●江越大賀外野手(27)が 3日、 1軍に合流した。江越は 9月下旬のチーム内の｢コロナ禍｣で、球団独自の｢濃厚接触者｣に指定され、「出場選手登録抹消｣となっていた。前日 2日には糸井嘉男外野手(39)が、今季の出場機会がないため｢登録抹消｣されていた。
●ヤクルトは 2回二死 1、 2塁の好機をつくるも高梨裕稔投手(29)が 2ゴロに倒れ無得点。阪神はヤクルト先発の高梨に 3回まで無安打無得点。阪神は 4回一死満塁から陽川尚将外野手(29)の 2ゴロの間に 1点先制。 6回には無死満塁のチャンスをつくったが、ヤクルト｢２番手｣星の前に木浪聖也内野手(25＝ホンダ＝亜細亜大學ＯＢ)遊直、代打原口文仁捕手(28)、同じく代打の梅野隆太郎捕手(29)と連続空振り三振で無得点。ヤクルトは 6回まで 7安打も無得点。ヤクルトは 7回に代打廣岡大志内野手(23)の｢６号ソロ｣で同点に追いつく。その後、両チームの救援陣が踏ん張り、延長戦に突入した。 7回に同点に追いつかれるなど試合の分岐点となった。ヤクルトは10回二死 1、 2塁、西浦直亨内野手(29)が｢勝ち越し３ラン｣を放った。｢５番手｣が今季｢４勝｣目。阪神岩貞祐太投手(29)が｢３敗｣目を喫した。打線にチャンスであと 1本が出なかった。｢２位｣を争う中日とＤｅＮＡが直接対決している間に、しっかりと｢勝利｣をつかみたかったが、かなわなかった。残りは 5試合。まずは 4日、打線爆発で｢２位死守＆貯金フィニッシュ｣確定の｢勝利｣をもぎ取りたい。 2万1340人が集まった甲子園で、虎党に｢白星｣を届けることはできなかった。
●阪神先発の青柳晃洋投手(26)が、味方失策からの大ピンチで耐えた。両チーム無得点の 4回一死、右翼陽川が｢５番｣エスコバーの右前への飛球をキャッチできず、痛恨の失策で一死 2塁とされた。さらに｢２者連続四球｣で一死満塁。ここで｢８番｣中村悠平捕手(30)から遊ゴロ併殺打を奪い、無失点で切り抜けた。青柳晃洋投手が 6回 7安打無失点と好投するも、｢８勝｣目はならなかった。 4回に陽川の失策と 2四球で一死満塁のピンチも、中村を遊ゴロ併殺。持ち味の打たせて取る投球がさえた。｢４番｣村上宗隆内野手(20)からは 2三振を奪い、 3打数無安打に抑えて仕事をさせなかった。これで今季登板 115回 2/3とし、規定投球回の 120回到達に望みをつないだ。
●阪神のジョン・エドワーズ投手(32)が 8回を 3者凡退に抑え、｢１０ホールド｣目を挙げた。先頭の宮本丈内野手(25)には 3球連続ボールとなったが切り替えて 2ゴロ。後続を連続空振り三振に仕留めた。
●延長10回に登板した岩貞祐太投手が、｢痛恨の３ラン｣を浴び｢３敗｣目を喫した。先頭の青木宣親外野手(38)らに 2四球を与え、二死 1、 2塁のピンチを招き、代打西浦に左翼に決勝アーチを浴びた。 8月中旬に中継ぎ転向後は安定感ある投球を続けており、これがリリーフで｢初黒星｣。
●陽川尚将内野手が、懸命の走塁で先制点をもぎ取った。 4回一死満塁、ヤクルト高梨のカットボールを打ち返した陽川の打球は 2塁へのゴロ。併殺かと思われたが、陽川は 1塁へ猛ダッシュしセーフ。その間に 3塁走者の糸原健斗内野手(27)が生還し、先制に成功した。
●阪神が 6回、捕手全員を使う代打攻勢に出るも、無得点に終わった。 6回、 2四球と陽川のポテン安打で無死満塁の好機で木浪が遊直。続く坂本誠志郎捕手(26)の打席で、矢野燿大監督(51)は原口を代打に送った。原口はファウルで粘るも、ヤクルト星知弥投手(26)のスライダーに空振り三振。なおも二死満塁から今度は青柳の代打に梅野を送ったが、またもスライダーに空振り三振。ベンチ入りした捕手 3人が出場する形となり、 7回からは梅野がマスクをかぶった。 1点リードのまま終盤を迎えたが、直後の 7回に代打廣岡に｢ソロ本塁打｣を浴び、同点に追いつかれた。
