●スポーツアイウェアブランド「SWANS(スワンズ)」で知られる山本光学(本社=大阪・東大阪市)は26日、阪神・近本光司外野手(26)と用品契約を締結したと発表した。兵庫・淡路市出身の近本は、山本光学がサングラスを製造する淡路工場のすぐ近くで野球選手としてのキャリアをスタート。地元の縁もあり、20年から「SWANS」のサングラスを着用していた。愛用する「FACEONE(フェイスワン)」は守る、打つ、走るという野球選手のあらゆるシーンに対応し、フィット性に優れ、打撃などで斜めを見る時も視界を妨げないといい、着用者のパフォーマンスを高める機能を満載。近本も高い性能を好み、今回の契約に至った。近本愛用モデルのスペシャルカラー8税込み 2万2000円)を、 3月15日から直営店や公式オンラインショップで数量限定( 100本)で発売する。製品に関する問い合わせはスワンズ・カスタマーセンター(06・6783・7818、平日午前 9時~午後 5時半)へ。
●梅野隆太郎捕手(29)が26日、甲子園で「自主練習」。代表取材に応じると、沖縄で「合同自主トレ」を行ったDeNA・山本祐大捕手(22)からスローイングのヒントを得たことを明かした。 3年連続で「ゴールデングラブ賞」を獲得しても、貪欲な姿勢は変わらない。改良したバズーカが宜野座で炸裂だ。どれだけ実績がかけ離れていようとも、盗めるものはすべて盗む。沖縄から甲子園に帰ってきた梅野が弟子から学んだ発見を明かした。今年は新たにDeNAの 4年目、山本が加わった。昨季は 1軍出場わずか 2試合(通算17試合)で年俸 605万円。「3年連続ゴールデングラブ賞」で、年俸 1億1000万円の梅野と比べると力の差は明らかだが、梅野はそこでも見て、聞いて、引き出しを増やそうとしていた。98試合に出場した昨季の「盗塁阻止率0.333」は「セ・リーグ4位」(1位は中日・木下拓哉捕手(29)の0.455)。秋季練習では 2塁送球の特訓を重ねた。体の運び方を覚えれば自慢の肩を生かせることができる。弟子からでも学ぶ姿勢こそ、梅野の魅力だ。再び沖縄に乗り込み、球春を迎える。なりふり構わず改良した「梅ちゃんバズーカ」を炸裂させる。
●小林慶祐投手(28)が鳴尾浜に姿を見せ、日本生命での「自主トレ効果」を明かした。 5日から22日まで社会人時代の所属チームのグラウンドで練習し、中日大島洋平外野手(35)、巨人小林誠司捕手(31)らOBと切磋琢磨(せっさたくま)。キャンプは 2軍スタートで 1軍戦力に割って入る。
●阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」(21=近大)が26日、鳴尾浜での「新人合同自主トレ」に参加。恒例の 3000メートル走が実施されたが、腰の違和感のため途中棄権した。その後のメニューは通常通りこなし、軽傷だったもようだが、周囲の肝を冷やした。トップは「ドラフト7位・高寺望夢内野手」(18=上田西高)だった。阪神の「D5位・村上頌樹投手」(22=東洋大)は最終周までトップを争い、惜しくも「2位フィニッシュ」。先発完投型の右腕として、タフな姿を見せつけた。 6周目まで先頭で引っ張るなど馬力が際立ったが、実は“スプリンター譲り”の走りだった。大学の先輩で、陸上男子 100メートルの前日本記録保持者、桐生祥秀選手(25=日本生命)の練習を目の当たりにしたというのだ。先輩から「地面をしっかり蹴る」という極意を“また聞き”し、走りへの意識を改めたという。本業の投げる方は、馬力と安定感も兼ね備えているという。この日もブルペンで捕手を立たせて30球を投じた。見守った平田勝男 2軍監督(61)はうなずく。キャンプは 2軍安芸スタート。だが前を向く。この日の走りとは真逆で、ここから大まくりを見せる。佐藤輝はスタートから最後方に位置したが、次第に苦しそうな表情を見せて集団から離された。 4周目を走り終わったところで腰を気にするしぐさを見せると、そのままコースアウト。トレーナーに付き添われ、途中棄権となった。その後は室内での打撃練習などを通常の練習メニューをこなし、大事には至らなかった模様。参加が決まっている 2月 1日からの「1軍春季キャンプ」を前に、大きなアクシデントを未然に防いだ。キャンプインまでは 1週間を切っている。鍛えつつもまずは回復に努める。不安なく、キャンプを迎える準備を整える。
