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2000安打カウントダウン!阪神、鳥谷グッズ発売開始!

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 鳥谷選手2000本安打カウントダウンTシャツ(左・前面,右・後面)

 阪神は18日、17日の広島戦(京セラ)で通算「2000安打」まで残り「20安打」とした鳥谷敬内野手のカウントダウンTシャツとタオルの発売を数量限定で開始した。事前にファンに公募した似顔絵イラストを球団と鳥谷本人が厳選し、商品化したプレミアムグッズとなっている。「2000安打」まで安打を放つたび、翌日に発売される。  Tシャツ(フリー)は税込2400円で限定 100枚、カウントダウンフェイスタオルは税込1500円で 限定 250枚。チームショップアルプス、阪神百貨店8Fタイガースショップ、球団オンラインシ ョップT-SHOP(http://shop.hanshintigers.jp/goods/index.html?ggcd=17325&cid=pickup17)で発売する。

 通算「2000安打」まで残り「20安打」とした鳥谷敬内野手

 

 後何試合消化すれば、ジャビット球団の阿部に並ぶのでしょうね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神打線つながり3連勝!鳥谷2000安打まで残り19本!福留14号2ラン!8月5本目!青柳4勝目

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中日は 1回に 4番アレックス・ゲレーロ外野手(30)の右中間への適時 2塁打で先制。阪神は 2回に大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の適時打で同点。さらに梅野隆太郎捕手(26)の犠飛で勝ち越した。阪神は 4回に鳥谷敬内野手(36)の適時 2塁打で 1点を追加。 5回には糸井嘉男外野手(36)の適時打、福留孝介外野手(40)の「14号2ラン」で 3点を入れ、突き放した。阪神は 8回に大山の適時打、 9回には中谷将大外野手(24)の犠飛でダメ押し点を重ね、「3連勝」。先発青柳晃洋投手(23)は「4勝」目を挙げた。

大山悠輔内野手が、 2回に同点適時打を放った。 1点を追う 2回一死 1、 2塁。打席に背番号「3」が向かうと、 2球目をコンパクトにスイング。中前適時打を放ち、同点とした。大山は18日中日戦(ナゴヤドーム)でも 1本塁打を含む「3安打5打点」と大暴れ。虎のドラフト 1位が、ついに目覚めだした。D 1位・大山が、疲労で初めてスタメン落ちしたジェイソン・ロジャース内野手(29)に代わって「7番・1塁」で出場し、「4打数2安打2打点」と奮闘した。「3連勝」で 2カードぶりのカード勝ち越しを決め、貯金は「11」。カバーしあえる虎は、夏バテ知らずや!後手を踏んでも、すぐに追いつき、突き放す。今の虎を象徴するかのような猛攻撃で、弱り目の竜を食いちぎった。スタメン表からあふれるほどの役者がそろう。“劇薬”となったのは大山だ。反撃ののろしをあげた後は 8回無死 1、 3塁でも中前打を放ち、リードを 6点に広げた。得点圏打率は 0.391(23打数 9安打、 4本塁打、18打点)と上昇。金本知憲監督(49)は、ナゴヤドームのスコアボードに刻まれた数字をみて、目を丸くした。シーズンは残り35試合。福留、糸井、西岡剛内野手(33)がスタメンにそろい踏み、好調鳥谷、成長著しい中谷らと手駒がそろってきた。「3連勝」で貯金は「11」。その後、ナイターで首位広島が負けたが、まだ「8.5ゲーム」差。それでもあきらめずに、追い続ける。

梅野隆太郎捕手が、 1- 1の 2回に勝ち越しとなる左犠飛を放った。直前に 7番大山が同点適時打を放ち、一死 1、 2塁。梅野は 2球目の内角高めにきた直球を打つと打球はレフトへ。犠牲フライには十分な飛距離を放ち、 3塁走者の鳥谷が生還。勝ち越しの犠飛となった。15日の広島戦(京セラ)以来の打点。先発の青柳は試合序盤に変化球の制球が不安定だったが、体の開きを指摘してサポートした。

鳥谷敬内野手が 4回に追加点となる右中間適時 2塁打を放ち、「2000安打」まで残り「19本」とした。 1点リードの 4回一死 2塁の好機でバッターボックスに向かうと、中日若松が投じた高めのスライダーにバットを合わせ、打球は右中間を割った。 1塁走者の福留が一気に駆け抜けてホームイン。追加点をあげ、先発青柳を援護した。今季 4度目の猛打賞で通算 132度目となり、高木豊(58=大洋、現DeNA)に並び「セ・リーグ歴代24位」に浮上した。通算「2000安打」までは、あと「17」だ。

西岡剛内野手が、左アキレス腱(けん)断裂の大けがから復帰後、初めてのスチールを決めた。 5回、先頭打者で打席に立つと、左安打を放って出塁。すると 2番北條史也内野手(23)に対する初球で、果敢にスタートを切った。捕手が送球するも、判定はセーフ。ケガから復帰後、初スチールとなった。 5回無死 1塁。左前打で出塁した西岡が、次打者・北條の初球で走った。ベース前で加速する持ち味の猛スライディングが、ベースカバーした京田陽太内野手(23)を圧倒した。タッチが弱く、 2盗成功!悪夢の左アキレス腱断裂から、 1年近くのリハビリを経て復活したのが 7月17日の広島戦(甲子園)。いきなりセーフティーバントをするなど、足は大丈夫!を満天下にアピールしてきた。打撃の方は、ひと足お先に完全復活モードだ。この日の安打で、出場 7試合連続安打。歌を忘れたカナリア以上に、盗塁しない西岡は物足らなかった。でも、もう心配はいらない。帰ってきたスピードスターが、何かを起こす。

北條は 5回無死 1塁で 1走・西岡が初球盗塁を決めると、 2球目にすかさず投前犠打を決めた。直後に糸井の適時 2塁打、そして福留の「2ラン」。イッキ 3点の流れを作った。 9回に 5試合連続となる中前打を放ったことの方が、うれしそうだった。

糸井は 3- 1の 5回、西岡の盗塁と北條の犠打で作った一死 3塁の好機で、右翼線へ強烈な適時 2塁打を放った。金本監督も目を細めた。 7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を負傷して途中交代。そのとき以来の西岡、福留とのそろい踏みだった。カムバックした超人が打線を活気づかせる。

福留孝介外野手が、 5回に「14号2ラン」を放った。 3点リードの 5回一死 2塁。カウント 2- 0からの 3球目。真ん中外寄りに来た 132キロを強振。右翼席まで運んだ。これで 8月に入って 5本目。頼れる男が本領を発揮している。24試合ぶりに「4番」を務めた福留孝介外野手がトドメの一撃を食らわせた。 この日は 7月から途中加入して前日18日まで「4番」だったロジャースが「休養」。 7月22日ヤクルト戦以来の「4番」を務めた福留が、しっかりと役割を果たした。ゆっくり本塁へかえるには、ほうり込むしかない。 8月「5本目」の一発で竜を突き放し、福留はまた自らを休ませることに成功した。ベースを一周し、出迎えた糸井とニヤッと笑ってハイタッチ。真夏に絶好調突入だ。勝負どころでは本人も休日返上の覚悟。歯を食いしばって、大ベテランが先頭を走る。虎と福留のスパートは、もう始まっている。

青柳晃洋投手がプロ入り自己最長タイとなる 7回 1/3を投げ、 3安打 1失点の好投を見せた。打線の援護もあり、 6月10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来70日ぶり、今季「4勝目(3敗)」をあげた。青柳はお立ち台では笑顔を見せた。開幕ローテーション入りしていた藤浪晋太郎投手(23)、岩貞祐太投手(25)が 2軍で再調整中。ランディ・メッセンジャー投手(36)も右足を腓骨(ひこつ)骨折で一時帰国するなど、先発投手陣は手薄。頼もしい変則右腕が帰ってきた。 8回に先頭の藤井淳志外野手(36)に四球を出し、代打・遠藤一星内野手(28)の安打で一死 1、 2塁とされたところで降板。今季は 3度の 2軍落ちを経験も、そのたびにはい上がった。 8月戦線をタフに投げ抜いていく。記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 1- 8阪神>◇19回戦◇阪神11勝 8敗◇19日◇ナゴヤドーム

 中日は 1回に 4番ゲレーロの右中間への適時 2塁打で先制。阪神は 2回に大山の適時打で同点。さらに梅野の犠飛で勝ち越した。

 阪神は 4回に鳥谷の適時 2塁打で 1点を追加。 5回には糸井の適時打、福留の「14号2ラン」で 3点を入れ、突き放した。

 阪神は 8回に大山の適時打、 9回には中谷の犠飛でダメ押し点を重ね、「3連勝」。先発青柳は「4勝」目を挙げた。中日は「4連敗」、若松は「4敗」目を喫した。

 

 大山悠輔内野手は 2回、同点打を放った=ナゴヤドーム

 大山悠輔内野手が、 2回に同点適時打を放った。

  1点を追う 2回一死 1、 2塁。打席に背番号「3」が向かうと、 2球目をコンパクトにスイング。中前適時打を放ち、同点とした。

 「打ったのはストレート。初球にボール球を振ってしまったのですが、うまく切り替えて打つことができました。とにかくランナーをかえすんだという気持ちだったので、打ててよかったです」。

 大山は18日中日戦(ナゴヤドーム)でも 1本塁打を含む「3安打5打点」と大暴れ。

 虎のドラフト 1位が、ついに目覚めだした。

  2回表阪神一死 1、 2塁、大山悠輔内野手は中前同点適時打を放った=ナゴヤドーム

 R砲が休みでも大丈夫! 阪神は打線が爆発して中日に 8- 1と快勝。D 1位・大山悠輔内野手が、疲労で初めてスタメン落ちしたジェイソン・ロジャース内野手に代わって「7番・1塁」で出場し、「4打数2安打2打点」と奮闘した。「3連勝」で 2カードぶりのカード勝ち越しを決め、貯金は「11」。カバーしあえる虎は、夏バテ知らずや!

 後手を踏んでも、すぐに追いつき、突き放す。今の虎を象徴するかのような猛攻撃で、弱り目の竜を食いちぎった。スタメン表からあふれるほどの役者がそろう。“劇薬”となったのは大山だ。

 「 1日 1日、しっかり試合の中でチームのために必死にやるだけです」

 ロジャースが 7月18日に 1軍昇格後、初めて欠場。最近5試合で打率 0.105と精彩を欠いていたため、首脳陣が休養をとらせた。代わりに「7番・1塁」で出場したのが大山だった。

  2回表阪神一死 1、 2塁、中前へ同点適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 ハードルが高い? いやいや、とんでもない。 1点を追う 2回一死 1、 2塁。若松の直球を中前にはじき返し、試合を振り出しに戻す。早速、助っ人の代役を果たした。

 「初球にボール球を振ってしまったのですが、うまく切り替えて打つことができた。とにかくランナーをかえすんだという気持ちだったので、打ててよかったです」

 反撃ののろしをあげた後は 8回無死 1、 3塁でも中前打を放ち、リードを 6点に広げた。前日18日は自身初の 1試合 5打点。気を緩めるどころか、バットの勢いをさらに増し、 2戦で計「7打点」だ。得点圏打率は 0.391(23打数 9安打、 4本塁打、18打点)と上昇。金本監督は「得点圏でよく打っていますし」と、ナゴヤドームのスコアボードに刻まれた数字をみて、目を丸くした。

 金本知憲監督(中央)も打つわ打つわの試合に笑いが止まらなかった=ナゴヤドーム

 「3番・左翼」で出場した10日の巨人戦(東京ドーム)。試合前、大山のユニホームだけ真っ黒だった。お尻から太もも、膝下にかけて土がこびりついていた。フリー打撃後の走塁練習でスライディングを繰り返していたためだが、そこに大山の姿勢が隠されていたことを中村外野守備走塁コーチが明かした。

 「スライディングひとつでアウト、セーフが変わります。それが試合を大きく左右するときもある。ベンチスタートが多い大山には練習からやっておけという話はしていた」と説明した後、「でも『スタメンのときはやらんでエエぞ』といったんですけどねぇ」とうれしそうに笑った。もっとうまくなりたい。結果を出したい。そのために、常日頃からどん欲に汗をかく。だからこそ、メジャー経験者の助っ人の代役でも見劣りしない。むしろ食いかねない存在感を発揮している。

  8回、適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

 シーズンは残り35試合。福留、糸井、西岡がスタメンにそろい踏み、好調鳥谷、成長著しい中谷らと手駒がそろってきた。将は「今まで…昨年とか今年なかった、うれしい悩みというかね。みんな使いたいですよね」とホクホク顔だ。  「3連勝」で貯金は「11」。大山は「継続していきたいです」と口を真一文字に結んだ。その後、ナイターで首位広島が負けたが、まだ「8.5ゲーム」差。それでもあきらめずに、追い続ける。

☆阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「打線の状態が上がってきた。きのう(18)も二死から点を取って、きょうも取られてすぐに取り返してくれた。ロジャースはずっと試合に出ていたけど、休養できるメンバーになってきたのでね」

  2回、適時打を放った大山悠輔内野手=ナゴヤドーム

◇データBOX◇

◎…大山は今季40試合の出場で打率 0.278だが、得点圏打率 0.391とチャンスに強い。ちなみに規定打席に到達しているなかでセ・リーグ首位は広島・エルドレッドの 0.363。

◎…阪神は「今季8度目の3連勝」で 2カードぶりの勝ち越し。貯金は「11」で、今季最多は 6月16日の楽天戦(甲子園)などでマークした「12」。

 

  2回、勝ち越しの左犠飛を放った梅野隆太郎捕手=ナゴヤドーム

 梅野隆太郎捕手が、 1- 1の 2回に勝ち越しとなる左犠飛を放った。「打ったのはストレート。もう 1点欲しいところでしたし、最低限ですがランナーをかえすことができてよかったです」。

 直前に 7番大山が同点適時打を放ち、一死 1、 2塁。梅野は 2球目の内角高めにきた直球を打つと打球はレフトへ。犠牲フライには十分な飛距離を放ち、 3塁走者の鳥谷が生還。勝ち越しの犠飛となった。

  2回表阪神一死 1、 3塁、左犠飛を放ち勝ち越し点をあげた梅野隆太郎捕手=ナゴヤドーム

 梅野は 1- 1の 2回一死 1、 3塁で勝ち越しの左犠飛を放った。15日の広島戦(京セラ)以来の打点に「最低限と思っていました」。先発の青柳は試合序盤に変化球の制球が不安定だったが、体の開きを指摘してサポートし「修正してくれた。すごくリードしやすかった」とたたえた。

  2回表阪神一死 1、 3塁、左犠飛を放ち勝ち越し点をあげた梅野隆太郎捕手(中央)=ナゴヤドーム

 

 鳥谷敬内野手が 4回に追加点となる右中間適時 2塁打を放ち、「2000安打」まで残り「19本」とした。

  1点リードの 4回一死 2塁の好機でバッターボックスに向かうと、中日若松が投じた高めのスライダーにバットを合わせ、打球は右中間を割った。

  1塁走者の福留が一気に駆け抜けてホームイン。追加点をあげ、先発青柳を援護した。

  4回、適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 鳥谷は 4回に右中間への適時 2塁打を放つと、 5回には左中間へ 2塁打、 8回にも右前打。 8月は月間打率 0.397(58打数23安打)と絶好調で「いいところに飛んでくれました」とうなずいた。今季 4度目の猛打賞で通算 132度目となり、高木豊(大洋、現DeNA)に並び「セ・リーグ歴代24位」に浮上した。通算「2000安打」までは、あと「17」だ。

  4回表阪神一死 1塁、右中間をやぶる適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 

 西岡剛内野手が、左アキレス腱(けん)断裂の大けがから復帰後、初めてのスチールを決めた。

  5回、先頭打者で打席に立つと、左安打を放って出塁。すると 2番北條に対する初球で、果敢にスタートを切った。捕手が送球するも、判定はセーフ。ケガから復帰後、初スチールとなった。

  5回表阪神無死 1塁、打者北條史也内野手の時に 2塁盗塁を決める西岡剛内野手。野手京田=ナゴヤドーム

  5回無死 1塁。左前打で出塁した西岡が、次打者・北條の初球で走った。ベース前で加速する持ち味の猛スライディングが、ベースカバーした京田を圧倒した。タッチが弱く、 2盗成功!

 「復帰して、一番うれしいことです」

 悪夢の左アキレス腱断裂から、 1年近くのリハビリを経て復活したのが 7月17日の広島戦(甲子園)。いきなりセーフティーバントをするなど、足は大丈夫! を満天下にアピールしてきた。

 が、これまで 2度チャレンジした盗塁はいずれも失敗。気にしていた。そして、過去 2度も盗塁王に輝いた男が、たった 1つの成功を素直に喜んだ。スピードを身上とするスターが一番、待っていた瞬間だった。

 打撃の方は、ひと足お先に完全復活モードだ。この日の安打で、出場 7試合連続安打。

 西岡剛内野手は 5回、左前打で出塁した=ナゴヤドーム

 「使ってもらっている以上は、結果を残さないといけないので」

 自身の安打と盗塁で作った一死 3塁から、中軸の糸井が右翼線タイムリー 2塁打。さらに福留が「2ラン」。「1番打者」が最も手応えを感じる攻撃だったかもしれない。それでも「チーム内の競争が激しいですから、それに負けないようにしないと」と謙虚だった。

 ベンチ裏からバスへ向かう通路。報道陣に囲まれていた金本監督からメッセージが飛んできた。

 「アイツ、どうせすぐ疲れて、すぐいなくなると思うけど(笑)」

 痛烈なイジりは、もちろん“ずっといてほしい”の裏返し。歌を忘れたカナリア以上に、盗塁しない西岡は物足らなかった。でも、もう心配はいらない。帰ってきたスピードスターが、何かを起こす。

 

  5回、送りバントを決めた北條史也内野手=ナゴヤドーム

 北條は 5回無死 1塁で 1走・西岡が初球盗塁を決めると、 2球目にすかさず投前犠打を決めた。直後に糸井の適時 2塁打、そして福留の「2ラン」。イッキ 3点の流れを作った。「(バントは)しっかり決めたら流れも良くなりますしね。最後の打席でヒットが出てよかったです」。 9回に 5試合連続となる中前打を放ったことの方が、うれしそうだった。

 

  5回、適時 2塁打を放った糸井嘉男外野手=ナゴヤドーム

 糸井は 3- 1の 5回、西岡の盗塁と北條の犠打で作った一死 3塁の好機で、右翼線へ強烈な適時 2塁打を放った。理想的な点の取り方に「よかったです」と声を弾ませた。金本監督も「走って、バントで送って、 1点をね、長打もありで」と目を細めた。

  7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を負傷して途中交代。そのとき以来の西岡、福留とのそろい踏みだった。前日18日には32日ぶりにスタメン復帰して、いきなり「9号ソロ」に 2塁打 2本の大暴れ。カムバックした超人が打線を活気づかせる。

 

  5回表阪神一死 2塁、「右越え2点本塁打」を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

 福留孝介外野手が、 5回に「14号2ラン」を放った。

  3点リードの 5回一死 2塁。カウント 2- 0からの 3球目。真ん中外寄りに来た 132キロを強振。右翼席まで運んだ。

 「打ったのはストレート。糸井がタイムリーを打ってくれて、自分もうしろにつないでいこうと思っていました。意識していたことはそれだけです」

 これで 8月に入って 5本目。頼れる男が本領を発揮している。

 中日に連勝し福留孝介外野手(左)らを出迎える金本知憲監督=ナゴヤドーム

 24試合ぶりに「4番」を務めた福留孝介外野手がトドメの一撃を食らわせた。 2点リードの 5回。 3番糸井の右翼線適時 2塁打で 1点を加えると、なお一死 2塁の場面で、福留が右翼越えの「14号2ラン」を放った。

 この日は 7月から途中加入して前日18日まで「4番」だったロジャースが「休養」。 7月22日ヤクルト戦以来の「4番」を務めた福留が、しっかりと役割を果たした。

 休養を挟みながらベテラン福留の起用を続ける金本知憲監督は「どうしようか、明日(笑い)。休ませたいけど、週 2回は休ませたいけどさ…。今日は 1塁から(走塁で)帰ったからな。孝介の本音が分からんけど(笑い)。俺らには『出ます』しか言わんけどさ。本音のところを知りたいけど」と悩ましげだった。

 福留孝介外野手は 5回、「14号2ラン」を放った。これで 8月「5本目」とペースが上がってきた =ナゴヤドーム

 ゆっくり本塁へかえるには、ほうり込むしかない。 8月「5本目」の一発で竜を突き放し、福留はまた自らを休ませることに成功した。ベースを一周し、出迎えた糸井とニヤッと笑ってハイタッチ。真夏に絶好調突入だ。

 「糸井がタイムリーを打ってくれて、自分も後ろにつないでいこうと思っていた。意識していたことはそれだけです」

  3- 1で迎えた 5回。先頭・西岡の安打と 2盗、北條の投前犠打から糸井の右翼線適時 2塁打が生まれ、理想的に加点した直後だった。若松の 132キロ直球をガツン。スタンド最前列に着弾した。中谷をかわし、チーム単独トップとなる「14号2ラン」となった。

 ロジャースに休養が与えられ、 7月22日のヤクルト戦(神宮)以来の「4番」だった。糸井の復帰を受けて再度、左翼守備に回る負担もあったが、鮮やか過ぎる主軸の仕事ぶりを披露。金本監督も「あれでほぼこっちのペースにできた。どうしようか、あした。休ませたいけど…(週に) 2回は休ませたいけど」と、うれしい悲鳴をあげた。

  4回、安打を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

 最近10試合で福留のスタメンは 6試合。この日の 2安打 2打点も含め、その間の数字は打率 0.400(25打数10安打)、 3本塁打、12打点と驚異的だ。絶好調は、効果的な休養にも支えられている。 9日の巨人戦(東京ドーム)では 9回に同点 3塁打を放ち、直後の決勝犠飛でホームイン。激走続きで疲れたものの、調子は維持した。この日の試合前には「俺、 1回走ったら、 1回休み!」と冗談交じりに語ったが、その数時間後、 4回一死から 1走として鳥谷の 2塁打で激走ホームイン。宣言通りなら、20日はお休み!?

 頼れる40歳に、指揮官も「 1塁からかえったからなぁ。孝介の本音のところはどうなのか…。俺らには『出ます』しかいえないだろうから、本音のところを知りたい」とニコニコ顔でうれしい悩みを口にした。

 もちろん、勝負どころでは本人も休日返上の覚悟。歯を食いしばって、大ベテランが先頭を走る。虎と福留のスパートは、もう始まっている。

  5回、「2点本塁打」を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム

★福留の激走VTR

  9日の巨人戦(東京ドーム)。 3- 4の 9回一死 1塁で、同点の 3塁打を放った。激走した直後、ロジャースが初球を打ち上げ、休む間もなく本塁へ突入。本塁クロスプレーに頭から突っ込んで生還した。「これで疲れていない人はおらんやろ。足がもつれてしまって」と本人。翌10日は特別休暇となった。

◇データBOX◇

◎…福留は 8月の本塁打数が「5本」となった。阪神移籍後の最多月別ホームランは2015年 6月の「6本」。中日在籍時は2007年 4月に「9本」を記録している。

 

  5回を終え笑顔で北條史也内野手(左)とタッチを交わす青柳晃洋投手=ナゴヤドーム

 青柳晃洋投手がプロ入り自己最長タイとなる 7回 1/3を投げ、 3安打 1失点の好投を見せた。

 打線の援護もあり、 6月10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、今季「4勝」目をあげた。

 青柳は「長いイニングを投げられて良かったです」と振り返り、お立ち台では笑顔を見せた。

 開幕ローテーション入りしていた藤浪、岩貞が 2軍で再調整中。メッセンジャーも右足を腓骨(ひこつ)骨折で一時帰国するなど、先発投手陣は手薄。暑さが厳しい夏場を迎えるが、頼もしい変則右腕が帰ってきた。

 青柳晃洋投手は 8回途中 1失点の力投。梅野らの助言で試合中に修正した=ナゴヤドーム

 青柳が自身最長タイの 7回 1/3を 3安打 1失点。 6月10日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来70日ぶりに「4勝目(3敗)」を手にした。

 「長いイニングを投げられてよかったです。体が開かないように梅野さんにいわれて、香田8投手コーチ)さんにも指摘してもらって、試合中に修正できました」

  0- 0の 1回二死から大島を四球で歩かせ、続くゲレーロには簡単に右中間へはじき返されて 1点を失ったが、立ち直った。その後は 1つの四球も出さずに 5イニング連続で三者凡退。テンポよく投げた右腕を、打線も援護した。

  8回に先頭の藤井に四球を出し、遠藤の安打で一死 1、 2塁とされたところで降板。途中とはいえ、先発が 8回まで投げたのは 4日のヤクルト戦(京セラ)でメッセンジャーが完封して以来。中継ぎ陣を休ませて、金本監督も「今年一番8の投球)かな」と評価した。

 「ランディ(メッセンジャー)が抜けたのは大きいですが、僕は与えられた仕事を頑張ります」

 今季は 3度の 2軍落ちを経験も、そのたびにはい上がった。 8月戦線をタフに投げ抜いていく。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 

 

 

 

 

   

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上本が先制2塁打!鳥谷が延長勝ち越し打放ち4連勝!能見5回8安打2失点で降板、4勝目はお預け!

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阪神は初回に上本博紀内野手(31)の適時 2塁打で先制。同点に追いつかれた直後の 3回無死 1、 3塁、福留孝介外野手(40)の遊ゴロ併殺の間に勝ち越した。中日は 1点を追う 5回二死 1、 3塁から松井佑介外野手(30)の中前適時打で同点に追いついた。阪神は 6回二死満塁の好機も無得点。阪神は 8回に先頭鳥谷敬内野手(36)が 2塁打で出塁も後続が続かず無得点。中日は阪神リリーフ陣の前に快音が響かず、延長戦に突入した。阪神は11回二死 2、 3塁から、鳥谷が左前に勝ち越し打を放ち、「4連勝」。ラファエル・ドリス投手(29)が「3勝」目。チームはこれで「4連勝」。鳥谷は 5打数 3安打の活躍で通算「2000安打」まで残り「14」とした。先発の能見篤史投手(38)は 2回二死から武山真吾捕手(33)にソロ本塁打を浴び同点。阪神は 3回に無死 1、 3塁から 4番・福留の遊ゴロ併殺の間に 3走が生還し、 2- 1とした。 4回には 6番・鳥谷が右翼線 2塁打を放ち、通算「2000安打」まで残り「16」とした。

鳥谷敬内野手が、延長11回に左前適時打を放ち、試合を決めた。二死 2、 3塁で打席に立つと、中日岩瀬の初球を捉えた。前日19日に続き、この日も 3安打で今季 5度目の猛打賞を記録。残り「14本」と迫った「2000安打」については意気込んだ。すべて払いのけた。狙い澄ましたライナーとともに、 4時間以上続いた真夏のモヤモヤは吹っ飛んだ。鳥谷が、虎を救った。「1986度目」の快音で、延長11回にV打。偉業へのカウントダウンを猛然と早めながらチームを「4連勝」に導いた。今季 3度目、ナゴヤドームでは 4年ぶりの同一カード「3連勝」で、貯金は約 2カ月ぶりに今季最多タイの「12」。 6試合を残し、夏のロードの「勝率5割」以上が決まった。アツい夏を終わらせない。そして鳥谷の 8月は誰よりアツい。遠征先の宿舎の食事会場。サラダの横にドレッシングの大ボトルが置かれていると、36歳はそれを持ち上げ、背面のラベルをジーッと見ているという。成分を確認し“余分”と思うものが入っていれば使わない。そんなときはマイオリーブオイルを取り出し、ふりかけるのが鳥谷流だ。早大時代、監督の野村徹氏(80)に焼き肉をごちそうになっても、他の選手が勢いよく肉をほおばる中、「野菜も頼んでいいですか?」と願い出て名将を驚かせた。1861試合連続出場中の鉄人。学生時代から、体にいいことを常に探求し続け、どんなに暑い日も練習を続けて、ついにここまできた。夏はもうすぐ終わるが、鳥谷はまだまだアツく打ち続ける。その目は「8.5ゲーム」先をいく鯉しか、見ていない。

上本博紀内野手が初回に先制となる適時 2塁打を放った。 1番俊介が左翼フェンス直撃の 3塁打を放ち、無死 3塁の好機で打席へ。中日小笠原慎之介投手(19)の 144キロ直球を打ち返すと、打球は左翼線に弾んだ。先制適時 2塁打で先発能見を援護した。

森越祐人内野手(29)が延長11回、勝ち越し劇につながる移籍後初安打を放った。 9回の守備から出場すると、延長11回に先頭打者として打席がまわってきた。古巣の大先輩、中日岩瀬仁紀投手(42)の投じた初球を左前に放ち、チャンスメーク。その後、鳥谷の勝ち越し適時打でホームを踏んだ。守備に期待される男が、この日はバットで貢献した。2014年に中日から戦力外通告を受け、翌15年にタテジマ入り。今季 6打席目、虎通算15打席目で初めて「H」ランプを灯し、鳥谷の一打で決勝のホームを駆け抜けた。プロ通算でも、 3安打目。これまではグラブで生きてきたイメージが強かった。昨年 9月11日のヤクルト戦(神宮)では本塁挟殺プレーを絶妙なカバーリングで完成。金本監督をうならせたことは記憶に新しい。地味だが、出番さえあれば、確実に何か仕事をしてみせる。玄人好みの職人タイプだ。一度はあきらめかけたプロ野球人生。野球の神様は見てくれていた。

先発の能見篤史投手が 5回 8安打 2失点で降板した。前回登板した12日DeNA戦(横浜)以来、中 7日の登板となったが94球を淡々と投げ込み、先発の役割を果たした。だが、 5回裏を終えて 2- 2と同点。今季「4勝目」はお預けとなった。 2番手には石崎がマウンドにあがった。能見は苦しみながらも 5回 8安打 2失点。 5回二死から松井佑に中前へ同点打を許し、 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)以来となる「4勝目」は逃したが、何とか試合は作った。さらに 7三振を奪って通算奪三振数は「1366」。「歴代71位」の江川卓(元巨人)に並んだ。先発陣で唯一、開幕からローテを守り続ける38歳の左腕が、チームを頂点へ引っ張る。

拙攻を繰り返して迎えた 9回裏の守り。相手は 1番からの好打順。最も嫌な空気が漂う場面でマウンドに登場したのが岩崎だった。そして 6番手左腕は京田陽太内野手(23)、荒木雅博内野手(39)、大島洋平外野手(31)というクセ者 3人を三者三振に仕留めた。完ぺきな内容に安どの表情を浮かべた背番号「67」。登板は48試合目。充実する猛虎救援陣の中で、勝ちパターンでも、負けている展開でも投げる鉄人が胸を張った。

同点の延長10回から 7番手で登板した守護神ドリスが、今季初のイニングまたぎ。 1点リードした11回は圧巻の 3者連続三振で締めくくり、 2回無失点で今季「3勝」目を手にした。涼しい顔が頼もしい。今季46試合に登板し、防御率2.76でセ・リーグトップの29セーブ。虎の貯金「12」は、この男の活躍抜きには語れない。心は常に、タテジマ一色だ。守護神へのバトンを、強力救援陣も必死につないだ。 6回二死 1、 2塁から登板した高橋聡文投手(34)が大島を三振に斬ると、 7回は桑原謙太朗投手(31)、 8回はマルコス・マテオ投手(33)、 9回は岩崎と、走者を 1人も出さないパーフェクトピッチング。拙攻続きだった打線を助け、金本監督は「みんな頑張ってくれた」とねぎらった。残り34試合、虎投の総力を結集して戦い抜く。

記事をまとめてみました。

 

 

 <中日 2- 3阪神=延長11回>◇20回戦◇阪神12勝 8敗◇20日◇ナゴヤドーム

 阪神は初回に上本の適時 2塁打で先制。同点に追いつかれた直後の 3回無死 1、 3塁、福留の遊ゴロ併殺の間に勝ち越した。

 中日は 1点を追う 5回二死 1、 3塁から松井佑の中前適時打で同点に追いついた。阪神は 6回二死満塁の好機も無得点。

 阪神は 8回に先頭鳥谷が 2塁打で出塁も後続が続かず無得点。中日は阪神リリーフ陣の前に快音が響かず、延長戦に突入した。

 阪神は11回二死 2、 3塁から、鳥谷が左前に勝ち越し打を放ち、「4連勝」。ドリスが「3勝」目。中日は 5番手岩瀬が踏ん張れず、「5連敗」となった。岩瀬は「6敗」目。

 11回表阪神二死 2、 3塁、左前へ勝ち越し適時打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 阪神は同点の延長11回、 6番・鳥谷が左前に勝ち越し打を放ち、試合を決めた。チームはこれで「4連勝」。鳥谷は 5打数 3安打の活躍で通算「2000安打」まで残り「14」とした。

 阪神は 1回に上本の左翼線適時 2塁打で 1点を先制した。先頭の俊介が中日の先発・小笠原から左翼フェンス直撃の 3塁打でチャンスメークすると、上本が快音を響かせた。

 先発の能見は 2回二死から武山にソロ本塁打を浴び同点。阪神は 3回に無死 1、 3塁から 4番・福留の遊ゴロ併殺の間に 3走が生還し、 2- 1とした。 4回には 6番・鳥谷が右翼線 2塁打を放ち、通算「2000安打」まで残り「16」とした。

 11回、適時打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 しかし、能見が 5回に二死から連打で 1、 3塁のピンチを招くと、松井佑に中前適時打を浴び、追いつかれた。鳥谷は 8回に左翼線 2塁打を放った。

 阪神は延長11回に二死 2、 3塁とすると鳥谷が中日の 5番手・岩瀬から左前に適時打を放ち勝ち越し点をもぎ取った。

 その裏を10回からイニングまだぎのドリスが無失点で締め、競り勝った。

 

 11回、適時打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 鳥谷敬内野手が、延長11回に左前適時打を放ち、試合を決めた。

 二死 2、 3塁で打席に立つと、中日岩瀬の初球を捉えた。「チャンスだったので、なんとか積極的にいきたいなというのがいい結果につながったと思います。なんとか勝ちたいという試合だったので、あそこは点が取れてよかった」。

 前日19日に続き、この日も 3安打で今季 5度目の猛打賞を記録。「役割は各打席違うんですけど、いい結果で、いい試合で終われてよかったです」。

 残り「14本」と迫った「2000安打」については「 1日でも早く達成できるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 爽快な一打! 絶好調の鳥谷敬内野手が試合にケリをつけた=ナゴヤドーム

 最後にスカッと鳥谷が決めた! 阪神は延長11回、鳥谷敬内野手が決勝タイムリーを放ち、中日相手に同一カード「3連勝」。「4連勝」で「60勝」に到達し、貯金も今季最多タイの「12」に増やした。 2戦連続猛打賞で通算「2000安打」まで残り「14」とした鉄人に導かれ、勝って勝って、勝ちまくる!!

 すべて払いのけた。狙い澄ましたライナーとともに、 4時間以上続いた真夏のモヤモヤは吹っ飛んだ。鳥谷が、虎を救った。「1986度目」の快音で、延長11回にV打。偉業へのカウントダウンを猛然と早めながらチームを「4連勝」に導いた。

 「チャンスだったので何とか積極的にいきたいな、というのがいい結果につながったと思います。何とか勝ちたいという試合だったので、点を取れてよかった」

  4回、 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 一死 1、 3塁が、代打・中谷の三振( 1走が盗塁)で二死 2、 3塁となった直後。プロ野球史上最も修羅場をくぐり抜けてきた岩瀬を、 1球で仕留めた。宝刀スライダーを鮮やかに左前へ-。

 10回までの 5打席は、すべて先頭打者。 2 2塁打など 4出塁したが一度も本塁は踏めなかった。打線はその間、 9イニングで得点圏に走者を進めながら、 2得点で14残塁(最終的に16)の大拙攻。ようやく絶好調男にチャンスで打席が回り、そして逃さなかった。

 金本監督も「大仕事をしてくれた。普通の決勝点と違うわね、きょうは。拙攻の中の『きょうはこういう日なんかな』という中で決めてくれたのもうれしかった」とうなった。今季 3度目、ナゴヤドームでは 4年ぶりの同一カード「3連勝」で、貯金は約 2カ月ぶりに今季最多タイの「12」。 6試合を残し、夏のロードの「勝率5割」以上が決まった。

  8回、 2塁打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 アツい夏を終わらせない。そして鳥谷の 8月は誰よりアツい。 2試合連続 5度目の猛打賞で月間打率は 0.413(63打数26安打)に。「もともと夏は、暑いのは好きなので。そういう意味では、それがいい結果につながったかな」。クールに話すが、誰よりも体を気にかけているからこそ、涼しげに猛暑を過ごせる。

 遠征先の宿舎の食事会場。サラダの横にドレッシングの大ボトルが置かれていると、36歳はそれを持ち上げ、背面のラベルをジーッと見ているという。成分を確認し“余分”と思うものが入っていれば使わない。そんなときはマイオリーブオイルを取り出し、ふりかけるのが鳥谷流だ。

 早大時代、監督の野村徹氏に焼き肉をごちそうになっても、他の選手が勢いよく肉をほおばる中、「野菜も頼んでいいですか?」と願い出て名将を驚かせた。1861試合連続出場中の鉄人。学生時代から、体にいいことを常に探求し続け、どんなに暑い日も練習を続けて、ついにここまできた。

 11回、適時打放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム

 虎生え抜きでは藤田平以来、「2人目の通算2000安打」まで、あと「14」。「 1日でも早く達成できればと思います。遠征の残り 6試合、何とか一つでも多く勝って、甲子園に帰りたいです」。夏はもうすぐ終わるが、鳥谷はまだまだアツく打ち続ける。その目は「8.5ゲーム」先をいく鯉しか、見ていない。 ☆鳥谷について阪神・片岡篤史打撃コーチ  「一気に状態が良くなっている。2000安打がモチベーションになっているのかも。スタメンを外れた日( 6日)以降、力の抜け方がいいというか、ミスショットをしなくなった。去年の悔しさが一番の糧になっているのでは」

★このペースだと…

 鳥谷は 109試合で 114安打( 1試合1.04本ペース)。このペースだと 9月 6日の広島戦(マツダ(が「2000安打」の“Xデー”か。ただ 8月は18試合で26安打(同1.44本)。 9月 1日の中日戦(甲子園)にも到達する!?

 11回表阪神二死 2、 3塁、鳥谷敬内野手は左前適時打を放った=ナゴヤドーム

 連日の猛打ショー! 鳥谷敬内野手が延長11回、岩瀬から左前に決勝打を放った。この日は 2塁打 2本を左右に打ち分け、19日に続く 3安打猛打賞で勝利を呼び込んだ。通算「2000安打」まで、あと「14本」。ナゴヤドームでのヒーローインタビューは次の通り。

-11回、勝ち越し打は初球だった  鳥谷 チャンスだったので、なんとか積極的にいきたいなというのが、いい結果につながったと思います。

-膠着(こうちゃく)状態続いた中、見事なタイムリー

 鳥谷 なんとか勝ちたいという試合だったので、あそこは点取れてよかったと思います。

-猛打賞が決勝タイムリー

 鳥谷 役割は各打席違うんですけど、いい結果で、いい試合で終われてよかったです。

 11回、適時打を放った鳥谷敬内野手は雄たけびを上げた=ナゴヤドーム

-これで 2試合連続の猛打賞

 鳥谷  1試合でも多く続けていけたらと思います。

-「2000安打」あと「14本」

 鳥谷  1日でも早く達成できるように頑張りたいと思います。

- 8月は 4割 1分 3厘。原動力は

 鳥谷 もともと夏は、暑いのは好きなので、そういう意味では、それがいい結果につながってる のかなと思います。

-チームはそのまま東京へ移動。しんどいかと思うが、意気込みは

 鳥谷 最後の遠征、この 6試合、 1つでも勝って、甲子園に帰りたいと思います。

 

  1回表阪神無死 3塁、先制の左越え適時 2塁打を放った上本博紀内野手=ナゴヤドーム

 上本博紀内野手が初回に先制となる適時 2塁打を放った。

  1番俊介が左翼フェンス直撃の 3塁打を放ち、無死 3塁の好機で打席へ。中日小笠原の 144キロ直球を打ち返すと、打球は左翼線に弾んだ。

 「打ったのはストレート。俊介がゲームの先頭からチャンスを作ってくれたので、どんなかたちでもいいので俊介をかえすことだけを考えていました」

 先制適時 2塁打で先発能見を援護した。

 

 森越祐人内野手(29)が延長11回、勝ち越し劇につながる移籍後初安打を放った。

  9回の守備から出場すると、延長11回に先頭打者として打席がまわってきた。「古巣相手に打席に立たせてもらって、なんとか打ちたいと思っていた」。

 古巣の大先輩、中日岩瀬の投じた初球を左前に放ち、チャンスメーク。その後、鳥谷の勝ち越し適時打でホームを踏んだ。「最近は、守ってから 1打席もらえている。それを無駄にせず頑張りたい」。守備に期待される男が、この日はバットで貢献した。

 11回表阪神無死、左前打を放った森越祐人内野手=ナゴヤドーム

 古巣相手に、かつての本拠地で、大仕事をやってのけた。延長11回先頭。若林忠志を抜き、40代最多登板を成し遂げた岩瀬にひざを折らせたのは苦労人・森越だった。

 「積極的に塁に出ることを意識しました。後ろに糸井さん、福留さんといい打者がいるのでつなぐことを心がけました」

  9回から 2塁の守備に入っての初打席だった。初球の 136キロ内角直球に迷いなし。鋭く左前へと運んだ。2014年に中日から戦力外通告を受け、翌15年にタテジマ入り。今季 6打席目、虎通算15打席目で初めて「H」ランプを灯し、鳥谷の一打で決勝のホームを駆け抜けた。

 「名古屋の古巣相手に、結構打席に立たせてもらっていたので、毎回毎回、何とかしてやろうと思っていました」

 プロ通算でも、 3安打目。これまではグラブで生きてきたイメージが強かった。昨年 9月11日のヤクルト戦(神宮)では本塁挟殺プレーを絶妙なカバーリングで完成。金本監督を「きょう一番のファインプレー」とうならせたことは記憶に新しい。地味だが、出番さえあれば、確実に何か仕事をしてみせる。玄人好みの職人タイプだ。

 延長11回に左前打を放った森越祐人内野手。「虎3年目」で初安打だ=ナゴヤドーム

 29歳の誕生日だった 8月11日のDeNA戦は、西岡の代走から出場し、 2打席無安打。2016年に 3年間の交際を経て結婚した愛妻は横浜スタジアムのスタンドまで足を運んでくれていたが、バットで応えることはできなかった。誕生日プレゼントはTシャツ。「着てみると…かゆかったです」。襟のついているおしゃれなタイプだったそうで、照れ笑いしきり。苦しいときも、いつも支えてくれる-。感謝の思いをプレーに込め、そしてチームを勝利に導いた。

 報道陣から囲まれていると同じタクシーに乗り込んでいた福留から「長い、長い! 早くしろ~」と、せっつかれた。「まだこっち(阪神)で認められていない」が口癖だった森越が、その瞬間、どこかホッとしたような顔をみせていた。

 「打撃コーチの方々とか、いっぱい、練習を見てくれたので、その方のためにも打ちたかったです」

 金本監督は「地道にやっている成果」とうなずく。一度はあきらめかけたプロ野球人生。野球の神様は見てくれていた。

◇データBOX◇

◎…阪神の同一カード 3連勝は 8月 4日- 6日のヤクルト戦(京セラ)以来、今季「3度目」。

◎…中日戦では今季初で昨年 8月12日-14日(京セラ)以来。ナゴヤドームでの同一カード「3連勝」 となると、2013年 8月23日-25日以来、「4年ぶり」。

 

 阪神・能見篤史投手=ナゴヤドーム

 先発の能見篤史投手が 5回 8安打 2失点で降板した。

 前回登板した12日DeNA戦(横浜)以来、中 7日の登板となったが94球を淡々と投げ込み、先発の役割を果たした。

 だが、 5回裏を終えて 2- 2と同点。今季「4勝目」はお預けとなった。

  2番手には石崎がマウンドにあがった。

  5回裏中日二死 1、 3塁、松井佑介外野手に中前へ同点適時打を打たれた能見篤史投手=ナゴヤドーム

 能見は苦しみながらも 5回 8安打 2失点。 5回二死から松井佑に中前へ同点打を許し、 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)以来となる「4勝目」は逃したが、何とか試合は作った。さらに 7三振を奪って通算奪三振数は「1366」。「歴代71位」の江川卓(元巨人)に並んだ。「(なかなか勝てず)俺が一番、苦しいよ。でも、ここからが勝負なので」。先発陣で唯一、開幕からローテを守り続ける38歳の左腕が、チームを頂点へ引っ張る。

 

 阪神・岩崎優投手=ナゴヤドーム

 拙攻を繰り返して迎えた 9回裏の守り。相手は 1番からの好打順。最も嫌な空気が漂う場面でマウンドに登場したのが岩崎だった。そして 6番手左腕は京田、荒木、大島というクセ者 3人を三者三振に仕留めた。「 3人で終われて良かったです」。完ぺきな内容に安どの表情を浮かべた背番号「67」。登板は48試合目。充実する猛虎救援陣の中で、勝ちパターンでも、負けている展開でも投げる鉄人が胸を張った。

 

 K、K、K!! 厚い信頼に、抜群の投球で応えた。同点の延長10回から 7番手で登板した守護神ドリスが、今季初のイニングまたぎ。 1点リードした11回は圧巻の 3者連続三振で締めくくり、 2回無失点で今季「3勝」目を手にした。

 「結果的に 2回になりましたが、試合に出たら 1イニングずつ抑える気持ちだった。シーズンが始まってからずっと準備していましたし、それが仕事ですから」

 涼しい顔が頼もしい。今季46試合に登板し、防御率2.76でセ・リーグトップの29セーブ。虎の貯金「12」は、この男の活躍抜きには語れない。

 プライベートでもすっかりチームに溶け込んでいる来日 2年目。今シーズン中盤に、同学年の選手、球団関係者による食事会が開かれた際には、予定が折り合わずに不参加だったが…。どうしても顔を出したいと電話をかけて、“スマホ越し”にサプライズ参加。大いに場を盛り上げたという。心は常に、タテジマ一色だ。

 試合を締め、ラファエル・ドリス投手(左)は梅野隆太郎捕手と握手。頼もしい救援陣だ=ナゴヤドーム

 守護神へのバトンを、強力救援陣も必死につないだ。 6回二死 1、 2塁から登板した高橋が大島を三振に斬ると、 7回は桑原、 8回はマテオ、 9回は岩崎と、走者を 1人も出さないパーフェクトピッチング。拙攻続きだった打線を助け、金本監督は「みんな頑張ってくれた」とねぎらった。

 これで今季延長戦は「6勝1敗1分け」。その原動力は間違いなく、投手陣の踏ん張りだ。「(もっと)状態をよくして、投げていきたいと思います」とドリス。点がとれないときは、とれるまで抑えるだけ。残り34試合、虎投の総力を結集して戦い抜く。

★ 8回を 3人で片付けたマルコス・マテオ投手

 「勝っていても負けていても、自分の仕事をするだけです。ブルペン陣もいい仕事ができた」

★ 7人の継投を懸命にリードした梅野隆太郎捕手

 「みんな、走者を出しながらも 1人ずつ、粘り強く投げてくれました。イメージ通りのリードはできました」

★救援陣について阪神・香田勲男投手コーチ

 「みんな頑張ってくれた。ドリスも頼もしい限りです」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

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 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督、総力残り34戦!福留&ドリスの“リミッター”解除!藤浪、今オフ留学検討!

