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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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木浪が3カ月ぶり1発!18年ドラフトコンビ「キナチカ」初お立ち台!阪神藤浪9月13日以来先発!

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阪神が 2回に「7番」木浪聖也内野手(25=ホンダ=亜細亜大學OB)の「右越えソロ」で先制。中日は、阪神青柳晃洋投手(26)に 3回まで 1安打と苦戦している。中日が 6回一死 3塁から「1番」大島洋平外野手(34)の中前適時打で同点。阪神青柳、中日福谷浩司投手(29)両投手が要所を締める粘投で、試合は均衡状態が続く。阪神は同点の 8回に近本光司外野手(25)の「2点適時3塁打」などで勝ち越して「V消滅」を阻止。岩崎優投手(29)が「5勝」目、ロベルト・スアレス投手(29=福岡ソフトバンク)が「24セーブ」目。中日は 8回の 2失策に足を引っ張られた。福敬登投手(28)が「4敗」目。阪神は 6連戦の初戦を制し、「2位」中日とは「2ゲーム」差となった。

木浪聖也内野手が約 3カ月ぶりの 1発「3号先制ソロ」を放った。 2回先頭で迎えた第 1打席、先発福谷のスライダーを右翼ポール際に運んだ。打球は右翼スタンドギリギリに届く「先制本塁打」。 7月28日ヤクルト戦(神宮)以来、約 3カ月ぶりの 1発となった。ダイヤモンドを周りながら、久しぶりの熱気を存分に味わった。チーム内の「コロナ禍」で 9月下旬に離脱し、10月25日に再昇格。 2試合連続スタメン起用にバットで応えた。 1軍を離れていた間に遊撃を守っていたのは、同期入団の高卒 2年目小幡竜平内野手(20)だった。躍動する仲間の姿に芽生えた闘争心。 2回には中日高橋周平内野手(26)の左翼方向への強烈なライナーに、左手を伸ばしてジャンピングキャッチ。その後の守備機会もそつなくこなした。矢野燿大監督(51)は歓迎。26日のドラフトでは 2遊間を守れる三菱自動車岡崎・中野拓夢内野手(24)を「6位」で指名。激しい遊撃争いが続くが、木浪が「大本命」をアピールした。

木浪聖也内野手と近本光司外野手の「キナチカ」同学年コンビが、プロ入り後初のお立ち台共演を果たした。木浪は 2回に先制の「3号ソロ」。近本は同点の 8回に決勝の「2点適時3塁打」を放った。近本は18年の「ドラフト1位」で木浪は「同3位」。ともに社会人出身で、昨年は「1、2番コンビ」も組み「キナチカ」と呼ばれた。プロ 2年目で意外にも初のお立ち台共演。阪神が近本光司外野手の“ラッキーヒット”で勝ち越しに成功した。 1- 1のまま迎えた 8回二死 2、 3塁、福のカーブを打ち返した近本の打球は、右翼方向へのフライ。打ち取られたかと思ったが、走り込んできた右翼手滝野のグラブをかすめ、ボールがこぼれ落ちた。記録は 3塁打となり、一気に 2者が生還。マウンドの福はがっくりと膝に手をついた。阪神の「V消滅」がかかった一戦で、終盤に大きな 2点となった。阪神が接戦を制し、負ければ「V消滅の危機」で踏ん張った。先発の青柳も 8回途中「6安打7奪三振」で 1失点。「勝ち星」はつかなかったが試合を作った。阪神は 6連戦の初戦を制し、「2位」中日とは「2ゲーム」差。「優勝」の可能性がある限り、必死に食らいつく。前日26日の「ドラフト」では同じ淡路島出身の東洋大學・村上頌樹投手(22=智弁学園)が「5位」で指名された。 2人は高校入学から地元を離れ、縁あってチームメートとなる。「ドラフト1位」の近大・佐藤輝明内野手(21)は、外野手起用プランも挙がっている。近本らと競い合うことで、外野の層も確実に厚くなりそうだ。近本、木浪ら若い世代がチームを背負っていく存在。若い力が猛虎を底上げしていく。

「本塁打王」を争う「阪神4番」大山悠輔内野手(25)は、痛烈な 2塁打で盛り上げた。 5回一死から福谷のスライダーをとらえ、左翼線 2塁打を決めた。ただ、左翼ポール際への大ファウルはあったものの、13日の敵地中日戦で「26号」を放って以来、12試合アーチから遠ざかっている。

