●阪神は25日、例年 3月に「必勝祈願」を行う兵庫・西宮市の西宮神社への参拝を見合わせると発表した。
●青柳晃洋投手(27)が緊急事態での「開幕投手」へ名乗りを上げた。最有力視される西勇輝投手(30)が、ぜんそくの症状で23日に帰阪。右脇腹痛の高橋遥人投手(25=亜細亜大學OB)はこの日、帰阪した。まだ実戦登板の見通しは立っていない。この日はブルペンで45球を投球し、27日中日戦(北谷)で 2度目の対外試合に登板予定。キャンプで培ったものを打者にぶつける。2019年から 2年連続で規定投球回をクリアしている右腕は大役に備え、「3.26」ヤクルトとの開幕戦(神宮)に照準を合わせていく。村山実氏(61歳没)や江夏豊氏(72)、小林繁氏(57歳没)、井川慶氏(41)らエースと呼ばれた男たちが担ってきた大役。過去に「2桁勝利」を挙げていない右腕は「やっぱり結果が一番わかりやすいと思うので。結果も内容も、しっかりとついてきたらいいと思います」と言葉に力を込めた。思いは伝えた。開幕まで 1か月。秋山拓巳投手(29)やチェン・ウェイン投手(35=元千葉ロッテ)らもいる中、まずは誰からも認められる存在になる。
●「右脇腹負傷」で別メニュー調整していた高橋遥人投手(25=亜細亜大學OB)が25日、「1軍キャンプ」練習後に沖縄から帰阪した。16日楽天戦の登板中に違和感を感じ、「右脇腹筋挫傷」と診断されていた。昨季は左肩のコンディション不良で出遅れ、今季もすでに「開幕ローテ入り」が絶望的。沖縄・宜野座で取材に応じると、矢野燿大監督(52)から声をかけられたと明かし、率直な心境を語った。「2軍キャンプ」のリハビリ組だった中田賢一投手(38)、湯浅京己投手(21)、島本浩也投手(28)、才木浩人投手(22)、藤谷洸介投手(25)も高知から帰阪した。
●阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手(21=近畿大學)が、「3番」起用に応える意欲を見せた。対外試合は 5試合連続で「3番」に座る。井上一樹ヘッドコーチ(49)は、「3番」を継続する考えを示唆した。プランを伝え聞いた佐藤輝は、気合を入れ直した。矢野燿大監督が開幕戦の打順について言及。「1番・近本、2番・糸原健斗内野手(28)」で臨む方針を明言した。伝え聞いた近本は、ここ 2年は開幕を「2番」で迎えており、意外にも「リードオフマン」として開幕戦に出場すれば、プロ 3年目で初となる。今キャンプでは 7試合で「17打席無安打」と快音は響いていないが、指揮官が結果より内容を重視している。 3月26日のヤクルト戦(神宮)まで、残り 1カ月。「新選手会長」は力を込めた。“チカ・イト”が、虎に勢いをもたらす。 1カ月後、 3月26日ヤクルトとの開幕戦(神宮)は、プレイボールで真っさらな打席に立つ。今季の目標の 1つに「100得点」がある。「虎の切り込み隊長」はしっかり開幕を逆算。「1番」起用に応えるべく、ギアを上げていく。
●特打に特守に大ハッスルだ。糸井嘉男外野手(39)が25日、「1軍キャンプ」で若手に交じって志願のフルメニューを完走した。昨季苦しんだ右膝痛の回復を猛アピールした。「40歳シーズン」は外野の定位置をゼロから奪いにいく立場。まずは外野特守に参加。30分間打球を追いかけ照れ笑いだ。打ってもベテラン、助っ人勢用のランチ特打ではなく、「ドラフト1位」佐藤輝らと通常の特打を敢行。 107スイングで柵越え「12本」を披露し、状態良化を問われて即答した。21日広島戦で虎移籍後最速の初実戦をクリア。23日DeNA戦は志願して途中出場。今後は27日中日戦にDHでスタメン出場し、28日ヤクルト戦で実戦守備を解禁する見込みだ。外野のレギュラー争いでは、同じ左打者の高山俊外野手(27)、佐藤輝が結果を出し続けている。井上ヘッドコーチは“超人”の姿勢に納得顔だ。背水の覚悟を胸に、チーム最年長が熱い。佐藤輝や高山、まだ来日していないメル・ロハス・ジュニア外野手(30=前韓国KT)らと定位置を争う「40歳シーズン」に向け、覚悟を示した 1日だった。
