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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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金本監督もビックリ大逆転!高山、大逆転呼ぶ満塁一掃3塁打!糸原、リプレー直後の千金同点打!

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阪神は 3回まで広島岡田の前に 1安打。広島は 4回、 5回も加点し 9点リード。阪神は 5回に 1点を返すと、 6回に高山の適時 3点 3塁打などで 7点を奪い 1点差とする。阪神は 7回、糸原の適時打で同点、梅野の適時 2点 3塁打で勝ち越し、 9点差を逆転。 4連勝で首位に立った。広島は連日の逆転負けで 2位に転落した。 3番手の高橋が今季初勝利、ドリスが12セーブ目。

阪神がリプレー検証でのビハインドを乗り越え、球団史上初となる 9点差からの大逆転劇を演じた。問題のリプレー検証は 7回だった。一死 1、 2塁で鳥谷の 2塁ゴロを広島西川がファンブル。 2塁走者の江越が本塁突入し、 1度はセーフの判定が出た。しかし緒方監督の抗議でリプレー検証に。10分以上の検証の末、判定が覆りアウトとなった。幻の同点劇となったが、直後に糸原がタイムリーで同点。梅野が勝ち越しの 2点 3塁打で試合を決定づけた。金本知憲監督(49)は「 9点差をひっくり返したというのは、ぼくも長い間プロ野球にいますけど、僕自身も初めて。まさか逆転するとは。貯金を増やしていくことを目標にやっていきたいと思います」と振り返った。阪神が最大 9点ビハインドをはね返し、大逆転勝利を飾った。 4連勝で阪神が単独首位に立った。

高山俊外野手(24)が、大逆転劇の流れをつくった。 6回、 4点を奪い 4点差とした二死満塁で、広島 2番手中田のフォークを右翼線へ運ぶ 3塁打。一気に 1点差に詰め寄った。甲子園に逆転ムードが漂う中、 7回に 3点を奪って 9点差をひっくり返した。首位浮上のおまけまでつき、高山は喜んでいた。高山俊外野手が 6回二死満塁から右翼線に走者一掃となる 3点 3塁打を放ち、 1点差に迫った。この回、先頭打者で四球で出塁し、最後は 3点打の大暴れで、今季最多の 1イニング 7得点に貢献。勢いを取り戻した昨季の新人王が優勝まで突っ走る。

迷わず本塁に突っ込んだ。リプレー検証の末、判定はアウトとなったが、江越大賀外野手(24)が気迫のヘッドスライディングで逆転を呼んだ。 8- 9の 7回一死 1、 2塁で鳥谷の打球を 2塁・西川がファンブル。 2走の江越は自身の判断で 3塁を回った。クロスプレーに一度は真鍋球審がセーフの判定。その後、約17分間の協議の末、アウトに覆った。 糸井が加入した今季は先発出場は1試合もない。それでも、これまでの大振りを封印し、コンパクトな打撃を心がけている。自身に求められている役割は分かっている。これからもチームバッティングに徹する。

阪神が 0- 9のビハインドから、広島を大逆転で破り単独首位に立った。一時同点かと思われた 7回、江越のホームインがリプレー検証でアウトとなった直後に同点打を放ったルーキー糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)は初のお立ち台で「最高の景色です。チームに貢献して、足を引っ張らないように頑張りたいと思います」と話した。白球が右翼前まで転がっていく。その瞬間、直前まで球場を包み込んでいた大ブーイングが大歓声に変わった。 1塁上のルーキーは表情を引き締めたまま、打撃用手袋を外す。すぐに幻の“得点”を取り返した。 8- 9の 7回二死 1、 2塁。出番の直前、相手の失策の間に本塁突入を試みた江越はリプレー検証の結果、アウトに判定が覆った。お立ち台から初めて見た光景を「最高の景色」と表現した。この眺めを何度でも、その手でつかみとってみせる。

梅野隆太郎捕手(25)の 2試合連続となる 3塁打で、ついに逆転に成功した。 7回、同点としてなお二死 1、 2塁。初球を振り切ると、打球は右中間を割っていった。 3塁ベース到達は頭から滑り込んだ。立ち上がると、すぐに高代延博 3塁ベースコーチ(62)と両手を合わせ、喜びを表現した。一時は 9点差あったが、 5回からの 3イニングで計11点を奪い、逆転した。阪神は広島との首位攻防戦で球団史上最大となる 9点差を逆転するミラクル勝利で、今季初の単独首位に立った。 球史に残るアンビリーバブルな展開で奪首に成功した。プロ初先発したドラフト 6位・福永春吾投手(22=四国IL徳島インディゴソックス )が 4回 6失点。金本監督ですら敗色濃厚を認めていた。今季 2度目の「4連勝」で貯金は最多を更新する「7」。今季 4戦全敗だった土曜日で初白星をあげた。 5月は“虎のぼり”の季節。ピチピチとした若虎たちが黄金週間を首位固めウイークに変えていく。

歴史的な逆転劇のフィナーレはこの男だ。12- 9の 9回に守護神・ラファエル・ドリス投手(29)がマウンドへ。ヒットあり、暴投ありで虎党を少々ヒヤリとさせたが、大乱戦のうねりには飲み込まれなかった。無失点で 2試合連続のリーグ独走、12セーブ目を挙げた。 メジャー昇格を目指していた若手時代は遊撃手としてもプレー。試合がどんなにもつれていても、リードさえ奪えば、最強ドミニカンがゲームを締める。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神12- 9広島>◇ 6日◇阪神甲子園球場

 広島は 1回、安部の適時打と鈴木の犠飛で 2点を先制。 2回も丸の 5号 2ランで加点した。阪神は 3回まで広島岡田の前に 1安打。

 広島は 4回、 5回も加点し 9点リード。阪神は 5回に 1点を返すと、 6回に高山の適時 3点 3塁打などで 7点を奪い 1点差とする。

 阪神は 7回、糸原の適時打で同点、梅野の適時 2点 3塁打で勝ち越し、 9点差を逆転。 4連勝で首位に立った。広島は連日の逆転負けで 2位に転落した。

  3番手の高橋が今季初勝利、ドリスが12セーブ目。広島は薮田が今季初黒星。

  7回裏阪神二死 1、 2塁、勝ち越しの適時 3塁打を放ち、高代延博コーチ(左)と歓喜する梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 

 阪神がリプレー検証でのビハインドを乗り越え、球団史上初となる 9点差からの大逆転劇を演じた。

 問題のリプレー検証は 7回だった。一死 1、 2塁で鳥谷の 2塁ゴロを広島西川がファンブル。 2塁走者の江越が本塁突入し、 1度はセーフの判定が出た。しかし緒方監督の抗議でリプレー検証に。10分以上の検証の末、判定が覆りアウトとなった。幻の同点劇となったが、直後に糸原がタイムリーで同点。梅野が勝ち越しの 2点 3塁打で試合を決定づけた。

  6回裏阪神二死満塁、高山俊外野手の右越え 3点適時 3塁打に歓喜する金本知憲監督=阪神甲子園球場

 阪神が 0- 9のビハインドから、広島を大逆転で破り単独首位に立った。

 金本知憲監督は「疲れました。本当に疲れました。 9点差をひっくり返したというのは、ぼくも長い間プロ野球にいますけど、僕自身も初めて。最初はお客さんに申し訳ない気持ちでいっぱいで、何とか盛り上がるシーンを、と思ってましたけどまさか逆転するとは。(セーフからアウトとなったリプレー検証は)えーっという感じでしたけどね。それでも審判の方がビデオを見て判断したわけですから。糸原がよく打ってくれました。いつも言うように順位どうこうはまだ関係ないので。貯金を増やしていくことを目標にやっていきたいと思います」と振り返った。

  7回裏阪神二死 1、 2塁、梅野隆太郎捕手の右越え 2点勝ち越し適時 3塁打に歓喜する金本知憲監督(右)=阪神甲子園球場

 阪神が最大 9点ビハインドをはね返し、大逆転勝利を飾った。 5回表を終えた時点でのスコアは 0- 9。だが、 5回裏に 1点を返すと、 6回に 7得点。さらに 7回に 3点を挙げ、試合をひっくり返した。 4連勝で阪神が単独首位に立った。

 逆転勝利に金本知憲監督(左から 3人目)は歓喜の表情で梅野隆太郎捕手を迎える=阪神甲子園球場

 阪神が 9点差をひっくり返した。

 逆転勝利のプロ野球記録は10点差で、セ、パ両リーグで 1度ずつ、 1リーグ時代に 1度の計 3度あった。

  9点差の逆転勝利は両リーグを通じて 6度目で、2003年 7月29日に北海道日本ハムがオリックスに 0- 9から11- 9で勝利して以来。セでは1995年 7月30日、中日が広島に10- 9で逆転勝ちして以来22年ぶり。阪神が 9点差を逆転したのは初めてだった。

 

  6回 適時 3塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 高山俊外野手が、大逆転劇の流れをつくった。 6回、 4点を奪い 4点差とした二死満塁で、広島 2番手中田のフォークを右翼線へ運ぶ 3塁打。一気に 1点差に詰め寄った。

 甲子園に逆転ムードが漂う中、 7回に 3点を奪って 9点差をひっくり返した。首位浮上のおまけまでつき、高山は「ずっと点差がありましたけど、いつも通りで。あそこで長打が出たのはよかった。明日もまた頑張ります」と喜んでいた。

  6回裏阪神二死満塁、高山俊外野手は走者一掃の 3塁打を放った=阪神甲子園球場

 ミラクル大逆転劇を呼んだのは高山!! 高山俊外野手が 6回二死満塁から右翼線に走者一掃となる 3点 3塁打を放ち、 1点差に迫った。この回、先頭打者で四球で出塁し、最後は 3点打の大暴れで、今季最多の 1イニング 7得点に貢献。勢いを取り戻した昨季の新人王が優勝まで突っ走る。

 大差をはね返す機運が極限まで高まる中、大声援に応えた。高山が走者一掃の 3点 3塁打を放ち、虫の息だった虎を完全によみがえらせた。一時 9点差がこの一打であと 1点! 雨雲が覆う甲子園で、奪首への道筋を照らしてみせた。

 「ほんとにみんながつないでつないでくれたんで、なんとか バットに当てたらなんとかなるかな…と気持ちでいきました」

  1- 9の 6回先頭で四球を選ぶと、続く北條の左翼線への 2塁打で無死 2、 3塁とし、糸井の 2ゴロの間に快足を飛ばして生還。さらに、二死から安打、死球などで 5者連続出塁とじわじわ追い上げる。

 これで 1点差!!  6回に 3点 3塁打を放った高山俊外野手。一挙 7得点の立役者だ=阪神甲子園球場

 「点差はついていましたが、いつも通りで」

  5- 9の二死満塁。この回 2度目の打席に立つと、中田の高めに抜けた 129キロフォークにうまく反応して打球を右翼線寄りのフェンス手前までかっ飛ばした。 3塁に到達すると、ベース上で 2度手をたたいて気迫全開。 4月20日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となるタイムリーで一挙 7得点のビッグイニングを生みだし、 8回には 2塁内野安打で 3試合ぶりのマルチも記録だ。

 どんな場面でも平常心を貫く強さを肉体が支えている。昨年 6月は疲労から打率 0.217と苦しんだ経験もあり、オフにファイテン社と契約。サプリメントなど万全のサポートを受けるようになった。ただ、その本意は「(肉体作りは)もちろんそうですが、チャンスももらっているので」と明かす。チーム一丸で首位を目指した一戦で“主役級”の働きをみせた。

 金本知憲監督らと歓喜のハイタッチを交わす高山俊外野手(右)。この勢いで広島に3連勝や!!=阪神甲子園球場

 「 9点差ありましたけど、ファンのみなさんにずっと応援していただいていましたので、選手はもちろん気持ちを切ることなく、勝つことを考えていたので、応援のおかげで勝てたと思います。あそこで長打が出たのでよかった。また明日も頑張ります」

 不調で先発を外れるときもあった 3、 4月は打率 0.247、 0本塁打、 4打点。 5月はスタメン出場 4試合で打率 0.357(14打数 5安打)、 1本塁打、 4打点と復調気配。虎の未来を背負う若き才能がけん引し、広島 3連破を成し遂げる。

◇データBOX◇

◎…阪神が 6回に一挙 7得点。 1イニング 7得点以上は昨年 7月27日のヤクルト戦(甲子園、○ 9- 0)の 4回 9得点以来。球団記録は1969年 5月27日のアトムズ戦(神宮、○16- 4)の 6回13得点でセ・リーグ記録。プロ野球記録は2009年 6月11日にロッテが広島戦(千葉、○23- 2)で記録した 6回の15得点。

 

  7回、広島の守りのミスの間にホームを狙った江越大賀外野手。セーフの判定だったが、石原のタッチが先に江越の足に触れており、リプレー検証でアウトに変更=阪神甲子園球場

 迷わず本塁に突っ込んだ。リプレー検証の末、判定はアウトとなったが、江越が気迫のヘッドスライディングで逆転を呼んだ。

 「セーフの自信はあった。タッチはされてないと思ったけど、判定なので仕方ない」

  8- 9の 7回一死 1、 2塁で鳥谷の打球を 2塁・西川がファンブル。 2走の江越は自身の判断で 3塁を回った。クロスプレーに一度は真鍋球審がセーフの判定。その後、約17分間の協議の末、アウトに覆った。「まさかと思った」。しかし、直後に同学年の糸原が同点打を放ってくれた。「糸原が打ってくれたので救われた」と胸をなでおろした。

  7回、安打を放った江越大賀外野手=阪神甲子園球場

  7回一死から代打で左前打。カウント 0- 2と追い込まれながらも、今季29試合目、 6打席目で初安打をマークした。「よかったです。何とか塁に出ようという気持ちで打った」。糸井が加入した今季は先発出場は1試合もない。それでも、これまでの大振りを封印し、コンパクトな打撃を心がけている。福留が「江越は今年変わった。自分でとにかく考えるようになった。このまま努力を重ねれば、日の目を見ることになると思う」と話すように、チームメートも江越の変化に気づいている。  「チャンスが少ない立場。結果は出たけど、気持ちを引き締め直してやりたい」  自身に求められている役割は分かっている。これからもチームバッティングに徹する。

☆江越の走塁について阪神・高代延博ヘッドコーチ

 「自分で腕を回したか覚えていない。江越は『自分でいった』と言っていた。そんな江越をほめてあげたい」

☆リプレー検証が17分もかかったことについて真鍋勝己球審

 「結果が出るまで、あれだけの時間がかかったということです」

 

 阪神が 0- 9のビハインドから、広島を大逆転で破り単独首位に立った。

 一時同点かと思われた 7回、江越のホームインがリプレー検証でアウトとなった直後に同点打を放ったルーキー糸原健斗内野手は初のお立ち台で「最高の景色です。チームに、守備の方で迷惑をかけていたので、集中力をきらさずに打つことができました。 2アウトになって、次につなげば梅野さんが何とかしてくれると思って打ちました。梅野さんがさすがのバッティングでタイムリーを打ってくれたのでよかったと思います。チームに貢献して、足を引っ張らないように頑張りたいと思います」と話した。

  7回裏阪神二死 1、 2塁、糸原健斗内野手は右前適時打を放った=阪神甲子園球場

 白球が右翼前まで転がっていく。その瞬間、直前まで球場を包み込んでいた大ブーイングが大歓声に変わった。本塁に滑り込んだ中谷は喜びを爆発させたが、 1塁上のルーキーは表情を引き締めたまま、打撃用手袋を外す。D 5位・糸原健斗内野手がバットで、“リプレーシーン”を得点に上書きした。

 「(判定結果まで)けっこう長かったですけど、集中を切らさずやれました。ゾーンだけ上げて、甘い球をいこうと思っていた。それを一発で仕留められました。いいところに抜けてくれました」

  7回二死 1、 2塁から右前に同点タイムリーを放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 すぐに幻の“得点”を取り返した。 8- 9の 7回二死 1、 2塁。出番の直前、相手の失策の間に本塁突入を試みた江越はリプレー検証の結果、アウトに判定が覆った。それまでの約17分間、集中は切れない。打席をイメージし素振りを繰り返す。そして、薮田の 1ボールからの 2球目だ。ファーストストライク、 152キロの真っすぐを思い切り引っ張り、中谷が 2塁から返球より先に生還。 100回リプレー検証しても覆らない正真正銘の同点タイムリーだ。

 スタンドから怒号が飛び交う異様な雰囲気にも動揺しない精神力に金本監督も「あそこで打てるというのはね。なかなか、いい肝っ玉してますね」と称えた。

  7回、糸原健斗内野手のタイムリーで本塁へ生還する中谷将大外野手。今度は誰が見てもセーフのタイミングだった=阪神甲子園球場

 ミスを取り返したい一心だった。 5回に安部の右前適時打を捕球した中谷から返球を、グラブで弾いてしまった。 1失点につながった失策。「自分のミスですね…」と反省。これでチームの失策は開幕から29試合で30個目となった。「しっかり守りから打撃につなげていきたい。取り返す気持ちでした」とリベンジする姿を頭に描き、打席に立っていた。

 「チャンスだと思うので。自分のプレーをしてあしたからもチームに貢献したい」

 右足首を痛めた上本の代役では終わらない。一緒にお立ち台に上がった明大の後輩・高山から「さすがです」と持ち上げられ、「なめてますね」と苦笑い。お立ち台から初めて見た光景を「最高の景色」と表現した。この眺めを何度でも、その手でつかみとってみせる。

 お立ち台で指で「1」のポーズ取る高山俊外野手、糸原健斗内野手、=阪神甲子園球場

★部屋でバット構え毎日イメージトレ

 糸原には日課がある。いつも部屋にバットを 1本持ち込み、イメージトレーニングを行う。バットを構え、フォームチェック。「全力で振るまではいかないですけど、いろいろ感覚の確認とかしてますね」。室内ということもあり、フルスイングは難しいが、イメージすることは出来る。それは遠征先でも欠かさない。欠かさないルーティンが、試合が中断しても途切れない集中力につながっている。

 

 梅野隆太郎捕手の 2試合連続となる 3塁打で、ついに逆転に成功した。 7回、同点としてなお二死 1、 2塁。初球を振り切ると、打球は右中間を割っていった。

  3塁ベース到達は頭から滑り込んだ。立ち上がると、すぐに高代 3塁ベースコーチと両手を合わせ、喜びを表現した。

 一時は 9点差あったが、 5回からの 3イニングで計11点を奪い、逆転した。

  7回裏阪神二死 1、 2塁、勝ち越しの適時 3塁打の梅野隆太郎捕手は高代延博コーチに向かい喜びを爆発させた=阪神甲子園球場

 阪神が 0- 9のビハインドから、広島を大逆転で破り単独首位に立った。

 決勝の 2点 3塁打を放ち、 3試合連続のヒーローインタビューとなった梅野隆太郎捕手は「今日もやりました!(リプレー検証で)中断したあとの(同点打の糸原)健斗の姿を見て気迫をもらって、初球から行かないといけないと思い、打った結果が最高の結果になりました。きょうはキャッチャーとして、なかなか攻撃にリズムを持って行けなかった。勝ちたいという一心であの打席に立っていきました。(お立ち台) 3日連続はなかなかないことですし、明日も勝ってこのお立ち台に上がれるように頑張りたいと思います」と振り返った。

 ゴールデンウイークは梅ちゃんウイーク!! 球団史上最大の 9点差逆転勝利に「きょうもやりましたー!!」と絶叫=阪神甲子園球場

 神ってるのは虎!! 阪神は広島との首位攻防戦で球団史上最大となる 9点差を逆転するミラクル勝利で、今季初の単独首位に立った。 7回、江越の生還がリプレー検証でアウトに覆ったが、糸原の同点打の後、新神ってる男、梅野隆太郎捕手が決勝の 2点 3塁打。梅ちゃんが12年ぶりの優勝を運んでくる!!

 虎に奇跡が起きた。梅野の打球が右中間をきれいに破っていく。誰がこんなドラマを予想しただろうか。夢か。いや夢じゃない。最大 9点差をひっくり返す球団史上初の大逆転劇。スタンドの虎党は泣いていた。球史に残るアンビリーバブルな展開で奪首に成功した。

 「今日もやりました!! 健斗(糸原)の姿を見て気迫をもらったので、これは初球からいかないとと思って、思いきり振った結果だと思います」

 まくぎれ、梅野隆太郎捕手とハイタッチする金本知憲監督=阪神甲子園球場

 プロ初先発したドラフト 6位・福永春吾投手が 4回 6失点。ベンチも 4番・福留も 4回で下げ、 5回表で 9点を追う展開となった。金本監督ですら「お客さんに申し訳ない気持ちで一杯で何とか少しでも盛り上がるシーンを作ってほしいなと思っていた」と敗色濃厚を認めていた。

 ところが、じわりじわりと追い上げ、 6回、高山の 3点 3塁打でついに 8- 9の 1点差。ベンチはもうお祭り騒ぎで「これでいけると思った」と金本監督。

  7回には一死 1、 2塁で鳥谷の 2ゴロを西川がファンブル。 2走・江越が一気に本塁突入を試みた。遊撃手・田中が本塁に送球したが、江越は頭から突っ込んで、真鍋球審はセーフのジャッジ。しかし…。長い長い約17分間のリプレー検証の結果、江越の足にタッチしたのが速いとして判定が覆った。誰もが観念しかけた次の瞬間、D 5位・糸原健斗内野手が右前に同点打!!  9点差を追いつく神がかりな展開に、甲子園が揺れた。こうなれば、新神ってる男の出番だ。

  7回、梅野隆太郎捕手が適時 3塁打を放った=阪神甲子園球場

 二死 1、 2塁で梅野が薮田の初球 151キロを狙った。前日 5日も左中間に逆転の 2点 3塁打を放っていた正妻が今度は右中間を深々と破る 2点 3塁打で勝ち越した。

 「中断が長かったんですけど、気持ちはそのままいけました。(判定にに)ガクっとしたというよりは、まだ(頭の中は江越の生還で)同点の気分だったというか。あまり(状況の)整理がついていない感じだったので、逆にのまれた感じがなかったです」

 梅野はルーキーイヤーの2014年に92試合出場、 7本塁打を放ったが、今季は28打席連続無安打も経験。入団時の打てる捕手という看板は消え去り、悔しくて不眠にも陥った。「あんまり寝れないですね…。夢もみないです。いい夢みたいです」。目の下にくまを作りながら、漏らしたこともあった。どん底を味わった分、リバウンドは青天井だ。

 まくぎれ、リリーフカーで場内を一周する選手に手を振り盛り上がる阪神ファン=阪神甲子園球場

 今季 2度目の「4連勝」で貯金は最多を更新する「7」。今季 4戦全敗だった土曜日で初白星をあげた。虎将は「まさか逆転するとはね」と若きナインに脱帽した。  梅野は「明日も勝ってお立ち台に上がれるように頑張ります」と声を張り上げた。 5月は“虎のぼり”の季節。ピチピチとした若虎たちが黄金週間を首位固めウイークに変えていく。

★奇跡のウイニングボール歴史館に

  9点差の逆転勝利は1978年 5月 2日の大洋戦(横浜)の「8」を抜き、球団史上最大。そのウイニングボールは 7日から甲子園歴史館で急きょ展示されることが決定した。金本監督も「 9点差をひっくり返したのは僕も長い間プロ野球にいますが、僕も初めてですね」と驚くほど。“神ってる”白球を、どうぞごらんください。

  5回 一死 3塁、梅野隆太郎捕手が中前に適時打を放った=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神の単独首位は昨年 4月 8日以来、 393日ぶり。 5月に単独首位に立つのは、2010年 5月 2日以来、 7年ぶり。

◎…阪神の 9点差逆転勝利は球団史上初。 9点差以上の逆転勝利は、2003年 7月29日に北海道日本ハムがオリックス戦で 9点差( 0- 9→11- 9)をひっくり返して以来14年ぶりプロ野球史上 9度目。阪神の最大逆転勝利は1978年 5月 2日の大洋戦(横浜)の 0- 8からの 8点差だった。

 

 梅野隆太郎捕手(左)勝利のハイタッチを交わすラファエル・ドリス投手。最後は任せろ!!=阪神甲子園球場

 歴史的な逆転劇のフィナーレはこの男だ。12- 9の 9回に守護神・ドリスがマウンドへ。ヒットあり、暴投ありで虎党を少々ヒヤリとさせたが、大乱戦のうねりには飲み込まれなかった。無失点で 2試合連続のリーグ独走、12セーブ目を挙げた。

 「 9回というのを忘れて、とにかく目の前のバッターに集中するようにしていた。より集中して投げたよ」

  3点を守る 9回、先頭の田中に右前打。安部を空振り三振後、丸へのスプリットがホームの手前でバウンド。梅野がボールを捕球する間に 1走が 3塁まで進む大暴投でピンチを招いたが、冷静だった。

 投球するラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 丸へのスプリットが再び捕手の手前でワンバウンドしたが、すぐにベースカバーに入ると、梅野のトスを捕球して 3走・田中を本塁タッチアウトにした。何度もガッツポーズを決めて喜びをあらわにした。  メジャー昇格を目指していた若手時代は遊撃手としてもプレー。「点差はあったけど、 1点もあげたくなかった。体が自然と反応したよ」と胸を張った。

 最後の打者・丸をフォークで空振り三振に仕留めて、ゲームセット。暴投もあったが、 1回 1安打無失点。 4月30日には右肩の張りを訴えたものの、前日 5日に続く 2連投。周囲の不安を吹き飛ばした。

 「こんな試合は経験したことないし、見たこともないよ。本当に何が起こるかわからないなと思ったね」。試合がどんなにもつれていても、リードさえ奪えば、最強ドミニカンがゲームを締める。

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 

 

 

 

 

   

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阪神5連勝で首位キープ!金本監督、5打点鳥谷を称賛!能見が勝負所で三振奪う!勝利投手の権利で降板

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両先発がまずまずの立ち上がり。阪神能見は初回に一死満塁のピンチを招くも 3回を無失点。広島九里も 3回を無失点に抑えた。阪神が 4回に鳥谷の右前適時打で 2点を先制した。 6回にも福留の適時 2塁打、鳥谷の 2点適時打で 3点を追加した。阪神が広島 3連戦「3連勝」で「5連勝」、首位をキープ。先発能見は 5回 2/3を 5安打無失点で今季初勝利を挙げた。猛虎の勢いが止まらない! 6日に歴史的勝利を飾った阪神が、「5連勝」で貯金を今季最多の「8」とした。 6回裏にはキャプテン福留が右翼線に落ちる 2塁打で 1点を追加。さらに鳥谷が中前に抜ける 2点適時打で突き放し、広島の先発九里をマウンドから引きずり下ろした。鳥谷は 8回裏にも右犠飛を放ち、この日 5打点の活躍だった。投げては先発能見がピンチを作るも要所を締め 5回 2/3を無失点と好投。桑原、岩崎が好リリーフし、最後は藤川が締めくくった。先制、追加点と磐石の試合運びで広島を圧倒した。投打でベテランが活躍し、広島を 3タテし「5連勝」で首位を守った。

福留孝介外野手(40)が 6回に適時 2塁打を放った。先頭の北條の左前打と糸井の四球で無死 1、 2塁。広島九里亜蓮投手(25)の高めの変化球を右線にはじき返した。打球がフェンスまで転々としている間に 2塁走者が生還した。福留孝介外野手が、 4回無死 1、 2塁からセーフティーバントを試みた。ファウルで失敗したが、 2ゴロで走者を進め、先制をアシスト。 6回には自ら右翼線へ適時 2塁打を放ってみせた。今季からキャプテンを務めるベテランがチームを鼓舞し、広島相手に「3連勝」や!!甲子園がどよめいた。まさか、まさかのセーフティーバント。 4番の福留が 4回無死 1、 2塁から突如披露した“小技”に、勝利への執念が凝縮されていた。この試合まで 1勝 1敗、防御率1.98と虎打線が今季最も苦しめられた九里に、 3回まで無安打に抑えられた。難敵を攻略し、まだ勝ち星のない能見に 1勝をプレゼントするために、40歳はガムシャラだった。「キャプテンマークは預かっているだけ」そう言い続ける背番号「8」は、この日もお立ち台で“その話題”を持ち出された。でも、ナインはみんな、分かっている。今の猛虎で、ユニホームの胸の「C」マークが一番似合うのは福留だということを。百戦錬磨のキャプテンが手応えを感じ始めるほど、今の猛虎は強い。

鳥谷敬内野手(35)が先制の 2点タイムリーを放った。 0- 0の 4回二死 2、 3塁。追い込まれながらも広島久里の甘く入った変化球を右前に運んだ。 2人が生還し、貴重な先制となった。阪神が広島 3連戦に「3連勝」し、「5連勝」でガッチリ首位をキープした。金本知憲監督(49)は「締まった試合になってよかったです。(能見が初勝利)やっとと言いますか、ずっと 6、 7回ナイスピッチングしてくれいていて勝ちが付かなかったので、今日はそれが一番大きいかなと思います。キャッチャー梅野も配球とか工夫してよくしのいでくれました」と話した。確かな手応えに、いつもはクールな男が 1塁ベースへ駆けながらほえた。耳をつんざく大歓声が銀傘にこだまし、甲子園が揺れる。今年のゴールデンウイークは、まさに“猛虎ウイーク”。そのお祭り騒ぎの中心に、鳥谷がいた。 3- 0で迎えた 6回一死 2、 3塁でも、初球シュートを中前へ 2点打を放つと、 8回無死満塁でダメ押しの右犠飛。計 5打点で鯉をKOしてみせた。鳥谷の言葉に力がこもる。 9日から「2.5ゲーム」差の 3位・巨人と東京ドームで 2連戦。若虎に負けじとチームを引っ張り、この勢いでセ界の頂点を突き進む。

能見篤史投手(37)が勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。初回に一死満塁のピンチを招くも広島新井とペーニャをいずれもフォークで空振り三振に。 6回も無死 1、 2塁で 1発出れば逆転の場面もペーニャを 2飛、安部を空振り三振に斬った。広島会沢を迎えたところで、桑原とバトンタッチした。低めに鋭く落ちるフォークに、鯉打線のバットは次々と空を切った。増える「K」の数とともに、スコアボードに「0」が並んでいく。先発した能見が、 5回 2/3を 5安打無失点で 8奪三振。登板 6試合目でついに、今季初白星を手にした。 1回。一死満塁と立ち上がりからピンチを迎えるが、 5番・新井、ペーニャをともに内角低めのフォークで空振り三振。落ちる球を使いゼロで切り抜けると、勢いに乗った。 6回に二死 1、 2塁と得点圏に走者を残した状況で 2番手・桑原にバトンタッチしたが、ベンチへと下がった左腕には割れんばかりの拍手が送られた。今季はこの試合まで 5戦で防御率3.42ながらも未勝利( 2敗)。 5試合のうち、初回の失点が 3度あった。この日は序盤のピンチをしのぎ苦笑いしながらも課題クリアが今季初星に直結。今季チームは日曜日は 6戦 5勝 1敗で「5連勝」中と好調だ。スタンドがファンで埋め尽くされるサンデーに強い猛虎。その流れを背番号「14」がさらに加速させていく。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 6- 0広島>◇ 7日◇阪神甲子園球場

 両先発がまずまずの立ち上がり。阪神能見は初回に一死満塁のピンチを招くも 3回を無失点。広島九里も 3回を無失点に抑えた。

 阪神が 4回に鳥谷の右前適時打で 2点を先制した。 6回にも福留の適時 2塁打、鳥谷の 2点適時打で 3点を追加した。

 阪神が広島 3連戦「3連勝」で「5連勝」、首位をキープ。先発能見は 5回 2/3を 5安打無失点で今季初勝利を挙げた。広島九里は「3敗目」。

  1回表広島一死満塁、新井貴浩内野手を三振に仕留めた能見篤史投手=阪神甲子園球場

 猛虎の勢いが止まらない! 6日に歴史的勝利を飾った阪神が、「5連勝」で貯金を今季最多の「8」とした。

 阪神は 4回に先頭の北條が四球で出塁すると、続く糸井が右前にチーム初安打。福留の 2ゴロの間に一死 2、 3塁とし、中谷は三振に倒れるも、鳥谷が右前に 2点適時打。この「3連戦」で初めて先制した。

  6回裏にはキャプテン福留が右翼線に落ちる 2塁打で 1点を追加。さらに鳥谷が中前に抜ける 2点適時打で突き放し、広島の先発九里をマウンドから引きずり下ろした。鳥谷は 8回裏にも右犠飛を放ち、この日 5打点の活躍だった。

 お立ち台で笑顔を見せる鳥谷敬内野手と福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 投げては先発能見がピンチを作るも要所を締め 5回 2/3を無失点と好投。桑原、岩崎が好リリーフし、最後は藤川が締めくくった。先制、追加点と磐石の試合運びで広島を圧倒した。

 投打でベテランが活躍し、広島を 3タテし「5連勝」で首位を守った。

  5打点の活躍の鳥谷は「最年長の福留さんが、セーフティー(バント)で何とか繋ごうとしてくれたり、そういう姿を見せてくれるので、何とか返したいという気持ちが強かった。去年広島にはやられていたので 3つ勝てて良かった」と語った。

 

  6回裏阪神無死 1、 2塁、右翼線へ適時 2塁打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が 6回に適時 2塁打を放った。

 先頭の北條の左前打と糸井の四球で無死 1、 2塁。広島久里の高めの変化球を右線にはじき返した。打球がフェンスまで転々としている間に 2塁走者が生還した。

  4回にはセーフティーバントを試みたが、ファウル。 4番が執念を見せた次の打席で仕事を果たした。

  4回にセーフティーバントを試みる福留孝介外野手。ファウルとなったが、勝利への執念をみせた=阪神甲子園球場

 勝利への執念! 福留孝介外野手が、 4回無死 1、 2塁からセーフティーバントを試みた。ファウルで失敗したが、 2ゴロで走者を進め、先制をアシスト。 6回には自ら右翼線へ適時 2塁打を放ってみせた。今季からキャプテンを務めるベテランがチームを鼓舞し、広島相手に「3連勝」や!!

 甲子園がどよめいた。まさか、まさかのセーフティーバント。 4番の福留が 4回無死 1、 2塁から突如披露した“小技”に、勝利への執念が凝縮されていた。

 「状況を見ながら、先に点を取って動かしていかないと、とは思っていた。(今年、セーフティーを) 1回もやってなかったし、相手の警戒も薄いかなと思って」

 この試合まで 1勝 1敗、防御率1.98と虎打線が今季最も苦しめられた九里に、 3回まで無安打に抑えられた。難敵を攻略し、まだ勝ち星のない能見に 1勝をプレゼントするために、40歳はガムシャラだった。

  6回、適時 2塁打を放った福留孝介外野手。自らのバットで勝利をたぐり寄せた=阪神甲子園球場

 残念ながらバントはファウルに。でも、直後に 2ゴロで走者を 2、 3塁に進め、二死後に鳥谷の先制打が生まれる。 4番打者が見せた自己犠牲の姿が、ナインを鼓舞しないはずがない。

 「どの投手が投げても、勝たせたいけれど、能見は何度もいい投球をしながら…ね。野手全員が同じ気持ちだったと思うよ」

 率先垂範は自己犠牲だけでは終わらない。 2- 0の 6回、再び巡ってきた無死 1、 2塁。今度は“俺が主役”とばかりにフルスイング。右翼線への適時 2塁打だ。ゴールデンウイーク中の 8試合は打率 0.367、 1本塁打、 8打点の暴れっぷりだ。

 「キャプテンマークは預かっているだけ」

 そう言い続ける背番号「8」は、この日もお立ち台で“その話題”を持ち出された。でも、ナインはみんな、分かっている。今の猛虎で、ユニホームの胸の「C」マークが一番似合うのは福留だということを。

  6回 適時 2塁打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 GW中のビジョンに映し出される少年時代のマイヒーロー。キャプテンのそれは漫画「ろくでなしBLUES」の主人公・前田太尊。理由は単純明快だった。

 「ケンカに強かったから」

 40歳の大台に乗った今は、ケンカを野球に置き換えて、冷静沈着に勝ちまくろうとしている。前日( 6日)の大逆転勝ちにも落ち着いたもの。

 「きのうはきのう。きょうはきょう。新しい気持ちで戦ってます。ただ、勢いには乗っかってきてる気がする」

 百戦錬磨のキャプテンが手応えを感じ始めるほど、今の猛虎は強い。

☆ろくでなしBLUES

 人気漫画「ROOKIES」の作者・森田まさのりによる、1988年発表の学園漫画。主人公は前田太尊。その弟は用高というように、登場人物の名前は実在するボクサーなどから引用したものが多く、容姿は学ランにリーゼントというのがほとんど。コミック版は全42巻が発売され、2011年にはテレビドラマも放送された。

 

  4回裏二死 2、 3塁、右前へ先制 2点適時打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が先制の 2点タイムリーを放った。

  0- 0の 4回二死 2、 3塁。追い込まれながらも広島久里の甘く入った変化球を右前に運んだ。 2人が生還し、貴重な先制となった。

 「打ったのはフォーク。能見さんが粘って投げてくれているので、優位な状況で投げてもらう為にもなんとか先制したい場面でしたし、みんなが繋いでくれてまわってきた打席だったので、先制のタイムリーヒットを打つことができてよかったです」

この適時打で2000安打まで残り「97本」とした。

  4回裏阪神二死 2、 3塁、右前に先制 2点適時打を放ち雄たけびを上げる鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 阪神が広島 3連戦に「3連勝」し、「5連勝」でガッチリ首位をキープした。

 金本知憲監督は「昨日ああいう勝ち方して、今日は本当に気を引き締めてやっていこうという気持ちは強かったんですけど、締まった試合になってよかったです。(能見が初勝利)やっとと言いますか、ずっと 6、 7回ナイスピッチングしてくれいていて勝ちが付かなかったので、今日はそれが一番大きいかなと思います。キャッチャー梅野も配球とか工夫してよくしのいでくれました」と話した。

 打っては鳥谷が 5打点の活躍で「鳥も数字は残っていたんですけど、なかなか勝負どころで決めるという試合がなかったので、大仕事をしてくれました。(広島に 3連勝) 2試合逆転して、今日は完封勝ちということで。昨日奇跡的な勝ち方もありましたけど、諦めないということですね。(次は巨人戦)菅野が投げてきますが、うちは秋山だと思いますけど、投げ勝ってほしいですね」と話した。

  6回に 2打席連続の 2点適時打を放った鳥谷敬内野手(右手前)を出迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

 最高のゴールデンウイークや!! 鳥谷敬内野手が 2安打 5打点の大活躍で、 6- 0と快勝。今季初の「5連勝」で、甲子園で広島相手の同一カード 3連勝は実に11年ぶりだ。貯金も金本政権最多の「8」。前日の 9点差をひっくり返した勢いそのままで、首位をがっちりキープだ。

 確かな手応えに、いつもはクールな男が 1塁ベースへ駆けながらほえた。耳をつんざく大歓声が銀傘にこだまし、甲子園が揺れる。今年のゴールデンウイークは、まさに“猛虎ウイーク”。そのお祭り騒ぎの中心に、鳥谷がいた。

 「みんながつないでくれて、なんとかかえせてよかったです。点差も 0- 0でしたし、孝介さんがセーフティーをしてつなごうとしたのもあった。何とかかえしたい気持ちが強かったですね」

  4回に 2点打を放った鳥谷敬内野手。 5打点の大暴れで、 3戦連続の鯉たたきや!=阪神甲子園球場

  0- 0の 4回無死 1、 2塁、 4番・福留が相手の虚を突くセーフティーバントを試みた。惜しくもファウルとなったが、不惑のキャプテンの背中に、闘志を奮い立たせていた。二死 2、 3塁となって、カウント 2- 2から九里の甘く入ってきた変化球を右前へ先制の 2点打。 1塁ベース上で大きく手をたたいた。

 さらに 3- 0で迎えた 6回一死 2、 3塁でも、初球シュートを中前へ 2点打を放つと、 8回無死満塁でダメ押しの右犠飛。計 5打点で鯉をKOしてみせた。

 昨季不振に陥り、 5年間務めたキャプテンの座を今季から福留に譲った形。 4つ上の先輩は「鳥谷というのを取り戻してほしい」と強烈なゲキを飛ばしたこともある。その 2人がこの日のお立ち台で並ぶ。鳥谷は「(福留さんが)キャプテンになってチームの状態がいい。このまま継続と思います」と持ち上げたが、福留は「陰で鳥谷が全部動いてくれている」と働きぶりに感謝した。

 ジェット風船が舞う阪神甲子園球場。最高のGWに虎ファンも大満足だ

 まだ定位置争いの渦中だった 2月の沖縄・宜野座キャンプ。同じ遊撃を争う高卒 3年目の植田を親しみを込めて「かいくん」と呼び、打撃理論や守備位置、捕球の仕方など惜しみなくアドバイスを送った。植田も「声をかけていただいて、ありがたかった」と今でも感謝。肩書きはなくとも、グラウンド内外でチームを牽引している。

 そんなベテランの活躍に、金本監督も「本人が一番スカッとしたヒットじゃないかな。とくに 1本目は。勝負どころで決めるという試合がなかったので。きょう、初めて大仕事をしてくれました」と最敬礼だ。

  4回、適時打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 チームは2006年 9月26-28日以来、11年ぶりとなる甲子園での広島戦同一カード「3連勝」。今季初の「5連勝」で、貯金も最多の「8」。初戦は 0- 4から逆転し、前日は歴史に残る 9点差の大逆転勝利。昨季 7勝18敗と苦杯をなめた相手だからこそ、圧勝には価値がある。

 「先は長いが、去年大分広島にやられたので、 3つ勝ててよかった。続けていきたいです」

 鳥谷の言葉に力がこもる。 9日から「2.5ゲーム」差の 3位・巨人と東京ドームで 2連戦。若虎に負けじとチームを引っ張り、この勢いでセ界の頂点を突き進む。

★「北斗の拳」に憧れ

 鳥谷の少年時代のマイヒーローは人気漫画「北斗の拳」の主人公、ケンシロウだった。「小さいころにアニメでみていました。力強いヒーロー。自分も力強いヒーローになりたくて」。この日は 5打点で文句なしの主役をはった。自身は食事制限や試合前のトレーニングで鍛え上げた鋼の肉体を武器に、未来の野球少年たちへ最高の“ヒーローショー”をみせられた。

  4回 鳥谷敬内野手が適時打を放ち、生還した糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神の「5連勝」は今季初。昨年 9月19日の巨人戦(甲子園)から最終戦10月 1日の巨人戦(甲子園)での「7連勝」以来。

◎…阪神の貯金「8」は今季最多で、2015年 8月23日のDeNA戦(京セラ)に勝利して以来。

◎…鳥谷の 1試合 5打点以上は昨年 4月22日の広島戦(マツダ)での 6打点以来。今季10度目のマルチ安打で通算1904安打とし、歴代57位の松永浩美内野手(ダイエー)に並んだ。

 

 能見篤史投手が勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。初回に一死満塁のピンチを招くも広島新井とペーニャをいずれもフォークで空振り三振に。

  6回も無死 1、 2塁で 1発出れば逆転の場面もペーニャを 2飛、安部を空振り三振に斬った。広島会沢を迎えたところで、桑原とバトンタッチした。

 阪神先発能見篤史投手=阪神甲子園球場

 低めに鋭く落ちるフォークに、鯉打線のバットは次々と空を切った。増える「K」の数とともに、スコアボードに「0」が並んでいく。先発した能見が、 5回 2/3を 5安打無失点で 8奪三振。登板 6試合目でついに、今季初白星を手にした。

 「(低めに)しっかり投げないとね。高めにいけば打たれるので」

 試合後はマウンド上のポーカーフェースを崩し、少し笑みもこぼれた。開幕から 1カ月以上たち、ようやくつかんだ勝ち星。ホッと胸をなで下ろした。

  1回。一死満塁と立ち上がりからピンチを迎えるが、 5番・新井、ペーニャをともに内角低めのフォークで空振り三振。落ちる球を使いゼロで切り抜けると、勢いに乗った。 6回に二死 1、 2塁と得点圏に走者を残した状況で 2番手・桑原にバトンタッチしたが、ベンチへと下がった左腕には割れんばかりの拍手が送られた。

 鯉相手に 8つの三振を奪った能見篤史投手。 6度目の正直で待望の今季初勝利だ=阪神甲子園球場

 今季はこの試合まで 5戦で防御率3.42ながらも未勝利( 2敗)。 5試合のうち、初回の失点が 3度あった。この日は序盤のピンチをしのぎ「毎回同じことやっているけどね」と苦笑いしながらも課題クリアが今季初星に直結。金本監督も「やっと、と言いますか。本当に、ずっと 5回、 6回、ナイスピッチングをしてくれて、勝ち星つかなかったので。きょうはそこが一番大きいかな、と思います」と喜んだ。

  5月初登板。月が変わり、同じ黒色で青のラインの入ったグラブに新調した。すると、ツキも変わり初星をゲット。それ以上に握りを日々、試行錯誤してきたフォークが効いた。今年で37歳。「この年になってもう試すことはないよ」と笑うが、チームを勝利に導くため、培ってきた引き出しをフルに使っている。

 能見篤史投手が 4月に使っていたグラブ

 自身が挙げたマイヒーローは人気アニメ「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空。だが、この日球場に詰めかけた子供たちには、左腕がマウンド上で輝くヒーローに見えたに違いない。

 「次回はもっと長いイニングを投げていけるようにがんばります」

 今季チームは日曜日は 6戦 5勝 1敗で「5連勝」中と好調だ。スタンドがファンで埋め尽くされるサンデーに強い猛虎。その流れを背番号「14」がさらに加速させていく。

◇データBOX◇

◎…能見は昨年 8月10日のマツダ以来となる広島戦での勝ち星。広島相手には通算59試合、26勝14敗、防御率2.60と相性が良いが、昨季は 6試合で 2勝 3敗、防御率3.49。広島キラーぶりが影をひそめていた。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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秋山、菅野と投げ合いへ!金本監督の言葉に気合!岩貞、巨人戦へリベンジ誓う!岩貞、試合の流れ作る!

