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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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佐藤輝明22歳“バースデー”出るか3戦連発弾!“隠れ首位打者”近本1号!マルテ2戦連発3号!

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阪神は西武に「逆転負け」を喫した。打線は 0- 1で迎えた 5回。近本光司外野手(26)の今季「実戦第1号ソロ」で同点に追いつくと、さらにジェフリー・マルテ内野手(29)が「2試合連続アーチ」となる「オープン戦第3号」を放ち 2- 1と逆転した。先発の青柳晃洋投手(27)は味方の失策が絡み 1点を失うも、 5回までは安定感抜群。しかし 6回、 2つの四球と安打で無死満塁のピンチを背負うと、西武の「4番・山川穂高内野手(29)」に逆転の「グランドスラム」を浴びた。青柳は 6回を投げ 6安 5失点(自責 4)と一発に泣いた。「ドラフト1位」佐藤輝明内野手(22=近畿大學)が、バースデー弾を逃したが、「球団新記録」を打ち立てた。西武とのオープン戦に「6番・右翼」でフル出場も、「3打数無安打」で 4戦ぶりに快音はなく、「3戦連続アーチ」は飛び出さなかった。この日の試合前には、ベンチ前での円陣の声だし役に指名された。チームを鼓舞したが、 4戦ぶりの敗戦。それでも、「怪物ルーキー」への注目の高さが「球団新」の爪痕を残した。14日には初めて「宿敵巨人」と対戦する。上限 1万人のチケットはすでに完売。水色のタオルで染まった甲子園で、宿敵に強烈な一打を放ち、さらに虎党を熱狂させる。

両チームのスタメンが発表され、先発は阪神が青柳晃洋投手、西武が浜屋将太投手(22)。「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手は、この日が22歳の誕生日。阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手が13日、22歳の誕生日を迎えた。室内で行われた試合前練習では、ジェリー・サンズ外野手(33)からサポーターをプレゼントされた。助っ人が使用している黒いゴムの形のもの。通訳を介し 3人で会話すると、さっそく左手につけていた。前日12日には「オープン戦2試合連続本塁打」となる「3号ソロ」を放ち自ら“前祝い”。小雨が降り、風は普段の浜風と逆の左から右へ吹いていたが、ものともしない 1発で、北海道日本ハム野村佑希内野手(20)、オリックス頓宮裕真捕手(24)、東京ヤクルト濱田太貴外野手(20)に並び「トップタイ」としていた。第 1打席は 2回二死走者なしの場面。スタンドで誕生日を祝うボードが多く掲げられる中、西武先発左腕浜屋を相手に 1度もバットを振ることなくストレートの四球を選び出塁した。第 2打席はチャンスで 3球三振に倒れた。 6回無死 1塁での第 3打席、この回から登板したと対戦。 150キロ台の直球3球でカウント 2- 1。チェンジアップをファウルした後の 5球目、真ん中高め直球(球速表示なし)で空振り三振を喫した。まだ快音はない。 8回の第 4打席は左腕佐野に 2球で追い込まれ、 3球目の高め直球をとらえたが中飛。「6番・右翼」でフル出場も四球、見逃し三振、空振り三振、中飛と 3打数無安打だった。この日は22歳の誕生日。チームも 4戦ぶりに敗戦。ちょっぴり苦い22歳のバースデーとなった。

近本光司外野手が今季の「実戦第1号」となるソロを放った。 0- 1で迎えた 5回一死。西武の先発・浜屋の 141キロを一閃。弾丸ライナーで飛び出した白球は、右翼ポール際に消えた。 3回には右前打を放っており、「3打数2安打1打点」で「マルチ安打」。オープン戦では「15打数8安打」の「5割3分3厘、4試合連続安打」と好調だ。この試合では、 6回守備からベンチに退いた。さらに 5回二死から、今度はジェフリー・マルテ内野手が左中間スタンドへ「オープン戦第3号」。好調のM砲に「2試合連発弾」が飛び出した。