糸原健斗内野手(27)がダメ押し打を放った。 8回に近本の 3塁打で 2点を勝ち越して、なお二死 3塁。中日福のグラブをはじく適時内野安打で貴重な追加点を呼んだ。 7回にも右前打を放ち、「3試合連続複数安打」と好調だ。

負ければ「V消滅」という一戦で、阪神先発の青柳晃洋投手が 7回を 6安打 7奪三振で 1失点でマウンドを降りた。今季初となる 8回のマウンドに上がったが、先頭の「8番」木下拓哉捕手(27)に中前打されたところで「2番手」の岩崎優投手へスイッチとなり、粘りきれなかった。

負ければ「V消滅」のピンチで、岩崎優投手が火消しに成功した。 8回無死 1塁から「2番手」で登板。「2番」京田陽太内野手(26)の右前安打などで二死 1、 3塁とされたが、「3番」阿部寿樹内野手(29)を中飛に抑えてピンチを脱出した。これで「16試合連続無失点」。今季36試合に登板し、「防御率1.56」と安定感抜群だ。

ロベルト・スアレス投手は“自身最多”の「24セーブ」目を記録し、タイトル争いで安全圏に突入した。 3点リードの 9回に登板。先頭の「4番」ビシエドに 1塁線を抜かれて無死 2塁。ここから「5番」高橋、「6番」福田永将外野手(31)、代打井領雅貴外野手(30)を 3者連続で空振り三振に仕留めた。「セーブ王」争いでは、コンディション不良で戦線離脱している「2位」の中日R・マルティネス投手(23)に「3個」差。タイトル獲得は確実な情勢だ。

藤浪晋太郎投手(26)が「オープナー」で28日中日戦(甲子園)に先発する。チーム内の「コロナ禍」の影響で 9月下旬に中継ぎに配置転換。現在「8戦連続無失点」中と好調で、ブルペンデーの先発を任された。先発登板は 9月13日の広島戦(甲子園)以来、 1カ月ぶり。同14日に登録抹消されたが、チームの「コロナ禍」で25日に 1軍に緊急昇格をすると、以降は中継ぎとして13試合に登板し、「1敗、7ホールド、防御率2.35」と活躍。中継ぎに配置転換後は自己最速を更新する 162キロを計測するなど新たなポジションで存在感を示していた。

高知県の浜田省司知事(57)は27日、藤川球児投手(40)の「引退試合」として行われる11月10日の巨人戦(甲子園)を「関西・郷土高知に感動をありがとうナイター」として、高知県が冠協賛を行うことを発表した。当日は藤川に、「第1号」となる「高知くろしお感動大賞」を贈呈する予定だ。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 4- 1横浜DeNA>◇22回戦◇阪神11勝10敗 0分◇27日◇阪神甲子園球場

 阪神が 2回に「7番」木浪の「右越えソロ」で先制。中日は、阪神青柳に 3回まで 1安打と苦戦している。

 中日が 6回一死 3塁から「1番」大島の中前適時打で同点。阪神青柳、中日福谷両投手が要所を締める粘投で、試合は均衡状態が続く。

 阪神は同点の 8回に近本の「2点適時3塁打」などで勝ち越して「V消滅」を阻止。岩崎が「5勝」目、スアレスが「24セーブ」目。中日は 8回の 2失策に足を引っ張られた。福が「4敗」目。

  8回途中から登板し無失点に抑えた阪神「2番手」の岩崎優投手(右)=阪神甲子園球場

 阪神が接戦を制し、負ければ「V消滅の危機」で踏ん張った。阪神は 6連戦の初戦を制し、「2位」中日とは「2ゲーム」差となった。矢野監督の一問一答は以下の通り。

-投手戦を振り返り

 青柳がほぼ完璧というか。コントロールも良かったですし、青柳らしくゴロをたくさん打たせる素晴らしい投球でした。

-岩崎も

 出した時点で任せられる投手。期待通り投げてくれています。

-先制点は木浪

 ああいうパンチというのを聖也自身も持っていますし。あの後もヒットも出ましたしね。今日の打撃内容は良かったんで。(小幡)竜平が出てきて、ライバル意識というかそういうものに火が付いてきている。それがいい影響になっているかなと思います。

