●阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手(21=近畿大學)が特大弾で「開幕スタメン」を強烈にアピールした。DeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番3塁」で出場し、 9回に、電光掲示板を越える推定 140メートルの「2ラン」を放った。対外試合早くも「2本塁打」目。昨季「10勝」の大貫晋一投手(27)からも 2安打を放ち、「5打数4安打3打点」で実戦の打率は「5割ジャスト」。「即戦力スラッガー」が怪物級の打撃を披露している。白球が視界から消えた。右翼手と中堅手はぼうぜんと空を見上げるばかり。佐藤輝が特大弾で「開幕スタメン」を強烈にアピールした。 2点リードの 9回二死 2塁。DeNA伊勢大夢投手(22)の真ん中直球を強振。打球はバックスクリーン横の電光掲示板を越えた。その後ろに設置された防球ネットに突き刺さる推定 140メートル弾。右翼から左翼にフォロー気味に吹く風にも乗ったが、新人離れした怪物級の弾道だった。対外試合 3戦で「2発」目。ベンチへ帰ると、チームの先輩である陽川尚将内野手(29)のホームランパフォーマンス「ゴリラポーズ」を初披露した。相手投手が 1軍クラスでも関係ない。初回には昨季「10勝右腕」の大貫から内角直球を引っ張り、右翼線にライナーで先制の「適時2塁打」。 3回にも中前に「2打席連続安打」。 7回には武藤のカーブを捉え、 2塁強襲の 2塁打とした。「5打数4安打3打点」で、実戦では「22打数11安打」で「打率5割」。対外試合に限れば「14打数9安打、2本塁打、6打点」と手がつけられない。井上一樹ヘッドコーチ(49)は脱帽した。広島の岩本貴裕スコアラー(34)も警戒をさらに強めた。試合後の表情は充実感であふれていた。「4球団競合の末」に加入した「即戦力スラッガー」。その実力に偽りなし。「開幕スタメン」が現実味を帯びてきた。
●阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手がDeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番3塁」で出場し、 9回に、電光掲示板を越える推定 140メートルの 2ラン」を放った。対外試合早くも「2号」の特大弾。昨季「10勝」の大貫からも「2安打」を放ち、「5打数4安打3打点」で実戦の打率は「5割ジャスト」。即戦力スラッガーが怪物級の打撃でレギュラー獲得を強烈アピールだ。白球が視界から消えた。右翼手と中堅手はぼうぜんと空を見上げるばかり。佐藤輝が特大弾で開幕スタメンを強烈にアピールした。 2点リードの 9回二死 2塁。DeNA伊勢の真ん中直球を強振。打球はバックスクリーン横の電光掲示板を越えた。その後ろに設置された防球ネットに突き刺さる推定 140メートル弾。右翼から左翼にフォロー気味に吹く風にも乗ったが、新人離れした怪物級の弾道だった。「5打数4安打3打点」で、実戦では「22打数11安打」で「打率5割」。対外試合に限れば「14打数9安打、2本塁打、6打点」と手がつけられない。試合後の表情は充実感であふれていた。「4球団競合の末」に加入した「即戦力スラッガー」。その実力に偽りなし。新助っ人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)の来日時期にメドが立っておらず、「クリーンアップ候補」としての存在感が増した。「開幕3番起用」が現実味を帯びてきた。
●阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手がDeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番3塁」で出場し、 9回に、電光掲示板を越える推定 140メートルの「2ラン」を放った。対外試合早くも「2号」の特大弾。昨季「10勝」の大貫からも 2安打を放ち、「5打数4安打3打点」で実戦の打率は「5割ジャスト」。「即戦力スラッガー」が怪物級の打撃で「レギュラー獲得」に強烈アピールだ。
●「8番・捕手」で先発出場した阪神の「ドラフト4位・栄枝裕貴捕手」(22=立命舘大學)が、守備で魅せた。 2回一死 1塁の場面。スタートを切った 1走・森敬斗内野手(19)を矢のような送球で盗塁刺に仕留める。さらに二死 1塁とするも、今度は 1走・宮本秀明内野手(24)を再び盗塁阻止。 2塁送球 1秒 8の強肩を誇るルーキーが、自慢の“枝キャノン”で猛アピールした。