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5日の広島戦の守備で右足首を痛め、「軽いねんざ」と診断された上本博紀内野手(30)が巨人戦に出場するかどうかは、 9日に最終結論が出される。高代延博ヘッドコーチ(62)は 8日、「分からない。少しずつはね」と状態が快方に向かっていることを明かしながらも明言せず。今季、猛虎が好調な要因の 1つが打率 0.300と好調な上本。菅野攻略にしぶとい 2番打者が戻れば…。首脳陣もファンも心待ちにしている。

東京へ移動した金本知憲監督(49)は 8日、秋山に大きな期待をしつつ、攻撃面での菅野攻略法の一端を明かした。ただ、大量点は難しいことは覚悟の上。接戦の中での勝機を探る。秋山拓巳投手(26)が 8日、甲子園で投手指名練習に参加した。 9日巨人戦(東京ドーム)に先発し、 3戦連続完封中の菅野と投げ合う予定。巨人・菅野との投げ合いに向け意気込んだ。首位阪神は 5連勝中と好調。敵地・東京ドームでの伝統の一戦。そして 4戦連続完封を狙うエース・菅野との投げ合い。気合が入らないわけがない。秋山がガチンコ勝負を挑む。今季は打線の援護に恵まれず 1勝 2敗ながら、防御率は2.81。先発投手の目安となるクオリティースタート( 6回 3失点以内)は 5試合中 4度で、菅野と同じだ。ゲームを作るという能力では後れを取ってはいない。高卒 8年目にして、殻を破ろうとしている26歳へ、金本監督の期待も大きい。指揮官の熱い思いは、もちろん伝わっている。菅野との投げ合いを制し、虎投の中心的存在へと成長してみせる。

岩貞祐太投手(25)が10日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。 8日は甲子園でブルペン投球。開幕から本調子ではないが、それでも「2勝」をマーク。昨季の巨人戦は先発 4試合で 1完封など無傷の「3勝」を挙げ、防御率0.58と抜群の相性を誇った。今季は前回 4月 7日の対戦で 5回 4失点で敗れただけに、リベンジのマウンドになる。 5月 3日のヤクルト戦(神宮)で「2勝目」を挙げ、自身「2連勝」中。昨年 5月27日に菅野に投げ勝ってプロ初完封を記録した思い出の球場で、好投を披露する。

セ、パ両リーグは 8日、第 1クール終了時( 4日)の入場者数などを発表し、 1試合平均の観客動員数は阪神が 4万 970人で12球団トップだった。記事をまとめてみました。

 

  5日の広島戦の守備で右足首を痛め、「軽いねんざ」と診断された上本が巨人戦に出場するかどうかは、 9日に最終結論が出される。高代ヘッドコーチは 8日、「分からない。少しずつはね」と状態が快方に向かっていることを明かしながらも明言せず。ただ金本監督は比較的明るい表情で「いけたら、いきます」。今季、猛虎が好調な要因の 1つが打率 0.300と好調な上本。菅野攻略にしぶとい 2番打者が戻れば…。首脳陣もファンも心待ちにしている。

 

 東京へ移動した金本監督は 8日、秋山に大きな期待をしつつ、攻撃面での菅野攻略法の一端を明かした。「すべてが大事。無駄な点を与えないという守りも、バントも、進塁打も、四球を選ぶとかも。数字に表れないプレーが大事。表に見えにくいプレーをしっかりしていかないと。選手も肝に銘じてほしい」。ただ、大量点は難しいことは覚悟の上。「難しいと思うよ、攻略までは。ずーっと打たれてない投手でしょ。 2点取れば御の字でしょう」。接戦の中での勝機を探る。

 笑顔を見せ、ウオーミングアップする秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手が 8日、甲子園で投手指名練習に参加した。

  9日巨人戦(東京ドーム)に先発し、 3戦連続完封中の菅野と投げ合う予定。「(金本監督から)昨日のゲーム終わりのインタビューでも『投げ勝ってほしい』と言ってもらえた。すごく頑張ろうと、勇気をもらいました」と気合十分だ。

 投内連携で 1塁へ送球する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

  9日の巨人戦(東京ドーム)で先発する予定の阪神の秋山が 8日、甲子園球場で軽めに調整した。 3試合連続完封勝利中の巨人・菅野との投げ合いに向け「いつも通り、やることを変えないようにして試合に臨みたい」と意気込んだ。

 首位阪神は 5連勝中と好調。ここまで 5試合に登板して 1勝 2敗で開幕ローテーションを守っている秋山は「まずはしっかり試合をつくることと、先頭打者を意識して立ち上がりを抑えれば、勢いに乗れると思う」と話した。

 明るい表情でキャッチボールする秋山拓巳投手。菅野との初対戦に気持ちは高ぶる=阪神甲子園球場

 球界のエースに投げ勝つ!  9日の巨人戦で菅野と投げ合う秋山拓巳投手が 8日、甲子園で投手指名練習に参加。「打者と対戦すること以上に興味がある」と気持ちを高ぶらせた。 3戦連続完封勝ち中の絶対的右腕とは、自身初対戦。防御率2.81と安定した投球を見せている若虎が、この大一番から、さらに飛躍する。

 自分の力を試し、さらに高みを目指すには最高の舞台が用意された。敵地・東京ドームでの伝統の一戦。そして 4戦連続完封を狙うエース・菅野との投げ合い。気合が入らないわけがない。秋山がガチンコ勝負を挑む。

 キャッチボールをする秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 「今まで以上に楽しみというか。いろいろ打者と対戦すること以上に興味があると、今は思っています。(菅野さんは)コントロールもいいし、どの球種も一級品で、気持ちも強い。自分のことで精いっぱいだと思いますが、見て学ぶこともできたら」

 控えめな言葉を並べながら、初めて投げ合う菅野への強い意識を隠さなかった。超一流の技を盗む。そして、白星を奪いとる。ここまでの安定感が、自信の裏付けだ。

 今季は打線の援護に恵まれず 1勝 2敗ながら、防御率は2.81。先発投手の目安となるクオリティースタート( 6回 3失点以内)は 5試合中 4度で、菅野と同じだ。ゲームを作るという能力では後れを取ってはいない。

 投内連携で捕球する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 高卒 8年目にして、殻を破ろうとしている26歳へ、金本監督の期待も大きい。「秋山がどれだけ投げ合えるか。菅野に投げ負けないという気持ちを持って投げて欲しいし、そこが僕は楽しみです。対抗できると思うし、だからこそ投げ勝って欲しいし。秋山が菅野に勝つためにも、点取らないといけない」と援護を約束した。

 指揮官の熱い思いは、もちろん伝わっている。「『投げ勝って欲しい』と言ってもらっていたので。がんばる勇気をもらえた」。感謝した秋山は「チームの『5連勝』の勢いに乗って、まずはゲームを作る。立ち上がりをしっかり投げることが出来れば、勢いに乗れる。先制点を与えないことが大事。なんとか食らいついていきたい」と、言葉に力を込めた。

 投内連携で打球を追う秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 巨人戦の先発は2012年 9月16日以来、 5年ぶりだが「(東京ドームは)去年( 8月19日に)中継ぎで投げてますし、投げやすいイメージ」ときっぱり。やれる-。菅野との投げ合いを制し、虎投の中心的存在へと成長してみせる。 ☆秋山について阪神・金村曉投手コーチ  「(エース級と)投げ合ったら自信になる。ただ、相手投手と勝負するわけじゃない。 1点もやれないと窮屈になってしまっては意味がない。味方打線を信じて、投げて欲しい」

◇データBOX◇

◎…秋山が巨人戦に先発するのは、2012年 9月16日の東京ドーム以来、 5年ぶり。 3回を 7安打 4失点で敗戦投手となった。

◎…秋山の巨人戦での先発は過去 3試合。 1勝 2敗、防御率6.00。

 

 笑顔を見せ、キャッチボールする岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 岩貞祐太投手が10日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。

  8日は甲子園でブルペン投球。「先発が流れを作っていくことが一番勝利に近づく。自分の力を出せるようにやっていきたい」と力を込めた。

 開幕から本調子ではないが、それでも「2勝」をマーク。昨季の巨人戦は先発 4試合で 1完封など無傷の「3勝」を挙げ、防御率0.58と抜群の相性を誇った。今季は前回 4月 7日の対戦で 5回 4失点で敗れただけに、リベンジのマウンドになる。

 投内連携で 3塁に送球する岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 10日の巨人戦に先発予定の岩貞は 8日、甲子園でブルペン投球などを行った。 4月 7日の甲子園では 5回 4失点で今季初黒星を喫した相手だが「前はあっぷあっぷでした。先発が試合の流れを作ることが勝利のための一番の近道。しっかりと投げきりたい」と気合十分。 5月 3日のヤクルト戦(神宮)で「2勝目」を挙げ、自身「2連勝」中。昨年 5月27日に菅野に投げ勝ってプロ初完封を記録した思い出の球場で、好投を披露する。

 

 セ、パ両リーグは 8日、第 1クール終了時( 4日)の入場者数などを発表し、 1試合平均の観客動員数は阪神が 4万 970人で12球団トップだった。

 全体の入場者数は昨季の同時期( 4月28日時点)に比べて、 1試合平均はセが 4.1%増の 3万1840人、パが 7.6%増の 2万6.96人。球団別では、昨季日本一の北海道日本ハムが昨年から18.4%増の 3万2259人となり、ヤクルトも27.5%増の 2万7619人と大きく伸ばした。

  1試合の平均時間はセが 3時間15分(昨季の同時期は 3時間15分)、パは 3時間11分(同 3時間22分)だった。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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糸井、菅野の完封粉砕打!鳥谷も菅野撃ち!4打席連続打点!藤浪中8日で好相性8連勝中のDeNA戦へ

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阪神は 1回、糸井と鳥谷の適時打で 2点を先制。 2回に巨人マギーに 5号ソロを許したが、 3回に福留の 2ランでリードを広げた。阪神が 8回からマテオ、ドリスとつないで「6連勝」を決めた。先発して 7回 2失点の秋山が「2勝目」、 3番手のドリスが「13セーブ」目を挙げた。巨人菅野は今季初黒星となった。首位・阪神が序盤に効果的に得点を奪い、リーグ20勝一番乗りで、 3試合連続で完封していた巨人・菅野に黒星をつけた。東京ドームで「六甲おろし」が止まない。電光石火の攻撃だった。阪神は 1回、先頭の高山が 3塁後方へ落ちる 2塁打で出塁すると、続く北條の犠打で 3進。ここで糸井が右前適時打を放った。菅野は28イニングぶりの失点。巨人は 7回に石川が 3号ソロを放ち、 1点を返したものの、先発した阪神・秋山が要所を締めた。

ふわふわと白球が舞い上がる。 3塁手・マギーの頭上を越す。ファウル!? いや、数十センチ、入っている!! これぞ曲芸打ち。 1回、先頭の高山俊外野手(24)が内角球に完全に差し込まれながらも体を回転させ、打球を左翼線内に落とした。虎党の割れんばかりの歓声を背に 2塁に到達。 6球すべて内角を突かれ、スライダー、カットボールなど厳しい攻めをされながらも「H」ランプを灯した。 3点リードの 7回二死の第 4打席は右前に弾き返し、 2試合ぶりのマルチ安打。 4試合連続で「1番・左翼」。もう指定席を譲らない。

糸井嘉男外野手(35)が先制適時打を放った。 1回一死 3塁、菅野の内角スライダーを右前へ。 4戦連続完封を狙った菅野に28イニングぶりの失点をつけた。糸井嘉男外野手が 1回、 4連続完封勝利を狙った先発菅野から瞬殺タイムリー。記録を粉砕する一打でリーグ打点トップ(26)に立った。G倒で連勝は今季最長の「6」まで伸び、貯金は金本政権最多を更新する「9」。阪神特急はリーグ「20勝」一番乗り。GWが終わっても突っ走る。 3試合連続で完封を続け虎に立ちはだかった菅野に、超人は 1つの「0」を並べることも許さず、瞬殺した。虎の本物の勢いが勝って「6連勝」。リーグ最速「20勝」だ。 2ストライクからの 3球目。菅野のこの日わずか10球目。内角へ食い込んでくる変化球を、グッと体を残しクルッと回ってさばいた。ライナーが右前に弾み、高山が生還。敵エースは、実に28イニングぶりの失点だった。虎の糸井としてGのエース撃ちだ。一打で空気を一変させ、鳥谷にも適時打、 3回には福留にも 2ランが出た。対戦前まで通算の対戦防御率1.37だった難攻不落の右腕を糸井の一打から粉砕した。超人の躍動で「20勝」にもリーグ一番乗り。広島が敗れたため、 2位へ 2ゲーム差だ。首位固めに入る虎の勢いだけが際立つ。糸井が変えた虎が、このままセ界の先頭をひた走る。

福留孝介外野手(40)が弾丸ライナーの 1発を放った。 1点リードの 3回一死 1塁、菅野の甘く入ったツーシームを右翼席最前列に突き刺した。 1点リードの 3回、菅野から 4号 2ランを放ち、G倒を決定づけた。主将がアーチを放てば、昨季から「6連勝」と不敗神話も継続。巨人戦は今季打率 0.391、 2本塁打、 9打点と大暴れの 4番が12年ぶりの優勝を運んでくる。宿敵の闘志を砕くように右翼席へ突き刺した。菅野の剛球をスタンドまで放り込んだのは 4番・福留だった。 1点差に迫られた直後の 3回一死 1塁だった。初球の 148キロ。真ん中近くのツーシームを見逃すはずがなかった。まるでスーッと白い糸を 1本引くような弾道。最前列に打球が吸い込まれると今季初被弾に菅野はたまらず腰に手をやり首をコキッとかしげて顔をしかめた。菅野が阪神打線にアーチを浴びたのは、これまで2015年の福留の 1本だけだった。再び…。巨人のエースに大きなダメージを与えた。奪首ウイークとなった黄金週間を終え、 1週間の関東遠征。スコアボードに刻まれた 4- 2という数字にも縁があった。「最近、子どもが新しい靴を買ったんだけど、24センチだったんだよ」長男・颯一くん( 9)が喜々として手にする靴のサイズをみて、しみじみと成長を感じたという。気がつけば自分も40歳。愛する家族を支えるべく、勝負師に徹する。今季から務める主将として「考える野球」をマニフェストに掲げた。主砲の目は早くも10日に向かっていた。

鳥谷敬内野手(35)が 4打席連続打点を記録した。 1回、 3番糸井の適時打で 1点を先制し、なおも二死 1、 3塁で 3遊間を抜いた。

首位・阪神が序盤に効果的に得点を奪い、「6連勝」。リーグ20勝一番乗りで、 3試合連続完封をしていた巨人・菅野に黒星をつけた。 8年目の先発・秋山拓巳投手(26)が 7回 6安打 2失点で 2勝目( 2敗)。ルーキーイヤーの2010年 9月20日以来となる巨人戦白星で、ヒーロインタビューでは喜びをかみしめた。ゲームセットの瞬間はベンチで思わず白い歯をこぼした。カード頭、チームの連勝、伝統の一戦。いろんな重圧がある中、秋山があの菅野に投げ勝った。見開いた目には充実感がたっぷりと漂っていた。これまでは援護が少なかったが、 1回に 2点を打線からプレゼントされ、リズムよく投げ込んでいった。 7回 6安打、失点はソロ 2本に抑えて今季 2勝目( 2敗)をあげた。ルーキーイヤーだった2010年 9月20日の巨人戦(甲子園)で 6回 7安打 2失点で勝利して以来、実に2423日ぶりのG倒を果たし本音もこぼした。日本の大エースに投げ勝ち、 4試合ぶりの白星で「2勝目」。結果に一喜一憂しないところが頼もしい。虎投を支える太く、大きな柱になっていく。

ランディ・メッセンジャー投手(35)が 9日、 3、 4月の月間MVPを受賞した。 3月31日広島戦で開幕星を挙げるなど、 5試合に登板して「4勝無敗」、防御率1.95。2013年 7月以来、 2度目の受賞となった。受賞会見に臨んだメッセンジャーは「アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつ。チームメートに感謝した。経験とチャレンジ精神-。ベテランの域に達しつつある助っ人右腕が、好調なチームを支えている。

藤浪は中 8日で13日DeNA戦に向かう。 4日のヤクルト戦は 8回途中 1失点で自身「3連勝」。DeNA戦に「8連勝中」という好相性も考慮され、登板間隔を空けられた。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 2- 4阪神>◇ 9日◇東京ドーム

 阪神は 1回、糸井と鳥谷の適時打で 2点を先制。 2回に巨人マギーに 5号ソロを許したが、 3回に福留の 2ランでリードを広げた。

 巨人は 4回に一死 2、 3塁の好機をつくったが後続が倒れて無得点。 6回一死 2塁の得点機もマギーと長野が凡退した。

 阪神が 8回からマテオ、ドリスとつないで「6連勝」を決めた。先発して 7回 2失点の秋山が「2勝目」、 3番手のドリスが「13セーブ」目を挙げた。巨人菅野は今季初黒星となった。

  4回裏巨人二死満塁、ピンチに小林を遊ゴロに抑えガッツポーズをみせる秋山拓巳投手=東京ドーム

 首位・阪神が序盤に効果的に得点を奪い、「6連勝」。リーグ20勝一番乗りで、 3試合連続で完封していた巨人・菅野に黒星をつけた。試合後、金本監督は 2勝目を挙げた秋山をたたえ、「チームにとっても大きい勝利ですね」と笑みを浮かべた。

  3回、 2点本塁打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 首位・阪神が序盤に効果的に得点を奪い、「6連勝」。リーグ20勝一番乗りで、 3試合連続完封をしていた巨人・菅野に黒星をつけた。

 東京ドームで「六甲おろし」が止まない。電光石火の攻撃だった。阪神は 1回、先頭の高山が 3塁後方へ落ちる 2塁打で出塁すると、続く北條の犠打で 3進。ここで糸井が右前適時打を放った。菅野は28イニングぶりの失点。 4番・福留が三振の後、原口が右前打で二死 1、 3塁。続く鳥谷が左前適時打を放ち、 1回に 2点を奪った。

 福留孝介外野手の一発に沸く阪神ベンチ。 1点取られた直後だけに金本知憲監督、矢野燿大、片岡篤史両コーチ=東京ドーム

 巨人は 2回にマギーがソロアーチを放ったが、阪神は 3回一死 1塁で 4番・福留が菅野の速球を弾丸ライナーで右翼最前列へ運んだ。巨人は 7回に石川が 3号ソロを放ち、 1点を返したものの、先発した阪神・秋山が要所を締めた。 7回 6安打 2失点で 2勝目( 2敗)を挙げた。

★ 7年ぶり巨人戦白星の阪神・秋山拓巳投手の話

 「正直めちゃくちゃく緊張していたんですけど、対菅野さんというより、自分ができることを一人一人、必死にやっていこうと思いました。序盤から点を取っていただいたので、すごく緊張していたんですけど、打線の勢いに乗って僕も攻めることができました」

★阪神・金本知憲監督の話

 「きょうの勝ちは秋山にとっても大きいし、チームにとっても大きい勝利ですね」

★高山俊( 1回に巧みな左翼線 2塁打)

 「追い込まれてから、先頭だったので何とか塁に出ようと思っていた」

 

  1回、 2塁打を放った阪神・高山俊外野手=東京ドーム

 ふわふわと白球が舞い上がる。 3塁手・マギーの頭上を越す。ファウル!? いや、数十センチ、入っている!! これぞ曲芸打ち。 1回、先頭の高山が内角球に完全に差し込まれながらも体を回転させ、打球を左翼線内に落とした。

 「追い込まれていて、先頭でしたし、何とかして、出る、と。もっと(体が)回れたらよかったと思いますが…」

 虎党の割れんばかりの歓声を背に 2塁に到達。 6球すべて内角を突かれ、スライダー、カットボールなど厳しい攻めをされながらも「H」ランプを灯した。「あれが精いっぱいでした」。まさに執念そのものといえるだろう。菅野の出ばなをくじき、北條の投前犠打で 3進。糸井の右前適時打で先制のホームを踏んだ。

  3点リードの 7回二死の第 4打席は右前に弾き返し、 2試合ぶりのマルチ安打。金本監督は「本当によく投げ勝ったともいえるし、打ち崩したともいえる」と試合を総括したゲームで先陣に立ったのは、紛れもなく高山だ。

  4試合連続で「1番・左翼」。もう指定席を譲らない。

 

 糸井嘉男外野手が先制適時打を放った。

  1回一死 3塁、菅野の内角スライダーを右前へ。「 1、 2番が先制のチャンスを作ってくれたので、なんとかランナーをかえすんだと思って打ちにいきました。先制できてよかったです」。

  4戦連続完封を狙った菅野に28イニングぶりの失点をつけた。

  1回表阪神一死 3塁、右前へ先制適時打を放ち手をたたく糸井嘉男外野手=東京ドーム

 神様、仏様、糸井様!! 糸井嘉男外野手が 1回、 4連続完封勝利を狙った先発菅野から瞬殺タイムリー。記録を粉砕する一打でリーグ打点トップ(26)に立った。G倒で連勝は今季最長の「6」まで伸び、貯金は金本政権最多を更新する「9」。阪神特急はリーグ「20勝」一番乗り。GWが終わっても突っ走る。

 タイムリーは突然に。試合開始わずか 4分で、糸井のバットから飛び出した。どよめく敵地で、狂喜乱舞する 3塁側スタンド。 3試合連続で完封を続け虎に立ちはだかった菅野に、超人は 1つの「0」を並べることも許さず、瞬殺した。虎の本物の勢いが勝って「6連勝」。リーグ最速「20勝」だ。

  1回、難敵菅野智之投手(手前)から先制タイムリーを放った糸井嘉男外野手。打点トップに躍り出た=東京ドーム

 「先制につながってよかった。数少ないチャンスで、追い込まれていたので。結果が出てよかった。 3連続完封してる投手。点を取っていこうとみんなで言ってたので」

  1回先頭の高山が、フルカウントから左翼線ギリギリに落とす 2塁打。北條が 1球で投前犠打を決め一死 3塁。 5~ 7日の前カード、広島 3連戦(甲子園)を 3連勝した勢いのまま若手が暴れ回り、糸井が決めた。 2ストライクからの 3球目。菅野のこの日わずか10球目。内角へ食い込んでくる変化球を、グッと体を残しクルッと回ってさばいた。ライナーが右前に弾み、高山が生還。敵エースは、実に28イニングぶりの失点だった。

 巨人に勝ち、糸井嘉男外野手は福留孝介外野手(右)とジャンピングハイタッチ=東京ドーム

 新たな挑戦を求めてセ界に乗り込み、菅野とは今季初対戦だった。2013、2014年に通算打率 0.571( 7打数 4安打)と打っていたが、好相性のままに、虎の糸井としてGのエース撃ちだ。一打で空気を一変させ、鳥谷にも適時打、 3回には福留にも 2ランが出た。対戦前まで通算の対戦防御率1.37だった難攻不落の右腕を糸井の一打から粉砕した。

 声で引っ張る超人ではない。「(声は)知らんまに出てるから大丈夫」と本能で導く。実際にオリックス時代も、本塁打後のベンチ前のハイタッチで「肉パワー~!!」と大声で叫んだことがあったが、すき焼きを食べた翌日で、パワーと興奮があふれ出た結果だった。勝利に飢えてタテジマに袖を通し「自分が来て、弱くなったってなったら嫌。みんなに来てもらってよかったと思われるように努力する」と言い続けてきた。Vへの思いは胸に秘め、勝負強いバットで引っ張り続ける。

 巨人に勝利し笑顔を見せる糸井嘉男外野手(左)と福留孝介外野手=東京ドーム

 超人の躍動で「20勝」にもリーグ一番乗り。広島が敗れたため、 2位へ 2ゲーム差だ。首位固めに入る虎の勢いだけが際立つ。金本監督も「相手が菅野になると、打てる打者は限られてくると思うんでね。期待しているあの 3人(福留、鳥谷、糸井)が打点を挙げてくれてね。成績でも内容でも、チーム内の発言でも(引っ張ってくれて)ね。この 3人が勝たせていかないと、このチームは勝っていけないと思う」と大きくうなずいた。

 糸井のリーグトップの得点圏打率は 0.483まで上昇し、出塁率も 0.446で 1位。打点はリーグ単独トップの「26打点」となった。 143試合に換算すると 119.9打点ペースだ。

 「 1コずつ、 1コずつです」

 糸井が変えた虎が、このままセ界の先頭をひた走る。

★ブーメラン!?

 糸井は試合前のフリー打撃でも絶好調だった。スタンドに次々とサク越えを放つだけでなく、インパクトの瞬間、珍しくバットを手放してしまう場面があった。バットはまるでブーメランのようにケージ内を周回し、捕手の真後ろのネットへズドン。あまりにも綺麗な回転だったため、糸井本人もバットの行方がわからず、目をぱちくりさせ、一部始終を見ていた片岡打撃コーチは腹を抱えて笑っていた。

◇データBOX◇

◎…阪神のリーグ「20勝」一番乗りは、2014年(広島と同日到達)以来 3年ぶり 9度目。過去 8度のうち、リーグ優勝したのは、1985年と2003年の 2度(優勝確率は25%)。

◎…チーム31試合以内での20勝到達は、 1リーグ時代には1937年秋と1938年春の24試合を筆頭に 6度あるが、 2リーグ制(1950年)以降では2008年の29試合に次ぐ、1956年と並ぶ 2番目のスピート記録。なお、1956、2008年ともにシーズン最終順位は 2位。

◎…阪神の「6連勝」は今季初。昨年 9月19日の巨人戦(甲子園)から最終戦10月 1日の巨人戦(甲子園)での「7連勝」以来。貯金「9」は今季最多。2014年 8月29日のヤクルト戦(甲子園)に勝利して以来。

 

 福留孝介外野手が弾丸ライナーの 1発を放った。 1点リードの 3回一死 1塁、菅野の甘く入ったツーシームを右翼席最前列に突き刺した。

 今季 4号 2ランで 3点リードに広げ「後ろにつないでいこうと思って打席に入りました。意識としてはそれだけです。 1点を返されたすぐあとの攻撃でしたし、結果的にホームランになってくれてよかったです」と振り返った。

  3回表阪神一死、 1塁、右越え 2点本塁打を放ちベンチ前でタッチを交わす福留孝介外野手=東京ドーム

 福留孝介外野手が 1点リードの 3回、菅野から 4号 2ランを放ち、G倒を決定づけた。主将がアーチを放てば、昨季から「6連勝」と不敗神話も継続。巨人戦は今季打率 0.391、 2本塁打、 9打点と大暴れの 4番が12年ぶりの優勝を運んでくる。

 宿敵の闘志を砕くように右翼席へ突き刺した。菅野の剛球をスタンドまで放り込んだのは 4番・福留だった。

 「あれだけいい投手なので、 1打席に 1球甘い球があるかないか。菅野投手にしたら失投だと思いますが、それを決められました」

  1点差に迫られた直後の 3回一死 1塁だった。初球の 148キロ。真ん中近くのツーシームを見逃すはずがなかった。まるでスーッと白い糸を 1本引くような弾道。最前列に打球が吸い込まれると今季初被弾に菅野はたまらず腰に手をやり首をコキッとかしげて顔をしかめた。菅野が阪神打線にアーチを浴びたのは、これまで2015年の福留の 1本だけだった。再び…。巨人のエースに大きなダメージを与えた。

  3回、菅野智之投手から4号2ランを放った福留孝介外野手。4番は巨人戦に強い!!=東京ドーム

 巨人に強い。 4月21日からの 3連戦でもマイコラスから 3ランを放つなど計6打点と猛爆。今季対戦では23打数 9安打(打率 0.391)、 2本塁打、 9打点とまさに“お客さん”状態だ。一発を放てばチームは昨季から「6連勝」。 9日付のサンケイスポーツの特別企画「主将に直撃!!」で「何かが起きる」と予言していたが、自らのバットで不敗神話を継続し、G倒を果たしてみせた。

 奪首ウイークとなった黄金週間を終え、 1週間の関東遠征。スコアボードに刻まれた 4- 2という数字にも縁があった。

 「最近、子どもが新しい靴を買ったんだけど、24センチだったんだよ。こんなに大きくなっているんだって…驚いたね」

 長男・颯一くんが喜々として手にする靴のサイズをみて、しみじみと成長を感じたという。気がつけば自分も40歳。愛する家族を支えるべく、勝負師に徹する。

 「自分を含めて、若い選手もそうですが、自分たちが何をすべきか 1つずつ考えてプレーできている」

 今季から務める主将として「考える野球」をマニフェストに掲げた。それぞれの持ち場を生かし、難敵でもじわりじわりと崩していく。それを肌で感じることができるからこそうれしかった。

 「これで足下をすくわれないように 1試合 1試合、足下をみつめて、明日もやっていければいい」 主砲の目は早くも10日に向かっていた。

◇データBOX◇

◎…福留は今季東京ドームで 4試合に出場し、打率 0.500(16打数 8安打)、 2本塁打、 8打点。セ・リーグの球場別で最も相性がいい。

 

  1回表阪神二死 1、 3塁、左前適時打を放った鳥谷敬内野手=東京ドーム

 鳥谷敬内野手が 4打席連続打点を記録した。 1回、 3番糸井の適時打で 1点を先制し、なおも二死 1、 3塁で 3遊間を抜いた。

 「いいピッチャーなので、打てるボールは積極的に打ちにいこうと思っていました。まだチャンスが続いていた場面だったので、追加点を取ることができてよかったです」。 7日広島戦の 2打席目から適時打、適時打、犠飛、適時打と好調だ。

 

 首位・阪神が序盤に効果的に得点を奪い、「6連勝」。リーグ20勝一番乗りで、 3試合連続完封をしていた巨人・菅野に黒星をつけた。 8年目の先発・秋山拓巳投手が 7回 6安打 2失点で 2勝目( 2敗)。ルーキーイヤーの2010年 9月20日以来となる巨人戦白星で、ヒーロインタビューでは喜びをかみしめた。

 ヒーローの秋山拓巳投手。ファンの声援に手を上げて応えた=東京ドーム

 阪神の秋山は 7回を 2失点で菅野との投げ合いを制した。「めちゃくちゃ緊張した」と言うが、失点をマギーと石川のソロにとどめ「投げている最中は打者に向かっていけた。粘るところを粘れた」とうなずいた。

 制球が良く、 4- 1の 4回二死満塁では狙い通りに小林を遊ゴロに打ち取った。 2勝目を挙げたが「終わってしまえばただの 1勝。次に向けて調整したい」と切り替えていた。

 巨人・菅野智之投手に投げ勝った秋山拓巳投手。汗を飛ばして、懸命に投げた=東京ドーム

 ゲームセットの瞬間はベンチで思わず白い歯をこぼした。カード頭、チームの連勝、伝統の一戦。いろんな重圧がある中、秋山があの菅野に投げ勝った。見開いた目には充実感がたっぷりと漂っていた。

 「投げている最中はしっかり打者に向かっていけたと思います。粘るところは粘れた。序盤に 4点をとっていただいて、走者をためないことだけを意識していました。 4回もしっかり粘れたと思います」

 これまでは援護が少なかったが、 1回に 2点を打線からプレゼントされ、リズムよく投げ込んでいった。

  4- 1の 4回一死からは阿部、マギーの連打で 2、 3塁のピンチを背負うが、長野を外角直球で空振り三振。続く好調石川とは四球で勝負を避け、満塁で小林と対峙。計算通りカウント 2- 2から外のボール気味のカットボールを引っかけさせて遊ゴロに仕留めた。

  4回、巨人・小林誠司 捕手を内野ゴロに打ちとりガッツポーズをする秋山拓巳投手=東京ドーム

  7回 6安打、失点はソロ 2本に抑えて今季 2勝目( 2敗)をあげた。ルーキーイヤーだった2010年 9月20日の巨人戦(甲子園)で 6回 7安打 2失点で勝利して以来、実に2423日ぶりのG倒を果たし「やっぱり特別な緊張感がありました」と本音もこぼした。

 高卒 8年目。こつこつと積み上げてきた経験が体のケアにいきる。マッサージする箇所を「ここが張っているのでお願いします」と具体的に話し、決してトレーナー任せにはしない。疲労がたまっている場所を的確に見抜き、どう対処すればベストに持っていけるか-。必要と思えば鳴尾浜での練習後、イヤホンを装着して敷地外へランニングのために飛び出すこともある。飛躍を遂げるための下地を積み上げてきた。

 日本の大エースに投げ勝ち、 4試合ぶりの白星で「2勝目」。

 「でもまあ…。なんか冷めた言い方ですが、終わってしまえば、ただの『2勝目』なので、次の登板に向けて、しっかり調整していきたいです」と最後はいつも通りのクールな姿に戻っていた。結果に一喜一憂しないところが頼もしい。虎投を支える太く、大きな柱になっていく。

★阪神・香田勲男投手コーチ(秋山に)

 「緊張していたらしいけど、なんだかんだ安定している。本塁打はもったいなかったけど、よく頑張った」

 

 月刊MVPを受賞し会見したランディ・メッセンジャー投手

 ランディ・メッセンジャー投手が 9日、 3、 4月の月間MVPを受賞した。 3月31日広島戦で開幕星を挙げるなど、 5試合に登板して「4勝無敗」、防御率1.95。2013年 7月以来、 2度目の受賞となった。

 受賞会見に臨んだメッセンジャーは「アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつ。「自分 1人ではこのMVPは取れなかったので、チームメートの皆さんのおかげで取れたMVPだと思います」とチームメートに感謝した。

 来日 8年目の今季もチームのスローガン同様に「挑戦」を続けている。メッセンジャーは「ピッチングの中で変えたのは、スライダー。カットボールに近い速いスライダーから緩めに変えたことだね」と明かした。

 その理由について「今まで投げていたのは、ほぼ真っすぐに近かった。力でいっていた感じがあったので、スピードの差をつけようと思って遅いスライダーを投げてみた」と説明。経験とチャレンジ精神-。ベテランの域に達しつつある助っ人右腕が、好調なチームを支えている。

 

 笑顔を見せ、練習を行う藤浪晋太郎投手

 藤浪は中 8日で13日DeNA戦に向かう。

  4日のヤクルト戦は 8回途中 1失点で自身「3連勝」。DeNA戦に「8連勝中」という好相性も考慮され、登板間隔を空けられた。「与えられたところで投げるだけなので」とサラリ。勝ち星が続いているが「運としては悪くはないけど反省することが多すぎるので」と冷静だった。

 

 鯉コク料理も美味しかったが、Gマークはキャラメルなのか美味しかった!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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亜細亜大學Vに望み!日本大學に連勝!亜細亜大學・生田監督、優勝争いに驚き!

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 東都大学野球春期リーグ第 6週第 2日(10日、亜細亜大學 4- 2日本大學、明治神宮球場)

 東都大学野球春季リーグ戦第 6週第 2日は10日、東京・神宮球場で 2回戦が行われ、東洋大學が国学院大學を 9- 2で下し、連勝で勝ち点を「3」に伸ばし首位に立った。亜細亜大學は日本大學に 4- 2で競り勝ち、連勝で勝ち点を「2」に伸ばした。

 東洋大學は 3、 4回に 4点ずつを挙げて先行し、継投で 2失点に抑えた。亜細亜大學は救援した嘉陽宗一郎投手が 8回 2失点に抑えた。

 優勝争いは、東洋大學、国学院大學、亜細亜大學の 3校に絞られた。

★日大・仲村監督(秋春連覇を逃し)

 「田村(孝)は 6回にリズムを崩して 2失点。昨年の木村や京田の穴埋めができなかった」

 

 亜大は 2回から登板の嘉陽が 8回を 8安打 2失点(自責点 0)と好投した。 5、 8回に内野ゴロで失点したが、制球良く危なげなかった。打線は 1点差に迫られた直後の 6回に暴投と高橋優の適時 3塁打で 2点を加えて突き放した。

 ロングリリーフした亜細亜大學・嘉陽宗一郎投手=東都大学野球春期リーグ・明治神宮球場

 亜大が日大に連勝し勝ち点「2」とし、優勝へ望みをつないだ。

 嘉陽宗一郎投手( 4年=松山聖陵高校)が 2回から 3番手で登板しロングリリーフ。 2点を失ったが、切れのあるボールを放って要所を締めた。「今はスピードより抑えることの方が大事。どれだけチームのために犠牲になれるか。優勝を考えず次のカードへ、まず 1勝を目指します」と話した。

 生田勉監督は「今日の勝因は比嘉(健)が 1回を 0点に抑えたこと、嘉陽も淡々とよく投げてくれました。まさか優勝の可能性があるとは知りませんでしたが、これまでと変わらずやっていきます」と言った。

 亜大が勝ち点を「2」とし、生田監督は「優勝争いに残っているとは知らなかった」と驚きの表情を浮かべた。

 監督を喜ばせたのは 3番手で 2回からロングリリーフを見せた嘉陽。連日の好投に監督は「ここにきて良くなっている」と評価した。

 

 

 

 

 

 

   

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岩貞、大炎上…自己ワースト4被弾に金本監督も苦言!阪神新人糸原が適時打!原口が今季初マスク!

