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阪神が「2連勝」で両リーグ最速「20勝」!球団最速タイ!佐藤輝明5戦ぶりマルチ安打となる適時打!

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阪神が「2連勝」で両リーグ最速で「20勝」に到達した。12球団最速は広島と並んで到達した14年以来、 7年ぶり。阪神は 1回にジェリー・サンズ外野手(33)の左前適時打で 1点を先制。 2回に糸原健斗内野手(26)の右前適時打で 1点を加えた。先発秋山拓巳投手(29)は 3回まで「1安打無失点」。阪神は 5回に佐藤輝明外野手(22=近畿大學)、梅野隆太郎捕手(29)の適時打で 2点を追加。広島九里亜蓮投手(29=亜細亜大學OB)は「5回8安打4失点」で降板。 6回から「2番手」高橋樹也投手(23)が登板した。阪神は 8回途中から継投で逃げ切り、両リーグ最速で「20勝」到達。広島は 8回にケビン・クロン内野手(28)の本塁打などで 2点差としたが届かなかった。投げては「カープキラー」の秋山拓巳投手が 8回途中 2失点と好投し、広島打線を相手に早くも今季「3戦3勝」となる今季「3勝」目。秋山は昨季から広島戦「7連勝」を飾った。R.スアレス投手(30)「7セーブ」。広島九里は「3敗」。矢野燿大監督(52)は試合後、力を込めた。

阪神「2番」糸原健斗内野手がタイムリーを含む 2安打で 3出塁と役割を果たした。初回に四球で出塁し、サンズの適時打で本塁を踏むと、 2回には右前適時打。 6回にも中前打とヒットを重ねた。「リーグ2位」の「打率3割4分8厘」を記録した。

阪神「5番」ジェリー・サンズが先制点をもぎ取った。 1回二死 1、 2塁から九里のフォークをはじき返して左前適時打をマーク。自画自賛だ。

阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が 5回に広島を突き放す右前適時打を放った。無死 1、 2塁での第 3打席、先発右腕九里の変化球を捉えた。 3回の第 2打席では外角直球をとらえ中堅左を破る 2塁打も放っており、 5戦ぶりの「マルチ安打」となった。この日から無観客で始まった広島 3連戦は例年「こどもの日」に企画されるひらがなでのスコアボード表示で「佐藤輝」は「さとうて」と表示されている。テレビやラジオの向こうの小さな虎党を喜ばせる一打となった。阪神が「両リーグ20勝」に一番乗りした。「緊急事態宣言」を受けて甲子園での広島戦は今季初の「無観客試合」。無人のスタンドを前に投打に競り勝った。「ドラフト1位」佐藤輝明内野手に 4月までの「新人最多本塁打記録」を更新する「8号」は出なかったが、 5回に適時打で貢献。首位快走の立役者の立派な 1人になっている。29試合目での「20勝」は 2リーグ分立後で「球団最速タイ」。ゴールデンウイークも勝ちまくる!。無人のスタンドに録音された応援歌が響く中、佐藤輝が 1点をもぎ取った。 2- 0の 5回無死 1、 2塁。九里の外角ツーシームを引っ張ると、しぶとく 1、 2塁間を破り、 2走大山が生還した。梅野も適時打で続き、 2得点。 8回に 2点差に迫られ、結果的にこの 2点が逃げ切りに効いた。また新たな決意で、 5月の戦いに挑む。

チャンスにめっぽう強い正捕手、梅野隆太郎捕手が 5回に 2戦連続の適時打となる中前適時打「2戦連続タイムリー」を放った。「6番」佐藤輝のチーム 3点目となる右前適時打に続き、「7番」梅野も無死 1、 2塁から広島先発九里の内角シュートをしぶとく中前へ運んだ。これで今季の得点圏打率は「22打数12安打」で「5割4分5厘」。両リーグでトップの勝負強さだ。守っても 3回二死 1塁から、「2番」羽月隆太郎外野手(21)の 3球目捕球後に 1塁へけん制し、 1塁走者菊池涼介内野手(31)を刺す「梅ちゃんバズーカ」も発動した。先発秋山が広島打線にフォークを狙われていると感じると、カーブやカットボール、直球を有効に使う配球で好リードした。今季29試合中28試合でスタメンマスクをかぶる。「3年連続ゴールデングラブ」の男が、しっかり本塁を守っているからこそ、今年の阪神は強い。