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さぁ、ラストスパートや! 金本知憲監督(49)は21日、東京都内のホテルで取材に応じ「ここからエンジンかけていきます」とキッパリ。福留孝介外野手(40)と守護神のラファエル・ドリス投手(29)の“リミッター”を解除することを明言した。残り34試合。勝負どころで、惜しむことなく投入する。22日から敵地でのヤクルト 3連戦。勝負の季節がやってきた。第 4コーナーをまわった。逃げる鯉の尾はまだ遠くにあるが、後続を振りきれる確かな手応えがある。残り34試合。勝負をかける。金本監督が“ムチ”を入れた。これまで福留には40歳という年齢や疲労を考慮し、相手先発が左腕の場合を軸に週に 2度ほどの積極的休養日を与えてきた。実際、主将は 8月の月間打率 0.340、 5本塁打、18打点と猛爆。その効果は明らかだったが、状況を判断し、出血覚悟でスタメンに刻むことになりそうだ。守護神・ラファエル・ドリス投手(29)には前日20日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初のイニングまたぎをさせ、 2回無失点。チームの「4連勝」を呼び込んだ。ブルペン陣の負担を考え、これまで投手コーチ、トレーナーらと相談し、登板回数、投球数など表にして徹底管理。パワーを充電させたものを弓矢のように解き放つ瞬間がきたというわけだ。新助っ人のジェイソン・ロジャース内野手(29)についてもスタメンにはこだわらず、中谷らと切磋琢磨させる方針。状態のいい選手を積極的に使っていく。就任 2年目。夏のロードも「13勝7敗1分け」、 6試合を残して「勝率5割以上」を確定させている(昨季は「11勝9敗」)。失速の虎とはおさらばできそうなニオイがしている。個々の力を結集し、最後のひと踏ん張りにかける。

ジェイソン・ロジャース内野手が21日、相性のいい神宮での 3連戦に向け気合を入れ直した。打率 0.342と絶好調だった 7月とは打って変わり 8月は低迷。ここ 3試合は無安打で、19日の中日戦(ナゴヤドーム)では 7月18日の 1軍昇格以来初めてスタメンを外れた。気持ちを切り替え、好相性の敵地で本調子を取り戻す。神宮では打率 0.545、 2本塁打、 5打点。来日初本塁打を放った印象深い球場だが、表情を緩めることなく前を向いた。「4連勝」中のチームの勢いにもあやかり、再び快音を響かせる。

22日のヤクルト戦(神宮)に先発する小野泰己投手(23)が21日、埼玉・戸田球場で行われた投手指名練習に参加。11試合に先発し、未勝利のD 2位右腕は「(チームの)連勝を続けられるように、勝てる投球ができれば」と“12度目の正直”へ意気込んだ。何よりも結果がほしい。本人が一番望んでいる。キャッチボールなどを行った小野が、大粒の汗を流しながら静かに闘志を燃やした。表情からは焦りは感じられない。ここまで打線の援護に恵まれない試合が続く中、先発としてローテーションを守ってきた。それでも、気づけば12試合目。前回登板となった15日の広島戦(京セラ)では 2回 1/3を投げ 5失点でプロ最短KO。1966年に久保剛志が記録したプロデビューから「6連敗」を塗り替える「7敗」目。不名誉な球団ワースト記録を作ってしまった。「4連勝」しているチームの勢いに乗りたいところだ。苦しい台所事情が続いており、ファームでは竹安や松田、D 3位・才木浩人投手(18)らが虎視眈々と枠を狙っている。残り34試合で、鯉と「8.5ゲーム」差。ルーキーには重荷かもしれないが、悠長なことも言ってられない現状だ。己を信じる-。右腕は最後に前を向いた。自分のためにも、チームのためにも。大学最後の登板となった神宮のマウンドで、燕を斬る。

藤浪晋太郎投手(23)の完全復活へ、球団内に今オフの渡米プランが浮上していることが21日、明らかになった。今季の不調の原因となっている制球難を米国で改善するというもので、球団幹部が明かした。社会人野球でメンタルトレーナーも務めていたカウンセリングオフィスAXIA(大阪・北区)の衣川竜也代表によると「診断してみないと分からないが、藤浪投手の場合は実績があり、技術以外の部分の可能性もあるのではないか」と指摘。正しいイメージトレーニングが必要。様々な可能性を模索しつつ、復活を目指して再スタートを切る。必ず、立ち直ってもらわなくてはならない。本来の姿を取り戻してもらいたい。悩める藤浪を救う-。そのために、球団はあらゆる可能性を模索している。課題である制球難の改善。再生プランの一つとして、渡米案の存在が判明した。当然、現在はシーズン中。優勝争いも終盤戦に入ってきた。チームも上を目指し、必死に戦っている。いますぐにどうこう、ということではない。ただ、海の向こうには、日本球界でまだ浸透していない技術や知識がある。メジャーリーグではここ数年、制球の乱れから活躍できなかった投手が、制球難を改善し、いまでは守護神を任せられるまでに変貌を遂げた例があるという。 2カ月以上にも及ぶ 2軍生活も、16日の広島戦(京セラ)で課題の制球に改善は見られず、再び 2軍へ。同じ轍を踏まないためにも、これからは球団がキッチリ管理。オフの12、 1月は選手に直接指導ができないが、現場やフロントが一丸となって、復活プロジェクトを進めていく。藤浪だけじゃなく、昨季新人王の高山俊外野手(24)も 2軍で再調整中。将来を担う金の卵を、もうムダにはできない。いずれにしても藤浪が復活しなければ、虎に明るい未来は見えてこない。記事をまとめてみました。

 

 さぁ、ラストスパートや! 金本知憲監督は21日、東京都内のホテルで取材に応じ「ここからエンジンかけていきます」とキッパリ。福留孝介外野手と守護神のラファエル・ドリス投手の“リミッター”を解除することを明言した。残り34試合。勝負どころで、惜しむことなく投入する。22日から敵地でのヤクルト 3連戦。勝負の季節がやってきた。

 第 4コーナーをまわった。逃げる鯉の尾はまだ遠くにあるが、後続を振りきれる確かな手応えがある。残り34試合。勝負をかける。金本監督が“ムチ”を入れた。

 「相手どうこうより、今は貯金を増やすのでいいんじゃない? 目先、目先で。リリーフも、もってくれとるし、今まで大事に使ってきたかいがあって。ここからエンジンをかけていきますよ」

 東京都内で開催されたタレント・千秋の実父ら財界人で結成された、球団公認の後援会「6虎会」に出席。滞在先のホテルを出発する際、今季最多タイの貯金「12」からの上積み計画を語った。

 “リミッター”を解除する。これまで福留には40歳という年齢や疲労を考慮し、相手先発が左腕の場合を軸に週に 2度ほどの積極的休養日を与えてきた。実際、主将は 8月の月間打率 0.340、 5本塁打、18打点と猛爆。その効果は明らかだったが、状況を判断し、出血覚悟でスタメンに刻むことになりそうだ。

 エンジンをかけていく! ついに金本知憲監督がムチを入れた

 「状況によってはね。(そういうのも)出てくると思うし。チームの姿勢としてもね。そういう、戦っていくという姿勢というのをみせていかないといけん。リリーフも分かってくれている」

 守護神・ドリスには前日20日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初のイニングまたぎをさせ、 2回無失点。チームの「4連勝」を呼び込んだ。ブルペン陣の負担を考え、これまで投手コーチ、トレーナーらと相談し、登板回数、投球数など表にして徹底管理。パワーを充電させたものを弓矢のように解き放つ瞬間がきたというわけだ。

 「(新人の大山を含めて)うまいこと使いたいと思うしね。競争させながら」。新助っ人のロジャースについてもスタメンにはこだわらず、中谷らと切磋琢磨させる方針。状態のいい選手を積極的に使っていく。

 就任 2年目。夏のロードも「13勝7敗1分け」、 6試合を残して「勝率5割以上」を確定させている(昨季は「11勝9敗」)。失速の虎とはおさらばできそうなニオイがしている。個々の力を結集し、最後のひと踏ん張りにかける。

◇データBOX◇

◎…今季福留がスタメンを外れた試合は、16試合(そのうち 5試合は代打で途中出場)で、チームは「8勝8敗」。

◎…ドリスのイニングまたぎは20日の中日戦(ナゴヤ)が今季初めて。昨季の 7月13日ヤクルト戦(神宮)以来、通算「4度目」。

 

 ジェイソン・ロジャース内野手は相性のいい神宮で復調を目指す

 阪神のジェイソン・ロジャース内野手が21日、相性のいい神宮での 3連戦に向け気合を入れ直した。

 「最近は自分自身はいいプレーができていないので、自分らしいプレーを取り戻したい」

 打率 0.342と絶好調だった 7月とは打って変わり 8月は低迷。ここ 3試合は無安打で、19日の中日戦(ナゴヤドーム)では 7月18日の 1軍昇格以来初めてスタメンを外れた。

 気持ちを切り替え、好相性の敵地で本調子を取り戻す。神宮では打率 0.545、 2本塁打、 5打点。来日初本塁打を放った印象深い球場だが、「もちろんそうですが、過去のこと。気持ち新たにいきます」と表情を緩めることなく前を向いた。

 「練習からよくなってきている。それを試合でも出せるように頑張りたい」と意気込んだ助っ人。「4連勝」中のチームの勢いにもあやかり、再び快音を響かせる。

 

 バント練習をする小野泰己投手(中)。待望の初勝利につなげたい=埼玉県戸田市・戸田球場

 22日のヤクルト戦(神宮)に先発する小野泰己投手(23)が21日、埼玉・戸田球場で行われた投手指名練習に参加。11試合に先発し、未勝利のD 2位右腕は「(チームの)連勝を続けられるように、勝てる投球ができれば」と“12度目の正直”へ意気込んだ。

 何よりも結果がほしい。本人が一番望んでいる。キャッチボールなどを行った小野が、大粒の汗を流しながら静かに闘志を燃やした。

 「長打を防げるように低く集める。無駄な四球を出さないように。連勝を続けられるように、勝てる投球ができれば」

 小野泰己投手

 表情からは焦りは感じられない。ここまで打線の援護に恵まれない試合が続く中、先発としてローテーションを守ってきた。それでも、気づけば12試合目。前回登板となった15日の広島戦(京セラ)では 2回 1/3を投げ 5失点でプロ最短KO。1966年に久保剛志が記録したプロデビューから「6連敗」を塗り替える「7敗」目。不名誉な球団ワースト記録を作ってしまった。「自分では気づかなかったんですけど、腕が振れていなかった」と反省。「4連勝」しているチームの勢いに乗りたいところだ。

 現在先発陣は岩貞、藤浪が不振に陥り、鳴尾浜で汗を流す日々を送っている。大黒柱のメッセンジャーは10日の巨人戦(東京ドーム)で打球を受け、右足腓骨を骨折。苦しい台所事情が続いており、ファームでは竹安や松田、D 3位・才木らが虎視眈々と枠を狙っている。残り34試合で、鯉と「8.5ゲーム」差。ルーキーには重荷かもしれないが、悠長なことも言ってられない現状だ。

 ヤクルト戦に向け調整する小野泰己投手=埼玉県戸田市・戸田球場

 「腕を振って投げるだけ。自分のピッチングをするだけです」

 己を信じる-。右腕は最後に前を向いた。自分のためにも、チームのためにも。大学最後の登板となった神宮のマウンドで、燕を斬る。

★神宮使用できず

 小野泰己投手、岩田稔投手(33)、秋山拓巳投手(26)が参加した投手指名練習は、ヤクルトの 2軍施設がある埼玉県戸田市の戸田球場で行われた。通常であれば神宮室内を使用するが、神宮で開催されていたイベントの都合により、東京都内のホテルからバスで移動して、汗を流した。

 

 藤浪晋太郎投手の完全復活へ、球団内に今オフの渡米プランが浮上していることが21日、明らかになった。今季の不調の原因となっている制球難を米国で改善するというもので、球団幹部が「米国に行かせるというのも選択肢の一つ」と明かした。

 社会人野球でメンタルトレーナーも務めていたカウンセリングオフィスAXIA(大阪・北区)の衣川竜也代表によると「日本の野球界の指導者に精神的なことに精通している人は少ない」といい、「診断してみないと分からないが、藤浪投手の場合は実績があり、技術以外の部分の可能性もあるのではないか」と指摘。一般論として、精神的な要因としては「『~すると嫌だ』という願望でやると、脳の中のイメージで体も反応してしまう」といい、正しいイメージトレーニングが必要。また、イメージ通りに体が反応していないのを、フォームがおかしくなったと矯正してしまうと悪化する場合もあるという。

 

 藤浪晋太郎投手の完全復活へ、球団内に今オフの渡米プランが浮上していることが21日、明らかになった。今季の不調の原因となっている制球難を米国で改善するというもので、球団幹部が「米国に行かせるというのも選択肢の一つ」と明かした。22日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)に登板予定。様々な可能性を模索しつつ、復活を目指して再スタートを切る。

 このままではいけない。必ず、立ち直ってもらわなくてはならない。本来の姿を取り戻してもらいたい。悩める藤浪を救う-。そのために、球団はあらゆる可能性を模索している。課題である制球難の改善。再生プランの一つとして、渡米案の存在が判明した。

 球団幹部は「まだ正式に何も決まっていない話」と、決定事項ではないことを強調しつつ、「米国に行かせるというのも選択肢の一つ」と明かした。

 当然、現在はシーズン中。優勝争いも終盤戦に入ってきた。チームも上を目指し、必死に戦っている。いますぐにどうこう、ということではない。ただ、海の向こうには、日本球界でまだ浸透していない技術や知識がある。そのなかには、制球難の改善例もある。

 米国留学プランが浮上した藤浪晋太郎投手。球団が一丸になって再生へ動き出す

 メジャーリーグではここ数年、制球の乱れから活躍できなかった投手が、制球難を改善し、いまでは守護神を任せられるまでに変貌を遂げた例があるという。その投手の場合、投球、または送球時に首から肩にかけて張りが生じるなど、無意識のうちに肉体の変化があった。その正常時との違いを 1つずつ取り除いていった結果、制球が安定し、活躍に至った成功例があり、「球団内でも把握している」という。

 そういったノウハウを藤浪が米国で学び、実践し、現状を打破する力に変える。これまで調整法は右腕自身に委ねられていた部分も多く、自主トレなどオフについては個人の自由に任せていた。プロ入り後 3年連続で「2桁勝利」。10年、いや15年後の阪神も任せられる大黒柱に成長した。誰もがそう思ったが、昨季は「7勝11敗」。今季はチームの士気にかかわるほどの制球難で、 5月27日にプロ入り後初めて不調で 2軍落ちした。

 それから 2カ月以上にも及ぶ 2軍生活も、16日の広島戦(京セラ)で 4回 2/3を 7安打 7四死球 3失点。課題の制球に改善は見られず、再び 2軍へ。同じ轍を踏まないためにも、これからは球団がキッチリ管理。オフの12、 1月は選手に直接指導ができないが、現場やフロントが一丸となって、復活プロジェクトを進めていく。

 16日の広島戦で菊池涼介内野手に死球を与えた藤浪晋太郎投手。課題は制球難だが…=京セラドーム大阪

 リスタートの第一歩が22日のソフトバンク戦。短いイニングを投げる予定で、順調なら27日の巨人戦(東京ドーム)で 1軍復帰となる。しかし、竹安や松田、D 3位・才木らも昇格候補に控えており、香田投手コーチは「(藤浪の再昇格は)結果、内容、投げた姿を見ての判断になる」と説明した。

 藤浪だけじゃなく、昨季新人王の高山も 2軍で再調整中。将来を担う金の卵を、もうムダにはできない。いずれにしても藤浪が復活しなければ、虎に明るい未来は見えてこない。

★昨年ダルらと!

 藤浪の自主トレについては個人に任されていて、2015年 1月には前田健太(当時広島、現ドジャース)との合同自主トレに参加。昨年12月もダルビッシュ(ドジャース)、大谷(北海道日本ハム)らともトレーニングするなど、自らを高める場を模索してきたが、ここ 2年は結果につながらなかった。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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中谷、大山連弾!続く鳥谷は…フェンス直撃!俊介が3号2ラン!小野12度目登板も右足痛で途中降板…

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ヤクルトは 2回に中村悠平捕手(27)の「2号ソロ」で先制。投げては先発の石川雅規投手(37)が 3回まで 1安打無失点。阪神先発小野泰己投手(23=富士大學)も 3回 1失点と踏ん張る。阪神は 4回に中谷将大外野手(24)、大山悠輔内野手(22)の 2者連続「ソロ」、 5回に俊介外野手(30)の「2ラン」で 4点を挙げる。ヤクルトは 4回に 3点を奪い、同点のまま終盤へ。ヤクルトは 7回から 9回まで近藤一樹投手(34)、松岡健一投手(35)、ジョシュ・ルーキ投手(32)で無安打リレー。 9回、リベロ内野手(29)の適時打でサヨナラ勝ち。ルーキ投手が「4勝」目を挙げた。阪神は桑原謙太朗投手(31)が今季「2敗」目。阪神が痛恨のサヨナラ負けを喫した。首位広島がサヨナラ負けを喫し、差を詰めるチャンスだったが、まさかのお付き合い。金本監督は桑原をかばった。「4連勝」で止まり、首位と「8.5ゲーム」差で変わらず。

中谷将大外野手、ドラフト 1位大山悠輔内野手が 2者連続本塁打を決めた。 1点を追う 4回二死、左腕石川から 4番中谷が「14号左越えソロ」。 5番大山も「5号左越えソロ」を放ち、一気に逆転した。 3者連続アーチに期待がかかる中、 6番鳥谷敬内野手(36)は中堅に大飛球を放つもフェンス直撃の 2塁打。 3塁ベンチ内のナインには、思わずのけ反る選手もいた。中谷将大外野手が 4回にチームトップタイとなる「14号ソロ」を放つも、直後に痛烈な打球を“バンザイ”するミス(記録は 2塁打)。首位広島も負け、「8.5ゲーム」差は変わらなかったのが救い。天国と地獄を味わった屈辱を糧に、やり返してみせる。フェンスまで転がったボールを拾う。必死で投げ返した中谷だったが、一瞬だけその場にしゃがみ込んだ。弾丸のような打球に突き破られて、悔しすぎる“バンザイ”。一時同点弾の喜びは、つかの間だった。福留と並びチームトップの「14号」は、右肩上がりに描く成長曲線と同様の鮮やかなアーチだった。大山も 2者連続となる「5号弾」で続き、一気に逆転。プロ入り以来12戦白星がない小野を若虎 2人で勇気づけたが、直後に落とし穴が待っていた。 2- 1の 4回無死 1塁。リベロの放った痛烈な打球が、左中間を襲った。前進してつかもうとしたが頭上を越え、あえなく“バンザイ”。記録は安打だったが後方へそらし、 2塁打となって無死 2、 3塁に。結局この回、 3失点となって小野は降板。試合のターニングポイントとなった。悔しさを糧にはい上がる中谷とともに、虎は必ずやり返す。鳥谷敬内野手が通算「2000安打」まで残り「13本」とした。 1点を追う 4回二死から 4番中谷、 5番大山の 2者連続ソロで逆転。 3者連続弾に期待がかかる中、中堅フェンス直撃の 2塁打を放った。この日は、この 1安打だけも、内容は悪くない。大台到達はもう間近だ。

俊介外野手が同点の「3号2ラン」を放った。 2点を追う 5回無死 1塁、石川のシンカーをすくって左翼席最前列に「3号2ラン」。逆転されても、すぐに追いついてみせた。意地の一打だ。俊介が 5回に同点弾。食らいつく姿勢を見せつけた。守備でもハッスルした。 7回二死 1、 2塁からリベロの放った飛球は中前にポトリ…といきそうなところを、猛ダッシュしてダイビングキャッチ。本拠地の甲子園では、「第99回全国高校野球選手権大会」に出場している母校・広陵高が10年ぶりに決勝進出を決めた。後輩の活躍に負けてはいられない。

阪神ドラフト 2位小野泰己投手はまたもプロ初星を逃した。 2回二死、 7番中村の「ソロ」で先制を許す。 1点リードをもらった直後の 4回には先頭からの 3連打に犠飛が絡み、逆転された。さらに一死 1塁で 8番奥村に投球したところで右足をつったような素振りを見せ、そのまま降板。 3回 1/3を 6安打 4失点の成績だった。ここまで11試合に先発して「0勝7敗」。「12度目の正直」はならなかった。阪神は最下位のヤクルトに 4- 5で今季 4度目のサヨナラ負け。守護神ラファエル・ドリス投手(29)が体調不良で欠場すれば、先発の小野泰己投手は 4回途中に右足がつって降板。ここまで何度もチームを救ってきた桑原謙太朗投手が打たれて幕切れと、虎投が非常事態に陥った。金本監督は深い息をつき、踏ん張りどころであることを強調した。 4回、藤井亮太内野手(28)に中前適時打、中村に中犠飛を許して逆転された直後、右足がつった。一度、ベンチ裏で治療を受け、再び投球練習をしたが、 1球投げてNG。まさかのアクシデントだった。小野の今後について、指揮官は一定の評価をしたが、次回の 1軍登板については「いや、まだわからん」。香田勲男投手コーチも患部の回復具合、投球状態の両面から「様子をみる」と即答を避けた。23日にも登録抹消となる可能性が浮上した。制球難の課題を抱える藤浪晋太郎投手(23)も27日の巨人戦(東京ドーム)を想定しているが、それもまだ確定ランプはともしていない。昇格候補としては藤浪以外に今季途中から先発転向させた松田遼馬投手(23)、竹安大知投手(22)らが挙がっているが、残り33試合にして投手陣は先発もリリーフも火の車となった。チーム防御率3.33は12球団 2位。虎を支えてきた投手陣は青息吐息。この非常事態、どうやりくりするのか-。

8回に登板した高橋聡文投手(34)は粘りの投球でピンチを脱した。藤井、中村の連打に盗塁も決められて 2、 3塁のピンチ。だが、ここから奥村展征内野手(22)、代打・西田明央捕手(25)を 2者連続で空振り三振。坂口智隆外野手(33)も 2ゴロに仕留め、勝ち越しは許さなかった。34歳ベテランならではの集中力で、ホームは踏ませなかった。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 5- 4阪神>◇19回戦◇阪神12勝 7敗◇22日◇明治神宮球場

 ヤクルトは 2回に中村の「2号ソロ」で先制。投げては先発の石川が 3回まで 1安打無失点。阪神先発小野も 3回 1失点と踏ん張る。

 阪神は 4回に中谷、大山の 2者連続「ソロ」、 5回に俊介の「2ラン」で 4点を挙げる。ヤクルトは 4回に 3点を奪い、同点のまま終盤へ。

 ヤクルトは 7回から 9回まで近藤、松岡、ルーキで無安打リレー。 9回、リベロの適時打でサヨナラ勝ち。ルーキが「4勝」目を挙げた。阪神は桑原が今季「2敗」目。

  9回裏ヤクルト二死 3塁、桑原はリベロ内野手に中前サヨナラ適時打を浴び、マウンドを降りる=明治神宮球場

 阪神が痛恨のサヨナラ負けを喫した。

 同点で迎えた 9回裏。

  5番手の桑原がリベロにポテンヒットを許し、万事休す。今季ブレークしたセットアッパーに今季「2敗」目がついた。「結果がすべてですから」と悔しさをにじませた。  首位広島がサヨナラ負けを喫し、差を詰めるチャンスだったが、まさかのお付き合い。金本監督は「ポテンヒットだから」と桑原をかばった。「4連勝」で止まり、首位と「8.5ゲーム」差で変わらず。

 

  4回表阪神二死、鳥谷敬内野手は中越え 2塁打を放った=明治神宮球場

 中谷将大外野手、ドラフト 1位大山悠輔内野手が 2者連続本塁打を決めた。 1点を追う 4回二死、左腕石川から 4番中谷が「14号左越えソロ」。 5番大山も「5号左越えソロ」を放ち、一気に逆転した。

  3者連続アーチに期待がかかる中、 6番鳥谷は中堅に大飛球を放つもフェンス直撃の 2塁打。 3塁ベンチ内のナインには、思わずのけ反る選手もいた。

 中谷将大外野手は 4回、リベロ内野手の痛烈な打球を捕り損ねてしまう=明治神宮球場

 阪神はヤクルトに 4- 5で今季 4度目のサヨナラ負けを喫して、連勝が「4」で止まった。中谷将大外野手が 4回にチームトップタイとなる「14号ソロ」を放つも、直後に痛烈な打球を“バンザイ”するミス(記録は 2塁打)。首位広島も負け、「8.5ゲーム」差は変わらなかったのが救い。天国と地獄を味わった屈辱を糧に、やり返してみせる。

 フェンスまで転がったボールを拾う。必死で投げ返した中谷だったが、一瞬だけその場にしゃがみ込んだ。弾丸のような打球に突き破られて、悔しすぎる“バンザイ”。一時同点弾の喜びは、つかの間だった。

 「打てたのはよかったですけど…」

  4回、左越えに同点ソロ本塁打を放った中谷将大外野手=明治神宮球場

  0- 1の 4回二死で「左越え同点ソロ」。試合前まで対戦打率 0.667( 6打数 4安打)、 1本塁打と得意にしていた石川を見事につかまえた。福留に休養が与えられ 7月12日の中日戦(甲子園)以来41日ぶり自身 4度目の「4番」に座ったが、これが「4番1号弾」。福留と並びチームトップの「14号」は、右肩上がりに描く成長曲線と同様の鮮やかなアーチだった。

 大山も 2者連続となる「5号弾」で続き、一気に逆転。プロ入り以来12戦白星がない小野を若虎 2人で勇気づけたが、直後に落とし穴が待っていた。

  2- 1の 4回無死 1塁。リベロの放った痛烈な打球が、左中間を襲った。前進してつかもうとしたが頭上を越え、あえなく“バンザイ”。記録は安打だったが後方へそらし、 2塁打となって無死 2、 3塁に。結局この回、 3失点となって小野は降板。試合のターニングポイントとなった。

  4回、中谷将大外野手は「14号ソロ」を放って一時同点としたのだが…=明治神宮球場

 本塁打のちバンザイ。だが、打球に猛然と向かっていった攻めの守備が厳しい結果につながったとも言える。試合後、目測より打球が伸びたか? と報道陣に問われたが「それは関係ないです」とキッパリ言い切り、逃げなかった。

 この日の 4打席( 4打数 1安打)で今季 341打席となり、また規定打席に到達した。今季初スタメンは 4月18日の中日戦(ナゴヤドーム)と遅れたが、 1塁と外野のすべてをこなしながら、一度ミスをしてもはい上がってきた。打率 0.251、糸井と並びチーム 2位タイの「44打点」、チームトップタイの「14本塁打」は十分な貢献度といえる。

 今季最多の貯金「12」を突き破る挑戦は、 3度目も失敗に終わり「11」に戻った。今季 2度目の「5連勝」もかなわなかったが、同じくサヨナラ負けした首位広島とのゲーム差は「8.5」のままだ。

 悔しさを糧にはい上がる中谷とともに、虎は必ずやり返す。

  4回、本塁打を放った大山悠輔内野手=明治神宮球場

 中谷の一発の余韻がまだ残る 4回二死。大山が初球 137キロのシュートを左翼席へ運んだ。二者連続となる「5号ソロ」。「初球から狙っていくことは決めていたので、 1球で仕留められてよかったです」。その時点では勝ち越し弾だったが、最後は悔しいサヨナラ負け。プロ 1年目で、打点を挙げれば「8連勝」中だったが、その神話にもピリオドが打たれた。

  4回、 2塁打を放った鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 鳥谷敬内野手が通算「2000安打」まで残り「13本」とした。

  1点を追う 4回二死から 4番中谷、 5番大山の 2者連続ソロで逆転。 3者連続弾に期待がかかる中、中堅フェンス直撃の 2塁打を放った。「( 3連発ならず)完全に力不足です」と苦笑いしたが、大台到達はもう間近だ。

  4回表阪神二死、中越え 2塁打を放つも 3者連続本塁打を惜しくも逃し苦笑いする鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 その瞬間、全国の阪神ファンの脳裏に、あの大好きな言葉がよぎったはずだ。「3連発」-。 4回二死、中谷、大山の連発の直後だった。鳥谷の打球も中堅へ一直線。まさか? 行け! が、あと一歩及ばず 2塁打に。「完全に力不足です」。敗戦の試合後は、苦笑いを浮かべた背番号「1」。この日は、この 1安打だけも、内容は悪くない。大目標「2000安打」へ一歩前進、あと「13」だ。

 

 俊介外野手が同点の「3号2ラン」を放った。 2点を追う 5回無死 1塁、石川のシンカーをすくって左翼席最前列に「3号2ラン」。「ノーアウトでしたし、チャンスを広げてクリーンアップにつなげようという意識で打席に入りました。点を取られたすぐ後に追いつくことができてよかったです」と振り返った。

 俊介外野手は 5回、しぶとく食らいついて一時同点の「2ラン」を放った=明治神宮球場

 逆転されても、すぐに追いついてみせた。意地の一打だ。俊介が 5回に同点弾。食らいつく姿勢を見せつけた。

 「初回、簡単に三振してしまったので。つなぐ気持ちです。来た球を打とうと思っていました」

  2- 4とひっくり返された直後の 5回無死 1塁。石川の低め 1217キロのシンカーをバットの先ですくい上げた。打球は左翼フェンスをギリギリで越え、スタンドイン。一時、同点となる「3号2ラン」で虎党をわかせた。

 守備でもハッスルした。 7回二死 1、 2塁からリベロの放った飛球は中前にポトリ…といきそうなところを、猛ダッシュしてダイビングキャッチ。「点を入れられたらキツいところだったので、勝負をかけようと思った」と振り返った。

 本拠地の甲子園では、「第99回全国高校野球選手権大会」に出場している母校・広陵高が10年ぶりに決勝進出を決めた。後輩の活躍に負けてはいられない。

 

  4回途中、足の治療を終えてグラウンドに戻った小野泰己投手はマウンドで試投するも痛がる=明治神宮球場

 阪神ドラフト 2位小野泰己投手はまたもプロ初星を逃した。 2回二死、 7番中村の「ソロ」で先制を許す。 1点リードをもらった直後の 4回には先頭からの 3連打に犠飛が絡み、逆転された。さらに一死 1塁で 8番奥村に投球したところで右足をつったような素振りを見せ、そのまま降板。 3回 1/3を 6安打 4失点の成績だった。

 ここまで11試合に先発して「0勝7敗」。「12度目の正直」はならなかった。

  4回裏ヤクルト1死一塁、右足に違和感を覚えベンチに下がる小野泰己投手=明治神宮球場

 阪神ドラフト 2位小野泰己投手はまたもプロ初勝利を逃した。

  1点リードとなった直後の 4回に先頭からの 3連打。犠飛もあって逆転を許した。さらに一死 1塁で 8番奥村に投球したところで右ふくらはぎがつってしまい、そのまま降板。 3回 1/3を 6安打 4失点だった。

 「失点しても点を取ってくれたので、なんとか防がないといけなかった」と悔しさをにじませた。

 黒星こそ付かなかったが、これで12試合に先発して 0勝 7敗と、またウイニングボールはつかめなかった。

  4回、緊急降板した小野泰己投手=明治神宮球場

 今こそ踏ん張りどきだ! 阪神は最下位のヤクルトに 4- 5で今季 4度目のサヨナラ負け。守護神ラファエル・ドリス投手が体調不良で欠場すれば、先発の小野泰己投手は 4回途中に右足がつって降板。ここまで何度もチームを救ってきた桑原謙太朗投手が打たれて幕切れと、虎投が非常事態に陥った。

 防御率 0点台だった桑原が崩れた。 9回先頭・山崎の左翼線 2塁打も、二死 3塁から浴びたリベロのサヨナラ中前打も、芯を外していた。終盤から防戦一方。どこかきゅうきゅうとした雰囲気は吹き飛ばせなかった。

 「あの 2本のヒットもポテンヒットだからね。どこのチームもやっぱり 8月が一番(投手の疲れの)ピークだと思う」

  4回、緊急降板した小野泰己投手(右)=明治神宮球場

 金本監督は深い息をつき、踏ん張りどころであることを強調した。

 試合前練習。神宮室内で汗を流した投手陣の中に自身初の「30セーブ」に王手をかけていたドリスがいなかった。球団広報が体調不良で東京都内の病院に向かっていることを説明。守護神不在で戦うことを余儀なくされた。

 ただでさえ 6連戦の頭。リリーフ陣を使いたくないところだったが、12度目の先発で初勝利を目指したD 2位・小野を不測の事態が襲う。 2- 1とひっくり返した直後の 4回、藤井に中前適時打、中村に中犠飛を許して逆転された直後、右足がつった。一度、ベンチ裏で治療を受け、再び投球練習をしたが、 1球投げてNG。「続投は無理ですよ」と将。まさかのアクシデントだった。

 最後は桑原謙太朗投手が打たれて幕切れ。チームを支えてきた虎投に非常事態だ=明治神宮球場

 小野の今後について、指揮官は「いい球を投げていた。変化球でもカウントをとれるようになっていた」と一定の評価をしたが、次回の 1軍登板については「いや、まだわからん」。香田投手コーチも患部の回復具合、投球状態の両面から「様子をみる」と即答を避けた。23日にも登録抹消となる可能性が浮上した。

 制球難の課題を抱える藤浪も27日の巨人戦(東京ドーム)を想定しているが、それもまだ確定ランプはともしていない。昇格候補としては藤浪以外に今季途中から先発転向させた松田、竹安らが挙がっているが、残り33試合にして投手陣は先発もリリーフも火の車となった。チーム防御率3.33は12球団 2位。虎を支えてきた投手陣は青息吐息。この非常事態、どうやりくりするのか-。

 

  8回、坂口智隆外野手を打ち取りピンチをしのいだ高橋聡文投手=明治神宮球場

  4- 4の 8回に登板した高橋は粘りの投球でピンチを脱した。藤井、中村の連打に盗塁も決められて 2、 3塁のピンチ。だが、ここから奥村、代打・西田を 2者連続で空振り三振。坂口も 2ゴロに仕留め、勝ち越しは許さなかった。「たくさんボール球を使っても、甘くならないように投げようと思っていた」。34歳ベテランならではの集中力で、ホームは踏ませなかった。

 

◇データBOX◇

◎…阪神の 2者連続本塁打は 7月 6日のDeNA戦(横浜)で 5番中谷、 6番原口が放って以来今季 3度目。

◎…大山と中谷のアベック弾は 7月27日のDeNA戦(甲子園)で 3番大山、 5番中谷で記録して以来今季 2度目。 4、 5番のアベック弾は 8月11日のDeNA戦(横浜)で 4番ロジャース、 5番中谷以来で今季 4度目。

◎…阪神の 1試合 3本塁打以上は 8月18日の中日戦(ナゴヤドーム)での 4本以来今季 7度目。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神3発!糸井が値千金適時打&5年連続の2桁本塁打!福留8月6本目の15号3ラン夏男の本領発揮!