●トップは「ドラフト7位・高寺望夢内野手」(上田西高)だった。新人 9選手の中で、ただ一人の高校生だが、身体能力では「D1位・佐藤輝」(近大)に負けてはいない。昨年12月の体力測定では 6種目中、垂直跳び、30メートル走、10メートル走でトップの数値を出しており、これで“4冠達成”だ。まずは同じ遊撃手で昨季54試合に出場した高卒 3年目の小幡竜平内野手(20)に追いつくこと。くしくも2019年、「新人合同自主トレ」の 3000メートル走で近本、木浪聖也内野手(26=亜細亜大學OB)らを振り切り、「完勝」したのが小幡だった。キャンプは 2軍の安芸スタート。ラスト 1周で見せたように、野球でも鮮やかに先輩たちを抜く。
●阪神「ドラフト4位」の榮枝裕貴捕手(22=立命舘大學)が、「プロの洗礼」を浴びた。鳴尾浜で藤浪晋太郎投手(26)の球を受け、プロのレベルの高さを痛感。練習後のオンライン取材で驚きを隠せなかった。 197センチの長身から投げ込まれる直球に、緊張もありうまく捕球できず、しみじみと語った。スライダー、フォークなどの変化球は速くてキレがいい軌道に必死にミットを出した。投手陣の球種、球速、年齢、出身地などのプロフィルを、コミュニケーションのきっかけにしようとメモを取っている。今後も藤浪の捕手役を希望した。
●阪神は26日、「春季キャンプ」限定グッズのオンライン発売を発表した。例年は「1軍キャンプ地」である沖縄・宜野座村「かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)」での限定発売として展開していたが、今年は「新型コロナウイルス」の影響で当面の間、無観客実施が決まったため。
記事をまとめてみました。
スポーツ用アイウェアブランド「SWANS」を持つ山本光学が26日、阪神近本光司外野手と用品契約を締結したと発表した。
兵庫・淡路市出身の近本は、山本光学がサングラスを製造する淡路工場のすぐ近くで野球選手としてのキャリアをスタート。地元の縁もあり、20年から「SWANS」のサングラスを着用していた。愛用する「FACEONE(フェイスワン)」はフィット性に優れ、打撃などで斜めを見る時も視界を妨げないといい、近本も高い性能を好み、今回の契約に至った。
阪神近本光司外野手=阪神甲子園球場 (2020年11月28日)
近本は同社を通じて「地元淡路市の工場で製造された『SWANS』のサングラスを着用できることを誇りに思います。走りながら捕球をするような場面でもブレることがないフレーム、青空の中のボールをしっかりと視認することができるレンズ。甲子園でのデーゲームでは「FACEONE」が活躍すること間違いありません」とコメントした。
また「FACEONE」の近本愛用カラーが 3月15日より、「SWANS」直営店や公式オンラインショップなどで、 100本限定で発売される。
阪神・近本光司外野手が山本光学と用品契約を締結=阪神甲子園球場
スポーツアイウェアブランド「SWANS(スワンズ)」で知られる山本光学(本社=大阪・東大阪市)は26日、阪神・近本光司外野手と用品契約を締結したと発表した。
山本光学がサングラスを製造する工場は、近本の出身地である淡路島にある。地元の縁から、近本は昨季から「SWANSサングラス」を使用している。愛用する「FACEONE(フェイスワン)」は守る、打つ、走るという野球選手のあらゆるシーンに対応し、着用者のパフォーマンスを高める機能を満載。近本愛用モデルのスペシャルカラー8税込み 2万2000円)を、 3月15日から直営店や公式オンラインショップで数量限定( 100本)で発売する。
近本は同社を通じ「地元淡路市の工場で製造された『SWANS』のサングラスを着用できることを誇りに思います。甲子園でのデーゲームでは『FACEONE』が活躍すること間違いありません」などとコメントした。
製品に関する問い合わせはスワンズ・カスタマーセンター(06・6783・7818、平日午前 9時~午後 5時半)へ。
