●岩田稔投手は慎重に状態を上げていく。 1月上旬に｢新型コロナウイルス｣に感染し、18日に｢自主トレ｣を再開したばかり。前日25日は捕手を座らせて直球を10球、この日は20球を投じた。
●梅野隆太郎捕手(29)が27日、甲子園球場での｢新作タイガースグッズ内覧会｣に出席し、新背番号｢２｣の姿を初めて披露し気持ちを新たにした。新グッズでは人気ブランド｢ＪＩＮＳ｣とコラボしたメガネに興味津々。福岡県出身の梅野は、｢２｣は城島健司氏(44＝現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)が阪神在籍時の2010年から 3年間、つけていた番号だけに特別な思いがある。球団捕手では10年の城島氏以来となる全試合出場へ、背番号の重みを感じながら戦っていく。
●今季から｢キャプテン｣に就任した大山悠輔内野手(26)が27日、甲子園球場で行われた新作グッズ内覧会に出席。今季着用する｢Ｃマーク｣がついたユニホームを初披露した。自身のアイデアで｢強い虎｣をイメージしたキャプテンマークにモデルチェンジ。ライバルたちに牙をむき、16年ぶりの頂点を目指す。左胸に輝く新しい｢Ｃマーク｣に新主将としての決意が表れた。俺が強い虎にする－。甲子園で行われた新作グッズの内覧会。今季着用するホーム用ユニホーム姿で出席した大山が、キャプテンマークからチームの改革に乗り出したことを明かした。阪神のユニホームに｢Ｃマーク｣が登場したのは｢キャプテン制度｣が復活した2012年の鳥谷敬氏(39＝現ロッテ)、藤川球児氏(40＝現スペシャルアシスタント)から。これまでユニホームのリニューアルとともに大きさや位置が変わることはあったが、デザインが一新されるのは初めてだ。昨季まで務めた糸原と並び、球団最年少の26歳シーズンで主将に任命された大山は、改めて2021年シーズンへの決意を語った。いよいよ球春到来。牙をむく新主将が雄たけびをあげる。
●巨人から｢金銭トレード｣で阪神に移籍した山本泰寛内野手(27)が27日、甲子園を訪れ、代表取材に応じた。巨人時代に指導を受けた春季キャンプで臨時コーチを務める川相昌弘氏(56)との対面を心待ちにした。慶應大學から2016年に｢Ｄ５位｣で巨人に入団し、その後“川相イズム”をたたき込まれた。山本が今回、 1軍の｢沖縄・宜野座キャンプ｣メンバー入りしたことで再会が実現。もう一度、胸に飛び込むつもりだ。
●｢沖縄・宜野座１軍キャンプ｣メンバーの阪神新人 6選手が27日、鳴尾浜での｢新人合同自主トレ｣を打ち上げた。前日26日に3000メートル走を腰の違和感で途中棄権した｢ドラフト１位｣の佐藤輝明内野手(21＝近畿大學)は、この日のメニューをすべてこなした。｢黄金ルーキー｣が準備万端で沖縄へ向かう。準備は整った。いざ沖縄へ。代表取材に応じた佐藤輝が、充実の表情で約 3週間の鳴尾浜生活を振り返った。この 1カ月間はランニングやウエートトレーニングなど体作りが中心。 187センチ、94キロとすでに大きな体格だが、体幹トレーニングが一番身になったという。大学時代はあまり取り組んでこなかったメニューで進化。その成果をプレーで発揮できるキャンプに向けて、目を輝かせた。まだプロとして動き出したばかり。これから 1軍の選手たちの中でもまれることになる。いざ沖縄へ。｢４球団競合の黄金ルーキー｣がいよいよベールを脱ぐ。
●阪神の｢ドラフト３位・佐藤蓮投手｣(22＝上武大學)が27日、鳴尾浜での｢新人合同自主トレ｣に参加した。練習後にオンライン取材に応じ、同じくブルペンに入った秋山拓巳投手(29)の投球技術を吸収し、先輩右腕のような制球力を目指していくことを宣言。バドミントンのラケットを使った練習法で課題のコントロールを磨いていく。真横で投球練習をする先輩の姿に思わず目を奪われた。佐藤蓮はコーナーに投げ分ける秋山の制球力や、試合さながらの投球テンポの速さに驚きを隠せなかった。球団のプロフィル上では、ともに身長 188センチ、体重は 101キロと全く同じ体格の 2人。最速 155キロの直球を誇る佐藤蓮だが話す通り、制球力を課題としている。そんな右腕にとって、昨季規定投球回に届かず参考記録ながら、｢与四球率０．９６｣でセ・リーグの“制球王”となった秋山はお手本とすべき存在だ。課題克服へ、佐藤蓮はバドミントンのラケットを使ったシャドー投球の練習を取り入れていることを明かした。上武大 4年時から始めた練習法だと説明。沖縄にもラケットを持ち込み、今後も継続していくつもりだ。秋山も 6年目の2015年に同じトレーニングを実践し、 2年後の17年に飛躍を遂げた前例がある。自慢の直球に加えてコントロールに磨きがかかればまさに鬼に金棒。目標とする｢開幕１軍｣もぐっと近づくはずだ。早ければ 2月 7日の紅白戦で実戦デビュー予定。無限大の可能性を秘めた背番号｢３０｣が、沖縄でアピールする。
