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箱根駅伝・設楽兄弟快走!東洋大學が 2年ぶりの往路V!日本体育大學、 2年連続往路Vならず…

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  2日東京-箱根( 5区間 108キロ)<第90回箱根駅伝>往路が行われ、東洋大學が 2年ぶり 5回目の往路優勝を果たした。
 スピード勝負となったスタート 1区は田口雅也( 3年)が、トップの日本体育大學に21秒差と食いついたのが大きく 3位。 2区で 2位に浮上も 1位駒澤大學とは26秒差があった。この差を 3区を走った設楽悠太( 4年=武蔵越生高校)が逆転した。山上り 5区の双子の兄、設楽啓太( 4年=武蔵越生高校)が力強い走りで区間賞を獲得し、 2位駒澤大學に59秒差を付けゴールに飛び込んだ。
 東洋大は「山の神」柏原竜二(現・富士通)を擁して、2011年度まで 4年連続往路優勝と 3度の総合優勝を果たしたが、柏原卒業後の前回大会は総合 2位に終わった。
 酒井俊幸監督(37)は「 1区の田口が攻めの走りをしてくれた。(設楽兄弟を往路起用したことに)総合優勝するには往路優勝する必要がある。そのために設楽兄弟を使った」と話した。
 苦楽をともにした酒井監督からは「母国大会につなげてほしい」と“双子で五輪”の夢を託された。
 日本体育大學は、 1区で山中秀仁( 2年)が区間賞の活躍も、その後はトップ争いからは後退。山登りの 5区で 7位でタスキを受けた服部翔大主将( 4年)が、 4位まで往路順位を上げたが、往路優勝の東洋大學には 6分32秒及ばなかった。別府健至監督(47)は「優勝を目標でやってきただけに残念」と復路では 1つでも順位を上げる。
 今季の出雲、全日本を制している駒澤大學は、 5時間28分12秒の 2位で往路を終えた。 2区を走った村山謙太( 3年)は 1位でたすきを渡したものの、終盤失速したことを悔やんだ。復路には主将で大黒柱の窪田忍( 4年)を温存している。
 早稲田大學は、エースの大迫傑( 4年)が 1区で遅れた。山登りのスペシャリスト山本修平( 3年)はけがで欠場となった。それでも、早稲田大學は粘りの走りで往路 3位につけた。
 早稲田大學の高田康暉( 2年)が 2区で区間賞を獲得した。「 2区をずっと意識して練習してきた」と好走に満足そうだった。渡辺康幸監督(40)は「 5位以内と方向転換していたので、 3位で入ってきて良かった」と胸をなで下ろした。
 山登りの 5区で日本体育大學の服部翔大主将( 4年)は 1時間19分17秒の区間 2位で、最後の箱根を終えた。
 大東文化大學は 8位に踏ん張った。昨年11月の全日本とは逆の「双子兄弟リレー」が実現。
  1区市田宏が区間 8位で走ったたすきを、 2区市田孝が受けた。順位を10位に落としたが、こちらも区間 8位で、兄弟対決?は仲良く引き分けのかたちとなった。奈良修監督(42)は「孝は前半、自重した分、空回りした。でも、これも勉強。 1つの成長のきっかけ」とプラスにとらえた。 3日の復路については「明日は 4年生がどんな走りをするか楽しみ」と話した。
 “花の 2区”で快調に飛ばしていた山梨学院大學のケニア人留学生エノック・オムワンバ( 2年)が、 8キロ過ぎで右足を引きずり始め、 9.6キロ付近で上田誠仁監督監督が棄権を申し出た。たすきはつながらなかったが、選手同士は無料通話アプリのLINEなどで「おっしゃ、やるぞ」と気持ちを確認し合っていたという。動揺の中、 3区の兼子侑大( 3年)は区間 6位相当、 5区の井上大仁( 3年)は 8位相当のタイムをマークした。上田監督は「記録には残らないが、記憶に残る走りをしてほしい」と復路の選手に望みを託した。
記事をまとめてみました。

