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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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中谷が大チョンボ、痛恨走塁死でチャンスふいに…岩貞大炎上1イニング5四球、4回6失点で降板…

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巨人は 1回一死 1、 2塁で阿部慎之助内野手(38)が先制適時打。 2回には石川慎吾外野手(24)が「5号ソロ」。 3回には石川とマイルズ・マイコラス投手(28)の適時打などで 4点を加えた。巨人先発のマイコラスは 6回まで 3安打無失点と好投。阪神先発の岩貞祐太投手(25)は、 4回 7安打 6失点でKOされた。試合は 1- 6で敗れ、今季「9敗」目( 4勝)を喫した。巨人が快勝した。阿部が 2安打を放ち、「2000安打」に残り「4」とした。先発マイコラスは「10勝」目。阪神は連勝が「3」でストップ。岩貞祐太投手の 2軍落ちが決まった。 3回には 1イニングで 5四球を許すなど、打者一巡の猛攻を浴び 4失点。好調巨人打線を相手に 4回 7安打 6失点と炎上し、降板後には試合途中の帰阪を命じられた。球団関係者によると、岩貞は試合途中に球場を離れ、そのまま強制帰阪させられた。阪神は打線がつながらなかった。マイコラスの速球とカーブを巧みに使い分けた投球に的を絞り切れなかった。 9回に田原誠次投手(27)を攻めて二死 1、 3塁として伊藤隼太外野手(28)の適時打で 1点を返すのがやっとだった。片岡篤史打撃コーチ(48)は「マイコラスにつかまった」と苦笑い。

中谷将大外野手(24)が痛恨の走塁死で好機をつぶした。 2回一死から、左翼フェンス直撃のチーム初安打で出塁すると、鳥谷敬内野手(36)が 3失で続き 1、 2塁のチャンス。 7番大和内野手(29)が左飛を放つと、飛び出した 2塁走者の中谷は慌ててバック。必死にスライディングするも帰塁できず、ダブルプレーとなり好機を逸した。高代延博ヘッドコーチ(63)は「外野が前だからライナーに気をつけろって」と厳しい表情。本人も判断ミスを認めた。ミスを取り返したいという気持ちが、人一倍強いことは証明済み。しっかり切り替えて、 9日も頼むで!!

何もなく終わりかけていた敗戦の中でも、伊藤隼太外野手(28)だけがスコアボードに意地の「1」を刻んだ。逆転V弾から 2試合連続打点となる、タイムリーだ。 0- 6の 7回一死 1、 2塁で代打に送られ、マイコラスの前に空振り三振。一度は悔しさにまみれたが、やり返す打席はすぐに巡ってきた。これまでなら代打のみの出場で退いていたが、この日は左翼へ。 6月23日の広島戦(マツダ)以来、今季 4度目の守備に就いた。そして、金本知憲監督(49)がラインアップに名を残していた甲斐あって、見せ場はやってくる。 6点を追う 9回二死から梅野が左翼線 2塁打、大和も左前打。続いて打席に入った背番号「51」が、田原の初球、高めに浮いた 128キロ変化球を振り抜いた。打球は中堅の前で大きく弾み、一矢報いる 1点。もう 1打席見たいと期待してくれた指揮官に、快音で応えた。この日の 1安打 1打点で、 2試合連続安打&打点だ。喜ばせられる日ばかりではない。それでも、やるしかない。次につながる、いや、つなげる一打だ。逆境でも、今の虎には頼もしくなった伊藤隼がいる。

岩貞祐太投手が 4回 7安打 6失点で降板した。 3回には 1イニングで5四球を許すなど、打者一巡の猛攻を浴び 4失点。好調巨人打線を相手に大炎上してしまった。岩貞は 7月 2日ヤクルト戦(甲子園)以来、登板 5戦連続で勝ち星がついていない。昨季は「10勝」をマークし、飛躍が期待された左腕だが、今季はここまで「4勝」。試合前までですでに、白星の 2倍となる「8敗」を記録してしまっている。帰れ!! 金本知憲監督が伝統の一戦で、 3回に 5四球を出すなど大崩れの 6失点KOの岩貞祐太投手を試合中に強制帰阪させた。連勝を「4」で止めたふがいない左腕に鬼の処遇。再び自力優勝が消滅し、広島に優勝マジック「33」が点灯した。ボッコボコだった。「4連勝」で勢いよく乗り込んだ東京ドームで、岩貞がサンドバッグ状態にされた。 4回 7安打 6四球 6失点。試合後、出口につながる敗者の道に先発左腕の姿はなかった。目もあてられなかった。この日、練習を切り上げた岩貞にファンがげきを飛ばしていたが、誰もが知っている悪癖をまたも修正できなかった。強制送還-。金本監督自身も広島での現役時代に経験がある。 1軍定着を目指した 3年目の松山でのオープン戦。練習中に右足首をねんざし、当時の三村監督に帰広を命じられた。そのときに流した涙。居場所を失った自分への悔しさ。これが“鉄人”の原点だ。戦力として欠かせぬ左腕だからこそ谷に突き落とした。ハングリー精神むき出しに生まれ変わる姿を待っている。

Gキラーが満を持して 1軍復帰だ。 2軍調整を続けていた青柳晃洋投手(23)が明日 9日巨人戦(東京ドーム)に先発する。 7日、甲子園室内練習場の投手指名練習で 1軍再合流。目をギラつかせた。今季はここまで 8試合先発で「3勝3敗」、防御率3.27。不安定な投球が続き、 6月30日ヤクルト戦を最後に 1軍マウンドから遠ざかっていた。 2軍では意識して直球の質を高め、好機をゲットした。 1年目の昨季は巨人戦 4試合先発で「1勝3敗」ながら防御率2.10。坂本勇人内野手(28)を 6打数 1安打、長野久義外野手(32)を 9打数無安打と抑え込んでいる。 1軍ローテ定着へ、“一発快投”を狙う。

●阪神百貨店(大阪市北区)は 8日、 8月11日(祝)の山の日に合わせて、タイガースのマスコット、トラッキーが販促部長を務め、山の日タイガースグッズなど、行楽グッズをPRすると発表した。11日午前10時から地下 1Fで来場客をお出迎え。店内を巡回した後、 8Fタイガースショップに移動し、山の日にちなんだサンシェード(4860円)、コールマンコラボチェア(5400円)などのタイガースグッズを紹介する。

記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 6- 1阪神>◇14回戦◇阪神 6勝 8敗◇ 8日◇東京ドーム

 巨人は 1回一死 1、 2塁で阿部が先制適時打。 2回には石川が「5号ソロ」。 3回には石川とマイコラスの適時打などで 4点を加えた。

 巨人先発のマイコラスは 6回まで 3安打無失点と好投。阪神先発の岩貞は、 4回 7安打 6失点でKOされた。

 巨人が快勝した。阿部が 2安打を放ち、「2000安打」に残り「4」とした。先発マイコラスは「10勝」目。阪神は連勝が「3」でストップ、先発岩貞が「9敗」目。

  3回裏、この回 4失点しベンチへ引き揚げる岩貞祐太投手、右端は金本知憲監督=東京ドーム

 岩貞祐太投手の 2軍落ちが決まった。 3回には 1イニングで 5四球を許すなど、打者一巡の猛攻を浴び 4失点。好調巨人打線を相手に 4回 7安打 6失点と炎上し、降板後には試合途中の帰阪を命じられた。

 岩貞は 7月 2日ヤクルト戦(甲子園)以来、登板 5戦連続で勝ち星がついていない。金本監督は「もう抹消ですね。明日はファームでね」と話した。

  2回、巨人・石川慎吾外野手に本塁打を浴びて浮かない表情の岩貞祐太投手=東京ドーム

 岩貞祐太投手が 8日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、 6四球の乱調で 4回 7安打 6失点KO。試合は 1- 6で敗れ、今季「9敗」目( 4勝)を喫した。 1回には先頭打者に四球、 3回には 1イニング 5四球の乱調に、金本知憲監督(49)は試合後「抹消です。見ての通り」とコメント。球団関係者によると、岩貞は試合途中に球場を離れ、そのまま強制帰阪させられた。

  9回、適時打を放った伊藤隼太外野手=東京ドーム

 阪神は打線がつながらなかった。マイコラスの速球とカーブを巧みに使い分けた投球に的を絞り切れなかった。 9回に田原を攻めて二死 1、 3塁として伊藤隼の適時打で 1点を返すのがやっとだった。

 片岡打撃コーチは「マイコラスにつかまった」と苦笑い。それでも「( 9回に) 2アウトから粘った攻撃を明日につなげたい」と気持ちを切り替えた。

 

  2回、中谷将大外野手が左安打を放った=東京ドーム

 中谷将大外野手(24)が痛恨の走塁死で好機をつぶした。

  2回一死から、左翼フェンス直撃のチーム初安打で出塁すると、鳥谷が 3失で続き 1、 2塁のチャンス。 7番大和が左飛を放つと、飛び出した 2塁走者の中谷は慌ててバック。必死にスライディングするも帰塁できず、ダブルプレーとなり好機を逸した。

  2回表阪神一死 1、 2塁、中谷将大外野手は大和内野手の左飛で帰塁できず走塁死となる=東京ドーム

 中谷が、バットで気を吐き、走塁に泣いた。

  1点を追う 2回一死、左前打を放ち出塁。その後一死 1、 2塁で大和の打球は前進守備の左翼への飛球だったが、 2塁から飛び出してしまい、併殺で好機がしぼんだ。高代ヘッドコーチは「 3回言った。外野が前だからライナーに気をつけろって」と厳しい表情。本人も「そうですね」と判断ミスを認めた。

 それでも 4回には遊撃内野安打でマルチ安打を記録。難敵マイコラスからチーム唯一人の 2安打だ。

  2回、大和内野手の左飛で 2塁から飛び出してしまい、帰塁できず併殺となった中谷将大外野手(左)=東京ドーム

 中谷といえば、ミスした後に結果を残す。 7月22日のヤクルト戦(神宮)でスリーバントに失敗したが、翌日に「10号ソロ」。同26日のDeNA戦(甲子園)では中堅として、左翼・大山と飛球をお見合い。しかし、またしても翌日に「11号3ラン」を放ってみせた。

 ミスを取り返したいという気持ちが、人一倍強いことは証明済み。しっかり切り替えて、 9日も頼むで!!

 

  9回、適時打を放った伊藤隼太外野手=東京ドーム

 笑顔はない。ただ、手のひらに残る好感触は、日に日に強くなってきている。何もなく終わりかけていた敗戦の中でも、伊藤隼だけがスコアボードに意地の「1」を刻んだ。逆転V弾から 2試合連続打点となる、タイムリーだ。

 「できれば、その前の代打のところで打っていれば。反撃態勢になっていた」

  0- 6の 7回一死 1、 2塁で代打に送られ、マイコラスの前に空振り三振。一度は悔しさにまみれたが、やり返す打席はすぐに巡ってきた。

 これまでなら代打のみの出場で退いていたが、この日は左翼へ。 6月23日の広島戦(マツダ)以来、今季 4度目の守備に就いた。そして、金本監督がラインアップに名を残していた甲斐あって、見せ場はやってくる。 6点を追う 9回二死から梅野が左翼線 2塁打、大和も左前打。続いて打席に入った背番号「51」が、田原の初球、高めに浮いた 128キロ変化球を振り抜いた。打球は中堅の前で大きく弾み、一矢報いる 1点。もう 1打席見たいと期待してくれた指揮官に、快音で応えた。

  9回、意地の中前タイムリーを放った伊藤隼太外野手。途中出場で「逆転3ラン」に続く 2試合連続打点だ=東京ドーム

 ひと振りにかけるのは厳しく、苦しい戦いだ。だがそれに打ち勝てば、特に終盤で勝利に直結する一打を打てれば、すぐにファンの笑顔が見られる。 6日のヤクルト戦(京セラ)で 7回に放った「逆転3ラン」が、まさにそうだった。この日の試合前にも、 3塁側ベンチ上から身を乗り出した少年から「ハヤタさん、ホームランありがとう!」と声をかけられた。少しだけ目を合わせ、グッとうなずいた。この日の 1安打 1打点で、 2試合連続安打&打点だ。喜ばせられる日ばかりではない。それでも、やるしかない。

 「『0か1か』はチームにとっても個人的にも違うと思うので。またあした、切り替えていきます」

 次につながる、いや、つなげる一打だ。逆境でも、今の虎には頼もしくなった伊藤隼がいる。

☆打線について片岡篤史打撃コーチ

 「最後に 1点を取ったので、明日につなげないといけない。マイコラスに対しては、早いカウントの球を狙っていきたかったけれど、(序盤に大量リードされ)そういう展開にならなかった」

  9回、適時打を放った伊藤隼太外野手=東京ドーム

 

 岩貞祐太投手が 4回 7安打 6失点で降板した。 3回には 1イニングで5四球を許すなど、打者一巡の猛攻を浴び 4失点。好調巨人打線を相手に大炎上してしまった。

 岩貞は 7月 2日ヤクルト戦(甲子園)以来、登板 5戦連続で勝ち星がついていない。

 昨季は「10勝」をマークし、飛躍が期待された左腕だが、今季はここまで「4勝」。試合前までですでに、白星の 2倍となる「8敗」を記録してしまっている。

  3回裏巨人二死満塁、長野久義外野手に押し出しの四球で失点した岩貞祐太投手=東京ドーム

 帰れ!! 金本知憲監督が伝統の一戦で、 3回に 5四球を出すなど大崩れの 6失点KOの岩貞祐太投手を試合中に強制帰阪させた。連勝を「4」で止めたふがいない左腕に鬼の処遇。再び自力優勝が消滅し、広島に優勝マジック「33」が点灯した。

  3回、長野久義外野手に押し出し四球を与えた岩貞祐太投手。情けない投球で 6連戦初戦を台無し=東京ドーム

 ボッコボコだった。「4連勝」で勢いよく乗り込んだ東京ドームで、岩貞がサンドバッグ状態にされた。 4回 7安打 6四球 6失点。試合後、出口につながる敗者の道に先発左腕の姿はなかった。

 「みての通りですね。みての通りですよ。もう、抹消ですね。あす(から 2軍行き)です」

 試合中、ベンチで何度も顔をしかめていた金本監督が言葉をとがらせた。伝統の一戦をぶち壊した背信投球。 2軍降格だけでは収まらなかった。ベンチに座って同僚を応援することすら許さなかった。戦いの場に残る権利すらない、と判断した。降板後、荷物をすぐにまとめさせ、東京ドームを後にすることを伝えた。昨年 7月に不振が続き序盤に 5失点していた藤浪に 8回、 161球を投げさせたことはあったが、就任以来初の強制帰阪命令。最大級の制裁発動だった。

 目もあてられなかった。 1回先頭の陽岱鋼を歩かせ、一死 1、 2塁とされてから阿部に右前打を許し、あっさり先制点を献上した。今季53失点中、 1回はワーストの17失点。この日、練習を切り上げた岩貞にファンが「立ち上がり、しっかりしろ」とげきを飛ばしていたが、誰もが知っている悪癖をまたも修正できなかった。

 先発岩貞祐太投手の乱調に香田勲男投手コーチ(左)と話しながら、顔をしかめる金本知憲監督=東京ドーム

  2回も石川にソロ。 3回に先頭から 2者連続四球。坂本は 2直併殺で一息ついたかに見えたが、阿部に右前打、村田へ四球で満塁。さらに長野に押し出し四球…。石川に 2点打を浴び、二死 2、 3塁とすると、捕手の小林を敬遠し、2003年の吉野誠以来、球団ワーストタイの 1イニング 5四球。塁を埋めたが、投手のマイコラスに 3遊間を破られる始末で、大型連勝を狙った 6連戦初戦を台無しにした。

 異様な雰囲気の中、金本監督は中継ぎ陣の負担も考えて、 4回も送り出したことを明かした。

 「( 6連戦頭の)火曜日やしね。中継ぎにもそんなに負担をかけたくないというのもあった」

 岩貞は昨季、自身初の「10勝」をマークした。飛躍の 4年目を期待し続けてきたが、もう限界だった。

  強制送還-。金本監督自身も広島での現役時代に経験がある。 1軍定着を目指した 3年目の松山でのオープン戦。練習中に右足首をねんざし、当時の三村監督に帰広を命じられた。そのときに流した涙。居場所を失った自分への悔しさ。これが“鉄人”の原点だ。

 厳しい表情の金本知憲監督=東京ドーム

 戦いの場から遠ざけられた岩貞は何を思ったか-。はい上がってこい。藤浪も不調で欠き、先発が駒不足の中、あえて決断した意味を考えてほしい。

 広島が引き分けて自力優勝の可能性が再び消滅し、広島に優勝マジック「33」がついに点灯した。戦力として欠かせぬ左腕だからこそ谷に突き落とした。ハングリー精神むき出しに生まれ変わる姿を待っている。

☆先発した岩貞について香田勲男投手コーチ

 「今年を象徴しているような内容。ボールは高めに浮く、カウント負けをする、四球四球…。(週頭で序盤で降板させるわけにはいかない?)そうなのよ。ブルペンではよくはなってきているんだけどね。(抹消は)自信という部分でも失っているから少し時間をかけて取り戻そうと」

 試合に敗れて引き揚げる金本知憲監督=東京ドーム

☆金本監督の“怒”

★藤浪に 161球 昨年 7月 8日の広島戦(甲子園、● 2- 8)。藤浪は 1回に先頭田中への四球をきっかけに二死満塁のピンチを招くと、鈴木に先制 2点打を浴びるなどで 3失点。ふがいない投球が続いており金本監督は、 8回 8失点、 161球を投げさせ「何点取られようが最後まで投げさせるつもりだった」。

★イスを蹴る 昨年 5月17日の中日戦(甲子園)。 9回の守りで鳥谷が遊撃後方への飛球に対し、グラブに当てながらも落球(記録は失策)。この後、金本監督は犠飛で決勝点を失ったシーンで 3走のタッチアップが早いのでは…と抗議し、ボールボーイの椅子を蹴り上げた。

★ベンチを蹴る  5月24日の巨人戦(甲子園)。 0- 0の 5回無死 3塁で中谷が浅い右飛。一死 1、 3塁では代打・伊藤隼が投ゴロ。状況判断ができない打撃失敗の連続に目の前のイスを蹴った指揮官は「あれだけいってもできない」と激怒。

 

 キャッチボールで調整する青柳晃洋投手=阪神甲子園室内練習場

 Gキラーが満を持して 1軍復帰だ。 2軍調整を続けていた青柳が明日 9日巨人戦(東京ドーム)に先発する。 7日、甲子園室内練習場の投手指名練習で 1軍再合流。「やってやろうという気持ちは常にある」と目をギラつかせた。今季はここまで 8試合先発で「3勝3敗」、防御率3.27。不安定な投球が続き、 6月30日ヤクルト戦を最後に 1軍マウンドから遠ざかっていた。 2軍では「前で(ボールを)離す」ことを意識して直球の質を高め、好機をゲットした。

  1年目の昨季は巨人戦 4試合先発で「1勝3敗」ながら防御率2.10。坂本勇を 6打数 1安打、長野を 9打数無安打と抑え込んでいる。「得意という意識はそんなにないんですけどね。今年は陽さんやマギーが入って新しいチームになっている。自分の投球をできるようにしたい」。 1軍ローテ定着へ、“一発快投”を狙う。

 

  8月11日の山の日に合わせて、阪神百貨店(大阪市北区)で山の日タイガースグッズ販促部長を務めるタイガースのマスコット、トラッキー

 阪神百貨店(大阪市北区)は 8日、 8月11日(祝)の山の日に合わせて、タイガースのマスコット、トラッキーが販促部長を務め、山の日タイガースグッズなど、行楽グッズをPRすると発表した。11日午前10時から地下 1Fで来場客をお出迎え。店内を巡回した後、 8Fタイガースショップに移動し、山の日にちなんだサンシェード(4860円)、コールマンコラボチェア(5400円)などのタイガースグッズを紹介する。

 午前11時30分からは 8Fタイガースショップで写真撮影会を行う(先着30組。整理券を撮影会の90分前に配布する)。地下 1Fの阪神食品館では山盛り食品や山にちなんだユニークな食品が登場する。

 

 虎が、ジャビット君に大敗した…。こんな試合を見たくて行っているファンはいないはずだ!そんなファンの夢を壊していては、今年も夢で終わってしまうのではないだろうか…。高い金を柄って行っているファンの為にも、もっと良い試合を見せてくれ!。

(鯉軍に(水性)マジックだって…)

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(07月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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ロジャース、前日無安打の反省生かし先制適時打!9回表、ロジャースV犠飛!金本監督9回逆転に大興奮

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阪神は 1回二死 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手(29)の中前適時打で先制。 3回二死 2塁から福留孝介外野手(40)が左翼線に適時 2塁打を放ち、リードを広げた。阪神先発の青柳晃洋投手(23)は 5回 2安打無失点で、勝利投手の権利を得て降板。巨人は 6回一死 1、 3塁、阿部慎之助内野手(38)の中犠飛で 1点を返した。阪神は 9回に福留の同点適時 3塁打とロジャースの決勝犠飛で逆転勝ち。巨人は 7回に 3得点で逆転したが、逃げ切りに失敗した。阪神高橋聡文投手(34)が「5勝」目、ラファエル・ドリス投手(29)は「28セーブ」目。金本知憲監督(49)も 9回逆転勝ちに大興奮だった。一死からヒットで口火を切った代打伊藤隼太外野手(28)、同点 3塁打の福留、勝ち越し犠飛のロジャースをたたえた。巨人守護神のアルキメデス・カミネーロ投手(30)打ちを評価。金本監督は接戦をものにし、安堵の表情を浮かべた。この日の勝利で自力「V」が復活したが巨人連倒を誓った。

9回一死。代打・伊藤隼がコールされると、スタンドの虎党がワッと沸いた。守護神アルキメデス・カミネーロ投手(30)の 2球目、 153キロのストレートを弾き返す。執念の一打で、反撃の口火を切った。その後、同点打を放った先輩をたたえたが、逆転をおぜん立てした。 3- 4の 9回一死、森越祐人内野手(28)の代打として打席へ。中前打で出塁すると、続く福留の右中間への当たりで 1塁から激走。同点のホームへ滑り込み、終戦寸前から一気に逆襲ムードに変えた。これで今季の代打での打率は 0.342(38打数13安打)と抜群の集中力を示している。前日 8日には守備にも就き、完封負け寸前の 9回に中前適時打を放って一矢報いた。 6日のヤクルト戦(京セラ)では代打で逆転の 3ラン。存在感は高まるばかりだ。

福留孝介外野手が土壇場で同点打を放った。 1点ビハインドの 9回。一死から代打伊藤隼が中前打で出塁チャンスメーク。福留はカミネロの内角スライダーをつかまえた。右中間を弾むと 3塁へ激走。同点の適時 3塁打とした。続くロジャースの左犠飛で決勝のホームを踏んだ。この日は全 5打席出塁し、 3安打 2打点の活躍だった。阪神は巨人に 5- 4で逆転勝ち。福留孝介外野手が激走で「V」をもぎとった。土壇場の 9回に同点の 3塁打を放つと、ジェイソン・ロジャース内野手の犠飛で本塁突入。執念のスライディングで勝ち越した。首位広島が敗れたため、自力「V」の可能性が復活。失速の夏にはしない。福留は 4球目の高めスライダーを一閃。右中間を破った。今季、打率 0.500と相性のいい東京ドームだが、打つだけではない。激走で、まずは 3塁打とした。続いてロジャースの犠飛で本塁へ。捕手・宇佐見真吾(24)のタッチをかいくぐる芸術的なスライディングを決めると、黄金の左手でベースにタッチ。ユニホームを土まみれにさせながら、足で奇跡の逆転勝利をつかみとった。 7回は岩崎優投手(26)が二死満塁としたところでマルコス・マテオ投手(33)投入もケーシー・マギー内野手(34)に初球を左中間に運ばれた。 1走・陽の本塁生還をめぐってリプレー検証の結果、アウトがセーフに。またもや夏の失速か!? 悪夢の気配を、40歳が蹴っ飛ばした。四十路を迎えた自らの体について苦笑したが、10日は特別休暇が決まった。広島の優勝マジックをわずか 1日で消滅させたご褒美で、また充電だ。頼もしい男が、また進軍ラッパを吹く。虎の闘志は、しぼんでいない。

ジェイソン・ロジャース内野手が先制打を放った。 1回二死 2塁。畠の外角への速球を中前にはじき返した。 2塁走者を生還させ、先取点をたたき出すと、 1塁ベース上で充実の表情を浮かべた。手をたたき、弾むような足取りでベンチへ戻ってきた。ロジャースの決勝犠飛で逆転劇が完成。スライディングの土を払う福留を背後からつかまえ、太い腕で抱きしめて肩をモミモミ。最後の最後に、いつも頼もしい。これぞ「4番」だ。 2日の広島戦(マツダ)で 9回に逆転 2点打を放った勝負強さのままに、またも最終打席で大仕事だ。この日の犠飛は打数には含まれないが、来日以来の19試合で最終打席は15打数 9安打、 3四球。鍵は試合中の対応力と、引き出しの多さだ。金本監督も手放しでたたえた。打棒でこれだけ魅了し“客寄せ”に成功して、他に芸が要るだろうか。打って打って勝たせることこそが、虎のパンダの使命だ。 1回二死 2塁でも、先制打で福留を迎え入れていた。前日 8日まで来日初の2試合連続無安打だったが、すぐさま修正。「V」字回復を予感させる、 1安打 2打点だ。来日からわずか 1カ月ほどで、紛れもなくチームの中心。ロジャースの笑顔で 1つになり、虎は勝ち進む。

青柳は 6月30日以来の登板で 5回 2安打無失点と好投した。久しぶりのマウンドにまずまずの表情だった。 5回二死から安打を許すまでノーヒットとほぼ完璧だった。ツーシームを織り交ぜた投球で 6三振を奪い手応えをつかんだ様子。謙虚な姿勢も忘れなかった。リリーフ陣が一時逆転を許して「4勝」目とはならなかったがローテ復帰へアピールに成功した。

鳥谷は 6回無死 1塁から 1、 2塁間を破る右前打を放ち、「2000安打」まであと「34」とした。記者席からは阪神史上唯一人の生え抜き「2000安打」到達者・藤田平氏(69=野球評論家)が見守った。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 4- 5阪神>◇15回戦◇阪神 7勝 8敗◇ 9日◇東京ドーム

 阪神は 1回二死 2塁、ロジャースの中前適時打で先制。 3回二死 2塁から福留が左翼線に適時 2塁打を放ち、リードを広げた。

 阪神先発の青柳は 5回 2安打無失点で、勝利投手の権利を得て降板。巨人は 6回一死 1、 3塁、阿部の中犠飛で 1点を返した。

 阪神は 9回に福留の同点適時 3塁打とロジャースの決勝犠飛で逆転勝ち。巨人は 7回に 3得点で逆転したが、逃げ切りに失敗した。

 阪神高橋が「5勝」目、ドリスは「28セーブ」目。巨人カミネロは「5敗」目。

  9回表阪神一死 3塁、ジェイソン・ロジャース内野手は勝ち越しの左犠飛を放った=東京ドーム

 金本知憲監督も 9回逆転勝ちに大興奮だった。

 「疲れましたけど、最後は土俵際ではね返してくれて良かったです。なんか興奮してますね、わたくしも」。

 一死からヒットで口火を切った代打伊藤隼、同点 3塁打の福留、勝ち越し犠飛のロジャースをたたえた。「うちも今日はマテオがちょっと打たれましたけど、その仕返しと言いますかね。こっちもクローザーから点を取ってやるというね、そこが一番良かったかなと思います」。巨人守護神のカミネロ打ちを評価。この日の勝利で自力「V」が復活したが「今日の勝ちを生かすためにも明日頑張ります」と巨人連倒を誓った。

  9回表阪神一死 3塁、ジェイソン・ロジャース内野手の左犠飛で福留孝介外野手が生還し雄たけびを上げる金本知憲監督(右から 2人目)ら阪神首脳陣=東京ドーム

 阪神が逆転勝ち。 3- 4の 9回一死 1塁、 3番・福留がカミネロから右中間 3塁打を放ち、同点に追いつくと、続くロジャースの左犠飛で 3塁から激走して勝ち越した。 9回は守護神・ドリスが無失点締め。金本監督は接戦をものにし、安堵の表情を浮かべた。

--シーソーゲーム、お疲れ様でした

 「疲れましたけど、最後土俵際で跳ね返してくれて本当によかったです」 --ベンチもすごく興奮した雰囲気に  「興奮してますね。私も」

-- 9回逆転のシーン、福留選手が勝負強く打ってくれた

 「打ったのもそうですが、よく 3塁まで走ってくれました」

  9回、同点の適時 3塁打を打った福留孝介外野手=東京ドーム

--相手クローザーから逆転したのも大きい

 「うちもマテオが打たれましたけども、その仕返しでこっちもクローザーから点をとってやるって いうね。そこが一番良かったんじゃないですかね」

--青柳選手、久しぶりの先発だった

 「欲を言えばもう 1イニング投げて欲しかったのですが、 5イニング 2安打ですかね。期待以上の ものは出してくれました」

--明日以降へ向けて一言

 「今日の勝ちを生かすために明日、頑張ります」

 

  9回一死。代打・伊藤隼がコールされると、スタンドの虎党がワッと沸いた。守護神カミネロの 2球目、 153キロのストレートを弾き返す。執念の一打で、反撃の口火を切った。

 「(福留)孝介さんサマサマじゃないですか。結果的に勝ちにつながったので。孝介さんサマサマ…」

 その後、同点打を放った先輩をたたえたが、逆転をおぜん立てした。

  3- 4の 9回一死、森越の代打として打席へ。中前打で出塁すると、続く福留の右中間への当たりで 1塁から激走。同点のホームへ滑り込み、終戦寸前から一気に逆襲ムードに変えた。「あまり覚えてないんですよね。抜けたと思って無我夢中で走った。(足が)つりそうでしたけど」と冗談を交えて振り返った。

 伊藤隼太外野手は 9回一死、逆襲の口火を切る中前打=東京ドーム

 これで今季の代打での打率は 0.342(38打数13安打)と抜群の集中力を示している。前日 8日には守備にも就き、完封負け寸前の 9回に中前適時打を放って一矢報いた。 6日のヤクルト戦(京セラ)では代打で逆転の 3ラン。存在感は高まるばかりだ。

 この日の試合前、慶応大の先輩である巨人・高橋監督のもとへあいさつに向かった。現役時代は 1月の沖縄自主トレに弟子入りし、ともに汗を流した。敵将も晩年は代打の切り札として勝負強さを発揮して、チームの勝利に貢献。数十秒程度の会話ではあったが、貴重な時間となったはずだ。

 「(代打は)準備で決まると思っているので。一打席一打席、自分のやることをやるだけです」

 表情を引き締めて、ホテルへと引き揚げた。その背中は、日を追う度に頼もしくなっていく。

 

  9回裏阪神一死 3塁、ジェイソン・ロジャース内野手の左飛で生還する福留孝介外野手=東京ドーム

 福留孝介外野手が土壇場で同点打を放った。

  1点ビハインドの 9回。一死から代打伊藤隼が中前打で出塁すると、福留はカミネロの内角スライダーをつかまえた。右中間を弾むと 3塁へ激走。同点の適時 3塁打とした。続くロジャースの左犠飛で決勝のホームを踏んだ。

 福留は「最初にスタートを切った瞬間から、 3塁打の影響で足がもつれた」と苦笑い。この日は全 5打席出塁し、 3安打 2打点の活躍だった。

 福留孝介外野手は 9回一死 1塁で同点打=東京ドーム

 阪神は巨人に 5- 4で逆転勝ち。福留孝介外野手が激走で「V」をもぎとった。土壇場の 9回に同点の 3塁打を放つと、ジェイソン・ロジャース内野手の犠飛で本塁突入。執念のスライディングで勝ち越した。首位広島が敗れたため、自力「V」の可能性が復活。失速の夏にはしない。猛追の猛虎や! まだまだあきらめへんで!!

 福留は鬼の形相で 2塁も蹴った。 3塁に到達した瞬間は肩をうねらせるほど息が切れていた。小休止と思った矢先、ロジャースが初球を打ち上げて再発進。本塁クロスプレーに頭から突っ込み、決勝点をもぎとった。

 「これで疲れていない人はおらんやろ(笑)。足がもつれてしまって…。自分でもビックリしたよ。俺が打ったとかではなく、あきらめないぞという姿勢を全員がもっていたし、それが最後にああなったと思う」

  1点を追う 9回一死。守護神・カミネロから代打・伊藤隼が中前にはじき返して、チャンスメーク。福留は 4球目の高めスライダーを一閃。右中間を破った。今季、打率 0.500と相性のいい東京ドームだが、打つだけではない。激走で、まずは 3塁打とした。

 激走で 3塁まで到達した福留孝介外野手=東京ドーム

 続いてロジャースの犠飛で本塁へ。捕手・宇佐見のタッチをかいくぐる芸術的なスライディングを決めると、黄金の左手でベースにタッチ。ユニホームを土まみれにさせながら、足で奇跡の逆転勝利をつかみとった。

 嫌な流れだった。 5回まで 2- 0。ロジャース、福留の適時打でコツコツと点を重ねたが、先発・青柳を 5回無失点で降板させてから大誤算。 7回は岩崎が二死満塁としたところでマテオ投入も、マギーに初球を左中間に運ばれた。 1走・陽の本塁生還をめぐってリプレー検証の結果、アウトがセーフに。またもや夏の失速か!? 悪夢の気配を、40歳が蹴っ飛ばした。

 「スタートを切ったときに、足がもつれたので心配していた。これだけ声援をもらって恥ずかしいプレーはできないので、励みになります」

  1歩目の大切さ。ハワイで行う合同自主トレで陸上の日本代表、昨夏のリオデジャネイロ五輪 4× 100メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太(26=ミズノ)から学んだことだ。同じスタートラインに立ち、50メートルで競走をした。「全然違うよな…。俺の 3歩分ぐらい彼は 1歩目で出ているもんな」と舌を巻いた。

 福留孝介外野手は 9回、ジェイソン・ロジャース内野手の犠飛で本塁突入。足で勝利をもぎ取った=東京ドーム

 「どういう姿勢で走ったらいいの?」「手の動きは?」。徹底的に質問攻めにした後、また並んでスタートへ。10歳以上も年が離れた陸上のプロから吸収する。衰えぬ健脚の秘密がそこにある。

 「あしたが心配です」

 四十路を迎えた自らの体について苦笑したが、10日は特別休暇が決まった。金本監督は「いってもらおうと思っていたけど、休ませる。走塁をみたら、かわいそうになって。ちょっと申し訳ないなと」と説明。広島の優勝マジックをわずか 1日で消滅させたご褒美で、また充電だ。

 「きょうの試合みたいに誰もあきらめていないので。しっかり前を見てやっていく」

 頼もしい男が、また進軍ラッパを吹く。虎の闘志は、しぼんでいない。

◇データBOX◇

◎…阪神が巨人に勝ち、広島が中日に敗れたため、阪神の自力優勝の可能性が復活した。阪神は残り44試合を全勝すれば、「98勝44敗1分け(勝率・690)」。広島は阪神との直接対決 8試合に全敗し、他球団との残り32試合に全勝しても、「95勝44敗4分け(勝率・683)」で阪神が勝率で広島を上回る。これに伴い広島の優勝マジックもこの日、消滅した。

 

 ジェイソン・ロジャース内野手(右から 3人目)はチームメートとタッチをかわして勝利を喜ぶ=東京ドーム

 ジェイソン・ロジャース内野手が先制打を放った。

  1回二死 2塁。畠の外角への速球を中前にはじき返した。 2塁走者を生還させ、先取点をたたき出すと、 1塁ベース上で充実の表情を浮かべた。

 前日 8日は初の巨人戦で 4打数無安打。「相手投手というより自分の打席に内容がなかった。タイミングがずれていた。修正したい」と話していた。

  1回表阪神二死 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手は中前に適時打を放った=東京ドーム

 手をたたき、弾むような足取りでベンチへ戻ってきた。ロジャースの決勝犠飛で逆転劇が完成。スライディングの土を払う福留を背後からつかまえ、太い腕で抱きしめて肩をモミモミ。最後の最後に、いつも頼もしい。これぞ「4番」だ。

 「どんな形でもランナーをかえす。そういう意識だったよ」

  9回一死からの福留の同点 3塁打には、ネクストでこぶしを振り上げて喜んだ。続いてパンダが白黒をつけにいった。カミネロの初球、 157キロの高め直球をつかまえた。打球は高く高く、左翼上空へ。キャプテンの本塁生還は 1塁付近から祈るように見守った。 2日の広島戦(マツダ)で 9回に逆転 2点打を放った勝負強さのままに、またも最終打席で大仕事だ。

 ジェイソン・ロジャース内野手は 9回、勝ち越しの犠飛を放った=東京ドーム

 この日の犠飛は打数には含まれないが、来日以来の19試合で最終打席は15打数 9安打、 3四球。鍵は試合中の対応力と、引き出しの多さだ。金本監督も「最後のなんか、打ち方がやっぱり、頭がいいわね。速い投手に対してはポーンと外野フライを打ちにいって。決して(強引に)振らずにね。いいポイントで。考える力をいろいろもっていると思いますね」と手放しでたたえた。

 本物のパンダにとっての笹の葉のように、チャンスも終盤の局面も大好物。図太い性格のようだが、実はシャイな一面もある。 5日のヤクルト戦(京セラ)の試合後。ホーム初お立ち台に立つ直前にチーム関係者から「面白いことを言ってきて」とおねだりされた。勇んで登壇するも、結局言えず。「お客さんが多くて無理だったよ」と嘆いた。だが、打棒でこれだけ魅了し“客寄せ”に成功して、他に芸が要るだろうか。打って打って勝たせることこそが、虎のパンダの使命だ。

  9回、犠牲フライを放ったジェイソン・ロジャース内野手=東京ドーム

  1回二死 2塁でも、先制打で福留を迎え入れていた。前日 8日まで来日初の2試合連続無安打だったが、すぐさま修正。「V」字回復を予感させる、 1安打 2打点だ。

 「(最初の打席で)楽になったし、どの打席もいい内容でと考えている。修正できてマシになってきたと思うけど、まだ調整していきたい」

 来日からわずか 1カ月ほどで、紛れもなくチームの中心。ロジャースの笑顔で 1つになり、虎は勝ち進む。

★ロジャースについて片岡篤史打撃コーチ

 「決勝犠飛は直球に振りまけず 1球で仕留めた。ボール球を振り回さないし、われわれはこういう『4番』打者を求めていた。一緒になって喜ぶ姿も、もうチームに溶け込んでくれている」

 激走アリガトウ! ジェイソン・ロジャース内野手(左)は生還した福留孝介外野手の肩をもむ=東京ドーム

◇データBOX◇

◎…ロジャースの今季打撃成績は打率 0.292(65打数19安打)、 3本塁打、15打点。最終打席のみの成績は打率 0.600(15打数 9安打)、 1本塁打、 7打点。得点圏での成績は打率 0.444(18打数 8安打)、 1本塁打、12打点。

 

 阪神の青柳は 6月30日以来の登板で 5回 2安打無失点と好投した。久しぶりのマウンドに「初回、めちゃめちゃ緊張したが、切り替えてできて良かった」とまずまずの表情だった。

  5回二死から安打を許すまでノーヒットとほぼ完璧だった。ツーシームを織り交ぜた投球で 6三振を奪い「ストライク先行で追い込めたので(三振が)取れた」と手応えをつかんだ様子。「毎試合、最後だと思って投げている」と謙虚な姿勢も忘れなかった。

  2回、阪神先発の青柳晃洋投手=東京ドーム

 先発した青柳は 5回を 2安打無失点。 5回二死満塁のピンチも切り抜けて、 6月30日のヤクルト戦(甲子園)以来となる 1軍のマウンドで結果を出した。「ストライク先行で、真っすぐで押すといういい形ができた。僕自身は毎試合、最後だと思って投げているので、抑えられてよかった」。リリーフ陣が一時逆転を許して「4勝」目とはならなかったがローテ復帰へアピールに成功した。

★金本知憲監督(青柳に)  「期待以上のものは出してくれた。欲を言えば、もう 1イニング投げてほしかった」

★伊藤隼太外野手( 9回回に代打で中前打を放ち、福留孝介外野手の 3塁打で同点の生還)  「勝ちにつながって良かった」

★ジェイソン・ロジャース内野手( 9回に勝ち越し犠飛)  「どんな形でも、走者をかえすという意識だった」

 

 鳥谷は 6回無死 1塁から 1、 2塁間を破る右前打を放ち、「2000安打」まであと「34」とした。記者席からは阪神史上唯一人の生え抜き「2000安打」到達者・藤田平氏が見守った。「球団史上2人目」へ着実に歩を進める背番号「1」。この日はこの 1安打のみの 4打数 1安打で、 7回途中に登板したマテオと代わってベンチに下がった。

 

 糸井がいなくてもロジャースがその分頑張っている!実に良いことだ。一年契約ではもったいない。これからも。今回みたいな試合を見せて欲しいですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本阪神、拙攻で巨人に逆転負け…メッセ途中降板、阿部の打球直撃で病院へ!長期離脱の可能性も…

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阪神は 2回に梅野隆太郎捕手(26)、俊介外野手(29)の適時打で巨人先発内海哲也投手(35)から 2点を先制。先発ランディ・メッセンジャー投手(35)は 3回まで無安打投球と完璧な立ち上がり。巨人は 5回に長野久義外野手(32)の「12号ソロ」で反撃を開始。 6回の守備で内海がスクイズを阻止し、裏の攻撃でケーシー・マギー内野手(34)の犠飛で同点に追いついた。巨人は 8回、二死満塁から寺内崇幸内野手(34)の 2点適時打などで 3点勝ち越す。カミネロ投手(30)が守り、来日 1年目外国人投手では球団初の「20セーブ」。巨人マシソン投手(33)が「3勝」目、阪神マテオ投手(33)が「4敗」目。阪神は拙攻が響き、巨人の 7安打を上回る 9安打を放ちながら、 2- 5で痛い逆転負けを喫した。 6回一死 3塁で梅野隆太郎捕手がセーフティースクイズに失敗するなど、勝負所で 2度の犠打失敗。サンケイスポーツ専属評論家の佐野慈紀氏(49)は“脇役”たちの奮起を促した。結果的に、その 1プレーが一気に流れを巨人に傾けてしまった。 6回一死 3塁。ベンチのサインは初球セーフティースクイズだった。打席の梅野は内角寄り 129キロカットボールを転がす。が、処理した内海から本塁へ。 3走・鳥谷は楽々憤死してしまった。梅野が悔やむ。ただ、“拙攻の虎”はそれだけで終わらなかった。暗転劇は続く。同点となって迎えた 7回無死 1塁では、上本博紀内野手(31)が送りバントを試みるも捕ゴロ併殺に。度重なる好機を逃し、最悪なムードで終盤に突入。エース・メッセンジャーが好投して、先制し、必勝パターンの展開から、その大黒柱が故障で退場し、最後はマテオが大乱調で逆転され…。後味が悪すぎる「1敗」だ。ただ、佐野氏は拙攻の原因に別の要因も挙げた。不振の上本&大和コンビだ。大和は 2回無死 1、 3塁で見逃し三振。 6回無死 3塁も浅い中飛。精彩を欠いた。上本はバント併殺を含めて 4打数無安打。今回の巨人 3連戦は11打数無安打だ。バイプレーヤーの奮起を促した。故障者続出、勝てる試合を落とし、11日からは「2ゲーム」差で 2位を争うDeNAと直接対決。ここが正念場だ。

鳥谷は 2回無死 1塁から好機を広げる右前打。 6回にも中越え 3塁打を放ち、 7試合ぶりのマルチ安打で、「2000安打」まであと「32」。ただ、その 3塁打の直後に、流れを変えるセーフティースクイズ失敗で本塁憤死に。悔しさをにじませた。

梅野隆太郎捕手が先制タイムリーを放った。 2回一死 1、 3塁から巨人内海のカットボールを叩きつけて 3遊間を破った。

3試合ぶりの先発出場の俊介は 2回、 1点を先制して、なお二死 2、 3塁から右前適時打を放った。中堅の守備でも 3回、先頭の亀井の当たりをスライディングキャッチ。 8回無死 1、 2塁でも坂本勇人内野手(28)の飛球を好捕するなど、攻守に存在感を示した。

メッセンジャーが 7回に阿部の打球を右くるぶし付近に受けて途中交代した。試合途中に右膝から足首にかけてアイシングを施され、トレーナーに付き添われながら、タクシーで病院へ向かった。試合中に東京都内の病院で検査を受けた。香田勲男投手コーチ(52)は次回登板について心配顔。金本監督も不安げだった。深夜に横浜市内のホテルに戻ってきた際には、右足にギプスをつけ、松葉杖をつく状態…。抹消、長期離脱の可能性が出てきた。この日、ウエスタン・広島戦(倉敷)では 2軍調整中の藤浪が“昇格テスト”の先発マウンドに上がり、 5回 1失点に抑えた。 1軍昇格は決定的。本来はメッセの中 5日での登板が見込まれた16日の広島戦(京セラ)で、先発する可能性が高まった。とにかく、その穴がとてつもなく大きいことは間違いない。少しでも症状が軽いことを祈るばかりだが…。最悪の場合、投手陣のみならず、チーム全員で埋めていくしかない。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 5- 2阪神>◇16回戦◇阪神 7勝 9敗◇10日◇東京ドーム

 阪神は 2回に梅野、俊介の適時打で巨人先発内海から 2点を先制。先発メッセンジャーは 3回まで無安打投球と完璧な立ち上がり。

 巨人は 5回に長野の「12号ソロ」で反撃を開始。 6回の守備で内海がスクイズを阻止し、裏の攻撃でマギーの犠飛で同点に追いついた。

 巨人は 8回、二死満塁から寺内の 2点適時打などで 3点勝ち越す。カミネロが守り、来日 1年目外国人投手では球団初の「20セーブ」。巨人マシソンが「3勝」目、阪神マテオが「4敗」目。

  7回無死 1塁で、バントを失敗した上本博紀内野手=東京ドーム

 阪神は拙攻が響き、巨人の 7安打を上回る 9安打を放ちながら、 2- 5で痛い逆転負けを喫した。 6回一死 3塁で梅野隆太郎捕手がセーフティースクイズに失敗するなど、勝負所で 2度の犠打失敗。サンケイスポーツ専属評論家の佐野慈紀氏は“脇役”たちの奮起を促した。

 結果的に、その 1プレーが一気に流れを巨人に傾けてしまった。

  1点差に追い上げられた直後の 6回一死 3塁。ベンチのサインは初球セーフティースクイズだった。打席の梅野は内角寄り 129キロカットボールを転がす。が、処理した内海から本塁へ。 3走・鳥谷は楽々憤死してしまった。

  6回、梅野隆太郎捕手のセーフティースクイズで鳥谷敬内野手(右)が本塁へ突入したが…=東京ドーム

 「もっとライン上を狙っていれば。しっかりやっていれば違っていた」

 梅野が悔やむ。ただ、“拙攻の虎”はそれだけで終わらなかった。

 暗転劇は続く。同点となって迎えた 7回無死 1塁では、上本が送りバントを試みるも捕ゴロ併殺に。度重なる好機を逃し、最悪なムードで終盤に突入。

 エース・メッセンジャーが好投して、先制し、必勝パターンの展開から、その大黒柱が故障で退場し、最後はマテオが大乱調で逆転され…。後味が悪すぎる「1敗」だ。

 「そこでしょうね、一番の原因は」

  7回、バント失敗した上本博紀内野手=東京ドーム

 金本監督はバント失敗により追加点を奪えなかったことを敗因に挙げた。そして「まぁ、結果だけど、それは。僕が出したサインが結果的に裏目に出たということ」と責任をかぶった。

