●腰背部の張りを訴えていた大山悠輔内野手(26)が28日のヤクルト戦(浦添)で実戦復帰する。「キャンプ最終戦」での復帰が決まった。今キャンプは初実戦の 4日「紅白戦」から「4試合連続スタメン」で出場。だが、12日「紅白戦」で 4回の第 2打席で三振に倒れた後、背中の張りを訴えて途中交代となった。大事には至らず18日には屋外フリー打撃を再開していた。山あり谷ありの「宜野座キャンプ」の“総決算”を見せる場が、開幕戦と同カードいうのも何かの縁か。チームを引っ張るキャプテンの熱意をくみ、矢野燿大監督(52)は出場へGOサインを出した。井上一樹ヘッドコーチ(49)も実戦復帰へ背中を押した。また、ファウルチップを右脚に受けた影響で23日DeNA戦のメンバーから外れた梅野隆太郎捕手(29)は、同じくヤクルト戦でスタメン出場する見込みだ。
●阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手(21=近畿大學)が27日の中日との練習試合で先発が予定されている大野雄大投手(32)との対戦に向けて「意気込んだ。佐藤輝明内野手が、「沢村賞」左腕を打つ。27日の中日との練習試合(北谷)で「3番3塁」でスタメン予定。相手先発は昨季「11勝」の大野雄で、初回から対決が実現しそう。「大型新人」はすでに映像などで予習している。大野雄が得意とするツーシームを肌で感じるつもりだ。大野雄が警戒していることを伝え聞いた佐藤輝は、マイペース男らしく動じなかった。この日は打撃練習中に 3塁を守る佐藤輝に対し、矢野監督自らがノックを打った。指揮官も楽しみにしている。「沢村賞」左腕にまずは先制パンチを浴びせる。佐藤輝は広島との練習試合で、昨季の「新人王」、森下暢仁投手(23)から 2塁打を放った。
●阪神の「ドラフト8位・石井大智投手」(23=四国IL高知)が26日、中日戦登板に向けてブルペンで43球投げた。中継ぎとして「3試合連続無失点」中。目指すはドラフト会議で「12球団最下位指名」(74番目。育成除く)からの下克上。キャンプでの“1次試験”をパスし、胸を張って、「開幕1軍」への道を歩む。日を追うごとに 175センチの体が大きく見えた。この日も石井大の切れ味のある直球を投げるたびに「ナイスボール!!」と叫ぶ梅野の声が宜野座のブルペンに響いた。竜斬りに向けて、目をギラギラさせた。12日の「紅白戦」から16日の楽天戦、21日の広島戦(いずれも宜野座)と「3試合連続無失点」。得意のシンカーで打者に空を切らせ、矢野監督をうならせた。ドラフト会議で四国IL高知から「12球団最下位指名」で入団しただけに、現状に満足はしていない。開幕まで 1カ月。心の中では謙虚に、言葉は強く、マウンドでは激しくをモットーに、「開幕1軍」をつかみとる。
●目先の結果ではなく、開幕を見据えている。近本光司外野手(26)は26日、沖縄県宜野座村のキャンプで打撃練習に取り組んだ。ここまで実戦では快音を響かせていないが、焦る様子はない。フリー打撃ではバットの軌道を確認するように、ライナー性の打球を広角に打ち分けた。走攻守全てのレベルアップを目指す中で、特に打撃に重点を置く。新人から 2年続けて、「盗塁王」に輝き、昨季の打率は「2割9分3厘」。今季は「選手会長」にも就任した。矢野監督は変化を感じ取る。16年ぶりの「リーグ優勝」へ、「リードオフマン」の活躍は不可欠だ。近本光司外野手が中日大野雄大との今季初対戦で対策を講じる。昨季は「沢村賞」左腕に対してチームは 2完封を許し、自身も「12打数3安打」といいイメージはない。27日の練習試合の中日戦(北谷)は今季に向けて貴重なテストの場。打席の立ち位置やボールの見方、バットの出し方について意気込んだ。矢野監督は近本を「開幕1番」で起用する構想を明かしており、27日も「1番」が想定される。
●矢野監督が“炎のノッカー”となった。 3塁、遊撃、 2塁へ-。相手を「D1位・佐藤輝」、大山、木浪聖也内野手(26=亜細亜大學OB)、「D6位・中野拓夢内野手」(24=三菱自動車岡崎)と次々と変え、のべ55分もバットを振った。キャンプも、あと 3日。とはいっても、27、28日は練習試合が予定されているため、一日を通してじっくりと練習ができる日はこの日が最後。降雨のため、サブグラウンドも思うように使えず、くしくも、メイン球場で“矢野道場”が始まった。阪神宜野座に「鉄のカーテン」が敷かれた。午前中の宜野座ドームでシャッターを閉めてサインプレーを確認した。