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ヤクルトは 1回、ウラディミール・バレンティン外野手(33)の左前打で先制。阪神は 3回、糸井嘉男外野手(36)が左前に同点打、福留孝介外野手(40)が右翼へ「15号3ラン」を放ち、逆転した。 ヤクルトは 4回にリベロ内野手(29)が「5号ソロ」。阪神は 5回に糸井が「10号ソロ」も、ヤクルトは 5回、バレンティンの「27号2ラン」で 1点差に。阪神は 7回、中谷将大外野手(24)の「15号2ラン」で突き放した。先発岩田稔投手(33)は 4回 2/3で降板し、 2番手藤川球児投手(37)が「2勝」目。ドリスが「30セーブ」目。

糸井嘉男外野手が値千金の同点打を放った。 1点を追う 3回一死 1、 2塁。ヤクルト先発原樹理投手(24)の外角スライダーに巧みなバットコントロールで合わせて、ゴロで 3遊間を破った。 6月 9日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の先発 1番で、ポイントゲッターになりきった。 2点リードの 5回は先頭で打席へ。原樹が投じた内寄りスライダーを完璧にとらえると、大飛球が右翼ポール際に吸い込まれた。今季「10号ソロ本塁打」をマーク。空気が裂け、時が止まる。放り投げたバットはカランカランと転がり、はるか彼方の右翼席上段では、白球がグサッと突き刺さる音が聞こえた。こんなに振れる、飛ばせるのは、復活した糸井だけだ。超豪快「10号」で、燕の追撃を振り払った。 5年連続、プロ14年目で 8度目の「2桁本塁打」を、超人らしいすさまじい当たりで飾り、勝利も引き寄せた。糸井が不在の間、虎は“ベストオーダー”にほど遠かった。17日に右脇腹の筋挫傷から 1軍復帰し、この日初めてロジャース、福留と 3人そろって先発出場した。「1番」に入るのは 6月 9日、ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、実に75日ぶりだった。先発復帰から 5試合連続安打となり、 5月30日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来のマルチ打点。上り調子で、もう落ちるつもりはない。迷惑をかけたと自覚している分、危機感は強い。残り32試合。超人は燃え尽きる覚悟だ。

福留孝介外野手が夏男の本領発揮だ。 3回、同点に追いついた直後の二死 1、 2塁でヤクルト先発原樹の内寄り速球を強振。完璧な大飛球で今季「15号3ラン」が右翼席に吸い込まれた。試合の主導権をグイッと引き寄せる一撃。22日の同カードに出場せず、休養明けにまた打った。 8月は月間「6本塁打」目で、21打点を荒稼ぎ。月間MVPの有力候補だ。 2試合ぶりに先発出場した福留孝介外野手が 3回に決勝の「15号3ラン」を放ち、ヤクルトに逆転勝ち。 8月「6発目」で15年ぶりの月間MVPも射程に入れた主将に導かれ、夏のロード勝ち越しを決めた。貯金は今季最多タイの「12」。首位広島が敗れて「7.5ゲーム」差と、虎の夏はここからが熱い!!苦しいときこそ、助けてくれる-。これが、高校時代に甲子園を沸かせ、メジャーの舞台も踏んだ福留の矜恃(きょうじ)だった。金本知憲監督(49)が満面の笑みをみせた右中間中段への爽快弾。中谷が 7回に「2ラン」を放ち、再び肩を並べられたが、一時チーム単独トップとなる「15号3ランで」、前夜はサヨナラ負けを食らったヤクルトを突き放した。ランディ・メッセンジャー投手(36)は右足骨折、藤浪晋太郎投手(23)も制球難で 2軍調整中。火の車の投手陣も助けた。貯金は今季最多タイの「12」。首位カープとは「7.5差」となった。失速劇をもう虎の風物詩とはいわせない。確変モードに入っている男が歴史を変える。

ジェイソン・ロジャース内野手(29)が 4試合ぶりのスタメンで「4番・1塁」に座り、16打席ぶりの安打だ。 1点リードの 7回二死からしぶとく右前打を放ち、中谷の「2ラン」へつなげた。当たりがよくなかっただけによろこんだ。打率は 0.240まで落ちているが、復調のきっかけとしたい。

中谷将大外野手が敵を突き放す一撃を見舞った。 1点差に詰め寄られていた 7回二死 1。ヤクルト 3番手近藤のチェンジアップをとらえると、ライナーで左翼席に一直線。今季「15号2ラン」で痛恨のダメージを与えた。再び福留と並ぶチームトップの本塁打数だ。白球は瞬く間に左翼席中段に吸い込まれていった。神宮の夜空を彩った花火より、ド派手な一発を中谷が放った。今季 2度目の「2戦連続アーチ」で、勝利を決定付けた。前夜の「14号ソロ」に続く「15号2ラン」で、 5月10日の巨人戦(東京ドーム)、同12日のDeNA戦(横浜)以来の 2戦連発。先にアベック弾を放っていた福留、糸井とも共演した。 5月27日のDeNA戦(甲子園)以来、今季 2度目の外野トリオ弾。何より中谷の“らしさ”が発揮された。

鳥谷敬内野手(36)は 4回一死、カウント 1- 1からカットボールを中前にはじき返した。これで「2000安打」まであと「12」。 8月絶好調の背番号「1」だが、この日はこの 1安打のみで得点には絡まなかった。

阪神先発の岩田稔投手が勝利投手の権利まであと一死で無念の降板だ。 3点リードの 5回無死 1塁でバレンティンに左中間へ「2ラン」を被弾して 1点差に迫られると雲行きが怪しくなった。山田哲人内野手(25)に四球を与えた後、二死までこぎつけたが、連打で満塁のピンチを背負ったところで金本監督も継投を決断。 2番手の藤川が代打中村悠平捕手(27)を遊飛に抑え、危機を脱したが、岩田は 5点の援護に恵まれながら、 5回途中 4失点で白星には届かなかった。

苦笑いと照れ笑いが入り交じった。藤川が 4月 6日以来の「今季2勝目」。ただ、勝負所を心得た往年の投球にかげりはない。早すぎる 5回二死満塁からの登板。代打・中村にはカウント 3- 0になりながら、 1球ストライクの後、遊飛でピンチをしのぐ。 6回は一死から山崎に15球粘られて内野安打を許したが、続くバレンティンを三振ゲッツー(山崎は盗塁死)で切り抜けた。実はリードが 3点以内の登板は今季初。ここまでホールド「0」だが、まだまだ勝ちパターンで、その力は必要だ。前日22日には、移籍後初勝利をマークしたオリックス・金田和之投手(26)に祝福の連絡を入れた。どんな時でも頼れる兄貴分。存在感は少しも衰えない。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 4- 7阪神>◇20回戦◇阪神13勝 7敗◇23日◇明治神宮球場

 ヤクルトは 1回、バレンティンの左前打で先制。阪神は 3回、糸井が左前に同点打、福留が右翼へ「15号3ラン」を放ち、逆転した。

 ヤクルトは 4回にリベロが「5号ソロ」。阪神は 5回に糸井が「10号ソロ」も、ヤクルトは 5回、バレンティンの「27号2ラン」で 1点差に。

 阪神は 7回、中谷の「15号2ラン」で突き放した。先発岩田は 4回 2/3で降板し、 2番手藤川が「2勝」目。ドリスが「30セーブ」目。ヤクルトは先発原樹が「9敗」目。

 力投で「2勝」目の藤川球児投手=明治神宮球場

 

 糸井嘉男外野手が値千金の同点打を放った。

  1点を追う 3回一死 1、 2塁。ヤクルト先発原樹の外角スライダーに巧みなバットコントロールで合わせて、ゴロで 3遊間を破った。「チャンスの場面でしたし、打って同点に追いつくことだけを考えていました」。 6月 9日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の先発 1番で、ポイントゲッターになりきった。

  3回表阪神一死 1、 2塁、糸井嘉男外野手は左前適時打を放った=明治神宮球場

 糸井嘉男外野手が 5年連続の「2桁本塁打」に乗せた。

  2点リードの 5回は先頭で打席へ。原樹が投じた内寄りスライダーを完璧にとらえると、大飛球が右翼ポール際に吸い込まれた。今季「10号ソロ本塁打」をマーク。「いい感触でとらえられました。追加点を取れてよかったです」と話した。

  3回、適時打を放った糸井嘉男外野手=明治神宮球場

 空気が裂け、時が止まる。放り投げたバットはカランカランと転がり、はるか彼方の右翼席上段では、白球がグサッと突き刺さる音が聞こえた。こんなに振れる、飛ばせるのは、復活した糸井だけだ。超豪快「10号」で、燕の追撃を振り払った。

 「振り抜けてよかったです。勝ててよかった」

 チームにとっても大きな一撃だった。 5回先頭、原樹の初球、甘く入った変化球を一閃した。自身の打球に見とれるように、ゆっくりと歩き出す。「いい感触でとらえられた。追加点が取れてよかったです」。思わず自画自賛。 5年連続、プロ14年目で 8度目の「2桁本塁打」を、超人らしいすさまじい当たりで飾り、勝利も引き寄せた。

 この力強いスイング!  5回、 1番・糸井が豪快に「10号」だ=明治神宮球場

 糸井が不在の間、虎は“ベストオーダー”にほど遠かった。17日に右脇腹の筋挫傷から 1軍復帰し、この日初めてロジャース、福留と 3人そろって先発出場した。「1番」に入るのは 6月 9日、ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、実に75日ぶりだった。

 リードオフマンに超人を置く、相手からすればプレッシャーがかかるラインアップの復活に、金本監督も「確かにそうですね。 1番打者も長打がありますから。きょうロジャースが( 4番で)出たから。中谷を「5番」で、「3番」に(福留)孝介というのがリズムあるのかな、と。打撃コーチの判断で」と手応えを得たようすだった。

  5回表阪神無死、糸井嘉男外野手は右越え本塁打を放った=明治神宮球場

 「1番」が久々過ぎたのか!? 試合前の糸井にはハプニングもあった。始球式で打席に入ると、小学生の女の子が投じたボールが、ワンバウンドで右足に当たったのだ。空振りし、ニヤニヤしながら打席から出たが、ネクストで待つ西岡に向かって足をさする仕草…。西岡に、もっと痛がったら? というようなジェスチャーで返されると、 2人でニヤッと笑い合った。どうりで“当たり日”となったワケだ。

  0- 1の 3回には同点打を放ち、福留の「3ラン」へとつなげていた。これで先発復帰から 5試合連続安打となり、 5月30日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来のマルチ打点。上り調子で、もう落ちるつもりはない。

 ベンチに戻った糸井嘉男外野手(中央)は福留孝介外野手(8番)に出迎えられ、笑顔=明治神宮球場

 「(右脇腹は)怖さはあるけど…」

 迷惑をかけたと自覚している分、危機感は強い。残り32試合。超人は燃え尽きる覚悟だ。

◇データBOX◇

◎…糸井と福留とのアベックアーチは、 5月27日のDeNA戦(甲子園)以来、 2度目。このときは中谷も本塁打を放っており、トリオアーチも 2度目となった。

◎…阪神の先発野手全員安打は、 8月11日のDeNA戦(横浜、○ 8- 1)以来。前回は先発投手の岩田も安打を放ち、先発全員安打だった。

 

 福留孝介外野手が夏男の本領発揮だ。

  3回、同点に追いついた直後の二死 1、 2塁でヤクルト先発原樹の内寄り速球を強振。完璧な大飛球で今季「15号3ラン」が右翼席に吸い込まれた。

 「思い切ってスイングした結果、たまたまですけど最高の結果になってくれました」。試合の主導権をグイッと引き寄せる一撃。22日の同カードに出場せず、休養明けにまた打った。 8月は月間「6本塁打」目で、21打点を荒稼ぎ。月間MVPの有力候補だ。

  3回表阪神二死 1、 2塁、福留孝介外野手は右越えに勝ち越しの3点本塁打を放った。捕手西田明央=明治神宮球場

 頼りになります! 阪神は 2試合ぶりに先発出場した福留孝介外野手が 3回に決勝の「15号3ラン」を放ち、ヤクルトに逆転勝ち。 8月「6発目」で15年ぶりの月間MVPも射程に入れた主将に導かれ、夏のロード勝ち越しを決めた。貯金は今季最多タイの「12」。首位広島が敗れて「7.5ゲーム」差と、虎の夏はここからが熱い!!

 苦しいときこそ、助けてくれる-。これが、高校時代に甲子園を沸かせ、メジャーの舞台も踏んだ福留の矜恃(きょうじ)だった。

 「思いきってスイングした結果、たまたまですが、最高の結果になってくれました」

 漆黒の夜空に勝負を決める放物線を描いたのは、糸井の一打で 1- 1とした直後の 3回二死 1、 2塁だ。原樹に対し、 1回は真ん中やや内寄りの球に 3球三振。それが撒き餌だったとばかり、ややシュート回転してきた直球を強振した。

 止まらない 8月。福留孝介外野手が「月間6発目の3ラン」で試合を決めた=明治神宮球場

 金本監督が「久しぶりにスカッとしたホームランだったね」と満面の笑みをみせた右中間中段への爽快弾。中谷が 7回に「2ラン」を放ち、再び肩を並べられたが、一時チーム単独トップとなる「15号3ランで」、前夜はサヨナラ負けを食らったヤクルトを突き放した。

 「 2アウトだったし、思いきっていったよ」

 勝負の晩夏。積極的休養の翌日はこれで「5発目」だが、注目すべきは 8月の成績だ。月間打率 0.327(55打数18安打)、 6本塁打、21打点。前日22日には 8月度「日本生命月間MVP賞」候補選手として虎では鳥谷とともにノミネート。自身、中日時代の2002年 9月以来15年ぶり「2度目」となる受賞が、現実味を帯びてきた。

 そんなベテランに導かれ、チームは連夜の「3発」。夏のロードを「14勝8敗1分け」とし、 5年連続の勝ち越しが決まった。指揮官は「主力が働くと勝てるし、強い」と改めてうなる。メッセンジャーは右足骨折、藤浪も制球難で 2軍調整中。火の車の投手陣も助けた。

 試合に勝利し、ヒップタッチする糸井嘉男外野手、俊介外野手、中谷将大外野手=明治神宮球場

 「投手が苦しいときは、僕ら野手が助けなきゃ」と常にいう。それだけじゃない。 8月中旬。練習中にチームスタッフが体調不良を訴えて、一度、ベンチ裏に下がったことがあった。すぐにグラウンドでの異変に気づき、小走りで後を追ったのが福留だった。

 「オイッ、きょう、飲みにいくゾ!」

 球団関係者によるとトレーナーらが応急処置でドタバタする中、福留はそう声をかけたという。

 もちろんジョーク。公私ともにかわいがる後輩だからこそ、眉根を寄せて不安な言葉を並べるよりも、軽口をたたく方が前向きになれると判断した。チーム関係者は「これが孝介さんの優しさなんですよ」-。さりげなく前向きに叱咤激励する主将がいるからこそ、ツギハギだらけのチーム事情でも耐えられる。

 「(長打を打つ)自信は全然ないよ」と謙そんするが、チームへの影響力も常にピカイチだ。貯金は今季最多タイの「12」。首位カープとは「7.5差」となった。失速劇をもう虎の風物詩とはいわせない。確変モードに入っている男が歴史を変える。

  9回から登板したラファエル・ドリス投手=明治神宮球場

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最多タイの貯金「12」。夏のロードを「14勝8敗1分け」とし、 4試合を残して 5年連続の勝ち越し(昨年は11勝9敗)を決めた。

◎…福留は今季「15本塁打」のうち、休養明けの試合で「5発」。15日の広島戦(京セラ)で昨年から続いていた本塁打不敗神話は「14試合」で止まったが、そこから「2連勝」。今季一発を打てば「14勝1敗」。

◎…福留の月間MVPは中日時代の2002年 9月(打率 0.348、 5本塁打、16打点)の 1度。

 

 勝利投手の藤川球児投手を指差し、「こいつのおかげだ」と笑顔を見せるジェイソン・ロジャース内野手=明治神宮球場

 ロジャースが 4試合ぶりのスタメンで「4番・1塁」に座り、16打席ぶりの安打だ。 1点リードの 7回二死からしぶとく右前打を放ち、中谷の「2ラン」へつなげた。当たりがよくなかっただけに「野球のおもしろさというか、強くは打てていないけど結果が出てうれしい」とよろこんだ。16日の広島戦(京セラドーム)で第 3打席に放った 2塁打以来の快音。打率は 0.240まで落ちているが、復調のきっかけとしたい。

 

 中谷将大外野手が敵を突き放す一撃を見舞った。

  1点差に詰め寄られていた 7回二死 1。ヤクルト 3番手近藤のチェンジアップをとらえると、ライナーで左翼席に一直線。今季「15号2ラン」で痛恨のダメージを与えた。「次の 1点が大事だと思っていたなかで、いい結果を出すことができてよかったです」。再び福留と並ぶチームトップの本塁打数だ。

 これが中谷将大外野手の反発力!  7回の「2ラン」で試合を決定づけた=明治神宮球場

 白球は瞬く間に左翼席中段に吸い込まれていった。神宮の夜空を彩った花火より、ド派手な一発を中谷が放った。今季 2度目の「2戦連続アーチ」で、勝利を決定付けた。

 「追加点が欲しい場面でしたし、本当に次の 1点で試合の流れが変わるところだったので、いい追加点になったんじゃないかなと思います」

 敵地でのヒーローインタビューで満足そうに振り返った。 5- 4と 1点差の 7回二死 1塁だ。カウント 1- 1からの 3球目。近藤のチェンジアップを思い切りすくい上げた。前夜の「14号ソロ」に続く「15号2ラン」で、 5月10日の巨人戦(東京ドーム)、同12日のDeNA戦(横浜)以来の 2戦連発。先にアベック弾を放っていた福留、糸井とも共演した。 5月27日のDeNA戦(甲子園)以来、今季 2度目の外野トリオ弾。何より中谷の“らしさ”が発揮された。

  7回、「2点本塁打」を放ち、アゴタッチで迎えられる中谷将大外野手=明治神宮球場

 前日の一戦。 2- 1の 4回無死 1塁の左翼守備で、リベロの放ったライナーを捕球できず(記録は 2塁打)、相手に流れを渡してしまった。強烈な伸びを見せた難しい打球だったが、試合後は「それは関係ないです」と唇を噛んだ。

 そして翌日の一発。今季は何度も、悔しい思いをするたび、すぐ名誉挽回の活躍を見せてきた。金本監督は「(ミスした日はメソメソと)するんよ、するんよ」とニガ笑いしながらも、「そういうところを、カチッと強い気持ちで切り替えるというかね」と取り返す姿勢を評価した。

 「負けられない試合ばかり続くので、 1試合 1試合勝っていって、なんとか広島に追いついて行けたらと思います」

 カラオケの十八番は福山雅治の曲という24歳。渋く低い声で、神宮の虎党に誓った。福留、糸井ら超一流の強打者の背中を追い、主軸へと成長していく。

  7回表阪神二死 1塁、中谷将大外野手は左越えに「2点本塁打」を放った。捕手中村悠平=明治神宮球場

 中谷将大外野手が 7回、試合を決定付ける「15号2ラン」を放った。ヒーローインタビューで喜びを語った。

-中盤、 1点差だと心もとない中、大きな 1本でしたね

 中谷 ホント、追加点が欲しい場面でしたし、次の 1点で試合の流れが変わるところだったので、いい追加点になったんじゃないかなと思います。

-左翼中段まで行きましたが、どんな感触だったんですか

 中谷 感触もよかったですし、入ってくれと思いながら走ってました。

- 2試合連続本塁打

 中谷 よかったです

  7回表阪神二死 1塁、中谷将大外野手は「左越え2点本塁打」を放った=明治神宮球場

-クリーンアップを任されてますが、どんな思いで日々過ごしているんですか

 中谷 クリーンアップという気持ちはないですし、ホント前にも後ろにもすごいバッターがたくさんいるので、刺激されながら、僕も追い付こうと思って日々やってます。

-明日に向けて

 中谷 負けられない試合ばかり続くので、 1試合 1試合、勝っていって、なんとか広島に追い付いていけたらいいなと思います。

 

  2回、ヤクルト・坂口智隆外野手の打球を好捕し、 1塁へ送球する鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 鳥谷は 4回一死、カウント 1- 1からカットボールを中前にはじき返した。これで「2000安打」まであと「12」。 8月絶好調の背番号「1」だが、この日はこの 1安打のみで得点には絡まなかった。試合後は「あした、頑張ります」のひと言を残してバスに乗り込んだ。

 

  5回裏ヤクルト二死満塁、岩田稔投手(右)は藤川球児投手(左から 2人目)と交代する=明治神宮球場

 阪神先発の岩田稔投手が勝利投手の権利まであと一死で無念の降板だ。

  3点リードの 5回無死 1塁でバレンティンに左中間へ「2ラン」を被弾して 1点差に迫られると雲行きが怪しくなった。山田に四球を与えた後、二死までこぎつけたが、連打で満塁のピンチを背負ったところで金本監督も継投を決断。 2番手の藤川が代打中村を遊飛に抑え、危機を脱したが、岩田は 5点の援護に恵まれながら、 5回途中 4失点で白星には届かなかった。「先発の仕事を果たせず、チームに迷惑をかけてしまい、申し訳ないです」と振り返った。

 

 イニングまたぎで藤川球児投手が熱投。チームを救った=明治神宮球場

 苦笑いと照れ笑いが入り交じった。藤川が 4月 6日以来の「今季2勝目」。試合後は、今さら勝利投手で喜ばないよ、とばかりに「特にないよ」と素っ気ないフリをした。

 ただ、勝負所を心得た往年の投球にかげりはない。早すぎる 5回二死満塁からの登板。代打・中村にはカウント 3- 0になりながら、 1球ストライクの後、遊飛でピンチをしのぐ。 6回は一死から山崎に15球粘られて内野安打を許したが、続くバレンティンを三振ゲッツー(山崎は盗塁死)で切り抜けた。

 「それが野球。そういうこともある」

 実はリードが 3点以内の登板は今季初。ここまでホールド「0」だが、まだまだ勝ちパターンで、その力は必要だ。

 前日22日には、移籍後初勝利をマークしたオリックス・金田に「いい投球してたな」と祝福の連絡を入れた。糸井のFAによる人的補償で移籍が決まった昨年暮れには、送別会をして送り出した可愛い後輩のことはいつも気に掛けてきた。どんな時でも頼れる兄貴分。存在感は少しも衰えない。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神ロジャースが先制打!鳥谷特大3号に照れ笑い!中谷3戦連発16号!秋山11勝!西岡出場登録抹消

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1回は両軍ともに 1点ずつ。阪神は 2回に鳥谷敬内野手(36)の「ソロ」、 3回に中谷将大外野手(24)の「3ラン」でリードも、ヤクルトは 3回にウラディミール・バレンティン外野手(33)が「2ラン」。 阪神は 4回二死 1、 2塁から上本博紀内野手(31)が中前適時打を放った。ヤクルト先発の星知弥投手(23)は 5回 109球、 8安打 6失点で降板した。阪神は先発秋山拓巳投手(26)が中盤以降立ち直り、「5連勝」で「11勝」目を挙げた。打線も 2試合連続「2桁安打」。ラファエル・ドリス投手(29)は「31セーブ」目。阪神に自力優勝の可能性が復活した。首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。貯金は今季最多を更新する「13」。金本知憲監督(49)は表情を引き締めた。

ジェイソン・ロジャース内野手(29)が先制打を放った。 1回二死 2塁、たたきつけて 2遊間を割った。「4番」復帰 2試合目のロジャースのバットから先制点が生まれた。 1回二死 2塁、打球はしぶとく中前に転がった。 2塁から上本が一気にホームイン。打点は17日の犠飛で挙げて以来。適時打での打点となると、 9日以来。名誉挽回となるか。

鳥谷敬内野手が 2カ月半ぶりの 1発を放った。同点の 2回、先頭でドラフト 2位右腕星の内角 143キロ直球を右翼ポール際中段席まで届かせた。イヤ~な空気を、そのひと振りで吹き飛ばした。鳥谷のフルスイングが生み出した打球がツバメファンで埋まった右翼スタンドに突き刺さる。 1回裏に守備の乱れで同点にされた直後の攻撃。先頭打者として放った勝ち越し弾が、猛虎打線に火をつけた。勝ち越しの「3号ソロ」は推定飛距離 130メートルに届こうかという特大弾となり、照れ笑い。 6月 6日オリックス戦以来の 1発を決め、通算「2000安打」まで残り「11本」とした。 6月 6日のオリックス戦(京セラ)以来の“ごぶさたアーチ”だった。絶好調の夏は依然、続いている。 8月の打率は 0.382。驚異のハイアベレージで、チームを押し上げ、自身の記録へも一気に突き進む。

中谷将大外野手(24)が 3試合連続本塁打を決めた。 1点リードの 3回二死 1、 3塁で右腕星から「16号左越え3ラン」。奇跡が見えた! 中谷将大外野手が 3戦連発となる「16号3ラン」を放ち、ヤクルトに「2連勝」。金本政権初の貯金「13」に到達した。首位・広島が敗れ、14日以来となる自力優勝が復活。最大「11ゲーム」差だった鯉と「6.5」差に。逆転Vが現実味を帯びてきた!リプレーじゃない。夢でもない。黄色い熱狂の中心へ向かって、中谷がまた希望のアーチを再現した。 1戦、一球に食らいつく気持ちが大器からあふれ出て、 3戦連続弾となる「3ラン」で勝負ありだ。時を同じくして、鯉は 3戦連続サヨナラ負けし虎の自力Vも復活。もしも奇跡が起こるなら、こんな日から起こる。 3回だった。一死 1、 3塁で「4番」のロジャースが空振り三振に倒れ、追加点奪取は24歳に託された。 1ボールからの 2球目。星の真ん中に入ったスライダーを、グンッと振り抜く。バットを投げ飛ばしながら夜空を見つめた。左翼のバレンティンが打球を追わずに頭を抱え、悔しがる。打球は左翼席中段に舞い落ちた。一気に 5- 1。大勢が決した。再び福留を引き離してチーム単独トップに立つ「16号」。22日のカード初戦から、ドドドッと「3戦連発」だ。貯金は金本政権 2年目にして最多の「13」にふくらんだ。広島が 3戦連続サヨナラ負けとつまずく真夏の夜に、虎待望の大砲が大輪の花を咲かせ、14日以来10日ぶりに自力「V」が復活。ゲーム差は「6.5」。残りは31試合。 3戦連発でシーズン換算で「20.4本塁打ペース」に乗せた中谷だが、チームのためにも打ち続けなくてはならない。壁を突き破りながら、そのバットで奇跡を起こす。鯉の尻尾も必ずつかむ。手応えと、課題ももって進む。一本立ちした中谷が何本もアーチをかければ、奇跡は向こうから歩いてくる。

本来の秋山はそこにいなかった。自慢の制球は乱れ、逆球が目立つ。いつもの球威もない。それでも勝った。 8回を 5安打 3失点で今季「11勝」目。自身最長の「5連勝」で負傷離脱中のランディ・メッセンジャー投手(36)に並ぶ、チームトップの勝ち星を手にした。ヒーローの登場に神宮の虎党が沸くなか、少し不満そうな表情で振り返った。言葉通り、不安定だった。 1- 0の 1回、先頭の坂口に中前打。一死後、バレンティンには左前打で 1、 2塁と得点圏に走者を背負った。山田哲人内野手(25)は平凡な内野ゴロで 6- 4- 3の併殺となるはずが、 2塁手・上本が 1塁へ悪送球。味方の適時失策で同点とされたが、ボール自体も甘かった。悪いなりの投球でゲームを作る。今年、秋山が成長したポイントだ。香田勲男投手コーチ(52)も評価する。身につけた修正能力。勢いだけじゃない。本当の意味で 1軍のローテーション投手に仲間入りだ。エースの代わりにはなれない。だが、自分なりの投球でチームを引っ張ることはできる。秋山らしさを忘れず、虎投の先頭に立つ。

3点リードの 9回に 2番手でマウンドに上がったのは守護神ドリス。武内を左飛、山田を空振り三振、リベロ内野手(29)を遊ゴロであっさり 3人で片付け、31セーブ目。 2位に「4差」をつけて、単独トップをひた走っている。開き直りの心境が、快投につながっている。

西岡剛内野手(33)が24日、出場選手登録を抹消された。前日23日のヤクルト戦(神宮)で左かかとに軽い打撲を負ったためで、代わって板山祐太郎外野手(23)が出場選手登録された。西岡は前日のゲームで本塁に突入した際に足を痛め、直後の守備から退いていた。病院へは行っておらず、球団広報によると程度は軽傷で、西岡自身の24日以降の出場意欲も強かったという。だが左足は昨季、アキレス腱を断裂し手術を受けた側ということもあり、大事を取る形になった。西岡は今季、完全復活を期して 7月17日に 1軍復帰し26試合に出場、打率 0.253、 0本塁打、 4打点。前日にも今季 2盗塁目を決めるなど、調子を上げていたところだった。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 3- 6阪神>◇21回戦◇阪神14勝 7敗◇24日◇明治神宮球場

  1回は両軍ともに 1点ずつ。阪神は 2回に鳥谷の「ソロ」、 3回に中谷の「3ラン」でリードも、ヤクルトは 3回にバレンティンが「2ラン」。

 阪神は 4回二死 1、 2塁から上本が中前適時打を放った。ヤクルト先発の星は 5回 109球、 8安打 6失点で降板した。

 阪神は先発秋山が中盤以降立ち直り、「5連勝」で「11勝」目。打線も 2試合連続「2桁安打」。ドリスは「31セーブ」目。ヤクルトは「2連敗」で今季最多の借金「34」。

 好投した秋山拓巳投手=明治神宮球場

 阪神に自力優勝の可能性が復活した。 2回に鳥谷の勝ち越し本塁打が飛び出し、 3回には中谷が 3戦連発となる「16号3ラン」を放った。 3戦で合計「8本塁打」と打線は活発。先発秋山は粘りの投球を見せ、 8回 3失点で「11勝」目を挙げた。

 首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。貯金は今季最多を更新する「13」。

 金本監督は「月間で(貯金) 3つを目標にして、今月もまだ残っているが、最低、それは守るようにやっていきます」と表情を引き締めた。

 連勝を祝う、左から金本知憲監督、中谷将大外野手、秋山拓巳投手、原口文仁内野手、糸井嘉男外野手=明治神宮球場

 

 ジェイソン・ロジャース内野手が先制打を放った。 1回二死 2塁、たたきつけて 2遊間を割った。

 「打ったのはストレート。力を抜いてセンター返しを心掛けていたよ。初回で先行だったし、点を取れればゲームの流れを先につかめると思っていた。ランナーをかえすバッティングができて良かったね」と振り返った。

  1回表阪神二死 2塁、ジェイソン・ロジャース内野手は先制の中前適時打を放った。捕手中村悠平=明治神宮球場

 「4番」復帰 2試合目のロジャースのバットから先制点が生まれた。 1回二死 2塁、打球はしぶとく中前に転がった。 2塁から上本が一気にホームイン。「力を抜いてセンター返しを心掛けたよ。点を取れればゲームの流れを先につかめると思って、走者を返す打撃ができたね」。打点は17日の犠飛で挙げて以来。適時打での打点となると、 9日以来。25日からは巨人戦。対戦打率は 0.083と群を抜いて悪い。名誉挽回となるか。

  1回、適時打を放ったロジャース内野手=明治神宮球場

 

 鳥谷敬内野手が 2カ月半ぶりの 1発を放った。

 同点の 2回、先頭でドラフト 2位右腕星の内角 143キロ直球を右翼ポール際中段席まで届かせた。勝ち越しの「3号ソロ」は推定飛距離 130メートルに届こうかという特大弾となり、「まぐれ、まぐれ!」と照れ笑い。 6月 6日オリックス戦以来の 1発を決め、通算「2000安打」まで残り「11本」とした。

  2回、鳥谷敬内野手が勝ち越しアーチ。右翼席に3号ソロを放った=明治神宮球場

 イヤ~な空気を、そのひと振りで吹き飛ばした。鳥谷のフルスイングが生み出した打球がツバメファンで埋まった右翼スタンドに突き刺さる。 1回裏に守備の乱れで同点にされた直後の攻撃。先頭打者として放った勝ち越し弾が、猛虎打線に火をつけた。

 「マグレ、マグレ」

 笑って繰り返した。報道陣から「狙ったように見えたが?」と問われると…。

 「狙って打てたら、もっと打ってます。先頭打者だったから塁に出ることを考えてました」

 確かに、2009年シーズンにキャリアハイ「20本塁打」した背番号「1」が、今季はまだ「3号」。ちょっと少ない。いや、かなり少ない。 6月 6日のオリックス戦(京セラ)以来の“ごぶさたアーチ”だった。

  2回表阪神無死、「右本塁打」を放った鳥谷敬内野手=明治神宮球場

 22日の打球もあと一歩。中谷、大山の連弾の直後にフェンス直撃の二塁打で“3連発”を逃し、「力不足です」と苦笑いしていた。でも、この夜描いた軌跡は、どう見てもパワー不足の打球じゃない。

 本塁打は、もちろん「安打」。通算安打を 1本上積みして、大目標である「2000安打」まで、いよいよあと「11」に迫った。

 絶好調の夏は依然、続いている。 8月の打率は 0.382。驚異のハイアベレージで、チームを押し上げ、自身の記録へも一気に突き進む。あと 1本出れば残り「10」。そして…。全国虎党のみなさん、カウントダウンの準備はできていますか?

  2回に「3号ソロ」を放った鳥谷敬内野手。大台へ一気に加速だ=明治神宮球場

◇データBOX◇

◎…鳥谷の 8月(24日現在)の打率は 0.382(76打数29安打)と月別で最もよい。今季通算の 1試合平均安打数は「1.04」。 8月の 1試合平均安打数は「1.38」で、このペースでいけば「2000安打達成(あと11安打)」は、 9月 2日の中日戦(甲子園)となる。

 

 中谷将大外野手が 3試合連続本塁打を決めた。

  1点リードの 3回二死 1、 3塁で右腕星から「16号左越え3ラン」。「打ったのはスライダー。甘いボールを一発で仕留められました。まだ序盤なので、しっかり気を引き締めて次の打席以降も頑張ります」。

  3回表阪神二死 1、 3塁、中谷将大外野手は左越え「3点本塁打」を放ち、北條史也の拳にアゴタッチ=明治神宮球場

 奇跡が見えた! 中谷将大外野手が 3戦連発となる「16号3ラン」を放ち、ヤクルトに「2連勝」。金本政権初の貯金「13」に到達した。首位・広島が敗れ、14日以来となる自力優勝が復活。最大「11ゲーム」差だった鯉と「6.5」差に。逆転Vが現実味を帯びてきた!

 リプレーじゃない。夢でもない。黄色い熱狂の中心へ向かって、中谷がまた希望のアーチを再現した。 1戦、一球に食らいつく気持ちが大器からあふれ出て、 3戦連続弾となる「3ラン」で勝負ありだ。時を同じくして、鯉は 3戦連続サヨナラ負けし虎の自力Vも復活。もしも奇跡が起こるなら、こんな日から起こる。

 「甘いボールを一発で仕留められました。真っすぐのタイミングでいって、あの球はうまく反応できました」

  3回、「16号3ラン」を放った中谷将大外野手。初の 3試合連発、本物や!!=明治神宮球場

  2- 1の 3回だった。一死 1、 3塁で「4番」のロジャースが空振り三振に倒れ、追加点奪取は24歳に託された。 1ボールからの 2球目。星の真ん中に入ったスライダーを、グンッと振り抜く。バットを投げ飛ばしながら夜空を見つめた。左翼のバレンティンが打球を追わずに頭を抱え、悔しがる。打球は左翼席中段に舞い落ちた。一気に 5- 1。大勢が決した。再び福留を引き離してチーム単独トップに立つ「16号」。22日のカード初戦から、ドドドッと「3戦連発」だ。

 貯金は金本政権 2年目にして最多の「13」にふくらんだ。広島が 3戦連続サヨナラ負けとつまずく真夏の夜に、虎待望の大砲が大輪の花を咲かせ、14日以来10日ぶりに自力「V」が復活。鯉の優勝へのマジックナンバーが消えた。ゲーム差は「6.5」。残りは31試合。 3戦連発でシーズン換算で「20.4本塁打ペース」に乗せた中谷だが、チームのためにも打ち続けなくてはならない。壁を突き破りながら、そのバットで奇跡を起こす。鯉の尻尾も必ずつかむ。

  3回、「3点本塁打」を放った中谷将大外野手=明治神宮球場

 若虎の中でもこれまでは弟分だった。「プリズン・ブレイク」など米国ドラマがはやれば、先輩のDVDを何日も借りっぱなしにした。原口ら先輩が退寮し一人暮らしを始めれば、真っ先に新居にお邪魔。新品のソファで遠慮なく寝転がった。だが頼りなさは日に日に消え、競争も抜け出し、チームの柱となろうともがいている。

 種をまき、水をやり、ときに踏みつけて成長をうながしてきた金本監督は、もっとできると信じて疑わない。 5打数 1安打に「その後の速い球を打たなあかん。あれを仕留めんと…。インサイド 3つ放られて 3球で終わったでしょ。その次の打席、両方放られて、もうまったくダメだったでしょ?」と厳しい目を向ける。そこさえ克服すれば-。「そりゃもう、将来的に『3割』もみえてきますし。

  3回、「3点本塁打」を放った中谷将大外野手=明治神宮球場

 『3割30本』、あいつなら『3割40本』を目指してほしいと思う。彼ならそこを克服すれば絶対にできると思う。あの3球、インサイドをやられたのを悔しいと思わないとダメですよ」。大きな花を咲かせられると思うからこそ、苦々しく見つめる。

 「(本塁打の)あの打席はいい感覚だったと思います」

 手応えと、課題ももって進む。一本立ちした中谷が何本もアーチをかければ、奇跡は向こうから歩いてくる。

 試合に勝利し、中谷将大外野手を迎える金本知憲監督=明治神宮球場

★中谷について阪神・片岡篤史打撃コーチ

  「神宮でよう打つね。甘い変化球を逃さずホームランにできる。中谷の大きな魅力やね」

◇データBOX◇

◎…阪神が24日のヤクルト戦で勝利し、広島がDeNAに敗戦。阪神は残り全31試合に勝利(93勝49敗11分け)すると、勝率 0.6549。広島は阪神との直接対決 5試合を除く全試合で勝利(91勝4848敗4分け)しても、勝率 0.6546と阪神が勝率を上回るため、阪神の自力優勝が復活した。

◎…中谷が自身初の 3試合連続本塁打。阪神では糸井が 4月に記録しており、今季 2人目。

◎…中谷はシーズン「20本」ペース。阪神での「20本塁打」以上は昨年のゴメス(22本塁打)以来。日本人では2015年の福留(20本塁打)以来で、生え抜きでは2009年の鳥谷(20本塁打)以来となる。

 

 汗を飛ばしながら、力投した秋山拓巳投手。 8回 3失点で「11勝」目を手にした=明治神宮球場

 本来の秋山はそこにいなかった。自慢の制球は乱れ、逆球が目立つ。いつもの球威もない。それでも勝った。 8回を 5安打 3失点で今季「11勝」目。自身最長の「5連勝」で負傷離脱中のメッセンジャーに並ぶ、チームトップの勝ち星を手にした。

 「立ち上がり本当、どうなるのかなというような内容でした。野手の方から早めに援護してもらったので、ここで頑張らないと、という気持ちで、強く投げることができました」

 ヒーローの登場に神宮の虎党が沸くなか、少し不満そうな表情で振り返った。言葉通り、不安定だった。 1- 0の 1回、先頭の坂口に中前打。一死後、バレンティンには左前打で 1、 2塁と得点圏に走者を背負った。山田は平凡な内野ゴロで 6- 4- 3の併殺となるはずが、 2塁手・上本が 1塁へ悪送球。味方の適時失策で同点とされたが、ボール自体も甘かった。

  1回、味方エラーで失点を許し肩を落とす秋山拓巳投手=明治神宮球場

 そこで工夫を見せた。「今年 1番状態が悪かったので、何かしないと」と、 2回からセットポジションでの投球に変更。右腕がより体の近くを通り、コンパクトに振るイメージに修正した。 5- 1の 3回二死 1塁からバレンティンに「2ラン」を被弾するが、「バレンティンの一発以外は(坂本)誠志郎のリードに応えられた」と、その後はゼロを並べた。

 悪いなりの投球でゲームを作る。今年、秋山が成長したポイントだ。香田投手コーチも「彼の強み」評価する。身につけた修正能力。勢いだけじゃない。本当の意味で 1軍のローテーション投手に仲間入りだ。

 「メッセの存在は大きいので背負えないですけど、昨日、一昨日と中継ぎの方が多く投げていたので、(負担を減らす)長いイニングを投げるということはできた」  エースの代わりにはなれない。だが、自分なりの投球でチームを引っ張ることはできる。秋山らしさを忘れず、虎投の先頭に立つ。

  6回、ヤクルト・リベロ内野手から三振を奪った秋山拓巳投手=明治神宮球場

 秋山拓巳投手が、 8回 3失点で今季「11勝」目を挙げた。神宮でのヒーローインタビューは次の通り。

-「11勝」目。今の気持ち

 秋山 立ち上がり、どうなるかなというような内容してしまってたんですけど、野手の方が、早めに援護してもらったんで、ここで頑張らないとという気持ちで、すごく、投げることができました。

-どんなことを考えてマウンドへ

 秋山  1戦目、 2戦目と、中継ぎの人に頑張ってもらってたんで、とにかく、ほんとは 1人で投げ抜きたかったですけど、 1つでも多くのアウトを取ることを意識して、試合に臨みました。

 力投する阪神先発の秋山拓巳投手=明治神宮球場

- 5回から 8回までパーフェクト

 秋山 尻上がりに調子も上がってきましたし、この時期頑張るために、春から頑張ってきたんで。踏ん張れてよかったです。

-自ら貯金「7」。チームは最多貯金「13」

 秋山 これから 1つ 1つ、貯金増やしていって、広島に追いつけるように、必死に頑張っていきたいと思います。 -次に向けて  秋山 ほんとに、とても大事な時期なんで、そこで力を出せるように、これから 1週間しっかり過ごしたいと思います。

 

  9回、投球するラファエル・ドリス投手=明治神宮球場

  3点リードの 9回に 2番手でマウンドに上がったのは守護神ドリス。武内を左飛、山田を空振り三振、リベロを遊ゴロであっさり 3人で片付け、31セーブ目。 2位に「4差」をつけて、単独トップをひた走っている。「いつも通りの投球を心掛けた。何か起こったら起きた時のこと。起こってしまえばしょうがないんだから」。開き直りの心境が、快投につながっている。

 

 23日のヤクルト戦の 5回、ベンチに戻る際に痛そうな表情を見せる西岡剛内野手=明治神宮球場

 西岡剛内野手が24日、出場選手登録を抹消された。前日23日のヤクルト戦(神宮)で左かかとに軽い打撲を負ったためで、代わって板山祐太郎外野手(23)が出場選手登録された。

 西岡は前日のゲームで本塁に突入した際に足を痛め、直後の守備から退いていた。病院へは行っておらず、球団広報によると程度は軽傷で、西岡自身の24日以降の出場意欲も強かったという。だが左足は昨季、アキレス腱を断裂し手術を受けた側ということもあり、大事を取る形になった。

 24日中に帰阪し、25日にも鳴尾浜でリハビリを開始する予定。金本監督は「アキレス腱のところに炎症がある。痛みもあるみたい。最短(10日で戻れる)かどうかはちょっと分からん」と語った。

 西岡は今季、完全復活を期して 7月17日に 1軍復帰し26試合に出場、打率 0.253、 0本塁打、 4打点。前日にも今季 2盗塁目を決めるなど、調子を上げていたところだった。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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阪神、北海道日本ハム・メンドーサ投手に興味!ウル虎C補強あるかも!

