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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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鳥谷マルチ!2000安打へM4!藤浪中8日も四球に死球4回5安打5失点KO…自力Vの可能性消滅…

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広島が 1回に松山竜平外野手(31)の 2ランで先制。阪神は 2回に追い付き、 3回に 1点を勝ち越すも、その裏広島が安部友裕内野手(28)の 2点打などで逆転した。阪神は先発藤浪晋太郎投手(23)が 4回 5失点で降板。広島は先発野村祐輔投手(28)が 5回 4失点も、 2番手ジャクソンが 6回に上本博紀内野手(31)に代打同点弾を浴びた。阪神は 9回に福留孝介外野手(40)の「2ラン」で逆転。だが、広島はその裏一死 2塁から安部の「逆転2ラン」でサヨナラ勝ち。マジック「12」が点灯した。広島中崎翔太投手(25)「4勝」。阪神ラファエル・ドリス投手(29)「4敗」。阪神が壮絶なサヨナラ負けを喫した。首位広島との直接対決初戦を落とし、自力優勝の可能性は消滅。広島のマジック点灯を許した。敵地 3連戦で「3連勝」し、逆転優勝に望みをつなぎたかったが、痛恨の「1敗」になった。金本知憲監督(49)は前を向いた。

鳥谷敬内野手(36)が通算「2000安打」まで残り「4」本とした。 2点を追う 5回二死 1塁から広島野村の直球をセンター前に運んだ。鳥谷は 2回の 1打席目にも右前打を放っており、これでマルチ安打とした。 2回無死 1、 2二塁で右前打。 5回二死 1塁では外角の 142キロを中前に運んで 1、 2塁とし、続く北條の適時打を呼び込んだ。通算「2000安打」まで、あと「4」。13試合ぶりのマルチ安打で、 6日にも達成できる数字まできた。 2回無死 1、 2塁。 3連打となる右前打。見渡す限り真っ赤なマツダスタジアムの中で唯一、黄色く染まった一角が沸いた。 3塁側スタンド上段のビジター応援エリアに躍っていた「あと6」というプラカードが「あと5」になった。 5回二死 1塁でも、必死でつないだ。 2ボールから狙い澄まし、ライナーで中前打。快挙へ、また一歩進んだ。 8月20日の中日戦(ナゴヤドーム)での猛打賞以来13試合ぶり、今季35度目のマルチ安打となった。得意とする首位チームを相手に快音が復活。今季、広島には打率 0.392(74打数29安打)、敵地マツダでも打率 0.394(33打数13安打)だ。あと「4」として、 6、 7日の同カードに挑む。 8日のDeNA戦からは甲子園に戻るが、立ち止まらない。真っ赤に燃える鳥谷のバットだけが、鯉を最後まで追い続ける虎の頼みの綱だ。

左足かかとの軽い打撲から復帰した西岡剛内野手(33)が、出場選手登録即「2番・2塁」で出場。 0- 2の 3回先頭で右中間 2塁打を放ち、同点の口火を切った。 5打数 1安打だったが、必死でチームを奮い立たせた。 8月23日のヤクルト戦(神宮)で負傷して以来の 1軍合流だったが、不屈の男らしく虎を引っ張る。

上本が意地を見せた。 4- 5の 6回無死、代打で登場すると、ジャクソンの 151キロ直球を迷わず一閃。バックスクリーン左へ、一時同点の「8号ソロ」を放った。自身初の代打アーチにも試合後は無言を貫き、無念さをにじませた。 3日の中日戦(甲子園)から、 2試合連続の本塁打。ただ、その試合では同点の 7回に 2塁で“拙守”。捕れるゴロをヒットにして勝ち越し点につなげてしまい、金本監督から厳しい言葉を投げかけられた。この日は西岡剛内野手(33)が昇格したことで、11試合ぶりにスタメンを外れた。悔しい思いを胸に秘め、チームの勝利のために、気持ちを込めたひと振り。この執念を、これからも見せていくしかない。

福留孝介外野手が一時は逆転となる「17号2ラン」を放った。 5- 6と 1点を追う 9回。一死 1塁の場面。 1ストライクから広島中崎の 147キロ外角球を振り抜いて。左翼席に突き刺した。ただ、チームはその裏に逆転を許してサヨナラ負け。

藤浪晋太郎投手が 4回 5安打 5失点で降板した。初回に「4番」松山に「先制2ラン」を浴びると、 3回も四球、死球が絡んで 3失点。期待を背負って中 8日の登った先発マウンドだったが、広島の勢いを止めることが出来なかった。 5回のマウンドに、藤浪の姿はなかった。今度こそ-と託された復活の舞台。今シーズン最大の山場といって過言ではない 3連戦の初戦で、23歳はまたも、力を発揮しきれなかった。攻めた結果。以前のような、制球がままならない投球とは違った。それでも打たれた。香田投手コーチは指摘。金本監督は声を落とした。球界を代表するエースとなれる資質を持つ男が、力負けでは寂しい。自分のボールをしっかり投げられれば、藤浪は勝てる投手のはずだ。 5月 4日に勝って以来、 6試合白星なし。このまま終わるわけには、いかない。

阪神は 9回、ラファエル・ドリス投手が被弾し、壮絶な逆転サヨナラ負け。自力優勝の可能性が消滅した。 9回に福留孝介外野手が起死回生の「17号逆転2ラン」を放ってから、わずか13分後の悲劇-。首位カープに優勝マジック「12」が点灯し、「7.5ゲーム」差。金本虎、絶体絶命だ。これ以上ない悲劇的な打球が右中間スタンドに突き刺さった。安部の「逆転サヨナラ2ラン」。その瞬間、虎は正真正銘、断崖絶壁に立たされた。金本監督が絞り出した。守護神でやられたのなら…。ただ、その衝撃は計り知れない。なぜなら、ほんの13分前まで、タテジマ戦士も、虎党も、舞い上がっていたのだから。この球場でのドリスは決して「絶対」ではなかった。開幕 2戦目( 4月 1日)のサヨナラ負けもドリスなら、勝利目前、 3点差を 9回に追いつかれ、最初に「自力V」が消滅した試合( 8月 3日)もドリスだった。天国から地獄に落とされた猛虎に、はい上がる力が残っているのか。これ以上の悪夢は、そうはない。奇跡を信じて、見守ろう。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 8x- 7阪神>◇21回戦◇阪神 9勝11敗 1分◇ 5日◇マツダスタジアム

 広島が 1回に松山の 2ランで先制。阪神は 2回に追い付き、 3回に 1点を勝ち越すも、その裏広島が安部の 2点打などで逆転した。

 阪神は先発藤浪が 4回 5失点で降板。広島は先発野村が 5回 4失点も、 2番手ジャクソンが 6回に上本に代打同点弾を浴びた。

 阪神は 9回に福留の「2ラン」で逆転。だが、広島はその裏一死 2塁から安部の「逆転2ラン」でサヨナラ勝ち。マジック「12」が点灯した。広島中崎「4勝」。阪神ドリス「4敗」。

  6回、本塁打を放った上本博紀内野手。投手は広島・ジェイ・ジャクソン=マツダスタジアム

 阪神が壮絶なサヨナラ負けを喫した。

  9回に福留の「逆転2ラン」でひっくり返したが、その裏に守護神ドリスがまさかの「2ラン」を浴び、サヨナラ負け。首位広島との直接対決初戦を落とし、自力優勝の可能性は消滅。広島のマジック点灯を許した。敵地 3連戦で「3連勝」し、逆転優勝に望みをつなぎたかったが、痛恨の「1敗」になった。金本知憲監督は「選手はやることをやった。できることをやったと思う。明日、明後日、勝てるようにやるだけ」と前を向いた。

 敗者と勝者の非情なコントラスト…。逆転サヨナラ被弾のラファエル・ドリス投手はがっくりとベンチへ=マツダスタジアム

 

 鳥谷敬内野手が通算「2000安打」まで残り「4」本とした。

  2点を追う 5回二死 1塁から広島野村の直球をセンター前に運んだ。鳥谷は 2回の 1打席目にも右前打を放っており、これでマルチ安打とした。

  5回表阪神2死一塁、鳥谷敬内野手は右前安打を放った=マツダスタジアム

 阪神の鳥谷は 2安打を放ち、通算「2000安打」に残り「4」本とした。 2回無死 1、 2二塁で右前打。 5回二死 1塁では外角の 142キロを中前に運んで 1、 2塁とし、続く北條の適時打を呼び込んだ。広島の野村攻略には貢献したが、チームはサヨナラ負け。試合後は言葉少なに球場を離れた。

 赤い熱狂に押されそうな敵地でも、立ち止まらない。鳥谷はむしろ加速し、カウントダウンを押し進めた。通算「2000安打」まで、あと「4」。13試合ぶりのマルチ安打で、 6日にも達成できる数字まできた。

 とはいえ、鯉党の歓喜の声を遠くに聞きながら、語れることなどなかった。切り替えて挑むしかない-。そう問われ「はい」とだけ、言い切った。

  2回表阪神無死 1、 2塁、鳥谷敬内野手は右前打を放ち、「2000安打」にあと「5」本と迫る=マツダスタジアム

 第 1打席から、ただ勝利のためだけに打った。 0- 2の 2回無死 1、 2塁。大山、中谷に続いて 3連打となる右前打。見渡す限り真っ赤なマツダスタジアムの中で唯一、黄色く染まった一角が沸いた。 3塁側スタンド上段のビジター応援エリアに躍っていた「あと6」というプラカードが「あと5」になった。無死満塁とし、この回同点とする流れを作った。

  2- 2の 3回二死 1塁で迎えた第 2打席は四球。チームのために必死でボールを選んだ。そして、 3- 5と逆転を許して迎えた 5回二死 1塁でも、必死でつないだ。 2ボールから狙い澄まし、ライナーで中前打。快挙へ、また一歩進んだ。 8月20日の中日戦(ナゴヤドーム)での猛打賞以来13試合ぶり、今季35度目のマルチ安打となった。

  5回、安打を放った鳥谷敬内野手=マツダスタジアム

  8月29日のヤクルト戦(甲子園)からの甲子園 6連戦では打率 0.200(20打数 4安打)とペースダウンしたが、得意とする首位チームを相手に快音が復活。今季、広島には打率 0.392(74打数29安打)、敵地マツダでも打率 0.394(33打数13安打)だ。

 あと「4」として、 6、 7日の同カードに挑む。打つ、そして勝つ-。それだけ。 8日のDeNA戦からは甲子園に戻るが、立ち止まらない。真っ赤に燃える鳥谷のバットだけが、鯉を最後まで追い続ける虎の頼みの綱だ。

 

  3回、 2塁打を放った西岡剛内野手=マツダスタジアム

 左足かかとの軽い打撲から復帰した西岡が、出場選手登録即「2番・2塁」で出場。 0- 2の 3回先頭で右中間 2塁打を放ち、同点の口火を切った。 5打数 1安打だったが、必死でチームを奮い立たせ、敗戦後も「あしたまたやり返すしかないです」と語気を強めた。 8月23日のヤクルト戦(神宮)で負傷して以来の 1軍合流だったが、不屈の男らしく虎を引っ張る。

 

  6回、本塁打を放った上本博紀内野手=マツダスタジアム

 上本が意地を見せた。 4- 5の 6回無死、代打で登場すると、ジャクソンの 151キロ直球を迷わず一閃。バックスクリーン左へ、一時同点の「8号ソロ」を放った。

 「…」

 自身初の代打アーチにも試合後は無言を貫き、無念さをにじませた。

  3日の中日戦(甲子園)から、 2試合連続の本塁打。ただ、その試合では同点の 7回に 2塁で“拙守”。捕れるゴロをヒットにして勝ち越し点につなげてしまい、金本監督から「あれは体でいかないと」と厳しい言葉を投げかけられた。

  6回、本塁打を放った上本博紀内野手=マツダスタジアム

 しかも、この日は西岡が昇格したことで、11試合ぶりにスタメンを外れた。悔しい思いを胸に秘め、チームの勝利のために、気持ちを込めたひと振り。この執念を、これからも見せていくしかない。

◇データBOX◇

◎…今季の阪神の代打本塁打は伊藤隼太が「2本」、中谷、福留が「1本」ずつ打っており、これでチーム「5本目」となった。

 

  9回表阪神一死 1塁、福留孝介は左越えに逆転「2点本塁打」を放った=マツダスタジアム

 福留孝介外野手が一時は逆転となる「17号2ラン」を放った。

  5- 6と 1点を追う 9回。一死 1塁の場面。 1ストライクから広島中崎の 147キロ外角球を振り抜いて。左翼席に突き刺した。ただ、チームはその裏に逆転を許してサヨナラ負け。

 試合後は自身の本塁打には触れず「まあ、もうこういう結果だしね…」と話した。

 

  3回、丸佳浩外野手に死球を与え、天をあおぐ藤浪晋太郎投手。期待に応えられなかった=マツダスタジアム

 藤浪晋太郎投手が 4回 5安打 5失点で降板した。

 初回に「4番」松山に「先制2ラン」を浴びると、 3回も四球、死球が絡んで 3失点。期待を背負って中 8日の登った先発マウンドだったが、広島の勢いを止めることが出来なかった。

 死球を与えた丸佳浩外野手に帽子をとって謝る藤浪晋太郎投手=マツダスタジアム

  5回のマウンドに、藤浪の姿はなかった。今度こそ-と託された復活の舞台。今シーズン最大の山場といって過言ではない 3連戦の初戦で、23歳はまたも、力を発揮しきれなかった。

 「味方が点を取ってくれたのに、先発の仕事を果たすことができませんでした。チームに申し訳ないです」

  4回 5安打 5失点。中 8日と、この一戦に合わせて登板をずらした首脳陣の大きな期待に応えらず、無念の思いが、コメントににじみ出た。

  1回、二死 2塁から松山に右翼へ「先制2ラン」を被弾。いきなりつまずくと、打線が 3- 2と逆転した直後の 3回だ。

  3回裏広島一死 1、 2塁、藤浪晋太郎投手は丸佳浩外野手の左足先に死球を与えて悔しがる=マツダスタジアム

 一死から田中にバント安打を決められ、菊池にストレートの四球。丸には追い込んでから死球。右足のスパイク付近に当たる、決して危険な球ではなかったが、帽子を取って深々と頭を下げた。見え隠れする動揺…。満塁から松山の遊ゴロの間に同点とされると、二死 2、 3塁から安部に左前へ 2点打を浴びた。

 「勝負しにいっての四球。無駄な四球とは思わないですけど、結果的には失点につながってしまった」。攻めた結果。以前のような、制球がままならない投球とは違った。それでも打たれた。香田投手コーチは「いろんな意味で大事な試合と理解しているだろうし、そういう中で自分のボールを投げられていなかった」と指摘。金本監督は「向こうの打力が上回ったという言い方しかない」と声を落とした。

  3回、藤浪晋太郎投手のもとに集まる阪神ナイン=マツダスタジアム

 球界を代表するエースとなれる資質を持つ男が、力負けでは寂しい。自分のボールをしっかり投げられれば、藤浪は勝てる投手のはずだ。「全部、打たれたのも 2アウトから」と悔しさをにじませた右腕。その一歩を乗り越えるしかない。 5月 4日に勝って以来、 6試合白星なし。このまま終わるわけには、いかない。

★藤浪について、リードした坂本誠志郎捕手

 「ボール自体はよかった。でも、甘くいくととらえられる。勝ちきれず悔しいですけど、まだ(シーズンは)続くので」

★金本知憲監督(藤浪晋太郎投手に)

 「球自体は悪くない。相手の打力が上回ったという言い方しかない」

★藤浪晋太郎投手( 4回 5失点)

「味方が点を取ってくれたのに先発の仕事を果たすことができなかった」

 

 …言葉が出ない。阪神は 9回、ラファエル・ドリス投手が被弾し、壮絶な逆転サヨナラ負け。自力優勝の可能性が消滅した。 9回に福留孝介外野手が起死回生の「17号逆転2ラン」を放ってから、わずか13分後の悲劇-。首位カープに優勝マジック「12」が点灯し、「7・5ゲーム」差。金本虎、絶体絶命だ。 見たくなかった。追いたくもなかった。でも、真っ赤に染まったマツダの大観衆が打球の行方を教えてくれる。頼みもしないのに。これ以上ない悲劇的な打球が右中間スタンドに突き刺さった。安部の「逆転サヨナラ2ラン」。その瞬間、虎は正真正銘、断崖絶壁に立たされた。

 「ドリスで負けたら、こっちはどうしようもない」

 金本監督が絞り出した。守護神でやられたのなら…。ただ、その衝撃は計り知れない。なぜなら、ほんの13分前まで、タテジマ戦士も、虎党も、舞い上がっていたのだから。

  9回、福留孝介外野手の逆転弾にベンチは大盛り上がりだったが…=マツダスタジアム

 逆転、また逆転の息詰まる展開。誰もが敗戦を覚悟した 9回一死 1塁。奇跡が起きた。福留が左翼席へ「17号逆転2ラン」。まさに起死回生。千両役者のミラクル一撃で、土壇場、踏みとどまった…と誰もが思った。

 歓喜のダイヤモンド 1周をした主将が、試合後に発したのは「まあ、もうこういう結果だし」。ヒーローインタビューは吹き飛び、ほとんどコメントすることなく、足早にバスに向かうとは、誰にも想像できなかった。できるはずがない。

 阪神の自力優勝の可能性が消滅し、広島にマジック「12」が点灯したショック以上に、ほんの13分前までは夢心地だった、という現実が、悲劇のドラマを色濃くする。

 悪い予感がなかったとは言わない。

 この球場でのドリスは決して「絶対」ではなかった。開幕 2戦目( 4月 1日)のサヨナラ負けもドリスなら、勝利目前、 3点差を 9回に追いつかれ、最初に「自力V」が消滅した試合( 8月 3日)もドリスだった。

 13分後…劇弾を放った安部友裕内野手をベンチからじっと見つめる金本知憲監督(左から 2人目) =マツダスタジアム

  9回一死から内野安打を許し、暴投で 2進。しかも、ここまで34セーブの守護神はしきりに指を気にする仕草。嫌な空気がジワジワと虎を締め付けていた。ただ、そこでも、 1つの“信頼”があった。来日 2年目で、 1本も本塁打を打たれていなかったのだ。昨年は34試合(34回)、今季も53試合(52回 2/3)一発浴びずに、この日を迎えていたのに。まさか、最悪の場面で、最悪のシナリオが待っているとは…。

 ツメか? 報道陣の問いかけに「気になるところがあったので」と答えたドリスは「(影響は)ないない」とアクシデントは否定。それでも、事実は変わらない。

 「選手はやれることはやったと思う。できることはやったと思う」

 選手を責めなかった金本監督は、力強く言い切った。

 「明日やるしかない。最後まで。あしたも、あさっても勝てるようにやるだけ」

 天国から地獄に落とされた猛虎に、はい上がる力が残っているのか。これ以上の悪夢は、そうはない。奇跡を信じて、見守ろう。

  9回、広島・安部友裕内野手にサヨナラ本塁打を浴びたラファエル・ドリス投手=マツダスタジアム

★ドリス投手について阪神・香田勲男投手コーチ

 「 1球目のときから(右手の指を)気にしていたけど、そのあと投げられていたから大丈夫かなと思っていたけど。(状態の)確認はしていない」

★阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「最後まであきらめずに、全員が必死にやってくれている。福留に関しては狙い打ちだし、あのへんはさすが福留。切り替える? それしかない」

◇データBOX◇

◎…阪神が広島に敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。残り21試合を全勝しても「89勝53敗1分け(勝率・627)」。広島が阪神との残り 4試合を全敗しても、他の試合を全勝すれば「89勝50敗4分け(勝率・640)」で広島の勝率を上回ることができないため。広島には優勝へのマジックナンバー「12」が点灯した。

◎…サヨナラ負けは今季「5度」目。 8月22日のヤクルト戦(神宮)以来。

◎…ドリスが来日 2年目で初被弾。通算88試合目の登板で、打者は 356人目だった。

 

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その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

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※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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中谷が先制19号!鳥谷が適時2塁打2000安打に「M3」!岩田7回途中0封!マテオ3失点も前向く

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阪神は 2回に中谷が「19号ソロ」を放って先制。広島は 3回まで毎回安打を放つも、阪神岩田稔投手(33)の前に無得点に終わる。中盤 6回までは広島中村祐太投手(22)、阪神岩田による投手戦の展開。広島は 6回まで 4安打無得点。阪神も 2安打 1得点に終わる。阪神は 7回、 8回に追加点も、広島が 3点リードの 8回にマルコス・マテオ投手(33)が 3連打を浴び、守備の乱れも重なって、一挙 3得点で同点に追いついた。試合は両チーム譲らず、延長戦に入った。広島は11回一死 2塁から會澤翼捕手(29)に右越え適時タイムリーを浴び、力尽きた。打で阪神が連夜のサヨナラ負けを喫した。「5連勝」で金本知憲監督(49)は敵地マツダスタジアムの雰囲気にうなった。

マツダの悪夢再び-。阪神は 3点リードの 8回、福留孝介外野手(40)、糸井嘉男外野手(36)に守りのミスが出て、同点に追いつかれ、延長11回 2夜連続のサヨナラ負け。広島のマジックは「10」に減り、首位とは「8.5」差に広がった。マツダスタジアムでは今季「2勝7敗1分け」と大きく負け越し、クライマックスシリーズ(CS)にも暗雲。 3位DeNAには「3.5」差に迫られた。言葉もない。悪夢の逆転サヨナラ被弾の先に待っていたのは、痛恨を通り過ぎて「絶望」の 2文字しか思い浮かばない、連夜のサヨナラ負け。まさか、再び…。延長11回一死 2塁、會澤会沢が放った悲劇の打球が前進守備の右翼・糸井のはるか上を越えていく。タテジマ戦士は、ただ呆然と上本弟の生還を見つめるしかなかった。奇跡を信じて挑んだ広島との決戦に、悪夢の連敗-。金本監督は悔しさをにじませながら、広島の強さと勢いを認めざるを得なかった。とはいえ、絶対に勝たなければいけない展開だった。セ・リーグの 5球団がやられ続ける“マツダの風に泳ぐコイ”の強さ。でも、信じたい。その“風”を粉砕するチームがタイガースであることを。優勝が無理なら、CSで。そのためにも、きょうこそ勝とう。そして、甲子園で盛り返そう。

中谷将大外野手(24)が先制の「19号ソロ」を放った。 2回一死走者なしの場面で広島中村祐のスライダーを左翼スタンドに運んだ。カウント 2- 1からの 4球目、高めへきた 127キロスライダーを一閃。白球はあっという間に左翼席を越えて、その奥のコンコースへ。新幹線が往来する左翼後方の景色に溶け込んだ。チームに貴重な 1点を生み出すとともに、チーム単独トップの「19号」になった。信じたくない連夜の悪夢。またしても糸井の頭上を打球が越え、鯉の背中は「8.5」差にまで遠ざかった。しかし、敗戦の中で好材料があったのも事実だ。中谷が持ち前のフルスイングで「19号」ソロ。長打力を存分に発揮して、カープから先制点を奪った。 3連勝を…と意気込んだカードだったが、痛恨の連敗。それでも、可能性が「0」になるまで戦う。背番号「60」のバットに、光を見いだす。

鳥谷敬内野手(36)が通算「2000安打」まで残り「3」本とした。 1点リードで迎えた 7回二死 1塁の場面。広島中村祐の直球を振り抜き左翼フェンス直撃の適時 2塁打をマークした。最後の最後まで戦う。これ以上なく残酷な結末を突きつけられた夜に、鳥谷の不屈ぶりだけが、際立った。絶対に下は向かなかった。ただ打ち続けた。 2試合連続マルチ安打で、通算「2000安打」まであと「2」だ。だれもが押しつぶされそうになる赤い圧力を、意地ではね返してカウントダウンを進めた。「1998安打」目は、延長11回一死走者なしで絞り出した。一岡の高め真っすぐを、これも逆らわずにコンパクトに振り抜き、遊撃後方へ落とす左前打。後続が倒れ勝ち越しにはつなげられなかったが、 2戦連続、今季36度目となる 5打数 2安打のマルチ安打だった。連日の乱戦でも今季、広島戦打率 0.392(79打数31安打)の鯉キラーとして、必死で気を吐いた。してやったりという様子で、軽快な足取りで外野フィールドへ。普段通り誰より早く、軽快な足取りでウオーミングアップを始めた。硬さは無縁。だから足踏みとも無縁だ。偉業も突き抜けてしまう。鳥谷らしさの詰まった逆方向への 2安打で大きく前進し、ついに偉業に手をかけた。

岩田稔投手が 6回 1/3、 4安打無失点で降板した。序盤から低めにボールを集める投球でゼロ行進。低めにボールを集めて、ゴロで 9個のアウトを奪うなど、長所を存分に発揮。 6回二死から「4番」松山竜平外野手(31)に右翼フェンス上部に直撃する 3塁打を許したが、続く新井貴浩内野手(40)を空振り三振に斬った。チームは 2夜連続のサヨナラ負け。試合後はチームの敗戦を悔しがっていた。

3- 0の 3番手で 8回に登板したマテオは、不運な当たりから同点に追いつかれてしまった。一死から菊池涼介内野手(27)の放った左翼への飛球を福留が捕球できず(記録は 3塁打)。続く丸佳浩外野手(28)には遊撃への高いバウンドの打球が適時内野安打に。松山の中前打で一死 1、 3塁から新井の 2ゴロで 2点目。さらに安部友裕内野手(29)に同点打を許した。ただ、ボールには勢いがあり前を向いていた。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 4x- 3阪神=延長十一回>◇22回戦◇阪神 9勝12敗 1分◇ 6日◇マツダスタジアム

 阪神は 2回に中谷が「19号ソロ」を放って先制。広島は 3回まで毎回安打を放つも、阪神岩田の前に無得点に終わる。

 中盤 6回までは広島中村祐、阪神岩田による投手戦の展開。広島は 6回まで 4安打無得点。阪神も 2安打 1得点に終わる。

 阪神は 7回、 8回に追加点も、広島が 8回に一挙 3得点で同点に追いついた。試合は両チーム譲らず、延長戦に入った。

 広島は11回一死 2塁から會澤が右越え適時打でサヨナラ勝ち。「5連勝」で優勝マジックを「10」に減らした。広島一岡が「5勝」目。阪神石崎が「1敗」目。

 広島に連日のサヨナラ負けを喫し、バスで引き揚げる金本知憲監督=マツダスタジアム

 阪神が連夜のサヨナラ負けを喫した。

  3点リードの 8回にマテオが 3連打を浴び、守備の乱れも重なって、一気に同点に追いつかれた。延長11回には「7番」手の石崎が會澤に右翼越えのタイムリーを浴び、力尽きた。 2戦とも勝利を目前にしながら、広島の粘りに屈した。

 金本知憲監督は「ここは本当に…、なんていうのか…。そういう風が吹いている、向こうに。強い風は止められない、どのチームも」と敵地マツダスタジアムの雰囲気にうなった。

 

  3点リードの 8回一死、菊池涼介内野手の飛球を捕れなかった福留孝介外野手。 3塁打にしてしまい、ここから追いつかれた=マツダスタジアム

 嘘やん、マツダの悪夢再び-。阪神は 3点リードの 8回、福留、糸井に守りのミスが出て、同点に追いつかれ、延長11回 2夜連続のサヨナラ負け。広島のマジックは「10」に減り、首位とは「8.5」差に広がった。マツダスタジアムでは今季「2勝7敗1分け」と大きく負け越し、クライマックスシリーズ(CS)にも暗雲。 3位DeNAには「3.5」差に迫られた。

 言葉もない。悪夢の逆転サヨナラ被弾の先に待っていたのは、痛恨を通り過ぎて「「絶望」の 2文字しか思い浮かばない、連夜のサヨナラ負け。まさか、再び…。延長11回一死 2塁、會澤が放った悲劇の打球が前進守備の右翼・糸井のはるか上を越えていく。タテジマ戦士は、ただ呆然と上本弟の生還を見つめるしかなかった。奇跡を信じて挑んだ広島との決戦に、悪夢の連敗-。

 金本監督は「ここ(マツダスタジアム)は本当に…。まあ、何ていうのかな…。そういう風が向こうに吹いているわね」と悔しさをにじませながら、広島の強さと勢いを認めざるを得なかった。

  1点リードの 8回二死 2塁で、安部友裕内野手の右前打を後逸した糸井嘉男外野手。ミスの連鎖が超人にも影響した=マツダスタジアム

 とはいえ、絶対に勝たなければいけない展開だった。 3点リードで迎えた 8回裏。勝利の方程式の一員、マテオを送り込んだ。簡単に一死を取る。ところが、菊池の左翼フェンス際の飛球を、何と名手・福留が捕球できない。記録は 3塁打。これが、金本監督が言う「風」なのか。丸の遊撃内野安打(これも上手く処理していれば…)で 1点を返され、松山の中前打と新井の内野ゴロで 1点差。そして、安部の右前打を糸井がまさかの後逸。必勝ムードが同点に。ベテラン外野手コンビはまさか、まさかのミスの連鎖に試合後は無言。マウンドのマテオはぼう然…。

 「うちはリリーフでもってきたチーム。そこが打たれたら、きのうと一緒。もう仕方ないとしか言いようがない。今まで、この位置にいたのはリリーフのおかげ」

 指揮官は、誰も責めることはしなかったが…。

 延長11回、 2夜連続のサヨナラ負けを喫し、金本知憲監督(左)ら首脳陣はぼう然=マツダスタジアム

 これで広島のマジックは 2つ減って「10」。首位との差は「8.5」に開いた。正直、見えない。

 そして、振り返れば、はっきり見えてきた。この日勝ったDeNAの勢いある姿が。「3.5」差。追いかけてくるこの 3位チームとは 8試合も残っている。

 その後ろに、巨人の姿もチラチラと。こちらとは「6」差あり、残り 6試合だが、相性は一番良くない(8勝11敗)。

 果たして逃げ切れるのか。猛虎の正念場だ。

 さらに気になるのは、真っ赤に染まるこの日の敵地での相性。「2勝7敗1分け」。サヨナラ負けが 3試合。CSで再戦する場合、どうやって「風」を封印できるのか。

 「そこを目指さないと。どんな逆風が吹こうとも。自分たちの勝つという気持ちは持っていると思うし」

 11回、広島・會澤翼捕手の打球を追う糸井嘉男外野手=マツダスタジアム

 力強くそう誓った金本監督だが、ちょっぴり本音も出た。

 「はあ、この強い風は止められないわ。どのチームも」

 セ・リーグの 5球団がやられ続ける“マツダの風に泳ぐコイ”の強さ。でも、信じたい。その“風”を粉砕するチームがタイガースであることを。優勝が無理なら、CSで。そのためにも、きょうこそ勝とう。そして、甲子園で盛り返そう。

★乱れた外野守備について中村豊外野守備走塁コーチ

 「選手たちはみんな、投手も含めてよくやってくれている。だれがどうとか、責めることはできません、僕は」

◇データBOX◇

◎…阪神は今季 6度目のサヨナラ負け。 2試合連続サヨナラ負けは昨年 5月25、26日のヤクルト戦(神宮、● 8- 9、● 5- 6)以来。昨年は 4月16、17日の中日戦(ナゴヤドーム、● 3- 4、● 2- 4)を含め、 2度あった。

 

 中谷将大外野手が先制の「19号ソロ」を放った。

  2回一死走者なしの場面で広島中村祐のスライダーを左翼スタンドに運んだ。中谷は「浮いてきたボールをしっかり仕留められました。いい感触でとらえられました」とコメントした。

  2回表阪神一死、中谷将大外野手は左越えに「先制ソロ本塁打」を放った=マツダスタジアム

 信じたくない連夜の悪夢。またしても糸井の頭上を打球が越え、鯉の背中は「8.5」差にまで遠ざかった。しかし、敗戦の中で好材料があったのも事実だ。中谷が持ち前のフルスイングで「19号」ソロ。長打力を存分に発揮して、カープから先制点を奪った。

 「浮いてきたボールをしっかりと仕留められました。いい感触でとらえられました」

  2回一死走者なし。順調に滑り出していた先発・中村祐から、チーム初安打となる特大弾を生み出した。カウント 2- 1からの 4球目、高めへきた 127キロスライダーを一閃。白球はあっという間に左翼席を越えて、その奥のコンコースへ。新幹線が往来する左翼後方の景色に溶け込んだ。チームに貴重な 1点を生み出すとともに、チーム単独トップの「19号」になった。

  2回、先制の「19号ソロ」を放った中谷将大外野手。「20号」に王手だ=マツダスタジアム

 虎生え抜きでの「20本塁打」となれば、2009年の鳥谷(20本)以来。生え抜きの右打者に限れば2006年の浜中(20本)以来となる。長距離打者の指標となるひとつめの大台にも王手をかけた。

 しかしその後は 4打席凡退。「その後の打席の内容がよくなかったか」という問いに「そうですね」。短い言葉に悔しさを込めた。

  3連勝を…と意気込んだカードだったが、痛恨の連敗。それでも、可能性が「0」になるまで戦う。背番号「60」のバットに、光を見いだす。

 

  7回表阪神二死 1塁、鳥谷敬内野手は左越え適時 2塁打を放ち、通算「2000安打」にあと「3」本とした=マツダスタジアム

 鳥谷敬内野手が通算「2000安打」まで残り「3」本とした。

  1点リードで迎えた 7回二死 1塁の場面。広島中村祐の直球を振り抜き左翼フェンス直撃の適時 2塁打をマークした。

 鳥谷は「中谷のホームランから点が取れていなかったので、追加点になってよかったです」とコメントした。

  7回、左越えに適時 2塁打を放った鳥谷敬内野手=マツダスタジアム

 最後の最後まで戦う。これ以上なく残酷な結末を突きつけられた夜に、鳥谷の不屈ぶりだけが、際立った。絶対に下は向かなかった。ただ打ち続けた。 2試合連続マルチ安打で、通算「2000安打」まであと「2」だ。

 「終わったことはしようがないので。あした勝てるように、やるだけです」

 だれもが押しつぶされそうになる赤い圧力を、意地ではね返してカウントダウンを進めた。

  7回、適時打を放った鳥谷敬内野手=マツダスタジアム

 あと「4」でプレーボール。「1997安打」目は、最高の形で生み出した。 1- 0のままゲームが固まりかけていた 7回。先頭の福留が四球を選んだが、若い大山、中谷が簡単に打ち上げ二死 1塁となった。真っ赤な流れに押される前に、打つ必要があった。カウント 1- 2からの 4球目。粘投を続けていた中村祐の高め真っすぐを、逆らわずに振り抜いた。力強く捉えた白球は、降り出した雨を切り裂き左翼フェンスに直撃。 1走・福留が一気に生還する左越え適時 2塁打で、この時点で 2- 0に突き放した。

 その後追いつかれたが、やるべきことは変わらない。「1998安打」目は、延長11回一死走者なしで絞り出した。一岡の高め真っすぐを、これも逆らわずにコンパクトに振り抜き、遊撃後方へ落とす左前打。後続が倒れ勝ち越しにはつなげられなかったが、 2戦連続、今季36度目となる 5打数 2安打のマルチ安打だった。連日の乱戦でも今季、広島戦打率 0.392(79打数31安打)の鯉キラーとして、必死で気を吐いた。

 延長11回、 2安打目となる左前打を放った鳥谷敬内野手。「2000安打」まであと「2」だ=マツダスタジアム

 大記録を前にしても、何も変わらない。変わっているのは周囲だけだ。現実的に 1試合でも手が届く「残り4安打」となっていたこの日の試合前は、鳥谷がベンチ前に姿を現すなり、多くのテレビカメラがその姿を追い続けた。だが、その間をピューッと抜け、別件で打ち合わせをしようとした球団スタッフも振り切った。してやったりという様子で、軽快な足取りで外野フィールドへ。普段通り誰より早く、軽快な足取りでウオーミングアップを始めた。硬さは無縁。だから足踏みとも無縁だ。偉業も突き抜けてしまう。

 鳥谷らしさの詰まった逆方向への 2安打で大きく前進し、ついに偉業に手をかけた。「感じは悪くないので」という言葉が、どこまでも頼もしい。

★打線について片岡篤史打撃コーチ

 「きのうああいう(サヨナラ)負けで、俺らもきょうやり返す気持ちで試合に入っていったわけやけどね…。鳥谷は安定して状態を上げてくれているし、こういう緊張した中でもしっかり結果を出してくれている」

 

 広島打線を相手に 7回途中まで投げ無失点に抑えた岩田稔投手=マツダスタジアム

 岩田稔投手が 6回 1/3、 4安打無失点で降板した。序盤から低めにボールを集める投球でゼロ行進。 6回二死から「4番」松山に右翼フェンス上部に直撃する 3塁打を許したが、続く新井を空振り三振に斬った。

 岩田は「ランナーを出しながらもなんとか粘ることができました。ゴロでアウトを稼げたので、自分らしいピッチングができたかなと思います」と振り返った。

  7回、三振を奪い叫ぶ岩田稔投手=マツダスタジアム

 先発した岩田は 6回 1/3を 4安打無失点。強力赤ヘル打線を今季 3度目の対戦で 7回途中までゼロに封じ込めた。低めにボールを集めて、ゴロで 9個のアウトを奪うなど、長所を存分に発揮。「走者を出しながらもなんとか粘ることができました。ゴロでアウトを稼げたので、自分らしい投球ができたのかなと思います」とコメントを寄せたが、チームは 2夜連続のサヨナラ負け。試合後は「仕方ないです」とチームの敗戦を悔しがっていた。

 

  8回、広島・丸佳浩外野手の適時打で追加点を許したマルコス・マテオ投手=マツダスタジアム

  3- 0の 3番手で 8回に登板したマテオは、不運な当たりから同点に追いつかれてしまった。一死から菊池の放った左翼への飛球を福留が捕球できず(記録は 3塁打)。続く丸には遊撃への高いバウンドの打球が適時内野安打に。松山の中前打で一死 1、 3塁から新井の 2ゴロで 2点目。さらに安部に同点打を許した。ただ、ボールには勢いがあり「いい球でも打たれることもある。自分としてはいい感じで投げられた」と前を向いていた。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督今季初の同一カード3連敗…大山が先制打!鳥谷が2000安打王手!榎田今季初登板で好投!

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阪神は初回、大山悠輔内野手(22)の左翼線適時 2塁打と、中谷将大外野手(24)の右前への 2点適時打で 3点を先制。広島は 3回、田中広輔内野手(28)の「6号2ラン」で反撃した。阪神は 4回、秋山拓巳投手(26)の 3ゴロが併殺崩れとなる間に 1点を加えたが、広島が 5回、丸佳浩外野手(28)の右前適時打などで 4点を奪い逆転した。広島がそのまま逃げ切り、阪神 3連戦に「3連勝」。 2番手九里亜蓮(26=亜細亜大學)が「7勝」目を挙げ、優勝マジックを「8」とした。中崎は「5セーブ」。阪神は秋山が「5敗」目。阪神が広島に今季初の同一カード「3連敗」を喫した。初回に 3点を先制したが、先発秋山が守れなかった。 5回に広島の安部友裕内野手(28)、西川龍馬内野手(22)に連続タイムリーを浴び、逆転を許した。 5回 6失点で「5敗」目。自身の連勝は「6」で止まった。直接対決で 1勝もできなかった。金本知憲監督(49)は「勢いと流れに勝るチーム力がなかった」と振り返った。西岡剛内野手(33)のバットが空を切って、惨劇の 3連戦は幕を閉じた。「3連敗」という最悪の形で。わずか 3日前。奇跡の逆転優勝へは「3連勝」が最低条件だ、と盛り上がった。それが、終わってみれば真逆の●●●…。勢い。流れ。“見えない敵”だ。確かにその通り。訪れたことのない人には分からないムードがある。そのグラウンド上で戦った者しか分からない重圧も…。もし、“見えない敵”がいなければ、ひょっとしたら。そう思いたいのはよく分かる。でも、マツダで「2勝8敗1分」。数字の上では一方的だった。終わってみれば接戦だったからこそ、 3試合ともリードしていたからこそ、何とかして欲しかった、の思いは募る。百歩譲って、CSでのリベンジでもいい。この「3連敗」を忘れられる、秋の戦いを見せてもらいたい。

大和内野手(29)が 7日、出場選手登録され、広島戦(マツダ)に「2番・遊撃」で出場した。 8月16日の広島戦(京セラ)で右脇腹の張りを訴え、離脱。前日 6日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)に「9番・遊撃」で復帰し、 3打数 3安打だった。代わりに北條史也内野手(23)が登録を抹消された。この日は鳴尾浜で練習。掛布雅之 2軍監督(62)は「使い方は( 1軍から)まだ何も言われてないから」と話した。

虎の「ON」が一矢報いた。鯉の左腕エース、ジョンソンを撃破。クリーンアップを担う右の大砲コンビが、CSにつながる光を放った。阪神ドラフト 1位大山悠輔内野手が先制タイムリーを放った。「4番・1塁」で出場すると、 1回一死 1、 2塁の場面で広島クリス・ジョンソン投手(32)のカットボールを振り抜き 3塁線を破る適時 2塁打を放った。なお一死 2、 3塁で、「5番」・中谷。外角の変化球を右前へ落とす 2点打で一気に 3点を奪い、「結果が出てよかったです」と振り返った。 5回。中堅の守備で、安部の左中間を破る勝ち越し 3塁打にダイビングキャッチを試みた中谷はグラウンドを叩いて悔しがった。強い闘志を胸に、22歳と24歳の「4、5番」がチームを引っ張る。

鳥谷敬内野手(36)が通算「2000安打」に王手をかけた。「1998安打」で迎えたこの日、「6番・3塁」で先発出場。 3打数無安打で迎えた 9回の第 4打席、広島抑えの中崎から左前にヒットを放った。悪夢の 3夜連続逆転負け…。阪神は首位広島にまたも試合をひっくり返され、同一カード「3連敗」。「4連敗」で「9.5ゲーム」差に後退した。それでも 9回、鳥谷敬内野手が意地の一打を放ち、通算「2000安打」へ、あと「1」。 8日、DeNA戦。甲子園で偉業を成し遂げ、勝って、瀕死の虎を立ち上がらせる-。 2点を追う 9回先頭だった。カウント 1- 1から、守護神・中崎翔太投手(25)が鋭く曲げてきた低めの 134キロ変化球に、鮮やかに対応した。逆方向へ糸を引くようなライナーが伸び、みずみずしい芝生に白球が跳ねた。この日初安打となる左前打。 3塁側スタンド上段のビジター応援席が揺れ、無数のプラカードも揺れた。鳥谷が最後に灯した「Hランプ」だけが、虎党の心をポッと照らした。昨年 7月24日。スタメンを外れ、連続試合フルイニング出場が「歴代4位」の 667試合で止まったのが、ここマツダスタジアムだった。偉業を成し遂げるのにふさわしい“出直しの地”でもあった。突き抜けてもよかったが、あと「1本」、残った。戦いは続く。戦い続ける姿を見せつけ、きょう本拠地のファンの前で決める。かつて阪神所属時に通算「2000安打」を達成した選手は 4人。山内一弘、藤田平、金本知憲、福留孝介。偉大な先人たちも、すべて決めたのはビジター球場だった。屈辱は何度も乗り越えてきた。その度に這い上がってきた。甲子園で一気に決める。歴史的な一打で虎を勝たせる。

今季広島戦初先発した秋山は、序盤のリードを守りきれず、「5敗目(12勝)」を喫した。 1回は雨による25分間の中断にも集中を切らさず、無失点で立ち上がったが、 3- 0の 3回に田中に 2ラン。 4- 2の 5回には一死 1、 3塁から松山竜平外野手(31)の左犠飛、安部、西川の連続適時打で 4点を失った。 5回 8安打 6失点に終わりガックリ。負の連鎖を断ち切れなかったが懸命に前を向いた。テンポよくアウトを重ねると、 8回には西川のポテンヒットから二死 1、 2塁のピンチを招いたが、最後は會澤翼捕手(29)を中飛に仕留めた。 7年目の左腕、榎田大樹投手(31)が今季初登板。 4- 6の 6回からマウンドに上がり、 3回を 2安打無得点に抑えた。チーム 124試合目で、ようやく初マウンド。中継ぎ陣を救う活躍を見せたい。

記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 6- 4阪神>◇23回戦◇阪神 9勝13敗 1分◇ 7日◇マツダスタジアム

  阪神は初回、大山の左翼線適時 2塁打と、中谷の右前への 2点適時打で 3点を先制。広島は 3回、田中の「6号2ラン」で反撃した。

 阪神は 4回、秋山の 3ゴロが併殺崩れとなる間に 1点を加えたが、広島が 5回、丸の右前適時打などで 4点を奪い逆転した。

 広島がそのまま逃げ切り、阪神 3連戦に「3連勝」。 2番手九里が「7勝」目を挙げ、優勝マジックを「8」とした。中崎は「5セーブ」。阪神は秋山が「5敗」目。

 広島に「3連敗」しバスの中で大きく息をつく金本知憲監督=マツダスタジアム

 阪神が広島に今季初の同一カード「3連敗」を喫した。

 初回に 3点を先制したが、先発秋山が守れなかった。 5回に広島の安部、西川に連続タイムリーを浴び、逆転を許した。 5回 6失点で「5敗」目。自身の連勝は「6」で止まった。直接対決で 1勝もできなかった。

 金本知憲監督は「勢いと流れに勝るチーム力がなかった。そういうこと。あれだけ強風が向こうに吹けば…。そういう3連戦だった」と振り返った。

 「3連戦3連敗」…。鯉党の大歓声の中、金本知憲監督がベンチ裏へ引き揚げた=マツダスタジアム

 西岡のバットが空を切って、惨劇の 3連戦は幕を閉じた。「3連敗」という最悪の形で。わずか 3日前。奇跡の逆転優勝へは「3連勝」が最低条件だ、と盛り上がった。それが、終わってみれば真逆の●●●…。

 「まだ、力の差はあるけれど…。明らかに近づいていると思う。あと一歩のところまでいっていたし。まあ、土壇場で…。でも、流れだと思う、これは。去年より全然、広島と戦えてる」

 遠くでカープのヒーローインタビューと、真っ赤に染まったスタンドからの大歓声が聞こえる 3塁側ベンチ裏。そう振り返った金本監督は、付け加えた。ある敗因を挙げながら。

 「勢いと流れには勝てないし、それに優るチーム力がなかったということ。あれだけの強風が向こうに吹けば。そういう 3連戦でした」

 勢い。流れ。“見えない敵”だ。

 確かにその通り。訪れたことのない人には分からないムードがある。そのグラウンド上で戦った者しか分からない重圧も…。もし、“見えない敵”がいなければ、ひょっとしたら。そう思いたいのはよく分かる。でも、マツダで「2勝8敗1分」。数字の上では一方的だった。

 投球する秋山拓巳投手=マツダスタジアム

 動かしがたい事実もある。 3試合すべて逆転負け。この夜は 1回に 3点を先制。それがジワジワと追い上げられ、大黒柱・秋山が 5回にまさかの 5安打集中で逆転された。逆転されて以降は、気配すらない展開に。その前に何か手はなかったか?