●阪神が 3日、高代延博 2軍チーフコーチ(66)と香田勲男 2軍投手コーチ(55)に、今季限りのコーチ契約であることを伝えたことを発表した。
●阪神から｢ドラフト８位｣で指名された四国IL・高知の石井大智投手(23)が 3日、高知市内の球団事務所で指名あいさつを受けた。畑山統括スカウト、担当の山本スカウトと対面し、、笑顔で心境を語った。ドラフト会議では12球団の支配下選手として最後となる｢７４番目｣で名前が呼ばれ、しんがり指名で滑り込んだ。秋田高専を卒業し、四国IL 3年目でプロ入り。高専出身では09年｢ドラフト２位｣の巨人・鬼屋敷正人捕手(29＝近大高専)以来。鬼屋敷は 3年終了時でプロ入りしたため、高専卒業としては初となる。
記事をまとめてみました。
＜阪神 1－ 4東京ヤクルト＝延長10回＞◇22回戦◇阪神11勝10敗 0分◇ 3日◇阪神甲子園球場
江越大賀外野手が 3日、 1軍に合流した。江越は 9月下旬のチーム内の｢コロナ禍｣で、球団独自の｢濃厚接触者｣に指定され、「出場選手登録抹消｣となっていた。 2軍降格以降はウエスタン・リーグで｢打率３割３分８厘｣の好成績を残し、シーズン終盤での昇格となった。
前日 2日には糸井嘉男外野手が、今季の出場機会がないため｢登録抹消｣されていた。
江越大賀外野手＝阪神甲子園球場 (20年 6月撮影)
ヤクルトは 2回二死 1、 2塁の好機をつくるも高梨が 2ゴロに倒れ無得点。阪神はヤクルト先発の高梨に 3回まで無安打無得点。
阪神は 4回一死満塁から陽川の 2ゴロの間に 1点先制。 6回無死満塁では後続が倒れ無得点。ヤクルトは 6回まで 7安打も無得点。
ヤクルトは 7回に代打廣岡の｢６号ソロ｣で同点に追いつく。その後、両チームの救援陣が踏ん張り、延長戦に突入した。
ヤクルトは10回二死 1、 2塁、西浦が｢勝ち越し３ラン｣を放った。｢５番手｣梅野が今季｢４勝｣目。阪神岩貞が｢３敗｣目を喫した。
10回表ヤクルト二死 1、 2塁、代打西浦直亨内野手は｢勝ち越し３点本塁打｣を放った。投手：岩貞祐太投手＝阪神甲子園球場
阪神が今季延長戦で 2度目の｢黒星｣となった。 1－ 1同点の延長10回二死 1、 2塁から｢５番手｣岩貞祐太投手が、代打西浦に勝ち越し｢１０号３ラン｣を許した。
打線にチャンスであと 1本が出なかった。 4回は一死満塁から陽川の 2ゴロの間の 1点のみ。 6回には無死満塁のチャンスをつくったが、ヤクルト｢２番手｣星の前に木浪遊直、代打原口、同じく代打の梅野と連続空振り三振で無得点。
6回裏阪神一死満塁、空振り三振に倒れ、悔しそうな表情でベンチへ戻る原口文仁捕手＝阪神甲子園球場
阪神が痛い逆転負けを喫した。 2万1340人と今季甲子園最多観衆となったヤクルト戦。延長10回に｢５番手｣岩貞が｢決勝３ラン｣を浴び、｢３位｣中日に｢０．５ゲーム｣差に迫られる｢１敗｣だったが、大きく響いたのは満塁での逸機だった。
矢野監督 この前の横浜もそう。チャンスはつくっているのに、点を取らないからどうしても流れがこっちに来ない。あそこでこっちが点を取れば流れがこっちに来て、こっちのペースになるところが、攻め切れていないというのが一番の原因じゃないかな。
この日の最大の好機は 6回だった。 1点リードで迎え、無死満塁に。だが、そこから打者 3人が凡退で無得点。追加点を奪えず、 7回に同点に追いつかれるなど試合の分岐点となった。
6回裏阪神2死満塁、梅野隆太郎捕手は空振り三振に倒れる＝阪神甲子園球場
これで10月31日ＤｅＮＡ戦の 5回に木浪が安打を記録したのを最後に、同日の 8回にあった二死満塁での凡退以降、満塁機で｢のべ１２打者連続ノーヒット｣。この日の得点は、 4回一死満塁で陽川の併殺崩れの間に挙げた 1点だけ。 4試合連続で｢２ケタ残塁｣を記録するなど、チャンスをモノにできないシーンが続いている。
