阪神・スタンリッジ、巨人・杉内の先発で始まった伝統の一戦。阪神は手応えと誤算が詰まった引き分けだった。
阪神は延長12回、巨人とスコアレスドロー。今季初の連勝、そして勝率を 5割はお預けとなった。
西岡剛内野手(28)が12回ドローの結果に、「ホームなんで勝てなかったのは悔しい」と悔しさをあらわにした。アニヤン・新井貴浩内野手(36)は 5打数無安打に終わった。
先発のジェイソン・スタンリッジ投手(34)は 7回 4安打無失点でマウンドを下りた。
阪神は両チーム無得点の 8回から、勝ちパターンの継投でしのぎきった。まずは 8回、福原忍投手(36)、 9回は守護神・久保康友投手(32)が登板。10回からは安藤優也投手(35)が 2イニングを抑え、最後は加藤康介投手(34)が締めた。記事をまとめてみました。
阪神は手応えと誤算が詰まった引き分けだった。
巨人は 1回一死 2、 3塁、 3回一死 1、 2塁の好機を生かせず。阪神も 1回一死 2、 3塁、 2回一死 2塁から無得点に終わった。
阪神は 6回一死 2塁から 3番鳥谷、 4番マートンが凡退。先発スタンリッジは 6回を終えて無失点。巨人杉内も 6回無失点投球。
阪神は 7、 8回ともに二死 1、 2塁で無得点。巨人は 8回二死満塁で 5番村田が中飛。投手陣が踏ん張り、 0- 0のまま延長戦へ。
両チーム必死の継投で無得点に抑え、延長12回規定により<阪神 0- 0巨人>と引き分けに終わった。
昨季 5勝15敗 4分けと圧倒された巨人に嫌な印象は植え付けた。完封勝ちの能見に続き、スタンリッジが「杉内投手と投げ合えて楽しかった」と 7回無失点。翌週の巨人戦に向け、巨人キラーの誕生は収穫と言っていい。ただ、貧打は相変わらず。今季10試合目で無得点は 4度目だ。和田監督も「投手が頑張っているだけに、余計にね。(開幕から) 4カード目でここまで勝ち越しがない」といらだちを隠さない。西岡が無死から3度出塁しても生かせず、 8回は大和が前日に続いて送りバントを失敗。福留は「負けなかったと切り替えるしかない」と疲労感をにじませた。
先発のジェイソン・スタンリッジ投手
阪神は延長12回、巨人とスコアレスドロー。今季初の連勝、そして勝率を 5割はお預けとなった。
阪神・スタンリッジ、巨人・杉内の先発で始まった伝統の一戦。互いに好機をつくりながらもあと一本が出ない。 7回零封で降板した右腕は「杉内投手と投げ合うときはどんなときでも厳しいゲームになることは分かっていたけど、杉内投手と投げ合えて楽しかった」と好投を振り返ったが、その後も得点が入ることはなく、 0― 0のまま延長戦に。
11回には先頭の鳥谷が右前打で出塁。サヨナラのチャンスだったが、「ノウミサン、アイシテマス」で沸かせた前夜のヒーロー、マートンはあえなく遊ゴロ併殺に。得点は挙げられなかったが、福原―久保―安藤―加藤のベテラン救援陣も踏ん張り、引き分けに持ち込んだ。
8回無死 1塁、大和は送りバントに失敗した
西岡剛内野手が12回ドローの結果に悔しさをあらわにした。
1番打者として、 2安打 1四球。守っても、 2度のファインプレーで盛り上げた。しかし試合後に納得の言葉はなかった。「引き分けでも悔しい。アウェーなら、引き分けは勝ちに等しいかもしれないが、ホームなんで勝てなかったのは悔しい」。打倒巨人の期待を背負って、阪神に移籍。伝統の一戦という大舞台で力を発揮したが、勝利という結果を望んだ。
アニヤン・新井貴浩内野手は 5打数無安打に終わった。最初の 4打席はランナーなしの場面で凡退。
延長11回二死 1塁では西村の前に空振り三振に倒れ、好機をつくれなかった。試合は互いに決め手を欠いてドロー。「勝ちたかったな…」と悔しさをにじませた。
村田(手前)を相手に力投するスタンリッジ投手
先発のジェイソン・スタンリッジ投手は 7回 4安打無失点でマウンドを下りた。
初回一死 2、 3塁のピンチを切り抜けると、 6回終了まで 2安打無失点投球。両チーム無得点のまま降板し「杉内投手と投げ合う時はどんな時でも厳しいゲームになることは分かっていたけど、杉内投手と投げ合えて楽しかった」と振り返った。