●平田勝男 2軍監督(61)は｢ドラフト５位｣村上頌樹投手(22＝東洋大)のブルペン投球に納得顔だ。大卒 1年目の右腕は昨秋の右前腕肉離れを考慮され、今春は｢２軍キャンプ｣スタート。この日は捕手を立たせての投球を視察した。
記事をまとめてみました。
ブルペンで投球練習を行う岩田稔投手＝阪神鳴尾浜球場(西宮市タイガーデン)
岩田稔投手は慎重に状態を上げていく。
1月上旬に｢新型コロナウイルス｣に感染し、18日に｢自主トレ｣を再開したばかり。前日25日は捕手を座らせて直球を10球、この日は20球を投じた。｢(状態に)波はありますけどね。それも確認しながらになります。焦っても仕方がない。体がちゃんと動いてくれるかだと思うので｣と冷静だ。
梅野隆太郎捕手が27日、新背番号｢２｣の姿を初めて披露し気持ちを新たにした。
｢やってやろうという前向きな気持ちしかない。この2番で最高の成績を残せるように頑張りたい｣。
新グッズでは人気ブランド｢ＪＩＮＳ｣とコラボしたメガネに興味津々。｢たくさんのグッズを持って応援してくれる姿というのは、選手はすごい目に入ってくる。ファンの皆さんと一体となって、頑張っていきたい｣と意気込んだ。
｢２｣を初披露した梅野隆太郎捕手。新背番号に気持ちを新たにした＝阪神甲子園球場
阪神・梅野隆太郎捕手が27日、甲子園球場での｢新作タイガースグッズ内覧会｣に出席し、今季から身にまとう背番号｢２｣のユニホーム姿を初めて披露した。少し照れながらも｢本当に新鮮で、『やってやろう』という前向きな気持ちしかない。この２番をつけて、最高の成績が残せるように頑張りたい｣と気合を入れ直した。
福岡県出身の梅野は、捕手として城島健司氏(現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)が少年時代から憧れの存在だった。｢２｣は城島氏が阪神在籍時の2010年から 3年間、つけていた番号だけに特別な思いがある。球団捕手では10年の城島氏以来となる全試合出場へ、背番号の重みを感じながら戦っていく。
牙むく主将や！！ 今季から｢キャプテン｣に就任した阪神・大山悠輔内野手が27日、甲子園球場で行われた新作グッズ内覧会に出席。今季着用する｢Ｃマーク｣がついたユニホームを初披露した。自身のアイデアで｢強い虎｣をイメージしたキャプテンマークにモデルチェンジ。ライバルたちに牙をむき、16年ぶりの頂点を目指す。
左胸に輝く新しい｢Ｃマーク｣に新主将としての決意が表れた。俺が強い虎にする－。甲子園で行われた新作グッズの内覧会。今季着用するホーム用ユニホーム姿で出席した大山が、キャプテンマークからチームの改革に乗り出したことを明かした。
｢去年まで糸原さんがつけていたキャプテンマークを見ていたけど、自分がつけるのならと思って(担当者の方に)『ちょっと変えられないですか』と話をして。(複数の)案をもらって、これに決めました｣
大山悠輔内野手はキャプテンマークのように相手に牙をむく＝阪神鳴尾浜球場
｢歴代のキャプテン｣がつけてきた普通のアルファベットの｢Ｃ｣ではない。口を大きくあけて、獲物に向けて襲いかかるような新デザイン。イメージはライバルたちに牙をむく｢強い虎｣だ。
今季から投手主将になった岩貞を交え、担当者と 3人で議論を重ねた末、自信作が完成。｢やっぱりタイガースは虎なので…。それをモチーフにしてもらいました｣。大山は納得した表情で、力強くうなずいた。
