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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神4連勝!甲子園5連敗の広島に7ゲーム差迫る!梅野が適時打!西岡1年ぶりヒット、中前打!

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広島が 3回に 1点を先制した。菊池、丸の連打と松山の四球などで二死満塁とし、エルドレッドが押し出しの四球を選んだ。阪神が 4回に 2点を奪い、逆転した。二死から鳥谷が中前打で出塁し、糸原が同点の適時 2塁打。続く梅野の左前打で勝ち越し。阪神は「4連勝」で首位広島との差を「7」に縮めた。阪神メッセンジャーはハーラートップタイの「9勝」。ドリスが「24セーブ」。

「1番・1塁」で出場した西岡剛内野手(32)が今季初ヒットを放った。先頭で迎えた 5回の 3打席目。広島野村のチェンジアップにバットを合わせてセンター前に運んだ。西岡の 1軍出場は左アキレスけんを断裂した昨年 7月20日の巨人戦以来、約 1年ぶりだった。“西岡効果”で鯉撃ち、「4連勝」! 阪神は首位広島との大事な後半戦初戦に、左アキレス腱断裂から復活した西岡剛内野手が「1番・1塁」で 362日ぶりに出場。金本監督の起用に応え、 2- 1の勝利に貢献した。これでゲーム差は「7」。糸井嘉男外野手(35)が負傷交代した中、背番号「5」がカープ追撃の旗印となる。もし負けていれば…。虎が後半戦初戦から「5連敗」し、広島が「4勝1分け」以上なら、最短22日に自力優勝の可能性が消えるところだった。でも勝った。球宴前から「4連勝」。広島には甲子園で「5連勝」。糸井が負傷退場するアクシデントもあったが、「7」差が近く感じる。これも西岡のおかげだ。西岡が胸を張る。この程度で満足しないスターがいる。金本監督は、狙うミラクル逆転優勝に向けて、最強の「1ピース」を手にした。

梅野隆太郎捕手(26)が勝ち越しのタイムリーを放った。 1点を追う 4回。二死から鳥谷の中前打、糸原の右翼線 2塁打で同点。続く梅野が内角変化球をさばいて左前に運んだ。守備では 2試合ぶりのスタメンマスク。 1点差を守り切る展開に手応えを口にした。「ファン投票1位」で初出場し、初安打も放った球宴を経験し、ひと回り大きくなった正妻。

超満員の甲子園で、まさかのアクシデントが起こった。糸井嘉男外野手が、 5回一死 2塁と追加点が期待される打席中に突然ベンチに下がった。 2ボール 1ストライクからの 4球目。広島野村の 129キロを空振り。その後、本屋敷トレーナーがベンチから駆けつけた。片岡打撃コーチや中村外野守備コーチも歩み寄ると、糸井はベンチへ。一時試合中断も打席に戻る姿はなく、金本監督は代打高山を告げた。試合後に尼崎市内の病院へ向かった。詳細は発表されていないが、首位カープを追う虎にとって、離脱となれば痛すぎる…。低めの変化球を泳ぎ気味に空振りした瞬間、異変が起こった。糸井の表情がみるみるこわばるのと同時に、左手はバットから離して右脇腹へ。ざわめきが波紋のように甲子園にひろがっていく。アクシデントは、 2- 1の 5回一死 2塁だ。西岡が復帰後、初安打を放ち、聖地のボルテージは最高潮だった。しかしカウント 2- 1からの 4球目に、まさか…。あわててベンチから本屋敷トレーナーが飛び出した。片岡打撃コーチ、そしてネクストサークルにいた福留に、中村外野守備走塁コーチも超人のもとへ駆け寄ったが、そのままベンチへ退く事態となった。代打で急きょ打席に立った高山も空振り三振に倒れた(記録は糸井の三振)。箇所が箇所だけに長期離脱の可能性もある。阪神にFA移籍した今年は 1月の右膝関節炎、 6月の交流戦中の左太もも裏の軽い筋挫傷と“試練”はあったが、必ずチームの中心に戻ってきた。いまは不屈の闘争心を信じて、早期復帰を願うしかない。

黄色一色に染まったスタンドを見渡すと、ランディ・メッセンジャー投手(35)の顔に自然と笑みがこぼれた。 6回 1失点の粘投で菅野(巨人)に並ぶハーラートップの「9勝目」。メッセもチームも、後半戦白星スタートだ。微妙なストライク、ボールの判定にも苦しみ、三者凡退は四回のみ。それでもグッとストレスをおさえこみ、試合は作った。 3回に二死満塁からエルドレッドに押し出し四球で先制点を与えるなど、万全ではなかったが、粘りの投球で追加点は許さなかった。奪三振は「5」。日本球界通算「1228奪三振」とし、試合前の歴代「94位」から、星野仙一(現楽天副会長)や尾花高夫(現巨人投手コーチ)を抜き去り、「92位」となった。速球ではなく、日本人投手に多い“真っすぐ”とフォーク、カーブのコンビネーションで、外国人投手「歴代5位」の日本球界通算「82勝」を築き上げてきた。カープ戦は今季はや「3勝目」。勝負の夏、そして歓喜の秋へ。大黒柱を先頭に、このまま一気に鯉を追い上げる。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 1広島>◇12回戦◇阪神 7勝 5敗◇17日◇阪神甲子園球場

 広島が 3回に 1点を先制した。菊池、丸の連打と松山の四球などで二死満塁とし、エルドレッドが押し出しの四球を選んだ。

 阪神が 4回に 2点を奪い、逆転した。二死から鳥谷が中前打で出塁し、糸原が同点の適時 2塁打。続く梅野の左前打で勝ち越し。

 阪神は「4連勝」で首位広島との差を「7」に縮めた。阪神メッセンジャーはハーラートップタイの「9勝」。ドリスが「24セーブ」。

 広島は甲子園で「5連敗」となった。野村は「4敗目」。

  7回裏阪神二死 1、 2塁、中谷将大外野手の内野安打で 2塁から 3塁へ進塁する西岡剛内野手=阪神甲子園球場

 

 「1番・1塁」で出場した西岡剛内野手が今季初ヒットを放った。先頭で迎えた 5回の 3打席目。広島野村のチェンジアップにバットを合わせてセンター前に運んだ。

 西岡の 1軍出場は左アキレスけんを断裂した昨年 7月20日の巨人戦以来、約 1年ぶりだった。

  5回裏阪神無死、中前打を放った西岡剛内野手=阪神甲子園球場

 “西岡効果”で鯉撃ち、「4連勝」! 阪神は首位広島との大事な後半戦初戦に、左アキレス腱断裂から復活した西岡剛内野手が「1番・1塁」で 362日ぶりに出場。金本監督の起用に応え、 2- 1の勝利に貢献した。これでゲーム差は「7」。糸井嘉男外野手(35)が負傷交代した中、背番号「5」がカープ追撃の旗印となる。

 帰ってきた背番号「5」から、風が吹いてきた。奇跡のドラマの始まりを予感させる風が。左アキレス腱断裂から 1年。西岡剛は不死鳥のごとく甲子園に降り立ち、チームを鼓舞した。そして強い広島に逆転勝利。存在するだけで空気を変える。まさにヒーローだ。

 「そのつもりで準備してきましたから」

 カッコ良すぎるシナリオはサプライズの電撃スタメンから始まった。

  5回、復帰初安打を放った西岡剛内野手(手前左は野村祐輔投手)。サプライズ 1番出場で快音=阪神甲子園球場

 「1番、ファースト、西岡」

 場内アナウンスにファンが熱狂する。金本監督があれほど「考えてない」と話していたスタメンがいきなり-。

 「試合前に決めました。フリー打撃を見る前に。もう行こか、という感じで」と指揮官は笑った。「ちょっと慣れないポジションで守りは不安だったんですが、新しい風というか、雰囲気を変えたかったので」。

 スターは期待を裏切らない。 1軍戦では初の 1塁守備も、 1回から無難にこなし、その裏。第 1打席初球にいきなりセーフティーバント。ファウルになったが…

 「1番、1塁、西岡」のコールに甲子園はどよめいた=阪神甲子園球場

 西岡は大まじめに言った。「アキレス腱断裂でスピードが落ちてると思われているから、アピールですね」。全快をプレーで示した男は 5回には、窮地を救う。メッセンジャーがボールの判定に球審に詰め寄ると真っ先に駆け寄った。平静を取り戻したメッセンジャーの証言がある。

 「彼は英語も知っているので。落ち着け、切り替えろと言われたよ」

 その裏の攻撃では態勢を崩されながら中前打。2017年初安打だ。

 劇場は続く。 7回。右膝上に死球を受けた。慌てるベンチ。が、なんと西岡は拍手をしながら 1塁ベースへ。塁に出られるんだ! ラッキーだ! こんなパフォーマンスができるヤツを、みんなが待っていた。

 ベンチでも西岡剛内野手が声を張り上げて盛り上げた=阪神甲子園球場

  2軍で復活ロードを歩む真っ最中のこと。新人たちと甲子園の 1軍戦を見学した。引率は西岡。

 「あの最高の舞台の雰囲気を知って欲しい」

 そう思った“西岡先生と新人たち”は、関係者入口からではなく、お客さんが入る一般入場口からマンモス甲子園に踏み入れた。

 ここが俺たちの戦場なんだぞ! リハビリ中でも、チームのために役立ってきたスターがいよいよ表舞台に登場だ。

 もし負けていれば…。虎が後半戦初戦から「5連敗」し、広島が「4勝1分け」以上なら、最短22日に自力優勝の可能性が消えるところだった。でも勝った。球宴前から「4連勝」。広島には甲子園で「5連勝」。糸井が負傷退場するアクシデントもあったが、「7」差が近く感じる。これも西岡のおかげだ。

 西岡剛内野手(中)は 5回の守りで、鈴木誠也外野手(右)への四球判定にいら立つメッセンジャー投手(左)をなだめた=阪神甲子園球場

 「 3割打って、盗塁をたくさんした時が復活」

 西岡が胸を張る。この程度で満足しないスターがいる。金本監督は、狙うミラクル逆転優勝に向けて、最強の「1ピース」を手にした。

◇データBOX◇

◎…阪神が「4連勝」。 5月12日のDeNA戦(横浜)~17日の中日戦(甲子園)以来、 4度目。今季最長は「6連勝」。

◎…貯金「8」は 6月25日の広島戦(マツダ)以来。

◎…広島戦は連敗を「2」で止め、今季「7勝5敗」。甲子園に限れば「5連勝」で「6勝1敗」。

◎…後半戦の初戦白星は 3年ぶり。昨季は後半戦「5連敗」スタートだった。

◎…近年は後半戦に弱く、2011年から 6年連続、勝ち越しがない。

 

  4回裏阪神二死 2塁、梅野隆太郎捕手は左勝ち越し適時打を放った=阪神甲子園球場

 梅野隆太郎捕手が勝ち越しのタイムリーを放った。 1点を追う 4回。二死から鳥谷の中前打、糸原の右翼線 2塁打で同点。続く梅野が内角変化球をさばいて左前に運んだ。  梅野は「打ったのはシュート。 1打席目にシュートでダブルプレーを取られてしまったので、少し頭に入れて打ちにいきました。次の打順がランディさんだったので、なんとかランナーをかえすことができて良かったです」とコメントした。

 糸原健斗内野手に続き、 4回、勝ち越し打を放った梅野隆太郎捕手。 2回の併殺の借りを返した=阪神甲子園球場

 梅野が 4回に大きな勝ち越し打を放った。糸原の適時 2塁打で同点に追いつき、なおも二死 2塁。野村の内角低めのシュートをとらえ、鋭いライナーで左前へ運んだ。

 「ワンチャンスを下位打線でものにできたことは、チームにとって大きいと思います」

  2回の 1打席目では一死 1、 2塁から同じ球で 3ゴロ併殺に倒れたが、その雪辱を、すぐさま晴らしてみせた。

 守備では 2試合ぶりのスタメンマスク。 1点差を守り切る展開に「強いチームの野球ができた気がします」と手応えを口にした。「ファン投票1位」で初出場し、初安打も放った球宴を経験し、ひと回り大きくなった正妻。お立ち台では「西岡さんが帰ってきたのは、すごい力になった」と、笑顔で話していた。

 

  5回裏阪神一死 2塁、スイング後に右脇を気にする糸井嘉男外野手はベンチに戻りそのまま交代となった=阪神甲子園球場

 超満員の甲子園で、まさかのアクシデントが起こった。糸井嘉男外野手が、 5回一死 2塁と追加点が期待される打席中に突然ベンチに下がった。

  2ボール 1ストライクからの 4球目。広島野村の 129キロを空振り。その後、本屋敷トレーナーがベンチから駆けつけた。片岡打撃コーチや中村外野守備コーチも歩み寄ると、糸井はベンチへ。一時試合中断も打席に戻る姿はなく、金本監督は代打高山を告げた。

  5回、空振りした後に右脇腹付近を抑える糸井嘉男外野手。このまま途中交代した=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が17日の広島戦(甲子園)で、途中交代した。 5回一死 2塁の打席で 4球目を空振りした際に、右脇腹を押さえてベンチへ。そのまま代打・高山を送られ、試合後に尼崎市内の病院へ向かった。詳細は発表されていないが、首位カープを追う虎にとって、離脱となれば痛すぎる…。

 低めの変化球を泳ぎ気味に空振りした瞬間、異変が起こった。糸井の表情がみるみるこわばるのと同時に、左手はバットから離して右脇腹へ。ざわめきが波紋のように甲子園にひろがっていく。アクシデントは、 2- 1の 5回一死 2塁だ。

 西岡が復帰後、初安打を放ち、聖地のボルテージは最高潮だった。しかしカウント 2- 1からの 4球目に、まさか…。あわててベンチから本屋敷トレーナーが飛び出した。片岡打撃コーチ、そしてネクストサークルにいた福留に、中村外野守備走塁コーチも超人のもとへ駆け寄ったが、そのままベンチへ退く事態となった。

 ベンチに引き揚げる糸井嘉男外野手(7番)に声をかける金本知憲監督(右)=阪神甲子園球場

 「…」

 本人は報道陣へ対応することなく、そのまま球団関係者に付き添われながらクラブハウスへ引き揚げ、試合後に尼崎市内の病院へと向かった。

  6月は打率 0.203(59打数12安打)と苦しんだが、 7月に入ると、試合前の時点で同 0.308(39打数12安打)と持ち直してきていた。金本監督も後半戦に向けて福留、鳥谷とともにその名を挙げ、「もちろん彼らが主力ですから。野手に関しては 3人が主力ですし、成績で引っ張っていかないと」と大きな期待を寄せていたが…。試合後、指揮官は「まだ、聞いてないですが、心配です。状態はまだ。結果は分かってないんで」と表情を曇らせるしかなかった。

  5回、脇腹を気にする糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 代打で急きょ打席に立った高山も空振り三振に倒れた(記録は糸井の三振)。箇所が箇所だけに長期離脱の可能性もある。  「まあ、痛そうだったので。右脇腹をね」と金本監督。西岡が復帰した矢先、今度は糸井。高山の状態も上がらない中で、このアクシデントは痛い。  阪神にFA移籍した今年は 1月の右膝関節炎、 6月の交流戦中の左太もも裏の軽い筋挫傷と“試練”はあったが、必ずチームの中心に戻ってきた。いまは不屈の闘争心を信じて、早期復帰を願うしかない。

 

  6回 1失点でハーラートップタイの「9勝目」をあげたランディ・メッセンジャー投手。大黒柱だ=阪神甲子園球場

 黄色一色に染まったスタンドを見渡すと、メッセンジャーの顔に自然と笑みがこぼれた。

 「(阪神ファンは)どんなユニホームを着ていても力になるよ」

 お立ち台から感謝の言葉。それを聞いて、イエロージャージを身にまとった虎党が、また沸いた。 6回 1失点の粘投で菅野(巨人)に並ぶハーラートップの「9勝目」。メッセもチームも、後半戦白星スタートだ。

 「もっと少ない球数で長いイニングを投げられたらよかったけど、チームに勝ちを与えられる投球はできたと思う」

 微妙なストライク、ボールの判定にも苦しみ、三者凡退は四回のみ。それでもグッとストレスをおさえこみ、試合は作った。 3回に二死満塁からエルドレッドに押し出し四球で先制点を与えるなど、万全ではなかったが、粘りの投球で追加点は許さなかった。

 通算奪三振数で星野仙一を超えた

 奪三振は「5」。日本球界通算「1228奪三振」とし、試合前の歴代「94位」から、星野仙一(現楽天副会長)や尾花高夫(現巨人投手コーチ)を抜き去り、「92位」となった。来日 8年目で闘将の域まで到達。ここまで「K」を積み重ねられた鍵はやはり、“真っすぐ”だ。

 同じ直球でも、メジャーリーグではツーシーム(回転数を少なくして微妙に変化させる)が主流。だがメッセはずっとフォーシームを大事にしてきた。「ツーシームは自分にはあまり効果がないと思う。自分のスタイルは、フォーシームでキレイな回転で追い込む方が合っている」。速球ではなく、日本人投手に多い“真っすぐ”とフォーク、カーブのコンビネーションで、外国人投手「歴代5位」の日本球界通算「82勝」を築き上げてきた。

 勝利を収めお立ち台で写真撮影に臨む(左から)糸原、ランディ・メッセンジャー投手、梅野隆太郎捕手=甲子園球場

 「チームが勝ったことは大きい。後半戦の初戦でこのチーム(首位広島)が相手で、勝てた。この調子で勢いを付けていきたい」

 カープ戦は今季はや「3勝目」。勝負の夏、そして歓喜の秋へ。大黒柱を先頭に、このまま一気に鯉を追い上げる。

◇データBOX◇

◎…メッセンジャーは今季、これで広島戦は 5試合目の登板で「3勝1敗」、防御率4.18。

◎…甲子園での登板は 6月15日の西武戦以来、 5試合ぶり 7度目。「4勝1敗」、防御率2.06。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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ロジャース満塁タイムリー!中崎撃ち来日初安打!岩貞ピリッとせず、3回7安打6失点で降板…

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広島が 2回に 5安打を集め、 5点を奪って先制に成功。 3回にも 1点追加した。阪神は 3回二死 2、 3塁の好機をつくるも無得点。広島が 4回に 3番丸佳浩外野手(28)の適時 2塁打と、 5番松山竜平外野手(31)の中犠飛で 2点を追加した。阪神は先発大瀬良大地投手(26)の前に無得点が続いた。阪神は先発岩貞が 3回 6失点で「6敗」目を喫し、誤算だった。 2回に先発・岩貞祐太投手(25)が一死満塁とピンチを招くと、広島・石原慶幸捕手(37)に中前ポテン適時打を浴び、先制点を献上した。なおも二死満塁から田中広輔内野手(28)、菊池涼介内野手(27)に連続 2点打を浴び、この回 5点を失った。岩貞は 3回にも松山の適時 2塁打で失点すると、この回限りで降板。 4回には 2番手・岩崎優投手(26)が登板したが、丸の適時打など 5点を失い 5回終わって 8点のリードを奪われた。打線は広島・大瀬良の前に 5回まで 3安打と無得点。

猛チャージしてもわずかに届かなかった。糸井が右脇腹筋挫傷で出場選手登録を抹消されたため、「1番・中堅」でスタメン出場した西岡剛内野手(32)が、今季 1軍初の中堅守備で悔いを残した。 0- 0で迎えた、 2回一死満塁。石原の中堅浅めへの飛球の判断を誤った。打球は 2塁、遊撃、中堅の間あたりに飛んでいたが、一歩目で後ろへ。あわてて猛ダッシュで追い直し、グラブの先に当てたものの捕れず(記録は中前打)、 3塁走者が生還。先制のホームを踏ませてしまった。この 1点で広島打線が勢いづき、この回、 5点を奪われた。中堅での出場は昨年 6月24日の広島戦(マツダ)以来。この日は浜風が強く吹いていた。加えて薄暮の時間帯。慣れない中堅で、打球判断が難しかったが言い訳しなかった。 誰よりもチームに貢献したい。試合前には外野守備を想定して念入りに準備。全体練習が始まる前、ただ一人、中村豊守備走塁コーチ(44)の外野ノックを受け続けた。復活劇はまだまだ始まったばかり。チームの勝利のために、攻守にダイヤモンドを駆け巡る。

阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)が来日初失策を犯してしまった。 7回一死 1塁、 8番石原の打球に、バウンドを合わせることが出来ずにトンネルしてしまった。後半戦の起爆剤として期待され来日した「虎のパンダ」は、「H」のランプよりも先に「E」のランプをともしてしまった。ジェイソン・ロジャース内野手が、 1軍戦で初打席に立った。この日出場選手登録され、「3番・1塁」で昇格即スタメン出場。注目の第 1打席は広島大瀬良の 3球目を打ち、遊ゴロに倒れた。 2番上本の押し出し死球で、 1点を返した直後の 8回一死満塁。広島 2番手中崎翔太投手(24)の 2球目をとらえた。鋭いゴロはセンターへ抜け、ランナー 2人が生還。「虎のパンダ」の来日初安打は 2点適時打となり、大差で冷め切っていた甲子園が一気に沸いた。阪神の新外国人、ジェイソン・ロジャース内野手が 8回に 2点タイムリーを放った。 3打席凡退の後、 1軍昇格即快音。右脇腹筋挫傷で出場選手登録を抹消された糸井嘉男外野手(35)の代わりに「3番」に座り、結果を出した。広島に敗れて連勝は「4」で止まったが、西岡に続く新しい風で、後半戦巻き返す!!有言実行の一打で期待はさらに高まる。連勝は「4」で止まり、首位・広島とは再び「8ゲーム」差に開いたが、後半戦の虎にはこの男がいる。名はロジャース。あだ名はパンダ。奪首へのキーマンが強烈な追い風を吹かせて虎を高みへ押し上げる。

阪神先発の岩貞祐太投手が 2回に広島打線に捕まり、先制点を許した。一死後、連打と四球で満塁のピンチを迎え、打席には 8番石原。打ち取ったかと思われた中堅前の飛球は風に流され、この日中堅で先発した西岡が前進してダイビングキャッチを試みるも、捕球に失敗。記録は中安となり先制された。岩貞は後続にも適時打を許し、この回だけで 5失点。 2回で45球を要するなど、「4連勝」中のチームに嫌なムードが漂った。黄色に染まった右翼席は静まりかえっていた。まだ試合開始から 1時間も経過していない。だが、敗色ムードが漂っていた。先発した岩貞が 2回に 5失点。序盤に主導権を奪われ、チームワーストの今季「6敗」目だ。チームの連勝は「4」で止まり、広島とのゲーム差は再び「8」差に。振り返れば、 3位のDeNAが「1・5ゲーム」差まで迫ってきた。最短で25日に自力優勝が消滅する。このままではいけない。糸井が負傷離脱し、野手はベストメンバーではない。ここが、虎投の踏ん張りところだ。

阪神は18日、糸井嘉男外野手が前日17日に兵庫・尼崎市内の病院で受けた診断結果を「右脇腹の筋挫傷」と発表した。糸井はこの日、出場選手登録を抹消された。全治などは公表されていないが、短期間での復帰は難しそうだ。糸井は17日の広島戦の 5回、空振りした際に右脇腹を痛め、そのまま途中交代。一夜明けたこの日は甲子園クラブハウスで治療などを行った。伊藤隼太外野手(28)が、代打で結果を残した。 0- 9の 8回一死 1塁で登場。 2球で追い込まれるも、 144キロを右前に落とした。これで代打成績は26打数 8安打で打率 0.308。糸井が登録抹消となり、左打ちの外野手が減った中、存在感が増す一打だった。

阪神の球団公式マスコット、トラッキーが「命名30周年」を迎えたこの日、試合前に記念のセレモニーが行われた。1985年に球場ビジョンのアニメーションキャラクターとして誕生し、1987年 7月18日に一般公募で命名された。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 5- 9広島>◇ 回戦◇阪神 7勝 6敗◇18日◇阪神甲子園球場

 広島が 2回に 5安打を集め、 5点を奪って先制に成功。 3回にも 1点追加した。阪神は 3回二死 2、 3塁の好機をつくるも無得点。

 広島が 4回に 3番丸の適時 2塁打と、 5番松山の中犠飛で 2点を追加した。阪神は先発大瀬良の前に無得点が続いた。

 広島は 7回に相手の暴投で 1点追加。 9点を奪い、圧勝した。大瀬良は無傷の「6勝」目。阪神は先発岩貞が 3回 6失点で「6敗」目を喫し、誤算だった。

  3回、選手交代を告げる金本知憲監督(中央)=阪神甲子園球場

  2位・阪神は 5回までに大量 8点のリードを奪われた。 2回に先発・岩貞が一死満塁とピンチを招くと、広島・石原に中前ポテン適時打を浴び、先制点を献上した。なおも二死満塁から田中、菊池に連続 2点打を浴び、この回 5点を失った。

 岩貞は 3回にも松山の適時 2塁打で失点すると、この回限りで降板。 4回には 2番手・岩崎が登板したが、丸の適時打など 5点を失い 5回終わって 8点のリードを奪われた。

 打線は広島・大瀬良の前に 5回まで 3安打と無得点。

 

  2回、懸命に前進したが石原慶幸捕手の打球を捕れなかった西岡剛内野手。「自分の力のなさ」と振り返った=阪神甲子園球場

 猛チャージしてもわずかに届かなかった。糸井が右脇腹筋挫傷で出場選手登録を抹消されたため、「1番・中堅」でスタメン出場した西岡が、今季 1軍初の中堅守備で悔いを残した。

 「守備で試合をつぶしてしまった自分の力のなさというか…。練習してきたいと思います」

  0- 0で迎えた、 2回一死満塁。石原の中堅浅めへの飛球の判断を誤った。打球は 2塁、遊撃、中堅の間あたりに飛んでいたが、一歩目で後ろへ。あわてて猛ダッシュで追い直し、グラブの先に当てたものの捕れず(記録は中前打)、 3塁走者が生還。先制のホームを踏ませてしまった。この 1点で広島打線が勢いづき、この回、 5点を奪われた。

 中堅での出場は昨年 6月24日の広島戦(マツダ)以来。この日は浜風が強く吹いていた。加えて薄暮の時間帯。慣れない中堅で、打球判断が難しかったが「関係ないです」と言い訳しなかった。

 誰よりもチームに貢献したい。試合前には外野守備を想定して念入りに準備。全体練習が始まる前、ただ一人、中村守備走塁コーチの外野ノックを受け続けた。中村コーチは「どのチームでもやります。責められない」と話した。

  9回には中前打を放ち、復帰初のマルチ安打をマークした西岡剛内野手=阪神甲子園球場

 守備では反省も、バットで挽回した。 3回二死 1塁ではカウント 1- 1から大瀬良の外角低め 134キロを振り抜き、右中間へ 2塁打。今季初の長打となった。

  8回に四球を選んで、反撃の 3得点につなげると、さらに 5点差まで縮まった 9回二死 3塁ではフルカウントから外角の変化球をうまくさばいて中前適時打。タイムリーはアキレス腱を断裂した昨年 7月20日以来だった。今季初打点を挙げて守護神ジャクソンをKOし、敗戦ムードだった球場のボルテージを一気に上げた。

  1番打者の 4打数 2安打 1打点の働きもあり、終盤見せ場をつくった。金本監督は「中崎とかジャクソンとかを引っ張り出して、ヒットも打ったし、点も取れたし」とうなずいた。復活劇はまだまだ始まったばかり。チームの勝利のために、攻守にダイヤモンドを駆け巡る。

 

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手(パイレーツ3A)が来日初失策を犯してしまった。

  7回一死 1塁、 8番石原の打球に、バウンドを合わせることが出来ずにトンネルしてしまった。

 後半戦の起爆剤として期待され来日した「虎のパンダ」は、「H」のランプよりも先に「E」のランプをともしてしまった。

  7回表広島一死 1塁、石原慶幸捕手の打球を後逸する 1塁ジェイソン・ロジャース内野手=阪神甲子園球場

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が、 1軍戦で初打席に立った。

 この日出場選手登録され、「3番・1塁」で昇格即スタメン出場。注目の第 1打席は広島大瀬良の 3球目を打ち、遊ゴロに倒れた。

 試合前には「日本に来てだいぶ時間もたっている。この日のために準備してきたので大丈夫」と意気込んでいた。

  1回裏阪神二死、遊ゴロに倒れたジェイソン・ロジャース内野手=阪神甲子園球場

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が、来日初安打を放った。

  2番上本の押し出し死球で、 1点を返した直後の 8回一死満塁。広島 2番手中崎の 2球目をとらえた。

 鋭いゴロはセンターへ抜け、ランナー 2人が生還。

 「虎のパンダ」の来日初安打は 2点適時打となり、大差で冷め切っていた甲子園が一気に沸いた。

  8回裏阪神一死満塁、ジェイソン・ロジャース内野手は中前 2点適時打を放った=阪神甲子園球場

 やるやん!! 阪神の新外国人、ジェイソン・ロジャース内野手が 8回に 2点タイムリーを放った。 3打席凡退の後、 1軍昇格即快音。右脇腹筋挫傷で出場選手登録を抹消された糸井嘉男外野手の代わりに「3番」に座り、結果を出した。広島に敗れて連勝は「4」で止まったが、西岡に続く新しい風で、後半戦巻き返す!!

 塁はすべて走者で埋まっていた。新戦力への期待と不安が交錯する中、名刺代わりのタイムリーで大敗ムードを一掃した。ロジャースが大きな体をぐっと丸め、中崎の外角への 128キロに長い手を目一杯伸ばした。打球はしぶとく 2遊間を破った。明日への光となる執念の 2点打だ。ようこそパンダ!! 黄色く染まった甲子園が歓喜に揺れた。

  9回の守備につく際、声援に応えるジェイソン・ロジャース内野手=阪神甲子園球場

 「結果的には負けてしまったが、点を取れたという意味ではチームに貢献できたと思います。あれだけの熱狂的なファンの中でプレーできるのはあまりない経験。うれしかったです」

 試合後は首にタオルを巻いて、流れる汗をせき止めながら安堵感をにじませた。糸井が前日17日の広島戦(甲子園)でスイングした際に右脇腹を負傷。この日、球団から「右脇腹の筋挫傷」との診断結果が発表された。ここまで61試合で「3番」に座った男にはしばらく頼れない。

 どんなオーダーが組まれるのか注目されたが、金本監督が選んだ勝負手は「3番・1塁、ロジャース」だった。 1回は遊ゴロ、 4回は 3ゴロ。だが、 6回の右飛で「対応できた」と手応えをつかんだ。 7回には 1塁へのゴロをトンネルしてしまい来日初失策を犯したが、上本の死球で 1点を奪った後の 8回一死満塁で金本監督が常に願う「勝負どころでの一本」を放った。

  8回、適時打を放ったロジャース内野手=阪神甲子園球場

 まさにぶっつけ本番だった。今月 6日に空路で来日。そこからは時差ぼけ解消のため、ウエートなどのメニューは課されず、本人に調整は一任されて屋外フリーなどで実戦感覚を取り戻す日々だった。不慣れな日本流に順応するための“挑戦”は舞台裏で続けてきた。来日直後の鳴尾浜の寮内。昼飯どきにははしをにぎり、どんぶり飯をかき込んでいる姿があった。それは来日直後から緊急昇格する直前までずっと続けてきたという。

 周囲のサポートにも、謙虚に耳を傾けてきた。米国時代の打撃練習では 5球ほどの球数をケース打撃する形で行われるが、日本は時間制。さらに打撃投手との距離も日本のほうが長い。ファームにいる間もしっかりと英語が通じる球団関係者に話を聞き、準備を怠らなかった。

  8回、適時打を放ったジェイソン・ロジャース=阪神甲子園球場

 試合前には「まず、糸井さんのけがは糸井さん自身にも、チームにとっても痛いですが、代わりに貢献してチームを助けられるようにしたいです」と誓っていた。有言実行の一打で期待はさらに高まる。連勝は「4」で止まり、首位・広島とは再び「8ゲーム」差に開いたが、後半戦の虎にはこの男がいる。名はロジャース。あだ名はパンダ。奪首へのキーマンが強烈な追い風を吹かせて虎を高みへ押し上げる。

 

  2回表広島1死満塁、石原慶幸捕手の先制適時打で松山竜平外野手(右)の生還を許した岩貞祐太投手(中央)。左は大瀬良大地投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の岩貞祐太投手が 2回に広島打線に捕まり、先制点を許した。

 一死後、連打と四球で満塁のピンチを迎え、打席には 8番石原。打ち取ったかと思われた中堅前の飛球は風に流され、この日中堅で先発した西岡が前進してダイビングキャッチを試みるも、捕球に失敗。記録は中安となり先制された。

 岩貞は後続にも適時打を許し、この回だけで 5失点。 2回で45球を要するなど、「4連勝」中のチームに嫌なムードが漂った。

  3回にも失点し汗をぬぐいながらベンチに戻る岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の岩貞祐太投手が 3回 7安打 6失点でマウンドから降りた。

  2回に一挙 5点を失うと、 3回にも 1失点。 3四球に球数も66球と、ピリッとしない投球になってしまった。

  3回裏に打席が巡ってきたが、金本監督は迷わず代打に荒木を送った。

  4回からの 2番手には、同じく左腕の岩崎がマウンドにあがった。

  2回を終えてベンチに戻る岩貞祐太投手。首位との対戦で情けない投球をしてしまった=阪神甲子園球場

 黄色に染まった右翼席は静まりかえっていた。まだ試合開始から 1時間も経過していない。だが、敗色ムードが漂っていた。先発した岩貞が 2回に 5失点。序盤に主導権を奪われ、チームワーストの今季「6敗」目だ。

 試合後の金本監督は「首位のチームとやるような投球では全くなかったですね」とバッサリ。次回登板について「考えますよ」と明言せず、 2軍で再調整の可能性を示唆した。

  1回、先頭の田中にストレートの四球。球場が嫌な空気に包まれたが、続く菊池を遊ゴロ併殺。なんとか持ちこたえたと思われたが、 2回だ。一死から松山、エルドレッドの連打と安部の四球で満塁とされ、石原には中前へ先制打。猛チャージした西岡が捕球仕切れない(記録は中前安打)不運ではあったが、二死後に田中に左翼線 2点 2塁打。菊池にも 3塁線を破る 2点 2塁打を浴びた。

  3回無死 1塁でも松山に左中間適時 2塁打。 3回 7安打 6失点で今季最短KO。広島戦はプロ入り後、13戦 0勝 8敗と一度も白星を奪えておらず、ドラフト同期の大瀬良とは 3度投げ合って 3連敗。香田投手コーチも「左打者があまり苦にしていない。もう少し高さを意識させるとか工夫しないと。いままでと同じようじゃね」と厳しく指摘した。

 岩貞祐太投手は 2回に 5失点。試合を壊してしまった=阪神甲子園球場

 期待に応えられない岩貞は試合後、報道陣の質問にうなずきながらも言葉を発することなく、申し訳なさそうにクラブハウスへと引き揚げていった。チームの連勝は「4」で止まり、広島とのゲーム差は再び「8」差に。振り返れば、 3位のDeNAが「1・5ゲーム」差まで迫ってきた。最短で25日に自力優勝が消滅する。このままではいけない。糸井が負傷離脱し、野手はベストメンバーではない。ここが、虎投の踏ん張りところだ。

