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佐藤輝明が憧れ石川から!八木以来OP初打席弾!西勇輝が今季初実戦!ぜんそく回復し2回無失点!

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阪神は福岡ソフトバンクに 4- 0で勝利。今季のオープン戦を白星でスタートした。 1回に「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」(21=近畿大學)が、石川柊太投手(29)から「左越えのソロ」。阪神の新人がオープン戦の初打席で本塁打を放つのは1987年の八木裕氏(55)以来、34年ぶりとなる快挙となった。阪神は 2回にジェリー・サンズ外野手(33)がソロ。 9回にも高山俊外野手(27)の中犠飛、中谷将大外野手(28)の左前適時打で 2点を追加した。今季初実戦となった西勇輝投手(30)は「2回1安打無失点」。開幕投手最有力右腕がマウンドで順調な仕上がりを見せた。「2番手」の藤浪晋太郎投手(26)は 4回「3安打無失点」。その後も馬場皐輔投手(25)、小野泰己投手(26)とつないで、福岡ソフトバンク打線を封じた。阪神がオープン戦で福岡ソフトバンク戦に「完封勝利」を収めたのは、11年 3月 2日に 3- 0で勝って以来。先発能見篤史投手(41=現・オリックス)から岩田稔投手(37)-藤原正典投手(33)-阿部健太投手(36)のリレーで、小久保裕紀内野手(49=現・野球指導者、野球解説者・評論家)や松中信彦内野手(47)らを擁する強力打線を抑え込んだ。翌日 3日の同戦は 0- 0の引き分けで、「連続18イニング無失点」だった。

阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、福岡ソフトバンク石川柊太投手との「モノノフ(「ももいろクローバーZ」ファンの通称)」対決で「オープン戦1号ソロ本塁打」をたたき込んだ。「3番左翼」でスタメン出場し、 1回二死走者なしで打席に立った。 1球目 146キロ直球をファウルし、 2球目の 145キロ外角直球を高々と打ち上げ、滞空時間の長い弾道で左翼テラス席へ運んだ。阪神の新人が「オープン戦初打席」で本塁打を放ったのは87年 3月 1日阪急戦での八木裕以来の快挙だ。

福岡ソフトバンクの「開幕投手」、石川柊太投手が 5日、阪神戦に先発し今季のオープン戦に初登板。注目された阪神「ドラフト1」、佐藤輝明外野手との「モノノフ対決」は「1勝1敗」に終わった。初回二死の初対戦では左翼テラス席への「ソロ本塁打」を浴び苦笑い。キャンプ中には右手中指にマメができ、「紅白戦」を回避するアクシデントもあったが、実戦 2戦目のこの日は72球を投げ、順調ぶりを示した。26日の千葉ロッテ戦(ペイペイドーム)まで、残された調整登板は 2試合。

来日 2年目のジェリー・サンズ外野手が今季「実戦1号」をかっ飛ばした。「5番1塁」でスタメン。 2回先頭のカウント 1- 1で、「開幕投手」に内定している福岡ソフトバンク石川の高め 144キロ直球を左翼席中段まで運んだ。サンズは20年 2月29日福岡ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)でも、「2打席連続弾」を放っていた。本塁打の打球の前には、左翼へもう少しでスタンドインの大飛球も。打線の中軸を期待されるS砲が、好調ぶりをアピールした。

近本光司外野手(26)がオープン戦初戦から盗塁を成功させた。 3回先頭で石川の 142キロ直球を捉えた右前打で出塁。続く糸原健斗内野手(28)の初球に危なげなく 2盗を決めた。「2年連続盗塁王」を獲得した自慢の足を存分に発揮。

