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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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西勇輝が甲子園練習、古巣オリックス戦で12球団勝利目指す!ガンケル指名練習参加1軍先発復帰へ!

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甲子園が青に染まる。阪神と上新電機株式会社は31日、6月18日巨人戦(甲子園)で、「新型コロナウイルスの医療従事者支援」のため「HEALTH CARE HEROES GAME Supported by Joshin」を開催することを発表した。試合前練習で「医療従事者」に感謝を示す青色のTシャツを着用。試合中は青色基調のキャップで臨み、各塁のベースも青色にデザインされる。青色のタオルも販売されるなど、聖地が異例のブルーで彩られる。阪神選手会からの発案で、該当試合では「医療従事者」への感謝を伝える「青色」にデザインされたTシャツを着用し、試合中は通常のキャップの一部を「青色」に変えて試合に臨む。発表に際し、選手会会長・近本光司外野手(26)は、呼びかけた。「医療従事者ナイター」を企画立案した坂本誠志郎捕手(27)は呼びかけ、力を込めた。当日はリーグ戦の再開日で、「首位攻防」の可能性もある。「青虎」が感謝を胸に、伝統の一戦に挑む。

阪神と上新電機株式会社は31日、 6月18日巨人戦(甲子園)で、「新型コロナウイルスの医療従事者支援」のため「HEALTH CARE HEROES GAME Supported by Joshin」を開催することを発表した。阪神選手会からの発案で、該当試合では医療従事者への感謝を伝える「青色」にデザインされたTシャツを着用し、試合中は通常のキャップの一部を「青色」に変えて試合に臨む。

阪神の「1軍投手指名練習」が31日に甲子園で行われ、12球団勝利を目指す西勇輝投手(30)が参加した。西勇は 6月 1日オリックス戦(甲子園)での先発が見込まれている。「1軍投手指名練習」には、右肩の張りから30日に「実戦復帰」し、好投したジョー・ガンケル投手(29)も参加。ラウル・アルカンタラ投手(28)、秋山拓巳投手(30)、青柳晃洋投手(27)とともに汗を流した。史上19人目の「12球団白星」を狙う。 4月20日以来の「4勝」目を目指す。

阪神「新外国人」ラウル・アルカンタラ投手が「交流戦初勝利」を目指す。前回 5月27日のロッテ戦は、 6回に逆転を許して「来日初黒星」。次回は 3日のオリックス戦に先発する見込みで、長打を警戒した。

調子が上がらないメル・ロハス・ジュニア外野手(31=韓国・KT)は今週、代打待機が続きそうだ。今日 1日からは甲子園で 6連戦。「DH選手」を使えない影響もあり、矢野燿大監督(52)は起用法をイメージした。

出場選手登録を外れている阪神ジョー・ガンケル投手が31日、甲子園球場での「1軍投手指名練習」に参加した。ガンケルは前日30日に右肩の張りから「実戦復帰」。 6月 6日ソフトバンク戦(甲子園)で「1軍先発復帰」の見込みだ。

復調した梅野隆太郎捕手(29)はお世話になった先輩との対決を待ちわびた。 1日からはオリックス 3連戦。在籍中「沖縄自主トレ」も共にした昨年までのチームメート、能見篤史投手(42)と対戦する可能性もある。前日 5月30日西武戦では「決勝1号2ラン」を含む「4安打3打点」。打って勢いを加速させる。

佐藤輝明内野手(22=近畿大學)がオリックス投手陣にリベンジを期す。「防御率2.32」で「パ・リーグトップ」を走る19歳撃ちへ、「怪物ルーキー」のお返しに期待がかかる。

