藤浪、和田訓示に燃えた！甲子園ローテ！開幕までの 4試合登板！ドラ 2北條64振も柵越えゼロ

　黄金ルーキー、ドラフト 1位の藤浪晋太郎投手(18＝大阪桐蔭)が沖縄・宜野座村でのキャンプイン前日となった31日、読谷村内のチーム宿舎で行われた全体ミーティングに参加した。
　和田豊監督(50)は沖縄・読谷村の宿舎で黄金ルーキーらに｢チャンピオン｣になるＣ理論を力説。開幕ローテーション入りへの登板プランが明らかになった新人右腕とともに、 8年ぶりのＶ奪回へ戦いが始まる。
　藤浪晋太郎投手の公式戦デビューまでの青写真が明らかになった。 3月上旬から実戦 4試合に投げ、公式戦に臨む。同一リーグ相手にも隠すことはせず真っ向勝負。エース級の登板プランが組まれた。
　 2軍キャンプが高知・安芸で 1日、スタートした。ドラフト 2位北條史也内野手(18＝光星学院)が 1日、高知・安芸 2軍キャンプでプロ入り初の屋外フリー打撃を行った。
　新加入した西岡剛内野手(28＝ツインズ)がタテジマデビューした。
記事をまとめてみました。

　黄金ルーキー、ドラフト 1位の藤浪晋太郎投手が沖縄・宜野座村でのキャンプイン前日となった31日、読谷村内のチーム宿舎で行われた全体ミーティングに参加した。
　キャンプでの流れなどが説明され、気を引き締めた藤浪は｢ケガなく、自分を磨くためにやっていきたい｣と話していた。


　全体ミーティング会場に入る藤浪晋太郎投手

　藤浪よ、チャンピオンになろうぜ！
　プロ野球の春季キャンプが 1日に始まった。藤浪晋太郎は初キャンプ前日、静かに気持ちを高めた。和田豊監督は沖縄・読谷村の宿舎で黄金ルーキーらに｢チャンピオン｣になるＣ理論を力説。開幕ローテーション入りへの登板プランが明らかになった新人右腕とともに、 8年ぶりのＶ奪回へ戦いが始まる。
　虎将の熱い訴えが、藤浪の五感を振るわせた。初キャンプ前日は宿舎で完全オフ。夕方からの全体ミーティングに参加し、居並ぶ先輩に初々しく｢タイガースのために、力になれるよう頑張りますのでよろしくお願いします｣とあいさつした。最前列に座り、和田監督の燃えたぎるような王座奪回への思いを、キラキラした目でメモした。その姿が、指揮官には頼もしく映っていた。

　和田監督：とにかくいろんなことを吸収しようと、フロントや自分、マネジャーの話、すべてを書き留めていた。顔にも(やる気が)出ていたしね。


　ノートを机の上に置き、準備万端で和田監督(手前)の話を聞く藤浪晋太郎投手

　ドキドキの18歳が静かに闘志を燃やすだけの力が、メッセージにはこもっていた。和田監督、 2年目のキャンプ前訓示はスローガン｢熱くなれ！｣のような沸点で、Ｖ奪回への道しるべを掲げた。｢ 3Ｃ｣を持って最大のＣを奪う！　 2年目の戦いは、決してウルトラＣに頼らない。

　和田監督： 1つの考えとしてチェンジ(ｃｈａｎｇｅ＝変化)。球界を代表する選手が去った変換期、同じようにやったら同じ結果になる。もう 1つはチャンス(ｃｈａｎｃｅ＝好機)。こういう時にチャンスをつかみ取れるか。最後はチャレンジ(ｃｈａｌｌｅｎｇｅ＝挑戦)。はい上がるしかない。 3つのＣで大きなＣをつかむ。チャンピオン(ｃｈａｍｐｉｏｎ＝王者)になるための 1カ月にしていこう！

　第 1の目安はバレンタインデーに置いた。和田監督は14日に紅白戦を行うとし｢故障者以外は、ここで全員が出場できるように｣と告げた。43歳の桧山と新井、藤井彰、関本のベテランは主に金武(きん)町のサブ球場でマイペース調整させるが、 2週間で実戦が待つ。10日の練習試合北海道日本ハム戦(名護)から始まる若手のサバイバルに続き、競争力で活性化させる。いよいよ今日、タテジマに袖を通す藤浪にもスイッチが入った。

