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川相臨時コーチ「熱血塾」“受講者”から充実感!矢野監督「すごく魅力ある」佐藤輝明の3塁意欲買う!

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阪神「1軍キャンプ」の川相昌弘臨時コーチ(56)がいきなり「熱血塾」を開講した。球場を離れた午後 5時40分までメイン、サブの両グラウンドを 3往復。コーチ陣と綿密に連携を取りながら、「3年連続12球団ワースト失策」の守備陣に名手のエキスを注入した。午後 1時過ぎ、サブグラウンドで小幡竜平内野手(20)、「ドラフト6位」中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)の特守をチェック。身ぶり手ぶりと実技で約20分間アドバイスを送った後、「形作りに一番いい」練習を30分間組み込んだ。久慈照嘉内野守備兼バント担当コーチ(51)が手で転がしたボールの捕球、送球メニュー。特守メンバーが糸原健斗内野手(28)、大山悠輔内野手(26)、北條史也内野手(26)、木浪聖也内野手(26=亜細亜大學OB)、山本泰寛内野手(27=巨人)に代わっても、個別練習が始まっても、地道な練習が繰り返された。

プロ野球の「春季キャンプ」が 1日、始まった。阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手(21=近畿大學)が沖縄・宜野座で、いきなり新人離れしたパワーを披露した。屋外フリー打撃で89スイング中「9本の柵越え」。豪快なフルスイングで、バックスクリーン直撃の 135メートル弾もかっ飛ばした。「アマ球界No.1スラッガー」が非凡な実力を発揮した。驚きの打球にも、満足しない。これぞ「黄金ルーキー」の輝きだった。バックスクリーン弾だけなく、「9本の柵越え」には魅力が詰まっていた。25スイング目に、体が右に泳がされながらも、左翼ポール際に大飛球を放った。惜しくもファウルになったが、本拠地の浜風は左打者にとって難敵になる。逆方向への意識の高さは、大きな武器になる。シートノックでは左翼を守った後、本職の 3塁へ。10度の守備機会を無難にこなした。今後は外野起用が基本線だが、外野、 1塁、 3塁用のグラブを持参。 3塁には大山という強力なライバルがいるが、臆することはない。午前 8時過ぎに始まった佐藤輝のキャンプ初日。代表取材に応じたのは、午後 6時半だった。 4日の紅白戦では実戦デビューを予定。「衝撃のルーキー」から、目を離せない。矢野燿大監督(52)は佐藤輝の 3塁守備への意欲を買った。外野だけではなく 3塁の守備にも就いたルーキーについて歓迎。

矢野燿大監督の一問一答。「カッコいい大賞」。結構、みんな格好良かったんですけどね。誰やろう…。だいぶん時間かかりますよ。決めがたいぐらいみんな格好良かったんでね。「カッコいい大賞」を毎日、決めていってもいいなというのは今の提案からいただいたものなんでね。楽しんでやるというのは大事にしているんですけど、でも無理に楽しまないとアカンというところを誤解させてしまっている部分があった。「格好良さ」が、またファンの人にも伝わっていくというところでは、僕の中でのキャンプのテーマで。それぞれの格好良さを追求していこうということを昨日話しさせてもらったのでね。自分自身にも言い聞かせていますしね。キャンプの中での「カッコいい大賞」を決めていきたいですね。

高卒 2年目の井上広大外野手(19)が、虎の「4番」に張り合った。フリー打撃では94スイングで大山と並ぶ「11本の柵越え」。バックスクリーンにも「2発」たたき込んだ。矢野監督から直接指導も受け、スイング時の体の使い方について助言をもらった。「1軍キャンプ」最年少の19歳が、初日から充実感を漂わせた。

阪神が昨年に続いて「ワンデーキャプテン制」を採用し、着用する特注のピンクユニホームが登場した。キャンプ初日の「1日主将」は、野手は本来のチーム主将でもある大山悠輔内野手、投手では本来の投手主将の岩貞祐太投手(29)が着用した。鮮やかな濃いピンクがベースで両袖は黒。襟と袖には黄色のラインが入っており、遠くからでもすぐに見つけられる派手な特注ユニホームだ。阪神「新主将」の大山悠輔内野手がキャンプ初日の野手「一日主将」を任された。練習開始時は岩貞とともにピンクユニホームを着用してあいさつ。シートノックでも元気に盛り上げた。 3塁守備、バント練習でも川相臨時コーチからアドバイスをもらうなど、充実の 1日となった。

