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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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福留の威圧感背に…後継阪神佐藤輝明が6戦連続安打!チェンが初打撃投手「うまくいかなかった」収穫!

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阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手(21=近畿大學)が、背番号「8」の大先輩、中日福留孝介外野手(43)の前で後継者にふさわしい活躍を見せた。中日との練習試合(北谷)に「3番3塁」で先発出場。初回に松葉貴大投手(30)から中前に先制適時打を運んで「6戦連続安打」とすると、守備でも 4度のゴロを軽快にさばいた。21日は広島との練習試合(宜野座)で昨季「新人王」の森下暢仁投手(23)と激突する。試合前から佐藤輝はドキドキだった。昨年まで阪神で「8」を背負った大先輩とようやく初対面。遠く離れた距離で一瞬だった。その後はベンチにどっしり座る福留から熱い視線を背に受けながら、27スイングで「柵越え3本」。試合に入ると、 3塁の守備位置から、打席に立つ球界最年長の威圧感を感じていた。後継者に恥じない活躍を 3塁の守りで見せた。過去 2試合は 1度しか守備機会がなかったが、 4度もゴロが来た。中でも 6回は高橋周平内野手(27)の 3塁線への鋭い打球に 187センチ、94キロの巨体を滑らせ逆シングルでキャッチ。体のひねりも送球に利用した。滑った右膝の下には黒土が付いていた。近大時代はノックで打球に飛び込まず、スマートなプレーばかりする佐藤輝に対し田中秀昌監督(63)が苦笑いしていた。それでもリーグ戦になると、果敢に横っ跳びする実戦派だった。 3塁も守れるという強い思いが球際の強さにつながった。21日の広島戦では、昨季「10勝3敗、防御率1.91」で「新人王」に輝いた森下と初対戦する。背番号「8」は佐藤輝、と言われるようになるため、難敵との対決で経験値を高める。

井上広大外野手(19)が 3試合連続で「4番」を務め、初の「マルチ安打」をマークした。初回に 1点を先制した直後の一死 1塁、カウント 1- 1から中日松葉の低めのボールに反応。詰まりながらも右翼線に落とす 2塁打を放った。井上は苦笑いだが、 3回には再び松葉の変化球を完璧に捉えて左前打。 2打席連続でアピールに成功した。「3番」佐藤輝、「4番」井上の並びはやはり夢が膨らむ。初回の攻撃は佐藤輝の先制打に井上が続いた。限られた椅子を巡って競争はさらに厳しくなる。21日広島戦からは実績組の糸井嘉男外野手(39)に加え、ジェリー・サンズ外野手(33)ら助っ人野手も出場する可能性がある。

陽川尚将外野手が「今季1号」で「本家ゴリラポーズ」を披露した。「5番1塁」で先発し、 6回に左腕小笠原慎之介投手(23)の直球を左翼席へ。ベンチ前では、18日のDeNA戦で「ドラ1」佐藤輝にお株を奪われていた代名詞のポーズも決めた。初回の「2点適時2塁打」と合わせ 2安打 3打点。闘争心を燃やした。18日のDeNA戦(宜野湾)で 140メートル弾を放った佐藤輝がナインから促されて、「ゴリラパフォーマンス」を披露。元祖のハートの火がついた。 8年目、充実の29歳シーズンにする。佐藤輝に負けじと打って打って…ほえまくる。

阪神の先発西純矢投手(19)は、立ち上がりの3失点からうまく修正し、 4回 2安打 3失点の収穫のマウンドとなった。初回一死から平田良介外野手(32)に右前打、福留に四球を与えると、阿部寿樹内野手(31)に 3ラン。出ばなをくじかれたが、そこから立て直した。ベンチに戻って捕手坂本誠志郎(27)と配球の組み立てなどを話し合い、 2回以降は変化球も使って打者 9人を完璧に抑え込んだ。昨年同じチームだった大先輩、福留とは 2度対戦。 3回には外のスライダーで左飛に打ち取った。昨季は 2軍の鳴尾浜でコンディショニング面の助言をもらったことも。この日は“1勝1敗”で一流打者を抑える難しさを学んだ。矢野燿大監督(52)は制球面などの進歩を認めつつ課題もしっかり認識した。

