●阪神が 3回に近本光司外野手(26)の適時 2塁打、中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)の犠飛で 2点を先行した。先発秋山拓巳投手(30)は 3回を「1安打無失点」と上々の立ち上がり。阪神が 5回に中野の「適時2塁打」で 1点を追加した。千葉ロッテ岩下大輝投手(24)は [「5回4安打3失点」で降板。 6回から横山陸人投手(19)が「プロ初登板」。阪神秋山は 8回 1失点の好投で「4勝」目、R.スアレス投手(30)が「14セーブ」目をを挙げた。千葉ロッテは 9回に中村奨吾内野手(28)の適時打で 1点差まで詰め寄るも及ばなかった。岩下が「3杯」目。秋山拓巳投手が、「強力千葉ロッテ打線」を手玉に取った。今季最長の「8回3安打1失点」で今季「4勝」目。矢野燿大監督(52)は、安心して投球を見守った。「2ケタ勝利」まであと「6勝」…。最高のプレゼントを目指して、秋山はもっと強くなる。お立ち台には、秋山と先制点を挙げた近本光司外野手が上がった。
●阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手(22=近畿大學)が、交流戦初安打を放った。 2回二死走者なしで千葉ロッテ先発岩下から右前打を放った。内角 131キロの変化球にバットは真っ二つに折れたが、力で 2塁手の頭の上を越した。18日ヤクルト戦(甲子園)の第 3打席で中前打を放って以来、10打席ぶりの快音となった。大山悠輔内野手(26)が「4番3塁」に復帰して 2試合目。佐藤輝も「6番右翼」に戻った。ジェフリー・マルテ内野手(29)、大山、ジェリー・サンズ外野手(33)のクリーンアップの後にも、相手にとっては気が抜けない「6番打者」が控えている。佐藤輝らしいパワーで復調のきっかけをつかんだ。 2回、千葉ロッテ岩下の内角スライダーをとらえ、バットを折りながらも右前へ。詰まりながらも「輝シフト」で 1、 2塁間の後方を守る 2塁手中村奨の頭をしぶとく越えた。「交流戦初安打」となる10打席ぶりの安打できっかけをつかむと、 6回の第 3打席には「プロ初登板」のサイドスロー横山の初球 148キロ低め直球をとらえ、右中間を破る 2塁打を決めた。雨や「コロナ禍」での広島 3連戦延期などで 5日間試合から遠ざかり、前日25日は「4打数無安打」。微調整で上方修正した。令和を代表する「フルスイングVS剛速球」。自身の状態にも手応えをつかんで、佐々木朗希投手(19)との令和の名勝負に挑む。
●阪神の「新1、2番コンビ」が全 3打点を挙げる活躍で、「怪物撃ち」に弾みをつけた。 3回に近本光司外野手の適時打で先制すると、中野拓夢内野手も追加点の犠飛。 5回にも中野の適時打で中押しした。「8番」小幡竜平内野手(20)も得点の起点となり、虎の「オバ・チカ・ナカ」が「快勝」を演出。27日に先発してくる注目の 163キロ右腕、佐々木朗希投手撃ちで、「波乗り首位固め」といきたい。矢野阪神の「新1、2番コンビ」が、 3回の先制劇を演出した。まずは「1番」近本だ。一死 2塁。岩下の初球 148キロを振り抜くと、左翼角中の頭上をはるかに越えた。前日の「逆転負け」のショックを振り払うかのような、鮮やかな先制 2塁打だ。「2番」中野が続く。 3回は近本を 3塁に置いて左犠飛。定位置より前の打球も、先輩は迷いなく本塁へ突入した。 5回には近本の中飛で二死 3塁とチャンスを拡大し、中野がバットを折りながら右前へ運んだ。右翼レオネス・マーティン外野手(33)の処理が遅れる間に 2塁へ。隙のない走塁も“2番向き”だ。クリーンアップが無安打に終わったが近本、中野のコンビが打って走って、「交流戦1勝目」を呼び込んだ。27日はいよいよ、千葉ロッテ佐々木朗と対決する。好調阪神打線VS最速 163キロの怪物右腕。指揮官は「全力で佐々木君に向かっていって、チーム全員で点を取りにいきたい」と気合を入れた。佐々木朗を打って「カード勝ち越し」を決めれば、チームもますます勢いづく。虎の新たな「1、2番コンビ」が、その出足を狙う。
● 5月絶好調の近本光司外野手が、バットと足で3回の2点先制に貢献した。一死 2塁から千葉ロッテ先発岩下の外角 148キロ直球を逆らわず左翼へ。打球は左翼越えの「先制適時2塁打」となった。近本は 5月は適時打を放ったこの日の第 2打席までで「56打数22安打」の「打率3割9分3厘」と当たっている。
