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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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サンズ同点打で勝負強さ復活、3試合連続安打!大山、25号でリーグトップ巨人岡本に再び並ぶ!

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投打かみ合った阪神が、DeNAに競り勝った。DeNAは 2回、佐野恵太外野手(25)の「16号ソロ」で先制。阪神はその裏、ジェリー・サンズ外野手(33=キウム・ヒーローズ)の適時打で同点。梅野隆太郎捕手(29)の右翼への犠飛失策で勝ち越した。DeNAは4回、タイラー・オースティン内野手(28=ミルウォーキー・ブルワーズ)の「17号ソロ」で同点。 5回にホセ・ロペス内野手(35)の「8号ソロ」で勝ち越し。阪神は 5回、大山悠輔内野手(25)の「25号2ラン」で逆転。阪神は継投で逃げ切り、先発秋山拓巳投手(29)が「7勝」目をマークした。ロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)は「20セーブ」目。DeNA上茶谷大河投手(23)が「3敗」目。チーム一丸で甲子園のファンに「白星」を届けた。

秋山拓巳投手は 5回 1/3を 3失点と粘り、今季「7勝」目の権利を手にして降板した。両チーム無得点の 2回、「4番」佐野に先制の「右越えソロ」を献上。 1点リードで迎えた 4回には「3番」オースティンに同点ソロを浴び、同点の 5回には「6番」ロペスに「勝ち越しソロ」を許した。それでも打線は 5回裏に「4番」大山の「2ラン」で逆転。 1点リードの状況でマウンドを下りた。

右肘のコンディション不良から再起した桑原謙太朗投手(34)が、約 1年半ぶりのホールドで「完全復活」をアピールした。緊迫の 1点リードで 2/3回をピシャリ。元セットアッパーが「勝利の方程式」に帰ってきた。 6回。先発秋山が梶谷隆幸外野手(31)を中飛に打ち取った直後、矢野燿大監督(51)が動いた。プロ13年目の右腕に大きな使命が託された。先頭のソトをスライダー 2球で左飛に打ち取ると、オースティンにも宝刀スライダーを次々投げ込んだ。今季登板 8試合目、昨年 4月17日ヤクルト戦(神宮)以来のホールドでDeNAに流れを渡さなかった。

ジョン・エドワーズ投手(32=クリーブランド・インディアンス)が「完璧救援」で勝利に貢献した。 1点リードの 7回に登板。「4番」佐野を 152キロの内角速球で難なく投ゴロに仕留めると、「5番」宮崎敏郎内野手(30)はスライダーを打たせて遊ゴロ。 1発を打っているロペスには、この日最速の 153キロを外角に配して遊ゴロにねじふせ安定の 3者凡退だ。

藤浪晋太郎投手(26)が自己最速タイの160キロを計測し、1イニングを3者凡退に抑えた。 1点リードの8回表に登板。先頭「7番」大和内野手(32)への 2球目、外角低めショートバウンドが 160キロを計測。直後の 3球目 153キロが大和の頭上を大きく越えるすっぽ抜けとなり、球場が騒然。それでも 4球目に外角 157キロで右飛に打ち取った。続く代打神里和毅外野手(26)は 3ボールからフルカウントまで持っていき、最後は内角低め 158キロで詰まらせて遊ゴロに仕留める。さらに代打楠本泰史外野手(25)への初球、外角高めの直球が再び 160キロを計測。 2ボール 1ストライクとなり、最後は 159キロで左飛に抑え込んだ。この日は 160キロを 2球計測して無失点投球。16年 9月14日広島戦、20年10月 1日中日戦に続き、自身 3試合目の 160キロ到達となった。 1イニングを完璧に封じ、スアレスにバトンを渡した。球場も藤浪の登場時にはひときわ盛り上がりをみせる。藤浪-スアレスの剛腕締めが虎の大きな武器だ。

