先発能見篤史投手(34)は、 4回 2/3を投げ10安打10失点まさかの炎上だった。
阪神は 3回に大和、ゴメス、マートンの 3本の適時 2塁打で 4点を先制。巨人は 3回、ロペスの適時 2塁打で 3点を返すなど、巨人は長嶋茂雄終身名誉監督(78)、松井秀喜氏(39)らＯＢが大集合する中、伝統の力をみせた。
開幕Ｇ倒、予告弾！ 開幕 4番が決定的な阪神の新外国人マウロ・ゴメス内野手(29＝ナショナルズ３Ａ)が開幕前日の27日、東京ドームでのフリー打撃で豪快なアーチショーを披露。右翼席に 4連発するなどＧ倒弾の期待を抱かせ最高のリハーサルを完了させた。
大和外野手(26)が 3回二死 3塁から先制の左前適時打を放った。 4番に座った新外国人のマウロ・ゴメス内野手が、来日初安打を打った。
マット・マートン外野手(32)が、新 4番ゴメスに続いた。ゴメスの 2点適時 2塁打の直後の 3回二死 2塁。フルカウントから真ん中低めの球を、左中間まで飛ばした。
ドラフト 4位の梅野隆太郎捕手(22)が7回表に先頭で代打起用され、菅野と対戦。開幕戦で１軍デビューを果たした。 記事をまとめてみました。
5回、橋本、坂本が適時打。片岡が 3ラン。 6回にはロペス、アンダーソンが連続本塁打を放ち、阪神を突き放した。
巨人は先発全員の14安打で12得点。初の開幕投手となった巨人菅野は 7回を 8安打 4失点も自責 0で大役を務め、今季初勝利。
オープン戦不振に苦しんだ坂本が 4回に通算 100号となる 1号同点弾を放つと、 5回には橋本到が勝ち越しの適時 2塁打を放つなど打線が14安打12得点と爆発した。長嶋茂雄終身名誉監督、松井秀喜氏らＯＢが大集合する中、伝統の力をみせた。
＜巨人12－ 4阪神＞◇26日◇東京ドーム
先発能見篤史投手は、まさかの炎上だった。
序盤からボール先行の苦しい投球。味方打線が 4点を先制したものの守りきれず、 5回に片岡に 3ランを浴びたところで降板した。
4回 2/3を投げ10安打10失点の内容に｢結果として受け止めないと｣とうつむいた。
4回裏巨人二死、中越え本塁打を放った坂本をじっと見つめる能見篤史投手
開幕Ｇ倒、予告弾！ 開幕 4番が決定的な阪神の新外国人マウロ・ゴメス内野手が最高のリハーサルを完了させた。開幕前日の27日、東京ドームでのフリー打撃で豪快なアーチショーを披露。右翼席に 4連発するなどＧ倒弾の期待を抱かせた。開幕戦は巨人の創設80周年記念セレモニーに彩られるが、主役は虎のＧ砲だ。
3塁側ベンチ横の通路には巨人の優勝トロフィーがズラリと並んだ。Ｖ９から続く常勝軍団の証しだ。開幕前日練習からの引き揚げる際、虎の新助っ人は宿敵の｢栄光｣に見向きもしなかった。本番秒読みで、調整遅れが懸念されたゴメスもアドレナリン全開だ。
｢いい球場だね。甘い球が来たら積極的に行きたい。真ん中から外の球をしっかりとらえられた。タイミングもだいぶ合ってきた。この形を続けていきたい｣
怪力助っ人が打席に入れば、小さく見える敵地がいつも以上に小さく映った。フリー打撃では周囲の視線を独占。まずは右腕相手に面白いように左翼席に放り込む。さらに左腕相手にも、きっちりバットを押し込み右翼へズドン！ ズドン！ 無人の客席に何度も衝撃音が鳴り響く。終了間際には右方向に４連発をたたき込んだ。合計50スイングで17発。和田監督も｢練習はいい。あとは、その流れを試合で出していくだけ｣と強くうなずいた。
不敵な笑みを浮かべるマウロ・ゴメス内野手はバットを使ってストレッチを行う
2月の沖縄・宜野座キャンプで出遅れ、初めて 1軍戦に出場したのは 3月18日ヤクルト戦(神宮)だった。実戦勘を不安視されるなかで、この日は豪快な打球を連発。指揮官も｢最初から迷いはなかった。オープン戦は 4試合しかできなかったけど、打席に立ちながら状態は上がってきた。明日まで( 4番かは)待ってください｣と話す。明言こそ避けたが、米大リーグ・レッドソックスで主砲を務めた経験もある助っ人に 4番の座を託すつもりだ。
