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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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守備乱れチーム23失策目…代打・陽川が2点2塁打!マルテが勝ち越しの7号ソロ!佐藤輝明が29号!

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昼間の猛虎は負けない。首位阪神が「4連勝」で貯金を今季最多「13」に増やした。今季のデーゲームは「12戦全勝」。開幕からヤクルト戦で「6戦6勝」。開幕から「同一カード6戦全勝」は06年横浜戦の「7戦全勝」以来、15年ぶり。ヤクルト戦に限れば70年以来、51年ぶりとなった。阪神は 3回無死 2、 3塁でジェフリー・マルテ内野手(29)が中前に適時打を放って先制。先発西勇輝投手(30)は 3回まで「1安打無失点」と序盤の流れを引き寄せた。ヤクルトは 5回、西浦直亨内野手(30)のソロや山田哲人内野手(28)の「適時2塁打」などで 3得点。阪神は 6回、代打陽川尚将内野手(29)が左中間に同点の「2点適時打」を放った。阪神は 7回マルテのソロで勝ち越し。 8回中野、 9回はジェリー・サンズ外野手(33)、佐藤輝明外野手(22=近畿大學)が本塁打を放ち、ヤクルト戦「6戦全勝」。岩貞祐太投手(29)が「2勝」目。ヤクルトは「3連敗」。近藤弘樹投手(25)は「初黒星」。

阪神が失策で勝ち越しを許した。 2- 1の 5回に西勇が西浦に「ソロ本塁打」を浴び同点とされ、なお一死 2塁の場面。中村悠平捕手(30)の打球は 3遊間へのゴロで、捕球した大山悠輔内野手(26)が飛び出した 2塁走者の田口麗斗投手(25=巨人)に対して 3塁アウトを狙ったが、カバーに入った遊撃中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)への送球がそれた。ボールがファウルゾーンへ転がる間に田口の生還を許した。その後、山田に「適時2塁打」を浴び、この回 3失点。阪神はこれで「チーム23失策」となった。阪神の主将大山悠輔内野手は 2戦ぶりの出場でダメ押し打を放った。 2日広島戦は疲労を考慮されて欠場したが、「4番3塁」で先発復帰。矢野燿大監督(52)はさらなる期待をかけた。

陽川尚将内野手が 6回に同点に追いつく 2点 2塁打を放った。 2- 4の 6回二死から梅野隆太郎捕手(29)が四球、「D6位・中野」が左前打を放ち、 1、 2塁としたところで、西勇に代打・陽川が告げられた。2点を追う 6回二死 1、 2塁。田口の初球を迷わず振り抜き、左中間を破る「2点適時2塁打」。 2日広島戦では先発出場も、「4打数無安打」。この日の練習前に、井上一樹ヘッドコーチ(49)から「厄払い餅」をもらった。見事に「餅パワー」で悔しさを晴らした。

虎の「マルサン」コンビがアーチそろい踏みで「4連勝」に導いた。ジェフリー・マルテ内野手が勝ち越しとなる「7号」を放った。 4- 4の 7回一死で打席に立つ。相手はここまで16試合で無失点に抑えていた近藤。カウント 2- 2から高めの 149キロを捉えた。打球は左翼席に着弾。勝ち越しに成功し、ベンチ前では「ラパンパラポーズ」を披露した。一方のサンズは 3点リードで迎えた 9回一死 3塁、「8号左越え2ラン」で試合を決めた。こちらは 4月25日DeNA戦以来 6試合ぶりの 1発。これで神宮球場では今季 4試合で「打率4割6分7厘、4本塁打、0打点」。 2軍で新助っ人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)が状態を上げる中、 2人もまったく引かない。

