●東京都は24日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに 213人報告されたと発表した。直近 7日間で平均した 1日当たりでは 300人を下回り、 294.7人となった。 200人台は昨年11月14日以来の水準。60~90代の感染者17人の死亡が確認され、死者の累計は1302人になった。新規感染者 213人のうち、「感染経路が不明」なのは90人、重症化しやすい65歳以上は60人だった。西日本の企業で集団感染した18人が含まれ、検体が都内の検査機関に送られて「陽性」と判明したため都内の感染者として計上された。感染者累計は11万 400人となった。
●参院は24日、「れいわ新選組」副代表の木村英子参院議員(55)が24日、公式ツイッターで「新型コロナウイルス」に感染したと発表した。自宅で療養中という。木村氏は重い身体障害がある。「国会議員のコロナ感染」確認は11人目。事務所によると、木村氏は22日に37度超の熱が出て、「PCR検査」で「陽性」が判明した。木村議員は、脳性まひで重度の障がいがある中、19年 7月の参院選で、山本太郎代表が比例代表に回り、導入された「比例特定枠」を使い、優先的に当選できる「比例2位」で当選。同11月には「参院国交委員会」で初の質問に立った。
●文部科学省は、「新型コロナウイルスの感染防止策」に従わず感染した職員を無給にする方針を示した東京女子医大(東京)に対し、「労働基準法」に基づき適切に対応するよう指導した。鰐淵洋子文科政務官が24日の「衆院内閣委員会」の質疑で明らかにした。
●丸川珠代五輪相(50)が24日、内閣府で「日本オリンピック委員会」(JOC)山下泰裕会長(63)、スポーツ庁の室伏広治長官(46)と就任後初めて会談した。「五輪メダリスト」 2人からのサポートも受け、アスリートの「心」の部分を後押しし、女性が活躍出来る環境構築にも共闘を願った。
記事をまとめてみました。
東京都は24日、「新型コロナウイルスの感染者」が新たに 213人報告されたと発表した。直近 7日間で平均した 1日当たりでは 300人を下回り、 294.7人となった。 200人台は昨年11月14日以来の水準。60~90代の感染者17人の死亡が確認され、死者の累計は1302人になった。
感染者数の減少ペースが鈍化しており、都の担当者は「ここで気を緩めて人との接触を増やすと、リバウンドの可能性もある。いま一度『不要不急の外出自粛』をお願いしたい」と述べた。
入院患者は前日より81人減の1882人、うち重症者は 8人減の69人となった。入院や療養先の調整中も減少して 449人となった。 7日間平均で示す陽性率は 3.8%となった。
新規感染者 213人のうち、「感染経路が不明」なのは90人、重症化しやすい65歳以上は60人だった。西日本の企業で集団感染した18人が含まれ、検体が都内の検査機関に送られて「陽性」と判明したため都内の感染者として計上された。感染者累計は11万 400人となった。
参院は24日、「れいわ新選組」の木村英子参院議員が「新型コロナウイルス」に感染したと発表した。自宅で療養中という。木村氏は重い身体障害がある。「国会議員のコロナ感染」確認は11人目。
事務所によると、木村氏は22日に37度超の熱が出て、「PCR検査」で「陽性」が判明した。既に熱は下がり、他の症状も出ていないという。
木村英子参院議員
「れいわ新選組」副代表の木村英子参院議員が24日、公式ツイッターで「新型コロナウイルス」に感染したと発表した。
「昨日、医療機関において『PCR検査』の結果、木村英子が『新型コロナウイルス陽性』であることが判明しました。本日、保健当局からのヒアリング等を受け、感染経路は調査中です。
現在、自宅にて療養中でございます。ご心配おかけいたします。(木村英子事務所)」
木村議員は、脳性まひで重度の障がいがある中、19年 7月の参院選で、山本太郎代表が比例代表に回り、導入された「比例特定枠」を使い、優先的に当選できる「比例2位」で当選。同11月には「参院国交委員会」で初の質問に立った。
文部科学省は、「新型コロナウイルスの感染防止策」に従わず感染した職員を無給にする方針を示した東京女子医大(東京)に対し、「労働基準法」に基づき適切に対応するよう指導した。鰐淵洋子文科政務官が24日の「衆院内閣委員会」の質疑で明らかにした。鰐淵氏によると、大学は「今後適切に対応する」と回答した。
大学は職員に 1人での食事やゴーグルなど防護具の着用を求めた上で、従わずに感染した場合「休業中の給与は無給とする」と伝えている。労基法は雇用側の責任で従業員が休む場合、休業手当を支払うよう規定。鰐淵氏は、発熱した職員らを休ませるケースはこれに該当し得ると説明した。
丸川珠代五輪相が24日、内閣府で「日本オリンピック委員会」(JOC)の山下泰裕会長と、就任後初めて会談した。
JOC山下泰裕会長(左)を笑顔で迎える丸川珠代五輪相=内閣府
お互い笑顔であいさつをかわすと、肘タッチで今後の連携を誓い合った。18日に「東京五輪・パラリンピック組織委員会」の会長に転身した橋本聖子氏の後任として再登板した丸川氏は「選手の皆さんは、いろいろな気持ちを抱えながら練習されている。こういう(コロナ禍の状況の)中で、自分がスポーツをやっても良いのかと思ったり、練習の場が制限されているとうかがっております。 1日も早く国民の理解を得て感染防止に努めて、選手のみなさんがオリンピックの瞬間を目指して、そこに専心出来るような環境をつくりたい」と話した。
JOC山下泰裕会長(左)の面会を受ける丸川珠代五輪相=内閣府
山下氏も「丸川大臣はオリパラをよくご存じですので、大変心強い。安心安全な大会が開催出来るように何でもやりますので、何でも言ってください」と最大限の協力を約束。約30分の面会後は「覚悟と決意で仕事に取り組んでいる雰囲気を強く感じた」と、丸川氏に対する思いも明かした。
JOC山下泰裕会長(左)と笑顔で向き合いながら肘タッチを行う丸川珠代五輪相=内閣府
丸川珠代五輪相が24日、内閣府で「日本オリンピック委員会」(JOC)山下泰裕会長)、スポーツ庁の室伏広治長官と就任後初めて会談した。「五輪メダリスト」 2人からのサポートも受け、アスリートの「心」の部分を後押しし、女性が活躍出来る環境構築にも共闘を願った。
スポーツ庁の室伏広治長官(左)と笑顔でグータッチする丸川珠代五輪相=内閣府
山下氏には「選手の皆さんは、こういう(コロナ禍の状況の)中で、自分がスポーツをやっても良いのかと思ったり、練習の場が制限されているとうかがっております。選手がオリンピックに専心出来るような環境をつくりたい」。さらに室伏氏にも「(東京五輪・パラリンピック組織委員会)橋本会長の人選時に、女性アスリートの皆さんからも、女性の気持ちが理解出来る会長が求められているんだなと感じた」と伝え、延期や問題発言などで生じた心的不安を取り除く役割も担う決意を明かした。
JOC山下泰裕会長(左)と笑顔で肘タッチを行う丸川珠代五輪相=内閣府
山下氏からは「オリパラをよくご存じですので大変心強い。覚悟と決意で仕事に取り組んでいる雰囲気を強く感じた」。室伏氏も「ともに国の立場として女性活躍の環境を整えていきたい」とサポートを約束。肘や拳でタッチして笑顔のあいさつをかわし、強固な連携を約束しあった。