●阪神「ドラフト6位」中野拓夢内野手が、 5回に 2打席連続で打点を挙げる右前適時打を放った。 2点リードの 5回二死 3塁。千葉ロッテ岩下のフォークにバットを真っ二つに折られながらも、右前へしぶとく落とした。 3回の打席でも左犠飛を放っており、この日 2打点目。この日、正遊撃手争いのライバル木浪聖也内野手(26ー亜細亜大學OB)が 1軍に再昇格。 2軍降格の14日からの 2軍戦 6試合で「20打数9安打、打率4割5分」と打ちまくって復帰を決めた。中野もレギュラー死守の気持ちが出た 2打点となり、今後ますます激しいチーム内の競争となりそうだ。
●途中出場の江越大賀外野手(28)が、 2点リードの 8回に 1塁走者大山に代わって代走で出場。サンズの 1球目に悠々と 2盗を成功させたが、たたみかけようと狙った 3盗を失敗した。
●甲子園球場を整備する阪神園芸も、千葉ロッテの剛腕佐々木朗希投手の甲子園デビュー戦となる「猛虎打線」との対決へ向け、万全の態勢を取った。球場がある兵庫・西宮市はこの日夜から27日午前中まで、まとまった雨が降り、午後からは晴れと予報されている。
●ラウル・アルカンタラ投手(28=韓国・斗山)が27日の千葉ロッテ戦で甲子園デビューする。 6回 5失点で「初登板初勝利」を挙げた16日の巨人戦(東京ドーム)から中10日で来日 2度目の先発となる。相手先発は最速 163キロの佐々木朗。「力と力の剛球対決」となりそうだ。
記事をまとめてみました。
<阪神 3- 2千葉ロッテ>◇ 2回戦◇阪神 1勝 1敗 0分◇26日◇阪神甲子園球場
阪神が 3回に近本の適時 2塁打、中野の犠飛で 2点を先行した。先発秋山は 3回を「1安打無失点」と上々の立ち上がり。
阪神が 5回に中野の「適時2塁打」で 1点を追加した。ロッテ岩下は [「5回4安打3失点」で降板。 6回から横山が「プロ初登板」。
阪神秋山は 8回 1失点の好投で「4勝」目、スアレスが「14セーブ」目をを挙げた。ロッテは 9回に中村奨の適時打で 1点差まで詰め寄るも及ばなかった。岩下が「3杯」目。
ロッテに勝利しエアタッチして喜ぶ阪神ナイン=阪神甲子園球場
秋山拓巳投手が、「強力ロッテ打線」を手玉に取った。「カーブとフォークが良かったですし。自信を持ってピッチングができました」。今季最長の「8回3安打1失点」で今季「4勝」目。 4試合連続の無四球と、抜群のコントロールが光った。
初回は 8球連続直球を投げ込むなど、球威で押し込み「3者凡退」。山なりのカーブで見逃しを奪い、鋭く落ちるフォークにバットは次々に空を切った。 7回まで許した安打は、味方がお見合いした 2回のレアードの打球のみ。リズミカルに「0」が並んだ。
3点リードの 8回に藤岡に左前適時打を浴び、なおも一死 1塁。迎えた代打井上を、カットボールで遊ゴロ併殺に仕留めた。次打者に控えていたのは、対戦を心待ちにしていた鳥谷。「次に鳥谷さんがいるのは分かっていた。対戦はできなかったんですけど、しっかり 1点で切れたのは良かったです」。打席での再会は持ち越しとなったが、狙い通りの投球で勝利を呼び込んだ。
好投する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
「白星」を積み重ねたいモチベーションがある。親交のあるEXILEのATSUSHIがYouTube内で、「2年連続2ケタ勝利」なら秋山のテーマ曲を作ると発表した。今季の登場曲にはATSUSHIの「MAKE A MIRACLE」を流し、前回から打席時にもEXILEの「もっと強く」を使用。トップアーティストの「おとこ気」に応えるように、この日は 2度の犠打をきっちり決めて得点につなげた。登板前日もこつこつ続けたバント練習はもちろん、名曲の響きもきっと後押ししたはずだ。
矢野監督は「球の力もキレもありながら、緩急、両サイド、すべてを使った投球が、横から見ていてもできているなという感じはあった。リュウ(梅野)もうまく引き出せたと思う」と、安心して投球を見守った。「2ケタ勝利」まであと「6勝」…。最高のプレゼントを目指して、秋山はもっと強くなる。
