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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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俊介3年ぶり1号!金本監督、俊介先発起用ズバリ!D5糸原パ~ンチ炸裂!千金2点2塁打!秋山6勝!

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阪神は 2回、一死 1、 2塁から俊介外野手(29)の適時 2塁打で 2点を先制した。西武は 3回、源田壮亮内野手(24)の「2号ソロ」で 1点差に詰め寄った。西武は 4回、メヒアの「9号ソロ」で同点に追いついた。だがその裏、阪神俊介に 3年ぶりとなる今季「1号ソロ」を許した。阪神は 7回のピンチを継投でしのぎ、直後に 2点を追加。秋山拓巳投手(26)は「6勝」目を挙げた。「7番・右翼」で先発出場した 8年目の俊介外野手が 2- 2の 4回、相手先発・野上亮磨投手(29)から左中間に 3年ぶりの「ソロ本塁打」を放つなど 2安打 3打点と活躍。金本監督(49)は起用が的中し、試合後は納得の表情だった。

俊介外野手が先制 2点 2塁打を放った。 2回一死 1、 2塁。西武野上の投じた高めの速球を振り抜いた。打球は左中間を破り、 2者が生還。序盤から貴重な 2点を奪った。俊介外野手が、勝ち越しの「1号ソロ」を放った。 4回二死。低めのスライダーを振り抜いた。打球はきれいな放物線を描いて、左中間席の最前列に飛び込んだ。自身 3年ぶりの本塁打。阪神がリードを奪った。バットで存在感を見せた。 7- 2で西武に快勝した。左太もも裏を痛めた糸井嘉男外野手(35)の“代役”が文句なしのヒーローとなり、貯金は再び「11」。チームに勢いをもらたす大きな「1勝」だ!!1036日ぶりの通算「4発」目、なんと甲子園初、しかも決勝弾。全身をビリビリと震わせ、ダイヤモンドを一周した。糸井が左太もも裏の軽い筋挫傷で 3試合連続ベンチスタート。交流戦中のスタメン復帰は難しい中で、 3戦連続&右翼では今季初の先発出場。近畿大學の先輩・糸井の穴を埋め、広陵高校の大先輩、金本監督も助ける 3打点で、広島との「2ゲーム」差を死守した。超変革元年の昨季。主力が苦しみ、若手も経験不足という中で中堅選手が存在感を出せず、金本監督が吐き捨てたこともあった。今年で30歳。悔しさをバネにしてきた。開幕直後の 4月8日に抹消されたが、 5月30日に再昇格するとロッテ戦で 3 2塁打 4打点。そしてこの日。少ないチャンスをものにし、チームも救う。最高の働きだ。優勝には日替わりヒーローが不可欠。しかし本人は“代役”に甘んじるつもりはない。

D 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が決めた。西武の中堅・秋山翔吾外野手(29)が懸命に背走しジャンプした向こう側、緑の芝生で白球が跳ね、勝負は決まった。 3- 2の 7回二死 1、 2塁だ。 2番手左腕・武隈を 2四球と犠打で無安打で追い詰め、骨太ルーキーが仕留めた。四球直後の初球 134キロスライダーを振り抜く。中堅上空を切り裂き、前進守備を越えた。 4打数 1安打でも、自画自賛した通りの大きな大きな 2打点。ともに自己最長の出場 5試合連続安打、3試合連続打点になった。ベンチでこぶしを突き上げた金本監督にも、うれしすぎる一打だ。聖地のお立ち台ももう 3度目。声を上ずらせて変わらぬ奮闘を誓ったが、糸原がチームの中心に立っていることに周囲はもう慣れてきている。

3番・高山俊外野手(24)は 3回に右前打を放ち、22打席ぶりのヒットを放ったが…。 8回にフランク・ガルセス投手(27)から死球。右腰付近を直撃し、苦痛に顔をゆがめた。ようやくトンネルを抜けた若虎のアクシデントに球場が騒然となるなか、代走・荒木郁也内野手(29)を送られてベンチへ。それでも試合後はしっかりした足取りでロッカーへ戻った。

秋山拓巳投手が 7回途中 2失点で「6勝」目を挙げた。 5回に同期入団の俊介の「1号ソロ」で勝ち越し。味方の援護に応えるように直後に招いた一死 3塁の場面で秋山、浅村栄斗内野手(26)を打ち取り、しのいだ。交流戦は 3戦全勝。火曜の男として、チームに最高の流れをもたらした。継投も決まった。 7回のピンチでは岩崎優投手(25)、桑原謙太朗投手(31)をつぎ込み、得点を許さなかった。秋山は13日、交流戦後の 4日間のブレークで登板間隔が空くため、14日に一度抹消されることが濃厚となった。代わって、伊藤隼太外野手(28)が再昇格するとみられる。糸井が左太もも裏の軽い筋挫傷で、交流戦期間中のスタメン復帰は厳しい状況。外野手を増やし、糸井の穴を埋めていくことになる。次回はセ・リーグとの戦いに舞台が戻る。直球を軸に今一度、己を磨き、そのときに備えていく。

●岩崎が 1点リードの 7回一死 1、 3塁で、秋山の後を受けて 3試合連続となるマウンドへ。源田を 1ゴロに抑えたが、二死 2、 3塁から秋山に四球を与えたところで降板。記事をまとめてみました。

 

 

 <日本生命セ・パ交流戦:阪神 7- 2西武>◇13日◇阪神甲子園球場

 阪神は 2回、一死 1、 2塁から俊介の適時 2塁打で 2点を先制した。西武は 3回、源田の「2号ソロ」で 1点差に詰め寄った。

 西武は 4回、メヒアの「9号ソロ」で同点に追いついた。だがその裏、阪神俊介に 3年ぶりとなる今季「1号ソロ」を許した。

 阪神は 7回のピンチを継投でしのぎ、直後に 2点を追加。秋山は「6勝」目を挙げた。西武は好機を生かせず、野上が「6敗」目を喫した。

 4回裏阪神二死、左中間へ勝ち越し本塁打を放ち金本知憲監督(左)とタッチを交わす俊介外野手=阪神甲子園球場

 阪神が快勝。「7番・右翼」で先発出場した 8年目の俊介外野手が 2- 2の 4回、相手先発・野上から左中間に 3年ぶりの「ソロ本塁打」を放つなど 2安打 3打点と活躍。金本監督は起用が的中し、試合後は納得の表情だった。

 --まずは俊介の「7番」スタメン起用がバッチリ当たりましたね

 「千葉でもいいバッティングしてくれていたのでね。割と力もあるんで。まぁ、まさか 3打点とは。期待以上の活躍です」

 --俊介のホームランは 3年ぶり、甲子園では初ホームラン

 「あぁそうですね、よく打ちました」

 --先発の秋山はいかがでしたか

 「ん~ちょっとホームラン 2本打たれたりして、やっぱシーズン初めてローテーション守っているので疲れが溜まっているのかなぁって言う感じでしたけどね。最後岩崎にスイッチしましたけど、あそこ何とか踏ん張れるようにね。これから一つの課題としてもう一つ成長できるように頑張ってもらいたいですね」

 4回裏阪神二死、左中間へ勝ち越し「ソロ本塁打」を放った俊介外野手(左)を笑顔で出迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

 --その勝利の分岐点となりました 7回ですが、岩崎、桑原でよくしのぎました

 「一番の今日の勝負どころといいますか、桑原が 1球でしのいでくれて、本当リリーフが頼もしいですね」

 --ピンチの後のチャンスあり、糸原が見事でしたね

 「ですね! まぁ~外野が前に来てましたけど、なかなかねピッチャー代わって、ああいうセンターオーバーのいい当たりは打てないと思うんですけど、本当欲しい所でのタイムリーだったので良かったです」

 -- 8回、クリーンアップで中谷が、よく打ってくれました

 「久しぶりじゃないですかね。どうなんですかね~今の数字見るとなかなかスタメンで出るような数字ではないんですけどね。まぁこっちも期待したくなるようなものを持っていますし、まぁ他にいないっていうのもあるんですけど、まぁ今日タイムリー打てたということで自信にしてまた明日から頑張って欲しいと思いますね」

 --これで連戦の頭を取りまして、明日の予告先発は能見です

 「前回も良かったので、突然ちょっと 6回崩れたりしましたけど、そういうことはないと思っているので、いいピッチング期待しています」

 

  2回裏阪神一死 1、 2塁、先制 2点適時 2塁打を放った俊介外野手=阪神甲子園球場

 俊介外野手が先制 2点 2塁打を放った。

  2回一死 1、 2塁。西武野上の投じた高めの速球を振り抜いた。打球は左中間を破り、 2者が生還。序盤から貴重な 2点を奪った。

 「高めに甘くなったボールをしっかりととらえる事ができました。試合を優位に進めるためにも、早い段階で先制点を取りたかったので、チャンスでランナーをかえす事ができて良かったです」と振り返った。

 4回裏阪神二死、左中間へ勝ち越し「ソロ本塁打」を放った俊介外野手=阪神甲子園球場

 俊介外野手が、勝ち越しの「1号ソロ」を放った。

  4回二死。低めのスライダーを振り抜いた。打球はきれいな放物線を描いて、左中間席の最前列に飛び込んだ。「追いつかれてしまった後だったので、チャンスを作るためにも塁に出ることだけ考えて打席に入りました。打った瞬間どうかなと思いましたが、風のおかげでスタンドまで届いてくれました」。自身 3年ぶりの本塁打。阪神がリードを奪った。

  2回の第 1打席には先制となる 2点 2塁打。バットで存在感を見せた。

 4回に決勝アーチを放った俊介外野手。 3年ぶりの一撃がチームを救った=阪神甲子園球場

  3年ぶり! 甲子園初!! ビックリ弾で虎を救った。阪神は俊介外野手が1036日ぶりの「決勝1号ソロ」を放つなど 3打点と大活躍し、 7- 2で西武に快勝した。左太もも裏を痛めた糸井の“代役”が文句なしのヒーローとなり、貯金は再び「11」。チームに勢いをもらたす大きな「1勝」だ!!

 バットをほうり投げると勢いよく 1塁へ走り出した。打球はぐんぐん伸びて…落ちてこない。まさか? これは!? 左中間席に白球が飛び込むと大歓声がわき上がった。俊介が決めた! 1036日ぶりの通算「4発」目、なんと甲子園初、しかも決勝弾。全身をビリビリと震わせ、ダイヤモンドを一周した。

 「風にも助けられたと思います。一番は、びっくりしたというのがありますが、打ててよかったです。後ろにつなぐ意識でしたが、結果が出てよかった」

 満面の笑顔で俊介外野手(右)を出迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

 クールな男の笑顔が弾ける。同点とされた直後の 4回だった。二死走者なし。野上の内寄りのスライダーを振り抜いた。2014年 8月12日の巨人戦(東京ドーム)で杉内から放って以来、 3年ぶりのビックリ弾。ベンチでは金本監督は思わず首を傾げ、出迎える瞬間には「どうした!?」と口が動いたように見えた。

 「期待以上の活躍。入ると思わなかったからねぇ。どうせ打てないやろうと思って、見てましたから(笑)。打ち方がよかったんだろう。意外と球が落ちなくて」

 ジョークをさく裂させた指揮官は「勝っていくためには、代わりの選手がパッと出てきてパッとカバーするのが大事」と目を細めた。 2回には先制 2点 2塁打も放った。糸井が左太もも裏の軽い筋挫傷で 3試合連続ベンチスタート。交流戦中のスタメン復帰は難しい中で、 3戦連続&右翼では今季初の先発出場。近大の先輩・糸井の穴を埋め、広陵高の大先輩、金本監督も助ける 3打点で、広島との「2ゲーム」差を死守した。

  2回、 2点 2塁打を放った俊介外野手=阪神甲子園球場

 孝行息子はグラウンド内だけじゃない。 1年目のオフ、福岡の実家で母・紀子さんが扉を開けると大きな「くまのプーさん」のぬいぐるみを抱えた俊介が立っていた。持ち運ぶには隠しきれないサプライズ。「恥ずかしかった~」と振り返る。以来、母の大好きなキャラクターを毎年、送っている。 8年目の今年は「母の日」に-。感謝の気持ちは、何体あっても尽きることはない。

 超変革元年の昨季。主力が苦しみ、若手も経験不足という中で中堅選手が存在感を出せず、金本監督が「中堅がしっかりしないから、しようがない」と吐き捨てたこともあった。今年で30歳。悔しさをバネにしてきた。開幕直後の 4月8日に抹消されたが、 5月30日に再昇格するとロッテ戦で 3 2塁打 4打点。そしてこの日。少ないチャンスをものにし、チームも救う。最高の働きだ。

 「交流戦あと 5試合、全部勝つつもりです。応援よろしくお願いします!」

 優勝には日替わりヒーローが不可欠。しかし本人は“代役”に甘んじるつもりはない。

  2回、安打を放った秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

☆虎の千金「1号」あらかると

★エリック・キャンベル内野手:死球で鼻骨を骨折した鳥谷に代わり、 5月25日の巨人戦(甲子園)に「6番・3塁」で出場。 1回に来日初となる「1号2ラン」を放ち、 3打点と活躍した。

★岡崎太一捕手: 6月 3日の北海道日本ハム戦(甲子園)に「8番・捕手」で出場。 1- 2の 4回一死 3塁で左翼へプロ初本塁打となる逆転「2ラン」。プロ13年目はセ・リーグでは広島・井生と並ぶ最遅弾となった。

◇データBOX◇

◎…俊介は 3試合連続、今季 6度目のスタメン。本塁打は2014年 8月12日の巨人戦(東京ドーム)以来、「4本」目。

◎…阪神は西武との交流戦で2013年に 3勝 1敗で勝ち越して以降、2014年(●●●○)、2015年(○●●)、昨年(●○●)と 3年連続負け越し中。

 

 伸びて、伸びて、越えた。ルーキーらしからぬ勝負強さが、もう止まらない。D 5位・糸原健斗内野手が決めた。西武の中堅・秋山が懸命に背走しジャンプした向こう側、緑の芝生で白球が跳ね、勝負は決まった。

 「( 3打席目まで)仕事をできていなかったので、絶対に決めてやるという気持ちでした。絶対に打ってやるという気持ちしかなかった。打ててよかったです!」

  3- 2の 7回二死 1、 2塁だ。 2番手左腕・武隈を 2四球と犠打で無安打で追い詰め、骨太ルーキーが仕留めた。「甘い球を絶対に逃さないようにと思って打席に入った。左投手も別に苦にしていない。価値ある一打だったと思います」。

  7回、適時二塁打を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 四球直後の初球 134キロスライダーを振り抜く。中堅上空を切り裂き、前進守備を越えた。 4打数 1安打でも、自画自賛した通りの大きな大きな 2打点。ともに自己最長の出場 5試合連続安打、3試合連続打点になった。

 欲しいところで一本を出せる男だ。家族を招待していた 5月 6日の広島戦(甲子園)では 9点ビハインドから同点に追いつく適時打。母の日だった 5月14日のDeNA戦(横浜)でも 9回の代打でダメ押し打を放ち、試合後には母・洋子さんへ「母の日タイムリー!!」とメッセージを送った。社会人時代から派手な贈り物はせず、バットで感謝を示してきた。前日12日はその母の55度目の誕生日で、当日のメールは「おめでとう」の一言だったが、一夜明けてまたプレゼントを贈った。

  7回に 2点 2塁打を放った糸原健斗内野手。勝負強いルーキーだ=阪神甲子園球場

 ベンチでこぶしを突き上げた金本監督にも、うれしすぎる一打だ。「外野が前にきていましたけど、なかなかね、投手が代わって、ああいういい当たり、センターオーバーってなかなか打てないと思う。欲しいところでのタイムリーだったので本当よかったです」と満面の笑みだ。疲労も考慮され 2戦は欠場したが、交流戦11戦で打率 0.333、チームトップの 9打点。初対面の投手ばかりの中で、大健闘だ。

 「これを継続して、あしたからもいっぱい打っていきます。全然慣れていない。 1日 1日必死でやってます!」

 聖地のお立ち台ももう 3度目。声を上ずらせて変わらぬ奮闘を誓ったが、糸原がチームの中心に立っていることに周囲はもう慣れてきている。

 チャンスで初球を力強くとらえた糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神は 8安打で 6試合連続 1桁安打。今季ワーストの10試合( 5月14日のDeNA戦~25日の巨人戦)に次ぐ。

◎…糸原は 4月16日の広島戦、 6月 2日の北海道日本ハム戦に続き、 3試合目の「1番」でのスタメン。 3試合で10打数 3安打、 3打点。

 

  8回に死球を受けた高山俊外野手。めりこんでます…=阪神甲子園球場

  3番・高山は 3回に右前打を放ち、22打席ぶりのヒットを放ったが…。 8回にガルセスから死球。右腰付近を直撃し、苦痛に顔をゆがめた。ようやくトンネルを抜けた若虎のアクシデントに球場が騒然となるなか、代走・荒木を送られてベンチへ。それでも試合後は「大丈夫か」という報道陣の問いかけに「はい」と一言。しっかりした足取りでロッカーへ戻った。

 

 秋山拓巳投手が 7回途中 2失点で「6勝」目を挙げた。

  5回に同期入団の俊介の「1号ソロ」で勝ち越し。味方の援護に応えるように直後に招いた一死 3塁の場面で秋山、浅村を打ち取り、しのいだ。

 「すごい振ってきた。怖さはあった。なんとか向かっていけたかな」と振り返った。交流戦は 3戦全勝。火曜の男として、チームに最高の流れをもたらした。

 阪神先発の秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 阪神の秋山が 7回途中 2失点で「6勝」目を挙げた。全体的に球が高く 2本のソロ本塁打を浴びたが、我慢強く試合をつくった。「俊介さんが取ってくれた 3点を何とか守り、後ろの投手につなぐことができてよかった」と振り返った。

 継投も決まった。 7回のピンチでは岩崎、桑原をつぎ込み、得点を許さなかった。金本監督は「桑原は 1球で仕留めてくれて、リリーフは頼もしい」とかみしめるように話した。

 秋山は13日、交流戦後の 4日間のブレークで登板間隔が空くため、14日に一度抹消されることが濃厚となった。代わって、伊藤隼太外野手が再昇格するとみられる。糸井が左太もも裏の軽い筋挫傷で、交流戦期間中のスタメン復帰は厳しい状況。外野手を増やし、糸井の穴を埋めていくことになる。

 西武に快勝し新井良太内野手(右から 2人目)と握手を交わす秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 逆転だけは許さない。自慢の直球を武器に、必死に粘った。秋山が自己最多を更新する「6勝」目。交流戦無傷の 3戦 3勝で、交流戦白星は12球団最多タイとなった。

 「西武打線は強く振ってきたので、怖さがあった。なんとか粘れたかなと思います」

 威圧感に負けず、踏ん張った。 2- 2の 5回一死 3塁のピンチで、西武の秋山を内角 137キロの直球で見逃し三振に斬り、続く浅村は遊飛。力ないフライが上がると「ヨッシャー」と叫び、グラブを激しく叩いた。

  2回の第1打席では痛烈な右前打を放つなど、バットでも存在感を発揮。投げては 6回 1/3を 8安打 2失点と、今季先発11試合中、 9度目のクオリティ・スタート( 6回以上、自責 3以下9を記録。しっかりゲームを作り、攻守で躍動した。

 10日のヤフオクドームの試合前、秋山の姿はブルペンにあった。これまで登板 2日前に行っていた投球練習を、能見を参考に 3日前に変更。「調整変更ですか? どうでしょう」と笑いながら「疲労とかも考えながらですよ」と明かした。

 汗を飛ばしながら力投する秋山拓巳投手。交流戦 3戦 3勝だ=阪神甲子園球場

 能見は若手投手陣に、「何回まで持たせるとかじゃなく、 1イニングごとの積み重ね。最初から飛ばす」と説く。ベテランの考えを26歳右腕も理解し、「 1個 1個、積み重ね」と 1イニングずつを全力投球。疲れているなかでも、それを貫くために、先輩の教えを貪欲に吸収するつもりだ。

 金本監督も「初めてローテーションを守っているので、疲れがたまっているのかなという感じでしたけど。( 7回途中での降板は)これから 1つの課題として、もう 1つ成長できるように頑張ってほしいですね」と高い期待を口にした。

 「(調整変更は)特に違和感なく、ゲームに入れた。もう一回、(フォームを)見直すことと、変化球の精度を調整していきたい」と秋山。次回はセ・リーグとの戦いに舞台が戻る。直球を軸に今一度、己を磨き、そのときに備えていく。

☆秋山をリードした梅野隆太郎捕手

 「 7回で 2、 3点(勝負)だと思っていました。( 2被弾も)ランナーをためてゴンゴン打たれたわけ ではなかったことが大きかった。粘っていけたと思います」

◇データBOX◇

◎…秋山が「3連勝」。交流戦を 3勝 2敗で終えた。球団の交流戦 3勝は2013年(当時24試合制)の 能見篤史の 3勝( 1敗)以来、 4年ぶり。球団最多は2006年(同36試合制)の福原忍の 4勝( 1敗)。

◎…12球団最多は2005年(同36試合制)の西口文也(西武)の 6勝( 1敗)。

 

  7回、登板した岩崎優投手=阪神甲子園球場

 岩崎が 1点リードの 7回一死 1、 3塁で、秋山の後を受けて 3試合連続となるマウンドへ。源田を 1ゴロに抑えたが、二死 2、 3塁から秋山に四球を与えたところで降板。「(秋山に)勝負に行きたかったのですが、ああいうカウント( 3ボール)になってしまいました。桑原さんが抑えてくれて本当によかったです」と、ほっとした表情を見せた。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。   

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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福留、右手首痛めながらプレー!新井が今季初安打!梅ちゃん、盗塁阻止!能見3敗目…松田が0封!

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台湾デーが開催され、始球式には台湾出身の阪神OB郭李建夫氏(48)が登場した。現在、台湾の開南大學と台湾ナショナルチームの監督を務める元助っ投は、1998年以来の甲子園のマウンドに立ち「現役の時の思い出がよみがえってきて、うれしかったよ」と語った。始球式前にはトークショーが行われ「必ず優勝するよ」と笑顔。チーム低迷期を支えた元助っ人は、台湾の地で古巣の栄光を願っている。阪神は、 3回まで西武先発岡本洋介投手(31)の前に無安打。阪神は 5回、無死 2、 3塁の好機に俊介外野手(29)の 2ゴロ、梅野隆太郎捕手(25)の犠飛で 2点を返した。 6回から先発能見篤史投手(38)に代えて救援に松田遼馬投手(23)を送った。西武は 6回途中から投手をつなぎ、阪神打線の攻撃をかわし逃げ切った。阪神は序盤の失点が響き連勝を逃した。能見は「3敗」目。

高山俊外野手(24)は 4回と 8回に安打を放ち、これで今季16度目のマルチ安打。13日西武戦(甲子園)で22打席ぶりの安打を放ち、長いトンネルから抜け出した若虎に早くも復調の兆しだ。試合後は無言でロッカールームに引き揚げた。チームの勝利のため、また安打を積み重ねていく。

福留孝介外野手(40)は 4回、リーグワーストの今季13個目の併殺を喫するなど、打線がつながらず、西武に惜敗。首位広島とは「3」差に広がった。 6月打率 0.114と苦しんでいる主将が、右手を痛めながらプレーしていることも判明。決して痛みを口にしない背番号「8」は 6回には 3試合連続安打となる中前打を放ち、気を吐いた。糸井を故障で欠く猛虎。もう 1人の主砲に快音が聞かれなければ、チームに勢いはつかない。一切の問いかけに無言を貫いた。言い訳はしない。それが福留孝介の流儀だ。そっと握るグリップに工夫をこらす。少しでも痛みを軽減させるために。守り続けたライトから、今はレフトへ。長い距離のスローがないポジションへの変更は、首脳陣の配慮なのか。ただ、福留は自らの故障を口にすることはない。グラウンドに立つ以上は…。2014年。西岡と試合中に交錯し、肋骨を骨折していても、最後まで自身の口から“そのこと”を漏らすことはなかった。今回も、おそらく何も言わず、語らず、貫くのだろう。満身創痍。それでもグラウンドに立ち続ける男に、今は頼るしかない。不屈の闘志で痛みと闘い、奮闘を続ける男を、虎党はみんな、応援している。

新井良太内野手(33)が、今季初安打を放った。 5回に 2点を返した直後に、先発能見の代打で出場。西武岡本の外角低めの変化球に食らいつき、外角 125キロのスライダーをバットの先で拾い、センター前へ落とした。今季10打席目( 9打数目)の初ヒットだった。新井は 4月下旬に 2軍落ちし、 6月 7日に 1軍復帰したばかり。それだけに表情を引き締めていた。

梅ちゃんバズーカが火を噴いた。昨季パ・リーグ盗塁王(53盗塁)の金子侑司外野手(27)に仕事をさせなかった。悔しがる韋駄天と当然、といわんばかりの表情を浮かべる背番号「44」。自慢の強肩で刹那の勝負を制した。守備から反撃ムードを高めた。 0- 4の 5回。先頭の金子侑を四球で歩かせ、続く源田壮亮内野手(24)を 2ストライクと追い込んでから、外よりの変化球を素早く捕球して 2塁ベースに入った糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)のグラブにストライク送球。源田も見逃し三振でゲッツーに仕留めた。さらに、 9回には外崎修汰内野手(24)の 2盗を阻止し、盗塁阻止率 0.371は同 0.405(37企画15刺殺)まで上昇し、リーグ「1位」をキープした。 2軍で力をつけた梅野のプレーに矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)はたたえた。腐ることなく、上を目指し続けてきたからこそ欠かすことのできない“ピース”になっている。パ・リーグトップのチーム盗塁数「50」を誇る走り屋集団を足止めさせても納得しない。投手のベストピッチを引き出すことしか頭になかった。

先発した能見篤史投手が 5回 4失点で「3敗」目を喫した。初回に西武中村に適時打、 3回にも同じく中村に「14号3ラン」を浴び、 4点を献上。 5回に打席が回ってきたところで代打を送られた。今季は「2勝」ながらも 6月初旬には防御率がリーグトップに立つほど安定感を見せてきた。それだけに金本監督は渋い表情だった。警戒はしていた。だが、それを上回るパワーを見せつけられた。高々と舞い上がった白球が右中間スタンド最前列に着弾。マウンド上の能見は落下地点に視線をやり、微動だにしなかった。表情は変わらずとも、その姿から悔しさが伝わってきた。 5回を 4安打 4失点で今季「3敗」目( 2勝)。毎回の 9奪三振と低めの変化球はキレていた。通算奪三振数は「1333」となり、野田浩司氏(49=阪神、オリックス)、斎藤隆氏(47=横浜、楽天など)を抜き、「歴代75位」に立った。 状態は悪くない。次は必ず、チームを勝利に導いてくれるはずだ。

松田遼馬投手が 2イニングを無失点に抑えた。先発能見からバトンを受け、 6回から登板。 7回には一死満塁のピンチを迎えるも後続を打ち取り、なんとか無失点で切り抜けた。試合後は胸をなで下ろしていた。記事をまとめてみました。

 

 

 <日本生命セ・パ交流戦:阪神 2- 4西武>◇14日◇阪神甲子園球場

 台湾デーが開催され、始球式には台湾出身の阪神OB郭李建夫氏(48)が登場した。現在、台湾の開南大學と台湾ナショナルチームの監督を務める元助っ投は、1998年以来の甲子園のマウンドに立ち「緊張した。マウンドに立ったら現役の時の思い出がよみがえってきて、うれしかったよ」と語った。

 始球式前にはトークショーが行われ「今のタイガースは投手がいい。必ず優勝するよ」と笑顔。チーム低迷期を支えた元助っ人は、台湾の地で古巣の栄光を願っている。

 始球式で投球した阪神OBの郭李建夫氏=阪神甲子園球場

 西武は 1回、中村の右前適時打で 1点を先制。 3回にも中村の「14号3ラン」で加点。阪神は、 3回まで西武先発岡本の前に無安打。

 阪神は 5回、無死 2、 3塁の好機に俊介の 2ゴロ、梅野の犠飛で 2点を返した。 6回から先発能見に代えて救援に松田を送った。

 西武は 6回途中から投手をつなぎ、阪神打線の攻撃をかわし逃げ切った。岡本が「2勝」目。阪神は序盤の失点が響き連勝を逃した。能見は「3敗」目。

 

  4回、右安打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 高山は 4回と 8回に安打を放ち、これで今季16度目のマルチ安打。13日西武戦(甲子園)で22打席ぶりの安打を放ち、長いトンネルから抜け出した若虎に早くも復調の兆しだ。しかしチームの勝利につなげることはできず、試合後は無言でロッカールームに引き揚げた。現状には満足しない。チームの勝利のため、また安打を積み重ねていく。

 

  4回、併殺に倒れた福留孝介外野手。右手を痛めながらプレーしていた=阪神甲子園球場

 福留頼むぞ!! 福留孝介外野手は 4回、リーグワーストの今季13個目の併殺を喫するなど、打線がつながらず、西武に惜敗。首位広島とは「3」差に広がった。 6月打率 0.114と苦しんでいる主将が、右手を痛めながらプレーしていることも判明。決して痛みを口にしない背番号「8」は 6回には 3試合連続安打となる中前打を放ち、気を吐いた。

 大歓声がため息に変わる。 4回一死 1、 2塁。絶好の反撃機で打席には 4番・福留。が、無情にも打球は 1-遊-投と転送される併殺に。続く 6回走者なしの打席では中前打を放ったが、肝心のチャンスで 1本は生まれなかった。糸井を故障で欠く猛虎。もう 1人の主砲に快音が聞かれなければ、チームに勢いはつかない。

  4回の好機に 1ゴロ併殺に倒れた福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 「…」

 一切の問いかけに無言を貫いた。言い訳はしない。それが福留孝介の流儀だ。

  3割近くあった打率が 6月に入って急降下した。 3試合連続安打で復調気配だが、それでも 6月打率は 0.114。打点はわずか 1点。あのバットマン福留が…。信じがたい数字が“異変”を物語る。

 心配事はずっと続いている。右手中指。よ~く観察すると、無意識にかばう仕草が…。京セラドーム( 6日- 8日、オリックス戦)でも、ヤフオクドーム( 9日-11日、ソフトバンク戦)でも。そして、甲子園に戻ってきても。何とか平静を装う姿が痛々しい。

 おそらくより負担が掛からないためなのだろう。そっと握るグリップに工夫をこらす。少しでも痛みを軽減させるために。守り続けたライトから、今はレフトへ。長い距離のスローがないポジションへの変更は、首脳陣の配慮なのか。球団関係者は「手を痛めていると聞いています」と証言した。

  4回、 1併殺打に倒れた福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 ただ、福留は自らの故障を口にすることはない。グラウンドに立つ以上は…。2014年。西岡と試合中に交錯し、肋骨を骨折していても、最後まで自身の口から“そのこと”を漏らすことはなかった。今回も、おそらく何も言わず、語らず、貫くのだろう。

 まして、現在は糸井を欠く状態。左太ももの故障でスタメンを外れている糸井は、この夜も代打出場のみ。金本監督も当面は無理させないことを改めて明言した。ということは…。頼れるのは福留しかない。

 “中指の心配”を首脳陣に問うた。片岡打撃コーチは「それは…。福留に聞いて」と明言を避けた。高代ヘッドコーチは「それでも頑張ってくれている。良くはなってきている」と、故障と黙々と戦う背番号「8」に感謝した。

 満身創痍。それでもグラウンドに立ち続ける男に、今は頼るしかない。不屈の闘志で痛みと闘い、奮闘を続ける男を、虎党はみんな、応援している。

  9回、三振に倒れベンチへ戻る糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

★福留のけがを押してのプレーVTR

 2014年 3月30日の巨人戦(東京ドーム)で飛球を巡って、背走した西岡と交錯。西岡は東京都内の病院に搬送され、長期離脱した。福留は 4回の守備から交代。胸部の打撲と診断され、 4月12日の巨人戦(甲子園)でスタメン復帰。後日に右鎖骨と左肋骨(ろっこつ)の損傷が判明したが公表せず、けがを抱えたままプレーし、このシーズン 104試合に出場した。

◇データBOX◇

◎…阪神は 7試合連続 1桁安打。今季の 5月21日ヤクルト戦(神宮)から同28日のDeNA戦(甲子園)で記録して以来、今季 2度目。球団記録は1943年に記録した、23試合連続。

 

  5回裏阪神二死、中前打を放った新井良太内野手=阪神甲子園球場

 新井良太内野手が、今季初安打を放った。

  5回に 2点を返した直後に、先発能見の代打で出場。西武岡本の外角低めの変化球に食らいつきセンター前へ落とした。

 今季10打席目( 9打数目)の初ヒットだった。新井は 4月下旬に 2軍落ちし、 6月 7日に 1軍復帰したばかり。それだけに「また明日もしっかり頑張ります」と表情を引き締めていた。

  5回、中安打を放った新井良太内野手=阪神甲子園球場

  5回に二死から代打で登場した新井が、今季初安打。外角 125キロのスライダーをバットの先で拾い、中前へ運んだ。開幕は 1軍スタートを勝ち取ったが 1本が出ず、 4月26日に 2軍落ち。その後、ウエスタン22試合で打率 0.300、 1本塁打、 6打点と結果を出し、 6月 7日に昇格した。今季出場10試合目で待望の一打にも「またあした、しっかりがんばります」と気を引き締めていた。

 

  5回、金子侑司外野手の 2盗を阻止した梅野隆太郎捕手。 9回にも刺した=阪神甲子園球場

 体を起こして、半身の構えからぐぐっと右腕をしならせてドッカーン!! 梅ちゃんバズーカが火を噴いた。昨季パ・リーグ盗塁王(53盗塁)の金子侑に仕事をさせなかった。悔しがる韋駄天と当然、といわんばかりの表情を浮かべる背番号「44」。自慢の強肩で刹那の勝負を制した。

 「(準備は)もちろんです」

 守備から反撃ムードを高めた。 0- 4の 5回。先頭の金子侑を四球で歩かせ、続く源田を 2ストライクと追い込んでから、外よりの変化球を素早く捕球して 2塁ベースに入った糸原のグラブにストライク送球。源田も見逃し三振でゲッツーに仕留めた。さらに、 9回には外崎の 2盗を阻止し、盗塁阻止率 0.371は同 0.405(37企画15刺殺)まで上昇し、リーグ「1位」をキープした。

  5回、梅野隆太郎捕手のストライク送球で昨年の盗塁王金子侑司外野手(右)はアウト(左は糸原健斗内野手)=阪神甲子園球場

 昨季は原口や坂本の台頭でプロ入り最少の37試合出場に終わった。ファームはほとんどがデーゲーム。かんかん照りの下で山田 2軍バッテリーコーチのワンバウンドの送球を何度も体で受け止め、二人三脚で汗をかいてきた。 2軍で力をつけた梅野のプレーに矢野作戦兼バッテリーコーチは「完璧な送球でした。(金子侑は)昨年盗塁王をとった選手だったしね。すばらしかったね」とたたえた。腐ることなく、上を目指し続けてきたからこそ欠かすことのできない“ピース”になっている。

  1点を返した直後の 5回には一死 3塁で中犠飛を放ち、チームに 2点目をもたらした。安打はなかったが、バットでも存在感を発揮。それでも中村に「3ラン」を浴びたリード面を反省。

 「一発が出てはいけないところで出てしまった。反省です。原点(アウトロー)中心の配球になってしまった」と反省も忘れなかった。パ・リーグトップのチーム盗塁数「50」を誇る走り屋集団を足止めさせても納得しない。投手のベストピッチを引き出すことしか頭になかった。

 

  3回表西武二死 1、 2塁、連打を浴び梅野隆太郎捕手(左)に声をかけられる能見篤史投手=阪神甲子園球場

 先発した能見篤史投手が 5回 4失点で「3敗」目を喫した。

 初回に西武中村に適時打、 3回にも同じく中村に「14号3ラン」を浴び、 4点を献上。 5回に打席が回ってきたところで代打を送られた。「少し慎重になってしまった部分もありましたし、外中心の投球になってしまい、攻めの投球をすることができませんでした。 2アウトからの失点を許し、ゲームを作ることができずにチームに迷惑をかけてしまいました」と振り返った。

 今季は「2勝」ながらも 6月初旬には防御率がリーグトップに立つほど安定感を見せてきた。それだけに金本監督は「( 1回は) 2アウト取ってからの 3番秋山かな、四球とヒットかな。ちょっと警戒しすぎたのかなとは感じましたけど」と渋い表情だった。

  3回、中村剛也内野手(手前)に 3ランを浴びた能見篤史投手。二死から痛い一発だった=阪神甲子園球場

 警戒はしていた。だが、それを上回るパワーを見せつけられた。高々と舞い上がった白球が右中間スタンド最前列に着弾。マウンド上の能見は落下地点に視線をやり、微動だにしなかった。表情は変わらずとも、その姿から悔しさが伝わってきた。

 「いい打者が続くので、風も計算に入れながらだったんだけど…」

 浜風、打順、打者の能力。すべて頭のなかには入っていた。それでも、しのぎきれなかった。 0- 1の 3回。二死から秋山、浅村に連打を許し、 1、 2塁とピンチを迎える。続く中村への初球だった。浜風を利用して打球の勢いを削ぐべく、右方向へ打たせようと外角に投じた 130キロのシュートを、豪快なひと振りで右中間へと運ばれた。

 リードを広げられる「14号3ラン」。 5回に打線が2点返しただけに、手痛い一発に。 1回も二死から連続四球の後、中村に右前適時打を浴び、先制点を献上。香田投手コーチも「 2アウトだっただけに、粘り強くいって欲しかった」と渋い表情を浮かべた。

  5回を 4安打 4失点で今季「3敗」目( 2勝)。同コーチは「調子自体は悪くなかった」と言うように、毎回の 9奪三振と低めの変化球はキレていた。通算奪三振数は「1333」となり、野田浩司氏(阪神、オリックス)、斎藤隆氏(横浜、楽天など)を抜き、「歴代75位」に立った。

 状態は悪くない。次は必ず、チームを勝利に導いてくれるはずだ。

 

  7回のピンチを無失点にしのぎ梅野隆太郎捕手(左)とタッチを交わす松田遼馬投手=阪神甲子園球場

 松田遼馬投手(23)が 2イニングを無失点に抑えた。

 先発能見からバトンを受け、 6回から登板。 7回には一死満塁のピンチを迎えるも後続を打ち取り、なんとか無失点で切り抜けた。

 試合後は「 0で抑えることだけを考えてました。結果的に0で抑えられてよかったです」と胸をなで下ろしていた。

 

 まだまだチャンスは有る!このままで進めば良いだけだ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。

 

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◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!