●先発した青柳晃洋投手(27)は 3回を投げ 2安打 2失点。制球に苦しみ、 3四死球を与えた。 1- 0で迎えた 1回。先頭の関根大気外野手(25)に死球を与えると、続く柴田竜拓内野手(27)に四球を許し、ピンチを広げる。一死 2、 3塁とすると、「4番・佐野恵太外野手(26)」に逆転の 2点右前打を浴びた。 2回にも死球を与えた青柳は 3回で 3四死球と乱調。徹底された左攻めに、課題の残る内容となった。
記事をまとめてみました。
練習試合<DeNA 2- 6阪神>◇18日◇アトムホームスタジアム宜野湾
阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手が特大弾で「開幕スタメン」を強烈にアピールした。DeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番3塁」で出場し、 9回に、電光掲示板を越える推定 140メートルの「2ラン」を放った。対外試合早くも「2本塁打」目。昨季「10勝」の大貫からも 2安打を放ち、「5打数4安打3打点」で実戦の打率は「5割ジャスト」。「即戦力スラッガー」が怪物級の打撃を披露している。
◇ ◇ ◇
白球が視界から消えた。右翼手と中堅手はぼうぜんと空を見上げるばかり。佐藤輝が特大弾で「開幕スタメン」を強烈にアピールした。 2点リードの 9回二死 2塁。DeNA伊勢の真ん中直球を強振。打球はバックスクリーン横の電光掲示板を越えた。その後ろに設置された防球ネットに突き刺さる推定 140メートル弾。「最後は甘かった。しっかり捉えることができたので良かったです」。右翼から左翼にフォロー気味に吹く風にも乗ったが、新人離れした怪物級の弾道だった。
8回表阪神二死 2塁、「中越えの2点本塁打」を放った佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
対外試合 3戦で「2発」目。「長打というのが魅力だと思うので、しっかりこれからも続けていければ」。ベンチへ帰ると、チームの先輩である陽川のホームランパフォーマンス「ゴリラポーズ」を初披露した。「『やれ』って言われて、やりました…」。照れながらも、両手で胸をたたいた。
相手投手が 1軍クラスでも関係ない。初回には昨季「10勝右腕」の大貫から内角直球を引っ張り、右翼線にライナーで先制の「適時2塁打」。 3回にも中前に「2打席連続安打」。 7回には武藤のカーブを捉え、 2塁強襲の 2塁打とした。「シーズンに入ってくると攻め方だったり、いろいろ変わってくると思う。打てたからいけるとかじゃなくて、しっかり今日は今日の結果で、また次に切り替えてしっかりやっていきたいと思います」。
8回表阪神二死 2塁、本塁打を放った佐藤輝明内野手はゴリラポーズを披露=アトムホームスタジアム宜野湾
謙虚に振り返るが、「5打数4安打3打点」で、実戦では「22打数11安打」で「打率5割」。対外試合に限れば「14打数9安打、2本塁打、6打点」と手がつけられない。井上ヘッドコーチは「頭 1つ、 2つ出てるかなという評価をせざる得ない結果を出している」と脱帽した。広島の岩本スコアラーも「もっと研究していかないといけない」と警戒をさらに強めた。
試合後の表情は充実感であふれていた。「いい状態だと思います。やっていくしかないんで、頑張ります」。「4球団競合の末」に加入した「即戦力スラッガー」。その実力に偽りなし。「開幕スタメン」が現実味を帯びてきた。
8回表阪神二死 2塁、本塁打を放った佐藤輝明内野手はゴリラポーズを披露=アトムホームスタジアム宜野湾
驚愕の場外弾! 阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」が18日、DeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番・3塁」で出場。 9回の第 5打席にスコアボードを越える推定 140メートルの「超特大2ラン」を放った。「5打数4安打3打点」と暴れまくった「黄金ルーキー」は、今キャンプ実戦 6試合で堂々の「打撃部門チーム3冠」。「虎のドラ1」はもう誰にも止められない!