阪神の守護神ロベルト・スアレス投手が17年ドリスに並ぶ、球団最速タイの 161キロを計測した。 4- 3の 9回に登板すると、先頭の梶谷を 3ゴロ。続くネフタリ・ソト外野手(31)に 3球連続で 160キロの直球を投げ込むと、 4球目に 161キロを計測。球場は大きなどよめきに包まれた。その後ソトを中飛に打ち取り、最後はオースティンを 146キロスプリットで空振り三振。危なげない投球で最後を締めた。 4連発で 160キロ台を投げ込み、独壇場と化した。最後も昨季まで「2年連続本塁打王」のソトを 159キロで中飛に斬った。オースティンには一転してスプリットで空振り三振。無双の 3者凡退だった。在籍 1年目からクローザーで節目の「20セーブ」に到達。リーグ最多を走り、タイトルも射程圏だ。ソフトバンク時代は通算「234セーブ」のデニス・サファテ投手(39)に学んだ。17年 4月に右肘のトミージョン手術を受けたが、まるで傷を感じさせない。剛腕の系譜を継ぐ男は、自然体で挑む。矢野監督も信頼。14&15年の呉昇桓元投手(39=現・韓国プロ野球(KBO)のサムスン・ライオンズに所属)、17年ラファエル・ドリス元投手(32=現・MLBのトロント・ブルージェイズ所属)に続く、球団 3人目の「助っ人セーブ王」へ突き進む。

勝負強いサンズが帰ってきた! ジェリー・サンズ外野手が第 1打席で同点タイムリーを放った。サンズは10月 7日広島戦(マツダ)で安打が出るまで、「29打席連続無安打」と不調に苦しんでいたが、 8日の同戦で「ソロ本塁打」を放つなど、ここ 3戦連続で安打を記録。一時は両リーグトップの得点圏打率を誇った打棒が、復調の兆しを見せた。

大山悠輔内野手が「今季25号」となる「逆転本塁打」を放ち、リーグトップを走る巨人岡本和真内野手(24)に再び並んだ。 1点を追う 5回一死 1塁、大山が上茶谷のスライダーを捉えると、打球は左中間スタンドへ一直線に入った。試合中盤に逆転に成功する大きな 1本となった。大山は巨人岡本と激しいホームラン争いの真っただ中。岡本が10月 8日DeNA戦(東京ドーム)で「25号」を放ち「1本差」とされていたが、すぐさま追いついた。 1点を追う 5回一死 2塁、 2ボール 2ストライク。イメージを物の見事に体現した。上茶谷の内寄り低めスライダーを丁寧に強振。左中間最深部席に13連戦ラスト( 1雨天中止)を飾る決勝弾を弾ませ、喜んだ。シーズン終盤、勝負どころでの快音が際立っている。それでも矢野監督は力を込める。誰もが認める「ミスター」に成長する、その日まで。周囲も、もちろん大山も、現状に満足しない。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 4- 3横浜DeNA>◇20回戦◇阪神10勝 8敗 2分◇10日◇阪神甲子園球場

 DeNAは 2回、佐野の「16号ソロ」で先制。阪神はその裏、サンズの適時打で同点。梅野の右翼への犠飛失策で勝ち越した。

 DeNAは4回、オースティンの「17号ソロ」で同点。 5回にロペスの「8号ソロ」で勝ち越し。阪神は 5回、大山の「25号2ラン」で逆転。

 阪神は継投で逃げ切り、先発秋山が「7勝」目をマークした。スアレスは「20セーブ」目。DeNA上茶谷が「3敗」目。

  5回裏阪神一死 1塁、大山悠輔内野手は逆転の「左越え2点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 投打かみ合った阪神が、DeNAに競り勝った。 2- 3の 5回一死 1塁で、大山がリーグトップに並ぶ「25号2ラン」を放って逆転。 1点のリードを最後まで守り抜いた。

 先発の秋山は 5回 1/3を 6安打 3失点で「7勝」目。 6回途中から桑原、エドワーズ、藤浪とつないだリリーフ陣は、強力DeNA打線に 1安打も許さなかった。最後は守護神スアレスが、球団最速タイの 161キロを計測するなど、「3者凡退」に締めて節目の「20セーブ」目。チーム一丸で甲子園のファンに「白星」を届けた。

