Quantcast
Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
Viewing all 5167 articles
Browse latest View live

安藤&新井、引退試合で絶妙コンビネーション!安藤、場内一周握手でお別れ!

$
0
0

安藤優也投手(39)と新井良太内野手(34)が、引退試合となった今季最終戦(甲子園)で絶妙のコンビネーションを見せた。 8回に登板した安藤が 3遊間へ痛烈なゴロを打たれたが、これを新井が飛びつき、最後の 1アウトをプレゼントした。これでセ、パ両リーグの全日程が終了し個人タイトルが確定した。日本シリーズ進出を懸けた上位 3チームによるクライマックスシリーズ(CS)は14日に開幕する。マウンドには歩んできた人生が詰まっていた。今季で引退する安藤が戦友や 2人の息子から花束を贈られる。 5度、仲間の手で胴上げされる。聖地の夜空に声を響かせた。外角低め速球を生命線に 486試合に投げて「77勝」。2008年から 3年連続開幕投手勝利は球団初だ。エールを送りつつ、 2度の優勝に貢献した好投手が球場を去った。

今季限りで引退する安藤優也投手が現役ラスト登板を終えた。 8回に登板すると先頭の石川駿内野手(27)に左翼へ本塁打を許した。続く野本を 3ゴロに抑えたところで降板。ルーキーの才木浩人投手(18)に託した。当初は登板は 1イニングと言われていたが最後までチームを一番に思った。現役最後のマウンドを降りる安藤には、球場全体から「安藤! 安藤!」と大きな安藤コールが送られた。試合後に行われた引退セレモニーにはたくさんのファンが残り、安藤のスピーチを見届けた。その声援に応えるかのように、場内一周では手を伸ばす 1人 1人のファンに丁寧に握手。15年間の感謝を込めた。これからCSへと向かうチームには笑顔でエールを送った。法政大學時代の経験も「プロに入ってからすごく生きた」という。あとは感覚を染みこませる徹底的な投げ込みと肉体強化。美しいフォームと抜群の制球力は、向上心と練習量の結晶だった。 2軍が続いた今季。「防御率0点台」ながら 1軍から声はかからなかった。迎えた 8月。もう上がれないのか…。そう感じながら登板した 9日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)で 1回 3失点。 1球 1球に魂を込めてきたからこそ、改めて気持ちの大事さを思い知った。ナインの手で甲子園の空に「5度、舞った」。果たせなかった夢は確かに、託した。

今季限りで現役を引退した安藤優也投手が来季、入閣することが10日、分かった。ファームのコーチに就任する予定で、育成を担当するとみられる。阪神はすでに掛布雅之 2軍監督(62)、古屋英夫 2軍野手チーフ兼育成コーチ(62)、久保康生 2軍投手チーフコーチ(59)、今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチ(43)の退団を発表。今後、 1、 2軍ともコーチの人事を調整し、チームの全日程が終了するまでに2018年の組閣を完成させる。記事をまとめてみました。

 

 

 安藤優也投手と新井良太内野手が、引退試合となった今季最終戦(甲子園)で絶妙のコンビネーションを見せた。 8回に登板した安藤が 3遊間へ痛烈なゴロを打たれたが、これを新井が飛びつき、最後の 1アウトをプレゼントした。これでセ、パ両リーグの全日程が終了し個人タイトルが確定した。日本シリーズ進出を懸けた上位 3チームによるクライマックスシリーズ(CS)は14日に開幕する。

 マウンドには歩んできた人生が詰まっていた。今季で引退する安藤が戦友や 2人の息子から花束を贈られる。 5度、仲間の手で胴上げされる。「憧れの甲子園が仕事場になり憧れの甲子園で最後にユニホームを脱げる私は幸せ者です」。聖地の夜空に声を響かせた。

 まくぎれ、ナインから胴上げされる新井良太内野手=阪神甲子園球場

 万感の最終戦だ。 6点リードの 8回に登板。金本監督から白球を渡され、声を掛けられた。「きっちり 1人でアウトを取れたら代わろうか。もし打たれたら次も行こう」。 1球目の直前、白い投手板に触れ、黒土を手で払う。先頭石川に速球をファウルで粘られた末に浮いたフォークをとらえられ、左翼に被弾。「自分の気持ちのこもった球を投げようと思った。打たれると悔しい」と苦笑いした。

 その直後だ。代打野本のゴロが 3塁を襲う。同じく引退する新井がダイブ好捕した。打者 2人に最速 141キロで魂の 9球を投げた。「ああいう楽しいマウンドは初めて」。涙はない。さわやかに大勝負を終えた。

 外角低め速球を生命線に 486試合に投げて「77勝」。2008年から 3年連続開幕投手勝利は球団初だ。「まだ日本一のチャンスがある。今年日本一になってくれたら、現役中に日本一になれたと言える」と笑顔で言う。エールを送りつつ、 2度の優勝に貢献した好投手が球場を去った。

  6回裏阪神無死、代打新井良太内野手は左翼方向へ大飛球を放つもファウルとなる=阪神甲子園球場

 

 今季限りで引退する安藤優也投手が現役ラスト登板を終えた。

  8回に登板すると先頭の石川に左翼へ本塁打を許した。続く野本を 3ゴロに抑えたところで降板。ルーキーの才木浩人投手に託した。当初は登板は 1イニングと言われていたが「チームに迷惑かけられないし、ちょっと今日相談させてもらって『1人にさせてください』と」。最後までチームを一番に思った。

 現役最後のマウンドを降りる安藤には、球場全体から「安藤! 安藤!」と大きな安藤コールが送られた。試合後に行われた引退セレモニーにはたくさんのファンが残り、安藤のスピーチを見届けた。その声援に応えるかのように、場内一周では手を伸ばす 1人 1人のファンに丁寧に握手。「そうですね、本当に温かいファン、これが阪神ファンだと思うので、最後 1人 1人握手できる人に、感謝の気持ちを込めて握手しました」と15年間の感謝を込めた。

 これからCSへと向かうチームには「まだ日本一のチャンスはあるので。今年日本一になってくれたら現役中に日本一になれたと言えるので(笑)応援したいと思います」と笑顔でエールを送った。

 紙テープが舞う中、引退セレモニーで場内一周を行いファンにあいさつする安藤優也投手=阪神甲子園球場

 ありがとう、安藤-。今季限りでの引退を表明した安藤優也投手が10日、中日戦(甲子園)の 8回に現役最終登板。打者 2人に 9球を投げ、先頭に一発を浴びたが、最後は 3ゴロに打ち取った。タテジマ一筋16年、聖地でユニホームを脱ぎ、「幸せ者です」と万感の思いを語った。

 安藤! 安藤!! 16年間苦楽をともにした甲子園のマウンド。わき上がるファンの熱いコールを浴びながら、安藤が現役生活に別れを告げた。

 「あっという間の16年間。身体が弱く、けがが多かった自分が、まさか40の年まで現役でいられるとは夢にも思いませんでした。憧れの甲子園で最後、ユニホームを脱げる私は幸せ者です」

 ナインに胴上げされる安藤優也投手=阪神甲子園球場

  8回、金本監督が待つマウンドへ。ボールを手渡され、真剣勝負。石川に一発を浴びたが、野本を 3ゴロに打ち取ると、笑顔で仲間と握手を交わした。「大した能力もなく、大した選手ではありませんでしたが、自分の力を全て出し切ったと思っています」。

 球団初の「3年連続開幕戦勝利」など「77勝」。一度はあきらめたプロの道だった。大分雄城台高で甲子園出場はかなわず。法大では右肩を痛めて 4年間で「7勝」。卒業後は大分銀行に内定していた。

 「(安藤は)本当はプロでやりたいんです」-。当時ダイエー(現ソフトバンク)スカウトとして安藤を追っていた池之上氏(阪神球団本部課長)に、後に夫人となる泉さんが、そう言ったという。「あと 3、 4キロ球速が上がれば、プロでやれる」と池之上氏。あと少し。その言葉が安藤を再び、奮い立たせた。

 マウンド上で安藤優也投手にボールを渡す金本知憲監督=阪神甲子園球場

 法大時代の経験も「プロに入ってからすごく生きた」という。「(肩痛で) 5割くらいの力だから狙ったところに投げられた。その時期に感覚をつかんだ」。あとは感覚を染みこませる徹底的な投げ込みと肉体強化。プロ入り後は「変化を恐れずに進化し続けよう」と毎年のように挑戦を続けた。ダイエットは「大失敗だった」と苦笑いも、美しいフォームと抜群の制球力は、向上心と練習量の結晶だった。

  2軍が続いた今季。「防御率0点台」ながら 1軍から声はかからなかった。迎えた 8月。もう上がれないのか…。そう感じながら登板した 9日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)で 1回 3失点。「アカンね。締め直さないと。やっぱり気持ちって大きいな」。 1球 1球に魂を込めてきたからこそ、改めて気持ちの大事さを思い知った。

 会見する安藤優也投手=阪神甲子園新室内練習場

 この日は「自分の気持ちのこもったボールを投げようと思った」と胸を張ると「やっぱり打たれると悔しい」と、すがすがしい表情だった。

 「一度も日本一になれなかったことが唯一の心残り。仲間に託して、ユニホームを脱ぎたいと思います」。ナインの手で甲子園の空に「5度、舞った」。果たせなかった夢は確かに、託した。

☆安藤獲得時にスカウトだった阪神・池之上格球団本部課長

 「16年間よくがんばった。お疲れ様。思い入れが強い選手ですし、ダイエーのスカウト時代から見てきて、阪神のスカウトになった2001年に獲得にかかわった選手。『俺も 1年目。一緒にタイガースを変えよう』と。“同じ釜の飯を食った仲”であり、息子のよう。抜群の制球力、投球術はもちろん、頭が良い。自分で調整できる考える力と人間力を持った選手。そしてアマチュア時代から、内角を打たれたらサインに首を振って、もう一度内角に投げこむ度胸も。静かな闘争心をもった、すばらしい投手でした」。

 試合後、挨拶をする安藤優也投手=阪神甲子園球場

 この日が引退登板だった安藤優也投手は 8回に登板し中日石川に被弾したが一死を取って笑顔でマウンドを去った。試合後の会見は以下の通り。

-今の心境は

 安藤 一番はほっとしています。

-今日は出番を待つ間はいつもと違う感じがあったか

 安藤 いや、いつもと一緒でブルペンで肩を作っていました。 1年間 1軍で投げられませんでしたけど、 1年前のことを思い出しました。

- 1年前のことと言うと

 安藤 昨年ここで、何回も肩を作ったなと。

 引退セレモニーで藤川球児投手(右)から花束を受け取る安藤優也投手=阪神甲子園球場

-安藤コールも大きかった

 安藤 本当に今日は一段と声援も大きくて、自分の気持ちのこもったボールを投げようと思っていたんですけど、ホームラン打たれてしまって。引退するということであれなんですけど、やっぱり打たれると悔しいですね。

-新井のファインプレーでアウト

 安藤 良太も最後の日ということで、最後ファインプレーしてくれたっていうのはうれしかったです。

-金本監督がマウンドに待っていたが言葉はかけられたか

 安藤 「きっちり 1人でアウトが取れたら代わろうか。もし打たれたら次も行こう」と。

 引退セレモニーで藤川球児投手から花束を受け取った安藤優也投手=阪神甲子園球場

-大きな安藤コールがあった

 安藤 一言、うれしかったです。それ以外の言葉はないですね。プロに入ってなかなか試合で楽しむことが無くて、緊張しましたけど最後はマウンドを楽しめたと思います。

-15年間一線で投げられたのは

 安藤 一番はやっぱり進化し続けようと思って、変化を恐れず、失敗もしましたけど、向上心を持ってやっていけたので15年間出来たんじゃないかと思います。

-一番うまくいった変化は

 安藤 一番うまくいったのは…うまくいったことは記憶にないですね。うまくいかなかったことのほうが記憶にある。

-一番うまくいかなかった思い出は

 安藤 一番は減量したことですかね(笑い)。自分の思うようなボールがなかなか投げられなくて。

 花束を受け取った安藤優也投手=阪神甲子園球場

-進化の原動力は

 安藤 いろいろけがもしましたし…一番の思いは甲子園で投げたいという気持ちですね。

-甲子園はどんな場所

 安藤 野球を始めた頃からあこがれの場所だったので、そこが仕事場になるというのは自分の中で誇りでした。

-胴上げされた気分は

 安藤 胴上げされた記憶が無いので、胴上げの気分が味わえて良かった。最高でした。

 引退セレモニーで藤川球児投手らから花束を受け取った安藤優也投手=阪神甲子園球場

-お子さんから花束も

 安藤 緊張した表情をしてましたけど、打たれましたけど、自分の投げてるところを見せられて良かったです。

-CSへ向かうチームメートにエールを

 安藤 まだ日本一のチャンスはあるので、今年日本一になってくれたら現役中に日本一になれたと言えるので(笑い)、応援したいと思います。

-ファンに向けて

 安藤 本当に日本一、いや世界一のファンだと思います。15年間いつも背中を押し続けてくれて感謝しかありません。

  8回、登板した安藤優也投手=阪神甲子園球場

-今日一番楽しめたと感じた時は

 安藤 ピッチング練習から、マウンド上った時から 1球 1球楽しかったです。ああいう楽しいマウンドは初めてだと思います。

 【囲み取材】

-今日投げてみて

 安藤 まあプロの 1軍レベルでは厳しいかな(笑い)。

-最初真っすぐを続けたが

 安藤 ちょっと最初真っすぐで行きたかったんですけど、ファウルされて粘られて、勝負つかないかなと思って、最後三振狙いに行ったんですけど、ど真ん中でしたね。

  8回、新井良太内野手と握手を交わしマウンドを降りる安藤優也投手=阪神甲子園球場

-イニングは言われていた

 安藤 そうですね、 7回か、 8回かと。最初 1イニングという話をしていたんですが、まあチームに迷惑かけられないし、ちょっと今日相談させてもらって、「 1人にさせてください」と。

-チーム全体がいいムードだった

 安藤 ドメさん(福留)もスーパーキャッチしてくれてホームランも打ってくれたので、僕のためにしたわけじゃないと思うんですけど(笑い)、同じ年でキャプテンとして頑張ってくれて、是非日本一になってほしいですね。

  8回、ベンチに戻る安藤優也投手を出迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

-場内一周で丁寧にファンと握手していた

 安藤 そうですね、本当になかなか温かいファン、これが阪神ファンだと思うので、本当に最後 1人 1人、握手できる人に、感謝の気持ちを込めて握手しました。

-今後は

 安藤 正直、ゆっくりしたいです(笑い)。

-ブルペンに金本監督がいるとは

 安藤 いてくれるかなっていう思いはありましたけど、言葉をかけてくれてうれしかった ですね。

  8回、現役最後の登板を終え、金本知憲監督に迎えられる安藤優也投手=阪神甲子園球場

 今季限りで引退する阪神安藤優也投手が現役ラスト登板を打者 2人、 1安打 1失点で終えた。登板前に金本知憲監督から声を掛けられた。

 「きっちり 1人でアウトを取れたら代わろうか。もし打たれたら次も行こう」。

 その他の一問一答は以下の通り。

─メッセンジャーは完璧だった

 金本監督 よかったね。ベースカバーにいっていたし、安心しました。

─球団タイの7連続奪三振

 金本監督 頭になかった。今日の状態、ボールしか見てなかった。

─最終戦を勝利で締めくくった

 金本監督 甲子園で2つ勝てて、いい形で入れるのかなと。

 金本知憲監督=東京ドーム (2017年10月 1日撮影)

─今季は「78勝61敗4分け」

 金本監督 優勝を目指してやってきたので、悔しさはある。

─投手や打線で手応えはある

 金本監督 若手の底上げとか去年なかったリリーフの確立。孝介はある程度、休みを与えれば、結果を出してくれるのも見えてきた。今年はけが人が出た。糸井や糸原、大和、(西岡)剛、鳥谷も顔面に受けたり、相変わらずメンバーが固定できない状況。先発も誰を投げさせようかという時期もあった。その中で貯金「17」は本当に選手たちが、がんばって、みんなでカバーし合った結果。たたえてあげたい、選手はよくやったと思う。

─安藤にマウンドで声をかけていた

 金本監督 それはしようもない話(笑い)。

◇安藤 優也(あんどう・ゆうや)

 投手。1977(昭和52)年12月27日生まれ、39歳。大分県出身。大分雄城台高校から法政大學、トヨタ自動車を経て、「2002年ドラフト自由獲得枠」で阪神入団。同年 4月 7日のヤクルト戦(神宮)で初登板、同14日の横浜戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げた。2008年に自己最多13勝。2008-2010年に 3年連続開幕投手を務め、2013年から昨季まで 4年連続「50試合以上登板」。 1メートル84、99キロ。右投げ右打ち。年俸8800万円。背番号「16」。

 

 今季限りで現役を引退した安藤優也投手が来季、入閣することが10日、分かった。ファームのコーチに就任する予定で、育成を担当するとみられる。

 球団は 9月15日の引退会見後から、ファームのコーチなどポストを打診。球団首脳は「チームの全ての日程が終わった後には、正式に発表できると思う」と明かした。

 洗練された投球フォームと卓越した投球術で通算「77勝。11セーブ76ホールド」など先発、中継ぎ両方で活躍し、2003、2005年の優勝に貢献。今季も2軍で若手に積極的にアドバイスを送り、経験と知識を伝授。人望も厚く、球団内では指導者として期待が大きい。

 阪神はすでに掛布雅之 2軍監督、古屋英夫 2軍野手チーフ兼育成コーチ、久保康生 2軍投手チーフコーチ、今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチの退団を発表。今後、 1、 2軍ともコーチの人事を調整し、チームの全日程が終了するまでに2018年の組閣を完成させる。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ


小野CSではリリーフ待機!金村投手コーチ示唆!マテオ、高橋、桑原がCSへ万全!1回0封登板!