  8回表中日無死 1塁、溝脇隼人内野手が代打に送られた場面で投手の交代を告げる矢野燿大監督=阪神甲子園球場

-近本の決勝打

 ラッキーな形ですけど。その前に何回もチャンスがあったんで、そういうところで自分たちで点を取っていけるというところが課題として残っているんで。その前にもっと点を取っていきたいですね。

-「2位」との対決で初戦を取った

 カードの頭を取れるとね、ムードも上がってきますし、そういう意味では明日以降もドラゴンズもいい投手が出てくるので何とか1点でも多く取って勝ちにいきます。

-藤浪が先発

 中継ぎに回ってから、本当に晋太郎もまた良くなっていますし、その中でまた頭からどんな投球をしてくれるか。楽しみにしたいと思います。

 指名あいさつを終え、矢野燿大監督(右)と近畿大學・佐藤輝明内野手は「矢野ガッツ」を披露する=阪神甲子園球場

-木浪が戻ってきてから結果を出した。小幡の存在も

 それはずっと競争はあるんでね。そういうところで竜平(小幡)がでてきたところで、聖也も安心できない形ができてるし。竜平も聖也が来るまでは頭からでていたのに今はベンチという形で。また出たいっていう悔しい形になっているし。チームとしてやっぱりそういう形になっていかないと良くないんでね。そういう意味では聖也の意地っていうかそういうのが出たんかな。

-「ドラフト」があると競争意識も高まる

 いやあ、昨日の今日でどうだっていうのは分からないけど。でも自分も現役の時にキャッチャー取ったなとか同じポジションのヤツが入ってくるなあとか、どこか気になっているんでね。ただ、昨日の今日でそこまで、変えられないし。でも気持ちの面で 1打席 1打席、なんていうのかなあ、これでチャンスを伸ばしていきたいとか、明日も使ってもらえるようにじゃないけどそういうのは多少あるんじゃないかなと思う。

 阪神タイガース交渉権獲得選手 (阪神タイガース公式サイトより)

-シーズン合間に「ドラフト」が入るのは珍しい。切り替えも難しいのでは

 切り替えというかね。「ドラフト」の入り方はすごく自分では変わっていたし。みんなに赤パンツですか? とか言われるけど、シーズン中なんでね。本当に自然に入っていって、また今日、佐藤にも会いに行って、佐藤に会いに行くのも変な感じするけど。いい「ドラフト」ができたんでね。まあそういうところでは、試合は特別な感じでもなかったし、普通に。普通じゃないけど、気持ち的には何か変化があって、臨んだってことはないので、あまり違和感は感じてないです。

-藤浪はイメージ的には普通の先発か

 どこまでいけるかね。中継ぎやっていたんで、先発の調整はしっかりできて準備というところじゃないのでね。でも中継ぎでやったものは、これからのプロ野球人生においても晋太郎のためになる登板だったと思う。またそこで技術的なもの、精神的なもので、感じたり身につけたものがあると思う。もちろん晋太郎が長いイニング投げたいという思いで上がった以上はいくと思うけど、目の前の打者を抑えるという形で、その状況の中でこっちが判断していこうと思っている。

 

  2回裏阪神無死、右越えに「先制ソロ本塁打」を放った木浪聖也内野手=阪神甲子園球場

 木浪聖也内野手が「3号先制ソロ」を放った。 2回先頭で先発福谷のスライダーを右翼ポール際に運んだ。

 「先制点を取りたいと思っていたので、なんとか塁に出たいという気持ちで打席に入りました。それが結果になって良かったです。ヤギさん(先発の青柳)を少しでも楽にできたかなと思います。まだまだ序盤なので、もっと援護できるように頑張ります」

  7月28日ヤクルト戦(神宮)以来、約 3カ月ぶりの 1発となった。チーム内の「コロナ禍」で 9月下旬に離脱し、10月25日に再昇格。 2試合連続スタメン起用にバットで応えた。