 大山悠輔内野手の「逆転2点本塁打」にガッツポーズをみせる矢野耀大監督=阪神甲子園球場

 阪神が逆転勝ちを飾った。 1点を追う 5回に「4番」大山が「25号2ラン」を左翼席に運び、逆転すると、ベンチは 6回表一死走者なしから、秋山→桑原への継投を選択。桑原が打者 2人を抑えると、 7回からの 3イニングは剛腕3投手がDeNA打線を完ぺき抑え込んでの勝利だった。

◆ 7回表エドワーズ投手153キロ

 ロペスをこの日最速の 153キロの直球で遊ゴロに仕留めるなど、ストレートは 6球すべて球速 150キロ以上。 3者凡退で今季「4ホールド」目。

 「三者凡退」に抑えた藤浪晋太郎投手(左)を迎える秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

◆ 8回表藤浪晋太郎投手160キロ  先頭大和への 2球目に自己最速タイの 160キロをたたき出すと、二死から代打楠本への初球、外角高めの直球は再び 160キロを計測。打者 3人を完璧に封じ、無失点。今季「4ホールド」目でストッパーにバトンをつないだ。

 阪神「3番手」のジョン・エドワーズ投手=阪神甲子園球場

◆ 9回表スアレス投手 161キロ

 先頭の梶谷を 3ゴロ。続くソトに 3球連続で 160キロをマークすると、 4球目に 161キロを計測。これは自身最速タイで、球団最速タイの球速。こちらも 1人の出塁も許さず「20セーブ」目で締めた。

 リリーフ陣が圧倒的な投球を続け、 1点のリードを守りきった。矢野監督は剛球リレーに「やっぱり武器だと思う。長所は長所としてどんどん伸ばしていけばいいし、逆の球というのも求めていくべきところだと思う」とさらに磨きをかけることを期待していた。

  9回表DeNA二死、タイラー・オースティン内野手から三振を奪いガッツポーズするロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 投打かみ合った阪神が、DeNAに競り勝った。 2- 3の 5回一死 1塁で、大山がリーグトップに並ぶ「25号2ラン」を放って逆転。 1点のリードを最後まで守り抜いた。

 矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って

 矢野監督 取って取られての繰り返しの中で、継投もうまくいきましたし、その後の投手も粘ってくれました。まあでも、大山がね、やっぱりあの「( 5回の逆転)2ラン」が一番ポイントだと思います。

-大山の存在感は

 矢野監督 もっともっと大きな存在になってもらいたいんでね。こちらの期待はもっと高いところにあるので。“これでいい”という感じではないですし、悠輔(大山)もそう思っていると思います。

 DeNAに勝利しエアタッチで喜ぶ阪神ナイン=阪神甲子園球場

-秋山の投球は

 矢野監督 調子自体はいいかなと思っていましたけど。ちょっとね、ホームランホームランという形になってしまったところは、アキならもっと粘れるというかね。そういう投球ができる投手なので。でも状態自体は良かったと思います。

- 6回は一死からの継投

 矢野監督  3回り目になるところでてんびんをかけた時に、桑原の投球でしのぐという選択をしました。

-スアレスがリーグトップの20セーブ

 矢野監督 本当に頼もしいですね。スアちゃんがいてくれていることで、何とかそこにつなごうと僕もそう思っていますし。ピッチャーもバッターもそう思っている。よくやってくれています。

-大山は去年と技術的に違う点は

 矢野監督 去年までは打てるポイントが少なかった。今年は逆方向のヒットが多い。最後の打席も飛んだコースがいいと言えばそれまでなんだけど。調べてないから分からないけど、右方向へホームランを打てるのも、そんなに去年まで見なかった逆方向にも強く打てるし、球種的にも自分が狙ってないというか反応で打っているところもあるので、そういうポイントが増えてきているのが成長と思います。

 最後を締めたロベルト・スアレスを出迎える投手陣、左からボーア内野手、サンズ外野手、エドワーズ投手、藤浪投手、桑原投手、秋山投手=阪神甲子園球場

-リリーフ陣が 1点差の中で踏ん張った

 矢野監督 一番緊張する場面でね。桑原もすごいあの2つのアウトは緊張するし、価値のある 2つのアウト。その後のピッチャーも本当にね。エドワーズもすごくいいテンポで投げてくれたし、晋太郎(藤浪)もファンの人にも乗せてもらいながら腕を振って勢いが出てきたので、みんながいい投球をしてくれました。