 初戦は 9回にドリスが逆転サヨナラ弾を浴び、 2戦目は 8回にマテオが崩れて追いつかれ、延長の末、サヨナラ負け。勝利の方程式の男たちの背信。心中しなければいけないのは分かるが、何とかできなかったのか?

 終わってみれば接戦だったからこそ、 3試合ともリードしていたからこそ、何とかして欲しかった、の思いは募る。

 広島戦の 3年連続負け越しも決定。カープの優勝マジックは「8」と、あっという間に 1桁に。「9.5」差。もはや、逆転Vを叫ぶのも気恥ずかしい開きだ。もちろん、それでも諦めるわけにはいかないのは分かる。監督は言った。

 「僕はいかないと思うし、いってはいけない」

 明日以降ズルズル行かないように…と問われての即答だった。その言葉を信じたい。百歩譲って、CSでのリベンジでもいい。この「3連敗」を忘れられる、秋の戦いを見せてもらいたい。

 

 大和内野手が 7日、出場選手登録され、広島戦(マツダ)に「2番・遊撃」で出場した。 8月16日の広島戦(京セラ)で右脇腹の張りを訴え、離脱。前日 6日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)に「9番・遊撃」で復帰し、 3打数 3安打だった。

 代わりに北條史也内野手が登録を抹消された。今季 2度目。大和の離脱後、13試合連続安打を放つなどアピールしたが、最近は攻守に精彩を欠いていた。この日は鳴尾浜で練習。掛布雅之 2軍監督は「使い方は( 1軍から)まだ何も言われてないから」と話した。

 

  1回に大山悠輔内野手が先制の 2塁打=マツダスタジアム

 阪神ドラフト 1位大山悠輔内野手が先制タイムリーを放った。「4番・1塁」で出場すると、 1回一死 1、 2塁の場面で広島ジョンソンのカットボールを振り抜き 3塁線を破る適時 2塁打を放った。

 大山は「初球はボール球に手を出してしまいましたけれども、自分の持ち味である積極性を初球から出せて、いい流れに持ち込めたのでいい結果につなげられたんだと思います。 1、 2戦目の借りを返す気持ちで食らいついていきます」とコメントした。

  1回表阪神一死 1、 2塁、大山悠輔内野手は左翼線適時 2塁打を放った=マツダスタジアム

 虎の「ON」が一矢報いた。鯉の左腕エース、ジョンソンを撃破。クリーンアップを担う右の大砲コンビが、CSにつながる光を放った。

 「自分の持ち味である積極性を初球から出せて、良い流れに持ち込めたので良い結果につなげられたんだと思います」

 まずは 6試合連続で「4番」に座ったドラ 1・大山だ。 1回一死 1、 2塁。内角 143キロのカットボールに体をクルンと回転させ、 3塁線を鋭く破る先制の 2塁打だ。

 なお一死 2、 3塁で、「5番」・中谷。外角の変化球を右前へ落とす 2点打で一気に 3点を奪い、「結果が出てよかったです」と振り返った。

 中谷将大外野手も 2点打で続き、一挙「3得点」だ=マツダスタジアム

 今季は故障などでまだ「6勝」のジョンソンだが、虎は昨季 5戦で「3勝(1敗)」を献上し、対戦防御率1.91と封じられた。 4回 4失点KOで、ポストシーズンへ向けても嫌な意識を植え付けた。

  5回。中堅の守備で、安部の左中間を破る勝ち越し 3塁打にダイビングキャッチを試みた中谷はグラウンドを叩いて悔しがった。強い闘志を胸に、22歳と24歳の「4、5番」がチームを引っ張る。

☆阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「大山は、あのインコースを打てるから『4番』に置いている。 3ついかれた(同一カード「3連敗」)けど、最後の最後までやってくれている。あと19試合。みんなでつないでつないで、やっていきたい」

 

 鳥谷敬内野手=マツダスタジアム

 鳥谷敬内野手が通算「2000安打」に王手をかけた。

 「1998安打」で迎えたこの日、「6番・3塁」で先発出場。 3打数無安打で迎えた 9回の第 4打席、広島抑えの中崎から左前にヒットを放った。

  9回に通算「1999安打」目を放った鳥谷敬内野手。勝つために快音を響かせ続ける=マツダスタジアム

 悪夢の 3夜連続逆転負け…。阪神は首位広島にまたも試合をひっくり返され、同一カード「3連敗」。「4連敗」で「9.5ゲーム」差に後退した。それでも 9回、鳥谷敬内野手が意地の一打を放ち、通算「2000安打」へ、あと「1」。 8日、DeNA戦。甲子園で偉業を成し遂げ、勝って、瀕死の虎を立ち上がらせる-。

 意地も執念も通り越して、ただ、やり返したかった。連夜のサヨナラ負けを喫し、この夜も 3点差をひっくり返された。全部勝つつもりで乗り込んだはずの敵地で、痛恨の極みの3戦全敗だ。最終回、厳しい表情で鳥谷が響かせた「1999度目」の快音も、赤い熱狂にかき消された。

 「あした頑張るしかない。回の先頭だったので、なんとか塁に出ることを考えていた」

  2点を追う 9回先頭だった。カウント 1- 1から、守護神・中崎が鋭く曲げてきた低めの 134キロ変化球に、鮮やかに対応した。逆方向へ糸を引くようなライナーが伸び、みずみずしい芝生に白球が跳ねた。この日初安打となる左前打。 3塁側スタンド上段のビジター応援席が揺れ、無数のプラカードも揺れた。鳥谷が最後に灯した「Hランプ」だけが、虎党の心をポッと照らした。

  9回、安打を放った鳥谷敬内野手=マツダスタジアム

 後続が倒れ、厳しすぎる結末を 2塁上から見届けた背番号「1」」は、足早にダッグアウトへ引き揚げていった。残酷な闇は、さらに色濃くなっていく。逆転サヨナラ弾、追いつかれての延長11回サヨナラ負けと続いた挙げ句、また散った。

 この日は 1回から大山、中谷といった若虎がハツラツと適時打を生み出し、 3点のリードを奪ったが、守りきれなかった。今季 2度目の同一カード「3連敗」で「4連敗」。広島戦「9勝13敗1分け」となり、 2戦を残してカード負け越しも決まった。ゲーム差は「9.5」。カープの優勝マジックは「8」」まで、減った。

 逆境に次ぐ逆境、これ以上ない厳しい 3連戦のなかでも、鳥谷だけが牙をむいた。通算「2000安打」まであと「6」として乗り込み、 2安打、 2安打、 1安打と一気にペースを上げた。昨年 7月24日。スタメンを外れ、連続試合フルイニング出場が「歴代4位」の 667試合で止まったのが、ここマツダスタジアムだった。偉業を成し遂げるのにふさわしい“出直しの地”でもあった。突き抜けてもよかったが、あと「1本」、残った。戦いは続く。戦い続ける姿を見せつけ、きょう本拠地のファンの前で決める。

  9回、安打を放った鳥谷敬内野手=マツダスタジアム

 かつて阪神所属時に通算「2000安打」を達成した選手は 4人。山内一弘、藤田平、金本知憲、福留孝介。偉大な先人たちも、すべて決めたのはビジター球場だった。球団史上初、聖地での達成へ-。ナインが顔を上げて帰ってくるのを、鳥谷にそのときが訪れるのを、超満員の虎党が待っている。

 「とりあえず、試合に勝つことだけを考えてやります」

 バスに乗り込む直前もキッと前を見て言い切った。屈辱は何度も乗り越えてきた。その度に這い上がってきた。甲子園で一気に決める。歴史的な一打で虎を勝たせる。

☆王貞治、若松勉が甲子園で達成

 阪神は「4連敗」。 6月17日の楽天戦(甲子園)-30日のヤクルト戦(同)で「8連敗」して以来、今季 2度目。

 同一カード「3連敗」は 6月27日-29日の中日戦(浜松、ナゴヤドーム)以来、今季 2度目。広島戦では昨年 7月 8日-10日(甲子園)、マツダでは同 6月24-26日以来。

 過去、甲子園で「2000安打」を達成したのは1974年 8月 4日の王貞治(巨人)、1985年10月 9日の若松勉(ヤクルト)の 2人だけ。

  4回、内野ゴロを放った鳥谷敬内野手 投手はクリス・ジョンソン=マツダスタジアム

☆阪神所属時に「2000安打」を達成した 4選手のVTR

★山内一弘:1967年10月14日のサンケイ(現ヤクルト)戦(東京)。あと「3」でダブルヘッダーを迎え、第 1試合で 1安打。第 2試合で 5回に中前打、 8回に吉江喜一から中前打を放った。

★藤田 平:あと「1」で迎えた1983年 5月 3日の巨人戦(後楽園)。 9回に角から左前打を放った。

★金本知憲:2008年 4月12日の横浜(現DeNA)戦(横浜)。18打席無安打で迎えた 7回に寺原隼人から右前適時打で決めた。

★福留孝介:あと「2」で迎えた昨年 6月25日の広島戦(マツダ)。 4回の右翼線二塁打で王手をかけ、 6回に 2塁強襲内野安打で達成。

 

 阪神先発の秋山拓巳投手=マツダスタジアム

 今季広島戦初先発した秋山は、序盤のリードを守りきれず、「5敗目(12勝)」を喫した。 1回は雨による25分間の中断にも集中を切らさず、無失点で立ち上がったが、 3- 0の 3回に田中に 2ラン。 4- 2の 5回には一死 1、 3塁から松山の左犠飛、安部、西川の連続適時打で 4点を失った。 5回 8安打 6失点に終わり「追い込んでから粘られた。もっとやりようがあった」とガックリ。負の連鎖を断ち切れなかったが「いろいろ対策をやっていきたい」と懸命に前を向いた。

  2番手で登板した榎田大樹投手=マツダスタジアム

 今季初登板の榎田大樹投手が 3回を 2安打無失点、 3奪三振と好投した。

  2点を追う 6回から 2番手で登板。テンポよくアウトを重ねると、 8回には西川のポテンヒットから二死 1、 2塁のピンチを招いたが、最後は會澤を中飛に仕留めた。榎田は「緊張したけど、ゼロに抑えられて良かった」とひと安心。「丁寧にいきすぎた部分もあった」と反省も忘れなかった。

 投球する榎田大樹投手=マツダスタジアム

  7年目の左腕、榎田が今季初登板。 4- 6の 6回からマウンドに上がり、 3回を 2安打無得点に抑えた。「緊張しましたけど、ゼロで抑えられてよかった。今年の春のキャンプから真っすぐがよくなった。去年は丁寧に投げすぎていたけど、大胆に腕を振れた」。チーム 124試合目で、ようやく初マウンド。中継ぎ陣を救う活躍を見せたい。

☆阪神・香田勲男投手コーチ

 「秋山はもう少しボールを散らしていくべきだった。気負いすぎな部分もあったのかもしれない。榎田は内容もよかったし、気持ちも入っていた。長いイニングでも問題ない」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神連敗ストップ!金本監督、鳥谷称賛!西岡V打で鳥谷2000安打に花!福留が試合前ナインにゲキ!

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DeNAが 1回、筒香嘉智外野手(25)の適時打で先制。阪神は 2回に鳥谷敬内野手(36)の適時打と坂本誠志郎捕手(23)の「2ラン」で勝ち越すも、 3回に筒香の「同点ソロ」を許す。DeNAは阪神能見の前に 4回から 3イニング連続三者凡退。阪神も 3回から 6回までは無得点。能見篤史投手(38)は 6回で降板し、継投策へ。阪神は 7回に坂本からの 4連打などで 2点を勝ち越し、岩崎優投手(26)が「4勝」目をあげた。阪神が鳥谷の「2000安打」達成試合をチーム一丸となって白星で飾った。鳥谷の通算「2000安打」は「プロ野球史上50人目」、生え抜き選手としては1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ 2人目。本拠地甲子園での達成は球団史上初。プロ初安打は、新人の2004年 4月 2日巨人戦、「7番遊撃」で先発出場し前田幸長から記録。

金本知憲監督(49)は鳥谷の偉業達成を白星で飾れたことを喜んだ。試合後に「『2000本』を打った日に勝てたというのが、今日は一番うれしい」と称賛した。 2回に本塁に生還した鳥谷をベンチ前で出迎え、右手で握手。「次は『2500』。必ず打てよ」と耳元でささやいたという。鳥谷敬内野手が、DeNA戦で井納から 2回の第 1打席で右中間への適時 2塁打を放ち、「プロ野球史上50人目」となる通算「2000安打」を達成した。阪神の生え抜き選手としては、1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ、 2人目の偉業。本拠地甲子園での偉業達成は球団史上初となった。ソフトバンク和田毅投手(36)が 8日、早稲田大學の 1年後輩である鳥谷の「2000本安打」達成を祝福した。和田は早大時代、 2年春に先発デビュー。入学したばかりの 1年鳥谷も遊撃のレギュラーとして同時期に神宮の地を踏み、和田の後ろを守っていた。プロではリーグが違うため、対戦機会は少ない。プロ入り後、14年かけてコツコツと安打を重ねてきた後輩の偉業に、温かい拍手を送った。

坂本誠志郎捕手が祝砲を放った。坂本誠志郎捕手が 3打数 3安打 4打点の活躍で、鳥谷敬内野手の「2000安打」達成に花を添えた。 2点ビハインドで迎えた 2回。鳥谷が通算「2000安打」となる適時 2塁打で 1点差に追い上げると、なお二死 3塁の場面。「8番」坂本が左翼ポール際に「逆転2号2ラン」を放った。 2点を追う 2回、鳥谷の適時 2塁打で 1点を返しなおも二死 3塁で、スライダーをとらえ左翼ポール際へ一時逆転の「2ラン」。 7回にも一死から 4連打の口火を切る中前打で逆転を呼び、 8回無死 2、 3塁でも 2点適時打を放つなどこの日 3安打 4打点。「試合前からチームとして(鳥谷が)『2000本』打った日には勝って祝おうと話もしていた」と記念日に花を添える活躍を見せた。先輩の偉業の興奮が冷めやらぬ甲子園を、再びドッと沸かせた。坂本が 1- 2の 2回二死 3塁から“祝砲”をあげた。一時逆転の「今季2号2ラン」が左翼ポール際に吸い込まれた。 3走・鳥谷をゆっくりとホームに迎え入れた。12試合連続スタメンマスクの背番号「12」の存在感は日ごと増すばかりだ。

西岡剛内野手(33)が勝ち越しタイムリーを放った。 3- 3の同点で迎えた 7回。一死から坂本、代打上本博紀内野手(31)、糸井嘉男外野手(36)の 3連打で満塁とすると、西岡が左腕砂田のスライダーをセンター前に落とした。なお、満塁の場面で福留孝介外野手(40)が右犠飛。さらに 1点を追加した。

2000安打」の先輩たちが、おめでとう、トリ!! 鳥谷に花束を贈呈したのは福留孝介外野手だった。勝って祝おうと試合前にはナインを鼓舞する好アシスト。金本知憲監督も勝負の年で巻き返した根性を称えた。その域に達したものでしか、わからないものがある。カウントダウンという名の重圧を吹き飛ばした喜びや、「2000安打」という重み…。すぐに鳥谷が決めた。余計にうれしかった。福留は花束を抱えて飛んでいった。決めてもらおう。だから、勝って、祝おう。そう思って、練習開始直後に外野芝を動き回った。糸井ら野手陣に声をかけ、その後、投手陣の輪に加わった。自らも昨年 6月末に「日米通算2000安打」を達成(現在2174安打)したからこその、“粋なアシスト”。結束力で「彼の中では通過点」にしてほしかった。現役時代に「2539安打」を放った金本監督も土俵際での踏ん張りに目を細めた。「次は『2500安打』打てよ」とエールも送った、結果がすべてというプロの世界。数字を残せなかったものは終わっていく。これまでエリート街道を歩んできたスターがどう耐え忍び、あがき、もう一度花を咲かせるか-。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 8- 3DeNA>◇18回戦◇阪神11勝 7敗◇ 8日◇阪神甲子園球場

 DeNAが 1回、筒香の適時打で先制。阪神は 2回に鳥谷の適時打と坂本の「2ラン」で勝ち越すも、 3回に筒香の「同点ソロ」を許す。

 DeNAは阪神能見の前に 4回から 3イニング連続三者凡退。阪神も 3回から 6回までは無得点。能見は 6回で降板し、継投策へ。

 阪神は 7回に坂本からの 4連打などで 2点を勝ち越し、岩崎が「4勝」目をあげた。DeNAは試合中盤から打線が沈黙、井納が「9敗」目を喫した。

  2回裏阪神2死三塁、鳥谷敬内野手(右)は坂本誠志郎捕手の「左越え2点本塁打」で生還し、ベンチ前で金本知憲監督から握手で迎えられる=阪神甲子園球場

 阪神が鳥谷の「2000安打」達成試合をチーム一丸となって白星で飾った。

 DeNAが先手を取った。 1回、筒香の適時打で先制。 2回にも倉本の中前適時打で加点しリードを 2点に広げた。

 阪神は 2回に反撃。鳥谷の右中間への「適時2塁打」が節目の「2000安打」となった。鳥谷の反撃打に坂本が続き二死 3塁から「2号2ラン」で逆転に成功した。

 DeNAは 3回に筒香の左中間への「24号ソロ」ですぐさま同点とした。

 阪神は 7回一死満塁から西岡の中前適時打で勝ち越し、続く福留も右翼犠飛で加点し、この回 2点を奪った。

  2回、坂本誠志郎捕手の「2点本塁打」で生還した鳥谷敬内野手を迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

 続く 8回無死 1、 2塁から大和の投前バントをDeNA 3番手三上が 3塁へ悪送球し、 2塁走者・中谷が生還、さらに坂本が中前に「2点適時打」を放ちこの回 3点を追加した。阪神は継投でDeNAの反撃をかわし、連敗を「4」でストップした。

 阪神は岩崎が「4勝」目、DeNA先発井納は 7回途中 5失点で「9敗」目となった。

 鳥谷の通算「2000安打」は「プロ野球史上50人目」、生え抜き選手としては1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ 2人目。本拠地甲子園での達成は球団史上初。プロ初安打は、新人の2004年 4月 2日巨人戦、「7番遊撃」で先発出場し前田幸長から記録。

 

  2回、 2塁打を放ち2000本安打を達成した鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 金本知憲監督は鳥谷の偉業達成を白星で飾れたことを喜んだ。

 試合後に「『2000本』を打った日に勝てたというのが、今日は一番うれしい。体の強さもあるし、休まず、出続けての達成ですからね。 2年目から、ずっとだからね。内野手で。大したものだと思う」と称賛した。

  2回に本塁に生還した鳥谷をベンチ前で出迎え、右手で握手。「次は『2500』。必ず打てよ」と耳元でささやいたという。

  2回裏阪神二死 3塁、金本知憲監督(右)は「2000安打」を放ち、坂本誠志郎捕手の左越え逆転「2点本塁打」で生還した鳥谷敬内野手に耳打ちする=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が、DeNA戦で井納から 2回の第 1打席で右中間への適時 2塁打を放ち、「プロ野球史上50人目」となる通算「2000安打」を達成した。

 阪神の生え抜き選手としては、1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ、 2人目の偉業。本拠地甲子園での偉業達成は球団史上初となった。

 鳥谷は勝ち越し適時打を放った西岡と並んでお立ち台に上がった。西岡と鳥谷のインタビューは以下の通り。

 福留孝介外野手(右)から花束を受け取った鳥谷敬内野手。数字の重圧から解放され、最高の笑顔をみせた=阪神甲子園球場

-勝ち越し打の場面。どんな思いで打席に

 西岡 やっと仕事できたなと思います。

-同点でセンターにボールが弾んだ。どんな思い

 西岡 復帰してからあんまり結果残してなかったんで、なんとか打てたのは、うれしかったですけど、きょうは、鳥谷さんの「2000安打」というのがあったので、なんとかチームが勝って、気分よく帰ってほしいなと思ってました。

-「2000安打」は甲子園で達成

 鳥谷 本当に、このたくさんのファンの前で、「2000本」目が打てて、よかったと思います。

  2回、 2塁打を放ち「2000本安打」を達成しDeNA・田中浩康内野手から花束を受け取る鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

-右中間を低く速く抜ける、鳥谷さんらしい打球。抜けた瞬間は

 鳥谷 負けてる場面だったので、点が入ってよかったなと思います。

-先週のヒーローインタビューでは、早く打って楽になりたいという話も。楽になった

 鳥谷 これで周りが静かになると思うんで、ここから、楽に野球ができると思います。

-あと 1本で迎えたきょう。いつもと違った気持ちで試合に

 鳥谷 いやもう、いつも通り、毎打席、毎打席集中していこうという気持ちだったので、特別な思いというのはなかったです。

  2回、適時 2塁打を放ち通算「2000本安打」を達成した鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

-「2000安打」。誰にまず伝えたい

 鳥谷 両親もそうですし、ずっと支えてくれた家族にこの、「2000本」目のヒットのボールをプレゼントしたいと思います。

-「2000」という数字。どんな意味が

 鳥谷 打てると思ってなかったので、なんとかこの数字を残せたってのは、よかったと思います。

-あす以降に向けて抱負を

 西岡 鳥谷さんが頑張ってくれると思いまーす。

 鳥谷 頑張ります。

 「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手(右)は、お立ち台で西岡剛内野手に右手を上げられ笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が、DeNA戦で井納から 2回の第 1打席で右中間への適時 2塁打を放ち、「プロ野 球史上50人目」となる通算「2000安打」を達成した。

 鳥谷の打者データは以下。

■最も安打を放った投手はヤクルト石川雅規投手

 左腕ながらヤクルト石川雅規からの「42安打」が最も多い。また、「50打席」以上対戦した中での打率 1位は、山口俊(DeNA-巨人)の「4割4分8厘(58打数26安打)」。最低打率は杉内俊哉(ソフトバンク-巨人)の「1割1分1厘(90打数10安打)」。 鳥谷敬内野手に中前適時打を浴びたヤクルト石川雅規投手  鳥谷敬内野手に中前適時打を浴びたヤクルト石川雅規投手=阪神甲子園球場(写真は2017年 8月29日)

■走者三塁で好成績

 走者「3塁」「1、3塁」「2、3塁」「満塁」の場面での安打数は「194」で、打率は「3割2分9厘(590打数)。 3塁に走者がいない状況での「2割7分9厘(6445打数1796安打)」から一気にはね上がる。

■ 3- 0からはわずか「3安打」

 カウント 3- 0で、通算安打はたったの「3本」。全 175打席中 165打席でストレートの四球を選び、打って出たのは「10打席」しかない。

 和田毅投手に何ごとか耳打ちされ笑顔を見せる鳥谷敬内野手(右)(2003年11月26日撮影)

 ソフトバンク和田毅投手が 8日、早大の 1年後輩である鳥谷の「2000本安打」達成を祝福した。

 「おめでとうございます。彼にとって『2000本』はまだ通過点。『2500本』くらいまでいってほしいですね」。

 和田は早大時代、 2年春に先発デビュー。入学したばかりの 1年鳥谷も遊撃のレギュラーとして同時期に神宮の地を踏み、和田の後ろを守っていた。

 「大学の時から責任感の強い選手で、練習後も遅くまで自主的に居残り練習をしていた。ケガにも強く、 1年春のオープン戦で指を骨折した時も、隠して試合に出続けていましたね」

 「東京6大学」のライバルチームには後にプロ入りしたレベルの高い投手が多かった。和田は「大学時代からプロレベルの投手と対戦してきたことが、その後のプロでの活躍にもつながっているんじゃないかと思う」と振り返る。

 プロではリーグが違うため、対戦機会は少ないが「今でもやりづらいですよ。 3年間僕の後ろで守っていたので、配球とか、ここで仕留めにくるとか全部知られた上で対戦しなきゃいけないですからね」と笑う和田。プロ入り後、14年かけてコツコツと安打を重ねてきた後輩の偉業に、温かい拍手を送った。

  2回、 2塁打を放ち「2000本安打」を達成した鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

★ 6回 4安打 3失点の能見篤史投手

 「粘り強くというか、 4、 5、 6回は走者を出していないのはよかった」

★ 2番手で登板し、今季「4勝」目を手にした岩崎優投手

 「トリ(鳥谷)さんの記録の日だったので、勝ててよかったです。きょうは自分のことはどうでもいいです」

★片岡篤史打撃コーチ

 「プレッシャーがかかるところで試合に出続けて『2000本』を積み重ねるのは立派。どんどん積み重ねて、チームを引っ張っていってほしい」

★現役時代に鳥谷敬内野手と二遊間を組んだ平野恵一打撃コーチ

 「円陣でもきょうは勝って『2000本』を祝おうといっていた。きょうは勝ててよかった」

 ヒーローの西岡剛内野手と鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神・鳥谷が通算「2000安打」を達成。実働( 1軍出場年数)14年目以内に達成したのは、2013年のDeNA・ラミレスに次ぐ、2014年の東京・榎本喜八、巨人・長嶋茂雄、東映・張本勲、楽天・松井稼頭央と並ぶ「2番目」のスピード

◎…安打の内訳は「単打が1482、二塁打333、三塁打48、本塁打137」。「2000安打」のうち単打が最も多かったのは今季達成した中日・荒木雅博の「1675本」で、鳥谷は「5番目」に多い。

◎…ボールゾーンへの投球に対してスイングした割合を示す「ボールゾーンスイング率」は、自身最低の打率 0.236だった昨季でさえ11.1%だった。規定打席数に到達した両リーグの全打者でトップの数字。2015年も13.1%でトップ、2014年は12.9%で「2位」。

 

 坂本誠志郎捕手が祝砲を放った。

  2点ビハインドで迎えた 2回。鳥谷が通算「2000安打」となる適時 2塁打で 1点差に追い上げると、なお二死 3塁の場面。「8番」坂本が左翼ポール際に「逆転2号2ラン」を放った。

 坂本は「まず同点という気持ちで 3塁ランナーを返す事だけを考えて打ちにいきました。いい結果になってくれて良かったです」とコメントした。

  2回裏阪神二死 3塁、左越えへ「逆転2点本塁打」を放った坂本誠志郎捕手を雄たけびをあげながら出迎える鳥谷敬内野手(右)=阪神甲子園球場

 坂本誠志郎捕手が 3打数 3安打 4打点の活躍で、鳥谷敬内野手の「2000安打」達成に花を添えた。

  2点を追う 2回、鳥谷の適時 2塁打で 1点を返しなおも二死 3塁で、スライダーをとらえ左翼ポール際へ一時逆転の「2ラン」。「『まず同点』という気持ちで 3塁ランナーをかえすことだけを考えて打ちにいきました。いい結果になってくれて良かったです」と今季「2号」を振り返った。

  7回にも一死から 4連打の口火を切る中前打で逆転を呼び、 8回無死 2、 3塁でも 2点適時打を放つなどこの日 3安打 4打点。「試合前からチームとして(鳥谷が)『2000本』打った日には勝って祝おうと話もしていた」と記念日に花を添える活躍を見せた。

 首位広島に「3連敗」して迎えた試合だったが「広島で悔しい負け方をしてやってきて、今日もバタバタしたけど全然あきらめていない。 1つでも多く勝って、そういう姿勢をファンの人に見せられたら。強い気持ちを持って行きたい」と前を向いた。

  2回裏阪神二死 3塁、左越えへ「逆転2点本塁打」を放った坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

 坂本誠志郎捕手が 2回に「2号2ラン」を放つなど、 3安打 4打点と大暴れ。 3位DeNAを 8- 3で下す立役者となり、通算「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手のメモリアル試合に勝利で花を添えた。連敗は「4」でストップし、貯金は「14」。 3位には「4.5」差となった。

 先輩の偉業の興奮が冷めやらぬ甲子園を、再びドッと沸かせた。坂本が 1- 2の 2回二死 3塁から“祝砲”をあげた。一時逆転の「今季2号2ラン」が左翼ポール際に吸い込まれた。 3走・鳥谷をゆっくりとホームに迎え入れた。

 「せめて同点と。何とか 3塁走者をかえしたかった」

 井納の 134キロにうまく反応して 5試合ぶりのアーチをかけると、 4回は四球、 7回は中前打、 8回はダメ押しの中前 2点打。全 4打席出塁で 3打数 3安打 4打点の大暴れだ。

  2日の中日戦(甲子園)以来、今季 2度目となる猛打賞。 4打点もそれ以来だ。「(鳥谷が)『2000安打』を打って、勝って祝えるようにと(試合前から)チームで話していました」。“フォア・ザ・トリタニ”の思いが力に変わった。

 「与えられたところで、小さなことでもチームに貢献していきたいです」。12試合連続スタメンマスクの背番号「12」の存在感は日ごと増すばかりだ。

 

  7回裏阪神一死満塁、西岡剛内野手は中前勝ち越し適時打を放ちガッツポーズ=阪神甲子園球場

 西岡剛内野手が勝ち越しタイムリーを放った。

  3- 3の同点で迎えた 7回。一死から坂本、代打上本、糸井の 3連打で満塁とすると、西岡が左腕砂田のスライダーをセンター前に落とした。なお、満塁の場面で福留孝介外野手が右犠飛。さらに 1点を追加した。

  7回、西岡剛内野手が適時打を放った=阪神甲子園球場

 西岡が試合を決めた。 3- 3の 7回一死満塁から中前にポトリと落ちる勝ち越し打で、チームを勝利に導いた。お立ち台では「復帰してからあんまり結果残してなかったので、なんとか打てたのはうれしかったですけど」と胸をなで下ろしつつ「鳥谷さんの『2000本安打』というのがあったので、なんとかチームが勝ってね、気分よく帰ってほしいなと思います」と喜んでいた。

 

 甲子園で「2000安打」を決めた鳥谷敬内野手。チームの連敗も「4」で止めた=阪神甲子園球場

 「2000安打」の先輩たちが、おめでとう、トリ!! 鳥谷に花束を贈呈したのは福留孝介外野手だった。勝って祝おうと試合前にはナインを鼓舞する好アシスト。金本知憲監督も勝負の年で巻き返した根性を称えた。

 その域に達したものでしか、わからないものがある。カウントダウンという名の重圧を吹き飛ばした喜びや、「2000安打」という重み…。すぐに鳥谷が決めた。余計にうれしかった。福留は花束を抱えて飛んでいった。

 「あと何本となったときに意識はするだろうしね。本当におめでとう、よかったね、と。みている僕らも 1打席目に出たのはよかったと思うよ」

 決めてもらおう。だから、勝って、祝おう。そう思って、練習開始直後に外野芝を動き回った。

 メモリアル打を放ち、福留孝介外野手らと握手する鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 糸井ら野手陣に声をかけ、その後、投手陣の輪に加わった。「こういう雰囲気だったしね。頑張ろう、というわけで」。自らも昨年 6月末に「日米通算2000安打」を達成(現在2174安打)したからこその、“粋なアシスト”。結束力で「彼の中では通過点」にしてほしかった。

 「長いこと野球をやっていれば苦労しない方がおかしいだろうし、その中でね、それを乗り越えるだけ彼にも力があるから、こういう試練がくるんだろう。それを乗り越えて今年やっているし、本当に立派なものだよ」

 心配した。昨季、どん底を味わい、遊撃のポジションを失った背番号「1」を何度もおもんぱかった。「アイツ…俺らの前では弱音を吐いたりしないけど…」。打撃不振というこれまでにない大きな壁をはね返すときを祈り、見守り続けた。「主将」という責任も、鳥谷から預かった。

 現役時代に「2539安打」を放った金本監督も土俵際での踏ん張りに目を細めた。

 この人がヒーロー! お立ち台で西岡剛内野手(左)にいじられる鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 「長い間やっていれば、 1年ぐらい、ああいう年はある。年齢的にも去年が35歳かな。どーんと成績が落ちたら、次の年が勝負になるんだけれど、その勝負に見事勝ったわけだし」

 そして「次は『2500安打』打てよ」とエールも送った、結果がすべてというプロの世界。数字を残せなかったものは終わっていく。これまでエリート街道を歩んできたスターがどう耐え忍び、あがき、もう一度花を咲かせるか-。

 だから福留はいった。

 「それ(2000安打)を目の前で見られたというのは幸せだし、本当にまだまだ、彼にはもっともっと続けていってほしい、ということかな」。誰もが、そう思った。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月) 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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鳥谷が延長サヨナラ打!鳥谷をサプライズ祝福、記念Tシャツで記念撮影!阪神投手陣、炎の20K!

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阪神は 1回にDeNA先発石田健大投手(24)の適時失策で先制。先発の小野泰己投手(23=富士大學)は最速 152キロの真っすぐを武器に 3回まで 5つの三振を築く。阪神小野は 6回まで毎回の 9奪三振。DeNA石田も阪神打線を 6回まで 2安打に抑え、両投手一歩も引かない状況が続く。DeNAは 7回に梶谷隆幸外野手(29)の 2塁打で同点に追いついた。両チームともリリーフ陣を投入。そのまま延長戦に突入した。阪神、DeNAともに救援陣がともに踏ん張ったが、延長12回、二死満塁から鳥谷敬内野手(36)の中前適時打で阪神がサヨナラ勝ちした。阪神藤川球児投手(37)が「3勝」目。

糸井嘉男外野手(36)が延長12回二死から右翼線 2塁打を放ち、鳥谷のサヨナラ打を呼び込んだ。凡退すれば、引き分けでゲームセットの場面で、勝利への執念を見せた。カウント 2- 2と追い込まれた直後の 5球目。低めにきた 112キロのスライダーを、体勢を崩されながらも右翼線に打ち返した。 4時間19分の死闘を制したきっかけは、超人の意地だった。

鳥谷敬内野手が一振りで決めた。前夜、日本プロ野球通算「2000安打」を達成したばかりの男が一夜明け、「2001安打」目をサヨナラ打で締めた。DeNAに劇的「V」。「3位」のベイに連勝して貯金「15」に戻し、週前半に首位広島に「3連敗」したショックを完全に振り払った。 1- 1で迎えた延長12回二死満塁。DeNA三嶋一輝投手(27)の投じた外角球をしぶとく中前に運んだ。 2遊間を抜けた打球を確認した鳥谷は、両手で軽くポンとたたいて右手を突き上げた。この日は 5打席目まで快音なし。鳥谷がチームメイトの気持ちを代弁し、ネバーギブアップを強調した。歓喜に包まれる甲子園の中心でチームメートからの浴びせられる手荒いウオーターシャワーに笑みを浮かべた。 8日には「史上50人目」となる通算「2000安打」を達成したばかり。余韻に浸ることなく、鳥谷はヒットを量産していく。広島は優勝マジック「6」とし、すでに自力優勝の可能性は消滅している。それでも、わずかでも望みがある限りは戦う。鳥谷は「まだまだ優勝を目指して頑張ります」とキッパリ。「2001安打」目。新たな戦いのファンファーレだ。祝祭から一夜明け、福留が中心となってひそかにサプライズが進行していた。この日の試合前、ナイン、コーチ陣、裏方らが秘密で制作した「2000安打」記念Tシャツを着用。グラウンドで主役の到着を待っていた。 1人だけ普段通りの練習着で現れた主役の鳥谷は、キャプテン福留から同じTシャツを渡され、外野中堅で行われた記念撮影の中心に収まった。

阪神先発の小野泰己投手が 7回を投げて 6安打 1失点の好投を見せた。 9三振を奪い、力のあるボールを披露。DeNA打線をねじ伏せた。課題とされている制球力は改善傾向にあり与四球は「0」だった。この日はプロ「2勝」目を目指していたが、 1点リードの 7回、「7番」梶谷に適時 2塁打を打たれて 1失点。あと少しのところで白星の権利を失う、悔しい降板となった。涼しい顔して、ひょいひょい投げる。快適なリズムだからこそ、DeNA打線もそりゃ眠ってしまうわけだ。D 2位・小野が 7回 6安打 1失点。自身「2連勝」とはならずも、三振の山を築いた。小野は初登板から、なかなか勝ち星に恵まれなかったが、13度目の挑戦となった 8月29日ヤクルト戦(神宮)で、ついに初勝利をマークしていた。 8回から 2番手には今季「59試合目」の登板となる桑原謙太朗投手(31)があがった。次は16日の中日戦(甲子園)となる見通し。ついに軌道に乗ったことを証明してみせる。

K、K、K…。甲子園のライナービジョンに何度も映し出された。先発のD 2位・小野が 7回 9奪三振 1失点の力投。その粘りに応える。あとを受けたリリーフ陣が炎の奪三振ショーを演じた。「2番手」で登板した桑原は、さも当然のような表情で振り返った。 7回に小野が同点に追いつかれ、打線は 1回に敵失で 1点を奪っただけ。明らかにDeNAに流れが傾きかけていた 8回、虎を勢いづかせた。これにラファエル・ドリス投手(29)が続いた。 2番・柴田竜拓内野手(23)をフォークで空振り三振。筒香嘉智外野手(25)は直球とシュートのコンビネーションで押して、最後は内角にズドンとストレートをブチ込んで見逃しの三振。ホセ・ロペス内野手(33)は外角低めに変化球を集めて、これも手を出させずに三振に仕留めた。チーム防御率「3.34」はリーグトップ。鉄壁の救援陣は来たる決戦にも備えている。

マルコス・マテオ投手(33)は延長10回に登板し、宮崎を見逃し三振、高城は空振り三振で二死まできたところで梶谷に中前打。桑原、ドリスと続いていた連続奪三振は 8者連続で途絶えたが、二死一塁から代打の後藤武敏内野手(37)を外角 135キロのスライダーで空振り三振。 1回を 1安打 3奪三振でバトンをつないだ。

藤川球児投手が延長12回に登板して最後を締めた。先頭の宮崎をパワフルな高め直球で空振り三振に仕留めると、高城俊人捕手(24)も直球でガンガン押して、力のない三飛に。梶谷はフォークで空を切らせた。その裏にチームがサヨナラ勝ちして「3勝」目。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2x- 1DeNA=延長12回>◇19回戦◇阪神12勝 7敗◇ 9日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回にDeNA先発石田の適時失策で先制。先発の小野は最速 152キロの真っすぐを武器に 3回まで 5つの三振を築く。

 阪神小野は 6回まで毎回の 9奪三振。DeNA石田も阪神打線を 6回まで 2安打に抑え、両投手一歩も引かない状況が続く。

 12回裏二死満塁、中前にサヨナラを放った鳥谷敬内野手。投手三嶋一輝=阪神甲子園球場

 DeNAは 7回に梶谷の 2塁打で同点に追いついた。両チームともリリーフ陣を投入。そのまま延長戦に突入した。

 阪神、DeNAともに救援陣がともに踏ん張ったが、延長12回、二死満塁から鳥谷の中前適時打で阪神がサヨナラ勝ちした。阪神藤川が「3勝」目。DeNA田中健は「2敗」目。

 

 12回裏阪神二死、右翼線 2塁打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が延長12回二死から右翼線 2塁打を放ち、鳥谷のサヨナラ打を呼び込んだ。

 凡退すれば、引き分けでゲームセットの場面で、勝利への執念を見せた。カウント 2- 2と追い込まれた直後の 5球目。低めにきた 112キロのスライダーを、体勢を崩されながらも右翼線に打ち返した。

 「トリが最後に決めてくれて、勝ててよかった。明日もこの勝ちを生かしていきたいです」

  4時間19分の死闘を制したきっかけは、超人の意地だった。

 

 12回裏二死満塁、サヨナラ中前適時打を放ち、ガッツポーズする鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が一振りで決めた。前夜、日本プロ野球通算「2000安打」を達成したばかりの男が一夜明け、「2001安打」目をサヨナラ打で締めた。

  1- 1で迎えた延長12回二死満塁。DeNA三嶋の投じた外角球をしぶとく中前に運んだ。 2遊間を抜けた打球を確認した鳥谷は、両手で軽くポンとたたいて右手を突き上げた。

 「(前打者)中谷が敬遠されたので何とかサヨナラにしたいなという気持ちで打席に立った。(打球が抜けて)正直、ホッとしたのが一番」と話した。

 この日は 5打席目まで快音なし。「それまで凡退していたので『2001本』目はいい形で打てて良かった。個人的な目標はないけど、チームとして優勝目指して頑張っていきたい」。鳥谷がチームメイトの気持ちを代弁し、ネバーギブアップを強調した。

 12回裏阪神二死満塁、鳥谷敬内野手は中前安打を放ちサヨナラ、ナインに祝福される=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手は、「2001安打」目をサヨナラ打で決めた。

 同点の12回。二死満塁でDeNA三嶋の 3球目をはじき返すと 2塁手の左横を抜けて中前へ。歓喜に包まれる甲子園の中心でチームメートからの浴びせられる手荒いウオーターシャワーに笑みを浮かべた。

 「中谷が敬遠されたので、なんとかサヨナラしたいなという思いで打席に立ちました」。お立ち台ではクールに振り返った。

  8日には「史上50人目」となる通算「2000安打」を達成したばかり。「それまで凡退してたので、『2001本』目がいい形で打ててよかったと思います」。余韻に浸ることなく、鳥谷はヒットを量産していく。

 鳥谷敬内野手は西岡剛内野手(後方)らに歓喜のウオーターシャワーで祝福された=阪神甲子園球場

 神様、仏様、鳥谷様や! 阪神は延長12回、前日 8日に通算「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手が中前にサヨナラ打を放ち、DeNAに劇的「V」。「3位」のベイに連勝して貯金「15」に戻し、週前半に首位広島に「3連敗」したショックを完全に振り払った。それもこれもトリ様のおかげやでぇ~! あぁ、ありがたや~!!