西純矢投手(19)が、初の「1軍キャンプ」初日に「グラウンド一番乗り」だ。遠戚にあたる西勇輝投手に早朝のチーム宿舎から密着。 2人で、「いの一番」に緑の芝生を踏み、そろってランニングした。最高の師匠に導かれ、最高の形でキャンプイン。阪神の高卒 2年目西純矢投手が、初の「1軍キャンプ」初日にブルペンでチーム最多の 153球を投げ込んだ。福原忍投手コーチ(44)から、体が突っ込まないよう、体重を体の右側に残すようにアドバイスを受けた。プロ入り後、ブルペンでの最多投球となった。この日は全体練習前にエース西勇輝投手(30)と一緒にストレッチやランニングを行った。前日 1月31日に声をかけてもらい、西純から頼んだ。19年「ドラフト1位右腕」は遠戚関係のエースのもとで、大きく羽ばたく。

西勇輝投手が岩崎優投手(29)とともにキャンプのブルペンに「一番乗り」した。最後の 1球以外は全て直球で41球。今年は国内で「自主トレ」。寒さがあった分、肩を休ませる期間を短くしたが、プラスに働いたようだ。キャンプインに、改めて気合を入れた。

煩悩を振り払う、「魂の108球」! 阪神・藤浪晋太郎投手(26)が初日からブルペンに入り、 108球を投げた。キャンプ初日に 100球以上を投げたのは、プロ 9年目で初。午後の個別練習でもブルペンで投球練習を行い、フォームを確かめた。ここ 2年で「1勝」と苦しむ右腕が、ひたすら投げて、必ず「完全復活」の 1年にしてみせる。このオフから、大阪桐蔭高時代とプロ 1年目での、大きく振りかぶるワインドアップに再挑戦。 1月 29日からの「沖縄先乗り合同自主トレ」でも連日ブルペン入りし、 2日間の合計は 118球。そして初日も-。すべては今季にかける強い決意の表れだ。見守った矢野監督も目を細めた。

今季から阪神に加入したチェン・ウェイン投手(35=前ロッテ)も笑顔でキャンプイン。アップのあと、キャッチボールやランニングで汗を流した。ブルペンでの投球はなかったものの充実の表情を浮かべていた。

ジェリー・サンズ外野手(33)、ジェフリー・マルテ内野手(29)、ジョン・エドワーズ投手(33)、ジョー・ガンケル投手(29)の 4選手が 1日、沖縄入りした。球団によると 2日から「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」で練習を行う予定だという。残るラウル・アルカンタラ投手(28=前韓国斗山)とメル・ロハス・ジュニア外野手(30=前韓国KT)の 2人は、「コロナ禍」での入国制限で、来日のメドは立っていない。

7年目の江越大賀外野手(27)が「新打撃フォーム」で勝負の年に挑む。「安芸2軍春季キャンプ」で初日の練習前声だしを担当し、「100試合出場」を今季目標に掲げた。フリー打撃ではバットを寝かせ、ノーステップにした新スタイルで安打性の打球は「35本(98スイング)」。長打を捨て、より確実性を追い求めていく。

平田勝男 2軍監督(61)がコーチ陣に画期的なアイデアを求めた。キャンプ初日を終え、笑顔。ブルペンでは安藤優也 2軍投手チーフコーチ(43)の発案で、端から端まで 2本のゴムが張られ、ベース上でストライクゾーンを可視化。指揮官は低めの投球を意識させる工夫を評価し、首脳陣のひらめきに期待した。

記事をまとめてみました。

 

 阪神「1軍キャンプ」の川相昌弘臨時コーチがいきなり「熱血塾」を開講した。球場を離れた午後 5時40分までメイン、サブの両グラウンドを 3往復。「僕はあくまでこの期間しかいない。コーチの皆さんに僕の考えを伝えて、いいことは続けてもらわないと効果が出ないので」。コーチ陣と綿密に連携を取りながら、「3年連続12球団ワースト失策」の守備陣に名手のエキスを注入した。

 サブグラウンドで守備練習する小幡竜平内野手(右端)と中野拓夢内野手にアドバイスを送る川相昌弘臨時コーチ、左端は藤本敦士内野守備走塁コーチ=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)