- 160キロリレー

 矢野監督 やっぱり武器だと思う。今後見据えていけば、それに対する、対になるボール、カウントを稼ぐボールは絶対にいると思うし、長所は長所としてどんどん伸ばしていけばいいし、逆の球というのも求めていくべきところだと思う。

- 1つ雨があったが、連戦が終わった

 矢野監督 まあ本当にね。苦しいことも多いけれど、その中でよく粘ってくれている部分が多いし。もっと成長しないといけない部分も多いし、いろいろあるんだけど。結果が負けてしまうと、そういうふうに見てもらえない部分もあると思うけど、チームが1つになって戦ってくれているというのが、俺の中では一番うれしいというか。そういう手応えは持っています。

 

 初回を無失点に抑えガッツポーズする阪神先発秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手は 5回 1/3を 3失点と粘り、今季「7勝」目の権利を手にして降板した。

 「今日は自分にとって有利なカウントを作ることができませんでした。相手の外国人選手も調子がいい中、ソロホームランであれば大丈夫だという気持ちで投げていましたが、簡単に打たれ過ぎてしまいました」

 両チーム無得点の 2回、「4番」佐野に先制の「右越えソロ」を献上。 1点リードで迎えた 4回には「3番」オースティンに同点ソロを浴び、同点の 5回には「6番」ロペスに「勝ち越しソロ」を許した。

 それでも打線は 5回裏に「4番」大山の「2ラン」で逆転。 1点リードの状況でマウンドを下りた。

  5回表DeNA無死、ホセ・ロペス内野手に左翼ポール直撃の「勝ち越し本塁打」を浴びた秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 

 右肘のコンディション不良から再起した桑原謙太朗投手が、約 1年半ぶりのホールドで「完全復活」をアピールした。緊迫の 1点リードで 2/3回をピシャリ。元セットアッパーが「勝利の方程式」に帰ってきた。

  6回。先発秋山が梶谷を中飛に打ち取った直後、矢野監督が動いた。「(打順が) 3周り目になるところでてんびんにかけた時に、桑原の投球でしのぐという選択をしました」。プロ13年目の右腕に大きな使命が託された。

 先頭のソトをスライダー 2球で左飛に打ち取ると、オースティンにも宝刀スライダーを次々投げ込んだ。直球は 1球のみ。最後は 7球目、外高めの 136キロスライダーで遊ゴロに仕留めた。「いい場面で投げさせていただきましたし、 2人で抑えることができたのでよかったです」。時間にして約 4分半ながら、前日 2人で 3発を放った助っ人コンビをなで斬った。今季登板 8試合目、昨年 4月17日ヤクルト戦(神宮)以来のホールドでDeNAに流れを渡さなかった。

  6回途中から登板した桑原謙太朗投手は無失点に抑え大山悠輔内野手(右)とグラブタッチする=阪神甲子園球場

 矢野監督も「一番緊張する場面でね。桑原もすごいあの 2つのアウトは緊張するし、価値のある 2つのアウト」とねぎらう大仕事。桑原からエドワーズ、藤浪、スアレスとつなぎ、無安打無死四球の完璧なリリーフで、1点のリードを守り抜いた。チーム内の新型コロナウイルス感染の影響で、岩崎や岩貞らブルペンを支えてきた投手陣が今はいない。ガンケルが先発した前日10日には、外国人枠の関係でボーアを外し中継ぎのエドワーズがベンチ入り。そんな苦しい台所事情の中で桑原の働きは光った。

 17年は67試合に登板し、「最優秀中継ぎ賞」を獲得。18年も62試合に登板したが、昨年 4月下旬から右肘のコンディション不良で 2軍調整を続けた。実戦復帰したのは今年 6月。オフから毎日、鳴尾浜で右肘のケアは欠かさず、実直な性格でひたむきにリハビリに励んできた。チームの緊急事態で巡ってきたチャンス。ベテランの存在感をしっかり示した。

  6回表DeNA二死、オースティン内野手を遊ゴロに抑えた桑原謙太朗投手(右)を出迎える秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