ぜんそくの症状で春季キャンプを途中離脱していた西勇輝投手が今季「実戦初登板」に臨み、 2回を 1安打無失点に抑えた。初回、先頭の周東佑京外野手(25)をシュートで詰まらせ中飛に打ち取った。その後、 2つの四球と栗原陵矢捕手(24)の 1塁強襲安打で二死満塁のピンチ。内野陣がマウンドに集まりひと呼吸置くと、迎えた松田宣浩内野手(37)をシュートで詰まらせ、バットを折って遊飛に打ち取った。 2回は先頭の柳町達外野手(23)に四球を与えるも、甲斐拓也捕手(28)を 3ゴロ、川瀬晃内野手(23)を空振り三振。最後は周東を外低めのスライダーで左飛に打ち取り、無失点に抑えた。球数は47球を要したものの、確かめるように1球1球を投げ、走者を背負っても動じない安定感を見せた。

藤浪晋太郎投手は「開幕ローテ入り」へ、また前進した。「2番手」で 3回から登板し、 4イニングを「2奪三振3安打2四球」で無失点と粘投した。 1イニング目は一死から「3番」上林誠知外野手(25)を 149キロフォークで空振り三振に仕留める。さらに21年自身最速タイの 158キロを計測した。 2イニング目は先頭打者から 2連打で無死 1、 3塁とされたが、「8」番甲斐を 3ゴロ、「9番」川瀬は 1直併殺で無失点で切り抜けた。 3イニング目は「1番」周東、「2番」中村晃、「3番」上林の上位打線を「3者凡退」に。 4イニング目は一死から「2者連続四球」を与えたが、最後は「7番」柳町を 2ゴロ併殺に仕留めた。強力打線が相手でも制球を安定させ、しっかり試合を作った。これで「沖縄キャンプ」から実戦 4試合で計12回 1失点となった。最終イニングに左足首をひねって投手コーチ、トレーナーが駆けつけたが、続投。これで「沖縄キャンプ」から実戦 4試合で計12回 1失点の安定感。このまま順調に調整を進めれば、ヤクルトとの開幕カードに投入される可能性が高い。矢野燿大監督(52)は高評価。井上一樹ヘッドコーチ(49)も「藤浪を計算しちゃおうかなという感じで見ますよね」と表現した。 3年ぶりの「開幕ローテ入り」当確は確実に近づいている。

阪神「3番手」の馬場皐輔投手が「2回無安打無失点」で安定感を見せた。 7回から登板し、テンポ良く打者を打ち取る。 8回死では、この日最速タイの 148キロ直球で釜元豪外野手(27)を空振り三振に仕留めた。春季キャンプの実戦から 8イニング連続無失点と好調だ。

阪神の元内野手で、「700試合連続フルイニング出場」の記録を持つ三宅秀史氏が 3日、心不全のため死去した。86歳。岡山県出身。近年は体調が思わしくなく、入退院を繰り返していた。 5日に家族葬を行った。1953年(昭28)に阪神入り。遊撃吉田義男との 3遊間は、「プロ野球史上最高コンビ」と語り継がれる。高いプロ意識を持ち、59年には巨人との「天覧試合」にも出場した。だが、62年 9月 6日の大洋(現DeNA)戦前、キャッチボール中の小山正明投手(86)の球が左目を直撃。視力は元に戻らず。翌年63年以降は出場機会も減少。67年限りで引退した。

記事をまとめてみました。

 

 

 オープン戦<福岡ソフトバンク 0- 4阪神>◇ 5日◇福岡PayPayドーム(略称:ペイペイドーム)

 阪神は福岡ソフトバンクに 4- 0で勝利。今季のオープン戦を白星でスタートした。 1回に「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」が、石川から「左越えのソロ」。阪神の新人がオープン戦の初打席で本塁打を放つのは1987年の八木裕以来、34年ぶりとなる快挙となった。

 阪神は 2回にサンズがソロ。 9回にも高山の中犠飛、中谷の左前適時打で 2点を追加した。

 今季初実戦となった西勇は「2回1安打無失点」。開幕投手最有力右腕がマウンドで順調な仕上がりを見せた。「2番手」の藤浪は 4回「3安打無失点」。その後も馬場、小野とつないで、福岡ソフトバンク打線を封じた。