$
0
0

小野泰己投手(23)がCSではロングリリーフ要員として待機することになった。この日は宮崎で行われたロッテ戦(KIRISHIMAサンマリン)で先発登板。 2回無安打無失点で好調な様子だった。投球を見つめた金村曉投手コーチ(41)はCSではリリーフ待機を示唆した。CSではブルペン待機することが濃厚になった。小野はこの日帰阪した。

マルコス・マテオ投手(33)、高橋聡文投手(34)、桑原謙太朗投手(31)の 3人が、ロッテ戦で調整登板を行った。CSでの登板を見据えたもので 1イニングに限定して登板。 3投手とも無失点に抑えた。投球を見守った金村投手コーチは期待を寄せた。 3人が 1回ずつを投げ、圧巻の 9人斬り。 3人で 3回を計28球で料理し、万全な状態をアピールした。先発で 2回を投げた小野から、マテオ→高橋と無安打無失点でつないだリレー。最後は桑原がたすきを受け取り、 3人で打ち取った。頼もしい女房役のアシストもあって、 1軍リリーフ陣がそろって 3人斬り。CSに向けて、最終チェックを完了だ。宮崎に派遣されていた金村 1軍投手コーチは納得顔の完璧な内容。 3投手はそのまま帰阪した。短期決戦は状況によっては桑原らを 5回から投入することも想定している。南国宮崎でも好調をキープしている鉄壁リリーフ陣が鍵になるのは間違いない。

12日のフェニックス・リーグ、西武戦(南郷)に先発予定の藤浪晋太郎投手(23)は11日、鳴尾浜で調整後、宮崎入りした。ショートダッシュなどで汗を流した。福原忍育成コーチ(40)も期待。去りゆく先輩のためにも、好投を披露する。

金本知憲監督(49)は11日、14日から始まるDeNA戦(甲子園)に向けてベテランに期待を込めた。ちょうど打線が低迷していた 9月末にも同じようにハッパをかけ、チームは上昇気流を描いた。主力がムードをつくり、それに若手、中堅がついて行く。2014年以来となる日本シリーズ進出へ-。12日から、全体練習を再開する。

今季限りの現役引退を決意した新井良太内野手(34)が11日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。スーツ姿で会見場に現れた新井は爽やかな表情で話した。現役ラストゲームとなった前日10日中日戦では、試合終了後に福留孝介外野手(40)らに促される形で、球場の中心からスタンドに向けて頭を下げた。引退についてはしみじみと話した。気持ちを前面に押し出すスタイルで誰からも愛された元気印は「下手くそで不器用で、それだけでやってきた。そのプレースタイルは貫けた」と、最後まで爽やかだった。新井良太内野手が11日、西宮市内の球団事務所で会見し、現役引退を発表した。12年間のプロ野球人生を振り返りファンや首脳陣、チームメートへの感謝を述べた。最後まで良太らしい笑顔を浮かべながら、虎の元気印が現役生活にピリオドを打った。今後については「まだ何も決まっていないので、ゆっくり考えたい」というが、周囲を笑顔にする明るさは大きな魅力。いつの日かまた、素敵な良太スマイルを見せてほしい。

野球の独立リーグ、BCリーグ滋賀の監督を今季限りで退任した阪神OB、上園啓史氏(33)が、来季から阪神球団の営業スタッフとして“古巣”に復帰することが11日、明らかになった。上園氏は東福岡高校から武蔵大學を経て、2007年大学・社会人ドラフト 3巡目で阪神に指名され入団。 1年目からローテーション入りを果たし、「8勝(5敗)」を挙げて同年のセ・リーグ新人王、サンスポMVP新人王に輝いた。しかし、 2年目以降は成績が伸び悩み、2011年暮れには交換トレードで楽天に移籍。しかし、 4年間過ごした新天地でも「1勝」も挙げられず、2015年限りで引退した。阪神へは 7年ぶりの復帰。職務は正式には決まってないが、球団営業部が推進している野球振興、タイガースジュニアベースボールスクール(仮称)部門のサポートなどが有力視されている。記事をまとめてみました。

 

 みやざきフェニックスリーグ<阪神 3- 0ロッテ>◇11日◇KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 小野泰己投手がCSではロングリリーフ要員として待機することになった。

 この日は宮崎で行われたロッテ戦(KIRISHIMAサンマリン)で先発登板。 2回無安打無失点で「いい内容だったかなと思います」と好調な様子だった。

 投球を見つめた金村投手コーチは「今いる(救援の) 7人だけでは厳しいので、延長とかになれば任せたい」とCSではリリーフ待機を示唆した。

 先発し 2回無失点の小野泰己投手=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 先発したD 2位・小野は 2回を投げて、無安打無失点。CSではブルペン待機することが濃厚になった。

 「変化球でストライクを取れたのは良かった。毎試合投げられるチャンスがあればそこに向かって調整していきたいです。CS前にいい内容だったかなと思います」と振り返った。金村投手コーチは「ブルペン陣の一員としてリリーフ待機してもらう予定。 7人では足りない部分もあるだろうから」と説明。小野はこの日帰阪した。

 試合前、キャッチボールする小野泰己投手=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 

 マルコス・マテオ投手、高橋聡文投手、桑原謙太朗投手の 3人が、ロッテ戦で調整登板を行った。

 CSでの登板を見据えたもので 1イニングに限定して登板。 3投手とも無失点に抑えた。

 投球を見守った金村投手コーチは「文句ないです。予定通りでひと安心。CSに万全な状態で臨めるようにしてほしい」と期待を寄せた。

 「2番手」で登板したマルコス・アウレリオ・マテオ投手=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 阪神の桑原謙太朗投手、マルコス・マテオ投手、高橋聡文投手が11日、みやざきフェニックス・リーグ、ロッテ戦(サンマリン宮崎)に、リリーフで登板。 3人が 1回ずつを投げ、圧巻の 9人斬り。 3人で 3回を計28球で料理し、万全な状態をアピールした。

 盤石の無失点リレーで、若手のロッテ打線を封じ込んだ。 5回、伊志嶺が打ち上げた右飛を板山が捕球すると、 9人斬りが完成した。先発で 2回を投げた小野から、マテオ→高橋と無安打無失点でつないだリレー。最後は桑原がたすきを受け取り、 3人で打ち取った。

  5回から「4番手」で登板し、打者 3人で抑えた桑原謙太朗投手。CSに向けて万全だ=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 「とにかくゼロで抑えられたことはよかったです。ヒットを打たれた後に抑えることができてよかったです」

  5回に「4番手」で登板した桑原は、 1回を 1安打無失点。「4番」から始まる好打順も 3人で終わらせた。唯一の安打は一死から。細谷に、 3塁ベースに当たって左翼線へ落ちるアンラッキーな当たりを浴びて記録は 2塁打に。しかしその直後の打席の 2球目で、坂本が 3盗を刺した。頼もしい女房役のアシストもあって、 1軍リリーフ陣がそろって 3人斬り。CS向けて、最終チェックを完了だ。

 「2番手」マルコス・マテオ投手は 3回を 3人斬り=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 「2番手」マテオは 3回から登板し、 8球で 3人で打ち取り、下位打線を封じた。

 「シーズンが終わってから全然投げられていなかったので、とにかく投げたいという気持ちでした。14日に向けていい調整ができたと思います」

  4回から「3番手」で投げた高橋は、左打者 2人を含む打者 3人を 9球で料理。 3人目の香月を外角 138キロで見逃し三振に仕留めた。「狙って三振を取れたのでよかったです。(CSも)毎試合でも準備しています。全部投げるつもりでいます」と力を込めた。

 「3番手」高橋聡文投手も 4回を無失点=KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎

 宮崎に派遣されていた金村 1軍投手コーチは「文句ないです。打者に対する感覚をやしなってほしいという目的で宮崎にきてもらってそれなりに投げられた。一安心ですね」と納得顔の完璧な内容。 3投手はそのまま帰阪した。

 短期決戦は状況によっては桑原らを 5回から投入することも想定している。南国宮崎でも好調をキープしている鉄壁リリーフ陣が鍵になるのは間違いない。

 

 キャッチボールする藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

 12日のフェニックス・リーグ、西武戦(南郷)に先発予定の藤浪は11日、鳴尾浜で調整後、宮崎入りした。ショートダッシュなどで汗を流し「(状態は)悪くないので」と話した。前日10日の中日戦(甲子園)で現役を引退した安藤について「自分が 1年目のときから、すごくお世話になりました。ロッカーも近くて、いろんな話をしてもらいました」としみじみ。福原育成コーチも「自分のボールに集中してくれれば」と期待。去りゆく先輩のためにも、好投を披露する。

 

 CS突破へ、キーマンは、やはりベテラントリオ-。

 金本知憲監督は11日、14日から始まるDeNA戦(甲子園)に向けて「キーマンといえば、野手でいえば、あの 3人(福留、糸井、鳥谷)ですよ。あの 3人が、しっかりとした姿で背中でプレーで結果で全部で引っ張ってくれて」とベテランに期待を込めた。

 ちょうど打線が低迷していた 9月末にも同じようにハッパをかけ、チームは上昇気流を描いた。

 主力がムードをつくり、それに若手、中堅がついて行く。「うまいこと、みんなが助けあえれば、補えれば。そうやっていくしかないでしょう」。2014年以来となる日本シリーズ進出へ-。12日から、全体練習を再開する。

 

 今季限りの現役引退を決意した新井良太内野手(34)が11日、西宮市内の球団事務所で引退会見を行った。

 スーツ姿で会見場に現れた新井は「私、新井良太は今シーズンを持ちまして引退させていただきます」と爽やかな表情で話した。

 現役ラストゲームとなった前日10日中日戦では、試合終了後に福留らに促される形で、球場の中心からスタンドに向けて頭を下げた。一夜明けたこの日、「泣くのを我慢するのに必死でした。いろんなこと、思いが走馬灯のように駆けめぐった」と、笑った。

 さわやかな笑顔を見せた新井良太内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 引退については「今年は一番強い覚悟で臨んだ。そういうシーズンでしたので。腹をくくった。数字のケジメをとらないといけない」と説明。広島の兄貴浩には早い段階で相談していたようで「お前が決めたらいいと親身になってくれた。自分の一番の味方であり、兄の一番の味方は僕だと思っている」としみじみと話した。

 気持ちを前面に押し出すスタイルで誰からも愛された元気印は「下手くそで不器用で、それだけでやってきた。そのプレースタイルは貫けた」と、最後まで爽やかだった。

 引退会見ですがすがしい表情を見せた新井良太内野手。今後は未定だという=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 新井良太内野手が11日、西宮市内の球団事務所で会見し、現役引退を発表した。12年間のプロ野球人生を振り返り「最高の12年間を皆様のおかげで送れました。感謝しています」とファンや首脳陣、チームメートへの感謝を述べた。最後まで良太らしい笑顔を浮かべながら、虎の元気印が現役生活にピリオドを打った。

 笑いの絶えない、引退会見だった。前夜とは違い、その目に涙はない。良太スマイルで、現役生活に別れを告げた。感謝、感謝、感謝-。律義な男は、監督、コーチ、チームメート、ファンに対する熱い思いを口にした。

 「中日で 5年間、阪神では 7年間、こんな僕をたくさん応援していただいて、励ましていただいて、本当にありがとうございました。最高の12年間を皆様のおかげで送れました。感謝しています」

 感傷に浸ることなく「スッキリ」した様子。前日10日の中日戦(甲子園)では引退セレモニーに臨んだ安藤や福留、鳥谷の計らいで 5度の胴上げ。場内も一周した。ファンにも直接感謝を伝え「本当に感謝しかないですね」と頭を下げた。

 引退会見に臨む新井良太内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

 左翼席では古巣の中日ファンも「良太」というプラカードを掲げ、大きな拍手。みんなに愛されていたことを実感した。

 「野球をやらせてもらった」と振り返った現役生活。山あり谷ありだった。死球を受けてベンチ裏で治療中、知らぬ間に代走を送られた中日時代。「戻ってきたら『あれ? 代走?って』。あれから痛いかゆいは言わないように決めた」と試合に出続ける重要性を知った。阪神では片岡打撃コーチと「二人三脚」で打撃フォームを作り上げ、2013年は「開幕4番」にまで成長。「そこから奪い取る、つかみ取るというところまでいけなかった。自分の未熟さ」と悔やんだが、あの豪快なアーチにファンは何度も夢を見させてもらった。

 「ファンの方があってのプロ野球だとずっと思ってきましたし、改めて野球をやらせてもらったという感謝しかないですね」

 今後については「まだ何も決まっていないので、ゆっくり考えたい」というが、周囲を笑顔にする明るさは大きな魅力。いつの日かまた、素敵な良太スマイルを見せてほしい。

 引退会見に臨む新井良太内野手=兵庫県西宮市の阪神球団事務所

★兄は一番の味方

 新井は引退に揺れる思いを、兄の新井貴浩(広島)に 7月中旬から相談していたことを明かした。兄には「お前が決めたらいい。やる、やらん、どちらにしても、お前が決めたらいい」と言われたという。約 2週間前には決断を告げ、前日の試合後には電話で連絡。「お疲れ様」とねぎらいの言葉をもらった。貴浩が阪神在籍時にはアベック弾も経験。「自分の一番の味方であり、兄の一番の味方は自分だと思っています」。41歳になる来季も現役を続ける兄をこれからも弟として応援していく。

◇新井 良太(あらい・りょうた)

 内野手。1983(昭和58)年 8月16日生まれ、34歳。広島県出身。広陵高校、駒澤大學を経て2006年大学生・社会人D 4巡目で中日入団。2010年 6月 9日の楽天戦(Kスタ)でプロ初本塁打。2010年オフにトレードで阪神移籍。兄・貴浩と同一チーム所属になった。「通算630試合、打率0.238、40本塁打、151打点」。 1メートル88、99キロ。右投げ右打ち。年俸2100万円。背番号「32」。

 

 新人王が帰ってくる!! 野球の独立リーグ、BCリーグ滋賀の監督を今季限りで退任した阪神OB、上園啓史氏が、来季から阪神球団の営業スタッフとして“古巣”に復帰することが11日、明らかになった。

 上園氏は東福岡高から武蔵大を経て、2007年大学・社会人ドラフト 3巡目で阪神に指名され入団。 1年目からローテーション入りを果たし、「8勝(5敗)」を挙げて同年のセ・リーグ新人王、サンスポMVP新人王に輝いた。

 しかし、 2年目以降は成績が伸び悩み、2011年暮れには交換トレードで楽天に移籍。しかし、 4年間過ごした新天地でも「1勝」も挙げられず、2015年限りで引退した。NPB通算成績は「67試合登板、15勝14敗、防御率3.88」。

 阪神時代の上園啓史氏。入団した2007年、「8勝」を挙げて、新人王に輝いた

 2017年は独立リーグの監督として後進の指導に携わり、今季は選手登録して登板する機会もあった。

 阪神へは 7年ぶりの復帰。職務は正式には決まってないが、球団営業部が推進している野球振興、タイガースジュニアベースボールスクール(仮称)部門のサポートなどが有力視されている。

◇上園 啓史(うえぞの・けいじ)

 元投手。1984(昭和59)年 6月30日生まれ、33歳。福岡県出身。東福岡高校から武蔵大學を経て、2007年大学・社会人ドラフト 3巡目で阪神に入団。2007年 6月20日の楽天戦(甲子園)で初勝利。「8勝」を挙げ、新人王獲得。2011年に楽天に移籍。2015年に戦力外通告を受け、現役引退。2017年は独立リーグ、滋賀の監督に就任したが、退任した。 1メートル84、84キロ。右投げ右打ち。

 

 今年も「去る人・来る人」の時期になってきましたね。安藤投手といい、良太内野手といい本当にお疲れ様でした。上園が戻って来ると言うが、フロントのどこに入るかはまだ決まっていないようだ。どこになっても頑張って欲しいですね。

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

金本監督CSは大山の4番起用示唆!メッセンジャー、CS“開幕投手”へブルペン調整!石崎が侍入り!

$
0
0

阪神は12日、DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向け、甲子園球場で守備練習やフリー打撃などで調整した。金本知憲監督(49)は短期のCSでは10日の中日戦で「7号ソロ」を放った新人大山悠輔内野手(22)の「4番」起用も示唆した。“クライマックスシリーズ(CS)男”になることを期待した。若虎はときに急激な成長を遂げる。しかもチームにとって“劇薬”になることがある。大山が、まさにそれ。ここにきて状態を戻してきたルーキーに、金本監督が“CS男”の道を用意する。14日のCS開幕を前に午前10時から甲子園で全体練習を再開。鋭い打球を放ち続けた大山の話題になるとえびす顔をみせた。CS初戦の「1塁スタメン」起用を決定的としたのは10日の中日戦だった。 1塁を中谷将大内野手(24)か大山かで悩んでいた将は大山を未経験の 2塁にまわし、最終試験をした。結果、大山は「3打数2安打1本塁打4打点」。一方で中谷は「4打数無安打2三振」…。「今の状態がな。大山の方がいいかもね」とルーキーに軍配を上げた。糸井嘉男外野手(36)、福留孝介外野手(40)、大山のクリーンアップを組むことが予想される。が、大山のバットが今、旬であることがわかればCS史上初となる「新人4番」もありうる!?日本シリーズに進出した2014年は、西岡剛内野手(33)がCSで「打率0.370(27打数10安打)」。大爆発してチームを加速させた。さぁ、次は大山の番だ。

14日にDeNAを本拠地に迎えてクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが開幕する。阪神の先発ローテーションが12日、決定的となった。第 1戦はランディ・メッセンジャー投手(36)、第 2戦は秋山拓巳投手(26)。第 3戦があれば、能見篤史投手(38)が先発する。曇天の甲子園には決戦間近の緊張感が漂っていた。そんななか、メッセンジャーがブルペン入りして調整。CSの“開幕投手”を任されることが確実となった。今季チーム最多「12勝」を挙げた秋山、 9月28日のDeNA戦(横浜)で完投勝利を挙げた能見が先発する可能性もあったが、57球と球数も少なくダメージもないため大黒柱の男気も買って、中 3日での登板が決定的となった。金本阪神の“三本の矢”がDeNA打線を封じ込め、次なるステージへの道を切り開く。

藤浪晋太郎投手(23)が今季、フェニックス・リーグに初登板。西武戦(南郷)で先発して 7回 1安打無失点、11奪三振と好投した。右打者 5人が並ぶ打線を苦にせず、日本シリーズでの 1軍昇格へ向けて、猛アピールした。試合は原口文仁捕手(25)のソロで 1- 0で勝利した。 7回二死、右打者の駒月へ投じた初球が抜け、左肩付近に当ててしまった。今季は死球からモロく崩れることがたびたびあった藤浪だが、冷静だった。続く右打者・熊代をカットボールで見逃し三振に仕留めて、マウンドを降りた。死球で崩れなかったことも収穫なら、それまでの投球も抜群だった。許した安打は内野安打 1本だけ。11三振を奪う力投で復活を印象づけた。 9月28日のウエスタン・広島戦(甲子園)から 2戦連続で好投。最後の昇格チャンスに向けて、また一歩前進した。