 12回、サヨナラヒットを放ち西岡剛内野手に水をかけられる鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 ぬ、ぬ、抜けた~! 鳥谷が放った打球は 2塁・柴田のグラブをかすめ、中前へ転がった。サヨナラ打で延長12回までもつれた死闘は決着。ボールの行方を見届けてパーンと手をたたき、拳をにぎって歓喜のウオーターシャワーを浴びた。

 「(前打者の)中谷が敬遠されて、なんとかサヨナラしたいなと思って打席に入りました。正直、ホッとしたのが一番です。延長12回ということで(残ってくれた)たくさんの人の前で打ててよかったです」

  1- 1の延長12回二死走者なし。崖っぷちから糸井が右翼線へ 2塁打を放った。大山、中谷が 2者連続の敬遠で二死満塁。えっ、鳥谷と勝負!? 燃えずにはいられなかった。外角低めのスライダーをしぶとくとらえて、中前へ弾き返した。

 12回、鳥谷敬内野手がサヨナラ打を放った=阪神甲子園球場

 前日 8日には生え抜きとしては1983年の藤田平以来となる通算「2000安打」を達成。だが、一夜明けてここまで 5打席凡退。 1回一死満塁では遊飛だった。「なかなか(次の) 1本目が出なかった。『2001本』目はいい形で出たと思う」と胸をなで下ろした。

  5日からの首位広島との 3連戦(マツダ)で「3連敗」し、ゲーム差は「9.5」に広がっていた。カープに優勝マジックが点灯して、絶望的なムードが漂った。だが、「3位」DeNAとの直接対決で「2連勝」。青息吐息の虎をよみがえらせたのは、やはり鳥谷だった。偉業達成で虎を再び奮い立たせ、この日は指先から滑り落ちそうな勝利を、執念でつかみとった。

 祝祭から一夜明け、福留が中心となってひそかにサプライズが進行していた。この日の試合前、ナイン、コーチ陣、裏方らが秘密で制作した「2000安打」記念Tシャツを着用。グラウンドで主役の到着を待っていた。

 サプライズで記念Tシャツを渡された鳥谷敬内野手(左から 4人目)は笑顔で袖を通す=阪神甲子園球場

 少し遅れてやってきた鳥谷は目をパチクリさせて「俺だけもらってないんだけど…」。ようやく同じシャツを着せてもらい、外野で仲間たちと記念撮影した。「知らなかったよ。ありがたいね。きのう十分(祝福を)味わったところで、これだったから」。感謝の思いは、勝利に直結する一打で表現した。

 金本監督は「半分、引き分け覚悟のところをよくやってくれました。(サヨナラ打は)一番、しびれる場面ですからね。あの場面で打つことに価値があると思うんで」と背番号「1」に最敬礼だ。

 広島は優勝マジック「6」とし、すでに自力優勝の可能性は消滅している。それでも、わずかでも望みがある限りは戦う。鳥谷は「まだまだ優勝を目指して頑張ります」とキッパリ。「2001安打」目。新たな戦いのファンファーレだ。

 「2000本安打」を放った鳥谷敬内野手はナインと記念撮影をする=阪神甲子園球場

 通算「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手が一夜明けた 9日、サプライズの祝福を受けた。

 選手、コーチ、裏方が試合前の練習に「2000安打」達成記念Tシャツを着て登場。 1人だけ普段通りの練習着で現れた主役の鳥谷は、キャプテン福留から同じTシャツを渡され、外野中堅で行われた記念撮影の中心に収まった。

 福留が仕掛けたサプライズ演出に鳥谷は「知らなかったです。ありがたい」と感謝。実感が湧いたかと問われて「それは昨日十分味わった。忘れたところでこれだったんで」と笑った。

 12回、サヨナラ打を放ち、金本知憲監督と握手する鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

★グッズ売れすぎて…

 鳥谷が「2000安打」を達成し、直後から球団ホームページでメモリアルグッズの発売が始まった。球団関係者は「達成直後から(ホームページの)サーバーがずっとダウンしていました。きょう( 9日)の朝まで」と目を丸くする事態に。打っても守っても、売り上げでも貢献していた。

◇データBOX◇

◎…阪神は 8月30日のヤクルト戦(甲子園)以来、今季 7度目のサヨナラ勝ち。

◎…鳥谷のサヨナラ打は2015年 6月 3日のロッテ戦(甲子園、 9- 8)以来 2年ぶり。前回は 8- 8の延長10回にカルロス・ロサから左犠飛。

◎…阪神が「70勝」。シーズン「70勝」は2015年 9月29日のDeNA戦(甲子園)で到達して以来。 9月 9日の到達は近年では早く、2008年には 9月 6日の広島戦(広島)で到達している。

 

 小野泰己投手は自身最多となる 9三振を奪う力投で 7回 1失点。堂々の投球だった=阪神甲子園球場

 阪神先発の小野泰己投手が 7回を投げて 6安打 1失点の好投を見せた。 9三振を奪い、力のあるボールを披露。DeNA打線をねじ伏せた。課題とされている制球力は改善傾向にあり与四球は「0」だった。

 この日はプロ「2勝」目を目指していたが、 1点リードの 7回、「7番」梶谷に適時 2塁打を打たれて 1失点。あと少しのところで白星の権利を失う、悔しい降板となった。

 DeNA打線相手に力投した小野泰己投手=阪神甲子園球場

 「立ち上がりからしっかりと腕を振ってストレートを投げ込むことができましたし、四球が無かったことが良かったと思います。 7回の 2アウトから点を取られてしまい、粘りきることができず悔しいです」

 小野は初登板から、なかなか勝ち星に恵まれなかったが、13度目の挑戦となった 8月29日ヤクルト戦(神宮)で、ついに初勝利をマークしていた。

  8回から 2番手には今季「59試合目」の登板となる桑原があがった。

 阪神先発の小野泰己投手=阪神甲子園球場

 涼しい顔して、ひょいひょい投げる。快適なリズムだからこそ、DeNA打線もそりゃ眠ってしまうわけだ。D 2位・小野が 7回 6安打 1失点。自身「2連勝」とはならずも、三振の山を築いた。

 「立ち上がりからしっかり腕を振って、直球を投げ込むことができました。四球がなかったことがよかったと思います」

 阪神先発の小野泰己投手=阪神甲子園球場

  1回から桑原、柴田、筒香を三者連続三振。筒香にはこの日最速となる 152キロの直球を織り交ぜながら最後は 115キロのカーブで空振りをとった。 6回には先頭・倉本に 3遊間を破られたが、続く桑原を 1ゴロ併殺。 1点リードの 7回二死 1塁で梶谷に右中間へ同点 2塁打を献上し、 8月29日のヤクルト戦(甲子園。 6回 2安打無失点)に続く「プロ2勝目」はお預けになったが、今季14試合目の登板で初の無四球。自己最多の 9奪三振をマークした。

  7回表DeNA二死 1塁、梶谷隆幸外野手(左)に右中間への適時 2塁打を浴びた小野泰己投手=阪神甲子園球場

 「 1球 1球の投球の間隔を早くすることを意識して投げました。初勝利からの次の登板なんで、気持ちとして、しっかり頑張ろうと思いました」

 テンポのよさ。速球。制球力。福原 2軍育成コーチの現役時代に重ねてしまうのは、早いか。「きょうみたいなことを経験して、それを力にしていってほしい」と金本監督。次は16日の中日戦(甲子園)となる見通し。ついに軌道に乗ったことを証明してみせる。

 

 桑原謙太朗投手は 8回に登板して三者連続三振。ベイの反撃ムードを断ち切った=阪神甲子園球場

 K、K、K…。甲子園のライナービジョンに何度も映し出された。先発のD 2位・小野が 7回 9奪三振 1失点の力投。その粘りに応える。あとを受けたリリーフ陣が炎の奪三振ショーを演じた。

 「三振よりも結果なので。抑えられたことがすべてです」

 「2番手」で登板した桑原は、さも当然のような表情で振り返った。

  7回に小野が同点に追いつかれ、打線は 1回に敵失で 1点を奪っただけ。明らかにDeNAに流れが傾きかけていた 8回、虎を勢いづかせた。

 まずは代打・石川を 135キロの宝刀スライダーで空振り三振。倉本、桑原とひと筋縄ではいかない打者が続いても、キレ味抜群のスライダーで空を斬らせた。今季DeNA戦は 6戦 5ホールド、「防御率0.00」。クライマックスシリーズでの対戦が濃厚な相手に、さらに苦手意識を植え付けた。

 これにドリスが続いた。 2番・柴田をフォークで空振り三振。筒香は直球とシュートのコンビネーションで押して、最後は内角にズドンとストレートをブチ込んで見逃しの三振。ロペスは外角低めに変化球を集めて、これも手を出させずに三振に仕留めた。

 ラファエル・ドリス投手は 9回に登板して 3連続三振。桑原に続いたゼ=阪神甲子園球場

 「いつもと一緒。一死目を大事に、一人ひとり抑えることを考えて投げたよ」

 逆転サヨナラ弾を浴びた 5日の広島戦(マツダ)以来の登板だったが「気持ちは切り替えてやっている。いつも下を見ずに上を見ているよ」とニッコリ。“後遺症”はなさそうだった。

 その後も延長10回にマテオが連続三振を「8」に伸ばした。金本監督は「 8者連続ですか。実は僕も数えていました(笑)。すごかったですね」と絶賛。藤川の 2奪三振も合わせると、この日は虎党で計「20奪三振」。将は「きょうは投手力の勝利」とたたえた。

 チーム防御率「3.34」はリーグトップ。鉄壁の救援陣は来たる決戦にも備えている。

 

 マテオは延長10回に登板し、宮崎を見逃し三振、高城は空振り三振で二死まできたところで梶谷に中前打。桑原、ドリスと続いていた連続奪三振は 8者連続で途絶えたが、二死一塁から代打の後藤を外角 135キロのスライダーで空振り三振。 1回を 1安打 3奪三振でバトンをつないだ。「アウトの取り方は意識していなくて、とにかく 3つ取れてよかった。チームとして最後の最後までみんなでつないだ結果」と満足げな笑みを見せた。

 

 12回、投球する藤川球児投手=阪神甲子園球場

 藤川が延長12回に登板して最後を締めた。先頭の宮崎をパワフルな高め直球で空振り三振に仕留めると、高城も直球でガンガン押して、力のない三飛に。梶谷はフォークで空を切らせた。その裏にチームがサヨナラ勝ちして「3勝」目。「お客さんも帰っていないですし、野球の楽しさがよく出た試合だったんじゃないかな」とうなずいた。

◇データBOX◇

◎…阪神投手陣が延長12回で計「20三振」を奪った。チームで 1試合に「20奪三振」以上は、2015年 8月 7日に広島投手陣が巨人戦で延長12回で21三振を奪って以来 2年ぶり「5度目」。

◎…なお、延長試合は参考記録扱い。プロ野球記録は 9回までの数で、1995年にオリックスがロッテ戦で、2005年にヤクルトが中日戦で、2006年にソフトバンクが中日戦で奪った「19三振」。

 

 鯉の尻尾はヌルヌルして捕まえられずに「3連敗」したが、海星はハマを歩けば簡単に捕まえられ「2連勝」に持って行けた!これで10日も勝てば振り出しに戻るゾ!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

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4番大山満振りタイムリー!糸井が13号ソロ、チーム7年ぶり100本塁打!伊藤隼太代打サヨナラ打!

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大阪公演中の「劇団四季ミュージカル『キャッツ』」のマンカストラップ役の加藤迪(すすむ)さんが始球式を行った。人生 2度目のマウンドはきっちりとノーバウンド投球。場内を大いに沸かせた。劇中ではネコ科の役を演じており、エールを送った。昨年、上演を行った札幌は北海道日本ハムが日本一になるなど、33年間で上演地が15回のリーグ優勝を決めているという。阪神は 1回に福留孝介外野手(40)の適時打で先制。 2回にDeNAは 3点を挙げて逆転するも、阪神は 2回に 1点、 3回に 2点を入れて勝ち越した。阪神は 4回に糸井嘉男外野手(36)の「13号ソロ」で加点した。先発ルイス・メンドーサ投手(33)は勝ち投手の権利を持って 5回に降板。DeNAは 6回に 1点を返した。 阪神は同点の 9回裏二死満塁から伊藤隼太外野手(28)が安打を放った。 2試合連続のサヨナラ勝ち。ラファエル・ドリス投手(29)が「4勝」目。

ついに、ついに、ついに難敵サウスポーを攻略した。中軸の 2人が快音を響かせる。先発したDeNAのドラフト 1位・濱口(22=神奈川大學)から 4回 2/3で 5点を奪い、マウンドから引きずりおろした。新人左腕相手に今季はこれまで 3戦全敗で防御率「0・93」に抑えられてきた。これまでの借りを返す猛攻になった。聖地の中心にいたのは、糸井と福留だった。試合後、冷静に振り返ったのは、口火を切った主将・福留だ。 1回一死 2塁で中前打を放ち、速攻で先制点を奪った。さらに 3回一死、またしても中堅フェンス直撃の 3塁でチャンスメークし、大山悠輔内野手(22=白鴎大学)の適時 2塁打を呼び込んだ。糸井も大暴れだ。 1回に右前打で出塁し、先制のホームを踏むと、 4回、左翼席に「13号ソロ」をたたき込んだ。これがチームとして 7年ぶりとなるシーズン「100号アーチ」。2010年(173本塁打)以来、 7年ぶりに「3桁」に乗せた。今季 3度の対戦で「3勝」を献上していた濱口を主力の左打者 2人が打ち砕いた。ルーキー左腕は今季、試合前まで対戦防御率「0.93」と封じ込められてきた。クライマックスシリーズ(CS)での再戦が予想される。これ以上難敵に苦しめられるわけにはいかない。必勝を期して臨んだ試合。好調鳥谷敬内野手(36)は今季 8度目のベンチスタートだったが、たまってきたものを晴らすように打線がつながった。張られたレッテルをはがすには、十分すぎるほどの勢いだった。福留、糸井がそろって 4安打の大当たりで首位・広島に敵地で「3連敗」という悪夢の後、 3位・DeNAに本拠地で「3連勝」。“失速の秋”にするにはまだ早い。火がついた打線が、聖地をより熱くする。

大山悠輔内野手が「4番」の役割を果たした。 1点を追う 3回一死 3塁。濱口の初球内角速球をフルスイングすると、痛烈なゴロで 1塁線を破り、同点適時打になった。

伊藤隼太外野手が、 9回二死満塁から右翼フェンス直撃のサヨナラ打を放った。ここ最近は11打席ヒットがなく、この日は昼間に 2軍戦に出場し、調子を整えていた。お立ち台で、そう答える背番号「51」は、甲子園で輝いた。プロ 6年目の伊藤隼太外野手が同点の 9回、右越えにプロ初のサヨナラ打を放ち、 3位DeNAに「3連勝」。 2試合連続のサヨナラ勝ちで、 3位に「6・5差」とし、シーズン「5割以上」を決めた。今季限りで退任する掛布雅之 2軍監督(62)の一番弟子が勝負を決めた。まるで駒のように、頭の先から地面まで目に見えない軸に沿って、くるりと体がまわった。打球はグンと伸びていき、前進守備の右翼手のはるか頭上、右翼フェンスに直撃した。プロ初のサヨナラ打を放った伊藤隼が右拳を高々と天に突き上げた。ベンチ前で金本知憲監督(49)に抱きつき声を弾ませた。 8月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、出場13試合ぶりの「H」ランプは 2夜連続のサヨナラをもたらす決着打となった。くしくも、この日は掛布 2軍監督の今季限りでの退任が発表された。この日のヒーローはまだGM付育成&打撃コーディネーター(DC)だった2013年オフからミスタータイガースの自宅でバットを振った。その後もキャンプ中にホテルの一室でマンツーマン指導など、薫陶を受けてきた。打てば勝つ。そんな場面で快音を奏で続ける。

阪神の新外国人ルイス・メンドーサ投手が粘りの投球で 5回 3失点にまとめた。 2回には 4安打を集中されて 3点を失ったが後続を断った。動くツーシームとチェンジアップなど緩い球を駆使。特に筒香嘉智外野手(25)相手には細心の投球を見せつけた。 1回一死 1塁ではツーシーム 2球で追い込み、最後は低めに沈むチェンジアップで遊飛。 5回もチェンジアップで打ち気を誘い、引っ掛けさせて 2ゴロ。北海道日本ハムから移籍 2度目のマウンドは、勝利投手の権利を手中にして降板した。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 7x- 6DeNA>◇20回戦◇阪神13勝 7敗◇10日◇阪神甲子園球場

 大阪公演中の「劇団四季ミュージカル『キャッツ』」のマンカストラップ役の加藤迪(すすむ)さんが始球式を行った。

 人生 2度目のマウンドはきっちりとノーバウンド投球。場内を大いに沸かせた。劇中ではネコ科の役を演じており、「上演地のチームは優勝するジンクスがあります。同じネコとして優勝してほしいです」とエールを送った。

 昨年、上演を行った札幌は北海道日本ハムが日本一になるなど、33年間で上演地が15回のリーグ優勝を決めているという。

 「キャッツ」マンカストラップ役の加藤迪さんが始球式をした=阪神甲子園球場

 阪神は 1回に福留の適時打で先制。 2回にDeNAは 3点を挙げて逆転するも、阪神は 2回に 1点、 3回に 2点を入れて勝ち越した。

 阪神は 4回に糸井の「13号ソロ」で加点した。先発メンドーサは勝ち投手の権利を持って 5回に降板。DeNAは 6回に 1点を返した。

 阪神は同点の 9回裏二死満塁から伊藤隼が安打を放った。 2試合連続のサヨナラ勝ち。ドリスが「4勝」目。DeNAは「4連敗」となった。三上が「3敗」目。

  9回裏阪神二死満塁、サヨナラ右越え適時打を放った伊藤隼外野手だが、ナインは生還した鳥谷敬内野手を祝福する=阪神甲子園球場

 

 ついに、ついに、ついに難敵サウスポーを攻略した。中軸の 2人が快音を響かせる。先発したDeNAのドラフト 1位・濱口から 4回 2/3で 5点を奪い、マウンドから引きずりおろした。聖地の中心にいたのは、糸井と福留だった。

 「最後まで諦めない気持ちを選手全員が持っていることは、いいことなんじゃないかな」

 試合後、冷静に振り返ったのは、口火を切った主将・福留だ。 1回一死 2塁で中前打を放ち、速攻で先制点を奪った。さらに 3回一死、またしても中堅フェンス直撃の 3塁でチャンスメークし、大山の適時 2塁打を呼び込んだ。

 福留孝介外野手は 3回、濱口遥大投手から 3塁打。難敵左腕を攻略した=阪神甲子園球場

 糸井も大暴れだ。 1回に右前打で出塁し、先制のホームを踏むと、 4回、左翼席に「13号ソロ」をたたき込んだ。これがチームとして 7年ぶりとなるシーズン「100号アーチ」。今季 3度の対戦で「3勝」を献上していた濱口を主力の左打者 2人が打ち砕いた。

 ルーキー左腕は今季、試合前まで対戦防御率「0.93」と封じ込められてきた。クライマックスシリーズ(CS)での再戦が予想される。これ以上難敵に苦しめられるわけにはいかない。必勝を期して臨んだ試合。好調鳥谷は今季 8度目のベンチスタートだったが、たまってきたものを晴らすように打線がつながった。張られたレッテルをはがすには、十分すぎるほどの勢いだった。

  4回、「13号ソロ」を放った糸井嘉男外野手。「チーム100号」だ=阪神甲子園球場

 金本監督も「うちの打者も苦手意識を払拭できたと思う。苦手の投手から 5点を取るという、そういうところにチーム力がついてきている感じがします」と目を細めた。

 福留、糸井がそろって 4安打の大当たりで首位・広島に敵地で「3連敗」という悪夢の後、 3位・DeNAに本拠地で「3連勝」。“失速の秋”にするにはまだ早い。火がついた打線が、聖地をより熱くする。

  1回裏阪神一死 2塁、中前適時打を放った福留孝介外野手。投手濱口遥大(22)=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が天敵のDeNA先発濱口への刺客になった。 1回一死 2塁の先制機。外角速球をたたき、痛烈なライナーで中前タイムリーを放った。

  2回に逆転され、 1点を追う 3回一死走者なしでは、再び濱口の初球速球を強振。中堅桑原がジャンプしても捕れず、白球が転々とする間に 3塁打になった。直後の大山の適時打で生還。序盤から存在感を発揮した。

 新人左腕相手に今季はこれまで 3戦全敗で防御率「0・93」に抑えられてきた。これまでの借りを返す猛攻になった。

  6回裏阪神無死、福留孝介外野手は左前安打を放った=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が今季 3度目となる 4安打をマークした。

  3回の第 2打席ではセンターへフェンス直撃の 3塁打を放ち、激走を見せた。同点の 9回一死 2、 3塁では敬遠四球。サヨナラ勝ちに貢献した。

 「最後まで諦めない気持ちを選手全員が持ってるのはいいこと」

 試合後、 4安打については「たまたまだよ」と謙虚に答えたが、好調をキープ。これで 9月の打率を「3割4分6厘」と大幅に上昇させた。ペナントレース終盤で、主将のバットが火を噴いている。

  4回裏阪神無死、糸井嘉男外野手は左越え本塁打を放った=阪神甲子園球場

糸井嘉男外野手が値千金の加点アーチを放った。 1点リードの 4回、先頭で濱口の速球をとらえると、持ち前のパワーで逆方向の左翼へオーバーフェンスさせた。

 「少し振り遅れ気味でしたが、しっかりとスイングすることができました。まぐれです」。今季「13号ソロ」は、チームにとってシーズン「100本塁打」目。2010年(173本塁打)以来、 7年ぶりに「3桁」に乗せた。

 

  3回裏阪神一死 3塁、右翼線適時二塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が「4番」の役割を果たした。

  1点を追う 3回一死 3塁。濱口の初球内角速球をフルスイングすると、痛烈なゴロで 1塁線を破り、同点適時打になった。

 「( 3塁打を放った福留)孝介さんがチャンスを作ってくれたので、同点にすることを考えて、初球から積極的に打ちにいきました。ランナーをかえすことができて良かったです」と振り返った。

☆ 1点を追う 3回一死 3塁、 1塁線を破る同点 2塁打を放った大山悠輔内野手

 「初球から積極的に打ちにいきました。ランナーをかえすことができてよかったです」

 

  9回裏阪神二死満塁、伊藤隼太外野手は右越え適時打でサヨナラとしナインからウオーターシャワーを浴びる=阪神甲子園球場

 伊藤隼太外野手が、 9回二死満塁から右翼フェンス直撃のサヨナラ打を放った。

 「回が始まる前から、 2アウト満塁ならピッチャーのところで回ってくるなという予感がしてたので、準備はしてましたけど、正直足は震えてました」

 ここ最近は11打席ヒットがなく、この日は昼間に 2軍戦に出場し、調子を整えていた。

 「ほんとに後がないと思って、自分自身やってましたし、最近全然打ててなかったので、そういう中でほんとに 1本打ててほんとに最高です」

 お立ち台で、そう答える背番号「51」は、甲子園で輝いた。

  9回、サヨナラ適時打を放ち、ヒーローインタビューに臨む伊藤隼太外野手=阪神甲子園球場

 プロ 6年目の伊藤隼太外野手が同点の 9回、右越えにプロ初のサヨナラ打を放ち、 3位DeNAに「3連勝」。 2試合連続のサヨナラ勝ちで、 3位に「6・5差」とし、シーズン「5割以上」を決めた。今季限りで退任する掛布雅之 2軍監督の一番弟子が勝負を決めた。

 まるで駒のように、頭の先から地面まで目に見えない軸に沿って、くるりと体がまわった。打球はグンと伸びていき、前進守備の右翼手のはるか頭上、右翼フェンスに直撃した。プロ初のサヨナラ打を放った伊藤隼が右拳を高々と天に突き上げた。ベンチ前で金本監督に抱きつき「今まで味わったことのない最高の気分」と声を弾ませた。

 「緊張しっぱなしでしたが、二死満塁で俺にまわる、という予感がありました。こういう展開でしたし、しばらく打てなかったことは逆に忘れていきました」

 サヨナラ適時打を放った伊藤隼太外野手=阪神甲子園球場

  6- 6の 9回二死満塁。DeNAの 6番手・三上のど真ん中の 141キロをとらえた。この試合前まで11打席連続無安打だった。 8月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、出場13試合ぶりの「H」ランプは 2夜連続のサヨナラをもたらす決着打となった。

 「それまでに決まったらいいとも思っていました」と冷静だったが、打席に入れば心を燃やして、ひと振りで試合を決めた。

 “恩返し”の一打だ。くしくも、この日は掛布 2軍監督の今季限りでの退任が発表された。この日のヒーローはまだGM付育成&打撃コーディネーター(DC)だった2013年オフからミスタータイガースの自宅でバットを振った。その後もキャンプ中にホテルの一室でマンツーマン指導など、薫陶を受けてきた。

  9回、サヨナラヒットを放った伊藤隼太外野手=阪神甲子園球場

  2軍監督に就任した昨季からの 2年間は身ぶり手ぶりでの指導の回数は減ったが、少しバランスが崩れているとすぐさま打撃ケージ裏から一声かけてもらった。背番号「51」は「やりやすい環境を作ってくれて、ありがたい」と感謝していた。

 昨年春のキャンプイン直前に右肩の負傷でバットをにぎれず、黙々と高知・安芸の 2軍キャンプでランニングを繰り返すまな弟子の姿をみていた背番号「31」はことあるごとに「やつは強いよ。精神的にさ」と話していた。練習の虫となり、超一流になった男が認める心の強さがチームを救う一打につながる。

 伊藤隼は「広島で『3連敗』のあとに『3連勝』ですし、気分よく(12日からの)巨人戦に向かえます」と力を込めた。打てば勝つ。そんな場面で快音を奏で続ける。

  9回、サヨナラヒットを放った伊藤隼太外野手=阪神甲子園球場

☆サヨナラ打の伊藤隼太外野手について片岡篤史打撃コーチ

 「最近結果が出ずモヤモヤしていたと思うが、ベンチで誰よりも声を出していた。しっかり準備していた成果が出たと思う。そういう選手が結果を出してくれてうれしい」

★伊藤隼太外野手と掛布雅之 2軍監督

 ドラフト 1位ながら伸び悩んでいた伊藤隼を2013年の秋季キャンプでは宿舎の部屋でマンツーマン指導。掛布DC(当時)から伝授された脱力打法や本人がスイング時に首が傾く悪癖解消に着手。11月12日のオリックスとの練習試合(高知東部)ではソロ本塁打を含む 2安打の活躍。

 2014年の 1月下旬には伊藤隼が「ちょっと見てください」とお願いし、掛布DCが仕事先の富山県から緊急帰阪。鳴尾浜で練習を視察するなど、師弟関係を築いてきた。

  9回、プロ初のサヨナラ打を放った伊藤隼太外野手は金本知憲監督(手前)に抱きつく=阪神甲子園球場

 阪神が 2戦連続サヨナラ勝利を飾った。 9回裏二死満塁で代打伊藤隼太外野手が右翼フェンス直撃の決勝打を放ち、金本監督と抱き合って大喜び。甲子園のお立ち台では、声を震わせた。

-今の気持ち  伊藤隼太 打席に入る前に死ぬほど緊張してたので、それから解放されてちょっとほっとしています。

-打った瞬間は  伊藤隼太 終わったって感じですね。

-金本監督と抱き合ってた

 伊藤隼太 感情的になってしまいました。

-どんな気分

 伊藤隼太 今まで味わったことのない最高の気分でした。

-振り返って

 伊藤隼太 回が始まる前から、 2アウト満塁ならピッチャーのところに回るなと思って。回ってくるなという予感がしてたので(代打の)準備はしてましたけど、正直足は震えてました。

 お立ち台でガッツポーズする伊藤隼太外野手=阪神甲子園球場

-監督や片岡コーチから打席に入る前に言葉は

 伊藤隼太 特に何も言われてないですけど、やっぱり、無言の信頼だと思います。

-今季は大活躍。原動力は

 伊藤隼太  1日、 1日ほんとに後がないと思って、自分自身やってましたし、最近全然打ててなかったので、そういう中で 1本打ててほんとに最高です。

- 3位DeNAに「3連戦3連勝」

 伊藤隼太 最高です。 -来週から巨人との対戦  伊藤隼太 相手どうこうではなく、 1日 1日、 1戦 1戦勝つことだけを考えて、やっていきたいと思います。

  9回裏阪神二死満塁、サヨナラ打を放った伊藤隼太外野手は金本知憲監督と抱き合って喜ぶ=阪神甲子園球場

 阪神が 2年ぶりとなる2戦連続サヨナラ勝利を飾った。 9回裏二死満塁で代打伊藤隼が右翼フェ ンス直撃の決勝打を放った。 3位DeNAに同一カード「3連勝」で「6.5ゲーム」差と突き放した。 試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。

-伊藤隼が決めた

 金本監督 一番いいところで打ってくれた。

-指示は

 金本監督 何もない。指示は全部バッティングコーチに任せている。

-森越が粘って押し出し四球

 金本監督 粘ったのかどうか…、その後の疑惑のデッドボールもありますが、そういうつながりもある。押し出しも大事なんで。

-糸井、福留が 4安打

 金本監督 中軸が打ってくれると点になる。孝介も休みかどうか迷ったが、「いってもらおうぜ」ということで。よかったです。

-メンドーサは 5回 3失点

 金本監督  2回はちょっと心配したが、 5イニングを試合を壊さずに投げてくれた。 3点取られたが、勝ち投手にしてあげたかった。

-高橋が好救援

 金本監督  2三振とって、完璧だった。いつも、ああいう場面で行ってもらって、欠かせない戦力。いい仕事をしてくれる。

-連日の接戦を制した

 金本監督 チーム力、あきらめない姿勢と守りでも走塁でも、勝ちに向かっての姿勢を強く感じている。手応えはある。

-次は巨人戦

 金本監督 ジャイアンツに分が悪い。何とか甲子園でお返ししたい。いい試合をして、勝ちたい。

◇データBOX◇

◎…阪神・伊藤隼が九回、右越えにサヨナラ打。プロ初のサヨナラ打だった ◎…阪神のサヨナラ勝ちは今季8度目。2試合連続のサヨナラ勝ちは今季初で15年5月27-28日の楽天戦(甲子園)以来

◎…阪神は今季10度目の3連勝。同一カード3連勝は今季5度目

◎…阪神・糸井が13号ソロを放ち、2010年以来7年ぶりのチーム100本塁打到達

 

 阪神先発のルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

 阪神の新外国人ルイス・メンドーサ投手が粘りの投球で 5回 3失点にまとめた。

  2回には 4安打を集中されて 3点を失ったが後続を断った。動くツーシームとチェンジアップなど緩い球を駆使。特に筒香相手には細心の投球を見せつけた。 1回一死 1塁ではツーシーム 2球で追い込み、最後は低めに沈むチェンジアップで遊飛。 5回もチェンジアップで打ち気を誘い、引っ掛けさせて 2ゴロ。「前回登板のような投球はできませんでしたが、野手の方が取ってくれた点を守り、リードした状態で次の投手につなぐことができたので、最低限ですが、自分の仕事はできたと思います」。北海道日本ハムから移籍 2度目のマウンドは、勝利投手の権利を手中にして降板した。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

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藤浪12日巨人戦先発で復活星へ!メッセ驚異的回復力!甲子園歴史館で鳥谷2000安打記念特別展示!

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休日で英気を養った金本知憲監督(49)は11日、12日からの巨人戦(甲子園)に向けて「何とか勝ち越せるようにやっていきたい」と力こぶを作った。現在「4位」の宿敵とは今季、「8勝11敗」。広島(9勝13敗)とともに現時点で負け越している。「3位」DeNAとゲーム差なしの「4位」と迫っており、クライマックスシリーズ(CS)で対戦する可能性も。嫌なイメージを抱いたままにするわけにはいかない。12日の先発は今季「2戦2敗」の左腕・田口。「2位」死守に向けても、眼下の敵は撃破する。強くなった虎を証明してみせる。

藤浪晋太郎投手(23)が復活星を目指す。12日巨人戦の先発が見込まれる右腕は11日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュメニューで調整した。 5月 4日ヤクルト戦で「3勝」目を手にしてから 4カ月以上、白星から遠ざかっている藤浪は静かに闘志を燃やした。 5月 4日のヤクルト戦(神宮)以来となる勝ち星を挙げて、ミスタータイガースを安心させてみせる。

右足腓骨骨折でリハビリ中の阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が、13日に甲子園を訪れることが11日、明らかになった。回復具合を報告する見通しだが、状態次第では金本知憲監督ら 1軍首脳陣の前で“御前ピッチ”となりそうだ。クライマックスシリーズ(CS)での復活登板に向けて、猛アピールなるか-。信じられないほどのスピードでシナリオが実行されている。これがエースとしての自覚なのか。「9.13」-。メッセンジャーが、金本監督ら首脳陣に復活登板を直談判する流れになりそうだ。甲子園で行われた指名練習後、金村曉投手コーチ(41)が驚きを隠しきれない表情でプランを明かした。メッセンジャーはすでにキャッチボールを始めており、金本監督ら 1軍首脳陣への現状報告だけにとどまらず実際、体を動かして熱い思いをぶちまけることになる見通しだ。ちなみに骨折後、将と対面するのは初めて。金村コーチがうれしい悲鳴をあげるほど、ヤル気満々だ。メッセンジャーの故障離脱を受けて緊急獲得したルイス・メンドーサ投手(33)も虎初白星には恵まれていないが、 1軍戦力に定着。もちろん、今季「11勝」右腕がCSに間に合えば鬼に金棒だが、契約を残す来季に向けても、無理だけはさせられないというのが現状のようだ。

「外れ1位」は即戦力投手! 阪神は今秋のドラフト会議(10月26日)で早稲田大学系属早稲田実業学校高等部 の清宮幸太郎内野手( 3年)を指名する方針を固めているが万が一、抽選に外れた場合、大学NO.1左腕の明治大學・斉藤大将(ひろまさ)投手( 4年)らを「1位」候補としてリストアップしていることが11日、分かった。この日、早稲田-明治戦(神宮)をスカウト 4人態勢で視察した。掛布 2軍監督の退任が決まり、金本阪神は 3年目の2018年へ動き出す。水面下で動くドラフト戦略も具体的になってきた。「1位」は「高校通算111発」の清宮で動かないが、複数球団による抽選は必至。クジに外れた場合の「1位」は大学生の即戦力投手を指名する可能性が高いことが分かった。補強戦略と合致するのが明大の左腕・斉藤だ。スリークオーターよりも低い位置から投げるボールは最速 146キロ。この日、東京六大学リーグの早大戦(神宮)に先発し、佐野統括スカウト、平塚スカウトら 4人がスタンドに陣取って熱視線を送った。虎には近年、明治大學から荒木郁也内野手(29)、高山俊外野手(24)、坂本誠志郎捕手(23)、糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が入団し、つながりも深い。今夏の甲子園で 1大会の最多本塁打記録(6本)を樹立した中村奨成捕手(広陵高)や、社会人NO.1投手と呼び声高い田嶋大樹(JR東日本)らは清宮とともに「1位」指名で消える可能性が高い。そこで斉藤らが外れ候補に挙がる。関係者によると東都リーグの 152キロ右腕、中央大學・鍬原拓也投手( 4年)、 151キロ左腕、亜細亜大學・高橋遥人投手( 4年)も同様にマークしていくという。清宮が大本命の恋人であることには変わらないが、リスクは計算に入れ、現実的な目線で補強戦略を進める。

甲子園歴史館は11日、鳥谷敬内野手の「2000本安打」達成記念特別展示として、16日から31日まで特別展を開催すると発表した。記事をまとめてみました。

 

 休日で英気を養った金本知憲監督は11日、12日からの巨人戦(甲子園)に向けて「何とか勝ち越せるようにやっていきたい」と力こぶを作った。

 現在「4位」の宿敵とは今季、「8勝11敗」。広島(9勝13敗)とともに現時点で負け越している。「3位」DeNAとゲーム差なしの「4位」と迫っており、クライマックスシリーズで対戦する可能性も。嫌なイメージを抱いたままにするわけにはいかない。

 振り返れば2007年の「14勝9敗1分け」以降、 9年連続で勝ち越しがない。TG戦は残り 6試合。10年ぶりに勝ち越して、ポストシーズンにも弾みをつけたい。

 12日の先発は今季「2戦2敗」の左腕・田口。「苦手投手がくるけれど、きのう(10日のDeNA戦の)濱口(を攻略した)みたいに、食らいついていってほしい」。「2位」死守に向けても、眼下の敵は撃破する。強くなった虎を証明してみせる。

 

 阪神藤浪晋太郎投手=明治神宮球場(2017年 5月20日撮影)

 藤浪晋太郎投手が復活星を目指す。12日巨人戦の先発が見込まれる右腕は11日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュメニューで調整した。

  5月 4日ヤクルト戦で「3勝」目を手にしてから 4カ月以上、白星から遠ざかっている藤浪は「いつも通り 1人 1人。チーム状況とかを深く考え過ぎるとダメなので。シンプルに」と静かに闘志を燃やした。

 キャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪が11日、退任する掛布 2軍監督へ、復活星をささげることを誓った。今季はプロ 5年目で初めて不振で 2軍落ち。「ファームでよくしてくださった。声をかけてもらったり、気を使って助けていただいた。いいピッチングをすることが恩返しになる。そういう姿をみせたい」。 8月16日に再昇格したあと、 3度登板したがまだ白星はない( 0勝 2敗)。 5月 4日のヤクルト戦(神宮)以来となる勝ち星を挙げて、ミスタータイガースを安心させてみせる。

 

 ランディ・メッセンジャー投手はすでにギプスを外して練習。13日に首脳陣に猛アピールする!?=阪神甲子園球場

 右足腓骨骨折でリハビリ中の阪神のランディ・メッセンジャー投手が、13日に甲子園を訪れることが11日、明らかになった。回復具合を報告する見通しだが、状態次第では金本知憲監督ら 1軍首脳陣の前で“御前ピッチ”となりそうだ。クライマックスシリーズ(CS)での復活登板に向けて、猛アピールなるか-。

 信じられないほどのスピードでシナリオが実行されている。これがエースとしての自覚なのか。「9.13」-。メッセンジャーが、金本監督ら首脳陣に復活登板を直談判する流れになりそうだ。

 「13日に会えるので、状態を確認しながら…です。こっち( 1軍)に来る話になっている。驚異的な回復力ですね」

 甲子園で行われた指名練習後、金村投手コーチが驚きを隠しきれない表情でプランを明かした。

  8月10日の巨人戦(東京ドーム)で打球が直撃し、右足腓骨を骨折。米国で手術を受け、27日に再来日し、29日から鳴尾浜でリハビリを始めた。今月 9日には早くもギプスを外した。今季中の復帰は微妙という状況だが、助っ人右腕は「クライマックスシリーズはもちろん、(レギュラー)シーズンが終わるまでに 2試合ぐらい投げられる」と鼻息を荒くしており、甲子園に乗り込んでくるというわけだ。

 つい先日まではギプス姿だったランディ・メッセンジャー投手。驚異の回復力だ

 メッセンジャーはすでにキャッチボールを始めており、金本監督ら 1軍首脳陣への現状報告だけにとどまらず実際、体を動かして熱い思いをぶちまけることになる見通しだ。ちなみに骨折後、将と対面するのは初めて。「本人は投げる気持ちが強いですけど。投げる気満々。だけど、試合になると違うし、張りとかも出てくる。 2試合… 1軍でも 1試合ぐらいね。気持ちはありがたいんですけど」。金村コーチがうれしい悲鳴をあげるほど、ヤル気満々だ。

 メッセンジャーの故障離脱を受けて緊急獲得したメンドーサも虎初白星には恵まれていないが、 1軍戦力に定着。もちろん、今季「11勝」右腕がCSに間に合えば鬼に金棒だが、契約を残す来季に向けても、無理だけはさせられないというのが現状のようだ。

 「9.13」で10月戦線のアウトラインが決まる。もう一段階、上にいくのか-。注目の帰還となりそうだ。

 

 早稲田大學戦で力投した斉藤大将投手。万が一、清宮幸太郎内野手を外せば即戦力左腕を獲りにいく=明治神宮球場

 「外れ1位」は即戦力投手! 阪神は今秋のドラフト会議(10月26日)で早実高の清宮幸太郎内野手( 3年)を指名する方針を固めているが万が一、抽選に外れた場合、大学NO.1左腕の明大・斉藤大将(ひろまさ)投手( 4年)らを「1位」候補としてリストアップしていることが11日、分かった。この日、早明戦(神宮)をスカウト 4人態勢で視察した。

 掛布 2軍監督の退任が決まり、金本阪神は 3年目の2018年へ動き出す。水面下で動くドラフト戦略も具体的になってきた。「1位」は「高校通算111発」の清宮で動かないが、複数球団による抽選は必至。クジに外れた場合の「1位」は大学生の即戦力投手を指名する可能性が高いことが分かった。球団関係者は「清宮選手を指名しないで、他の選手を指名することはないだろう。ただ、外れた場合の備えは必要。チーム事情を考えれば即戦力投手、特に左腕が必要になるのではないか」と見通しを明らかにした。

 スタンドでは阪神・平塚スカウト(右から 4人目)らが熱視線を送った=明治神宮球場

 補強戦略と合致するのが明大の左腕・斉藤だ。スリークオーターよりも低い位置から投げるボールは最速 146キロ。この日、東京六大学リーグの早大戦(神宮)に先発し、佐野統括スカウト、平塚スカウトら 4人がスタンドに陣取って熱視線を送った。

  113球で 6安打完封した 9日の 1回戦に続いて中 1日で先発。延長11回途中まで 154球を投げた。試合前から足の裏の皮がむけていたが「しっかり抑えられた」と 7安打 2失点。明大のエース番号「11」を背負う男を善波監督は「我慢しながらよく投げてくれた」とねぎらった。

 スタンドには計 8球団のスカウトが集結。阪神は球団方針でコメントしなかったが、2016年には高山、2017年には大山と 2年連続でD 1位を担当した明大OBの平塚スカウトが駆けつけているところに、力の入れようがうかがえる。楽天・後関スカウトが「左で先発でも何でもできる」といえば広島・尾形スカウトも「変化球が切れ、中継ぎ、先発がOKというのは魅力」と評価。虎には近年、明大から荒木、高山、坂本、糸原が入団し、つながりも深い。

 好投した明治大學・斉藤大将投手=明治神宮球場

 今夏の甲子園で 1大会の最多本塁打記録(6本)を樹立した中村奨成捕手(広陵高)や、社会人NO.1投手と呼び声高い田嶋大樹(JR東日本)らは清宮とともに「1位」指名で消える可能性が高い。そこで斉藤らが外れ候補に挙がる。関係者によると東都リーグの 152キロ右腕、中大・鍬原拓也投手( 4年)、 151キロ左腕、亜大・高橋遥人投手( 4年)も同様にマークしていくという。

 阪神は高山、大山と 2年連続「1位」で野手を指名。清宮を指名すれば「3年連続」で野手となる。10年に一度の逸材を獲得できれば万々歳だが、抽選で外した場合は、今季手薄だった先発陣の強化を急ぐ。清宮が大本命の恋人であることには変わらないが、リスクは計算に入れ、現実的な目線で補強戦略を進める。

★やりくり苦労、1軍左腕高齢化

 阪神は今季、投手のやりくりで苦労した。先発は藤浪、岩貞が想定外の不振。メッセンジャーが故障離脱するアクシデントにも見舞われた。リリーフ陣は桑原、マテオ、ドリスらが奮闘したが、後半戦では勤続疲労で打たれる場面も。野手ほど層が厚くないのが現状だ。特に 1軍の左腕は能見(38歳)、高橋(34歳)、岩崎(26歳)と年齢層が高め。若手を獲得したいところだ。

 

 通算「2000本安打」を達成の鳥谷敬内野手は記念のボードを手にヘルメットを上げ声援に応える=阪神甲子園球場(2017年 9月 8日撮影)

 甲子園歴史館は11日、鳥谷敬内野手の「2000本安打」達成記念特別展示として、16日から31日まで特別展を開催すると発表した。

 特別展ではタイガース一筋14年目にして達成した鳥谷選手の通算「2000安打」の軌跡をパネルや展示品で振り返るとともに、「2000安打」達成時に掲げていた記念パネルや本人のサインが入った達成試合のウイニングボールが展示される。

 

 2017年9月12日の予告先発情報=阪神・藤浪晋太郎投手ー巨人・田口麗斗投手と発表されているが、どこまで踏ん張ることができるのか心配ですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督がCSにらみ苦手田口、菅野攻略を指令!福留先制適時打で好調をキープ!藤浪4回途中降板…

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金本知憲監督(49)が11日、上げ潮ムードの虎打線に「濱口みたいに打っていってほしい」と再度の天敵攻略を期待した。前日10日に今季「3戦3敗」だったDeNAのルーキー左腕濱口遥大投手(27)を、 5回途中でKO。10安打を浴びせて 5点を奪い苦手意識を拭い去った。巨人「3連戦」は今季「2戦2敗」の田口麗斗投手(21)、「1勝1敗」ながら防御率2.40と分が悪い菅野智之投手(27)とぶつかる。「3位」DeNAとゲーム差なしの「4位」巨人とは、CSで対戦する可能性もある。短期決戦で苦手イメージを引きずれば、後手に回ることになりかねない。この時期にそんな印象は断ち切っておきたい。金本監督は、今日12日に田口と投げ合う藤浪晋太郎投手(23)にも期待した。

阪神は 1回、福留の中前適時打で 2点を先制すると 2回も 4連打で 3点を追加。巨人は 3回、長野の左翼への「15号ソロ」で反撃した。阪神先発藤浪は 4回、坂本への四球から崩れ、 2者連続適時打で 3点を失い、途中降板。巨人先発田口は 6回 5失点で降板した。巨人は 1点を追う 9回、無死 1、 2塁とすると橋本到外野手(27)の安打と送球の乱れで同点に追いついた。試合は延長戦に突入した。巨人は延長12回無死 1、 2塁から阿部が犠打を決めたが無得点。阪神はその裏、走者を出したものの無得点で引き分けに終わった。阪神が最大 5点差を守りきれず、痛恨の引き分けに終わった。 1点リードの 9回にラファエル・ドリス投手(29)を投入したが、土壇場で同点に追いつかれた。

福留孝介外野手(40)が「先制2点適時打」を放った。初回一死 2、 3塁の好機で打席に入ると、カウント 2- 0からの 3球目をスイング。打球はセンターに抜け、先制となる「2点適時打」を浴びせた。10日DeNA戦(甲子園)では 1試合 4安打をマークしており、好調を維持している。土はつけられなくても間違いなく前進だ。10試合ぶりに「4番」へ座った福留の一打から、ついに難敵を打ち崩した。昨季から「7連敗」していた「虎キラー」田口を攻略だ。結果的には 4時間24分ドローでも、序盤の 1時間に収穫が詰まっていた。虎は田口に対し、昨季から 8試合で「7連敗」中。巨人がCSに進出してきた場合、負けられない舞台で、同じ“アレルギー”を発症するわけにはいかない。ここで苦手意識を振り払っておく必要があった。主将が力強く手本を示し、猛攻は続いた。 2回は二死走者なしから藤浪が四球を選ぶと、そこから目が覚めるような「4連打」だ。 1、 2塁から上本博紀内野手(31)の右前適時打で 3- 0。なおも 1、 3塁から糸井嘉男外野手(36)も右前適時打を放った。 9回無死 1、 2塁の左翼守備。懸命に左前のポテンヒットを処理した福留が、補殺を狙った 3塁へ悪送球し、同点となった瞬間、田口の負けも消えた。金本監督は勝ちきれなかったことを悔しがったが、勝負の秋に向け、手応えのある「5点」だったことは変わらない。

