撃への内野安打で出塁した。犠打などで二死 2塁。「4番」サンズが追い込まれてから外角カットボールを逆方向にはじき返し、右前適時打で走者近本をかえした。サンズは試合前まで得点圏打率は両リーグトップの「4割2分9厘」。20日巨人戦から「4番」に座り、 4試合目で「4番初打点」となった。20日巨人戦から「4番」に座り 4試合目。これまでの野球人生で「2番」から「8番」までの打順経験があるという助っ人は、「4番」に入っても自然体で打席に立ち続ける。第 2打席以降はいずれも先頭打者で無安打。サンズの前でいかにチャンスを作れるかが、得点のカギを握る。
●坂本が 6月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 2度目となるスタメンマスクをかぶった。バットでは 2回二死から中前打。さらに、 5回無死 1塁からはバスターエンドランも決め、一時同点に追いつく得点を演出した。守備では 4回二死 1塁から山崎晃大朗外野手(26)の盗塁を読んで刺した。ここまで45試合連続で先発出場していた梅野隆太郎捕手(29)が休養も兼ねてスタメンから外れた試合で存在感を示した。
●秋山拓巳投手は 6回 5安打 2失点と試合を作ったが、「5勝」目とはならなかった。秋山は 1、 2回に 1点ずつを失うも、立て直して 6回 2失点と粘った。悔やまれるのは 1- 1の 2回の失点。二死 1、 2塁から投手の小川に右前への適時打を許した。打線は 5回に同点に追いつき、 2- 2のまま 7回の攻撃で代打を送られた。今季はここまでヤクルト戦で「4戦2勝」と相性の良さを見せた。次回こそ久しぶりの「白星」をつかみたい。
● 2- 3の 8回に登板した岩崎優投手(29)は 4点目を献上し、攻撃への流れを作ることができなかった。青木の高いバウンドの打球は遊撃内野安打に、村上宗隆内野手(20)の飛球は左翼と遊撃の間に落ちて左前打になるなど不運が続いた。続くアルシデス・エスコバー内野手(33=ロイヤルズ)の犠打で 2、 3塁とされ、山崎の中犠飛で失点。僅差の展開で救援投手が踏ん張り切れなかった。
●梅野が 6月27日のDeNA戦(横浜)以来、46試合ぶりにスタメンを外れ、出番がなかった。矢野監督は疲労などを考慮しての采配だったことを説明した。梅野は今季ここまで51試合に出場し、チームトップの「打率0.301」をマークするなど攻守でチームをけん引している。
記事をまとめてみました。
<東京ヤクルト 4- 2阪神>◇12回戦◇阪神 6勝 6敗 0分◇23日◇明治神宮野球場
阪神は初回、サンズの適時打で 1点先制。ヤクルトは 1回、坂口の「5号ソロ」で同点。 2回に先発小川の適時打で 1点勝ち越し。 阪神は 5回、秋山の当たりが小川の犠打野選となり 1点追加。ヤクルトは 6回、青木が中前打を放つも無得点。 2- 2で終盤へ。
ヤクルトは 7回、坂口の内野安打で勝ち越し、連敗を「2」で止めた。小川が「6勝」目。石山が「9セーブ」目。阪神の連勝は「2」で止まり、ガンケルが「2敗」目。
戦況を見つめる矢野燿大監督(右)=明治神宮野球場
阪神がヤクルトとの接戦に敗れ、「3連勝」とはならなかった。
初回、先頭の近本が俊足を飛ばして遊撃への内野安打を放ち、ヤクルト小川の「2戦連続ノーヒットノーラン」をいきなり阻止。その後二死 2塁から「4番」サンズが適時打を放ち、先制に成功。しかし直後に、先発の秋山が坂口に「先頭打者本塁打」を浴びた。
1- 2の 5回無死 1塁から、坂本がバスターエンドランを決めるなど小技を絡めて一時同点に追いつくも、たたみかけることが出来ず。小川を攻略しきれなかった。
この日で 7日広島戦(マツダスタジアム)から始まった長期ロードが終わり、次戦は25日中日戦(甲子園)。長期ロードは「6勝8敗1分け」と負け越したが、本拠地から再び巻き返したい。
5回表阪神無死 1塁、坂本誠志郎捕手は中前打を放った。投手小川泰弘=明治神宮野球場
阪神が小技、小技で同点に追いついた。
1点を追う 5回。先頭の「7番」木浪が中前打で出塁。「8番」坂本はバットを寝かせて、送りバントの構えを見せた。初球を見逃し、 2球目。 1塁走者がスタートを切ると同時に坂本はヒッティングに切り替え強攻策。打球は中前に抜け、バスターエンドランが決まって無死 1、 3塁の好機をつくった。
続く「9番」の投手秋山はバントの構え。初球を 1塁方向へ転がすと、打球が弾んだのを見て 3塁走者の木浪が本塁に突入した。打球を処理した先発小川の本塁送球がやや高くなり、クロスプレーの判定はセーフ。フィルダースチョイスで同点となった。
しかし、続く無死 1、 2塁から勝ち越しはならなかった。
5回表阪神無死 1、 3塁、秋山拓巳投手はスクイズを決める。投手小川泰弘=明治神宮野球場
阪神が「8月長期ロード」を 8年ぶりに負け越した。前回登板でノーヒッターのヤクルト小川相手に先制、同点と食らい付いたが、もう 1本が出ず、連勝は「2」で止まった。矢野燿大監督は打線の“追い越し力”を課題に挙げた。 2週間の遠征は「6勝8敗1分け」で、借金を 2つ増やして「3」。ただ、開幕当初の長期ロードで「4勝10敗」の後、甲子園で借金を返済した。25日からは本拠地で「3位」中日と 3連戦。「V字回復」よアゲイン!