●昨季限りで現役を引退し、今年から阪神のスペシャルアシスタント(SA)を務めている藤川球児氏(40)が25日、高知市役所を表敬訪問。「高知市スポーツ賞特別賞」を受賞し、地元の「スポーツ振興の旗手」になることを誓った。毎年 8月に高知市内で開催される「よさこい祭り」は昨年、「コロナ禍」で中止に。自身も小学 2年時に参加した同イベントをはじめ、地元の子供たちに向けた「スポーツ振興行事」にも、携わっていくことを約束。
記事をまとめてみました。
昨年、西宮神社に参拝した矢野燿大監督=西宮神社 (2020年 3月 8日代表撮影)
阪神は25日、例年 3月に「必勝祈願」を行う兵庫・西宮市の西宮神社への参拝を見合わせると発表した。
ファンが境内に詰めかける状況を鑑み、「新型コロナウイルス感染拡大予防」の観点から判断した。
青柳晃洋投手が緊急事態での「開幕投手」へ名乗りを上げた。最有力視される西勇が、ぜんそくの症状で23日に帰阪。まだ実戦登板の見通しは立っていない。
「先発やるからにはそこ(開幕戦)を目指して頑張ってるので。行けと言われたら行きますし、その気持ちで。あとは、どのカードに入ってもいいように調整はしている」と、力強く話した。この日はブルペンで45球を投球し、27日中日戦(北谷)で 2度目の対外試合に登板予定。「結果が一番分かりやすいと思いますし、結果も内容もついてきたらと思います」。キャンプで培ったものを打者にぶつける。
ブルペンで投球練習を行う青柳晃洋投手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
オレがヤル! 虎を背負う!! 青柳晃洋投手が25日、自身初の開「幕投手」に名乗りを上げた。大本命だった西勇がぜんそくの検査のため23日にキャンプを離脱。右脇腹痛の高橋はこの日、帰阪した。2019年から 2年連続で規定投球回をクリアしている右腕は大役に備え、「3.26」ヤクルトとの開幕戦(神宮)に照準を合わせていく。
宜野座にピーンとした空気が張り詰めた。いつもの愛くるしい笑顔はない。リップサービスでもない。目は超真剣。青柳が堂々、自身初の開幕投手に名乗りを上げた。
「そこ(開幕戦)を目指して頑張っているので。(監督から)『行け』と言われれば、いつでも行ける準備はしているし、行きます」
昨季は「7勝」も、チームで 2年連続で規定投球回をクリアしているのは西勇と 2人だけだ。 6年目の27歳は、自分を奮い立たせるかのように大役への思いを語った。
投内連係プレーの練習を行う左から、藤浪晋太郎投手、青柳晃洋投手、伊藤将司投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
「チームを代表するピッチャーだと思っています。チームの顔じゃないですけど。『4番』に匹敵するような(存在)。『開幕投手』は、それだけの信頼を得た人が投げる。そういうイメージです」
強い覚悟が言葉からにじみ出た。 3月26日の相手、ヤクルトとは昨季 3試合で「1勝0敗、防御率0.96」と好相性。神宮では「防御率0.00」を誇る。何より今は、虎投の緊急事態を救うときだ。
左腕・高橋は右脇腹痛のため開幕絶望的で、この日、帰阪。23日には昨季チームトップ「11勝」を挙げ、「開幕投手最有力」だった西勇がぜんそくの検査で離脱。実戦登板のメドはたっていない。たとえ「開幕ローテ」には入っても、「開幕投手」となると…。昨季までのスローガンの一節ではないが「オレがヤル」の決意だ。
「僕は、 1軍に 2年間いましたし、今年も先発ローテーションに入って 1年間やるという気持ちと、西(勇)さんがいても、いなくてもチームを引っ張っていくっていう思いはあります」
宜野座で練習後、帰阪の途についた高橋遥人投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