阪神ルーキー中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)が前日 4月29日の失策を「2つの美技」で取り返した。「8番遊撃」でスタメン出場し、 2回の松山竜平内野手(35)の邪飛は捕球してすぐに 3塁側フェンスにぶつかりながらも離さなかった。 4回の西川龍馬外野手(26)の打球は 2塁ベースよりも 1塁側のゴロだったが、ダッシュよく捕球し、間一髪でアウトにした。矢野監督は、守備範囲の広さに目を細めた。

秋山拓巳投手が、気迫あふれる投球で「3勝目」をつかんだ。「うしっ!」。広島打線に腕を振るたび、気合の入った声が無観客の甲子園に響き渡った。 8回途中「6安打2失点」で、広島には昨季から無キズの「7連勝」。相性を見込まれての起用に、プレッシャーもはねのけてきっちり応えた。秋山拓巳投手が 7回 1/3、 2失点の好投で今季「3勝」目を挙げ、お立ち台に立った。この日から甲子園は無観客試合に。ヒーローインタビューも場内に音声は響かず、静かなヒーローインタビューになった。対広島戦は昨年 7月21日から「7連勝」。無観客でのマウンドだったが、ファンの思いを胸に投げた。この日はスコアボードをひらがなで表示するなど、例年のこどもの日の企画を開催。秋山も、子どもたちの背中を押すことを願っている。プロ野球は速い球を投げて、遠くに打球を飛ばすことが近年の潮流だ。それでも秋山自身が、他の武器でも活躍できることを教えている。画面の向こうへ、力強いヒーローの姿は伝わったはずだ。

岩崎優投手(29)が 8回のピンチに登板し、今季「10ホールド」目を挙げた。 1点をかえされ、なお一死 2、 3塁でマウンドへ。代打會澤翼捕手(33)に右犠飛で 2点目を奪われると「3番」鈴木誠也外野手(26)を歩かせ、「4番」左の西川と勝負して遊ゴロ。広島に傾きかけた流れを渡さなかった。今季は13試合に登板し、「防御率0.79」と安定感抜群。しっかり「守護神」スアレスにバトンを渡した。

阪神の「守護神」ロベルト・スアレス投手は 5日ぶりの「7セーブ」目を喜んだ。 2点リードの 9回に登板。二死から「7番」坂倉将吾捕手(22)に左前打を浴びたが、最後は途中出場のクロンを中飛に打ち取った。

藤浪晋太郎投手(27)が早期の 1軍ローテ返り咲きへ、再スタートを切った。 2軍降格後初実戦となったウエスタン・リーグ広島戦。中継ぎで 3イニングを「6安打3四死球3失点」と苦しんだ。 4月23日の 1軍DeNA戦で「7四死球2暴投」と崩れ、翌24日に「出場選手登録」を抹消された。今回は調整登板の意味合いもあり、平田勝男 2軍監督(61)は今後の変わり身に期待する。再び 6人目が必要となる再来週以降の 1軍復帰を目指す。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 4- 2広島>◇ 6回戦◇阪神 4勝 2敗 0分◇30日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回にサンズの左前適時打で 1点を先制。 2回に糸原の右前適時打で 1点を加えた。先発秋山は 3回まで「1安打無失点」。

 阪神は 5回に佐藤輝、梅野の適時打で 2点を追加。広島九里は「5回8安打4失点」で降板。 6回から「2番手」高橋樹が登板した。

 阪神は 8回途中から継投で逃げ切り、両リーグ最速で「20勝」到達。広島は 8回にクロンの本塁打などで 2点差としたが届かなかった。阪神秋山「8勝」目、スアレス「7セーブ」。広島九里は「3敗」。

 先発し好投する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 阪神は打線がつながり、広島に 4- 2で勝利した。「両リーグ20勝一番乗り」(9敗)を果たし、「2位・巨人」に「2.5ゲーム」差をつけて 4月を終えた。 

 阪神は 1回、 2つの四球で二死 1、 2塁とすると、サンズの左前適時打で先制した。 2回は二死 1、 2塁から糸原が右前へ適時打。さらに、 5回には、安打と四球で無死 1、 2塁とすると、「D1位・佐藤輝」(近大)が右前適時打。なおも無死 1、 2塁で梅野も中前へ適時打を放ち、追加点を挙げた。