 <第90回箱根駅伝>◇ 2日◇往路◇東京-箱根( 5区間 108キロ)
 箱根駅伝は23校が参加し午前 8時、東京・大手町をスタート。東洋大學が 2年ぶり 5回目の往路優勝を果たした。
 東洋大學・設楽啓太が逃げ切り1位でゴール。 5時間27分13秒で 2年ぶりの往路優勝を果たした。59秒差で 2位駒澤大學。区間賞は東洋大學・設楽啓太が取った。


ガッツポーズする東洋大學・設楽啓太
 最終 5区の山登りで東洋大學・設楽啓太は往路優勝を果たしガッツポーズする

 東洋大學が 2年ぶり 5回目の往路優勝を果たした。 5時間27分13秒は歴代 2位の好タイム。 2年ぶり 5度目の往路優勝を果たした。
 スピード勝負となったスタート 1区は田口雅也が、トップの日本体育大學に21秒差と食いついたのが大きく 3位。 2区で 2位に浮上も 1位駒澤大學とは26秒差があった。駒澤大學の勢いにややブレーキがかかったこともあり、この差を 3区を走った設楽悠太が逆転した。 9キロ過ぎに追いつくと 9.3キロ付近で一気にスパートし抜き去った。設楽悠太は区間賞の走りで 4区にタスキリレー。山上り 5区の双子の兄、設楽啓太が力強い走りで区間賞を獲得し、 2位駒澤大學に59秒差を付けゴールに飛び込んだ。
 設楽啓太は 1時間19分16秒で区間賞。双子の兄弟揃っての区間賞で、往路優勝に大きく貢献した。


東洋大學・設楽悠太と設楽啓太兄弟
 往路優勝した東洋大學の 3区・設楽悠太と 5区・設楽啓太(右)兄弟

 酒井俊幸監督は「 1区の田口が攻めの走りをしてくれた。(設楽兄弟を往路起用したことに)総合優勝するには往路優勝する必要がある。そのために設楽兄弟を使った」と話した。 2位駒澤大學との59秒差については「大量リードではない。駒沢さんが 4区と 5区で見せた粘りの走りを、明日の東洋の選手にも見せてもらいたい」と気を引き締めた。
 双子の兄・啓太は「キャプテンらしい走りができて良かった」と満足そうな表情。弟・設楽悠太は「優勝を決定付ける走りをしようと思った」と話した。


往路優勝した東洋大學の選手たち
 往路優勝した東洋大學の選手たちは、ファンの声援に手を上げて応える

 東洋大は「山の神」柏原竜二を擁して、2011年度まで 4年連続往路優勝と 3度の総合優勝を果たしたが、柏原卒業後の前回大会は総合 2位に終わった。その翌日の昨年 1月 4日午前 5時、リベンジに向けた早朝練習の最中、酒井俊幸監督から呼び出された。告げられたのは主将就任要請。弟・悠太が副主将という“二頭体制”が敷かれた。真っ暗闇からの“船出”だった。
 昨年 5月にゴールデンゲームズ(延岡)の 1万メートルで、悠太とそろって27分台をマーク。学生長距離界のトップランナーとなっただけでなく、チームミーティングの回数を増やし、 4年間で向上した話術を駆使して、仲間たちの心をつかんだ。
 一心同体だった弟とは卒業後、別々の道を歩み出す。自身はコニカミノルタへ進み、悠太はホンダへ所属する。今後は実業団駅伝などで“直接対決”もあり得るが、将来の目標は同じ場所を掲げる。 6年後の東京五輪出場だ。苦楽をともにした酒井監督からは「母国大会につなげてほしい」と“双子で五輪”の夢を託された。

 日本体育大學は 2年連続の往路優勝を逃した。
 日本体育大學は、エース集結の 1区で山中秀仁が区間賞の活躍も、その後はトップ争いからは後退。山登りの 5区で 7位でタスキを受けた服部翔大主将が、区間賞まで 1秒差の力走で 4位まで往路順位を上げたが、往路優勝の東洋大學には 6分32秒及ばなかった。
 別府健至監督は「優勝を目標でやってきただけに残念。でもこれが現実」と復路では 1つでも順位を上げる。