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阪神が北海道日本ハムからウエーバー公示をかけられたルイス・メンドーサ投手(33)に興味を示していることが24日、明らかになった。右足骨折で米国に帰国したランディ・メッセンジャー投手(36)に代わる存在として、日本通算「27勝」右腕に注目。25日にも東京都内で拡大編成会議を行うことも判明。勝負の 9月に向け、秘策プランが浮上した。秋山拓巳投手(26)の粘投に神宮が沸く。自力「V」復活と同時進行で、球団が緊急補強を模索していることが明らかになった。実績十分右腕を照準に定めた。阪神はかねてから、右腕の動向を水面下で注視していた。球団幹部が強く訴える。 8月10日の巨人戦(東京ドーム)で右足骨折したメッセンジャーは現在、治療のため米国に帰国中。早期回復のために手術を受け、CSに向けて、リハビリに励んでいるというが、 9月をエース不在で戦わないといけない状況は続く。その穴を埋める狙いだ。毎年恒例だった 8月失速を逃れ、勝負の 9月。打倒・広島-。欠けているワンピースを埋められるのか。目が離せない。記事を載せてみました。

 

 阪神が北海道日本ハムからウエーバー公示をかけられたルイス・メンドーサ投手に興味を示していることが24日、明らかになった。右足骨折で米国に帰国したランディ・メッセンジャー投手に代わる存在として、日本通算「27勝」右腕に注目。25日にも東京都内で拡大編成会議を行うことも判明。勝負の 9月に向け、秘策プランが浮上した。

 秋山の粘投に神宮が沸く。自力「V」復活と同時進行で、球団が緊急補強を模索していることが明らかになった。実績十分右腕を照準に定めた。

 メンドーサは今季、先発、中継ぎとして20試合に登板。 3勝 7敗、防御率3.97の数字を残しているが、クライマックス・シリーズ(CS)進出が絶望的な状況から若手を積極的に起用する北海道日本ハムの方針で 8月19日に 2軍落ち。新たな働き場所を求めて戦力外を選択し、この日、ウエーバーにかけられた。2015年には「10勝」をマーク。来日 4年間で「27勝」をマークしている右腕との交渉が、解禁となった。

 阪神はかねてから、右腕の動向を水面下で注視していた。球団幹部が「この時期は特に投手が必要だ」と強く訴える。 8月10日の巨人戦(東京ドーム)で右足骨折したメッセンジャーは現在、治療のため米国に帰国中。早期回復のために手術を受け、CSに向けて、リハビリに励んでいるというが、 9月をエース不在で戦わないといけない状況は続く。その穴を埋める狙いだ。

 トレードなど通常の補強は 7月末をもって終了するが、ウエーバーによる譲り受けの場合は期限以降でも認められている。2003年には 7月22日に中日を解雇されたギャラードが同28日に横浜(現DeNA)に移籍した(当時のトレード期限は 6月30日)。まさに“ウル虎C”で火事場を乗り切る算段だ。

 北海道日本ハムを退団する可能性が出てきたメンドーサ投手。阪神がウルトラC補強として、興味を示していることが明らかになった

 25日にも東京都内のホテルで四藤球団社長、金本監督らを交えての拡大編成会議が行われる可能性がある。

 毎年恒例だった 8月失速を逃れ、勝負の 9月。打倒・広島-。欠けているワンピースを埋められるのか。目が離せない。

☆野球協約(抜粋)

◆第108条(譲渡可能期間) 選手契約の譲渡が許される期間は、年度連盟選手権試合シーズン終了の翌日から翌年 7月31日までとする。ただし、この協約に基づくウエイバーの請求による選手契約の譲渡に関してはこの限りでない。 ◆第115条(ウエイバーの公示) 球団が参稼期間中その支配下選手の契約を解除しようとする場合、球団はあらかじめコミッショナーへ、その選手との選手契約を放棄し、その選手の保有を希望する球団に選手契約を譲り渡したい旨のウエイバー公示手続きを申請しなければならない。コミッショナーはただちにウエイバーを公示し、この旨をすべての球団と同選手に通告し、また、同選手の所属球団以外の球団に対しては、公示の日から 7日以内に同選手の契約譲渡を申し込むか否か回答を求めなければならない。

◎Luis Mendoza(ルイス・メンドーサ)

 投手。1983年10月31日生まれ、33歳。メキシコ出身。2000年アマチュア・フリーエージェントでレッドソックスに入団。レンジャーズ時代にメジャーデビューし、ロイヤルズを経て2014年北海道日本ハムに入団。今季は20試合に登板し、「3勝7敗」、防御率3.97。来日 4年間で通算95試合に登板し、「27勝36敗」、防御率3.80。 1メートル91、 111キロ。右投げ右打ち。年俸 1億9000万円。背番号「15」。

 

 

 2017年 公式戦 順位表

 

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福留が先制打!鳥谷2000安打6戦連続安打で残りM10!1番・俊介が適時打!青柳5回途中5失点…

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阪神は初回、福留孝介外野手(40)の適時 2塁打で先制。その裏に先発青柳晃洋投手(23)が阿部慎之助内野手(38)に同点適時打を浴びるが、 2回に青柳の適時打などで 2点加えた。巨人が 5回に 5得点。宇佐見真吾捕手(24)の「2号2ラン」に阿部、村田修一内野手(36)、亀井義行外野手(35)の適時打で阪神を逆転した。先発田口麗斗投手(21)は 6回 3失点で救援に託した。巨人は 7回以降西村健太朗投手(32)、スコット・マシソン投手(33)、アルキメデス・カミネロ投手(30)とつないで無失点に抑えた。田口が「11勝」目。カミネロは「21セーブ」目。阪神は青柳が 5回途中 5失点で「4敗」目。

阪神は巨人に 3- 6で完敗。難敵・田口を攻略しきれず、前日24日に復活した自力優勝の可能性が一夜で消滅した。糸井嘉男外野手(36)は重要な一戦を落として、珍しく悔しさをあらわにし、26日のリベンジを誓った。主将の福留孝介外野手も「必死こいてやる」と自身とチームにハッパをかけた。絶対に落とせない試合だった。タテジマにやってきた記念すべき2017年に悔いを残さないためにも。追い詰められた超人・糸井が叫んだ。勝てる展開だった。先発・田口には昨季から 6連敗中。今季も 4月22日(東京ドーム)に 7回 4安打 1点に抑えられていた難敵を、序盤に揺さぶった。 1回に福留の左中間 2塁打で先制し、 2回には青柳のまさかの適時打に、俊介外野手(30)も続いた。 2回までに 3点を奪った。糸井は得点にこそ絡まなかったが、 3、 5回に必死に走って内野安打。 3回には 2盗も決めて、プレッシャーをかけた。試合前の時点で首位広島と「6.5」差だった。勝ちさえすれば、優勝マジックの再点灯は阻止できていた。 3試合連続サヨナラ負けで、鯉はちょっとあわてている。伝統の一戦に勝って追撃に勢いを-。そんなムードが漂っていた。まさかの暗転。 5回、イッキ 5失点で逆転負け。おまけに広島が勝ち、自力Vが消滅してマジック「21」をまた点灯させてしまった。 3位DeNAが勝ち、その差はジワリ「2.5」となった。FA宣言してやってきた阪神。新天地での初年度「V」しか見ていなかった超人に、いつも鯉の尾ひれは見えていた。どんなにゲーム差が離れていても…。この 1敗でも、それは変わらない。絶対にあきらめない。だから、心の底から叫ぶ。

福留孝介外野手がベテランの真骨頂だ。 1回二死 2塁。左腕田口の外角低めスライダーに逆らわず完璧にとらえ、左中間を破る先制適時 2塁打になった。長期ロードの最終カード。その初戦に幸先よく発進した。福留もファイティングポーズを取った。 1回二死 2塁から左中間へ先制の 2塁打。チームが苦手としていた田口から快音を響かせ、打線に勢いをもたらした。それでも敗れ、広島に優勝マジックが再点灯。気合をむき出しにした。

鳥谷敬内野手(36)がついに「2000安打」まで残り「10本」のカウントダウンに入った。 2回、先頭で打席に入り、田口のスライダーをとらえると、痛烈なゴロで中前に運んだ。 6試合連続安打にのばした。 8月は試合前の時点で打率「3割8分2厘」と絶好調。この日もバットから快音を発した。両手で数えられるところまで、たぐり寄せた。1990-。14年間、いつも虎のために積み上げてきた。敗戦の中でも、鳥谷の快音は立ち止まらない。通算「2000安打」へのカウントダウンはついに佳境だ。残り「10」になった。第 1打席から「H」ランプを見せつけた。 1回に福留の左中間 2塁打で先制したが、 1- 1の同点とされた。 2回先頭。カウント 1- 1から田口の 122キロ変化球をジャストミート。投手の脇を抜けてマウンドの土をえぐった打球は、軽やかに中前へ抜けた。 2打席目以降は捉えた当たりだったが、いずれも外野フライに終わり 4打数 1安打。だが、まだまだアツく、鯉と大記録を追う夏を駆け抜けるつもりだ。偉業へ向け止まらないバットが、虎を何度でも立ち上がらせる。

俊介外野手がまた「1番」で輝いた。 2回、 1点を勝ち越し、なおも一死 2、 3塁。巨人バッテリーは執ように内角を攻めてきたが、詰まりながらも右前へ運び、加点タイムリーになった。この日の試合前まで「1番」で先発すると打率「3割5分3厘、2本塁打」。22日ヤクルト戦(神宮)も左翼へ本塁打を放っていた。

阪神先発の青柳晃洋投手が 5回、巨人打線につかまり、KOされた。 2点リードの無死 1塁で、宇佐見に内角速球をとらえられ、右翼に同点「2ラン」を被弾。二死までこぎつけたがケーシー・マギー内野手(34)に中前打を浴び、坂本勇人内野手(28)に四球を与え、阿部を迎えたところで降板した。 2番手岩崎優投手(26)が不用意な速球勝負で打たれ、右前に勝ち越し適時打を許すなど、 3者連続タイムリーを浴びた。打席ではプロ初適時打を放ったが、送りバントを決められないシーンもあり、課題が浮き彫りになった。青柳が貴重なプロ初タイムリーを放った。同点の 2回一死 1、 3塁で打席へ。送りバントに 2度失敗し、ヒッティングに切り替えたのが奏功。外角速球を強振すると右中間を破る、勝ち越しの適時 2塁打になった。今季初安打で、 1年目だった昨季も安打は 2本だけ。うれしいプロ初打点を挙げた。投打にノリノリだった。 1- 1の 2回一死 1、 3塁から右中間 2塁打。ベンチで金本知憲監督(49)らも驚くプロ初打点初適時打で勝ち越し、 1回に 1失点した以降は立ち直ったように見えたのだが…。今季の登板11試合で 6回以内での降板が 7度。中盤に乱れるケースも多く、香田勲男投手コーチ(52)も期待した。

原口文仁捕手(25)が26日、出場選手登録を抹消されることが分かった。今季は打撃の調子が上がらず、73試合の出場で打率 0.226、 6本塁打、25打点。先発出場の機会も減り、鳴尾浜から再出発することが決まった。“超変革”の申し子・原口が、ついに 2軍降格することになった。昨年 4月27日に育成から支配下登録されると、同日の巨人戦(甲子園)で途中出場して初安打。29日のDeNA戦(甲子園)では「7番・捕手」でスタメン初出場し、 5月 4日の中日戦(ナゴヤドーム)では「プロ1号」とシンデレラストーリーをつむいだ。若手を積極起用し、競い合わせることで大きく開花させる-。金本監督の方針を、誰よりも体現した。途中加入したジェイソン・ロジャース内野手(29)やD 1位・大山悠輔内野手(22=白鴎大學)が結果を出したこともあり、 7月12日の中日戦(甲子園)を最後に先発を外れる日々が続いた。打撃も 7月以降は打率 0.130(23打数 3安打)と低迷した。北條史也内野手(23)は 2軍落ちして再び戻ってきたものの、高山俊外野手(24)は18日に登録抹消され、ファームで調整中。金本チルドレン 3人衆最後のひとりといえる原口をも 1軍から外したことは、指揮官の愛のムチに他ならない。首の皮一枚で残るチャンスを追い求め、秘蔵っ子すら“千尋の谷”に突き落としてチームを活性化させる。指揮官の覚悟は原口にも伝わるはずだ。代わりに狩野恵輔外野手(34)らの昇格が検討されている。

阪神は25日、東京都内の選手宿舎で、四藤慶一郎球団社長(56)、高野栄一球団本部長(54)、金本知憲監督らが出席して拡大編成会議を行った。北海道日本ハムからウエーバー公示をかけられたルイス・メンドーサ投手(33)について、獲得可能な状況になれば検討する可能性がある。四藤球団社長は、右足骨折で帰国したランディ・メッセンジャー投手(36)の代役として、日本通算「27勝」右腕に熱視線を送る。また、今秋のドラフトについて、進学かプロ入りかで注目を集める 1位指名候補の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部・清宮幸太郎内野手( 3年)の最新の現状報告が行われたもよう。夏の甲子園で歴代最多となる「6本塁打」を放った広陵学園広陵高校・中村奨成捕手( 3年)にも時間が割かれた。国内補強では、今シーズン中にFA権を獲得した北海道日本ハム・中田翔内野手(28)の現状なども話し合われた。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 6- 3阪神>◇17回戦◇阪神 7勝10敗◇25日◇東京ドーム

 阪神は初回、福留の適時 2塁打で先制。その裏に先発青柳が阿部に同点適時打を浴びるが、 2回に青柳の適時打などで 2点加えた。

 巨人が 5回に 5得点。宇佐見の「2号2ラン」に阿部、村田、亀井の適時打で阪神を逆転した。先発田口は 6回 3失点で救援に託した。

 巨人は 7回以降、西村、マシソン、カミネロとつないで無失点に抑えた。田口が「11勝」目。カミネロは「21セーブ」目。阪神は青柳が 5回途中 5失点で「4敗」目。

 

 く、悔しい! 阪神は巨人に 3- 6で完敗。難敵・田口を攻略しきれず、前日24日に復活した自力優勝の可能性が一夜で消滅した。糸井嘉男外野手は重要な一戦を落として、珍しく悔しさをあらわにし、26日のリベンジを誓った。主将の福留孝介外野手も「必死こいてやる」と自身とチームにハッパをかけた。

 絶対に落とせない試合だった。タテジマにやってきた記念すべき2017年に悔いを残さないためにも。追い詰められた超人・糸井が叫んだ。

 「悔しい。あした(26日)、絶対、取るという気持ちで…」

 東京ドームのベンチ裏から伸びる通路。背番号「7」は敗戦後としては珍しく、感情をそのまま言葉にした。しばし絶句し、そして、付け加えた。

 糸井嘉男外野手は内野安打 2本でチャンスメークも勝てず。試合後、珍しく感情をはき出した=東京ドーム

 「取ります!」

 必ず勝ちます…。 2戦目こそ。

 勝てる展開だった。先発・田口には昨季から 6連敗中。今季も 4月22日(東京ドーム)に 7回 4安打 1点に抑えられていた難敵を、序盤に揺さぶった。 1回に福留の左中間 2塁打で先制し、 2回には青柳のまさかの適時打に、俊介も続いた。 2回までに 3点を奪った。糸井は得点にこそ絡まなかったが、 3、 5回に必死に走って内野安打。 3回には 2盗も決めて、プレッシャーをかけた。

 右脇腹の筋挫傷で 1カ月戦列を離れた。復帰初戦の17日の広島戦(京セラ)こそ代打出場で三振に終わったが、スタメン復帰した翌18日の中日戦(ナゴヤドーム)からは 7試合連続安打。この間は打率 0.419。勢いに乗って…。本人が一番、思っていたはずだ。

  3回、内野安打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム

 しかも、試合前の時点で首位広島と「6.5」差だった。勝ちさえすれば、優勝マジックの再点灯は阻止できていた。 3試合連続サヨナラ負けで、鯉はちょっとあわてている。伝統の一戦に勝って追撃に勢いを-。そんなムードが漂っていた。

 さらに好条件は並んでいた。きょう 2戦目の巨人の予告先発はD 3位・谷岡。エース菅野がアクシデントで回避した。 3戦目はD 2位・畠。キャリアの浅いルーキーが続き、初戦の田口さえクリアすれば、 3連勝だって夢ではなかったのに…もったいない。

 が、まさかの暗転。 5回、イッキ 5失点で逆転負け。おまけに広島が勝ち、自力Vが消滅してマジック「21」をまた点灯させてしまった。 3位DeNAが勝ち、その差はジワリ「2.5」となった。

  5回、内野安打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム

 FA宣言してやってきた阪神。新天地での初年度「V」しか見ていなかった超人に、いつも鯉の尾ひれは見えていた。どんなにゲーム差が離れていても…。この 1敗でも、それは変わらない。絶対にあきらめない。だから、心の底から叫ぶ。

 金本監督も言った。

 「言い出したらキリがない。いつもいつも打てるわけでもないしね。あした、頑張りましょう」

 そう、あした。立ち止まっている時間がもったいない。燃える超人・糸井が、猛虎を引っ張る。

◇データBOX◇

◎…阪神は自力「V」が再び消滅した。広島が阪神戦以外に全勝すると、「91勝48敗4分け」、勝率 0.655。阪神は残り30試合に全勝しても、「92勝50敗1分け」、勝率 0.648となり、勝率で広島を上回れない。

 

 福留孝介外野手も悔しい敗戦に気合を入れ直した=東京ドーム

 福留孝介外野手がベテランの真骨頂だ。 1回二死 2塁。左腕田口の外角低めスライダーに逆らわず完璧にとらえ、左中間を破る先制適時 2塁打になった。長期ロードの最終カード。その初戦に幸先よく発進した。

 1回表阪神、福留孝介外野手は先制の左適時二塁打を放った。手前は田口麗斗投手=東京ドーム

 阪神は巨人に 3- 6で完敗。難敵・田口を攻略しきれず、前日24日に復活した自力優勝の可能性が一夜で消滅した。

 福留もファイティングポーズを取った。 1回二死 2塁から左中間へ先制の 2塁打。チームが苦手としていた田口から快音を響かせ、打線に勢いをもたらした。「誰が嫌とか思っているわけじゃない。こっちはそういうことを気にしていない」。それでも敗れ、広島に優勝マジックが再点灯。目の前の一戦に集中か? と問われ「それ以外ないでしょ。そんなに先のことを考える余裕はない。必死こいてやるだけ」と気合をむき出しにした。

 

  2回表阪神無死、中前安打を放った鳥谷敬内野手=東京ドーム

 鳥谷敬内野手がついに「2000安打」まで残り「10本」のカウントダウンに入った。 2回、先頭で打席に入り、田口のスライダーをとらえると、痛烈なゴロで中前に運んだ。

  6試合連続安打にのばした。 8月は試合前の時点で打率「3割8分2厘」と絶好調。この日もバットから快音を発した。

 鳥谷敬内野手は 2回に中前打を放った。ついに「2000安打」にあと「10」となった=東京ドーム

 両手で数えられるところまで、たぐり寄せた。1990-。14年間、いつも虎のために積み上げてきた。敗戦の中でも、鳥谷の快音は立ち止まらない。通算「2000安打」へのカウントダウンはついに佳境だ。残り「10」になった。

 「先頭だったので塁に出ようと思った。(内容も)いい打席と悪い打席がありますけどね。(あと「10本」だが)意識したくはないけど、勝手に意識させられるのでね」

 スターティングメンバーで名前がコールされるだけでも、敵地がわく。真っ黄色に染まった左翼席では、安打数をカウントする手作りのボードがいくつも躍った。日に日に騒がしくなる周囲へ、第 1打席から「H」ランプを見せつけた。

  1回に福留の左中間 2塁打で先制したが、 1- 1の同点とされた。 2回先頭。カウント 1- 1から田口の 122キロ変化球をジャストミート。投手の脇を抜けてマウンドの土をえぐった打球は、軽やかに中前へ抜けた。

  2回、安打を放った鳥谷敬内野手=東京ドーム

 前日24日のヤクルト戦(神宮)で13年連続の規定打席に到達した。左腕も苦にしないからこそ、新人だった2004年からこの日まで「歴代単独2位」の「1865試合連続出場」を続けられている。そして、お手本のような左腕撃ちで 6試合連続安打とし、打線に火を付けた。北條も右前打で続き 1、 3塁。青柳も俊介も逆方向へ打ち返して、この回 2点。序盤の鮮やかな攻撃は、間違いなく鳥谷の「1990本」目が生み出したものだった。

  2打席目以降は捉えた当たりだったが、いずれも外野フライに終わり 4打数 1安打。だが、まだまだアツく、鯉と大記録を追う夏を駆け抜けるつもりだ。 8月は打率 0.375(80打数30安打)、 1本塁打、 7打点と猛烈なペースで打っている。

 「(夏に強いのは)暑いから。(今年は涼しい)ドームが多いけどね。あした、頑張ります」とクールに結んだ。偉業へ向け止まらないバットが、虎を何度でも立ち上がらせる。

 

  2回表阪神一死 2、 3塁、俊介外野手は右前適時打を放った=東京ドーム

 俊介外野手がまた「1番」で輝いた。

  2回、 1点を勝ち越し、なおも一死 2、 3塁。巨人バッテリーは執ように内角を攻めてきたが、詰まりながらも右前へ運び、加点タイムリーになった。「とにかく次の打者につなげることを考えて打席に入りました。先に追い込まれてしまいましたが、逆らわずに逆方向へ打ち返すことができて良かったです」。

 この日の試合前まで「1番」で先発すると打率「3割5分3厘、2本塁打」。22日ヤクルト戦(神宮)も左翼へ本塁打を放っていた。

 

  5回裏巨人二死 1、 2塁、青柳晃洋投手(左から 4人目)は降板となり落胆の表情を浮かべる=東京ドーム

 阪神先発の青柳晃洋投手が 5回、巨人打線につかまり、KOされた。

  2点リードの無死 1塁で、宇佐見に内角速球をとらえられ、右翼に同点「2ラン」を被弾。二死までこぎつけたがマギーに中前打を浴び、坂本勇に四球を与え、阿部を迎えたところで降板した。 2番手岩崎が不用意な速球勝負で打たれ、右前に勝ち越し適時打を許すなど、 3者連続タイムリーを浴びた。

  5回途中 5失点で降板した青柳は「長打を打たれてはいけないところで打たれてしまい、自分の役割を果たすことができませんでした」と振り返る。打席ではプロ初適時打を放ったが、送りバントを決められないシーンもあり、課題が浮き彫りになった。

  2回表阪神一死 1、 3塁、青柳晃洋投手は巨人先発の田口麗斗投手(左)から勝ち越しの適時 2塁打を放った=東京ドーム

 青柳晃洋投手が貴重なプロ初タイムリーを放った。

 同点の 2回一死 1、 3塁で打席へ。送りバントに 2度失敗し、ヒッティングに切り替えたのが奏功。外角速球を強振すると右中間を破る、勝ち越しの適時 2塁打になった。

 今季初安打で、 1年目だった昨季も安打は 2本だけ。うれしいプロ初打点を挙げた。

 青柳晃洋投手は 5回、宇佐見真吾捕手に「2ラン」を浴びた。ここから一気に崩れた=東京ドーム

  5回、マウンドの青柳はボウ然としていた。宇佐見の同点「2ラン」から一気に崩れ落ちた。 4回 2/3を 5失点。悔しい「4敗」目を喫した。

 「 3ボールにしてしまったので、その時点で相手も真っすぐを狙っていたと思います。そこを打たれてしまいました」

  3- 1の 5回。先頭の橋本到に右前打を許し、続く宇佐見には 3球続けてボール。内角直球で 1ストライクを奪うも、 5球目。内角低めの直球を右翼席まで運ばれた。

 そこまでは投打にノリノリだった。 1- 1の 2回一死 1、 3塁から右中間 2塁打。ベンチで金本監督らも驚くプロ初打点初適時打で勝ち越し、 1回に 1失点した以降は立ち直ったように見えたのだが…。今季の登板11試合で 6回以内での降板が 7度。中盤に乱れるケースも多く、香田投手コーチも「そこを乗り越えてほしい」と期待した。

 

 原口文仁捕手が26日、出場選手登録を抹消されることが分かった。昨季 4月に育成から支配下登録されると、金本監督の掲げる“超変革”の象徴として活躍。しかし、今季は打撃の調子が上がらず、73試合の出場で打率 0.226、 6本塁打、25打点。先発出場の機会も減り、鳴尾浜から再出発することが決まった。

 “超変革”の申し子・原口が、ついに 2軍降格することになった。

 昨年 4月27日に育成から支配下登録されると、同日の巨人戦(甲子園)で途中出場して初安打。29日のDeNA戦(甲子園)では「7番・捕手」でスタメン初出場し、 5月 4日の中日戦(ナゴヤドーム)では「プロ1号」とシンデレラストーリーをつむいだ。若手を積極起用し、競い合わせることで大きく開花させる-。金本監督の方針を、誰よりも体現した。

 原口文仁捕手が 2軍降格。もっと強くなって必ずはい上がってみせる

 今季は春季キャンプから、古傷を抱える右肩などの状態を考慮されて 1塁にコンバート。「5番・1塁」で開幕スタメンもつかんだが、徐々に打撃の状態が下降。途中加入したロジャースやD 1位・大山が結果を出したこともあり、 7月12日の中日戦(甲子園)を最後に先発を外れる日々が続いた。打撃も 7月以降は打率 0.130(23打数 3安打)と低迷した。

 金本監督も「開幕スタメンにいた高山、北條、原口が誰もいなくなって。彼らがどう感じているのか」とハッパをかけていたが…。北條は 2軍落ちして再び戻ってきたものの、高山は18日に登録抹消され、ファームで調整中。金本チルドレン 3人衆最後のひとりといえる原口をも 1軍から外したことは、指揮官の愛のムチに他ならない。

 この日、チームは巨人に敗れて、広島が勝ったことで再び自力Vの可能性が消滅した。首の皮一枚で残るチャンスを追い求め、秘蔵っ子すら“千尋の谷”に突き落としてチームを活性化させる。指揮官の覚悟は原口にも伝わるはずだ。代わりに狩野らの昇格が検討されている。

 

 阪神は25日、東京都内の選手宿舎で、四藤慶一郎球団社長、高野栄一球団本部長、金本知憲監督らが出席して拡大編成会議を行った。

 北海道日本ハムからウエーバー公示をかけられたルイス・メンドーサ投手について、獲得可能な状況になれば検討する可能性がある。四藤球団社長は「現有戦力で戦ってもらいたいと思っている」としつつも、右足骨折で帰国したメッセンジャーの代役として、日本通算「27勝」右腕に熱視線を送る。

 また、今秋のドラフトについて、進学かプロ入りかで注目を集める 1位指名候補の早実・清宮幸太郎内野手( 3年)の最新の現状報告が行われたもよう。夏の甲子園で歴代最多となる「6本塁打」を放った広陵・中村奨成捕手( 3年)にも時間が割かれた。国内補強では、今シーズン中にFA権を獲得した北海道日本ハム・中田翔内野手の現状なども話し合われた。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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糸井、先制11号3ラン!G倒V弾!能見中5日で5回3失点!4勝目!2年ぶりG斬り星!G戦21勝!

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阪神は 2回、糸井嘉男外野手(36)の「11号3ラン」とジェイソン・ロジャース内野手(29)の「2点適時2塁打」で 5点先制。プロ初先発の巨人谷岡竜平投手(21)は 3回 6安打 5失点で降板した。巨人は 4回、村田修一内野手(36)と石川慎吾外野手(24)の「適時2塁打」で 3点を返した。阪神先発の能見篤史投手(38)は 5回 3失点で、勝利投手の権利を手にして降板した。阪神は 7回に 1点、 8回に 2点を追加して逃げ切りに成功。能見は約 2カ月ぶりの「4勝」目を挙げた。巨人は借金「1」に逆戻りした。阪神が快勝。 2回に 5点を奪うと、その後も効果的に点を重ねた。先発・能見は 5回 5安打 3失点で「4勝目(6敗)」。 2番手・桑原謙太朗投手(31)が 1回 2/3を無安打無失点と好投したのが光った。通算「2000安打」まであと「10」としている鳥谷敬内野手(36)は 3打数無安打 2四球だった。

糸井嘉男外野手が先制の「11号3ラン」を放った。 2回二死 1、 2塁の場面で巨人谷岡の内角スライダーを強振。右翼席中段に運んだ。これぞ有言実行、豪快弾で決めた! 阪神は 2回、糸井嘉男外野手が先制の「11号3ラン」。敗れた前夜に「あしたは取る!」とリベンジを誓っていた超人に導かれ、 8- 4で巨人に快勝した。貯金は再び今季最多タイの「13」。 8月の勝ち越しも決め、「7.5」差の首位カープにとことん食らいつく!!気持ちを込めて、超人パワーでブッたたいた。やり返すと誓って、即やり返した。糸井が「先制3ラン」。虎入り初のG撃弾で、有言実行だ。魂の一撃だった。前日25日の試合後、言い切っていた。 2安打も勝利に導けず、自力Vをまたも消滅させてしまった。悔やみ、もう一歩も引けないと腹を決めた。くすぶる思いを 2回に爆発させた。一死 1、 2塁から能見がバント失敗。二死となり、嫌なムードのまま続く糸井も 2球で追い込まれた。だがひと振りですべて“チャラ”。ルーキー谷岡のスライダーを右翼席へ放り込んだ。試合前まで対巨人は14試合で打率 0.218、 0本塁打、 1打点。すべてセ 5球団ワーストだった。シーズン佳境、真夏の「伝統の一戦」で“虎の糸井ここにあり”を見せつけた。試合後に、先輩の能見と満面の笑みでグータッチ。貯金は再び今季最多タイ「13」。 8月の月間勝ち越しも決めた。やり返したら、止まらず突き進むだけ。糸井が先頭で虎を引っ張る。

糸井同様に、こちらのベテランも有言実行だ。前夜の悔しい敗戦後に「必死こいてやる」と宣言した福留孝介外野手(40)は、 1回に中前打を放つと、 2回二死 1塁からは左前打を放ち、ロジャースの右中間 2塁打で一気に生還した。

飛び込んだ右翼・長野のグラブをかすめ、鋭い打球が右中間を破った。肩を揺らして到達した 2塁ベース上で、大きく息を吐いた。糸井の「先制3ラン」の余韻が残る東京ドームで、ロジャースが“プチ冬眠”から目覚めを告げる「2点2塁打」だ。「4番」の仕事を果たし、白い歯がこぼれた。 2回二死 1、 2塁。 1ボールから谷岡の 143キロを素直にはじき返した。 1回一死 1、 3塁の先制機で、変化球に空振り三振。悔しさを、すぐさまバットで晴らした。 7回にも一死から左翼線へ 2塁打を放ち、代走を送られてお役ご免。この一打が貴重な追加点のおぜん立てとなった。 2安打 2打点。出場 7試合ぶり、今季 7度目のマルチを記録した。勝負の終盤戦。頼もしい男に、愛きょうたっぷりの笑顔と打棒が戻ってきた。

“屈辱”に燃えた。 1塁ベース上で握りしめた拳が、思いを物語っていた。巨人に傾きかけていた流れを、北條史也内野手(23)が執念のひと振りで取り戻した。 5- 0が 5- 3となり、迎えた 7回二死 2塁。前の打者、鳥谷のカウントが 2ボールとなったところで、捕手の宇佐見真吾(24)が立ち上がった。挑まれた勝負-。そこまで 3打席ノーヒットの北條が、打席に立った。心は熱く、頭は冷静だった。カウント 2- 1から 4球目、田原誠次投手(27)の 108キロカーブをとらえた。鋭く左翼へ運ぶ適時打で、大きな 6点目だ。これで、自己最長を更新する11試合連続安打。右脇腹を痛めた大和内野手(29)に代わって17日の広島戦(京セラ)から遊撃スタメンを任され、全試合で快音を響かせている。この日も午前中から、東京ドームの室内練習場に足を運んだ。片岡篤史(48)、平野恵一打撃コーチ(38)に見守られながら、約 1時間。板山祐太郎外野手(23)とともに早出特打を敢行した。原口がこの日、2軍降格。高山もファームで汗を流す。超変革の代表格として、ここが正念場。石にかじりついてでも、遊撃の座は離さない。

中 5日の先発マウンドに上がった能見篤史投手が 5回 5安打 3失点で降板した。 5点の大量リードにも恵まれて序盤からゼロを並べたが、 4回に村田、石川と 2本の「適時2塁打」を許して 3失点。 6回の打席で代打を送られた。ベンチでナインとハイタッチを交わす。久しぶりに能見が笑った。 5回を 5安打 3失点で、「4勝」目。強気のスタイルで 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)以来、 7戦ぶりの白星をつかんだ。甦ったGキラー。巨人戦白星は2015年 7月22日(甲子園)以来 766日ぶりで、東京ドームでは「プロ初本塁打」を放った2013年 5月 6日以来1573日ぶりだ。巨人戦通算勝利は並んでいた渡辺省三を抜き、「球団単独5位の21勝目」となった。通算奪三振も「1372」とし、江川卓(元巨人)を超えて「歴代単独71位」。プロ13年目にして、なお若々しい左腕が先発陣を支える。

「金本流継投2017バージョン」は、桑原なしには語れない。好投・能見を 5回でスパッと諦め、 6回のマウンドはもちろん背番号「64」。金本知憲監督(49)が唸る快投だった。 2点リードの 6回はクリーンアップを内野ゴロ 3つで三者凡退。味方の援護で 3点リードとなった 7回も右打者 2人を料理。左打者を迎えたところで高橋聡文投手(34)にバトンを渡し、 1回 2/3を完ぺきに抑えた。桑原がいるから、早めに継投に入れる。指揮官の熱き期待に応え続ける右腕は汗を拭った。最近打たれたことを反省し、フォームを微調整。腕をややタテ振りにした。チーム最多の「53試合登板」。指揮官好みの鉄腕が金本野球を支えている。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 4- 8阪神>◇18回戦◇阪神 8勝10敗◇26日◇東京ドーム

 阪神は 2回、糸井の「11号3ラン」とロジャースの「2点適時2塁打」で 5点先制。プロ初先発の巨人谷岡は 3回 6安打 5失点で降板した。

 巨人は 4回、村田と石川の「適時2塁打」で 3点を返した。阪神先発の能見は 5回 3失点で、勝利投手の権利を手にして降板した。

 阪神は 7回に 1点、 8回に 2点を追加して逃げ切りに成功。能見は約 2カ月ぶりの「4勝」目を挙げた。巨人は借金「1」に逆戻りした。谷岡は初黒星。

  3回裏巨人攻撃終了、序盤を抑えた能見篤史投手=東京ドーム

 阪神が快勝。 2回に 5点を奪うと、その後も効果的に点を重ねた。先発・能見は 5回 5安打 3失点で「4勝目(6敗)」。 2番手・桑原が 1回 2/3を無安打無失点と好投したのが光った。通算「2000安打」まであと「10」としている鳥谷は 3打数無安打 2四球だった。

 東京ドームで六甲おろしが響く。阪神が 2回に一挙 5点を奪った。二死 1、 2塁とすると、 1番・糸井がプロ初先発の巨人のD 3位・谷岡から「右越え3ラン」を放ち、先制。この後二死 1、 2塁と好機を作り、ロジャースが右中間に「2点2塁打」を放った。

 巨人は 4回、一死 1、 2塁から、村田が右中間に「適時2塁打」。なおも二死 2、 3塁から、石川が右中間に「2点2塁打」を放ち、 2点差とした。

 阪神は 7回に北條が左翼線に適時打を放ち、 1点を追加。さらに 8回にはD 1位・大山が左翼フェンス直撃の「2点打」を放ち、突き放した。巨人は 8回に阿部の適時打で 1点を返したが、谷岡ら投手陣が崩れた。

  2回、「先制3ラン」を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム

 阪神がベテランと若手の活躍で快勝した。 2回に糸井の「先制3ラン」などで 5得点。 7、 8回には北條、大山にタイムリーが飛び出し、巨人を突き放した。先発能見は 7月 1日ヤクルト戦以来となる「4勝」目。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

-初先発の相手にすぐに打線が対応した

 金本監督 糸井がいいところで打ってくれた。

-その後もロジャースまでつながった

 金本監督 あの回は 5点入ったので、みんながそれぞれいい仕事、役割をちゃんとしてくれた。

-北條、大山で追加点

 金本監督 いやあ、追加点が入らず、嫌な雰囲気があったが、北條が食らいついて、レフト線に持っていって、大山もツーベース。若い力がね。ベテランの糸井の「3ラン」と若手のダメ押しといい形で点が取れた。

 勝利を祝う金本知憲監督(右)ら=東京ドーム

-二アウトからの得点だった

 金本監督 チーム状態がいい時は二アウトから点が入る。後ろへ後ろへアウトにならず、つなぐ意識をもってくれている。

-桑原も相手の流れを止めた

 金本監督 最近、ピンチでいってもらって、しんどい所で投げてもらっていた。疲れがあり、本調子でない時期もあったが、回の頭からいくと、ピシッと仕事をしてくれる。

-藤浪への期待は

 金本監督 前回は不安の残るピッチングだったが、今回は間違いないと信じている。やってくれるものと思っている。

 

  2回表阪神二死 1、 2塁、糸井嘉男外野手は谷岡竜平投手から右越えに「先制3点本塁打」を放った。捕手宇佐見真吾=東京ドーム

 糸井嘉男外野手が先制の「11号3ラン」を放った。

  2回二死 1、 2塁の場面で巨人谷岡の内角スライダーを強振。右翼席中段に運んだ。糸井は「先制のチャンスだったのでとにかくランナーを返そうと思い振り抜きました。いい結果になってくれて良かったです」とコメントした。

  2回、糸井嘉男外野手が魂のひと振り! チームを勝利に導く一発となった=東京ドーム

 これぞ有言実行、豪快弾で決めた! 阪神は 2回、糸井嘉男外野手が先制の「11号3ラン」。敗れた前夜に「あしたは取る!」とリベンジを誓っていた超人に導かれ、 8- 4で巨人に快勝した。貯金は再び今季最多タイの「13」。 8月の勝ち越しも決め、「7.5」差の首位カープにとことん食らいつく!!

 気持ちを込めて、超人パワーでブッたたいた。やり返すと誓って、即やり返した。糸井が「先制3ラン」。虎入り初のG撃弾で、有言実行だ。

 「勝ってよかったです。(有言実行)できてよかった」

 魂の一撃だった。前日25日の試合後、言い切っていた。「悔しい。あした絶対、取るという気持ちで…。取ります!」。珍しく感情があふれた。 2安打も勝利に導けず、自力Vをまたも消滅させてしまった。悔やみ、もう一歩も引けないと腹を決めた。くすぶる思いを 2回に爆発させた。

  1回、安打を放った上本博紀内野手=東京ドーム

 一死 1、 2塁から能見がバント失敗。二死となり、嫌なムードのまま続く糸井も 2球で追い込まれた。だがひと振りですべて“チャラ”。ルーキー谷岡のスライダーを右翼席へ放り込んだ。

 「先制のチャンスだったので、とにかくランナーをかえそうと思って振り抜きました」。右脇腹の筋挫傷からスタメン復帰した18日の中日戦(ナゴヤドーム)から 8試合連続安打となる「11号弾」で一気に 3- 0。この回一挙 5点のビッグイニングを作った。

 求められ、FA宣言で虎へやってきた。それで宿敵を打たなくては超人の名が泣く。試合前まで対巨人は14試合で打率 0.218、 0本塁打、 1打点。すべてセ 5球団ワーストだった。シーズン佳境、真夏の「伝統の一戦」で“虎の糸井ここにあり”を見せつけた。

 悔しがり、雪辱を誓い、いつも過信せずに歩んできた。夏前のある日のこと。テレビ局から球宴の中継で用いる「トラックマン」(高性能弾道測定器)に関するアンケートを受けた。「トラックマン? (自身の愛称の)ヨッピーマンにしてくれよ」。あなたの打球速度は何キロだと思いますか? の設問に、隣の鳥谷、福留が「 180キロ!」「 200キロ! 測定不能かもよ?」とはやしたてたが、超人はジーッと沈黙して考え、「 150キロ」と“謙虚”に書き込んだ。「フツーやん!?」と総ツッコミにあったが、自分を過大評価することはない。投手から野手になり、反骨心で超人になった。逆境にこそアツく燃える。

  2回、安打を放った坂本誠志郎捕手=東京ドーム

 「主力の糸井が『3ラン』、若手のダメ押し。きょうはいい形で点が取れた。みんながいい仕事をしてくれました」と金本監督が目を細めれば、糸井も「最近、勝ちがついていなかったから。能見さんに勝ちがついてよかった」とうなずいた。

 試合後に、先輩の能見と満面の笑みでグータッチ。貯金は再び今季最多タイ「13」。 8月の月間勝ち越しも決めた。やり返したら、止まらず突き進むだけ。糸井が先頭で虎を引っ張る。

☆糸井嘉男外野手について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「(相手がプロ初先発で)どんな投球をするかわからないなかで、ストライクゾーンにくれば長打にしてくれると思っていたが、そこをしっかり長打にしてくれた」

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最多タイの貯金「13」。

◎… 8月は「14勝8敗1分け」とし、 4試合を残して月間勝ち越しが決定。 8月の勝ち越しは 2年ぶり(昨年11勝14敗)。

◎…糸井は先発復帰から 8試合連続安打。今季最長は 4月25日・DeNA戦(甲子園)- 5月 5日・広島戦(同)での 9試合。

 

  1回、安打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 糸井同様に、こちらのベテランも有言実行だ。前夜の悔しい敗戦後に「必死こいてやる」と宣言した福留は、 1回に中前打を放つと、 2回二死 1塁からは左前打を放ち、ロジャースの右中間 2塁打で一気に生還した。 8回にも大山の 2点打をお膳立てする四球。「みんな、攻撃的に行けたので良かった」。自分のことよりチームのことを真っ先に口にした。

 

  2回、「2点適時2塁打」を放ったジェイソン・ロジャース内野手=東京ドーム

 飛び込んだ右翼・長野のグラブをかすめ、鋭い打球が右中間を破った。肩を揺らして到達した 2塁ベース上で、大きく息を吐いた。糸井の「先制3ラン」の余韻が残る東京ドームで、ロジャースが“プチ冬眠”から目覚めを告げる「2点2塁打」だ。

 「難しく考えていたので、冷静さを失っていたんだ。シンプルに、思いきっていこうと思った。いいスイングができたと思うね」

 「4番」の仕事を果たし、白い歯がこぼれた。 2回二死 1、 2塁。 1ボールから谷岡の 143キロを素直にはじき返した。

 「取り返す気持ち」があった。 1回一死 1、 3塁の先制機で、変化球に空振り三振。悔しさを、すぐさまバットで晴らした。 7回にも一死から左翼線へ 2塁打を放ち、代走を送られてお役ご免。この一打が貴重な追加点のおぜん立てとなった。 2安打 2打点。出場 7試合ぶり、今季 7度目のマルチを記録した。

  2回に 2点 2塁打を放ったロジャース内野手。「4番」の仕事を果たした=東京ドーム

 初体験のじっとりした日本の夏。打率が 2割 5分を切り、前日の巨人戦のスタメンを外れるなど、ここ最近はベンチスタートも…。それでも、どんなときでも下は向かない。「ロジャース選手はカメラを向けると、どこにいてもすぐに視線をくれます」とは球団スタッフ。悩んで苦しんで、どんより…とはならない。常に視線は上だ。これがパンダ流の“ルーチン”。スタメン出場すれば、これで 3試合連続安打だ。

 「やっぱり打てるのはいいこと。気分がいいね」

 勝負の終盤戦。頼もしい男に、愛きょうたっぷりの笑顔と打棒が戻ってきた。

◇データBOX◇

◎…阪神は 2回に 1イニング 5得点。 7月27日のDeNA戦(甲子園、○10- 3)の 8回に 7点を奪って以来。

 

 “屈辱”に燃えた。 1塁ベース上で握りしめた拳が、思いを物語っていた。巨人に傾きかけていた流れを、北條が執念のひと振りで取り戻した。

 「トリ(鳥谷)さんが敬遠気味だったので。(自分との勝負は)予想はしていました」

  5- 0が 5- 3となり、迎えた 7回二死 2塁。前の打者、鳥谷のカウントが 2ボールとなったところで、捕手の宇佐見が立ち上がった。挑まれた勝負-。そこまで 3打席ノーヒットの北條が、打席に立った。

 「真っすぐの後だったのでカーブ、スライダーがくると思っていた」

 心は熱く、頭は冷静だった。カウント 2- 1から 4球目、田原の 108キロカーブをとらえた。鋭く左翼へ運ぶ適時打で、大きな 6点目だ。

 これで、自己最長を更新する11試合連続安打。右脇腹を痛めた大和に代わって17日の広島戦(京セラ)から遊撃スタメンを任され、全試合で快音を響かせている。

  7回に貴重な適時打を放った北條史也内野手。これで11試合連続安打だ=東京ドーム

 「まだ(体の)開きが早いというか、バットが体から離れて、外回りしているというか。まだ彼の良さは正直、出てないんだけれど…」とは金本監督。これも期待の高さゆえ。まずは手厳しい言葉を発した後に「その中であのタイムリーは大きい。右のスリークオーターのややこしい投手に対して、よく打ってくれました」と目を細めた。

 常に、崖っぷちの思いだ。口癖は「巻き返せるように頑張ります」-。不甲斐なさは自身が一番感じている。開幕スタメンから調子が上がらず、 2軍落ちも味わった。ルーキー糸原、そして大和の離脱で転がり込んできたチャンス。スタメンが続く中で、この日も午前中から、東京ドームの室内練習場に足を運んだ。片岡、平野打撃コーチに見守られながら、約 1時間。板山とともに早出特打を敢行した。

  7回、適時打を放った北條史也内野手=東京ドーム

 連続試合安打が続いていることも「気にしちゃダメです。言わんといてください!」とシャットアウト。邪心を振り払うように、バットを振り続ける日々だ。

 「 1打席 1打席、集中してやっています」

 原口がこの日、2軍降格。高山もファームで汗を流す。超変革の代表格として、ここが正念場。石にかじりついてでも、遊撃の座は離さない。

◇データBOX◇

◎…北條は自己最長を更新する11試合連続安打(昨季は 9試合が最長)。

◎…巨人戦は今季 7打点目。セ 5球団で、もっとも打点を挙げている。

 

  5回裏巨人二死、能見篤史投手はケーシー・マギー内野手を遊ゴロにとり内野手にグラブを掲げ、 6回表の攻撃で代打を出されて交代となる=東京ドーム

 中 5日の先発マウンドに上がった能見篤史投手が 5回 5安打 3失点で降板した。

  5点の大量リードにも恵まれて序盤からゼロを並べたが、 4回に村田、石川と 2本の「適時2塁打」を許して 3失点。 6回の打席で代打を送られた。

  2回表阪神二死 1、 2塁、能見篤史投手(左)は「右越え3点先制本塁打」を放ち、坂本誠志郎捕手(中央)や能見篤史投手とハイタッチ=東京ドーム

 中 5日の先発マウンドに上がった能見篤史投手が 5回 5安打 3失点で降板した。

  5点の大量リードにも恵まれて序盤からゼロを並べたが、 4回に村田、石川と 2本の「適時2塁打」を許して 3失点。 6回の打席で代打を送られた。

 能見は「早い段階で点を取ってくれたので思い切って投げることができました。ストレートをしっかり投げることで変化球を生かすことができましたが、 4回の投球でもう少し粘りが必要でした」とコメントした。

 強気に内角を攻めた能見篤史投手。やっと勝った!=東京ドーム

 ベンチでナインとハイタッチを交わす。久しぶりに能見が笑った。 5回を 5安打 3失点で、「4勝」目。強気のスタイルで 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)以来、 7戦ぶりの白星をつかんだ。

 「攻める気持ちで投げた。(右打者への内角球は)それだけはずっと、やっているんで。逃げることなく、ね」

 攻めた。キャンプでも一番重点を置く「右打者の内角球」を軸に 3回まで無失点。 4回一死 1、 2塁では村田にカウント 2- 2から投じた内角直球に球審の手が上がらずグラブを叩いて悔しがった。それほど自信があった。結果、村田、石川に「適時2塁打」を浴び、この回 3点を失ったが、自慢のクロスファイヤーで押す姿はエースと呼ばれていた頃の左腕だった。

 甦ったGキラー。巨人戦白星は2015年 7月22日(甲子園)以来 766日ぶりで、東京ドームでは「プロ初本塁打」を放った2013年 5月 6日以来1573日ぶりだ。巨人戦通算勝利は並んでいた渡辺省三を抜き、「球団単独5位の21勝目」となった。

 阪神先発の能見篤史投手=東京ドーム

 開幕から唯一人ローテを守り続けながら、勝ち星から遠ざかった。苦しい 2カ月間。イチから投球を見直した。昨季中盤から 3塁側に変更したプレートの踏み位置を、再び 1塁側へ。下半身も鍛え直し、登板までの 1週間でダンベルや体幹を鍛えるチューブトレーニングを多めに実施した。調整内容の変化を問われて「人のことを観察しているんじゃないよ」と苦笑いの38歳だが、ようやく実を結んだ。

 「まあ(勝てて)まあよかったです」

 通算奪三振も「1372」とし、江川卓(元巨人)を超えて「歴代単独71位」。プロ13年目にして、なお若々しい左腕が先発陣を支える。

☆能見篤史投手について香田勲男投手コーチ

 「勝ちがつかないことが多かったからね。先発にとって勝ちが一番いい薬」

◇データBOX◇

◎…能見は 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)で「3勝」目を挙げてから、 7試合ぶりの白星。チーム自体は、能見が先発時はこれで「4連勝」。 ◎…東京ドームでの白星は2013年 5月 6日以来、 4年ぶり。

◎… 6三振を奪って、通算1372奪三振。並んでいた江川卓を抜き、「歴代単独71位」となった。

 

 「金本流継投2017バージョン」は、桑原なしには語れない。好投・能見を 5回でスパッと諦め、 6回のマウンドはもちろん背番号「64」。

 「最近はピンチでの登板で、しんどいところばかりで投げてもらって、疲れもあったし、本調子ではなかったけれど、回の頭から行くとピシッと抑えてくれますね」

 金本監督が唸る快投だった。 2点リードの 6回はクリーンアップを内野ゴロ 3つで三者凡退。味方の援護で 3点リードとなった 7回も右打者 2人を料理。左打者を迎えたところで高橋にバトンを渡し、 1回 2/3を完ぺきに抑えた。

  6回、審判に「ピッチャー、桑原」を告げた金本知憲監督=東京ドーム

 桑原がいるから、早めに継投に入れる。指揮官の熱き期待に応え続ける右腕は「( 6回は) 3人で切れたので流れが来たかなと思います。 7回は(追加点が入り)楽な気持ちで投げられました」と汗を拭った。最近打たれたことを反省し、フォームを微調整。腕をややタテ振りにした。

 「きょうに限っては、できていたと思います」

 チーム最多の「53試合登板」。指揮官好みの鉄腕が金本野球を支えている。

☆ 4点差の 9回に登板して 1回無失点のラファエル・ドリス投手

 「いつも通りやるだけだよ。セーブシチュエーションでもそうでなくても、チームのために投げるだけ」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 

 

 

   

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阪神打線沈黙…藤浪、7回途中3失点…課題制球まずまず4四死球…5敗目…メッセンジャーが再来日!