稲葉ジャパンの初陣となる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16~19日、東京ドーム)に、阪神から石崎剛投手(27)が選ばれた。石崎はチームの今季最終戦、10日の中日戦(甲子園)に「2番手」で登板し、プロ初勝利をマーク。常時 150キロを超える速球を武器に、 1軍戦力として台頭してきた。そういった活躍が認められての代表入りに意気込みを語った。

阪神は12日、オフィシャルファンサービスメンバー「Tigers Girls」の2018年度メンバーオーディションを開催すると発表した。条件は18歳以上の女性(2018年 3月高校卒業見込みは可)など。募集期間は10月13日から11月20日。記事をまとめてみました。

 

 阪神は12日、DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向け、甲子園球場で守備練習やフリー打撃などで調整した。金本監督は短期のCSでは「調子のいい人を使っていかないと」と話し「(打線の)並びによってはあるかもしれない」と、10日の中日戦で「7号ソロ」を放った新人大山の「4番」起用も示唆した。

 フリー打撃で鋭い打球を飛ばした大山は「一時より振れている感覚はある。大事な試合なのでしっかり準備したい」と意気込んだ。

 外野芝生でバットを手にする金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督が12日、大山悠輔内野手に“クライマックスシリーズ(CS)男”になることを期待した。今季最終戦だった10日の中日戦(甲子園)で一発を放ったように、打撃の調子はグングン上昇中。CS史上初となるルーキーの「4番」起用にも含みをもたせ、状態のよさを最優先に対DeNAのオーダーを組む。

 若虎はときに急激な成長を遂げる。しかもチームにとって“劇薬”になることがある。大山が、まさにそれ。ここにきて状態を戻してきたルーキーに、金本監督が“CS男”の道を用意する。

 「だいぶいいね、状態が。疲れもちょっと取れてきたんかな…と」

 大山悠輔内野手は好調キープでCSへ。短期決戦の起爆剤になるゾ=阪神甲子園球場

 14日のCS開幕を前に午前10時から甲子園で全体練習を再開。鋭い打球を放ち続けた大山の話題になるとえびす顔をみせた。

 CS初戦の「1塁スタメン」起用を決定的としたのは10日の中日戦だった。 1塁を中谷か大山かで悩んでいた将は大山を未経験の 2塁にまわし、最終試験をした。結果、大山は「3打数2安打1本塁打4打点」。一方で中谷は「4打数無安打2三振」…。「今の状態がな。大山の方がいいかもね」とルーキーに軍配を上げた。

 相性度外視といってもいいだろう。大山はDeNA戦で「打率0.186」。 1戦目が濃厚な今永には「3打数1安打」も、 2戦目が見込まれるウィーランドには「4打数無安打」。それでも勢いがモノをいう短期決戦だからこそ、デキを重視した。

 「今、調子のいい者を使っていかんと。長い戦いを見すえて戦うわけじゃないんだから。基本的にはいい選手を、調子のいい選手、ノッている選手を使っていく」

 金本知憲監督は大山悠輔内野手について“4番もある”。エッ、ホンマに!?=阪神甲子園球場

 糸井、福留、大山のクリーンアップを組むことが予想される。が、大山のバットが今、旬であることがわかれば「(打線の)並びによってはあるかもわからん」と「4番」抜てきを示唆した。CS史上初となる「新人4番」もありうる!?

 大山は「一時よりも振れている感覚があります。調子がよくても試合で打たないと意味がないので。負けられない試合だと思います。しっかり準備をしたいです」と表情を緩めることなく、クラブハウスに戻った。

 日本シリーズに進出した2014年は、西岡がCSで「打率0.370(27打数10安打)」。大爆発してチームを加速させた。さぁ、次は大山の番だ。

 ロングティーをする糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

☆阪神新人のCS出場あらかると

★上園啓史:武蔵大學から2007年大学・社会人D 3巡目で入団。先発ローテの一角として17試合で「8勝5敗、防御率2.42」と活躍した。チームは 3位でCS進出。中日との第 1ステージ(ナゴヤドーム)で第 2戦に先発も、 1回「3安打1本塁打5失点」でKO。チームは「2連敗」で敗退。

★俊介:近畿大學から2010年D 5位で入団。 1年目から 124試合に出場して「打率0.255、1本塁打、10打点」。チームは「2位」でCSに進出し、巨人と第 1戦(甲子園)で代打で右前打を放った。チームは「2連敗」で敗退。

★江越大賀:駒澤大學から2015年D 3位で入団。 1年目は56試合で「打率0.214、5本塁打、16打点」。チームは「3位」で巨人とのCS(東京ドーム)に進出し、 3戦ともに「7番・中堅」で先発出場。第 2戦では「2安打」を放った。チームは「1勝2敗」で敗退した。

 

 14日にDeNAを本拠地に迎えてクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが開幕する。阪神の先発ローテーションが12日、決定的となった。第 1戦はランディ・メッセンジャー投手、第 2戦は秋山拓巳投手。第 3戦があれば、能見篤史投手が先発する。

 曇天の甲子園には決戦間近の緊張感が漂っていた。そんななか、メッセンジャーがブルペン入りして調整。CSの“開幕投手”を任されることが確実となった。

 メッセンジャー投手がCS開幕投手。頼んまっせ~!=阪神甲子園球場

 右足腓骨(右足首)骨折から 1軍復帰した10日の中日戦(甲子園)は 4回 1安打無失点。 8奪三振と完全復活を印象づけた。登板翌日の11日には右足について「モンダイナイ」と万全を強調。今季チーム最多「12勝」を挙げた秋山、 9月28日のDeNA戦(横浜)で完投勝利を挙げた能見が先発する可能性もあったが、57球と球数も少なくダメージもないため大黒柱の男気も買って、中 3日での登板が決定的となった。

  2戦目は秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 第 2戦は秋山の先発が濃厚。能見、岩貞と違い秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に派遣されることなく調整を続けてきた。 5日の中日戦(甲子園)から中 9日となるが「状態もコンディションも時間をあけてよくなった。問題ありません」と鼻息は荒い。 1戦目をモノにすれば、突破がかかる重要な一戦をあずかる。

  3戦目があれば能見篤史投手が先発予定だ=阪神甲子園球場

 仮に第 3戦までもつれれば能見の出番だ。フェニックス・リーグで登板した 9日の巨人戦(サンマリン宮崎)で「4回4安打2失点(自責0)」。「感覚としては、(間隔が)あくよりは打者相手に投げていた方がね」と実戦調整を歓迎していた。レギュラーシーズンの直近の一戦で完投勝利した実績は重い。

 金本阪神の“三本の矢”がDeNA打線を封じ込め、次なるステージへの道を切り開く。

 

 フェニックス・リーグ<阪神 1- 0西武>◇12日◇南郷球場

 藤浪晋太郎投手が今季、フェニックス・リーグに初登板。西武戦(南郷)で先発して 7回 1安打無失点、11奪三振と好投した。右打者 5人が並ぶ打線を苦にせず、日本シリーズでの 1軍昇格へ向けて、猛アピールした。試合は原口文仁捕手(25)のソロで 1- 0で勝利した。

  7回二死、右打者の駒月へ投じた初球が抜け、左肩付近に当ててしまった。今季は死球からモロく崩れることがたびたびあった藤浪だが、冷静だった。続く右打者・熊代をカットボールで見逃し三振に仕留めて、マウンドを降りた。

 「カウントがよかったら、普通に投げられると思います。(死球は)そんなに気にすることはなかったです」

 藤浪晋太郎投手は 7回無失点、11奪三振の好投。死球を出しても崩れなかった=南郷球場

 死球で崩れなかったことも収穫なら、それまでの投球も抜群だった。許した安打は内野安打 1本だけ。11三振を奪う力投で復活を印象づけた。

 高橋 2軍投手コーチは「素晴らしい。球の質がよかった」と太鼓判を押すと「 1軍の戦力として見てもらっていると思うし、そういう枠に入るピッチャー」。CS期間中は宮崎で投げるため、昇格があるとすれば虎が日本シリーズに進出した場合だ。山田 2軍監督代行も「きょうのピッチングを自信にしてほしい。いつ(上に)呼ばれるかわからないからね」とスタンバイ完了を強調した。

  9月28日のウエスタン・広島戦(甲子園)から 2戦連続で好投。最後の昇格チャンスに向けて、また一歩前進した。

 藤浪晋太郎投手は 7回、死球を与えて打者に謝罪する=南郷球場

 

 稲葉ジャパンの初陣となる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16~19日、東京ドーム)に、阪神から石崎剛投手が選ばれた。

 石崎はチームの今季最終戦、10日の中日戦(甲子園)に「2番手」で登板し、プロ初勝利をマーク。常時 150キロを超える速球を武器に、 1軍戦力として台頭してきた。

 そういった活躍が認められての代表入りに「すごく光栄なことです。期待に応えられるように頑張りたい。(チームとして)クライマックスシリーズが残っているので、 1つ 1つの目の前のことをしっかりやっていきたい」と意気込みを語った。

 キャッチボールする石崎剛投手=阪神甲子園球場

 

 阪神は12日、オフィシャルファンサービスメンバー「Tigers Girls」の2018年度メンバーオーディションを開催すると発表した。

 条件は18歳以上の女性(2018年 3月高校卒業見込みは可)など。募集期間は10月13日から11月20日。詳細は阪神球団公式ホームページ

 

2018年シーズンで結成5年目を迎える阪神タイガースオフィシャルファンサービスメンバー「Tigers Girls」2018年メンバーのオーディションを開催いたします。

また、オーディション開催に先立ち、オーディション参加を希望・検討されている方を対象に「Tigers Girlsオーディション準備クラス」体験会も実施いたします。

応募方法 下記より応募用紙(PDF)をダウンロード後A4サイズで印刷し、必要事項を記入、写真 2枚( 3か月以内に撮影した全身と上半身各 1枚)を同封のうえ、封書にて下記までご送付ください。

ファンサービスメンバー「Tigers Girls」オーディション応募用紙ダウンロード(PDF)

応募書類送付先

〒553-0001 大阪市福島区海老江1-1-31 阪神野田センタービル10F

株式会社阪神コンテンツリンク内

阪神タイガース Tigers Girls 2018オーディション係

応募締切

2017年11月20日(月)必着

備考

※応募用紙にご記入いただいた個人情報は、本オーディションの採用選考以外の目的では使用いたしません。また、残念ながら採用に至らなかった方の個人情報は、当該採用選考の終了後、適切な方法で速やかに破棄いたします。

(阪神球団公式ホームページより一部抜粋)

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

金本監督が必勝宣言!糸井、フリー打撃で追い風8発!秋山、初体験のCS初登板も気負いなし冷静!

$
0
0

一戦必勝や! 阪神は14日、DeNAを本拠地甲子園に迎え、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに挑む。金本知憲監督(49)は13日の練習後、「何が何でも勝つ」と必勝宣言。1「4番」は主将の福留孝介外野手(40)を据え、今季の虎の戦い方を踏襲することを誓った。 3年ぶりとなる日本シリーズ進出、そして、32年ぶりの日本一へ-。勝つ、勝つ、勝つ!!霧雨が舞う。重そうな雲と冷たい風が、決戦前日のムードを高めた。金本監督がバックスクリーンを背に仁王立ちした。午前10時から練習開始。投内連係、シートノック、フリー打撃など、およそ 2時間の最終調整を終えた。練習メニューは前日とほぼ同じ。それでも糸井嘉男外野手(36)がサク越えを連発し、福留孝介外野手(40)が走塁や守備と入念に汗を流すなど、選手それぞれに打倒・DeNAへの意識の高さをうかがわせた。自立した主力たちの姿が頼もしかった。「1番」・俊介外野手(30)で始まり、糸井、福留、大山悠輔内野手(22)のクリーンアップが軸を務め、ポイントゲッター「6番」・鳥谷敬内野手(36)へと続く。もちろん、短期決戦である以上、状態次第で組み替える可能性はあるが、まずは相手の先発投手に左右されず今季「2位」に躍進した役者たちをスタメン表に刻む。育成と勝利の二兎を追う中であえて 2年契約を希望し、今季にかけた。来季続投は事実上、決定しているが「超変革」「挑む」 2年間の集大成をみせるためには勝つしかない。日本一への戦いが始まる。

14日に甲子園球場で開催されるセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第 1戦は悪天候が予想されている。中止になった場合は順延されるが、ファイナルステージが18日に開幕するため、予備日は 1日しかない。 3試合制で、中止や引き分けが絡み、勝敗が同じ場合は「2位」の阪神がファイナルステージに進出する。

大山悠輔内野手は13日、14日から開幕するクライマックスシリーズにおいて金本監督からポイントゲッターの 1人に挙げられた。レギュラーシーズンと同様に主軸として期待が懸かり、「頑張ります」。今季最終戦となった10日中日戦では「7号ソロ」を含む「2安打4打点」と当たっているだけに勢いよく乗り込みたいところだ。

糸井嘉男外野手が14日、フリーエージェント(FA)移籍 1年目のクライマックスシリーズ(CS)に出陣する。13日の全体練習では、フリー打撃で右翼席中段に何度も突き刺し、「44スイングでサク越え8本」を放った。この時期の甲子園は浜風とは逆の“追い風”が吹き、悪天候ならさらにその傾向が強まる。天をも味方につける超人が、虎を高みへ連れていく。決戦の前の静けさに包まれた本拠地で、超人がド派手な予行演習を終えた。何度も立ちはだかった壁、浜風はもうない。「44スイングで8発」。日本一へと踏み出す甲子園で、追い風を捉えた。 8日のフリー打撃では「37スイングでサク越え3本」だった。12日は「41スイングで7本」を放ったが、しっくり来ない様子で首をかしげながら引き揚げていた。そして迎えたCS前日のこの日、ついに爆発だ。まずは左の打撃投手から「4本塁打」。さらにケージを移り、右投手と向き合ってからが圧巻だった。いきなり「右越え、バックスクリーンへ2連発」。そして後半にも、「右中間席と右翼席中段に2連発」。計「44スイングで8発」を放った。片岡篤史打撃コーチ(48)も願ってやまない。DeNAはセ・リーグ 1年目の今季、糸井が 5球団のうち最も得意とし、「打率0.347、3本塁打、15打点」と打ちまくった相手でもある。さえぎるものは何もない。一気に、上を目指す。

秋山拓巳投手(26)はCSを前に気負いはない。プロ 8年間でプレーオフでの登板は一度もない。14日から開幕する大舞台を前に活躍を誓った。今季の与四球率は両リーグ最少を誇り、 9イニング投げて「0.90個」。無駄な四球からの失点というケースはなかった。抜群の制球力を武器に挑むところだ。

阪神が立教大學の熊谷敬宥遊撃手( 4年=仙台育英)を上位候補にリストアップしていることが13日、分かった。26日のドラフト会議では、早稲田大学系属早稲田実業学校高等部・清宮幸太郎内野手(18)の「1位指名」を公言し、「外れ1位」には即戦力左腕の指名を目指す方針。それに次ぎ、内野手も重要な補強ポイントで、奈良学園大學・宮本丈内野手( 4年=履正社)とともに、俊足、強肩の熊谷を高く評価している。佐野仙好統括スカウト(66)は「具体的にはドラフト前日の会議でしっかり話をしたい」と説明。清宮を外した場合、大学NO.1左腕の明治大學・斉藤大将(ひろまさ)投手( 4年)ら左腕の即戦力投手を指名する方針。記事をまとめてみました。

 

 「何が何でも勝つ」と闘志をむき出しにした金本知憲監督。いよいよ決戦だ=阪神甲子園球場

 一戦必勝や! 阪神は14日、DeNAを本拠地甲子園に迎え、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに挑む。金本知憲監督は13日の練習後、「何が何でも勝つ」と必勝宣言。1「4番」は主将の福留孝介外野手を据え、今季の虎の戦い方を踏襲することを誓った。 3年ぶりとなる日本シリーズ進出、そして、32年ぶりの日本一へ-。勝つ、勝つ、勝つ!!