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※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

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 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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テレビ朝日・学生才能発掘バラエティ 学生HEROES! 2017年5月31日放送分に虎ちゃん登場

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東京23区の隠れた魅力を見つける「23区HEROES」~世界に誇る町工場が集まる“ものづくりの街"大田区

▼区名の由来~大森vs蒲田のライバル関係は今もメラメラ!?

番組詳細

★世界に誇る日本の最先端技術の宝庫・大田区…完成度が高すぎる精密部品を生み出す町工場へ潜入!大田区の約3500もの町工場から選ばれるトップクラスの「優工場」とは?

▼ジャマイカのボブスレー代表へ○○を無償提供!?心温まる絆とは…

▼合併で生まれた大田区=大森+蒲田…メジャー2地区の間に今なお残るライバル関係…日本考古学の名所~縄文時代の生活を知る遺跡・大森貝塚&歴史的な日本映画の撮影所~「蒲田行進曲」の舞台

▼勇気を出して話しかけてくれた皆様ありがとうございました!!素敵な出逢いに感謝!街で学生HEROESスタッフ&フレンチぶる加瀬部を見かけたら話してみてください~

【大統領】春日俊彰(オードリー)

【スペシャルゲスト】能町みね子

【23区リポーター】フレンチぶる加瀬部 東京・大田区のみなさん

 

 この中で、虎ちゃんが海苔の案内等をしています!このシーンは、「阪神について何か一言、まず最初に金本監督にメッセージ…」と言われて答えているところです。

 取材場所は、東京都大田区大森北一丁目の商店街「ミルパ」でした。

 編集の関係で、BGMに「六甲おろし」が流れます。 ご覧になりたい方は、下記URLよりどうぞ!

  http://varietytv123.blog.fc2.com/blog-entry-35682.html

 

※『学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!』(がくせいさいのうはっくつバラエティ がくせいヒー ローズ!)は、テレビ朝日で毎週水曜25:51〜26:06(JST)に放送されているバラエティ番組。

 

 

 

 

   

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金本監督、通算100勝目は劇的星!中谷5の5大暴れ!原口サヨナラ打もお膳立て!阪神、鉄壁リレー!

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阪神は 1回、二死 2塁から福留孝介外野手(40)の右前適時打で先制。西武は 2回の二死満塁など 3回まで毎回走者も、 2度の盗塁死などで無得点。西武は 4回にエルネスト・メヒア内野手(31)の「10号2ラン」で逆転。阪神も 6回一死 1、 2塁から、代打・伊藤隼太外野手(28)が右前適時打を放ち同点に追い付く。阪神は 7回桑原謙太朗投手(31)、 8回マルコス・マテオ投手(33)と中継ぎ陣が好投。西武も武隈祥太投手(27)、牧田和久投手(32)とリレーして阪神の攻撃をかわし、試合は延長戦となった。阪神が10回、サヨナラ勝ちを収めた。中谷将大外野手(24)のヒットなどで一死満塁とし、原口文仁内野手(25)がブライアン・シュリッター投手(31)から左前に適時打を放った。高橋聡文投手(34)が「2勝」目。西武シュリッターは初黒星を喫した。金本知憲監督(49)は 2年目で通算「100勝」目となった。

中谷将大外野手がプロ初の 5安打の大暴れでサヨナラ劇をお膳立てした。 1回に左前打を放つと、打ち出の小づちのように次々とヒットが生まれた。 6回の 3本目のヒットは、伊藤隼の同点適時打を呼び込んだ。そして延長10回、一死 2塁でこの日 5度目の打席に入ると、西武シュリッターから見逃せばボールという外角高めの直球に、中谷が歯を食いしばり腕を伸ばした。同点の延長10回一死 2塁。打球は 1、 2塁間をしぶとく破り、プロ初の 1試合 5安打だ。しぶとく右前打を放ち、好機を広げて原口のサヨナラ打につなげた。そして原口が劇打で勝負をつけた。劇勝の一戦でダブル主演をはった。中谷は“人生初”の快挙とサヨナラ勝ちの喜びをかみしめていた。時計の針は午後10時前を指し、お立ち台からファンへの気配りも忘れない。糸井嘉男外野手(35)不在の外野で猛アピールに成功。定位置奪取へもっともっと打ちまくる。

原口文仁内野手が甲子園の虎ファンを熱狂させた。 2- 2同点の延長10回一死満塁で打席に入り、西武シュリッターの投球に食らいつき、しぶとくレフト前へ落とした。今季 4度目の延長戦で、 3度目のサヨナラ勝ちを決めた。原口にとっては 4月 6日のヤクルト戦でのサヨナラ弾以来の劇的打。最近出場した 3試合で無安打が続き、この 2試合はスタメン落ち。満を持してのスタメン起用に応え、この日は 2安打。原口文仁捕手が延長10回一死満塁から、左前へ殊勲打。今季 3度目のサヨナラ勝ちで、金本知憲監督に通算「100勝」目をプレゼントした。西武相手に勝ち越しを決め、交流戦 5割以上が確定。首位・広島と「3ゲーム」差を死守だ。きょうは打つと決めていた。だが、もがき苦しんだ。最後はナイン全員のつなぎに背中を押されて、原口がサヨナラ打だ。金本監督に「100勝」目をささげた。支えられ、シャワーを浴びせられ、ずぶぬれで立ったお立ち台で、歓喜の第一声だ。負ければ広島と今季最大「4ゲーム」差になる窮地を救うと、育成枠から引き揚げてくれた金本監督と、ずぶぬれのまま熱く抱き合った。チームも 8試合ぶりの 2桁安打で、交流戦 5割以上が確定。勢いに乗って、16日からパ首位の楽天を甲子園で迎え撃つ。原口ももちろん、必死で勢いを生んでいく。

白木のバットを寝かせた。そのどよめきを、楽しむかのようだった。福留が簡単そうに転がす。 1塁まで全力疾走し、アウト判定に悔しがった。「六甲おろし」が漏れ聞こえるベンチ裏で、主将は平然たる姿勢を崩さず、お立ち台の原口&中谷をたたえた。シュリッターの 150キロシュートは低く、難しい球だったが、セーフティー気味に 1球で決めた。虎将が絶賛するバントで、サヨナラ劇への道を切り開いた。右手中指は思うように動かない。口にこそしないものの、この日も練習中から気にするしぐさをみせ、ヘッドが効きやすいようバットのグリップにテープを巻いた。手負いの中でもやれることや、やるべきことはわかっていた。

オッシャ!! 観客の誰もが息をのむピンチを抑えると、高橋は飛び跳ねて、ほえた。延長10回、 5番手で登板するも、先頭・炭谷銀仁朗捕手(29)に四球を与え、その後二死 3塁のピンチ。カウント 1- 2からの 4球目。渾身の 138キロ直球に、秋山翔吾外野手(29)のバットは空を斬る。気迫の投球がサヨナラを呼び込んだ。 7回から桑原、マルコス・マテオ投手、ラファエル・ドリス投手(29)、高橋とつなぐ無失点リレー。今季「2勝」目も挙げ、前を向いた左腕。その背中は頼もしかった。記事をまとめてみました。

 

 

 <日本生命セ・パ交流戦:阪神 3- 2西武>◇15日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回、二死 2塁から福留の右前適時打で先制。西武は 2回の二死満塁など 3回まで毎回走者も、 2度の盗塁死などで無得点。

 西武は 4回にメヒアの「10号2ラン」で逆転。阪神も 6回一死 1、 2塁から、代打・伊藤隼が右前適時打を放ち同点に追い付く。

 阪神は 7回桑原、 8回マテオと中継ぎ陣が好投。西武も武隈、牧田とリレーして阪神の攻撃をかわし、試合は延長戦となった。

 阪神が10回、サヨナラ勝ちを収めた。中谷のヒットなどで一死満塁とし、原口がシュリッターから左前に適時打を放った。高橋が「2勝」目。西武シュリッターは初黒星を喫した。

 10回裏阪神一死満塁、サヨナラ適時打を放ち、ナインの祝福を受ける原口文仁内野手(中央)=阪神甲子園球場

 阪神は同点で迎えた延長10回に 7番・原口が左前にサヨナラ打を放ち、接戦を制した。

 守りでは 5投手がレオ打線を 2点に抑え、このカード勝ち越し。金本監督は 2年目で通算「100勝」目となった。指揮官の試合後の一問一答は以下の通り。

 10回裏阪神一死満塁、サヨナラ勝ちに笑顔でベンチから出てきた金本知憲監督(左は、笑顔の高代延博ヘッドコーチ)=阪神甲子園球場

 ――最近不調だった原口がサヨナラ打

 「あそこで打ってくれるのが原口っていうね。序盤ちょっと不甲斐ないバッティングとかがあった中、最後、あの場面で取り返してくれた。彼の勝負根性というか、集中力、恐れ入りますね」

 10回、サヨナラ安打を放った原口文仁内野手と抱き合う金本知憲監督=阪神甲子園球場

 ――メッセンジャーも粘りのピッチング

 「コントロールが定まらずストライクとるのに四苦八苦してて、その中で 6イニング投げて 2失点、メヒアの一発だけっていうのはよく粘ってくれました」

 サヨナラ安打を放ち祝福される原口文仁内野手(右)=阪神甲子園球場

 ――後ろの投手陣も好投  「あれだけの勝ちパターンのリレーをして、絶対に負けるわけにはいかないって思っていた。完璧に抑えてくれました」  ――16日からの楽天戦に向けて意気込みを  「パ・リーグの首位のチームですけど、勝ち越し目指して、まず明日、必ず初戦を取りたいと思います」

 

  1回、安打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手がプロ初の 5安打の大暴れでサヨナラ劇をお膳立てした。

  1回に左前打を放つと、打ち出の小づちのように次々とヒットが生まれた。 6回の 3本目のヒットは、伊藤隼の同点適時打を呼び込んだ。そして延長10回、一死 2塁でこの日 5度目の打席に入ると、西武シュリッターからしぶとく右前打を放ち、好機を広げて原口のサヨナラ打につなげた。

 中谷は「(10回は)自分がかえすつもりでした。しっかり打てたと思います」と振り返った。 5安打は「(アマ時代も)ないと思います」と“人生初”の快挙とサヨナラ勝ちの喜びをかみしめていた。

 10回裏阪神一死 2塁、この試合 5の 5となる右前打を放ちサヨナラにつなげた中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 見逃せばボールという外角高めの直球に、中谷が歯を食いしばり腕を伸ばした。同点の延長10回一死 2塁。打球は 1、 2塁間をしぶとく破り、プロ初の 1試合 5安打だ。そして原口が劇打で勝負をつけた。劇勝の一戦でダブル主演をはった。

 「(10回は)とりあえず走者をかえす気持ちでしっかり打てたと思います。 5安打は(プロで)初めてです。アマ時代でも、たぶんないです」

 勝利の余韻に浸って白い歯がこぼれた。この日は左へ 3安打、右へ 2安打と広角に打ち分け、2013年 5月11日のヤクルト戦(松山)で西岡が 5安打を記録して以来、 4年ぶりの快挙を達成。好調の要因は「日々の 1つ 1つの積み重ねではないですか」と振り返った。

 延長10回、右前打を放った中谷将大外野手。自身初の 5安打の固め打ちだ=阪神甲子園球場

 特訓中だったのは内角打ちを可能にする腕のたたみ方。もともと外寄りの球を引っ張ることのできる長い手足を持つが、ひと振りごとに懐への意識を研ぎ澄ました。金本監督も「昨日( 2安打)、いきなり成果が出てね。ちょっと完璧とはいえないけど、イヤな感じ、インサイドを攻められたときの感じが少し消えてるんじゃないかな、と」と成長に目を細めた。

 時計の針は午後10時前を指し、お立ち台から「遅い時間まで応援ありがとうございました。気をつけて帰ってくださ~い!」とファンへの気配りも忘れない。糸井不在の外野で猛アピールに成功。定位置奪取へもっともっと打ちまくる。

◇データBOX◇

◎…中谷がプロ初の 5安打。阪神では2013年 5月11日のヤクルト戦(松山)で記録した西岡の 5安打以来、 4年ぶり。 2リーグ分立後、球団最多は1954年渡辺博之外野手の「6」でセ・リーグ記録。

 

 サヨナラ打を放ちお立ち台で絶叫する原口文仁内野手=阪神甲子園球場

 原口文仁内野手が甲子園の虎ファンを熱狂させた。 2- 2同点の延長10回一死満塁で打席に入り、西武シュリッターの投球に食らいつき、しぶとくレフト前へ落とした。今季 4度目の延長戦で、 3度目のサヨナラ勝ちを決めた。

 原口にとっては 4月 6日のヤクルト戦でのサヨナラ弾以来の劇的打。お立ち台では「必死のパッチでサヨナラやりました。絶対、僕がかえしてやろうと思っていました。(抜けた瞬間は)もうほんと、最高でした」笑顔で振り返った。

 最近出場した 3試合で無安打が続き、この 2試合はスタメン落ち。満を持してのスタメン起用に応え、この日は 2安打。「練習でもたくさんの方にサポートしてもらって、いい準備ができていたので、結果が出てよかったです」と話した。

 延長10回、サヨナラ打を放った原口文仁内野手。歓喜のシャワーが気持ちいい=阪神甲子園球場

 必死のパッチで劇勝や!! 原口文仁捕手が延長10回一死満塁から、左前へ殊勲打。今季 3度目のサヨナラ勝ちで、金本知憲監督に通算「100勝」目をプレゼントした。西武相手に勝ち越しを決め、交流戦 5割以上が確定。首位・広島と「3ゲーム」差を死守だ。

 きょうは打つと決めていた。だが、もがき苦しんだ。最後はナイン全員のつなぎに背中を押されて、原口がサヨナラ打だ。金本監督に「100勝」目をささげた。支えられ、シャワーを浴びせられ、ずぶぬれで立ったお立ち台で、歓喜の第一声だ。

 10回、サヨナラ安打を放った原口文仁内野手=阪神甲子園球場

 「必死のパッチで、サヨナラやりましたぁ~!! いやホントもう、全員でつないでという打席だったので。絶対に僕で決めてやろうという気持ちでした」

 決めるしかなかった。延長10回。先頭の高山が四球。福留がノーサインで捕前犠打を決め、中谷も 5安打目の右前打でつないだ。一死 1、 3塁で鳥谷は敬遠。「中谷が出たところでもう、僕で勝負だなと思っていたので。しっかりと心の準備はできていました。ホントに、打ってやろうと」。シュリッターに 2球で追い込まれたが、 3球目、短く持ったバットで無我夢中で振り抜く。ライナーが遊撃手の頭を越えた。全員の思いを預かり、結果に変えた。

 10回、サヨナラ安打を放ち、ガッツポーズの原口文仁内野手=阪神甲子園球場

  4月 6日のヤクルト戦(京セラ)でのサヨナラ弾以来、自身 3度目のサヨナラ打。負ければ広島と今季最大「4ゲーム」差になる窮地を救うと、育成枠から引き揚げてくれた金本監督と、ずぶぬれのまま熱く抱き合った。

 この試合前まで15打席連続無安打。指揮官を悩ませ、 3試合ぶりに先発出場した。「俊介か原口か悩んだけど、原口もそろそろ打つ頃じゃないかなと思った。最初の 2打席みたらガクッときたけどね、正直(笑)。こりゃミスったなと思ったけど」。 2回は無死 2塁、 4回は無死 1、 2塁で凡退。もう後がなかった。

 勝利に喜ぶ金本知憲監督=阪神甲子園球場

 ライバルの中谷が 5安打する中で迎えた最後のチャンス。自身の節目の勝利は「全然頭になかった」という金本監督も「最後、あの場面で取り返してくれたというね。彼の勝負根性、集中力、恐れ入りますね」と原口に最敬礼。ナイン全員につないでもらい、なんとか取り返した。

 この夜が 6月15日だったのも、何としても打ちたい理由の一つだった。一緒に住んで初めて迎える、愛妻の誕生日だった。「今までは離れていて、あまりしっかりとしたプレゼントを贈れなかったんです。何にしようかな…」。花を贈ろうか、カッコつけすぎか、何日も前から考え込んだ。前回のサヨナラ弾は、テレビ中継が終わってしまい見せられなかった。なんとか、劇的に、祝うことができた。

 10回、サヨナラ打を放ち、チームメートから水を掛けられ祝福される原口文仁内野手=阪神甲子園球場

 チームも 8試合ぶりの 2桁安打で、交流戦 5割以上が確定。勢いに乗って、16日からパ首位の楽天を甲子園で迎え撃つ。原口ももちろん、必死で勢いを生んでいく。

 「練習でもたくさんの方にサポートしていただいて、いい準備ができていたので。結果が出てよかったです」

 支えがなくては、このお立ち台にも立てていない。最愛の人と、多くの人に支えられているから、険しい道でも原口は進める。

 ヒーローの中谷将大外野手(左)と原口文仁内野手(右)=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神は今季 4度目の延長戦で 3勝 1敗。サヨナラ勝ちは 6月 4日の北海道日本ハム戦(甲子園)以来、今季 3度目。原口は 4月 6日のヤクルト戦(京セラ9でもサヨナラ本塁打を放っている。

◎…交流戦は 9勝 6敗で、 3試合を残し、 2年連続の負け越しを阻止した。

 

 白木のバットを寝かせた。そのどよめきを、楽しむかのようだった。福留が簡単そうに転がす。 1塁まで全力疾走し、アウト判定に悔しがった。

 「俺? 関係ねぇよ。あの 2人に聞いて」

 「六甲おろし」が漏れ聞こえるベンチ裏で、主将は平然たる姿勢を崩さず、お立ち台の原口&中谷をたたえた。

 延長10回、セーフティー気味に犠打を決めた福留孝介外野手。劇勝を呼び込んだ=阪神甲子園球場

 延長10回無死 1塁。 2年ぶりの犠打を自ら選択した。金本監督が「やるかな、と思った。それか 1、 2塁間にボテッと打つのか」と振り返ったように、相手バッテリーも警戒していたはずだが、その網をかいくぐった。

 シュリッターの 150キロシュートは低く、難しい球だったが、セーフティー気味に 1球で決めた。虎将が「しかし、うまいね。うまい! うまいわ! そりゃセンスでしょ。うまい」と絶賛するバントで、サヨナラ劇への道を切り開いた。

 右手中指は思うように動かない。口にこそしないものの、この日も練習中から気にするしぐさをみせ、ヘッドが効きやすいようバットのグリップにテープを巻いた。他球団スコアラーも「押し込めていない」と指摘するほど。手負いの中でもやれることや、やるべきことはわかっていた。

 

 オッシャ!! 観客の誰もが息をのむピンチを抑えると、高橋は飛び跳ねて、ほえた。

 「中継ぎとして一番やってはいけないことをしてしまった。自分で作ったピンチ、反省の方が(大きい)」

 延長10回、 5番手で登板するも、先頭・炭谷に四球を与え、その後二死 3塁のピンチ。カウント 1- 2からの 4球目。渾身の 138キロ直球に、秋山のバットは空を斬る。気迫の投球がサヨナラを呼び込んだ。

  7回から桑原、マテオ、ドリス、高橋とつなぐ無失点リレー。金本監督も「あれだけの勝ちパターンのリレーをして絶対に負けるわけにいかないと思っていたので。完璧に抑えてくれました」と、自慢のリリーフ陣に胸を張った。

 今季「2勝」目も挙げ、「きょうは喜んで、あしたからまた頑張ります」と前を向いた左腕。その背中は頼もしかった。

  7回・桑原謙太朗投手 1回 0封=阪神甲子園球場

★虎のリリーフ陣の喜びの声

桑原謙太朗投手

 「 3人で終わらせたいところでヒットを打たれたのが反省。抑えられて良かった」

マルコス・マテオ投手

 「同点でも、投げるのが仕事。次につなげることだけを考えている」

自己最速の 159キロをマークしたラファエル・ドリス投手

 「久々の登板だったけれど、ストライクがしっかり投げられた」

 

  2勝 1敗ペース。j実に良い試合展開になっている。このペースで。ドンドン進んで行け!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。

 

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◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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阪神が交流戦勝ち越し!原口、藤平撃ち5号2ラン!鳥谷、8回値千金のダメ押し打!岩貞3勝目!

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阪神が 2回に原口の「5号2ラン」で先制した。楽天は 3回、三好が今季「1号のソロ」を放ち、 1点差に詰め寄った。中盤は両チームともに無得点。楽天打線は阪神先発の岩貞に完全に抑えられ、阪神も 4回二死 1、 2塁の好機を生かせなかった。阪神岩貞は 7回を 1安打 1失点で投げきり、「3勝」目。阪神は継投で最少リードを守り、 2年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。

楽天・星野仙一球団副会長(70)が16日、久しぶりに甲子園に姿を見せて「やっぱり、ここは最高やね」。グラウンドでは阪神・四藤慶一郎球団社長(56)、高代延博(63)、矢野燿大(48)らのコーチ陣、高山俊外野手(23)、糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)らの明治大學勢に福留孝介外野手(40)から挨拶を受けて、握手を交わした。12年ぶりのリーグ優勝へのポイントはプロセス。投手は先頭打者への四球は厳禁。打者は犠打の精度を上げるなど、基本プレーの徹底を訴えた。挙党一致を求めていた。

阪神が原口文仁捕手(25)の「2ラン本塁打」で先制した。 2回、鳥谷敬内野手(35)が内野安打で出塁した一死 1塁で、楽天の新人・藤平尚真投手(18=横浜高校)の初球 137キロ直球をとらえ左中間スタンドへ一直線運んだ。出場10試合ぶりの今季「5号」で 2点先制に成功した。同級生・岩貞祐太投手(25)へ大きなプレゼントとなる「先制2ラン」だ。育成も味わい、はい上がってきた 8年目の苦労人が、 1年目にデビューしたドラ 1に、見事にプロの洗礼を浴びせた。「風もフォローでしたし、外の甘めに来たボールをしっかり芯で捉えることができました」と狙い通りの「今季5号」で、 2点先制に成功した。原口は15日の西武戦でも延長10回にサヨナラ打を放っており、連日の活躍となった。打った瞬間、スタンドインを確信し、原口はゆっくりと歩き出した。金本知憲監督(49)に通算「100勝」を贈った15日の劇的サヨナラ打から一夜明け、“孝行息子”がまた打った。初心を忘れないことが、プロとしての確かな原動力となっている。金本監督もその活躍に目を細めた。一時の不振を抜け、打棒を取り戻してきた原口が、鯉追撃の原動力となる。

鳥谷敬内野手がダメ押しタイムリーを放った。 1点リードの 8回二死満塁。楽天久保の外角の変化球を中前に運び、走者 2人を生還させた。グラブを差し出した右腕・久保裕也投手(37)がマウンドで転がる。勝負あり-。誰もがそう確信する鳥谷の鋭い打球が、 2遊間を破った。高山の代走だった 2走・俊介外野手(29)も悠々生還。 2- 1の 8回二死満塁。中谷が見逃し三振を喫した後、若手の“ミス”をカバーすべく、チェンジアップをとらえた。今季20度目のマルチ安打で、 6日のオリックス戦(京セラ)以来、 9試合ぶりとなる打点。金本監督もうなずいたが、その直前の守備でみせた姿こそ、最も求めていたものかもしれない。 8回先頭・松井稼の飛球。 3塁・鳥谷は最初、ファウルエリアに歩を進め、上空をみた。ところが、このときの風は左翼から右翼へ、いつもとは真逆。とととっと再びインフィールドに戻ったが…。遊撃・北條とモロに接触。それでも、飛びついてつかんだ白球を、最後まで放すことはなかった。前カードから左翼を守る福留も 6回先頭で茂木栄五郎内野手(23)のライナー性の打球をダイビングキャッチした。就任以来、口酸っぱく言い続けてきた球際への執念が形になってきた。

先発の阪神岩貞祐太投手が 7回 1失点で「3勝」目を手にした。立ち上がりから終始安定した投球を披露。打たれた安打と失点は 3回、三好に浴びたソロの 1発のみだった。昨季は10勝を挙げるなど、開幕ローテーション入りを果たすも 5月20日に再調整を理由に 2軍落ち。だが自力ではい上がり、 5月 3日以来の復活白星を挙げた。金本監督は合格点を与えた。苦しんできた左腕の復活星で、過去 5度、“Aクラス確率100%”の交流戦勝ち越しも決定。「2連勝」で貯金を今季最多「12」とした。 360度黄色に染まり、「岩貞コール」が銀傘にこだまする。無数のフラッシュを浴びながら、岩貞がお立ち台に上がった。今季の甲子園初星。やっと、この景色が見られた。本拠地でのヒーローインタビューも、もちろん今季初。第一声は謝罪だった。帽子のつばに手をやり、ペコリと頭を下げた。チームも 2年ぶりの交流戦の勝ち越しが決定。勝ち越した過去 5度のシーズンはすべて「Aクラス」入り。優勝へ向けて、まずは吉兆をもたらす復活星となったが…。悩んでいた 5月中旬。練習後にクラブハウスへ戻る際、ブルペンで能見篤史投手(38)の投球練習が目にとまった。軸足にしっかり体重を乗せ、しなやかに左腕を振り抜く。理想の体重移動。改めて“お手本”を目に焼き付けた。フォームも作り直し、精神面でも、 1回から「中継ぎで登板する気持ち」で投げる意識に変えた。今季最多タイの貯金「12」で、首位広島と「2ゲーム」差に縮めた。もう迷わない。復活した背番号「17」が“遅れ”を取り戻す時間は、まだ十分ある。

ゲームセットの瞬間を迎え、聖地に黄色い風船が舞うなかマウンド付近でポンっとグラブをたたいた。ラファエル・ドリス投手(29)が 1点を失いながらも、リーグトップを独走する節目の「20セーブ」目をあげた。いつもの陽気な性格はグラウンドには持ち込まない。試合後も緊張の“余韻”からか、淡々と振り返った。 4- 1の 9回。先頭の茂木を 3球三振、続く岡島豪郎外野手のバットもフォークで空を切らせた。結果は振り逃げになったが、ペゲーロからも 153キロで空振りを奪った。二死 2塁から代打・聖澤諒外野手(31)の右中間への適時 2塁打で 2日の北海道日本ハム戦(甲子園)以来、 5試合ぶりの失点こそ記録したが、最後はゼラス・ウィーラー内野手(30)を右飛に仕留め、きっちりリードを守りきった。金本監督も「40を超えるペースですからね」と笑顔。登板過多、体調管理には十分注意すると強調した上で、熱い期待を寄せた。“トリ”は任せろ。絶対的守護神がベンチの信頼に応え続ける。記事をまとめてみました。

 

 

 <日本生命セ・パ交流戦:阪神 4- 2楽天>◇16日◇阪神甲子園球場

 阪神が 2回に原口の「5号2ラン」で先制した。楽天は 3回、三好が今季「1号のソロ」を放ち、 1点差に詰め寄った。

 中盤は両チームともに無得点。楽天打線は阪神先発の岩貞に完全に抑えられ、阪神も 4回二死 1、 2塁の好機を生かせなかった。

 阪神岩貞は 7回を 1安打 1失点で投げきり、「3勝」目。阪神は継投で最少リードを守り、 2年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。楽天藤平はプロ初黒星。

 阪神先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 阪神が 2年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。 2回に原口が「先制2ラン」を放つと、先発岩貞が 7回を「ソロ本塁打」の 1安打だけに抑えた。 8回には鳥谷が 2点タイムリーを放ち、パ・リーグの首位楽天に逃げ切り勝ちを収めた。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

 -序盤から主導権を握った

 金本監督:原口の「2ラン」で先制して、岩貞がソロ本塁打の 1本に抑えてくれた。優位に運べたかなと思っている。

 -原口が昨日に続いて打った

 金本監督:(北海道)日本ハム戦の岡崎太一を思い出すような、 2試合連続のいい活躍だった。

 -福留が好守で助けた

 金本監督:孝介がああいうプレーをすると、チーム全体が締まる。自分たちもしっかり守らないといけないという雰囲気になる。ピッチャーの気合も入ると思う。ビッグプレーでしたね。

 原口文仁内野手は左越え 2点先制本塁打を放ち、金本知憲監督(左)とタッチした=阪神甲子園球場

 -岩貞の投球内容は

 金本監督:いい時の岩貞と比べるとまだまだかなと思うが、万全ではない中で 7回を 1点に抑えたのはナイスピッチングです。

 -鳥谷のタイムリーも大きかった

 金本監督:あれで勝利を確信できた。中谷が三振して、ベテランがフォローし、 2点を取ってくれて、いい働きだった。

 -糸井、上本抜きで戦っている

 金本監督:ベストオーダーではないが、その分、みんなでカバーしながら、やっていくしかないので。

 -交流戦の勝ち越しを決めた

 金本監督:ホッとしています。

 

 試合前、中日時代の“愛弟子”福留孝介外野手(右)と握手する楽天・星野仙一副会長=阪神甲子園球場

 楽天・星野仙一球団副会長が16日、久しぶりに甲子園に姿を見せて「やっぱり、ここは最高やね」。グラウンドでは阪神・四藤球団社長、高代、矢野らのコーチ陣、高山、糸原らの明大勢に福留から挨拶を受けて、握手を交わした。

 「今年のタイガースの選手はウチの選手もそうやけども、目の色が違う」と変化を実感。日本シリーズでの対決を心待ちにしているが「とにかく 8月末まで、けが人が出ないように、それだけは注意してほしい」と祈るような口調で語った。

 12年ぶりのリーグ優勝へのポイントはプロセス。「結果オーライはアカン。 9月以降はそれでもエエけど、今は過程を大事にしてほしい」。投手は先頭打者への四球は厳禁。打者は犠打の精度を上げるなど、基本プレーの徹底を訴えた。

 「あとはOB連中が黙っていること。それに尽きる」と最後は星野節を炸裂。挙党一致を求めていた。

 

  2回裏阪神二死 1塁、原口文仁内野手は中越え「2点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 阪神が原口文仁捕手の「2ラン本塁打」で先制した。 2回、鳥谷敬内野手が内野安打で出塁した一死 1塁で、楽天の新人・藤平の初球を左中間スタンドへ運んだ。今季「5号」で 2点先制に成功した。

 「風もフォローでしたし、打球方向を少しレフト方向に意識して、外の甘めに来たボールをしっかり芯で捉えることができました」と狙い通りの「今季5号」で、 2点先制に成功した。原口は15日の西武戦でも延長10回にサヨナラ打を放っており、連日の活躍となった。

  2回、左中間に「先制2ラン」を放った原口文仁内野手=阪神甲子園球場

 打った瞬間、スタンドインを確信し、原口はゆっくりと歩き出した。金本監督に通算「100勝」を贈った15日の劇的サヨナラ打から一夜明け、“孝行息子”がまた打った。 2日続けてのお立ち台だ。

 「必死のパッチで打ちました!! 鳥谷さんの全力疾走で内野安打をもぎとって。自分もつなぐ意識で、タイミングを合わせていきました」

  2回一死 1塁。楽天のD 1位、プロ初登板先発だった藤平尚真投手(横浜高校)の初球 137キロ直球をとらえた。打球は左翼席へ一直線。出場10試合ぶりの「5号」は、同級生・岩貞へ大きなプレゼントとなる「先制2ラン」だ。育成も味わい、はい上がってきた 8年目の苦労人が、 1年目にデビューしたドラ 1に、見事にプロの洗礼を浴びせた。

 プロの洗礼-。 2回、原口文仁内野手が藤平尚真投手から「先制2ラン」を放った=阪神甲子園球場

 原口は今でも、自分がプロ野球選手だということが不思議に感じるという。「小学校のころ、東京ドームに観戦へ行ったときに中日のチームバスが横を通ったんです。川上憲伸さんが見えて、必死に手を振ったんですけど…。そう考えたら、ここにいるだけで、すごいんですよね!!」

  5月30日からのロッテ 3連戦(ZOZOマリン)。出番こそ少なかったものの、イニング間のキャッチボールで、スタンドに子どもを探してボールを投げ込んだ。決して背伸びはしない-。初心を忘れないことが、プロとしての確かな原動力となっている。

  2回裏阪神一死 1塁、 2点本塁打を放った原口文仁内野手は、ベンチ前でナインと笑顔でタッチ=阪神甲子園球場

 金本監督も「(北海道)日本ハム戦の岡崎太一( 6月 3、 4日に連日のお立ち台)を思い出すような、 2試合連続でいい活躍でした」と、その活躍に目を細めた。一時の不振を抜け、打棒を取り戻してきた原口が、鯉追撃の原動力となる。

◇データBOX◇

◎…原口は 6月 2日の北海道日本ハム戦(甲子園)以来、出場10試合ぶりの本塁打。

◎…阪神が高卒 1年目の投手と先発で対戦するのは、昨年の小笠原慎之介投手(中日)以来。 8月14日の京セラでは 3回 2/3を 5点、 9月25日のナゴヤドームでは 5回を 3点で、ともに黒星をつけた。

◎…楽天戦では2012年 5月20日(甲子園)に、この日の藤平と同様、高卒 1年目でプロ初登板先発した釜田佳直投手と対戦。 3回 3点で勝ち負けはつかず。

 

 鳥谷敬内野手がダメ押しタイムリーを放った。 1点リードの 8回二死満塁。楽天久保の外角の変化球を中前に運び、走者 2人を生還させた。

 「何とか打ててよかった。ストレートかフォークを頭に入れて、いきました」。 2回には内野安打を記録し、 2戦ぶりのマルチ安打。「2000安打」まで、残り「66本」とした。

  8回裏阪神二死満塁、鳥谷敬内野手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場

 グラブを差し出した右腕・久保がマウンドで転がる。勝負あり-。誰もがそう確信する鳥谷の鋭い打球が、 2遊間を破った。

 「なんとか(走者を)かえせて、よかったです」

 高山の代走だった 2走・俊介も悠々生還。 2- 1の 8回二死満塁。中谷が見逃し三振を喫した後、若手の“ミス”をカバーすべく、チェンジアップをとらえた。

 今季20度目のマルチ安打で、 6日のオリックス戦(京セラ)以来、 9試合ぶりとなる打点。金本監督も「あれで勝利を確信できた。本当にいい働きでした」とうなずいたが、その直前の守備でみせた姿こそ、最も求めていたものかもしれない。

  8回先頭・松井稼の飛球。 3塁・鳥谷は最初、ファウルエリアに歩を進め、上空をみた。ところが、このときの風は左翼から右翼へ、いつもとは真逆。とととっと再びインフィールドに戻ったが…。遊撃・北條とモロに接触。それでも、飛びついてつかんだ白球を、最後まで放すことはなかった。

  8回、風に流された飛球を鳥谷敬内野手が北條史也内野手(奥)とぶつかりながらキャッチした=阪神甲子園球場

 これまで遊撃手で 4度、ゴールデングラブ賞に輝いている鳥谷には失礼だが、昨年とは雲泥の差…。「昨年の話してなんだけど…」。金本監督はフフッと笑いながら、「昨年8チームとして)あれが捕れなくて落とした試合も何試合かあったんでね」と振り返った。

 昨年 5月15日のDeNA戦(横浜)は“お見合い”で、続く17日の中日戦(甲子園)では鳥谷が、内野フライを落球。指揮官は「プロ野球じゃない!」と椅子を蹴り上げた。翌18日の試合前には異例のフライ練習をしたが、チーム関係者によるとその際、「打撃練習をしなくてもいい。フライを捕る練習ばかりしたらいい」と、コーチ会議で頼んだという。

 前カードから左翼を守る福留も 6回先頭で茂木のライナー性の打球をダイビングキャッチした。就任以来、口酸っぱく言い続けてきた球際への執念が形になってきた。

 直後の 8回の打席でダメ押し 2点打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 「フライに強くなって、勝てるようになったというのは正直あるんじゃないかな」と虎将。広い甲子園を本拠地とし、貯金を積み上げるための“権利”は確かにある。

☆鳥谷の好守について阪神・久慈照嘉内野守備走塁コーチ

 「風が難しかった。練習ではなかなかできない。よく捕りきってくれた」

◇昨年の落球VTR

  5月17日の中日戦(甲子園)の 9回一死 1塁で、鳥谷が遊飛を落球。その後、決勝点を奪われた。同15日のDeNA戦(横浜)でも捕手、 1塁手らが“お見合い”して凡飛球をヒットにし、勝ち試合を引き分けたばかりだけに、金本監督は「ありえない。高校生に笑われるわ、ほんま。何回目や? フライで 2試合落とすなんてありえない」と激怒した。 6月26日の広島戦(マツダ)でも、中堅・中谷と左翼・俊介が交錯して落球(記録は中谷の失策)し、サヨナラ負けしたこともあった。

 

 阪神先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 先発の阪神岩貞祐太投手が 7回 1失点で「3勝」目を手にした。

 立ち上がりから終始安定した投球を披露。打たれた安打と失点は 3回、三好に浴びたソロの 1発のみだった。「(岡崎)太一さんが分析してくれた通りに配球をしてくれたので、思い切り腕を振っていけました」。昨季は10勝を挙げるなど、開幕ローテーション入りを果たすも 5月20日に再調整を理由に 2軍落ち。だが自力ではい上がり、 5月 3日以来の復活白星を挙げた。

 金本監督は「いい時の岩貞と比べるとまだまだかなと思うが、万全ではない中で 7回を 1点に抑えたのはナイスピッチングです」と合格点を与えた。

 圧巻の 7回 1安打。岩貞祐太投手がうれしい復活星だ=阪神甲子園球場

 パ・リーグ首位の楽天を斬った! 阪神は岩貞祐太投手が 7回 1安打 1失点の好投で、自身 5試合ぶりの「3勝」目を挙げた。苦しんできた左腕の復活星で、過去 5度、“Aクラス確率100%”の交流戦勝ち越しも決定。「2連勝」で貯金を今季最多「12」とした。

 開幕から 2カ月以上が経過していた。 360度黄色に染まり、「岩貞コール」が銀傘にこだまする。無数のフラッシュを浴びながら、岩貞がお立ち台に上がった。今季の甲子園初星。やっと、この景色が見られた。

 「すみません、なかなか勝てなくて…。ようやくここに立ててホッとしているし、また、これからもこの声援を浴び続けたいと思います」

 本拠地でのヒーローインタビューも、もちろん今季初。第一声は謝罪だった。帽子のつばに手をやり、ペコリと頭を下げた。

 投打のヒーロー。お立ち台で原口文仁内野手(右)とガッツポーズを決める岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 パ・リーグ首位の楽天相手に、 7回をソロ被弾によるわずか 1安打。 1失点で登板 5試合ぶりの 3勝目を手にした。チームも 2年ぶりの交流戦の勝ち越しが決定。勝ち越した過去 5度のシーズンはすべて「Aクラス」入り。優勝へ向けて、まずは吉兆をもたらす復活星となったが…。

 長かった。「春先はどん底だった」。 2年連続「2桁勝利」の期待がかかるシーズン初陣、 4月 1日の広島戦(マツダ)で、いきなり 5回 5失点とつまづいた。その後も立ち上がりから制球が乱れる日々。打者と勝負する以前の問題だった。フォームがしっくりこない。

 「修正点がありすぎですね…」

 悩んでいた 5月中旬。練習後にクラブハウスへ戻る際、ブルペンで能見の投球練習が目にとまった。軸足にしっかり体重を乗せ、しなやかに左腕を振り抜く。理想の体重移動。改めて“お手本”を目に焼き付けた。

 勝利したラファエル・ドリス投手と岡崎太一捕手=阪神甲子園球場

 「自分で投げて修正することも大切ですが、実際に目で見て、感じて、盗めるところは盗みたい。そうしていくことが大事だと思うんです」

 その後、 5月20日に 2軍降格。自分を見つめ直す時間は十分あった。

 「これまでは去年の(好調時の)自分の像を求めていた。でも、去年との比較はやめました。一からやってます」

 フォームも作り直し、精神面でも、 1回から「中継ぎで登板する気持ち」で投げる意識に変えた。腕をしっかり振れるようになり、本来の最大の武器だったカットボールも良化。昨季はチェンジアップを効果的に使ってプロ初の「2桁勝利」につなげたが、「カットボールが良くなったので多く使ってます」と、原点に回帰。この日、相手打線の“肝”である 2番・ペゲーロから 2三振を奪ったのも、よみがえったカットボールだった。

  8回、登板するマルコス・マテオ投手=阪神甲子園球場

 「チームがいい順位にいるので、自分も置いていかれないように、毎試合毎試合、必死に投げています」

 今季最多タイの貯金「12」で、首位広島と「2ゲーム」差に縮めた。もう迷わない。復活した背番号「17」が“遅れ”を取り戻す時間は、まだ十分ある。

◇データBOX◇

◎…阪神は交流戦「10勝6敗」とし、 2試合を残して、 2年ぶりの勝ち越しを決めた。

◎…貯金も今季最多タイ「12」。 5月17日の中日戦(甲子園)以来。

◎…楽天戦は2015、2016年と 2年続けてカード勝ち越し中。昨年から「3連勝」。

◎…阪神の連勝は 6月 3日の北海道日本ハム戦(甲子園)~ 6日のオリックス戦(京セラ)に「3連勝」して以来。

◎…岩貞は交流戦では2015年 6月 4日のロッテ戦(甲子園)で勝って以来、 7試合ぶりの白星(通算 2勝 3敗)。

 

 ゲームセットの瞬間を迎え、聖地に黄色い風船が舞うなかマウンド付近でポンっとグラブをたたいた。ドリスが 1点を失いながらも、リーグトップを独走する節目の「20セーブ」目をあげた。

 「いつも通り、準備していました。それ(20セーブは)は関係なかったです」

 いつもの陽気な性格はグラウンドには持ち込まない。試合後も緊張の“余韻”からか、淡々と振り返った。

  4- 1の 9回。先頭の茂木を 3球三振、続く岡島のバットもフォークで空を切らせた。結果は振り逃げになったが、ペゲーロからも 153キロで空振りを奪った。

 二死 2塁から代打・聖沢の右中間への適時 2塁打で 2日の北海道日本ハム戦(甲子園)以来、 5試合ぶりの失点こそ記録したが、最後はウィーラーを右飛に仕留め、きっちりリードを守りきった。

 「20セーブ」目を挙げたラファエル・ドリス投手。頼もしい存在だ=阪神甲子園球場

 昨年10月に右肘を手術し、自身の状態には人一倍敏感だ。登板間隔が空くとセーブ機会でなくとも自ら志願し、マウンドに上がる。ここ数試合は茶色地に縫い目が赤色のグラブも使い始めた。

 「いつも通り」に任務を黙々と重ね、62試合で「20セーブ」に到達。シーズン 143試合計算で「46.1」ペースだ。岩瀬(中日)と同僚の藤川が持つシーズン最多セーブ記録「46」も剛腕助っ人なら、更新可能だ。

 金本監督も「40を超えるペースですからね」と笑顔。登板過多、体調管理には十分注意すると強調した上で、「交流戦休みがあるから、あと 2試合、もしかしたら 4連投という形になってもいってもらうかもしれない。 1イニング限定で」と熱い期待を寄せた。

 「毎日与えられたセーブ機会のチャンスを、ものにするだけです」

 “トリ”は任せろ。絶対的守護神がベンチの信頼に応え続ける。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。

 

 

 

 

   

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中谷9度目マルチ!原口、2、3塁の好機三振に猛省!青柳5回2失点を反省!桑原が快投!3者連続K!