「『ゴールデンルーキー』はテルだけじゃない」! 中野拓夢内野手に「プロ初本塁打」が飛び出した。「記念すべきプロ初本塁打」は、試合終盤にリードを広げる大きな1本となった。右翼席に打球が飛び込んだことを確認すると、かみしめるようにガッツポーズを繰り出した。中野がプロ入り後初めてダイヤモンドをゆっくりと 1周した。 5- 4の 8回。佐藤輝が死球で出塁し、梅野が犠打をきっちり決めて一死 2塁。中野が打席に立つと、坂本の 4球目、内角高めの直球を振り抜いた。打球は大きな弧を描いてライトスタントへ。中野は「開幕1軍」を勝ち取ると、ここまで24試合に出場。 3日時点で打率は「3割3分3厘」。この日は 6回無死一塁の場面でも左前打を放ち、陽川の同点打につなげていた。「ドラフト1位」の佐藤輝だけではない。社会人卒のルーキーが存在感を見せた。強打の秘密は天性のリストにあった。社会人時代に所属した三菱自動車岡崎の野波尚伸監督(49)が明かす。身体能力の高さを力説する。「ドラフト6位」で入団した当初は守備が高く評価されたが、この日は本塁打以外にも 6回に左前打、 9回には遊撃への内野安打で自身 2度目の「猛打賞」。打率も「3割6分2厘」でバットでもアピールを続ける。東北福祉大 4年時に「大学選手権」で「優勝」。「プロ初安打、初本塁打」も神宮と中野にとっては思い出の地だ。最終回には佐藤輝も「9号ソロ」で続き、球団の「新人アベック本塁打」は、72年 5月30日大洋戦の望月充氏(72)と中村勝広氏(66歳没)以来、49年ぶりだ。これで今季のデーゲームは「12戦全勝」。ヤクルト戦も51年ぶりとなる開幕から「6戦6勝」となった。「4連勝」で貯金も今季最多「13」。輝だけじゃない。 2人のルーキーが「首位快走」の原動力になっている。

阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、「プロ初の死球」を受けた。 8回の第 4打席でヤクルト「3番手」左腕坂本の 3球目が背中に直撃。インコースを攻められることが多かった佐藤輝だが、ここまで死球はなく、「プロ初」となった。佐藤輝明内野手が 2試合連続となる本塁打を放った。10- 5で迎えた 9回一死。杉山晃基投手(23)の 131キロのフォークを逆方向へはじき返した。白球は左翼席に着弾する「9号ソロ」。 2日の広島戦(甲子園)に続いて、 2戦連続でアーチを架けた。神宮は開幕 2戦目の 3月27日ヤクルト戦で「プロ1号」を放った球場。思い出の地で、またしても柵越えのパワーを見せた。 3、 4月では「7本塁打」を放ち、 4月までの「新人本塁打記録」で03年村田修一氏(40=横浜・内野手)と並び「プロ野球最多」。 5月に入っても勢いは止まらない。 2日広島戦(甲子園)では初めて「4番」で先発し「逆転満塁弾」をライトスタンドに放り込んだ。阪神新人の「4番デビュー戦」での本塁打は「史上初」という快挙を成し遂げた。矢野監督は、もはや驚かない。阪神の新人左打者としては19年近本光司外野手(26)に並ぶ「最多9本」となり、「球団史上初」の「2桁本塁打」に王手をかけた。「2桁到達」は通過点に過ぎない。この日は同じ新人の中野も「1号2ラン」を含む「3安打」と大活躍。欠かせない打線の軸として、「白星」に貢献していく。

阪神先発の西勇輝投手は「5回6安打4失点」と粘った。スライダーを決め球に、 3回まで「被安打1」と完璧な立ち上がり。しかし 4回に先頭山田、村上の連続 2塁打で 1失点。 5回は先頭の西浦に「ソロ本塁打」を浴びた。なおも一死 2塁から大山の悪送球で 3点目を失い、続く山田に「適時2塁打」を浴びたが、後続を打ち取り大崩れはしなかった。

岩崎優投手(29)が抜群の安定感で今季「11ホールド」目を挙げた。勝ち越した直後の 7回にマウンドへ。中村を遊ゴロに打ち取った後、山田に四球を与えた。続く村上宗隆内野手(21)にファウルで粘られながらも 9球目、内角高めの直球で空振り三振。ホセ・オスナ外野手(28=ピッツバーグ・パイレーツ)はスライダーで 1飛に打ち取った。