ジェフリー・マルテ内野手が 5回に 2戦連発、「オープン戦3号」となるソロを放った。近本のソロで同点に追いついた後の二死走者なし。 3ボールからの 4球目、外角直球を左翼席へ豪快にたたき込んだ。ベンチ前では弓を引く得意のポーズも決めた。近本の同点本塁打が飛び出した 5回二死。 3ボールから強振した。捉えた打球は左中間スタンドへ一直線。 4回には自らの送球エラーで失点していたが、バットで取り返した。前日も本塁打を放ち、好調をキープ。自信をにじませた。マルテ自身も打線の相乗効果を実感している。来日 3年目のマルテが開幕へ向けて万全の準備を整えている。

青柳晃洋投手が 6回 6安打 5失点でマウンドを降りた。 5回までは失策が絡んでの 1失点のみ。アウト15個のうち 8つがゴロアウト。 6三振も奪うなど、持ち味を出したピッチングを展開していた。 6回は 1安打と 2四球で走者を背負うと、埼玉西武山川に満塁本塁打を浴びて 4失点した。青柳は開幕へ向けて問題はなさそうだ。青柳は、開幕 2戦目の27日ヤクルト戦(神宮)先発が有力視されている。

阪神「中継ぎの1軍争い」が激化してきた。 7回に「2番手」の小野泰己投手(26)が 1イニングを 1安打無失点。キャンプ中は 5戦中 3戦で失点したが、オープン戦は 3試合で無失点。新加入の加治屋蓮投手(29=福岡ソフトバンクホークス)は 8回を 1安打無失点。こちらも「オープン戦3戦連続無失点」で、キャンプ中から含めると実戦6試合でまだ失点を許していない。矢野燿大監督(52)は、高いレベルでの競争を歓迎した。

高卒 2年目の阪神及川雅貴投手(19)が、14日の巨人とのオープン戦(甲子園)で「1軍デビュー」する。聖地の「伝統の一戦」で先発予定。矢野監督は今後の成長に期待した。19年「ドラフト3位」で入団し、昨季はウエスタン・リーグ登板 9試合で「2勝4敗」。最速 153キロを誇る、伸びしろのある貴重な左腕だ。同期入団の19年「ドラフト1位」西純矢投手(19)は、今春の「1軍キャンプ」に同行し、一足先に「1軍デビュー」を果たした。悔しさも原動力に、「2軍キャンプ」で汗を流してきた。昨年の「リーグ王者」を相手に強気の投球でアピールする。

記事をまとめてみました。

 

 

 オープン戦<阪神 2- 6埼玉西武>◇ 2回戦◇阪神 0勝 1敗 1分◇13日◇阪神甲子園球場

 阪神は西武に「逆転負け」を喫した。打線は 0- 1で迎えた 5回。近本光司外野手の今季「実戦第1号ソロ」で同点に追いつくと、さらにジェフリー・マルテ内野手が「2試合連続アーチ」となる「オープン戦第3号」を放ち 2- 1と逆転した。

 先発の青柳晃洋投手は味方の失策が絡み 1点を失うも、 5回までは安定感抜群。しかし 6回、 2つの四球と安打で無死満塁のピンチを背負うと、西武の「4番・山川」に逆転の「グランドスラム」を浴びた。青柳は 6回を投げ 6安 5失点(自責 4)と一発に泣いた。

 試合試合後、整列しファンにあいさつする佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、バースデー弾を逃したが、「球団新記録」を打ち立てた。西武とのオープン戦に「6番・右翼」でフル出場も、「3打数無安打」で 4戦ぶりに快音はなく、「3戦連続アーチ」は飛び出さなかった。この日の試合前には、ベンチ前での円陣の声だし役に指名された。「しっかり勝って、僕の誕生日を祝いましょう!」。チームを鼓舞したが、 4戦ぶりの敗戦。それでも、「怪物ルーキー」への注目の高さが「球団新」の爪痕を残した。

 声出しをするため円陣の中央へ移動する佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場

 打席が巡るたびに、スタンドの虎党は水色生地に赤い文字で「佐藤輝明」と書かれた「応援フェイスタオル」(税込み1100円)を掲げる。この日の観衆は8166人。球団の担当者によると、観衆の10人に 1人以上が購入した計算で、 1日で 800枚以上と爆発的に売れたという。これまで 1日の最高売り上げだった19年の甲子園での球宴で「史上2人目」の「サイクル安打」を達成した時の近本タオルの販売数を超えた。