 福岡ソフトバンクに快勝しナインとタッチをかわす佐藤輝明内野手(手前中央)ら=ペイペイドーム

 阪神がオープン戦で福岡ソフトバンク戦に完封勝利を収めたのは、11年 3月 2日に 3- 0で勝って以来。先発能見から岩田-藤原-阿部のリレーで、小久保や松中らを擁する強力打線を抑え込んだ。

 翌日 3日の同戦は 0- 0の引き分けで、「連続18イニング無失点」だった。なお公式戦では、06年 6月 2日、12年 5月25日、同 6月11日と 3度の「完封勝ち」がある。

 

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手(近大)が、福岡ソフトバンク石川柊太投手との「モノノフ(「ももいろクローバーZ」ファンの通称)」対決で「オープン戦1号ソロ本塁打」をたたき込んだ。

 福岡ソフトバンク対阪神のスターティングメンバー=ペイペイドーム

 「3番左翼」でスタメン出場し、 1回二死走者なしで打席に立った。 1球目 146キロ直球をファウルし、 2球目の 145キロ外角直球を高々と打ち上げ、滞空時間の長い弾道で左翼テラス席へ運んだ。「投球テンポの速い投手なので、構え遅れのないように意識しました。速い真っすぐをしっかりと仕留めることができてよかったです」とコメントした。阪神の新人が「オープン戦初打席で」本塁打を放ったのは87年 3月 1日阪急戦での八木裕以来の快挙だ。

  1回表阪神二死、佐藤輝明内野手は左越えに先制本塁打を放った=ペイペイドーム

 ファンの前で初めて立つ初打席は近大時代に「『モノノフ対決』ができれば。あのパワーカーブを」と夢見た初対決となった。19年12月、大阪の「ももクロ」のライブ会場で偶然会った。佐藤輝が石川の姿を見つけて「近大で野球をしています、佐藤です」とあいさつ。大学生憧れのプロ野球選手として、 2ショットに収まった。ライブに通うひとりのファンから、野球で成績を残し、メンバーに認知される。同じモノノフとして、石川はプロ入り前から憧れの存在だった。

  1回表阪神二死、佐藤輝明内野手は左越えに先制本塁打を放った=ペイペイドーム

 ペイペイドームは小 6だった10年冬に「NPB12球団ジュニアトーナメント」に「タイガースジュニア」として出場して以来。当時は右肘を痛め、打席に立てずランナーコーチを務めた悔しい思い出の場でもある。

▼ルーキー佐藤輝が 1回に「オープン戦初打席」で本塁打。阪神の新人がオープン戦で本塁打を打ったのは、15年 3月 3日福岡ソフトバンク戦の江越以来。新人の「オープン戦初打席本塁打」は18年 2月24日巨人戦の楠本(DeNA)以来で、阪神では87年 3月 1日阪急戦の八木以来34年ぶり。

  1回表阪神二死、佐藤輝明内野手は先制の左越え本塁打を放った=ペイペイドーム

 これが「虎の黄金ルーキー」だ! 佐藤輝明内野手が、オープン戦初打席で「ソロ本塁打」をたたき込んだ。敵地福岡ソフトバンク戦に「3番左翼」で先発。 1回二死、開幕投手を務める福岡ソフトバンク石川から左翼ホームランテラス席へ運んだ。球団の新人では87年八木裕以来という衝撃的なオープン戦デビュー。ファンの前で初めてプレーし、「ドラフト1位」の実力を存分に見せつけた。

 佐藤輝の一問一答

-オープン戦の初打席に逆方向へ本塁打

 佐藤輝 石川投手は(投球のテンポが)速いので、それに振り遅れないようにしっかり構えて。ホームランテラスですけど、入ってよかったです。

-バットにこすったようにも見えたが

 佐藤輝 そうですね。最初は本当にレフトフライかなと思ったんですけど、観客の人が盛り上がってたので、パッと見たら入ってました(笑い)。意外とノビてくれて、入ってよかったです。

