●橋遥人投手(24=亜細亜大學OB)が14日、「出場選手登録」を抹消された。前々回登板の10月 5日巨人戦では「9回14奪三振1失点」と快投し、プロ初の「完投勝利」をマーク。ただ、前日13日中日戦は自己最短タイとなる 4回 3失点で降板していた。 130キロ前半の直球もあり、本調子には程遠い内容だった。高橋は今季、左肩のコンディション不良で開幕から大きく出遅れ、 8月にようやく 1軍復帰していた。今回は夏場にフル回転した疲労の蓄積が影響しているとみられ、状態が心配される。
●両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が青柳晃洋投手(26)、中日が大野雄大投手(32)。阪神は高卒新人の「ドラフト2位」井上広大外野手(19=履正社高校)が初昇格即スタメン。チーム内の「コロナ禍」で離脱していた糸原健斗内野手(27)も、昇格即スタメン出場となった。中軸はジェリー・サンズ外野手(32=キウム・ヒーローズ)が約 2カ月ぶりの「3番」に入り、クリーンアップはサンズ、大山悠輔内野手(25)、ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)と並んだ。中日先発の大野雄に対しては前回対戦の 9月30日(甲子園)で「2安打完封負け」を喫した。フレッシュな打線で、リベンジに挑む。「新型コロナウイルス感染」から復帰した糸原健斗内野手は、「2番2塁」で先発出場し、 4打数無安打だった。
●中日は 2回、阿部寿樹内野手(29)の遊ゴロの間に先制。 3回にはソイロ・アルモンテ外野手(31)の適時打で 1点を追加した。中日先発大野雄は 3回まで 1安打無失点。中日大野雄は 6回まで「3安打無失点」と好投。阪神先発の青柳も中盤を抑え、 6回まで 6安打 2失点と粘った。中日は 7回にも 1点追加。大野雄は今季 5度目の完封で「9勝」目。中日は「4連勝」で阪神と入れ替わり「2位」に浮上。阪神青柳は「8敗」目。阪神が中日大野雄の前に「6安打完封負け」を喫し、「3位」に転落した。 0- 9で敗れた 9月30日の17回戦(甲子園)でも大野雄に2安打と沈黙。同投手に 2試合連続の「完封負け」となった。昨季ノーヒットノーランを食らった左腕に再び苦しめられた。 5回終了時点で 2安打。 9回二死から、大山とボーアの連打でやっと 1、 3塁の好機を作ったが、梅野が力ない投ゴロに倒れてゲームセットとなった。プロ入り後、 1軍初昇格した「ドラフト2位」ルーキーの井上は、 3打数無安打 2三振だった。 8年ぶり「Aクラス」を狙う中日に追い抜かれ「3位」転落。振り返れば「4位」DeNAが「1ゲーム」差に迫る。残り22試合で迎えた「Bクラス」危機。ここでズルズルいくわけにはいかない。負の連鎖を断ち切りたい。
●阪神「ドラフト2位」の井上広大外野手が、 1軍初合流で「7番・右翼」でスタメン出場した。 2回二死 1塁で迎えたプロ初打席では、中日大野雄と対戦し、カウント 1- 2から、 140キロ速球に空振り三振に倒れた。井上は、ウエスタン・リーグで61試合に出場し、「打率2割2分2厘、8本塁打、32打点」をマーク。本塁打、打点で「同リーグ2冠」の成績を残している。 3月のオープン戦で 2試合の 1軍出場はあったが、公式戦での 1軍昇格は初めてだった。阪神川藤幸三OB会長(71)が14日、ナゴヤドームで練習を視察後、 1軍初昇格即初スタメンを飾った「ドラフト2位」井上広大外野手に将来の「4番」争いを期待した。井上は同日の中日戦(ナゴヤドーム)に「7番右翼」で先発。阪神では68年10月 9日中日戦に「9番遊撃」でスタメン出場した現役時代の川藤OB会長以来、52年ぶりとなる高卒新人野手のデビュー戦先発出場を果たした。