 霧雨が舞う。重そうな雲と冷たい風が、決戦前日のムードを高めた。金本監督がバックスクリーンを背に仁王立ちした。

 「選手たちの顔つきとか動きをみると、ちゃんとモチベーションを上げて練習をしてくれたなという印象です。当然勝つ気で、何が何でも勝つんだという気持ちをもってやってほしいです」

 報道陣に囲まれる金本知憲監督。絶対に負けられない=阪神甲子園球場

 午前10時から練習開始。投内連係、シートノック、フリー打撃など、およそ 2時間の最終調整を終えた。練習メニューは前日とほぼ同じ。それでも糸井がサク越えを連発し、福留が走塁や守備と入念に汗を流すなど、選手それぞれに打倒・DeNAへの意識の高さをうかがわせた。自立した主力たちの姿が頼もしかった。

 「(レギュラーシーズンの戦い方と違いは)そんなに攻撃に関しては思わない。今のウチは、そんなに変わらないでしょ。(相手先発が)右でも左でも。オーダーは」

 相手のラミレス監督は、これでもか、と情報戦を繰り出してきた。第 1戦の先発は今永? ウィーランド? 井納? どうやらCSでの実績がある井納の初戦先発が有力だが、今の虎打線には陽動作戦が効かないことを強調した。

 「福留が( 4番を)打つんじゃないですか、おそらく」と手の内も明かした。「1番」・俊介で始まり、糸井、福留、大山のクリーンアップが軸を務め、ポイントゲッター「6番」・鳥谷へと続く。もちろん、短期決戦である以上、状態次第で組み替える可能性はあるが、まずは相手の先発投手に左右されず今季「2位」に躍進した役者たちをスタメン表に刻む。

 全体練習を見守る金本知憲監督=阪神甲子園球場

 「こういうCSとか日本シリーズは投手戦が多いんでね。投手戦覚悟のつもりでやりますけど。今年のうちの戦い方はリリーフ頼みなんで、レギュラーシーズンとはあんまり変わらないのかな、とは思いますね」

 「2位」から日本シリーズ進出を果たした2014年もそうだった。CSファーストステージ(対広島)は開幕戦で福留のソロのみの 1- 0。 2戦目は 0- 0でしのぎ、ファイナルステージ行きを決めた。数少ないチャンスを確実にして、先行し、桑原、マテオ、ドリスら自慢のリリーフ陣で逃げ切る。初戦を取れば 2戦目、 3戦目が雨天中止になっても、勝ち抜けることができる。だからこそ初戦必勝。一戦必勝はシーズン中から貫いてきた戦い方だから、変える必要はない。

 「目先の戦いを取ることが大事。選手たちがおそらく打ってくれると、僕は信じています。選手たちはやってくれると思っています」

 育成と勝利の二兎を追う中であえて 2年契約を希望し、今季にかけた。来季続投は事実上、決定しているが「超変革」「挑む」 2年間の集大成をみせるためには勝つしかない。日本一への戦いが始まる。

 ノックを受け送球する俊介外野手=阪神甲子園球場

★降水確率「3日連続50%以上」

 阪神の全体練習が終わった13日夕方から、甲子園球場のグラウンドには、雨よけのシートが敷かれた。14日から「降水確率50%以上」の予報が 3日間続いている。セの規定ではダブルヘッダーを実施しないため、17日の予備日も含めて、全試合中止となれば、両チーム「0勝0敗0分け」だが、勝利数が同数の場合、シーズン上位球団が進出というレギュレーションにより、虎が戦わずして勝ち上がる。初戦に勝てば、予報が悪い 2、 3戦目が中止になった時点で、進出が決まる。

 営業的には、 1戦当たり 3億円ともいわれる興行収入が消え、大打撃。球団関係者は「ファンのためにも、何とか試合をしたい」と祈っている。

 

 14日に甲子園球場で開催されるセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第 1戦は悪天候が予想されている。中止になった場合は順延されるが、ファイナルステージが18日に開幕するため、予備日は 1日しかない。セの規定ではダブルヘッダーを実施しないため、複数の試合が中止になった場合は途中で打ち切られる可能性がある。

  3試合制で、中止や引き分けが絡み、勝敗が同じ場合は「2位」の阪神がファイナルステージに進出する。 1試合も消化できなかった場合も阪神が勝ち上がる。

 

 金本知憲監督(左)の見守る中、フリー打撃練習をする大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手は13日、14日から開幕するクライマックスシリーズにおいて金本監督からポイントゲッターの 1人に挙げられた。

 前日会見でキーマンについて問われた指揮官は「クリーンアップを打つ糸井や福留、大山、中谷ですかね」と指名。レギュラーシーズンと同様に主軸として期待が懸かり、「頑張ります」。

 今季最終戦となった10日中日戦では「7号ソロ」を含む「2安打4打点」と当たっているだけに勢いよく乗り込みたいところだ。

 

 糸井嘉男外野手が14日、フリーエージェント(FA)移籍 1年目のクライマックスシリーズ(CS)に出陣する。13日の全体練習では、フリー打撃で右翼席中段に何度も突き刺し、「44スイングでサク越え8本」を放った。この時期の甲子園は浜風とは逆の“追い風”が吹き、悪天候ならさらにその傾向が強まる。天をも味方につける超人が、虎を高みへ連れていく。

 決戦の前の静けさに包まれた本拠地で、超人がド派手な予行演習を終えた。何度も立ちはだかった壁、浜風はもうない。「44スイングで8発」。日本一へと踏み出す甲子園で、追い風を捉えた。

 「あー、しんどい…」

 全力で突っ走り続けてきた虎 1年目が、いよいよ佳境を迎える。「2位」に終わり、期するものは当然ある。CSを目の前にし、残した言葉はわずかだったが、バットでは甲高く雄弁に語った。

 右越えにサク越えを連発した糸井嘉男外野手。浜風が消える秋は甲子園で、アーチショーを演じる=阪神甲子園球場

  8日のフリー打撃では「37スイングでサク越え3本」だった。12日は「41スイングで7本」を放ったが、しっくり来ない様子で首をかしげながら引き揚げていた。そして迎えたCS前日のこの日、ついに爆発だ。まずは左の打撃投手から「4本塁打」。さらにケージを移り、右投手と向き合ってからが圧巻だった。いきなり「右越え、バックスクリーンへ2連発」。そして後半にも、「右中間席と右翼席中段に2連発」。計「44スイングで8発」を放った。

 この日も、スコアボード上の球団旗は、ほとんど揺れずに垂れ下がっていた。しっかりと調子を上げてきたことに加え、秋が深まるこの時期の甲子園には“浜風がない”ことも大きい。球場関係者は「(秋になって)北の高気圧が強くなると、(浜風と逆で、左翼から右翼向きの)海の方に向かって風が吹きやすい。今の時期はこういう風になりますね」と“追い風”の存在を認める。

 さらに、CSは悪天候が予想され、天気が乱れればその風が吹く可能性はさらに高まるという。同関係者も「西からの低気圧が影響するので、そういう(右翼向きの)風になりますね」と予想する。

 打撃練習に臨む糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

 優勝を決められた 9月18日の広島戦(甲子園)でも右翼上空へ 2本の特大飛球を放ったが、いずれも押し戻され右飛となった。何本損したか、振り替えればキリがない。だが、その風はもう吹かない。

 片岡打撃コーチも「追い風になってくれたらいいね」と願ってやまない。DeNAはセ・リーグ 1年目の今季、糸井が 5球団のうち最も得意とし、「打率0.347、3本塁打、15打点」と打ちまくった相手でもある。さえぎるものは何もない。一気に、上を目指す。

◇データBOX◇

 セのファーストステージの傾向として、過去10年間のファイナルステージ進出は、本拠地開催の「2位」チームが「6度。突破率は60%」とホームがやや有利だ。第 1戦に勝利し勝ち上がったのは 9チーム。第 1戦を制すると突破率は「90%」と、初戦がきわめて重要になっている。第 1戦に勝利し敗退したのは2009年のヤクルト(3位)だけ。ファーストステージでの阪神は過去 6度のうち、突破は2014年の 1度だけ。DeNAは昨年、初出場で突破を果たしている。

 調整する糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場

☆CSファーストステージ

 「3試合制」で行われ、勝利数の多い球団がファイナルステージに進出する。延長は12回まで。セ・リーグはステージの勝ち上がりが確定した時点でコールドゲームとし、12回裏を実施しない。引き分けの場合、再試合は行わない。悪天候による中止などで予定試合を消化できずに勝利数が並んだ場合は、レギュラーシーズン上位の球団が勝者となる。試合開催の可否はホーム球団でなく、責任審判が行う。パ・リーグは予告先発を実施、セ・リーグは実施しない。

 

 キャッチボールを行う秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 秋山拓巳投手はCSを前に気負いはない。

 プロ 8年間でプレーオフでの登板は一度もない。14日から開幕する大舞台を前に「いつも通りです。(投手の)中心とは思っていないですけど、チャンスをもらったら結果を出したいです」と活躍を誓った。

 今季の与四球率は両リーグ最少を誇り、 9イニング投げて「0.90個」。抜群の制球力を武器に挑むところだ。

 練習に臨む秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 15日の第 2戦の先発が濃厚な秋山は13日、初体験のCSを目前にしても「まだいつも通りです」と冷静。今季両リーグ最少の「16与四球」だったが、DeNA戦はゼロ。無駄な四球からの失点というケースはなかった。

 「小さくならずやりたい。自分が有利なカウントで進められないときもあると思うので、粘り強くやりたい」と話した。

 

 阪神が立大の熊谷敬宥遊撃手( 4年=仙台育英)を上位候補にリストアップしていることが13日、分かった。

 26日のドラフト会議では、早実・清宮の「1位指名」を公言し、「外れ1位」には即戦力左腕の指名を目指す方針。それに次ぎ、内野手も重要な補強ポイントで、奈良学園大・宮本丈内野手( 4年=履正社)とともに、俊足、強肩の熊谷を高く評価している。

  この日は兵庫県西宮市の球団事務所でスカウト会議を開催。佐野統括スカウトは「(高校、大学、社会人含め)70人のリストを作った」と話した。

 全日本大学野球選手権で優勝し胴上げされる立教大學・熊谷敬宥主将=明治神宮野球場 (2017年 6月11日撮影)

阪神は13日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開催し、リストアップした約70人をもとに26日のドラフト会議に向けたシミュレーションを行った。佐野仙好統括スカウトは「具体的にはドラフト前日の会議でしっかり話をしたい」と説明。球団が公表している早実高・清宮幸太郎内野手の「1位指名」の方針について「それは競合になると思います」と不変であることを強調した。清宮を外した場合、大学NO.1左腕の明大・斉藤大将(ひろまさ)投手( 4年)ら左腕の即戦力投手を指名する方針。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

阪神がCS初戦制す!福留史上最年長Vアーチ!梅野が、自慢の強肩で不穏な空気吹き飛ばした!

$
0
0

CSセ・ファーストステージのスポンサーシップ契約を結んでいるグンゼ株式会社の白井文取締役(社外取締役=日本の政治家 2002年12月12日-2010年12月11日尼崎市長=57)が始球式を務めた。目いっぱいに右腕を振るも、無念のゴロ投球に。笑顔で振り返った。虎党でもあり、エールを送った。阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)、DeNA井納翔一投手(31)の両先発の投げ合い。序盤は安定した投球で、ともに 3回まで無失点の立ち上がり。阪神が 0- 0の均衡を破った。 6回、先頭糸井嘉男外野手(36)の安打に続き、福留孝介外野手(40)が井納から右中間へ「先制ラン」。 2- 0で終盤に入った。阪神が継投で逃げ切り、初戦をものにした。メッセンジャーは「6回3安打0封」で勝利投手。DeNAは打線が振るわなかった。

「レギュラーシーズン2位」の阪神がDeNAとの接戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。金本知憲監督(49)は「投手陣が完璧に抑えてくれました。そこ(糸井の安打)から(福留)孝介のホームラン。中心選手というか、彼らが仕事をしてくれると勝てますね。明日は鳥谷がやってくれると思います。(継投は)シーズン中もよくあったんですけど、調子のいい方を先に出そうというね。あえてマテオを先に出した。明日また戦っていきます」と話した。福留孝介外野手が、「先制2ラン」を放った。同点の 6回無死 1塁、DeNA井納の 147キロ直球を捉えると、打球は右翼席に突き刺さった。打った瞬間、観客は総立ち。福留も 1塁ベース付近で右拳を高々とあげて喜びを表現した。絶対に負けられない短期決戦で、主将のバットがチームに勢いをもたらした。福留は「2位」でCS進出し、日本シリーズまで進んだ2014年の初戦でも、当時の広島前田健太投手(29=現ロサンゼルス・ドジャース )から「V弾」を放っていた。守りではメッセンジャーが点を許さない。 7回はマテオが 1回無失点。 8回、「3番手」・桑原は二死 2、 3塁のピンチを迎えたが、「1番」・桑原を空振り三振に仕留めた。 9回、守護神ドリスは 3者凡退で締めた。雨天中止も危惧されたCSを最高の形でスタートした。赤ヘルよ、待ってろ。悲願の「日本一」へ。広島行きの切符を、きょう手に入れる。

大和内野手(29)はチーム唯一のマルチ安打だ。 2回二死からチーム初安打となる中前打を放ち、 6回には鮮やかに 3遊間を破った。 5日の中日戦(甲子園)で左足首を捻挫。復帰後初の実戦守備も無難にこなし力強く前を向いた。

漂う不穏な空気を、自慢の強肩で断ち切った。「決勝2ラン」の福留、復活登板のメッセンジャーに比べれば地味だが、“陰の立役者”は梅野隆太郎捕手(26)だ。 0- 0の 5回。先頭の梶谷に右前打を許した。両チーム通じて初となる無死からの走者。試合が動き出す予感…。次打者の嶺井にはウエストを入れるなど警戒しながら、カウント 2- 2から 7球目。嶺井を空振り三振に仕留め、スタートを切った梶谷も矢のような送球で刺した。今季「21盗塁」で「成功率87.5%」の男を止め、エースを助けるビッグプレーとなった。 4投手を完封リレーに導き、安堵の吐息。しかし、その表情はすぐに引き締まった。「日本一」への戦いは始まったばかり。扇の要に座る26歳が、頂点への原動力となる。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神2-0DeNA>◇クライマックスシリーズ・ファーストステージ第 1戦◇阪神 1勝◇14日◇阪神甲子園球場

 CSセ・ファーストステージのスポンサーシップ契約を結んでいるグンゼ株式会社の白井文取締役が始球式を務めた。

 目いっぱいに右腕を振るも、無念のゴロ投球に。「残念でしたが、楽しかったです」と笑顔で振り返った。虎党でもあり、「力を発揮してくれると信じています」とエールを送った。

 始球式を務めたグンゼ株式会社の白井文取締役(中央)=阪神甲子園球場

 阪神メッセンジャー、DeNA井納の両先発の投げ合い。序盤は安定した投球で、ともに 3回まで無失点の立ち上がり。

 阪神が 0- 0の均衡を破った。 6回、先頭糸井の安打に続き、福留が井納から右中間へ「先制ラン」。 2- 0で終盤に入った。

 阪神が継投で逃げ切り、初戦をものにした。メッセンジャーは「6回3安打0封」で勝利投手。DeNAは打線が振るわなかった。

 

 「レギュラーシーズン2位」の阪神がDeNAとの接戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

 金本知憲監督は「投手陣が完璧に抑えてくれました。(メッセンジャーは)彼の気持ちといいますかね、やってやるという気持ちがもろに出たピッチング。そこ(糸井の安打)から(福留)孝介のホームラン。中心選手というか、彼らが仕事をしてくれると勝てますね。明日は鳥谷がやってくれると思います。(継投は)シーズン中もよくあったんですけど、調子のいい方を先に出そうというね。あえてマテオを先に出した。完璧でしたね。一切気を緩めることなく、明日また戦っていきます」と話した。

  6回裏阪神無死一塁、福留孝介外野手(右)が「右越え2点本塁打」を放ち雄叫びをあげながら迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が、「先制2ラン」を放った。

 同点の 6回無死 1塁、DeNA井納の 147キロ直球を捉えると、打球は右翼席に突き刺さった。打った瞬間、観客は総立ち。福留も 1塁ベース付近で右拳を高々とあげて喜びを表現した。

 「打ったのはストレート。メッセが頑張って投げてくれていたので、何とか先制点をと思い打席に入りました。しっかりと捉えることができましたし、いい形で先制することができて良かったです」

 絶対に負けられない短期決戦で、主将のバットがチームに勢いをもたらした。

  6回裏阪神無死 1塁、福留孝介外野手は「右越え2点本塁打」を放った=阪神甲子園球場

 「レギュラーシーズン2位」の阪神がDeNAとの接戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

  6回に「決勝の2ラン」を放った福留孝介外野手は「気持ちいいですね。ふと、2014年の時にも 6回にホームラン打ったなあ、と思い出しながら打席に入りました。打った瞬間にいったと思ったので、最高の気分でした。本拠地でやっているというのをすごい実感しますし、今日勝てたのもこの声援のおかげじゃないかなと思います」と振り返った。

 福留は「2位」でCS進出し、日本シリーズまで進んだ2014年の初戦でも、当時の広島前田から「V弾」を放っていた。

  6回裏阪神無死 1塁、「右中間2点本塁打」を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 阪神(リーグ2位)がDeNA(同3位)に先勝。両軍無得点で迎えた 6回、「4番」・福留孝介外野手が「中堅左へ先制2ラン」を放ち、そのまま逃げ切った。中 3日で先発したメッセンジャーは 6回、 106球を投げて 3安打無失点。 7回以降は継投による無失点リレーで大事な初戦をものにした。阪神は15日の第 2戦に勝つか引き分ければ、広島と対戦するクライマックスシリーズ・ファイナルステージに進出する。

 均衡を破ったのは主将のバットだった。甲子園が地鳴りような大歓声。「4番」・福留が 6回、先頭で右前打を放った糸井を 1塁に置いて、中堅右へ豪快な「2ラン」を放った。

 守りではメッセンジャーが点を許さない。 7回はマテオが 1回無失点。 8回、「3番手」・桑原は二死 2、 3塁のピンチを迎えたが、「1番」・桑原を空振り三振に仕留めた。 9回、守護神ドリスは 3者凡退で締めた。

  6回、「2点本塁打」を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

★「決勝2ラン」を放った福留孝介外野手の話

 「打った瞬間には行ったと思ったんで、最高の気分でした」

★ 6回無失点と好投したランディ・メッセンジャーの話

 「けがをして、帰ってくると約束したので、帰ってこられてよかったです」

★好投のメッセンジャーについて金本知憲監督の話

 「彼の気持ちといいますかね。絶対にCS先発で、中 3日であろうが絶対やってやるっていう気持ちですよね。それがもろに出たピッチングといいますか」

  6回裏阪神無死 1塁、「右中間2点本塁打」を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場

 福留孝介外野手が、決勝弾を放ってクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)突破に王手をかけた。

 40歳 5カ月の福留が「先制2ラン」。プレーオフ、CSで40代選手の本塁打は2015年 1Sの第 3戦井口(ロッテ=40歳10カ月)以来 6人、「8本目」。この 1発がV打点となり、40代選手の「Vアーチ」は2012年 1Sの第 1戦和田(中日)以来 2人目だ。プレーオフ、CSの「最年長V打点」は2011年 1Sの第 1戦宮本(ヤクルト)の40歳11カ月だが、「Vアーチ」では和田の40歳 3カ月を抜いて最年長。日本シリーズの最年長Vアーチは1992年の第 1戦杉浦(ヤクルト)の40歳 4カ月だから、40歳 5カ月の福留は日本シリーズを含めたポストシーズン「最年長Vアーチ」となった。

 打った瞬間! 福留孝介外野手が完ぺきな一撃で勝利に導いた=阪神甲子園球場

 「4番」で王手! 福留が決めた! クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが開幕し、セは「レギュラーシーズン2位」の阪神が「3位」のDeNAに 2- 0で快勝。 0- 0の 6回、主将の福留孝介外野手が千金の「2ラン」を放った。「2位」球団が初戦を勝つと突破率は 100%。15日に勝つか引き分ければ、 3年ぶりのファイナルステージ進出だ!!