 佐藤輝明内野手フェイスタオルを持って応援するスタンドのファン=阪神甲子園球場

 この日は 6回に最速 160キロ右腕平良の高め直球を豪快に空振り三振。力勝負でスタンドを沸かせた。守ってはオープン戦 7戦目で初めて右翼に就いた。 9回一死 2塁で岡田の右前打に対し、猛烈にダッシュ。内野手のようなジャンピングスローで一塁へ送球し、貪欲に右翼ゴロを狙った(結果は右安)。堂々としたプレーとマイペースぶりに、この日の円陣では先輩から「何年目や?」と質問され「 1年目です」と答えると「ホントかよ!」と突っ込みが入った。長打力だけでなく、存在感も新人離れしている。

 14日には初めて「宿敵巨人」と対戦する。上限 1万人のチケットはすでに完売。水色のタオルで染まった甲子園で、宿敵に強烈な一打を放ち、さらに虎党を熱狂させる。

 

 試合前の練習中、佐藤輝明内野手の誕生日を祝うコメントがスコアボードに映し出される=阪神甲子園球場

 両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が青柳晃洋投手、西武が浜屋将太投手。「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手は、この日が22歳の誕生日。ここまで「2試合連続本塁打」を放っており、「3戦連発のバースデーアーチ」なるか。

【阪神】

 1番・中堅 近本光司外野手

 2番・二塁 糸原健斗内野手

 3番・一塁 ジェフリー・マルテ内野手

 4番・三塁 大山悠輔内野手

 5番・左翼 ジェリー・サンズ外野手

 6番・右翼 佐藤輝明内野手

 7番・DH 陽川尚将内野手

 8番・捕手 梅野隆太郎捕手

 9番・遊撃 山本泰寛内野手

 P  投手 青柳晃洋投手

 試合前、守備練習をする佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場

【埼玉西武】

 1番・左翼 鈴木将平外野手

 2番・遊撃 源田壮亮内野手

 3番・二塁 外崎修汰内野手

 4番・一塁 山川穂高内野手

 5番・DH 栗山巧外野手

 6番・右翼 木村文紀外野手

 7番・中堅 若林楽人外野手

 8番・三塁 佐藤龍世内野手

 9番・捕手 柘植世那捕手

 P  投手 浜屋将太投手

 12日の阪神対西武 2回裏阪神無死、佐藤輝明内野手は「左越え本塁打」を放った。投手高橋光成=阪神甲子園球場

 出るか、バースデー弾! 阪神「ドラフト1位」の佐藤輝明内野手が13日、22歳の誕生日を迎えた。室内で行われた試合前練習では、サンズからサポーターをプレゼントされた。助っ人が使用している黒いゴムの形のもの。通訳を介し 3人で会話すると、さっそく左手につけていた。

 前日12日には「オープン戦2試合連続本塁打」となる「3号ソロ」を放ち自ら“前祝い”。小雨が降り、風は普段の浜風と逆の左から右へ吹いていたが、ものともしない 1発で、日本ハム野村、オリックス頓宮、ヤクルト濱田に並び「トップタイ」としていた。

 佐藤輝明内野手の誕生日を祝うスタンドのファン=阪神甲子園球場

 「関西学生リーグ通算14本塁打」で「最多記録」を更新し、「ドラフト1位」で阪神入団、そしてキャンプからの猛アピール。濃密な 1年を「ドラフトで指名されましたし、野球人生の中でも大きな変化があって素晴らしい 1年だったと思います」と振り返り「22歳も素晴らしい年になるように頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。

 阪神伝説の助っ人、バースと同じ誕生日に、「3戦連発」なるか-。注目が集まる。

  2回裏阪神二死、佐藤輝明内野手は四球を選んで出塁する、左は浜屋将太投手=阪神甲子園球場

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手は、22歳の誕生日を迎えたこの日「6番・右翼」でスタメン出場した。

 第 1打席は 2回二死走者なしの場面。スタンドで誕生日を祝うボードが多く掲げられる中、西武先発左腕浜屋を相手に 1度もバットを振ることなくストレートの四球を選び出塁した。

 この日、佐藤輝は試合前のベンチ前での円陣でも声だしを行った。

  4回裏阪神一死 1、 2塁、佐藤輝明内野手は見逃し三振、左は浜屋将太投手=阪神甲子園球場

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手の第 2打席はチャンスで 3球三振に倒れた。 1点を追う 4回一死 1、 2塁で打席へ。西武先発左腕浜屋が外角低めへ 2球続けて投げたスライダーをいずれも空振り。 3球目は直球に反応できず 3球三振となった。

