4枠 8番に入ったジャガーメイル(牡 8、堀)が好仕上がりをアピール。 7枠13番に入った昨年の 2着馬ダークシャドウ(牡 5、堀)は、木曜追いで万全の仕上がりをアピールした。
トーセンジョーダン連覇にスミヨン自信。トーセンジョーダン遅れも「臨戦態勢は整った」記事をまとめてみました。
天皇賞・秋(GI、芝2000メートル、28日=東京)の枠順が25日、決まった。
4枠 8番に入ったジャガーメイル(牡 8、堀)が好仕上がりをアピールした。美浦ポリトラックでの最終追い切りは、後ろから追い上げるダークシャドウに直線で最後まで抵抗。併入でゴールを迎えた。骨折休養明けで春の天皇賞以来の実戦となるが、堀師は「しっかりと能力を出せる状態。もう 1段階上が、あるかなとも思うけど…」と合格点を与えた。僚馬ダークシャドウの陰に隠れる形だが、こちらも実力は十分。トレーナーも「2000メートルは守備範囲。ペースが速くなると立ち回りが難しいが、ずっと調教に乗ってくれている石橋騎手と人馬一体で結果を出してほしい」と期待を寄せている。
第146回 天皇賞(秋)出走表
天皇賞・秋。 7枠13番に入った昨年の 2着馬ダークシャドウ(牡 5、堀)は、木曜追いで万全の仕上がりをアピールした。美浦ポリトラックコースで同じく秋の盾に出走する僚馬ジャガーメイルに追走併入。手綱を取った福永祐一騎手(35)は自信の表情を見せた。
ダークシャドウの追い切りを終えた福永は、力強く言い切った。「ぜひ 1番になって、最高の栄誉を自分の手につかみ取りたい」。 7年ぶりに開催される天覧競馬。前回の2005年、ヘヴンリーロマンスと松永幹騎手によるドラマチックなフィナーレは、今でも頭の中に焼き付いている。今年は自分が主人公となる番だ。
絶好の追い切りで、万全の仕上がりを確信した。南ポリトラックコースの併せ馬は僚馬ジャガーメイルに追走併入。ラスト 1ハロンで軽く仕掛けてパートナーをうながすと、きっちりと併入に持ち込んだ。「サッと突き放すかと思ったけど…」と福永は振り返ったが、相手も天皇賞馬。自身のフィニッシュは11秒08申し分ない。「本当にいい状態できているので、あとはきっちり力を出せる競馬ができるかどうか。それだけです」。何とも歯切れのいいコメントが、仕上がりの良さを物語る。
ジャガーメイル(右)と併せて追い切られるダークシャドウ
前走の札幌記念で、さらなる成長を確信した。 3月のドバイ以来となる実戦。まだお釣りのある仕上がりで、小差の 2着に好走してみせた。課題だったゲートを克服し、 2番手から前々で立ち回った。決して得意ではないはずの小回りで見せた、新たな一面。「精神的な成長を感じた。昔だったら 2番手からの競馬なんて考えられなかった。競馬が上手になっている」。本番へ向けて、間違いなく収穫の大きい一戦だった。
迎える大一番。福永のパートナーへ寄せる信頼は絶大だ。この馬にとってベストの2000メートル戦。トリッキーとされる舞台でも「与えられた枠で人事を尽くすだけ」と迷いはない。むろん強力 3歳勢が相手でも、タイトルを譲るつもりはない。「 3歳が強いと言われるが、馬は 1頭の勝負。世代が強いかどうかではなく、その馬が強いかどうか。ダークは早いうちからGIを意識してきた馬」。かみしめるように発したひと言ひと言から、この一戦にかける覚悟が伝わってくる。
ダークシャドウは僚馬のジャガーメイル同様、ダクで調整。枠について橋本助手は「もう少し内の方が良かったかなという気はするけれど、うまく立ち回れる馬だから」と語った。木曜発表の馬体重はプラス24キロ。「増えると思っていたし、そんなに気にする必要はない」と心配を打ち消した。
中距離王者を決める天皇賞・秋が28日、東京競馬場で行われる。サンケイスポーツ加藤隆宏記者の◎は、強い 3歳世代の中でもダービー2着の実績を誇るフェノーメノ。
底知れぬ可能性を秘めた3歳馬が、群雄割拠の中距離戦線に新しい風を吹き込む。◎フェノーメノが、国際レベルの古馬勢や同期の無敗馬を撃破して頂点奪取だ。
GI参戦は、ディープブリランテにハナ差 2着と惜敗したダービーの 1度だけ。実績や経験では見劣りするが、それらを補って余りあるのが勢いと成長力だ。