●阪神「4番」大山悠輔内野手は「5試合連続マルチ安打」を記録し、打率は「2割9分2厘」まで上昇した。「26発」で「本塁打王争い」のトップを走るだけでなく、自身初の「打率3割フィニッシュ」も視界にとらえている。
●青柳晃洋投手が、悔しさの残る 7回 7安打 3失点での降板となった。初回は 3者凡退と上々の立ち上がりだったが、 2回先頭のダヤン・ビシエド外野手(31)に右前打、高橋周平内野手(25)に左翼へ 2塁打を浴び、無死 2、 3塁から阿部の遊ゴロの間に先制を許した。 3回二死 2塁からアルモンテに左前適時打。いずれも後続を打ち取り、大崩れはしなかった。 7回先頭の遠藤一星外野手(31)の飛球が左翼手サンズの頭上を越え、 2塁進塁とされると、その後 2つの四死球で一死満塁。京田陽太内野手(26)の 1ゴロの間に生還を許した。続くアルモンテから外のスライダーで見逃し三振を奪っただけに、悔しい 3点目。マウンドを降りベンチでは、うつろな表情を浮かべていた。これで 8月27日中日戦で「6勝」目をあげて以来、登板7試合連続で約 1カ月半も「白星」から遠ざかっている。
●岩田稔投手(36)は15日の敵地中日戦に先発する。前回 7日広島戦は 5回途中 5失点と苦戦。ただ、前々回の 1日は中日戦(甲子園)で 7回途中無失点と快投している。
●今季限りで現役引退する藤川球児投手(40)が、15日に 1軍に合流することになった。中日戦(ナゴヤドーム)の試合後、矢野燿大監督(51)が明言した。「日米通算250セーブ」まであと「5」と迫りながら、今季限りでの現役引退を決意。右上肢のコンディション不良でここまで 2軍調整を続けてきたが、最後の勇姿を見せるべく力を尽くしてきた。 8月13日に「出場選手登録」を抹消されてから、約 2カ月ぶりの待望の昇格となる。勝利の流れをもたらす、虎の守護神の情熱と気合にも期待がかかる。
記事をまとめてみました。
<中日 3- 0阪神>◇20回戦◇阪神11勝 9敗 0分◇ 日◇ナゴヤドーム
高橋遥人投手が14日、「出場選手登録」を抹消された。
前々回登板の10月 5日巨人戦では「9回14奪三振1失点」と快投し、プロ初の「完投勝利」をマーク。ただ、前日13日中日戦は自己最短タイとなる 4回 3失点で降板していた。 130キロ前半の直球もあり、本調子には程遠い内容だった。
前日の先発から一夜明け外野をランニングする高橋遥人投手=ナゴヤドーム
この日はナゴヤドームで練習に参加し、キャッチボールは行った。福原投手コーチは「 1回登板を飛ばして、このまま1軍に帯同しながら再調整させます。次の登板は状態を見ながら考えます」と話すにとどめた。
高橋は今季、左肩のコンディション不良で開幕から大きく出遅れ、 8月にようやく 1軍復帰していた。今回は夏場にフル回転した疲労の蓄積が影響しているとみられ、状態が心配される。
両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が青柳晃洋投手、中日が大野雄大投手。
阪神は高卒新人の「ドラフト2位」井上広大外野手が初昇格即スタメン。チーム内の「コロナ禍」で離脱していた糸原も、昇格即スタメン出場となった。中軸はサンズが約 2カ月ぶりの「3番」に入り、クリーンアップはサンズ、大山、ボーアと並んだ。中日先発の大野雄に対しては前回対戦の 9月30日(甲子園)で「2安打完封負け」を喫した。フレッシュな打線で、リベンジに挑む。
1回表阪神一死、空振り三振に倒れた糸原健斗内野手=ナゴヤドーム