◇データBOX◇

◎…広島は最短で25日に優勝マジックが点灯する。阪神が19日の広島戦(甲子園)から「5連敗」、広島が同日から「5連勝」もしくは「4勝1分け」が条件で、広島が阪神との直接対決11試合以外を全勝すると、「100勝41敗2分け」、勝率 0.709。「4勝1分け」なら、「99勝41敗3分け」、勝率 0.707。阪神は残り試合に全勝しても「101勝42敗」、勝率 0.706となり、広島の勝率を下回る。

 

 阪神は18日、糸井嘉男外野手が前日17日に兵庫・尼崎市内の病院で受けた診断結果を「右脇腹の筋挫傷」と発表した。糸井はこの日、出場選手登録を抹消された。全治などは公表されていないが、短期間での復帰は難しそうだ。

 糸井は17日の広島戦の 5回、空振りした際に右脇腹を痛め、そのまま途中交代。一夜明けたこの日は甲子園クラブハウスで治療などを行った。

 金本監督は「仕方がない。できるだけ早く戻ってきて欲しい」と話し、片岡打撃コーチは「場所が場所だけに再発は避けたい。シーズン終盤の大事な時期に戻ってきてくれれば」と復帰を焦らせず、じっくりと待つ姿勢を示した。

 代わって新外国人のジェイソン・ロジャース内野手が昇格した。

 出場選手登録を抹消された糸井嘉男外野手は前日17日の 5回、空振りした後、右脇腹を押さえていた=阪神甲子園球場

 伊藤隼が、代打で結果を残した。 0- 9の 8回一死 1塁で登場。 2球で追い込まれるも、 144キロを右前に落とした。「(結果が出たことは)大きい」。 9日の巨人戦(甲子園)以来の安打で好機を広げた。これで代打成績は26打数 8安打で打率 0.308。糸井が登録抹消となり、左打ちの外野手が減った中、存在感が増す一打だった。

 

 「トラッキー30周年記念セレモニー」でファンに挨拶するトラッキー=阪神甲子園球場

 阪神の球団公式マスコット、トラッキーが「命名30周年」を迎えたこの日、試合前に記念のセレモニーが行われた。

 大型ビジョンにセ・リーグ他球団のマスコットが祝福する映像が流され、1987年生まれの大和と俊介が記念のサングラスと花束を贈呈。スタンドからはバースデーソングが演奏され、温かい拍手も送られた。

 1985年に球場ビジョンのアニメーションキャラクターとして誕生し、1987年 7月18日に一般公募で命名された。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神、広島に勝ち越し許す…小野はまたも初白星ならず…糸原8回守備で右膝負傷交代…担架で運ばれる…

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阪神が 2回に 2点を先制した。福留の左前打から一死 2、 3塁の好機をつくり、糸原健斗内野手(24)の右前適時打で 2点を奪った。広島が 6回、同点に追いついた。一死から菊池涼介内野手(27)、丸佳浩外野手(28)の連打で 1、 2塁とし、鈴木誠也外野手(22)の右前適時打と新井貴浩内野手(40)の中犠飛で 2点を挙げた。 7回にともに 1点を取り合い、同点で迎えた 8回に広島は12人攻撃で 8点を奪い、試合を決めた。阪神との差は「9」に開いた。阪神マルコス・マテオ投手(33)は「3敗」目。阪神は 2回、一死 2、 3塁と好機を作ると、D 5位・糸原が相手先発・中村祐太投手(21)が投じた変化球を右前に 2点打を放ち、先制した。一方、先発マウンドに上がったのは試合前まで 0勝 5敗のD 2位・小野泰己投手(23=富士大學)。 5回まで無失点だったが、 6回につかまった。一死 1、 2塁とピンチを招いた後、鈴木に右前適時打を浴びて 1点差に迫られ、マウンドを降りた。続く 2番手・高橋聡文投手(34)は四球を与え、一死満塁のピンチで新井を打席に迎える。金本監督は 3番手・桑原謙太朗投手(31)を投入。しかし、新井に中犠飛を許し、同点に追い付かれた。さらに 7回は広島・田中広輔内野手(28)に中前適時打を浴びて 2- 3とリードを許した。阪神のリリーフ陣が崩壊し、まさかの大敗を喫した。金本知憲監督(49)はあきらめない姿勢を見せた。

広島に勝ち越しを許した直後の 7回二死 2塁。西岡剛内野手(32)が外角低めのフォークをとらえて一時同点となる意地の中前打を放った。 1塁上に到達すると、ガッツポーズで雄たけびをあげた。一岡竜司投手(26)に 2球続けて内角をきわどく攻められた。 2球目は足もとをかすめる、死球になりそうな厳しいコース。思わず投手の方を見つめた。黙ってはいられなかった。 1球、外角に外れたあとの 4球目。外角低めへの 137キロをとらえ、中前へ。打球は飛び込んだ中堅・丸のグラブにぎりぎりワンバウンドして収まった。 2走糸原が生還して一時同点となった。後半戦から 1軍に戻ってきた。以来、新しい風を吹かせ続けている。自身が凡打に終われば悔しさをにじませ、チームメートが適時打を放てば喜びをあらわにする。この日、印象的だったのは 6回。前日18日から 1軍に合流した新外国人・ロジャース内野手(29)がしっかり四球を選んだ。代走を出され引き揚げてくる助っ人に、率先してハイタッチしようと身を乗り出して笑顔で迎えた。 9回の守備では右中間後方の飛球を落球。試合後は適時打よりも先に失策が口をついた。前日に続き、またも中堅守備でのミス。チームも大敗を喫したが、うつむいてはいられない。

ドラフト 5位の糸原健斗内野手が、 8回の遊撃守備で右膝を痛めた。サビエル・バティスタ内野手(25)の飛球を捕球し損ね、その際、バランスを崩して右膝を負傷した。苦悶(くもん)の表情で起き上がれず、担架でベンチ裏へ運ばれ、大和内野手(29)と交代した。金本監督は試合後、糸原の状況を問われ厳しい表情だった。「7番・遊撃」でスタメン出場したこの日も 2回一死 2、 3塁の場面で中村祐のフォークをすくい右前へ先制の 2点適時打を放つなど、ルーキーながら勝負強さを発揮していた。糸原が先制の 2点タイムリーを放った。 2回一死 2、 3塁の場面で広島中村祐のフォークをすくい 1、 2塁間を破った。 2回に先制の 2点打を放った阪神のルーキー糸原が、 8回の遊撃守備で右膝を痛めた。バティスタの飛球を捕球し損ねたプレーで右膝を負傷した。そのまま起き上がれずに担架でベンチ裏へ運ばれ、大和と交代した。売り出し中のルーキーのアクシデントにベンチは重苦しい空気に包まれた。

鉄壁を誇る虎の方程式が崩れた。キッカケは 1つのミス。少しのほころびが、傷口を大きく広げた。 4番手・マテオは一死しか奪えず、自己ワーストタイの 4失点KOで今季「3敗」目。助っ人の緩慢な守備が、敗戦に直結した。試合後は必死に前を向いたが、ダメージは大きすぎた。 8回。先頭の鈴木の放ったボテボテの打球をグラブで弾き、あわてて素手でキャッチして 1塁へ送球するも、本塁側へそれた(記録は内野安打)。続く松山竜平外野手(31)は左邪飛に打ち取ったが、新井に右中間へ適時 2塁打。安部に右前適時打、会沢翼捕手(29)にも左前打と、勢いを止められる気配がなく、ベンチは仕方なくタオルを投げ込んだ。19試合連続無失点と抜群の安定感だった桑原も、打たれた。苦しい場面で何度もチームを救ってきた背番号「64」は、 2- 1の 6回一死満塁で登板。新井貴浩内野手(40)に同点犠飛を許し、 7回には一死 2塁から田中に勝ち越し打。 1回 2/3を 1失点で唇をかんだ。チーム最多の40試合登板とフル回転している桑原とマテオが、 3月31日の開幕・広島戦(マツダ)以来今季 2度目となる、そろっての失点。金本監督が後半戦に臨むにあたって描いていた“6回までにリードして逃げ切る”必勝パターンが、早くも崩れた。糸井の負傷離脱に加え、D 5位・糸原も戦線離脱の危機。苦しい台所事情を、投手陣が支えるしかない。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3-14広島>◇14回戦◇阪神 7勝 7敗◇19日◇阪神甲子園球場

 阪神が 2回に 2点を先制した。福留の左前打から一死 2、 3塁の好機をつくり、糸原の右前適時打で 2点を奪った。

 広島が 6回、同点に追いついた。一死から菊池、丸の連打で 1、 2塁とし、鈴木の右前適時打と新井の中犠飛で 2点を挙げた。

  7回にともに 1点を取り合い、同点で迎えた 8回に広島は12人攻撃で 8点を奪い、試合を決めた。阪神との差は「9」に開いた。広島一岡は「4勝」目。阪神マテオは「3敗」目。

 犠飛を放つ広島・新井貴浩内野手=阪神甲子園球場

 阪神は 2回、一死 2、 3塁と好機を作ると、D 5位・糸原が相手先発・中村祐が投じた変化球を右前に 2点打を放ち、先制した。

 一方、先発マウンドに上がったのは試合前まで 0勝 5敗のD 2位・小野。 5回まで無失点だったが、 6回につかまった。一死 1、 2塁とピンチを招いた後、鈴木に右前適時打を浴びて 1点差に迫られ、マウンドを降りた。続く 2番手・高橋は四球を与え、一死満塁のピンチで新井を打席に迎える。金本監督は 3番手・桑原を投入。しかし、新井に中犠飛を許し、同点に追い付かれた。

 さらに 7回は広島・田中に中前適時打を浴びて 2- 3とリードを許した。

  8回表広島一死 2塁、広島に勝ち越しを許したマテオ投手の降板を告げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 阪神のリリーフ陣が崩壊し、まさかの大敗を喫した。

  7回に同点に追いついたが、 8回に登板したマテオが乱調。続く左腕の山本も止められず、この回だけで 8点を失った。 9回にも 3失点で、合計14失点。終盤は一方的な試合展開になった。首位決戦を負け越し、広島とは「9ゲーム」差。

 金本知憲監督は「まだまだ。絶対にファイティングポーズだけは崩さない。向かっていくだけ」とあきらめない姿勢を見せた。

 

  西岡剛外野手は 7回、一時同点となる意地のタイムリーを放った=阪神甲子園球場

 思い返せば、甲子園がもっとも盛り上がったシーンだった。広島に勝ち越しを許した直後の 7回二死 2塁。西岡が外角低めのフォークをとらえて一時同点となる意地の中前打を放った。 1塁上に到達すると、ガッツポーズで雄たけびをあげた。

 「(広島のベンチから)『もう1球、足もとにいったれ』と聞こえたので。足もとを狙われて、なめられたくない。売られたケンカは買ったつもりです」

 一岡に 2球続けて内角をきわどく攻められた。 2球目は足もとをかすめる、死球になりそうな厳しいコース。思わず投手の方を見つめた。黙ってはいられなかった。

  1球、外角に外れたあとの 4球目。外角低めへの 137キロをとらえ、中前へ。打球は飛び込んだ中堅・丸のグラブにぎりぎりワンバウンドして収まった。 2走糸原が生還して一時同点となった。

 「感情的になった? もちろん。結果としてやり返しました」

  7回、適時打を放った西岡剛外野手=阪神甲子園球場

 後半戦から 1軍に戻ってきた。以来、新しい風を吹かせ続けている。自身が凡打に終われば悔しさをにじませ、チームメートが適時打を放てば喜びをあらわにする。

 この日、印象的だったのは 6回。前日18日から 1軍に合流した新外国人・ロジャースがしっかり四球を選んだ。代走を出され引き揚げてくる助っ人に、率先してハイタッチしようと身を乗り出して笑顔で迎えた。

  9回の守備では右中間後方の飛球を落球。試合後は「最後、エラーしたから…」と適時打よりも先に失策が口をついた。前日に続き、またも中堅守備でのミス。チームも大敗を喫したが、うつむいてはいられない。

 「あした一日休んで、しっかり気合を入れ直して頑張ります」

 下を向くために帰ってきたのではない。誰よりも前を向き、ナインを鼓舞する。再浮上のために先頭を走る。

 

  8回表広島二死 1塁、バティスタ内野手の飛球を落球した際に遊撃手糸原健斗内野手は負傷した=阪神甲子園球場

 ドラフト 5位の糸原健斗内野手が、 8回の遊撃守備で右膝を痛めた。

 バティスタの飛球を捕球し損ね、その際、バランスを崩して右膝を負傷した。苦悶(くもん)の表情で起き上がれず、担架でベンチ裏へ運ばれ、大和と交代した。金本監督は試合後、糸原の状況を問われ「調子がいいだけに痛い。まだ報告は来てないから」と厳しい表情だった。

 「7番・遊撃」でスタメン出場したこの日も 2回一死 2、 3塁の場面で中村祐のフォークをすくい右前へ先制の 2点適時打を放つなど、ルーキーながら勝負強さを発揮していた。

 適時打には「追い込まれてしまいましたが、内野も前進守備だったので、バットに当てれば何とかなると思っていました」と球団を通じてコメントしていた。

  2回裏阪神一死 2、 3塁、右前へ先制 2点適時打を放った糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 ドラフト 5位の糸原健斗内野手が先制の 2点タイムリーを放った。

  2回一死 2、 3塁の場面で広島中村祐のフォークをすくい 1、 2塁間を破った。糸原は「先に点を取って優位な展開にしたい場面でしたし、追い込まれてしまいましたが、内野も前進守備だったので、バットに当てれば何とかなると思っていました。抜けてくれて良かったです」とコメントした。

  8回、右膝付近を押さえる糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

  2回に先制の 2点打を放った阪神のルーキー糸原が、 8回の遊撃守備で右膝を痛めた。バティスタの飛球を捕球し損ねたプレーで右膝を負傷した。そのまま起き上がれずに担架でベンチ裏へ運ばれ、大和と交代した。金本監督は「報告がまだ来ていない。調子がいいだけに痛い」と話した。

 ドラフト 5位で入団して66試合目の出場だったこの日は、 2回に 1、 2塁間を巧みに破る右前タイムリー。先発した同期の小野を援護し「先に点を取って優位な展開にしたい場面だった。抜けてくれて良かった」と話していたが、不測の事態に遭った。

  8回、広島・バティスタ内野手の飛球を追った際に負傷し、担架で運ばれる糸原健斗内野手(中央右・背番号33)=阪神甲子園球場

  8回の広島の攻撃中、遊撃手の阪神D 5位・糸原が負傷し、担架でベンチへ運ばれ、そのまま交代となった。

 甲子園が騒然となった。阪神は 3-10とされてなおも 8回二死 2塁の場面で、広島・バティスタの打球は遊撃後方へ高々と上がった。糸原は後方へ下がりながら捕球を試みたが、バランスを崩してボールはグラブを弾いた。その後、糸原は担架にのせられて退場。売り出し中のルーキーのアクシデントにベンチは重苦しい空気に包まれた。

 

 鉄壁を誇る虎の方程式が崩れた。キッカケは 1つのミス。少しのほころびが、傷口を大きく広げた。 4番手・マテオは一死しか奪えず、自己ワーストタイの 4失点KOで今季「3敗」目。助っ人の緩慢な守備が、敗戦に直結した。

 「次に切り替えてやっていきたい」

 試合後は必死に前を向いたが、ダメージは大きすぎた。 3- 3の 8回。先頭の鈴木の放ったボテボテの打球をグラブで弾き、あわてて素手でキャッチして 1塁へ送球するも、本塁側へそれた(記録は内野安打)。続く松山は左邪飛に打ち取ったが、新井に右中間へ適時 2塁打。安部に右前適時打、会沢にも左前打と、勢いを止められる気配がなく、ベンチは仕方なくタオルを投げ込んだ。

 マルコス・マテオ投手は 8回、鈴木誠也外野手の打球をポロリ。処理に手間取り内野安打としてしまった=阪神甲子園球場

 先頭打者の打球を捕球しきれなかったことがすべて。助っ投自身は「そんなことはなかった」と否定したが、金本監督は「マテオが投ゴロがとれたかどうか。あそこですね」と指摘した。

 19試合連続無失点と抜群の安定感だった桑原も、打たれた。苦しい場面で何度もチームを救ってきた背番号「64」は、 2- 1の 6回一死満塁で登板。新井に同点犠飛を許し、 7回には一死 2塁から田中に勝ち越し打。 1回 2/3を 1失点で「失点していることがダメなので」と唇をかんだ。

 試合前までチーム防御率は3.24と絶好調。そのなかでチーム最多の40試合登板とフル回転している桑原とマテオが、 3月31日の開幕・広島戦(マツダ)以来今季 2度目となる、そろっての失点。金本監督が後半戦に臨むにあたって描いていた“6回までにリードして逃げ切る”必勝パターンが、早くも崩れた。

 桑原謙太朗投手は 7回に田中にタイムリーを浴びる。20試合ぶりの失点となった=阪神甲子園球場

 だが、踏ん張るしかない。香田投手コーチは「負担はかかっているけど、なんとかここを乗り切ってほしい。体力的にも乗り切ってほしい」と願った。糸井の負傷離脱に加え、D 5位・糸原も戦線離脱の危機。苦しい台所事情を、投手陣が支えるしかない。

◇データBOX◇

◎…桑原、マテオがそろって失点するのは、 3月31日の広島戦(マツダ)に続き今季 2度目。

◎…桑原は 5月24日の巨人戦(甲子園)以来20試合ぶり、マテオは 7月 2日のヤクルト戦(甲子園)以来 5試合ぶりの失点。

 

 この試合もらい!と思っていたら、中半からひっくり返されるとは情けない。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

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阪神痛っ!糸原離脱、右膝の内側側副靱帯損傷と診断!選手登録抹消…北條が再昇格!“繰り上げ当選”!

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19日の広島戦(甲子園)で飛球を追って右膝を負傷し、担架で運ばれたドラフト 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が20日、大阪市内の病院で診察を受けた。診断結果は「右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷」とされた。今後は 2軍で治療とリハビリを行う。糸原はドラフト 5位で今季入団。チームにとって痛い離脱となった。

北條史也内野手(22)が20日、 1軍に合流。再昇格となる21日のヤクルト戦(神宮)に向け、東上した。遊撃のライバル、ドラフト 5位・糸原健斗内野手は同日、右膝の内側側副靱帯損傷で登録抹消。チームの危機に、金本野球の秘蔵っ子が燃える。“繰り上げ当選”であることはわかっている。同時に、今こそやらなきゃいけないことも、わかっている。チームのためにも、自身のためにも。北條はこのチャンスを、必ずつかみとる。こんがりと日焼けした肌が鍛錬を物語る。鳴尾浜からタクシーに乗り込む際、熱い言葉をつむぎ、東京へ出発した。右脇腹を痛めた糸井に続き、前日19日に糸原も右膝を故障。長期離脱が濃厚だ。ルーキーがつかみかけていた遊撃の椅子が空き、そこでお呼びがかかった。燃える気持ちがにじみ出ていた。いきなりスタメンはあるのか-。伊丹空港で金本知憲監督は答えをぼかした。西岡の 1軍では2010年(ロッテ時代)以来となる遊撃も選択肢に入れながら、守備力随一の大和を含めて検討することを明かした。激しい競争は必至。即スタメンが用意されているわけではないが、結果を出すしかない。孝行息子になる。チームが苦しい今だからこそ、やってやる。「超変革」の真価を証明する。

右脇腹を負傷した糸井嘉男外野手(35)が20日、 2軍施設のある兵庫・西宮市内の鳴尾浜でリハビリを開始した。室内の施設で治療や下半身のトレーニングをした糸井は患部について問われて不敵な笑み。糸井は17日広島戦で 5回の打席で空振りした際に右脇腹を負傷。「右脇腹の筋挫傷」と診断され、18日に出場選手登録を抹消された。首位広島に「9ゲーム」差と苦しい夏を戦う虎だが、糸井が文字通りの超人ぶりを発揮する。17日の広島戦(甲子園)の 5回。カウント 2- 1から 4球目を空振りした際に右脇腹を痛め、途中交代した。翌18日、「右脇腹の筋挫傷」で虎にFA加入後、初の登録抹消。Vの使者として、指揮官には“初めての恋人”として口説かれただけに、これほど悔しいことはない。不敵な笑みとともに、言い切った。スイング時に大きな負担がかかる脇腹。長期離脱も想定され、片岡篤史打撃コーチ(48)は18日に見通しを語ったが…。そんな「終盤」という言葉をはっきり否定したのだ。後半戦開幕の首位広島との 3連戦は 1勝 2敗。ゲーム差は今季最大「9」となり、最短で25日に自力Vが消滅する。そんな中での糸井の負傷。前日19日には糸原も離脱と、苦しい夏戦線-。しかし指揮官の言うように「早くて 2週間」なら、 8月 1日の広島戦(マツダ)に超人が復帰できる可能性がある。少なくともペナントの行方が決する前に帰ってこられるわけだ。この日は寮内で下半身のストレッチやバイクなど軽めのトレーニング。できる限りの調整を進めている。顔を合わせた掛布 2軍監督もうなずいた。この時間を有効に使って、少しでも早く復帰する。糸井は真剣な表情を見せた。超人の、超人たるゆえんを証明する。本人は10日、指揮官は14日-。脅威の回復で、真夏の戦線に戻ってくる決意だ。

原口文仁捕手(25)が20日、ヤクルト 3連戦へ向け、新大阪駅から東京へ向かった。午前中には甲子園の室内練習場にこもり、黙々と打ち込んでから出陣。復調のきっかけをつかめず厳しい立場に追い込まれているが、必ずはい上がる。 1塁は新助っ人のジェイソン・ロジャース内野手(29)に加え、西岡剛内野手(32)も守れる。球宴前だった 6日のDeNA戦(横浜)以来、出場 5試合11打席連続で安打がなく、 7月はわずか16打席、14打数 2安打(打率 0.143)、 1本塁打、 1打点。糸井の離脱で中谷将大(24)が主に外野になっているとはいえ、このままでは出番が減る一方だ。

燕斬りの必勝ローテだ。秋山拓巳投手(26)が20日、甲子園での投手指名練習に参加。21日のヤクルト戦(神宮)の先発に向けて調整した。22日は能見篤史投手(38)、23日はランディ・メッセンジャー投手(35)が中 5日で先発予定。13連敗中の燕に対し、柱の 3人で「3連勝」を狙う。虎投の「3本柱」で一気に燕を叩く。秋山、能見、メッセ-。先発陣をけん引するトリオが、揃って神宮のマウンドに立つ。先陣を切るのは、ここまで 7勝の秋山だ。相手がどんな策を練ってこようと関係はない。“初心”にかえり、快投を誓った。開幕からローテーションを守り抜いてきた 3投手を、すべてヤクルト戦に投入する。敵地で 3つ、勝つ。カープの猛打の前に 2試合23失点で連敗した嫌な流れは、投手陣が止める。

阪神は20日、 8月17日の広島戦(京セラ)で女性ファン向けのTORACOイベントを実施すると発表した。TORACOグッズが当たる抽選会をはじめ、トラ耳スタイルやTORACOネイルができる体験ブースなどイベント盛りだくさん。また当日エントリーでの参加型イベントとして、 7回裏の攻撃前にグラウンドでジェット風船を飛ばすイベントや、試合後のグラウンドウォークなども開催される。記事をまとめてみました。

 

 19日の広島戦(甲子園)で飛球を追って右膝を負傷し、担架で運ばれた糸原健斗内野手が20日、大阪市内の病院で診察を受けた。

 診断結果は「右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷」とされた。今後は 2軍で治療とリハビリを行う。

 糸原はドラフト 5位で今季入団。ここまで66試合に出場し、打率 2割 5分 9厘の成績。ここ 5試合では15打数11安打で打率 7割 3分 3厘と大当たりだっただけに、チームにとって痛い離脱となった。

 19日の広島戦で負傷した糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 阪神は20日、前日19日の広島戦(甲子園)で守備の際に負傷退場したドラフト 5位・糸原健斗内野手が大阪市内の病院で診察を受け、右膝の内側側副靱帯損傷と診断されたと発表した。全治は未定。糸原は同日、出場選手登録を抹消された。今後はファームでリハビリを行う。

 

 鳴尾浜を出発した北條史也内野手。いざ、東京へ!

 ここでやらなきゃ、いつやる! 北條史也内野手が20日、 1軍に合流。再昇格となる21日のヤクルト戦(神宮)に向け、東上した。遊撃のライバル、ドラフト 5位・糸原健斗内野手は同日、右膝の内側側副靱帯損傷で登録抹消。チームの危機に、金本野球の秘蔵っ子が燃える。

 “繰り上げ当選”であることはわかっている。同時に、今こそやらなきゃいけないことも、わかっている。チームのためにも、自身のためにも。北條はこのチャンスを、必ずつかみとる。

 「いつでも( 1軍から)声をかけられてもいいように準備はしていました。こういう形(仲間の故障)ですけど、自分にできることをしっかりやっていきたいです」

 こんがりと日焼けした肌が鍛錬を物語る。鳴尾浜からタクシーに乗り込む際、熱い言葉をつむぎ、東京へ出発した。

 阪神・北條史也内野手=阪神甲子園球場

 右脇腹を痛めた糸井に続き、前日19日に糸原も右膝を故障。長期離脱が濃厚だ。ルーキーがつかみかけていた遊撃の椅子が空き、そこでお呼びがかかった。燃える気持ちがにじみ出ていた。

  6月30日に打撃不振のため抹消されてから、打球方向にこだわりすぎず、本来の小力のある思い切りのある打撃を取り戻した。ウエスタンでは11試合で打率 0.270、 2打点、 0本塁打も、掛布 2軍監督は「これを 1軍で出せればいいんじゃないかな」と太鼓判。そして「糸原にはかわいそうだけど、チャンスだから。こういうときに頑張らないと。これを自分の力でつかまないと」と語気を強めた。

 いきなりスタメンはあるのか-。伊丹空港で金本監督は「まぁ…調子をみながらやね」と答えをぼかした。西岡の 1軍では2010年(ロッテ時代)以来となる遊撃も「人工芝(神宮)なら、あるかもわからんな」と選択肢に入れながら、守備力随一の大和を含めて検討することを明かした。

 19日の広島戦で守備の際に負傷退場した糸原健斗内野手=阪神甲子園球場

 激しい競争は必至。即スタメンが用意されているわけではないが、結果を出すしかない。今春のキャンプ打ち上げでは指揮官に「完璧」と言わしめ、あの鳥谷を 3塁へ追いやった男だ。それが打率 0.197、 2本塁打、14打点…。これまでの悔しさを思う存分、ぶちまける。

 「ずっと 1軍にいたかったんですが、調子が悪くて。頑張ります」

 孝行息子になる。チームが苦しい今だからこそ、やってやる。「超変革」の真価を証明する。

☆北條史也内野手の今季VTR

 オープン戦から全試合(18試合)に出場するなどアピールし、 3月31日の広島との開幕戦(マツダ)は「6番・遊撃」で出場。 4月 4日のヤクルト戦(京セラ)で今季初安打。 9日の巨人戦(甲子園)では大竹から 1試合 2本塁打を放った。しかし 5月は月間打率 0.196、 6月も 0.143と打撃の調子が上向かず、 6月30日に登録抹消。片岡打撃コーチは「もう一度、北條らしさを、打つ方で取り戻してほしい。それに尽きる」と話していた。

 

 右脇腹を負傷した糸井嘉男外野手が20日、 2軍施設のある兵庫・西宮市内の鳴尾浜でリハビリを開始した。

 室内の施設で治療や下半身のトレーニングをした糸井は患部について問われて「痛いに決まってるやろ!」とニヤリ。「やっぱり監督に申し訳ないっていうのが、一番あります。巻き返したいと思っていた時なんで悔しいですね」と神妙な表情で話した。

 糸井は17日広島戦で 5回の打席で空振りした際に右脇腹を負傷。「右脇腹の筋挫傷」と診断され、18日に出場選手登録を抹消された。

 早期復帰への意欲を語った糸井嘉男外野手。奇跡への使者となって欲しい

 早期復帰へ、熱い思いを激白! 「右脇腹の筋挫傷」で18日に登録を抹消された糸井嘉男外野手が20日、鳴尾浜でリハビリを行った。故障後、初めて公の場に姿を見せると、シーズン終盤とみられていた復帰について「(最短の)10日後でしょ」と不敵な笑み。首位広島に「9ゲーム」差と苦しい夏を戦う虎だが、糸井が文字通りの超人ぶりを発揮する。

 午前11時40分頃。鳴尾浜に超人が乗った車が到着した。約 2時間後-。故障後初めて報道陣の前に姿を見せた糸井は、その思いを吐露した。

 「(金本)監督に一番、申し訳ないというのがあります。巻き返したいと思っていたときに、悔しいですね」

 17日の広島戦(甲子園)の 5回。カウント 2- 1から 4球目を空振りした際に右脇腹を痛め、途中交代した。翌18日、「右脇腹の筋挫傷」で虎にFA加入後、初の登録抹消。Vの使者として、指揮官には“初めての恋人”として口説かれただけに、これほど悔しいことはない。

 ただ、懺悔だけで終わらないのが、この男だ。「(患部は)痛いに決まっとるやん」と言いながらも…。

 「(復帰は)終盤!? 10日後でしょ」

 不敵な笑みとともに、言い切った。スイング時に大きな負担がかかる脇腹。長期離脱も想定され、片岡打撃コーチは18日に「場所が場所だけに再発は避けたい。シーズン終盤の大事な時期に戻ってきてくれれば」と見通しを語ったが…。そんな「終盤」という言葉をはっきり否定したのだ。

 21日からのヤクルト戦(神宮)に向かう伊丹空港で、糸井の最短10日間での復帰意欲を伝え聞いた金本監督は「毎回、そうやけ(そう言う)」と笑うと、自身の想定するメドを明かした。

 「 2週間ぐらい。早くても」

 後半戦開幕の首位広島との 3連戦は 1勝 2敗。ゲーム差は今季最大「9」となり、最短で25日に自力Vが消滅する。そんな中での糸井の負傷。前日19日には糸原も離脱と、苦しい夏戦線-。しかし指揮官の言うように「早くて 2週間」なら、 8月 1日の広島戦(マツダ)に超人が復帰できる可能性がある。少なくともペナントの行方が決する前に帰ってこられるわけだ。

 不可能ではないことは糸井自身が証明している。オリックス時代の2014年も 4月に同箇所を痛めたが、休まず出続け、 140試合に出場。打率 0.331で初の首位打者を獲得した。「前もやっていたから。(今回も)『いける』とは言ったんですけどね」とニヤリ。大事にされた分、恩はバットで返す。

 この日は寮内で下半身のストレッチやバイクなど軽めのトレーニング。「高圧酸素とか、いろいろ(治療を)やっています」と、できる限りの調整を進めている。顔を合わせた掛布 2軍監督も「元気そうだったよ。まずは早く治すことが最優先。でもホントに、意外と元気そうだった」とうなずいた。

 この時間を有効に使って、少しでも早く復帰する。糸井は「それしかない」と真剣な表情を見せた。超人の、超人たるゆえんを証明する。本人は10日、指揮官は14日-。脅威の回復で、真夏の戦線に戻ってくる決意だ。

★チームトップ42打点10盗塁

 糸井は阪神移籍 1年目の今季、 1月に右膝関節炎を発症。 2月の春季キャンプは別メニューで調整し、 3月中旬のオープン戦で復帰した。開幕から出場を続けたが、 6月 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で左太ももを痛め、病院へ直行。翌10日に左太もも裏の軽い筋挫傷と発表され、交流戦終了まで 8試合スタメンから外れた(代打で 4打数 1安打)。 6月23日の広島戦(マツダ)からスタメン復帰。ここまで76試合で打率 0.268、 8本塁打(チーム 2位)、42打点、10盗塁(ともにチームトップ)を残している。

★糸井嘉男外野手の2014年(オリックス時代)VTR

 沖縄・宮古島で行われた春季キャンプで右脇腹痛を発症。 3月のオープン戦で復帰し、開幕に間に合ったが、 4月13日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で再び同箇所に違和感を訴えて、 2回の守備から交代した。しかし、その後も試合に出場し続け、猛打賞の活躍を見せた 5月14日の楽天戦(コボスタ)後も「試合に出ているかぎり痛い、痒いとは言ってはいけない」ときっぱり。 140試合で打率 0.331、19本塁打、81打点、31盗塁。首位打者を獲得した。

 

 東上前、甲子園室内で打ち込んだ原口文仁捕手=阪神甲子園球場室内練習場

 原口文仁捕手が20日、ヤクルト 3連戦へ向け、新大阪駅から東京へ向かった。午前中には甲子園の室内練習場にこもり、黙々と打ち込んでから出陣。復調のきっかけをつかめず厳しい立場に追い込まれているが、必ずはい上がる。

 「出たところで結果を残す、それしかないので」

 短い言葉に覚悟を込めた。 1塁は新助っ人のロジャースに加え、西岡も守れる。球宴前だった 6日のDeNA戦(横浜)以来、出場 5試合11打席連続で安打がなく、 7月はわずか16打席、14打数 2安打(打率 0.143)、 1本塁打、 1打点。糸井の離脱で中谷が主に外野になっているとはいえ、このままでは出番が減る一方だ。

 

 秋山拓巳投手は小野泰己投手(手前)を座らせてキャッチボール。シンプルに勝つ!=阪神甲子園球場

 燕斬りの必勝ローテだ。秋山拓巳投手が20日、甲子園での投手指名練習に参加。21日のヤクルト戦(神宮)の先発に向けて調整した。22日は能見篤史投手、23日はランディ・メッセンジャー投手が中 5日で先発予定。13連敗中の燕に対し、柱の 3人で「3連勝」を狙う。

 虎投の「3本柱」で一気に燕を叩く。秋山、能見、メッセ-。先発陣をけん引するトリオが、揃って神宮のマウンドに立つ。先陣を切るのは、ここまで 7勝の秋山だ。

 「向こう(ヤクルト)も(13連敗中で)どうにかしようとしてくると思うんですが、僕は僕でしっかり準備して。最近、シンプルにいけていない部分があるので、もう一回、開幕のときのように出されたサインにうなずいて、シンプルにやっていきたい」

  2戦目は能見篤史投手=阪神甲子園球場

 相手がどんな策を練ってこようと関係はない。“初心”にかえり、快投を誓った。ここ 2試合、満足のいく投球は出来ていない。 6日のDeNA戦(横浜)は 5回 1/3を 5失点、前回12日の中日戦(甲子園)も 6回 4失点とピリッとしなかった。原因は理解している。

 「対戦も重ねてきて、打者心理を考えてしまう。気持ちに迷いじゃないですけど、不安要素があるなかで投げている」

 考えて投げることは必要なことだが“深読み”はマイナスに作用することもある。「開幕当初は無心ではないですが、やるしかないぐらいの覚悟を決めて投げていた。自分を信じて投げたい」。

  3戦目はメッセンジャー投手と必勝ローテだ=阪神甲子園球場

 初出場の球宴では、15日(ZOZOマリン)に 2回を投げ、 1安打 1失点。一発を浴びたが、直球を中心に 2三振を奪った。シンプルな頭での真っ向勝負の経験が、迷いを振り払った。

  2戦目は能見。13試合で 3勝 4敗ながら、防御率2.80とチーム一安定している左腕がヤクルト打線に立ちはだかる。今季の対戦成績も 1戦 1勝、防御率1.50と相性抜群。そして 3戦目は中 5日で、 2年連続 6度目の 2桁勝利がかかるメッセンジャーだ。

 開幕からローテーションを守り抜いてきた 3投手を、すべてヤクルト戦に投入する。敵地で 3つ、勝つ。カープの猛打の前に 2試合23失点で連敗した嫌な流れは、投手陣が止める。

 

 阪神は20日、 8月17日の広島戦(京セラ)で女性ファン向けのTORACOイベントを実施すると発表した。TORACOグッズが当たる抽選会をはじめ、トラ耳スタイルやTORACOネイルができる体験ブースなどイベント盛りだくさん。また当日エントリーでの参加型イベントとして、 7回裏の攻撃前にグラウンドでジェット風船を飛ばすイベントや、試合後のグラウンドウォークなども開催される。

 参加条件は、①2017年 8月17日の阪神対広島戦の入場券をお持ちの女性の方。②・2017年度公式ファンクラブ会員またはKIDS会員・Tigers iD会員。TORACO公式SNSで「いいね!」またはフォローしていただいている女性の方。

 詳細は。公式HPサイト(http://hanshintigers.jp/toraco/toracoday/event.html)で。

 

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 2017年 公式戦 順位表

 

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福留バックスクリーンへ先制8号!ロジャース2発!お待たせ来日1号!9打席目で左越え!秋山8勝目!