 先発した秋山は、 6回に田中広に右翼線への 2塁打と自身の失策で一死 1、 3塁とされたが、鈴木誠を遊ゴロ併殺に打ち取り、無失点で切り抜けた。 8回に 2点を失ったが、 7回 1/3を投げて、「6安打2失点」に抑え、今季「3勝」目(2敗)を挙げた。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、サンズ外野手は先制の左前適時打を放った=阪神甲子園球場

 阪神が「2連勝」で両リーグ最速で「20勝」に到達した。12球団最速は広島と並んで到達した14年以来、 7年ぶり。

 「12球団単独最速」は「セ・リーグ優勝」した03年以来、18年ぶり。29試合目での「20勝到達」は 2リーグ分立後では08年と並んで「球団最速タイ」となる。

 矢野燿大監督は試合後、「両リーグ最速20勝到達」に「もちろん 1番を目指してやっていますし、何でも 1番というのはうれしい。これからもそこを目指してやっていきます。タイガースの野球というのはこういうつなぐ野球とか、挑戦する野球とか、走りきる野球とか…。そういうのを選手自身が理解して、そこに全力に取り組んでくれている結果。投手もまず向かっていくというのを全力でやってくれた結果かなと思います」と力を込めた。

  1回、適時打を放ったサンズ外野手=阪神甲子園球場 

  1回に「5番」ジェリー・サンズ外野手の左前適時打で先制すると、 2回は「2番」糸原健斗内野手の右前適時打で 2点目。 5回には「6番」の「ドラフト1位」佐藤輝明内野手、「7番」梅野隆太郎捕手の「2者連続適時打」で突き放した。

 投げては「カープキラー」の秋山拓巳投手が 8回途中 2失点と好投し、広島打線を相手に早くも今季「3戦3勝」となる今季「3勝」目。秋山は昨季から広島戦「7連勝」を飾った。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、サンズ外野手(手前左)の左前適時打で先制生還の糸原健斗内野手を出迎える阪神ベンチ=阪神甲子園球場

▼阪神が「20勝」に「両リーグ一番乗り」。74、03、14年に次いで 4度目。直近の14年 5月 4日は、広島と同日の到達だった。単独での「一番乗り」となると、「セ・リーグ優勝」した03年の 5月 5日以来18年ぶりとなった。また、 4月終了時点での「20勝」は「球団初」。08、14年の「19勝」を超えた。

▼阪神は29試合目での「20勝」到達。 2リーグ分立後では「球団最速タイ」で、08年 5月 3日中日戦に勝って「20勝」に達したときと並んだ。 1リーグ時代を含めた最速は24試合目で、37年秋、38年春の 2度。

▼これで 4月は、「球団5位タイ」の「月間17勝」で終了。 2リーグ分立後の「チーム月間勝利数上位」は、「19勝」 2度(64年 8月、68年 8月)「18勝」 2度(03年 5月、14年 4月)「17勝」 4度(72年 5月、06年 9月、17年 8月、21年 4月)。 

  5回、適時打を放った佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場

 阪神が「2連勝」で両リーグ最速で「20勝」に到達した。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。 

-終盤に追い上げられたが、勝ち切った

 打線は 1人で決めるというよりはみんなでつないでいくいい攻撃ができた。秋山も、前回早い回で降板することになりましたけど、責任を果たすようなしっかりとした投球をしてくれた。終盤ちょっとドキドキする場面ありましたけど、優(岩崎)に任せていましたし、全体的にうちの流れで試合ができた。 

  5回裏阪神無死 1、 2塁、梅野隆太郎捕手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場

-打線は 4本の適時打

 ホームランで点を取るのももちろん盛り上がっていいですけど、つないでつないでというのは 1人でできることじゃないんでね。こういうタイムリーというのはチーム全体で乗っていける試合になった。

-両リーグ一番乗りで「20勝」に到達

 もちろん「1番」を目指してやっていますし、何でも「1番」というのはうれしい。これからもそこを目指してやっていきますし、タイガースの野球というのはこういうつなぐ野球とか、挑戦する野球とか、走り切る野球とか。そういうのを選手自身が理解して、全力に取り組んでくれている結果、ピッチャーもまず向かっていくというのを全力でやってくれた結果。