 痛恨の“スクイズ失敗”-。サンケイスポーツ専属評論家・佐野慈紀氏は「いかにもやりそうな、ミエミエの雰囲気だった。ということは、巨人も警戒していたはず。当然、内海も」と、まず相手の意表を突けなかったことを指摘。さらに「セーフティースクイズは投手に捕られてはダメ。 1塁手に捕らせなければいけない。予想している内海に処理されては成功しない」と一刀両断だ。

 ただ、佐野氏は拙攻の原因に別の要因も挙げた。不振の上本&大和コンビだ。

  2回、三振に倒れた大和内野手=東京ドーム

 大和は 2回無死 1、 3塁で見逃し三振。 6回無死 3塁も浅い中飛。精彩を欠いた。上本はバント併殺を含めて 4打数無安打。今回の巨人 3連戦は11打数無安打だ。

 「彼らの役目は、相手に“何をしてくるか分からない”と思わせること。それが、簡単に打ったり、見逃したり、そして凡退。拙攻と言うけれど、得点は主軸が打つだけでは入らない。脇役が、各自の仕事をして、その積み重ねで点を重ねるもの」

 バイプレーヤーの奮起を促した。故障者続出、勝てる試合を落とし、11日からは「2ゲーム」差で 2位を争うDeNAと直接対決。ここが正念場だ。

  8回、巨人・亀井義行外野手の打球を阪神・北條史也がエラーして追加点とされ、厳しい表情の金本知憲監督=東京ドーム

 阪神は 2回に 2点を先行したが、追加点を奪えなかった。試合後の金本監督との一問一答は以下の通り。

--中盤に中押しできなかった

 「そこでしょうね、一番の原因は」

--バントか

 「まぁ、結果だけど、それは。僕が出したサインが結果的に裏目に出たということ」

--マテオは四球がらみで

 「うん、ちょっとね。ただ初球も微妙な判定だと思うし」

--メッセンジャーの状態は

 「まだ聞いていない。そこが一番心配やな」

--藤浪が5回1失点。投手陣の状況を考えると

 「まだ正式に報告を聞いていないから、あれだけど…」

--上本の交代は守備を固めるためか

 「そうそうそう。そういうこと。勝ったときはいつも代えているでしょ、同点だから」

 球場を後にする金本知憲監督=東京ドーム

★大山悠輔外野手(プロ1年目で初の1試合3安打)

 「安打が出たのはいいけど、勝ちにつながらないといけない」

◇データBOX◇

◎…阪神は 4カードぶりの負け越し。これで 8月の東京ドームでの巨人戦は、2013年 8月 2日~ 4日(○●○)に勝ち越してから、 6カード連続負け越しとなった。

◎…対巨人もこれで「7勝9敗」。昨年も「9勝15敗1分け」など、昨年まで 9年連続で巨人に年間勝ち越しをしていない。

◎…阪神は前日まで、先制すれば 1分けを挟んで「7連勝中」だった。

 

  6回、梅野隆太郎捕手のスクイズで 3走・鳥谷敬内野手(中央)が本塁を突くもアウト 捕手は巨人・小林誠司=東京ドーム

 鳥谷は 2回無死 1塁から好機を広げる右前打。 6回にも中越え 3塁打を放ち、 7試合ぶりのマルチ安打で、「2000安打」まであと「32」。ただ、その 3塁打の直後に、流れを変えるセーフティースクイズ失敗で本塁憤死に。「(投球がバットに)当たったら行かないといけないので、(転がった)角度とかは見る余裕はなかった」と悔しさをにじませた。

 

  2回表阪神一死 1、 3塁、先制の左前適時打を放った梅野隆太郎捕手=東京ドーム

 梅野隆太郎捕手が先制タイムリーを放った。 2回一死 1、 3塁から巨人内海のカットボールを叩きつけて 3遊間を破った。

 梅野は「先制のチャンスの打席でしたし、見逃せばボールだったかもしれませんが、思い切って打ちに行きました。ランナーを返すことができ先制することができて良かったです」と、コメントした。

 

  2回、適時打を打った俊介外野手=東京ドーム

  3試合ぶりの先発出場の俊介は 2回、 1点を先制して、なお二死 2、 3塁から右前適時打を放った。「いい流れで回ってきた打席でしたし、積極的に打ちにいきました。もう 1点ほしいところで打ててよかったです」。中堅の守備でも 3回、先頭の亀井の当たりをスライディングキャッチ。 8回無死 1、 2塁でも坂本の飛球を好捕するなど、攻守に存在感を示した。

 

  7回、阿部慎之助内野手の打球を足に受けうずくまるランディ・メッセンジャー投手(右)=東京ドーム

 メッセンジャーが 7回に阿部の打球を右くるぶし付近に受けて途中交代した。試合中に東京都内の病院で検査を受けた。

 香田投手コーチは次回登板について「きついかな。大事に至らなかったらいいけど」と心配顔。金本監督も「(けがの状態が)一番心配」と不安げだった。

  7回裏巨人無死、ランディ・メッセンジャー投手は阿部慎之助内野手の打球を受け痛みをこらえながらマウンドでジャンプする=東京ドーム

 右足首付近に受けて途中降板したランディ・メッセンジャー投手は患部にアイシングして病院へ向かった。

  7回無死で巨人阿部のライナーが右足首付近に命中した。痛みをこらえようとジャンプするなど、もん絶した様子。ベンチ裏に引き揚げ、程なくして金本監督は桑原との交代を告げられ、無念の降板となった。

 試合途中に右膝から足首にかけてアイシングを施され、トレーナーに付き添われながら、タクシーで病院へ向かった。

  7回、巨人・阿部慎之助内野手の打球が足に当たり、ベンチに戻るランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

 阪神のランディ・メッセンジャー投手が負傷交代した。

  2- 2の 7回に先頭・阿部の打球が右足に直撃。ベンチからトレーナーと通訳が走った。

 その後、マウンドで足の動きを確認していたが、ベンチで治療することを選択。阪神ベンチは桑原に交代した。

 チームトップの「11勝」をあげていたメッセジャーは試合途中にトレーナーに付き添われて、病院へ。球場の出口へと続く通路では左足だけで上り、タクシーに乗った。右足にはアイシングが施されていた。

 阿部慎之助内野手の鋭い打球がメッセンジャーの右くるぶし付近を直撃した…=東京ドーム

 緊急事態だ! 阪神のランディ・メッセンジャー投手が10日、巨人戦の 7回に阿部の打球を右くるぶし付近に受けて途中交代した。東京都内の病院へ直行して検査を受けたが、深夜に横浜市内のホテルに戻ってきた際には、右足にギプスをつけ、松葉杖をつく状態…。抹消、長期離脱の可能性が出てきた。

 「8.5ゲーム」差の首位広島を追う金本阪神に、これ以上ない衝撃が走った。午後11時半過ぎ。東京都内の病院での検査を終えたメッセンジャーが、横浜市内のチーム宿舎にタクシーで戻ってきた。右足には痛々しいギプス…。そして、松葉杖をついていた。

 本人も球団関係者もコメントすることはなかったが、軽傷ではないことは明らかだ。姿だけを見る限り、最悪、骨折ということも…。検査結果や詳細は11日にも発表される模様だが、ローテーションの絶対的柱である右腕の登録抹消、さらには長期離脱という可能性も、出てきた。

  7回、巨人・阿部の打球を受けマウンドで飛び跳ねるランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

 悪夢のようなアクシデントに見舞われたのは、 2- 2の 7回だった。先頭の阿部の痛烈な打球を右足のくるぶし付近に受けた。すぐにベンチから香田投手コーチ、トレーナー、通訳が飛び出した。ナイン、虎党が祈るような顔でグラウンドを見守るなか、痛みをこらえながら屈伸やジャンプを繰り返し、マウンドの傾斜を使ってシャドーピッチングを行ったが…。

 来日 8年目。まだ故障で離脱したことがない“鉄腕”が、自ら続投不可を伝えた。金本監督が「投手・桑原」を告げると、大きなどよめきが東京ドームに響いた。

 ベンチ裏で応急処置を終えたメッセンジャーは試合中に、東京都内の病院へ直行した。関係者入り口へと続く階段は右足を一切使わず、左足の“ケンケン”で上がり、患部にはアイシングが施されていた。

 金本監督は試合直後、「(報告を)まだ聞いていない。そこが一番心配やな」とグッと腕組み。香田投手コーチは「骨折…なんともいえない。大事に至らなかったらいいけど。(次回の登板については)考えないといけない。(でも)キツイかな…。とりあえず、あしたの様子をみて」と厳しい表情で話していた。

  7回、打球の直撃した右足の状態を確かめるランディ・メッセンジャー投手だが…=東京ドーム

 ここまで「11勝5敗、防御率2.46」。中 5日を自ら志願し、藤浪や岩貞らを欠く先発ローテを獅子奮迅で支えてきた。そんな助っ人を、欠くことになったら…。

 この日、ウエスタン・広島戦(倉敷)では 2軍調整中の藤浪が“昇格テスト”の先発マウンドに上がり、 5回 1失点に抑えた。 1軍昇格は決定的で、香田コーチは「詳しい内容は聞いていないけれど、よかったみたい。(メッセンジャーが厳しい場合は)それも 1つの選択肢になる」と説明。本来はメッセの中 5日での登板が見込まれた16日の広島戦(京セラ)で、先発する可能性が高まった。

 とにかく、その穴がとてつもなく大きいことは間違いない。少しでも症状が軽いことを祈るばかりだが…。最悪の場合、投手陣のみならず、チーム全員で埋めていくしかない。

 巨人・阿部慎之助内野手の打球が足に当たり、ベンチに戻る阪神先発ランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

★秋山拓巳投手最短で復帰

 メッセンジャー不在となれば来週15日からの広島 3連戦(京セラ)の先発は青柳晃洋投手(23)、藤浪晋太郎投手(23)、秋山拓巳投手(26)が務める可能性が高い。秋山は右太ももの張りでの抹消から最短10日での復帰が見込まれるが、状態次第では 2軍の竹安大知投手(22)、D 6位・福永春吾投手(23=徳島インディゴソックス)らも昇格候補だ。11日からのDeNA 3連戦(横浜)に先発する岩田稔投手(33)、能見篤史投手(38)、小野泰己投手(23)が状態を維持できれば、18日からの中日 3連戦(ナゴヤドーム)も同 3投手を回せるが、ベテラン能見は疲労が蓄積しているため、不安は尽きない。

◇データBOX◇

◎…もしメッセンジャーが 1軍登録を抹消されれば、故障では来日 8年目で初となる。抹消は2015年 5月11日が最後で、当時は開幕から 8試合で「2勝5敗」、「防御率5.88」の不調によるもの。同29日に昇格した。

◎…今季、メッセンジャーの中 5日での登板は10度(中 6日が 8度、中 7日が 2度)。

 

 ピッチャー潰しという汚い手を使ってでも勝ち試合に持って行ったジャビット球団。そりゃ、どんな球団でも投手を潰せば勝てるわな。汚い手を使わずに正々堂々と戦ってこそ紳士の試合。それを捨ててまで勝ち試合にしたかったのか。高橋は…。この敵討ちを、相手こそ違えどハマでやってくれ!次の敵は、二位を狙っている海星軍団だ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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鳥谷が幻の本塁打!リプレー検証で適時2塁打に!中谷、チームトップ13号3ラン!岩田、好投で2勝!

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阪神が 2回、鳥谷敬内野手(36)のフェンス直撃タイムリー 2塁打で先制。さらに 3回、中谷将大外野手(24)が 3ランで突き放す。DeNAは 3回まで無安打。阪神は 5回、大山悠輔外野手(24=白鴎大学)のタイムリーで追加点を挙げると、ジェイソン・ロジャース内野手(29)が「2ラン」。その裏にDeNAは倉本寿彦内野手(26)の適時打で 1点返した。阪神は 7回、坂本誠志郎捕手の中前タイムリーで追加点。これで先発 9人全員安打で勝利し、連敗は逃れた。先発岩田稔投手(33)は 7回 1失点の好投で「2勝」目を挙げた。

鳥谷敬内野手の本塁打が幻になった。 2回一死三塁からDeNA石田の直球を強振。打球は左中間の外野フェンス上部に当たり大きく弾んで外野に転がった。鳥谷は 2塁でストップしたが、審判が手をグルグルと回して本塁打の判定。ところが、DeNAベンチから審判団にアピールがあってリプレー検証に。その結果、判定が覆り「3号2ラン」が「適時2塁打」となった鳥谷だったが冷静だった。

「5番・右翼」でスタメン出場した中谷将大外野手がチームトップの「13号3ラン」を放った。 1点リードの 3回二死 1、 2塁の場面でDeNA石田のスライダーを左翼スタンドに運んだ。中谷がチームトップを走る「13号3ラン」で打線を勢いづかせた。打球は虎党の大歓声とともに、スタンドに突き刺さった。 3回二死 1、 2塁で石田の初球のスライダーをすくい上げるように捉え、左中間席へ。貴重な追加点をもたらし喜んだ。ひと振りで、沈んだ空気を振り払った。 2回に鳥谷のフェンス直撃の打球がリプレー検証で「本塁打」から「2塁打」となり、ガッカリ感の漂っていた左翼席。正真正銘の本塁打に虎党はヤンヤの喝采だ。石田からは 7月27日にも勝ち越しの「3ラン」。通算打率 0.545(11打数 6安打)のお得意さまから、また打線に火をつける一発を放った。“ハマの夏男”だ。これで横浜での打率は 0.412。さらに 8月に入って打率 0.333(36打数12安打)と絶好調。暑さとともにぐんぐん調子を上げている。打線は昨年 9月11日のヤクルト戦(神宮)以来となる先発全員安打の猛攻で「8得点」。今度は自分たちが打って、投手陣を助ける。幸い、中谷が好相性のDeNA戦は雨天中止の関係で、まだ「10試合」が残っている。“恩返し”できる舞台はいっぱいある。これからも豪快な一発で、チームを勝利に導く。

中谷の放物線をなぞるような気合満点の打球が、左翼席へと飛んでいく。ロジャースが助っ人コンビとして、闘志をむき出しにした。主砲のバットが火をふいたのは 5- 0とリードしていた 5回無死 3塁。前の打席で石田のカーブを左前に運んでいたが、金本知憲監督(49)が「頭がいい」とうなる野球脳をフル回転させ、今度は直球を打ち返した。 7月26日のDeNA戦(甲子園)で放って以来14試合ぶりの「4号」。試合前の湿度は96%。ミストシャワーを浴びているような 3時間27分だったがルンルン気分だった。来季契約に向けても、ここからが本番。今季からの 2年契約を結んでいるランディ・メッセンジャー投手(35)と、同じ釜の飯を食う。パンダの目の色が変わった。

岩田稔投手がショッキングなニュースを振り払った。序盤から安定した投球で 7回 3安打 1失点と力投。今季「2勝」目を手にした。10日の巨人戦で大黒柱であるメッセンジャーが阿部のライナーを受けて右足を負傷。「右足の腓骨(ひこつ)骨折」と診断されてこの日、出場選手登録を抹消された。岩田稔投手が今季最長となる 7回を投げ、 3安打 1失点の力投で「2勝」目を挙げた。前日10日の巨人戦で先発陣の大黒柱、メッセンジャー投手が右足を骨折して離脱。チームの大ピンチを救い、首位広島とのゲーム差を「7.5」に縮めた。右足骨折でチームを離脱したメッセンジャーの意志を受け継ぎ、チームに光をもたらした。 1回。いきなり鳥谷の失策と四球で一死 1、 2塁とピンチを背負うが、強打者ホセ・ロペス内野手(33)を直球で押し込んで右飛、首位打者の宮崎敏郎内野手(28)も低めのツーシームを引っかけさせて、投ゴロに仕留めた。岩田は力強く宣言した。自宅には京都・大徳寺大仙院の僧侶、尾関宗園による書『今こそ出発点』が飾られている。その書には『今ここで頑張らずにいつ頑張る』とも-。虎投よ、今こそそのときだ。岩田がそれを、示してくれた。

前日10日の巨人戦で打球が右足を直撃したランディ・メッセンジャー投手の検査結果を11日、「右足の腓骨骨折」と発表。金本知憲監督は「厳しいかもわからんね」と話し、今季中の復帰は絶望的となった。前日の巨人戦(東京ドーム)で 7回に巨人・阿部慎之助内野手(38)の放った強烈な打球が右足くるぶし付近を直撃し、負傷交代。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 1- 8阪神>◇15回戦◇阪神 9勝 6敗◇11日◇横浜スタジアム

 阪神が 2回、鳥谷のフェンス直撃タイムリー 2塁打で先制。さらに 3回、中谷が 3ランで突き放す。DeNAは 3回まで無安打。

 阪神は 5回、大山のタイムリーで追加点を挙げると、ロジャースが「2ラン」。その裏にDeNAは倉本の適時打で 1点返した。

 阪神は 7回、坂本の中前タイムリーで追加点。これで先発 9人全員安打で勝利し、連敗は逃れた。先発岩田は 7回 1失点の好投で「2勝」目。DeNAは 3試合ぶり黒星、石田は「5敗」目。

 

  2回表阪神一死 3塁、中越え適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手。投手石田健大=横浜スタジアム

 鳥谷敬内野手の本塁打が幻になった。 2回一死三塁からDeNA石田の直球を強振。打球は左中間の外野フェンス上部に当たり大きく弾んで外野に転がった。

 鳥谷は 2塁でストップしたが、審判が手をグルグルと回して本塁打の判定。ゆっくりと生還してベンチでハイタッチを交わした。

 ところが、DeNAベンチから審判団にアピールがあってリプレー検証に。その結果、判定が覆り 2塁打となった。「3号2ラン」が「適時2塁打」となった鳥谷だったが「とにかく先制することができて良かったです」と、冷静だった。

 

 「5番・右翼」でスタメン出場した中谷将大外野手がチームトップの「13号3ラン」を放った。

  1点リードの 3回二死 1、 2塁の場面でDeNA石田のスライダーを左翼スタンドに運んだ。

 中谷は「みんながつないでくれてまわってきた打席でしたし、まだまだ追加点の欲しいところでした。甘くなったボールを逃すことなくしっかりと捉えることができました。ここからも集中を切らさずに頑張ります」とコメントした。

 中谷将大外野手は 3回、「13号3ラン」で流れを呼び込む。メッセに恩返しだ=横浜スタジアム

 中谷がチームトップを走る「13号3ラン」で打線を勢いづかせた。 3回二死 1、 2塁で「甘く入ってきたのでしっかり振り抜けた」と石田の初球のスライダーをすくい上げるように捉え、左中間席へ。貴重な追加点をもたらし「走者をかえせてよかった」と喜んだ。

 負傷離脱したメッセンジャーが試合前のミーティングで「クライマックスシリーズまでに復帰し、投球する」との意志を全体に伝えたという。中谷は「今までいい投球をしてもらっていた。勝っていきたい」と力強く話した。

  3回、「3点本塁打」を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム

 ひと振りで、沈んだ空気を振り払った。 1- 0の 3回二死 1、 2塁。中谷が左翼席中段へ「13号3ラン」。打球は虎党の大歓声とともに、スタンドに突き刺さった。

 「みんながつないでくれてまわってきた打席でしたし、まだまだ追加点がほしいところでした。甘くなったボールを逃すことなく、しっかりと捉えることができました」

 石田の初球、低め 131キロのスライダーを完璧にとらえた。 2回に鳥谷のフェンス直撃の打球がリプレー検証で「本塁打」から「2塁打」となり、ガッカリ感の漂っていた左翼席。正真正銘の本塁打に虎党はヤンヤの喝采だ。

 石田からは 7月27日にも勝ち越しの「3ラン」。通算打率 0.545(11打数 6安打)のお得意さまから、また打線に火をつける一発を放った。

  3回、「13号3ラン」を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム

 “ハマの夏男”だ。これで横浜での打率は 0.412。さらに 8月に入って打率 0.333(36打数12安打)と絶好調。「(相性は)そんなに関係ないと思います」と言うが、暑さとともにぐんぐん調子を上げている。

 メッセンジャーの離脱は、胸を痛める出来事だった。普段から「ランディ」「マサヒロ」と呼び合う仲。「これまでいいピッチングをしてもらっていたので…」。前半戦は投手陣が踏ん張り、貧打のチームを何度も救った。特にチーム最多の「11勝」をあげる大黒柱には、何度助けられたことか。

 「試合前の宿舎でのミーティングで『クライマックス・シリーズまでに戻ってこられたら投げる』という話をしていました。(残りの試合に)勝っていきたいです」

 打線は昨年 9月11日のヤクルト戦(神宮)以来となる先発全員安打の猛攻で「8得点」。今度は自分たちが打って、投手陣を助ける。幸い、中谷が好相性のDeNA戦は雨天中止の関係で、まだ「10試合」が残っている。“恩返し”できる舞台はいっぱいある。これからも豪快な一発で、チームを勝利に導く。

  3回表阪神二死 1、 2塁、中谷将大外野手は「左中間越え3点本塁打」を放った=横浜スタジアム

★中谷について金本知憲監督

 「中谷の一発が大きかった。もともと飛ばすパワーがある。タイミングさえつかめば、いいものが出てくるだろうと去年から思っていた」

★中谷について片岡篤史打撃コーチ

 「いい投手に対して失投を長打にしてくれた。チームに勢いが付く」

◇データBOX◇

◎…中谷の今季打撃成績は、93試合に出場して打率 0.260( 277打数72安打)、13本塁打、39打点。 8月は10試合で打率 0.333(36打数12安打)、 2本塁打、 6打点と調子を上げている。打率は今季月別でも 8月が最もよく、安打、本塁打、打点は 5月(22試合で18安打、 5本塁打、13打点)が現時点で最多。

 

 ジェイソン・ロジャース内野手は 5回に「2ラン」を放った。左腕もへっちゃらだぜ=横浜スタジアム

 俺がメッセンジャーをポストシーズンで投げさせるぜ! 中谷の放物線をなぞるような気合満点の打球が、左翼席へと飛んでいく。ロジャースが助っ人コンビとして、闘志をむき出しにした。

 「彼(メッセンジャー)のためにもチームのためにも、しっかりとやりたい。打った瞬間は、犠牲フライにはなるとは思ったけど、スタンドまで届いてくれるかはわからなかったよ」

 主砲のバットが火をふいたのは 5- 0とリードしていた 5回無死 3塁。前の打席で石田のカーブを左前に運んでいたが、金本監督が「頭がいい」とうなる野球脳をフル回転させ、今度は直球を打ち返した。

 「前の打席で緩い球をヒットにしていたので、速い球をイメージしていた」

  5回、「2点本塁打」を放ったジェイソン・ロジャース内野手=横浜スタジアム

  7月26日のDeNA戦(甲子園)で放って以来14試合ぶりの「4号」。試合前の湿度は96%。ミストシャワーを浴びているような 3時間27分だったが「ドームもいいけど、やっぱり外で野球をやる方が気持ちがいい」とルンルン気分だった。

 実はサウスポーが苦手? 試合前の段階で対右は打率 0.340も、対左は同 0.136。すぐに“穴”をみつけられるのは虎の助っ人の宿命ではあるが、そんな周囲の疑念を吹っ飛ばし、左腕から一発を含む 2安打だ。

 R砲は「数字はそうだったかもしれないが、(相手が)左右とかは関係ない。打席に集中するだけ」と胸を張った。片岡打撃コーチも「(本人は)『左は苦手ではない』といっていたし、心配してなかった。これで皆さんから『左は打てない』といわれなくなるね」と笑った。

 来季契約に向けても、ここからが本番。今季からの 2年契約を結んでいるメッセンジャーと、同じ釜の飯を食う。パンダの目の色が変わった。

 

 岩田稔投手がショッキングなニュースを振り払った。

 序盤から安定した投球で 7回 3安打 1失点と力投。今季「2勝」目を手にした。

 10日の巨人戦で大黒柱であるメッセンジャーが阿部のライナーを受けて右足を負傷。「右足の腓骨(ひこつ)骨折」と診断されてこの日、出場選手登録を抹消された。

 ヒーローインタビューを受けた岩田はメッセンジャーの離脱について問われ、「 1人でまかなえるかどうか分からないですけども、ランディが帰ってくるまで、しっかりみんな団結していきたいなと思います」と力強く話した。

  7回裏DeNA一死 1塁、岩田稔投手は後藤武敏内野手の遊ゴロ併殺打にマウンドから大和内野手をグラブでさして笑顔を見せる=横浜スタジアム

 メッセよ、ゆっくり治して! 阪神はDeNAに 8- 1と大勝。岩田稔投手が今季最長となる 7回を投げ、 3安打 1失点の力投で「2勝」目を挙げた。前日10日の巨人戦で先発陣の大黒柱、ランディ・メッセンジャー投手が右足を骨折して離脱。チームの大ピンチを救い、首位広島とのゲーム差を「7.5」に縮めた。

 涙をのんだ戦友への思いを、ボールに強く込めた。重みが増した速球は霧雨を切り裂き、コースに決まった。岩田が 7回 3安打 1失点で今季「2勝」目。右足骨折でチームを離脱したメッセンジャーの意志を受け継ぎ、チームに光をもたらした。

 好投の岩田稔投手=横浜スタジアム

 「 1人でまかなえるかどうかわかりませんが、ランディ(メッセンジャー)が帰ってくるまで、しっかりみんなで団結していきたいと思います」

 ヒーローはハマの虎党に力強く宣言した。メッセの穴は全員で埋める。その気持ちを、マウンド上で体現した。

  1回。いきなり鳥谷の失策と四球で一死 1、 2塁とピンチを背負うが、強打者ロペスを直球で押し込んで右飛、首位打者の宮崎も低めのツーシームを引っかけさせて、投ゴロに仕留めた。

 岩田稔投手は 7回 1失点の力投。メッセ離脱で危機に陥ったチームに光を与えた=横浜スタジアム

 苦手な立ち上がりをゼロで終えると、 2回、 3回と 2イニング連続で三者凡退。失点は 5回の 1点のみ。 6回の先頭・筒香を内角 146キロの真っすぐで空振り三振に斬るなど、ノビのある直球を武器に破壊力抜群のDeNA打線を寄せ付けなかった。香田投手コーチも「真っすぐがいいんだよね。スピードも出ているし、低めにも決まっている。安定感のある内容を維持してほしい」と納得の表情をみせた。

 魂の99球だった。開幕からチームを引っ張ってきたメッセンジャーが、前日10日の巨人戦(東京ドーム)で右足に打球を受け、腓骨を骨折。今季中の復帰は絶望的となった。悲劇から一夜明け、チーム宿舎のミーティング会場にはメッセの姿があった。

 「投げられるようになるまで、がんばってくれ」

 阪神先発の岩田稔投手=横浜スタジアム

 誰よりも悔しいはずの大黒柱は、こう話して仲間を激励した。「ミーティングに顔を出してくれた。チーム一丸でランディが戻ってこれるような試合をしていきたい」。投げられるようになるのは少なくともポストシーズン。クライマックス・シリーズ(CS)か、日本シリーズか。アイツが戻ってくる場所を、死守する。それが虎戦士の合言葉となった。金本監督も「『俺が絶対に(メッセンジャーの)穴を埋めるんだ』というハートをもってほしい。きょうの岩田は、そういうのを感じた」とうなずいた。

 「CSでランディに投げてもらいましょう!」

 岩田は力強く宣言した。自宅には京都・大徳寺大仙院の僧侶、尾関宗園による書『今こそ出発点』が飾られている。その書には『今ここで頑張らずにいつ頑張る』とも-。虎投よ、今こそそのときだ。岩田がそれを、示してくれた。

 勝利投手の岩田稔投手=横浜スタジアム

 阪神が中盤までの長打攻勢でDeNAを下した。先発・岩田は 7回 3安打 1失点と好投し、「2勝」 目。ヒーローインタビューで左腕は充実感を漂わせた。

--一回の立ち上がりで一死 1、 2塁のピンチ

 「先制点は絶対にやりたくなかったので、全力で『0』をつけに行きました」

--一番よかった点は

 「(坂本)誠志郎と一緒に試合前からずっと話をしていて、しっかり攻めていこうと、それが実践できたことがよかった」

--自身を含め先発全員安打

 「すごく助かっていますね」

--大和の守備も大きかった

 「すごいゲッツーでしたね。最高っすね。すごく助かります」

--メッセンジャーが抹消

 「一人でまかなえるかどうか分からないですけれども、ランディが帰ってくるまで、しっかりみんな団結していきたいなと思います」

--次回に向けて

 「まだまだ! がんばります!」

 阪神先発の岩田稔投手=横浜スタジアム

★香田勲男投手コーチ(岩田に)

 「直球がいい。いつも投げている投手を休ませられたのがよかった。安定した力を維持してほしい」

◇データBOX◇

◎…岩田は 7月27日(甲子園)に続くDeNA戦「2連勝」。2015年 8月21日(京セラ)からハマ相手には「3連勝」。横浜では2012年 8月29日から「3連勝」となった。

◎… 2位阪神が 3位DeNAに勝ち、首位広島が 4位巨人に敗れて、阪神と広島の差は「7.5ゲーム」に縮まった。「8ゲーム」より差が小さくなったのは 7月17日( 7)以来。

 

 10日の巨人戦、 7回に阿部慎之助内野手の打球を足に受けうずくまるランディ・メッセンジャー投手(右)=東京ドーム

 前日10日の巨人戦で打球が右足を直撃したランディ・メッセンジャー投手の検査結果を11日、「右足の腓骨骨折」と発表。金本知憲監督は「厳しいかもわからんね」と話し、今季中の復帰は絶望的となった。

 今季チームトップの「11勝」をマークしていた助っ人右腕は、前日の巨人戦(東京ドーム)で 7回に巨人・阿部慎之助内野手の放った強烈な打球が右足くるぶし付近を直撃し、負傷交代。試合途中に患部をアイシングして、東京都内の病院に向かった。午後11時半頃、横浜市内のチーム宿舎に到着した際には右足をギプスで固定し、松葉杖姿だった。

 

 ミストシャワーの中での試合だったが、よく海星に対してガンちゃんが頑張ってくれた!実に良い試合だった。今日(12日)も天気は良くない様だが、二連勝で頑張って欲しいですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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福留が決勝弾、マテオ7勝目!鳥谷2000安打へ28!能見6回1失点!打線の援護なく勝敗付かず!

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DeNA先発は井納翔一投手(31)、阪神は能見篤史投手(38)が先発。両投手ともコーナーを丁寧に突いて立ち上がり、 3回まで両軍無得点。DeNAは 4回、筒香嘉智外野手(25)の「17号ソロ」で先制した。井納は 5回 2/3を投げ散発の被安打「4」、無失点で降板。早めの継投に入った。阪神は 8回、DeNAの 4番手スペンサー・パットン投手(29)から先頭西岡剛内野手(33)が 2塁打。福留が投手強襲の適時打を放ち同点とし、そのまま延長戦に。阪神は延長10回、福留の「史上61人目」の「日本通算250号」となる「12号ソロ」で勝利を決めた。 5番手マルコス・マテオ投手(33)が「7勝」目、ラファエル・ドリス投手(29)が「29セーブ」目を挙げた。

鳥谷敬内野手(36)が13年連続となる「シーズン100安打」を達成した。 2回一死で遊撃内野安打を放ち、大台に乗せた。常々「シーズン中に個人記録を気にすることはない。終わってから振り返ればいいだけ」と話している背番号「1」。「通算2000安打」まで残り「27本」とした。この一打で、2005年から13年連続となる「シーズン100安打」を達成。阪神では12年連続の藤田平氏(69=現解説者・評論家)、和田豊氏(54=現オーナー付シニアアドバイザー)を超え、最長記録となった。さらに、福留の一発で勝ち越した延長10回も、二死 1塁から、左翼線ぎりぎりへ落ちる 2塁打。今季 101安打目で、29度目のマルチ安打。個人の数字は関係ない。目指すのはチームの勝利と頂点だけだ。これからも勝利に貢献する安打を一本一本積み重ねていく。

8回の同点劇をお膳立てしたのは西岡だ。無死から左打席で力強く引っ張って右翼線 2塁打を放つと、続く福留の投手強襲安打で一気に同点ホームイン。 6回の第 3打席でも中前打し、左アキレス腱断裂から復帰後、 3度目のマルチ安打をマークした。 2試合連続で「2番」に座って、チームも連勝だ。

阪神が接戦をものにした。延長10回、一死から 3番・福留が左翼ポール際に「通算250号」となる「12号ソロ」を弾丸ライナーで運び、勝ち越し。 8回にも投手強襲の同点打を放ち、チームの「2連勝」に貢献した。 9回に登板した 5番手・マテオが「7勝目(4敗)」。DeNAは13安打を浴びせながら 1得点と拙攻が目立ち、「2連敗」。阪神は 3位・DeNAとの差を「4ゲーム」に広げた。 8回、先頭の 2番・西岡が右翼線 2塁打を放ち出塁。続く福留の打球はDeNAの 4番手・パットンを強襲安打。打球が 1、 2塁間を転々とする間に、西岡が生還した。金本知憲監督(49)が福留の攻守にわたる活躍を絶賛した。 8回に同点打を放ち、10回には「日本通算250号」の決勝アーチ。40歳のベテランはコンディションを整えるため、週に 1、 2度の休養日を設けているが、この働きを見せられると、スタメンで使いたくなる。指揮官は思わず苦笑した。 8回には貴重な同点打、守ってもダイビングキャッチと大暴れの主将に導かれ、貯金は 6月17日以来の「11」。 3位DeNAを「4ゲーム」差と突き放し、首位カープを「7.5」差で追う。切れるな、入れ-。弾丸ライナーが左翼ポール際に飛ぶ。 1塁を回ったところで着弾を確認し、足を緩めた。花束を受け取るとベンチ前で西岡と抱擁を交わす。延長10回一死、砂田から「日本通算250号」の決勝弾。さすが福留、これぞ福留だ。 1ボールからの外寄りの直球。「多分、外にくるだろうな」と網を張っていた。 5日のヤクルト戦(京セラ)以来、自身 5試合ぶりの「12号ソロ」。一発を放てば昨季から「14連勝」という神話に照れ笑いを浮かべた。金本監督がうなれば、中日時代から知る高代延博ヘッドコーチ(63)は目を細めた。投の柱・ランディ・メッセンジャー投手(35)の無念の離脱から、「2連勝」。チーム一丸を求める主将が力を振り絞り、傷だらけの虎を救う。40歳の主将はヒーローインタビューで勝利の喜びに浸った。

能見篤史投手が 6回 8安打 1失点と力投した。序盤からボールを低める丁寧な投球でゼロ行進。ところが 4回、先頭の筒香に低めの直球をバックスクリーン左に運ばれた。打線の援護にも恵まれず。 7回の打席で代打を送られた。能見は 7月 1日ヤクルト戦の「3勝目」以降、 5戦連続で白星から遠ざかっている。

絶対的エース・メッセンジャーが抜けた。穴は大きい。だが虎投全員が一致団結すれば、乗り越えられるはず。それを、この男たちが示してくれた。セットアッパーの桑原謙太朗投手(31)の粘投が、逆転勝ちの流れを呼び込んだ。反省点もあるが、 1回をゼロで終えた。 1- 1と同点に追いついた直後の 8回。無死 1塁から 4番手で登板し、ホセ・ロペス内野手(33)を左飛。宮崎敏郎内野手(33)には左翼フェンス直撃の 2塁打で 2、 3塁とされるも、代打・荒波翔外野手(31)を 149キロで空振り三振。梶谷隆幸外野手(28)を敬遠気味に歩かせると、満塁から柴田竜拓内野手(23)を遊ゴロに打ち取り、リーグ単独トップの「28ホールド」目だ。 9回のマテオも負けてはいない。メッセンジャーが右足腓骨を骨折した10日の巨人戦(東京ドーム)で 1回 3失点(4敗目)して以来のウンドで、 1回無失点。福留の勝ち越し弾で「7勝」目だ。13日は中継ぎの松田がプロ 6年目で初先発する。試されるつなぐ力-。今こそ、虎投の底力を見せる。

1点を勝ち越した直後の延長10回を締めたのは守護神ラファエル・ドリス投手(29)だ。一死から宮崎に不規則なバウンドの 3塁内野安打を許したが、代打・後藤は 155キロ速球で詰まらせて 3ゴロ。二死 2塁から、最後は梶谷に 5球連続フォークを投じて空振り三振。セ・リーグのセーブ争い単独トップをひた走る「29セーブ」目にゴキゲンだった。

松田遼馬投手(23)が明日13日DeNA戦(横浜スタジアム)でプロ初先発する可能性が11日、高くなった。メッセンジャーが「右足の腓骨(ひこつ)骨折」で離脱したことを受け、先発ローテが大きく再編されたもよう。中継ぎを主戦場としながら 2軍で先発も経験している松田に白羽の矢が立ったとみられる。松田は 5試合連続無失点中。 5日ヤクルト戦では 2回 1/3を、 2回 1/3巨人戦は 2回を無失点に抑えるなどロングリリーフも難なくこなしていた。翌日の月曜日が休日の日曜日は救援陣を思い切ってつぎ込める一日でもあり小刻みな継投が予想される。当初日曜日に 1軍再登録即先発するとみられていたドラフト 2位小野泰己投手(23=富士大學)は今季広島戦に 2試合先発で防御率「3.27」と安定していることもあり、15日広島戦に回る可能性が高くなった。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 1- 2阪神=延長10回>◇16回戦◇阪神10勝 6敗◇12日◇横浜スタジアム

 DeNA先発は井納、阪神は能見が先発。両投手ともコーナーを丁寧に突いて立ち上がり、 3回まで両軍無得点。

 DeNAは 4回、筒香の「17号ソロ」で先制した。井納は 5回 2/3を投げ散発の被安打「4」、無失点で降板。早めの継投に入った。

 10回表阪神一死、「通算250号」となる左越え本塁打を放った福留孝介外野手(左)は西岡剛内野手と抱き合って喜ぶ=横浜スタジアム

 阪神は 8回、DeNAの 4番手パットンから先頭西岡が 2塁打。福留が投手強襲の適時打を放ち同点とし、そのまま延長戦に。

 阪神は延長10回、福留の「史上61人目」の「日本通算250号」となる「12号ソロ」で勝利を決めた。 5番手マテオが「7勝」目、ドリスが「29セーブ」目を挙げた。DeNAは「2連敗」。砂田が初黒星。

 

  2回表阪神一死、鳥谷敬内野手は遊ゴロ内野安打を放った=横浜スタジアム

 鳥谷敬内野手が13年連続となる「シーズン100安打」を達成した。 2回一死で遊撃内野安打を放ち、大台に乗せた。

 常々「シーズン中に個人記録を気にすることはない。終わってから振り返ればいいだけ」と話している背番号「1」。「通算2000安打」まで残り「27本」とした。

 10回表阪神二死 1塁、鳥谷敬内野手は左翼線 2塁打を放った=横浜スタジアム

 鳥谷敬内野手が「13年連続」となる「シーズン100安打」を達成した。

  2回一死で遊撃内野安打を放ち、大台に乗せた。阪神ではこれまで藤田平、和田豊の「12年連続」が最長記録だった。

 球団記録を更新し、「そうなんですか? そんなことは全然考えていなかったですけど、 1日最低 1本とはいつも考えているので」と謙虚に振り返った。

  1点リードした直後の10回二死 1塁では左翼線に 2塁打も落とし、通算「2000安打」まで残り「27本」とした。

  2回、内野安打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム

 鳥谷が、虎に新たな歴史を刻んだ。 2回一死。井納の変化球をたたきつけ、 1塁へ全力疾走した。遊撃内野安打となり、この一打で、2005年から13年連続となる「シーズン100安打」を達成。阪神では12年連続の藤田平、和田豊を超え、最長記録となった。

 「そうなんですか。そんなことは全然考えていなかったですけど、やっぱり最低、 1日 1本とは考えているので」

 さらに、福留の一発で勝ち越した延長10回も、二死 1塁から、左翼線ぎりぎりへ落ちる 2塁打。今季 101安打目で、29度目のマルチ安打。そして通算「2000安打」まであと「27」とした。

 1854試合連続出場を継続中。そして偉大な数字へ向けて着々と歩み続ける鉄人に、セ・リーグの首位打者も興味津々だ。 7月14、15日に行われたオールスターでのこと。現在、打率 0.340でトップを走るDeNAの宮崎から、質問攻めにあった。

 「ウエート(トレーニング)の重りはどのくらいでやっていますか?」「どんなトレーニングをしていますか?」「バッティング理論は?」

  2回に遊撃へ内野安打を放った鳥谷敬内野手。13年連続の「100安打」を決めた=横浜スタジアム

 シーズンのつかの間のお祭り。いきなりの“取材攻勢”に目を丸くした鳥谷だが、丁寧に答えていったという。オールスターに初出場したブレーク中の28歳は「『後ろ(テークバックした際のトップ)を大きく作る』というところとか。僕も意識してやっていたことなので、話を聞いて、やっぱり間違っていなかったんだと思いました」と感激した様子で、当時のことを振り返った。

 熱く野球談義を交わした“後輩”の前で、貫禄の 2安打を放った鳥谷。しかし個人の数字は関係ない。目指すのはチームの勝利と頂点だけだ。

 「(記録よりも)どういう形であれ、チームが勝ったところがよかったです」

 小さく笑って、バスに乗り込んだ。これからも勝利に貢献する安打を一本一本積み重ねていく。

◇データBOX◇

◎…鳥谷が球団最長となる13年連続(2005-17年)で 100安打を記録した。それまでは藤田平(1967-78年)、和田豊(1988-99年)の12年連続が最長。

◎…日本球界の最長は王貞治(元巨人)の21年連続(1960-80年)。日米通算を含むと、イチロー(現マーリンズ)も21年連続(1994-2014年)で記録している。

 

  8回、 2塁打を放った西岡剛内野手=横浜スタジアム

  8回の同点劇をお膳立てしたのは西岡だ。無死から左打席で力強く引っ張って右翼線 2塁打を放つと、続く福留の投手強襲安打で一気に同点ホームイン。 6回の第 3打席でも中前打し、左アキレス腱断裂から復帰後、 3度目のマルチ安打をマークした。「 3打席目に入る前に片岡(打撃)コーチと話をして、修正できていない部分を修正して、それが良かった。とにかく塁に出ることだけを考えています」。 2試合連続で「2番」に座って、チームも連勝だ。

 

  8回、同点打を放った福留外野手=横浜スタジアム

 阪神が接戦をものにした。延長10回、一死から 3番・福留が左翼ポール際に「通算250号」となる「12号ソロ」を弾丸ライナーで運び、勝ち越し。 8回にも投手強襲の同点打を放ち、チームの「2連勝」に貢献した。 9回に登板した 5番手・マテオが「7勝目(4敗)」。DeNAは13安打を浴びせながら 1得点と拙攻が目立ち、「2連敗」。阪神は 3位・DeNAとの差を「4ゲーム」に広げた。

  8回、適時内野安打を放った福留外野手=横浜スタジアム

 阪神は 1回、先頭の 1番・俊介の左前打と 3番・福留の四球で一死 1、 2塁とDeNAの先発・井納の立ち上がりを攻めたが、続くロジャースが遊ゴロ併殺打に倒れ、先制機を逸した。DeNAは 4回、筒香が能見から「中越え17号ソロ」を放ち、 1点を先制した。

 阪神は 8回、先頭の 2番・西岡が右翼線 2塁打を放ち出塁。続く福留の打球はDeNAの 4番手・パットンを強襲安打。打球が 1、 2塁間を転々とする間に、西岡が生還した。

 10回、勝ち越し本塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

 金本知憲監督が福留の攻守にわたる活躍を絶賛した。 8回に同点打を放ち、10回には「日本通算250号」の決勝アーチ。

 「ああいう所で打って、決めてくれるのが、福留ですから。今後もたくさん、こういう場面で打ってほしい」と最敬礼だった。 3回には右中間への飛球をダイビングキャッチで、ピンチを救った。「完全に抜けて、 1点かと思ったけど…。だから休めないんですよ、孝介は(笑い)」。40歳のベテランはコンディションを整えるため、週に 1、 2度の休養日を設けているが、この働きを見せられると、スタメンで使いたくなる。指揮官は思わず苦笑した。

  3回、田中浩康内野手の打球を好捕した福留孝介外野手=横浜スタジアム

 打った、飛んだ! 福留で勝った!! 阪神は延長10回、福留孝介外野手が「日本通算250本塁打」となる決勝「12号ソロ」を放ち、DeNAに連勝した。 8回には貴重な同点打、守ってもダイビングキャッチと大暴れの主将に導かれ、貯金は 6月17日以来の「11」。 3位DeNAを「4ゲーム」差と突き放し、首位カープを「7.5」差で追う。

 切れるな、入れ-。弾丸ライナーが左翼ポール際に飛ぶ。 1塁を回ったところで着弾を確認し、足を緩めた。花束を受け取るとベンチ前で西岡と抱擁を交わす。延長10回一死、砂田から「日本通算250号」の決勝弾。さすが福留、これぞ福留だ。

 「打った瞬間(感触が)よかったので、なんとか届いてくれと。よく伸びてくれましたね。記念とかいうよりも、いいところで出てくれた。それが勝ちにつながったというのが一番だね」

 延長10回には決勝の「12号」。まさに福留劇場だ=横浜スタジアム

  1ボールからの外寄りの直球。「多分、外にくるだろうな」と網を張っていた。 5日のヤクルト戦(京セラ)以来、自身 5試合ぶりの「12号ソロ」。一発を放てば昨季から「14連勝」という神話に「いいことです、ハイ」と照れ笑いを浮かべた。

  0- 1の 8回、同点打も福留だった。無死 2塁。「(西岡)剛が 2塁打で出てくれて最低でも 3塁に進めようと。結果的にいいところに飛んでくれました」。パットンの足を強襲して 1、 2塁間を破る適時内野安打。さらに右翼守備では 3回二死 1塁、田中浩の右中間の飛球をダイビングキャッチだ。能見が先発していた 6日のヤクルト戦(京セラ)では珍しく落球(失策)。「僕がやってしまって…。しっかり守ってやりたいというのがあった」。 5試合ぶりの勝利を目指した左腕の熱投に報いるべく、40歳が人工芝に身をたたきつけた。

 「ああいうところで打って決めてくれるのが福留。(250号は)もっと打っているイメージある」と金本監督がうなれば、中日時代から知る高代ヘッドコーチは「感受性がすごい。守っていても配球を考えて、準備している」と目を細めた。

 10回、阪神・福留孝介が「通算250号」となる左越え本塁打を放った。 2対 1=横浜スタジアム

  250発を積み重ねたスイング。鹿児島・大崎小 3年でソフトボールを始める前から自然と培われていたものだ。物心がつき始める 3歳の頃。散歩に出かけると、気づけば道に落ちている木の棒を拾っていたという。手頃な大きさなら、しめたもの。当時は右打ちだったが、それをバットに見立て、生えている草にかするかかすらないかを狙って、楽しんだ。

 「芯に当たってくれたのでよかった」というパワーと確実性を兼ね備えたスイングには三つ子の魂が宿っている。 250本の思い出を問われても「あまりピンときません。 1本も覚えてませ~ん」とジョークで受け流したが、ファンの胸にはしっかり刻まれている。

 「ほんとは能見に勝ちをつけたかった。それができなかったので、何とかして、最低でも能見の負けを消したい、と思っていました」

 投の柱・メッセンジャーの無念の離脱から、「2連勝」。貯金を 2カ月ぶりに「11」に戻した。チーム一丸を求める主将が力を振り絞り、傷だらけの虎を救う。

 延長10回一死、福留孝介外野手が左超えに勝ち越しのソロ本塁打を放った=横浜スタジアム

 阪神が接戦をものにした。延長10回、一死から 3番・福留が左翼ポール際に「通算250号」となる「12号ソロ」を弾丸ライナーで運び、勝ち越し。 8回にも投手強襲の同点打を放ち、チームの「2連勝」に貢献した。40歳の主将はヒーローインタビューで勝利の喜びに浸った。

