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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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サンズ12号!大山が値千金の同点打!長嶋以来!新人佐藤輝明1試合3発、メットライフ「輝祭り」だ!

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猛虎打線が「山賊打線」に打ち勝った。阪神は 2回、先頭の佐藤輝明内野手(22=近畿大學)がバックスクリーンへの「11号ソロ本塁打」を放ち先制。 3回無死 3塁、中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)の適時打で 1点追加した。阪神は 6回、ジェリー・サンズ外野手(33)と佐藤輝の「2者連続ソロ本塁打」で勝ち越した。その裏埼玉西武は森友哉捕手(25)が「6号ソロ」、呉念庭(ウー・ニェンティン)内野手(27)の適時打で同点に追いついた。埼玉埼玉西武は 7回、中村剛也内野手(37)の「4号2ラン」で勝ち越し。阪神は 9回、連続適時打で同点。佐藤輝の「1試合3発」となる勝ち越しの「特大3ラン」で、乱打戦に決着をつけた。阪神は両リーグ最速での「30勝到達」となった。阪神齋藤友貴哉投手(26)「1勝」、ロベルト・スアレス投手(30)「15セーブ」。埼玉西武リード・ギャレット投手(28=デトロイト・タイガース)が「2敗」。

阪神が「セ・リーグ首位」の強さを見せつけた。 2度追いつかれ、 7回には逆転を許すノーガードの殴り合いを展開し、最後は 9回に一挙 5点を奪った。中でも初の「1試合3発」の佐藤輝について、矢野燿大監督(52)は感謝と驚きの言葉を並べた。最後は相手クリーンアップをスアレスが「3者連続空振り三振」でリーグトップの「15セーブ」目を挙げ、「守護神」の差を見せつけた。「6試合無安打」だった正捕手梅野隆太郎捕手(29)を外し、坂本誠志郎捕手(27)をスタメンマスクに起用。だが、試合前の打撃練習で指揮官自ら梅野を熱心に指導していた。途中出場した梅野が 9回の先頭で 2塁打を放ち、「大逆転劇」のきっかけをつくった。今季初の「指名打者制」でサンズを「指名打者」、左翼にはロハスを入れた。「山賊打線」のお株を奪う 4発を浴びせ、「1、2番」は足で揺さぶるなど隙のないオーダーで攻め立てた。46試合目で、「30勝」に「両リーグ一番乗り」。「優勝」した03年星野阪神の45試合に次ぐ 2番目のスピード記録と、今年の虎の強さは本物だ。

阪神「ドラフト6位」中野拓夢内野手は 3回無死 3塁で「適時2塁打」を放った。フルカウントから髙橋光成投手(24)のカットボールを捉え、右翼へ運んだ。 4回の守備で失策もあり課題を残したが、「ドラフト1位」佐藤輝に負けず打撃でアピール。糸原健斗内野手(28)不在の中、「2番」を死守する。

ジェリー・サンズ外野手が、 6回に髙橋のスライダーを捉え、左翼席へ「12号ソロ」。助っ人は交流戦 4試合で「16打数7安打、打率4割3分8厘」で「2本塁打」と絶好調だ。

ジェフリー・マルテ内野手(29)の反撃打が「逆転劇」につながった。 9回一死 1、 3塁。ギャレットの 156キロを捉え、右前適時打で 1点差に迫った。今季最多の「1試合3四球」を選び、「つなぎの3番」が欠かせない存在となっている。

大山悠輔内野手(26)が 1軍復帰後初タイムリーを決めた。同点で迎えた 7回二死 1、 3塁、右腕森脇のカットボールを振り抜き、ライナーで左前に持っていった。背中の張りで 2軍調整していたが、25日ロッテ戦から 1軍復帰。一時は「勝ち越し打」となる 1本でチームを盛り上げた。極めて自然に、熱い感情が右拳に乗り移った。大山悠輔内野手は土壇場で試合を振り出しに戻した直後、 1塁側ベンチに向けてガッツポーズを決めた。衝撃的な逆転勝利の裏には「4番」の意地があった。 2点ビハインドで迎えた 9回表。「3番」マルテの右前適時打で 1点差に迫り、なお一死 1、 3塁。 1ボール 2ストライクから右腕ギャレットの低めスプリットにバットを伸ばし、ライナーで左前に持っていった。値千金の同点打で「6番」佐藤輝の「勝ち越し3ラン」を呼び込んだ。背中の張りから 1軍に戻ってきて 4戦目。復帰後初タイムリーから「2打席連続適時打」で仲間を鼓舞し、力を込めた。

阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、 2回先頭の第 1打席で13試合ぶりとなる先制の「11号ソロ」を放った。「交流戦自身初本塁打」。カウント 1- 2から髙橋の 141キロフォークを捉え、やや低めの弾道でバックスクリーンへ運んだ。髙橋からは 3月12日のオープン戦(甲子園)で左翼へ本塁打を放っており、今季無傷の「5勝」を挙げている右腕からまた打った。高卒と大卒の違いはあるが、「11号」は93年巨人松井秀喜氏(46=現ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー)のルーキーイヤーに並んだ。(松井はシーズン最終戦、57試合の出場で記録)。球団新人では右打者の50年渡辺博之氏に(69歳没)並ぶ「歴代4位」の記録で、自身が持つ同左打者の最多をさらに更新した。なお球団新人の最多は69年田淵幸一氏(74=第6代阪神タイガースOB会会長)の「22本」。また 1つ“壁”を乗り越えた。7日DeNA戦(横浜)で「ドラフト制」後の新人では最速となる33試合目で「10号」を打った後は本塁打から遠ざかってた。12試合本塁打なしは自身最長だった。 3月17日のオープン戦で、今井達也投手(23)から左中間に本塁打を放っているメットライフドームで目覚めた。埼玉西武髙橋からはオープン戦を通じて「3本目」のアーチ。メットライフドームでもオープン戦を含めると「3発目」となり、堂々の“西武キラー”だ。

阪神の「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が初の「1試合3本塁打」でプロ野球界を仰天させた。「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で 2回に先制の「11号ソロ」、 6回は「12号ソロ」、 7- 7の 9回二死 1、 3塁、「怪物ルーキー」佐藤輝はギャレットの高めの 154キロの速球を完璧に捉えた。確信を持ってダイヤモンド 1周へゆっくり歩みを進め、高々と舞い上がった打球は右中間席奥のコンコースまで届いた。決勝の「13号3ラン」。「1試合3発」はもちろん自身初。新人では「史上4人目」、巨人長嶋茂雄氏(85=現巨人終身名誉監督。日本プロ野球名球会顧問。ジャイアンツアカデミー名誉校長)以来という「歴史的快挙」となった。「5打数3安打5打点」で12球団最速の「30勝」に導き、「本塁打キング争い」でもトップに並んだ。「怪物ルーキー」がパ・リーグにも襲いかかった。メットライフドームは「ももクロ」が初ライブを行うなどゆかりのある球場。佐藤輝はモノノフ(ももいろクローバーZのファン)で知られる。。29日には「推しメン」の高城れに(27)が玉井詩織(25)とともに同球場でラジオ中継のリポーターを務める。来場前日に前祝いとなった。「13本塁打」は巨人岡本和真内野手(24)、ヤクルト村上宗隆内野手(21)と並び、「リーグトップ」。球団新人では48年別当と並んで「3位」で、もちろん左打者では佐藤輝がトップを独走している。残り 2試合、大好きなもう 1つの「聖地」で暴れ回る。

高卒 2年目の及川雅貴投手(20)が、「プロ初登板」で大きな仕事果たした。勝ち越しを許した 7回に一死からマウンドへ。先頭の山川穂高内野手(29)に四球、呉念庭には中前打を許し一死 1、 3塁のピンチを招いた。それでもコーリー・スパンジェンバーグ外野手(30)をスライダーで空振り三振に仕留めると、岸潤一郎外野手(24)を初球で遊ゴロ。緊張のデビュー戦は、 2/3回を 1安打と 1四球を出しながら無失点で切り抜けた。終盤の「逆転劇」につながる投球に、矢野監督も評価した。