藤浪晋太郎投手(27)はまた苦悩のトンネルに足を踏み入れてしまったのだろうか。プロ 9年目で初めて「開幕投手」を任された21年。 5試合先発で「2勝1敗、防御率2.60」と粘投を続けながら、徐々に制球の乱れが大きくなり、 4月24日に「出場選手登録」を抹消された。 5月以降も 1軍マウンドから遠ざかったままだ。数年前の背番号「19」と同列に論じるわけにはいかない。そう感じさせるほど、21年春の藤浪はポジティブな言葉と笑顔がよく似合っていた。藤浪は決して後退している訳ではない。少なくとも、数年前と比べてバージョンアップしている。思い返せば、少し迷い込んだだけのはずだったトンネルは驚くほど長かった。「新型コロナウイルス感染」などを乗り越え、 692日ぶりの「白星」を手にした昨年 8月21日の神宮球場。今年 3月、藤浪は「異例」と表現できる流れで「開幕投手」を任されている。過去 2年間でわずか「1勝」しかしていない立場での抜てき。計り知れない重圧について問いかけた時も、柔和な表情のままメンタルコントロールの方法を明かしていた。 160㌔に迫る剛速球に 140㌔後半のスプリット、勝負どころで握りしめる右拳に野球少年のようなハツラツ笑顔…。華のあるマウンドさばきの復活を、甲子園が待っている。

記事をまとめてみました。

 

 甲子園が青に染まる。阪神は 5月31日、 6月18日の巨人戦(甲子園)を「新型コロナウイルスの医療従事者支援」のため、「HEALTH CARE HEROES GAME」として開催すると発表した。試合前練習で「医療従事者」に感謝を示す青色のTシャツを着用。試合中は青色基調のキャップで臨み、各塁のベースも青色にデザインされる。青色のタオルも販売されるなど、聖地が異例のブルーで彩られる。昨年 5月や今年 4月末にも、同様の趣旨で球場外の照明を青にしたことはあったが、球場の中が青に染まるのは初めてだ。

 「医療従事者」への感謝を伝える「青色」にデザインされたキャップなど着用した近本光司外野手(左)と坂本誠志郎捕手

 「医療従事者ナイター」を企画立案した坂本誠志郎捕手は「日常を守っていただいている「医療従事者」の方を、今度は僕たちの手で守っていかなければならない。何か力になれたらと選手たちで話し合った」と説明。「今は(ファンの)みなさんの取り組みも戦力になる」と呼びかけ、「日常の楽しみを僕たちから提供できるように、責任感を持ってプレーしていきたい」と力を込めた。

 「コロナ」は依然猛威を振るい、「医療従事者」は連日厳しい対応を迫られている。兵庫県の「緊急事態宣言」は20日まで延長された。 1日オリックス戦から20日巨人戦までの甲子園 9試合は、発売済みの年間予約席購入者しか入場できない。観客はまばらで、大声での声援も禁止され、まだまだ日常の風景は戻らない。野球の力で、暗いムードの世の中を少しでも明るくしたい。選手会長の近本は「僕たちの仕事はチームが勝って、『優勝』すること」と言った。当日はリーグ戦の再開日で、「首位攻防」の可能性もある。「青虎」が感謝を胸に、伝統の一戦に挑む。

  6月18日、「HEALTH CARE HEROES GAME Supported by Joshin」として開催される阪神対巨人戦で使用される、「医療従事者」への感謝を伝える「青色」で照らされる阪神甲子園球場 (球団提供)

 阪神と上新電機株式会社は31日、6月18日巨人戦(甲子園)で、「新型コロナウイルスの医療従事者支援」のため「HEALTH CARE HEROES GAME Supported by Joshin」を開催することを発表した。

 阪神選手会からの発案で、該当試合では「医療従事者」への感謝を伝える「青色」にデザインされたTシャツを着用し、試合中は通常のキャップの一部を「青色」に変えて試合に臨む。

 発表に際し、選手会会長・近本光司外野手は、「僕たちの仕事はチームが勝って、優勝すること」とあらためて決意を固め、企画立案者の坂本誠志郎捕手は「今は『医療従事者』の方々を守るという意味でも、(ファンの)皆さんの取り組みも戦力」と呼びかけた。