--決勝本塁打は素晴らしい当たり

 「芯に当たってくれたんで良かったです」

--逆方向への当たり、感触は

 「打った瞬間良かったので、何とか届いてくれと思いました。よく伸びてくれましたね」

--この一発が通算「250号」

 「あまりピンときません」

 10回、勝ち越し本塁打を放った福留孝介外野手=横浜スタジアム

--どうして

 「何本打ったかなと数えているわけではないので」

--今季本塁打を打った試合は負けなし

 「いいことです」 --同点タイムリーは  「何とか(西岡)剛が 2塁打で出てくれたんで、それを最低でも 3塁には進めようと思って、結果的にいいところに飛んでくれました」

--降板後の能見に声を掛けた時の思いは

 「せっかく能見が頑張っていたので、本当は勝ちを付けてあげたかったんですけど、それができなかったので、なんとかして最低でも能見の負けを消してやりたいと思いながらやってました」

 攻守に大活躍した福留孝介外野手(右)を出迎える金本知憲監督=横浜スタジアム

--守備でも魅せた

 「うまく取れました」

--ファンに一言

 「今日も最後まで熱い声援ありがとうございました。また明日頑張ります」

◇データBOX◇

◎…福留が日本通算 250本塁打。プロ野球61人目。内訳は中日で 192本、阪神で58本。米大リーグでは通算42本塁打(カブスで37本、インディアンスで 5本)。

◎…福留が本塁打を放つと、阪神は昨年 9月11日のヤクルト戦(神宮)から14試合連続で勝利。

◎…延長での本塁打は 7月29日の中日戦(ナゴヤドーム、○ 4- 2)以来で今季「2本目」。

 

 阪神先発能見篤史投手=横浜スタジアム

 能見篤史投手が 6回 8安打 1失点と力投した。

 序盤からボールを低める丁寧な投球でゼロ行進。ところが 4回、先頭の筒香に低めの直球をバックスクリーン左に運ばれた。

 打線の援護にも恵まれず。 7回の打席で代打を送られた。能見は「いつも通り低めに集める事を意識して、野手の好守に助けてもらいながら、なんとか 6回を粘り強く投げることができました」と話した。

  3回裏DeNA二死 1塁、田中浩康内野手の右翼への飛球を好捕した福留孝介外野手(中央)を出迎える能見篤史投手(右)=横浜スタジアム

 能見篤史投手が 6回 8安打 1失点と力投した。

 序盤からボールを低める丁寧な投球でゼロ行進。ところが 4回、先頭の筒香に低めの直球をバックスクリーン左に運ばれた。打線の援護にも恵まれず、 7回の打席で代打を送られた。能見は 7月 1日ヤクルト戦の「3勝目」以降、 5戦連続で白星から遠ざかっている。

 

 投球する阪神・桑原謙太朗投手=横浜スタジアム

 絶対的エース・メッセンジャーが抜けた。穴は大きい。だが虎投全員が一致団結すれば、乗り越えられるはず。それを、この男たちが示してくれた。セットアッパーの桑原の粘投が、逆転勝ちの流れを呼び込んだ。

 「走者をかえさなかったのが大きい。出来るならもっとビシッと終わりたかったですけど」

 反省点もあるが、 1回をゼロで終えた。 1- 1と同点に追いついた直後の 8回。無死 1塁から 4番手で登板し、ロペスを左飛。宮崎には左翼フェンス直撃の 2塁打で 2、 3塁とされるも、代打・荒波を 149キロで空振り三振。梶谷を敬遠気味に歩かせると、満塁から柴田を遊ゴロに打ち取り、リーグ単独トップの「28ホールド」目だ。

 投球する阪神・マルコス・マテオ投手=横浜スタジアム

  9回のマテオも負けてはいない。メッセンジャーが右足腓骨を骨折した10日の巨人戦(東京ドーム)で 1回 3失点(4敗目)して以来のマウンドで、 1回無失点。福留の勝ち越し弾で「7勝」目だ。「ここ 2試合、失点( 9日の巨人戦は失点自体は「0」)することもあったけど、自分の投球を心がけた。いま自分が任せられている場所は一番大事。そういう気持ちでやっている」と胸を張った。

  7回を投げた岩崎も 1回ゼロ封と、前カードの巨人 3連戦で失点したリリーバーがいずれも、無失点。左腕が「『ランディ(メッセンジャー)がいなくなったから』とは言われたくないんで」と力を込めれば、香田投手コーチも「エースが抜けて、みんなのつなぐ力、団結力が試されている。その思いでやってくれている」とうなずいた。

 13日は中継ぎの松田がプロ 6年目で初先発する。「総動員してしまったけど、明日も(中継ぎ陣に)頑張ってほしいですね」と金本監督。試されるつなぐ力-。今こそ、虎投の底力を見せる。

 

 投球するラファエル・ドリス投手=横浜スタジアム

  1点を勝ち越した直後の延長10回を締めたのは守護神ドリスだ。一死から宮崎に不規則なバウンドの 3塁内野安打を許したが、代打・後藤は 155キロ速球で詰まらせて 3ゴロ。二死 2塁から、最後は梶谷に 5球連続フォークを投じて空振り三振。「いつも通りの投球ができた。調子はいつもより良かったかもしれない」。セ・リーグのセーブ争い単独トップをひた走る「29セーブ」目にゴキゲンだった。

 

 松田遼馬投手

 松田遼馬投手が明日13日DeNA戦(横浜スタジアム)でプロ初先発する可能性が11日、高くなった。メッセンジャーが「右足の腓骨(ひこつ)骨折」で離脱したことを受け、先発ローテが大きく再編されたもよう。中継ぎを主戦場としながら 2軍で先発も経験している松田に白羽の矢が立ったとみられる。松田は 5試合連続無失点中。 5日ヤクルト戦では 2回 1/3を、 2回 1/3巨人戦は 2回を無失点に抑えるなどロングリリーフも難なくこなしていた。翌日の月曜日が休日の日曜日は救援陣を思い切ってつぎ込める一日でもあり小刻みな継投が予想される。

 当初日曜日に 1軍再登録即先発するとみられていたドラフト 2位小野は今季広島戦に 2試合先発で防御率「3.27」と安定していることもあり、15日広島戦に回る可能性が高くなった。

 松田遼馬投手=京セラドーム(2017年 8月 5日撮影)

 松田遼馬投手が13日DeNA戦(横浜スタジアム)でプロ初先発する。メッセンジャーが「右足の腓骨(ひこつ)骨折」で離脱したことを受け、先発ローテが大きく再編された。

 横浜スタジアムでキャッチボールやランニングなどで調整した松田は「しっかりと 1球 1球、集中して多く投げていきたい」と、意気込みを語った。

 松田は中継ぎとして 5試合連続無失点中。 5日ヤクルト戦では 2回 1/3を、 2回 1/3巨人戦は 2回を無失点に抑えるなどロングリリーフを難なくこなしている。

 

 昨日(12日)に現場に乗り込んで来ましたが、 8回DeNAの 4番手パットン投手からドメさんが投手強襲の適時打を放ち同点としてそのまま延長戦に入り、さらに10回、ドメさんが勝ち越しの本塁打を放って勝利に!実に良い試合となったのは嬉しかったですね。

 表に出てみると、球場の前に大型モニターが設置されており、多くのDeNA-阪神ファンが入り乱れて見ており、席を取って見るよりもこちらで見た方が楽しそうでした!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 

 

 

   

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またハマスタ照明の悲劇…中谷が逆転許す痛恨後逸…梅野が3安打!松田、プロ初先発2回3失点…

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DeNA先発は浜口(濱口)遥大投手(22=神奈川大學)。阪神は松田遼馬投手(23)。阪神は 2回、大和内野手(29)の犠飛で先制。DeNAはその裏、倉本寿彦内野手(26)、桑原将志外野手(24)の適時 2塁打で 3点。DeNAは 4回、筒香嘉智外野手(25)の「18号2ラン」などで 3点を追加。筒香は 6回にも 2打席連続となる「19号2ラン」を放った。浜口は 6回 1失点。DeNAが逃げ切り、阪神とのゲーム差を「3」に縮めた。浜口は 7月 5日以来の「7勝」目。阪神は松田が誤算で貯金「10」。松田は「2敗」目。阪神が天敵にやられた。DeNAのドラフト 1位浜口に 6回 5安打 1失点と封じ込められ、今季 3度の対戦で「3戦全敗」、防御率0.93と攻略の糸口がつかめない。左肩痛からの復帰登板で今季「7勝」目をプレゼント。金本知憲監督(49)は「早いストレートを 1発でとらえないと」と、振り返った。「3度目の正直」を信じたハマの虎党は見事に裏切られ、「2度あることは3度」あることを思い知らされた。ルーキー左腕浜口と 3度対戦し、「3勝目」を献上。 2回に先制したが、 6回まで毎回の 8個の三振を奪われた。またしても新人の前に屈辱を味わった。金本監督も苦虫を噛みつぶした。前日の大ヒーロー福留孝介外野手(40)を外して、鳥谷敬内野手(36)以外右打者が 8人並ぶスタメンを編成したが、全く実ることはなかった。目指すは優勝だが、DeNAとの「2位」争いも想定しなければいけない。残り 8試合。さらにはクライマックスシリーズでの対決も。当然、毎カード、浜口は出てくるだろう。これ以上やられるわけにはいかない。

大和内野手が先制犠飛を放った。 2回無死 1、 3塁からDeNA浜口のストレートをはじき返して中犠飛とした。

ハマスタの悪夢が再びよみがえった。 2回一死 1、 2塁。中谷将大外野手(24)が守る右翼前方にライナー性の当たりが飛んでいく。打球の下に入り、捕球体勢。ライトフライか-。しかし、照明が目に入り、打球を見失い、白球は無情にもグラブを通り過ぎて後ろに弾んでいった。この後逸で 2人走者がかえり、逆転を許した。悔しそうにホームをしゃがみこんで見つめる。流れを一気に向こうへ渡す、手痛いミスになってしまった。白く明るく光るLEDが導入されたハマスタの照明は、守る側にとっては鬼門だ。スクランブル先発の松田の足を引っ張ってしまった男は一切の言い訳はしなかったが、 7月 5日には福留も照明が目に入り、梶谷の左翼前方への当たりを捕球できなかった。その反省もあってか前日12日に守備に就いた際にはナイターなのにサングラスを着用していたほど。省エネルギーで環境に優しいが、名手も泣かせるやっかいな魔物だ。だから、首脳陣も責めなかった。何度転んでも立ち上がる。この悔しさをバネに、必ず15日からの広島 3連戦(京セラ)で名誉挽回の一打を放つ。

梅野隆太郎捕手(26)が 3打数 3安打で今季 4度目の猛打賞。沈んだムードのチームを「打」で鼓舞した。ベンチの空気は重たかった。 2回に先発・松田が 3点を失い、 1- 3と逆転された。守りで不運があったとはいえ、緊急先発した右腕を好投に導けず、悔しさもあった。 2回に内野安打で出塁すると、 4回は二死 1塁から中前打。 1、 3塁とチャンスメークした。得点にはつながらなかったが、存在感を見せる。そして 7回先頭の第 3打席。代わったばかりの三上朋也投手(28)の 129キロのスライダーを左前へ。 3安打 3打点と大暴れした 5月 5日の広島戦(甲子園)以来の猛打賞とした。マスクを被れば先発投手をリードで引っ張り、強肩で援護。そしてバットでもチームに貢献する。虎の正捕手定着へ、すべてでアピールを続ける。

プロ初先発の松田遼馬投手は 2回 4安打 3失点で降板した。初回を無失点で乗り切ったが、 2回に一死 1、 2塁から倉本、桑原に 2者連続の適時 2塁打を浴びて 3点を失った。チームの大黒柱であるメッセンジャー投手(35)が11日に「右足の腓骨(ひこつ)骨折」で出場選手登録を抹消。先発ローテの再編を迫られ、 2軍で先発経験のある松田が、この日の先発マウンドに上がった。 6年目でプロ初先発した松田は 2回を 4安打 3失点で今季「2敗」目。再び中継ぎに戻る見通しだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 8- 2阪神>◇ 回戦◇阪神 勝 敗◇ 日◇横浜スタジアム

 DeNA先発は浜口。阪神は松田。阪神は 2回、大和の犠飛で先制。DeNAはその裏、倉本、桑原の適時 2塁打で 3点。

 DeNAは 4回、筒香の「18号2ラン」などで 3点を追加。筒香は 6回にも 2打席連続となる「19号2ラン」を放った。浜口は 6回 1失点。

 DeNAが逃げ切り、阪神とのゲーム差を「3」に縮めた。浜口は 7月 5日以来の「7勝」目。阪神は松田が誤算で貯金「10」。松田は「2敗」目。

  6回表阪神一死、見逃し三振に倒れた鳥谷敬内野手(左)。右は浮かない表情の金本知憲監督=横浜スタジアム

 阪神が天敵にやられた。DeNAのドラフト 1位浜口に 6回 5安打 1失点と封じ込められ、今季 3度の対戦で「3戦全敗」、防御率0.93と攻略の糸口がつかめない。

  2回に大和の中犠飛で先制点をもぎ取ったが、一気にたたみ掛けることが出来なかった。左肩痛からの復帰登板で今季「7勝」目をプレゼント。

 金本監督は「やっぱり、まず真っすぐをね。早いストレートを 1発でとらえないと」と、振り返った。

  5回、浜口の変化球に三振に倒れたジェイソン・ロジャース内野手。虎に難敵左腕がまた一人現われた=横浜スタジアム

 「3度目の正直」を信じたハマの虎党は見事に裏切られ、「2度あることは3度」あることを思い知らされた。ルーキー左腕浜口と 3度対戦し、「3勝目」を献上。 2回に先制したが、 6回まで毎回の 8個の三振を奪われた。またしても新人の前に屈辱を味わった。

 「まず真っすぐをね。速いストレートをとらえないと、一発で」

 金本監督も苦虫を噛みつぶした。前日の大ヒーロー福留を外して、鳥谷以外右打者が 8人並ぶスタメンを編成したが、全く実ることはなかった。

 直球に差し込まれ、チェンジアップには体勢を崩されたり、空振りしたり。これで浜口は阪神戦は19回 1/3投げて、イニングを上回る22奪三振。防御率は0.93。他の 5球団には打ち込まれているのに、よほどお人よしなのか!? 阪神だけが手を差し伸べている状態だ。

 片岡打撃コーチは「力のある真っすぐ、チェンジアップのキレが出す前に打たないと」と、序盤で一気に崩せなかったことを悔やんだ。

 もちろん目指すは優勝だが、DeNAとの「2位」争いも想定しなければいけない。残り 8試合。さらにはクライマックスシリーズでの対決も。当然、毎カード、浜口は出てくるだろう。これ以上、やられるわけにはいかない。

 

  2回表阪神無死 1、 3塁、大和内野手は中飛を放ち犠飛とした=横浜スタジアム

 大和内野手が先制犠飛を放った。 2回無死 1、 3塁からDeNA浜口のストレートをはじき返して中犠飛とした。

 大和は「先制のチャンスの打席でしたし、外野フライでも 1点という気持ちで打つことができました。最低限ですが先制することができて良かったです」と、コメントした。

 

 ハマスタの悪夢が再びよみがえった。 2回一死 1、 2塁。中谷が守る右翼前方にライナー性の当たりが飛んでいく。打球の下に入り、捕球体勢。ライトフライか-。しかし、照明が目に入り、打球を見失い、白球は無情にもグラブを通り過ぎて後ろに弾んでいった。

 「捕らないといけなかったです」

 試合後、少ない言葉に悔しさをにじませた。この後逸で 2人走者がかえり、逆転を許した。悔しそうにホームをしゃがみこんで見つめる。流れを一気に向こうへ渡す、手痛いミスになってしまった。

  2回一死 1、 2塁で、照明が目に入り、倉本の打球を後ろに逸らした中谷将大外野手。 2者がかえり、逆転、ハマスタの悲劇再び-だ=横浜スタジアム

 白く明るく光るLEDが導入されたハマスタの照明は、守る側にとっては鬼門だ。スクランブル先発の松田の足を引っ張ってしまった男は一切の言い訳はしなかったが、 7月 5日には福留も照明が目に入り、梶谷の左翼前方への当たりを捕球できなかった。その反省もあってか前日12日に守備に就いた際にはナイターなのにサングラスを着用していたほど。省エネルギーで環境に優しいが、名手も泣かせるやっかいな魔物だ。

 だから、首脳陣も責めなかった。金本監督が「ま、照明が入ったから。そこは責められないし、アンラッキーだし」と語れば、中村外野守備走塁コーチも「素晴らしいポジションをとってくれていた。責められないし、照明が(目に)入ったらどうしようもない。中谷も悔しいだろうし、僕も悔いが残ります」とかばった。

 中谷将大外野手は打球に追いついていたが、捕れなかった=横浜スタジア

 バットで必ず取り返す。中谷はミスの翌日はここぞの一本でしっかり取り返してきた。

  7月22日のヤクルト戦(神宮)では 2点ビハインドの 6回無死 1、 2塁でスリーバント失敗。指揮官から大目玉を食らった。しかしその翌日の試合では、代打でリードを広げる左越えの「10号ソロ」。また、26日のDeNA戦(甲子園)では左中間への飛球を大山とお見合いし、痛恨の失点に。それでも翌日には値千金の「逆転3ラン」を放ってみせた。

 何度転んでも立ち上がる。この悔しさをバネに、必ず15日からの広島 3連戦(京セラ)で名誉挽回の一打を放つ。

★福留孝介外野手の照明で捕れずVTR

  7月 5日のDeNA戦(横浜)。 1- 0で迎えた 4回。一死 1、 2塁のピンチとなり、梶谷のライナー性の打球を左翼・福留がチャージ。しかし、照明が目に入ってしまい、迷いながらグラブを差し出すも、グラブの横を抜けて後逸。逆転の 2点 2塁打とされ、試合は 1- 4で敗北。金本知憲監督は「照明が入ったように見えたけどね。勝負にいって捕りにいったんだから」と責めず。中村豊外野守備走塁コーチも「捕りにいく瞬間に照明が入ったら簡単に捕れない」と説明。福留は右翼を守った 8月12日のDeNA(横浜)ではサングラスを着用していた。

 

 意地を見せる。その一心だった。梅野が 3打数 3安打で今季 4度目の猛打賞。沈んだムードのチームを「打」で鼓舞した。

 「負けていましたし、なんとか打席で結果が出せてよかったです」

 ベンチの空気は重たかった。 2回に先発・松田が 3点を失い、 1- 3と逆転された。守りで不運があったとはいえ、緊急先発した右腕を好投に導けず、悔しさもあった。 2回に内野安打で出塁すると、 4回は二死 1塁から中前打。 1、 3塁とチャンスメークした。得点にはつながらなかったが、存在感を見せる。

  7回、左前打を放ち、猛打賞の梅野隆太郎捕手。5月5日以来の3安打と孤軍奮闘した=横浜スタジアム

 そして 7回先頭の第 3打席。代わったばかりの三上の 129キロのスライダーを左前へ。 3安打 3打点と大暴れした 5月 5日の広島戦(甲子園)以来の猛打賞とした。

 前日は 4打数無安打、快音なしに終わった。「きのうの反省を生かして打つことが出来て良かった」とすぐさま修正。ここ 5試合で14打数 7安打 1打点、打率 0.500調子を上げてきた。

 15日からは広島 3連戦(京セラ)。今季17試合で打率 0.333(45打数15安打)、11打点と得意としている相手だ。マスクを被れば先発投手をリードで引っ張り、強肩で援護。そしてバットでもチームに貢献する。虎の正捕手定着へ、すべてでアピールを続ける。

 

 プロ初先発の松田遼馬投手は 2回 4安打 3失点で降板した。初回を無失点で乗り切ったが、 2回に一死 1、 2塁から倉本、桑原に 2者連続の適時 2塁打を浴びて 3点を失った。

 松田は「( 2回に)先制してもらった後に逆転を許してしまい、長いイニングを投げることができずに中継ぎの方やチームに迷惑をかけてしまいました」とコメントした。

 チームの大黒柱であるメッセンジャーが11日に「右足の腓骨(ひこつ)骨折」で出場選手登録を抹消。先発ローテの再編を迫られ、 2軍で先発経験のある松田が、この日の先発マウンドに上がった。

  2回裏DeNA一死 2塁、桑原将志外野手に中越え適時 2塁打を浴び厳しい表情を見せる松田遼馬投手=横浜スタジアム

  6年目でプロ初先発した松田は 2回を 4安打 3失点で今季「2敗」目。ローテの谷間に急きょ中継ぎから回ったが、打ち崩された。チームの危機を救えず「 1人 1人打ち取っていく気持ちでマウンドに上がったんですが」と唇を噛んだ。香田投手コーチも「ちょっと残念だった。キツかったかな…」と渋い表情。再び中継ぎに戻る見通しだ。

 

 せっかく二連勝できたのに、(松田)遼馬では捨て試合になってしまうのでは無いだろうか?と、心配したが、やはりその通りの試合になってしまった…。いくら投手陣の谷間とは言っても、勝てるような投手を使って欲しかった。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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藤浪が1軍に合流!金本監督が藤浪に究極ゲキ!秋山が1軍合流、先発復帰へ!松田が登録抹消!

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阪神は15日に再び自力V消滅の可能性がある。条件は同日の広島戦(京セラ)に負けもしくは引き分け。負けた場合は、広島に優勝へのマジックナンバー「27」、引き分けなら「28」が再び点灯する。

福留孝介外野手(40)が15日からの広島 3連戦(京セラ)でスタメン出場することが14日、分かった。前日13日のDeNA戦(横浜)は休養しただけに、「自分たちのやることをやるだけ」と気合十分。今季打率 0.345と好相性の鯉相手に、キャプテンがフル稼働で挑む。鯉撃ちは任せろ! 好相性の広島戦&絶好調の休養日明けで、福留が静かに闘志を燃やした。「8.5ゲーム」差で首位を走る広島とは、相性が抜群だ。対戦打率ではセ・リーグ球団中トップの 0.345。京セラは足腰に負担のかかる人工芝だが、 3連戦はフル稼働での起用となりそうだ。何が何でも負けられない 3連戦、頼れる主将のひと振りで勝利をたぐり寄せる。

不振のため 2軍調整を続けていた藤浪晋太郎投手(23)が14日、 1軍に合流した。甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやブルペン投球で調整した。16日広島戦(京セラドーム大阪)復帰先発する予定。 5月下旬以来となる 1軍マウンドに向けて静かに闘志を燃やした。金本知憲監督(49)が14日、 1軍合流し、16日の広島戦(京セラ)で先発する藤浪晋太郎投手に究極のゲキを飛ばした。監督就任当初からエースへの成長を期待しながら、 5月27日に 2軍調整を命じた。 2カ月半ぶりの 1軍は、真価が問われるマウンドとなる。どれだけチームに迷惑をかけたか-。抹消から 2カ月半。メッセンジャーを中 5日でフル回転させ、秋山や岩田の中堅組が穴を埋めたが、台所事情は苦しかった。38歳の能見にも積極的休養を与えられず、大黒柱のメッセが右足骨折する非常事態に。ここで信頼を取り戻せる投球ができるか。ダメなら今まで何をしていたんだとなる。まさに「藤浪晋太郎」の真価が問われるマウンドとなる。藤浪の存在なくして、猛虎復活なし。金本政権一丸で取り組んだ集大成を「8.16」で証明するというわけだ。「8.5ゲーム」差で迎える広島 3連戦。藤浪もその 1ピースになれるのか。むしろ、ここからが勝負。やってくれると、誰もが信じている。

右太ももの張りの影響で 7日に出場選手登録を抹消された秋山拓巳投手(26)が14日、 1軍の投手練習に合流した。甲子園に隣接する室内練習場でキャッチボールなどを行い、プロ入り初の「10勝」を目指す18日中日戦(ナゴヤドーム)の復帰先発に気合を入れた。先発陣は「11勝」の大黒柱ランディ・メッセンジャー投手(35)が右足骨折で負傷離脱し、今季中の復帰が絶望的とみられる。秋山は気合十分だった。傷は癒えた。だが、背負うものは増えた。最短となる10日で 1軍マウンドへ帰ってくる秋山は、心の中でメラメラと闘志を燃やす。 5日のヤクルト戦(京セラ)で途中降板。右太ももの張りで 7日に出場選手登録を抹消された。だが、この日の練習から 1軍再合流するとキャッチボール、ランニングなどを笑顔で消化した。17日の広島戦が復帰登板となる見込み。投げられなくなった味方の分も、心して投げる。ここまで「9勝4敗、防御率2.94」。メッセの分も腕を振れば、自身初の「2桁勝利」はついてくる。

松田遼馬投手(23)が14日、出場選手登録を抹消された。先発ローテの穴を埋めるべく、13日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発したが、 2回 3失点で負け投手になっていた。金村暁投手コーチ(41)は、 2軍でも当面先発調整させる方針を明かした。先発として再昇格のチャンスをうかがう。

阪神は14日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。夏の甲子園で出場校が出そろい、 1位指名筆頭候補の早実・清宮幸太郎内野手( 3年)をはじめ、高校生を30人リストアップ。11日の中京大中京高戦で 2本塁打を放った広陵・中村奨成(しょうせい)捕手( 3年)を高評価していることが判明。熊本・九州学院の村上宗隆捕手( 3年)らも含め、打てる捕手に注目していく。虎のスカウト陣が甲子園に隣接する球団事務所に集結した。白熱する戦いの中で結果を出した球児たちの見極め-。佐野統括スカウトが、リストアップ作業を本格化させたことを明かした。記事をまとめてみました。

 

 阪神は15日に再び自力V消滅の可能性がある。条件は同日の広島戦(京セラ)に負けもしくは引き分け。負けた場合は、広島に優勝へのマジックナンバー「27」、引き分けなら「28」が再び点灯する。

 

 福留孝介外野手が15日からの広島 3連戦(京セラ)でスタメン出場することが14日、分かった。前日13日のDeNA戦(横浜)は休養しただけに、「自分たちのやることをやるだけ」と気合十分。今季打率 0.345と好相性の鯉相手に、キャプテンがフル稼働で挑む。

 鯉撃ちは任せろ! 好相性の広島戦&絶好調の休養日明けで、福留が静かに闘志を燃やした。  「自分たちのやることをやるだけです」

 この日、ひと言で意気込みを口にして横浜から帰阪。多くは語らなくても、“やること”を誰よりも理解している。

 「8.5ゲーム」差で首位を走る広島とは、相性が抜群だ。対戦打率ではセ・リーグ球団中トップの 0.345。片岡打撃コーチは「きのうも積極的な休養をとってもらったからね。あしたからのこの 3つは頑張ってもらう」と明言。京セラは足腰に負担のかかる人工芝だが、 3連戦はフル稼働での起用となりそうだ。

 横浜から帰阪する福留孝介外野手。鯉倒へ休んでられん

 積極的な休養日を設けてもらいながら戦う、不惑のシーズン。首脳陣への感謝は尽きない。特に夏場は厳しい戦いが続く。 4月から 6月までは月に 1度だった完全休養日。 7月には 3回、 8月はすでに 3回と少しずつ増えている。その配慮にバットで応えている。

 今季初めて 2日連続休養した翌日の 7月29日の中日戦(ナゴヤ)では代打で、勝ち越しの右越え「ソロ」。また、 8月10日の巨人戦(東京ドーム)での激走ホームインを受けて休養した翌日12日のDeNA戦(横浜)でも、延長10回に「決勝ソロ」。休養明けは打率 0.381(21打数 8安打)、 2本塁打、 7打点と驚異の数字をマークしている。

 これには片岡コーチも「休養明けはバッティング練習も振れてるよね」とうなずく。何が何でも負けられない 3連戦、頼れる主将のひと振りで勝利をたぐり寄せる。

 

 不振のため 2軍調整を続けていた藤浪晋太郎投手が14日、 1軍に合流した。甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやブルペン投球で調整した。16日広島戦(京セラドーム大阪)復帰先発する予定。 5月下旬以来となる 1軍マウンドに向けて「自分の投球をするということに尽きる。ゲーム差がどうとか、チーム状況がどうとか、あまり考えすぎないように」と、静かに闘志を燃やした。

 守備練習をする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場室内練習場

 人生、懸けろ! 金本知憲監督が14日、 1軍合流し、16日の広島戦(京セラ)で先発する藤浪晋太郎投手に究極のゲキを飛ばした。「彼の人生を左右する」-。監督就任当初からエースへの成長を期待しながら、 5月27日に 2軍調整を命じた。 2カ月半ぶりの 1軍は、真価が問われるマウンドとなる。

  絶対に負けられない試合だからこそ、藤浪に託す。矜恃を傷つけられ、ほぞをかみ、自分を見つめ直した底力にかけてみる。勝つだけが目的じゃない。藤浪がどういう道を歩んでいくのか、が決まる。金本監督は、まるで右腕に言い聞かせるように語気を強めた。

 「そういう場でどういう姿をみせるのか、というのは、やっぱり、今後、彼の人生を左右するといえばオーバーかもしれないけど、僕はそれぐらいの目でみたいと思う」

 甲子園室内で調整する藤浪晋太郎投手。 1軍復帰のマウンドで真価が問われる=阪神甲子園球場室内練習場

  5月27日に抹消したが、苦渋の選択だった。就任当初から投手陣の中心として「20勝」を期待したが、昨季「7勝11敗」。今季は「3勝3敗、防御率2.66」。制球難で右打者への死球で崩れる悪循環に陥った。本来なら投げさせながら、調整させたかった。しかし、チームの士気に関わりかねないほどの不振に、屈辱ともいえる 2軍での無期限の再調整を命じた。

 「その(悔しい)気持ちを、どうぶつけるか、ですから。そりゃ、僕ら楽しみですよ。どう、その気持ちを彼は出してくれるのか」

 どれだけチームに迷惑をかけたか-。抹消から 2カ月半。メッセンジャーを中 5日でフル回転させ、秋山や岩田の中堅組が穴を埋めたが、台所事情は苦しかった。38歳の能見にも積極的休養を与えられず、大黒柱のメッセが右足骨折する非常事態に。ここで信頼を取り戻せる投球ができるか。ダメなら今まで何をしていたんだとなる。まさに「藤浪晋太郎」の真価が問われるマウンドとなる。

 「人生を左右する」。金本知憲監督が藤浪晋太郎投手に猛ゲキを飛ばした=阪神甲子園球場室内練習場

 完全復調だけを願う指揮官の思いはファームでも同じだ。「“遊び”半分にやれよ!」-。鳴尾浜では再生担当の一翼を担う福原 2軍育成コーチが、このフレーズを繰り返した。福原コーチと藤浪とは現役時代、ロッカールームが隣同士。野球に真剣で考え込んでしまう藤浪の性格を熟知しているから、力まないように言葉をかけ、自ら捕手役を務めたりした。藤浪の存在なくして、猛虎復活なし。金本政権一丸で取り組んだ集大成を「8.16」で証明するというわけだ。

 甲子園室内で汗を流した藤浪は金本発言を受け、「とにかく自分の投球をするだけです」と力を込め、「チーム状況は知っていますが、 2軍から上がってきた選手なので余裕はないです。自分の感覚的にはよくなりました」と悲壮な決意をつむいだ。金村投手コーチも「すごくゆったりして、ボールを投げにいくまでに間ができているなと。その分、時間があって腕が上がってくるような感じには見えた」と、確かな変化を口にした。

 投手指名練習に臨む藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場室内練習場

 「8.5ゲーム」差で迎える広島 3連戦。将は「あきらめない姿をみせてほしい。もちろん、そういう気でやってくれているし、継続して」とうなずくが、藤浪もその 1ピースになれるのか。むしろ、ここからが勝負。やってくれると、誰もが信じている。

☆今季の藤浪晋太郎投手

★ 4月 4日:初先発したヤクルト戦(京セラ)は制球が定まらず、畠山に死球を与えて両軍乱闘に( 5回 2失点、 9四死球)。

★ 5月27日:不振で 1軍登録抹消。

★ 7月 2日: 2軍降格後、ウエスタン 5試合目の 7月 2日の中日戦(ナゴヤ)では 5回途中に自身初の危険球退場など、 4回 0/3を 7安打 7四死球で 7失点。登板予定が白紙となり、ミニキャンプへ。

★ 同 25日:ウエスタン・広島戦(由宇)で中継ぎ登板。 1回を 1安打無失点。MAX 156キロを計測。

★ 8月10日:ウエスタン・広島戦(倉敷)に先発し、 5回 4安打 3三振 1失点と好投。

 

 投手指名練習で守備練習をする秋山拓巳投手=阪神甲子園球場室内練習場

 右太ももの張りの影響で 7日に出場選手登録を抹消された秋山拓巳投手が14日、 1軍の投手練習に合流した。

 甲子園に隣接する室内練習場でキャッチボールなどを行い「元気になりました。いろいろ怠らないようにしっかり調整したい」と、プロ入り初の「10勝」を目指す18日中日戦(ナゴヤドーム)の復帰先発に気合を入れた。先発陣は「11勝」の大黒柱メッセンジャーが右足骨折で負傷離脱し、今季中の復帰が絶望的とみられる。秋山は「次に( 1軍に)上がった時に、メッセの分もという思いを持った」と気合十分だった。

 指名練習に臨む秋山拓巳投手。メッセのためにも腕を振る=阪神甲子園球場室内練習場

 右太ももに張りを訴え出場選手登録を抹消されていた秋山拓巳投手が14日、甲子園室内で行われた投手指名練習で 1軍合流。17日の広島戦で最短10日での復帰登板に臨む見込みだ。ランディ・メッセンジャー投手がけがで戦列を離れたが「(自分の)価値を高めるチャンスだと思う」と奮起を誓った。

 傷は癒えた。だが、背負うものは増えた。最短となる10日で 1軍マウンドへ帰ってくる秋山は、心の中でメラメラと闘志を燃やす。

 「元気になりました。動きの中ではまったく問題ないと思いますけど。しっかり調整をしていきたい」

  5日のヤクルト戦(京セラ)で途中降板。右太ももの張りで 7日に出場選手登録を抹消された。だが、この日の練習から 1軍再合流するとキャッチボール、ランニングなどを笑顔で消化した。17日の広島戦が復帰登板となる見込み。投げられなくなった味方の分も、心して投げる。

 投手指名練習に臨む秋山拓巳投手=阪神甲子園球場室内練習場

 「抹消中でも『次に上がったときはメッセの分も』と思いました。今までそういう感情がなかった。空回りしないようにコントロールしないと、とも思います」

 仲間の分も-。そう思えるようになった自分に驚いた。チームを支える自覚を胸に、残りシーズンはフル回転する。

 「(自分の)価値を高めるチャンスだと思うので。メッセがいない間もしっかり投げられれば、と思います」

 ここまで「9勝4敗、防御率2.94」。メッセの分も腕を振れば、自身初の「2桁勝利」はついてくる。

 

 松田遼馬投手が14日、出場選手登録を抹消された。

 先発ローテの穴を埋めるべく、13日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発したが、 2回 3失点で負け投手になっていた。

 金村暁投手コーチは「とりあえず先発の調整をしてもらう」と、 2軍でも当面先発調整させる方針を明かした。

 松田遼馬投手=横浜スタジアム(2017年 8月13日)

 松田遼馬投手が14日、出場選手登録を抹消された。

 メッセンジャーが右足の腓骨を骨折したことにともなう先発ローテーションの再編で、前日13日のDeNA戦(横浜)にプロ初先発したが 2回 3失点で負け投手となっていた。

 投手指名練習後に取材に応じた金村投手コーチは「彼にかわいそうなことをしてしまったというのはある。(今後も)先発調整の方がいいのかなと。その方が彼にも勉強になる」と明かした。先発として再昇格のチャンスをうかがう。

 

 阪神は14日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。夏の甲子園で出場校が出そろい、 1位指名筆頭候補の早実・清宮幸太郎内野手( 3年)をはじめ、高校生を30人リストアップ。11日の中京大中京高戦で 2本塁打を放った広陵・中村奨成(しょうせい)捕手( 3年)を高評価していることが判明。熊本・九州学院の村上宗隆捕手( 3年)らも含め、打てる捕手に注目していく。

 虎のスカウト陣が甲子園に隣接する球団事務所に集結した。白熱する戦いの中で結果を出した球児たちの見極め-。佐野統括スカウトが、リストアップ作業を本格化させたことを明かした。

 「夏の大会を一回りし、みんな見た中で、高校生の話というか。そういう中で、みんなで話をしました。(候補は)30人ぐらいかな」

 虎がドラフト候補として注目する広島・広陵学園広陵高校・中村奨成捕手。強打の捕手だ=阪神甲子園球場

 今秋のドラフト会議に向けての話し合い。 1位指名の最有力と定めている「高校通算107発」の早実・清宮については「高校生の中で一番。トップクラス」と確認。プロ志望届の行方を見守る方針を改めて示したが、今回の聖地で最も評価を高めたのが広陵・中村だった。

 球団幹部は「捕手は補強ポイントのひとつ」とし、中村については「打撃、肩の強さなど、抜けている。体も大きく、プロの練習にも耐えられるはず。(上位)12人のうちに入るだろう」と、上位候補として定めたことを明言した。

 中村は 1メートル81、78キロの大型捕手。何より、「高校通算40本塁打」の打撃が魅力だ。11日の中京大中京戦では右翼に「2発」。広島大会では右手首に死球を受け、打率 0.176、 2本塁打、 4打点にとどまっていたが、潜在能力と大舞台に強い心臓を証明。金本監督の高校の後輩が、虎の本拠地で、自らの株を急上昇させている。

 肩が強い、大型捕手の中村奨成捕手。甲子園で評価が急上昇だ=阪神甲子園球場

 「2000安打」を達成したばかりの阿部(巨人)のように「名捕手と呼ばれる人は打てる」。これは金本監督もよく口にする。獲得し、育成すれば高校生の場合、10年以上、打線の軸、扇の要という“2足のわらじ”を履かせることができる。それだけ貴重な存在だ。

 熊本大会決勝で秀岳館に敗れ、甲子園出場とはならなかったが、「高校通算52本塁打」を誇る九州学院・村上も球団内の評価が高い。岡崎、梅野、坂本に次ぐ、若手捕手の獲得へ-。熱い視線を注いでいく。

 熊本・九州学院の村上宗隆捕手にも虎は熱視線を送る=阪神甲子園球場

★中村 奨成(なかむら・しょうせい)

 捕手。1999(平成11)年 6月 6日生まれ、18歳。広島県出身。小 1から地元の軟式チーム、大野友星で野球を始める。中学時代は大野シニアに所属。広陵では 1年春からベンチ入り。50メートル 6秒 0、遠投 120メートル。 1メートル81、78キロ。右投げ右打ち。

★村上 宗隆(むらかみ・むねたか)

 捕手。2000(平成12)年 2月 2日生まれ、17歳。熊本市出身。 5歳から野球を始め、熊本東リトルシニアに所属。九州学院高では 1年春からレギュラー入りし、夏は「4番・1塁」で甲子園出場。同年秋から捕手に転向。「高校通算52本塁打」。50メートル走 6秒 1。 1メートル87、95キロ。右投げ左打ち。

 

 今日(15日)から鯉料理を目指して頑張って行って欲しいですね。そうして、今日も美酒が呑めれば言う事なしだ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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小野また勝てず…自己最短3回途中5失点KO…福留弾の“不敗神話”がストップ、3ラン空砲に…

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広島は 1回、無死 1、 3塁で丸佳浩外野手(28)が「18号3ラン」を放ち先制した。阪神はその裏に 2点を返すが、広島は 3回にも 2点を加えた。広島は 4回に丸、松山竜平外野手(31)らの適時打などで 6点を加え突き放す。阪神も 5回に福留孝介外野手(40)の「13号3ラン」、 6回には梅野隆太郎捕手(26)の適時打で反撃する。阪神は序盤の大量失点が響き、終盤も相手継投にかわされ完敗。広島野村祐輔投手(28)が「6勝」目。阪神小野泰己投手(23=富士大學)は「7敗」目。直接対決で広島が勝ったため、再びマジック「27」が点灯した。阪神のルーキー小野泰己投手は11度の先発をするも、白星の権利をつかむことはできなかった。広島が前半に奪った大量点を守りきり「3連勝」。優勝へのマジックナンバー「27」を再点灯させた。先発の野村は 6回を投げ 6失点したものの、味方の援護に支えられ「8勝目(4敗)」。阪神は守備に精彩を欠き「2連敗」。先発したドラフト 2位ルーキー・小野は「7敗」目となり、初勝利はならなかった。広島は 1回、 1番・田中広輔内野手(28)が左越え 2塁打を放つと、 2番・菊池涼介内野手(27)も右前へ運び無死 1、 3塁。続く 3番・丸の右翼席中段に飛び込む「18号3ラン」で 3点を先制した。阪神はその裏一死から 2番・西岡剛内野手(33)が 2塁内野安打で出塁すると、 3番・福留が四球を選び 1、 2塁に。 4番・ジェイソン・ロジャース内野手(29)は右飛に倒れたものの、 5番・中谷将大外野手(24)の左中間 2塁打で西岡が生還。中堅・丸がもたつく間に 1走・福留もホームへ。微妙なタイミングのクロスプレーとなったが得点が認められた。阪神は 5回に福留の「13号3ラン」、 6回には梅野の右前適時打で追い上げるが、終盤は広島の救援陣を打ち崩せなかった。金本知憲監督(49)は「もうええやん。毎回毎回、ついたじゃ、消えたじゃ、って…」と吐き捨てるように言った。

福留孝介外野手のがストップした。 9点ビハインドの 5回に広島野村から「13号3ラン」を放ったが、試合は序盤の大量失点が響いて完敗。広島に「マジック27」の再点灯を許した。福留が今季本塁打を打った試合は、ここまで12戦全勝だったが、この日の敗戦でストップ。福留孝介外野手が 5回、チームトップの中谷に並ぶ「13号3ラン」を放ったが、追い上げ及ばず、 6-11で敗戦。優勝マジック「27」の再点灯を許した。福留の“不敗神話”が崩壊し、これで広島には 8勝 9敗 1分けと黒星先行となった。白球は瞬く間に右中間スタンドまで伸びていった。 2階席に着弾。それでも、主将は笑顔なく、ダイヤモンドを一周した。福留が「13号3ラン」。意地の一撃を見せた。一方的な展開になりかけ、意気消沈する虎党に希望をもたらした。激走もあった。 0- 3の 1回二死 1、 2塁。中谷が左中間へ 2塁打を放つと、 1塁から一気に本塁を狙った。猛スピードでホームへ突っ込み、スライディング。左手でベースをタッチし、 2点目をもぎ取った。40歳のベテランが打と走で勝利への執念を見せた。自分たちのやることはチームを勝利に導くこと-。その言葉の意味を、体を張って、表現する。

鳥谷敬内野手(36)は、今季広島戦で打率 3割 4分 4厘、12打点。カード別で最高打率を誇っている。また広島のこの日の先発、野村祐輔に対しても通算「22打数9安打」、打率 4割 9厘と好相性。チームは自力優勝消滅の危機だが、鳥谷の活躍で回避できるか。 6回一死から左翼線 2塁打。 5点を追う 8回一死 1塁でも左前打を放って 6試合連続安打。通算「2000安打」へのカウントダウンも「24」まで進めた。今季の広島戦は打率 0.365(63打数23安打)と相変わらずの鯉キラーだ。最近 5試合の打率も 0.526(19打数10安打)と一気にペースを上げている。

梅野が 3安打 1打点と意地をみせた。 4回の守りでは 3本間に挟んだ走者を悪送球で生還させた。取り返そうと 2試合連続、今季 5度目の猛打賞。守りでも 2度盗塁を阻止した。

右脇腹の筋挫傷で離脱していた糸井嘉男外野手(36)が15日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で実戦復帰した。「2番・右翼」で先発出場し、掛布雅之 2軍監督(62)も納得の完全復活秒読み弾を放った。18日の中日戦(ナゴヤドーム)での 1軍カムバックも見えてきた。俺はここに居てはいけない-。戦える、戦いたいと叫ぶような、力強いひと振りだった。1- 3で迎えた 3回二死走者なしの第 2打席だ。 1ボールからの 2球目、内角高めの 137キロ直球を豪快にスイング。しばき上げられたボールは、弾丸ライナーで右中間フェンスを越え、その奥の防球ネットへ突き刺さった。夏休みまっただ中で入場制限されていた鳴尾浜は、拍手喝采。掛布 2軍監督らとベンチ前でハイタッチを交わした。糸井が弾丸アーチとともに、鮮烈カムバックだ。 1軍を離れた間に、鯉の尻尾は遠のいた。失った時間は戻らない。焦りも自身へのふがいなさも今は胸のうちにしまい込んで、この一発から、超人は必ずやり返す。舞台が 2軍とあって、試合後の問いかけにも無言を貫いた。戦列復帰への抑えきれない思いは、すべて結果で示した。空振りで右脇腹を痛めたのが 7月17日の広島戦(甲子園)。再発だけは避けるためリハビリも慎重を極め、ようやく臨んだ約 1カ月ぶりの実戦だった。虎は立ち止まれない。16日には不振で 2軍落ちしていた藤浪晋太郎投手(23)が満を持して 1軍マウンドに戻る。追いかけるように、いよいよ糸井も戻る。残り39試合。指揮官が以前から期待をかけ続けてきた男たちだ。虎を変えるためにFA移籍してきた糸井は、今こそ、虎を変えるときだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 6-11広島>◇ 回戦◇阪神 8勝 9敗 1分け◇15日◇京セラドーム大阪

 広島は 1回、無死 1、 3塁で丸が「18号3ラン」を放ち先制した。阪神はその裏に 2点を返すが、広島は 3回にも 2点を加えた。

 広島は 4回に丸、松山らの適時打などで 6点を加え突き放す。阪神も 5回に福留の「13号3ラン」、 6回には梅野の適時打で反撃する。

 阪神は序盤の大量失点が響き、終盤も相手継投にかわされ完敗。広島野村が「6勝」目。阪神小野は「7敗」目。直接対決で広島が勝ったため、再びマジック「27」が点灯した。

  3回表途中、降板となった小野泰巳投手=京セラドーム大阪

 阪神のルーキー小野泰己投手は11度の先発をするも、白星の権利をつかむことはできなかった。

 「変化球をカウントを取ること。勝負球を投げきること」を課題として取り組み、マウンドに立ったが、 1回いきなり乱れた。

 先頭田中に 2塁打され、菊池にも右前打。 1、 3塁から 3番丸に「3ラン」を許してしまった。味方がその裏に 2点をかえしたが、 3回にもさらに 2点を失い、自己最短の 2回 1/3で降板。 7安打 2四死球 5失点で試合を壊してしまった。

  1回、広島・丸佳浩外野手が右中間に「先制3ラン」を放った。投手は阪神・小野泰巳投手=京セラドーム

 広島が前半に奪った大量点を守りきり「3連勝」。優勝へのマジックナンバー「27」を再点灯させた。先発の野村は 6回を投げ 6失点したものの、味方の援護に支えられ「8勝目(4敗)」。阪神は守備に精彩を欠き「2連敗」。先発したドラフト 2位ルーキー・小野は「7敗」目となり、初勝利はならなかった。

 広島は 1回、 1番・田中が左越え 2塁打を放つと、 2番・菊池も右前へ運び無死 1、 3塁。続く 3番・丸の右翼席中段に飛び込む「18号3ラン」で 3点を先制した。

 阪神はその裏一死から 2番・西岡が 2塁内野安打で出塁すると、 3番・福留が四球を選び 1、 2塁に。 4番・ロジャースは右飛に倒れたものの、 5番・中谷の左中間 2塁打で西岡が生還。中堅・丸がもたつく間に 1走・福留もホームへ。微妙なタイミングのクロスプレーとなったが得点が認められた。

  4回、適時打を放った広島・丸佳浩外野手=京セラドーム大阪

  3回、広島は四球の丸を 1塁に置き、 4番・鈴木の左翼線 2塁打で無死 2、 3塁のチャンスを作る。 5番・松山の右中間への浅い飛球となったが、やや深めに守っていた中堅・高山の手前に落ちる適時打となり 2点を追加した。この回の一死後、小野が降板した。

 広島は 4回一死から田中がセンターに運ぶが、高山がこれを後逸し 2塁打に。菊池が四球を選び一死 1、 2塁とすると、丸が 1、 2塁間を破る適時打を放ち追加点。さらに一死 1、 3塁から鈴木の 3ゴロで 3走が挟まれるが、梅野が 3塁へ悪送球し菊池が生還した(記録は野選と失策)。さらに松山が中前 2点打、 6番・エルドレッドも左翼線に適時 2塁打を放つと、その後も 9番・野村の右前適時打が出て、この回 6点を奪った。

 阪神は 5回に福留の「13号3ラン」、 6回には梅野の右前適時打で追い上げるが、終盤は広島の救援陣を打ち崩せなかった。

  2回裏阪神無死 1塁、金本知憲監督(右)はバントできず空振り三振した小野泰己投手に厳しい表情=京セラドーム大阪

 阪神がまさかの投壊で広島にマジック再点灯を許した。

 先発のルーキー小野が不調で 5点を失い、 3回途中でKO。続く 2番手のメンデスも 6失点。 4回終了時点で、 9点を追う苦しい展開になった。福留の「3ラン」などで打線も粘ったが、大量失点が痛かった。自力優勝の可能性が再び消滅。広島とのゲーム差は「9.5」に広がった。マジック再点灯の問いかけに、金本知憲監督は「もうええやん。毎回毎回、ついたじゃ、消えたじゃ、って…」と吐き捨てるように言った。

 

  5回裏阪神二死 1、 2塁、福留孝介外野手は「右越え3点本塁打」を放った=京セラドーム大阪

 福留孝介外野手の“不敗神話”がストップした。 9点ビハインドの 5回に広島野村から「13号3ラン」を放ったが、試合は序盤の大量失点が響いて完敗。広島に「マジック27」の再点灯を許した。

 福留が今季本塁打を打った試合は、ここまで12戦全勝だったが、この日の敗戦でストップ。試合後は無言を貫いた。

 福留孝介外野手が 5回、右中間に「13号3ラン」を放った。この 3連戦は休養日なしでフル稼働する=京セラドーム大阪

 大事な広島 3連戦の初戦で福留孝介外野手が 5回、チームトップの中谷に並ぶ「13号3ラン」を放ったが、追い上げ及ばず、 6-11で敗戦。優勝マジック「27」の再点灯を許した。福留の不敗神話が崩壊し、これで広島には 8勝 9敗 1分けと黒星先行となったが、もちろんネバーギブアップや!!