 広島に快勝し選手を出迎える矢野燿大監督(中央)=阪神甲子園球場

-明日は伊藤将が先発

 丁寧にいきながら大胆に、伊藤将らしくいってもらいたいですし、打線が早い回で援護というのがピッチングをより楽にさせることにつながると思う。そういうところを期待したい。

-「無観客」となった

 ファンの皆さんがいてくれない甲子園というのはやっぱりさみしいですし、一緒に喜んだり、悔しがったりできる日を僕たちも楽しみにしています。でもこのような状況でも僕たち野球やらせてもらえますし、元気がなかったり、外に出られない皆さんは前を向けないかもしれないですけど、僕たちから元気を送っていくことを毎日全力で取り組んでいきますので、毎日、頑張っていきましょう。

 

  2回裏阪神二死 1、 2塁、糸原健斗内野手は右前適時打を放った=阪神甲子園球場

 阪神「2番」糸原健斗内野手がタイムリーを含む 2安打で 3出塁と役割を果たした。

 初回に四球で出塁し、サンズの適時打で本塁を踏むと、 2回には右前適時打。 6回にも中前打とヒットを重ねた。「リーグ2位」の「打率3割4分8厘」を記録し、開幕から29試合で無安打はわずか 4試合の働きぶり。背番号「33」は「『2番打者』としての仕事を今日もしっかりやろうと思い試合に臨みましたし、結果的にもチームの『勝利』に貢献することができて良かった」と満足げに振り返った。

  6回裏阪神無死、糸原健斗内野手は中前打を放った=阪神甲子園球場

 

 阪神「5番」ジェリー・サンズが先制点をもぎ取った。 1回二死 1、 2塁から九里のフォークをはじき返して左前適時打をマーク。「早い回に先制したいと思っていたから打つことが出来て良かったね。自分の仕事が出来て良かったよ」と自画自賛だ。

 「得点圏打率3割8分7厘」は、チームメートの梅野に次いで「リーグ2位」。勝負強さは健在だ。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、サンズ外野手は無観客の中、左前適時打を放った=阪神甲子園球場

 

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が 5回に広島を突き放す右前適時打を放った。 

 無死 1、 2塁での第 3打席、先発右腕九里の変化球を捉えた。「中盤で追加点がほしい場面だったので、間を抜けてタイムリーになってくれてよかったです」とコメントした。

  3回の第 2打席では外角直球をとらえ中堅左を破る 2塁打も放っており、 5戦ぶりの「マルチ安打」となった。

 この日から無観客で始まった広島 3連戦は例年「こどもの日」に企画されるひらがなでのスコアボード表示で「佐藤輝」は「さとうて」と表示されている。テレビやラジオの向こうの小さな虎党を喜ばせる一打となった。

 ひらがなでスタメンが発表された阪神甲子園球場 

 阪神が「両リーグ20勝」に一番乗りした。「緊急事態宣言」を受けて甲子園での広島戦は今季初の「無観客試合」。無人のスタンドを前に投打に競り勝った。「ドラフト1位」佐藤輝明内野手に 4月までの「新人最多本塁打記録」を更新する「8号」は出なかったが、 5回に適時打で貢献。首位快走の立役者の立派な 1人になっている。29試合目での「20勝」は 2リーグ分立後で「球団最速タイ」。ゴールデンウイークも勝ちまくる!。

◇   ◇   ◇

 無人のスタンドに録音された応援歌が響く中、佐藤輝が 1点をもぎ取った。 2- 0の 5回無死 1、 2塁。九里の外角ツーシームを引っ張ると、しぶとく 1、 2塁間を破り、 2走大山が生還した。「追加点が欲しい場面。間を抜けてタイムリーになってくれて良かった。いいヒットだったと思います」。梅野も適時打で続き、 2得点。 8回に 2点差に迫られ、結果的にこの 2点が逃げ切りに効いた。

  5回裏阪神無死 1、 2塁、佐藤輝明内野手は右前適時打を放った=阪神甲子園球場 

 この日から甲子園は、「緊急事態宣言」を受けて「無観客試合」。バックネット裏の座席には、子供たちが直筆でメッセージを書いたユニホームが並べられた。「さとうせん手、ホームラン王をきたいしています」。その中、佐藤輝に向けられたぬくもりある言葉に 4月24日DeNA戦以来、21打席ぶりの適時打で応えた。「ファンの人たちがいないと寂しい。テレビ越しでも元気をもらってくれる、そういうプレーをしたい」。球場で再会できる日まで、画面越しに快音をお届けするつもりだ。