馬場皐輔投手は「1イニング3人斬り」で不安を吹き飛ばした。中日戦の 6回に登板し、「4番」阿部、「5番」高橋周、「6番」藤井淳志外野手(39)から内野ゴロ 3つを奪い満足げだ。

新加入のチェン・ウェイン投手(35=前ロッテ)が20日、今キャンプ初めて打撃投手を務めた。宜野座での残留練習でサンズらに60球を投じ、安打性は 7本。セットポジションからのクイック投球なども行った。マウンドでのバランスや感覚について課題を把握し、今後は打撃投手をもう 1度挟み、最終クールの27、28日のいずれかで初実戦を迎える予定だ。この日は中日時代のチームメートでチェンの兄貴分でもあった吉見一起氏(36)の激励を受け、18年以来の再会にパワーをもらっていた。

糸井嘉男外野手(39)が20日、残留練習に参加。今年初実戦となる21日の広島戦(宜野座)に向けて調整した。フリー打撃では、打撃投手を務めたチェン・ウェイン投手から左翼へ一発を放ち、順調な仕上がりをアピールした。チェンは60球を投げ、安打性は「7本」だった。フルスイングした打球は、左翼スタンドの芝生へと着弾した。糸井が今季初実戦を前に、準備完了をアピールした。外野のポジションを争う佐藤輝ら若手が猛アピール中。実績十分のベテランとはいえ、奪い取らなければならない立場だ。まだまだ後輩に負けるわけにはいかない。チーム最年長となった超人がいよいよ出陣する。

阪神矢野燿大監督の一問一答。

記事をまとめてみました。

 

 練習試合<中日 9- 4阪神>◇20日◇Agreスタジアム北谷(北谷公園野球場)

 阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手が、背番号「8」の大先輩、中日福留の前で後継者にふさわしい活躍を見せた。中日との練習試合(北谷)に「3番3塁」で先発出場。初回に松葉から中前に先制適時打を運んで「6戦連続安打」とすると、守備でも 4度のゴロを軽快にさばいた。21日は広島との練習試合(宜野座)で昨季「新人王」の森下と激突する。

◇   ◇   ◇

 試合前から佐藤輝はドキドキだった。

 昨年まで阪神で「8」を背負った大先輩とようやく初対面。遠く離れた距離で一瞬だったが、「初めて。ほんのちょっとですが、あいさつできてよかった」と笑った。その後はベンチにどっしり座る福留から熱い視線を背に受けながら、27スイングで「柵越え3本」。試合に入ると、 3塁の守備位置から「すごい雰囲気がありました」と、打席に立つ球界最年長の威圧感を感じていた。

 練習試合開始前、佐藤輝明内野手(左)からあいさつを受ける福留孝介外野手(右・奥)=Agreスタジアム北谷

 後継者に恥じない活躍を 3塁の守りで見せた。過去 2試合は 1度しか守備機会がなかったが、 4度もゴロが来た。中でも 6回は高橋周の 3塁線への鋭い打球に 187センチ、94キロの巨体を滑らせ逆シングルでキャッチ。「 3塁線の打球とかも、逆シングルで捕った方が次も投げやすいんで」と、体のひねりも送球に利用した。

 滑った右膝の下には黒土が付いていた。近大時代はノックで打球に飛び込まず、スマートなプレーばかりする佐藤輝に対し田中秀昌監督が「あいつのユニホームはいつも白い」と苦笑いしていた。それでもリーグ戦になると、果敢に横っ跳びする実戦派だった。 3塁も守れるという強い思いが球際の強さにつながった。