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阪神は 2回に福留のソロで先制。ヤクルトは 1回一死 2塁から坂口智隆外野手(33)の中前打で走者山田哲人内野手(25)が本塁を狙うも憤死。好機を生かせない。阪神は 4回にジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)の「来日1号」となる 2ラン、 6回にも 2打席連続の「2ラン」などで 7点リード。ヤクルトは 6回まで無得点。阪神はロジャースが 5打点、先発秋山拓巳投手(26)が 1失点完投と投打がかみ合い連敗を「2」で止めた。ヤクルトは今季最悪の「14連敗」となった。阪神秋山が「8勝」目。 7回二死 2塁でロジャースがレフト前に安打を放つと、 2塁走者の俊介外野手(29)が本塁を目指して激走。クロスプレーとなり、牧田球審の判定はタッチアウト。しかし、捕手が走路をふさいだとして、阪神サイドが猛抗議。約 4分間のリプレー検証の結果、判定はアウトからセーフとなった。この結果、ロジャースには打点がつき、この日 5打点となった。このプレーに対して、ヤクルトの中村悠平捕手には、警告が出された。

福留孝介外野手(40)が、 2回に先制の「8号ソロ」を放った。ヤクルト先発デビッド・ブキャナン投手(28)の 5球目、真ん中にきた 142キロを強振。バックスクリーンまで運んだ。喜びの表情でダイヤモンドを一周するも、この打席で起こった自打球の影響からか、ベンチに座った際は顔をしかめていた。福留は自身11日中日戦(倉敷)以来の 1発。先制点の奪取に、敵地に駆けつけた虎党もほほ笑んでいた。キャプテンのひと声とひと振りから、すべてが始まった。真っすぐな軌道で、バックスクリーンへズドン。福留の先制ソロが、大花火大会スタートの号令だった。 0- 0の 2回無死。 2ボールからの 3球目を打ちにいったが、自打球になり左膝付近を直撃。思わず顔をしかめた。打席の外で悶絶したが、駆け寄ったトレーナーは追い返し、仕切り直し。 2球後のカウント 3- 1から 142キロを振り抜き、薄暮の空へ運び去った。11日の中日戦(倉敷)以来10日ぶりとなる「中越え8号ソロ」。ベンチへ戻ってもまだ痛そうに足をさすっていたが、キャプテンの“有言実行弾”でハートに火がつかない選手など、誰もいなかった。本塁打を打てば、今季は「8戦8勝」。昨年も含めると、これで「10連勝」だ。痛みにも夏の暑さにも負けず、丈夫なからだを持ち、勝利への欲をむき出しにする。背中だけでなく言葉でも引っ張る福留を中心に、もう一度虎は一つになる。

阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が、来日初アーチから 2打席連続で本塁打を放った。まず 4回一死 2塁で、ブキャナンの投じた 125キロカーブをうまくバットに乗せ、左翼スタンドまで運んだ。来日 9打席目で飛び出した「1号2ラン」に「虎のパンダ」もにっこりだった。続く 6回の第 3打席は一死 1塁の場面。カウント 0- 2と追い込まれた 4球目は顔の高さほどの直球だったが、力いっぱい振りきった。打球はぐんぐん伸びて、バックスクリーンに突き刺さった。ロジャースの 2打席連発に神宮の虎党も大喜びだった。ジェイソン・ロジャース内野手が 4回に「来日1号2ラン」を放つと、 6回にも 2打席連続の「2号2ラン」。 7回にも左前タイムリーを放ち、 3安打 5打点の大暴れで連敗を「2」で止めた。糸井、糸原がけがで離脱したショックを新助っ人が払拭した。 7回には外の球に手を伸ばし左前打。 3安打 5打点のフィーバーぶり。 7回に代走を出されてお役ご免となったが、糸井が右脇腹の筋挫傷で、好調糸原が右膝の内側側副靱帯損傷で離脱した沈滞ムードを吹き飛ばした。新加入の助っ人の「2発」に金本監督はさらなる“上がり目”に期待した。虎のパンダが大反攻の旗手になる。

先発した秋山拓巳投手は、完封を逃すも、 9回 1失点で「8勝」目を挙げた。緩急を上手に使い、ヤクルト打線に的を絞らせず、 9回二死 3塁まで「0行進」。ただヤクルト中村に左前打を浴びて 1点を許した。マウンド上では悔しそうにしゃがみ込んだが、次打者の藤井を 2ゴロに打ち取りゲームセット。今季 2度目の完投をマークした。チームは 2戦23失点で「2連敗」中。普段助けてもらっている救援陣を休ませた意味でも価値ある 1勝となった。11- 0の 9回二死、中村に左前適時打を浴び、ゼロ行進が途切れた。右手の指先を見つめ、しばらく動けない。 7年ぶり自身 2度目の完封星を逃したが、今季 2度目の完投勝利だけは手放さなかった。試合後はスタンドの声援に応えながら、少し悔しさをにじませた。序盤はピンチを背負いながらも、必死にゼロを並べた。 1回一死 2塁。立ち上がりから得点圏に走者を背負ったが、坂口智隆外野手(33)の中前打を捕球した前進守備の中堅・高山俊外野手(24)が本塁へ好返球。 2走・山田を憤死させ「高山にも助けてもらった」と感謝した。緩急を使った投球で、 9回を 8安打 1失点にまとめ、「8勝」目だ。チーム全体として、秋山になんとしても2010年のルーキーイヤー以来となる完封星をプレゼントしたい…とサポートした。香田勲男投手コーチ(52)は「 1人で投げてくれて非常に大きい。カード頭を任せられる信頼がある」とたたえた。一死球はあったが、無四球で投げ切り、与四球は今季いまだ 9個。規定投球回に達している投手では両リーグ最少だ。自慢の制球力に、物怖じしないハートの強さ。どんどんレベルアップする背番号「46」が虎投を支えていく。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 1-11阪神>◇13回戦◇阪神 8勝 5敗◇21日◇明治神宮球場

 阪神は 2回に福留のソロで先制。ヤクルトは 1回一死 2塁から坂口の中前打で走者山田が本塁を狙うも憤死。好機を生かせない。

 阪神は 4回にロジャースの「来日1号」となる 2ラン、 6回にも 2打席連続の「2ラン」などで 7点リード。ヤクルトは 6回まで無得点。

 阪神はロジャースが 5打点、先発秋山が 1失点完投と投打がかみ合い連敗を「2」で止めた。ヤクルトは今季最悪の「14連敗」となった。

 阪神秋山が「8勝」目。ヤクルト・ブキャナンは「7敗」目。

  6回表阪神一死 1塁、ジェイソン・ロジャース内野手は 2打席連続の 2点本塁打を放った。捕手中村悠平=明治神宮球場

 判定が覆った。 7回二死 2塁で阪神ロジャースがレフト前に安打を放つと、 2塁走者の俊介が本塁を目指して激走。クロスプレーとなり、牧田球審の判定はタッチアウト。

 しかし、捕手が走路をふさいだとして、阪神サイドが猛抗議。約 4分間のリプレー検証の結果、判定はアウトからセーフとなった。この結果、ロジャースには打点がつき、この日 5打点となった。

 このプレーに対して、ヤクルトの中村捕手には、警告が出された。

  7回表阪神二死 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手の左前打で本塁打へ突進した代走俊介外野手。捕手中村悠平のブロックでアウトの判定も映像検証の結果判定が覆りセーフとなった=明治神宮球場

 

 福留孝介外野手が、 2回に先制の「8号ソロ」を放った。

 ヤクルト先発ブキャナンの 5球目、真ん中にきた 142キロを強振。バックスクリーンまで運んだ。「打ったのはストレート。イニングの先頭でしたし、まずは塁に出るということしか考えてなかったです。いい感触で、しっかりととらえられました」。

 喜びの表情でダイヤモンドを一周するも、この打席で起こった自打球の影響からか、ベンチに座った際は顔をしかめていた。

  2回表阪神無死、福留孝介外野手は先制本塁打を放った=明治神宮球場

 福留は自身11日中日戦(倉敷)以来の 1発。先制点の奪取に、敵地に駆けつけた虎党もほほ笑んでいた。

 キャプテンのひと声とひと振りから、すべてが始まった。真っすぐな軌道で、バックスクリーンへズドン。福留の先制ソロが、大花火大会スタートの号令だった。

 「回の先頭だったしね。痛かった…」

  2回、本塁打を放った福留孝介外野手=明治神宮球場

  0- 0の 2回無死。 2ボールからの 3球目を打ちにいったが、自打球になり左膝付近を直撃。思わず顔をしかめた。打席の外で悶絶したが、駆け寄ったトレーナーは追い返し、仕切り直し。 2球後のカウント 3- 1から 142キロを振り抜き、薄暮の空へ運び去った。11日の中日戦(倉敷)以来10日ぶりとなる「中越え8号ソロ」。ベンチへ戻ってもまだ痛そうに足をさすっていたが、キャプテンの“有言実行弾”でハートに火がつかない選手など、誰もいなかった。

  2回、先制弾を放った福留孝介外野手。有言実行弾だった=明治神宮球場

 この日の試合前、福留は野手陣に対し「点を取ってピッチャーを助けよう!」とハッパをかけていた。18、19日の敗れた広島戦(甲子園)も結果的に投手陣が 9失点、14失点と乱れたが、打線もあと一本が出なかった。前半戦から胸に秘めていた援護し切れない悔しさを、改めて野手陣で共有。そしてすぐさま手本を示すことができるのが、この男だ。

 試合に勝利し、喜ぶ阪神ナイン=明治神宮球場

 「常に思っていることだし。ずっと投手が頑張っているのに、助けてあげられなかった。打って点を取って、楽な展開にできてよかった」

 本塁打を打てば、今季は「8戦8勝」。昨年も含めると、これで「10連勝」だ。痛みにも夏の暑さにも負けず、丈夫なからだを持ち、勝利への欲をむき出しにする。背中だけでなく言葉でも引っ張る福留を中心に、もう一度虎は一つになる。

 

  4回表阪神一死 2塁、「来日1号」となる 2点本塁打を放ちスタンドの声援の浴び生還するジェイソン・ロジャース内野手=明治神宮球場

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手(パイレーツ3A)が、待望の来日初アーチを放った。

  4回一死 2塁で、ブキャナンの投じた 125キロカーブをうまくバットに乗せ、左翼スタンドまで運んだ。

 来日 9打席目で飛び出した「1号2ラン」に「虎のパンダ」もにっこりだった。

  6回表阪神、ジェイソン・ロジャース内野手は 2打席連続の「2点本塁打」を放った=明治神宮球場

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が、来日初アーチから 2打席連続で本塁打を放った。

 まず 4回一死 2塁で、ブキャナンの投じた 125キロカーブをうまくバットに乗せ、左翼スタンドまで運んだ。「打ったのはカーブ。 1打席目に打ち損じてしまって、すごく悔しかったし、絶対にやり返してやるんだと思って打席に向かったんだ」。来日 9打席目で飛び出した「1号2ラン」に「虎のパンダ」もにっこりだった。

 続く 6回の第 3打席は一死 1塁の場面。カウント 0- 2と追い込まれた 4球目は顔の高さほどの直球だったが、力いっぱい振りきった。打球はぐんぐん伸びて、バックスクリーンに突き刺さった。

 ロジャースの 2打席連発に神宮の虎党も大喜びだった。

 ジェイソン・ロジャース内野手は 6回、中越えに 2打席連発となる「2号2ラン」を放った=明治神宮球場

 最強のパンダや!! 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が 4回に「来日1号2ラン」を放つと、 6回にも 2打席連続の「2号2ラン」。 7回にも左前タイムリーを放ち、 3安打 5打点の大暴れで連敗を「2」で止めた。糸井、糸原がけがで離脱したショックを新助っ人が払拭した。

 真夏のパンダ祭りの開幕だ!! 初見参の東京の夜空にどっかんどっかんと花火を打ち上げた。ロジャースが来日初アーチだけじゃ物足りないとばかりに、「2ラン2連発」に 5打点の大暴れ。今季最多の 4本塁打が飛び出たアーチショーの主役になった。

 「自分が 1軍にあがってきて、最初の勝利に貢献できてうれしいです。ここ、ビジター球場だよね? (初本塁打で)打球がスタンドに入った瞬間からホームまで一周している間に、ファンからの声援がすごくて『ホーム球場みたい!』って思ったよ」

  4回、「2点本塁打」を放ったジェイソン・ロジャース内野手=明治神宮球場

  1- 0の 4回一死 2塁、カウント 1- 1から今季阪神戦「3戦3勝」のブキャナンのカーブを振り抜いた。打球は鮮やかな弧を描いて左中間スタンドへ。「カーブは 1打席目に打ち損じてしまってすごく悔しかった」。来日 9打席目での「2ラン」に続き、 6回には 2打席連発。今度は高め直球をとらえ、「2号2ラン」をバックスクリーンにたたき込んだ。

  7回には外の球に手を伸ばし左前打。 2塁から生還を狙った代走俊介が憤死するも、リプレー検証で捕手中村がブロックしていたとして、左前適時打となった。 3安打 5打点のフィーバーぶり。 7回に代走を出されてお役ご免となったが、糸井が右脇腹の筋挫傷で、好調糸原が右膝の内側側副靱帯損傷で離脱した沈滞ムードを吹き飛ばした。

 R砲は 4回、「来日1号2ラン」。カーブをとらえた=明治神宮球場

 慣れない異国の地でも 1人で戦ってはいない。「両親が、(試合の)ハイライトをみていてくれたみたいなんだ」。来日初打点を記録した18日の広島戦(甲子園)。SNSを通じてファンから祝福のメッセージをもらったが、遠く離れた母国から気にかけてくれる家族の思いが何よりうれしかった。もっともっと打ちまくって、海の向こうに何度だって吉報を届ける。

 新加入の助っ人の「2発」に金本監督は「まあ(本塁打が出やすい)神宮だから…かもわからんし」と笑ったが「体がキレてくれば、そのうち、甲子園でも打てるようになるでしょう。速い球をまだ見てないから。これからでしょうね。体重移動も少ないし、ブレも少ないし。後は慣れでしょう」さらなる“上がり目”に期待した。

 笑顔のジェイソン・ロジャース内野手=明治神宮球場

  3塁ベンチ前でのヒーローインタビュー中。詰めかけた虎党から「ロジャースー!!」、「パンダー!!」の大歓声を浴び続けた。R砲も「ビジターなのに、たくさんのタイガースファンがきてくれて、さらにアドレナリンが出て、気持ちが高ぶりました」と感謝した。広島とは「8ゲーム」差。ただ、後半戦の虎にはこの男がいる。「ジェイソン・ロジャース、通称パンダです。これからも応援よろしくお願いします」。虎のパンダが大反攻の旗手になる。

★ロジャースについて阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「変化球も直球もしっかり打ってくれて。長打、長打と言われていた中で2本打ってくれたというのは、本人にとっても、チームにとっても、よかったんじゃないか」

  7回、適時 2塁打を放ったジェイソン・ロジャース内野手=明治神宮球場

◇データBOX◇

◎…ロジャースが「1試合2本塁打」。阪神で今季 1試合に複数本塁打を放ったのは、 4月 9日の巨人戦(甲子園)の北條以来、 2人目。 2打席連続弾は、今季チーム初。

◎…福留、ロジャース(2)、大山がアーチを放ち、 1試合 4本塁打。 1試合 4本塁打は今季チーム初で2014年 8月 5日のヤクルト戦(神宮、新井貴、鳥谷、マートン、ゴメス)以来 3年ぶり。

 

 阪神先発の秋山拓巳投手=明治神宮球場

 先発した秋山拓巳投手は、完封を逃すも、 9回 1失点で「8勝」目を挙げた。

 緩急を上手に使い、ヤクルト打線に的を絞らせず、 9回二死 3塁まで「0行進」。ただヤクルト中村に左前打を浴びて 1点を許した。マウンド上では悔しそうにしゃがみ込んだが、次打者の藤井を 2ゴロに打ち取りゲームセット。今季 2度目の完投をマークした。

 完投勝ちの秋山拓巳投手(右)を笑顔で出迎える金本知憲監督=明治神宮球場

 「(完封は)意識していました。でも 1人で投げ切れてよかったです。( 1回は)高山に助けてもらった。それからは緩急を使って投げられました」

 チームは 2戦23失点で「2連敗」中。普段助けてもらっている救援陣を休ませた意味でも価値ある 1勝となった。

 立ち上がりからストライク先行の秋山拓巳投手。今季 2度目の完投で「8勝」目を手にした=明治神宮球場

 白球が左翼前で弾むと、秋山は苦笑いを浮かべ、マウンド上にひざまずいた。11- 0の 9回二死、中村に左前適時打を浴び、ゼロ行進が途切れた。右手の指先を見つめ、しばらく動けない。 7年ぶり自身 2度目の完封星を逃したが、今季 2度目の完投勝利だけは手放さなかった。

 「(完封は)意識しました。でも、 1人で投げ切れたのでよかったです」

 試合後はスタンドの「秋山、ありがとう」という声援に応えながら、少し悔しさをにじませた。序盤はピンチを背負いながらも、必死にゼロを並べた。 1回一死 2塁。立ち上がりから得点圏に走者を背負ったが、坂口の中前打を捕球した前進守備の中堅・高山が本塁へ好返球。 2走・山田を憤死させ「高山にも助けてもらった」と感謝した。

  9回、中村悠平捕手に適時打を許し、完封を逃した秋山拓巳投手は思わず膝をついた=明治神宮球場

  144キロの真っすぐに 110キロ台のカーブを織り交ぜ、 5回から 4イニング連続で三者凡退。緩急を使った投球で、 9回を 8安打 1失点にまとめ、「8勝」目だ。

 大量リードにもかかわらず、 9回一死 3塁の場面では野手陣は内野前進守備。チーム全体として、秋山になんとしても2010年のルーキーイヤー以来となる完封星をプレゼントしたい…とサポートした。香田投手コーチは「完封してほしかったけど」と少し残念そう。その上で「 1人で投げてくれて非常に大きい。カード頭を任せられる信頼がある」とたたえた。

 完投勝利し、ウイニングボールを手に笑顔の秋山拓巳投手(左)=明治神宮球場

 プロ 8年目で初出場した「マイナビオールスターゲーム2017」。超一流選手の集いで、他球団の好投手から情報収集した。なかでも、小川(ヤクルト)から調整法やメンタル面の助言をゲット。得た知識を頭に入れ、“怖いモノ知らず”だった開幕当初の気持ちにリセットした。そしてこの日、見事な“ツバメ返し”。「(球宴が)いい経験になりました」とニヤリだ。

 「後半戦が始まったということで開幕みたいな気持ちでしっかり抑えられてよかった」

 一死球はあったが、無四球で投げ切り、与四球は今季いまだ 9個。規定投球回に達している投手では両リーグ最少だ。自慢の制球力に、物怖じしないハートの強さ。どんどんレベルアップする背番号「46」が虎投を支えていく。

 

 エライ!秋山が完投勝利!相手が相手だけに当然と言えば当然の結果だったのかも知れない。他の投手も頑張って欲しいですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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大和が2点適時打!由規からしぶとく中前に運ぶ!ロジャース最終打席で意地打!メンデス、来日初登板!

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ヤクルトは 1回、山田の 2ランで先制。阪神は 2回に大和内野手(29)の 2点打で同点。ヤクルトは 2回、西浦直亨内野手(26)と坂口智隆外野手(33)の適時打で再び 2点差に。ヤクルトは 6回に押し出し四死球で 2点を加点。先発由規投手(27)は 5回 2失点で降板、継投に入る。阪神は 6回まで 2安打と打線が沈黙。ヤクルトは 7、 8、 9回と継投で無失点に抑え、連敗を「14」で止めた。チームは 7月初勝利。先発由規は「3勝」目となった。阪神先発能見篤史投手(38)は「5敗」目。阪神がヤクルトに 7月初勝利を献上した。先発能見ら投手陣が制球に苦しみ、劣勢の展開。 2点を追う 6回表無死 1、 2塁では 3番中谷将大外野手(24)がバントを失敗。福留孝介外野手(40)、ジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)も連続三振に終わり、同点の機運は一気にしぼんだ。金本知憲監督(49)は中谷のミスを嘆いた。首位広島とのゲーム差は「9」に広がった。

鳥谷敬内野手(36)は 2回一死 1塁で四球を選び、長嶋茂雄(巨人)に並んで「歴代16位タイ」の通算「969四球」となった。ミスターは「2186」、鳥谷は「1915」試合目での到達と相当のハイペースだ。プロ14年目でまた 1人、偉大な先人と肩を並べたが、その後の 3打席は凡退。通算「2000安打」まで「46」で足踏みとなった。

大和内野手が、同点 2点打を放った。 2点を追う 2回。一死からロジャースと鳥谷が連続四球を選び出塁すると、ヤクルト先発由規が 2塁へのけん制を悪送球。一死 2、 3塁で大和が左打席から、しぶとく中前に落とした。 2塁走者の鳥谷も一気に生還し、同点となった。出場 4試合ぶりの打点も、試合後は悔しさをあらわ。それでも、ルーキー糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が負傷離脱してから 2試合連続で遊撃で先発出場。このチャンスをしっかりものにし、チームの苦況も救う。

「14連敗」のヤクルトより弱い!? 阪神は攻守に精彩を欠き、 2- 6で敗戦。金本知憲監督は、 6回無死 1、 2塁でバントを失敗した中谷将大外野手にベンチで怒声を浴びせた。これで首位広島とは再び、今季最大「9ゲーム」差に-。こんな野球をしていたら、鯉の背は遠のくばかりだ。腕を組み、鬼の形相の金本監督が、何事か言葉を発している。目の前のベンチに座る中谷に対して。スーパー激怒していることだけは伝わってきた。 6回のことだ。試合後。さすがに冷静に振り返った指揮官だが、突き放すような言葉に、怒りの大きさがにじんだ。問題のシーンは 6回無死 1、 2塁。 2点ビハインドの阪神ベンチは 3番・中谷に送りバントを命じた。が、 1球目、 2球目のストライクを見逃し、 3球目のワンバウンドになりそうな球をファウル。何とも寂しいスリーバント失敗。中谷は 1回にも一死 1塁、フルカウントで 1塁走者がスタートした際にボール球を振って三振ゲッツー。指揮官が首を傾げるのも分かる。投手陣の制球難は悲しすぎた。 6回などは四苦八苦している敵に、連続押し出しでプレゼントしてどうする。不安定な由規に対して 5回まで 1安打しか打てない打線も悲しい。こんな無様な姿は 1試合だけにしてほしい。

新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が最終打席で意地を見せた。 4点を追う 9回一死で、ジョシュ・ルーキ投手(32)の 154キロを右前へ運んだ。次戦につながる一打だった。「14連敗」中だったヤクルト相手に敗戦も、気持ちはすでに前を向いていた。この日は 1安打も、18日に昇格してから 4試合で打率 3割 8分 5厘と好調を維持している。前日は「2ラン2発」に適時打も放って、計 5打点の“パンダ祭り”。18日の広島戦(甲子園)での初出場から、これで打率 0.385(13打数 5安打)の新助っ人が、打線を活性化させる。

西岡剛内野手(32)がレフトの守備で、決死のダイビングを試みるもわずかに届かず、「14連敗」中のヤクルトに勝ち越しを許した。21日に続いて、この日も「1番・左翼」でスタメン出場。 2- 2で迎えた 2回裏の守備では、一死 1塁から 8番西浦の打球にダイビングキャッチを試みるも、白球はグラブの先を通り過ぎていった。 1塁走者が生還し、勝ち越しを許した。

能見篤史投手が 5回途中で降板した。 4回 1/3を投げ 5安打 4失点。 7三振を奪う力投も、 1日ヤクルト戦(甲子園)以来の勝ち星とはならなかった。能見が降板し、 2番手には松田遼馬投手(23)が 5回一死 1、 3塁のピンチでマウンドにあがった。ベテランらしからぬ乱調だった。自慢の制球力が乱れ、能見が 5回を持たずにKO。感覚のズレを取り戻せず「5敗」目だ。 5回一死 1、 3塁を招いたところでベンチからタオル。今季ヤクルト戦は 1戦 1勝、防御率1.50だったが、 4回 1/3を 5安打 2四球、今季ワーストタイ 4失点。 7三振こそ奪ったが、ふがいない内容だった。負の連鎖は続く。 6回は松田が一死 1、 2塁のピンチを作ると、代わった岩崎は四球で満塁。二死後、荒木貴裕内野手(29)に死球、ウラディミール・バレンティン外野手(33)に四球で 2者連続押し出し。香田勲男投手コーチ(52)は能見について渋い表情。岩崎にも手厳しかった。

マルコス・マテオ投手(33)が22日、腰の張りを訴えて緊急帰阪した。出場選手登録を抹消される方向。病院には行かず、今後も様子をみる予定。マテオは阪神在籍 2年目。今季は40試合に登板。桑原謙太朗投手(31)やラファエル・ドリス投手(29)とともに勝利の方程式を形成して、「6勝3敗」、防御率2.65の好成績を残していた。代わってロマン・メンデス投手(27)が合流した。メンデスは 2軍で38試合に登板して、「0勝3敗19セーブ」を記録。防御率は3.11だった。マテオの代役を務めていく。昇格即、来日初登板に臨んだ新助っ人メンデスが、最速 151キロの直球を軸に「2回0封」だ。 1軍外国人枠「4」の関係で 2軍暮らしが続いたが、ようやく出番が巡ってきた。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 6- 2阪神>◇14回戦◇阪神 8勝 6敗◇22日◇明治神宮球場

 ヤクルトは 1回、山田の 2ランで先制。阪神は 2回に大和の 2点打で同点。ヤクルトは 2回、西浦と坂口の適時打で再び 2点差に。

 ヤクルトは 6回に押し出し四死球で 2点を加点。先発由規は 5回 2失点で降板、継投に入る。阪神は 6回まで 2安打と打線が沈黙。

 ヤクルトは 7、 8、 9回と継投で無失点に抑え、連敗を「14」で止めた。チームは 7月初勝利。先発由規は「3勝」目となった。阪神先発能見は「5敗」目。

  6回表、投手交代を告げた金本知憲監督=明治神宮球場

 阪神がヤクルトに 7月初勝利を献上した。先発能見ら投手陣が制球に苦しみ、劣勢の展開。

  2点を追う 6回表無死 1、 2塁では 3番中谷がバントを失敗。福留、ロジャースも連続三振に終わり、同点の機運は一気にしぼんだ。

 金本知憲監督(49)は「あれで流れが大きく変わった」と中谷のミスを嘆いた。首位広島とのゲーム差は「9」に広がった。

 

  2回 大和内野手の左前打で、 3塁走者に続いて同点のホームを踏む 2走の鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 鳥谷は 2回一死 1塁で四球を選び、長嶋茂雄(巨人)に並んで「歴代16位タイ」の通算「969四球」となった。「本当はヒットを打てるのが一番いいんですけどね。記録に関しては自分じゃ分からないので」。ミスターは「2186」、鳥谷は「1915」試合目での到達と相当のハイペースだ。プロ14年目でまた 1人、偉大な先人と肩を並べたが、その後の 3打席は凡退。通算「2000安打」まで「46」で足踏みとなった。

 

  2回表阪神一死 2、 3塁、大和内野手は中前適時打を放った=明治神宮球場

 大和内野手が、同点 2点打を放った。

  2点を追う 2回。一死からロジャースと鳥谷が連続四球を選び出塁すると、ヤクルト先発由規が 2塁へのけん制を悪送球。

 一死 2、 3塁で大和が左打席から、しぶとく中前に落とした。 2塁走者の鳥谷も一気に生還し、同点となった。

  2点適時打を放った大和内野手=明治神宮球場

 大和は 0- 2の 2回一死 2、 3塁で由規の内角低め 130キロに反応。しぶとく遊撃後方に落として、一時同点の 2点打を放った。出場 4試合ぶりの打点も、試合後は「勝利につながらなければ」と報道陣に問われて「そうですね…」と悔しさをあらわ。それでも、ルーキー糸原が負傷離脱してから 2試合連続で遊撃で先発出場。このチャンスをしっかりものにし、チームの苦況も救う。

 

  6回、金本知憲監督(左端)はバント失敗の中谷将大外野手(前列右端)に対し、声を荒げた=明治神宮球場

 「14連敗」のヤクルトより弱い!? 阪神は攻守に精彩を欠き、 2- 6で敗戦。金本知憲監督は、 6回無死 1、 2塁でバントを失敗した中谷将大外野手にベンチで怒声を浴びせた。これで首位広島とは再び、今季最大「9ゲーム」差に-。こんな野球をしていたら、鯉の背は遠のくばかりだ。

 腕を組み、鬼の形相の金本監督が、何事か言葉を発している。目の前のベンチに座る中谷に対して。内容は聞こえない。でも、スーパー激怒していることだけは伝わってきた。 6回のことだ。

 「まあ、あれで大きく流れは変わりましたね」

 試合後。さすがに冷静に振り返った指揮官だが、突き放すような言葉に、怒りの大きさがにじんだ。

  6回無死 1、 2塁でスリーバントを失敗した中谷将大外野手=明治神宮球場

 問題のシーンは 6回無死 1、 2塁。 2点ビハインドの阪神ベンチは 3番・中谷に送りバントを命じた。が、 1球目、 2球目のストライクを見逃し、 3球目のワンバウンドになりそうな球をファウル。何とも寂しいスリーバント失敗。福留、ロジャースも連続で見逃し三振に倒れて、反撃ムードは一気にしぼんだ。中谷がプロ入り後、一度も送りバントを決めていなかったという衝撃の事実も、この場合、言い訳になどならない。

 「彼がどう考えるか、ですよね。状況判断を。まあ、バントなんて状況判断もない。バントやるだけなんだから。ストライクを見逃して…。やって失敗ならまだ分かる。そういうところが彼の一番足りないところ。もう、何試合出てるんかな。経験はそこそこ積んでるはずですから」

 中谷は 1回にも一死 1塁、フルカウントで 1塁走者がスタートした際にボール球を振って三振ゲッツー。指揮官が首を傾げるのも分かる。

 引き上げる金本知憲監督=明治神宮球場

 「言い訳はできないです」

 戦犯として名指しされた背番号「60」は、言葉少なだった。

 それにしても…。この試合だけを見た人には、どっちが「14連敗」していたチームか、見分けが付かないだろう。それほどまでに、この夜の猛虎は弱かった。明らかにヤクルトより弱かった。

 投手陣の制球難は悲しすぎた。 6回などは四苦八苦している敵に、連続押し出しでプレゼントしてどうする。不安定な由規に対して 5回まで 1安打しか打てない打線も悲しい。フルカウントになると、決まったように空振り三振…。 2回に相手のけん制ミスに乗じて 2点を奪っただけで、散発 4安打に終わった。

 こんな無様な姿は 1試合だけにしてほしい。首位広島と「9」差に開いたとはいえ、まだ、阪神は「2位」なんだから。

 引き上げる中谷将大外野手=明治神宮球場

☆打線について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「(由規は)荒れていたが、変化球を要所要所で決められた。でも、きょうはやはり(中谷の)バントのところ。あそこはしっかり決めないと」

★金本知憲監督、中谷将大外野手への“怒”VTR

  5月24日の巨人戦(甲子園)、 0- 0の 5回無死 3塁で、相手内野陣が前進守備を敷かない中で浅い右飛。 1点も奪えず攻撃が終わった瞬間、ベンチを蹴った金本監督は、 1- 3で敗れた試合後「あれだけ言ってもできない。僕らの指導力不足でしょう」と怒り心頭。「4番」に初抜てきした同28日のDeNA戦(同)でも 1- 6の 5回一死 2、 3塁で捕邪飛。 2- 6で敗れ、指揮官は「残塁いくつ? 10? クリーンアップがチャンスで打たないと」と苦言を呈した。

◇データBOX◇

◎…阪神が 1試合 4安打以下に終わるのは、今季13度目。今季最少は 6月28日の中日戦(● 0- 1、ナゴヤドーム)の「2」。

◎…ヤクルト・由規との対戦は2011年 8月28日の甲子園( 7回 1失点)以来、 6年ぶり。

 

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が最終打席で意地を見せた。 4点を追う 9回一死で、ルーキから右前打。次戦につながる一打だった。

 「いい打席を送ろうと考えて打席に入っている。明日も試合があるので、いい打席内容を心掛けたい」。「14連敗」中だったヤクルト相手に敗戦も、気持ちはすでに前を向いていた。

 この日は 1安打も、18日に昇格してから 4試合で打率 3割 8分 5厘と好調を維持している。

  2回表阪神一死 1、 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手は相手けん制エラーの間に 3塁へ進塁=明治神宮球場

 ロジャースが 2打数無安打( 1四球)で迎えた 9回、ルーキの 154キロを右前へ運んだ。「あしたも試合があるからね。いい形で打席に立てるようやっていきたい」。前日は「2ラン2発」に適時打も放って、計 5打点の“パンダ祭り”。18日の広島戦(甲子園)での初出場から、これで打率 0.385(13打数 5安打)の新助っ人が、打線を活性化させる。

 

  2回裏ヤクルト一死 1塁、西浦直亨内野手の打球に左翼手西岡剛内野手はダイビングするも捕球できず適時打となる=明治神宮球場

 西岡剛内野手がレフトの守備で、決死のダイビングを試みるもわずかに届かず、「14連敗」中のヤクルトに勝ち越しを許した。

 21日に続いて、この日も「1番・左翼」でスタメン出場。 2- 2で迎えた 2回裏の守備では、一死 1塁から 8番西浦の打球にダイビングキャッチを試みるも、白球はグラブの先を通り過ぎていった。 1塁走者が生還し、勝ち越しを許した。

 試合前には、左翼のポジションでノックを受けて調整。出場機会を求めて、不慣れな外野守備にも挑戦している。

 

  2回裏ヤクルト二死 2塁、能見篤史投手は坂口智隆外野手に中前適時打を打たれ失点した=明治神宮球場

 能見篤史投手が 5回途中で降板した。

  4回 1/3を投げ 5安打 4失点。 7三振を奪う力投も、 1日ヤクルト戦(甲子園)以来の勝ち星とはならなかった。

 能見が降板し、 2番手には松田が 5回一死 1、 3塁のピンチでマウンドにあがった。

  5回途中でマウンドを降りる能見篤史投手(手前)。らしからぬ乱調だった=明治神宮球場

 ベテランらしからぬ乱調だった。自慢の制球力が乱れ、能見が 5回を持たずにKO。感覚のズレを取り戻せず「5敗」目だ。

 「(悔いは)少しどころじゃない。 2回も出しているから。自分の感覚的に、思った感覚とちょっと違った」

  1回、先頭の坂口にストレートの四球。二死 2塁から山田に甘い直球を左翼席へ運ばれた。追いついてもらった直後の 2回も、先頭の飯原に 4球連続ボール…。そこから西浦、坂口の適時打で 2点を勝ち越された。

  5回一死 1、 3塁を招いたところでベンチからタオル。今季ヤクルト戦は 1戦 1勝、防御率1.50だったが、 4回 1/3を 5安打 2四球、今季ワーストタイ 4失点。 7三振こそ奪ったが、ふがいない内容だった。

  6回にピンチを招いた松田遼馬投手=明治神宮球場

 負の連鎖は続く。 6回は松田が一死 1、 2塁のピンチを作ると、代わった岩崎は四球で満塁。二死後、荒木に死球、バレンティンに四球で 2者連続押し出し。「(言うことは何も)ないです」と声を絞るしかなかった。

 計 7四死球。“瀕死”の燕打線に、得点を与えたようなものだ。香田投手コーチは能見について「ストレートの四球、あれは困る。(敗因は)四球だな。『タイミングが合わなかった』と本人は言っていたけど」と渋い表情。岩崎にも「技術的にもやり直さないといけない」と手厳しかった。

 グラウンドを去る前、帽子を取って一礼した能見は「(先頭への四球などは)やったらいけないことだから」と唇をかんだ。プロ13年目。長年培ってきた技術、知識で修正するしかない。

◇データBOX◇

◎…阪神はヤクルト戦で計 7与四死球( 6四球 1死球)。 1試合に 7四死球以上与えたのは 7月 9日の巨人戦(甲子園)以来で、今季11度目。今季ワーストは 4月 1日の広島戦(マツダ)での「13」。

 

 阪神マルコス・マテオ投手(2017年 7月14日撮影)=ナゴヤドーム

 マルコス・マテオ投手が22日、腰の張りを訴えて緊急帰阪した。出場選手登録を抹消される方向。病院には行かず、今後も様子をみる予定。

 マテオは阪神在籍 2年目。今季は40試合に登板。桑原やドリスとともに勝利の方程式を形成して、「6勝3敗」、防御率2.65の好成績を残していた。

 代わってロマン・メンデス投手(27)が合流した。メンデスは 2軍で38試合に登板して、「0勝3敗19セーブ」を記録。防御率は3.11だった。マテオの代役を務めていく。

  7回、阪神「4番手」で初登板したロマン・メンデス投手=明治神宮球場

 ロマン・メンデス投手が来日初登板した。

  4点ビハインドの 7回から「4番手」として救援登板。先頭のリベロを 2ゴロに打ち取ると、リズムに乗り、 2イニングを無失点で切り抜けた。

 この日、腰痛のマテオに代わって来日初昇格。メンデスは 2軍で38試合に登板して、 0勝 3敗19セーブを記録。防御率は3.11だった。

  7回裏から登板したロマン・メンデス投手=明治神宮球場

 昇格即、来日初登板に臨んだ新助っ人メンデスが、最速 151キロの直球を軸に「2回0封」だ。「すごくよかった。( 2軍から)きょう来たので、ちょっと疲れたけど全体的によかった」。 4点ビハインドの 7回に登板し、 2イニングを 1安打に抑えた。 1軍外国人枠「4」の関係で 2軍暮らしが続いたが、ようやく出番が巡ってきた。金本監督は「制球はまずまずかな。(今後は)どこで使える、どういう展開で、はまだ見えない」と話した。

 

 なんてこった!またまた能見で負け試合を展開してしまった!こんな事をしていては、夢が途切 れてしまうではないか…

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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メッセ、来日8年目1号V弾&10勝!打って投げてランディの日!代打・中谷が阪神一番乗り10号!