準備はしてきた。昨秋に西勇が「後輩たちの底上げがほしい」と話したときも「西さんが阪神に来られた時から、負けないようにと。( 1、2番手を)狙っている」と繰り返してきた。矢野監督も「もともと『やってやろう』という気持ちが強い」と心意気に目を細める。「 1軍にいるだけから、『自分が引っ張っていく』ところまで来たのはアイツの成長。(今年こそ)『13勝』すると言っている。楽しみ」。
青柳は前回18日のDeNAとの練習試合(宜野湾)では 3回 2失点。次は27日の中日との練習試合(北谷)に先発予定だ。この日はブルペンで福原投手コーチを打席に立たせ、変化球も交えて45球。「ブルペンでは、いい調子。それをそのまま(試合に)持っていけたら」と意気込んだ。
村山実や江夏豊、小林繁、井川慶らエースと呼ばれた男たちが担ってきた大役。過去に「2桁勝利」を挙げていない右腕は「やっぱり結果が一番わかりやすいと思うので。結果も内容も、しっかりとついてきたらいいと思います」と言葉に力を込めた。
思いは伝えた。開幕まで 1か月。秋山やチェンらもいる中、まずは誰からも認められる存在になる。
球場入りする高橋遥人投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
「右脇腹負傷」で別メニュー調整していた高橋遥人投手が25日、「1軍キャンプ」練習後に沖縄から帰阪した。16日楽天戦の登板中に違和感を感じ、「右脇腹筋挫傷」と診断されていた。
昨季は左肩のコンディション不良で出遅れ、今季もすでに「開幕ローテ入り」が絶望的。「毎回ケガばかりして自分にすごく腹が立つ。いつもこういう形で(期待を)裏切って申し訳ない」。今後については「正直、全然分からない。早く良くできるように努力したい」と言葉を振り絞った。「2軍キャンプ」のリハビリ組だった中田、湯浅、島本、才木、藤谷も高知から帰阪した。
矢野耀大監督(左)と話す高橋遥人投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
右脇腹痛で別メニュー調整を続けていた高橋遥人投手が25日、帰阪した。沖縄・宜野座で取材に応じると、矢野燿大監督から「しっかり治してこいよ」と声をかけられたと明かし、率直な心境を語った。
「申し訳ないです。いつもこういう形で、裏切って…」
16日の楽天戦(宜野座)登板後、違和感を訴え、沖縄県内の病院で「右脇腹の筋挫傷」と診断を受けた。「先発ローテ」の柱と期待され、当然それに応えるつもりで沖縄へ乗り込んでいたが…。指揮官は「逆にしっかり治して、みんながちょっと疲れたくらいに(戻ってきてくれたら)ね」と語ったが、本人はざんげの気持ちしかなかった。
回復に努める左腕は「自分にもすごい腹が立つんですけど。しっかり状態を上げるために、やることを考えていこうと思っている」と悔しさを胸に刻み、歩んでいく。
打撃練習でテーピングを巻く佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手が、「3番」起用に応える意欲を見せた。
対外試合は 5試合連続で「3番」に座る。井上ヘッドコーチは「これから状況に応じて考えながら」としながらも、「3番」を継続する考えを示唆した。
プランを伝え聞いた佐藤輝は、「『1、2番』が塁に出ることが多いと思うので、それをしっかりかえせたらいいかなと思います」と気合を入れ直した。
笑顔で練習をみる矢野耀大監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
矢野燿大監督が開幕戦の打順について言及。「1番・近本、2番・糸原」で臨む方針を明言した。
「現状(近本が)生きるのはやっぱり『1番』という判断。糸原が『2番』っていうのが、引っ張ることもできるし、逆方向も打てるし、粘りもあるし、つなぐこともできる」
伝え聞いた近本は「しっかり考えながらオープン戦だったり準備していきたい」と応えた。ここ 2年は開幕を「2番」で迎えており、意外にも「リードオフマン」として開幕戦に出場すれば、プロ 3年目で初となる。