2021年5月26日 阪神対ロッテ 8回表一死 1塁、秋山拓巳投手は代打井上晴哉内野手を遊ゴロ併殺に打ち取りガッツポーズを見せる=阪神甲子園球場
秋山拓巳投手が今季最長の 8回を投げ、 3安打 1失点の好投で今季「4勝」目を挙げた。
お立ち台には、秋山と先制点を挙げた近本光司外野手が上がった。「フライピッチャー」を自認する秋山は、試合前に近本に「今日もいっぱい走ってね」と“お願い”していたことを明かした。
ヒーローインタビューは以下の通り
-まず近本選手、最後はしびれる展開。昨日の敗戦を受けての今日の「勝利」は
近本 いやー、最後は本当に、どんな形であっても最後勝ったので僕の中では良かったし、うれしかったですね。
-先制タイムリーの場面はどんなことを考えて
近本 秋山さんがしっかりバントを決めてもらったのと、ストレートやろと思って打ちに行って、結果的いいところにいい打球が打てたので、内容としても良かったですし、先制できて秋山さんの助けになれるようにと思って、出来て良かったです。
ロッテに勝利した矢野燿大監督(左)は秋山拓巳投手(手前)とエアタッチを交わす=阪神甲子園球場
- 5月の打撃が素晴らしい。今の打撃をどんなふうに捉えている
近本 そうですね、ちょっと間が空いて交流戦が始まって、チームとしての流れもそうですし、自分の流れもそうですけど。ちょっと間が空いたら僕の中ではちょっといやなんで、ここからしっかり勝って行けるようにやっていきたいと思います。
-これで「1勝1敗」。明日の相手先発は佐々木朗
近本 本当に「1勝1敗」で来て、最後 3つ目っていうのは本当に大事な試合にもなりますし、最初のカードをしっかり勝ち越して、交流戦いい流れで入っていけるように頑張っていきたいと思います。
-続いて秋山投手。間隔が空いたマウンドだったが、投球を振り返って
秋山 ちょっと立ち上がりばらついてたんで、どうなるかなと思ったんですけど、なんとかリズムに乗ることが出来て良かったです。
ヒーローインタビューを終えスタンドに手を振る秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
- 8回 1失点。何が一番良かったか
秋山 個人的に昨日の負け方がいやだなと勝手に思ってたんで、その流れにならないように、しっかり先発の役割を果たして、絶対勝つっていう気持ちでマウンド上がってたんで、最後スアレスに助けてもらいましたけど、勝つことを実行できて良かったです。
-打席でもきっちりバントを決めた
秋山 あんまりうまくないんで、うまくない中で毎日練習してるんで、しっかり決めて。ベンチで良く「事を起こせ」って声が聞こえてるんで、なんとか決めることが出来て良かったです。
-「4戦連続無四球」の秘訣(ひけつ)は
秋山 それが持ち味なんで。秘訣(ひけつ)… 1球 1球しっかりどうしたいかっていうのを考えながら投げてるんで。あと、「フライピッチャー」なんで、しっかり試合前に近本に「今日もいっぱい走ってね」っていうことは伝えてたんで、今日もいっぱい走ってくれてました、はい。
-これから当分は強力なパ・リーグ打線と当たるが、今後への抱負
秋山 本当にチームは「優勝」に向かって 1戦 1戦頑張ってるんで、しっかりそのピースになれるように、しっかりと頑張っていきたいと思います。
阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、「交流戦初安打」を放った。 2回二死走者なしでロッテ先発岩下から右前打を放った。内角 131キロの変化球にバットは真っ二つに折れたが、力で 2塁手の頭の上を越した。18日ヤクルト戦(甲子園)の第 3打席で中前打を放って以来、10打席ぶりの快音となった。
大山が「4番3塁」に復帰して 2試合目。佐藤輝も「6番右翼」に戻った。マルテ、大山、サンズのクリーンアップの後にも、相手にとっては気が抜けない「6番打者」が控えている。
2回裏阪神二死、佐藤輝明内野手はバットを折りながら右前打を放った=阪神甲子園球場
阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、 5戦ぶり13度目の「マルチ安打」と状態を上げ、27日にロッテ先発の佐々木朗と対決する。「向こうもいい投手というのは分かってますけど、やることは変わらず自分のするべきことをするだけだと思う」と静かに闘志。「まあでも、より注目が高くなると思うので、しっかり打てるように頑張りたい」と、湧き上がってきた打倒 163キロ右腕への感情を隠さなかった。