  2回二死走者なしでの第 1打席は四球だった。

  6回裏阪神無死 1塁、佐藤輝明内野手は空振り三振、左は平良海馬投手=阪神甲子園球場

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が最速 160キロ右腕平良との力勝負で空振り三振に倒れた。 6回無死 1塁での第 3打席、この回から登板した平良と対戦。 150キロ台の直球3球でカウント 2- 1。チェンジアップをファウルした後の 5球目、真ん中高め直球(球速表示なし)で空振り三振を喫した。

 22歳の誕生日のこの日は「6番・右翼」でスタメン出場。第 1打席は四球、第 2打席は見逃し三振、そして 6回の空振り三振とまだ快音はない。

  8回裏無死、中飛に倒れる佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、オープン戦 7試合目で初めて右翼を守り、貪欲に右翼ゴロを狙った。 9回一死 2塁で、岡田の右前安打を処理した際には、内野手のような素早い送球を 1塁へ。岡田も必死に 1塁へ駆け込みセーフだったが、球場を沸かせた。

 打撃は「3打数無安打」で 4戦ぶり無安打に終わった。前日12日まで 2戦連続で本塁打を放っていたが、「3戦連続アーチ」もでなかった。 8回の第 4打席は左腕佐野に 2球で追い込まれ、 3球目の高め直球をとらえたが中飛。「6番・右翼」でフル出場も四球、見逃し三振、空振り三振、中飛と 3打数無安打だった。

 この日は22歳の誕生日。試合前の円陣では声だしを担当し「今日は誕生日です! 22歳、ぞろ目です」とあいさつ。ナインから「何年目や?」と聞かれ「 1年目です」と答えると「ほんとかよ!」と周囲から突っ込みを入れられた。佐藤輝は「しっかり勝って、僕の誕生日を祝いましょう」と話していたが、チームも 4戦ぶりに敗戦。ちょっぴり苦い22歳のバースデーとなった。

 

 近本光司外野手が今季の「実戦第1号」となるソロを放った。

 「 1点負けていましたが、バッティングカウントでしっかりと一発で捉えることができてよかったです」

  0- 1で迎えた 5回一死。西武の先発・浜屋の 141キロを一閃。弾丸ライナーで飛び出した白球は、右翼ポール際に消えた。さらに二死から、今度はマルテが左中間スタンドへ「オープン戦第3号」。「風に助けられたけれど、いいスイングはできたと思うね。『俺がヤル』という気持ちをずっと持ってこれからも頑張るよ」。好調のM砲に「2試合連発弾」が飛び出した。

  5回、本塁打を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場

 阪神の近本光司外野手が「1番中堅」で先発出場。第 3打席に「オープン戦1号」となる「ソロ本塁打」を放った。

  5回裏一死走者なしで打席へ。西武先発浜屋の 4球目のインコースを引っ張ると右翼ポール際へ弾丸ライナーで運んだ。

 「打ったのはストレート。 1点負けていましたが、バッティングカウントでしっかりと一発で捉えることができて良かったです」と話した。 3回には右前打を放っており、「3打数2安打1打点」で「マルチ安打」。オープン戦では「15打数8安打」の「5割3分3厘、4試合連続安打」と好調だ。この試合では、 6回守備からベンチに退いた。

  5回裏阪神一死、右越えに同点ソロ本塁打を放った近本光司外野手=阪神甲子園球場

  3年目の進化だ。阪神近本光司外野手が、西武戦の 5回に、右翼へ弾丸ライナーで「オープン戦1号」を放った。 3回にも右前打を記録し、「マルチ安打」で打率は「5割3分3厘」まで上昇。オープン戦は規定打席未到達も、「隠れ首位打者」だ。昨年の大山に続く、64年以降で「虎史上4人目」となる「オープン戦首位打者」は射程圏内。今季から選手会長に就任した若きリーダーが打撃爆発の予感だ。

