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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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佐藤輝明82年ぶり記録的な1打、富松信彦以来!梅野、得点圏打率5割3分8厘!ロハスが連続無安打!

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●「伝統の一戦」、通算「1999試合」目は阪神が「逆転勝ち」。「2位・巨人」とのゲーム差を今季最大の「4.5」に広げた。巨人は 3回一死満塁、岡本和真内野手(24)の左犠飛で 1点を先制。先発畠世周投手(26)は 3回まで「1安打無失点」と、上々の立ち上がりを見せた。阪神は 4回、ジェフリー・マルテ内野手(29)の「8号ソロ」と梅野隆太郎捕手(29)の適時打で逆転に成功。先発の青柳晃洋投手(27)は尻上がりに調子を上げて 6回まで 1失点。阪神は引き分けを挟んで「4連勝」とし、貯金は「16」となった。先発の青柳は 7回 1失点で「3勝」目を挙げた。R.スアレス投手(30)は「11セーブ」目。巨人は打線が 1得点に封じられた。畠は「2敗」目。岩崎優投手(29)&スアレス投手の「鉄壁コンビ」が 1点リードを守り切った。 8回は岩崎が「1番」梶谷隆幸外野手(32=横浜DeNA)からの上位打線と対決し、 1四球を出しながらも冷静に「無安打無失点」。 9回は「守護神」スアレスが先頭ジャスティン・スモーク内野手(34=サンフランシスコ・ジャイアンツ)に安打を許しながら無失点で耐えた。

阪神「3番」ジェフリー・マルテ内野手にとって東京ドームはもはや「敵地」ではない。 1点を追う 4回一死、畠の外角 150キロを振り抜き、「8号同点ソロ」を右中間席に運んだ。豪快弾でこの回の「逆転劇」を呼び込む。 8回には中越え 2塁打も放ち、これで今季東京ドーム 4試合では「16打数」で「4本塁打」を含む「8安打、打率5割」だ。 1塁守備でも 4回に先頭若林の 1塁線ゴロを好捕してアウトをゲット。「シュビノヒト(守備の人)」と上機嫌だった。

「伝統の一戦」で初めて「4番」を務めた佐藤輝明内野手(22=近畿大學)が、逆転を呼び込む「H」ランプをともした。 1点を追う 4回に「3番」マルテのソロで同点。スタンドの興奮が冷めやらない中、近大の先輩で巨人先発畠の初球低め 137キロカットボールを捉えた。体を沈め、払うようにとらえた低いライナーは、失速することなく中堅フェンスを直撃する 2塁打。 3進後、梅野の「勝ち越し適時打」で決勝のホームを踏んだ。この 2塁打は「記録的な1打」となった。阪神の新人が巨人戦で「4番」を務め、安打を記録したのは、1939年(昭14)の富松信彦氏(66歳没)以来、実に82年ぶり。「1999試合」目のGT戦で歴史の扉をこじ開けた。 3塁の守りでも見せた。 1点リードの 8回二死 1塁。巨人はエンドランを仕掛けてきたが、岡本和の強い打球を難なく捕球し、落ち着いて 1塁送球し、投手陣をもり立てた。東京ドームには 1万3873人のファンが入った。 3塁側には黄色い虎党の姿も多く、佐藤輝が打席に入った時の拍手は一際大きかった。 4月22日、「6番右翼」だった前回の東京ドームから自己最長の「17試合連続出塁」。持ち味の 1発だけでなく、チャンスメークの役割も果たし続けている。

「首位阪神」が通算「1999試合目」の巨人戦で「逆転勝ち」を決め、「2位」に今季最大の「4.5ゲーム」差をつけた。 1点を追う 4回、マルテのソロで追いつくと、前日13日に「国内FA権」を取得した梅野隆太郎捕手が御礼の決勝タイムリー。「得点圏打率1位」の本領発揮&好リードで、「首位固めの白星」を呼び込んだ。チームは 1分けを挟む「4連勝」で、貯金は今季最多の「16」。15日に節目の「2000試合」迎える「伝統の一戦」に弾みをつけた。梅野隆太郎捕手が驚異的な勝負強さをまた披露した。同点に追いついた直後の 4回二死 1、 3塁。フルカウントから畠の内角直球に詰まりながらも中前に落とし、勝ち越し点をもぎ取った。得点圏に走者を置いた場面は今季、「26打数14安打、打率5割3分8厘」となった。前日13日に「出場選手登録」が 7年に達し、「国内フリーエージェント」(FA権)の資格取得条件を満たした。決意を新たにし、「1999回目」の巨人戦で、ふさわしい活躍を見せた。指揮官はたたえた。「不動の正捕手」には全幅の信頼が寄せられている。梅野の決勝打で、チームは引き分けを挟んで「4連勝」。貯金も今季最多の「16」に増やし、最高の状態で15日の「伝統の一戦」通算「2000試合」のメモリアルデーを迎える。「2位」巨人とは今季最大となる「4.5」差。独走態勢に入るべく、残り 2戦も取りにいく。