延長12回、巨人・寺内崇幸内野手(34)が放った「左越え2塁打」のクッションボールを福留が処理しているところに、左翼席から水色の異物が投げ込まれた。福留が踏んでもおかしくないほどの距離で、プレーに直接影響はなかったが、かなり危険な行為。球団関係者が確認し、化粧品系のボトルだった模様。

藤浪晋太郎投手が 4回途中で降板した。 3回までは 7番長野に浴びた「ソロ」 1本に封じていたが 4回、先頭の「3番」坂本勇人内野手(28)に死球を与えると、そこから 3失点。金本監督は即座に投手交代を告げた。この日は 3回 1/3を投げ、 4安打 4失点。 5月 4日ヤクルト戦(神宮)以来の「4勝」目を目指したが、この日もかなわなかった。また急変…。阪神は 5点リードから、藤浪が死球をきっかけに崩れ、 4回途中 4失点KO。巨人と引き分けた。 3年ぶりのシーズン勝ち越しは決めたが、首位広島のマジックは「4」に減り、14日にも「V逸」-。エビ反りになった坂本勇の背中にぶつけてしまった。帽子をとる。何度も頭を下げる。フゥ~と息を吐く。順調に進んでいた藤浪の投球が、 1球で変わってしまった。 5点のリードをもらい、 3回まで長野のソロのみの 1失点。暗転したのは 4回だった。初球。 146キロ直球がすっぽ抜けた。そこから明らかに腕が振れなくなった。勝てた試合だった。昨季から一度も土をつけていない難敵・田口に対し、打線が奮起した。 1回に福留の 2点打、 2回も上本、糸井、福留の適時打が飛び出し、 5点をもぎとった。楽に勝てる。そして藤浪がついに「復活星」をあげる。これが勝負の秋への弾みになる。苦しんだが、最後は藤浪が救世主になってくれる-。誰もがそう思ったはずだ。しかし、送り出した指揮官の期待は、一瞬にして水の泡となってしまった。土俵際での執念をみせてほしかっただけに、もどかしいのは本人だけじゃない。フォームも気持ちも修正してかけた伝統の一戦で炎上…。現実は深刻だ。

石崎剛投手(26)が 5- 4の 4回一死 1塁から「2番手」で登板。小林誠司捕手(28)、田口を連続三振に斬ると、 5回も 3人でピシャリ。プロ初勝利の権利を手にしたが、お預けに。

阪神の守護神ラファエル・ドリス投手はリードを守り切れなかった。 1点リードの 9回にマウンドへ。先頭打者を 2ゴロに打ち取るも、森越祐人内野手(29)が体勢を崩して出塁を許す。無死 1、 2塁のピンチでは橋本到に左前へポテンヒットされ、福留の悪送球で追いつかれた。不運なプレーに見舞われた。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 5-巨人 5=延長12回規定により引き分け>◇20回戦◇阪神 8勝11敗 1分け◇12日◇阪神甲子園球場

 金本監督が11日、上げ潮ムードの虎打線に「濱口みたいに打っていってほしい」と再度の天敵攻略を期待した。前日10日に今季「3戦3敗」だったDeNAのルーキー左腕濱口を、 5回途中でKO。10安打を浴びせて 5点を奪い苦手意識を拭い去った。今日12日からの巨人「3連戦」は今季「2戦2敗」の田口、「1勝1敗」ながら防御率2.40と分が悪い菅野とぶつかる。

 天敵をたたいておきたい理由がある。「3位」DeNAとゲーム差なしの「4位」巨人とは、CSで対戦する可能性もある。短期決戦で苦手イメージを引きずれば、後手に回ることになりかねない。この時期にそんな印象は断ち切っておきたい。金本監督は「藤浪も終盤に何かつかんでほしいし、安心感というかね。多少、四球を出してもしようがない。彼の持ち味なのでね」と、今日12日に田口と投げ合う藤浪にも期待した。

 阪神金本知憲監督=阪神甲子園球場( 9月 9日撮影)

 

 阪神は 1回、福留の中前適時打で 2点を先制すると 2回も 4連打で 3点を追加。巨人は 3回、長野の左翼への「15号ソロ」で反撃した。

 阪神先発藤浪は 4回、坂本への四球から崩れ、 2者連続適時打で 3点を失い、途中降板。巨人先発田口は 6回 5失点で降板した。

 巨人は 1点を追う 9回、無死 1、 2塁とすると橋本到の安打と送球の乱れで同点に追いついた。試合は延長戦に突入した。

 巨人は延長12回無死 1、 2塁から阿部が犠打を決めたが無得点。阪神はその裏、走者を出したものの無得点で引き分けに終わった。

 巨人・橋本到外野手に安打を浴び、エラーも絡んで同点とされたラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

 阪神が最大 5点差を守りきれず、痛恨の引き分けに終わった。 1点リードの 9回にラファエル・ドリス投手を投入したが、土壇場で同点に追いつかれた。

 阪神は藤浪、巨人は田口が先発。

 阪神は 1回一死、上本が左前打。続く糸井もワンバウンドで 1塁手の頭上を越える 2塁打で 2、 3塁。ここで福留が 2点中前打を放ち、 2- 0とした。 2回は二死から藤浪の四球と俊介の右前打で 1、 2塁。ここで上本が右前適時打を放ち 3- 0。さらに糸井、福留も右前へ連続適時打が放ち 5- 0とした。

 巨人は 3回、先頭の長野が左翼へ「15号ソロ」。 1- 5とした。 4回は先頭の坂本が死球。一死後、村田も四球を選び、亀井が右中間へ「適時2塁打」。なお一死 2、 3塁で長野が 2点中前打を放ち、 4- 5とした。

  9回は阪神の守護神・ドリスを攻め立て、亀井の内野安打などで無死 1、 2塁。代打・橋本到が左前打。打球を処理した福留が悪送球し、走者が生還。同点に追いついた。

 

 1回裏阪神1死二、三塁、福留孝介外野手は先制の中前2点適時打を放った。投手田口麗斗=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が「先制2点適時打」を放った。

 初回一死 2、 3塁の好機で打席に入ると、カウント 2- 0からの 3球目をスイング。打球はセンターに抜け、先制となる「2点適時打」を浴びせた。

 「打ったのはスライダー。チャンスの打席だったので積極的に打ちに行きました。先制点を取ることができて良かったです」

 10日DeNA戦(甲子園)では 1試合 4安打をマークしており、好調を維持している。

 福留孝介外野手は 1回、適時打を放った。難敵・田口麗斗投手を攻略だ=阪神甲子園球場

 土はつけられなくても間違いなく前進だ。10試合ぶりに「4番」へ座った福留の一打から、ついに難敵を打ち崩した。昨季から「7連敗」していた「虎キラー」田口を攻略だ。結果的には 4時間24分ドローでも、序盤の 1時間に収穫が詰まっていた。

 「チャンスの打席だったので積極的に打ちにいきました。先制点を取ることができてよかった」

  1回、上本の左前打、糸井の「右翼線2塁打」でいきなり巡った一死 2、 3塁の好機。中前へ、きっちり先制の 2点打を放った。 8月31日のヤクルト戦(甲子園)を最後に「4番」の座をD 1位・大山に明け渡していたが、やはりここぞで頼もしい。

  2回、適時打を放った上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 虎は田口に対し、昨季から 8試合で「7連敗」中。巨人がCSに進出してきた場合、負けられない舞台で、同じ“アレルギー”を発症するわけにはいかない。ここで苦手意識を振り払っておく必要があった。

 そんな状況で、この大ベテランだけは、これで通算対戦打率 0.440(29打数11安打)と相性抜群。 8月25日の東京ドームでも先制の「左中間2塁打」を放った。相性そのままに、大胆に「4番」に戻した金本監督の起用が、ズバッとはまった形だ。

 主将が力強く手本を示し、猛攻は続いた。 2回は二死走者なしから藤浪が四球を選ぶと、そこから目が覚めるような「4連打」だ。 1、 2塁から上本の右前適時打で 3- 0。なおも 1、 3塁から糸井も右前適時打を放った。

  2回に右前へ適時打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

  9試合連続安打の超人が「みんながつないでくれてまわってきた打席だったので、流れを止めないように繋ぐ意識で打ちに行きました」と振り返れば、さらに福留が 1、 3塁から右前適時打で、 5- 0。難敵・田口に 4回までに「2桁10安打」を浴びせ、 6回 5失点と“敗戦投手の権利”を持たせて、降板させたが…。

  9回無死 1、 2塁の左翼守備。懸命に左前のポテンヒットを処理した福留が、補殺を狙った 3塁へ悪送球し、同点となった瞬間、田口の負けも消えた。金本監督は「あとヒット 1本というところで、出なかった」と勝ちきれなかったことを悔しがったが、勝負の秋に向け、手応えのある「5点」だったことは変わらない。

  2回、適時打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

☆ 8月25日の巨人戦以来、今季「5度目」の猛打賞の阪神・俊介外野手

 「結果が出たことはよかった。状態は悪くないと思う。続けていきたい」

◇データBOX◇

◎…今季、福留は巨人戦で打率 0.338(74打数25安打) 2本塁打、17打点。田口には打率 0.444( 9打数 4安打)、 5打点を誇る。また糸井も田口に打率 0.400(10打数 4安打)、 1打点と好相性だ。

 

 12回、巨人・寺内崇幸内野手の 2塁打の打球を処理する福留孝介外野手。スタンドから物が投げ込まれた=阪神甲子園球場

 延長12回、巨人・寺内が放った「左越え2塁打」のクッションボールを福留が処理しているところに、左翼席から水色の異物が投げ込まれた。福留が踏んでもおかしくないほどの距離で、プレーに直接影響はなかったが、かなり危険な行為。球団関係者が確認し、化粧品系のボトルだった模様。柔らかい素材で「球場への持ち込みを禁止にはできないタイプですね」と渋い表情だった。

 

  4回表巨人無死、坂本勇人内野手に死球を当ててしまった藤浪晋太郎投手(右)は鳥谷敬内野手から声をかけられる=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手が 4回途中で降板した。

  3回までは 7番長野に浴びた「ソロ」 1本に封じていたが 4回、先頭の「3番」坂本勇に死球を与えると、そこから 3失点。金本監督は即座に投手交代を告げた。

 「野手の方が序盤から点を取ってくれ、楽な気持ちで投げられる状況を作ってもらったのに、試合を作ることができずに申し訳ないです」

 この日は 3回 1/3を投げ、 4安打 4失点。 5月 4日ヤクルト戦(神宮)以来の「4勝」目を目指したが、この日もかなわなかった。

 藤浪晋太郎投手は 4回、坂本勇人内野手の死球から崩れ、大きく息をつく=阪神甲子園球場

 また急変…。阪神は 5点リードから、藤浪晋太郎投手が死球をきっかけに崩れ、 4回途中 4失点KO。巨人と引き分けた。 3年ぶりのシーズン勝ち越しは決めたが、首位広島のマジックは「4」に減り、14日にも「V逸」-。クライマックスシリーズ(CS)での奮起が期待されている右腕だが、このままでは登板すら厳しい。

 エビ反りになった坂本勇の背中にぶつけてしまった。帽子をとる。何度も頭を下げる。フゥ~と息を吐く。順調に進んでいた藤浪の投球が、 1球で変わってしまった。

 「野手の方が序盤から点を取ってくれ、楽な気持ちで投げられる状況を作ってもらったのに、試合を作ることができずに申し訳ないです」

  5点のリードをもらい、 3回まで長野のソロのみの 1失点。暗転したのは 4回だった。初球。 146キロ直球がすっぽ抜けた。そこから明らかに腕が振れなくなった。

 藤浪晋太郎投手は坂本勇人内野手の背中に当ててしまった=阪神甲子園球場

 阿部は中飛に仕留めたものの、村田にはストレートの四球。一死 1、 2塁から亀井にはフルカウントまで粘られ、 153キロ直球を右中間へ適時 2塁打された。続く長野には中前 2点打だ。 3回 1/3を 4安打 4失点。わずか71球で、タオルを投げ込まれた。下を向き、ベンチに足早に下がった。 4カ月ぶりとなる甲子園のマウンドは、あまりにも辛いものだった。

 「やっぱり、ぶつけてからですよね。あそこから腕が振れなくなったというか。抜け出すとダメですね。それまではいいんだけど。スピードも出ているし」

 金本監督も試合後、険しい表情だった。

 勝てた試合だった。昨季から一度も土をつけていない難敵・田口に対し、打線が奮起した。 1回に福留の 2点打、 2回も上本、糸井、福留の適時打が飛び出し、 5点をもぎとった。楽に勝てる。そして藤浪がついに「復活星」をあげる。これが勝負の秋への弾みになる。苦しんだが、最後は藤浪が救世主になってくれる-。誰もがそう思ったはずだ。しかし、「最後に何かつかんでほしいというのはある」と送り出した指揮官の期待は、一瞬にして水の泡となってしまった。

  4回、巨人・坂本勇人内野手に死球を当てた藤浪晋太郎投手(右)に声を掛ける鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

  8月27日の東京ドームでも 6回まで「0」を重ねながら、 7回に村田への死球から崩れ、 6回 1/3を 3安打 3失点。前回 5日の広島戦(マツダ)も四球からリズムを作れず、 4回 5失点。“仏の顔も4度まで”か。

 次回について金本監督は「ま、今から、話をしますよ。みんなで決めますよ、そこは」とコーチ会議に入ったが、来週は 5試合しかなく、リフレッシュを終えた能見が19日以降に戻れるため、再び 2軍に落ちる可能性もある。引き分けで 3年ぶりのシーズン勝ち越しを決め、CS出場は決定的だが、一発勝負のCSでの藤浪の登板は、このままの状態ならピンチだ。

 「感じとしては悪くなかっただけに、もどかしいです。打たれた球も指にかかっていた。ボール 1個分、甘い。その辺だと思います」と唇をかんだ右腕。土俵際での執念をみせてほしかっただけに、もどかしいのは本人だけじゃない。フォームも気持ちも修正してかけた伝統の一戦で炎上…。現実は深刻だ。

 阪神先発の藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神の引き分けは 8月 3日の広島戦(マツダ)以来、 2度目。今季「71勝55敗2分け」となり、15試合を残して、2014年以来 3年ぶりのシーズン勝ち越しが決まった。

◎…対巨人戦は、「8勝11敗1分け」。あと「1敗」すると、10年ぶりのシーズン勝ち越しがなくなる。

 

 石崎が 5- 4の 4回一死 1塁から「2番手」で登板。小林、田口を連続三振に斬ると、 5回も 3人でピシャリ。プロ初勝利の権利を手にしたが、お預けに。それでも「一応(登板の)準備はしていました。焦ることなく投げることができた。(巨人の)勢いに飲まれることなく自分の仕事ができた」と胸を張った。

 

 9回表巨人1死二、三塁、陽岱鋼外野手を空振り三振に抑えたドリス投手=阪神甲子園球場

 阪神の守護神ラファエル・ドリス投手はリードを守り切れなかった。

  1点リードの 9回にマウンドへ。先頭打者を 2ゴロに打ち取るも、森越が体勢を崩して出塁を許す。無死 1、 2塁のピンチでは橋本到に左前へポテンヒットされ、福留の悪送球で追いつかれた。不運なプレーに見舞われたが、「粘れたと思う。また明日から頑張りたい」と淡々と振り返った。

 

 惜しい試合でしたね。今日こそは、晋太郎クンで勝ち試合!と思っていたのに本当に残念な結果になってしまいました。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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陽川が今季2安打目!糸井14号2ラン!意地の一発!岩田、巨人打線につかまり3回6失点で降板…

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阪神が今季も巨人戦に勝ち越せなかった。岩田稔投手(33)が 2回に 6失点で試合を壊した。打線も毎回安打を放ちながら、決定力を欠いた。今季は巨人に対し、「8勝12敗1分け」。残りは 4試合で、2007年を最後に勝ち越せていない。金本知憲監督(49)は先発陣の奮起を促した。巨人は 2回、小林誠司捕手(28)の適時打、ケーシー・マギー内野手(34)の「16号3ラン」などで 6点を先制。阪神は先発岩田が 3回でKOされる苦しい序盤となった。巨人は 4回に橋本到外野手(27)の犠飛で 1点を追加。阪神は 6回まで 8安打しながら、好機にあと 1本が出ず巨人吉川光夫投手(29)から得点を奪えない。阪神は 9回に 2点を入れたが反撃もそこまで。 3回 6失点の岩田が「1敗」目。 6回無失点の吉川光は、巨人移籍後初勝利を挙げた。わずかに優勝の可能性が残る阪神は、伝統の一戦に先発した岩田稔投手が 3回 6失点KO。巨人との今季対戦成績を「8勝12敗1分け」とし、10年連続での勝ち越しなしが決まった。金本知憲監督は連日リリーフをつぎ込む展開におかんむり。「3位」に浮上した巨人とはクライマックスシリーズ(CS)で対戦する可能性があり、先発陣の奮起を求めた。巨人の勢いを止められない。オレンジタオルが揺れる左翼席を眺めながら虎党は固まっていた。寂しいを通り越し、背筋が凍りつくような完敗。CS大丈夫か…。試合後、金本監督の嘆き節が続いた。CSで再戦となれば阪神にめっぽう強い菅野智之投手(27)、田口麗斗投手(24)、マイルズ・マイコラス投手(29)の三枚刃が立ち向かってくる可能性が高い。打ち崩すのは簡単ではない。だからこそ、先発が踏ん張ることで勝機を見いだせるが…。14日はチームトップの「12勝」を挙げる秋山拓巳投手(26)が先発する。菅野とのマッチアップ。執念をみせろ。虎を救ってくれ。

陽川尚将内野手(26)が今季 2安打目となる左前打を放った。この日は「6番1塁」で先発出場し、 4回の第 2打席に左前打を放ち、 1軍生き残りをアピールした。

糸井嘉男外野手(36)が「14号2ラン」で一矢報いた。 9回無死 1塁。巨人篠原の内角高めのストレートを完璧に捉え、右翼席中段まで運んだ。それまでの 4打席は走者を置いた場面だったが、いずれも凡退。チームも毎回安打ながら得点が入らず、屈辱の完封負けを喫する寸前だった。それだけに次の試合へつながる1発となった。この一撃で10試合連続安打をマーク。一時は「2割6分」台だった打率も、13日試合終了時点で「2割9分3厘」まで上昇。 2年連続の「3割」到達も見えてきた。口を真一文字に結び、ダイヤモンドを回る。執念だけで振り抜き、バットも白球も豪快に飛ばした。右翼席中段に「14号2ラン」を突き刺した瞬間、糸井はもう切り替えていた。福留、鳥谷がベンチスタートとなったゲームで気を吐いた。14日の難敵・菅野との対戦へ、前の晩から号砲を鳴らした。スーパー絶好調のまま、勝負の秋へ突っ走る。14日に対戦する菅野とは、今季 8打数 1安打。だが 5月23日(甲子園)以来 114日ぶりの顔合わせだ。スーパーな糸井が、頼もしく打ち返す。

岩田稔投手が 3回 8安打 6失点で降板した。初回は無失点に抑えたが、 2回に 5安打を浴びるなど巨人打線につかまり、 6点を失った。 3回での交代は今季最短。 8月11日DeNA戦(横浜)以来の「3勝」目を目指したが、先発の役割を果たすことができなかった。

藤浪晋太郎投手(23)は13日、今季 4度目の出場選手登録抹消となった。前日12日の巨人戦(甲子園)に先発し、 3回 1/3を 4安打 4失点。序盤は好投を見せていたが、 4四回に先頭の坂本勇に死球を与えてから崩れた。この日は鳴尾浜での残留練習に合流し、キャッチボールや投内連係に汗を流した。

西岡剛内野手(33)が13日、背中の強い張りのため、出場選手登録を抹消された。同選手は12日の試合前練習を別メニュー調整。その後大阪市内の病院で診察を受けた。13日は自宅で静養したが、14日以降については未定。藤浪と抹消になり、代わって岡崎太一捕手(34)と江越大賀外野手(24)が昇格した。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 7巨人>◇21回戦◇阪神 8勝12敗 1分◇13日◇阪神甲子園球場

 巨人は 2回、小林の適時打、マギーの「16号3ラン」などで 6点を先制。阪神は先発岩田が 3回でKOされる苦しい序盤となった。

 巨人は 4回に橋本到の犠飛で 1点を追加。阪神は 6回まで 8安打しながら、好機にあと 1本が出ず巨人吉川光から得点を奪えない。

  阪神は 9回に 2点を入れたが反撃もそこまで。 3回 6失点の岩田が「1敗」目。 6回無失点の吉川光は、巨人移籍後初勝利を挙げた。

 ベンチで唇をかむ金本知憲監督=阪神甲子園球場

 阪神が今季も巨人戦に勝ち越せなかった。

 先発岩田が 2回に 6失点で試合を壊した。打線も毎回安打を放ちながら、決定力を欠いた。今季は巨人に対し、「8勝12敗1分け」。残りは 4試合で、2007年を最後に勝ち越せていない。金本知憲監督(49)は「もともと力の差がある。メンバーを見ての通り。投手陣ががんばって、向こうの打線を抑えていかないと」と先発陣の奮起を促した。

 先発岩田稔投手が早々に崩れ、険しい表情の金本知憲監督(中)。巨人に10年連続勝ち越しなしが決まった=阪神甲子園球場

 わずかに優勝の可能性が残る阪神は、伝統の一戦に先発した岩田稔投手が 3回 6失点KO。巨人との今季対戦成績を「8勝12敗1分け」とし、10年連続での勝ち越しなしが決まった。金本知憲監督は連日リリーフをつぎ込む展開におかんむり。「3位」に浮上した巨人とはクライマックスシリーズ(CS)で対戦する可能性があり、先発陣の奮起を求めた。

 巨人の勢いを止められない。オレンジタオルが揺れる左翼席を眺めながら虎党は固まっていた。寂しいを通り越し、背筋が凍りつくような完敗。CS大丈夫か…。試合後、金本監督の嘆き節が続いた。

 「 2試合続けてというか…ちょっと(先発陣に)バテがきている。(打開策は)何したらいい? 教えてよ(苦笑)。立て直すって…じゃ、誰を投げさすんか」

  2回、ケーシー・マギー内野手(左奥)に「3ラン」を浴びた岩田稔投手。 3回 6失点で降板した=阪神甲子園球場

 先発・岩田の悪癖がまたもや出た。 2回一死 1、 2塁。安打と死球でピンチを招くと小林に左前適時打を許し、先制点を献上。大和の適時失策、陽の右前適時打をはさみ、マギーには「左越え3ラン」を浴びた。 1イニング 6失点。

 指揮官は「せっかくアンパイア(白井球審)が低めと右(打者)のインサイドを広くとってくれているんだから。追い込んでド真ん中、追い込んで高めばっかり…」。岩田-坂本のバッテリーの工夫のなさに口をとがらせた。

 前日12日は藤浪が死球から崩れ、 4回途中 4安打 4失点KO。この日の岩田も 3回 8安打 6失点(自責 5)で降板。打席がまわってくれば 2回まで、だった。「もう、リリーフつぶれますからね」。先発陣が仕事を果たせず、ブルペンにSOSを出し続ける状態では試合にならない。

  9回、「2点本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 これで今季巨人とは「8勝12敗1分け」となった。2008年から10年連続勝ち越しなしが決まった。宿敵はDeNAと入れ替わって「3位」に浮上した。CSで再戦となれば阪神にめっぽう強い菅野、田口、マイコラスの三枚刃が立ち向かってくる可能性が高い。打ち崩すのは簡単ではない。だからこそ、先発が踏ん張ることで勝機を見いだせるが…。

 「(巨人は)戦力からすれば、頭抜けているチーム。そこを投手陣が頑張って、向こうの打線を抑えていかないと」

 14日はチームトップの「12勝」を挙げる秋山が先発する。菅野とのマッチアップ。執念をみせろ。虎を救ってくれ。鉄人は心で叫んでいた。

 

  4回裏阪神一死 1塁、陽川尚将内野手は左前安打を放った=阪神甲子園球場

 陽川尚将内野手が今季 2安打目となる左前打を放った。

 この日は「6番1塁」で先発出場し、 4回の第 2打席に左前打を放ち、 1軍生き残りをアピールした。

 「ラストチャンスだと思って、自分のスイングをしようと思った。また明日から頑張っていきたい」

 今季 2軍では 102試合に出場し、打率「2割8分2厘」をマーク。長打力も発揮しており、21本塁打を記録していた。

 

  3回、 3飛に倒れた糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井嘉男外野手が「14号2ラン」で一矢報いた。

  9回無死 1塁。巨人篠原の内角高めのストレートを完璧に捉え、右翼席中段まで運んだ。「明日は菅野君なので、総力戦で勝ちたい」と下を向くことはなかった。それまでの 4打席は走者を置いた場面だったが、いずれも凡退。チームも毎回安打ながら得点が入らず、屈辱の完封負けを喫する寸前だった。それだけに次の試合へつながる1発となった。

 この一撃で10試合連続安打をマーク。一時は「2割6分」台だった打率も、13日試合終了時点で「2割9分3厘」まで上昇。 2年連続の「3割」到達も見えてきた。

  9回、篠原慎平投手(手前)から意地の「14号2ラン」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 口を真一文字に結び、ダイヤモンドを回る。執念だけで振り抜き、バットも白球も豪快に飛ばした。右翼席中段に「14号2ラン」を突き刺した瞬間、糸井はもう切り替えていた。

 「あしたは(巨人の先発が)菅野くんなので。いい投手ですけど、総力戦で勝ちたいです」

  0- 7。大量ビハインドの最終回。一死 1塁。“次”へつながる何かが必要だった。カウント 1- 1から篠原が投じた内角高め 149キロに、本能のまま反応。運び去った。右翼ポール左を突き抜けた打球が、黄色い歓喜に飲み込まれる。延長12回ドローとなった前日12日の 2回以来、チーム19イニングぶりの得点で、一矢を報いた。福留、鳥谷がベンチスタートとなったゲームで気を吐いた。14日の難敵・菅野との対戦へ、前の晩から号砲を鳴らした。

  9回、「2点本塁打」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 そこまで 4打数無安打だったが、最後に一発で魅せて 5打数 1安打。今季 2度目の10試合連続安打で、 3試合連続打点と好調を維持している。この日でちょうど「虎移籍100試合目」。 7月までは76試合で「8発」だったが、右脇腹の筋挫傷から戻った 8月17日以降は、打率 0.360、13打点、24試合で 6発と打ちまくっている。 8月30日のヤクルト戦(甲子園)でのサヨナラ弾に金本監督が「これがスーパーベジータか!」とたまげたように、スーパー絶好調のまま、勝負の秋へ突っ走る。14日に対戦する菅野とは、今季 8打数 1安打。だが 5月23日(甲子園)以来 114日ぶりの顔合わせだ。スーパーな糸井が、頼もしく打ち返す。

  9回、篠原慎平投手(手前)から意地の「14号2ラン」を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 

 岩田稔投手が 3回 8安打 6失点で降板した。

 初回は無失点に抑えたが、 2回に 5安打を浴びるなど巨人打線につかまり、 6点を失った。

 「悪い流れを止めることができずに、高くなってしまったボールを打たれてしまいました。序盤で大きくリードを許してしまい、ゲームを作ることができませんでした」

  3回での交代は今季最短。 8月11日DeNA戦(横浜)以来の「3勝」目を目指したが、先発の役割を果たすことができなかった。

 阪神先発の岩田稔投手=阪神甲子園球場

 今季巨人戦初先発の岩田は 3回を 8安打 6失点。巨人戦「7連敗」となった。 1回こそ無失点も、 2回に捕まった。小林の左前適時打を皮切りに、味方の失策も絡み 3点を失うと、最後はマギーに左翼席へトドメの「3ラン」を浴びた。

 「悪い流れを止めることができずに、高くなってしまったボールを打たれてしまいました。序盤で大きくリードを許してしまい、ゲームを作ることができませんでした」と話した。

 

 ダッシュする藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

 藤浪晋太郎投手は13日、今季 4度目の出場選手登録抹消となった。前日12日の巨人戦(甲子園)に先発し、 3回 1/3を 4安打 4失点。序盤は好投を見せていたが、 4四回に先頭の坂本勇に死球を与えてから崩れた。

 この日は鳴尾浜での残留練習に合流し、キャッチボールや投内連係に汗を流した。「前回の抹消とは全然次元が違う。死球の後に打たれたのでそう思われるかもしれませんが、自分の中では感じが違います」と強調した。金本監督は甲子園球場で「僕はCSの戦力だと思っています。そのための再調整」と説明。香田投手コーチも「ボール自体は悪くないので次のチャンスでしっかり投げられるようにしてほしい」と話した。

 キャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

 

 西岡剛内野手が13日、背中の強い張りのため、出場選手登録を抹消された。

 同選手は12日の試合前練習を別メニュー調整。その後大阪市内の病院で診察を受けた。13日は自宅で静養したが、14日以降については未定。

 西岡剛内野手=阪神甲子園球場(2017年 9月 8日撮影)

 西岡剛内野手が13日、背中の強い張りで出場選手登録を抹消された。前日(12日)に異変を訴え巨人戦(甲子園)を欠場していた。同日中に大阪市内の病院で診察を受けたが、一夜明けたこの日も患部の張りが強かったため、自宅療養した。藤浪と抹消になり、代わって岡崎太一捕手と江越大賀外野手が昇格した。

 

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糸井、6度目猛打賞!大山が菅野撃ち先制打!広島V簡単には許さん!安藤が今季限り現役引退!

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阪神は 1回に大山悠輔内野手(22=白鴎大学)の「2点タイムリー」で幸先良く先制。対する巨人は 3回まで阪神秋山拓巳投手(26)の前にノーヒットと攻略の糸口をつかめず。巨人は 6回までに 2度も得点圏に走者を置くも、得点ならず。阪神も巨人先発菅野智之投手(27)の前に 6回まで追加点を奪えず。巨人は 8回に陽岱鋼外野手(30)の適時打で 1点を返し、 9回には長野久義外野手(32)の適時打で同点に追いついた。その裏を抑え延長戦に入った。延長戦はともに決定打が出ず、 2- 2で12回引き分け。巨人は今季の阪神戦勝ち越しが決まった。金本知憲監督(49)は苦言を呈した。今カード「2分け1敗」となり、巨人戦の 6年連続負け越しも決定。広島の優勝を「M1」で阻止したとはいえ、このモヤモヤを振り払わない限り、クライマックスシリーズ(CS)は突破できない。意地は見せたのかもしれない。広島の胴上げを阻止したのだから。マツダスタジアムで朗報を待つ赤い集団に“待ちぼうけ”を食らわせた。気分は悪くない。延長12回、総力ドローの死闘は確かに見応え満載だった。だが、誰もが思う。勝てた試合だろう、と。その思いを、実は一番感じていたのは金本監督自身だった。頭にあるのは、数字の計算ではなく、勝つための選手育成。やり返すためには、選手を叱咤し続ける。

糸井嘉男外野手(36)は 5打数 3安打と気を吐いた。猛打賞は今季 6度目。自身今季最多タイとなる11試合連続安打。 1回には、11球目を左前打。大山の適時打で 2点目のホームを踏んだ。 9、11回はいずれも先頭で安打を放つと、11回には 2盗に成功。今季初の 1試合 2盗塁でサヨナラの好機を演出したが…。勝ちきれず。

大山悠輔内野手が先制の「2点タイムリー」を放った。 1回二死 2、 3塁の場面。巨人先発菅野の 152キロの真っすぐに詰まりながらも 3遊間を破り、 2人を生還させた。首位広島が勝って、阪神が負ければ優勝が決まる一戦。簡単に胴上げはさせまいと、若虎が意地を見せた。

安藤優也投手(39)が今季限りで現役引退することが14日、分かった。虎一筋16年、2003、2005年と 2度のリーグ優勝に貢献。2008年からは球団史上初の 3年連続開幕勝利投手にも輝くなど、長きにわたってチームを支えた最年長がユニホームを脱ぐ。プロ16年目の今季は若手重用のチーム事情もあって 1軍に昇格できなかった。体力の衰えもあり、12月で40歳になるチーム最年長投手は自ら決断した。今日15日に発表、兵庫・西宮市内で会見に臨む。夏に入って引き際を悟った。ウエスタン・リーグでは 8月初旬まで防御率0点台を保っていたが、その後は打ち込まれるケースが続いた。球団とは 9月に入って、去就について話し合ったという。それでも阪神の一時代を支えた功績は色せない。星野監督が指揮した2003年はセットアッパーに転向して51試合に登板し、18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。2005年は先発で「11勝」を挙げ、 2度目の優勝を経験。昨季まで 4年連続50試合以上登板し、先発、救援で通算「77勝66敗11セーブ、92HP」を重ねた。今後の進路は未定。今季の甲子園最終戦で引退試合を行う方向で25日DeNA戦が濃厚だ。プロの他の投手にとってもお手本と絶賛された美しい投球フォームと、外角低めへ糸を引くように決める抜群の制球力で一時代を築いた背番号「16」が、後輩にバトンを渡す。

阪神は14日、16日の中日戦(甲子園)前に、 8日のDeNA戦で通算「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手(36)の連盟表彰式と名球会ブレザー授与式を行う。ブレザー授与式では、日本プロ野球名球会の山本浩二理事長(70)と阪神OB小山正明氏(83)をプレゼンターに招く。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 2巨人=延長十二回規定により引き分け>◇22回戦◇阪神 8勝12敗 2分◇14日◇阪神甲子園球場

 阪神は 1回に大山の「2点タイムリー」で幸先良く先制。対する巨人は 3回まで阪神秋山の前にノーヒットと攻略の糸口をつかめず。

 巨人は 6回までに 2度も得点圏に走者を置くも、得点ならず。阪神も巨人先発菅野の前に 6回まで追加点を奪えず。

 巨人は 8回に陽の適時打で 1点を返し、 9回には長野の適時打で同点に追いついた。その裏を抑え延長戦に入った。

 延長戦はともに決定打が出ず、 2- 2で12回引き分け。巨人は今季の阪神戦勝ち越しが決まった。

 延長11回表、選手交代を告げに出てきた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 阪神が勝ちきれずに、延長12回引き分けで巨人戦のシーズン負け越しが決まった。初回に大山のタイムリーで 2点を先制したが、桑原、マテオが 1点ずつ失い、同点に追いつかれた。 9回以降は毎回、サヨナラの好機を迎えたが、あと 1本が出なかった。

  金本知憲監督は「勝ち切りたかったですけどね。 8月からリリーフがね。相手も慣れてきているのもある。そこで勝ってきたチームですから。もうひと踏ん張り、最後までね」と話した。負けなかったため、広島の優勝は阻止したが、もどかしい試合内容だった。

 ベンチに引き揚げる俊介外野手(手前左)に、ベンチで厳しい視線を送る金本知憲監督=阪神甲子園球場

 勝ち切らんと…。阪神は延長12回、 2- 2でドロー。菅野から 1回に 2点先制も、またもあと一本が出ず、金本知憲監督は苦言を呈した。今カード「2分け1敗」となり、巨人戦の 6年連続負け越しも決定。広島の優勝を「M1」で阻止したとはいえ、このモヤモヤを振り払わない限り、クライマックスシリーズ(CS)は突破できない。

 意地は見せたのかもしれない。広島の胴上げを阻止したのだから。マツダスタジアムで朗報を待つ赤い集団に“待ちぼうけ”を食らわせた。気分は悪くない。延長12回、総力ドローの死闘は確かに見応え満載だった。

 だが、誰もが思う。勝てた試合だろう、と。その思いを、実は一番感じていたのは金本監督自身った。

 延長10回、バスターした俊介外野手だが、白球は右肩付近を直撃…=阪神甲子園球場

 「勝ちきりたかったですね」

 最大の不満は、追加点を奪えなかった打線に向けられた。

  4回一死 2、 3塁。大和が、坂本が初球を凡打して無得点に。

 「ああいうところで、有効なアウトで 1点が取れたら。ボテボテを打つとか。こちらは 3塁走者は当たりゴー(の指示)で行っているんですから。そういうところを覚えて欲しいですね」

  9回からは 4イニング連続で先頭を出しながら無得点。不満が怒りに変わったのは、延長10回一死 1塁での俊介の打席だった。前打者・梅野が送りバント失敗(捕邪飛)。俊介は体付近の球を空振り。右肩付近に投球が直撃し、そのまま退場。報道陣が「心配ですね」と尋ねたのだが…

 延長10回、三振に倒れた陽川尚将内野手=阪神甲子園球場

 「あそこでサインミスするほうが悪い。疑わないと。そんなサイン、ないんだから。タイムかけるとか。いい経験者なんだから。厳しいこと言うけれど、あそこでサインミスは痛いですよ。中堅がしっかりしないと」

 ベンチの思いは、どうしても 2塁に送りたい。だからサインは一死からでも送りバント。ところが、俊介はバスターで空振りした。状況を考えればそんなサイン出るはずないだろう…。怒気がこもった。

 優勝はもはや絶望的。でも、まだ日本一を狙う戦いが待っている。その舞台に突き進むにも、こんな野球をやっていたら、勝てるはずがない。ピックアップした 2つの場面が象徴している。野球が甘い! 野球を分かっていない! そんな思いが、金本監督の脳裏を埋め尽くしていたのだろう。

 延長11回、三振に倒れた鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 これで 6年連続巨人戦の負け越しが決定。CSで再び相まみえる可能性がある相手に、気分の悪い「3連戦2分け1敗」だ。

 ちなみに指揮官は引き分けで広島の優勝が決まらないことを知らなかった。「引き分けでも(優勝は)ないの?」と逆質問したぐらい。頭にあるのは、数字の計算ではなく、勝つための選手育成。やり返すためには、選手を叱咤し続ける。

◇データBOX◇

◎…阪神の引き分けは 8月 3日の広島戦(マツダ)、 9月12日の巨人戦(甲子園)に続き、 3度目。

◎…対巨人戦は、「8勝12敗2分け」。 3試合を残して、 6年連続のシーズン負け越しが決まった。勝ち越しなしは、2008年から10年連続。

 

  1回、左前打を打った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 糸井は 5打数 3安打と気を吐いた。猛打賞は今季 6度目。自身今季最多タイとなる11試合連続安打。 1回には、11球目を左前打。大山の適時打で 2点目のホームを踏んだ。 9、11回はいずれも先頭で安打を放つと、11回には 2盗に成功。今季初の 1試合 2盗塁でサヨナラの好機を演出したが…。勝ちきれず、試合後は無言だった。

 

  1回 先制適時打を打った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が先制の「2点タイムリー」を放った。

  1回二死 2、 3塁の場面。巨人先発菅野の 152キロの真っすぐに詰まりながらも 3遊間を破り、 2人を生還させた。首位広島が勝って、阪神が負ければ優勝が決まる一戦。簡単に胴上げはさせまいと、若虎が意地を見せた。

  1回裏阪神二死 2、 3塁、大山は左前適時打を放った=阪神甲子園球場

 ルーキーの大山が、球界を代表する右腕から先制打を放った。 1回二死 2、 3塁。自身初対戦の菅野の 152キロツーシームを振り抜き、 3遊間を破る 2点打。15打席ぶりの安打で試合の流れを呼んだ。しかし、その後は 9回無死 1、 2塁で遊飛など、ノーヒット。「結局、チャンスで打てていないので意味ないです」と厳しい表情だった。

 

 安藤優也投手が今季限りで現役引退することが14日、分かった。プロ16年目の今季は若手重用のチーム事情もあって 1軍に昇格できなかった。体力の衰えもあり、12月で40歳になるチーム最年長投手は自ら決断した。今日15日に発表、兵庫・西宮市内で会見に臨む。

 外角低め速球を生命線に奮闘したが、夏に入って引き際を悟った。ウエスタン・リーグでは 8月初旬まで防御率0点台を保っていたが、その後は打ち込まれるケースが続いた。球団とは 9月に入って、去就について話し合ったという。

 それでも阪神の一時代を支えた功績は色あせない。星野監督が指揮した2003年はセットアッパーに転向して51試合に登板し、18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。2005年は先発で「11勝」を挙げ、 2度目の優勝を経験。昨季まで 4年連続50試合以上登板し、先発、救援で通算「77勝66敗11セーブ、92HP」を重ねた。今後の進路は未定。今季の甲子園最終戦で引退試合を行う方向で25日DeNA戦が濃厚だ。

 安藤優也投手

 安藤優也投手が、今季限りで現役を引退することが14日、わかった。15日に球団から正式発表され、西宮市内で引退会見を開く。虎一筋16年、2003、2005年と 2度のリーグ優勝に貢献。2008年からは球団史上初の 3年連続開幕勝利投手にも輝くなど、長きにわたってチームを支えた最年長がユニホームを脱ぐ。

 プロ16年目のベテランが、ついにマウンドに別れを告げる。今年12月で40歳。長年、虎投手陣をけん引してきたチーム最年長の安藤が、この日までに球団と話し合いを行い、ユニホームを脱ぐ決意を固めたことが、分かった。15日に引退会見が開かれる。

 2002年にトヨタ自動車からドラフト自由獲得枠で阪神入団。 1年目の 4月14日の横浜戦(現DeNA、甲子園)でプロ初勝利を挙げると、翌2003年に中継ぎ転向。ウィリアムス、リガン、吉野と強力リリーフ陣を形成し、51試合登板。「5勝2敗5セーブ、防御率1.62」の好成績で、18年ぶりのリーグVに貢献した。

 2004年にはアテネ五輪の日本代表に選出され、銅メダルを獲得。2005年から再び先発に戻ると、自身初の「2桁勝利」となる「11勝5敗、防御率3.39」で、 2年ぶりのリーグ制覇の原動力となった。

 2008年からは 3年連続で開幕投手を務め、球団史上初の 3年連続開幕勝利投手に。名実ともにエースになった。その後、右肩の故障などで苦しんだが、再びリリーフに戻った2013年に復活。自己最多58試合に登板し、「4勝2敗23ホールド1セーブ、防御率2.28」を挙げ、昨年まで 4年連続50試合以上の登板を果たした。

 福原が引退し、福留とともにチーム最年長となった今季。「自分のことだけではなくて、福原さんのようにチームが勝つために僕も後輩たちにいいアドバイスをしていきたい。目標は優勝しかない。金本さんを男にするじゃないですが、優勝するためにちょっとでも力になりたい」と意気込んでいたが、桑原や中継ぎに転向した岩崎、若手投手の台頭もあり、開幕から 2軍生活が続いた。

 ユニホームを脱ぐ決意を固めた安藤優也投手。16年間、虎投手陣を支えてきた

 言葉通り、若手や不振で降格した藤浪らへ惜しみなくアドバイスをおくるなど、鳴尾浜で懸命に練習。ウエスタン・リーグでも好投を続けていたが、世代交代の流れのなか、チャンスが巡ってくることはなかった。

 球団によると、安藤に対してコーチやフロントなどのポストを打診している模様だが、まだ決まっていない。また引退試合についても、球団は検討しているという。甲子園最終戦となる25日のDeNA戦などが、候補となってきそうだ。

 「通算485試合登板、77勝66敗76ホールド11セーブ、防御率3.56」。プロの他の投手にとってもお手本と絶賛された美しい投球フォームと、外角低めへ糸を引くように決める抜群の制球力で一時代を築いた背番号「16」が、後輩にバトンを渡す。

★安藤という男

 夏前に、ふと聞いた。「阪神でチャンスがなかったら、他球団でやることもある?」。ぶしつけな質問にも即答だった。

 「俺は自由枠で阪神に入った人間だから…。阪神で、終わりたい」

 安藤らしい答えだと思った。実直で義理堅い。真面目で偉ぶらない性格は、どの職業でも成功したと思う。エースとして活躍していた頃、企画で難波の会社に立ち寄った際に「社食でも行く?」と冗談をいったら「いいねえ」。居合わせた社員が驚く中、野菜カレーを一緒に食べた。社食を食べたプロ野球選手はおそらく最初で最後だろう。

 入寮時、奧さんを連れていきなり結婚発表して“退寮”。「子供の記憶に残るまでは…」と懸命に頑張り、今や長男は中学生(次男は小5)に。「上の子はもう、俺に興味が無いんじゃない!?」と笑った。親父の背中も存分に見せ尽くした、波瀾万丈の16年だろう。

 「もう一度、優勝したい」。そして僕が聞いた中では唯一の“個人的な目標”。「 500試合、投げたいな」。あと15試合-。その思いはいつか指導者として、後継者を育てて叶えて欲しい。

 

 鳥谷敬内野手は通算「2000安打」となる「適時2塁打」を放ち花束を受け取る=阪神甲子園球場(2017年 9月 8日撮影)

 阪神は14日、16日の中日戦(甲子園)前に、 8日のDeNA戦で通算「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手の連盟表彰式と名球会ブレザー授与式を行う。

 ブレザー授与式では、日本プロ野球名球会の山本浩二理事長と阪神OB小山正明氏をプレゼンターに招く。20日の巨人戦(甲子園)では「鳥谷敬デー」を開催する予定だ。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神が平均入場数トップ!金本監督、中谷のシーズン20発期待!安藤後輩たちへ夢託しタテジマに別れ!