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巨人大竹寛、阪神岩貞が先発。巨人は 1回、阿部の 2ランで先制。同点の 3回に坂本勇人の 3ラン、マギーのソロ弾で 4点をリード。巨人は 4回、長野の 1号ソロで追加点。 5回、坂本勇人の 6号などで 7点をリード。阪神も 6回に 4安打を集めて 4得点と反撃した。巨人が阪神の反撃を振り切り、打ち合いを制した。大竹寛は 6回途中 6失点で「4勝」目。阪神岩貞は 4回 7失点で「2敗」目を喫した。負けても強し! 首位阪神は 3位巨人に 7- 9で敗れ、連勝は「6」で止まった。それでも最大 7点のビハインドを猛追してGベンチをあわてさせ、金本知憲監督(49)は選手の「本気」を感じ取った。 2位広島と「1ゲーム」差となったが、この執念がある限り、虎は大丈夫だ。巨人ベンチから笑みが消えていく。高橋監督もみるみるうちに青ざめていった。これが今の阪神打線。どれだけ突き放されてもあきらめない。 2点差まで猛追したところで終止符が打たれたが、12年ぶりのリーグ優勝を目指す爪痕を、確かに東京ドームに残した。連勝が「6」で止まった金本監督だが、「本気」のフレーズに、確かな手応えを感じさせた。昨季 9勝15敗 1分けとGに大きく負け越した虎の姿は、もうなかった。Gベンチはマシソンを 7回から前倒しで投入せざるを得なくなり、守護神カミネロも 8回二死からイニングまたぎ。それに 9回二死で中谷が 3号ソロと最後までかみついていた。

阪神先発の岩貞祐太投手(25)がプロワーストの 1試合「4被弾」でKOされた。 1回、阿部に右翼へ先制 2ランを浴びたのは序の口だった。同点に戻した 3回一死 1、 2塁で坂本勇人への 2ボールから、ストライクを取りに行った 3球目が甘い速球になり、完璧に右翼席へ運ばれた。二死後、今度はマギーに左翼席へ被弾。 4回も不振の長野に今季初アーチを献上するなど 4回 7失点で降板した。これで 2勝 2敗。昨季の「10勝」左腕は開幕から本調子と程遠く、金本監督も手厳しかった。これでもかとドームにかかる無情の放物線を、ただただ見つめるしかなかった。プロに入って、初めて味わう 1試合「4被弾」の屈辱…。岩貞が巨人打線の一発攻勢の前に轟沈(ごうちん)した。中14日で臨んだ前回 3日のヤクルト戦は 6回 1失点で「2勝」目。勢いに乗って、昨年 5月27日にプロ初完封を飾った東京ドームに乗り込んだのだが…。今季は先発ローテの中心、左のエースにも期待される男だけに、この内容はいただけない。打線に反発力が出てきたいま、虎投を担う男にもここから、反発力を見せて欲しい。

阪神ドラフト 5位の糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が同点打を放った。 1点差に迫った 2回一死 3塁で左前適時打。

右足首の捻挫で欠場が続いていた上本博紀内野手(30)が 4試合ぶりに復帰した。 6回二死満塁の場面で代打出場し、空振り三振だった。試合後は多くを語ることなく球場を後にしたが、早ければ12日からのDeNA 3連戦(横浜)でスタメン復帰する可能性がある。今季打率 0.297、 1本塁打、 7打点と好調を維持していた攻撃的 2番の完全復活が待たれる。

5本もアーチをかけられた一戦で、意地を見せ続けた。追い上げただけでなく、絶体絶命でもなお反抗する。「5番・1塁」で出場した中谷将大内野手(24)が、左翼席に突き刺す 3号ソロで、胸のすく一発をお返しした。 3点を追う 9回二死走者なし。マウンドにはGの守護神、カミネロ。 8回には 160キロもマークしていた剛腕が、 150キロ台後半でグイグイ押してきた。あと 1人。 2球ファウルで粘ったが、あと 1球まで追い込まれ、迎えた 5球目。高めに浮いた変化球をフルスイング。低く強いアーチが真っ黄色のスタンドに着弾した。空砲にはなったが、勝ったGナインのまぶたにもフルスイングを焼きつけて終わった。金本監督は、好調の糸井、福留と鳥谷をつなぐ「5番」の起用に頭を悩ませているが、中谷が 5番初アーチで、大きな結果と、今後への可能性を示した。

原口文仁捕手(25)が今季初めてマスクをかぶった。 8回表に代打で右前打を放ち、その裏には捕手として守備に就いた。ベンチに下げれば、打線が手薄になる。 9回に展開次第で打席が回る可能性があったため、捕手として残した。初マスクでは左腕岩崎とバッテリーを組み、 3者凡退に抑えた。春季キャンプでは正捕手を狙ったが、打力を生かすために 1塁にコンバート。第 3の捕手として、出場の幅を広げた。やっぱり似合っていた。「捕手・原口」。悔しい敗戦の終盤に今季初めてのお披露目となった“奥の手”。残塁となった 2塁ベースからベンチに戻ってきた背番号「94」は、大急ぎで準備、そしてマウンドの岩崎の元へ走った。 8回 1イニングをリードして三者凡退。捕手復帰戦を大過なく過ごした。現状、捕手は 2人(梅野、岡崎)だけ。いざという時に、原口がマスクをかぶれるなら、これほど力強いことはない。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 9- 7阪神>◇10日◇東京ドーム

 巨人大竹寛、阪神岩貞が先発。巨人は 1回、阿部の 2ランで先制。同点の 3回に坂本勇人の 3ラン、マギーのソロ弾で 4点をリード。

 巨人は 4回、長野の 1号ソロで追加点。 5回、坂本勇人の 6号などで 7点をリード。阪神も 6回に 4安打を集めて 4得点と反撃した。

 巨人が阪神の反撃を振り切り、打ち合いを制した。大竹寛は 6回途中 6失点で「4勝」目。阪神岩貞は 4回 7失点で「2敗」目を喫した。

  6回二死満塁で適時打を放った高山俊外野手。金本知憲監督が求める勝利への執念を若虎が体現した=東京ドーム

 負けても強し! 首位阪神は 3位巨人に 7- 9で敗れ、連勝は「6」で止まった。それでも最大 7点のビハインドを猛追してGベンチをあわてさせ、金本知憲監督は選手の「本気」を感じ取った。 2位広島と「1ゲーム」差となったが、この執念がある限り、虎は大丈夫だ。

 巨人ベンチから笑みが消えていく。高橋監督もみるみるうちに青ざめていった。これが今の阪神打線。どれだけ突き放されてもあきらめない。 2点差まで猛追したところで終止符が打たれたが、12年ぶりのリーグ優勝を目指す爪痕を、確かに東京ドームに残した。

 「選手の雰囲気から、もう 1回ひっくり返したろうか、という本気度というか。本気でひっくり返そうという雰囲気を感じた。それを本当に忘れないように、これから」

 連勝が「6」で止まった金本監督だが、「本気」のフレーズに、確かな手応えを感じさせた。昨季 9勝15敗 1分けとGに大きく負け越した虎の姿は、もうなかった。

  6回の攻撃で、ナインを鼓舞する金本知憲監督(中央)、(左、片岡篤史打撃コーチ)=東京ドーム

 先発の岩貞が 4発を浴び、 4回 7失点KO。 2番手の松田も坂本勇に被弾するなど 5回終了時で 2- 9と一方的な展開。しかし 6日の広島戦で球団史上最大の 9点差をひっくり返した男たちは、誰一人としてあきらめない。粘っこくコツコツ点を積み上げる。 6回は 1点を返して 3- 9とし、なお二死満塁。大竹を引きずり下ろし、代わったばかり山口鉄から高山が右前適時打。さらに北條は左中間フェンス直撃の 2点 2塁打。一挙 4得点で 3点差まで迫った。

 「 2アウトから、アウトになったらチャンスがつぶれてチェンジになるところで、 2人よく打った」と金本監督。片岡打撃コーチは「反発力というのがね。そういう雰囲気がある。 1人出たぞ、 2人出たぞ、と」と力強くうなずいた。Gベンチはマシソンを 7回から前倒しで投入せざるを得なくなり、守護神カミネロも 8回二死からイニングまたぎ。それに 9回二死で中谷が 3号ソロと最後までかみついていた。

 高山俊外野手に続き、北條史也内野手も追撃の 2点 2塁打だ=東京ドーム

 ブルンッ、ブルンッ。午前11時。この日も東京ドームの 3塁側ブルペンで高山ら若手の早出特打が行われた。ティー打撃と素振り。得点圏打率を 3割( 0.304)に乗せた高山が「明日(11日)またしっかり練習します。点差に限らず試合が終わるまで勝つためにやるのが仕事なので」と力を込めれば、 1回の失策を取り返した北條も「 3点差だったら(相手が)焦る。その積み重ねだと思いました」-。最近の打線は福留、糸井、鳥谷らベテランが目立っていたが、若虎も負けじと奮起。巻き返す時間はたっぷりとある。

 「そういう(何としても追いつく)気持ちが持続していければ何か違う今までにない新しいものがみえてくると思う」

 金本監督はナインに伝えるように、言葉をつむいだ。12日のDeNA戦から再出発。あと 1歩届かなかった悔しさ。疲労。そして、わずかな爽快感。指揮官、選手ともに前を向いて、横浜行きのバスへ乗り込んだ。

 6回、適時打を放った高山俊外野手=東京ドーム

★阪神、 9点差逆転VTR

  5月 6日の広島戦(甲子園。D 66位・福永春吾投手(四国IL徳島インディゴソックス )がプロ初登板先発し、 4回 6失点。 5回の広島の攻撃終了時で 0- 9だったが、その裏に 1点を返すと、 6回は高山の走者一掃 3塁打などで 7点。 7回はリプレー検証でホームインがアウトに覆りながら、直後に糸原が同点打、梅野が決勝 2点 3塁打を放った。12- 9で今季「7度目」の逆転勝ち。 9点差の逆転は球団史上初だった。

◇データBOX◇

◎…阪神の 9失点は、今季ワーストタイで、 4度目。過去 3度はいずれも広島戦

◎…阪神は今季これで巨人に 4勝 3敗。巨人には2007年に14勝 9敗 1分けで勝ち越して以来、昨季まで 9年連続勝ち越しがない。

◎…高山は今季、満塁で 4打数 2安打(打率 0.500)、 5打点。得点圏では23打数 7安打( 0.304)、 8打点。 ◎…北條は満塁で 8打数 3安打(打率 0.375)、 5打点。得点圏では26打数 5安打(打率 0.192)、 9打点。

 

  3回裏巨人二死、マギーに 6号ソロ本塁打を浴びた岩貞祐太投手=東京ドーム

 阪神先発の岩貞祐太投手がプロワーストの 1試合「4被弾」でKOされた。

  1回、阿部に右翼へ先制 2ランを浴びたのは序の口だった。同点に戻した 3回一死 1、 2塁で坂本勇人への 2ボールから、ストライクを取りに行った 3球目が甘い速球になり、完璧に右翼席へ運ばれた。二死後、今度はマギーに左翼席へ被弾。 4回も不振の長野に今季初アーチを献上するなど 4回 7失点で降板した。「 1発を浴び続けて、ふがいない。シンプルに打たれてやられている。反省するべきところはたくさんあった」と険しい表情だった。香田投手コーチも「今日は(試合直前の)ブルペンですごく良かった。今までで一番、よかったくらい。(被弾は)もう一工夫ほしい」と首をひねっていた。

 これで 2勝 2敗。昨季の「10勝」左腕は開幕から本調子と程遠く、金本監督も「確かに狭い球場ではあるが、プレーボールでストレートの四球。すぐにホームラン。その後も四球を出して、ホームラン。今年、ほとんど自分のピッチングができていない」と手厳しかった。

  4回、不振の長野久義外野手(手前)にまで一発を浴び、「4被弾」の岩貞祐太投手はぼう然…=東京ドーム

 これでもかとドームにかかる無情の放物線を、ただただ見つめるしかなかった。プロに入って、初めて味わう 1試合「4被弾」の屈辱…。岩貞が巨人打線の一発攻勢の前に轟沈(ごうちん)した。

 「すべてが、ふがいない。一発を浴び続けて、ふがいない…。どれがというよりは、打たれるべくして打たれてしまいました」

 それしか言葉が出てこない。険しい表情に自身への怒りがにじんだ。

 チームの「7連勝」がかかった試合。 1回、先頭の石川にいきなりストレートの四球を与え、リズムを壊した。続く中井の遊ゴロを北條がファンブル(失策)。相手の走塁死で二死 2塁までこぎつけたが、 4番・阿部にはカウント 2- 2から高く浮いた 144キロを右翼席にかっ飛ばされた。

  1回、先発した岩貞祐太投手=東京ドーム

 先制の 2ラン。直後の 2回に味方が追いつくも踏ん張れない。 3回は一死から石川に右前打を浴び、中井に四球。 1、 2塁で坂本勇に右翼へ勝ち越し 3ランを浴びた。二死後にはマギーに 146キロを左翼席へ。さらに 4回無死では、打率 1割台と苦しんでいた長野にも今季 1号を右翼席へたたき込まれた。 2- 7。悪夢のような 4発で、今季最短の 4回、 6安打 7失点でKOされた。

 中14日で臨んだ前回 3日のヤクルト戦は 6回 1失点で「2勝」目。勢いに乗って、昨年 5月27日にプロ初完封を飾った東京ドームに乗り込んだのだが…。今季は先発ローテの中心、左のエースにも期待される男だけに、この内容はいただけない。

 金本監督も「う~ん」と言葉を失った。「狭い球場というのもあるけどプレーボールでストレートのフォアボール。その後、ホームラン。その後( 3回)もフォアボールを出して、すぐにホームラン。今年ほとんど自分の投球ができていない」と苦言を呈すと、今後の起用法についても「それは投手コーチとの相談になりますから。今のところ、まだ(結論は)出ていませんけど」と明言しなかった。

  1回、先発した岩貞祐太投手=東京ドーム

 「反省すべきことが多かった」と言葉を絞り出した岩貞。打線に反発力が出てきたいま、虎投を担う男にもここから、反発力を見せて欲しい。

★岩貞について阪神・香田勲男投手コーチ

 「立ち上がりに球が高く、制球がおぼつかないことが続いている」

◇データBOX◇

◎…岩貞がプロ初の 1試合「4被弾」。過去ワーストは「2」。

◎…阪神の 1試合 5被弾は、2010年 8月 1日の中日戦(甲子園)での 6被弾以来。 1投手で「4被弾」も同戦の下柳以来(試合は 8- 7で勝利)。

◎…阪神の巨人戦での 1試合「5被弾」は、2007年 9月 7日の東京ドームでの「7被弾」以来。 1投手で巨人戦に「4被弾」も、同戦のボーグルソン(「5被弾」)以来(試合は 9- 8で勝利)。

◎…阪神の 1試合ワースト被弾は1951年 8月 1日の松竹戦での「9」(プロ野球記録)。 1投手の 1試合ワースト被弾は「5」( 5人)。 ◎… 1投手のプロ野球ワースト記録は、1949年 4月26日の大映戦での川崎徳次(巨人)の「8被弾」。

 

  2回表阪神一死 3塁、同点に追いつく左前適時打を放った糸原健斗内野手=東京ドーム

 阪神ドラフト 5位の糸原健斗内野手が同点打を放った。

  1点差に迫った 2回一死 3塁で左前適時打。「打ったのはスライダー。 2点取られた後だったので、すぐに追いつきたいという気持ちでした。しっかり打ててよかったです」。

 

 右足首の捻挫で欠場が続いていた上本博紀内野手が 4試合ぶりに復帰した。 6回二死満塁の場面で代打出場し、空振り三振だった。

 上本は開幕から主に「2番・2塁」でスタメン出場を続けていたが、 5日広島戦でゴロをダイビングキャッチした際に右足を負傷。ルーキー糸原が 2塁を守っていた。試合後は問い掛けに言葉を発することなかった。

  6回表阪神一死満塁、代打出場も空振り三振に倒れた上本博紀内野手=東京ドーム

 上本が 4試合ぶりに実戦復帰。 3- 9の 6回一死満塁で代打で登場したが、大竹の変化球にバットが空を切った。 5日の広島戦(甲子園)で 1回の 2塁守備の際に右足首を痛め、「軽い捻挫」を負っていた。試合後は多くを語ることなく球場を後にしたが、早ければ12日からのDeNA 3連戦(横浜)でスタメン復帰する可能性がある。今季打率 0.297、 1本塁打、 7打点と好調を維持していた攻撃的 2番の完全復活が待たれる。

 

  9回、Gの守護神カミネロから一発を放った中谷将大内野手。 5番として、堂々の猛打賞だ=東京ドーム

  5本もアーチをかけられた一戦で、意地を見せ続けた。追い上げただけでなく、絶体絶命でもなお反抗する。「5番・1塁」で出場した中谷が、左翼席に突き刺す 3号ソロで、胸のすく一発をお返しした。

 「まだ分からない点差だったので。次の打者につなげようという気持ちでした」

  3点を追う 9回二死走者なし。マウンドにはGの守護神、カミネロ。 8回には 160キロもマークしていた剛腕が、 150キロ台後半でグイグイ押してきた。あと 1人。 2球ファウルで粘ったが、あと 1球まで追い込まれ、迎えた 5球目。高めに浮いた変化球をフルスイング。低く強いアーチが真っ黄色のスタンドに着弾した。空砲にはなったが、勝ったGナインのまぶたにもフルスイングを焼きつけて終わった。

  9回、本塁打を放った中谷将大内野手=東京ドーム

 しかも“実質2アーチ”だ。 2点を先制された直後の 2回無死 1塁に、大竹から左翼フェンス最上部に直撃する 2塁打。あと20センチほどでサク越えという当たりだった。 2- 9の 6回にも、先頭の福留の中前打に続く左前打で、一挙 4得点の流れを作った。あきらめない、つなぐという一心が詰まった、 5月 4日のヤクルト戦(神宮)以来今季 2度目の猛打賞だ。

 金本監督は、好調の糸井、福留と鳥谷をつなぐ「5番」の起用に頭を悩ませているが、中谷が 5番初アーチで、大きな結果と、今後への可能性を示した。

  6回、梅野隆太郎捕手の 3ゴロで 3走の中谷将大内野手(右)が本塁へ突入するもアウト。捕手は巨人・小林誠司=東京ドーム

 昨年は夏場まで打率 3割を維持しながら、「数字だけ見たら打っていても、内容が悪い。もっと貢献しないと」と自分自身と戦っていた。今季はもう違う。クリーンアップの一角で、目の前の敵を倒そうと、もがいている。

◇データBOX◇

◎…中谷のスタメンは 2試合ぶり、今季12試合目。猛打賞は 5月 4日のヤクルト戦(神宮)以来、今季 2度目。

◎…中谷は 5番では今季 6試合目で初本塁打。これまで 1番で 2発。 4本塁打した昨季も、 5番では 0本。 3、 6、 7番と代打で 1本ずつ放った。

 

  8回裏巨人、捕手で守備につきこの回を3者凡退に抑えた原口文仁捕手=東京ドーム

 原口文仁捕手が今季初めてマスクをかぶった。

  8回表に代打で右前打を放ち、その裏には捕手として守備に就いた。金本知憲監督は「こういうこともあるよ、という備えとして。そこ( 9回)を計算に入れてのことだから」と話した。ベンチに下げれば、打線が手薄になる。 9回に展開次第で打席が回る可能性があったため、捕手として残した。

 初マスクでは左腕岩崎とバッテリーを組み、 3者凡退に抑えた。「いいピッチングをしてくれたので、何かをする場面もなく、僕は関係なかったですね」と控えめに振り返った。春季キャンプでは正捕手を狙ったが、打力を生かすために 1塁にコンバート。第 3の捕手として、出場の幅を広げた。

  8回、代打での出場から捕手に入った原口文仁捕手。久々の勇姿だ=東京ドーム

 やっぱり似合っていた。「捕手・原口」。悔しい敗戦の終盤に今季初めてのお披露目となった“奥の手”。残塁となった 2塁ベースからベンチに戻ってきた背番号「94」は、大急ぎで準備、そしてマウンドの岩崎の元へ走った。

 「言われたのは(ベンチに)戻ってすぐです。岩崎がいい投球をしてくれたので、何かをする場面もなかったですね。特別な気持ちはないです。驚いたぐらいかな」

  8回、代打で登場して安打を放つ。劣勢で、打撃のいい原口をベンチに下げたくない。というわけで、「こういうこともある。備えとして」(金本監督)。 8回 1イニングをリードして三者凡退。捕手復帰戦を大過なく過ごした。

  8回、安打を放った原口文仁捕手=東京ドーム

 キャンプは捕手& 1塁の二刀流で過ごしたが、キャンプ後に 1塁手専属が決まった。古傷の右肩の状態を配慮しての首脳陣の決断だった。  とはいえ現状、捕手は 2人(梅野、岡崎)だけ。いざという時に、原口がマスクをかぶれるなら、これほど力強いことはない。

★原口の捕手起用について阪神・矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ

 「 3人目の捕手ということで。点をとっていかないといけないから。(リードについては)そこまで求めてはいない。しっかりやってくれたら」

 

 江戸のGマークは、大阪のGマークと異なり最初美味しく後苦かった!明日から再度全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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金本監督、北條ら若手に熱血指導!メッセンジャー、今季初完投目指す!藤浪、勝てばハマ戦9連勝!

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阪神は11日、横浜スタジアムで指名練習を行った。金本知憲監督(49)は、北條史也内野手(22)ら若手に熱血指導。北條は金本流「速球撃ち」の極意に挑戦中だ。今遠征での試合前練習から直接指導を受けているが、この日も身振り手振りで指導を受けた。10日の巨人戦(東京ドーム)でも左中間フェンス直撃の 2点 2塁打を放つなど 7試合連続安打中。シーズンに入っても、成長は止まらない。現在、 2位広島と「1.5ゲーム」差の貯金「8」で単独首位を走るなか「戒め」と語り、まるでキャンプのように精力的に動き回った。毎年のように繰り返される失速劇はもうゴメン。勢いを持続させて、シーズンを突き進む。横浜の最高気温は27度。照りつける西日を受けながら、金本監督がグラウンドを飛び回った。北條、中谷将大内野手(24)、D 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)-。連勝が「6」で止まった10日の巨人戦(東京ドーム)後、チームは横浜に移動。この日は午後 2時から福留、鳥谷、糸井を除く全員(投手は先発のみ)を集めて“ほぼ全体練習”を行った。指揮官は自ら漆黒のバットを手にティー打撃14スイングで気合!? を入れた後、糸原、中谷、北條と密着指導した。安穏とはしていられない。貯金「8」でセ・リーグ単独首位。この日、 2位広島が敗れて「1.5」差に広がった。ただ、昨年も 6月の交流戦序盤までは貯金生活だったが、そこから失速して、最終的には広島に「24・5ゲーム」も離された 4位。虎の失速は近年の悪しき傾向。今年こそそれを断ち切らなければならない。金本監督自身、広島時代の1996年に最大「11・5ゲーム」差を巨人にひっくり返され、阪神移籍後も2008年に最大「13ゲーム」差をまたも巨人に逆転された経験がある。シーズン終了まで加速し続けるため、まるで春季キャンプのように今、ビシバシと鍛える。2005年以来12年ぶりのリーグ優勝、1985年以来32年ぶりの日本一へ。今年こそ-と誰もが思う。虎党の期待に応えるため、金本監督が引き締め、ムチを入れる。

10日の巨人戦で適時打を含む 2試合連続マルチ安打をマークした高山俊外野手(24)は11日、謙虚に分析しながら気合を入れ直した。DeNAの先発・井納には 4月27日の甲子園で 1回に中前打を放ち、それを起点にチームは 4連打&一挙 3得点。 1番として打線を引っ張る。

ランディ・メッセンジャー投手(35)が11日、横浜スタジアムで、12日のDeNA戦に向けて調整した。この日の中日戦(ナゴヤドーム)で猛打賞を記録するなど調子をあげてきた筒香嘉智外野手(25)を過剰に意識することなく、今季初完投を目指す。 2戦目に先発予定の藤浪晋太郎投手(23)は同カード 9連勝がかかるが、内容も求める考えを示した。気温27度と歩いているだけで汗ばむ陽気のなか、黙々とダッシュなどのメニューをこなした。吹き出る汗をぬぐおうともせず、メッセンジャーは闘志を高ぶらせた。ちなみに筒香とは今季初対戦で、昨季は打率 0.273(11打数 3安打)も本塁打「0」に抑えた。相性は悪くない。チームは10日の巨人戦(東京ドーム)に敗れて連勝が「6」で止まったものの、再始動にふさわしい投球でもり立てる。今季、阪神にはまだ完投した先発がいない。自身も 4月21日の巨人戦(東京ドーム)で 8回を投げたのが最長で、マテオ、ドリス、桑原ら中継ぎ陣はフル回転。投手陣にも疲れがたまってくる 6月に向けて、昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の完投Vで少しでも楽をさせたい。ハマのマウンドで、存分に腕を振る。13日に先発予定の藤浪は、ブルペン入りなどで調整した。DeNA戦は絶好の相性を誇り現在、 8連勝中。ただ、本人は「(連勝について)特にないですね」とクールに言い放った。というのも納得のいかない投球が続いているからだ。前回 4日のヤクルト戦(神宮)は 7回 1/3を投げて 4安打 1失点。今季「3勝目」を挙げたが、 7四球と制球面の課題がモロに出てしまった。その後は 3度のブルペン入りで修正に努めてきた。チームを勝ちに導くとともに、内容も貪欲に求めていく。

記事をまとめてみました。

 

 金本知憲監督(右)は北條史也内野手(左)を熱血指導。調子のいいときこそ引き締めていくぞ=横浜スタジアム

 阪神は11日、横浜スタジアムで指名練習を行った。金本知憲監督は、北條史也内野手ら若手に熱血指導。

 北條は金本流「速球撃ち」の極意に挑戦中だ。今遠征での試合前練習から直接指導を受けているが、この日も身振り手振りで指導を受けた。「バットが体の回転の速さより速く出るように。それができたら速い真っすぐにも強くなるぞと言ってもらっています」。10日の巨人戦(東京ドーム)でも左中間フェンス直撃の 2点 2塁打を放つなど 7試合連続安打中。シーズンに入っても、成長は止まらない。

 北條史也内野手(左)にアドバイスをする金本知憲監督=横浜スタジアム

 現在、 2位広島と「1.5ゲーム」差の貯金「8」で単独首位を走るなか「戒め」と語り、まるでキャンプのように精力的に動き回った。毎年のように繰り返される失速劇はもうゴメン。勢いを持続させて、シーズンを突き進む。

  5月にもかかわらず汗がにじむ。横浜の最高気温は27度。照りつける西日を受けながら、金本監督がグラウンドを飛び回った。北條、中谷、D 5位・糸原健斗内野手-。首位快走? なにをいうとるんや…とばかりに若虎を引き締め、鼓舞した。

 金本知憲監督(左)は中谷将大内野手(右)に“考えながらやりなさい”とアドバイス=横浜スタジアム

 「調子のいいときほど、やっぱり心を、戒めをもってほしいし。で、いい意味でのっていく…と。自信もって」

 連勝が「6」で止まった10日の巨人戦(東京ドーム)後、チームは横浜に移動。この日は午後 2時から福留、鳥谷、糸井を除く全員(投手は先発のみ)を集めて“ほぼ全体練習”を行った。指揮官は自ら漆黒のバットを手にティー打撃14スイングで気合!? を入れた後、糸原、中谷、北條と密着指導した。

 バットを振る阪神・金本知憲監督=横浜スタジアム

 糸原には「(バットの軌道が)大根切りになりすぎている傾向があったから」とインパクトの瞬間はレベル(水平)に振るようにさせた。中谷は普段から教えていることができていたとほめると同時に「『意識してんのか?』と聞いたら『意識していません』と。殴ったろうかと思ったわ」と苦笑いしつつ「自分でちゃんと理解して、感じながらやれ」と助言。北條には体の回転よりバットスイングを勝らせることで、速球にさらに強くなることを教えた。

 金本知憲監督(右)は糸原健斗内野手(左)にも打撃指導。グラウンドを飛び回った=横浜スタジアム

 安穏とはしていられない。貯金「8」でセ・リーグ単独首位。この日、 2位広島が敗れて「1.5」差に広がった。ただ、昨年も 6月の交流戦序盤までは貯金生活だったが、そこから失速して、最終的には広島に「24・5ゲーム」も離された 4位。虎の失速は近年の悪しき傾向。今年こそそれを断ち切らなければならない。

 金本監督自身、広島時代の1996年に最大「11・5ゲーム」差を巨人にひっくり返され、阪神移籍後も2008年に最大「13ゲーム」差をまたも巨人に逆転された経験がある。シーズン終了まで加速し続けるため、まるで春季キャンプのように今、ビシバシと鍛える。

 ノックを受ける原口文仁内野手=横浜スタジアム

 練習終了後には中谷と岩貞が本隊とは別にタクシーに乗り込み、ウエートトレをするためにジムに向かった。これは指揮官が現役時代、長いシーズンを乗り切るために取り組んでいたメソッド。「順位は関係ない。貯金を増やすことだけを考えている」と常々強調するが、目の前に集中しつつ、勝負どころもしっかりと見すえている。

 2005年以来12年ぶりのリーグ優勝、1985年以来32年ぶりの日本一へ。今年こそ-と誰もが思う。虎党の期待に応えるため、金本監督が引き締め、ムチを入れる。

 打撃練習する中谷将大内野手=横浜スタジアム

☆金本監督が選手時代に経験した大逆転VTR

★1996年(広島):広島は 6月 1日に単独首位へ浮上。 7月 6日のヤクルト戦(神宮)では 9連勝も記録した。 4位巨人とは70試合を消化した時点で「11・5ゲーム」差をつけたが、同 9日(札幌円山)に 8-10で競り負けると、徐々に失速。逆に勢いづいた巨人は 8月20日に広島を追い越し、リーグ優勝して「メークドラマ」と呼ばれた。広島は「3位」。

★2008年(阪神):阪神は開幕から 5連勝して首位を独走。 7月22日には優勝マジック「46」が点灯した。巨人とは最大「13ゲーム」差をつけたが、 9月に入ると大失速。10月 8日(東京ドーム)の同率首位決戦に 1- 3で敗れ、逆に巨人に優勝マジック「2」が点灯した。同10日に巨人はリーグ戦優勝を決め「メークレジェンド」。阪神は 2位で岡田監督が辞任した。

 

  打撃練習する高山俊外野手=横浜スタジアム

 10日の巨人戦で適時打を含む 2試合連続マルチ安打をマークした高山は11日、「いいときも悪いときもあるので」と謙虚に分析しながら「ヒットを打たなくても出塁できるときもあるし、それが点につながるように仕事したい」と気合を入れ直した。DeNAの先発・井納には 4月27日の甲子園で 1回に中前打を放ち、それを起点にチームは 4連打&一挙 3得点。 1番として打線を引っ張る。

 

 キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム

 阪神のランディ・メッセンジャー投手が11日、横浜スタジアムで、12日のDeNA戦に向けて調整した。この日の中日戦(ナゴヤドーム)で猛打賞を記録するなど調子をあげてきた筒香嘉智外野手を過剰に意識することなく、今季初完投を目指す。 2戦目に先発予定の藤浪晋太郎投手は同カード 9連勝がかかるが、内容も求める考えを示した。

 気温27度と歩いているだけで汗ばむ陽気のなか、黙々とダッシュなどのメニューをこなした。吹き出る汗をぬぐおうともせず、メッセンジャーは闘志を高ぶらせた。

 「 1人に集中すると、(残りの) 8人でミスをして点をとられる」

 キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム

 DeNA打線の脅威といえば、やはり侍ジャパンの主砲を務めた筒香。開幕当初こそ本調子でなかったが、10日には 3号ソロ、11日には猛打賞で決勝打と調子を上げてきた。ただ「自分の情報とスコアラーの情報を集めて、弱点をつきたいね」と警戒はするものの、過剰に意識はしない。打線全体を見渡して、しっかりと抑える。

 ちなみに筒香とは今季初対戦で、昨季は打率 0.273(11打数 3安打)も本塁打「0」に抑えた。相性は悪くない。チームは10日の巨人戦(東京ドーム)に敗れて連勝が「6」で止まったものの、再始動にふさわしい投球でもり立てる。

 「先発として投げる以上、 9回を投げきりたい。球数が増えたら 8回。そうすれば中継ぎの負担も少なくなる。常にそういう気持ちです」

 キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム

 今季、阪神にはまだ完投した先発がいない。自身も 4月21日の巨人戦(東京ドーム)で 8回を投げたのが最長で、マテオ、ドリス、桑原ら中継ぎ陣はフル回転。投手陣にも疲れがたまってくる 6月に向けて、昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の完投Vで少しでも楽をさせたい。

 「最後まであきらめない気持ちをもっているし、若い選手もベテランの選手も今、自分たちが何をしないといけないかわかっていて、いい形になっていると思うよ」

 チームのいい雰囲気にも背中を押される。勝てば2013年 3月29日のヤクルト戦(神宮)から 5月10日の同戦(松山)以来となる自身最長タイの「5連勝」。でも、そんな記録よりもチームの勝利がほしい。ハマのマウンドで、存分に腕を振る。

 藤浪晋太郎投手はDeNA戦「9連勝」よりも中身の濃い投球をしてチームに貢献したい=横浜スタジアム

 13日に先発予定の藤浪は、ブルペン入りなどで調整した。DeNA戦は絶好の相性を誇り現在、 8連勝中。ただ、本人は「(連勝について)特にないですね」とクールに言い放った。というのも納得のいかない投球が続いているからだ。

 「内容はよくなかったので、たまたま結果がついてきただけですね」

 前回 4日のヤクルト戦(神宮)は 7回 1/3を投げて 4安打 1失点。今季「3勝目」を挙げたが、 7四球と制球面の課題がモロに出てしまった。その後は 3度のブルペン入りで「フォームのバランスやタイミング。ストライクゾーンにしっかりと投げられるように」と修正に努めてきた。

 前回、横浜で投げた 4月13日のDeNA戦も、 8回 6安打 1失点ながら「自分の納得いく投球はできていない。納得がいった上で、この球を使って、この感覚だからこの結果という投球をしたいです」。チームを勝ちに導くとともに、内容も貪欲に求めていく。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

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鳥谷適時打で5戦連続打点!中谷プロ入り初の2試合連発!福留5号!メッセンジャー無傷開幕5連勝!

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阪神は12日、DeNAに 4- 1で快勝した。阪神は 4回鳥谷のタイムリーで先制。その裏、DeNA宮崎の適時打で同点とされたが、 6回には 7年目の中谷が「4号ソロ」。 8回には福留が「5号ソロ」、鳥谷も今季「1号」となるソロ本塁打を放ち、効果的に点を重ね快勝。中谷は10日の巨人戦(東京ドーム)から 2試合連続となる本塁打。前日11日に金本監督が 5番を中谷と原口の併用を明言したばかり。期待に応えた。DeNAは勝率「5割」から貯金を狙ったが失敗した。メッセンジャーは開幕から無傷の「5連勝」。ドリスが「14セーブ」。DeNA井納は「3敗目」。

鳥谷敬内野手(35)が先制打を放った。 4回二死 1塁、フルカウントからの 6球目をたたいた打球は、ショートの頭上を越えた。この適時打で鳥谷は 5試合連続打点を記録した。敵ファンが構える右翼席に、グサッと突き刺した。久々の、鳥谷らしい線を描くようなアーチ。今季「1号」弾でダメ押しした。先制打も含めた 2打点で勝利を決定づけた。均衡を破ったのも前キャプテン。 4回二死 1塁で左中間へライナー性を運んだ。スタートを切っていた 1走の中谷が一気に本塁へ生還。先制 2塁打になっていた。糸井と並ぶチームトップの今季11度目となるマルチ安打で、通算1907安打。どちらも大きかったマルチ打点で、自身最長タイの 5試合連続打点だ。2001年 5月 1日の春季リーグ戦の法大戦。早稲田大學 2年の鳥谷が、延長11回に神宮のバックスクリーンを越えるサヨナラ弾を放ち、 2x- 1で勝利した。寮に戻っても早稲田大學ナインは興奮が収まらず。その特大アーチの映像を見返し「ウォー!!」と皆で盛り上がっていた。興奮する仲間の背後をスーッと通り抜け、ヒーローの鳥谷はウエートトレへ向かった。この日も解説で球場に訪れていた 2学年先輩で元ソフトバンクの江尻慎太郎氏(40)が、懐かしそうに振り返る。いつも変わらない。だから、試合に出続け、輝き続けられる。出直す 1年の最初の 1本。何も特別ではない。ただ前だけを見ている。

中谷将大外野手(24)が左翼席へ 4号ソロをたたき込んだ。 6回二死、DeNA先発井納の投じた91球目を捉えた。打球がレフトスタンドへ突き刺さると、 3塁側から大歓声が飛んでいた。プロ入り初の 2試合連発となった。左翼に決勝の「4号ソロ」を放った。 7年目の若虎が躍動してDeNAを突き放し、貯金は再び今季最多タイの「9」。雨天中止となった 2位広島に「2ゲーム」差をつけた。首位固めモードに突入だ。漆黒の夜空に白球が舞い上がる。菜の花畑のように黄色く染まった左翼席に着弾させた。中谷が成長を証明すべく、決勝の「4号ソロ」。プロ初の 2試合連発と爆発だ。その前の福留の打席で 1走・糸井が飛び出して盗塁死していた。ベテランの失敗を救い、連勝ストップ後の大事な試合で再び進撃ラッパを鳴らす号砲となった。横浜で指名練習が行われた前日11日。金本監督に褒められたのは、指揮官の打撃理論の根幹になっている“割れ”ができているということだった。足を踏み出しても手は後ろに残る。その反作用で打球を飛ばす。阪神が長年待ち望んでいた24歳の長距離砲。ナインは新たなパフォーマンスで迎え始めた。ダイヤモンドを一周した後のベンチでの祝福。今季最多タイの貯金「9」。ベンチの雰囲気は毎日、虎祭りだ。今季 1号を放った 4月28日の中日戦(甲子園)から 2週間で 4発。昨年64試合で放った自己最多に並んだ。雨天中止の 2位広島とは「2ゲーム」差、 3位巨人とは「3ゲーム」差に広げた。12年ぶりのリーグVへ、中谷が先頭で引っ張る阪神特急が日本列島を快走する。

福留孝介外野手(40)が追加点となる「5号ソロ」を放った。 8回一死、カウント 1- 2から 146キロの直球を右翼席まで運んだ。高々と舞った打球は、ベイスターズファンで埋まった右翼席に着弾。グッと拳を握りしめ、そしてクールに、福留がダイヤモンドを一周だ。 8回一死から飛び出した「5号ソロ」。 2点差に広げる価値あるひと振りが飛び出した瞬間、勝負は決したと言っていい。これで主将がアーチを放てば、昨季から「7連勝」だ。 9日付のサンスポに掲載された「主将直撃!!」インタビュー。 3連続完封中の菅野(巨人)との対戦を尋ねられた福留は「何かが起こる」と予言。そして、実際に難攻不落のリーグNO.1右腕をチームとして攻略した。この夜もそう。「何か」を感じて、打席に入り、結果を残した。40歳の主将には、猛虎の明るい未来がしっかりと見えているようだ。

ランディ・メッセンジャー投手(35)が無傷の「5勝目」を挙げた。先制してもらった直後の 4回に 2本の 2塁打などで同点とされた。毎回のように走者を背負っての投球が続いたが、 150キロを超える真っすぐとスライダーとカーブの緩急を駆使。 7回 1失点でしのいだ。好調な打線に感謝しきりだった。 3、 4月は「4勝」負けなし、防御率1.95で自身 2度目の月間MVPを受賞した。真っすぐを軸に、緩いスライダーとカーブの組み合わせがさえた 1カ月。この日も投球スタイルを変えることなく、DeNA打線から 9個の三振を奪った。チームの大黒柱として、これからも白星を重ねていく。頼もしい仲間たちをベンチ前で待った。勝利のハイタッチ。白星をプレゼントしてくれたチームメートを、メッセンジャーは満面の笑みで出迎えた。先発して 7回を 1失点。 9安打を浴びながらも粘りの投球で、今季無傷の「5勝目」だ。1964年にジーン・バッキー投手(79)が記録した球団の開幕からの連勝記録の「9」に迫る勢いだ。味方野手や周囲を気遣える男・メッセに、打線が奮起しないわけがない。一度は止まりかけたチームの流れが、無敗男の右腕によって再び動き出した。負ける気配はまったくない。12年ぶりのリーグ優勝まで、引っ張り続ける。

ラファエル・ドリス投手(29)は 3点リードの 9回をゼロ封。リーグトップを独走する「14セーブ」目を手にした。一死から代打・荒波に右中間を破られたが糸井-大和-鳥谷の中継プレーで、 3塁タッチアウト。セーブ数は、試合がなかった 2位のカミネロ(巨人、10セーブ)を「4差」に突き放した。

記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 1- 4阪神>◇12日◇横浜スタジアム

  3連勝を狙うDeNAは先発の井納が好投。 3回まで毎回安打を許しながら後続を断つ。阪神メッセンジャーも 3回まで無失点。

 阪神は 4回鳥谷のタイムリーで先制。その裏、DeNA宮崎の適時打で同点とされたが、 6回に中谷の本塁打で再び勝ち越した。

 阪神は 8回、 4番福留が右翼越えソロ。さらに 6番鳥谷も本塁打を放ち快勝。DeNAは勝率「5割」から貯金を狙ったが失敗した。

 メッセンジャーは開幕から無傷の「5連勝」。ドリスが「14セーブ」。DeNA井納は「3敗目」。

  1回、先発のランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム

 阪神は12日、DeNAに 4- 1で快勝した。 4回に鳥谷の適時 2塁打で先制すると、 6回には 7年目の中谷が「4号ソロ」。 8回には福留が「5号ソロ」、鳥谷も今季「1号」となるソロ本塁打を放ち、効果的に点を重ねた。

 中谷は10日の巨人戦(東京ドーム)から 2試合連続となる本塁打。前日11日に金本監督が 5番を中谷と原口の併用を明言したばかり。期待に応えた。

  6回、本塁打を放った中谷将大外野手を迎える金本知憲監督=横浜スタジアム

☆金本知憲監督(勝ち越し本塁打の中谷将大外野手に)

 「期待通り。勢いに乗ってほしい」

 

 鳥谷敬内野手が先制打を放った。 4回二死 1塁、フルカウントからの 6球目をたたいた打球は、ショートの頭上を越えた。 1塁走者の中谷はスタートを切っており、一気に本塁突入。間一髪のタイミングで、滑り込んだ中谷の左足が届いた。

 この適時打で鳥谷は 5試合連続打点を記録した。

  4回表阪神二死 1塁、左中間を破る先制適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム

 敵ファンが構える右翼席に、グサッと突き刺した。久々の、鳥谷らしい線を描くようなアーチ。今季「1号」弾でダメ押しした。先制打も含めた 2打点で勝利を決定づけた。

 「(本塁打を)狙って打ったことはない。出合い頭。たまたまです」

  2- 1の 8回。福留がまず一発を放ち 2点差とすると、二死から鳥谷も続いた。 1ストライクからの 2球目。内寄りの 144キロ直球を迷いなく振り抜いた。今季 133打席目での「1号」弾で、新旧キャプテンがそろい踏み。先発井納がガックリと膝に手をつくさまが、どれだけ効果的な「2点」だったかを物語っていた。

 均衡を破ったのも前キャプテン。 4回二死 1塁で左中間へライナー性を運んだ。スタートを切っていた 1走の中谷が一気に本塁へ生還。先制 2塁打になっていた。糸井と並ぶチームトップの今季11度目となるマルチ安打で、通算1907安打。どちらも大きかったマルチ打点で、自身最長タイの 5試合連続打点だ。

  8回、今季「1号ソロ」を放った鳥谷敬内野手。先制打&トドメ弾で勝利に大貢献=横浜スタジアム

 ついに出た一発を、金本監督も「今年は長打とか言わず、本人が好きなように打ったらいいと思っているし。そうはいってもね、外野の頭を越えたん初めてだからね。彼より、俺とベンチの方がホッとしていると思うよ」とたたえた。

 鳥谷自身は「ホームランバッターじゃないので。『1号』とかは気にしていない」と淡々と語る。一喜一憂しない。前だけ見る。16年前もそうだった。

 2001年 5月 1日の春季リーグ戦の法大戦。早大 2年の鳥谷が、延長11回に神宮のバックスクリーンを越えるサヨナラ弾を放ち、 2x- 1で勝利した。寮に戻っても早大ナインは興奮が収まらず。その特大アーチの映像を見返し「ウォー!!」と皆で盛り上がっていた。興奮する仲間の背後をスーッと通り抜け、ヒーローの鳥谷はウエートトレへ向かった。この日も解説で球場に訪れていた 2学年先輩で元ソフトバンクの江尻慎太郎氏が、懐かしそうに振り返る。

  4回、適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム

 「あのとき、すごく感じました。『あぁ、コイツ全然目指しているところが違うな』って」。いつも変わらない。だから、試合に出続け、輝き続けられる。

 「点が入ったのでよかった。 1つ勝てたので、またあしたです」

 出直す 1年の最初の 1本。何も特別ではない。ただ前だけを見ている。

◇データBOX◇

◎…鳥谷の 5試合連続打点は自身最長タイで、2014年 9月20日の中日戦(甲子園)以来、 3年ぶり。通算 6度目。

◎…鳥谷が今季初本塁打。33試合、 133打席目。昨季の初本塁打は23試合、94打席目(シーズン 7本塁打)だった。最も「1号」が遅かったのは、2005年の65試合、 295打席目。このシーズンは 9本塁打だった。

 

  6回表阪神二死、左越え本塁打を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム

 中谷将大外野手が左翼席へ 4号ソロをたたき込んだ。

  6回二死、DeNA先発井納の投じた91球目を捉えた。打球がレフトスタンドへ突き刺さると、 3塁側から大歓声が飛んでいた。

 中谷は10日巨人戦の 9回にも本塁打を放っており、プロ入り初の 2試合連発となった。

  6回、本塁打を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム

 しびれたで!! 中谷将大外野手が同点の 6回、左翼に決勝の「4号ソロ」を放った。プロ初の 2試合連発に加え、 4回には激走で 1塁から先制のホームイン。 7年目の若虎が躍動してDeNAを突き放し、貯金は再び今季最多タイの「9」。雨天中止となった 2位広島に「2ゲーム」差をつけた。首位固めモードに突入だ。

 漆黒の夜空に白球が舞い上がる。菜の花畑のように黄色く染まった左翼席に着弾させた。中谷が成長を証明すべく、決勝の「4号ソロ」。プロ初の 2試合連発と爆発だ。

  6回、左翼に決勝の「4号ソロ」を放った中谷将大外野手。千金の一発だった=横浜スタジアム

 「ランディ(メッセンジャー)が頑張っていたので、いい感触で打てた。結果、ホームランになってよかった。いい 1本になったと思います」

 10日の巨人戦(東京ドーム)で一発を含む猛打賞。その勢いをかわれ、原口とのマッチレースとなっている「5番・1塁」でスタメン。最大の見せ場は 1- 1の 6回二死走者なし。真ん中に入ってきた井納のスライダーを見逃さなかった。

 「いい準備をして、打席には入れています。これを続けたいです」

  4回 打者鳥谷敬内野手の左中間 2塁打で生還する 1走の中谷将大外野手=横浜スタジアム

 その前の福留の打席で 1走・糸井が飛び出して盗塁死していた。ベテランの失敗を救い、連勝ストップ後の大事な試合で再び進撃ラッパを鳴らす号砲となった。

 横浜で指名練習が行われた前日11日。金本監督に褒められたのは、指揮官の打撃理論の根幹になっている“割れ”ができているということだった。足を踏み出しても手は後ろに残る。その反作用で打球を飛ばす。指揮官は「ステップしたときに重心とグリップが後ろに残っている。だから、変化球も少々(崩されても)合う」と奥義を会得し始めた教え子に目を細めた。前日中谷は「意識していません」と答え、金本監督をズッコケさせたが、それだけ伸びしろがあるということ。未完の大砲がついに目覚めの時を迎えつつある。