  7回を抑え笑顔で木浪聖也内野手(右)とタッチを交わす青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 木浪聖也内野手が約 3カ月ぶりの 1発を放った。 2回先頭で迎えた第 1打席、中日福谷の内角スライダーを振り抜いた。打球は右翼スタンドギリギリに届く「先制本塁打」。「やっぱり、甲子園で走るのは気持ちいいです」。 7月28日ヤクルト戦(神宮)以来となる「3号ソロ」。ダイヤモンドを周りながら、久しぶりの熱気を存分に味わった。

  9月下旬のチーム内の「コロナ禍」で、木浪も球団独自の濃厚接触者に指定され一時離脱。10月25日に再昇格してから 2戦連続でスタメン出場すると、この日も「マルチ安打」を記録した。「野球で挽回したいという気持ちをずっと持っていたので、こうやって 1軍に戻ってきて、結果を残すということしか考えてなかったです」。時間を取り戻すように、懸命のプレーを続けている。

 お立ち台でガッツポーズする近本光司外野手(右)と木浪聖也内野手=阪神甲子園球場

  1軍を離れていた間に遊撃を守っていたのは、同期入団の高卒 2年目小幡だった。「やっぱり刺激になりましたし、絶対負けないという気持ちが生まれました」。躍動する仲間の姿に芽生えた闘争心。 2回には中日高橋の左翼方向への強烈なライナーに、左手を伸ばしてジャンピングキャッチ。その後の守備機会もそつなくこなした。矢野監督は「ずっと競争はあるんでね。(小幡)竜平が出てきたってところで、(木浪)聖也も安心できない形ができてるし。聖也の意地っていうか、そういうのが出たんかな」と歓迎。26日のドラフトでは 2遊間を守れる三菱自動車岡崎・中野拓夢内野手を「6位」で指名。激しい遊撃争いが続くが、木浪が「大本命」をアピールした。

 

 木浪聖也内野手と近本光司外野手の「キナチカ」同学年コンビが、プロ入り後初のお立ち台共演を果たした。

 木浪は 2回に先制の「3号ソロ」。近本は同点の 8回に決勝の「2点適時3塁打」を放った。試合後にお立ち台に上がると近本は「去年から一緒にやってきて、一度は立ってみたいなっていう風に思ってたので、今日立てて本当にうれしいです」と笑顔。木浪も「やっぱり隣にいてくれる存在なので、ずっといてほしいです」と話し、終始熱々な?  2人だった。

 近本は18年の「ドラフト1位」で木浪は「同3位」。ともに社会人出身で、昨年は「1、2番コンビ」も組み「キナチカ」と呼ばれた。プロ 2年目で意外にも初のお立ち台共演。最後に近本は「残り試合、この 2人でチームを引っ張っていけるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします」と力強く宣言した。

  8回裏阪神二死 2、 3塁、勝ち越し「適時3塁打」を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場

 阪神が近本光司外野手の“ラッキーヒット”で勝ち越しに成功した。

  1- 1のまま迎えた 8回二死 2、 3塁、福のカーブを打ち返した近本の打球は、右翼方向へのフライ。打ち取られたかと思ったが、走り込んできた右翼手滝野のグラブをかすめ、ボールがこぼれ落ちた。記録は 3塁打となり、一気に 2者が生還。マウンドの福はがっくりと膝に手をついた。阪神の「V消滅」がかかった一戦で、終盤に大きな 2点となった。

 阪神が接戦を制し、負ければ「V消滅の危機」で踏ん張った。

 1- 1で迎えた 8回。二死 2、 3塁で近本は中日福のカーブに詰まらされたが、これを右翼手滝野が飛びつくもグラブに収めきれず。記録は「2点適時3塁打」となり、勝ち越しに成功した。その後糸原にも適時打が飛び出して 4点目を奪った。

 先発の青柳も 8回途中「6安打7奪三振」で 1失点。「勝ち星」はつかなかったが試合を作った。

 阪神は 6連戦の初戦を制し、「2位」中日とは「2ゲーム」差。「優勝」の可能性がある限り、必死に食らいつく。

  8回裏阪神二死 2、 3塁、勝ち越しの「2点適時3塁打」を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場

 近本光司外野手が「V逸」を阻止する意地の一打を放った。同点の 8回に右前にしぶとく落とす「2点適時3塁打」。負ければ15年連続で「リーグ優勝」を逃す一戦で粘りを見せた。「ドラフト1位」指名の近大佐藤は、外野で起用するプランもある。充実の外野陣へ、18年「ドラフト1位」が存在感を示した。