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阪神は 3回に先発のランディ・メッセンジャー投手(35)が「1号ソロ」を放ち、先制。投げては 3回まで 2安打無失点と好投し、投打に活躍を見せる。中盤は両軍ともに無得点。ヤクルトは小川泰弘投手(27)を 5回終了で降板させ、 6回から継投に入る。阪神メッセンジャーは 6回無失点。阪神は 7回に中谷将大外野手(24)の「ソロ」などで 4点を加え、逃げ切る。先発メッセンジャーは「10勝」目。

ランディ・メッセンジャー投手が来日初となる「1号ソロ」で先制点をたたき出した。 3回無死。追い込まれながらも、ヤクルト小川が投じた外角高めの速球を振り抜いた。高く上がった飛球はそのまま右翼席に届いた。2010年に加入以来、本塁打はこれが初めてだ。打って、抑えての大活躍! ランディ・メッセンジャー投手が 3回、来日 8年目で初本塁打をマークした。ヤクルト相手に、本職でも 8回 5安打12奪三振で無失点と圧巻の内容。リーグトップタイの「10勝」目を挙げ、 2年連続 6度目の「2桁勝利」を達成。零封リレーで、チームも 2カードぶりの勝ち越しを決めた。ボールは放物線を描き、右翼席に着弾。メッセンジャーはダイヤモンドを涼しい表情で一周した。まさかの一撃。待望の来日初アーチで、自らの 2年連続 6度目の「2桁勝利」を援護射撃だ。来日 8年目。ようやく、アーチを描けた。 4歳のとき、米国の少年野球チーム「リトル・ラスコス」に入団。スタンドティーの器具を用いたティーベースボールという競技から、野球人生をスタートさせた。11歳までは遊撃手専門。体も大きく、米・スパークス高では投手の他に内野も守り、 4番まで務めた。 1シーズンで「10本塁打」は放っていたという。いまでも打撃への愛情は消えない。蒸し暑い甲子園室内で 1人黙々と素振りや、通常より半分の距離でマシンと向き合う。先発投手の調整をこなしながら、“来たる日”まで牙を研ぎ続けてきた。 チームも後半戦初の勝ち越し。「ガンバリマス!!」。ヒーローインタビューを日本語で締めた。投げてヨシ、打ってヨシ。最強の助っ人が、猛虎をガッシリと支えている。

中谷将大外野手が「10号ソロ」を放った。 7回無死で代打で起用された。フルカウントからヤクルト中沢雅人投手(32)のチェンジアップに食らいついた。ライナー性の当たりはそのまま左翼ポールに直撃した。前日はバント失敗で後味の悪いゲームだった。汚名返上とばかりに結果で応えた。フェアか、ファウルか-。左翼スタンドに陣取る虎党が一瞬の静寂のあと、どっと沸いた。悔しい思いを乗せた分だけ、ぎりぎり切れなかった。中谷が前夜の悪夢を振り払う左翼ポール直撃弾。神宮の夜空に面目躍如のアーチを描いた。 9日の巨人戦(甲子園)以来、 8試合ぶりの「10号ソロ」で打線に火がつき、この回一挙 4得点のビッグイニング。試合の流れを引き寄せる大きな一発となった。25日から甲子園で 1ゲーム差の 3位・DeNAと直接対決。同じ轍はもう踏まない。さらなる気迫で放物線を描く。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 0- 5阪神>◇15回戦◇阪神 9勝 6敗◇23日◇明治神宮球場

 阪神は 3回に先発のメッセンジャーが「1号ソロ」を放ち、先制。投げては 3回まで 2安打無失点と好投し、投打に活躍を見せる。

 中盤は両軍ともに無得点。ヤクルトは小川を 5回終了で降板させ、 6回から継投に入る。阪神メッセンジャーは 6回無失点。

 阪神は 7回に中谷の「ソロ」などで 4点を加え、逃げ切る。先発メッセンジャーは「10勝」目。ヤクルト小川は「4敗」目となった。

  8回裏ヤクルト二死、ウラディミール・バレンティン外野手のスイングをアピールするランディ・メッセンジャー投手=明治神宮球場

 

 ランディ・メッセンジャー投手が来日初となる「1号ソロ」で先制点をたたき出した。

  3回無死。追い込まれながらも、ヤクルト小川が投じた外角高めの速球を振り抜いた。高く上がった飛球はそのまま右翼席に届いた。2010年に加入以来、本塁打はこれが初めてだ。

  3回表阪神無死、ランディ・メッセンジャー投手は先制本塁打を放った=明治神宮球場

 打って、抑えての大活躍! ランディ・メッセンジャー投手が 3回、来日 8年目で初本塁打をマークした。ヤクルト相手に、本職でも 8回 5安打12奪三振で無失点と圧巻の内容。リーグトップタイの「10勝」目を挙げ、 2年連続 6度目の「2桁勝利」を達成。零封リレーで、チームも 2カードぶりの勝ち越しを決めた。

 神宮の夜空に白球が高々と舞い上がった。右翼手・上田が下がる、下がる…。は、入った!! ボールは放物線を描き、右翼席に着弾。メッセンジャーはダイヤモンドを涼しい表情で一周した。まさかの一撃。待望の来日初アーチで、自らの 2年連続 6度目の「2桁勝利」を援護射撃だ。

 「間違いなく風だと思うけど、気持ちよかった。これだけのたくさんのファンの前で打ててよかったよ」

  3回、本塁打を放ったランディ・メッセンジャー投手=明治神宮球場

 “味方”に付いた心地よい風に吹かれながら、敵地を黄色く染めた虎党を見渡した。「ランディ」コールに帽子を取って応える。投打のヒーローは、文句なしで助っ人だ。快音で球場を 2度、どよめかせたのは 3回だ。来日通算 432打席目。ヤクルト・小川の投じた 3球目、外角の真っすぐを振り抜いた。打球は右翼ポールのわずか右へ。「いったかなと思ったけど」と振り返ったおしい当たりの 3球後だ。 6球目の外角 141キロの直球を再び、フルスイング。右翼へ、今度は完ぺきな「来日1号」だ。

 阪神の外国人投手の本塁打は2008年のボーグルソン以来。自らのバットで決勝点を生み出し、投げてはマウンドでも相手を寄せ付けない。落差のあるカーブが面白いように決まり、直球の切れも抜群。 8回を 5安打無失点。今季最多タイの12三振を奪ってみせた。

 投げても 8回無失点のランディ・メッセンジャー投手。12奪三振の力投だ=明治神宮球場

 勝ち星も菅野(巨人)に並ぶ両リーグトップの「10勝」目。自身 6度目の「2桁星」で球団では1962年から 7年間で 100勝を挙げたバッキーを抜いた。12球団でも1985年から2013年で 117勝の郭泰源(元西武)と並ぶ外国人投手最多となった。球団の外国人投手記録に名が挙がるバッキーを超え「 2桁が( 4年間)続いていて、(2015年に)「9勝」で止まったときに彼の活躍、記録を知った。そのとき、とても悔しい思いをした。それがきょう達成できてよかった」とニンマリだ。

 来日 8年目。ようやく、アーチを描けた。 4歳のとき、米国の少年野球チーム「リトル・ラスコス」に入団。スタンドティーの器具を用いたティーベースボールという競技から、野球人生をスタートさせた。11歳までは遊撃手専門。体も大きく、米・スパークス高では投手の他に内野も守り、 4番まで務めた。 1シーズンで「10本塁打」は放っていたという。

  6回、ヤクルト・リベロ内野手を打ち取りピンチを防いだメッセンジャー投手はガッツポーズ=明治神宮球場

 いまでも打撃への愛情は消えない。蒸し暑い甲子園室内で 1人黙々と素振りや、通常より半分の距離でマシンと向き合う。先発投手の調整をこなしながら、“来たる日”まで牙を研ぎ続けてきた。

 チームも後半戦初の勝ち越し。「ガンバリマス!!」。ヒーローインタビューを日本語で締めた。投げてヨシ、打ってヨシ。最強の助っ人が、猛虎をガッシリと支えている。

☆今季から挑戦する左打席で、いずれも左方向へ流し打ってマルチ安打の阪神・大和内野手

 「なんとか逆方向に打っていけばチャンスがあると思っているので」

★練習方法変え苦手神宮克服

 メッセは苦手も克服した。今季初登板の神宮は昨季 2試合に先発して「0勝1敗」、防御率7.27。2014年も 3試合で「1勝2敗」、防御率9.00とここ数年、苦戦していた。だがこの日は登板日の練習メニューを変更。通常、神宮では投手は室内練習場で汗を流すが、香田投手コーチの発案でメイングラウンドでの調整に変えた。結果につながり、同コーチも「『調整を変えてみないか』と提案した。 カーブで緩急も使えていた」とうなずいていた。

  3回、来日 8年目で初アーチを放ったランディ・メッセンジャー投手。打撃でも大活躍だ=明治神宮球場

◇データBOX◇

◎…メッセンジャーが来日初本塁打。阪神の投手で本塁打を放ったのは2014年 4月15日の広島戦(マツダ)での藤浪以来。外国人では2008年 7月29日のヤクルト戦(神宮)でボーグルソン以来。

◎…ちなみに今季他球団の投手ではウィーランド(DeNA)とバルデス(中日)が本塁打をマーク。投手での通算最多本塁打は金田正一(元国鉄など)の「38本」。

◎…メッセンジャーが今季最多タイの「12三振」。日本球界通算の奪三振数は「1240」に。試合前の「歴代92位」から、前田健太(元広島、現ドジャース、「1233個」)や田中将大(元楽天、現ヤンキース、「1238個」)、西本聖(元巨人、「1239個」)ら一気に抜き去り、「88位」に。

 

  7回表阪神無死、代打中谷将大外野手は左越えソロ本塁打を放った=明治神宮球場

 中谷将大外野手が「10号ソロ」を放った。 7回無死で代打で起用された。

 フルカウントからヤクルト中沢のチェンジアップに食らいついた。ライナー性の当たりはそのまま左翼ポールに直撃した。「イニングの先頭だったので、とにかく塁に出ることだけを考えていました。すぐに追い込まれてしまいましたけど、カウント 3- 2まで粘ることができたので、なんとか食らいついて最低でもフォアボールを取りにいこうとしていた中でしたが、こういう結果になってくれてよかったです」。前日はバント失敗で後味の悪いゲームだった。汚名返上とばかりに結果で応えた。

  7回、 8戦ぶりの一発を放った中谷将大外野手。汚名返上の一撃だ=明治神宮球場

 フェアか、ファウルか-。左翼スタンドに陣取る虎党が一瞬の静寂のあと、どっと沸いた。悔しい思いを乗せた分だけ、ぎりぎり切れなかった。中谷が前夜の悪夢を振り払う左翼ポール直撃弾。神宮の夜空に面目躍如のアーチを描いた。

 「ランディ(メッセンジャー)が頑張っていましたし、なんとか援護できてよかった。塁に出ることを考えていましたが、結果的にホームランになってよかったです」

 試合後のクラブハウスへの道中に、少しだけ表情を緩めた。 1- 0の 7回、先頭の高山の代打で登場するとフルカウントから中沢の外角低めの 131キロに長い腕を伸ばして一閃。 9日の巨人戦(甲子園)以来、 8試合ぶりの「10号ソロ」で打線に火がつき、この回一挙 4得点のビッグイニング。試合の流れを引き寄せる大きな一発となった。

  7回、本塁打を放った中谷将大外野手=明治神宮球場

 前日22日のヤクルト戦。 2- 4の 6回無死 1、 2塁でスリーバントに失敗。後続も倒れて反撃のチャンスがついえると、ベンチに戻って金本監督の怒声を浴びた。「自分のせいで負けました。結果でしか取り返せないですから」。この日は屋外での練習を行う前に、室内練習場で黙々とバント練習に取り組む姿があった。約15分間、流れる汗をぬぐいながら直球の軌道とワンバウンドする“荒れ球”をコツン、コツンと転がし続けた。名誉挽回の精神がグラウンドでの快音につながった。

 金本監督は「きのうの借りをキッチリ返してくれましたね。落ち込んだままではなく、前向きな気持ちでやり返す。実際に挽回できた。それが大事です」と目を細めた。これまで何度も叱咤してきたが、それは期待の裏返し。だから、チーム最速の「10号」にも将は「彼はもっと打てると思います」と言い切った。

  7回、本塁打を放つ阪神・中谷=明治神宮球場

 「長打力もバントも全部求められていると思うので、全部できるようにやっていきます」と中谷。25日から甲子園で 1ゲーム差の 3位・DeNAと直接対決。同じ轍はもう踏まない。さらなる気迫で放物線を描く。

◇データBOX◇

◎…中谷の代打本塁打は、昨年 8月 3日の DeNA戦(横浜)で放って以来、通算「2本目」。

 

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 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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金本監督、パンダ打法に目を白黒!岩貞背水の覚悟25日先発!小野、初星より試合!DeNA戦先発へ!

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パンダ先生をみろ! 金本知憲監督(49)が24日、東京遠征から帰阪。新加入即猛爆しているジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)の速球への対応力に注目し、引き続き「4番」で起用する意向を明かした。25日からは甲子園でDeNAと「2位攻防戦」。家族連れでにぎわう羽田空港の出発ロビー。搭乗口横に設置されていたテレビに上野動物園の赤ちゃんパンダが映されると、金本監督は喜んだ。糸井の負傷離脱に伴って18日に 1軍昇格すると打つわ、打つわ。 5試合で打率 0.412、 2本塁打、 7打点。23日のヤクルト戦(神宮)では虎の「第100代4番」も務めた。そんなR砲について、指揮官は主砲を継続させる意向を示した。単純に打つからというだけではない。指揮官の目からウロコが落ちたのは22日の第 4打席でルーキの 154キロをとらえた右前打。試合は拙攻拙守で 2- 6で敗れたが、黒星のなかにも光明を見いだしていた。 7月10日、鳴尾浜で行われたウエスタン・広島戦を視察後、相手打線に脱帽していた。ところが、最高のお手本が身近に登場した。初本塁打は前述のブキャナンから。打線の軸にすえ、勝負の夏に速球派も攻略する。先発は今永、ウィーランド、石田の予定で、 3人とも 150キロ級のストレートの持ち主だ。R砲にとっては初対戦の投手ばかりだが将は太鼓判。パンダ先生が打ち方を見せてやる。苦手克服で、ハマの投手陣の目を白黒させるぜ!

中谷将大外野手(24)が24日、東京遠征から帰阪し、25日からのDeNA 3連戦(甲子園)に向けて「必死こいてやります」と悲壮な決意を語った。23日のヤクルト戦(神宮)ではチーム最速の今季「10号」を放ったが、ロジャースの加入で 1塁は埋まり、外野は大山悠輔内野手(22)らライバル多数。必死のパッチで居場所を確保する。若虎の“飢え”は金本阪神の原動力。中谷が東京遠征から帰阪し、強い危機感を口にした。 1ゲーム差で迎える 3位DeNAとの「2位攻防戦」。がむしゃらに食らいつく。前日23日までのヤクルト 3連戦(神宮)は“雨のち晴れ”だった。 2戦目は 2点ビハインドの 6回無死 1、 2塁でスリーバント失敗。ベンチに戻ると金本監督から叱責された。 3戦目は 7回に代打で登場すると、チーム最速の今季「10号ソロ」。打線に火をつけ、前日の汚名を返上した。大山もロジャースの加入で 1塁を“追われた”クチ。ただ、12日の中日戦では左翼でスタメン出場している。西岡もヤクルト 3連戦では左翼で出場しており、ジワリと復調中の高山もいるとなれば、うかうかしていられない…というワケだ。今回もガツンと強烈な一発で、そして求められれば小技も決めて。居場所を確保するために、身を粉にする。

25日DeNA戦(甲子園)に先発する岩貞祐太投手(25)が、背水の覚悟を口にした。前回先発した18日広島戦(甲子園)では 3回 7安打 6失点と乱れ、「6敗」目を喫した。香田投手コーチから「もう 1度だけ」と与えられた先発マウンドに意気込んでいた。岩貞祐太投手が24日、甲子園での投手指名練習に参加した。先発する25日のDeNA戦(甲子園)は 2位攻防の重要な初戦。前回18日の広島戦では 3回 6失点の背信投球だったこともあり、本人は「後がないと思う」と決意を口にした。 2戦目は小野泰己投手(23)で、 3戦目は岩田稔投手(33)が今季 1軍初登板する見通しだ。開幕から先発ローテを務めていた青柳が 2軍降格し、27日には岩田が初昇格する。 2軍には島本ら好調な投手がいるだけに、背水の陣。19日からブルペン入りしてフォームを微調整してきた成果を披露するしかない。負ければDeNAと同率で並ばれる。「9ゲーム」差も先を行く首位広島を追うためにも、ここで足を引っ張られるわけにはいかない。スカッと投げて汚名を返上して、チームを勝ちに導く。

阪神は25日から甲子園でDeNAと「2位攻防戦」。小野泰己投手(23)は 2戦目に先発予定で、24日はキャッチボールなどで入念に調整した。初勝利のないまま 9度目の登板を迎えるが「試合を作るのが役割なので」と自身の白星については後回しにした。現在、先発した試合でチームは「5連敗」。「ワンパターンにならないようにしたい」と課題を明確にした。記事をまとめてみました。

 

 パンダ先生をみろ! 金本知憲監督が24日、東京遠征から帰阪。新加入即猛爆しているジェイソン・ロジャース内野手の速球への対応力に注目し、引き続き「4番」で起用する意向を明かした。25日からは甲子園でDeNAと「2位攻防戦」。エエお手本を先頭に、ハマを突き放しまっせ~!

 家族連れでにぎわう羽田空港の出発ロビー。搭乗口横に設置されていたテレビに上野動物園の赤ちゃんパンダが映されると、金本監督は喜んだ。

 「オッ、パンダや!」

 本物もかわいいが、阪神ファンにとってパンダといえば、今やロジャース。 7月 6日に来日。糸井の負傷離脱に伴って18日に 1軍昇格すると打つわ、打つわ。 5試合で打率 0.412、 2本塁打、 7打点。23日のヤクルト戦(神宮)では虎の「第100代4番」も務めた。

 そんなR砲について、指揮官は「並びもいいしね。(右左打者を)ジグザグに組める確率も高くなる」と主砲を継続させる意向を示した。単純に打つからというだけではない。そこにはもう 1つの理由があった。

 ジェイソン・ロジャース内野手は帰阪の途につく。DeNA戦でも打線を引っ張るぜ

 「(22日に)ルーキの速い球を打ったのがよかった。軽く打ったもんな。アレ、(他の選手に)見習ってほしいよ。バーンって振るんじゃなしに、コツーンと打つ。速い球を打てる選手」

 指揮官の目からウロコが落ちたのは22日の第 4打席でルーキの 154キロをとらえた右前打。試合は拙攻拙守で 2- 6で敗れたが、黒星のなかにも光明を見いだしていた。

 確かに今季の阪神は速球を打てない。最近では19日の広島戦(甲子園)で中村祐、中田の直球攻めに封じられた。あるOBが「勝負どころで直球ばかり投げられて、それを打てないのだから情けない」とボヤくほど。最速 151キロでグイグイ押してくるDeNA・浜口には 2戦 2敗で14三振。巨人・マイコラス( 1勝 2敗)や中日・ジョーダン(同)、ヤクルト・ブキャナン( 1勝 3敗)ら速球を軸に攻めてくる投手には分が悪い。

 就任以来、速球に振り負けない打者を作ることを命題に掲げていた金本監督にとっても、悩みの種。 7月10日、鳴尾浜で行われたウエスタン・広島戦を視察後、「狙った真っすぐは確実に打ちよるわ。うちも見習わないとアカンな」と相手打線に脱帽していた。ところが、最高のお手本が身近に登場した。初本塁打は前述のブキャナンから。打線の軸にすえ、勝負の夏に速球派も攻略する。

 22日にはルーキから安打。チームが苦手な速球派を苦にしないのが長所だ=明治神宮球場

 「「自分の持ち味を出せるような打撃をしたいです。チームに貢献する打撃が一番だよ」

 東京遠征から帰阪したロジャースは殊勝に語った。25日からは 1ゲーム差に迫った 3位DeNAと 2位攻防戦。先発は今永、ウィーランド、石田の予定で、 3人とも 150キロ級のストレートの持ち主だ。R砲にとっては初対戦の投手ばかりだが「(対応力は)今んところあると思うよ」と将は太鼓判。パンダ先生が打ち方を見せてやる。苦手克服で、ハマの投手陣の目を白黒させるぜ!

☆ロジャースについて阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「コンパクトに広角に打てるのが持ち味。(打順は)『3番』は糸井が故障してなかなか決まらない なかで、ロジャースが調子があがってきて、その辺のバランス(を考慮した)。相手投手との相性もある」

 

 中谷将大外野手が24日、東京遠征から帰阪し、25日からのDeNA 3連戦(甲子園)に向けて「必死こいてやります」と悲壮な決意を語った。23日のヤクルト戦(神宮)ではチーム最速の今季「10号」を放ったが、ロジャースの加入で 1塁は埋まり、外野は大山悠輔内野手(22)らライバル多数。必死のパッチで居場所を確保する。

 若虎の“飢え”は金本阪神の原動力。中谷が東京遠征から帰阪し、強い危機感を口にした。 1ゲーム差で迎える 3位DeNAとの「2位攻防戦」。がむしゃらに食らいつく。

 「どこでも、必死こいてやるだけです」

 中谷将大外野手はDeNA戦を前に強い危機感をあらわにした。打ちまくって定位置確保だ=明治神宮球場

 前日23日までのヤクルト 3連戦(神宮)は“雨のち晴れ”だった。途中出場で 1打数無安打だった 1戦目はともかく、 2戦目は 2点ビハインドの 6回無死 1、 2塁でスリーバント失敗。ベンチに戻ると金本監督から叱責された。 3戦目は 7回に代打で登場すると、チーム最速の今季「10号ソロ」。打線に火をつけ、前日の汚名を返上した。 ただ、その程度で安心していられないのが現状だ。 1塁に入ったロジャースは 5試合で打率 0.412と絶好調。糸井の負傷離脱で外野は福留を除く 2枠が空いているが、競争相手は多い。

 同じくこの日、帰阪した金本監督は「使いたいよ。うん…。経験させたいしなぁ」と前日までの練習でサク越えを連発していた大山に言及。21日には途中出場で「2号3ラン」を放っており「どっかで(使いたい)なぁ、外野でもええからなぁ」と頭を悩ませていた。

 練習では大山悠輔内野手が好調。外野の一角を狙う=阪神甲子園球場

 大山もロジャースの加入で 1塁を“追われた”クチ。ただ、12日の中日戦では左翼でスタメン出場している。西岡もヤクルト 3連戦では左翼で出場しており、ジワリと復調中の高山もいるとなれば、うかうかしていられない…というワケだ。

 25日のDeNAの先発は左腕・今永。中谷は今季、右腕の打率 0.243に対し、左腕は同 0.290と好相性でスタメン濃厚だ。数字については「(好感触は)ないですよ」というが、今季10発のうち最多 3発をハマの投手陣から放っているのも事実。アピールするには絶好の舞台だ。

 「できることをしっかりやります」

 中谷は最後まで表情を緩めなかった。前回、敵地で戦った 6日の同戦では、場外に消える同点「2ラン」を放って勝利に貢献した。今回もガツンと強烈な一発で、そして求められれば小技も決めて。居場所を確保するために、身を粉にする。

 

 25日DeNA戦(甲子園)に先発する岩貞祐太投手が、背水の覚悟を口にした。「相手というよりは自分の結果を求めていかないといけない」。

 前回先発した18日広島戦(甲子園)では 3回 7安打 6失点と乱れ、「6敗」目を喫した。

 香田投手コーチから「もう 1度だけ」と与えられた先発マウンドに「あとがないと思う。初心に戻ってやっていきたい」と意気込んでいた。

 岩貞祐太投手はキャッチボールで調整する=阪神甲子園球場

 岩貞祐太投手が24日、甲子園での投手指名練習に参加した。先発する25日のDeNA戦(甲子園)は 2位攻防の重要な初戦。前回18日の広島戦では 3回 6失点の背信投球だったこともあり、本人は「後がないと思う」と決意を口にした。 2戦目は小野泰己投手で、 3戦目は岩田稔投手が今季 1軍初登板する見通しだ。

 曇り空の下、岩貞は甲子園で汗を流した。練習中は笑顔ものぞかせたが、25日の登板について問われると、語気を強めた。

 「後がないと思うので、初心に帰るしかないと思います。バッターに集中していきたい」

 前回18日の広島戦(甲子園)は 3回 6失点で今季最短KO。 1回先頭から四球を与える不安定な立ち上がりで、 2回には集中打を浴びて 5失点。 3回にも失点して早々にタオル投入となった。前日17日に 2- 1で競り勝ったいいムードもぶち壊し、金本監督に「(次回登板を)考えますよ」と 2軍調整の可能性すら言わしめた。

 開幕から先発ローテを務めていた青柳が 2軍降格し、27日には岩田が初昇格する。 2軍には島本ら好調な投手がいるだけに、背水の陣。19日からブルペン入りしてフォームを微調整してきた成果を披露するしかない。

 岩貞祐太投手はノックで汗を流す。25日は結果を出す。汚名返上だ=阪神甲子園球場

 「自分としても、相手より自分の結果だと思うので。初心に戻って、腕を振る。投げるボールの意図を考えていきたい」

 DeNA戦は今季初登板だが、昨季は「4勝(1敗)」で防御率1.64。筒香( 9打数 4安打)やロペス(13打数 5安打)にこそ打たれたものの、今季阪神戦で打率 0.486と打ちまくっている宮崎は、 7打数無安打に抑えた。本来の力を発揮して、強力ハマ打線を封じてみせる。

 負ければDeNAと同率で並ばれる。「9ゲーム」差も先を行く首位広島を追うためにも、ここで足を引っ張られるわけにはいかない。スカッと投げて汚名を返上して、チームを勝ちに導く。

★岩貞の前回広島戦VTR

  7月18日の広島戦(甲子園)で先発。 1回先頭の田中に四球を出すが、菊池を遊ゴロ併殺で切り抜けた。 2回一死から松山、エルドレッドに連打を浴び、安部の四球で満塁。ここで石原に中前へ先制打を許した。さらに二死後に田中に左翼線へ「2点二塁打」。菊池にも 3塁線を破る 2点 2塁打で計 5失点。 3回無死 1塁でも松山に左中間適時 2塁打で 1失点。今季最短 3回で 7安打 6失点KOされ、チームワーストの「6敗」目となった。

 

 阪神は25日から甲子園でDeNAと「2位攻防戦」。小野は 2戦目に先発予定で、24日はキャッチボールなどで入念に調整した。初勝利のないまま 9度目の登板を迎えるが「試合を作るのが役割なので」と自身の白星については後回しにした。現在、先発した試合でチームは「5連敗」。「意識としては(打者) 3巡目。変化球でカウントをとれれば、うまく投げられる。ワンパターンにならないようにしたい」と課題を明確にした。

 

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 2017年 公式戦 順位表

 

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田口千晶小さくガッツポーズ!大山、初3番スタメン!今永撃ちで存在感!岩貞、筒香への初球悔やむ…

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「2017年アサヒビール・イメージガール」を務める田口千晶(25)が始球式を行った。甲子園での始球式は 4月 8日巨人戦以来で、今回で 2回目。高めに浮いたが、ノーバウンド投球を披露した。すらりとした美脚を披露してマウンドに上がった。大きく振りかぶってボールを投げ込むと、山なりながらも見事にノーバウンドで阪神・坂本誠志郎捕手(23)のミットに収まった。田口は納得の投球だったのか、マウンド上で小さくガッツポーズを見せた。

序盤は両先発の好投でともに無得点。DeNAは 3回まで阪神岩貞祐太投手(25)に完全に抑えられ、阪神も敵失による出塁だけに終わった。DeNAは 7回、筒香嘉智外野手(25)の「15号ソロ」で 1点を先制した。今永昇太投手(23)が 7回を無失点。救援陣も得点を与えなかった。阪神と並ぶ「2位」に浮上。DeNA今永は「7勝」目、山崎康は「16セーブ」目。阪神岩貞は「7敗」目。

甲子園で初の「4番」に座ったジェイソン・ロジャース内野手(29)だったが、 3打数無安打に終わった。 1回二死 1塁で大きな右飛を打つが、その後は三振と 3ゴロ。本拠地のファンに見せ場を作ることはできなかった。

阪神ドラフト 1位の大山悠輔内野手(22)がプロ初の「3番」スタメンで存在感を示した。ナインが苦戦するDeNA先発今永と 4回一死走者なしで、この日 2度目の対戦。カウント 2- 1から、外角高めチェンジアップをとらえ、ライナーで中前へ運んだ。この日はベテラン福留孝介外野手(40)が休養。後半戦初先発で結果を残し、今後もチャンスを与えられそうだ。重たく湿った空気に、爽やかな快音を響かせた。プロ初の「3番」に入った大山が、チーム初安打となるクリーンヒット。難敵を前にしても意地で食らいついた。22歳が見せたガッツが、一服の清涼剤だった。 4回一死走者なし。カウント 2- 1から外角高めへ来た 131キロ、今永の持ち味でもあるチェンジアップを巧みに弾き返した。チーム初の「H」ランプが点灯。大山の前の打者も、後ろの打者もいずれも 3者連続三振に倒れ、各打者が今永の術中にはまっていた中で、「3番」大抜てきのドラフト 1位がキラリと光った。熱気と緊迫感が充満した投手戦でも、背中に「3」を背負った「3番」だけはハツラツとしていた。

坂本は 3試合ぶりのスタメンマスク。先発の岩貞を好リードしたが、勝負を決めた筒香への 1球を反省した。バットでは 5回二死、今永の 143キロをとらえ左中間へ 塁打。チームで唯一人、 2塁を踏んだ。

岩貞祐太投手が 8回 3安打 1失点の好投も、味方打線が沈黙し、「7敗」目を喫した。立ち上がりから直球、チェンジアップ、スライダーでDeNA打線をほんろうし、 4回一死まで完全投球。 4回一死 1、 3塁のピンチも切り抜け、 6回まで 2安打無得点と好投を続けた。だが 7回、先頭の筒香に初球を右翼スタンドに運ばれ、その 1点が決勝点になった。76球目だった。打てるものなら、と信じて投げ込んだ 141キロは簡単にはじき返され、スコアボードに「1」が刻まれる。白球の行方に目もくれず、岩貞はしばらくマウンドに立ち尽くしていた。 1球に泣いた。打球は虎党の悲鳴とともに、右翼スタンドに吸い込まれた。打線の援護がないなか、この回まで 2安打 7奪三振と抜群の内容でハマ打線を抑え込んできたが、致命傷となった。 8回 3安打 9奪三振で 1失点と試合は作り、土俵際で生き残った。DeNAとは「同率2位」に並ばれ、首位・広島とは今季最大の「10ゲーム」差まで開いたが、岩貞も虎もまだまだあきらめてはいない。次こそ文句なしの快投を披露する。頂点を目指すには、 1球に泣いていられない。

岩田稔投手(33)が25日、 1軍に合流し、ダッシュなどで調整。今季初登板初先発が濃厚な27日のDeNA戦に向けて腕をぶした。結果を出して先発ローテにしがみつきたい。