 白木のバットを放り投げ、人さし指を突き上げた。湿気を帯びた空気が一気に吹き飛ぶ。虎党は総立ちで乱舞。さすが主将。これぞ福留。CS白星発進をまた決めた。

 「ふと、『2014年のときも、確か六回にホームランを打ったな…』と。ふと思って打席に入っていました。打った瞬間いったと思った。本当、最高の気分ですね」

 デジャヴ(既視感)なんかじゃない。自画自賛の予感弾が飛び出したのは 0- 0の 6回だった。

 片岡打撃コーチが円陣を組んだ直後、先頭の糸井が右前打。井納の 147キロ直球を狙った。「なかなか甲子園で打った瞬間ということはない」。いつもの浜風はなし。黄色く染まったバックスクリーン右へ着弾させた。

 「2位」から日本シリーズに進出した 3年前のCSファーストステージ開幕戦で、広島・前田(現ドジャース)から放った一発と酷似する。先発はメッセンジャー。 0- 0の 6回。さらに決勝弾。多くの虎党も感じただろうが、何より打った本人が打席前に記憶を呼び起こしていたのだから珍しい。「やっぱり、短期決戦の中で価値のある一発を打てたというのは覚えてます。悪いことなら覚えてないけど」と、おどけた。

 40歳で、37歳の再現ができたのはワケがある。猛暑のさなか。福留はトレーナー陣にウエートトレのメニューを作って欲しいと伝えた。中日時代から走って下半身から体を鍛えるタイプ。それに加え、さらなる肉体強化に乗り出した。本人は「いや、特に。例年と変わらないよ」と自ら口にはしないが、若手とともに歯を食いしばってウエート室にこもる姿を何度も目撃されている。「あれほどの選手が…。結果も出しているし、若手も『俺ももっとやらないと』と思うはず。若手の手本になっている」と関係者。勝利と育成を追う虎の躍進には常に背番号「8」の努力があった。

  6回、福留孝介外野手の「2点本塁打」に喜ぶ金本知憲監督=阪神甲子園球場

 「(骨折から復活して志願先発したメッセンジャーの)姿を野手が見ていて、何とかしたいと。僕だけじゃなく全員がそう思っていたと思う」

 過去10年、セ・リーグのCSファーストステージで、第1戦に勝ったチームは突破率90%。2位球団だと100%だ。短期決戦は流れを一気に作れるかどうか。持ち前の勝負強さを発揮する場所が、どこであるかわかっていた。だから、金本監督も「さすが“ドメさん”ですね(笑)」と、最敬礼したわけだ。

 「本当に、きょうのような大声援を送っていただいて、またあした、勝てるように頑張ります」

 雨天中止も危惧されたCSを最高の形でスタートした。赤ヘルよ、待ってろ。悲願の「日本一」へ。広島行きの切符を、きょう手に入れる。

★阪神・福留の2014年CSファーストステージVTR

 10月11日の広島との第 1戦(甲子園)に「6番・右翼」で先発。 6回に先発・前田からバックスクリーンへ決勝ソロを放ち、 1- 0の勝利に導いた。第 2戦は延長12回で 0- 0の引き分けで、「2位」阪神のファイナルステージ進出が決定した。

 阪神が接戦を制し、CSフーストステージ突破に王手をかけた。お立ち台には、先発して 6回無失点と好投したランディ・メッセンジャー投手、 6回の攻撃で「2ラン」を放った福留孝介外野手の 2選手が上がった。主なやり取りは以下の通り。

(両選手への質問)

-今の気持ちは

 メッセンジャー 最高の気分です。これだけのファンの皆様の前で、投げることはいつも、最高の気分ですし、けがして、帰ってくると約束してたんで、帰ってこられてよかったです。

 福留 気持ちいいですね。

 お立ち台で笑顔を見せる福留孝介外野手(右)とランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

(メッセンジャーに質問)

-「中3日」。驚いた

 メッセンジャー とにかく、勝ちたい。もうそれだけですね。金本監督と話をして、ボールを渡してくださったので、監督を失望させるわけにもいかなかったですし、ファンの皆さんの期待にもこたえたかった。

- 6回無失点

 メッセンジャー うれしいですね。2014年のように、孝介さんがバットで助けてくださったので、これもいいことだと思いますし、いいピッチングできてよかったと思います。

 お立ち台でガッツポーズをするランディ・メッセンジャー投手(左)と福留孝介外野手=阪神甲子園球場

(福留への質問)

-なかなか点が入らない中で 6回。どんな気持ちで

 福留 ほんとに今、メッセが言ってたように、2014年の確か 6回にホームラン打ったな、とふと思いながら打席に入りました。

-入った瞬間指を高々と。入った瞬間

 福留 ほんとに最高の気分で、打った瞬間に行ったと思ったんで、最高の気分でした。

 握手を交わすランディ・メッセンジャー投手と福留孝介外野手=阪神甲子園球場

(両選手に質問)

-2014年初戦でもメッセンジャー無失点、福留本塁打から日本シリーズ。このポストシーズンへ向けて

 メッセンジャー 引き続き応援してください。今度こそは日本一なりたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします。

 福留 今日のような大声援を送っていただいて、明日しっかり勝てるように頑張ります。

◇データBOX◇

◎…セのCSファーストステージで第 1戦に勝利した球団は過去10度のうち9度でファイナルステージに進出、突破率は90%。「シーズン2位」球団が先勝したケースは過去 5度すべて進出している(突破率 100%)。

◎…阪神のファーストステージ出場は「通算7度目」で、第 1戦に勝利したのは2014年以来 3年ぶり「2度目」。

◎…40歳 5カ月の福留が本塁打。CSでの本塁打は2015年ファーストステージ第 3戦以来 2年ぶり「4本目」。40代選手のプレーオフ、CSでの本塁打は2015年ファーストステージ第 3戦のロッテ・井口資仁(40歳10カ月)以来 2年ぶり「6人目(8本目)」。阪神では2013年ファーストステージ第 2戦の桧山進次郎(444歳 3カ月=最年長本塁打)以来 4年ぶり「2人目」。

 

  2回、安打を放った大和内野手=阪神甲子園球場

 大和はチーム唯一のマルチ安打だ。 2回二死からチーム初安打となる中前打を放ち、 6回には鮮やかに 3遊間を破った。 5日の中日戦(甲子園)で左足首を捻挫。レギュラーシーズン最終戦となった10日の同戦は代打出場にとどまっていたが、復帰後初の実戦守備も無難にこなし「それなりにできました。またあした頑張るだけです」と力強く前を向いた。

 

  5回に梶谷隆幸外野手を刺す梅野隆太郎捕手(打者は嶺井博希捕手)。ビッグプレーとなった=阪神甲子園球場

 漂う不穏な空気を、自慢の強肩で断ち切った。「決勝2ラン」の福留、復活登板のメッセンジャーに比べれば地味だが、“陰の立役者”は梅野だ。

 「大きかったです。(盗塁を)警戒して、ボール球を使いながらになったことはランディ(メッセンジャー)には申し訳ないけど、粘り勝ちできました。キャッチャーとして、よかった(プレーだ)と思います」

  0- 0の 5回。先頭の梶谷に右前打を許した。両チーム通じて初となる無死からの走者。試合が動き出す予感…。次打者の嶺井にはウエストを入れるなど警戒しながら、カウント 2- 2から 7球目。嶺井を空振り三振に仕留め、スタートを切った梶谷も矢のような送球で刺した。今季「21盗塁」で「成功率87.5%」の男を止め、エースを助けるビッグプレーとなった。

 遊撃手・大和内野手(左)のタッチも絶妙だった=阪神甲子園球場

 悔しい思いがある。 1年目の2014年。チーム捕手最多の92試合に出場し、 7本塁打を放った。しかし日本シリーズを含むポストシーズン11試合は途中出場 1試合のみ。藤井、鶴岡のベテランがマスクを託される姿をベンチで見ているしかなかった。2015年の巨人とのファーストステージは 2試合に出場もチームは「1勝2敗」で敗退-。

 今季は2014年以来となるチーム捕手最多出場( 112試合)で、盗塁阻止率も「リーグ2位」の「0.379」。球宴にもファン投票で初選出された。ライバルの坂本が故障から復帰したが、大事な初戦の先発マスクを任され、燃えないわけがなかった。

 「(無失点は)捕手として自信になる。日本一を目指す中で、頭(初戦)をとれてホッとしています」

  4投手を完封リレーに導き、安堵の吐息。しかし、その表情はすぐに引き締まった。「日本一」への戦いは始まったばかり。扇の要に座る26歳が、頂点への原動力となる。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

メッセンジャー勝利熱望!骨折から復活6回0封1勝!自慢の救援トリオが、初戦から理想通りの働き!

$
0
0

ランディ・メッセンジャー投手が、CSファーストステージ初戦のDeNA戦に先発し、 6回 3安打無失点に封じた。前回登板は今季最終戦の10日中日戦(甲子園)で、この日は中 3日での先発マウンドとなった。この日は 106球を投じて無四球、 4奪三振の好投をみせた。右足腓骨(ひこつ)骨折から復活を遂げた男が、意地の投球を見せつけ、チームを勝利へと近づけた。「レギュラーシーズン2位」の阪神がDeNAとの接戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。降り注ぐ大声援に満面の笑みを浮かべる。これぞ、エース。本当に頼りになる男だ。メッセンジャーが、中 3日で志願の先発。見事に首脳陣の期待に応えてみせた。有言実行、魂の熱投だ。右足腓骨骨折から61日ぶりの 1軍登板となった10日の中日戦(甲子園)はナイターで、実質“中2.5日”。通常なら考えられない登板でも球威は落ちなかった。 5回に梶谷隆幸外野手(29)の右前打で初めて先頭打者の出塁を許すが、嶺井博希捕手(26)を空振り三振。 2盗を試みた梶谷も梅野が刺し、バッテリーでピンチを脱した。 6回を 3安打無失点。 106球を費やしながらも 2塁すら踏ませなかった。再来日後、ギプス姿ですぐにキャッチボールを再開。本来の“持ち場”で働いて見せた。約束は守った。だが、まだ途中だ。「今度こそ日本一になりたい!」。チームの先頭に、帰ってきた大黒柱が立つ。

阪神自慢の救援陣が貴重な白星を呼び込んだ。 2点を先制した直後の 7回、先発メッセンジャーから必勝リレーに継投。まずはマルコス・マテオ投手(33)が登板。筒香嘉智外野手(25)、宮崎敏郎内野手(26)から連続三振を奪うなど「3者凡退」。 8回は桑原謙太朗投手(31)が二死 2、 3塁の同点機を招くが、桑原将志外野手(24)をスライダーで空振り三振に仕留めて切り抜けた。 9回は守護神ラファエル・ドリス投手(29)が 3人で片づけてCS初セーブ。公式戦「2位」に押し上げた原動力のリリーフトリオが、初戦から理想通りの働きをみせた。今季のブルペン陣はプロ野球史上初めて 5投手が60試合以上に登板した充実ぶり。香田勲男投手コーチ(52)は自信を示した。記事をまとめてみました。

 

 

 骨折明けで中 3日。ランディ・メッセンジャー投手の男気にしびれた!=阪神甲子園球場

 ランディ・メッセンジャー投手が、CSファーストステージ初戦のDeNA戦に先発し、 6回 3安打無失点に封じた。

 前回登板は今季最終戦の10日中日戦(甲子園)で、この日は中 3日での先発マウンドとなった。この日は 106球を投じて無四球、 4奪三振の好投をみせた。  「マウンドに上がったからにはやるしかない。 6イニングだったけどなんとかゲームを作ることができたし、自分の役割は果たせたと思う。孝介さんのホームランに救われたね」

 右足腓骨(ひこつ)骨折から復活を遂げた男が、意地の投球を見せつけ、チームを勝利へと近づけた。

 試合に勝利し握手を交わすランディ・メッセンジャー投手(左)と金本知憲監督=阪神甲子園球場

  8月の右足腓骨(ひこつ)骨折から復活し、中 3日でCSに挑んだ阪神メッセンジャーが気迫のこもった投球で白星に導いた。 106球を投げ、 6回 3安打無失点の力投。「とにかく、勝ちたい。もうそれだけ。金本監督と話をして、ボールを渡してくださったので、失望させるわけにもいかなかった。ファンの皆さんの期待にも応えたかったので」と振り返った。金本監督は「絶対にやってやるという気持ちがモロに出たピッチング」と称賛した。

▼メッセンジャーが2014年 1S第 1戦、2015年 1S第 2戦以来となる「CS通算3勝」目。プレーオフ、CSでの通算勝利は中田(中日、ソフトバンク)の「6勝」が最多だが、外国人投手ではバンデンハーク(ソフトバンク)に並ぶ最多タイ。

  3回表を無失点に抑え梅野隆太郎捕手(左)とタッチをしてベンチへ引き揚げるランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 「レギュラーシーズン2位」の阪神がDeNAとの接戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

 右足腓骨(ひこつ)骨折から復帰し、 6回無失点の好投を見せたランディ・メッセンジャー投手は「最高の気分です。これだけのファンのみなさんの前で投げられるのは最高ですし、ケガしてから、帰ってくると約束して、帰ってこられて最高です。とにかく勝ちたい、それだけでした。金本監督と話して、ボールを渡してくださったので、監督を失望させたくなかったですし、ファンのみなさんの期待にも応えたかった。2014年のように(福留)孝介さんがバットで助けてくれた。今度こそは日本一になりたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします」と話した。

  6回を無失点に抑え梅野隆太郎捕手(左)とタッチをしてベンチへ引き揚げるランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 降り注ぐ大声援に満面の笑みを浮かべる。これぞ、エース。本当に頼りになる男だ。メッセンジャーが、中 3日で志願の先発。見事に首脳陣の期待に応えてみせた。

 「とにかく勝ちたい、それだけだった。金本監督とも話して、(CS開幕戦の)ボールを渡してもらった。監督を失望させるわけにはいかなかったし、ファンの人の期待にも応えたかった」

 有言実行、魂の熱投だ。右足腓骨骨折から61日ぶりの 1軍登板となった10日の中日戦(甲子園)はナイターで、実質“中2.5日”。通常なら考えられない登板でも球威は落ちなかった。

  5回に梶谷の右前打で初めて先頭打者の出塁を許すが、嶺井を空振り三振。 2盗を試みた梶谷も梅野が刺し、バッテリーでピンチを脱した。 6回を 3安打無失点。 106球を費やしながらも 2塁すら踏ませなかった。

 異例の起用について、金本監督も「本来なら明日(15日、中 4日)が理想でしょう」と第 2戦の先発を考えていたことを明かしたが「(本人が)『できればトップ(先陣)でいきたい』『全然大丈夫』と。そういう意気込みというか、気持ちを最優先してね」とエースの心意気を買った。

 先発のランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

 悲劇の日からずっと、この舞台を描いていた。骨折した 8月10日の巨人戦(東京ドーム)の翌日。「投げられるようになるまで、がんばってくれ!」。元気にナインへCS出場を託し、帰阪したが…悔しかった。

 同13日は36歳の誕生日だったが、祝う気にも外出する気分にもなれなかった。自宅にこもり、そして、頭の中で自分に問いかけた。どうしたいのか? もちろんCSで投げたい。「日本一」になりたい-。それだけだった。保存療法を選択した場合は全治 3カ月。ポストシーズンの復帰は不可能だった。手術の決断に時間はかからなかった。

 再来日後、ギプス姿ですぐにキャッチボールを再開。鳴尾浜では「俺はトレーナー室で治療を受けたり、マッサージしてもらうために日本に来ているんじゃないんだ」と言い続けていたという。言葉通り、本来の“持ち場”で働いて見せた。  「帰ってくると約束していたから。チームメート、監督が信頼してくれた。お返しができたよ」  約束は守った。だが、まだ途中だ。「今度こそ日本一になりたい!」。チームの先頭に、帰ってきた大黒柱が立つ。

  3回、DeNA・桑原将志外野手の打球を好捕したランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場

☆メッセンジャーの負傷経過

★ 8月10日:巨人戦(東京ドーム)の 7回に打球を右くるぶし付近に受け、東京都内の病院へ直行。翌11日に「右足腓骨骨折」と発表され、16日に米国へ一時帰国。手術を受けた。

★ 同 27日:再来日。29日から鳴尾浜でリハビリを開始。

★ 9月25日:甲子園のブルペンで首脳陣の前で投球を初披露。

★ 同 27日:ウエスタン・広島戦(甲子園)で復帰し、 2回 1安打無失点。10月 1日には練習試合・箕島球友会戦(鳴尾浜)で 5回 2安打無失点。

★10月10日:レギュラーシーズン最終戦の中日戦(甲子園)で61日ぶりの 1軍登板。 2回二死から球団最多タイの 7者連続奪三振など、「4回1安打8奪三振無失点」。

◇データBOX◇

◎…メッセンジャーは2010年に 1回 1/3でKOされた後、中 2日で先発したことがあるが、先発転向後、中 3日は過去にない。中 4日は「通算23度」あるが、昨年 5月22日の広島戦(甲子園、 3回 1/3を 7失点)が最後。

 

 阪神自慢の救援陣が貴重な白星を呼び込んだ。 2点を先制した直後の 7回、先発メッセンジャーから必勝リレーに継投。まずはマテオが登板。筒香、宮崎から連続三振を奪うなど「3者凡退」。

  8回は桑原が二死 2、 3塁の同点機を招くが、桑原をスライダーで空振り三振に仕留めて切り抜けた。「自作自演です。ゼロに抑えられて良かったですが、四球でピンチを広げてしまった。そういうところです」と反省しきり。 9回は守護神ドリスが 3人で片づけてCS初セーブ。公式戦「2位」に押し上げた原動力のリリーフトリオが、初戦から理想通りの働きをみせた。

 最後を締めたドリス投手=阪神甲子園球場

 阪神は「リーグ2位」の躍進を支えた救援陣がリードを守り抜いた。 7回はマテオがDeNAの強力クリーンアップから 2奪三振の力投。 8回は今季ブレークした桑原が自ら招いたピンチをしのぎ「(初のCSで)上がっていると自分でも思った。いつもより疲れました」と照れ笑いした。

  9回を締めたドリスら、今季のブルペン陣はプロ野球史上初めて 5投手が60試合以上に登板した充実ぶり。香田投手コーチは「先発が 6回まで試合をつくれば、われわれのパターンに入る」と自信を示した。

  8回、DeNA・桑原将志外野手を抑え、ほえる阪神・桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

★阪神・金本監督

 「投手陣が完璧に抑えた。メッセンジャーは『絶対にやってやる』という気持ちが出た投球だった。中心選手が仕事をしてくれると点が入るし、勝てる」

★梅野( 5回に梶谷の 2盗を阻止して三振併殺)