◇    ◇    ◇

 近本は願いを込めながら、打球を見上げた。「とにかく『落ちろ! 落ちろ!』と」。左腕福の 116キロカーブを捉え損ねたが、フラフラと舞い上がったボールは右翼前で跳ねた。寒空の甲子園は、一気に熱を帯びた。負ければ「V逸」の一戦。本拠地ファンの前で、意地を見せた。

 快勝しファンへのあいさつに向かう打のヒーロー近本光司外野手(左)と木浪聖也内野手=阪神甲子園球場

 迷わぬフルスイングが勝敗を分けた。ここ最近は芯で捉えた当たりが野手の正面を突くことが多かった。「(捉えるのは)芯じゃなくてもいいのかなと思ったので、しっかり振り抜くことが大事だなと。あとは『どうにでもなれ』という気持ちで打ちました」。浅めにシフトしていた中日外野陣。打球が上がった瞬間、右翼滝野は 1歩後退してから前進してきた。しっかり振り切ったからこそ相手の初動を遅らせ、記録は「2点適時3塁打」となった。

 念願の「キナチカ」初お立ち台となった。18年「ドラフト」で指名された同学年の同期コンビ。新人イヤーからともに 1軍でプレーし、切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲だ。木浪がチームの「コロナ禍」で 9月下旬に離脱。「ちょっと僕が元気なかったんですけど、聖也が帰ってきて。あいつがよく話をしてくれますし、今日もそういう話をした。あいつも本当に頑張ってくれているので、僕も元気を出してやっていかないとと」。木浪の復帰後はともに「マルチ安打」と、バットでも呼吸を合わせる。

 快勝しファンに手を振る打のヒーローの近本光司外野手(左)と木浪聖也内野手=阪神甲子園球場

 先輩として、かっこいい姿も見せた。前日26日の「ドラフト」では同じ淡路島出身の東洋大・村上頌樹投手が「5位」で指名された。 2人は高校入学から地元を離れ、縁あってチームメートとなる。「こうやって関西に戻ってきて野球ができる。地域の人にもすごく支えてもらったというのは去年思った。 2人で一緒に淡路島、関西を盛り上げていけるように『一緒にやっていきましょう』と言いたいですね」と、メッセージも送った。

 「ドラフト1位」の近大・佐藤は、外野手起用プランも挙がっている。近本らと競い合うことで、外野の層も確実に厚くなりそうだ。近本、木浪ら若い世代がチームを背負っていく存在。お立ち台では「残り試合、この 2人でチームを引っ張っていけるように頑張っていきます」と、ファンに力強く宣言。若い力が猛虎を底上げしていく。

 

  5回裏阪神一死、大山悠輔内野手は左翼線二塁打を放った=阪神甲子園球場

 「本塁打王」を争う「阪神4番」大山悠輔内野手は、痛烈な 2塁打で盛り上げた。

  5回一死から福谷のスライダーをとらえ、左翼線 2塁打を決めた。ただ、左翼ポール際への大ファウルはあったものの、13日の敵地中日戦で「26号」を放って以来、12試合アーチから遠ざかっている。

  7回裏阪神一死 1塁、左への大きな当たりを大山悠輔内野手が放つもファウルとなる=阪神甲子園球場

 同じくリーグ最多タイの巨人岡本に加え、巨人丸もこの日「25号」を記録して猛追中。タイトル獲得へ、 1打席 1打席に注目が集まる。

 

  8回裏阪神二死 3塁、投手強襲の適時打を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 糸原健斗内野手がダメ押し打を放った。 8回に近本の 3塁打で 2点を勝ち越して、なお二死 3塁。中日福のグラブをはじく適時内野安打で貴重な追加点を呼んだ。

 「チカ(近本)が打ってくれた良い流れで打つことができました。追加点を取ることができて良かったです」。 7回にも右前打を放ち、「3試合連続複数安打」と好調だ。

 

 阪神先発の青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 負ければ「V消滅」という一戦で、阪神先発の青柳晃洋投手が 7回を 6安打 7奪三振で 1失点でマウンドを降りた。今季初となる 8回のマウンドに上がったが、先頭の「8番」木下拓に中前打されたところで「2番手」の岩崎優投手へスイッチとなり、粘りきれなかった。