記事をまとめてみました。

 

 

 <東京ヤクルト 5-11阪神>◇ 6回戦◇阪神 6勝 0敗 0分◇ 4日◇明治神宮野球場

 阪神は 3回無死 2、 3塁でマルテが中前に適時打を放って先制。先発西勇は 3回まで「1安打無失点」と序盤の流れを引き寄せた。

 ヤクルトは 5回、西浦のソロや山田の「適時2塁打」などで 3得点。阪神は 6回、代打陽川が左中間に同点の「2点適時打」を放った。

 阪神は 7回マルテのソロで勝ち越し。 8回中野、 9回はサンズ、佐藤輝が本塁打を放ち、ヤクルト戦「6戦全勝」。岩貞が「2勝」目。ヤクルトは「3連敗」。近藤は「初黒星」。

  5回、西浦直亨内野手に「中越えソロホームラン」を打たれた西勇輝投手=明治神宮野球場

 阪神が「15安打11得点」でヤクルトに勝ち、このカードは開幕から「6連勝」とした。

  3回にマルテの中前適時打で先制。 4回に同点に追いつかれたが、 5回に相手守備のミスもあって勝ち越した。その裏に 3点を失い、 2- 4と逆転されたが、 6回に代打・陽川の「2点2塁打」で同点に追いつくと、 7回にマルテが勝ち越しの「7号ソロ」を放った。

  8回には「D6位・中野」(三菱自動車岡崎)が「プロ初アーチ」となる「2ラン」。 9回は大山が「適時3塁打」、サンズが「8号2ラン」を放つと、「D1位・佐藤輝」(近大)は 2戦連発となる「9号ソロ」でヤクルトを突き放した。

  7回表阪神一死、「左越え勝ち越し本塁打」を放ったマルテ内野手=明治神宮野球場

 昼間の猛虎は負けない。首位阪神が「4連勝」で貯金を今季最多「13」に増やした。今季のデーゲームは「12戦全勝」。開幕からヤクルト戦で「6戦6勝」。開幕から「同一カード6戦全勝」は06年横浜戦の「7戦全勝」以来、15年ぶり。ヤクルト戦に限れば70年以来、51年ぶりとなった。

  3回に「3番」ジェフリー・マルテ内野手の適時打で先制すると、同点で迎えた 5回は「適時失策」でいったん「勝ち越し」。 2点を追う展開となった 6回は、二死 1、 2塁から代打陽川尚将内野手の「左中間2点2塁打」で試合を振り出しに戻した。

 そして、再び同点で迎えた 7回にはマルテが勝ち越しの「7号左越えソロ」。 1点リードの 8回には「ドラフト6位」中野拓夢内野手が「プロ初アーチ」となる「右越え2ラン」を放った。

  9回には「4番」大山悠輔内野手の「適時3塁打」、「5番」ジェリー・サンズ外野手の「8号左越え2ラン」、「6番」「ドラフト1位」佐藤輝明内野手の「9号左越えソロ」で 5点を追加。佐藤輝の「9号」は「球団新人左打者最多タイ」の数字となった。

 投手陣は先発の西勇輝投手が 5回 4失点で降板した後、救援陣が粘り強くつないだ。

  8回表阪神一死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った中野拓夢内野手(左)はナインに迎えられ笑顔を見せる=明治神宮野球場

 昼間の猛虎は負けない。首位阪神が「4連勝」で貯金を今季最多「13」に増やした。今季のデーゲームは「12戦全勝」。開幕からヤクルト戦で「6戦6勝」。開幕から「同一カード6戦全勝」は06年横浜戦の「7戦全勝」以来、15年ぶり。ヤクルト戦に限れば70年以来、51年ぶりとなった。

◇   ◇   ◇

◆矢野監督語録

-試合を振り返って

 矢野監督 序盤はね。ちょっとチャンスをつぶしていやな展開のところを、勇輝(西)が踏ん張ってたからね。よかったけど。中盤ぐらいはすごい、どっちにいってもおかしくないような流れやったしね。とられた後にすぐ、陽川が打ってくれたっていうのも、流れのなかで大きかったし。で、すぐにマルちゃん(マルテ)で追い越してっていう。最後は点差のあいたゲームになったけど、試合の流れ的にはどっちにいってもおかしくないようなゲームやったんでね。そこらへんは反省っていうか。チームとしてやるべきことと、よかったところと、次にどうしていくかっていうところは両方あった試合かなと思います。