年俸 1億1000万円が 605万円に弟子入り! 阪神・梅野隆太郎捕手が26日、甲子園で「自主練習」。代表取材に応じると、沖縄で「合同自主トレ」を行ったDeNA・山本祐大捕手からスローイングのヒントを得たことを明かした。 3年連続で「ゴールデングラブ賞」を獲得しても、貪欲な姿勢は変わらない。改良したバズーカが宜野座で炸裂だ。
どれだけ実績がかけ離れていようとも、盗めるものはすべて盗む。沖縄から甲子園に帰ってきた梅野が弟子から学んだ発見を明かした。
「あいつ(山本)は捕ってからそのまま投げられるけど、自分はダメなときは起き上がってしまう癖がある。他のキャッチャーを見るのは大事かなって思った」
沖縄でスローイングの特訓をしていたことを明かした梅野隆太郎捕手。バズーカの威力が増した=阪神甲子園球場
沖縄での「自主トレ」は毎年恒例だが、今年は新たにDeNAの 4年目、山本が加わった。昨季は 1軍出場わずか 2試合(通算17試合)で年俸 605万円。「3年連続ゴールデングラブ賞」で、年俸 1億1000万円の梅野と比べると力の差は明らかだが、梅野はそこでも見て、聞いて、引き出しを増やそうとしていた。
「(投げた)ボールの多少のズレを、もうちょっと防げるかなというポイントは、山本のスローイングを見ていたら思った。(山本は)いい意味で肩が強いから慌てない。シンプルに捕ってからの上下動が少ない。もっと安定するためにはこれも必要やなって」
チーム梅野に今年から山本祐大捕手(前列左)が加わった(前列右は梅野隆太郎捕手。後列左から岩崎優投手、大山悠輔内野手)=球団提供
98試合に出場した昨季の「盗塁阻止率0.333」は「セ・リーグ4位」(1位は中日・木下拓の0.455)。秋季練習では 2塁送球の特訓を重ねた。巧みなブロッキング技術からは想像もつかないが、「自分はガッと体も多少硬いから起き上がってしまう癖がある」という。体の運び方を覚えれば自慢の肩を生かせることができる。弟子からでも学ぶ姿勢こそ、梅野の魅力だ。
「キャンプ初日から投げられるように肩は作った。暖かい地で動けて、体の状態もいいとは思うし、しっかりできたかなと思います」
再び沖縄に乗り込み、球春を迎える。なりふり構わず改良した「梅ちゃんバズーカ」を炸裂させる。
キャッチボールで汗を流す小林慶祐投手=阪神鳴尾浜球場(西宮市タイガーデン)
小林慶祐投手が鳴尾浜に姿を見せ、日本生命での「自主トレ効果」を明かした。
5日から22日まで社会人時代の所属チームのグラウンドで練習し、中日大島、巨人小林らOBと切磋琢磨(せっさたくま)。「体の使い方をいろいろ聞いて。使い方が下手な部分は見つけられた」と語った。キャンプは 2軍スタートで「アピールする立場。若い子に負けないように頑張りたい。任された仕事をしっかりやる」と 1軍戦力に割って入る。
キャッチボールを行う小林慶祐投手=阪神鳴尾浜球場
阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」(近大)が26日、鳴尾浜での「新人合同自主トレ」に参加。恒例の 3000メートル走が実施されたが、腰の違和感のため途中棄権した。その後のメニューは通常通りこなし、軽傷だったもようだが、周囲の肝を冷やした。トップは「ドラフト7位・高寺望夢内野手」(上田西高)だった。
阪神の「D5位・村上」(東洋大)は最終周までトップを争い、惜しくも「2位フィニッシュ」。先発完投型の右腕として、タフな姿を見せつけた。
「走る体力があれば、練習する体力があるということなので、そこにつながっていくのかなと思います」
6周目まで先頭で引っ張るなど馬力が際立ったが、実は“スプリンター譲り”の走りだった。大学の先輩で、陸上男子 100メートルの前日本記録保持者、桐生祥秀(25=日本生命)の練習を目の当たりにしたというのだ。「グラウンドの右翼の奥に坂があって、そこで(桐生さんが)走るのを見ていました」とジッと目をこらした。そして先輩から「地面をしっかり蹴る」という極意を“また聞き”し、走りへの意識を改めたという。
本業の投げる方は、馬力と安定感も兼ね備えているという。この日もブルペンで捕手を立たせて30球を投じた。見守った平田 2軍監督は「ばらつきなく、フォームとかそういった意味で安定しているよね」とうなずく。
キャンプは 2軍安芸スタート。だが「しっかり体を作って、オープン戦でアピールできればいいなと」と前を向く。この日の走りとは真逆で、ここから大まくりを見せる。