◆桑原謙太朗投手の浮沈

 津田学園(三重)を経て奈良産大から07年「大学生・社会人ドラフト3巡目」で横浜に入団した 1年目の08年は、 8月の阪神戦で「初完投初完封」するなど、先発と中継ぎで30試合に登板した。だが故障もあり、09年からの 2年間は29試合にとどまり、10年オフに一輝とのトレードでオリックス移籍。だが新天地でも 1軍登板は 4年間で22試合にとどまり、大半を 2軍で過ごした。14年オフに白仁田との交換で阪神に移籍。 1年目の15年は 6試合、16年は初の 1軍 0に終わったが、17年に自己最多の67試合に登板して「4勝2敗39ホールド」で「最優秀中継ぎ賞」を獲得。推定年俸は 800万円から3700万円増の4500万円に跳ね上がった。アップ率 463%は当時の球団日本人最高で、18年も62試合に登板した。だが昨季はコンディション不良で 7試合にとどまった。

 

  7回表、阪神「3番手」として登板したエドワーズ投手=阪神甲子園球場

 ジョン・エドワーズ投手が「完璧救援」で勝利に貢献した。 1点リードの 7回に登板。「4番」佐野を 152キロの内角速球で難なく投ゴロに仕留めると、「5番」宮崎はスライダーを打たせて遊ゴロ。 1発を打っているロペスには、この日最速の 153キロを外角に配して遊ゴロにねじふせ安定の 3者凡退だ。

 「テンポよく、ストライク先行で投げられた。イニングを早く終わらせる自分の仕事もできて良かった」。前日 1失点の雪辱も果たした。

 

 阪神「4番手」として登板した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手が自己最速タイの 160キロを計測し、 1イニングを 3者凡退に抑えた。

  1点リードの 8回表に登板。先頭「7番」大和への 2球目、外角低めショートバウンドが 160キロを計測。直後の 3球目 153キロが大和の頭上を大きく越えるすっぽ抜けとなり、球場が騒然。それでも 4球目に外角 157キロで右飛に打ち取った。

 大和内野手との対戦ですっぽ抜ける藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 続く代打神里は 3ボールからフルカウントまで持っていき、最後は内角低め 158キロで詰まらせて遊ゴロに仕留める。さらに代打楠本への初球、外角高めの直球が再び 160キロを計測。 2ボール 1ストライクとなり、最後は 159キロで左飛に抑え込んだ。

 この日は 160キロを 2球計測して無失点投球。16年 9月14日広島戦、20年10月 1日中日戦に続き、自身 3試合目の 160キロ到達となった。

  8回表DeNA無死、大和内野手へ投じた 2球目に 160キロを計測した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手も剛球を投げ込み、今季「4ホールド」目を挙げた。

  8回に登板。先頭大和への 2球目に自己最速タイの球速 160キロを計測。直後の 3球目 153キロは大和の頭上を大きく越えるすっぽ抜けだったが、 4球目はしっかり制球して外角 157キロで右飛に打ち取った。続く代打神里も直球中心で遊ゴロに。さらに代打楠本への初球、外角高めの直球が再び 160キロを計測。最後は 159キロで左飛に抑え込んだ。

  8回表、阪神「4番手」として登板し、梅野隆太郎捕手(右)からボールを受け取る藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 「少し投球のタイミングが合わなかったり、コントロールがつかないところもありましたが、なんとか粘ることができました。 3人で抑えることができてよかったですし、チームも勝てたのでうれしいです」

  1イニングを完璧に封じ、スアレスにバトンを渡した。球場も藤浪の登場時にはひときわ盛り上がりをみせる。矢野監督も「晋太郎もファンの人にも乗せてもらいながら、腕を振って勢いが出てきた」。藤浪-スアレスの剛腕締めが虎の大きな武器だ。

 

 阪神の守護神ロベルト・スアレス投手が17年ドリスに並ぶ、球団最速タイの 161キロを計測した。

  4- 3の 9回に登板すると、先頭の梶谷を 3ゴロ。続くソトに 3球連続で 160キロの直球を投げ込むと、 4球目に 161キロを計測。球場は大きなどよめきに包まれた。その後ソトを中飛に打ち取り、最後はオースティンを 146キロスプリットで空振り三振。危なげない投球で最後を締めた。

