●「1都3県」で「緊急事態宣言」が発令されたことを受け、ソフトバンク三笠杉彦取締役GM(46)は 7日、オンライン取材で「NPBや12球団で対応を検討したい」と話した。「新人合同自主トレ」など球団行事は、予定通り行うとした。また、キャンプ地の宮崎も感染拡大が広がり、独自に「緊急事態宣言」を出す可能性が出てきた。
●ソフトバンクは25日、東浜巨投手(30=亜細亜大學OB)が「新型コロナウイルスの陽性判定」を受けたと発表した。球団は施設の利用者全員に「PCR検査」を実施しており、ファーム施設を利用していた東浜は20日は陰性だったが、翌21日に受けた検査で、24日に「陽性」と判明。球団は日本野球機構(NPB)に報告し、接触のあったスタッフ計 3人を「自宅待機」とした。定期的に消毒しているファーム施設も、再度の消毒を行った。プロ野球ソフトバンクは28日、福岡県筑後市のファーム施設で勤務する男性チームスタッフ 1人が、「新型コロナウイルス」の「PCR検査」で「陽性」と判定されたと発表した。保健所からは感染した男性スタッフの「濃厚接触者」はいないと判断されたという。「陽性判定」を受けていたソフトバンク東浜巨投手の復帰が遅れることになった。早ければ 9日から「筑後ファーム施設」でのリハビリ組復帰が可能だったが、 8日までに「PCR検査」の「陰性判定」が出なかった。
●吉本興業は 9日、公式サイトでお笑いコンビ、「南海キャンディーズ」のしずちゃん(41)が「新型コロナウイルス」に感染したことを発表した。しずちゃんは 6日に発熱し、「PCR検査」を受けた結果、 7日に「陽性」と診断された。現在は「自宅療養中」で管轄の保健所によると、「濃厚接触者」はいないという。南海キャンディーズの山里亮太(43)が 9日、ツイッターを更新。同日、「新型コロナウイルス」に感染したことを発表した相方のしずちゃんに対し、「相方、お大事に」と気遣った。
●東京都は 9日、「新型コロナウイルス感染者」が新たに2268人報告されたと明らかにした。 2千人台となるのは 3日連続。入院患者のうち重症者は 129人。都内は 8日から埼玉、千葉、神奈川の3県と共に「新型コロナ特別措置法」に基づく「緊急事態宣言」の対象期間に入った。感染状況が加速度的に悪化しており、「医療崩壊」の懸念が深刻になっている。神奈川県の黒岩祐治知事は 9日、「新型コロナウイルス」に感染し「自宅療養中」の60代男性が死亡した問題で謝罪した。「第三者委員会」に検証を委ねる意向も示した。 5日以降は連絡が取れなくなり、親族が自宅で倒れているのを発見した。岐阜県は9日、「県新型コロナウイルス感染症対策本部」を開き、感染拡大を受けて県独自の「非常事態宣言」を発令した。県民に対し午後 8時以降の「外出自粛」や、酒類を提供する飲食店に午後 8時までの営業とするよう要請した。「非常事態宣言」の発令は、「新型コロナ特別措置法」に基づく「緊急事態宣言の対象」となるのを待たずに先回りで対策を打つためだと説明した。
●大阪府の吉村洋文知事(45)が 9日、日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」(土曜午前 8時)に生出演し、「新型コロナウイルス」の感染が拡大している大阪についてが「緊急事態宣言の対象」になるのは「来週からになると思う」と述べた。この日午後から、大阪、京都、兵庫の「関西3府県」の知事が西村康稔経済再生担当相とオンライン会議を行い、「新型コロナ特別措置法」に基づく「緊急事態宣言」の再発令を正式に発令を要請する。
●菅義偉首相(72)は 9日、首相公邸ですしチェーン「すしざんまい」運営会社の木村清社長(68)と面会し、「新型コロナウイルス感染拡大」を受けて「首都圏1都3県」を対象に発令した「緊急事態宣言」による飲食店や関連業者への影響を聞き取った。「すしざんまい」では、午後 8時までの「営業時間短縮」で売り上げが落ち込んだと記者団に説明した。
●大雪の影響で 9日、秋田市内で車の立ち往生が相次いだ。秋田中央署によると午前 8時半~11時半にかけ、少なくとも30件通報が寄せられた。東北電力ネットワークによると、青森、岩手、秋田、山形、福島、新潟の各県の延べ約17万戸で続いていた停電は 8日午後11時半までに全て解消したが 9日正午現在、新たに秋田、新潟両県の約 900戸で停電が発生した。
記事をまとめてみました。
ソフトバンク三笠杉彦取締役GM(2019年12月26日撮影)
