●阪神-ヤクルト10回戦は20日午後 3時50分、降雨による天候不良で中止が発表された。阪神の「雨天中止」は今季 5度目( 1試合は試合途中での「降雨ノーゲーム」)。先発予定の青柳晃洋投手(27)が「雨柳さん」ぶりをまたも発揮してしまう。20日にヤクルト戦(甲子園)が予定されているが、午後 1時15分現在、甲子園球場では雨が降り続いている。すでに 2度、青柳の甲子園の先発予定試合が雨に流れている。阪神ヤクルト10回戦は、天候不良により中止が決まった。これで今季 5度目の雨天による試合中止(うち 1回は 3回表終了後に「ノーゲーム」)となった。この日先発予定だったのは、青柳晃洋投手。青柳自身は今季 3度目の「雨天中止」。中 8日で14日巨人戦(東京ドーム)へ回った。急な変更にも動じず、同戦では 7回 1失点で「3勝」目を挙げている。青柳晃洋投手が、交流戦開幕となる25日からのロッテとの 3連戦(甲子園)に先発することが20日、決まった。2019年限りで阪神を退団した鳥谷敬内野手(39)との初対戦が実現する。この日、先発予定だったヤクルト戦が「降雨中止」。数々のアドバイスをくれた“師匠”に成長した姿を見せることを誓った。昨季は「コロナ禍」の影響で開幕が 6月にずれ込み、交流戦が中止となり、対戦は実現しなかった。 2年ぶりの再会。当時と比べると、球威、制球力ともに格段にアップし、感謝の思いを口にした。今季 7試合に登板して「3勝2敗、防御率2.00」は「リーグ3位」。今や、虎の先発陣の柱となった青柳は、すでに鳥谷攻略法をインプットしている。舞台は甲子園。恩返しの投球をみせる。
●午前中から雨が降りやまず、天候不良のため、阪神は早くも今季 5度目の試合中止となった。室内練習場で選手たちの動きを見守った阪神井上一樹ヘッドコーチ(49)は、背中の張りのため 2軍で調整中の大山悠輔内野手(26)の復帰について、改めてセパ交流戦が始まる25日ロッテ戦(甲子園)からを考えていることを明かした。現在、大山の「4番・3塁」の穴は「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が埋めている。「4番」での11試合は「打率2割8分6厘(42打数12安打)、2本塁打、12打点)と奮闘。 3塁守備でも無失策を続けている。この男が再びチームの中心に座ってくれれば、虎はドッシリと腰を据えて戦える。主将で「4番」でもある大山の「1軍復帰」が、ついに見えてきた。井上ヘッドコーチが「5.25」の交流戦開幕から合流させる方針であることを明かした。大山と広島へ乗り込み、名菓をほお張るようにムシャムシャと打点を挙げさせることもできたが、最善で万全の昇格方法を取らせる。大山が万全の状態で加われば、パ本拠地でのDH制では、ジェフリー・マルテ内野手(29)、大山、ジェリー・サンズ外野手(33)、D1位・佐藤輝明内野手(22=近畿大學)、メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)が並び立つ“超猛虎打線”が実現できる。大山を欠いた10戦、虎は「6勝3敗1分け」。首位での交流戦突入を決めている。矢野監督も手応えを深めている。パ・リーグの猛者も真っ青な虎打線が、いよいよ完成する。
●秋山拓巳投手(30)は好相性のカープ打線を相手に「8連勝」を狙う。21日の広島戦(マツダ)に中 7日で先発する秋山はキャッチボールやダッシュなどで調整。昨年から「対広島7連勝中」で、今季も「3戦3勝」の相性を買われての起用となる。鯉打線は「新型コロナウイルス感染者」が出た影響でメンバーが入れ替わっているが、力を込めた。
●22日の広島戦(マツダ)に先発予定の阪神「D2位・伊藤将司投手(25=JR東日本)」はブルペンでの投球練習などで調整した。阪神「ドラフト2位」の伊藤将司投手はプロの第1歩を踏み出した球場で「4勝」目を狙う。22日の敵地広島戦に先発予定。マツダスタジアムは 3月31日に「プロ初登板初先発」した舞台で好印象だ。前回15日の巨人戦はジャスティン・スモーク内野手(34=サンフランシスコ・ジャイアンツ)に逆転弾を浴びるなど、 6回 5失点で「プロ初黒星」を喫した。