  9回表、阪神「5番手」として登板したロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 これで節目の「20セーブ」目となり、リーグトップをひた走る。お立ち台ではタイトルについて問われると「もちろんチャンスがあると思うんですけど、できるだけ考えないように意識しています。言われたところで投げるだけ。力強く終盤を迎えるために、これからも準備していきたいと思います」と謙虚な受け答え。フル回転の助っ人に、球場のファンは大きな拍手で応えた。

  9回表DeNA一死、ネフタリ・ソト外野手に投じた 9球目に 161キロを計測したロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 阪神守護神のロベルト・スアレス投手が、異次元の快速球でDeNAの猛者を圧倒した。

  1点リードの 9回に登板。圧巻は先頭梶谷を抑えた後だ。前日 2本塁打したソトに力勝負。初球から懐を突き、 160キロで空を切らせた。さらに 160キロで 2球押し、ファウルが精いっぱい。 4球目の内角球は 161キロ。16年ソフトバンク時代の自己最速タイで、17年ドリスに並ぶ球団最速をマークした。

  4連発で 160キロ台を投げ込み、独壇場と化した。最後も昨季まで「2年連続本塁打王」のソトを 159キロで中飛に斬った。「アドレナリンはいつも出ているよ。しっかり投げられている証拠。そこまで球速は意識していない」。オースティンには一転してスプリットで空振り三振。無双の 3者凡退だった。在籍 1年目からクローザーで節目の「20セーブ」に到達。リーグ最多を走り、タイトルも射程圏だ。

 「もちろん、チャンスがあると思うけど、できるだけ考えないように意識している。疲れもない。力強く終盤を迎えるために、これからも準備したい」

 お立ち台でポーズを取る大山悠輔内野手とロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 ソフトバンク時代は通算「234セーブ」のサファテに学んだ。「『投球フォーム、こうなってる』とか、その都度教えてもらい、いろいろ助けてもらった。大きな存在。自分にとって見本になる抑えです」。17年 4月に右肘のトミージョン手術を受けたが、まるで傷を感じさせない。剛腕の系譜を継ぐ男は、自然体で挑む。矢野監督も「スアちゃんがいてくれることで、何とかそこにつなごうと僕も思っている」と信頼。14&15年の呉昇桓、17年ドリスに続く、球団 3人目の「助っ人セーブ王」へ突き進む。

▼スアレスが 161キロをマークし、ソフトバンク時代に記録した自己最速と並んだ。阪神ではドリスと並び最速。藤浪の 160キロがこれに続く。

 

  2回裏阪神無死 2塁、中前に同点適時打を放ったジェリー・サンズ外野手=阪神甲子園球場

 勝負強いサンズが帰ってきた! ジェリー・サンズ外野手(33)が第 1打席で同点タイムリーを放った。

 DeNA佐野の「ソロ本塁打」で先制を許した直後の 2回裏、先頭の大山が左翼フェンス直撃の 2塁打。もう少しでスタンドインの大きな当たりに球場が沸くと、続くサンズが外低めの変化球を中堅へはじき返し、大山を生還させた。「(大山)ユウスケがツーベースを打ってくれたから、ホームまでかえしたいと思っていたよ。いいところに飛んでくれたし、ユウスケが良く走ってくれたね」。その後ボーアが右前打で続くと、サンズも 3塁まで激走。無死 1、 3塁とすると、梅野の飛球を右翼手オースティンが落球(記録は犠飛と右翼手の失策)。サンズが 2点目のホームを踏み、一気に逆転に成功した。

 サンズは10月 7日広島戦(マツダ)で安打が出るまで、「29打席連続無安打」と不調に苦しんでいたが、 8日の同戦で「ソロ本塁打」を放つなど、ここ 3戦連続で安打を記録。一時は両リーグトップの得点圏打率を誇った打棒が、復調の兆しを見せた。

 

 大山悠輔内野手が「今季25号」となる「逆転本塁打」を放ち、リーグトップを走る巨人岡本に再び並んだ。

  1点を追う 5回一死 1塁、大山が上茶谷のスライダーを捉えると、打球は左中間スタンドへ一直線に入った。「追い込まれていた中でしっかり自分のスイングをすることが出来ました。逆転することが出来て良かったです」。試合中盤に逆転に成功する大きな 1本となった。