◇ ◇ ◇
終盤に 1点を争う展開で勝利の女神はほほえまなかった。同点の 7回。マウンドには「2番手」ガンケルが上がっていた。来日初の 3連投。二死 1、 3塁から 1塁強襲安打。この失点が決勝点となった。 8回には「3番手」岩崎が会心の当たりではなかったが、連打されるなど 1失点。 7回の坂口の打球もガンケルは詰まらせていた。だが、飛んだコースが 1、 2塁間方向。なんとも不運な形で、チームの連勝は「2」で止まった。
5回表阪神無死 1、 3塁、秋山拓巳投手のスクイズで生還した木浪聖也内野手(手前)はナインとハイタッチ=明治神宮野球場
矢野監督 ガンケルも勝負に出た結果。優(岩崎)もちょっとアンラッキーなところもあったし、みんな精いっぱいやった結果。それは受け止めてるけど、やっぱり5回に一気に追い越せなかったのは。この 1週間を振りかえっても、点を取るというところの課題はチームとして残っている。
指揮官が振り返ったのは小技で追いついた直後の場面だ。 1点を追う 5回は、先頭木浪が中前打。続く坂本の 2球目にバスターエンドランが成功。さらに秋山のセーフティースクイズで同点とした。ただ、無死 1、 2塁から勝ち越しとはいかなかった。
矢野監督 ああいうところで一気に追い越せるようにしていかないと。そんなにチャンスも何回も何回もあるわけじゃないので、そこは課題かな。
前回登板でノーヒットノーランを達成した小川から初回に得点するなど出だしは良かったが、徐々にペースに引き込まれてしまった。
7回裏ヤクルト二死 1、 3塁、坂口智隆内野手に適時内野安打を浴びマウンドに集まるガンケル投手(右から 2人目)ら=明治神宮野球場
これで甲子園を離れた 8月の長期ロード15試合は「6勝8敗1分け」で、 8年ぶりの負け越しとなった。だが、25日は甲子園に帰っての中日戦だ。19日ぶりの本拠地ゲーム。思い返せば、開幕から 5カード連続ビジターで「4勝10敗」だったチームは、その後の甲子園13試合で「9勝3敗1分け」と息を吹き返した。借金は「3」となったが、この日は首位巨人も敗れ、Gとの「6.5ゲーム」差は変わらなかった。再び甲子園から反攻の歩みを強めていきたい。
▼阪神は甲子園での今季19試合で、「11勝6敗2分け」、貯金「5」の「勝率6割4分7厘」と好成績だ。チーム打率は「2割6分5厘」で、他球場の「2割2分6厘」を大きく上回る。「19本塁打」が出ており、貧打に泣いた18年のシーズン「18本塁打」を既に上回っている。甲子園でのチーム防御率は「2.77」で、他球場の「4.16」から大幅に向上。地の利を生かして投打がバランスよくかみ合い、白星を積み重ねている。
7回裏ヤクルト二死 1、 3塁、坂口智隆内野手の適時内野安打となる打球を倒れながら捕球するも悪送球となる 1塁手の阪神ボーア内野手=明治神宮野球場
阪神が 8月長期ロードを8年ぶりに負け越した。前回登板でノーヒッターのヤクルト小川相手に先制、同点と食らい付いたが、もう1本が出ず、連勝は「2」で止まった。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
-策は打ったが、紙一重の試合だった
矢野監督 ガンケルも勝負に出た結果やし、優(岩崎)もちょっとアンラッキーなところもあったし、みんな精いっぱいやった結果。それは受け止めてるけど、やっぱり 5回に一気に追い越せなかったのは。この 1週間を振り返っても、点を取るというところの課題はチームとして残っている。ああいうところで一気に追い越せるようにしていかないと。そんなにチャンスも何回も何回もあるわけじゃないんで、そこは課題かな。
-ノーヒッターの小川との対戦で、セーフティースクイズなども決まって、いい流れではあった
矢野監督 ノーヒットノーランはうちじゃないんで、そんなにうちが意識しているわけじゃないけど。でも、どっちにしても、丁寧に投げてくる投手なんで、たくさん点を取れるっていう形にはなりにくいので、いろいろやっていったという部分はそういうふうに出たとは思うけど。
ヤクルトに敗れて引き揚げる矢野燿大監督=明治神宮野球場
-先発秋山について
矢野監督 前回よりはちょっと良くないかなと思ったけど。それでもしっかり6回粘ってくれて。アキ(秋山)らしく投げてくれた。
- 2回、投手の小川に打たれたのは悔やまれる