 近本と坂本の一問一答は以下の通り。

  6月18日、「HEALTH CARE HEROES GAME Supported by Joshin」として開催される阪神対巨人戦で使用される、「医療従事者」への感謝を伝える「青色」にデザインされたキャップ (球団提供)

◇    ◇

-「医療従事者ナイター」をやることになったきっかけは

 坂本 こういう苦しい状況の中で、こうやって野球をさせていただける環境があるのも、「医療従事者」の皆さんのおかげだと思っていますし、僕たちの日常を守っていただいている「医療従事者」の方を、今度は僕たちの手で守っていかなければならないと思うので、そういった思いで何か力になれたらと選手たちで話し合って、この企画を実施することになりました。

-「コロナ禍」のシーズン。なかなか終息が見えない中、今どういった思いで戦っているか

 近本 昨年からファンの方々も思うように球場にお越しいただけない状況が続いていますが、自分たちは目の前の自分たちができることをしっかりやって、できるだけ多くの方々に僕たちのプレーしている姿で元気になってもらったり、希望を持っていただけるようにと思いながら、日々戦っています。

  6月18日、「HEALTH CARE HEROES GAME Supported by Joshin」として開催される阪神対巨人戦で使用される、「医療従事者」への感謝を伝える「青色」にデザインされたTシャツ (球団提供)

-依然として厳しい状況は続く。プロとしてどういう姿を見せていきたいか

 坂本 本当に、野球をさせていただいていることに対する感謝の気持ちは常に持って戦っていますし、「コロナ禍」の重苦しい世の中ですが、少しでも早く楽しい日常が戻って来てほしいと思っているので、僕たちの野球をしている姿で、いろいろな方々が元気づけられたとか、前向きな気持ちになれたとか、少しでも日常の楽しみを僕たちから提供できるように、責任感を持ってプレーしていきたいと思います。

 近本 まず僕たちが野球を楽しんで、その姿を球場やメディアを通して多くの方々に届けていきたいと思いますし、チームとしてもしっかり勝って、多くの方々を勇気づけられるように一生懸命プレーしていきたいです。

 「医療従事者」ナイターで使用されるボール (球団提供)

-「医療従事者」の方々、ファンの方にメッセージ

 坂本 「医療従事者」の皆さま、苦しい状況の中で、「コロナ」と闘い、僕たちの日常を守っていただき本当にありがとうございます。なんとか僕たちも野球でみなさんをもっともっと応援していけたらと思っています。そしてファンの方々、甲子園でなかなか声を出して思い切り応援できない期間が続いていますが、今は「医療従事者」の方々を守るという意味でも、皆さんの取組も戦力になると思っています。今は我慢していただいて、また元の日常が戻ってきた時にみなさんと一緒に思い切り喜び合いたいと思っているので、ファンのみなさんもご協力のほどよろしくお願いします。

 近本 僕たちの仕事はチームが勝って、「優勝」することだと思うので、そのことによって「医療従事者」のみなさんやファンのみなさんに、たくさんの元気と希望と、「今日から頑張ろう」という気持ちを持ってもらえるように、これからもチーム全体で精いっぱい頑張っていきます。

 

 阪神と上新電機株式会社は31日、 6月18日巨人戦(甲子園)で、「新型コロナウイルスの医療従事者支援」のため「HEALTH CARE HEROES GAME Supported by Joshin」を開催することを発表した。

 阪神選手会からの発案で、該当試合では医療従事者への感謝を伝える「青色」にデザインされたTシャツを着用し、試合中は通常のキャップの一部を「青色」に変えて試合に臨む。

▼対象試合

  1軍= 6月18日巨人戦(甲子園)、 2軍= 7月 6日ウエスタン・リーグソフトバンク戦(甲子園)

▼実施内容

 ウオーミングアップから打撃練習終了まで監督、コーチ、選手、スタッフが「青色」にデザインされたオリジナルTシャツを着用する。また、試合終了までは、一部が青色にデザインされたオリジナルキャップを着用。