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セ・パ両リーグは15日、14日までの球団別入場者数と平均試合時間を発表した。セ・リーグの 1試合平均は 3万2624人で前年同期比 1.5%増だった。球団別では最下位のヤクルトが 4.2%増で、首位広島は 2.8%増。巨人は 1.6%減、中日はワーストの 4.8%減だった。パ・リーグの 1試合平均は 2万5788人で前年同期比 0.2%増。球団別では楽天が10.7%増で、首位ソフトバンクは 1%増、 2位西武は 4.6%増。オリックスが10.9%減で、最下位ロッテは 6.3%減だった。 1試合平均入場数は、阪神の 4万2401人が12球団トップになった。 1試合平均試合時間は、 9回終了試合で、セは前年のシーズン終了時と比較して 3分短縮の 3時間 7分、パも 3分短縮して 3時間10分になった。

阪神は15日、甲子園で若手および先発投手を中心とした指名練習を行った。首位広島の優勝マジックは「1」でVは絶望的な状況。金本知憲監督(49)はクライマックスシリーズ(CS)を本拠地で開催できる「2位」死守へ、決意を新たにした。ミスを撲滅し、短期決戦を見据えた隙のない戦いを徹底する。悔しがっているヒマはない。足元を見つめ直し再戦を挑む。残り13戦。モチベーションの“持ちよう”を問われた金本監督は、当然といった表情で語気を強めた。秋風が吹く甲子園。のびのびと打球を飛ばす若虎を厳しい表情で見つめるのは、10月にもう一度、ここで戦うためだ。「V」へは限りなく厳しい数字が並ぶが、「2位フィニッシュ」へはあと一息。「3位」巨人とは「5.5ゲーム」差。さらに「1.0ゲーム」差で「4位」DeNAが続く。ただでさえ残り13試合のうち 3試合は巨人、 5試合はDeNAが相手。巨人が残り試合を全勝すれば「79勝」。それを思えば極論だが、「9勝4敗」以上が“安全圏”となる。この秋、もう一度、広島にやり返すためにも、もうスキは見せない。がっちりと「2位」を死守し、その先へ進む。

大山悠輔内野手(22=白鴎大学)15日、指名練習で遊撃の守備位置に就き、打球捕などを行った。本職は 3塁で今季は 1塁、左翼も守ったが、ここ数日間は継続して遊撃での守備練習を行っている。動きや適性について久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)は「まだ分からん」と語った。虎の「第101代4番」も担った大器だけに、将来的に遊撃コンバートとなれば、猛虎打線にとって大きな 1ピースとなりそうだ。

中谷将大外野手(24)は自身初のシーズン20本塁打まで、あと「1本」。 7試合アーチから遠ざかっているが15日、「頑張ります」と力強く話してクラブハウスへと戻った。金本監督は欠点も指摘していた。

香田勲男投手コーチ(51)が15日、指名練習に参加し、今後はCSを見据えた投手起用に切り替える方針を明かした。首位広島と対する18日(甲子園)は岩貞が先発予定。今季は 4試合で「0勝3敗、防御率10.13」。昨季も 6試合で「0勝4敗」、同「4.59」と苦手としており今一度、相性を確認する。20日の巨人戦(甲子園)は青柳の予定。今季 2戦で「0勝1敗、同4.66」ながら数字ほど印象は悪くない。第 2先発の導入プランもあり、改めて残り13戦でマッチングを見ていく。

安藤優也投手(39)は15日、兵庫・西宮市内のホテルで引退会見を行った。ユニホーム姿で会見場に姿を現すと「今季をもちまして私、安藤優也は現役を引退することを皆さまにご報告いたします。16年間ありがとうございました」とあいさつをした。壇上で花束を渡した四藤慶一郎球団社長(56)は「ご苦労さま」とねぎらった。プロ16年目の今季は若手重用のチーム事情もあって1軍に昇格できなかった。 8月ごろから『引退』の 2文字が頭の中に浮かんでいたといい、チーム事情や体力の衰えなどで自ら現役引退を決断。12日にその旨を球団に報告し、金本監督やチームメートに電話で報告した。大分出身で2001年にトヨタ自動車からドラフト自由枠で阪神に入団。2003年はセットアッパーに転向して51試合に登板し、18年ぶりのリーグ優勝に貢献。2005年は先発で「11勝」を挙げ、 2度目の優勝を経験。昨季まで 4年連続「50試合以上」登板し、先発、救援で通算「77勝66敗11セーブ、92HP」を重ねた。引退試合については「状況をみながら、引退のあいさつができる機会を作りたい」とした。「台風18号」の影響で16、17日の中日戦(甲子園)が中止になった場合、10月 5、 6日に組み込まれる可能性が高く、本拠地最終戦でセレモニーとなりそうだ。金本知憲監督は 1イニングを任せる考えを明かした。頂上を極めたからこそもう一度、そこに立ちたいという強烈なモチベーションがあった。安藤が去れば、 2度の優勝を知るのは狩野だけとなる。それだけに、後輩たちにはリーグ制覇を経験し、自らがなしえなかった日本一を期待した。涙があふれ、左手とユニホームで何度もぬぐった。引退後の活動も未定。背番号「16」の雄姿を最後まで見届けたい。鳴尾浜で 2軍全体練習に参加した藤浪晋太郎投手(23)が15日、安藤に惜別の思いを語った。昨年は福原忍(現育成コーチ=40)が引退するなど、入団当初の先輩が次々に引退。復活を誓った。記事をまとめてみました。

 

 セ・パ両リーグは15日、14日までの球団別入場者数と平均試合時間を発表した。

 セ・リーグの 1試合平均は 3万2624人で前年同期比 1.5%増だった。球団別では最下位のヤクルトが 4.2%増で、首位広島は 2.8%増。巨人は 1.6%減、中日はワーストの 4.8%減だった。

 パ・リーグの 1試合平均は 2万5788人で前年同期比 0.2%増。球団別では楽天が10.7%増で、首位ソフトバンクは 1%増、 2位西武は 4.6%増。オリックスが10.9%減で、最下位ロッテは 6.3%減だった。

  1試合平均入場数は、阪神の 4万2401人が12球団トップになった。

 各球団の 1試合平均入場者数は以下の通り。

 【セ・リーグ】

 広島 3万639人( 2.8%増)

 阪神 4万2401人( 2.6%増)

 巨人 4万1281人( 1.6%減)

 DeNA 2万7858人( 3.7%増)

 中日 2万7663人( 4.3%減)

 ヤクルト 2万5866人( 4.2%増)

 大観衆の阪神甲子園球場アルプススタンド(2017年 5月23日撮影)

 【パ・リーグ】

 ソフトバンク 3万5100人( 1.0%増)

 西武 2万3186人( 4.6%増)

 楽天 2万4998人(10.7%増)

 オリックス 2万2409人(10.9%減)

 北海道日本ハム 2万8803人( 1.7%増)

 ロッテ 2万118人( 6.3%減)

  1試合平均試合時間は、 9回終了試合で、セは前年のシーズン終了時と比較して 3分短縮の 3時間 7分、パも 3分短縮して 3時間10分になった。

 

 金本知憲監督は指名練習に参加。「2位」死守を宣言した=阪神甲子園球場

 阪神は15日、甲子園で若手および先発投手を中心とした指名練習を行った。首位広島の優勝マジックは「1」でVは絶望的な状況。金本知憲監督はクライマックスシリーズ(CS)を本拠地で開催できる「2位」死守へ、決意を新たにした。ミスを撲滅し、短期決戦を見据えた隙のない戦いを徹底する。

 悔しがっているヒマはない。足元を見つめ直し再戦を挑む。残り13戦。モチベーションの“持ちよう”を問われた金本監督は、当然といった表情で語気を強めた。

 「まずはやっぱり2位の確保でしょ、まずは。本拠地、甲子園でCSをやらないとあかんし」

 秋風が吹く甲子園。のびのびと打球を飛ばす若虎を厳しい表情で見つめるのは、10月にもう一度、ここで戦うためだ。

 打撃練習をする中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 「V」へは限りなく厳しい数字が並ぶが、「2位フィニッシュ」へはあと一息。「3位」巨人とは「5.5ゲーム」差。さらに「1.0ゲーム」差で「4位」DeNAが続く。「早く決めたい。何があるかわからんから。危機感はもちろん、あるし。『ああもう2位だ』なんて楽観視していないし」と胸の内を明かす。ただでさえ残り13試合のうち 3試合は巨人、 5試合はDeNAが相手。巨人が残り試合を全勝すれば「79勝」。それを思えば極論だが、「9勝4敗」以上が“安全圏”となる。

 「昨日(14日)とか、その前の試合とかね。ミスがらみあったかな…。もう忘れたわ。みんな、ミスするイメージしかないから(苦笑)」

 12-14日の巨人 3連戦(甲子園)は数字上の守備の失策こそ合計「3」だが、状況判断のミス、バントミス、サインミスが続々と出た。Gにトドメをさせたところで「1敗2分け」と取りこぼし「スキがあるわね、うちは。とにかくスキが多い。うちの選手は、まだまだ未熟」と嘆いた。

 打撃練習をする陽川尚将内野手=阪神甲子園球場

 細部を詰めていくしかない。金本監督自身、広島時代は「ミスするなと(言われて)縮こまっとった」と振り返る。それだけに抵抗もあるが、勝ち抜くために、指摘すべきことは指摘する。

 「俺はミスする(ものだ)と思っているけど『それにしても多いんちゃう』と。やっぱりのびのびやらせたいし。ミスを恐れず」

 この秋、もう一度、広島にやり返すためにも、もうスキは見せない。

 「短期決戦はミスが命取りだからね。そのワンプレーで決まってしまうから」

 がっちりと「2位」を死守し、その先へ進む。

☆クライマックスシリーズの開催球場

 リーグ「2位」と「3位」が対戦するファーストステージ(10月14日開幕)は、「2位」の本拠地球場で 3試合制で対戦。「1勝1敗1分け」などで引き分けた場合、「2位」が「1位」の本拠地で行われるファイナルステージ(同18日開幕)に進出する。 6試合制で「1位」に「1勝」のアドバンテージがある。

 

 打撃練習をする大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山は15日、指名練習で遊撃の守備位置に就き、打球捕などを行った。本職は 3塁で今季は 1塁、左翼も守ったが、ここ数日間は継続して遊撃での守備練習を行っている。フリー打撃の打球を軽快に追ったが、動きや適性について久慈内野守備走塁コーチは「それはまだ分からん」と語った。虎の「第101代4番」も担った大器だけに、将来的に遊撃コンバートとなれば、猛虎打線にとって大きな 1ピースとなりそうだ。

 

 笑顔の中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 中谷は自身初のシーズン20本塁打まで、あと「1本」。 7試合アーチから遠ざかっているが15日、「頑張ります」と力強く話してクラブハウスへと戻った。金本監督は「そりゃ、本人が一番打ちたいでしょう」と期待しつつも「ちょっとマークされたらダメやな。(内角を)みせられて、こっち(外角)にきて…。とにかく好不調の波が激しすぎる」と欠点も指摘していた。

 

 トレーニングをする岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 テストだ! 香田勲男投手コーチが15日、指名練習に参加し、今後はCSを見据えた投手起用に切り替える方針を明かした。

 「いろいろな投手が、どういうところでどういうチームに通用するか、(金本)監督も気にされているので、探っているところです」

 首位広島と対する18日(甲子園)は岩貞が先発予定。今季は 4試合で「0勝3敗、防御率10.13」。昨季も 6試合で「0勝4敗」、同「4.59」と苦手としており今一度、相性を確認する。左腕は「今季は役に立てていない。思い切った攻めた投球をしたい」と意気込んだ。

 20日の巨人戦(甲子園)は青柳の予定。今季 2戦で「0勝1敗、同4.66」ながら数字ほど印象は悪くない。第 2先発の導入プランもあり、改めて残り13戦でマッチングを見ていく。

 

 記者会見で現役引退を表明する安藤優也投手=15日午後、兵庫県西宮市内のホテル

 安藤優也投手は15日、兵庫・西宮市内のホテルで引退会見を行った。ユニホーム姿で会見場に姿を現すと「今季をもちまして私、安藤優也は現役を引退することを皆さまにご報告いたします。16年間ありがとうございました」とあいさつをした。

 プロ16年目の今季は春季キャンプスタート。若手重用のチーム事情もあって1軍に昇格できなかった。 8月ごろから『引退』の 2文字が頭の中に浮かんでいたといい、チーム事情や体力の衰えなどで自ら現役引退を決断。12日にその旨を球団に報告し、金本監督やチームメートに電話で報告した。

 2001年都市対抗野球、ベンチ前でキャッチボールをするトヨタ・安藤優也投手=明治神宮球場

 大分出身で2001年にトヨタ自動車からドラフト自由枠で阪神に入団。2003年はセットアッパーに転向して51試合に登板し、18年ぶりのリーグ優勝に貢献。2005年は先発で「11勝」を挙げ、 2度目の優勝を経験。昨季まで 4年連続「50試合以上」登板し、先発、救援で通算「77勝66敗11セーブ、92HP」を重ねた。今度については未定。

 引退会見で涙を流す安藤優也投手=15日午後、兵庫県西宮市内のホテル

 安藤優也投手が15日、西宮市内のホテルで引退会見を開いた。主力として2003、2005年と 2度のリーグ優勝に貢献。手が届かなかった1985年以来となる悲願の日本一を、後輩たちに託した。引退試合は天候の関係で流動的だが、甲子園最終戦が濃厚。金本知憲監督は 1イニングを任せる考えを明かした。

 「私、安藤優也は今季限りを持ちまして、現役を引退することを決意いたしました」。会見冒頭のあいさつで、すでに声は震えていた。言葉に詰まり、涙がこぼれた。万感の思いを込めて、メッセージを残した。

 安藤優也投手は引退会見で涙を流す。万感の思いだった=15日午後、兵庫県西宮市内のホテル

 「セ・リーグ優勝は 2回、経験させてもらいましたけど、日本一という目標は成し遂げられなかった。後輩たちには、ぜひ日本一になってもらいたいなと思います」

 トヨタ自動車から2002年ドラフト自由枠で阪神入団。制球力とタフネスを武器に翌2003年には星野監督のもとリリーフとして「51試合」に登板し、18年ぶりのリーグ制覇に貢献。2005年には岡田監督のもと先発として「24試合」に登板して「11勝(5敗)」を挙げ、 2度目のリーグVを経験した。

 安藤優也投手は2003年には中継ぎでフル回転=阪神甲子園球場

 「優勝してからしか味わえない感動というか、優勝して…(言葉に詰まる)。 2回、優勝の経験があったから、ここまでこられた。後輩たちには優勝を味わってもらって、強いタイガースを築いていってほしい」

 頂上を極めたからこそもう一度、そこに立ちたいという強烈なモチベーションがあった。安藤が去れば、 2度の優勝を知るのは狩野だけとなる。それだけに、後輩たちにはリーグ制覇を経験し、自らがなしえなかった日本一を期待した。

 2005年には先発で、現役時代の金本知憲監督(右)とともにVに貢献した=阪神甲子園球場

 12月27日には40歳。引退を決意した理由は、衰えゆく体力と伸びゆく新鮮力の存在だった。「思うようなボールが投げられず、今年は一度も 1軍に上がれなかった。 1軍を見ていても若い投手が投げていて、僕の力は必要ない、ここが引き際だな…と」。 9月12日に決断して、球団に連絡。現役時代から親交の厚い金本監督にも報告した。

 指揮官からは『もう限界やな』と冗談っぽくねぎらわれ『限界です』とこちらも冗談っぽくかえした。引退試合は未定。天候の関係で日程が変わる可能性が高いが、いずれにせよ本拠地最終戦を中心に調整される見通しだ。金本監督は「しっかり点をとってやって。できれば 1イニングね。 1人じゃなしにね」とファンの前で存分に投げてもらうプランを明かした。

 涙を流しながら引退会見を行う安藤優也投手=15日午後、兵庫県西宮市内のホテル

 16年間は山あり谷ありだった。2004年はアテネ五輪日本代表として銅メダルを獲得。2008年からは 3年連続で開幕投手を務めた。2011年には右肩を痛めて成績が下降。だが、いつも苦しい思いを復活のエネルギーに変えて、マウンドに戻ってきた。

 「苦しいときもありましたけど、なんとかその時間を乗り越えて、ひと言ではあらわせないというか、いろいろなことがあった…16年間でした」

 涙があふれ、左手とユニホームで何度もぬぐった。それでも「ほぼ悔いのない現役生活」とキッパリ。引退後の活動も未定。背番号「16」の雄姿を最後まで見届けたい。

 涙を流しながら引退会見を行う安藤優也投手=15日午後、兵庫県西宮市内のホテル

 安藤優也投手が15日、西宮市内のホテルで引退会見を開いた。壇上で花束を渡した四藤球団社長は「ご苦労さま」とねぎらった。引退試合については「状況をみながら、引退のあいさつができる機会を作りたい」とした。「台風18号」の影響で16、17日の中日戦(甲子園)が中止になった場合、10月 5、 6日に組み込まれる可能性が高く、本拠地最終戦でセレモニーとなりそうだ。また、球団はコーチやスカウトへの転身を打診するとみられるが「まずは本人がどうしていきたいか。今のところ特に(動きは)ない」と話すにとどめた。

 引退を表明し、記者会見する安藤優也投手=15日午後、兵庫県西宮市内のホテル

 鳴尾浜で 2軍全体練習に参加した藤浪が15日、安藤に惜別の思いを語った。「ロッカーが近くて、入団して右も左もわからないときにいろいろ教えてもらいました。子供のときからテレビで見ていた方。一緒にプレーできなくなることが本当に寂しい」。昨年は福原(現育成コーチ)が引退するなど、入団当初の先輩が次々に引退。「そういった人たちに少しでもいい姿を見せたいです」と復活を誓った。

 ボールを投げる藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

★阪神・坂井信也オーナー

 「安藤君、タイガース一筋16年間、本当にお疲れさまでした。2003年、05年には大車輪の活躍をされたことを、きのうのことのように思い出します。いつまでもその雄姿を忘れません。ありがとうございました」

★掛布雅之 2軍監督

 「今年は安芸キャンプでも若手のお手本になってやってくれた。本当に影響力がある選手。お疲れさまという言葉しかない」

★安藤と16年間ともにプレーした狩野恵輔捕手

 「バッテリーとしてたくさんのことを教えてもらった。第二の人生も安藤さんらしく歩んでいってほしいです」

 法政大學時代の安藤優也投手=明治神宮球場

◇安藤 優也(あんどう・ゆうや)

 投手。1977(昭和52)年12月27日生まれ、39歳。大分県出身。大分雄城台高では甲子園出場なし。法政大學からトヨタ自動車へ進み、2002年ドラフト自由枠で阪神入団。同年 4月 7日のヤクルト戦(神宮)で初登板、同14日の横浜戦(甲子園)でプロ初勝利。中継ぎ、先発として2003、2005年のリーグ制覇に貢献した。通算「485試合で77勝66敗11セーブ、76ホールド、防御率3.56」。今季ウエスタンでは「28試合」で「0勝0敗、防御率4.10」。 1メートル84、99キロ。右投げ右打ち。年俸8800万円。背番号「16」。

 

 中日戦が中止にならなければ良いのだが、既に雨が降っている阪神甲子園球場。既に中止が報告されている 2軍のVS巨人戦と同様に、 1軍の中日戦も中止になる可能性が強くなってきている。安藤の引退試合はどうなるのでしょうね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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メッセ10.5復帰あるぞ!代打の切り札、狩野が今季限りで引退…岩貞ブルペン投球にコーチも合格点!

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ランディ・メッセンジャー投手(36)に恵みの雨-。阪神は16日の中日戦(甲子園)は雨天中止。このカードは10月 5日に組み込まれることが濃厚で、金本知憲監督(49)は右足腓骨骨折からリハビリ中のエース、ランディ・メッセンジャー投手の復帰登板を想定していることを明かした。「2位」死守&クライマックスシリーズ(CS)逆襲へ、シナリオが着々と描かれてきた。不規則な風と、気まぐれな雨…。台風独特の天候の下、午前11時に中日戦の雨天中止が決定した。その瞬間、浮かび上がってきたのがメッセンジャーの復活登板。金本監督がはっきりと口にした。近日中には軸足となる右足にしっかりと体重をかけることが解禁となり、ブルペン投球にもゴーサインが出る見通しだ。シーズン最終戦は10月 1日の巨人戦(東京ドーム)だったが、雨天延期となるこのカードは10月 5日に入る見通しとなった。指揮官は慎重な姿勢を崩さなかったが、まさに天の配剤で組まれたカード。10月14日から始まるCSファーストステージから逆算すれば、絶好の復帰マウンドとなる。ここでブランクを感じさせないような投球をみせることができれば、右腕が望むCS登板の可能性が一気に高まる。残り13試合。CSを想定しての戦いも始まる。虎にとって、欠けている最も大事なピースが埋まることこそ最大の補強。早期復帰のため手術に踏み切ったメッセンジャーの奇跡が起きるかもしれない。

狩野恵輔外野手(34)が今季限りで現役を引退することが16日、明らかになった。18日にも球団から正式発表される。前橋工高から2001年にドラフト 3位で入団し17年目。強打の捕手として期待されたが、故障とも戦い、ここ数年は代打の切り札を担った。15日に引退会見を行った安藤優也投手(39)に続き、虎党に愛された生え抜き選手がまた一人ユニホームを脱ぐ。タテジマ一筋17年の男が、そっとバットを置く。度重なるけがに打ち勝ち、虎を支え続けてきた狩野がついに現役生活に別れを告げる。椎間板ヘルニアと、その再発に泣いた。2011年から外野手登録となり、2012年オフから2013年夏にかけては育成選手として背番号「120」となった。それでも、何度でもはい上がってくる狩野を虎党みんなが待っていた。17年目となった今季は開幕 1軍入りも直後に降格。 8月26日に再昇格したが、ここまで出場 5試合で 5打数無安打。快音を響かせることなく、 9月 4日に出場選手登録を抹消された。勝負強さを期待されたが、頼もしくなってきた後輩らの台頭にも押された。 2軍暮らしが長く続く中で、ついにユニホームを脱ぐ覚悟を決めた。誰よりチームを思う男の、男らしい決断だった。鳴尾浜で練習に参加したこの日は多くを語らなかった。胸に秘めた思いは正式な会見の場でファンへ届けるつもりだ。18日にも正式発表され、引退会見が行われる。

糸井嘉男外野手(36)はここまで「打率0.297」としており、「打率3割」に肉薄している。自身 8度目の「3割」となれば現役時代の金本監督に並ぶ。残り13戦で仮に 4打数ずつ立つとすれば計「429打数」となり、「打率3割」を満たすには「129安打(現在の112安打からあと17安打)」が必要となる。右脇腹の筋挫傷から復帰した 8月17日以降、「打率0.371」。打ちまくる超人にとっては、射程圏ともいえる。

岩貞祐太投手(26)は16日、甲子園のブルペンで投球練習を行った。香田勲男投手コーチ(52)らが見守る前で左腕を振り、「力強い球とか今の状態をみていただきました」と話した。香田投手コーチは今後に期待を寄せた。意地を見せて、 7月 2日のヤクルト戦(甲子園)以来、約 2カ月半ぶりの「5勝」目を手にしたい。

ラファエル・ドリス投手(29)が志願のブルペン調整を行った。セ・リーグトップの「34セーブ」をあげているが、 9月は 6試合登板で「1セーブ、防御率5.06」と苦しんでいる。シーズンは残り13試合。フル回転を誓った。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神-中日=降雨中止>◇24回戦◇阪神14勝 9敗◇16日◇阪神甲子園球場

 中止となった阪神甲子園球場=阪神甲子園球場

 メッセに恵みの雨-。阪神は16日の中日戦(甲子園)は雨天中止。このカードは10月 5日に組み込まれることが濃厚で、金本知憲監督は右足腓骨骨折からリハビリ中のエース、ランディ・メッセンジャー投手の復帰登板を想定していることを明かした。「2位」死守&クライマックスシリーズ(CS)逆襲へ、シナリオが着々と描かれてきた。

 不規則な風と、気まぐれな雨…。台風独特の天候の下、午前11時に中日戦の雨天中止が決定した。その瞬間、浮かび上がってきたのがメッセンジャーの復活登板。金本監督がはっきりと口にした。

 「あるかもね。いけたらいきたいね、メッセ」

 鳴尾浜で練習するランディ・メッセンジャー投手。恵みの雨でCSでの登板が見えてきた=阪神鳴尾浜球場

 今季「11勝」を挙げている助っ人右腕は現在、右足腓骨骨折からのリハビリ中。13日には甲子園を訪れ、首脳陣と面談。ギプスを外し、CSでの登板を志願した。その姿に虎将は「やる気まんまんよ。恐ろしいよ。ほえとったね」と目を丸くした。「こっちからすれば、うれしい気合」とニッコリ。近日中には軸足となる右足にしっかりと体重をかけることが解禁となり、ブルペン投球にもゴーサインが出る見通しだ。

 「そりゃ、(CSに投げるまで) 2、 3試合(は必要)だけどね。短いイニングでいいから。まずはそこでしょう」

 試合が雨天中止となり、リラックスモードで高代延博コーチ(右)と話す金本知憲監督(左)。メッセンジャー投手の復帰プランが現実的になってきた=阪神甲子園球場室内練習場

 不規則な風と、気まぐれな雨…。台風独特の天候の下、午前11時に中日戦の雨天中止が決定した。その瞬間、浮かび上がってきたのがメッセンジャーの復活登板。金本監督がはっきりと口にした。

 「あるかもね。いけたらいきたいね、メッセ」

 今季「11勝」を挙げている助っ人右腕は現在、右足腓骨骨折からのリハビリ中。13日には甲子園を訪れ、首脳陣と面談。ギプスを外し、CSでの登板を志願した。その姿に虎将は「やる気まんまんよ。恐ろしいよ。ほえとったね」と目を丸くした。「こっちからすれば、うれしい気合」とニッコリ。近日中には軸足となる右足にしっかりと体重をかけることが解禁となり、ブルペン投球にもゴーサインが出る見通しだ。

 糸井嘉男外野手と話す福留孝介外野手=阪神甲子園新室内練習場

 「そりゃ、(CSに投げるまで) 2、 3試合(は必要)だけどね。短いイニングでいいから。まずはそこでしょう」

 シーズン最終戦は10月 1日の巨人戦(東京ドーム)だったが、雨天延期となるこのカードは10月 5日に入る見通しとなった。指揮官は「状態を見んとね。なんとも…」と慎重な姿勢を崩さなかったが、まさに天の配剤で組まれたカード。10月14日から始まるCSファーストステージから逆算すれば、絶好の復帰マウンドとなる。ここでブランクを感じさせないような投球をみせることができれば、右腕が望むCS登板の可能性が一気に高まる。

 「 1年間(ローテーションを)守ったのは 2人(秋山と能見)か」

 雨天中止練習、キャッチボールをするルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場新室内練習場

 「2位」は安全圏に入っているが、ここにきて、先発陣が崩れている。藤浪はまたもや制球難から再び抹消。岩田も 1軍戦線から外れた。やはり、メッセンジャーの離脱は痛かった。だからこそ舞台ができたのはうれしい。

 残り13試合。CSを想定しての戦いも始まる。虎にとって、欠けている最も大事なピースが埋まることこそ最大の補強。早期復帰のため手術に踏み切ったメッセンジャーの奇跡が起きるかもしれない。

 

 今季限りで現役を引退することが明らかになった狩野恵輔外野手=阪神甲子園球場(2016年 7月20日撮影)

 狩野恵輔外野手が今季限りで現役を引退することが16日、明らかになった。18日にも球団から正式発表される。前橋工高から2001年にドラフト 3位で入団し17年目。強打の捕手として期待されたが、故障とも戦い、ここ数年は代打の切り札を担った。15日に引退会見を行った安藤優也投手に続き、虎党に愛された生え抜き選手がまた一人ユニホームを脱ぐ。

 タテジマ一筋17年の男が、そっとバットを置く。度重なるけがに打ち勝ち、虎を支え続けてきた狩野がついに現役生活に別れを告げる。

 2001年に前橋工高から阪神入団。2007年 4月20日の巨人戦(甲子園)で、プロ初安打&打点をサヨナラ打で飾り、強烈に虎党の記憶に残る活躍をスタートさせた。2009年は 127試合に出場。うち 122試合に捕手として出場し、「打率0.262、5本塁打、35打点、さらに10盗塁」とスケールの大きさを見せつけた。だがそこからは、けがとの闘いだった。

 椎間板ヘルニアと、その再発に泣いた。2011年から外野手登録となり、2012年オフから2013年夏にかけては育成選手として背番号「120」となった。それでも、何度でもはい上がってくる狩野を、虎党みんなが待っていた。

 今季限りで引退することが明らかになった狩野恵輔外野手。生え抜き選手がまた一人、タテジマを脱ぐ=阪神甲子園球場

 17年目となった今季は開幕 1軍入りも直後に降格。 8月26日に再昇格したが、ここまで出場 5試合で 5打数無安打。快音を響かせることなく、 9月 4日に出場選手登録を抹消された。勝負強さを期待されたが、頼もしくなってきた後輩らの台頭にも押された。 2軍暮らしが長く続く中で、ついにユニホームを脱ぐ覚悟を決めた。誰よりチームを思う男の、男らしい決断だった。

 選手会長として臨んだ今季は「他の球団をみても、ベンチを飛び出すぐらい盛り上がっている。そういうのがあってもいい。 1人でもボーッとしないように。(阪神は)ちょっとクールなイメージがある」と気持ちを前面に出して戦うことを目指していた。チームは少しずつではあるが、狩野の意志を継ぎ、熱のある集団に変わりつつある。「とにかく優勝したい」とも語っていたが、2012年以上叶えられていないその夢は、後輩らに託す。

 鳴尾浜で練習に参加したこの日は「何もないよ」と多くを語らなかった。胸に秘めた思いは正式な会見の場でファンへ届けるつもりだ。18日にも正式発表され、引退会見が行われる。

◇狩野 恵輔(かのう・けいすけ)

 外野手。1982(昭和57)年12月17日生まれ、34歳。群馬県出身。前橋工業高校から2001年「D3位」で阪神に入団。2004年 9月22日の広島戦(広島)でプロ初出場。今季は 5試合に出場し、「打率0.000、0本塁打、0打点」。通算 402試合に出場。「打率0.255、18本塁打、91打点」。 1メートル81、86キロ。右投げ右打ち。年俸2800万円。背番号「99」。既婚。

 

 打撃好調の糸井嘉男外野手。打率3割も見えてきた

 糸井はここまで「打率0.297」としており、「打率3割」に肉薄している。自身 8度目の「3割」となれば現役時代の金本監督に並ぶ。残り13戦で仮に 4打数ずつ立つとすれば計「429打数」となり、「打率3割」を満たすには「129安打(現在の112安打からあと17安打)」が必要となる。容易ではない数字だが、右脇腹の筋挫傷から復帰した 8月17日以降、「打率0.371」。打ちまくる超人にっては、射程圏ともいえる。

 雨天中止となったこの日は試合開催を信じ気持ちを入れてしまっていたのか、報道陣に対し「ダマすのもいい加減にしろよ。中止で~す!」と大声を出し引き揚げた。

 

 岩貞祐太投手は16日、甲子園のブルペンで投球練習を行った。

 香田投手コーチらが見守る前で左腕を振り、「 1軍の投手コーチに久々に見てもらったので、力強い球とか今の状態をみていただきました」と話した。

 香田投手コーチは「よくなっていましたね。やっと彼らしいボールが投げられらていた。体のキレもそうだし、ボールのキレもよかった」と今後に期待を寄せた。

 室内練習場でキャッチボールする岩貞祐太投手=阪神甲子園球場室内練習場

 18日の広島戦(甲子園)に先発予定の岩貞が16日、ブルペン投球などで調整した。17日は「台風18号」が日本列島を西に横断してくることが予想されており、18日にマジック「1」としている広島のリーグ優勝が懸かる可能性もある。赤ヘル打線には今季 4戦で「0勝3敗、防御率10.13」と相性は悪いが「与えられたところで結果を残したい。それ(結果)しかない」と悲壮感を漂わせた。意地を見せて、 7月 2日のヤクルト戦(甲子園)以来、約 2カ月半ぶりの「5勝」目を手にしたい。

 

 キャッチボールをするラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場室内練習場

 ドリスが志願のブルペン調整を行った。セ・リーグトップの「34セーブ」をあげているが、 9月は 6試合登板で「1セーブ、防御率5.06」と苦しんでいる。「(雨天中止で)試合がないから、投げて準備しておこうと思ったんだ。腕も疲れていない」。シーズンは残り13試合。「いつも通り(気持ちは)変わることなくやります」とフル回転を誓った。

 

 ベテランと呼ばれる選手が、ここに来て辞めていく季節になって来ましたね。若手を含めて、レギュラー選手の今後の活躍が楽しみですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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広ヤ、神中が雨天中止!福留、2位確定まで無休スタメン!鳥谷の名球会ブレザー授与式は18日に延期!

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17日に予定されていた広島-ヤクルト(マツダスタジアム)が雨のため中止となった。「台風18号」の影響で西日本地方は大荒れの天気となった。また、同日に予定されていた阪神-中日(甲子園)も雨のため中止が発表された。広島優勝のマジック対象となっている阪神戦も中止になったことで、17日の広島のリーグ優勝はなくなり、最短で18日に持ち越された。

阪神は17日、「台風18号」の影響で中日戦(甲子園)が中止。残り13試合、「2位」が確定するまで福留孝介外野手(40)が全試合スタメン出場する見通しとなった。この日、金本知憲監督(49)が明かした。目標は2008年以来の「80勝」到達。クライマックスシリーズ(CS)に向けて、上昇カーブを描く!木々が揺れる。嵐の前の静けさを感じながら、中日戦は午前 9時45分に中止が発表された。残り13試合。広島の胴上げ阻止はもちろんだが、早く「2位」を決めたい。福留が「2位」が確定するまで、休養日なしで臨む。この日は甲子園でランニングやフリー打撃で汗を流した。40歳。最高のパフォーマンスを発揮できるように、チーム首脳はこれまで配慮を重ねてきた。週に 1、 2度、特に相手先発が左のときに積極的休養をもらってきた。欠場15試合のかいあって福留は今季、「打率0.62、17本塁打、72打点」。持ち前の勝負強さで「2位」躍進をけん引してきた。あと 9勝で2008年以来となる「80勝」に到達。そこまでいけば「2位」はほぼ確定だ。そのために「オジサン」がラストスパートをかける。安藤が現役を引退し来季、単独でチーム最年長となる主将が、使命を果たす。

中谷将大外野手(24)室内練習場で打撃練習などで汗を流した。自身初、球団でも日本人の生え抜き右打者となれば2006年の濱中治(現 2軍打撃コーチ)以来となる「20本塁打」まで、あと「1」本。 7試合連続で本塁打からは遠ざかっているが自然体を貫いた。勝利につながる一打を放ちたい。

阪神が来季のコーチ人事について、金本知憲監督に全権委任することが17日、分かった。今季限りで退任する掛布雅之 2軍監督(62)の後任も矢野燿大1軍作戦兼バッテリーコーチ(48)らを中心に人選に着手。28日の 2軍最終戦をメドに結論を出す方向で、「金本政権3年目」の布陣が誕生する。 ポスト掛布も金本監督に任せる。「2位」をほぼ安全圏に入れている阪神が来季のコーチ人事について、指揮官の意向を最優先させる考えをもっていることが分かった。FAやドラフトなど補強面で金本監督が陣頭指揮をとってきたが、普段は球団主導で行う 2軍の人事も一任する。今季で 2年契約が切れる金本監督の来季続投は確実。球団は単年契約でなく長期契約を視野に、引き続き抜本的な改革を進めてもらう意向を持っている。コーチ人事を任せるのも、その一環だ。当面の目玉は新 2軍監督の選定。10日に掛布2軍監督の今季限りでの退任を発表した。後任について四藤慶一郎球団社長(56)は「まだ決まっていない」とした上でフレッシュな人材を条件に掲げていた。候補として名前が挙がっているのは矢野 1軍作戦兼バッテリーコーチ、片岡篤史 1軍打撃コーチ(48)、今岡誠 2軍打撃兼野手総合コーチ(43)らとみられる。いずれも金本監督と現役時代もともに戦い、多くを語らずとも意思疎通が可能な仲。徹底した練習量を選手に課すという方針でも、一致する。本来ならフロントが主導権を握るコーチ人事も指揮官が青写真を描く。虎を強くするため、あらゆる面でかじを取る。

台風接近により、17日の中日戦(甲子園)が中止となったため、鳥谷敬内野手(36)の通算「2000安打」連盟表彰式及び名球会ブレザー授与式は18日に延期となった。ブレザーのプレゼンターは日本プロ野球名球会の山本浩二理事長、阪神OBの小山正明氏が務める。このセレモニーとは別に、20日の巨人戦(甲子園)で「鳥谷敬デー」を実施する。記事をまとめてみました。

 

 

  <阪神-中日=降雨中止>◇24回戦◇阪神14勝 9敗◇17日◇阪神甲子園球場

 17日に予定されていた広島-ヤクルト(マツダスタジアム)が雨のため中止となった。

 「台風18号」の影響で西日本地方は大荒れの天気となった。

 また、同日に予定されていた阪神-中日(甲子園)も雨のため中止が発表された。広島優勝のマジック対象となっている阪神戦も中止になったことで、17日の広島のリーグ優勝はなくなり、最短で18日に持ち越された。

 広島は前日16日のヤクルト戦で逆転負けを喫していた。地元広島での優勝は1991年以来でファンの期待も大きかったが、18日から敵地・甲子園に乗り込んで阪神と直接対決する。

 

 福留孝介外野手が「2位」確定まで休養日なしで出る。主将、頼もしい!=阪神甲子園球場室内練習場

 主将、頼んまっせ! 阪神は17日、「台風18号」の影響で中日戦(甲子園)が中止。残り13試合、「2位」が確定するまで福留孝介外野手が全試合スタメン出場する見通しとなった。この日、金本知憲監督が明かした。目標は2008年以来の「80勝」到達。クライマックスシリーズ(CS)に向けて、上昇カーブを描く!

 木々が揺れる。嵐の前の静けさを感じながら、中日戦は午前 9時45分に中止が発表された。残り13試合。広島の胴上げ阻止はもちろんだが、早く「2位」を決めたい。福留が「2位」が確定するまで、休養日なしで臨む。

 この日は甲子園でランニングやフリー打撃で汗を流した。広島の胴上げを阻止するか? と問われると「そうじゃない?」と短い言葉に気合をにじませた。

 40歳。最高のパフォーマンスを発揮できるように、チーム首脳はこれまで配慮を重ねてきた。週に 1、 2度、特に相手先発が左のときに積極的休養をもらってきた。欠場15試合のかいあって福留は今季、「打率0.62、17本塁打、72打点」。持ち前の勝負強さで「2位」躍進をけん引してきた。

 福留孝介外野手は今季、主軸として打線をけん引した=阪神甲子園球場

 だが、これからはしばらく頑張ってもらう。金本監督は「(福留は)フル回転で。オジサン、頑張ってもらいましょう」と明言した。

 無理をさせる理由がある。「3位」巨人とは「5.5ゲーム」差。残り試合数を考えると安泰ではあるが「『2位』確保に向けて戦いを…。早く(『2位』を)決めたい。早く決めて、早くCSに向けての態勢をとりたいしね」。CSファーストステージの主催権をゲットできれば次なる戦いの準備に移れる。若手のテストや打順の練り直し…。「順位が決まればいろいろやりやすい」。だから 1日でも早く…というワケなのだ。

 指揮官は「『80勝』ぐらいを目指してね。『80』ぐらい勝てればいいなというのはあります」と具体的な数字を掲げた。あと 9勝で2008年以来となる「80勝」に到達。そこまでいけば「2位」はほぼ確定だ。そのために「オジサン」がラストスパートをかける。安藤が現役を引退し来季、単独でチーム最年長となる主将が、使命を果たす。

 

 フリー打撃をする中谷将大外野手=阪神甲子園球場室内練習場

 中谷は室内練習場で打撃練習などで汗を流した。自身初、球団でも日本人の生え抜き右打者となれば2006年の濱中治(現 2軍打撃コーチ)以来となる「20本塁打」まで、あと「1」本。 7試合連続で本塁打からは遠ざかっているが「数字はあまり考えないようにしています。頑張ります」と自然体を貫いた。今季、広島戦は「打率0.180( 1本塁打)」。勝利につながる一打を放ちたい。

 

 阪神が来季のコーチ人事について、金本知憲監督に全権委任することが17日、分かった。今季限りで退任する掛布雅之 2軍監督の後任も矢野燿大1軍作戦兼バッテリーコーチらを中心に人選に着手。28日の 2軍最終戦をメドに結論を出す方向で、「金本政権3年目」の布陣が誕生する。

 ポスト掛布も金本監督に任せる。「2位」をほぼ安全圏に入れている阪神が来季のコーチ人事について、指揮官の意向を最優先させる考えをもっていることが分かった。

 「金本監督に全権という形でやってきました。新しい 2軍監督の選定も金本監督の腹ひとつだと思っています」

 球団首脳が明かした。FAやドラフトなど補強面で金本監督が陣頭指揮をとってきたが、普段は球団主導で行う 2軍の人事も一任する。

 今季で 2年契約が切れる金本監督の来季続投は確実。球団は単年契約でなく長期契約を視野に、引き続き抜本的な改革を進めてもらう意向を持っている。コーチ人事を任せるのも、その一環だ。

 当面の目玉は新 2軍監督の選定。10日に掛布2軍監督の今季限りでの退任を発表した。後任について四藤球団社長は「まだ決まっていない」とした上で「世代交代も考えていく必要があるのでは」とフレッシュな人材を条件に掲げていた。

 金本知憲監督(右)と矢野燿大(左)、片岡篤史(中央)(左から 2人目は高代延博コーチ)。 3年目の布陣を熟慮中だ=阪神甲子園球場室内練習場

 球団関係者の話を総合すると、候補として名前が挙がっているのは矢野 1軍作戦兼バッテリーコーチ、片岡 1軍打撃コーチ、今岡 2軍打撃兼野手総合コーチらとみられる。いずれも金本監督と現役時代もともに戦い、多くを語らずとも意思疎通が可能な仲。徹底した練習量を選手に課すという方針でも、一致する。

 ただ、仮に矢野コーチを 2軍監督に起用した場合、 1軍の作戦系やバッテリー系の代役を探す必要がある。片岡コーチならば打撃コーチの配置転換を考えなければならない。今岡コーチならば 2軍の総合面を誰が見るのか。中長期的な視野でどのパターンがもっともチームを強くするのか-。そのシミュレーションを重ねていくことになる。

 来季の布陣の完成について、先の球団首脳は「 2軍のシーズン終了あたりまでに固めるということでしょう」と見通しを語った。 2軍の最終戦は28日のウエスタン・広島戦(甲子園)。その頃には 1軍も「2位」が確定しているとみられ、新布陣が発表されても、大きな影響はない。

 本来ならフロントが主導権を握るコーチ人事も指揮官が青写真を描く。虎を強くするため、あらゆる面でかじを取る。

★戦力補強など将の意向反映

 金本監督はこれまでも戦力補強などで意向を反映させてきた。就任直後の2015年のドラフト会議では「 1軍で活躍している生え抜きの野手が少ない」と同年のNo.1野手だった高山を「1位」指名。昨秋も「右の大砲候補が必要」と大山をサプライズ指名した。 3年目はコーチの布陣もより練り込んだものにリニューアルして、常勝軍団の礎を築いていく。

 

 台風接近により、17日の中日戦(甲子園)が中止となったため、鳥谷敬内野手の通算「2000安打」連盟表彰式及び名球会ブレザー授与式は18日に延期となった。

 広島戦(甲子園)の試合前に行われる。

 中谷将大外野手(左)と話す阪神鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場室内練習場

 阪神は17日、この日の中日戦(甲子園)前に予定していた鳥谷の通算「2000安打」達成の連盟表彰式と名球会ブレザー授与式を順延すると発表した。18日の広島戦(甲子園)前に行う。ブレザーのプレゼンターは日本プロ野球名球会の山本浩二理事長、阪神OBの小山正明氏が務める。このセレモニーとは別に、20日の巨人戦(甲子園)で「鳥谷敬デー」を実施する。

☆阪神・近年の「2000安打」達成とブレザー授与VTR

★藤田 平:1983年 5月 3日の巨人戦(後楽園)で達成。ブレザーは村山実氏から受け取った。

★金本知憲:2008年 4月12日の横浜(現DeNA)戦(横浜)で達成。同30日(甲子園)に名球会会長 (当時)の金田正一氏から授与された。

★福留孝介:2016年 6月25日の広島戦(マツダ)で「日米通算2000安打」を達成。 7月 8日(甲子園) に現名球会理事長の山本浩二氏に袖を通してもらった。

 

 広島の鯉のぼりを止めて、「2位」キープに向けて前を向いて進め!