●昨季韓国プロ野球で「20勝」をマークした阪神の新外国人右腕ラウル・アルカンタラ投手(28)は、23日広島戦で来日「2連勝」を目指す。「初登板初先発」した16日の巨人戦は 6回 5失点で「初勝利」をゲット。 2戦目に向けて気合十分だ。日本食では玉ねぎを抜いた肉と卵の他人丼がお気に入り。“和の力”も加わり、「初登板初勝利」を挙げた16日の巨人戦(東京ドーム)に続いて「白星」を目指す。
●阪神の話題をさまざまな角度から不定期で提供する企画「Tigers Club House(タイガースクラブハウス)」。今回は、 2軍施設の移転が決定的となっている兵庫・尼崎市の地元を紹介。約30年ぶりのタイガース復帰で盛り上がりをみせている。
●19日ヤクルト戦(甲子園)で、「プロ初先発初勝利」を挙げた西純矢投手(19)が「プロ初先発初勝利」から一夜明けた20日、心境を語った。祝福の連絡が多く届いたようで返信が追いつかないうれしい悩みを証した。19日ヤクルト戦(甲子園)では初回に連続四球を与える立ち上がりも、終わってみれば「5回無安打無失点」。阪神で「ドラフト最上位入団」の高卒投手が、「プロ初先発」で「白星」を挙げたのは「初の快挙」。課題と収穫の詰まった「プロ1勝目」だった。記念のウイニングボールは、 6月20日まで期間限定で「甲子園歴史館」に展示されている。
記事をまとめてみました。
<阪神 - 東京ヤクルト=雨天(打てん)中止>◇20日◇阪神甲子園球場
先発予定の青柳晃洋投手が「雨柳さん」ぶりをまたも発揮してしまうのか!? 20日にヤクルト戦(甲子園)が予定されているが、午後 1時15分現在、甲子園球場では雨が降り続いている。マウンドにシートがかけられているだけで、内野の黒土には水が浮いている状態だ。
今季はすでに 2度、青柳の甲子園の先発予定試合が雨に流れている。
雨の甲子園、モニターテストで青柳晃洋投手が表示される=阪神甲子園球場
阪神ヤクルト10回戦は、天候不良により中止が決まった。これで今季 5度目の雨天による試合中止(うち 1回は 3回表終了後に「ノーゲーム」)となった。
この日先発予定だったのは、青柳晃洋投手。青柳自身は今季 3度目の「雨天中止」。「雨柳さん」と呼ばれるほどの、球界屈指の雨男ぶりをこの日も発揮? 前回は12日中日戦(甲子園)が「雨天中止」となり、中 8日で14日巨人戦(東京ドーム)へ回った。急な変更にも動じず、同戦では 7回 1失点で「3勝」目を挙げている。
青柳晃洋投手=阪神甲子園球場(2021年5月19日撮影)
阪神-ヤクルト10回戦は20日午後 3時50分、降雨による天候不良で中止が発表された。阪神の「雨天中止」は今季 5度目( 1試合は試合途中での「降雨ノーゲーム」)。
阪神の先発予定は、登板日に雨が多いことから「雨柳さん」の愛称で知られる青柳晃洋投手だった。これで青柳の先発予定日の降雨中止は 4月17日のヤクルト戦、 5月12日の中日戦に続き、今季 3度目で、すべて甲子園。
青柳は今季 7試合に登板して「3勝2敗、防御率2.00」の好成績を残しているが、甲子園のマウンドには一度も立っていない。
室内練習場で調整する青柳晃洋投手。鳥谷敬内野手との対戦を心待ちにした=阪神甲子園球場
恩返し斬りだ!! 青柳晃洋投手が、交流戦開幕となる25日からのロッテとの 3連戦(甲子園)に先発することが20日、決まった。2019年限りで阪神を退団した鳥谷敬内野手との初対戦が実現する。この日、先発予定だったヤクルト戦が「降雨中止」。数々のアドバイスをくれた“師匠”に成長した姿を見せることを誓った。
午後 3時50分。「降雨中止」が決まった青柳は、次回登板が25日からのロッテ戦となったことを首脳陣から告げられると、真っ先に“師匠”のことを頭に浮かべた。
「鳥さんにはいろんな言葉かけてもらった。そういう恩があるので、対戦ができるというのはすごく楽しみです」
青柳晃洋投手(左)は鳥谷敬内野手から貴重なアドバイスをもらってきた=阪神甲子園球場
入団 4年目。先発ローテーションに初めて定着した2019年シーズン。「虎ラストイヤー」だった鳥谷と甲子園のロッカーが隣同士となったことからアドバイスを受けるようになった。
「毎回、落ち込んだときは声を掛けてくれましたし、プロ野球(の厳しさ)とは、とかを教えてもらったのが鳥さん。特別な思いはあります」