 背番号「8」の活躍に導かれ、チームは03年以来、18年ぶりに「両リーグ単独」で「20勝一番乗り」だ。29試合目での到達は 2リーグ制後の「球団最速タイ」で、 4月までに到達したのは「球団史上初めて」。歴史的進撃は止まらない。矢野監督も「もちろん一番を目指してやっていますし、何でも一番というのはうれしい」と喜び、「タイガースの野球というのは、つなぐ野球とか、挑戦する野球とか、走り切る野球とか、そういうことを選手が理解して、全力で取り組んでくれている結果」と続けた。

 今季初の「無観客開催」となった阪神甲子園球場

 佐藤輝は 3回の 2塁打と合わせて 5試合ぶりの「マルチ安打」。指揮官は「シーズンに入ってようやく壁にぶつかったと思うけど、その中でもテルらしさは出ている部分もある」と成長ぶりを認める。 7回にはフェンス際の大飛球をジャンピングキャッチし、守備でも魅了。打って守って、ルーキーがシーズン 1カ月を終えた。「開幕した時はピッチャーの攻めに苦しんだ時もありました。だんだん慣れてきたところはあるんですけど、まだまだ。これからもっと打っていけるように頑張ります」。また新たな決意で、 5月の戦いに挑む。

▼阪神が「20勝」に「両リーグ一番乗り」。74、03、14年に次いで 4度目。直近の14年 5月 4日は、広島と同日の到達だった。単独での「一番乗り」となると、「セ・リーグ優勝」した03年の 5月 5日以来18年ぶりとなった。また、 4月終了時点での「20勝」は「球団初」。08、14年の「19勝」を超えた。

 今季初の「無観客開催」となった阪神甲子園球場で、打席に立つ佐藤輝明内野手=阪神甲子園球場

▼阪神は29試合目での「20勝」到達。 2リーグ分立後では「球団最速タイ」で、08年 5月 3日中日戦に勝って「20勝]に達したときと並んだ。 1リーグ時代を含めた最速は24試合目で、37年秋、38年春の 2度。

▼これで 4月は、「球団5位タイ」の「月間17勝」で終了。 2リーグ分立後の「チーム月間勝利数上位」は、「19勝」 2度(64年 8月、68年 8月)「18勝」 2度(03年 5月、14年 4月)「17勝」 4度(72年 5月、06年 9月、17年 8月、21年 4月)。

○…甲子園での「無観客試合」は昨年 7月 9日の巨人戦以来となった。聖地から歓声が消え、矢野監督は「昨年やった違和感を思い出した。ファンの皆さんがいないのは本当にさみしい」と戸惑いを感じつつ、「コロナ禍」の中で野球ができることに感謝。「場所や環境が変わったからって、俺らの野球は変わるわけではない。楽しみに見てくれている人はいるだろうし。いろんな人に元気を送るっていうのは、また意識する 1日になりました」。無観客は 2日までの広島 3連戦と11日の中日戦が対象となっている。 

 

  3回表広島二死 1塁、梅野隆太郎捕手は 1走菊池涼介内野手をけん制で刺す、左は打者羽月隆太郎外野手=阪神甲子園球場

 チャンスにめっぽう強い正捕手、梅野隆太郎捕手が 5回に 2戦連続の適時打となる中前適時打を放った。

 「6番」佐藤輝のチーム 3点目となる右前適時打に続き、「7番」梅野も無死 1、 2塁から広島先発九里の内角シュートをしぶとく中前へ運んだ。「みんながよく打ってくれていますし、まだまだ追加点もほしい場面だったので、打つことができてよかったです」。これで今季の得点圏打率は「22打数12安打」で「5割4分5厘」。両リーグでトップの勝負強さだ。

 守っても 3回二死 1塁から、「2番」羽月の 3球目捕球後に 1塁へけん制し、 1塁走者菊池涼を刺す「梅ちゃんバズーカ」も発動した。

  5回裏阪神無死 1、 2塁、梅野梅野隆太郎捕手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場

 チャンスに強い正捕手、梅野隆太郎捕手が「2戦連続タイムリー」を放った。 5回だ。「6番」佐藤輝のチーム 3点目の右前適時打に続き、「7番打者」も無死 1、 2塁から九里の内角シュートに詰まりながらしぶとく中前へ運んだ。