 佐藤輝明内野手(手前)の打撃練習をみる福留孝介外野手(左)=Agreスタジアム北谷

 ようやく 3塁での実戦守備を多く見られ、矢野監督は「球際、難しい打球もあった。反応自体はよかった」と評価した上で、「守備はまだまだ。もっとうまくなってもらわな困る」と上達を望んだ。佐藤輝も「強い打球が多くなる感じなので、しっかり準備していきたい」と気を引き締めた。

 打っては 1回一死 2塁で左腕松葉から先制打を放つなど、チャンスでの変わらない強さを発揮。実戦「6戦連続安打」、対外試合 4試合で「7打点」と、福留のように頼もしい存在になりつつある。21日の広島戦では、昨季「10勝3敗、防御率1.91」で「新人王」に輝いた森下と初対戦する。背番号「8」は佐藤輝、と言われるようになるため、難敵との対決で経験値を高める。

▽阪神井上一樹ヘッドコーチ

 不器用そうに見えてあいつ結構、起用だから。外野だろうと、内野だろうといける。まずまず。経験を積ませてあげることが今は一番かなと思って見ています。

  1回表阪神一死 2塁、佐藤輝明内野手は中前適時打を放った、投手は松葉貴大投手=Agreスタジアム北谷

▽阪神川相昌弘臨時コーチ(テレビの解説で訪れ)

 基本にというか、柔軟に対応している感じには見える。しっかりとした練習をもっとやっていけば、さらに良くなる可能性はある。彼の持っているものをどんどん生かしていければ、すごく良くなるんじゃないか。

▽巨人横川史学スコアラー

 外野よりスムーズにやれているなと。見た目よりやっぱり動けるし、器用。バッティングもそうですけど。「見た目にだまされたらダメ」じゃないけど。今はね、うまい、器用だなと思いますね。

▽広島岩本貴裕スコアラー

 難しいワンバンもグラブさばき柔らかく、捕球してアウトにしていた。実戦でああいうふうにこなせるというのは、対応力があるんじゃないかなと感じます。

  5回表阪神二死 1、 3塁、打席の佐藤輝明内野手をベンチから見る福留孝介外野手(左)=Agreスタジアム北谷

  3塁守備もエエやん! 阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」が20日、中日との練習試合(北谷)に「3番・3塁」で出場。計 6度の守備機会を華麗にこなした。自慢の打撃では 1回に先制打を放ち、実戦「6試合連続安打」と絶好調。開幕スタメンへ、また一歩前進だ。

  187センチ、94キロの巨体が 3塁にどっしり構える。慣れ親しんだポジションで、佐藤輝が白球をさばいた。この男、打つだけではない。快晴の北谷で、華麗なフィールディングを披露した。

 「難しい打球もあったので、しっかり準備していきたいと思います」

 近大時代に本職だった 3塁を 3試合連続で任された。この試合まで守備機会はたった 1度だけだったが、この日は白球が「黄金ルーキー」のグラブに何度も吸い込まれた。

  2回、 3塁線を襲った大野奨の打球を逆シングルで捕球して 1塁へ。記念すべき“初アウト”を奪うと、 5回は 3遊間の当たりを軽快な動きでさばいた。 6、 7回はいずれも難しいバウンドを逆シングルで止めると、素早く送球。「 3塁線の打球とかも逆シングルで捕ったほうが次も投げやすい」。ノーバウンドで 1塁手のミットに届けた。

 佐藤輝明内野手は 6回、痛烈な打球を逆シングルでキャッチ。送球もドンピシャだった=Agreスタジアム北谷

 矢野監督は「反応自体はよかったし、しっかりアウトにした。けど、守備はまだまだ」と辛口。テレビ解説のため球場を訪れた川相臨時コーチは「柔軟に対応している。しっかりとした練習をもっとやっていけば、もっとよくなると思う」と潜在能力を高く評価した。

  3塁は現在、腰背部の張りで別メニュー調整中の大山の定位置。回復すれば、佐藤輝は外野に戻ることになる。それでも長いシーズン、何が起こるかわからない。万が一のときでも 3塁を任せられる守備力は証明した。チーム全体を考えても「3塁・佐藤輝」頼もしいのは、心強い。