  6月18日、医療従事者への感謝を伝える「青色」にデザインされたキャップなどを選手が着用し練習、試合を行う。写真は販売タオル (球団提供)

▼試合球

 「THANK YOU HEALTH CARE HEROES」を刻印した試合球を使用。

 (ウエスタン・リーグでは使用しない)

▼青色ベース

 試合中、各塁のベースを「青色」のデザインに変更。

▼大型ビジョンも「青色」

 選手の打席時、登板時に大型ビジョンに表示される選手顔写真の背景を「青色」に変更。

▼ライトアップ

 「新型コロナウイルス」と闘う「医療従事者」に感謝を込め、甲子園球場正面( 7、 8号門付近)を「青色」にライトアップ。

 医療従事者への感謝を伝える「青色」にデザインされたベースの写真 (球団提供)

▼動画リレー

 選手と甲子園で観戦したファンから、「医療従事者」へ感謝を伝えるメッセージリレー動画を制作し、試合前やイニング間にて大型ビジョンで放映。

▼SNS企画

 ファンから医療従事者へ感謝の気持ちを伝えるメッセージを募集。「#医療従事者にありがとう」「#阪神タイガース」をつけてツイッターやインスタグラムにメッセージを投稿すると、一部が大型ビジョンに表示される。

▼オークション

 対象試合終了後に監督、コーチ、選手が着用したTシャツ、キャップ、試合中に使用した試合球、各塁ベースをチャリティーオークションとして実施。収益金は一部の経費を除き、「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」に寄付される。 ※グッズの発売など詳細は、球団公式サイトをご確認ください。

 

 投手指名練習で投球する西勇輝投手=阪神甲子園球場

 阪神の「1軍投手指名練習」が31日に甲子園で行われ、12球団勝利を目指す西勇輝投手が参加した。

 西勇は 6月 1日オリックス戦(甲子園)での先発が見込まれている。この日はキャッチボールやダッシュなどで調整を行った。現在「98勝」を挙げており、「12球団勝利」まで残すは09年~18年まで過ごした古巣オリックスのみ。19年の対戦では「白星」を挙げることはできず、リベンジを期すマウンドとなる。

 「1軍投手指名練習」には、右肩の張りから30日に「実戦復帰」し、巨人との 2軍交流戦(甲子園)で 5回途中「3安打無失点」と好投したジョー・ガンケル投手も参加。ラウル・アルカンタラ投手、秋山拓巳投手、青柳晃洋投手とともに汗を流した。

 阪神の西勇輝投手=阪神甲子園球場 (2021年 5月25日撮影)

 西勇輝投手が古巣・オリックス相手に、史上19人目の「12球団白星」を狙う。この日は甲子園で行われた「投手指名練習」に参加し、 1日同戦(甲子園)の先発へ向けて調整を行った。「全球団勝利」へ残すはオリックスのみだが、「12球団からの『勝利』は意識せずに、チームの『勝利』に貢献するために、しっかりと腕を振って投げていきたい」と 4月20日以来の「4勝」目を目指す。

 

 ラウル・アルカンタラ投手=阪神甲子園球場 (2021年 5月27日撮影)

 阪神「新外国人」ラウル・アルカンタラ投手が「交流戦初勝利」を目指す。前回 5月27日のロッテ戦は、 6回に逆転を許して「来日初黒星」。

 次回は 3日のオリックス戦に先発する見込みで、「良い打者がそろっている印象。ボールを低めに集めることが大切だと思っている」と長打を警戒した。この日は甲子園で練習を行い、ノックやブルペン投球で調整を行った。

 

 メル・ロハス・ジュニア外野手=メットライフドーム (2021年 5月30日撮影)