 「みんながよく打ってくれていますし、まだまだ追加点も欲しい場面だったので、打つことができてよかったです」

 今季は得点圏で「22打数12安打」で、その打率は「5割4分5厘」。相変わらず両リーグでトップの勝負強さを誇っている。他球団から徹底マークを受ける佐藤輝の後に梅野が並ぶことで、打線の厚みが増している。今季甲子園では「打率3割1分3厘」。無観客で静かになった本拠地でも、相性の良さは変わらない。

 守っても 3回二死 1塁から、「2番」羽月の 3球目を捕球後、 1塁へけん制球を送り、 1塁走者の菊池涼を刺す「梅ちゃんバズーカ」も発動した。先発秋山が広島打線にフォークを狙われていると感じると、カーブやカットボール、直球を有効に使う配球で好リードした。今季29試合中28試合でスタメンマスクをかぶる。「3年連続ゴールデングラブ」の男が、しっかり本塁を守っているからこそ、今年の阪神は強い。

 

  4回表広島二死、中野拓夢内野手は西川龍馬外野手の打球を好捕し笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 阪神ルーキー中野拓夢内野手が前日 4月29日の失策を「2つの美技」で取り返した。

 「8番遊撃」でスタメン出場し、 2回の松山の邪飛は捕球してすぐに 3塁側フェンスにぶつかりながらも離さなかった。 4回の西川の打球は 2塁ベースよりも 1塁側のゴロだったが、ダッシュよく捕球し、間一髪でアウトにした。矢野監督は「守備の足というのは、打球に行くまでの速さはある。追いつかないことには捕れないんでね」と、守備範囲の広さに目を細めた。

 

 無観客試合も好投をみせる秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手が 7回 1/3、 2失点の好投で今季「3勝」目を挙げ、お立ち台に立った。

 この日から甲子園は無観客試合に。ヒーローインタビューも場内に音声は響かず、静かなヒーローインタビューになった。

  7回まで無失点も 8回途中、走者を残しての降板に「(「2番手」の)岩崎に助けてもらう形になってしまったのがすごくくやしいので、また次に向けて頑張りたい」と話した。

 対広島戦は昨年 7月21日から「7連勝」。「毎回、自分でも(相手が)嫌だと思って投げているが、こういう『7連勝』という結果にはなっているので、しっかり次回も期待に応えたい」。

 無観客でのマウンドだったが「ファンのみなさまの声援は僕の胸に届いていたと思います」と、ファンの思いを胸に投げた。

  6回表広島一死 1、 3塁、秋山拓巳投手(手前)は鈴木誠也外野手を遊ゴロ併殺に仕留める=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手が、気迫あふれる投球で「3勝目」をつかんだ。「うしっ!」。広島打線に腕を振るたび、気合の入った声が無観客の甲子園に響き渡った。「勝たないといけないと自分では思っている。『7連勝』という結果にはなっているので、しっかり次回も期待に応えたい」。 8回途中「6安打2失点」で、広島には昨季から無キズの「7連勝」。相性を見込まれての起用に、プレッシャーもはねのけてきっちり応えた。

 「ここまでフォークが軸になってたんですけど、カットボールを軸で進められたのは、今日の 1つの勝因かなとは思います」。今季あまり使っていなかったカットボールを多投。アウトコース、インコースへ丁寧に投げ分けて相手を手玉に取った。奪った約半分がゴロアウト。「前回東京ドームで球が浮いていたんで、低め低めというのはいつも以上に意識していた」。 3回 6失点で降板となった巨人戦から中7日。右腕が持ち前の安定感を取り戻した。

  8回途中まで登板した秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 この日はスコアボードをひらがなで表示するなど、例年のこどもの日の企画を開催。秋山も、子どもたちの背中を押すことを願っている。「コンプレックスを抱えてる子でも、自分の長所を伸ばすことが出来れば、うまくなくても全然諦める必要なんてないと思う」。プロ野球は速い球を投げて、遠くに打球を飛ばすことが近年の潮流だ。それでも秋山自身が、他の武器でも活躍できることを教えている。「今日のピッチングを見て、また子どもたちになにか、ヒントを与えることが出来たらいいのかな」。画面の向こうへ、力強いヒーローの姿は伝わったはずだ。