  1回表阪神二死、佐藤輝明内野手(左)に先制の左越え本塁打を打たれた石川柊太投手=ペイペイドーム

-自身は初の有観客試合だった

 佐藤輝 やっぱり意識することで、いい意味でプレーできたかなと思います。思ったより普通通りにプレーできました。

-相手は福岡ソフトバンクの開幕投手で同じモノノフ(ももいろクローバーZファンの通称)の石川

 佐藤輝 野球っていうことで、そんなに意識はしなかったですけど、そういういいピッチャーから打つことができてうれしいです。

-石川のボールをどう感じた

 佐藤輝  2打席目もポップで詰まらされたので、やっぱりトップレベルのピッチャーだなと感じました。

 福岡ソフトバンクに勝利し、佐藤輝明内野手(左)はナインとグータッチを交わす=ペイペイドーム

-ペイペイドームは10年前にタイガースジュニアだった頃、けがで出場できなかった舞台。感慨深いものはあったか

 佐藤輝 その時は 3塁のランナーコーチだったので、また同じこの舞台でプレーできてうれしいです。

- 4打数 2安打。手ごたえは

 佐藤輝 しっかりとらえることができれば、ヒットになる。その確率をもっと上げていけるかっていうところ。そこを頑張っていきたいです。

-課題としたい部分は

 佐藤輝 変化(球)への対応だったりですかね。

-明日からの意気込み

佐藤輝  1打席 1打席しっかりアピールできるように。守備走塁もしっかりアピールできるようにやっていきたいと思います。

 

 福岡ソフトバンクの「開幕投手」、石川柊太投手が 5日、阪神戦に先発し今季のオープン戦に初登板。

  5回途中 2失点で 6奪三振の内容に「入りの 1人目からしっかりと違和感なく入れた。やりたいこともそれなりにできましたし、課題も見つかった。全体的には良かったと思います」と、前向きに話した。

 注目された阪神「ドラフト1」、佐藤輝明外野手との「モノノフ対決」は「1勝1敗」に終わった。初回二死の初対戦では左翼テラス席への「ソロ本塁打」を浴び「あの打球が入るのはすごいな。マジかという感じもありつつ…」と苦笑い。

 福岡ソフトバンク先発の石川柊太投手=ペイペイドーム

 それでも 3回一死 3塁で迎えた 2打席目では「 2打席連続でやられるわけにはいかないというところで、ピンチの場面でしたし。そこは自分の持てる球種を使って」と、スライダーでバットを折って 2飛に打ち取った。「結果的にはバットを折ったので、メンツを保ったかどうかわからないですけど。見ている人が楽しんでもらえれば、やっている方としてはうれしい」。同じ「ももいろクローバーZ」ファン同士の対決で昨季「最多勝&最高勝率」タイトルの貫禄を見せた。

  3回表阪神一死 3塁、 2飛に倒れ、折られたバットを拾う佐藤輝明内野手=ペイペイドーム

 キャンプ中には右手中指にマメができ、「紅白戦」を回避するアクシデントもあったが、実戦 2戦目のこの日は72球を投げ、順調ぶりを示した。26日のロッテ戦(ペイペイドーム)まで、残された調整登板は 2試合。「今日みたいな投球だと負けてしまう。勝てるピッチングを自分の中で妥協せずに、勝ちにこだわって調整していきたい」。投手陣の柱を任された男らしくキッパリ言った。

 

 サンズ外野手は左越えに本塁打を放った=ペイペイドーム

 来日 2年目のジェリー・サンズ外野手が今季「実戦1号」をかっ飛ばした。

 「5番1塁」でスタメン。 2回先頭のカウント 1- 1で、「開幕投手」に内定している福岡ソフトバンク石川の高め 144キロ直球を左翼席中段まで運んだ。

 「打ったのはストレート。強くコンタクトできるボールを待っていて、少し浮いてきたところをしっかりたたくことができたよ。去年もこのスタジアムでホームランを打っているし、福岡は相性が良いのかもしれないね」。サンズは20年 2月29日福岡ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)でも、「2打席連続弾」を放っていた。