藤浪晋太郎投手(23)が 2軍広島戦(由宇)で 5回から救援登板した。 1イニングを 1安打無失点で抑えた。球数は11球で、空振り三振も奪った。 2日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)以来の登板。そのときは頭部への危険球を含め、 4回 0/3を 7四死球で 7失点。そこからは鳴尾浜で福原忍育成コーチ(40)とミニキャンプを張った。救援での登板に香田勲男投手コーチ(52)は期待を寄せていた。今回は自ら登板日を申し込んで設定。前日24日にはと意気込んでいた。暗雲漂う中、不振で 2軍調整中の藤浪晋太郎投手が25日のウエスタン・広島戦(由宇)で中継ぎ登板し、 1回を 1安打無失点。MAX 156キロを計測し、復活へ光が差し込んだ。手詰まりに見える虎に試合前、一筋の光が差し込んでいた。山口県の由宇球場で藤浪がリリーフ登板。中継ぎ登板はプロ 1年目の2013年 4月 7日の広島戦(マツダ)以来だった。この日は直球とカットボールを主体に組み立てた。なかなか復調のキッカケをつかめなかった藤浪に対して、あえて登板日を本人に設定させた掛布 2軍監督(62)もうなずいた。今週末から夏のロードに入る。本来投手の柱であるべき存在が、いつまでも戦列を離れている余裕はない。一刻も早くプライドをかけて本来の姿を取り戻さないと、シーズンは終わってしまう。佳境を迎える後半戦、チームの救世主にならないといけない。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 0- 1DeNA>◇12回戦◇阪神 7勝 5敗◇25日◇阪神甲子園球場

 「2017年アサヒビール・イメージガール」を務める田口千晶が始球式を行った。

 甲子園での始球式は 4月 8日巨人戦以来で、今回で 2回目。高めに浮いたが、ノーバウンド投球を披露した。「ストライクゾーンに入ってほしかったです。悔しいですね」と苦笑い。注目選手は阪神鳥谷で「通算2000安打の達成まで、今日は何本打てるか楽しみにしています」と笑顔だった。

 始球式を行うアサヒビールイメージガールの田口千晶さん=阪神甲子園球場

 アサヒビール協賛「アサヒスーパードライナイター」として開催された一戦で、始球式に「2017年アサヒビールイメージガール」の田口千晶が登場。すらりとした美脚を披露してマウンドに上がった。大きく振りかぶってボールを投げ込むと、山なりながらも見事にノーバウンドで阪神・坂本捕手のミットに収まった。田口は納得の投球だったのか、マウンド上で小さくガッツポーズを見せた。

 始球式を務める2017年アサヒビールイメージガールの田口千晶さん=阪神甲子園球場

 序盤は両先発の好投でともに無得点。DeNAは 3回まで阪神岩貞に完全に抑えられ、阪神も敵失による出塁だけに終わった。

 DeNAは 4回一死 1、 3塁の好機も、あとが続かず。阪神も 5回二死 2塁の先制機を逃した。 6回を終え、ともに無得点。

 DeNAは 7回、筒香の「15号ソロ」で 1点を先制した。今永が 7回を無失点。救援陣も得点を与えなかった。阪神と並ぶ「2位」に浮上。

 DeNA今永は「7勝」目、山崎康は「16セーブ」目。阪神岩貞は「7敗」目。

 始球式を行ったアサヒビールイメージガールの田口千晶さん=阪神甲子園球場

 

  4回、三振に倒れたジェイソン・ロジャース内野手=阪神甲子園球場

 甲子園で初の「4番」に座ったロジャースだったが、 3打数無安打に終わった。 1回二死 1塁で大きな右飛を打つが、その後は三振と 3ゴロ。本拠地のファンに見せ場を作ることはできなかった。

 「 1打席目は、ある程度自分のバッティングができたけど、あとがよくなかった。今のチーム状況もあるので結果を出したい」。早くも中軸としての自覚をのぞかせていた。

 

 阪神ドラフト 1位の大山悠輔内野手がプロ初の「3番」スタメンで存在感を示した。

 ナインが苦戦するDeNA先発今永と 4回一死走者なしで、この日 2度目の対戦。カウント 2- 1から、外角高めチェンジアップをとらえ、ライナーで中前へ運んだ。チーム初安打を「上からたたけました」と振り返った。

 この日はベテラン福留が休養。後半戦初先発で結果を残し、今後もチャンスを与えられそうだ。

  4回裏阪神一死、中前へチーム初安打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 重たく湿った空気に、爽やかな快音を響かせた。プロ初の「3番」に入った大山が、チーム初安打となるクリーンヒット。難敵を前にしても意地で食らいついた。22歳が見せたガッツが、一服の清涼剤だった。

 「チェンジアップだと思うんですけど、上からたたけたと思います」

  0- 0の 4回一死走者なし。カウント 2- 1から外角高めへ来た 131キロ、今永の持ち味でもあるチェンジアップを巧みに弾き返した。ライナーで中堅右へ運ぶ鮮やかな当たりで、チーム初の「H」ランプが点灯。大山の前の打者も、後ろの打者もいずれも 3者連続三振に倒れ、各打者が今永の術中にはまっていた中で、「3番」大抜てきのドラフト 1位がキラリと光った。

  4回、チーム初安打となる中前打を放った大山悠輔内野手。初の3番起用に応えた=阪神甲子園球場

 スタメン出場も12日の中日戦(甲子園)以来、 7戦ぶりだったが、必死で状態を上げながら出番を待っていた。21日のヤクルト戦(神宮)では、代走から途中出場した21日のゲームでは 9回に「左越え2号3ラン」をたたき込みダメ押ししていた。前日24日の移動の際に、金本監督は「使いたいよ…うん。経験させたいしなぁ。大山、どっかでなぁ。外野でもエエからなぁ…」と嘆いていたが、一夜明けて決断。福留の休養もあって、思い切って「3番・左翼」で起用し、大山も 4打数 1安打ながら快音で応えた形となった。

 打順は意識しすぎず臨めたかと問われると、「ハイ」とうなずいた。熱気と緊迫感が充満した投手戦でも、背中に「3」を背負った「3番」だけはハツラツとしていた。

 

  6回、DeNA・桑原将志外野手の盗塁を刺す阪神・坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

 坂本は 3試合ぶりのスタメンマスク。先発の岩貞を好リードしたが、勝負を決めた筒香への 1球を反省した。

 「いい打者なのでインコースを意識させたかった。あれがフライアウトならいい攻めだったと思います。紙一重です」と振り返った。バットでは 5回二死、今永の 143キロをとらえ左中間へ 塁打。チームで唯一人、 2塁を踏んだ。

 

  7回表DeNA無死、筒香嘉智外野手(左)に右越えソロ本塁打を浴びた岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 岩貞祐太投手が 8回 3安打 1失点の好投も、味方打線が沈黙し、「7敗」目を喫した。

 立ち上がりから直球、チェンジアップ、スライダーでDeNA打線をほんろうし、 4回一死まで完全投球。 4回一死 1、 3塁のピンチも切り抜け、 6回まで 2安打無得点と好投を続けた。だが 7回、先頭の筒香に初球を右翼スタンドに運ばれ、その 1点が決勝点になった。

 前回18日広島戦(甲子園)で 3回 7安打 6失点でKOされ、この日は先発ローテーション生き残りをかけた最後のチャンスだった。その登板で「今季 1番いいように見えた」と金本監督の評価を得た。ただ、本人は「だいたい(課題のクリアは)出来たけれど、あそこまで来て、長打NGのところで打たれたので…」と悔やんだ。

 阪神先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 痛恨の 1球…。阪神はDeNAに 0- 1で敗れ、ついに「同率2位」で並ばれた。先発ラストチャンスだった岩貞祐太投手は 8回 3安打 1失点と好投したが、 0- 0の 7回に筒香に決勝ソロを被弾。このままズルズルいったらアカンで!!

 76球目だった。打てるものなら、と信じて投げ込んだ 141キロは簡単にはじき返され、スコアボードに「1」が刻まれる。白球の行方に目もくれず、岩貞はしばらくマウンドに立ち尽くしていた。 1球に泣いた。

 「(やりたいことは)大体できましたが、あそこまできて、長打がNGのところで打たれた。そういうところを突き詰めていかないといけないです」

  7回、筒香嘉智外野手(右奥)に一発を浴びた岩貞祐太投手。本塁打厳禁の場面で痛恨の 1球=阪神甲子園球場

 反省の弁を並べた。 0- 0の 7回無死走者なし。先頭の筒香に初球の真ん中高めを強振された。打球は虎党の悲鳴とともに、右翼スタンドに吸い込まれた。打線の援護がないなか、この回まで 2安打 7奪三振と抜群の内容でハマ打線を抑え込んできたが、致命傷となった。被本塁打はチーム最多の12本目となった。勝負どころでの痛打は 4勝 7敗、防御率4.67という数字と無関係ではない。

 前回登板の18日の広島戦(甲子園)で 3回 7安打 6失点の背信投球。この一戦は先発ローテを守るための“ラストチャンス”と位置づけられていた。 8回 3安打 9奪三振で 1失点と試合は作り、土俵際で生き残った。

 背水登板で 8回 3安打 1失点の岩貞祐太投手。あの 1球がなければ…=阪神甲子園球場

 「7敗」目を喫したが、金本監督は「ラストチャンスだったけど。今季一番いいようにみえたけどね。次もというか、いつもああいう投球をしてほしいし、いいものをもっているんだから、そういうのをどんどん出してほしい」と改めて高い期待をよせ、香田投手コーチは「彼の原点である強く腕を振っていくというかね。あそこまで投げてくれたら十分」と評価した。そして、報道陣から次回登板について問われると、コクリとうなずいた。

 DeNAとは「同率2位」に並ばれ、首位・広島とは今季最大の「10ゲーム」差まで開いたが、岩貞も虎もまだまだあきらめてはいない。次こそ文句なしの快投を披露する。頂点を目指すには、 1球に泣いていられない。

 

 阪神・岩田が25日、 1軍に合流し、ダッシュなどで調整。今季初登板初先発が濃厚な27日のDeNA戦に向けて「呼ばれたときにしっかりとプレーして、結果を残すことが僕の仕事。呼んでもらったからには成績を残せるように」と腕をぶした。昨季は「0勝3敗」と未勝利に終わったが、プロ12年目の今季はウエスタンで11試合登板で「4勝5敗」、防御率3.32の数字を残している。結果を出して先発ローテにしがみつきたい。

 

 <ウエスタン・リーグ:広島 9- 9阪神>◇25日◇由宇球場(広島東洋カープ由宇練習場)

 藤浪晋太郎投手が 2軍広島戦(由宇)で 5回から救援登板した。

  1イニングを 1安打無失点で抑えた。球数は11球で、空振り三振も奪った。

  2日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)以来の登板。そのときは頭部への危険球を含め、 4回 0/3を 7四死球で 7失点。そこからは鳴尾浜で福原育成コーチとミニキャンプを張った。救援での登板に香田投手コーチは「まずは短いイニングから感覚を取り戻してほしい」と期待を寄せていた。

 今回は自ら登板日を申し込んで設定。前日24日には「しっかりと自分のボールを投げるだけです」と意気込んでいた。

  5回に救援登板した藤浪晋太郎投手=山口県・由宇球場

 藤浪、はよ帰ってこい!! 阪神はDeNAに 0- 1で敗れ、「同率2位」に並ばれた。暗雲漂う中、不振で 2軍調整中の藤浪晋太郎投手が25日のウエスタン・広島戦(由宇)で中継ぎ登板し、 1回を 1安打無失点。MAX 156キロを計測し、復活へ光が差し込んだ。

 ついに並ばれた。 3位DeNAには最大「8ゲーム」差をつけていたが、追いつかれてしまった。金本監督は、自らに言い聞かせるように苦笑いするしかなかった。

 「まぁ…あと何試合残ってんの?」

 確かにまだ57試合もあるが、 2位すら危うく感じる敗戦だった。筒香の一発で 0- 1で敗れ、今季 8度目となる零封負け。首位広島には遠く「10」差も離された。

 手詰まりに見える虎に試合前、一筋の光が差し込んでいた。甲子園から西へ約 380キロ。山口県の由宇球場で藤浪がリリーフ登板。23日ぶりの登板で 156キロを計測した。

  5回から中継ぎで登板、 1回 1安打無失点だった藤浪晋太郎投手。はよ帰ってきて!!=山口県・由宇球場

 「バランスはよかったです。練習の感覚はよくて、それも出せたと思います」

 右打者への制球難により、 5月末から 2軍落ちしていた23歳がウエスタン・広島戦に中継ぎとして、 5点リードの 5回に登板した。一際大きい拍手で迎えられると、先頭磯村をファウル 2球で追い込み、中飛。続く高橋大に 3遊間を破られる左前打を許したが、動じず、後続を空振り三振、 2飛で 1回を無失点。内角への制球も上々。まず短いイニングで本来の投球を取り戻す目的でのマウンドで、打者 4人を11球で抑えた。

 中継ぎ登板はプロ 1年目の2013年 4月 7日の広島戦(マツダ)以来だった。この日は「 1イニングだったので」と直球とカットボールを主体に組み立てた。なかなか復調のキッカケをつかめなかった藤浪に対して、あえて登板日を本人に設定させた掛布 2軍監督も「よかったと思うよ。球速も出てたし」とうなずいた。高橋 2軍投手コーチは「普通の投球ができていた。それが収穫です」と話した。

 DeNAに並ばれた金本知憲監督(左)。後半戦の失速はなんとしても避けたいが…=阪神甲子園球場

 甲子園で報告を受けた香田投手コーチは「きょう 1試合だけでは」と前置きしながらも「彼には『よし、いける』という自信をつけてもらって、堂々とマウンドで投げてほしい。そこからイニングとかシチュエーションとかも変えていく」と話した。 4月 4日のヤクルト戦(京セラ)は畠山に死球を与えた影響か、 1軍では突然制御不能になる投球が続いた。投手の責任者はこれまで通り万全の状態にしてから再昇格させる考えを示した。

 今週末から夏のロードに入る。本来投手の柱であるべき存在が、いつまでも戦列を離れている余裕はない。

 肘肩に問題がなければ、27日も中継ぎ登板する藤浪は「しっかり指にかかった球を投げられたことが次につながる」と前を向いた。本来エースを張るべき男が、一刻も早くプライドをかけて本来の姿を取り戻さないと、シーズンは終わってしまう。早く帰ってこい!! 佳境を迎える後半戦、チームの救世主にならないといけない。

  5回の藤浪晋太郎投手=山口県・由宇球場

★今季の藤浪VTR

 初先発した 4月 4日のヤクルト戦(京セラ)は制球が定まらず、畠山に死球を与えて乱闘に( 5回 2失点、 9四死球)。その後は「3連勝」したが、 5月20、26日と四球から崩れて連敗。同27日に 5年目で初めて不振による 2軍落ちとなった。ファームで登板を続ける中、降格後 5試合目となった 7月 2日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)では自身プロ初となる危険球退場。登板日を決めず、 2軍でミニキャンプを張り、この日が本人が決めた復帰マウンドだった。

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最少タイの 2安打で今季 8度目の零敗負け。 0- 1の敗戦は「今季5度目」。

 

 ドンドン伸びてきていたDeNA打線にいつか追いつかれるかとは思っていたが、まさか聖地で追いつかれるとは非常に残念でならない。再度引き離すように頑張って欲しい!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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鳥谷、長嶋茂雄氏超え!歴代16位969四球!小野5回4失点で降板、プロ初勝利またお預け…

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阪神は、26日DeNA13回戦(甲子園)で 4万6745人の観客を集め、今季の主催試合の観客動員が 200万人を超えたと発表した。昨季より 1試合早い47試合目での到達。甲子園が43試合で 188万4098人、地方球場は 4試合で13万 223人で計 201万4321人。2005年から導入された実数発表では最速だった2007年(46試合)に次ぐ早さだ。試合では、DeNAは 2回無死 1、 2塁から梶谷隆幸外野手(28)の適時打で先制。さらに倉本寿彦内野手(26)の 2点適時打でリードを広げた。阪神は 3回まで 1安打無得点。DeNAは 5回に梶谷の犠飛で 1点を追加。阪神はその裏、鳥谷敬内野手(36)の 3塁打で無死 3塁として、大和内野手(29)の内野ゴロで 1点を返した。阪神は 7回に 1点差に迫るが、DeNAは 8回に 2点を挙げ逃げ切った。DeNAは「3連勝」で「単独2位」に浮上。ジョー・ウィーランド投手(27)が「5勝」目。山崎康は「17セーブ」目。阪神が「2位」で並んでいたDeNAに連敗を喫し、「3位」に転落した。 1点差に迫った直後の 8回に痛恨のプレーがあった。一死 3塁でDeNA柴田竜拓内野手(23)の左中間への飛球を、左翼大山悠輔内野手(22)と中堅中谷将大外野手(24)がお見合いで落球。これがタイムリー 2塁打になった。さらに 1点を失い、追い上げムードに水を差した。金本知憲監督(49)は 3塁が本職の大山を責めなかった。ジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)に甲子園初アーチが飛び出すなど、最終回まで粘りを見せたが、あと 1点届かなかった。本職は内野手の新人を外野で使わざるを得ないチーム状況-。試合後、金本監督は、怒りの矛先を自らに向けた。糸井は右脇腹を痛めてリハビリ中。ドラフト 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)も右膝故障で離脱した。シーズン中に故障者はつきもの。その穴を昨季新人王の高山俊外野手(24)や「超変革」の旗印、北條史也内野手(22)や原口文仁内野手(25)らが埋めなければいけないが、期待を大きく裏切っている。だから大山を左翼で使わざるを得ない。40歳の福留も打率 0.247と疲れが顕著だ。勝てた試合だった。でも、あと 1歩届かなかった事実を受け止めるしかない。27日を終えると甲子園を高校球児に明け渡す。勝って旅立ちたい。将としての責任を背負い、泥臭く、一戦必勝で挑む。大山は 2戦連続 3度目の左翼での先発だったが、痛恨のお見合いにうつむいた。打では 8回二死から 3塁強襲の内野安打を放ち、 2試合連続安打としたが悔やまれるプレーに。中堅の中谷も 2- 4の 7回二死 1、 3塁から代打で右前適時打を放っていただけに、試合後は悔しそうに話した。

鳥谷敬内野手が、巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏の四球数を抜いて、「単独16位」となった。 7回一死 2塁でDeNAウィーランドのボール球を見極めて出塁。並んでいた長嶋氏の「969四球」を上回った。 5回には先頭で左翼線に 3塁打。通算「2000安打」にあと44本とし、大和の 2ゴロでチーム初得点。試合後は「あした頑張ります」と前を向いた。

新外国人のジェイソン・ロジャース内野手が、「甲子園1号」をぶっ放した。 3点を追う 8回、スペンサー・パットン投手(29)の初球 149キロをバックスクリーン左横に突き刺す「3号ソロ」を放った。ただ、チームは 1点差の敗戦。大きな体をのっしのっしと揺らしてダイヤモンドを一周しながら「甲子園1号」の感触を味わった。ロジャースが 8回にバックスクリーン左へ「3号ソロ」をたたき込んだ。虎のパンダは最後まで牙をむき出しにして、勝利を目指した。 8回二死。米国時代に対戦経験があるパットンの初球、 149キロをコンパクトに振り抜いた。豪快な放物線がチームを勇気づけ、 9回の反撃の呼び水となった。 7試合目で、今季 3度目のマルチ安打。敗戦のなかでも持ち前の打撃を存分に見せつけたR砲は、27日へ目をギラつかせた。チームは「2連敗」で「3位」に後退。しかし、うつむいている暇はない。きょうもドカンと打つ! パンダが勝利の咆哮をあげてみせる。

小野泰己投手(23)が 5回 4失点で降板し、 9試合目もプロ初勝利はならなかった。 2回に梶谷と倉本のタイムリーで 3点を失う展開。DeNAとは 5月28日に対戦し、 3回 6失点とプロ初黒星を喫した相手。リベンジとはならなかった。

糸井嘉男外野手(35)が26日、故障後初めて屋外で体を動かした。この日は鳴尾浜(兵庫・西宮市)の外野をジョギング。入念にストレッチをした後、キャッチボールをした。その後は約70メートルの直線を 4本ダッシュした。室内練習場に場所を移動すると、スイングチェック。バットの軌道を確認した。糸井は17日広島戦(甲子園)でスイングした際に右脇腹を痛めていた。チームとしても 1日も早い復帰が待たれる。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 5- 6DeNA>◇13回戦◇阪神 7勝 6敗◇26日◇阪神甲子園球場

 阪神は、26日DeNA13回戦(甲子園)で 4万6745人の観客を集め、今季の主催試合の観客動員が 200万人を超えたと発表した。

 昨季より 1試合早い47試合目での到達。甲子園が43試合で 188万4098人、地方球場は 4試合で13万 223人で計 201万4321人。2005年から導入された実数発表では最速だった2007年(46試合)に次ぐ早さだ。

 阪神対DeNA ジェット風船を飛ばす阪神ファン=阪神甲子園球場

 DeNAは 2回無死 1、 2塁から梶谷の適時打で先制。さらに倉本の 2点適時打でリードを広げた。阪神は 3回まで 1安打無得点。

 DeNAは 5回に梶谷の犠飛で 1点を追加。阪神はその裏、鳥谷の 3塁打で無死 3塁として、大和の内野ゴロで 1点を返した。

 阪神は 7回に 1点差に迫るが、DeNAは 8回に 2点を挙げ逃げ切った。DeNAは「3連勝」で「単独2位」に浮上。ウィーランドが「5勝」目。山崎康は「17セーブ」目。阪神は「3位」に後退。小野が「6敗」目。

  8回裏阪神二死 1塁、鳥谷敬内野手の打球を好捕され、顔をしかめる金本知憲監督=阪神甲子園球場

 阪神が「2位」で並んでいたDeNAに連敗を喫し、「3位」に転落した。 1点差に迫った直後の 8回に痛恨のプレーがあった。一死 3塁でDeNA柴田の左中間への飛球を、左翼大山と中堅中谷がお見合いで落球。これがタイムリー 2塁打になった。さらに 1点を失い、追い上げムードに水を差した。

 金本知憲監督は「それはルーキーで素人を守らせている僕の責任ですから。ある程度のミスは、覚悟して使っているわけですから。そんなことを怖がっていたら、いつまでたっても、選手を使えないでしょ?」と 3塁が本職の大山を責めなかった。ロジャースに甲子園初アーチが飛び出すなど、最終回まで粘りを見せたが、あと 1点届かなかった。

  8回、柴田竜拓内野手の飛球をお見合いする大山悠輔内野手(左)と中谷将大外野手。痛いミスだった=阪神甲子園球場

 ああ、ついに「3位」転落…。阪神は好機にあと一本が出ず、守備では痛いミスが出て、勝利を手放した。直接対決でDeNAに連敗を喫し、追い抜かれた金本知憲監督は「(選手のミスは)僕の責任」とざんげ。首位広島とは今季最大「11ゲーム」差となり、28日にも自力優勝の可能性が消滅する。

  4万6745人の観衆が目を丸くし、そして落胆した。 1点差に迫った直後の 8回一死 3塁。DeNAの柴田の飛球が左中間に舞い上がった。犠飛か…と思った矢先、左翼手のドラフト 1位・大山と中堅手・中谷がお見合い。信じられないプレーとともに、ついに虎が「3位」に転落した。

 「そりゃ、ルーキーで“素人”を守らせている。これは僕の責任ですから。そりゃ、ある程度のミスは覚悟して使っているわけですから。そんなことを怖がっていたら、いつまでたっても選手を使えないでしょう」

 本職は内野手の新人を外野で使わざるを得ないチーム状況-。試合後、金本監督は、怒りの矛先を自らに向けた。

 ベンチで思わず顔をしかめる金本知憲監督(左)=阪神甲子園球場

 記録は 2塁打となったミスの後、二死 1、 2塁から藤川が宮崎に適時打を浴び、 1点で済むところが 2点に。 8回にロジャースの「3号ソロ」、 9回に坂本の適時打が飛び出し、 1点差まで詰め寄っただけに痛恨だった。

 DeNAに最大「8ゲーム」差をひっくり返され、 4月26日以来となる「3位」。「あと何試合あるんだ、っていってるんや。残り 5試合ぐらいなら焦るけどな」。指揮官は並ばれた前夜同様、意に介さなかったが…。首位広島とは「11ゲーム」差。28日にも、自力優勝の可能性が消滅する。

 交流戦終盤から就任以来ワーストとなる「8連敗」を喫した。その後も一進一退が続き、これで甲子園で今季初の「4連敗」。貯金も最大「12」から、いまは「5」だ。今季の主催試合の入場者が 200万人に到達した試合でも悪い流れを断ち切れなかった。

 糸井は右脇腹を痛めてリハビリ中。ドラフト 5位・糸原も右膝故障で離脱した。シーズン中に故障者はつきもの。その穴を昨季新人王の高山や「超変革」の旗印、北條や原口らが埋めなければいけないが、期待を大きく裏切っている。

  8回、登板した藤川球児投手=阪神甲子園球場

 だから大山を左翼で使わざるを得ない。40歳の福留も打率 0.247と疲れが顕著だ。 2軍からの激しい突き上げもない。指揮官は練習開始前、室内で行われる早出特打に自らバットを手に連日つきあっているが…。

  2年契約が切れる今季。14日に坂井オーナーから直々に続投要請を受け「意気に感じてやる」と話した。ただ、後半戦に入り、育成と勝利の二兎を追う難しさ、もどかしさに、改めて直面している形だ。

 「終盤のアレ(攻撃)を早いうちに出せるようにやっていきたい」

 勝てた試合だった。でも、あと 1歩届かなかった事実を受け止めるしかない。27日を終えると甲子園を高校球児に明け渡す。勝って旅立ちたい。将としての責任を背負い、泥臭く、一戦必勝で挑む。

  8回、柴田竜拓内野手の飛球をお見合いする大山悠輔内野手(左)と中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 大山は 2戦連続 3度目の左翼での先発だったが、痛恨のお見合いにうつむいた。「すべてはあの守備だと思うので。しっかり練習します」。打では 8回二死から 3塁強襲の内野安打を放ち、 2試合連続安打としたが悔やまれるプレーに。中堅の中谷も 2- 4の 7回二死 1、 3塁から代打で右前適時打を放っていただけに、試合後は「いいところで 1本は出たが」の問いに「そうですね…」と悔しそうに話した。

★オーナー報告で今後心配の声も

 試合前には大阪・野田の阪神電鉄本社で坂井オーナーへの定例報告会が行われた。四藤球団社長は「今季のチケットの売り上げの話など、です」と、営業報告などが中心であったことを説明。開幕から好調だったことで数字自体は順調だったようだが、電鉄本社関係者からは「チーム状況がいいとはいえない。今後はどうなるのか…」と心配する声も漏れた。

◇データBOX◇

◎…阪神は最短で28日にも自力Vが消滅する。27日のDeNA戦(甲子園)、28日の中日戦(ナゴヤドーム)に連敗。広島が27日の巨人戦(京セラ)、28日のヤクルト戦(マツダ)に連勝することが条件。阪神は残り試合を全勝しても、 100勝43敗、勝率 0.699。広島が阪神戦以外に全勝すると、99勝42敗 2分け、勝率 0.702となるため、広島の勝率を上回れない。

◎…「3位」は 4月26日以来。甲子園での「4連敗」は今季初。

 

  7回裏阪神一死 2塁、四球を選んだ鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が、巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏の四球数を抜いて、「単独16位」となった。 7回一死 2塁でDeNAウィーランドのボール球を見極めて出塁。並んでいた長嶋氏の「969四球」を上回った。

  7回、DeNA・宮崎敏郎内野手の打球を失策した鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷が偉大な先輩の記録を抜いた。 1- 4の 7回一死 2塁。ウィーランドの球を冷静に見極め、「通算970個」目となる四球を選んだ。並んでいた長嶋茂雄を抜き、歴代「単独16位」に躍り出た。 5回には先頭で左翼線に 3塁打。通算「2000安打」にあと44本とし、大和の 2ゴロでチーム初得点。試合後は「あした頑張ります」と前を向いた。

 

 阪神新外国人のジェイソン・ロジャース内野手が、「甲子園1号」をぶっ放した。

  3点を追う 8回、パットンの初球 149キロをバックスクリーン左横に突き刺す「3号ソロ」を放った。ただ、チームは 1点差の敗戦。「(本拠地の声援は)気持ちよかったけど、なんとしても今日は勝ちたかった」と悔しがった。

  8回裏阪神二死、中越え本塁打を放ったジェイソン・ロジャース内野手=阪神甲子園球場

 大きな体をのっしのっしと揺らしてダイヤモンドを一周しながら「甲子園1号」の感触を味わった。ロジャースが 8回にバックスクリーン左へ「3号ソロ」をたたき込んだ。虎のパンダは最後まで牙をむき出しにして、勝利を目指した。

 「あの場面は気持ちよかったけど、何としてもきょうは勝ちたかったからね…」

 試合後に笑顔はなかったが、手応え十分の一発だった。痛いミスで 3点ビハインドとなった直後の 8回二死。米国時代に対戦経験があるパットンの初球、 149キロをコンパクトに振り抜いた。豪快な放物線がチームを勇気づけ、 9回の反撃の呼び水となった。

  8回に「甲子園1号」を放ったジェイソン・ロジャース内野手。希望の光だ=阪神甲子園球場

 好投していた相手先発のウィーランドにも、 2打席凡退して迎えた 7回先頭で 110キロを一閃。左翼フェンス直撃の 2塁打をかっ飛ばし、 2点を返す口火を切った。

 ハマの助っ人右腕は、 3月18日のオープン戦(横浜)でも 5回 2/3で 4安打 1失点と阪神打線を抑えていたが、そんな相手にも、虎の新助っ人として一矢報いた。

  7試合目で、今季 3度目のマルチ安打。敗戦のなかでも持ち前の打撃を存分に見せつけたR砲は「自分としては、チームを助けるために日本に来てプレーをしている。毎打席、集中してやっていきます」と、27日へ目をギラつかせた。チームは「2連敗」で「3位」に後退。しかし、うつむいている暇はない。きょうもドカンと打つ! パンダが勝利の咆哮をあげてみせる。

 

  2回表DeNA無死、宮崎に死球を与え帽子をとる小野泰己投手=阪神甲子園球場

 小野泰己投手が 5回 4失点で降板し、 9試合目もプロ初勝利はならなかった。

  2回に梶谷と倉本のタイムリーで 3点を失う展開。 5回にも梶谷に犠飛を打ち上げられて 1失点。その裏の攻撃で代打を送られた。

 「全体的にボールが高く、特に変化球を修正しきれずに、追い込んでからの決め球が甘くなってしまいました。粘りの投球をすることができませんでした」

 DeNAとは 5月28日に対戦し、 3回 6失点とプロ初黒星を喫した相手。リベンジとはならなかった。

  5回表、マウンドで厳しい表情をみせる小野泰己投手(中央)=阪神甲子園球場

 

 糸井嘉男外野手が26日、故障後初めて屋外で体を動かした。

 この日は鳴尾浜(兵庫・西宮市)の外野をジョギング。入念にストレッチをした後、キャッチボールをした。その後は約70メートルの直線を 4本ダッシュした。室内練習場に場所を移動すると、スイングチェック。バットの軌道を確認した。

 糸井は17日広島戦(甲子園)でスイングした際に右脇腹を痛めていた。

 チームは25日DeNA戦(甲子園)で敗れ、DeNAと「同率2位」に。糸井の早期復帰が待ち遠しい。

 鳴尾浜で自らを指名してアピールする糸井嘉男外野手=阪神鳴尾浜球場

 17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を痛め(筋挫傷)、登録抹消中の糸井嘉男外野手が26日、故障後初めて屋外で体を動かした。鳴尾浜のグラウンドに姿を見せると約 2時間、汗を流した。

 軽いランニングとストレッチを行った後、30メートルほどの距離でキャッチボール。70メートルのダッシュも 4本こなした。最後は室内練習場へ。扉は閉められたが、10球ほど軽くティー打撃を行い、スイングを確かめた模様だ。

 コメントはしなかったが、練習の途中にはいきなり真上を向き、“久々の日差し”を目いっぱい浴びる仕草を見せるなど、明るい表情だった。

 20日には「(復帰は最短の)10日後でしょ」と話した超人。金本監督は「 2週間ぐらい。早くても」と話しているが、チームとしても 1日も早い復帰が待たれる。

 

 なんてっこった!聖地で海星軍に二タコで三位に…。ロジャースが「甲子園1号」を放っても空砲になっていまっては、皆の夢が潰れてしまう…

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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新国立は五輪後球技専用へ!9月閣僚会議で正式決定!収益重視、陸連側も了承!

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「2020年東京五輪・パラリンピック主会場」となる新国立競技場(東京都新宿区)の後利用方法を検討するスポーツ庁の作業部会が26日、都内で開かれ、大会後はサッカーやラグビーの球技専用とする方針で一致した。 9月末に開催予定の関係閣僚会議で正式決定する。その後は、大会後に運営権を民間に売却する「コンセッション方式」へ向けての募集要項づくりに着手する。記事をまとめて見ました。

 

 「2020年東京五輪・パラリンピック」のメインスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の後利用や運営を検討するスポーツ庁の作業部会が26日、東京都内で開かれ、大会後は収益性を重視して集客が見込めるサッカーやラグビーの球技専用とする方針で一致した。陸上トラックを残すよう要望してきた日本陸上競技連盟側も了承した。大会後に約 6万8000人収容から約 8万人規模を想定した座席の増設などの改修を行う。 開閉会式や陸上などの会場となる新国立は五輪のレガシー(遺産)として期待される一方、年間約24億円と試算される維持管理費を捻出する必要があることから、後利用の形態が焦点となっていた。

 今後はサッカーやラグビーの競技団体との調整を経て、 9月にも開かれる関係閣僚会議で正式決定する見通し。民間事業者に運営権を売却する「コンセッション方式」を導入し、今秋から公募の準備を進める。Jリーグのクラブがホーム競技場として使用するかどうかなど、具体策は今後検討する。

 「2020年東京五輪」開幕に向けて、建設工事が進む新国立競技場

 

 「2020年東京五輪・パラリンピック主会場」となる新国立競技場(東京都新宿区)の後利用方法を検討するスポーツ庁の作業部会が26日、都内で開かれ、大会後はサッカーやラグビーの球技専用とする方針で一致した。 9月末に開催予定の関係閣僚会議で正式決定する。その後は、大会後に運営権を民間に売却する「コンセッション方式」へ向けての募集要項づくりに着手する。

 陸上トラックの存続を希望していた日本陸上競技連盟も会議に出席し「異存はない」と球技専用化を了承した。これで「20年東京大会」後はトラックを外した部分に観客席を増席し、 8万人収容のスタジアムに生まれ変わる方針。スポーツ庁は今後、サッカーやラグビーの競技団体との本格的な協議を始める。

 日本陸連が新国立の後利用を断念したのには、徒歩圏内に常設サブトラックを整備できなかったことが背景にある。25日にスポーツ庁次長とJSC理事長が明治神宮外苑側と会談。五輪時は外苑軟式野球場に設置される仮設サブトラックを大会後も常設できるかを尋ねたが、答えは「NO」だった。なければ世界選手権や日本選手権など大規模大会は開けない。この日会議に出席した日本陸連の尾懸専務理事は、五輪後も大規模大会が開けるよう支援を要望。都の施設でサブトラックがある「味の素スタジアム」(調布市)を新たな陸上の聖地として再整備することが最有力となっている。この日、都側からも「国際大会に十分対応できる」との説明があったという。

 新国立競技場(大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成/JSC提供)

 今後の焦点は「民間への運営権委譲」。あくまで「国立競技場」のため担当者は「スポーツの聖地として認知される意義ある試合を行いたい」とする一方、民間が求める高い収益性の確保も必要となってくる。使用頻度を上げるためサッカーJリーグの本拠地とする案も検討課題で今後、日本サッカー協会と協議する。スポーツを実施しない間はコンサートなどのイベントで収益を上げる。

 関係閣僚会議の正式決定後「コンセッション方式」に詳しい調査会社とともに、応募要項を策定する。同庁は他の事例から 1年半~ 2年ほどかかるといい、 2年かかれば公募開始は2019年秋ごろとなる。

 五輪時の 6万8000席から 8万席への増席や、収益性を高めるためのVIPルームの改造など、大規模改修が必要となるため、民間業者が運営を開始するのは2022年以降となる見通し。その間は、従来通りJSCが運営する。

 

 

 

 

 

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阪神2位タイ浮上!岩田2年ぶり白星!岩田5回2失点も反省!中谷が値千金チーム最多11号3ラン!