阪神新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)は「4打数無安打」に終わり、来日初打席から「16打席連続ノーヒット」となった。 4回一死 1、 3塁では右腕畠を相手に左打席で空振り三振。 8回二死 1、 2塁では左腕高梨雄平投手(28)を相手に右打席で捕邪飛に倒れた。

青柳晃洋投手が、「7回5安打1失点」の好投で今季「3勝」目をつかんだ。巨人相手には19年 5月14日以来、 2年ぶりの「白星」だった。前回 4月21日の巨人戦東京ドーム)では、「4番」岡本和に「2本塁打」を浴びて今季「初黒星」。この日は第 2打席で犠飛を浴びたが、 3打席の対戦で安打は許さず。リベンジを意気込んだ一戦で、見事に抑え込んだ。当初は12日中日戦(甲子園)で先発予定だったが、今季自身 2度目の「雨天中止」。本来ならこの日は新外国人ラウル・アルカンタラ投手(28=韓国・斗山)の予定だったが初登板で巨人戦は過酷な状況。雨で流れた分、首脳陣は安定感抜群の青柳に初戦を託すことができた。登板日変更のツキも味方に、“雨柳さん”が「大きな白星」をつかんだ。「伝統の一戦1999試合目」でつかんだ「白星」は、新たな糧になる。

阪神「ドラフト2位」伊藤将司投手(25=JR東日本)が15日の巨人戦で「メモリアル星」を狙う。「『伝統の一戦』2000試合」目に向け「自分の投球ができれば」と冷静だ。東京ドームのマウンドはJR東日本時代の昨秋以来。前回 8日のDeNA戦は 8回 1失点で球団新人37年ぶりの「開幕から無傷の3連勝」を達成。「連勝継続」に期待がかかる。

阪神タイガースの親会社、阪急阪神ホールディングスは14日、21年 3月期(20年 4月~21年 3月)の決算報告を発表した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 1- 2阪神>◇ 7回戦◇阪神 4勝 3敗 0分◇14日◇東京ドーム

 巨人は 3回一死満塁、岡本和の左犠飛で 1点を先制。先発畠は 3回まで「1安打無失点」と、上々の立ち上がりを見せた。

 阪神は 4回、マルテの「8号ソロ」と梅野の適時打で逆転に成功。先発の青柳は尻上がりに調子を上げて 6回まで 1失点。

 阪神は「逆転勝ち」で今季最多の貯金「16」。先発の青柳は 7回 1失点で「3勝」目を挙げた。スアレスは「11セーブ」目。巨人は打線が 1得点に封じられた。畠は「2敗」目。

  3回裏、汗を飛ばして投球する青柳晃洋投手=東京ドーム

 岩崎優投手&スアレス投手の「鉄壁コンビ」が 1点リードを守り切った。 8回は岩崎が「1番」梶谷からの上位打線と対決し、 1四球を出しながらも冷静に「無安打無失点」。

  9回は「守護神」スアレスが先頭スモークに安打を許しながら無失点で耐えた。「リーグ単独トップ」の「14ホールド」目を記録した岩崎は「『0点』で抑えることができて良かったです」。スアレスも「11セーブ」で「リーグトップ」を走る。

  8回裏を抑えた岩崎優投手(左)を迎える青柳晃洋投手=東京ドーム

 「伝統の一戦」、通算「1999試合」目は阪神が「逆転勝ち」。「2位・巨人」とのゲーム差を今季最大の「4.5」に広げた。

 先発の青柳は 3回。一死から満塁とされると、岡本の左犠飛で先制を許す。それでも回を増すごとにギアを挙げ、 5回から 7回はいずれも三者凡退。青柳は「7回5安打1失点」と粘投。 4月10日のDeNA戦(横浜)以来、約 1カ月ぶりの今季「3勝」目に「野手の方々にも助けてもらい最少失点で投げることができてよかったです」と気を吐いた。