｢２位｣を争う中日とＤｅＮＡが直接対決している間に、しっかりと｢勝利｣をつかみたかったが、かなわなかった。残りは 5試合。｢(やることは)変わらない。明日全力でいきます｣と矢野監督。まずは 4日、打線爆発で｢２位死守＆貯金フィニッシュ｣確定の｢勝利｣をもぎ取りたい。
10回表ヤクルト二死 1、 2塁、代打西浦直亨内野手に｢勝ち越し３点本塁打｣を浴びた岩貞祐太投手＝阪神甲子園球場
直後の 7回に｢２番手｣岩崎がヤクルト代打廣岡に同点｢６号ソロ｣を浴びた。
先発青柳は 4回の一死満塁塁のピンチを遊ゴロ併殺に仕留めるなど、 6回を無失点と力投。エドワーズ、スアレスと勝ちパターンの投手をつぎ込んだが、 2万1340人が集まった甲子園で、虎党に｢白星｣を届けることはできなかった。
ヤクルトに逆転負けを喫し、うつむきながらあいさつに向かう矢野燿大監督＝阪神甲子園球場
阪神が今季延長戦で2度目の黒星となった。
矢野燿大監督の一問一答
－最後は本塁打で。勝負にいった結果だが
振り返れば何か原因あるし。四球ももったいない。もちろん青木だから簡単に抑えられる打者じゃないけど、振り返ると、やっぱりそういう何かがある。
－中継ぎが負担かかる試合が続く
負担かかるというか、それがうちの持ち味なんで、そういうところではそれはこっちも承知でいっているので。それは仕方がないかと思っています。
ヤクルトに逆転負けを喫し、観客にあいさつする矢野燿大監督(右端)ら＝阪神甲子園球場
－青柳は丁寧に投げていた
左打者にもしっかり、何て言うのかな、粘りながら投げられるようになってきているので。そこらへんは去年よりも成長してきているところかな。
－打線が
そうやな。この前の横浜もそうやし。チャンスは作っているのに、あそこで点取らないからどうしても流れがこっちに来ないんでね。あそこでこっちが点取れば流れがこっちに来て、こっちのペースになるところが攻め切れていないというのが一番の原因じゃないかな。
－残り 5試合
(やることは)変わらないんで。明日全力でいきます。
阪神先発の青柳晃洋投手＝阪神甲子園球場
阪神先発の青柳晃洋投手が、味方失策からの大ピンチで耐えた。
両チーム無得点の 4回一死、右翼陽川が｢５番｣エスコバーの右前への飛球をキャッチできず、痛恨の失策で一死 2塁とされた。
さらに｢２者連続四球｣で一死満塁。ここで｢８番｣中村から遊ゴロ併殺打を奪い、無失点で切り抜けた。
阪神先発の青柳晃洋投手＝阪神甲子園球場
青柳晃洋投手が 6回 7安打無失点と好投するも、｢８勝｣目はならなかった。
｢球数が多くなってしまいましたが、バックにも助けてもらい無失点で後ろにつなぐことができて良かったです｣。 4回に陽川の失策と 2四球で一死満塁のピンチも、中村を遊ゴロ併殺。持ち味の打たせて取る投球がさえた。｢４番｣村上からは 2三振を奪い、 3打数無安打に抑えて仕事をさせなかった。
これで今季登板 115回 2/3とし、規定投球回の 120回到達に望みをつないだ。
2回表ヤクルト無死 1塁、宮本を 2ゴロ併殺に仕留め笑顔を見せる青柳晃洋投手＝阪神甲子園球場
青柳晃洋投手は 6回 7安打 2四球無失点と粘投したが、今季｢８勝｣目は手にできなかった。
両チーム無得点の 4回は一死から右翼陽川が｢５番｣エスコバーの右前への飛球をキャッチできず、一死 2塁とされた。まさかの失策直後に 2者連続四球で一死満塁の大ピンチを招いたが、ここで｢８番｣中村を遊ゴロ併殺打に仕留めた。
6イニングのうち 3イニングで走者を 2塁まで進められながら、要所を締める投球で 1点リードのまま降板。だが、 1点リードの 7回に｢２番手｣岩崎が同点弾を浴び、青柳は｢白星｣を逃した。
8回表、阪神｢３番手｣として登板したジョン・エドワーズ投手＝阪神甲子園球場
阪神のジョン・エドワーズ投手が 8回を 3者凡退に抑え、｢１０ホールド｣目を挙げた。