　藤浪：キャンプが始まるということで、ケガなく自分を磨くためにやっていこうと思います。

　高校の先輩西岡から｢しっかり頑張れ｣とげきを受けた。沖縄入りした北海道日本ハム大谷の話題は｢別に大谷くんを目標にしてやっているわけではないですし、大谷くんに勝とうと思ってやっているわけでもない。意識せず、自分を磨くことを考えてやっていきたい｣とサラリと流した。やるのは自分－。藤浪の、そして猛虎のチャンピオンストーリーがいよいよ始まる。

　キャンプ後、シーズン開幕までの道のりがくっきり描かれていた。藤浪晋太郎投手の公式戦デビューまでの青写真が 1月31日、明らかになった。 3月上旬から実戦 4試合に投げ、公式戦に臨む。同一リーグ相手にも隠すことはせず真っ向勝負。エース級の登板プランが組まれた。中西投手コーチが藤浪のスケジュールをこう説明した。
　｢開幕まで決まっているよ。 2月中に実戦で投げることはない。開幕までに対外試合に 4試合投げさせようと思っている。 3、 3、 5、 7(イニング)が理想かな｣


　全体ミーティングで最前列に座った藤浪晋太郎投手

　まるで何年もローテを守っている主力投手のような特権が与えられる。気温が低く、慣れないマウンドの地方球場は回避する方向。昨年 8月に大阪桐蔭で春夏連覇を達成して以来となる、本拠地甲子園での登板が中心になる。
　また｢セ・リーグ相手にも投げさせる。隠しても仕方ない。そういうことを乗り越えていってもらわないと｣とし、同一リーグ相手にも隠さずに真っ向勝負させる。イニング数を伸ばしながら、 3月30日、ヤクルトとの開幕 2戦目が浮上している公式戦デビューまで｢ 4番勝負｣。逃げも隠れもせず王道を突き進む。


　安芸市営球場でスタートした 2軍キャンプ

　 2軍キャンプが高知・安芸で 1日、スタートした。練習前に歓迎セレモニーが行われ、松本憲治安芸市長が｢高知はタイガースのキャンプインで春を迎えます。今年のタイガースの優勝をご祈念し、やってくれると思います｣とあいさつした。
　例年、高知県内で行われていたオープン戦に変わり、プレシーズンマッチとして 3月 2日にオリックス戦(安芸)同 3日に西武戦(春野)が予定されている。同市長は｢無料ですから、満員にするぐらい頑張っていきたい｣とＰＲしていた。


　フリー打撃を行った北條史也内野手

　ドラフト 2位北條史也内野手が 1日、高知・安芸 2軍キャンプでプロ入り初の屋外フリー打撃を行った。
　64スイングで安打性11本、柵越え 0本。うち32スイングは歳内、清原と対峙(たいじ)したが、昨夏甲子園 4本塁打の本領を発揮できなかった。
　キャンプ初日を振り返り、｢高校と違ってすごく中身の濃い練習だと思った。マシンの球を打っていたので、人が投げる球は球速以上に速く見える｣と脱帽していた。


　ノックで声を出す西岡剛内野手

　新加入した西岡剛内野手がタテジマデビューだ。
　 1日、宜野座野球場で背番号｢７｣のユニホーム姿を披露。シートノックでは新井良太内野手(29)からヤジを飛ばされ笑顔を見せた。｢それに便乗するというか負けないくらいにね。声でも目立つということ。昨日のミーティングでも『若手が声を出す』と言われた。新井さんは年齢も 1つ上。ヤジられたら、ヤジりかえして｣とトークも滑らかだ。フリー打撃でも10年に 206安打をマークしたヒットマンらしく、大半が安打性の好内容。早くもチームに溶け込んだ様子だった。

　 2月になり、ついにプロ野球のキャンプインだ！
　ドラフト 1位の藤浪晋太郎投手が沖縄・宜野座村、ドラフト 2位北條史也内野手は高知・安芸 2軍キャンプとなったが、どちらも早く 1軍に上がって阪神の勝利に貢献して欲しいですね。
　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！





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２０１３年、プロ野球が動き出します！
２月には各チームキャンプイン、
そして３月２９日（金）にセパ同時開幕を迎えます。
ジャイアンツ連覇なるか？！
ゴールデンルーキー　大谷・藤浪・菅野・東浜　デビュー！
日本復帰の福留・五十嵐・西岡は？
今年もプロ野球に注目です！
◆開幕カード
　　巨人vs広島
　　ヤクルトvs阪神
　　中日vsＤｅＮＡ
　　西武vs日本ハム
　　ロッテvsオリックス
　　ソフトバンクvs楽天
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