齋藤友貴哉投手が、プロ 3年目でうれしい「初勝利」を手にした。 2点を追う 8回に登板し、先頭山田遥楓内野手(24)から若林楽人外野手(23)、森と 9球で 3者凡退。 9回の「逆転劇」へ流れをつくった。18年「ドラフト4位」で入団し、先に活躍する同期の背中を見てきた。矢野監督はたたえた。記念の1勝」をきっかけに、頼れる同期とともに飛躍する。

阪神「守護神」ロベルト・スアレス投手がリーグ独走の「15セーブ」目を挙げた。逆転に成功した 9回に登板すると、先頭中村を空振り三振。栗山巧外野手(37)は内角高めのチェンジアップで見逃し三振に仕留めた。最後は綱島龍生内野手(21)を 158キロ直球で、「3者連続三振」。完璧なリリーフで大興奮の試合を締めた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <埼玉西武 7-10阪神>◇ 1回戦◇阪神 1勝 0敗 0分◇28日◇メットライフドーム

 阪神は 2回、先頭の佐藤輝がバックスクリーンへの「11号ソロ本塁打」を放ち先制。 3回無死 3塁、中野の適時打で 1点追加した。

 阪神は 6回、サンズと佐藤輝の「2者連続ソロ本塁打」で勝ち越した。その裏西武は森が「6号ソロ」、呉の適時打で同点に追いついた。

 西武は 7回、中村の「4号2ラン」で勝ち越し。阪神は 9回、連続適時打で同点。佐藤輝の「1試合3発」となる「3ラン」で勝負を決めた。阪神齋藤「1勝」、スアレス「15セーブ」。西武ギャレットが「2敗」。

  6回表阪神一死、左越え本塁打を放ったェリー・サンズ外野手。後方は佐藤輝明内野手=メットライフドーム

 猛虎打線が「山賊打線」に打ち勝った。 9回に佐藤輝明内野手が勝ち越しの「特大3ラン」を放ち、乱打戦に決着をつけた。阪神は両リーグ最速での「30勝到達」となった。

 阪神は 2回、先頭の佐藤輝が13試合ぶりとなる「11号ソロ」。西武髙橋のフォークに、崩されながらもバックスクリーンへ運ぶ“驚弾”で先制した。

 同点の 6回表にはサンズが勝ち越しの「12号ソロ」。続く佐藤輝もプロ初の 1試合 2発となる「12号ソロ」で続き、 2点を勝ち越した。

  6回表阪神一死、サンズ外野手にソロ本塁打を浴びた髙橋光成投手=メットライフドーム

 直後の 6回裏に、西武森に「ソロ本塁打」を浴びるなど、先発青柳は 6回途中「7安打4失点」で降板。 4回まで 1安打と安定の投球を続けていたが、今季最短でのノックアウトとなった。

  7回表には「4番」大山の 1軍復帰後初となる適時打で勝ち越すも、 7回裏に「3番手」馬場が、西武中村に「2ラン」を浴びるなど 3失点を喫した。

  2点ビハインドの 9回はマルテ、大山の適時打で同点に追いつき、最後は佐藤輝が右中間へ、この日 3本目の「13号3ラン」を放ち、勝負を決めた。

  9回表阪神一死 1、 3塁、マルテ内野手の右前適時打をベンチを飛び出して喜ぶ佐藤輝明内野手=メットライフドーム

▼阪神が両リーグ「30勝一番乗り」。阪神の両リーグ「30勝一番乗り」は03年以来、18年ぶり 2度目。開幕46試合以下で「30勝到達」は37年春(39試合)37年秋(36試合)46年(46試合)47年(43試合)52年(46試合)03年(45試合)08年(46試合)に次いで 8度目。

◆03年の「阪神V」 星野監督 2年目は、金本、伊良部、下柳、ウィリアムスらを補強するなど血の入れ替えを断行。金本を中心とした強力打線と、井川、伊良部、ムーアの 3本柱を軸とした投手陣がかみ合い、チームは開幕から好スタート。シーズン序盤から首位に立ち、 7月 8日には早くも「優勝マジック49」が点灯。長期ロードでは「4勝11敗」と苦しんだが、ロード明けの「7連勝」で再び波に乗った。 9月15日デーゲーム広島戦に勝ち、「マジック1」に。その後ヤクルトが敗れ、18年ぶり「リーグ優勝」が決まった。エース井川が「20勝」で「MVP」。今岡が「3割4分」で「首位打者」、赤星が「61盗塁」で「盗塁王」に輝いた。