 打撃も順調だ。 1回一死 2塁で迎えた第 1打席では、左腕・松葉の直球をはじき返し、先制の中前打を放った。その後の 3打席は凡退も、これで実戦「6試合連続安打」。目標の開幕スタメンに向け、また一歩前進した。

 「(プロは)強い打球が多くなるので、しっかりと準備していきたいと思います」

 打って、守れる「規格外のルーキー」が、また一つ、予想を超えた実力を見せつけた。

 阪神の関係者にあいさつする福留孝介外野手(左)=Agreスタジアム北谷

★新旧背番号「8」が初対面

 虎の新旧背番号「8」が初対面。試合前にアップを終えた佐藤輝はメイングラウンドに入ると、小走りで中日・福留のもとを訪れた。「ほんの少しですけど、あいさつできてよかった。打席の中でもすごく雰囲気がある方でした」。 1塁ベンチで熱視線を送る43歳の前で、試合前のフリー打撃を行い、27スイングで「柵越え3本」。福留は「ルーキーで、あれだけバットを振れるというのは魅力があると思う」。大先輩を豪快なフルスイングでうならせた。

 

 井上広大外野手が 3試合連続で「4番」を務め、初の「マルチ安打」をマークした。初回に 1点を先制した直後の一死 1塁、カウント 1- 1から中日松葉の低めのボールに反応。詰まりながらも右翼線に落とす 2塁打を放った。井上は「飛んだところが良かった」と苦笑いだが、 3回には再び松葉の変化球を完璧に捉えて左前打。 2打席連続でアピールに成功した。

  3回表阪神二死、井上広大外野手は左前打を放った=Agreスタジアム北谷

 「3番」佐藤輝、「4番」井上の並びはやはり夢が膨らむ。初回の攻撃は佐藤輝の先制打に井上が続いた。佐藤輝の存在が刺激になるかと問われ、井上は「なります」と即答。宿舎での食事のタイミングや練習中などでも打撃論を交わすことがあり、「何か聞きたいことがあれば、聞けば教えてくれる部分もある」と手本にすることもある。

  3回表阪神二死、左前安打を放った井上広大外野手=Agreスタジアム北谷

 限られた椅子を巡って競争はさらに厳しくなる。21日広島戦からは実績組の糸井に加え、サンズら助っ人野手も出場する可能性がある。井上は「その1打席で結果を残せるとより評価は上がってくると思う。そこで何とか 1本出せるように自分のできることをしっかりやってやっていけたら」と力を込めた。

 

  6回表阪神一死、陽川尚将外野手は左越え本塁打を放った=Agreスタジアム北谷

 陽川尚将外野手が「今季1号」で「本家ゴリラポーズ」を披露した。

 「5番1塁」で先発し、 6回に左腕小笠原の直球を左翼席へ。「ちょっとこすった感じだったんですけど、風にも助けられてよかった」。ベンチ前では、18日のDeNA戦で「ドラ1」佐藤輝にお株を奪われていた代名詞のポーズも決めた。初回の「2点適時2塁打」と合わせ 2安打 3打点。「若い選手もどんどんアピールして、焦りはある。自分もどんどんアピールしていかないといけない立場」と闘争心を燃やした。

  6回表阪神一死、「左越え本塁打」を放ち生還する陽川尚将外野手=Agreスタジアム北谷

 高く舞い上がった打球は風に乗って、左翼芝生席へ。陽川が“本家は俺だ”と言わんばかりの今季初アーチを放った。

 「こすった感じだったんですけど、風にも助けられて、よかったです」

  3- 5の 6回一死。左腕・小笠原の初球をフルスイングした。ベンチ前で両手で胸をたたく「ゴリラポーズ」を披露すると、ナインから「これが本家や!」という声に、思わずはにかんだ。