 午後 1時過ぎ、サブグラウンドで小幡、「ドラフト6位」中野の特守をチェック。身ぶり手ぶりと実技で約20分間アドバイスを送った後、「形作りに一番いい」練習を30分間組み込んだ。久慈内野守備兼バント担当コーチが手で転がしたボールの捕球、送球メニュー。「体が覚えるまで、やるしかないよ」と声をかけた。特守メンバーが糸原、大山、北條、木浪、山本に代わっても、個別練習が始まっても、地道な練習が繰り返された。

 川相昌弘臨時コーチの指導を受ける大山悠輔内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 <1>ボールの右側から素早くチャージ。<2>巨人坂本勇のように大きくステップし、体重移動を利用して下半身で投げる。ポイントを習得した“受講者”からは充実感が漂う。北條が「ステップを大きく取れば、投げる場所をしっかり見る間ができる」と納得すれば、小幡も「よく下半身で投げろと言われるけど、それがすごくよく分かった。(上半身、腕に)に全然負担がかからない」とうなずいた。

 すでに各選手のミスを集めたDVDで予習を終えていたが、キャンプ初日は送球&守備のスマートフォン撮影、外野手送球のタイム計測などでも情報収集。早急に対策を練り、イメージする「イージーミス撲滅」に尽力する。

 バットを手に選手にバント指導をする川相昌弘臨時コーチ。右下は矢野燿大監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

〇…川相臨時コーチは「バント成功率向上への金言」もいきなり授けた。巨人、中日で活躍した現役時代は「バントの神様」の異名も取った。この日は各選手の練習中に言葉をかけた後、野手、コーチ陣を集めて 5分以上レクチャー。「 140キロのボールを殺すのは僕にもできない」「バットの角度で方向さえちゃんとしてくれれば、打球を殺さなくていい」。分かりやすい言葉でアプローチした。

 

 シートノックで 3塁を守る佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 プロ野球の「春季キャンプ」が 1日、始まった。阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手が沖縄・宜野座で、いきなり新人離れしたパワーを披露した。屋外フリー打撃で89スイング中「9本の柵越え」豪快なフルスイングで、バックスクリーン直撃の 135メートル弾もかっ飛ばした。

◇   ◇   ◇

 矢野燿大監督のチェックを受けながらキャッチボールをする佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 矢野監督は佐藤輝の 3塁守備への意欲を買った。外野だけではなく 3塁の守備にも就いたルーキーについて「他の選手もそうだけど、選手自身も可能性が広がる」と歓迎。黄金ルーキーの可能性は無限大とばかりに「外野で『ゴールデングラブ』とって、将来もし内野にいって『ゴールデングラブ』取って。すごく魅力がある」と語った。

 大飛球を連発した売りの打撃も初めて間近でチェック。「あれだけの高さのある打球って、プロの中でもそんなに多くない」とうなった。

 シートノックで左翼を守る佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 ド迫力! やっぱりすごいで! プロ野球の春季キャンプが 1日、始まった。阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手が沖縄・宜野座で、いきなり新人離れしたパワーを披露した。屋外フリー打撃で「89スイング中9本の柵越え」。豪快なフルスイングで、バックスクリーン直撃の 135メートル弾もかっ飛ばした。「アマ球界No.1スラッガー」が非凡な実力を発揮した。

◇   ◇   ◇

 無観客が残念すぎる。力強いスイングから放たれた打球は、センター方向へ一直線に飛んだ。ガンッ! 沖縄・宜野座のバックスクリーンに直撃。佐藤輝があいさつ代わりの特大弾を放った。推定飛距離は 135メートル。キャンプ初日のフリー打撃は、89スイングで「9本の柵越え」。「何点かは分からないが、完璧ではないですね」。驚きの打球にも、満足しない。これぞ「黄金ルーキー」の輝きだった。

 矢野燿大監督の前で打撃練習を行う佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 「4球団競合」の末に、猛虎の一員となった。自ら当たりくじを引いた矢野監督は打撃ケージの後ろから食い入るように見つめた。興奮を抑えきれない様子だった。「いや、やっぱり魅力ありましたね。振る力はプロの中でも十二分に通用していくものがあると、初日で確認できた。見ていて楽しみな選手」。首脳陣の熱視線にも、佐藤輝はマイペースだった。「別に(意識に)なかったです。しっかり振ることを意識してやっていきました」。言葉からもスケールの大きさがうかがえる。