3000メートル走 1周目、最後尾を走る佐藤輝明内野手(奥)=阪神鳴尾浜球場
阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手にヒヤリとする場面があった。鳴尾浜で行われている「新人合同自主トレ」で、毎年恒例の3000メートル走が行われた。グラウンドの内周を約 8周半回るコースで、新人全員が参加した。佐藤輝はスタートから最後方に位置したが、次第に苦しそうな表情を見せて集団から離された。 4周目を走り終わったところで腰を気にするしぐさを見せると、そのままコースアウト。トレーナーに付き添われ、途中棄権となった。
状態が心配されたが、球団は「3000メートル走の途中に腰に違和感を感じたため、大事を取って途中で回避しました」と発表。佐藤輝も球団を通じ、「走っている途中で腰に少し違和感を感じたためトレーナーさんに相談し、大事を取って抜けさせてもらいました。もうすぐキャンプも始まる大事な時期なので、ケガには気を付けてしっかり体をケアしていきたいと思います」と、前向きにコメントした。
その後は室内での打撃練習などを通常の練習メニューをこなし、大事には至らなかった模様。参加が決まっている 2月 1日からの「1軍春季キャンプ」を前に、大きなアクシデントを未然に防いだ。
3000メートル走で最後方を走る佐藤輝明内野手=阪神鳴尾浜球場
ヒヤリ…。阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」が26日、鳴尾浜での「新人合同自主トレ」に参加。恒例の 3000メートル走が実施されたが、腰の違和感のため途中棄権した。その後のメニューは通常通りこなし、軽傷だったもようだが、周囲の肝を冷やした。トップは「ドラフト7位・高寺望夢内野手」(上田西高)だった。
まさかの事態。鳴尾浜にヒヤリとした空気が流れた。佐藤輝がどんどん失速。険しい表情で 3塁側のベンチへ向かった。初めての 3000メートル走を途中棄権。球団を通じ、自らの言葉で説明した。
「走っている途中で腰に少し違和感を覚えたため、トレーナーさんに相談し大事をとって抜けさせてもらいました」
スタートからしんがりだった。序盤は何とか前を走る同期についていけたが、徐々に差が開く。 2周を終えたところではすでに先頭と半周以上の差が広がっていた。
苦しい表情ながら走り続けていたが、 4周を走り終えたところで腰のあたりを触りながら、トレーナーのところへ。ここで外れることになった。
3000メートル走で高寺望夢内野手(左)に周回遅れにされる佐藤輝明内野手はその後リタイアとなる=阪神鳴尾浜球場
1軍の宜野座行きが決まっている「春季キャンプ」は目前。まさかの離脱かと思われたが、その後はキャッチボールやノック、室内練習場での打撃練習と予定されていたメニューを全てこなして、大事には至らなかったようだ。「4球団競合」の末に獲得した金の卵。今回は不幸中の幸いで軽傷だったが、ここで無理をすると大きなけがにつながる。長期離脱となるのはチームにとっても痛い。
「もうすぐキャンプも始まる大事な時期なので、けがには気を付けてしっかり身体をケアしていきたいと思います」
2月 4日には紅白戦が予定されている。「新人王」と「30本塁打」を目標に掲げる佐藤輝にとっては絶好のアピール機会。今回の 3000メートル走のリタイアは残念だが、無理をせず、自ら「SOS」を出した佐藤輝の姿勢は、長いシーズンを乗り越える意味でも大事になってくる。
キャンプインまでは 1週間を切っている。鍛えつつもまずは回復に努める。不安なく、キャンプを迎える準備を整える。
◆阪神「ドラフト1位」選手の長距離走あらかると
★2012年、伊藤隼太内野手
2000メートルで行われ、「D5位」の松田が 7分26秒で「1位」。伊藤隼は松田を驚異の末脚で猛追も、 2秒届かず「2位」に終わった。
3000メートル走を途中で回避した佐藤輝明内野手(右)はベンチに引き揚げる=阪神鳴尾浜球場
★ 13年、藤浪晋太郎投手
3500メートルで行われ、 4周目の1400メートル地点までは「D4位・小豆畑、D2位・北條」とトップ集団を形成。2800メートル付近で先頭に立つと、最後は独走。笑みを浮かべながら13分57秒でフィニッシュした。