「新型コロナウイルス感染」から復帰した糸原健斗内野手は、「2番2塁」で先発出場し、 4打数無安打だった。
腰痛の北條と代わる形で緊急昇格。大野雄とは 7月17日(甲子園)以来の対戦。同試合では 3安打を放ったが、この日は左腕の変化球に苦戦し、快音は響かなかった。
中日は 2回、阿部の遊ゴロの間に先制。 3回にはアルモンテの適時打で 1点を追加した。中日先発大野雄は 3回まで 1安打無失点。
中日大野雄は 6回まで「3安打無失点」と好投。阪神先発の青柳も中盤を抑え、 6回まで 6安打 2失点と粘った。
中日は 7回にも 1点追加。大野雄は今季 5度目の完封で「9勝」目。中日は「4連勝」で阪神と入れ替わり「2位」に浮上。阪神青柳は「8敗」目。
3回裏中日二死 2塁、ソイロ・アルモンテ外野手は左適時打を放った=ナゴヤドーム
阪神が中日大野雄の前に「6安打完封負け」を喫し、「3位」に転落した。
0- 9で敗れた 9月30日の17回戦(甲子園)でも大野雄に2安打と沈黙。同投手に 2試合連続の「完封負け」となった。
昨季ノーヒットノーランを食らった左腕に再び苦しめられた。 5回終了時点で 2安打。 9回二死から、大山とボーアの連打でやっと 1、 3塁の好機を作ったが、梅野が力ない投ゴロに倒れてゲームセットとなった。
プロ入り後、 1軍初昇格した「ドラフト2位」ルーキーの井上は、 3打数無安打 2三振だった。
6回表阪神二死 2塁、サンズは 2ゴロを放ちヘルメットをグラウンドへ投げ捨てる=ナゴヤドーム
あっという間の転落だ。矢野阪神が「Bクラス転落」の危機に立たされた。リーグ最多11度目の「完封負け」で 9月10日以来の「3位」に後退。 9回二死から大山、ボーアの連打で 1、 3塁と走者を進めたが、最後は「6番」梅野が中日大野雄のフォークを引っかけて投ゴロ。 2時間35分の完封劇を演じられた矢野監督も、さすがにため息交じりだ。
「個人個人がちょっと状態悪い。それが上がってこないとね、いいピッチャーって、なかなかつながらない。悠輔(大山)とチカ(近本)ぐらい。自分のポイントで自分のバッティングっていうか、スイングできているのは。それ以外全員が、 1人 1人上げてこないと」
天敵を攻略できない。これで大野には 9月30日に続き、 2試合連続の「完封負け」。「19イニング連続無得点」だ。阪神が同一投手に「2試合連続完封勝利」を許したのは、96年広島山内以来、24年ぶりの屈辱。直球にツーシーム、フォークとコースに決められ、投球のタイミングも微妙な変化を加えられ、相手の投球術にはまった。同じ轍(てつ)を踏んでしまった。
中日大野雄大投手に「完封負け」を喫し、引き揚げるジャスティン・ボーア内野手=ナゴヤドーム
あれだけチャンスに強かった助っ人サンズの表情も秋風に吹かれて曇る。 6回二死 3塁で 2ゴロに倒れるなど 2三振を含む「4打数無安打」に倒れた。10月に入ってから11試合でわずか 4安打と、月間打率は「1割1分4厘」。まったく気配がない。嘆き節の指揮官も、必死に前を向くしかない。
「順位は上がったり下がったりするしね。中日の状態がいいんで。それはもう食らいついていくしかないし、それが結果なんで」
8年ぶり「Aクラス」を狙う中日に追い抜かれ「3位」転落。振り返れば「4位」DeNAが「1ゲーム」差に迫る。残り22試合で迎えた「Bクラス」危機。ここでズルズルいくわけにはいかない。負の連鎖を断ち切りたい。
▼阪神が同一投手に「2試合連続完封勝利」を許したのは、山内泰幸(広島)に96年 8月25日、 9月5日の 2試合連続で敗れて以来、24年ぶり。阪神では和田豊、新庄剛志、桧山進次郎らが先発出場したが、打線が沈黙した。