阪神のユニホームに｢Ｃマーク｣が登場したのは｢キャプテン制度｣が復活した2012年の鳥谷敬(現ロッテ)、藤川球児(現スペシャルアシスタント)から。これまでユニホームのリニューアルとともに大きさや位置が変わることはあったが、デザインが一新されるのは初めてだ。昨季まで務めた糸原と並び、球団最年少の26歳シーズンで主将に任命された大山は、改めて2021年シーズンへの決意を語った。
内覧会に出席した大山悠輔内野手は｢Ｃマーク｣を初披露した＝阪神鳴尾浜球場
｢やっぱり優勝。そこが第一だと思います。そのためにも、もっともっとやっていかなければいけないということが、たくさんあります｣
05年を最後に、優勝から遠ざかっている虎。｢１６年ぶりのＶ｣を達成するためには、昨季｢８勝１６敗｣と大きく負け越し、07年以来13年連続で勝ち越せていない巨人を倒すことが絶対条件だ。グラウンドで暴れまくり、｢負の歴史｣にピリオドを打つ。打倒巨人への熱い思いも｢Ｃマーク｣に込められている。
大山は 4年目の昨季、｢セ・リーグ２位タイ｣の｢２８本塁打｣、｢同３位｣の｢８５打点。打率０．２８８｣を含めて、打撃部門すべてでキャリアハイの成績を残した。今季はさらに飛躍し、強い虎を引っ張っていく。
｢個人的には去年の成績以上を最低限と思っていますので。それに向かって、しっかりと準備をしたい｣
いよいよ球春到来。牙をむく新主将が雄たけびをあげる。
巨人から｢金銭トレード｣で阪神に移籍した山本泰寛内野手が27日、甲子園を訪れ、代表取材に応じた。巨人時代に指導を受けた春季キャンプで臨時コーチを務める川相昌弘氏との対面を心待ちにした。
｢入団したときは 3軍監督だったので、あまり接する機会はなかったんですけど。 3年目のときに 2軍監督だったので、お世話になりました｣
慶大から2016年に｢Ｄ５位｣で巨人に入団し、その後“川相イズム”をたたき込まれた。山本が今回、 1軍の｢沖縄・宜野座キャンプ｣メンバー入りしたことで再会が実現。｢状況に応じての打撃だったり考え方、そういうのは超一流だと思うので、そこはまた改めて聞きたい｣。もう一度、胸に飛び込むつもりだ。
木浪、小幡、北條らとの遊撃競争は激しい。だが、ゼロからでない分“川相塾”からの吸収率では他を圧倒できるはずだ。｢ショートに限らず自分が出られるところで、しっかり今できることをアピールするだけ。 100％出せるように準備していきたい｣と全力で挑む。
｢沖縄・宜野座１軍キャンプ｣メンバーの阪神新人 6選手が27日、鳴尾浜での｢新人合同自主トレ｣を打ち上げた。前日26日に3000メートル走を腰の違和感で途中棄権した｢ドラフト１位｣の佐藤輝明内野手(近大)は、この日のメニューをすべてこなした。｢黄金ルーキー｣が準備万端で沖縄へ向かう。
準備は整った。いざ沖縄へ。代表取材に応じた佐藤輝が、充実の表情で約 3週間の鳴尾浜生活を振り返った。
｢キャンプに向けた体作りっていうところが一番の目的だったので、しっかりできたかなと思います｣
前日26日の3000メートル走は腰の違和感のため、まさかの途中棄権。ヒヤリとしたが、この日はキャッチボール、外野ノック、ダッシュ、ウエートトレーニングとすべてのメニューをこなしてひと安心。問題なく沖縄へと向かうことができる。
ノックを受ける佐藤輝明内野手(左)。充実の自主トレ打ち上げとなった＝阪神鳴尾浜球場
この 1カ月間はランニングやウエートトレーニングなど体作りが中心。 187センチ、94キロとすでに大きな体格だが、体幹トレーニングが一番身になったという。
｢今までしっかりやったことがなかったので。これからも続いていくと思うんですけど良かったなと思います｣
大学時代はあまり取り組んでこなかったメニューで進化。その成果をプレーで発揮できるキャンプに向けて、｢楽しみではあります｣と目を輝かせた。
｢しっかり体を動かすことはしっかりできた。基本的には体作りみたいなことしかしてないので、これからそういうことを感じるのかなと思いますけど｣
まだプロとして動き出したばかり。これから 1軍の選手たちの中でもまれることになる。いざ沖縄へ。｢４球団競合の黄金ルーキー｣がいよいよベールを脱ぐ。
秋山さんを手本にする！！ 阪神の｢ドラフト３位・佐藤蓮投手｣(上武大)が27日、鳴尾浜での｢新人合同自主トレ｣に参加した。練習後にオンライン取材に応じ、同じくブルペンに入った秋山拓巳投手の投球技術を吸収し、先輩右腕のような制球力を目指していくことを宣言。バドミントンのラケットを使った練習法で課題のコントロールを磨いていく。
