沙羅残念メダル届かず 4位、15歳平野歩夢が銀！18歳平岡卓が銅！｢カーママ｣」初勝利で 1勝

　11日ジャンプ女子ノーマルヒル(ＨＳ 106メートル、Ｋ点95メートル)が行われ、初の五輪で五輪初代女王を狙った高梨沙羅(17＝クラレ)は、合計 243.0点の 4位でメダルに届かなかった。
　また、 1回目で10位の伊藤有希(19＝土屋ホーム)は合計 241.8点で 7位入賞、山田優梨菜(17＝長野・白馬高校)は合計 115.7点で30位だった。
　スノーボード男子ハーフパイプ予選・決勝が行われ、日本人史上最年少での金メダル獲得に挑む平野歩夢（あゆむ、15＝バートン)が予選 1組で登場し、 1本目に高いエアを完璧に決めて 92.25点の高得点を出し、 1位で決勝進出を決めた。予選 2組の平岡卓(18＝フッド)も 92.25点での高得点で、 3連覇を狙うショーン・ホワイト(27＝米国)についで同組 2位で通過した。青野令(23＝日本体育大學)、子出藤歩夢(19＝日本体育大學)は予選敗退となった。
　予選を全体の 2位で通過した中学生の平野歩夢が銀メダルを獲得した。 2回目で 92.25点を出した平岡卓が銅メダルを獲得。新潟・村上一中 3年の平野と大阪・上宮高 3年の平岡が、同時に表彰台に立った。金メダルは 94.75点をたたき出したユーリ・ポドラドチコフ(25＝スイス)。 3連覇を狙った王者ショーン・ホワイトは 4位に終わった。
　カーリング女子１次リーグが行われ、北海道銀行の日本は韓国に終盤に突き放されて 7－12で敗れ、初戦を落とした。 1次リーグ 2戦目ではデンマークを 8－ 3で破り、 1勝 1敗とした。
　アイスホッケー女子 1次リーグが行われ、女子日本代表スマイルジャパンは 1－ 2でロシアに敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。
　スピードスケート女子 500メートルが行われ、 2度目の五輪となった小平奈緒(27＝相沢病院)は 2回合計75秒61で 5位。今大会日本勢初メダルには届かなかった。 1回目10位の辻麻希(28＝開西病院)は 9位、 1回目13位の住吉都(26＝ローソン)は14位だった。
　世界記録保持者の李相花(24＝韓国)が74秒70の五輪新記録で勝ち、 2連覇を達成した。記事をまとめてみました。


　 1回目の高梨沙羅選手のジャンプ

　＜ソチ五輪：ジャンプ＞◇11日◇女子ノーマルヒル(ＨＳ 106メートル、Ｋ点95メートル)
　初の五輪で五輪初代女王を狙った高梨沙羅は、合計 243.0点の 4位でメダルに届かなかった。
　高梨は 1回目のジャンプで 100.00メートルの好ジャンプで、 124.1点をマークし 3位の好位置につけた。 2回目のジャンプでは98.5メートルと飛距離を伸ばせず243.0点だった。
　また、 1回目で10位の伊藤有希は 2回目で101.0メートルを飛び合計 241.8点で 7位入賞、山田優梨菜は合計 115.7点で30位だった。


　 1回目のジャンプを終え記録を確認する高梨沙羅選手

　高梨は｢支えてくださったみなさんに感謝の気持ちを伝えるために来たんですが、いい結果が出なかったことはすごく残念です。どの試合も変わらず挑んでいたつもりだったんですが、やはり違うところがあるなと感じました。 1本目も 2本目も納得いくジャンプができなくて残念です。またオリンピックに戻ってこれるようにもっとレベルアップしたいと思います｣と話した。


　女子ノーマルヒル 最終成績


　男子ハーフパイプ予選で高いエアを見せた平野歩夢選手

　＜ソチ五輪：スノーボード＞◇予選◇決勝◇11日◇男子ハーフパイプ
　日本人史上最年少での金メダル獲得に挑む平野歩夢が予選 1組で登場し、 1本目に高いエアを完璧に決めて 92.25点の高得点を出し、 1位で決勝進出を決めた。｢気持ちよく滑ることができた。安心した｣と話した。
　予選 2組の平岡卓も 92.25点での高得点で、 3連覇を狙うショーン・ホワイトについで同組 2位で通過した。青野令、子出藤歩夢は予選敗退となった。
　予選各組 3位までの計 6人が直接決勝に進み、 4～ 9位は準決勝に回る。準決勝上位 6人に入れば決勝進出となる。決勝は12人でメダルを争う。


　銀メダルを獲得した平野歩夢選手(左)と銅メダルの平岡卓選手

　中学生の平野歩夢が銀メダルを獲得した。予選を全体の 2位で通過した平野は、決勝 2回目に 93.50点をマークして 2位に滑り込んだ。15歳 2カ月でのメダル獲得は、1998年長野大会ショートトラック男子 500メートルで金メダルを獲得した西谷岳文の19歳 1カ月を大幅に更新する冬季五輪日本選手最年少記録。今大会日本選手団初、日本スノーボード史上初のメダルでもあった。
　 2回目で 92.25点を出した平岡卓が銅メダルを獲得。新潟・村上一中 3年の平野と大阪・上宮高 3年の平岡が、同時に表彰台に立った。
　金メダルは 94.75点をたたき出したユーリ・ポドラドチコフ。 3連覇を狙った王者ショーン・ホワイトは 4位に終わった。