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阪神は 2回に一死 1、 2塁も後続がつながらず。阪神は 4回に中谷将大外野手(24)と原口文仁内野手(25)の適時打で 2点を返し、同点に追いついた。楽天は 6回に得点圏まで走者を進めるも、勝ち越しならず。楽天は 8回にカルロス・ペゲーロ外野手(30)の満塁弾などで一挙 6点で勝ち越しに成功。連敗を「3」で止めた。敗れた阪神は中継ぎ陣が踏ん張れなかった。マルコス・マテオ投手(33)が「2敗」目。

阪神・坂井信也オーナー(69=阪神電鉄相談役)と楽天・星野仙一球団副会長(70)が17日の試合前に甲子園球場内で会談した。試合は阪神が 2- 8で敗れ、連勝は「2」で止まったが、ゲーム前には日本シリーズでの対戦に向けて、両軍首脳が健闘を誓い合った。チーム状況などについて話し合った。星野副会長の来阪に応じたもので、出席者は阪神側が坂井オーナー、四藤慶一郎球団社長(56)、谷本修常務、楽天側は星野副会長、立花陽三球団社長(46)、安部井寛チーム統括本部長だった。両チーム好調とあり、ランチを摂りながら、和やかなムードで行われた。星野副会長がフリーエージェントで口説き、2003年の阪神優勝の原動力になったまな弟子金本知憲監督(49)が率いる阪神と楽天の日本シリーズが実現すれば、球界が盛り上がることは間違いない。星野副会長は2002年に就任し、翌2003年にリーグ優勝を果たした。星野阪神と同じく就任 2年目での優勝を目指す金本監督が“星野ロード”を歩めば、最高のシナリオになる。16日の第 1Rは阪神が先勝したが、この日は終盤リリーフ陣がつかまり、大敗。初の交流戦最高勝率もなくなった。 1勝 1敗となって、18日の交流戦最終戦となる第 3ラウンドは絶対に譲れない。

中谷大外野手が 2安打を放ち、今季 9度目となるマルチ安打を記録した。 2回の第 1打席に中前打。 2点を追う 4回には反撃となる中前適時打を放っていた。冷静さを失わず、バットを振った結果だった。今のこの男なら何かやってくれる。虎党の期待に応えた。中谷が反撃ののろしをあげた。冷静な判断と、最善を尽くす準備。大敗のなか成長を証明した。守備でもチームを助けた。 6回二死 1、 2塁のピンチに藤田一也内野手(34)の右翼への飛球を背走しながら長い手を目いっぱい伸ばしてキャッチ。スタンドからは大きな拍手がわき起こった。15日の西武戦(甲子園)では自身プロ初の 1試合 5安打の離れ業をやってのけた。この日も 2安打 1打点で今季 9度目のマルチを記録した。打って守ってどんどんアピールしていく。

ピンチの後にチャンスあり、だった。中谷の好捕が飛び出した直後の 6回の攻撃。先頭・高山俊外野手(24)がいきなり右翼線に運び、 1塁ベースを蹴った。実はここ、甲子園の“難所”。クッションボールを待っていたペゲーロが処理にもたついたのだ。だが、高山はブレーキを踏み、 2塁ストップ。試合後の金本監督は顔をしかめた。 3塁コーチャーを務める高代延博ヘッド(63)は最初、右腕をぐるぐる回し、 3塁突入を命じていた。ところが、高山自身が足を緩めたため、あわててストップをかけたというわけ。続く、福留孝介外野手(40)は最低でも進塁打という狙いがみえたものの、結果的には浅い中飛。その後、二死 1、 2塁から原口が空振り三振に倒れた。野球にタラレバは禁物だが、仮に無死 3塁となっていれば、一気に勝ち越しムードが生まれていたはずだ。球際へのプレー、 2ストライク後からの粘り腰など、勝利への執念を徹底的に教えている最中。まだまだ成長途上であり、経験を積ませる段階であることはわかっているが、12年ぶりのリーグ優勝を狙うためには細かいミスを看過できない。高山だけじゃない。 4回無死 1塁で高山が左翼線に運んだ打球に 1走・北條史也内野手(22)はライナーでの併殺を警戒してスタートが遅れ、 2塁でストップした。中谷の適時打で北條は生還したものの、無死 2、 3塁ならば大量得点の可能性もあった。首位・広島とは再び「3ゲーム」差。もう一度、前へ、前へ-。ファイティングポーズをとり続けながら、交流戦を終えたい。

原口文仁内野手が 4回、一時は同点となる適時 2塁打を放った。原口は二死 1、 3塁の好機で左翼フェンス直撃の 2塁打を放ったことについて振り返った。しかし、チームは敗戦。自身も 6回の好機では空振り三振に倒れていた。 1点の勝ち越しを許した直後、 8回二死 1、 3塁の 1塁守備ではイレギュラーに対応しきれずに弾いて適時失策。今季 4失策目でペゲーロの満塁弾につなげてしまい猛省した。

阪神先発の青柳晃洋投手(23)が、この日の投球を反省した。 1回に連続四球から失点するなど 5回 2失点。80球を投げて被安打 4、四死球も 4と、なかなかリズムに乗れないまま降板した。

桑原謙太朗投手(31)が、快投を見せた。 7回無死 1、 2塁塁のピンチで 2番手岩崎優投手(25)をリリーフ。代打三好匠内野手(24)、ペゲーロ、岡島豪郎外野手(27)を 3者連続三振に斬る圧巻の投球を見せ切り抜けた。 2番手の岩崎が四球と安打で勝ち越しのピンチを招いたが、見事に救援。 1回 3奪三振ゼロ封で11戦連続無失点となった。

マルコス・マテオ投手が同点の 8回に登板。不運が重なり、楽天に勝ち越しを許した。 8回一死 2塁、 6番島内の打球はレフト方向に打ち上がる。取れるかと思われた打球だったが、うまく風に乗って、福留の頭上を越した。打った島内は 3塁に到達して、適時 3塁打となった。その後、 5番手松田がペゲーロに「15号満塁本塁打」を打たれ、 6点差。自慢の中継ぎ陣が、 8回だけで 6点を失った。記事をまとめてみました。

 

 

 <日本生命セ・パ交流戦:阪神 2- 8楽天>◇17日◇阪神甲子園球場

 楽天は 1回にウィーラーの適時打で先制。 3回にも 1点を追加した。阪神は 2回に一死 1、 2塁も後続がつながらず。

 阪神は 4回に中谷と原口の適時打で 2点を返し、同点に追いついた。楽天は 6回に得点圏まで走者を進めるも、勝ち越しならず。

 楽天は 8回にペゲーロの満塁弾などで一挙 6点で勝ち越しに成功。連敗を「3」で止めた。 2番手の福山が「3勝」目。敗れた阪神は中継ぎ陣が踏ん張れなかった。マテオが「2敗」目。

 

 日本シリーズで会おう!! 阪神・坂井信也オーナーと楽天・星野仙一球団副会長が17日の試合前に甲子園球場内で会談した。試合は阪神が 2- 8で敗れ、連勝は「2」で止まったが、ゲーム前には日本シリーズでの対戦に向けて、両軍首脳が健闘を誓い合った。

 満員札止めの甲子園のロイヤルスイート席で虎の総帥と闘将が向かい合っていた。プレーボール前の午後 1時前、坂井オーナーと、かつてオーナー付シニアディレクター(SD)として支えた星野副会長が会談。チーム状況などについて話し合った。

 試合前に楽天・星野仙一副会長(右)は阪神・坂井信也オーナー(左)と会談。日本シリーズでの対戦をお互い願った=阪神甲子園球場

 星野副会長の来阪に応じたもので、出席者は阪神側が坂井オーナー、四藤球団社長、谷本常務、楽天側は星野副会長、立花球団社長、安部井チーム統括本部長だった。両チーム好調とあり、ランチを摂りながら、和やかなムードで行われた。シーズン中では異例の球団トップ級会談について、阪神首脳は「込み入った話はしていない。お互い頑張りましょう…という雰囲気だった」と話した。

 楽天はパ・リーグの首位を快走し、阪神は「2位」で首位広島を追い、12年ぶりのセ・リーグ制覇を射程にとらえている。星野副会長がフリーエージェントで口説き、2003年の阪神優勝の原動力になったまな弟子金本監督が率いる阪神と楽天の日本シリーズが実現すれば、球界が盛り上がることは間違いない。

甲子園のロイヤルスイート席で阪神・坂井信也オーナーと楽天・星野仙一球団副会長の試合前に甲子園球場内で会談した=阪神甲子園球場

 星野副会長は試合前、阪神と楽天のチーム状況について「投打のバランスがバラバラになっていないから良い状況で来ていると思う。投手はいいのに打てないとか、打てるのに投手が崩れるとか、そういうことがあまりないでしょ? 順位などを気にし始めるのは 8月後半の時期からでいいと思うね。あくまで個人の意見だけども」と分析。手塩にかけた両チームの頂上対決を楽しみにしているようだった。

 交流戦は18日に終了する。坂井オーナーはリーグ戦が再開する23日までに金本知憲監督と会談し、今シーズンの戦いぶりなどについて報告を受ける予定。星野副会長は2002年に就任し、翌2003年にリーグ優勝を果たした。星野阪神と同じく就任 2年目での優勝を目指す金本監督が“星野ロード”を歩めば、最高のシナリオになる。

 楽天第 2ラウンドは大敗した金本知憲監督。恩師星野仙一副会長のように就任 2年目でのリーグ制覇となれば、最高だ=阪神甲子園球場

 阪神の球団幹部は「楽天とはドラフト戦略でも外国人戦略でも似たようなところがある」と話した。補強面でも共通点は多い。この試合の 8回、特大の満塁アーチを放ったペゲーロは一昨年のシーズン途中に阪神のリストに上がったこともあった。この日の会談では、星野副会長から「最近は独立リーグにいい外国人選手がいる」などの助言があったという。今後も協調関係を保っていくことを確認した模様だ。

 16日の第 1Rは阪神が先勝したが、この日は終盤リリーフ陣がつかまり、大敗。初の交流戦最高勝率もなくなった。 1勝 1敗となって、18日の交流戦最終戦となる第 3ラウンドは絶対に譲れない。

 観戦する楽天・星野仙一球団副会長=阪神甲子園球場

★退団後もつながり

 星野氏は2003年オフ、阪神監督退任後、久万オーナー(当時)付のSDに就任。2008年 6月にオーナーに就任した坂井氏とタッグを組んできた。球界情報に精通した星野氏に戦力補強面、ドラフト情報、チームマネジメントなどについて助言をもらい、球団運営の一助としてきた。

 星野氏は2010年オフ、楽天監督のオファーを受け、退団。2015年オフ、阪神からの就任要請に迷いがあった金本監督に受諾を勧めたのが星野副会長。就任が決まると、坂井オーナーがお礼の電話を入れるなど、退団後もつながりがあった。

★人的交流ある両球団

 元阪神監督の野村克也氏(サンケイスポーツ専属評論家)、星野氏がのちに楽天の監督に就任したこともあり、両球団には人的交流がある。特に楽天には阪神OBのコーチ、スタッフ、球団関係者が多く在籍。阪神から楽天に移籍し、再び阪神で勤めるフロントマンもいる。楽天の本拠地仙台が2011年の東日本大震災で被災した際には、阪神が甲子園球場を提供し、楽天のホームゲームが開催された。

 

  4回裏阪神一死 2、 3塁、中谷将大外野手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が 2安打を放ち、今季 9度目となるマルチ安打を記録した。

  2回の第 1打席に中前打。 2点を追う 4回には反撃となる中前適時打を放っていた。「(内野陣が)下がっていたので、前に飛ばそうと思っていけた。内野ゴロでもいいかと切り替えられた」。冷静さを失わず、バットを振った結果だった。

  4回、中前に軽打してタイムリーを放った中谷将大外野手。状況に応じた打撃ができるようになってきた=阪神甲子園球場

 今のこの男なら何かやってくれる。虎党の期待に応えた。中谷が反撃ののろしをあげた。

 「しっかりと守備位置をみて打てました。ショート、セカンドが下がっていたので前に飛ばそうと思っていました。内野ゴロでもいいと思って」

  2回に中前打を放って迎えた 0- 2の 4回一死 2、 3塁。カウント 2- 2から美馬の低めのスライダーをコンパクトなスイングでとらえた。 2遊間を抜ける中前適時打でチームの 1点目をたたき出した。相手の守備陣形を頭に入れた軽打が流れを呼んで、原口の同点タイムリーにまでつながった。

 冷静な判断と、最善を尽くす準備。大敗のなか成長を証明した。 5月24日の巨人戦(甲子園)では 0- 0の 5回無死 3塁、転がせば 1点が入る場面で浅い右飛に倒れ、その後の拙攻も重なり金本監督はベンチでローキック! 「あれだけ言ってもできない。僕らの指導力不足でしょう」と苦言を呈されていた。

  6回、藤田一也内野手の飛球をジャンプ一番キャッチした中谷将大外野手。攻守で躍動した=阪神甲子園球場

 守備でもチームを助けた。 6回二死 1、 2塁のピンチに藤田の右翼への飛球を背走しながら長い手を目いっぱい伸ばしてキャッチ。スタンドからは大きな拍手がわき起こった。

 15日の西武戦(甲子園)では自身プロ初の 1試合 5安打の離れ業をやってのけた。この日も 2安打 1打点で今季 9度目のマルチを記録した。打って守ってどんどんアピールしていく。

★中谷将大外野手の好機で凡退VTR

  5月24日の巨人戦(甲子園)、 0- 0の 5回無死 3塁で、相手内野陣が前進守備を敷かない中で浅い右飛。 1点も奪えず攻撃が終わった瞬間、ベンチを蹴った金本監督は、 1- 3で敗れた試合後「あれだけ言ってもできない。僕らの指導力不足でしょう」と怒り心頭。 4番に初抜てきされた同28日のDeNA戦(同)でも 1- 6の 5回一死 2、 3塁で捕邪飛。 2- 6で敗れ、指揮官は「残塁いくつ? 10? クリーンアップがチャンスで打たないと」と苦言を呈した。

 

  6回、二塁打をった高山俊外野手=阪神甲子園球場

 ピンチの後にチャンスあり、だった。中谷の好捕が飛び出した直後の 6回の攻撃。先頭・高山がいきなり右翼線に運び、 1塁ベースを蹴った。実はここ、甲子園の“難所”。クッションボールを待っていたペゲーロが処理にもたついたのだ。だが、高山はブレーキを踏み、 2塁ストップ。

 試合後の金本監督は「目で追ってほしいよね。 1塁から 2塁に走るところだけど。甲子園はやっぱりクッション(ボールの処理)が難しいからね。あそこらへんは」と顔をしかめた。

  6回先頭で右翼線に長打を放った高山俊外野手は 2塁を回ったところでストップ=阪神甲子園球場

  3塁コーチャーを務める高代ヘッドは最初、右腕をぐるぐる回し、 3塁突入を命じていた。ところが、高山自身が足を緩めたため、あわててストップをかけたというわけ。続く、福留は最低でも進塁打という狙いがみえたものの、結果的には浅い中飛。その後、二死 1、 2塁から原口が空振り三振に倒れた。

 野球にタラレバは禁物だが、仮に無死 3塁となっていれば、一気に勝ち越しムードが生まれていたはずだ。

 右翼カルロス・ペゲーロ外野手はクッションボールの処理に手間取ったが…=阪神甲子園球場

 高山は 4試合連続マルチ安打で打撃の状態を上げているが、指揮官は「あそこは打った時点で、ワンファンブルでサードを狙う気持ち、姿勢というのがこれからの課題でしょうね」と積極性を求めた。球際へのプレー、 2ストライク後からの粘り腰など、勝利への執念を徹底的に教えている最中。まだまだ成長途上であり、経験を積ませる段階であることはわかっているが、12年ぶりのリーグ優勝を狙うためには細かいミスを看過できない。

  6回、 2塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場

 高山だけじゃない。 4回無死 1塁で高山が左翼線に運んだ打球に 1走・北條はライナーでの併殺を警戒してスタートが遅れ、 2塁でストップした。中谷の適時打で北條は生還したものの、無死 2、 3塁ならば大量得点の可能性もあった。高代ヘッドは「あれは( 3塁に)こないといかん」と厳しく指摘した。

  4回、高山俊外野手の左翼線の当たりで 1走北條史也内野手は 2塁でストップ=阪神甲子園球場

 金本監督は18日の交流戦最終戦に向けて「点がとれなかったから。最後、勝って、締めくくりたいですね」と必勝を誓った。首位・広島とは再び「3ゲーム」差。もう一度、前へ、前へ-。ファイティングポーズをとり続けながら、交流戦を終えたい。

 

  6回裏阪神二死 2、 3塁、原口文仁内野手は空振り三振に倒れた=阪神甲子園球場

 原口文仁内野手が 4回、一時は同点となる適時 2塁打を放った。

 原口は「甘いボールをしっかりとらえられた」と、二死 1、 3塁の好機で左翼フェンス直撃の 2塁打を放ったことについて振り返った。

 しかし、チームは敗戦。自身も 6回の好機では空振り三振に倒れていた。「( 2、 3塁の)チャンスでまわってきたので、なんとかしないと。(ファウルで粘り)我慢比べになったんですけど、当てなければならなかった」と反省を口にしていた。

  8回、楽天・枡田慎太郎外野手の打球をエラーした 1塁手の原口文仁内野手=阪神甲子園球場

 原口は 4回の同点打で 3試合連続打点。だが同点の 6回二死 2、 3塁での三振を悔やんだ。「何とかとらえないといけなかった。(ファウルで粘って)我慢比べだったんですが、結果が出ないと」。美馬の10球目に空振り三振し、 3試合連続のヒーローとなる機会を逃した。 1点の勝ち越しを許した直後、 8回二死 1、 3塁の 1塁守備ではイレギュラーに対応しきれずに弾いて適時失策。今季 4失策目でペゲーロの満塁弾につなげてしまい「バッテリーに迷惑をかけてしまった」と猛省した。

 

 初回から四球連発の青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の青柳晃洋投手が、この日の投球を反省した。 1回に連続四球から失点するなど 5回 2失点。80球を投げて被安打 4、四死球も 4と、なかなかリズムに乗れないまま降板した。

 試合後は「立ち上がりがすごく悪くて、四球から失点してしまった。守ってくれた野手に失礼な失点をしてしまいました。 5回で降りて中継ぎの方にも迷惑をかけてしまった。 6、 7回はいかないといけなかった」と話した。

 

  7回、投球した桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

 桑原謙太朗投手が、快投を見せた。

  7回無死 1、 2塁塁のピンチで 2番手岩崎をリリーフ。代打三好以下を 3者連続の空振り三振に仕留めて切り抜けた。

 桑原は「たまたま。結果的に三振だっただけ。自分の仕事はできたと思います」と淡々と話していた。

  7回表楽天一死 1、 2塁、カルロス・ペゲーロ外野手は空振り三振。投手桑原謙太朗=阪神甲子園球場

  2- 2の 7回無死 1、 2塁、 3番手でマウンドに上がった桑原が代打・三好、ペゲーロ、岡島を 3者連続三振に斬る圧巻の投球を見せた。

 「よかったです。(三振は)狙ってはないですけど、たまたま。自分の仕事は出来たかな」

  2番手の岩崎が四球と安打で勝ち越しのピンチを招いたが、見事に救援。 1回 3奪三振ゼロ封で11戦連続無失点となった。

 

  8回表楽天一死 2塁、島内宏明外野手に左越え勝ち越し適時 3塁打を浴びたマルコス・マテオ投手=阪神甲子園球場

 マルコス・マテオ投手が同点の 8回に登板。不運が重なり、楽天に勝ち越しを許した。

  8回一死 2塁、 6番島内の打球はレフト方向に打ち上がる。取れるかと思われた打球だったが、うまく風に乗って、福留の頭上を越した。打った島内は 3塁に到達して、適時 3塁打となった。

  7番藤田は空振り三振に切るも、次打者の嶋に四球を与え、またも二死 1、 3塁のピンチ。ここで代打の枡田を 1塁方向のゴロに打ち取るも、これを原口が失策。このプレーで楽天が 1点を追加し、 2点差となった。

 その後、 5番手松田がペゲーロに「15号満塁本塁打」を打たれ、 6点差。自慢の中継ぎ陣が、 8回だけで 6点を失った。

 

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 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 交流戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。

 2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。

 ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。

 入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。

 

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糸井プロ初代打ヒット!粘って楽天守護神・松井裕撃ち!小野援護なく7回1失点好投も零封負け3敗目…

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阪神は 1回と 3回に 1番高山俊外野手(24)の安打から好機をつくるも中軸が凡退。相手の好守に阻まれるなど、得点に結びつかない。楽天は 1点を守りきり、岸孝之投手(32)が「5勝」目を挙げた。松井裕樹投手(21)が「21セーブ」目。阪神はルーキー小野泰己投手(23=富士大學)が 1失点の粘投も、打線の援護が無く初勝利はならず「3敗」目を喫した。またもプロ初勝利を逃した。

悲鳴とともに、打球が黒土を転がる。福留孝介外野手(40)はうつむいて走り出すしかなかった。鮮やかに転送され、絶好機が消え去った。打ちあぐねた岸を最も追い詰めた 0- 1の 8回一死 1、 3塁。最も信頼できる男が打席に入ったが、待っていたのは最悪の結末だった。 2ゴロ併殺では、敗戦の責任を一心に背負い、無言を貫いて引き揚げるしかなかった。交流戦期間を打率 0.164(61打数10安打)、 0本塁打、 4打点でフィニッシュした。ゲームのない 4日間を挟み、またキャプテンは復活する。勝負のときはまだ先だ。切り替えて。ただチームのために。福留はまたセ界で暴れる。

超人のバットに、快音が帰ってきた。 1点を追う 9回二死 1塁で代打に立った糸井嘉男外野手(35)が、右前打でつないだ。名前をコールされただけで沸いていた聖地が、さらにドッと沸いた。最後の打者にはならない。守護神・松井裕樹投手(21)に追い込まれても、ファウルで粘った。 8球目をとらえて鮮やかに右前へ。左太もも裏に軽い筋挫傷を負った 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、 4度目の打席出場で、 9日ぶりの安打だった。すぐさま代走・荒木郁也内野手(29)を送られ、ベンチではハイタッチで迎えられた。北海道日本ハム、オリックス時代を含めて、代打では通算17打席目で初安打。片岡篤史打撃コーチ(47)も胸をなで下ろす。リーグ戦再開となる23日の広島戦からはいよいよ、完全復活した超人に頼ることができそうだ。

阪神ドラフト 2位小野泰己投手が初白星を逃すも、堂々とした投球を披露した。 7回 1失点と好投した。投球フォームなどが「似ている」と言われる楽天の岸と堂々と投げ合った。パ・リーグ首位の楽天打線に対し、前回の先発だった11日ソフトバンク戦より変化球の割合を増やして勝負。自慢の真っすぐとスライダーやフォークなどを要求通りに投げ、空振りや凡打の山を築いた。 6回に 1点を失ったものの、それでも 7回を最少失点で投げきった。金本知憲監督(49)は評価。次戦でプロ初白星を挙げたいところだ。

俊介外野手(29)は 0- 1の 9回二死 1、 3塁から代打で出場し、左翼ポール際へ大飛球を放った。「サヨナラ逆転3ラン」と思われたが、わずかにファウル。 2、 3塁と好機拡大の後、最後は空振り三振に倒れゲームセット。期待に応えることができず悔しい表情だった。

阪神が23日からのリーグ戦再開に向けて、先発ローテーションを再編することが18日、分かった。交流戦明け最初の 3連戦は首位・広島(マツダ)ということもあり、鯉を倒すべく虎投のエース、ランディ・メッセンジャー投手(35)を軸に据えた“鯉倒ローテ”のプランが判明。虎が誇る助っ人の力で、一気に反撃に出る。強打のパ・リーグとの戦いは終わった。舞台は再び、セ・リーグへ。3日からの“開幕カード”は、首位・広島と敵地で 3連戦だ。鯉を倒さなければ、12年ぶりのリーグ優勝は見えてこない。だからこそ、徹底的に叩く布陣を用意する。まずは23日からの 3連戦の初戦はメッセンジャーでスタートし、第 2戦に能見篤史投手(38)が続く。 3戦目は岩貞祐太投手(25)と、 3月31日からのシーズン開幕 3連戦で投げた 3投手に今一度、託す。リベンジするにはもってこいの機会だ。すべては歓喜の秋のために。悲願のリーグ制覇を夢見て、大黒柱のメッセンジャーが、剛腕を振り抜いていく。

阪神打線よ、零封負けはないやろ~!! 新人の小野に初勝利を付けてやって、ソックリさんじゃなくてホンモノにしてやれよ!!野球ファンが以前から楽天・岸と投球フォームがソックリなのを話題にしているけど、このまま勝てなかったら(先発 5試合で 3敗)、「似セッキー」こと似関本賢太郎や、金本監督のソックリさんのニセモトと同じ扱いになりかねねえじゃねえか!!交流戦ラストゲーム。終わり良ければ全て良しのはずが、最も後味の悪いレベルの差を見せつけられるなんて。記事をまとめてみました。

 

 

 <日本生命セ・パ交流戦:阪神 0- 1楽天>◇18日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回と 3回に 1番高山の安打から好機をつくるも中軸が凡退。楽天は 3回まで毎回安打を放つも得点には結びつかず。

 楽天は島内が四球で出塁するとペゲーロ、岡島の連続安打で 1点を先制。阪神は相手の好守に阻まれるなど、得点に結びつかない。

 楽天は 1点を守りきり、岸が「5勝」目を挙げた。松井裕が「21セーブ」目。阪神はルーキー小野が 1失点の粘投も、打線の援護が無く初勝利はならず「3敗」目を喫した。

 先発のドラフト 2位・小野泰己投手=阪神甲子園球場

 阪神は打線が10安打を放ちながらも零封負け。先発のドラフト 2位・小野泰己投手は 7回、98球を投げ 5安打 失点と好投したが、またもプロ初勝利を逃した。

 右腕・小野は 5回まで楽天打線を 3安打に抑え無失点。しかし、 6回一死から島内に四球、ペゲーロに安打を許すと岡島に適時打を浴び 1点を先制された。

 楽天は先発・岸が 8回 8安打無失点で「5勝」( 2敗)。 9回は松井裕が 2安打を許したが、無失点で締めて「21セーブ」目を挙げた。

 

  8回のチャンスに 2ゴロ併殺に倒れた福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 悲鳴とともに、打球が黒土を転がる。福留はうつむいて走り出すしかなかった。鮮やかに転送され、絶好機が消え去った。打ちあぐねた岸を最も追い詰めた 0- 1の 8回一死 1、 3塁。最も信頼できる男が打席に入ったが、待っていたのは最悪の結末だった。

 「…」

  2ゴロ併殺では、敗戦の責任を一心に背負い、無言を貫いて引き揚げるしかなかった。初球の 134キロ変化球を仕留めにいったが、中間守備の網にかかった。打球はこの試合、再三の好プレーで虎を阻んでいた 2塁手・藤田の正面へ。そこから「4-6-3」とつながれ、併殺が完成した。

  3回、福留孝介外野手の三振に首を傾げる金本知憲監督(右)=阪神甲子園球場

  1点を奪われた直後の 6回先頭では、岸が得意とする緩いカーブを見事にとらえて中前打。 3試合15打席ぶりの「H」ランプを灯していたキャプテンだが、得点にはつなげられなかった。 4打数 1安打で、交流戦期間を打率 0.164(61打数10安打)、 0本塁打、 4打点でフィニッシュした。

 負担を一身で受け止めた期間でもあった。その経験でチームを救うため、守備では左翼に回り美技を連発。16日の楽天戦(甲子園)でも前方の打球をダイビングキャッチ。「たまたまグラブに入ってくれた。サダ(岩貞)がいい投球をしていたから」と語り、チームのために身を粉にした。痛めている右手中指が万全でない中、全18試合のうち17試合に先発出場。糸井が左太もも裏の軽い筋挫傷で離れると休養日もなく戦い抜いた。

  3回、三振に倒れ、ベンチ前でバットを叩き付ける福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 ゲームのない 4日間を挟み、またキャプテンは復活する。勝負のときはまだ先だ。切り替えて。ただチームのために。福留はまたセ界で暴れる。

 

 超人のバットに、快音が帰ってきた。 1点を追う 9回二死 1塁で代打に立った糸井が、右前打でつないだ。名前をコールされただけで沸いていた聖地が、さらにドッと沸いた。

 最後の打者にはならない。守護神・松井裕に追い込まれても、ファウルで粘った。 8球目をとらえて鮮やかに右前へ。左太もも裏に軽い筋挫傷を負った 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、 4度目の打席出場で、 9日ぶりの安打だった。すぐさま代走・荒木を送られ、ベンチではハイタッチで迎えられた。

  9回に代打で快音を響かせた糸井嘉男外野手。聖地が大歓声に包まれた=阪神甲子園球場

 北海道日本ハム、オリックス時代を含めて、代打では通算17打席目で初安打。片岡打撃コーチも「 1本出てよかった。これをきっかけに交流戦明けからまた頑張ってもらわないといけない選手」と胸をなで下ろす。リーグ戦再開となる23日の広島戦からはいよいよ、完全復活した超人に頼ることができそうだ。

 この日の試合前には「酸いも甘いも…酸いも甘いも…」と繰り返していた糸井。敗れはしたが、モヤモヤした気持ちが晴れる一打となったのは間違いない。

 

 阪神先発の小野泰己投手=阪神甲子園球場

 阪神ドラフト 2位小野泰己投手が初白星を逃すも、堂々とした投球を披露した。

 パ・リーグ首位の楽天打線に対し、前回の先発だった11日ソフトバンク戦より変化球の割合を増やして勝負。自慢の真っすぐとスライダーやフォークなどを要求通りに投げ、空振りや凡打の山を築いた。 6回に 1点を失ったものの、それでも 7回を最少失点で投げきった。「前は立ち上がりが悪かったので、テーマとして取り組んでいた。低めに集められました。続けていけられるように頑張りたいです」と冷静に振り返った。

 金本監督は「だいぶ改善されてきている。上がり目は十分にある。もちろん次回もありますね」と評価。次戦でプロ初白星を挙げたいところだ。

  6回表楽天攻撃終了、小野泰己投手はウィーラーの油直併殺をさばいた糸原健斗内野手を迎える=阪神甲子園球場

 富士大出のルーキー、阪神の小野はプロ初勝利こそ逃したものの、 7回 1失点と好投した。序盤から打たせて取り、 6回にこの日初の四球を足場にされて失点したが、落ち着いて後続を抑え「真っすぐが指に掛かっていて、コースに投げられた」と手応えを口にした。金本監督も「上がり目は十分」と次回登板へ期待をかけた。

 投球フォームなどが「似ている」と言われる楽天の岸と堂々と投げ合った。「球の軌道を見られたのはいい勉強になった」と収穫もあった。

★小野泰己投手( 7回 1失点で黒星)

 「真っすぐも指に掛かっていて、コースに投げられた。(次は失点した) 6回の入りをしっかりしたい」

★梅野隆太郎捕手(小野に)

 「 100点に近い出来。小野のやるべきことをやっていた」

★阪神・香田勲男投手コーチ(小野に)

 「球も十分力があった」

 

  9回、三振に倒れた俊介外野手=阪神甲子園球場

 俊介は 0- 1の 9回二死 1、 3塁から代打で出場し、左翼ポール際へ大飛球を放った。「サヨナラ逆転3ラン」と思われたが、わずかにファウル。 2、 3塁と好機拡大の後、最後は空振り三振に倒れ、ゲームセット。期待に応えることができず「どうにかしたかったです。練習します」と悔しい表情だった。

  9回、俊介外野手のあわやホームランの大飛球に「(レフトポールより内に)入ったんとちゃうかー」と指さすスタンドのファン=阪神甲子園球場

 

 阪神が23日からのリーグ戦再開に向けて、先発ローテーションを再編することが18日、分かった。交流戦明け最初の 3連戦は首位・広島(マツダ)ということもあり、鯉を倒すべく虎投のエース、ランディ・メッセンジャー投手を軸に据えた“鯉倒ローテ”のプランが判明。虎が誇る助っ人の力で、一気に反撃に出る。

 強打のパ・リーグとの戦いは終わった。舞台は再び、セ・リーグへ。23日からの“開幕カード”は、首位・広島と敵地で 3連戦だ。鯉を倒さなければ、12年ぶりのリーグ優勝は見えてこない。だからこそ、徹底的に叩く布陣を用意する。

 「首位にいるチームだから、当然、いい状態、いい投手をどんどんぶつけていかないといけない」

 甲子園でキャッチボールをするランディ・メッセンジャー投手。鯉斬りは任せた!=阪神甲子園球場

 チーム関係者が“鯉倒ローテ”を示唆する。軸となるのはリーグトップタイ、虎投トップの「7勝」を挙げているメッセンジャー。「いい投手」である虎の勝ち頭を、広島戦にどんどんぶつけていくというプランだ。

 まずは23日からの 3連戦の初戦はメッセンジャーでスタートし、第 2戦に能見が続く。 3戦目は岩貞と、 3月31日からのシーズン開幕 3連戦で投げた 3投手に今一度、託す。このときは 1勝 2敗と負け越したが、開幕 2戦目で 5回 5失点と不調だった岩貞は、今月16日の楽天戦(甲子園)で 7回 1失点で今季3勝目と完全に復調。開幕 3戦目を 3回 1/3、 4失点で終えた能見も、ここまで11試合で防御率2.71と安定しており、リベンジするにはもってこいの機会だ。

 開幕戦で丸佳浩外野手を三振に仕留めたランディ・メッセンジャー投手。この再現に期待だ=マツダスタジアム

 そして、この“鯉倒ローテ”でキーとなるメッセは28日に登板後、中 5日で29日の中日戦(ナゴヤドーム)へ。 7月17-19日(甲子園)、 8月 1- 3日(マツダ)、同15-17日(京セラ)など、その後の広島 3連戦がすべて週の前半に組まれていることを見据え、登板間隔を詰めて表ローテに移動していくもようだ。

 助っ人自身、中 5日に関しては「いつも早く投げたいと思っている」と口にしており、問題はない。すべては歓喜の秋のために。悲願のリーグ制覇を夢見て、大黒柱のメッセンジャーが、剛腕を振り抜いていく。

 

 阪神打線よ、零封負けはないやろ~!! 新人の小野に初勝利を付けてやって、ソックリさんじゃなくてホンモノにしてやれよ!!