今年春は無理なローテーションを組まなかったため、ダメージを残さずに充電期間に入ることができ、夏の間にぐんと成長。青光りする馬体はたくましさを増した。特にトモ(後肢)の発達は目覚ましく、戸田博文調教師と蛯名正義騎手は「体のバランスが良くなった」と口をそろえる。
成果は秋初戦のセントライト記念で見ることができた。右回りの中山コースはそれまで 2戦 2敗で、いずれもぎこちないレースだったが、セントライト記念では一転。好位から早めに抜け出す横綱相撲で圧勝した。 2着に敗れたスカイディグニティは菊花賞でも 2着。決してメンバーが楽だったわけではない。走りのスケールがさらに上のレベルに進化したと証明するレースだった。
サンケイスポーツのカトちゃんが推すフェノーメノ。破竹の勢いの 3歳馬で、古馬も蹴散らして中距離王者に君臨する
京都3000メートルの菊花賞をパスしたのは陣営の自信の表れ。左回りの東京コースはダービーこそ 2着に甘んじたものの、それまで 3連勝だ。パワーアップし、右回りも克服できるようになった今、一番走りやすい得意の東京でどのくらい弾けるのか。強敵がそろってはいても、不安より期待の方がはるかに大きい。
セントライト記念が前哨戦仕様の状態だったので、上積みも大。調教では迫力満点の動きを見せており、気合も乗ってきた。枠順は〔2〕枠( 4)番。( 2)番のシルポートが軽快に飛ばしていくので、無理なく好位を追走できる可能性が大きい。
レース当日の28日は、くもりのち雨の予報。ただ成長途上だったダービー(芝2400メートル)で 2分23秒(良)の好タイムを出しており、仮に 1分58秒前後の高速決着になっても対応可能だ。
青葉賞 1着、ダービー 2着のキャリアは、10年前に 3歳でこのレースを制したシンボリクリスエス(2002、03年の年度代表馬)と同じ。偉大な先達に続き、フェノーメノもチャンピオンへの道を歩み始める。
トーセンジョーダンの写真を手にしてポーズを取るスミヨン
昨年の覇者トーセンジョーダンとのコンビで挑戦するC・スミヨンが25日、栗東トレセンを訪れた。一昨年に制裁点が30点を超えたため、昨年は短期免許での来日が不可に。マイルCS、ジャパン Cと外国馬でのわずか 2日間の限定来日だっただけに、「こうして日本に来られて、うれしい」と腰を落ち着けての参戦に力が入っている。
凱旋門賞でオルフェーヴルに騎乗して 2着。日本馬初Vの快挙を逃したが、「日本の競馬が世界のトップにあるのは間違いない」と振り返った。そして今秋、最初のGIがパートナーの連覇がかかる一戦。昨年のレース映像は確認済みだ。「同じような仕上がりなら、チャンスのある馬だと思う」。ブエナビスタを勝利に導いた一昨年に続いての制覇で、いきなり存在感を示すか。
昨年の覇者トーセンジョーダン(左)はトゥザグローリー(右)に半馬身遅れた
トーセンジョーダンは、開門直後のCウッドチップコースの 3頭併せで真ん中の位置。ゴール前では左ムチが激しく連打されるが、勢いは見劣った。タイムは 6ハロン84秒 7―12秒 3。同じく天皇賞に出走の内トゥザグローリーには半馬身遅れ。外ダノンカモン( 6歳オープン)にも首差遅れのフィニッシュだった。
それでも池江調教師は昨年のこのレースをレコード勝ちした底力に期待する。「休み明けは動く方ではないけど、臨戦態勢は整った。東京コースは舞台として申し分ない。去年以上の走りを見せてほしい」
左前球節炎で宝塚記念を回避。右前の裂蹄で札幌記念も出走を見送った。 6か月ぶりのぶっつけでGI出走と逆境に立たされているが、天皇賞制覇に加え、ジャパン C、春の天皇賞 2着の実績は、このメンバーに入っても断然だ。
今回は 3歳の秋以来、スミヨンが鞍上に帰って来る。「『楽しみにしている』と言っていたからね」と池江師。凱旋門賞ではオルフェーヴルと一緒に頂点を目指したコンビ。フランスでの悔しさを晴らしたい一戦だ
今回は各種新聞記事をまとめてみましたが、ジャガーメイル,トーセンジョーダンに対して良い記事が載っていました。
虎ちゃんもこの 2頭を推しています(上記 第146回 天皇賞(秋)出走表の赤文字)ので、買うとしたらこれらを交えて買おうと思っています。