青柳の心に響いた叱咤激励。「 2カ月ぐらい勝てなかったとき、『 1軍にいるってことは次が来るってこと。落ち込むなら( 2軍の)鳴尾(浜)に行ってから全力で落ち込め』と」。過去は変えられない。大事なのは気持ちの切り替え。青柳は通算「2000安打」を達成したレジェンドの言葉を胸にマウンドに向かい、同年に自己最多の「9勝」を挙げ、初めて規定投球回に到達した。
青柳晃洋投手の今季登板成績
昨季は「コロナ禍」の影響で開幕が 6月にずれ込み、交流戦が中止となり、対戦は実現しなかった。 2年ぶりの再会。当時と比べると、球威、制球力ともに格段にアップし、「今の僕に(鳥谷さんのアドバイスが)『生きているな』というのはすごくある」と感謝の思いを口にした。
今季 7試合に登板して「3勝2敗、防御率2.00」は「リーグ3位」。今や、虎の先発陣の柱となった青柳は「(鳥谷さんは)選球眼がめちゃくちゃいいってのは、もちろんなんですけど、狙った球をしっかり打っている印象が強いので。配球の偏りをなくしたほうがいい」と、すでに鳥谷攻略法をインプットしている。舞台は甲子園。恩返しの投球をみせる。
雨の甲子園、モニターテストで青柳晃洋投手が表示される=阪神甲子園球場
午前中から雨が降りやまず、天候不良のため、阪神は早くも今季 5度目の試合中止となった。室内練習場で選手たちの動きを見守った阪神井上一樹ヘッドコーチは、背中の張りのため 2軍で調整中の大山悠輔内野手の復帰について「(矢野)監督とも話はしているが、メドとしては交流戦から」と、改めてセパ交流戦が始まる25日ロッテ戦(甲子園)からを考えていることを明かした。
大山は実戦復帰する予定だった16日の 2軍広島戦(甲子園)、19日の 2軍プロアマ交流戦のマツゲン箕島戦(鳴尾浜)がいずれも「雨天中止」となっており、21日からの 2軍中日 3連戦(鳴尾浜)で、実戦の動きを確認してからとなりそうだ。
現在、大山の「4番・3塁」の穴は「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が埋めている。「4番」での11試合は「打率2割8分6厘(42打数12安打)、2本塁打、12打点)と奮闘。 3塁守備でも無失策を続けている。
井上ヘッドは「監督がどうするかは判断する」としながら「オレは基本的には『4番』は大山悠輔だというふうに思っている」と、個人的には「4番」は大山に任せたい考えだ。
ウエスタン・リーグ阪神対広島 笑顔を見せる大山悠輔内野手=阪神甲子園球場 (2021年 5月15日撮影)
背中の張りで離脱していた阪神・大山悠輔内野手が、交流戦開幕となる25日のロッテ戦(甲子園)で「1軍復帰」する見通しであることが20日、分かった。甲子園でのヤクルト戦が「降雨中止」となったこの日、井上一樹ヘッドコーチが明かした。「助っ人砲3人衆」に「黄金ルーキー」、そしてよみがえる「4番」が居並ぶ「超猛虎打線」が、ついに実現する。
この男が再びチームの中心に座ってくれれば、虎はドッシリと腰を据えて戦える。主将で「4番」でもある大山の「1軍復帰」が、ついに見えてきた。井上ヘッドコーチが「5.25」の交流戦開幕から合流させる方針であることを明かした。
「(矢野)監督とも話してはいるんだけど、メドとしては交流戦から、と。今週末(21-23日)のカープ戦はよほどの緊急なことがない限り、大山を広島に“もみじまんじゅうしに行こうや”というふうにはならない」
大山と広島へ乗り込み、名菓をほお張るようにムシャムシャと打点を挙げさせることもできたが、最善で万全の昇格方法を取らせる。
交流戦から「1軍復帰」する見通しとなった大山悠輔内野手。「開幕4番」が帰ってくれば“超猛虎打線”が実現できる=阪神甲子園球場室内練習場
大山は今月 5日のヤクルト戦(神宮)で途中交代し、背中の張りで翌 6日に出場選手登録を抹消。18日に 2軍のシート打撃で 5打席に立つなど、復帰への過程を歩んできた。天候不順が続き、実戦復帰を予定していた19日のマツゲン箕島との 2軍練習試合が中止。21日からのウエスタン・中日 3連戦(鳴尾浜)が、「1軍復帰」への確認の場となる。矢野監督も「そこで試合に出て、大丈夫っていうのが一番スタンダードかなと思っている」と明言した。