 野球ファンが以前から楽天・岸と投球フォームがソックリなのを話題にしているけど、このまま勝てなかったら(先発 5試合で 3敗)、俺の知り合いの「似セッキー」こと似関本賢太郎や、金本監督のソックリさんのニセモトと同じ扱いになりかねねえじゃねえか!!

 小野君、 7回を98球 5安打 1失点のナイスピッチング!! 白星と同じ大きな拍手を送らせてもらうのだ。パチパチパチ!!

 交流戦ラストゲーム。終わり良ければ全て良しのはずが、最も後味の悪いレベルの差を見せつけられるなんて、ハ~ア。  6回無死 1、 2塁のピンチに岡島の打球は遊撃右へのゴロ。よっしゃゲッツーやのはずが、糸原が捕りそこなって試合を決める 1点に…(公式記録員の方、あれはプロならエラーです。甘やかさないでください)。

 その裏無死 1塁のチャンスでは、原口の中堅へ抜けそうな打球をセカンドの藤田がダイビングキャッチからのグラブトスでゲッツーを完成!! 大人と赤ん坊の内野じゃ勝負になりまへ~ん。【ダンカン】

 

 交流戦は、結局終わってみれば毎年のような結果にならずに済んで良かった!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 交流戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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糸井、スタメン復帰へ!岩貞、初広島封じへ!甲子園ビアフェスタ第3弾7月8、9日巨人戦で開催!

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左太もも裏を痛めていた糸井嘉男外野手(35)が、リーグ戦再開となる23日の広島戦(マツダ)でスタメン復帰することが19日、確実となった。金本知憲監督(49)が「いけるやろ。いってもらうしかない」と明言した。回復を最優先に、交流戦中は慎重な出場にとどめてきたが、もう万全。フルスロットルの超人が、鯉倒へと導く。23日からは、いよいよ「3ゲーム」差で首位を走る広島との直接対決 3連戦。 9試合ぶりの先発出場で、ため込んでいた力を解き放ってもらう。糸井が抜けた交流戦後半はパ・リーグのAクラス、ソフトバンク、西武、楽天と対戦。 4勝 5敗と負け越し、糸井が抜けた 9日と前日18日の楽天戦(甲子園)は、ともに 1点も奪えずに敗れた。 7-14日は糸井がいた期間も含めて 7試合連続 1桁安打。打線は低調だったが、最悪なのは、糸井が回復途上で強行出場し、シーズンの佳境で再び離脱することだった。18日の楽天戦では 0- 1の 9回二死 1塁で登場し、自身プロ初の代打安打で復活を猛アピール。あとはもう、セ界相手に暴れるだけだ。片岡篤史打撃コーチ(47)は「3番」起用を示唆する。高山俊外野手(24)も自己最長の 5試合連続マルチ安打と、糸井の離脱前よりも復調している。糸井が戻れば即、得点増が見込める。交流戦打率 0.164と苦しんだ 4番・福留孝介外野手(40)の負担も軽減されるはず。糸井のいない交流戦を乗り切った虎には、もう上がり目しかない。

前日18日に 1軍昇格したD 1位・大山悠輔内野手(22=白鴎大學)は19日、リーグ戦が再開する23日の広島戦(マツダ)以降に定着をかけて奮闘する見通しとなった。18日の楽天戦(甲子園)は出番がなかったが、ベンチで 1軍の試合を体験。久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)は「チャンスがあれば試合に出るでしょう」と話した。 1軍は現在、登板機会のない先発ローテの秋山と青柳を登録抹消中。 2人が昇格するまでがチャンスだ。気合十分。まずは 1軍初安打を狙う。

岩貞祐太投手(25)が19日、鳴尾浜で休日返上で練習した。次回登板は25日の広島戦(マツダ)の見込み。鯉の本拠地は過去に 6度先発して、 0勝 3敗。そもそも2014年のプロ入り後、自身は広島戦で未勝利だ。今季は春先は制球に苦しんだが、16日の楽天戦(甲子園)では 7回 1安打 1失点で完全復活を印象づけた。しっかり準備をして、今度こそマツダで、首位広島に勝ちきる。

プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票中間発表の最終回が19日に行われ、ソフトバンクと阪神がともに 4部門でトップに立った。最終結果は26日に発表される。セ、パ両リーグを通じての最多得票は、パの外野手部門で39万4001票を集めた柳田柳田悠岐(28=ソフトバンク)。セの最多は 3塁手部門で36万3355票の鳥谷敬内野手(35=阪神)で、パの指名打者部門では大谷翔平(22=北海道日本ハム)が 1位をキープしている。

阪神タイガース、甲子園球場は今年第 3弾の「甲子園ビアフェスタ」を 7月 8、 9日巨人戦の 2日間、開催する。会場は甲子園球場外周のミズノスクエア。当日は鮮度直送の生ビール、海外ビール、ビールにぴったり合う甲子園こだわりの限定フードが会場に登場する。 8日は阪神OBの八木裕氏(52)、吉本芸人の月亭八光(つきてい はちみつ=40)ら、 9日は阪神OBの関本賢太郎氏(38)ら特別ゲストを招いてのトークショーなどステージイベントも実施する。記事をまとめてみました。

 

 左太もも裏を痛めていた糸井嘉男外野手が、リーグ戦再開となる23日の広島戦(マツダ)でスタメン復帰することが19日、確実となった。金本知憲監督が「いけるやろ。いってもらうしかない」と明言した。回復を最優先に、交流戦中は慎重な出場にとどめてきたが、もう万全。フルスロットルの超人が、鯉倒へと導く。

 慎重に回復に努めてきた超人が、ついに力を解き放つ。 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で左太もも裏に軽い筋挫傷を負った糸井だが、リーグ戦再開の23日から全力で突っ走る。

 金本監督は「いけるやろ。いってもらうしかない」と言い切った。23日からは、いよいよ「3ゲーム」差で首位を走る広島との直接対決 3連戦。 9試合ぶりの先発出場で、ため込んでいた力を解き放ってもらう。

 糸井嘉男外野手が23日の広島戦からスタメン復帰。本人はヤル気満々だ=阪神甲子園球場

 指揮官として、使いたいゲームはいくらでもあった。ただでさえ糸井が抜けた交流戦後半はパ・リーグのAクラス、ソフトバンク、西武、楽天と対戦。 4勝 5敗と負け越し、糸井が抜けた 9日と前日18日の楽天戦(甲子園)は、ともに 1点も奪えずに敗れた。 7-14日は糸井がいた期間も含めて 7試合連続 1桁安打。打線は低調だったが、最悪なのは、糸井が回復途上で強行出場し、シーズンの佳境で再び離脱することだった。

 糸井本人も「きょう、スタメン言われてたのに違うし…」と冗談とも本気とも受け取れる言葉を漏らし、悔しさを隠そうとしなかった。だが、周囲に“セーブ”されながら代打で 4試合の出場にとどめた。連日、甲子園のアルプス席の階段登りを繰り返し、状態を高めた。将も「本人が一番ふがいない(と思っている)というか。気持ちは十分、もうある」と心中を察する。18日の楽天戦では 0- 1の 9回二死 1塁で登場し、自身プロ初の代打安打で復活を猛アピール。あとはもう、セ界相手に暴れるだけだ。

 金本知憲監督=阪神甲子園球場

 片岡打撃コーチは「基本は『3番』。(もしくは)『1番』。高山との兼ね合いもあるが(打線の)中心」と「3番」起用を示唆する。高山も自己最長の 5試合連続マルチ安打と、糸井の離脱前よりも復調している。糸井が戻れば即、得点増が見込める。

 交流戦打率 0.164と苦しんだ 4番・福留の負担も軽減されるはず。糸井のいない交流戦を乗り切った虎には、もう上がり目しかない。

☆糸井嘉男外野手の負傷経過

★ 6月 9日・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム):「1番・右翼」で先発出場。 8回に中前打を放った直後に代走を送られて交代。試合中に左太ももをアイシングして病院へ向かった。金本監督は 1回に 2盗を決めた時に痛めたと明かした。

★  10日:球団は診断結果を「左ハムストリング(太もも裏)の軽い筋挫傷」と発表。試合は今季初めて欠場した。

★  11日:ソフトバンク戦に代打で登場も空振り三振。

★  14日・西武戦(甲子園):試合前にアルプス席を登って汗を流し「万全って書いといて。出たいっていっても出してもらわれへんから」。試合は代打で見逃し三振。

★  16日・楽天戦(甲子園):試合前に中堅の守備位置でノックを受ける。試合は代打で遊飛。

★  18日・同  9回に代打で登場し、松井裕からプロ初の代打安打となる右前打。

 

 前日18日に 1軍昇格したD 1位・大山悠輔内野手は19日、リーグ戦が再開する23日の広島戦(マツダ)以降に定着をかけて奮闘する見通しとなった。

 「しっかり言われたところをやって、チャンスをつかむだけ。全力でやりたいです」

 18日の楽天戦(甲子園)は出番がなかったが、ベンチで 1軍の試合を体験。久慈内野守備走塁コーチは「ファームで結果を残してきた。チャンスがあれば試合に出るでしょう」と話した。

  1軍は現在、登板機会のない先発ローテの秋山と青柳を登録抹消中。 2人が昇格するまでがチャンスだ。ウエスタンでは49試合で打率 0.232、 1本塁打も 9 2塁打。「常に 1軍に呼ばれて(やる)と思ってやっていました」と気合十分。まずは 1軍初安打を狙う。

 

 岩貞祐太投手は休日返上で鳴尾浜へ。リーグ戦再開に向けてしっかり準備した

 鬼門突破や! 岩貞祐太投手が19日、鳴尾浜で休日返上で練習した。

 「思うことはありますが、去年のことはなしにして(リーグ) 1位、 2位の対決なので。チームを代表してマウンドに立つので、しっかり投げられるように準備したい」

 次回登板は25日の広島戦(マツダ)の見込み。鯉の本拠地は過去に 6度先発して、 0勝 3敗。昨年 6月26日には、 9回に悪夢のサヨナラ負けを喫した。そもそも2014年のプロ入り後、自身は広島戦で未勝利だ。今季は春先は制球に苦しんだが、16日の楽天戦(甲子園)では 7回 1安打 1失点で完全復活を印象づけた。「(16日に投げて)“2連休”はさすがにまずい。体を動かさないと」。しっかり準備をして、今度こそマツダで、首位広島に勝ちきる。

 

 プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2017」(第 1戦= 7月14日・ナゴヤドーム、第 2戦=同15日・ZOZOマリンスタジアム)のファン投票中間発表の最終回が19日に行われ、ソフトバンクと阪神がともに 4部門でトップに立った。最終結果は26日に発表される。

 セ、パ両リーグを通じての最多得票は、パの外野手部門で39万4001票を集めた柳田(ソフトバンク)。セの最多は 3塁手部門で36万3355票の鳥谷(阪神)で、パの指名打者部門では大谷(北海道日本ハム)が 1位をキープしている。

 選手間投票の結果は29日に発表され、監督推薦を含む全メンバーは 7月 3日に出そろう。

 

 阪神タイガース、甲子園球場は今年第 3弾の「甲子園ビアフェスタ」を 7月 8、 9日巨人戦の 2日間、開催する。  会場は甲子園球場外周のミズノスクエア。当日は鮮度直送の生ビール、海外ビール、ビールにぴったり合う甲子園こだわりの限定フードが会場に登場する。

 当日は飲食ブースでアルコール商品を購入すれば、各日先着3000人に「ビアジョッキホルダー」をプレゼント。 8日は阪神OBの八木裕氏、吉本芸人の月亭八光ら、 9日は阪神OBの関本賢太郎氏ら特別ゲストを招いてのトークショーなどステージイベントも実施する。

 当日、会場で最もエキサイティングな乾杯をされた方を「本日の乾杯大賞」として選出!大賞に選ばれた方には、ゲストとの記念撮影をはじめ豪華特典をご用意します!

※詳細は、球団公式HPサイト・イベント

http://hanshintigers.jp/news/topics/info_5021.html で。

 

 糸井、大山が帰ってくる!これで鬼に金棒だ!これに、ドメさんが加われば、パーフェクトになる!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 交流戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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糸井23日スタメン復帰へ!メッセ、能見、岩貞で広島戦3連勝だ!藤浪次回は23日2軍広島戦!

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阪神・四藤慶一郎球団社長(56)は20日、来シーズンからトラックマン社の高性能弾道測定器を導入する方針であることを明らかにした。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる“秘密兵器”はすでに過半数の球団が導入済み。数値化されたデータが、金本阪神の野球を変え、さらにはファンの楽しみ方も変えそうだ。金本阪神が新たな変革に動き出す。球界を席巻しているトラックマン社の弾道測定器を来季から導入、設置する方向で動き出していることを、四藤社長が明言した。ゴルフなどスポーツ界全般で浸透している最新システムは、野球界も席巻している。メジャー30球団、日本も楽天、ソフトバンク、巨人、DeNAなど半数以上の球団が採用中。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる。超前向きな球団トップだが、変わるのはプレーする側だけではない。日本では真っ先にこのシステムを導入した楽天は、打球の飛距離など様々な数値を電光掲示板に表示して、ファンサービスを提供している。来シーズンからは、甲子園のファンも、提供される数値情報とにらめっこしながらグラウンドを眺めることになるかも。野球が変わり、野球の楽しみ方まで変える。金本阪神も新時代に突入だ。

左太もも裏を負傷している糸井嘉男外野手(35)がリーグ戦再開ゲームとなる23日広島戦(マツダスタジアム)でスタメン復帰することが19日、確実となった。 9日に負傷して以降は首脳陣がはやる糸井にストップをかける形が続いていたが、金本知憲監督(49)がいよいよGOサイン。「3ゲーム」差で追う首位広島との 3連戦に、虎はベストメンバーで臨む。機は熟した。対戦相手、舞台ともにこれ以上ない。糸井が満を持してスタメンに帰ってくる。リーグ戦再開試合となる23日広島戦で14日ぶり、 9試合ぶりに先発することが確実となった。金本監督がついにストッパー解除を明言した。糸井は今季、マツダスタジアムの広島戦では 9打数で 1発を含む 4安打の打率 4割 4分 厘、 5打点。 3連戦初戦の登板が予想される左腕ジョンソンとは、シーズン開幕戦( 3月31日)に 3打席でタイムリー 2本の 3打点& 1四球と「完勝」している。超人のスタメン復帰戦にはこれ以上ないタイミングといえる。慣れ親しんだ打順にどっしり座り、いざ再スタートを切る。

阪神は20日、投手陣も多くの選手が自主的に練習に訪れた。23日の広島との 1戦目に先発予定のメッセンジャーや、27日の中日戦(浜松)での先発が濃厚な秋山拓巳投手(26)らも調整。交流戦を 3戦 3勝で終えた秋山は気合十分だ。「火曜日の男」がこの先も火曜日登板が続けば、 7月 4日(対DeNA、ハードオフ新潟)、同11日(対中日、倉敷)と地方球場が続く。阪神の自主練習日だった20日、甲子園球場およびクラブハウスに続々と選手が集結した。体のうずきを抑えられないナインが大挙して押し寄せた。相手がいきなり、「3ゲーム」差の首位カープ。燃えないわけがない。選手それぞれの「競争に勝ちたい」という思いが、その足を球場へ向けさせた。調整を行う投手陣だけでなく、火花を散らし合う若手野手、さらに23日の広島戦(マツダ)でスタメン復帰する糸井嘉男外野手も“返上トレ”。現れた。リーグ戦再開へ、虎は燃えている。午後 0時58分、超人の車が甲子園入り。同 2時07分まで、報道陣が入れない施設内で、 1時間ほど滞在した。 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で負った「左太もも裏の軽い筋挫傷」も癒え、23日の広島戦からは満を持して「3番」で先発復帰する予定だ。午前のうちに球場入りした原口文仁内野手(25)もニヤッと笑った。正午前には高山俊外野手(24)も、中谷将大外野手(24)も現れた。岡崎太一捕手(33)も梅野隆太郎捕手(26)もやってきた。グラウンドに出てこない限り、報道陣は車の出入りしか見られないが、確認できただけでも計20人。リリーフ陣と、ベテラン野手を除くほぼ全員が集結。おのずと室内練習場からは、打撃練習の甲高い音が競い合うように響いた。

24日の広島戦(マツダ)に先発予定の能見篤史投手(38)が20日、甲子園で自主練習を行った。25日に先発予定の岩貞らとダッシュやキャッチボールを行うと、笑顔で汗をぬぐった。やり返すための準備に抜かりはない。開幕 3連戦( 3月31日~ 4月 2日、マツダ)では 1勝 2敗。初戦はメッセンジャーで勝利も、 2戦目の岩貞は 5回 5失点、 3戦目の能見も 3回 1/3を 4失点で今季初黒星を喫した。同じ 3投手で、開幕以来の敵地に乗り込む。貌を遂げた姿を見せつける。

阪神はリーグ戦再開カードとなる23日からの敵地広島 3連戦に、自信の先発 3枚をつぎ込む。初戦は大黒柱のメッセンジャーに任せ、 2戦目は能見、 3戦目は岩貞を投入する。「3ゲーム」差を「ゼロ」にするべく、一気の「3連勝」を狙う。藤浪が 2軍再調整を続ける中、リーグトップタイの「7勝」を誇るメッセンジャーがカード頭を任されるのは自然の流れ。 2戦目の能見は継続して試合を作っており、今季も広島戦は 3試合先発で 1勝 1敗、防御率3.21と安定感がある。最善の並びでコイの尾びれをつかみにかかる。

2軍調整中の藤浪晋太郎投手(23)は次回、23日のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)に登板する見込みだ。23日の同戦には 1軍先発陣の中で登板間隔が空く青柳晃洋投手(23)も登板するとみられる。

阪神は20日、柳瀬明宏投手(33)が福岡県在住のタレント坂井汐梨(しおり)さん(25)と結婚したことを発表した。2005年に大学・社会人ドラフト 6位でソフトバンクに入団。昨季オフに戦力外通告を受け、今季から阪神に移籍していた。

阪神の夏の一大イベント「ウル虎の夏2017」において、スペシャルゲストの参加が決定した。 7月19日の広島戦には「湘南乃風」の若旦那が、同27日のDeNA戦(ともに甲子園)には、「NMB48」の山本彩が来場。「みんなで六甲おろし]を生歌唱する。

記事をまとめてみました。

 

 阪神・四藤慶一郎球団社長は20日、来シーズンからトラックマン社の高性能弾道測定器を導入する方針であることを明らかにした。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる“秘密兵器”はすでに過半数の球団が導入済み。数値化されたデータが、金本阪神の野球を変え、さらにはファンの楽しみ方も変えそうだ。

 金本阪神が新たな変革に動き出す。球界を席巻しているトラックマン社の弾道測定器を来季から導入、設置する方向で動き出していることを、四藤社長が明言した。

 「オフにバックネットの素材を変えるなどの工事をし、来年からの導入を考えている。(米視察団の)報告は受けた」

 ゴルフなどスポーツ界全般で浸透している最新システムは、野球界も席巻している。メジャー30球団、日本も楽天、ソフトバンク、巨人、DeNAなど半数以上の球団が採用中。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる。

 マウンドで投げる投手(写真は岩貞)のボールの回転数まで正確に測定する=阪神甲子園球場

 同社長は「(楽天の)則本が2300( 1分間のボールの回転数)、全盛時の藤川が2500らしいね」と数値化されるデータに興味津々。これまでは見た目の球のキレや、スピードガン表示によって投手の調子や疲れを判断していたが、新兵器導入により、明確な数値として出てくる。後日、そのデータを生かすことができれば、野球が大きく変わることになるのだ。

 「今もデータを収集したものは大学機関と提携して分析してもらったりしてはいるが、今度、新たな専門家が必要なのかも含めて、いろいろ議論したい」

 超前向きな球団トップだが、変わるのはプレーする側だけではない。日本では真っ先にこのシステムを導入した楽天は、打球の飛距離など様々な数値を電光掲示板に表示して、ファンサービスを提供している。

 横浜スタジアムの記者席の上に設置されているトラックマン

 来シーズンからは、甲子園のファンも、提供される数値情報とにらめっこしながらグラウンドを眺めることになるかも。野球が変わり、野球の楽しみ方まで変える。金本阪神も新時代に突入だ。

★DeNAラミレス監督も参考

 DeNA・ラミレス監督は昨年、トラックマンの数値で今永の回転数が落ちていることを確認し、疲れを考慮して登板を飛ばしたことがあるという。またメジャーリーグでは各選手の打球方向まで、すべてデータ化。打者によって守備位置を変えたりと、対策に役立てている。 ◇トラックマン(高性能弾道測定器)  軍事用レーダー式の弾丸追尾システムを応用し、投球や打球の回転数、角度、飛距離などが計測できるようになっている機器。米国ではメジャー全30球団の本拠に設置されており、プロ野球界でも巨人や楽天などが使用している。他にもゴルフやテニスなどでも使用されている。

 

 左太もも裏を負傷している糸井嘉男外野手がリーグ戦再開ゲームとなる23日広島戦(マツダスタジアム)でスタメン復帰することが19日、確実となった。 9日に負傷して以降は首脳陣がはやる糸井にストップをかける形が続いていたが、金本知憲監督がいよいよGOサイン。「3ゲーム」差で追う首位広島との 3連戦に、虎はベストメンバーで臨む。

 機は熟した。対戦相手、舞台ともにこれ以上ない。糸井が満を持してスタメンに帰ってくる。リーグ戦再開試合となる23日広島戦で14日ぶり、 9試合ぶりに先発することが確実となった。「いけるやろ。いってもらうしかないし」。金本監督がついにストッパー解除を明言した。

  3月31日、クリス・ジョンソン投手から適時 2塁打を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 糸井は 9日ソフトバンク戦で左太もも裏の筋挫傷を発症。翌10日に移籍後初めて欠場するなど、それ以降は代打待機が続いていた。糸井がスタメンを外れてからの 8試合でチームは 4勝 4敗。打線は計25得点の数字以上に苦しんだ。交流戦明けのノーゲーム 4日間が終われば、いきなり「3ゲーム」差で追う首位広島との敵地 3連戦が待つ。糸井は今季、マツダスタジアムの広島戦では 9打数で 1発を含む 4安打の打率 4割 4分 厘、 5打点。 3連戦初戦の登板が予想される左腕ジョンソンとは、シーズン開幕戦( 3月31日)に 3打席でタイムリー 2本の 3打点& 1四球と「完勝」している。超人のスタメン復帰戦にはこれ以上ないタイミングといえる。

 リーグ戦再開とともにスタメン復帰予定の糸井嘉男外野手。体がうずく!?=阪神甲子園球場

 糸井はベンチスタートが続く中、何度も先発復帰に懸ける情熱を体で表現している。時には甲子園アルプス席で力強い階段ダッシュも披露。それでも首脳陣は長いシーズンの先を見据え、「我慢」を選択してきた。指揮官は「本人が一番ふがいないと思っているだろうしね。彼は気持ちは十分ある。とにかくコンディションを整えて」と胸中をおもんばかる。試合に飢えた男のみなぎる気合が、ナインに力を与えないはずがない。

 前日18日楽天戦では 9回裏に代打登場し、代打ではプロ通算17打席目で初安打となる右前打を決めた。患部の回復も進み、ちょうど上昇気流に乗ったところだ。片岡打撃コーチは糸井の打順について「基本は『3番』か『1番』。高山との兼ね合いもあるんだけど」と説明。慣れ親しんだ打順にどっしり座り、いざ再スタートを切る。

★ 8戦連続ベンチ

 糸井は10日のソフトバンク戦から 8試合連続でベンチスタート。その間、代打で 4打席に立った。11日のソフトバンク戦は空振り三振、14日の西武戦(甲子園)は見逃し三振、16日の楽天戦(同)は遊飛。そして交流戦最終戦となった18日は、 9回二死 1塁で楽天の守護神・松井裕からプロ初の代打安打となる右前打を放った。

 

 阪神・秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 阪神は20日、投手陣も多くの選手が自主的に練習に訪れた。23日の広島との 1戦目に先発予定のメッセンジャーや、27日の中日戦(浜松)での先発が濃厚な秋山らも調整。交流戦を 3戦 3勝で終えた秋山は「交流戦は別として、またしっかりと抑えられるように」と気合十分だ。「火曜日の男」がこの先も火曜日登板が続けば、 7月 4日(対DeNA、ハードオフ新潟)、同11日(対中日、倉敷)と地方球場が続く。

 練習する、岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

  2日も休んでいられん! 阪神の自主練習日だった20日、甲子園球場およびクラブハウスに続々と選手が集結した。調整を行う投手陣だけでなく、火花を散らし合う若手野手、さらに23日の広島戦(マツダ)でスタメン復帰する糸井嘉男外野手も“返上トレ”。リーグ戦再開へ、虎は燃えている。

 クラブハウスが、次々と車を飲み込んでいく。「自主練習」のはずの聖地に、男たちの静かな闘志が満ち満ちた。先発投手だけではない。競争に打ち勝とうと、中継ぎ投手も、若手野手も集まった。そしてついには、糸井までもが現れた。

 練習する、阪神・山本翔也投手(左)、柳瀬明宏投手(右)=阪神甲子園球場

 午後 0時58分、超人の車が甲子園入り。同 2時07分まで、報道陣が入れない施設内で、 1時間ほど滞在した。 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で負った「左太もも裏の軽い筋挫傷」も癒え、23日の広島戦からは満を持して「3番」で先発復帰する予定だ。

 交流戦終了まで 8試合続いたベンチスタート。その間、「万全って書いといて。出たいって言っても出してもらわれへんから」と報道陣に頼むなど、うずうずしていた糸井が聖地を訪れるのは、ある意味、当然だったのかもしれない。

 岡崎太一捕手はポール間をランニング=阪神甲子園球場

 チームは18日までに交流戦を予定通り消化。リーグ戦再開まで中 4日空く形となった。前日19日は休日で、この日は「自主練習」。それでも体のうずきを抑えられないナインが大挙して押し寄せた。相手がいきなり、「3ゲーム」差の首位カープ。燃えないわけがない。

 グラウンドで体を動かした投手の練習に立ち合った伊藤トレーニングコーチも、「みんな自主的に来ています。気合が入っていますよ」と目を細めた。プロである以上、休まずに出てくることだけが“いいこと”ではない。休養ももちろん仕事のうちだ。だが主将の福留も現在のチーム状況を「いい競争をしながらやっている。それがいい方に出ているのかな」と語っていた通り、選手それぞれの「競争に勝ちたい」という思いが、その足を球場へ向けさせた。

 甲子園の外野でダッシュを行う原口文仁内野手=阪神甲子園球場

 午前のうちに球場入りした原口も「(若手は)みんな、来ると思いますよ」とニヤッと笑った。正午前には高山も、中谷も現れた。岡崎も梅野もやってきた。グラウンドに出てこない限り、報道陣は車の出入りしか見られないが、確認できただけでも計20人。リリーフ陣と、ベテラン野手を除くほぼ全員が集結。おのずと室内練習場からは、打撃練習の甲高い音が競い合うように響いた。

 21日からは全体練習が行われ、虎はもう一度、足並みをそろえてリーグ戦再開へと進む。よみがえった糸井、そして競い合い、高め合う男たちが、チームをさらなる高みへ押し上げる。

 練習する、能見篤史投手(左)ランディ・メッセンジャー投手(右)=阪神甲子園球場

★昨季の交流戦休み

  6月20~23日の 4日間、試合のない日程だったが、雨天中止の影響で20日にオリックス戦(甲子園)を行い、交流戦を終えた(借金「4」)。21日は全休日で22日が指名練習。23日に全体練習後、広島移動。また 1年目の高山は22、23日とウエスタン・ソフトバンク戦(タマホーム筑後)に出場し、掛布 2軍監督の指導の下で調整した。リーグ戦再開となった24日からの広島 3連戦(マツダ)は「3連敗」を喫した。

 

 練習の合間にひと息つく岩貞祐太投手(左)と能見篤史投手=阪神甲子園球場

 開幕カードのリベンジだ! 24日の広島戦(マツダ)に先発予定の能見篤史投手が20日、甲子園で自主練習を行った。

 「そりゃ、( 2日間も)休むわけにはいかないでしょ」

 25日に先発予定の岩貞らとダッシュやキャッチボールを行うと、笑顔で汗をぬぐった。

 やり返すための準備に抜かりはない。開幕 3連戦( 3月31日~ 4月 2日、マツダ)では 1勝 2敗。初戦はメッセンジャーで勝利も、 2戦目の岩貞は 5回 5失点、 3戦目の能見も 3回 1/3を 4失点で今季初黒星を喫した。

 同じ 3投手で、開幕以来の敵地に乗り込む。ここまで11試合で防御率2.71ベテランが「変わらず、いつもと一緒。いつも通り」と静かに闘志を燃やせば、岩貞は「捕手と話し合って(バッテリーの) 2対 1で打者に向かっていく」と気合十分。25歳の左腕も16日の楽天戦(甲子園)で 7回 1失点と復調気配だ。

 あのときとは違う-。変貌を遂げた姿を見せつける。

 

 阪神はリーグ戦再開カードとなる23日からの敵地広島 3連戦に、自信の先発 3枚をつぎ込む。初戦は大黒柱のメッセンジャーに任せ、 2戦目は能見、 3戦目は岩貞を投入する。香田投手コーチは「いいスタートを切りたい。なんとか勝ってスタートしたい。相性というか、いいピッチャーからいい戦いをしたい。そういう人で臨みたいと思う」と説明。「3ゲーム」差を「ゼロ」にするべく、一気の「3連勝」を狙う。

 阪神ランディ・メッセンジャー投手

 藤浪が 2軍再調整を続ける中、リーグトップタイの「7勝」を誇るメッセンジャーがカード頭を任されるのは自然の流れ。 2戦目の能見は継続して試合を作っており、今季も広島戦は 3試合先発で 1勝 1敗、防御率3.21と安定感がある。岩貞は開幕直後こそ不安定な投球を続けていたが、前回16日楽天戦は 7回をソロ 1発の 1安打 1失点と一気に状態を上げている。これ以上ゲーム差を広げられたくはないだけに、最善の並びでコイの尾びれをつかみにかかる。

 

 10日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦で先発した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

  2軍調整中の阪神藤浪は次回、23日のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)に登板する見込みだ。

 前回16日の同オリックス戦では 6回10三振を奪い、 2安打無失点ながら 5四死球。 1軍復帰に向けて制球面の課題をクリアする必要がある。23日の同戦には 1軍先発陣の中で登板間隔が空く青柳も登板するとみられる。

 

 自主練習に参加し笑顔を見せる柳瀬明宏投手=阪神甲子園球場

 阪神は20日、柳瀬明宏投手が福岡県在住のタレント坂井汐梨(しおり)さんと結婚したことを発表した。

 柳瀬は「シーズン中に私事で大変恐縮ですが、このたび、結婚いたしました。ふたりで力を合わせ楽しい家庭を築いていきたいと思います。そして何より、本業である野球に全身全霊をかけて精進し、チームの勝利に貢献出来るよう頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします」と、球団を通じて報告した。

 2005年に大学・社会人ドラフト 6位でソフトバンクに入団。昨季オフに戦力外通告を受け、今季から阪神に移籍していた。

 今季は 4月30日に初昇格。再び 2軍で調整していたが、 6月18日に再昇格していた。

 

 阪神の夏の一大イベント「ウル虎の夏2017」において、スペシャルゲストの参加が決定した。 7月19日の広島戦には 4人組レゲエグループ、「湘南乃風」の若旦那が、同27日のDeNA戦(ともに甲子園)には、「NMB48」の山本彩が来場。 5回終了後、黄色のウル虎ジャージを身にまとい、「みんなで六甲おろし]を生歌唱する。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!    

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 ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。

 夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!

 まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!

 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

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糸井23日スタメン復帰へ!メッセ、能見、岩貞で広島戦3連勝だ!藤浪次回は23日2軍広島戦!

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阪神・四藤慶一郎球団社長(56)は20日、来シーズンからトラックマン社の高性能弾道測定器を導入する方針であることを明らかにした。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる“秘密兵器”はすでに過半数の球団が導入済み。数値化されたデータが、金本阪神の野球を変え、さらにはファンの楽しみ方も変えそうだ。金本阪神が新たな変革に動き出す。球界を席巻しているトラックマン社の弾道測定器を来季から導入、設置する方向で動き出していることを、四藤社長が明言した。ゴルフなどスポーツ界全般で浸透している最新システムは、野球界も席巻している。メジャー30球団、日本も楽天、ソフトバンク、巨人、DeNAなど半数以上の球団が採用中。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる。超前向きな球団トップだが、変わるのはプレーする側だけではない。日本では真っ先にこのシステムを導入した楽天は、打球の飛距離など様々な数値を電光掲示板に表示して、ファンサービスを提供している。来シーズンからは、甲子園のファンも、提供される数値情報とにらめっこしながらグラウンドを眺めることになるかも。野球が変わり、野球の楽しみ方まで変える。金本阪神も新時代に突入だ。

左太もも裏を負傷している糸井嘉男外野手(35)がリーグ戦再開ゲームとなる23日広島戦(マツダスタジアム)でスタメン復帰することが19日、確実となった。 9日に負傷して以降は首脳陣がはやる糸井にストップをかける形が続いていたが、金本知憲監督(49)がいよいよGOサイン。「3ゲーム」差で追う首位広島との 3連戦に、虎はベストメンバーで臨む。機は熟した。対戦相手、舞台ともにこれ以上ない。糸井が満を持してスタメンに帰ってくる。リーグ戦再開試合となる23日広島戦で14日ぶり、 9試合ぶりに先発することが確実となった。金本監督がついにストッパー解除を明言した。糸井は今季、マツダスタジアムの広島戦では 9打数で 1発を含む 4安打の打率 4割 4分 厘、 5打点。 3連戦初戦の登板が予想される左腕ジョンソンとは、シーズン開幕戦( 3月31日)に 3打席でタイムリー 2本の 3打点& 1四球と「完勝」している。超人のスタメン復帰戦にはこれ以上ないタイミングといえる。慣れ親しんだ打順にどっしり座り、いざ再スタートを切る。

阪神は20日、投手陣も多くの選手が自主的に練習に訪れた。23日の広島との 1戦目に先発予定のメッセンジャーや、27日の中日戦(浜松)での先発が濃厚な秋山拓巳投手(26)らも調整。交流戦を 3戦 3勝で終えた秋山は気合十分だ。「火曜日の男」がこの先も火曜日登板が続けば、 7月 4日(対DeNA、ハードオフ新潟)、同11日(対中日、倉敷)と地方球場が続く。阪神の自主練習日だった20日、甲子園球場およびクラブハウスに続々と選手が集結した。体のうずきを抑えられないナインが大挙して押し寄せた。相手がいきなり、「3ゲーム」差の首位カープ。燃えないわけがない。選手それぞれの「競争に勝ちたい」という思いが、その足を球場へ向けさせた。調整を行う投手陣だけでなく、火花を散らし合う若手野手、さらに23日の広島戦(マツダ)でスタメン復帰する糸井嘉男外野手も“返上トレ”。現れた。リーグ戦再開へ、虎は燃えている。午後 0時58分、超人の車が甲子園入り。同 2時07分まで、報道陣が入れない施設内で、 1時間ほど滞在した。 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で負った「左太もも裏の軽い筋挫傷」も癒え、23日の広島戦からは満を持して「3番」で先発復帰する予定だ。午前のうちに球場入りした原口文仁内野手(25)もニヤッと笑った。正午前には高山俊外野手(24)も、中谷将大外野手(24)も現れた。岡崎太一捕手(33)も梅野隆太郎捕手(26)もやってきた。グラウンドに出てこない限り、報道陣は車の出入りしか見られないが、確認できただけでも計20人。リリーフ陣と、ベテラン野手を除くほぼ全員が集結。おのずと室内練習場からは、打撃練習の甲高い音が競い合うように響いた。

24日の広島戦(マツダ)に先発予定の能見篤史投手(38)が20日、甲子園で自主練習を行った。25日に先発予定の岩貞らとダッシュやキャッチボールを行うと、笑顔で汗をぬぐった。やり返すための準備に抜かりはない。開幕 3連戦( 3月31日~ 4月 2日、マツダ)では 1勝 2敗。初戦はメッセンジャーで勝利も、 2戦目の岩貞は 5回 5失点、 3戦目の能見も 3回 1/3を 4失点で今季初黒星を喫した。同じ 3投手で、開幕以来の敵地に乗り込む。貌を遂げた姿を見せつける。

阪神はリーグ戦再開カードとなる23日からの敵地広島 3連戦に、自信の先発 3枚をつぎ込む。初戦は大黒柱のメッセンジャーに任せ、 2戦目は能見、 3戦目は岩貞を投入する。「3ゲーム」差を「ゼロ」にするべく、一気の「3連勝」を狙う。藤浪が 2軍再調整を続ける中、リーグトップタイの「7勝」を誇るメッセンジャーがカード頭を任されるのは自然の流れ。 2戦目の能見は継続して試合を作っており、今季も広島戦は 3試合先発で 1勝 1敗、防御率3.21と安定感がある。最善の並びでコイの尾びれをつかみにかかる。

2軍調整中の藤浪晋太郎投手(23)は次回、23日のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)に登板する見込みだ。23日の同戦には 1軍先発陣の中で登板間隔が空く青柳晃洋投手(23)も登板するとみられる。

阪神は20日、柳瀬明宏投手(33)が福岡県在住のタレント坂井汐梨(しおり)さん(25)と結婚したことを発表した。2005年に大学・社会人ドラフト 6位でソフトバンクに入団。昨季オフに戦力外通告を受け、今季から阪神に移籍していた。

阪神の夏の一大イベント「ウル虎の夏2017」において、スペシャルゲストの参加が決定した。 7月19日の広島戦には「湘南乃風」の若旦那が、同27日のDeNA戦(ともに甲子園)には、「NMB48」の山本彩が来場。「みんなで六甲おろし]を生歌唱する。記事をまとめてみました。

 

 阪神・四藤慶一郎球団社長は20日、来シーズンからトラックマン社の高性能弾道測定器を導入する方針であることを明らかにした。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる“秘密兵器”はすでに過半数の球団が導入済み。数値化されたデータが、金本阪神の野球を変え、さらにはファンの楽しみ方も変えそうだ。