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トーセンジョーダン連覇にスミヨン自信。トーセンジョーダン遅れも「臨戦態勢は整った」記事をまとめてみました。
天皇賞・秋(GI、芝2000メートル、28日=東京)の枠順が25日、決まった。
4枠 8番に入ったジャガーメイル(牡 8、堀)が好仕上がりをアピールした。美浦ポリトラックでの最終追い切りは、後ろから追い上げるダークシャドウに直線で最後まで抵抗。併入でゴールを迎えた。骨折休養明けで春の天皇賞以来の実戦となるが、堀師は「しっかりと能力を出せる状態。もう 1段階上が、あるかなとも思うけど…」と合格点を与えた。僚馬ダークシャドウの陰に隠れる形だが、こちらも実力は十分。トレーナーも「2000メートルは守備範囲。ペースが速くなると立ち回りが難しいが、ずっと調教に乗ってくれている石橋騎手と人馬一体で結果を出してほしい」と期待を寄せている。
第146回 天皇賞(秋)出走表
天皇賞・秋。 7枠13番に入った昨年の 2着馬ダークシャドウ(牡 5、堀)は、木曜追いで万全の仕上がりをアピールした。美浦ポリトラックコースで同じく秋の盾に出走する僚馬ジャガーメイルに追走併入。手綱を取った福永祐一騎手(35)は自信の表情を見せた。
ダークシャドウの追い切りを終えた福永は、力強く言い切った。「ぜひ 1番になって、最高の栄誉を自分の手につかみ取りたい」。 7年ぶりに開催される天覧競馬。前回の2005年、ヘヴンリーロマンスと松永幹騎手によるドラマチックなフィナーレは、今でも頭の中に焼き付いている。今年は自分が主人公となる番だ。
絶好の追い切りで、万全の仕上がりを確信した。南ポリトラックコースの併せ馬は僚馬ジャガーメイルに追走併入。ラスト 1ハロンで軽く仕掛けてパートナーをうながすと、きっちりと併入に持ち込んだ。「サッと突き放すかと思ったけど…」と福永は振り返ったが、相手も天皇賞馬。自身のフィニッシュは11秒08申し分ない。「本当にいい状態できているので、あとはきっちり力を出せる競馬ができるかどうか。それだけです」。何とも歯切れのいいコメントが、仕上がりの良さを物語る。
ジャガーメイル(右)と併せて追い切られるダークシャドウ
前走の札幌記念で、さらなる成長を確信した。 3月のドバイ以来となる実戦。まだお釣りのある仕上がりで、小差の 2着に好走してみせた。課題だったゲートを克服し、 2番手から前々で立ち回った。決して得意ではないはずの小回りで見せた、新たな一面。「精神的な成長を感じた。昔だったら 2番手からの競馬なんて考えられなかった。競馬が上手になっている」。本番へ向けて、間違いなく収穫の大きい一戦だった。
迎える大一番。福永のパートナーへ寄せる信頼は絶大だ。この馬にとってベストの2000メートル戦。トリッキーとされる舞台でも「与えられた枠で人事を尽くすだけ」と迷いはない。むろん強力 3歳勢が相手でも、タイトルを譲るつもりはない。「 3歳が強いと言われるが、馬は 1頭の勝負。世代が強いかどうかではなく、その馬が強いかどうか。ダークは早いうちからGIを意識してきた馬」。かみしめるように発したひと言ひと言から、この一戦にかける覚悟が伝わってくる。
ダークシャドウは僚馬のジャガーメイル同様、ダクで調整。枠について橋本助手は「もう少し内の方が良かったかなという気はするけれど、うまく立ち回れる馬だから」と語った。木曜発表の馬体重はプラス24キロ。「増えると思っていたし、そんなに気にする必要はない」と心配を打ち消した。
中距離王者を決める天皇賞・秋が28日、東京競馬場で行われる。サンケイスポーツ加藤隆宏記者の◎は、強い 3歳世代の中でもダービー2着の実績を誇るフェノーメノ。
底知れぬ可能性を秘めた3歳馬が、群雄割拠の中距離戦線に新しい風を吹き込む。◎フェノーメノが、国際レベルの古馬勢や同期の無敗馬を撃破して頂点奪取だ。
GI参戦は、ディープブリランテにハナ差 2着と惜敗したダービーの 1度だけ。実績や経験では見劣りするが、それらを補って余りあるのが勢いと成長力だ。