■「甘いところしっかりとらえられた」
風速10メートルの強風にびくともしない。雲の間から一瞬、顔をのぞかせた太陽が迫力満点のフルスイングを照らした。とどろく快音に乗った白球が、ライトからレフト方向に吹く“浜風”を切り裂き場外へ消える。佐藤輝が驚愕のひと振りを披露した。
「風も強くて、砂も舞って状況はあまりよくなかったんですけど、最後まで集中できたと思います。甘いところはしっかりとらえられたのでよかった」
4- 2で迎えた 9回二死 2塁。ストッキングをひざ下まで見せる“オールドスタイル”でビシッと決め、打席で風格を漂わせる。昨季33試合に登板し、「防御率1.80」の好成績を残した大卒 2年目右腕・伊勢に対して、ファウルで粘って 7球目。真ん中高めに浮いた直球を見逃さなかった。風に押し戻されることなく、打球はグングン伸び、バックスクリーン右横に設置されたスコアボードを越えた。
9回 「中越2点本塁打」を放った佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
■陽川のお株奪う“ゴリラポーズ”も
両軍の誰もが白球を目で追えない推定 140メートルの「超特大2ラン」。静まり返ったダイヤモンドを悠然と一周した黄金ルーキーは、ベンチに戻ると、両手で胸をたたく“ゴリラポーズ”でナインを沸かせた。チーム一のパワーを誇り、“虎のゴリラ”の異名を持つ陽川のお株を奪うパフォーマンス。「陽川さんがいつもやっているのを『一回やれ』って言われて、やってみました」とはにかんだ。
「いい状態だと思います。甘いところはとらえて、長打というのが魅力なので続けたい」
■昨季「10勝・大貫」撃ち 2安打含む 4安打
1軍クラスの投手を相手にしても、一歩も引けを取らなかった。 1回無死 1、 2塁では昨季チーム最多の「10勝(6敗)」をマークした大貫の 141キロをとらえ、先制の「適時2塁打」。 3回にも大貫から中前打を放つと、 7回の第 4打席は通算 197試合登板を誇る武藤の 110キロ変化球をはじき返し、 2塁強襲の右前 2塁打。この日の 4安打は、いずれもシーズンで対戦する可能性が高い投手から放ち、即戦力として十分通用することを証明した。
9回、本塁打を放ちゴリラポーズを披露する佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
■堂々「チーム3冠」!!矢野監督「エグい」
今キャンプ実戦 6試合を終え、「打率0.500(22打数11安打)、2本塁打、6打点」は「打撃部門チーム3冠」。無双状態の21歳に矢野監督も「最後のホームランは、風もどうか分らんからアレやけど、エグいな! ビックリした」とほれぼれ。一線級の投手相手にも結果を出し、「楽しみが増えたし、どこまでいくんだろうという未知数な部分が魅力だよね」と賛辞が尽きなかった。
「結果は出ているのはいいこと。けど、シーズンに入れば攻め方とか変わってくる。打てたからいけるじゃなくて、きょうの結果をまた次に切り替えてやっていきたい」
セ界を震撼させた特大アーチにも、佐藤輝は浮かれるようすが一切ない。開幕スタメンに向け、走り出したドライチはもう止まらない。
1回表阪神無死 1、 2塁、右へ先制適時二塁打を放った佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
あるぞ、開幕3番! 阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手がDeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番3塁」で出場し、 9回に、電光掲示板を越える推定 140メートルの 2ラン」を放った。対外試合早くも「2号」の特大弾。昨季「10勝」の大貫からも「2安打」を放ち、「5打数4安打3打点」で実戦の打率は「5割ジャスト」。即戦力スラッガーが怪物級の打撃でレギュラー獲得を強烈アピールだ。
白球が視界から消えた。右翼手と中堅手はぼうぜんと空を見上げるばかり。佐藤輝が特大弾で開幕スタメンを強烈にアピールした。 2点リードの 9回二死 2塁。DeNA伊勢の真ん中直球を強振。打球はバックスクリーン横の電光掲示板を越えた。その後ろに設置された防球ネットに突き刺さる推定 140メートル弾。「最後は甘かった。しっかり捉えることができたので良かったです」。右翼から左翼にフォロー気味に吹く風にも乗ったが、新人離れした怪物級の弾道だった。