  8回表阪神一死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った中野拓夢内野手(左)はナインに迎えられ笑顔を見せる=明治神宮野球場

-代打陽川のタイムリー

 矢野監督 陽川も、この前にスタメンしたときに良くなかったんでね。今日はいいところで打ったというところで、陽川自身も乗っていける1本になったしね。チームにとっても大きかった。

-マルテは好調

 矢野監督 ああいうふうに 1発を走者置いて、打つというのは理想的な形やと思うんでね。向こうも流れを止めたくて出してきた投手だと思うんでね。そこで、ひと振り、追い越せたというのはマルテの魅力かなと思います。

-中野の本塁打

 矢野監督 見逃せばボールだと思うんだけど、左投手のあの高めのところを、そんなに体勢もまだない中でしっかり打っていけるっていうのは中野の魅力だと思うんよね。かといって外の変化球が弱いわけでもないから。最高の場面で、 1点でというところを 2点にしてくれたし。ハマればああいうところもありうる選手なんで、そういうところはタクム(中野)の打撃の魅力というのは出た打席かな。最後も 3遊間にしっかり打っていくっていうのもアイツの良さと思うし。打撃はほんとにキャンプからすっといいんでね。これがアイツの実力に近いのかなっていう評価にやっぱりなってくるよね。

  9回、選手交代を告げベンチへ戻る矢野燿大監督=明治神宮野球場

-佐藤輝も逆方向へ本塁打

 矢野監督 まあまあ、持ち味やしね。逆方向はいつでも入るっていうか、打てると思うし、打てると思うっていうか、センターから逆方向っていうのは、特に神宮とかこういう球場になれば、より行くし。

-最後に大山が彼らしい当たりで1本出た

 矢野監督 あそこで 1本出るのは明日にとって全然違うしね。ぜいたくというか、やっぱりその前の打席でかえすというのが4番だと思うんでね。ぜひぜひ、最後に1本打つというのは価値あるけど、もっともっといいバッター、チームの「4番」ってなってもらうためには前半のあのチャンスでやっぱりかえす、というのが求められてくると思うけど。

 

  5回裏ヤクルト一死 2塁、中村悠平捕手の打球をさばき 3塁へ悪送球する大山悠輔内野手=明治神宮野球場

 阪神が失策で勝ち越しを許した。

  2- 1の 5回に西勇が西浦に「ソロ本塁打」を浴び同点とされ、なお一死 2塁の場面。中村の打球は 3遊間へのゴロで、捕球した大山が飛び出した 2塁走者の田口に対して 3塁アウトを狙ったが、カバーに入った遊撃中野への送球がそれた。ボールがファウルゾーンへ転がる間に田口の生還を許した。その後、山田に「適時2塁打」を浴び、この回 3失点。阪神はこれで「チーム23失策」となった。

  9回表阪神一死 2塁、「適時3塁打」を放った大山悠輔内野手=明治神宮野球場

 阪神の主将大山悠輔内野手は 2戦ぶりの出場でダメ押し打を放った。

  2日広島戦は疲労を考慮されて欠場したが、「4番3塁」で先発復帰。 2点差に迫られた 9回一死 2塁、右中間フェンス直撃の「適時3塁打」を決めた。ただ、 3回無死 1、 3塁、 5回二死 2塁では凡退。 3塁守備でも 5回に適時失策で 1度勝ち越しを許していた。矢野監督は「最後に打つのは価値がある」とした上で「もっといい打者、『4番』になってもらうためには、前半のチャンスでかえすことが求められる」とさらなる期待をかけた。

 