5回表阪神一死、 1ゴロに倒れベンチへ戻る井上広大外野手をベンチから見つめる矢野燿大監督=ナゴヤドーム
阪神が中日大野雄の前に「6安打完封負け」を喫し、「3位」に転落した。 0- 9で敗れた 9月30日の17回戦(甲子園)でも大野雄に 2安打と沈黙。同投手に「2試合連続の完封負け」となった。
矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。
-中日大野雄に「2連続完封負け」
矢野監督 まぁ、個人個人がちょっと状態悪いので。それが上がってこないとね、いいピッチャーってなかなかつながらない。悠輔(大山)とチカ(近本)ぐらいかな。自分のポイントで自分のバッティングっていうか、スイングできてるのは。それ以外全員が、 1人 1人上げてこないと。
-大野のピッチングもよかった
矢野監督 コース、同じ球種でもタイミング変えられたりしてるから。それは簡単に崩せる状態じゃないけど。だから今いったことを頑張ってこないと、相手のペースになっちゃうね。
8回、選手交代を告げる矢野燿大監督。後方は凡退しベンチへ戻る近本光司外野手=ナゴヤドーム
-先発青柳は
矢野監督 うーん。まあね。中身自体はいいボールがいっていたと思う。粘るところは粘って。 2回も頑張ったし。最後の1点もサンズの追い方もよくなかったのでね。(青柳は)いい部分が多かったかなと。
-スタメン抜てきの井上は大野と対戦
矢野監督 一番いいピッチャーと当たれば、それ以降は下がるんだからさ。一番いいピッチャーと当たれば、スタートとしては、あいつにとって、いい経験になると思うしね。
-試合前は「ここがスタートライン」と激励
矢野監督 もちろん、もちろん。
9回表、ベンチから試合展開を見守る阪神ナイン、左端は矢野燿大監督、右から 4人目は井上広大外野手=ナゴヤドーム
-期待するところ
矢野監督 もちろん、ホームラン打つとか打点を挙げるとか、そういうところが、わかりやすい部分でいうと誰もが期待するし、広大自身もそこをやりたいところではあるけど。俺としては逆にそこは意識しなくても意識するので、チームとして大事にしている全力疾走とか、将来ホームラン王取るけど、凡打後の走塁もすごいよねとか、そういう部分を何て言うかしっかり意識できれば、そういうところを意識できれば。まあスケールの大きな選手になってくれれば。
-「3位」に降格
矢野監督 順位は上がったり下がったりするしね。中日の状態がいいんで。それはもう食らいついていくしかないし、それが結果なんで。
-藤川の 1軍昇格
矢野監督 明日、上げるよ。
走塁練習を行う井上広大外野手=ナゴヤドーム
阪神「ドラフト2位」の井上広大外野手が、 1軍初合流で「7番・右翼」でスタメン出場した。
2回二死 1塁で迎えたプロ初打席では、中日大野雄と対戦し、カウント 1- 2から、 140キロ速球に空振り三振に倒れた。
井上は、ウエスタン・リーグで61試合に出場し、「打率2割2分2厘、8本塁打、32打点」をマーク。本塁打、打点で「同リーグ2冠」の成績を残している。 3月のオープン戦で 2試合の 1軍出場はあったが、公式戦での 1軍昇格は初めて。
2回表阪神二死 1塁、井上広大外野手は空振り三振=ナゴヤドーム
阪神「ドラフト2位」の井上広大外野手が、 1軍初合流で「7番・右翼」でスタメン出場した。球団の高卒新人野手のデビュー戦先発出場は、68年の川藤以来52年ぶり。高卒新人のデビュー戦即安打となれば、58年の本間以来62年ぶりとなる。
打席内容は以下の通り
【第 1打席】中日大野雄に、 2球空振りし最後は 140キロフォークに空振り三振。