 打線は 0- 1の 4回。マルテの「8号ソロ」で同点に追いつくと、二死 1、 3塁の好機で「得点圏打率リーグトップ」の梅野が中前打を放ち逆転に成功。阪神は引き分けを挟んで「4連勝」とし、貯金は「16」となった。

  4回、適時打を放った梅野隆太郎捕手=東京ドーム

 阪神は「逆転勝ち」で今季最多の貯金「16」。

◆阪神矢野燿大監督語録

-青柳がナイスピッチングだった

 調子はすごくいいという感じではなかったかもしれないけですけど、攻める気持ちとランナー出しても丁寧に、梅野と合わせてよくやってくれたと思います。

- 7回の打席でも 1塁に全力疾走

 青柳自身もチームとしても、そういうことはしっかりやっていこうというチームなんでね。投手でもしっかりやってくれるというのはチーム全体が盛り上がります。

-梅野が攻守に頼もしい

 追加点もそうですし、守りの方でもしっかり投手を引っ張って、今日はバッテリーで勝ったかなと思います。

  8回表を終え選手交代を告げる矢野燿大監督=東京ドーム

-守備でもいいプレー

 そうですね、東京ドームは何点あってもセーフティーリードがなかなかないような球場ですけど。こういう競った試合で僕たちがまた成長していけるところがあると思うんで、そういうところではみんなでやれたかなと思います。

- 1点差ゲーム

  1点差というのはね、しびれるし、まあもう(岩崎)優とスアちゃん(スアレス)出した時点で任せてるから。まあまあ、すべてのね、結果を受け止めるという気持ちはもちろんできていた。今日はバッテリー、リュウ(梅野)のタイムリーもあったけど、バッテリーが頑張ってくれたね。

 巨人に勝利しインタビューで明日の対巨人戦「2000試合」目などについて語る矢野燿大監督=東京ドーム

-初戦取れたことは大きい

 まあ、現状、うちが上にいるんでそういうところでは、やっぱり頭取るっていうのは意味があると思うし、逆に頭取れたんでね。全員で取れたんでね。あしたもあさっても「よしいってやるぞ」と、こっちとしてはいい形を作ってくれたんで。いい初戦になったと思います。

-巨人と明日15日が節目の「2000試合」目

 「2000試合」というのは先輩方、皆さんが作ってくれた伝統がある。僕らが引き続き、さらにいい試合、ファンの人に魅力ある試合、そういう伝統ある試合にしていきます。

 

  4回表阪神一死、「ソロ本塁打」を放ったジェフリー・マルテ内野手。投手:畠世周投手=東京ドーム

 阪神「3番」ジェフリー・マルテ内野手にとって東京ドームはもはや「敵地」ではない。

  1点を追う 4回一死、畠の外角 150キロを振り抜き、「8号同点ソロ」を右中間席に運んだ。豪快弾でこの回の「逆転劇」を呼び込み「しっかり集中してボールをたたくことだけ意識していた。それがポジティブな結果につながった」。 8回には中越え 2塁打も放ち、これで今季東京ドーム 4試合では「16打数」で「4本塁打」を含む「8安打、打率5割」だ。 1塁守備でも 4回に先頭若林の 1塁線ゴロを好捕してアウトをゲット。「シュビノヒト(守備の人)」と上機嫌だった。

  4回表阪神一死、マルテ内野手(左から 3人目)は同点の本塁打を放ちナインら「ラパンパラポーズ」を決める=東京ドーム

 阪神のジェフリー・マルテ内野手が 0- 1の 4回に同点の「8号ソロ」を放った。

 「点を取られた後だったから、すぐに取り返すことができてよかったね。この大事な一戦でラパンパラをすることができてうれしいよ」

 一死から打席に向かうと、カウント 1- 1から畠の 150キロを一閃。打球は右中間スタンド最深部で弾んだ。 4日のヤクルト戦(神宮)以来の一発に、恒例の「ラパンパラ」ポーズでナインを鼓舞した。

 続く「D1位・佐藤輝」が中堅フェンス直撃の 2塁打で「17試合連続出塁」とすると、サンズが中前打で一死 1、 塁。ロハスは空振り三振に倒れたが、試合前の時点で「リーグトップ」の「得点圏打率0.520」を誇る梅野が中前打を放ち、 2- 1と一気に逆転した。

 

