19日に急逝した元横綱大鵬の納谷幸喜さん(享年72)の告別式(31日、東京都青山葬儀所)で、横綱白鵬(27=宮城野)と女優黒柳徹子(79)が弔辞を読んだ。芳子夫人(64)は「白鵬関は、私たちを慕ってくれたし、力士の代表として横綱にお願いしました。黒柳さんは、(大鵬さんが)徹子の部屋に出るようになってから親しくさせていただきました」と説明した。
同世代で親交のあるプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(72)は、スケジュールの都合で告別式に参列できない代わりに、30日の通夜で話を行った。
元横綱大鵬の納谷幸喜さんの通夜に元横綱朝青龍のダグワドルジ氏が参列した。
政府は31日、大相撲で史上最多32回の優勝を記録した元横綱大鵬、故納谷幸喜氏に国民栄誉賞を授与する方針を固めた。記事をまとめてみました。
19日に急逝した元横綱大鵬の納谷幸喜さんの告別式(31日、東京都青山葬儀所)で、横綱白鵬と女優黒柳徹子が弔辞を読むことが24日、分かった。芳子夫人は「白鵬関は、私たちを慕ってくれたし、力士の代表として横綱にお願いしました。黒柳さんは、(大鵬さんが)徹子の部屋に出るようになってから親しくさせていただきました」と説明した。
黒柳は、大鵬さんが日本相撲協会を退職する前の大鵬部屋時代、ちゃんこを食べに行ったことがある仲。大鵬さんが徹子の部屋に出演した直後、四股を踏むなど相撲にも興味を示していたという。
同世代で親交のあるプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長は、スケジュールの都合で告別式に参列できない代わりに、30日の通夜で話をしてもらうという。また、葬儀委員長を依頼された日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱=59)は「引き受けさせていただきます」と快諾。告別式後は、両国国技館で理事会が予定されるため、弔辞は白鵬に任せる形になった。25日に、東京・江東区の大嶽部屋で初七日の法要が営まれた。
元横綱大鵬の納谷幸喜さんの祭壇
史上最多32回の優勝を誇る第48代横綱大鵬の納谷幸喜さんの通夜が30日、東京都青山葬儀所で営まれ、約1000人が死を悼んだ。
同い年で現役時代から親交のあった王貞治氏が弔辞を読み、遺影に向かって「本当に人間業とは思えない、そんな体勢からでも勝ってしまう。また相手からすればどうして負けたのかと不思議に思うくらい、とても不思議な力を持つお相撲さんでした。それがファンにとってはこたえられなくすばらしい存在でした。私はあなたを目標にして戦ってきた。ひそかに自分の思いの中では、同じ年の1940年に生まれた、あなたとニクラウスと私と。『巨人、大鵬、卵焼き』に対して『大鵬、ニクラウス、王貞治』というふうに自分の胸の中では常に思っていました。その仲間の一人であるあなたがこのような形で旅立ってしまったというのは本当に悲しいです」と語りかけた。
元横綱大鵬の納谷幸喜さんの通夜に参列した元横綱朝青龍のダグワドルジ氏
元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏に涙があふれた。「笑顔がかわいい、優しかった」。現役時代には大鵬さんが好きだったウイスキーを一緒に飲み、カラオケも歌う仲。車いすを押してあげることもあった。「いつも、あのよ~、このよ~と声をかけてくれた。国技館の館長になったときもすごく喜んで報告してくれた。もっと一緒に飲みたかったなあ」と左手の親指で目元を拭った。
元横綱大鵬の告別式で弔辞を読む横綱白鵬
元横綱大鵬の納谷幸喜さんの告別式が31日、東京・青山葬儀所で営まれ、約1500人が参列した。「角界の父」と慕う横綱白鵬が相撲界を代表して弔辞の大役を務めた。
「親方の言葉は重く、身の引き締まる思いでした。相撲道だけでなく、 1人の人間として成長することができました。まだまだ厳しい言葉をいただきたかったです」と遺影の前で感謝した。町屋斎場へ向かう霊きゅう車は、東京・両国国技館などを経由した。国技館では、北の湖理事長ら日本相撲協会関係者に加え、約 300人のファンも見送った。
元横綱大鵬さんの告別式で、弔辞を読む黒柳徹子
女優の黒柳徹子が弔辞を読み、NHKのエレベーターで初めて会った際に立ちすくんでしまったこと、その姿を見た大鵬さんから「どうぞ」と優しく声をかけてもらった思い出を披露。「天才でも努力していることを教えてくれた」と故人をしのんだ。横綱白鵬も生前に受けた恩への感謝を語り、大鵬さんを目標に精進を続けることを誓った。
政府は31日、大相撲で史上最多32回の優勝を記録した元横綱大鵬、故納谷幸喜氏に国民栄誉賞を授与する方針を固めた。菅義偉官房長官が同日午後の記者会見で明らかにした。栄誉賞は21例目。大相撲では1989年に受賞した元横綱千代の富士に続き 2人目となる。
菅氏は理由について、1960年代の高度経済成長期に「巨人、大鵬、卵焼き」の流行語も生まれたほど国民的人気が高かったと強調。「時代を象徴する存在として、相撲界のみならず、多くの国民に愛され、社会に明るい希望や勇気を与え、大相撲の普及、発展に極めて顕著な貢献をした」と述べた。
規定により民間有識者の意見を聞いた上で正式決定される。昨年11月にはレスリング女子世界選手権で五輪と合わせて13大会連続世界一を達成した吉田沙保里選手が受賞している。
大鵬は1956年秋場所で初土俵、1960年初場所で新入幕を果たした。1971年夏場所で引退するまで通算 872勝。今年 1月19日に心室頻拍のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。
天国に行っても、四股を踏んで相撲を取っているのかな…。それとも親方をして指導に当たっているのかな…。
「柏鵬時代」を虎ちゃんは覚えているけれど、これで完全に終わってしまったのですね。少々寂しい様な気がします。
※産経新聞:「巨人・大鵬・玉子焼き」の生みの親、堺屋太一さん「残念、昭和ははるか遠くに」は、次の所で詠むことができます。
msn産経ニュース:http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130120/mrt13012021550008-n1.htm
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大鵬さん通夜で王氏「目標にして戦った」、告別式弔辞は白鵬&黒柳徹子、「厳しい言葉を…」白鵬弔辞
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