6回裏阪神二死、佐藤輝は右中間を破る 2塁打を放った=阪神甲子園球場
佐藤輝らしいパワーで復調のきっかけをつかんだ。 2回、ロッテ岩下の内角スライダーをとらえ、バットを折りながらも右前へ。詰まりながらも「輝シフト」で 1、 2塁間の後方を守る 2塁手中村奨の頭をしぶとく越えた。「交流戦初安打」となる10打席ぶりの安打できっかけをつかむと、 6回の第 3打席には「プロ初登板」のサイドスロー横山の初球 148キロ低め直球をとらえ、右中間を破る 2塁打を決めた。雨や「コロナ禍」での広島 3連戦延期などで 5日間試合から遠ざかり、前日25日は「4打数無安打」。「ちょっと修正を加えながら、ちょっとよくなってきたかな。(修正は)感覚のところですね」と微調整で上方修正した。令和を代表する「フルスイングVS剛速球」。自身の状態にも手応えをつかんで、佐々木朗との令和の名勝負に挑む。
3回裏阪神一死 3塁、矢野燿大監督(左から 3人目)は中野拓夢内野手の左犠飛で生還の近本光司外野手(手前)を出迎える=阪神甲子園球場
阪神の「新1、2番コンビ」が全 3打点を挙げる活躍で、「怪物撃ち」に弾みをつけた。
3回に近本光司外野手の適時打で先制すると、中野拓夢内野手も追加点の犠飛。 5回にも中野の適時打で中押しした。「8番」小幡竜平内野手も得点の起点となり、虎の「オバ・チカ・ナカ」が「快勝」を演出。27日に先発してくる注目の 163キロ右腕、佐々木朗希投手撃ちで、「波乗り首位固め」といきたい。
◇ ◇ ◇
矢野阪神の「新1、2番コンビ」が、 3回の先制劇を演出した。まずは「1番」近本だ。一死 2塁。岩下の初球 148キロを振り抜くと、左翼角中の頭上をはるかに越えた。前日の「逆転負け」のショックを振り払うかのような、鮮やかな先制 2塁打だ。
近本 どんな形でも、ランナーをかえすという意識を持っていた。ストレートをしっかりセンターにかえそうと思って、ボールに対してコンタクトできた。
3回裏阪神一死 3塁、中野拓夢内野手は左犠飛を放った=阪神甲子園球場
前日25日には、母校の関学大が関西学生リーグで13年秋以来の「リーグ優勝」。自らは大学 4年間で届かなかった栄冠に「関学硬式野球部が勝ってくれて、自分としても本当にうれしい」。後輩たちの活躍を刺激に、「リードオフマン」の仕事を果たした。 5月は「打率3割7分9厘」。開幕時の不調がうそのように打ちまくる。
そんな好調男に、「2番」中野が続く。 3回は近本を 3塁に置いて左犠飛。定位置より前の打球も、先輩は迷いなく本塁へ突入した。「浅い外野フライでしたが、近本さんに救われました」。 5回には近本の中飛で二死 3塁とチャンスを拡大し、中野がバットを折りながら右前へ運んだ。「チャンスで回ってきたので、しっかり生かしたいなと。食らいついて行けた」。右翼マーティンの処理が遅れる間に 2塁へ。隙のない走塁も“2番向き”だ。クリーンアップが無安打に終わったが近本、中野のコンビが打って走って、「交流戦1勝目」を呼び込んだ。
5回裏阪神二死 3塁、中野拓夢内野手はバットを折られながらも右に運び「適時2塁打」とする=阪神甲子園球場
19日に糸原が下肢のコンディショニング不良で「出場選手登録」を抹消されてから「2番中野」は 3試合目。矢野監督は「技術的にはしっかり通用するというものも評価している」とうなずく。
矢野監督 1個の四球とか 1個の出塁とか、そういうところから崩せていけるような野球というのがうちの野球なんで。そういう野球をまたやっていけたら。
27日はいよいよ、ロッテ佐々木朗と対決する。好調阪神打線VS最速 163キロの怪物右腕。指揮官は「全力で佐々木君に向かっていって、チーム全員で点を取りにいきたい」と気合を入れた。佐々木朗を打って「カード勝ち越し」を決めれば、チームもますます勢いづく。虎の新たな「1、2番コンビ」が、その出足を狙う。
3回裏阪神一死 2塁、近本光司外野手は左越えに先制の「適時2塁打」を放った=阪神甲子園球場
5月絶好調の阪神近本光司外野手が、バットと足で3回の2点先制に貢献した。