★ 20年、西純矢投手
3000メートルで「最下位」に終わった西純だったが「これからまた速くなればいいと思っている。伸びしろかなと思っています」とポジティブ思考。サッカーの元日本代表MF本田圭佑の「伸びしろですね」を彷彿とさせる名言を残した。
▽佐藤 輝明(さとう・てるあき)
1999(平成11)年 3月13日生まれ、21歳。兵庫県出身。甲東小 1年で野球を始め、甲陵中では軟式。仁川学院高 3年夏は兵庫大会で初戦敗退。高校通算「20本塁打」。近大に進み、「関西学生リーグ」で 2年秋に「MVP」。昨秋は10試合の出場で「打率0.257、3本塁打、11打点」で 2度目の「MVP」に輝いた。大学通算81試合出場、「打率0.288、14本塁打(リーグ新)、69打点」。21年「D1位」で阪神入団。契約金 1億円、年俸1600万円。 187センチ、94キロ。右投げ左打ち。背番号「8」
阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」が26日、鳴尾浜での「新人合同自主トレ」に参加。恒例の 3000メートル走が実施されたが、腰の違和感のため途中棄権した。その後のメニューは通常通りこなし、軽傷だったもようだが、周囲の肝を冷やした。トップは「ドラフト7位・高寺望夢内野手」(上田西高)だった。
ラスト 1周。阪神のチーム最年少、「D7位・高寺」がギアチェンジした。ピンクのシューズとともに、先頭を走っていた「D5位・村上」(東洋大)を鮮やかに抜き去り、トップでゴールインした。
「『1位』を取りたいと思ったので、最後の力を振りしぼりました。結構、しんどかった」
恒例の 3000メートル走。高寺望夢内野手が快足を飛ばし、トップでゴールした=阪神鳴尾浜球場
思わずグラウンドにへたりこんだ。新人 9選手の中で、ただ一人の高校生だが、身体能力では「D1位・佐藤輝」(近大)に負けてはいない。昨年12月の体力測定では 6種目中、垂直跳び、30メートル走、10メートル走でトップの数値を出しており、これで“4冠達成”だ。
「『1位』は取れているが(野球で)もっと上を目指している。上に行けるように頑張りたい」
まずは同じ遊撃手で昨季54試合に出場した高卒 3年目の小幡に追いつくこと。くしくも2019年、「新人合同自主トレ」の 3000メートル走で近本、木浪らを振り切り、「完勝」したのが小幡だった。
「(小幡の「1位」を9今、知りました。すごく守備もうまいし、動きが違ってレベルの差を感じています。早く追いつき追い越せるようにしたい」
キャンプは 2軍の安芸スタート。ラスト 1周で見せたように、野球でも鮮やかに先輩たちを抜く。
阪神「ドラフト4位」の榮枝裕貴捕手(立命大)が、「プロの洗礼」を浴びた。鳴尾浜で藤浪の球を受け、プロのレベルの高さを痛感。練習後のオンライン取材で「全然、想像と違った。リストが長くて、すごく近い」と驚きを隠せなかった。 197センチの長身から投げ込まれる直球に、緊張もありうまく捕球できず「(捕球音も)パスッてしまっての連発。まだまだやなと思いました」と、しみじみと語った。
ノックを受け明るい表情の榮枝裕貴捕手=阪神鳴尾浜球場
スライダー、フォークなどの変化球は「ついていくだけで精いっぱい」と速くてキレがいい軌道に必死にミットを出した。投手陣の球種、球速、年齢、出身地などのプロフィルを、コミュニケーションのきっかけにしようとメモを取っている。「後で実際受けてどうだったかをメモします」と、実際に受けた経験は大きい。「機会があればどんどん受けたい」と、今後も藤浪の捕手役を希望した。
阪神球団旗
阪神は26日、「春季キャンプ」限定グッズのオンライン発売を発表した。
例年は「1軍キャンプ地」である沖縄・宜野座村「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」での限定発売として展開していたが、今年は「新型コロナウイルス」の影響で当面の間、無観客実施が決まったため。グッズはフェースタオルやクリアファイル、マウスカバーなどが準備されている。
販売は公式オンラインショップ「T-SHOP」にて、 2月 1日午前10時から開始。甲子園球場に隣接する「チームショップアルプス」、「ファンショップダグアウト」などでは、同 2日午前10時より発売される。