 「(その前のウエストで)ボール球を使わせてしまったが、粘り勝ち。良い流れを持ってこられた」

★マテオ( 7回に登板して 2奪三振)

 「どこでも投げる準備はしている」

★片岡篤史打撃コーチ(福留に)

 「さすが『4番』の一振り。井納はスピードも切れもあったが、一球で仕留めるのはさすが」

 

■CSファーストステージ

 3試合制で行われ、勝利数の多い球団がファイナルステージに進出する。延長は12回まで。セ・リーグはステージの勝ち上がりが確定した時点でコールドゲームとし、12回裏を実施しない。引き分けの場合、再試合は行わない。悪天候による中止などで予定試合を消化できずに勝利数が並んだ場合は、レギュラーシーズン上位の球団が勝者となる。試合開催の可否はホーム球団でなく、責任審判が行う。パ・リーグは予告先発を実施、セ・リーグは実施しない。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

大山が7回に2塁打で2点返す!甲子園は雨中の激闘!桑原6失点…中継ぎ陣機能せず…

$
0
0

降雨のため開始を見合わせていたが、午後 3時すぎに試合が始まった。甲子園球場の公式ツイッターは試合前、阪神園芸のスタッフが、グラウンドを整備する動画をアップした。このツイートに対し、激励の書き込みが相次いでいた。阪神が勝てばファイナル進出が決まる一戦はCS史上に残る雨中でのロングゲームになった。午前中から雨が降ってグラウンド整備に時間を要したため、 1時間 3分遅れの午後 3時 3分にプレーボール。試合中は 1度もやまず、内野はまるで沼のように水浸しになった。ゴロは水たまりで失速し、外野に飛べば水しぶきを上げる。プレーに支障が出る状態での強行開催になった。セ・リーグの杵渕和秀統括は「できるだけCSなので、やろうというのが基本。両チーム、ファンにとって、大変なところでやっていただいた」と説明。試合終了まで 4時間35分を要した。16日も悪天候が予想されており、この日を含む 2試合が中止になれば、14日に先勝していた阪神が自動的にファイナル進出を決める状況だった。この日は整備に奔走。攻守交代のたびにマウンドや打席付近に速乾性の土を加え、内野の水たまりに砂がまかれた。

阪神は 7回一死 2、 3塁とし、大山悠輔内野手(22)の「中越え2点2塁打」で 6-10とした。先制したのは阪神だった。二死満塁から「1番」・俊介外野手(30)が「右中間に2点打」を放った。DeNAは 3回一死 2、 3塁とし、ホセ・ロペス内野手(33)が中前に弾き返す「2点打」を放って同点に追いついた。阪神はその裏、「5番」・大山が「左越えソロ」を放ち、 1点を勝ち越した。DeNAは 1点を追う 5回。一死 1、 3塁とすると、阪神は「2番手」・岩崎優投手(26)から石崎剛投手(27)にスイッチ。ここでロペスが左犠飛を放ち、同点に追いついた。なおも二死 1、 3塁とすると宮崎敏郎内野手(26)が「中前適時打」を放った。 7回に一挙「6点」奪う猛攻。無死 1、 3塁で、「4番」・筒香嘉智外野手(25)が右前適時打。阪神の「5番手」・桑原謙太朗投手(31)の初球、 131キロスライダーをとらえ、この日 3安打目で 5- 4と再び勝ち越した。それだけでは終わらない。一死 1、 3塁で代打・乙坂智外野手(23)が左翼ポール際へライナー性の打球をたたき込む「1号3ラン」を放つと、倉本寿彦内野手(26)の右前適時打、桑原将志外野手(24)の右犠飛と立て続けに得点を奪った。この回は打者一巡の 7安打で10- 4と一気に突き放した。阪神は14日に行われた第 1戦を 2- 0で制し、18日から行われる広島とのファイナルステージ(マツダ)進出に王手をかけている。

俊介外野手が、先制点をたたきだした。DeNA今永が投じた 4球目の 145キロ直球をはじき返すと、センター前へ。走者 2人が生還し、先制の 2点打となった。

大山悠輔内野手が「CS1号」となる勝ち越しソロを放った。 2- 2と同点の 3回二死。DeNA今永の 2球目を振り抜くと、打球は雨を切り裂いて左翼席に飛び込んだ。ドラフト 1位ルーキーの 1発で、弾みをつけた。阪神は雨のなかで行われた第 2戦でDeNAに 6-13で敗れ、ファイナルステージ進出は16日の第 3戦に持ち越しとなった。両軍合わせてクライマックスシリーズ(CS)史上最多の31安打が乱れ飛ぶ打ち合いのなか、大山悠輔内野手が本塁打を含む 4安打。反発力を見せた若虎とともに、金本知憲監督(49)も改めてステージ突破を誓った。 7回、打球は雨を切り裂くと、中堅フェンスに当たってはねかえった。 2塁に到達した背中に、蹴散らしたグラウンドの泥が点々とついた。雨中の死闘で大山が奮起。金本監督の期待通りにCSの起爆剤となり、敗戦のなかで光を放った。試合後は厳しい表情。DeNAとのファーストステージはこれで「1勝1敗」。16日に引き分け以上で突破が決まる。もちろん勝って決める。CSでの 1試合 4安打は2015年の阿部(巨人)に続くプレーオフ最多記録タイ。こちらは新人では史上初の快挙となった。再び雨が気になるが、勝つしかない。日に日に頼もしさを増す若虎が、前を向かせてくれる。

右膝靱帯(じんたい)損傷から復活した糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が 3カ月ぶりの安打を放った。 8回先頭で代打出場。パットンの 146キロ真っすぐを左前に運んだ。 1軍でのヒットは 7月19日の広島戦(甲子園)以来。敗戦に唇をかみ、厳しい表情で引き揚げた。 9回の守備では 2塁を守り、また一歩前進した。

先発した秋山拓巳投手(26)が、 3回でマウンドを降りた。この日は 3回 5安打 2失点の内容だった。 4回からの「2番手」には左腕の岩崎がマウンドにあがった。雨中での投球だったが肩を落とした。しかし、最後には気持ちを切り替えた。

阪神が雨中の乱戦を落とし、DeNAに逆王手をかけられた。悪条件の中、試合途中の中止を想定しながら、 4回から継投に動いた。しかし鉄壁のリリーフ陣が乱調。同点で迎えた 7回に桑原がまさかの 6失点。 9回にはマテオも 3点を失い、相手打線を止められなかった。投手陣は合計13失点。シーズン中なら中止になるほどのグラウンド状態と雨だったが、試合は63分遅れで強行された。指揮官は泥だらけのナインを思いやった。

桑原謙太朗投手がまさかの乱調で、敗戦投手になった。同点の 7回、先頭の梶谷をボテボテのゴロに打ち取るも、ぬかるんだグラウンドで打球が転がらずに内野安打。これをきっかけに被安打 7、 6失点と打ち込まれた。雨で投げづらい環境でだったが、言い訳にしなかった。 4回からリリーフ陣を投入も、 5回に岩崎がピンチを招いて降板し、後を受けた石崎が 2走者の生還を許した。 9回から「7番手」としてマウンドに上がったマテオは 3失点と、自慢の中継ぎ陣が機能しなかった。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 6-13DeNA>◇CSファーストステージ第 2戦◇阪神 1勝 1敗◇15日◇阪神甲子園球場

 降雨のため開始を見合わせていたが、午後 3時すぎに試合が始まった。甲子園球場の公式ツイッターは試合前、「試合開始にむけて阪神園芸さん・球場職員、力を合わせてグラウンドの整備を行っております。なお、試合開始は15時予定となっております」と阪神園芸のスタッフが、グラウンドを整備する動画をアップした。

 このツイートに対し、「阪神園芸さんいつもありがとう!」「試合出来るようご尽力くださりりがとうございます!!」「みなさんご苦労様です」と激励の書き込みが相次いでいた。

 試合開始に向けて作業する阪神園芸スタッフら=阪神甲子園球場

 阪神が勝てばファイナル進出が決まる一戦はCS史上に残る雨中でのロングゲームになった。

 午前中から雨が降ってグラウンド整備に時間を要したため、 1時間 3分遅れの午後 3時 3分にプレーボール。試合中は 1度もやまず、内野はまるで沼のように水浸しになった。ゴロは水たまりで失速し、外野に飛べば水しぶきを上げる。プレーに支障が出る状態での強行開催になった。セ・リーグの杵渕和秀統括は「できるだけCSなので、やろうというのが基本。やったからには、 9回が基本。次のステージに進むか、かかっている。レギュラーシーズンの中止と意味合いが違ってくる。(午後) 5時くらいまで(雨は)小康状態。いけると判断しました。両チーム、ファンにとって、大変なところでやっていただいた」と説明。試合終了まで 4時間35分を要した。

 泥だらけのグラウンドを足でならす鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 16日も悪天候が予想されており、この日を含む 2試合が中止になれば、14日に先勝していた阪神が自動的にファイナル進出を決める状況だった。16日の第 3戦で雌雄を決するが、またも荒天の予報。グラウンド整備を行う阪神園芸の金沢健児氏は「(16日は)天気次第。雨が上がらないことにはできない。雨が上がれば、それなりの状態にできる。予報は良くないし、何とも言えない」と渋い表情だった。この日は整備に奔走。攻守交代のたびにマウンドや打席付近に速乾性の土を加え、内野の水たまりに砂がまかれた。

 

 降雨のため開始を見合わせていたが、午後 3時すぎに試合が始まった。雨は断続的に降り続けてグラウンドに水たまりになる中、壮絶な試合となった。阪神は 7回一死 2、 3塁とし、大山の「中越え2点2塁打」で 6-10とした。

 先制したのは阪神だった。二死満塁から「1番」・俊介が「右中間に2点打」を放った。DeNAは 3回一死 2、 3塁とし、ロペスが中前に弾き返す「2点打」を放って同点に追いついた。

 阪神はその裏、「5番」・大山が「左越えソロ」を放ち、 1点を勝ち越した。DeNAは 1点を追う 5回。一死 1、 3塁とすると、阪神は「2番手」・岩崎から石崎にスイッチ。ここでロペスが左犠飛を放ち、同点に追いついた。なおも二死 1、 3塁とすると宮崎が「中前適時打」を放った。

  6回、スクイズを決めた梅野隆太郎捕手=阪神甲子園球場

 阪神は 3- 4の 6回、一死 2、 3塁から梅野が三上の初球をスクイズし、同点に追いついた。

 DeNAは同点で迎えた 7回に一挙「6点」奪う猛攻。無死 1、 3塁で、「4番」・筒香が右前適時打。阪神の「5番手」・桑原の初球、 131キロスライダーをとらえ、この日 3安打目で 5- 4と再び勝ち越した。それだけでは終わらない。一死 1、 3塁で代打・乙坂が左翼ポール際へライナー性の打球をたたき込む「1号3ラン」を放つと、倉本の右前適時打、桑原の右犠飛と立て続けに得点を奪った。この回は打者一巡の 7安打で10- 4と一気に突き放した。

 阪神は14日に行われた第 1戦を 2- 0で制し、18日から行われる広島とのファイナルステージ(マツダ)進出に王手をかけている。

 

  2回裏阪神二死満塁、右中間適時打を放った俊介外野手=阪神甲子園球場

 俊介外野手が、先制点をたたきだした。

  0- 0の 2回、二死満塁のチャンスで打席に向かった。

 DeNA今永が投じた 4球目の 145キロ直球をはじき返すと、センター前へ。走者 2人が生還し、先制の 2点打となった。

 

 大山悠輔内野手が「CS1号」となる勝ち越しソロを放った。

  2- 2と同点の 3回二死。DeNA今永の 2球目を振り抜くと、打球は雨を切り裂いて左翼席に飛び込んだ。

 「打ったのはスライダー。同点にされた後だったので、とにかく出塁してチャンスを作ることを考えていました。いつも通り思い切って積極的に打ちにいったことが、いい結果につながったと思います」

 ドラフト 1位ルーキーの 1発で、弾みをつけた。

 3回裏阪神2死、左越え本塁打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 阪神は雨のなかで行われた第 2戦でDeNAに 6-13で敗れ、ファイナルステージ進出は16日の第 3戦に持ち越しとなった。両軍合わせてクライマックスシリーズ(CS)史上最多の31安打が乱れ飛ぶ打ち合いのなか、大山悠輔内野手が本塁打を含む 4安打。反発力を見せた若虎とともに、金本知憲監督も改めてステージ突破を誓った。

  7回、打球は雨を切り裂くと、中堅フェンスに当たってはねかえった。 2塁に到達した背中に、蹴散らしたグラウンドの泥が点々とついた。雨中の死闘で大山が奮起。金本監督の期待通りにCSの起爆剤となり、敗戦のなかで光を放った。

 「勝つことが一番なので、あす(16日)、頑張ります」

 試合後は厳しい表情。DeNAとのファーストステージはこれで「1勝1敗」。16日に引き分け以上で突破が決まる。もちろん勝って決める。

 大山悠輔内野手は 4安打の大暴れ。泥を蹴散らしてのスライディングで闘志をムキ出しにした=阪神甲子園球場

 朝から甲子園は雨だった。予備日が17日の 1日しかなく、世界屈指の整備技術を誇る阪神園芸の奮闘もあって、試合は 1時間遅れで始まった。それでも降り続く雨で投手陣には厳しい状況。両チーム合わせてCS最多となる31安打が飛び交った乱打戦で、ルーキーが“どつきあい”に応じた。

  2回には甲子園で今季「3戦全勝、防御率0.48」を誇る“虎キラー”今永から俊介の先制打につながる右前打。 3回には左翼席へ一時勝ち越しとなるソロをたたき込んだ。虎の新人としては史上初のCSでの一発だった。

 「同点にされた後だったので、とにかく出塁して好機を作ることを考えていました。いつも通り思い切って積極的に打ちにいったことが、結果につながったと思います」

  6回には三上から 1塁線へ 2塁打を放ち、梅野のセーフティースクイズで本塁突入。 4-10と一方的になった 7回には「2点2塁打」を放ち、チーム唯一人の複数安打で、ベイに食らいついた。CSでの 1試合 4安打は2015年の阿部(巨人)に続くプレーオフ最多記録タイ。こちらは新人では史上初の快挙となった。

 大山悠輔内野手は 3回に一時勝ち越しとなるソロも。打ち合いに応じてみせた=阪神甲子園球場

 雨で多くの選手が思わず足元を気遣うなか、ルーキーは全力疾走の姿勢を崩さなかった。 1塁へ向かうときはもちろん、ベンチに戻るときも…。「当たり前のことですから」と淡々と話すが、中村外野守備走塁コーチは「素晴らしいこと。 2、 3年経っても、ああいう姿でチームリーダーになっていてほしい」とそのひたむきさを評価する。

 CS開幕前には好調ぶりが金本監督の目にとまった。「(打線の)並びによってはある」と「4番」起用さえ示唆させた、その高い期待に応えてみせた。指揮官は雨中で奮闘した選手らを「見ていてホント申し訳ないというか。ホント気の毒だったですね」と思いやった。

 引き分け以上でファイナルステージ進出が決まる試合に、 4万6761人が詰めかけた。CS史上最長 4時間35分の死闘に、最後まで大声援を送った。しかし、まさかの敗戦。16日の第 3戦に向けて、将は「総力戦でやっていきたい」と力を込めた。再び雨が気になるが、勝つしかない。日に日に頼もしさを増す若虎が、前を向かせてくれる。

  7回、投球する桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

★18時以降は60%

 神戸地方気象台の発表によれば、16日の兵庫県の天気は「曇り時々雨」。正午から午後 6時までの降水確率は70%、試合が行われる午後 6時以降は60%でスッキリと晴れることは望みにくい。15日のように日中に雨が降り続くことも考えられ、試合が開催されても湿ったグラウンドとなる可能性がある。予備日は17日の 1日だけ。阪神は引き分け以上でファイナルステージ進出が決まる。

◇データBOX◇

◎…大山がプレーオフとCSで史上最多タイの 1試合 4安打。2015年10月15日のファイナルステージで阿部(巨人)がヤクルト戦(神宮)で記録して以来セ・パ両リーグ通じて14人目で、新人では史上初。

◎…CSの新人本塁打は2013年10月12日の西武戦(西武ドーム、ファーストステージ)の加藤翔平(ロッテ)以来 4人目( 5本目)。阪神では初。日本シリーズも含めたポストシーズンでは1985年第 3戦の嶋田宗彦以来32年ぶり「2人目」。

 

 右膝靱帯(じんたい)損傷から復活した糸原健斗内野手が 3カ月ぶりの安打を放った。

  8回先頭で代打出場。パットンの 146キロ真っすぐを左前に運んだ。 1軍でのヒットは 7月19日の広島戦(甲子園)以来。だがドラフト 5位ルーキーは敗戦に唇をかみ、「明日、頑張ります」と厳しい表情で引き揚げた。

  8回裏阪神無死、糸原健斗内野手は左前打を放った=阪神甲子園球場

 糸原が代打でCS初安打を放った。 8回先頭で代打で登場し、パットンから左前打。右膝の内側側副靱帯を損傷した 7月19日の広島戦(甲子園)以来、約 3カ月ぶりのヒットとなった。それでも敗戦に「あした、頑張ります」。前日14日の初戦で代打で出場し、 1軍復帰を果たしたばかり。 9回の守備では 2塁を守り、また一歩前進した。

 

 力投する阪神先発の秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 先発した秋山拓巳投手が、 3回でマウンドを降りた。

 「天候が良くなかったので、相手に先制を許さないように集中力を持ってマウンドに上がりました。味方が先制点を取ってくれた後に、簡単に先頭を出して同点にされてしまい、試合の流れを作ることができずに悔しいです」

 この日は 3回 5安打 2失点の内容だった。

  4回からの「2番手」には左腕の岩崎がマウンドにあがった。

  1回途中、マウンドを整備し直してもらう秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 先発した秋山は 2- 0で迎えた 3回一死 2、 3塁からロペスに同点の 2点打を許し、 3回 5安打 2失点で降板。雨中での投球だったが「相手も同じ条件なので…。試合の流れをつくることができずに悔しい」と肩を落とした。しかし、最後には「(ファイナルステージに向けて)できることをしっかりやりたいと思います」と気持ちを切り替えた。

 