 ベンチへ帰ると、両手をひらひらさせてエアハイタッチする「ハッピーハンズ」も披露。笑顔いっぱい、ご機嫌の様子だった。

 本塁打の打球の前には、左翼へもう少しでスタンドインの大飛球も。打線の中軸を期待されるS砲が、好調ぶりをアピールした。

 

  3回表阪神無死 1塁、打者糸原健斗内野手の時、 2盗を決めた近本光司外野手=ペイペイドーム

 近本光司外野手がオープン戦初戦から盗塁を成功させた。

  3回先頭で石川の 142キロ直球を捉えた右前打で出塁。続く糸原の初球に危なげなく 2盗を決めた。「初球からスタートを切れたことは自分でも思い切っていけたなと思うので良かったと思います」。「2年連続盗塁王」を獲得した自慢の足を存分に発揮。「全て準備があってのことなので、シーズンでもしっかり準備をしながら試合に入っていきたいです」と慢心はなかった。

 

 ぜんそくの症状で春季キャンプを途中離脱していた西勇輝投手が今季「実戦初登板」に臨み、 2回を 1安打無失点に抑えた。登板後は「初実戦の中でほどよい緊張感を持って投げることができました。全ての球種を確認することができたので、ここから細かい修正をしていきたいと思います」とコメントした。

 初回、先頭の周東をシュートで詰まらせ中飛に打ち取った。その後、 2つの四球と栗原の 1塁強襲安打で二死満塁のピンチ。内野陣がマウンドに集まりひと呼吸置くと、迎えた松田をシュートで詰まらせ、バットを折って遊飛に打ち取った。

 阪神先発の西勇輝投手=ペイペイドーム

  2回は先頭の柳町に四球を与えるも、甲斐を 3ゴロ、川瀬を空振り三振。最後は周東を外低めのスライダーで左飛に打ち取り、無失点に抑えた。球数は47球を要したものの、確かめるように1球1球を投げ、走者を背負っても動じない安定感を見せた。

 今春のキャンプ開始当初から、開幕投手として最有力視されてきた右腕。第 3クールは合計で約 300球の投げ込みを行うなど順調に調整を続けてきたが、せきなどの症状が治まらず 2月23日にキャンプを離脱。帰阪後に検査を受け、早期の対応で症状も収まり、今月 3日の甲子園での全体練習から合流していた。

 投球する先発の西勇輝投手=ペイペイドーム

 西勇輝投手が福岡ソフトバンク戦に先発し、「2回1安打無失点」に抑えた。

 「初実戦の中で程よい緊張感を持って投げることができました。全ての球種を確認することができたので、ここから細かい修正をしていきたいと思います」

  1回は 2四球と内野安打で満塁のピンチを招いたが、松田を遊飛に仕留めて無失点で切り抜けた。 2回も先頭打者に四球を与えながらも得点を与えなかった。

 「開幕投手」最有力の右腕は、沖縄・宜野座での「1軍キャンプ」の 2月23日にぜんそくの症状を訴えて帰阪。大事を取って関西で調整を続けてきたが、今年初実戦でしっかり 2回を投げ切り、開幕のマウンドへ順調な仕上がりを見せた。

  1回裏福岡ソフトバンク二死満塁、ピンチを無失点に抑え、坂本誠志郎捕手(右)と笑顔でグラブタッチしながらベンチへ戻る西勇輝投手=ペイペイドーム

 阪神の西勇が今季初の実戦マウンドに立ち、 2回を投げ「1安打無失点」。持病のぜんそくの影響でキャンプを途中で離脱し、調整が遅れていたが「全ての球種を確認できたので、ここから細かい修正をしていきたい」と不安を払拭した。

 細かな制球に苦しみ、 3四球を与えても、走者を背負ってから粘った。矢野監督は「順調な登板だった」とほっとした様子。ただ、 2年連続の「開幕投手」を本人に通達したかという問いには「いやいや、まだ」とだけ話した。