毎年ご好評をいただいております「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」での限定販売として展開しておりました春季キャンプグッズにつきまして、当面の間、無観客で春季キャンプを実施することとなりましたので、お手軽にお買い求めいただけるよう販売個所を拡大して販売いたします。
詳細につきましては下記をご確認ください。
商品情報
取り扱い店舗と発売日について
公式オンラインショップT-SHOPにて2月1日(月)10:00より販売開始
チームショップアルプス、ファンショップダグアウト、阪神甲子園球場16号スタジアムショップにて2月2日(火)10:00より販売開始(各店舗とも月曜日が定休日となります)
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
「自分の壁を超える」「ライバルに勝つ」いろいろなことがありますが、普段から選手には「比べるのは昨日の自分」という話をしています。
ライバルが活躍すればモチベーションが下がったり、落ち込んだりすることもあ ると思いますが、自分自身を常に超えることを意識し、そういう自分であり続け たいと思い続けていきたいので「超える」を2つ目に掲げています。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
来季はこのスローガンで戦っていきます。
またやはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2021年 公式戦日程と結果 (02月)
2021年 公式戦日程表と結果(03月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュ ース を配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら 「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放 送します!
阪神タイガース主 催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービス です。 プレイボール(※)からヒーローイ ンタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシ ーンを検索することができる「シーン検索」、フ ァンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」な ど、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信 サービスです。
※実際の試合から5 分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレ ジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をな かなか見ることができない方、中継を何度 も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強を したい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見た い方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信 サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会 員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、 Andoroid5以降、iOS9以降に対応しております。バージョンが上記未満の 方はバージョンアップを実施してく ださい。
※らくらくスマー トフォンには対応しておりません。
※ブラウザ: iPhone/iPadの場合はSafariもしくはChrome、Androidの場合はChrome でご利用ください。