●阪神は 1回に糸井嘉男外野手(39)の犠飛で 1点を先制。DeNAはその裏、ネフタリ・ソト内野手(31)と佐野恵太外野手(25)の「連続適時2塁打」で 2点を奪い逆転に成功した。DeNAは 5回に佐野の「適時2塁打」で 2点を追加。先発上茶谷大河投手(23)は 2回以降は変化球を低めに集め、 6回まで 3安打 1失点に抑えた。DeNAは 8回に 2点を加え快勝。引き分けを挟んで「3連勝」とした。上茶谷が今季「初勝利」。阪神は引き分けを挟み「3連敗」となった。青柳晃洋投手(26)は「4敗」目。阪神は完敗で引き分けを挟んで「3連敗」を喫し、首位巨人とのゲーム差が今季最大の「10」まで広がった。チーム勝ち頭の先発青柳晃洋投手が 5回 4失点で「4敗」目(6勝)。打線は 1回表に糸井嘉男外野手が先制犠飛を放ったが、 2回以降はゼロ行進が続いた。 3点ビハインドの 8回には一死 2、 3塁から「ドラフト6位」小川一平投手(23=東海大学九州)の「2球連続暴投」で 2点を追加され、反撃ムードは潰えた。前日 8日DeNA戦は 7点リードを追いつかれて痛恨の引き分け。重苦しい流れを吹き飛ばせず、貯金を吐き出して「勝利5割」に逆戻りした。
●青柳が 5回 8安打 4失点で「4敗」目を喫した。チームトップの「6勝」を挙げていた右腕でも、連敗の流れを止められなかった。先制した直後の初回一死 1塁からソト、佐野に連続で適時 2塁打を浴び 2点を献上。 1- 2の 5回一死 1、 3塁では、またも佐野に低めツーシームを捉えられ、右中間へ痛恨の「2点適時2塁打」浴びた。今季ここまで 8打数 1安打に抑えていた佐野に、この日は「3打数3安打3打点」。「4番」の勝負強さを見せつけられた。左打者 6人を並べてきたDeNA相手に、 2回からシンカーを多投するなど懸命に粘った。矢野監督は責めず、相手に舌を巻くしかなかった。阪神は完敗で引き分けを挟んで「3連敗」を喫し、首位巨人とのゲーム差が今季最大の「10」まで広がった。前日 8日DeNA戦は 7点リードを追いつかれて痛恨の引き分け。重苦しい流れを吹き飛ばせず、貯金を吐き出して「勝利5割」に戻った。最短で10日に「自力優勝」の可能性が消滅する。
●近本光司外野手(25)が 7試合ぶりの「マルチ安打」で気を吐いた。初回に、カウント 1- 1からDeNA上茶谷の真ん中低めカットボールを左中間へ流した。俊足も生かし、 2塁打でチャンスメーク。糸井の犠飛で先制のホームを踏んだ。 8回には「2番手」石田健大投手(26)の直球を鋭い打球で中前へ。打線全体で1得点と苦しい状況で、意地を見せた。横浜スタジアムでは「打率3割4分5厘」で「球場別3位」の数字だが、出塁率で見ると最高の「4割5分7厘」。今季はここまでチームトップの「70安打、17盗塁、43得点」で「3冠」を走っている。 8月はリーグトップの「3割5分2厘」と打ちまくった。 9月は「打率2割7厘」だが、再び浮上の兆しを見せた。首位巨人とは「10ゲーム」差をつけられ、今季はあと52試合。近本よ、チームを引っ張れ。
●大山悠輔内野手(25)は意地の「2戦連続マルチ安打」だ。 2回は先頭で 3遊間を抜く。 5点を追う 9回二死からも 3遊間に転がし、遊撃内野安打で出塁した。前日 8日DeNA戦は「2本塁打6打点」の大暴れ。これで今季のDeNA戦打率は「45打数18安打」で「4割」となった。
●藤川俊介外野手(33)は今季初安打で存在感を出した。 3点ビハインドとなった直後の6回、先頭で代打登場。チーム全体が打ちあぐねていた上茶谷の外角カットボールをミートし、右前に運んだ。今季 5打席目での初安打。役割をまっとうした。
●阪神先発の青柳は、 5回 8安打 4失点でマウンドを降りた。 1点を先制した直後の 1回裏に「3番」ソトに「左翼線適時2塁打」を浴び、あっさり同点に追いつかれた。続く「4番」佐野にも左翼線に「適時2塁打」を浴び、勝ち越しを許した。 5回一死 1、 3塁から再び佐野に右中間へ「2点適時2塁打」を浴び、 3点差にリードを広げられた。今季「7勝」目を狙ったが、精彩を欠く内容となった。