  5回途中、選手交代を告げベンチへ引き揚げる金本知憲監督=阪神甲子園球場

 阪神が雨中の乱戦を落とし、DeNAに逆王手をかけられた。悪条件の中、試合途中の中止を想定しながら、 4回から継投に動いた。

 しかし鉄壁のリリーフ陣が乱調。同点で迎えた 7回に桑原がまさかの 6失点。 9回にはマテオも 3点を失い、相手打線を止められなかった。投手陣は合計13失点。金本知憲監督は「いつ試合が中止になるか分からん状態だったから。早めにいかなアカンと思いつつも、 9回までいったら、というのも両方考えないといけなかった。しんどい試合だった。考えることが多くて」と苦い表情で振り返った。

 シーズン中なら中止になるほどのグラウンド状態と雨だったが、試合は63分遅れで強行された。指揮官は「選手は見ていて気の毒で、申し訳ないというかね。おれがやれと言ったわけじゃないが、気の毒だった」と泥だらけのナインを思いやった。

 

  7回表DeNA一死 1、 3塁、乙坂智外野手に「左越え3点本塁打」を浴びた桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場

 桑原謙太朗投手がまさかの乱調で、敗戦投手になった。

 同点の 7回、先頭の梶谷をボテボテのゴロに打ち取るも、ぬかるんだグラウンドで打球が転がらずに内野安打。これをきっかけに被安打 7、 6失点と打ち込まれた。雨で投げづらい環境でだったが、「それはないです。やられただけです」と言い訳にしなかった。

  4回からリリーフ陣を投入も、 5回に岩崎がピンチを招いて降板し、後を受けた石崎が 2走者の生還を許した。 9回から「7番手」としてマウンドに上がったマテオは 3失点と、自慢の中継ぎ陣が機能しなかった。

  7回、田んぼのようなグラウンドで登板した桑原謙太朗投手はDeNA打線につかまった=阪神甲子園球場

 田んぼどころか、潮干狩りができそうななかでのプレーだった。だから金本監督は先発・秋山を 3回、わずか62球で降ろした。石橋をたたいて渡ったはずが、まさかの展開が待っていた。

 「打たれたら何もないです。やられただけ」

 桑原が悔しさをかみ殺した。

  4- 4の 7回だった。「5番手」として高橋からバトンを受けたが、先頭・梶谷のボテボテの打球はぬかるんだグラウンドの 1塁線上で完全に止まり、捕手・梅野が 1塁送球も悪送球(記録は内野安打と失策)。そこからロペス、筒香と連打で勝ち越しを許し、一死 1、 3塁から代打・乙坂に左翼ポール際へ「3ラン」を献上した。わずか 1/3回を 7安打 6失点と大炎上。クリーンアップ斬りを任されたものの、とんでもない結果となった。

  4回に登板した、岩崎優投手=阪神甲子園球場

 ベンチの攻めの継投策も裏目だった。金本監督は「いつ試合が中止になるかわからんという状態やったから。早めにいかないかんと思いつつも、最後まで、 9回までいったらというのと両方考えないといけなかった。しんどい試合でしたね。考えることが多くてね」と唇をかんだ。 4回から岩崎、石崎と惜しみなく投入して、桑原の誤算を修正できる駒はもうベンチにはなかった。

 心配なのは桑原だけではない。 9回を任されたマテオも 1回 4安打 3失点。35球も要して精彩を欠いた。「明日、やるしかない」と助っ人右腕。リードされていた展開や悪天候を考えても集中力を保つのが難しかったのかもしれないが…。自慢の継投陣が打ち崩されて21被安打はプレーオフ、CS史上最多。13失点もセCS史上最多の屈辱だ。大丈夫? と思うのは当然だろう。

 今季、「2位」と躍進できたのは桑原ら強力リリーフ陣がいたおかげ。黒星の責任を誰よりも感じているのは、リリーバーたちだろう。次は必ずや鋭さを取り戻してくれる。

 投球する藤川球児投手=阪神甲子園球場

☆「2番手」で登板し 1回 1/3を 1安打 2失点の岩崎優投手

 「(登板に向けて)いい準備はしていました。(グラウンドの影響は)みんな一緒なので」

☆継投について阪神・香田勲男投手コーチ

 「(先発・秋山の 3回での降板は)状態も見て。雨のこともあったから早め早めの判断になった。(リリーフは)グラウンドコンディションはよくなかったけど、もうひと粘りしてくれたらどっちに転んだかわからなかった」

◇データBOX◇

◎…阪神とDeNAの計31安打はプレーオフ、CSでは1975年阪急-近鉄第 1戦、2009年第 1ステージ中日-ヤクルト第 2戦の27安打を上回る 1試合最多。両軍19得点も1977年阪急-ロッテ第 1戦と並ぶ最多。DeNAのチーム21安打は2013年ファーストステージ第 2戦での西武の20安打を更新する最多。両チーム出場43人、投手14人も最多。

◎…桑原が 7回に 7安打を浴びた。これはプレーオフとCSでは1975年第 1戦の阪急・山田久志(近鉄戦)以来「2人目」でワーストタイ。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

甲子園でのCS第3戦は降雨中止!死球交代の糸井が別メニュー調整、片岡打撃コーチが軽症を強調!

$
0
0

甲子園で午後 6時から行われる予定だった第 3戦は午後 3時、降雨中止が発表された。明日17日順延される。甲子園はこの日も朝から雨が降り続きグラウンドは泥沼状態。開催は絶望的な状況だった。CSファーストステージは 3試合制。現在 2試合を終え「1勝1敗」。明日17日も中止の場合、レギュラーシーズン「2位」の阪神の突破が決まる。ファイナルステージはセ、パともに18日に始まる。リーグ優勝の広島とソフトバンクが「1勝」のアドバンテージを持ち、 6試合制で日本シリーズ進出を争う。

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ( 3試合制)は16日、甲子園球場で予定されていた阪神-DeNAの第 3戦が雨天のために中止となった。ファイナルステージ進出を懸けた最終第 3戦は17日午後 6時から行われ、「レギュラーシーズン2位」の阪神は引き分けても突破が決まる。15日の第 2戦で右腕に死球を受けて負傷交代していた糸井嘉男外野手(36)が16日、別メニューで調整した。甲子園で午後 6時から行われる予定だった第 3戦は降雨中止が発表され、17日の順延が決まった。室内練習場で全体練習が行われたが、糸井の姿はなかった。報道陣に囲まれた片岡篤史打撃コーチ(48)は「秘密特訓してるんちゃうか?」と話し、深刻ではない様子。関係者によると、患部の腫れがひどくならないための別メニュー調整だという。病院にも行っておらず、17日の第 3戦も出場の見込みだ。みなぎる闘志を受け取った指揮官が、状態と、やり取りを明かした。たとえ雨雲が晴れても腕が腫れても「強行出場」。当然そのつもりだった。結果的に、悪天候で17日に順延となり“恵みの1日”になった。ついに迎える、生きるか死ぬかのCS第 3戦。17日も、糸井は出る。改めて、選手に求めるものを問われた金本知憲監督(49)が語ったのも、糸井が見せる執念とまったく同じだった。不屈の超人の力で、決戦を制す。前日に「ソロ」を含む「4安打3打点」と活躍した新人の大山悠輔内野手(22=白鴎大學)は「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。絶対に出て、絶対に勝つ。それしか要らない 1日になる。

阪神のドラフト 1位・大山悠輔内野手が16日、DeNAとの決戦を前に「頑張ります」と意気込んだ。クライマックスシリーズ(CS)は 2試合で「9打数5安打」と絶好調。速球と大舞台に強く、ハートも強いと金本知憲監督も期待。ノっている若虎のバットで、鯉が待つマツダへの扉をこじ開ける。決戦へ、気合があふれていた。負けられない。勝つしかない。大山が短い一言に、すべての思いを込めた。甲子園室内での全体練習では、打撃投手相手に鋭い打球を連発した。CS 2試合で「打率0.556(9打数5安打)」。前日15日は「CS1号含む4安打3打点」をマークした好調な打撃の感触を確かめるように、バットを鋭く振り込んだ。大一番を前にも終始リラックスした表情。気負いもなく、自らの調整に努めた姿が頼もしくみえる。難敵が立ちふさがる。相手先発はジョー・ウィーランド投手(27)が濃厚だ。 9月25日の甲子園では 102球で完封を許すなど、今季 2戦全敗。「防御率1.76」と今季は右腕に苦しんできた。ネット裏からルーキーのフリー打撃を見守った金本監督も、信頼を隠さない。 150キロを超える直球に、手元で動く変化球があろうとも、今の大山なら…。ウィーランドには大山も 4打数無安打だが、短期決戦なら話は別だ。ハートの強さも太鼓判。若き大砲のバットに、これまで以上の大きな期待がのしかかっている。引き分けでもファイナル進出が決まるが、負ければ2017年シーズンが終了する。打って、勝って決める-。総力戦のど真ん中に、大山が立つ。

阪神は16日のクライマックスシリーズ(CS)第 3戦(対DeNA、甲子園)が雨天中止となり、甲子園室内練習場で汗を流した。前日15日の“泥試合”を戦ったチームにとっては“恵みの雨”となり、リリーフ陣もケアに集中。前日、 6失点を喫した桑原謙太朗投手(31)もリベンジへ気合を入れ直した。虎を狂わせた雨は、一夜明けても降り続いた。“沼地”と化した甲子園の黒土。死闘を繰り広げた舞台を離れ、ナインは室内練習場で黙々と体を動かした。“恵みの雨”で心身ともにリセット。セットアッパー、桑原も気を引き締め直した。前日は雨により足場はぬかるみ、マウンドの状況も最悪。投手にとっては本来の力を発揮できる環境ではなく、この日も少なからず影響は出た。 9回に 3失点したマルコス・マテオ投手(33)もブルペン投球で調整し、再度、臨戦態勢を整えた。万全の状態であれば、桑原、マテオの最優秀中継ぎ投手(43ホールドポイント) 2枚を擁する虎に分がある。必ずやり返す。虎が誇るスライダーの名手たちが、CSファイナル進出の切符をつかみ取る。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 - DeNA=降雨中止>◇CSファーストステージ第 3戦◇阪神 1勝 1敗◇16日◇阪神甲子園球場

 甲子園で午後 6時から行われる予定だった第 3戦は午後 3時、降雨中止が発表された。明日17日順延される。

 甲子園はこの日も朝から雨が降り続きグラウンドは泥沼状態。開催は絶望的な状況だった。

 前日15日の第 2戦は、開始を約 1時間遅らせ、降りしきる雨の中で強行された。

 降り続く雨で甲子園球場のグラウンドはドロ沼状態=阪神甲子園球場

 グラウンド整備を行う阪神園芸の金沢健児氏は前日の試合後「(16日は)天気次第。雨が上がらないことにはできない。雨が上がれば、それなりの状態にできる。予報は良くないし、何とも言えない」とコメントしていた。

 CSファーストステージは 3試合制。現在 2試合を終え「1勝1敗」。明日17日も中止の場合、レギュラーシーズン「2位」の阪神の突破が決まる。

 練習を見守る金本知憲監督=阪神甲子園球場

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ( 3試合制)は16日、甲子園球場で予定されていた阪神-DeNAの第 3戦が雨天のために中止となった。ファイナルステージ進出を懸けた最終第 3戦は17日午後 6時から行われ、「レギュラーシーズン2位」の阪神は引き分けても突破が決まる。

 ファイナルステージはセ、パともに18日に始まる。リーグ優勝の広島とソフトバンクが「1勝」のアドバンテージを持ち、 6試合制で日本シリーズ進出を争う。

☆金本監督

 「選手には絶対に勝ち抜くという気持ちを持ってほしいし、持っていると思う。メンタルは整っていると思うから、それをグラウンドで出してくれれば」

 荒れたグラウンドを見つめるDeNA・山崎康晃投手=阪神甲子園球場

 16日に予定された阪神とDeNAによるセ・リーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージ第 3戦(甲子園)は天候不良のため、中止となった。第 3戦は17日午後 6時試合開始予定で同所で行われる。対戦成績は「1勝1敗」。阪神は勝つか引き分ければセ覇者の広島と戦うファイナルステージ(マツダ)に進む。

 前日15日は断続的な雨での試合決行で阪神・大和や梅野、DeNA・筒香ら泥だらけになる選手が続出。甲子園を管理するスタッフも対応に追われ、阪神園芸の金沢健児さんは「(試合開催では)今までにないぐらいの雨でした」と語り、通常の 5回のグラウンド整備だけではなく、臨機応変にマウンド付近にも速乾性の強い砂を入れていた。この日も天候は回復せず、中止が決まった。

 セ、パ両リーグはシーズン終盤に「連盟管理節」を設定。今季は 8月29日以降、CSを含めて当該試合の審判とリーグ統括の判断となっている。ファイナルステージが18日に開幕するため、ファーストステージの予備日は17日の 1日しかない。

 第 2戦中にグラウンドを整備する阪神園芸。第 3戦へ向けても腕を伏す=阪神甲子園球場

 決戦に備えて、職人も腕まくりだ。朝から雨が降り続けた16日、甲子園のグラウンドは前日に試合を強行していたため、シートをかけることができなかった。ただし、17日は午前中に雨がやむ予報となっており、グラウンドキーパーたちは、午前 9時から総出の10人体制で回復に努めるという。

 阪神園芸・金沢健児甲子園施設部長は「朝の天気を見て、できる限りの作業に入りたい」と気合。朝、天候が回復していれば、適度に水分を含んだ土となり、最高の状態に仕上がる可能性がある。「どこまで回復できるのか、楽しみです」。“プレー・ファースト”の精神で、全力を注ぐ。

 前夜は同社の公式ホームページにアクセスが殺到し、サーバーがダウンしてしまったほどの大活躍ぶり。世界屈指の腕前がまたも炸裂しそうだ。

★17日の兵庫県の天気予報

 神戸地方気象台は16日夕方に「(17日は)前線や湿った空気の影響でおおむね曇りとなり、明け方までは南部を中心に雨が降るでしょう」との予報を発表。午前中はにわか雨の可能性があるが、午後からは雨が止み、徐々に日が差す見込みという。甲子園での試合は開催できそうだ。

 

 糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場(2017年10月15日撮影)

15日の第 2戦で右腕に死球を受けて負傷交代していた糸井嘉男外野手が16日、別メニューで調整した。

 甲子園で午後 6時から行われる予定だった第 3戦は降雨中止が発表され、17日の順延が決まった。室内練習場で全体練習が行われたが、糸井の姿はなかった。

 報道陣に囲まれた片岡打撃コーチは「秘密特訓してるんちゃうか?」と話し、深刻ではない様子。関係者によると、患部の腫れがひどくならないための別メニュー調整だという。病院にも行っておらず、17日の第 3戦も出場の見込みだ。

 死球を受けた糸井嘉男外野手=2017年10月15日、阪神甲子園球場

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ( 3試合制)は16日、甲子園球場で予定されていた阪神-DeNAの第 3戦が雨天のために中止となった。ファイナルステージ進出を懸けた最終第 3戦は17日午後 6時から行われ、「レギュラーシーズン2位」の阪神は引き分けても突破が決まる。

 阪神は第 2戦で右上腕部付近に死球を受けて交代した糸井が別メニューでの調整となったが、片岡打撃コーチは「ゲームに出られないというのはない。試合に備えて準備をしていただけ」と軽症を強調した。

 DeNAはウィーランドが第 3戦にスライド先発する見通しで、同コーチは「球種はそんなに多くないが、タイミングが取りづらいタイプ」と分析。前日にソロを含む「4安打3打点」と活躍した新人の大山は「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。

 15日、死球を受けた右腕を押さえる糸井嘉男外野手。腫れは残るが強行出場する=2017年10月15日、阪神甲子園球場

 糸井にかける! 糸井嘉男外野手は16日、天候不良により順延となったDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第 3戦の試合前練習に姿を見せず。前日15日の第 2戦で右上腕付近に死球を受けた影響で別メニュー調整を行った。17日の大一番への出場を直訴した超人が、虎をファイナルに押し上げる。

 大一番を目の前に、姿を消した。まだ雨音が聞こえ続けていた、甲子園の室内練習場。乱戦を乗り越え、再び決戦へと挑もうと静かに体をほぐす虎ナインの中に、糸井だけがいなかった。あのゲームの代償は、鈍い痛みで腕に残る。だが糸井は戦う。金本監督に強い意志を示していた。

 「自分でちょっと(練習を)やったんじゃない? ちょっと腫れもあるしね。(試合があった場合でも)本人は『いく』と言っとったよ」

  7回、死球を受けた糸井嘉男外野手=2017年10月15日、阪神甲子園球場

 みなぎる闘志を受け取った指揮官が、状態と、やり取りを明かした。たとえ雨雲が晴れても腕が腫れても「強行出場」。当然そのつもりだった。結果的に、悪天候で17日に順延となり“恵みの1日”になった。ついに迎える、生きるか死ぬかのCS第 3戦。17日も、糸井は出る。

 前日15日の雨中のゲームの中、筒香のように泥まみれにこそなっていないが、一番の“被害”を受けたのが糸井と言ってもいい。投手の手が滑るのも責められないような状況ではあったが、 4-10の 7回、砂田から右上腕付近に死球を受け、代走を送られた。だが、このシーズンの一大局面。痛みによって引き下がる気など、さらさらなかった。改めて、選手に求めるものを問われた金本監督が語ったのも、糸井が見せる執念とまったく同じだった。

 「いつも言うように、何が何でも、というね。絶対勝ち抜く、勝ち上がるという気持ちを持ってほしいし、僕は持っていると思うし。そのメンタルを整えてくれていると思うし、それをそのままグラウンドに出してくれたらいいと思う」

 練習を見守る金本知憲監督(右)。糸井は不在も、その男気に期待をかける=阪神甲子園球場

 あの壮絶なゲームを乗り越え、強い気持ちだけで挑み、必ず勝ち上がらなくてはならない。指揮官と、熱く燃える超人の思いは完全に一つだ。

 患部が利き腕ということもあり、打撃だけでなく、送球への不安にもつながりかねない。だが、腫れはあるとはいえ、心配は不要だ。練習での不在を問われた片岡打撃コーチが「秘密特訓ちゃうか?」と暗くない表情で口を開いた。さらに続けて「ゲームに出られないとかいうことではない。(中止となった16日も)試合に備えて準備をしていた」とも語った。