◇    ◇    ◇

 さらなる進化を予感させる弾丸ライナーだった。 5回だ。近本はスライダーに狙いを定めていた。西武の左腕浜屋に 1ボールから 2球続けて外角直球を見せられていた。 4球目は内角へのストレート。思わず体が反応した。迷わず振り抜くと、打球は一直線に右翼ポール際に飛び込んだ。「あまり実戦で左ピッチャーと対戦することがなかったので、どういう軌道か確認できた。スライダーを待っていたけど、タイミングが合ったというか、体が勝手に反応した」。昨季の「9本塁打」中、左腕からは「1本」だけ。「オープン戦1号」は価値ある左腕打ちとなった。

  3回にも 4試合連続となる安打を右前に運び、 2安打。 7試合を終え「15打数8安打、打率5割3分3厘」とハイアベレージを誇る。 4打席足りず規定打席には未到達ながら、同じ社高出身、楽天辰巳の「4割」を大きく超える「隠れ首位打者」。「今どうこうじゃなく、開幕に勝てるように調整していきます」と冷静だが、65年以降では、81年北村、05年赤星、20年大山に続く「球団4人目」の「オープン戦首位打者」を狙える位置だ。「12球団打率トップ」で開幕を迎えれば、自身初の「シーズン打率3割」が見えてくる。

  5回裏阪神一死、右越えに「同点ソロ本塁打」を放った近本光司外野手(右)は筒井壮コーチの出迎えに笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 「ドラフト1位」佐藤輝の加入により、打線は確実に厚みを増す。矢野監督は「 1発は結果。ホームラン打者じゃないし。『4の1、1本塁打』というよりは、『4の2』でも『4の3』でも、四球でも何でも塁に出るというのがチーム的にもチカの価値を上げることになる。(本塁打は)そのうちのプラスアルファ」と話す。すでに「1番」起用は決定済み。シーズンでも首位打者争いに加わることができれば、チームは「優勝」へ加速する。

 近本は試合後の取材で「しっかりチームを引っ張っていけるように」「『優勝』できるように先頭に立って頑張ります」と何度も「フォア・ザ・チーム」の思いを口にした。今季から阪神の選手会長に就任。入団から 3年目までに就任するのは球団史上初めて。打順だけでなく、チームの精神的支柱として先頭に立つ使命がある。

 オープン戦 7試合で「チーム打率2割8分8厘、11本塁打」はいずれも「12球団トップ」。「1番」に近本がどっしり座り、大山と助っ人陣、佐藤輝が並ぶラインアップは破壊力満点だ。期待十分の猛虎打線をけん引するのは、虎のニューリーダーだ。

▼阪神はオープン戦 7試合目で「チーム11本塁打」となり、「2桁」に到達した。00年以降では04年の 9試合目を超え、最速となった。阪神が残り 6試合を予定通り消化し13試合を行えば、「20本塁打」となるペース。この大台に乗れば、10年の「22本塁打(鳥谷6、桜井4、マートン、新井貴、ブラゼル各2ほか)以来となる。同年は公式戦でもチーム本塁打は「173」に達し、巨人「226本塁打」に次ぎ「セ2位」に食い込んだ。

 

 ジェフリー・マルテ内野手が 5回に 2戦連発、「オープン戦3号」となるソロを放った。

 近本のソロで同点に追いついた後の二死走者なし。 3ボールからの 4球目、外角直球を左翼席へ豪快にたたき込んだ。ベンチ前では弓を引く得意のポーズも決めた。「ゾーンに入ってきたボールは打つ気でいたので。いいスイングができて、いい結果が出てよかった」。

  5回裏阪神二死、ジェフリー・マルテ内野手は「左越え本塁打」を放った=阪神甲子園球場

  4回の 1塁の守りでのミスも取り返した。 4回無死 2塁から 3塁ゴロで 3塁手大山からの送球を受け、 3塁を狙った 2塁走者源田を刺そうと 3塁へ投げたが悪送球となり西武に先制を許していた。

 「状態としてはいいと思います」と自身でも手応えをつかんでいる。外国人争いが激しさを増している中、来日 3年目のマルテが「開幕3番」へ向け、バットでアピールを続けている。

  5回裏阪神二死、ジェフリー・マルテ内野手は「左越え本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 阪神のジェフリー・マルテ内野手が 2試合連発となる「オープン戦3号ソロ」を放った。