  4回、鳥谷敬内野手の 2塁打で 1塁から一気に生還した中谷将大外野手。足も速い=横浜スタジアム

 阪神が長年待ち望んでいた24歳の長距離砲。ナインは新たなパフォーマンスで迎え始めた。ダイヤモンドを一周した後のベンチでの祝福。ハイタッチだけではなく、北條らはあごタッチを求めたのだ。あのソフトバンクの主砲・内川のように-。中谷は「それは知らないです」と苦笑いしながら口を閉ざすが、チーム関係者の話を総合すると発案者は中谷と同期入団、 7年目の荒木のようだ。今季最多タイの貯金「9」。ベンチの雰囲気は毎日、虎祭りだ。

  6回、本塁打を放ち、北條史也内野手にアゴタッチを求められる中谷将大外野手=横浜スタジアム

  4回二死では 2塁内野安打を放ち、鳥谷の左中間 2塁打で一気生還。 3塁コーチャーを務める高代ヘッドコーチがぐるぐる回す腕に「足がもつれました。なんとか先制点につながってよかった」と汗をぬぐった。捕手出身の 1メートル87、89キロは足の速さも魅力のひとつだ。

 「チームの勝利に 1日でも多く貢献したいです。しっかり練習から準備してやっているのが、結果につながっているんだと思う。継続したい」

 ヒーローの中谷将大外野手=横浜スタジアム

 今季 1号を放った 4月28日の中日戦(甲子園)から 2週間で 4発。昨年64試合で放った自己最多に並んだ。雨天中止の 2位広島とは「2ゲーム」差、 3位巨人とは「3ゲーム」差に広げた。12年ぶりのリーグVへ、中谷が先頭で引っ張る阪神特急が日本列島を快走する。

◇データBOX◇

◎…中谷、福留、鳥谷がアーチを放ち、 1試合 3本塁打。 1試合 3本塁打は北條「2」、上本「1」の 4月 9日の巨人戦(甲子園)、梅野、中谷、福留が放った 5月 4日のヤクルト戦(神宮)に続く今季 3度目で、昨年の 3度に並んだ(昨年は 4月 3日、 5月26日、 9月22日)。ちなみに今季 1試合 3本塁打を 4度記録すると2014年以来( 1試合 3本塁打以上も含む)、 3年ぶりとなる。

 

  8回表阪神一死、右越え本塁打を放ちランディ・メッセンジャー投手(右)とタッチを交わす福留孝介外野手=横浜スタジアム

 福留孝介外野手が追加点となる「5号ソロ」を放った。 8回一死、カウント 1- 2から 146キロの直球を右翼席まで運んだ。

 「メッセがあれだけ頑張っていたので、野手として援護したかった」。40歳の頼もしい主将が語った。

  8回、リードを 2点に広げる千金の「5号ソロ」を放った福留孝介外野手。美しいフォームだ=横浜スタジアム

 高々と舞った打球は、ベイスターズファンで埋まった右翼席に着弾。グッと拳を握りしめ、そしてクールに、福留がダイヤモンドを一周だ。

 「次の 1点が大事だと思っていたので、ホームランになってくれてよかったです。(凡退した)その前の打席も感じは悪くなかったので、自分を信じて打ちました」

  8回一死から飛び出した「5号ソロ」。 2点差に広げる価値あるひと振りが飛び出した瞬間、勝負は決したと言っていい。これで主将がアーチを放てば、昨季から「7連勝」だ。

  8回、本塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

 「ランディ(メッセンジャー)があれだけ頑張って投げているんだから、何とかしてあげたいと思ってたからね」

 誰よりも優しく、責任感を持つ4番打者はこうも付け加えた。

 「狭いし、何が起こるか分からない球場なんでね」

  9日付のサンスポに掲載された「主将直撃!!」インタビュー。 3連続完封中の菅野(巨人)との対戦を尋ねられた福留は「何かが起こる」と予言。そして、実際に難攻不落のリーグNO.1右腕をチームとして攻略した。この夜もそう。「何か」を感じて、打席に入り、結果を残した。

 40歳の主将には、猛虎の明るい未来がしっかりと見えているようだ。

 

 ランディ・メッセンジャー投手が無傷の「5勝目」を挙げた。先制してもらった直後の 4回に 2本の 2塁打などで同点とされた。毎回のように走者を背負っての投球が続いたが、 150キロを超える真っすぐとスライダーとカーブの緩急を駆使。 7回 1失点でしのいだ。「特に前半は我慢我慢だった。( 4回に)点を取られてしまった後に、取り返してくれて感謝している」。好調な打線に感謝しきりだった。

  5回を終え両手を広げながらベンチに戻るランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム

  3、 4月は「4勝」負けなし、防御率1.95で自身 2度目の月間MVPを受賞した。特筆すべきは奪三振関連の数字だ。37奪三振、奪三振率 10.30は、いずれもリーグトップだった。真っすぐを軸に、緩いスライダーとカーブの組み合わせがさえた 1カ月。この日も投球スタイルを変えることなく、DeNA打線から 9個の三振を奪った。

 エースとしての自覚がある。「毎試合だけど、守りの時間を短くしないといけない」。チームの大黒柱として、これからも白星を重ねていく。

  7回 1失点で開幕から無傷の「5連勝」を飾ったランディ・メッセンジャー投手。我慢の投球に打 線が応えてくれた=横浜スタジアム

 頼もしい仲間たちをベンチ前で待った。勝利のハイタッチ。白星をプレゼントしてくれたチームメートを、メッセンジャーは満面の笑みで出迎えた。先発して 7回を 1失点。 9安打を浴びながらも粘りの投球で、今季無傷の「5勝目」だ。

 「前半はちょっと我慢我慢の投球で点を取ってもらったあとに追いつかれてしまったけど、バックのみんなが点を取ってくれて、感謝したいよ」

 野手の援護に頭を下げた。 1点の援護点をもらった直後の 4回。二死 2塁とピンチを迎えると、宮崎の右中間適時 2塁打で同点に。勝ち越しは許さなかったが、三者凡退は 3回の 1度だけ。何度も得点圏に走者を背負う苦しい展開だったが、要所は締めた。

 中谷の勝ち越し弾に助けられ、ハーラートップの「5勝」目。2013年以来となる自己最長の開幕から「5連勝」をマークだ。 3、 4月は 5戦 4勝無敗、防御率1.95で自身 2度目の月間MVPも獲得。 5月も 2戦 1勝無敗。1964年にバッキーが記録した球団の開幕からの連勝記録の「9」に迫る勢いだ。

  7回裏DeNA二死 1塁、ロペスを 3ゴロに打ち取りガッツポーズするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム

 香田投手コーチが「大ベテランですから」と信頼を寄せる右腕。来日 8年目で、いまでは兄貴分的な存在だ。前日11日には、初めて横浜スタジアムを訪れ、ロッカールームで荷物の置き場所を探していた新外国人のキャンベルを「そこはいつもマテオが使っているロッカーだよ。こっちに置いた方がいい」と誘導。ちょっとした気配りを見せ、この日も球団広報からヒーローインタビューの打診を受けた際、「ヒーローはホームランを打った中谷だよ」と譲った。味方野手や周囲を気遣える男・メッセに、打線が奮起しないわけがない。

 「毎試合、できるだけ守りの時間は短くなるように、と投げているよ」

 一度は止まりかけたチームの流れが、無敗男の右腕によって再び動き出した。負ける気配はまったくない。12年ぶりのリーグ優勝まで、引っ張り続ける。

 

  9回、登板するラファエル・ドリス投手=横浜スタジアム

 ドリスは 3点リードの 9回をゼロ封。リーグトップを独走する「14セーブ」目を手にした。「一人一人に集中して、いつも通り落ち着いて投げられたよ」とご機嫌。一死から代打・荒波に右中間を破られたが糸井-大和-鳥谷の中継プレーで、 3塁タッチアウト。守護神もこれには「真っすぐが甘くなってしまったけど、しっかり守って助けてもらった」と感謝した。セーブ数は、試合がなかった 2位のカミネロ(巨人、10セーブ)を「4差」に突き放した。

 

 ここのところ、美酒が楽しめて本当に良い日が続いている。これからも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 今日(13日)は、虎ちゃんも現場に乗り込んで来ます!

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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好調キープ福留に緊張感!藤浪自身の雨男ぶりにお手上げ!藤浪よチーム好調なうちに本来の姿取り戻せ!

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阪神キャプテンの福留孝介外野手(40)が、「いいときほど慎重に」と表情を引き締めた。DeNA-阪神 6回戦は早々と雨天中止が決定。福留孝介外野手がDeNA戦が雨天中止となった13日、白星につながる一発を誓った。今季、本塁打を放った試合は 5戦全勝(昨季から 7連勝)の神話を誇るがさらなる量産を宣言。「4番」が打って、きょうも勝つ!雨天中止を素直に歓迎した。最大の敵は疲労。休み休み…と考えながら戦う40歳にとって、中止は内心ニヤリだ。休んでチームに迷惑をかけることもないのだから。ここの一番での集中力は、体調の良さのタマモノ。だからこそ、天が味方した中止に感謝する。

藤浪晋太郎投手(23)は、自身の雨男ぶりにお手上げだった。13日DeNA戦で先発予定だったが、雨天のため中止に。今季、登板日の中止はこれで 3回目。DeNA戦は 8連勝中と相性がよく、雨にも負けず白星を挙げたいところだ。13日のDeNA戦(横浜)が雨天中止となった金本知憲監督(49)は、先発予定だった藤浪晋太郎投手の14日へのスライド登板を即決した。 2位広島と「1.5ゲーム」差でセ・リーグ首位に立つ虎だが、ここまで完投はゼロ。若き右腕へ、チーム「1号」となることを厳命した。時が進むにつれ、雨と風が強まった。午前10時15分(試合開始予定は午後 2時)という異例の早さで中止決定。金本監督は14日の先発を、当初の予定の能見ではなく藤浪のスライドに決めた。チームは21勝12敗の貯金「9」。反発力十分の打線が目立つが、チーム防御率も12球団唯一の 2点台(2.88)を誇る。ところが「14セーブ」の守護神・ドリスや中継ぎの桑原らの安定もあり、完投は中日と並んでゼロ(最多は巨人の「3」)。ぜいたくな悩みとともに発した完投指令だった。救援陣の登板過多では 1年を乗り切れない。勝負の夏以降をみすえ、 1試合を投げきる存在は不可欠だ。今季はインフルエンザの感染などで崩れたが、昨季から基本的に「6連戦」の頭となる火曜日を任せてきた。「藤浪=完投」、少なくとも長い回を投げて欲しいというのが指揮官の基本構想といえる。 2位広島に「1.5」差と詰められたが、チームが好調な今だからこそ、ここでさらに勢いをつけたい。2015年には「7完投」をマークした藤浪に、本来の能力を取り戻して欲しいというわけだ。藤浪が最後までマウンドを守って、今季最多の貯金「10」へ-。それこそが最高のハッピーサンデーだ。

記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA-阪神=雨天中止>◇13日◇横浜スタジアム

 阪神キャプテンの福留孝介外野手が、「いいときほど慎重に」と表情を引き締めた。DeNA-阪神 6回戦は早々と雨天中止が決定。

 自身は開幕から打率 3割 1分 6厘、 5本塁打、22打点と好調をキープしており、チームは貯金「10」に王手をかけているが「数の問題じゃなくてね。自分たちが勝てる試合をしっかりと勝つということ。貯金をいくつしようという、そんな目標はないし。ひとつずつだね」と話した。

 室内練習場へと向かう福留孝介外野手(左)と糸井嘉男外野手=横浜スタジアム

 福留孝介外野手がDeNA戦が雨天中止となった13日、白星につながる一発を誓った。今季、本塁打を放った試合は 5戦全勝(昨季から 7連勝)の神話を誇るが「自分のスイングをしてとらえられているので悪いことではない。それを少しでも続けられたら」とさらなる量産を宣言。「4番」が打って、きょうも勝つ!

 横浜スタジアム外周通路。報道陣に囲まれて歩む福留は、激しい雨音をさぞ心地よく聞いただろう。

 「いい時ほど慎重に。そういう意味ではよかったんじゃないかな」

 雨天中止を素直に歓迎した。最大の敵は疲労。休み休み…と考えながら戦う40歳にとって、中止は内心ニヤリだ。休んでチームに迷惑をかけることもないのだから。

 そんな福留が「不敗神話」でチームの進撃を支えている。本塁打を打てばチームは負けない。開幕戦( 3月31日)の「1号」に始まり、前日12日の「5号」まで、打てばすべて勝利に直結している。

 「そうなの? それが勝ちにつながっているのであればそれに越したことがないし」

  5月に入っても打撃は好調。月間打率は 0.371、そして「3本塁打」。すべて点差を広げる、相手にすればダメージの大きい一撃ばかりだった。

 「ちゃんと自分のスイングをしてとらえられているので悪いことではないんだろうし。それを少しでも続けられたら」

 ここの一番での集中力は、体調の良さのタマモノ。だからこそ、天が味方した中止に感謝する。 そして、報道陣の質問にも丁寧に答え続けた。

 糸井嘉男外野手(右)とともに、明るい表情で引き揚げる福留孝介外野手。不敗弾の継続を誓った=横浜スタジアム

 「(連勝が「6」で止まった後)やっぱりずるずるといかずに、しっかりと負けを 1つで止められたのは大きいと思う。勝ちをどんどん続けられるようにしていけばいいんじゃないですか」

 連敗しなかった前日の勝利の話の後は、 2桁に迫る貯金について。

 「いくつとか、10とか、数の問題じゃなくてね。自分たちが勝てる試合をしっかりと勝つということ。その中で増えていくのは構わない。貯金をいくつしようという、そんな目標はないし。 1つずつだね」

 言葉でも、もちろんバットでも、主将がタテジマを引っ張っている。

★前回自らカツ 有言実行打!

  4月11日、DeNA戦の中止が決まると、福留は開幕 8試合で打率 0.259、得点圏打率 0.125の打撃について「俺がもう少し打てば点がとれるし、打線として線になる。俺で止めちゃっている」と自らカツを入れた。すると翌12日、 1回にいきなり先制の適時 2塁打。有言実行が「4番・福留」だ。

◇データBOX◇

◎…福留は33試合終了時点で、 5本塁打。シーズン 143試合換算だと21.6本になる。2013年に阪神加入後、本塁打は 6、 9、20、11本。自己最多は中日時代の2003年の34本。

◎…DeNAの今永には今季 3打数 1安打(打率 0.333)。昨季は 8打数 2安打(同 0.250)。チームは昨季、今永に 4試合で対戦防御率1.80(今永の 1勝 2敗)と苦戦したが、今季は 4月12日の横浜で 5回 8安打 8失点と攻略した。

 

 藤浪晋太郎投手は、自身の雨男ぶりにお手上げだった。

 13日DeNA戦で先発予定だったが、雨天のため中止に。

 14日の同カードで先発を任されることになり、「仕方がないんで、それに合わせて調整するしかない。すさまじい雨男ぶりですけど、仕方がないです」と笑いを誘った。

 今季、登板日の中止はこれで 3回目。DeNA戦は 8連勝中と相性がよく、雨にも負けず白星を挙げたいところだ。

 ウオーミングアップを行う藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 藤浪で貯金「10」! 13日のDeNA戦(横浜)が雨天中止となった金本知憲監督は、先発予定だった藤浪晋太郎投手の14日へのスライド登板を即決した。 2位広島と「1.5ゲーム」差でセ・リーグ首位に立つ虎だが、ここまで完投はゼロ。若き右腕へ、チーム「1号」となることを厳命した。

 時が進むにつれ、雨と風が強まった。午前10時15分(試合開始予定は午後 2時)という異例の早さで中止決定。金本監督は14日の先発を、当初の予定の能見ではなく藤浪のスライドに決めた。

 「(試合を)やりたかったけどな」

 そして「そろそろ先発投手には完投してほしいか」と報道陣に問われると大きくうなずいた。

 「そやな。日曜日に晋太郎(藤浪)は、もったいないけどね」

 雨のため横浜スタジアム内の駐車場でダッシュする藤浪晋太郎投手。きょうこそ1試合を投げ 切って欲しい=横浜スタジアム

 チームは21勝12敗の貯金「9」。反発力十分の打線が目立つが、チーム防御率も12球団唯一の 2点台(2.88)を誇る。ところが「14セーブ」の守護神・ドリスや中継ぎの桑原らの安定もあり、完投は中日と並んでゼロ(最多は巨人の「3」)。月曜日は試合がないため「きょう中止になって明日(投手陣)総動員でいける」状況となった。だから「もったいない」-。ぜいたくな悩みとともに発した完投指令だった。

 救援陣の登板過多では 1年を乗り切れない。勝負の夏以降をみすえ、 1試合を投げきる存在は不可欠だ。今季はインフルエンザの感染などで崩れたが、昨季から基本的に「6連戦」の頭となる火曜日を任せてきた。「藤浪=完投」、少なくとも長い回を投げて欲しいというのが指揮官の基本構想といえる。 2位広島に「1.5」差と詰められたが、チームが好調な今だからこそ、ここでさらに勢いをつけたい。2015年には「7完投」をマークした藤浪に、本来の能力を取り戻して欲しいというわけだ。

 藤浪晋太郎投手の完投に期待する金本知憲監督=横浜スタジアム

 本人も強い意欲で臨む。登板日が雨で流れるのは今季早くも 3度目で「多いですね…。すさまじい雨男っぷりですね」と苦笑いも「仕方ないです。それに合わせて調整するだけです」とブルペンで調整した。実は入団以来、登板日中止の次の登板は無傷の「4連勝」中(チーム 6戦無敗)だ。DeNA戦も「8連勝」中。 3勝 1敗、防御率1.78ながら制球面の不安を解消できていない今季だが、吉兆データも味方にここでひと皮むける。

 「ことし日曜日に結構勝っているイメージなんだけどなぁ。開幕(カード)の 1敗だけでしょ」と不敵に笑った金本監督。日曜日は 5勝 1敗。勝てば、試合のない月曜日は選手も虎党も幸せな気分で過ごせる。だから余計に波に乗れる。藤浪が最後までマウンドを守って、今季最多の貯金「10」へ-。それこそが最高のハッピーサンデーだ。

 雨の中、球場内を移動する藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

◇データBOX◇

◎…阪神は14日(34試合目)に勝てば、2014年 8月21日の中日戦(京セラ)以来の貯金「10」。 5月中の貯金「10」は、2013年 5月26日の北海道日本ハム戦(甲子園)以来。

◎…近年の優勝イヤーで最初に貯金「10」に到達したのは、2003年が33試合目(21勝11敗 1分け)、2005年が65試合目(36勝26敗 3分け)。

◎…今季、阪神の完投は「0」。昨季はメッセンジャー、藤浪、岩貞、能見が 2つずつ記録(チーム 8)。藤浪の完投数(チーム完投数)は2013年が「0」(14)、2014年が「2」(9)、2015年がチーム最多の「7」(10)だった。

◎…ここまでのセ・リーグの完投数は、巨人が「3」、DeNAが「2」、広島、ヤクルトが「1」。 ◎…阪神は今季、日曜日は 4月 2日の広島戦(マツダ)で負けて以来、「5連勝」中。雨天中止直後の試合は 3戦全勝。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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福留V打で貯金「10」&マテオ「3勝」!鳥谷がキャリアハイの6戦連続打点!藤浪が初回に2失点…

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阪神は直後の 2回に鳥谷の適時 2塁打などで同点に追いついた。阪神先発の藤浪は走者を出しながらも粘りの投球で追加点を与えず。DeNAの先発今永は 6回 5安打 2失点で降板した。阪神は同点の 9回に福留の適時打などで勝ち越し。接戦を制し貯金を「10」とした。DeNAは連敗で借金「2」となった。阪神は先発の藤浪が 1回に 2点を取られたものの、 2回に鳥谷の適時 2塁打と北條の犠飛で同点に追いついた。 2- 2の 9回、 4番・福留の右前適時打、代打で起用されたドラフト 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)の中前適時打で 2点を奪い、試合を決めた。藤浪は 5四死球を与えながらも粘りのピッチング。 7回 5安打 2失点と試合を作った。

鳥谷敬内野手(35)が 6戦連続打点を記録した。 2回表、無死 2塁で打席へ。DeNA先発今永の 143キロ直球を捉えて左中間へ適時 2塁打を放った。 6試合連続打点はプロ生活14年目での最長記録となった。まさに真っ二つ。痛快に左中間を破った。 2点を先制された直後の 2回無死 2塁。鳥谷が左中間への適時 2塁打を放ち、自身最長となる 6試合連続打点をマークした。 6日の広島戦(甲子園)から続く連続試合打点を「6」に伸ばした。最近 5試合の打率 0.500(14打数 7安打)、10打点、 1本塁打と、勢いが止まらない。通算2000安打まで、あと「91」とカウントダウンを進める。

スパッと振り抜き、流し打った。大和内野手(29)の“左打者らしい”クリーンヒットから、決勝点だ。人は「まさか」と言うかもしれない。それでも、もう後がない思いで体に刻み込んできたスイングが、ここ一番で光った。 2- 2の 9回先頭。DeNAの守護神、パットンの初球真っすぐを迷いなく打ちにいった。ライナーが左前に弾み、敵地がどよめく。流れが生まれた。そのまま福留の適時打につながり、決勝のホームを踏んだ。 3回一死では、右打席で遊撃前へ高いバウンドの当たりを放ち、ヘッドスライディングで内野安打を勝ち取った。今季初スタメンで「2番・2塁」に入り自身初の「左右両打席安打」となる今季初マルチ安打だ。今季は打撃好調の上本と糸原健斗内野手の陰で守備固めに甘んじてきたが、巡ってきたチャンスを決して逃さずに指揮官へ訴えかけた。試合後、母・やよ子さん(67)から短いメールが届いた。元陸上選手の母から授かった運動神経も武器に、内外野の守備では、もはや敵がいない。死にものぐるいで挑戦した「左打者」も自分のものにし、レギュラーをつかむ。大和は準備し、挑戦し続け、この先も虎を救い続ける。

福留孝介外野手(40)が決勝打を放った。 2- 2の 9回、無死 1、 2塁。カウント 1- 1からDeNAパットンの変化球を振り抜いて 1、 2塁間を破った。チームは「2連勝」で今季初の貯金「10」。2014年 8月21日以来、 3年ぶりとなる貯金「10」に到達だ。DeNAの守護神、パットンが投入された 2- 2の 9回。今季初スタメンの大和が先頭で左前打。糸井が四球を選び、めぐってきた好機だった。カウント 1- 1。低めの変化球をうまく右前へ運び、 2塁から大和を生還させた。確かな感触はあった。 4回先頭の中飛、 6回二死 2塁での右飛としっかりとらえていたが、逆風もあってフェンスを越えるどころか、得点につながらない。「気分転換」と白木のバットから、少し軽めの茶色のものに替えて臨んだ打席での決勝打。先発・藤浪が 1回にいきなり 2失点と肝を冷やしたが、 2回に鳥谷の適時打、北條の犠飛で追いつくなど、打線の反発力が違う。投手陣が粘って、最後に打率 0.314の 4番が決める。勢いだけでなく、接戦を勝ち切る強さが備わってきた。 2位・広島とは「1.5ゲーム」差を保ったまま、16日から中日、ヤクルトという下位との戦いになる。12年ぶりのリーグ優勝へ、白星街道はまだまだ続きそうだ。

藤浪晋太郎投手(23)が初回から失点を許した。DeNA先頭の桑原に四球を与えると、続く梶谷の打球を 2塁手の大和が好捕するも悪送球。無死 2、 3塁で 3番ロペスに中前適時打を許して 2点を失った。藤浪晋太郎投手は、白星はつかなかったが、 7回 2失点で粘投した。この日は 4四死球を与えたが、後続につなげさせず、踏ん張った。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 4- 2DeNA>◇14日◇横浜スタジアム

 DeNAは 1回無死 2、 3塁からロペスの中前 2点適時打で先制。阪神は直後の 2回に鳥谷の適時 2塁打などで同点に追いついた。

 阪神先発の藤浪は走者を出しながらも粘りの投球で追加点を与えず。DeNAの先発今永は 6回 5安打 2失点で降板した。

 阪神は同点の 9回に福留の適時打などで勝ち越し。接戦を制し貯金を「10」とした。DeNAは連敗で借金「2」となった。

  9回表阪神無死 1、 2塁、右前へ勝ち越し適時打を放ち中村豊コーチ(右)とタッチを交わす福留孝介外野手=横浜スタジアム

 阪神が競り勝ち、 2連勝で貯金を「10」に増やした。

 阪神は先発の藤浪が 1回に 2点を取られたものの、 2回に鳥谷の適時 2塁打と北條の犠飛で同点に追いついた。 2- 2の 9回、 4番・福留の右前適時打、代打で起用されたドラフト 5位・糸原の中前適時打で 2点を奪い、試合を決めた。

 藤浪は 5四死球を与えながらも粘りのピッチング。 7回 5安打 2失点と試合を作った。

 試合を作った藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

★金本知憲監督の話(藤浪晋太郎投手に)

 「きょうの結果だけを見れば十分。ひやひやはしたけどね」

★藤浪晋太郎投手の話( 5四死球ながら 7回 2失点)

 1「粘れた、の一言に尽きる。もっと精度よく投げられたら」

★糸原健斗内野手の話( 9回に代打で適時打)

 「最高の追加点になった。追い込まれてから、しっかり真っすぐに合わせられた」

  9回、適時打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

★マルコス・マテオ投手の話( 8回から登板。主軸を三者凡退に抑えて 3勝目)

 「力強い球を投げられれば、右打者も左打者も抑えられる」

★鳥谷敬内野手の話( 2回の適時打で 6試合連続の打点)

 「高めをしっかりたたけた」

★決勝打を放った福留孝介外野手の話

 「きょうはチャンスで打てていなかったので、最低限ランナーを進めるという思いだった。いいところに飛んでくれた」

 

 鳥谷敬内野手が 6戦連続打点を記録した。

  2回表、無死 2塁で打席へ。DeNA先発今永の 143キロ直球を捉えて左中間へ適時 2塁打を放った。

  6試合連続打点はプロ生活14年目での最長記録となった。

  2回表阪神無死 2塁、鳥谷は適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム

 まさに真っ二つ。痛快に左中間を破った。 2点を先制された直後の 2回無死 2塁。鳥谷が左中間への適時 2塁打を放ち、自身最長となる 6試合連続打点をマークした。

 「高めをしっかりたたけました」

 DeNAの先発左腕、今永の真っすぐを逆らわずに打ち返し、 2走・原口が悠々と生還。 9点ビハインドからの逆転勝利を収めた 6日の広島戦(甲子園)から続く連続試合打点を「6」に伸ばした。

  2回、適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手。自身初の6試合連続打点と止まらない=横浜スタジアム

  4回にも遊撃内野安打を放ち、 2打数 2安打 1打点、 2四球で、チーム単独トップに立つ今季12度目のマルチ安打だ。最近 5試合の打率 0.500(14打数 7安打)、10打点、 1本塁打と、勢いが止まらない。

 「最終的に勝ったんでよかったです」

 そう短い言葉を残し、絶好調のまま 1週間の遠征を終えた。通算2000安打まで、あと「91」とカウントダウンを進める。

 

 スパッと振り抜き、流し打った。大和の“左打者らしい”クリーンヒットから、決勝点だ。人は「まさか」と言うかもしれない。それでも、もう後がない思いで体に刻み込んできたスイングが、ここ一番で光った。

 「最初からどんどん行こうと思っていたので、それがいい結果になりました。左打席に関しては特に、三振したら意味がないので、何とかバットに当てればと思って積極的にいきました」

  2- 2の 9回先頭。DeNAの守護神、パットンの初球真っすぐを迷いなく打ちにいった。ライナーが左前に弾み、敵地がどよめく。流れが生まれた。そのまま福留の適時打につながり、決勝のホームを踏んだ。

  9回、左打席で快音を響かせた大和内野手。初スタメンで決勝打をアシストだ=横浜スタジアム

  3回一死では、右打席で遊撃前へ高いバウンドの当たりを放ち、ヘッドスライディングで内野安打を勝ち取った。今季初スタメンで「2番・2塁」に入り、自身初の「左右両打席安打」となる今季初マルチ安打だ。

 守備では 1回無死 1塁、梶谷の打球に飛びついたが、 1塁へ悪送球。自らの失策が失点につながったが、打撃で汚名返上。起用した金本監督も「 2回出塁してね。 1回はバントのアレ(失敗のち投失)だけど。まさかの 2安打(笑)。最後のなんかも、いいヒットやし」と目を見張った。

  3回、右打席で内野安打を放った大和内野手。左右両打席で快音を響かせた=横浜スタジアム

 今季は打撃好調の上本とD 5位・糸原健斗内野手の陰で守備固めに甘んじてきたが、巡ってきたチャンスを決して逃さずに指揮官へ訴えかけた。試合後、母・やよ子さんから「きょうはよかったね」と短いメールが届いた。「母の日にいいプレゼントができました」と返信した。元陸上選手の母から授かった運動神経も武器に、内外野の守備では、もはや敵がいない。死にものぐるいで挑戦した「左打者」も自分のものにし、レギュラーをつかむ。

 両打席から快音を響かせ、スイッチ冥利に尽きるのでは? と問われたが「こういうふうに結果が出れば、ですね。任された場所でしっかりやるだけです」と静かに前を向いた。大和は準備し、挑戦 し続け、この先も虎を救い続ける。

★大和について高代延博ヘッドコーチ

 「たいしたもんだ。クローザーから 1本打って。(今後もスタメン起用は)あるある。( 2塁は)固定とかじゃなくて。上本のアクシデントで出て、良ければ出続けることもある」

 

 福留孝介外野手が決勝打を放った。 2- 2の 9回、無死 1、 2塁。カウント 1- 1からDeNAパットンの変化球を振り抜いて 1、 2塁間を破った。

 チームは「2連勝」で今季初の貯金「10」。ヒーローインタビューを受けた福留は「すごく明るくていい雰囲気でやっている。これを続けていきたい」と話した。

 決勝打を放ちファンの歓声に応える福留孝介外野手=横浜スタジアム

 さすが4番や!! 福留孝介外野手が 2- 2の 9回、右前へ適時打を放ち、接戦に決着をつけた。DeNAに「2連勝」し、2014年 8月21日以来、 3年ぶりとなる貯金「10」に到達だ。勢いだけじゃない。母の日に感謝とともに示した虎の強さは本物や!!

 お母さん、ありがとう。グリップを握る手に自然と力がこもった。感謝の思いを詰め込んだ打球が右前に弾む。 1塁に走りながら、気がつけばほえている自分がいた。

 「いい母の日になって、喜んでもらえたらいいんじゃないかな。きょうチャンスで打てていなかったので。最低限なんとかしてランナーを進めようと思っていました」

  2- 2の 9回、勝ち越し打を放った福留孝介外野手。 4番の仕事で接戦にケリをつけた =横浜スタジアム

 接戦にケリをつけたのは、やはり頼れる 4番だった。DeNAの守護神、パットンが投入された 2- 2の 9回。今季初スタメンの大和が先頭で左前打。糸井が四球を選び、めぐってきた好機だった。カウント 1- 1。低めの変化球をうまく右前へ運び、 2塁から大和を生還させた。

 確かな感触はあった。 4回先頭の中飛、 6回二死 2塁での右飛としっかりとらえていたが、逆風もあってフェンスを越えるどころか、得点につながらない。「気分転換」と白木のバットから、少し軽めの茶色のものに替えて臨んだ打席での決勝打。「何とか一本出てよかった」と、珍しくガッツポーズをみせた。

 白いバットで構える福留孝介外野手=横浜スタジアム

 幸せを届ける-。母・郁代さんとの“約束”を守った。「母の日」。ピンクのリストバンドをつけた選手もいた中、福留は妻・和枝さんと一緒に鹿児島の実家に胡蝶蘭を送った。「友達との遊びやゲームなど、すべて我慢して、野球ばかりしていた」という幼少期。早朝から夜間練習まですべてに耐えられる体を支えてくれたのは母が作ってくれた、おにぎり弁当だった。から揚げに卵焼きなど、飽きないようにおかずを変えてくれた母の味は忘れない。

 金本知憲監督(左)らと歓喜のハイタッチを交わす福留孝介外野手。頼れる主将だ=横浜スタジアム

 胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」「純粋な愛」。郁代さんはこの日、福岡県内での結婚式に出席していたため、試合を見ることはできなかったが、スポーツニュースを見て、大喜びしていた。

 先発・藤浪が 1回にいきなり 2失点と肝を冷やしたが、 2回に鳥谷の適時打、北條の犠飛で追いつくなど、打線の反発力が違う。投手陣が粘って、最後に打率 0.314の 4番が決める。勢いだけでなく、接戦を勝ち切る強さが備わってきた。

 胡蝶蘭

 貯金は 3年ぶりに「10」に到達。日曜日を「6連勝( 6勝 1敗)」とした金本監督は「とにかく気を抜かないことですね。自分たちの勝ち方をするというのが目標。貯金はどんどん増やしたい」と意欲を燃やすとともに「日曜日勝って、月曜日、いい休みにしてほしい」と虎党にも伝えるように言葉をつむいだ。

  2位・広島とは「1.5ゲーム」差を保ったまま、16日から中日、ヤクルトという下位との戦いになる。福留はチーム内の雰囲気について「すごく明るくて、いい雰囲気でやっているので、これを続けていければいい」とうなずく。12年ぶりのリーグ優勝へ、白星街道はまだまだ続きそうだ。

 試合に勝利し、ヒップタッチの福留孝介外野手と糸井嘉男外野手=横浜スタジアム

◇データBOX◇

◎…阪神の貯金「10」は2014年 8月21日以来 3年ぶり。 5月中の貯金「10」は、2013年 5月26日の 北海道日本ハム戦(甲子園)以来。

◎…リーグ最速で到達したのは、2008年(同年最終順位は 2位)以来 9年ぶり 9度目。過去 8度のう ち、リーグ優勝したのは1964、1985、2003年の 3度(優勝確率は37.5%)。

◎… 2リーグ制となった1950年以降、チーム34試合以内に到達したのは、2008年(16試合)以来、 7 度目。過去 6度中、優勝は2003年の 1度( 2位 3度、 4位 2度)。

◎…阪神は今季、日曜日は4月2日の広島戦(マツダ)で負けて以来、 6連勝。

 

  7回 2失点の好投で勝利に貢献しタッチを交わす藤浪晋太郎投手=横浜スタジアム

 藤浪晋太郎投手が初回から失点を許した。

 DeNA先頭の桑原に四球を与えると、続く梶谷の打球を 2塁手の大和が好捕するも悪送球。無死 2、 3塁で 3番ロペスに中前適時打を許して 2点を失った。

 藤浪晋太郎投手は、白星はつかなかったが、 7回 2失点で粘投した。

 初回からいきなり無死 2、 3塁のピンチに。DeNAロペスに中前へ 2点打を浴び、10球で先制を許した。

 それでも 150キロを超える真っすぐとスライダーを中心に、 2回以降は 3塁を踏ませず。同点の 8回に打席が回ってきたところでお役御免となった。「粘るのひと言に尽きるかな。(四球を出しても)切り替えて、次のバッターを打ち取ることだけを考えて行きました」。この日は 4四死球を与えたが、後続につなげさせず、踏ん張った。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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FA大和を絶対残せ!阪神総帥が厳命!16日から「呑んで当てよう!甲子園乾杯キャンペーン」を実施!

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阪神・坂井信也オーナー(69=電鉄本社相談役)が、今季国内FA権を取得した大和内野手(29)に関して「絶対に残せ」と球団に厳命していることが15日、球団関係者の証言で明らかになった。内外野を守れる貴重な戦力であると同時に、将来の指導者としても高く評価してのトップ指令と見られる。いぶし銀・大和の戦う姿を、坂井オーナーはしっかりと見守っていた。球団関係者によると、総帥は、流出阻止を厳命したという。大和は開幕まもない 4月 9日、出場選手登録が 8年に達し、国内FA権の資格取得条件を満たした。権利行使については「ゆっくり考えます」と話し、明確な去就には言及していない。今季は出場機会を求めてスイッチヒッターに挑戦。30歳を前にしての挑戦については遅すぎるのでは…と見る向きもあったが、14日のDeNA戦(横浜)。今季初めて「2番・2塁」でスタメン出場すると、 3回には右打席、 9回には左打席で…と 2安打の大活躍だった。大和の今季年俸は5000万円で、人的補償も金銭補償も不要なCランクに該当するとみられる。他球団としてはオファーしやすいだけに、球団は必要戦力として全力を挙げて交渉に臨む。

16日の中日戦(甲子園)に先発する秋山拓巳投手(26)が15日、甲子園での投手指名練習に参加。ショートダッシュでコンディションを整えた。調子を上げてきたビシエド、ゲレーロの竜の助っ人コンビに対し内角攻めを宣言。強気の投球で今季チーム35試合目での初の完投完封を狙う。ブンブン振り回してくる大砲相手にも、臆することはない。思い切ってズバッと! インコースを突く。力で真っ向勝負。安定感抜群の秋山が、復調気配の竜の助っ人コンビを斬る。攻める-。その思いを胸に甲子園の芝生を駆け抜けた。準備は万端。あとはマウンド上で表現するだけだ。開幕直後絶不調の竜の大砲コンビはここにきて復調気配。ビシエドはここ 5試合で17打数 6安打 2本塁打 8打点、打率 0.353。ゲレーロも 5試合で17打数 8安打 2本塁打 2打点、打率 0.471と大暴れしている。上昇ムードの助っ人の内角を徹底的に攻め、本来の打撃をさせないというわけだ。勝てば対中日プロ初勝利。プロ 8年目にしてようやくセ・リーグの 5球団制覇となる。覚醒のとき。その“証”を右腕でつかみ取る。

岩貞祐太投手(25)は15日、投球フォームの修正に時間を割いた。金村投手コーチが見守るなか、ブルペン投球。前回10日の巨人戦(東京ドーム)で 4回 7失点と炎上した。先発が濃厚な19日のヤクルト戦(神宮)に向けて、状態を上げていく。

甲子園球場は15日、16日から 7月12日までの 1軍公式戦計25試合で「呑んで当てよう! 甲子園乾杯キャンペーン」を実施すると発表した。期間中にアルコール商品を購入すると「スクラッチカード」がもらえ、カードをこすってアタリが出れば賞品がもらえるというもの。対象はすべてのアルコール商品で、スタンド内の販売員からの購入も含まれる。当選してもらえる賞品は「オリジナルビアカップカバー」とタイガースグッズのセットなど。内野席エリアでは焼鳥店舗、アルプス席エリアではスナックダイナー店舗などでも引換が可能となっている。

日本野球機構(NPB)は15日、 7月13日のフレッシュオールスター(静岡)の推薦選手を発表した。阪神からはD 1位・大山悠輔内野手(22=白鴎大學)、 2位・小野泰己投手(22=富士大學)、 3位・才木浩人投手818=須磨翔風高校)、 6位・福永春吾投手(23=四国IL徳島インディゴソックス )、 7位・長坂拳弥捕手(23=東北福祉大學)、 3年目の植田海内野手(21=近江高等学校)の 6人が選出された。 6月30日に出場選手(21人)が発表される。記事をまとめてみました。

 

 阪神・坂井信也オーナーが、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した大和内野手に関して「絶対に残せ」と球団に厳命していることが15日、球団関係者の証言で明らかになった。内外野を守れる貴重な戦力であると同時に、将来の指導者としても高く評価してのトップ指令と見られる。

 きらびやかなスターだけが評価されるわけではない。いぶし銀・大和の戦う姿を、坂井オーナーはしっかりと見守っていた。球団関係者によると、総帥は「大和はタイガースにいてこそ輝ける。ぜひとも残してほしい」と話し、流出阻止を厳命したという。

 大和は開幕まもない 4月 9日、出場選手登録が 8年に達し、国内FA権の資格取得条件を満たした。権利行使については「ゆっくり考えます」と話し、明確な去就には言及していない。

 歩んできた道のりは実績抜群のスーパースターとは違うが、球団トップが評価するのは、大和の歩んできた年月があるからだろう。守備は超一級品。 2塁でも、外野でも、もし大和がフルシーズン出場すれば、間違いなくゴールデングラブの候補になる。だが、レギュラーを奪えないまま、日が流れてきた。

 国内FA権を取得した大和内野手。坂井オーナーが残留をフロントに命じていることが判明=阪神甲子園球場

 今季は出場機会を求めてスイッチヒッターに挑戦。30歳を前にしての挑戦については遅すぎるのでは…と見る向きもあったが、生まれ持ったセンスで、急ピッチの習得に成功しつつある。

 その証拠が14日のDeNA戦(横浜)。今季初めて「2番・2塁」でスタメン出場すると、 3回には右打席、 9回には左打席で…と 2安打の大活躍だった。

 どんな環境でもマジメにコツコツ取り組む姿は球団内では誰もが知るところで、将来の指導者に、と考える球団関係者は多い。オーナーも、現在の大和、将来の大和の両面を見極めて、球団に残留を厳命したと思われる。大和の今季年俸は5000万円で、人的補償も金銭補償も不要なCランクに該当するとみられる。他球団としてはオファーしやすいだけに、球団は必要戦力として全力を挙げて交渉に臨む。

◎大和(本名・前田大和)(まえだ・やまと)

 内野手。1987(昭和62)年11月 5日生まれ、29歳。鹿児島県出身。樟南高校では 1年夏と 3年夏に甲子園出場。2006年高校生ドラフト 4巡目で阪神入団。2009年 4月15日の中日戦(甲子園)でプロ初出場。2014年には外野手としてゴールデングラブを受賞。 1メートル77、69キロ。右投げ両打ち。年俸5000万円。背番号「0」。既婚。

 

 16日の中日戦(甲子園)に先発する秋山拓巳投手が15日、甲子園での投手指名練習に参加。ショートダッシュでコンディションを整えた。調子を上げてきたビシエド、ゲレーロの竜の助っ人コンビに対し「体に近いところをどんどん攻めていきたい」と内角攻めを宣言。強気の投球で今季チーム35試合目での初の完投完封を狙う。

 ブンブン振り回してくる大砲相手にも、臆することはない。思い切ってズバッと! インコースを突く。力で真っ向勝負。安定感抜群の秋山が、復調気配の竜の助っ人コンビを斬る。

 「(ビシエド、ゲレーロは)当たってきていると思うので、体に近いところをどんどん攻めていきたい。しっかりと次の打席以降のことも考えて、突けるときに突いていこうと思います」

 阪神甲子園球場での投手指名練習でダッシュを繰り返す秋山拓巳投手。竜の強力助っ人を内角攻めにして、チーム完投一番乗りを狙う

 淡々とした口調ながら、強い意気込みを感じさせた。攻める-。その思いを胸に甲子園の芝生を駆け抜けた。準備は万端。あとはマウンド上で表現するだけだ。

  4月19日(ナゴヤドーム)の前回対戦では 6回を投げ、 7安打 2失点で勝敗は付かず。ビシエドは 2打数無安打。状態が悪くベンチスタートだったゲレーロとは、対戦の機会はなかった。だが、開幕直後絶不調の竜の大砲コンビはここにきて復調気配。ビシエドはここ 5試合で17打数 6安打 2本塁打 8打点、打率 0.353。ゲレーロも 5試合で17打数 8安打 2本塁打 2打点、打率 0.471と大暴れしている。上昇ムードの助っ人の内角を徹底的に攻め、本来の打撃をさせないというわけだ。

 キャッチボールをする秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 「前回ナゴヤドームのときは大島さん、荒木さんにいい当たりを続けられていたので、そのときに比べるとボール球の使い方もうまくなっている。走者をためないようにしたい」

 ともに 3安打を浴びた大島、荒木を警戒しつつ、両助っ人も抑え込む。まずは打者 1人、 1イニングずつを丁寧に。その先に今季チーム35試合目での初の完投、完封勝利を狙う。

 「(完投、完封は)なかなか難しいと思いますけど、しっかり先頭を取って、 1個 1個積み重ねて。長い回を投げたいという気持ちは常に持ってます。甲子園が一番好きなマウンドなので、チームの勢いに乗って初回から飛ばしていきたい」

 勝てば対中日プロ初勝利。プロ 8年目にしてようやくセ・リーグの 5球団制覇となる。覚醒のとき。その“証”を右腕でつかみ取る。

 クールダウンをする秋山拓巳投手(左)と能見篤史投手=阪神甲子園球場

★秋山のプロ初完封VTR

 2010年 9月12日のヤクルト戦(甲子園)で先発登板。 4回、ホワイトセルを縦に割れる大きなカーブで空振り三振で仕留めるなど、度胸満点の投球。打撃では 2- 0の 7回二死 3塁の打席で、 148キロを左前にはじき返してプロ初打点。93球を投げ 9回 4安打無四球でシャットアウト。ドラフト制後(1966年以降)の高卒新人で甲子園初先発初完封は球団史上初の快挙だった。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季34試合を消化し、完投した投手はいない。2000年以降で完投を最も遅く記録したのは2007年で 5月19日の横浜(現DeNA)戦(甲子園)で杉山が完封。これが41試合目(シーズンで 3完投、杉山、能見、上園)。昨季の初完投は 4月24日の広島戦(マツダ)での能見で25試合目。

◎…秋山の通算勝利数は 8勝(13敗)。内訳はヤクルト 3勝( 2敗)巨人 2勝( 2敗)DeNA 2勝( 5敗)広島 1勝( 3敗)中日 0勝( 1敗)でセ・リーグでは中日のみ勝利がない。

 

 バント練習をする岩貞祐太投手、中央に能見篤史投手、右に藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 阪神・岩貞は15日、投球フォームの修正に時間を割いた。金村投手コーチが見守るなか、ブルペン投球。金村コーチは「フォームのバランスですね。もっと下(半身)を効かせるように」と説明した。前回10日の巨人戦(東京ドーム)で 4回 7失点と炎上した左腕は「試合で投げてみないと分からない。腕を振るというより、勝手に振れるように」。先発が濃厚な19日のヤクルト戦(神宮)に向けて、状態を上げていく。

 

 甲子園球場は15日、16日から 7月12日までの 1軍公式戦計25試合で「呑んで当てよう! 甲子園乾杯キャンペーン」を実施すると発表した。期間中にアルコール商品を購入すると「スクラッチカード」がもらえ、カードをこすってアタリが出れば賞品がもらえるというもの。対象はすべてのアルコール商品で、スタンド内の販売員からの購入も含まれる。

 当選してもらえる賞品は「オリジナルビアカップカバー」とタイガースグッズのセットなど。賞品引換場所は内外野席エリア共通でスーパードライ甲子園、ライブレストランファイア、ケンタッキーフライドチキン、PIZZA-LA EXPRESSとなっており、そのほか内野席エリアでは焼鳥店舗、アルプス席エリアではスナックダイナー店舗などでも引換が可能となっている。

 

 日本野球機構(NPB)は15日、 7月13日のフレッシュオールスター(静岡)の推薦選手を発表した。阪神からはD 1位・大山悠輔内野手、 2位・小野泰己投手、 3位・才木浩人投手、 6位・福永春吾投手、 7位・長坂拳弥捕手、 3年目の植田海内野手の 6人が選出された。 6月30日に出場選手(21人)が発表される。

 

 今日から始まるD戦!貯金「11」に挑戦だ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!