【第 2打席】ワンストライクから、詰まった当たりのファーストゴロ。
井上はウエスタン・リーグで61試合に出場し、「打率2割2分2厘、8本塁打、32打点」をマーク。本塁打、打点で「同リーグ2冠」の成績を残している。 3月のオープン戦で 2試合の 1軍出場はあったが、公式戦での 1軍昇格は初めて。
2回表阪神二死一塁、空振り三振に倒れた井上広大外野手=ナゴヤドーム
阪神「ドラフト2位」の井上広大外野手がプロ初の 1軍昇格日に「7番・右翼」でスタメン出場し、球団では68年の川藤以来52年ぶりとなる高卒新人野手のデビュー戦先発出場を果たした。
全打席で中日エース大野雄と対戦。 1打席目は 2回2死 1塁で打席に立ち、 2球空振りした後、 140キロフォークに空振り三振。 5回一死の 2打席目は1ストライクから打ち損じて 1ゴロ。 3打席目は 8回に先頭で打席に立ち、決め球フォークを空振りして 3球三振。 3打数無安打 2三振で、58年本間以来62年ぶりとなる高卒新人のデビュー戦即安打はならなかった。
5回表阪神一死、一ゴロに倒れた井上広大外野手=ナゴヤドーム
試合後は「 1つ 1つのレベルがとても高いと感じたので、日頃の練習からもっと上のレベルを目指してやっていかないといけないと感じました。(大野雄は)自分が振るバットのところには来ない。高めのボールは 1打席目の外れたボールぐらいで、それ以外は全部膝より下ぐらいのボールだった。そこに何度も同じボールを投げられて、それを同じような空振りをしていた。そこはもっと練習して対応できるようにしていかないといけないと思いました」と振り返った。
井上はウエスタン・リーグで61試合に出場し、「打率2割2分、8本塁打、32打点」をマーク。本塁打、打点で「同リーグ2冠」の成績を残している。 3月のオープン戦で 2試合の 1軍出場はあったが、公式戦での 1軍昇格は初めてだった。
5回表阪神、井上広大外野手は一ゴロを放った。左は大野雄大投手=ナゴヤドーム
阪神川藤幸三OB会長が14日、ナゴヤドームで練習を視察後、 1軍初昇格即初スタメンを飾った「ドラフト2位」井上広大外野手に将来の「4番」争いを期待した。
井上は同日の中日戦(ナゴヤドーム)に「7番右翼」で先発。阪神では68年10月 9日中日戦に「9番遊撃」でスタメン出場した現役時代の川藤OB会長以来、52年ぶりとなる高卒新人野手のデビュー戦先発出場を果たした。
8回表阪神無死、井上広大外野手は空振り三振に倒れ、うつむきながらベンチへ戻る=ナゴヤドーム
川藤OB会長は自身の高卒 1年目を振り返り「あの頃は来年に向けて誰か 2軍におらんかなという話になって、わしが上げてもらったんや。スタメンで出た後に風呂場で監督と会って『どや、 1軍は疲れるか』と聞かれて『疲れません』と言ったら、『明日もやぞ』と言ってダブルヘッダーにも出してもらった」と笑顔。
井上に向けて「ずっと今のまま順調に伸びてくれれば、将来大山と4番争いをしてくれるような姿を見せてくれたら、言うことない。 2人とも右打者だし、藤村さん(藤村富美男)とぶっちゃん(田淵幸一)もそうやったからな」と楽しみにした。
9回表阪神二死、大山悠輔内野手は中前打を放った=ナゴヤドーム
阪神「4番」大山悠輔内野手は「5試合連続マルチ安打」を記録し、打率は「2割9分2厘」まで上昇した。
2点を追う 4回二死、大野雄からライナーで左中間 2塁打。 3点を追う 9回二死からは 2塁後方に飛球を落とした。「26発」で「本塁打王争い」のトップを走るだけでなく、自身初の「打率3割フィニッシュ」も視界にとらえている。
4回裏を終えベンチに座る矢野燿大監督、左は青柳晃洋投手=ナゴヤドーム