  9回表阪神二死 1、 3塁、佐藤輝明内野手は右中間に「勝ち越し3点本塁打」を放った=メットライフドーム

 阪神が西武との打ち合いを制し、両リーグ最速で「30勝」に到達した。 9回に同点に追いつき、なおも続いた好機で「ドラフト1位ルーキー」佐藤輝明内野手が勝ち越しの「特大3ラン」を放ち、乱打戦に決着をつけた。佐藤輝は 2回と 6回にも本塁打を放っており、「1試合3発」の大暴れ。試合後の矢野燿大監督のコメントは以下の通り。

-佐藤輝は 1、 2本目もすごい当たりだったが、最後に大仕事を

 いやぁスゴかったなぁ…。もうこれはもう俺の生涯忘れることできへん試合の 1つになるな…スゴかった。 3本目も結構変化球空振りで、追い込まれた中のあの速い球を一発で仕留めたというのは、ホンマに状況も場面もそうやけど、すべてが見事やったなという。チームを救ってくれたというか、まあまあ、単なるホームランという 1本じゃないし、チームも救えたし、内容もスゴいし、うん。スゴかったよ。

  9回表阪神二死 1、 3塁、リード・ギャレット投手から右越え3点本塁打を放った佐藤輝明内野手=メットライフドーム

-13戦ぶりの本塁打。この期間の状態をどう見ていたか

 いや、打てるボールはしっかり打てていたし、もちろんいい攻めをされたときには簡単には打てるということもないかもしれないけど、状態的にはいいヒットというか、いい打球は出ていたんでね。状態的には、特別にいいというわけじゃないけど。まあ、普通の状態では入って来られているのかなとは思うけど。

- 9回は梅野が快音

 先頭でポーンとアウトになって流れが、向こうのままというところをリュウ(梅野)が粘りながらというか、出てくれたというところから始まっているんでね。リュウもずっと出ていたし、打つ方も状態が下がっていたから、きょうは休ませたかったんやけど。でも、逆に自分で切り替える1試合にできたと思うんでね。チームにとっても、あそこで逆転につながったというのは大きいしね。リュウも切り替えられる 1本になった可能性があるんで。そういう意味でも大きいかな。

  9回表阪神二死 1、 3塁、右越えの勝ち越し3点本塁打を放った佐藤輝明内野手=メットライフドーム

- 2年目の及川が初登板

 立ち上がりというか、ボール、ボールになるっていうのはよくあることで。緊張もあるし、初めての経験の中で普通に投げられるということの方が少ないと思うんで。そこから崩れずにアウト 2つ取れたっていうところではいいスタートを切れたと思うし。及川もこれからどうなるか分からないけど、将来は先発させたいなというのはもちろんあって。でも中継ぎを経験させることで先発に戻った時にアイツの野球かんっていうのは絶対プラスになるんで…。

- 8回を抑えた齋藤が「プロ初勝利」

 ちょっとね、中継ぎも苦しくなってきてるところで、こうやって出てきてくれると助かるし。元々ボールの強さとかそういうところはある投手なんで。こういう1個1個を自信にして、もっと貪欲にやってくれたら、あいつ自身の人生も変わるし、チームとしても助かるんで。あいつがいい流れで抑えてくれたからこそ、この逆転があったんでね。そこで初勝利ということで自信を高めてやってくれたらなと思います。

 

  9回表阪神二死 1、 3塁、佐藤輝明内野手は右中間に「勝ち越し3点本塁打」を放ち天を指さす=メットライフドーム

 阪神が「セ・リーグ首位」の強さを見せつけた。

  2度追いつかれ、 7回には逆転を許すノーガードの殴り合いを展開し、最後は 9回に一挙 5点を奪った。中でも初の「1試合3発」の佐藤輝について、矢野燿大監督は感謝と驚きの言葉を並べた。「いやあすごかったなあ。オレの生涯でも忘れることできひん試合の 1つになるな。 3本目も追い込まれて速い球を一発で仕留めたというのは、すべてが見事、チームを救ってくれた」。最後は相手クリーンアップをスアレスが「3者連続空振り三振」でリーグトップの「15セーブ」目を挙げ、「守護神」の差を見せつけた。