 バックスクリーン弾だけなく、「9本の柵越え」には魅力が詰まっていた。25スイング目に、体が右に泳がされながらも、左翼ポール際に大飛球を放った。「逆方向にもしっかり、特に甲子園なので、強い打球がいくのはいいことかなと思います」。惜しくもファウルになったが、本拠地の浜風は左打者にとって難敵になる。逆方向への意識の高さは、大きな武器になる。

 ロングティー打撃を行う佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 シートノックでは左翼を守った後、本職の 3塁へ。10度の守備機会を無難にこなした。今後は外野起用が基本線だが、外野、 1塁、 3塁用のグラブを持参。「どこを任されるかまだ分からない。どこで行くぞと言われても準備できてるようにしっかりやっていきたいと思います」と話す。 3塁には大山という強力なライバルがいるが、臆することはない。

 午前 8時過ぎに始まった佐藤輝のキャンプ初日。代表取材に応じたのは、午後 6時半だった。「疲れました。これがキャンプだと思うので、しっかりついていけるようにやっていきたいです。実戦も早く始まる。しっかり調整していけるようにやっていきたい」。 4日の紅白戦では実戦デビューを予定。「衝撃のルーキー」から、目を離せない。

 矢野燿大監督(手前)にハッパを掛けられながら打撃練習をする佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

▽中日金子丈スコアラー(佐藤輝明内野手のフリー打撃に)

 「大学の試合でも見ているけど、実際に見てすごいスイング。逆方向にも簡単に入るし、モノとしてはすごい」

▽DeNA有働克也スコアラー(佐藤輝明内野手のフリー打撃に)

 「飛距離はすごいですし、いいパワーをしてます。天性のものがあると思う。いい打者だと思うので、これからもチェックしていきたい」

▽井上一樹ヘッドコーチヘッドコーチ

 「キャンプ初日にいきなり走るのはまずいと思って、ウオーキングにしたわ」(昨春のキャンプでは、練習前のランニングが日課。コーチも徐々に体を仕上げていくのですね…)

 佐藤輝明内野手のフリー打撃練習を見る矢野燿大監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

▽阪神藤浪晋太郎投手

 「煩悩まみれでした…」(ブルペンで 105球で終えるつもりが、納得いかず 3球追加。 108の球数に思わず)

<近年の主なドラフト最上位野手キャンプ初日>

◆97年今岡 誠(東洋大):フリー打撃ではゆったり構えたフォームから、左右へライナーを打ち分けた。68スイング中「柵越え7本」。守備でも非凡なグラブさばきを見せ、名手だった吉田監督からの直接指導にも耳を傾けた。

◆04年鳥谷 敬(早大):遊撃の定位置を争う藤本と、守備、フリー打撃と常に同じ組で行動。最後は 2人だけの居残り特打も組まれた。

 DA PUMPの「USA」に合わせてダンスする佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

◆16年高山 俊(明大):右手骨折のため、「安芸2軍キャンプ」で別メニュー。掛布 2軍監督から密着指導を受けた。ティー打撃直後のマシン打撃では、特に狭いスタンスでの打撃フォームに関して徹底指導された。

◆17年大山悠輔(白鴎大):新人では異例の30分特打で「12本の柵越え」。金本監督から「トップを深く」と助言された直後にオーバーフェンス。右膝の使い方についてのアドバイスなど、熱心に聞き入った。

◆19年近本光司(大阪ガス):主力と一緒にフルメニューをこなした。打撃練習の 3カ所フリー打撃は初体験。打つ順番がわからなくなり“迷子”になる初々しい場面もあった。

 

 プロ野球の「春季キャンプ」が 1日、始まった。阪神「ドラフト1位」の佐藤輝が沖縄・宜野座で、いきなり新人離れしたパワーを披露した。屋外フリー打撃で89スイング中「9本の柵越え」。豪快なフルスイングで、バックスクリーン直撃の 135メートル弾もかっ飛ばした。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-初日練習が終了。いい天気の中でスタートし気分も良かったと思う

 矢野監督 そうですね、本当に見どころというかね、たくさんある初日でしたし。ファンの人たちがね、来てくれていないというのは本当に寂しいことですけども。でも本当に見ていてワクワクする 1日でした。