  4回表阪神一死、佐藤輝明内野手は 2塁打を放った=東京ドーム

 「伝統の一戦」で初めて「4番」を務めた佐藤輝明内野手が、逆転を呼び込む「H」ランプをともした。 1点を追う 4回に「3番」マルテのソロで同点。スタンドの興奮が冷めやらない中、近大の先輩で巨人先発畠の初球低め 137キロカットボールを捉えた。体を沈め、払うようにとらえた低いライナーは、失速することなく中堅フェンスを直撃する 2塁打。 3進後、梅野の「勝ち越し適時打」で決勝のホームを踏んだ。

 この 2塁打は「記録的な1打」となった。「 1本出て、それが点につながったんで、それが一番よかった」。阪神の新人が巨人戦で「4番」を務め、安打を記録したのは、1939年(昭14)の富松信彦以来、実に82年ぶり。「1999試合」目のGT戦で歴史の扉をこじ開けた。 3塁の守りでも見せた。 1点リードの 8回二死 1塁。巨人はエンドランを仕掛けてきたが、岡本和の強い打球を難なく捕球し、落ち着いて 1塁送球し、投手陣をもり立てた。

  4回、フェンス直撃の 2塁打でチャンスメークした佐藤輝明内野手。伝統の一戦で燃えた=東京ドーム

 東京ドームには 1万3873人のファンが入った。 3塁側には黄色い虎党の姿も多く、佐藤輝が打席に入った時の拍手は一際大きかった。 4月22日、「6番右翼」だった前回の東京ドームから自己最長の「17試合連続出塁」。持ち味の 1発だけでなく、チャンスメークの役割も果たし続けている。

 15日は「伝統の一戦」が通算\2000試合」を数える。「4番」で迎える「規格外ルーキー」は「巨人は倒さないといけない相手だと思う。集中して連勝できるようにやっていきたい」と「勝利」を誓った。 5月 7日のDeNA戦以来、 6戦ぶりの「11号」が飛び出せば早くも「セ・リーグ全5球団制覇」。「セ本拠地6球場制覇」も達成する。新人の左打者では、「11発」は93年巨人松井秀喜にも並ぶ。「伝統の一戦」で数々のアーチ、ドラマを演出してきたゴジラに負けじと、新怪物伝説をつくる。

 梅野隆太郎捕手の勝ち越し打で生還し、ナインとタッチを交わす=東京ドーム

 打てば天井スレスレ飛球に、フェンス直撃打。走っては「野人」らしくガシガシと駆けた。「有観客」となり久々に東京ドームへ詰めかけたG党も、進化し続ける「虎の至宝」を目の当たりにし、たまげたに違いない。阪神の「D1位・佐藤輝」が、「1999試合」目の「伝統の一戦」でも大暴れだ。

 「やっぱり巨人は倒さないといけない相手だと思うんで、集中して連勝できるようにやっていきたいと思います」

 振り返れば、ドラフトで 4球団(阪神、巨人、ソフトバンク、オリックス)が競合した“Gの恋人”でもあった男だ。だが、ユニホームを脱いでも、タテジマが刻まれている。15日に迎える「TGメモリアルゲーム」へ「巨人は倒さないといけない相手」と虎党が泣いて喜びそうな言葉を残した。

 阪神の新人が巨人戦で「4番・3塁」を任されたのは2017年の大山以来 4人目。クリーンアップが繰り広げた 4回の逆転劇でも、見事に中心を担った。 0- 1からマルテが同点弾を放ち、 1塁ベンチ前でおなじみの「ラパンパラ」ポーズを繰り広げるのを横目に、佐藤輝も豪快に続いた。

  4回表阪神二死 1、 3塁、 3塁走者佐藤輝明内野手は梅野隆太郎捕手の中前適時打で生還し笑顔でナインとエアタッチする=東京ドーム

 近大の先輩、畠が投じた低めへ鋭く曲がる 137キロをブンッ! と振り抜き、あっという間にドカンと中堅奥のフェンスにブチ当てた。悠々と 2塁へ到達。これが巨人戦自身 7戦目、27打席目での初の長打だった。

 続くサンズが中前打を放つと、猛然と 3塁を蹴りかけて、藤本ベースコーチに制された。超人・糸井が「野人」と命名したほどの野性味があふれ出ていた。ここで勝ち越す、Gをたたくという気概が全身からにじみ出ていた。二死から梅野が中前適時打を絞り出すと、佐藤輝が決勝のホームを踏んだ。