  6回、「2点適時2塁打」を放った陽川尚将内野手=明治神宮野球場

 阪神・陽川尚将内野手が 6回に同点に追いつく 2点 2塁打を放った。

 「一昨日( 2日)の試合ではスタメンで出させてもらいながら打つことができなかったので、なんとしても打つという気持ちで打席に入りました。みんなが必死でつないでくれましたし、初球から打ちにいくと決めていたので、結果につながってよかったです」

  6回表阪神二死 1、 2塁、代打陽川尚将内野手は左中間へ「2点適時2塁打」を放った=明治神宮野球場

  2- 4の 6回二死から梅野が四球、「D6位・中野」(三菱自動車岡崎)が左前打を放ち、 1、 2塁としたところで、西勇に代打・陽川が告げられた。

 田口の初球を捉えて左中間へはじき返した。 1走の中野まで一気に生還。 4- 4の同点に追いついた。

  6回表阪神二死 1、 2塁、左中間に2点適時打を放った代打陽川尚将内野手=明治神宮野球場

 阪神が代打陽川尚将内野手の一振りで同点に追いついた。 2点を追う 6回二死 1、 2塁。田口の初球を迷わず振り抜き、左中間を破る「2点適時2塁打」。「初球からどんどん、自分のスイングをすることだけを考えて、打席に立ちました」。

  2日広島戦では先発出場も、「4打数無安打」。この日の練習前に、井上ヘッドコーチから「厄払い餅」をもらった。「試合前に食べたんですけど、その効果が出ました」。見事に「餅パワー」で悔しさを晴らした。

 

 阪神のジェフリー・マルテ内野手が勝ち越しとなる「7号」を放った。

  4- 4の 7回一死で打席に立つ。相手はここまで16試合で無失点に抑えていた近藤。カウント 2- 2から高めの 149キロを捉えた。打球は左翼席に着弾。勝ち越しに成功し、ベンチ前では「ラパンパラポーズ」を披露した。

  7回、本塁打を放ったジェフリー・マルテ内野手=明治神宮野球場

 虎の「マルサン」コンビがアーチそろい踏みで「4連勝」に導いた。まずはマルテ。 3回無死 2、 3塁で詰まりながらも左手 1本で中前に先制打を落とす。同点で迎えた 7回一死からは値千金の「勝ち越し7号左越えソロ」。 4月21日巨人戦以来10試合ぶりの 1発をかまして「ホームランを狙わなかったというか、しっかりボールを強くたたくことを意識した。それが逆に良かったのかな」と納得顔だ。

  7回表、マルテ内野手が「左越えソロホームラン」。ベンチ前でナインとラパンパラポーズを決める=明治神宮野球場

 一方のサンズは 3点リードで迎えた 9回一死 3塁、「8号左越え2ラン」で試合を決めた。こちらは 4月25日DeNA戦以来 6試合ぶりの 1発で「(直前に適時 3塁打の大山)悠輔のあのスピードを見せられたら、何とかもう 1点取りたいと思った」。これで神宮球場では今季 4試合で「打率4割6分7厘、4本塁打、0打点」。 2軍で新助っ人ロハスが状態を上げる中、 2人もまったく引かない。

 

  8回表阪神一死二塁、「右越え2点本塁打」を放った中野拓夢内野手=明治神宮野球場

 「『ゴールデンルーキー』はテルだけじゃない」! 中野拓夢内野手に「プロ初本塁打」が飛び出した。

  5- 4の 8回。佐藤輝が死球で出塁し、梅野が犠打をきっちり決めて一死 2塁。中野が打席に立つと、坂本の 4球目、内角高めの直球を振り抜いた。打球は大きな弧を描いてライトスタントへ。

 「点差の厳しい展開の中で、梅野さんがしっかりとバントを決めてくれたので、なんとしてでもランナーをかえすという気持ちでした。最高の結果になってくれて本当に良かったです」。

  8回表阪神一死二塁、「右越え2点本塁打」を放った中野拓夢内野手は笑顔で 3塁をまわる=明治神宮野球場

 「記念すべきプロ初本塁打」は、試合終盤にリードを広げる大きな1本となった。

 中野は「開幕1軍」を勝ち取ると、ここまで24試合に出場。 3日時点で打率は「3割3分3厘」。この日は 6回無死一塁の場面でも左前打を放ち、陽川の同点打につなげていた。「ドラフト1位」の佐藤輝だけではない。社会人卒のルーキーが存在感を見せた。