 18日のDeNA戦(宜野湾)で 140メートル弾を放った佐藤輝がナインから促されて、「ゴリラパフォーマンス」を披露。「特に何も思わなかった」とサラリと交わしたが、元祖のハートの火がついた。

 これぞ元祖! 陽川尚将外野手(左手前)は佐藤輝明内野手(右から 3人)らと胸をたたくゴリラポーズを決める=Agreスタジアム北谷

  1回一死 2、 3塁では 3塁線を破る「2点2塁打」。 1塁も 3塁も外野も守れるユーティリティーぶりに加え、中谷と並ぶ貴重な右の長距離砲。矢野監督は「おととい(18日)、久しぶりの残留組で喜んでいた。これまで永遠の若手扱いだったから。俺もアメとムチを使い分けながらね(笑)。きょうは張り切ってやってくれた。陽川、いいやん」と目尻を下げた。

 「できるだけ多く『ゴリラポーズ』をみせられるように、頑張っていきたい」。 8年目、充実の29歳シーズンにする。佐藤輝に負けじと打って打って…ほえまくる。

 

 阪神の先発西純矢投手は、立ち上がりの3失点からうまく修正し、 4回 2安打 3失点の収穫のマウンドとなった。

 初回一死から平田に右前打、福留に四球を与えると、阿部に 3ラン。出ばなをくじかれたが、そこから立て直した。「 2回以降は自分の思うようなピッチング、うまくタイミングを外せたりとかバッターを抑えることができたので、そこは良かったなと思ってます」。ベンチに戻って捕手坂本と配球の組み立てなどを話し合い、 2回以降は変化球も使って打者 9人を完璧に抑え込んだ。

 阪神先発の西純矢投手=Agreスタジアム北谷

 昨年同じチームだった大先輩、福留とは 2度対戦。 3回には外のスライダーで左飛に打ち取った。「本当に第 1打席から嫌なバッティングをされるなと思っていて、すごい厳しかったです」と改めて高い技術力を実感。「そういうところをしっかり抑えていかないと、なかなか投げていけないんじゃないかなと」。昨季は 2軍の鳴尾浜でコンディショニング面の助言をもらったことも。この日は“1勝1敗”で一流打者を抑える難しさを学んだ。

  1回裏中日一死 1塁、福留孝介外野手は四球を選んで出塁、左は西純矢投手=Agreスタジアム北谷

 矢野監督は西純の投球内容を「ちょうどいい」と表現した。「去年からの成長している部分はしっかり見えるし、でも 1軍で勝つにはまだ早いよと。そこがちょうどいい」。課題と進化、どちらも見えた19歳右腕のマウンド。「配球面とか打席でのスイング、感じることは多かったので、次につながる投球だったなと思います」。 1軍レベルを経験し、さらなる成長につなげる。

  4回裏中日二死、滝野要外野手の打球を好捕した 1塁手陽川尚将外野手とタッチを交わす西純矢投手=Agreスタジアム北谷

 苦しい立ち上がりから立て直す姿に成長の跡を見せた。阪神の西純が20日、沖縄県北谷町で行われた中日との練習試合に先発して 4回 3失点。 1回に 3点を失ったが、その後はゼロを並べ「次につながる投球だった」と手応えを口にした。

 甲子園を沸かせた岡山・創志学園高時代は投げ終わりに帽子を振り落とすほどの力投派。だが、プロ 2年目の今は違う。阿部に「3ラン」を浴びるなど 1回につまずき、イニング間に捕手の坂本と配球面を話し合った。

 緩い球も交えて駆け引きを重視し、福留を左飛に仕留めるなど 2回以降は完璧に抑え「自分の思う投球。タイミングを外して抑えることができてよかった」と話した。

 矢野監督は「微妙なところで外れたりと、四球のレベルも上がってきている。成長がしっかり見える」と制球面などの進歩を認めつつ「 1軍で勝つには、まだ早い」。将来のエース候補は「厳しいところ(コース)で出し入れできるように詰めてやっていかないと」と課題もしっかり認識した。

 