一死 2塁からロッテ先発岩下の外角 148キロ直球を逆らわず左翼へ。打球は左翼越えの「先制適時2塁打」となった。「チャンスの場面だったので、どんな形でも走者をかえすという意識を持って打ちました」。
3回裏阪神一死 3塁、3塁走者近本光司外野手は左犠飛で生還し打者中野へ指を立てポーズを送る=阪神甲子園球場
さらに自慢の快足も見せた。続く「2番」中野の 4球目の暴投で 3塁へ進むと、中野の左翼への浅めの飛球でタッチアップ。左翼角中からの送球が 1塁側にズレたこともあり、クロスプレーにもならず生還した。打った中野も「浅い外野フライでしたが近本さんに救われました」と感謝した。
3回裏阪神一死 3塁、 3塁走者近本光司外野手は中野の左飛で生還する。捕手は佐藤都志也捕手=阪神甲子園球場
近本は 5月は適時打を放ったこの日の第 2打席までで「56打数22安打」の「打率3割9分3厘」と当たっている。
3回裏阪神一死 3塁、中野拓夢内野手は左飛を放ち犠飛とする=阪神甲子園球場
阪神「ドラフト6位」中野拓夢内野手が、 5回に 2打席連続で打点を挙げる右前適時打を放った。
2点リードの 5回二死 3塁。ロッテ岩下のフォークにバットを真っ二つに折られながらも、右前へしぶとく落とした。「(先発の)秋山さんがピッチングでも打席( 5回の犠打)でもいい流れをつくってくれるので、そのいい流れの中で打つことができました。いい所に落ちてくれてよかったです」。 3回の打席でも左犠飛を放っており、この日 2打点目。
5回裏阪神二死 3塁、中野拓夢内野手は適時打を放ち 2塁上でベンチに向かってポーズを決める=阪神甲子園球場
この日、正遊撃手争いのライバル木浪が 1軍に再昇格。 2軍降格の14日からの 2軍戦 6試合で「20打数9安打、打率4割5分」と打ちまくって復帰を決めた。中野もレギュラー死守の気持ちが出た 2打点となり、今後ますます激しいチーム内の競争となりそうだ。
8回裏阪神二死 2塁、ベースから飛びだした 2塁走者江越大賀外野手はタッチアウトになる=阪神甲子園球場
途中出場の阪神江越大賀外野手が、“晴れのち雨”のパフォーマンスでハラハラの終盤を演出してしまった。
2点リードの 8回に 1塁走者大山に代わって代走で出場。サンズの 1球目に悠々と 2盗を成功させたが、たたみかけようと狙った 3盗を失敗した。左翼に就いた 9回守備では、二死からマーティンの打球を後逸。続く中村奨の左前打で 2塁走者マーティンが生還した。
ヒヤヒヤの逃げ切り勝ちで、ホッとひと息だっただろう。
甲子園球場を整備する阪神園芸も、ロッテの剛腕佐々木朗希投手の甲子園デビュー戦となる「猛虎打線」との対決へ向け、万全の態勢を取った。
明日のロッテ戦へ向け雨予報の甲子園ではすでにグラウンドにシートが掛けられ始めています=阪神甲子園球場
26日の試合後、鮮やかなオレンジ色のシートを内野全面に敷き、ファウルグラウンドまですっぽりと覆った。球場がある兵庫・西宮市はこの日夜から27日午前中まで、まとまった雨が降り、午後からは晴れと予報されている。
キャッチボールで調整するラウル・アルカンタラ投手=阪神甲子園球場
ラウル・アルカンタラ投手が27日のロッテ戦で甲子園デビューする。
6回 5失点で「初登板初勝利」を挙げた16日の巨人戦(東京ドーム)から中10日で来日 2度目の先発となる。この日はキャッチボールなどで調整。24日の投手練習ではマウンドから36球を投げ「感触はすごくよかった。いいイメージを持って相手に向かっていきたい」と話していた。相手先発は最速 163キロの佐々木朗。「力と力の剛球対決」となりそうだ。
キャッチボールで調整する佐々木朗希投手=阪神甲子園球場
※ 5月27日の予告先発は、阪神・ラウル・アルカンタラ投手(28=韓国・斗山)ー千葉ロッテ・佐々木朗希投手(19)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。
やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
2021年 オープン戦 最終順位表
2021年 公式戦 順位表
2021年 交流戦 順位表
2021年 公式戦日程表と結果(05月)
2021年 公式戦日程表と結果(06月)