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巨人は 1回二死 1、 2塁と藤浪晋太郎投手(23)を攻め立てたが、村田修一内野手(36)が凡退し無得点。先発畠世周投手(23)は 3回まで無安打無失点と最高の立ち上がり。阪神は 6回、チーム初安打となる北條史也内野手(23)の 2塁打から二死 1、 3塁とするも無得点。藤浪は 6回まで 2安打 2四球無失点と好投。巨人は 7回、亀井義行(35)、小林誠司捕手(28)、陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(30)の適時打などで 6得点。畠は 7回 1安打無失点の好投で「4勝」目を挙げた。阪神は打線が沈黙した。藤浪は「5敗」目。藤浪晋太郎投手が 7回途中で降板した。 6回 1/3を投げ 3安打 3失点。課題とされていた制球は、 106球で 4四死球とまずまずで、 9三振を奪う力投をみせた。 6回までは無失点投球を続けるも、 7回一死で 6番村田に死球を与えると、続く亀井に右中間を破る「適時2塁打」を打たれ、失点を許した。 5月 4日ヤクルト戦(神宮)以来となる「4勝」目を目指すも、前回16日の広島戦(京セラドーム大阪)は 4回 2/3を 7安打 7四死球 3失点で「4敗」目を喫し、翌日17日に出場選手登録を抹消されていた。坂井信也オーナー(69)が藤浪の復活登板を東京ドームのバックネット裏球団ブースで生観戦した。試合後は報道陣にコメントすることはなかった。関係者によれば以前から予定されていたビジター観戦で、藤浪の登板に合わせて東上したわけではないというが、悩める若きエースの好投に胸をなで下ろしたのは間違いなさそうだ。

積み重なる三振と凡打。大記録の予感が漂い始めた 6回、北條史也内野手(23)のバットが停滞した空気を切り裂いた。打球はグングンと伸びて左中間フェンスを直撃。畠からこの日ただ一人、安打を放った。巨人のD 2位ルーキーの直球の前に 5回まで無安打 8三振。 6回が始まる前には、ベンチ前で円陣を組んだ。力投する同期入団の藤浪を援護したい。改めて気合を入れ直して打席に立った。フルカウントから 135キロスライダーに食らいついた。得点には至らなかったが、初対戦の相手からノーヒットノーランを阻止する 2塁打で見せ場を作った。12試合連続安打で、自己最長も更新した。何とかしたい気持ちは守備中にも表れた。藤浪が制球を乱すと、すぐさまマウンドへ歩み寄り、声をかけた。 1年目から 1軍でバリバリ活躍した右腕にライバル心を燃やし、追いつけ追い越せでやってきた。今、その“目標”だった仲間がもがいている。手を差し伸べ、必死でサポートした。打ち続ければ、確かに前に進める。自分も、藤浪もそう。信じて、またバットを振る。

ベテランも若手も助っ人もいいようにやられた。好投の藤浪を見殺しだ。“近大産”のイキがよすぎる後輩、D 2位・畠世周投手(23)にやられて、糸井嘉男外野手(35)は唇をかんだ。前夜は「先制3ラン」で白星へ導き、カード初戦の悔しさを晴らした。気合十分に 2試合連続で「1番・右翼」に入ったが、 1回先頭で空振り三振。上本博紀内野手(31)、福留孝介外野手(40)も併せて 3者連続三振に斬られ、いきなり嫌な予感が漂った。この 3連戦の初戦の日には笑顔で言葉も交わし、先輩としての意地を見せたかったが、 4回の第 2打席では内角カットボールで見逃し三振。有言実行で抑えられた。 5回まで無安打。円陣を組んで対抗したが、北條の 2塁打から生まれた 6回一死 3塁の好機では藤浪が三振。そこまで 2三振だった糸井は四球で歩かされ、二死 1、 3塁で代打・伊藤隼太外野手(28)が空振り三振に終わった。ジェイソン・ロジャース内野手(29)も 1四球は選んだが、その後は 2打席連続三振。 7回 1安打無失点投球を許し、「連続試合2桁安打」を「4」で止められ、今季ワーストタイの 2安打で10度目の零封負け。畠には「11K」で、こちらも今季ワーストタイの計14三振を積み上げた。糸井が 9回一死でカミネロ投手(30)から中前打を放ち、 9試合連続安打と伸ばしたことが数少ない光明。藤浪を救えず、新たな難敵を生んだ。だが、先輩・糸井の意地を中心に、必ずやり返す。

鳥谷敬内野手(36)の「2000安打」達成はポスト金本の立ち位置を明確にする金字塔です。鳥谷敬内野手の「プロ通算2000安打」達成は秒読みですが、達成すれば生え抜きの選手では藤田平(2064安打)に続く球団 2人目の快挙です。2004年ドラフト自由枠で入団して14年目。連続試合出場も継続中で、昨季の大不振から見事に復活しました。球団も鳥谷の実績&不屈の精神力を高く評価。金本知憲監督(49)後の後任監督として、その名前が急浮上しています。「2000安打」達成に向けて、鳥谷のバットから快音が奏でられますね。 8月に入り、打撃成績はさらに上昇。 8月の月間成績は21試合消化段階で打率 0.382、本塁打 1本、打点 7。まさに驚異のハイアベレージで記録に向けて突き進んでいます。24日のヤクルト戦(神宮)では 2回の先頭打者で勝ち越し本塁打。 6月 6日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来の今季「3号」に、鳥谷自身は謙遜しきりでしたが、表情は明るいですね。この一発で「2000安打」達成まで、あと「11安打」としました。すでに金本監督の来季続投は坂井オーナーが明言しています。現在は新たな任期を模索中ですが、球団としての長期構想となれば、鳥谷の状況を横目に見ながら…ということになるでしょう。大スランプから立ち直って達成する「2000安打」の重み。これは将来の監督人事にきっと反映されるはずですね。

桑原謙太朗投手(31)は 0- 1の 7回一死 1、 3塁から 2番手で登板したが、打たれた。先頭の小林にセーフティースクイズを決められ、代打・脇谷に右前打。陽岱鋼にも中前打と止められず、今季初めて一死も奪えずにKOされた。チームトップの登板54試合目。開幕からフル回転を続けていた疲労からか、22日のヤクルト戦(神宮)では今季「2敗」目を喫するなど、少し調子を落としている。この日もスライダーのキレが甘く反省していた。

阪神は27日、右腓骨骨折で離脱中のランディ・メッセンジャー投手(36)が一時帰国していた米国で患部の固定手術を受け、同日に再来日したと発表した。29日に兵庫県西宮市の鳴尾浜球場でリハビリを開始する。10日巨人戦(東京ドーム)の 7回に阿部慎之助内野手(38)のライナーを右足くるぶし付近に受け、途中降板。11日に出場選手登録を抹消され、セカンドオピニオンを受けるため16日に帰国していた。29日から鳴尾浜でリハビリを再開する予定で、今後はクライマックスシリーズでの復帰を目指す。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 6- 0阪神>◇19回戦◇阪神 8勝11敗◇27日◇東京ドーム

 巨人は 1回二死 1、 2塁と阪神藤浪を攻め立てたが、村田が凡退し無得点。先発畠は 3回まで無安打無失点と最高の立ち上がり。

 阪神は 6回、チーム初安打となる北條の 2塁打から二死 1、 3塁とするも無得点。藤浪は 6回まで 2安打 2四球無失点と好投。

 巨人は 7回、亀井、小林、陽の適時打などで 6得点。畠は 7回 1安打無失点の好投で「4勝」目を挙げた。阪神は打線が沈黙した。藤浪は「5敗」目。

 藤浪晋太郎投手は 6回まで 2安打無失点。復活の兆しをみせた=東京ドーム

 藤浪晋太郎投手が 7回途中で降板した。 6回 1/3を投げ 3安打 3失点。課題とされていた制球は、 106球で 4四死球とまずまずで、 9三振を奪う力投をみせた。

  6回までは無失点投球を続けるも、 7回一死で 6番村田に死球を与えると、続く亀井に右中間を破る「適時2塁打」を打たれ、失点を許した。

 前回登板した16日広島戦(京セラドーム大阪)では、 4回 2/3でマウンドを降り、翌日17日には出場選手登録を抹消されていた。再び 2軍で調整し、戻ってきた 1軍のマウンドだったが、 5月 4日ヤクルト戦(神宮)以来となる「4勝」目を目指すも、またもやお預けとなった。

  6回裏巨人攻撃終了、藤浪晋太郎投手はベンチに戻り安堵の表情を浮かべた=東京ドーム

 藤浪晋太郎投手が巨人戦に先発し、 6回 1/3を 3安打 3失点で 9三振を奪ったものの、「5敗目(3勝)」を喫した。 0- 0の 7回に一死から村田に死球を与えてから崩れた。亀井の打席で代走・重信が 2盗。この後、亀井に右中間に「適時2塁打」を浴び、 1点を先制された。この後、藤浪は長野の打席で暴投し、亀井は 3進。長野を歩かせたところで降板した。この後、 2番手・桑原が巨人打線につかまった。藤浪は 4四死球。

 藤浪は 1回は 2安打を浴びたものの、先頭の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)、 3番・坂本勇から三振を奪うなど点を与えなかった。 4回は一死 3塁とピンチを迎えたが、村田、亀井を連続三振。直球が走り、 6回まで点を与えなかった。

 前回16日の広島戦(京セラドーム大阪)は 4回 2/3を 7安打 7四死球 3失点で「4敗」目を喫し、登録抹消された藤浪。 2軍で 2試合に登板し、中 2日での復帰登板だった。

  7回、死球を受けた巨人・村田修一内野手。これで流れが変わった=東京ドーム

 藤浪晋太郎投手は 1軍復帰戦で 7回途中まで 3安打 3失点と試合を作ったが、「5敗」目を喫した。課題とされていた制球は 4四死球とまずまずで、 9三振を奪う力投をみせた。

  6回までは無失点投球を続けるも、 7回一死で 6番村田に死球を与えると、続く亀井に右中間を破る「適時2塁打」を打たれ、先制点を献上。 7番長野を暴投の後に歩かせたところで降板した。

 「 7回にしっかり粘れなかった。ああいう苦しいところで粘ってこそ。あそこで代えられているようでは、まだまだです」。試合後は反省を口にした。

 前回登板した16日広島戦(京セラドーム大阪)では 5回途中を 7四死球 7安打で 3失点。翌日17日に出場選手登録を抹消されていた。

  7回裏巨人一死、村田修一内野手に死球を与えてしまい肩を落とす藤浪晋太郎投手=東京ドーム

 光明や! 阪神は夏のロード最終戦で、巨人に - 6と今季10度目の完封負けを喫した。打線が今季ワーストタイの 2安打と封じられたなか、先発した藤浪晋太郎投手が 6回までは2安打無失点と、復活の兆しを感じさせる内容。 7回途中に崩れたものの、一筋の光を与えた。

  0- 1の 7回一死 1、 3塁。降板する藤浪にスタンド全体から拍手が起こった。G党も手に汗を握る投手戦を演じた右腕をたたえた。 6回 1/3を 3安打 3失点で「5敗」目。踏ん張れなかった。それでも 2度目の復帰登板で復活の兆しがみえた。

 「悪くなかったです。本当は『いい投球』と言いたいところですが、 7回、あそこで粘れなかった。苦しいところで粘ってこそ。代えられたのは反省すべきところ」

 藤浪晋太郎投手は 7回、村田修一内野手に死球を与えたところから崩れた=東京ドーム

  1回、先頭の陽岱鋼に外角へ 159キロの直球を決めて見逃し三振。 2安打を許して二死 1、 2塁とされたが、村田をスライダーで左飛に仕留めた。立ち上がりをしのぐと、 2回以降は迫力満点のストレートにカット、フォークを織り交ぜて、 6回まで 2四球を出しつつも無安打だ。

  7回は一死から村田へのスライダーがすっぽ抜け、背中に当てた。続く亀井に 2塁打を浴びて 1失点。長野に四球を与えたところで金本監督が交代を告げた。唇をかみ、しばらくボールを離さなかった。悔しかった。

 「イニングの途中で代えられることは、気持ちのいいものじゃない」

 82日ぶりに 1軍マウンドに上がった16日の広島戦(京セラドーム大阪)は一回から制球が不安定で 7四死球を出し、 4回 2/3を 7安打 3失点。それに比べれば復活を印象づける内容だった。金本監督が「 6回までの姿をみて、ひと安心かな」と言えば、香田投手コーチも「すごくよかった。次につながるものが見えてきた」と内容を評価した。

  5月20日のヤクルト戦(神宮)。中村に死球を与えて 3回 0/3で 4失点で降板した。関係者に「腕の感覚がなくなった」ともらした。普通に投げられない。どん底だった。

 ベンチに戻った藤浪晋太郎投手(左)は悔しさいっぱいの表情を見せた=東京ドーム

 約 3カ月に及ぶ 2軍生活の日々。プロ入り後、初めて鳴尾浜で真っ黒に日焼けして、試行錯誤した。リリースに集中するために、脱力投球を試した。“投げたい”という気持ちをわき起こすため、ミニキャンプを張った。心身両面を刺激し、己を取り戻そうとした。

 16日の登板後に10日間、 2軍に戻ったときのこと。ブルペン投球を重ねるたびに、ボールのキレが向上した。本田ブルペン捕手は「どう投げればいいかということを思い出していた」と証言する。もがいた日々は、実を結びつつあった。

 指揮官は次回登板について「ありますね」と明言した。夏のロードは黒星フィニッシュとなったが、「16勝10敗1分け」で勝ち越し、貯金「6」を積み上げた。29日からは甲子園に戻る。このまま毎週日曜日に登板すれば、 9月は 4戦連続で甲子園。大声援を背に、完全復活するはずだ。

 首位広島がナイターで負け、ゲーム差は「7.5」のまま。勝負の終盤戦へ、藤浪という大きなピースが戻ってきた。

 阪神先発の藤浪晋太郎投手=東京ドーム

 坂井オーナーが藤浪の復活登板を東京ドームのバックネット裏球団ブースで生観戦した。試合後は報道陣にコメントすることはなかった。関係者によれば以前から予定されていたビジター観戦で、藤浪の登板に合わせて東上したわけではないというが、悩める若きエースの好投に胸をなで下ろしたのは間違いなさそうだ。

☆藤浪とバッテリーを組んだ坂本誠志郎捕手

 「( 3回の)陽岱鋼さんへの四球みたいに、ちょっとバタバタするところもありましたけど、修正していけた。本来の晋太郎の投球だったと思う」

◇データBOX◇

◎…藤浪が 6回 1/3を 3失点。今季登板の最長イニングは 4月13日のDeNA戦(横浜)の 8回( 6安打 1失点)。 6回まで無失点で抑えたのは昨年 9月30日の巨人戦(甲子園)以来( 1安打。勝敗つかず)。

◎…阪神は今季、夏のロードを「16勝10敗1分け」で終えた。過去10年では2013年の「14勝9敗」を上回る好成績(同年はリーグ 2位)。貯金「6」は近年は例がなく、1968年に「15勝2敗」で「13」を記録したことがある。ちなみにリーグ優勝した2005年は「10勝9敗1分け」、2003年は「4勝11敗」。日本一に輝いた1985年は「7勝7敗」だった。

 

 北條史也内野手は 6回、畠世周投手からチームただ一人となる安打を放った=東京ドーム

 積み重なる三振と凡打。大記録の予感が漂い始めた 6回、北條のバットが停滞した空気を切り裂いた。打球はグングンと伸びて左中間フェンスを直撃。畠からこの日ただ一人、安打を放った。

 「ノーヒットだったし、先頭打者として何とかしようと。リズムよく投げられていたので、狙い球を絞って、それ以外は振らない意識でした」

 巨人のD 2位ルーキーの直球の前に 5回まで無安打 8三振。 6回が始まる前には、ベンチ前で円陣を組んだ。力投する同期入団の藤浪を援護したい。改めて気合を入れ直して打席に立った。

  6回、 2塁打を放った北條史也内野手=東京ドーム

 フルカウントから 135キロスライダーに食らいついた。「追い込まれてからは粘ることだけ意識して、塁に出ることだけを考えていた。高めに浮いてきた球を一発でとらえられてよかった」。得点には至らなかったが、初対戦の相手からノーヒットノーランを阻止する 2塁打で見せ場を作った。12試合連続安打で、自己最長も更新した。

 何とかしたい気持ちは守備中にも表れた。藤浪が制球を乱すと、すぐさまマウンドへ歩み寄り、声をかけた。 1年目から 1軍でバリバリ活躍した右腕に「悔しいけど、しようがないです」とライバル心を燃やし、追いつけ追い越せでやってきた。今、その“目標”だった仲間がもがいている。手を差し伸べ、必死でサポートした。

 「何試合(連続)とか関係なく 1打席 1打席、内容のある打席にしていきたい」

 打ち続ければ、確かに前に進める。自分も、藤浪もそう。信じて、またバットを振る。

 

 糸井嘉男外野手は 1回、空振り三振に倒れる。近畿大學の後輩・畠世周投手にやられた=東京ドーム

 エグられ、タイミングを外され、ベテランも若手も助っ人もいいようにやられた。好投の藤浪を見殺しだ。“近大産”のイキがよすぎる後輩、D 2位・畠にやられて、糸井は唇をかんだ。

 「いや…いいピッチャーだと思います」

 前夜は「先制3ラン」で白星へ導き、カード初戦の悔しさを晴らした。気合十分に 2試合連続で「1番・右翼」に入ったが、 1回先頭で空振り三振。上本、福留も併せて 3者連続三振に斬られ、いきなり嫌な予感が漂った。

 畠は昨年のドラフト後から、同じセ・リーグのライバル球団へFA加入した糸井に関し「ガツンと内を攻めていこうと思います。近大でも『こんな選手だった』と語り継がれている先輩。そういう選手と同じグラウンドに立てるというのは楽しみ」と声を弾ませていた。この 3連戦の初戦の日には笑顔で言葉も交わし、先輩としての意地を見せたかったが、 4回の第 2打席では内角カットボールで見逃し三振。有言実行で抑えられた。

  9回、安打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム

 糸井が右脇腹の筋挫傷で不在だった前回 8月 9日の同戦では、チームは畠に 5回 6安打 2点。しかし、この日はビシビシと厳しいコースに決まり、スキがなかった。片岡打撃コーチも「前回より真っすぐもよかった。あれだけ真っすぐも速くてカットを突かれると、そう簡単には打てない。うちの打線の状態も悪くないけど、それ以上によかった」と認めざるをえなかった。

  5回まで無安打。円陣を組んで対抗したが、北條の 2塁打から生まれた 6回一死 3塁の好機では藤浪が三振。そこまで 2三振だった糸井は四球で歩かされ、二死 1、 3塁で代打・伊藤隼が空振り三振に終わった。

 ロジャースも 1四球は選んだが、その後は 2打席連続三振。「全部の球種を使ってまとまった投球をされた」とうなった。 7回 1安打無失点投球を許し、「連続試合2桁安打」を「4」で止められ、今季ワーストタイの 2安打で10度目の零封負け。畠には「11K」で、こちらも今季ワーストタイの計14三振を積み上げた。

 阪神 4番手の岩崎優投手=東京ドーム

 糸井が 9回一死でカミネロから中前打を放ち、 9試合連続安打と伸ばしたことが数少ない光明。藤浪を救えず、新たな難敵を生んだ。だが、先輩・糸井の意地を中心に、必ずやり返す。

◇データBOX◇

◎…阪神の 1試合 2安打は 7月25日のDeNA戦(甲子園)以来となる今季ワーストタイ。チームとして 1試合14三振も 6月 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来今季ワーストタイ。

◎…完封負けは 7月30日の中日戦(ナゴヤドーム)以来10度目。

◎… 1人の投手に11奪三振されるのは昨年 7月19日の巨人戦(甲子園)で内海にやられて以来。

 

 鳥谷の「2000安打」達成はポスト金本の立ち位置を明確にする金字塔です。鳥谷敬内野手の「プロ通算2000安打」達成は秒読みですが、達成すれば生え抜きの選手では藤田平(2064安打)に続く球団 2人目の快挙です。2004年ドラフト自由枠で入団して14年目。連続試合出場も継続中で、昨季の大不振から見事に復活しました。球団も鳥谷の実績&不屈の精神力を高く評価。金本知憲監督(49)後の後任監督として、その名前が急浮上しています。

 「2000安打」達成に向けて、鳥谷のバットから快音が奏でられますね。 8月に入り、打撃成績はさらに上昇。 8月の月間成績は21試合消化段階で打率 0.382、本塁打 1本、打点 7。まさに驚異のハイアベレージで記録に向けて突き進んでいます。

 「狙って打てたら、もっと打ってます。先頭打者だったから塁に出ることを考えてました」

 好調の 8月。鳥谷敬内野手は24日のヤクルト戦で 2回、「3号ソロ」を放った=明治神宮球場

 24日のヤクルト戦(神宮)では 2回の先頭打者で勝ち越し本塁打。 6月 6日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来の今季「3号」に、鳥谷自身は謙遜しきりでしたが、表情は明るいですね。この一発で「2000安打」達成まで、あと「11安打」としました。

 阪神では「2000安打」達成者は金本の「2539安打」を筆頭に、山内一弘の「2271安打」、藤田平の「2064安打」が続きますが、生え抜きで到達したのは藤田平だけ。鳥谷が達成すれば、藤田平に続く球団 2人目の快挙です。今季が始まる時点では残り 128安打でしたが、開幕から安打を積み重ねて夏場での達成が期待されたわけです。

 さらに2004年 9月 9日のヤクルト戦(甲子園)から継続中の連続試合出場は今季の 112試合消化段階で1864試合にまで伸びています。打つだけではなく、強靭(きょうじん)な体で休まない姿勢は球界全体からも絶賛されていますね。

  5月25日、鼻骨を骨折していた鳥谷敬内野手はフェースガードを着けて打撃練習。奥では金本知憲監督がその様子を見守った=阪神甲子園球場

 そこで本題ですが、この「2000安打」達成は鳥谷の今後の野球人生においても、大きな勲章として生きてきそうです。なぜなら阪神本社-球団首脳は鳥谷を将来の監督候補として、その立ち位置を明確にしているからです。

 「約束手形を出すわけじゃあないですよ。それにその時期に私がオーナーであるという保証はどこにもない。ただ、(将来の監督の)候補者であることは間違いないでしょうな」とは坂井信也オーナーの言葉でした。これまでも阪神球団としてドラフト自由枠での入団後、 1年目から主力選手として活躍する鳥谷を将来の監督候補のひとりと位置づけていたのは事実です。その位置づけがさらに明確にランクアップした…というのが「2000安打」達成の意味合いなのです。

 どうしてか? まず金本監督後の監督選びについての阪神電鉄本社の考え方が大きく影響してきます。ある本社幹部の話です。

 25日の巨人戦で鳥谷敬内野手は田口麗斗投手から中前打。ついに「2000安」打まであと「10」とした=東京ドーム

 「ウチの今後の監督選びだけど、基本的には時代を逆戻りしたり、古い時代に戻したり…なんて発想はないんだ。金本監督は『球団創立80周年』の翌年に就任した。その時、球団を一度ぶっ壊すぐらいの改革をやると決意した。それが若手育成路線。金本監督の次はその流れを踏襲することになる。なのに、金本監督より前の人、年上の人が監督になる…というのは論理的におかしい。つまり、金本の後はもっと若い人。フレッシュな人材に移っていくはずだ」

 昨季の大不振。そして今季の開幕構想におけるビハインドな状況…などなど、当初は鳥谷の復活に疑念を持つ関係者が多かったのも事実です。

 ところが、鳥谷は打撃スタイルを 2年前までに戻しました。強引に引っ張り、長打を狙う姿はもうどこにもなかったのです。そして、コンスタントに成績を積み上げて、今では不動の 3塁手に定着しましたね。

 阪神球団から高い評価を受ける鳥谷敬内野手=東京ドーム

 苦境から脱出した精神力の凄(すご)さ。若手優先の起用法を体感しながら、一切、金本監督ら首脳陣に対する愚痴や批判はありませんでした。こうした野球や組織に対する真摯(しんし)な姿勢が阪神本社や球団首脳の琴線に触れたのです。

 「ちょっと苦しいからといって、すぐに組織や首脳陣に対する態度に変化が出るのであれば、『まあ、その程度か…』ということになる。鳥谷にはそうした態度の変化がなかった。これは凄いこと」とは球団関係者の話です。

 すでに金本監督の来季続投は坂井オーナーが明言しています。現在は新たな任期を模索中ですが、球団としての長期構想となれば、鳥谷の状況を横目に見ながら…ということになるでしょう。大スランプから立ち直って達成する「2000安打」の重み。これは将来の監督人事にきっと反映されるはずですね。

 

 桑原謙太朗投手(右)は小林誠司捕手(左)にスクイズを決められた=東京ドーム

 桑原は 0- 1の 7回一死 1、 3塁から 2番手で登板したが、打たれた。先頭の小林にセーフティースクイズを決められ、代打・脇谷に右前打。陽岱鋼にも中前打と止められず、今季初めて一死も奪えずにKOされた。「ことごとくやられている。何もないです」と悔しさをにじませた。

 チームトップの登板54試合目。開幕からフル回転を続けていた疲労からか、22日のヤクルト戦(神宮)では今季「2敗」目を喫するなど、少し調子を落としている。この日もスライダーのキレが甘く「打たれているので…」と反省していた。

 

 阪神は27日、右腓骨骨折で離脱中のメッセンジャーが一時帰国していた米国で患部の固定手術を受け、同日に再来日したと発表した。29日に兵庫県西宮市の鳴尾浜球場でリハビリを開始する。

 10日の巨人戦で右すねに打球を受けて負傷し、11日に出場選手登録を外れた。

 ランディ・メッセンジャー投手(中央)は阿部慎之助内野手の打球が足に当たり、顔をしかめる=東京ドーム(2017年 8月10日撮影)

 右足腓骨(ひこつ)を骨折し、米国に一時帰国していたランディ・メッセンジャー投手(36)が27日、患部の手術を終えて再来日した。

 10日巨人戦(東京ドーム)の 7回に阿部のライナーを右足くるぶし付近に受け、途中降板。11日に出場選手登録を抹消され、セカンドオピニオンを受けるため16日に帰国していた。

 29日から鳴尾浜でリハビリを再開する予定で、今後はクライマックスシリーズでの復帰を目指す。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 

 

 

   

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金本監督コイ3連戦前に『貪欲』5勝1敗へ!小野プロ初勝利へ13度目の正直!ドリス&マテオが残留へ

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貪欲に「5勝1敗」!! 金本知憲監督(49)が28日、 1カ月ぶりに甲子園へ戻って臨む29日からのヤクルト・中日「6連戦」へ向け、大胆にそろばんを弾いた。「貪欲にね。『2勝1敗』では物足りないかな…その上は『5勝1敗』になるのか」と力強い。糸井嘉男外野手(36)の復帰から打線は上昇。 9月 5日からの「首位・広島3連戦(マツダ)」を前に、グンと加速する。言うまでもなく、一戦必勝だ。「カード勝ち越し」は当たり前、生ぬるい。高校球児の熱気が残る本拠地に戻って、虎ももう一度、奇跡へ踏み出す。金本監督は強気に、もっと大きな勝ち越しをもくろむ。29日からの「ヤクルト、中日6連戦(甲子園)」は 6、 5位との取りこぼせない試合だ。まずは笑った指揮官だが、すぐに「2勝1敗では物足りないかな…その上は『5勝1敗』になるのか」と思い直した。ここで一気に星を取らなくては、快進撃は始まらない。今季ここまで燕には「14勝7敗」、竜には「12勝8敗」と「勝率6割以上」を誇る。この「6連戦」を「2勝1敗」ずつでは、実質“減速”になってしまう。福留が外れる際は俊介を「1番」、福留がいれば糸井を「1番」に置けるという「ツープラトン態勢」で、打線爆発へつなげる。 9月 5日からの「広島3連戦(マツダ)」へ、絶対に勢いをつけたい。夏の終わりに、アツい「6連戦」を届ける。

甲子園で「2000安打」達成や!! 鳥谷敬内野手(36)が28日、残り「10本」に迫っている大記録の本拠地達成に意欲を見せた。「 1本 1本積み重ねていきたい」。球団の生え抜きでの達成となれば、藤田平氏(69)以来 2人目の快挙となる。29日からヤクルト、中日との「甲子園6連戦」でラストスパートだ。甲子園のファンと一緒に、大記録に到達する瞬間を味わいたい。タテジマ一筋14年。「1990本」の安打を積み重ねてきた。29日からのヤクルト、中日「6連戦」での偉業達成へ。普段はクールな鳥谷が意気込んだ。2004年に自由獲得枠で阪神へ入団。開幕戦となった 4月 2日の巨人戦(東京ドーム)で先発し、前田幸長投手(46=元巨人)から左前打。この1本から、着実に安打を積み重ねてきた。今季は 5月に顔面に死球を受け、鼻骨を骨折したが、フェースガードをつけるなどして出場を続けた。 8月には打率 0.349という好調ぶり。迫り来る大台に向けて意欲をみせていた。名実ともに、ミスタータイガースへ。虎党で埋め尽くされる聖地で、鳥谷が金字塔を打ち立てる。

阪神ドラフト 2位の小野泰己投手(23=富士大學)が「13度目の正直」でプロ初勝利を目指す。28日は甲子園で練習し、ショートダッシュなどを繰り返した。29日のヤクルト戦(甲子園)に先発予定で意気込んだ。小野は 5月下旬の 1軍デビュー以降、過去「12戦」に先発して白星なしの「7敗」。球団の新人ワースト記録を更新していた。今季、「防御率9.39」だ。

藤浪晋太郎投手(23)が28日、甲子園で行われた投手指名練習に参加した。巨人打線を相手に 6回 1/3を 3失点の好投を見せた27日から一夜明け、軽めの調整で汗を流した。次回登板は中 6日で 9月 3日の中日戦(甲子園)。今後は 1年目に「7勝1敗」と好成績を残した日曜日登板で 1軍ローテを守り、白星を積み重ねる。すっきりとした表情でグラウンドに姿を現した藤浪は、久しぶりの甲子園で軽快に体を動かした。ジョギング、キャッチボール、ゴロ捕球に汗。コメントは残さなかったが、次回登板に向け気合を入れ直した。得意の日曜日登板で“サンデー晋ちゃん”復活を目指す。プロ入り 1年目の2013年シーズン、 6月から 8月にかけて10試合で日曜日に先発し、「7勝(1敗)」と絶好調だった。金本監督は中 5日の登板も検討していることを明かしたが、10日間過ごしたファームで 2度の調整登板をこなしていたため、若干の体の張りがあることが判明。このまま中 6日でローテーションを守る見通しとなった。お客さんもたくさん入る日曜日。 9月の週末はすべて甲子園と、虎党の大きな後押しも得られる。相性のいい日曜日登板で白星をつかみ取り、本拠地から巻き返しを図る。

阪神が今季で契約が切れるラファエル・ドリス投手(29)、マルコス・マテオ投手(33)と来季も契約する方向であることが28日、明らかになった。金本知憲監督の来季続投は確実となっており、就任 1年目から勝利の方程式を担うドミニカンコンビもそのまま残留の見通し。来季の構想に入った。2018年も、任せる-。阪神がドリス、マテオと来季も契約する方針であることが分かった。ドミニカンコンビの来季去就について、球団幹部は見通しを明らかにした。来季の構想に入れ、シーズン終了を目安に残留交渉を開始する流れだ。ドリスは今季、守護神として49試合に登板し、「3勝3敗、防御率2.59。31セーブ」でリーグトップ( 2位は中日・田島で「28セーブ」)を快走している。昨オフには右肘の手術を受け、いったん契約を解除されたが、術後の回復具合が良好でテスト登板を経て、再契約を勝ち取った。金本体制とともに、ドミニカンコンビも来季「3年目」に入る。

阪神は28日、甲子園歴史館にて「VR(バーチャル・リアリティー)映像」の第 3弾を導入することを発表した。29日より、甲子園歴史館内にある「甲子園ひろばコーナー」で公開される予定。第 1弾と第 2弾では、甲子園上空から撮った映像や、高校野球選抜甲子園大会の映像を導入。それに続く企画として、今回は「プロ野球リリーフカー体感VR」として新登場する。救援投手として試合に臨む投手の気分になって、球場をまわり、グラウンドの雰囲気を味わうことができる。また、試合終了後にヒーロー選手がビクトリーランをする場面に同乗するような視点で体感できる。記事をまとめてみました。

 

 貪欲に「5勝1敗」!! 金本知憲監督(49)が28日、 1カ月ぶりに甲子園へ戻って臨む29日からのヤクルト・中日「6連戦」へ向け、大胆にそろばんを弾いた。「貪欲にね。『2勝1敗』では物足りないかな…その上は『5勝1敗』になるのか」と力強い。糸井嘉男外野手(36)の復帰から打線は上昇。 9月 5日からの「首位・広島3連戦(マツダ)」を前に、グンと加速する。

 言うまでもなく、一戦必勝だ。「カード勝ち越し」は当たり前、生ぬるい。高校球児の熱気が残る本拠地に戻って、虎ももう一度、奇跡へ踏み出す。金本監督は強気に、もっと大きな勝ち越しをもくろむ。

 「貪欲にね」

 29日からの「ヤクルト、中日6連戦(甲子園)」は 6、 5位との取りこぼせない試合だ。「5勝1敗? まあ、あまり欲を言ってもね」とまずは笑った指揮官だが、すぐに「2勝1敗では物足りないかな…その上は『5勝1敗』になるのか」と思い直した。ここで一気に星を取らなくては、快進撃は始まらない。

 33日ぶりに戻ってきた甲子園で投手が練習。やはり本拠地が一番いい=阪神甲子園球場

  7月28日から続いた夏のロードは、「16勝10敗1分け」で終えた。将は振り返って「貯金『6』か。まずまず」とうなずいたが、そのターニングポイントは間違いなく、燕と竜をたたけたことだった。ロード中、両軍と6試合を戦ったが、「同一カード3連勝を含む、5勝1敗」と大きく勝ち越した。今季ここまで燕には「14勝7敗」、竜には「12勝8敗」と「勝率6割以上」を誇る。この「6連戦」を「2勝1敗」ずつでは、実質“減速”になってしまう。

 手応えも、策もある。金本監督は「うちはリリーフもいいし、だいぶ点も取れてきたから」と、チーム内の上昇気流を感じている。中でも、打線を引っ張る男たちが頼もしい。右脇腹の筋挫傷から復帰した糸井は、スタメン復帰した18日の中日戦(ナゴヤドーム)から 9試合連続安打中。うち 4戦で「1番・右翼」に入り、グングンと虎を導く。それに加え俊介も、今季は「1番」で先発すれば打率 0.375(566打数21安打)、 9打点と力強い。片岡打撃コーチも「福留を休ませられるときと、相手投手を見ながら( 2人の起用を考えていく)」と話す。福留が外れる際は俊介を「1番」、福留がいれば糸井を「1番」に置けるという「ツープラトン態勢」で、打線爆発へつなげる。

 下位には取りこぼさん!!。金本知憲監督はヤクルト、中日との「6連戦」を前に「5勝1敗」と貯金指令

  9月 5日からの「広島3連戦(マツダ)」へ、絶対に勢いをつけたい。「まあ欲を言ってもね」と、何度も自身を戒めた指揮官だが、33日ぶりの甲子園に激しく燃える。

 「最後のラストスパート。甲子園は地元のファンが多いし、おもしろい戦いをしないとね。地元、甲子園のファンの前で」

 夏の終わりに、アツい「6連戦」を届ける。

◇データBOX◇

 阪神は29日にも自力「V」復活の可能性がある。阪神が同日のヤクルト戦(甲子園)に勝ち、広島が巨人戦(東京ドーム)に敗れることが条件。阪神は残り27試合に全勝すると、「91勝51敗1分け」、勝率 0.6408。広島が阪神戦以外に全勝しても、「89勝50敗4分け」、勝率 0.6402となり、勝率で広島を上回る。

 

 「2000安打」まで残り「10安打」の鳥谷敬内野手。本拠地「6連戦」での達成に意欲=阪神甲子園球場

 甲子園で「2000安打」達成や!! 鳥谷敬内野手が28日、残り「10本」に迫っている大記録の本拠地達成に意欲を見せた。「 1本 1本積み重ねていきたい」。球団の生え抜きでの達成となれば、藤田平以来 2人目の快挙となる。29日からヤクルト、中日との「甲子園6連戦」でラストスパートだ。

 甲子園のファンと一緒に、大記録に到達する瞬間を味わいたい。タテジマ一筋14年。「1990本」の安打を積み重ねてきた。29日からのヤクルト、中日「6連戦」での偉業達成へ。普段はクールな鳥谷が意気込んだ。

 「甲子園戻ってできるので、なんとか期待に応えられるよう、 1本 1本積み重ねていきたい。ファンの声援もあるので」

 通算「2000安打」まで残り「10安打」の鳥谷敬内野手

 2004年に自由獲得枠で阪神へ入団。開幕戦となった 4月 2日の巨人戦(東京ドーム)で先発し、前田幸長から左前打。この1本から、着実に安打を積み重ねてきた。今季は 5月に顔面に死球を受け、鼻骨を骨折したが、フェースガードをつけるなどして出場を続けた。 8月には打率 0.349という好調ぶり。迫り来る大台に向けて「 1日も早く達成したい」と意欲をみせていた。

 球団も残り「20本」としたところから、鳥谷の似顔絵が描かれた限定Tシャツやタオルを販売開始。「飛ぶように売れています」と球団関係者。ファンのボルテージも日々高まっている。本拠地で達成できれば、盛り上がりは最高潮になる。

 球団生え抜きでの「2000安打」達成者は、1983年の藤田平ただ一人。名実ともに、ミスタータイガースへ。虎党で埋め尽くされる聖地で、鳥谷が金字塔を打ち立てる。

 

 キャッチボールする小野泰己投手=阪神甲子園球場

 阪神ドラフト 2位の小野泰己投手が「13度目の正直」でプロ初勝利を目指す。28日は甲子園で練習し、ショートダッシュなどを繰り返した。

 29日のヤクルト戦(甲子園)に先発予定で「ある程度(ヤクルトの)打者の感じは見えてきている。しっかりイメージして投げていきたい。久々の甲子園。何とか、もっと粘れる投球をできれば」と意気込んだ。

 小野は 5月下旬の 1軍デビュー以降、過去「12戦」に先発して白星なしの「7敗」。球団の新人ワースト記録を更新していた。前回登板の22日ヤクルト戦(神宮)は右ふくらはきがつって 4回途中に緊急降板。今季、同カードは 2戦に先発して「防御率9.39」だ。

 

 藤浪晋太郎投手が28日、甲子園で行われた投手指名練習に参加した。巨人打線を相手に 6回 1/3を 3失点の好投を見せた27日から一夜明け、軽めの調整で汗を流した。次回登板は中 6日で 9月 3日の中日戦(甲子園)。今後は 1年目に「7勝1敗」と好成績を残した日曜日登板で 1軍ローテを守り、白星を積み重ねる。

 すっきりとした表情でグラウンドに姿を現した藤浪は、久しぶりの甲子園で軽快に体を動かした。ジョギング、キャッチボール、ゴロ捕球に汗。コメントは残さなかったが、次回登板に向け気合を入れ直した。

 得意の日曜日登板で“サンデー晋ちゃん”復活を目指す。プロ入り 1年目の2013年シーズン、 6月から 8月にかけて10試合で日曜日に先発し、「7勝(1敗)」と絶好調だった。

 金本監督は「晋太郎は(どんどん)投げたいんかな、もしかして。それ(短い間隔)もありやね。ブルペンより試合の方がいいのかな」と中 5日の登板も検討していることを明かしたが、10日間過ごしたファームで 2度の調整登板をこなしていたため、若干の体の張りがあることが判明。このまま中 6日でローテーションを守る見通しとなった。お客さんもたくさん入る日曜日。 9月の週末はすべて甲子園と、虎党の大きな後押しも得られる。

 ショートダッシュを行う藤浪晋太郎投手。相性のいい日曜日登板と甲子園で9月は勝ちまくる!!=阪神甲子園球場

 首脳陣の評価は一夜明けても上々だった。金村投手コーチは「10日間空いて少しフォームも変えて、リリースする瞬間に力が加わっている。力強く感じているので、それをいかに続けてくれるかだけだと思う」と状態の良さにうなずいていた。

 首位広島とは「7.5ゲーム」差の「2位」。貯金は「12」あるが、 3位DeNAは「2.5ゲーム」差に迫られている中で、勝負の終盤戦を迎える。藤浪は「シーズンどうこうというのはなく、しっかり自分のボールを投げるだけです」と常々冷静に話している。このままでは終われない。相性のいい日曜日登板で白星をつかみ取り、本拠地から巻き返しを図る。

★藤浪晋太郎投手の27日の先発VTR

 巨人戦(東京ドーム)に先発。 6回まで 2安打無失点。 7回一死から村田へのスライダーがすっぽ抜け、背中に当て死球。亀井に 2塁打を浴びて 1失点。長野に四球を与えたところで交代。 6回 1/3を投げ、「3安打9奪三振4四死球3失点」の内容に金本監督は「 6回までの姿をみて、ひと安心かな」と評価した。

◇データBOX◇

 阪神・藤浪はプロ 5年間で甲子園で「48試合」に登板、「21勝9敗、防御率2.70」の好成績を残している。今季は「1勝1敗、防御率2.61」。 2軍で登板した 6月10日のウエスタン・ソフトバンク戦でも「6回4安打2失点」だった。

 

 阪神が今季で契約が切れるラファエル・ドリス投手、マルコス・マテオ投手と来季も契約する方向であることが28日、明らかになった。金本知憲監督の来季続投は確実となっており、就任 1年目から勝利の方程式を担うドミニカンコンビもそのまま残留の見通し。来季の構想に入った。

 2018年も、任せる-。阪神がドリス、マテオと来季も契約する方針であることが分かった。ドミニカンコンビの来季去就について、球団幹部は「彼ら以上の投手を探してくるのは難しいでしょう。探してこいと言われても困るでしょう」と見通しを明らかにした。来季の構想に入れ、シーズン終了を目安に残留交渉を開始する流れだ。

 ドリスは今季、守護神として49試合に登板し、「3勝3敗、防御率2.59。31セーブ」でリーグトップ( 2位は中日・田島で「28セーブ」)を快走している。昨オフには右肘の手術を受け、いったん契約を解除されたが、術後の回復具合が良好でテスト登板を経て、再契約を勝ち取った。

 来季の戦力構想に入っていることが明らかになったラファエル・ドリス投手。ドミニカンコンビが勝利の方程式を担う=阪神甲子園球場

 期待に応えるように球速も増し、制球力も安定した。切れ味鋭いフォークで三振の山を築く姿に、チーム関係者も「正直ここまでやるとは思わなかった」と、うれしい悲鳴をあげている。リードを守り切れないケースもあるが、同点で踏ん張るケースも多く、首脳陣の信頼は絶大だ。

 ドリスの前を投げるマテオは 8回を任される男に定着した。今季50試合に登板。「7勝4敗、防御率2・70」。好不調の波が小さく、投球が安定。「7勝」が示す通り、接戦に強い。「29ホールド」はトップの同僚桑原の「31」につぐリーグ 2位。「36ホールドポイント」は単独トップだ。

 阪神のチーム「防御率3.38」はリーグ「1位」。昨季の「4位」から貯金「12」の「2位」と上昇した要因は間違いなく、勝ちパターンの構築にあるのは間違いない。金本監督は桑原を含めたリリーフ陣について「セ・リーグでも屈指だと思っている。ナンバーワン」と繰り返している。

 来季の戦力構想に入っていることが明らかになったマルコス・マテオ投手。ドミニカンコンビが勝利の方程式を担う=阪神甲子園球場

 25日には東京都内のチーム宿舎で四藤球団社長、高野球団本部長、金本監督らが集結し、拡大編成会議が開かれた。これまでフロントと現場は複数回にわたって来季構想を練ってきたが、ドミニカンコンビについては残留の方向で意思統一された。球団サイドはドリス、マテオの代理人と、シーズン終了を目安に正式な残留交渉に入るとみられる。

 金本監督は今季で「2年契約」が切れるが、 7月中旬に行われた坂井オーナーの続投要請に「意気に感じてやるだけです」と力強く答えており、 3年目の指揮を執ることは確実だ。今季はチームトップの「16本塁打」を放っている中谷らが大きな成長を見せているが、高山、北條、そして藤浪らがプロの壁にぶち当たった。

 球団幹部は「来季は若手を鍛え直す 1年になるのではないか」と見通しを明かした。来季も育てながら勝つ方針を続けていくとみられる。若手起用のリスクがある中、優勝を目指していくには、少ないリードで勝ちに持ち込む勝利の方程式が土台になる。

 金本体制とともに、ドミニカンコンビも来季「3年目」に入る。

 来季の戦力構想に入っていることが明らかになったラファエル・ドリス投手。ドミニカンコンビが勝利の方程式を担う=阪神甲子園球場

☆ラファエル・ドリス(Rafael Dolis)

 1988年 1月10日生まれ、29歳。ドミニカ共和国出身。2004年にカブスに入団。2011年 9月26日のパドレス戦でメジャーデビュー。2013年にはジャイアンツ、2014年にはタイガースとマイナー契約を結んだ。2016年から阪神。今季は「49試合」に出場し、「3勝3敗31S3H、防御率2.59。通算83試合、6勝6敗39S12H、防御率2.40」。 1メートル95、 109キロ。右投げ右打ち。年俸5000万円。背番号「98」。

☆マルコス・マテオ(Marcos Mateo)

 投手。1984年 4月16日生まれ、33歳。ドミニカ共和国出身。2005年サンタアナ高からレッズに入団。2007年にカブスに移籍、2015年はパドレスで、「22試合2勝0敗9セーブ、防御率1・86」。2016年から阪神。今季は「50試合」に登板、「7勝4敗29H、防御率2.70。日本通算102登板、8勝7敗20S36H、防御率2.21」。 1メートル88、 107キロ。右投げ右打ち。年俸 1億1000万円。背番号「38」。

 

 阪神は28日、甲子園歴史館にて「VR(バーチャル・リアリティー)映像」の第 3弾を導入することを発表した。

 29日より、甲子園歴史館内にある「甲子園ひろばコーナー」で公開される予定。第 1弾と第 2弾では、甲子園上空から撮った映像や、高校野球選抜甲子園大会の映像を導入。それに続く企画として、今回は「プロ野球リリーフカー体感VR」として新登場する。 救援投手として試合に臨む投手の気分になって、球場をまわり、グラウンドの雰囲気を味わうことができる。また、試合終了後にヒーロー選手がビクトリーランをする場面に同乗するような視点で体感できる。

 

 リリーフカーに乗り込み上機嫌のマルコス・マテオ投手=阪神甲子園球場(2016年 3月 2日撮影)

 今回の撮影は、 6月 3日の北海道日本ハム戦(甲子園)の試合中に行われたもので、リリーフカーには 8回に登板したマテオ投手が乗っている。その日のヒーロー選手は、プロ13年目で初本塁打を放った岡崎と好リリーフをみせた高橋。ビクトリーランでは、その 2選手がスタンドのファンに手を振りながら球場をまわっている。その日の観衆は 4万6720人。大観衆に包まれながらの球場 1周を体感できる。

 

 2017年 8月29日予告先発情報:阪神=小野泰己(23=富士大學)ーヤクルト石川雅規(37)と発表されているが、小野で大丈夫なのか心配になってしまう。しかし、落とせない試合だがら頑張って欲しいですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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鳥谷が先制タイムリー!2000安打へあと9!上本追加点、先発小野援護!小野6回無失点粘りの投球!