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督、四死球からの失点悔やむ!陽川、意地のバックスクリーン特大1号!狩野、号泣引退会見!

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阪神は 3回に二死 1、 3塁の好機をつくるも生かすことができず。広島は 4回に野村祐輔投手(28)のスクイズで 1点を加える。追う阪神は中谷将大外野手(24)の「20号ソロ」で、 1点を返し、 1点を争う攻防で終盤を迎えた。広島は 8回に一死 1、 2塁からサビエル・バティスタ内野手(25)が左前適時打を放って勝ち越し。 9回は中崎翔太投手(25)が締めて阪神を下し、リーグ連覇を飾った。金本知憲監督(49)は広島に 2年連続リーグ制覇を許し、四死球からの失点を悔やんだ。 1回、 4回、 8回の計 3失点はいずれも先頭打者への四死球からの失点。阪神は 2- 3で広島に惜敗。「優勝」が完全消滅し、本拠地・甲子園でカープの胴上げを見せつけられた。金本知憲監督は、悔しさを胸にクライマックスシリーズ(CS)での逆襲を誓った。グラウンドに飛び出し、歓喜の輪を作る鯉ナインを、金本監督はちらっとみた後、すぐにベンチ裏へと姿を消した。鳥谷敬内野手(36)、糸井嘉男外野手(36)、陽川尚将内野手(26)らはベンチに残り、広島の歓喜を目に焼きつけた。来季こそ13年ぶりの「リーグ優勝」へ。その前にCSだ。「2位」を固め、必ずマツダでやり返す。

中谷将大外野手が、バックスクリーンへ「20号ソロ」を放った。 2点を追いかける 4回一死、フルカウントから広島野村の真ん中低め 137キロをはじき返すと、打球はバックスクリーンへと吸い込まれていった。黄色と赤に染め分けられた甲子園。虎党の歓声と鯉党の悲鳴が交錯する中、中谷の放った打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンに飛び込んだ。王者に一矢報いる、意地の「20号ソロ」だ。阪神の生え抜き右打者が「20」本に到達するのは2006年の濱中治(現 2軍打撃コーチ)以来となった。右翼から左翼へ浜風の吹く甲子園では左打者は絶対不利。だからこそ右の大砲育成はチームの至上命題だったが、ようやく「20発」をクリアする若虎が誕生した。目の前で許した胴上げに燃えないわけがない。やり返す。CSで、来季で-。それだけだ。

陽川尚将内野手が同点となる今季「1号ソロ」を放ったが、勝利に届かなかった。。 1点を追う 7回に代打を告げられ、打席へ。代わったばかりの広島一岡竜司投手(26)の 2球目を、 107キロのカーブをスイングすると、打球はバックスクリーン左にまで届いた。起用した金本監督もベンチで両手をたたき、喜びを表現した。陽川は今季 2軍で 102試合に出場し、打率「2割8分2厘」の成績を残していた。長打力も発揮しており、「21本塁打」をマークしていた。16打席目にしての待望の一撃。持ち味の長打力を大事なところで発揮させた。広島ナインの歓喜を目に焼き付け、表情を引き締めていた。片岡篤史打撃コーチ(48)は期待を込めた。

ルイス・メンドーサ投手(33)が 5回 5安打 2失点で降板した。勝たなければ広島の胴上げを目前で見せられる一戦で先発マウンドを任された助っ人は、懸命に右腕を振り続けた。メンドーサは、阪神で 3試合目の先発登板だったが、この日も移籍後初白星をつかむことができなかった。リベンジを誓った。 2番手には石崎剛投手(27)がマウンドにあがった。

鳥谷敬内野手が、阪神広島24回戦の試合前に「通算『2000安打』達成の連盟表彰式及び名球会ブレザー授与式」に参加した。表彰台に立つと球場全体から祝福の拍手が送られた。名球会ブレザーを授与した、日本プロ野球名球会理事長の山本浩二氏(70)はWBC2013年大会第 2ラウンド(台湾戦)での、 9回二死から決めた盗塁を懐かしげに振り返っていた。

今季限りでの現役を引退する狩野恵輔外野手(34)が18日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。スーツ姿で会見に臨んだ狩野は爽やかに話した。ただ、今季務めた選手会長やチームメートのことに話が及ぶと堪えきれずに号泣。「虎一筋17年」の熱血漢は目頭を押さえた。狩野は群馬県出身。前橋工業高校から捕手として2000年「ドラフト3位」で阪神入団し、2009年には主に捕手として自己最多の 127試合に出場した。2011年から外野手登録。腰を痛めて2012年オフに育成契約となったが、2013年シーズン中に再び支配下登録され、ここ数年は代打の切り札として勝負強い打撃を披露していた。今季は若手の台頭もあってここまで出場 5試合にとどまっていた。今季務めた選手会長の後任は未定。甲子園で行われる 2軍戦(27、28日、広島戦)で引退セレモニーが開催される予定。今後は未定。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 2- 3広島>◇24回戦◇阪神 9勝14敗 1分◇18日◇阪神甲子園球場

 広島は 1回二死 3塁で松山のタイムリーで 1点を先制。阪神は 3回に二死 1、 3塁の好機をつくるも生かすことができず。

 広島は 4回に野村のスクイズで 1点を加える。追う阪神は中谷の「20号ソロ」で、 1点を返し、 1点を争う攻防で終盤を迎えた。

 広島は 8回に一死 1、 2塁からバティスタが左前適時打を放って勝ち越し。 9回は中崎が締めて阪神を下し、リーグ連覇を飾った。広島一岡が「6勝」目、中崎は「8セーブ」目。阪神岩崎は今季初黒星。

 6回表広島、選手交代を告げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督は広島に 2年連続リーグ制覇を許し、四死球からの失点を悔やんだ。

  1回、 4回、 8回の計 3失点はいずれも先頭打者への四死球からの失点。「う~ん…今日の 3失点は全部四死球からでしょ? そこですよね、やっぱり。フォアボール、デッドボール、フォアボールか。そこはちょっともったいないね」と静かに振り返った。

 金本知憲監督はここからの選手の反発力に期待した=阪神甲子園球場

 阪神は 2- 3で広島に惜敗。「優勝」が完全消滅し、本拠地・甲子園でカープの胴上げを見せつけられた。金本知憲監督は「彼ら(選手たち)がどう感じているか」と、悔しさを胸にクライマックスシリーズ(CS)での逆襲を誓った。

 グラウンドに飛び出し、歓喜の輪を作る鯉ナインを、金本監督はちらっとみた後、すぐにベンチ裏へと姿を消した。

 「それはもう…(広島は)『マジック1』だから。どっかで決まるよ」

 投球する高橋聡文投手=阪神甲子園球場

 同い年で、若い頃にカープで切磋琢磨してきた緒方監督が宙を舞うタイミングでの会見。甲子園で胴上げを許すのは2002年の巨人以来だが、15年前はサヨナラ勝ちで意地を見せた(対象チームの敗戦で巨人優勝)。敗れた上での屈辱は1998年の横浜(現DeNA)以来、19年ぶりだ。覚悟はしていたが、悔しさがにじみ出た。

  2点を追う展開。 4回に中谷、 7回に代打・陽川のソロで振り出しに戻したが、 8回だ。 3番手・岩崎の 2者連続四球から、勝ち越された。

 「 3失点、全部四球(から)でしょう。やっぱりもったいない。あの打線をおさえ込める投手力を作っていかないと勝てない。打ち勝とうと思ったら、なかなか…」

 広島との差は「一番は得点力」と振り返る。総得点は「706(阪神539)」。総本塁打も「147(同103)」。数字に加えて、驚異的なつながりと粘りを“強い風”と表現したこともある。立ち向かうためには、まずは投手陣の踏ん張りだが、四死球から自滅では…。もどかしさが募った。

  4回、本塁打を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 金本監督の来季続投は決定的。すでに秋季キャンプに向けて、ウエートと同時並行で徹底的に走り込ませる地獄メニューも首脳陣の間で練られているという。種をまき、水をやり、まだ芽が出始めた段階かもしれない。時間はかかる。だから根気強くやる。古巣のような常勝軍団を作る。改めて胸に刻んだはずだ。

 「(胴上げを見て)彼ら(選手たち)がどう感じているか。人それぞれ違うだろうし、感じ方が。何か感じてほしい、というのはありますね」

 鳥谷、糸井、陽川らはベンチに残り、広島の歓喜を目に焼きつけた。来季こそ13年ぶりの「リーグ優勝」へ。その前にCSだ。「2位」を固め、必ずマツダでやり返す。

  4回、本塁打を放った中谷将大外野手を迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

★阪神・金本知憲監督  「広島との差を一番感じたのは得点力だった。本塁打の数も全然違うし、足も違う。あの打線を抑え込める投手力をつけないと勝てない」

★巨人・高橋由伸監督  「うちは特に前半戦に苦戦した。広島の勢いのある攻撃に圧倒されてしまった。何とかクライマックスシリーズ(CS)への出場権を得て、シーズンでの雪辱を果たしたい」

★DeNA・アレックス・ラミレス監督  「 2年連続で完璧なチーム。投手は素晴らしいし、打線も非の打ちどころがない。(けがの鈴木の)代わりの『4番』(松山)がより打てている」

★中日・森繁和監督  「何を取ってもうちより上だった。今のチーム編成からいくと、なかなかよそが対等に戦うのは難しい状態。いいチームだと認めざるをえない」

 広島の胴上げを 1塁側ベンチから見つめる阪神ナイン…=阪神甲子園球場

★ヤクルト・真中満監督  「攻撃的に見えるが、 2遊間を中心に守備が良く、バランスのいいチーム。全てにおいて、うちを上回った。故障者をカバーする層の厚さも感じた」

★12試合連続安打も、 2度の大飛球が浜風で右飛になった糸井嘉男外野手  「リベンジ? そうですね」

◇データBOX◇

◎…阪神がCSに進出決定するのは、最短で23日。DeNAは22日まで試合がないため、巨人が19日から「4連敗」し、阪神が20-23日までに「3連勝」すれば、巨人は残り 7試合に全勝しても「勝率0.521(73勝67敗3分け)」。阪神は残り 9試合を全敗しても「勝率0.529(74勝66敗3分け)で、「3位」以上が確定する。

 

  4回にバックスクリーン弾を放った中谷将大外野手。ついに「20本塁打」に到達した=阪神甲子園球場

 中谷将大外野手が、バックスクリーンへ「20号ソロ」を放った。

  2点を追いかける 4回一死、フルカウントから広島野村の真ん中低め 137キロをはじき返すと、打球はバックスクリーンへと吸い込まれていった。

 「打ったのはストレート。追い込まれてしまったので強引にならない事を意識して打ちにいきました。打った瞬間の感触は良かったのですが、入るとは思いませんでした」

 阪神の生え抜き右打者が「20」本に到達するのは2006年の濱中治(現 2軍打撃コーチ)以来となった。

  4回裏阪神一死、「中越え本塁打」を放った中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 黄色と赤に染め分けられた甲子園。虎党の歓声と鯉党の悲鳴が交錯する中、中谷の放った打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンに飛び込んだ。王者に一矢報いる、意地の「20号ソロ」だ。

 「追い込まれてしまったので、強引にならないことを意識して打ちにいきました。打った瞬間の感触はよかったのですが、入るとは思いませんでした」

  0- 2の 4回一死走者なし。フルカウントから野村の真ん中低め 137キロを振り抜いた。「19号」を放った 6日の広島戦(マツダ)から出場 8試合ぶり。日本選手の生え抜き右打者としては2006年の濱中治(現 2軍打撃コーチ)以来、11年ぶりの「20本塁打」に到達した。

  2回には中前打と今季 2個目の盗塁を決め、22度目のマルチ安打と気を吐いた。右翼から左翼へ浜風の吹く甲子園では左打者は絶対不利。だからこそ右の大砲育成はチームの至上命題だったが、ようやく「20発」をクリアする若虎が誕生した。

  4回、本塁打を放ちベンチで祝福される中谷将大外野手=阪神甲子園球場

 高卒 6年目を終えた昨秋。一度はオフの球団の強化指定選手からは外れていたが、金本監督はあえて、再び球団管理のもとでのトレーニングメニューを課した。もっとできる! そんな期待をかけるからこそだ。

 だからこそ試合後も、指揮官は「中谷なんか、『20本』ってみんな騒いでいるけど、もっと取り組む姿勢を変えていけば、もっと打てると思う。伸びしろはあると思うし、あとは彼次第でしょう」と手厳しい。決して、手綱は緩めない。

 中谷も「(本塁打は)よかったです」と話しながら、その表情は一切緩んでいなかった。目の前で許した胴上げに燃えないわけがない。やり返す。CSで、来季で-。それだけだ。

★阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「(中谷は)節目というより、こういう優勝を争うようなところで打ったことが大きい」

 

  7回、ソロ本塁打を放った陽川尚将内野手=阪神甲子園球場

 陽川尚将内野手が同点となる今季「1号ソロ」を放った。

  1点を追う 7回に代打を告げられ、打席へ。代わったばかりの広島一岡の 2球目を、 107キロのカーブをスイングすると、打球はバックスクリーン左にまで届いた。

 「打ったのはカーブ。代打での打席だったので出塁することを考えて、ストライクゾーンに来たら思い切って振ろうと思っていました。最高の結果になってくれて良かったです」

 起用した金本監督もベンチで両手をたたき、喜びを表現した。

 陽川は今季 2軍で 102試合に出場し、打率「2割8分2厘」の成績を残していた。長打力も発揮しており、「21本塁打」をマークしていた。

 中越え同点本塁打を放ちベンチ前で選手とタッチを交わす陽川尚将内野手=阪神甲子園球場

 陽川尚将内野手は今季「1号」の同点弾を放ったが、勝利に届かなかった。

  1点を追う 7回無死。広島一岡の 2球目に投じたカーブをジャストミートした。ライナー性の打球はグングン伸びて、バックスクリーン左横に突き刺さった。

 「落ち着いていこうと思えたので、気持ちの余裕があったんだと思う。感触はよかったけど、ライナーだったんで、どうかなと思いました」。

 16打席目にしての待望の一撃。持ち味の長打力を大事なところで発揮させた。片岡打撃コーチは「陽川も一振りで打てたんだから、中谷と一緒で自信を持ってほしい」と期待を込めた。

  7回裏阪神無死、中越え同点本塁打を放ち金本知憲監督(左)とタッチを交わす陽川尚将内野手=阪神甲子園球場

 陽川が今季「1号ソロ」。 1- 2の 7回に代打で登場すると、一岡のカーブをフルスイングしてバックスクリーン左へ。通算「3本目」、代打では初のアーチで試合を振り出しに戻した。「落ち着いて打席に立って、余裕があった。そういうところがよかったのかな」。ただ「悔しい気持ちがあった」と広島ナインの歓喜を目に焼き付け、表情を引き締めていた。

 

 投球する阪神先発のルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

 ルイス・メンドーサ投手が 5回 5安打 2失点で降板した。

 勝たなければ広島の胴上げを目前で見せられる一戦で先発マウンドを任された助っ人は、懸命に右腕を振り続けた。

 メンドーサは、阪神で 3試合目の先発登板だったが、この日も移籍後初白星をつかむことができなかった。

  2番手には石崎がマウンドにあがった。

 先発したルイス・メンドーサ投手=阪神甲子園球場

 今季広島戦に初登板したメンドーサは、 5回を 5安打 2失点。北海道日本ハム時代の昨季の日本シリーズで鯉相手に計 6回 2/3を 2安打無失点という相性を買われてのマウンドだったが、チームを勝利に導けず。「負けてしまったので、こっちが『2位』を決めて、CSで戦いたい」とリベンジを誓った。

 

 「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手は山本浩二理事長からブレザーを贈られた=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が、阪神広島24回戦の試合前に「通算『2000安打』達成の連盟表彰式及び名球会ブレザー授与式」に参加した。

 表彰台に立つと球場全体から祝福の拍手が送られた。

 名球会ブレザーを授与した、日本プロ野球名球会理事長の山本浩二氏(70)は「(鳥谷は)ものすごく練習する選手。(2013年の)WBCでも感心した。あのスチールを思い出すね」と2013年大会第 2ラウンド(台湾戦)での、 9回二死から決めた盗塁を懐かしげに振り返っていた。

 「2000本安打」表彰式・名球会ブレザー授与式 表彰された鳥谷敬内野手 左は山本浩二氏、 右は小山正明氏=阪神甲子園球場

  8日のDeNA戦で通算「2000安打」を達成した鳥谷が試合前のセレモニーで名球会の山本浩二理事長からブレザーを贈られ、「まだまだ。40歳すぎまでいけるのでは」とエールを受けた。試合では優勝阻止へ、 4回に左前打を放ったが、 1- 2の 6回二死 2塁の好機では 3ゴロに。胴上げを見せつけられ「それが現実なわけだから」と言葉少なだった。

 

 引退会見で涙を見せる狩野恵輔外野手=西宮市内の球団事務所

 今季限りでの現役を引退する狩野恵輔外野手が18日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。

 スーツ姿で会見に臨んだ狩野は「今はスッキリしている。決める前は葛藤もあったけど、決めてからは思い切って野球が出来ている」と爽やかに話した。ただ、今季務めた選手会長やチームメートのことに話が及ぶと堪えきれずに号泣。「虎一筋17年」の熱血漢は「支えられて17間出来たのは誇り」と目頭を押さえた。

 狩野は群馬県出身。前橋工から捕手として2000年「ドラフト3位」で阪神入団し、2009年には主に捕手として自己最多の 127試合に出場した。2011年から外野手登録。腰を痛めて2012年オフに育成契約となったが、2013年シーズン中に再び支配下登録され、ここ数年は代打の切り札として勝負強い打撃を披露していた。今季は若手の台頭もあってここまで出場 5試合にとどまっていた。

 引退会見に臨む狩野恵輔外野手=西宮市内の球団事務所

 狩野恵輔外野手が18日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。「タテジマ一筋17年」。「支えられて17年できたのは僕の誇りです。17年間ありがとうございました」と大粒の涙を流した。

 選手会長を務めた今季は代打で 5打数無安打。「力が落ちてきたなと感じた。そろそろ引き際だと思った」。 7月末から引退を考え始め、 9月 7日夜に金本監督に報告した。今季ウエスタンでは60試合で「打率0.265、5本塁打、17打点」。 1軍通算成績は 402試合、「打率0.255、18本塁打、91打点」。今季務めた選手会長の後任は未定。甲子園で行われる 2軍戦(27、28日、広島戦)で引退セレモニーが開催される予定。今後は未定。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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ヒルトン氏死去…1980年の岡田騒動に巻き込まれた元阪神助っ人!糸井、謎の進軍ラッパ!

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デーブ・ヒルトン氏(元プロ野球ヤクルト、阪神内野手)米アリゾナ州の地元紙アリゾナ・リパブリック(電子版)によると、17日に死去、67歳。死因は不明。1971年に米大リーグのドラフト全体「1位」でパドレス入り。1978年にヤクルトに入団し、当時プロ野球タイ記録のシーズン「8」本の初回先頭打者本塁打を放って「打率3割1分7厘、19本塁打、76打点」で日本一に貢献した。1979年も「19本塁打」を放ち、1980年には阪神でプレーした。ヤクルトファンとして知られる作家村上春樹さんはエッセー集「職業としての小説家」の中で、小説を書こうと思い立ったのは1978年 4月の明治神宮球場でのセ・リーグ開幕戦でヒルトンが 2塁打を打った瞬間だったと述べている。1978年に、米アリゾナ州ユマで春季キャンプを張っていたヤクルトの入団テストを受けて合格。「打率0.317、9本塁打、76打点」をマークし、当時プロ野球タイ記録のシーズン「8」本の初回先頭打者本塁打を放つなど、球団初のリーグ優勝に貢献した。日本シリーズでも「1勝2敗」で迎えた第 4戦の 9回に「逆転2ラン」を放ってシリーズの流れを変え、日本一にも貢献した。1979年は成績が低迷し、同年オフに自由契約となったが、阪神のブレイザー監督が1980春、米アリゾナ州テンピでのキャンプ中に獲得を決定。同年に早稲田大學から入団した岡田彰布氏とポジションを争うことになった中、開幕からブレイザー監督はヒルトン氏を重用した。しかし、ドラフト会議で 6球団が競合した末に獲得した地元大阪出身のスター候補生を冷遇することへのファンやマスコミの反発はすさまじく、ヒルトン氏が打席に立つたびに「オカダコール」を浴びせられる事態となり、同氏の成績は低迷。18試合の出場で打率 0.197の成績となったところで、退団。ブレイザー監督も解任された。帰国後はパイレーツ傘下の「3A」でプレーしたが、メジャー復帰はかなわず、1982年に引退後は、台湾球界でコーチや監督を務めるなどした。

リーグ優勝を逃した金本知憲監督(49)が19日、甲子園での全体練習前に円陣を組んで、ナインに熱く檄を飛ばした。下克上を成し遂げ、1985年以来、32年ぶりの日本一へ。主将の福留孝介外野手(40)を名指しするなど、闘魂注入でチームの士気を高めた。練習日では、異例の光景だった。全員集合-。柔らかい日差しが降り注ぐ午前10時50分。開始10分前に、金本監督が招集をかけた。甲子園の 2塁の定位置後方。わずか数十秒の訓示だったが、緊張感が走った。前日18日に直接対決の末、広島に敗れ、胴上げをみせつけられた。悔しい…。その思いを大事にしてほしいと願いつつ、緊張の糸が切れることだけはしたくなかった。檄の最後には福留を名指し。40歳の主将は鋭い返事で応えた。20日は「3位」DeNAを「0.5」差で追う「4位」巨人との伝統の一戦。甲子園では10日のDeNA戦以来、 4戦勝ちなし(2敗2分け)だ。CSで対決する可能性がある宿敵を倒し、下克上へ再スタートする。

糸井嘉男外野手(36)が19日、20日の巨人戦(甲子園)に備えて、本拠地で全体練習に参加。前日に広島に敗れ、優勝が消滅してから一夜。再スタートの日に「ジャンヌ・ダルク」と 3度、連呼した。言葉の真意は明かさなかったが、歴史的人物と同様、先頭に立って戦う覚悟…と言いたいはずだ!ベンチ裏から選手ロッカーへ通じる通路。スタッフが、待ち構える報道陣にやんわり“取材自粛”を伝えた直後だった。「ジャンヌ・ダルク」謎の言葉が聞こえてきた。声の主は間違いなく糸井。予期せぬ仰天フレーズに呆然とする記者など眼中にないかのように再び…さらに歩を進めて、ダメ押しのもうひと声…歴史上のあの超有名人のことなのか。 3度、繰り返し、その後、糸井は報道陣の前に戻ってくることはなかった。どういう意味?そりゃ、誰もが思う。でも、こんなの本人しか分かるはずがない。不思議な世界に棲む男だ。突然、と叫んだかと思えば、「賄賂」と言いながら5000円札を出して記者の質問を封じようとする。糸井ワールドは誰も説明などできないのだから。再スタートの日だった。練習前には甲子園の外野で円陣が。金本監督の檄に、背番号「7」も耳を傾けていた。いきなりロングティーを志願。不振から脱出する時も、好調を維持する時も、一番頼りにしてきた練習方法で、ターゲットをCSに定めたのだろう。打ちまくって、俺が引っ張る-。今は劣勢だが、必ず逆転する-。そんな思いを込めて。強敵カープを倒す。奇跡の逆転日本一ロードの扉が今、糸井によって開かれる!?

20日の巨人戦(甲子園)に先発する秋山拓巳投手(26)が19日、甲子園で調整。ニュースタイルでのライバル封じを宣言した。今季、巨人戦は過去 3試合で「1勝1敗、防御率1.35」。ただ、これまで同様の投球ではなく、CSで再び相まみえる可能性があるだけに、今までとひと味違う“ニュー秋山”を見せることも、重要と考えている。さらに過去 3度はすべてエースの菅野との投げ合い。数字上では「1勝1敗」だが、前回14日はリードの展開でマウンドを降りた。実質的には「2勝1敗」だ。それでも、挑戦者として向かっていく。CSでも投げ合うことも。喜びを感じながら、「13勝」目を目指す。

坂本誠志郎捕手(23)が19日、甲子園での練習中に左脇腹を痛めた。金本知憲監督は抹消する可能性が高いことを説明。 8月下旬から18試合連続でスタメンマスクを任されていた 2年目に、まさかのアクシデントだ。端正な顔だちがゆがむ。首脳陣も眉根を寄せる。トレーナーを引き連れながら、坂本がクラブハウスへと戻った。まじか。ペナントレースの勝負どころで緊急事態だ。ティー打撃中に痛みに襲われた坂本に対し、金本監督が厳しい表情で見通しを語った。矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)も「明日どうこうは厳しいんじゃないかな。脇腹は厳しい。普通には歩いてはいたけど、違和感が強いということでしょう」と話した。球団関係者によると、病院での診察の都合により、この日の抹消はなかったものの、このまま戦線離脱となる可能性が高い。最近18試合連続でスタメンマスクをかぶっていただけに、ここから「2位」確保、CS突破を目指していくチームにとっては、痛すぎる。記事をまとめてみました。

 

 ヤクルト時代のデーブ・ヒルトン氏(1978年10月18日撮影)

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州) 18日(日本時間19日)】

 デーブ・ヒルトン氏(元プロ野球ヤクルト、阪神内野手)米アリゾナ州の地元紙アリゾナ・リパブリック(電子版)によると、17日に死去、67歳。死因は不明。

 1971年に米大リーグのドラフト全体「1位」でパドレス入り。1978年にヤクルトに入団し、当時プロ野球タイ記録のシーズン「8」本の初回先頭打者本塁打を放って「打率3割1分7厘、19本塁打、76打点」で日本一に貢献した。1979年も「19本塁打」を放ち、1980年には阪神でプレーした。ヤクルトファンとして知られる作家村上春樹さんはエッセー集「職業としての小説家」の中で、小説を書こうと思い立ったのは1978年 4月の神宮球場でのセ・リーグ開幕戦でヒルトンが 2塁打を打った瞬間だったと述べている。

 1980年 4月20日の巨人戦で、 5回に西本聖投手から中前打を放ったデーブ・ヒルトン氏。阪神では目立った活躍はできなかった=後楽園球場

 米大リーグのパドレスや、プロ野球ヤクルト、阪神でプレーしたデーブ・ヒルトン氏が17日に亡くなったと、同氏が住むアリゾナ州の地元紙アリゾナ・リパブリック(電子版)が報じた。67歳だった。死因は明らかになっていない。

 ヒルトン氏は、1971年にドラフト全体「1位」でパドレス入りしたが、メジャーでは実働 4年間で通算「161試合」の出場に終わるなど目立った成績を残せなかった。

 1978年に、米アリゾナ州ユマで春季キャンプを張っていたヤクルトの入団テストを受けて合格。「打率0.317、19本塁打、76打点」をマークし、当時プロ野球タイ記録のシーズン「8」本の初回先頭打者本塁打を放つなど、球団初のリーグ優勝に貢献した。日本シリーズでも「1勝2敗」で迎えた第 4戦の 9回に「逆転2ラン」を放ってシリーズの流れを変え、日本一にも貢献した。

 1980年 3月25日の近鉄とのオープン戦で、飛球を追って交錯する岡田彰布氏(右)とデーブ・ヒルトン氏=阪神甲子園球場

 1979年は成績が低迷し、同年オフに自由契約となったが、阪神のブレイザー監督が1980春、米アリゾナ州テンピでのキャンプ中に獲得を決定。同年に早大から入団した岡田彰布とポジションを争うことになった中、開幕からブレイザー監督はヒルトン氏を重用した。

 ブレイザー監督はヒルトン氏の獲得と起用について、「外野は佐野、ラインバック、竹ノ内、新人の北村とそろっていた。さらに、内野(の控え)に岡田が加われば、( 2塁手だった)加藤博も外野に回る。いますぐ補強すべきポジションが内野なのは明らかだ。そして岡田とヒルトンを比べれば、ヒルトンの方が実績がある。メジャーでは、新人はマイナーで経験を積ませてから使うものだ」と説明した。

 しかし、ドラフト会議で 6球団が競合した末に獲得した地元大阪出身のスター候補生を冷遇することへのファンやマスコミの反発はすさまじく、ヒルトン氏が打席に立つたびに「オカダコール」を浴びせられる事態となり、同氏の成績は低迷。18試合の出場で打率 0.197の成績となったところで、退団。ブレイザー監督も解任された。

 帰国後はパイレーツ傘下の「3A」でプレーしたが、メジャー復帰はかなわず、1982年に引退後は、台湾球界でコーチや監督を務めるなどした。

 ヤクルト時代のデーブ・ヒルトン氏

☆ヤクルト在籍時の監督だった広岡達朗氏

 「一番印象に残っているのは、遊撃手で使ったときのこと。本職は二塁手だったが、当時、チームに遊撃手がいなくて使った。後で『下手くそやなあ』と言ったら、『やれといったからやったんだ』と言われた。日本人なら『自分は二塁しかできない』などと言いそうなところ、文句一つ言わずにやってくれた。その一生懸命さが、すべて結果につながった。テストで採用した78年のアリゾナキャンプでも、ご飯にしょうゆをかけて食べていた。『おいしい、おいしい』という姿にびっくりした。そうしたハングリーさが他の選手にも影響を与え、チームの好結果にもつながったと思う」

★1980年の阪神

 ブレイザー監督 2年目。 6球団競合の末に入団した岡田彰布が目玉だったが、指揮官は時間をかけて育成する方針を打ち出し、ヤクルトから獲得したヒルトンを起用。岡田を外野にコンバートした。これがファンの怒りを買い、開幕後はヒルトンおよびチームの成績不振もあってブレイザー監督は 5月15日に辞任。中西太打撃コーチが後任を務めた。岡田は中西監督の下で内野で先発出場し、「打率・290、18本塁打」で新人王に。チームは夏以降に後退し、「5位(54勝66敗10分け)」でシーズンを終えた。

 デーブ・ヒルトン氏

◇デーブ・ヒルトン(Dave Hilton)

 元内野手。1950年 9月15日生まれ、米テキサス州出身。ライス大學から1971年ドラフト全体「1位」でパドレスに入団。1978年にヤクルトへ移籍し、当時プロ野球タイ記録のシーズン8本の初回先頭打者本塁打を放つなど、「打率0.317、19本塁打、76打点」で日本一に貢献し、ベストナインを受賞した。1980年には阪神に移籍した。NPB通算成績は「251試合、打率0.284、38本塁打、128打点」。右投げ右打ち。 1メートル85、86キロ(現役当時)。

 

 練習前、円陣を組む阪神ナイン。金本知憲監督自ら、檄を飛ばした=阪神甲子園球場

 さぁ、再出発-。リーグ優勝を逃した金本知憲監督が19日、甲子園での全体練習前に円陣を組んで、ナインに熱く檄を飛ばした。下克上を成し遂げ、1985年以来、32年ぶりの日本一へ。主将の福留孝介外野手を名指しするなど、闘魂注入でチームの士気を高めた。

  練習日では、異例の光景だった。全員集合-。柔らかい日差しが降り注ぐ午前10時50分。開始10分前に、金本監督が招集をかけた。

 「優勝はなくなった。『2位』確保に向けて、切り替えてやっていこう」

 甲子園の 2塁の定位置後方。わずか数十秒の訓示だったが、緊張感が走った。前日18日に直接対決の末、広島に敗れ、胴上げをみせつけられた。悔しい…。その思いを大事にしてほしいと願いつつ、緊張の糸が切れることだけはしたくなかった。檄の最後には「いいね? 孝介?」と福留を名指し。40歳の主将は「ハイ」と 2回、鋭い返事で応えた。

 練習する上本博紀内野手=阪神甲子園球場

 「CSに向けて、モチベーションを上げていこうということ。もちろん(日本一へ)チャンスがあるわけだから。今まではロッテが『3位』から、中日だって落合さんのときに『2位』から日本一になっている。そこを目指して、気持ちを切り替えてやっていこう、と」

 セ・パでCSが導入されたのは2007年。賛否両論を呼ぶ敗者復活制度に対し、現役だった当初は「優勝もしていないのになんで? という感じで、意識もモチベーションも低かった」と、とまどいを隠せなかったことを明かした。ただ、制度導入から11年。「そうじゃない時代になってきている」と話す。

 「CSを勝ち抜いて、日本シリーズで勝って日本一になっても十分に価値あるものだしね」

 練習に臨む能見篤史投手=阪神甲子園球場

 阪神の日本一は1985年の 1度だけ。和田監督時代の2014年に「2位」でCSを突破し、日本シリーズに進出(ソフトバンクに敗戦)したが、過去 6度のCSで 5度、ファーストステージで敗退。短期決戦で苦しんできた過去がある。もちろんペナントレースを制することが最優先だが、夢破れた今季、次の目標に突き進むだけだ。

 20日は「3位」DeNAを「0.5」差で追う「4位」巨人との伝統の一戦。甲子園では10日のDeNA戦以来、 4戦勝ちなし(2敗2分け)だ。CSで対決する可能性がある宿敵を倒し、下克上へ再スタートする。

 練習するラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場

★主な下克上日本一

◆2007年・中日:「2位」でシーズンを終えると、第 1ステージは阪神戦に「2連勝」。第 2ステージでも東京ドームで巨人に「3連勝(当時は1位アドバンテージなし)」で破った。北海道日本ハムとの日本シリーズは、「3勝1敗」で迎えた第 6戦で先発・山井から守護神・岩瀬のパーフェクト継投で勝利し、日本一になった。

◆2010年・ロッテ:「3位」でシーズンを終え、ファーストステージで西武に「2連勝」。ソフトバンクとのファイナルステージ(ヤフードーム)は第 1戦に勝利も第 2、 3戦に連敗。王手( 1敗はアドバンテージ)をかけられたが、そこから「3連勝」で突破。中日との日本シリーズは「3勝2敗」で迎えた第 6戦が 2- 2の引き分け。第 7戦も延長12回までもつれ込んだが、岡田の決勝打で 8- 7と勝利し、日本一に。

 

 虎を導くヒーロー宣言!? 糸井嘉男外野手が19日、20日の巨人戦(甲子園)に備えて、本拠地で全体練習に参加。前日に広島に敗れ、優勝が消滅してから一夜。再スタートの日に「ジャンヌ・ダルク」と 3度、連呼した。「2位確保、CS(クライマックスシリーズ)突破、そして日本一」へ。言葉の真意は明かさなかったが、歴史的人物と同様、先頭に立って戦う覚悟…と言いたいはずだ!

 --まだ室内の方で練習がありますんで…

 ベンチ裏から選手ロッカーへ通じる通路。スタッフが、待ち構える報道陣にやんわり“取材自粛”を伝えた直後だった。

 「ジャンヌ・ダルク」

 謎の言葉が聞こえてきた。声の主は間違いなく糸井。予期せぬ仰天フレーズに呆然とする記者など眼中にないかのように再び…

 「ジャンヌ・ダルク」

 さらに歩を進めて、ダメ押しのもうひと声…

 「ジャンヌ・ダルク」

 歴史上のあの超有名人のことなのか。 3度、繰り返し、その後、糸井は報道陣の前に戻ってくることはなかった。

 どういう意味?

 そりゃ、誰もが思う。でも、こんなの本人しか分かるはずがない。不思議な世界に棲む男だ。突然、「バウバウ」と叫んだかと思えば、「賄賂」と言いながら5000円札を出して記者の質問を封じようとする。糸井ワールドは誰も説明などできないのだから。

 再スタートの日だった。練習前には甲子園の外野で円陣が。金本監督の檄に、背番号「7」も耳を傾けていた。

 金本知憲監督(後ろ)の見守る前で、フリー打撃を行う糸井嘉男外野手。虎を引っ張る!=阪神甲子園球場

 前日の広島戦。一塁ベンチに座り、腕組みしながら胴上げを目に焼き付けると「リベンジしかない? そうですね」とつぶやいた。優勝を逃した悔しさはある。が、日本一の可能性はまだ残っている。虎の超人も思いを新たにしたはず。切り替えるしかない、と。

 いきなりロングティーを志願。不振から脱出する時も、好調を維持する時も、一番頼りにしてきた練習方法で、ターゲットをCSに定めたのだろう。打ちまくって、俺が引っ張る-。今は劣勢だが、必ず逆転する-。そんな思いを込めて。

 「引っ張る」

 「逆転する」

  2つのフレーズと、冒頭の糸井の言葉。世界史にあまり詳しくないあなたでも、思い出しませんか? フランスが生んだ、あの世界的ヒロインの実話を。

 英国との「100年戦争」で劣勢の母国フランスを救うため、軍旗を手に先頭に立って引っ張ったジャンヌ・ダルクの勇姿。そして、敵を打ち破った、あの歴史上の大逆転劇。ひょっとしたら、糸井は神のお告げ、ならぬ“FAのお告げ”でタテジマにやってきた、現代の奇跡のヒーローかもしれない。

 そう思って糸井のジャンヌ・ダルク宣言を聞くと、CSを勝ち抜いて、日本一になる猛虎の姿まで、見え隠れする。

 「右脇腹の筋挫傷」から 1軍戦線に戻ったのが 8月17日。スタメン復帰した翌18日から25試合連続出塁中で、連続安打も12試合続いている。 9月は打率 0.379。まさしく虎を引っ張るヒーローだ。強敵カープを倒す。奇跡の逆転日本一ロードの扉が今、糸井によって開かれる!?

 打撃練習に臨む糸井嘉男外野手。奥は金本知憲監督=阪神甲子園球場

★糸井、今季の迷言!?

  1月31日、沖縄・宜野座キャンプを前に今年のテーマを問われ「一文字? じゃあ『超』!」。 2月21日には外野でランニング中、フリー打撃中の福留の打球が右肘を直撃し、ひやりとさせたが「収穫や! 硬球は硬くて痛い」と笑わせた。広島との開幕戦(マツダ)を翌日に控えた 3月30日には「ヤバい、震えている…。ウッソ、ピョン!」とにやり。 4月12日のDeNA戦(横浜)で適時打を放った際には「ウエポン(上本)のヒット見たら、火ついてまうやろ!」と粋なコメントを残した。

★ジャンヌ・ダルクあらかると

◆舞台:2010年に堀北真希、2014年には有村架純が主演を務めた。また1999年にはリュック・ベッソン監督、ミラ・ジョボヴィッチ主演で映画化された。

◆政界:不倫疑惑で話題となった山尾志桜里議員は、昨年「保育園落ちた日本死ね」を国会の場で取り上げ、「民進党のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた。

◆卓球:卓球の四元奈生美は卓球の地味なイメージを払拭すべく、斬新なユニホームなどでアピールし、「卓球界のジャンヌ・ダルク」に。

◆歌詞にも:1978年、アリスの堀内孝雄のヒット曲「君のひとみは10000ボルト」には「二十世紀のジャンヌ・ダークよ」という歌詞が出てくる。

◇ジャンヌ・ダルクとは

 15世紀、英国との百年戦争で敗北寸前にあったフランスを17歳にして勝利に導いた救世主。東部の農家の娘だったが「フランスを救いなさい」という神のお告げを受け、軍旗を持ち、先頭に立って英国軍のオルレアン包囲を打ち破った。19歳の時に英国で捕虜となり、宗教裁判にかけられて火刑に処せられたが、死後、ローマ法王の命令による裁判で1456年に名誉回復した。

 

 菅野智之投手との「4度目」の対決へ向け、調整する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 20日の巨人戦(甲子園)に先発する秋山拓巳投手(26)が19日、甲子園で調整。「打者には違った印象を与えられるようにしたい。CSもあるので」とニュースタイルでのライバル封じを宣言した。

 今季、巨人戦は過去 3試合で「1勝1敗、防御率1.35」。ただ、これまで同様の投球ではなく、CSで再び相まみえる可能性があるだけに、今までとひと味違う“ニュー秋山”を見せることも、重要と考えている。

 さらに過去 3度はすべてエースの菅野との投げ合い。数字上では「1勝1敗」だが、前回14日はリードの展開でマウンドを降りた。実質的には「2勝1敗」だ。それでも、「打席に立って見て、張り合えるレベルじゃないです。食らいついて行くしかないです」と、挑戦者として向かっていく。

 「あれだけの投手なので、やり甲斐は感じています」

 ひょっとしたら、CSでも投げ合うことも。喜びを感じながら、「13勝」目を目指す。

☆秋山について阪神・香田勲男投手コーチ

 「前回同様、彼らしい投球を期待したい。粘り強く投げてほしい」

 

 練習中、顔をしかめる坂本誠志郎捕手。アクシデント発生だ=阪神甲子園球場

 またも、故障者…。坂本誠志郎捕手が19日、甲子園での練習中に左脇腹を痛めた。金本知憲監督は抹消する可能性が高いことを説明。 8月下旬から18試合連続でスタメンマスクを任されていた 2年目に、まさかのアクシデントだ。

 端正な顔だちがゆがむ。首脳陣も眉根を寄せる。トレーナーを引き連れながら、坂本がクラブハウスへと戻った。まじか。ペナントレースの勝負どころで緊急事態だ。

 「おそらく、脇腹を痛めたんでしょう。抹消でしょうね、もう」

 ティー打撃中に痛みに襲われた坂本に対し、金本監督が厳しい表情で見通しを語った。矢野作戦兼バッテリーコーチも「明日どうこうは厳しいんじゃないかな。脇腹は厳しい。普通には歩いてはいたけど、違和感が強いということでしょう。普段、『痛い』とかいわないやつだから…」と話した。球団関係者によると、病院での診察の都合により、この日の抹消はなかったものの、このまま戦線離脱となる可能性が高い。

 練習に臨む坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

 メッセンジャー、糸原、西岡。復帰したとはいえ糸井や大和ら今季は故障者が続出する中で、待望の正妻候補まで…。指揮官は「せっかく、いい経験を積んできて、打撃も慣れてきているかなという時期だっただけに。肩も強くなったし」とがっくりだ。

  2年目の今季、右手親指の骨折で開幕こそ出遅れた坂本だが、 7月 5日に 1軍昇格してから成長を証明。課題の打撃も「打率0.248、2本塁打、17打点」と奮闘し、 2盗阻止も目立つようになっていた。最近18試合連続でスタメンマスクをかぶっていただけに、ここから「2位」確保、CS突破を目指していくチームにとっては、痛すぎる。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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金本監督、猛ゲキ翌日嘆き節…G菅野にたった2安打ゼロ敗…秋山、いきなり致命的「失投」…

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巨人は 1回、マギーが秋山から「17号ソロ」を放ち先制。 2回にも長野の適時打で 1点を加えた。先発菅野智之投手(27)は序盤無失点の立ち上がり。阪神先発秋山拓巳投手(26)は中盤立ち直り、 4回からの 3イニングを無失点。巨人先発菅野も危なげない投球で 6回まで「0」を並べた。菅野は終盤も安定投球を続け、「4度目完封」でリーグ最多の「16勝」目。チームの連敗を「2」で止めた。阪神は引き分けをはさんで「3連敗」。秋山は「6敗」目。 2塁を踏めたのも 1度だけ。片岡篤史打撃コーチ(48)は厳しい表情。菅野とはCSで対戦する可能性もあるだけに、重苦しい敗戦となった。あの熱い猛檄は何だったのか…。金本知憲監督(49)は前日19日に「2位」からの日本一へナインに闘魂を注入したばかりだったが、巨人相手に今季ワースト 2安打完封負け。CSで同じ甲子園で対戦する可能性もあるだけに、危機感を隠せなかった。ビックリするぐらい淡泊な試合だった。今、「2位」にいるのが信じられないぐらいの弱さ。今季11度目のゼロ封負けで、ワーストタイの 2安打。菅野が球界屈指の投手であることは分かっている。それでも…。金本監督が怒りを胸の奥に封印して、懸命に冷静を装い、屈辱の完敗を振り返った。選手を送り出す側として、やるべきことはやった。広島の胴上げを見せつけられた翌日(19日)の全体練習。甲子園の芝生の上、背番号「6」が円陣の中で熱くゲキった。その直後、仕切り直しの最初の試合で、まさかの“惨劇”。笛吹けど踊らず、とはまさにこのことだ。不満は、不安となり、そのまま危機感に直結する。まもなく訪れるCS。「2位」を確保したとして、巨人が「3位」になる可能性は十分にある。すると、第 1ステージの初戦で、先発してくるのは当然、菅野。打開策は練習しかない。その取り組み方を熱く語りながら、恨み節も飛び出す。最近のタイガース恒例となっている「失速の9月」が、ことしもやってきたのか。「2位」、大丈夫ですよね? まさか、とは思うが…。

大山悠輔内野手(22=白鴎大学)がフェンス激突も恐れぬ美技で魅せた。 0- 2の 2回無死 1、 3塁の 1塁守備。小林の 1塁ファウルグラウンドへの小飛球に猛然と背走し、人工芝にダイブ。最後はカメラマン席ギリギリまで倒れ込んでキャッチした。秋山の苦しい立ち上がりを救うビッグプレーだったが 1塁走者の 2進を許したことを反省していた。