井上ヘッドは「俺は基本的に『4番』は大山だと思っているけど、監督がどうするかは判断する」と説明。大山が万全の状態で加われば、パ本拠地でのDH制では、マルテ、大山、サンズ、D1位・佐藤輝、ロハスが並び立つ“超猛虎打線”が実現できる。
大山を欠いた10戦、虎は「6勝3敗1分け」。首位での交流戦突入を決めている。序盤戦で不振にあえいだ「1番」の近本は 5月だけで「打率0.420」。「3番」を打つマルテもジワジワと数字を上げ、今では「打率0.300」だ。
「近本がだいぶ上がってきたというのと、マルちゃん(マルテ)もらしさを出している」
矢野監督も手応えを深めている。パ・リーグの猛者も真っ青な虎打線が、いよいよ完成する。
室内練習場で調整する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場室内練習場
21日の広島戦(マツダ)に中 7日で先発する阪神・秋山はキャッチボールやダッシュなどで調整。昨年から「対広島7連勝中」で、今季も「3戦3勝」の相性を買われての起用となる。「意気に感じて、しっかり結果を示したい」。鯉打線は「新型コロナウイルス感染者」が出た影響でメンバーが入れ替わっているが、「探りに入らないように、攻めて攻めて、攻めていって、優位に進めることができれば」と力を込めた。
室内練習場でキャッチボールする秋山拓巳投手=阪神甲子園球場室内練習場
秋山拓巳投手は好相性のカープ打線を相手に「8連勝」を狙う。
中 7日で21日の広島戦に先発予定。青柳と登板順を入れ替えてまで、広島 3連戦の初戦を任される。「意気に感じて、しっかり結果で示したい」と気合十分だ。広島戦は昨季「4勝0敗」と抑え込み、今季も「3戦全勝」で「防御率1.69」。相手打線は「新型コロナウイルス感染」の影響で大幅にメンバーが入れ替わっており、「探りに入らないように、攻めていって有利に進められたら」とイメージした。
阪神「ドラフト2位」の伊藤将司投手はプロの第1歩を踏み出した球場で「4勝」目を狙う。
22日の敵地広島戦に先発予定。マツダスタジアムは 3月31日に「プロ初登板初先発」した舞台で「すごい投げやすかった。そんなに嫌なイメージはない」と好印象だ。前回15日の巨人戦はスモークに逆転弾を浴びるなど、 6回 5失点で「プロ初黒星」を喫した。「低めに投げる意識をして調整してきました」と引き締めた。
伊藤将司投手=横浜スタジアム(2021年5月8日撮影)
22日の広島戦(マツダ)に先発予定の阪神「D2位・伊藤将」はブルペンでの投球練習などで調整した。前回15日の巨人戦(東京ドーム)はスモークに「逆転3ラン」を浴びて「初黒星」。「低めに投げる意識をして調整してきた。ランナーがいるときは低めに集めていこうと思っています」。 3月31日の「プロ初登板」はマツダで「5回2失点。4勝目」へ「すごい投げやすかったので、そんなに嫌なイメージはないです」とうなずいた。
室内練習場で笑顔を見せる阪神アルカンタラ投手=阪神甲子園球場室内練習場
昨季韓国プロ野球で「20勝」をマークした阪神の新外国人右腕アルカンタラは、23日広島戦で来日「2連勝」を目指す。
「初登板初先発」した16日の巨人戦は 6回 5失点で「初勝利」をゲット。 2戦目に向けて「しっかり打者の特徴とかを考えながら、試合のプランの立てていきたい」と気合十分だ。 4月 4日の来日から 1カ月半が過ぎ、好物は「他人丼のタマネギ抜き」だという。異国にも徐々に慣れ、さらに状態を上げていく。
室内練習場で調整する阪神アルカンタラ投手=阪神甲子園球場室内練習場
23日の広島戦(マツダ)に先発見込みの阪神・アルカンタラは「試合勘、投げる数、その中でバッターの特徴とか考えながら自分のプランの立てていきたい」と話した。この日はブルペンでの投球練習などで調整。来日 1年目の右腕は少しずつ生活にも慣れ、日本食では玉ねぎを抜いた肉と卵の他人丼がお気に入り。“和の力”も加わり、「初登板初勝利」を挙げた16日の巨人戦(東京ドーム)に続いて「白星」を目指す。
尼崎市タイガース新練習場建設予定地(小田南公園)=兵庫県尼崎市