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阪神は 2回、ヤクルト先発石川雅規投手(37)を攻略し、鳥谷敬内野手(36)が中前へ先制適時打を放つと、北條史也内野手(23)も左翼への適時 3塁打で加点した。阪神は 5回、上本博紀内野手(31)の中前適時打で 3点目を加え、試合を優位に進めた。先発小野泰己投手(23=富士大學)は 6回無失点と好投し、継投策に入った。阪神小野が 6回無失点で「プロ初勝利」。 7回から桑原謙太朗投手(31)、マルコス・マテオ投手(33)、ラファエル・ドリス投手(29)とつないで完封リレー。ヤクルト石川は 7回 3失点も「12敗」目。

阪神が鳥谷敬内野手の中前適時打で先制した。 2回一死 2塁、ヤクルト先発・石川の初球をとらえると、打球は中前に弾み先制の適時打になった。この先制打で鳥谷は通算「2000安打」まであと「9」とした。13度目の挑戦で「プロ初勝利」をあげた小野を、貴重な先制適時打で援護した。本拠地の熱気が打球を押し、偉業へ歩む背中を押した。黒土で弾んだ白球は、加速するように緑の芝生まで転がっていった。久々の甲子園の熱狂を一身に浴び、鳥谷が通算「1991安打」目の「V」打だ。本格カウントダウンへ、ついに突入した。初球で快音。石川が投じた 133キロを捉え、ワンバウンドで投手の頭を越え、 2塁キャンバスの上も鮮やかに抜いた。結果的に決勝打となる、先制打となった。直後には北條の適時 3塁打で 1塁から一気に生還。大記録へ突き進む鳥谷が、力強く試合を動かした。小野をバットで援護できたことに、鳥谷は少しだけ表情を崩した。佳境を迎えたカウントダウンも、ただ勝利のためだけに減らしていく。

阪神が上本博紀内野手の適時打で 1点を追加した。 2- 0で迎えた 5回裏二死 1、 3塁、ヤクルト石川が 3球目に投じたシュートをとらえ、中前に運んだ。試合前まで12試合に先発して白星なしだったルーキー小野泰己投手を援護した。

小野泰己投手が 6回無失点で降板した。 2回には二死満塁のピンチを迎えるも、 149キロの直球で見逃し三振に打ち取り切り抜けた。ボールが多く苦しい場面もあったが、終始落ち着いた様子で投げ抜き、勝利投手の権利を持って降板。野手陣に感謝した。夏のロードを終え、33日ぶりに帰ってきた甲子園で阪神のドラフト 2位・小野泰己投手が躍動した。ヤクルト相手に 6回無失点で登板13試合目にして「プロ初勝利」だ。チームも今季最多タイの貯金「13」。ルーキーの初星が、「7.5」差の首位広島を猛追する活力となる!!同期の 1塁・大山悠輔内野手(22=白鴎大学)のグラブに白球が収まる-。ゲームセットの瞬間、小野はベンチでジェイソン・ロジャース内野手(29)に両腕をつかまれ、体をぐらぐら揺らされた。笑みがこぼれる。ドリスが隠していたウイニングボールを整列の際に受け取ると、そっと右ポケットにしまった。13試合目で、ようやく上がった初のお立ち台。33日ぶりの聖地で虎党の視線を独占し、照れくさそうに笑った。 6回 2安打無失点。 5四球を出しながら粘り、味方の好守にも救われた。打っては 3回に「プロ初安打」。最高の夜となった。ずっと、苦しかった。 5月21日のヤクルト戦(神宮)でデビューも、球団ワーストのプロ初登板から「7連敗」。好投が報われない日も、早々にKOされる日もあった。富士大學時代にも取り入れたノーワインドアップでの投球練習も行った。自分の長所を、もう一度磨きなおした。ウイニングボールを届けたい人がいた。父・勝己さん(51)ら家族だ。福岡の折尾愛真高校 3年の夏の大会直前に右膝半月板を損傷。ドラフトは指名漏れした。悔しかった。 4年後の再挑戦を誓い、富士大學へ。岩手での単身生活に不安もあったが、父は背中を押してくれた。未来のエース候補は、まだまだ進化の途中。ここから始まる。小野のサクセスストーリーとともに、虎がさらに加速する。

ラファエル・ドリス投手が球団最速となる数字をたたき出した。球団最速の「161」キロを計測した。 9回から「4番手」で登板。先頭の坂口を外角「145」キロで空振り三振に斬ると、山崎晃大朗外野手(24)へのカウント 1- 2からの「4球目」だった。坂本のミットに突き刺さった。内角に外れはしたが、虎の歴史に名を残した瞬間だった。内角速球に球場内の球速表示が反応。甲子園がどよめきに包まれた。剛速球を武器にヤクルトの上位打線を 3者凡退。リーグトップの今季「32セーブ」目を挙げ、好調ぶりを見せつけた。14日の広島戦(甲子園)で藤浪が記録した「160」キロを更新した。節目となる今季50試合目の登板でリーグトップ独走「32セーブ」目をあげ、 8試合連続無失点だ。33日ぶりの甲子園で浴びた、あと 1球コールと、勝利の黄色い風船。声援をエネルギーに、これからも虎党に歓喜と“衝撃”を届け続ける。

右足の腓骨(ひこつ)骨折から復活を目指すランディ・メッセンジャー投手(36)が、鳴尾浜でキャッチボールを再開した。右足に固定器具を付けた状態だが、自力で歩行しグラウンドへ。約10分間、徐々に距離を伸ばしながら、感覚を確かめるようにキャッチボールを行った。約10分間、右足をギプスで固定したまま、54球のキャッチボールを行った。術後の経過は順調で早期復帰に意欲を見せた。栗山通訳を相手に、 1球、 2球、 3球…。距離も、最初の10メートルから最大35メートルまで伸びた。右足にあまり体重をかけすぎないようにしながら、約10分間、感覚を確かめるように54球。術後初のキャッチボールを終えると、手応えを口にした。クライマックス・シリーズ(ファーストステージは10月14日開幕)以降に復帰してくれたら…と期待されている中、力強く 9月下旬に目標を定めた。まだボルトやプレートが計 5つ入っているという患部についても「右足にブーツがあるという感じだよ」と冗談を飛ばす余裕もあった。チームのため、エースは驚異的な回復力でリハビリを進めていく。

記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 3- 0ヤクルト>◇22回戦◇阪神15勝 7敗◇29日◇阪神甲子園球場

 阪神は 2回、ヤクルト先発石川を攻略し、鳥谷が中前へ先制適時打を放つと、北條も左翼への適時 3塁打で加点した。

 阪神は 5回、上本の中前適時打で 3点目を加え、試合を優位に進めた。先発小野は 6回無失点と好投し、継投策に入った。

 阪神小野が 6回無失点で「プロ初勝利」。 7回から桑原、マテオ、ドリスとつないで完封リレー。ヤクルト石川は 7回 3失点も「12敗」目。

 

 阪神が鳥谷敬内野手の中前適時打で先制した。

  2回一死 2塁、ヤクルト先発・石川の初球をとらえると、打球は中前に弾み先制の適時打になった。「先制のチャンスでしたし、ランナーを返すことを考えていました。積極的に打ちにいった結果、抜けてくれて良かったです」と、この先制打で鳥谷は通算「2000安打」まであと「9」とした。さらに、北條史也内野手も左翼への適時 3塁打で続き、この回 2点を奪った。

  2回裏阪神一死 2塁、鳥谷敬内野手は中前適時打を放ち中村豊コーチとタッチする=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が2回に先制適時打を放ち、通算「2000安打」まで残り「9」本とした。

 「永遠に真っすぐを狙っている」と言うように、 2回一死 2塁で、ヤクルト石川の投じた 133キロを打ち返した。打球はセンターへ抜け、 2塁走者の中谷が生還した。

 13度目の挑戦で「プロ初勝利」をあげた小野を、貴重な先制適時打で援護した。

  2回に先制打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 本拠地の熱気が打球を押し、偉業へ歩む背中を押した。黒土で弾んだ白球は、加速するように緑の芝生まで転がっていった。久々の甲子園の熱狂を一身に浴び、鳥谷が通算「1991安打」目の「V」打だ。本格カウントダウンへ、ついに突入した。

 「先制のチャンスでしたし、走者をかえすことを考えていました。積極的に打ちにいった結果、抜けてくれてよかった」

 名前をコールされただけでグラウンドの底から大歓声が沸き上がり、打球が抜けると地鳴りが起きた。 0- 0の 2回。先頭の中谷が 3塁・藤井の失策で一気に 2塁へ向かい、大山の捕邪飛で一死となったところで、第 1打席を迎えた。

 初球で快音。石川が投じた 133キロを捉え、ワンバウンドで投手の頭を越え、 2塁キャンバスの上も鮮やかに抜いた。結果的に決勝打となる、先制打となった。直後には北條の適時 3塁打で 1塁から一気に生還。大記録へ突き進む鳥谷が、力強く試合を動かした。

 33日ぶりの聖地で“M9”。近づく鳥谷の偉業にファンも大興奮だ=阪神甲子園球場

 試合後は「真っすぐ狙い? 永遠に真っすぐを狙ってる」と冗談めかした。26、27日の巨人戦(東京ドーム)では 2戦連続無安打で足踏みしたが、夏のロードを終え、33日ぶりに戻った甲子園から、また歩み始めた。残すは「9」だ。

 金本監督が「できれば甲子園で達成させてやりたいというか、達成してほしいですね」と語ったように、今週中の本拠地での達成には 5戦で「9安打」が必要だ。片岡打撃コーチも「ポンといいところでタイムリーが出たし、何とか甲子園で決めてほしい」と切に願う。

 「6位ヤクルト」、「5位中日」を本拠地に迎える負けられない「5戦」で、チームを勝たせながら打ち続ける。この夜も、何とかチームのために動いた。先制打の直後の、 3回の守備。先頭の坂口に四球を与えた小野に、鳥谷は 3塁の守備位置から歩み寄り、言葉をかけた。

 「こんな日もある」

  2回、適時打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 調子が悪くても、けがを抱えていても戦い続けてきた男だから言える、“切り替えろ”という短いメッセージだった。小野は実際に、直後の山崎を 2ゴロ併殺に斬って立ち直り、初めて勝った。

 小野をバットで援護できたことに、鳥谷は「その後も 1点入ったし、よかった」と少しだけ表情を崩した。佳境を迎えたカウントダウンも、ただ勝利のためだけに減らしていく。

◇データBOX◇

◎…鳥谷は今季、甲子園では45試合で「138打数39安打(打率 0.283)」。それ以外の球場では71試合で「255打数80安打( 0.314)」。

◎…甲子園では 1試合「0.87安打」ペース。残り 5試合で「9安打」を打つにはペースアップが不可欠だが、逆に 1試合 1安打ペースなら広島戦( 9月 5~ 7日、マツダ)から甲子園に戻る同 8日のDeNA戦が“Xデー”!?

 

  5回、適時打を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 阪神が上本博紀内野手の適時打で 1点を追加した。

  2- 0で迎えた 5回裏二死 1、 3塁、ヤクルト石川が 3球目に投じたシュートをとらえ、中前に運んだ。

 「とにかくつなぐことを考えて打席に入りました。追加点のほしいところで 1本打つことが出来て良かったです」と貴重な追加点を振り返った。試合前まで12試合に先発して白星なしだったルーキー小野泰己投手を援護した。

  5回裏阪神二死 1、 3塁、中前適時打を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 上本は 2- 0の 5回二死 1、 3塁で、中前適時打。石川から今季10打席目での初安打が、貴重な追加点となった。「とにかくつなぐことを考えて打席に入りました。追加点のほしいところで 1本打つことができてよかったです」。直後には今季「13個目の盗塁」にも成功。金本監督は「相性悪かったからね、石川とは。ここだけ頼む、という祈りが通じました」と笑顔だった。

 

 気迫あふれる小野泰己投手のこの表情! ついに初勝利を手にした=阪神甲子園球場

 小野泰己投手が 6回無失点で降板した。 2回には二死満塁のピンチを迎えるも、 149キロの直球で見逃し三振に打ち取り切り抜けた。

 ボールが多く苦しい場面もあったが、終始落ち着いた様子で投げ抜き、勝利投手の権利を持って降板。「結果だけ見れば 6回を無失点という結果でしたが、ボール先行の投球の中、野手の皆さんが守ってくれていたおかげで、ピンチの場面でも粘りの投球をすることができました」と野手陣に感謝した。

 力投を見せた小野泰己投手=阪神甲子園球場

 ついに勝った! 夏のロードを終え、33日ぶりに帰ってきた甲子園で阪神のドラフト 2位・小野泰己投手が躍動した。ヤクルト相手に 6回無失点で登板13試合目にして「プロ初勝利」だ。チームも今季最多タイの貯金「13」。ルーキーの初星が、「7.5」差の首位広島を猛追する活力となる!!

 同期の 1塁・大山のグラブに白球が収まる-。ゲームセットの瞬間、小野はベンチでロジャースに両腕をつかまれ、やったな!! とばかり体をぐらぐら揺らされた。笑みがこぼれる。ドリスが隠していたウイニングボールを整列の際に受け取ると、そっと右ポケットにしまった。やっと、やっと、やっと、勝った。

 「本当に今年、 1つ勝つことを目標にやってきて、きょうここでそれを達成出来て、本当にうれしく思います」

 13試合目で、ようやく上がった初のお立ち台。33日ぶりの聖地で虎党の視線を独占し、照れくさそうに笑った。 6回 2安打無失点。 5四球を出しながら粘り、味方の好守にも救われた。打っては 3回に「プロ初安打」。最高の夜となった。

 幕切れ、ウイニングボールを小野泰己投手に渡すラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 ずっと、苦しかった。 5月21日のヤクルト戦(神宮)でデビューも、球団ワーストのプロ初登板から「7連敗」。好投が報われない日も、早々にKOされる日もあった。

 「先発でやらせてもらっているのに、 5回ももたなかった…」

 ベンチで涙を流したこともあった。負けるたびに「ラストチャンス…なんですよね…」と何度も心が折れかけた。

 それでも、金本監督は使ってくれた。歯を食いしばって、もがいた。自分の武器とは何かを見つめ直した。最速 153キロだけではない。スライダー、カーブを駆使した緩急のはず-。変化球の精度が課題と理解し、動いた。 7月下旬から“秘密特訓”を開始した。

 全体練習後、 1人ブルペンにこもった。ホームベース付近にペットボトルを 1つ置き、それを変化球で狙った。原始的なトレーニング。「全然当たらないです」と苦笑いしながらも「自分で(考えて)やれることをやろうと」。富士大時代にも取り入れたノーワインドアップでの投球練習も行った。自分の長所を、もう一度磨きなおした。

 ウイニングボールを手に金本知憲監督(左)と握手=阪神甲子園球場

 ウイニングボールを届けたい人がいた。父・勝己さんら家族だ。福岡の折尾愛真高 3年の夏の大会直前に右膝半月板を損傷。ドラフトは指名漏れした。悔しかった。 4年後の再挑戦を誓い、富士大へ。岩手での単身生活に不安もあったが、父は背中を押してくれた。今年 4月。初任給で何かプレゼントしようと父に連絡すると…。

 「稼げるようになってからでいいよ。がんばって投げている姿を見せてくれる。それだけで十分」

 見守ってくれる親の思いを改めて知った。だからこそ、勝てないときも「いままで照れくさくて何か贈ったことがないので。だから絶対にウイニングボールをあげたい」と言い続けてきた。

 お立ち台でも「(記念球は)野球を続けさせてくれた親に贈りたい」と声を張った。ルーキーの初星で、チームは貯金を最多タイ「13」。でも未来のエース候補は、まだまだ進化の途中。ここから始まる。小野のサクセスストーリーとともに、虎がさらに加速する。

 ヒーローの小野泰己投手=阪神甲子園球場

 夏のロードを終え、33日ぶりに帰ってきた甲子園で阪神のドラフト 2位・小野泰己投手が躍動した。ヤクルト相手に 6回無失点で登板13試合目にして「プロ初勝利」だ。

 北九州市の小野の父・勝己さんは仕事のため試合はリアルタイムで見られなかったが、サンケイスポーツの電話取材に「気になって、ネットでずっとチェックしていました。うれしいですね。でも、ここまで長かったですけど、監督、コーチの方にずっと使っていただき、本当にありがたいです」と感謝した。「元気で故障せずに長いこと投げてくれたら…。これから(帰宅して)録画している試合を見ます」と声を弾ませていた。

 プロ初勝利を挙げた小野泰己投手=阪神甲子園球場

☆小野泰己投手について阪神・香田勲男投手コーチ

 「先発は勝ちが最高の薬。どんどん成長して、今まで投げさせてくれた監督にも報いてほしい」

◇データBOX◇

◎…阪神は小野の後、桑原、マテオ、ドリスの継投で、 8月 5日のヤクルト戦(○ 4- 0、京セラ)以来、今季「8度目」の零封勝ち。

◎…阪神は今季最多タイの貯金「13」。 8月24日のヤクルト戦(神宮)と同26日の巨人戦(東京ドーム)以来、「3度目」。

◎…小野がプロ初登板からの連敗を「7」で止めた。1966年の久野剛司の「6」を更新する球団ワースト記録。またプロ野球の新人投手の開幕連敗のワースト記録は1950年の成田啓二(国鉄)の「11」。

 

 投球するラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 ラファエル・ドリス投手が球団最速の「161」キロを計測した。

  9回一死後、山崎への内角速球に球場内の球速表示が反応。甲子園がどよめきに包まれた。

 剛速球を武器にヤクルトの上位打線を 3者凡退。盤石の投球を見せたドリスは球速について「日本では初めてだね。自分のルーティンを保ちながら、最後まで、できればいい」と話した。リーグトップの今季「32セーブ」目を挙げ、好調ぶりを見せつけた。

  9回、「4番手」で登板したラファエル・ドリス投手は球速 161キロをマーク=阪神甲子園球場

 甲子園がどよめいた。電光掲示板に表示された球速は「161」キロ。ドリスが球団最速となる数字をたたき出した。

 「米国で 102マイル(約「164」キロ)くらい投げていたよ。日本では初めてかな。 6回まで先発がいってくれたら 7、 8、 9回は抑えられるし、相手も難しくなる」

 不敵な笑みで振り返った。 3- 0の 9回から「4番手」で登板。先頭の坂口を外角「145」キロで空振り三振に斬ると、続く山崎へのカウント 1- 2からの「4球目」だった。白球はうなりをあげて、坂本のミットに突き刺さった。内角に外れはしたが、虎の歴史に名を残した瞬間だった。昨年 9月14日の広島戦(甲子園)で藤浪が記録した「160」キロを更新した。

 躍動感あふれるラファエル・ドリス投手の投球。ついに球団最速をたたき出した=阪神甲子園球場

 山崎はフォークで空振り三振。バレンティンも 3ゴロに片付けて、小野の記念すべき「プロ初勝利」をド派手にアシスト。節目となる今季50試合目の登板でリーグトップ独走「32セーブ」目をあげ、 8試合連続無失点だ。

 前日28日、球団が今季で契約が切れるドリス、マテオのドミニカンコンビと来季も契約する方向であることが判明。球団最速記録&盤石のセーブで、自身の価値を改めて証明した。金本監督も「いつか『160』キロぐらいいく、と思っていましたけどね」と笑顔。「リリーフの後ろ 3人がノーヒット。完璧に小野の勝利を飾ってくれましたね」と最敬礼した。

 「しっかりと自分のルーティンを守って、最後までいけたらいい。そのために練習も試合もしっかりとやっていきたい」とドリス。33日ぶりの甲子園で浴びた、あと 1球コールと、勝利の黄色い風船。声援をエネルギーに、これからも虎党に歓喜と“衝撃”を届け続ける。

 

 右足に固定器具をつけながら、キャッチボールを再開したランディ・メッセンジャー投手=阪神鳴尾浜球場(西宮市タイガーデン)

 右足の腓骨(ひこつ)骨折から復活を目指すランディ・メッセンジャー投手が、鳴尾浜でキャッチボールを再開した。

 右足に固定器具を付けた状態だが、自力で歩行しグラウンドへ。約10分間、徐々に距離を伸ばしながら、感覚を確かめるようにキャッチボールを行った。

 「今のところ順調ですし、このまま順調にいけばCSはもちろん、シーズン終わるまでに 2試合ほど投げられるんじゃないかと自分では思っている」。

 すでに27日に再来日しており、 9月中の戦列復帰を目指す。

 右足に固定具を付けた状態でキャッチボールを行ったランディ・メッセンジャー投手=阪神鳴尾浜球場(西宮市タイガーデン)

 はやくも投げた! 米国で右足腓骨骨折の固定術を受け、27日に再来日した阪神のランディ・メッセンジャー投手が29日、鳴尾浜でリハビリを開始。約10分間、右足をギプスで固定したまま、54球のキャッチボールを行った。術後の経過は順調で「(レギュラー)シーズンが終わるまでに 2試合ぐらい投げられるんじゃないか」と早期復帰に意欲を見せた。

 まさかの光景に、報道陣が目を疑った。午前11時14分。骨折した右足を器具と固定したメッセンジャーが鳴尾浜に姿を見せた。痛々しい。ところが、笑顔で左手にグラブをはめた。まさか、その足で投げるか…!? ざわつく周囲を尻目に、ブンッと右腕を振った。

 栗山通訳を相手に、 1球、 2球、 3球…。距離も、最初の10メートルから最大35メートルまで伸びた。右足にあまり体重をかけすぎないようにしながら、約10分間、感覚を確かめるように54球。術後初のキャッチボールを終えると、手応えを口にした。

 右足に固定器具をつけながら、キャッチボールを再開したランディ・メッセンジャー投手=阪神鳴尾浜球場(西宮市タイガーデン)

 「順調に来ている。このまま順調にいけば、クライマックスシリーズはもちろん(レギュラー)シーズンが終わるまでに 2試合ぐらい、投げられるんじゃないかと自分では思っている」

 クライマックス・シリーズ(ファーストステージは10月14日開幕)以降に復帰してくれたら…と期待されている中、力強く 9月下旬に目標を定めた。まだボルトやプレートが計 5つ入っているという患部についても「右足にブーツがあるという感じだよ」と冗談を飛ばす余裕もあった。

 「少しでも早く治すために手術をした」

 10日の巨人戦(東京ドーム)で打球が右足を直撃し、腓骨骨折という悪夢の診断が下された。16日に米国に一時帰国。医師に「手術しなければ 3カ月かかる」と告げられ、すぐにメスを入れることを決意した。

 右足に固定器具をつけてキャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=阪神鳴尾浜球場(西宮市タイガーデン)

 甲子園で伝え聞いた金本監督は「(シーズン終盤に)間に合うかなぁ」と苦笑いしながらも「 1試合でも投げてくれたらいいんだけど」と期待。香田投手コーチも「彼の選手生命もある。我々からどうこうと言うことはない」と急がせる考えはないことを強調しながら「しっかり段階を踏んだ上で、終盤戦に間に合ってくれたら大歓迎だし、ありがたいこと」と話した。チームのため、エースは驚異的な回復力でリハビリを進めていく。

☆鳴尾浜を視察した阪神・四藤慶一郎球団社長

 「(メッセンジャーは)元気そうだったね。リハビリをがんばって、と伝えました」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

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阪神速攻!糸井が内野安打、上本犠打、大山が先制打!糸井がプロ初のサヨナラ弾、自力「V」復活!

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阪神は 1回一死 2塁で大山の左前打で幸先よく先制。ヤクルトは阪神先発岩田稔投手(33)の前に 3回まで 2塁すら踏めていない。ヤクルトは 2点ビハインドの 6回に荒木貴裕内野手(30)の中前打で同点に追いついた。阪神 2番手の藤川球児投手(37)は踏ん張れず、岩田の白星が消えた。 8回に 3- 3の同点とした阪神は、延長10回に糸井嘉男外野手(36)がプロ初となるサヨナラ本塁打。阪神の自力優勝の可能性が復活した。阪神高橋が「6勝」目。首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。

阪神がルーキー大山悠輔内野手(22=白鴎大学)の適時打で初回に先制した。先発の岩田稔投手(33)が三者凡退に抑えた直後の 1回裏。先頭の糸井嘉男外野手(36)の内野安打と上本博紀内野手(31)の犠打で一死 2塁とすると、大山が左前打を放ち 1点を先制。26日の巨人戦(東京ドーム)以来の安打でチームに貢献した。第 1打席から連続安打、連続打点でチームを勢いづけた。糸井の劇弾で、幕を閉じたシーソーゲーム。最後までその中心にいたのは、間違いなく大山だった。「3番」起用に応える 2安打 3打点。期待される場面で、ことごとく仕事をやってのけた。 2- 3の 8回一死満塁。松岡健一投手(35)の直球をバットの先で拾う。浅い当たりだったが、俊足の代走、 3走・植田が悠々のホームイン。後輩の躍動に、ベンチ前ではハイタッチを交わした。 7月は打率 0.245に沈んだが、 8月は 0.311と好調。さらに得点圏打率は 0.364と勝負強さが際立っている。「終盤に弱い虎」というレッテルを払拭するには、若い力が不可欠。大山が「6.5ゲーム」差に迫った鯉追撃の原動力となる。

植田海内野手(21)が今季初昇格して即、持ち前の足でチームに貢献した。 8回に四球を選んだ伊藤隼太外野手(28)の代走で出場。犠打と連続四球で作った一死満塁の好機に、大山悠輔内野手の中堅への犠飛で、 3塁走者として本塁へ好走。浅めの飛球だったが、捕手のタッチをかいくぐり生還した。自身初の 1軍での得点が、貴重な同点の 3点目になった。虎党も金本知憲監督(49)も、 3塁コーチの高代延博ヘッドコーチ(63)も叫んでいた。 1点を追う 8回一死満塁。大山の飛球は中堅の定位置だったが、植田はGO。50メートル走 5秒 8の快足で試合を振り出しに戻した。足のスペシャリスト-。虎の歴史をひもとけば、2009年に現役を引退した赤星憲広氏(41=元外野手=亜細亜大學-JR東日本)以来、空位…。ワクワクする21歳は久しぶり。それがズバッと決まったのだから、実に気持ちがいい。相手にとって脅威そのもの。ブルブルと震え上がらせる足はいつでも準備万端だ。

阪神は 3- 3で迎えた延長10回、 1番・糸井が右中間席にプロ初となるサヨナラ本塁打を放ち、熱戦に終止符を打った。超人の劇的な「12号ソロ」とD 1位・大山の 3打点などで、チームは「2連勝」。お立ち台で糸井は満面の笑みを浮かべた。糸井が同点の延長10回二死走者なしから、右中間に「12号」となるサヨナラアーチを放ち、自力優勝が復活した。マン振りでスタンド中段まで持っていくプロ初の劇弾でヤクルトを下し、首位広島に「6.5」差接近。夏が過ぎ去っても虎は熱い!!まるで天を突かんばかりの弾道だった。糸井が甲子園の夜空を見上げ、ゆっくりと歩き出す。白球は長い滞空時間を経て、勝利を確信して真っ黄色に揺れる右中間スタンドの中段に吸い込まれた。プロ14年目にして初のサヨナラ弾。歓喜のウオーターシャワーを浴びた虎のヒーローが、逆転「V」への導火線に火をつけた。びしょ濡れの超人はお立ち台の上で、真っ白な歯をキラリと光らせた。 3- 3で迎えた延長10回二死走者なし。昨季途中までオリックスに在籍していた近藤一樹投手(34)の 148キロ直球をとらえた。カウント 1- 2から渾身のフルスイングで 3試合ぶりの「12号ソロ」。アーチ狙いは否定したが、次の打者が絶対に打席に入ることができない超特大弾で虎を連勝、今季最多の貯金「14」へと導いた。いままで以上に強くなって戦場に帰ってきた超人の一発で 2カードぶりの勝ち越し。はるか先を行っていた鯉に「6.5」差に迫り、尻尾が見えてきた。北海道日本ハムからウエーバー公示されたルイス・メンドーサ投手(33)を31日にも獲得の見通しで、奇跡の逆転「V」への勢いは加速し始めている。勝利のために死力を尽くし、栄光への“最短距離”を突っ走る。

阪神の先発岩田稔投手が 6回途中で降板した。 5回までわずか 3安打、無失点に抑えていたが、 2点リードの 6回、先頭から連続安打を浴び、続くバレンティンを空振り三振に仕留めたものの山田に四球を与え、一死満塁のピンチとなったところで交代。藤川球児投手にバトンを渡した。藤川はリベロを空振り三振に切ったが、続く荒木に初球を中前に運ばれ、 2- 2の同点に追いつかれた。

10回のマウンドに立った高橋聡文投手(34)はいきなり先頭の坂口を四球で歩かせ、犠打と暴投などで一死 3塁のピンチを招いた。が、そこから粘りの投球で上田剛史外野手(28)を三振。二死 1、 3塁からはリベロ内野手(29)を三振に仕留めた。自己記録をさらに更新する「6勝目(無敗)」。頼もしき左腕だ。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 4x- 3ヤクルト=延長10回>◇23回戦◇阪神16勝 7敗◇30日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回一死 2塁で大山の左前打で幸先よく先制。ヤクルトは阪神先発岩田の前に 3回まで 2塁すら踏めていない。

 ヤクルトは 2点ビハインドの 6回に荒木の中前打で同点に追いついた。阪神 2番手の藤川は踏ん張れず、岩田の白星が消えた。

  8回に 3- 3の同点とした阪神は、延長10回に糸井がプロ初となるサヨナラ本塁打。阪神の自力優勝の可能性が復活した。阪神高橋が「6勝」目。ヤクルト近藤は「3敗」目。

 10回裏阪神二死、糸井嘉男外野手はサヨナラ右越えソロ本塁打を放った=阪神甲子園球場

 阪神が劇的なサヨナラ勝ちで自力優勝の可能性を復活させた。延長10回に、 1番糸井がプロ初となるサヨナラの「12号ソロ」を放った。首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

-糸井はものすごい打球だった

 金本監督 ものすごい当たりでしたね。どこまで飛ばすのか、という当たりを見せてくれた。

-しびれる展開だったが

 金本監督 毎回、ピンチの連続で、山田のホームラン以外はリリーフがピンチをしのいでくれて。攻撃も惜しいところはあったが、リリーフががんばってくれた。

- 3番起用の大山が 3打点

 金本監督 タイムリー 2本と、 2ストライクに追い込まれてからの犠牲フライ。ルーキーとは思えない対応力。スイングの速さとか、大したものですね。

 10回、本塁打を放った糸井嘉男外野手と握手を交わす金本知憲監督=阪神甲子園球場

-俊足の植田がタッチアップで生還した

 金本監督 どうかなと思ったが、高代ヘッドが「行けー」と言った感じはするが、よくかえってくれた。

-大きい勝利だ

 金本監督 接戦を勝ち切るというね。先制、中押し、ダメ押しで気持ちよく勝つのもいいが、こういう勝ちを大切にして、明日につなげたい。

-開幕前に糸井に試合を決める一打を打ってほしいと言っていた

 金本監督 最後にスカッと試合を決めてくれたが、いつもあのポイントで打ってほしい(笑い)。

 

  1回裏阪神一死 2塁、先制の左前適時打を放ったルーキー大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 阪神がルーキー大山悠輔内野手の適時打で初回に先制した。

 先発の岩田稔投手が三者凡退に抑えた直後の 1回裏。先頭の糸井嘉男外野手の内野安打と上本博紀内野手の犠打で一死 2塁とすると、大山が左前打を放ち 1点を先制。

 「追い込まれてしまい最低でも次の塁にランナーを進めようと思い、ボールだったかもしれませんが食らいついて打ちにいった結果、いい所に飛んでくれました」と、26日の巨人戦(東京ドーム)以来の安打でチームに貢献した。

  3回裏阪神二死 2塁、中前適時打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 阪神のルーキー大山悠輔内野手が 2打席連続の適時打を放ち、追加点を奪った。

  1- 0で迎えた 3回裏二死から、上本博紀内野手が四球で出塁し、盗塁を決め二死 2塁。続く大山が 3ボール 1ストライクから、ヤクルト先発原樹の投じた 5球目のシュートをとらえて中前に落とし、 1点を追加した。「打者有利のカウントまでもっていけましたし、次の孝介さん(福留)まで回したくないだろうなと思い、思い切ってスイングすることができました」。第 1打席から連続安打、連続打点でチームを勢いづけた。

  8回、同点の中犠飛を放った大山悠輔内野手。好機をことごとく得点に結びつけた=阪神甲子園球場

 糸井の劇弾で、幕を閉じたシーソーゲーム。最後までその中心にいたのは、間違いなく大山だった。「3番」起用に応える 2安打 3打点。期待される場面で、ことごとく仕事をやってのけた。

 「とにかく必死でした。それがいい結果につながってよかったです」

  2- 3の 8回一死満塁。松岡の直球をバットの先で拾う。浅い当たりだったが、俊足の代走、 3走・植田が悠々のホームイン。後輩の躍動に、ベンチ前ではハイタッチを交わした。

  1回一死 2塁では、プロ初アーチを放った原樹のフォークをなんとか 3遊間へ転がし、先制点をたたき出す。 3回二死 2塁でも、インコースを力で中前に運ぶタイムリー。追加点を奪い、試合を優位に運んだ。

  8回、犠牲フライを放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

  7月は打率 0.245に沈んだが、 8月は 0.311と好調。さらに得点圏打率は 0.364と勝負強さが際立っている。

 前日29日には、同じ1994年生まれで、同期入団のD 2位・小野が13度目の登板でプロ初勝利。寮で、グラウンドで苦しむ姿をみてきた。

 「苦しんでいる姿も知っていたし、うれしかったし、それと一緒に、負けられないなという気持ちがあったので、きょうはチームの勝利に貢献できてよかったです」

 仲間であり、ライバルでもある-。この日はD 1位がチームを勝利に近づける働きをしてみせた。

 「終盤に弱い虎」というレッテルを払拭するには、若い力が不可欠。大山が「6.5ゲーム」差に迫った鯉追撃の原動力となる。

 

 植田海内野手が今季初昇格して即、持ち前の足でチームに貢献した。 8回に四球を選んだ伊藤隼太外野手の代走で出場。犠打と連続四球で作った一死満塁の好機に、大山悠輔内野手の中堅への犠飛で、 3塁走者として本塁へ好走。浅めの飛球だったが、捕手のタッチをかいくぐり生還した。

 「(守備の)定位置くらいだったら、行こうと思っていた」と自身初の 1軍での得点が、貴重な同点の 3点目になった。試合前に「自分にしかない走塁でアピールしたい」と話していた通りの活躍。「与えられたところで頑張ります」と誓った。

  8回裏阪神一死満塁、大山悠輔内野手の中飛で生還する 3塁走者植田海内野手=阪神甲子園球場

 イケェェェーーーー!!

 虎党も金本監督も、 3塁コーチの高代ヘッドも叫んでいた。 1点を追う 8回一死満塁。大山の飛球は中堅の定位置だったが、植田はGO。50メートル走 5秒 8の快足で試合を振り出しに戻した。

 「定位置くらいだったので、あそこならいけると思いました」

 相手の中継プレーをかいくぐって、左手で同点のホームをつかみとった。D 2位・小野に代わって、今季初昇格。出番は 1点を追う 8回先頭・伊藤隼が四球を選んだ後、代走だった。 1点をもぎとるために投入した金本監督は「そのために植田海を上げてますから。ほんと、いい具合にハマってね」采配ズバリにニンマリ。「海(かい)以外だとストップをかけたんじゃないのかな」。これがすべてだ。

 足のスペシャリスト-。虎の歴史をひもとけば、2009年に現役を引退した赤星憲広以来、空位…。ワクワクする21歳は久しぶり。それがズバッと決まったのだから、実に気持ちがいい。

  1点を追う 8回一死満塁で大山悠輔内野手の浅い中飛で 3塁から生還した代走植田海内野手。千金のプロ初得点だ=阪神甲子園球場

 21歳は「与えられたところで結果を出すしかないので、頑張ります」と意気込んだ。相手にとって脅威そのもの。ブルブルと震え上がらせる足はいつでも準備万端だ。

☆ 8回、同点のホームを踏んだ植田について高代延博ヘッドコーチ

 「ナイスラン。ええ足しとる。(判断については)俺がゴーと言ったんよ」

◇植田 海(うえだ・かい)

 内野手。1996(平成 8)年 4月19日生まれ、21歳。滋賀県出身。近江高から2015年D 5位で阪神入団。2016年10月 1日の巨人戦(甲子園)で代走でプロ初出場。今季ウエスタンで94試合出場、打率 0.206、 0本塁打、10打点、25盗塁はリーグトップ。 1メートル75、70キロ。右投げ両打ち。年俸 500万円。背番号「62」。

 

 阪神は 3- 3で迎えた延長10回、 1番・糸井が右中間席にプロ初となるサヨナラ本塁打を放ち、熱戦に終止符を打った。超人の劇的な「12号ソロ」とD 1位・大山の 3打点などで、チームは「2連勝」。お立ち台で糸井は満面の笑みを浮かべた。

 延長10回、本塁打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 超超超、超人や!! 糸井嘉男外野手が同点の延長10回二死走者なしから、右中間に「12号」となるサヨナラアーチを放ち、自力優勝が復活した。マン振りでスタンド中段まで持っていくプロ初の劇弾でヤクルトを下し、首位広島に「6.5」差接近。夏が過ぎ去っても虎は熱い!!