阪神先発の秋山拓巳投手は 6回 5安打 2失点で降板した。初回にマギーに左越えの「先制ソロ」を浴びると、 2回は長野に 2点目の左前タイムリーを献上。先発陣の負の連鎖を止められなかった。虎投を引っ張る立場にまで成長を遂げた秋山は 6回 5安打 2失点で降板。菅野との投げ合いで、エース道の険しさを肌で感じる「6敗目(12勝)」を喫した。淡々とした口調に無念の思いをにじませた。 1回二死走者なしから、ケーシー・マギー内野手(34)に高く浮いた変化球を左翼スタンドにたたき込まれて先制を許してしまった。 2回には連打で無死 2、 3塁とされ、長野久義外野手(32)の左前適時打で 2点目を失った。 3回以降は無得点と粘ったが、球界屈指の好投手相手には紙一重のミスも許されなかった。例年の 8月失速を乗り越えたが、 9月に入って投手陣は苦しい状況が続く。その向こうにはCSも見える。秋山は力を込めた。内容よりも結果-。それがエースに求められる。

阪神は20日、今季限りでの現役引退を表明している安藤優也投手(39)の引退セレモニーを、10月 6日の中日戦(甲子園)で行うと発表した。

橋本健太郎打撃投手(37)が、引退を表明した広島江草仁貴投手(37)との再会を熱望した。「SHE」(桟原、橋本、江草)として、勝利の方程式「JFK」(ジェフ・ウィリアムス、藤川、久保田)の前に登板して、セ・リーグ優勝に大きく貢献した。橋本は2013年にロッテで引退後、古巣阪神の打撃投手として右腕を振り続けている。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 0- 2巨人>◇23回戦◇阪神 8勝13敗 2分◇20日◇阪神甲子園球場

 巨人は 1回、マギーが秋山から「17号ソロ」を放ち先制。 2回にも長野の適時打で 1点を加えた。先発菅野は序盤無失点の立ち上がり。

 阪神先発秋山は中盤立ち直り、 4回からの 3イニングを無失点。巨人先発菅野も危なげない投球で 6回まで「0」を並べた。

 菅野は終盤も安定投球を続け、「4度目完封」でリーグ最多の「16勝」目。チームの連敗を「2」で止めた。阪神は引き分けをはさんで「3連敗」。秋山は「6敗」目。

  9回裏阪神二死、糸井嘉男外野手(右)を打ち取りガッツポーズする菅野智之投手=阪神甲子園球場

 阪神が巨人先発菅野に完封され、引き分けをはさんで「3連敗」となった。 2塁を踏めたのも 1度だけ。

 片岡篤史打撃コーチは「少ないチャンスを生かすしかないけど、今日はチャンスも作れなかった。結果的に 2安打やからね。切り替えてやるしかない」と厳しい表情。菅野とはCSで対戦する可能性もあるだけに、重苦しい敗戦となった。

 笛吹けど踊らず。金本知憲監督はベンチで厳しい表情を浮かべた=阪神甲子園球場

 あの熱い猛檄は何だったのか…。金本知憲監督は前日19日に「2位」からの日本一へナインに闘魂を注入したばかりだったが、巨人相手に今季ワースト 2安打完封負け。クライマックスシリーズ(CS)で同じ甲子園で対戦する可能性もあるだけに、危機感を隠せなかった。

 ビックリするぐらい淡泊な試合だった。今、「2位」にいるのが信じられないぐらいの弱さ。今季11度目のゼロ封負けで、ワーストタイの 2安打。菅野が球界屈指の投手であることは分かっている。それでも…。金本監督が怒りを胸の奥に封印して、懸命に冷静を装い、屈辱の完敗を振り返った。 「毎回毎回やられてますから。いい投手ですけれどね」

 選手を送り出す側として、やるべきことはやった。広島の胴上げを見せつけられた翌日(19日)の全体練習。甲子園の芝生の上、背番号「6」が円陣の中で熱くゲキった。「2位」確保に向けて「切り替えて行こう」と。

  3回、安打を放った大和内野手=阪神甲子園球場

 その直後、仕切り直しの最初の試合で、まさかの“惨劇”。笛吹けど踊らず、とはまさにこのことだ。

 「普段から、そういう投手をどうすれば打てるかを考えて、特に若手、中堅の選手がこういう投手を打つための練習を、目標にしてやって欲しい。試合に出てる選手は、投球を見ているわけだから。あのスライダーをどうやったら見逃せるか、ストライクゾーンに来たらどうやって打つか。ツーシームをどう打つか。それを目標にしてやって欲しい」

 不満は、不安となり、そのまま危機感に直結する。まもなく訪れるCS。「2位」を確保したとして、巨人が「3位」になる可能性は十分にある。すると、第 1ステージの初戦で、先発してくるのは当然、菅野。打開策は練習しかない。その取り組み方を熱く語りながら、恨み節も飛び出す。

 戦況を見守る金本知憲監督(左)。右は高代延博ヘッドコーチ=阪神甲子園球場

 「打てなかった、いい投手でした、では成長がない。そのうち打てるだろう、では絶対に打てませんよ、この投手は」

 気が付けば、 9月10日以来、白星から遠ざかっている。引き分けがあり、雨天中止があり、連敗はまだ「3」だが、10日間も勝利から見放される。指揮官にすれば、非常に気分が悪い。しかも、選手が思い通りに活躍してくれない。

 最近のタイガース恒例となっている「失速の9月」が、ことしもやってきたのか。「2位」、大丈夫ですよね? まさか、とは思うが…。

  8回、三振に倒れた鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

☆打線について阪神・片岡篤史打撃コーチ

 「結果的に2安打だからね。切り替えるしかない。少ないチャンスで何とかしないといけない投手だけど、そのチャンスを作れなかった」

★19日の金本監督の日本一猛檄VTR

 19日の甲子園での全体練習前に円陣を組んで、金本監督が檄を飛ばした。「優勝はなくなった。『2位』確保に向けて、切り替えてやっていこう」。18日に広島に敗れ、胴上げをみせつけられたばかり。数十秒の訓示だったが、グラウンドには緊張感が漂った。1985年以来、32年ぶりの日本一へ、「CSを勝ち抜いて、日本シリーズで勝って日本一になっても十分に価値がある」と気持ちを奮い立たせていた。

  8回を終え、選手交代を告げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神が今季11度目の零封負け。 8月27日の巨人戦(東京ドーム)以来で、 1人の投手に完封負けを喫したのは今季初。

◎… 2安打は今季ワーストタイ。 6月28日の中日戦(ナゴヤドーム)、 7月25日のDeNA戦(甲子園)、 8月27日の巨人戦(東京ドーム)に続き、今季 4度目。

 

 巨人・小林誠司捕手の 1邪飛を大山悠輔内野手が好捕=阪神甲子園球場

 大山がフェンス激突も恐れぬ美技で魅せた。 0- 2の 2回無死 1、 3塁の 1塁守備。小林の 1塁ファウルグラウンドへの小飛球に猛然と背走し、人工芝にダイブ。最後はカメラマン席ギリギリまで倒れ込んでキャッチした。秋山の苦しい立ち上がりを救うビッグプレーだったが「捕るか捕らないかでいえば、捕った方がいい。ただタッチアップされたので、そこがダメです」と 1塁走者の 2進を許したことを反省していた。

 

  1回、ケーシー・マギー内野手(右)に先制弾を浴びた秋山拓巳投手。先発の白星は遠かった=阪神甲子園球場

 阪神先発の秋山拓巳投手は 6回 5安打 2失点で降板した。初回にマギーに左越えの「先制ソロ」を浴びると、 2回は長野に 2点目の左前タイムリーを献上。

 「13勝」目はならず「コントロールミスしたボールを打たれてしまい、ゲームの序盤で相手に流れを与えてしまいました。粘りの投球をすることができずに、悔しいです」と肩を落とした。

  1回表巨人二死、ケーシー・マギー内野手の本塁打を見つめる秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 先発陣の負の連鎖を止められなかった。虎投を引っ張る立場にまで成長を遂げた秋山は 6回 5安打 2失点で降板。菅野との投げ合いで、エース道の険しさを肌で感じる「6敗目(12勝)」を喫した。 「( 1回の先制ソロは)完全に失投なので、悔いが残ります。(相手先発が)菅野さんだったので、立ち上がりから点を与えてしまって攻撃のリズムも作れず…。悔しかったです」

 淡々とした口調に無念の思いをにじませた。 1回二死走者なしから、マギーに高く浮いた変化球を左翼スタンドにたたき込まれて先制を許してしまった。 2回には連打で無死 2、 3塁とされ、長野の左前適時打で 2点目を失った。 3回以降は無得点と粘ったが、球界屈指の好投手相手には紙一重のミスも許されなかった。

  6回、巨人・村田修一内野手の打球を止めた秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 菅野と「1勝1敗」で迎えた 4度目の直接対決は、CSの“前哨戦”ともいえた。香田投手コーチは「勝ちにこだわってほしい、勝ってほしいピッチャーなんでね」と負けない投手への成長を期待したが、またも勝てず。これで 9月 2日の中日戦(甲子園)で能見が勝ち星を挙げて以来、12戦( 3勝 7敗 2分け)先発投手に白星がついていない。

 例年の 8月失速を乗り越えたが、 9月に入って投手陣は苦しい状況が続く。その向こうにはCSも見える。秋山は「マウンドにあがれば目の前の打者なので、(CSは)考えてはいなかったです。修正するところは修正していきたい」と力を込めた。内容よりも結果-。それがエースに求められる。

 

 記者会見で現役引退を表明する安藤優也投手=西宮市内の球団事務所(2017年 9月18日撮影)

 阪神は20日、今季限りでの現役引退を表明している安藤優也投手の引退セレモニーを、10月 6日の中日戦(甲子園)で行うと発表した。

 試合後、ファンに向けてのあいさつや、花束贈呈を行う予定。

 

 橋本健太郎投手(左)、江草仁貴投手=阪神甲子園球場(2006年 3月 6日撮影)

 橋本健太郎打撃投手が、引退を表明した広島江草仁貴投手との再会を熱望した。

 「(2005年の優勝が)すごくいい思い出でした。また会ったときに話せるようにしたい」。

 「SHE」(桟原、橋本、江草)として、勝利の方程式「JFK」(ジェフ・ウィリアムス、藤川、久保田)の前に登板して、セ・リーグ優勝に大きく貢献した。

 「(現役が)終わってからの方が長いのでね」。橋本は2013年にロッテで引退後、古巣阪神の打撃投手として右腕を振り続けている。

 

 セ・リーグは20日、試合日程の追加を次の通り発表した。

▽10月 5日;阪神-中日(午後 6時開始・阪神甲子園球場)

▽ 同 6日 阪神-中日(午後 6時開始・阪神甲子園球場)

 

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阪神連敗3でストップ!上本のV撃含む3打点で逆転コイ倒でCSへ光!メッセンジャーがブルペン入り!

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広島は 1回に松山竜平外野手(32)の「14号3ラン」、サビエル・バティスタ外野手(25)の「11号2ラン」で 5点を先制。阪神は 3回に上本博紀内野手(31)の左前適時打で 1点をかえした。阪神は 6回に 5安打を集中させて一気に 4得点。同点に追いついた。広島は 2回以降、追加点を奪えない状況が続く。阪神は 8回に上本の「2点適時2塁打」で勝ち越した。そのまま逃げ切り、連敗を「3」で止めた。広島は先発大瀬良大地投手(26)が誤算だった。阪神桑原謙太朗投手(31)が「4勝」目。ドリス投手(29)は「35セーブ」目。金本知憲監督(49)は「やられているイメージが強い球場で、勝てて、しかも逆転勝ちというのはね。嫌なイメージを少しでも払拭(ふっしょく)してほしい」と話した。「3位」DeNAに「5.5ゲーム」差とし、「2位」確保に 1歩前進した。

高くそびえ立つ赤い壁に、福留孝介外野手(40)がひと振りでヒビを入れた。 3試合ぶりに「4番」に入った主砲の19打席ぶりの快音が火をつけ、 6回に一挙 4得点。同点においつき、カープにひと泡吹かせた。 1- 5の 6回。先頭で、大瀬良の外角低め 130キロをしぶとく左前に運んだ。12日の巨人戦(甲子園)の第 2打席に右前打を放って以来の「H」ランプを灯すと、ここから打線がつながった。一死 1、 2塁から大和内野手(29)、二死後に代打・伊藤隼太外野手(28)の適時打で 2点差に詰め寄って、今季ここまで阪神戦「4戦3勝(無敗)」だった大瀬良をマウンドから引きずり下ろした。さらに 2番手の九里亜蓮投手(26)も攻め立て、俊介の遊撃への適時内野安打で 1点差とし、二死満塁から糸井嘉男外野手(36)の 1ゴロ失策で、 1回につけられた 5点差を、ついに追いついた。主将として、主砲として。きっちりとバットで応えた。CSに向けても、価値ある逆転勝利。この日は“脇役”に徹したが、つないでよし、返してよしの不惑のスラッガーは、本当に頼りになる。

マツダで見せた、虎の意地! 阪神はリーグを連覇した広島との今季最終戦で、 7- 5と逆転勝ち。 5点ビハインドから上本博紀内野手の 2点 2塁打などでひっくり返し、金本知憲監督も手応え。11日ぶりの白星は、CSでの逆襲へ、大きな大きな「1勝」だ!!大嫌いだった敵地での最終戦で、全国虎党をスカッとさせた逆転劇。連敗を「3」で止め、今月10日以来11日ぶりの白星をもたらした主役は“沈黙の戦士”上本。反撃ののろしも“寡黙な男”だった。 2安打 3打点で文句なしのヒーローだ。さすが 9月打率 0.553(38打数21安打)を誇る絶好調男だ。今季 2度目の 5点差以上の逆転勝ち。 4年連続で負け越しているマツダ。散々、痛い目に遭わされてきたことを、指揮官は忘れていない。にっくき“この球場”を、シーズンの最後の戦いで、“気分は最高”の舞台にしたのだから、笑みもこぼれる。相手はもう優勝を決めている。この日も早々と主砲・新井貴浩内野手(40)や安部友裕内野手(28)を引っ込めるなど、全力で勝ちにきたとは思えないさい配。それでもマツダで勝つという、この事実が、何ものにも代えがたい、重要なことなのだ。再び“この球場”に来るためには…。まずCSを決めて、ファーストステージで巨人かDeNAを叩く必要がある。そして、その先に王者・広島と戦うファイナルが、ここマツダ。負け続けて来たくはなかった。猛虎のポストシーズンが、たった「1勝」で何倍も楽しみになってきた。

先発した能見篤史投手(38)は 1回につかまった。 2安打で一死 1、 2塁とされると松山に「14号3ラン」。直後の新井にはストレートの四球を与えると、バティスタに「11号2ラン」を浴び、 5点を失った。 2- 4回は無失点と修正したが、これでチームは13試合連続、先発投手に白星なしとなった。先発マスクをかぶった梅野隆太郎捕手(26)は、必死のリードで投手陣を引っ張った。 1回に一挙 5点を奪われる苦しい立ち上がりに「ホームランになったことは反省したい」と話したが、その後はリリーフ陣を巧みに導き、 5回以降は鯉打線を無安打。 9回には暴投の間に 2塁を狙った 1走・バティスタを刺し、存在感をみせた。

マルコス・マテオ投手(33)が阪神勢の救援タイトル獲得を確定させた。 2点リードに転じた 8回に登板し、切れ味鋭いスライダーなどを生かして丸佳浩外野手(28)や松山を連続三振に抑えるなど 3者凡退。今季「42ホールドポイント」を積み重ね、他球団のライバルが並ぶ可能性が消滅。 1差で追う同僚の桑原との一騎打ちが決定的になった。阪神勢の最優秀中継ぎ投手は藤川球児投手(37=2005、2006年)、久保田智之投手(36=2007、2008年=現関東地区担当のプロスカウト)、福原忍投手(40=2014、2015年=現二軍育成コーチ)の 3人。マテオ、桑原ともに初受賞を目指す。

真っ赤に染まったマツダスタジアム。今季、何度も苦しめられてきた鯉の本拠地の“呪縛”を、虎の守護神がついに断ち切った。ラファエル・ドリス投手(29)が 1回をゼロ封。ヒヤリとさせながらも最後を締め、 9月 1日以来、リーグトップのセーブ数を「35」に伸ばした。ホッとした表情だ。ようやく広島の地でチームの勝利を守りきった。 7- 5の 9回。 6番手でマウンドに上がると、先頭のアレハンドロ・メヒア内野手(24)を遊ゴロ。バティスタに四球を与え、嫌なムードが漂い始めたが…。ワンバウンド投球の間に 2塁を狙ったバティスタを梅野が刺し、女房役の強肩にも助けられると、代打・西川龍馬内野手(22)を 144キロのフォークで空振り三振に斬った。今季はマツダと、とことん相性が悪かった。試合前までで 5試合「0勝2敗」、防御率は「12.27」。「35セーブ」中、マツダではやっと「2セーブ」目だ。 8回 1イニングを 2奪三振でぴしゃりと抑え胸を張った。カープ強力打線を相手に 5回から岩崎優投手(26)、藤川、桑原とつなぎ、マテオ、ドリスで圧巻のノーヒットリレー。もう心配はいらない。苦手を克服したリリーフ陣が、真っ赤に染まるCSでも、鯉の前に立ちはだかる。

右足腓骨(ひこつ)骨折からの復活を期すランディ・メッセンジャー投手(36)が21日、鳴尾浜球場のブルペンで投球練習を再開した。ランニング、ストレッチ、キャッチボールと入念に体を動かすとブルペンへ。捕手を立たせて10球を投じると、捕手を座らせて44球。変化球を織り交ぜるなど、実戦を意識した内容だった。患部については問題なしを強調した。10月14日から開幕するCSの先発に大きく近づいた。

藤浪晋太郎投手(23)が21日、ウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に登板した。 2番手で 3回からマウンドへ。 4イニングで96球を要し、被安打 5の 4四球で 2失点だった。藤浪は12日の 1軍巨人戦で 4回途中を 4失点と試合を作れず、翌13日に出場選手登録を抹消されていた。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 5- 7阪神>◇25回戦◇阪神10勝14敗 1分◇21日◇マツダスタジアム

 広島は 1回に松山の「14号3ラン」、バティスタの「11号2ラン」で 5点を先制。阪神は 3回に上本の左前適時打で 1点をかえした。

 阪神は 6回に 5安打を集中させて一気に 4得点。同点に追いついた。広島は 2回以降、追加点を奪えない状況が続く。

 阪神は 8回に上本の「2点適時2塁打」で勝ち越した。そのまま逃げ切り、連敗を「3」で止めた。広島は先発大瀬良が誤算だった。阪神桑原が「4勝」目。ドリスは「35セーブ」目。広島中田が「4敗」目。

 阪神 4番手の桑原謙太朗投手=マツダスタジアム

 阪神が広島との最終戦で意地を見せた。

 初回に 5点を先制されたが、 6回に 5安打の集中打で 4点をあげ、同点に追いついた。

  8回には上本の「2点適時2塁打」で勝ち越しに成功した。

 金本知憲監督は「やられているイメージが強い球場で、勝てて、しかも逆転勝ちというのはね。ウチの選手が気持ちの上で、嫌なイメージを少しでも払拭(ふっしょく)してほしい」と話した。「3位」DeNAに「5.5ゲーム」差とし、「2位」確保に 1歩前進した。

  5回、ベンチで戦況を見守る金本知憲監督=マツダスタジアム

--今季最後のマツダで意地を見せた

金本監督「この球場では、なぜか打ててるので。投手陣がしっかり投げてくれれば、勝機はあるという感じですね。甲子園に行くとヒット出なくてね。球場が広いことがメンタルの部分で影響するのかな」

--能見が 1回に…

 「球は良かった。スピードも出ていたし。 1回の田中と丸のところかな。変化球がちょっと…もったいなかったなというのはあります」

  6回表阪神二死満塁、同点に追いついた金本知憲監督=マツダスタジアム

--先発投手になかなか勝ち星がつかない

 「ずっとリリーフがカバーしてきたんだけれど。 9月のマツダでマテオとドリスがやられて。 8月の終わりぐらいから桑原に疲れが見え始めて。その分、先発が頑張ってくれればベストなんでしょうが、なかなかそううまくはいかない」

--藤川の存在が

 「ずっといい。ボール自体はスピンも効いているし。十分に力を発揮してくれる。去年はコントロールで四苦八苦した」

 

  6回、久しぶりの安打で突破口を開いた福留孝介外野手=マツダスタジアム

 高くそびえ立つ赤い壁に、福留がひと振りでヒビを入れた。 3試合ぶりに「4番」に入った主砲の19打席ぶりの快音が火をつけ、 6回に一挙 4得点。同点においつき、カープにひと泡吹かせた。

 「相手がどういう形でも関係なく、しっかり粘って勝ちにつなげることができたのは、選手にとって自信になるし、いいことだと思います」

 淡々と話す横顔に充実感がにじんだ。 1- 5の 6回。先頭で、大瀬良の外角低め 130キロをしぶとく左前に運んだ。12日の巨人戦(甲子園)の第 2打席に右前打を放って以来の「H」ランプを灯すと、ここから打線がつながった。

 一死 1、 2塁から大和、二死後に代打・伊藤隼の適時打で 2点差に詰め寄って、今季ここまで阪神戦「4戦3勝(無敗)」だった大瀬良をマウンドから引きずり下ろした。

 さらに 2番手の九里も攻め立て、俊介の遊撃への適時内野安打で 1点差とし、二死満塁から糸井の 1ゴロ失策で、 1回につけられた 5点差を、ついに追いついた。

  6回、安打を放った福留孝介外野手=マツダスタジアム

  2、 3回は 2打席連続四球で出塁し、チームの勝利のために最善を尽くした福留。試合前の打撃練習でも白木と焦げ茶のバットを使い分けるなど、微妙な感覚の修正に努めている。

 「V逸」から練習を開始した19日。円陣を組んで檄を飛ばした金本監督から「いいね? 孝介?」とあえて名指しされた。主将として、主砲として。「自分たちの野球をやって、早く『2位』を固める」と誓った40歳が、きっちりとバットで応えた。CSに向けても、価値ある逆転勝利。この日は“脇役”に徹したが、つないでよし、返してよしの不惑のスラッガーは、本当に頼りになる。

◇データBOX◇

◎…阪神の打者一巡は 8月26日の巨人戦(東京ドーム)以来。 2回に糸井が「3ラン」を打つなど、 4安打( 1本塁打) 2四球で 5得点を挙げた。

 

 マツダで見せた、虎の意地! 阪神はリーグを連覇した広島との今季最終戦で、 7- 5と逆転勝ち。 5点ビハインドから上本博紀内野手の 2点 2塁打などでひっくり返し、金本知憲監督も「嫌なイメージを払拭してくれたら」と手応え。11日ぶりの白星は、クライマックスシリーズ(CS)での逆襲へ、大きな大きな「1勝」だ!!

 あのマツダで、こんな痛快な勝ち方ができるなんて。大嫌いだった敵地での最終戦で、全国虎党をスカッとさせた逆転劇。連敗を「3」で止め、今月10日以来11日ぶりの白星をもたらした主役は“沈黙の戦士”上本。同点の 8回一死 2、 3塁。しぶとく左翼線へ運んだ。

 反撃ののろしも“寡黙な男”だった。 5点ビハインドの 3回二死 3塁、食らいついて、14イニングぶりの得点を刻む左前適時打。 2安打 3打点で文句なしのヒーローだ。

   9月絶好調の上本博紀内野手が 8回に勝ち越し 2点 2塁打。マツダで大逆転だ!=マツダスタジアム

 「…」「…」「…」

 あらゆる質問をすべてスルー。絶対に答えない。己のスタイルを貫くその姿の何と健気なことか。まあ、別に話さなくたっていい。毎日、毎打席、打ってくれれば。

 2017年、マツダの戦いを振り返った時、それは悪夢の歴史となる。試合前の時点で「2勝8敗1分」。サヨナラ負け、逆転サヨナラ被弾…。 1つ 1つ、思い出しただけで夜も眠れなくなる。

 この夜も 1回に一挙 5点を失い、あぁ、またか…。そう思った矢先の夢物語。ありがとう、上本!

 さすが 9月打率 0.553(38打数21安打)を誇る絶好調男だ。

  5月 6日の広島戦で 9点差をひっくり返して以来、今季 2度目の 5点差以上の逆転勝ち。金本監督にとっても、胸のつかえを取り除けたでっかい「1勝」だ。上本に代わり、思いを綴った。

  3回、適時打を放った上本博紀内野手=マツダスタジアム

 「去年、ことしのうちのパターンとは違いましたね。いつも、終盤、バーッと行かれるケースが多かったですからね、この球場は」

  4年連続で負け越しているマツダ。散々、痛い目に遭わされてきたことを、指揮官は忘れていない。にっくき“この球場”を、シーズンの最後の戦いで、“気分は最高”の舞台にしたのだから、笑みもこぼれる。

 「やられているイメージが強い球場で、逆転勝ちというのは、選手が気持ちの上での嫌なイメージを少しでも払拭してくれたら」

 相手はもう優勝を決めている。この日も早々と主砲・新井や安部を引っ込めるなど、全力で勝ちにきたとは思えないさい配。それでもマツダで勝つという、この事実が、何ものにも代えがたい、重要なことなのだ。

  8回、 2点 2塁打を放った上本博紀内野手=マツダスタジアム

 再び“この球場”に来るためには…。まずCSを決めて、ファーストステージで巨人かDeNAを叩く必要がある。そして、その先に王者・広島と戦うファイナルが、ここマツダ。負け続けて来たくはなかった。何となく、勢いはついた気分!?

 待ってろ、広島!! 待ってろ、マツダ!! 猛虎のポストシーズンが、たった「1勝」で何倍も楽しみになってきた。

★阪神、今季のマツダでの苦闘VTR

 「開幕2連勝」を狙った 4月 1日は 2回までに 6点を奪いながら延長10回 8- 9でサヨナラ負け。 8月 3日は 5- 2の 9回にドリスが追いつかれ、延長12回ドロー。自力「V」が消滅した。極めつけは 9月 5- 7日の「3連敗」。 5日は 9回に福留が起死回生の「逆転2ラン」も、ドリスが安部に逆転サヨナラ被弾で 7- 8。 6日は 3- 0の 8回にマテオが「3失点」で追いつかれ、延長12回 3- 4でサヨナラ負け。 7日は 4- 2の 5回に頼みの秋山がつかまり、 4- 6で逆転負けした。

 殊勲の上本博紀内野手(右)を出迎える金本知憲監督=マツダスタジアム

◇データBOX◇

◎…阪神の 5点差以上の逆転勝利は、 5月 6日の広島戦(甲子園、12- 9)以来「今季2度目」。 0- 9からひっくりかえした。昨季は一度。

◎…広島戦の連敗を「4」で止め、今季は「10勝14敗1分け」でフィニッシュ。 3年連続負け越し(昨年7勝18敗、15年8勝15敗2分け)。マツダでは「3勝8敗1分け」で 4年連続負け越し(昨年5勝8敗 15、14年は4勝6敗)。

◎…上本の 1試合 3打点は今季最多タイ。 7月11日の中日戦以来。

 

 先発した能見は 1回につかまった。 2安打で一死 1、 2塁とされると松山に「14号3ラン」。直後の新井にはストレートの四球を与えると、バティスタに「11号2ラン」を浴び、 5点を失った。「いきなりとられたらね。申し訳ない」と猛省。 2- 4回は無失点と修正したが、これでチームは13試合連続、先発投手に白星なしとなった。

☆阪神・香田勲男投手コーチ

 「(能見は)立ち上がり。制球が少し甘くなったところを打たれた。勝負所での制球、それが本塁打になってしまう。これが安打だとまた違ってくる。みんなが逆転してくれて、リリーフがよく粘ってくれた」

 阪神先発の能見篤史投手=マツダスタジアム

 先発マスクをかぶった梅野は、必死のリードで投手陣を引っ張った。 1回に一挙 5点を奪われる苦しい立ち上がりに「自分(能見さん)の中で難しいところがあったのかな。ホームランになったことは反省したい」と話したが、その後はリリーフ陣を巧みに導き、 5回以降は鯉打線を無安打。 9回には暴投の間に 2塁を狙った 1走・バティスタを刺し、存在感をみせた。

 

 8回裏、阪神 5番手で登板したマルコス・マテオ投手=マツダスタジアム

  マルコス・マテオ投手が阪神勢の救援タイトル獲得を確定させた。

  2点リードに転じた 8回に登板し、切れ味鋭いスライダーなどを生かして丸や松山を連続三振に抑えるなど 3者凡退。「残り試合は少ない。みんな疲れもあると思うが、今のように続けていきたい」。今季「42ホールドポイント」を積み重ね、他球団のライバルが並ぶ可能性が消滅。 1差で追う同僚の桑原謙太朗投手との一騎打ちが決定的になった。「ともに阪神の人間。チームにとっていいことだよ。どちらがとっても、チームにとってプラス。意識せずにやっているよ」。阪神勢の最優秀中継ぎ投手は藤川(2005、2006年)久保田(2007、2008年)福原(2014、2015年)の 3人。マテオ、桑原ともに初受賞を目指す。

 

  9回を締め、マツダの悪夢を振り払ったラファエル・ドリス投手=マツダスタジアム

 真っ赤に染まったマツダスタジアム。今季、何度も苦しめられてきた鯉の本拠地の“呪縛”を、虎の守護神がついに断ち切った。ドリスが 1回をゼロ封。ヒヤリとさせながらも最後を締め、 9月 1日以来、リーグトップのセーブ数を「35」に伸ばした。

 「始めは負けていて投げる展開ではなかったけど、いつでもいける準備はしていたし、それをしていないといけない。それができて、勝ってよかった」

 ホッとした表情だ。ようやく広島の地でチームの勝利を守りきった。 7- 5の 9回。 6番手でマウンドに上がると、先頭のメヒアを遊ゴロ。バティスタに四球を与え、嫌なムードが漂い始めたが…。ワンバウンド投球の間に 2塁を狙ったバティスタを梅野が刺し、女房役の強肩にも助けられると、代打・西川を 144キロのフォークで空振り三振に斬った。

  5回、登板した岩崎優投手=マツダスタジアム

 今季はマツダと、とことん相性が悪かった。試合前までで 5試合「0勝2敗」、防御率は「12.27」。「35セーブ」中、マツダではやっと「2セーブ」目だ。 4月 1日の開幕 2戦目は延長10回に安部にサヨナラ打を許し、 8月 3日は 9回に 3点差を追いつかれ、自力Vが初消滅。そして 9月 5日。 9回に福留の「逆転17号2ラン」が飛び出した13分後に、またも安部に「逆転サヨナラ2ラン」を被弾した。

 雪辱の思いはマテオも同じだ。ドリスの悪夢翌日の 9月 6日、 8回に 3失点し、追いつかれた。マツダではそれ以来の登板。 8回 1イニングを 2奪三振でぴしゃりと抑え「自分もいい感じで投げられた。みんながいい仕事ができるよう続けたい」と胸を張った。

  6回、登板した藤川球児投手=マツダスタジアム

 両助っ人とも、試合前練習では片山ブルペン捕手らを相手に立ち投げで調整する。「センパイ」「コウハイ」などの日本語も覚え「マタ、アシタネ」と流ちょうに話せるまでに成長したドリスは首脳陣やスタッフと話しながら、日々、課題を修正。同じ失敗は、何度も繰り返せなかった。

 カープ強力打線を相手に 5回から岩崎、藤川、桑原とつなぎ、マテオ、ドリスで圧巻のノーヒットリレー。もう心配はいらない。苦手を克服したリリーフ陣が、真っ赤に染まるCSでも、鯉の前に立ちはだかる。

 

 外野でランニングするランディ・メッセンジャー投手=阪神鳴尾浜球場

 右足腓骨(ひこつ)骨折からの復活を期すランディ・メッセンジャー投手が21日、西宮市内の鳴尾浜球場のブルペンで投球練習を再開した。

 ランニング、ストレッチ、キャッチボールと入念に体を動かすとブルペンへ。捕手を立たせて10球を投じると、捕手を座らせて44球。変化球を織り交ぜるなど、実戦を意識した内容だった。

 右足を負傷した 8月10日巨人戦(東京ドーム)以来となるユニホーム姿に「久しぶりにユニホームを着てピッチングが出来てうれしいよ」と上機嫌。患部については「投げるときはまったく意識していない」と問題なしを強調した。10月14日から開幕するクライマックスシリーズの先発に大きく近づいた。

 

  4回裏中日無死満塁、友永翔太外野手に中前適時打を打たれがっくりする藤浪晋太郎投手=ナゴヤ球場

 藤浪晋太郎投手が21日、ウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に登板した。 2番手で 3回からマウンドへ。 4イニングで96球を要し、被安打 5の 4四球で 2失点だった。

  2イニング目の 4回、先頭「7番」野本に中越え 2塁打を浴び、「8番」杉山、「9番」岩崎に 2者連続四球。無死満塁から「1番」友永に中前適時打を許し、「3番」石岡にも左前適時打を献上した。

 藤浪は12日の 1軍巨人戦で 4回途中を 4失点と試合を作れず、翌13日に出場選手登録を抹消されていた。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神四藤球団社長、清宮1位指名を明言!くじ引き役は金本監督に託す可能性大!桑原、最優秀中継ぎや!

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阪神・四藤慶一郎球団社長(56)が22日、兵庫県西宮市の球団事務所で取材に応じ、プロ入りを表明した早稲田大学系属早稲田実業学校高等部・清宮幸太郎( 3年=18)の「ドラフト1位指名」を明言した。すでに金本知憲監督(49)とも話し合い、金本監督も「即答で」清宮の指名を支持したという。阪神は2015年の明治大學・高山俊外野手(24)、2016年の白鴎大學・大山悠輔内野手(22)に続き、 3年連続で野手を「1位指名」することが確実になった。くじ引き役は金本監督に託す可能性が高い。高校屈指の強打者と高い評価を受ける清宮は、 1年夏の甲子園で 2本塁打を放って「4強」入りに貢献。今年は主将を務めて春の選抜大会には出場したが、夏は西東京大会で敗れた。今月カナダで行われた「U―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)」でも日本代表の主将を任され、「3位」になった。父はラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督(50=早稲田大學卒)。希望球団については「自分を成長させてくれる球団でプレーしたい」と口にした。清宮の最終目標は大リーグでプレーすること。入団する球団が、将来的にメジャー挑戦を容認するかどうかの方針も大きく影響することになる。運命のドラフトまで約 1カ月。12球団の戦略が本格的に動きだすことになる。過去にはドラフト指名を受けた選手が、意中の球団でなかったために入団を拒否した例がある。プロ志望届を提出すると、プロ球団との面談が可能となり、方針を聞く機会も生まれる。ドラフト会議当日の決断も注目される。

阪神は22日、ヤクルト戦(23日、神宮)に向けて広島から東京へ移動。糸井嘉男外野手(36)は残り10試合「全部出るよ」と意気込んだ。「2位」を確定させ、本拠地でのCSファーストステージ開催へ。 9月15試合で打率 0.348と好調な超人が導く。敵地・マツダスタジアムでリーグ覇者との激戦を制してから、数時間後。超人の姿はすでに広島駅にあった。自身のバットで、チームに 1つでも多く白星をもたらす。22日終了時で「5.5ゲーム」差の「3位」DeNAを対象チームとした場合、阪神は「2位」確定まで“マジック4.5”の状態。確定ラインを頭にたたき込み、決意を新たにした。シーズントータルの打率も「0.293」。 2年連続、そして金本監督の現役時代に並ぶ通算 8度目の「3割」も、視界にとらえている。豪快なスイングでライバルを蹴散らし、CSファーストステージの本拠地開催を一気に決める。そこから、日本一への下克上が始まる。

“強肩発動”で日本一も、正捕手の座も射止める-。梅野隆太郎捕手(26)が22日、広島駅で「広島に勝てたのが大きい。走られにくい状況を作れた」と振り返った。広島に逆転勝ちした前日21日。 9回一死 1塁の守りで、ワンバウンド投球の間に 2塁を狙った 1走・サビエル・バティスタ外野手(25)をストライク送球で仕留めた。盗塁阻止率 0.381(22日時点)の強肩で王者の機動力を封じ、走らせない“布石”を打った。19日に坂本誠志郎捕手(23)が左脇腹を痛め、離脱。そこから 2試合連続で先発マスクをかぶっている。反骨心をむき出しに、正捕手を確実につかむ。そして「2位」確定、広島との“再戦”へと、チームを導く。

桑原謙太朗投手(31)が22日、最優秀中継ぎ投手のタイトルの同時受賞を願った。仲間との一騎打ちに苦笑いしながら、意欲を見せた。現在「41ホールドポイント(HP)」。マテオが「42HP」で、すでに可能性は 2人だけに絞られている。最優秀中継ぎのタイトルを同一球団の投手が同時受賞したケースは2010年の攝津正投手(35)、ブライアン・ファルケンボーグ投手(39)(ソフトバンク、42HP)、2013年のスコット・マシソン投手(33)、山口鉄也投手(33)(巨人、42HP)のみ。阪神では史上初だ。マテオも歓迎。さらに、2007年にジェフ・ウィリアムス投手(45)がマークした球団外国人最多の「43HP」まで、あと「1」と迫っており、意気込んだ。

クライマックスシリーズ(CS)がなかったら、両リーグの優勝から日本シリーズの開幕までプロ野球の話題が居酒屋で上ることはあまりないだろう。今季は、今月16日に59年ぶりのセ、パ同日優勝の可能性があったほど両リーグの優勝は早かった。ソフトバンクはパ史上最速で、広島もセでは「4番目」の速さだ。CSがなければ、セは各チーム 7~12試合の計30試合が、パは実に同13~19試合の計46試合が消化試合になっていた。2007年シーズンから導入されたCS(パはそれに先立ち2004年から 3季、プレーオフを実施)については今でも賛否両論あるが、CS争いを演じる 4チームの50試合ほどを消化試合から救った功績は大きい。おかげでパは「2位争い」が、セは「3位争い」が白熱している。どちらも逆転が可能なゲーム差だけにファンも応援に力が入っている。特に巨人とDeNAによる「3位争い」は熾烈(しれつ)を極める。優勝決定後もプロ野球で盛り上がれるのはCSのおかげ。最高のシナリオは、この争いが最終戦までもつれることか。

阪神は22日、今季限りの現役引退を表明している狩野恵輔外野手(34)の引退セレモニーを、27日のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)で行うことを発表した。なお、27日の試合が悪天候などで中止となった場合は、28日に狩野の引退セレモニーが行われる。記事をまとめてみました。

 

 早実高の清宮幸太郎選手(奥左から 2人目)がプロ志望を表明した記者会見=22日午後、国分寺市の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部

 阪神四藤球団社長が22日、兵庫県西宮市の球団事務所で取材に応じ、プロ入りを表明した早実・清宮の「ドラフト1位指名」を明言した。

 「くじ引きになると思うが、『1位』で指名させてもらいます。ぜひとも。ずばぬけた存在なので。将来性、スケールの大きさ。大砲は大きな補強ポイントなので」。すでに金本監督とも話し合い、「1位指名」で意見は一致しているという。阪神は2015年の明大・高山、2016年の白鴎大・大山に続き、 3年連続で野手を「1位指名」することが確実になった。

 記者会見でプロ志望を表明した早稲田実業高校の清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部

 阪神・四藤慶一郎球団社長が22日、西宮市内の球団事務所で、今秋のドラフト会議において早実高・清宮幸太郎内野手を、「1位」指名する方針を固めたことを明言した。

 「もう既定の方針なんで。くじ引きになるかと思いますが、『1位』で指名させてもらおうかと思っています。ぜひとも」

 金本監督も「即答で」清宮の指名を支持したという。

 高山、大山に続く 3年連続での野手「1位指名」になる。「(清宮君は)ズバ抜けた存在。やっぱり「4番」、大砲というのはうちの大きな補強ポイント」。重複確実となるだけに「あとは運に任せるしか(笑)。くじ引きの練習でもしておきましょうか」とニヤリと笑った。くじ引き役は金本監督に託す可能性が高い。

 プロ志望表明の会見をおこなった早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、国分寺市の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部

 高校野球で歴代最多とされる「通算111本塁打」を記録した早稲田実(東京)の清宮幸太郎が22日、東京都国分寺市の同校で記者会見を行い、プロ志望であることを表明した。清宮は12球団OKの意向を示し、「自分を厳しく指導して成長させてくれる球団に行きたい」と語った。

 プロ入りするには日本高校野球連盟にプロ志望届の提出が必要。大学進学も選択肢に入れていたため、進路が注目されていた。10月26日のドラフト会議では複数球団からの「1位指名」が有力視される。

 プロ志望届を提出する意志を表明した早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業高校

 高校屈指の強打者と高い評価を受ける清宮は、 1年夏の甲子園で 2本塁打を放って「4強」入りに貢献。今年は主将を務めて春の選抜大会には出場したが、夏は西東京大会で敗れた。今月カナダで行われた「U―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)」でも日本代表の主将を任され、「3位」になった。父はラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督。

 早実の清宮幸太郎内野手が22日、東京都内で会見し、プロ志望届を出すことを表明した。「高校通算111本塁打」を記録した天性の長打力と抜群の知名度を誇る怪物の運命は、10月26日に行われるドラフト会議で決まることになった。

 清宮は会見で「プロ志望届を提出することを決めました」と語り、決断の理由について「昔からの憧れでしたし、より高いレベルでプレーしたいと思いました」と話した。希望球団については「自分を成長させてくれる球団でプレーしたい」と口にした。

 会見でプロ志望を表明した早稲田実業高校の清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部

 プロ関係者から「清宮次第で戦略が大きく変わる」と言われてきた今秋のドラフト。スカウトからは「(1位指名の)12人がそろわない」との声も多かった。実力と人気を兼ね備えた清宮への「ラッシュ」が起こる可能性も十分に考えられ、過去最多だった1989年野茂英雄、1990年小池秀郎の「8球団競合」を超える可能性もある。

 清宮の最終目標は大リーグでプレーすること。入団する球団が、将来的にメジャー挑戦を容認するかどうかの方針も大きく影響することになる。「U―18W杯」からの帰国会見では、プロ志望届提出後にプロ球団と面談する意思があるかどうかの質問に対し、進路を明言していなかったこともあって「考えていない」と話すにとどめていたが、ドラフト会議前までに各球団と面談を行う可能性もある。 運命のドラフトまで約 1カ月。12球団の戦略が本格的に動きだすことになる。

 記者会見でプロ志望を表明した早稲田実業高校の清宮幸太郎内野手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部

 高校野球で歴代最多とされる通算「111本塁打」を放った東京・早実高の清宮幸太郎が22日、東京都内で記者会見し、プロ志望を表明した。

 プロ志望を表明した清宮は希望球団について「自分を厳しく指導していただき、成長させてくれる球団にいきたい」と話した。具体的なチーム名は明らかにしなかったが、指名を受けた球団ならどこでも構わないかとの質問には「これから話を聞くということなので、まだちょっと分からない」と明言を避けた。

 過去にはドラフト指名を受けた選手が、意中の球団でなかったために入団を拒否した例がある。プロ志望届を提出すると、プロ球団との面談が可能となり、方針を聞く機会も生まれる。ドラフト会議当日の決断も注目される。

 進路表明の会見をおこなった早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業学校

 早くから「清宮1位指名」の方針を固めていた阪神は22日、四藤慶一郎球団社長が西宮市内の球団事務所で取材に応じ、「1位指名」を表明した。午後 0時40分から始まった恋人のプロ表明会見の 1時間25分後の午後 2時 5分に名乗り。また、メジャー入りの夢をもつ清宮に対して、ポスティング制度の利用を容認することも判明した。

 会見で将来的なメジャー移籍の夢を明かした清宮について、阪神の球団幹部は「できるだけ彼の希望は叶えたい。大リーグは彼の夢。ポスティングシステム(PS)を希望するなら検討することになるだろう」と語った。

 プロ入りを表明する会見に臨んだ早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業学校

 球団は井川慶をPSで2007年にヤンキースに送り出して以降は、メジャー挑戦は海外フリーエージェント(FA)しか認めない球団方針に転じていた。清宮が希望した場合は、柔軟に対応する構え。 1年目から 1軍で出場した場合、海外FA権取得は27歳で迎える2026年オフまで待たなければいけないが、PSならばその前に移籍することができる。金本監督もこの日メジャー願望について「いいんじゃない? それは」と肯定的だった。

◇ポスティングシステム

 プロ野球選手が海外フリーエージェント資格取得前に米球界に移籍できる制度。2013年からの現行制度は、日本球団が譲渡金を上限2000万ドル(約22億円)で設定でき、その額を支払う意思があるすべての大リーグ球団が選手と交渉できる。旧制度は最高入札額を示した球団が選手との独占交渉権を得る仕組みだったが、現行制度では選手の選択肢が広がる利点がある。交渉期間は30日間で、米球団は譲渡金を分割でも支払える。

 プロ志望表明の会見をおこなった早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業学校

 阪神は22日、四藤慶一郎球団社長が西宮市内の球団事務所で会見し、今秋のドラフト会議で早実高・清宮幸太郎内野手の「1位指名」を明言した。

 以下、四藤社長の一問一答。

--清宮がプロ表明

 「野球界にとっていいことじゃないかと思います」 --阪神も1位候補  「それはもう既定の方針なんで。くじ引きになるかと思いますが、『1位』で指名させてもらおうかと思っています。ぜひとも」