ゴールする駒澤大學・馬場
 往路 2位でゴールする駒澤大學 5区・馬場

 今季の出雲、全日本を制している駒澤大學は、 5時間28分12秒の 2位で往路を終えた。
 駒澤大學の 2区を走った村山謙太は 1位でたすきを渡したものの、「まったくダメです」と終盤失速したことを悔やんだ。「12キロあたりで足がけいれんしてから動かなくなって戻ってこなかった。 1時間 7分を目指していたがダメでした」と話した。
 優勝した東洋大學とは59秒差。復路での逆転優勝で史上 4校目の 3冠を狙う大八木弘明監督は「うちとしてはギリギリのところ。明日は山下りですね。そこでどこまで詰められるかでしょうね」と勝負をにらんだ。復路には主将で大黒柱の窪田忍を温存している。

 早稲田大學は、エースの大迫傑が 1区で遅れた。山登りのスペシャリスト山本修平はけがで欠場となった。それでも、早稲田大學は粘りの走りで往路 3位につけた。
 早稲田大學の高田康暉が 2区で区間賞を獲得した。「うしろに 1年生が 2人いるので、自信を持って送り出したいと思っていた。 2区をずっと意識して練習してきた」と好走に満足そうだった。
 渡辺康幸監督は「 5位以内と方向転換していたので、 3位で入ってきて良かった」と胸をなで下ろした。


早稲田大學・武田に中継した高田康暉
  3位で早稲田大學 3区武田(右)に中継した区間賞の 2区高田康暉

  2年ぶりに 1区を走った学生最強ランナーの大迫が、スタートから先頭を走るも、終盤に失速した。「行けるところまで行こうと思ったが、純粋にきつくなって離れてしまった」。だが、後続の後輩たちに動揺はなかった。「楽しみすぎて眠れなかった」という 2区の高田康暉は「自分で押し上げようと走った」と区間賞の走り。 3、 4区の 1年生コンビも区間上位で走り抜けてカバーした。
 大迫は「今年はボクはダメだったが、みんながいい走りをしてくれた。良かったんじゃないかな。みんなが本当に力を出し切って、明日(復路)につながる。前(の順位)も見えてくる」と、最後の箱根駅伝で仲間の走りをたたえながら、復路に期待していた。


ラストスパートする日本体育大學服部翔大主将
 大鳥居を背にラストスパートする日本体育大學 5区の服部翔大主将

 山登りの 5区で日本体育大學の服部翔大主将は 1時間19分17秒の区間 2位で、最後の箱根を終えた。
  7位でタスキを受け取ると、 4位まで往路順位を上げたが、 2年連続区間賞にはあと 1秒届かなかった。ゴール後は「ちょっと積極性に欠けた。去年の方が良かった。じっくり行きすぎた」と反省。 2年で19位、 3年で優勝と天国と地獄を味わった箱根駅伝を「かけがえのないもの」と例えた。


大東文化大學 1区市田宏と 2区市田孝
 大東文化大學 1区市田宏(左)からタスキを受け取り走り出す 2区市田孝

 大東文化大學は 8位に踏ん張った。昨年11月の全日本とは逆の「双子兄弟リレー」が実現。
  1区市田宏が区間 8位で走ったたすきを、 2区市田孝が受けた。順位を10位に落としたが、こちらも区間 8位で、兄弟対決?は仲良く引き分けのかたちとなった。
 チームは 3区で14位まで順位を落としたが、何とか第 1中継所と同じ 8位の順位に踏みとどまった。奈良修監督は「孝は前半、自重した分、空回りした。でも、これも勉強。 1つの成長のきっかけ」とプラスにとらえた。 3日の復路については「明日は 4年生がどんな走りをするか楽しみ」と話した。