永遠のライバルは今季が球団創設80周年で、開幕戦では華々しいセレモニーが催される。ＯＢ約 200人が登場し、キャロライン・ケネディ駐日米大使が始球式を務める。Ｇ一色に染まりそうなムードで、引き立て役になるつもりはない。
本塁打の出やすい球場で、ともすれば力めば相手投手の思うつぼ。だがゴメスは冷静だった。｢力を入れすぎないように。巨人を倒すのは大事だけど、どのチームにも勝たないと優勝できない。優勝するため、勝つために来た。巨人を意識しすぎないようにやるよ｣。変化球攻めに戸惑って打てなくてもマートンやオマリー打撃コーチ補佐、掛布ＤＣに助言を請うた。日本の野球に順応しようと心掛ける。新助っ人の｢変わり身｣で、猛虎軍団を上昇気流に乗せたい。
巨人対阪神 3回表阪神二死 3塁、 3塁手の頭上を越える先制適時 2塁打を放った大和外野手
大和外野手が 3回二死 3塁から先制の左前適時打を放った。
0－ 0で迎えた 3回。巨人先発菅野の内角へのシュートを振り抜いた。 3塁線を抜け、 3塁走者の清水が生還し、阪神が先制した。
大和は｢負けて残念だけど個人としては、開幕 1打席目にヒットが出ていたので、堅くなりすぎることなく打席に立てました。個人としては開幕でヒットが出てよかったです。チャンスだったので積極的にいこうと考えていたことがいい結果につながったんだと思います。とにかく、先制できてよかったです｣と話した。
1回一死で右前へ。追い込まれながら、菅野の外角直球を素直にはじき返した。セ・パ同時開幕のこの日、この時点でどの球場にも｢Ｈ｣ランプは点灯していなかった。らしさ全開のクリーンヒットは12球団最速の“快幕”。さらに 2打席目では、先制打を放った。
｢開幕第 1打席でヒットが出たので、かたくなりすぎることなく打席に入れた。チャンスだったので、積極的にいこうと考えたのが、いい結果につながりました｣
0－ 0の 3回二死 3塁で、 3塁線を破る先制 2塁打。この回一挙 4点を奪い、逃げ切っていればヒーローだったが…。
大和外野手は 3安打の猛打賞！ 3回に適時 2塁打放った
それでも、打線をつなぐ男の好発進は好材料だ。 7回にも中前打を放って、 3打数 3安打 1犠打。思えば、昨季のヤクルトとの開幕戦( 3月29日、神宮)も 4安打。 2年連続の大暴れで、｢開幕男｣を襲名だ。
｢(昨季を)覚えていましたけど、こうなる(また猛打賞)とは思わなかった。運がよかっただけです｣
オープン戦の序盤は苦労した。一時は18打席無安打。濃厚と思われていた｢ 2番・中堅｣だが、｢アピールしていかないと｣と、挑戦者として奪いにいった。原点に返り、そしてしっかり本番に間に合わせた。主軸にも快音が生まれただけに｢ 2番｣の働きは勝敗のカギを握る。若虎から主力へ－。今季への意気込みをバットで表現した。
3回表阪神二死 1、 2塁、 3塁線を破る 2点適時 2塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手
4番に座った新外国人のマウロ・ゴメス内野手が、来日初安打を打った。
3回二死 1、 2塁から 3塁線を破る 2塁打を放った。｢来日初ヒットがチャンスでのタイムリーヒットになってよかったよ。個人的にはいいスタートをきれた。でもチームが負けてしまったから。全員で最後まであきらめることなく戦えたと思う。野球だから負けることもある。また明日からしっかりやっていく｣。この当たりで 2点を追加。来日初打点もマークした。
試合後のドームの外は虎党のヤジの嵐だったが、新天地で“初日”を出した助っ人にだけは温かい声援が飛んだ。
開幕セレモニーで｢ 4番・ 1塁｣とコールされると、大歓声を浴びながらグラウンドに飛び出した。 2度の来日遅れや右ひざ痛で実戦は 8試合のみ。打率 0.231、 0本塁打、 6三振。それでも｢ 4番｣を託してくれた和田監督に、恩返しがしたかった。