●能見篤史投手(41)が一夜で「リベンジ」した。 3点ビハインドの 6回に「2番手」で登板。先頭から 2者連続内野ゴロに打ち取った。「9番」戸柱恭孝捕手(30)は四球で出塁を許したが、梅野隆太郎捕手(29)が盗塁を阻止。 1回を無安打無失点に抑えた。
●馬場皐輔投手(25)が 1回 2安打無失点で踏ん張った。 7回から「3番手」で登板。一死 1、 2塁で「4番」佐野を 2塁併殺に打ち取ったかに見えたが、リクエストで判定が覆って 1塁はセーフ。二死 1、 3塁で再開したが、「5番」宮崎敏郎内野手(30)を 150キロ直球で遊ゴロに打ち取った。
●神奈川出身で 2度目の地元登板となった阪神「ドラフト6位」小川一平投手は、まさかの 2球連続の暴投を記録した。
記事をまとめてみました。
<横浜DeNA 6- 1阪神>◇14回戦◇阪神 6勝 6敗 2分◇ 9日◇横浜スタジアム
阪神は 1回に糸井の犠飛で 1点を先制。DeNAはその裏、ソトと佐野の「連続適時2塁打」で 2点を奪い逆転に成功した。
DeNAは 5回に佐野の「適時2塁打」で 2点を追加。先発上茶谷は 2回以降は変化球を低めに集め、 6回まで 3安打 1失点に抑えた。
DeNAは 8回に 2点を加え快勝。引き分けを挟んで「3連勝」とした。上茶谷が今季「初勝利」。阪神は引き分けを挟み「3連敗」となった。青柳は「4敗」目。
DeNA先発の上茶谷大河投手=横浜スタジアム
阪神は完敗で引き分けを挟んで「3連敗」を喫し、首位巨人とのゲーム差が今季最大の「10」まで広がった。
チーム勝ち頭の先発青柳晃洋投手が 5回 4失点で「4敗」目(6勝)。打線は 1回表に糸井嘉男外野手が先制犠飛を放ったが、 2回以降はゼロ行進が続いた。
3点ビハインドの 8回には一死 2、 3塁から「ドラフト6位」小川一平投手の「2球連続暴投」で 2点を追加され、反撃ムードは潰えた。
前日 8日DeNA戦は 7点リードを追いつかれて痛恨の引き分け。重苦しい流れを吹き飛ばせず、貯金を吐き出して「勝利5割」に逆戻りした。
矢野燿大監督は現状について「ずっとしんどいよ。しんどい中で5割でしょ。もちろん、それで良しとは思っていないし、巨人との差を比べたらね。オレらは勝っていかないとダメということは自覚している」と前を向く。
10日のDeNA戦に敗れ、同日に巨人が中日に勝った場合、「自力優勝」が消滅する。
5回裏DeNA無死 2塁、神里和毅外野手のバント安打に納得のいかない表情をみせる梅野隆太郎捕手=横浜スタジアム
矢野阪神が絶体絶命の危機に立たされた。先制直後の 1回裏に先発青柳晃洋投手があっさり逆転を許すと、その後は防戦一方。投打ともに覇気なく、引き分けを挟んで「3連敗」。首位巨人に「10ゲーム」差をつけられた。「10」差からの「逆転優勝」は過去に 7度しかない。10日にも「自力優勝」の可能性が消滅。せめてもの意地を見せてくれ。
◇ ◇ ◇
激しい雨がグラウンドを打ちつけ、雷鳴がとどろいた。9回二死 1塁で「6番」ボーアがスライダーを空振り三振に倒れてゲームセット。絶対に負けられない試合を落とし、首位巨人との差はついに今季最大の「10ゲーム」差まで広がった。ペナントレース最大のピンチだ。今が苦しい時期? そう問われた矢野監督は「ずっとしんどいよ。しんどい中で(勝率)『5割』でしょ」と思わず本音がこぼれた。そして「ジャイアンツとの差を比べたら、俺らは勝っていかないとダメというのは自覚している」。言葉には悲愴(ひそう)感が漂った。
開幕から続く問題が解消できない。先発青柳は 1点リードの 1回に「4番」佐野に勝ち越しの左翼線適時 2塁打を許し、 5回にも 2点適時打を浴びた。前夜に「3ラン」を放った主砲に、 3安打 3打点とやられ放題。阪神戦で「打率3割8分6厘」の佐野だけではなく広島鈴木誠、巨人岡本らセ界の「4番」たちはタテジマ相手に打ちまくる。チームとして食い止めることが出来ない。
1回裏DeNA一死 2塁、佐野恵太外野手の「勝ち越し適時2塁打」に厳しい顔をみせる青柳晃洋投手=横浜スタジアム