  8回表中日無死 1塁、 8回途中 1失点で降板する青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

  5回まで 2安打無四球。低めに集め、ゴロを量産する持ち味をしっかり発揮し完璧な投球を続けたが、 6回一死 3塁から「1番」大島の中前適時打で同点とされた。

 打線は 2回の 1点のみという援護なく苦しい状況が続いている。

 首位の巨人がDeNAに勝てば、阪神の勝敗の結果にかかわらず、「優勝」の可能性は消滅。阪神が負ければ巨人の結果に関係なく消滅する。

 

 阪神「2番手」の岩崎優投手=阪神甲子園球場

 負ければ「V消滅」のピンチで、岩崎優投手が火消しに成功した。 8回無死 1塁から「2番手」で登板。「2番」京田の右前安打などで二死 1、 3塁とされたが、「3番」阿部を中飛に抑えてピンチを脱出した。

 「ゼロで次につなぐことができましたし、チームが勝つことができて良かったです」。これで「16試合連続無失点」。今季36試合に登板し、「防御率1.56」と安定感抜群だ。

 

  9回を無失点に抑えたロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 ロベルト・スアレス投手は“自身最多”の「24セーブ」目を記録し、タイトル争いで安全圏に突入した。

  3点リードの 9回に登板。先頭の「4番」ビシエドに 1塁線を抜かれて無死 2塁。ここから「5番」高橋、「6番」福田、代打井領を 3者連続で空振り三振に仕留めた。「自分の最多セーブはメキシコであげた『23セーブ』だったから、最多の『24セーブ』をあげることができてうれしい。これからも 1つ 1つ積み上げていきたい」。「セーブ王」争いでは、コンディション不良で戦線離脱している「2位」の中日R・マルティネスに「3個」差。タイトル獲得は確実な情勢だ。

 中日に勝利し坂本誠志郎捕手(左)と喜び合うロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 

 藤浪晋太郎投手が「オープナー」で28日中日戦(甲子園)に先発する。

 チーム内の「コロナ禍」の影響で 9月下旬に中継ぎに配置転換。現在「8戦連続無失点」中と好調で、ブルペンデーの先発を任された。「打者の反応をより見ながら中継ぎでは投げられていたので、自分の状態次第ではありますが、そういった点を生かして投げることができれば」。 9月13日広島戦以来となる先発マウンドへ「ペース配分などは意識せず、 1人 1人抑えていくことに集中したい」と意気込んだ。

 キャッチボールをして調整する藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 阪神・藤浪晋太郎投手(26)が28日の中日戦(甲子園)に先発する。救援陣で先発から継投する「ブルペンデー」の「1番手」として登板し、短いイニングを投げる予定。「深く考えすぎずに試合に入りたい。ペース配分などは意識せず一人一人抑えていくことに集中したい」と気合を入れた。

 キャッチボールをする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 先発登板は 9月13日の広島戦(甲子園)以来、 1カ月ぶり。同14日に登録抹消されたが、チームの「コロナ禍」で25日に 1軍に緊急昇格をすると、以降は中継ぎとして13試合に登板し、「1敗、7ホールド、防御率2.35」と活躍。中継ぎに配置転換後は自己最速を更新する 162キロを計測するなど新たなポジションで存在感を示していた。

 登板前日の27日は、中日戦の試合前練習で先発投手組と一緒に練習を開始し、キャッチボールを入念に行い、調整した。久しぶりの先発マウンドに向け「中継ぎでは打者の反応をより見ながら投げられていたので、そういった点を生かして投げることができれば」と力を込めた。

 

 藤川球児投手=阪神甲子園球場 (2020年10月20日撮影)

 高知県の浜田省司知事は27日、藤川球児投手の「引退試合」として行われる11月10日の巨人戦(甲子園)を「関西・郷土高知に感動をありがとうナイター」として、高知県が冠協賛を行うことを発表した。

 県単位で協賛するのは異例。当日は藤川に、「第1号」となる「高知くろしお感動大賞」を贈呈する予定だ。

 

※10月28日の予告先発は、中日・勝野昌慶投手(23)ー阪神・藤浪晋太郎投手(26)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。

 これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。

 そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (10月)

 

 2020年 公式戦日程と 結果 (11月)

 

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