トヨタ クラブＷ・広島ＭＦ青山｢完璧｣無回転Ｖ弾！広島が初戦突破！ゴール判定システム初使用！

　広島が先に主導権を握ったが、広島はチャンスを作りながら決定力を欠き、前半は＜広島 0－ 0オークランド＞で折り返した。後半も広島ペースが続き、後半21分、ＭＦ青山敏弘(26)が豪快な無回転ミドルシュートを右足で決め先制、ＦＷ佐藤寿人(30)を中心としたパスサッカーを世界に披露。結局これが決勝点となり、＜広島 1－ 0オークランド＞で広島が初戦を突破した。
　オセアニア王者オークランド(ニュージーランド)の日本人選手、岩田卓也は左サイドバックでフル出場した。
　国際サッカー連盟(ＦＩＦＡ)のバルク事務局長が 5日、都内のホテルで会見し、今年のクラブＷ杯でゴール内に機器を取り付けて磁場でボールの位置を判定するゴール判定システムを初導入された。試合後、広島のＧＫ西川は｢見た目は違和感があるし(接触すると)危ないかもしれない。でも自分では入っていないと思っても、それでゴールと言われれば納得できる｣と私見を述べた。記事をまとめてみました。

　広島が先に主導権を握った。前半 8分、ＦＷ佐藤からのパスを受けたＭＦ森崎浩がシュートを打つが、ＧＫがキャッチした。
　さらに同19分には、ＭＦ高萩が右ＣＫから直接ゴールを狙うが、右ポストに直撃。こぼれ球を拾ったＭＦ森崎浩が再びシュートを打つが、ＧＫがキャッチ。オークランドは同24分、ＦＫからＭＦフェネリディスのシュートはＧＫ西川がセーブした。広島はチャンスを作りながら決定力を欠き、前半は＜広島 0－ 0オークランド＞で折り返した。
　後半も広島ペースが続いた。同 6分、ＭＦ高萩の強烈な右足ミドルは左ポストに弾かれた。同21分、ＭＦ青山が強烈な右足無回転ミドル弾を決めて、先制した。同29分には、オセアニア王者オークランド(ニュージーランド)選手のシュートをＧＫ西川が足でクリアして好セーブを見せた。広島は同40分、左ショートコーナーからＤＦ森脇がシュートを打つが、クロスバーを直撃。最後はオークランドの猛攻を体で防ぎ、＜広島 1－ 0オークランド＞で広島が初戦を突破した。


　決勝ゴールの広島ＭＦ青山敏弘は笑顔でガッツポーズ

　Ｊリーグ王者の広島が、＜広島 1－ 0オークランド＞で勝利し、開幕戦を制した。後半21分、ＭＦ青山敏弘が豪快な無回転ミドルシュートを右足で決め先制、堅固な守備の相手に持ち味の決定力は見せつけられなかったが、ＦＷ佐藤寿人を中心としたパスサッカーを世界に披露。結局これが決勝点となった。
　青山は｢完璧でしたね。広島らしい攻めで点がとれたし、次も広島のサッカーが通じると信じたい｣と強豪相手にＪリーグを制した攻撃力披露を誓った。
　今季Ｊ１の最優秀選手と得点王に輝いた広島の佐藤はフル出場したが、ゴールを奪えなかった。ワントップとしてチームを引っ張った主将佐藤が｢普通のシュートを決めるより、規格外の得点をとるタイプ。あのゴールを見ただけで、この試合の価値がある｣と絶賛した。
　さらに佐藤は、｢緊張感は全くなかったけど、いつもなら通るパスが引っ掛かったりして、少し感覚が違った。難しい試合を勝ててよかった｣と笑顔で話した。


　後半、サムアップで鼓舞する広島ＦＷ佐藤寿人

　開幕戦はＪリーグ王者の広島がオークランドを破った。今季リーグ得点王ＦＷ佐藤寿人を中心に、魅力的なパスサッカーを展開。後半21分、ＭＦ青山敏弘の豪快な右足ミドル弾で先制すると、広島名物のゴールパフォーマンスも世界の舞台で初披露した。 9日の準々決勝ではアフリカ王者アルアハリ(エジプト)と豊田スタジアムで対戦する。
　佐藤が、広島に新たな歴史を刻んだクラブＷ杯初ゴールを目に焼き付けた。｢ 1発目は僕が決めたかったんですけどね。でもアオ(青山)にはハーフタイムで遠めから打てと言っていたんです。横で見てたけど、規格外のすごいシュート｣と弟分の殊勲弾を“アシスト”した。


　後半、先制ゴールを決め喜ぶ広島ＭＦ青山青山敏弘(左)