 近本の同点本塁打が飛び出した 5回二死。 3ボールから強振した。捉えた打球は左中間スタンドへ一直線。「風に助けられたけど、いいスイングができたと思うね」と納得の表情。 4回には自らの送球エラーで失点していたが、バットで取り返した。前日も本塁打を放ち、好調をキープ。「本当に毎日ね、しっかりと内容のある練習ができていますし、まだまだ上がっていけると思う」と自信をにじませた。

  5回裏阪神二死、左中間越えに「勝ち越しソロ本塁打」を放ちポーズを決めるジェフリー・マルテ内野手=阪神甲子園球場

 マルテの本塁打もあり、チームのオープン戦本塁打数は00年以降最速で「2ケタ」に到達。シーズンのチーム打率が「2割9分」と猛打を誇った10年の「22本塁打」に匹敵するペースで量産している。佐藤輝の加入で、打線は活性化。井上ヘッドコーチは「 1発の魅力があるメンバーがそろっている」と手応えを感じている。

 マルテ自身も打線の相乗効果を実感している。「いい打者が後ろにいるのは、心強いですね。たとえ何番であれ、言われたところで打つ準備をするだけだと思っている」。来日 3年目のマルテが開幕へ向けて万全の準備を整えている。

 

 阪神の青柳は 6回に山川に満塁本塁打を浴びたが、 5回までテンポよく投げて凡打の山を築いた投球に目を向け「いい感じで投げられた。悪いイメージはない」と収穫を手にした様子だ。

 序盤からツーシームを軸に揺さぶり、打たせて取る持ち味でアウトを重ねた。 6回は課題のシンカーを試したことでフォームが乱れたという。 2四球と安打でピンチを招き、山川には「フォームのことを考えている間に打たれた」。先発枠入りが確定しているだけに、腰を据えてレベルアップに励めている。「あとは開幕に向けての最終調整をやるだけ」とシーズンを見据えた。

  6回表西武一死満塁、青柳晃洋投手は山川穂高内野手に「左越え満塁本塁打」を浴びる=阪神甲子園球場

 阪神の青柳晃洋投手が 6回 6安打 5失点でマウンドを降りた。

  5回までは失策が絡んでの 1失点のみ。アウト15個のうち 8つがゴロアウト。 6三振も奪うなど、持ち味を出したピッチングを展開していた。

  6回は 1安打と 2四球で走者を背負うと、西武山川に満塁本塁打を浴びて 4失点した。

 青柳は「途中からシンカーをストライクに入れようと課題を取り組んでいたが、ボールが多くなって。試合中に修正しながらというのに時間がかかって打たれた。それは反省点だと思います。今日はある程度長く投げられましたし、あとは開幕に向けてやるだけなので。僕の中では悪いイメージはないです。僕の中では順調です」。開幕へ向けて問題はなさそうだ。

 青柳は、開幕 2戦目の27日ヤクルト戦(神宮)先発が有力視されている。

  6回、逆転を許しベンチに引き揚げる青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 阪神は13日、オープン戦で西武と対戦した。先発の青柳晃洋投手は 6回 6安打 5失点でマウンドを降りた。

◇    ◇    ◇

 阪神矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-立ち上がり良かった青柳は 6回に失点

 それはあいつ自身が一番わかっていると思う。 3回り目ってやっぱり一番、まあ先発投手とバッテリーにとっても難しくなるような状況のなかでどうするか。たくさん貯金するっていうピッチャーとか、いいピッチャーって言われるところは、やっぱりそういうところに、よくギアを上げるとか、引き出しがある。それまでの投球というのは本当にヤギらしくできていた。その両方があったんじゃないかな。

-近本は 1発もある

  1発は結果。ホームラン打者じゃないし。そりゃ、ないよりあった方がいい。でも、 4の 1、 1本塁打というよりは、 4の 2でも 4の 3でも、四球でも何でも塁に出るというのがチーム的にもチカの価値を上げることになる。そのうちのプラスアルファだと思う。打てるに越したことはないけど、そっちの方が優先順位は上なのかな。

 選手交代を告げる矢野燿大監督=阪神甲子園球場

-マルテが 2試合連発

 スリーボールから打って 1発で仕留めるっていうのは価値がある。マルテ自身は選球眼が結構いいんでね。そういうところでは、その前の打席でも結構際どいボールを見逃したりするっていうところでいうと相手には嫌な存在になってくると思うんでね。マルテらしく。できていたかな。