  2回の 3飛も、 6回の中飛もあと少しで天井に直撃する当たりだった。「規格外の男」はどんな「伝統の一戦」の歴史をつむいでいくのか。この日の 4打数 1安打だけでも十二分に魅力を見せつけた。

 「 1本出て点につながったんで、それが一番よかったかなと思います」  これまでの歴史がひっくり返るほどに、佐藤輝は巨人を討てる。

 

 梅野隆太郎捕手が驚異的な勝負強さをまた披露した。

 同点に追いついた直後の 4回二死 1、 3塁。フルカウントから畠の内角直球に詰まりながらも中前に落とし、勝ち越し点をもぎ取った。

 得点圏に走者を置いた場面は今季、「26打数14安打、打率5割3分8厘」となった。

  4回表阪神二死 1、 3塁、適時打を放った梅野隆太郎捕手。投手:畠世周投手=東京ドーム

 「首位阪神」が通算「1999試合目」の巨人戦で「逆転勝ち」を決め、「2位」に今季最大の「4.5ゲーム」差をつけた。 1点を追う 4回、マルテのソロで追いつくと、前日13日に「国内FA権」を取得した梅野隆太郎捕手が御礼の決勝タイムリー。「得点圏打率1位」の本領発揮&好リードで、「首位固めの白星」を呼び込んだ。チームは 1分けを挟む「4連勝」で、貯金は今季最多の「16」。15日に節目の「2000試合」迎える「伝統の一戦」に弾みをつけた。

◇   ◇   ◇

 「得点圏の鬼」にとって、おいしすぎる場面だった。同点の 4回二死 1、 3塁。梅野はフルカウントから畠の内角 149キロに体をクルッと回転させた。うまくさばくと、打球はフラフラとセンター前へ。「決勝の適時打」にも、 1塁ベース上では冷静な表情だった。

  4回表阪神二死 1、 3塁、梅野隆太郎捕手は中前適時打を放った=東京ドーム

 「みんながつないで作ってくれたチャンスでしたし、何とかヤギ(青柳)の援護をしたかったので、打つことができてよかった」

 矢野監督が「セーフティーリードはない」と表現する東京ドーム。「1発逆転」と隣り合わせだからこそ、隙は見せない。「取った後が大事」と 3投手を好リードし、「1点差勝利」を導いた。

 「得点圏打率5割3分8厘」は「12球団断トツ」。その数字は偶然では生まれない。昨オフには「若い時は『2割5分』は最低でも打ちたいって言っていたけど、やっぱり勝負強いバッターを目指したい」と本音を語った。「こいつやったらやってくれるっていう期待値が、ファンの見る楽しさでもあるし、プロとしてはすごいうれしいこと」。「勝利」のため、ファンのため。理想とする姿をものにしつつある。マルテ、佐藤輝、サンズ…。重厚な中軸の後に、こんな「恐怖の7番」が控えているから、「リーグトップ」の得点力が生まれる。

  4回表阪神二死 1、 3塁、梅野隆太郎捕手は中前適時打を放ちガッツポーズを見せる。右端は 1塁手のスモーク内野手=東京ドーム

 前日13日に「出場選手登録」が 7年に達し、「国内フリーエージェント」(FA権)の資格取得条件を満たした。「さまざまなサポートをしてくれた周りの支えがあったからこそ」と感謝。「今はチームの先頭に立って、勝つために目の前の 1試合を頑張っていきたい」と決意を新たにし、「1999回目」の巨人戦で、ふさわしい活躍を見せた。

 指揮官は「追加点もそうですし、今日はバッテリーで勝ったかなと思います」とたたえた。「守る方でも打つ方でも、大きな仕事をしてくれて助かっている」。「不動の正捕手」には全幅の信頼が寄せられている。

 梅野の決勝打で、チームは引き分けを挟んで「4連勝」。貯金も今季最多の「16」に増やし、最高の状態で15日の「伝統の一戦」通算「2000試合」のメモリアルデーを迎える。「明日も明後日も『よし、いってやるぞ』と、いい形を作れた」と指揮官。「2位」巨人とは今季最大となる「4.5」差。独走態勢に入るべく、残り 2戦も取りにいく。

▼梅野が 4回二死 1、 3塁から決勝タイムリー。「得点圏打率5割3分8厘」と「12球団トップ」の勝負強さを発揮している。「2リーグ分立」後の規定打席到達者の最高は、85年落合博満(ロッテ)の「4割9分2厘」で、梅野には更新の期待もかかる。特に走者が 3塁にいる場面にめっぽう強く、「13打数10安打、打率7割6分9厘」と打ちまくっている。