  5回、 3点本塁打を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 白球は瞬く間に右中間スタンドまで伸びていった。 2階席に着弾。それでも、主将は笑顔なく、ダイヤモンドを一周した。福留が「13号3ラン」。意地の一撃を見せたが、チームは敗戦。昨季から続いていた福留弾の“不敗神話”は「14」でストップした。

 試合後、報道陣の問いかけに応じず、車に乗り込んだ。表情は険しい。チームを勝たせられなかった-。胸の底にある思いがにじみ出ていた。

 一方的な展開になりかけ、意気消沈する虎党に希望をもたらした。先発のD 2位・小野や 2番手のメンデスが崩れ、序盤から大量リードを許す。 2-11と 4回終了時で 9点差。右翼席から「気合を入れろ、タイガース!!」の声援が響き渡る。そして、 5回だ。

  5回、ライトへ「3点本塁打」を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 二死 1、 2塁の好機。打席に入った背番号「8」は、野村が投じた 1ボールからの 2球目。甘く入ってきた 134キロのスライダーを振り抜いた。打球は虎党の元へ。12日のDeNA戦(横浜)から今季初の出場 2試合連続アーチで、 6点差。 9点差から大逆転した 5月 6日の広島戦(甲子園)の再現を期待させる一発を放った。

 激走もあった。 0- 3の 1回二死 1、 2塁。中谷が左中間へ 2塁打を放つと、 1塁から一気に本塁を狙った。猛スピードでホームへ突っ込み、スライディング。左手でベースをタッチし、 2点目をもぎ取った。40歳のベテランが打と走で勝利への執念を見せた。

 神の手再び-。福留孝介外野手(左)は 1回、中谷将大外野手の左中間 2塁打で 1塁から激走、左手でタッチを交わして生還=京セラドーム大阪

 これで、休養明けの試合では打率 0.360(25打数 9安打)、 3本塁打、10打点。首脳陣の積極的休養という配慮に、またもやバットで応えた。今季「13本目」でチームは初黒星、昨季からの不敗神話も「14」で途切れたが、この悔しさは一夜で晴らす。今カードはすべてスタメンで出場予定。16日の第 2戦も今季の対戦打率 0.339、 3本塁打、11打点と鯉戦に相性のいいその打棒を存分に振る。

 「自分たちのやることをやるだけ」

 前日はそう、気合を入れていた。自分たちのやることはチームを勝利に導くこと-。その言葉の意味を、体を張って、表現する。

 

 阪神鳥谷敬内野手=横浜スタジアム(2017年 8月12日撮影)

 鳥谷敬内野手は、今季広島戦で打率 3割 4分 4厘、12打点。カード別で最高打率を誇っている。

 また広島のこの日の先発、野村祐輔に対しても通算「22打数9安打」、打率 4割 9厘と好相性。チームは自力優勝消滅の危機だが、鳥谷の活躍で回避できるか。

  4回、鈴木誠也外野手の三ゴロで、梅野隆太郎捕手の悪送球を捕れなかった鳥谷敬内野手=京セラドーム大阪

 鳥谷は劣勢となった中盤以降に、意地のマルチ安打だ。まずは 6点を追う 6回一死から左翼線 2塁打。 5点を追う 8回一死 1塁でも左前打を放って 6試合連続安打。通算「2000安打」へのカウントダウンも「24」まで進めた。今季の広島戦は打率 0.365(63打数23安打)と相変わらずの鯉キラーだ。最近 5試合の打率も 0.526(19打数10安打)と一気にペースを上げている。

 

  6回、右前適時打を放った梅野隆太郎捕手=京セラドーム大阪

 梅野が 3安打 1打点と意地をみせた。

 「やられっぱなしじゃ嫌だ、やり返すという気持ちはありました」。 4回の守りでは 3本間に挟んだ走者を悪送球で生還させた。取り返そうと 2試合連続、今季 5度目の猛打賞。守りでも 2度盗塁を阻止した。

 「しっかりとやるべきことをして結果を出せている」と納得の表情だったが、バッテリーを組んだ小野については「変化球でカウントを悪くしてしまった。テンポが悪かった」と反省していた。

 

  3回、 2軍戦でオリックスの山崎福也投手から右中間へソロアーチを放った糸井嘉男外野手。完全復活は秒読み段階に入った=阪神鳴尾浜球場

 右脇腹の筋挫傷で離脱していた糸井嘉男外野手が15日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で実戦復帰した。「2番・右翼」で先発出場し、掛布雅之 2軍監督も納得の完全復活秒読み弾を放った。 1軍は広島に 6-11で大敗し、優勝マジック「27」が再点灯する非常事態の中、18日の中日戦(ナゴヤドーム)での 1軍カムバックも見えてきた。

 俺はここに居てはいけない-。戦える、戦いたいと叫ぶような、力強いひと振りだった。糸井が弾丸アーチとともに、鮮烈カムバックだ。 1軍を離れた間に、鯉の尻尾は遠のいた。失った時間は戻らない。焦りも自身へのふがいなさも今は胸のうちにしまい込んで、この一発から、超人は必ずやり返す。

 「…」

 甲子園での高校野球が中止になったから? 糸井嘉男外野手登場の鳴尾浜は満員で入場制限された=阪神鳴尾浜球場

 舞台が 2軍とあって、試合後の問いかけにも無言を貫いた。戦列復帰への抑えきれない思いは、すべて結果で示した。

 第 1打席は左腕、山崎福の前に 3飛。そして迎えた、 1- 3で迎えた 3回二死走者なしの第 2打席だ。 1ボールからの 2球目、内角高めの 137キロ直球を豪快にスイング。しばき上げられたボールは、弾丸ライナーで右中間フェンスを越え、その奥の防球ネットへ突き刺さった。夏休みまっただ中で入場制限されていた鳴尾浜は、拍手喝采。掛布 2軍監督らとベンチ前でハイタッチを交わしたほんの一瞬だけ、糸井も白い歯をこぼした。 3打数 1安打で 1本塁打。右翼での守備機会は、安打を処理した 1度だった。

 空振りで右脇腹を痛めたのが 7月17日の広島戦(甲子園)。離脱直後は「監督に一番、申し訳ないというのがあります。巻き返したいと思っていたときに悔しいですね」と沈痛に語っていた。再発だけは避けるためリハビリも慎重を極め、ようやく臨んだ約 1カ月ぶりの実戦だった。

  3回、「ソロ本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神鳴尾浜球場

  1軍へと歩み出す力強い一歩目に、経過を見守ってきた掛布 2軍監督もホッと一安心だ。「(糸井の)普通の状態だったら当たり前なんじゃないの? 打席に入ってゲームの中である程度フルスイングができた。体もレベルに振れていたし、非常に内容のあるホームランだったと思うよ」と目尻を下げた。

 16日の同戦の出場は、患部の状態を見て判断する。京セラでの広島戦を前に報告を受けた金本監督は「打ったねぇ。早ければ名古屋から? どうだろうねぇ。まだ分からん」と語るにとどめた。順調ならさらなる実戦を経て、18日の中日戦(ナゴヤドーム)にも 1軍合流する運びとなりそうだ。

  1軍は 6-11で大敗し、広島に優勝へのマジックナンバー「27」の再点灯を許した。「9.5ゲーム」差に開いたといっても、虎は立ち止まれない。16日には不振で 2軍落ちしていた藤浪が満を持して 1軍マウンドに戻る。追いかけるように、いよいよ糸井も戻る。残り39試合。指揮官が以前から「( 2人が戻れば)変わるわね。いい風に」と期待をかけ続けてきた男たちだ。虎を変えるためにFA移籍してきた糸井は、今こそ、虎を変えるときだ。

  3回、「ソロ本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神鳴尾浜球場

☆糸井嘉男外野手に関して片岡篤史打撃コーチ

 「もちろん報告は受けている。ちょっと、あした(16日)どうなるかという…。箇所が箇所でね、せっかくここまで治ってきたので。あんまり無理を、きょう 1日だけではちょっと判断できない。あしたの朝起きたときの状態を見て、というね」

 

 また捨て試合になってしまった。いくら投手の谷間だと言っても、広島に新人・小野泰巳投手では荷が重すぎた。これも一つの勉強になっただろう。福留孝介外野手の“不敗神話”が止まったのも痛かった。リーグ優勝のマジックが点いたり消えたりで、まだまだチャンスはある。いくら点いても水性では意味が無い。油性マジックを手にするのはどこなのか?

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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一触即発!藤浪が菊池に死球で騒然!鳥谷2000安打へ加速 7戦連続打で残り22!メッセが一時帰国

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試合前に阪神公式ファンクラブKIDSイベントの親子キャッチボールが行われた。参加したのは北條史也内野手(23)、坂本誠志郎捕手(23)、小野泰己投手(23=富士大學)、石崎剛投手(26)、森越祐人内野手(29)、秋山拓巳投手(26)、青柳晃洋投手(23)、伊藤隼太外野手(28)、岩崎優投手(26)、俊介外野手(29)、原口文仁捕手(25)、ラファエル・ドリス投手(29)の計12選手。終了時には記念撮影を行い、少年たちは感激。夏休みの良い思い出となった。

広島は阪神先発藤浪晋太郎投手(23)を攻略し、 1回に左越え適時打で 1点を先制した。 3回も西川龍馬内野手(22)、安部友裕内野手(28)の連続適時打で 2点を追加した。阪神藤浪は 5月以来、 3カ月ぶりの先発だったが 5回途中 3失点で降板。阪神は 6回、鳥谷敬内野手(36)と北條の連続適時打で 2点をかえした。広島は継投で逃げ切り、「4連勝」でマジックは「26」に。大瀬良大地投手(26)が「8勝」目。今村猛投手(26)は「22セーブ」目。阪神は「3連敗」で、首位広島と「10.5ゲーム」差に開いた。藤浪は「4敗」目。藤浪)の 1軍復帰戦は、 4回 2/3を投げて 7安打 3失点だった。 4回二死から、この日 2つ目となる死球を菊池に与えると、両軍ベンチから選手、コーチらが飛び出して騒然となった。ベンチから飛び出した選手らはホームベース付近に集まり、乱闘にはならなかったが、広島ベンチは怒りの表情。藤浪はこの日、 2回一死で大瀬良にも死球を与えていた。 4三振を奪い、最速は 159キロ。ボールが指に掛かったときの力強さは証明して見せた。

阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)が「トンネル」から抜けた。 4回に先頭で大瀬良の 2球目をたたき、痛烈なライナーで中前へ運んだ。11日DeNA戦(横浜)以来、 4試合16打席ぶりの安打だった。 6回には一死後、内角球をさばき、左越え 2塁打で出塁。 2点奪取の口火を切った。最近は内角攻めに苦慮し、低めの変化球にも手を出して空振りするシーンが目立っていた。それだけに胸をなでおろしていた。藤浪が降板して、虎党にせつないガッカリ感が漂っていた 6回。ロジャースが反撃ののろしをあげた。大瀬良の 143キロ内角直球を鋭いスイングでとらえると打球は左翼フェンス直撃の 2塁打。まだ、まだ、まだ! とスタンドを盛り上げた。 6回の 2塁打で出塁すると、続く中谷の打席で 3進。鳥谷の 2塁打で 1点目のホームを踏んだ。グラウンド内外で適応に積極的な助っ人が、早々に不振とおさらば。首位広島とは「10.5ゲーム」差に広がったが、カード前の意気込みそのままに、次戦も挑む。

鳥谷敬内野手が、 2試合連続マルチ安打で「2000安打」へのカウントダウンを進めた。 4回に広島先発大瀬良から中前打を放つと、 6回は左中間を破るタイムリー 2塁打。大台到達まで「22本」に迫った。

大和内野手(29)が16日、広島戦で 3回の守備からベンチに退いた。試合後、球団広報は右脇腹に軽い張りを感じ、大事をとって交代し、大阪市内の病院に画像を撮りに行ったことを発表し、本人は「大丈夫です」と話した。 2回の第 1打席に 1塁へのゴロを全力疾走で内野安打にした直後、異変を訴えたものとみられる。攻守でチームを救ってきた仕事人だが、離脱となれば首位・広島を追うチームにとっては大きな痛手となることは間違いない。虎視眈々と狙ってきたチャンスを、逃すわけにはいかなかった。塁上で笑顔はみせなかったが、確かな感触だけが手には残る。これまでの悔しさを胸に秘め、北條が攻守に躍動した。負傷した大和に代わって、 3回の守備から途中出場。 1- 3の 6回二死 2塁、鳥谷の適時 2塁打で追い上げムードが高まる中、打席へ。 2球目の 144キロ直球をとらえると、打球は中堅を越えてワンバウンドでフェンスに到達。 1点差に詰め寄る貴重な適時 2塁打で猛烈アピールだ。大和の状態次第では先発が濃厚だが、浮かれた表情は一切ない。チャンスをつかむだけ。背番号「2」が、虎の窮地を救う。

途中出場の坂本誠志郎捕手が、意地のタイムリーを放った。 3点を追う 8回二死 1、 2塁。中崎翔太投手(24)のスライダーをとらえて右前に運んだ。だが本人が悔やんだのは、 1点差に迫った 6回なお二死 1、 2塁の好機。一打同点の場面で 2番手中田廉投手(27)に中飛に打ち取られた。

阪神は16日、ランディ・メッセンジャー投手(36)が一時帰国したと発表した。腓骨(ひこつ)骨折と診断された右足のセカンドオピニオンを米国で受けるためで、主治医と今後の治療方針を決めていく。再来日後は、鳴尾浜でリハビリを行う予定。10日の巨人戦(東京ドーム)で 7回に阿部が放ったライナーが右足首付近に直撃。その後、都内の病院で精密検査を受けていた。米国で医師の意見を聞く予定で、球団関係者は「一番、早く治せる方法を選びました」と説明した。

阪神は16日、この日の阪神-広島戦(京セラドーム大阪)で入場者にプレゼント(先着制)する予定だった「藤浪選手ボブルヘッド人形」が輸送中のトラブルにより、多数の商品が破損していることが発覚したと発表した。この日は先着 1万5000人にプレゼントする予定だったが、破損していない約9000個は予定通りに入場ゲートでプレゼント。破損により受け取れなかった約6000人には、先着順で商品を後日届けるためのはがきを渡す。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 5広島>◇19回戦◇阪神 8勝10敗 1分◇16日◇京セラドーム大阪

 試合前に阪神公式ファンクラブKIDSイベントの親子キャッチボールが行われた。

 応募者多数で抽せんにより40組80名が参加。若手選手が少年たちに指導した。自ら参加を希望したドリスは「すごくいいイベント。子どもが好きなので参加できて、とてもうれしい」とご機嫌だった。

 参加したのは北條、坂本、小野、石崎、森越、秋山、青柳、伊藤隼、岩崎、俊介、原口、ドリスの計12選手。

 終了時には記念撮影を行い、少年たちは感激。夏休みの良い思い出となった。

 ファンとキャッチボールをして笑顔を見せる秋山拓巳投手=京セラドーム大阪

 

 広島は阪神先発藤浪を攻略し、 1回に左越え適時打で 1点を先制した。 3回も西川、安部の連続適時打で 2点を追加した。

 阪神藤浪は 5月以来、 3カ月ぶりの先発だったが 5回途中 3失点で降板。阪神は 6回、鳥谷と北條の連続適時打で 2点をかえした。

 広島は継投で逃げ切り、「4連勝」でマジックは「26」に。大瀬良が「8勝」目。今村は「22セーブ」目。阪神は「3連敗」で、首位広島と「10.5ゲーム」差に開いた。藤浪は「4敗」目。

  3回表広島一死 2塁、藤浪晋太郎投手は安部友裕に右前適時打を浴びて 3点目を失い、大きく息 を吐く=京セラドーム大阪

 藤浪晋太郎投手(23)の 1軍復帰戦は、 4回 2/3を投げて 7安打 3失点だった。

  2回に投手の大瀬良、 4回は2番菊池に死球を与えるなど、課題の制球力は改善されないまま。菊池の死球には、両軍ベンチから選手が集まるシーンもあった。計 7四死球を与える苦しい投球。「人生を左右する。それぐらいの目で見たい」と送り出した金本監督もベンチで終始厳しい表情だった。

  4三振を奪い、最速は 159キロ。ボールが指に掛かったときの力強さは証明して見せた。

  4回表広島二死、死球を受け座り込む菊池涼介内野手=京セラドーム大阪

 藤浪晋太郎投手が 4回二死から、この日 2つ目となる死球を菊池に与えると、両軍ベンチから選手、コーチらが飛び出して騒然となった。

 藤浪の投じたボールは菊池の左肩付近に当たり、地面に倒れ込んで、しばらく動くことができなかった。ベンチから飛び出した選手らはホームベース付近に集まり、乱闘にはならなかったが、広島ベンチは怒りの表情。藤浪はこの日、 2回一死で大瀬良にも死球を与えていた。

 復帰登板は 7四死球。 4回にはこの日、 2つめとなる死球を菊池に与え、藤浪晋太郎投手はマウンド上でうなだれた=京セラドーム大阪

 阪神は16日、広島19回戦(京セラ)に 3- 5で競り負け、「3連敗」。 3位・DeNAに「1.5ゲーム」差と迫られた。 5月26日のDeNA戦(甲子園)以来の 1軍登板となった藤浪晋太郎投手が 4回 2/3を投げて 7四死球を与え、 7安打 3失点で降板。「4敗」目を喫した。

 「きょうは、すみません…」

 試合終了から約 1時間半後の午後11時41分。藤浪は消え入りそうな声で話し、車に乗り込んだ。球団広報を通じて「チームにも、死球を当ててしまった相手の選手にも申し訳ない投球でした」とコメント。それほど、82日ぶりの 1軍登板はホロ苦いものとなった。

  2カ月以上の 2軍生活を経て、一定の手応えを胸にマウンドに上がったはずが、 5回を投げきれなかった。四死球は全て課題の右打者に対して。 2回に大瀬良、 4回には菊池に死球を与え、両チームが本塁付近に集まり、不穏な雰囲気になる場面も。 5回二死 2、 3塁で石原に投げた 107球目が頭部付近へ大きく外れ、四球。ここで降板を告げられ、しょんぼりとベンチへ引き揚げた。

 最速 159キロを計測するなど球自体に力はあった。香田投手コーチは「あとは本人の気持ち。彼の中で克服して戦ってほしい」とし、次回登板については明言しなかった。苦境は自力で打破するしかない。

☆藤浪晋太郎投手について金本知憲監督

 「まずまずスピードが出ていた。変化球でもカウントを取れていた。試合を壊したわけではない」

 

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が「トンネル」から抜けた。

  4回に先頭で大瀬良の 2球目をたたき、痛烈なライナーで中前へ運んだ。11日DeNA戦(横浜)以来、 4試合16打席ぶりの安打だった。

  6回には一死後、内角球をさばき、左越え 2塁打で出塁。 2点奪取の口火を切った。最近は内角攻めに苦慮し、低めの変化球にも手を出して空振りするシーンが目立っていた。それだけに「最高ではないが、どの打席も、ここ数日に比べると良かった。早い打席で(安打が)出ると楽になる」と胸をなでおろしていた。

  4回裏阪神無死、中前安打を放ったジェイソン・ロジャース内野手=京セラドーム大阪

 藤浪が降板して、虎党にせつないガッカリ感が漂っていた 6回。ロジャースが反撃ののろしをあげた。大瀬良の 143キロ内角直球を鋭いスイングでとらえると打球は左翼フェンス直撃の 2塁打。まだ、まだ、まだ! とスタンドを盛り上げた。

 「最高ではないですが、どの打席もここ数日に比べればよかった。どの打席もいい内容にすることを心がけています」

 初めての“眠り”についていた。11日のDeNA戦(横浜)の第 3打席から、この日の第 1打席まで来日最長となる15打席連続無安打。だが、ようやく目覚めた。先頭の 4回、大瀬良の外角低めのカットボールをとらえ、中前へ。ついにトンネルを脱出した。

  6回の 2塁打で出塁すると、続く中谷の打席で 3進。鳥谷の 2塁打で 1点目のホームを踏んだ。

 ジェイソン・ロジャース内野手は 6回、反撃の口火となる 2塁打。トンネル脱出だ!=京セラドーム大阪

  7月 6日に来日して、 1カ月強が経過した。明るく前向きなキャラクターで、初めての日本にグングンとなじんでいる。そんななか、思いがけず慣れ親しんだキャラクターと遭遇した。13日のDeNA戦(横浜)の試合前。室内練習場で志願の打撃練習で汗を流した後のことだった。

 「Pikachu(ピカチュウ)だ!」

 関係者入り口から、人気ゲーム「ポケモン」のキャラクター「ピカチュウ」の着ぐるみが。球場でのイベントの準備で登場したもようだが、思わぬ“ゲット”に「ポケモンだよね。子供のころ、ゲームで遊んだよ」と大喜び。この日は 4打数無安打だったが、懐かしい(日本生まれですが…)? キャラとの再会にリフレッシュしていた。

 気持ちを切り替えるためには、新たな場所にも積極的に足を運ぶ。14日の移動日は横浜を早朝に出発して帰阪。夏休みで大勢の人出のなか、神戸の名所へと足を運んだ。「ポートタワーに行ったんだ」。 1週間ぶりの関西での休日を満喫した。

  1回、内野ゴロに倒れたジェイソン・ロジャース内野手=京セラドーム大阪

 グラウンド内外で適応に積極的な助っ人が、早々に不振とおさらば。首位広島とは「10.5ゲーム」差に広がったが「まだまだあきらめてはいない。少しでも差を縮められるようにしたい」。カード前の意気込みそのままに、次戦も挑む。 ☆マルチ安打を放ったロジャース内野手について片岡篤史打撃コーチ

 「ロジャースも長打が出て( 6回の攻撃は)もうひと息ということです。 3つは負けられない。切り替えてやるだけ」

◇データBOX◇

◎…ロジャースが第2打席で中前打を放ち、 8月11日のDeNA戦(横浜)の第 4打席から続いていた連続打席無安打を「15」で止めた。これまでは 8月 5日のヤクルト戦(京セラ)の第 4打席から 8日の巨人戦(東京ドーム)と、 8月 9日の同戦の第 2打席から11日のDeNA戦(横浜)の第 1打席までの「9」が来日最長だった。

 

  6回裏阪神二死 3塁、左越え適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=京セラドーム大阪

 鳥谷敬内野手が、 2試合連続マルチ安打で「2000安打」へのカウントダウンを進めた。

  4回に広島先発大瀬良から中前打を放つと、 6回は左中間を破るタイムリー 2塁打。大台到達まで「22本」に迫った。 7試合連続安打と絶好調だ。

 

 大和内野手は 2回、 1塁へ激走したあとに右脇腹に張りを訴えて途中交代した=京セラドーム大阪

 大和内野手が16日、広島戦で 3回の守備からベンチに退いた。試合後、球団広報は右脇腹に軽い張りを感じ、大事をとって交代し、大阪市内の病院に画像を撮りに行ったことを発表し、本人は「大丈夫です」と話した。

  2回の第 1打席に 1塁へのゴロを全力疾走で内野安打にした直後、異変を訴えたものとみられる。 ドラフト 5位・糸原が 7月下旬に右膝内側側副靱帯の損傷と診断され、その後は遊撃の定位置を任されてきた。今季80試合に出場して打率 0.281とバットでも好調をキープし、攻守でチームを救ってきた仕事人だが、離脱となれば首位・広島を追うチームにとっては大きな痛手となることは間違いない。

 大和内野手に代わって途中出場した北條史也内野手は 6回に 2点目をたたき出す 2塁打を放った=京セラドーム大阪

 虎視眈々と狙ってきたチャンスを、逃すわけにはいかなかった。塁上で笑顔はみせなかったが、確かな感触だけが手には残る。これまでの悔しさを胸に秘め、北條が攻守に躍動した。

 「前の打席、見逃し三振していたので。得点圏だったので、ストレートに遅れないようにしました」

 負傷した大和に代わって、 3回の守備から途中出場。 1- 3の 6回二死 2塁、鳥谷の適時 2塁打で追い上げムードが高まる中、打席へ。 2球目の 144キロ直球をとらえると、打球は中堅を越えてワンバウンドでフェンスに到達。 1点差に詰め寄る貴重な適時 2塁打で猛烈アピールだ。

 さらに遊撃の守備でもアピール。 0- 3の 4回二死 1塁。丸の打球は左中間へ。中堅・中谷から受けた返球を、本塁へストライク送球。追加点を阻止する見事な中継プレーを見せ、822日ぶりに 1軍マウンドに立った同期入団の藤浪を援護した。

  6回、適時2塁打を放った北條史也内野手=京セラドーム大阪

 今春のキャンプ打ち上げでは金本監督に「完璧」と言わしめ、開幕遊撃を勝ち取った。しかし打撃不振で 6月30日には登録抹消も経験。大和がスタメンに名をつらねる中、鳴尾浜で必死に汗を流してきた。出場機会を求め、前日15日には鳴尾浜の 2軍戦にも出場。悔しさやどん欲さは、全てプレーに込めてみせた。

 現在、 2遊間は糸原が右膝内側側副靱帯損傷で離脱。その間遊撃を守ってきた大和も、右脇腹の張りで負傷交代。西岡も故障明けで遊撃を任せるのは不安が残るのが現状だ。

 「巻き返す気持ちでやっていきます」

 大和の状態次第では先発が濃厚だが、浮かれた表情は一切ない。チャンスをつかむだけ。背番号「2」が、虎の窮地を救う。

 

  8回裏阪神二死 1、 2塁、坂本誠志郎捕手は右前適時打を放った=京セラドーム大阪

 途中出場の坂本誠志郎捕手が、意地のタイムリーを放った。 3点を追う 8回二死 1、 2塁。中崎のスライダーをとらえて右前に運んだ。

 だが本人が悔やんだのは、 1点差に迫った 6回なお二死 1、 2塁の好機。一打同点の場面で 2番手中田に中飛に打ち取られた。「粘り切れなかった」と無念の表情だった。

 

 阪神は16日、ランディ・メッセンジャー投手(36)が一時帰国したと発表した。

 腓骨(ひこつ)骨折と診断された右足のセカンドオピニオンを米国で受けるためで、主治医と今後の治療方針を決めていく。再来日後は、鳴尾浜でリハビリを行う予定。

 10日の巨人戦(東京ドーム)で 7回に阿部が放ったライナーが右足首付近に直撃。その後、都内の病院で精密検査を受けていた。

 阿部慎之助内野手の打球を受けたランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム(2017年 8月10日撮影)

 右足腓骨(くるぶしの骨)を骨折した阪神のランディ・メッセンジャー投手が16日、治療と診察のため、米国に一時帰国した。再来日の日程は未定。

 10日の巨人戦(東京ドーム)で打球が右足に当たり、途中降板。東京都内の病院で検査を受け、骨折が判明していた。

 今季は先発ローテの大黒柱として、チーム最多の「11勝(5敗)」を挙げて防御率2.46。中 5日でフル回転し、勝利に貢献していた。本人は11日のDeNA戦(横浜)前のミーティングに姿を見せて、クライマックス・シリーズでの復帰に意欲を見せていた。米国で医師の意見を聞く予定で、球団関係者は「一番、早く治せる方法を選びました」と説明した。

 

  1万5000人にプレゼントする予定だった「藤浪選手ボブルヘッド人形」

 阪神は16日、この日の阪神-広島戦(京セラドーム大阪)で入場者にプレゼント(先着制)する予定だった「藤浪選手ボブルヘッド人形」が輸送中のトラブルにより、多数の商品が破損していることが発覚したと発表した。

 この日は先着 1万5000人にプレゼントする予定だったが、破損していない約9000個は予定通りに入場ゲートでプレゼント。破損により受け取れなかった約6000人には、先着順で商品を後日届けるためのはがきを渡す。

 

【8/15(火)・8/16(水)】ボブルヘッドデー プレゼント選手決定のお知らせ

  8月15日(火)、16日(水)に京セラドーム大阪にて行われる対広島東洋カープ戦において「ボブルヘッドデー」を開催するにあたり、先日実施いたしましたファン投票の結果、15日(火)は鳥谷選手、16日(水)は藤浪選手のボブルヘッドを入場者先着15,000名(各日)にプレゼントすることとなりました。ファンの皆様、たくさんの投票をいただき、誠にありがとうございました。

 今回プレゼントするボブルヘッドは、3Dプリンタの技術を使用して作製いたします。お楽しみにお待ちください。なお、ボブルヘッドデーのチケットは好評発売中です!残席が少ない席種もございますので、チケットはお早めにお買い求めください。

ボブルヘッドデー概要

 8/15(火)、8/16(水)対広島戦にて

入場者先着15,000名(各日)にボブルヘッド(首振り人形)をプレゼント!

 実施日

平成29年8月15日(火)、8月16日(水)<対広島東洋カープ>

【京セラドーム大阪 開門16:00/試合開始18:00(ともに予定)】

 8月15日(火)鳥谷選手ボブルヘッド、8月16日(水)藤浪選手ボブルヘッド 各日15,000名様(太黒文字小) ※予定数量に達しない場合でも、プレゼント配布は試合開始2時間後までとなります。 ※プレゼント受取には入場券が必要となります。3歳以下のお子様もプレゼント受取りを希望される場合は、入場券が必要となります。

つのみのお渡しになります。代理での受取はできません。

※雨天等で開門前に試合中止が決定した場合、プレゼント配布も中止となります。また、プレゼント配布の振替実施の有無および、実施の場合の振替日は未定です。当該試合の振替以外の試合やイベント等で配布することがありますので、予めご了承ください。

※ボブルヘッドの大きさは約14cmを予定しています。

(公式ホームページ・サイトより)

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

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阪神連敗ストップ!福留サヨナラV犠飛!意地のコイ倒で3連敗阻止!糸井が代打で復帰!

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阪神は 3回一死 2、 3塁の好機に北條史也内野手(23)、福留福留孝介外野手(40)の連続適時打で逆転に成功した。阪神は 5回、福留の適時 2塁打などで 2点を追加。広島は 6回に鈴木誠也外野手(22)の犠飛、暴投、安部友裕内野手(28)の適時打で 3点を奪い同点に追い付く。阪神は 4- 4で迎えた 9回裏、俊介外野手(30)の安打から一死満塁の好機をつくり、福留の中犠飛でサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。ラファエル・ドリス投手(29)は「2勝」目を挙げた。

福留孝介外野手が勝ち越しのタイムリーを放った。 1点ビハインドの 3回に、 2番北條の中前適時打で同点とすると、なお一死 1、 3塁の場面。 3番福留が広島福井のフォークを左翼前に運んだ。福留孝介外野手が 4- 4の 9回一死満塁で中犠飛を打ち上げて、首位広島にサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。サヨナラの場面で「おいし~」と打席に入った主将が 3打点の大仕事で同一カード「3連敗」を阻止。広島と「9.5」差とし、貯金を「9」とした。全員が信じ、全員が満タンのペットボトルを手にしていた。福留は顔を背けながら、満面の笑みで逃げた。ずぶぬれのまま、頼もしくなってきた後輩の顔を 1人ずつ見つめる。キャプテンらしく、サヨナラ犠飛。全員の思いを形にした。後輩らが闘志をむき出しにし、食らいついて、ここまでおぜん立てされては、いただくしかなかった。自身の 2本の適時打などで一時は 3点リードしたが、やはり鯉は追いついてきた。もつれにもつれて迎えた 9回。先頭の代打俊介が左前打。梅野が一発で投前犠打。西岡剛内野手(33)が四球で歩かされ、勝負された北條が10球目を左前打した。つないでできた満塁で火がつかないワケがなかった。金本知憲監督(49)も当然といったようす。誰もが決めてくれると信じたところで、本当に決めた。誰一人あきらめていないということを、キャプテンのバットが示した。結実させなくては「福留」の名が泣く場面だった。結実させた。だからみんなが福留を慕う。ついていく。

このチャンスは絶対に逃さない。塁上で作った拳が、試合にかける思いを物語っていた。北條が大和内野手(29)離脱でつかんだ出番で、 2安打 1打点。連夜の活躍で、定位置確保へ執念をみせた。 4- 4で迎えた 9回一死 2塁の好機で、前の打者の西岡が敬遠気味の四球。燃えないはずがなかった。 4番手の中田廉投手(27)に 2球で追い込まれるが、執念で食らいついた。迎えた10球目、低めのフォークをとらえると、 3遊間を破る左前打。満塁と好機を広げ、主将のサヨナラ中犠飛を呼び込んだ。打球は緩やかな曲線を描き中前でポトリ。一時同点となるひと振りでチームの士気を高めた。必死にボールに食らいつく姿に、金本監督は満足そうだった。糸原は右膝を負傷。大和は右脇腹…。遊撃陣の苦しい事情は変わらない。それでも、背番号「2」にとっては千載一遇のチャンス。かじりついてでも、猛アピールを続けてみせる。

忘れられない誕生日となった。自身を祝うハッピーバースデー打、そして福留の犠飛で 3塁からサヨナラの生還。ホームを目指して両足を回転させ、俊介が劇勝に導いた。 9回。代打で登場すると 1ストライクから中田の内角低めの 135キロを左前へ弾き返した。一死満塁となり、福留の中犠飛で 3塁から本塁へ生還。チームの連敗を「3」で止めた。 7年前のこの日も打った。新人時代の2010年 8月17日。23歳の誕生日に横浜戦(長野)で「プロ初本塁打」。“持ってる男”が本領を発揮し、後輩たちの手前、メンツも保った。この日は夏の甲子園で母校・広陵が 6- 1で秀岳館に勝ち、 3回戦に駒を進めた。マンモスを沸かせたドラフト候補生の後輩を持ち上げていたが、自身は最終回に京セラの 3万5931人を興奮に導く大きな仕事をやってのけた。先輩だって負けてない。広陵のユニホームに袖を通して戦ったあの暑い、暑い夏のように全力でチームに貢献し、広陵の先輩金本監督を胴上げしてみせる。

糸井嘉男外野手(36)と伊藤和雄投手(27)が17日、出場選手登録された。代わって、藤浪と右脇腹の張りで前日16日に途中交代していた大和内野手が抹消された。糸井は 7月17日の広島戦(甲子園)で空振りした際に右脇腹に筋挫傷を負い、翌18日から 2軍調整となっていた。約 1カ月ぶりの 1軍復帰となる。伊藤和も 7月19日に抹消されて以来の 1軍昇格となった。糸井嘉男外野手が右脇腹筋挫傷から復帰し、 6回の好機に代打で起用された。 7月17日の広島戦で故障して以来、 1カ月ぶりの 1軍の舞台。 4- 4同点の 6回一死 2塁の好機に代打で登場すると、京セラドームの阪神ファンから大歓声。広島ブレイシアの前空振り三振に倒れたがそのスイングは故障の影響は感じさせなかった。試合後の糸井は、久々の打席にも「わかんない」。金本監督は「そろそろ行けると思う」と話し、次戦以降のスタメンでの起用を示唆。早ければ18日の中日戦から先発メンバーに復帰する可能性が高い。

岩田稔投手(33)が 5回 1/3、 5安打 4失点で降板した。 3点リードの 6回に先頭の田中広輔内野手(28)、菊池涼介内野手(27)と連打を浴び、丸佳浩外野手(28)に四球を与えて満塁とすると、鈴木の右犠飛で失点。続く松山竜平外野手(31)に四球を与えてマウンドを降りた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 5x- 4広島>◇20回戦◇阪神 9勝10敗 1分◇17日◇京セラドーム大阪

 広島は 1回、一死 2塁から丸の適時打で先制。阪神は 3回一死 2、 3塁の好機に北條、福留の連続適時打で逆転に成功した。

 阪神は 5回、福留の適時 2塁打などで 2点を追加。広島は 6回に鈴木の犠飛、暴投、安部の適時打で 3点を奪い同点に追い付く。

 阪神は 4- 4で迎えた 9回裏、俊介の安打から一死満塁の好機をつくり、福留の中犠飛でサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。ドリスは「2勝」目。広島中田が「2敗」目。

  9回裏一死満塁、サヨナラとなる犠飛を放った福留孝介外野手(左端)はナインの手荒い祝福を受ける=京セラドーム大阪

 阪神が広島戦の同一カード「3連敗」を阻止した。同点で迎えた 9回に 3番福留がサヨナラの犠飛を放った。福留は 3打点の活躍だった。最終回を 3人で抑えた守護神ドリスが今季「2勝」目を挙げた。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

-最後は劇的な幕切れ

 金本監督 あの場面になると、ほぼ決めてくれるだろうな、と確信がありました。

  9回裏一死満塁、サヨナラ中犠飛を放った福留孝介外野手(左)は金本知憲監督に迎えられる=京セラドーム大阪

-俊介、北條がつないだ

 金本監督 最終回はトップバッターを俊介でいこうと決めていた。梅野も 1発でバントを決めてくれて、北條の粘りがね。今年はいまひとつ調子が上がってこなかったが、今日ぐらいの集中力や粘りを出してくれたら、上昇してくると思う。

-ドリスが流れを作った

 金本監督 広島は全員、絶好調でなかなか抑えられなかったが、最終回にドリスがピシッといってくれて、リズムを作れたところがある。

 サヨナラ勝ちに笑顔の金本知憲監督=京セラドーム大阪

-岩田の投球は

 金本監督  5回までは、あの打線を相手によく投げてくれた。あと 1回。 6回をしのげば、勝利が見えてくると思ったが、岩田もあと 1歩がんばってほしいところ。

-広島戦の「3連敗」を阻止した

 金本監督 選手は勝ちにこだわり、必死に食らいついている。そこを 1番評価したい。

-次戦は秋山が先発

 金本監督 ローテーションを 1回飛ばしてしまったが、きちんとした投球をね。チームに迷惑をかけた分、秋山には挽回してほしい。

 

  3回裏阪神一死 1、 3塁、福留孝介外野手は左前勝ち越し適時打を放った=京セラドーム大阪

 福留孝介外野手が勝ち越しのタイムリーを放った。 1点ビハインドの 3回に、 2番北條の中前適時打で同点とすると、なお一死 1、 3塁の場面。 3番福留が広島福井のフォークを左翼前に運んだ。

 福留は「北條がいい流れでつないでくれたので、そのいい流れのまま打つことができました。ランナーをかえす打撃ができて良かったです」とコメントした。

  9回、福留孝介外野手のサヨナラ犠飛で勝利の瞬間、盛り上がる阪神ベンチ=京セラドーム大阪

 もらった!! 福留孝介外野手が 4- 4の 9回一死満塁で中犠飛を打ち上げて、首位広島にサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。サヨナラの場面で「おいし~」と打席に入った主将が 3打点の大仕事で同一カード「3連敗」を阻止。広島と「9.5」差とし、貯金を「9」とした。

 全員が信じ、全員が満タンのペットボトルを手にしていた。福留は顔を背けながら、満面の笑みで逃げた。ずぶぬれのまま、頼もしくなってきた後輩の顔を 1人ずつ見つめる。キャプテンらしく、サヨナラ犠飛。全員の思いを形にした。

 「本当に素直にうれしいです。きょう誕生日(30歳)の俊介がしっかりとチャンスを作って若い北條がつないでくれたので。なんとかして俊介をホームにと思って、おいし~と思って打席に立ちました」

  9回、サヨナラ犠飛の福留孝介外野手(中)はナインからウオーターシャワーで祝福される =京セラドーム大阪

 後輩らが闘志をむき出しにし、食らいついて、ここまでおぜん立てされては、いただくしかなかった。自身の 2本の適時打などで一時は 3点リードしたが、やはり鯉は追いついてきた。もつれにもつれて迎えた 9回。先頭の代打俊介が左前打。梅野が一発で投前犠打。西岡が四球で歩かされ、勝負された北條が10球目を左前打した。つないでできた満塁で火がつかないワケがなかった。

 「 3塁ランナーも俊介だし。僕の中ではもう楽な気持ちで」。百戦錬磨のベテランは、中田の 2球目 134キロを高く高く放った。中堅・丸の送球が逸れ、バースデー男が滑り込む。サヨナラ中犠飛で、決着だ。

 金本監督も「あの場面はほぼサヨナラの確信はありました」と当然といったようす。誰もが決めてくれると信じたところで、本当に決めた。誰一人あきらめていないということを、キャプテンのバットが示した。

  9回、中田廉投手(手前)から中犠飛を打ち上げた福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 後輩らにはもちろん厳しい目も向ける。だが、年下の彼らもプレーしやすいよう、自然と振るまってしまう男でもある。PL学園高の後輩、緒方はともに過ごした昨年 1月の自主トレの一幕を冷や汗まじりで振り返る。

 「福留さんは、自分で洗濯もやろうとしてたんです」

 先輩の服を洗濯するのは同校では当たり前の風習。たたみ方の希望まで覚える必要があり、福留自身も下級生のころは先輩の服を乾燥機にかけながら眠っていたこともあったという。そのときは緒方に服を“奪われた”が、自分から洗濯させる気などなかった。

 例年、初対面のルーキーらに誰よりも気さくに話しかけるのも、福留だ。チームを見渡し、全員にノビノビ暴れてほしいと、誰より願っている。

  9回、サヨナラ犠飛を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 「選手全員が、やっぱり同一カードで 3連敗はしないという気持ちを強く持ってプレーしていたと思う。それが実際に各選手の打席にも出ていたと思う。たまたま僕が最後にね。全員がつないでくれたからそういう形ができたと思う」

 結実させなくては「福留」の名が泣く場面だった。結実させた。だからみんなが福留を慕う。ついていく。

◇データBOX◇

◎…阪神・福留が昨年 6月17日のソフトバンク戦以来、通算「9度目」のサヨナラ打。 9年在籍した中日時代は「2度」で在籍 5年目の阪神では「7度」と増えている。

 

 このチャンスは絶対に逃さない。塁上で作った拳が、試合にかける思いを物語っていた。北條が大和離脱でつかんだ出番で、 2安打 1打点。連夜の活躍で、定位置確保へ執念をみせた。

 「チャンスだったので、何とかしようという気持ちだけでした。僕はチャンスをもらったので、やるしかない」

  4- 4で迎えた 9回一死 2塁の好機で、前の打者の西岡が敬遠気味の四球。燃えないはずがなかった。 4番手の中田に 2球で追い込まれるが、執念で食らいついた。

 「福留さんにつなぐ気持ちで」

  9回一死 1、 2塁から粘って10球目をとらえ、左前打を放った北條史也内野手=京セラドーム大阪

 迎えた10球目、低めのフォークをとらえると、 3遊間を破る左前打。満塁と好機を広げ、主将のサヨナラ中犠飛を呼び込んだ。

  0- 1の 3回一死 2、 3塁ではカウント 2- 2から福井の低めフォークをすくい上げると、打球は緩やかな曲線を描き中前でポトリ。一時同点となるひと振りでチームの士気を高めた。

 必死にボールに食らいつく姿に、金本監督は満足そうだった。

 「開幕スタメンにいた高山、北條、原口が、誰もいなくなって。彼らがどう感じているのか。北條なんて、ほぼスタメンがないような状況で、けがで巡ってきたチャンス。これを生かさないと。生かしてほしい」

 求めてきた打席での執念を実らせた一打に「球際の集中力というか、粘りというか、最後の最後の集中力のヒットだったんじゃないかなと思ってます」と少しだけほほを緩めた。

  3回、適時打を放った北條史也内野手=京セラドーム大阪

 疲れがたまりやすい夏場。この日もドーム球場とはいえ、最高気温は30度を超える日々だ。そんな中、凝らしている工夫がある。練習中、使用するスパイク。通常は刃が金具だが、守備練習のときのみプラスチックを使用している。「足の負担が変わりますから」。グラウンドでは細心の注意を払い、試合が終わって寮や遠征先のホテルに戻ると「クーラーはガンガンつけてます」。オンオフを使い分けた結果の殊勲打だった。

 糸原は右膝を負傷。大和は右脇腹…。遊撃陣の苦しい事情は変わらない。それでも、背番号「2」にとっては千載一遇のチャンス。かじりついてでも、猛アピールを続けてみせる。

 

 忘れられない誕生日となった。自身を祝うハッピーバースデー打、そして福留の犠飛で 3塁からサヨナラの生還。ホームを目指して両足を回転させ、俊介が劇勝に導いた。

 「(回の)先頭で結果を出せたことがよかったです。それ(誕生日の安打)が勝ちにつながってよかった」

 少ないチャンスで結果を出し、30歳の誕生日に最高の思い出作りだ。 4- 4の 9回。代打で登場すると 1ストライクから中田の内角低めの 135キロを左前へ弾き返した。一死満塁となり、福留の中犠飛で 3塁から本塁へ生還。チームの連敗を「3」で止めた。

  7年前のこの日も打った。新人時代の2010年 8月17日。23歳の誕生日に横浜戦(長野)で「プロ初本塁打」。“持ってる男”が本領を発揮し、後輩たちの手前、メンツも保った。

  9回先頭の代打で左前打を放ち、出塁した俊介外野手。福留孝介外野手の犠飛で生還し、30歳の誕生日に大仕事=京セラドーム大阪

 この日は夏の甲子園で母校・広陵が 6- 1で秀岳館に勝ち、 3回戦に駒を進めた。阪神も注目する強打の中村奨成捕手( 3年)が 2試合連続で今大会「3本目となる3ラン」を放った。

 「テレビでみてましたよ。いや~(中村は)あれだけ打ってすごいですね。僕からは何も言えないですよ。すごいです」

 マンモスを沸かせたドラフト候補生の後輩を持ち上げていたが、自身は最終回に京セラの 3万5931人を興奮に導く大きな仕事をやってのけた。

 「僕も変なプレーができないし、(後輩も)元気が出てくれたらいい。僕も(広陵の活躍が)力になっています」

 先輩だって負けてない。広陵のユニホームに袖を通して戦ったあの暑い、暑い夏のように全力でチームに貢献し、広陵の先輩金本監督を胴上げしてみせる。

★ 9回無死 1塁で犠打を決めた梅野隆太郎捕手

 「何が何でもという気持ちだった。キャッチャーやっている限りは、早く試合を終わらせたいので」

 

 糸井嘉男外野手と伊藤和雄投手が17日、出場選手登録された。代わって、藤浪と右脇腹の張りで前日16日に途中交代していた大和内野手が抹消された。

 糸井は 7月17日の広島戦(甲子園)で空振りした際に右脇腹に筋挫傷を負い、翌18日から 2軍調整となっていた。約 1カ月ぶりの 1軍復帰となる。伊藤和も 7月19日に抹消されて以来の 1軍昇格となった。

  6回裏阪神一死 2塁、代打で登場の糸井嘉男外野手はフルスイングも空振り三振に倒れる=京セラドーム大阪

 糸井嘉男外野手が右脇腹筋挫傷から復帰し、 6回の好機に代打で起用された。

  7月17日の広島戦で故障して以来、 1カ月ぶりの 1軍の舞台。 4- 4同点の 6回一死 2塁の好機に代打で登場すると、京セラドームの阪神ファンから大歓声。

 広島ブレイシアの前空振り三振に倒れたがそのスイングは故障の影響は感じさせなかった。試合後の糸井は、久々の打席にも「わかんない」。金本監督は「そろそろ行けると思う」と話し、次戦以降のスタメンでの起用を示唆。早ければ18日の中日戦から先発メンバーに復帰する可能性が高い。

  6回、三振に倒れた糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

 右脇腹筋挫傷が治り、出場選手登録された糸井は 6回一死 2塁で代打として登場。ブレイシアの 152キロ直球に空振り三振に終わるも、フルスイングでスタンドを沸かせた。 7月17日の広島戦(甲子園)以来の 1軍だった。試合後は、スタメン行けそうですかという問いに「わかんない」と一言金本監督は「そろそろスタメンも行けると思います」と話した。

 

 阪神先発の岩田稔投手=京セラドーム大阪

 岩田稔投手が 5回 1/3、 5安打 4失点で降板した。

  3点リードの 6回に先頭の田中、菊池と連打を浴び、丸に四球を与えて満塁とすると、鈴木の右犠飛で失点。続く松山に四球を与えてマウンドを降りた。

  6回表広島1死一、三塁、打者松山竜平外野手の時、岩田稔投手は暴投振り逃げで失点、降板となる=京セラドーム大阪

 岩田は「立ち上がり先頭打者への四球がきっかけで失点してしまいました。 2回以降はランナーを出しながらも粘りの投球ができましたが、 6回にヒットと四球でピンチを招き、野手のみんなが取ってくれた点を守ることができませんでした。 6回の途中までしか投げることができず、先発としての役目を果たすことができませんでした」と、コメントした。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

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中谷、パンダ四球で発奮!先制適時打!秋山が初の10勝目&プロ1号弾!大山4号3ラン!左翼席へ!