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DeNAが序盤で 2点を先制した。初回に阪神岩田の暴投で 1点を奪い、 2回は一死 2塁から倉本寿彦内野手(26)の適時打で 2点目を追加した。阪神が 4回に逆転した。先頭・北條史也内野手(22)の四球と大山悠輔内野手(22=白鴎大学)の安打、ジェイソン・ロジャース内野手(29)の凡退で一死 1、 2塁とし、中谷将大外野手(24)が「11号3ラン」を放った。阪神は 8回、大山の「2ラン」などで突き放し、「2位タイ」浮上。今季初先発の岩田稔投手(33)が 2年ぶりの白星。

中谷将大外野手が値千金の「逆転3ラン」を放った。中谷将大外野手が、「11号3ラン」を放った。 4回一死 1、 2塁でDeNA石田健大投手(24)から意地の 1発。お立ち台では、チーム最多の「11号」に力を込めた。DeNAに並んで「2位」に再浮上した。前日の拙守を取り返す鮮やかな一発を置き土産に、虎は恒例の夏のロードに出発。必ず首位広島との差を詰めて、甲子園に帰ってくる。傷だらけでも、谷底からはい上がった。舞い上がる白球にしばらく目をやり、中谷はバットを派手に放り投げて少しずつ 1塁へ。前夜の汚名返上、絶対に負けられない一戦で「11号逆転3ラン」をかっ飛ばした。気持ちが打球に乗り移っていた。打球は美しい放物線を描き、虎党の大声援の渦巻く左中間スタンドに吸い込まれた。悪天候による中断を挟んだ 8回にも中前打を放って、一挙「7得点」のビッグイニングを演出した。チームトップを走る 3試合ぶりの今季「11号」を含む 4打数 2安打 3打点。今季13度目のマルチを記録し、甲子園での連敗を「4」で止めた。獲物を狙う獣のように、豪快な一発に勝利への執念を込めた。 7月は「10勝8敗」とし月間勝ち越しに王手をかけた。28日の中日戦(ナゴヤドーム)からは本拠地甲子園を高校球児に明け渡し、恒例の約 1カ月の夏のロードに旅立つ。昨季までプロ「通算4本塁打」だった男は力を込めた。中谷のバットが長期ロードを乗り切るカギになる。

雨が降りしきる甲子園を、一本の放物線が切り裂いた。大歓声を浴びながら、表情を変えずにダイヤモンドを回る。D 1位ルーキー・大山が、試合を決定づける一発を放った。 3- 2の 8回一死 2塁。リードしているものの、のどから手が出るほど追加点がほしい場面。砂田の 124キロスライダーを振り切ると、打球は左中間スタンドへ一直線。リードを「3点」に広げる「3号2ラン」を突き刺した。酸いも甘いも経験中。燃える気持ちを抱いて、試合に臨んでいた。現在、 1塁にはロジャース、 3塁には鳥谷敬内野手(36)が固定されており、大山の主戦場は外野になる。福留孝介外野手(40)の積極的休養や、糸井嘉男外野手(35)の離脱もあり出番が増えてきた。守りに不安はあるが、思い切って、とにかく目の前のことを必死にやるだけだ。自分のためにも、チームのためにも。打って打って打ちまくる。

今季 1軍初登板初先発した岩田稔投手は 5回 3安打 2失点で踏ん張り、勝ち投手の権利を持って降板した。 1回は暴投で先制点を献上し、毎回の 5四球。降板後は反省の言葉が並んだ。今季初めて上がるお立ち台に、黄色一色のスタンドから届く「岩田」コール。“懐かしい”光景に、少し照れくさそうに笑みを浮かべながら、ペコリと頭を下げた。 1回に暴投、 2回には適時打と、立ち上がりに「2点」を失った。ここで終われないと奮起。中谷の「逆転3ラン」に助けられ、 5回を 3安打 2失点で今季初勝利。2015年 9月20日のヤクルト戦(甲子園)以来、実に 676日ぶりの白星にニガ笑いしながらも喜んだ。スタンドには、自身と同じく「1型糖尿病」と戦う子供たち10組20名を招待していた。昨年は電話でしか交流ができなかったが、大声援を浴びる姿を披露できた。夢をかなえよう、共に-。再び歩み出した岩田が、虎投をより強固なモノとする。

高橋聡文投手(34)は 1点リードの 7回二死 3塁から登板し、筒香を 2ゴロに仕留めた。一打同点のピンチも、内角を強気に攻めて切り抜けた。また、 8回からバトンを受けた桑原謙太朗投手(31)は宮崎敏郎内野手(28)に左前打、後藤武敏内野手(37)に遊失など一死 2、 3塁のピンチを招いたが、梶谷隆幸外野手(28)を 2飛、代打・荒波翔外野手(31)を遊飛と打ち取り、ピンチ脱出。珍しくポーカーフェースを崩していた。

藤浪晋太郎投手(23)がウエスタン・リーグ広島戦(由宇)で 5回からリリーフ登板。 1イニングを 1安打 1四球で無失点に抑えた。先頭で迎えた天谷を空振り三振に仕留めると、続く坂倉は左飛に打ち取った。二死走者なしで迎えた桑原に、初球を打ち返され中安打を許すと、代打・高橋大には 4球連続ボールを投じて四球。二死死 1、 2塁のピンチを迎えたが、庄司を右飛に抑えて 3つのアウトを取り終えた。この日は 1回を16球で抑え、由宇に集った観客からは温かい拍手が送られた。次回の登板は29日のオリックス戦(丸亀)で、先発する見通しとなった。打席には前回登板で唯一安打を許した高橋大。 3球連続で外角にボールが外れると、 4球目はきれいに指にかかった直球もわずかに低く、四球となった。掛布 2軍監督は納得の表情。さらに次回の登板を、29日の同・オリックス戦(丸亀)で先発で登板の予定を明かした。 2軍に降格してから約 2カ月。結果以上に内容が求められる登板が続いていくが、何とか期待に応え昇格をつかみ取る。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神10- 3DeNA>◇14回戦◇阪神 8勝 6敗◇27日◇阪神甲子園球場

 DeNAが序盤で 2点を先制した。初回に阪神岩田の暴投で 1点を奪い、 2回は一死 2塁から倉本の適時打で 2点目を追加した。

 阪神が 4回に逆転した。先頭・北條の四球と大山の安打、ロジャースの凡退で一死 1、 2塁とし、中谷が「11号3ラン」を放った。

 阪神は 8回、大山の「2ラン」などで突き放し、「2位タイ」浮上。今季初先発の岩田が 2年ぶりの白星。DeNAの連勝は「3」で止まった。石田は「4敗」目。

  5回表DeNA二死 1塁、宮崎敏郎内野手を打ち取りポーンとグラブを叩く岩田稔投手=阪神甲子園球場

 

 中谷将大外野手が値千金の「逆転3ラン」を放った。 2点を追う 4回一死 1、 2塁、左腕石田の 139キロ直球を左翼席へ。

 「チャンスで回ってきた打席でしたし、何とかしたいと思っていました。甘くきたボールをしっかりと振り抜くことができ、最高の形になってくれて良かったです」と振り返った。

  4回裏阪神一死 1、 2塁、中谷将大外野手は左越え「3点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が、「11号3ラン」を放った。 4回一死 1、 2塁でDeNA石田から意地の 1発。

 「ほんとよかったですし、 2点取られて流れが悪かったんで、流れを変えられたんじゃないかと思います」

 お立ち台では、チーム最多の「11号」に「もっと打てるように頑張ります」と力を込めた。

 お立ち台でポーズを取る、左から中谷将大外野手、岩田稔投手、大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が 2点を追う 4回、左中間に「11号3ラン」を放って、逆転勝ち。DeNAに並んで「2位」に再浮上した。前日の拙守を取り返す鮮やかな一発を置き土産に、虎は恒例の夏のロードに出発。必ず首位広島との差を詰めて、甲子園に帰ってくる。

 傷だらけでも、谷底からはい上がった。舞い上がる白球にしばらく目をやり、中谷はバットを派手に放り投げて少しずつ 1塁へ。前夜の汚名返上、絶対に負けられない一戦で「11号逆転3ラン」をかっ飛ばした。気持ちが打球に乗り移っていた。

 「ほんとうに(感触は)よかったですし、 2点とられて流れも悪かった。流れを変えられたと思います。勝ったことがよかったです」

  4回、「逆転3ラン」を放った中谷将大外野手。前夜の守りのミスを千金弾で取り返した=阪神甲子園球場

 ヒーローは表情を緩め、汗びっしょりのまま喜びをかみしめた。 0- 2の 4回。先頭の北條はしぶとく四球を選び、大山が中前打で続いた。一死 1、 2塁でカウント 1- 0から先発石田の真ん中低め、 139キロを一閃。打球は美しい放物線を描き、虎党の大声援の渦巻く左中間スタンドに吸い込まれた。

 悪天候による中断を挟んだ 8回にも中前打を放って、一挙「7得点」のビッグイニングを演出した。チームトップを走る 3試合ぶりの今季「11号」を含む 4打数 2安打 3打点。今季13度目のマルチを記録し、甲子園での連敗を「4」で止めた。

 阪神が勝利。ヒーローインタビュー。右から岩田稔投手、大山悠輔内野手、中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 前日の同戦では 1点差に詰め寄った直後の 8回に左中間への飛球を中堅の中谷と左翼の大山がお見合い。痛恨の 1点を献上した。手痛いミスを挽回する一発を放ち「日々切り替えてやっていっているので、きょうはしっかりと結果が残せてよかったです」と胸を張った。大山も 8回「2ラン」を放ち、アベック弾でそろって汚名を返上した。

 もうバットを握りたくない、と思うほど手は豆だらけだ。甲子園での試合前練習の、さらに前。室内練習場では片岡打撃コーチのチェックのもと、汗だくになりながら、時には 1時間も振り込んだ。終わったと思ったら、メニューを追加されてさらに振る。投げ出してたまるかという反骨心で目をぎらつかせる。そんな光景を遭遇したチーム関係者は「異様な雰囲気だった」というほど。獲物を狙う獣のように、豪快な一発に勝利への執念を込めた。

 勝利しナインとタッチを交わす中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 ミスを反発力に変えた若虎について金本監督は「ほんとホームランバッターが打つようなね。ホームランらしいホームランといいますか、ほんと豪快に運んでくれました」と目を細めた。待望の右の長距離砲の誕生へ-。勝利と育成の両立を同時進行で進める指揮官は納得の表情だった。

 連敗は「2」で止まり、 1日でDeNAと「同率2位」に並んだ。さらに、 7月は「10勝8敗」とし月間勝ち越しに王手をかけた。28日の中日戦(ナゴヤドーム)からは本拠地甲子園を高校球児に明け渡し、恒例の約 1カ月の夏のロードに旅立つ。昨季までプロ「通算4本塁打」だった男は「もっと打てるように頑張ります」と力を込めた。中谷のバットが長期ロードを乗り切るカギになる。

  4回、左翼席へ逆転の「3点本塁打」を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

★中谷将大外野手、大山悠輔内野手の拙守VTR

  7月26日のDeNA戦(甲子園、● 5- 6)、 1点差に迫った直後の 8回、中谷が倉本のライナー性の打球をダイビングキャッチしたが、左手首に当てて捕れず 2塁打。一死 3塁で、柴田の左中間への飛球を左翼の大山と中堅の中谷がお見合いし、適時 2塁打となり追加点を許した。金本監督は「ルーキーで素人を守らせている僕の責任。ある程度、ミスは覚悟して使っている。そんなことを怖がっていたら、いつまでたっても選手は使えない」と話した。

 

  8回、左翼にトドメの「3号2ラン」を放った大山悠輔内野手。前日のお見合いミスを取り返した=阪神甲子園球場

 雨が降りしきる甲子園を、一本の放物線が切り裂いた。大歓声を浴びながら、表情を変えずにダイヤモンドを回る。D 1位ルーキー・大山が、試合を決定づける一発を放った。

 「カンペキでした。きょうはほっとしました」

  3- 2の 8回一死 2塁。リードしているものの、のどから手が出るほど追加点がほしい場面。砂田の 124キロスライダーを振り切ると、打球は左中間スタンドへ一直線。リードを「3点」に広げる「3号2ラン」を突き刺した。

 酸いも甘いも経験中。燃える気持ちを抱いて、試合に臨んでいた。前日26日の同戦での、 3- 4の 8回一死 3塁。柴田の飛球を、中堅・中谷とお見合い。手痛い追加点につながった。金本監督は「そりゃ、ルーキーで素人を守らせている。これは僕の責任ですから。そりゃ、ある程度のミスは覚悟して使っているわけですから」とかばったが、責任感でいっぱいだった。

  8回、「2点本塁打」を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 「きのう(26日)、守備でチームに迷惑かけたので、打って返そうという日にしたかった」

 ミスは、バットで取り返す-。「3番」で続けて起用してくれた指揮官に、トドメのアーチで応えてみせた。

 現在、 1塁にはロジャース、 3塁には鳥谷が固定されており、大山の主戦場は外野になる。福留の積極的休養や、糸井の離脱もあり出番が増えてきた。守りに不安はあるが、思い切って、とにかく目の前のことを必死にやるだけだ。

 「ミスは返ってこないので、打って返すしかない。悪かったところを反省して試合に入るのが大事。それができてよかった」

 少しだけ笑顔を見せ、ロッカーへと引き揚げた。自分のためにも、チームのためにも。打って打って打ちまくる。

  1回、ボールカウントを四球と間違えて 1塁へ行きかけた大山悠輔内野手(左)=阪神甲子園球場

★ 3打席目まで凡退の後、中断後の 8回に左前打を放ったジェイソン・ロジャース内野手

 「 4打席目は雨の中断でいい形になったかな」

★ 8回先頭で右前打を放ちチャンスメークした俊介外野手

 「あの場面は出ることが優先なので結果を出せてよかったです」

◇データBOX◇

◎…阪神の 1イニング「7得点」は、球団初の「9点」差を逆転した 5月 6日の広島戦(甲子園)の 6回に記録して以来、「今季2度目」で今季最多タイ。

◎…金本監督就任後の 1イニング最多得点は昨年の 7月27日のヤクルト戦(甲子園)の 4回に記録した「9得点」。球団記録は1969年 5月27日のアトムズ戦(神宮)の 6回に記録した「13得点」で、セ・リーグタイ記録。プロ野球記録は、2009年 6月11日にロッテが広島戦(千葉)の 6回に記録した「15得点」。

 

 今季 1軍初登板初先発した岩田稔投手は 5回 3安打 2失点で踏ん張り、勝ち投手の権利を持って降板した。

  1回は暴投で先制点を献上し、毎回の 5四球。「久々の先発マウンドで、抑えてやろうという気持ちが力みに変わってしまった部分がありました。イニングの先頭や投手への四球、ボークなどもありいいリズムを作ることができませんでしたが、中谷のホームランで試合をひっくり返してもらって救われました。長いイニングを投げていけるような投球ができずに悔しいです」。降板後は反省の言葉が並んだ。

 阪神先発の岩田稔投手=阪神甲子園球場

 岩田稔投手が今季初登板初先発し、2015年 9月20日ヤクルト戦以来、 676日ぶりの白星を手にした。

 今季初登板は 5回 3安打 2失点に抑え「ほんとうにもう、終わると思ってたんで、このタイミングで呼んでいただいたので、自分を出し切れるようにと思って臨んだ試合でしたけど、フラフラのピッチングで、本当に申し訳ないと思っています」と反省を口にしながらも笑顔を見せた。

 お立ち台でポーズを決める、左から中谷将大外野手、岩田稔投手、大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 今季初めて上がるお立ち台に、黄色一色のスタンドから届く「岩田」コール。“懐かしい”光景に、少し照れくさそうに笑みを浮かべながら、ペコリと頭を下げた。

 「もう終わると思っていたのでこのタイミングで呼んでいただいたので、しっかり自分を出し切れるようにと臨んだ試合でしたけど、もうフラフラの投球で本当に申し訳ないと思っています」

  1回に暴投、 2回には適時打と、立ち上がりに「2点」を失った。ここで終われないと奮起。中谷の「逆転3ラン」に助けられ、 5回を 3安打 2失点で今季初勝利。2015年 9月20日のヤクルト戦(甲子園)以来、実に 676日ぶりの白星に「恥ずかしいですね」とニガ笑いしながらも「うれしいです」と喜んだ。

  4回、汗を飛ばしながら力投する岩田稔投手。打線に感謝の 2年ぶり勝利だ=阪神甲子園球場

 昨季は 6試合で「0勝3敗」、防御率8.85と大不振に陥った。巻き返しを誓い、グラブをヨコ振りからタテ振りに変え、臨んだ今季は開幕ローテ争いから脱落。 2軍暮らしが続き、周囲には「チャンスがもらえるように、準備だけはしておく」と口にしながらも、「下手したら、このまま終わってしまうんじゃないか…」。これが本音だった。

 痩せにくい体質だが、 5月頃から食事の量を減らし、週 2回ほどだったウエートトレは 3~ 4回に増やした。毎朝体重もチェックし、公称94キロから 5、 6キロ減に成功。スリムになると腕の振りがより鋭く、スライダーのキレも増した。必死にあがき、もがいた先に、ご褒美が待っていた。

 お立ち台には岩田稔投手(中)、中谷将大外野手(左)、大山悠輔内野手(右)が上がった=阪神甲子園球場

 「『おっちゃんでもがんばっているよ』って」

 スタンドには、自身と同じく「1型糖尿病」と戦う子供たち10組20名を招待していた。昨年は電話でしか交流ができなかったが、大声援を浴びる姿を披露できた。「きょう 1つ勝てた。ここからがスタートなんで」。夢をかなえよう、共に-。再び歩み出した岩田が、虎投をより強固なモノとする。

 ヒーローインタビューを受ける岩田稔投手=阪神甲子園球場

★金本知憲監督から直球を生かせ

 前日26日の練習中、甲子園のグラウンドで金本監督が岩田にアドバイスを与えていた。変化球多彩でゴロアウトを得意としていた岩田に対し、指揮官はツーシームに頼りすぎず本来の力強い直球と縦割れスライダーを生かすことを求めた。岩田は「自分も考えるところもあって、真っすぐにこだわって投げています」と答え、虎将は「その通り投げればいいよ」とうなずいた。2008年には「10勝」をマーク。いい頃を知る2人の呼吸が合った上での今季初勝利だった。

 

 高橋は 1点リードの 7回二死 3塁から登板し、筒香を 2ゴロに仕留めた。一打同点のピンチも「 1球 1球集中して投げられました」と、内角を強気に攻めて切り抜けた。また、 8回からバトンを受けた桑原は宮崎に左前打、後藤に遊失など一死 2、 3塁のピンチを招いたが、梶谷を 2飛、代打・荒波を遊飛と打ち取り、ピンチ脱出。「先頭をだしたのがすべてです。なんとかカバーできてよかったです」と珍しくポーカーフェースを崩していた。

★ 6回、 1軍 3試合目で初めてリードした場面で登板し、 1回 2/3を無失点のロマン・メンデス投手

 「自分の仕事ができたと思います。結果が出てよかったです」

 

 ウエスタンリーグ<広島13- 9阪神>◇27日◇由宇球場(広島東洋カープ由宇練習場)

 藤浪晋太郎投手がウエスタン・リーグ広島戦(由宇)で 5回からリリーフ登板。 1イニングを 1安打 1四球で無失点に抑えた。

 先頭で迎えた天谷を空振り三振に仕留めると、続く坂倉は左飛に打ち取った。二死走者なしで迎えた桑原に、初球を打ち返され中安打を許すと、代打・高橋大には 4球連続ボールを投じて四球。二死死 1、 2塁のピンチを迎えたが、庄司を右飛に抑えて 3つのアウトを取り終えた。

 前回に登板した25日のウエスタン・リーグ広島戦(由宇)の試合後には「バランスがよかった。練習の感覚からよくて、それが出せた」と語っていた。

 この日は 1回を16球で抑え、由宇に集った観客からは温かい拍手が送られた。

 中継ぎで 1回無失点の藤浪晋太郎投手。29日のウエスタン・オリックス戦で先発復帰する=由宇球場

 藤浪晋太郎投手が27日のウエスタン・広島戦(由宇)に 5回から中継ぎで登板した。前回登板から中 1日で、 1イニングを 1安打 1四球無失点。次回の登板は29日のオリックス戦(丸亀)で、先発する見通しとなった。

  1塁側から温かい拍手を受け、マウンドへ向かった。藤浪が中 1日でウエスタン・広島戦に 5回から登板。打者 5人に対し 1安打 1四球無失点で、予定通りの 1イニングを投げ終えた。

 「イニングも短いですし、思い切っていけました」

 最速は前回登板と同じ 156キロ。本人は「前回と変わりはないです」と振り返ったが、バッテリーを組んだ長坂は「おとといよりも球が来ていました」とうなずき、状態の良さをうかがわせた。

 課題の右打者との対戦は、この日は 1人のみ。簡単に二死を取った後に桑原に外角直球を中前打され、走者一塁の場面だった。

 ウエスタン・リーグ広島戦で 5回に救援登板した藤浪晋太郎投手=由宇球場

 打席には前回登板で唯一安打を許した高橋大。 3球連続で外角にボールが外れると、 4球目はきれいに指にかかった直球もわずかに低く、四球となった。藤浪は「あれはクイックですね。もっとブルペンで練習しておけばよかったです」と冷静に振り返った。

 掛布 2軍監督は「あれだけ指にかかったボールを投げてるからね。イニングをある程度投げられる状態まできている」と納得の表情。

 さらに次回の登板を「まずは 3イニング。イニングを伸ばすなら頭からの方がいいでしょう」と、29日の同・オリックス戦(丸亀)で先発で登板の予定を明かした。藤浪は「そんなに長いイニングを投げるわけではないので、同じようにやりたいです」と平常心を強調した。

  2軍に降格してから約 2カ月。結果以上に内容が求められる登板が続いていくが、何とか期待に応え昇格をつかみ取る。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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緊急入院のため、暫くの間お休みします‼

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 虎ちゃんが、28日の夜に急に具合が悪くなり、⚪⚪日赤病院に緊急入院しました‼
 退院までどの位掛かるか不明な為、暫くの間お休みします‼
 その間、阪神の成績が心配ですが、早く良くなって退院したいと思っています‼

退院してきました!

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 本日をもって退院してきました。

 その間、ブログができませんでしたが、守備妨害をしたりランニングホームランが出たりと試合を見て楽しんでいました。

 明日から再度スタートして、阪神関係記事をまとめていきます。

中谷、虎トップの12号2ラン!梅野、メッセンジャー完封劇演出!メッセ、セ・トップタイ11勝!

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阪神先発ランディ・メッセンジャー投手(35)は 3回まで無失点で発進した。ヤクルト先発デビッド・ブキャナン投手(28)は 3回を 9人で片づける完璧な立ち上がりだった。阪神は 5回無死 1塁、鳥谷敬内野手(36)の中前打でヤクルト守備陣の中継プレーが乱れ 1点を先制。ヤクルト打線は中盤も決定打を欠いた。阪神は 7回、中谷将大外野手(24)が「12号2ラン」を放って追加点。阪神がヤクルトに快勝した。メッセンジャーがチーム一番乗りとなる完封勝利で「11勝目」を挙げた。首位広島が敗れたため、前日 3日に消滅した自力優勝の可能性が復活した。試合後の金本知憲監督(49)は、「広島戦でリリーフがフル回転だったので、できれば、完投してくれと。本当にしてくれた。よく約束を守ってくれた。梅野が内外、上下、緩急をいろいろ使って、よくリードしてくれた。リリーフ陣は夏場で疲れている。秋山には明日も完投してほしい」と話した。

やられっ放しで終わる男ではない。きっちりと対応してきた。白黒つける一打も打てれば、おぜん立てもできる。ジェイソン・ロジャース内野手(29)のチーム 2安打目となる右翼線 2塁打が、中谷の「2ラン」を呼んだ。 1安打と打ちあぐねていたブキャナンに、初球から襲いかかった。 148キロ真っすぐを捉え、痛烈に右翼線へ。ほんの数センチのところで、フェアグラウンドの中で弾んだ。悠々と 2塁到達。 3球後の中谷のホームランは、 2塁上から見送った。若虎と 2人で難敵の真っすぐをはじき返し、ゲームの流れを完全に虎のモノにした。京セラドームは初見参。だが、慣れない地での守備でも魅せた。 2回先頭の山田哲人内野手(25)の一邪飛は、目の前に迫ったカメラマン席にも一切ひるまず、太い腕を伸ばして好捕。直後のカルロス・リベロ内野手(29)の 1、 2塁間への痛烈なゴロも、倒れ込みながら華麗にキャッチし、涼しい顔でベースを踏んだ。これから待つ真夏の熱い戦いも、適応を進めながら頼もしく引っ張る。パンダがパンダらしくなればなるほど、虎が拾う星も、黒より白が多くなる。

中谷将大外野手がチームトップの「12号2ラン」を放った。 1点リードの 7回無死 2塁の場面。ヤクルト先発ブキャナンの直球を左中間スタンドに運んだ。ドッカーン! 派手な花火を京セラで打ち上げた。中谷が気持ちよさそうにバットをほうり投げる姿も、もう見慣れた光景だ。 7回にチーム単独トップの今季「12号2ラン」を放って試合を決め、自力Vも復活。メッセンジャーと並んだお立ち台で声を張り上げた。相手の失策がらみで、わずか 1安打で 1点しか取れないまま迎えた 7回。先頭・ロジャースが右翼線への 2塁打で好機を作ると、先発・ブキャナンがカウント 1- 1から投げた内角高めの 148キロ直球を捉え、左中間スタンドへ。 7試合ぶりのアーチで、試合を決定づけた。好走塁でも魅せた。 5回先頭で四球を選んで出塁。続く鳥谷が放った中堅への浅い飛球を山崎晃大朗外野手(23)が取り損ねるとみるや、一気に 3塁へ。カバーした左翼・ウラディミール・バレンティン外野手(33)の 3塁への送球がそれる間に先制のホームを踏んだ。打って走って、勝利に貢献だ。故郷への恩返しのためにも、もっともっと活躍する。 6月、交流戦で福岡遠征したときのこと。地元の福岡・小郡市の加地良光(りょうこう)市長(52)の訪問を受けて激励された。全国の虎党はもちろん、地元も大声援を送ってくれている。それに応えなければならない。首位広島は「9ゲーム」先。残り48試合、無駄にできる試合は 1つもない。栄光に手が届くまで、何発でも打ってみせる。

梅野隆太郎捕手(26)がメッセンジャーを好リード。力のある直球を軸に、ここぞで変化球を交えて完封に導いた。守っては 5回一死 1、 3塁でヤクルトのランエンドヒットを阻止。打者・中村悠平捕手(27)を空振り三振に仕留めると、素早い送球で 3走・奥村展征内野手(22)も挟殺した(記録は盗塁死)。

さすが大黒柱! 阪神はヤクルトに 3- 0で快勝した。ランディ・メッセンジャー投手が 4安打 9奪三振の力投で、今季チーム初となる完封V。11勝目で菅野(巨人)と並びハーラートップにも浮上した。首位広島が 3位DeNAに敗れたため、自力Vの可能性も復活。まだ「9ゲーム」差もあるけど、あきらめへんで!!山田の打球が大和内野手(29)から大山悠輔内野手(22)に転送される。勝利のジェット風船が舞う京セラのマウンドで、メッセンジャーが笑った。梅野を指さし、ハグで歓喜を分かち合う。これぞ、エース。疲弊した虎投を救う今季チーム初完封で、両リーグトップタイの「11勝」目に浮上した。中谷と並んだお立ち台で「ランディ」コールを浴びた。スタンドでは長男・ローム君ら家族が「ダッド!」と叫ぶ。頼もしいパパは手を振り、白い歯をこぼした。チームを助ける 127球の熱投だった。延長12回引き分けに終わった前日 3日の広島戦(マツダ)では、 4時間34分の激闘に救援陣から桑原謙太朗(31)、マルコス・マテオ(33)、ラファエル・ドリス(29)ら 6投手がつぎ込まれた。岩崎優(26)、高橋聡文(34)の左 2枚は広島 3連戦 3連投。今夜はなんとか 1人で投げ抜いて-。そんな首脳陣の願いに応え、前日消えた自力Vも一夜で復活させた。気温30度を超える真夏でも中 5日をいとわず、フル回転を続ける。原動力は12年ぶりのリーグ優勝に加え、胸に秘めた目標だ。過去、個人タイトルに興味を示してこなかった助っ人が今季、ひそかに狙っているモノがある。それは沢村賞。来日 8年目。日本球界で第一線を走り続けてきた自負がある。負けられない。日本で通算「84勝」目。白星はかつての虎のエース・藪恵壹氏(48)に並んだ。俺が金本阪神のエースだ-。メッセの力投から、そう伝わってきた。

5日の第 2戦に先発する秋山拓巳投手(26)は 4日、ダッシュなどで調整した。 3日までの広島 3連戦(マツダ)では先発陣がいずれも 6回を投げきることなく降板し、中継ぎ陣が奮闘。その姿に気合を入れ直した。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 0ヤクルト>◇16回戦◇阪神10勝 6敗◇ 4日◇京セラドーム大阪

 阪神先発メッセンジャーは 3回まで無失点で発進した。ヤクルト先発ブキャナンは 3回を 9人で片づける完璧な立ち上がりだった。

 阪神は 5回無死 1塁、鳥谷の中前打でヤクルト守備陣の中継プレーが乱れ 1点を先制。ヤクルト打線は中盤も決定打を欠いた。

 阪神は 7回、中谷が「12号2ラン」を放って追加点。メッセンジャーが今季初完封で「11勝」目を挙げた。ヤクルトはブキャナンが「9敗」目。

  8回表ヤクルト二死 1塁、ランディ・メッセンジャー投手は坂口から三振を奪いマウンドでガッポーズを見せる=京セラドーム大阪

 阪神がヤクルトに快勝した。メッセンジャーがチーム一番乗りとなる完封勝利で「11勝目」を挙げた。 1点リードの 7回には、中谷が「12号2ラン」を放ち、力強く援護した。首位広島が敗れたため、前日 3日に消滅した自力優勝の可能性が復活した。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

 完封勝利のメッセンジャーを迎える金本知憲監督=京セラドーム大阪

-メッセンジャーが最高の投球を見せた

 金本監督:広島戦でリリーフがフル回転だったので、「できれば、完投してくれ」と。本当にしてくれた。よく約束を守ってくれた。

- 9回も行かせた

 金本監督:完封がかかっているし、昨日、ドリスも30球ぐらい投げている。今日は 1人でいってもらおうと。

-どこがよかったか

 金本監督:すべてよかった。梅野が内外、上下、緩急をいろいろ使って、よくリードしてくれた。

 金本知憲監督(右)は完封勝利を挙げたランディ・メッセンジャー投手を迎える=京セラドーム大阪

-厳しく指導している中谷も2ラン

 金本監督:優しく育成していますよ(笑い)。 1点勝っていましたし、バントとか右打ちも頭にあったが、思い切っていかそうかなと。レフトに引っ張ってくれて、ナイスホームランでした。

-前日の粘りが出た

 金本監督:昨日も勝てるに越したことはなかったが、負けなかったことを評価したかったし、選手が昨日の気持ちをそのまま出してくれて、本当によかった。

-次は秋山

 金本監督:リリーフ陣は夏場で疲れている。秋山には明日も完投してほしい。

 

 ジェイソン・ロジャース内野手は 7回先頭で右翼線へ 2塁打放った。ダメ押しの口火を切った=京セラドーム大阪

 やられっ放しで終わる男ではない。きっちりと対応してきた。白黒つける一打も打てれば、おぜん立てもできる。ロジャースのチーム 2安打目となる右翼線 2塁打が、中谷の「2ラン」を呼んだ。

 「とにかく積極的に。塁に出ることを意識していたよ。失投というか、ちょっと高く浮いた分、捉えられたかなと思う」

  1- 0の 7回先頭。 2打席凡退し、チームとしてもそこまで 1安打と打ちあぐねていたブキャナンに、初球から襲いかかった。 148キロ真っすぐを捉え、痛烈に右翼線へ。ほんの数センチのところで、フェアグラウンドの中で弾んだ。悠々と 2塁到達。 3球後の中谷のホームランは、 2塁上から見送った。若虎と 2人で難敵の真っすぐをはじき返し、ゲームの流れを完全に虎のモノにした。

  2回、ヤクルト・山田哲人内野手のファーストフライを好捕するジェイソン・ロジャース内野手=京セラドーム大阪

 京セラドームは初見参。だが、慣れない地での守備でも魅せた。 2回先頭の山田の一邪飛は、目の前に迫ったカメラマン席にも一切ひるまず、太い腕を伸ばして好捕。直後のリベロの 1、 2塁間への痛烈なゴロも、倒れ込みながら華麗にキャッチし、涼しい顔でベースを踏んだ。「バットで貢献できないときは、守備で何とかと思っている」と頼もしい。

 ドーム球場が少なく、天然芝の球場が多かった米国から来てまだ 1カ月もたたないが「どちらかといえば、外の球場が好きだけど。ドームが嫌いというワケじゃない。ボールが見えれば問題ないよ」と言ってのける。これから待つ真夏の熱い戦いも、適応を進めながら頼もしく引っ張る。

 「まだまだ慣れるべきところがある。広島も初日は暑かったけど、そのあとは慣れることができた。コンディション自体は悪くないよ」

 パンダがパンダらしくなればなるほど、虎が拾う星も、黒より白が多くなる。

 

 中谷将大外野手は七回、試合を決定づける「12号2ラン」を放った=京セラドーム大阪

 中谷将大外野手がチームトップの「12号2ラン」を放った。 1点リードの 7回無死 2塁の場面。ヤクルト先発ブキャナンの直球を左中間スタンドに運んだ。

 中谷は「ランディ(メッセンジャー)が頑張って投げてくれているので、なんとか追加点の欲しいところでした。ずっと捉えきれていなかったストレートを打つことができて良かったです」とコメントした。

 お立ち台でのインタビューを終えグータッチする中谷将大外野手(左)とランディ・メッセンジャー投手=京セラドーム大阪

 ドッカーン! 派手な花火を京セラで打ち上げた。中谷が気持ちよさそうにバットをほうり投げる姿も、もう見慣れた光景だ。 7回にチーム単独トップの今季「12号2ラン」を放って試合を決め、自力Vも復活。メッセンジャーと並んだお立ち台で声を張り上げた。

 「上(広島)しかみていない。自分たちは勝っていくだけ。『1位』を目指して、頑張ります」

 相手の失策がらみで、わずか 1安打で 1点しか取れないまま迎えた 7回。先頭・ロジャースが右翼線への 2塁打で好機を作ると、先発・ブキャナンがカウント 1- 1から投げた内角高めの 148キロ直球を捉え、左中間スタンドへ。「打った瞬間、いってくれという気持ちのなかで、本当にいってくれてよかった」。 7試合ぶりのアーチで、試合を決定づけた。

 中谷将大外野手は鳥谷敬内野手の安打で一気に 3塁へ=京セラドーム大阪

 好走塁でも魅せた。 5回先頭で四球を選んで出塁。続く鳥谷が放った中堅への浅い飛球を山崎が取り損ねるとみるや、一気に 3塁へ。「キャンプからいわれていたことなので」と冷静だった。カバーした左翼・バレンティンの 3塁への送球がそれる間に先制のホームを踏んだ。打って走って、勝利に貢献だ。

 故郷への恩返しのためにも、もっともっと活躍する。 6月、交流戦で福岡遠征したときのこと。地元の福岡・小郡市の加地良光(りょうこう)市長の訪問を受けて「ふるさとの先頭に立って頑張ってほしい。期待の星として応援していきます」と激励された。全国の虎党はもちろん、地元も大声援を送ってくれている。それに応えなければならない。

 試合前の練習では、金本監督から打撃でのタメの意識を助言された。即結果につなげた孝行息子に指揮官は「( 2ランの場面は)バントとか右打ちとか(の作戦)もあったんですけど、思い切っていかそうかな…とね。ナイスホームランでした」と目を細めた。

  7回裏阪神無死 2塁、中谷将大外野手は左越え「2点本塁打」を放った=京セラドーム大阪

 ただ、中谷は信頼に応えても「本塁打をもっともっと増やせるよう、一打席一打席、悔いなくやっていきたい」と気を引き締めた。首位広島は「9ゲーム」先。残り48試合、無駄にできる試合は 1つもない。栄光に手が届くまで、何発でも打ってみせる。

☆中谷の2ランについて片岡篤史打撃コーチ

 「中谷の課題である真っすぐを仕留めてくれた。それが大きい」

★自己新大幅更新中「18発」ペース

 中谷は今季、 1軍での自身の本塁打数を大幅に更新中(過去最多は昨年の 4発)。このペースで打てば、単純計算でシーズン「18発」となる。ちなみに昨年はゴメスが「22本」でチーム最多。2015年は福留が「20発」で最多だった。今季のチーム本塁打数「67」はヤクルトの「64」に続き「セ・リーグ5位」とやや振るわないものの、豪快なアーチで打線を活気づける。

 

  5回、 2塁へ偽投したのち 3塁へ送球し、飛び出したヤクルト・奥村展征内野手をアウトにした梅野隆太郎捕手。右は三振の中村悠平捕手=京セラドーム大阪

 梅野がメッセンジャーを好リード。力のある直球を軸に、ここぞで変化球を交えて完封に導いて「走者をためることが少なかった。うまく緩急を使えました」。守っては 5回一死 1、 3塁でヤクルトのランエンドヒットを阻止。打者・中村を空振り三振に仕留めると、素早い送球で 3走・奥村も挟殺した(記録は盗塁死)。「頭のすみにあったからできたプレー。判断的によかったと思う」と胸を張った。

 

 さすが大黒柱! 阪神はヤクルトに 3- 0で快勝した。ランディ・メッセンジャー投手が 4安打 9奪三振の力投で、今季チーム初となる完封V。11勝目で菅野(巨人)と並びハーラートップにも浮上した。首位広島が 3位DeNAに敗れたため、自力Vの可能性も復活。まだ「9ゲーム」差もあるけど、あきらめへんで!!