青柳晃洋投手が、悔しさの残る 7回 7安打 3失点での降板となった。「前回に続いて先制点を与えてしまった点は悔しいですが、なんとか 7回まで投げることができました」。
初回は 3者凡退と上々の立ち上がりだったが、 2回先頭のビシエドに右前打、高橋に左翼へ 2塁打を浴び、無死 2、 3塁から阿部の遊ゴロの間に先制を許した。 3回二死 2塁からアルモンテに左前適時打。いずれも後続を打ち取り、大崩れはしなかった。
7回先頭の遠藤の飛球が左翼手サンズの頭上を越え、 2塁進塁とされると、その後 2つの四死球で一死満塁。京田の 1ゴロの間に生還を許した。続くアルモンテから外のスライダーで見逃し三振を奪っただけに、悔しい 3点目。マウンドを降りベンチでは、うつろな表情を浮かべていた。
7回裏を投げ終えベンチへ戻る青柳晃洋投手=ナゴヤドーム
青柳晃洋投手はまたも打線の援護に恵まれず、自身「5連敗」となった。
中日エース大野雄との投げ合い。 2回無死 2、 3塁から内野ゴロの間に先制点を献上し、 3回は「3番」アルモンテに適時打を浴びた。 7回 3失点で「8敗」目。「頑張って粘ることはできたんですけど、結局点を取られているので。大野さんが相手で先制点だけは(ダメだ)と思っていたところで( 2回は)ビシエド、(高橋)周平に 2連打を食らってからだった。どちらかをしっかり抑えていたら点にならなかったかもしれない」と反省した。
これで 8月27日中日戦で「6勝」目をあげて以来、登板7試合連続で約 1カ月半も「白星」から遠ざかっている。この間、打線の援護点は37イニングでわずか 2点。「自分自身、それ(勝てていないこと)は分かっています。巡り合わせだと思うので、気にせず自分の仕事を頑張ろうかなと思ってます」と前を向いた。
練習でキャッチボールする岩田稔投手=ナゴヤドーム
岩田稔投手は15日の敵地中日戦に先発する。前回 7日広島戦は 5回途中 5失点と苦戦。
ただ、前々回の 1日は中日戦(甲子園)で 7回途中無失点と快投している。「前回(中日戦)と同じようにうまくいくとは思っていないですが、自分のできることをしっかりやることが大事だと思うので、自分の仕事に集中したい。初回の先頭打者から全力で投げられるようにしっかり準備したい」とイメージした。
8回、選手交代を告げる矢野燿大監督=ナゴヤドーム
今季限りで現役引退する藤川球児投手が、15日に 1軍に合流することになった。中日戦(ナゴヤドーム)の試合後、矢野監督が「明日、上げるよ」と明言した。
「日米通算250セーブ」まであと「5」と迫りながら、今季限りでの現役引退を決意。右上肢のコンディション不良でここまで 2軍調整を続けてきたが、最後の勇姿を見せるべく力を尽くしてきた。 1日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)で52日ぶりに実戦復帰すると、 1回 1安打無失点。 8月13日に「出場選手登録」を抹消されてから、約 2カ月ぶりの待望の昇格となる。今後は遠征試合を続けながら、全国のファンに最後の勇姿を見せる時間となりそうだ。
チームは現在、中日に連敗中。勝利の流れをもたらす、虎の守護神の情熱と気合にも期待がかかる。
※10月15日の予告先発は、中日・松葉貴大投手(30)ー阪神・岩田稔投手(36)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (10月)
2020年 公式戦日程と 結果 (11月)
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