3回表阪神無死、中前打を放った佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
対外試合 3戦で「2発」目。「長打というのが魅力だと思うので、しっかりこれからも続けていければ」。ベンチへ帰ると、チームの先輩である陽川のホームランパフォーマンス「ゴリラポーズ」を初披露した。「『やれ』って言われて、やりました…」。照れながらも、両手で胸をたたいた。
相手投手が 1軍クラスでも関係ない。初回には昨季「10勝右腕」の大貫から内角直球を引っ張り、右翼線にライナーで先制の「適時2塁打」。 3回にも中前に「2打席連続安打」。 7回には武藤のカーブを捉え、 2塁強襲の 2塁打とした。「シーズンに入ってくると攻め方だったり、いろいろ変わってくると思う。打てたからいけるとかじゃなくて、しっかり今日は今日の結果で、また次に切り替えてしっかりやっていきたいと思います」。
謙虚に振り返るが、「5打数4安打3打点」で、実戦では「22打数11安打」で「打率5割」。対外試合に限れば「14打数9安打、2本塁打、6打点」と手がつけられない。井上ヘッドコーチは「頭 1つ、 2つ出てるかなと評価せざるを得ない結果を出している」と脱帽した。広島の岩本スコアラーも「もっと研究していかないといけない」と警戒をさらに強めた。
7回表阪神二死 1塁、 2塁強襲の安打を放ち「猛打賞」とした佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
試合後の表情は充実感であふれていた。「いい状態だと思います。やっていくしかないんで、頑張ります」。「4球団競合の末」に加入した「即戦力スラッガー」。その実力に偽りなし。新助っ人メル・ロハス・ジュニア外野手の来日時期にメドが立っておらず、「クリーンアップ候補」としての存在感が増した。「開幕3番起用」が現実味を帯びてきた。
▽巨人横川史学スコアラー
「ただ思い切り振って遠くに飛ばす打者じゃない。対応力がすごくある」
▽中日金子丈スコアラー
「いやもう、ずっとすごいです。これだけの成績を残して…。シーズンを想定しても、このままいけるんじゃないですか」
9回表阪神二死 2塁、中越えの「2点本塁打」を放った佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
【21年阪神開幕予想オーダー・ロハス外野手不在バージョン】
<1>中堅 近本光司外野手
<2>二塁 糸原健斗内野手
<3>右翼 佐藤輝明内野手
<4>三塁 大山悠輔内野手
<5>一塁 ジェリー・サンズ外野手
<6>左翼 高山俊外野手 (糸井嘉男外野手)
<7>捕手 梅野隆太郎捕手
<8>遊撃 木浪聖也内野手
<9>投手 西勇輝投手
阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手がDeNAとの練習試合(宜野湾)に「3番3塁」で出場し、 9回に、電光掲示板を越える推定 140メートルの「2ラン」を放った。対外試合早くも「2号」の特大弾。昨季「10勝」の大貫からも 2安打を放ち、「5打数4安打3打点」で実戦の打率は「5割ジャスト」。「即戦力スラッガー」が怪物級の打撃で「レギュラー獲得」に強烈アピールだ。佐藤輝の一問一答は以下の通り。
-強風のなか、スコアボートを越える本塁打
佐藤輝 風も強く砂も舞っていて、状況はあまり良くなかったんですけど、最後まで集中できていたと思います。
-実戦でスコアボートを越えたことは
佐藤輝 ないんじゃないですかね、はい。
8回表阪神二死 2塁、中越えの「2点本塁打」を放った佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
-ボールがしっかり見えていた
佐藤輝 最後の打席なんかはファウルにして、最後甘いところをしっかりとらえられたので良かったです。
-打ったときの感触は
佐藤輝 いい感じだったと思います。
-ベンチではゴリラのポーズをしていたが
佐藤輝 あれはなんか陽川さんがいつもやっていると思うんですけど、それを 1回やれって言われてやりました。
-実際にやってみて
佐藤輝 特に感想はないです(笑い)。
3塁の守備で声を出しチームを鼓舞する佐藤輝明内野手=アトムホームスタジアム宜野湾
-大貫ら 1軍クラスの投手から結果残せた