-あちこちで選手が練習。見たいものがたくさんあったのでは

 矢野監督 そうですね、ピッチングもバッティングも、また(臨時コーチの)川相さんにも来ていただいて、守備の方も。すべて見たかったんですけども

-初日の佐藤輝のバッティング、動きは監督の目にはどう映ったか

 矢野監督 やっぱり魅力ありましたね。あれだけの高さのある打球ってね、あんまりこう、プロの中でもそんなに多くない高さで飛ばせる、というのはすごく佐藤の大きな魅力だと思います。振る力というのはプロの中で十二分にね、通用して行くものがあるなというのは初日だけでも確認できた。やっぱり見ていて楽しみな選手だな、というふうに見えました。

-スケールの大きさを感じたか

 矢野監督 そうですね、もちろん本人もね、自分のセールスポイントが長打力というのはもちろん分かっていますし。試合になってそんなに簡単には打たせてくれないですけど。そのポテンシャルというのは誰もが、今日見てもらえれば分かってもらえたんじゃないかと思います。

 ブルペンの投手陣を見つめる矢野燿大監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

-投手ではいきなり 150球を超える投げ込みをする選手も

 矢野監督 もう第 1クールから実戦をやるというのは去年のオフから、オフに入る前から伝えていましたし。みんなが状態ちゃんと仕上がっているからこそ投げられるものだと思っています。投手陣もかなり、うちのセールスポイントなんですけど、またかなり競争が厳しくなっている。みんなのその気持ちがそういうところにも出ているのかなと感じてます。

-全体練習が始まる前には西勇が西純を連れ立って外野をランニングしていた

 矢野監督 そうですねまぁ勇輝はね、いつも自分で早く来てグラウンドで走るということはもう当たり前のことで、キャンプだから特別にやっているわけでもなくてね。でもその中で下についてくる、西と一緒にやりたい、教えてもらいたい、というところで西純矢もね、そういうところで一緒にやっていることだと思う。僕たち指導者という立場で伝えられることもありますけど、西勇輝だから伝えられることっていうのがあると思う。そういうところもしっかりやってくれるというのは、こっちとしてもすごく頼もしいですね。

-もっと見せてほしい部分は

 矢野監督 さっきもコーチと、そういう話をしていたんですけどね。初日だからみんな張り切ってやってくれるだろうし、元気いっぱいにやってくれるとは思っていたんですけど、それ以上に元気もあって、活気もあって、いい初日を送れた。もちろん、その中では課題も出てますけど、全体的なものとしては本当にいい初日が送れたなという感じです。

 藤川球児SA(左)と言葉を交わしながらブルペンの投手陣を見つめる矢野燿大監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

- 4日の紅白戦。選手も準備

 矢野監督 実戦があるということは意識してくれていると思いますけど、 4日がすべての勝負じゃないんでね。その先も僕らは見据えているんでね。その近いところと、シーズンと。両方を見据えて僕ら自身も備えていますしね。選手にもそういうふうに伝えています。

-本日の「カッコいい大賞」

 矢野監督 うーん…。誰やろう。「カッコいい大賞」。結構、みんな格好良かったんですけどね。誰やろう…。だいぶん時間かかりますよ。決めがたいぐらいみんな格好良かったんでね。「カッコいい大賞」を毎日、決めていってもいいなというのは今の提案からいただいたものなんでね。楽しんでやるというのは大事にしているんですけど、でも無理に楽しまないとアカンというところを誤解させてしまっている部分があった。「カッコいい」というのは人それぞれで。黙々とやることが「カッコいい」という選手もいれば、自分の気持ちを素直に表現してガッツポーズをしたり、喜んだりするのが「カッコいい」という選手もいるんでね。「カッコいい」は人それぞれ違うんでね。そういうところではそれぞれの「格好良さ」を出してくれたときに、それが結果楽しんでいる。その「格好良さ」が、またファンの人にも伝わっていくというところでは、僕の中でのキャンプのテーマで。それぞれの格好良さを追求していこうということを昨日話しさせてもらったのでね。自分自身にも言い聞かせていますしね。キャンプの中での「カッコいい大賞」を決めていきたいですね。

 

 高卒 2年目の井上広大外野手が、虎の「4番」に張り合った。フリー打撃では94スイングで大山と並ぶ「11本の柵越え」。バックスクリーンにも「2発」たたき込んだ。

 フリー打撃練習を行う井上広大外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 「やっぱりユニホームを着ると気持ちが高ぶる」。ランチ後の個別練習では、 152スイングで「20発」。推定飛距離 140メートルの特大弾も放った。「今は飛距離より、ボールをどれだけつぶせるか。いかに強い打球で打てるか。それを意識していたら、試合でも詰まって前に落ちたり、ヒットも増えてくる」とテーマを掲げて、バットを振る。