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阪神は初回、中谷将大外野手(24)の先制右前打と大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の 2点左前打で 3点を挙げた。中日の先発鈴木翔太投手(22)は 3回途中、体に異変を訴えて降板した。阪神は 5回に北條史也内野手(23)が「3号ソロ」。 6回には秋山拓巳投手(26)の「プロ初本塁打」となる 2ランで加点した。中日はその裏に京田陽太内野手(23)の「3号ソロ」で 1点返した。 4本塁打で 2桁得点の阪神は「2連勝」。 7回 2失点の秋山が初の「10勝」目を挙げた。

中谷将大外野手が初回二死 1、 2塁で先制の右前適時打を放った。中谷は15日広島戦(京セラドーム大阪)の第 1打席以来、13打席ぶりに「H」のランプをともした。中谷は 1回二死 1、 2塁から初球を右前へ落とし、先制打。 7回にも大山の 3ランを呼ぶ左前打。最近 5試合で17打数 1安打と当たりが止まりかけていた「5番」が、 2安打と復調気配だ。

北條史也内野手が、 3点リードの 5回、追加点となる「3号ソロ」を放った。先頭打者で打席に入ると、カウント 1- 1からの 3球目を強振。打球はどんどん伸びて、左翼スタンドまで届いた。北條の本塁打は 4月 9日巨人戦(甲子園)で 1試合 2発を記録して以来。久々のアーチで、遊撃のポジション獲りをアピールした。ナゴヤの空(といってもドームの中だけど)に突如として打ち上がった 4発アーチショー。口火を切ったのは北條だ。 5回無死。伊藤のツーシームを完ぺきに捉えた「3号ソロ」は、虎党で埋まった左翼席へ。指揮官は、 2安打した前日17日の広島戦こそが、北條の本当の姿だと信じ、期待している。応えて、この日もマルチ安打。 2回に左前打、そして待望の一発。帰ってきた開幕の遊撃手。明け渡すつもりはない。

秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号」の 2ランを放った。 4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤準規投手(26)の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドに運んだ。攻守交代後、スタンドから「秋山コール」が起こると、マウンド上で軽く帽子を取って応じた。伝説の「4番」も驚いた!? 秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号の2ラン」を放った。 4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドの中段まで運んだ。この試合は秋山を含め阪神側に 4本のホームランが飛び出すなど13安打10得点と大勝。金本知憲監督(49)は「糸井が負けじと打っとったけど、秋山の方が(飛距離は)上でしたね」と笑った。打って投げて、まさに秋山デーだ。山あり谷ありだったが、 8年目でしっかり“勲章”をつかんだ。両目はキッとミットを見つめ、足元では試行錯誤を続けながら、プロ初の「10勝」に到達。しかも初アーチで花を添えた。 6回にはバットで驚かせた。二死 2塁。伊藤の初球を豪快に振り抜くと打球は右翼スタンド中段へ。記念すべきプロ初本塁打だ。愛媛県立西条高校時代は通算48発で“伊予ゴジラ”と呼ばれた男。金本監督も目を丸くするほど野手顔負けの一撃で試合を決めた。次回は中 5日で24日のヤクルト戦(神宮)に向かう見込み。秋山がフル回転で虎投を引っ張る。

糸井嘉男外野手(36)が、復帰弾を放った。 7回一死、中日笠原の 4球目を強振すると、打球は右翼席に飛び込んだ。右脇腹痛から、前日17日に 1軍復帰。この日は復帰後初めてのスタメン出場だった。この本塁打が、この日 3安打目。今季 4度目となる猛打賞を記録した。本塁打は 7月 2日ヤクルト戦(甲子園)以来。豪快なスイングで、完全復活を印象づけた。阪神は「3番・右翼」で32日ぶりにスタメンに帰ってきた糸井嘉男外野手が、いきなり「9号ソロ&2 2塁打」の 安打で、打線に火をつけた。悔しさが詰まった円球が、右翼フェンス奥でドーンと跳ねた。 4発10得点で中日を圧倒し、貯金は「10」。主役の戻った虎が、「9.5ゲーム」差の首位広島を必死に追いかける!!再発はもう許されない。炎天下で必死にタイヤ引きダッシュを繰り返すなど、地道にメニューを消化。マシン打撃を再開できたのは、けがから20日ほどたった今月 6日だった。復帰を祝うように北條も大山も、投手の秋山までも一発を打ち上げた。福留を休養させた打線が今季 2度目の 1試合 4発で 9度目の 2桁得点。「2連勝」で貯金も再び「10」だ。すべてを取り返そうとする糸井は絶対あきらめない。虎をもっともっと高いところへ連れていく。

大山悠輔内野手が初回、 1点リードしてなお二死満塁から 2点 2塁打を放ち、貴重な追加点をあげた。先制打を放った 5番中谷に続いて、こちらも初球打ち。前のめりな姿勢で結果を残している。 7回に「4号3ラン」を放った。糸井の復帰後初本塁打でナゴヤドームは歓喜に包まれていた。その直後に、ドラフト 1位の大山が左翼席に放り込んだ。 7月27日DeNA戦(甲子園)以来の 1発に、にこやかな表情でダイヤモンドをまわった。 8月の打率は打率 3割 4分 2厘と、夏場に成長を見せているが、決して満足することはない。ドームの屋根をなぞるような放物線が左翼席に消えていく。その瞬間、イベント「昇竜2017」で埋まった 1塁側スタンドからも“白旗”のような青い風船が飛ばされた。 1試合 4発をドラ 1・大山が締めた。 7回二死 1、 2塁。糸井の復活弾の余韻が残る中、 7月27日のDeNA戦(甲子園)以来となる「4号3ラン」を笠原祥太郎投手(22)から放った。 3試合連続、左翼でスタメン。この日、高山俊外野手(24)が不振で登録抹消になったが、外野争いをし烈にしているのは間違いなく、このルーキー。それでもリップサービスは、ほぼない。浮かれるような表情を一切みせず地に足をつけ、技術向上を図る。大山がアーチを放てば 4戦全勝。努力のルーキーが勝ち運も呼んできた。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 4-10阪神>◇18回戦◇阪神10勝 8敗◇18日◇ナゴヤドーム

 阪神は初回、中谷の先制右前打と大山の 2点左前打で 3点を挙げた。中日の先発鈴木は 3回途中、体に異変を訴えて降板した。

 阪神は 5回に北條が「3号ソロ」。 6回には秋山の「プロ初本塁打」となる 2ランで加点した。中日はその裏に京田の「3号ソロ」で 1点返した。

  4本塁打で 2桁得点の阪神は 2連勝。 7回 2失点の秋山が初の「10勝」目。中日は終盤の反撃及ばず、連敗が「3」に伸びた。鈴木が「5敗」目。

  6回表阪神、秋山拓巳投手は「右越え2点本塁打」を放ち高代延博コーチと笑顔でタッチ=ナゴヤドーム

 

 中谷将大外野手が初回二死 1、 2塁で先制の右前適時打を放った。

 「打ったのはストレート。パンダ(ロジャース)がフォアボールを取ってくれたあとだったので、ストライクゾーンなら積極的に打ちにいこうと思っていました。詰まってしまったのですが、初球から積極的に打ちにいけたことがいい結果につながったのかなと思います」。

 中谷は15日広島戦(京セラドーム大阪)の第 1打席以来、13打席ぶりに「H」のランプをともした。

  1回表阪神二死 1、 2塁、右前適時打を放った中谷将大外野手=ナゴヤドーム

 中谷は 1回二死 1、 2塁から初球を右前へ落とし、先制打。「パンダ(ロジャース)が四球を選んだ後だったので、ストライクゾーンなら行こうと思ってました。詰まっていましたが、積極的にいったことがいい結果になったと思います」。 7回にも大山の 3ランを呼ぶ左前打。最近 5試合で17打数 1安打と当たりが止まりかけていた「5番」が、 2安打と復調気配だ。

  1回、大山悠輔内野手の適時打で中谷将大外野手、ロジャース内野手(左)が生還し2点を追加=ナゴヤドーム

 

 北條史也内野手が、 3点リードの 5回、追加点となる「3号ソロ」を放った。

 先頭打者で打席に入ると、カウント 1- 1からの 3球目を強振。打球はどんどん伸びて、左翼スタンドまで届いた。「打ったのはツーシーム。インコース寄りのボールをうまく力が逃げないようにして打つことができました。次の打席でも結果が出せるように頑張ります」。

 北條の本塁打は 4月 9日巨人戦(甲子園)で 1試合 2発を記録して以来。久々のアーチで、遊撃のポジション獲りをアピールした。

  5回表阪神無死、左越え本塁打を放った北條史也内野手=ナゴヤドーム

 ナゴヤの空(といってもドームの中だけど)に突如として打ち上がった 4発アーチショー。口火を切ったのは北條だ。 5回無死。伊藤のツーシームを完ぺきに捉えた「3号ソロ」は、虎党で埋まった左翼席へ。

 「内角寄りの球を、うまく力が逃げないようにして打てました」

 懐かしい感触だった。何と開幕間もない 4月 9日以来 131日ぶり。この時は 1試合 2発。ことしの北條は何本打つんだろう、とファンが大興奮した巨人戦だった。

  5回に 4カ月ぶりの「3号」を放った北條史也内野手=ナゴヤドーム

 が、まさかの不振に。スタメンを外され、代打での登場すら激減していった。大和の故障離脱で巡ってきたチャンスだ。

 試合前のこと。金本監督から声を掛けられた。

 「粘りというものを 4月からずっと出していたら違うものが出たんじゃないのか」

 指揮官は、 2安打した前日17日の広島戦こそが、北條の本当の姿だと信じ、期待している。応えて、この日もマルチ安打。 2回に左前打、そして待望の一発。

 「 2本打ったら、もう 1本という気持ちだったんですが。今は結果を残すしかないです」

 帰ってきた開幕の遊撃手。明け渡すつもりはない。

 

  6回表阪神二死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った秋山拓巳投手。投手伊藤準規=ナゴヤドーム

 秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号」の 2ランを放った。

  4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドに運んだ。

 攻守交代後、スタンドから「秋山コール」が起こると、マウンド上で軽く帽子を取って応じた。

  6回表阪神二死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った秋山拓巳投手。投手伊藤準規=ナゴヤドーム

 伝説の「4番」も驚いた!? 秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号の2ラン」を放った。

  4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドの中段まで運んだ。この試合は秋山を含め阪神側に 4本のホームランが飛び出すなど13安打10得点と大勝。金本知憲監督は「(秋山の本塁打は)上段まで飛んでいって。糸井が負けじと打っとったけど、秋山の方が上でしたね」と笑った。

  6回表阪神二死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った秋山拓巳投手(左)を笑顔で出迎える金本知憲監督=ナゴヤドーム

 打って投げて、まさに秋山デーだ。山あり谷ありだったが、 8年目でしっかり“勲章”をつかんだ。両目はキッとミットを見つめ、足元では試行錯誤を続けながら、プロ初の「10勝」に到達。しかも初アーチで花を添えた。

 「不安でしたが、しっかりと試合に入ることができました。(10勝は)ひとつ、評価できることだと思います」

  8月 5日のヤクルト戦(京セラ)で右太ももの張りを訴え、 3回途中で降板。抹消を経て、13日ぶりの復帰登板だった。 1回に 3点の援護を受けたが、マウンドが滑り、投球時の足の位置が「バラバラだった」という。それでも、ほんの数センチ、数ミリと誤差を修正しながら持ちこたえた。

 野手顔負け! 6回、秋山拓巳投手がプロ初本塁打を右翼席へ叩き込んだ=ナゴヤドーム

  6回にはバットで驚かせた。二死 2塁。伊藤の初球 144キロを豪快に振り抜くと打球は右翼スタンド中段へ。記念すべきプロ初本塁打だ。「たまたまです」と謙遜したが、愛媛・西条高時代は通算48発で“伊予ゴジラ”と呼ばれた男。金本監督も「上段(くらい)まで飛んでいって。糸井が負けじと打っていたけど、秋山の方が(飛距離は)上でしたね」と目を丸くするほど野手顔負けの一撃で試合を決めた。

 独身のため留守にすることの多い秋山の自宅。母・みゆきさん(51)は「遠征も多いのでものを作るより、冷蔵庫をきれいにしたりするほうがいいですから」と時間を見つけては愛媛から掃除にきてくれる。母の誕生日には毎年、服などをプレゼントして感謝を表す孝行息子。しかし、この日の活躍こそ何よりの“恩返し”だ。

 投げては7回2失点で、初の2桁勝利だ=ナゴヤドーム

  7回には先頭のゲレーロに左翼線 2塁打を浴びたところで、右手親指の爪がはがれた。ユニホームを赤く染め、治療のため一旦ベンチに下がったが、続投してイニングを投げきった。メッセンジャーが右足骨折で離脱、藤浪も再抹消と苦しい投手事情。中12日の登板で緊急降板などできなかった。登板過多の中継ぎ陣も救う 7回 2失点だ。

 「うれしい気持ちもありますけど、ここからが勝負だと思うので。上に行くためにはこれからどんどん勝ち続けたいと思います」

 次回は中 5日で24日のヤクルト戦(神宮)に向かう見込み。秋山がフル回転で虎投を引っ張る。

☆阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「(糸井は)クリーンアップを打つ選手やしね。体も元気やね。(秋山は)びっくりしたね。あれは野手でもなかなか見られない打球だった。恐れ入りました」

  7回、一旦マウンドを降りる秋山拓巳投手(左)=ナゴヤドーム

◇データBOX◇

◎…阪神投手の本塁打は、 7月23日のヤクルト戦(神宮、○ 5- 0)でのメッセンジャー以来。日本人では2014年 4月15日の広島戦(マツダ、○ 8- 2)での藤浪以来、 3年ぶり。

◎…同一シーズンに 2人の投手が本塁打を放ったのは、2015年のヤクルトの小川泰弘( 8月 5日の巨人戦)と館山昌平(同30日の阪神戦)以来 2年ぶり。阪神では1989年のキーオ( 5月23日の中日戦)と久保康生( 6月 1日のヤクルト戦)以来28年ぶり。

◎…秋山の打点は2013年 4月29日の広島戦(甲子園)以来、 4年ぶり。

 

 糸井嘉男外野手が、復帰弾を放った。

  7回一死、中日笠原の 4球目を強振すると、打球は右翼席に飛び込んだ。

 右脇腹痛から、前日17日に 1軍復帰。この日は復帰後初めてのスタメン出場だった。

 この本塁打が、この日 3安打目。今季 4度目となる猛打賞を記録した。

 本塁打は 7月 2日ヤクルト戦(甲子園)以来。豪快なスイングで、完全復活を印象づけた。

 故障明けとは思えない! 糸井嘉男外野手が 7回、豪快に一発を放った=ナゴヤドーム

 超人大復活、ナゴヤドームで虎祭りだァ! 阪神は「3番・右翼」で32日ぶりにスタメンに帰ってきた糸井嘉男外野手が、いきなり「9号ソロ&2 2塁打」の 安打で、打線に火をつけた。 4発10得点で中日を圧倒し、貯金は「10」。主役の戻った虎が、「9.5ゲーム」差の首位広島を必死に追いかける!!

 悔しさが詰まった円球が、右翼フェンス奥でドーンと跳ねた。スタメン復帰即、一発。超人らしい、ド派手なカムバックだった。若虎にも火がつき、 4人がアーチを放つ 3年ぶりの大花火大会で竜に大勝。夏本番に帰ってきた糸井が、ここからすべてを取り返す。

 「がんばります」

 試合後は言葉少な。ため込んだ悔しさも、自身へのふがいなさも、 1試合では当然晴れない。だから点差が開いても、全打席全力だった。

  7回表阪神一死、糸井嘉男外野手は「右越え本塁打」を放った=ナゴヤドーム

  6- 1の 7回一死走者なし。左腕・笠原の内角高め 140キロをすくい上げた。右翼席最前列にズドン。 7月 2日のヤクルト戦(甲子園)以来、47日ぶりの「9号」だ。ベンチ前で金本監督、ナインらとハイタッチ。ようやく糸井スマイルも戻った。

  2 2塁打を含む 3安打で 8塁打。なかでも中谷の先制打と大山の 2点打につなげた、 1回二死からいきなり放った右翼線 2塁打には、指揮官も「糸井がきっかけで 3点入って。得点にからむ一打を初回に打ってくれて、そこですね」と、思わずうなった。

  7月17日の広島戦(甲子園)で、空振りした際に右脇腹に筋挫傷を負った。 6月の交流戦中にも左太もも裏を痛めてスタメンを離れており、実質 2度目の故障。「監督に申し訳ない…」。再発はもう許されない。炎天下で必死にタイヤ引きダッシュを繰り返すなど、地道にメニューを消化。マシン打撃を再開できたのは、けがから20日ほどたった今月 6日だった。

  1回に右翼への 2塁打で先制の口火を切ると=ナゴヤドーム

 ほぼ初対面だった若虎らとも、積極的に交流した。特に同じ左打ちの西田には身振り手振りで“指導”。育成から支配下復帰したばかりの24歳は「僕も腕が長いので『打席の立つ位置を変えてみたら?』と言ってもらいました」と目を輝かせた。悔しさは胸に秘め、超人エキスを鳴尾浜にまき散らしながら、 1軍へ戻る日を待ってきた。

 オリックス時代の2013年 5月 7日には右膝の「軽度の内側側副靱帯の損傷」と診断されながら強行出場し、翌日に本塁打。2014年も右脇腹を痛めながら出場を続け、首位打者に輝いた。不屈の超人-。今回はチーム方針で慎重なリハビリを強いられたが、その分、きっちりと答えを出した。昇格 2日目、32日ぶりにスタメンに名を連ねて、すぐさま、この大爆発。新たな伝説を刻んだ。

 復帰を祝うように北條も大山も、投手の秋山までも一発を打ち上げた。福留を休養させた打線が今季 2度目の 1試合 4発で 9度目の 2桁得点。「2連勝」で貯金も再び「10」だ。

  2回にも力強く 2塁打だ=ナゴヤドーム

 「まだ本調子のスイングにはみえないけど、その中での 3本というのは安心ですね」と金本監督。ついに帰ってきた-。広島と「9.5」差だろうが、すべてを取り返そうとする糸井は絶対あきらめない。虎をもっともっと高いところへ連れていく。

☆糸井のけがの経過

★ 7月17日:広島戦(甲子園)の 5回一死 2塁の打席で 4球目を空振りした際に、右脇腹を押さえてベンチへ。そのまま代打を送られ、試合後に尼崎市内の病院へ。翌18日に「右脇腹の筋挫傷」と発表され、出場選手登録を抹消された。

★ 8月10日:故障後初の屋外フリー打撃を行い、計43スイングで 2度の 2連発を含むサク越え 6本(安打性24)。12日から 2軍の全体練習に合流。

★ 同 15日:ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に「2番・右翼」で実戦復帰。 3回に右翼へ一発を放った( 3打数 1安打)。16日の同戦も「2番・右翼」で出場し 1打数無安打( 1犠飛)。

★ 同 17日:出場選手登録され、広島戦(京セラ)の 6回一死 2塁で代打登場(空振り三振)。

 

 大山悠輔内野手が初回、 1点リードしてなお二死満塁から 2点 2塁打を放ち、貴重な追加点をあげた。

 「打ったのはスライダー。浮いてきたボールは積極的に打ちにいこうと思って打席に入りました。しっかりとヒットゾーンに打ち返せてよかったです」

 先制打を放った 5番中谷に続いて、こちらも初球打ち。前のめりな姿勢で結果を残している。

  1回表阪神二死満塁、左 2点適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 大山悠輔内野手が、 7回に「4号3ラン」を放った。

 糸井の復帰後初本塁打でナゴヤドームは歓喜に包まれていた。その直後に、ドラフト 1位の大山が左翼席に放り込んだ。

  7月27日DeNA戦(甲子園)以来の 1発に、にこやかな表情でダイヤモンドをまわった。

  7回表阪神二死、左越え本塁打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 大山悠輔内野手が、 7回に「4号3ラン」を放つなど、 3安打 5打点の大暴れ。

 それでも、この日唯一凡退した 6回の 2ゴロを悔やんだ。

 「ホームランよりもその前のセカンドゴロ。真っすぐを狙って詰まるというのは、まだまだ課題が多い」。

  8月の打率は打率 3割 4分 2厘と、夏場に成長を見せているが、決して満足することはない。

  7回表阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手は「左越え3点本塁打」を放った=ナゴヤドーム

 ドームの屋根をなぞるような放物線が左翼席に消えていく。その瞬間、イベント「昇竜2017」で埋まった 1塁側スタンドからも“白旗”のような青い風船が飛ばされた。 1試合 4発をドラ 1・大山が締めた。

 「本塁打よりも、その前の打席でセカンドゴロです。真っすぐを狙って詰まっていました。まだまだ課題が多い。真っすぐをしっかり仕留められるように練習します」

  7回二死 1、 2塁。糸井の復活弾の余韻が残る中、 7月27日のDeNA戦(甲子園)以来となる「4号3ラン」を笠原から放った。中谷の右前打で 1点を先制した後の 1回二死満塁でも 3遊間突破の 2点打。「 1点をとった後だったので効果的な 1本だったと思う」。プロ 2度目の猛打賞、そして初となる 1試合 5打点もかすかにほほ笑むだけ。次なる戦いでの血肉にすべく、ひたすら自問自答を繰り返していた。

  7回、大山悠輔内野手がトドメの3ラン。花火ショーを締めくくった=ナゴヤドーム

  3試合連続、左翼でスタメン。この日、高山が不振で登録抹消になったが、外野争いをし烈にしているのは間違いなく、このルーキー。それでもリップサービスは、ほぼない。浮かれるような表情を一切みせず地に足をつけ、技術向上を図る。

 金本監督は、その姿勢に「いいんじゃないかな」とうなずいた。「帰りのバスに乗り込むときも先輩を待たせてはいけないって思うから急ぐだろうし。最初はそれでいいじゃない? そういう気持ちって大事じゃないかな」。まだまだ初心者マーク-。本人にその自覚があるからこそ、どんどん力をつけている。

 「楽しみですね。自信をつけていい」と虎将。大山がアーチを放てば 4戦全勝。努力のルーキーが勝ち運も呼んできた。

  7回、大山悠輔内野手(左)がレフトへ 3点本塁打を放った=ナゴヤドーム

◇データBOX◇

◎…阪神の 2桁得点は 7月27日のDeNA戦(甲子園、○10- 3)以来、今季 9度目。

◎… 1回に 3点以上とるのは、 8月 3日の広島戦(マツダ、 5- 5)での 4点以来。

◎…大山の 1試合 3安打は 8月10日の巨人戦(東京ドーム)以来、 2度目。

 

 良い試合だった!呑竜試合で、鯉軍に呑み込まれた分取り返した様な試合でした! 7回の花火ショーは見物でしたね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)   

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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2000安打カウントダウン!阪神、鳥谷グッズ発売開始!

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 鳥谷選手2000本安打カウントダウンTシャツ(左・前面,右・後面)

 阪神は18日、17日の広島戦(京セラ)で通算「2000安打」まで残り「20安打」とした鳥谷敬内野手のカウントダウンTシャツとタオルの発売を数量限定で開始した。事前にファンに公募した似顔絵イラストを球団と鳥谷本人が厳選し、商品化したプレミアムグッズとなっている。「2000安打」まで安打を放つたび、翌日に発売される。  Tシャツ(フリー)は税込2400円で限定 100枚、カウントダウンフェイスタオルは税込1500円で 限定 250枚。チームショップアルプス、阪神百貨店8Fタイガースショップ、球団オンラインシ ョップT-SHOP(http://shop.hanshintigers.jp/goods/index.html?ggcd=17325&cid=pickup17)で発売する。

 通算「2000安打」まで残り「20安打」とした鳥谷敬内野手

 

 後何試合消化すれば、ジャビット球団の阿部に並ぶのでしょうね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
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◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!

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 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神打線つながり3連勝!鳥谷2000安打まで残り19本!福留14号2ラン!8月5本目!青柳4勝目

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中日は 1回に 4番アレックス・ゲレーロ外野手(30)の右中間への適時 2塁打で先制。阪神は 2回に大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の適時打で同点。さらに梅野隆太郎捕手(26)の犠飛で勝ち越した。阪神は 4回に鳥谷敬内野手(36)の適時 2塁打で 1点を追加。 5回には糸井嘉男外野手(36)の適時打、福留孝介外野手(40)の「14号2ラン」で 3点を入れ、突き放した。阪神は 8回に大山の適時打、 9回には中谷将大外野手(24)の犠飛でダメ押し点を重ね、「3連勝」。先発青柳晃洋投手(23)は「4勝」目を挙げた。

大山悠輔内野手が、 2回に同点適時打を放った。 1点を追う 2回一死 1、 2塁。打席に背番号「3」が向かうと、 2球目をコンパクトにスイング。中前適時打を放ち、同点とした。大山は18日中日戦(ナゴヤドーム)でも 1本塁打を含む「3安打5打点」と大暴れ。虎のドラフト 1位が、ついに目覚めだした。D 1位・大山が、疲労で初めてスタメン落ちしたジェイソン・ロジャース内野手(29)に代わって「7番・1塁」で出場し、「4打数2安打2打点」と奮闘した。「3連勝」で 2カードぶりのカード勝ち越しを決め、貯金は「11」。カバーしあえる虎は、夏バテ知らずや!後手を踏んでも、すぐに追いつき、突き放す。今の虎を象徴するかのような猛攻撃で、弱り目の竜を食いちぎった。スタメン表からあふれるほどの役者がそろう。“劇薬”となったのは大山だ。反撃ののろしをあげた後は 8回無死 1、 3塁でも中前打を放ち、リードを 6点に広げた。得点圏打率は 0.391(23打数 9安打、 4本塁打、18打点)と上昇。金本知憲監督(49)は、ナゴヤドームのスコアボードに刻まれた数字をみて、目を丸くした。シーズンは残り35試合。福留、糸井、西岡剛内野手(33)がスタメンにそろい踏み、好調鳥谷、成長著しい中谷らと手駒がそろってきた。「3連勝」で貯金は「11」。その後、ナイターで首位広島が負けたが、まだ「8.5ゲーム」差。それでもあきらめずに、追い続ける。

梅野隆太郎捕手が、 1- 1の 2回に勝ち越しとなる左犠飛を放った。直前に 7番大山が同点適時打を放ち、一死 1、 2塁。梅野は 2球目の内角高めにきた直球を打つと打球はレフトへ。犠牲フライには十分な飛距離を放ち、 3塁走者の鳥谷が生還。勝ち越しの犠飛となった。15日の広島戦(京セラ)以来の打点。先発の青柳は試合序盤に変化球の制球が不安定だったが、体の開きを指摘してサポートした。

鳥谷敬内野手が 4回に追加点となる右中間適時 2塁打を放ち、「2000安打」まで残り「19本」とした。 1点リードの 4回一死 2塁の好機でバッターボックスに向かうと、中日若松が投じた高めのスライダーにバットを合わせ、打球は右中間を割った。 1塁走者の福留が一気に駆け抜けてホームイン。追加点をあげ、先発青柳を援護した。今季 4度目の猛打賞で通算 132度目となり、高木豊(58=大洋、現DeNA)に並び「セ・リーグ歴代24位」に浮上した。通算「2000安打」までは、あと「17」だ。

西岡剛内野手が、左アキレス腱(けん)断裂の大けがから復帰後、初めてのスチールを決めた。 5回、先頭打者で打席に立つと、左安打を放って出塁。すると 2番北條史也内野手(23)に対する初球で、果敢にスタートを切った。捕手が送球するも、判定はセーフ。ケガから復帰後、初スチールとなった。 5回無死 1塁。左前打で出塁した西岡が、次打者・北條の初球で走った。ベース前で加速する持ち味の猛スライディングが、ベースカバーした京田陽太内野手(23)を圧倒した。タッチが弱く、 2盗成功!悪夢の左アキレス腱断裂から、 1年近くのリハビリを経て復活したのが 7月17日の広島戦(甲子園)。いきなりセーフティーバントをするなど、足は大丈夫!を満天下にアピールしてきた。打撃の方は、ひと足お先に完全復活モードだ。この日の安打で、出場 7試合連続安打。歌を忘れたカナリア以上に、盗塁しない西岡は物足らなかった。でも、もう心配はいらない。帰ってきたスピードスターが、何かを起こす。

北條は 5回無死 1塁で 1走・西岡が初球盗塁を決めると、 2球目にすかさず投前犠打を決めた。直後に糸井の適時 2塁打、そして福留の「2ラン」。イッキ 3点の流れを作った。 9回に 5試合連続となる中前打を放ったことの方が、うれしそうだった。

糸井は 3- 1の 5回、西岡の盗塁と北條の犠打で作った一死 3塁の好機で、右翼線へ強烈な適時 2塁打を放った。金本監督も目を細めた。 7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を負傷して途中交代。そのとき以来の西岡、福留とのそろい踏みだった。カムバックした超人が打線を活気づかせる。

福留孝介外野手が、 5回に「14号2ラン」を放った。 3点リードの 5回一死 2塁。カウント 2- 0からの 3球目。真ん中外寄りに来た 132キロを強振。右翼席まで運んだ。これで 8月に入って 5本目。頼れる男が本領を発揮している。24試合ぶりに「4番」を務めた福留孝介外野手がトドメの一撃を食らわせた。 この日は 7月から途中加入して前日18日まで「4番」だったロジャースが「休養」。 7月22日ヤクルト戦以来の「4番」を務めた福留が、しっかりと役割を果たした。ゆっくり本塁へかえるには、ほうり込むしかない。 8月「5本目」の一発で竜を突き放し、福留はまた自らを休ませることに成功した。ベースを一周し、出迎えた糸井とニヤッと笑ってハイタッチ。真夏に絶好調突入だ。勝負どころでは本人も休日返上の覚悟。歯を食いしばって、大ベテランが先頭を走る。虎と福留のスパートは、もう始まっている。

青柳晃洋投手がプロ入り自己最長タイとなる 7回 1/3を投げ、 3安打 1失点の好投を見せた。打線の援護もあり、 6月10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来70日ぶり、今季「4勝目(3敗)」をあげた。青柳はお立ち台では笑顔を見せた。開幕ローテーション入りしていた藤浪晋太郎投手(23)、岩貞祐太投手(25)が 2軍で再調整中。ランディ・メッセンジャー投手(36)も右足を腓骨(ひこつ)骨折で一時帰国するなど、先発投手陣は手薄。頼もしい変則右腕が帰ってきた。 8回に先頭の藤井淳志外野手(36)に四球を出し、代打・遠藤一星内野手(28)の安打で一死 1、 2塁とされたところで降板。今季は 3度の 2軍落ちを経験も、そのたびにはい上がった。 8月戦線をタフに投げ抜いていく。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 1- 8阪神>◇19回戦◇阪神11勝 8敗◇19日◇ナゴヤドーム

 中日は 1回に 4番ゲレーロの右中間への適時 2塁打で先制。阪神は 2回に大山の適時打で同点。さらに梅野の犠飛で勝ち越した。

 阪神は 4回に鳥谷の適時 2塁打で 1点を追加。 5回には糸井の適時打、福留の「14号2ラン」で 3点を入れ、突き放した。

 阪神は 8回に大山の適時打、 9回には中谷の犠飛でダメ押し点を重ね、「3連勝」。先発青柳は「4勝」目を挙げた。中日は「4連敗」、若松は「4敗」目を喫した。

 

 大山悠輔内野手は 2回、同点打を放った=ナゴヤドーム

 大山悠輔内野手が、 2回に同点適時打を放った。

  1点を追う 2回一死 1、 2塁。打席に背番号「3」が向かうと、 2球目をコンパクトにスイング。中前適時打を放ち、同点とした。

 「打ったのはストレート。初球にボール球を振ってしまったのですが、うまく切り替えて打つことができました。とにかくランナーをかえすんだという気持ちだったので、打ててよかったです」。

 大山は18日中日戦(ナゴヤドーム)でも 1本塁打を含む「3安打5打点」と大暴れ。

 虎のドラフト 1位が、ついに目覚めだした。

  2回表阪神一死 1、 2塁、大山悠輔内野手は中前同点適時打を放った=ナゴヤドーム

 R砲が休みでも大丈夫! 阪神は打線が爆発して中日に 8- 1と快勝。D 1位・大山悠輔内野手が、疲労で初めてスタメン落ちしたジェイソン・ロジャース内野手に代わって「7番・1塁」で出場し、「4打数2安打2打点」と奮闘した。「3連勝」で 2カードぶりのカード勝ち越しを決め、貯金は「11」。カバーしあえる虎は、夏バテ知らずや!

 後手を踏んでも、すぐに追いつき、突き放す。今の虎を象徴するかのような猛攻撃で、弱り目の竜を食いちぎった。スタメン表からあふれるほどの役者がそろう。“劇薬”となったのは大山だ。

 「 1日 1日、しっかり試合の中でチームのために必死にやるだけです」

 ロジャースが 7月18日に 1軍昇格後、初めて欠場。最近5試合で打率 0.105と精彩を欠いていたため、首脳陣が休養をとらせた。代わりに「7番・1塁」で出場したのが大山だった。

  2回表阪神一死 1、 2塁、中前へ同点適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 ハードルが高い? いやいや、とんでもない。 1点を追う 2回一死 1、 2塁。若松の直球を中前にはじき返し、試合を振り出しに戻す。早速、助っ人の代役を果たした。

 「初球にボール球を振ってしまったのですが、うまく切り替えて打つことができた。とにかくランナーをかえすんだという気持ちだったので、打ててよかったです」

 反撃ののろしをあげた後は 8回無死 1、 3塁でも中前打を放ち、リードを 6点に広げた。前日18日は自身初の 1試合 5打点。気を緩めるどころか、バットの勢いをさらに増し、 2戦で計「7打点」だ。得点圏打率は 0.391(23打数 9安打、 4本塁打、18打点)と上昇。金本監督は「得点圏でよく打っていますし」と、ナゴヤドームのスコアボードに刻まれた数字をみて、目を丸くした。

 金本知憲監督(中央)も打つわ打つわの試合に笑いが止まらなかった=ナゴヤドーム

 「3番・左翼」で出場した10日の巨人戦(東京ドーム)。試合前、大山のユニホームだけ真っ黒だった。お尻から太もも、膝下にかけて土がこびりついていた。フリー打撃後の走塁練習でスライディングを繰り返していたためだが、そこに大山の姿勢が隠されていたことを中村外野守備走塁コーチが明かした。

 「スライディングひとつでアウト、セーフが変わります。それが試合を大きく左右するときもある。ベンチスタートが多い大山には練習からやっておけという話はしていた」と説明した後、「でも『スタメンのときはやらんでエエぞ』といったんですけどねぇ」とうれしそうに笑った。もっとうまくなりたい。結果を出したい。そのために、常日頃からどん欲に汗をかく。だからこそ、メジャー経験者の助っ人の代役でも見劣りしない。むしろ食いかねない存在感を発揮している。

  8回、適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 シーズンは残り35試合。福留、糸井、西岡がスタメンにそろい踏み、好調鳥谷、成長著しい中谷らと手駒がそろってきた。将は「今まで…昨年とか今年なかった、うれしい悩みというかね。みんな使いたいですよね」とホクホク顔だ。  「3連勝」で貯金は「11」。大山は「継続していきたいです」と口を真一文字に結んだ。その後、ナイターで首位広島が負けたが、まだ「8.5ゲーム」差。それでもあきらめずに、追い続ける。

☆阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「打線の状態が上がってきた。きのう(18)も二死から点を取って、きょうも取られてすぐに取り返してくれた。ロジャースはずっと試合に出ていたけど、休養できるメンバーになってきたのでね」

  2回、適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

◇データBOX◇

◎…大山は今季40試合の出場で打率 0.278だが、得点圏打率 0.391とチャンスに強い。ちなみに規定打席に到達しているなかでセ・リーグ首位は広島・エルドレッドの 0.363。

◎…阪神は「今季8度目の3連勝」で 2カードぶりの勝ち越し。貯金は「11」で、今季最多は 6月16日の楽天戦(甲子園)などでマークした「12」。

 

  2回、勝ち越しの左犠飛を放った梅野隆太郎捕手=ナゴヤドーム

 梅野隆太郎捕手が、 1- 1の 2回に勝ち越しとなる左犠飛を放った。「打ったのはストレート。もう 1点欲しいところでしたし、最低限ですがランナーをかえすことができてよかったです」。

 直前に 7番大山が同点適時打を放ち、一死 1、 2塁。梅野は 2球目の内角高めにきた直球を打つと打球はレフトへ。犠牲フライには十分な飛距離を放ち、 3塁走者の鳥谷が生還。勝ち越しの犠飛となった。

  2回表阪神一死 1、 3塁、左犠飛を放ち勝ち越し点をあげた梅野隆太郎捕手=ナゴヤドーム

 梅野は 1- 1の 2回一死 1、 3塁で勝ち越しの左犠飛を放った。15日の広島戦(京セラ)以来の打点に「最低限と思っていました」。先発の青柳は試合序盤に変化球の制球が不安定だったが、体の開きを指摘してサポートし「修正してくれた。すごくリードしやすかった」とたたえた。

  2回表阪神一死 1、 3塁、左犠飛を放ち勝ち越し点をあげた梅野隆太郎捕手(中央)=ナゴヤドーム

 

 鳥谷敬内野手が 4回に追加点となる右中間適時 2塁打を放ち、「2000安打」まで残り「19本」とした。

  1点リードの 4回一死 2塁の好機でバッターボックスに向かうと、中日若松が投じた高めのスライダーにバットを合わせ、打球は右中間を割った。

  1塁走者の福留が一気に駆け抜けてホームイン。追加点をあげ、先発青柳を援護した。

  4回、適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 鳥谷は 4回に右中間への適時 2塁打を放つと、 5回には左中間へ 2塁打、 8回にも右前打。 8月は月間打率 0.397(58打数23安打)と絶好調で「いいところに飛んでくれました」とうなずいた。今季 4度目の猛打賞で通算 132度目となり、高木豊(大洋、現DeNA)に並び「セ・リーグ歴代24位」に浮上した。通算「2000安打」までは、あと「17」だ。

  4回表阪神一死 1塁、右中間をやぶる適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 

 西岡剛内野手が、左アキレス腱(けん)断裂の大けがから復帰後、初めてのスチールを決めた。

  5回、先頭打者で打席に立つと、左安打を放って出塁。すると 2番北條に対する初球で、果敢にスタートを切った。捕手が送球するも、判定はセーフ。ケガから復帰後、初スチールとなった。

  5回表阪神無死 1塁、打者北條史也内野手の時に 2塁盗塁を決める西岡剛内野手。野手京田=ナゴヤドーム

  5回無死 1塁。左前打で出塁した西岡が、次打者・北條の初球で走った。ベース前で加速する持ち味の猛スライディングが、ベースカバーした京田を圧倒した。タッチが弱く、 2盗成功!

 「復帰して、一番うれしいことです」

 悪夢の左アキレス腱断裂から、 1年近くのリハビリを経て復活したのが 7月17日の広島戦(甲子園)。いきなりセーフティーバントをするなど、足は大丈夫! を満天下にアピールしてきた。

 が、これまで 2度チャレンジした盗塁はいずれも失敗。気にしていた。そして、過去 2度も盗塁王に輝いた男が、たった 1つの成功を素直に喜んだ。スピードを身上とするスターが一番、待っていた瞬間だった。

 打撃の方は、ひと足お先に完全復活モードだ。この日の安打で、出場 7試合連続安打。

 西岡剛内野手は 5回、左前打で出塁した=ナゴヤドーム

 「使ってもらっている以上は、結果を残さないといけないので」

 自身の安打と盗塁で作った一死 3塁から、中軸の糸井が右翼線タイムリー 2塁打。さらに福留が「2ラン」。「1番打者」が最も手応えを感じる攻撃だったかもしれない。それでも「チーム内の競争が激しいですから、それに負けないようにしないと」と謙虚だった。

 ベンチ裏からバスへ向かう通路。報道陣に囲まれていた金本監督からメッセージが飛んできた。

 「アイツ、どうせすぐ疲れて、すぐいなくなると思うけど(笑)」

 痛烈なイジりは、もちろん“ずっといてほしい”の裏返し。歌を忘れたカナリア以上に、盗塁しない西岡は物足らなかった。でも、もう心配はいらない。帰ってきたスピードスターが、何かを起こす。

 

  5回、送りバントを決めた北條史也内野手=ナゴヤドーム

 北條は 5回無死 1塁で 1走・西岡が初球盗塁を決めると、 2球目にすかさず投前犠打を決めた。直後に糸井の適時 2塁打、そして福留の「2ラン」。イッキ 3点の流れを作った。「(バントは)しっかり決めたら流れも良くなりますしね。最後の打席でヒットが出てよかったです」。 9回に 5試合連続となる中前打を放ったことの方が、うれしそうだった。

 

  5回、適時 2塁打を放った糸井嘉男外野手=ナゴヤドーム

 糸井は 3- 1の 5回、西岡の盗塁と北條の犠打で作った一死 3塁の好機で、右翼線へ強烈な適時 2塁打を放った。理想的な点の取り方に「よかったです」と声を弾ませた。金本監督も「走って、バントで送って、 1点をね、長打もありで」と目を細めた。

  7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を負傷して途中交代。そのとき以来の西岡、福留とのそろい踏みだった。前日18日には32日ぶりにスタメン復帰して、いきなり「9号ソロ」に 2塁打 2本の大暴れ。カムバックした超人が打線を活気づかせる。

 

  5回表阪神一死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

 福留孝介外野手が、 5回に「14号2ラン」を放った。

  3点リードの 5回一死 2塁。カウント 2- 0からの 3球目。真ん中外寄りに来た 132キロを強振。右翼席まで運んだ。

 「打ったのはストレート。糸井がタイムリーを打ってくれて、自分もうしろにつないでいこうと思っていました。意識していたことはそれだけです」

 これで 8月に入って 5本目。頼れる男が本領を発揮している。

 中日に連勝し福留孝介外野手(左)らを出迎える金本知憲監督=ナゴヤドーム

 24試合ぶりに「4番」を務めた福留孝介外野手がトドメの一撃を食らわせた。 2点リードの 5回。 3番糸井の右翼線適時 2塁打で 1点を加えると、なお一死 2塁の場面で、福留が右翼越えの「14号2ラン」を放った。

 この日は 7月から途中加入して前日18日まで「4番」だったロジャースが「休養」。 7月22日ヤクルト戦以来の「4番」を務めた福留が、しっかりと役割を果たした。

 休養を挟みながらベテラン福留の起用を続ける金本知憲監督は「どうしようか、明日(笑い)。休ませたいけど、週 2回は休ませたいけどさ…。今日は 1塁から(走塁で)帰ったからな。孝介の本音が分からんけど(笑い)。俺らには『出ます』しか言わんけどさ。本音のところを知りたいけど」と悩ましげだった。

 福留孝介外野手は 5回、「14号2ラン」を放った。これで 8月「5本目」とペースが上がってきた =ナゴヤドーム

 ゆっくり本塁へかえるには、ほうり込むしかない。 8月「5本目」の一発で竜を突き放し、福留はまた自らを休ませることに成功した。ベースを一周し、出迎えた糸井とニヤッと笑ってハイタッチ。真夏に絶好調突入だ。

 「糸井がタイムリーを打ってくれて、自分も後ろにつないでいこうと思っていた。意識していたことはそれだけです」

  3- 1で迎えた 5回。先頭・西岡の安打と 2盗、北條の投前犠打から糸井の右翼線適時 2塁打が生まれ、理想的に加点した直後だった。若松の 132キロ直球をガツン。スタンド最前列に着弾した。中谷をかわし、チーム単独トップとなる「14号2ラン」となった。

 ロジャースに休養が与えられ、 7月22日のヤクルト戦(神宮)以来の「4番」だった。糸井の復帰を受けて再度、左翼守備に回る負担もあったが、鮮やか過ぎる主軸の仕事ぶりを披露。金本監督も「あれでほぼこっちのペースにできた。どうしようか、あした。休ませたいけど…(週に) 2回は休ませたいけど」と、うれしい悲鳴をあげた。

  4回、安打を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

 最近10試合で福留のスタメンは 6試合。この日の 2安打 2打点も含め、その間の数字は打率 0.400(25打数10安打)、 3本塁打、12打点と驚異的だ。絶好調は、効果的な休養にも支えられている。 9日の巨人戦(東京ドーム)では 9回に同点 3塁打を放ち、直後の決勝犠飛でホームイン。激走続きで疲れたものの、調子は維持した。この日の試合前には「俺、 1回走ったら、 1回休み!」と冗談交じりに語ったが、その数時間後、 4回一死から 1走として鳥谷の 2塁打で激走ホームイン。宣言通りなら、20日はお休み!?