 6回に登板した馬場皐輔投手=Agreスタジアム北谷

 馬場皐輔投手は「1イニング3人斬り」で不安を吹き飛ばした。

 中日戦の 6回に登板し、「4番」阿部、「5番」高橋周、「6番」藤井から内野ゴロ 3つを奪い「構えたところにほとんど行った。去年とは違った配球で意図的に投げられた」と満足げだ。腰の張りで調整が遅れていたが、回復ぶりをアピール。「今年は『3者凡退』を取れる投球をしたい。去年岩崎さんを見てすごく感じた。近づけるようにしたい」と気合十分だ。

 

 フリー打撃に登板したチェン・ウェイン投手=Agreスタジアム北谷

 新加入のチェン・ウェイン投手が20日、今キャンプ初めて打撃投手を務めた。

 宜野座での残留練習でサンズらに60球を投じ、安打性は 7本。セットポジションからのクイック投球なども行った。「打者に対して投げる中でバランス感覚などをつかもうと思っていた。それがうまくいかなかったのが一番の収穫」。マウンドでのバランスや感覚について課題を把握し、今後は打撃投手をもう 1度挟み、最終クールの27、28日のいずれかで初実戦を迎える予定だ。この日は中日時代のチームメートでチェンの兄貴分でもあった吉見一起氏の激励を受け、18年以来の再会に「お会いできてとてもうれしかった」とパワーをもらっていた。

 ホームラン競争で打撃するチチェン・ウェイン投手、左は藤浪=Agreスタジアム北谷

 阪神のチェン・ウェイン投手が今キャンプで初めてフリー打撃に初登板。中日時代のチームメートで、昨季限りで現役を引退した吉見一起氏がスタンドから見守る中、直球だけでなく、変化球もコーナーに投げ分け、順調な調整ぶりをアピールした。

 この日は糸井、マルテ、サンズ相手に計60球を投げて、安打性の当たりは「7本(さく越え1本)」だった。サンズに「5本」、マルテに「1本」、糸井には右翼芝生席に「1本」、運ばれたが、直球でファウルに打ち取る場面も多かった。

 チェンは登板後、サブグラウンドでランニングをしている合間に、吉見氏と旧交を温めた。

 

 糸井嘉男外野手が20日、残留練習に参加。今年初実戦となる21日の広島戦(宜野座)に向けて調整した。フリー打撃では、打撃投手を務めたチェン・ウェイン投手から左翼へ一発を放ち、順調な仕上がりをアピールした。チェンは60球を投げ、安打性は「7本」だった。

 フルスイングした打球は、左翼スタンドの芝生へと着弾した。糸井が今季初実戦を前に、準備完了をアピールした。

 「出る機会があれば、全力でやるだけ。それだけです」

 打撃投手を務めたチェンの59球目をとらえた。練習でお互いに仕上がり途上とはいえ、「日米通算95勝左腕」からアーチを架け、弾みをつけた。

 昨季は86試合の出場。レギュラーに定着した日本ハム時代の2009以降では、最少の出場数に終わった。今キャンプは「アピールしていかないといけない」と強い決意で挑んでいる。定位置である右翼だけでなく、左翼でもノックを受けるなど、可能性を広げようとしている。

 外野のポジションを争う佐藤輝ら若手が猛アピール中。矢野監督も「(試合に)出たいんじゃなくて、出ないと、でしょ。レギュラーじゃないんだから」と話しており、実績十分のベテランとはいえ、奪い取らなければならない立場だ。

 まだまだ後輩に負けるわけにはいかない。チーム最年長となった超人がいよいよ出陣する。

 

 阪神の「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が 1回に中前先制適時打を放ち、実戦「6戦連続安打」をマークした。

 阪神矢野燿大監督の一問一答は以下の通り

-佐藤輝の 3塁守備の機会も多かった

 矢野監督 球際、難しい打球もあったけどね。反応自体良かったし。しっかりアウトにしたというのは、こういうところができるというか、それは(見られた)。今まで飛んでないんでね、どういう反応をするのかなというところはあったけど、しっかり反応できていた。