 金本阪神が新たな変革に動き出す。球界を席巻しているトラックマン社の弾道測定器を来季から導入、設置する方向で動き出していることを、四藤社長が明言した。

 「オフにバックネットの素材を変えるなどの工事をし、来年からの導入を考えている。(米視察団の)報告は受けた」

 ゴルフなどスポーツ界全般で浸透している最新システムは、野球界も席巻している。メジャー30球団、日本も楽天、ソフトバンク、巨人、DeNAなど半数以上の球団が採用中。投手の球速、回転数などに加えて、打球の角度や本塁打の正確な飛距離などを測定できる。

 マウンドで投げる投手(写真は岩貞)のボールの回転数まで正確に測定する=阪神甲子園球場

 同社長は「(楽天の)則本が2300( 1分間のボールの回転数)、全盛時の藤川が2500らしいね」と数値化されるデータに興味津々。これまでは見た目の球のキレや、スピードガン表示によって投手の調子や疲れを判断していたが、新兵器導入により、明確な数値として出てくる。後日、そのデータを生かすことができれば、野球が大きく変わることになるのだ。

 「今もデータを収集したものは大学機関と提携して分析してもらったりしてはいるが、今度、新たな専門家が必要なのかも含めて、いろいろ議論したい」

 超前向きな球団トップだが、変わるのはプレーする側だけではない。日本では真っ先にこのシステムを導入した楽天は、打球の飛距離など様々な数値を電光掲示板に表示して、ファンサービスを提供している。

 横浜スタジアムの記者席の上に設置されているトラックマン

 来シーズンからは、甲子園のファンも、提供される数値情報とにらめっこしながらグラウンドを眺めることになるかも。野球が変わり、野球の楽しみ方まで変える。金本阪神も新時代に突入だ。

★DeNAラミレス監督も参考

 DeNA・ラミレス監督は昨年、トラックマンの数値で今永の回転数が落ちていることを確認し、疲れを考慮して登板を飛ばしたことがあるという。またメジャーリーグでは各選手の打球方向まで、すべてデータ化。打者によって守備位置を変えたりと、対策に役立てている。 ◇トラックマン(高性能弾道測定器)  軍事用レーダー式の弾丸追尾システムを応用し、投球や打球の回転数、角度、飛距離などが計測できるようになっている機器。米国ではメジャー全30球団の本拠に設置されており、プロ野球界でも巨人や楽天などが使用している。他にもゴルフやテニスなどでも使用されている。

 

 左太もも裏を負傷している糸井嘉男外野手がリーグ戦再開ゲームとなる23日広島戦(マツダスタジアム)でスタメン復帰することが19日、確実となった。 9日に負傷して以降は首脳陣がはやる糸井にストップをかける形が続いていたが、金本知憲監督がいよいよGOサイン。「3ゲーム」差で追う首位広島との 3連戦に、虎はベストメンバーで臨む。

 機は熟した。対戦相手、舞台ともにこれ以上ない。糸井が満を持してスタメンに帰ってくる。リーグ戦再開試合となる23日広島戦で14日ぶり、 9試合ぶりに先発することが確実となった。「いけるやろ。いってもらうしかないし」。金本監督がついにストッパー解除を明言した。

  3月31日、クリス・ジョンソン投手から適時 2塁打を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 糸井は 9日ソフトバンク戦で左太もも裏の筋挫傷を発症。翌10日に移籍後初めて欠場するなど、それ以降は代打待機が続いていた。糸井がスタメンを外れてからの 8試合でチームは 4勝 4敗。打線は計25得点の数字以上に苦しんだ。交流戦明けのノーゲーム 4日間が終われば、いきなり「3ゲーム」差で追う首位広島との敵地 3連戦が待つ。糸井は今季、マツダスタジアムの広島戦では 9打数で 1発を含む 4安打の打率 4割 4分 厘、 5打点。 3連戦初戦の登板が予想される左腕ジョンソンとは、シーズン開幕戦( 3月31日)に 3打席でタイムリー 2本の 3打点& 1四球と「完勝」している。超人のスタメン復帰戦にはこれ以上ないタイミングといえる。

 リーグ戦再開とともにスタメン復帰予定の糸井嘉男外野手。体がうずく!?=阪神甲子園球場

 糸井はベンチスタートが続く中、何度も先発復帰に懸ける情熱を体で表現している。時には甲子園アルプス席で力強い階段ダッシュも披露。それでも首脳陣は長いシーズンの先を見据え、「我慢」を選択してきた。指揮官は「本人が一番ふがいないと思っているだろうしね。彼は気持ちは十分ある。とにかくコンディションを整えて」と胸中をおもんばかる。試合に飢えた男のみなぎる気合が、ナインに力を与えないはずがない。

 前日18日楽天戦では 9回裏に代打登場し、代打ではプロ通算17打席目で初安打となる右前打を決めた。患部の回復も進み、ちょうど上昇気流に乗ったところだ。片岡打撃コーチは糸井の打順について「基本は『3番』か『1番』。高山との兼ね合いもあるんだけど」と説明。慣れ親しんだ打順にどっしり座り、いざ再スタートを切る。

★ 8戦連続ベンチ

 糸井は10日のソフトバンク戦から 8試合連続でベンチスタート。その間、代打で 4打席に立った。11日のソフトバンク戦は空振り三振、14日の西武戦(甲子園)は見逃し三振、16日の楽天戦(同)は遊飛。そして交流戦最終戦となった18日は、 9回二死 1塁で楽天の守護神・松井裕からプロ初の代打安打となる右前打を放った。

 

 阪神・秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 阪神は20日、投手陣も多くの選手が自主的に練習に訪れた。23日の広島との 1戦目に先発予定のメッセンジャーや、27日の中日戦(浜松)での先発が濃厚な秋山らも調整。交流戦を 3戦 3勝で終えた秋山は「交流戦は別として、またしっかりと抑えられるように」と気合十分だ。「火曜日の男」がこの先も火曜日登板が続けば、 7月 4日(対DeNA、ハードオフ新潟)、同11日(対中日、倉敷)と地方球場が続く。

 練習する、岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

  2日も休んでいられん! 阪神の自主練習日だった20日、甲子園球場およびクラブハウスに続々と選手が集結した。調整を行う投手陣だけでなく、火花を散らし合う若手野手、さらに23日の広島戦(マツダ)でスタメン復帰する糸井嘉男外野手も“返上トレ”。リーグ戦再開へ、虎は燃えている。

 クラブハウスが、次々と車を飲み込んでいく。「自主練習」のはずの聖地に、男たちの静かな闘志が満ち満ちた。先発投手だけではない。競争に打ち勝とうと、中継ぎ投手も、若手野手も集まった。そしてついには、糸井までもが現れた。

 練習する、阪神・山本翔也投手(左)、柳瀬明宏投手(右)=阪神甲子園球場

 午後 0時58分、超人の車が甲子園入り。同 2時07分まで、報道陣が入れない施設内で、 1時間ほど滞在した。 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で負った「左太もも裏の軽い筋挫傷」も癒え、23日の広島戦からは満を持して「3番」で先発復帰する予定だ。

 交流戦終了まで 8試合続いたベンチスタート。その間、「万全って書いといて。出たいって言っても出してもらわれへんから」と報道陣に頼むなど、うずうずしていた糸井が聖地を訪れるのは、ある意味、当然だったのかもしれない。

 岡崎太一捕手はポール間をランニング=阪神甲子園球場

 チームは18日までに交流戦を予定通り消化。リーグ戦再開まで中 4日空く形となった。前日19日は休日で、この日は「自主練習」。それでも体のうずきを抑えられないナインが大挙して押し寄せた。相手がいきなり、「3ゲーム」差の首位カープ。燃えないわけがない。

 グラウンドで体を動かした投手の練習に立ち合った伊藤トレーニングコーチも、「みんな自主的に来ています。気合が入っていますよ」と目を細めた。プロである以上、休まずに出てくることだけが“いいこと”ではない。休養ももちろん仕事のうちだ。だが主将の福留も現在のチーム状況を「いい競争をしながらやっている。それがいい方に出ているのかな」と語っていた通り、選手それぞれの「競争に勝ちたい」という思いが、その足を球場へ向けさせた。

 甲子園の外野でダッシュを行う原口文仁内野手=阪神甲子園球場

 午前のうちに球場入りした原口も「(若手は)みんな、来ると思いますよ」とニヤッと笑った。正午前には高山も、中谷も現れた。岡崎も梅野もやってきた。グラウンドに出てこない限り、報道陣は車の出入りしか見られないが、確認できただけでも計20人。リリーフ陣と、ベテラン野手を除くほぼ全員が集結。おのずと室内練習場からは、打撃練習の甲高い音が競い合うように響いた。

 21日からは全体練習が行われ、虎はもう一度、足並みをそろえてリーグ戦再開へと進む。よみがえった糸井、そして競い合い、高め合う男たちが、チームをさらなる高みへ押し上げる。

 練習する、能見篤史投手(左)ランディ・メッセンジャー投手(右)=阪神甲子園球場

★昨季の交流戦休み

  6月20~23日の 4日間、試合のない日程だったが、雨天中止の影響で20日にオリックス戦(甲子園)を行い、交流戦を終えた(借金「4」)。21日は全休日で22日が指名練習。23日に全体練習後、広島移動。また 1年目の高山は22、23日とウエスタン・ソフトバンク戦(タマホーム筑後)に出場し、掛布 2軍監督の指導の下で調整した。リーグ戦再開となった24日からの広島 3連戦(マツダ)は「3連敗」を喫した。

 

 練習の合間にひと息つく岩貞祐太投手(左)と能見篤史投手=阪神甲子園球場

 開幕カードのリベンジだ! 24日の広島戦(マツダ)に先発予定の能見篤史投手が20日、甲子園で自主練習を行った。

 「そりゃ、( 2日間も)休むわけにはいかないでしょ」

 25日に先発予定の岩貞らとダッシュやキャッチボールを行うと、笑顔で汗をぬぐった。

 やり返すための準備に抜かりはない。開幕 3連戦( 3月31日~ 4月 2日、マツダ)では 1勝 2敗。初戦はメッセンジャーで勝利も、 2戦目の岩貞は 5回 5失点、 3戦目の能見も 3回 1/3を 4失点で今季初黒星を喫した。

 同じ 3投手で、開幕以来の敵地に乗り込む。ここまで11試合で防御率2.71ベテランが「変わらず、いつもと一緒。いつも通り」と静かに闘志を燃やせば、岩貞は「捕手と話し合って(バッテリーの) 2対 1で打者に向かっていく」と気合十分。25歳の左腕も16日の楽天戦(甲子園)で 7回 1失点と復調気配だ。

 あのときとは違う-。変貌を遂げた姿を見せつける。

 

大山に金本監督ら視線!北條“表彰台トレ”で復調のきっかけつかむ!柳瀬、妻と一緒に後半戦勝負!

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阪神・坂井信也オーナー(69=阪神電鉄相談役)は21日、兵庫県内で金本知憲監督(49)を招き、シーズンの激励を兼ねた食事会を開いた。球団からは四藤慶一郎社長(56)、高野栄一球団本部長(53)が出席した。交流戦終了時点で37勝27敗の「2位」。「10個」の貯金を持って、首位広島と「3ゲーム」差の位置は、12年ぶりの優勝へ向けて、合格点の成績。就任 2年目の今季、球団テーマの超変革を着々と推し進めながら、優勝を射程にとらえる指揮官を総帥が直々に慰労するのが目的だ。激励と慰労が目的だが、話し合いは例年戦力分析にも及んでおり、継続調査中の新外国人、今秋のドラフト会議での 1位最有力候補の学校法人早稲田実業学校・清宮幸太郎内野手( 3年)、FA戦略など、さまざまな議論が交わされた可能性もある。

18日に 1軍に初昇格した阪神ドラフト 1位の大山悠輔内野手(22=白鴎大學)が21日、居残りの「個別レッスン」を受けた。全体練習終了後の甲子園室内練習場で、金本監督、片岡篤史(47)、平野恵一(38)両打撃コーチらが、見守るなかカーブマシンに向かうと、アドバイスを受けながら約15分間、バットを振った。金本知憲監督が21日、甲子園の室内練習場での全体練習でドラフト 1位・大山悠輔内野手を熱血指導した。18日に 1軍に昇格したルーキーをまず代打起用することを明言し、結果を出せば 1塁、または外野に抜てきする可能性を示唆した。23日から敵地で首位広島と 3連戦。12年ぶりの優勝へ、 1塁戦争が起爆剤となる。公式戦歴代最多タイの「28連勝」をやってのけた将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(14)ほどのインパクトはないが、虎にだってスーパールーキーはいる。 1軍昇格 4日目。大山のフリー打撃に熱視線を送り続けた金本監督が、熱血指導&アドバイス。そして 1軍生き残りの道筋を示した。入団時の公式発表が85キロだったが、現在は推定90キロ。しかも締まったボディーで再び将の前に登場した。計算通りの成長曲線を描いてくれたとなれば、ペナント争いに投入したくなるのも当然だ。自らドラフト当日に意見して、単独指名に成功した大砲候補。23日からは首位広島 3連戦。12年ぶりの優勝へ、ルーキーがキーマンになるかもしれない。

北條史也内野手(22)が“表彰台トレ”に取り組んだ。21日、甲子園球場の室内練習場で練習が再開。北條や梅野は平野打撃コーチの指導で、高さの違う 2つの台を並べ、一方の台に右足 1本で立って左足を浮かせるユニークなトレーニングを行った。北條は開幕スタメンを勝ち取ったが、その後は苦戦しており、こうした練習も復調のきっかけにしたいところだ。

糸井嘉男外野手(35)が21日、甲子園の室内練習場で行われた全体練習に参加した。「左太もも裏の軽い筋挫傷」からの完全復活を目指すが、前日20日の自主練習にも姿を現し、この日は改めて“表舞台”で万全をアピール。多くは語らなかったが、休養十分でオールスターまで突っ走る。ようやく戦える。 3日ぶりに全選手が集まった室内練習場に、臨戦態勢の糸井が帰ってきた。力強い動作を一つ一つ繰り返す。ため込んでいたものを解き放ち、見せつけるようだった。引き揚げる際も、不敵に笑った。残した言葉は少なかったが、表情は明るい。雨の練習日に、虎の太陽が戻ってきた。全選手で行ったウオーミングアップにも参加した。 8試合連続でスタメンを離れたまま交流戦を終えたが、もう問題ない。走る動作にも、飛んだり跳ねたりといった動きにも、超人らしさがあふれた。その後は、いの一番に打撃ケージに陣取り、フリー打撃。痛烈な打球が何度もネットに突き刺さった。リーグ戦再開となる23日の広島戦で「3番」に入り、 9試合ぶりにスタメン復帰する。糸井とともに、虎はもう一度加速する。貯金「10」、首位広島と「3ゲーム」差の「2位」という現状。糸井は、休んでしまった分を取り返し始める。

鳥谷敬内野手(35)が21日、甲子園の室内練習場で全体練習に参加。20日に今季限りの現役引退を表明したロッテ・井口資仁内野手(42)について振り返った。2005年からともに合同自主トレを行った大先輩から学んだ精神を受け継ぎ、後輩に伝授する。いつものようにフリー打撃で快音を響かせ、マシンを相手に黙々と打ち込んだ。変わらぬ姿の裏にはいつも、プロとしての基礎を教えてくれた井口への感謝の思いがあった。早稲田大學 2年時に、アマ強化選手として、ダイエー(現ソフトバンク)の春季キャンプに参加。師弟関係が始まった。プロ入り 2年目の2005年からは、沖縄で合同自主トレを行うなど、シーズンインへ準備をする大事な時期に、いつも井口の背中があった。常にグラウンドに立ち続け、リーダーとしてチームを引っ張ってきた姿はまな弟子にも重なる。井口も到達した通算「2000安打」まであと「65安打」。グラウンドを去る師匠の分まで、全力でプレーする。40歳の福留孝介外野手にも、 2学年上の井口の引退は衝撃だった。ともにプロ入り前だった1996年のアトランタ五輪を戦った仲で銀メダル獲得に貢献した盟友。「すごいと思った」と振り返っていた。

柳瀬明宏投手(33)が21日、室内練習場で行われた全体練習に参加した。この日はブルペンに入るなど、雨の影響を感じさせず意欲的に取り組んだ。20日には球団を通して、福岡県在住のタレント坂井汐梨(しおり)さん(25)との結婚を発表しており力を込めて話した。18日に再昇格。最愛の伴侶を得て、後半戦に臨んでいく。

2軍調整中の藤浪晋太郎投手(23)は21日、甲子園の室内練習場でメニューを消化。ブルペンには入らず、軽めの練習。次回登板は24日か25日のウエスタン・広島戦(甲子園)になる見通し。20日には高校野球の夏の大阪大会の組み合わせが決まり、母校大阪桐蔭高校の初戦は大手高校( 7月13日、豊中)に決まった。自身がエースとして2012年に果たした春夏連覇へ、エールを送った。記事をまとめてみました。

 

 阪神・坂井信也オーナー(阪神電鉄相談役)は21日、兵庫県内で金本知憲監督を招き、シーズンの激励を兼ねた食事会を開いた。球団からは四藤慶一郎社長、高野栄一球団本部長が出席した。

 交流戦終了時点で37勝27敗の「2位」。「10個」の貯金を持って、首位広島と「3ゲーム」差の位置は、12年ぶりの優勝へ向けて、合格点の成績。就任 2年目の今季、球団テーマの超変革を着々と推し進めながら、優勝を射程にとらえる指揮官を総帥が直々に慰労するのが目的だ。

 会談の中身は「一切公表しません」(球団関係者)と明らかにされなかったが、四藤社長は会談を前に「チームはよく頑張ってくれている。ここまではベテランが引っ張ってくれていたので、若手選手の成長、期待度などが話題の中心になるのではないか」と話した。

 激励と慰労が目的だが、話し合いは例年戦力分析にも及んでおり、継続調査中の新外国人、今秋のドラフト会議での 1位最有力候補の早実高・清宮幸太郎内野手( 3年)、FA戦略など、さまざまな議論が交わされた可能性もある。

 

 18日に 1軍に初昇格した阪神ドラフト 1位の大山悠輔内野手が21日、居残りの「個別レッスン」を受けた。

 全体練習終了後の甲子園室内練習場で、金本監督、片岡、平野両打撃コーチらが、見守るなかカーブマシンに向かうと、アドバイスを受けながら約15分間、バットを振った。

 大山は「形ですね。癖を細かくこうしたらいいと言ってもらえたので。その打ち方をすれば、もっともっとボールが見られると思う」と話した。

 打撃練習に臨む大山悠輔内野手。奥は金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督が21日、甲子園の室内練習場での全体練習でドラフト 1位・大山悠輔内野手を熱血指導した。18日に 1軍に昇格したルーキーをまず代打起用することを明言し、結果を出せば 1塁、または外野に抜てきする可能性を示唆した。23日から敵地で首位広島と 3連戦。12年ぶりの優勝へ、 1塁戦争が起爆剤となる。

 公式戦歴代最多タイの「28連勝」をやってのけた将棋の最年少プロ、藤井聡太四段ほどのインパクトはないが、虎にだってスーパールーキーはいる。 1軍昇格 4日目。大山のフリー打撃に熱視線を送り続けた金本監督が、熱血指導&アドバイス。そして 1軍生き残りの道筋を示した。

 「結果を残せば、打っている者を下げるわけにはいかない」

 緩い球を打たせ、トップの位置を再確認。キャンプからの課題でもある「スイングの緩み」などを修正した指揮官は、交流戦ブレークで登板機会がない先発投手の抹消期間限定での 1軍昇格を真っ向否定。現状は代打か-の質問に「そうかな、と思う」と首をタテに振り、一振り稼業で結果を出せば、 1軍に残す意向を明かした。

 金本知憲監督(左後ろ)からアドバイスをもらいながら、フリー打撃を行った大山悠輔内野手。 1軍の起爆剤になる!!=阪神甲子園球場

 大山の本職は 3塁。そこには鳥谷が君臨する。

 「将来的には遊撃、 2塁も視野に入れているけれど。器用な子。肩も強いし、脚力もある。でも、今は試合に出るのは外野、 1塁」

 し烈な争いを繰り広げる中谷、原口に、 2軍戦では西岡も 1塁守備に就く。黄金新人が 1塁戦争に加わるとなれば、先行する中谷、原口もウカウカできない。大山が起爆剤となり、チームの大きな活力になる。

 大胆な構想の背景には、約 3カ月のファーム生活での大山の成長がある。「もっと体を大きくしないと…」。金本監督から、即戦力ルーキーらしからぬ?! 理由で 2軍行きを命じられた男は、約 3カ月経過し、たくましくなって戻ってきた。

 「当たりの強さ、スイングの強さは春よりも全然、良くなってますね。しっかりトレーニングして、食事も摂らせている。筋力的にも体重的にも、ある程度、目標値にいったから。同じ体脂肪率で体重もきっちり増やしてくれたから合格」

 金本知憲監督(左)からも熱血指導を受けた大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 入団時の公式発表が85キロだったが、現在は推定90キロ。しかも締まったボディーで再び将の前に登場した。計算通りの成長曲線を描いてくれたとなれば、ペナント争いに投入したくなるのも当然だ。

 指揮官直々の指導を受けた大山は「結果に対して貪欲に。先のことも大事ですが、まずは 1日 1日を大切に」と冷静に自分の立場を見極めながらも、“目先”にもこだわる言葉を残した。

 金本監督は「小器用に早く小さくまとめようとは思ってない。できるだけスケールの大きな選手にしたい。そういう思いで獲った選手。早く作って器用に…、でも終わってみればレギュラーではない。そうならないように、サポートしていくし、彼もそう思っている」と育成方針を明かした。自らドラフト当日に意見して、単独指名に成功した大砲候補。23日からは首位広島 3連戦。12年ぶりの優勝へ、ルーキーがキーマンになるかもしれない。

 平野恵一打撃コーチ発案の台の上に右足をのせて素振りをするメニューに取り組んだ大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

◇大山悠輔内野手について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「きのう( 2軍の)ゲームに出て、きょうはちょっと上がってきたときの状態より悪かったから。トップが浅くなって上体が突っ込んでいるので。それの修正やね」

☆今季の大山悠輔内野手

★ 2月 1日:キャンプは沖縄・宜野座で 1軍スタート。特打前に金本監督から初指導を受けた。

★ 2月22日:紅白戦(宜野座)の第 2打席で実戦初安打(17打席目)を放つなど 2安打。

★ 3月 2日:WBC強化試合・日本代表戦に「7番・3塁」で先発出場。 2回に先発・武田翔太投手(ソフトバンク)から 3塁線を破る 2塁打を放った。

 全体練習に臨む金本知憲監督=阪神甲子園球場

★ 同 16日:オープン戦9試合で打率 0.333(15打数 5安打)とアピールしたが、体力不足などの理由で 2軍降格。

★ 同 17日:「5番・3塁」でウエスタン初出場(ソフトバンク戦、筑後)し、 5打数 2安打。

★ 5月14日:ソフトバンク戦(上富田)で「7番・3塁」で先発出場し、 4回無死 1塁の場面で先発・大隣憲司投手から左翼席へ初本塁打。初の 3安打も記録。

◇大山 悠輔(おおやま・ゆうすけ)

 内野手。1994(平成 6)年12月19日生まれ、22歳。茨城県出身。つくば秀英高校から白鴎大學を経て2017年D 1位で阪神に入団。2016年の日米大学野球選手権では大学日本代表に選出され「4番」を務め、優勝に貢献。阪神で 1軍出場はなし。今季ウエスタン49試合に出場、打率 0.232、 1本塁打、14打点。 1メートル81、90キロ、右投げ右打ち。年俸1500万円。背番号「3」。独身。

 

 北條史也内野手が“表彰台トレ”に取り組んだ。

21日、甲子園球場の室内練習場で練習が再開。北條や梅野は平野打撃コーチの指導で、高さの違う 2つの台を並べ、一方の台に右足 1本で立って左足を浮かせるユニークなトレーニングを行った。

 北條は「軸足をしっかりためて、粘りとか突っ込まないとかの練習です」と話した。平野コーチも「下半身の粘りですね。一流の打者には間合いがある。その間の取り方の練習のひとつとしてやってもらいました」と説明。北條は開幕スタメンを勝ち取ったが、その後は苦戦しており、こうした練習も復調のきっかけにしたいところだ。

 平野恵一打撃コーチに指導を受ける北條史也内野手=阪神甲子園球場

 北條は21日、台の上に右足のみをのせて素振りをする珍しいメニューに取り組んだ。意図について「軸足にしっかりためて。突っ込まないとか粘りとか、そういう練習です」と説明した。発案した平野打撃コーチは「指導者側からたくさん与えて、何がはまるかは彼ら次第。ヒントになってくれれば」と話した。

 

 軽快なランニングを披露する糸井嘉男外野手。23日からの広島戦で大暴れする!!=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が21日、甲子園の室内練習場で行われた全体練習に参加した。「左太もも裏の軽い筋挫傷」からの完全復活を目指すが、前日20日の自主練習にも姿を現し、この日は改めて“表舞台”で万全をアピール。多くは語らなかったが、休養十分でオールスターまで突っ走る。

 ようやく戦える。 3日ぶりに全選手が集まった室内練習場に、臨戦態勢の糸井が帰ってきた。力強い動作を一つ一つ繰り返す。ため込んでいたものを解き放ち、見せつけるようだった。引き揚げる際も、不敵に笑った。

 「まだまだ…まだまだ…まだまだ…」

 まだまだトレーニングが残っている、と報道陣を制し、うっすらほほ笑んでクラブハウスへ消えた。残した言葉は少なかったが、表情は明るい。雨の練習日に、虎の太陽が戻ってきた。

 打撃練習する糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 この日はいきなり、全選手で行ったウオーミングアップにも参加した。 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で左太もも裏に軽い筋挫傷を負い、 8試合連続でスタメンを離れたまま交流戦を終えたが、もう問題ない。走る動作にも、飛んだり跳ねたりといった動きにも、超人らしさがあふれた。その後は、いの一番に打撃ケージに陣取り、フリー打撃。痛烈な打球が何度もネットに突き刺さった。リーグ戦再開となる23日の広島戦で「3番」に入り、 9試合ぶりにスタメン復帰する。糸井とともに、虎はもう一度加速する。

 貯金「10」、首位広島と「3ゲーム」差の「2位」という現状も、超人がいなくては当然なかった。この日も片岡打撃コーチは「 3人(福留、鳥谷、糸井)が前半よく引っ張ってくれた」とねぎらった。交流戦が順調に消化できベテランには“恵みの4日間”ができたことで、同コーチはさらに期待をかける。「特にベテランにとってはいい休養になったと思う。この 4日間というのを有効に使って。オールスターまで、もうひと頑張りしてほしい」と願う。

 笑顔を浮かばせる糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井は「自主練習」とされていた前日20日にも甲子園クラブハウスを訪れ、復活のときへ備えていた。球宴までは17試合。もう立ち止まらない。まだまだ、何にも満足できていない。よみがえった糸井は、休んでしまった分を取り返し始める。

◇データBOX◇

 阪神・糸井は今季広島戦での打撃成績は打率 0.281(32打数 9安打)、 1本塁打、10打点。10打点セ・リーグとの対戦で最も多く挙げている。 23日の先発が予想されている広島・ジョンソンとは開幕戦( 3月31日)で対戦し、 3打数 2安打3打点だった。

 

 1996年アトランタ五輪の銀メダルメンバー。ロッテ・井口資仁内野手(左)と福留孝介外野手(右)はチームメートだった(真ん中は川村丈夫、元横浜投手)

 鳥谷敬内野手が21日、甲子園の室内練習場で全体練習に参加。20日に今季限りの現役引退を表明したロッテ・井口資仁内野手について「自主トレで勉強させてもらってきた」と振り返った。

 40歳の福留にも、 2学年上の井口の引退は衝撃だった。「交流戦で見ていても、まだまだと思っていた。ちょっと寂しいという思いがある。(同世代の引退は)この世界、仕方がないことだけど、その中で(自分も)食らいついてという気持ちもある」と燃え続ける野球への熱い思いを口にした。ともにプロ入り前だった1996年のアトランタ五輪を戦った仲で銀メダル獲得に貢献した盟友。「すごいと思った。左打者のような右方向への打球を打っていた」と振り返っていた。

 明るい表情の鳥谷敬内野手、福留孝介外野手、糸井嘉男外野手(右から)。鳥谷は引退する井口の思いを引き継いでプレーする=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が21日、甲子園の室内練習場で全体練習に参加。20日に今季限りの現役引退を表明したロッテ・井口資仁内野手について「自主トレで勉強させてもらってきた」と振り返った。2005年からともに合同自主トレを行った大先輩から学んだ精神を受け継ぎ、後輩に伝授する。

 10年以上、大切な時間をともに過ごした“師匠”の引退表明から一夜明け、鳥谷はいつものようにクールに、少し思い出をかみしめるように口を開いた。

 「プロに入ったときからずっと一緒にやらせてもらっているので。野球に対する姿勢もそうですし、野球以外のことも井口さんとの自主トレで勉強させてもらいました。シーズン中なので、実感がないです」

 井口資仁内野手(右)との合同自主トレでビーチサッカーで下半身を鍛える鳥谷敬内野手

 いつものようにフリー打撃で快音を響かせ、マシンを相手に黙々と打ち込んだ。変わらぬ姿の裏にはいつも、プロとしての基礎を教えてくれた井口への感謝の思いがあった。早大 2年時に、アマ強化選手として、ダイエー(現ソフトバンク)の春季キャンプに参加。師弟関係が始まった。プロ入り 2年目の2005年からは、沖縄で合同自主トレを行うなど、シーズンインへ準備をする大事な時期に、いつも井口の背中があった。

 「入ったときから若い選手に混じってずっとやっていた。取り組む気持ちがすごい」と尊敬の念を抱く。走攻守そろった井口はあこがれの存在だった。

 打撃練習に臨む鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 敬愛する先輩も42歳となり、今シーズンを区切りとして現役を引退することを決めた。「同じ内野手ですし。自分も目指しているところでもあるので」。常にグラウンドに立ち続け、リーダーとしてチームを引っ張ってきた姿はまな弟子にも重なる。

 チームは、23日から首位・広島との 3連戦(マツダ)。糸井、福留とベテランが故障がちのなかでチームトップの打率 0.306と結果を出している。

 シーズンはこれから佳境に入るが「技術も気持ちもしんどくなるけど、毎年のことなので」とさらり。井口も到達した通算「2000安打」まであと「65安打」。グラウンドを去る師匠の分まで、全力でプレーする。

 

 阪神柳瀬明宏投手(2017年 5月 2日撮影)

 柳瀬明宏投手が21日、室内練習場で行われた全体練習に参加した。この日はブルペンに入るなど、雨の影響を感じさせず意欲的に取り組んだ。

 20日には球団を通して、福岡県在住のタレント坂井汐梨(しおり)さんとの結婚を発表しており「これをきっかけにとかはないですけど。もう、 1人じゃないのでね。 1球 1球で成績を残して勝負したい」と、力を込めて話した。

 18日に再昇格。最愛の伴侶を得て、後半戦に臨んでいく。

 

  2軍練習 キャッチボールをする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園新室内練習場

  2軍調整中の藤浪は21日、甲子園の室内練習場でメニューを消化。ブルペンには入らず、軽めの練習に「きょうはそういう日なんで」と説明した。次回登板は24日か25日のウエスタン・広島戦(甲子園)になる見通し。20日には高校野球の夏の大阪大会の組み合わせが決まり、母校大阪桐蔭高の初戦は大手( 7月13日、豊中)に決まった。「初戦ですけど、頑張ってほしい」。自身がエースとして2012年に果たした春夏連覇へ、エールを送った。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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金本監督&星野仙一氏が対談!糸井よ福留よ鳥谷よ金本監督が猛ゲキ!メッセンジャー、コイ斬りで勢い!

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ABCテレビの「虎バンSP 金本知憲×星野仙一~挑む男たちの決意~」が、23日深夜 0時24分から関西地区で放送される。過酷な戦いのまっただ中、夢のような対談が実現。監督、選手という立場で2003年にチームをリーグ優勝に導いた 2人が、熱いトークを繰り広げる。番組では金本知憲監督(49)の就任 1年目から密着。独占映像も交え、どこにもない阪神特番となっている。

首位広島と敵地で 3連戦に臨む阪神は22日、甲子園球場で全体練習を行った。昨季は同一リーグ内の対戦が再開した直後の広島戦で「3連敗」したが、金本監督は「次の区切りまで貯金を増やしていく。去年とはチームが違う」と冷静に話した。投内連係やシートノックも行い狙いを説明。左太もも裏のけがの影響で途中出場が続いている糸井嘉男外野手(35)が先発復帰する見込み。23日にリーグ戦が再開し、「2位」阪神は首位広島とマツダで対戦。金本知憲監督は22日、甲子園で全体練習を行い、糸井嘉男外野手をはじめ、福留孝介外野手(40)、鳥谷敬内野手(35)の 3人を名指しで猛ゲキ。 9戦ぶりにスタメン復帰する糸井は本紙の単独取材に早くも応えた。息の合う師弟が、「3ゲーム」差で迎える首位攻防戦に力強く挑む。開幕とはまた違う緊張感が白昼の甲子園に漂う。交流戦明けで、いきなり迎える首位攻防戦。不安よりも、楽しみの方が大きい。だからこそ、船頭は多くしない。金本監督は「全員でやる」という安易なフレーズを避けた。中堅、ベテランを名指ししてハッパをかけるのは超異例。これに即応したのが糸井だった。この日夕、青地のスーツ姿で新大阪駅から新幹線に乗り込むと、将の思いに気合をにじませ、決戦の地へ入った。突き動かすのは責任感、勝利への執念、そして闘争心。試合に勝ってもミラールームに籠もり、素振りを繰り返した金本監督の現役時代と重なる。だからこそ、これ以上なく頼もしく映る。12年ぶりのリーグ優勝へ、重要な「3番勝負」。真っ赤に染まる敵地で、糸井、福留、鳥谷の真価が試される。

原口文仁内野手(25)が22日、甲子園で全体練習に参加。糸井嘉男外野手のスタメン復帰に伴うレギュラー争い激化に「結果を出せるように頑張る」と気合を入れた。広島3連戦は今季開幕戦で猛打賞を記録したマツダ。再び大暴れし、 1塁の座をつかみ取る。鯉倒でレギュラー争奪競争に勝ちきる。甲子園での全体練習に参加した原口が気合とともに、危機感を募らせた。ここまで41試合に先発出場。いずれも 1塁の守備につき、攻守ともに存在感を見せてきた。レギュラーの座を確固たるものにしつつあるが安心できない事情がある。糸井の先発復帰にともなう「1塁」の競争激化だ。

ランディ・メッセンジャー投手(35)が22日、甲子園での全体練習に参加し、先発する23日の広島戦(マツダ)に備えた。リーグ戦再開後、重要な初戦に向けて気合十分。梅雨対策も行い、フル回転への準備はバッチリだ。戦いの舞台は再び、セ・リーグへ。仕切り直しの 3連戦は、敵地での首位攻防戦。リーグ再開の“開幕戦”を託されたメッセンジャーは、鯉斬りへ闘志を燃やした。クラブハウスへと続く通路の前で立ち止まると、再スタートダッシュへ意気込みを口にした。今季はリーグトップタイの 7勝( 2敗)を挙げ、防御率2.59。広島戦では 3戦 2勝無敗、防御率3.50と、強力打線相手でも先発の役割を果たしている。昨季も 6月は 4戦 3勝 1敗、防御率1.24と好成績を収めた。日本特有の梅雨を理解し尽くした来日 8年目の背番号「54」が、あっぱれな快投を見せる。

阪神は22日、23日からの広島 3連戦(マツダ)を前に甲子園の全体練習で、シーズン中では異例といえる約40分に及ぶ守備練習を行った。投内連係には先発陣に混じってマルコス・マテオ(33)、ラファエル・ドリス(29)両投手も参加。開幕カード以来の敵地マツダで、隙のない野球で首位攻防戦に挑む。スキを見せればやられる。首位攻防戦を前に“金本城”の城壁をより強固に高くした。シーズン中としては異例の白昼計40分におよぶ守備練習。投内連係にマテオ、ドリスという両助っ人右腕も加わり、何度もマウンドから駆け下りて白球を追い続けた。香田勲男投手コーチ(52)が眼光鋭く話す。今季、リーグワーストの45失策。そのなかでも開幕カードの 3月31日からの広島 3連戦は計 8失策を記録してしまった。そのなかには、マテオ、ドリスも…。だからこそ、守りにさく時間は是が非でも確保したかった。原口文仁捕手(25)が声を張り上げ、外野から力強い返球が何度も乾いたミット音を響かせる。まるでキャンプのような光景。どんどん高く、熱くなる太陽にも負けないくらい、闘志ムンムンの練習が続いた。

阪神ファンのタレント、千秋(45)が監修したママ目線のTORACOグッズが登場!!阪神は22日、 7月 2日午前10時より公式オンラインショップ(T-SHOP=http://shop.hanshintigers.jp/)、チームショップアルプス、甲子園球場ショップ、阪神百貨店梅田本店 8Fタイガースショップで、TORACO×千秋のコラボ商品を発売すると発表した。ボーダーTシャツ(3240円)からイヤリングまで12アイテム。発売当日は、阪神百貨店梅田本店でグッズ購入者限定のサイン会や、同日ヤクルト戦(甲子園)前のファーストピッチセレモニーに登場する予定だ。記事をまとめてみました。

 

 ABCテレビの「虎バンSP 金本知憲×星野仙一~挑む男たちの決意~」で対談した阪神金本知憲監督(左)と楽天星野仙一副会長

 ABCテレビの「虎バンSP 金本知憲×星野仙一~挑む男たちの決意~」が、23日深夜 0時24分から関西地区で放送される。

 過酷な戦いのまっただ中、夢のような対談が実現。監督、選手という立場で2003年にチームをリーグ優勝に導いた 2人が、熱いトークを繰り広げる。

 星野氏が見た、金本阪神の超変革の現在地とは? シーズンの戦いぶりはもちろん、番組では金本監督の就任 1年目から密着。独占映像も交え、どこにもない阪神特番となっている。

 

 練習を見守る金本知憲監督=阪神甲子園球場

 首位広島と敵地で 3連戦に臨む阪神は22日、甲子園球場で全体練習を行った。昨季は同一リーグ内の対戦が再開した直後の広島戦で「3連敗」したが、金本監督は「次の区切りまで貯金を増やしていく。去年とはチームが違う」と冷静に話した。

 投内連係やシートノックも行い「ミスが多いから、しっかり受け止めてチームとしてやっていくということ」と狙いを説明。左太もも裏のけがの影響で途中出場が続いている糸井が先発復帰する見込みで、金本監督は「ベストメンバーでいく。見ている限り、打つ方は問題ない」と語った。