今キャンプでは 7試合で「17打席無安打」と快音は響いていないが、指揮官が「アピールする立場ではない。全ての部分で意識が高い」と全幅の信頼を寄せれば、本人も「いま取り組んでいることがいいのか、悪いのか、どうしたらよくなるのか考えている」と結果より内容を重視している。
3月26日のヤクルト戦(神宮)まで、残り 1カ月。「新選手会長」は「開幕戦は絶対緊張するものなので意識せず。でもいいスタートを切りたい」と力を込めた。“チカ・イト”が、虎に勢いをもたらす。
矢野燿大監督が後方から見守る中、打撃練習を行う近本光司外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
心配してません! 矢野燿大監督が25日、「沖縄・宜野座キャンプ」で近本光司外野手の「開幕1番」を明言した。「現状、生きるのはやっぱり『1番』なのかなという判断で」。近本は今キャンプ実戦 8試合に出場したが、「14打数ノーヒット」。だが、指揮官の信頼は揺るいでいなかった。「基本的には今ここでアピールする立場より、その上にいる立場だから。やれることをしっかりやって、いい調整ができているんじゃないかなと思います」と心配無用を強調した。
近本にとっては初の「開幕1番」だ。19年は木浪と球団47年ぶりとなる「新人ダブル開幕スタメン」で「開幕2番」。昨季は 109試合で「1番スタメン」を張ったが、開幕は指揮官の「2番構想」で再び「2番」に座った。無安打の現状にも焦りはなく、逆にプラスと捉えている。
ケースノックでランナーをつとめる近本光司外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
「今の結果、内容というよりも、何でそういう結果が出るのかや何でそういう打球が飛ぶのか。いま取り組んでいることが良いのか悪いのか、どうしたら良くなるのかだったりを考えてやっている。結果が出ていたらそういう考えが少なくなってくるので、よく考えられて良いのかなと思います」
今季は選手会長も務め、同学年で新主将の大山らとチームを引っ張る。矢野監督はキャプテンシーも評価している。「今まではみんなに付いていくような立場だったかもしれないけど、 3年目になって自分も引っ張っていく一員としてそういうのが見える。頼もしいなと思う」。
1カ月後、 3月26日ヤクルトとの開幕戦(神宮)は、プレイボールで真っさらな打席に立つ。今季の目標の 1つに「100得点」がある。「しっかり得点でかえってくることが仕事だと思っている。塁に出て、しっかり返ってくることを、今年はより多くしたい。いいスタートを切りたいと思います」。「虎の切り込み隊長」はしっかり開幕を逆算。「1番」起用に応えるべく、ギアを上げていく。
特打に特守に大ハッスルだ。糸井嘉男外野手が25日、「1軍キャンプ」で若手に交じって志願のフルメニューを完走した。練習後は「ちょっと疲れた…。ちょっと後悔してる…ウソです(笑い)」とニヤリ。昨季苦しんだ右膝痛の回復を猛アピールした。
まずは外野特守に参加。30分間打球を追いかけ「入ったらアカンところに入ってもうた」と照れ笑いだ。打ってもベテラン、助っ人勢用のランチ特打ではなく、「ドラフト1位」佐藤輝らと通常の特打を敢行。 107スイングで柵越え「12本」を披露し、状態良化を問われて「もちろん」と即答した。
サブグラウンドでノックを受ける糸井嘉男、後方左から伊藤将司投手、藤浪晋太郎投手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
21日広島戦で虎移籍後最速の初実戦をクリア。23日DeNA戦は志願して途中出場。今後は27日中日戦にDHでスタメン出場し、28日ヤクルト戦で実戦守備を解禁する見込みだ。外野のレギュラー争いでは、同じ左打者の高山、佐藤輝が結果を出し続けている。井上ヘッドコーチは「『テル効果』じゃないけど。刺激を受けているのかな」と“超人”の姿勢に納得顔だ。
この日は「まさか 400球ぐらい捕るとは思わんかった」と笑わせながら、偽らざる本音も吐露した。「調整とか言ってられない立場なので。アピール…。自分に勝ちたいですね」。背水の覚悟を胸に、チーム最年長が熱い。
