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東京新たに149人感染!福島原発処理水の処分方針決定はコロナ禍考慮を!

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東京都は9日、「新型コロナウイルス」の感染者が新たに 149人報告されたと明らかにした。重症者は前日から 3人増の24人。累計は 2万2168人となった。都は警戒度を「4段階の指標」で最も深刻な「感染が拡大している」に位置付け、感染者が多い23区内では酒類を提供する飲食店やカラオケ店に対し、午後10時閉店の「時短営業」を今月15日まで要請している。

「東京電力福島第1原発」で増え続ける処理水の処分方針決定に向けた政府の「第6回意見聴取会合」が 9日、東京都内で開かれ、宮城、茨城、千葉の3県と経済団体が出席した。宮城県の遠藤信哉副知事は、環境放出に関し訴えた。千葉県の滝川伸輔副知事(56)は、「第1原発事故の風評被害」が完全に消えてはいないとして要請。農林水産物を守るための具体的で実効性のある対策を、事前に示すよう求めた。海や大気への放出処分が現実的だと提言した政府小委員会の報告書を疑問視したのは茨城県の大井川和彦知事(56)。東電は「第1原発敷地内」の保管タンクの容量が2022年夏ごろ満杯になると試算。放出準備には約 2年かかるとされる。会合終了後、座長の松本洋平経済産業副大臣(47)は、具体的な方針決定時期には言及しなかった。

「東京電力福島第1原発事故」で昨年まで全町避難が続いた福島県大熊町で 9日、日本酒の原料となる酒米の収穫が行われた。酒米を仕込むのは、町役場が事故直後から昨年 4月まで避難していた会津若松市の酒蔵。町の担当者は「避難でできた縁を絶やさず、感謝の気持ちも示せれば」と話す。収穫に取り組んだのは、昨年 4月に避難指示が解かれた同町大川原地区。青空の下、町農業委員会のメンバーらがコンバインで刈り取った。事故前、町での酒米作付けはほぼなかったが、会津地方で盛んな酒造りを通じて会津若松市とのつながりを保とうと町が企画した。本年度の生産目標は 720ミリリットル瓶で 750本。イベントなどで振る舞い、来年度以降の販売を目指す。

「台風10号」が沖縄県付近を北上した後の 7日、石垣島のビーチで、「釜石 魚市場」と書かれたプラスチック製のかごが漂着しているのが見つかった。島の住民は「2011年の東日本大震災で、岩手県釜石市から流されたのではないか」と話している。石垣市の底地ビーチ管理事務所によると、 7日午前、清掃していたスタッフ福本真弓さん(40)が砂浜に打ち上げられたかごを発見。クリーム色でスーパーの買い物かごより一回り大きく、一部が破損していた。沖縄県金武町の海岸では昨年 9月、釜石市から震災の津波で流された漁船が見つかっている。

記事をまとめてみました。

 

 東京都は9日、「新型コロナウイルス」の感染者が新たに 149人報告されたと明らかにした。重症者は前日から 3人増の24人。累計は 2万2168人となった。

 都内では 8月上旬に 300~ 400人台が目立ち、中旬以降は減少傾向が続いている。都は警戒度を「4段階の指標」で最も深刻な「感染が拡大している」に位置付け、感染者が多い23区内では酒類を提供する飲食店やカラオケ店に対し、午後10時閉店の「時短営業」を今月15日まで要請している。

 

 「東京電力福島第1原発」で増え続ける処理水の処分方針決定に向けた政府の「第6回意見聴取会合」が 9日、東京都内で開かれ、宮城、茨城、千葉の3県と経済団体が出席した。宮城県の遠藤信哉副知事は、「新型コロナウイルスの流行」と環境放出に関し「方針決定が地域経済にさらなる悪影響を及ぼす懸念がある。公表時期も十分考慮してもらいたい」と訴えた。

 千葉県の滝川伸輔副知事は、「第1原発事故の風評被害」が完全に消えてはいないとして「現地に赴き、生産者や流通業者の不安の声を直接聞いてほしい」と要請。農林水産物を守るための具体的で実効性のある対策を、事前に示すよう求めた。

 海や大気への放出処分が現実的だと提言した政府小委員会の報告書を「結論ありきの取りまとめのようにも見えてならない」と疑問視したのは茨城県の大井川和彦知事。「報告を既定路線とせず、より影響が出ない方法は本当にないのか、具体的な説明を強くお願いする」と政府に求めた。

 東電は「第1原発敷地内」の保管タンクの容量が2022年夏ごろ満杯になると試算。放出準備には約 2年かかるとされる。会合終了後、座長の松本洋平経済産業副大臣は「多くの時間が残されているわけではない」と述べる一方、具体的な方針決定時期には言及しなかった。

 宮城県の遠藤副知事は取材に「国や東電の対応を見極めた上で、県として賛成か反対かを最終的に意思表示しなければならない」と話した。

 

 福島県大熊町で収穫される酒米

 「東京電力福島第1原発事故」で昨年まで全町避難が続いた福島県大熊町で 9日、日本酒の原料となる酒米の収穫が行われた。酒米を仕込むのは、町役場が事故直後から昨年 4月まで避難していた会津若松市の酒蔵。町の担当者は「避難でできた縁を絶やさず、感謝の気持ちも示せれば」と話す。

 収穫に取り組んだのは、昨年 4月に避難指示が解かれた同町大川原地区。青空の下、町農業委員会のメンバーらがコンバインで刈り取った。

 福島県大熊町で収穫した酒米を手にする町農業委員会のメンバーら。会津若松市の酒蔵で仕込まれる

 事故前、町での酒米作付けはほぼなかったが、会津地方で盛んな酒造りを通じて会津若松市とのつながりを保とうと町が企画した。農業委の根本友子会長(73)は、土地が除染の影響を受け、出来はまだまだとしながらも「何年かかけて肥えた田んぼをつくり、日本酒を町の特産品にしていきたい」と話した。

 町によると、本年度の生産目標は 720ミリリットル瓶で 750本。イベントなどで振る舞い、来年度以降の販売を目指す。

 

 「台風10号」が沖縄県付近を北上した後の 7日、石垣島のビーチで、「釜石 魚市場」と書かれたプラスチック製のかごが漂着しているのが見つかった。島の住民は「2011年の東日本大震災で、岩手県釜石市から流されたのではないか」と話している。

 石垣市の底地ビーチ管理事務所によると、 7日午前、清掃していたスタッフ福本真弓さんが砂浜に打ち上げられたかごを発見。クリーム色でスーパーの買い物かごより一回り大きく、一部が破損していた。

 石垣島のビーチで見つかった「釜石 魚市場」と書かれたプラスチック製のかご (底地ビーチ提供)

 福本さんは「原形をとどめ、文字まで残っている漂着物は珍しい」と驚いた様子。別のスタッフは「台風10号の風で流れ着いたのではないか」と語った。

 沖縄県金武町の海岸では昨年 9月、釜石市から震災の津波で流された漁船が見つかっている。

 

 

 

 

 

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