矢野監督 振り返ればそこはアキ自身も反省するところであると思うし。まあまあそれがあったとしても、 2点で粘ったというのは評価できるピッチング。粘り強く投げてくれたと思う。
-福留が久しぶりに先発
矢野監督 1年間やっていく中では体の疲れも状態もあるけど、いろんなことを含めて俺もスタメンを考えていっている。そういう中では休んでいる時間も代打があったけど、スタメンで行く時ももちろんある。これからも頑張ってもらいたいな、と。
-梅野は
矢野監督 休養もあるし、体の状態も連戦が続いていてちょっと…。そういうところもあって。総合して。
1回表阪神一死 2塁、福留孝介外野手は空振り三振。投手小川泰弘=明治神宮野球場
12試合ぶりのスタメン出場となった福留孝介外野手は、 4打数無安打に終わった。
「3番右翼」で先発。初回は一死 2塁の先制機も、先発小川のフォークに空振り三振。フル出場したが快音は響かなかった。矢野監督は長いシーズンの中で「いろんなことを含めてスタメンを考えている。そういう中では休んでいる時間も代打があったけど、スタメンで行く時ももちろんある。これからも頑張ってもらいたい」と、球界最年長の奮闘に期待を込めた。
1回表阪神二死 2塁、ジェリー・サンズ外野手は「右前適時打を」放った=明治神宮野球場
ジェリー・サンズ外野手がノーヒッター小川から先制打を放った。
ヤクルト先発は前回登板で無安打無得点を達成した小川。阪神打線は初回、「1番」近本が遊撃への内野安打で出塁した。犠打などで二死 2塁。「4番」サンズが追い込まれてから外角カットボールを逆方向にはじき返し、右前適時打で走者近本をかえした。
「得点圏にランナーがいたので、何とかかえすことができて良かったよ。チームに勢いをもたらすことができたらいいね」
サンズは試合前まで得点圏打率は両リーグトップの「4割2分9厘」。20日巨人戦から「4番」に座り、 4試合目で「4番初打点」となった。
1回表阪神二死 2塁、ジェリー・サンズ外野手は「右前適時打を」放った=明治神宮野球場
ジェリー・サンズ外野手が「4番」で初打点を挙げた。
「4番左翼」で先発し、初回二死 2塁。前回登板でノーヒットノーランを達成した小川の外角 141キロカットボールを右前に運んだ。
自身 7試合ぶりの打点となる先制適時打。追い込まれてからの厳しい内角攻めにも臆することなく、力強く踏み込んだ一打。「チームにとって早いイニングの得点は大きいと思う。今日はそれができて良かった」。昨季の韓国球界打点王の看板通り、得点圏打率は両リーグトップの「4割4分4厘」と無類の勝負強さを見せつけた。
20日巨人戦から「4番」に座り 4試合目。これまでの野球人生で「2番」から「8番」までの打順経験があるという助っ人は、「4番」に入っても自然体で打席に立ち続ける。「いま何かを変えることもない。自分のスイングをするだけなので。意識はしていません」。第 2打席以降はいずれも先頭打者で無安打。サンズの前でいかにチャンスを作れるかが、得点のカギを握る。
2回表阪神二死、坂本誠志郎捕手は中前打を放った=明治神宮野球場
坂本が 6月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季 2度目となるスタメンマスクをかぶった。バットでは 2回二死から中前打。さらに、 5回無死 1塁からはバスターエンドランも決め、一時同点に追いつく得点を演出した。守備では 4回二死 1塁から山崎の盗塁を読んで刺した。ここまで45試合連続で先発出場していた梅野が休養も兼ねてスタメンから外れた試合で存在感を示した。
5回、安打を放った坂本誠志郎捕手=明治神宮野球場
今季 2度目のスタメンマスクをかぶった坂本誠志郎捕手は「マルチ安打」で存在感を示した。
6月21日巨人戦以来、 2カ月ぶりの先発出場で 2回に中前打。 1点を追う 5回無死 1塁、今度は中前打でバスターエンドランを決め、「9番」秋山の同点スクイズを呼び込んだ。
3戦連続安打中だった梅野は 6月27日DeNA戦以来、46試合ぶりのベンチスタート。矢野監督は正捕手の欠場について「休養もあるし、体の状態も連戦が続いていてちょっと…そういうところもあって。総合して」と話すにとどめた。
雄たけびを上げながら力投する阪神先発の秋山拓巳投手=明治神宮野球場