打線のオーダーにも首脳陣の苦悩が見て取れる。矢野監督は「『3番』が決まらんからしんどいわな。どうしても。大事な打順であるっていうのは分かっているんだけど」と嘆いた。 3試合ぶりに先発出場した糸井が「3番」で先制犠飛を放ったが、本調子とは言えず休養日を挟んでの出場が続く。陽川、中谷ら日替わり「3番」ではクリーンアップが固定できない。
勝負の 9月に情けない試合が続き、最短で10日にも「自力優勝」の可能性が消滅する。さらに絶望的な数字が立ちはだかる。首位と「10ゲーム」差をひっくり返して優勝した例は長いプロ野球の歴史でも、11年中日などわずか7例しかいない。歴史的なミラクル進撃を続けない限り、15年ぶり「リーグ優勝」はあり得ない。
試合終盤には目の覆いたくなるシーンがあった。 8回に「4番手」で登板した望月が 2四球と一死を取っただけで交代。代わったルーキー小川はまさかの 2球連続暴投…。それでも矢野監督は 9回に大山がぬかるんだ打席で放った遊撃内野安打を引き合いに出して力を込めた。「ああいう安打は意味があると思う。 1人 1人がやっていくしか打開策もないし、成長もない。日々やるしかない」。可能性がある限りはファイティングポーズを崩さない。
9回表、戦況を見つめる矢野燿大監督(前列中央)=横浜スタジアム
矢野阪神が絶体絶命の危機に立たされた。先制直後の 1回裏に先発青柳晃洋投手があっさり逆転を許すと、その後は防戦一方。投打ともに覇気なく、引き分けを挟んで「3連敗」。首位巨人に「10ゲーム」差をつけられた。「10」差からの「逆転優勝」は過去に 7度しかない。10日にも「自力優勝」の可能性が消滅する。
▼10日に阪神●巨人○のとき、阪神の「自力優勝」の可能性が消滅する。巨人は11日以降、阪神戦残り11試合に全敗しても、他球団との41試合に全勝すれば、最終成績は「84勝33敗3分け」で「勝率7割1分8厘」。同じ時期に阪神は51戦全勝しても「83勝33敗4分け」で勝率「7割1分6厘」に終わり、巨人に及ばないため。
戦況を見つめる矢野燿大監督=横浜スタジアム
矢野阪神が絶体絶命の危機に立たされた。先制直後の 1回裏に先発青柳晃洋投手があっさり逆転を許すと、その後は防戦一方。投打ともに覇気なく、引き分けを挟んで「3連敗」。首位巨人に「10ゲーム」差をつけられた。「10」差からの「逆転優勝」は過去に 7度しかない。10日にも「自力優勝」の可能性が消滅する。
▼阪神●巨人○の結果、首位巨人と3位阪神のゲーム差は今季初めて「10」に達した。過去 2桁ゲーム差を逆転して優勝した例は 7度しかない。プロ野球最大ゲーム差「逆転V」は63年西鉄の「14.5」差で、セ・リーグ最大は08年巨人の「13」差。
▼仮に今季の巨人がここから残り53試合を「26勝26敗1分け」の五分で終え、阪神戦に勝ち越しを決めたとする( 9日現在巨人の「10勝3敗」)。このとき最終成績は「68勝48敗4分け」で「勝率5割8分6厘」。阪神が上を行くには、残り52試合を最低でも「36勝15敗1分け」で乗り切り、最終的に「68勝47敗5分け」の「5割9分1厘」とする必要がある。
青柳が 5回 8安打 4失点で「4敗」目を喫した。「連戦の中で早い回でマウンドを降りてしまい、中継ぎの方々に負担をかけて申し訳ないです」。チームトップの「6勝」を挙げていた右腕でも、連敗の流れを止められなかった。
先制した直後の初回一死 1塁からソト、佐野に連続で適時 2塁打を浴び 2点を献上。 1- 2の 5回一死 1、 3塁では、またも佐野に低めツーシームを捉えられ、右中間へ痛恨の「2点適時2塁打」浴びた。今季ここまで 8打数 1安打に抑えていた佐野に、この日は「3打数3安打3打点」。「4番」の勝負強さを見せつけられた。
左打者 6人を並べてきたDeNA相手に、 2回からシンカーを多投するなど懸命に粘った。矢野監督は「工夫しようとしてるのは、バッテリーですごく見えた。今日は相手の方が一枚も二枚も上やったかなと」と責めず、相手に舌を巻くしかなかった。
5回裏DeNA無死 2塁、神里和毅外野手に左翼線にセーフティバントを決められぼう然とする大山悠輔内野手(左)と梅野隆太郎捕手=横浜スタジアム