佐藤輝 結果が出ていることはいいことだと思いますけど、シーズンに入ってくると攻め方だったりいろいろ変わってくると思う。そこは打てたからいけるとかじゃなくて、そこはもうしっかり今日は今日の結果でまた次に切り替えてしっかりやっていきたいと思います。
-実戦打率が「5割」
佐藤輝 まあまあ…でもいい状態だとは思います。
-自信が出てきた部分は
佐藤輝 やっていくしかないので。がんばります。
-今後はどういうアピールをしていきたい
佐藤輝 長打というのが魅力だと思うので、しっかり甘いところはとらえて。しっかりこれからも続けていければいいかなと思います。
「8番・捕手」で先発出場した阪神の「ドラフト4位・栄枝裕貴捕手」が、守備で魅せた。
2回一死 1塁の場面。スタートを切った 1走・森を矢のような送球で盗塁刺に仕留める。さらに二死 1塁とするも、今度は 1走・宮本を再び盗塁阻止。 2塁送球 1秒 8の強肩を誇るルーキーが、自慢の“枝キャノン”で猛アピールした。
DeNAとの練習試合の 2回、盗塁を刺しベンチに戻る阪神D4・栄枝裕貴捕手=アトムホームスタジアム宜野湾
阪神の「ドラフト4位・栄枝裕貴捕手」が18日、DeNAとの練習試合(宜野湾)に「8番・捕手」で出場し、盗塁を 3度阻止。 2塁送球 1秒 8の強肩が武器のルーキーが守備で「1軍生き残り」をアピールした。
■ 2塁送球 1秒 8!!「自信あった」
ズドン、ズドン、ズドン! 宜野湾に吹く強風を切り裂くように“枝キャノン”がさく裂した。対外試合で初めて先発マスクをかぶった栄枝が盗塁を 3度阻止。自慢の強肩をアピールだ。
「肩には自信があったので。DeNAさんが事前に走ってくるという情報があったので、そこはしっかり刺せてよかった」
2回一死 1塁、宮本への 2球目で 2塁へノーバウンド送球。 1走・森を刺すと、二死 1塁でも宮本の盗塁を阻止。 4回にも倉本の 2盗を止めてみせた。
2塁送球 1秒 8の強肩をいかんなく発揮したルーキーは「大学時代も走ってきた盗塁はほとんどアウトにしてきたし、(阻止が) 3つというのに個人的にびっくりしているわけではない。走った盗塁はアウトにするという、それだけ考えている」と平然。捕手出身の矢野監督は「青柳のクイックで盗塁刺すのは普通なのよ」と話しながらも「普通にできるってことは大したもん。俺は 1年目、全然できへんかったから。落ち着きというか、普通に当たり前のことができるっていうのは力があるんじゃないかな」と賛辞を贈った。
■「もっと投手の球の軌道学ばないと」
梅野を筆頭に坂本や原口といった先輩捕手の壁は厚い。それでも、初のキャンプで懸命に汗を流し、この日のスタメンマスクに向けては、ブルペンで 2度、球を受けた先発の青柳の過去の動画を見てリードを研究。準備万端で臨み、肩で右腕を救ったが「全然、青柳さんの球種にキャッチングが対応できてない。もっとブルペンとか積極的に入って、投手の球の軌道とか学ばないといけない」と反省も忘れていない。打撃でも 3打数無安打とまだまだ改善の余地はある。
「キャッチングとかブロッキングとか、あとは打撃の方も。すべてそろって捕手は信頼されると思うので。肩以外をもっとレベルアップしていきたいなと思う」
打って、走って、守れる万能の捕手へ-。沖縄で経験を積んで一歩ずつ成長していく。
力投する阪神先発の青柳晃洋投手=アトムホームスタジアム宜野湾
先発した阪神・青柳晃洋投手は 3回を投げ 2安打 2失点。制球に苦しみ、 3四死球を与えた。
1- 0で迎えた 1回。先頭の関根に死球を与えると、続く柴田に四球を許し、ピンチを広げる。一死 2、 3塁とすると、「4番・佐野」に逆転の 2点右前打を浴びた。
この日、DeNA打線は「1番」から「9番」まで左打者を並べた。 2回にも死球を与えた青柳は 3回で 3四死球と乱調。徹底された左攻めに、課題の残る内容となった。
2回、ベンチ前で話をする青柳晃洋投手(左)と栄枝裕貴捕手=アトムホームスタジアム宜野湾
3回 2失点の阪神先発青柳晃洋投手は、初めて組んだ栄枝の配球から新たな発見をした。DeNAは 9人すべて左打者を並べてきた。新人捕手は、これまでほぼ投げていなかった外角へのカットボールを軸に配球してきた。「今日は配球を任せようと。僕の中で新しい発見でしたし、有効かなというのもありました」と話した。今季の投球の幅が広がりそうだ。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2021年 公式戦日程と結果 (02月)
2021年 公式戦日程表と結果(03月)