 フリー打撃を行う糸井嘉男外野手。ついにスタメンに帰ってくる=阪神甲子園球場

 23日にリーグ戦が再開し、「2位」阪神は首位広島とマツダで対戦。金本知憲監督は22日、甲子園で全体練習を行い、糸井嘉男外野手をはじめ、福留、鳥谷の 3人を名指しで「お前らが勝たせろ」と猛ゲキ。 9戦ぶりにスタメン復帰する糸井は本紙の単独取材に「取り返せるように頑張る」と早くも応えた。息の合う師弟が、「3ゲーム」差で迎える首位攻防戦に力強く挑む。

 開幕とはまた違う緊張感が白昼の甲子園に漂う。交流戦明けで、いきなり迎える首位攻防戦。不安よりも、楽しみの方が大きい。だからこそ、船頭は多くしない。金本監督は「全員でやる」という安易なフレーズを避けた。

 「(福留)孝介とトリ(鳥谷)と糸井の 3人がやらないといけない。野手ではあの 3人が勝たせるというかね。ウチを。『お前らが勝たせろ』ですよ、 3人が」

 もちろん現場の長として全責任を負う立場だが、あえて刺激的な言葉を紡いだのは期待の表れに他ならない。中堅、ベテランを名指ししてハッパをかけるのは超異例。これに即応したのが糸井だった。

 ベテランを名指しし、これ以上ないゲキを飛ばした金本知憲監督=阪神甲子園球場

 この日夕、青地のスーツ姿で新大阪駅から新幹線に乗り込むと、「頑張る!」と力強い一言。将の思いに「ちょっと(試合から)離れていた分、不安もあるけど取り返せるように頑張ります」と気合をにじませ、決戦の地へ入った。

 待ちに待った1ピースだ。「明日から、ウチはベスト(メンバー)でいきますから」と指揮官。 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で左太もも裏を痛めた糸井が、 9戦ぶりにスタメン復帰する。出場を志願する本人の意向を尊重して、交流戦終盤には前倒しさせることも検討したが、再発防止のため、敢えて我慢させた。

 この日も糸井は朝から黙々とグラウンドを走り、フリー打撃では38スイングでサク越え 3本。全体練習後にはロングティーを慣行した。そんな精力的に調整する姿に、指揮官は「しばらく休んで、本人も歯がゆい思いというか、次で大暴れするという気持ちでいる」と目を細めつつ、「気合満タンに入るタイプ。オーバーヒートしないようにしないと」とクギを刺すほどだった。

 調整する福留孝介外野手。鳥谷敬内野手、糸井嘉男外野手との「3本の矢」で鯉に立ち向かう=阪神甲子園球場

 突き動かすのは責任感、勝利への執念、そして闘争心。試合に勝ってもミラールームに籠もり、素振りを繰り返した金本監督の現役時代と重なる。だからこそ、これ以上なく頼もしく映る。

 初戦は開幕戦で 7得点を奪い、 4回途中でKOしたジョンソンとの再戦。福留は右手中指を痛めており、 6月打率 0.120と低迷するが、「3番」に糸井が戻ることで相手の攻め方も変わるはず。「チームの雰囲気というかね。ピリッとさせてくれたり、明るくしてくれたりとか」。相乗効果は計り知れない。鳥谷を含む“3本の矢”こそ、将が求めているものだ。

 昨年の交流戦明けも同じ舞台で「3連敗」。「3ゲーム」差の広島に「3連勝」なら首位に浮上するが、「3連敗」なら「6」差と一気に独走を許してしまう。

 「昨年の優勝チームだし、今も首位に立っているわけだから。まず貯金を増やしていく」

 12年ぶりのリーグ優勝へ、重要な「3番勝負」。真っ赤に染まる敵地で、糸井、福留、鳥谷の真価が試される。

 調整する鳥谷敬内野手。福留、糸井との3本の矢で鯉に立ち向かう=阪神甲子園球場

★福留孝介外野手・鳥谷敬内野手は鯉キラー

 糸井とともに金本監督からキーマンにあげられた福留と鳥谷はフリー打撃や守備練習などで汗を流した。福留は今季対戦打率 0.385と得意としている鯉からのリーグ戦再開について、「あした(23日)になったら分かるでしょ」と言葉少な。鳥谷も今季対戦打率 0.433と当たっており、将から勝利を導くことを期待され、「毎日、そう思ってやっている」と気を引き締めていた。

◇データBOX◇

 糸井、福留、鳥谷が同時に打点を挙げた試合は今季「4戦4勝」で、 5月30日のロッテ戦(15- 7、ZOZOマリン)が最後。ほかに 3月31日の広島戦(10- 6、マツダ)、 5月 3日のヤクルト戦( 8- 4、神宮)、同 9日の巨人戦( 4- 2、東京ドーム)がある。

 

 原口文仁内野手が22日、甲子園で全体練習に参加。糸井嘉男外野手のスタメン復帰に伴うレギュラー争い激化に「結果を出せるように頑張る」と気合を入れた。広島3連戦は今季開幕戦で猛打賞を記録したマツダ。再び大暴れし、 1塁の座をつかみ取る。

 鯉倒でレギュラー争奪競争に勝ちきる。甲子園での全体練習に参加した原口が気合とともに、危機感を募らせた。

 「試合に出たときにしっかり結果を出せるように頑張ります」

 レギュラー争い激化に、危機感をにじませる原口文仁内野手。結果を出すしかない=阪神甲子園球場

 ここまで41試合に先発出場。いずれも 1塁の守備につき、攻守ともに存在感を見せてきた。レギュラーの座を確固たるものにしつつあるが安心できない事情がある。糸井の先発復帰にともなう「1塁」の競争激化だ。

 片岡打撃コーチが「糸井がスタメンに入ることで中谷と原口の競争もまた始まる」と“号砲”。相手はそれだけではない。 1軍昇格を果たしたD 1位・大山悠輔内野手(白鴎大)、けがから復帰し、 2軍調整中の西岡も 1塁の守備につく。

 広島との初戦で対戦するのはジョンソン。今季開幕戦以来の相手だが原口は、その試合で 4打数 3安打 1打点。同じシチュエーションでチームの勝利を導き、確固たる地位を手に入れる。

 

 甲子園で汗を流すランディ・メッセンジャー投手。梅雨対策も万全だ=阪神甲子園球場

 阪神のランディ・メッセンジャー投手が22日、甲子園での全体練習に参加し、先発する23日の広島戦(マツダ)に備えた。リーグ戦再開後、重要な初戦に向けて「しっかり仕事をして、いいスタートを切れるように貢献したい」と気合十分。梅雨対策も行い、フル回転への準備はバッチリだ。

 戦いの舞台は再び、セ・リーグへ。仕切り直しの 3連戦は、敵地での首位攻防戦。リーグ再開の“開幕戦”を託されたメッセンジャーは、鯉斬りへ闘志を燃やした。

 「交流戦が終わって、しっかり仕事をして、いいスタートを切れるように貢献したい。みんな自分自身の仕事ができたら、絶対に大丈夫だ。そう信じたい」

 クラブハウスへと続く通路の前で立ち止まると、再スタートダッシュへ意気込みを口にした。今季はリーグトップタイの 7勝( 2敗)を挙げ、防御率2.59。広島戦では 3戦 2勝無敗、防御率3.50と、強力打線相手でも先発の役割を果たしている。

 投内連携に臨むランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 そんな助っ人を軸にした“鯉倒ローテ”プランも浮上している。23日に登板後、中 5日で29日の中日戦(ナゴヤドーム)へ。 7月17-19日(甲子園)、 8月 1日- 3日(マツダ)など、その後の広島 3連戦がすべて週の前半に組まれていることを見据え、登板間隔を詰めていくもよう。右腕も「( 7月13日からの)オールスター休みまで、チームに勢いを与えられるようにしていきたい」とフル回転宣言だ。

 以前、「もう日本に何年いると思っているんだ。慣れたもんだよ」と言っていたように、梅雨対策も万全。この日はグラウンドでのメニューを消化後、室内練習場で一人、ダッシュやメディシンボールでトレーニング。「この時期は毎年、あそこに行って暑さ対策をしているんだ。屋外よりもじっとり暑いので、慣れていくためにね」と胸を張った。

 昨季も 6月は 4戦 3勝 1敗、防御率1.24と好成績を収めた。日本特有の梅雨を理解し尽くした来日 8年目の背番号「54」が、あっぱれな快投を見せる。

 

 ノーモア守乱! 阪神は22日、23日からの広島 3連戦(マツダ)を前に甲子園の全体練習で、シーズン中では異例といえる約40分に及ぶ守備練習を行った。投内連係には先発陣に混じってマルコス・マテオ、ラファエル・ドリス両投手も参加。開幕カード以来の敵地マツダで、隙のない野球で首位攻防戦に挑む。

 スキを見せればやられる。首位攻防戦を前に“金本城”の城壁をより強固に高くした。シーズン中としては異例の白昼計40分におよぶ守備練習。投内連係にマテオ、ドリスという両助っ人右腕も加わり、何度もマウンドから駆け下りて白球を追い続けた。

 「スキのない野球をね。ミスしたほうが負ける」

 投内連係にはマルコス・マテオ投手も参加した=阪神甲子園球場

 香田投手コーチが眼光鋭く話す。今季、リーグワーストの45失策。そのなかでも開幕カードの 3月31日からの広島 3連戦は計 8失策を記録してしまった。そのなかには、マテオ、ドリスも…。だからこそ、守りにさく時間は是が非でも確保したかった。

 球団関係者によると、この日の練習は当初午前11時開始だったが、守備への時間をとるために 1時間繰り上げたという。マツダでは開幕から 2戦連続で失策(悪送球)を記録してしまったマテオは「悔しさがないといったら、嘘になる。(試合では)しっかりと自分のやるべきことをやります。(守備は)自分のやるべきことなので、それを確認できたことはよかった」と実りある時間にうなずいた。

 金本知憲監督(手前)が見守る中、投内連係の練習をする虎ナイン=阪神甲子園球場

 さらに“特訓”は続いた。シートノックだ。原口が声を張り上げ、外野から力強い返球が何度も乾いたミット音を響かせる。まるでキャンプのような光景。どんどん高く、熱くなる太陽にも負けないくらい、闘志ムンムンの練習が続いた。

 「投手もうちはエラーが多いしね。そういう意味ではミスが多いんだから、ちゃんと受け止めて、チームとしてやっていく、というね」

 開幕カードでは守りから崩れ、 1勝 2敗と負け越しただけに、金本監督も改めて隙のない野球の徹底を求めた。それが勝利への“最短距離”。そして、鯉倒への絶対条件でもある。同じ轍は踏むわけにはいかない。

 ラファエル・ドリス投手もけん制悪送球と失策が続いた

☆阪神開幕広島 3連戦(マツダ)の守乱VTR

★ 3月31日(○10- 6): 3失策(北條、原口、マテオ)。11被安打、 4四球。最大 7点リードも、守備の乱れから一時 3点差まで詰め寄られた。

★ 4月 1日(● 8- 9x): 4失策(高山、マテオ、ドリス、糸原)。10被安打、13四球。リーグ最多の両チーム26四球の大乱戦となり、サヨナラ負け。

★   2日(● 1- 9): 1失策(福留)。15被安打、 4四球。 7回に福留の落球もあり、一挙 5失点で完敗。

 

 阪神は、タレント千秋が親子向けに監修した、TORACOとのコラボグッズを 7月 2日から発売する。

 優勝を祈願した王冠やハートをTシャツやトートバッグなどにデザイン。母と娘で楽しめるようにとママ目線でデザインされた。

 同日午前10時から公式オンラインショップ、甲子園球場、阪神百貨店梅田本店などで購入ができる。また、発売当日は、阪神百貨店梅田本店でグッズ購入者限定のサイン会や、同日ヤクルト戦(甲子園)前のファーストピッチセレモニーに登場する予定だ。

 ママ目線のTORACOグッズを発売する千秋

 阪神ファンのタレント、千秋が監修したママ目線のTORACOグッズが登場!! 阪神は22日、 7月 2日午前10時より公式オンラインショップ(T-SHOPhttp://shop.hanshintigers.jp/)、チームショップアルプス、甲子園球場ショップ、阪神百貨店梅田本店 8Fタイガースショップで、TORACO×千秋のコラボ商品を発売すると発表した。ボーダーTシャツ(3240円)からイヤリングまで12アイテム。

 千秋は 7月 2日阪神百貨店梅田本店でサイン会を行う予定。サイン会は先着50人限定で事前予約が必要。24日午前10時から阪神タイガースショップ店頭か専用電話 06・6348・8691で受付。千秋は同 2日のヤクルト戦(甲子園)の始球式に登場する。

 

 今日(23日)から鯉軍との首位攻防戦だ!絶対勝つ!と言う気持ちで前進だ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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メッセンジャー炎上!糸井、9戦ぶりスタメン復帰即鮮やかタイムリー&マルチ!山本、敗戦の中に収穫!

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阪神は 3回、糸井嘉男外野手(35)適時打で 1点返す。阪神先発ランディ・メッセンジャー投手(35)は 4回 5失点で降板。 1回、いきなり先頭田中広輔内野手(27)から 3連打を浴びて 3点を失った。 3回も再び田中からの連打で 2失点。この日は 5失点でKOされた。 2番手柳瀬明宏投手(33)は 5回に広島打線につかまり、菊池涼介内野手(27)に満塁本塁打を被弾するなど 8失点。阪神は 8回に 2点をかえすも大敗。広島は今季最多の17安打を放ち、同じく最多の13得点。阪神は 5回を終わって 1-13と大量リードを許した。貯金を今季最多タイの「17」とした。阪神メッセンジャーは「3敗」目。阪神は 3点を追う 3回、糸井の適時打で 1点を返した。広島の先発・クリス・ジョンソン投手(32)を攻め、二死 1、 3塁のチャンスを作ると、糸井が中前適時打を放った。しかし、広島はその裏に鈴木誠也外野手(22)が右前適時打、松山竜平外野手(31)の中犠飛を放ち、 5- 1とした。先制したのは広島。 1回に丸佳浩外野手(28)が先制の左中間 2塁打を放ち、続く鈴木が右犠飛。さらに松山の中犠飛で 3点を奪った。

ナインを鼓舞して臨んだ金本知憲監督(49)だったが、 1回に相手の打球が左翼フェンスに“消える”珍事でいきなりつまずいた。左太もも裏を痛めていた糸井嘉男外野手が「3番・右翼」で先発復帰即タイムリーも、実らず。ボールが…消えた。 1回先頭・田中の大飛球に左翼・福留がジャンプ! 捕った? いや…橘高 3塁塁審の手が回る…ホームラン!? ところがリプレー検証の結果、何とフェンスを“突き破って”しまったことが判明した。左翼席のカープファンによれば、ボールを見失った福留は「バウンドして(観客席に)入ったよね?」と聞いたという。鯉党は親切にも「入ってないッスよ」。実はラバーシートを突き破って、その下のクッション材との間に挟まっていた。金本監督は珍プレーでリズムを崩したことに首をかしげ、助っ人右腕には指摘した。 5回には 2番手・柳瀬が丸、ブラッド・エルドレッド内野手(36)、菊池に 3発を浴びるなど 8失点の背信。試合後に 2軍降格が濃厚となった。金本監督が自らハッパをかけ、ナインは「ハイッ」と応えた。鼻息荒くバスに乗り込んだが、まさかの10点差完敗。今季ワーストの13失点、17被安打で 3度目の「3連敗」。ゲーム差は今季最大の「4」に広がった。投壊だけではなく、守備も走塁も相手に圧倒された。もう一度、足下をみつめ直す。膿は出し切った。24日の第 2戦は勝つしかない。

糸井嘉男外野手がスタメン復帰戦で鮮やかな適時打を放った。左ハムストリングス筋挫傷のため、 6月 9日ソフトバンク戦以来の先発。 3点を追う 3二死 1、 3塁でジョンソンの変化球をとらえると痛烈なゴロで中前にタイムリーを運んだ。ため込んでいる悔しさを、少しずつはき出していく。糸井のハツラツとした復活だけが救いだった。スタメン復帰即、マルチ安打&打点だ。大敗に試合後はコメントを残すことなくバスに乗り込んだが、 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で左太もも裏に軽い筋挫傷を負ってからちょうど 2週間で、見事によみがえった。最後までファイティングポーズを崩さなかった。試合に出たくてウズウズしていた気持ちをそのままぶつけ、 9日のオリックス戦(京セラ)以来、出場 8試合ぶりの打点&マルチ安打。シーズンは残り78試合もある。超人の力でセ界をひっくり返すチャンスは、まだまだある。

ドラフト 1位の大山悠輔内野手(22=白鴎大學)がプロ初打席で空振り三振した。 5回無死 1塁で、メッセンジャーの代打として起用され、ファウルで粘ったが最後はチェンジアップに空を切った。

山本翔也投手(28)が 1軍で今季初登板した。 6回からマウンドにあがり、 2イニングを無失点。任された仕事をきっちりとやってのけた。 7回一死 1塁では、この日 4安打の菊池を遊併に抑えた。 2軍では27試合に登板して防御率1.14の好成績。 1軍の舞台を心待ちにしていた。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島13- 3阪神>◇23日◇マツダスタジアム

 広島は 1回、丸の適時打、鈴木、松山犠飛で 3点、 3回は鈴木適時打、松山犠飛で 2点奪う。阪神は 3回、糸井適時打で 1点返す。

 阪神先発メッセンジャーは 4回 5失点で降板。 2番手柳瀬は 5回に広島打線につかまり、菊池に満塁本塁打を被弾するなど 8失点。

 阪神は 8回に 2点をかえすも大敗。広島は今季最多の17安打を放ち、同じく最多の13得点。貯金を今季最多タイの「17」とした。

 広島ジョンソンが「2勝」目。阪神メッセンジャーは「3敗」目。

  3回、広島・鈴木誠也に適時打を浴びたランディ・メッセンジャー投手=マツダスタジアム

 先発のランディ・メッセンジャー投手が広島打線の猛打を食らい、今季最短の 4回で降板した。

  1回、いきなり先頭田中から 3連打を浴びて 3点を失った。 3回も再び田中からの連打で 2失点。この日は 5失点でKOされた。「状態自体は悪くなかったけどコントロールミスしてしまった球を痛打されてしまい、ゲームを作ることができなかった」と振り返った。

  4回終了、冴えない表情でベンチへ戻るランディ・メッセンジャー投手=マツダスタジアム

 阪神は先発したメッセンジャーが 4回 8安打 5失点で降板した。

 今季「7勝」を挙げている助っ人は立ち上がりから制球に苦しみ 1回に 3失点。 3回にも鈴木の適時打などで 2点を失った。結局、 4回64球を投げ、降板。 5回から 2番手・柳瀬が登板したが、丸、エルドレッド、菊池に 3本塁打を許すなど 8失点。阪神は 5回を終わって 1-13と大量リードを許した。

 ベンチ前でうつむくランディ・メッセンジャー投手=マツダスタジアム

 阪神のメッセンジャーは今季最短の 4回で降板し、「3敗」目を喫した。制球が安定せず、 1回に 3失点。打線が 1点を返した直後の 3回にも鈴木の適時打、松山の犠飛で 2点を失い「制球ミスしてしまった球を痛打され、試合をつくることができなかった」と悔やんだ。金本監督は「変化球が上ずっていたし、内角に投げ切れていなかった」と課題を指摘した。

  3回、適時打を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 阪神は 3点を追う 3回、糸井の適時打で 1点を返した。広島の先発・ジョンソンを攻め、二死 1、 3塁のチャンスを作ると、糸井が中前適時打を放った。しかし、広島はその裏に鈴木が右前適時打、松山の中犠飛を放ち、 5- 1とした。

 先制したのは広島。 1回に丸が先制の左中間 2塁打を放ち、続く鈴木が右犠飛。さらに松山の中犠飛で 3点を奪った。

★大山悠輔内野手(ドラフト 1位新人。プロ初打席で三振)

 「いい緊張感の中で打席に入れた。結果を出さないと 1軍に残れない立場なので、切り替えてあ したの準備をする」

★山本翔也投手(今季初登板で 2回を無失点)

 「シュートを有効に使えた。続けないと意味がないので、同じような投球をしたい」

 

 阪神はリーグ戦再開初戦で広島に 3-13と大敗した。ナインを鼓舞して臨んだ金本知憲監督だったが、 1回に相手の打球が左翼フェンスに“消える”珍事でいきなりつまずいた。左太もも裏を痛めていた糸井嘉男外野手が「3番・右翼」で先発復帰即タイムリーも、実らず。きょうやりかえすしか、ないやろ!

 エッ!? ボールが…消えた。 1回先頭・田中の大飛球に左翼・福留がジャンプ! 捕った? いや…橘高 3塁塁審の手が回る…ホームラン!? ところがリプレー検証の結果、何とフェンスを“突き破って”しまったことが判明した。

  1回、打球に飛びつく福留孝介外野手=マツダスタジアム

 左翼席のカープファンによれば、ボールを見失った福留は「バウンドして(観客席に)入ったよね?」と聞いたという。鯉党は親切にも「入ってないッスよ」。実はラバーシートを突き破って、その下のクッション材との間に挟まっていた。

 野球規則に沿う形で 2塁打として試合再開されたが、これが相手打線に火をつけた。菊池のバントが 3塁内野安打となり 1、 3塁。丸の 2塁打で先制を許し、鈴木&松山が連続犠飛。先発・メッセンジャーの大乱調で、早くも 3点を失った。

 金本監督は珍プレーでリズムを崩したことに「それはわからん」と首をかしげ、助っ人右腕には「変化球が上ずっていた。インサイドによう投げきれなかった気はしますね」と指摘した。

 打球に飛びつくも、そらした福留孝介外野手=マツダスタジアム

  5回には 2番手・柳瀬が丸、エルドレッド、菊池に 3発を浴びるなど 8失点の背信。試合後に 2軍降格が濃厚となった。

 リーグ戦再開初戦。しかも相手は首位広島だった。球場出発前の午後 2時。普段は投手と野手で別々でミーティングが開かれるが、この日は珍しく一堂に会した。「ここから、また始まる。気合入れていこう!」。金本監督が自らハッパをかけ、ナインは「ハイッ」と応えた。鼻息荒くバスに乗り込んだが、まさかの10点差完敗。今季ワーストの13失点、17被安打で 3度目の「3連敗」。ゲーム差は今季最大の「4」に広がった。

 打球に飛びつくも、そらした福留孝介外野手=マツダスタジアム

 「考えようによっては、接戦で痛い負けをするよりはあっさりしていいし、切り替えも早く、反省すべきところは反省して。あしたですね」

 投壊だけではなく、守備も走塁も相手に圧倒された。もう一度、足下をみつめ直す。膿は出し切った。24日の第 2戦は勝つしかない。

☆ 1回の判定について 3塁塁審兼責任審判の橘高審判

 「よく見えなかったので(手を)回しておこうと。ボールデッドにして壁を探してもよかった。ラバーをぶち破ったケースは初めて。(ラバーの確認は)地方球場ではやるけど、まさかフランチャイズでは…」

 福留孝介外野手は 1回、田中広輔内野手の打球を追ってフェンスに激突。あれっ、ボールはどこにいった?=マツダスタジアム

☆野球規則7・05抜粋

 (f) 2個の塁が与えられる場合=フェアの打球が(2)競技場のフェンス、スコアボード、灌木、またはフェンスのつる草を抜けるか、その下をくぐるか、挟まって止まった場合。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季ワーストとなる 1試合13失点。 1試合 2桁失点は今季初。 1試合13失点は2015年 6月13日のオリックス戦(京セラ)で15失点して以来。

◎…阪神が今季ワーストの 1試合17被安打。これは2015年 6月14日のオリックス戦(京セラ)以来。

 

 糸井嘉男外野手がスタメン復帰戦で鮮やかな適時打を放った。

 左ハムストリングス筋挫傷のため、 6月 9日ソフトバンク戦以来の先発。 3点を追う 3二死 1、 3塁でジョンソンの変化球をとらえると痛烈なゴロで中前にタイムリーを運んだ。

  3回表阪神二死 1、 3塁、糸井嘉男外野手は中前適時打を放った=マツダスタジアム

 ため込んでいる悔しさを、少しずつはき出していく。糸井のハツラツとした復活だけが救いだった。スタメン復帰即、マルチ安打&打点だ。

 大敗に試合後はコメントを残すことなくバスに乗り込んだが、 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で左太もも裏に軽い筋挫傷を負ってからちょうど 2週間で、見事によみがえった。

 「3番・右翼」で 9試合ぶりに先発出場し、 1回の第 1打席は左翼正面への痛烈な飛球。見るからに“本調子”だった。 3点を追う 3回二死 1、 3塁。カウント 1- 2と追い込まれたが、ジョンソンの外角変化球にバットを伸ばし、足元を抜く適時打。 1-13と大量ビハインドになった 8回無死 1塁でも左前打。最後までファイティングポーズを崩さなかった。

  8回、安打を放った糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 試合に出たくてウズウズしていた気持ちをそのままぶつけ、 9日のオリックス戦(京セラ)以来、出場 8試合ぶりの打点&マルチ安打。前日22日に「(福留、鳥谷とともに)お前らが勝たせろ」と異例のハッパをかけていた金本監督も「 2本出たんかな、結果的に。そこはちょっと上がり目はあるとして。プラスに考えましょう」と前を向けた。片岡打撃コーチも「 2本出たので、これからまた引っ張っていってほしい」と大きな期待を寄せた。

 再発させてはいけないと、足の不調を訴えて以降の 8戦は代打での 4打席の出場にとどまっていた。前日22日の移動の際には糸井自身も「ちょっと(試合から)離れていたぶん、不安もあるけど、取り返せるように頑張ります」と語ったが、シーズンは残り78試合もある。超人の力でセ界をひっくり返すチャンスは、まだまだある。

◇データBOX◇

◎…阪神・糸井が 6日のオリックス戦(京セラ)以来 8試合ぶりの適時打。今季通算打点はこれで「39」となり、リーグ「6位」。

 

  5回表阪神無死 1塁、空振り三振に倒れた大山悠輔内野手=マツダスタジアム

 阪神ドラフト 1位の大山悠輔内野手がプロ初打席で空振り三振した。   4点ビハインドの 5回無死 1塁で、メッセンジャーの代打として起用された。ジョンソン相手に追い込まれてからファウルで粘ったが、最後はチェンジアップに空を切った。

 

 山本翔也投手が 1軍で今季初登板した。

  6回からマウンドにあがり、 2イニングを無失点。任された仕事をきっちりとやってのけた。  「ファームでやってきたことができた。シュートが有効に使えた」。

  7回一死 1塁では、この日 4安打の菊池を遊併に抑えた。「あれもシュートです。自分の中でイメージした通りでした」。

  2軍では27試合に登板して防御率1.14の好成績。 1軍の舞台を心待ちにしていた。

 

 打球が消えたからといって、あたふたする事は無いだろうが、それを行った上にペースを乱したメッセはダメだ!それよりも、橘高審判は、もっときちんと見て審判をして欲しいですよね。いくら昔阪神をクビになったからと言って、アンチ阪神でもやることはキチンとやって欲しい。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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金本監督、恵みの雨!4回裏途中2点ビハインドで降雨ノーゲーム!能見、ずぶぬれマウンドにビックリ!

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広島は 2回に阪神に 2点の先制を許すも、 2回の攻撃で同点に追いついた。 3回には丸佳浩外野手(28)の右前適時打で 1点を勝ち越した。広島は 3- 3と追い付かれた直後の 4回裏に 2点を勝ち越すも、降雨のため 1時間 1分の中断後にノーゲームとなった。阪神にとっては、救いの雨天ノーゲーム。 2回に 2点を先制したが、直後から防戦一方だった。先発能見篤史投手(38)が 2回に 2点を失うと 3回も 1失点。次第に雨脚が強くなる。 4回も先頭西川龍馬内野手(22)から連打されて 2点を失い、なおも二死 1、 2塁のピンチを背負って藤川球児投手(36)を投入したところで中断。雨はやまずノーゲームになった。試合が続行されていれば、 2点ビハインドで、救援投手をつぎこむ展開になっていた。金本知憲監督(49)は「ラッキーな部分はある」と前向きに話した。打線は上向きだけに、天を味方に仕切り直す。前日23日は13失点し、この日も広島打線の強打を目の当たりにした。25日が仕切り直しの一戦。首位広島に「4ゲーム」差をつけられており、意地が試される。劣勢の展開からの降雨ノーゲームは、決してチームにはマイナスではない。ベンチで待機も、 1時間 1分後の 4時54分にノーゲームに。確かに 9回まで戦えるなら 2点差は十分に逆転可能だ。しかし回復の見込みがない天候を考えれば、再開されても 5回の試合成立までが精一杯だっただろう。負ければ今季ワースト「4連敗」、首位広島と最大「5ゲーム」差となる危機で、残されたチャンスはほとんどなかったわけだ。さあ、仕切り直しの一戦へ。勝利の女神を振り向かせる攻撃で、カープとの差を縮める。

2試合ぶりにスタメン出場のD 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)は 2回、二死 1塁から薮田の 138キロカットボールを右中間に運び、先制の 2塁打を放った。 4試合ぶりの安打は“水の泡”にはなった。

2打点は消えてしまったが、梅野は前日23日の大敗のうっぷんを晴らすように、 2回に左中間へ適時 2塁打、 4回には一時追いつく右犠飛を放った。ただ、能見とのコンビでは、悪天候の中でリードに苦しみ反省も忘れなかった。

能見篤史投手はずぶぬれのマウンドを嘆いた。雨脚が強まった同点の 4回には一死 1、 3塁から田中広輔内野手(27)に死球、菊池涼介内野手(27)に勝ち越しの押し出し四球と制球が定まらず。最後は丸に左犠飛を許してマウンドを降りた。帽子から雨がしたたる状態。マウンドもぬかるむなど散々のコンディション。雨天ノーゲームとなったため、登板内容が記録に残ることはなかった。

●岩貞祐太投手(25)は24日、キャッチボールなどで汗を流し、腕をぶした。前回対戦の 4月 1日(マツダ)は、 5回 5安打 5失点と打ち込まれた。強力カープ打線を封じて、「4勝」目を挙げたいところだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島-阪神= 4回裏二死降雨ノーゲーム>◇24日◇マツダスタジアム

 広島は 2回に阪神に 2点の先制を許すも、 2回の攻撃で同点に追いついた。 3回には丸の右前適時打で 1点を勝ち越した。

 広島は 3- 3と追い付かれた直後の 4回裏に 2点を勝ち越すも、降雨のため 1時間 1分の中断後にノーゲームとなった。

  4回裏途中で雨天中断となり、ベンチからグラウンド状態を見つめる金本知憲監督=マツダスタジアム

 阪神にとっては、救いの雨天ノーゲームになった。 2回に 2点を先制したが、直後から防戦一方だった。先発能見が 2回に 2点を失うと 3回も 1失点。次第に雨脚が強くなる。 4回も先頭西川から連打されて 2点を失い、なおも二死 1、 2塁のピンチを背負って藤川を投入したところで中断。雨はやまずノーゲームになった。

 試合が続行されていれば、 2点ビハインドで、救援投手をつぎこむ展開になっていた。金本知憲監督は「まあ、天気は仕方がないでしょう。雨がなければ、 4回で 2点差はビハインドはビハインドですけど…。 5回、 6回に中断する可能性が高いのであれば、まあラッキーな部分もあるかもしれんけど。でも、 9イニングで考えれば、そんなには…。やるならいい条件でいいコンディションで 9回までやりたいけどね」と話した。

 前日23日は13失点し、この日も広島打線の強打を目の当たりにした。25日が仕切り直しの一戦。首位広島に「4ゲーム」差をつけられており、意地が試される。

 中断中、 3塁ベンチ内で選手と話をする金本知憲監督(左端)=マツダスタジアム

 24日の広島-阪神(マツダ)は 4回裏途中に降雨のため、 1時間 1分の中断後にノーゲームとなった。 3- 3から 2点を勝ち越された直後だっただけに、金本知憲監督は「ラッキーな部分はある」と前向きに話した。打線は上向きだけに、天を味方に仕切り直す。

 天の恵み-。そうとらえてもいい。金本監督は「 4回、 2点差。別にビハインドはビハインドですけど」と、ひっくり返す気満々だったが、劣勢の展開からの降雨ノーゲームは、決してチームにはマイナスではない。

 「 5、 6回で中断ということを考えれば…。その( 9回までできない)可能性が高いんならね。まぁ、ラッキーな部分はあるかもしれんけど」

  1時間 1分の中断の末にノーゲームが決定した=マツダスタジアム

 雨空との戦いだった。早く主導権を握りたい中で、 2回に 2点先制も、すぐ追いつかれた。 3- 3で迎えた 4回。 2点を勝ち越され、なお二死 1、 2塁のピンチ。能見から 2番手・藤川へ交代を告げた直後の午後 3時53分に中断となった。

 ベンチで待機も、 1時間 1分後の 4時54分にノーゲームに。確かに 9回まで戦えるなら 2点差は十分に逆転可能だ。しかし回復の見込みがない天候を考えれば、再開されても 5回の試合成立までが精一杯だっただろう。負ければ今季ワースト「4連敗」、首位広島と最大「5ゲーム」差となる危機で、残されたチャンスはほとんどなかったわけだ。

 「逆やなぁ。(昨年は)うちが攻撃中だったんよな。ノーアウト、ランナー 1塁か」

 阪神先発の能見篤史投手=マツダスタジアム

 指揮官も思い出さずにはいられなかった。ちょうど 1年前の 6月24日。今年同様、リーグ戦再開のカードだったマツダで水を差された記憶だ。雨の中、 8回に勝ち越されると、 2- 4の 9回。先頭の中谷が出塁し、さあ反撃、というところで雨脚が強まった。そのまま「 2点ビハインド」で敗戦。そこから同一カード「3連敗」を喫していた。

 今年の虎には、ツキがある-。もちろん、金本監督が「 9イニングで考えると( 2点差は)そんなには…」と話したように、チーム力も、昨年とは確実に違う。得点も安打も幻にはなったが、下位打線がつながった。 2回の 2点は二死から 6番・鳥谷の左前打を皮切りに糸原、梅野の連続 2塁打で奪った。11安打を放った前日23日に続き、打線には手応えがある。

 「効率のいい(得点)。下位打線で点がとれたのは大きい。ヒットは出ているんでね。あとはどこで打つか。交流戦後半、あと 1本という試合があったけど、そういうことにならないように」

 さあ、仕切り直しの一戦へ。勝利の女神を振り向かせる攻撃で、カープとの差を縮める。

 

  2回、適時 2塁打を放った糸原健斗内野手。投手は広島・薮田和樹=マツダスタジアム

  2試合ぶりにスタメン出場のD 5位・糸原健斗内野手は 2回、二死 1塁から薮田の 138キロカットボールを右中間に運び、先制の 2塁打を放った。 4試合ぶりの安打は“水の泡”にはなったが、「いい形で打てているので、あしたも結果が残せるように頑張ります」と力強く話した。

 

  2回、適時 2塁打を放った梅野隆太郎捕手=マツダスタジアム

  2打点は消えてしまったが、梅野は「悔しい思いをしていたので」と、前日23日の大敗のうっぷんを晴らすように、 2回に左中間へ適時 2塁打、 4回には一時追いつく右犠飛を放った。ただ、能見とのコンビでは、悪天候の中でリードに苦しみ「投手と目の前の 1勝をつかめるように、もっともっと勉強したい」と反省も忘れなかった。

 

 砂についたスパイクをジャンプして飛ばす能見篤史投手=マツダスタジアム

 能見篤史投手はずぶぬれのマウンドを嘆いた。

 雨脚が強まった同点の 4回には一死 1、 3塁から田中に死球、菊池に勝ち越しの押し出し四球と制球が定まらず。最後は丸に左犠飛を許してマウンドを降りた。

 帽子から雨がしたたる状態。マウンドもぬかるむなど散々のコンディションに「投げづらいどころじゃなかった。やばかった。ビックリだよ」とコメント。雨天ノーゲームとなったため、登板内容が記録に残ることはなかった。

  4回、強くなる雨の中マウンドを整備するグラウンドキーパーを手前に空を仰ぐ能見篤史投手=マツダスタジアム

  先発した能見は 4回 2/3を投げ、 7安打 5失点で降板。同点の四回、一死満塁から菊池に押し出しの四球、丸に左犠飛を与え、 2点を勝ち越されたところで藤川への交代が告げられた。直後に試合が中断となり、ノーゲームに。大雨の中での投球に「投げづらいどころではなかった。(悪天候に)びっくりだよ」と話し、バスへ乗り込んだ。

 

 マツダスタジアムで調整した岩貞祐太投手=マツダスタジアム

 岩貞は24日、キャッチボールなどで汗を流し、「チームを勝たせる投球をしたい。打線のつながりが一番怖い。切り替えを大切にしたい」と腕をぶした。前回対戦の 4月 1日(マツダ)は勝ち負けこそつかなかったが、 5回 5安打 5失点と打ち込まれた。昨季も 6試合で 0勝 4敗、防御率4.59。強力カープ打線を封じて、「4勝」目を挙げたいところだ。

 

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今季初の4連敗…金本監督、首位広島と5差!香田コーチ、岩貞に苦言!鳥谷、先制引き金エラー…

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阪神は 3回まで毎回安打を放つも、広島大瀬良大地投手(26)の前に無得点に終わる。広島は 4回二死から田中広輔内野手(27)の適時打、菊池涼介内野手(27)の「5号2ラン」で追加点。阪神は 6回までに 6安打を放つも無得点に終わる。先発岩貞祐太投手(25)は粘れず、 4回 4失点で降板。打線も 8安打を記録しながら、 1点が遠かった。交流戦明けに首位との戦いに 2戦 2敗。広島の勢いを止められなかった。広島は 8回にも犠飛で追加点。貯金を今季最多の「18」とした。大瀬良が無傷の「5勝」目。阪神は今季ワーストの「4連敗」となった。岩貞は「5敗」目。

岩貞祐太投手が 4回 4失点で降板した。詰めの甘さで敗れ去った。初回に先制を許すと、 4回には二死から投手大瀬良に左越え 2塁打を浴び、田中の左前適時打で 2点目を献上。続く菊池には内角直球を左翼席に運ばれる「5号2ラン」を許した。 1回に鳥谷敬内野手(35)の失策から 1点を先制されるが、 2回以降は球威のある速球を軸に粘りの投球。落とし穴は 4回二死走者なしで投手の大瀬良を迎えた打席にあった。追い込んだが、スライダーが内寄りに入って引っ張られて左翼越えのエンタイトル 2塁打になった。その直後、田中に外角低めスライダーをとらえられて左前適時打を許すと、菊池には速球を完璧にとらえられて左翼に「2ラン」を被弾した。香田投手コーチも苦言を呈する今季「5敗」目を喫してしまった。藤川球児投手(36)は最速 149キロの直球を軸に、 5回を三者凡退に斬った。鈴木誠也外野手(22)を右飛、続くブラッド・エルドレッド内野手(36)とサビエル・バティスタ外野手(25)の助っ人砲コンビは連続三振。前日24日はマウンドに向かった直後に降雨ノーゲームに。肩を作りマウンドへ上がったことを考えれば“2連投”だったが、さすがの好救援だった。