 大山は巨人岡本と激しいホームラン争いの真っただ中。岡本が10月 8日DeNA戦(東京ドーム)で「25号」を放ち「1本差」とされていたが、すぐさま追いついた。

  5回裏阪神一死 1塁、「左越え25号」の「逆転2点本塁打」を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が今季「25号」となる「逆転本塁打」を放ち、リーグトップを走る巨人岡本に再び並んだ。

◇   ◇   ◇

 秋晴れの青空に、大山が打ち上げる。大飛球が左中間へ距離を伸ばすにつれ、歓声の強さが増していく。着弾を待ちきれず、矢野監督が右拳を突き上げる。「逆転2ラン」。「4番」が、「4番」の仕事を全うして笑った。

 「一番は必死さ。なんとかしようという気持ちが(結果に)つながっていると思う。技術であったり、そういうところもたくさんあるけど、必死さが一番大事かなと思います」

  1点を追う 5回一死 2塁、 2ボール 2ストライク。「しっかり振り切る中でも食らいつく」。イメージを物の見事に体現した。上茶谷の内寄り低めスライダーを丁寧に強振。左中間最深部席に13連戦ラスト( 1雨天中止)を飾る決勝弾を弾ませ、「この 1本で勝つことができた。本当に大きな 1本になった」と喜んだ。

  5回裏阪神一死 1塁、大山悠輔内野手は逆転の左越え2点本塁打を放った=阪神甲子園球場

 「さあ行け、ミスター!」

  8カ月前、沖縄・宜野座球場に新井打撃コーチの声が響いていた。「サードで『4番』を目指すんだから、そりゃあ『ミスター』しかないやろ」。現役時代の巨人長嶋茂雄、阪神掛布雅之のように、勝負強くファンを魅了する希代のスラッガーに成長してほしい-。首脳陣の果てしない期待を肌で感じているから、努力を怠る暇はない。

 リーグトップの巨人岡本に並ぶ「25号。68打点」は「自己最多76打点」の更新どころか、トップ岡本に「8打点」差まで迫っている。球団34年ぶりの「本塁打王」に加え、「逆転2冠王」も狙える位置にいる。「チームの勝利のために必死にやっていれば、おのずと自分の結果も良くなると信じています」。地に足をつけて進化する「4番」に、矢野監督も目を細める。

  5回裏阪神一死 1塁、左中間へ逆転2点本塁打を放ちナインの出迎えに笑顔を見せる大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 この日は 1点を追う 2回、左中間 2塁打で逆転劇を呼び込んだ。 8回は追い込まれてパットンの内角 152キロに反応し、詰まりながらも 1塁線を抜いた。指揮官は「去年までは打てるポイントが少なかった。今年は逆方向のヒットが多い。球種的にも自分が狙っていない、反応で打っているところもある」と納得顔だ。

 シーズン終盤、勝負どころでの快音が際立っている。それでも矢野監督は「もっともっと大きな存在になってもらいたい」と力を込める。誰もが認める「ミスター」に成長する、その日まで。周囲も、もちろん大山も、現状に満足しない。

 ファンの拍手に手を上げて応える大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が、「本塁打王」争いトップの巨人岡本に並ぶ「25号」を「逆転2ラン」で決めた。 1点を追う 5回。DeNA上茶谷から会心弾を左中間席に運び、これぞ「4番」の働きで勝利をもたらせた。打点もトップの岡本に 8差に迫る68とし、球団では86年ランディ・バース以来、日本人では82年掛布雅之以来、右打者に限れば60年藤本勝巳以来60年ぶりの「2冠王」も見えてきた。

▼阪神で同一年に「打撃2冠」を獲得したのは、86年バースが「3冠王(3割8分9厘、47本、109打点)となったのが直近。バースは前年85年(3割5分、54本、134打点)から「2年連続」で「3冠王」だった。日本人では、掛布雅之が82年に「35本塁打、95打点」で 2タイトルを取って以来。日本人右打者に限ると、60年の藤本勝巳が「22本塁打、76打点」の「2冠」に輝いたのが最後だ。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。

 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (09月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (10月)

 

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