阪神は完敗で引き分けを挟んで「3連敗」を喫し、首位巨人とのゲーム差が今季最大の「10」まで広がった。
チーム勝ち頭の先発青柳晃洋投手が 5回 4失点で「4敗」目(6勝)。打線は 1回表に糸井嘉男外野手が先制犠飛を放ったが、 2回以降はゼロ行進が続いた。
前日 8日DeNA戦は 7点リードを追いつかれて痛恨の引き分け。重苦しい流れを吹き飛ばせず、貯金を吐き出して「勝利5割」に戻った。
最短で10日に「自力優勝」の可能性が消滅する。
◇ ◇ ◇
矢野燿大監督の一問一答
-結果的には打線が敗因か
まあまあ、一番はね。どっちかだけってことはないけど。
4回裏DeNA無死、佐野恵太外野手の投手返しを捕れず安打を許す青柳晃洋投手=横浜スタジアム
-青柳も点の取られ方が良くなかった
うーん、まあ…。工夫はしようとしてるのは、バッテリーですごく見えたけど。それが、なかなかやっぱり。左打者をこれだけ並べられる中で、出来ている部分と、いいバッターになった時に出来ていない部分と。ただ、やろうとしてるっていうのは見えたんで。その中でやられるっていうことになっちゃったけど、そこから収穫というか、学んでどうするかということしか、ないんちゃうかなと思うけど。
-左打者、特に佐野に3本とかなり打たれた
その通りやね。
-工夫した結果だと思うが
工夫した結果というか、投手はそれではダメなんだけど、今言った通りで、何とかしようとはしてるんだよ。ただ、だってリーグで一番ヒットを打ってるバッターでしょ? 結果だけで、おれがあいつに何か言っても勝負できひんやん。
-阪神だけが打たれているわけではないが
中軸をどうやって抑えるかというのはバッテリーとしても課題やし、相性もあるし。チームとしてやられている、偏りというのは、どこのチームの中でも、ジャイアンツの岡本とか、何か(偏りが)出てるのは、これだけやってると出てくるからね。それがいいとは全然思わないけど、その中で何とかしていかないとダメなんだけど。今日の中では相手の方が一枚も二枚も上やったかなと。
5回裏DeNA無死 2塁、神里和毅外野手のバント安打のプレーで球審に確認した矢野燿大監督=横浜スタジアム
-攻撃陣も糸井をスタメンで使ったり、策は打っている
「3番」が決まらんから、しんどいわな、どうしても。(糸井)嘉男も練習の中ではちょっと良くなってきてるかなって感じはあるんだけど、結果としてやっぱり、ちょっと苦しんでるんで。左の時に(中谷)将大使ったり陽川使ったりしてるけど、中軸もちろん固定したいし、大事な打順であるっていうのも、もちろん分かってるんだけど、ちょっとそこにはまるっていうか、模索はしてんだけど、なかなかちょっと見えないっていう部分では。まあまあ、そこだけのことじゃないけど。
-苦しい時期
ずっとしんどいよ。しんどい中で5割でしょ。もちろん、それで良しとは何も思っていないし、巨人との差を比べたらね。俺らは勝っていかないとだめということは自覚しているし。俺らも何とか粘り強くというか。最後の(大山)悠輔のああいう安打は意味があると思うしね。最後の9回でもベンチでしっかり声を出して野球をやるという、その小さなことだけど、ばかにできないと思うんでね。そういうことを積み重ねて、出来ることからね。青柳にしてもチャレンジしていくとか。 1人 1人がやっていくしか打開策もないし、成長もない。日々やるしかないと思う。
近本光司外野手が 7試合ぶりの「マルチ安打」で気を吐いた。
初回に、カウント 1- 1からDeNA上茶谷の真ん中低めカットボールを左中間へ流した。俊足も生かし、 2塁打でチャンスメーク。糸井の犠飛で先制のホームを踏んだ。 8回には「2番手」石田の直球を鋭い打球で中前へ。打線全体で1得点と苦しい状況で、意地を見せた。
1回表阪神無死、左中間へ 2塁打を放った近本光司外野手=横浜スタジアム
横浜スタジアムでは「打率3割4分5厘」で「球場別3位」の数字だが、出塁率で見ると最高の「4割5分7厘」。 2回に 1回の割合で出塁し、リードオフマンとしての役割を果たしている。前日 8日の同戦も 1回先頭で安打を放ち、先制のホームを踏んだ。 7日の巨人戦で矢野監督から拙守に苦言を呈され、そこから反骨のプレーが続く。