佐藤輝明内野手(手前)のバットを借りて打撃練習を行う糸井嘉男外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
糸井嘉男外野手が志願して特打&特守を行うなど、若手に交じってフルメニューを消化した。昨季はけがに泣かされ、「40歳シーズン」は外野の定位置をゼロから奪いにいく立場。練習からレギュラー奪取への強い思いをたぎらせ、28日のヤクルトとの練習試合(浦添)では今キャンプ初となる外野守備にもつく予定だ。
■レギュラー奪取へ自ら追い込み「疲れた~」
自らつかみにいくしか定位置奪取の道はない。糸井が志願のフルメニュー参加で自らを追い込んだ。ヘトヘトになりつつも、日焼けした横顔に充実感をにじませた。
「ちょっと………疲れた~。調整とか言ってられない立場なので。アピール? まあ、自分に勝ちたいです」
特打をする糸井嘉男外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
キャンプも最終クールに突入し、チーム最年長が一気にギアを上げた。その思いを井上ヘッドコーチは「(糸井が)『みんなと一緒にメニューを入れてください』と言ったので」と明かした。
午前中はシートノックなどに参加し、午後のフリー打撃では75スイングで「11発の柵越え」を披露。さらに、これまでは個別練習を宜野座ドーム内などで行ってきたが、この日は違った。
サブグラウンドで近大の後輩、「D1位・佐藤輝」や育成の小野寺ら若手外野陣と交互に約30分のノックを受けた。「まさか 400球くらい捕るとは思わんかった」と苦笑いしつつ「(切り返しの動きが)できていた。ちょっとみんなと一緒のことやろうと思って」と汗をぬぐった。メイングラウンドに戻っての特打では、 107スイングで「12発」を放り込んだ。
守備練習をする糸井嘉男外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
「4年契約最終年」だった昨季は古傷の右膝の状態も思わしくなく、86試合で「打率0.268、2本塁打、28打点」。虎移籍後最少の出場試合数にとどまり、オフには 2億1500万円減の年俸 1億8500万円でサイン。矢野監督も「レギュラーじゃないんだから、もう現状は」と猛ハッパをかけている。佐藤輝や高山、まだ来日していないメル・ロハス・ジュニア外野手らと定位置を争う「40歳シーズン」に向け、覚悟を示した 1日だった。
■若手にまじり「ちょっと後悔…ウソです」
「(若手と同じメニューに)ちょっと後悔してる…ウソです!」
“超人節”で報道陣を笑わせたが、猛練習は体調が万全な証拠。27日の中日戦(北谷)はDHで出場予定だが、28日のヤクルト戦(浦添)は今年初の外野守備につく予定。南国沖縄から逆襲に打って出る。
昨季限りで現役を引退し、今年から阪神のスペシャルアシスタント(SA)を務めている藤川球児氏が25日、高知市役所を表敬訪問。「高知市スポーツ賞特別賞」を受賞し、地元の「スポーツ振興の旗手」になることを誓った。
「『コロナ禍』で、体を動かすことは健康にもつながる。僕が受賞したことをきっかけにして、県民のみなさんには体を動かしてもらいたい」
母校の高知商高の生徒が作成した記念パネルの写真にサインする藤川球児氏=高知市役所
毎年 8月に高知市内で開催される「よさこい祭り」は昨年、「コロナ禍」で中止に。自身も小学 2年時に参加した同イベントをはじめ、地元の子供たちに向けた「スポーツ振興行事」にも、携わっていくことを約束。「スポーツができるありがたさとか、そういう気づきのサポートをしていきたい」。
将来的には「野球教室」開催にも意欲を示し「(高知への)思いや責任感はすごく強くなっている。いち早く健康と元気が共存するよう(な世の中)になってもらいたい」と言葉に力を込めた。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2021年 公式戦日程と結果 (02月)
2021年 公式戦日程表と結果(03月)