1回二死 1塁の初打席は 2ゴロも、 3回だ。 1点先制し、なお二死 1、 2塁で巨人の開幕投手、菅野のスライダーに反応した。 3塁線を破る 2点 2塁打で初安打＆初打点をマークした。
守備では一回に邪飛を落球。不安を残したマウロ・ゴメス内野手
｢変化球を投げる配球も増えていくだろうし、とにかくストライクゾーンで打てる球を逃さないようにするよ。この先もいい形を続けたいね｣
8点を追う展開となった 8回先頭でも、笠原に追い込まれながら、内角高め 147キロ直球を左翼線に運ぶ 2塁打。あきらめずに、ファイティングポーズをとり続けた。
昨季３Ａで29発。長打力不足を補うべく、新 4番＆優勝請負人の看板を背負って虎入りした。しかし開幕直前には主砲はく奪の危機も…。本人に不安がなかったといえば、嘘になるだろう。
球場入りの際は、開幕への意気込みを聞くべく鈴なりになる報道陣に、｢しゃべらないとダメなのか！？ 試合後にしてくれ｣とシャットアウト。 1回の守備では 1塁への邪飛を取り損なうなど、ピリピリとした雰囲気、緊張感を、体中から漂わせていた。
｢(打線は)何とか形になってきた。これなら点が取れる手応えらしきものを感じた｣と話した和田監督は、｢みんながそこ(ゴメス)になんとか(走者を)ためようという展開にもっていきたい｣と語気を強めた。見い出した攻撃パターン。 4番ゴメスが機能すれば打線はいける－。
巨人対阪神 3回表阪神二死 2塁、マット・マートン外野手は中越え適時 2塁打を放った
マット・マートン外野手が、新 4番ゴメスに続いた。ゴメスの 2点適時 2塁打の直後の 3回二死 2塁。フルカウントから真ん中低めの球を、左中間まで飛ばした。 2塁ランナーのゴメスが本塁に帰り、この回 4点目となった。先輩助っ人も続いた形。Ｍ砲の打棒は今年も健在だ。
マートンは｢打ったのはフォーク。目の前でパピー(ゴメス)のいいヒットを見せられたし、自分もそれに続いてヒットを打ててよかったです｣とコメントした。
7回表阪神無死、代打梅野隆太郎捕手は左飛を放った
ドラフト 4位の梅野隆太郎捕手が開幕戦で１軍デビューを果たした。 7回表に先頭で代打起用され、菅野と対戦。 3球目のカーブを積極的に打って出たが、左飛に倒れた。
この日は 2打数無安打。それでも、 7回裏からはマスクをかぶって金田と二神を好リードで 2イニング無失点に導いた。阪神では1969年田淵以来、45年ぶりに新人捕手が開幕戦に出場。｢出場させてもらっていることに感謝して、結果がついてくるよう、やっていかないといけない｣と振り返った。
ついに公式戦がセ・パ同時開幕した。
しかし、阪神の開幕はまだまだなのか…。なんて思ってしまった。
せっかくリードしていたのに、ホームランを打った同じ投手に同じ様な球を投げたら打たれるのは当然の事。ましてや、能美ジンクスなるものも有るのを忘れてはいなかっただろうか。
｢ホームランを打たれた選手には、次打席ではどこに投げてもヒットを打たれる｣というジンクスだ。これをまたまたやってしまったのだ。今回の敗因はこれが原因だった。
一度はマウンドにコーチが上がった段階で、 2番手の鶴投手に交代するべきだったろう。
新外人助っ人・ゴメスが頑張れば先輩助っ人のマートンも頑張る。言い相乗効果になっているようだ。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
日程と結果 3月
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能見まさかの10失点… 4点先制守れず…虎の４番ゴメス万全！マートン、ゴメスに続く 2点適時打！
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