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阪神貯金「11」、秋山完投で3勝目!中谷初回に5号先制3ラン!糸原走者一掃の2塁打!糸井5号!

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阪神は中日に 8- 1で爆勝。阪神は 1回二死 2、 3塁から 5番中谷が 5号 3ランで先制した。先発秋山は 3回を 2安打無失点とまずまずの立ち上がり。阪神は 5回に糸原の 3点適時 2塁打、 6回に糸井の「5号2ラン」で突き放した。阪神がリードを守り完勝。貯金を「11」とした。先発秋山は「3勝」目。先発した秋山拓巳投手(26)が自己最多の12三振を奪う 130球の力投で自身 7年ぶり、今季チーム初完投勝利を収めた。フル回転しているリリーフ陣を週はじめのゲームで休ませることに成功し、今季 3度目の「3連勝」で貯金は「11」に。このまま首位快走や! 9回一死 1塁。秋山がゲレーロに投じた 130球目は一直線に左翼席に向かったが、打球は失速して高山がフェンス手前で捕球。飛び出した 1走を中継プレーで刺し、ゲームセット。ファインプレーに両手を大きくひろげ、グラブをたたいた。 8回を投げ終えてベンチに戻ると、続投を志願。より力が入った。 9回 6安打 1失点。12奪三振は、 4月25日のDeNA戦(甲子園)で記録した自己最高(11)を更新した。チーム今季初完投で「3勝」目。自身は2010年 9月12日のヤクルト戦(甲子園)でプロ初完封Vを決めて以来 7年ぶりの完投だ。中日戦はプロ入り初勝利で、高卒 8年目にしてセ・リーグ 5球団制覇を成し遂げた。チームを今季 3度目の「3連勝」に導き、貯金は「11」の首位。それでも慢心はない。前だけを見て、走り続ける。

中谷将大外野手(24)が今季「5号」となる本塁打を放ち、阪神が初回に 3点を先制した。 1回二死 2、 3塁、真ん中に入った鈴木のフォークをレフトスタンドへ運んだ。10日の巨人戦、12日のDeNA戦でプロ初の 2戦連続本塁打を放っていた急成長中の若虎が、この日も大きな 1発を見せた。逃しはしない。大ファウルの直後に、打ち直した。まだ明るい聖地の空に中谷がドカンと 3ランアーチ。左翼手もすぐに追うのをあきらめるほどの一発だった。無我夢中で中日先発・鈴木をつかまえた。 4球目の真っすぐを左翼ポール際への大ファウル。場内のため息を、すぐどよめきに変えた。直後のフォークをとらえた。思わずニヤッと笑みを浮かべて、ダイヤモンドを一周した。金本監督の指導に無心で食らいつき、大きく強く育った。鉄人の血が染み渡り始めて、甘い球を逃さない抜け目のない男に、ついになりつつある。お立ち台で、さらなる誓いを立てた。 143試合換算では20.4発ペース。虎が待ち望んだ右の大砲候補は考えながら考えすぎず、打ちまくる。

糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が走者一掃の適時 2塁打を放った。 1点を返された直後の 5回裏、二死満塁でアラウホの 6球目をとらえた。打球は左翼線ではずみ、 3人がかえる適時 2塁打となった。糸原は第 1、第 2、第 4打席で四球を選び、第 3打席の適時打を含め 4打席目まで全打席に出塁。先発起用に応える活躍を見せている。 2点リードの 5回二死満塁の場面。中日 2番手アラウホの直球を左線へはじき返した。リードを 5点に広げ、勝利を決定づけた。まさに執念だった。左翼線に入る。ゲレーロが背中をみせて追いかける。福留、中谷、さらに 1塁からも鳥谷がかえってくる。 2点リードに詰め寄られた直後、再び竜を突き放したのはD 5位・糸原健斗内野手だった。 5回二死から 3連続四球でまわってきた好機だった。相手は 2メートルの長身左腕アラウホ。初対戦でも持ち前の根性が勝った。見逃しストライク、ボール、空振りで追い込まれたが、外角にきたスライダー、直球ともにカット。最後も外角 139キロ直球に食らいつき、プロ初の 1試合 3打点だ。右足首を捻挫している上本は、17日にもスタメンに戻ってくる。周りを気にしている余裕はない。アグレッシブな姿勢で、首脳陣に猛アピールしていく。

初回の中谷「5号」に続き、糸井嘉男外野手(35)にも「5号」が飛び出した! 6回裏、 2番大和が四球で出塁し二死 1塁。アラウホの直球をライトスタンドに運んだ。 豪快な 2点本塁打にベンチもスタンドも大盛り上がり。 7回の守備に就く際には甲子園中に「糸井コール」が響き渡った。糸井は 7日の広島戦から 6試合連続安打。この日は 1回に重盗も成功させ、通算 250盗塁にあと「1」とした。勢いは止まらない。俺を忘れちゃ困るぜ!と言わんばかりの一発だった。糸井が 4月29日の中日戦(甲子園)以来12試合ぶりとなる「5号2ラン」。チームの勝利を決定づけた。 1回に中谷が「先制3ラン」。 5回にはルーキーの糸原が走者一掃の 2塁打と若手がアピール。35歳も黙っているわけにはいかない。金本監督も目尻を下げた。勇気づけられる材料もあった。母校・近畿大學が14日、 8季ぶりにリーグ最多の45度目の優勝を甲子園で決めた。その立役者は同じ左打ちで「糸井2世」と評判のスラッガー、佐藤輝明外野手( 1年)。「糸井2世?  5カ月早い!」とちゃめっ気たっぷりに話した。卒業して14年。今でも母校愛はこれっぽっちも薄れていない。ベテランと若手が競うように結果を残し、今季最多の貯金を「11」に伸ばした。

大和内野手は打では 3出塁。守では失策もあったが、点にはつながらず。今季初めて遊撃手としてスタメン出場した大和が、ラッキーボーイになった。昨年 7月26日のヤクルト戦(甲子園)以来の遊撃スタメン。 2回、平田のゴロが手につかずにピンチを招いたことを猛省したが、攻撃面で貢献した。 1回は四球を選び、一死 1、 2塁の 2走として重盗に成功。中谷の「先制3ラン」をおぜん立てした。 5回には左打席で中前打。 6回も四球を選び、糸井の「5号」につなげた。金本監督もたたえた。打撃好調の大和が遊撃の感覚を取り戻しつつ勝てたのは大きい。指揮官も大きな期待をかけた。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神8-1中日>◇16日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回二死 2、 3塁から 5番中谷が 5号 3ランで先制した。先発秋山は 3回を 2安打無失点とまずまずの立ち上がり。

 中日が 5回に荒木の左前適時打で 1点を返した。阪神は 5回に糸原の 3点適時 2塁打、 6回に糸井の「5号2ラン」で突き放した。

 阪神がリードを守り完勝。貯金を「11」とした。先発秋山は「3勝」目。中日鈴木は 4回 2/3、 5失点で「2敗」目となった。

 先発し力投した秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 ようやった! 阪神は中日に 8- 1で爆勝。先発した秋山拓巳投手が自己最多の12三振を奪う 130球の力投で自身 7年ぶり、今季チーム初完投勝利を収めた。フル回転しているリリーフ陣を週はじめのゲームで休ませることに成功し、今季 3度目の「3連勝」で貯金は「11」に。このまま首位快走や!

  9回一死 1塁。秋山がゲレーロに投じた 130球目は一直線に左翼席に向かったが、打球は失速して高山がフェンス手前で捕球。飛び出した 1走を中継プレーで刺し、ゲームセット。ファインプレーに両手を大きくひろげ、グラブをたたいた。

 秋山拓巳投手が今季チーム初完投勝利。 130球の力投に虎党はシビれた!=阪神甲子園球場

 「週あたまで一人で投げ抜けて、今回は役目を果たせた気持ちです。まだまだファンの皆様には信用してもらっていないと思います。この投球を続けていきたいです」

  5回まで毎回、走者を背負いつつ、力強い直球を軸にしのいだ。 1回には先頭のD 2位・京田陽太内野手(日大)に左前打を浴び、 2盗も許したが後続を断った。するとその裏、中谷が先制3ラン。 5回に荒木のタイムリーで 1点をかえされると、その直後にD 5位・糸原健斗内野手が 3点 2塁打。懸命に援護してくれる野手陣に「『これは完投しないとな』という気持ちになりました」とハートに火がついた。

 秋山拓巳投手はゲームセットの瞬間、右のこぶしを突き上げて喜ぶ。梅野隆太郎捕手(後方)もうれしそう=阪神甲子園球場

  8回を投げ終えてベンチに戻ると、金本監督から「( 9回も)いきたいか?」と問われた。もちろん続投を志願。「そういう選択をしてくれてうれしかった」。より力が入った。 9回 6安打 1失点。12奪三振は、 4月25日のDeNA戦(甲子園)で記録した自己最高(11)を更新した。

 チーム今季初完投で「3勝」目。自身は2010年 9月12日のヤクルト戦(甲子園)でプロ初完封Vを決めて以来 7年ぶりの完投だ。中日戦はプロ入り初勝利で、高卒 8年目にしてセ・リーグ 5球団制覇を成し遂げた。

 決意を胸に挑んでいるシーズンだ。昨年 9月16日のDeNA戦(甲子園)で1539日ぶりの 1軍勝利。年末に愛媛の実家に帰ると、家族の前で「この 1勝で自信がついた。来年(2017年)も思い切りやるんじゃ」と宣言した。

 荒木郁也内野手からウイニングボールを受け取る秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 正月は 1週間ほど帰省して、オフを過ごしていた。だが、今年は故郷に滞在せずに京都府内で自主トレ。ルーキーだった2010年に「4勝」をあげるも、その後はなかなか勝てずに 1、 2軍を行き来した。もう後戻りはしない。必死だった。

 チーム35試合目でついに出た完投勝利に、金本監督は「ちょっと遅い」と苦笑いしつつ「先発 6番手として入った投手が最初に完投してくれるのは、うれしいといいますか。ほとんど試合、壊してないでしょ。先発の役割を十二分に果たしてくれている」とたたえた。

 「今回は 2桁三振がありましたが、基本は打たせてとるタイプ。欲を出さずにやっていきます」

 秋山は表情を引き締めた。チームを今季 3度目の「3連勝」に導き、貯金は「11」の首位。それでも慢心はない。前だけを見て、走り続ける。

 勝って喜ぶ秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

★重圧に勝った

 秋山は、お立ち台で報道陣からの“プレッシャー”に打ち勝ったことにニンマリ。「きのう(15日)、記者の方から(取材で)『完投を』とあおられましたが…」と笑いを誘いつつ「まさかできるとは思わなかったですね。梅野のリードで勢いに乗れました」と感謝した。いつも丁寧な取材対応をする右腕。次回登板が近づいてきたら、 2試合連続完投勝利への意気込みを聞かせて…ネ!

◇データBOX◇

◎…秋山の完投はプロ 1年目の2010年 9月12日のヤクルト戦(甲子園)の完封以来2439日ぶり 2度目。前回は 9回 4安打 3三振。93球でプロ初完投だった。

◎…チームの完投は昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)でのメッセンジャー(完封)以来。 ◎…貯金「11」は2013年 9月10日の中日戦(甲子園)以来。 5月中に到達したのは2008年 5月 1日のヤクルト戦(甲子園)以来。

 

 中谷将大外野手が 1回に先制の「5号3ラン」を放った。チャンスで最高の結果を出した=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が今季「5号」となる本塁打を放ち、阪神が初回に 3点を先制した。

  1回二死 2、 3塁、真ん中に入った鈴木のフォークをレフトスタンドへ運んだ。「打った瞬間感触も良かったですし、何より先制することができて良かったです」と振り返った。

 10日の巨人戦、12日のDeNA戦でプロ初の 2戦連続本塁打を放っていた急成長中の若虎が、この日も大きな 1発を見せた。

  1回裏阪神二死 2、 3塁、中谷将大外野手は先制 3ランを放ち歓喜の表情で生還した=阪神甲子園球場

 逃しはしない。大ファウルの直後に、打ち直した。まだ明るい聖地の空に中谷がドカンと 3ランアーチ。左翼手もすぐに追うのをあきらめるほどの一発だった。

 「チャンスだったし、ランナーをかえすという意識が強かった。しっかり打つということだけを考えていました」

 四球と敵失から作った 1回一死 1、 2塁の好機に福留が空振り三振。その間の重盗で二死 2、 3塁となり、打順が巡ってきた。試合前までの得点圏打率は 0.125(16打数 2安打)。だがここでは、無我夢中で中日先発・鈴木をつかまえた。 4球目の真っすぐを左翼ポール際への大ファウル。場内のため息を、すぐどよめきに変えた。直後のフォークをとらえた。思わずニヤッと笑みを浮かべて、ダイヤモンドを一周した。

 ホームランの直前には超特大のファウル。打ち直しでモノにした=阪神甲子園球場

 金本監督も「大きなファウルを打って、よく打ち直したといいますか、きれいな、本当に彼らしいホームランでしたね」と絶賛。投打がかみ合う今季の虎は先制すれば17勝 4敗で勝率 0.810。この一発で勝利はほぼ決まった。 4試合連続のスタメン起用に応え、ここ 4試合で 3本塁打。規定打席に届いていないにもかかわらず、チームトップの糸井、福留と並び自己最多を更新する「5本塁打」だ。ここまで 5番打者の起用で頭を悩ませ「勝負強さの原口、長打の中谷」と口にしていた指揮官に「もう一人のクリーンアップ」として強烈に自己主張した。

  1回、 3点本塁打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 もがき、必死で体に覚え込ませて、ようやくここまで来た。チーム関係者から「いいときにどうしていいのか、ノートとかに書き留めておけよ」と言われても「考えるとダメな気がして…」と答える。とにかく金本監督の指導に無心で食らいつき、大きく強く育った。鉄人の血が染み渡り始めて、甘い球を逃さない抜け目のない男に、ついになりつつある。

 「去年より打つという目標もありましたけど、まだまだ目標は2桁ホームランなので。慢心せず、しっかりやっていきます」

 お立ち台で、さらなる誓いを立てた。 143試合換算では20.4発ペース。虎が待ち望んだ右の大砲候補は考えながら考えすぎず、打ちまくる。

 中谷将大外野手は高々と上がったボールを見て本塁打を即確信した=阪神甲子園球場

★中谷将大外野手について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「甘い球をしっかりとらえられたのが、状態のよさにつながっている。チャンスで固くなるところがあるけど、きょうはしっかり仕留めてくれた」

◇データBOX◇

◎…中谷が 1回に先制の「5号3ラン」。規定打席に到達していないが、チーム最多の福留、糸井に並んでいる。また、昨季の 4発を上回り、自身シーズン最多となった。

◎…阪神は今季、イニングを問わずに先制すれば17勝 4敗。 1回に先制した試合は12度あり、うち 9勝。逆に先制された試合は13度あり、このケースでは「5勝」。

 

  5回裏阪神二死満塁、糸原健斗内野手は左翼線 3点適時 2塁打を放った=阪神甲子園球場

 糸原健斗内野手が走者一掃の適時 2塁打を放った。

  1点を返された直後の 5回裏、二死満塁でアラウホの 6球目をとらえた。打球は左翼線ではずみ、 3人がかえる適時 2塁打となった。「点を取られた直後にチャンスで打席が回って来たので、なんとか追加点をという気持ちで打席に入りました」と大きな一打を振り返った。

 糸原は第 1、第 2、第 4打席で四球を選び、第 3打席の適時打を含め 4打席目まで全打席に出塁。先発起用に応える活躍を見せている。

  5回裏阪神二死満塁、糸原健斗内野手は左翼線 3点適時 2塁打を放った=阪神甲子園球場

 阪神ドラフト5位ルーキーの糸原健斗内野手が、走者一掃の適時 2塁打を放った。

  2点リードの 5回二死満塁の場面。中日 2番手アラウホの直球を左線へはじき返した。

 「チャンスで打席が回って来たので、何とか追加点をという気持ちで打席に入りました」。リードを 5点に広げ、勝利を決定づけた。

 糸原健斗内野手は食らいついて走者一掃の 2塁打を放った=阪神甲子園球場

 まさに執念だった。左翼線に入る。ゲレーロが背中をみせて追いかける。福留、中谷、さらに 1塁からも鳥谷がかえってくる。 2点リードに詰め寄られた直後、再び竜を突き放したのはD 5位・糸原健斗内野手だった。

 「もう必死に食らいついて、絶対打ってやろうという気持ちで打ちました。チームに貢献するっていう精いっぱいの気持ちでいつも打席に立っています。それが結果につながってよかったです」

  5回二死から 3連続四球でまわってきた好機だった。相手は 2メートルの長身左腕アラウホ。初対戦でも持ち前の根性が勝った。見逃しストライク、ボール、空振りで追い込まれたが、外角にきたスライダー、直球ともにカット。最後も外角 139キロ直球に食らいつき、プロ初の 1試合 3打点だ。

  1走の鳥谷敬内野手(右)も生還。福留孝介外野手らとハイタッチで喜んだ=阪神甲子園球場

 金本監督は試合後「実は…」とつぶやいた。「『押し出し(四球)とってくれへんかな』と思ってね」と舌をペロリ。「その確率にかけたら、まさかの 3点タイムリー。あの姿勢よ」。 2ストライク後の対応力が今年の課題のひとつ。新人が自然と表現してくれたことがうれしかった。

 「追い込まれたので必死でした。 3つの四球と、いいところでタイムリーを打ててよかった」

 右足首を捻挫している上本は、17日にもスタメンに戻ってくる。周りを気にしている余裕はない。アグレッシブな姿勢で、首脳陣に猛アピールしていく。

◇データBOX◇

◎…糸原は自身初の 1試合 3打点。これまでの最多は 5月10日の巨人戦(東京ドーム)での 2打点だった。ちなみに阪神で今季 1試合の打点が最も多かったのは鳥谷で、 5月 7日の広島戦(甲子園)で 5打点をマーク。

 

 初回の中谷「5号」に続き、糸井嘉男外野手にも「5号」が飛び出した!

  6回裏、 2番大和が四球で出塁し二死 1塁。アラウホの直球をライトスタンドに運んだ。「はっきり言います。追加点が入ってよかったです! 以上!」と爽快にコメントした。

 豪快な 2点本塁打にベンチもスタンドも大盛り上がり。 7回の守備に就く際には甲子園中に「糸井コール」が響き渡った。

 糸井は 7日の広島戦から 6試合連続安打。この日は 1回に重盗も成功させ、通算 250盗塁にあと「1」とした。勢いは止まらない。

  6回裏阪神二死 1塁、右越え 2点本塁打を放ち秋山拓巳投手(左)と笑顔を見せながらハイタッチする糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 俺を忘れちゃ困るぜ! と言わんばかりの一発だった。糸井が 4月29日の中日戦(甲子園)以来12試合ぶりとなる「5号2ラン」。チームの勝利を決定づけた。

 「バッティングをさせてもらっていなかったので、しっかりとバットを振ろうと思った」

  5点リードの 6回二死 1塁。アラウホの 132キロ直球をフルスイングすると、打球は右翼席に一直線。「追加点が入ってよかった」。それまで 3打席凡退。 3回、 5回と 2打席連続で空振り三振だった。まさに、うっぷんを晴らすかのような豪快なアーチだった。

  1回に中谷が「先制3ラン」。 5回にはルーキーの糸原が走者一掃の 2塁打と若手がアピール。35歳も黙っているわけにはいかない。金本監督も「負けていられないというホームランでしたね。何か叫んでましたけど」と目尻を下げた。

 糸井嘉男外野手は 6回、ダメ押しの「5号2ラン」を放った。ベテランもハッスル!=阪神甲子園球場

 勇気づけられる材料もあった。母校・近大が14日、 8季ぶりにリーグ最多の45度目の優勝を甲子園で決めた。その立役者は同じ左打ちで「糸井2世」と評判のスラッガー、佐藤輝明外野手。「(優勝は)知っているよ。なにか(祝いを)贈るわ。糸井2世?  5カ月早い!」とちゃめっ気たっぷりに話した。卒業して14年。今でも母校愛はこれっぽっちも薄れていない。

 ベテランと若手が競うように結果を残し、今季最多の貯金を「11」に伸ばした。投のヒーローでチーム初完投の秋山へのメッセージを求められると、甲高い声で「ナイスピー!!」。さらに「みんな勝ちたいと思って、必死こいてやっているから」と続けた。

 その輪の中心にいるのは40歳の福留であり、35歳の鳥谷、そして糸井のベテラントリオだ。

  6回、 2点本塁打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井が 4月29日の中日戦(甲子園)以来12試合ぶりとなる「5号2ラン」。チームの勝利を決定づけた。

 糸井は通算 250盗塁に王手をかけた。 1回に敵失で出塁すると、続く福留が空振り三振をしたときに 2走・大和ともにスタート、 2、 3塁に進塁した(記録は重盗)。これで通算 249盗塁。パ・リーグ盗塁王に輝いた昨季は53盗塁。今年は全試合で 3番に座り、 4番には勝負強い福留がいるため走る機会が少ない。35試合でまだ 4盗塁だが、パワーだけでなく脚力も健在だ。

 

 大和は打では 3出塁。守では失策もあったが、点にはつながらず。今季初めて遊撃手としてスタメン出場した大和が、ラッキーボーイになった。

 「エラーが…ですね。セカンドばかりやって足が動かなくて…ですね。(安打は)まあ、よかったと思います」

 昨年 7月26日のヤクルト戦(甲子園)以来の遊撃スタメン。 2回、平田のゴロが手につかずにピンチを招いたことを猛省したが、攻撃面で貢献した。 1回は四球を選び、一死 1、 2塁の 2走として重盗に成功。中谷の「先制3ラン」をおぜん立てした。 5回には左打席で中前打。 6回も四球を選び、糸井の「5号」につなげた。金本監督も「全部、点がつながっているわね。ラッキーボーイやったよ」とたたえた。

 打撃好調の大和が遊撃の感覚を取り戻しつつ勝てたのは大きい。指揮官も「 1試合、大和自身もショートで…というのが自信になるし」と、大きな期待をかけた。

 

 今日(17日)も勝って、貯金「12」だ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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高山V打で4連勝!原口先制弾!能見1500投球回を達成、史上176人目!桑原、火消し成功9H目!

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阪神先発能見は 3回まで中日打線を25球で無失点。中日先発のバルデスも 2回に福留、中谷を三振にするなど 3回無安打無失点。阪神は 5回二死から原口の 3号ソロで先制。一方で中日打線は能見の前に 2安打に抑えられるなど 2塁を踏めず。阪神は同点の 8回に高山の適時 2塁打で勝ち越し。そのまま逃げ切り、「4連勝」。マテオが「4勝」目、ドリスは「16セーブ」目。何をやってもズバリ的中。今季最少タイで 2年ぶりの 3安打勝利は、神がかり的金本さい配のおかげだ。 7回。追いつかれて、なお一死 1、 3塁の場面で、スパッと能見から桑原にスイッチした。えっ交代? と思ったファンも多かったはず。悪い予感がした人も…。が、ことしの金本監督は信じていい。桑原がしっかりピンチをしのぐ。交代ルールの認識不足もあって 8回はドタバタ継投になったが、結果はOKだ。打線も日替わりが正解になっている。 2試合ぶりスタメンの原口が 5回に先制アーチ。野手起用を任せる打撃コーチへの信頼は厚い。極めつけは決勝打の高山だ。左腕バルデスが先発ということでベンチスタート。 8回に高橋からマテオにスイッチする際に、左翼守備も代える必要が出てきて、監督自身はと江越を起用しようとしていた。すると、すぐ隣の矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)から“神の声”。矢野コーチの読みも立派だが、それを素直に受け入れる指揮官の度量もすごい。試合前の練習では、興行のPRも兼ねて訪れた野獣ボブ・サップ選手(43)と“ご対面”。ガッチリ握手。格闘界のスーパースターのパワーも頂いて、コーチにも支えられ、金本さい配は猛虎進撃の原動力だ。

高山俊外野手(24)が勝ち越しタイムリーを放った。 8回二死 2塁。中日バルデスの初球の真っすぐを振り抜いた。前進守備をしていた中堅の頭を悠々と越し、 2塁走者の荒木が生還。貴重な勝ち越し打となった。途中出場の高山俊外野手が同点の 8回、中越えに決勝 2塁打を放った。中日先発が左腕バルデスで、スタメン落ちしていたが、その悔しさをぶつける初球打ち。今季最少タイの 3安打で今季 3度目の「4連勝」。貯金は「12」となり、敗れた 2位広島とのゲーム差は、今季最大の「2.5」に広がった。 2塁ベース上でぐっと右拳を天に突き上げた。肩で息をしながら、揺れる甲子園のど真ん中で歓喜の声を浴びる。高山の一打で勝負は決まった。 8回の守備から途中出場し、ここぞの場面でV打を放った。クールな男の派手なガッツポーズが 1打席にかける思いのすべてを物語っていた。 1- 1で迎えた 8回二死 2塁。好投を続けるバルデスの初球から思い切りバットを振った。真ん中やや低めの 134キロを捉えると、打球はグングン伸びて前進守備の中堅・大島の頭を越えた。チーム 2安打目で 2走の代走荒木が生還し勝ち越しに成功。 4試合ぶりの打点で、今季 3度目の「4連勝」を呼び込んだ。首脳陣の期待に応え、左投手から劇打。昨季新人王が自身の価値を証明した。貯金は「12」まで増え、 8カード連続負け越しなし。甲子園「6連勝」で 5月は10勝 2敗というハイペースだ。 2位広島が敗れたため、ゲーム差は今季最大の「2.5」まで広がった。若虎が再びパワーをチャージ。悔しさを力に変えた高山が、猛虎を頂点に導いていく。

原口文仁捕手(25)が先制となる 3号ソロを放った。 5回二死。中日先発バルデスに 135キロの直球をジャストミート。鋭いライナー性の当たりはそのまま左翼席に突き刺さった。 9日巨人戦以来のスタメン出場。金本監督の起用にしっかりと応えた。大きな弧を描いた白球が、左翼席に突き刺さった。球場中に大歓声が響き渡る。原口は表情を緩めることなく、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。スコアボードに初めて灯った「H」ランプは、値千金の「先制3号ソロ」。そのバットで、難敵バルデスを打ち砕いた。お立ち台で声を張り上げた。 5回だ。二死走者なし。 3ボール 1ストライクから高め 135キロの真っすぐをフルスイングし、左翼スタンドまで運んだ。そこまで猛虎打線は竜の助っ人左腕の前に無安打。テンポよく投げ込まれるボールをとらえられず、次々と打ち取られていた。だが、背番号「94」の修正能力が上回った。この日までで最近 5試合で12打数 3安打、打率 0.250。本塁打は 4月12日のDeNA戦(横浜)を最後に遠ざかっていた。 1試合だけでは終わらない。まだまだ確実性を高める。ガムシャラに、泥臭く。そう、必死のパッチで-。この言葉のように、原口はバットを振り続けていく。

能見篤史投手(37)が 5回、平田を左飛に打ち取って、史上 176人目となる通算1500投球回を達成した。デビュー戦は2005年 4月 3日ヤクルト戦(大阪ドーム)。13年目での達成となった。先発能見は 6回 1/3を投げ、 5安打 1失点。 6回まで完ぺきな投球を見せたが、 1- 0の 7回に一死 2、 3塁から平田に中前へ同点打を許し、 2番手桑原と交代した。好投していたが勝ち星はつかず「野球って難しいね」と振り返った。阪神では2007年の下柳剛以来(通算1970回 2/3)となる1500投球回にも到達。

桑原謙太朗投手(31)が好リリーフした。同点の 7回一死 1、 3塁でマウンドへ。後続を断ち切り、 9ホールド目を挙げた。今季36試合で18試合目の登板。半数でマウンドに上がる右腕は、セ・リーグ首位を走るチームに欠かせない存在だ。金本阪神が誇る絶対的リリーバーはいきなりゲレーロに死球を与えて満塁にしたが、堂上を空振り三振。代打・藤井を遊ゴロに仕留めた。続く 8回は一死後、荒木に安打を許し、高橋にマウンドを譲ったが、結果的に無失点。これで15試合連続無失点となった。

阪神投手交代を巡って珍しいシーンがあった。同点で 8回表に入る場面。 7回途中から登板していた桑原がマウンドに上がった後、香田勲男投手コーチ(51)がベンチを出た。 9番バルデスがそのまま打席に入る流れを確認して左腕高橋聡文投手(33)へのスイッチを決めたが、交代は認められず。リリーフカーで登場した高橋はUターンする形でブルペンに戻った。野球規則によれば、すでに登板している投手がイニング始めにファウルラインを越えれば、その投手は打者 1人がアウトになるか 1塁に達するまでは投球する義務がある。代打が送られていれば交代は成立していた。珍しいシーンは、 8回が始まる直前だ。先頭のバルデスの代打が右か左によって、代えるつもりだったという。しかしバルデスはそのまま打席に。吉本文弘球審(47)は「すでに桑原投手がファウルラインを越えていたので」と説明。「野球規則5・10(i)」によって交代は認めらず。急きょ続投の桑原は一死後、荒木に左前打を許したところで高橋と交代となった。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 1中日>◇17日◇阪神甲子園球場

 阪神先発能見は 3回まで中日打線を25球で無失点。中日先発のバルデスも 2回に福留、中谷を三振にするなど 3回無安打無失点。

 阪神は 5回二死から原口の 3号ソロで先制。一方で中日打線は能見の前に 2安打に抑えられるなど 2塁を踏めず。

 阪神は同点の 8回に高山の適時 2塁打で勝ち越し。そのまま逃げ切り、「4連勝」。中日バルデスは 8回 2失点も「2敗」目。

 阪神マテオが「4勝」目、ドリスは「16セーブ」目。

  8回裏阪神二死 2塁、中越えに勝ち越し適時 2塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 恐るべし!! 何をやってもズバリ的中。今季最少タイで 2年ぶりの 3安打勝利は、神がかり的金本さい配のおかげだ。

  7回。追いつかれて、なお一死 1、 3塁の場面で、スパッと能見から桑原にスイッチした。えっ交代? と思ったファンも多かったはず。悪い予感がした人も…。が、ことしの金本監督は信じていい。桑原がしっかりピンチをしのぐ。

  7回、中日・平田良介外野手に適時打を浴びた能見篤史投手=阪神甲子園球場

 「桑原はことし、ずっと、(回の)頭からじゃなくても、右の強打者が続く場面でしっかり抑えてくれている」

 交代ルールの認識不足もあって 8回はドタバタ継投になったが、結果はOKだ。

 打線も日替わりが正解になっている。 2試合ぶりスタメンの原口が 5回に先制アーチ。

 「片岡(打撃)コーチの直感ですよ」

 野手起用を任せる打撃コーチへの信頼は厚い。

 野獣ボブ・サップ選手(右)と握手する金本知憲監督。どっちが強い!?=阪神甲子園球場

 極めつけは決勝打の高山だ。左腕バルデスが先発ということでベンチスタート。 8回に高橋からマテオにスイッチする際に、左翼守備も代える必要が出てきて、監督自身は「左対左は厳しいから」と江越を起用しようとしていた。すると、すぐ隣の矢野作戦兼バッテリーコーチから“神の声”。

 「『高山でいきましょう』と言ってくれた。ファインプレーですね」

 矢野コーチの読みも立派だが、それを素直に受け入れる指揮官の度量もすごい。

 試合前の練習では、興行のPRも兼ねて訪れた野獣ボブ・サップと“ご対面”。「おっ、おっ、おっ」と驚き、ガッチリ握手。格闘界のスーパースターのパワーも頂いて、コーチにも支えられ、金本さい配は猛虎進撃の原動力だ。

★阪神の 3安打勝利VTR

 2015年 5月21日の巨人戦(甲子園)で先発・マイコラス相手に 7回まで伊藤隼の 1安打のみだったが、 8回に福留の 2塁内野安打を皮切りに同点。さらに鳥谷の右前適時打で勝ち越した。

 

 高山俊外野手が勝ち越しタイムリーを放った。

  8回二死 2塁。中日バルデスの初球の真っすぐを振り抜いた。前進守備をしていた中堅の頭を悠々と越し、 2塁走者の荒木が生還。貴重な勝ち越し打となった。

  8回裏阪神二死 2塁、中前適時 2塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 なにくそ打!! 途中出場の高山俊外野手が同点の 8回、中越えに決勝 2塁打を放った。中日先発が左腕バルデスで、スタメン落ちしていたが、その悔しさをぶつける初球打ち。今季最少タイの 3安打で今季 3度目の「4連勝」。貯金は「12」となり、敗れた 2位広島とのゲーム差は、今季最大の「2.5」に広がった。

  2塁ベース上でぐっと右拳を天に突き上げた。肩で息をしながら、揺れる甲子園のど真ん中で歓喜の声を浴びる。高山の一打で勝負は決まった。 8回の守備から途中出場し、ここぞの場面でV打を放った。クールな男の派手なガッツポーズが 1打席にかける思いのすべてを物語っていた。

  8回、適時 2塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 「(試合にスタメンで)出ていませんでしたが、いろいろな打者に(バルデスの印象を)聞いていました。それどうこうではなく、あのワンチャンスで打ててよかった」

 冷静に、かみしめるように殊勲の場面を振り返った。 1- 1で迎えた 8回二死 2塁。好投を続けるバルデスの初球から思い切りバットを振った。真ん中やや低めの 134キロを捉えると、打球はグングン伸びて前進守備の中堅・大島の頭を越えた。チーム 2安打目で 2走の代走荒木が生還し勝ち越しに成功。 4試合ぶりの打点で、今季 3度目の「4連勝」を呼び込んだ。

 39歳の竜の助っ人左腕、バルデスとの対戦とあってベンチスタート。試合前の時点で対左投手打率は 0.240(右投手は同 0.258)だった。

  8回、バルデス(左)から中越え決勝 2塁打を放った高山俊外野手。スタメン落ちに燃えた=阪神甲子園球場

 金本監督は 8回表の守備起用はその裏、バルデスとの左対右を想定し、江越をチョイスしようとしていたが「矢野コーチが高山で左対左でもいきましょうと」と舞台裏を明かした。首脳陣の期待に応え、左投手から劇打。昨季新人王が自身の価値を証明した。

 世代屈指のバットマンの“超進化計画”は静かに動き出していた。オフの間、ウエートトレなどで約 5キロ増量し、体重を90キロ台にしてキャンプに入った。ただ、金本監督、チームトレーナーの意見は「少し重すぎる」だった。しっかりチーム首脳陣、トレーナー陣とも意思疎通を図った上で減量計画がスタートした。

  8回、適時 2塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 早出特打で練習量を増やすことで少しずつ体を絞り、シーズンに入っても試合後は毎日のように室内でバットを振り続けた。「今は体重は(90キロ台より)減っていますよ」と話す高山の表情は明るい。92キロ→89、88キロと狙い通りスリムになったプロ 2年目仕様の体で 5月戦線、さらにVロードをひた走る猛虎の勢いをさらに加速させる。

 「(相手投手)左右関係なく、ああいう場面で打てたことが、僕にとって大きいかなと思います。ベンチの雰囲気もすごくいい。みんな勝ちにこだわっている」

  2塁上でガッツポーズの高山俊外野手。左腕も打てるぞ!!=阪神甲子園球場

 貯金は「12」まで増え、 8カード連続負け越しなし。甲子園「6連勝」で 5月は10勝 2敗というハイペースだ。 2位広島が敗れたため、ゲーム差は今季最大の「2.5」まで広がった。チームは福留、糸井、鳥谷のベテラン勢に頼りがちだったが、若虎が再びパワーをチャージ。悔しさを力に変えた高山が、猛虎を頂点に導いていく。

◎高山について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「(スタメンを外れて)悔しい思いをしていた。それは打席で晴らすしかない」

  8回を終え、ナインに迎えられる高山俊外野手=阪神甲子園球場

★高山のスタメン落ちで発奮打VTR

 先発が左腕大野だった 4月20日の中日戦(ナゴヤドーム)で、今季初のスタメン落ち。 1- 3で迎えた 8回二死 1、 2塁に代打で登場、左腕岩瀬のスライダーを逆らわずに振り抜き、左中間へ適時 2塁打を放った。金本監督は「意地? もちろんそういう気持ちがないと、これから進化はない。結果を出すしかないんだから」と奮起を促した。

 

 原口文仁捕手が先制となる 3号ソロを放った。 5回二死。中日先発バルデスに 135キロの直球をジャストミート。鋭いライナー性の当たりはそのまま左翼席に突き刺さった。

 「しっかりとボールを見極めることでカウントを有利にすることができましたし、前の打席のスイングを修正することで、いいスイングができました。先制することができてよかったです」。

  9日巨人戦以来のスタメン出場。金本監督の起用にしっかりと応えた。

  5回裏阪神二死、左越え本塁打を放った原口文仁捕手=阪神甲子園球場

 大きな弧を描いた白球が、左翼席に突き刺さった。球場中に大歓声が響き渡る。原口は表情を緩めることなく、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。スコアボードに初めて灯った「H」ランプは、値千金の「先制3号ソロ」。そのバットで、難敵バルデスを打ち砕いた。

 「必死のパッチで打ちました!! しっかり自分のスイングをするなかで打てたのでよかったです」

 お立ち台で声を張り上げた。 5回だ。二死走者なし。 3ボール 1ストライクから高め 135キロの真っすぐをフルスイングし、左翼スタンドまで運んだ。そこまで猛虎打線は竜の助っ人左腕の前に無安打。テンポよく投げ込まれるボールをとらえられず、次々と打ち取られていた。だが、背番号「94」の修正能力が上回った。

  5回、左翼に先制の3号ソロを放った原口文仁捕手。スイング修正で一発回答だ=阪神甲子園球場

  3回の第 1打席ではいい当たりながらも遊直。「バットの軌道が左翼の方にヘッドが返ってしまっていた」とベンチ裏で素振りを繰り返し、修正。引っ張り気味だったスイングを矯正すると「センター方向というイメージで」とコンパクトに振り抜いた結果が、勝利を呼び寄せる一発につながった。

 この日までで最近 5試合で12打数 3安打、打率 0.250。本塁打は 4月12日のDeNA戦(横浜)を最後に遠ざかっていた。その間、 1塁のライバル、中谷が 4戦 3発と大暴れ。焦りもあっただろう。「しっかり与えられたところで結果を出さないと出る機会が減る」。危機感を胸に試合前、行動に出た。

 お立ち台に上がった原口文仁捕手(左)と高山俊外野手。若虎の力で難敵バルデスを倒した=阪神甲子園球場

 全体練習が始まる30分前。アンダーシャツ姿でグラウンドに見せると、平野打撃コーチが上げるトスを黙々と打ち返した。まるでキャンプ中のようなロングティー。動画を撮影しながらスイングをチェック。「バットの軌道が良ければいい打球が出る。その確認です」と本来の打撃を取り戻そうと、必死に汗を流した。修正能力。これが、原口の強みだ。

 「チャンスをもらった時にしっかりアピールできるようにがんばりたいと思います」

  1試合だけでは終わらない。まだまだ確実性を高める。ガムシャラに、泥臭く。そう、必死のパッチで-。この言葉のように、原口はバットを振り続けていく。

◇データBOX◇

◎…原口が本塁打を打てば、昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)からチームは「4連勝」。

◎…原口がチーム36試合目で「3号」。このままでいけば、シーズン「11・9本」ペース。ちなみに昨季はチーム48試合目で「3号」を放ち、シーズン「11本塁打」だった。

 

  5回を終え、通算1500投球回達成の花束を受け取った能見篤史投手=阪神甲子園球場

 能見篤史投手が 5回、平田を左飛に打ち取って、史上 176人目となる通算1500投球回を達成した。

 デビュー戦は2005年 4月 3日ヤクルト戦(大阪ドーム)。13年目での達成となった。

  5回表終了後、公式戦通算1500投球回を達成し、花束を手にする能見篤史投手=阪神甲子園球場

 先発能見は 6回 1/3を投げ、 5安打 1失点。 6回まで完ぺきな投球を見せたが、 1- 0の 7回に一死 2、 3塁から平田に中前へ同点打を許し、 2番手桑原と交代した。好投していたが勝ち星はつかず「野球って難しいね」と振り返った。阪神では2007年の下柳剛以来(通算1970回 2/3)となる1500投球回にも到達。節目には「(プロ13年目と)長年やっているんでね」と話した。

☆能見篤史投手(阪神)通算1500投球回

 17日の中日 8回戦(甲子園)で達成。プロ野球 176人目。初登板は2005年 4月 3日のヤクルト戦。

 

 阪神・桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

 桑原謙太朗投手が好リリーフした。

 同点の 7回一死 1、 3塁でマウンドへ。後続を断ち切り、 9ホールド目を挙げた。

 「抑えられてよかった。自分の仕事ができたと思います」。今季36試合で18試合目の登板。半数でマウンドに上がる右腕は、セ・リーグ首位を走るチームに欠かせない存在だ。

  7回表中日二死満塁、代打藤井淳志を遊ゴロに打ち取りグラブを叩いて喜ぶ桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

 同点の 7回一死 1、 3塁の大ピンチで能見に代わってマウンドに上がったのが桑原。金本阪神が誇る絶対的リリーバーはいきなりゲレーロに死球を与えて満塁にしたが、堂上を空振り三振。代打・藤井を遊ゴロに仕留めた。続く 8回は一死後、荒木に安打を許し、高橋にマウンドを譲ったが、結果的に無失点。これで15試合連続無失点となった。「ゼロに抑えられて良かったです」。過酷な場面での登板が続くが「慣れることはないと思います」とニヤリ。

 

 阪神投手交代を巡って珍しいシーンがあった。同点で 8回表に入る場面。 7回途中から登板していた桑原がマウンドに上がった後、香田投手コーチがベンチを出た。 9番バルデスがそのまま打席に入る流れを確認して左腕高橋へのスイッチを決めたが、交代は認められず。リリーフカーで登場した高橋はUターンする形でブルペンに戻った。

 野球規則によれば、すでに登板している投手がイニング始めにファウルラインを越えれば、その投手は打者 1人がアウトになるか 1塁に達するまでは投球する義務がある。代打が送られていれば交代は成立していた。金本監督は「まさか8代打が送られず)バルデスが来ると思わなかった。来ても代えようと思ったけど、バタバタして桑原と高橋に申し訳なかった」と振り返った。

  8回表中日無死、桑原と交代せずリリーフカーに乗ったままバックで戻る高橋聡文投手=阪神甲子園球場

 リリーフカーに乗って出てきた高橋が、そのままUターン。珍しいシーンは、 8回が始まる直前だ。 7回途中から登板した桑原が投球練習を行っていたが、ベンチは続投させるつもりはなく、先頭のバルデスの代打が右か左によって、代えるつもりだったという。

 しかしバルデスはそのまま打席に。吉本文弘球審(47)は「金本監督から交代を告げられましたが、すでに桑原投手がファウルラインを越えていたので」と説明。「野球規則5・10(i)」によって交代は認めらず。急きょ続投の桑原は一死後、荒木に左前打を許したところで高橋と交代となった。

 金本監督は「代打が来ないと代えられないんだって。まさかバルデスが来るとは思っていなかったから…。ちょっとバタバタしてしまって桑原にも、高橋にも申し訳なかった」と話した。

★投手交代のミスについて阪神・香田勲男投手コーチ

 「僕の勉強不足です。今回のミスで勉強しました。桑原や高橋、応援にきてくれたファンの方にも迷惑をかけたと思っています。みんなが頑張ってくれてよかった。ほっとしています」

☆野球規則5.10(i)

 すでに試合に出場している投手がイニングの初めにファウルラインを越えてしまえば、その投手は、第 1打者がアウトになるかあるいは 1塁に達するまで、投球する義務がある。ただし、その打者に代打が出た場合、またはその投手が負傷または病気のために、投球が不可能になったと球審が認めた場合を除く。(抜粋)

 

 今日も勝って前進だ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

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金本阪神が連勝ストップ…Vへの課題竜W左腕助っ投攻略せにゃ…中谷が先制2塁打!メッセ力投も初黒星

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阪神は 1回二死 1、 2塁、中谷の右翼線 2塁打で 1点を先取。中日は 3回に二死 1、 3塁とするも、チャンスを生かせなかった。 6回までメッセンジャー、ジョーダンの両先発投手が踏ん張る。阪神メッセンジャーは今季初黒星を喫した。実りの秋への課題だ。阪神は中日のジョーダン・ノルベルト投手(30)に 7回 1/3、 1失点の好投を許し、 1- 2で惜敗。連勝が「4」で止まった。最下位の竜には今季 5勝 4敗と苦戦。その要因が、全 3カードで当たっているジョーダンとバルデスの両左腕の存在だけに、サンケイスポーツ専属評論家・佐野慈紀氏(49)は「相手のペースを乱せ」と攻略へ提言した。連勝が「4」でストップして、そんな気分になれるのも、虎が頑張ってる証拠だ。金本監督は“贅沢は言えない”と冷静に振り返りつつも…。明らかな中日の“嫌がらせ”に警戒感をのぞかせた。中軸に左が並ぶ虎対策として、間違いなく「合わせて」来ている。結果、借金「11」の最下位チームと 5勝 4敗のほぼ互角。相手が嫌がることをするのは勝負の世界の常道ではあるが…。前日(17日)のバルデスも同様に苦労している。22回で 6得点。ちょっと早い気もするが、もし、虎が優勝するためには、この助っ人左腕コンビの攻略こそが、大きな大きなテーマになってくる。セ・リーグの他球団は、阪神ほど抑え込まれていない。今の虎に攻略できないはずがない。難敵を 1人ずつ片付けていけば、その先に栄光が待っている!!