山梨学院大學のオムワンバは無念の途中棄権
 山梨学院大學のオムワンバは無念の途中棄権。疲労骨折した右脚には添え木があてられた

 まさに青天の霹靂(へきれき)だった。“花の 2区”で快調に飛ばしていた山梨学院大學のケニア人留学生エノック・オムワンバが、 8キロ過ぎで右足を引きずり始めたのだ。 9.6キロ付近で上田誠仁監督の指示を受けて道路脇に座り込む。いったん立って歩き出そうとするが、すぐに膝をつくと、監督が棄権を申し出た。
 前回も 2区で12人抜きを演じたエース。 2日前に1000メートル走で 2分35秒をマークし、本人も「体が動くし、いい記録を出せる」と期待していたという。16位でたすきを受け取ると、最初の 1キロを 2分48秒で通過。その後も 2分50-55秒と設定通りのペースで飛ばし、 5.5キロ手前で11位まで順位を上げていた。


足の負傷のため途中棄権したオムワンバ
足の負傷のため途中棄権し、治療のため戸塚中継所に運び込まれた山梨学院大學の 2区・エノック・オムワンバ(中央上)=戸塚中継所

 突然のアクシデントは、右腓骨(すねの外側の骨)の疲労骨折。ひびはX線でも写らないほど極小だった。山梨学院大としては第72回大会(1995年度)以来の途中棄権に、上田監督は「悔しいし、がっかりしている」と嘆いた。
 たすきはつながらなかったが、選手同士は無料通話アプリのLINEなどで「おっしゃ、やるぞ」と気持ちを確認し合っていたという。動揺の中、 3区の兼子侑大は区間 6位相当、 5区の井上大仁は 8位相当のタイムをマークした。
 付属高が昨年12月の全国高校駅伝を初制覇した勢いも得て、 2年ぶりのシード権獲得を目指した今回。目標は早くもついえたが、上田監督は「記録には残らないが、記憶に残る走りをしてほしい」と復路の選手に望みを託した。


【往路順位】
1位 東洋大學   5時間27分13秒
2位 駒澤大學   5時間28分12秒
3位 早稲田大學  5時間32分22秒
4位 日本体育大學 5時間33分45秒
5位 青山学院大學 5時間35分04秒
6位 拓殖大學   5時間35分52秒
7位 明治大學   5時間36分01秒
8位 大東文化大學 5時間36分31秒
9位 東海大學   5時間37分00秒
10位 日本大學   5時間37分12秒
11位 法政大學   5時間37分46秒
12位 帝京大學   5時間39分23秒
13位 中央学院大學 5時間40分18秒
14位 東京農業大學 5時間41分39秒
15位 神奈川大學  5時間41分56秒
16位 上武大學   5時間41分59秒
17位 中央大學   5時間42分27秒
18位 国学院大學  5時間42分36秒
19位 順天堂大學  5時間43分30秒
20位 城西大學   5時間44分27秒
21位 専修学學   5時間47分57秒
22位 国士館大學  5時間55分47秒
※山梨学院大學は途中 2区で棄権
※タイムは速報値

※箱根駅伝公式Webサイトはこちらをご覧ください→
http://www.hakone-ekiden.jp/


【箱根駅伝】
 正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」で、世界最古の駅伝大会。世界に通用するマラソン選手の育成を目的に、日本初の五輪マラソン代表・金栗四三の発案で1920(大正 9)年に始まった。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝に続く学生 3大駅伝の最終戦で、毎年 1月 2- 3日に東京箱根間往復で実施。10区間 217.9キロで争われる。例年参加校は20校(今年度は記念大会のため23校)。最多優勝は中央大學の14度。


 箱根最多14度優勝の中央大學を尻目にして東洋大學が往路首位にたったが、「山の神」柏原竜二(現富士通)の後釜も決まった結果のものだろう。復路は、箱根を時間差スタートしてゴールに向かうのだが、どこが復路優勝となるか。更に往路復路ともに優勝無しで有りながらも綜合優勝を果たした亜細亜大學の様な事も有りうる。
 学生 3大駅伝の内 2大駅伝覇者の駒澤大學にも期待は持たれるだろう。
 どこの大學も気を抜くことなく最後まで頑張って欲しいですね。










ペタしてね


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