  8回表阪神一死二塁、「右越え2点本塁打」を放った中野拓夢内野手(左)を迎える佐藤輝明内野手=明治神宮野球場

 「プロ初本塁打」を含む「3安打」の中野拓夢内野手がヒーローインタビューを受けた。

 「プロ1号」について、「非常にうれしく思います。感触は良かった。あとは入ってくれという願いを込めた」と振り返った。記念球は両親にプレゼントされる予定。 3安打で「4試合連続安打」と打撃も好調。「非常に積極的に振りにいけているところがいい」と分析した。

 この日も無観客でのヒーローインタビューとなり、「悲しい気持ちはありますけど、テレビの前で見てくださっている人のために元気を与えるプレーをすることが自分たちの仕事」と今後の活躍を誓った。

 阪神タイガース望月充外野手(背番号29番)の 打撃フォーム=阪神甲子園球場 (1973年撮影)

 もう 1人のルーキーにも、「メモリアルアーチ」が飛び出した。阪神「ドラフト6位」の中野拓夢内野手が 1点リードの 8回に「1号2ラン」を放ち、ヤクルトの反撃ムードを断ち切った。「ドラフト1位」佐藤輝明内野手も最終回に「9号ソロ」を放ち、阪神では実に49年ぶりとなる「新人アベック本塁打」で「4連勝」。今季のデーゲームは「12戦全勝」で、ヤクルト戦は開幕から「6連勝」となった。

◇   ◇   ◇

 右翼席に打球が飛び込んだことを確認すると、かみしめるようにガッツポーズを繰り出した。中野がプロ入り後初めてダイヤモンドをゆっくりと 1周した。

 「打席に入る前から速い球とは聞いていたので、何とかその真っすぐを仕留めることに集中して打席に入りました。感触的には非常に良かったと思っていたので、後は入ってくれと願いを込めてボールを見ていて、入ったので良かった」。

 阪神中村勝広内野手(背番号14番)の打撃フォーム=阪神甲子園球場 (1973年撮影)

 待望の「プロ1号」は貴重な 1発となった。 1点リードの 8回一死 2塁。カウント 2- 1からヤクルトの左腕坂本が投じた内角高めへの 144キロ真っすぐに力負けしなかった。

 身長 171センチと小柄だが、打撃は力強い。内角高めのストレートを引っ張っての一撃に、 2塁走者として打球を見届けた佐藤輝は「あの高めの強い球をよく引っ張ったなと思います」と驚いた。矢野監督も「見逃せばボールだと思うんだけど、左ピッチャーのあの高めのところをしっかり打っていけるのは中野の魅力」とたたえた。

 強打の秘密は天性のリストにあった。社会人時代に所属した三菱自動車岡崎の野波尚伸監督が明かす。「手首と足首が強いんです。手首が強いので高めを打つ。小さいのに高めも折りたたんで打てる。低めは伸ばしたら手首が強いので、ひっかけてもハイスピンがかかりますよね」と身体能力の高さを力説する。「ドラフト6位」で入団した当初は守備が高く評価されたが、この日は本塁打以外にも 6回に左前打、 9回には遊撃への内野安打で自身 2度目の「猛打賞」。打率も「3割6分2厘」でバットでもアピールを続ける。

 プロ初本塁打のボールを手に笑顔でポーズを決める中野拓夢内野手=明治神宮野球場

 東北福祉大 4年時に「大学選手権」で「優勝」。「プロ初安打、初本塁打」も神宮と中野にとっては思い出の地だ。「両親に贈りたいと思います」。記念球を手に初々しく語った。最終回には佐藤輝も「9号ソロ」で続き、球団の「新人アベック本塁打」は、72年 5月30日大洋戦の望月と中村勝以来、49年ぶりだ。「(佐藤輝は)刺激を受けていますが、タイプが違うので、自分のスタイルをしっかりと貫こうという信念が自分にはある。輝の影響は自分の中でも大きいかなと思う」。これで今季のデーゲームは「12戦全勝」。ヤクルト戦も51年ぶりとなる開幕から「6戦6勝」となった。「4連勝」で貯金も今季最多「13」。輝だけじゃない。 2人のルーキーが「首位快走」の原動力になっている。