  9回表阪神二死 1、 3塁、矢野燿大監督(中央)は「勝ち越し3点本塁打」を放った佐藤輝明内野手を迎える=メットライフドーム

 「6試合無安打」だった正捕手梅野を外し、坂本をスタメンマスクに起用。だが、試合前の打撃練習で指揮官自ら梅野を熱心に指導していた。途中出場した梅野が 9回の先頭で 2塁打を放ち、「大逆転劇」のきっかけをつくった。「もちろん。リュウ(梅野)が粘りながら出てくれたところから始まっているし。ずっと出ているし、今日は休ませたかったんだけど、逆に自分で切り替える 1試合にできた。チームにとっても大きい」と喜んだ。

 今季初の「指名打者制」でサンズを「指名打者」、左翼にはロハスを入れた。「山賊打線」のお株を奪う 4発を浴びせ、「1、2番」は足で揺さぶるなど隙のないオーダーで攻め立てた。46試合目で、「30勝」に「両リーグ一番乗り」。「優勝」した03年星野阪神の45試合に次ぐ 2番目のスピード記録と、今年の虎の強さは本物だ。

 

  3回表阪神無死 3塁、右翼線に「適時2塁打」を放った中野拓夢内野手=メットライフドーム

 阪神「ドラフト6位」中野拓夢内野手は 3回無死 3塁で「適時2塁打」を放った。

 フルカウントから髙橋のカットボールを捉え、右翼へ運んだ。「チャンスの場面だったので、思い切って打ちにいった結果が良い形となりました」。 4回の守備で失策もあり課題を残したが、「ドラフト1位」佐藤輝に負けず打撃でアピール。糸原不在の中、「2番」を死守する。

 

  6回表阪神一死、髙橋光成投手から左越え本塁打を放ったジェリー・サンズ外野手=メットライフドーム

 阪神「5番」ジェリー・サンズ外野手も佐藤輝の 3発に嫉妬した?  6回に髙橋のスライダーを捉え、左翼席へ「12号ソロ」。一時勝ち越しとなる 1発にも「テル(佐藤)に(ホームラン数で)差をつけたと思ったけど、すぐに追いつかれちゃったよ」と思わず本音が漏れた。

 助っ人は交流戦 4試合で「16打数7安打、打率4割3分8厘」で「2本塁打」と絶好調だ。

 

  9回表阪神一死 1、 3塁、右前適時打を放ったジェフリー・マルテ内野手=メットライフドーム

 阪神「3番」ジェフリー・マルテ内野手の反撃打が「逆転劇」につながった。

  9回一死 1、 3塁。ギャレットの 156キロを捉え、右前適時打で 1点差に迫った。「みんながつないでくれたチャンスだったし、つなぐことだけを意識したよ。良いバッティングができたね」と自画自賛。今季最多の「1試合3四球」を選び、「つなぎの3番」が欠かせない存在となっている。

 

  7回表阪神二死 1、 3塁、左前適時打を放った大山悠輔内野手=メットライフドーム

 阪神の「4番」、大山悠輔内野手が 1軍復帰後初タイムリーを決めた。

 同点で迎えた 7回二死 1、 3塁、右腕森脇のカットボールを振り抜き、ライナーで左前に持っていった。

 「みんながつないでくれたチャンスだったので、何としてもランナーをかえすという気持ちで打ちました」

 背中の張りで 2軍調整していたが、25日ロッテ戦から 1軍復帰。一時は「勝ち越し打」となる 1本でチームを盛り上げた。

  7回表阪神二死 1、 3塁、左前適時打を放った大山悠輔内野手=メットライフドーム

 極めて自然に、熱い感情が右拳に乗り移った。大山悠輔内野手は土壇場で試合を振り出しに戻した直後、 1塁側ベンチに向けてガッツポーズを決めた。衝撃的な逆転勝利の裏には「4番」の意地があった。

 「 1打席目と 2打席目、自分が流れを止めてしまっていた。みんながつないでくれたチャンスを、いい流れができるところを自分が止めてしまっていた。なんとかやり返さないといけないという気持ちでした」