 頼れる40歳に、指揮官も「 1塁からかえったからなぁ。孝介の本音のところはどうなのか…。俺らには『出ます』しかいえないだろうから、本音のところを知りたい」とニコニコ顔でうれしい悩みを口にした。

 もちろん、勝負どころでは本人も休日返上の覚悟。歯を食いしばって、大ベテランが先頭を走る。虎と福留のスパートは、もう始まっている。

  5回、「2点本塁打」を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

★福留の激走VTR

  9日の巨人戦(東京ドーム)。 3- 4の 9回一死 1塁で、同点の 3塁打を放った。激走した直後、ロジャースが初球を打ち上げ、休む間もなく本塁へ突入。本塁クロスプレーに頭から突っ込んで生還した。「これで疲れていない人はおらんやろ。足がもつれてしまって」と本人。翌10日は特別休暇となった。

◇データBOX◇

◎…福留は 8月の本塁打数が「5本」となった。阪神移籍後の最多月別ホームランは2015年 6月の「6本」。中日在籍時は2007年 4月に「9本」を記録している。

 

  5回を終え笑顔で北條史也内野手(左)とタッチを交わす青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 青柳晃洋投手がプロ入り自己最長タイとなる 7回 1/3を投げ、 3安打 1失点の好投を見せた。

 打線の援護もあり、 6月10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、今季「4勝」目をあげた。

 青柳は「長いイニングを投げられて良かったです」と振り返り、お立ち台では笑顔を見せた。

 開幕ローテーション入りしていた藤浪、岩貞が 2軍で再調整中。メッセンジャーも右足を腓骨(ひこつ)骨折で一時帰国するなど、先発投手陣は手薄。暑さが厳しい夏場を迎えるが、頼もしい変則右腕が帰ってきた。

 青柳晃洋投手は 8回途中 1失点の力投。梅野らの助言で試合中に修正した=ナゴヤドーム

 青柳が自身最長タイの 7回 1/3を 3安打 1失点。 6月10日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来70日ぶりに「4勝目(3敗)」を手にした。

 「長いイニングを投げられてよかったです。体が開かないように梅野さんにいわれて、香田8投手コーチ)さんにも指摘してもらって、試合中に修正できました」

  0- 0の 1回二死から大島を四球で歩かせ、続くゲレーロには簡単に右中間へはじき返されて 1点を失ったが、立ち直った。その後は 1つの四球も出さずに 5イニング連続で三者凡退。テンポよく投げた右腕を、打線も援護した。

  8回に先頭の藤井に四球を出し、遠藤の安打で一死 1、 2塁とされたところで降板。途中とはいえ、先発が 8回まで投げたのは 4日のヤクルト戦(京セラ)でメッセンジャーが完封して以来。中継ぎ陣を休ませて、金本監督も「今年一番8の投球)かな」と評価した。

 「ランディ(メッセンジャー)が抜けたのは大きいですが、僕は与えられた仕事を頑張ります」

 今季は 3度の 2軍落ちを経験も、そのたびにはい上がった。 8月戦線をタフに投げ抜いていく。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 

 

 

 

 

   

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上本が先制2塁打!鳥谷が延長勝ち越し打放ち4連勝!能見5回8安打2失点で降板、4勝目はお預け!

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阪神は初回に上本博紀内野手(31)の適時 2塁打で先制。同点に追いつかれた直後の 3回無死 1、 3塁、福留孝介外野手(40)の遊ゴロ併殺の間に勝ち越した。中日は 1点を追う 5回二死 1、 3塁から松井佑介外野手(30)の中前適時打で同点に追いついた。阪神は 6回二死満塁の好機も無得点。阪神は 8回に先頭鳥谷敬内野手(36)が 2塁打で出塁も後続が続かず無得点。中日は阪神リリーフ陣の前に快音が響かず、延長戦に突入した。阪神は11回二死 2、 3塁から、鳥谷が左前に勝ち越し打を放ち、「4連勝」。ラファエル・ドリス投手(29)が「3勝」目。チームはこれで「4連勝」。鳥谷は 5打数 3安打の活躍で通算「2000安打」まで残り「14」とした。先発の能見篤史投手(38)は 2回二死から武山真吾捕手(33)にソロ本塁打を浴び同点。阪神は 3回に無死 1、 3塁から 4番・福留の遊ゴロ併殺の間に 3走が生還し、 2- 1とした。 4回には 6番・鳥谷が右翼線 2塁打を放ち、通算「2000安打」まで残り「16」とした。

鳥谷敬内野手が、延長11回に左前適時打を放ち、試合を決めた。二死 2、 3塁で打席に立つと、中日岩瀬の初球を捉えた。前日19日に続き、この日も 3安打で今季 5度目の猛打賞を記録。残り「14本」と迫った「2000安打」については意気込んだ。すべて払いのけた。狙い澄ましたライナーとともに、 4時間以上続いた真夏のモヤモヤは吹っ飛んだ。鳥谷が、虎を救った。「1986度目」の快音で、延長11回にV打。偉業へのカウントダウンを猛然と早めながらチームを「4連勝」に導いた。今季 3度目、ナゴヤドームでは 4年ぶりの同一カード「3連勝」で、貯金は約 2カ月ぶりに今季最多タイの「12」。 6試合を残し、夏のロードの「勝率5割」以上が決まった。アツい夏を終わらせない。そして鳥谷の 8月は誰よりアツい。遠征先の宿舎の食事会場。サラダの横にドレッシングの大ボトルが置かれていると、36歳はそれを持ち上げ、背面のラベルをジーッと見ているという。成分を確認し“余分”と思うものが入っていれば使わない。そんなときはマイオリーブオイルを取り出し、ふりかけるのが鳥谷流だ。早大時代、監督の野村徹氏(80)に焼き肉をごちそうになっても、他の選手が勢いよく肉をほおばる中、「野菜も頼んでいいですか?」と願い出て名将を驚かせた。1861試合連続出場中の鉄人。学生時代から、体にいいことを常に探求し続け、どんなに暑い日も練習を続けて、ついにここまできた。夏はもうすぐ終わるが、鳥谷はまだまだアツく打ち続ける。その目は「8.5ゲーム」先をいく鯉しか、見ていない。

上本博紀内野手が初回に先制となる適時 2塁打を放った。 1番俊介が左翼フェンス直撃の 3塁打を放ち、無死 3塁の好機で打席へ。中日小笠原慎之介投手(19)の 144キロ直球を打ち返すと、打球は左翼線に弾んだ。先制適時 2塁打で先発能見を援護した。

森越祐人内野手(29)が延長11回、勝ち越し劇につながる移籍後初安打を放った。 9回の守備から出場すると、延長11回に先頭打者として打席がまわってきた。古巣の大先輩、中日岩瀬仁紀投手(42)の投じた初球を左前に放ち、チャンスメーク。その後、鳥谷の勝ち越し適時打でホームを踏んだ。守備に期待される男が、この日はバットで貢献した。2014年に中日から戦力外通告を受け、翌15年にタテジマ入り。今季 6打席目、虎通算15打席目で初めて「H」ランプを灯し、鳥谷の一打で決勝のホームを駆け抜けた。プロ通算でも、 3安打目。これまではグラブで生きてきたイメージが強かった。昨年 9月11日のヤクルト戦(神宮)では本塁挟殺プレーを絶妙なカバーリングで完成。金本監督をうならせたことは記憶に新しい。地味だが、出番さえあれば、確実に何か仕事をしてみせる。玄人好みの職人タイプだ。一度はあきらめかけたプロ野球人生。野球の神様は見てくれていた。

先発の能見篤史投手が 5回 8安打 2失点で降板した。前回登板した12日DeNA戦(横浜)以来、中 7日の登板となったが94球を淡々と投げ込み、先発の役割を果たした。だが、 5回裏を終えて 2- 2と同点。今季「4勝目」はお預けとなった。 2番手には石崎がマウンドにあがった。能見は苦しみながらも 5回 8安打 2失点。 5回二死から松井佑に中前へ同点打を許し、 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)以来となる「4勝目」は逃したが、何とか試合は作った。さらに 7三振を奪って通算奪三振数は「1366」。「歴代71位」の江川卓(元巨人)に並んだ。先発陣で唯一、開幕からローテを守り続ける38歳の左腕が、チームを頂点へ引っ張る。

拙攻を繰り返して迎えた 9回裏の守り。相手は 1番からの好打順。最も嫌な空気が漂う場面でマウンドに登場したのが岩崎だった。そして 6番手左腕は京田陽太内野手(23)、荒木雅博内野手(39)、大島洋平外野手(31)というクセ者 3人を三者三振に仕留めた。完ぺきな内容に安どの表情を浮かべた背番号「67」。登板は48試合目。充実する猛虎救援陣の中で、勝ちパターンでも、負けている展開でも投げる鉄人が胸を張った。

同点の延長10回から 7番手で登板した守護神ドリスが、今季初のイニングまたぎ。 1点リードした11回は圧巻の 3者連続三振で締めくくり、 2回無失点で今季「3勝」目を手にした。涼しい顔が頼もしい。今季46試合に登板し、防御率2.76でセ・リーグトップの29セーブ。虎の貯金「12」は、この男の活躍抜きには語れない。心は常に、タテジマ一色だ。守護神へのバトンを、強力救援陣も必死につないだ。 6回二死 1、 2塁から登板した高橋聡文投手(34)が大島を三振に斬ると、 7回は桑原謙太朗投手(31)、 8回はマルコス・マテオ投手(33)、 9回は岩崎と、走者を 1人も出さないパーフェクトピッチング。拙攻続きだった打線を助け、金本監督は「みんな頑張ってくれた」とねぎらった。残り34試合、虎投の総力を結集して戦い抜く。

記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 2- 3阪神=延長11回>◇20回戦◇阪神12勝 8敗◇20日◇ナゴヤドーム

 阪神は初回に上本の適時 2塁打で先制。同点に追いつかれた直後の 3回無死 1、 3塁、福留の遊ゴロ併殺の間に勝ち越した。

 中日は 1点を追う 5回二死 1、 3塁から松井佑の中前適時打で同点に追いついた。阪神は 6回二死満塁の好機も無得点。

 阪神は 8回に先頭鳥谷が 2塁打で出塁も後続が続かず無得点。中日は阪神リリーフ陣の前に快音が響かず、延長戦に突入した。

 阪神は11回二死 2、 3塁から、鳥谷が左前に勝ち越し打を放ち、「4連勝」。ドリスが「3勝」目。中日は 5番手岩瀬が踏ん張れず、「5連敗」となった。岩瀬は「6敗」目。

 11回表阪神二死 2、 3塁、左前へ勝ち越し適時打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 阪神は同点の延長11回、 6番・鳥谷が左前に勝ち越し打を放ち、試合を決めた。チームはこれで「4連勝」。鳥谷は 5打数 3安打の活躍で通算「2000安打」まで残り「14」とした。

 阪神は 1回に上本の左翼線適時 2塁打で 1点を先制した。先頭の俊介が中日の先発・小笠原から左翼フェンス直撃の 3塁打でチャンスメークすると、上本が快音を響かせた。

 先発の能見は 2回二死から武山にソロ本塁打を浴び同点。阪神は 3回に無死 1、 3塁から 4番・福留の遊ゴロ併殺の間に 3走が生還し、 2- 1とした。 4回には 6番・鳥谷が右翼線 2塁打を放ち、通算「2000安打」まで残り「16」とした。

 11回、適時打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 しかし、能見が 5回に二死から連打で 1、 3塁のピンチを招くと、松井佑に中前適時打を浴び、追いつかれた。鳥谷は 8回に左翼線 2塁打を放った。

 阪神は延長11回に二死 2、 3塁とすると鳥谷が中日の 5番手・岩瀬から左前に適時打を放ち勝ち越し点をもぎ取った。

 その裏を10回からイニングまだぎのドリスが無失点で締め、競り勝った。

 

 11回、適時打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 鳥谷敬内野手が、延長11回に左前適時打を放ち、試合を決めた。

 二死 2、 3塁で打席に立つと、中日岩瀬の初球を捉えた。「チャンスだったので、なんとか積極的にいきたいなというのがいい結果につながったと思います。なんとか勝ちたいという試合だったので、あそこは点が取れてよかった」。

 前日19日に続き、この日も 3安打で今季 5度目の猛打賞を記録。「役割は各打席違うんですけど、いい結果で、いい試合で終われてよかったです」。

 残り「14本」と迫った「2000安打」については「 1日でも早く達成できるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 爽快な一打! 絶好調の鳥谷敬内野手が試合にケリをつけた=ナゴヤドーム

 最後にスカッと鳥谷が決めた! 阪神は延長11回、鳥谷敬内野手が決勝タイムリーを放ち、中日相手に同一カード「3連勝」。「4連勝」で「60勝」に到達し、貯金も今季最多タイの「12」に増やした。 2戦連続猛打賞で通算「2000安打」まで残り「14」とした鉄人に導かれ、勝って勝って、勝ちまくる!!

 すべて払いのけた。狙い澄ましたライナーとともに、 4時間以上続いた真夏のモヤモヤは吹っ飛んだ。鳥谷が、虎を救った。「1986度目」の快音で、延長11回にV打。偉業へのカウントダウンを猛然と早めながらチームを「4連勝」に導いた。

 「チャンスだったので何とか積極的にいきたいな、というのがいい結果につながったと思います。何とか勝ちたいという試合だったので、点を取れてよかった」

  4回、 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 一死 1、 3塁が、代打・中谷の三振( 1走が盗塁)で二死 2、 3塁となった直後。プロ野球史上最も修羅場をくぐり抜けてきた岩瀬を、 1球で仕留めた。宝刀スライダーを鮮やかに左前へ-。

 10回までの 5打席は、すべて先頭打者。 2 2塁打など 4出塁したが一度も本塁は踏めなかった。打線はその間、 9イニングで得点圏に走者を進めながら、 2得点で14残塁(最終的に16)の大拙攻。ようやく絶好調男にチャンスで打席が回り、そして逃さなかった。

 金本監督も「大仕事をしてくれた。普通の決勝点と違うわね、きょうは。拙攻の中の『きょうはこういう日なんかな』という中で決めてくれたのもうれしかった」とうなった。今季 3度目、ナゴヤドームでは 4年ぶりの同一カード「3連勝」で、貯金は約 2カ月ぶりに今季最多タイの「12」。 6試合を残し、夏のロードの「勝率5割」以上が決まった。

  8回、 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 アツい夏を終わらせない。そして鳥谷の 8月は誰よりアツい。 2試合連続 5度目の猛打賞で月間打率は 0.413(63打数26安打)に。「もともと夏は、暑いのは好きなので。そういう意味では、それがいい結果につながったかな」。クールに話すが、誰よりも体を気にかけているからこそ、涼しげに猛暑を過ごせる。

 遠征先の宿舎の食事会場。サラダの横にドレッシングの大ボトルが置かれていると、36歳はそれを持ち上げ、背面のラベルをジーッと見ているという。成分を確認し“余分”と思うものが入っていれば使わない。そんなときはマイオリーブオイルを取り出し、ふりかけるのが鳥谷流だ。

 早大時代、監督の野村徹氏に焼き肉をごちそうになっても、他の選手が勢いよく肉をほおばる中、「野菜も頼んでいいですか?」と願い出て名将を驚かせた。1861試合連続出場中の鉄人。学生時代から、体にいいことを常に探求し続け、どんなに暑い日も練習を続けて、ついにここまできた。

 11回、適時打放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 虎生え抜きでは藤田平以来、「2人目の通算2000安打」まで、あと「14」。「 1日でも早く達成できればと思います。遠征の残り 6試合、何とか一つでも多く勝って、甲子園に帰りたいです」。夏はもうすぐ終わるが、鳥谷はまだまだアツく打ち続ける。その目は「8.5ゲーム」先をいく鯉しか、見ていない。 ☆鳥谷について阪神・片岡篤史打撃コーチ  「一気に状態が良くなっている。2000安打がモチベーションになっているのかも。スタメンを外れた日( 6日)以降、力の抜け方がいいというか、ミスショットをしなくなった。去年の悔しさが一番の糧になっているのでは」

★このペースだと…

 鳥谷は 109試合で 114安打( 1試合1.04本ペース)。このペースだと 9月 6日の広島戦(マツダ(が「2000安打」の“Xデー”か。ただ 8月は18試合で26安打(同1.44本)。 9月 1日の中日戦(甲子園)にも到達する!?

 11回表阪神二死 2、 3塁、鳥谷敬内野手は左前適時打を放った=ナゴヤドーム

 連日の猛打ショー! 鳥谷敬内野手が延長11回、岩瀬から左前に決勝打を放った。この日は 2塁打 2本を左右に打ち分け、19日に続く 3安打猛打賞で勝利を呼び込んだ。通算「2000安打」まで、あと「14本」。ナゴヤドームでのヒーローインタビューは次の通り。

-11回、勝ち越し打は初球だった  鳥谷 チャンスだったので、なんとか積極的にいきたいなというのが、いい結果につながったと思います。

-膠着(こうちゃく)状態続いた中、見事なタイムリー

 鳥谷 なんとか勝ちたいという試合だったので、あそこは点取れてよかったと思います。

-猛打賞が決勝タイムリー

 鳥谷 役割は各打席違うんですけど、いい結果で、いい試合で終われてよかったです。

 11回、適時打を放った鳥谷敬内野手は雄たけびを上げた=ナゴヤドーム

-これで 2試合連続の猛打賞

 鳥谷  1試合でも多く続けていけたらと思います。

-「2000安打」あと「14本」

 鳥谷  1日でも早く達成できるように頑張りたいと思います。

- 8月は 4割 1分 3厘。原動力は

 鳥谷 もともと夏は、暑いのは好きなので、そういう意味では、それがいい結果につながってる のかなと思います。

-チームはそのまま東京へ移動。しんどいかと思うが、意気込みは

 鳥谷 最後の遠征、この 6試合、 1つでも勝って、甲子園に帰りたいと思います。

 

  1回表阪神無死 3塁、先制の左越え適時 2塁打を放った上本博紀内野手=ナゴヤドーム

 上本博紀内野手が初回に先制となる適時 2塁打を放った。

  1番俊介が左翼フェンス直撃の 3塁打を放ち、無死 3塁の好機で打席へ。中日小笠原の 144キロ直球を打ち返すと、打球は左翼線に弾んだ。

 「打ったのはストレート。俊介がゲームの先頭からチャンスを作ってくれたので、どんなかたちでもいいので俊介をかえすことだけを考えていました」

 先制適時 2塁打で先発能見を援護した。

 

 森越祐人内野手(29)が延長11回、勝ち越し劇につながる移籍後初安打を放った。

  9回の守備から出場すると、延長11回に先頭打者として打席がまわってきた。「古巣相手に打席に立たせてもらって、なんとか打ちたいと思っていた」。

 古巣の大先輩、中日岩瀬の投じた初球を左前に放ち、チャンスメーク。その後、鳥谷の勝ち越し適時打でホームを踏んだ。「最近は、守ってから 1打席もらえている。それを無駄にせず頑張りたい」。守備に期待される男が、この日はバットで貢献した。

 11回表阪神無死、左前打を放った森越祐人内野手=ナゴヤドーム

 古巣相手に、かつての本拠地で、大仕事をやってのけた。延長11回先頭。若林忠志を抜き、40代最多登板を成し遂げた岩瀬にひざを折らせたのは苦労人・森越だった。

 「積極的に塁に出ることを意識しました。後ろに糸井さん、福留さんといい打者がいるのでつなぐことを心がけました」

  9回から 2塁の守備に入っての初打席だった。初球の 136キロ内角直球に迷いなし。鋭く左前へと運んだ。2014年に中日から戦力外通告を受け、翌15年にタテジマ入り。今季 6打席目、虎通算15打席目で初めて「H」ランプを灯し、鳥谷の一打で決勝のホームを駆け抜けた。

 「名古屋の古巣相手に、結構打席に立たせてもらっていたので、毎回毎回、何とかしてやろうと思っていました」

 プロ通算でも、 3安打目。これまではグラブで生きてきたイメージが強かった。昨年 9月11日のヤクルト戦(神宮)では本塁挟殺プレーを絶妙なカバーリングで完成。金本監督を「きょう一番のファインプレー」とうならせたことは記憶に新しい。地味だが、出番さえあれば、確実に何か仕事をしてみせる。玄人好みの職人タイプだ。

 延長11回に左前打を放った森越祐人内野手。「虎3年目」で初安打だ=ナゴヤドーム

 29歳の誕生日だった 8月11日のDeNA戦は、西岡の代走から出場し、 2打席無安打。2016年に 3年間の交際を経て結婚した愛妻は横浜スタジアムのスタンドまで足を運んでくれていたが、バットで応えることはできなかった。誕生日プレゼントはTシャツ。「着てみると…かゆかったです」。襟のついているおしゃれなタイプだったそうで、照れ笑いしきり。苦しいときも、いつも支えてくれる-。感謝の思いをプレーに込め、そしてチームを勝利に導いた。

 報道陣から囲まれていると同じタクシーに乗り込んでいた福留から「長い、長い! 早くしろ~」と、せっつかれた。「まだこっち(阪神)で認められていない」が口癖だった森越が、その瞬間、どこかホッとしたような顔をみせていた。

 「打撃コーチの方々とか、いっぱい、練習を見てくれたので、その方のためにも打ちたかったです」

 金本監督は「地道にやっている成果」とうなずく。一度はあきらめかけたプロ野球人生。野球の神様は見てくれていた。

◇データBOX◇

◎…阪神の同一カード 3連勝は 8月 4日- 6日のヤクルト戦(京セラ)以来、今季「3度目」。

◎…中日戦では今季初で昨年 8月12日-14日(京セラ)以来。ナゴヤドームでの同一カード「3連勝」 となると、2013年 8月23日-25日以来、「4年ぶり」。

 

 阪神・能見篤史投手=ナゴヤドーム

 先発の能見篤史投手が 5回 8安打 2失点で降板した。

 前回登板した12日DeNA戦(横浜)以来、中 7日の登板となったが94球を淡々と投げ込み、先発の役割を果たした。

 だが、 5回裏を終えて 2- 2と同点。今季「4勝目」はお預けとなった。

  2番手には石崎がマウンドにあがった。

  5回裏中日二死 1、 3塁、松井佑介外野手に中前へ同点適時打を打たれた能見篤史投手=ナゴヤドーム

 能見は苦しみながらも 5回 8安打 2失点。 5回二死から松井佑に中前へ同点打を許し、 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)以来となる「4勝目」は逃したが、何とか試合は作った。さらに 7三振を奪って通算奪三振数は「1366」。「歴代71位」の江川卓(元巨人)に並んだ。「(なかなか勝てず)俺が一番、苦しいよ。でも、ここからが勝負なので」。先発陣で唯一、開幕からローテを守り続ける38歳の左腕が、チームを頂点へ引っ張る。

 

 阪神・岩崎優投手=ナゴヤドーム

 拙攻を繰り返して迎えた 9回裏の守り。相手は 1番からの好打順。最も嫌な空気が漂う場面でマウンドに登場したのが岩崎だった。そして 6番手左腕は京田、荒木、大島というクセ者 3人を三者三振に仕留めた。「 3人で終われて良かったです」。完ぺきな内容に安どの表情を浮かべた背番号「67」。登板は48試合目。充実する猛虎救援陣の中で、勝ちパターンでも、負けている展開でも投げる鉄人が胸を張った。

 

 K、K、K!! 厚い信頼に、抜群の投球で応えた。同点の延長10回から 7番手で登板した守護神ドリスが、今季初のイニングまたぎ。 1点リードした11回は圧巻の 3者連続三振で締めくくり、 2回無失点で今季「3勝」目を手にした。

 「結果的に 2回になりましたが、試合に出たら 1イニングずつ抑える気持ちだった。シーズンが始まってからずっと準備していましたし、それが仕事ですから」

 涼しい顔が頼もしい。今季46試合に登板し、防御率2.76でセ・リーグトップの29セーブ。虎の貯金「12」は、この男の活躍抜きには語れない。

 プライベートでもすっかりチームに溶け込んでいる来日 2年目。今シーズン中盤に、同学年の選手、球団関係者による食事会が開かれた際には、予定が折り合わずに不参加だったが…。どうしても顔を出したいと電話をかけて、“スマホ越し”にサプライズ参加。大いに場を盛り上げたという。心は常に、タテジマ一色だ。

 試合を締め、ラファエル・ドリス投手(左)は梅野隆太郎捕手と握手。頼もしい救援陣だ=ナゴヤドーム

 守護神へのバトンを、強力救援陣も必死につないだ。 6回二死 1、 2塁から登板した高橋が大島を三振に斬ると、 7回は桑原、 8回はマテオ、 9回は岩崎と、走者を 1人も出さないパーフェクトピッチング。拙攻続きだった打線を助け、金本監督は「みんな頑張ってくれた」とねぎらった。

 これで今季延長戦は「6勝1敗1分け」。その原動力は間違いなく、投手陣の踏ん張りだ。「(もっと)状態をよくして、投げていきたいと思います」とドリス。点がとれないときは、とれるまで抑えるだけ。残り34試合、虎投の総力を結集して戦い抜く。

★ 8回を 3人で片付けたマルコス・マテオ投手

 「勝っていても負けていても、自分の仕事をするだけです。ブルペン陣もいい仕事ができた」

★ 7人の継投を懸命にリードした梅野隆太郎捕手

 「みんな、走者を出しながらも 1人ずつ、粘り強く投げてくれました。イメージ通りのリードはできました」

★救援陣について阪神・香田勲男投手コーチ

 「みんな頑張ってくれた。ドリスも頼もしい限りです」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督、総力残り34戦!福留&ドリスの“リミッター”解除!藤浪、今オフ留学検討!

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さぁ、ラストスパートや! 金本知憲監督(49)は21日、東京都内のホテルで取材に応じ「ここからエンジンかけていきます」とキッパリ。福留孝介外野手(40)と守護神のラファエル・ドリス投手(29)の“リミッター”を解除することを明言した。残り34試合。勝負どころで、惜しむことなく投入する。22日から敵地でのヤクルト 3連戦。勝負の季節がやってきた。第 4コーナーをまわった。逃げる鯉の尾はまだ遠くにあるが、後続を振りきれる確かな手応えがある。残り34試合。勝負をかける。金本監督が“ムチ”を入れた。これまで福留には40歳という年齢や疲労を考慮し、相手先発が左腕の場合を軸に週に 2度ほどの積極的休養日を与えてきた。実際、主将は 8月の月間打率 0.340、 5本塁打、18打点と猛爆。その効果は明らかだったが、状況を判断し、出血覚悟でスタメンに刻むことになりそうだ。守護神・ラファエル・ドリス投手(29)には前日20日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初のイニングまたぎをさせ、 2回無失点。チームの「4連勝」を呼び込んだ。ブルペン陣の負担を考え、これまで投手コーチ、トレーナーらと相談し、登板回数、投球数など表にして徹底管理。パワーを充電させたものを弓矢のように解き放つ瞬間がきたというわけだ。新助っ人のジェイソン・ロジャース内野手(29)についてもスタメンにはこだわらず、中谷らと切磋琢磨させる方針。状態のいい選手を積極的に使っていく。就任 2年目。夏のロードも「13勝7敗1分け」、 6試合を残して「勝率5割以上」を確定させている(昨季は「11勝9敗」)。失速の虎とはおさらばできそうなニオイがしている。個々の力を結集し、最後のひと踏ん張りにかける。

ジェイソン・ロジャース内野手が21日、相性のいい神宮での 3連戦に向け気合を入れ直した。打率 0.342と絶好調だった 7月とは打って変わり 8月は低迷。ここ 3試合は無安打で、19日の中日戦(ナゴヤドーム)では 7月18日の 1軍昇格以来初めてスタメンを外れた。気持ちを切り替え、好相性の敵地で本調子を取り戻す。神宮では打率 0.545、 2本塁打、 5打点。来日初本塁打を放った印象深い球場だが、表情を緩めることなく前を向いた。「4連勝」中のチームの勢いにもあやかり、再び快音を響かせる。

22日のヤクルト戦(神宮)に先発する小野泰己投手(23)が21日、埼玉・戸田球場で行われた投手指名練習に参加。11試合に先発し、未勝利のD 2位右腕は「(チームの)連勝を続けられるように、勝てる投球ができれば」と“12度目の正直”へ意気込んだ。何よりも結果がほしい。本人が一番望んでいる。キャッチボールなどを行った小野が、大粒の汗を流しながら静かに闘志を燃やした。表情からは焦りは感じられない。ここまで打線の援護に恵まれない試合が続く中、先発としてローテーションを守ってきた。それでも、気づけば12試合目。前回登板となった15日の広島戦(京セラ)では 2回 1/3を投げ 5失点でプロ最短KO。1966年に久保剛志が記録したプロデビューから「6連敗」を塗り替える「7敗」目。不名誉な球団ワースト記録を作ってしまった。「4連勝」しているチームの勢いに乗りたいところだ。苦しい台所事情が続いており、ファームでは竹安や松田、D 3位・才木浩人投手(18)らが虎視眈々と枠を狙っている。残り34試合で、鯉と「8.5ゲーム」差。ルーキーには重荷かもしれないが、悠長なことも言ってられない現状だ。己を信じる-。右腕は最後に前を向いた。自分のためにも、チームのためにも。大学最後の登板となった神宮のマウンドで、燕を斬る。

藤浪晋太郎投手(23)の完全復活へ、球団内に今オフの渡米プランが浮上していることが21日、明らかになった。今季の不調の原因となっている制球難を米国で改善するというもので、球団幹部が明かした。社会人野球でメンタルトレーナーも務めていたカウンセリングオフィスAXIA(大阪・北区)の衣川竜也代表によると「診断してみないと分からないが、藤浪投手の場合は実績があり、技術以外の部分の可能性もあるのではないか」と指摘。正しいイメージトレーニングが必要。様々な可能性を模索しつつ、復活を目指して再スタートを切る。必ず、立ち直ってもらわなくてはならない。本来の姿を取り戻してもらいたい。悩める藤浪を救う-。そのために、球団はあらゆる可能性を模索している。課題である制球難の改善。再生プランの一つとして、渡米案の存在が判明した。当然、現在はシーズン中。優勝争いも終盤戦に入ってきた。チームも上を目指し、必死に戦っている。いますぐにどうこう、ということではない。ただ、海の向こうには、日本球界でまだ浸透していない技術や知識がある。メジャーリーグではここ数年、制球の乱れから活躍できなかった投手が、制球難を改善し、いまでは守護神を任せられるまでに変貌を遂げた例があるという。 2カ月以上にも及ぶ 2軍生活も、16日の広島戦(京セラ)で課題の制球に改善は見られず、再び 2軍へ。同じ轍を踏まないためにも、これからは球団がキッチリ管理。オフの12、 1月は選手に直接指導ができないが、現場やフロントが一丸となって、復活プロジェクトを進めていく。藤浪だけじゃなく、昨季新人王の高山俊外野手(24)も 2軍で再調整中。将来を担う金の卵を、もうムダにはできない。いずれにしても藤浪が復活しなければ、虎に明るい未来は見えてこない。記事をまとめてみました。

 

 さぁ、ラストスパートや! 金本知憲監督は21日、東京都内のホテルで取材に応じ「ここからエンジンかけていきます」とキッパリ。福留孝介外野手と守護神のラファエル・ドリス投手の“リミッター”を解除することを明言した。残り34試合。勝負どころで、惜しむことなく投入する。22日から敵地でのヤクルト 3連戦。勝負の季節がやってきた。

 第 4コーナーをまわった。逃げる鯉の尾はまだ遠くにあるが、後続を振りきれる確かな手応えがある。残り34試合。勝負をかける。金本監督が“ムチ”を入れた。

 「相手どうこうより、今は貯金を増やすのでいいんじゃない? 目先、目先で。リリーフも、もってくれとるし、今まで大事に使ってきたかいがあって。ここからエンジンをかけていきますよ」

 東京都内で開催されたタレント・千秋の実父ら財界人で結成された、球団公認の後援会「6虎会」に出席。滞在先のホテルを出発する際、今季最多タイの貯金「12」からの上積み計画を語った。

 “リミッター”を解除する。これまで福留には40歳という年齢や疲労を考慮し、相手先発が左腕の場合を軸に週に 2度ほどの積極的休養日を与えてきた。実際、主将は 8月の月間打率 0.340、 5本塁打、18打点と猛爆。その効果は明らかだったが、状況を判断し、出血覚悟でスタメンに刻むことになりそうだ。

 エンジンをかけていく! ついに金本知憲監督がムチを入れた

 「状況によってはね。(そういうのも)出てくると思うし。チームの姿勢としてもね。そういう、戦っていくという姿勢というのをみせていかないといけん。リリーフも分かってくれている」

 守護神・ドリスには前日20日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初のイニングまたぎをさせ、 2回無失点。チームの「4連勝」を呼び込んだ。ブルペン陣の負担を考え、これまで投手コーチ、トレーナーらと相談し、登板回数、投球数など表にして徹底管理。パワーを充電させたものを弓矢のように解き放つ瞬間がきたというわけだ。

 「(新人の大山を含めて)うまいこと使いたいと思うしね。競争させながら」。新助っ人のロジャースについてもスタメンにはこだわらず、中谷らと切磋琢磨させる方針。状態のいい選手を積極的に使っていく。

 就任 2年目。夏のロードも「13勝7敗1分け」、 6試合を残して「勝率5割以上」を確定させている(昨季は「11勝9敗」)。失速の虎とはおさらばできそうなニオイがしている。個々の力を結集し、最後のひと踏ん張りにかける。

◇データBOX◇

◎…今季福留がスタメンを外れた試合は、16試合(そのうち 5試合は代打で途中出場)で、チームは「8勝8敗」。

◎…ドリスのイニングまたぎは20日の中日戦(ナゴヤ)が今季初めて。昨季の 7月13日ヤクルト戦(神宮)以来、通算「4度目」。

 

 ジェイソン・ロジャース内野手は相性のいい神宮で復調を目指す

 阪神のジェイソン・ロジャース内野手が21日、相性のいい神宮での 3連戦に向け気合を入れ直した。

 「最近は自分自身はいいプレーができていないので、自分らしいプレーを取り戻したい」

 打率 0.342と絶好調だった 7月とは打って変わり 8月は低迷。ここ 3試合は無安打で、19日の中日戦(ナゴヤドーム)では 7月18日の 1軍昇格以来初めてスタメンを外れた。

 気持ちを切り替え、好相性の敵地で本調子を取り戻す。神宮では打率 0.545、 2本塁打、 5打点。来日初本塁打を放った印象深い球場だが、「もちろんそうですが、過去のこと。気持ち新たにいきます」と表情を緩めることなく前を向いた。

 「練習からよくなってきている。それを試合でも出せるように頑張りたい」と意気込んだ助っ人。「4連勝」中のチームの勢いにもあやかり、再び快音を響かせる。

 

 バント練習をする小野泰己投手(中)。待望の初勝利につなげたい=埼玉県戸田市・戸田球場

 22日のヤクルト戦(神宮)に先発する小野泰己投手(23)が21日、埼玉・戸田球場で行われた投手指名練習に参加。11試合に先発し、未勝利のD 2位右腕は「(チームの)連勝を続けられるように、勝てる投球ができれば」と“12度目の正直”へ意気込んだ。

 何よりも結果がほしい。本人が一番望んでいる。キャッチボールなどを行った小野が、大粒の汗を流しながら静かに闘志を燃やした。

 「長打を防げるように低く集める。無駄な四球を出さないように。連勝を続けられるように、勝てる投球ができれば」

 小野泰己投手

 表情からは焦りは感じられない。ここまで打線の援護に恵まれない試合が続く中、先発としてローテーションを守ってきた。それでも、気づけば12試合目。前回登板となった15日の広島戦(京セラ)では 2回 1/3を投げ 5失点でプロ最短KO。1966年に久保剛志が記録したプロデビューから「6連敗」を塗り替える「7敗」目。不名誉な球団ワースト記録を作ってしまった。「自分では気づかなかったんですけど、腕が振れていなかった」と反省。「4連勝」しているチームの勢いに乗りたいところだ。

 現在先発陣は岩貞、藤浪が不振に陥り、鳴尾浜で汗を流す日々を送っている。大黒柱のメッセンジャーは10日の巨人戦(東京ドーム)で打球を受け、右足腓骨を骨折。苦しい台所事情が続いており、ファームでは竹安や松田、D 3位・才木らが虎視眈々と枠を狙っている。残り34試合で、鯉と「8.5ゲーム」差。ルーキーには重荷かもしれないが、悠長なことも言ってられない現状だ。

 ヤクルト戦に向け調整する小野泰己投手=埼玉県戸田市・戸田球場

 「腕を振って投げるだけ。自分のピッチングをするだけです」

 己を信じる-。右腕は最後に前を向いた。自分のためにも、チームのためにも。大学最後の登板となった神宮のマウンドで、燕を斬る。

★神宮使用できず

 小野泰己投手、岩田稔投手(33)、秋山拓巳投手(26)が参加した投手指名練習は、ヤクルトの 2軍施設がある埼玉県戸田市の戸田球場で行われた。通常であれば神宮室内を使用するが、神宮で開催されていたイベントの都合により、東京都内のホテルからバスで移動して、汗を流した。

 

 藤浪晋太郎投手の完全復活へ、球団内に今オフの渡米プランが浮上していることが21日、明らかになった。今季の不調の原因となっている制球難を米国で改善するというもので、球団幹部が「米国に行かせるというのも選択肢の一つ」と明かした。

 社会人野球でメンタルトレーナーも務めていたカウンセリングオフィスAXIA(大阪・北区)の衣川竜也代表によると「日本の野球界の指導者に精神的なことに精通している人は少ない」といい、「診断してみないと分からないが、藤浪投手の場合は実績があり、技術以外の部分の可能性もあるのではないか」と指摘。一般論として、精神的な要因としては「『~すると嫌だ』という願望でやると、脳の中のイメージで体も反応してしまう」といい、正しいイメージトレーニングが必要。また、イメージ通りに体が反応していないのを、フォームがおかしくなったと矯正してしまうと悪化する場合もあるという。

 

 藤浪晋太郎投手の完全復活へ、球団内に今オフの渡米プランが浮上していることが21日、明らかになった。今季の不調の原因となっている制球難を米国で改善するというもので、球団幹部が「米国に行かせるというのも選択肢の一つ」と明かした。22日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)に登板予定。様々な可能性を模索しつつ、復活を目指して再スタートを切る。

 このままではいけない。必ず、立ち直ってもらわなくてはならない。本来の姿を取り戻してもらいたい。悩める藤浪を救う-。そのために、球団はあらゆる可能性を模索している。課題である制球難の改善。再生プランの一つとして、渡米案の存在が判明した。

 球団幹部は「まだ正式に何も決まっていない話」と、決定事項ではないことを強調しつつ、「米国に行かせるというのも選択肢の一つ」と明かした。

 当然、現在はシーズン中。優勝争いも終盤戦に入ってきた。チームも上を目指し、必死に戦っている。いますぐにどうこう、ということではない。ただ、海の向こうには、日本球界でまだ浸透していない技術や知識がある。そのなかには、制球難の改善例もある。

 米国留学プランが浮上した藤浪晋太郎投手。球団が一丸になって再生へ動き出す

 メジャーリーグではここ数年、制球の乱れから活躍できなかった投手が、制球難を改善し、いまでは守護神を任せられるまでに変貌を遂げた例があるという。その投手の場合、投球、または送球時に首から肩にかけて張りが生じるなど、無意識のうちに肉体の変化があった。その正常時との違いを 1つずつ取り除いていった結果、制球が安定し、活躍に至った成功例があり、「球団内でも把握している」という。

 そういったノウハウを藤浪が米国で学び、実践し、現状を打破する力に変える。これまで調整法は右腕自身に委ねられていた部分も多く、自主トレなどオフについては個人の自由に任せていた。プロ入り後 3年連続で「2桁勝利」。10年、いや15年後の阪神も任せられる大黒柱に成長した。誰もがそう思ったが、昨季は「7勝11敗」。今季はチームの士気にかかわるほどの制球難で、 5月27日にプロ入り後初めて不調で 2軍落ちした。

 それから 2カ月以上にも及ぶ 2軍生活も、16日の広島戦(京セラ)で 4回 2/3を 7安打 7四死球 3失点。課題の制球に改善は見られず、再び 2軍へ。同じ轍を踏まないためにも、これからは球団がキッチリ管理。オフの12、 1月は選手に直接指導ができないが、現場やフロントが一丸となって、復活プロジェクトを進めていく。

 16日の広島戦で菊池涼介内野手に死球を与えた藤浪晋太郎投手。課題は制球難だが…=京セラドーム大阪

 リスタートの第一歩が22日のソフトバンク戦。短いイニングを投げる予定で、順調なら27日の巨人戦(東京ドーム)で 1軍復帰となる。しかし、竹安や松田、D 3位・才木らも昇格候補に控えており、香田投手コーチは「(藤浪の再昇格は)結果、内容、投げた姿を見ての判断になる」と説明した。

 藤浪だけじゃなく、昨季新人王の高山も 2軍で再調整中。将来を担う金の卵を、もうムダにはできない。いずれにしても藤浪が復活しなければ、虎に明るい未来は見えてこない。

★昨年ダルらと!

 藤浪の自主トレについては個人に任されていて、2015年 1月には前田健太(当時広島、現ドジャース)との合同自主トレに参加。昨年12月もダルビッシュ(ドジャース)、大谷(北海道日本ハム)らともトレーニングするなど、自らを高める場を模索してきたが、ここ 2年は結果につながらなかった。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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藤浪が1軍に合流!金本監督が藤浪に究極ゲキ!秋山が1軍合流、先発復帰へ!松田が登録抹消!