 井上広大外野手(左)にアドバイスを送る矢野燿大監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 矢野監督から直接指導も受け、スイング時の体の使い方について助言をもらった。「上半身と下半身が一緒に回らずに、しっかりと連係を作ることで低めの変化球を拾えるようになる。ねじれの大事さを言われました」。「1軍キャンプ」最年少の19歳が、初日から充実感を漂わせた。

 

 阪神が昨年に続いて「ワンデーキャプテン制」を採用し、着用する特注のピンクユニホームが登場した。

 キャンプ初日の「1日主将」は、野手は本来のチーム主将でもある大山悠輔内野手、投手では本来の投手主将の岩貞祐太投手が着用した。

 鮮やかな濃いピンクがベースで両袖は黒。襟と袖には黄色のラインが入っており、遠くからでもすぐに見つけられる派手な特注ユニホームだ。

 「一日キャプテン」でピンクユニホームを来てあいさつする岩貞祐太投手、左は大山悠輔内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 阪神「新主将」の大山悠輔内野手がキャンプ初日の野手「一日主将」を任された。練習開始時は岩貞とともにピンクユニホームを着用して「 1年間、声を出して戦っていきましょう」とあいさつ。シートノックでも元気に盛り上げた。

 「1日主将」のピンクユニホームを着て笑顔を見せる大山悠輔内野手(左)と岩貞祐太投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 今キャンプから新たな取り組みとして、「一日主将」がメニューを考えて指示する「ワンデーキャプテンタイム」がスタート。この日はスパイク走で 4チームに分かれた競争形式を取り入れた。フリー打撃では 102スイングで「貫禄の柵越え11発」。 3塁守備、バント練習でも川相臨時コーチからアドバイスをもらうなど、充実の 1日となった。

 大山悠輔内野手のバントをチェックする川相昌弘臨時コーチ=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

▽阪神矢野燿大監督(今キャンプから「一日主将」のユニホームがピンク色に)

 去年は(最初から)用意できなかったけど、今年は用意して。ファンの人に来てもらえないけど、テレビで見ている人もすぐにワンデーキャプテンと分かってもらえるし、すごくいいんじゃない。

 

 阪神の高卒 2年目西純矢投手が、初の「1軍キャンプ」初日にブルペンでチーム最多の 153球を投げ込んだ。福原投手コーチから、体が突っ込まないよう、体重を体の右側に残すようにアドバイスを受けた。

 キャンプ初日、ブルペンで投球し顔をしかめる西純矢投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 「いい感覚で、つかむものがあった。気づけば、 150(球)までいっていた。高校(創志学園)以来ですね」とプロ入り後、ブルペンでの最多投球となった。

 投球動作で上げた左足に、体の前で構えたグラブを「ポンッ」と当てて間をつくるツインズ前田健太投手を参考にした新フォームを固めるために、全体練習後もシャドーピッチングを続けた。

 この日は全体練習前にエース西勇輝投手と一緒にストレッチやランニングを行った。前日 1月31日に声をかけてもらい、西純から「ぜひ、お願いします」と頼んだ。「(西勇の)ひとつひとつの練習に意味がある。このキャンプ中、ついていかせてもらって、いろんなことを吸収したい」。19年「ドラフト1位右腕」は遠戚関係のエースのもとで、大きく羽ばたく。

 キャンプ初日、ブルペンで投球し笑顔を見せる西勇輝投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 西純矢投手が、初の「1軍キャンプ」初日に「グラウンド一番乗り」だ。遠戚にあたる西勇輝投手に早朝のチーム宿舎から密着。 2人で、「いの一番」に緑の芝生を踏み、そろってランニングした。最高の師匠に導かれ、最高の形でキャンプイン。ブルペンでは、いきなりチーム最多の 153球を投げ込んだ。

 誰もいない静かな浜辺でそうするように、語り合いながら進んだ。午前 9時45分ごろ。球場の一角が西純と西勇、 2人だけの空間になった。大先輩に密着したままグラウンドに一番乗り。そのまま外野フェンス沿いを 2人でランニングした。