阪神は両チーム無得点の 8回から、勝ちパターンの継投でしのぎきった。
まずは 8回、福原忍投手が二死満塁のピンチをつくりながらも、最後は村田を中飛に打ち取った。 9回は守護神・久保康友投手が登板。わずか 7球で 3者凡退に抑え、後続に託した。10回からは安藤優也投手が 2イニングを抑え、最後は加藤康介投手(34)が締めた。
平均年齢34.3歳のリリーフ陣が踏ん張り、引き分けに持ち込んだ。久保は「仕方ないけど、とりあえず、負けなかった」と話した。
6回二死 2塁のピンチで、阿部(右)に肩を組まれ談笑する巨人先発・杉内投手
巨人の先発・杉内は、尻上がりに調子を上げ、 7回無失点 7奪三振。移籍後最短タイの 2回 1/3で 5失点KOを喫した 3日のDeNA戦の不安を一掃した。山口ら救援陣も安定し、阪神に得点を許さなかった。ただ、打線は初回一死 2、 3塁のチャンスを逃したのが最後まで響き、こちらも無得点。両投手陣が踏ん張り、延長12回スコアレスドローに終わった。
前夜、能見の前に開幕からの連勝を 7で止められた巨人打線。この日も快音は止まったままだった。きれいにスコアボードに並んだ12個のゼロ。原監督は自嘲気味に振り返った。
「打線は見ての通りだね。いいピッチャーが投げて、いいところに投げられるとね。この寒さもあるだろうしね」
4、 5番がブレーキとなった。初回一死 2、 3塁では阿部が空振り三振、村田が右飛。 8回は阿部が歩かされた二死満塁で村田が中飛に倒れた。絶好調だった 5番打者の開幕からの連続試合安打も 9でストップ。「思い切ってバットは振れている。狙い球も間違っていなかった」と話したが、 1~ 3番が計 7度出塁しただけに、中軸の無安打が響いた。
初回一死 2、 3塁、巨人・阿部は空振り三振に倒れガックリ
能見に続き、スタンリッジも攻略できず、連続無得点は22イニングまで伸びた。「ピッチャーに謝りっぱなしです。何とかしようと強く思い過ぎちゃうのもよくないんですけど…」と阿部。スタンリッジのツーシーム、カットボールという微妙に動かす球種でバットの芯を外されるうちに、気持ちが余計に空回りした。
だが、投手陣が踏ん張り、負けなかった。今季2度目のドローに原監督は「ビジターで引き分けたというのはよかった」と評価した。 6連勝を飾った 6日の中日戦(東京ドーム)後に「あしたは慎之助あたりに1本出てくれるといい」と話し、翌 7日に阿部の今季 1号逆転 3ランを呼んだ指揮官。最後に発したのは「あしたは爆発します」という暗示めいた言葉だった。
≪延長ドローは11度目≫
巨人は延長12回、 0― 0の引き分け。巨人の延長 0― 0引き分けは昨季 4月30日の阪神戦(11回)以来。12回以上では2011年 9月 8日中日戦(12回)以来11度目。阪神戦では 1リーグ時代の1943年11月 7日(12回)以来70年ぶり 2度目だ。また巨人打線は 7日中日戦の 8回から22イニング連続無得点。連続イニング無得点の球団ワースト記録は1985、2012年と 2度あった31イニング。12日の阪神戦で 9イニングを無得点だと、これに並んでしまう。
前日はG軍の連勝を阻止して、さらに続いて引き分けながらも勝ち点を与えなかったのは偉い!
途中までラジオを聞いて応援していたが、いくら応援しても互いに 0の行進のまま進み、眠くなったので「果報は寝て待て」とばかりに寝てしまったが結果的に延長線で引き分けとなってしまった。Denaが負けて広島が勝ち、広島と同率での 3位となった。もし勝っていたら、単独での 3位だっただけに惜しいと思った。
このまま勝ちを許さなければ面白いと思う。今日も阻止して欲しいですね。そうして、単独 3位で進んで欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2013.04.10 勝敗表
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村
↧
阪神・西岡 2安打も本拠ドロー、スタンリッジ 7回 0封、快投だ!アニヤン・新井貴浩 5の 0…
↧