◆1972年の望月充外野手&中村勝広内野手アベック本塁打

  2点を追う阪神は 5回、先頭の望月充が大洋先発の平松政次から右翼へ「7号ソロ」を放ち、反撃態勢に移った。その裏に阪神先発の上田二朗が松原誠、江藤慎一から「連続アーチ」を浴び点差が広がった。阪神は、 7回に代打に立った中村勝広が平松に「2号ソロ」を浴びせ食い下がる。 8回に田淵幸一の「同点2ラン」、さらに敵失に乗じ「一挙4点」を挙げ逆転に成功した。このリードを江夏豊が守り、阪神が快勝した。

 

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、「プロ初の死球」を受けた。

  8回の第 4打席でヤクルト「3番手」左腕坂本の 3球目が背中に直撃。インコースを攻められることが多かった佐藤輝だが、ここまで死球はなく、「プロ初」となった。

 前回対戦の 3月27日に「プロ初本塁打」を放った田口からはこの日は 3打数 1安打。 2回の第 1打席にインコースを詰まりながら左翼前に落とす安打を放っていた。

  2回表阪神無死 1塁、左前打を放った佐藤輝明内野手=明治神宮野球場

 阪神の「ドラフト1位・佐藤輝明内野手」が 2試合連続となる本塁打を放った。

 10- 5で迎えた 9回一死。杉山の 131キロのフォークを逆方向へはじき返した。白球は左翼席に着弾する「9号ソロ」。 2日の広島戦(甲子園)に続いて、 2戦連続でアーチを架けた。

  9回表阪神一死、杉山晃基投手から「左越え本塁打」を放った佐藤輝明内野手=明治神宮野球場

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、 2試合連続となる「9号本塁打」を放った。

  9回表1死、ヤクルト杉山からレフトスタンドへ放り込んだ。

 神宮は開幕 2戦目の 3月27日ヤクルト戦で「プロ1号」を放った球場。「プロとしての 1歩目を踏み出すことができた」という思い出の地で、またしても柵越えのパワーを見せた。

  9回、本塁打を放った佐藤輝明内野手=明治神宮野球場

  3、 4月では「7本塁打」を放ち、 4月までの「新人本塁打記録」で03年村田修一(横浜)と並び「プロ野球最多」。 5月に入っても勢いは止まらない。 2日広島戦(甲子園)では初めて「4番」で先発し「逆転満塁弾」をライトスタンドに放り込んだ。阪神新人の「4番デビュー戦」での本塁打は「史上初」という快挙を成し遂げた。

  9回表、佐藤輝明内野手が左越えソロホームラン=明治神宮野球場

 この日の一発で早くも今季「9本目」となり、阪神の新人左打者では19年近本と並び、「最多タイ」となった。その近本も 2日の「逆転満塁弾」を 3塁走者として見ており、「あんなに飛んでるんや。フェン直かなと思っていたら、普通に超えていったのでやっぱスゲーなと思いました」と佐藤輝のパワーに驚いた様子。仲間も驚く怪力で佐藤輝が歴史に名を残している。

  9回、本塁打を放った佐藤輝明内野手=明治神宮野球場

 ガコンッ! 無人の左中間席に飛び込んだ打球が音を立てた。阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が 9回にサンズに続く 2者連続となる 2戦連発の「9号ソロ」でとどめを刺した。「打った瞬間は分からなかったですけど、入って追加点になったのでよかった」。打った瞬間の手応えはなかったが、それでも放物線を描く。打たれたヤクルト右腕杉山もぼうぜんとした表情だった。