今年春は無理なローテーションを組まなかったため、ダメージを残さずに充電期間に入ることができ、夏の間にぐんと成長。青光りする馬体はたくましさを増した。特にトモ(後肢)の発達は目覚ましく、戸田博文調教師と蛯名正義騎手は「体のバランスが良くなった」と口をそろえる。
成果は秋初戦のセントライト記念で見ることができた。右回りの中山コースはそれまで 2戦 2敗で、いずれもぎこちないレースだったが、セントライト記念では一転。好位から早めに抜け出す横綱相撲で圧勝した。 2着に敗れたスカイディグニティは菊花賞でも 2着。決してメンバーが楽だったわけではない。走りのスケールがさらに上のレベルに進化したと証明するレースだった。
サンケイスポーツのカトちゃんが推すフェノーメノ。破竹の勢いの 3歳馬で、古馬も蹴散らして中距離王者に君臨する
京都3000メートルの菊花賞をパスしたのは陣営の自信の表れ。左回りの東京コースはダービーこそ 2着に甘んじたものの、それまで 3連勝だ。パワーアップし、右回りも克服できるようになった今、一番走りやすい得意の東京でどのくらい弾けるのか。強敵がそろってはいても、不安より期待の方がはるかに大きい。
セントライト記念が前哨戦仕様の状態だったので、上積みも大。調教では迫力満点の動きを見せており、気合も乗ってきた。枠順は〔2〕枠( 4)番。( 2)番のシルポートが軽快に飛ばしていくので、無理なく好位を追走できる可能性が大きい。
レース当日の28日は、くもりのち雨の予報。ただ成長途上だったダービー(芝2400メートル)で 2分23秒(良)の好タイムを出しており、仮に 1分58秒前後の高速決着になっても対応可能だ。
青葉賞 1着、ダービー 2着のキャリアは、10年前に 3歳でこのレースを制したシンボリクリスエス(2002、03年の年度代表馬)と同じ。偉大な先達に続き、フェノーメノもチャンピオンへの道を歩み始める。
トーセンジョーダンの写真を手にしてポーズを取るスミヨン
昨年の覇者トーセンジョーダンとのコンビで挑戦するC・スミヨンが25日、栗東トレセンを訪れた。一昨年に制裁点が30点を超えたため、昨年は短期免許での来日が不可に。マイルCS、ジャパン Cと外国馬でのわずか 2日間の限定来日だっただけに、「こうして日本に来られて、うれしい」と腰を落ち着けての参戦に力が入っている。
凱旋門賞でオルフェーヴルに騎乗して 2着。日本馬初Vの快挙を逃したが、「日本の競馬が世界のトップにあるのは間違いない」と振り返った。そして今秋、最初のGIがパートナーの連覇がかかる一戦。昨年のレース映像は確認済みだ。「同じような仕上がりなら、チャンスのある馬だと思う」。ブエナビスタを勝利に導いた一昨年に続いての制覇で、いきなり存在感を示すか。
昨年の覇者トーセンジョーダン(左)はトゥザグローリー(右)に半馬身遅れた
トーセンジョーダンは、開門直後のCウッドチップコースの 3頭併せで真ん中の位置。ゴール前では左ムチが激しく連打されるが、勢いは見劣った。タイムは 6ハロン84秒 7―12秒 3。同じく天皇賞に出走の内トゥザグローリーには半馬身遅れ。外ダノンカモン( 6歳オープン)にも首差遅れのフィニッシュだった。
それでも池江調教師は昨年のこのレースをレコード勝ちした底力に期待する。「休み明けは動く方ではないけど、臨戦態勢は整った。東京コースは舞台として申し分ない。去年以上の走りを見せてほしい」
左前球節炎で宝塚記念を回避。右前の裂蹄で札幌記念も出走を見送った。 6か月ぶりのぶっつけでGI出走と逆境に立たされているが、天皇賞制覇に加え、ジャパン C、春の天皇賞 2着の実績は、このメンバーに入っても断然だ。
今回は 3歳の秋以来、スミヨンが鞍上に帰って来る。「『楽しみにしている』と言っていたからね」と池江師。凱旋門賞ではオルフェーヴルと一緒に頂点を目指したコンビ。フランスでの悔しさを晴らしたい一戦だ
今回は各種新聞記事をまとめてみましたが、ジャガーメイル,トーセンジョーダンに対して良い記事が載っていました。
虎ちゃんもこの 2頭を推しています(上記 第146回 天皇賞(秋)出走表の赤文字)ので、買うとしたらこれらを交えて買おうと思っています。
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