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阪神は15日に再び自力V消滅の可能性がある。条件は同日の広島戦(京セラ)に負けもしくは引き分け。負けた場合は、広島に優勝へのマジックナンバー「27」、引き分けなら「28」が再び点灯する。

福留孝介外野手(40)が15日からの広島 3連戦(京セラ)でスタメン出場することが14日、分かった。前日13日のDeNA戦(横浜)は休養しただけに、「自分たちのやることをやるだけ」と気合十分。今季打率 0.345と好相性の鯉相手に、キャプテンがフル稼働で挑む。鯉撃ちは任せろ! 好相性の広島戦&絶好調の休養日明けで、福留が静かに闘志を燃やした。「8.5ゲーム」差で首位を走る広島とは、相性が抜群だ。対戦打率ではセ・リーグ球団中トップの 0.345。京セラは足腰に負担のかかる人工芝だが、 3連戦はフル稼働での起用となりそうだ。何が何でも負けられない 3連戦、頼れる主将のひと振りで勝利をたぐり寄せる。

不振のため 2軍調整を続けていた藤浪晋太郎投手(23)が14日、 1軍に合流した。甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやブルペン投球で調整した。16日広島戦(京セラドーム大阪)復帰先発する予定。 5月下旬以来となる 1軍マウンドに向けて静かに闘志を燃やした。金本知憲監督(49)が14日、 1軍合流し、16日の広島戦(京セラ)で先発する藤浪晋太郎投手に究極のゲキを飛ばした。監督就任当初からエースへの成長を期待しながら、 5月27日に 2軍調整を命じた。 2カ月半ぶりの 1軍は、真価が問われるマウンドとなる。どれだけチームに迷惑をかけたか-。抹消から 2カ月半。メッセンジャーを中 5日でフル回転させ、秋山や岩田の中堅組が穴を埋めたが、台所事情は苦しかった。38歳の能見にも積極的休養を与えられず、大黒柱のメッセが右足骨折する非常事態に。ここで信頼を取り戻せる投球ができるか。ダメなら今まで何をしていたんだとなる。まさに「藤浪晋太郎」の真価が問われるマウンドとなる。藤浪の存在なくして、猛虎復活なし。金本政権一丸で取り組んだ集大成を「8.16」で証明するというわけだ。「8.5ゲーム」差で迎える広島 3連戦。藤浪もその 1ピースになれるのか。むしろ、ここからが勝負。やってくれると、誰もが信じている。

右太ももの張りの影響で 7日に出場選手登録を抹消された秋山拓巳投手(26)が14日、 1軍の投手練習に合流した。甲子園に隣接する室内練習場でキャッチボールなどを行い、プロ入り初の「10勝」を目指す18日中日戦(ナゴヤドーム)の復帰先発に気合を入れた。先発陣は「11勝」の大黒柱ランディ・メッセンジャー投手(35)が右足骨折で負傷離脱し、今季中の復帰が絶望的とみられる。秋山は気合十分だった。傷は癒えた。だが、背負うものは増えた。最短となる10日で 1軍マウンドへ帰ってくる秋山は、心の中でメラメラと闘志を燃やす。 5日のヤクルト戦(京セラ)で途中降板。右太ももの張りで 7日に出場選手登録を抹消された。だが、この日の練習から 1軍再合流するとキャッチボール、ランニングなどを笑顔で消化した。17日の広島戦が復帰登板となる見込み。投げられなくなった味方の分も、心して投げる。ここまで「9勝4敗、防御率2.94」。メッセの分も腕を振れば、自身初の「2桁勝利」はついてくる。

松田遼馬投手(23)が14日、出場選手登録を抹消された。先発ローテの穴を埋めるべく、13日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発したが、 2回 3失点で負け投手になっていた。金村暁投手コーチ(41)は、 2軍でも当面先発調整させる方針を明かした。先発として再昇格のチャンスをうかがう。

阪神は14日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。夏の甲子園で出場校が出そろい、 1位指名筆頭候補の早実・清宮幸太郎内野手( 3年)をはじめ、高校生を30人リストアップ。11日の中京大中京高戦で 2本塁打を放った広陵・中村奨成(しょうせい)捕手( 3年)を高評価していることが判明。熊本・九州学院の村上宗隆捕手( 3年)らも含め、打てる捕手に注目していく。虎のスカウト陣が甲子園に隣接する球団事務所に集結した。白熱する戦いの中で結果を出した球児たちの見極め-。佐野統括スカウトが、リストアップ作業を本格化させたことを明かした。記事をまとめてみました。

 

 阪神は15日に再び自力V消滅の可能性がある。条件は同日の広島戦(京セラ)に負けもしくは引き分け。負けた場合は、広島に優勝へのマジックナンバー「27」、引き分けなら「28」が再び点灯する。

 

 福留孝介外野手が15日からの広島 3連戦(京セラ)でスタメン出場することが14日、分かった。前日13日のDeNA戦(横浜)は休養しただけに、「自分たちのやることをやるだけ」と気合十分。今季打率 0.345と好相性の鯉相手に、キャプテンがフル稼働で挑む。

 鯉撃ちは任せろ! 好相性の広島戦&絶好調の休養日明けで、福留が静かに闘志を燃やした。  「自分たちのやることをやるだけです」

 この日、ひと言で意気込みを口にして横浜から帰阪。多くは語らなくても、“やること”を誰よりも理解している。

 「8.5ゲーム」差で首位を走る広島とは、相性が抜群だ。対戦打率ではセ・リーグ球団中トップの 0.345。片岡打撃コーチは「きのうも積極的な休養をとってもらったからね。あしたからのこの 3つは頑張ってもらう」と明言。京セラは足腰に負担のかかる人工芝だが、 3連戦はフル稼働での起用となりそうだ。

 横浜から帰阪する福留孝介外野手。鯉倒へ休んでられん

 積極的な休養日を設けてもらいながら戦う、不惑のシーズン。首脳陣への感謝は尽きない。特に夏場は厳しい戦いが続く。 4月から 6月までは月に 1度だった完全休養日。 7月には 3回、 8月はすでに 3回と少しずつ増えている。その配慮にバットで応えている。

 今季初めて 2日連続休養した翌日の 7月29日の中日戦(ナゴヤ)では代打で、勝ち越しの右越え「ソロ」。また、 8月10日の巨人戦(東京ドーム)での激走ホームインを受けて休養した翌日12日のDeNA戦(横浜)でも、延長10回に「決勝ソロ」。休養明けは打率 0.381(21打数 8安打)、 2本塁打、 7打点と驚異の数字をマークしている。

 これには片岡コーチも「休養明けはバッティング練習も振れてるよね」とうなずく。何が何でも負けられない 3連戦、頼れる主将のひと振りで勝利をたぐり寄せる。

 

 不振のため 2軍調整を続けていた藤浪晋太郎投手が14日、 1軍に合流した。甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやブルペン投球で調整した。16日広島戦(京セラドーム大阪)復帰先発する予定。 5月下旬以来となる 1軍マウンドに向けて「自分の投球をするということに尽きる。ゲーム差がどうとか、チーム状況がどうとか、あまり考えすぎないように」と、静かに闘志を燃やした。

 守備練習をする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場室内練習場

 人生、懸けろ! 金本知憲監督が14日、 1軍合流し、16日の広島戦(京セラ)で先発する藤浪晋太郎投手に究極のゲキを飛ばした。「彼の人生を左右する」-。監督就任当初からエースへの成長を期待しながら、 5月27日に 2軍調整を命じた。 2カ月半ぶりの 1軍は、真価が問われるマウンドとなる。

  絶対に負けられない試合だからこそ、藤浪に託す。矜恃を傷つけられ、ほぞをかみ、自分を見つめ直した底力にかけてみる。勝つだけが目的じゃない。藤浪がどういう道を歩んでいくのか、が決まる。金本監督は、まるで右腕に言い聞かせるように語気を強めた。

 「そういう場でどういう姿をみせるのか、というのは、やっぱり、今後、彼の人生を左右するといえばオーバーかもしれないけど、僕はそれぐらいの目でみたいと思う」

 甲子園室内で調整する藤浪晋太郎投手。 1軍復帰のマウンドで真価が問われる=阪神甲子園球場室内練習場

  5月27日に抹消したが、苦渋の選択だった。就任当初から投手陣の中心として「20勝」を期待したが、昨季「7勝11敗」。今季は「3勝3敗、防御率2.66」。制球難で右打者への死球で崩れる悪循環に陥った。本来なら投げさせながら、調整させたかった。しかし、チームの士気に関わりかねないほどの不振に、屈辱ともいえる 2軍での無期限の再調整を命じた。

 「その(悔しい)気持ちを、どうぶつけるか、ですから。そりゃ、僕ら楽しみですよ。どう、その気持ちを彼は出してくれるのか」

 どれだけチームに迷惑をかけたか-。抹消から 2カ月半。メッセンジャーを中 5日でフル回転させ、秋山や岩田の中堅組が穴を埋めたが、台所事情は苦しかった。38歳の能見にも積極的休養を与えられず、大黒柱のメッセが右足骨折する非常事態に。ここで信頼を取り戻せる投球ができるか。ダメなら今まで何をしていたんだとなる。まさに「藤浪晋太郎」の真価が問われるマウンドとなる。

 「人生を左右する」。金本知憲監督が藤浪晋太郎投手に猛ゲキを飛ばした=阪神甲子園球場室内練習場

 完全復調だけを願う指揮官の思いはファームでも同じだ。「“遊び”半分にやれよ!」-。鳴尾浜では再生担当の一翼を担う福原 2軍育成コーチが、このフレーズを繰り返した。福原コーチと藤浪とは現役時代、ロッカールームが隣同士。野球に真剣で考え込んでしまう藤浪の性格を熟知しているから、力まないように言葉をかけ、自ら捕手役を務めたりした。藤浪の存在なくして、猛虎復活なし。金本政権一丸で取り組んだ集大成を「8.16」で証明するというわけだ。

 甲子園室内で汗を流した藤浪は金本発言を受け、「とにかく自分の投球をするだけです」と力を込め、「チーム状況は知っていますが、 2軍から上がってきた選手なので余裕はないです。自分の感覚的にはよくなりました」と悲壮な決意をつむいだ。金村投手コーチも「すごくゆったりして、ボールを投げにいくまでに間ができているなと。その分、時間があって腕が上がってくるような感じには見えた」と、確かな変化を口にした。

 投手指名練習に臨む藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場室内練習場

 「8.5ゲーム」差で迎える広島 3連戦。将は「あきらめない姿をみせてほしい。もちろん、そういう気でやってくれているし、継続して」とうなずくが、藤浪もその 1ピースになれるのか。むしろ、ここからが勝負。やってくれると、誰もが信じている。

☆今季の藤浪晋太郎投手

★ 4月 4日:初先発したヤクルト戦(京セラ)は制球が定まらず、畠山に死球を与えて両軍乱闘に( 5回 2失点、 9四死球)。

★ 5月27日:不振で 1軍登録抹消。

★ 7月 2日: 2軍降格後、ウエスタン 5試合目の 7月 2日の中日戦(ナゴヤ)では 5回途中に自身初の危険球退場など、 4回 0/3を 7安打 7四死球で 7失点。登板予定が白紙となり、ミニキャンプへ。

★ 同 25日:ウエスタン・広島戦(由宇)で中継ぎ登板。 1回を 1安打無失点。MAX 156キロを計測。

★ 8月10日:ウエスタン・広島戦(倉敷)に先発し、 5回 4安打 3三振 1失点と好投。

 

 投手指名練習で守備練習をする秋山拓巳投手=阪神甲子園球場室内練習場

 右太ももの張りの影響で 7日に出場選手登録を抹消された秋山拓巳投手が14日、 1軍の投手練習に合流した。

 甲子園に隣接する室内練習場でキャッチボールなどを行い「元気になりました。いろいろ怠らないようにしっかり調整したい」と、プロ入り初の「10勝」を目指す18日中日戦(ナゴヤドーム)の復帰先発に気合を入れた。先発陣は「11勝」の大黒柱メッセンジャーが右足骨折で負傷離脱し、今季中の復帰が絶望的とみられる。秋山は「次に( 1軍に)上がった時に、メッセの分もという思いを持った」と気合十分だった。

 指名練習に臨む秋山拓巳投手。メッセのためにも腕を振る=阪神甲子園球場室内練習場

 右太ももに張りを訴え出場選手登録を抹消されていた秋山拓巳投手が14日、甲子園室内で行われた投手指名練習で 1軍合流。17日の広島戦で最短10日での復帰登板に臨む見込みだ。ランディ・メッセンジャー投手がけがで戦列を離れたが「(自分の)価値を高めるチャンスだと思う」と奮起を誓った。

 傷は癒えた。だが、背負うものは増えた。最短となる10日で 1軍マウンドへ帰ってくる秋山は、心の中でメラメラと闘志を燃やす。

 「元気になりました。動きの中ではまったく問題ないと思いますけど。しっかり調整をしていきたい」

  5日のヤクルト戦(京セラ)で途中降板。右太ももの張りで 7日に出場選手登録を抹消された。だが、この日の練習から 1軍再合流するとキャッチボール、ランニングなどを笑顔で消化した。17日の広島戦が復帰登板となる見込み。投げられなくなった味方の分も、心して投げる。

 投手指名練習に臨む秋山拓巳投手=阪神甲子園球場室内練習場

 「抹消中でも『次に上がったときはメッセの分も』と思いました。今までそういう感情がなかった。空回りしないようにコントロールしないと、とも思います」

 仲間の分も-。そう思えるようになった自分に驚いた。チームを支える自覚を胸に、残りシーズンはフル回転する。

 「(自分の)価値を高めるチャンスだと思うので。メッセがいない間もしっかり投げられれば、と思います」

 ここまで「9勝4敗、防御率2.94」。メッセの分も腕を振れば、自身初の「2桁勝利」はついてくる。

 

 松田遼馬投手が14日、出場選手登録を抹消された。

 先発ローテの穴を埋めるべく、13日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発したが、 2回 3失点で負け投手になっていた。

 金村暁投手コーチは「とりあえず先発の調整をしてもらう」と、 2軍でも当面先発調整させる方針を明かした。

 松田遼馬投手=横浜スタジアム(2017年 8月13日)

 松田遼馬投手が14日、出場選手登録を抹消された。

 メッセンジャーが右足の腓骨を骨折したことにともなう先発ローテーションの再編で、前日13日のDeNA戦(横浜)にプロ初先発したが 2回 3失点で負け投手となっていた。

 投手指名練習後に取材に応じた金村投手コーチは「彼にかわいそうなことをしてしまったというのはある。(今後も)先発調整の方がいいのかなと。その方が彼にも勉強になる」と明かした。先発として再昇格のチャンスをうかがう。

 

 阪神は14日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。夏の甲子園で出場校が出そろい、 1位指名筆頭候補の早実・清宮幸太郎内野手( 3年)をはじめ、高校生を30人リストアップ。11日の中京大中京高戦で 2本塁打を放った広陵・中村奨成(しょうせい)捕手( 3年)を高評価していることが判明。熊本・九州学院の村上宗隆捕手( 3年)らも含め、打てる捕手に注目していく。

 虎のスカウト陣が甲子園に隣接する球団事務所に集結した。白熱する戦いの中で結果を出した球児たちの見極め-。佐野統括スカウトが、リストアップ作業を本格化させたことを明かした。

 「夏の大会を一回りし、みんな見た中で、高校生の話というか。そういう中で、みんなで話をしました。(候補は)30人ぐらいかな」

 虎がドラフト候補として注目する広島・広陵学園広陵高校・中村奨成捕手。強打の捕手だ=阪神甲子園球場

 今秋のドラフト会議に向けての話し合い。 1位指名の最有力と定めている「高校通算107発」の早実・清宮については「高校生の中で一番。トップクラス」と確認。プロ志望届の行方を見守る方針を改めて示したが、今回の聖地で最も評価を高めたのが広陵・中村だった。

 球団幹部は「捕手は補強ポイントのひとつ」とし、中村については「打撃、肩の強さなど、抜けている。体も大きく、プロの練習にも耐えられるはず。(上位)12人のうちに入るだろう」と、上位候補として定めたことを明言した。

 中村は 1メートル81、78キロの大型捕手。何より、「高校通算40本塁打」の打撃が魅力だ。11日の中京大中京戦では右翼に「2発」。広島大会では右手首に死球を受け、打率 0.176、 2本塁打、 4打点にとどまっていたが、潜在能力と大舞台に強い心臓を証明。金本監督の高校の後輩が、虎の本拠地で、自らの株を急上昇させている。

 肩が強い、大型捕手の中村奨成捕手。甲子園で評価が急上昇だ=阪神甲子園球場

 「2000安打」を達成したばかりの阿部(巨人)のように「名捕手と呼ばれる人は打てる」。これは金本監督もよく口にする。獲得し、育成すれば高校生の場合、10年以上、打線の軸、扇の要という“2足のわらじ”を履かせることができる。それだけ貴重な存在だ。

 熊本大会決勝で秀岳館に敗れ、甲子園出場とはならなかったが、「高校通算52本塁打」を誇る九州学院・村上も球団内の評価が高い。岡崎、梅野、坂本に次ぐ、若手捕手の獲得へ-。熱い視線を注いでいく。

 熊本・九州学院の村上宗隆捕手にも虎は熱視線を送る=阪神甲子園球場

★中村 奨成(なかむら・しょうせい)

 捕手。1999(平成11)年 6月 6日生まれ、18歳。広島県出身。小 1から地元の軟式チーム、大野友星で野球を始める。中学時代は大野シニアに所属。広陵では 1年春からベンチ入り。50メートル 6秒 0、遠投 120メートル。 1メートル81、78キロ。右投げ右打ち。

★村上 宗隆(むらかみ・むねたか)

 捕手。2000(平成12)年 2月 2日生まれ、17歳。熊本市出身。 5歳から野球を始め、熊本東リトルシニアに所属。九州学院高では 1年春からレギュラー入りし、夏は「4番・1塁」で甲子園出場。同年秋から捕手に転向。「高校通算52本塁打」。50メートル走 6秒 1。 1メートル87、95キロ。右投げ左打ち。

 

 今日(15日)から鯉料理を目指して頑張って行って欲しいですね。そうして、今日も美酒が呑めれば言う事なしだ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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小野また勝てず…自己最短3回途中5失点KO…福留弾の“不敗神話”がストップ、3ラン空砲に…

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広島は 1回、無死 1、 3塁で丸佳浩外野手(28)が「18号3ラン」を放ち先制した。阪神はその裏に 2点を返すが、広島は 3回にも 2点を加えた。広島は 4回に丸、松山竜平外野手(31)らの適時打などで 6点を加え突き放す。阪神も 5回に福留孝介外野手(40)の「13号3ラン」、 6回には梅野隆太郎捕手(26)の適時打で反撃する。阪神は序盤の大量失点が響き、終盤も相手継投にかわされ完敗。広島野村祐輔投手(28)が「6勝」目。阪神小野泰己投手(23=富士大學)は「7敗」目。直接対決で広島が勝ったため、再びマジック「27」が点灯した。阪神のルーキー小野泰己投手は11度の先発をするも、白星の権利をつかむことはできなかった。広島が前半に奪った大量点を守りきり「3連勝」。優勝へのマジックナンバー「27」を再点灯させた。先発の野村は 6回を投げ 6失点したものの、味方の援護に支えられ「8勝目(4敗)」。阪神は守備に精彩を欠き「2連敗」。先発したドラフト 2位ルーキー・小野は「7敗」目となり、初勝利はならなかった。広島は 1回、 1番・田中広輔内野手(28)が左越え 2塁打を放つと、 2番・菊池涼介内野手(27)も右前へ運び無死 1、 3塁。続く 3番・丸の右翼席中段に飛び込む「18号3ラン」で 3点を先制した。阪神はその裏一死から 2番・西岡剛内野手(33)が 2塁内野安打で出塁すると、 3番・福留が四球を選び 1、 2塁に。 4番・ジェイソン・ロジャース内野手(29)は右飛に倒れたものの、 5番・中谷将大外野手(24)の左中間 2塁打で西岡が生還。中堅・丸がもたつく間に 1走・福留もホームへ。微妙なタイミングのクロスプレーとなったが得点が認められた。阪神は 5回に福留の「13号3ラン」、 6回には梅野の右前適時打で追い上げるが、終盤は広島の救援陣を打ち崩せなかった。金本知憲監督(49)は「もうええやん。毎回毎回、ついたじゃ、消えたじゃ、って…」と吐き捨てるように言った。

福留孝介外野手のがストップした。 9点ビハインドの 5回に広島野村から「13号3ラン」を放ったが、試合は序盤の大量失点が響いて完敗。広島に「マジック27」の再点灯を許した。福留が今季本塁打を打った試合は、ここまで12戦全勝だったが、この日の敗戦でストップ。福留孝介外野手が 5回、チームトップの中谷に並ぶ「13号3ラン」を放ったが、追い上げ及ばず、 6-11で敗戦。優勝マジック「27」の再点灯を許した。福留の“不敗神話”が崩壊し、これで広島には 8勝 9敗 1分けと黒星先行となった。白球は瞬く間に右中間スタンドまで伸びていった。 2階席に着弾。それでも、主将は笑顔なく、ダイヤモンドを一周した。福留が「13号3ラン」。意地の一撃を見せた。一方的な展開になりかけ、意気消沈する虎党に希望をもたらした。激走もあった。 0- 3の 1回二死 1、 2塁。中谷が左中間へ 2塁打を放つと、 1塁から一気に本塁を狙った。猛スピードでホームへ突っ込み、スライディング。左手でベースをタッチし、 2点目をもぎ取った。40歳のベテランが打と走で勝利への執念を見せた。自分たちのやることはチームを勝利に導くこと-。その言葉の意味を、体を張って、表現する。

鳥谷敬内野手(36)は、今季広島戦で打率 3割 4分 4厘、12打点。カード別で最高打率を誇っている。また広島のこの日の先発、野村祐輔に対しても通算「22打数9安打」、打率 4割 9厘と好相性。チームは自力優勝消滅の危機だが、鳥谷の活躍で回避できるか。 6回一死から左翼線 2塁打。 5点を追う 8回一死 1塁でも左前打を放って 6試合連続安打。通算「2000安打」へのカウントダウンも「24」まで進めた。今季の広島戦は打率 0.365(63打数23安打)と相変わらずの鯉キラーだ。最近 5試合の打率も 0.526(19打数10安打)と一気にペースを上げている。

梅野が 3安打 1打点と意地をみせた。 4回の守りでは 3本間に挟んだ走者を悪送球で生還させた。取り返そうと 2試合連続、今季 5度目の猛打賞。守りでも 2度盗塁を阻止した。

右脇腹の筋挫傷で離脱していた糸井嘉男外野手(36)が15日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で実戦復帰した。「2番・右翼」で先発出場し、掛布雅之 2軍監督(62)も納得の完全復活秒読み弾を放った。18日の中日戦(ナゴヤドーム)での 1軍カムバックも見えてきた。俺はここに居てはいけない-。戦える、戦いたいと叫ぶような、力強いひと振りだった。1- 3で迎えた 3回二死走者なしの第 2打席だ。 1ボールからの 2球目、内角高めの 137キロ直球を豪快にスイング。しばき上げられたボールは、弾丸ライナーで右中間フェンスを越え、その奥の防球ネットへ突き刺さった。夏休みまっただ中で入場制限されていた鳴尾浜は、拍手喝采。掛布 2軍監督らとベンチ前でハイタッチを交わした。糸井が弾丸アーチとともに、鮮烈カムバックだ。 1軍を離れた間に、鯉の尻尾は遠のいた。失った時間は戻らない。焦りも自身へのふがいなさも今は胸のうちにしまい込んで、この一発から、超人は必ずやり返す。舞台が 2軍とあって、試合後の問いかけにも無言を貫いた。戦列復帰への抑えきれない思いは、すべて結果で示した。空振りで右脇腹を痛めたのが 7月17日の広島戦(甲子園)。再発だけは避けるためリハビリも慎重を極め、ようやく臨んだ約 1カ月ぶりの実戦だった。虎は立ち止まれない。16日には不振で 2軍落ちしていた藤浪晋太郎投手(23)が満を持して 1軍マウンドに戻る。追いかけるように、いよいよ糸井も戻る。残り39試合。指揮官が以前から期待をかけ続けてきた男たちだ。虎を変えるためにFA移籍してきた糸井は、今こそ、虎を変えるときだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 6-11広島>◇ 回戦◇阪神 8勝 9敗 1分け◇15日◇京セラドーム大阪

 広島は 1回、無死 1、 3塁で丸が「18号3ラン」を放ち先制した。阪神はその裏に 2点を返すが、広島は 3回にも 2点を加えた。

 広島は 4回に丸、松山らの適時打などで 6点を加え突き放す。阪神も 5回に福留の「13号3ラン」、 6回には梅野の適時打で反撃する。

 阪神は序盤の大量失点が響き、終盤も相手継投にかわされ完敗。広島野村が「6勝」目。阪神小野は「7敗」目。直接対決で広島が勝ったため、再びマジック「27」が点灯した。

  3回表途中、降板となった小野泰巳投手=京セラドーム大阪

 阪神のルーキー小野泰己投手は11度の先発をするも、白星の権利をつかむことはできなかった。

 「変化球をカウントを取ること。勝負球を投げきること」を課題として取り組み、マウンドに立ったが、 1回いきなり乱れた。

 先頭田中に 2塁打され、菊池にも右前打。 1、 3塁から 3番丸に「3ラン」を許してしまった。味方がその裏に 2点をかえしたが、 3回にもさらに 2点を失い、自己最短の 2回 1/3で降板。 7安打 2四死球 5失点で試合を壊してしまった。

  1回、広島・丸佳浩外野手が右中間に「先制3ラン」を放った。投手は阪神・小野泰巳投手=京セラドーム

 広島が前半に奪った大量点を守りきり「3連勝」。優勝へのマジックナンバー「27」を再点灯させた。先発の野村は 6回を投げ 6失点したものの、味方の援護に支えられ「8勝目(4敗)」。阪神は守備に精彩を欠き「2連敗」。先発したドラフト 2位ルーキー・小野は「7敗」目となり、初勝利はならなかった。

 広島は 1回、 1番・田中が左越え 2塁打を放つと、 2番・菊池も右前へ運び無死 1、 3塁。続く 3番・丸の右翼席中段に飛び込む「18号3ラン」で 3点を先制した。

 阪神はその裏一死から 2番・西岡が 2塁内野安打で出塁すると、 3番・福留が四球を選び 1、 2塁に。 4番・ロジャースは右飛に倒れたものの、 5番・中谷の左中間 2塁打で西岡が生還。中堅・丸がもたつく間に 1走・福留もホームへ。微妙なタイミングのクロスプレーとなったが得点が認められた。

  4回、適時打を放った広島・丸佳浩外野手=京セラドーム大阪

  3回、広島は四球の丸を 1塁に置き、 4番・鈴木の左翼線 2塁打で無死 2、 3塁のチャンスを作る。 5番・松山の右中間への浅い飛球となったが、やや深めに守っていた中堅・高山の手前に落ちる適時打となり 2点を追加した。この回の一死後、小野が降板した。

 広島は 4回一死から田中がセンターに運ぶが、高山がこれを後逸し 2塁打に。菊池が四球を選び一死 1、 2塁とすると、丸が 1、 2塁間を破る適時打を放ち追加点。さらに一死 1、 3塁から鈴木の 3ゴロで 3走が挟まれるが、梅野が 3塁へ悪送球し菊池が生還した(記録は野選と失策)。さらに松山が中前 2点打、 6番・エルドレッドも左翼線に適時 2塁打を放つと、その後も 9番・野村の右前適時打が出て、この回 6点を奪った。

 阪神は 5回に福留の「13号3ラン」、 6回には梅野の右前適時打で追い上げるが、終盤は広島の救援陣を打ち崩せなかった。

  2回裏阪神無死 1塁、金本知憲監督(右)はバントできず空振り三振した小野泰己投手に厳しい表情=京セラドーム大阪

 阪神がまさかの投壊で広島にマジック再点灯を許した。

 先発のルーキー小野が不調で 5点を失い、 3回途中でKO。続く 2番手のメンデスも 6失点。 4回終了時点で、 9点を追う苦しい展開になった。福留の「3ラン」などで打線も粘ったが、大量失点が痛かった。自力優勝の可能性が再び消滅。広島とのゲーム差は「9.5」に広がった。マジック再点灯の問いかけに、金本知憲監督は「もうええやん。毎回毎回、ついたじゃ、消えたじゃ、って…」と吐き捨てるように言った。

 

  5回裏阪神二死 1、 2塁、福留孝介外野手は「右越え3点本塁打」を放った=京セラドーム大阪

 福留孝介外野手の“不敗神話”がストップした。 9点ビハインドの 5回に広島野村から「13号3ラン」を放ったが、試合は序盤の大量失点が響いて完敗。広島に「マジック27」の再点灯を許した。

 福留が今季本塁打を打った試合は、ここまで12戦全勝だったが、この日の敗戦でストップ。試合後は無言を貫いた。

 福留孝介外野手が 5回、右中間に「13号3ラン」を放った。この 3連戦は休養日なしでフル稼働する=京セラドーム大阪

 大事な広島 3連戦の初戦で福留孝介外野手が 5回、チームトップの中谷に並ぶ「13号3ラン」を放ったが、追い上げ及ばず、 6-11で敗戦。優勝マジック「27」の再点灯を許した。福留の不敗神話が崩壊し、これで広島には 8勝 9敗 1分けと黒星先行となったが、もちろんネバーギブアップや!!

  5回、 3点本塁打を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 白球は瞬く間に右中間スタンドまで伸びていった。 2階席に着弾。それでも、主将は笑顔なく、ダイヤモンドを一周した。福留が「13号3ラン」。意地の一撃を見せたが、チームは敗戦。昨季から続いていた福留弾の“不敗神話”は「14」でストップした。

 試合後、報道陣の問いかけに応じず、車に乗り込んだ。表情は険しい。チームを勝たせられなかった-。胸の底にある思いがにじみ出ていた。

 一方的な展開になりかけ、意気消沈する虎党に希望をもたらした。先発のD 2位・小野や 2番手のメンデスが崩れ、序盤から大量リードを許す。 2-11と 4回終了時で 9点差。右翼席から「気合を入れろ、タイガース!!」の声援が響き渡る。そして、 5回だ。

  5回、ライトへ「3点本塁打」を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 二死 1、 2塁の好機。打席に入った背番号「8」は、野村が投じた 1ボールからの 2球目。甘く入ってきた 134キロのスライダーを振り抜いた。打球は虎党の元へ。12日のDeNA戦(横浜)から今季初の出場 2試合連続アーチで、 6点差。 9点差から大逆転した 5月 6日の広島戦(甲子園)の再現を期待させる一発を放った。

 激走もあった。 0- 3の 1回二死 1、 2塁。中谷が左中間へ 2塁打を放つと、 1塁から一気に本塁を狙った。猛スピードでホームへ突っ込み、スライディング。左手でベースをタッチし、 2点目をもぎ取った。40歳のベテランが打と走で勝利への執念を見せた。

 神の手再び-。福留孝介外野手(左)は 1回、中谷将大外野手の左中間 2塁打で 1塁から激走、左手でタッチを交わして生還=京セラドーム大阪

 これで、休養明けの試合では打率 0.360(25打数 9安打)、 3本塁打、10打点。首脳陣の積極的休養という配慮に、またもやバットで応えた。今季「13本目」でチームは初黒星、昨季からの不敗神話も「14」で途切れたが、この悔しさは一夜で晴らす。今カードはすべてスタメンで出場予定。16日の第 2戦も今季の対戦打率 0.339、 3本塁打、11打点と鯉戦に相性のいいその打棒を存分に振る。

 「自分たちのやることをやるだけ」

 前日はそう、気合を入れていた。自分たちのやることはチームを勝利に導くこと-。その言葉の意味を、体を張って、表現する。

 

 阪神鳥谷敬内野手=横浜スタジアム(2017年 8月12日撮影)

 鳥谷敬内野手は、今季広島戦で打率 3割 4分 4厘、12打点。カード別で最高打率を誇っている。

 また広島のこの日の先発、野村祐輔に対しても通算「22打数9安打」、打率 4割 9厘と好相性。チームは自力優勝消滅の危機だが、鳥谷の活躍で回避できるか。

  4回、鈴木誠也外野手の三ゴロで、梅野隆太郎捕手の悪送球を捕れなかった鳥谷敬内野手=京セラドーム大阪

 鳥谷は劣勢となった中盤以降に、意地のマルチ安打だ。まずは 6点を追う 6回一死から左翼線 2塁打。 5点を追う 8回一死 1塁でも左前打を放って 6試合連続安打。通算「2000安打」へのカウントダウンも「24」まで進めた。今季の広島戦は打率 0.365(63打数23安打)と相変わらずの鯉キラーだ。最近 5試合の打率も 0.526(19打数10安打)と一気にペースを上げている。

 

  6回、右前適時打を放った梅野隆太郎捕手=京セラドーム大阪

 梅野が 3安打 1打点と意地をみせた。

 「やられっぱなしじゃ嫌だ、やり返すという気持ちはありました」。 4回の守りでは 3本間に挟んだ走者を悪送球で生還させた。取り返そうと 2試合連続、今季 5度目の猛打賞。守りでも 2度盗塁を阻止した。

 「しっかりとやるべきことをして結果を出せている」と納得の表情だったが、バッテリーを組んだ小野については「変化球でカウントを悪くしてしまった。テンポが悪かった」と反省していた。

 

  3回、 2軍戦でオリックスの山崎福也投手から右中間へソロアーチを放った糸井嘉男外野手。完全復活は秒読み段階に入った=阪神鳴尾浜球場

 右脇腹の筋挫傷で離脱していた糸井嘉男外野手が15日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で実戦復帰した。「2番・右翼」で先発出場し、掛布雅之 2軍監督も納得の完全復活秒読み弾を放った。 1軍は広島に 6-11で大敗し、優勝マジック「27」が再点灯する非常事態の中、18日の中日戦(ナゴヤドーム)での 1軍カムバックも見えてきた。

 俺はここに居てはいけない-。戦える、戦いたいと叫ぶような、力強いひと振りだった。糸井が弾丸アーチとともに、鮮烈カムバックだ。 1軍を離れた間に、鯉の尻尾は遠のいた。失った時間は戻らない。焦りも自身へのふがいなさも今は胸のうちにしまい込んで、この一発から、超人は必ずやり返す。

 「…」

 甲子園での高校野球が中止になったから? 糸井嘉男外野手登場の鳴尾浜は満員で入場制限された=阪神鳴尾浜球場

 舞台が 2軍とあって、試合後の問いかけにも無言を貫いた。戦列復帰への抑えきれない思いは、すべて結果で示した。

 第 1打席は左腕、山崎福の前に 3飛。そして迎えた、 1- 3で迎えた 3回二死走者なしの第 2打席だ。 1ボールからの 2球目、内角高めの 137キロ直球を豪快にスイング。しばき上げられたボールは、弾丸ライナーで右中間フェンスを越え、その奥の防球ネットへ突き刺さった。夏休みまっただ中で入場制限されていた鳴尾浜は、拍手喝采。掛布 2軍監督らとベンチ前でハイタッチを交わしたほんの一瞬だけ、糸井も白い歯をこぼした。 3打数 1安打で 1本塁打。右翼での守備機会は、安打を処理した 1度だった。

 空振りで右脇腹を痛めたのが 7月17日の広島戦(甲子園)。離脱直後は「監督に一番、申し訳ないというのがあります。巻き返したいと思っていたときに悔しいですね」と沈痛に語っていた。再発だけは避けるためリハビリも慎重を極め、ようやく臨んだ約 1カ月ぶりの実戦だった。

  3回、「ソロ本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神鳴尾浜球場

  1軍へと歩み出す力強い一歩目に、経過を見守ってきた掛布 2軍監督もホッと一安心だ。「(糸井の)普通の状態だったら当たり前なんじゃないの? 打席に入ってゲームの中である程度フルスイングができた。体もレベルに振れていたし、非常に内容のあるホームランだったと思うよ」と目尻を下げた。

 16日の同戦の出場は、患部の状態を見て判断する。京セラでの広島戦を前に報告を受けた金本監督は「打ったねぇ。早ければ名古屋から? どうだろうねぇ。まだ分からん」と語るにとどめた。順調ならさらなる実戦を経て、18日の中日戦(ナゴヤドーム)にも 1軍合流する運びとなりそうだ。

  1軍は 6-11で大敗し、広島に優勝へのマジックナンバー「27」の再点灯を許した。「9.5ゲーム」差に開いたといっても、虎は立ち止まれない。16日には不振で 2軍落ちしていた藤浪が満を持して 1軍マウンドに戻る。追いかけるように、いよいよ糸井も戻る。残り39試合。指揮官が以前から「( 2人が戻れば)変わるわね。いい風に」と期待をかけ続けてきた男たちだ。虎を変えるためにFA移籍してきた糸井は、今こそ、虎を変えるときだ。

  3回、「ソロ本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神鳴尾浜球場

☆糸井嘉男外野手に関して片岡篤史打撃コーチ

 「もちろん報告は受けている。ちょっと、あした(16日)どうなるかという…。箇所が箇所でね、せっかくここまで治ってきたので。あんまり無理を、きょう 1日だけではちょっと判断できない。あしたの朝起きたときの状態を見て、というね」

 

 また捨て試合になってしまった。いくら投手の谷間だと言っても、広島に新人・小野泰巳投手では荷が重すぎた。これも一つの勉強になっただろう。福留孝介外野手の“不敗神話”が止まったのも痛かった。リーグ優勝のマジックが点いたり消えたりで、まだまだチャンスはある。いくら点いても水性では意味が無い。油性マジックを手にするのはどこなのか?

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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一触即発!藤浪が菊池に死球で騒然!鳥谷2000安打へ加速 7戦連続打で残り22!メッセが一時帰国

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試合前に阪神公式ファンクラブKIDSイベントの親子キャッチボールが行われた。参加したのは北條史也内野手(23)、坂本誠志郎捕手(23)、小野泰己投手(23=富士大學)、石崎剛投手(26)、森越祐人内野手(29)、秋山拓巳投手(26)、青柳晃洋投手(23)、伊藤隼太外野手(28)、岩崎優投手(26)、俊介外野手(29)、原口文仁捕手(25)、ラファエル・ドリス投手(29)の計12選手。終了時には記念撮影を行い、少年たちは感激。夏休みの良い思い出となった。

広島は阪神先発藤浪晋太郎投手(23)を攻略し、 1回に左越え適時打で 1点を先制した。 3回も西川龍馬内野手(22)、安部友裕内野手(28)の連続適時打で 2点を追加した。阪神藤浪は 5月以来、 3カ月ぶりの先発だったが 5回途中 3失点で降板。阪神は 6回、鳥谷敬内野手(36)と北條の連続適時打で 2点をかえした。広島は継投で逃げ切り、「4連勝」でマジックは「26」に。大瀬良大地投手(26)が「8勝」目。今村猛投手(26)は「22セーブ」目。阪神は「3連敗」で、首位広島と「10.5ゲーム」差に開いた。藤浪は「4敗」目。藤浪)の 1軍復帰戦は、 4回 2/3を投げて 7安打 3失点だった。 4回二死から、この日 2つ目となる死球を菊池に与えると、両軍ベンチから選手、コーチらが飛び出して騒然となった。ベンチから飛び出した選手らはホームベース付近に集まり、乱闘にはならなかったが、広島ベンチは怒りの表情。藤浪はこの日、 2回一死で大瀬良にも死球を与えていた。 4三振を奪い、最速は 159キロ。ボールが指に掛かったときの力強さは証明して見せた。

阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)が「トンネル」から抜けた。 4回に先頭で大瀬良の 2球目をたたき、痛烈なライナーで中前へ運んだ。11日DeNA戦(横浜)以来、 4試合16打席ぶりの安打だった。 6回には一死後、内角球をさばき、左越え 2塁打で出塁。 2点奪取の口火を切った。最近は内角攻めに苦慮し、低めの変化球にも手を出して空振りするシーンが目立っていた。それだけに胸をなでおろしていた。藤浪が降板して、虎党にせつないガッカリ感が漂っていた 6回。ロジャースが反撃ののろしをあげた。大瀬良の 143キロ内角直球を鋭いスイングでとらえると打球は左翼フェンス直撃の 2塁打。まだ、まだ、まだ! とスタンドを盛り上げた。 6回の 2塁打で出塁すると、続く中谷の打席で 3進。鳥谷の 2塁打で 1点目のホームを踏んだ。グラウンド内外で適応に積極的な助っ人が、早々に不振とおさらば。首位広島とは「10.5ゲーム」差に広がったが、カード前の意気込みそのままに、次戦も挑む。

鳥谷敬内野手が、 2試合連続マルチ安打で「2000安打」へのカウントダウンを進めた。 4回に広島先発大瀬良から中前打を放つと、 6回は左中間を破るタイムリー 2塁打。大台到達まで「22本」に迫った。

大和内野手(29)が16日、広島戦で 3回の守備からベンチに退いた。試合後、球団広報は右脇腹に軽い張りを感じ、大事をとって交代し、大阪市内の病院に画像を撮りに行ったことを発表し、本人は「大丈夫です」と話した。 2回の第 1打席に 1塁へのゴロを全力疾走で内野安打にした直後、異変を訴えたものとみられる。攻守でチームを救ってきた仕事人だが、離脱となれば首位・広島を追うチームにとっては大きな痛手となることは間違いない。虎視眈々と狙ってきたチャンスを、逃すわけにはいかなかった。塁上で笑顔はみせなかったが、確かな感触だけが手には残る。これまでの悔しさを胸に秘め、北條が攻守に躍動した。負傷した大和に代わって、 3回の守備から途中出場。 1- 3の 6回二死 2塁、鳥谷の適時 2塁打で追い上げムードが高まる中、打席へ。 2球目の 144キロ直球をとらえると、打球は中堅を越えてワンバウンドでフェンスに到達。 1点差に詰め寄る貴重な適時 2塁打で猛烈アピールだ。大和の状態次第では先発が濃厚だが、浮かれた表情は一切ない。チャンスをつかむだけ。背番号「2」が、虎の窮地を救う。

途中出場の坂本誠志郎捕手が、意地のタイムリーを放った。 3点を追う 8回二死 1、 2塁。中崎翔太投手(24)のスライダーをとらえて右前に運んだ。だが本人が悔やんだのは、 1点差に迫った 6回なお二死 1、 2塁の好機。一打同点の場面で 2番手中田廉投手(27)に中飛に打ち取られた。

阪神は16日、ランディ・メッセンジャー投手(36)が一時帰国したと発表した。腓骨(ひこつ)骨折と診断された右足のセカンドオピニオンを米国で受けるためで、主治医と今後の治療方針を決めていく。再来日後は、鳴尾浜でリハビリを行う予定。10日の巨人戦(東京ドーム)で 7回に阿部が放ったライナーが右足首付近に直撃。その後、都内の病院で精密検査を受けていた。米国で医師の意見を聞く予定で、球団関係者は「一番、早く治せる方法を選びました」と説明した。

阪神は16日、この日の阪神-広島戦(京セラドーム大阪)で入場者にプレゼント(先着制)する予定だった「藤浪選手ボブルヘッド人形」が輸送中のトラブルにより、多数の商品が破損していることが発覚したと発表した。この日は先着 1万5000人にプレゼントする予定だったが、破損していない約9000個は予定通りに入場ゲートでプレゼント。破損により受け取れなかった約6000人には、先着順で商品を後日届けるためのはがきを渡す。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 5広島>◇19回戦◇阪神 8勝10敗 1分◇16日◇京セラドーム大阪

 試合前に阪神公式ファンクラブKIDSイベントの親子キャッチボールが行われた。

 応募者多数で抽せんにより40組80名が参加。若手選手が少年たちに指導した。自ら参加を希望したドリスは「すごくいいイベント。子どもが好きなので参加できて、とてもうれしい」とご機嫌だった。

 参加したのは北條、坂本、小野、石崎、森越、秋山、青柳、伊藤隼、岩崎、俊介、原口、ドリスの計12選手。

 終了時には記念撮影を行い、少年たちは感激。夏休みの良い思い出となった。

 ファンとキャッチボールをして笑顔を見せる秋山拓巳投手=京セラドーム大阪

 

 広島は阪神先発藤浪を攻略し、 1回に左越え適時打で 1点を先制した。 3回も西川、安部の連続適時打で 2点を追加した。

 阪神藤浪は 5月以来、 3カ月ぶりの先発だったが 5回途中 3失点で降板。阪神は 6回、鳥谷と北條の連続適時打で 2点をかえした。

 広島は継投で逃げ切り、「4連勝」でマジックは「26」に。大瀬良が「8勝」目。今村は「22セーブ」目。阪神は「3連敗」で、首位広島と「10.5ゲーム」差に開いた。藤浪は「4敗」目。

  3回表広島一死 2塁、藤浪晋太郎投手は安部友裕に右前適時打を浴びて 3点目を失い、大きく息 を吐く=京セラドーム大阪

 藤浪晋太郎投手(23)の 1軍復帰戦は、 4回 2/3を投げて 7安打 3失点だった。

  2回に投手の大瀬良、 4回は2番菊池に死球を与えるなど、課題の制球力は改善されないまま。菊池の死球には、両軍ベンチから選手が集まるシーンもあった。計 7四死球を与える苦しい投球。「人生を左右する。それぐらいの目で見たい」と送り出した金本監督もベンチで終始厳しい表情だった。

  4三振を奪い、最速は 159キロ。ボールが指に掛かったときの力強さは証明して見せた。

  4回表広島二死、死球を受け座り込む菊池涼介内野手=京セラドーム大阪

 藤浪晋太郎投手が 4回二死から、この日 2つ目となる死球を菊池に与えると、両軍ベンチから選手、コーチらが飛び出して騒然となった。

 藤浪の投じたボールは菊池の左肩付近に当たり、地面に倒れ込んで、しばらく動くことができなかった。ベンチから飛び出した選手らはホームベース付近に集まり、乱闘にはならなかったが、広島ベンチは怒りの表情。藤浪はこの日、 2回一死で大瀬良にも死球を与えていた。

 復帰登板は 7四死球。 4回にはこの日、 2つめとなる死球を菊池に与え、藤浪晋太郎投手はマウンド上でうなだれた=京セラドーム大阪

 阪神は16日、広島19回戦(京セラ)に 3- 5で競り負け、「3連敗」。 3位・DeNAに「1.5ゲーム」差と迫られた。 5月26日のDeNA戦(甲子園)以来の 1軍登板となった藤浪晋太郎投手が 4回 2/3を投げて 7四死球を与え、 7安打 3失点で降板。「4敗」目を喫した。

 「きょうは、すみません…」

 試合終了から約 1時間半後の午後11時41分。藤浪は消え入りそうな声で話し、車に乗り込んだ。球団広報を通じて「チームにも、死球を当ててしまった相手の選手にも申し訳ない投球でした」とコメント。それほど、82日ぶりの 1軍登板はホロ苦いものとなった。

  2カ月以上の 2軍生活を経て、一定の手応えを胸にマウンドに上がったはずが、 5回を投げきれなかった。四死球は全て課題の右打者に対して。 2回に大瀬良、 4回には菊池に死球を与え、両チームが本塁付近に集まり、不穏な雰囲気になる場面も。 5回二死 2、 3塁で石原に投げた 107球目が頭部付近へ大きく外れ、四球。ここで降板を告げられ、しょんぼりとベンチへ引き揚げた。

 最速 159キロを計測するなど球自体に力はあった。香田投手コーチは「あとは本人の気持ち。彼の中で克服して戦ってほしい」とし、次回登板については明言しなかった。苦境は自力で打破するしかない。

☆藤浪晋太郎投手について金本知憲監督

 「まずまずスピードが出ていた。変化球でもカウントを取れていた。試合を壊したわけではない」

 

 阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手が「トンネル」から抜けた。

  4回に先頭で大瀬良の 2球目をたたき、痛烈なライナーで中前へ運んだ。11日DeNA戦(横浜)以来、 4試合16打席ぶりの安打だった。

  6回には一死後、内角球をさばき、左越え 2塁打で出塁。 2点奪取の口火を切った。最近は内角攻めに苦慮し、低めの変化球にも手を出して空振りするシーンが目立っていた。それだけに「最高ではないが、どの打席も、ここ数日に比べると良かった。早い打席で(安打が)出ると楽になる」と胸をなでおろしていた。

  4回裏阪神無死、中前安打を放ったジェイソン・ロジャース内野手=京セラドーム大阪

 藤浪が降板して、虎党にせつないガッカリ感が漂っていた 6回。ロジャースが反撃ののろしをあげた。大瀬良の 143キロ内角直球を鋭いスイングでとらえると打球は左翼フェンス直撃の 2塁打。まだ、まだ、まだ! とスタンドを盛り上げた。

 「最高ではないですが、どの打席もここ数日に比べればよかった。どの打席もいい内容にすることを心がけています」

 初めての“眠り”についていた。11日のDeNA戦(横浜)の第 3打席から、この日の第 1打席まで来日最長となる15打席連続無安打。だが、ようやく目覚めた。先頭の 4回、大瀬良の外角低めのカットボールをとらえ、中前へ。ついにトンネルを脱出した。

  6回の 2塁打で出塁すると、続く中谷の打席で 3進。鳥谷の 2塁打で 1点目のホームを踏んだ。

 ジェイソン・ロジャース内野手は 6回、反撃の口火となる 2塁打。トンネル脱出だ!=京セラドーム大阪

  7月 6日に来日して、 1カ月強が経過した。明るく前向きなキャラクターで、初めての日本にグングンとなじんでいる。そんななか、思いがけず慣れ親しんだキャラクターと遭遇した。13日のDeNA戦(横浜)の試合前。室内練習場で志願の打撃練習で汗を流した後のことだった。

 「Pikachu(ピカチュウ)だ!」

 関係者入り口から、人気ゲーム「ポケモン」のキャラクター「ピカチュウ」の着ぐるみが。球場でのイベントの準備で登場したもようだが、思わぬ“ゲット”に「ポケモンだよね。子供のころ、ゲームで遊んだよ」と大喜び。この日は 4打数無安打だったが、懐かしい(日本生まれですが…)? キャラとの再会にリフレッシュしていた。

 気持ちを切り替えるためには、新たな場所にも積極的に足を運ぶ。14日の移動日は横浜を早朝に出発して帰阪。夏休みで大勢の人出のなか、神戸の名所へと足を運んだ。「ポートタワーに行ったんだ」。 1週間ぶりの関西での休日を満喫した。

  1回、内野ゴロに倒れたジェイソン・ロジャース内野手=京セラドーム大阪

 グラウンド内外で適応に積極的な助っ人が、早々に不振とおさらば。首位広島とは「10.5ゲーム」差に広がったが「まだまだあきらめてはいない。少しでも差を縮められるようにしたい」。カード前の意気込みそのままに、次戦も挑む。 ☆マルチ安打を放ったロジャース内野手について片岡篤史打撃コーチ

 「ロジャースも長打が出て( 6回の攻撃は)もうひと息ということです。 3つは負けられない。切り替えてやるだけ」

◇データBOX◇

◎…ロジャースが第2打席で中前打を放ち、 8月11日のDeNA戦(横浜)の第 4打席から続いていた連続打席無安打を「15」で止めた。これまでは 8月 5日のヤクルト戦(京セラ)の第 4打席から 8日の巨人戦(東京ドーム)と、 8月 9日の同戦の第 2打席から11日のDeNA戦(横浜)の第 1打席までの「9」が来日最長だった。

 

  6回裏阪神二死 3塁、左越え適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=京セラドーム大阪

 鳥谷敬内野手が、 2試合連続マルチ安打で「2000安打」へのカウントダウンを進めた。

  4回に広島先発大瀬良から中前打を放つと、 6回は左中間を破るタイムリー 2塁打。大台到達まで「22本」に迫った。 7試合連続安打と絶好調だ。

 

 大和内野手は 2回、 1塁へ激走したあとに右脇腹に張りを訴えて途中交代した=京セラドーム大阪

 大和内野手が16日、広島戦で 3回の守備からベンチに退いた。試合後、球団広報は右脇腹に軽い張りを感じ、大事をとって交代し、大阪市内の病院に画像を撮りに行ったことを発表し、本人は「大丈夫です」と話した。

  2回の第 1打席に 1塁へのゴロを全力疾走で内野安打にした直後、異変を訴えたものとみられる。 ドラフト 5位・糸原が 7月下旬に右膝内側側副靱帯の損傷と診断され、その後は遊撃の定位置を任されてきた。今季80試合に出場して打率 0.281とバットでも好調をキープし、攻守でチームを救ってきた仕事人だが、離脱となれば首位・広島を追うチームにとっては大きな痛手となることは間違いない。

 大和内野手に代わって途中出場した北條史也内野手は 6回に 2点目をたたき出す 2塁打を放った=京セラドーム大阪

 虎視眈々と狙ってきたチャンスを、逃すわけにはいかなかった。塁上で笑顔はみせなかったが、確かな感触だけが手には残る。これまでの悔しさを胸に秘め、北條が攻守に躍動した。

 「前の打席、見逃し三振していたので。得点圏だったので、ストレートに遅れないようにしました」

 負傷した大和に代わって、 3回の守備から途中出場。 1- 3の 6回二死 2塁、鳥谷の適時 2塁打で追い上げムードが高まる中、打席へ。 2球目の 144キロ直球をとらえると、打球は中堅を越えてワンバウンドでフェンスに到達。 1点差に詰め寄る貴重な適時 2塁打で猛烈アピールだ。

 さらに遊撃の守備でもアピール。 0- 3の 4回二死 1塁。丸の打球は左中間へ。中堅・中谷から受けた返球を、本塁へストライク送球。追加点を阻止する見事な中継プレーを見せ、822日ぶりに 1軍マウンドに立った同期入団の藤浪を援護した。

  6回、適時2塁打を放った北條史也内野手=京セラドーム大阪

 今春のキャンプ打ち上げでは金本監督に「完璧」と言わしめ、開幕遊撃を勝ち取った。しかし打撃不振で 6月30日には登録抹消も経験。大和がスタメンに名をつらねる中、鳴尾浜で必死に汗を流してきた。出場機会を求め、前日15日には鳴尾浜の 2軍戦にも出場。悔しさやどん欲さは、全てプレーに込めてみせた。

 現在、 2遊間は糸原が右膝内側側副靱帯損傷で離脱。その間遊撃を守ってきた大和も、右脇腹の張りで負傷交代。西岡も故障明けで遊撃を任せるのは不安が残るのが現状だ。

 「巻き返す気持ちでやっていきます」

 大和の状態次第では先発が濃厚だが、浮かれた表情は一切ない。チャンスをつかむだけ。背番号「2」が、虎の窮地を救う。

 

  8回裏阪神二死 1、 2塁、坂本誠志郎捕手は右前適時打を放った=京セラドーム大阪

 途中出場の坂本誠志郎捕手が、意地のタイムリーを放った。 3点を追う 8回二死 1、 2塁。中崎のスライダーをとらえて右前に運んだ。

 だが本人が悔やんだのは、 1点差に迫った 6回なお二死 1、 2塁の好機。一打同点の場面で 2番手中田に中飛に打ち取られた。「粘り切れなかった」と無念の表情だった。

 

 阪神は16日、ランディ・メッセンジャー投手(36)が一時帰国したと発表した。

 腓骨(ひこつ)骨折と診断された右足のセカンドオピニオンを米国で受けるためで、主治医と今後の治療方針を決めていく。再来日後は、鳴尾浜でリハビリを行う予定。

 10日の巨人戦(東京ドーム)で 7回に阿部が放ったライナーが右足首付近に直撃。その後、都内の病院で精密検査を受けていた。

 阿部慎之助内野手の打球を受けたランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム(2017年 8月10日撮影)

 右足腓骨(くるぶしの骨)を骨折した阪神のランディ・メッセンジャー投手が16日、治療と診察のため、米国に一時帰国した。再来日の日程は未定。

 10日の巨人戦(東京ドーム)で打球が右足に当たり、途中降板。東京都内の病院で検査を受け、骨折が判明していた。

 今季は先発ローテの大黒柱として、チーム最多の「11勝(5敗)」を挙げて防御率2.46。中 5日でフル回転し、勝利に貢献していた。本人は11日のDeNA戦(横浜)前のミーティングに姿を見せて、クライマックス・シリーズでの復帰に意欲を見せていた。米国で医師の意見を聞く予定で、球団関係者は「一番、早く治せる方法を選びました」と説明した。

 

  1万5000人にプレゼントする予定だった「藤浪選手ボブルヘッド人形」

 阪神は16日、この日の阪神-広島戦(京セラドーム大阪)で入場者にプレゼント(先着制)する予定だった「藤浪選手ボブルヘッド人形」が輸送中のトラブルにより、多数の商品が破損していることが発覚したと発表した。

 この日は先着 1万5000人にプレゼントする予定だったが、破損していない約9000個は予定通りに入場ゲートでプレゼント。破損により受け取れなかった約6000人には、先着順で商品を後日届けるためのはがきを渡す。

 

【8/15(火)・8/16(水)】ボブルヘッドデー プレゼント選手決定のお知らせ

  8月15日(火)、16日(水)に京セラドーム大阪にて行われる対広島東洋カープ戦において「ボブルヘッドデー」を開催するにあたり、先日実施いたしましたファン投票の結果、15日(火)は鳥谷選手、16日(水)は藤浪選手のボブルヘッドを入場者先着15,000名(各日)にプレゼントすることとなりました。ファンの皆様、たくさんの投票をいただき、誠にありがとうございました。

 今回プレゼントするボブルヘッドは、3Dプリンタの技術を使用して作製いたします。お楽しみにお待ちください。なお、ボブルヘッドデーのチケットは好評発売中です!残席が少ない席種もございますので、チケットはお早めにお買い求めください。

ボブルヘッドデー概要

 8/15(火)、8/16(水)対広島戦にて

入場者先着15,000名(各日)にボブルヘッド(首振り人形)をプレゼント!

