今日は、NPO・東京都ウオーキング協会の例会「第10回 江戸・東京七福神巡り」に行ってきます。
今日のコースは、次の様に「浅草名所(などころ)七福神」「谷中七福神」「東海七福神」等の昔からの「七福神巡り」を 7つのコースにそれぞれ、「布袋尊コース」「恵比寿コース」「大黒天コース」というように七福神の名前を付けて分かれています。
虎ちゃんは、弁財天コースの「谷中七福神」に参加します。
ところで、七福神と言うのはどんな神様なのでしょうか…。
▼恵比寿…古くは「大漁追福」の漁業の神であり時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす、商業や農業の神となった。七福神の一員として、日本古来の唯一の福の神(その他はインドや中国由来)。
「えびす」を称する神は複数あって、「イザナギ」、「イザナミ」の子である蛭子命(ひるこのみこと)か、もしくは大国主命(大黒さん)の子である事代主神(ことしろぬしかみ)とされることが多い。
そのため、「えびす」を祀る神社でも祀られる神は必ずしも同一ではない。また少数であるが、「えびす」を少彦名神や彦火火出見尊とすることもある。留守神という神格も後に与えられた。
▼大黒天…インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神と日本古来の大国主命の習合で、密教の大黒天が元になり、大国主命と神仏習合して出来た神道の神。大黒柱と現されるように食物・財福を司る神となった。
▼毘沙門天…元はインドのヒンドゥー教のクベーラ神で、これが仏教に取り入れられ日本では毘沙門天(ヴァイシュラヴァナ)と呼ばれる。四天王の一尊として造像安置される「多聞天」と同一神。
▼弁財天(弁才天)…七福神の中の紅一点で元はインドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神で、仏教あるいは神道に取り込まれた呼び名。七福神の一柱としては、「弁財天」と表記されることが多い。
▼福禄寿…道教の宋の道士天南星、または、道教の神で南極星の化身の南極老人。寿老人と同一神ともされる。
幸福(現代日本語でいう漠然とした幸福全般のことではなく血のつながった実の子に恵まれること)、封禄(財産のこと)、長寿(単なる長生きではなく健康を伴う長寿)の三徳を具現化したもの。
▼寿老人…道教の神で南極星の化身の南極老人。
寿老人は不死の霊薬を含んでいる瓢箪を運び、長寿と自然との調和のシンボルである牡鹿を従えている。手には、これも長寿のシンボルである不老長寿の桃を持っている。
▼布袋尊…唐の末期の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したといわれる仏教の僧。大きな袋を背負った太鼓腹の僧侶の姿で描かれる。
七福神の由来は、「インドのヒンドゥー教(大黒天・毘沙門・弁財天)、中国の仏教(布袋尊)、道教(福禄寿・寿老人)、日本の土着信仰(恵比寿・大国主)が入りまじって形成された、神仏習合からなる、日本的な信仰対象である。室町時代末期頃から信仰されているといわれている。
寿老人と福禄寿はともに南極老人星の化身とされることから、この二者は本来同一のものとみなし、寿老人の代わりに吉祥天、猩猩(しょうじょう)、福助、稲荷神、虚空蔵菩薩、お多福が入れられたことがあった。また、室町時代の竹生島の弁才天信仰の流行により弁才天が入る以前は元々天鈿女命が入っていた。これは関西から始まったものである。誰がいつこの顔ぶれに定めたのかは不明。時代によってこの顔ぶれに異同がある。」となっています。
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今日は、「谷中七福神」巡りに行ってきます…
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