ほんの少しの“ほころび”をカープ打線は見逃してくれなかった。鳥谷が 1回に犯したエラーで出した走者が、先制のホームを踏んだ。天然芝と土が組み合わさったグラウンドは打球のバウンドや球足が不規則に変わることも多いが、自身への怒りは胸の奥にしまい込み、言い訳は一切しなかった。 0- 0の 1回一死走者なしで菊池の 3塁正面のゴロを痛恨のファンブル。すぐさま拾い直して 1塁へ送球したが間に合わずに出塁を許し、その後 1、 2塁から 4番・鈴木が先制打。序盤でいきなり失点につながるミスだけに悔やまれる。今季 4つ目となる失策は 4月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、約 2カ月ぶりだった。 7回の右前打で 3試合連続安打で、「2000安打」へあと「63」。 6月は打率 0.333(66打数22安打)と好調をキープしている。27日からの中日戦(浜松-ナゴヤドーム)で打って守ってチームを引っ張る。それを誰もが期待している。

D 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が、チーム唯一となる今季 7度目のマルチ安打で一矢報いた。降雨でノーゲームとなった前日も先制の 2塁打を放ったルーキーは調子は上向きの様子だった。

24日に今季 1軍初昇格した守屋功輝投手(23)が 8回に登板。しかし、鈴木に 149キロ直球を右前打。エルドレッドには変化球を捉えられて左前打。結局、一つもアウトをとることなく、わずか 4球で降板となった。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 5- 0阪神>◇25日◇マツダスタジアム

 広島は 1回に鈴木の左前適時打で 1点を先制。阪神は 3回まで毎回安打を放つも、広島大瀬良の前に無得点に終わる。

 広島は 4回二死から田中の適時打、菊池の「5号2ラン」で追加点。阪神は 6回までに 6安打を放つも無得点に終わる。

 広島は 8回にも犠飛で追加点。貯金を今季最多の「18」とした。大瀬良が無傷の「5勝」目。阪神は今季初の「4連敗」となった。岩貞は「5敗」目。

 7回表、代打を告げてベンチへ戻る金本知憲監督=マツダスタジアム

 阪神が広島に敗れ、今季ワーストの「4連敗」となった。

 先発岩貞は粘れず、 4回 4失点で降板。打線も 8安打を記録しながら、 1点が遠かった。交流戦明けに首位との戦いに 2戦 2敗。広島の勢いを止められなかった。ゲーム差も今季最大となる「5」に広がった。

 金本知憲監督は「ゲーム差という時期ではないが、離されないようにしないと。まだ半分、終わってないですから」と話した。

 

 岩貞祐太投手が 4回 4失点で降板した。

 初回に先制を許すと、 4回には二死から投手大瀬良に左越え 2塁打を浴び、田中の左前適時打で 2点目を献上。続く菊池には内角直球を左翼席に運ばれる「2ラン」を許した。

 岩貞は「立ち上がりから腕をしっかりと振ることができましたし、 3回くらいから思ったところにコントロールできたボールが増えてきていたのですが、 4回二アウトを取ったところからピッチャーにヒットを打たれてしまい、そこから粘ることができずに失点を許し、試合を作ることができませんでした」、振り返った。

  4回裏広島二死 2塁、岩貞祐太投手は田中広輔内野手に左前適時打を浴びる=マツダスタジアム

 阪神先発の岩貞祐太投手は詰めの甘さで敗れ去った。

  1回に鳥谷の失策から 1点を先制されるが、 2回以降は球威のある速球を軸に粘りの投球。落とし穴は 4回二死走者なしで投手の大瀬良を迎えた打席にあった。追い込んだが、スライダーが内寄りに入って引っ張られて左翼越えのエンタイトル 2塁打になった。その直後、田中に外角低めスライダーをとらえられて左前適時打を許すと、菊池には速球を完璧にとらえられて左翼に「2ラン」を被弾した。

  4回裏広島二死 2塁、岩貞祐太投手は田中広輔内野手に左前適時打を浴びる。後方は生還する大瀬良大地投手=マツダスタジアム

 この日は 4回 4失点で降板。「立ち上がりから球が走っていて、いい感じで行けていただけに、余計にもったいない。勢いづかせてしまった」と反省した。

 香田投手コーチも「粘って粘ってきていたけど、 4回は投手への 2塁打がね。二死からだった。春先に比べると球自体、すごく良くなってきているだけに、勝負どころであれだと良くなっているのかどうか…。スキのない野球をやってほしい」と苦言を呈する今季「5敗」目を喫してしまった。

  4回、菊池涼介内野手に「2ラン」を浴びた岩貞祐太投手。大瀬良大地投手の 2塁打から3失点では…=マツダスタジアム

 まさかの相手にやられた。いまだ勝利のない、鬼門マツダスタジアムで岩貞が 4回 5安打 4失点。大瀬良に浴びた痛恨の一打を悔やんだ。

 「抑えていかないといけないところだった。見逃してくれなかった」

  0- 1の 4回、簡単に二死をとった直後だった。カウント 1- 2と追い込んでからの 4球目、変化球を大瀬良に痛打された。打球は前進守備の左翼・福留の頭上を越え、ワンバウンドでフェンスを越えた(記録は 2塁打)。これが鯉打線を勢いづけた。田中にもレフトに運ばれ、追加点を献上。続く菊池には左翼席に突き刺さる「5号2ラン」を浴びた。

  4回、広島・菊池涼介内野手に「2点本塁打」を浴びた岩貞祐太投手=マツダスタジアム

 左腕は「立ち上がりから球は走っていました」と調子が良かっただけにもったいない結果。金本監督も「まぁ…経験というか、そういうことじゃないかな」と肩を落とした。

 香田投手コーチも「一瞬の隙だったと思うが、それをつかれた」と表情は厳しい。「『下位をしっかり』といわれていたのに、できなかった」とまさかの相手にやられ、後悔はつきなかった。

  5回、登板した藤川球児投手=マツダスタジアム

 藤川は最速 149キロの直球を軸に、 5回を三者凡退に斬った。鈴木を右飛、続くエルドレッドとバティスタの助っ人砲コンビは連続三振。「終わったのでまたチーム全体であさって(27日)からがんばります」と前を向いた。前日24日はマウンドに向かった直後に降雨ノーゲームに。肩を作りマウンドへ上がったことを考えれば“2連投”だったが、さすがの好救援だった。

 

 ほんの少しの“ほころび”をカープ打線は見逃してくれなかった。鳥谷が 1回に犯したエラーで出した走者が、先制のホームを踏んだ。

 「普通に、ミスです」

 天然芝と土が組み合わさったグラウンドは打球のバウンドや球足が不規則に変わることも多いが、自身への怒りは胸の奥にしまい込み、言い訳は一切しなかった。

  0- 0の 1回一死走者なしで菊池の 3塁正面のゴロを痛恨のファンブル。すぐさま拾い直して 1塁へ送球したが間に合わずに出塁を許し、その後 1、 2塁から 4番・鈴木が先制打。序盤でいきなり失点につながるミスだけに悔やまれる。今季 4つ目となる失策は 4月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、約 2カ月ぶりだった。

  1回、鳥谷敬内野手が正面のゴロを痛恨の失策。これが先制点につながった=マツダスタジアム

 金本監督は鳥谷のミスが岩貞のリズムを崩したことを問われると「どうなんかなぁ…わからん」と、首をかしげただけだったが…。リーグ戦再開を前に糸井、福留、そして鳥谷に対し、「お前らが勝たせろ」と強烈ハッパ。22日の広島入り前には、白昼の甲子園でシートノックや投内連係と、シーズン中では異例の40分にもおよぶ守備練習も敢行していただけに、残念そうだった。

  7回の右前打で 3試合連続安打で、「2000安打」へあと「63」。 6月は打率 0.333(66打数22安打)と好調をキープしている。27日からの中日戦(浜松-ナゴヤドーム)で打って守ってチームを引っ張る。それを誰もが期待している。

 

 チーム唯一のマルチ安打と気を吐いた糸原健斗内野手=マツダスタジアム

 D 5位・糸原健斗内野手が、チーム唯一となる今季 7度目のマルチ安打で一矢報いた。降雨でノーゲームとなった前日も先制の 2塁打を放ったルーキーは「相手投手の球種などを整理できて打席に入れている。次(27日)からもそういう打席にしていきたい」と調子は上向きの様子だった。

 

 24日に今季 1軍初昇格した守屋が 8回に登板。しかし、鈴木に 149キロ直球を右前打。エルドレッドには変化球を捉えられて左前打。結局、一つもアウトをとることなく、わずか 4球で降板となった。試合後は悔しさをあらわに、無言でタクシーに乗り込んだ。

 

 打てない、守れないでは勝つわけが無い!鯉の季節はとっくに終わっている。止めるのも 2位球団の使命だ!しっかりした試合作りに向かって前進だ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

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 江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場! 18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。 『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!

 

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球宴ファン投票・糸井9年連続9度目ファン選出!梅野ファン投票で球宴、生え抜きでは田淵以来!

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日本野球機構(NPB)は26日、「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票最終結果を発表した。最多得票は 2年連続でソフトバンク柳田悠岐外野手(28)となり、50万9359票だった。セ・リーグの最多は阪神鳥谷敬内野手(36)の47万1327票になった。北海道日本ハム大谷翔平投手(22)は、指名打者部門では初選出となった。

鳥谷敬内野手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で 2年ぶり 7度目の球宴出場を決めて感謝した。 3塁部門 1位に輝き、得票数47万1327はセ・リーグ最多。遊撃では2012年から 4年連続でファン投票出場するなどお祭り舞台の常連だったが、 3塁では初の球宴。リーグ最多得票は2012年に続き、自身 2度目の球宴出場となった。 5月24日の巨人戦(甲子園)での顔面死球による鼻骨骨折も乗り越え、昨季の不振からのカムバック。過去 6度は遊撃手で、 3塁手としては初だが笑顔だった。

糸井嘉男外野手(35)が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、「9年連続9度目」の球宴出場を決めた。夢の祭典で、今年も糸井が魅了する。糸井嘉男外野手が26日、44万4426票を集め、オールスターにファン投票で選出された。「9年連続9度目」(ファン投票は 6年連続 6度目)、セ・リーグでは初出場。すっかり常連だが、意外にも過去の球宴では本塁打ゼロで意欲満々。どのユニホームを着ても、華やかなあの空気が、誰よりよく似合う。今回こそ糸井は主役を奪うつもりだ。「9年連続9度目」、タテジマでは初の球宴。どデカい花火を、打ち上げてみせる。ファンへの感謝とともに、正直な気持ちがあふれ出た。今季からフリーエージェント(FA)で虎入り。ここまで62試合に出場し、打率 0.275、 7本塁打、39打点。交流戦中に負った左太もも裏の軽い筋挫傷など、けがも重圧もはねのけながら結果を残し続ける超人を、ファンはまた真夏の夜の祭典へと招いた。集まった44万4426票は、セ・リーグ全体でも鳥谷敬内野手、鈴木誠也内野手(22=広島)に次ぐ多さだ。何とか結果で応えたい。今年こそ、アーチをかける。初出場は北海道日本ハム時代の2009年。監督推薦だった。それ以来、出場を続けているが、 8年間の通算成績は打率 0.237(38打数 9安打)、 0本塁打、 3打点と奮わない。“9度目の正直”で、昨季まで戦い続けてきたパ・リーグの投手に豪快弾を浴びせるつもりだ。年々進化してきた、その過程に球宴があった。きらびやかな舞台が、手招きしている。スタンドが呼んでいる。虎の超人として、記念すべき一発をたたき込む。

梅野隆太郎捕手(26)が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。プロ 4年目の初選出を喜んだ。警戒すべき選手にはソフトバンク柳田をあげ対戦を心待ちにした。捕手部門では梅野隆太郎捕手が初選出。虎の生え抜き捕手の「ファン投票1位」は、1978年の田淵幸一氏(70)以来の快挙だ。 4年目で初の夢舞台から、不動の存在へ駆け上がる!ミスタータイガースから39年-。夢と希望が詰まった34万4147票に背中をおされ、梅野がプロ 4年目で、初めてオールスターの舞台に立つ。まだまだ成長途上とはいえ、不動の正捕手へ、大きな一歩と、うれしい“勲章”を手にした。田淵幸一といえば通算 474本塁打、球史に名を残す強打の捕手だ。ただ1978年オフに西武へトレード移籍されて以降、「ファン投票1位」におされるような生え抜きスター捕手が虎にはいなかった。2002、2003年の矢野輝弘氏(48=現在は燿大、作戦兼バッテリーコーチ)も10年の城島健司氏(41)も移籍組。“田淵以降”の生え抜き捕手では、1985年の日本一戦士、木戸克彦氏(56=現球団本部部長)がいるが、球宴出場はすべて監督推薦だった。だからこそ、今回の梅野のファン選出には、意味がある。正捕手の育成は、ここ数年のチームの至上命題だ。昨季はプロ入り後、最少の37試合出場に終わった男が、今季は開幕からマスクをかぶり、ここまで59試合に出場。リーグトップの盗塁阻止率 0.415(26日現在)を誇る。まさに今が発展途上だ。現在、首位広島とのゲーム差は「5」。逆転Vには扇の要の安定は不可欠だけに、大舞台での経験は飛躍へ大きなきっかけとなるはずだ。全国のファンに、虎の梅野ここにあり! を見せつける。

マルコス・マテオ投手(33)が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。中継ぎ部門で選出され「驚きの表情をみせた。マテオが中継ぎ部門で24万1648票を集め、球宴初出場だ。米国時代は「2A」のオールスターに中継ぎで出場経験があるという。“ガチ勝負”で、全パの強打者を抑え込む。

秋山拓巳投手(26)が26日、甲子園の室内練習場で投手指名練習に参加。先発する27日の中日戦(浜松)に向けて調整した。前回登板から中13日の期間中に投球フォームを修正。しっかり上から振り下ろす本来の形で、チームの連敗をストップさせる。 1メートル88の恵まれた体格を最大限に生かし、上からボールを叩く。これこそが、秋山の持ち味だ。右肘の位置を調節し、自慢の武器を取り戻した。万全の状態で、竜斬りに、そしてチームの連敗ストップに挑む。右肘を上げたフォームで、チームの勢いも右肩上がりの状態に導いてみせる。

記事をまとめてみました。

 

 日本野球機構(NPB)は26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票最終結果を発表した。最多得票は 2年連続でソフトバンク柳田悠岐外野手となり、50万9359票だった。セ・リーグの最多は阪神鳥谷敬内野手の47万1327票になった。北海道日本ハム大谷翔平投手は、指名打者部門では初選出となった。

 ソフトバンク柳田悠岐外野手(左)と阪神鳥谷敬内野手

 各ポジションの選出選手は以下の通り。

【セ・リーグ】

先発投手 巨人菅野智之

中継ぎ投手 阪神マテオ

抑え投手 DeNA山崎康晃

捕   手 阪神梅野隆太郎

 1 塁 手 広島新井貴浩

 2 塁 手 広島菊池涼介

 3 塁 手 阪神鳥谷敬

遊 撃 手 巨人坂本勇人

外 野 手 広島鈴木誠也、阪神糸井嘉男、DeNA筒香嘉智

【パ・リーグ】

先発投手 ソフトバンク千賀滉大

中継ぎ投手 西武牧田和久

抑え投手 楽天松井裕樹

捕   手 楽天嶋基宏

 1 塁 手 北海道日本ハム中田翔

 2 塁 手 西武浅村栄斗

 3 塁 手 ソフトバンク松田宣浩

遊 撃 手 ソフトバンク今宮健太

外 野 手 ソフトバンク柳田悠岐、西武秋山翔吾、ソフトバンク上林誠知

DH 北海道日本ハム大谷翔平

選手間投票の結果は29日、監督選抜の結果は 7月 3日に発表される。

 

 鳥谷敬内野手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で 2年ぶり 7度目の球宴出場を決めて感謝した。

  3塁部門 1位に輝き、得票数47万1327はセ・リーグ最多。「本当に選ばれるだけでもうれしいことですけど、最多で選ばれるということは名誉なこと。選んでいただいたファンの方に感謝したい」。

 遊撃では2012年から 4年連続でファン投票出場するなどお祭り舞台の常連だったが、 3塁では初の球宴。リーグ最多得票は2012年に続き、自身 2度目となる。

 「マイナビオールスターゲーム2017」にファン投票で選出され、抱負を語る鳥谷敬内野手

 「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票の最終結果が26日、発表され、阪神からセ・リーグ最多 4選手が選ばれた。

 この日( 6月26日)が36歳の誕生日の鳥谷は、セ・リーグ最多の47万1327票を集め、 2年ぶり 7度目(すべてファン投票による選出)の球宴出場となった。  「ファン投票で出られることはすごく光栄なこと。選んでくださったファンの方へ感謝したいです。他のチームの選手といろいろな話ができることを、うれしく思います」

  5月24日の巨人戦(甲子園)での顔面死球による鼻骨骨折も乗り越え、昨季の不振からのカムバック。過去 6度は遊撃手で、 3塁手としては初だが「まだまだ慣れないポジションではあるんですが、評価してもらえてよかった」と笑顔だった。

 

 糸井嘉男外野手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、「9年連続9度目」の球宴出場を決めた。

 「選ばれるとは思っていなかった。こうやって選んでいただいて感謝しています」。選んでくれたファンに感謝の気持ちを表した。

 「ファン投票で選ばれたんで、ファンの方を感動させるような。そういうプレーをしたい」。夢の祭典で、今年も糸井が魅了する。

 「マイナビオールスターゲーム2017」にファン投票で選出され、意気込みを語る糸井嘉男外野手

 糸井嘉男外野手が26日、44万4426票を集め、オールスターにファン投票で選出された。「9年連続9度目」(ファン投票は 6年連続 6度目)、セ・リーグでは初出場。すっかり常連だが、意外にも過去の球宴では本塁打ゼロで「打ちたいですねぇ」と意欲満々に語った。

 どのユニホームを着ても、華やかなあの空気が、誰よりよく似合う。今回こそ糸井は主役を奪うつもりだ。「9年連続9度目」、タテジマでは初の球宴。どデカい花火を、打ち上げてみせる。

 「ファン投票で選ばれたので、ファンの方を感動させるような、そういうプレーをしたいです。(本塁打を打ちたいか、と問われ)…打ちたいですねぇ」

 ファン選出された虎の 4戦士。左からマルコス・マテオ投手、鳥谷敬内野手、糸井嘉男外野手、梅野隆太郎捕手

 ファンへの感謝とともに、正直な気持ちがあふれ出た。今季からフリーエージェント(FA)で虎入り。ここまで62試合に出場し、打率 0.275、 7本塁打、39打点。交流戦中に負った左太もも裏の軽い筋挫傷など、けがも重圧もはねのけながら結果を残し続ける超人を、ファンはまた真夏の夜の祭典へと招いた。集まった44万4426票は、セ・リーグ全体でも鳥谷、鈴木(広島)に次ぐ多さだ。何とか結果で応えたい。今年こそ、アーチをかける。

 初出場は北海道日本ハム時代の2009年。監督推薦だった。「 1回目はやっぱり、周りがすごい選手ばかりなので。ソワソワしていたと思います」。それ以来、出場を続けているが、 8年間の通算成績は打率 0.237(38打数 9安打)、 0本塁打、 3打点と奮わない。“9度目の正直”で、昨季まで戦い続けてきたパ・リーグの投手に豪快弾を浴びせるつもりだ。「全員いいピッチャーやから。なんとか活躍できるように、がんばります」とどん欲に挑む。

 阪神・糸井嘉男外野手

 年々進化してきた、その過程に球宴があった。超人でさえも、スターの集いには背筋が伸びる。「やっぱり目標にしている選手とか、尊敬している選手がたくさん近くにいるので。勉強になりますね」。全セのベンチにも、初めて座る。後半戦の戦いへ、そのすべてが収穫となる。

 「セ・リーグのいい選手が集まるので、いろいろ刺激を受けられたらと思います。年下の選手からも吸収? もちろん、それは。ハイ」

 きらびやかな舞台が、手招きしている。スタンドが呼んでいる。虎の超人として、記念すべき一発をたたき込む。

★糸井の球宴VTR

◆北海道日本ハム時代:2009年から2012年まで 4年連続出場(2009年は監督推薦、2010、2011年は選手間投票、2012年はファン投票&選手間投票)。2010年の第 1戦(ヤフードーム)で初安打。2011年の第 1戦(ナゴヤドーム)は「7番・中堅」で先発し、猛打賞を記録するなど 4打数 3安打 1打点。

◆オリックス時代:2013年から昨年まで 4年連続出場(2013、2014、2016年はファン投票&選手間投票、2015年はファン投票)。2013年の第 1戦(札幌ドーム)は「3番・右翼」で先発し、 4打数 2安打 1打点。2014、2015年にも安打を放った。

◇データBOX◇

◎…球宴に阪神選手がファン投票で 4人選出されるのは、2008年(久保田、藤川、新井、金本)以来。過去最多は2003年の 9人(浜中が故障で辞退し、出場は 8人)。

 

 梅野隆太郎捕手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。

 プロ 4年目の初選出を「ファンの方に選んで頂いて本当に感謝しています」と喜んだ。

 警戒すべき選手にはソフトバンク柳田をあげ「トリプルスリーとかやられている方なんで。盗塁してきたときは刺せたらいいなと思う」と対戦を心待ちにした。

 ファン投票で選出され、会見で抱負を語る梅野隆太郎捕手

 「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票の最終結果が26日、発表され、阪神からセ・リーグ最多 4選手が選ばれた。捕手部門では梅野隆太郎捕手が初選出。虎の生え抜き捕手の「ファン投票1位」は、1978年の田淵幸一氏以来の快挙だ。 4年目で初の夢舞台から、不動の存在へ駆け上がる!

 ミスタータイガースから39年-。夢と希望が詰まった34万4147票に背中をおされ、梅野がプロ 4年目で、初めてオールスターの舞台に立つ。阪神の生え抜き捕手の「ファン投票1位」は1978年の田淵幸一以来。まだまだ成長途上とはいえ、不動の正捕手へ、大きな一歩と、うれしい“勲章”を手にした。

 「小さいときにあこがれて見ていたので、自分がまさか出られるとは想像していなかった。すごいうれしいです。球児(藤川)さんとか、見たりしていました。分かっていても打てるか、という真剣勝負を、見ていて楽しんでいました」

 初の球宴出場が決まった梅野隆太郎捕手。「ファン投票1位」の金看板を背負う

 虎からセ・リーグ最多の 4人。糸井、鳥谷、マテオと並んで目を輝かせた。「結果どうこうよりも楽しんで打てるのが一番ですが、選んでいただいたファンの方に喜んでもらえるように。自分のプレースタイルを貫いて喜んでもらえたら」。

 田淵幸一といえば通算 474本塁打、球史に名を残す強打の捕手だ。ただ1978年オフに西武へトレード移籍されて以降、「ファン投票1位」におされるような生え抜きスター捕手が虎にはいなかった。

 2002、2003年の矢野輝弘氏(現在は燿大、作戦兼バッテリーコーチ)も10年の城島健司氏も移籍組。“田淵以降”の生え抜き捕手では、1985年の日本一戦士、木戸克彦氏(現球団本部部長)がいるが、球宴出場はすべて監督推薦だった。

 だからこそ、今回の梅野のファン選出には、意味がある。正捕手の育成は、ここ数年のチームの至上命題だ。昨季はプロ入り後、最少の37試合出場に終わった男が、今季は開幕からマスクをかぶり、ここまで59試合に出場。リーグトップの盗塁阻止率 0.415(26日現在)を誇る。まさに今が発展途上だ。現在、首位広島とのゲーム差は「5」。逆転Vには扇の要の安定は不可欠だけに、大舞台での経験は飛躍へ大きなきっかけとなるはずだ。

 挑戦者として、闘志を燃やす。両リーグ最多得票のソフトバンク・柳田とは福岡大時代にソフトバンク 2軍との練習試合で対戦。「 3盗塁くらいされた」と振り返る。

 1978年の球宴第2戦での田淵幸一氏。タテジマラストイヤーだった

 「オールスターの場で、成長した姿というのを見せられたら」

  6月の交流戦(ヤフオクドーム)では 3試合のうちスタメンは 1試合。柳田を刺すチャンスはなかった。夢舞台で“あの頃”とは違う姿を見せ、全国のファンに、虎の梅野ここにあり! を見せつける。

★1978年のオールスターVTR

  7月22日の第 1戦(広島)はギャレット(広島)の 3本塁打などで全セが 7- 5。23日の第 2戦(甲子園)は山田久志氏(阪急)、鈴木啓示氏(近鉄)、東尾修氏(クラウン)の投手陣の活躍で全パが 9- 0。25日の第 3戦(後楽園)は掛布雅之氏(阪神)の 3本塁打などで全セが 8- 5で勝利した。田淵幸一氏(阪神)は 3試合に先発(捕手 2試合、 1塁手 1試合)し、計 8打席でノーヒット。同年オフに西武へトレード移籍したため、阪神では最後の球宴だった。

◎田淵幸一氏とは

 捕手。法政一高から法政大學を経て、1969年D 1位で阪神入団。 1年目から22本塁打を放ち、新人王を獲得。1975年は本塁打王(43本)を獲得。1978年オフにトレードで西武移籍。 2年連続(1982、1983年)日本一に貢献し、1984年に現役引退。引退後はダイエー(現ソフトバンク)の監督や阪神、楽天、北京五輪日本代表のコーチを務めた。通算1739試合で打率 0.260、 474本塁打、1135打点。監督通算 390試合で 151勝 230敗 9分け、勝率 0.396。

 

 マルコス・マテオ投手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。

 中継ぎ部門で選出され「まさか(来日) 2年目で出られるとは思わなかった。感謝の気持ちでいっぱいです」と驚きの表情をみせた。

 対戦したい打者を問われ「もちろん誰と対戦するか選べない。誰が来ても自分のピッチングがしたい」と意気込んだ。

 ファン投票で選出され会見するマルコス・マテオ投手

 「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票の最終結果が26日、発表され、阪神からセ・リーグ最多 4選手が選ばれた。

 マテオが中継ぎ部門で24万1648票を集め、球宴初出場だ。「まさか(来日) 2年目で出られると思わなかったので、すごく感謝しています。とてもうれしい」。米国時代は「2A」のオールスターに中継ぎで出場経験があるという。「三振のことを考えると打たれるので、アウトをとれるようにやりたい」。“ガチ勝負”で、全パの強打者を抑え込む。

 

 甲子園室内で調整する秋山拓巳投手。確かに右肘がしっかり上がってます=阪神甲子園球場新室内練習場

 秋山拓巳投手が26日、甲子園の室内練習場で投手指名練習に参加。先発する27日の中日戦(浜松)に向けて調整した。前回登板から中13日の期間中に「右肘がいい位置に上がってこずに、何試合か投げていた」という投球フォームを修正。しっかり上から振り下ろす本来の形で、チームの連敗をストップさせる。

  1メートル88の恵まれた体格を最大限に生かし、上からボールを叩く。これこそが、秋山の持ち味だ。右肘の位置を調節し、自慢の武器を取り戻した。万全の状態で、竜斬りに、そしてチームの連敗ストップに挑む。

 「右肘がいい位置に上がってこず、何試合か投げていたので。その疲労も取れて、しっかり投げられるようになってきたので、初回から全力でいけるようにしたい」

 投内連携で 3塁へ送球する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場新室内練習場

 フォーム修正の手応えを口にした。交流戦では 3戦 3勝をマークしたが、強打のパ・リーグ相手に打ち込まれることもあり、期間中の防御率は4.66。開幕から主に週頭の火曜日を任され、フル回転を続けている疲労もあり「(右肘に)張りを感じながらやってきた部分もある」という。

 だが、前回13日の西武戦(甲子園)から中13日と登板間隔が空いたことを利用して、下がり気味だった右肘の位置を微調整した。疲労も取れ、「前回登板よりはいい状態でいけると思う」と力強く宣言。文句なしのコンディションで、この日はショートダッシュなどで仕上げた。

 「週頭(火曜日)なので、しっかりゲームを作って、イニングもしっかり消化して、流れを変えるとはいかないですけど、チームが 1週間、いい戦いが出来るようなスタートを切れるよう、やっていきたい」

 ラダーをする秋山拓巳投手、小野泰己投手、青柳晃洋投手、岩貞祐太投手、ランディ・メッセンジャー投手(左から)=阪神甲子園球場新室内練習場

 リーグ戦再開後、チームは広島との首位攻防戦にメッセンジャー、岩貞で敗れ、今季ワーストの 4連敗中。負の流れは秋山が断つ。右肘を上げたフォームで、チームの勢いも右肩上がりの状態に導いてみせる。

◇データBOX◇

◎…秋山の今季初登板は 4月 5日のヤクルト戦(京セラ)。チームが「3連敗」の状況だったが、 6回 0/3を 1失点の好投で連敗ストップに導いた(自身に勝ち負けはつかず)。

◎…阪神は23~25日の広島戦(マツダ)で、降雨ノーゲームを含めると 3試合すべて先発が 4回以内で降板。23日のメッセンジャーは 4回 5失点、24日の能見は 3回 2/3を 5失点(ノーゲーム)、岩貞が 4回 4失点と負の連鎖が続いている。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 

 

 

   

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阪神極貧打5連敗で首位コイと6差…高山得点圏で1本が出ず…梅野2塁打2本!秋山が手痛い1発浴びる

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中日は初回、アレックス・ゲレーロ外野手(30)の左犠飛で 1点先制。先発鈴木は 2回、 3回と得点圏に走者を背負ったが得点は与えなかった。中日は 4回、ゲレーロの「21号ソロ」で 2点目を挙げた。中盤の阪神は四球でつかんだチャンスを広げられなかった。中日が継投で逃げ切った。 7回途中 1失点の鈴木翔太投手(22)が「4勝」目。田島慎二投手(27)は「19セーブ」目。阪神はあと一押しができず「5連」敗。秋山拓巳投手(26)が「4敗」目。阪神が今季ワーストを更新する「5連敗」を喫した。打線の低迷が深刻になり、押し出し四球による 1得点だけ。ここ 5試合はすべて 3点以下と攻撃力が低下。試合序盤から劣勢を強いられている。金本知憲監督(49)は我慢の姿勢を見せた。広島とのゲーム差は「6」に開いたが、指揮官に後ろ向きな言葉はなかった。ナインの前向きな姿勢を見て、打線の復調を信じた。打線が低調な上に 2度の犠打失敗もあり、押し出し四球の 1点しか奪えなかった金本知憲監督は「今が底」と我慢を強調した。 0- 1の 3回無死 2塁では秋山が犠打を失敗。同点機を逃すと、 1- 2の 8回無死 1、 2塁でも糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が投前に転がしたが、又吉克樹投手(26)の好フィールディングで 3塁封殺…。一死から梅野隆太郎捕手(26)にもバントを命じる執念采配を見せたが、二死 2、 3塁から代打の代打大和内野手(29)が見逃し三振に倒れた。 4安打で残塁は「11」を数えた。適時打に至っては23日の広島戦(マツダ)で 3回に糸井嘉男外野手(35)がマークして以来、24イニング連続なし。本塁打も16日の楽天戦(甲子園)で原口が放って以来、 5試合なし。「5連敗」中の得点はわずか「6」とトンネルに入り込んだ。金本監督は負の流れに抗うことを求めた。

鳥谷敬内野手(36)は 3打数 1安打 2出塁でチャンスメークも、いずれも得点にはつながらず。 2回二死では 1ゴロ敵失の間に 2塁へ進塁。 8回には無死 1塁から 1塁の頭を高いバウンドで越える内野安打を放った。これで通算「1938安打」となり、「2000安打」まであと「62本」に迫った。

高山俊外野手(24)は 4打数無安打。13日の西武戦(甲子園)から続いていた連続試合安打は「8」で止まった。 5回一死 2塁では 2ボールからバットを出すも、 1ゴロ。 7回一死 1、 2塁でも空振り三振と、得点圏で 1本が出なかった。

絶好機に大和は期待に応えられなかった。 8回二死 2、 3塁で代打伊藤隼太外野手(28)の代打で登場。フルカウントから、岩瀬仁紀投手(42)の 7球目を見送ったが、判定はストライク。座り込んで悔しさを表した。17、18日の楽天戦(甲子園)では、ともに松井裕樹投手(21)から安打を放ち、左投手へ強さを見せていたが…。

梅野隆太郎捕手が悔しげに浜松を後にした。敗戦に反省しきりだった。打撃では、 2塁打 2本に 1四球。送りバントも 1つ決めた。まだ終わっていない!! そう言わんばかりの全力疾走で、チームを鼓舞した。打線がなかなかつながらないなか、梅野が 2塁打 2本。キラリと輝いた。まずは 3回無死、鈴木の 135キロ直球をとらえ左中間へ 2塁打。さらに 7回一死、フォークをとらえ右翼線へ 2塁打を放った。マルチ安打は今季「10度」目。その後満塁となり、糸井の押し出し四球で生還。チームで唯一ホームベースを踏んだ。前日26日には、オールスターのファン投票で捕手として選出された。阪神の生え抜き捕手が選ばれるのは、ミスタータイガース・田淵幸一氏(70)以来39年ぶり。34万4147票という虎党からの愛が、若き正捕手に注がれた。低調な打線の中、大技小技で気を吐く「8番打者」の存在感は大きい。一人上昇ムードを漂わせる梅野のバットで、重苦しい空気を振り払う。

秋山拓巳投手が 6回 2失点で「4敗」目を喫し、中日京田陽太内野手(23)の入りを反省した。初回に中日京田と荒木雅博内野手(39)に連打を浴びるなど一死 2、 3塁。ここでリーグ本塁打トップを走るゲレーロを迎えた。高めに投じた初球を押し返され、左犠飛でいきなり先制点を許した。セ・リーグトップの「21本目」を放ったゲレーロを相手に、阪神バッテリーが本塁打を許したのは、この打席が初めてだった。京田に安打を許したカウントは 0ボール 2ストライク。有利なカウントが一転、いきなり走者を背負っての投球を反省した。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 3- 1阪神>◇277日◇浜松球場

 中日は初回、ゲレーロの左犠飛で 1点先制。先発鈴木は 2回、 3回と得点圏に走者を背負ったが得点は与えなかった。

 中日は 4回、ゲレーロの「21号ソロ」で 2点目を挙げた。中盤の阪神は四球でつかんだチャンスを広げられなかった。

 中日が継投で逃げ切った。 7回途中 1失点の鈴木が「4勝」目。田島は「19セーブ」目。阪神はあと一押しができず「5連」敗。秋山が「4敗」目。

  8回裏中日、選手交代を告げる金本知憲監督=浜松球場

 阪神が今季ワーストを更新する「5連敗」を喫した。打線の低迷が深刻になり、押し出し四球による 1得点だけ。ここ 5試合はすべて 3点以下と攻撃力が低下。試合序盤から劣勢を強いられている。金本知憲監督は我慢の姿勢を見せた。「今が一番、底かな。 1年の中で、そういう時期はどこのチームも絶対にあるし、今はそれが、ウチに来ているだけだろう。そう思うしかないよ」。

 広島とのゲーム差は「6」に開いたが、指揮官に後ろ向きな言葉はなかった。「ベンチもよく声が出ている。下を向いている選手はいない。みんな、前を向いてくれている。そういう気持ちを持っていると思う。調子が上がってくると思う」。ナインの前向きな姿勢を見て、打線の復調を信じた。

 一打逆転の 7回二死満塁で空振り三振に倒れた福留孝介外野手。あと 1本が出なかった=浜松球場

 今が底-。阪神は中日に敗れて、今季ワーストの「5連敗」。打線が低調な上に 2度の犠打失敗もあり、押し出し四球の 1点しか奪えなかった金本知憲監督は「今が底」と我慢を強調した。相性の悪い浜松でも「5連敗」で首位広島とは「6ゲーム」差に開いた。底を抜けたら上がるのみ。きょうこそ脱出や!!