 

  6回表阪神二死、空振り三振に倒れるメル・ロハス・ジュニア外野手。投手:畠世周投手=東京ドーム

 阪神新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手は「4打数無安打」に終わり、来日初打席から「16打席連続ノーヒット」となった。

  4回一死 1、 3塁では右腕畠を相手に左打席で空振り三振。 8回二死 1、 2塁では左腕高梨を相手に右打席で捕邪飛に倒れた。これで83年バースの「15打席無安打」を超えて「球団外国人野手ワースト2位」。ワースト記録となる20年ボーアの「18打席無安打」が近づいている。

  8回表阪神二死 1、 2塁、メル・ロハス・ジュニア外野手は捕邪飛を打ち上げる=東京ドーム

 

 青柳晃洋投手が、「7回5安打1失点」の好投で今季「3勝」目をつかんだ。「一つ勝てたというのはすごく自信になるというか、うれしいです」。巨人相手には19年 5月14日以来、 2年ぶりの「白星」だった。

 「試合前から、岡本にはしっかりやり返したいという気持ちで臨んでいた」。前回 4月21日の巨人戦東京ドーム)では、「4番」岡本和に「2本塁打」を浴びて今季「初黒星」。この日は第 2打席で犠飛を浴びたが、 3打席の対戦で安打は許さず。リベンジを意気込んだ一戦で、見事に抑え込んだ。

  5回裏巨人二死、青柳晃洋投手は丸佳浩外野手を三振に仕留め、気迫の表情を見せる=東京ドーム

 当初は12日中日戦(甲子園)で先発予定だったが、今季自身 2度目の「雨天中止」。「もう、正直慣れてるんで(笑い)。行けと言われたところに行くだけだと思う」。本来ならこの日は新外国人アルカンタラの予定だったが初登板で巨人戦は過酷な状況。雨で流れた分、首脳陣は安定感抜群の青柳に初戦を託すことができた。「雨で流れたのは残念でしたけど、前回もやられた巨人にまたリベンジする機会ができたんで、それは良かった」。登板日変更のツキも味方に、“雨柳さん”が「大きな白星」をつかんだ。

 巨人に勝利しスタンドにあいさつする青柳晃洋投手=東京ドーム

 プロ 1年目の16年、初めてセ・リーグ相手に登板したのも巨人戦。 7回無失点で「勝利」した当時の記憶は今でも鮮明だ。「ファンの熱気、盛り上がりは、やっぱり巨人戦だと上がるなと思う。そういうところで投げられてるのは、プラスに捉えてます」。青柳の粘投が光り、今季チームの「1点差勝ち」は 6試合目。「伝統の一戦1999試合目」でつかんだ「白星」は、新たな糧になる。

 

 試合前の練習でキャッチボールする伊藤将司投手=東京ドーム

 阪神「ドラフト2位」伊藤将司投手が15日の巨人戦で「メモリアル星」を狙う。「『伝統の一戦』2000試合」目に向け「自分の投球ができれば」と冷静だ。

 東京ドームのマウンドはJR東日本時代の昨秋以来。「去年とはマウンドの硬さが変わっている。ホームランも出やすいので、低めの投球をより意識してやっていければ」。前回 8日のDeNA戦は 8回 1失点で球団新人37年ぶりの「開幕から無傷の3連勝」を達成。連勝継続に期待がかかる。

 東京ドームのマウンドを確認する伊藤将司投手=東京ドーム

 

 阪神タイガースの親会社、阪急阪神ホールディングスは14日、21年 3月期(20年 4月~21年 3月)の決算報告を発表した。

 タイガースや宝塚歌劇団などを含むエンタテインメント事業の営業収益は、前年比43%減の 421億9200万円、営業利益は22億5800万円の赤字となった。

 球団単体でも、「新型コロナウイルス」の影響から公式戦主催試合が減少。イベント開催制限措置(入場制限など)の影響も大きく受けた。

 

※ 5月15日の予告先発は、巨人・エンジェル・サンチェス投手(30)ー阪神・伊藤将司投手(25=JR東日本)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!

 「伝統の一戦」で勝ち続ければ、そこには光が見えてくる!

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2021年 オープン戦 最終順位表

 

 2020年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程表と結果(04月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

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