2020年夏季五輪開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が日本時間 7日夜、アルゼンチン・ブエノスアイレスで始まり、滝川クリステル(35)ら「東京」の代表団がIOC委員の前で最後のプレゼンを行った。滝川クリステルは、東京の素晴らしさを流ちょうなフランス語でアピールした。
2020年東京に五輪がやってくる。IOCは 7日(日本時間 8日)アルゼンチン・ブエノスアイレスで総会を開き、決選投票で2020年の夏季五輪の開催都市に、東京を選んだ。東京は60票を獲得、イスタンブールは36票、棄権 1だった。記事をまとめてみました。
IOC総会で、東京のプレゼンテーションをする滝川クリステル
2020年夏季五輪開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が日本時間 7日夜、アルゼンチン・ブエノスアイレスで始まり、「東京」の代表団がIOC委員の前で最後のプレゼンを行った。
滝川クリステルは「東京は現金をなくしても見つかる治安のいい町です。交通機関は充実し、そして清潔です。おいしいレストランも、素晴らしいお店もいくつもあります。一生忘れられないおもてなしになることは間違いありません」などと、東京の素晴らしさを流ちょうなフランス語でアピールした。
記者会見で写真に納まる東京招致団。左からパラリンピック陸上の佐藤真海選手、招致委の水野正人専務理事、招致委の竹田恒和理事長、安倍首相、猪瀬直樹知事、ニュースキャスターの滝川クリステル、フェンシングの太田雄貴選手
2020年夏季五輪の開催都市が決まるIOC総会で最終プレゼンテーションを終えた東京五輪招致委員会は 7日、会場のブエノスアイレス市内のホテルで記者会見し、安倍晋三首相が「なぜ東京で開催したいか、情熱を伝えられたと思う」と満足感を示した。
東京電力福島第 1原発の汚染水漏れ問題に関する質疑について、安倍首相は「答えに対して拍手を頂き、胸が熱くなった」と話し、IOC委員の理解を得られたとの感触を強調した。
招致委の竹田恒和理事長は「東京が五輪開催の最適なパートナーだということをうまく伝えられた」と述べた。
2020年夏季五輪の開催都市を決めるIOC総会で 7日行われた東京の最終プレゼンテーション。東日本大震災からの復興を目指す日本で五輪を開催する意義を懸命に訴える姿に、現地で見守る応援ツアーの人たちから「期待以上」との声が聞かれ、涙を流す人もいた。
最初に登壇した高円宮妃久子さまは時折笑顔を交えながら、各国からの震災後の支援に謝意を伝えた。白い上着の久子さま以外は、濃い色のジャケットに五輪マークが入った青いネクタイやスカーフ姿。
パラリンピック陸上の佐藤真海選手は、震災後に来日したスポーツ選手の支援が「子どもたちに希望と笑顔を与えた」と強調した。東京都の猪瀬直樹知事は右手でこぶしをつくるなど、身ぶり手ぶりを交えての熱弁。登壇者は全員が英語やフランス語でスピーチした。
会場から約 2キロ離れたホテルに東京招致委員会が設けた活動拠点では、応援ツアー客や招致委関係者ら約150人が大画面に見入りながら声援を送った。
佐藤選手が義足を付けてパラリンピックに出場するまでの自身の経験に触れると、ハンカチで涙をぬぐう人も。東京都建設局の近藤俊輔さん(34=東京都北区)は「期待以上の、印象に残るプレゼンテーションだった」と笑顔で話した。
この日のブエノスアイレスは土砂降りの雨。プレゼンターらが会場に向かう午前 8時前には、約 100人が日の丸の小旗を振って「東京」コールをしながら送り出した。
ブエノスアイレスで行われている最終プレゼンテーションのテレビ中継を見る、水泳の柴田亜衣選手
「平和の祭典」への思いを募らせ、期待は最高潮に達した。「子どもに夢を与えたい」。2020年夏季五輪の開催都市決定を目前に控え、 7日夜に東京都内で開かれた大会招致を願うイベントでは、市民や関係者らが東京の最後のアピールを拍手で応援し、喜びの瞬間を待ち望んだ。