-逆シングルの打球も無難にさばいた

 矢野監督 無難というか簡単な打球じゃないからね。

-思っていた以上に 3塁も守れそう

 矢野監督 まあ、やることはあるけど、それは守備はまだまだ。まあまあ、そういう部分があるんだなというのが分かったということやね。

-魅力の 1つがまた増えた

 矢野監督 まあ、それはもっともっとうまなってもらわな困るし、もちろんね。打つ飛ばすというのが魅力だけど、それだけじゃやっぱりもったいないし。もっともっとね、チームからも信頼されるという部分でも、やっぱり打つだけというのじゃなくてね。そういう守りの部分というのはこれからもっともっと。今日はそういう部分では球際のしっかりしたプレーができたっていう日やったけど、今で完成ではないんでね。もちろん。そういう意識でやってくれたら。

  6回表を終え選手交代を告げる矢野燿大監督=Agreスタジアム北谷

-打線全体は 1軍クラスの投手と対戦したが

 矢野監督 (井上は)いいファウルはあったし凡打も紙一重の凡打があったけど。 1打席目の安打に関しては、いい安打とは言いにくいんだけど、真っすぐをしっかり捉えるということをやっている中で、まあ、いいスイングもある。そこから 1軍でいけば一発で仕留めるとか、あのファウルにしている、あのタイミングのやつを捉えていくというのが広大に関してはこれから求められていくところになると思う。

-小さくならず、大きく指導してきた

 矢野監督 「一番のセールスポイント」はそこなんで。本塁打を打てる能力が高いというのがあいつのセールスポイントなんで。小さく打ってほしいとは思っていない。もっとある意味豪快にというか、強引にではないんだけど、もっといっていいんじゃないかとは思うけどね。

-陽川の本家のゴリラパワーは

 矢野監督 この前も2安打して、今日もいい内容の本塁打で。陽川も 1塁も外野もできるし、自信を年々つけてきている感じもある。そういう打者が右でいてくれるのは。うちも左が多いので、どこにでもはめやすい選手なんで状態としては上がってきたのかなという感じです。

  6回、選手交代を告げる矢野燿大監督=Agreスタジアム北谷

-西純の投球

 矢野監督 いいんじゃないの。ちょうどいいというと怒られるけど、課題といいところと両方あったし。今までのことで言えば、去年からで言えば、かなり成長している部分はある。でも 1軍で勝とうと思えば課題があるし。だからちょうどいい。ブルペンでまたいろんなことをね。追い込んだのに決めきれないとか、早いカウントで追い込めないこともあったし。だから結果、四球とか。でもそれがすごく外れているとか、そんなことは全然ないんでね。微妙なところで外れたりと、四球のレベルも上がってきているかなと思う。勝つ、と言われたら、そりゃやることはまだいっぱいあるけど、去年からの成長している部分はしっかり見えるし、でも1軍で勝つにはまだ早いよと。そこがちょうどいい。

-馬場

 矢野監督 中(中継ぎ)も頭(先発)も考えているんだけど、ちょっと投げるイニングはまだあれだけど、中継ぎを経験したことで、また中継ぎにははめられると思うので、先発というかちょっと長いイニングを投げながらとは思っているんだけど。落ち着いては投げられていたのかなとは思う。

-去年の経験

 矢野監督 どちらかというと馬力で投げるっていうところから落ち着きが出てきたし。周りもちょっと見えてきたっていう感じは出てきてるかなとは思う。

-カッコいい

 矢野監督 陽川? そうやな、おととい久しぶりの残留で喜んどったんや(笑い)。永遠の若手扱いやからさ。「えっ僕(遠征に)入ってないんですか?」って。ちょっと俺もアメとムチを使い分けながらね(笑い)。残留練習で今日また張り切ってやってくれたし。陽川いいやん。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程と結果 (02月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(03月)

 

 

 

 

 

 

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