 実施日

平成29年8月15日(火)、8月16日(水)<対広島東洋カープ>

【京セラドーム大阪 開門16:00/試合開始18:00(ともに予定)】

 8月15日(火)鳥谷選手ボブルヘッド、8月16日(水)藤浪選手ボブルヘッド 各日15,000名様(太黒文字小) ※予定数量に達しない場合でも、プレゼント配布は試合開始2時間後までとなります。 ※プレゼント受取には入場券が必要となります。3歳以下のお子様もプレゼント受取りを希望される場合は、入場券が必要となります。

つのみのお渡しになります。代理での受取はできません。

※雨天等で開門前に試合中止が決定した場合、プレゼント配布も中止となります。また、プレゼント配布の振替実施の有無および、実施の場合の振替日は未定です。当該試合の振替以外の試合やイベント等で配布することがありますので、予めご了承ください。

※ボブルヘッドの大きさは約14cmを予定しています。

(公式ホームページ・サイトより)

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

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阪神連敗ストップ!福留サヨナラV犠飛!意地のコイ倒で3連敗阻止!糸井が代打で復帰!

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阪神は 3回一死 2、 3塁の好機に北條史也内野手(23)、福留福留孝介外野手(40)の連続適時打で逆転に成功した。阪神は 5回、福留の適時 2塁打などで 2点を追加。広島は 6回に鈴木誠也外野手(22)の犠飛、暴投、安部友裕内野手(28)の適時打で 3点を奪い同点に追い付く。阪神は 4- 4で迎えた 9回裏、俊介外野手(30)の安打から一死満塁の好機をつくり、福留の中犠飛でサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。ラファエル・ドリス投手(29)は「2勝」目を挙げた。

福留孝介外野手が勝ち越しのタイムリーを放った。 1点ビハインドの 3回に、 2番北條の中前適時打で同点とすると、なお一死 1、 3塁の場面。 3番福留が広島福井のフォークを左翼前に運んだ。福留孝介外野手が 4- 4の 9回一死満塁で中犠飛を打ち上げて、首位広島にサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。サヨナラの場面で「おいし~」と打席に入った主将が 3打点の大仕事で同一カード「3連敗」を阻止。広島と「9.5」差とし、貯金を「9」とした。全員が信じ、全員が満タンのペットボトルを手にしていた。福留は顔を背けながら、満面の笑みで逃げた。ずぶぬれのまま、頼もしくなってきた後輩の顔を 1人ずつ見つめる。キャプテンらしく、サヨナラ犠飛。全員の思いを形にした。後輩らが闘志をむき出しにし、食らいついて、ここまでおぜん立てされては、いただくしかなかった。自身の 2本の適時打などで一時は 3点リードしたが、やはり鯉は追いついてきた。もつれにもつれて迎えた 9回。先頭の代打俊介が左前打。梅野が一発で投前犠打。西岡剛内野手(33)が四球で歩かされ、勝負された北條が10球目を左前打した。つないでできた満塁で火がつかないワケがなかった。金本知憲監督(49)も当然といったようす。誰もが決めてくれると信じたところで、本当に決めた。誰一人あきらめていないということを、キャプテンのバットが示した。結実させなくては「福留」の名が泣く場面だった。結実させた。だからみんなが福留を慕う。ついていく。

このチャンスは絶対に逃さない。塁上で作った拳が、試合にかける思いを物語っていた。北條が大和内野手(29)離脱でつかんだ出番で、 2安打 1打点。連夜の活躍で、定位置確保へ執念をみせた。 4- 4で迎えた 9回一死 2塁の好機で、前の打者の西岡が敬遠気味の四球。燃えないはずがなかった。 4番手の中田廉投手(27)に 2球で追い込まれるが、執念で食らいついた。迎えた10球目、低めのフォークをとらえると、 3遊間を破る左前打。満塁と好機を広げ、主将のサヨナラ中犠飛を呼び込んだ。打球は緩やかな曲線を描き中前でポトリ。一時同点となるひと振りでチームの士気を高めた。必死にボールに食らいつく姿に、金本監督は満足そうだった。糸原は右膝を負傷。大和は右脇腹…。遊撃陣の苦しい事情は変わらない。それでも、背番号「2」にとっては千載一遇のチャンス。かじりついてでも、猛アピールを続けてみせる。

忘れられない誕生日となった。自身を祝うハッピーバースデー打、そして福留の犠飛で 3塁からサヨナラの生還。ホームを目指して両足を回転させ、俊介が劇勝に導いた。 9回。代打で登場すると 1ストライクから中田の内角低めの 135キロを左前へ弾き返した。一死満塁となり、福留の中犠飛で 3塁から本塁へ生還。チームの連敗を「3」で止めた。 7年前のこの日も打った。新人時代の2010年 8月17日。23歳の誕生日に横浜戦(長野)で「プロ初本塁打」。“持ってる男”が本領を発揮し、後輩たちの手前、メンツも保った。この日は夏の甲子園で母校・広陵が 6- 1で秀岳館に勝ち、 3回戦に駒を進めた。マンモスを沸かせたドラフト候補生の後輩を持ち上げていたが、自身は最終回に京セラの 3万5931人を興奮に導く大きな仕事をやってのけた。先輩だって負けてない。広陵のユニホームに袖を通して戦ったあの暑い、暑い夏のように全力でチームに貢献し、広陵の先輩金本監督を胴上げしてみせる。

糸井嘉男外野手(36)と伊藤和雄投手(27)が17日、出場選手登録された。代わって、藤浪と右脇腹の張りで前日16日に途中交代していた大和内野手が抹消された。糸井は 7月17日の広島戦(甲子園)で空振りした際に右脇腹に筋挫傷を負い、翌18日から 2軍調整となっていた。約 1カ月ぶりの 1軍復帰となる。伊藤和も 7月19日に抹消されて以来の 1軍昇格となった。糸井嘉男外野手が右脇腹筋挫傷から復帰し、 6回の好機に代打で起用された。 7月17日の広島戦で故障して以来、 1カ月ぶりの 1軍の舞台。 4- 4同点の 6回一死 2塁の好機に代打で登場すると、京セラドームの阪神ファンから大歓声。広島ブレイシアの前空振り三振に倒れたがそのスイングは故障の影響は感じさせなかった。試合後の糸井は、久々の打席にも「わかんない」。金本監督は「そろそろ行けると思う」と話し、次戦以降のスタメンでの起用を示唆。早ければ18日の中日戦から先発メンバーに復帰する可能性が高い。

岩田稔投手(33)が 5回 1/3、 5安打 4失点で降板した。 3点リードの 6回に先頭の田中広輔内野手(28)、菊池涼介内野手(27)と連打を浴び、丸佳浩外野手(28)に四球を与えて満塁とすると、鈴木の右犠飛で失点。続く松山竜平外野手(31)に四球を与えてマウンドを降りた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 5x- 4広島>◇20回戦◇阪神 9勝10敗 1分◇17日◇京セラドーム大阪

 広島は 1回、一死 2塁から丸の適時打で先制。阪神は 3回一死 2、 3塁の好機に北條、福留の連続適時打で逆転に成功した。

 阪神は 5回、福留の適時 2塁打などで 2点を追加。広島は 6回に鈴木の犠飛、暴投、安部の適時打で 3点を奪い同点に追い付く。

 阪神は 4- 4で迎えた 9回裏、俊介の安打から一死満塁の好機をつくり、福留の中犠飛でサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。ドリスは「2勝」目。広島中田が「2敗」目。

  9回裏一死満塁、サヨナラとなる犠飛を放った福留孝介外野手(左端)はナインの手荒い祝福を受ける=京セラドーム大阪

 阪神が広島戦の同一カード「3連敗」を阻止した。同点で迎えた 9回に 3番福留がサヨナラの犠飛を放った。福留は 3打点の活躍だった。最終回を 3人で抑えた守護神ドリスが今季「2勝」目を挙げた。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

-最後は劇的な幕切れ

 金本監督 あの場面になると、ほぼ決めてくれるだろうな、と確信がありました。

  9回裏一死満塁、サヨナラ中犠飛を放った福留孝介外野手(左)は金本知憲監督に迎えられる=京セラドーム大阪

-俊介、北條がつないだ

 金本監督 最終回はトップバッターを俊介でいこうと決めていた。梅野も 1発でバントを決めてくれて、北條の粘りがね。今年はいまひとつ調子が上がってこなかったが、今日ぐらいの集中力や粘りを出してくれたら、上昇してくると思う。

-ドリスが流れを作った

 金本監督 広島は全員、絶好調でなかなか抑えられなかったが、最終回にドリスがピシッといってくれて、リズムを作れたところがある。

 サヨナラ勝ちに笑顔の金本知憲監督=京セラドーム大阪

-岩田の投球は

 金本監督  5回までは、あの打線を相手によく投げてくれた。あと 1回。 6回をしのげば、勝利が見えてくると思ったが、岩田もあと 1歩がんばってほしいところ。

-広島戦の「3連敗」を阻止した

 金本監督 選手は勝ちにこだわり、必死に食らいついている。そこを 1番評価したい。

-次戦は秋山が先発

 金本監督 ローテーションを 1回飛ばしてしまったが、きちんとした投球をね。チームに迷惑をかけた分、秋山には挽回してほしい。

 

  3回裏阪神一死 1、 3塁、福留孝介外野手は左前勝ち越し適時打を放った=京セラドーム大阪

 福留孝介外野手が勝ち越しのタイムリーを放った。 1点ビハインドの 3回に、 2番北條の中前適時打で同点とすると、なお一死 1、 3塁の場面。 3番福留が広島福井のフォークを左翼前に運んだ。

 福留は「北條がいい流れでつないでくれたので、そのいい流れのまま打つことができました。ランナーをかえす打撃ができて良かったです」とコメントした。

  9回、福留孝介外野手のサヨナラ犠飛で勝利の瞬間、盛り上がる阪神ベンチ=京セラドーム大阪

 もらった!! 福留孝介外野手が 4- 4の 9回一死満塁で中犠飛を打ち上げて、首位広島にサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。サヨナラの場面で「おいし~」と打席に入った主将が 3打点の大仕事で同一カード「3連敗」を阻止。広島と「9.5」差とし、貯金を「9」とした。

 全員が信じ、全員が満タンのペットボトルを手にしていた。福留は顔を背けながら、満面の笑みで逃げた。ずぶぬれのまま、頼もしくなってきた後輩の顔を 1人ずつ見つめる。キャプテンらしく、サヨナラ犠飛。全員の思いを形にした。

 「本当に素直にうれしいです。きょう誕生日(30歳)の俊介がしっかりとチャンスを作って若い北條がつないでくれたので。なんとかして俊介をホームにと思って、おいし~と思って打席に立ちました」

  9回、サヨナラ犠飛の福留孝介外野手(中)はナインからウオーターシャワーで祝福される =京セラドーム大阪

 後輩らが闘志をむき出しにし、食らいついて、ここまでおぜん立てされては、いただくしかなかった。自身の 2本の適時打などで一時は 3点リードしたが、やはり鯉は追いついてきた。もつれにもつれて迎えた 9回。先頭の代打俊介が左前打。梅野が一発で投前犠打。西岡が四球で歩かされ、勝負された北條が10球目を左前打した。つないでできた満塁で火がつかないワケがなかった。

 「 3塁ランナーも俊介だし。僕の中ではもう楽な気持ちで」。百戦錬磨のベテランは、中田の 2球目 134キロを高く高く放った。中堅・丸の送球が逸れ、バースデー男が滑り込む。サヨナラ中犠飛で、決着だ。

 金本監督も「あの場面はほぼサヨナラの確信はありました」と当然といったようす。誰もが決めてくれると信じたところで、本当に決めた。誰一人あきらめていないということを、キャプテンのバットが示した。

  9回、中田廉投手(手前)から中犠飛を打ち上げた福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 後輩らにはもちろん厳しい目も向ける。だが、年下の彼らもプレーしやすいよう、自然と振るまってしまう男でもある。PL学園高の後輩、緒方はともに過ごした昨年 1月の自主トレの一幕を冷や汗まじりで振り返る。

 「福留さんは、自分で洗濯もやろうとしてたんです」

 先輩の服を洗濯するのは同校では当たり前の風習。たたみ方の希望まで覚える必要があり、福留自身も下級生のころは先輩の服を乾燥機にかけながら眠っていたこともあったという。そのときは緒方に服を“奪われた”が、自分から洗濯させる気などなかった。

 例年、初対面のルーキーらに誰よりも気さくに話しかけるのも、福留だ。チームを見渡し、全員にノビノビ暴れてほしいと、誰より願っている。

  9回、サヨナラ犠飛を放った福留孝介外野手=京セラドーム大阪

 「選手全員が、やっぱり同一カードで 3連敗はしないという気持ちを強く持ってプレーしていたと思う。それが実際に各選手の打席にも出ていたと思う。たまたま僕が最後にね。全員がつないでくれたからそういう形ができたと思う」

 結実させなくては「福留」の名が泣く場面だった。結実させた。だからみんなが福留を慕う。ついていく。

◇データBOX◇

◎…阪神・福留が昨年 6月17日のソフトバンク戦以来、通算「9度目」のサヨナラ打。 9年在籍した中日時代は「2度」で在籍 5年目の阪神では「7度」と増えている。

 

 このチャンスは絶対に逃さない。塁上で作った拳が、試合にかける思いを物語っていた。北條が大和離脱でつかんだ出番で、 2安打 1打点。連夜の活躍で、定位置確保へ執念をみせた。

 「チャンスだったので、何とかしようという気持ちだけでした。僕はチャンスをもらったので、やるしかない」

  4- 4で迎えた 9回一死 2塁の好機で、前の打者の西岡が敬遠気味の四球。燃えないはずがなかった。 4番手の中田に 2球で追い込まれるが、執念で食らいついた。

 「福留さんにつなぐ気持ちで」

  9回一死 1、 2塁から粘って10球目をとらえ、左前打を放った北條史也内野手=京セラドーム大阪

 迎えた10球目、低めのフォークをとらえると、 3遊間を破る左前打。満塁と好機を広げ、主将のサヨナラ中犠飛を呼び込んだ。

  0- 1の 3回一死 2、 3塁ではカウント 2- 2から福井の低めフォークをすくい上げると、打球は緩やかな曲線を描き中前でポトリ。一時同点となるひと振りでチームの士気を高めた。

 必死にボールに食らいつく姿に、金本監督は満足そうだった。

 「開幕スタメンにいた高山、北條、原口が、誰もいなくなって。彼らがどう感じているのか。北條なんて、ほぼスタメンがないような状況で、けがで巡ってきたチャンス。これを生かさないと。生かしてほしい」

 求めてきた打席での執念を実らせた一打に「球際の集中力というか、粘りというか、最後の最後の集中力のヒットだったんじゃないかなと思ってます」と少しだけほほを緩めた。

  3回、適時打を放った北條史也内野手=京セラドーム大阪

 疲れがたまりやすい夏場。この日もドーム球場とはいえ、最高気温は30度を超える日々だ。そんな中、凝らしている工夫がある。練習中、使用するスパイク。通常は刃が金具だが、守備練習のときのみプラスチックを使用している。「足の負担が変わりますから」。グラウンドでは細心の注意を払い、試合が終わって寮や遠征先のホテルに戻ると「クーラーはガンガンつけてます」。オンオフを使い分けた結果の殊勲打だった。

 糸原は右膝を負傷。大和は右脇腹…。遊撃陣の苦しい事情は変わらない。それでも、背番号「2」にとっては千載一遇のチャンス。かじりついてでも、猛アピールを続けてみせる。

 

 忘れられない誕生日となった。自身を祝うハッピーバースデー打、そして福留の犠飛で 3塁からサヨナラの生還。ホームを目指して両足を回転させ、俊介が劇勝に導いた。

 「(回の)先頭で結果を出せたことがよかったです。それ(誕生日の安打)が勝ちにつながってよかった」

 少ないチャンスで結果を出し、30歳の誕生日に最高の思い出作りだ。 4- 4の 9回。代打で登場すると 1ストライクから中田の内角低めの 135キロを左前へ弾き返した。一死満塁となり、福留の中犠飛で 3塁から本塁へ生還。チームの連敗を「3」で止めた。

  7年前のこの日も打った。新人時代の2010年 8月17日。23歳の誕生日に横浜戦(長野)で「プロ初本塁打」。“持ってる男”が本領を発揮し、後輩たちの手前、メンツも保った。

  9回先頭の代打で左前打を放ち、出塁した俊介外野手。福留孝介外野手の犠飛で生還し、30歳の誕生日に大仕事=京セラドーム大阪

 この日は夏の甲子園で母校・広陵が 6- 1で秀岳館に勝ち、 3回戦に駒を進めた。阪神も注目する強打の中村奨成捕手( 3年)が 2試合連続で今大会「3本目となる3ラン」を放った。

 「テレビでみてましたよ。いや~(中村は)あれだけ打ってすごいですね。僕からは何も言えないですよ。すごいです」

 マンモスを沸かせたドラフト候補生の後輩を持ち上げていたが、自身は最終回に京セラの 3万5931人を興奮に導く大きな仕事をやってのけた。

 「僕も変なプレーができないし、(後輩も)元気が出てくれたらいい。僕も(広陵の活躍が)力になっています」

 先輩だって負けてない。広陵のユニホームに袖を通して戦ったあの暑い、暑い夏のように全力でチームに貢献し、広陵の先輩金本監督を胴上げしてみせる。

★ 9回無死 1塁で犠打を決めた梅野隆太郎捕手

 「何が何でもという気持ちだった。キャッチャーやっている限りは、早く試合を終わらせたいので」

 

 糸井嘉男外野手と伊藤和雄投手が17日、出場選手登録された。代わって、藤浪と右脇腹の張りで前日16日に途中交代していた大和内野手が抹消された。

 糸井は 7月17日の広島戦(甲子園)で空振りした際に右脇腹に筋挫傷を負い、翌18日から 2軍調整となっていた。約 1カ月ぶりの 1軍復帰となる。伊藤和も 7月19日に抹消されて以来の 1軍昇格となった。

  6回裏阪神一死 2塁、代打で登場の糸井嘉男外野手はフルスイングも空振り三振に倒れる=京セラドーム大阪

 糸井嘉男外野手が右脇腹筋挫傷から復帰し、 6回の好機に代打で起用された。

  7月17日の広島戦で故障して以来、 1カ月ぶりの 1軍の舞台。 4- 4同点の 6回一死 2塁の好機に代打で登場すると、京セラドームの阪神ファンから大歓声。

 広島ブレイシアの前空振り三振に倒れたがそのスイングは故障の影響は感じさせなかった。試合後の糸井は、久々の打席にも「わかんない」。金本監督は「そろそろ行けると思う」と話し、次戦以降のスタメンでの起用を示唆。早ければ18日の中日戦から先発メンバーに復帰する可能性が高い。

  6回、三振に倒れた糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

 右脇腹筋挫傷が治り、出場選手登録された糸井は 6回一死 2塁で代打として登場。ブレイシアの 152キロ直球に空振り三振に終わるも、フルスイングでスタンドを沸かせた。 7月17日の広島戦(甲子園)以来の 1軍だった。試合後は、スタメン行けそうですかという問いに「わかんない」と一言金本監督は「そろそろスタメンも行けると思います」と話した。

 

 阪神先発の岩田稔投手=京セラドーム大阪

 岩田稔投手が 5回 1/3、 5安打 4失点で降板した。

  3点リードの 6回に先頭の田中、菊池と連打を浴び、丸に四球を与えて満塁とすると、鈴木の右犠飛で失点。続く松山に四球を与えてマウンドを降りた。

  6回表広島1死一、三塁、打者松山竜平外野手の時、岩田稔投手は暴投振り逃げで失点、降板となる=京セラドーム大阪

 岩田は「立ち上がり先頭打者への四球がきっかけで失点してしまいました。 2回以降はランナーを出しながらも粘りの投球ができましたが、 6回にヒットと四球でピンチを招き、野手のみんなが取ってくれた点を守ることができませんでした。 6回の途中までしか投げることができず、先発としての役目を果たすことができませんでした」と、コメントした。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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中谷、パンダ四球で発奮!先制適時打!秋山が初の10勝目&プロ1号弾!大山4号3ラン!左翼席へ!

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阪神は初回、中谷将大外野手(24)の先制右前打と大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の 2点左前打で 3点を挙げた。中日の先発鈴木翔太投手(22)は 3回途中、体に異変を訴えて降板した。阪神は 5回に北條史也内野手(23)が「3号ソロ」。 6回には秋山拓巳投手(26)の「プロ初本塁打」となる 2ランで加点した。中日はその裏に京田陽太内野手(23)の「3号ソロ」で 1点返した。 4本塁打で 2桁得点の阪神は「2連勝」。 7回 2失点の秋山が初の「10勝」目を挙げた。

中谷将大外野手が初回二死 1、 2塁で先制の右前適時打を放った。中谷は15日広島戦(京セラドーム大阪)の第 1打席以来、13打席ぶりに「H」のランプをともした。中谷は 1回二死 1、 2塁から初球を右前へ落とし、先制打。 7回にも大山の 3ランを呼ぶ左前打。最近 5試合で17打数 1安打と当たりが止まりかけていた「5番」が、 2安打と復調気配だ。

北條史也内野手が、 3点リードの 5回、追加点となる「3号ソロ」を放った。先頭打者で打席に入ると、カウント 1- 1からの 3球目を強振。打球はどんどん伸びて、左翼スタンドまで届いた。北條の本塁打は 4月 9日巨人戦(甲子園)で 1試合 2発を記録して以来。久々のアーチで、遊撃のポジション獲りをアピールした。ナゴヤの空(といってもドームの中だけど)に突如として打ち上がった 4発アーチショー。口火を切ったのは北條だ。 5回無死。伊藤のツーシームを完ぺきに捉えた「3号ソロ」は、虎党で埋まった左翼席へ。指揮官は、 2安打した前日17日の広島戦こそが、北條の本当の姿だと信じ、期待している。応えて、この日もマルチ安打。 2回に左前打、そして待望の一発。帰ってきた開幕の遊撃手。明け渡すつもりはない。

秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号」の 2ランを放った。 4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤準規投手(26)の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドに運んだ。攻守交代後、スタンドから「秋山コール」が起こると、マウンド上で軽く帽子を取って応じた。伝説の「4番」も驚いた!? 秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号の2ラン」を放った。 4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドの中段まで運んだ。この試合は秋山を含め阪神側に 4本のホームランが飛び出すなど13安打10得点と大勝。金本知憲監督(49)は「糸井が負けじと打っとったけど、秋山の方が(飛距離は)上でしたね」と笑った。打って投げて、まさに秋山デーだ。山あり谷ありだったが、 8年目でしっかり“勲章”をつかんだ。両目はキッとミットを見つめ、足元では試行錯誤を続けながら、プロ初の「10勝」に到達。しかも初アーチで花を添えた。 6回にはバットで驚かせた。二死 2塁。伊藤の初球を豪快に振り抜くと打球は右翼スタンド中段へ。記念すべきプロ初本塁打だ。愛媛県立西条高校時代は通算48発で“伊予ゴジラ”と呼ばれた男。金本監督も目を丸くするほど野手顔負けの一撃で試合を決めた。次回は中 5日で24日のヤクルト戦(神宮)に向かう見込み。秋山がフル回転で虎投を引っ張る。

糸井嘉男外野手(36)が、復帰弾を放った。 7回一死、中日笠原の 4球目を強振すると、打球は右翼席に飛び込んだ。右脇腹痛から、前日17日に 1軍復帰。この日は復帰後初めてのスタメン出場だった。この本塁打が、この日 3安打目。今季 4度目となる猛打賞を記録した。本塁打は 7月 2日ヤクルト戦(甲子園)以来。豪快なスイングで、完全復活を印象づけた。阪神は「3番・右翼」で32日ぶりにスタメンに帰ってきた糸井嘉男外野手が、いきなり「9号ソロ&2 2塁打」の 安打で、打線に火をつけた。悔しさが詰まった円球が、右翼フェンス奥でドーンと跳ねた。 4発10得点で中日を圧倒し、貯金は「10」。主役の戻った虎が、「9.5ゲーム」差の首位広島を必死に追いかける!!再発はもう許されない。炎天下で必死にタイヤ引きダッシュを繰り返すなど、地道にメニューを消化。マシン打撃を再開できたのは、けがから20日ほどたった今月 6日だった。復帰を祝うように北條も大山も、投手の秋山までも一発を打ち上げた。福留を休養させた打線が今季 2度目の 1試合 4発で 9度目の 2桁得点。「2連勝」で貯金も再び「10」だ。すべてを取り返そうとする糸井は絶対あきらめない。虎をもっともっと高いところへ連れていく。

大山悠輔内野手が初回、 1点リードしてなお二死満塁から 2点 2塁打を放ち、貴重な追加点をあげた。先制打を放った 5番中谷に続いて、こちらも初球打ち。前のめりな姿勢で結果を残している。 7回に「4号3ラン」を放った。糸井の復帰後初本塁打でナゴヤドームは歓喜に包まれていた。その直後に、ドラフト 1位の大山が左翼席に放り込んだ。 7月27日DeNA戦(甲子園)以来の 1発に、にこやかな表情でダイヤモンドをまわった。 8月の打率は打率 3割 4分 2厘と、夏場に成長を見せているが、決して満足することはない。ドームの屋根をなぞるような放物線が左翼席に消えていく。その瞬間、イベント「昇竜2017」で埋まった 1塁側スタンドからも“白旗”のような青い風船が飛ばされた。 1試合 4発をドラ 1・大山が締めた。 7回二死 1、 2塁。糸井の復活弾の余韻が残る中、 7月27日のDeNA戦(甲子園)以来となる「4号3ラン」を笠原祥太郎投手(22)から放った。 3試合連続、左翼でスタメン。この日、高山俊外野手(24)が不振で登録抹消になったが、外野争いをし烈にしているのは間違いなく、このルーキー。それでもリップサービスは、ほぼない。浮かれるような表情を一切みせず地に足をつけ、技術向上を図る。大山がアーチを放てば 4戦全勝。努力のルーキーが勝ち運も呼んできた。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 4-10阪神>◇18回戦◇阪神10勝 8敗◇18日◇ナゴヤドーム

 阪神は初回、中谷の先制右前打と大山の 2点左前打で 3点を挙げた。中日の先発鈴木は 3回途中、体に異変を訴えて降板した。

 阪神は 5回に北條が「3号ソロ」。 6回には秋山の「プロ初本塁打」となる 2ランで加点した。中日はその裏に京田の「3号ソロ」で 1点返した。

  4本塁打で 2桁得点の阪神は 2連勝。 7回 2失点の秋山が初の「10勝」目。中日は終盤の反撃及ばず、連敗が「3」に伸びた。鈴木が「5敗」目。

  6回表阪神、秋山拓巳投手は「右越え2点本塁打」を放ち高代延博コーチと笑顔でタッチ=ナゴヤドーム

 

 中谷将大外野手が初回二死 1、 2塁で先制の右前適時打を放った。

 「打ったのはストレート。パンダ(ロジャース)がフォアボールを取ってくれたあとだったので、ストライクゾーンなら積極的に打ちにいこうと思っていました。詰まってしまったのですが、初球から積極的に打ちにいけたことがいい結果につながったのかなと思います」。

 中谷は15日広島戦(京セラドーム大阪)の第 1打席以来、13打席ぶりに「H」のランプをともした。

  1回表阪神二死 1、 2塁、右前適時打を放った中谷将大外野手=ナゴヤドーム

 中谷は 1回二死 1、 2塁から初球を右前へ落とし、先制打。「パンダ(ロジャース)が四球を選んだ後だったので、ストライクゾーンなら行こうと思ってました。詰まっていましたが、積極的にいったことがいい結果になったと思います」。 7回にも大山の 3ランを呼ぶ左前打。最近 5試合で17打数 1安打と当たりが止まりかけていた「5番」が、 2安打と復調気配だ。

  1回、大山悠輔内野手の適時打で中谷将大外野手、ロジャース内野手(左)が生還し2点を追加=ナゴヤドーム

 

 北條史也内野手が、 3点リードの 5回、追加点となる「3号ソロ」を放った。

 先頭打者で打席に入ると、カウント 1- 1からの 3球目を強振。打球はどんどん伸びて、左翼スタンドまで届いた。「打ったのはツーシーム。インコース寄りのボールをうまく力が逃げないようにして打つことができました。次の打席でも結果が出せるように頑張ります」。

 北條の本塁打は 4月 9日巨人戦(甲子園)で 1試合 2発を記録して以来。久々のアーチで、遊撃のポジション獲りをアピールした。

  5回表阪神無死、左越え本塁打を放った北條史也内野手=ナゴヤドーム

 ナゴヤの空(といってもドームの中だけど)に突如として打ち上がった 4発アーチショー。口火を切ったのは北條だ。 5回無死。伊藤のツーシームを完ぺきに捉えた「3号ソロ」は、虎党で埋まった左翼席へ。

 「内角寄りの球を、うまく力が逃げないようにして打てました」

 懐かしい感触だった。何と開幕間もない 4月 9日以来 131日ぶり。この時は 1試合 2発。ことしの北條は何本打つんだろう、とファンが大興奮した巨人戦だった。

  5回に 4カ月ぶりの「3号」を放った北條史也内野手=ナゴヤドーム

 が、まさかの不振に。スタメンを外され、代打での登場すら激減していった。大和の故障離脱で巡ってきたチャンスだ。

 試合前のこと。金本監督から声を掛けられた。

 「粘りというものを 4月からずっと出していたら違うものが出たんじゃないのか」

 指揮官は、 2安打した前日17日の広島戦こそが、北條の本当の姿だと信じ、期待している。応えて、この日もマルチ安打。 2回に左前打、そして待望の一発。

 「 2本打ったら、もう 1本という気持ちだったんですが。今は結果を残すしかないです」

 帰ってきた開幕の遊撃手。明け渡すつもりはない。

 

  6回表阪神二死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った秋山拓巳投手。投手伊藤準規=ナゴヤドーム

 秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号」の 2ランを放った。

  4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドに運んだ。

 攻守交代後、スタンドから「秋山コール」が起こると、マウンド上で軽く帽子を取って応じた。

  6回表阪神二死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った秋山拓巳投手。投手伊藤準規=ナゴヤドーム

 伝説の「4番」も驚いた!? 秋山拓巳投手が、「プロ入り第1号の2ラン」を放った。

  4点リードの 6回二死 2塁。中日伊藤の 144キロ直球を振り切ると、右翼スタンドの中段まで運んだ。この試合は秋山を含め阪神側に 4本のホームランが飛び出すなど13安打10得点と大勝。金本知憲監督は「(秋山の本塁打は)上段まで飛んでいって。糸井が負けじと打っとったけど、秋山の方が上でしたね」と笑った。

  6回表阪神二死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った秋山拓巳投手(左)を笑顔で出迎える金本知憲監督=ナゴヤドーム

 打って投げて、まさに秋山デーだ。山あり谷ありだったが、 8年目でしっかり“勲章”をつかんだ。両目はキッとミットを見つめ、足元では試行錯誤を続けながら、プロ初の「10勝」に到達。しかも初アーチで花を添えた。

 「不安でしたが、しっかりと試合に入ることができました。(10勝は)ひとつ、評価できることだと思います」

  8月 5日のヤクルト戦(京セラ)で右太ももの張りを訴え、 3回途中で降板。抹消を経て、13日ぶりの復帰登板だった。 1回に 3点の援護を受けたが、マウンドが滑り、投球時の足の位置が「バラバラだった」という。それでも、ほんの数センチ、数ミリと誤差を修正しながら持ちこたえた。

 野手顔負け! 6回、秋山拓巳投手がプロ初本塁打を右翼席へ叩き込んだ=ナゴヤドーム

  6回にはバットで驚かせた。二死 2塁。伊藤の初球 144キロを豪快に振り抜くと打球は右翼スタンド中段へ。記念すべきプロ初本塁打だ。「たまたまです」と謙遜したが、愛媛・西条高時代は通算48発で“伊予ゴジラ”と呼ばれた男。金本監督も「上段(くらい)まで飛んでいって。糸井が負けじと打っていたけど、秋山の方が(飛距離は)上でしたね」と目を丸くするほど野手顔負けの一撃で試合を決めた。

 独身のため留守にすることの多い秋山の自宅。母・みゆきさん(51)は「遠征も多いのでものを作るより、冷蔵庫をきれいにしたりするほうがいいですから」と時間を見つけては愛媛から掃除にきてくれる。母の誕生日には毎年、服などをプレゼントして感謝を表す孝行息子。しかし、この日の活躍こそ何よりの“恩返し”だ。

 投げては7回2失点で、初の2桁勝利だ=ナゴヤドーム

  7回には先頭のゲレーロに左翼線 2塁打を浴びたところで、右手親指の爪がはがれた。ユニホームを赤く染め、治療のため一旦ベンチに下がったが、続投してイニングを投げきった。メッセンジャーが右足骨折で離脱、藤浪も再抹消と苦しい投手事情。中12日の登板で緊急降板などできなかった。登板過多の中継ぎ陣も救う 7回 2失点だ。

 「うれしい気持ちもありますけど、ここからが勝負だと思うので。上に行くためにはこれからどんどん勝ち続けたいと思います」

 次回は中 5日で24日のヤクルト戦(神宮)に向かう見込み。秋山がフル回転で虎投を引っ張る。

☆阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「(糸井は)クリーンアップを打つ選手やしね。体も元気やね。(秋山は)びっくりしたね。あれは野手でもなかなか見られない打球だった。恐れ入りました」

  7回、一旦マウンドを降りる秋山拓巳投手(左)=ナゴヤドーム

◇データBOX◇

◎…阪神投手の本塁打は、 7月23日のヤクルト戦(神宮、○ 5- 0)でのメッセンジャー以来。日本人では2014年 4月15日の広島戦(マツダ、○ 8- 2)での藤浪以来、 3年ぶり。

◎…同一シーズンに 2人の投手が本塁打を放ったのは、2015年のヤクルトの小川泰弘( 8月 5日の巨人戦)と館山昌平(同30日の阪神戦)以来 2年ぶり。阪神では1989年のキーオ( 5月23日の中日戦)と久保康生( 6月 1日のヤクルト戦)以来28年ぶり。

◎…秋山の打点は2013年 4月29日の広島戦(甲子園)以来、 4年ぶり。

 

 糸井嘉男外野手が、復帰弾を放った。

  7回一死、中日笠原の 4球目を強振すると、打球は右翼席に飛び込んだ。

 右脇腹痛から、前日17日に 1軍復帰。この日は復帰後初めてのスタメン出場だった。

 この本塁打が、この日 3安打目。今季 4度目となる猛打賞を記録した。

 本塁打は 7月 2日ヤクルト戦(甲子園)以来。豪快なスイングで、完全復活を印象づけた。

 故障明けとは思えない! 糸井嘉男外野手が 7回、豪快に一発を放った=ナゴヤドーム

 超人大復活、ナゴヤドームで虎祭りだァ! 阪神は「3番・右翼」で32日ぶりにスタメンに帰ってきた糸井嘉男外野手が、いきなり「9号ソロ&2 2塁打」の 安打で、打線に火をつけた。 4発10得点で中日を圧倒し、貯金は「10」。主役の戻った虎が、「9.5ゲーム」差の首位広島を必死に追いかける!!

 悔しさが詰まった円球が、右翼フェンス奥でドーンと跳ねた。スタメン復帰即、一発。超人らしい、ド派手なカムバックだった。若虎にも火がつき、 4人がアーチを放つ 3年ぶりの大花火大会で竜に大勝。夏本番に帰ってきた糸井が、ここからすべてを取り返す。

 「がんばります」

 試合後は言葉少な。ため込んだ悔しさも、自身へのふがいなさも、 1試合では当然晴れない。だから点差が開いても、全打席全力だった。

  7回表阪神一死、糸井嘉男外野手は「右越え本塁打」を放った=ナゴヤドーム

  6- 1の 7回一死走者なし。左腕・笠原の内角高め 140キロをすくい上げた。右翼席最前列にズドン。 7月 2日のヤクルト戦(甲子園)以来、47日ぶりの「9号」だ。ベンチ前で金本監督、ナインらとハイタッチ。ようやく糸井スマイルも戻った。

  2 2塁打を含む 3安打で 8塁打。なかでも中谷の先制打と大山の 2点打につなげた、 1回二死からいきなり放った右翼線 2塁打には、指揮官も「糸井がきっかけで 3点入って。得点にからむ一打を初回に打ってくれて、そこですね」と、思わずうなった。

  7月17日の広島戦(甲子園)で、空振りした際に右脇腹に筋挫傷を負った。 6月の交流戦中にも左太もも裏を痛めてスタメンを離れており、実質 2度目の故障。「監督に申し訳ない…」。再発はもう許されない。炎天下で必死にタイヤ引きダッシュを繰り返すなど、地道にメニューを消化。マシン打撃を再開できたのは、けがから20日ほどたった今月 6日だった。

  1回に右翼への 2塁打で先制の口火を切ると=ナゴヤドーム

 ほぼ初対面だった若虎らとも、積極的に交流した。特に同じ左打ちの西田には身振り手振りで“指導”。育成から支配下復帰したばかりの24歳は「僕も腕が長いので『打席の立つ位置を変えてみたら?』と言ってもらいました」と目を輝かせた。悔しさは胸に秘め、超人エキスを鳴尾浜にまき散らしながら、 1軍へ戻る日を待ってきた。

 オリックス時代の2013年 5月 7日には右膝の「軽度の内側側副靱帯の損傷」と診断されながら強行出場し、翌日に本塁打。2014年も右脇腹を痛めながら出場を続け、首位打者に輝いた。不屈の超人-。今回はチーム方針で慎重なリハビリを強いられたが、その分、きっちりと答えを出した。昇格 2日目、32日ぶりにスタメンに名を連ねて、すぐさま、この大爆発。新たな伝説を刻んだ。

 復帰を祝うように北條も大山も、投手の秋山までも一発を打ち上げた。福留を休養させた打線が今季 2度目の 1試合 4発で 9度目の 2桁得点。「2連勝」で貯金も再び「10」だ。

  2回にも力強く 2塁打だ=ナゴヤドーム

 「まだ本調子のスイングにはみえないけど、その中での 3本というのは安心ですね」と金本監督。ついに帰ってきた-。広島と「9.5」差だろうが、すべてを取り返そうとする糸井は絶対あきらめない。虎をもっともっと高いところへ連れていく。

☆糸井のけがの経過

★ 7月17日:広島戦(甲子園)の 5回一死 2塁の打席で 4球目を空振りした際に、右脇腹を押さえてベンチへ。そのまま代打を送られ、試合後に尼崎市内の病院へ。翌18日に「右脇腹の筋挫傷」と発表され、出場選手登録を抹消された。

★ 8月10日:故障後初の屋外フリー打撃を行い、計43スイングで 2度の 2連発を含むサク越え 6本(安打性24)。12日から 2軍の全体練習に合流。

★ 同 15日:ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に「2番・右翼」で実戦復帰。 3回に右翼へ一発を放った( 3打数 1安打)。16日の同戦も「2番・右翼」で出場し 1打数無安打( 1犠飛)。

★ 同 17日:出場選手登録され、広島戦(京セラ)の 6回一死 2塁で代打登場(空振り三振)。

 

 大山悠輔内野手が初回、 1点リードしてなお二死満塁から 2点 2塁打を放ち、貴重な追加点をあげた。

 「打ったのはスライダー。浮いてきたボールは積極的に打ちにいこうと思って打席に入りました。しっかりとヒットゾーンに打ち返せてよかったです」

 先制打を放った 5番中谷に続いて、こちらも初球打ち。前のめりな姿勢で結果を残している。

  1回表阪神二死満塁、左 2点適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 大山悠輔内野手が、 7回に「4号3ラン」を放った。

 糸井の復帰後初本塁打でナゴヤドームは歓喜に包まれていた。その直後に、ドラフト 1位の大山が左翼席に放り込んだ。

  7月27日DeNA戦(甲子園)以来の 1発に、にこやかな表情でダイヤモンドをまわった。

  7回表阪神二死、左越え本塁打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 大山悠輔内野手が、 7回に「4号3ラン」を放つなど、 3安打 5打点の大暴れ。

 それでも、この日唯一凡退した 6回の 2ゴロを悔やんだ。

 「ホームランよりもその前のセカンドゴロ。真っすぐを狙って詰まるというのは、まだまだ課題が多い」。

  8月の打率は打率 3割 4分 2厘と、夏場に成長を見せているが、決して満足することはない。

  7回表阪神二死 1、 2塁、大山悠輔内野手は「左越え3点本塁打」を放った=ナゴヤドーム

 ドームの屋根をなぞるような放物線が左翼席に消えていく。その瞬間、イベント「昇竜2017」で埋まった 1塁側スタンドからも“白旗”のような青い風船が飛ばされた。 1試合 4発をドラ 1・大山が締めた。

 「本塁打よりも、その前の打席でセカンドゴロです。真っすぐを狙って詰まっていました。まだまだ課題が多い。真っすぐをしっかり仕留められるように練習します」

  7回二死 1、 2塁。糸井の復活弾の余韻が残る中、 7月27日のDeNA戦(甲子園)以来となる「4号3ラン」を笠原から放った。中谷の右前打で 1点を先制した後の 1回二死満塁でも 3遊間突破の 2点打。「 1点をとった後だったので効果的な 1本だったと思う」。プロ 2度目の猛打賞、そして初となる 1試合 5打点もかすかにほほ笑むだけ。次なる戦いでの血肉にすべく、ひたすら自問自答を繰り返していた。

  7回、大山悠輔内野手がトドメの3ラン。花火ショーを締めくくった=ナゴヤドーム

  3試合連続、左翼でスタメン。この日、高山が不振で登録抹消になったが、外野争いをし烈にしているのは間違いなく、このルーキー。それでもリップサービスは、ほぼない。浮かれるような表情を一切みせず地に足をつけ、技術向上を図る。

 金本監督は、その姿勢に「いいんじゃないかな」とうなずいた。「帰りのバスに乗り込むときも先輩を待たせてはいけないって思うから急ぐだろうし。最初はそれでいいじゃない? そういう気持ちって大事じゃないかな」。まだまだ初心者マーク-。本人にその自覚があるからこそ、どんどん力をつけている。

 「楽しみですね。自信をつけていい」と虎将。大山がアーチを放てば 4戦全勝。努力のルーキーが勝ち運も呼んできた。

  7回、大山悠輔内野手(左)がレフトへ 3点本塁打を放った=ナゴヤドーム

◇データBOX◇

◎…阪神の 2桁得点は 7月27日のDeNA戦(甲子園、○10- 3)以来、今季 9度目。

◎… 1回に 3点以上とるのは、 8月 3日の広島戦(マツダ、 5- 5)での 4点以来。

◎…大山の 1試合 3安打は 8月10日の巨人戦(東京ドーム)以来、 2度目。

 

 良い試合だった!呑竜試合で、鯉軍に呑み込まれた分取り返した様な試合でした! 7回の花火ショーは見物でしたね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)   

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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