　スノーボード◇男子ハーフパイプ 最終成績

　＜ソチ五輪：カーリング＞◇１１日◇女子１次リーグ
　女子 1次リーグで、北海道銀行の日本は韓国に終盤に突き放されて 7－12で敗れ、初戦を落とした。もう 1試合はデンマーク戦。
　 3大会連続金メダルを狙うスウェーデンは前回銀メダルのカナダに 3－ 9で敗れ、 1勝 1敗となった。カナダは 2連勝。ロシアは米国を下し、デンマークを退けたスイスとともに 2戦全勝とした。


　ストーンの位置を確認する(左から)小笠原歩選手、苫米地美智子選手、吉田知那美選手、船山弓枝 選手

　世界ランキング10位で、今大会の出場チームでは唯一下位の韓国に防戦一方の展開で競り負けた。スキップの小笠原は｢仕方がない。最後はみんなを救えなかった｣と責任を背負い込んだ。
　大事な五輪の初戦を前に、チームは揺れた。ミキ・コーチは、リードを苫米地から控えの22歳、吉田に入れ替えて臨むと決めていた。新布陣で練習したが、前日に小野寺のインフルエンザ感染が発覚。急きょリードを苫米地、セカンドを吉田とするオーダーになった。
　苫米地と吉田はショットの精度を欠き、各エンドとも最初の 2人までで相手有利の展開を許した。 5－ 4からの第 6エンドは苫米地が最初にミスショット。ハウスの中央に韓国のストーンがたまるピンチで、小笠原が最後のショットを決めきれず、 3失点で逆転された。
　小笠原は｢(インフルエンザにかかった小野寺佳歩欠場の)影響は感じた。重要なポジションの彼女が抜けることは非常に大きな穴だった｣と認めた。


　日本―デンマーク　ショットを放つ小笠原歩選手。左は苫米地美智子選手、右は吉田知那美選手

　北海道銀行の日本は 1次リーグ 2戦目でデンマークを 8－ 3で破り、 1勝 1敗とした。序盤から順調に得点を重ね、前半で 5－ 1と 4点をリード。後半も安定した試合運びで 8エンドを終了したところでデンマークがギブアップした。


　ロシア戦の第 1ピリオド、相手選手と激しくぶつかる久保英恵(くぼ・はなえ)選手

　＜ソチ五輪：アイスホッケー：日本 1ー 2ロシア＞◇11日◇女子 1次リーグ
　女子日本代表スマイルジャパンは 1－ 2でロシアに敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。
　第 1ピリオドの11分39秒、ロシアＦＷブリナに先制ゴールを許して劣勢となった。第 2ピリオドは地元の声援をバックに勢いに乗るロシアの猛攻を受け、防戦一方となった。
　しかし第 3ピリオドの開始33秒でＤＦ床がミドルシュートを決めて同点に追いつくと運動量でロシアを上回って攻撃の時間帯が増加。同ピリオドで 3度目となったパワープレー(数的優位)中に、カウンター攻撃を浴びて11分36秒、ＦＷヴァフィナにゴールを決められた。この痛恨の失点が重くのしかかり、同点に追いつくことはできなかった。
　 9日の初戦スウェーデン戦で 0ー 1で敗れており、連敗となった日本は 1次リーグ 3戦目となる13日のドイツ戦を残して決勝トーナメント進出を逃した。


　女子 500メートル 1回目の小平奈緒選手

　＜ソチ五輪：スピードスケート＞◇11日◇女子 500メートル
　 2度目の五輪となった小平奈緒は 2回合計75秒61で 5位だった。 1回目は37秒88で 7位、 2回目は37秒72とタイムを上げたものの、今大会日本勢初メダルには届かなかった。
　 1回目10位の辻麻希は合計76秒84で 9位、 1回目13位の住吉都は77秒26で14位だった。
　世界記録保持者の李相花が74秒70の五輪新記録で勝ち、 2連覇を達成した。


　スピードスケート女子 500メートル 最終成績

　｢甲子園には魔物が住んでいる｣じゃないが、｢五輪には魔物が住んでいる｣と言われている。それを見せてくれたのは高梨沙羅選手とアイスホッケー女子日本代表スマイルジャパンだったのでは無いだろうか。
　五輪初代女王と期待がかかっていた高梨沙羅選手は、｢納得いくジャンプができなくて残念です｣と言っていた。スマイルジャパンは、13日のドイツ戦を残して決勝トーナメント進出を逃したのが痛かった。
　 2度目の五輪となった小平奈緒が今大会日本勢初メダルには届かなかったのも痛かった。
　報道によると、ライバル視している絶対王者のショーン・ホワイトよりも上に行った平野歩夢選手は偉かった。ましてや平野歩夢が銀を取り日本に最年少でのメダルを取ってくれたのは凄い！
　まだ残っている試合は有る。それに出る選手達には頑張ってメダル(色は関係無い)を取って欲しいですね。
　ガンバレ！日本！勝利を掴め！












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