1回表阪神一死 3塁、糸井嘉男外野手の中犠飛で生還した近本光司外野手=横浜スタジアム
今季はここまでチームトップの「70安打、17盗塁、43得点」で「3冠」を走っている。 8月はリーグトップの「3割5分2厘」と打ちまくった。 9月は「打率2割7厘」だが、再び浮上の兆しを見せた。首位巨人とは「10ゲーム」差をつけられ、今季はあと52試合。近本よ、チームを引っ張れ。このままでは終われない。
2回表阪神無死、左前打を放った大山悠輔内野手=横浜スタジアム
大山悠輔内野手は意地の「2戦連続マルチ安打」だ。 2回は先頭で 3遊間を抜く。
5点を追う 9回二死からも 3遊間に転がし、遊撃内野安打で出塁した。矢野監督は「最後の悠輔のああいう安打は意味があると思う」と評価。前日 8日DeNA戦は「2本塁打6打点」の大暴れ。これで今季のDeNA戦打率は「45打数18安打」で「4割」となった。
6回表阪神無死、右前へ今季初安打を放った俊介外野手=横浜スタジアム
藤川俊介は今季初安打で存在感を出した。
3点ビハインドとなった直後の6回、先頭で代打登場。チーム全体が打ちあぐねていた上茶谷の外角カットボールをミートし、右前に運んだ。今季 5打席目での初安打。得点にはつながらなかったが、役割をまっとうした。
5回裏DeNA無死 1、 3塁、佐野恵太に右中間へ「2点適時2塁打」を打たれる青柳晃洋投手=横浜スタジアム
阪神先発の青柳は、 5回 8安打 4失点でマウンドを降りた。
1点を先制した直後の 1回裏に「3番」ソトに「左翼線適時2塁打」を浴び、あっさり同点に追いつかれた。
続く「4番」佐野にも左翼線に「適時2塁打」を浴び、勝ち越しを許した。 5回一死 1、 3塁から再び佐野に右中間へ「2点適時2塁打」を浴び、 3点差にリードを広げられた。青柳は「連戦のなかで早い回でマウンドを降りてしまい、中継ぎの方々に負担をかけて申し訳ないです」とコメント。今季「7勝」目を狙ったが、精彩を欠く内容となった。
6回裏、阪神「2番手」で投球する能見篤史投手=横浜スタジアム
能見篤史投手が一夜で「リベンジ」した。 3点ビハインドの 6回に「2番手」で登板。
先頭から 2者連続内野ゴロに打ち取った。
「9番」戸柱は四球で出塁を許したが、梅野が盗塁を阻止。 1回を無安打無失点に抑えた。前日 8日には、 6回 6失点したガルシアの後を受け、無死 1、 2塁から登板。適時打を浴びるなど、流れを食い止められずに降板していた。
7回に登板した馬場皐輔投手=横浜スタジアム
馬場皐輔投手が 1回 2安打無失点で踏ん張った。 7回から「3番手」で登板。
一死 1、 2塁で「4番」佐野を 2塁併殺に打ち取ったかに見えたが、リクエストで判定が覆って 1塁はセーフ。二死 1、 3塁で再開したが、「5番」宮崎を 150キロ直球で遊ゴロに打ち取った。今季はここまで22試合で「防御率2.29」と奮闘している。
8回裏DeNA一死 2、 3塁、暴投で失点する小川一平投手=横浜スタジアム
神奈川出身で 2度目の地元登板となった阪神「ドラフト6位」小川一平投手は、まさかの 2球連続の暴投を記録した。
1- 4の 8回一死 1、 3塁のピンチで「5番手」として登板。「9番」戸柱に投じた 3球目の変化球をたたきつけ、これが暴投となり 3走の倉本が生還。しかし、 1球だけではとどまらず、 4球目の変化球もたたきつけ、 3走の乙坂の生還を許した。これで 5点差と傷口を広げてしまった。
8回裏DeNA一死 3塁、小川一平投手は暴投で走者を返す。打者戸柱恭孝捕手=横浜スタジアム
※ 9月10日の予告先発は、横浜DeNA・マイケル・ピープルズ投手(28)ー阪神・齋藤友貴哉投手(25)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (08月)
2020年 公式戦日程と 結果 (09月)
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