 「いやもう、まったく分からないので、どういう動きをしていいか。そういった動きとかを教えてもらって、どういうことをして、というのを勉強させてもらいました」

 練習前、外野スタンドをランニングする西勇輝投手(右)と西純矢投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 歩調を合わせながら語り合った時間を、西純が笑顔で振り返った。高卒 2年目で飛び込んだ、初めての「1軍キャンプ」。 1月28日の現地入りの日にも、目標とする開幕ローテ入りへ「自信はあります」と力強く宣言したが、そこへたどり着く方法は手探りだった。頼れる人は他にいなかった。遠戚でもあるエース、西勇が声をかけてくれた。

 「きのう(31日)、休みの日にキャッチボールをさせてもらって『あした一緒にやる?』と聞かれたので、『ぜひお願いします!』ということで練習を一緒にやらせてもらいました」

 “西西コンビ”が一番乗り! 西勇輝投手(左)と西純矢投手が練習前、 2人で外野をランニングした=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

  2人そろってのランニングで、メイングラウンドに一番に足を踏み入れた選手となったが、実は“密着”はそれよりずっと前から始まっていた。ホテルでの準備、ストレッチも一緒に行った。

 「やっぱり 1つ 1つの練習に意味がある、どこをどういうふうにしたいかというのを考えながら練習されているので。そういうストイックさというか、そういうところに自分はこだわっていかないといけない」

 ブルペンでは止まらない熱投でいきなり自己最多、この日のチーム最多の 153球を投げた。「いい感覚で、つかむものがあったので。投げ込んで体に覚えさせたいなと思ったので」と夢中だった。「2.4」からは紅白戦も幕を開ける。 2人で進んだ道から、この先は自分の力で切りひらいていく。

 

 キャンプ初日、ブルペンで投球する西勇輝投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 西勇輝投手が岩崎優投手とともにキャンプのブルペンに「一番乗り」した。

 最後の 1球以外は全て直球で41球。「変に休み肩にならず、焦ることなくゆっくり投げてきた分、うまく調整ができたのかなと思います」。例年のオフは米国ハワイで汗を流していたが、今年は国内で「自主トレ」。寒さがあった分、肩を休ませる期間を短くしたが、プラスに働いたようだ。「13年目を迎えますけど、また初心の気持ちを忘れず、頑張っていけたら」。キャンプインに、改めて気合を入れた。

 

 ブルペンで投球する藤浪晋太郎投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 煩悩を振り払う、「魂の108球」! 阪神・藤浪晋太郎投手が初日からブルペンに入り、 108球を投げた。キャンプ初日に 100球以上を投げたのは、プロ 9年目で初。午後の個別練習でもブルペンで投球練習を行い、フォームを確かめた。ここ 2年で「1勝」と苦しむ右腕が、ひたすら投げて、必ず「完全復活」の 1年にしてみせる。

◆「100球超え発進」 9年目で初

 お天道様が顔を出した宜野座のブルペンで、初日から投げて、投げて、投げまくった。その数、実に 108球。球数を聞いた藤浪は、思わず頬を緩めた。  「煩悩まみれや」  心の中の煩悩を振り払うかのように、一心不乱に右腕を振っていた。

 午前11時半ごろにブルペンに足を踏み入れると、直球を中心に、フォークなどの変化球も交えながら熱投。終盤にはセットポジションで投げ、ブルペン捕手の球数カウンターが「100」を超えた。最後はワインドアップに戻して数球を投げたが、納得がいかず、おかわり。その結果、ちょうど 108球だった。

 「今日に関しては『10割』の力で腕を振ってという感じではなくて、バランス重視というか、しっかり全身をうまく使ってというのをやっていたので、そんなにハードに投げたなという印象は自分のなかではないです」

◆ワインドアップに再挑戦

 キャンプ初日での「100球超え」は、 9年目で自身初。「WBC日本代表」に選出され、例年より調整を早めた2017年の70球が過去最多だったが、大幅に更新した。

 ブルペンで投球する藤浪晋太郎投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 このオフから、大阪桐蔭高時代とプロ 1年目での、大きく振りかぶるワインドアップに再挑戦。 1月 29日からの「沖縄先乗り合同自主トレ」でも連日ブルペン入りし、 2日間の合計は 118球。そして初日も-。すべては今季にかける強い決意の表れだ。見守った矢野監督も「今はああいう(ワインドアップの)投手が少なくなった。迫力があるし、格好いいな、という印象。しっかりこれだけ投げられている。心配なく、いい感じで投げていた」と目を細めた。