 山田の打球が大和から大山に転送される。勝利のジェット風船が舞う京セラのマウンドで、メッセンジャーが笑った。梅野を指さし、ハグで歓喜を分かち合う。これぞ、エース。疲弊した虎投を救う今季チーム初完封で、両リーグトップタイの「11勝」目に浮上した。

 「チームメートに感謝したい。先に点を取ってくれて(中谷)将大が貴重な本塁打を打ってくれて、梅野君もいいリードをしてくれた。完封というのは先発として一番いい仕事ができた証しだ」

 ランディ・メッセンジャー投手は今季チーム初完封勝利となる力投。ハーラートップタイの「11勝」目を挙げた=京セラドーム大阪

 中谷と並んだお立ち台で「ランディ」コールを浴びた。スタンドでは長男・ローム君ら家族が「ダッド!」と叫ぶ。頼もしいパパは手を振り、白い歯をこぼした。

 得点圏に走者を背負ったのは 5回だけだった。一死から奥村、大引の連打で 1、 3塁のピンチを招いたが、中村を外角 120キロのカーブで空振り三振に斬り、梅野の好判断で三走も挟殺に。 4安打 2四球で昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)以来通算「10度」目の完封星。 9三振を奪い、通算奪三振数は「1257」。「歴代86位」のダルビッシュ有(元日本ハム=「1250」、日本球界のみ。現ドジャース)らを抜き単独「85位」に。「84位」の猛虎のレジェンド、小林繁まで「16」に迫った。

 チームを助ける 127球の熱投だった。延長12回引き分けに終わった前日 3日の広島戦(マツダ)では、 4時間34分の激闘に救援陣から桑原、マテオ、ドリスら 6投手がつぎ込まれた。岩崎、高橋の左 2枚は広島 3連戦 3連投。今夜はなんとか 1人で投げ抜いて-。そんな首脳陣の願いに応え、前日消えた自力Vも一夜で復活させた。

 完封勝利をあげ、梅野隆太郎捕手と抱き合うランディ・メッセンジャー=京セラドーム大阪

 金本監督も「(試合前に)『きょう、できれば完投してくれ』といったら本当にしてくれて。約束を守ってくれました」とニンマリ。香田投手コーチも「お見事。われわれが望んでいることをやってくれた。さすがエースですね」とたたえた。

 気温30度を超える真夏でも中 5日をいとわず、フル回転を続ける。原動力は12年ぶりのリーグ優勝に加え、胸に秘めた目標だ。過去、個人タイトルに興味を示してこなかった助っ人が今季、ひそかに狙っているモノがある。それは沢村賞。「去年、(広島の)ジョンソンが獲ったからだよ。日本での実績、成績で俺はジョンソンに負けていない。獲らないといけないんだ」。来日 8年目。日本球界で第一線を走り続けてきた自負がある。負けられない。

 日本で通算「84勝」目。白星はかつての虎のエース・藪恵壹に並んだ。俺が金本阪神のエースだ-。メッセの力投から、そう伝わってきた。

 試合後、ランディ・メッセンジャー投手(右)は梅野隆太郎捕手(左)と喜びを分かち合う=京セラドーム大阪

☆沢村賞

 選考対象はその年に活躍した先発完投型の投手。 7項目の基準(15勝以上、 150奪三振以上、10完投以上、防御率2.50以下、 200投球回以上、25試合以上登板、勝率 6割以上)があり、選考委員会が原則 1人を選出する。当初はセ・リーグ所属選手が対象で、1989年からセ・パ両リーグに広げられた。

◇データBOX◇

◎…メッセンジャーの完封勝利は昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)以来「10度」目。チームの完封Vも同戦以来。

◎…阪神はヤクルトに勝ち、広島がDeNAに敗れたため、自力優勝の可能性が復活。残り48試合を全勝すれば99勝43敗 1分け(勝率 0.697)。広島が阪神との残り 8試合を全敗し、他の試合を全勝すると97勝43敗 3分け(勝率 0.693)となり、勝率で広島を上回る。

◎…メッセンジャーが 9三振を奪い、「歴代85位」の「1257」に。球団記録は村山実の「2271」。プロ野球記録は金田正一(巨人)の「4490」。

 

  5日の第 2戦に先発する秋山は 4日、ダッシュなどで調整した。 3日までの広島 3連戦(マツダ)では先発陣がいずれも 6回を投げきることなく降板し、中継ぎ陣が奮闘。その姿に「すごく刺激を受けました。そういう気持ちをしっかり出して、 1人でも多く投げていきたいです」と気合を入れ直した。

 

 復帰一回目の記事が勝利試合の記事だったなんて!それも、完投勝利の良い試合でしたね。こういう試合をいつもして欲しい気持ちです。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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今日ははんこの日

ロジャース適時2塁打!先発・秋山の緊急降板!松田、緊急登板も3回途中0封好救援!完封リレー!

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阪神ヤクルト17回戦(京セラ)の試合前に、ラグビートップリーグの近鉄ライナーズ 5選手(樫本敦選手、浅岡勇輝選手、田淵慎理選手、トンプソン選手、森田尚希選手)がファーストピッチセレモニーに登場。マウンド付近でラインアウト披露して観客を沸かせた。この日は「J:COMどこでも野球が見られるデー」として開催。18日にトップリーグ開幕を迎えるライナーズの選手たちが、PRとして参加した。この日が31歳の誕生日で、代表として投球を任された森田尚希は「硬式の野球ボールを持つのは、今日が初めてでした」と大笑い。本番では軽く投げて、右打者の外角にノーバウンド投球。日々のタックル練習で磨いた強肩ぶりを見せつけた。

阪神は初回に福留孝介外野手(40)の「11号ソロ」で先制点を挙げる。 2回にも坂本の 2ゴロの間に追加点。ヤクルトは 2回に好機をつくるも無得点。阪神は 5回一死 1、 2塁でロジャースがライトへ 2点 2塁打を放ち、追加点を挙げた。ヤクルト打線は阪神救援陣の前に無得点。ヤクルトが阪神投手陣の前に無得点に終わり「0封負け」。 3回途中からリリーフした松田遼馬投手(23)が今季「初勝利」。阪神は先発の秋山拓巳投手(26)が 3回途中に緊急降板というアクシデントに見舞われたが、救援陣が無失点リレーで快勝した。 2番手・松田が 2回 1/3を無失点で切り抜けて初勝利( 1敗)。チームは「3連勝(1分け挟む)」となった。球場の重い空気が流れる中、後を受けた松田が 2回 1/3を無失点で切り抜けると、 6回からは桑原謙太朗投手(31)、藤川球児投手(37)、高橋聡文投手(34)が 1回ずつ投げ、 9回はラファエル・ドリス投手(29)。バレンティン外野手(33)、山田哲人内野手(25)を連続三振に仕留めるなど 3者凡退で締め、「27セーブ」目を挙げた。打線は 5回一死 1、 2塁から、ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)が 2点 2塁打を放ち、追加点で援護した。

福留孝介外野手が先制となる「11号ソロ」を放った。 1回二死。ヤクルト小川泰弘投手(27)の内角への 143キロの速球を捉えた。きれいな放物線を描いた打球はそのまま右翼席に突き刺さった。ベテランの一振りで先制。 1回、二死走者なしで 3番・福留孝介外野手が相手先発の小川の 2球目、 143キロの直球を右翼席へ運ぶ「11号ソロ」を放った。充電完了を証明した。福留が右翼席へ、豪快な放物線を描いた瞬間、虎の「3連勝」が決まった。虎を支える40歳の屋台骨は、やはり太くて強い。

新助っ人ジェイソン・ロジャース内野手が、ライトへ 2点 2塁打を放ち、貴重な追加点をあげた。 5回一死 1、 2塁で打席に立つと、フルカウントからヤクルト小川の 144キロ直球をとらえた。打球は右翼手・坂口智隆外野手(33)の頭上を越え、スタートを切っていた走者 2人が生還。 2点を追加する適時 2塁打となった。 2打席目までは黒色のバットを使用していたが、この打席は白色を選択。状況に分けてバットを使い分ける“パンダチョイス”が功を奏した。「パンダ」の愛称で親しまれる助っ人は「パンダのグッズを持って応援してもらって最高」とお立ち台で上機嫌だった。夏場の再加速で貯金は 6月23日以来の貯金「9」とし、広島の優勝マジック点灯を阻止。今季限りの契約で加入したR砲だが、千金打連発で来季残留も見えてきた。鯉猛追の旗手として暴れ続ければ、来季以降も“タテジマパンダ”となる可能性は十分だ。昼食を摂っていると、誰かがテレビを指さした。なんの偶然か。JR西日本がこの日から期間限定で導入した“パンダラッピング”の特急「くろしお」のニュースが流れたのだ。こちらの「JR(ジェイソン・ロジャース)」が運行する阪神特急も負けていない。 1分けを挟み「3連勝」。終着駅は「逆転V」。このまま止まらず突っ走る。

阪神先発の秋山拓巳投手がアクシデントで緊急降板した。 3回二死走者なし、ヤクルト 1番坂口に四球を与えたところで、自らタイムを要求。トレーナーに付き添われてベンチに下がった。そのまま姿を見せることなく降板。金本知憲監督(49)は投手交代を告げた。ここまでの投球数は52球。自身初の 2桁勝利のかかったマウンドだったが無念の降板となった。代わった 2番手の松田遼馬投手が 2番山崎晃大朗外野手(23)を右飛に抑え、 3回を無失点で終えた。秋山は今16試合に登板して「9勝4敗」、防御率3.01と安定した成績を残し、この日はプロ入り初となる「10勝目」をかけた一戦だった。香田勲男投手コーチ(52)は「大事をとった。軽傷であることを祈る」と話した。今季は16試合に先発し、チーム 2位の「9勝(4敗)」、防御率3.01。メッセンジャー投手(35)とともに虎投をけん引してきただけに、長期離脱となれば、大きな痛手となる。

松田遼馬投手が緊急リリーフにも動じず、 2回 1/3を 2安打無失点に抑えた。先発した秋山が 3回途中でアクシデントにより、突然の降板。 2番手として今季24試合目のマウンドにあがっていた。 6回からは 3番手桑原がマウンドにあがった。後を受けた松田は、山崎を右飛に打ち取った。 4回には、二死から連打と盗塁で 2、 3塁のピンチとなるも、中村悠平捕手(27)を遊飛に打ち取った。 5回は 3者凡退に仕留めた松田。阪神はその裏、一死 1、 2塁からロジャースの適時打で追加点を挙げ 4- 0。松田は 6回からのマウンドを桑原に譲った。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 4- 0ヤクルト>◇17回戦◇阪神11勝 6敗◇ 5日◇京セラドーム大阪

 阪神ヤクルト17回戦(京セラ)の試合前に、ラグビートップリーグの近鉄ライナーズ 5選手(樫本、浅岡、田淵、トンプソン、森田)がファーストピッチセレモニーに登場。マウンド付近でラインアウト披露して観客を沸かせた。

 この日は「J:COMどこでも野球が見られるデー」として開催。18日にトップリーグ開幕を迎えるライナーズの選手たちが、PRとして参加した。

 この日が31歳の誕生日で、代表として投球を任された森田尚希は「部室にあったボールで練習してたんですけど…。昨日になって『それ、ソフトボールやで!』って、昨日にツッコまれました。硬式の野球ボールを持つのは、今日が初めてでした」と大笑い。

 本番では軽く投げて、右打者の外角にノーバウンド投球。日々のタックル練習で磨いた強肩ぶりを見せつけた。

 ファーストピッチセレモニーで投球する近鉄ライナーズの森田尚希選手=京セラドーム大阪

 

 阪神は初回に福留の「11号ソロ」で先制点を挙げる。 2回にも坂本の 2ゴロの間に追加点。ヤクルトは 2回に好機をつくるも無得点。

 阪神は 5回一死 1、 2塁でロジャースがライトへ 2点 2塁打を放ち、追加点を挙げた。ヤクルト打線は阪神救援陣の前に無得点。

 ヤクルトが阪神投手陣の前に無得点に終わり「0封負け」。 3回途中からリリーフした阪神松田が今季「初勝利」。ヤクルト小川は「5敗」目。

 今季初勝利を挙げた松田遼馬投手=京セラドーム大阪

 阪神は先発の秋山拓巳投手が 3回途中に緊急降板というアクシデントに見舞われたが、救援陣が無失点リレーで快勝した。 2番手・松田が 2回 1/3を無失点で切り抜けて「初勝利( 1敗)」を挙げた。

 試合は 1回、福留の「11号ソロ本塁打」で先制。 2回には坂本の 2ゴロの間に追加点を挙げ、 2- 0とリードを広げた。

 ところが、先発・秋山が 3回二死から坂口に四球を与えたところで、自らタイムを要求。マウンドへ駆け寄ったトレーナーや香田投手コーチと言葉を交わすと、ベンチに下がり、そのまま緊急降板となった。

 球場の重い空気が流れる中、後を受けた松田が 2回 1/3を無失点で切り抜けると、 6回からは桑原、藤川、高橋が 1回ずつ投げ、 9回はドリス。バレンティン、山田を連続三振に仕留めるなど 3者凡退で締め、「27セーブ」目を挙げた。

 打線は 5回一死 1、 2塁から、ロジャーズが 2点 2塁打を放ち、追加点で援護した。

 初勝利を挙げた松田遼馬投手=京セラドーム大阪

 阪神は先発の秋山拓巳投手が 3回途中に緊急降板というアクシデントに見舞われたが、救援陣が無失点リレーで快勝した。 2番手・松田が 2回 1/3を無失点で切り抜けて初勝利( 1敗)。チームは「3連勝(1分け挟む)」となった。

 阪神・金本知憲監督の話

――福留外野手の一発から景気良くスタート

 「初回に先制点。ホームランで入って、あれでうちのペースに持っていけたかな、とは思ってます」

――なかなか追加点が取れない中で 4番・ロジャース内野手が 5回にいい所で打った

 「広島戦とか…いい所で確実にランナーをかえすというか。本当に頼りになりますね」

  3者連続三振を奪った藤川球児投手=京セラドーム大阪

――心配なのは先発の秋山投手。突然のことでした

 「ちょっと…うーん、不安っていうか。ビックリしましたけど。まあ、でもその分、ゲームを落とすことなく中継ぎ、リリーフ陣が頑張ってくれたんでね。助けられましたね」

――スクランブル登板となった松田投手

 「途中からいきなりで。よく抑えてくれましたね」

――自慢の中継ぎ陣がパーフェクト。温存したかったところではあるが

 「ランナー 1人も出してないんですか。パーフェクトに行ってくれて。(藤川)球児も 3三振ですか。まあ、素晴らしかったですね」 ――ヤクルトに連勝  「なかなか、 3タテできてないんでね、今年。なんとか、気を抜かずに、とにかく 3つ取るんだという気持ちを強く出して、やっていきたいと思います」

 

 福留孝介外野手が先制となる「11号ソロ」を放った。

  1回二死。ヤクルト小川の内角への 143キロの速球を捉えた。きれいな放物線を描いた打球はそのまま右翼席に突き刺さった。「塁に出ることを考えて打席に入り、甘くきた球をしっかりと捉えることができました。先制することで投手も攻めていきやすくなると思いますし、またここから追加点を取れるように頑張ります」と意気込んだ。

  1回、本塁打を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 阪神がベテランの一振りで先制。 1回、二死走者なしで 3番・福留孝介外野手が相手先発の小川の 2球目、 143キロの直球を右翼席へ運ぶ「11号ソロ」を放った。

 福留は「塁に出ることを考えて打席に入り、甘くきた球をしっかりと捉えることができました」と打席を振り返った。

  1回裏阪神二死、福留孝介外野手は右越え「ソロ本塁打」を放った=京セラドーム大阪

 充電完了を証明した。小川の立ち上がりを粉砕した。満員御礼の京セラが揺れる。 1回二死。福留が右翼席へ、豪快な放物線を描いた瞬間、虎の「3連勝」が決まった。

 「甘くきた球をしっかりとらえることができました。(積極的休養をはさみながらの出場に)そうやっていただいている中で自分のできることをやって、試合の中で準備するだけじゃないかな」

 前日 4日は欠場。この日の試合前の打撃練習ではバンバン、スタンドインさせていた。金本監督が「休みを入れるとスイングが違いますわ」と目を見張るほど。一発を放てば昨季からチームは「13連勝」。個人記録には「どうでもいい」と主将は興味を示さず、秋山の緊急降板で 3回途中からスクランブル登板した松田を褒めちぎった。

  1回、福留孝介外野手が小川泰弘投手(手前)から先制「11号ソロ」。一発が出れば「13連勝」だ=京セラドーム大阪

 「遼馬がすごくリズムを作って一生懸命投げていた。あの場面でしっかり自分の投球をしてくれたのはチームとってすごく大きいし、きょうは打って勝ったというよりも彼がしっかり投げてくれて勝った、と。それが一番じゃないですか」

  4回には 4度も打球が飛んできたが、肩で息をしながら懸命に追った。PL学園高の 3年春に出場した選抜では投手として甲子園でリリーフ登板したこともある。どれだけ大変かは身に染みて、知っている。だからこそ、きょうの主役は松田-。

 「まぁ、そうですね、はい」などとそっけなかったお立ち台は真のヒーローを引き立てたかったから。虎を支える40歳の屋台骨は、やはり太くて強い。

 

  5回、 2点適時 2塁打を放ったジェイソン・ロジャース内野手=京セラドーム大阪

 阪神の新助っ人ジェイソン・ロジャース内野手が、ライトへ 2点 2塁打を放ち、貴重な追加点をあげた。

  5回一死 1、 2塁で打席に立つと、フルカウントからヤクルト小川の 144キロ直球をとらえた。打球は右翼手・坂口の頭上を越え、スタートを切っていた走者 2人が生還。 2点を追加する適時 2塁打となった。

 「打ったのはストレート。見逃せばボールにになる球だったかもしれないですが、積極的に打ちに行きました。『捕られるかな?』と思いましたが、頭を越えてくれてランナーを返すことができて良かったです」

  2打席目までは黒色のバットを使用していたが、この打席は白色を選択。状況に分けてバットを使い分ける“パンダチョイス”が功を奏した。

  5回、右越えに 2点 2塁打を放ったジェイソン・ロジャース内野手。勝利を決定づける千金打だった=京セラドーム大阪

 阪神のロジャースが 4番の仕事を果たした。 5回の第 3打席。小川の高めの直球を右越えに運ぶ 2点 2塁打で追加点をもたらした。「見逃せばボールになる球だったかもしれないが、積極的に打ちにいった」と振り返った。

 「パンダ」の愛称で親しまれる助っ人は「パンダのグッズを持って応援してもらって最高」とお立ち台で上機嫌だった。

  5回裏阪神一死 1、 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手は右越え適時 2塁打を放った=京セラドーム大阪

 パンダ特急で「3連勝」!! 阪神の新 4番、ジェイソン・ロジャース内野手がヤクルト戦で、 2点リードの 5回、右越え 2点 2塁打を放ち、 3連勝に導いた。夏場の再加速で貯金は 6月23日以来の貯金「9」とし、広島の優勝マジック点灯を阻止。今季限りの契約で加入したR砲だが、千金打連発で来季残留も見えてきた。

 グングンと加速し、グラブの上も通過した。 2人の走者が次々とベースを蹴る。ノンストップのパンダ特急に乗せられ、虎はもう止まらない。アクシデントも、チャンスを逃した停滞ムードも、ロジャースのダメ押し 2点 2塁打が、すべて吹っ飛ばした。

 「ちょっと高く浮いてきたからね。いいスイングができたと思う。いい追い方をされて捕られそうだったけど、なんとか越えてくれてよかった」

 秋山が 3回途中に右太ももの張りを訴え降板。 3回一死満塁で追加点が奪えず迎えた、 2- 0の 5回一死 1、 2塁だった。フルカウントで、 2人の走者がスタート。R砲は小川の高め 144キロをシャープに捉え、右翼後方へ運んだ。打球は、目一杯にグラブを伸ばした名手・坂口の頭上をわずかに越え、フェンス手前で大きく弾んだ。

  6回、ヤクルト・山田哲人内野手の打席で大和内野手からの送球に飛びつくロジャース内野手=京セラドーム大阪

 いったんは戻りかけていた走者も悠々と生還。一気に 4- 0とした「4番」に、場内は総立ち。金本監督も「広島戦( 2日、 9回に逆転 2点打)とかね。やっぱりいいところで確実に走者をかえすというか、本当に頼りになりますね」と、うなるしかなかった。 3打数 1安打 2打点で、 4試合連続安打。来日からの16試合で無安打はわずかに 3戦。必ずや何か起こしてくれる。

 来日から 1カ月ほどだというのに、虎も一つにしてしまっている。この日の試合前の食堂でのことだ。日に日に上達している箸でナインとともに昼食を摂っていると、誰かがテレビを指さした。「おっ、パンダだ!」。なんの偶然か。JR西日本がこの日から期間限定で導入した“パンダラッピング”の特急「くろしお」のニュースが流れたのだ。「パンダだぞ! パンダ!」とナインは大盛り上がり。新助っ人は満足そうにほほ笑んだ。

 こんなにも虎になじみ、欠かせない男となっているだけに、来季へもすでに出発しつつある。球団幹部は「外国人の去就についてはまだ何も決まっていないが、今後の活躍をみて判断することになると思う。活躍が継続すれば来季も? それは常識的な判断をしてもらっていいと思います。今後の活躍をみて、しかるべきタイミングで判断したい」と明かす。今季限りの契約で加入したが、鯉猛追の旗手として暴れ続ければ、来季以降も“タテジマパンダ”となる可能性は十分だ。

 逆転Vの夢を乗せてゴー!! 先頭がパンダの顔になったJR西日本のラッピング列車の出発式が 5日、JR天王寺駅で開かれ、パンダがいるアドベンチャーワールドがある白浜駅に向けて出発した=JR西日本阪和線天王寺駅

 ホーム初お立ち台では「アリガト~! とにかく全力を尽くしてチームの勝利に貢献したいという、それだけだよ」と、堂々胸を張った。

 JRのパンダ列車は“本物”がいるアドベンチャーワールド(和歌山・白浜町)方面へ向かう。だが、こちらの「JR(ジェイソン・ロジャース)」が運行する阪神特急も負けていない。 1分けを挟み「3連勝」。終着駅は逆転V。このまま止まらず突っ走る。

★福留孝介外野手( 1回に先制の「11号ソロ」)

 「ちょっと不安だったので一生懸命走っていました」

★藤川球児投手( 7回から登板し、 3者連続三振で 1回無失点)

 「(松田)遼馬が勝ってよかった」

◇データBOX◇

◎…阪神は 3日の広島戦(マツダ)の延長10回から21イニング連続無失点中。今季はここまで 7月22日のヤクルト戦(神宮)の 7回-同25日のDeNA戦(甲子園)の 6回の17イニングが最長だった。球団記録は1942年 9月19日の阪急戦(甲子園)の 7回-同27日の朝日戦(甲子園)の12回の52イニングでプロ野球記録。

◎…阪神は 1分けを挟み今季 7度目の「3連勝」。 2カードぶりの勝ち越しで、ヤクルト戦は「3連勝」。 ◎…投手陣は無失点リレーで今季 7度目の零封勝利。ヤクルト戦は 3試合連続の零封勝ち。

 

 阪神先発の秋山拓巳投手がアクシデントで緊急降板した。

  3回二死走者なし、ヤクルト 1番坂口に四球を与えたところで、自らタイムを要求。トレーナーに付き添われてベンチに下がった。そのまま姿を見せることなく降板。金本監督は投手交代を告げた。

 ここまでの投球数は52球。自身初の 2桁勝利のかかったマウンドだったが無念の降板となった。

 代わった 2番手の松田遼馬投手が 2番山崎を右飛に抑え、 3回を無失点で終えた。

  3回表ヤクルト二死、秋山拓巳投手は坂口智隆外野手に四球を与えたところで緊急降板=京セラドーム大阪

 秋山拓巳投手が 5日、阪神-ヤクルト(京セラ)で 2- 0の 3回二死から坂口に四球を出したところで、自らタイムを要求。マウンドへ駆け寄ったトレーナーや香田投手コーチと言葉を交わすと、ベンチに下がり、そのまま緊急降板となった。

 秋山は今16試合に登板して「9勝4敗」、防御率3.01と安定した成績を残し、この日はプロ入り初となる「10勝目」をかけた一戦だった。

  2回、力投する秋山拓巳投手=京セラドーム大阪

 阪神の秋山が 3回途中で降板した。二死から坂口に四球を与えたところで、右太ももの張りを訴えて途中交代した。「9勝」を挙げており、プロ 8年目で初の 2桁勝利は目前。香田投手コーチは「大事をとった。明日( 6日)の彼の様子を見て、軽傷であることを祈る」と話した。

  3回表途中、マウンドを降りる秋山拓巳投手=京セラドーム大阪

 秋山拓巳投手が先発した 5日のヤクルト戦(京セラ)で途中降板した。 3回二死、坂口に四球を与えたところで、自らタイムを要求。香田投手コーチ、杉本トレーナーがマウンドに駆け寄り、状態をチェック。そのまま交代となった。

 試合後、球団広報は「右ふとももの張りで、大事を取り降板」と説明。自身初の「2桁勝利」をかけた一戦で 2回までゼロを並べていたが、 2回 2/3でまさかの降板。試合中に大阪市内の病院へ。診断結果は 6日以降に出る見通しだが、関係者によると、出場選手登録を抹消される可能性も。香田コーチは「あした( 6日)の彼の様子を見て。出来れば、軽傷であることを願うばかり」と話した。

 今季は16試合に先発し、チーム 2位の「9勝(4敗)」、防御率3.01。メッセンジャーとともに虎投をけん引してきただけに、長期離脱となれば、大きな痛手となる。

 

 松田遼馬投手が緊急リリーフにも動じず、 2回 1/3を 2安打無失点に抑えた。

 先発した秋山が 3回途中でアクシデントにより、突然の降板。 2番手として今季24試合目のマウンドにあがっていた。

  6回からは 3番手桑原がマウンドにあがった。

 緊急登板にも動じず2回1/3を投げ、無失点で今季初勝利の松田遼馬投手。ピンチを救った=京セラドーム大阪

 緊急登板となった松田遼馬投手が好投。 2回 1/3を無失点で 3番手・桑原につないだ。

 阪神は 1回、福留の「11号ソロ本塁打」で先制。 2回には坂本の 2ゴロの間に追加点を挙げ 2- 0とリードを広げた。ところが、先発の秋山が 3回二死から坂口に四球を出したところで、自らタイムを要求。マウンドへ駆け寄ったトレーナーや香田投手コーチと言葉を交わすと、ベンチに下がり、そのまま緊急降板となった。

 後を受けた松田は、山崎を右飛に打ち取った。 4回には、二死から連打と盗塁で 2、 3塁のピンチとなるも、中村を遊飛に打ち取った。

  5回は 3者凡退に仕留めた松田。阪神はその裏、一死 1、 2塁からロジャースの適時打で追加点を挙げ 4- 0。松田は 6回からのマウンドを桑原に譲った。

 緊急登板の松田遼馬投手は力投を続けた=京セラドーム大阪

  1球ごとに気持ちを高めた。乾いた音がブルペンに響き、10球も投げ終えないところで、自らGOサインを出した。チームを救うため、松田がスクランブル発進。秋山の緊急降板を強力ブルペン陣がカバーし、燕打線を 2試合連続でシャットアウトした。粘った松田が今季初勝利を手にした。

 「自分のできることをやろうと思って、マウンドに上がりました。(今季初勝利は)うれしいです」

 2016年 8月21日の巨人戦(東京ドーム)で 2/3回を無失点に抑えて以来、プロ通算「6勝」目という“ご褒美”もゲットした。お立ち台の上では控えめに笑ったが、紛れもなくこの日の投のMVPだ。先発秋山が右太ももの張りを訴え、 2- 0の 3回二死走者なしから坂口に四球を与えたところで、緊急降板。まだ場内のざわつきが収まらない中、バトンを受け継いだ。山崎への初球は 146キロを真ん中低めに決め、カウント 1- 1から「最近悪くない」という 143キロ直球で右飛に仕留めた。

 ヒーローインタビューで記念写真に応じる(左から)阪神・福留孝介外野手、松田遼馬投手、ジェイソン・ロジャース内野手=京セラドーム大阪

 続く 4回は二死 2、 3塁のピンチを背負うも中村を内角高めの 146キロで遊飛に打ちとり、 5回は三者凡退。今季24試合目の登板で 2回 1/3を37球で 2安打無失点と任務を全う。 3番手桑原から藤川-高橋-ドリスへつながった“完全リレー”への流れを作った。

 母校の波佐見高(長崎)が16年ぶりの夏の甲子園出場を決めた。開幕カードとなる 7日の第 1試合で彦根東(滋賀)と対戦する。

 「(試合は)見れないと思いますが、僕自身、励みになっています。しっかりやってくれると思います」

 自身も 3年時に春の甲子園に出場した。 2回戦敗退と涙をのんだが、ワンプレーごとに揺れるスタンドの光景、喜びと悔しさ…。これから、かけがえのない経験をする後輩たちへの最高のエールとなった。

  3日の広島戦(マツダ)から、これで21イニング連続無失点中。中継ぎ陣の奮闘も光る。松田は「その(強力リリーフ陣に)中に加われるように、明日からも抑えられるように頑張ります」と気合を入れ直した。結果で信頼を勝ち取り、欠かすことのできないピースになる。

 

  4番手の高橋聡文投手=京セラドーム大阪

  8回のマウンドを託された高橋は、ヤクルトの代打攻勢にも一人の走者も出さず無失点リレーをつないだ。これで 8月に入って 5試合中 4試合登板だが「全然投げられるので大丈夫です」と頼もしい一言。「自分の役割は果たせたのでよかったです」と振り返った。

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 

 

 

 

 

 

   

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福留が2点2塁打!伊藤隼太が代打2号3ラン!能見5回4失点降板…2被弾に連続失策で失点も…

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ヤクルトは 2回二死から敵失で先制した。阪神は 3回二死 1、 2塁、福留孝介外野手(40)が右翼へ「適時2塁打」を放ち逆転した。ヤクルトは 4回にウラディミール・バレンティン外野手(33)の「23号ソロ」とカルロス・リベロ(29)の「2号2ラン」で 3点を追加。阪神は 5回に俊介外野手(29)の適時打で 1点を返した。阪神は 7回一死 1、 2塁で代打伊藤隼太外野手(28)の「2号3ラン」が飛び出し逆転。救援した岩崎は「2勝」目、ラファエル・ドリス投手(29)が「27セーブ」目を挙げた。阪神が連続失策で先制点を許した。先発能見篤史投手(38)が 2回二死で 6番大引啓次内野手(33)をライトへの飛球を打たせる。打ち取ったかと思われたが、これを右翼手の福留が落球。まさかのプレーで 3塁に走者を背負った。続く 7番中村悠平捕手(27)をサードへのゴロに打ち取るも、これを 3塁手の大山悠輔内野手(22=白鴎大学)が 1度はグラブに収めるも、ポロリ。どこにも送球することができず、先制点を許した。阪神は連続失策で先制点を献上する、嫌な流れとなった。阪神は、 7回に代打・伊藤隼の「逆転3ラン」でシーソーゲームを制し、「4連勝(1分け挟む)」を飾った。 3番手・岩崎優投手(26)が「今季2勝」目で同一カード「3連勝」に貢献。一方のヤクルトは「3連敗」を喫した。先制したのはヤクルト。 2回二死から 6番・大引が右越え 3塁打。続く中村の 3塁への打球を、D 1位・大山が失策。先発・能見から先制点を奪った。ヤクルトにとっては阪神戦31イニングぶりの得点となった。阪神は 3- 4で迎えた 7回一死から、途中出場の鳥谷敬内野手(36)の左前打、 1番・俊介のこの日 4本目の安打となる右前打で 1、 2塁。北條史也内野手(23)の代打・伊藤隼がヤクルトの 3番手・石山泰稚投手(28)の直球をバックスクリーンへ運ぶ「逆転2号3ラン」を放った。ヤクルトは 9回に阪神のストッパー・ドリス投手から西浦直亨内野手(26)が右犠飛を打ち上げ 1点を返したが及ばなかった。阪神は、 7回に代打・伊藤隼の「逆転3ラン」でシーソーゲームを制し、「4連勝(1分け挟む)」を飾った。今季 2本目の代打本塁打で試合をひっくり返した。 1番で起用された俊介も 4打数 4安打 2得点 1打点と活躍。