 調子が上がらないメル・ロハス・ジュニア外野手は今週、代打待機が続きそうだ。

  5月28、29日の敵地西武戦に先発して計「7打数無安打」。これで「15打席連続無安打、打率0割5分7厘」と低空飛行が続いている。今日 1日からは甲子園で 6連戦。「DH選手」を使えない影響もあり、矢野監督は「外国人選手や他の選手の状態を考えれば、現状なかなかスタメンはない。チャンスで 1本というところかなと思っています」と起用法をイメージした。

 

 投手指名練習で投球するジョー・ガンケル投手=阪神甲子園球場

 出場選手登録を外れている阪神ジョー・ガンケル投手が31日、甲子園球場での「1軍投手指名練習」に参加した。

 ガンケルは前日30日に右肩の張りから「実戦復帰」。同日の巨人との 2軍交流戦(甲子園)で 5回途中「3安打無失点」と復調をアピールし、平田 2軍監督も「球のキレといいスピードといい、全く問題ない」と評価していた。今季「5勝0敗」の右腕は、 6月 6日ソフトバンク戦(甲子園)で「1軍先発復帰」の見込みだ。

 

 タイガース最後の投球を終え梅野隆太郎捕手(右)と握手を交わす能見篤史投手=阪神甲子園球場 (2020年11月11日)

 復調した梅野隆太郎捕手はお世話になった先輩との対決を待ちわびた。 1日からはオリックス 3連戦。在籍中「沖縄自主トレ」も共にした昨年までのチームメート、能見と対戦する可能性もある。「能見さんであろうと誰であろうと、その中で戦っていく。勝負の世界なので、一生懸命打てるようにいいイメージを持って打席に立って、その中で楽しめたと思えるのは勝負に勝った時だと思う」。前日 5月30日西武戦では「決勝1号2ラン」を含む「4安打3打点」。打って勢いを加速させる。

 

 佐藤輝明内野手=京セラドーム大阪 (2021年 4月 4日撮影)

 佐藤輝明内野手がオリックス投手陣にリベンジを期す。

 オープン戦は 2試合で「7打数無安打4三振」。 3試合目は蓄積疲労のためベンチ外だった。 2日に先発予定の宮城には「2打数無安打」で、チームも 6回 1失点に抑え込まれた。「防御率2.32」で「パ・リーグトップ」を走る19歳撃ちへ、「怪物ルーキー」のお返しに期待がかかる。

 

 藤浪晋太郎はまた苦悩のトンネルに足を踏み入れてしまったのだろうか。

 プロ 9年目で初めて「開幕投手」を任された21年。 5試合先発で「2勝1敗、防御率2.60」と粘投を続けながら、徐々に制球の乱れが大きくなり、 4月24日に「出場選手登録」を抹消された。 5月以降も 1軍マウンドから遠ざかったままだ。

ただ、今年 4月で27歳になった藤浪を、数年前の背番号「19」と同列に論じるわけにはいかない。そう感じさせるほど、21年春の藤浪はポジティブな言葉と笑顔がよく似合っていた。

 「今までは何か言われたりすると『なんやねん』と思ってしまっていた。今はそういうことも受け流せるようになりました」

  2月下旬、藤浪は「1軍キャンプ地」の沖縄・宜野座でそう笑っていた。いわゆる「スター扱い」を堂々と受け入れられるだけの準備が心技体ともに整ったようにも映った。

 「自分を特別だと思って。スペシャルだと思えば注目されることも割り切れるから」―。

 これはここ数年、親交の深い武豊騎手から受け取ってきた金言の 1つだ。レジェンドからの言葉をようやく体現でき始めた実感があるのだという。

 「無理にそう思おうとするのではなく、自然にそう思えるようになってきたんです」

 藤浪は決して後退している訳ではない。少なくとも、数年前と比べてバージョンアップしている。  思い返せば、少し迷い込んだだけのはずだったトンネルは驚くほど長かった。