記事をまとめてみました。
打撃練習を行う大山悠輔内野手=沖縄県宜野座・かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
腰背部の張りを訴えていた大山悠輔内野手が28日のヤクルト戦(浦添)で実戦復帰する。矢野監督は「本人が大丈夫と言うんでね。まだいいのかなとオレは思っていたんだけど、最後は実戦で」と「キャンプ最終戦」での復帰が決まった。
今キャンプは初実戦の 4日「紅白戦」から「4試合連続スタメン」で出場。だが、12日「紅白戦」で 4回の第 2打席で三振に倒れた後、背中の張りを訴えて途中交代となった。大事には至らず18日には屋外フリー打撃を再開していた。井上ヘッドコーチも「沖縄の最後を締める。 100%に近いと言うから最後の試合は出るというお互いの意見が一致した」と説明した。
また、ファウルチップを右脚に受けた影響で23日DeNA戦のメンバーから外れた梅野隆太郎捕手は、同じくヤクルト戦でスタメン出場する見込みだ。
サブグラウンドで笑顔を見せる梅野隆太郎捕手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
大山悠輔内野手が、28日のヤクルト戦(浦添)で実戦復帰することが26日、決まった。12日の「紅白戦」で途中交代し、その後は腰背部の張りで別メニュー調整していた。南国沖縄ラストマッチに志願出場。 3月26日の開幕戦(神宮)の相手に主砲の意地を見せつける。
■腰背部の張りで別メニュー調整■
ついに頼れる主砲が帰ってくる。大山の復帰戦が28日のヤクルト戦に決定した。山あり谷ありの「宜野座キャンプ」の“総決算”を見せる場が、開幕戦と同カードいうのも何かの縁か。チームを引っ張るキャプテンの熱意をくみ、矢野監督は出場へGOサインを出した。
打撃練習をする大山悠輔内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
「まあ、(大山)本人は大丈夫っていうんでね。まだいいのかな、と俺は思っていたんだけど、最後は実戦で」
志願の燕撃ちからリスタートを切る。この日、大山はメイングラウンドで、指揮官自ら行ったノックを受けて気合を注入された。フリー打撃では逆風のなか、53スイングで「5発」をぶち込んだ。順調にメニューを消化し、復帰戦への熱い思いは胸に秘めて宿舎へ向かうバスに乗り込んだ。
12日の「紅白戦」で途中交代し、13日から腰背部の張りのために別メニュー調整を続けた。「みんなが練習している中で自分だけ何もできていないというのが本当に不安なので、一日でも早く(本隊に)戻りたい」。虎を引っ張る「若き主砲」として責任感をにじませていたが、徐々に練習の強度を上げて南国沖縄のラストマッチに間に合わせた。
矢野耀大監督(手前)からノックを受ける選手たち、奥左から大山悠輔内野手、佐藤輝明内野手、山本泰寛内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
■「もう100%に近い」沖縄最終戦でリスタート■
井上ヘッドコーチも「あいつもキャプテンでありながら、途中故障しましたけど」と背番号「3」の胸中を察した上で、「沖縄を締めるという意味でもう100%に近いっていうから。じゃあ、最後の試合は出ていけばってことで、お互いの意見が一致した」と実戦復帰へ背中を押した。
3月26日のヤクルト戦から矢野虎の2021年シーズンがスタートする。開幕カードへの意識は「全然、そんなん。全然、今はそんなんないよ」と矢野監督はかわしたが、虎には昨季チームトップの「28本塁打」を放った大山がいる。どっしりと打線の中心に座り、打って打って打ちまくる。
佐藤輝が27日の中日との練習試合で先発が予定されている大野雄との対戦に向けて「セ・リーグでも一番いいぐらいのピッチャー。特別、変えることなくいきたい」と意気込んだ。
佐藤輝は広島との練習試合で、昨季の「新人王」、森下から 2塁打を放った。矢野監督は「どういう対応をするのか見てみたい」と対決を心待ちにした。