  2点ビハインドで迎えた 9回表。「3番」マルテの右前適時打で 1点差に迫り、なお一死 1、 3塁。 1ボール 2ストライクから右腕ギャレットの低めスプリットにバットを伸ばし、ライナーで左前に持っていった。値千金の同点打で「6番」佐藤輝の「勝ち越し3ラン」を呼び込んだ。

  9回表阪神一死 1、 3塁、左前適時打を放った大山悠輔内野手=メットライフドーム

  1回一死 1、 3塁、 3回無死 1、 3塁で凡退。同点の 7回二死 1、 3塁では森脇から一時は勝ち越し打となる 1本を左前に運んでいたが、それだけで納得できなかった。背中の張りから 1軍に戻ってきて 4戦目。復帰後初タイムリーから「2打席連続適時打」で仲間を鼓舞し、「投手も含めて全員で勝ち取った『勝利』。すごくうれしい」と力を込めた。

  9回表阪神一死 1、 3塁、大山悠輔内野手の左前適時打に盛り上がる阪神ベンチ=メットライフドーム

 「比べるのは昨日の自分」。矢野監督が常々口にしてきた言葉を大事にする。「昨日できなかったことが今日できれば 1歩進んでレベルアップ。それをどんどん積み重ねていくことで成長できる」。この日の試合後もすぐさま次戦以降を見据えられる冷静さがある。

 「試合が始まってしまえば、打順も『4番』も関係ない。どこでどういう仕事をするか。勝つために全力を尽くすだけ。しっかり仕事ができるように頑張ります」

 一言一句からほとばしる主将の責任感が、勝負どころでチームを落ち着かせている。

 

 阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、 2回先頭の第 1打席で13試合ぶりとなる先制の「11号ソロ」を放った。「交流戦自身初本塁打」。

 カウント 1- 2から髙橋の 141キロフォークを捉え、やや低めの弾道でバックスクリーンへ運んだ。髙橋からは 3月12日のオープン戦(甲子園)で左翼へ本塁打を放っており、今季無傷の「5勝」を挙げている右腕からまた打った。

  2回表阪神無死、髙橋光成投手から中越え本塁打を放った佐藤輝明内野手=メットライフドーム

 佐藤輝は球団を通じ「早めに追い込まれてしまったので、回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになって良かったです。先制することができたので、もっと点を取っていけるように頑張ります」とコメントした。

 高卒と大卒の違いはあるが、「11号」は93年巨人松井秀喜のルーキーイヤーに並んだ。(松井はシーズン最終戦、57試合の出場で記録)。球団新人では右打者の50年渡辺博之に並ぶ「歴代4位」の記録で、自身が持つ同左打者の最多をさらに更新した。なお球団新人の最多は69年田淵幸一の「22本」。

  2回表阪神無死、中越え先制本塁打を放ち生還する佐藤輝明内野手=メットライフドーム

 また 1つ“壁”を乗り越えた。7日DeNA戦(横浜)で「ドラフト制」後の新人では最速となる33試合目で「10号」を打った後は本塁打から遠ざかってた。12試合本塁打なしは自身最長だった。 3月17日のオープン戦で、今井から左中間に本塁打を放っているメットライフドームで目覚めた。

 大山が背中の張りから復帰し、佐藤輝は「6番右翼」に戻って 4試合目での 1発。阪神新人の「交流戦本塁打」は19年近本以来だ。開幕カードのロッテ戦は「10打数3安打」の「打率3割、1打点」と上々の滑り出し。前日27日の試合後には「やることは変わらず、しっかりと自分のするべきことをするだけなんで。いい意味でいつも通りいきたいと思います」と意欲を示していた。言葉通りフルスイングを貫き、快音を響かせた。

  6回表阪神一死、左越え本塁打を放ち佐藤輝明内野手(左)とタッチを交わすジェリー・サンズ外野手=メットライフドーム

 「虎の怪物ルーキー」が、また獅子を狩った。阪神「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が、プロ初の「1試合2本塁打」を放った。 1点リードの 6回一死走者なし。西武髙橋の内角 144キロ直球を捉えた。打球はぐんぐん伸び、左中間への「12号ソロ」となった。「しっかり集中して打席に入れましたし、追いつかれた直後だったので、ジェリー(サンズ)の 1本で終わらずに、もう 1点取ることができて良かったです」と球団を通じコメントした。