「1都3県」で「緊急事態宣言」が発令されたことを受け、ソフトバンク三笠杉彦取締役GMは 7日、オンライン取材で「キャンプインにもまたがる。NPBや12球団で対応を検討したい」と話した。「新人合同自主トレ」など球団行事は、予定通り行うとした。また、キャンプ地の宮崎も感染拡大が広がり、独自に「緊急事態宣言」を出す可能性が出てきた。三笠GMは「内容を確認して、我々としても対応を考えたい。宮崎でキャンプをする球団もあるので、連携を取っていきたい」と話した。
ソフトバンクは25日、東浜巨投手(30=亜細亜大學OB)が「新型コロナウイルスの陽性判定」を受けたと発表した。
球団は施設の利用者全員に「PCR検査」を実施しており、ファーム施設を利用していた東浜は20日は陰性だったが、翌21日に受けた検査で、24日に「陽性」と判明。25日に改めて福岡市内の病院で「抗体検査」と「PCR検査」を受け、「陽性」が確定した。
球団は日本野球機構(NPB)に報告し、接触のあったスタッフ計 3人を「自宅待機」とした。本人は発熱もなく、自宅で療養中。定期的に消毒しているファーム施設も、再度の消毒を行った。
〔2020年12月25日記事より〕
ソフトバンク・東浜巨投手
プロ野球ソフトバンクは28日、福岡県筑後市のファーム施設で勤務する男性チームスタッフ 1人が、「新型コロナウイルス」の「PCR検査」で「陽性」と判定されたと発表した。現在症状はないという。25日に感染が発表された東浜巨投手の濃厚接触者で、26日に受検して27日に「陽性」と判定された。
他に 2人のスタッフが東浜投手の「濃厚接触者」とされたが、ともに「陰性」だった。保健所からは感染した男性スタッフの「濃厚接触者」はいないと判断されたという。
〔2020年12月28日記事より〕
ソフトバンク東浜巨投手 (2020年11月 4日撮影)
「新型コロナウイルス感染症」の「PCR検査」で「陽性判定」を受けていたソフトバンク東浜巨投手の復帰が遅れることになった。
先月24日に「陽性判定」となり25日から「自宅療養」。早ければ 9日から「筑後ファーム施設」でのリハビリ組復帰が可能だったが、 8日までに「PCR検査」の「陰性判定」が出なかった。球団では 2度の「陰性判定」が出ないと復帰できないことになっている。昨年「日本シリーズ」前に右肩のコンディション不良でリハビリ組へ。復帰を目指していた中での「コロナ感染」だった。斉藤リハビリ担当コーチは「昨年末はネットスローまで来ていたが、これで今後に支障がでてくる」と残念がった。
「南海キャンディーズ」のしずちゃん
吉本興業は 9日、公式サイトでお笑いコンビ、「南海キャンディーズ」のしずちゃんが「新型コロナウイルス」に感染したことを発表した。しずちゃんは 6日に発熱し、「PCR検査」を受けた結果、 7日に「陽性」と診断された。現在は「自宅療養中」で管轄の保健所によると、「濃厚接触者」はいないという。
「南海キャンディーズ」の山里亮太
お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太が 9日、ツイッターを更新。同日、「新型コロナウイルス」に感染したことを発表した相方のしずちゃんに対し、「相方、お大事に」と気遣った。
山里は「無敵と思われたおしずもやられたか…」とつぶやき、「『コンビ結成以来薄くつきあってるという事がええ方に行ったな』という事が言えるくらい元気なのは確認しました」としずちゃんとのやり取りを明かした。
続けて「マネージャーさんからの『山里さんは正式に関係ないです』というなんだか寂しくなる連絡もありました」と「濃厚接触者」として認定されなかったと告白し、「相方、お大事に」と結んだ。
東京都は 9日、「新型コロナウイルス感染者」が新たに2268人報告されたと明らかにした。 2千人台となるのは 3日連続。入院患者のうち重症者は 129人。 都内は 8日から埼玉、千葉、神奈川の3県と共に「新型コロナ特別措置法」に基づく「緊急事態宣言」の対象期間に入った。感染状況が加速度的に悪化しており、「医療崩壊」の懸念が深刻になっている。
神奈川県の黒岩祐治知事は 9日、「新型コロナウイルス」に感染し「自宅療養中」の60代男性が死亡した問題で謝罪した。「痛恨の極みだ。県としてやることをやり切れなかった。おわび申し上げる」と記者団に述べた。「第三者委員会」に検証を委ねる意向も示した。
