9日フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が行われ、前回銀メダルの浅田真央(23=中京大學)が大きな信じられないようなミスでまさかの16位スタートとなった。
鈴木明子(28=邦和スポーツランド)は最初のジャンプにミスがあり、 60.97点で 8位。村上佳菜子(19=中京大學)は 3回転ジャンプが 1回転になるなど 55.60点で15位だった。
SPの上位24人が20日(日本時間21日未明)のフリーに進んだ。バンクーバー五輪金メダルの金妍児(キム・ヨナ 23=韓国)が 2連覇で向けて、今季世界最高得点で首位で折り返した。地元ロシアのソトニコワが 2位に続いた。
SPの上位24人が20日(日本時間21日未明)のフリーに進んだ。
19日スノーボード女子パラレル大回転が行われ、速さを競うアルペン系のパラレル種目で竹内智香(30=広島ガス)が 4度目の挑戦で銀メダルを獲得した。自国開催の長野五輪に向けて手探りで始まった強化が、ようやく実を結んだ。記事をまとめてみました。
女子SPで演技する浅田真央選手
<ソチ五輪:フィギュアスケート>◇19日◇女子ショートプログラム(SP)
前回銀メダルの浅田真央が大きな信じられないようなミスでまさかの16位スタートとなった。
最初のトリプルアクセル( 3回転半ジャンプ)で転倒。後半に組み込んでいたコンビネーションジャンプも 2回転 1つだけになるというミスが続き、ショートプログラムに必要な「コンビネーションジャンプ」の要素を満たすことができなかった。55.51点という信じられない低い得点に終わった。
女子SPで演技する浅田真央選手
演技を終えた浅田は 55.51点と自己ベストより、約20点低い得点にショックを隠せず「自分でも(SPが)終わってみて、まだ何も分からないです…」と気持ちの整理がつかない様子だった。
浅田は大きく出遅れる結果となったが「明日は自分のフリーの演技ができるようにしたいと思います」と声を振り絞った。
五輪 2連覇を狙うキム・ヨナが 74.92点の今季世界最高点をマークし、首位発進。地元ロシアのソトニコワが 2位に続いた。
女子SPで体勢を崩した浅田真央選手
鈴木明子は最初のジャンプにミスがあり、 60.97点で 8位。村上佳菜子は 3回転ジャンプが 1回転になるなど 55.60点で15位だった。
SPの上位24人が20日(日本時間21日未明)のフリーに進んだ。
女子SPで演技する鈴木明子選手
鈴木明子が、必死のリカバーで何とか滑りきった。冒頭の 3回転、 3回転のトーループのジャンプが 2回転となり、着氷も乱れ、コンビネーションジャンプまで持っていけなかった。
続くジャンプで、 3回転フリップの予定を、 3回転ルッツ、2回転トーループのコンビネーションジャンプに切り替えてばん回。音楽に合わせて情感を込めて滑りきった。
演技のインタビューではジャンプのミスが悔やみきれない様子で目に涙を浮かべながら声をちょっぴり震わせた。それでも「これまでやってきて、よかったと思えるように心から滑りたい」。
60.97点は、シーズンベストの 66.03点に少しおよばなかったが、 8位となりフリーでの巻き返しを誓っていた。
女子SPを終え頭を抱えながら引き揚げる村上佳菜子選手
五輪初出場の村上佳菜子が、納得いかない様子で演技を終えた。
冒頭の 3回転- 3回転のコンビネーション・トーループは勢い、キレともに納得いくジャンプでスタートしたが、中盤の3回転フリップが 1回転となってしまった。「ひとつ失敗してしまったことが、すごく悔しい。ショートは練習でもミスがなかった。だから余計悔しい」と唇をかんだ。
得点も 55.60点と村上のシーズンベスト( 64.73点)からすると、厳しい評価となってしまった。
引き揚げる村上は、SP15位に頭を一瞬抱えながらも「明日のフリー最高の演技をしたい」と気持ちを切り替えていた。
女子SPを終えスタンドの声援に応えるキム・ヨナ選手
バンクーバー五輪金メダルの金妍児(23=韓国)が 2連覇で向けて、今季世界最高得点で首位で折り返した。
冒頭の 3回転ルッツ、 3回転トーループのコンビネーションジャンプを決めると続く 3回転フリップも見事に着氷。ミスらしいミスもなく、 74.92点は今季世界最高点となった。
演技を終え、リンクの外に出た瞬間は「ハ~」と第一声。「緊張した。自分を信じて滑った。演技を終えてホッとした」と手応え十分の様子だった。
フィギュア女子シングルショートプログラム 結果(16位まで)
スノーボード女子パラレル大回転決勝 2回目で滑走する竹内智香選手
<ソチ五輪:スノーボード>◇19日◇女子パラレル大回転
スノーボードはスキー競技の 1つとして1998年長野冬季五輪で採用された。これまで日本はハーフパイプ(HP)が注目されたが、速さを競うアルペン系のパラレル種目で竹内智香が 4度目の挑戦で銀メダルを獲得した。自国開催の長野五輪に向けて手探りで始まった強化が、ようやく実を結んだ。
長野五輪は単純にタイムを競う大回転が行われた。スキーとの違いを出すため、2002年ソルトレークシティー五輪から2人が並んで滑る対戦形式のパラレル大回転に姿を変えた。ソチ五輪では旗門の間隔が狭いパラレル回転が加わった。
長野五輪に唯一出場した女子の上島しのぶは15位。低迷が続き、前回大会までメダルどころか入賞もなかった。その上島が日本代表コーチを務め、まな弟子の竹内が悲願を達成した。
スノーボード女子パラレル大回転決勝 1回目結果
スノーボード女子パラレル大回転の表彰式で、銀メダルを手に笑顔の竹内智香選手
スノーボード女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香が19日、メダル授与式で満面の笑みを浮かべた。
名前を呼ばれ表彰台の上にさっそう上がると両手を振って観客の声援に応えた。今大会、日本人女子選手で初となるメダルを首に下げてもらうと感無量の様子だった。
記念撮影では右手に花束を掲げ、左手でしっかりとシルバーメダルの重みを感じていた。
スノーボード女子パラレル大回転決勝 2回目結果
スノーボード女子パラレル大回転 最終順位(10位まで)
浅田真央選手が、団体の時と同じ様なミス!今朝目が覚めたら、まだ鈴木明子選手の滑走前だったのでそのまま見ていたが、綺麗に回ったのに着地失敗で本当に残念だった。
期待が掛かっていただけに、このミスは許せないでしょうね。今日(日本時間では明日21日)フリーが待っているので、そちらでは頑張って欲しいですね。
ガンバレ!日本!勝利を掴め!
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浅田真央転倒ミス重ねまさかの16位…鈴木明子 8位、村上佳菜子ジャンプミス15位…竹内が満面笑顔
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