背伸びはしない。ただ自分のやるべきことだけに集中した。まだ明るさの残る甲子園。「4番・原口」が打球を見届けながら、歯を食いしばって 1塁へ全力疾走した。 1- 0の 3回二死からはスライダーを捉えた。痛烈な打球が 3塁ベースに当たり、 2塁打に。 1- 2で競り負け、試合後に笑顔はなかったが、福留の休養で今季 2度目の「4番」を任され、 2安打 1四球は十分な働き。 4月20日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、15試合ぶり 5度目のマルチ安打となった。 2試合連続スタメン。前日17日は左腕バルデスが相手のため、高山がベンチスタート。左翼に中谷が入り、 1塁で出場。 3号ソロを放った。打率 0.258、 3本塁打、13打点は納得できる成績ではないが、上がり調子にはある。ただ「(19日からのヤクルト戦は) 3試合ともに右投手が来るようだから」と 3連戦とも福留を「4番」で起用することを示唆。相手が右なら、高山も左翼で先発する可能性は高い。この日は「5番・右翼」で先発した中谷と、再び 1塁を争う構図となりそうだ。

中谷将大外野手(24)が先制 2塁打を放った。 1回二死 1、 2塁。中日ジョーダンの内角への真っすぐを振り抜いた。打球は詰まりながらも右翼線付近へ。 2塁走者を生還させた。 4連勝中の勢いのままに初回から先制点をもぎ取った。前日は 3打数無安打で 2三振。途中交代をされられたが、 1打席目に借りを返した。今カードはすべて「5番」で出場。期待に応え、レギュラー奪取へアピールを続ける。

開幕 5連勝中だったランディ・メッセンジャー投手(35)が、 8回 2失点で今季初黒星を喫した。序盤は 110キロ台のカーブを決め球に三振を量産。中盤からはこの日、精度のあったフォークを武器に中日打線を苦しめた。 1点リードの 5回に失った 1点は、一死 3塁で中日京田を高いバウンドに打ち取った投ゴロの間に生還を許した不運なもの。 8回は荒木、平田の連続 2塁打を浴びて決勝点を奪われた。負け投手にはなったが、この日奪った三振は12個。奪三振数で巨人菅野を上回り、再度トップに躍り出た。また通算奪三振数は1182。井川慶を抜き、球団歴代「6位」に浮上した。 3、 4月は「4勝」、防御率1.95で自身 2度目の月間MVPを受賞。2013年に並ぶ自己最長の「開幕5連勝」もマークし、 3年連続 4度目の開幕投手にふさわしい投球で虎投を引っ張ってきた男に対する絶大な信頼感は、不変だ。日本球界通算1182奪三振とし、試合開始前の歴代 100位から、一気に単独97位へ浮上。米大リーグ・マリナーズで活躍する岩隈久志(記録は日本球界のみ)やプロ野球史上初の完全試合を達成した藤本英雄氏(元巨人)、1970年代の猛虎を支えた古沢憲司氏(元阪神など)ら、そうそうたるメンバーを抜いた。来日 8年目。はやレジェンド級の活躍を見せるメッセがいなければ、いまの金本阪神は成り立たない。次戦からまた、白星を積み重ねていってくれるはずだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 1- 2中日>◇18日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回二死 1、 2塁、中谷の右翼線 2塁打で 1点を先取。中日は 3回に二死 1、 3塁とするも、チャンスを生かせなかった。

 中日は 5回一死 3塁で京田の投ゴロの間で同点とした。 6回までメッセンジャー、ジョーダンの両先発投手が踏ん張る。

 中日は 8回に平田の適時 2塁打で勝ち越し。そのまま逃げ切って、連敗を「3」で止めた。阪神メッセンジャーは今季初黒星を喫した。

 中日ジョーダンが「3勝目」、田島は「9セーブ目」。

  8回、ジョーダン投手(手前)の前に見逃し三振に倒れた糸井嘉男外野手。テンポいい投球に打線が翻弄された=阪神甲子園球場

 実りの秋への課題だ。阪神は中日のジョーダン・ノルベルト投手に 7回 1/3、 1失点の好投を許し、 1- 2で惜敗。連勝が「4」で止まった。最下位の竜には今季 5勝 4敗と苦戦。その要因が、全 3カードで当たっているジョーダンとバルデスの両左腕の存在だけに、サンケイスポーツ専属評論家・佐野慈紀氏は「相手のペースを乱せ」と攻略へ提言した。

 たまには負けることだってあるさ…。連勝が「4」でストップして、そんな気分になれるのも、虎が頑張ってる証拠だ。

 「打つほうはあと 1本が出れば。まあ、そういつもいつも打てるモノでもないですが」

 ベンチで手をクロスさせる金本知憲監督。もうジョーダンは投げさせないで!?=阪神甲子園球場

 金本監督は“贅沢は言えない”と冷静に振り返りつつも…。明らかな中日の“嫌がらせ”に警戒感をのぞかせた。

 「そうですね。うちにぶつけて、合わせているようなものですから。 3回目ですか。そこを打って行かないと」

  3回目。そう、早くもジョーダンとは 3度目の対戦だった。もう 1人、バルデスとも 3度。助っ人左腕コンビが 3連戦のたびに投げてくる。対中日は 9試合を消化して、 6試合に両外国人が登板。中軸に左が並ぶ虎対策として、間違いなく「合わせて」来ている。結果、借金「11」の最下位チームと 5勝 4敗のほぼ互角。相手が嫌がることをするのは勝負の世界の常道ではあるが…。

  1回、安打を放った大和内野手=阪神甲子園球場

 打てそうで、なかなか攻略できない。この日も 1回に幸先良く先制したものの、 2回以降は決定打が出ず、 8回途中まで 1点だけ。今季、対ジョーダンは18回 1/3で 5得点だ。

 前日(17日)のバルデスも同様に苦労している。22回で 6得点。

 ちょっと早い気もするが、もし、虎が優勝するためには、この助っ人左腕コンビの攻略こそが、大きな大きなテーマになってくる。

 サンケイスポーツ専属評論家・佐野慈紀氏は「試合時間」をキーワードに掲げた。

 「バルデス登板の17日が 2時間22分、ジョーダン登板のこの日は 2時間56分。いかに 2人がテンポ良く投げているかの証明。ポンポン投げてくる相手に、阪神の打者は合わせている。若いな、という印象です」

  1回、適時2塁打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 どうすればいい?

 「この2試合を見て感じたのは打席での工夫の少なさ。セーフティーの構えをして揺さぶるとか、打席にゆっくり入るとか、相手のペースを崩す動きを見せるだけで、投手は嫌なモノ。気分よく投げさせなければいい」

 セ・リーグの他球団は、阪神ほど抑え込まれていない。今の虎に攻略できないはずがない。難敵を 1人ずつ片付けていけば、その先に栄光が待っている!!

  3回、 2塁打を放った原口文仁内野手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神は昨季、中日に14勝11敗と勝ち越したが、ジョーダン、バルデスと先発で対戦した計 7試合は、 3勝 4敗と負け越した。

◎…ジョーダンは昨季、阪神戦に 5試合先発し、 3勝 2敗、防御率2.34。バルデスは 2試合で 1勝 1敗、防御率3.75。

 

 背伸びはしない。ただ自分のやるべきことだけに集中した。まだ明るさの残る甲子園。「4番・原口」が打球を見届けながら、歯を食いしばって 1塁へ全力疾走した。

 「準備ができて、しっかりとスイングができていたので。いい準備が、いい結果につながったと思います」

  1回二死 1塁。ジョーダンの初球から、積極的に打ちにいった。やや外寄りの 139キロを素直に右前へはじき返し、 1、 2二塁。続く 5番・中谷の右翼線への先制 2塁打をお膳立てした。

  1- 0の 3回二死からはスライダーを捉えた。痛烈な打球が 3塁ベースに当たり、 2塁打に。 1- 2で競り負け、試合後に笑顔はなかったが、福留の休養で今季 2度目の「4番」を任され、 2安打 1四球は十分な働き。 4月20日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、15試合ぶり 5度目のマルチ安打となった。

  3回に 2塁打を放った原口文仁内野手。「4番」として 2安打と仕事を果たした=阪神甲子園球場

  2試合連続スタメン。前日17日は左腕バルデスが相手のため、高山がベンチスタート。左翼に中谷が入り、 1塁で出場。 3号ソロを放った。打率 0.258、 3本塁打、13打点は納得できる成績ではないが、上がり調子にはある。金本監督も「スイングの軌道はだいぶ良くなってきているように思います」と評価した。

 ただ「(19日からのヤクルト戦は) 3試合ともに右投手が来るようだから。これからも臨機応変に考えていきます」と 3連戦とも福留を「4番」で起用することを示唆。

 相手が右なら、高山も左翼で先発する可能性は高い。この日は「5番・右翼」で先発した中谷と、再び 1塁を争う構図となりそうだ。

 今季 2度目の休養日となった福留孝介外野手(右)=阪神甲子園球場

 「(前日は) 7番を打たせてもらった。いろいろな打順を打たせてもらっているので、いつもと(気持ちは)変わらずです。いいスイングのなかで、安打になってよかった」

 厳しい争いは続くが、手に残った感触を自信に変え、戦い続ける。

★前回の福留休養日VTR

  4月18日の中日戦(ナゴヤドーム)。「4番・1塁」の原口は 3打数 1安打、「5番・右翼」の中谷は 4打数 1安打 1打点。 1- 1の 8回無死 1塁で原口が右翼へ 2塁打を放つと、続く中谷が右犠飛を放ち、 2人のバットで勝ち越し。試合は 3- 1で勝利した。

◇データBOX◇

◎…原口の「4番」での出場は今季 2試合目で、これで 6打数 3安打(打率 0.500)、 1四球。

◎…昨季は 5試合に「4番」で出場し、19打数 4安打(打率 0.211)、 0打点、 2四球。

 

 中谷将大外野手が先制 2塁打を放った。

  1回二死 1、 2塁。中日ジョーダンの内角への真っすぐを振り抜いた。打球は詰まりながらも右翼線付近へ。 2塁走者を生還させた。

  1回裏阪神二死 1、 2塁、右翼線へ先制適時 2塁打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 「得点圏の場面でまわってきた打席だったので、とにかく先制できるように、ランナーをかえすことだけ考えて打ちにいきました。インコース気味のボールでしたがうまくバットを出せました」

  4連勝中の勢いのままに初回から先制点をもぎ取った。前日は 3打数無安打で 2三振。途中交代をされられたが、 1打席目に借りを返した。

  1回、適時二塁打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 中谷が先制打で存在感を見せた。 1回二死 1、 2塁から右翼線へ適時 2塁打。ジョーダンの内角球にバットを出し、うまく逆方向へ弾き返した。「内角を狙う意識はなかったけど、内には来ると思っていました。試合に出してもらっている以上、なんとか結果を残せるようがんばります」。今カードはすべて「5番」で出場。期待に応え、レギュラー奪取へアピールを続ける。

 

 開幕 5連勝中だったランディ・メッセンジャー投手が、 8回 2失点で今季初黒星を喫した。序盤は 110キロ台のカーブを決め球に三振を量産。中盤からはこの日、精度のあったフォークを武器に中日打線を苦しめた。「内容は良かった。 5回にああいう形で点を取られたのが残念だった。長いイニングを投げても負けたら悔しい」。 1点リードの 5回に失った 1点は、一死 3塁で中日京田を高いバウンドに打ち取った投ゴロの間に生還を許した不運なもの。 8回は荒木、平田の連続 2塁打を浴びて決勝点を奪われた。

 負け投手にはなったが、この日奪った三振は12個。奪三振数で巨人菅野を上回り、再度トップに躍り出た。また通算奪三振数は1182。井川慶を抜き、球団歴代「6位」に浮上した。

  8回表中日一死 2塁、平田良介外野手に勝ち越し適時 2塁打を浴び悔しそうな表情を見せるランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 無念-。阪神は自己最長の開幕「6連勝」を狙ったランディ・メッセンジャー投手が、中日相手に 8回 2失点と力投。 2年ぶりの「12三振」を奪ったが、 1- 2で敗れ、今季初黒星を喫した。チームの連勝も「4」でストップ。貯金「11」で、 2位広島とは「1.5ゲーム」差となった。

 シーズン開幕から 1カ月以上。今季登板 8試合目にして、メッセンジャーがついに、負けた-。12奪三振の力投も報われず、無敗男についた 1つ目の黒星。試合後、真っ赤な顔に、悔しさがにじみ出ていた。

 「 8回を 2失点。その点はよかったけど、ああいう点の取られ方はよくなかった。どれだけ長いイニングを投げても、チームが負けてしまうと悔しい…。次はしっかり勝てるようにやりたい」

 先発のランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 冷静さを必死に保ちつつ、振り返った。 8回 123球、 7安打 2失点。先発の役割を十二分に果たしても、チームの敗北に悔しさしか残らなかった。右腕が言う「ああいう点の取られ方」は、 1- 1の 8回だ。一死から荒木に左中間へ 2塁打、続く平田に右越えの 2塁打。簡単に勝ち越しを許してしまっただけに、もったいなかった。

 猛省する助っ人。それでも金本監督は「 8回 2失点ですから、もう十分でしょう」とうなずき、香田投手コーチも「仕事は全うしてくれた」とたたえた。 3、 4月は「4勝」、防御率1.95で自身 2度目の月間MVPを受賞。2013年に並ぶ自己最長の「開幕5連勝」もマークし、 3年連続 4度目の開幕投手にふさわしい投球で虎投を引っ張ってきた男に対する絶大な信頼感は、不変だ。

  8回、平田良介外野手(奥)に決勝打を浴び、顔をしかめるメッセ=阪神甲子園球場

 この日も最速 152キロの直球とカーブのコンビネーションで2015年 7月 3日のDeNA戦(横浜)以来の12奪三振。日本球界通算1182奪三振とし、試合開始前の歴代 100位から、一気に単独97位へ浮上。米大リーグ・マリナーズで活躍する岩隈久志(記録は日本球界のみ)やプロ野球史上初の完全試合を達成した藤本英雄氏(元巨人)、1970年代の猛虎を支えた古沢憲司氏(元阪神など)ら、そうそうたるメンバーを抜いた。

 「できるだけ球数を少なくして打ち取ろうと思っていたけど、相手がファウルで粘るから追い込んだらストライク、三振を取りにいった」

 力投が報われなかったランディ・メッセンジャー投手だが、12奪三振は圧巻だった=阪神甲子園球場

 来日 8年目。はやレジェンド級の活躍を見せるメッセがいなければ、いまの金本阪神は成り立たない。「自分がいままでやってきたことを続けていきたい」。次戦からまた、白星を積み重ねていってくれるはずだ。

◇データBOX◇

◎…メッセンジャーが今季最多の12奪三振。2015年 7月 3日のDeNA戦(横浜)以来。 ◎… 2桁奪三振は、 4月21日の巨人戦(東京ドーム)での「10」以来、今季 2度目。通算21度目。

◎…黒星を喫するのは昨年 9月15日のDeNA戦(甲子園)以来。

 

 メッセンジャーで負けた…。こんな事も有るだろうけれど、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

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糸原セ新人最長記録の10打席連続出塁!高山2号!敗戦も存在感!藤川がバレンティンに痛恨の1発…

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阪神は 6回、岩貞の代打で出た伊藤隼が、右翼へ今季「1号」のソロ。原樹は 6回を投げきり 4安打 1失点で降板した。阪神は 8回に高山が今季「2号」ソロ。しかしその裏、ヤクルトもバレンティンがソロで加点し逃げ切った。原樹は今季初勝利。阪神岩貞「3敗」目。

ドラフト 5位糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が球史に残る記録を樹立した。 2回二死 1塁。ヤクルト原樹理の速球を見極めて四球で出塁し、チャンスを広げた。この出塁で10打席連続出塁。 2リーグ制以降で、セ・リーグ新人最長記録となった。パ・リーグ新人を含めても、 2人目という快挙だ。細かい準備の積み重ねが記録を作った。スタメンから代打、守備固めと、さまざまな起用の中で、出塁記録を打ち立てた。記録の10打席のうち、安打は 3本しかないが、四球を選んでいるのは選球眼とともに、あらゆる場面を想定した準備ができているから。さらに打率は 1割 9分 1厘だが、出塁率は 3割 8分 7厘。ヒットは出なくても、出塁で存在感を示している。勝利を求め続けた先に、若虎が大記録を成し遂げた。

伊藤隼太外野手(28)が今季「1号」を放った。 3点を追う 6回。先頭で代打出場するとヤクルト原樹の初球カットボールを右翼スタンドに突き刺した。相性のいい神宮で反撃ムードを作ったが、 2- 4で「2連敗」。先発した岩貞祐太投手(25)は 5回 3失点。またも序盤に打たれ、 2軍降格が濃厚となった。いってくれ!! その一心で伸びる弾道へ目をやった。聞こえてくるのは燕党の悲鳴と虎党の大歓声。高い高い放物線を描き、白球は右翼スタンドへ吸い込まれる。執念の一打。伊藤隼が今季「1号」となる代打本塁打で反撃のノロシをあげた。打線がわずか 1安打に抑えられる劣勢のなか岩貞の代打で登場し、原樹理の初球をいきなり捉えた。昨季11打数 5安打 1本塁打、打率 0.455と相性抜群の神宮で2015年 5月24日のDeNA戦(横浜)以来の代打本塁打を放った。定位置もなく、チャンスも少ない。だからこそ、崖っぷちで真価が問われる。次は勝ち戦でヒーローになってみせる。

糸井嘉男外野手(35)がヤクルト相手に 4打数無安打に終わり、移籍後初となる 3試合ノーヒット。糸井のバットと同調するように、チームも 3試合続けて 2得点以下。 4月19、20日の中日戦で 2連敗して以来、約 1カ月ぶりの連敗を喫した。次は頼みまっせ!!敗戦の神宮だからこそ、虎党の声援が胸にしみたに違いない。快音を残せないまま、連敗。開幕から「3番」に座り続ける糸井が、短い言葉に悔しさをにじませた。一発出れば同点だった 2- 3の 8回二死では、甘い球を見逃し、高めの真っすぐを逆方向にはじき返したが、飛球は左翼手・バレンティンのグラブに収まった。 4打数無安打 2三振。これで移籍後初となる 3試合連続無安打で、打率 0.295と「3割」を切った。実際、糸井が「H」ランプを灯せなかった 3試合のチーム得点は「2」「1」「2」と、いずれも 2点以下。いかに首位快走をけん引しているのかがわかる。休養日が設けられる福留と違い、開幕から全試合スタメンで出場。 1カ月ぶりの「2連敗」で貯金は「10」と目減りしたが、現在、チームは 8カード連続負け越しなし。小川と対峙する、20日が大事になる。再び上昇気流に乗せる方法を、背番号「7」なら知っているはずだ。

高山俊外野手(24)が技ありの今季「2号」本塁打を放った。 2点を追う 8回一死走者なし。石山の内角低めスライダーを両腕のさばきでとらえ、右翼席に運んだ。 2日ヤクルト戦以来、今年のアーチは 2本とも神宮で放ったもの。打撃はまだ本調子ではないが、敗戦のなかで、確かな存在感を示した。漆黒の空へ向け、高々とすくい上げた。クルッと鋭く回る、高山らしい一発だった。一時は 1点差に迫った「2号ソロ」。空砲にはなったが、間違いなく手応えは残った。今季、ヤクルトの勝ちパターンとして定着している 3番手右腕の石山が、2017年に初めて浴びた本塁打だった。 140キロ台後半の直球をマークしながら、内角低めにグッと食い込んでくるスライダーをつかまえた。打球は右翼席中段へ。 2日の同カードで放った今季 1号弾以来、17日、51打席ぶりのアーチは、またも明治大學時代から汗と涙がしみこんだ神宮で飛び出した。高山が描いた放物線とともに、虎ももう一度、上昇カーブを描く。

岩貞祐太投手(25)が 5回 4安打 3失点で 3敗目を喫した。序盤から制球が定まらずボールが上ずる。 1回、二死満塁の場面では大引に右中間へ 2点適時打を許して先制点を献上。 3回にもバレンティンに右前適時打を浴びた。試合後、岩貞はガックリ。前回10日巨人戦で 4回 7失点と炎上。 2試合連続の背信投球となった。異例の光景だった。試合後のグラウンド、金本監督と香田投手コーチが話をしながら引き揚げていったが、岩貞についても話されたもようだ。 4回を 7失点と炎上した前回登板の10日の巨人戦(東京ドーム)でも、 1回に 2失点。そこから中 8日と登板間隔を空け、投球フォームの修正に取り組み臨んだ一戦だったが…。今季は 2年連続の 2桁勝利が期待されるが、防御率は5.51。指揮官は渋い表情だ。12年ぶりのリーグ優勝に必要不可欠なピース。このままではいけない。何かキッカケをつかみたい。

3番手藤川球児投手(36)が痛恨の 1発を浴びた。 1点差まで追い上げて迎えた 8回に登板。先頭バレンティンに初球フォークを左翼スタンドに運ばれた。反撃ムードがしぼむソロ被弾。 5月10日の巨人戦(東京ドーム)以来 9日ぶりの登板という難しさもあったが、一切言い訳しなかった。二死 2塁から代打・大松を空振り三振に斬って、NPB通算「1000奪三振」まであと「7」に迫った。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 4- 2阪神>◇19日◇明治神宮球場

 ヤクルトの原樹が、今季 2度目の先発。序盤を無失点で上々のスタート。打線は阪神先発岩貞から 3回までに 3点を奪った。

 阪神は 6回、岩貞の代打で出た伊藤隼が、右翼へ今季「1号」のソロ。原樹は 6回を投げきり 4安打 1失点で降板した。

 阪神は 8回に高山が今季「2号」ソロ。しかしその裏、ヤクルトもバレンティンがソロで加点し逃げ切った。原樹は今季初勝利。阪神岩貞「3敗」目。

 

 阪神ドラフト 5位糸原健斗内野手が球史に残る記録を樹立した。 2回二死 1塁。ヤクルト原樹理の速球を見極めて四球で出塁し、チャンスを広げた。

 この出塁で10打席連続出塁。 2リーグ制以降で、セ・リーグ新人最長記録となった。パ・リーグ新人を含めても、 2人目という快挙だ。記録達成には「全然気にしてなかったです」と冷静に振り返った。

 ネクストバッターズサークルで待っている時だ。凡退してベンチに戻る中谷に、打ち取られた球種を質問。「スラ(スライダー)」と返答された。細かい準備の積み重ねが記録を作った。

  2回表阪神二死 1塁、四球を選んで出塁した糸原健斗内野手=明治神宮球場

 スタメンから代打、守備固めと、さまざまな起用の中で、出塁記録を打ち立てた。記録の10打席のうち、安打は 3本しかないが、四球を選んでいるのは選球眼とともに、あらゆる場面を想定した準備ができているから。さらに打率は 1割 9分 1厘だが、出塁率は 3割 8分 7厘。ヒットは出なくても、出塁で存在感を示している。

 「あまり結果をほしがらず、チームのために結果を出したい」。 5回の第 2打席は右飛で記録はストップ。 9回は最後の打者となった。この日は勝てず、笑顔はない。あるのは敗れた悔しさだけ。勝利を求め続けた先に、若虎が大記録を成し遂げた。

 

  6回、特大の1号ソロを放った伊藤隼太外野手。相性のいい神宮で反撃のノロシをぶち上げた=明治神宮球場

 伊藤隼太外野手が今季「1号」を放った。

  3点を追う 6回。先頭で代打出場するとヤクルト原樹の初球カットボールを右翼スタンドに突き刺した。

 伊藤隼は「( 6回攻撃前に)円陣を組んだ時に片岡コーチからも『積極的にいこう』という言葉がありましたし、代打での打席だったので初球から思い切って振りにいきました」と話した。

  6回表阪神無死、代打で原から右越え本塁打を放った伊藤隼太外野手=明治神宮球場

 伊藤隼太外野手が 6回に代打で右翼に今季「1号ソロ」を放った。相性のいい神宮で反撃ムードを作ったが、 2- 4で「2連敗」。先発した岩貞祐太投手は 5回 3失点。またも序盤に打たれ、 2軍降格が濃厚となった。

 いってくれ!! その一心で伸びる弾道へ目をやった。聞こえてくるのは燕党の悲鳴と虎党の大歓声。高い高い放物線を描き、白球は右翼スタンドへ吸い込まれる。執念の一打。伊藤隼が今季「1号」となる代打本塁打で反撃のノロシをあげた。

 「回に入る前に、片岡さん(打撃コーチ)から『積極的にいこう』という言葉があり、その通りできました」

  6回、右越えにソロ本塁打を放った伊藤隼太外野手=明治神宮球場

  0- 3の 6回無死走者なし。打線がわずか 1安打に抑えられる劣勢のなか岩貞の代打で登場し、原樹理の初球をいきなり捉えた。昨季11打数 5安打 1本塁打、打率 0.455と相性抜群の神宮で2015年 5月24日のDeNA戦(横浜)以来の代打本塁打を放った。

 昨季29試合で打率 0.245、 1本塁打、 4打点。 1軍定着には至らず「なにかを変えないといけないと思ったんです」。 昨オフ、大阪市内に引っ越し、家具の配置は風水に詳しい知人のアドバイスも受けた。グラウンドの外でもがむしゃらにあがいてきた。

 昨年 1月末日には、金本政権 1年目の沖縄・宜野座キャンプスタート前日のウエート中に右肩を負傷し「右肩関節唇の損傷」と診断された。手術の選択肢もあったが、早期の実戦復帰を目指す道を選んだ。鳴尾浜でのリハビリに加え、関節の可動域をひろげる初動負荷のジムに通い始めるなど、 1日何軒もトレーニング施設をはしごする日々だった。

  6回、代打で本塁打を放った伊藤隼太外野手(右)を出迎える金本知憲監督=明治神宮球場

 「すべて、勉強ですから」

 決して下は向かなかった。リハビリ期間をこなすと、体重を落とすために自宅まで約 1時間半以上の道のりを自転車で帰ったこともある。どん底から這い上がってきた心の強さを証明した。

 「与えられたところでやることをやって、その中で結果を出せてよかった」

 定位置もなく、チャンスも少ない。だからこそ、崖っぷちで真価が問われる。次は勝ち戦でヒーローになってみせる。

  6回、ヘッドスライディングも虚しく、 3ゴロに倒れた中谷将大内野手=明治神宮球場

◇データBOX◇

◎…伊藤隼は神宮と相性がよく、通算17試合で打率 0.325、 3本塁打、 8打点。通算 8本塁打のうち約 3分の 1以上を神宮で放っている。ちなみに伊藤隼が新人だった2012年 9月27日、プロ初本塁打となる満塁本塁打を神宮でのヤクルト戦で放っている。

 

  6回無死 1、 2塁のチャンスに、糸井嘉男外野手は 1ゴロ。 3試合ノーヒットに終わった=明治神宮球場

 やっぱ、糸井が頼りや! 糸井嘉男外野手がヤクルト相手に 4打数無安打に終わり、移籍後初となる 3試合ノーヒット。糸井のバットと同調するように、チームも 3試合続けて 2得点以下。 4月19、20日の中日戦で 2連敗して以来、約 1カ月ぶりの連敗を喫した。次は頼みまっせ!!

 敗戦の神宮だからこそ、虎党の声援が胸にしみたに違いない。快音を残せないまま、連敗。開幕から「3番」に座り続ける糸井が、短い言葉に悔しさをにじませた。

 「(切り替えるか、という問いに)ハイ」

  4回、糸井嘉男外野手(左)が三振に倒れ、金本監督はベンチで下を向いた=明治神宮球場

 絶好の追撃機だった。 6回。先頭の代打・伊藤隼がソロで 2点差に迫り、高山&北條が連打で無死 1、 2塁を作った。ヤクルト先発・原樹にたたみ掛けたいところだったが、糸井は 1ゴロで 2塁封殺。福留、中谷も凡退し、点を取り損ねた。

 一発出れば同点だった 2- 3の 8回二死では、甘い球を見逃し、高めの真っすぐを逆方向にはじき返したが、飛球は左翼手・バレンティンのグラブに収まった。 4打数無安打 2三振。これで移籍後初となる 3試合連続無安打で、打率 0.295と「3割」を切った。

 香田勲男投手コーチと話をしながら引き揚げる金本知憲監督=明治神宮球場

 金本監督は「どうかなぁ。練習ではそんなに悪くはみえないんだけど」とかばい、片岡打撃コーチも「まぁ、(みんな)波は(あるよ)ね。いいときも悪いときもある」と話した。 5月に入って51打数13安打(打率 0.250)、 1本塁打、 8打点。打撃には誰しも波があるのはわかっているが、 3、 4月に打率 0.318、 4本塁打、20打点と右膝関節炎を忘れさせてくれるような活躍をしていただけに、クローズアップされてしまうのは致し方ないところか-。

 敗れて引き上げる金本知憲監督と香田勲男投手コーチ=明治神宮球場

 実際、糸井が「H」ランプを灯せなかった 3試合のチーム得点は「2」「1」「2」と、いずれも 2点以下。いかに首位快走をけん引しているのかがわかる。休養日が設けられる福留と違い、開幕から全試合スタメンで出場。金本監督の「 4月の終わりから 5月のこの時期は(疲れが出てくるから)ね。ある程度してくると逆に振れてくるタイプもいる」というメッセージがすべて。

  1カ月ぶりの「2連敗」で貯金は「10」と目減りしたが、現在、チームは 8カード連続負け越しなし。小川と対峙する、20日が大事になる。再び上昇気流に乗せる方法を、背番号「7」なら知っているはずだ。

◇データBOX◇

◎…糸井が今季初めて 3試合無安打。オリックス時代の昨季は 3試合連続ヒットなしが最長( 2度記録9。 1度目は巨人( 3試合)、 2度目は広島( 2試合)と阪神( 1試)で、すべて交流戦でのセ・リーグ相手だった。ちなみに打席のヒットなし最長は15打席( 2度記録)。

 

 高山俊外野手が技ありの今季「2号」本塁打を放った。

  2点を追う 8回一死走者なし。石山の内角低めスライダーを両腕のさばきでとらえ、右翼席に運んだ。「真っすぐを打ちにいって、変化球に対応できて、結果的にホームランになった」。 2日ヤクルト戦以来、今年のアーチは 2本とも神宮で放ったもの。打撃はまだ本調子ではないが、敗戦のなかで、確かな存在感を示した。

  8回にソロを放った高山俊外野手。ソロ 2本では勝てなかった=明治神宮球場

 漆黒の空へ向け、高々とすくい上げた。クルッと鋭く回る、高山らしい一発だった。一時は 1点差に迫った「2号ソロ」。空砲にはなったが、間違いなく手応えは残った。

 「真っすぐを打ちにいって、結果的にホームランになりました」

  1- 3の 8回一死走者なし。今季、ヤクルトの勝ちパターンとして定着している 3番手右腕の石山が、2017年に初めて浴びた本塁打だった。 140キロ台後半の直球をマークしながら、内角低めにグッと食い込んでくるスライダーをつかまえた。打球は右翼席中段へ。 2日の同カードで放った今季 1号弾以来、17日、51打席ぶりのアーチは、またも明大時代から汗と涙がしみこんだ神宮で飛び出した。

  8回表阪神一死、高山俊外野手は右越えソロ本塁打を放った=明治神宮球場

 直前の 4戦中 2戦でベンチスタートだったが、17日の中日戦(甲子園)で代打として決勝の適時打を放って意地を見せた。そこから 2試合連続で「1番・左翼」に入り、10日の巨人戦(東京ドーム)以来となる、今季10度目のマルチ安打。地位を奪い返そうともがく。

 変化球に反応しての本塁打は、いい状態のバローメーターかと問われ「そうですかね、はい」と前を向いた。高山が描いた放物線とともに、虎ももう一度、上昇カーブを描く。

 

 岩貞祐太投手が 5回 4安打 3失点で 3敗目を喫した。序盤から制球が定まらずボールが上ずる。 1回、二死満塁の場面では大引に右中間へ 2点適時打を許して先制点を献上。 3回にもバレンティンに右前適時打を浴びた。

 試合後、岩貞は「フォーム的なところもあると思う。それ(原因)が分かれば早いんですけど…」とガックリ。前回10日巨人戦で 4回 7失点と炎上。 2試合連続の背信投球となった。

 阪神先発の岩貞祐太投手=明治神宮球場

 またしても、殻は打ち破れなかった。先発した岩貞は、 5回 4安打 3失点で今季「3敗目(2勝)」。 3試合連続、今季登板 6試合中 5試合での初回失点が敗戦につながり、 2軍落ちが濃厚となった。

 「(原因は)それが分かっていれば修正も早いんですが…。一からやらないといけない」

 下を向きながらも必死に言葉を絞り出した。制球の乱れが失点に直結した。 1回、先頭の荒木に四球。立ち上がりからボールが高めに浮く。その後、二死満塁のピンチを迎え、大引に右中間へ先制の 2点 2塁打を浴びた。 3回にも一死 1塁から雄平に死球。得点圏に走者を背負うと、続くバレンティンに右前へ適時打を許した。

 ヤクルト戦に先発した岩貞祐太投手=明治神宮球場

 異例の光景だった。試合後のグラウンド、金本監督と香田投手コーチが話をしながら引き揚げていったが、岩貞についても話されたもようだ。 4回を 7失点と炎上した前回登板の10日の巨人戦(東京ドーム)でも、 1回に 2失点。そこから中 8日と登板間隔を空け、投球フォームの修正に取り組み臨んだ一戦だったが…。今季は 2年連続の 2桁勝利が期待されるが、防御率は5.51。指揮官は「開幕から何も修正されていない感じがしますね。ストライクが入らない。ボール先行で。変化球も浮くし」と渋い表情だ。

  3回、雄平外野手に死球を与え、顔をしかめる岩貞祐太投手。 2軍降格が濃厚となった=明治神宮球場

 香田投手コーチも「当然、戦力として必要な選手」と期待を口にしながら「(登板の)間を空けたり、いろんな調整をしているが、同じようなことが続いている。(登板を空ける)日にちが足りないのか、アプローチを変えた方がいいかもしれない」と 2軍での再調整を示唆した。

 香田コーチが言うように、12年ぶりのリーグ優勝に必要不可欠なピース。このままではいけない。何かキッカケをつかみたい。

 

  8回、ヤクルト・バレンティン外野手に本塁打を打たれた藤川球児投手=明治神宮球場

  3番手藤川球児投手が痛恨の 1発を浴びた。 1点差まで追い上げて迎えた 8回に登板。先頭バレンティンに初球フォークを左翼スタンドに運ばれた。

 二死 2塁からは代打大松を空振り三振に仕留め、通算1000奪三振まであと「7」とした。試合後は「何もないです」と話した。

  8回裏ヤクルト無死、藤川球児投手はバレンティン外野手に左越えソロ本塁打を浴びた=明治神宮球場

 痛い一発だった。 1点ビハインドの 8回に登板した 3番手・藤川が投じた初球が、先頭のバレンティンに捉えられた。反撃ムードがしぼむソロ被弾。 5月10日の巨人戦(東京ドーム)以来 9日ぶりの登板という難しさもあったが、「何もないです」と一切言い訳しなかった。二死 2塁から代打・大松を空振り三振に斬って、NPB通算「1000奪三振」まであと「7」に迫った。

 

 呑竜された後に燕返しに遭ってしまった…。今日は、燕に対して(藤浪)晋太郎クンで逆に燕返しを食らわせろ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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阪神3連敗…藤浪4回持たずKO…鳥谷が先制打!通算2000安打までM88!糸井12打席無安打…

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阪神は 2回、鳥谷の適時打で 1点を先制。ヤクルトは 3回に雄平の 2点適時打で逆転。さらに今浪の 2点適時打で点差を広げる。阪神は 5四死球と制球の定まらない先発藤浪を 3回 0/3で交代し、継投に入る。阪神は 7回に中谷の押し出し死球、高山の犠飛で 2点を返すも「3連敗」となった。藤浪はふがいない内容だった。 4回途中、投手・小川の前で降板させたベンチの判断は当然だろう。開幕から立ち上がりに不安を残し続ける岩貞をこの日、抹消。藤浪だけを特別扱いはできない。いきなり 8番・大引にストレートの四球を与えては打者と勝負していないと思われても仕方がない。打たれるか抑えるか、投げてみないとわからないという投球が続いている。四球でピンチを招き、ストライクゾーンに球を集めて、痛打される。 3回の 4失点は象徴的だった。そろそろ分岐点にきているのかもしれない。フォームだけの問題ではない。勝負どころでのバッテリーの工夫がいる。カーブはほとんど使わないが、緩急をきかすことも打開策のひとつ。投球の幅を広げなければ、また同じ失敗を繰り返してしまう。

藤浪晋太郎投手(23)が 4回持たずにマウンドを降りた。立ち上がりは 3人で投げ終え、 2回二死 1、 2塁のピンチも切り抜けたが、 3回は先頭の投手小川に四球。坂口、藤井を連続空振り三振に斬ったあとに山田に四球を出し、暴投で二死 2、 3塁とピンチを広げた。雄平に 1、 2塁間を破られる逆転の 2点打を許し、さらに今浪にも右翼線へ 2点適時 3塁打を浴びた。 4回、先頭の大引にまた四球を与えたところで、ベンチから香田投手コーチが出て、降板となった。今季最短となる 3回 0/3、 4失点でマウンドを下り、自身の連勝が「3」でストップ。ヤクルト戦に先発した藤浪晋太郎投手が突然制球を乱して死球、四球、暴投の大乱調モード。 4回の先頭打者にストレートの四球を与えた時点で金本知憲監督(49)が降板を命じた。好投が続かない右腕に指揮官はあきれた様子。今季 2度目の「3連敗」で貯金は「9」となった。マウンドから下ろすことを決断したのは、 1- 4の 4回無死 1塁。 8番・大引にストレートの四球を与えた直後だった。 2回から制球が乱れに乱れた。 3四球に暴投が絡んだ上、雄平、今浪に適時打を浴び、 4失点。 4回、大引に与えた先頭打者への四球は実に今季 9度目…。指揮官は我慢ならず岩崎を 2番手で緊急投入した。逆転負けを喫したが、 2位広島、 3位巨人もそろって敗れ、ゲーム差を縮められなかったことが唯一の救い。香田コーチは悩める若きエースの次回登板について「もう少し頑張ってもらう」と話し、 2軍での再調整は否定した。この結果をどう受け止め、どう答えを出すか。藤浪が試されている。