先頭の宮本には 3球連続ボールとなったが｢息子と家で野球をして遊んでいる時ぐらい開き直って投げたよ｣と切り替えて 2ゴロ。｢そこから感覚も良くなったし、ストライクも入ってくれて抑えることができて良かったね｣と後続を連続空振り三振に仕留めた。 前回 1日ＤｅＮＡ戦では初の回またぎで｢サヨナラ打｣を浴びたが、この日は安定感ある投球を見せた。
10回表ヤクルト二死 1、 2塁、岩貞祐太投手は代打西浦直亨内野手に｢勝ち越し３点本塁打｣を浴びる＝阪神甲子園球場
延長10回に登板した阪神岩貞祐太投手が、｢痛恨の３ラン｣を浴び｢３敗｣目を喫した。
先頭の青木らに 2四球を与え、二死 1、 2塁のピンチを招き、代打西浦に左翼に決勝アーチを浴びた。 8月中旬に中継ぎ転向後は安定感ある投球を続けており、これがリリーフで｢初黒星｣。
矢野監督は｢四球ももったいない。もちろん青木やから簡単に抑えられる打者じゃないけど、振り返ると、やっぱりそういう何かがある｣と話した。
4回、内野ゴロを放つも全力疾走で併殺を阻止する陽川尚将内野手＝甲子園球場
陽川尚将内野手が、懸命の走塁で先制点をもぎ取った。 4回一死満塁、ヤクルト高梨のカットボールを打ち返した陽川の打球は 2塁へのゴロ。併殺かと思われたが、陽川は 1塁へ猛ダッシュしセーフ。その間に 3塁走者の糸原が生還し、先制に成功した。
4回裏阪神一死満塁、 2ゴロを放ち 1塁へ駆け込む陽川尚将内野手。 1塁手：村上宗隆内野手＝阪神甲子園球場
陽川は直前の 4回表の守備でエスコバーの右翼への飛球を落とし、失策で 2塁進塁を許していた。その後一死満塁とピンチが広がったが、先発青柳が併殺打に打ち取り無失点。粘りの投球でしのいだ右腕をなんとか援護した。
4回裏阪神一死満塁、陽川尚将内野手の併殺崩れの間に生還した糸原健斗内野手を迎える阪神ナイン＝阪神甲子園球場
虎のアレルギーがまた発症した。拙攻の嵐に、甲子園に詰めかけた今季最多 2万1340人からため息が漏れる。好機になればなるほど打てない。もどかしさしか残らない敗戦に、矢野監督もうなだれた。
｢チャンスを作っているのに、あそこ( 6回無死満塁)で点を取れないから、どうしても流れがこっちにこない｣
1－ 0の 6回。 2四球と右前にポトリと落ちるラッキーなヒットで無死満塁。リードを広げる絶好機だった。しかし、木浪が遊直に倒れると原口、梅野と代打攻勢するも、ともに空振り三振。 1点も奪えなかった。
4回表ヤクルト一死、、右翼手陽川尚将内野手はエスコバー内野手の打球を落球し 2塁進塁を許す＝阪神甲子園球場
4回も一死満塁としながら、陽川の併殺くずれの間に 1点を奪うのがやっと。なおも二死満塁で坂本は見逃し三振に倒れた。一気に形勢を決める場面は何度もあったが、ことごとく手放した。
｢点を取れば流れがきて、こっちのペースになるところが、(得点を入れられていないっていうのが一番の原因｣
7回に｢２番手・岩崎｣が同点ソロを被弾したが責められない。打線の拙攻が逆に相手にリズムを生み、盤石の中継ぎ陣にまで打たれる悪循環。10月31日のＤｅＮＡ戦(横浜)で木浪が左前適時打を放ってから、これで満塁では12人連続で凡打が続いている。満塁アレルギーのせいで、つかみ取れたはずの勝ち星をことごとくこぼしてきた。
4回表ヤクルト一死、アルシデス・エスコバー内野手の飛球をエラーする陽川尚将外野手＝阪神甲子園球場
指揮官が｢この前の横浜もそうやし｣と振り返るように 1日の同戦も 8回無死満塁、 9回一死満塁で無得点に終わり、最後は｢サヨナラ負け｣。塁が埋まると、とたんに打てなくなってしまう。
大幅に負け越していた開幕直後も 7月 5日の広島戦(マツダ)でボーアにグランドスラムが飛び出すまで、満塁では｢８人連続無安打｣だった。最終盤戦でまた逆戻り。来シーズンに向け、少しでも弾みをつけたいなか、一刻も早くこの状況を打破しなくてはいけない。