打撃練習を行う佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、「沢村賞」左腕を打つ。27日の中日との練習試合(北谷)で「3番3塁」でスタメン予定。相手先発は昨季「11勝」の大野雄で、初回から対決が実現しそう。「セ・リーグでも一番いいくらいの投手。すべてがハイレベル」。「大型新人」はすでに映像などで予習している。「ツーシームというかスプリットみたいな感じで、スッと落ちる感じの球だと思う。でも、打席に立ってみないと分からないので、見られたらいいな」。大野雄が得意とするツーシームを肌で感じるつもりだ。
フリー打撃で白球の行方を見つめる佐藤輝明内野手。大野雄大と乾坤一擲の勝負に挑む=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
チームは昨年 5度対戦し、大野雄の「2勝2敗」ながら、「2完封」を許して対戦防御率は「1.51」。一昨年は 6試合で「0勝3敗、防御率1.35」と「虎キラー」ぶりを発揮されている。佐藤輝は「知っていました。今年は勝てるように、僕も頑張って打ちたい」と苦手払拭(ふっしょく)へ一役買うつもりだ。そのためにも、まずは実際に球筋などを確かめる。
ティー打撃に臨む佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
大野雄が警戒していることを伝え聞いた佐藤輝は、マイペース男らしく「いつも通り、特別変えることはなくいきたい」と動じなかった。この日は打撃練習中に 3塁を守る佐藤輝に対し、矢野監督自らがノックを打った。指揮官も「体感できることはいいこと。どういう対応をするか見てみたい」と楽しみにしている。「沢村賞」左腕にまずは先制パンチを浴びせる。
ティー打撃を行う佐藤輝明内野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
果たし状は受け取った! 阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」がきょう27日、中日との練習試合(北谷)で大野雄大投手と対戦する。真剣勝負を突きつけられた「黄金ルーキー」は26日、「打ちたい」と闘志メラメラ。「虎のドライチvs沢村賞左腕」。ワクワクの「1打席勝負」から目が離せない!
破竹の勢いで突き進む「虎のドライチ」は「沢村賞」左腕すら本気にさせた。曇り空の宜野座に届いた大野雄からの果たし状-。しかと受け取った佐藤輝が、胸にたぎる思いを熱い言葉に込めた。
「(大野雄さんは)セ・リーグで一番いいくらいのピッチャーだと思うので、頑張りたい。今年は(チームが)勝てるように、僕も打ちたいと思います!」
40キロ離れた北谷で、まず“宣戦布告”をしたのは大野雄だった。佐藤輝との対戦に、竜のエースは「打たれたら『大野から打った』と書かれる。ワクワクは全くないし、嫌ですけど、シーズンのための材料だという意識で投げたい」と本気宣言。真っ向勝負で抑えにくる。すべての練習を終え、最後に球場を後にした佐藤輝は、大野雄の言葉に武者震いした。
サブグラウンドでノックを受ける佐藤輝明内野手、右は藤本敦士内野守備走塁コーチ=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
阪神戦通算「14勝(6敗)、防御率1.90」と無類の「虎キラー」でもある左腕の投球映像はユーチューブなどで確認した。「すべてがハイレベル。ツーシームですかね、それがすごいと思います」。画面越しでも、すごみは伝わってきた。ただ、「いつも通り、特別に変えることはなくいきたいと思います」と全く動じることはなかった。
令和初の「沢村賞」に輝いた球界屈指の左腕は昨季、高卒新人として「1軍出場」した井上の「プロ初打席」の相手でもあった。10月14日のナゴヤドーム。井上は変化球を 4球続けられ、空振り三振。まるで赤子の手をひねるかのように料理され、プロの洗礼を浴びせられた。