鳥谷敬内野手(35)が 2回、先制打を放った。先頭の原口が中前への 2塁打で出塁。無死 2塁で鳥谷がカウント 0- 2からのストレートを中前にはじき返し、原口を迎え入れた。この先制打で、通算2000安打まで88安打とした。連敗の中でも、この男だけは何も変わらない。苦境でも劣勢でも顔色一つ変えない鳥谷が、こういうときこそ頼もしい。チームへ訴えかける、マルチ安打だ。 1- 7と大量ビハインドになった 7回にも、先頭の代打・キャンベルの左前打に、中前打で続き単独「56位」に立つ1913安打目。チーム単独トップを走る今季13度目のマルチ安打で、この回 2点を奪う反撃へつなげた。糸井が16打席連続無安打、福留も 5試合連続打点なしと打線を引っ張ってきた中軸が停滞モードに陥った。ゲームに出続け、積み重ね続けてきた経験で、この苦境も救う。2000安打まで「87」。役割を果たせば、虎も勝ち、カウントダウンも進む。

阪神 3番糸井嘉男外野手(35)が12打席ノーヒットとなった。 1回、 4回と 2打席連続の空振り三振を喫すると、 6回無死 1、 2塁の場面で 1ゴロと精彩を欠き 4打数無安打。16日中日戦で「5号ソロ」を放ってから快音が止まっている。打率も 2割 9分 5厘と 3割を割った。これが、タテジマの重圧なのだろうか。超人が苦しんでいる。開幕から猛虎打線を引っ張ってきたそのバットから、快音が響かない。糸井が 4打数無安打。昨年の「ワースト15」を超える「16打席連続無安打」となった。 1回。一死 1塁から左翼へ飛球を放つも、左翼手・バレンティンの守備範囲内。その後は 3邪飛、投ゴロ併殺打、 1ゴロと凡打に終わり、 4試合連続ノーヒット。オリックス時代の昨季でも 3試合連続無安打が最長( 2度記録)。打率 3割 7度のバットマンが迷い込んだトンネル。片岡篤史打撃コーチ(47)は「(打撃の)波は誰にでもある。いかにそれを短くするか」と分析。自身も2002年に北海道日本ハムから虎にFA移籍し、新天地 1年目の難しさは理解しているだけにかばった。その上で「練習でどうこう、という選手じゃない」と首脳陣からは早出などの練習を命じず、自力ではい上がることを求めた。ここで立ち止まったままの男ではない。その手で、鍛え抜かれた肉体でそびえ立つ壁をぶち破ってくれるはずだ。

福留孝介外野手(40)は 3- 8の 8回一死からギルメットの直球を逆方向へはじき返す左前打を放った。 2試合連続安打としたが、 1回二死 1塁の場面で中飛に倒れるなど、 5試合連続で打点なしに終わった。チームは今季 2度目の「3連敗」。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 8- 3阪神>◇20日◇明治神宮球場

 阪神は 2回、鳥谷の適時打で 1点を先制。ヤクルトは 3回に雄平の 2点適時打で逆転。さらに今浪の 2点適時打で点差を広げる。

 阪神は 5四死球と制球の定まらない先発藤浪を 3回 0/3で交代し、継投に入る。ヤクルトは 6回に山田の「5号3ラン」で点差を広げた。

 阪神は 7回に中谷の押し出し死球、高山の犠飛で 2点を返すも「3連敗」となった。ヤクルトは今季初の「4連勝」で先発小川は「4勝目」。阪神藤浪は「2敗目」。

 先発の藤浪晋太郎投手=明治神宮球場

 藤浪はふがいない内容だった。 4回途中、投手・小川の前で降板させたベンチの判断は当然だろう。開幕から立ち上がりに不安を残し続ける岩貞をこの日、抹消。藤浪だけを特別扱いはできない。いきなり 8番・大引にストレートの四球を与えては打者と勝負していないと思われても仕方がない。 打たれるか抑えるか、投げてみないとわからないという投球が続いている。四球でピンチを招き、ストライクゾーンに球を集めて、痛打される。 3回の 4失点は象徴的だった。

 荒れ球は武器でもある。 5四死球でも勝負どころでギアチェンジできれば問題ないが、残念ながら「この打者だけは絶対に抑えてやろう」という気持ちは感じられなかった。腕が横振りで抑えていた立ち上がりも、状態は悪かったように見えた。

 そろそろ分岐点にきているのかもしれない。フォームだけの問題ではない。勝負どころでのバッテリーの工夫がいる。カーブはほとんど使わないが、緩急をきかすことも打開策のひとつ。投球の幅を広げなければ、また同じ失敗を繰り返してしまう。(サンケイスポーツ専属評論家・佐野慈紀)

 

 阪神先発の藤浪晋太郎投手=明治神宮球場

 藤浪晋太郎投手が 4回持たずにマウンドを降りた。

 立ち上がりは 3人で投げ終え、 2回二死 1、 2塁のピンチも切り抜けたが、 3回は先頭の投手小川に四球。坂口、藤井を連続空振り三振に斬ったあとに山田に四球を出し、暴投で二死 2、 3塁とピンチを広げた。雄平に 1、 2塁間を破られる逆転の 2点打を許し、さらに今浪にも右翼線へ 2点適時 3塁打を浴びた。 4回、先頭の大引にまた四球を与えたところで、ベンチから香田投手コーチが出て、降板となった。

 今季最短となる 3回 0/3、 4失点でマウンドを下り、自身の連勝が「3」でストップ。藤浪は「立ち上がりはよかったけれど、途中からバランスが悪くなり、タイミングが合わなくなった。戻さないといけなかったが、焦ったり、余計なことを考えてしまったりして…」と悔しそうに振り返った。

  3回、降板を命じられた藤浪晋太郎投手(右)は遠くを見る。死球から突然乱れた=明治神宮球場

 彼に聞いて-。ヤクルト戦に先発した藤浪晋太郎投手が突然制球を乱して死球、四球、暴投の大乱調モード。 4回の先頭打者にストレートの四球を与えた時点で金本知憲監督が降板を命じた。好投が続かない右腕に指揮官は「彼に聞いて」とあきれた様子。今季 2度目の「3連敗」で貯金は「9」となった。

 異例のタイミングだった。金本監督がタオルを投げ込む。神宮がどよめいた。次の打者が投手の小川でも、もう限界…。堪忍袋の緒が切れていた。

 「フッ…。フフッ…」

 試合後の会見場。藤浪が課題の 1回を「0」に抑えたことを問われると、失笑した。そして、帰りのバスを指さしながら「彼(藤浪)にきいて。なぜか。今、わからんから。原因は。本人が一番わかっとると思うから」と血管を浮き立たせた。

  4回裏ヤクルト無死 1塁、藤浪晋太郎投手は大引啓次内野手に四球を与えたところで降板=明治神宮球場

 マウンドから下ろすことを決断したのは、 1- 4の 4回無死 1塁。 8番・大引にストレートの四球を与えた直後だった。

 「当てちゃいけないというのがあるんじゃないかな」。藤浪は 1回は三者凡退で切り抜けたが、 2回二死 1塁で直球がすっぽ抜け、中村の腰付近に死球。前々回の対戦で畠山に死球を当て、乱闘が起きた因縁が頭によみがえったのか。

  2回から制球が乱れに乱れた。 3四球に暴投が絡んだ上、雄平、今浪に適時打を浴び、 4失点。 4回、大引に与えた先頭打者への四球は実に今季 9度目…。指揮官は我慢ならず「(肩が)できてなかったんよ」という岩崎を 2番手で緊急投入した。

 香田投手コーチは降板が金本監督の判断だったことを「うん」と認め「これ以上、離されるわけにはいかない。試合を壊すわけにはいけない」と説明した。

 戦況を見つめる金本知憲監督。藤浪の乱調については「本人に聞いて」=明治神宮球場

  6回 2/3を投げれば規定投球回に到達し、防御率トップになる可能性もあったが、今季最短となる 3回 0/3でKO。69球で降板の藤浪は反省の弁を並べた。

 「途中でバランスが悪くなり、タイミングも悪かった。感覚を戻せなかった。自分の技術のなさ。修正できればよかったんですが…。次のチャンスがあれば、しっかり練習したい」

 逆転負けを喫したが、 2位広島、 3位巨人もそろって敗れ、ゲーム差を縮められなかったことが唯一の救い。

 香田コーチは悩める若きエースの次回登板について「もう少し頑張ってもらう」と話し、 2軍での再調整は否定した。この結果をどう受け止め、どう答えを出すか。藤浪が試されている。

  3回、ヤクルト・雄平外野手に右前打を許し本塁ベースカバーに走る藤浪晋太郎投手=明治神宮球場

★藤浪の今季ヤクルト戦VTR

  4月 4日のヤクルト戦(京セラ)で先発も 5回 9四死球( 2失点)と大乱調。 1回から打者に尻もちをつかせるボールを連発し、 5回無死 1塁では、畠山に投じたツーシームが顔面付近へ。左肩へ死球を受けて倒れた畠山が激高すると、両軍ベンチからナインが飛び出す事態に。バレンティンが矢野作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばし、同コーチが応戦したことで、両者は退場処分を受けた。 5月 4日の対戦(神宮)では 7回 1/3を投げ、 7四球も 1失点で抑え、勝ち投手となった。

◇データBOX◇

◎…阪神はヤクルトに連敗し、 9カードぶりの負け越し。 4月18日-20日の中日 3連戦以来。「3連敗」は今季 2度目。

◎…藤浪が今季最短となる 3回 0/3で降板。先発した試合では 3番目に早い降板となった。最短降板は昨年 8月30日の中日戦(ナゴヤドーム)で、 1回。杉山に満塁弾を浴びるなど、 8安打と打ち込まれて 7失点(自責 5)で降板した。藤浪は神宮での連勝も「5」でストップし、 4年ぶりの黒星。

◎…今季、土曜日は 1勝 5敗となった。曜日別では最も勝率が悪い。

 

  2回表阪神無死 2塁、先制適時打を放った鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 鳥谷敬内野手が 2回、先制打を放った。

 先頭の原口が中前への 2塁打で出塁。無死 2塁で鳥谷がカウント 0- 2からのストレートを中前にはじき返し、原口を迎え入れた。「追い込まれてしまいましたが、後ろにつなぐことだけ考えて打ちました。主導権を取るためにも先制することができてよかったです」。この先制打で、通算2000安打まで88安打とした。

  2回、小川泰弘投手(左)から鳥谷敬内野手が中前に先制打。幸先よく先制したが…=明治神宮球場

 連敗の中でも、この男だけは何も変わらない。苦境でも劣勢でも顔色一つ変えない鳥谷が、こういうときこそ頼もしい。チームへ訴えかける、マルチ安打だ。

 「(ボールを)呼び込めているというか、いいところに抜けてくれている」  まずは 0- 0の 2回。先頭の原口が中前へのポテンヒットで、一気に 2塁を陥れると(記録は 2塁打)、鳥谷が決めた。 2球で追い込まれたが、インハイの直球をスパッと振り抜き先制の中前打。自己最長の 6試合連続打点が途切れて以来、 5試合ぶりの打点だった。この時点で通算1912安打として「歴代56位」の井端弘和(巨人)に並ぶと、一気に抜いた。

  1- 7と大量ビハインドになった 7回にも、先頭の代打・キャンベルの左前打に、中前打で続き単独「56位」に立つ1913安打目。チーム単独トップを走る今季13度目のマルチ安打で、この回 2点を奪う反撃へつなげた。

  2回、先制適時打を放った鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 糸井が16打席連続無安打、福留も 5試合連続打点なしと打線を引っ張ってきた中軸が停滞モードに陥った。金本監督も「今(投打の)両方悪いわね。 3つの負け…。逆に投打がかみ合わないよりはいいんじゃない? 打っても点がとられるとか。抑えても点をとってくれない、とか(よりは)。それは一番最悪だからね。ま、そうやって考えましょう」と我慢を強調した。チーム全体の流れが悪い中、鳥谷の安定感は一際光る。

 この日の 4打数 2安打で、打率 0.315はリーグ「6位」になった。出塁率 0.417は堂々リーグ「1位」だ。選手それぞれがやるべきことは、鳥谷がだれよりも知っている。

 「(連敗中こそ)守備でも攻撃でも、それぞれが役割を果たすことが大事だと思うので」

 ゲームに出続け、積み重ね続けてきた経験で、この苦境も救う。2000安打まで「87」。役割を果たせば、虎も勝ち、カウントダウンも進む。

 

 阪神 3番糸井が12打席ノーヒットとなった。

  1回、 4回と 2打席連続の空振り三振を喫すると、 6回無死 1、 2塁の場面で 1ゴロと精彩を欠き 4打数無安打。16日中日戦で「5号ソロ」を放ってから快音が止まっている。打率も 2割 9分 5厘と 3割を割った。糸井は気持ちの切り替えが必要? と質問され「はい」とうなずいた。金本監督は糸井の状態について「どうなんかな。練習ではそんなに悪くは見えないんだけど」と話した。

  3回、 3邪飛に倒れた糸井嘉男外野手。ボール球に思わず手が出るシーンもあった=明治神宮球場

 これが、タテジマの重圧なのだろうか。超人が苦しんでいる。開幕から猛虎打線を引っ張ってきたそのバットから、快音が響かない。糸井が 4打数無安打。昨年の「ワースト15」を超える「16打席連続無安打」となった。  試合後はバットを握りしめ、言葉を発することなく球場を後にした。その表情には悔しさがにじむ。とらえた打球が野手の正面に飛んでしまった。 1回。一死 1塁から左翼へ飛球を放つも、左翼手・バレンティンの守備範囲内。その後は 3邪飛、投ゴロ併殺打、 1ゴロと凡打に終わり、 4試合連続ノーヒット。16日の中日戦(甲子園)の第 4打席に右翼へ「5号2ラン」を放って以降、「H」ランプが灯らない日々が続いている。

  6回表阪神無死 1、 2塁、 1塁ゴロに倒れた糸井嘉男外野手=明治神宮球場

 オリックス時代の昨季でも 3試合連続無安打が最長( 2度記録)。打率 3割 7度のバットマンが迷い込んだトンネル。片岡打撃コーチは「(打撃の)波は誰にでもある。いかにそれを短くするか」と分析。自身も2002年に北海道日本ハムから虎にFA移籍し、新天地 1年目の難しさは理解しているだけに「新しいチームに来てシーズンを戦うのも初めて。誰にでもあることだけど」とかばった。その上で「練習でどうこう、という選手じゃない」と首脳陣からは早出などの練習を命じず、自力ではい上がることを求めた。

 ここで立ち止まったままの男ではない。その手で、鍛え抜かれた肉体でそびえ立つ壁をぶち破ってくれるはずだ。

 

 福留は 3- 8の 8回一死からギルメットの直球を逆方向へはじき返す左前打を放った。 2試合連続安打としたが、 1回二死 1塁の場面で中飛に倒れるなど、 5試合連続で打点なしに終わった。チームは今季 2度目の「3連敗」。主将は報道陣から切り替えへの意識を問われ「もちろん、そう。またあした」と話した。

 

 篤史クン(片岡篤史打撃コーチ)が言う様に、糸井がリーグ違いにより誰でも陥る 5月病にかかったままだし、いくらノブ(高代延博一軍ヘッドコーチ)が一生懸命サインを送っても、「鳴かず飛ばず」の球団状況ではどうしようも無かった。

 今日こそはは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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高山、明治大學後輩星から3号ソロ!今カード2発目!上本2号!慣れ親しんだ神宮で高山と連弾!

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阪神は 3回に高山、上本が 2者連続「ソロ」と両軍本塁打で得点する。ヤクルトは 5回に山田の適時打で点差を広げ、先発星は 4回から 6回まで無安打で抑える。阪神先発小野は 5回途中 4失点で降板。ヤクルトは 7回二死 2、 3塁から 2番手のルーキが敬遠球を暴投。勝ち越され、連勝が「4」で止まった。阪神は連敗を「3」で止めた。金本知憲監督(49)は意外な展開で接戦を制し、救援陣を褒めたたえた。先発のドラフト 2位小野が 5回途中 4失点で降板すると、 2番手桑原から岩崎、マテオ、ドリスが無失点リレー。打線は 2点を追う 7回に 2者連続適時内野安打で追いつくと、二死 2、 3塁から敬遠に向かうボール球をヤクルト・ルーキがまさかの暴投で勝ち越し。奇跡の連敗脱出や!阪神はヤクルトに 5- 4で競り勝った。 7回二死 2、 3塁で福留孝介外野手(40)が敬遠された際に、暴投で勝ち越し点が転がりこむ、実にラッキーな勝利。 6日の広島戦(甲子園)の 9点差大逆転に続く、アンビリーバブルなミラクルが起きた! 2位広島とは今季最大タイの「2.5ゲーム差」。金本監督も目を細める奇跡のラッキーセブンだった。一死から代打のキャンベル、伊藤隼が四球と 2塁打で 2、 3塁。高山、上本の連続適時内野安打で 4- 4と追いついた。糸井が倒れ、 2、 3塁。ヤクルトバッテリーは 4番・福留を歩かせ、中谷勝負を選択した。ここでルーキがまさかの敬遠暴投。三走・高山が悠々と生還し、お祭り騒ぎのベンチに飛び込んだ。そこには福留の“ファインプレー”が隠されていた。日曜日は今季これで「7連勝」。また新しい 1週間が始まる。再び「10」とした貯金を積み上げる。12年ぶりのリーグ優勝への道が今、はっきりとみえている。

高山俊外野手(24)が 3回、追撃の「3号ソロ」を放った。 2点を追ったこの回、明大の後輩、ヤクルト先発・星のフォークを右翼スタンドへ。19日のヤクルト戦でも今季「2号」を打っており、今カードで 2本目の本塁打になった。 2- 4の 7回一死 2、 3塁。高山はフルカウントからルーキの 152キロシュートに食らいつくと、猛ダッシュで 2塁適時内野安打に。 3点目をもぎとり、勝ち越しの敬遠暴投へとつなげた。この日のヤクルトの先発は明治大學の 1学年下の後輩で、D 2位・星知弥投手(23)だった。 1回、プロ初対戦で中前打を放ち、先輩の貫禄を示す。プロ初登板だったD 2位・小野泰己投手(22=富士大學)が 2回にバレンティンに「7号2ラン」を浴びれば、直後の 3回に右翼席へ今季「3号ソロ」を運び、ルーキーをもり立てた。 5打数 3安打 2打点。開幕戦の 3月31日の広島戦(マツダ)以来、今季 2度目の猛打賞で打率も 0.271とジワリと上昇した。気合を入れ直していた上に、神宮はプロ通算で打率 0.361(72打数26安打)と大得意。今季 3発もすべてここだ。好相性についてはそっけないが、平常心を貫いてきたからこその数字ともいえる。次の試合もいつも通り、全身全霊で戦い抜く。

上本博紀内野手(30)が 3回、同点の「2号ソロ」を放った。前打者高山の「3号ソロ」に続き、ヤクルト先発星の 145キロ直球を左翼スタンドに放り込んだ。19日の今カード初戦は慶応大學OBの伊藤隼太、明治大學OBの高山が本塁打を打ち、この日は高山に早稲田大學OBの上本と、大学時代は神宮が本拠地だった選手がアベック弾を放った。

阪神ドラフト 2位小野泰己投手はホロ苦デビューとなった。小野泰己投手が 5回途中で 4失点降板した。 2回無死 1塁でバレンティンに先制「2ラン」を浴びた。 3回に味方打線が 2本のソロで追いつくも、その裏に坂口に勝ち越し「ソロ」を打たれ、 5回は山田に 4点目の適時打を許した。相手先発のヤクルト星とのドラフト 2位対決で、先にマウンドを降りた小野は初登板を振り返った。金本監督は合格点を与えた。期待を寄せた。春先から制球に課題があったが、この日は四球 1個にとどめた。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 4- 5阪神>◇21日◇明治神宮球場

 ヤクルトは 2回にバレンティンが「2ラン」、 3回に坂口が「ソロ」。阪神は 3回に高山、上本が 2者連続「ソロ」と両軍本塁打で得点する。

 ヤクルトは 5回に山田の適時打で点差を広げ、先発星は 4回から 6回まで無安打で抑える。阪神先発小野は 5回途中 4失点で降板。

 ヤクルトは 7回二死 2、 3塁から 2番手のルーキが敬遠球を暴投。勝ち越され、連勝が「4」で止まった。阪神は連敗を「3」で止めた。桑原が「3勝」目、ルーキが「4敗」目。

 ヤクルトに勝利し、ラファエル・ドリス投手(右)らナインと笑顔でタッチを交わす金本知憲監督=明治神宮球場

 金本知憲監督は意外な展開で接戦を制し、救援陣を褒めたたえた。

 先発のドラフト 2位小野が 5回途中 4失点で降板すると、 2番手桑原から岩崎、マテオ、ドリスが無失点リレー。

 打線は 2点を追う 7回に 2者連続適時内野安打で追いつくと、二死 2、 3塁から敬遠に向かうボール球をヤクルト・ルーキがまさかの暴投で勝ち越し。「勝ち運があったのかな。(暴投で勝ち越した試合)それをきっちりモノにできたというのがね。今年のウチのリリーフ陣はセ・リーグ屈指、NO.1だと思っているしね」と胸を張った。

  7回二死 2、 3塁。福留孝介外野手の打つ気配に押されたのか、ルーキはまさかの大暴投=明治神宮球場

 奇跡の連敗脱出や! 阪神はヤクルトに 5- 4で競り勝った。 7回二死 2、 3塁で福留孝介外野手が敬遠された際に、暴投で勝ち越し点が転がりこむ、実にラッキーな勝利。 6日の広島戦(甲子園)の 9点差大逆転に続く、アンビリーバブルなミラクルが起きた!  2位広島とは今季最大タイの「2.5ゲーム差」。神が舞い降りた! 優勝や!!

 福留敬遠に対する虎党のブーイングが、まるでドラムコールのように変わっていった。ルーキの 2球目が浮き上がり、ヤクルトの捕手・中村が飛び上がる。そして、 3球目…。ガシャンというバックネットの衝撃音とともに「1」が刻まれた。

 金本知憲監督もミラクル勝利にこの笑顔。棚ぼた? いや、チーム力の勝利や!=明治神宮球場

 「去年だったらおそらく99%いかれていた(負けていた)と思うけど、そこをいかないのが今年の、去年と違っているチーム力だと思うし」

 金本監督も目を細める奇跡のラッキーセブンだった。一死から代打のキャンベル、伊藤隼が四球と 2塁打で 2、 3塁。高山、上本の連続適時内野安打で 4- 4と追いついた。糸井が倒れ、 2、 3塁。ヤクルトバッテリーは 4番・福留を歩かせ、中谷勝負を選択した。ここでルーキがまさかの敬遠暴投。三走・高山が悠々と生還し、お祭り騒ぎのベンチに飛び込んだ。

 棚ぼた? いや、そこには福留の“ファインプレー”が隠されていた。

 1982年、阪神・小林繁投手が暴投しサヨナラ負け

 「初球ももしかしたら(バットに届く)という球だった。捕手もオイッとなったと思う。 2球目はアレでしょう…。低くいかなきゃいけない気持ちがあったんだと思う」

 立っていれば 1塁をもらえる。しかし、バットを握りながら福留はファイティングポーズをとっていた。平静を装いながらも『いくぞいくぞ』という姿勢が 18.44メートル先に伝わる。ルーキのさらなる焦りを呼ぶ。40歳ならではの駆け引きで、右腕を狂わせた。

 栄冠をつかむチームには必ずドラマがある。 6日の広島戦(甲子園)は 0- 9から球団史上初の 9点差逆転勝ち。この日も負ければ今季初の「4連敗&同一カード3連敗」となるところで奇跡が起きた。虎の歴史をひもとけば1982年 4月 3日の開幕大洋戦(現DeNA。横浜)で小林繁が敬遠暴投し、サヨナラ負けしたこともあった。その苦い記憶も塗り替えた。

  7回、福留孝介外野手を敬遠するボールが大きくそれ、 3走が生還。これが決勝点となった=明治神宮球場

 「(敬遠暴投は)初めてやね。勝てたことが大きい。(週明けの)巨人戦でまたしっかり戦える。疲れが全然違うね」

 大仕事をした主砲は汗をぬぐった。23日からは「4.5ゲーム」差の 3位巨人を甲子園に迎え、菅野と対戦。だが、 9日の東京ドームを思い出そう。 1回に糸井の適時打で連続無失点イニングを「27」で止め、 3回には福留が「2ラン」。相手の鼻息がどれだけ荒かろうが、迎撃態勢は十分だ。

 日曜日は今季これで「7連勝」。将は「月曜日(の気持ちが)、やっぱ大きな違いだからね。勝つのと負けるのでは」。また新しい 1週間が始まる。再び「10」とした貯金を積み上げる。12年ぶりのリーグ優勝への道が今、はっきりとみえている。

 

 高山俊外野手は 3回、反撃のノロシとなる「3号ソロ」を放つ。小野を援護だ=明治神宮球場

 高山俊外野手が 3回、追撃の「3号ソロ」を放った。

  2点を追ったこの回、明大の後輩、ヤクルト先発・星のフォークを右翼スタンドへ。

 「先頭だったので、とにかく塁に出ることを考えていました。(体を)少し前に出されましたが、なんとかとらえることができました」。19日のヤクルト戦でも今季「2号」を打っており、今カードで 2本目の本塁打になった。

  3回表阪神無死、右越え本塁打を放った高山俊外野手。投手星知弥=明治神宮球場

  2- 4の 7回一死 2、 3塁。高山はフルカウントからルーキの 152キロシュートに食らいつくと、猛ダッシュで 2塁適時内野安打に。 3点目をもぎとり、勝ち越しの敬遠暴投へとつなげた。

 「全力で 1塁まで走ることは普通のことなので。追い込まれていて、(守備位置が)内野も後ろだったので」

  3回、本塁打を放った高山俊外野手=明治神宮球場

 この日のヤクルトの先発は明大の 1学年下の後輩で、D 2位・星知弥投手だった。 1回、プロ初対戦で中前打を放ち、先輩の貫禄を示す。プロ初登板だったD 2位・小野泰己投手が 2回にバレンティンに「7号2ラン」を浴びれば、直後の 3回に右翼席へ今季「3号ソロ」を運び、ルーキーをもり立てた。 5打数 3安打 2打点。開幕戦の 3月31日の広島戦(マツダ)以来、今季 2度目の猛打賞で打率も 0.271とジワリと上昇した。

 明大時代から慣れ親しんでいる神宮球場。ここには汗も涙も詰まっている。ウオーミングアップを行うため、試合前に 3塁ファウルゾーンで体を動かしていると、明大の先輩である中村外野守備走塁コーチにいわれた。

  7回、ヤクルト・ルーキ投手(左)の暴投で生還する高山俊外野手=明治神宮球場

 「俺はここで 4年間やって、怠けていたから最後はけがをした。おまえも思い当たる節があるなら、思い切りやれよ」

 プロ入り後も、もちろん常に全力プレーを続けている。ただ、あの頃を思い出せば、背筋はいつも以上に伸びる。気合を入れ直していた上に、神宮はプロ通算で打率 0.361(72打数26安打)と大得意。今季 3発もすべてここだ。好相性については「意識はしていないです」とそっけないが、平常心を貫いてきたからこその数字ともいえる。次の試合もいつも通り、全身全霊で戦い抜く。

◇データBOX◇

◎…高山の今季ホームラン 3本はすべて神宮。大卒 1年目の昨季と合わせれば 4本目で、球場別では最多。セの本拠地では甲子園 3本、マツダ 2本、横浜で 1本。

 

 3回表阪神無死、星知弥投手から左越え本塁打を放った上本博紀内野手=明治神宮球場

 上本博紀内野手が 3回、同点の「2号ソロ」を放った。

 前打者高山の「3号ソロ」に続き、ヤクルト先発星の 145キロ直球を左翼スタンドに放り込んだ。「ストレートに振り負けないようなスイングを心がけました。勝ち越せるように頑張ります」。

 19日の今カード初戦は慶大OBの伊藤隼、明大OBの高山が本塁打を打ち、この日は高山に早大OBの上本と、大学時代は神宮が本拠地だった選手がアベック弾を放った。

 

 小野泰己投手が 5回途中で 4失点降板した。

  2回無死 1塁でバレンティンに先制「2ラン」を浴びた。 3回に味方打線が 2本のソロで追いつくも、その裏に坂口に勝ち越し「ソロ」を打たれ、 5回は山田に 4点目の適時打を許した。

 相手先発のヤクルト星とのドラフト 2位対決で、先にマウンドを降りた小野は「課題にしていた変化球の制球もよくなっている部分はありましたが、 1軍のバッターは甘くなった球は確実にとらえてきていたので、まだまだ力不足だなと感じました」と初登板を振り返った。

 5回裏ヤクルト無死 2塁、山田哲人内野手に中前適時打を打たれ失点した小野泰己投手=明治神宮球場

 阪神ドラフト 2位小野泰己投手はホロ苦デビューとなった。

 プロ初登板初先発は 5回途中 4失点。 1回は 3者凡退だったが、 2回無死 1塁でヤクルト・バレンティンに 145キロ真っすぐを完璧にとらえられた。「(カウント)ノースリーから打ってくるとは思ったんですが、それが甘く入ってしまった」。 3回にも坂口にシュート回転した直球を右翼席に。この日 2三振の山田にタイムリーを許したところでマウンドを降りた。

 金本監督は合格点を与えた。「小野は良かったでしょ? オレ、そんな打たれている感はない。楽しみなピッチャーですね」と期待を寄せた。

 春先から制球に課題があったが、この日は四球 1個にとどめた。「しっかりは空振りは取れたが、シュート回転が多かった。次は今日以上の投球したい」と前を向いた。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。

 

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阪神が球宴ジャック!5部門でトップ!糸井最多得票!高山、巨人菅野退治の秘策練る!原口巨人たたきへ

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マイナビオールスターゲーム2017首位を走る阪神が球宴ジャックの勢いだ。22日、「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日ナゴヤドーム、同15日ZOZOマリン)のファン投票第1回中間発表があり、猛虎戦士がセ・リーグの 9部門中、 5部門でトップに立った。今季からFA加入した糸井が、12球団最多の 3万9852票を獲得。 3塁手部門でも復活を期す鳥谷敬内野手(35)が 2位の巨人マギーにダブルスコアと圧倒した。マルコス・マテオ(33)、ラファエル・ドリス(29)のドミニカ共和国コンビも現時点で 1位の得票数だ。 初出場を狙う捕手梅野隆太郎(25)も巨人小林誠司捕手(27)、ヤクルト中村悠平捕手(26)らを抑えて 1位。今季は開幕からほぼ全試合で先発マスクをかぶり、盗塁阻止率はリーグトップの 3割 7分 5厘と守備力が際立つ。パ・リーグDH部門は、左太もも裏肉離れで 2軍調整中の北海道日本ハム大谷翔平投手(22)が 2万7805票で 1位になった。最多得票はセ・リーグ外野手部門 1位の阪神糸井嘉男外野手(35)の 3万9852票。

「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票の第 1回中間発表が22日あり、虎戦士が最多の 5部門でトップ。糸井嘉男外野手は12球団最多 3万9852票で、 1回目の中間発表では虎移籍 1年目の金本知憲監督(49)を超える支持率を集めた。この日は帰阪後、甲子園室内で異例の休日返上練習。ファンの期待を力に、20打席連続無安打の壁をぶち破る。 5試合無安打の糸井の休養について金本監督は「休みたがらんもん」と否定した。この日は帰阪後、甲子園室内で異例の休日返上練習。ファンの期待を力に、20打席連続無安打の壁をぶち破る。鉄人ですらなし得なかった“快挙”。集まった虎党の思いが、パワーに変わる。今季はオリックスからFAで阪神に移籍した初年度。リーグも変わり、これまでの票が他の選手に流れた可能性もあるが、虎党の熱い愛がそれを上回り、両リーグでトップの得票数を獲得した。金本監督はタテジマ 1年目の2003年、糸井と同様に序盤から活躍。18年ぶりのリーグ優勝の原動力となったものの、 1回目の中間発表で全体 5位。セ外野手部門でも同僚の浜中治外野手(38=現二軍打撃コーチ)に次ぐ 2位だった。票数自体は12万9165票と、全体の得票数は差があるが、現役時代の指揮官の“支持率”を超えたことには違いない。それだけ今季の虎の快進撃の象徴には、注目度が高いというわけだ。ファン、将の期待に応えるべく、糸井ももがいている。野手が休日だったこの日。東京から始発の新幹線で帰阪すると、そのまま甲子園へ直行した。クラブハウスを後にしたのは午後 3時40分ごろ。球団関係者によると室内練習場で 1人、マシン相手に黙々と打ち込んでいたようだ。23日の相手は巨人のエース・菅野。前回 9日の東京ドームでは、 1回に先制打。連続無失点イニングを「27」で止めた。甲子園での伝統の一戦では、ひと際熱い声援が背中を押す。本来の姿を見せることで、投票してくれたファンに恩返しをする。

梅野は23日からの巨人 3連戦へ「嫌がることをやっていきたい」と意欲。ファン投票の最終結果は 6月26日に発表される。プロ 4年目で初の球宴出場が、現実味を帯びてきた。12球団ナンバーワンのチーム防御率2.92を生み出すリードに、盗塁阻止率 0.375はリーグトップ。さらに粘っこい打撃に、小技もうまい。さまざまな成長をファンはみてくれていた。梅野が伝統の一戦でも、さらなる高みを目指していく。長野を核弾頭においたGの新打線に内角攻めを示唆したものの、ワンパターンでいくつもりはない。打撃についても強調した。もちろん、虎を再び白星街道に導くことこそ、球宴のファン得票数が増える近道。最大のライバルとみられる小林の目の前で、その差を広げるつもりだ。

高山俊外野手(24)が菅野退治に頭脳勝負の心意気を見せた。前回対戦した 9日はマルチ安打を記録したが、今回も菅野攻略への秘策を練るつもりだ。神宮 3連戦では 2本塁打を含む 5安打 4打点の大暴れ。巨人 3連戦も自身のバットで勝利へと導く意気込みだ。

福留孝介外野手(40)が22日、東京から帰阪。23日に対戦する巨人・菅野智之投手(27)を、甲子園で返り討ちにすることを約束した。 9日の東京ドームでは右翼席に 2ランを放つなど 2安打 2打点。今回も先制攻撃を仕掛けるつもりだ。前夜にヤクルト・ルーキの敬遠暴投をアシストした福留は午前 9時すぎに東京駅に姿をみせた。スーツをビシッと決め、再び勝負師の顔へとなっていた。菅野を打つ。迎撃態勢を早くも整えた。 9日の東京ドームの再現。それを狙うわけだ。前回の菅野は 3試合連続完封中だった。しかし、阪神打線が立ち上がりから襲いかかった。 1回に糸井の適時打で連続無失点イニングを「27」で止めると、 3回には福留が中押しの「2ラン」。宿敵のエースに土をつけることで首位・虎はますます元気になっていった。福留は常日頃から今季、Gにめっぽう強い。勝負どころで打てるのが打者の価値。もう一度、菅野を真っ青にさせるつもりだ。金本監督は羽田空港で対菅野について進軍ラッパを吹いた。下降線をたどっていた打線も短いトンネルがあっただけで復調傾向にある。貯金「10」。巨人、DeNAとの甲子園 6連戦で首位固めをし、いざ交流戦に挑むつもりだ。

原口文仁捕手(25)が巨人 3連戦に向け引き締めた。 5月は25打数 8安打の 3割 2分と結果を出してきた。昨年 5月は 5本塁打17打点、打率も 3割 8分と大暴れしてセ・リーグ月間MVPを獲得。得意の 5月での巻き返しを誓う。

秋山拓巳投手(26)は22日、23日の巨人戦での先発に備えて甲子園で調整。 9日の対戦では 7回 2失点で菅野に投げ勝った。過去 7度の先発はすべて 6回以上投げている安定感抜群の男が、G倒再現を誓った。記事をまとめてみました。

 

 首位を走る阪神が球宴ジャックの勢いだ。22日、「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日ナゴヤドーム、同15日ZOZOマリン)のファン投票第1回中間発表があり、猛虎戦士がセ・リーグの 9部門中、 5部門でトップに立った。

 今季からFA加入した糸井が、12球団最多の 3万9852票を獲得。 3塁手部門でも復活を期す鳥谷が 2位の巨人マギーにダブルスコアと圧倒した。マテオ、ドリスのドミニカ共和国コンビも現時点で 1位の得票数だ。

 初出場を狙う捕手梅野も巨人小林、ヤクルト中村らを抑えて 1位。今季は開幕からほぼ全試合で先発マスクをかぶり、盗塁阻止率はリーグトップの 3割 7分 5厘と守備力が際立つ。

 糸井嘉男外野手(2017年 5月16日撮影=阪神甲子園球場)

 日本野球機構(NPB)は22日、「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日ナゴヤドーム、同15日ZOZOマリンスタジアム)のファン投票の第 1回中間発表を行い、パ・リーグDH部門は、左太もも裏肉離れで 2軍調整中の北海道日本ハム大谷翔平投手(22)が 2万7805票で 1位になった。

 最多得票はセ・リーグ外野手部門1位の阪神糸井嘉男外野手(35)の 3万9852票。

 各ポジションの 1位は以下の通り(外野手は 1~ 3位)。

【セ・リーグ】

 先発投手 巨人菅野智之

 中継ぎ投手 阪神 マルコス・マテオ

 抑え投手 阪神 ラファエル・ドリス

 捕  手 阪神 梅野隆太郎

 一塁手 広島 新井貴浩

 二塁手 広島 菊池涼介

 三塁手 阪神 鳥谷敬

 遊撃手 巨人 坂本勇人

 外野手 阪神 糸井嘉男、広島 鈴木誠也、DeNA 筒香嘉智

【パ・リーグ】

 先発投手 ソフトバンク 千賀滉大

 中継ぎ投手 西武 牧田和久

 抑え投手 楽天 松井裕樹

 捕  手 楽天 嶋基宏

 一塁手 北海道日本ハム 中田翔

 二塁手 西武 浅村栄斗

 三塁手 ソフトバンク 松田宣浩

 遊撃手 楽天 茂木栄五郎

 外野手 西武 秋山翔吾、ソフトバンク 柳田悠岐、北海道日本ハム 近藤健介

 DH 北海道日本ハム 大谷翔平

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 「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票の第 1回中間発表が22日あり、虎戦士が最多の 5部門でトップ。糸井嘉男外野手は12球団最多 3万9852票で、 1回目の中間発表では虎移籍 1年目の金本知憲監督(49)を超える支持率を集めた。この日は帰阪後、甲子園室内で異例の休日返上練習。ファンの期待を力に、20打席連続無安打の壁をぶち破る。

  5試合無安打の糸井の休養について金本監督は「休みたがらんもん。『いきます』っていうから、『わかった、わかった』と」と否定した。指揮官も2010年に10試合連続無安打を経験しており、「焦るよ。今年 1本も打てないんじゃないかって、それぐらい気負ったのもあるよ」と振り返り、「やっと( 1本)出て、さあいくぞと思ったら全然で。打てそうな投手がきて、四球(笑)。あるんだよ。巡り合わせもある」と話していた。

 糸井嘉男外野手(2017年 5月16日撮影=阪神甲子園球場)

 虎が球宴ジャックや! 「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票の第 1回中間発表が22日あり、虎戦士が最多の 5部門でトップ。糸井嘉男外野手は12球団最多 3万9852票で、 1回目の中間発表では虎移籍 1年目の金本知憲監督を超える支持率を集めた。この日は帰阪後、甲子園室内で異例の休日返上練習。ファンの期待を力に、20打席連続無安打の壁をぶち破る。

 ファン投票の中間発表で、12球団最多得票を集めた糸井嘉男外野手。その期待を力に変える

 全国のファンの期待が、数字になって表われた。虎 1年目の糸井が初のファン投票の中間発表で、12球団最多となる 3万9852票。鉄人ですらなし得なかった“快挙”。集まった虎党の思いが、パワーに変わる。

 全パを率いる北海道日本ハム・栗山監督が11日の開催要項発表会見で、全セで見たい選手について「糸井は、ずぬけている」と指名。それを受けた背番号「7」は「栗山さんにそういってもらえるのは、ありがたいです」と感謝していたが、ファンの思いも同じだった。

 中間発表で虎からは鳥谷( 3塁手)、梅野(捕手)、ドリス(抑え)、マテオ(中継ぎ)も含め、12球団最多の 5人が部門トップ。中でも圧倒的な数字をたたき出したのが糸井だ。今季はオリックスからFAで阪神に移籍した初年度。リーグも変わり、これまでの票が他の選手に流れた可能性もあるが、虎党の熱い愛がそれを上回り、両リーグでトップの得票数を獲得した。

 金本監督はタテジマ 1年目の2003年、糸井と同様に序盤から活躍。18年ぶりのリーグ優勝の原動力となったものの、 1回目の中間発表で全体 5位。セ外野手部門でも同僚の浜中に次ぐ 2位だった。票数自体は12万9165票と、全体の得票数は差があるが、現役時代の指揮官の“支持率”を超えたことには違いない。それだけ今季の虎の快進撃の象徴には、注目度が高いというわけだ。

 早朝の新幹線で帰阪の途につく糸井嘉男外野手。休日返上で甲子園に向かった

  5月に入ってチームは首位に浮上したが、「今が精いっぱい。しんどい…」と苦笑いしていた糸井。その後のトンネルを予期していたのか、16日の中日戦(甲子園)の第 4打席に右翼へ 5号 2ランを放って以降、 5試合20打席連続無安打中。打率は 3割を切り、 0.279と苦しんでいる。

 そんな姿に指揮官は「ズレはあるって。打てないときは何しても打てんよ」と分析。「(本人は)責任は十分に感じているから。悔しい思いをしているし。情けないっていう。それが強すぎても力むし。そのうち、打てるようになるから。間違いなく」と信頼を寄せた。

 ファン、将の期待に応えるべく、糸井ももがいている。野手が休日だったこの日。東京から始発の新幹線で帰阪すると、そのまま甲子園へ直行した。クラブハウスを後にしたのは午後 3時40分ごろ。球団関係者によると「練習せなあかんやろ」と室内練習場で 1人、マシン相手に黙々と打ち込んでいたようだ。

 23日の相手は巨人のエース・菅野。前回 9日の東京ドームでは、 1回に先制打。連続無失点イニングを「27」で止めた。甲子園での伝統の一戦では、ひと際熱い声援が背中を押す。本来の姿を見せることで、投票してくれたファンに恩返しをする。

◇データBOX◇

◎…糸井は17日の中日戦(甲子園)から 5試合20打席無安打。 5試合無安打はオリックス時代の2015年 6月24日楽天戦(山形)- 7月21日西武戦(ほっと)に並ぶ自己ワースト(故障で登録抹消期間を含む)。このときは23打席快音がなかった。

 

 「マイナビオールスターゲーム」のファン投票の第 1回中間発表で、阪神からは糸井嘉男外野手をはじめ、梅野隆太郎捕手、鳥谷敬内野手、ラファエル・ドリス、マルコス・マテオ両投手の 5人が部門トップ。梅野は23日からの巨人 3連戦へ「嫌がることをやっていきたい」と意欲。ファン投票の最終結果は 6月26日に発表される。

 プロ 4年目で初の球宴出場が、現実味を帯びてきた。12球団ナンバーワンのチーム防御率2.92を生み出すリードに、盗塁阻止率 0.375はリーグトップ。さらに粘っこい打撃に、小技もうまい。さまざまな成長をファンはみてくれていた。梅野が伝統の一戦でも、さらなる高みを目指していく。

 中間発表の捕手部門でトップの梅野隆太郎捕手。G戦でライバル小林を突き放つ

 「とにかく、いろんなポイントを攻めて、嫌がることをやっていきたいです。試合を作って、打たせてとりたい。テンポよく、最少失点で、できれば先発に長いイニングを投げさせたいです」

 長野を核弾頭においたGの新打線に「体の近くは大事。球場も甲子園で思いきっていきやすい」と内角攻めを示唆したものの、ワンパターンでいくつもりはない。打撃についても「菅野さんはいい投手。早めに仕掛けるために、早めの準備をしていきたい」と強調した。

 もちろん、虎を再び白星街道に導くことこそ、球宴のファン得票数が増える近道。最大のライバルとみられる小林の目の前で、その差を広げるつもりだ。

 

 新幹線で帰阪する高山俊外野手

 高山俊外野手が菅野退治に頭脳勝負の心意気を見せた。前回対戦した 9日はマルチ安打を記録したが「前回とは違うと思うので、考えます」と、今回も菅野攻略への秘策を練るつもりだ。

 神宮 3連戦では 2本塁打を含む 5安打 4打点の大暴れ。「( 3連戦について)勝って終われたので、また続けられるように頑張ります」。巨人 3連戦も自身のバットで勝利へと導く意気込みだ。

 

  9日の巨人戦で菅野智之投手から 2ランを放った福留孝介外野手。このシーンを甲子園で再現する=東京ドーム

 福留孝介外野手が22日、東京から帰阪。23日に対戦する巨人・菅野智之投手を、甲子園で返り討ちにすることを約束した。 9日の東京ドームでは右翼席に 2ランを放つなど 2安打 2打点。今回も先制攻撃を仕掛けるつもりだ。

 前夜にヤクルト・ルーキの敬遠暴投をアシストした福留は午前 9時すぎに東京駅に姿をみせた。スーツをビシッと決め、再び勝負師の顔へとなっていた。菅野を打つ。迎撃態勢を早くも整えた。

 「いい投手だね。(早めに仕掛けるか、という問いに)前みたいに、それしかないんじゃない」

 コメントは短くとも目指すべき試合展開についてはっきりと口にした。 9日の東京ドームの再現。それを狙うわけだ。

 東京から帰阪する福留孝介外野手。甲子園 6連戦も頼みまっせ!