阪神の秋山は 1、 2回に 1点ずつを失うも、立て直して 6回 2失点と粘った。チームは敗れ「最低限の仕事はできた。辛抱強く投げられた」と淡々と話した。
悔やまれるのは 1- 1の 2回の失点。二死 1、 2塁から投手の小川に右前への適時打を許した。「昔と違って、今は投手もどんどん振ってくる。もっと(攻め方を)勉強しないといけない」と反省した。
■サンズ( 1回に適時打。20日から「4番」に座り、 4試合目で初打点)
「自分のスイングをするだけ。(打順は)全く気にしていない」
2回裏ヤクルト二死 1、 2塁、小川泰弘投手に勝ち越し右前適時打を許し、打球を見つめる秋山拓巳投手=明治神宮野球場
秋山拓巳投手は 6回 5安打 2失点と試合を作ったが、「5勝」目とはならなかった。
初回に先制点をもらうも、直後に先頭坂口に先頭打者本塁打を浴びて同点とされた。 2回には相手先発の小川に適時打を浴びて勝ち越されたが、その後は安定感を取り戻した。 3回から 6回までヤクルト打線を 1安打に抑えて、無失点で踏ん張った。打線は 5回に同点に追いつき、 2- 2のまま 7回の攻撃で代打を送られた。
6回、投球する秋山拓巳投手=明治神宮野球場
「立ち上がりからバタバタしてしまいましたが、粘っていればチャンスはくると思って投げました。状態自体は良くなかったですが、何とか試合を作ることはできました。後はチームが勝つことを信じて応援します」
今季の秋山はヤクルト戦で「3戦2勝」と好相性で、 4度目の登板だった。勝利投手の権利は得られなくても、先発の役割を果たしてリリーフ陣にマウンドを託した。
6回裏ヤクルト二死 2塁、秋山拓巳投手はエスコバー内野手から三振を奪う=明治神宮野球場
秋山拓巳投手が 6回 5安打 2失点と粘ったが、「5連勝」はお預けとなった。「 2回に打順が下がっていくところで、バタバタしてしまって、そこはもう 1回反省しないといけない。その後はなんとか粘れたと思いながら、辛抱強く投げることが出来ました」。 1- 0の初回、坂口に先頭打者弾を浴び同点。 2回は二死 1、 2塁から小川に右前へ勝ち越し適時打を許した。「対ピッチャーの迎え方を、もうちょっと勉強しないとなと思う部分もあります」と悔しい 2点目だったが、大崩れはしなかった。
6回裏ヤクルト二死 2塁、エスコバー内野手を空振り三振に仕留めガッツポーズする秋山拓巳投手=明治神宮野球場
3回からは安定した投球を続け、 6回は暴投も絡んで二死 2塁とするも、最後はエスコバーをフォークで空振り三振。「ゼロで抑えるピッチャーでもないですし、自分で許す部分を作りながら、なんとか投げられたかなと思います」。渾身(こんしん)のガッツポーズで、同点のままマウンドをガンケルに譲った。
前回16日広島戦(京セラドーム大阪)では、無失点好投を続けながらも 5回82球で降板。矢野監督はこの日の投球を「前回よりはちょっと良くないかなと思ったけど。それでもしっかり 6回粘ってくれて。アキらしく投げてくれた」と評価した。 2戦連続で勝敗がつかず、 7月14日ヤクルト戦(甲子園)からの「5連勝」は持ち越し。それでも、今季はここまでヤクルト戦で「4戦2勝」と相性の良さを見せた。次回こそ久しぶりの「白星」をつかみたい。
8回、投球する岩崎優投手=明治神宮野球場
2- 3の 8回に登板した阪神・岩崎は 4点目を献上し、攻撃への流れを作ることができなかった。青木の高いバウンドの打球は遊撃内野安打に、村上の飛球は左翼と遊撃の間に落ちて左前打になるなど不運が続いた。続くエスコバーの犠打で 2、 3塁とされ、山崎の中犠飛で失点。僅差の展開で救援投手が踏ん張り切れなかった。
ベンチの梅野隆太郎捕手=明治神宮野球場
梅野が 6月27日のDeNA戦(横浜)以来、46試合ぶりにスタメンを外れ、出番がなかった。矢野監督は「休養もあるし、体の状態も連戦が続いていて」と疲労などを考慮しての采配だったことを説明した。梅野は今季ここまで51試合に出場し、チームトップの「打率0.301」をマークするなど攻守でチームをけん引している。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (08月)
2020年 公式戦日程と 結果 (09月)
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