阪神の話題をさまざまな角度から不定期で提供する企画「Tigers Club House(タイガースクラブハウス)」。今回は、 2軍施設の移転が決定的となっている兵庫・尼崎市の地元を紹介。約30年ぶりのタイガース復帰で盛り上がりをみせている。
地図
■阪神・大物(だいもつ)駅から徒歩 5分
大阪難波駅から阪神なんば線に揺られること、18分。 9番目の駅、大物(だいもつ)から緑豊かな散歩道を 5分ほど歩いたところにある小田南公園が新しい「虎の穴」だ。
敷地面積約 5.3ヘクタールと尼崎市の公園緑地で 3番目の広さを誇る。現在は多目的広場や軟式野球場が併設されているこの場所に、3000~4000席のスタンドを完備する 2軍球場や市民球場を建設予定。閑静な住宅街に囲まれた街が阪神のファーム本拠地に生まれ変わる。
「日本一早いマジック点灯」でおなじみの尼崎中央三番街のボード 阪神優勝祈願提灯( 5月18日試合前)=兵庫県尼崎市
■「マジック点灯」でおなじみ尼崎中央商店街の尼崎駅まで一駅
大物駅から電車で一駅、徒歩15分で尼崎駅に到着する。約 400年前に築城され、2019年に再建された尼崎城が、新たなランドマークとして令和の時代に輝く。 4層天守の城を眺めた後は、さまざまな店が軒を連ねる尼崎中央商店街へ。「日本一早い」阪神の「マジック点灯式」が行われることでも有名なこの商店街。道中には、黄色の鳥居で飾られた「参虎殿(さんこでん)」で「日本一の祈願」をすることができる。
尼崎中央三丁目商店街振興組合の理事長・寺井利一さん(59)は、 2軍施設の尼崎市移転について「阪神が尼崎に来るのではなく、帰ってきてくれる感じです」と目を細めた。
尼崎城=兵庫県尼崎市
■1994年まで 2軍本拠地・浜田球場以来
阪神が帰ってくる-。尼崎市には1979年から94年まで 2軍本拠地だった浜田球場があった。とにかくファンと選手の距離が近かったこの球場。スタンドからはブルペンが一望でき、プロの球を生で感じることができた。トイレに行けば憧れの選手と鉢合わせ、家族で観戦すれば、選手が子供の遊び相手になってくれることもあったという。
寺井さんは「新球場も、できるだけファンと選手の距離が近いボールパークになってほしいですね」と願った。尼崎市民の夢を乗せ、「虎の一大プロジェクト」が動き出している。
「甲子園歴史館」に西純矢投手のプロ初勝利のいウイニングボールが展示される
19日ヤクルト戦(甲子園)で、「プロ初先発初勝利」を挙げた阪神西純矢投手が「プロ初先発初勝利」から一夜明けた20日、心境を語った。祝福の連絡が多く届いたようで「ラインとかは 300とか 400ぐらい来ていて。インスタグラムとかでも、みんないろいろしてくれて」と返信が追いつかないうれしい悩みを証した。
19日ヤクルト戦(甲子園)では初回に連続四球を与える立ち上がりも、終わってみれば「5回無安打無失点」。「映像とかでも振り返っていたんですけど、初回の立ち上がりはすごく緊張して、フォアボールとかでランナーを背負ったんですけど、 5回までしっかり粘り強く投げられたのは良かったのかなと」。阪神で「ドラフト最上位入団」の高卒投手が、「プロ初先発」で「白星」を挙げたのは「初の快挙」。課題と収穫の詰まった「プロ1勝目」だった。
この日は甲子園室内で試合前練習に参加。「課題もたくさん出ましたし、逆に、自分の自信につながった部分もある。しっかりと昨日の登板よりも次の登板でいい内容のピッチングができるように、しっかり練習していきたいなと思います」。記念のウイニングボールは、 6月20日まで期間限定で「甲子園歴史館」に展示されている。
※ 5月21日の予告先発は、広島・森下暢仁投手(23)ー阪神・秋山拓巳投手(30)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
広島は、長野を始め選手が少なくなったという情報が入った。そんな球団に負けることはないでしょう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2021年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2021年 公式戦 順位表
2021年 公式戦日程表と結果(04月)
2021年 公式戦日程表と結果(05月)