-守備では 4回に悪送球

 ちょっと無理したかな。あれ投げてもオレはセーフなんじゃないかなと思った。でもアウトにしにいく。挑戦するってことを今やっているところなんでね。投げてみてどうなるのかというのをオレはやってみていいと思う。ああいうプレーってシーズンでも十分起こりえるプレーなんでね。エラーしたことだけが悪いんじゃなくて。

-甲子園での巨人戦

 特別何もない。明日だって及川投げるわけだし、そこで何を感じるか、感じてまた 1軍でというところを今すぐ望んでいるところじゃないんでね。そういうところで経験を積んだ中でまたどういうものを持って、早く 1軍の舞台に戻ってくるかというのが加速すればいいなというところ。

 

  7回、阪神「2番手」で登板の小野泰己投手=阪神甲子園球場

 阪神「中継ぎの1軍争い」が激化してきた。

  7回に「2番手」の小野泰己投手が 1イニングを 1安打無失点。キャンプ中は 5戦中 3戦で失点したが、オープン戦は 3試合で無失点。新加入の加治屋蓮投手は 8回を 1安打無失点。こちらも「オープン戦3戦連続無失点」で、キャンプ中から含めると実戦6試合でまだ失点を許していない。矢野燿大監督は「誰を勝ちパターンにというのはいい悩み。誰でも入っていけそうな状況はつくれている」と、高いレベルでの競争を歓迎した。

 阪神「3番手」で登板する加治屋蓮投手=阪神甲子園球場

 

 高卒 2年目の阪神及川雅貴投手が、14日の巨人とのオープン戦(甲子園)で「1軍デビュー」する。聖地の「伝統の一戦」で先発予定。矢野監督は「絶対結果を残してほしいというよりは、ジャイアンツと甲子園で投げて、そこで何を感じるか。経験積んだ中で、早く1軍の舞台に戻ってくるのが加速すればいいなというところ」と今後の成長に期待した。

 19年「ドラフト3位」で入団し、昨季はウエスタン・リーグ登板 9試合で「2勝4敗」。最速 153キロを誇る、伸びしろのある貴重な左腕だ。 1軍に初合流した12日には矢野監督から「どんな気持ちで挑むんだ?」と聞かれ「無失点で抑えられるように強い気持ちを持って投げます」と返答。最後に指揮官から「それも大事だけど逃げるようなピッチングじゃなくて、どんどん力強く投げていけよ」と背中を押された。

 試合前の練習で笑顔を見せる及川雅貴投手=阪神甲子園球場

 同期入団の19年「ドラフト1位」西純は、今春の「1軍キャンプ」に同行し、一足先に「1軍デビュー」を果たした。悔しさも原動力に、「2軍キャンプ」で汗を流してきた。「矢野監督からいただいた言葉通りのピッチングができるように頑張りたい」と19歳は意気込む。昨年の「リーグ王者」を相手に強気の投球でアピールする。

<及川雅貴(およかわ・まさき)投手アラカルト>

★生まれ:2001年(平13) 4月18日生まれ。出身の千葉県匝瑳市(そうさし)は、19年の「難読市ランキング」全国 2位。

★中学時代: 3年時に「U15日本代表」に選出。15歳だった17年には、テレビ番組の企画でプロと対戦。西武森には中前打を許したが、中日平田は空振り三振。

 試合前の練習でキャッチボールする及川雅貴投手=阪神甲子園球場

★高校時代:横浜高で甲子園に 3度出場。最速は当時で 153キロ。創志学園時代の西純らとともに「高校四天王」と称された。19年「ドラフト3位」で阪神入団。

★プロ初登板「初勝利」:昨年 6月25日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(甲子園)で公式戦デビュー。 7回から登板し 2イニングを完璧に抑えて「初白星」。昨季はウエスタン・リーグ 9試合に登板し「2勝4敗、防御率6.00」。

★名前:高校時代のニックネームは「オヨヨ」。及川は「おいかわ」と読み間違えられることも多い。

★登場曲:昨年は横浜高野球部の先輩で、誕生日も同じタレントの上地雄輔(アーティスト名・遊助)の「ひまわり」。インスタグラムで激励を受けたことも。

★サイズ: 184センチ、78キロ。左投げ左打ち。推定年俸 600万円。

 

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2021年 オープン戦 順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程と結果 (02月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(03月)

 

 

 

 

 

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