  6回表阪神一死、 2者連続の「左越え本塁打」を放った佐藤輝明内野手=メットライフドーム

 「5番」サンズの勝ち越し弾から「2者連続」。 2回に「11号ソロ」を放った際に「もっと点を取っていけるように頑張ります」とコメントした通り、攻撃の手を緩めなかった。

 高卒と大卒の違いはあるが、これで93年巨人松井秀喜がルーキーイヤーに放った「11本」を超えた(松井はシーズン最終戦、57試合の出場で記録)。球団新人では50年渡辺の「11本」を抜いて「単独4位」で、自身が持つ同左打者の最多をさらに更新した。なお球団新人の最多は69年田淵幸一の「22本」。

 これで西武髙橋からはオープン戦を通じて「3本目」のアーチ。メットライフドームでもオープン戦を含めると「3発目」となり、堂々の“西武キラー”だ。

 

 勝利に貢献する「3本塁打」を放った佐藤輝明内野手(右)は矢野燿大監督から祝福される=メットライフドーム

 阪神の「ドラフト1位」佐藤輝明内野手が初の「1試合3本塁打」でプロ野球界を仰天させた。「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で 2回に先制の「11号ソロ」、 6回は「12号ソロ」、そして 9回に決勝の「13号3ラン」を放った。新人では「史上4人目」、巨人長嶋以来という快挙。「5打数3安打5打点」で12球団最速の「30勝」に導き、「本塁打キング争い」でもトップに並んだ。「怪物ルーキー」がパ・リーグにも襲いかかった。

◇   ◇   ◇

  3本目のアーチが試合を決めた。 7- 7の 9回二死 1、 3塁、「怪物ルーキー」佐藤輝はギャレットの高めの 154キロの速球を完璧に捉えた。確信を持ってダイヤモンド 1周へゆっくり歩みを進め、高々と舞い上がった打球は右中間席奥のコンコースまで届いた。決勝の「13号3ラン」。「逆転のチャンスでしたけど、自分のスイングだけを意識して打席に入りました」。「1試合3発」はもちろん自身初。新人では58年長嶋(巨人)以来という「歴史的快挙」となった。

 井上一樹ヘッドコーチ(左から 2人目)に頭をたたかれおどける佐藤輝明内野手。左端は矢野燿大監督=メットライフドーム

 「輝祭り」の幕開けは 2回だ。髙橋の外角フォークに体勢を崩されながら右手一本で当て、打球は低い弾道のままバックスクリーンに吸い込まれた。打たれた髙橋も行き先をじっと見つめ、驚きの表情を浮かべた。「早めに追い込まれてしまったので、回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになって良かったです」。13試合ぶりとなる先制ソロ。自身最長ブランクを乗り越えて勢いに乗った。

  2発目は 6回。再び髙橋から。内角 144キロ直球に詰まらされながら左中間へ「12号ソロ」を運び、サンズとの「2者連続本塁打」。気持ちよく 3方向へ放物線を描き、「一番はチームが勝ったので、それがうれしいです」とすがすがしい表情だった。

 勝利に貢献する3本塁打を放った佐藤輝明内野手は「Zポーズ」で笑顔をみせる=メットライフドーム

 「聖地」での大暴れだった。メットライフドームは「ももクロ」が初ライブを行うなどゆかりのある球場。佐藤輝はモノノフ(ももいろクローバーZのファン)で知られ、ヒーローインタビューでは「メットライフで打てて良かったです」と笑った。29日には「推しメン」の高城れにが玉井詩織とともに同球場でラジオ中継のリポーターを務める。来場前日に前祝いとなった。

 「13本塁打」は巨人岡本和、ヤクルト村上と並び、「リーグトップ」。球団新人では48年別当と並んで「3位」で、もちろん左打者では佐藤輝がトップを独走している。残り 2試合、大好きなもう 1つの「聖地」で暴れ回る。