世田谷区の駒沢オリンピック公園ではアスリートらによるトークショーや五輪種目の体験イベントがあり、家族連れやカップルが参加。午後10時半から体育館の大型スクリーンに東京のプレゼンテーションが映し出されると、約1000人の市民から拍手が湧き上がった。
1964年東京大会の際、新幹線の建設に携わった目黒区の山内実穂さん(76)は、妻と孫の 3人で体育館を訪れ「一生で 2度目のオリンピックが見たい」と東京開催に期待を寄せた。
耳が不自由な千葉市の会社員北原敏行さん(47)はヨットに取り組んでいるといい、日の丸を手に「障害のある子どもたちに、やればできると夢を与えたい。パラリンピックに日本代表として参加したい」。
東京電力福島第 1原発の汚染水問題について、世田谷区の会社員西野正純さん(59)は「東京に影響がないと説明するのではなく、福島も含め日本は大丈夫と言い切ってほしかった」と残念そうに話した。
IOC総会で2020年五輪の開催都市を東京と発表するロゲ会長= 7日午後 5時20分(日本時間 8日午前 5時20分)、ブエノスアイレス
2020年東京に五輪がやってくる。IOCは 7日(日本時間 8日)アルゼンチン・ブエノスアイレスで総会を開き、決選投票で2020年の夏季五輪の開催都市に、東京を選んだ。東京は60票を獲得、イスタンブールは36票、棄権 1だった。
1964年東京大会以来56年ぶりで、アジアでは初めて 2度目の開催。大会期間は 7月24日から 8月 9日。日本での五輪は冬季の1972年札幌、1998年長野を含めると 4度目になる。五輪後にパラリンピックの開催も決まった。
投票前のプレゼンテーションには安倍晋三首相、猪瀬直樹東京都知事、パラリンピック陸上の佐藤真海(31)が出席。高円宮妃久子さまもスピーチをされた。
IOC委員から東京電力福島第 1原発に関する安全面の質問も出たが、安倍首相は「まったく心配ない。安全に責任を持つ」と約束した。
日本の夏季五輪招致は1988年名古屋、2008年大阪、2016年東京と 3連敗中だった。今回も投票直前には汚染水問題などで苦戦が伝えられたが、マドリード、イスタンブールとの戦いを制した。
1回目の投票で、東京は過半数には達しなかったが、最多票を獲得。 2位で並んだマドリードとイスタンブールの間の投票で、マドリードが落選した。
〈開催都市決定方法〉
9月 7日(日本時間 8日)ブエノスアイレスで開催される国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定する。総会ではイスタンブール、東京、マドリードの順番で最終プレゼンテーションを行い、続いてIOC委員による投票が行われる。東京のプレゼンテーションは午後10時30分開始予定で、 1回目の投票は日本時間 8日午前 3時30分開始。 1回目の投票権は 103人のIOC委員からロゲ会長と立候補都市の国の委員 5人(日本 1、トルコ 1、スペイン 3)の計 6人を除いた97人が持つ。ここで過半数を獲得する都市がでなければ、最少得票数の都市を除いた上位 2都市での 2回目の投票で決定する。 1回目の投票で落選した国の委員は 2回目は投票権を持つ。開催都市は 8日午前 5時20分に発表された。
2020年の五輪が東京に決まった!何回も日本で…日本で…と願いつつも敗れていたが、ついに決定したのだ。虎ちゃんも東京への招致を応援していました。
もしかすると、現在行われている「スポーツ祭東京2013」と同様に東京マラソン財団が絡むのではないか?と、虎ちゃんはしんぱいしているのです。もしも絡むようであれば、虎ちゃんもスタッフとしてまたまた活動する事になるのではないだろうか?という問題が有るからなのです。
いまのところ、そうなると思いこれからも頑張るぞ!と考えていますけれどね。
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東京五輪決定 イスタンブールと決選制す!56年ぶり 2度目!安倍首相が会見で満足感
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