県によると、男性は 1人暮らし。 4日に電話での「安否確認」をした結果、経過観察となったが、担当者が療養期間を延長するとの情報を専用のシステムに入力せず、自宅訪問などの対応が行われなかった。 5日以降は連絡が取れなくなり、親族が自宅で倒れているのを発見した。
岐阜県は9日、「県新型コロナウイルス感染症対策本部」を開き、感染拡大を受けて県独自の「非常事態宣言」を発令した。県民に対し午後 8時以降の「外出自粛」や、酒類を提供する飲食店に午後 8時までの営業とするよう要請した。
古田肇知事は「対策本部会議」で「このままの状況では、県で維持してきた感染者の自宅待機ゼロが崩れてしまう」と強調。「非常事態宣言」の発令は、「新型コロナ特別措置法」に基づく「緊急事態宣言の対象」となるのを待たずに先回りで対策を打つためだと説明した。
岐阜県は、これまで飲食店に対し午後 9時までの「短縮営業」を要請していた。要請期間も 2月 7日まで延長し、全期間協力した店舗には 108万円の協力金を支給する。
吉村洋文知事=大阪府庁 (2020年12月28日撮影)
大阪府の吉村洋文知事が 9日、日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」(土曜午前 8時)に生出演し、「新型コロナウイルス」の感染が拡大している大阪についてが「緊急事態宣言の対象」になるのは「来週からになると思う」と述べた。
キャスターの辛坊治郎氏が「具体的に大阪が対象になるのはいつからですか?」と質問。吉村知事は「来週からになると思います。ただ、最後は国が決定しますので、まだちょっと分からないところがあります」とした。
11日の成人の日は「まだ発令されていないと思います」と述べた。辛坊氏が「早くても火曜日(12日)以降ということですね?」と確認すると、吉村知事は「ええ」と返答した。
この日午後から、大阪、京都、兵庫の「関西3府県」の知事が西村康稔経済再生担当相とオンライン会議を行い、「新型コロナ特別措置法」に基づく「緊急事態宣言」の再発令を要請する。
取材に応じる吉村洋文・大阪府知事
大阪府の吉村洋文知事が 9日、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」(土曜前 8・ 0)に生出演。キャスターの辛坊治郎氏から大阪が緊急事態宣言の対象になるのはいつからかと聞かれ「来週からになると思う。最後は国が決定する」と述べた。
年明け以降、大阪で急激に「コロナ感染者」が増えた理由について「1番発症した人が多かったのが 1月 3日。そのだいたい 3日ぐらい前に感染しているはずなので、12月25日あたり、クリスマスシーズンから年末にかけて一挙に感染が広がっているのが、いま、反映されている」と分析。来週以降の感染者数の推移について「僕自身は一気に下がることはなくて、逆に増える可能性が高いんじゃないかと思う」と危機感を示した。
続けて「 1月はインフルエンザもものすごく増えるし、『コロナの感染力』も上がるシーズン。急転直下の判断ではあったが、『緊急事態宣言』の要請をしなければ、医療が持たなくなるという判断をした」と説明した。
この後、大阪、京都、兵庫 3府県の知事が「新型コロナウイルス感染症」の対応を巡りオンラインで会談。午後、西村康稔経済再生担当相に正式に「緊急事態宣言」の発令を要請する。
「すしざんまい」のポーズをとる、つきじ喜代村の木村社長(中央) (2019年 1月 5日撮影)
菅義偉首相は 9日、首相公邸ですしチェーン「すしざんまい」運営会社の木村清社長と面会し、「新型コロナウイルス感染拡大」を受けて「首都圏1都3県」を対象に発令した「緊急事態宣言」による飲食店や関連業者への影響を聞き取った。
面会後、木村氏は記者団に「外食産業の事情を話し、要望を出させていただいた。首相からは問題点を取り上げて対処するという意気込みが伝わってきた」と語った。
「すしざんまい」では、午後 8時までの「営業時間短縮」で売り上げが落ち込んだと記者団に説明した。
大雪の影響で 9日、秋田市内で車の立ち往生が相次いだ。秋田中央署によると午前 8時半~11時半にかけ、少なくとも30件通報が寄せられた。
「秋田地方気象台」によると、秋田市では午前11時現在で平年の 5倍を超える60センチの積雪を観測。市は道路豪雪対策本部を設置した。
また、東北電力ネットワークによると、青森、岩手、秋田、山形、福島、新潟の各県の延べ約17万戸で続いていた停電は 8日午後11時半までに全て解消したが 9日正午現在、新たに秋田、新潟両県の約 900戸で停電が発生した。