  8回には左腕坂本から背中に「プロ初死球」を食らった。それでも「全然大丈夫」と、変わらぬフルスイングを見せた。オープン戦では「6本中4本」が逆方向だったが、公式戦では「9本目」で初めての逆方向だった。矢野監督は「持ち味やし。逆方向はいつでも入るというか、特に神宮とかになれば、より行くし」と、もはや驚かない。阪神の新人左打者としては19年近本に並ぶ「最多9本」となり、「球団史上初」の「2桁本塁打」に王手をかけた。「2桁到達」は通過点に過ぎない。

  9回、本塁打を放った佐藤輝明内野手を見つめる阪神ナイン=明治神宮野球場

 「9本塁打、25打点」は「チームトップ」。打点は巨人岡本和と並び「リーグトップタイ」。 2回の第 1打席では先発左腕田口の内角の動く球を左前へはじき返し、 3戦連続の「マルチ安打」。打率も「2割6分1厘」まで上昇してきた。 2日広島戦では初の「4番3塁」を任されたが、この日は定位置の「6番右翼」で出場。「誰かが凡退しても、その後に誰かが打つというのが続いていて、助け合いじゃないですけど、そういうことができているので勝てていると思います」。いずれも「リーグトップ153得点、打率2割6分3厘」を挙げている猛虎打線のすごさはお互いをカバーできる点にあると感じている。

 この日は同じ新人の中野も「1号2ラン」を含む「3安打」と大活躍。佐藤輝は「やっぱりルーキー 2人でチームを盛り上げていけていることはすごくいいなと思います」と笑った。欠かせない打線の軸として、「白星」に貢献していく。

  9回表阪神一死、「左越え本塁打」を放ち「Zポーズ」を決める佐藤輝明内野手=明治神宮野球場

▼佐藤輝が今季 3度目の「2試合連発」で早くも「9号」。新人がチーム31試合目に「9号」は59年桑田武(大洋)「23試合」、49年大岡虎雄(大映)と03年村田修一(横浜)「26試合」、50年戸倉勝城(毎日)「30試合」に次いで「5位」のスピードだ。

▼阪神の左打ち新人の「9本塁打」は、19年近本光司と並び「史上最多」。「2桁本塁打」に到達すれば、新人左打者では「球団新人初」となる。右打者も含めると、80年岡田彰布「18本」以来41年ぶり。なお最多は69年田淵幸一の「22本」。

▼プロ野球新人左打者の「2桁本塁打」は過去18人。直近は16年吉田正尚(オリックス)「10本塁打」。なお最多は46年大下弘(セネタース)「20本」。

▼この日は同じルーキーの中野が「1号」。阪神の「新人アベック本塁打」は72年 5月30日大洋戦の望月充と中村勝広以来、49年ぶり。

 

 阪神先発の西勇輝投手=明治神宮野球場

 阪神先発の西勇輝投手は「5回6安打4失点」と粘った。

 スライダーを決め球に、 3回まで「被安打1」と完璧な立ち上がり。しかし 4回に先頭山田、村上の連続 2塁打で 1失点。 5回は先頭の西浦に「ソロ本塁打」を浴びた。なおも一死 2塁から大山の悪送球で 3点目を失い、続く山田に「適時2塁打」を浴びたが、後続を打ち取り大崩れはしなかった。

 矢野監督も「序盤はね。ちょっとチャンスをつぶして、嫌な展開のところを、勇輝が踏ん張ってたからね」と振り返った。

 

 阪神「4番手」で登板した岩崎優投手=明治神宮野球場

 岩崎優投手が抜群の安定感で今季「11ホールド」目を挙げた。勝ち越した直後の 7回にマウンドへ。

 中村を遊ゴロに打ち取った後、山田に四球を与えた。続く村上にファウルで粘られながらも 9球目、内角高めの直球で空振り三振。オスナはスライダーで 1飛に打ち取った。「今日も『0点』で抑えることができて良かったです」といつも通りのクールなコメント。「防御率0.68」、「リーグ2位タイ」のホールド数で、勝利に貢献した。

 

※ 5月 5日の予告先発は、東京ヤクルト・奥川恭伸投手(20)ー阪神・青柳晃洋投手(27)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2021年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

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