--金本監督とも

 「監督とも話をしましたけど、それでいきましょう、と。そういうのは前から話していますけど」

 進路表明の会見をおこなった早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業学校

--決めたのはいつか

 「難しいねぇ、それ。改まって議論していないんで。監督とかと話をしたり、個別にそういうのは会話をしてきたんで」

--他の候補がいなかった

 「(清宮は)ズバ抜けた存在なんで。清宮君についての話題は出ていたんで。将来性、素材としてのスケールの大きさ。やっぱり『4番』、大砲というのはうちの大きな補強ポイントなんで」

--今後、方針が変わる可能性は

 「基本的には変わらないと思いますけど」

 進路表明の会見をおこなった早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業学校

-- 3年連続野手指名へ

 「今の得点力は大きな課題でもあるし。ある程度、少しは時間かかるとは思いますけどね。今、うちも若い選手が出てきているので、みんなで競争して盛り上げていってほしいなと思いますけどね。ただ相当、指名が重複すると思うんで、あとは運に任せるしか(笑)。くじ引きの練習でもしておきましょうか」

--くじ引きは

 「それは相談しますけどね」

--基本的には金本監督

 「今までずっと監督にいってもらっているんでね。まだ相談しますけどね」

 進路表明の会見をおこなった早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業学校

--最大、何球団か

 「それはふたをあけてみないとわからない」

--重複だが

 「それを承知で決めていますんで。他の球団がどう考えるかわからないんで。とにかく複数指名になるのは間違いない」

--金本監督も清宮でいくと

 「即答やったね。そりゃ、『111本』も打っているからね。注目される環境の中で打っている数字は。これはすごいことだと思いますけどね。タダもんじゃない」

 進路表明の会見をおこなった早稲田実業高校・清宮幸太郎選手=22日午後、東京都国分寺市の早稲田実業学校

--即戦力としての期待も

 「それはわからない。 1年目ぐらいから、という能力のある選手だと僕は思っていますけどね」

--阪神ファンらしい

 「僕は直接聞いていないから(笑)」

--清宮を外した場合は

 「それはいろんな作戦を考えていきますが。とりあえず、きょうは野球界にとってもよかったと思います」

 

 状態も右肩上がりの糸井嘉男外野手。残り10戦、フルスロットルで駆け抜ける!=阪神甲子園球場室内練習場

 最後まで戦い抜く! 阪神は22日、ヤクルト戦(23日、神宮)に向けて広島から東京へ移動。糸井嘉男外野手は残り10試合「全部出るよ」と意気込んだ。「2位」を確定させ、本拠地でのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ開催へ。 9月15試合で打率 0.348と好調な超人が導く。

 まだ午前 6時前だった。敵地・マツダスタジアムでリーグ覇者との激戦を制してから、数時間後。超人の姿はすでに広島駅にあった。紺色のシャツにグレーのパンツ。ビシッと決めた糸井が、ビシッと宣言した。

 残り10試合、最後まで全力で-。そう問われると、ニヤっと笑いながら即答した。

 福原忍二軍育成コーチ(左)に指導を受ける藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

 自身のバットで、チームに 1つでも多く白星をもたらす。22日終了時で「5.5ゲーム」差の「3位」DeNAを対象チームとした場合、阪神は「2位」確定まで“マジック4.5”の状態。超人も記者に「(2位確定まで)あと何勝? あと10試合で?」と逆取材。確定ラインを頭にたたき込み、決意を新たにした。

 CSに向け、一気にスパートをかける。その思いは数字となってあらわれていた。 9月に入り、状態は右肩上がり。 2日の中日戦(甲子園)からは12試合連続で「H」ランプも灯した。今月は15戦で「打率0.348、2本塁打、5打点」と打ちまくっている。シーズントータルの打率も「0.293」。 2年連続、そして金本監督の現役時代に並ぶ通算 8度目の「3割」も、視界にとらえている。

 練習に臨む藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

 23日に神宮で相まみえるヤクルトとは今季18試合で「打率0.313、5本塁打、10打点」と好相性。さらに24日、25日は甲子園、27日からは横浜で 5試合の直接対決を控えるDeNAも、14戦で「打率0.364、2本塁打、11打点」と、これまた“お得意様”にしている。

 豪快なスイングでライバルを蹴散らし、CSファーストステージの本拠地開催を一気に決める。そこから、日本一への下克上が始まる。

 

 東京へ向かう梅野隆太郎捕手=JR広島駅

 “強肩発動”で日本一も、正捕手の座も射止める-。梅野隆太郎捕手が22日、広島駅で「広島に勝てたのが大きい。悪いイメージを植え付けることができたんじゃないですかね。走られにくい状況を作れた」と振り返った。

 広島に逆転勝ちした前日21日。 9回一死 1塁の守りで、ワンバウンド投球の間に 2塁を狙った 1走・バティスタをストライク送球で仕留めた。盗塁阻止率 0.381(22日時点)の強肩で王者の機動力を封じ、走らせない“布石”を打った。

 開幕マスクを任された今季だが、 8月下旬から坂本の出番が増え、ベンチを温める日々に。ただ19日に坂本が左脇腹を痛め、離脱。そこから 2試合連続で先発マスクをかぶっている。

 「実力で(スタメンを)勝ち取らないといけない。(坂本が)けがしたからの代わりでは、いけない。そこで頑張るしかない」

 反骨心をむき出しに、正捕手を確実につかむ。そして「2位」確定、広島との“再戦”へと、チームを導く。

 

 東京へ向かう桑原謙太朗投手=JR広島駅

 桑原謙太朗投手が22日、最優秀中継ぎ投手のタイトルの同時受賞を願った。

 「獲れたらいいですけど、相手がマテオなんでね。一緒に獲れたら、一番いい」

 仲間との一騎打ちに苦笑いしながら、意欲を見せた。現在「41ホールドポイント(HP)」。マテオが「42HP」で、すでに可能性は 2人だけに絞られている。最優秀中継ぎのタイトルを同一球団の投手が同時受賞したケースは2010年の摂津、ファルケンボーグ(ソフトバンク、42HP)、2013年のマシソン、山口鉄(巨人、42HP)のみ。阪神では史上初だ。

 マテオも「刺激しあえる。 2人でいい成績を残せるのはうれしい」と歓迎。さらに、2007年にウィリアムスがマークした球団外国人最多の「43HP」まで、あと「1」と迫っており、「そこに近づけていることはうれしいし、チャンスは生かしたいと思うけど、いままで通り記録は気にせずにやりたい」と意気込んだ。

 

 勝利を収め喜ぶ阪神の(左から)俊介外野手、江越大賀外野手、糸井嘉男外野手=マツダスタジアム(2017年 9月21日撮影)

 クライマックスシリーズ(CS)がなかったら、両リーグの優勝から日本シリーズの開幕までプロ野球の話題が居酒屋で上ることはあまりないだろう。

 今季は、今月16日に59年ぶりのセ、パ同日優勝の可能性があったほど両リーグの優勝は早かった。ソフトバンクはパ史上最速で、広島もセでは「4番目」の速さだ。CSがなければ、セは各チーム 7~12試合の計30試合が、パは実に同13~19試合の計46試合が消化試合になっていた。

 2007年シーズンから導入されたCS(パはそれに先立ち2004年から 3季、プレーオフを実施)については今でも賛否両論あるが、CS争いを演じる 4チームの50試合ほどを消化試合から救った功績は大きい。おかげでパは「2位争い」が、セは「3位争い」が白熱している。どちらも逆転が可能なゲーム差だけにファンも応援に力が入っている。

 阪神・今季月別成績

 特に巨人とDeNAによる「3位争い」は熾烈(しれつ)を極める。しかも、両チームによる直接対決は既に終わり、キャスチングボートを握っているのが「2位」の阪神という妙。「13勝7敗」と相性のいいDeNAとは 5試合、「8勝13敗2分け」と分が悪い巨人とは 2試合残している。阪神にとって厄介なのは、DeNAに勝てば巨人が浮上するというパラドックスが生じることだ。

 ひいきの居酒屋でも「阪神としては合口の悪い巨人とCSで争いたくないだろうね」「でも、そのためにDeNAに負けるわけにはいかない」「そんなことを考えず、全部勝つことに集中すればいいんだよ」といった会話が常連客の間で交わされている。優勝決定後もプロ野球で盛り上がれるのはCSのおかげ。最高のシナリオは、この争いが最終戦までもつれることか。

 

 掛布雅之 2軍監督(右)と談笑する狩野恵輔外野手=阪神鳴尾浜球場(2017年 9月17日撮影)

 阪神は22日、今季限りの現役引退を表明している狩野恵輔外野手(34)の引退セレモニーを、27日 のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)で行うことを発表した。  また、 2軍の今季最終戦となる28日広島戦(甲子園)では、掛布 2軍監督やコーチ、選手らがグラ ウンドでファンにあいさつをする予定。  なお、27日の試合が悪天候などで中止となった場合は、28日に狩野の引退セレモニーが行われる。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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糸井、捕球に失敗し右手負傷!福留3出塁3得点で大勝貢献!全8得点の起点に!今岡コーチ退団が確実!

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ヤクルト先発は由規投手(27)、阪神は小野泰己投手(23=富士大学)。阪神は 1回一死 1、 3塁、ヤクルトは 3回一死満塁の好機をつくるも無得点に終わった。阪神は 4回、捕逸と大和内野手(29)の適時打で 2点先制。 5回にジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)が「5号2ラン」を放った。ヤクルトは 6回、敵失で 1点をかえした。阪神は 7回、梅野隆太郎捕手(26)の「2点適時打」など 6安打で 4点を追加した。先発の新人小野は「2勝」目。ヤクルトは47年ぶりに「90敗」となった。

大和が攻守に魅せた。 1回無死 1塁では藤井亮太内野手(28)のゴロを素早く捕球して 2塁を踏むと、すぐさま 1塁へ転送して併殺に。続くウラディミール・バレンティン外野手(33)の中前へ抜けそうな高いバウンドの当たりも華麗にさばいた。打っては大和内野手が 2点目をたたき出した。 0- 0で迎えた 4回に一死満塁から捕逸で 1点目が入ると、なお一死 2、 3塁の場面で大和がヤクルト由規のフォークをセンター前に落とした。

上野動物園や白浜アドベンチャーワールドもビックリするようなパンダの楽園が、この日本にあったとは。それは神宮球場。“虎のパンダ”ロジャースが大好きなスタジアムで大爆発だ。ジェイソン・ロジャース内野手が「5号2ラン」を放った。この日、出場選手登録されて即、「5番1塁」でスタメン出場。 2点リードの 5回二死 1塁からヤクルト由規のスライダーを左中間スタンドに運んだ。ロジャースは上機嫌。「5本塁打」のうち、「3本塁打」が神宮球場。助っ人はヒーローインタビューで会心のスマイル。 4回の先制の好機を拡大する左前打に始まって、 5回には左中間席へ「5号2ラン」。 7回にも左前打で猛打ショー。神宮の通算成績は「23打数11安打、3本塁打、打率はなんと0.478」。恐るべき、神宮のパンダ!CS進出、「2位」確定がもう目の前。下克上のキーマンは“明日なき”パンダかもしれない。

糸井嘉男外野手(36)が 7回に代打を送られて途中交代した。 6回二死 1塁の守備で捕球に失敗した際に右手に打球を当てていた。金本知憲監督(49)は大事を取って交代させたと説明し心配していた。

阪神「4番」の福留孝介外野手(40)が、 3出塁 3得点で大勝に貢献した。まずは 0- 0の 4回一死で、ヤクルト先発由規から四球出塁して 2点先制を誘引。 5回も二死から際どいコースを見極めて四球で歩き、「5番」ロジャースの中押し「2ラン」を呼んだ。 4- 1で迎えた 7回先頭でもヤクルト 3番手の山本哲哉投手(32)から中前打を放ち、ダメ押しの「4点」を奪う口火を切った。キャプテンが全「8得点」の起点となるチャンスメークに徹し、ヤクルトとの今季最終戦に快勝。東都のファンを喜ばせた。2015年に死去した中村勝広ゼネラルマネジャー(享年66)の命日に、白星をささげた。きょう阪神がDeNAに勝ち、巨人がヤクルトに敗れると、虎のクライマックスシリーズ進出が決まる。先制、中押し、ダメ押し。すべて口火を切ったのは40歳の主砲だった。ハイライトは 1点を返され、リードが 3点に縮まった直後の 7回先頭。右腕・山本の外角シュートを、コンパクトに中前にはじき返した。続くロジャースも 3遊間を破り、一死満塁から梅野が 2点打。伊藤隼太外野手(28)、俊介外野手(30)の連続適時打に相手の拙守もあって一挙 4得点で、勝負を決定づけた。片岡篤史打撃コーチ(48)は 7回の攻撃について目を細めた。いよいよ目下の敵DeNAとの“5連戦”だ。やっつけよう。そして、「2位」の確定ランプを早く灯そうぜ!

梅野隆太郎捕手(26)は 7回一死満塁でリードを広げる中前打を放った。中堅・山崎晃大朗外野手(24)がぎりぎり追いつけそうな位置でワンバウンドするラッキーな当たりに。 8月15日の広島戦(京セラ)以来の適時打を喜んだ。

小野はホロ苦い「2勝目(7敗)」となった。 5回 3安打無失点ながら、自己ワーストタイの 6四球と制球に苦しんだ。 0- 0の 3回には連打と四球で一死満塁のピンチを背負ったが、藤井を見逃し三振、バレンティンを 2飛に打ち取り、難を逃れた。 2- 0と先制してもらった直後の 4回にも先頭打者への四球など 2四球。結果的に無失点で切り抜けたが、球数は 5回で 101球を要し、救援を仰いだ。香田勲男投手コーチ(52)は苦言を呈したが、金本監督はねぎらった。

今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチ(43)が今季限りで退団することが明らかになった。ロッテ井口資仁内野手(42)が正式に監督に就任すれば、ロッテの 2軍監督として招くことになる。若虎の指導に情熱を注いできた今岡コーチの退団が確実になった。すでに球団側には申し入れている。今季「20本塁打」でブレークした中谷将大外野手(24)や、新人ながら 1軍の「4番」も経験した大山悠輔内野手(22=白鴎大学)、 2軍で球団史上最多「21本塁打」を放った陽川尚将内野手(26)らを指導。一定の成果を残したこともあり、区切りをつける意思を固めたようだ。記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 1- 8阪神>◇25回戦◇阪神18勝 7敗◇23日◇明治神宮球場

 ヤクルト先発は由規、阪神は小野。阪神は 1回一死 1、 3塁、ヤクルトは 3回一死満塁の好機をつくるも無得点に終わった。

 阪神は 4回、捕逸と大和の適時打で 2点先制。 5回にロジャースが「5号2ラン」を放った。ヤクルトは 6回、敵失で 1点をかえした。

 阪神は 7回、梅野の「2点適時打」など 6安打で 4点を追加した。先発の新人小野は「2勝」目。ヤクルトは47年ぶりに「90敗」となった。由規「5敗」目。

 

  4回表阪神、大和内野手は中前適時打を放った=明治神宮球場

 大和内野手が 2点目をたたき出した。 0- 0で迎えた 4回に一死満塁から捕逸で 1点目が入ると、なお一死 2、 3塁の場面で大和がヤクルト由規のフォークをセンター前に落とした。

 大和は「追い込まれてしまったので、とにかくバットに当てる意識で、前に飛ばせばなんとかなると思って打ちにいきました。見逃せばボール球だと思いますが、外野の前に落ちてくれてよかったです」とコメントした。

  4回、適時打を放った大和内野手=明治神宮球場

 大和が攻守に魅せた。 1回無死 1塁では藤井のゴロを素早く捕球して 2塁を踏むと、すぐさま 1塁へ転送して併殺に。続くバレンティンの中前へ抜けそうな高いバウンドの当たりも華麗にさばいた。「立ち上がりだったので、いいプレーができてよかったです」。打っては 4回に中前へ適時打を放った。「バットに当てればなんとかなると思っていました。よかったです」と振り返った。

 

 ロジャース内野手は 5回、「5号2ラン」を放った。昇格即アーチで打線を活気づかせた=明治神宮球場

 ジェイソン・ロジャース内野手が「5号2ラン」を放った。

 この日、出場選手登録されて即、「5番1塁」でスタメン出場。 2点リードの 5回二死 1塁からヤクルト由規のスライダーを左中間スタンドに運んだ。

 ロジャースは「 2軍でいい状態のときに 1軍に呼んでもらえたので、いいイメージを持ちながら打席に入ることができているんだ」と上機嫌。「5本塁打」のうち、「3本塁打」が神宮球場。「全体の本数が多いわけではないけど神宮球場ではよく打てているし、それがいい影響を与えているということも多少はあると思うよ。好調を維持できるようにベストを尽くしていくよ」と話した。

  4回、安打を放ったロジャース内野手=明治神宮球場

 上野動物園や白浜アドベンチャーワールドもビックリするようなパンダの楽園が、この日本にあったとは。それは神宮球場。“虎のパンダ”ロジャースが大好きなスタジアムで大爆発だ。

 「どこであれ自分のバッティングをして、チームに貢献したいだけなので。まあ、ここでよく打てているので、好きな球場ではあります」

 助っ人はヒーローインタビューで会心のスマイル。 4回の先制の好機を拡大する左前打に始まって、 5回には左中間席へ「5号2ラン」。 7回にも左前打で猛打ショー。しかも神宮では「3本目」。神宮の通算成績は「23打数11安打、3本塁打、打率はなんと0.478」。恐るべき、神宮のパンダ!

 ジェットコースターのような日々を送ってきた。 7月早々に来日し、日本デビュー。愛称パンダが話題となり、勝負強さを発揮して、伝統球団の「第100代4番打者」を任される。グッズも誕生した。

  5回表阪神二死 1塁、ジェイソン・ロジャース内野手は「左越え2点本塁打」を放った=明治神宮球場

 ところが 8月の声とともに急降下。ついに今月10日に 2軍落ちした。そして来季の契約は極めて厳しい情勢。スタンドから「来年も頼むぞ」の声は掛かっていたが…。

 「ファームでは 1打席 1打席、大事にしてきた。下と同じ気持ちでやろうと思った」

 逆境をバネに昇格即スタメン起用に応えた。金本監督もニンマリだ。

 「「結果がすべての世界ですから。(勢いが)止まるまでは。そういう勢いは大事ですから。順位が決まるまでは、何が何でも…。調子優先で行きたいと」

 CS進出、「2位」確定がもう目の前。下克上のキーマンは“明日なき”パンダかもしれない。

 勝利インタビューの質問に耳を傾けるジェイソン・ロジャース内野手=明治神宮球場

☆ジェイソン・ロジャース内野手について片岡篤史打撃コーチ

 「( 2軍では)打席を多く立たせて調子が上がってきたので、(金本)監督の予定通り( 1軍に)来てもらった。打線全体にいい影響を与えてくれたら」

 ジェイソン・ロジャース内野手が「5号2ラン」を放った。この日、出場選手登録されて即、「5番1塁」でスタメン出場。 2点リードの 5回二死 1塁からヤクルト由規のスライダーを左中間席へ。神宮でヒーローインタビューを受け、満面の笑みでファンの声援に応えた。

 ヒーローインタビューを終え、ファンの声援に応えるロジャース内野手=明治神宮球場

-素晴らしいホームラン

 ロジャース 勝ちに貢献できたのでよかったです。

-一気に勝ちを呼ぶ流れができた

 ロジャース とにかく出るからにはチームの勝利に貢献したい、それだけなので。ホームラン以外にヒットもでましたし、勝利に貢献できたと思うんで、よかったです。

-神宮で「3本」目

 ロジャース どこであれ、自分のバッティングして、勝利に貢献したいだけなんですけど、ここでよく出てるんで、好きな球場ではあります。

-ファンに

 ロジャース ビジターであれ、たくさんのタイガースファン来ていただいて、力になってます。ありがとうございます。

 

  6回 ヤクルト・リベロの打球を失策した糸井嘉男外野手(右)=明治神宮球場

 阪神の糸井が 7回に代打を送られて途中交代した。 6回二死 1塁の守備で捕球に失敗した際に右手に打球を当てていた。

 金本監督は大事を取って交代させたと説明し「病院に行った。腫れがあるらしい」と心配していた。

  6回裏ヤクルト二死 1塁、糸井嘉男外野手はカルロス・リベロ内野手の右飛を追って植田海内野手と接触落球し 1点を失う=明治神宮球場

 阪神の糸井が 7回に代打を送られて途中交代した。 6回二死 1塁の守備で捕球に失敗した際に右手に打球を当てていた。金本監督は大事を取って交代させたと説明し「病院に行った。腫れがあるらしい」と心配していた。

 

 福留孝介外野手は 7回先頭で中前打。猛攻の口火を切った=明治神宮球場

 阪神「4番」の福留孝介外野手が、 3出塁 3得点で大勝に貢献した。

 まずは 0- 0の 4回一死で、ヤクルト先発由規から四球出塁して 2点先制を誘引。 5回も二死から際どいコースを見極めて四球で歩き、「5番」ロジャースの中押し「2ラン」を呼んだ。「今年はチームとしても四球をよく選んでいる。つないだ中でそういう攻撃ができて良かった」。

  4- 1で迎えた 7回先頭でもヤクルト 3番手の山本から中前打を放ち、ダメ押しの「4点」を奪う口火を切った。キャプテンが全「8得点」の起点となるチャンスメークに徹し、ヤクルトとの今季最終戦に快勝。東都のファンを喜ばせた。

  7回表阪神無死、福留孝介外野手は中前安打を放った=明治神宮球場

 阪神はヤクルトに 8- 1と大勝。福留孝介外野手は 7回先頭で中前打を放ち、一挙 4得点の口火を切るなど打線をけん引した。2015年に死去した中村勝広ゼネラルマネジャー(享年66)の命日に、白星をささげた。きょう阪神がDeNAに勝ち、巨人がヤクルトに敗れると、虎のクライマックスシリーズ進出が決まる。

 神宮に六甲おろしが響き渡った。リーグ優勝の火は消えても、日本一への道は続いている。「4番」・福留がナイン、そしてファンの思いを代弁する。ヤクルトを一気に飲み干し、「2位」死守へまた一歩、虎を前進させた。

 「“つないだ”ゲームができたというのは、いいんじゃないかな。もう勝っていくしかない。それだけじゃないかな」

 先制、中押し、ダメ押し。すべて口火を切ったのは40歳の主砲だった。

  7回、適時二塁打を放った伊藤隼太外野手=明治神宮球場

 ハイライトは 1点を返され、リードが 3点に縮まった直後の 7回先頭。右腕・山本の外角シュートを、コンパクトに中前にはじき返した。続くロジャースも 3遊間を破り、一死満塁から梅野が 2点打。伊藤隼、俊介の連続適時打に相手の拙守もあって一挙 4得点で、勝負を決定づけた。

 ヒットだけではない。 4、 5回と 2打席連続で選んだ四球がともに得点につながった。「打てる球がくれば打つしね。今年、うちのチームは四球も多いしね」。チームの総四球数はこの日の「7個」でついに「500」に到達。広島を抜き、12球団トップとなった(昨季は435)。金本監督が就任当初から「 2ストライク後からは打撃を変えろ」と言い続けてきたが、ようやく浸透。チームの核となる男がそれを体現するのだから、しぶとい猛虎打線が完成するわけだ。

 「いい勝ち方ができたんじゃないかな」

 この日は2015年、遠征先の東京で脳出血のため急死した中村勝広GM(享年66、元監督)の命日だった。朝食会場に「夢にGMが出てきた。見守ってくれているようだ」と言いながら現れたフロントもいた。

  7回、安打を放った植田海内野手=明治神宮球場

 福留にとって2013年に米大リーグから復帰し、PL学園高時代から慣れ親しんだ関西でプレーする道を開いてくれた恩人。「阪神でプレーできているのは、GMが声をかけてくれたおかげ」と語っていた。亡くなった年は23、24日と連敗し、25日の広島戦(マツダ)で決勝の「20号2ラン」を放って弔い星をささげた。昨年は23日に試合がなく、 2年越しでついに勝利を届けることができた。

 今季のヤクルト戦を「18勝7敗」で終えた。同一球団相手に「シーズン18勝」は2006年の対横浜(現DeNA、18勝4敗)以来11年ぶり。“ヤクルト銀行”で貯金ザクザク。24日に「3位」DeNAとの直接対決を制し、「4位」巨人がヤクルトに敗れればAクラスが確定し、クライマックスシリーズ進出が決まる。

 片岡打撃コーチは 7回の攻撃について「みんな集中してくれた。甲子園に帰る前に、こういう勝ち方は大きい」と目を細めた。いよいよ目下の敵DeNAとの“5連戦”だ。やっつけよう。そして、「2位」の確定ランプを早く灯そうぜ!

 勝利し、ナインを迎える福留孝介外野手、小野泰己投手、ロジャース内野手ら=明治神宮球場

★福留孝介外野手の阪神入団VTR

 2012年 9月、中村GMは福留らの調査のため極秘渡米。10月に獲得へ向けて本格的に動き始めた。DeNAなどとの争奪戦となり、11月28日に中村GM自らが非公開で交渉。12月17日に代理人と電話で再交渉し、同25日に入団が決定した。福留は翌2013年 1月の入団会見で「すごく熱心に誘っていただいた」と感謝した。

 

  9回、安打を放った梅野隆太郎捕手=明治神宮球場

 梅野は 7回一死満塁でリードを広げる中前打を放った。中堅・山崎がぎりぎり追いつけそうな位置でワンバウンドするラッキーな当たりに「ツイていました。続けていけば、こういうこともあるのかな…と。結果がすべてなので、ダメなときもありますが、こういうのを継続していきたいです」と 8月15日の広島戦(京セラ)以来の適時打を喜んだ。

 

 小野泰己投手は「2勝」目を挙げたが、 6四球と課題も残った。本人も反省している=明治神宮球場

 小野はホロ苦い「2勝目(7敗)」となった。 5回 3安打無失点ながら、自己ワーストタイの 6四球と制球に苦しんだ。

 「『2勝』目をできたのはよかったですけど…。内容としてはあまりよくなかったので、そこは反省していきたいです」

  0- 0の 3回には連打と四球で一死満塁のピンチを背負ったが、藤井を見逃し三振、バレンティンを 2飛に打ち取り、難を逃れた。 2- 0と先制してもらった直後の 4回にも先頭打者への四球など 2四球。結果的に無失点で切り抜けたが、球数は 5回で 101球を要し、救援を仰いだ。

 香田投手コーチは「変化球でカウントを作れなかったのが球数が増えた理由」と苦言を呈したが、金本監督は「今まではいい投球をしても勝てなかったから。課題はまだまだ山積だと思うけど、踏ん張ったから、そこはほめてあげたい」とねぎらった。

 

 今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチが今季限りで退団することが明らかになった。ロッテ井口資仁内野手が正式に監督に就任すれば、ロッテの 2軍監督として招くことになる。

 若虎の指導に情熱を注いできた今岡コーチの退団が確実になった。すでに球団側には申し入れている。周囲の関係者は「本人の意思は固いようだ」と語っていることからも、今シーズン限りで阪神を去ることになりそうだ。

 今季「20本塁打」でブレークした中谷や、新人ながら 1軍の「4番」も経験した大山、 2軍で球団史上最多「21本塁打」を放った陽川らを指導。阪神 2軍コーチだった 2シーズンでは「振る」ことを基本に掲げながら、一定の成果を残したこともあり、区切りをつける意思を固めたようだ。

 今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチ

◆井口資仁内野手と今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチ ともに1974年生まれの同学年。大学時代は井口が青山学院大學、今岡が東洋大學と、同じ東都大学リーグに所属するライバル。1996年アトランタ五輪では 2遊間を組み、銀メダル獲得に貢献した。井口はダイエー、大リーグを経て2009年にロッテに入団すると、翌2010年に今岡も阪神からロッテに移籍。今岡が引退する2012年まで 3年間チームメートとなり、互いを認め合う間柄だった。

◆今岡真訪(いまおか・まこと) 本名・誠。2017年から現在の登録名。1974年(昭49) 9月11日、兵庫県生まれ。PL学園-東洋大學を経て1996年ドラフト「1位」で阪神入団。2003年に「首位打者(3割4分)」、2005年には「147打点」をあげ打点王獲得。両年の優勝に貢献した。2012年にロッテで引退。2016年から古巣の阪神にてコーチを務めていた。通算「1309試合、1284安打、122本塁打、594打点、打率2割7分9厘」。現役時代は 185センチ、83キロ。右投げ右打ち。

 

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 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

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阪神CS不安1敗…聖地が鬼門…岩貞CSへ収穫!久々マウンド6回2失点…マテオが今季登板60試合!

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DeNAが先制した。柴田竜拓内野手(23)の四球と筒香嘉智外野手(25)の 2塁打一死 2、 3塁とし、ホセ・ロペス内野手(33)の内野ゴロ、宮崎敏郎内野手(28)の適時打で 2点を奪った。中盤は両チームともに無得点。DeNAは 6回にロペス、宮崎の連打から無死 1、 2塁と追加点機をつくるも、生かせず。阪神は 7回二死満塁と逆転機をつくるも、代打の伊藤隼太外野手(28)が遊飛に倒れ無得点。CS出場決定はきょう25日以降に持ち越しになった。阪神は難敵、DeNA・今永昇太投手(24)に甲子園での対戦で「3勝」目を献上し、今季12度目の完封負け。クライマックスシリーズ(CS)進出決定はお預けとなった。甲子園では 2週間、 6戦勝ちなしで20イニング無得点。「2位」で本拠CSを開催しても今永との対戦が予想されるだけに、金本知憲監督(49)にとっても、不安1敗だ。日本中のすべてのライバルが嫌がってきた「神話」が今、崩壊の危機だ。絶対的に有利な、あの大声援がバックにつく甲子園で、ずーっと勝てない。最後にこの場所で勝ったのは今月10日だから、もう 2週間も前の“昔話”-。ホームに強い虎はどこへ行った!?甲子園で 2週間、勝ってないが、決して大型連敗をしているわけではない。「2分け」と台風による 2つの雨天中止が挟まって、実はまだ「4連敗」。ただ、その中の 1敗は広島の胴上げ試合で、虎のテンションはMAX下げられた。巨人・菅野智之投手(27)に 2安打完封負けもムードを悪くした「1敗」。そして、この日の完敗で20イニング連続無得点…。本拠地が鬼門になる状況に、金本監督の表情も厳しくなる一方なのだ。

今永に大苦戦する中、気を吐いたのは鳥谷敬内野手(36)。 5回に中前打を放ち、 2、 7回には四球で、計 3出塁。報道陣に、今永は予想以上のデキだった? の問いかけには敗戦は言葉少なだった。ただ、この日の 2四球で通算四球数は「996」。史上15人目となる「1000四球」にあと「4」。また 1つ、鳥谷に勲章が増えそうだ。

ぐっと唇をかみ、 1塁へと足を進めた。痛みを上回る気迫が、糸井嘉男外野手(36)を奮い立たせた。 0- 2の 7回一死走者なしで今永の 143キロ直球が右手付近を襲った。甲子園を包む、ざわ…ざわ…という不穏な空気。何度か手を気にするそぶりをみせたが、それでも、最後までグラウンドに立ち続けた。クライマックスシリーズ(CS)出場は目前。ベンチに退くわけにはいかなかった。前日23日のヤクルト戦(神宮)では 6回の守備では飛球に対して、 2塁の植田との交錯を回避しながらも、捕球体勢が間に合わず、右手に直撃。試合中に病院に直行するというアクシデントに見舞われた。右手にはしっかりとバットを携えていた。フリーで快音連発。これが超人だ。 7試合ぶりの甲子園での勝利へ、超人の力は必要不可欠だ。

岩貞祐太投手(26)が 6回 5安打 2失点で降板した。 8月 8日巨人戦(東京ドーム)以来の登板で、今季「5勝」目を狙ったが、初回に落とし穴が待っていた。一死 1塁から筒香の右翼線 2塁打を浴びて 2、 3塁とされると、ロペスの遊ゴロの間に先制点を献上。なお、二死 2塁から宮崎に 3塁線を破る「適時2塁打」を許した。 2回以降は丁寧な投球でゼロを並べたが岩貞だったが反省しきりだった。61日ぶりに立つ甲子園のマウンド。もう、後はない-。岩貞は背水の気持ちで、必死に腕を振った。立ち上がりに 2失点し、自身ワーストの今季「10敗目(4勝)」。それでも、粘った。踏ん張った。先発投手として、ゲームを作った。香田勲男投手コーチ(52)は及第点を与えた。岩貞は安心はしない。まだまだがむしゃらに突き進んでいく。

来日 2年目のマルコス・マテオ投手(33)が登板「60試合」に到達した。 2点ビハインドの 9回に登板。一死から代打乙坂智外野手(23)に中前打を許したが、倉本寿彦内野手(26)を 149キロ直球で遊ゴロ併殺に仕留めた。

今季限りでの現役引退を表明している安藤優也投手(39)が、地元九州でのラスト登板を無失点で飾った。 2- 2の同点で迎えた 6回に「2番手」としてマウンドへ。ボテボテゴロの内野安打とボークなどで、一死 1、 3塁のピンチを背負ったが、ソフトバンク内川聖一内野手(35)を 1ゴロに打ち取るなど、後続を断ち 1イニングを 1安打 2三振の無失点に抑えた。故郷の大分から約10人の親族も招待し、自身の花道を彩った。登板を終え 1塁側ベンチに下がる際には、詰めかけた多くの阪神ファンから温かい拍手が沸き起こっていた。10月 6日の中日戦(甲子園)で予定している引退試合を前に九州で一つの区切りをつけた。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 0- 2DeNA>◇21回戦◇阪神13勝 8敗◇24日◇阪神甲子園球場

 DeNAが先制した。柴田の四球と筒香の 2塁打一死 2、 3塁とし、ロペスの内野ゴロ、宮崎の適時打で 2点を奪った。

 中盤は両チームともに無得点。DeNAは 6回にロペス、宮崎の連打から無死 1、 2塁と追加点機をつくるも、生かせず。

 阪神は 7回二死満塁と逆転機をつくるも、代打の伊藤隼が遊飛に倒れ無得点。CS出場決定はきょう25日以降に持ち越しになった。

 DeNA今永は「11勝」。山崎康は「26セーブ」。阪神岩貞は「10敗」目。

  9回、三振に倒れてベンチに戻る福留孝介外野手(中)と険しい表情の金本知憲監督(右)。甲子園で勝てない…=阪神甲子園球場

 阪神は難敵、DeNA・今永昇太投手に甲子園での対戦で「3勝」目を献上し、今季12度目の完封負け。クライマックスシリーズ(CS)進出決定はお預けとなった。甲子園では 2週間、 6戦勝ちなしで20イニング無得点。「2位」で本拠CSを開催しても今永との対戦が予想されるだけに、金本知憲監督にとっても、不安1敗だ。

 日本中のすべてのライバルが嫌がってきた「神話」が今、崩壊の危機だ。絶対的に有利な、あの大声援がバックにつく甲子園で、ずーっと勝てない。最後にこの場所で勝ったのは今月10日だから、もう 2週間も前の“昔話”-。ホームに強い虎はどこへ行った!?

 「甲子園でしばらく勝ててないんで。打ててないんで。あした、何とか、甲子園で、地元で勝たないと。でないと(CSは)勝てませんから」

 普段は強気で前向きな金本監督もちょっぴり、いや、かなり不安を感じ始めている。そんな思いが伝わってくる試合後のコメントだった。

  3回、内野ゴロに倒れた俊介外野手(右)。今永昇太投手(左)の緩急に翻弄された=阪神甲子園球場

 CSで再び相まみえる可能性大の「3位」DeNAに、何とも寂しい 4安打完封負け。結果以上に、やられ方がまずい。

 先発・今永の前にほぼ沈黙。 3塁を踏んだのは 7回の 1度だけだった。今永は今季甲子園で「3連勝」。18回 2/3投げてわずか 1失点。甲子園防御率は何と「0.48」。どこかの誰かが「CSは巨人が来たら嫌」「菅野は打てない」なんて分析していたが、菅野の甲子園防御率は「0.78」だから、難敵をさらに上回る難敵がいたのだ。DeNAが来たら、もっと勝てない!?

 「みんな、キレのいい真っすぐに差し込まれている。そこらへんですよね」

 指揮官の分析に、片岡打撃コーチが付け加える。

 「直球は以前ほど球威はなかったけれど、要所要所にチェンジアップを決められた。去年より変化球の確率は多い。狙いにいっているけれど、つかまえ切れていない」

  9回、三振に倒れた福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 甲子園で 2週間、勝ってないが、決して大型連敗をしているわけではない。「2分け」と台風による 2つの雨天中止が挟まって、実はまだ「4連敗」。ただ、その中の 1敗は広島の胴上げ試合で、虎のテンションはMAX下げられた。巨人・菅野に 2安打完封負けもムードを悪くした「1敗」。そして、この日の完敗で20イニング連続無得点…。本拠地が鬼門になる状況に、金本監督の表情も厳しくなる一方なのだ。

 何より気になるのが、これから先。CSファーストステージ(10月14日から)はなんとしても甲子園を舞台にしたい。 1日も早く「2位」を決めて、本拠地決戦に持ち込もうと、チーム一丸、頑張っているが、その本拠地で全然勝てないとなると…。

 25日以降も続くDeNAとの直接対決は、あと 4試合。すべて負けたら、「0.5」差…なんてマイナス思考が脳裏を過ぎる。断ち切るには、そう、勝つしかない。でも、大丈夫かなぁ!?

 

  5回、安打を放った鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 今永に大苦戦する中、気を吐いたのは鳥谷。 5回に中前打を放ち、 2、 7回には四球で、計 3出塁。報道陣に、今永は予想以上のデキだった? の問いかけには「予想以上ではなかったですけれど…」。敗戦は言葉少なだった。ただ、この日の 2四球で通算四球数は「996」。史上15人目となる「1000四球」にあと「4」。また 1つ、鳥谷に勲章が増えそうだ。

 

  7回、今永昇太投手(手前)から死球を受けた糸井嘉男外野手。前夜に痛めた右手に当たったが、超人はそのまま出場=阪神甲子園球場

 ぐっと唇をかみ、 1塁へと足を進めた。痛みを上回る気迫が、糸井を奮い立たせた。 0- 2の 7回一死走者なしで今永の 143キロ直球が右手付近を襲った。甲子園を包む、ざわ…ざわ…という不穏な空気。何度か手を気にするそぶりをみせたが、それでも、最後までグラウンドに立ち続けた。クライマックスシリーズ(CS)出場は目前。ベンチに退くわけにはいかなかった。

 前日23日のヤクルト戦(神宮)では 6回の守備では飛球に対して、 2塁の植田との交錯を回避しながらも、捕球体勢が間に合わず、右手に直撃。試合中に病院に直行するというアクシデントに見舞われた。

  8回、投ゴロに倒れた糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 ただ、この日午前には何もなかったような顔で東京駅に姿をみせると新幹線で帰阪し、痛めているはずの右手でキャリーバッグを引いた。甲子園での試合前練習では報道陣から患部の状態を問われ「…いてーよ!!」とかえしたが、その右手にはしっかりとバットを携えていた。フリーで快音連発。これが超人だ。

  2点を追う 8回二死 1、 2塁で投ゴロに倒れるなど 3試合ぶりに 3打数無安打に終わったが、試合後、杉本 1軍チーフトレーナーは「(死球は)大丈夫じゃないかな」と軽傷との見方を示した。 7試合ぶりの甲子園での勝利へ、超人の力は必要不可欠だ。

 

  6回 2失点の岩貞祐太投手。 1回の失点は痛かったが、試合は作った=阪神甲子園球場

 岩貞祐太投手が 6回 5安打 2失点で降板した。 8月 8日巨人戦(東京ドーム)以来の登板で、今季「5勝」目を狙ったが、初回に落とし穴が待っていた。

 一死 1塁から筒香の右翼線 2塁打を浴びて 2、 3塁とされると、ロペスの遊ゴロの間に先制点を献上。なお、二死 2塁から宮崎に 3塁線を破る「適時2塁打」を許した。

  2回以降は丁寧な投球でゼロを並べたが岩貞だったが「立ち上がりに失点してしまい、相手に流れを与えてしまいました。気持ちを切り替えて 2回以降は粘りのピッチングができたと思いますが、チームを勢いづけるような投球をすることができませんでした」と反省しきりだった。

 61日ぶりに立つ甲子園のマウンド。もう、後はない-。岩貞は背水の気持ちで、必死に腕を振った。立ち上がりに 2失点し、自身ワーストの今季「10敗目(4勝)」。それでも、粘った。踏ん張った。先発投手として、ゲームを作った。

 阪神先発の岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 「そこ( 2回以降)はなんとか粘れて、ゲームを作ろうとしっかり腕を振っていきました」

 試合後、クラブハウスへとつながる通路で立ち止まり、口を開いた。笑顔はない。チームに勝ちをもたらせなかった。ただ、光は見えた。 1回、一死 2、 3塁からロペスの遊ゴロの間に失点。続く宮崎にも、なおも二死 2塁から「左翼線適時2塁打」で追加点も奪われてしまった。 1回の失点は今季17度の先発で実に10度目。課題の立ち上がり克服に「(捕手の梅野と)話し合って配球を組み立てたかったんですけど」と対策はしたが、結果には結びつかなかった。

 だが、その後は無失点。直球の最速は 146キロを計測し、チェンジアップ、カットボールもキレていた。 8月 8日の巨人戦(東京ドーム)以来の 1軍登板で、 6回を 5安打 5奪三振 2失点。香田投手コーチは「ずいぶん良くなっている。去年並みに腕が振れているし、変化球でも空振りを取れている。(立ち上がりの課題は)きょうも克服できなかったけど、次回以降が楽しみ」と及第点を与えた。

 先発した岩貞祐太投手=阪神甲子園球場

 今季は 2年連続の「2桁勝利」を期待されながらも、結果で応えられない日々。 2度の 2軍落ちも経験した。「(足りない部分は全部ですね…」。日に日に表情も曇っていった。苦しいとき、思い返す言葉がある。母校、横浜商大・佐々木正雄監督から送られた「踏ん張れ」という言葉だ。同監督は「『がんばれ』では力が入り過ぎてしまう。だから『踏ん張れ』と伝えている」と説明する。

 クライマックスシリーズ(CS)の登板もかかった一戦で、岩貞は踏ん張った。香田コーチは「当確かと言えばそうではない。次回もこういう投球をすれば見えてくる」と合格通知はお預けとなったが、金本監督は「CSに向けて明るい材料」と問われ「そうですね」とうなずいた。

 岩貞は「反省点はまだあるので、自分のなかで次に生かしていきたい」と話した。安心はしない。まだまだがむしゃらに突き進んでいく。

 

  9回に登板したマルコス・マテオ投手=阪神甲子園球場

 来日 2年目のマルコス・マテオ投手が登板「60試合」に到達した。

  2点ビハインドの 9回に登板。一死から代打乙坂に中前打を許したが、倉本を 149キロ直球で遊ゴロ併殺に仕留めた。

 マテオは「まだ試合は残っている。いけといわれたところで、どんどん投げたい。自分だけじゃなくみんな頑張っているから」とやる気十分だった。

 

 <ウエスタン・リーグ:ソフトバンク 6- 2阪神>◇24日◇タマホームスタジアム筑後

 今季限りでの現役引退を表明している安藤優也投手が、地元九州でのラスト登板を無失点で飾った。   2- 2の同点で迎えた 6回に「2番手」としてマウンドへ。ボテボテゴロの内野安打とボークなどで、一死 1、 3塁のピンチを背負ったが、ソフトバンク内川聖一内野手を 1ゴロに打ち取るなど、後続を断ち 1イニングを 1安打 2三振の無失点に抑えた。

 大分出身の安藤は「地元九州で投げる姿を見せられてよかった。内川には気を使わせてしまいました」と苦笑いを浮かべた。登板を終え 1塁側ベンチに下がる際には、詰めかけた多くの阪神ファンから温かい拍手が沸き起こっていた。

 安藤優也投手は 6回 1イニングを無失点に抑えた=タマホームスタジアム筑後

 阪神 2軍は24日、ウエスタン・ソフトバンク戦(タマホーム筑後)で、 2- 6で敗れ。今季限りでの引退を表明している安藤優也投手が 2番手で 6回から登板した。地元九州で最終登板で、出身地大分の後輩、内川聖一外野手(35)らと対戦し、 1回を 1安打無失点に抑えた。

 安藤が最後の地元登板で球場を沸かせた。 6回に「2番手」としてマウンドにあがると、 1回を無失点。故郷の大分から約10人の親族も招待し、自身の花道を彩った。

 「九州で地元で投げられてよかった。親や親戚も呼べて、ゼロに抑えられてよかった」。 6回一死 1、 3塁で同じ大分県出身の内川と対戦。止めたバットによるボテボテの 1ゴロに打ち取ると「気を使ってくれたんだよ」。10月 6日の中日戦(甲子園)で予定している引退試合を前に九州で一つの区切りをつけた。

 

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