 お立ち台でガッツポーズを決める秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

▼秋山が広島戦で、20年 7月21日から「7連勝」を飾った。プロ通算でも「9勝」で、ヤクルト戦「13勝」に次ぎ「2番目」の勝ち星を挙げている。「7連勝」中のこのカード被打率は「1割9分5厘( 205打数40安打)」と、安定して抑え込む投球を続けている。

○…こどもの日の企画としてヒーローインタビューでは、ファンクラブキッズ会員から募集した質問が投げかけられた。お立ち台に呼ばれたのは秋山で、母が秋山と同じ西条高出身という子どもからは「高校時代に一番練習したことは?」という質問。「ずっとピッチャーやってたんで、走り込みっていうのは一番多くやってたのかなと思います」と返答した。「一番どこが良かったと思いますか?」との問いには「梅野の配球の意図をうまくくみ取りながら、はい、全体的に良かったと思います」と丁寧に答えていた。

 

  8回表、阪神「2番手」で登板した岩崎優投手=阪神甲子園球場

 阪神岩崎が 8回のピンチに登板し、今季「10ホールド」目を挙げた。 1点をかえされ、なお一死 2、 3塁でマウンドへ。代打會澤に右犠飛で 2点目を奪われると「3番」鈴木誠を歩かせ、「4番」左の西川と勝負して遊ゴロ。広島に傾きかけた流れを渡さなかった。今季は13試合に登板し、「防御率0.79」と安定感抜群。しっかり「守護神」スアレスにバトンを渡した。

  8回表広島二死 1、 3塁、西川龍馬外野手を遊ゴロに抑える岩崎優投手=阪神甲子園球場

 

 阪神の「守護神」ロベルト・スアレス投手は 5日ぶりの「7セーブ」目を喜んだ。

  2点リードの 9回に登板。二死から「7番」坂倉に左前打を浴びたが、最後は途中出場のクロンを中飛に打ち取った。「いい感じで終われて良かった。昨日は 5球、今日は10球。少ない球数でアウトを取れたのが良かったし、何よりチームが勝てたことが良かった」。納得の投球内容でゲームを締めた。

  9回、最後をきっちり抑えるロベルト・スアレス投手=阪神甲子園球場

 

 <ウエスタン・リーグ:広島 5- 2阪神>◇30日◇広島東洋カープ由宇練習場

 藤浪晋太郎投手が早期の 1軍ローテ返り咲きへ、再スタートを切った。 2軍降格後初実戦となったウエスタン・リーグ広島戦。中継ぎで 3イニングを「6安打3四死球3失点」と苦しみ、「球自体は悪くはなかったですが、少し浮いた変化球に合わされました。その辺りを反省して次に生かせるようにしたい」と振り返った。

  6回裏広島、阪神「2番手」の藤浪晋太郎投手=広島東洋カープ由宇練習場

 帽子が吹き飛ぶほどの強風の中、 1イニング目の 6回は「4安打1四球」で 3失点。やや甘く入った変化球をミートされた。 7、 8回は要所で粘ったが、抜けたカットボールで死球を与える場面も。 3イニングで71球と球数がかさんだ。

 6回裏広島、砂ぼこりに苦しまされた阪神「2番手」の藤浪晋太郎投手=広島東洋カープ由宇練習場

  4月23日の 1軍DeNA戦で「7四死球2暴投」と崩れ、翌24日に「出場選手登録」を抹消された。今回は調整登板の意味合いもあり、平田 2軍監督は「首を振ってフォークとか、いろいろ(試して)投げていたし」と今後の変わり身に期待する。

 緊急事態宣言の余波で 3日ヤクルト戦が延期となり、 1軍先発陣は来週も 5人で事足りる。藤浪は次回、 6日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に先発予定。再び 6人目が必要となる再来週以降の 1軍復帰を目指す。

 

※ 5月 1日の予告先発は、阪神・伊藤将司投手(24=JR東日本)ー広島・高橋昂也投手(22)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 我が大學の後輩だが、今じゃ敵だ!亜蓮を下ろすのが遅かったかと思えたが、よく一丸となって頑張ってくれた!

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2021年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

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