 前回の菅野は 3試合連続完封中だった。しかし、阪神打線が立ち上がりから襲いかかった。 1回に糸井の適時打で連続無失点イニングを「27」で止めると、 3回には福留が中押しの「2ラン」。宿敵のエースに土をつけることで首位・虎はますます元気になっていった。

 福留は常日頃から「 1試合 1試合、足元をみつめて」と強調するが、今季、Gにめっぽう強い。対戦打率は 0.370(27打数10安打)、 2本塁打、 9打点。本塁打と打点は対戦相手の中で最多を誇っている。勝負どころで打てるのが打者の価値。もう一度、菅野を真っ青にさせるつもりだ。

 金本監督は羽田空港で対菅野について「場所を変えてね。向こうが燃えてくるのに、こっちは負けないようにしないと」と進軍ラッパを吹いた。下降線をたどっていた打線も短いトンネルがあっただけで復調傾向にある。貯金「10」。巨人、DeNAとの甲子園 6連戦で首位固めをし、いざ交流戦に挑むつもりだ。

 福留孝介外野手(2017年 5月12日撮影=横浜スタジアム)

★ 2度目のFA取得

 阪神の福留孝介外野手が22日、 2度目のフリーエージェント(FA)の資格取得条件を満たした。  福留は2007年オフに中日からFA宣言して、米大リーグのカブスなどでプレー。2013年に日本球界に復帰した。球団は残留を要請する方針を固めている。

 

 原口文仁捕手(2017年 5月18日撮影=阪神甲子園球場)

 原口文仁捕手が巨人 3連戦に向け「自分のやれることをやっていきたい」と引き締めた。

  4月終了時点では 2割 4分 3厘だった打率が、現在は 2割 6分 3厘まで上昇。 5月は25打数 8安打の 3割 2分と結果を出してきた。

 昨年 5月は 5本塁打17打点、打率も 3割 8分と大暴れしてセ・リーグ月間MVPを獲得。得意の 5月での巻き返しを誓う。

 

 練習に臨む秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 阪神・秋山は22日、23日の巨人戦での先発に備えて甲子園で調整。 9日の対戦では 7回 2失点で菅野に投げ勝ったが、「打線も変わって、長野さんが当たってきて、 1番を打っている。長野さんをしっかり打ち取ることがポイントになる。近いところを攻めて、内角を意識させたい」。過去 7度の先発はすべて 6回以上投げている安定感抜群の男が、G倒再現を誓った。

 

 今日(23日)から聖地でGとの伝統の戦いだ!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

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 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

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◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

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糸原プロ初盗塁!7番遊撃スタメンでマルチ安打!秋山、菅野とがっぷりも無援…ダイナマイト打線不発…

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阪神は 3回一死 2、 3塁の絶好の場面で糸井、福留が打ち取られた。巨人は好機をつくれなかった。阪神秋山、巨人菅野の投手戦が続く。 6回までの安打数は阪神が 3本、巨人が 5本と先発投手の好投を前に、互いに攻めあぐねる。巨人は 7回二死 1、 2塁、小林の適時 2塁打で決勝点をあげた。菅野は 7回無失点でリーグ単独トップの「6勝」。阪神秋山が「3敗」目。 4番・福留は 4打数 1安打。 6回一死で 3遊間を破る左前打で 4試合連続出塁としたが、 1回二死 3塁で中飛、 3回二死 2、 3塁で左邪飛と先制機で凡退。糸井の打撃不振の影響もあり、 7試合連続で打点なし。きょうこそ勝負を決める 1本を打ってくれるはずだ。

2安打の感触は、消し去られた。高山俊外野手(24)の 3出塁は得点にはつながらず。 0- 1の 7回無死 1、 2塁で、 3者連続三振の 1人目になった。ギアを上げた菅野智之投手(27)に力を見せつけられ、残ったのは悔しさだけだ。 7回の場面。もちろん犠打の選択肢もあったが、将は昨季新人王に託した。 4球目のフォーク、 5球目の内角低め 151キロを見送りフルカウント。だが最後は、それよりわずかにストライクゾーン寄りに 151キロをねじこまれ見逃し三振。天を仰いだ。そこから上本、糸井も連続三振に終わった。21日のヤクルト戦(神宮)での猛打賞に続く 2試合連続今季12度目のマルチ安打にも“価値”を見出せなかった。もっと高みへ登らなくては、この悔しさは晴れない。

ダイナマイト打線”が沈黙…。黒虎ユニホームで伝統の一戦に臨んだ首位阪神は 0- 1で敗戦。 3位巨人のエース・菅野の前に糸井嘉男外野手(35)が 3度の得点機で凡退し、これで自己ワーストの 6試合、24打席ノーヒットとなった。金本知憲監督(49)は超人の復活を信じて、待つ-。トンネルから出る瞬間を、誰もが待ち望んでいた。 1点先制された直後の 7回二死 1、 2塁、カウント 1- 1から菅野の 3球目スライダーをとらえたが…ファウル。一瞬沸いた虎党は静まり返り、また声をからせる。しかし、続く 151キロにバットは空を切った。 0- 1で今季 2度目の零封負けとなった試合後、糸井は何を聞かれても無言だった。北海道日本ハムでもオリックスでもなかった自己ワーストの 6試合、24打席連続無安打。しかも 3度、得点圏で倒れた。敗戦の責任を誰よりも背負っていた。大阪タイガース時代の“黒虎”ユニホームでの「G3連戦」。 2位広島には「1.5ゲーム」差に詰められた。そこから勝負根性を発揮するのが今季の虎であり、糸井だ。分厚い雲を吹き飛ばす瞬間を誰もが待っている。

ドラフト 5位の阪神糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)がプロ初盗塁を決めた。 7番遊撃でスタメン出場し、先頭の 9回、カミネロの直球をたたき 3塁線を破る安打を放った。伊藤隼太外野手(28)が見逃し三振を喫した場面でスタートを切り、 2盗を成功させた。

秋山拓巳投手(26)が好投もむなしく、 7回 5安打 1失点で「3敗目」を喫した。 6回までわずか 3安打に抑えたが、 7回二死 1、 2塁から巨人小林誠司捕手(27)に右前適時 2塁打を許し失点。唯一の失点にうつむいた。 7回を投げて 3四球と安定した投球を見せ、巨人のエース菅野と投げ合った。投げ合ったからこそ、足りない部分が見えた。次はエースに負けない投球を目指す。秋山拓巳投手が球界のエース、巨人・菅野智之投手と 2度目の激突。投げ勝った前回 9日に続き、一歩も譲らぬピッチングを見せた。 7回 113球、 5安打 1失点で 3敗目を喫したが、甲子園のファンからは大きな拍手が送られた。ゲームセットの瞬間まで、ベンチから決して目を背けることなく戦況を見届けた。球界のエースと堂々と投げ合った。ただ、「0」と「1」の間にある大きな壁を肌で感じると、秋山の胸中には紙一重では片付けられない思いがこみ上げた。対して菅野は、直後の 7回。無死 1、 2塁から圧巻の 3者連続三振。エースたるゆえんを目の前でみせつけられ、自身は 7回 5安打 1失点でリリーフに後を託した。 4月25日のDeNA戦(甲子園)では 1回に筒香に適時打を浴び、 0- 1で敗れた。今季 2度目の 0- 1…。 1球の重みを痛いほど感じているからこそ、この日の甲子園の夜風は、余計に身にしみた。だが、この悔しさを成長につなげなければ男じゃない。秋山はすぐさま前を向いた。さらに上の世界を知れたことが最大の収穫になる。高みへの挑戦はいま、この瞬間から始まっている。

藤川球児投手(36)が通算1000奪三振まであと「4」とした。 9回に 4番手として登板。巨人石川慎吾外野手(24)から空振り三振を奪い、通算「996個」目の三振となった。

23日の阪神-巨人(甲子園)では、伝統の一戦を盛り上げるべく、 1、 3塁側の両アルプススタンドで「人文字イベント」が行われた。来場者に限定のTシャツが配られ、アルプス席には黄色の人文字で「T」と「H」を組み合わせた阪神のマークがつくられた。また、巨人ファンが陣取る左翼のビジター専用応援席エリアでも、同デザインのオレンジTシャツが配布された。また阪神の選手らは 1リーグだった1948、49年の「大阪タイガース」時代に使用した濃紺色のユニホームをリメークしたものを着用し、レトロな雰囲気を醸し出した。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 0- 1巨人>◇23日◇阪神甲子園球場

 阪神は 3回一死 2、 3塁の絶好の場面で糸井、福留が打ち取られた。巨人は 1回に盗塁を阻まれるなど、好機をつくれなかった。

 阪神秋山、巨人菅野の投手戦が続く。 6回までの安打数は阪神が 3本、巨人が 5本と先発投手の好投を前に、互いに攻めあぐねる。

 巨人は 7回二死 1、 2塁、小林の適時 2塁打で決勝点をあげた。菅野は 7回無失点でリーグ単独トップの「6勝」。阪神秋山が「3敗」目。 巨人カミネロは「12セーブ」目。

 

 首位・阪神は 3回一死 2、 3塁の先制機を作ったが、巨人・菅野の前に 3番・糸井は左飛、続く福留は左邪飛に倒れた。

 阪神の先発・秋山は 3回まで無失点。

 阪神先発の秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

  4番・福留は 4打数 1安打。 6回一死で 3遊間を破る左前打で 4試合連続出塁としたが、 1回二死 3塁で中飛、 3回二死 2、 3塁で左邪飛と先制機で凡退。試合後は早足でクラブハウスへ戻り、コメントを発することはなかった。糸井の打撃不振の影響もあり、 7試合連続で打点なし。きょうこそ勝負を決める 1本を打ってくれるはずだ。

 

  2安打の感触は、消し去られた。高山の 3出塁は得点にはつながらず。 0- 1の 7回無死 1、 2塁で、 3者連続三振の 1人目になった。ギアを上げた菅野に力を見せつけられ、残ったのは悔しさだけだ。

 「あそこ( 7回)でもそうですし、 9回(二死 2塁で中飛)もですし、そういうところで打てなかったら打者としての価値がない。悔しいです」

 高山俊外野手は 3回に菅野智之投手(手前)から中前打を放った=阪神甲子園球場

  1回先頭は四球。 3回無死 1塁では中前打で続き、 5回二死走者なしでも右前打を放っていた。 9日の東京ドームでも 1回先頭で左翼線 2塁打を放ち、 4連続完封を狙いにきた難敵を叩く足がかりを作っていた。この日の 3打席目を終え、今季の対戦打率は 0.667( 6打数 4安打)まで上昇していた。

  7回の場面。もちろん犠打の選択肢もあったが、将は昨季新人王に託した。 4球目のフォーク、 5球目の内角低め 151キロを見送りフルカウント。だが最後は、それよりわずかにストライクゾーン寄りに 151キロをねじこまれ見逃し三振。天を仰いだ。そこから上本、糸井も連続三振に終わった。

  7回無死 1、 2塁で見逃し三振に倒れた高山俊外野手。この悔しさは絶対に忘れない- =阪神甲子園球場

 「打者としての価値」は、指揮官が昨季から繰り返し言い続けてきたこと。殊勲打の選手は「あの場面で打てるのが打者としての価値」と称えられ、若虎たちは「10勝以上の投手を打たないと打者としての価値はない」と尻を叩かれてきた。その哲学が胸にあるからこそ、21日のヤクルト戦(神宮)での猛打賞に続く 2試合連続今季12度目のマルチ安打にも「ランナーがいないところで(打っても)…」と“価値”を見出せなかった。

  9回、外野フライに倒れた高山俊外野手=阪神甲子園球場

 菅野のギアチェンジを感じたか、と問われると「そうでしょうね。まあでも、それは分かっていること」と言葉を飲み込んだ。もっと高みへ登らなくては、この悔しさは晴れない。

◇データBOX◇

◎…高山は昨季、巨人・菅野に対し、14打数 3安打(打率 0.214)、 1打点、 2三振。

◎…今季はこれで 7打数 4安打(同 0.571)、 1四球、 1三振。

 

  7回二死 1、 2塁、菅野(手前)の速球に空振り三振に倒れた糸井嘉男外野手。これで自己ワースト24打席ノーヒット…=阪神甲子園球場

 “ダイナマイト打線”が沈黙…。黒虎ユニホームで伝統の一戦に臨んだ首位阪神は 0- 1で敗戦。 3位巨人のエース・菅野の前に糸井嘉男外野手が 3度の得点機で凡退し、これで自己ワーストの 6試合、24打席ノーヒットとなった。 2位広島とは「1.5ゲーム」差。金本知憲監督は「乗り越えてくれる」と超人の復活を信じて、待つ-。

 トンネルから出る瞬間を、誰もが待ち望んでいた。 1点先制された直後の 7回二死 1、 2塁、カウント 1- 1から菅野の 3球目スライダーをとらえたが…ファウル。一瞬沸いた虎党は静まり返り、また声をからせる。しかし、続く 151キロにバットは空を切った。

 「……」

  0- 1で今季 2度目の零封負けとなった試合後、糸井は何を聞かれても無言だった。北海道日本ハムでもオリックスでもなかった自己ワーストの 6試合、24打席連続無安打。しかも 3度、得点圏で倒れた。

  7回、三振に倒れた糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

  1回一死 2塁で 2ゴロ。 3回一死 2、 3塁という絶好の先制機では浅い左飛。あがき、もがき、苦しんでも「H」ランプを灯せない。試合前時点でリーグトップだった得点圏打率( 0.400)も、 5位の 0.368へ…。敗戦の責任を誰よりも背負っていた。

 金本監督は試合後、改めて「そのうち上がってくると思う。なんとかしようという気持ちをもちろん(糸井は)もっているし。ここを乗り越えていってほしいし、乗り越えてくれると思っている」と強い信頼感を口にした。練習中には、しばしの談笑。指揮官は「雑談」と多くを語らなかったが背番号「7」の心をほぐしてあげようしているのは明らかだった。

 前日22日、糸井は東京から午前 6時の始発で帰阪し、甲子園に直行。休日返上で打撃マシンと向き合った。同日には「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票の第1回中間発表があり、12球団最多となる 3万9852票を集めた。一夜明けたこの日の練習前、「うれしいですね」と感謝しながらも「ただ、今そこまで頭がまわっていないです」と率直な心境を吐露していた。

  1点が遠く、ベンチで渋い表情の金本知憲監督=阪神甲子園球場

 悩める超人-。それでも、信じるしかない。首位快走の虎をけん引してきたのは、間違いなく今季から虎に加入した糸井だ。片岡打撃コーチも「あれほどの選手だから休むとかじゃない」とスタメン落ちなどの休養を否定。「経験もある。きょうのライト線とかも入ればね。試合でポンと出れば精神的に楽になる」ときっかけを欲した。

 大阪タイガース時代の“黒虎”ユニホームでの「G3連戦」。 2位広島には「1.5ゲーム」差に詰められた。そこから勝負根性を発揮するのが今季の虎であり、糸井だ。「乗り越えてくれる」という金本監督の言葉通り、分厚い雲を吹き飛ばす瞬間を誰もが待っている。

◇データBOX◇

◎…阪神の甲子園での連敗(18日の中日戦に続く)は今季初。

◎…糸井は 6試合、24打席無安打。ともに自己ワーストを更新。

◎…これまではオリックス時代の2015年の 5試合( 6月24日の楽天戦~ 7月21日の西武戦)、23打席( 6月23日の楽天戦の第 3打席~ 7月24日のソフトバンク戦の第 2打席)がワーストだった(故障で登録を抹消された期間を含む)。

 

  9回裏阪神一死 1塁、打者伊藤隼の時に 2盗を成功させる糸原健斗内野手(左)、遊撃手坂本勇人=阪神甲子園球場

 ドラフト 5位の阪神糸原健斗内野手がプロ初盗塁を決めた。 7番遊撃でスタメン出場し、先頭の 9回、カミネロの直球をたたき 3塁線を破る安打を放った。

 伊藤隼が見逃し三振を喫した場面でスタートを切り、 2盗を成功させた。敗戦したこともあり糸原は「(盗塁は)セーフになって良かった。チームに貢献できるようにしっかり明日も頑張りたい」と淡々と話した。

 

 阪神先発の秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手が好投もむなしく、 7回 5安打 1失点で「3敗目」を喫した。 6回までわずか 3安打に抑えたが、 7回二死 1、 2塁から巨人小林に右前適時 2塁打を許し失点。「悔しいですね。中井さんを歩かせて、小林さんと勝負という指示でした。最後の最後の精度が甘かった」と唯一の失点にうつむいた。

  7回を投げて 3四球と安定した投球を見せ、巨人のエース菅野と投げ合った。投げ合ったからこそ、足りない部分が見えた。菅野は 7回無死 1、 2塁の最大のピンチを、 3者連続三振で切り抜けた。「ピンチで抑えこんでいる。そこがエース。大きな違いが出た」。次はエースに負けない投球を目指す。

 菅野智之投手とがっぷり四つの投げ合いを演じた秋山拓巳投手。見応えがあった=阪神甲子園球場

 熱い投手戦にしびれた! 秋山拓巳投手が球界のエース、巨人・菅野智之投手と 2度目の激突。投げ勝った前回 9日に続き、一歩も譲らぬピッチングを見せた。 7回 113球、 5安打 1失点で 3敗目を喫したが、甲子園のファンからは大きな拍手が送られた。

 ゲームセットの瞬間まで、ベンチから決して目を背けることなく戦況を見届けた。球界のエースと堂々と投げ合った。ただ、「0」と「1」の間にある大きな壁を肌で感じると、秋山の胸中には紙一重では片付けられない思いがこみ上げた。

 「悔しいですね。菅野さんはピンチで、しっかりああやって抑え込む。そこがエース。大きな違いが出たと思います」

  7回表巨人二死 1、 2塁、秋山拓巳投手は小林誠司捕手に先制の右適時 2塁打を浴び、打球を見つめる秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 淡々とした表情の下で何度も自責の念に駆られた。 1回は二死から坂本に右前打を浴びたが、阿部を 131キロで空振り三振に斬り、その後は 4回まで三者凡退。 5回二死 1、 2塁のピンチも菅野を 1飛に片付けた。

 ただ…。 0- 0の 7回だ。二死走者なしで石川に長打を浴び、中井を敬遠で歩かせて 1、 2塁。打率 1割台の 8番・小林にカウント 2- 2から高めに浮いた 143キロを右翼線へはじき返され、痛恨の先制点を献上した。

 対して菅野は、直後の 7回。無死 1、 2塁から圧巻の 3者連続三振。エースたるゆえんを目の前でみせつけられ、自身は 7回 5安打 1失点でリリーフに後を託した。

 今年は昨年までとは違い、正月は愛媛県内の実家には帰省せず。「やらないといけないと思ったので」と今季にかける思いが自然と体を動かし、京都府内で自主トレをスタートさせた。

  7回、巨人・小林誠司捕手に適時 2塁打を打たれ肩を落とす秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 覚悟の分だけ、結果もついてきた。 9日の東京ドームでは 4試合連続完封勝利を狙う菅野に 7回 6安打 2失点で投げ勝って、今季「2勝目」を手にした。誰もが認める虎のローテ投手への階段を一歩ずつ上がっている。

  4月25日のDeNA戦(甲子園)では 1回に筒香に適時打を浴び、 0- 1で敗れた。今季 2度目の 0- 1…。 1球の重みを痛いほど感じているからこそ、この日の甲子園の夜風は、余計に身にしみた。だが、この悔しさを成長につなげなければ男じゃない。

 「 1回から粘られてしんどかったが、得点を与えなかった。苦しかったが、 0でいけたことはよかったと思います」

 秋山はすぐさま前を向いた。さらに上の世界を知れたことが最大の収穫になる。高みへの挑戦はいま、この瞬間から始まっている。

◇データBOX◇

◎…阪神の 0- 1の敗戦は 4月25日のDeNA戦(甲子園)に続き、今季 2度目(零封負け自体が今季 2度目)。このときも先発は秋山だった。

◎…巨人戦の 0- 1の敗戦は2015年 5月 2日の東京ドーム(先発は藤浪)以来、甲子園では2013年 7月 4日(先発はスタンリッジ)以来。

 

 9回に登板した藤川球児投手=阪神甲子園球場

 藤川球児投手が通算1000奪三振まであと「4」とした。

  9回に 4番手として登板。巨人石川から空振り三振を奪い、通算「996個」目の三振となった。

 

 甲子園球場で行われたプロ野球阪神-巨人で23日、来場者に限定のTシャツが配られ、アルプス席には黄色の人文字で「T」と「H」を組み合わせた阪神のマークがつくられた。

 また阪神の選手らは 1リーグだった1948、49年の「大阪タイガース」時代に使用した濃紺色のユニホームをリメークしたものを着用し、レトロな雰囲気を醸し出した。

  4回終了時、 1塁アルプス席に人文字で浮かび上がるHTマーク=阪神甲子園球場

 23日の阪神-巨人(甲子園)では、伝統の一戦を盛り上げるべく、 1、 3塁側の両アルプススタンドで「人文字イベント」が行われた。入場者全員に限定Tシャツがプレゼントされ、スタンド一体が選手のユニホームと同系色の濃紺色に。アルプス席の一部では黄色のTシャツが配られ「THマーク」が描かれた。

また、巨人ファンが陣取る左翼のビジター専用応援席エリアでも、同デザインのオレンジTシャツが配布された。

 

 「ブラックユニフォーム」とは、 1948年から1949年の「大阪タイガース」時代に着用されたユニフォ ームであり、この時代は、藤村富美男、別当薫、土井垣武といったスラッガー擁する強力打線が他 球団を圧倒し、通称「ダイナマイト打線」として恐れられました。

 金本監督就任2年目となる2017シーズン!あの伝説の打線のような爆発力を蘇らせるべく、2017年 バージョンとしてリメイクした「ブラックユニフォーム2017」を着用し、より一層の熱い声援を選 手達に送りましょう!

 ご購入は、T-shop(http://shop.hanshintigers.jp/index.html)で。

 

 こんな試合をしていては話にならない…。打者がどうしても打てないなら、全員 2軍に行ってやり直ししろ! 1軍での篤史クン(片岡篤史一軍打撃コーチ)の指導でダメなら、 2軍に昔「ボンバー(爆撃機)」と呼ばれた男がいる。その男こそ「ボンバー古屋」と呼ばれた男、古屋英夫二軍チーフ兼守備走塁コーチだ!彼に教わって来い!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
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◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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鳥谷、顔面死球!糸井、早出実らず28打席無安打…能見7回2安打無失点も援護なし、遠い2勝目…

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阪神は吉川光夫投手(29)の前に 3回まで無安打に抑えられた。 5回一死 3塁で巨人吉川光の 2球目が阪神鳥谷敬内野手(35)の顔面を直撃。吉川光は危険球退場となった。 4月13日の広島戦以来、今季 3度目の先発マウンドだった。序盤から緩急をつけたピッチングで最速 147キロの直球にカーブでアクセントをつけながら 4回まで完全投球と快投を続けた。尾花投手コーチも 1球に泣いた。阪神はこの好機も無得点に終わった。 8回、代打亀井義行外野手(34)が右前に決勝適時打を放ち、巨人は「3連勝」。阪神は好投の能見を援護できず、 2番手桑原が今季20試合目で初黒星。

鳥谷敬内野手にアクシデントが起きた。 5回一死 3塁の場面で打席に立ったが、吉川光の 2球目 144キロ直球が右側頭部付近を直撃した。鳥谷はうずくまったまましばらく動かず球場は騒然。グラウンドに立ち続けてきた男が、黒土に崩れ落ちた。聖地が凍りつき、金本監督、トレーナーらがあわてて駆け寄る。顔を上げると、鼻から鮮血がしたたった。顔面死球による流血退場。鳥谷が新人年から続けてきた連続試合出場は、絶体絶命だ。金本監督も血相を変えて 1塁ベンチを飛び出した。担架も用意される中、鳥谷は自力でベンチへ。そのまま途中交代し、 5回裏終了後、タオルで鼻付近の出血を押さえたままクラブハウスに引き揚げた。鳥谷は歴代 2位となる連続試合出場をこの日で「1794」試合に伸ばした。試合は 1- 3で敗れ、今季初の 2カード連続負け越しで 2位広島とのゲーム差は「0.5」に。踏んだり蹴ったりや! 4月19日の中日戦(ナゴヤドーム)では金本監督の「1766」を抜き、歴代単独 2位に立った。このままなら2020年にも 1位・衣笠祥雄氏の「2215」を捉える。通算「2000」安打にもあと「87」と迫っていたが…。まさかの事態が発生だ。虎党だけでなく全野球ファンの悲しみを表すかのように、壮絶な退場の直後、空から涙雨が落ちてきた。

糸井嘉男外野手(35)はこの日も 4打数無安打に終わり、 7試合、28打席連続無安打となった。初回と 4回は 2ゴロ、 6回は 1ゴロに倒れた。上本の本塁打で 2点差とした 9回一死では、右翼方向へ大きな当たりを放ったが、右飛に終わった。この日の試合前には早出特打を行い、約30分間フリー打撃を行った。付きっきりで見守った片岡篤史打撃コーチ(47)は「練習を見てたら本来の糸井のポイントでバットが出てると思いますけど」と話していた。チームは巨人に連敗。23日は無得点、この日も 1点止まりで、主軸・糸井の復調が待たれる。大歓声とともに右翼方向へと伸びていった白球は、無情にも亀井のグラブに収まった。角度は文句なし。浜風も吹いていない。だが、スタンドに届かなかった。「H」ランプがともらない…。 7試合28打席連続無安打。糸井はトンネルから抜け出せなかった。このままくすぶり続ける男ではない。努力は決して裏切らない。超人の復調なくしては、12年ぶりのリーグ優勝への道は開けない。必ず、目覚めるときは来る。

上本博紀内野手(30)が 2試合連続完封負けを阻止した。 9回一死でカミネロの 149キロ直球をとらえると、左翼席へ「3号ソロ」。チームに20イニングぶりの得点をもたらした。 6回二死 2塁では阿部の打球をダイビングキャッチするなど、守備でも魅せた。

能見篤史投手(37)はまたしても白星から見放された。 3四球を与えながらも 7回を 2安打無失点。打線からの援護がなく「2勝」目とはならなかった。この日で規定回数に到達し、防御率2.18となった。メッセンジャー、秋山を上回ってチームトップに浮上。先発した 8試合中 7試合で 5回以上を投げ、 3失点以内に抑えている。勝利になかなか直結しないが、37歳は今季も役割を果たしている。勝ち星に値する快投だった。先発した能見は 7回 2安打無失点も 2番手・桑原が打たれ、チームは敗戦。またも白星を手にすることはなかった。試合後は野手に感謝した。 6回二死で坂本勇人内野手(28)に中前打を打たれるまで 1本の安打も許さず、巨人打線をきりきり舞いにさせた。チームの勝利のため左腕を振り続ける37歳に、金本監督は感謝するとともに野手陣に奮起を求めた。前回登板の翌18日はノースロー。中 6日の調整期間で 1度もブルペンに入らず、工夫を凝らしてG斬りに挑んだが、2015年 7月22日(甲子園)以来となる伝統の一戦での勝ち星は 4戦連続で手にできなかった。次こそ、能見に白星をプレゼントしたい。

桑原謙太朗投手(31)が今季初黒星を喫した。 8回に 2番手としてマウンドへ。先頭の巨人相川亮二捕手(40)を外角の真っすぐで詰まらせるも 1、 2塁間を抜け、先頭が出塁。犠打で 2塁に進められ、代打亀井に先制打を許した。雨脚が強まる中での登板ではあったが淡々と話した。今季は勝利の方程式の一角として、この日も含め20試合に登板。幾度となく、ピンチを救ってきたが17試合ぶりに失点。今年初めての敗戦投手になった。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 1- 3巨人>◇24日◇阪神甲子園球場

 巨人は初回に二死 3塁の好機で、 4番阿部が 1ゴロに倒れる。阪神は吉川光の前に 3回まで無安打に抑えられた。

  5回一死 3塁で巨人吉川光の 2球目が阪神鳥谷の顔面を直撃。吉川光は危険球退場となった。阪神はこの好機も無得点に終わった。

  8回、代打亀井が右前に決勝適時打を放ち、巨人は「3連勝」。阪神は好投の能見を援護できず、 2番手桑原が今季20試合目で初黒星。

 巨人森福は今季初勝利、カミネロは「13セーブ」目。

  5回裏阪神一死 3塁、巨人吉川光夫投手(左)は鳥谷敬内野手の頭部に死球を与え退場となる =阪神甲子園球場

 巨人吉川光夫投手が好投から一転、まさかの危険球で退場した。

  5回一死 3塁で阪神鳥谷への 2球目が内角に抜けて頭部付近を直撃。危険球での退場が宣告された。

  4月13日の広島戦以来、今季 3度目の先発マウンドだった。序盤から緩急をつけたピッチングで最速 147キロの直球にカーブでアクセントをつけながら 4回まで完全投球と快投を続けた。

 尾花投手コーチも「緩急をつけながら良い投球が出来ている。 2軍でやってきたことが生かされている」とコメントする好内容も、 1球に泣いた。

 

  5回裏阪神一死 3塁、巨人吉川光夫投手から顔面に死球を受け交代となった鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手にアクシデントが起きた。

  5回一死 3塁の場面で打席に立ったが、吉川光の 2球目 144キロ直球が右側頭部付近を直撃した。鳥谷はうずくまったまましばらく動かず球場は騒然。金本監督も血相を変えて 1塁ベンチを飛び出した。

 担架も用意される中、鳥谷は自力でベンチへ。そのまま途中交代し、 5回裏終了後、タオルで鼻付近の出血を押さえたままクラブハウスに引き揚げた。

 なお吉川光は危険球で退場となった。

 吉川光夫投手の投げたボールは鳥谷敬内野手の顔面付近を襲った。身をひるがえしたが…=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が顔面死球を受け、流血するアクシデントが起きた。

  5回一死 3塁の場面で打席に立ったが、巨人吉川光の 2球目 144キロ直球が右側頭部付近を直撃した。鳥谷はうずくまったまましばらく動かず球場は騒然。金本監督も血相を変えて 1塁ベンチを飛び出した。

 担架も用意される中、鳥谷は自力でベンチへ。そのまま途中交代し、 5回裏終了後、タオルで鼻付近の出血を押さえたままクラブハウスに引き揚げた。

 試合中に病院へ向かった鳥谷ついて、金本監督はボールが当たった箇所は「鼻だと思う」と説明。「(検査の)結果は聞いていない」と話すにとどめた。

 鳥谷は歴代 2位となる連続試合出場をこの日で「1794」試合に伸ばした。

 鳥谷敬内野手が頭を上げると鼻から血がしたたり落ちた=阪神甲子園球場

 なにしてくれとんねん! 鳥谷敬内野手が巨人戦(甲子園)の 5回、顔面付近への死球で流血、途中交代した。鼻の周辺に当たったもようで骨折などの重傷ならば、歴代 2位の連続試合出場が「1794」で途切れる可能性も浮上した。試合は 1- 3で敗れ、今季初の 2カード連続負け越しで 2位広島とのゲーム差は「0.5」に。踏んだり蹴ったりや!

 顔へ一直線。避けようがなかった。グラウンドに立ち続けてきた男が、黒土に崩れ落ちた。聖地が凍りつき、金本監督、トレーナーらがあわてて駆け寄る。顔を上げると、鼻から鮮血がしたたった。顔面死球による流血退場。鳥谷が新人年から続けてきた連続試合出場は、絶体絶命だ。

 「鼻骨? だと思うけど。まだ病院に行っているから。報告は入ってない」と金本監督は表情を曇らせるしかなかった。

 倒れた鳥谷敬内野手(右下)の周囲には金本知憲監督(左)らが心配して集まった=阪神甲子園球場

 絶好機で、絶望的に危ないボールだった。福留の右翼線 3塁打で無死 3塁とした 0- 0の 5回。中谷が浅い右飛で一死となり、鳥谷が打席に立った。巨人先発・吉川光が投じた 1ボールからの 2球目で悲劇が起きた。 144キロ直球が鼻付近に直撃。白球が 3塁側に吹っ飛ぶと同時に、ひっくり返った。なかなか立ち上がれない。担架が運び込まれ、悲鳴と怒号が飛び交った。球審の丹波幸一審判員(47)が危険球退場を宣告するより早く、吉川光は 3塁側ベンチ裏へ消えた。両チームに警告が発せられる。自分の足で立ち上がり、顔をタオルで覆ってダッグアウトへ。血が止まらなかった。直後にティッシュで鼻を押さえながらクラブハウスへ引き揚げ、尼崎市内の病院へ直行した。

 鳥谷が欠けることなど誰も想像しなかった。入団 1年目の2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)から続けてきた連続試合出場は、この試合で「1794」まで伸びた。 4月19日の中日戦(ナゴヤドーム)では金本監督の「1766」を抜き、歴代単独 2位に立った。このままなら2020年にも 1位・衣笠祥雄氏の「2215」を捉える。通算「2000」安打にもあと「87」と迫っていたが…。まさかの事態が発生だ。

  5回、死球をうけ、うずくまる鳥谷敬内野手 左は金本知憲監督=阪神甲子園球場

 試合直後の高代ヘッドコーチは「検査中」とだけ語り、杉本チーフトレーナーも「病院へ行きました。(CTなどの)検査はしていない。どう当たったか分からないので詳しいことは分かりません」と、現状把握に追われた。25日にも詳しい症状が判明するが、当たった場所が場所だけに、骨折などの重傷ならば出場は途切れる可能性も浮上する。誰よりも負傷に強く、頼もしかった男が、キャリア最大のピンチに立たされた。

 鳥谷が残していった 5回一死 1、 3塁の絶好機をナインは生かせず、好調を維持していたチームの柱を失い、 1- 3で敗戦。連敗で今季初の 2カード連続負け越し、貯金は「8」に減った。 2位広島が勝ち、「0.5ゲーム」差に。痛いという言葉では足らないほど、痛すぎる死球だった。

 虎党だけでなく全野球ファンの悲しみを表すかのように、壮絶な退場の直後、空から涙雨が落ちてきた。

  5回裏阪神一死 3塁、巨人吉川光夫投手から顔面に死球を受け交代となった鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

★鳥谷の負傷交代VTR

 鳥谷が最近、負傷交代したのは2011年 5月15日の中日戦(甲子園)。「3番・遊撃」でスタメン出場したが、 1回の守備でゴロを処理したときに右手人さし指の爪を裂傷した。流血してベンチに戻り、そのまま途中交代。検査の結果「右手人さし指爪床(そうしょう)裂傷」と診断。その後の交流戦は遊撃を上本に譲ったが、DHや代打で出場。同28日の楽天戦(Kスタ宮城)で守備復帰した。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季初の 2カード連続負け越し。 3連戦での連続負け越しは昨年 9月 2- 4のDeNA戦(●●○、甲子園)と 6- 8日の巨人戦(●●●、同)以来。

◎…阪神が負け、 2位広島が勝ったためゲーム差は「0.5」に。10日の巨人戦(東京ドーム)で「1」差と迫られて以降は「1.5」以上をキープしていたが、勝率差で単独首位に立った 6日の広島戦(甲子園、「0ゲーム」差)以来の最接近となった。

 

  9回表巨人二死 2、 3塁、長野の右中間の打球を追いかけるもおよばずフェンスに激突する中堅糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手はこの日も 4打数無安打に終わり、 7試合、28打席連続無安打となった。

 初回と 4回は 2ゴロ、 6回は 1ゴロに倒れた。上本の本塁打で 2点差とした 9回一死では、右翼方向へ大きな当たりを放ったが、右飛に終わった。試合後は「なにもないよ」と言葉少なだった。

 この日の試合前には早出特打を行い、約30分間フリー打撃を行った。休みなしに 106本打ち続け、安打性の当たりは53本、柵越えは17本だった。付きっきりで見守った片岡打撃コーチは「練習を見てたら本来の糸井のポイントでバットが出てると思いますけど」と話していた。

 チームは巨人に連敗。23日は無得点、この日も 1点止まりで、主軸・糸井の復調が待たれる。

  4回、内野ゴロに倒れた糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 大歓声とともに右翼方向へと伸びていった白球は、無情にも亀井のグラブに収まった。角度は文句なし。浜風も吹いていない。だが、スタンドに届かなかった。「H」ランプがともらない…。 7試合28打席連続無安打。糸井はトンネルから抜け出せなかった。

 「何もないよ」

 試合後はひと言だけ発し、クラブハウスへと引き揚げた。表情は厳しいまま。悔しさをグッとこらえていた。

 糸井嘉男外野手は 6回、 1ゴロに倒れる。この日もヒットは出なかった=阪神甲子園球場

  1回の第 1打席、 4回の第 2打席とも 2ゴロに倒れる。 6回二死 1塁は登板したばかりの 3番手・森福の初球 131キロの直球をとらえきれずに 1ゴロ。第 4打席も右飛と16日の中日戦(甲子園)の第 4打席に右翼へ「5号2ラン」を放って以降、快音を響かせていない。

 自己最長の不振。背番号「7」がもがいている。試合前には阪神移籍後、初となる早出特打を行った。トレーニングシャツにサマーキャップ姿で打撃ケージに入ると、約30分間もバットを振り続けた。付き添った片岡打撃コーチは「気分的にモヤモヤしていたところでね。数を打って感覚を取り戻すということ」と説明したが、すぐに結果には結びつかなかった。

 糸井嘉男外野手はこの日、早出特打を行った。打ち込んでスランプ脱出を図った=阪神甲子園球場

 このままくすぶり続ける男ではない。努力は決して裏切らない。超人の復調なくしては、12年ぶりのリーグ優勝への道は開けない。必ず、目覚めるときは来る。

★糸井について片岡篤史打撃コーチ

 「みんなでここまでカバーして点を取ってきたんだから、もう一度、そうやってやっていく」

◇データBOX◇

◎…糸井は 6試合、28打席無安打と自己ワーストを更新中。 1シーズンの連続無安打記録は、セ・リーグでは1955年に大石正彦投手(大洋)がマークした「55」。パ・リーグでは1964年の嵯峨健四郎投手(東映)の「77」。

 

  9回、本塁打を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 上本が 2試合連続完封負けを阻止した。 9回一死でカミネロの 149キロ直球をとらえると、左翼席へ「3号ソロ」。チームに20イニングぶりの得点をもたらした。試合後は敗戦とあって、無言のままクラブハウスへ。 6回二死 2塁では阿部の打球をダイビングキャッチするなど、守備でも魅せた。

 

 阪神先発の能見篤史投手=阪神甲子園球場

 能見篤史投手はまたしても白星から見放された。 3四球を与えながらも 7回を 2安打無失点。打線からの援護がなく「2勝」目とはならなかった。

 登板後「(内容は)まあまあ。(先頭を)出さなければよかったんですけど」と淡々と振り返った。

 この日で規定回数に到達し、防御率2.18となった。メッセンジャー、秋山を上回ってチームトップに浮上。先発した 8試合中 7試合で 5回以上を投げ、 3失点以内に抑えている。勝利になかなか直結しないが、37歳は今季も役割を果たしている。

  1回終了、ベンチへ戻る能見篤史投手=阪神甲子園球場

 勝ち星に値する快投だった。先発した能見は 7回 2安打無失点も 2番手・桑原が打たれ、チームは敗戦。またも白星を手にすることはなかった。

 「バックが守ってくれたので」

 試合後は野手に感謝した。 6回二死で坂本勇に中前打を打たれるまで 1本の安打も許さず、巨人打線をきりきり舞いにさせた。

 能見篤史投手は 7回 2安打無失点の好投。白星に値する内容だった=阪神甲子園球場

 今季はこれで 8試合に登板して防御率は2.18ながら、いまだに 1勝 2敗。前回17日の中日戦(甲子園)も 6回 1/3を 1失点と好投も、白星が付かなかった。それでもチームの勝利のため左腕を振り続ける37歳に、金本監督は「前回同様、 7回投げ切ってくれた」と感謝するとともに「しっかり反省して、取り返して、能見に勝ち星が付くようにしないとね」と野手陣に奮起を求めた。

 前回登板の翌18日はノースロー。中 6日の調整期間で 1度もブルペンに入らず、工夫を凝らしてG斬りに挑んだが、2015年 7月22日(甲子園)以来となる伝統の一戦での勝ち星は 4戦連続で手にできなかった。次こそ、能見に白星をプレゼントしたい。

 

 桑原謙太朗投手が今季初黒星を喫した。 0- 0の 8回に 2番手としてマウンドへ。先頭の巨人相川を外角の真っすぐで詰まらせるも 1、 2塁間を抜け、先頭が出塁。犠打で 2塁に進められ、代打亀井に先制打を許した。雨脚が強まる中での登板ではあったが「それも言い訳になる。先頭を取れなかったことがいけない」と淡々と話した。

 今季は勝利の方程式の一角として、この日も含め20試合に登板。幾度となく、ピンチを救ってきたが17試合ぶりに失点。今年初めての敗戦投手になった。

  8回表巨人一死 2塁、亀井義行外野手に右前先制適時打を浴びた桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

 桑原が17試合ぶりに失点し、今季初黒星を喫した。 0- 0の 8回に 2番手で登板すると、先頭の代打・相川に右前打。長野の 1前犠打で一死 2塁とされ、代打・亀井に右前適時打を浴びた。 4月 4日のヤクルト戦(京セラ)以来となる失点。チームも敗れて「失点したことが…。先頭を出したのがすべて。(雨などの状況は)言い訳になる。それでも抑えないといけなかった」と悔しさをにじませた。

 

 鳥谷殺せば何とかなると、危険球を投げて動揺させての勝利なんて、ホンマに汚いG軍だ!今日は、メッセで連敗ストップだ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(05月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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