延長10回にもつれた 4時間の死闘も、ヤクルトに｢逆転負け｣を喫した。今季も残すところ 5試合。矢野監督は｢あした全力でやっていきます｣と前を向くしかなかった。 1本で塁上を掃除してくれる。そんな“特効薬”の出現が急務だ。
6回裏阪神一死満塁、空振り三振に倒れた原口文仁捕手。投手：星知弥投手＝阪神甲子園球場
阪神が 6回、捕手全員を使う代打攻勢に出るも、無得点に終わった。
6回、 2四球と陽川のポテン安打で無死満塁の好機で木浪が遊直。続く坂本の打席で、矢野監督は原口を代打に送った。原口はファウルで粘るも、ヤクルト星のスライダーに空振り三振。なおも二死満塁から今度は青柳の代打に梅野を送ったが、またもスライダーに空振り三振。ベンチ入りした捕手 3人が出場する形となり、 7回からは梅野がマスクをかぶった。
1点リードのまま終盤を迎えたが、直後の 7回に代打廣岡に｢ソロ本塁打｣を浴び、同点に追いつかれた。
鳴尾浜球場で平田勝男 2軍監督の話を聞く高代延博 2軍チーフコーチ(右)と山田勝彦軍バッテリーコーチ＝阪神鳴尾浜球場で (2020年 9月29日撮影)
阪神が 3日、高代延博 2軍チーフコーチと香田勲男 2軍投手コーチに、今季限りのコーチ契約であることを伝えたことを発表した。
高代氏は14年に｢１軍内野守備・走塁コーチ｣として阪神入団。その後、｢１軍ヘッドコーチ｣などを務めた後、昨季から｢２軍チーフコーチ｣となっていた。香田氏は15年から「２軍投手コーチ｣として入団し、16年から3シーズンは｢１軍投手コーチ｣として指導。昨季から再び｢２軍投手コーチ｣となっていた。
阪神から｢ドラフト８位｣で指名された四国IL・高知の石井大智投手(23)が 3日、高知市内の球団事務所で指名あいさつを受けた。
畑山統括スカウト、担当の山本スカウトと対面し、｢結構(ドラフトから)日にちがたったんですけど、自分の中ではまだ落とし込めてないというか、まだ実感はあまり感じてないです｣と、笑顔で心境を語った。ドラフト会議では12球団の支配下選手として最後となる｢７４番目｣で名前が呼ばれ、しんがり指名で滑り込んだ。
秋田高専を卒業し、四国IL 3年目でプロ入り。高専出身では09年｢ドラフト２位｣の巨人・鬼屋敷正人捕手(近大高専)以来。鬼屋敷は 3年終了時でプロ入りしたため、高専卒業としては初となる。
阪神に｢ドラフト８位｣で指名され、指名あいさつを受けた四国IL・高知の石井大智投手＝高知市内の球団事務所
右腕の持ち味は｢自信がある｣という最速 153キロの直球。 9月に自己最速を 2キロ更新するなど、成長も見せている。さらに注目は特殊なシンカー。西武で活躍した横手投げの潮崎哲也が駆使し、｢魔球｣と呼ばれたシンカーを参考にしているという。石井大は上手投げで投げ方こそ違うが｢右のオーバースローでそんなに投げる投手がいないシンカーが投げられたら強いなと思った｣と、習得理由も明かした。
山本スカウトは力のある真っすぐと特殊なシンカーなどを高評価し｢即戦力だと思っています。(起用法は)どこでもはまると思う｣と、大きく期待した。
目標とする選手には、同球団で15年にプレーした阪神藤川の名前を挙げた。 1年目の目標については具体的な数字は示さず｢ 1軍に出るということしか考えてない｣とキッパリ。しんがり指名から、成り上がりを目指す。
※11月 4日の予告先発は、阪神・藤浪晋太郎投手(26)ー東京ヤクルト・石川雅規投手(40)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time！オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
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