  1回裏福岡ソフトバンク二死満塁、ピンチを無失点に抑え、坂本誠志郎捕手(右)と話しながらベンチへ戻る西勇輝投手=ペイペイドーム

 開幕OK! 西勇輝投手が今季「初実戦」で「2回1安打無失点」に抑え、大本命の「開幕投手」に向けて順調ぶりをアピールした。ぜんそくの症状の影響で一時離脱はあったものの「初実戦の中で、ほどよい緊張感を持って投げることができました」と降板後のコメントに充実感をにじませた。

 初回、 2つの四球と栗原の内野安打で二死満塁のピンチ。内野陣がマウンドに集まりひと呼吸置くと、松田をシュートで詰まらせ、バットを折り遊飛に打ち取った。 2回は先頭の柳町に四球を与えるも、後続 3人をきっちり抑えて無失点。走者を背負っても動じない安定感は健在だった。

  1回を終えて、坂本誠志郎捕手(手前)と話しながらベンチに戻る西勇輝投手=ペイペイドーム

 キャンプ前から「開幕投手」として最有力視されてきた。順調に調整を続けていたが、ぜんそくの症状が続き 2月23日に途中離脱。それでも早期の処置で症状も治まり、 3日の甲子園での全体練習からチームに合流した。

 「初実戦」は 3月にずれこんだが、矢野監督は右腕の変わらぬ様子にほっとした様子。「初めての実戦というところで言うと、結果的にしっかり抑えて、球数をある程度投げて、順調な登板やったんじゃないかな」。 2年連続の「開幕投手」を通達したか問われると「いやいや、まだ」と話したが、信頼感は揺るがない。西勇も「全ての球種を確認することができたので、ここから細かい修正をしていきたいと思います」と話し、今後は開幕に向けて調整していくだけ。指揮官もファンも安心させるマウンドになった。

 

  3回裏より登板した、阪神「2番手」の藤浪晋太郎投手=ペイペイドーム

 藤浪晋太郎投手は「開幕ローテ入り」へ、また前進した。「2番手」で 3回から登板し、 4イニングを「2奪三振3安打2四球」で無失点と粘投した。

  1イニング目は一死から「3番」上林を 149キロフォークで空振り三振に仕留める。さらに21年自身最速タイの 158キロを計測した。

  2イニング目は先頭打者から 2連打で無死 1、 3塁とされたが、「8」番甲斐を 3ゴロ、「9番」川瀬は 1直併殺で無失点で切り抜けた。

  5回裏福岡ソフトバンクの攻撃を「3者凡退」に抑え、指先の感覚を確かめるようにベンチへ戻る藤浪晋太郎投手=ペイペイドーム

  3イニング目は「1番」周東、「2番」中村晃、「3番」上林の上位打線を「3者凡退」に。

  4イニング目は一死から「2者連続四球」を与えたが、最後は「7番」柳町を 2ゴロ併殺に仕留めた。

 強力打線が相手でも制球を安定させ、しっかり試合を作った。これで「沖縄キャンプ」から実戦 4試合で計12回 1失点となった。

  6回裏福岡ソフトバンク無死 2塁、打者三森大貴内野手のときに藤浪晋太郎投手は 2塁へけん制球を送る=ペイペイドーム

 藤浪晋太郎投手は「開幕ローテ入り」へ、また前進した。

  3回から登板し、 4イニングを「2奪三振3安打2四球」で無失点。「全体としては良かった。意図したアウトが割と多かったんじゃないかと思います」。辛口の自己採点が多い右腕も納得の内容だった。

 計59球のうち「6割超」も変化球を選択。強力打線に的を絞らせなかった。「スプリットもカットも両方よく決まった。いろんな球種を使えたという意味では良かった」。「3番」上林から 149キロスプリットで空振り三振を奪ったかと思えば、21年自身最速タイの 158キロもズドン。 4回無死 1、 3塁、 6回一死 1、 2塁の危機も無失点で切り抜けた。

  6回裏福岡ソフトバンク一死 2塁、 2塁へけん制を投げる藤浪晋太郎投手=ペイペイドーム

 最終イニングに左足首をひねって投手コーチ、トレーナーが駆けつけたが、続投して「大丈夫だと思います」。これで「沖縄キャンプ」から実戦 4試合で計12回 1失点の安定感。このまま順調に調整を進めれば、ヤクルトとの開幕カードに投入される可能性が高い。