佐藤輝は21日の広島戦(宜野座)では昨季「セ・リーグ新人王」の森下から快音を響かせるなど、これまで順調に歩みを進めてきた。立ちはだかるのは、これまでで一番、大きな壁。そう簡単に打てない相手であることは分かっている。それでも、「沢村賞」投手がシーズンを見据えた全力投球で向かってくるのは、虎の「ドライチ」を 1軍の戦力として認めているからこそ。大野雄は 2イニングの登板予定。勝負できるのは 1打席のみが濃厚だ。
シーズンを見すえた投球をする。大野雄大投手が「佐藤輝明内野手輝斬り」をイメージした=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
矢野監督は「去年もあれだけ完投、完封してね。沢村賞もとった投手なので、(佐藤輝が)どういう対応をするか見てみたい」と興味津々。フリー打撃で鋭い当たりを連発し、個別練習は 3塁で特守を受けた佐藤輝はイメージを膨らませた。
「(大野雄さんの球は)ツーシームとかスプリットとか、スッと落ちる感じの球だと思う。打席に入ってみないと分からないので見てみたい」
前哨戦から火花を散らす「虎のドライチvs沢村賞左腕」。試合開始は午後 1時。果たしてどんな結果が待っているのか-。今キャンプでの大一番。その一挙手一投足から目が離せない。
阪神の「ドラフト8位・石井大智投手」(23=四国IL高知)が26日、中日戦登板に向けてブルペンで43球投げた。中継ぎとして「3試合連続無失点」中。目指すはドラフト会議で「12球団最下位指名」(74番目。育成除く)からの下克上。キャンプでの“1次試験”をパスし、胸を張って、「開幕1軍」への道を歩む。
日を追うごとに 175センチの体が大きく見えた。この日も石井大の切れ味のある直球を投げるたびに「ナイスボール!!」と叫ぶ梅野の声が宜野座のブルペンに響いた。
「(プロで)通用するという自信はもともとあったので。最初は、どこかで壁にぶちあたると思っていましたけど、ここまで自分で考えながら乗り切れたと思います」
石井大智投手が中日戦に向けて、ブルペンで調整した。確かな手応えを口にした=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
竜斬りに向けて、目をギラギラさせた。12日の「紅白戦」から16日の楽天戦、21日の広島戦(いずれも宜野座)と「3試合連続無失点」。得意のシンカーで打者に空を切らせ、矢野監督を「右の中継ぎ候補で一番いい」とうならせた。「春季キャンプ」が終わると、 1、 2軍の再編成が行われるが、 1軍帯同に自信をみせた。
「もちろん、(監督の言葉は)うれしいですが、まずは自分のボールを投げきれないことにはダメですし、(プロで生きるためには)投げたいところに投げられる技術は必要だと思います」
梅野隆太郎捕手(左)からアドバイスを受ける。「開幕1軍入り」へ、必死だ=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
ドラフト会議で四国IL高知から「12球団最下位指名」で入団し「僕には 1年の猶予もない。今年ダメならクビという覚悟で臨んでいる」というだけに、現状に満足はしていない。「プロの世界は、上には上がいる。常に謙虚な気持ちを忘れずに頑張れ」。かつて高知に所属していた藤川球児氏(現阪神スペシャルアシスタント)とキャンプ初日、感激の初対面をしたときにもらった言葉だ。
「いい感じできているので、それを継続していきたいし、いろいろ経験して成長して、いずれは勝ちパターンで投げさせてもらうように頑張っていきたい」
開幕まで 1カ月。心の中では謙虚に、言葉は強く、マウンドでは激しくをモットーに、「開幕1軍」をつかみとる。
打撃練習を行う近本光司外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
目先の結果ではなく、開幕を見据えている。阪神の近本は26日、沖縄県宜野座村のキャンプで打撃練習に取り組んだ。ここまで実戦では快音を響かせていないが、「順調にきている。本番はシーズンが始まってから」と焦る様子はない。
打撃練習で笑顔をみせる近本光司外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
フリー打撃ではバットの軌道を確認するように、ライナー性の打球を広角に打ち分けた。走攻守全てのレベルアップを目指す中で、特に打撃に重点を置く。「以前と変わらないより、やっていることが合っているか、確認できる方がいい成長だと思う」。今後の練習試合ではバットの出し方やボールの捉え方、打席の位置を確認していく。