 今、「藤浪晋太郎」をイメージした時、大阪桐蔭 3年時の「甲子園春夏連覇」や高卒 1年目からの「3年連続2ケタ星」を真っ先に思い浮かべられる人はどれだけいるだろうか。

 2020年10月、ヤクルト戦の 6回に登板した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 極度の制球難に苦しみ続けた近年の印象はそれほど強く、切なかった。

 不要論やトレード説も頻繁に飛び交った日々。「イップス」というレッテルを貼られながら地道に黙々と鳴尾浜でボールを投げ続けた姿は、今も記者の脳裏に焼きついて離れない。

 「自分なんかのレベルでイップスという言葉を使うのは、本当につらい思いをしている人たちに失礼」

 「技術はメンタルを凌駕(りょうが)する」

 歯を食いしばって貫き続けた信念が再び結果に結びつき始めた昨夏、苦悩と努力を目の当たりにしてきた人々は一様に心の底から喜び、安堵(あんど)していた。

 「新型コロナウイルス感染」などを乗り越え、 692日ぶりの「白星」を手にした昨年 8月21日の神宮球場。藤浪は少し照れ笑いしながら自身の変化を表現している。

 「人の痛みが分かるようになりました。人間として 1つ成長できた、大きくなれたのかなと思います」

 昨季終盤には中継ぎも経験。同じタイミングでフォームも安定し、10月には球団最速を更新する 162㌔も計測した。もともと球界屈指といえる潜在能力の持ち主。鍛え抜かれた心と技術が一気にかみ合えば、再びスター街道の入り口に立つのは必然の流れだった。

 今年 3月、藤浪は「異例」と表現できる流れで「開幕投手」を任されている。過去 2年間でわずか「1勝」しかしていない立場での抜てき。計り知れない重圧について問いかけた時も、柔和な表情のままメンタルコントロールの方法を明かしていた。

  1回表ヤクルト二死、山田哲人内野手を空振り三振に切る藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場 2021年 4月16日

 「自分で言うのもなんですけど、ある意味、宿命なのかなと考えて…。そういうところに投げていかないと自分は強くはなれないんだと、そう思うようにしています」

 もう、ちょっとやそっとの事象では動じない。何度となく修羅場をくぐり抜けてきた経験値は今後、必ず完全復活の土台となることだろう。

 今春は「2軍再調整」を命じられた直後、すぐさま「ノーワインドアップ投法」に再挑戦。再び苦境に立たされても成長をもくろむ、その向上心からも前向きな感情がくみ取れる。

 恥ずかしい話だけれど、 6年前、記者は藤浪登板の度にビクビクしていた。

 「14勝7敗、防御率2.40」で「最多奪三振」のタイトルも獲得した15年。毎度のようにノーヒットノーランの予感が漂い、快投に見合うだけの原稿を用意できるのか不安でならなかったのだ。あの頃の圧倒的、支配的な投球がよみがえる日が待ち遠しい。

 右腕は今春、何度となく口にしていた。

 「『藤浪が投げる日だから見に行きたい』と言ってもらえるように頑張りたい」

  160㌔に迫る剛速球に 140㌔後半のスプリット、勝負どころで握りしめる右拳に野球少年のようなハツラツ笑顔…。華のあるマウンドさばきの復活を、甲子園が待っている。

 

※ 6月 1日の予告先発は、阪神・西勇輝投手(30)―オリックス・山岡泰輔投手(25)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!今季こそ勝利を掴め!待っているのは、「三文字」だけだ!今年は行けるぞ!ファイトだ!タイガース!  

 

今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。

試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれても バッターに向かっていく」

そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。 次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。

最後に「頂へ」。

これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季 はもちろん「頂」しかありません。

チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、 頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」とういう意識にしていきます。

やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。

このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。

 

 

 

 2021年 オープン戦 最終順位表

 

 2021年 公式戦 順位表

 

 2021年 交流戦 順位表

 

 2021年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 2021年 公式戦日程表と結果(06月)

 

 

 

 

 

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