福留孝介外野手が逆転の「2点適時2塁打」を放った。 1点を追う 3回二死 1、 2塁。ヤクルト先発石川雅規投手(37)から、ライトに飛球を放つ。高々と上がった打球に、右翼手の坂口が前進するも追いつかず、緑の人工芝ではねた。走者 2人が生還し、逆転の適時 2塁打となった。福留は 2回の守備で飛球を落とす失策を記録しており、その失敗を取り返す一打となった。40歳のベテランの貴重な逆転打で、先発の能見を援護した。

京セラに 4度、響かせた快音。バットを振る度に「H」ランプを灯し、虎党を沸かせた。俊介が右へ左へプロ初の 4安打で 1打点。決戦に挑む後輩たちへ雄姿を届けるべく、暴れまくった。お立ち台で「プロ初の4安打」の感想を問われると、少し照れくさそうに喜びを口にした。今季で大卒 8年目。中堅の立場だが、若手に負けない大ハッスルを見せた。 5月14日のウエスタン・ソフトバンク戦(上富田)で 5打数 4安打 1打点をマークして以来、 1軍では初の 4安打目は、チームを逆転勝ちに導く一打。今年、「1番」で起用された試合では、 6戦で打率 0.462(26打数12安打)、 1本塁打、 4打点と絶好調。先の 2軍戦も「1番・右翼」だった。「つないでいこうという気持ち」と、シンプルな思考が結果に結びついている。刺激になる存在もある。母校の広陵高(広島)が、 3年ぶり22回目となる夏の甲子園に登場する。11日の大会 4日目に、この日のお立ち台で並び立った伊藤隼の母校・中京大中京高(愛知)と激突する。

まさに、真打ち登場。そこで強引になることなく、鳥谷はいつも通りのスタンスで逆転劇をおぜん立て。四方八方から歓声を浴びながら、軽やかに左前に運んだ。 7回から 3塁の守備で途中出場。 3- 4の 7回一死で打席に入ると、 1ストライク後、石山の外角直球をはじき返した。俊介も続き、伊藤隼がドカーン! 「4連勝」につなげた。鳥谷は感謝の言葉を口にしながら帰りの車に乗り込んだ。「2000安打」まで、あと「35」。奇跡の逆転優勝に向けて、さらにギアを上げていく。

阪神先発能見篤史投手が 5回 5安打 4失点で降板した。 2回には味方の連続失策で失点する不運もあったが、 4回に 3番バレンティンに「23号ソロ」、 5番リベロに「2号2ラン」を許した。能見は 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)から勝ち星がなく、踏ん張りどころを迎えている。 2番手には藤川球児投手(37)がマウンドにあがった。

守護神ドリスが、リーグ単独トップの「27セーブ」。歓喜のジェット風船には、虎党の安堵の息がたっぷり詰まっていた。まさに“ドリス劇場”だった。 2点リードの 9回から登板。先頭の藤井を 2球で追い込みながら、振り逃げ(記録は三振と捕逸)で出塁を許してしまった。一死 1塁から代打飯原の中前に抜けようかという打球を、遊撃大和内野手(29)の好守で 2塁封殺。かろうじてピンチをしのいだと思ったら、続く坂口に右前打。最後も山崎晃大朗外野手(23)を投ゴロに仕留めたが、 1塁への送球がややそれた。桑原謙太朗(31)、マルコス・マテオ(33)に次いでチームで 3番目に多い42試合に登板。試合後にコンディションについて問われた助っ人は「ダイジョーブ!!」とうなずいたが、夏のロードはここからが正念場。疲労の色はみえるが、これぞ守護神らしい姿をみたい。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 6- 5ヤクルト>◇18回戦◇阪神12勝 6敗◇ 6日◇京セラドーム大阪

 ヤクルトは 2回二死から敵失で先制した。阪神は 3回二死 1、 2塁、福留が右翼へ「適時2塁打」を放ち逆転した。

 ヤクルトは 4回にバレンティンの「23号ソロ」とリベロの「2号2ラン」で 3点を追加。阪神は 5回に俊介の適時打で 1点を返した。

 阪神は 7回一死 1、 2塁で代打伊藤隼の「2号3ラン」が飛び出し逆転。救援した岩崎は「2勝」目、ドリスが「27セーブ」目を挙げた。ヤクルトは3番手石山が誤算で「5敗」目。

  2回表ヤクルト二死 3塁、大山悠輔内野手は中村悠平捕手の打球をエラーし失点した=京セラドーム大阪

 阪神が連続失策で先制点を許した。

 先発能見が 2回二死で 6番大引をライトへの飛球を打たせる。打ち取ったかと思われたが、これを右翼手の福留が落球。まさかのプレーで 3塁に走者を背負った。

 続く 7番中村をサードへのゴロに打ち取るも、これを 3塁手の大山が 1度はグラブに収めるも、ポロリ。どこにも送球することができず、先制点を許した。

 阪神は連続失策で先制点を献上する、嫌な流れとなった。

  7回、「3点本塁打」を放った伊藤隼太外野手=京セラドーム大阪

 阪神は、 7回に代打・伊藤隼の「逆転3ラン」でシーソーゲームを制し、「4連勝(1分け挟む)」を飾った。 3番手・岩崎が「今季2勝」目で同一カード「3連勝」に貢献。一方のヤクルトは「3連敗」を喫した。

 先制したのはヤクルト。 2回二死から 6番・大引が右越え 3塁打。続く中村の 3塁への打球を、阪神のD 1位・大山が失策。先発・能見から先制点を奪った。ヤクルトにとっては阪神戦31イニングぶりの得点となった。

 阪神は 3回、ヤクルト先発の石川を攻め、俊介の右越え 2塁打と北條の四球で二死 1、 2塁の好機を作ると、 3番・福留は深く守っていたヤクルトの右翼手・坂口の前にポトリと落ちる飛球を放ち、 2人が生還。逆転に成功した。

 追うヤクルトは 4回、先頭の 3番・バレンティンが左翼5階席に叩き込む「23号ソロ」で同点に追いつくと、さらに無死 1塁で 5番・リベロが左翼席へ「2号ソロ」を放ち再度リードを奪った。阪神も 5回に 1番・俊介の左前適時打で 1点を返した。

 阪神は 3- 4で迎えた 7回一死から、途中出場の鳥谷の左前打、 1番・俊介のこの日 4本目の安打となる右前打で 1、 2塁。北條の代打・伊藤隼がヤクルトの 3番手・石山の直球をバックスクリーンへ運ぶ「逆転2号3ラン」を放った。ヤクルトは 9回に阪神のストッパー・ドリスから西浦が右犠飛を打ち上げ 1点を返したが、及ばなかった。

  7回、本塁打を放ち、小さくガッツポーズの伊藤隼太外野手=京セラドーム大阪

 伊藤隼太外野手が 7回一死 1、 2塁で代打で「2号3ラン」を放ち、逆転に成功した。  「打ったのはストレート。みんながつないでくれてチャンスの打席だったので、やるべきことはいつもと変わらず積極的に打ちに行きました。最高の結果になってくれて良かったです」  今季 2本目の代打本塁打で試合をひっくり返した。

  7回裏阪神一死 1、 2塁、代打伊藤隼太外野手は中越え逆転3点本塁打を放ちベンチのナインと笑顔を見せながらタッチした=京セラドーム大阪

 阪神は、 7回に代打・伊藤隼の「逆転3ラン」でシーソーゲームを制し、「4連勝(1分け挟む)」を飾った。 1番で起用された俊介も 4打数 4安打 2得点 1打点と活躍。金本監督は

--今日はどんな勝利になったか

 「初戦、 2戦目と勝てて、 3戦目にいけそうな感じで落とすというパターンが今年多かったんですけど、そのパターンを消して『3連勝』したかったんで良かったです」

--伊藤隼の3ランについて

 「何とかヒットを打ってくれないかな、と思って見ていましたけど、まさかホームランとはね。しびれましたね」

 勝利に岩崎優投手らとハイタッチの金本知憲監督=京セラドーム大阪

--今季、伊藤隼は代打での起用が多い。どう見ているか

 「いいところでしぶとく 1、 2塁間を抜いてくれたり、ホームランも打っていますしね。いいところでいい結果を出してくれているので、今年は頼りになっています」

--俊介は「1番」で起用すると活躍する  「そうですね。何かあったんですかね(笑)。わかりませんけれど」

--俊介の 4安打はプロ入り初

 「それはどうも。これで終わらないでほしいですね」

 ヒーローインタビューでガッツポーズの伊藤隼太外野手と俊介外野手=京セラドーム大阪

--上本、鳥谷が先発から外れた

 「積極的な休養でね、前向きな休養といいますか。上本もヘロヘロだったんで、 2連休をあげて、来週の試合、火曜日に挑もうかという、万全で挑んでほしいというところで、今日は休ませました」

--中継ぎが頑張った

 「最後、ドリスがヒヤヒヤさせてくれましたけれども、(藤川)球児も岩崎も投げてくれて頼もしい 限りです」

--来週からは関西を離れ、追い上げる巨人、DeNAと「6連戦」

 「今、いい勝ちパターンができていますし、打線もまずまず活発になってくれているので、この調子を維持して頑張っていきます」

 

  2回、ヤクルト・大引啓次内野手の打球を捕球し損ねた福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 福留孝介外野手が逆転の「2点適時2塁打」を放った。

  1点を追う 3回二死 1、 2塁。ヤクルト先発石川から、ライトに飛球を放つ。高々と上がった打球に、右翼手の坂口が前進するも追いつかず、緑の人工芝ではねた。走者 2人が生還し、逆転の適時 2塁打となった。

 福留は 2回の守備で飛球を落とす失策を記録しており、その失敗を取り返す一打となった。

  3回、タイムリー二塁打を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 阪神の 3番・福留孝介外野手が 0- 1とリードされた 3回、相手先発の石川から右前に「逆転2塁打」を放った。この回、阪神は二死後、俊介の右越え 2塁打と北條の四球で二死 1、 2塁の好機を作ると、福留は深く守っていたヤクルトの右翼手・坂口の前にポトリと落ちる飛球を放った。 2人が生還し、さらに坂口が後逸したこともあり、福留は 2塁到達。40歳のベテランの貴重な逆転打で、先発の能見を援護した。

  3回裏阪神二死 1、 2塁、福留孝介外野手は右前「2点適時2塁打」を放ち逆転した=京セラドーム大阪

 名手・福留のまさかのエラーから先制点を奪われた。 2回二死走者なし。大引が右中間に放った飛球に対し、落下点に入りながらも、落球…。大引は一気に 3塁まで到達。続く中村の 3ゴロも大山が失策し、 1点を奪われた。

 金本監督は「 3つとれそうな試合をミスミス逃してきたのはあるから、そういう嫌な予感も頭をよぎったけど、まさかの孝介の(落球)ね」と試合後も信じられないような表情で振り返った。福留は 3回二死 1、 2塁の第 2打席で、右前に一時逆転となる 2点 2塁打を放ち、汚名返上したが、試合後は申し訳なさそうな表情で、コメントすることなく帰路についた。

 

  5回、適時打を放った俊介外野手=京セラドーム大阪

 京セラに 4度、響かせた快音。バットを振る度に「H」ランプを灯し、虎党を沸かせた。俊介が右へ左へプロ初の 4安打で 1打点。決戦に挑む後輩たちへ雄姿を届けるべく、暴れまくった。

 「本当にもう、うれしいです、それだけです」

 お立ち台で「プロ初の4安打」の感想を問われると、少し照れくさそうに喜びを口にした。今季で大卒 8年目。中堅の立場だが、若手に負けない大ハッスルを見せた。まずは 1回の先頭で左中間へ 2塁打。 3回の第 2打席でも右翼フェンス直撃の 2塁打を放ち、その後、福留の「2点二塁打」で生還。 2点を追う 5回には、一死 3塁から左前に適時打。そして、 3- 4の 7回だ。

 一死 1塁から石山が投じた初球。外角 145キロの真っすぐを右前に弾き返した。チャンスを拡大し、直後の代打・伊藤隼の「3ラン」で逆転のホームを踏んだ。 5月14日のウエスタン・ソフトバンク戦(上富田)で 5打数 4安打 1打点をマークして以来、 1軍では初の 4安打目は、チームを逆転勝ちに導く一打。「勝利につながってよかった」と笑みを見せた。

  7回、右前打を放った俊介外野手。 4安打目で逆転劇へつなげた=京セラドーム大阪

 今年、「1番」で起用された試合では、 6戦で打率 0.462(26打数12安打)、 1本塁打、 4打点と絶好調。先の 2軍戦も「1番・右翼」だった。「『1番』は上位につながるので、つないでいこうという気持ち」と、シンプルな思考が結果に結びついている。

 刺激になる存在もある。母校の広陵高(広島)が、 3年ぶり22回目となる夏の甲子園に登場する。11日の大会 4日目に、この日のお立ち台で並び立った伊藤隼の母校・中京大中京高(愛知)と激突する。

 「後輩もがんばってほしいし、僕もがんばっている姿を見せて、勇気を与えられたら」。熱戦に臨む後輩に、「みんなでやりますよ」と広陵OB全体での差し入れも考えている。

 チームに勝利を、母校には勇気を。これからも俊介が、突破口を切り開いていく。

◇データBOX◇

◎…俊介の4安打はプロ8年目で初。猛打賞は7月28日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、今季3度目。

 

 まさに、真打ち登場。そこで強引になることなく、鳥谷はいつも通りのスタンスで逆転劇をおぜん立て。四方八方から歓声を浴びながら、軽やかに左前に運んだ。

 「どんな場面でもやるべきことができるように、しっかり準備していきます」

  7回から 3塁の守備で途中出場。 3- 4の 7回一死で打席に入ると、 1ストライク後、石山の外角直球をはじき返した。俊介も続き、伊藤隼がドカーン! 「4連勝」につなげた。

 勝利してタッチを交わす、ラファエル・ドリス投手ら阪神ナイン=京セラドーム大阪

 午後 1時半のスタメン発表。超満員の観衆は鳥谷の名前が最後まで呼ばれなかったことに驚き、心配した。 5月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来となるベンチスタート。そのときは顔面死球で鼻骨を骨折した影響だったが、今回は違う。 8日からの「巨人3連戦(東京ドーム)」へ向け、金本監督は「積極的な休養でね。 2連休をあげて来週の試合、火曜日に万全で挑もうというね」と説明した。今季対左投手に対し打率 0.209(対右投手は同 0.319)というデータもあるが、疲れを考慮されてのスタメン落ちは近年では初だ。

 「ありがたいことです」

 鳥谷は感謝の言葉を口にしながら帰りの車に乗り込んだ。「2000安打」まで、あと「35」。奇跡の逆転優勝に向けて、さらにギアを上げていく。

 

  4回表ヤクルト無死、能見篤史投手はウラディミール・バレンティン外野手に左越えソロ本塁打を被弾=京セラドーム大阪

 阪神先発能見篤史投手が 5回 5安打 4失点で降板した。

  2回には味方の連続失策で失点する不運もあったが、 4回に 3番バレンティンに「23号ソロ」、 5番リベロに「2号2ラン」を許した。

 能見は 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)から勝ち星がなく、踏ん張りどころを迎えている。

  2番手には藤川がマウンドにあがった。

 

  冷や冷やながら「27セーブ」をあげたラファエル・ドリス投手。勝ったからよかったが…=京セラドーム大阪

 額の大粒の汗をぬぐい、勝利のハイタッチに加わった。守護神ドリスが、リーグ単独トップの「27セーブ」。歓喜のジェット風船には、虎党の安堵の息がたっぷり詰まっていた。

 「セーブも取れて、チームも勝てたことは、よかったし、うれしいです」

 まさに“ドリス劇場”だった。 2点リードの 9回から登板。先頭の藤井を 2球で追い込みながら、振り逃げ(記録は三振と捕逸)で出塁を許してしまった。これには「いつも先頭バッターを抑える意識でいるけれど、きょうも先頭を取れなかった」と反省の弁。

 さらに中村に左前打を浴び、無死 1、 3塁のピンチ。続く西浦の右犠飛で簡単に 1点を奪われた。ヤクルトには今季 8試合に登板し無失点を続けていたが、これが初失点。 1点差に詰め寄られた。

 勝利し、脱げた帽子を拾うラファエル・ドリス投手=京セラドーム大阪

 悪夢がよみがえる。 3日の広島戦(マツダ)で、 9回に 3点リードを守りきれず、延長引き分けに…。今回も、なお一死 1塁から代打飯原の中前に抜けようかという打球を、遊撃大和の好守で 2塁封殺。かろうじてピンチをしのいだと思ったら、続く坂口に右前打。最後も山崎を投ゴロに仕留めたが、 1塁への送球がややそれた。

 金本監督も「ヒヤヒヤしたわ、最後」と苦笑い。桑原、マテオに次いでチームで 3番目に多い42試合に登板。試合後にコンディションについて問われた助っ人は「ダイジョーブ!!」とうなずいたが、夏のロードはここからが正念場。疲労の色はみえるが、これぞ守護神らしい姿をみたい。

 

 最後は、ドリスが危ない橋を上手く乗り越えての勝ち試合。負けてもおかしく無いような状態に陥りながらも良かった試合だった。こういう試合で良いから、これからも続けて欲しいですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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石原さとみ、OB戦始球式でサブマリン!始球式で大観衆驚かす! 3年連続で球場を沸かす!

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毎年恒例の「サントリー ドリームマッチ 2017 in 東京ドーム」が 7日に行われ、特別ゲストの女優石原さとみ(30)が、熊本県PRキャラクター「くまモン」から渡されたボールを受け取り、躍動的なフォームを披露。驚きの「サブマリン投法」で大観衆を沸かせた。中畑清を打者に迎えた始球式で、「オファーが来てから猛練習した。動画を見続けた」という下手投げで投じられた1球は、大きく左にそれたが、ゆっくりと谷繁元信捕手のミットに収まった。 3年連続のサプライズで球場を沸かせ、笑顔で一礼してマウンドを降りた。記事をまとめてみました。

 

 始球式で下手投げを披露した石原さとみさん=東京ドーム

 毎年恒例の「サントリー ドリームマッチ 2017 in 東京ドーム」が 7日に行われ、特別ゲストの女優石原さとみ(30)が、驚きの「サブマリン投法」で大観衆を沸かせた。

 中畑清を打者に迎えた始球式で、「オファーが来てから猛練習した。動画を見続けた」という下手投げで投じられた1球は、ゆっくりと谷繁元信捕手のミットに収まった。

 始球式をつとめた石原さとみさん=東京ドーム

 熊本県PRキャラクター「くまモン」から渡されたボールを受け取り、躍動的なフォームを披露。「始球式は 4年連続で、(利き腕のケガのため)サウスポー、マサカリ投法、トルネードときて、今年はどうしようかと思いました。使わない筋肉を使うので湿布の日々でした」と振り返った。

 始球式をつとめた石原さとみさん=東京ドーム

 女優の石原さとみが 7日、東京ドームで行われた元プロ野球によるOB戦「サントリー ドリームマッチ 2017」で始球式を務めた。

 一昨年の同試合の始球式ではマサカリ投法を、昨年はトルネード投法を披露した石原。今年は大きく振りかぶると、上体を深く沈めるサブマリン投法に挑戦。投じられたボールは大きく左にそれたが、 3年連続のサプライズで球場を沸かせ、笑顔で一礼してマウンドを降りた。

 始球式をつとめた石原さとみさん=東京ドーム

 

 

 

 

   

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“失速の虎”今年はない!金本監督、「8月の東京D」突破で大型連勝や!糸井&藤浪8月中に復帰!

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“失速の虎”を返上だ! 金本知憲監督(49)が 7日、空路、東京入り。 8日からの巨人戦に備えた。目下「4連勝」中だが、 8月の東京ドームといえばここ数年の鬼門で、後半戦の弱さの象徴だ。「9ゲーム」差の首位広島の追撃、そして奇跡の逆転優勝へ。大型連勝すべく、今年はビッグエッグを踏み台にする!今年の阪神は違う-。それを証明し、加速する絶好の舞台が訪れた。午後 2時過ぎ。台風 5号の影響で不気味な風がほおをなでる伊丹空港から、金本監督が決戦の地へと飛び立った。首位広島とは「9ゲーム」差。 8日に巨人に敗れ、広島が中日に勝つか引き分ければ、「マジック33」が点灯してしまう。勝ち続けるのみ。大型連勝は絶対不可欠だ。そのために覆さなければいけない負の歴史がある。指揮官自身、この時期の怖さは誰よりも知っている。広島時代の1996年に最大「11.5ゲーム」差、阪神移籍後の2008年には最大「13ゲーム」差を巨人にひっくり返された。糸井嘉男外野手(36)や糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が故障で離脱、藤浪晋太郎投手(23)も不調で 2軍落ちなど戦力が整わない中で貯金「10」を稼いでいるのは、 7月中旬から加わり、「4番」に定着したジェイソン・ロジャース内野手(29)の活躍に他ならない。17試合で打率 0.316、 3本塁打、13打点と好調な“パンダ”は自身初の伝統の一戦へ腕をぶして、新神戸駅から東上した。独走カープに食らいつく。それだけ。昨季はなかった伊藤隼太外野手(28)や俊介外野手(29)、大和内野手(29)ら中堅の奮起もある。今年こそ真夏の東京ドームでGを叩き、奇跡Vへのエネルギーに変える。

元阪神で、1985年には「三冠王」の活躍で日本一に貢献したランディ・バース氏(63)が 7日、東京ドームでプロ野球OBによる「サントリー ドリームマッチ 2017」に参加。ロジャースにエールを送ると、チームにも力説。試合では 4打数 1安打だった。

8日の巨人との第 1戦に先発する岩貞祐太投手(25)が 7日、ダッシュなどで調整。前回東京ドームで登板した 5月10日はプロ初の 1試合 4被弾を食らい、 4回 7失点でKOされたが、必要以上のプレッシャーを封印。自身「3連敗」中だが、今季「5勝」目へ気合を入れた。

右脇腹の筋挫傷で離脱中の糸井嘉男外野手と、不振による 2軍調整が続く藤浪晋太郎投手が、 8月中に 1軍にそろう見込みであることが 7日、分かった。金本知憲監督が明かした。シーズンの山場にようやく並び立つ投打の主役を、指揮官も待ちきれない様子だ。Vの使者…だったはずの 2人が、ついに戻る。失ったものを取り返す-。その強い気持ちを手土産に、必ずや虎を加速させる。糸井&藤浪の復帰が虎の最大にして最強の“上がり目”だ。金本監督も心待ちにした。夏のロードから甲子園へ戻る今月29日のヤクルト戦には超人がカムバックする。右脇腹を負傷し戦列を離れたのは、 7月17日の広島戦(甲子園)だった。直後には唇を噛んでいたが、何より再発を防ぐため、まだ室内でマシン打撃を行っている段階だ。そして、舞台を去っていた主役がもう 1人-。 5月26日のDeNA戦(甲子園)を最後に 2軍調整が続いていた藤浪も、あと 1歩で 1軍というところまで来ている。糸井と藤浪を欠きながら、ここまで貯金「10」を積み上げ、 2位に食らいついてきた。 2人が“上がり目”であることは間違いない。真のベストメンバーを組んだところから、もう一度、鯉の尻尾をつかまえたい。

2軍調整中の藤浪は次回、 1軍昇格をかけて10日のウエスタン・リーグ広島戦(倉敷)に先発する。 6日は鳴尾浜で 2軍残留組練習参加し、ダッシュや投内連係で汗を流した。前回先発した 4日の同中日戦(鳴尾浜)は 5回 5安打 2失点(自責 1)。92球で 7奪三振、 1四球と状態を上げてきた。掛布雅之 2軍監督(62)も「藤浪自身が納得していないところを消してあげたい」と話しており、 1軍復帰へ最終テストになる見込みだ。金本監督がこの日昇格を視野に入れていることを初めて認めた。記事をまとめてみました。

 

 毎年 8月、阪神が苦戦する東京ドーム

 “失速の虎”を返上だ! 金本知憲監督が 7日、空路、東京入り。 8日からの巨人戦に備えた。目下「4連勝」中だが、 8月の東京ドームといえばここ数年の鬼門で、後半戦の弱さの象徴だ。「9ゲーム」差の首位広島の追撃、そして奇跡の逆転優勝へ。大型連勝すべく、今年はビッグエッグを踏み台にする!

 今年の阪神は違う-。それを証明し、加速する絶好の舞台が訪れた。午後 2時過ぎ。台風 5号の影響で不気味な風がほおをなでる伊丹空港から、金本監督が決戦の地へと飛び立った。

 「 8月末の東京ドームで毎年、やられとったイメージはある。うちも『 8、 9月に強いチームを目指す』って、ずっと言ってきたんだけどな。(今年こそ)やってくれたらええんやけどな」

  8、 9月に強い虎にする-。金本監督が強い決意で東京へ飛んだ

 京セラドームでヤクルトにカード「3連勝」し、「4連勝」で 4位巨人、 3位DeNAとの「関東6連戦」を迎えた。首位広島とは「9ゲーム」差。 8日に巨人に敗れ、広島が中日に勝つか引き分ければ、「マジック33」が点灯してしまう。勝ち続けるのみ。大型連勝は絶対不可欠だ。そのために覆さなければいけない負の歴史がある。

  8月の東京ドームだ。2010年以降、「8勝23敗2分け」。夏のロードの最中に乗り込む宿敵のホームで毎年のように苦しんできた。就任 1年目の昨季も「1勝2敗」。優勝を争っていた2015年にはカード「3連敗」を喫し、V逸での和田監督退陣の契機にもなった。

 まさに、虎で繰り返される失速劇の象徴が、ここ-。今年こそ打ち破る。指揮官自身、この時期の怖さは誰よりも知っている。広島時代の1996年に最大「11.5ゲーム」差、阪神移籍後の2008年には最大「13ゲーム」差を巨人にひっくり返された。

 東京駅に到着したマルコス・マテオ投手とラファエル・ドリス投手=東京駅

 「なかなか 2回、経験せんよ。『10ゲーム』以上ひっくり返されるのは」

 そして「(この時期の)巨人が強いんだよ」と表情を引き締めた。相手は 6戦連続 3発以上の日本記録を作るなど、状態を上げてきたのは明らか。特に本塁打が出やすい東京ドームでは打ち勝つのが不可欠。その鍵を握るのが新助っ人だ。

 「(ここまでは)ロジャースに助けられたな」

 糸井や糸原が故障で離脱、藤浪も不調で 2軍落ちなど戦力が整わない中で貯金「10」を稼いでいるのは、 7月中旬から加わり、「4番」に定着したロジャースの活躍に他ならない。17試合で打率 0.316、 3本塁打、13打点と好調な“パンダ”は自身初の伝統の一戦へ「聞いたことがある。実際にその雰囲気を味わいたいね」と腕をぶして、新神戸駅から東上した。

 移動をする上本博紀内野手=神戸市・JR新神戸駅

 「目の前の一戦に集中して勝利に貢献したい。今の感じを続けていきたいし、攻撃をやめずに投手を助けられたらいい」

 主砲として、打ち合いは臨むところ。金本監督も語気を強めた。

 「上しか見えていませんから。下は見ていませんから。 3位との差をつけたいというよりも、 1位との差を縮めたい」

 独走カープに食らいつく。それだけ。昨季はなかった伊藤隼や俊介、大和ら中堅の奮起もある。今年こそ真夏の東京ドームでGを叩き、奇跡Vへのエネルギーに変える。

 東京駅に到着し、カメラマンに向かってペットボトルを投げるふりをするランディ・メッセンジャー投手=東京駅

★昨年の8月の東京ドームは…

  8月19日~21日。「借金10」で乗り込んだが、初戦はメッセンジャーが打たれ、 3- 6。 2戦目は青柳が好投も、 0- 3。対巨人「5連敗」で 9年連続勝ち越しなしが決定。スタメンにルーキー 3人など、若手主体の打線が沈黙し、金本監督は「中堅がしっかりしていないからしょうがない。力負けだけど、現状、これがベストメンバーだから」と嘆いた。 3戦目は岩貞が好投し、 4- 1で勝利した。

◇データBOX◇

◎…阪神は巨人に昨年「9勝15敗1分け」など、 9年連続で勝ち越し無し。今季はここまで「6勝77敗」。

◎…今季の最大連勝は 5月 3日~ 9日までの「6」。

 

 新神戸駅から新幹線に乗り込むジェイソン・ロジャース内野手=神戸市・JR新神戸駅

 元阪神で、1985年には「三冠王」の活躍で日本一に貢献したランディ・バース氏が 7日、東京ドームでプロ野球OBによる「サントリー ドリームマッチ 2017」に参加。ロジャースに「毎日が勉強だよ。私はキャンプに参加して日本の投手について学んだ。彼は参加していないから、コーチに聞いたりビデオを見たりすればいい」とエールを送ると、チームにも「( 9ゲーム差は)焦る必要はない。一丸になることが大切だ」と力説。試合では 4打数 1安打だった。

 東京駅に到着したジェイソン・ロジャース内野手=東京駅八重洲口

 

  8日の巨人との第 1戦に先発する阪神・岩貞が 7日、ダッシュなどで調整。前回東京ドームで登板した 5月10日はプロ初の 1試合 4被弾を食らい、 4回 7失点でKOされたが、「ソロならOKくらいの気持ちでいきたい」と必要以上のプレッシャーを封印。自身「3連敗」中だが「(相手のマイコラスは)いい投手で大量得点はなかなかしづらい。最少失点で切り抜けていく」と、今季「5勝」目へ気合を入れた。

 キャッチボールをする岩貞祐太投手=阪神甲子園新室内練習場

 

 右脇腹の筋挫傷で離脱中の糸井嘉男外野手と、不振による 2軍調整が続く藤浪晋太郎投手が、 8月中に 1軍にそろう見込みであることが 7日、分かった。金本知憲監督が明かした。シーズンの山場にようやく並び立つ投打の主役を、指揮官も「( 2人が戻ればチームが)変わるわね。いい風に」と待ちきれない様子だ。

 Vの使者…だったはずの 2人が、ついに戻る。失ったものを取り返す-。その強い気持ちを手土産に、必ずや虎を加速させる。糸井&藤浪の復帰が虎の最大にして最強の“上がり目”だ。金本監督も心待ちにした。

 「俺が聞いとるんは(糸井の合流は) 8月末やけどな。ロード明け? じゃないんかなぁ。と、聞いとるけどな」

 夏のロードから甲子園へ戻る今月29日のヤクルト戦には超人がカムバックする。右脇腹を負傷し戦列を離れたのは、 7月17日の広島戦(甲子園)だった。直後には「監督に一番、申し訳ないというのがあります。巻き返したいと思っていたときに、悔しいですね」と唇を噛んでいたが、何より再発を防ぐため、まだ室内でマシン打撃を行っている段階だ。

 将もまだ焦らせるつもりはない。「( 2軍の実戦で)守った方がいいんじゃないか、 1回。いきなり( 1軍)はやっぱり… 1カ月離れていきなりは…。せいぜい10日とか 1週間ならアレやけど」と説明。ウエスタン・リーグへの出場を経て、声をかけることになる。

 夏のロード明けにも帰ってくることがわかった糸井嘉男外野手。待ってます=阪神甲子園球場室内練習場

 そして、舞台を去っていた主役がもう 1人-。 5月26日のDeNA戦(甲子園)を最後に 2軍調整が続いていた藤浪も、あと 1歩で 1軍というところまで来ている。

 次回登板、10日のウエスタン・広島戦(倉敷)での内容次第で昇格か、と問われた指揮官は「そやな」とうなずいた。

 「ローテーションがねぇ。(今の投手を)休ませられないんよね。岩貞もちょっとう~んやし、岩田も…。(藤浪は)球がええかどうか。目安はそこだから。球がよければ( 1軍で)投げさせてあげたいよ。(俺が)甘いんかなぁ(笑)」

 秋山の抹消もあり、「藤浪がおったら楽やけどなぁ」と、復活への願いを込めた。

 糸井と藤浪を欠きながら、ここまで貯金「10」を積み上げ、 2位に食らいついてきた。 2人が“上がり目”であることは間違いない。真のベストメンバーを組んだところから、もう一度、鯉の尻尾をつかまえたい。

 「( 2人が戻ればチームが)変わるわね。いい風に」

 屈辱を跳ね返そうと、しゃく熱の鳴尾浜で思いを温めていた男たちだ。チームに必ずや、熱いモノをもたらしてくれる。

 藤浪晋太郎投手も次回登板の結果次第で昇格が見えてきた=阪神鳴尾浜球場

★糸井嘉男外野手のここまで

  7月17日の広島戦(甲子園)の 5回、空振りした際に右脇腹を痛めて途中交代。翌18日に尼崎市内の病院で「右脇腹の筋挫傷」と診断され、登録抹消された。同20日に鳴尾浜でリハビリを行い、復帰は「(最短の)10日後でしょ」と意欲を語ったが、球団の方針で調整は慎重に進められた。同26日に故障後初めて屋外で練習。 8月 5日には 2軍の全体練習への合流に 1週間程度が見込まれていることが判明。翌 6日には室内でマシン打撃を再開した。

★藤浪晋太郎投手のここまで

 不振で 5月27日に登録抹消。 6月 3日にウエスタン・中日戦(安芸)に先発し 5回 1失点に抑えた。しかし制球難は解消されず、 5試合目の 7月 2日の中日戦(ナゴヤ)では 5回途中に自身初の危険球退場など、 4回 0/3を 7安打 7四死球で 7失点。登板予定が白紙となり、ミニキャンプへ。 7月25、27日の広島戦(由宇)での中継ぎ登板を経て、同29日のオリックス戦(丸亀)で先発復帰。最速 158キロで 3回 4安打 3四球 1失点。 8月 4日の中日戦(鳴尾浜)は 5回 5安打 1四球 2失点で 7三振を奪った。

 

  2軍調整中の藤浪は次回、 1軍昇格をかけて10日のウエスタン・リーグ広島戦(倉敷)に先発する。 6日は鳴尾浜で 2軍残留組練習参加し、ダッシュや投内連係で汗を流した。「(登板日に)備えて調整するだけですね」。

 前回先発した 4日の同中日戦(鳴尾浜)は 5回 5安打 2失点(自責 1)。92球で 7奪三振、 1四球と状態を上げてきた。掛布 2軍監督も「藤浪自身が納得していないところを消してあげたい」と話しており、 1軍復帰へ最終テストになる見込みだ。

  4日のウエスタン・リーグ中日戦に先発した藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

 藤浪晋太郎投手が17日の広島戦(京セラドーム大阪)で先発復帰する可能性が浮上した。

  2軍調整中で、10日のウエスタン・広島戦に先発予定。昇格をかけた最終テストの意味合いがある。金本監督がこの日「(10日の)内容が良ければ、昇格を考えるか」と問われ、答えた。「そうやな。ローテーションがね…。能見も休ませたいけど、休ませられない。岩貞もちょっと、うーんだし」。昇格を視野に入れていることを初めて認めた。

 

 今日( 8日)から東京Dで三連戦だ!鯉を釣り上げるまで頑張るための弾みを付ける為の踏み台になるように、勝利試合を目指してガンバレ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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