 藤浪はさらに、午後の個別練習でも再びブルペンへ。午後 5時過ぎからスタートし、日が暮れるまで腕を振った。コーチやブルペン捕手に動画で撮ってもらい、フォームチェック。「(午前のブルペンで)納得いかない部分もあったので」と捕手を座らせて50球。自分自身が納得いくまで投げて、新フォームを、いい時の感覚を、体に染み込ませていくつもりだ。

 「よかった部分、悪かった部分があるので、反省して明日以降、やっていきたい」

 ここ 2年は、わずか「1勝」。すべてを取り払い、無心で投げる。頭の中には『完全復活』の四文字しかない。

◆藤浪晋太郎投手、キャンプ初日あらかると

★2013年:大型ルーキーの投球をファン、報道陣約 200人が見守る中、捕手を立たせて30球

★ 14年:捕手を座らせて49球。フォーク、スライダーなどすべての球種を投じた

★ 15、16年:初日はブルペンに入らず

★ 17年: 3月の「WBC日本代表」に選ばれており、カットボールやフォークを交えながら70球

★ 18年:変化球を交えながら63球

★ 19年:変化球も交えながら58球。トラックマンの計測では 150キロを超えていた ★ 20年:山本昌臨時コーチが見つめる前で、すべての変化球を試しながら51球

 

 坂道ダッシュするチェン・ウェイン投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座

 今季から阪神に加入したチェン・ウェイン投手も笑顔でキャンプイン。アップのあと、キャッチボールやランニングで汗を流した。ブルペンでの投球はなかったものの「感覚はいい。もう一度、日本に戻ってきて、参加できるということで…。雰囲気がいいですね。若い選手がいますし、明るいですよ」と充実の表情を浮かべていた。

 

 阪神のジェリー・サンズ外野手、ジェフリー・マルテ内野手、ジョン・エドワーズ投手、ジョー・ガンケル投手の 4選手が 1日、沖縄入りした。球団によると 2日から「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」で練習を行う予定だという。 4選手は 1月17日に入国し翌日から14日間、「自宅待機」。限られた条件下でトレーニングを行い、無事に早期合流できた。

 チェンはナインと共にこの日、キャンプイン。残るラウル・アルカンタラ投手(前韓国斗山)とメル・ロハス・ジュニア外野手(前韓国KT)の 2人は、「コロナ禍」での入国制限で、他球団の新助っ人同様、来日のメドは立っていない。

 

 「安芸2軍春季キャンプ」のフリー打撃を新フォームで行う江越大賀外野手=安芸市営球場(安芸タイガース球場)

  7年目の阪神江越大賀外野手が「新打撃フォーム」で勝負の年に挑む。「安芸2軍春季キャンプ」で初日の練習前声だしを担当し、「100試合出場」を今季目標に掲げた。

 フリー打撃ではバットを寝かせ、ノーステップにした新スタイルで安打性の打球は「35本(98スイング)」。「コンパクトに。長打よりも何とか塁に出て、足で相手を揺さぶれるように。そこへつなげられるような打撃をしたいと思って。『変わったな』というところを見せないと、試合にも出れないので」。長打を捨て、より確実性を追い求めていく。

 

 「安芸2軍春季キャンプ」で練習を見守る平田勝男 2軍監督=安芸市営球場

 平田勝男 2軍監督がコーチ陣に画期的なアイデアを求めた。

 キャンプ初日を終え、「選手たちの今年にかける意気込みを感じる」と、笑顔。ブルペンでは安藤投手チーフコーチの発案で、端から端まで 2本のゴムが張られ、ベース上でストライクゾーンを可視化。

 指揮官は低めの投球を意識させる工夫を評価し、「このキャンプはコーチがいろんなアイデアを出してほしい」と、首脳陣のひらめきに期待した。

 「安芸2軍春季キャンプ」のブルペンには、安藤優也 2軍投手コーチの発案で2本のゴムがベース上に張られた=安芸市営球場

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

「自分の壁を超える」「ライバルに勝つ」いろいろなことがありますが、普段から選手には「比べるのは昨日の自分」という話をしています。

ライバルが活躍すればモチベーションが下がったり、落ち込んだりすることもあ ると思いますが、自分自身を常に超えることを意識し、そういう自分であり続け たいと思い続けていきたいので「超える」を2つ目に掲げています。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

来季はこのスローガンで戦っていきます。

またやはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程と結果 (02月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(03月)

 

 

 

 

 

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