 矢野監督は「何があっても堂々としている。自信が出ている。頼もしくなってきた」と高評価。井上ヘッドコーチも「ああいうのを見せてくれたら、藤浪を計算しちゃおうかなという感じで見ますよね」と表現した。 3年ぶりの「開幕ローテ入り」当確は確実に近づいている。

 

  7回裏からの 2イニングを抑えた馬場皐輔投手=ペイペイドーム

 阪神「3番手」の馬場皐輔投手が「2回無安打無失点」で安定感を見せた。

  7回から登板し、テンポ良く打者を打ち取る。 8回死では、この日最速タイの 148キロ直球で釜元を空振り三振に仕留めた。

 「最初の方はバラつきがありましたが、すぐに修正することができました。自分のやるべきことができましたし、次回につながる投球となってよかったです」。春季キャンプの実戦から 8イニング連続無失点と好調だ。

 

 元阪神の三宅秀史さん (2003年 8月撮影)

 阪神の元内野手で、吉田義男と 3遊間を組んだ三宅秀史氏が 3日、入院先の三重県内の病院で心不全のため死去した。86歳。岡山県出身。昨春に心臓を患い、入院。一時は快方に向かったが、再び入院していた。 5日に家族葬を執り行った。

 1953年に阪神入り。和製ジョーディマジオと呼ばれた三宅は牛若丸の異名を取った吉田義男と 3遊間を組み、超絶の守備力でファンを魅了した。けがに強く、金本知憲に破られるまで、「フルイニング試合連続出場」の球団記録(700)を持っていた。通算「1219試合出場、打率0.252、983安打、100本塁打、376打点」。

 ベンチ前で笑顔をみせる阪神・三宅秀史 3塁手(右)と吉田義男遊撃手=阪神甲子園球場 (1960年)

 阪神の元内野手で、「700試合連続フルイニング出場」の記録を持つ三宅秀史氏が 3日、心不全のため死去した。86歳。岡山県出身。近年は体調が思わしくなく、入退院を繰り返していた。 5日に家族葬を行った。

 1953年(昭28)に阪神入り。遊撃吉田義男との 3遊間は、「プロ野球史上最高コンビ」と語り継がれる。ケガにも強く、56年 4月11日大洋(現DeNA)戦から連続試合出場、57年 7月15日広島戦からは「フルイニング試合連続出場」を開始。「その日にしか来られないファンもいる。すべての試合に出るのが私の礼儀」と高いプロ意識を持ち、59年には巨人との「天覧試合」にも出場した。だが、62年 9月 6日の大洋戦前、キャッチボール中の小山正明投手の球が左目を直撃。連続試合出場は「882」で、「フルイニング試合連続出場」は「700」で止まってしまった。

 「701試合連続フルイニング連続出場」を達成した金本知憲外野手(右)に花束を贈る前記録保持者の三宅秀史氏=阪神甲子園球場 (04年 8月 1日)

 視力は元に戻らず。翌年63年以降は出場機会も減少。67年限りで引退した。阪神金本知憲が04年 8月 1日の巨人戦で「701試合連続フルイニング」出場し、記録を更新した際には、甲子園を訪れて花束を手渡した。

◆三宅秀史(みやけ・ひでし)さん

 1934年(昭 9) 4月 5日生まれ、岡山県出身。内野手。66~67年の登録名は「伸和」。南海高から53年に阪神入団。吉田義男と 3遊間を組み、名守備で知られた。「700試合連続フルイニング出場」は「プロ野球3位」。62年 9月 6日の試合前にキャッチボールの球を左目に受けて視力が下がり、記録は途絶えた。57年には 3塁手としてセ・リーグの「ベストナイン」。現役時代は 176センチ、70キロ、右投げ右打ち。オールスター出場 4回。68年から71年まで阪神コーチ。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2020年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程と結果 (02月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(03月)

 

 

 

 

 

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