 まるで天を突かんばかりの弾道だった。糸井が甲子園の夜空を見上げ、ゆっくりと歩き出す。白球は長い滞空時間を経て、勝利を確信して真っ黄色に揺れる右中間スタンドの中段に吸い込まれた。プロ14年目にして初のサヨナラ弾。歓喜のウオーターシャワーを浴びた虎のヒーローが、逆転「V」への導火線に火をつけた。

 「やりましたー! 最高です!! この甲子園でサヨナラホームランを打てて、最高の気分です」

 サヨナラ本塁打を放った糸井嘉男外野手

 びしょ濡れの超人はお立ち台の上で、真っ白な歯をキラリと光らせた。 3- 3で迎えた延長10回二死走者なし。昨季途中までオリックスに在籍していた近藤の 148キロ直球をとらえた。カウント 1- 2から渾身のフルスイングで 3試合ぶりの「12号ソロ」。「何とか次につなげようと思って、打席に入りました。狙ってないです」とアーチ狙いは否定したが、次の打者が絶対に打席に入ることができない超特大弾で虎を連勝、今季最多の貯金「14」へと導いた。

 びしょ濡れでベンチに戻ると、金本監督ががっちり握手で出迎えた。そして「これがスーパーベジータか!!」と声をかけた。「ドラゴンボール超(スーパー)デー」と銘打たれた 5月 5日の広島戦(甲子園)で糸井は主人公、孫悟空の最大のライバル、ベジータ風のイラストになった。アニメのヒーロー以上に華麗で劇的な働きで首位広島の優勝マジックを消滅させた。

 延長十回、糸井嘉男外野手はナインのウオーターシャワーで祝福されながら、ホームイン

  7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を痛めた。鳴尾浜で再調整していた期間中、掛布 2軍監督が練習時に選手に振らせているゴム状のチューブを見よう見まねで振った。打撃ケージを出てからはミスタータイガースに両肩を支えられてバットを振った。リハビリ期間中も何かを吸収しようと必死だった。

 雌伏の時を経て、超人は強くなる。 6月上旬に左太もも裏の軽い筋挫傷を負った。スタメン落ちしている際、甲子園のアルプス席の階段のぼりを繰り返した。リハビリでありながら、平地でなく、階段の段差を敢えて使って鍛えた。いままで以上に強くなって戦場に帰ってきた超人の一発で 2カードぶりの勝ち越し。はるか先を行っていた鯉に「6.5」差に迫り、尻尾が見えてきた。

 サヨナラ本塁打を放った糸井嘉男外野手を出迎える阪神ナイン

 北海道日本ハムからウエーバー公示されたルイス・メンドーサ投手(33)を31日にも獲得の見通しで、奇跡の逆転「V」への勢いは加速し始めている。

 金本監督は「本当にものすごい当たりでしたね。どこまで飛ばすのか、というところをみせてくれました。こういう勝ちを大事にして明日につなげたいですね」と勝って兜の緒を締めた。糸井も「一戦必勝。それだけでやっているので」と油断はない。勝利のために死力を尽くし、栄光への“最短距離”を突っ走る。

 10回裏阪神2死、右越えにサヨナラ本塁打を放ちお立ち台でガッツポーズする糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が延長10回、ヤクルト近藤からサヨナラ勝ちを決める「12号ソロ」。興奮のまま甲子園のお立ち台に上がり、自身初のサヨナラ弾の喜びを語った。

-おめでとうございます

 糸井 (左手を突き上げて)やりましたー!

-今の気持ちは

 糸井 最高です。

-どんな思いで

 糸井  1戦も落とせないっていう戦いが続いているんで、なんとか次につなげようと思って打席に入りました。

 10回裏阪神2死、サヨナラ本塁打を放ち生還した糸井嘉男外野手(左)を笑顔でたたえる金本知憲監督=阪神甲子園球場

-ホームランを狙った

 糸井 狙ってないですね。

-サヨナラホームランは

 糸井 初めてです。

-どうですか

 糸井 いやもう、この甲子園でサヨナラホームラン打てて、最高の気分です。 -広島が負け、自力優勝の可能性が復活。まだまだチャンスある

 糸井 はい、もう、さっきも言いましたけど、 1試合も落とせないと思って戦ってます。

-明日以降の意気込みを

 糸井 明日からも一戦必勝で頑張るんで、応援よろしくお願いします。

 

  6回表ヤクルト一死満塁、先発岩田稔投手(左から 2人目)は藤川球児投手にマウンドを譲り降板する=阪神甲子園球場

 阪神の先発岩田稔投手が 6回途中で降板した。 5回までわずか 3安打、無失点に抑えていたが、 2点リードの 6回、先頭から連続安打を浴び、続くバレンティンを空振り三振に仕留めたものの山田に四球を与え、一死満塁のピンチとなったところで交代。藤川球児投手にバトンを渡した。藤川はリベロを空振り三振に切ったが、続く荒木に初球を中前に運ばれ、 2- 2の同点に追いつかれた。

 岩田は「三者凡退のいい形で立ち上がることが出来ましたし、 2回以降もゴロを打たせる事を意識して投げることが出来ましたが、 3巡目を迎えてランナーをためた状態で降板することになってしまい、迷惑をかけてしまいました」と振り返った。

 

 10回のマウンドに立った高橋はいきなり先頭の坂口を四球で歩かせ、犠打と暴投などで一死 3塁のピンチを招いた。が、そこから粘りの投球で上田を三振。二死 1、 3塁からはリベロを三振に仕留めた。「悔いが残らないように投げました。ここまで来たら内容どうこうより、チームが勝てるように投げたい」。自己記録をさらに更新する「6勝目(無敗)」。頼もしき左腕だ。

 

◇データBOX◇

◎…阪神・糸井がプロ初のサヨナラアーチ。サヨナラ打は通算 3度目。阪神にFA移籍した選手が 1年目にサヨナラ弾を打ったのは、2002年の片岡篤史( 9月22日の広島戦の 9回)、2008年の新井貴浩( 4月30日のヤクルト戦の 9回)に次いで 9年ぶり 3人目。

◎…阪神がヤクルトに勝ち、広島が巨人に敗れたため、阪神の自力Vが復活。阪神は残り26試合に全勝すると、「91勝51敗1分け、勝率0.6408」。広島が阪神戦以外に全勝しても、「89勝50敗4分け、勝率0.6402」となり、勝率で広島を上回る。

◎…阪神の貯金は今季最多の「14」。2013年 9月 3日以来、 4年ぶり。

 

 2017年 8月31日予告先発情報:阪神・秋山拓巳ーヤクルト・ブキャナンと発表されている。昨日(8/30)のガンちゃんと同様に燕軍をやっつけて欲しいですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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鳥谷が先制タイムリー、2000安打までM8!秋山が勝ち頭12勝!メンドーサ阪神移籍発表!

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両先発がまずまずの立ち上がり。ヤクルトのデビッド・ブキャナン投手(28)は 3回を 2安打無失点。阪神秋山拓巳投手(26)は 3回を 3安打無失点に抑えた。阪神が 4回一死 1、 2塁から、鳥谷敬内野手(36)の中前適時打で 1点を先制した。先発秋山は、 6回を 6安打無失点と力投。阪神が継投で 1点を守りきって「3連勝」。貯金「15」とした。先発秋山は 7回無失点で「12勝」目を挙げた。ドリスは「33セーブ」目。ヤクルトは「4連敗」。ブキャナンが「12敗」目。

「4番」・福留孝介外野手(40)がチャンスメーク。 4回一死から右前打を放つと、大山の四球で 2進。鳥谷の中前打で一気に生還した。気迫の走塁にニッコリ。金本知憲監督(49)はうなった。

鳥谷敬内野手が先制タイムリーを放った。 4回一死 1、 2塁から先発ブキャナンの初球カットボールをセンター前に転がした。鳥谷はこのヒットで通算「2000安打」まであと「8」本とした。鳥谷敬内野手が決勝タイムリーを放ち、ヤクルトに 1- 0で勝利。通算「2000安打」にあと「8」と迫る千金打で同一カード「3連勝」を飾り、貯金を今季最多「15」に伸ばした。 8月の月間「17勝」は49年ぶり。首位広島との差をついに「5.5ゲーム」に詰め、奇跡の逆転「V」へ勝負の 9月に突入だ!!サッカー日本代表がロシアW杯の出場を決めたこの日。ユニホームを脱げば子煩悩なパパは、デーゲーム終わりに子供を連れてサッカー観戦に出かけることもある、サッカー好きだ。日本代表を祝うかのように、通算「2000安打」にあと「8」と迫る快音を響かせ、今季 4度目の同一カード「3連勝」。貯金を今季最多の「15」まで増やした。トリメーターが 1つ進むごとに、虎は鯉に近づく。奇跡への距離が縮まっていく。

秋山拓巳投手が 7回無失点、無四球で「12勝」目を手にした。毎回のように走者を許したが、直球を中心に自慢の制球力でピンチを脱した。当たり前のように無四球でバトンをつないだ。ランディ・メッセンジャー投手(36)を抜き、チームトップの「12勝」にも秋山は謙虚だった。ついに「5.5ゲーム」差!!秋山がヤクルト相手に 7回無失点の力投。 1- 0で勝利し、「12勝」目を挙げた。貯金も今季最多の「15」。ハーラートップの菅野智之投手(27=巨人)に「1差」に迫った頼もしい右腕に導かれ、 9月も首位広島を猛追する!!毎回のように走者を出しながらも粘りの投球を見せ、自身「6連勝」でチーム単独トップの「12勝」目を手にした。気がつけばウイニングボールも12個まで増え、最多勝も視野に入る。登板数も自己最多をまた更新する20試合目。場数を踏むたび、成長してきた。 1つ 1つ過去の自分を越えて、虎投の中心へと成長していく。周囲も見渡せるようにもなった26歳。いまや虎に欠かせない力だ。次回登板予定は 9月 7日。今季初の広島戦(マツダ)で、進化を証明する。チームを勝利に導いた右腕はヒーローインタビューで充実感を漂わせた。

北海道日本ハムは31日、ルイス・メンドーサ投手(33)が野球協約第13章第 119条「選手契約の譲渡(優先順位)」の適用により、阪神へ移籍すると発表した。24日にウエーバー公示され、獲得申請締め切り日の30日に阪神が申請したことを公表していた。メンドーサは2014年に来日し、北海道日本ハムに入団。 4年間通算で95試合に登板して「27勝36敗、防御率3.80」。今季は20試合登板で「3勝7敗、防御率3.97」だった。主戦のメッセンジャーが右足骨折で離脱し、先発陣が手薄になったため、逆転優勝、さらにCS(クライマックスシリーズ)突破を目指して獲得に踏み切った。メンドーサは 8月18日西武戦で日本通算「27勝」目を挙げた実績派の右腕で、昨年の北海道日本ハムの日本一に貢献した。スーツ姿で現れたメンドーサは謝意を示し、さらに登板への準備が整っていることを明かした。背番号は「75」に決定。広島を追走するチームに頼もしい戦力が加わった。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 1- 0ヤクルト>◇24回戦◇阪神17勝 7敗◇31日◇阪神甲子園球場

 両先発がまずまずの立ち上がり。ヤクルトのブキャナンは 3回を 2安打無失点。阪神秋山は 3回を 3安打無失点に抑えた。

 阪神が 4回一死 1、 2塁から、鳥谷の中前適時打で 1点を先制した。先発秋山は、 6回を 6安打無失点と力投。

 阪神が継投で 1点を守りきって「3連勝」。貯金「15」とした。先発秋山は 7回無失点で「12勝」目を挙げた。ドリスは「33セーブ」目。ヤクルトは「4連敗」。ブキャナンが「12敗」目。

  7回表二死 2塁、秋山拓巳投手は代打大松尚逸外野手から三振を奪いマウンドでガッツポーズを見せる=阪神甲子園球場

 阪神がロースコアの接戦を制し、ヤクルトに同一カード「3連勝」を飾った。

  4回に鳥谷が決勝打となる中前タイムリーを放った。先発秋山は 7回無失点の好投で「12勝」目を挙げた。 8月は「17勝9敗1分け」。首位広島とのゲーム差を「5.5」に縮めた。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

-完封リレーで「3連勝」

 金本監督 何と言っても、秋山。リリーフが登板過多というか、酷使されている中で、 7回を投げてくれて助かった。

-岩崎を 8回に起用

 金本監督 ヒット 1本、打たれたが、きっちり先頭を取ってくれた。そこも大きかった。

-ブキャナンに対し、右の俊介を「1番」で使った

 金本監督 中谷がインサイドを攻められて、自分のバッティングを見失っている。これもひとつの勉強。競争の意味もあるが、いきなり俊介が打ってくれてよかった。

 ヤクルトに勝利しファンにあいさつする金本知憲監督=阪神甲子園球場

-鳥谷が決勝打

 金本監督 あそこで打ってくれる。なかなか点が取れそうな雰囲気ではなかったが、孝介もいいスタートを切ってくれた。走塁も見事だった。

-「2000安打」まであと「8」本

 金本監督 いい所でたくさんヒットを打ってほしい。

- 8月は貯金「8」を稼いだ

 金本監督 就任当初から言っているように、 8月、 9月に地力を発揮できるチーム作りを目指してきた。 9月も同じような調子でいきたい。

-首位に「5.5ゲーム」差に詰めたが、広島を意識するか

 金本監督 もちろん。ずっと言っているように、上しか見ていないので。

 

 「4番」・福留がチャンスメーク。 4回一死から右前打を放つと、大山の四球で 2進。鳥谷の中前打で一気に生還した。気迫の走塁に「打球判断でしょ。セカンドの位置も頭に入っていたから…。トリ(鳥谷)がよく打ったよ」とニッコリ。金本監督は「(福留)孝介もいいスタートを切ってくれて、走塁も見事でしたね」とうなった。

 

  4回、中前適時打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が先制タイムリーを放った。 4回一死 1、 2塁から先発ブキャナンの初球カットボールをセンター前に転がした。

 鳥谷は「先制のチャンスの打席で、少し高めに浮いてきたボールを積極的に打ちにいきました。詰まり気味でしたが抜けてくれて良かったです」と球団を通じてコメントした。

 このヒットで通算「2000安打」まであと「8」本とした。

 さすがのひと振り! 鳥谷敬内野手が 4回、デビッド・ブキャナン投手(手前)から千金打だ=阪神甲子園球場

 サッカーも熱いが、虎も熱い! 阪神は鳥谷敬内野手が決勝タイムリーを放ち、ヤクルトに 1- 0で勝利。通算「2000安打」にあと「8」と迫る千金打で同一カード「3連勝」を飾り、貯金を今季最多「15」に伸ばした。 8月の月間「17勝」は49年ぶり。首位広島との差をついに「5.5ゲーム」に詰め、奇跡の逆転「V」へ勝負の 9月に突入だ!!

 いける、いけるぞ! 大記録へのカウントダウンと歩調を合わせるように、チームの士気は最高潮だ。鳥谷が虎の子の 1点をたたき出し、甲子園は歓喜の“トリ祭り”。ヒーローは 1塁ベース上で少し表情を緩めただけだが、首位広島とはついに「5.5ゲーム」差だ。

 「いいところに飛んでくれました」

 試合後、大勢の報道陣を引き連れながらクールに振り返った。 0- 0の 4回一死 1、 2塁。好投するブキャナンの初球を逃さなかった。 146キロを一閃。打球はしぶとく中前へ抜けた。

 サッカー日本代表がロシアW杯の出場を決めたこの日。ユニホームを脱げば子煩悩なパパは、デーゲーム終わりに子供を連れてサッカー観戦に出かけることもある、サッカー好きだ。日本代表を祝うかのように、通算「2000安打」にあと「8」と迫る快音を響かせ、今季 4度目の同一カード「3連勝」。貯金を今季最多の「15」まで増やした。

  4回裏阪神一死 1、 2塁、鳥谷敬内野手は中前適時打を放ち中村豊コーチとタッチする=阪神甲子園球場

 金本監督も「あそこで打ってくれるというかね。なかなか点がとれそうな雰囲気ではなかったんですが。(今後も)いいところでたくさんヒットを打ってほしい」と最敬礼。そして力を込めた。「就任当初から 8月、 9月に強いチーム作りを目指してきたんで。 9月になりますけど、 9月も同じような調子でいきたいと思います」。

 ここ数年の課題だった 8、 9月。しかし“失速の虎”はもういない。 8月は「17勝9敗1分け」で、貯金「8」。球団の 8月の月間「17勝」は1968年(19勝2敗)以来、実に49年ぶりの快挙となった。

 逆転「V」へ、鳥谷が引っ張る。 8月は月間打率 0.333(96打数32安打)。守備でも 3塁からマウンドへ声をかけ、何度も投手を救ってきた。 8月 1日に最大「11」あったゲーム差は 1カ月で半分に。指揮官が「ずっと言っているように、上しかみてませんので」と言えば、鳥谷は「投手が頑張ってくれているんでね」と静かな闘志を燃やした。トリメーターが 1つ進むごとに、虎は鯉に近づく。奇跡への距離が縮まっていく。

 金本知憲監督(左)に笑顔で出迎えられた鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

☆阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「投手に助けてもらった。逆に言うと、ワンチャンスで鳥谷がランナーを返してくれた」

◇データBOX◇

◎…阪神は今季最多の貯金「15」。2013年 8月28日以来。

◎… 8月は「17勝9敗1分け」。月間貯金「8」は2014年 7月(15勝7敗)以来。 ◎…阪神の月間「17勝」は2014年 4月(18勝8敗)以来、 3年ぶり。 8月に限ると1968年(19勝2敗)以来、49年ぶり。

◎…首位広島と「5.5ゲーム」差。「6ゲーム」差を切るのは、 6月25日(5差)以来。最大は 8月 1日の「11」差。

◎…同一カード「3連勝」は 8月18日-20日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、今季「4度目」。ヤクルト戦は同 4日- 6日の京セラ以来、「2度目」。

 

 抜群の制球で「12勝」目を挙げた秋山拓巳投手。頼もしい限りだ=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手が 7回無失点、無四球で「12勝」目を手にした。毎回のように走者を許したが、直球を中心に自慢の制球力でピンチを脱した。当たり前のように無四球でバトンをつないだ。

 メッセンジャーを抜き、チームトップの「12勝」にも秋山は「援護も多くもらっているし、中継ぎの方もしっかりと抑えてもらっている。 8回以降も投げさせてもらえるような投球をしたかった」と謙虚だった。

  4回、力投する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 来た~! ついに「5.5ゲーム」差!! 阪神は秋山拓巳投手がヤクルト相手に 7回無失点の力投。 1- 0で勝利し、「12勝」目を挙げた。貯金も今季最多の「15」。ハーラートップの菅野(巨人)に「1差」に迫った頼もしい右腕に導かれ、 9月も首位広島を猛追する!!

  7回二死 2塁、代打・大松のバットが空を切る。地鳴りのような虎党の大歓声を浴び、マウンドの秋山が豪快なガッツポーズを決めた。 7回 7安打無失点。毎回のように走者を出しながらも粘りの投球を見せ、自身「6連勝」でチーム単独トップの「12勝」目を手にした。

 「いや~もう、本当にずっと走者を背負ってしんどい投球でしたけど、粘り強くゼロで抑えることができました」

 「12勝」目をあげた秋山拓巳投手はお立ち台でガッツポーズする=阪神甲子園球場

 お立ち台で頭をかいた。三者凡退は四回のみ。何度もピンチを迎えながら、本塁だけは踏ませなかった。 2回には二死から中村に右前打。続く荒木の飛球を坂本が落球(記録は失策)し、 1、 3塁とされるが、西浦を 2ゴロに斬った。

 ヒットを打たれても粘れるのは抜群の制球力ゆえだ。この日も四球ゼロで、今季は 132回 1/3で四球は11個。規定投球回に到達している両リーグの投手で最も少ない。時に簡単にストライクを取りにいきすぎて痛打されることもあり、本人は「僕のよくないところでもある」と苦笑いもするが、金本監督は「みていて、一番の安心かな、四球を出さないというのがね」と信頼を寄せた。

 投球する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 気がつけばウイニングボールも12個まで増え、リーグトップの菅野(巨人)の「13勝」に「1」差。最多勝も視野に入る。登板数も自己最多をまた更新する20試合目。場数を踏むたび、成長してきた。

  5回は一死 1塁からブキャナンのバントを捕球し素早く 2塁へ。華麗なフィールディングで封殺した。バント処理はこれまで苦手としてきた分野。だが意識と練習の反復、そして実戦の中で確実にスキルアップ。ベンチに戻ると「試合で初めてできた…」と驚いていたという。 1つ 1つ過去の自分を越えて、虎投の中心へと成長していく。

 「きょうも中継ぎの方が投げた。うれしい気持ちよりも、もっと投げられるようにしたい」

 周囲も見渡せるようにもなった26歳。いまや虎に欠かせない力だ。次回登板予定は 9月 7日。今季初の広島戦(マツダ)で、進化を証明する。

  7回、代打大松尚逸外野手を空振り三振に斬り、このガッツポーズ!=阪神甲子園球場

 阪神が無失点リレーで、「3連勝」を飾った。先発・秋山は 7回を投げ 7安打を浴びながらも無四球無失点で「12勝目(4敗)」。チームを勝利に導いた右腕はヒーローインタビューで充実感を漂わせた。

--安定した投球でした

 「ずっとランナーを背負ってしんどいピッチングだったんですけど、粘り強くゼロで抑えることができました」

--制球は抜群

 「坂本のリードにしっかり応えることができた結果かな、と思います」

--守備も光った

 「下手くそなんですけど、練習の成果が出たかなと思います」

 「12勝」を挙げ、ガッツポーズの秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

-- 7回のピンチ脱出でほえた

 「先頭を出してしまって苦しかったんですけど、あの場面を抑えると次もあるかなという気持ちで、自然に出たガッツポーズだったんですけど、結果、 7回で終えることになってしまったんで、正直まだまだと感じています」

--チームは今季 4度目の同一カード「3連勝」

 「きのうのサヨナラ勝ちから、今日も勝利を挙げることができたんで、本当に気持ちいいです」

--首位・広島と「5.5ゲーム」差

 「残り二十数試合でしんどいと思うんですけど、選手みんな一戦一戦必死にやっているので、皆さん応援よろしくお願いします」

  3回、送りバントを決めた秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

☆秋山について阪神・香田勲男投手コーチ

 「ランナーを出しながらではあったが、粘り強く彼の持ち味を十分に出してくれた」

☆阪神・坂本誠志郎捕手は秋山とのコンビで「6勝0敗」

 「すごく調子がいいわけではなかったですが、ランナーが出ても、気持ち切り替えてしっかりできていました」

◇データBOX◇

◎…阪神の 1- 0勝利は岩貞が完封した昨年 5月27日の巨人戦(東京ドーム)以来。今季の零封勝利は 8月29日のヤクルト戦(甲子園、 3- 0)以来、「9度目」。ちなみに昨季は「15度(1-0は2度)」だった。

◎…秋山は「12勝」目で、ハーラートップの菅野(巨人)にあと「1」。阪神投手が最多勝をとれば2014年のメッセンジャー(13勝)以来で、日本選手だと2005年の下柳(15勝)以来。

 

 18日西武戦に先発したルイス・メンドーサ投手=札幌ドーム

 北海道日本ハムは31日、ルイス・メンドーサ投手が野球協約第13章第 119条「選手契約の譲渡(優先順位)」の適用により、阪神へ移籍すると発表した。24日にウエーバー公示され、獲得申請締め切り日の30日に阪神が申請したことを公表していた。

 メンドーサは2014年に来日し、北海道日本ハムに入団。 4年間通算で95試合に登板して「27勝36敗、防御率3.80」。今季は20試合登板で「3勝7敗、防御率3.97」だった。球団を通じて「 4年間プレーする機会を与えてくれたファイターズに心より感謝いたします。栗山監督をはじめ、本当に素晴らしい人たちに囲まれて野球ができたことを幸せに思います。この 4年間は私と私の家族にとって、本当にかけがえのない時間になりました。北海道は永遠に私の第 2の故郷です。昨年の日本一は私の野球人生の中で最高の思い出です。一生忘れることはできません。本当は現役引退までファイターズの一員としてプレーしたかったのですが、今季は自分が思い描いていたような活躍ができずにチームに迷惑をかけてしまい、その夢はかないませんでした。またいつかみなさんにお会いできることを祈っています。 4年間本当にありがとうございました」とコメントした。

 緊急補強で阪神入団が決まり会見を行ったルイス・メンドーサ投手=31日、兵庫県西宮市の球団事務所

 阪神は31日、北海道日本ハムからウエーバー公示されていたルイス・メンドーサ投手の譲渡契約が成立したと発表した。

 大黒柱のメッセンジャーが骨折離脱などで先発陣が手薄になり補強ポイントと合致。奇跡の逆転優勝&CS突破を目指し、シーズン終盤に球団初のウエーバー補強に踏み切った。

 メンドーサは来日 4年目の今季20試合登板で「3勝7敗、防御率3.97」。

 阪神が緊急補強した元北海道日本ハムのルイス・メンドーサ投手の入団会見が、兵庫・西宮市内で行われた。

 入団が決まり会見で笑顔を見せるルイス・メンドーサ投手=31日、兵庫県西宮市の球団事務所

 主戦のメッセンジャーが右足骨折で離脱し、先発陣が手薄になったため、逆転優勝、さらにCS(クライマックスシリーズ)突破を目指して獲得に踏み切った。メンドーサは 8月18日西武戦で日本通算「27勝」目を挙げた実績派の右腕で、昨年の北海道日本ハムの日本一に貢献した。

 スーツ姿で現れたメンドーサは「チャンスを与えてくれたタイガースに感謝したい」と謝意を示し、さらに「自分はいつでも投げられる」と登板への準備が整っていることを明かした。対戦したい球団については、首位を走る広島を挙げ「いい打者がそろっている。あのチームと対戦したい」と意欲を示した。対広島では昨年10月27日の日本シリーズで好投。 2回表一死満塁で救援し、最速 152キロの速球を軸に 5回 2/3を 1安打無失点で勝利に貢献した。「いいチームには 1~ 9番までいい選手がそろっているので、ミスを続けてはいけないし、同じ球を続けては打たれる。コースや高さを投げ分けることと低めに集めることが大事」と丁寧に語った。背番号は「75」に決定。広島を追走するチームに頼もしい戦力が加わった。

 阪神の入団記者会見で高野栄一球団本部長と握手するルイス・メンドーサ投手=31日、兵庫県西宮市の球団事務所

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神中谷逆転V弾で4連勝!4番阪神大山、ライバル笠原から先制打!鳥谷、中谷と連弾大台へM7!

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阪神が 3回に「4番」に抜てきされた大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の左前適時 2塁打で 1点を先制した。先発青柳晃洋投手(23)は 3回を 1安打無失点に抑えた。阪神が 4回に投手青柳の中前適時打で 1点を追加した。プロ初先発の中日笠原祥太郎投手(22)は 4回 4安打 2失点で降板した。中日は 7回に 1点を勝ち越す。阪神は 1点を追う 8回一死 1塁から中谷将大外野手(24)が「逆転2ラン」。鳥谷敬内野手(36)にも「4号ソロ」が出て「4連勝」を飾った。阪神岩崎優投手(26)は「3勝」。ラファエル・ドリス投手(29)「34セーブ」目。阪神は金本知憲監督(49)の勝負手がはまり、「4連勝」で貯金を今季最多の「16」とした。ドラフト 1位大山を「4番」起用。阪神では1965年のドラフト制後では初となるルーキー「4番」を決断すると、その大山が 3回に先制打。 1点を追う 8回一死からも四球を選んで逆転劇に導いた。 1点を追う 8回は不振に苦しんでいた「5番」中谷をそのまま打席に向かわせると、結果は「逆転2ラン」。指揮官は最後、若虎の成長を最大限に褒めたたえた。

「4番・1塁」に抜てきされた大山悠輔内野手が 3回二死 1、 2塁の第 2打席で、先制点をたたき出した。中日の相手先発は、白鴎大時代に関甲新学生野球連盟でしのぎを削った新潟医療福祉大學のエースだった笠原。カウント 3- 0からの 4球目のカットボールをとらえ、左翼線への「適時2塁打」にした。まずは「4番」の務めを果たした。試合前のスタメン発表で「4番ファースト、大山」とコールされると、甲子園はざわついた。阪神の新人が「4番」で起用されるのは1964年(昭39)の外野手、富恵一(とみえ・はじめ)以来だった。金本監督は片岡打撃コーチの進言もあったとし、22歳のドラフト 1位ルーキーが、阪神の「第101代4番」として堂々とした振る舞いをみせた。

中谷将大外野手に救われたけど、実は危なかった…。 2点リードの 7回にミスを連発。無死 2塁で工藤隆人内野手(36)の捕前犠打を処理した坂本誠志郎捕手は 3塁に送球し、野選。その後、同点とされ、二死 1、 2塁から藤井淳志外野手(36)のゴロを遊撃・北條史也内野手(23)がファンブル。一時勝ち越しを許した。中堅まで球を転がしてしまった北條はと猛省した。

中谷将大外野手が敗戦危機を救う「17号逆転2ラン」を放った。 1点を追う 8回一死 1塁で打席へ。フルカウントから振り抜いた打球は左翼ポールの内側を通過した。この日は首位広島が勝利したため、優勝争いに食らいつくには“勝利”の 2文字が欲しかった。そんな中、中谷が起死回生の「逆転2ラン」で、虎を救った。若虎の一振りで、甲子園が沸いた。 首位広島とは「5.5ゲーム」差のままながら、貯金は今季最多を更新して「16」に。左翼ポール際への着弾を見届けると、中谷は笑った。足早にダイヤモンドを一周。割れんばかりの歓声のなか、仲間とハイタッチをかわした。逆転の「17号2ラン」で「4連勝」をたぐり寄せた。苦しい日々を乗り越えた。 8月24日のヤクルト戦(神宮)で「16号3ラン」を放って以降、この試合前まで 5試合で19打数 1安打、打率 0.053。同30日のヤクルト戦(甲子園)では 3三振し、前日31日にはスタメン落ちした。今季、こんなことは何度もあった。打てずに指揮官から名指しで糾弾されたこともある。それでも何度もここぞで一発を放ってきた。原点は福岡工業大學附属城東高校時代にある。同校のバント練習は、 1人でもファウルになると部員全員がグラウンドを罰走する。“ここぞ”で決めるスキルは、体に叩き込まれている。今季の中日戦勝ち越しを決め、今季「7度目の4連勝」で貯金は今季最多、2013年 8月27日以来の「16」に達した。 9月初日を強い内容で白星スタート。さあ、ラストスパートが始まる。

鳥谷敬内野手が 8回、右中間へ「4号ソロ」を放ち、「2000安打」まで残り「7」本とした。 1点を追ったこの回、一死から大山が四球を選び、中谷が逆転の「2ラン」。中谷に続いて点差を 2点に広げる一発を鳥谷が放った。トドメの「4号ソロ」を突き刺し、通算「2000安打」まであと「7」本とした。「4連勝」に貢献した連続アーチの 2人が、甲子園の大歓声に包まれた。

完封ペースの青柳が 7回、 2塁打、捕手の野選で招いた無死 1、 3塁から、この日 3つ目の死球を松井雅人捕手(29)に。満塁の大ピンチを残して降板。直後に同点打が出て、自身の白星も消えてしまった。勝利に沸くタテジマ戦士の行列の中、青柳の表情だけはしぶかった。とはいえ、 6回までゼロを並べる快投。適当に荒れる球で的を絞らせず、凡打の山を築いた。先発としては合格。 4回二死 2塁では 2試合連続となる適時打を放ち、バットでも貢献した。もちろん、三死球は大いに反省しなければいけない。香田勲男投手コーチ(52)も平謝り。いい意味でも、悪い意味でも、青柳らしさがちりばめられた試合だった。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 5- 3中日>◇21回戦◇阪神13勝 8敗◇ 1日◇阪神甲子園球場

 阪神が 3回に「4番」に抜てきされた大山の左前適時 2塁打で 1点を先制した。先発青柳は 3回を 1安打無失点に抑えた。

 阪神が 4回に投手青柳の中前適時打で 1点を追加した。プロ初先発の中日笠原は 4回 4安打 2失点で降板した。

 中日は 7回に 1点を勝ち越す。阪神は 1点を追う 8回一死 1塁から中谷が「逆転2ラン」。鳥谷にも「4号ソロ」が出て「4連勝」を飾った。

 阪神岩崎は「3勝」。ドリス「34セーブ」目。中日又吉は「2敗」目。

  8回裏阪神一死 1塁、左越え「2点本塁打」を放ちガッツポーズする中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 阪神は金本知憲監督の勝負手がはまり、「4連勝」で貯金を今季最多の「16」とした。

 ドラフト 1位大山を「4番」起用。阪神では1965年のドラフト制後では初となるルーキー「4番」を決断すると、その大山が 3回に先制打。 1点を追う 8回一死からも四球を選んで逆転劇に導いた。

 指揮官は大山「4番」については「そこ(新人「4番」)は片岡(打撃)コーチが勇気をもって来たから、こっちも勇気をもたないと。本来なら中谷『4番』もあったんだけど、大山の状態もいいし、そこで変に新人だからとか、いきなりとか、僕はそれはなかったですね」と振り返る。

  8回裏阪神1死一塁、左越え逆転2点本塁打を放った中谷将大外野手とともに生還した大山悠輔内野手を出迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

  1点を追う 8回は不振に苦しんでいた「5番」中谷をそのまま打席に向かわせると、結果は「逆転2ラン」。「あそこはちょっとね…確かに(代打も)チラつきましたけどね。今日の内容とメンタルではちょっと無理かな、というね。顔にはっきり出る子ですから。本人はおそらく『まぐれで打った』とコメントするんじゃないかと思いますけど、まぐれであろうが何だろうが、当たってあそこまで運べるというのが素晴らしい」。指揮官は最後、若虎の成長を最大限に褒めたたえた。

 

  3回裏阪神二死 1、 2塁、左翼線へ適時 2塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 「4番・1塁」に抜てきされた大山悠輔内野手が 3回二死 1、 2塁の第 2打席で、先制点をたたき出した。

 中日の相手先発は、白鴎大時代に関甲新学生野球連盟でしのぎを削った新潟医療福祉大のエースだった笠原。カウント 3- 0からの 4球目のカットボールをとらえ、左翼線への「適時2塁打」にした。「みんながつないでくれて回ってきた打席だったので、ランナーをかえすことを考えて、 3ボールでしたが積極的に打ちに行きました。先制点を取ることができてよかったです」とまずは「4番」の務めを果たした。

  3回裏阪神二死 1、 2塁、左翼線へ先制適時 2塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 「4番」に初めて抜てきされた大山悠輔内野手が、起用に応える先制 2塁打を放った。

  3回二死 1、 2塁の第 2打席。カウント 3- 0から中日先発笠原の内角低めのカットボールを左翼線へはじき返した。 2塁走者を生還させた。「思い切っていった結果だと思います。でも一番はチームが勝ったことに貢献できてよかったです」と冷静に振り返った。

 試合前のスタメン発表で「4番ファースト、大山」とコールされると、甲子園はざわついた。阪神の新人が「4番」で起用されるのは1964年(昭39)の外野手、富恵一(とみえ・はじめ)以来だった。

 金本監督は片岡打撃コーチの進言もあったとし「本来なら中谷『4番』もあったんだけど、今の状態で大山の状態もいいし、そこで変に新人だからとか、いきなりとか、僕はそれはなかったですね」。22歳のドラフト 1位ルーキーが、阪神の「第101代4番」として堂々とした振る舞いをみせた。

 

 北條史也内野手は 7回、藤井淳志外野手の打球をはじいてしまう=阪神甲子園球場

 中谷に救われたけど、実は危なかった…。 2点リードの 7回にミスを連発。無死 2塁で工藤の捕前犠打を処理した坂本は 3塁に送球し、野選。「投手に申し訳ないことをしました。ああいうプレーの精度を高めていきたい」。

 その後、同点とされ、二死 1、 2塁から藤井のゴロを遊撃・北條がファンブル。一時勝ち越しを許した。中堅まで球を転がしてしまった北條は「前に落としていれば問題なかった。申し訳ないです」と猛省した。

 

  8回裏阪神一死 1塁、中谷将大外野手は「左越え2点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が敗戦危機を救う「17号逆転2ラン」を放った。

  1点を追う 8回一死 1塁で打席へ。フルカウントから振り抜いた打球は左翼ポールの内側を通過した。

 「ホント最高でしたし、入ってくれ、切れないでくれと思って走ってました」

 この日は首位広島が勝利したため、優勝争いに食らいつくには“勝利”の 2文字が欲しかった。そんな中、中谷が起死回生の「逆転2ラン」で、虎を救った。

 「負けられない試合が続くので、 1日でも勝てるようにチームの勝利に貢献できるようなバッティングをしたいと思います」。若虎の一振りで、甲子園が沸いた。

 中谷将大外野手は 8回、逆転の「17号2ラン」を放った=阪神甲子園球場

  9月もまだまだ加速していくで! 阪神は中日に 5- 3で勝ち、連勝を「4」に伸ばした。 8回に中谷将大外野手が逆転の「17号2ラン」を放った。首位広島とは「5.5ゲーム」差のままながら、貯金は今季最多を更新して「16」に。毎年のように失速してきた 9月だが、今年は違う。最後の最後まで追いすがり、食らいつく!

 左翼ポール際への着弾を見届けると、中谷は笑った。足早にダイヤモンドを一周。割れんばかりの歓声のなか、仲間とハイタッチをかわした。逆転の「17号2ラン」で「4連勝」をたぐり寄せた。

 「何も意識せず、つなごうと思って打席に入りました。感触はホント、最高でしたし、切れないでくれと思って(打球を)見ていました」

  2回、安打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

  7回、青柳が死球に味方のミスもからんで降板し、中継ぎエースの桑原も打たれて逆転を許す。一気に相手に傾いた嫌な流れを、引き戻した。

  8回一死、プロ入り初の「4番」に座った大山が、16試合連続無失点中だった又吉から冷静に四球を選ぶ。難敵相手にあわてなかった。フルカウントまで粘った 6球目。甘いスライダーを一閃し、左翼席へ放り込んだ。

 苦しい日々を乗り越えた。 8月24日のヤクルト戦(神宮)で「16号3ラン」を放って以降、この試合前まで 5試合で19打数 1安打、打率 0.053。同30日のヤクルト戦(甲子園)では 3三振し、前日31日にはスタメン落ちした。「バットも持ちたくないし、野球もしたくなかった」と落ち込んだ。

 中谷将大外野手の「2ラン」が飛び出した瞬間、金本知憲監督(左)らはバンザイして大喜び=阪神甲子園球場

 今季、こんなことは何度もあった。打てずに指揮官から名指しで糾弾されたこともある。それでも何度もここぞで一発を放ってきた。原点は福岡工大城東高時代にある。同校のバント練習は、 1人でもファウルになると部員全員がグラウンドを罰走する。先輩の梅野が「プレッシャーがすごかった。あの練習が今も生きている」と言うほど。“ここぞ”で決めるスキルは、体に叩き込まれている。「きょうの一本ですべて報われました」と胸をなで下ろした。

 福留の休養日に大山に「4番」を奪われても、意地で主役は譲らなかった。金本監督は「きょうの内容とメンタルでは無理かな…と」と代打策すら頭をよぎったことを明かしつつ「最近、当たってなかった。そのなかであの場面で(打った)というところがね。自信にしてほしいね」とたたえた。

 ヒップタッチする阪神・中谷、糸井嘉男、俊介外野手(左から)=阪神甲子園球場

 阪神は2009年に「15勝12敗」として以来、 9月に勝ち越していない。いつも最後に取りこぼし、優勝から遠ざかってきた。だが、今年は違う。指揮官は「きょうみたいな勝ち方もできるようになった。最後まであきらめず、あしたも勢いをそのままにいきたい」と意気込む。首位広島とはまだ「5.5」ゲーム差。首根っこをつかまえるまで、もっともっと加速する。

 「負けられない試合が続く。チームに貢献するバッティングがしたい」

 中谷も鼻息を荒くした。今季の中日戦勝ち越しを決め、今季「7度目の4連勝」で貯金は今季最多、2013年 8月27日以来の「16」に達した。 9月初日を強い内容で白星スタート。さあ、ラストスパートが始まる。

 ヒーローインタビューで笑顔を見せる中谷将大外野手と鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

☆中谷について片岡篤史打撃コーチ

 「本来つかまえられる球をつかまえられていなかったけど、あの打席は踏み込んで、ひと振りで仕 留めてくれた」

◇データBOX◇

◎…中谷が「17号2ラン」を放ち、シーズン「20本」まであと「3」とした。達成すれば阪神の右打者では昨年、ゴメスが「22発」を放って以来。日本人選手では2010年城島健司の「28発」までさかのぼる。生え抜きでは2006年浜中治(現 2軍打撃コーチ)の「20発」以来となる。

 

  8回裏阪神一死、右越え本塁打を放った鳥谷敬内野手。投手又吉克樹=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が 8回、右中間へ「4号ソロ」を放ち、「2000安打」まで残り「7」本とした。

  1点を追ったこの回、一死から大山が四球を選び、中谷が逆転の「2ラン」。中谷に続いて点差を 2点に広げる一発を鳥谷が放った。

 お立ち台で笑顔を見せる中谷将大外野手(左)と鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手がトドメの「4号ソロ」を突き刺し、通算「2000安打」まであと「7」本とした。

  8回、中谷の「逆転2ラン」が飛び出した直後。フルカウントから中日又吉の 6球目、 145キロをフルスイング。風にも乗った打球は右中間フェンスを越えた。

 鳥谷は「中谷のホームランでイケイケだったので、何とか塁に出たいという感じだった。(本塁打は)風ですね」と冷静に話した。

  2者連続本塁打を放ちお立ち台でヒーローインタビューを受ける鳥谷敬内野手(右)と中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 中谷と鳥谷がお立ち台にあがった。 1点を追う 8回、中谷が左越えに「17号逆転2ラン」。続く鳥谷は「4号ソロ」を右中間へ運んで突き放した。「4連勝」に貢献した連続アーチの 2人が、甲子園の大歓声に包まれた。

-中谷さん、逆転ホームランの場面。打席に入る前にどんなことを

 中谷 つなごうと思って入ってました

-フルカウントで頭の中どう整理しました

 中谷 何も考えてませんでした

-そんな中フルスイング、感触は

 中谷 ホント最高でしたし、入ってくれ、切れないでくれと思って走ってました。

-鳥谷さん、ネクストで打球を見ていたと思いますが

 鳥谷 いやもう、打った瞬間、いったと思いました

  4回、中日アレックス・ゲレーロ外野手の安打に飛びつく鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

-中谷さんは 3試合連続本塁打のあと、しばらくヒットから遠ざかる時期もありました。悔しい思いもあったのでは

 中谷 バットも持ちたくなかったですし、野球したくないとも思ったんですけど、ほんと今日この 1本を打てたことによって、すべてが報われたかなと思います

-鳥谷さんの打球をどうみてました

 中谷 かっこよかったです

-と、後輩がたたえる素晴らしい 1本。あのホームランを振り返って

 鳥谷 自分のホームランもいい 1点になったんですけど、中谷のホームランでチームは逆転してたんで、気楽に打席に立てました

-今季「4号」ですが、甲子園では初めてのホームラン  鳥谷 ホームランバッターじゃないので、ほんとまぐれで打ったようなホームランですけど、まあ、打ててよかったと思います

-「2000安打」まであと「7」本。ファンの視線はどう感じてますか

 鳥谷 早く達成して楽になりたいなと思います。

  8回、本塁打を放ちナインに迎えられる鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

-楽になりたい

 鳥谷 基本的にはあまり、個人的な本数とか気にしてないんですけど、周りの方が気にするようなことをいろいろしてくれるので、少し気にするようになってきまして。

-甲子園であと 2試合あります。「7」本ですからファンには甲子園でという思いもあるんですが、これはプレッシャーになりますかね

 鳥谷 いやまあ、来週も甲子園であるんで、ハイ、なんとか甲子園で決められるように頑張ります。

-広島が勝って「5.5ゲーム」差は変わらず

 中谷 負けられない試合が続くので、 1日でも勝てるようにチームの勝利に貢献できるようなバッティングをしたいと思います。

-2005年の優勝を知る鳥谷選手、明日以降に向けて

 鳥谷 目の前の 1試合 1試合を勝っていくしかないので、周りを気にせず 1試合 1試合勝っていきたいと思います。

 

 阪神先発の青柳晃洋投手=阪神甲子園球場

 まさかの暗転だった。完封ペースの青柳が 7回、 2塁打、捕手の野選で招いた無死 1、 3塁から、この日 3つ目の死球を松井雅に。満塁の大ピンチを残して降板。直後に同点打が出て、自身の白星も消えてしまった。

 「反省ですよね。難しい場面で中継ぎにつないでしまって…」

 勝利に沸くタテジマ戦士の行列の中、青柳の表情だけはしぶかった。

 とはいえ、 6回までゼロを並べる快投。適当に荒れる球で的を絞らせず、凡打の山を築いた。先発としては合格。 4回二死 2塁では 2試合連続となる適時打を放ち、バットでも貢献した。

 もちろん、三死球は大いに反省しなければいけない。香田投手コーチも「ぶつけた人に申し訳ない」と平謝り。いい意味でも、悪い意味でも、青柳らしさがちりばめられた試合だった。 8回を投げた岩崎が「3勝」目を挙げた。

☆阪神・香田勲男投手コーチ

 「救援陣が登板過多なので、青柳にはもう少し、 1人で乗り切ってほしかった」

 

  9回、投球するラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 怒とうの大逆転直後の 9回を締めたのはドリス。京田、亀沢をフォークで連続三振に仕留めると、最後は藤井を左飛に打ち取って「34セーブ」目。 2位とは「4差」で独走状態に入ってきた。 4連投は過去にあるが、 4日連続登板は来日 2年目で初めて。それでも「試合に集中しているから問題はない。 1試合 1試合頑張るだけ」。猛追の 9月に、より頼もしさを増す。

 

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 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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阪神メンドーサ獲得即3日先発へ!メンドーサが甲子園初ブルペン!金本監督納得「実戦タイプ」!