　後半21分、ＭＦ青山の先制弾後は広島お得意のゴールパフォーマンス。ＤＦ森脇が予告していた釣りバージョンだ。動画サイトで 100万回以上再生された 1番人気を世界に発信した。ＤＦ千葉や森脇が魚役となり青山が釣り上げた。最後は佐藤が｢ハイ、チーズ！｣とシャッターも押して“記念撮影”で締めた。森脇は｢次は歌手の振り付けをもじったもの｣と再予告した。
　攻撃でもＧＫからパスをつないだ理想の形で次々とゴール前にクロス。最前線の佐藤は動きだしの良さという持ち味を存分に発揮。リーグ22得点の存在感を世界に発信した。
　二卵性双生児の兄、千葉のＭＦ勇人を励ますためにも燃えた。Ｊリーグ個人 4冠を受賞した 3日、兄はシーズン中に痛めた左膝半月板損傷の手術を受けた。佐藤は｢子どものころからシュート練習に付き合ってくれたおかげで今の僕がある｣とあいさつした。大会前には｢行けないけどテレビの前で応援してる｣の電話に力をもらった。｢次こそゴールを決める。リハビリの励みにしてほしい｣と決意。この日から兄はリハビリを開始した。
　2007年浦和、2008年Ｇ大阪、昨年の柏に続き、日本勢は初戦負けなしだ。最高位 3位を超えるべく、次戦の準々決勝ではアフリカ王者アルアハリと対戦する。｢ここからが大事。コリンチャンスやチェルシーとやりたい｣。佐藤のゴールでつかみとる。


　後半、青山敏弘( 6番)のゴールで先制した広島イレブンは魚釣りパフォーマンスを披露

　オークランドの日本人選手、岩田卓也は左サイドバックでフル出場した。Ｊリーグでプレー経験のない29歳のＤＦは｢夢の舞台に立てたのはすごくいい経験だけど、負けて悔しい気持ちが強い｣と笑顔はなかった。
　前半はミキッチの対応に苦しんだが、試合終盤には攻撃参加から好クロスも入れた。今後については｢日本へ帰ろうか考えたこともあったけど、もう一度チャレンジして初戦を突破したい｣と、来年もクラブＷ杯出場を目指すことを誓った。

　国際サッカー連盟(ＦＩＦＡ)のバルク事務局長が 5日、都内のホテルで会見し、今年のトヨタ クラブＷ杯で初導入されるゴール判定システムについて説明した。センサー入りのボールを手に｢人間の目で判断できる速さには限界がある。このシステムは判定を下す際のアシストになるだろう｣と話した。同事務局長によると今大会におけるシステムの設置と使用に約 100万ドル(約8000万円)かかるという誤審防止を目的にゴール判定システムを初めて導入した。トヨタ クラブＷ杯の 6日の開幕戦で、横浜・日産スタジアムに設置された｢ゴールレフ｣が使用された。キックオフの 1時間45分前に審判団が両ゴールでテストを行ったが、試合中にゴール付近での微妙なシーンはなかった。
　ゴール内に機器を取り付けて磁場でボールの位置を判定し、ゴールが認められると主審の腕時計が振動する仕組み。判定の結果は審判団以外に公開されないが、試合前日には報道陣の前で実演され、ＦＩＦＡの関係者は｢精度には自信がある｣と話している。
　試合後、広島のＧＫ西川は｢見た目は違和感があるし(接触すると)危ないかもしれない。でも自分では入っていないと思っても、それでゴールと言われれば納得できる｣と私見を述べた。
　 9、12日に愛知・豊田スタジアムで行われる試合では、複数のカメラで映像を解析する｢ホークアイ｣が使われる。

　広島と 6大陸連盟王者の 7チームが参加し、欧州代表のチェルシー(イングランド)と南米代表のコリンチャンス(ブラジル)は準決勝から登場する。

　トヨタ クラブＷ杯に南米代表として参加するコリンチャンスが 6日、経由地のドバイ発の飛行機で来日した。サンパウロの空港で行われた“壮行会”に集まった 2万人には及ばなかったが、この日は成田空港に約 100人の先乗りサポーターが集結し、選手たちが登場すると大歓声を上げた。浦和時代にＪリーグ得点王に輝いたこともあるＦＷエメルソンら、選手たちは長旅の疲れも見せずに、ファンの声援に応えていた。エメルソンは｢ダイジョウブ｣などと日本語を発し、｢日本に帰って来られてうれしいか？｣と聞かれると、笑顔でうなずいていた。

　ガッツで頑張って勝利した、サンフレッチェ広島のナインは偉い！
　しかし、オークランドに日本人選手が入っていたなんて…Ｊリーグでプレー経験が一切無い選手でも、国の代表に選ばれる程の力を持っているなら日本に帰ってきてＪリーグでプレーして貰いたいですね。
　広島のＧＫ西川に｢見た目は違和感があるし(接触すると)危ないかもしれない｣と言わせたセンサー入りのボールとゴール判定機。ＴＶで見た感じは何とも無い様な感じだったが、ＧＫ泣かせになりそうな感じですね。












人気ブログランキングへ

にほんブログ村