◆58年長嶋茂雄氏の「1試合3本塁打」

  6月22日大洋戦(川崎)の 3、 6回に 3ラン、 8回にソロで計 7打点。 3本とも左翼へ場外弾を放ち「いやあ、今日はおかしいですよ。あまりにもツキすぎです」。

 

  7回裏西武一死、「プロ初登板」のマウンドにあがる及川雅貴投手(左)、右は小幡竜平内野手=メットライフドーム

 高卒 2年目の阪神及川が、「プロ初登板」で大きな仕事果たした。

 「やっぱり緊張はしました。中継ぎの厳しさというのを実感した『初登板』だったと思います」。勝ち越しを許した 7回に一死からマウンドへ。先頭の山川に四球、呉念庭には中前打を許し一死 1、 3塁のピンチを招いた。それでもスパンジェンバーグをスライダーで空振り三振に仕留めると、岸を初球で遊ゴロ。緊張のデビュー戦は、 2/3回を 1安打と 1四球を出しながら無失点で切り抜けた。

  7回裏西武一死、「プロ初登板」の及川雅貴投手=メットライフドーム

 終盤の「逆転劇」につながる投球に、矢野監督も「崩れずにアウト 2つ取れたっていうところではいいスタートを切れたと思う」と評価した。19年「ドラフト3位」で入団した期待の左腕。19日に「初勝利」を挙げた同期の西純に続き、堂々の投げっぷりを見せた。

▽阪神及川雅貴投手の父大介さん(栃木県内の職場で息子の初登板を中継映像で見守り)

 「緊張のせいかボール球が続いて、先頭に四球を出していたので良くないなあと。ハラハラしましたね。次はもうちょっと内容を良くしてほしいですね」

 

  8回からマウンドに上がり、「プロ初勝利」を飾った齋藤友貴哉投手=メットライフドーム

 齋藤友貴哉投手が、プロ 3年目でうれしい「初勝利」を手にした。

 「野手の皆さんのおかげだったり、チームの皆さんのおかげだと思うので、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」。 2点を追う 8回に登板し、先頭山田から若林、森と 9球で 3者凡退。 9回の「逆転劇」へ流れをつくった。

 18年「ドラフト4位」で入団し、先に活躍する同期の背中を見てきた。「近本、木浪が活躍しててすごく悔しい思いもあった。まず追いつけ追い越せじゃないですけど、そこのラインに立てることがやっぱりうれしい」。妻と子どもを残して、 1年目は入寮して野球に専念。ウイニングボールは「家族にあげます」と声を弾ませた。

 「プロ初勝利」を挙げた齋藤友貴哉投手は、矢野燿大監督(左)と笑顔を見せる=メットライフドーム

 矢野監督は「こういう 1個 1個を自信にして、もっと貪欲にやってくれたら、あいつ自身の人生も変わるし、チームとしても助かる。あいつがいい流れで抑えてくれたからこそ、この逆転があった」とたたえた。「記念の1勝」をきっかけに、頼れる同期とともに飛躍する。

▽阪神齋藤友貴哉投手の恩師、元ホンダ監督の岡野勝俊氏

 息子が試合やってるよと教えてくれて、テレビを見たらちょうど投げるところだったんです。去年先発した時は力んでいるように見えたけど、今日見たらすごくまとまって、力みなく投げていた。「棚からぼた餅」的な感じで、ほっとしたんじゃないでしょうか。この 1勝は大きいと思います。

 

  9回からマウンドに上がったスアレス投手=メットライフドーム

 阪神「守護神」ロベルト・スアレス投手がリーグ独走の「15セーブ」目を挙げた。「みんな大変な、うまくいかなかった部分もあるけど、チームが勝ったというのが大きいよ」。

 逆転に成功した 9回に登板すると、先頭中村を空振り三振。栗山は内角高めのチェンジアップで見逃し三振に仕留めた。最後は綱島を 158キロ直球で、「3者連続三振」。完璧なリリーフで大興奮の試合を締めた。

 

※ 5月29日の予告先発は、埼玉西武・今井達也投手(23)ー阪神・伊藤将司投手(25=JR東日本)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2021年 オープン戦 最終順位表

 

 2021年 公式戦 順位表

 

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 2021年 公式戦日程表と結果(05月)

 

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