矢野燿大監督がトンボで自ら土をならす中、打撃練習を行う近本光司外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
新人から 2年続けて、「盗塁王」に輝き、昨季の打率は「2割9分3厘」。今季は「選手会長」にも就任した。矢野監督は「今年も『1番』と思っている。自分も引っ張っていくという気持ちが見える」と変化を感じ取る。16年ぶりの「リーグ優勝」へ、「リードオフマン」の活躍は不可欠だ。
走塁練習で筒井壮外野守備走塁兼分析担当コーチの手のポーズをまねる近本光司外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
近本光司外野手が中日大野雄大との今季初対戦で対策を講じる。
昨季は「沢村賞」左腕に対してチームは 2完封を許し、自身も「12打数3安打」といいイメージはない。27日の練習試合の中日戦(北谷)は今季に向けて貴重なテストの場。「すごくいい投手。やりたいことを優先しながら、結果を踏まえて自分の状況を確認したい。シーズンでもできることを、今のうちに試すのもありなのかなと」。打席の立ち位置やボールの見方、バットの出し方について「考えながらやっていきたい」と意気込んだ。
ブルペンでのトレーニングを終え笑顔の近本光司外野手=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
矢野監督は近本を「開幕1番」で起用する構想を明かしており、27日も「1番」が想定される。大野雄が得意とするツーシームについては新人の19年から対策を考えており、「リードオフマン」は「結局は自分がどういう風に打ちたいかや、雑念というか余分なものを削り取れるかだと思う。そういう駆け引きも面白いなと思います」と対戦を心待ちにした。
阪神宜野座に「鉄のカーテン」が敷かれた。午前中の宜野座ドームでシャッターを閉めてサインプレーを確認した。
矢野監督は「シーズンに向けて準備。今までフリーに打っていたところで作戦というところ。より開幕に向けての準備になれば、どんどんそういうところも入ってくる」と説明した。
守備練習でノッカーを務める矢野耀大監督=かりゆしホテルズボールパーク宜野座
トスを上げてもらって、自ら打つ。矢野監督が“炎のノッカー”となった。 3塁、遊撃、 2塁へ-。相手を「D1位・佐藤輝」、大山、木浪、「D6位・中野」と次々と変え、のべ55分もバットを振った。
「野手も中野とかも結構おもしろい存在だと思うんでね。そういうところでは誰が残ってくるんかなっていうのは楽しみ」
佐藤輝明内野手(手前)にノックをする矢野耀大監督。沖縄“最後”の練習日。ナインに闘魂注入したかりゆしホテルズボールパーク宜野座
キャンプも、あと 3日。とはいっても、27、28日は練習試合が予定されているため、一日を通してじっくりと練習ができる日はこの日が最後。降雨のため、サブグラウンドも思うように使えず、くしくも、メイン球場で“矢野道場”が始まった。
午前中には“虎のカーテン”をしいた。午前11時過ぎ、宜野座ドームのシャッターが下ろされ、報道陣をシャットアウト。メニュー表には「総合技術練習(攻撃確認・その他)」と記されていた。非公開でサインプレーの確認をしていたとみられるが、もちろん、トップシークレットだ。
「シーズンに向けての準備。(試合では)今までフリーに打っていたところで、作戦も(ある)」
勝負の 3年目へ、スイッチオン。「3.26」へ、闘志を高めていく。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2021年 公式戦日程と結果 (02月)
2021年 公式戦日程表と結果(03月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実 況で 応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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