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阪神に移籍したルイス・メンドーサ投手(33)が、 3日の中日戦(甲子園)に電撃先発することが決 定的になった。 8月31日に北海道日本ハムからウエーバーによるトレードで獲得を発表。背番号は「75」で、今季限りの契約になる。 新入団したルイス・メンドーサ投手が 1日、甲子園で入団後初のブルペン入りした。金本知憲監督ら首脳陣が見守る前で34球を投げ、高い評価を得た。初先発する見通しの 3日の中日戦(甲子園)へ向けて、万全のコンディションをアピールだ。メンドーサは甲子園での 1軍練習に合流すると、さっそくブルペン入り。金本監督、矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)、香田勲男投手コーチが見守る前で34球を投げた。最後の登板は 8月18日の西武戦(札幌ドーム)。間隔は開いているが、体調に問題がないことを強調。 3日の先発登板に意欲をのぞかせた。金本監督はうなずいた。矢野コーチが評価すれば、香田投手コーチも目を細めた。練習前には投手陣の前で「日本一を目指しましょう」とあいさつ。レギュラーシーズンは残り24試合。まさに日本一への救世主となる。ニックネームに希望した「メンディ」がメンデスとかぶっていることを知ると、メンドーサは虎党にリクエストも。奇跡の逆転優勝へ、頼もしい右腕が加わった。記事をまとめてみました。

 

 阪神に移籍したルイス・メンドーサ投手が、 3日の中日戦(甲子園)に電撃先発することが決定的になった。 8月31日に北海道日本ハムからウエーバーによるトレードで獲得を発表。背番号は「75」で、今季限りの契約になる。メッセンジャーの負傷離脱で先発陣が手薄になっており、シーズン終盤の補強を敢行。発表後に、すぐさま兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見を開いた。「優勝するための力になりたい。いつでも投げられる」。 8月18日の西武戦以来となる登板に意欲を燃やした。

 入団が決まり会見で笑顔を見せるルイス・メンドーサ投手=31日、兵庫県西宮市の球団事務所

 意気込みは行動に表れた。会見後さっそく試合前練習を行うチームに加わり、甲子園の外野を走った。元気な姿を見せたことで、首脳陣は先発ローテーションの修正に動いた。当初は 3日の中日戦を榎田に任せる予定だったが、メンドーサを優先。きょう 1日にブルペンで投球練習を行い、問題がなければ、先発が正式に決定する。獲得を発表したこの日に支配下登録も完了し、いつでも登板は可能。入団会見から 3日後のタテジマデビューが実現しそうだ。

 期待の新戦力は早くもライバル心をたぎらせた。対戦したい球団に挙げたのは、広島だった。「いいチームにはミスを続けてはいけないし、同じ球を続けては打たれる。コースや高さを投げ分けることと低めに集めることが大事」。昨年の日本シリーズで好投し、日本一に貢献。再戦を心待ちにした。

 ニックネームに希望した「メンディ」がメンデスとかぶっていることを知ると、メンドーサは「何かいい名前があればファンが決めてくれたら」と虎党にリクエストも。奇跡の逆転優勝へ、頼もしい右腕が加わった。

 ルイス・メンドーサ投手はさっそくブルペン入り。首脳陣にアピールした=阪神甲子園球場

 阪神に新入団したルイス・メンドーサ投手が 1日、甲子園で入団後初のブルペン入りした。金本知憲監督ら首脳陣が見守る前で34球を投げ、高い評価を得た。初先発する見通しの 3日の中日戦(甲子園)へ向けて、万全のコンディションをアピールだ。

 メンドーサは甲子園での 1軍練習に合流すると、さっそくブルペン入り。金本監督、矢野作戦兼バッテリーコーチ、香田投手コーチが見守る前で34球を投げた。

 「痛みや違和感もなく 100%の状態。(自分は)打たせてとるタイプなので長いイニングを投げられるようにしたい」

 最後の登板は 8月18日の西武戦(札幌ドーム)。間隔は開いているが、体調に問題がないことを強調。 3日の先発登板に意欲をのぞかせた。

 金本監督は「ブランクといっても 2週間くらい。まあ、実戦タイプだから」とうなずいた。矢野コーチが「制球がいいね」と評価すれば、香田投手コーチも「『準備はできている。いつでもいける』と言っている。われわれにとってもうれしい」と目を細めた。

 ルイス・メンドーサ投手(中央)は試合前練習で投手陣にあいさつする=阪神甲子園球場

  8月10日の巨人戦(東京ドーム)でメッセンジャーが右足腓骨を骨折して手術を受け、離脱。昨季「10勝」の岩貞も 2軍調整中で、 1軍の先発ローテは秋山、能見、小野らが必死に支えている。リリーフ陣にも疲労がうかがえるのが現状だ。

 練習前には投手陣の前で「日本一を目指しましょう」とあいさつ。レギュラーシーズンは残り24試合。まさに日本一への救世主となる。

◎ルイス・メンドーサ(Luis Mendoza)

 投手。1983年10月31日生まれ、33歳。メキシコ出身。2000年アマチュア・フリーエージェントでレッドソックスに入団。レンジャーズ時代にメジャーデビューし、ロイヤルズを経て2014年北海道日本ハムに入団。今季は20試合に登板し、「3勝7敗、防御率3.97」。来日 4年間で通算95試合で「27勝36敗、防御率3.80」。 1メートル91、 111キロ。右投げ右打ち。背番号「75」。

 

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阪神今季2度目5連勝!福留 きっちり先制犠牲フライ!阪神坂本が甲子園初アーチ!大山が新人4番弾!

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阪神は 1回、福留の犠飛で先制。 2回には坂本誠志郎捕手(23)の「1号3ラン」、 3回に大山悠輔内野手(22)の「6号ソロ」で加点。中日も 3回に 2点を返した。阪神は 4回に糸井嘉男外野手(36)の適時打で 1点を追加。 6回には坂本の適時打で 7点目を挙げた。先発能見篤史投手(38)も 6回まで 2失点で抑えた。阪神は 7回に福留孝介外野手(40)、 8回に中谷将大外野手(24)の「ソロ」でダメを押し、阪神が快勝で今季 2度目の「5連勝」を飾った。 2回に坂本が今季初アーチとなる「3ラン」を放つなど、 1試合で合計「4本塁打」が飛び出した。能見は 6回を投げ、 2失点で「5勝」目。貯金は今季最多を更新する「17」。

福留孝介外野手が幸先よく先制犠飛を放った。 1回一死 3塁。中日先発小熊のシュートを捉えた。スタンドまでわずかに足りない大きな飛球で、 3塁走者の糸井を悠々と生還させた。前日は“休養日”。 8月は休養日明けの試合で「6試合5本塁打」だったが、この日もさっそく仕事を果たした。福留孝介外野手が豪快な 1発を放った。 7回二死、中日福からセンターへ運ぶ「16号ソロ」。完璧な当たりに「まだ力があるんだなと思いました」と「3番」打者は振り返った。

坂本誠志郎捕手が甲子園で初アーチとなる「1号3ラン」を放った。 2回一死 1、 2塁。中日先発小熊凌祐投手(27)の直球を振り抜き、そのまま左翼席へ。 3点を追加する「プロ通算2本目」の本塁打に、ベンチではチームメートから手荒い祝福を受けた。さらに活躍は続き、 4回に中前打で出塁して糸井の適時打で 6点目のホームを踏み、 6回には詰まりながらも左前へ運んでプロ初の 3安打猛打賞も記録した。止まらん「5連勝」! たまらん「4発」!! 阪神は中日を圧倒し、貯金を今季最多「17」に伸ばした。 7試合連続スタメンマスクの坂本誠志郎捕手は「1号3ラン」を含むプロ初猛打賞の大暴れ。正捕手の座をつかみつつある男が攻守にチームをけん引し、「5.5」差の首位カープ追撃へ、さらに加速していく!!初のお立ち台で、爽やかに誓った。ベテランも若手も“守れる捕手”までもが打ち出した。虎のラストスパートはもう、止まらない。

大山悠輔内野手が、「4番」初アーチをマークした。 2点差まで追い上げられた直後の 3回。初球の高め真っすぐを力強く振り抜いた。きれいな放物線を描いた打球は、そのまま左翼席に飛び込んだ。前日は球団の新人で53年ぶりの「4番」に座り、先制 2塁打を放った。この日も貴重な追加点をたたき出す 1発で、金本監督の起用に応えた。これぞ「4番」の仕事だ。 2試合連続で打線の真ん中に座ったドラ 1・大山が、球団史上、 2リーグ分立後では初となる「新人4番本塁打」で、一気に流れを引き戻した。重責とともに開花しつつある、その才能。静かに振り返るその視線はグッと前を向いた。これからも、ここぞで一本。歴史的な「4番」打者として、頼もしく打線を牽引する。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 9- 2中日>◇22回戦◇阪神14勝 8敗◇ 2日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回、福留の犠飛で先制。 2回には坂本の「1号3ラン」、 3回に大山の「6号ソロ」で加点。中日も 3回に 2点を返した。

 阪神は 4回に糸井の適時打で 1点を追加。 6回には坂本の適時打で 7点目を挙げた。先発能見も 6回まで 2失点で抑えた。

 阪神は 7回に福留、 8回に中谷の「ソロ」でダメを押し、今季 2度目の「5連勝」。能見は「5勝」目。中日は先発小熊はじめ投手陣が打ち込まれ「2連敗」。小熊は「3敗」目。

 6回裏阪神1死二塁、坂本誠志郎捕手は左前適時打を放った=阪神甲子園球場

 阪神が快勝で「5連勝」を飾った。 2回に坂本が今季初アーチとなる「3ラン」を放つなど、 1試合で合計「4本塁打」が飛び出した。能見は 6回を投げ、 2失点で「5勝」目。貯金は今季最多を更新する「17」。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

-気持ちのいいほど点が取れた

 金本監督 ほぼ毎回、取れまして。先制以外はどこが中押しかダメ押しか分からないぐらい、いい感じで取ってくれた。

-坂本の「3ラン」で勢いづいた

 金本監督 正直、ホームランは期待していなかった。うまいこと打ってくれて、あれは大きかった。

-プロ初の 3安打 4打点

 金本監督 そこは全く期待してないのですが、期待以上の活躍。 4打点ですから。よくやってくれた。

-主軸にも本塁打が出た

 金本監督 今日はホームランがよく出た。若い大山、中谷に、ベテランも孝介が打ってくれてよかった。

  2回裏阪神一死 1、 2塁、「左越え3点本塁打」を放った坂本誠志郎捕手(右)を出迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

-植田をプロ初先発で起用した

 金本監督 競争もあるし、昨日の大山の「4番」とは比較にならないぐらい決断がいった。バントも決めて、守備も無難にこなしてくれた。盗塁はアウトになったが、そこは次回に期待したい。

-先発能見はどう見たか

 金本監督 アンラッキーなタイムリー以外は安心して…。右打者のインサイドにストレートを投げこんでいた。

-点差があり、リリーフを休ませられた

 金本監督 休ませないといけない状況だった。打線が中継ぎ、リリーフを助けた試合だった。

-メンドーサが初登板

 金本監督 タイガース初登板なので、気合十分でいってくれると思う。

 

  1回裏阪神一死 3塁、中犠飛で先制点をあげた福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が幸先よく先制犠飛を放った。

  1回一死 3塁。中日先発小熊のシュートを捉えた。スタンドまでわずかに足りない大きな飛球で、 3塁走者の糸井を悠々と生還させた。

 「(植田)海くんがしっかり送ってくれたので、最低限ランナーを返すことができて良かったです」。

 前日は“休養日”。 8月は休養日明けの試合で「6試合5本塁打」だったが、この日もさっそく仕事を果たした。

  7回裏阪神二死、福留孝介外野手は中越えソロ本塁打を放った=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が豪快な 1発を放った。

  7回二死、中日福からセンターへ運ぶ「16号ソロ」。完璧な当たりに「まだ力があるんだなと思いました」と「3番」打者は振り返った。

 この日は「4番」大山、「5番」中谷も本塁打を放ち、クリーンアップがそろい踏み。チームも「5連勝」と乗ってきた。

 福留はお立ち台で「これだけのファンの皆さんが声援を送ってくれるので、選手もやる気をもってやっていますので」と、ファンに感謝していた。

 

  2回に「今季1号の3ラン」を叩き込んだ坂本誠志郎捕手。打線に火をつけた=阪神甲子園球場

 坂本誠志郎捕手が甲子園で初アーチとなる「1号3ラン」を放った。

  2回一死 1、 2塁。中日先発小熊の直球を振り抜き、そのまま左翼席へ。

 「ランナーをかえすことを考えて打席に入りました。いいポイントで捉えることができましたし、最高の結果になってくれて良かったです」。

  3点を追加する「プロ通算2本目」の本塁打に、ベンチではチームメートから手荒い祝福を受けた。

  2回裏阪神一死 1、 2塁、「左越え3点本塁打」を放った坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

 坂本誠志郎捕手が、本拠地甲子園で大暴れした。

  7試合連続のスタメンマスクで、 2回に左翼ポール際へ今季「1号の3ラン」。「プロ2本目」で、甲子園では初アーチだった。お立ち台では「打った瞬間、いってくれと思いながら走りましたけど、入った瞬間は自分でも鳥肌が立って、すごくうれしかったです」と初々しいコメント。

 さらに活躍は続き、 4回に中前打で出塁して糸井の適時打で 6点目のホームを踏み、 6回には詰まりながらも左前へ運んでプロ初の 3安打猛打賞も記録した。「次があるか分からないので、今日見に来てくださった方は珍しいものが見られたかと思うんですけど、こういう機会が増えるように頑張ります」と笑顔で話していた。

 福留孝介外野手(右)にお立ち台のコメントをダメ出しされ笑顔を見せる坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

 止まらん「5連勝」! たまらん「4発」!! 阪神は中日を圧倒し、貯金を今季最多「17」に伸ばした。 7試合連続スタメンマスクの坂本誠志郎捕手は「1号3ラン」を含むプロ初猛打賞の大暴れ。正捕手の座をつかみつつある男が攻守にチームをけん引し、「5.5」差の首位カープ追撃へ、さらに加速していく!!

 大きな目をぱちくりさせ、白球を見つめた。ジワッ、ジワッと夜空に伸びて左翼スタンドで大きく跳ねた。打った坂本自身が鳥肌モノの今季「1号」“ビックリ弾”だ。扇の要でたくましい成長曲線を描く 2年目。「3ラン」を含む「プロ初猛打賞&4打点」で、チームの「5連勝」、甲子園では 5年ぶりの 1試合「4発」を起爆した。

 「『いってくれ!』と思って走っていましたけど…。入った瞬間は自分でも鳥肌が立って、すごくうれしかったです!」

  2回、「3点本塁打」を放った坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

  1- 0の 2回一死 1、 2塁。 1ストライクから 2球目。小熊の内角球に反応し、左翼ポール際へ突き刺した。昨年 8月24日のDeNA戦(横浜)での「プロ1号」以来 374日ぶり、甲子園では初アーチだ。「(観客は)珍しいものが見られたと思います」と照れ笑いの一打に、スタンドも一塁側ベンチも総立ち。金本監督も「正直、本塁打は期待しなかったんですが。もともと振る力が足りないだけで、スイング自体は悪いという印象はなかった」とうなずいた。

 せめぎ合いも制した。制球に不安のある青柳をリードした前日は中日に 4与死球と苦労。それでも攻めるリードは変わらない。能見らにも強気に内角を要求し、この日も 2与死球。不穏な空気も漂った。 6回一死 2塁の打席ではアラウホの 147キロが顔面付近を通過しもんどり打ったが…。

  7球目の内角高め速球を左前適時打し、 3安打と 4打点を決めた。攻守に光った23歳に導かれ、打線は 5回以外は毎回得点。クリーンアップ揃い踏み弾などで大勝し、貯金は今季最多「17」に。「5.5ゲーム」差の首位広島を、猛烈に追う。

 中谷将大外野手(左)らの出迎えを受け、笑顔の坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

 強いチームの条件-。ついに虎も捕手を固定した戦いが叶いつつある。これで 7試合連続のスタメンマスク。その間、「6勝1敗」。 3月に右手親指を骨折して梅野らに後れを取ったが、 7月 5日に昇格後、その存在感は増すばかりだ。履正社高時代から変わらない一面が成長を支える。

 同校の岡田龍生監督(56)が、坂本の 1歳先輩の山田哲人(ヤクルト)の父・知規さん(59)と話をした際にも、高校時代の坂本の話題になったという。「野球ノートの提出を課していたとき、坂本が提出してきたものはすごかった。とにかく細かく書かれていた」。誰もが認める実直さと研究熱心な姿勢。捕手に不可欠な頭脳と度胸に、 3戦連続安打で打率 0.247に上げた打力に磨きがかかれば、正妻の座は目の前だ。

 「やはり守る方で貢献しないといけないので。打つ方は正直オマケと思っていますが、どちらでも勝利に貢献できたらいいと思っています」

 初のお立ち台で、爽やかに誓った。ベテランも若手も“守れる捕手”までもが打ち出した。虎のラストスパートはもう、止まらない。

 ヒーローの坂本誠志郎捕手と福留孝介外野手=阪神甲子園球場

☆坂本誠志郎捕手について矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ

 「捕手は打撃がいいと自分も乗るし、チームも乗せられる。梅野は悔しい思いをして見ていると思 う。結果を出して競争で勝ち取ったものがレギュラーになってくれればいい」

◇データBOX◇

◎…阪神が「5連勝」。 5月 3日- 9日に「6連勝(今季最長)」して以来、 2度目。貯金「17」は2013年 8月25日以来。

◎…夏のロード明けからの「5連勝」は、優勝した2003年(7連勝)以来14年ぶり。

◎… 1試合 4本塁打は今季最多タイ。 7月21日のヤクルト戦(神宮)、 8月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来 3度目。甲子園では2012年 7月29日のDeNA戦以来 5年ぶり。

◎…坂本の本塁打は昨年 8月24日のDeNA戦(横浜)以来、プロ 2本目。 1試合 3安打、 4打点ともプロ初(過去最多は 2打点)。

 

  3回裏阪神一死、大山悠輔内野手は左越えソロ本塁打を放ちベンチ前で金本知憲監督(左)とタッチする=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が、「4番」初アーチをマークした。

  2点差まで追い上げられた直後の 3回。初球の高め真っすぐを力強く振り抜いた。きれいな放物線を描いた打球は、そのまま左翼席に飛び込んだ。

 「点を取られた後だったので、出塁することを考えて積極的に打ちにいったことが、いい結果につながってくれたと思います」。

 前日は球団の新人で53年ぶりの「4番」に座り、先制 2塁打を放った。この日も貴重な追加点をたたき出す 1発で、金本監督の起用に応えた。

 これが猛虎のクリーンアップ!  3回に大山悠輔内野手が「4番弾」を放てば、 7回は福留孝介外野手、 8回は中谷将大外野手が豪快に放り込んだ=阪神甲子園球場

 これぞ「4番」の仕事だ。 2試合連続で打線の真ん中に座ったドラ 1・大山が、球団史上、 2リーグ分立後では初となる「新人4番本塁打」で、一気に流れを引き戻した。

 「点を取られた後だったので、出塁することを考えて積極的に打ちにいったことが、いい結果につながってくれたと思います」

 イレギュラーによる不運な適時打で 2- 4と迫られた直後の 3回一死。小熊の初球、 142キロ直球をコンパクトに振り抜いた。左翼席に飛び込む出場10試合ぶりの「6号ソロ」で竜を突き放した。

 「4番」の重圧をものともしない 2戦連続の打点。金本監督はそのメンタルを「チャンスでも平常心でいけるというか、やっぱり大したものだと思いますよ」とたたえた。

 いまやルーキーらしからぬ存在感を醸し出しているが、素顔は 1年目の222歳。そんな若虎が「懐かしいですね。めっちゃ使ってました」と思い出すのは、地元茨城の方言“もやい”だ。

  3回、本塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 「ダサい」に近い意味の方言で、水戸市付近でよく使われている。日常的に「あいつ、もやっ!」などと使うようだが…。「今思うと恥ずかしいですね…。最近はあんまり使わなくなりました」と照れ笑い。関西での新社会人生活にはまだまだ慣れないが、言葉は進化中!? 少なくとも“もやくない”大山のめざましい活躍は、地元にも届いている。

 先発出場を続けているここ 5試合は、15打数 5安打で打率 0.333。指揮官が「軸がブレず、体の力をちゃんとバットに伝えた打ち方ができている」と目を細めれば、片岡打撃コーチも「見逃し方だったり、きわどいボールをファウルにできるまでになっている」と打席でのタイミングの取り方を絶賛した。

 重責とともに開花しつつある、その才能。「あの展開で、 1点取るか取らないかで、全然違うので」と大山。静かに振り返るその視線はグッと前を向いた。これからも、ここぞで一本。歴史的な「4番」打者として、頼もしく打線を牽引する。

◇データBOX◇

◎…阪神の新人「4番」は 2リーグ分立後では 3人目で、「4番」で本塁打を打ったのは初。

◎…大山が本塁打を放った試合は「5勝1敗」。 8、 9月は打率 0.314(70打数22安打)、 3本塁打、16打点。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め! 

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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メンドーサが移籍初黒星…金本監督上々の評価!上本が7号ソロ!福留が小笠原からしぶとくタイムリー!

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阪神ルイス・メンドーサ投手(33)、中日小笠原慎之介投手(19)の両先発の投げ合い。ともに得点圏に走者を進めたが、序盤は無失点の立ち上がり。中日は 4回、アレックス・ゲレーロ外野手(30)の「33号2ラン」で先制した。阪神は 5回、左腕・小笠原から「7号ソロ」を放ち、 1点を返した。通算「2000安打」まであと「6」に迫っている鳥谷敬内野手(36)は第 1打席が遊ゴロ、第 2打席が 2ゴロだった。 6回には先頭の糸井嘉男外野手(36)が右翼線 2塁打を放つなど一死 3塁のチャンスで「3番」・福留孝介外野手(40)が左前適時打を放って同点とした。中日は 7回、武山真吾捕手(33)の適時打などで 2点を勝ち越し。継投で逃げ切り連敗を「2」で止めた。小笠原が「4勝」目。 田島慎二投手(27)は「31セーブ」目。阪神の連勝は「5」で止まった。メンドーサは「移籍初黒星」。阪神は守りのミスが出て、中日に敗れ、連勝は「5」でストップ。金本知憲監督(49)は 7回、福田の打球を手だけで捕りにいき、中前打とした上本に怒りのオーラを漂わせた。「6.5」差で迎える 5日からの首位広島との 3連戦(マツダ)を前にチームを引き締めた。奇跡の逆転優勝を信じる全国虎党がそのワンプレーに叫んだ。でも、一番怒っていたのは、金本監督その人だった。 5回の「7号ソロ」が帳消し、いやいや、優勝を願う虎党にすれば“マイナス査定”だ。広島を猛追し、ミラクル逆転「V」を話題にしても不思議ではない空気が漂ってきた。「上しか見ていない」軍団が、 1つになってきた。勝てば「6連勝」で、火曜日からの首位との決戦に臨める。そんな勢いを水を差す痛恨のプレー。指揮官の胸中を察するのも辛い。「5勝1敗で行く」と宣言した 1週間を、有言実行、「5勝1敗」で乗り切った。ノルマを果たしても、ミスで落とした 1敗が悔しい。さあ、運命の広島 3連戦。 5日に●または△で再び自力優勝の可能性が消滅する。夢はもう少し見ていたい。

上本博紀内野手(31)が、反撃の 1発を放った。 2点を追う 5回、一死無走者から、中日小笠原のストレートを左翼席へ運ぶ「7号ソロ」。 1点差に詰め寄った。「5連勝」中のチームに追い上げムードを作った。

「2000安打」まであと「6」本の鳥谷敬内野手は、 3打数ノーヒットに終わった。中日先発小笠原らの前に遊ゴロ、 2ゴロ、四球、左飛。鳥谷はこの日も本拠地の大声援を受けたが、 3打数無安打で偉業達成を 5日以降に持ち越した。週明け 5日からの広島 3連戦(マツダスタジアム)と、 8日からのDeNA 3連戦(甲子園)で、1983年(昭58)藤田平(69=内野手)以来、生え抜き34年ぶり 2人目の大台を目指す。球団は残り「6」のカウントダウンTシャツとタオルを 3日から数量限定で発売する。事前にファンに公募した似顔絵イラストを球団と鳥谷本人が厳選し、商品化したもの。「2000安打」まで安打を放つたび、翌日に発売される。

福留孝介外野手が同点適時打だ。 1- 2の 6回、一死 3塁で打席に入った福留は、追い込まれながらも中日の左腕小笠原の外角球をとらえ、 3遊間をしぶとく抜く技ありのヒットで、 3塁走者の糸井を迎え入れた。福留孝介外野手が通算「350 2塁打」を達成した。プロ野球41人目。 4回の第 2打席で、中日小笠原から右翼線へ 2塁打を放った。 1- 2の 6回、一死 3塁では 3遊間をしぶとく抜くタイムリーヒット。一時は同点とした。終盤勝ち越しを許して連勝は「5」で止まったが、ベテランは好調を維持している。鬼のような気迫を、バットに込めた。サウスポーが先発の場合、休養日になることが多かった福留が左腕・小笠原から 2安打 1打点。気持ちを前面に出し、チームを鼓舞した。 2点を先制された 4回。一死から打席に入ると、 2球目の直球が顔面付近を通過。球場が少し騒然とした。冷静に振り返ったが、燃えていた。投手をジッと見つめた後、時間をかけて自分を落ち着かせる。そして 4球目を豪快に右翼線に持っていき、悠々のスタンディングダブル。史上41人目となる日本通算「350 2塁打」を記録した。 5日からは「6.5」差で首位広島との 3連戦(マツダ)。主将のフル回転に期待がかかる。負けられない天王山に全てをかける。

ルイス・メンドーサ投手が、北海道日本ハムから移籍後、初登板を果たした。中日相手に先発で甲子園のマウンドに上がると、ファンから歓声で迎えられた。 1回は、先頭の京田陽太内野手(23)に右前打を許し、続く亀澤恭平内野手(28)の内野安打で、いきなり無死 1、 2塁の大ピンチ。だが、ここから粘る。「3番」藤井淳志外野手(36)が送りバントを試みたが空振りし、飛び出した 2塁走者の京田を捕手・坂本誠志郎(23)が刺す。さらに藤井の 1ゴロを 1塁手・大山悠輔内野手(22=白鴎大學)が捕ってベースを踏み、 2塁へ送球してダブルプレー。相手の拙攻と味方の守備に助けられ、緊張の移籍初登板を無失点で立ち上がった。だが、 4回に 2点の先制を許す。一死 2塁から、甘く入ったチェンジアップをゲレーロに左翼席へ運ばれた。選手契約の譲渡で 8月31日に加入。北海道日本ハムで最後に登板したのが同月18日と中15日の登板だったが、金本監督は上々の評価をした。大黒柱のランディ・メッセンジャー投手(36)を骨折で欠いているだけに、頼もしい存在になりそうだ。加入した最大の使命、逆転Vへ大きな歯車になってみせる。たくましく太い腕で、次こそ白星をつかみにいく。

阪神 3年目の石崎剛投手(26)が連続無失点を「11試合」に伸ばした。 2点ビハインドの 9回に登板。まずは先頭ゲレーロを 153キロの真っすぐで空振り三振に斬った。続く福田永将内野手(29)には中前にはじき返されたが、高橋周平内野手(23)は 132キロのスライダーで見逃し三振。最後は堂上直倫内野手(28)を 153キロの真っすぐで空振り三振に仕留めた。 1イニング 3三振に手応え十分だ。 8月 9日の今季初昇格後、防御率0.00と抜群の安定感を誇っている。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神2-4中日>◇23回戦◇阪神14勝 9敗◇ 3日◇阪神甲子園球場

 阪神メンドーサ、中日小笠原の両先発の投げ合い。ともに得点圏に走者を進めたが、序盤は無失点の立ち上がり。

 中日は 4回、ゲレーロの「33号2ラン」で先制した。阪神は 5回、上本が「7号ソロ」。 6回は福留が適時打を放ち、同点に追いついた。

 中日は 7回、武山の適時打などで 2点を勝ち越し。継投で逃げ切り連敗を「2」で止めた。小笠原が「4勝」目。 田島は「31セーブ」目。阪神の連勝は「5」で止まった。メンドーサは「移籍初黒星」。

  5回、中日・遠藤一星内野手の打球を好捕する阪神ルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

  2位・阪神は 6回を終えて 2- 2の同点。中日は 4回、リーグ本塁打数トップの「4番」・ゲレーロが、北海道日本ハムから移籍後初先発のメンドーサから「33号2ラン」を放ち、先制した。

 阪神は 5回、上本が左腕・小笠原から「7号ソロ」を放ち、 1点を返した。通算「2000安打」まであと「6」に迫っている鳥谷は第 1打席が遊ゴロ、第 2打席が 2ゴロだった。 6回には先頭の糸井が右翼線 2塁打を放つなど一死 3塁のチャンスで「3番」・福留が左前適時打を放って同点とした。

 険しい表情の金本知憲監督(右は香田勲男、左は片岡篤史コーチ)。 7回の上本の守備について「体でいかないと」と厳しかった=阪神甲子園球場

 体でいかんかい!! 阪神は守りのミスが出て、中日に敗れ、連勝は「5」でストップ。金本知憲監督は 7回、福田の打球を手だけで捕りにいき、中前打とした上本博紀内野手に怒りのオーラを漂わせた。「6.5」差で迎える 5日からの首位広島との 3連戦(マツダ)を前にチームを引き締めた。

 何やってんねん! セカンドゴロやん!! あれを後ろにそらすか?

 奇跡の逆転優勝を信じる全国虎党がそのワンプレーに叫んだ。でも、一番怒っていたのは、金本監督その人だった。

 「あれは体でいかないと。負けられない試合で、同点で、そういう守りには見えない」

 試合後のコメント。静かな中に最上級の怒気がこもっていた。

 ターゲットは上本。同点に追いついた直後の 7回の守備だった。一死から福田の打球はやや 2塁ベース寄り。これを逆シングルで捕球にいくも、後ろにそらした(記録は中前打)。この“ミス”を発端に二死 1、 2塁から武山の中越え 2点 2塁打が出て勝負あり…。 5回の「7号ソロ」が帳消し、いやいや、優勝を願う虎党にすれば“マイナス査定”だ。内野守備担当の久慈コーチも「きょうはすべてあのプレー。こっちはアウトと思ってるのに」と嘆いた。

 7回一死、上本博紀内野手は福田永将内野手の打球を逆シングルで捕りにいって、そらした=阪神甲子園球場

 広島を猛追し、ミラクル逆転「V」を話題にしても不思議ではない空気が漂ってきた。「上しか見ていない」軍団が、 1つになってきた。勝てば「6連勝」で、火曜日からの首位との決戦に臨める。そんな勢いを水を差す痛恨のプレー。指揮官の胸中を察するのも辛い。

  4回には大抜てきの植田が 1塁悪送球。直後にゲレーロに一発が飛び出した。 7回の武山の中越え 2塁打で、中継に入った植田が返球を躊躇すると 3塁を回っていた 1塁走者も本塁へスタート。慌ててバックホームしたがボールがそれて生還を許した。守備の綻び…。防げたはず、が失点につながり、敗れた。  「そういう選手を使っているんですから…」

 指揮官は自分を責めた。使っている監督が悪い、と。そんな将の思いをどう感じているのか。上本は無言を貫いた。

 「5勝1敗で行く」と宣言した 1週間を、有言実行、「5勝1敗」で乗り切った。ノルマを果たしても、ミスで落とした 1敗が悔しい。

 投球する石崎剛投手=阪神甲子園球場

 「いい試合もあったし、きょうみたいな試合もあった。そこがもろさであったり、チームの未熟さ。しっかり立て直していかないと」

 さあ、運命の広島 3連戦。 5日にまたはで再び自力優勝の可能性が消滅する。夢はもう少し見ていたい。

◇データBOX◇

◎…阪神は 5日の広島戦に引き分けるか、敗れれば自力優勝が消滅する。敗れた場合、残り21試合を全勝しても「89勝53敗1分け(勝率0.627)」。広島が阪神との残り 4試合を全敗しても、他の試合を全勝すれば「89勝50敗4分け(勝率0.640)」。引き分けても阪神は「89勝52敗2分け(勝率0.631)」、広島が「88勝50敗5分け(勝率0.638)」で広島の勝率を上回ることができない。

 

  5回裏阪神一死、左越え本塁打を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 上本博紀内野手が、反撃の 1発を放った。 2点を追う 5回、一死無走者から、中日小笠原のストレートを左翼席へ運ぶ「7号ソロ」。 1点差に詰め寄った。

 上本は「塁に出ることを考えて思い切って打ちに行きました。スタンドまで届いてくれてよかったです」とコメント。「5連勝」中のチームに追い上げムードを作った。

 

 阪神鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 「2000安打」まであと「6」本の鳥谷敬内野手は、 3打数ノーヒットに終わった。

 中日先発小笠原らの前に遊ゴロ、 2ゴロ、四球、左飛。「(投球が)いいコースに来ていたから、正面に飛んだところもあったと思います」と淡々と話した。

 週明け 5日からの広島 3連戦(マツダスタジアム)と、 8日からのDeNA 3連戦(甲子園)で、1983年(昭58)藤田平以来、生え抜き34年ぶり 2人目の大台を目指す。

  9回、左飛に倒れた鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 通算「2000安打」に残り「6」本としている阪神の鳥谷はこの日も本拠地の大声援を受けたが、 3打数無安打で偉業達成を 5日以降に持ち越した。

 四球を選んだ 6回以外は走者なしで打席に立ち、いずれも凡退。鳥谷は「いいコースに来たから(打球が)正面に飛んだところもあった」と話した。

☆阪神・香田勲男投手コーチ(メンドーサに)

 「すごくいいテンポで投げてくれた。不運なところもあるけど役割を全うした」

☆上本博紀内野手( 7号ソロ)

 「塁に出ることを考えて思い切って打ちにいった」

 球団がファンに公募した鳥谷敬内野手の通算「2000安打」までのカウントダウンTシャツとタオルを、打った翌日から限定数量で発売する。  鳥谷敬内野手が 2日の中日戦(甲子園)の 6回、通算「1994安打」となる中前打を放ち、名球会入りの条件となる通算「2000安打」まで残り「6」とした。球団は残り「6」のカウントダウンTシャツとタオルを 3日から数量限定で発売する。事前にファンに公募した似顔絵イラストを球団と鳥谷本人が厳選し、商品化したもの。「2000安打」まで安打を放つたび、翌日に発売される。

 Tシャツ(フリー)は税込み2400円で限定 100枚、カウントダウンフェイスタオルは税込み1500円で限定 250枚。阪神甲子園球場アルプス、阪神百貨店 8Fタイガースショップ、球団オンラインショップ「T-SHOP(https://shop.hanshintigers.jp/special.html?fkey=2000_toritani_countdown&cc=sb170818101p)」のみで発売する。

 

  6回裏阪神一死 3塁、左前に同点適時打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が同点適時打だ。

  1- 2の 6回、一死 3塁で打席に入った福留は、追い込まれながらも中日の左腕小笠原の外角球をとらえ、 3遊間をしぶとく抜く技ありのヒットで、 3塁走者の糸井を迎え入れた。

  6回裏阪神一死 3塁、左前に同点適時打を放ち手をたたいて喜ぶ福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が通算「350 2塁打」を達成した。プロ野球41人目。 4回の第 2打席で、中日小笠原から右翼線へ 2塁打を放った。福留は「長いことやってきたんで、そういうこともあると思うし、積み重ねなので、自分の打撃を表している数字なのかなと思う。これからも続けていきたい」と話した。

  1- 2の 6回、一死 3塁では 3遊間をしぶとく抜くタイムリーヒット。一時は同点とした。終盤勝ち越しを許して連勝は「5」で止まったが、ベテランは好調を維持している。

  4回、右翼線に 2塁打を放ち、通算「350塁打」を達成した福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 鬼のような気迫を、バットに込めた。サウスポーが先発の場合、休養日になることが多かった福留が左腕・小笠原から 2安打 1打点。気持ちを前面に出し、チームを鼓舞した。

  2点を先制された 4回。一死から打席に入ると、 2球目の直球が顔面付近を通過。球場が少し騒然とした。

 「(危ない球だったが?)まあまあ、それはね。まあまあ」

 冷静に振り返ったが、燃えていた。投手をジッと見つめた後、時間をかけて自分を落ち着かせる。そして 4球目を豪快に右翼線に持っていき、悠々のスタンディングダブル。史上41人目となる日本通算「350 2塁打」を記録した。

  6回、福留孝介外野手が適時打を放った=阪神甲子園球場

 「積み重ねだけど、自分のバッティングをよく表している数字かなと思うし、これからも続けていけるように」

  1- 2の 6回一死 3塁には、狙いすましたように小笠原の外角直球にバットを合わせ、 3遊間を破る一時同点打を放った。ベンチに向かって、思わず拳を作った。

  5日からは「6.5」差で首位広島との 3連戦(マツダ)。主将のフル回転に期待がかかる。負けられない天王山に全てをかける。

★福留孝介外野手(阪神)通算「350 2塁打」。

  3日の中日23回戦(甲子園)の 4回に達成。プロ野球41人目。初 2塁打は中日時代の1999年 4月 4日、広島戦。

 

  1回表中日一死 1塁、ルイス・メンドーサ投手は藤井淳志外野手を 1塁ゴロ併殺打に打ち取りガッツポーズを見せる=阪神甲子園球場

 ルイス・メンドーサ投手が、北海道日本ハムから移籍後、初登板を果たした。中日相手に先発で甲子園のマウンドに上がると、ファンから歓声で迎えられた。

  1回は、先頭の京田に右前打を許し、続く亀沢の内野安打で、いきなり無死 1、 2塁の大ピンチ。 だが、ここから粘る。「3番」藤井が送りバントを試みたが空振りし、飛び出した 2塁走者の京田を捕手・坂本が刺す。さらに藤井の 1ゴロを 1塁手・大山が捕ってベースを踏み、 2塁へ送球してダブルプレー。相手の拙攻と味方の守備に助けられ、緊張の移籍初登板を無失点で立ち上がった。

  4回表中日一死 2塁、アレックス・ゲレーロ外野手(右)に左越え「2点本塁打」を浴びたルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

 ルイス・メンドーサ投手が、北海道日本ハムから移籍後、初登板を果たした。中日相手に先発で甲子園のマウンドに上がると、ファンから歓声で迎えられた。 1回は、先頭の京田に右前打を許し、続く亀沢の内野安打で、いきなり無死 1、 2塁の大ピンチ。

 ここから粘って無失点で切り抜けた。「3番」藤井が送りバントを空振りし、飛び出した 2塁走者の京田を捕手坂本が刺す。さらに藤井の 1ゴロを 1塁手大山が捕ってベースを踏み、 2塁へ送球してダブルプレー。相手の拙攻と味方の守備に助けられ、緊張の移籍初登板を無失点で立ち上がった。

 だが、 4回に 2点の先制を許す。一死 2塁から、甘く入ったチェンジアップをゲレーロに左翼席へ運ばれた。

  7回表中日二死 1、 2塁、武山真吾捕手の中越え適時 2塁打で福田永将内野手(左)高橋周平内野手(右から 2人目)の生還を許すルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

 阪神に新加入したルイス・メンドーサ投手は初陣で黒星を喫したが、 7回 4失点で上々デビューを果たした。

  2- 2と同点の 7回。中日武山に 2点 2塁打を浴びて勝ち越しを許した。それでも 140キロ台のストレートとカーブやチェンジアップで緩急をつけ、中日打線から 8奪三振を奪った。「自分としては自分の仕事ができた。サッポロと違って熱さを感じたよ」と振り返った。

 選手契約の譲渡で 8月31日に加入。北海道日本ハムで最後に登板したのが同月18日と中15日の登板だったが、金本監督は「結果は 4失点ですが、内容的には 1、 2失点。そんなもんでしょう」と上々の評価をした。大黒柱のメッセンジャーを骨折で欠いているだけに、頼もしい存在になりそうだ。

  7回 4失点で敗戦投手となったが、合格点の投球だったルイス・メンドーサ投手。残り試合が楽しみだ=阪神甲子園球場

 リズムよく打ち取り、軽快にゲームを進めた。電撃加入のメンドーサが、上々の虎デビューだ。守備の乱れもあったなか、敗れはしたが、 7回 4失点で踏ん張った。

 「調子自体よかった。点を取られてしまったことは残念だったけど、球数も少なく投げることができた。最低限、自分の役割は果たせたと思う」

 シーズンの佳境。ときおり冷たい風も吹いた甲子園に、半袖アンダーシャツのたくましい大男が舞い降りた。虎を逆転Vへと導くべく、太い腕から虎 1球目を投じた。

  5回、中日・遠藤一星内野手の打球を好捕するルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

  1回にいきなり危機が訪れた。先頭・京田に右前打を許し、亀沢の 1塁内野安打で無死 1、 2塁のピンチ。だが、日本ハム 4年間で「27勝」、昨季の日本一にも貢献した男は動じなかった。続く藤井にバントを空振りさせた際に、 2走・京田がけん制死。一死 1塁となり、藤井を 1ゴロ併殺に斬って勢いに乗った。 4回にゲレーロの 2ランを許しはしたが、 6回まで76球、 5打 2失点に料理していた。前評判通りに打たせて取りつつも、低めの変化球を中心に計 8三振を奪った。

  7回は守乱もあり不運な形で勝負が決まる 2点を失った。黒星はついたが、上々の 7回 7安打 4失点投球だ。金本監督も「結果 4失点ですが、内容的には 1、 2失点ですから」と粘投をたたえた。リリーフ陣の登板が重なっているこの時期に、長いイニングを投げた意義も大きかった。

  7回、帽子をとったルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

 北海道日本ハムからウエーバーによって移籍し、入団会見に臨んだのがわずか 3日前の 8月31日。プロフェッショナルらしい時間を過ごせたから、この頼もしい結果につながった。球団関係者も「調整は任せていたのにランニングメニューもすべて自主的に消化していた。合流初日から普通に溶け込んでいた」と舌を巻くほどだ。

 「きょうのように、自分の仕事に集中してやっていくだけだよ」

 加入した最大の使命、逆転Vへ大きな歯車になってみせる。たくましく太い腕で、次こそ白星をつかみにいく。

☆ルイス・メンドーサ投手について香田勲男投手コーチ

 「いいリズム、いいテンポだった。不運なところもあったが、彼の役割は果たしてくれた。動くボールも有効だったし、空振り三振もよく取れていた。次回が楽しみですね」

 

  9回、阪神 3番手で登板した石崎剛投手=阪神甲子園球場

 阪神 3年目の石崎剛投手が連続無失点を「11試合」に伸ばした。

  2点ビハインドの 9回に登板。まずは先頭ゲレーロを 153キロの真っすぐで空振り三振に斬った。続く福田には中前にはじき返されたが、高橋は 132キロのスライダーで見逃し三振。最後は堂上を 153キロの真っすぐで空振り三振に仕留めた。

  1イニング 3三振に「クイックになるとテンパることがあるけど、今日は自分でコントールできた。続けていきたいです」と手応え十分だ。 8月 9日の今季初昇格後、防御率0.00と抜群の安定感を誇っている。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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9月5日のブログはお休みします!

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 父方の叔母が亡くなりましたので、9月5日のブログは、葬儀の関係でお休みいたします。

 悪しからずご了承下さい。

 

 ちょうど、プロ野球も9月4日が休業日に当たっていますので、

タイミング的には良かったのかも知れませんね。

(スマホから掲載)

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