真横で投球練習をする先輩の姿に思わず目を奪われた。佐藤蓮はコーナーに投げ分ける秋山の制球力や、試合さながらの投球テンポの速さに驚きを隠せなかった。
｢(秋山さんは)捕手の構えたところにキレのあるボールを投げていたのですごいなと思った。テンポよく投げていたのも印象的で、試合と同じようなテンポ、リズムで投げていた｣
キャッチボールを行う佐藤蓮投手(奥)。秋山拓巳投手を手本に制球力を磨く＝阪神鳴尾浜球場
この日、｢ドラフト３位ルーキー｣はブルペンでカーブやフォークを交えながら捕手を座らせて25球を投じた。投球練習中には鳴尾浜へ｢自主トレ｣に来ていた秋山もブルペン入りし、競演が実現。先輩の投球を間近で観察した佐藤蓮は｢気付いたことは試して、よかったらそれでいいと思うし、失敗したらそこから考えて。どんどんいろんなことを試していきたい｣と技術の吸収へ意欲を示した。
球団のプロフィル上では、ともに身長 188センチ、体重は 101キロと全く同じ体格の 2人。最速 155キロの直球を誇る佐藤蓮だが｢四隅にしっかり投げるコントロールが甘いところがある｣と話す通り、制球力を課題としている。そんな右腕にとって、昨季規定投球回に届かず参考記録ながら、｢与四球率０．９６｣でセ・リーグの“制球王”となった秋山はお手本とすべき存在だ。
秋山拓巳投手もバドミントンのラケットを使った練習を取り入れてきた＝阪神鳴尾浜球場
課題克服へ、佐藤蓮はバドミントンのラケットを使ったシャドー投球の練習を取り入れていることを明かした。上武大 4年時から始めた練習法だといい｢正しいフォームで振らないとしっかり音が鳴らない。調子が悪くなったときなどにこの練習を入れている｣と説明。沖縄にもラケットを持ち込み、今後も継続していくつもりだ。
秋山も 6年目の2015年に同じトレーニングを実践し、 2年後の17年に飛躍を遂げた前例がある。自慢の直球に加えてコントロールに磨きがかかればまさに鬼に金棒。目標とする｢開幕１軍｣もぐっと近づくはずだ。
｢自分の持ち味はストレートとカーブだと思っているので、自信を持って投げていきたい｣
早ければ 2月 7日の紅白戦で実戦デビュー予定。無限大の可能性を秘めた背番号｢３０｣が、沖縄でアピールする。
ブルペンに入る村上頌樹投手（右）に声を掛ける平田勝男 2軍監督＝阪神鳴尾浜球場
平田勝男 2軍監督は｢ドラフト５位｣村上頌樹投手(東洋大)のブルペン投球に納得顔だ。
大卒 1年目の右腕は昨秋の右前腕肉離れを考慮され、今春は｢２軍キャンプ｣スタート。この日は捕手を立たせての投球を視察した。｢順調に来ている。バラつきがなく、フォームとかそういった意味で安定している。コンビネーションとか出し入れとかができる、頭のピッチングができるようになってくれれば｣と期待した上で｢焦っちゃダメだよという話を今日もした｣とルーキーの心情を気遣った。
ブルペンで投球する村上頌樹投手＝阪神鳴尾浜球場
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！今季こそ勝利を掴め！
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
「自分の壁を超える」「ライバルに勝つ」いろいろなことがありますが、普段から選手には「比べるのは昨日の自分」という話をしています。
ライバルが活躍すればモチベーションが下がったり、落ち込んだりすることもあ ると思いますが、自分自身を常に超えることを意識し、そういう自分であり続け たいと思い続けていきたいので「超える」を2つ目に掲げています。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
来季はこのスローガンで戦っていきます。
またやはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2021年 公式戦日程と結果 (02月)
2021年 公式戦日程表と結果(03月)
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