 時が進むにつれ、遠州灘からの微風もやんでいった。塁を埋めても、あと 1本が出ない。金本監督はいつもの呪縛を解くように、語気を強めた。

 「やっぱり、今が一番底かな…と。 1年の中でそういう時期は絶対にある。それが今、うちにきているだけだろう、と。そう思うしかないわ」

 恵まれない。 8四球をもらい、 9回以外すべてのイニングで走者を置いたが、奪った得点は 7回二死満塁で糸井の押し出し四球であげた 1点のみ。逆転が期待された次打者の福留は空振り三振に倒れた。

  7回、三振に倒れた福留孝介外野手=浜松球場

  0- 1の 3回無死 2塁では秋山が犠打を失敗。同点機を逃すと、 1- 2の 8回無死 1、 2塁でも糸原が投前に転がしたが、又吉の好フィールディングで 3塁封殺…。一死から梅野にもバントを命じる執念采配を見せたが、二死 2、 3塁から代打の代打大和が見逃し三振に倒れた。

 指揮官は「やっぱりワンチャンスをモノにしようとね。ワンアウトでも送ったりとか、バント失敗もあったりしたけど、それもまた 1つの流れとして、今が底かな、と」と繰り返した。片岡打撃コーチは「打って点をとるのも大事だが、これまで決めていたバントとか、そういうところでここ( 2位)まできた。これからもう一度しっかりやりたい」と、目の前の仕事を確実にこなす大切さを訴えた。

  4安打で残塁は「11」を数えた。適時打に至っては23日の広島戦(マツダ)で 3回に糸井がマークして以来、24イニング連続なし。本塁打も16日の楽天戦(甲子園)で原口が放って以来、 5試合なし。「5連敗」中の得点はわずか「6」とトンネルに入り込んだ。金本監督は負の流れに抗うことを求めた。

  8回無死 1、 2塁で糸原健斗内野手がバント失敗=浜松球場

 「なんていうか、変な空気に包まれているというかね。打てないとき勝てないときってあるでしょ。そこで絶対下を向かないことですよね。みんな前を向いて声も出ているし。前向きな気持ちをもってくれているから」

 ベンチや通路も狭い地方球場。 9回の攻撃時も「さぁ、いこう、糸井さん!」などという声が飛び交っていた。中日の選手と入り乱れる試合後の球場正面で、多くの虎戦士が悔しさから無言を貫いたように、この現状を誰もが打破したいと思っているはずだ。

 浜松では21年ぶりの試合。この地で62年ぶりとなる白星を目指したが、浜松での連敗は「5」に伸び、 6月の月間勝ち越しなしが決まった。指揮官が開幕から守り続けていた毎月貯金計画も崩れてしまった。

 

  8回の大和の三振に金本知憲監督は険しい表情(その左は片岡篤史打撃コーチ)=浜松球場

 うなぎ上りとはならず、今季ワーストの「5連敗」。首位・広島との差は「6ゲーム」に広がった。試合後、名古屋までのバス移動は長かったに違いない。

 「調子は上がってくると思う」。底まで落ちたら上昇するだけ。鉄人の言葉を信じたい。

◇データBOX◇

◎…阪神が今季ワーストの「5連敗」。金本政権では昨年 8月26日から 9月 3日までの「7連敗」が最長。

◎…得点は 7回の糸井の押し出し四球のみ。タイムリーは23日の広島戦の 3回の糸井以来、24イニング出ていない。

◎…阪神は浜松では21年ぶりの試合。勝利したのは1955年が最後で、 1引き分けを挟んで「5連敗」となった。

 

  8回、安打を放った鳥谷敬内野手=浜松球場

 鳥谷は 3打数 1安打 2出塁でチャンスメークも、いずれも得点にはつながらず。 2回二死では 1ゴロ敵失の間に 2塁へ進塁。 8回には無死 1塁から 1塁の頭を高いバウンドで越える内野安打を放った。これで通算「1938安打」となり、「2000安打」まであと「62本」に迫った。現在打率はチーム唯一の 3割超えと、好調を維持。「明日勝てるように頑張ります」と意気込み、球場を後にした。

 

  7回、三振に倒れた高山俊外野手=浜松球場

 高山は 4打数無安打。13日の西武戦(甲子園)から続いていた連続試合安打は「8」で止まった。 5回一死 2塁では 2ボールからバットを出すも、 1ゴロ。 7回一死 1、 2塁でも空振り三振と、得点圏で 1本が出なかった。試合後は「高山、がんばれよ~」というファンの大声援を浴びながら、言葉を発することなくバスへと乗り込んだ。

 

  8回、三振に倒れ肩を落とす大和内野手=浜松球場

 絶好機に大和は期待に応えられなかった。 8回二死 2、 3塁で代打伊藤隼の代打で登場。フルカウントから、岩瀬の 7球目を見送ったが、判定はストライク。座り込んで悔しさを表した。17、18日の楽天戦(甲子園)では、ともに松井裕から安打を放ち、左投手へ強さを見せていたが…。試合後はコメントすることなく、名古屋行きのバスへ乗り込んだ。

 

 梅野隆太郎捕手が悔しげに浜松を後にした。

 「(秋山の)状態は悪くはなかったけど、またしっかり 2人で話し合ってやっていきたい」。敗戦に反省しきりだった。

 打撃では、 2塁打 2本に 1四球。送りバントも 1つ決めた。打撃での内容がよかったとの問いに「それはそうだと思う。でも勝てなかったのが残念」と唇をかんだ。

  3回、 2塁打を放った梅野隆太郎捕手。球宴ファン選出御礼打を放った=浜松球場

 まだ終わっていない!! そう言わんばかりの全力疾走で、チームを鼓舞した。打線がなかなかつながらないなか、梅野が 2塁打 2本。キラリと輝いた。

 「(内容のある打席だったかという問いに)それはそうだと思います。けど、勝てなかったので残念です。(秋山について)状態は悪くなかったんですけどね。もう 1回、 2人で話し合ってやっていきたい」

 まずは 3回無死、鈴木の 135キロ直球をとらえ左中間へ 2塁打。さらに 7回一死、フォークをとらえ右翼線へ 2塁打を放った。マルチ安打は今季「10度」目。その後満塁となり、糸井の押し出し四球で生還。チームで唯一ホームベースを踏んだ。

  3回表阪神無死、中越えに 2塁打を放った梅野隆太郎捕手=浜松球場

  5回に四球を選び、 8回の第 4打席では、一死 1、 2塁で投前犠打を決めた。直前の無死 1、 2塁で糸原が犠打を失敗し、プレッシャーのかかる場面だったが、 1球で送ってみせた。16犠打は堂々のリーグトップだ。

 前日26日には、オールスターのファン投票で捕手として選出された。阪神の生え抜き捕手が選ばれるのは、ミスタータイガース・田淵幸一以来39年ぶり。34万4147票という虎党からの愛が、若き正捕手に注がれた。

 「選んでいただいたファンの方に喜んでいただけるように。自分のプレースタイルを貫いて喜んでもらえたら」

 梅野隆太郎捕手は 7回にも 2塁打=浜松球場

 浜松入りした26日には、チームメートの山本と名物である餃子を食べ、英気を養った。チームの勝利を飾ることはできなかったが、“お礼”の 2 2塁打を浜松のファンに届け、スタンドを沸かせた。

 それでも、チームは今季最長の「5連敗」。勝敗の比重が大きい扇の要を任される男としては、悔しい思いはあるはずだ。

 低調な打線の中、大技小技で気を吐く「8番打者」の存在感は大きい。一人上昇ムードを漂わせる梅野のバットで、重苦しい空気を振り払う。

 

  1回裏中日一死 2、 3塁、アレックス・ゲレーロ外野手に左犠飛を浴び先制点を許した秋山拓巳投手=浜松球場

 秋山拓巳投手が 6回 2失点で「4敗」目を喫し、中日京田の入りを反省した。

 初回に中日京田と荒木に連打を浴びるなど一死 2、 3塁。ここでリーグ本塁打トップを走るゲレーロを迎えた。高めに投じた初球を押し返され、左犠飛でいきなり先制点を許した。

 「立ち上がりに京田への塁の出し方がいけなかった。ゲレーロは勝負しにいった結果だったので」。京田に安打を許したカウントは 0ボール 2ストライク。有利なカウントが一転、いきなり走者を背負っての投球を反省した。

  4回裏中日無死、アレックス・ゲレーロ外野手(左)に中越えソロ本塁打を許した秋山拓巳投手=浜松球場

 秋山拓巳投手が中日 4番ゲレーロに手痛い 1発を浴びた。

  1点ビハインドの 4回裏。秋山が投じた真ん中低めの直球をとらえられ、「21号ソロ」をバックスクリーンへと運ばれた。

 セ・リーグトップの「21本目」を放ったゲレーロを相手に、阪神バッテリーが本塁打を許したのは、この打席が初めてだった。

 

 梅雨とともに始まった!毎年おなじみのお休み期間の開始か?竜を呑竜して勝利に向かうつもりが、逆に呑み込まれてしまった…。交流戦が終わるまでは良かったが、貯金が有るからと言ってもこれから先どうなるのか心配だ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

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阪神6連敗…金本阪神真価問われる正念場!小野1失点力投も初勝利またお預け…藤川痛恨の押し出し死球

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中日ジョーダン投手(30)、阪神小野泰己投手(23=富士大學)の投手戦で始まった。中日は 3回まで無安打無得点。阪神は毎回出塁するも、得点に結びつけられない。中日は 6回二死 3塁で 3番大島洋平外野手(31)の左翼線への適時 2塁打で先制。阪神は中日ジョーダンの前に打ちあぐね、 6回までゼロ行進。中日が継投で完封リレー。先発ジョーダンは今季「5勝」目。田島慎二投手(27)は「20セーブ」目。阪神は「6連敗」となった。小野は「4敗」目。阪神が貧打を解消できず、「6連敗」を喫した。今季初めて福留孝介外野手(40)を「4番」から外し、「5番」で起用。 2回表一死 1、 3塁ではエンドランのサインで 1点をもぎ取ろうとしたが、不発に終わった。打線はたった 2安打と沈黙。ここ 5試合で 3度目の完封負けとなった。金本知憲監督(49)は我慢の表情だった。今季初の月間負け越しが決定。貯金は「6」に減った。打線の不振が続く中、金本知憲監督は 2回一死 1、 3塁でヒットエンドランを仕掛ける勝負に出たが、空転。「4位」に終わった昨季は終盤に「7連敗」した。今こそ進化を見せる時。真価が問われる状況で虎将が意地を見せる!今こそ真価が問われる。今季は春季キャンプから「上がり目」をテーマに掲げた。投打がかみ合い、一時は昨季リーグ覇者の広島を従えて首位に立った。カープが負けて「6ゲーム」差こそ変わらなかったが、踏ん張りどころだ。時期こそ違え、昨年は 8月末から 9月はじめにかけて「7連敗」してAクラス入りを逃した。今年は同じ道を歩むわけにはいかない。まさに、ここが正念場。ひとつ歯車が狂えばズルズルと抵抗することなく後退する-。そんな悪しき伝統を断ち切るために、将の座に就いた。真価が問われる今、進化を見せないと、監督業を引き受けた意味がない。貯金はそれでも「6」。球団史上、過去 5度のリーグ優勝で最大ゲーム差を逆転したのは1964年に大洋(現DeNA)につけられた「6.5差」。まさにデッドライン。出口のないトンネルなんてない。

スタンドの虎党がざわめいた。 2回の第 1打席。福留はバットを胸の前に構えると、左手を中ほどに添えて、ゆらりゆらり…。あれはそう、まるで近藤和彦氏(大洋)のてんびん打法。なりふりかまわぬフォーム改造で、なんとかチームを救おうとした。片岡篤史打撃コーチ(47)は、無言で球場をあとにした40歳ベテランの胸中を代弁した。今季、初めて「5番」で出場した。先発出場した63試合すべてで「4番」に座っていたが、原口文仁内野手(25)に主砲の座を譲った。 3& 4月は打率 0.291、 2本塁打、13打点。 5月は 0.284、 4本塁打、16打点と打線をけん引。だが、 6月は 0.145、 0本塁打、 2打点と急降下。言い訳は一切しない。が、疲労は確実に蓄積している。右手中指のけがの影響もあって、思うようにバットが振れない。グリップ部分には負担を減らすためか、練習からテープを何重にも巻く。自身、タイムリーは15日の西武戦(甲子園)から出ていない。なんとかしたい、打開したい-。強烈な思いが、てんびん打法となって噴出した。 9回一死。 1球目ではセーフティーバントの構えもみせた。そしてまたてんびん打法。 3球目、守護神・田島の 140キロ直球をとらえたが、あとひと伸び足りずに中飛に終わった。悩めるキャプテンがあがいて、もがいて、トンネルを抜け出す。

梅野隆太郎捕手(26)からの 2塁送球はワンバウンド。でも、捕球すればタッチアウトに映るタイミングだった。が、上本博紀内野手(30)はグラブに当てて後逸。盗塁を試みた京田は一気に 3進。そして二死後、大島が適時 2塁打。この 1点が勝敗を分ける結果になり、久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)は厳しい表情で口を開いた。金本監督は投げた梅野の“ミス”としたが、担当コーチは上本側にも“捕ってやれ”と苦言。アウトなら均衡は続き、少なくとも 2塁に押しとどめておけば、後続の攻め方も変わっていた。痛恨の捕球ミスだった。

先発の阪神ドラフト 2位小野泰己投手は 6回 1失点ながら、 6試合目の初勝利もお預けになった。 6回一死から中日京田陽太内野手(23)に四球を与えて出塁させると、盗塁と味方の失策で 3塁まで進塁を許した。亀澤恭平内野手(28)は投ゴロにするも、二死から大島に 3塁線を破られる適時 2塁打を浴びた。 5回一死までノーヒットと安定した投球を披露。登板を重ねるごとに成長の足跡をみせるだけに悔しい結果に終わった。ひとりマウンドで奮闘した。先発したD 2位・小野泰己投手は快投したが、実らず。悔しい「4敗」目となった。普段、動画でチェックしていた岸の投球を生で体験したことは収穫だった。「内角に強い球を」と投球術を学び、この日の一戦で生かした。日々、進化しているルーキー。次こそ、白星を手にする。

阪神 4番手の藤川球児投手(36)が痛恨の押し出し死球を与えた。 8回から登板の 3番手高橋聡文投手(34)が二死満塁としたところでマウンドに上がると、フルカウントから手元が狂ったのか 4番アレックス・ゲレーロ外野手(30)の右肩に直球をぶつけた。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 1- 0阪神>◇28日◇ナゴヤドーム

 中日ジョーダン、阪神小野の投手戦で始まった。中日は 3回まで無安打無得点。阪神は毎回出塁するも、得点に結びつけられない。

 中日は 6回二死 3塁で 3番大島の左翼線への適時 2塁打で先制。阪神は中日ジョーダンの前に打ちあぐね、 6回までゼロ行進。

 中日が継投で完封リレー。今季初の「3カード連続勝ち越し」を決めた。先発ジョーダンは今季「5勝」目。田島は「20セーブ」目。阪神は「6連敗」となった。小野は「4敗」目。

 試合に敗れ引き揚げる金本知憲監督=ナゴヤドーム

 阪神が貧打を解消できず、「6連敗」を喫した。今季初めて福留を「4番」から外し、「5番」で起用。 2回表一死 1、 3塁ではエンドランのサインで 1点をもぎ取ろうとしたが、不発に終わった。

 打線はたった 2安打と沈黙。ここ 5試合で 3度目の完封負けとなった。金本知憲監督は「選手は何とかしようという気は持ってくれているから」と我慢の表情だった。今季初の月間負け越しが決定。貯金は「6」に減った。

 金本知憲監督は硬い表情で球場を引き揚げる。今こそ真価が問われるときだ=ナゴヤドーム

 阪神は中日に 0- 1で敗れ、今季最長の「6連敗」となった。打線の不振が続く中、金本知憲監督は 2回一死 1、 3塁でヒットエンドランを仕掛ける勝負に出たが、空転。「4位」に終わった昨季は終盤に「7連敗」した。今こそ進化を見せる時。真価が問われる状況で虎将が意地を見せる!

 思わず目を覆うプレーが飛び出した。福留と北條の四球で得た 2回一死 1、 3塁の先制機。打席には梅野だった。

 「細かいことはいえないけど、ストライクはね、当てないと、梅野が。それだけですわ」

 金本監督は、渋い表情で振り返った。

 カウント 1- 1からの 3球目。 1走・北條に 3走・福留までもがスタートを切った。ところが梅野は空振り…。虎党の悲鳴とともに福留が 3本間で挟殺された。

  2回一死 1、 3塁でヒットエンドランのサインも梅野隆太郎捕手は空振り=ナゴヤドーム

 勝負をかけた。 1、 3塁からのエンドラン。打者がゴロを転がしさえすれば、 3走がスタートを切っており、点が入る。しかし結果は最悪の空振り。二死後、 4球目の直球をハーフスイングで三振。高代ヘッドコーチは「サインはエンドラン。空振りしたらアカン。打者が悪い」と明かした。梅野は「空振りはよくない。しっかりやります」と神妙に語った。

 これで今季最長の「6連敗」。その間、チームの得点数は 2、 0、 3、 0、 1、 0。だからこそ、奇襲を仕掛けた。試合前には動いた。福留を今季初の「5番」に起用。しかし空転。突破口を見いだせず、33イニング連続適時打なし。今季「6度目の0封負け」で 3カード連続負け越し。 6月の月間負け越しも決まった。

 今こそ真価が問われる。今季は春季キャンプから「上がり目」をテーマに掲げた。投打がかみ合い、一時は昨季リーグ覇者の広島を従えて首位に立った。カープが負けて「6ゲーム」差こそ変わらなかったが、踏ん張りどころだ。

 福留孝介外野手が三本間で挟殺された=ナゴヤドーム

 時期こそ違え、昨年は 8月末から 9月はじめにかけて「7連敗」してAクラス入りを逃した。今年は同じ道を歩むわけにはいかない。

 だからあえて責めた。決勝点を奪われた 6回のシーン。一死 1塁から京田が 2盗を試みた。梅野の送球は微妙なバウンド。上本は捕球できなかった。捕っていればアウト。「昨年の梅野ならそこまで要求しないかもしれない。けど今年、あれだけ刺してくれている。今年の梅野からすると、あのタイミングだったら、普通に投げておけばアウトなんだから」。

 まさに、ここが正念場。ひとつ歯車が狂えばズルズルと抵抗することなく後退する-。そんな悪しき伝統を断ち切るために、将の座に就いた。真価が問われる今、進化を見せないと、監督業を引き受けた意味がない。

 「選手は何とかしようとか、そういう気はもってくれているから」

 【プロ野球中日対阪神】きょうのスタメン=ナゴヤドーム

 貯金はそれでも「6」。球団史上、過去 5度のリーグ優勝で最大ゲーム差を逆転したのは1964年に大洋(現DeNA)につけられた「6.5差」。まさにデッドライン。出口のないトンネルなんてない。金本監督がそれを証明する。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最長の「6連敗」。金本阪神としては昨年 8月26日のヤクルト戦(甲子園)から 9月 3日のDeNA戦(甲子園)で「7連敗」して以来。 ◎… 6月は「12敗」目となり今季初の月間負け越しが決定。 ◎… 5月19-21日のヤクルト戦(神宮)から26-28日のDeNA戦(甲子園)以来今季 2度目の 3カード連続負け越し。

◎…今季「6度目」の零封負けで 0- 1は「4度目」。

◎…阪神の 2安打は今季最少。昨年 6月18日のソフトバンク戦(甲子園)以来。

 

 福留孝介外野手は左手をバットに添えて、ゆらりゆらりとリズムを取った=ナゴヤドーム

 エッ!? スタンドの虎党がざわめいた。 2回の第 1打席。福留はバットを胸の前に構えると、左手を中ほどに添えて、ゆらりゆらり…。あれはそう、まるで近藤和彦氏(大洋)のてんびん打法。なりふりかまわぬフォーム改造で、なんとかチームを救おうとした。

 「福留も試行錯誤しているので…」

 片岡打撃コーチは、無言で球場をあとにした40歳ベテランの胸中を代弁した。

 今季、初めて「5番」で出場した。先発出場した63試合すべてで「4番」に座っていたが、原口に主砲の座を譲った。 3& 4月は打率 0.291、 2本塁打、13打点。 5月は 0.284、 4本塁打、16打点と打線をけん引。だが、 6月は 0.145、 0本塁打、 2打点と急降下。金本監督は打順の組み替えについて「(相手投手の)右左もある」と言いつつ「ちょっと(福留)孝介を楽にさせてやろうかなという(こと)」と本音をのぞかせた。

 元祖・てんびん打法は近藤和彦氏。この構えでバットを揺らした=ナゴヤドーム

 言い訳は一切しない。が、疲労は確実に蓄積している。交流戦終盤、リーグ戦再開までの休みの過ごし方について「ゆっくりしたい。じっとしていたい」ともらした。右手中指のけがの影響もあって、思うようにバットが振れない。グリップ部分には負担を減らすためか、練習からテープを何重にも巻く。自身、タイムリーは15日の西武戦(甲子園)から出ていない。なんとかしたい、打開したい-。強烈な思いが、てんびん打法となって噴出した。

  9回一死。 1球目ではセーフティーバントの構えもみせた。そしてまたてんびん打法。 3球目、守護神・田島の 140キロ直球をとらえたが、あとひと伸び足りずに中飛に終わった。

 「6連敗」中、打線はわずか 7点。衆人環視のなかでいきなりスタイルを変えてでも、得点がほしかった。金本監督も「何とかしようという気は持ってくれている」と察した苦肉の策。悩めるキャプテンがあがいて、もがいて、トンネルを抜け出す。

 福留孝介外野手は 9回、ボールをとらえたがひと伸び足りず中飛に倒れた=ナゴヤドーム

◎近藤 和彦(こんどう・かずひこ)

 1936(昭和11)年 3月 2日生まれ、大阪府出身。平安(現龍谷大平安)高校、明治大學を経て1958年に大洋入団。てんびん打法と呼ばれる独特の構えで知られ、 1年目から 121試合に出場。1960年には打率 0.316でリーグ優勝に貢献。1961年 7月 8日の阪神戦(川崎)でサイクル安打を達成し、35盗塁でタイトルも獲得した。ベストナイン「7度」。1973年に近鉄に移籍し、同年で現役引退。その後は大洋や日本ハム球団でコーチを務め、2002年に死去。

◇データBOX◇

 福留がスタメンで「4番」以外になるのは、昨年 6月26日の広島戦(マツダ)で 3番を打って以来。「5番」を打つのは2015年 6月14日のオリックス戦(京セラ)以来。

 

 梅野隆太郎捕手の送球は微妙なワンバウンドだった=ナゴヤドーム

 梅野からの 2塁送球はワンバウンド。でも、捕球すればタッチアウトに映るタイミングだった。が、上本はグラブに当てて後逸。盗塁を試みた京田は一気に 3進。そして二死後、大島が適時 2塁打。この 1点が勝敗を分ける結果になり、久慈内野守備走塁コーチは厳しい表情で口を開いた。

 「あそこが彼(上本)の課題。球際ですよね。小野が好投して、バッテリーが(京田の 2盗を阻止するため)何度もけん制していた。助けてあげなきゃいけなかった」

 金本監督は投げた梅野の“ミス”としたが、担当コーチは上本側にも“捕ってやれ”と苦言。アウトなら均衡は続き、少なくとも 2塁に押しとどめておけば、後続の攻め方も変わっていた。痛恨の捕球ミスだった。

 「…」

 上本はいつものように黙して語らなかった。相変わらず点が取れない。ならば、せめて守備でムダな失点を防がなければいけないケース。惜しまれる 1プレーだった。

 

  1回、先発の阪神小野泰己投手=ナゴヤドーム

 先発の阪神ドラフト 2位小野泰己投手は 6回 1失点ながら、 6試合目の初勝利もお預けになった。

  6回一死から中日京田に四球を与えて出塁させると、盗塁と味方の失策で 3塁まで進塁を許した。亀沢は投ゴロにするも、二死から大島に 3塁線を破られる適時 2塁打を浴びた。

  5回一死までノーヒットと安定した投球を披露。登板を重ねるごとに成長の足跡をみせるだけに、悔しい結果に終わった。

 小野泰己投手は 6回 2安打 1失点と好投したが、またも打線の援護に恵まれなかった=ナゴヤドーム

 ひとりマウンドで奮闘した。先発したD 2位・小野泰己投手は快投したが、実らず。悔しい「4敗」目となった。

 「四球からの失点だったので、それは前回からの反省だった。次は六回も初回の気持ちで課題としてやっていきたい」

  6回 2安打 1失点。先発の役割を十二分に果たすも、チームを勝利には導けず、試合後は唇をかんだ。 1回から 3イニング連続で三者凡退。最高の立ち上がりを見せると、 5回一死から藤井に右前打を許すまで、ノーヒットの力投だった。

 小野泰己投手は 6回、大島洋平外野手に先制打を許して痛恨の表情を浮かべる=ナゴヤドーム

 だが、 6回一死から京田に四球。盗塁と梅野の悪送球で一死 3塁とこの試合で初めて得点圏に走者を背負うと、大島に 3塁線を破る適時 2塁打を浴びた。前回18日の楽天戦(甲子園)も 6回に四球から失点。試合中に広報に託したコメントでは「ゲームの後半の壁を越えていけるように、力をつけていきたい」とさらなる成長を誓った。

 ただ、反省しきりの右腕を香田投手コーチは「投げる度に 1つ 1つ上がっていっている。ナイスピッチング」とたたえた。 2試合連続でクオリティースタート( 6回以上で「自責点3」以下)を記録。前回の楽天戦も、学生時代から投球フォームが似ていると評されていた岸と、堂々と投げ合ってみせた。

  6回、粘りの投球も大島洋平に先制適時打を許し悔しそうな表情でベンチへ引き揚げる小野泰己投手(右)梅野隆太郎のバッテリー=ナゴヤドーム

 「ベンチから球筋とかを見て、打席でも実際に立ってボールを感じて。勉強になった」

 普段、動画でチェックしていた岸の投球を生で体験したことは収穫だった。「内角に強い球を」と投球術を学び、この日の一戦で生かした。

 日々、進化しているルーキー。次こそ、白星を手にする。

 

  8回裏中日二死満塁、藤川球児投手はアレックス・ゲレーロ外野手に押し出しの死球を与えた=ナゴヤドーム

 阪神 4番手の藤川が痛恨の押し出し死球を与えた。

  8回から登板の 3番手高橋が二死満塁としたところでマウンドに上がると、フルカウントから手元が狂ったのか 4番ゲレーロの右肩に直球をぶつけた。藤川は厳しい場面の登板だったがと問われ「厳しくないです。また明日」と話した。

 

 いくら貯金が有るからと言って、どうしても勝ち試合ができない…(T-T)

 このまま行ったら、例年通りの結果しか待っていない様な気がしてならないのは虎ちゃんだけ?こんな事をしていては、リーグ優勝どころか、日本一も無理になりかねない。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(06月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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金本監督、貧打深刻…ワーストタイ7連敗…メッセンジャー粘投も4敗目…中谷、4番起用で1安打!

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中日は初回、アレックス・ゲレーロ外野手(30)の左前打で 1点先制。その後の一死満塁は生かせず。阪神も序盤から得点圏に走者を送った。中日大野雄大投手(28)は丁寧な投球でアウトを重ねた。中日が継投で逃げ切り「3連勝」。 6回まで投げた大野投手が「2勝」目。田島慎二投手(27)が「21セーブ」目。阪神はランディ・メッセンジャー(35)を援護できず「7連敗」。メッセンジャーは「4敗」目。阪神が金本知憲監督(49)の就任後、ワーストタイとなる「7連敗」を喫した。打線の低迷が深刻だ。この日は福留孝介(40)に休養を与え、ルーキーの大山悠輔内野手(22=白鴎大)をプロ初先発させるなど、テコ入れを図ったが、状況は打開できなかった。 2戦連続で無得点。42イニング連続でタイムリーがない。金本監督は厳しい表情を見せた。首位広島とのゲーム差も今季最大の「6.5」に開いた。

金本政権初の屈辱だった。この日も「0」が 9個並んだ。手を変え品を変えても、効果なし。金本監督は深いため息をつきながら会見場にきた。大なたを振るった。積極的休養をとらせた福留だけではなく、高山をスタメンから外した。「1番」には今季初の俊介、「4番」には 2度目の中谷を抜てき。鳥谷敬内野手(36)を今季初の「5番」に座らせた。さらに「6番・1塁」にドラフト 1位・大山を書き込み、プロ初の先発出場。“劇薬”を投入することで、従来のメンバーの競争意識を高める狙いもあったはずだが…。 4度の得点圏を生かせず2015年 7月以来、 2年ぶりの2戦連続無得点負け。しかも 3塁さえ踏めず。片岡篤史打撃コーチ(47)もザンゲするしかなかった。指揮官は、苦しむ超人の改善点を問われると言葉を濁した。笛を吹けども選手が踊れない。試合途中、左翼席の応援団からは「気合を入れろ! タイガース!」というかけ声が、何度も飛んだ。デッドラインとなった。試合のなかった首位広島とは今季最大「6.5ゲーム」差。球団史上、過去「5度」のリーグ優勝で逆転できた最大差が、この数字(1964年、大洋との「6.5差」)。大阪から急きょ観戦に訪れた坂井信也オーナー(69=阪神電気鉄道代表取締役会長)も、足早に無言で帰路についた。連敗は昨季のワーストと並ぶ「7」となった。金本監督は憔悴しきっていた。いつ脱出するのか。地獄のナゴヤを教訓とするしかない。

阪神先発ランディ・メッセンジャーが初回にいきなり 4連打されて先制点を許した。初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに左前適時打を許して失点。「6連敗」で迎えた一戦だけに、敵地に駆けつけた虎党は「気合を入れろタイガース!」と、一喝するなど、ナゴヤドームには異様な空気が漂っていた。メッセンジャーは、今季ここまで「7勝」とセ・リーグトップタイの勝ち星を挙げている。メッセンジャーが 7回 2失点と踏ん張るも、味方の援護なく「4敗」目を喫した。初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに先制となる左前適時打を許した。この日は 9安打を浴びながらも要所を締め、踏ん張った。 7回 2失点。今季ワーストタイ 9安打を浴びながら、 8度目のQS(クオリティースタート( 6回以上で自責点「3」以下))をマークした。勝てばハーラー単独トップの「8勝目」だったが…。打線の援護がなく、自身「2連敗」で「4敗」目。エースだからこそ-。メッセは必ず、期待に応えてくれるはずだ。

中谷将大外野手(24)が 5月28日DeNA戦(甲子園)以来となる、今季 2度目の「4番」起用された。福留が休養の意味もあり先発を外れ、代役「4番」となった。チームは 2試合連続で無得点に終わったが、前を向くしかない。

頼みの糸井嘉男外野手(35)は 3試合連続、16打席ノーヒットに終わった。 1点を追う 3回二死 2塁では、カウント 2- 0から空振り三振。さらに 0- 2の 8回二死 2塁では、岩瀬の外角変化球を引っかけ遊ゴロに倒れた。

ドラフト 1位大山悠輔内野手はプロ初スタメンも 2打数無安打と奮わなかった。「6番・1塁」で出場し、 2回一死 2塁の場面で迎えた 1打席目は四球を選んでチャンスを拡大。ところが 4回の 2打席目は、 2球で追い込まれて真ん中の 3球目直球をミスショットして右飛に、 7回も又吉克樹投手(26)の内角球に詰まって遊ゴロに倒れた。 9回一死 1塁の場面で代打を送られてベンチに下がった。慣れない 1塁守備は無難にこなしたものの、唇を噛んだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 2- 0阪神>◇29日◇ナゴヤドーム

 中日は初回、ゲレーロの左前打で 1点先制。その後の一死満塁は生かせず。阪神も序盤から得点圏に走者を送った。

 中日大野は丁寧な投球でアウトを重ねた。中日は 4回無死 3塁と、 6回一死 3塁のチャンスで追加点を奪えなかった。

 中日が継投で逃げ切り「3連勝」。 6回まで投げた大野が「2勝」目。田島が「21セーブ」目。阪神はメッセンジャーを援護できず「7連敗」。メッセンジャーは「4敗」目。

 完封で「7連敗」となり厳しい顔で引き揚げる金本知憲監督=ナゴヤドーム

 阪神が金本知憲監督の就任後、ワーストタイとなる「7連敗」を喫した。

 打線の低迷が深刻だ。この日は福留に休養を与え、ルーキーの大山をプロ初先発させるなど、テコ入れを図ったが、状況は打開できなかった。 2戦連続で無得点。42イニング連続でタイムリーがない。

 金本監督は「もちろん、苦しいよ。見ての通り。このメンバーしかいないんだから」と厳しい表情を見せた。首位広島とのゲーム差も今季最大の「6.5」に開いた。

 

  7回、戦況を見守る金本知憲監督(右)と片岡篤史打撃コーチ(背中は、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ)=ナゴヤドーム

 金本政権初の屈辱だった。この日も「0」が 9個並んだ。手を変え品を変えても、効果なし。金本監督は深いため息をつきながら会見場にきた。

 「う~ん。見ての通りですわ。苦しいけど、今、このメンバーしかいないんだから」

 大なたを振るった。積極的休養をとらせた福留だけではなく、高山をスタメンから外した。「1番」には今季初の俊介、「4番」には 2度目の中谷を抜てき。鳥谷を今季初の「5番」に座らせた。さらに「6番・1塁」にドラフト 1位・大山を書き込み、プロ初の先発出場。“劇薬”を投入することで、従来のメンバーの競争意識を高める狙いもあったはずだが…。

  4度の得点圏を生かせず2015年 7月以来、 2年ぶりの2戦連続無得点負け。しかも 3塁さえ踏めず。片岡打撃コーチも「 3連戦で 1点しかとれていない。投手は頑張っているのに助けられなくて申し訳ない」とザンゲするしかなかった。

 大山悠輔内野手を「6番」に抜てきするなど大幅にテコ入れしたスタメン=ナゴヤドーム

 完全な“バテ虎”だ。 1年を通じて戦った経験がない若手が多いとはいえ、ここぞの場面で、仕事ができない。ケース打撃を要する場面で転がせない。ファーストストライクを簡単に見逃してしまう。さらに、引っ張っていって欲しい糸井も16打席連続無安打…。

 指揮官は、苦しむ超人の改善点を問われると「う~ん…まぁ…ちょっとね」と言葉を濁した。笛を吹けども選手が踊れない。試合途中、左翼席の応援団からは「気合を入れろ! タイガース!」というかけ声が、何度も飛んだ。

 デッドラインとなった。試合のなかった首位広島とは今季最大「6.5ゲーム」差。球団史上、過去「5度」のリーグ優勝で逆転できた最大差が、この数字(1964年、大洋との「6.5差」)。大阪から急きょ観戦に訪れた坂井オーナーも、足早に無言で帰路についた。

 試合が終わり、金本知憲監督(中央)は厳しい表情でベンチを後にした=ナゴヤドーム

 「先発がずっと試合を作ってくれているから。野手はほんと、いつかちゃんとアレ(恩返し)していかないと。(投手に)貸しができているから」

 連敗は昨季のワーストと並ぶ「7」となった。42イニング連続適時打なし。金本監督は憔悴しきっていた。せめて、 1点でも返せていれば、また違ったはず…。いつ脱出するのか。地獄のナゴヤを教訓とするしかない。

◇データBOX◇

◎…鳥谷の「5番」は今季初で、昨年 4月29日のDeNA戦(甲子園)以来(今季はここまで「6番」で56試合、「7番」で 6試合)。昨季は「5番」で 6試合に出場し、打率 0.400(20打数 8安打)、 1本塁打、 7打点。

◎…中谷の「4番」は 5月28日のDeNA戦(甲子園)以来、 2度目。

 

  1回、阪神先発のランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム

 阪神先発ランディ・メッセンジャーが初回にいきなり 4連打されて先制点を許した。

 初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに左前適時打を許して失点。「6連敗」で迎えた一戦だけに、敵地に駆けつけた虎党は「気合を入れろタイガース!」と、一喝するなど、ナゴヤドームには異様な空気が漂っていた。

 メッセンジャーは、今季ここまで「7勝」とセ・リーグトップタイの勝ち星を挙げている。

  1回裏中日一死 1、 2塁、アレックス・ゲレーロ外野手の左前先制適時打で荒木雅博内野手 の生還を許したランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム

 先発したランディ・メッセンジャーが 7回 2失点と踏ん張るも、味方の援護なく「4敗」目を喫した。

 初回一死 1、 2塁で中日 4番ゲレーロに先制となる左前適時打を許した。この日は 9安打を浴びながらも要所を締め、踏ん張った。「状態は良かった。ここというところで投げたいところに投げられた」と淡々と振り返った。

 香田投手コーチは「なんとか試合を作ってくれた」としつつも「厳しい言い方をすると投手が点を取られなかったら勝つんだから、粘って先取点をやらないようにしないといけない」と注文をつけた。

  1回、中日・ゲレーロに適時打を打たれ冴えない表情の先発のランディー・メッセンジャー=ナゴヤドーム

 報道陣の質問に何度もうなずきながら、メッセンジャーが真っ赤な顔に悔しさをにじませた。試合は作った。だが、勝てなかった。

 「クオリティースタート( 6回以上で自責点「3」以下、QS)はできた。状態もよかった。ここぞというときには投げたいところに投げられたし、疲れもなかった。たくさん安打は打たれたけど、状態としてはよかった」

  1回、中日・森野将彦内野手の打球を見失いぼうぜんのランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム

  7回 2失点。今季ワーストタイ 9安打を浴びながら、 8度目のQSをマークした。勝てばハーラー単独トップの「8勝目」だったが…。打線の援護がなく、自身「2連敗」で「4敗」目。香田投手コーチは「なんとか粘って試合は作ってくれた」と評価しつつ、「厳しい言い方をすると、投手が点を与えなければ負けることはない」と続けた。

  7回裏中日二死 3塁、大島洋平外野手に左前に適時打を浴びたランディー・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム

 点を奪えないのであれば耐えるしかない。チームは「7連敗」中すべて先制点を許し、うち 5度が初回失点。助っ人も前回23日の広島戦(マツダ)から 2試合連続で立ち上がりに失点。同コーチは「味方が点を取るまで、先取点を与えず、粘って欲しい」と求めた。  エースだからこそ-。メッセは必ず、期待に応えてくれるはずだ。

 

  2回表阪神無死、右前安打を放った中谷将大外野手=ナゴヤドーム

 中谷将大外野手が 5月28日DeNA戦(甲子園)以来となる、今季 2度目の「4番」起用された。

 福留が休養の意味もあり先発を外れ、代役「4番」となった。第 1打席で右前打を放ち、この日は 3打数 1安打。

 「次しっかり頑張ります」。チームは 2試合連続で無得点に終わったが、前を向くしかない。

 

  1回に遊ゴロに倒れた糸井嘉男外野手。この日も快音は響かなかった=ナゴヤドーム

 頼みの糸井は 3試合連続、16打席ノーヒットに終わった。 1点を追う 3回二死 2塁では、カウント 2- 0から空振り三振。さらに 0- 2の 8回二死 2塁では、岩瀬の外角変化球を引っかけ遊ゴロに倒れた。試合後は「何とか 1本出るように頑張ります」と一言。切り替えていくかという問いに「そうですね」と答え、バスに乗り込んだ。

 

  4回表阪神二死、大山悠輔内野手は右飛に倒れた=ナゴヤドーム

 阪神ドラフト 1位大山悠輔内野手はプロ初スタメンも 2打数無安打と奮わなかった。「6番・1塁」で出場し、 2回一死 2塁の場面で迎えた 1打席目は四球を選んでチャンスを拡大。ところが 4回の 2打席目は、 2球で追い込まれて真ん中の 3球目直球をミスショットして右飛に、 7回も又吉の内角球に詰まって遊ゴロに倒れた。

  9回一死 1塁の場面で代打を送られてベンチに下がった大山は「結果がすべてなので」と悔しがった。

 大山悠輔内野手は 7回、バットをへし折られて遊ゴロに倒れた=ナゴヤドーム

 D 1位・大山悠輔内野手が「6番・1塁」でプロ初のスタメン出場。ここまで代打で 2打席立ち、 2三振だった中で“起爆剤”として期待されたが…。 2回一死 2塁の第1打席で四球を選び、プロ 3打席目にして初出塁したが、あとの 2打席は凡退。慣れない 1塁守備は無難にこなしたものの、「結果がすべてなので。(課題は)たくさんあります」と唇を噛んだ。

 

 竜に 3タコは非常に痛い!今後の試合展開次第では、例年通りの結果に終わることも考えられて仕方ない。

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福原愛ちゃんのブログ ”最近の私(^-^)”

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 愛ちゃんに赤ちゃんができた!と聞いて載せてみました。

 愛ちゃん、おめでとう♡

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