  2月のキャンプから、これまでの故障時も含めシーズンを「二人三脚」で歩んできた本屋敷トレーナーも「(病院は)行っていません。大丈夫です。(別メニュー調整は)試合に向けての調整、準備。痛みがあっても無理をしても出るという気持ちは強くあると思います」と言い切った。この日も報道陣の目が届く範囲での練習こそ行わなかったが、甲子園クラブハウス内でトレーニングを行ったとみられる。

 絶対に出て、絶対に勝つ。それしか要らない 1日になる。不屈の超人の力で、決戦を制す。

 練習する岩崎優投手=阪神甲子園球場

★糸井嘉男外野手の2013年強行出場VTR

 オリックス時代の2013年 5月 3日のロッテ戦(京セラ)での走塁で右膝を負傷。 7日に「軽度の内側側副靱帯損傷」と診断されたが、翌 8日のソフトバンク戦(京セラ)に「5番・DH」で強行出場。 1点リードの 3回無死 1、 3塁で、先発・寺原のチェンジアップを右中間へ運ぶ「3ラン」。テーピングでガチガチに固めた右足をひきずりながら、ゆっくりとダイヤモンドを一周。 4- 2の勝利に貢献した。

◇データBOX◇

◎…前後期時代を含めたプレーオフ(パのみ実施)、CSの中止は2014年10月13日のオリックス-北海道日本ハム(京セラ)が台風接近で中止になって以来 3年ぶり「9度目」でセでは初。前回は今回と同様、月曜の試合が中止となり翌日の予備日に順延。「3位」の北海道日本ハムが「2位」のオリックスを破って「2勝1敗」とし、ファイナルステージに進んだ。

 

 CS男で打ち勝つ!! 阪神のドラフト 1位・大山悠輔内野手が16日、DeNAとの決戦を前に「頑張ります」と意気込んだ。クライマックスシリーズ(CS)は 2試合で「9打数5安打」と絶好調。速球と大舞台に強く、ハートも強いと金本知憲監督も期待。ノっている若虎のバットで、鯉が待つマツダへの扉をこじ開ける。

 決戦へ、気合があふれていた。負けられない。勝つしかない。大山が短い一言に、すべての思いを込めた。

 「頑張ります」

 甲子園室内での全体練習では、打撃投手相手に鋭い打球を連発した。CS 2試合で「打率0.556(9打数5安打)」。前日15日は「CS1号含む4安打3打点」をマークした好調な打撃の感触を確かめるように、バットを鋭く振り込んだ。大一番を前にも終始リラックスした表情。気負いもなく、自らの調整に努めた姿が頼もしくみえる。

 難敵が立ちふさがる。相手先発はウィーランドが濃厚だ。 9月25日の甲子園では 102球で完封を許すなど、今季 2戦全敗。「防御率1.76」と今季は右腕に苦しんできた。

 「感じもよくなってきたし、速い球に強いでしょ、大山は。変化球も昨日、『2本』ともだったかな。対応力ありますからね」

 室内で快音を響かせる大山悠輔内野手。見守る金本知憲監督(左)も、新人のバットに期待大だ=阪神甲子園球場新室内練習場

 ネット裏からルーキーのフリー打撃を見守った金本監督も、信頼を隠さない。 150キロを超える直球に、手元で動く変化球があろうとも、今の大山なら…。ウィーランドには大山も 4打数無安打だが、短期決戦なら話は別だ。ハートの強さも「昨日を見てもそうでしょう」と太鼓判。若き大砲のバットに、これまで以上の大きな期待がのしかかっている。

 「(重圧を)感じてないんじゃないかな? 目の前に必死で。鈍感なんじゃない? どっちかといえば俺もそういうタイプやったけど。こんな大一番というときに、えっ、きょう大一番やったかな、とか」

 監督自身も現役時代は、何度もポストシーズンを経験。2003年のダイエー(現ソフトバンク)との日本シリーズでは「日本一」こそ逃したが、「4発」を放ってみせた。指揮官としては初の短期決戦も、その難しさや重圧を知るからこそ、称賛できる。

 引き分けでもファイナル進出が決まるが、負ければ2017年シーズンが終了する。打って、勝って決める-。総力戦のど真ん中に、大山が立つ。

★大山悠輔内野手の「4安打」VTR

 15日の第 2戦で「5番・1塁」で先発出場。 2回の第 1打席では先発・今永から俊介の先制打につながる右前打。 3回には虎の新人としてはCS初となる左翼席へ一時勝ち越しとなる「ソロ」。 6回には三上から 1塁線へ「2塁打」を放ち、 7回には「2点2塁打」を放った。「1試合4安打」は2015年の阿部(巨人)に続くプレーオフ最多記録タイ。新人では史上初の快挙だった。

 

 雨天中止となった阪神甲子園球場。やはりグラウンドは水浸しとなっていた

 阪神は16日のクライマックスシリーズ(CS)第 3戦(対DeNA、甲子園)が雨天中止となり、甲子園室内練習場で汗を流した。前日15日の“泥試合”を戦ったチームにとっては恵みの雨となり、リリーフ陣もケアに集中。前日、 6失点を喫した桑原謙太朗投手もリベンジへ気合を入れ直した。

 虎を狂わせた雨は、一夜明けても降り続いた。“沼地”と化した甲子園の黒土。死闘を繰り広げた舞台を離れ、ナインは室内練習場で黙々と体を動かした。恵みの雨で心身ともにリセット。セットアッパー、桑原も気を引き締め直した。

 「きのうはきのうなので…。何がなんでもやらないと、という思いはあります」

 室内で汗を流す桑原謙太朗投手。虎のリリーフ陣にとっては“恵みの雨”となった=阪神甲子園球場新室内練習場

 口数の少ない右腕が正々堂々、リベンジを宣言した。それほど悔しかった。前日15日の第 2戦。試合前からグラウンドコンディションは悪く、チームは雨天中止や降雨コールドを見据え、早めの継投策に出た。右腕も 7回に 4- 4の場面で登板。だが、「3ランを含む7安打」を浴び、一挙「6失点。一死」しか奪えず、試合を壊してしまった。

 前日は雨により足場はぬかるみ、マウンドの状況も最悪。投手にとっては本来の力を発揮できる環境ではなく、この日も少なからず影響は出た。踏ん張ろうとするあまり余分な力が入り、香田投手コーチによると「いつもと違うところの張りがあるという報告も受けている」という。

 雨天中止練習を行う、藤川球児投手=阪神甲子園球場新室内練習場

 それだけに「いい雨、メンテナンスするためのいい休養になる」と同コーチ。金本監督も「ああいう状態でやると体の疲れとか、絶対いらん力も入っているだろうし。 1日空いて、明日いいコンディションでできるのであればきょう(の中止)はね」と前向きにとらえた。

  9回に 3失点したマテオもブルペン投球で調整し、再度、臨戦態勢を整えた。万全の状態であれば、桑原、マテオの最優秀中継ぎ投手(43ホールドポイント) 2枚を擁する虎に分がある。必ずやり返す。虎が誇るスライダーの名手たちが、CSファイナル進出の切符をつかみ取る。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ


楽天ファイナルS進出!初戦黒星から3度目ミラクル!楽天初戦●から突破に監督も最敬礼!

$
0
0

楽天は 1回二死満塁から、ゼラス・ウィーラー内野手(30)の遊撃への内野安打で 1点を先制した。先発の美馬学投手(31)は 3回まで 1安打 4奪三振と好投。楽天は 4回一死 2塁から、 2塁走者ウィーラーが暴投でホームイン。西武は 5回一死 2、 3塁から炭谷銀仁朗捕手(30)の右犠飛で 1点差にせまった。楽天は 8回にウィーラーのソロと枡田慎太郎外野手(30)の「2ラン」で 3点を追加した。 7回からフランク・ハーマン投手(33)、福山博之投手(28)、松井裕樹投手(21)とつなぎ、逃げ切った。勝ち投手は「3番手」宋家豪(ソン・チャーホウ)投手(25)が「1勝」。 3試合制のプレーオフ、CSで初戦に敗れたチームが突破するのは、2009年の中日以来「史上3度目」。楽天は初回、「3四球」で得た二死満塁のチャンスで、ウィーラーが「内野安打を放ち1点先制」。 4回は一死 2塁から、西武野上のワイルドピッチの間に、ウィーラーが 2塁から激走で生還した。西武は 5回、一死 2、 3塁で炭谷が「犠牲フライを放ち1点」を返す。楽天の先発美馬は 4回 2/3を投げ 1失点で降板した。西武は 6、 7回と得点圏に走者を進めたが、楽天救援陣の前にあと1本が出なかった。楽天は 8回にウィーラーの「ソロ」、枡田の「2ラン」でダメ押し。 9回は守護神の松井裕が登板。浅村に「ソロ本塁打」を許したが、リードを守りきった。梨田昌孝監督(64)の積極采配が的中し、投打の歯車がかみ合った。18日からソフトバンクと、ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームで日本シリーズ進出をかけて戦う。

ゼラス・ウィーラー内野手が、先制の適時内野安打を放った。初回、二死満塁の好機で、西武・野上亮磨投手(30)のカーブをしぶとく 3遊間へ。相手遊撃手が 2塁へ送球するもセーフとなり、 3塁走者の茂木栄五郎内野手(23)が本塁に生還した。CSファイナルステージを懸けた大一番で、泥くさく点をもぎ取り笑顔を浮かべた。ゼラス・ウィーラー内野手は初回に先制の内野安打、 4回には西武野上の暴投で 2塁から一気に生還。 8回にはダメ押しとなる「ソロ本塁打」を放った。気温10度と冷え込んだメットライフドームで、白い息が弾んだ。 2- 1の 8回二死、シュリッターの 148キロの直球を完璧に捉えた。ダイヤモンドを回ると、仲間とハイタッチをかわし、喜びを爆発。プレーオフでの本塁打はメジャーでの経験も含めて、自身初だ。“下克上”へ、まずは第1関門を突破。福岡で待つソフトバンクには「いいマッチアップになると思うよ」と、助っ人は不敵な笑みを浮かべた。火がついた主砲は、ファイナルステージも止まらない。

楽天の枡田が 2試合連続で打点を挙げ、起用に応えた。 3- 1の 8回二死 1塁で 2球目のツーシームを捉えて左翼席への「2ラン」とし控えめに喜んだ。今季は 1軍に定着しきれなかったが、CS第 2戦で先発十亀剣投手(29)との相性の良さを買われて先発起用され、「適時2塁打」を放った。

楽天の美馬は 5回二死まで投げ、「3安打1失点」だった。 1回先頭の秋山に 3塁打を浴びたが後続を打ち取った。 2- 0の 5回にピンチを迎え、炭谷の犠飛で 1点を返されたところで降板となった。記事をまとめてみました。

 

 

 <西武2-5楽天>◇CSファーストステージ第 3戦◇楽天 2勝 1敗◇16日◇メットライフドーム

 楽天は 1回二死満塁から、ウィーラーの遊撃への内野安打で 1点を先制した。先発の美馬は 3回まで 1安打 4奪三振と好投。

 楽天は 4回一死 2塁から、 2塁走者ウィーラーが暴投でホームイン。西武は 5回一死 2、 3塁から炭谷の右犠飛で 1点差にせまった。

 楽天は 8回にウィーラーのソロと枡田の「2ラン」で 3点を追加した。 7回からハーマン、福山、松井裕とつなぎ、逃げ切った。勝ち投手は「3番手」宋家豪が「1勝」、西武は野上が「1敗」。

  4回表楽天一死 2塁、打者枡田慎太郎外野手の時、野上の暴投で 2塁走者ゼローズ・ウィーラー内野手(右)が一気に本塁を突いて生還、ナインとハイタッチ=メットライフドーム

 「レギュラーシーズン3位」の楽天が、初戦黒星からの連勝で「同2位」西武を破り、CSファイナルステージ進出を決めた。楽天のファイナル進出は日本一になった2013年以来。また、 3試合制のプレーオフ、CSで初戦に敗れたチームが突破するのは、2009年の中日以来「史上3度目」。

  4回表楽天一死 2塁、打者枡田慎太郎外野手の時、野上の暴投で生還した 2塁走者ゼローズ・ウィーラー内野手(手前)はオコエ瑠偉外野手(右)らナインとハイタッチ=メットライフドーム

 楽天は初回、「3四球」で得た二死満塁のチャンスで、ウィーラーが「内野安打を放ち1点先制」。 4回は一死 2塁から、西武野上のワイルドピッチの間に、ウィーラーが 2塁から激走で生還した。西武は 5回、一死 2、 3塁で炭谷が「犠牲フライを放ち1点」を返す。楽天の先発美馬は 4回 2/3を投げ 1失点で降板した。

 西武は 6、 7回と得点圏に走者を進めたが、楽天救援陣の前にあと1本が出なかった。楽天は 8回にウィーラーの「ソロ」、枡田の「2ラン」でダメ押し。 9回は守護神の松井裕が登板。浅村に「ソロ本塁打」を許したが、リードを守りきった。

 選手交代を告げた楽天梨田昌孝監督=メットライフドーム

 梨田監督は「テレビや新聞を見て、初戦に負けると(ファイナルステージ進出は)難しいとあったが、みんな一生懸命にやってくれた。本当にうれしい」と最敬礼。パリーグ王者のソフトバンクとの対戦へ向け「シーズンでは五分(12勝13敗)。何とか頑張ってやっていく」と気を引き締めた。

 パ・リーグのCSファイナルステージは18日から、ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームで行われる。

 最後を締めた松井裕樹投手(左)は嶋基宏捕手と抱き合って歓喜。打のヒーロー、ゼラス・ウィーラー内野手(手前)はガッツポーズだ=メットライフドーム

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ( 3試合制)の第 3戦が行われ、「レギュラーシーズン3位」の楽天が、「同2位」の西武に 5- 2で勝利。初戦を 0-10の大敗から 2連勝で対戦成績を「2勝1敗」とし、ファイナルステージ進出を決めた。梨田昌孝監督の積極采配が的中し、投打の歯車がかみ合った。18日からソフトバンクと、日本シリーズ進出をかけて戦う。

 スタンドの声援に応える楽天の梨田昌孝監督=メットライフドーム

 イヌワシ戦士を、梨田監督が勝利のハイタッチで出迎えた。「1勝1敗」として逆王手をかけた一戦を制し、CSファーストステージを突破。温厚な指揮官が頬を紅潮させて、まくし立てた。

 「初戦を落として、ここまで来られたから、すごくうれしい。みんな一生懸命やってくれた」

 敵地・メットライフドームは 3万1755人の観衆で埋まった。圧倒的に不利な状況のもとで、積極采配がズバリ的中。獅子党はため息の連続で、最後は沈黙させた。

  4回 西武・野上亮磨投手が暴投。捕手・炭谷銀仁朗(左)がボールを見失う間に三走のゼラス・ウィーラー内野手が生還=メットライフドーム

  2- 0の 5回。先発・美馬を、 1点を失った二死 3塁で降板させた。相手は好打の秋山。「2番手」にドラフト 9位左腕・高梨(JX-ENEOS)をつぎ込み、空振り三振でピンチを寸断した。

 「あそこは同点にされては駄目。美馬は秋山に 3塁打( 1打席目)を打たれていたし、切羽詰まっていたから早めに代えた」

 楽天・先発の美馬学投手=メットライフドーム

  6回無死 1塁では、「3番手」でワールド・ベースボール・クラシック台湾代表の宋家豪(ソン・チャーホウ)を投入。 7月末に育成選手から支配下登録され、 1軍登板 5試合の“秘密兵器”が 1回を無失点に抑えた。さらにハーマン、福山、松井裕とつなぎ、 6投手の継投策が機能した。

 打線は相手の先発右腕・野上に対し、左打者を 7人並べた。 8回には、「8番・DH」の枡田が試合を決める「左越えの2ラン」。今季出場わずか2試合、「打率0.169」だった30歳の起用が、見事にはまった。さらに手堅く 4犠打。「シーズン後半の調子が悪いときに試したのがよかった」と梨田監督は、してやったりの表情。“マジック成功”の連続だった。

  7回、マウンドに上がったフランク・ハーマン投手=メットライフドーム

 今季の楽天は開幕から好調で、 7月終了時点で首位。しかし 8月は「7勝18敗1分け」、 9月は「9勝13敗」と失速した。「3位」で迎えたCSファーストステージも14日の初戦は菊池に完封を許し、 0-10で大敗。勢いはないように見えた。しかし前日15日の第 2戦は岸の好投で取り返し、この夜は投打がガッチリかみ合っての快勝だ。指揮官は「おもしろかったけどね。シーズン中はやらない継投に、美馬も中継ぎもよく応えてくれた。枡田は状態がよかったから、 2試合連続で出場してもらった」と選手をたたえた。

  8回、「2点本塁打」を放ちナインとハイタッチする楽天・枡田慎太郎外野手=メットライフドーム

 18日からは「レギュラーシーズン1位」・ソフトバンクと、日本シリーズ進出をかけてファイナルステージ( 6試合制、ヤフオクドーム)を戦う。「きょうの気持ちを忘れずに、しっかり戦う」と梨田監督。「同2位」・西武を撃破。いきなり番狂わせを起こし、危険なダークホースのにおいが漂い始めた。

 最後の打者を打ち取り抱き合って喜ぶ楽天・松井裕樹投手(左)と嶋基宏捕手=メットライフドーム

◇データBOX◇

〔1〕「レギュラーシーズン3位」の楽天が対戦成績を「2勝1敗」とし、ファイナルステージ進出を決めた。 3試合制のプレーオフ、CSで黒星発進から連勝してファーストステージを突破したのは、2006年のソフトバンク(シーズン3位)、2009年の中日(同2位)に次いで 8年ぶり「3度目」。2011年の巨人から続いていた「1勝1敗」に追いついた球団のファーストステージ敗退を「8」で止めた。

〔2〕「3位」球団の突破は昨年のDeNA以来、「13度目」。パでは2015年のロッテ以来 2年ぶり「9度目」と「2位球団の5度」を大きく上回る。

〔3〕楽天のファイナルステージ出場は2009年(シーズン2位)、2013年(同1位)に次いで 4年ぶり「3度目」。ファーストステージの突破は2009年に次いで「2度目」で、出場した「2度」すべて突破となった。

 

  1回表楽天二死満塁、先制適時遊安打を放ちベンチに向かってガッツポーズのゼラス・ウィーラー内野手=メットライフドーム

 楽天ゼラス・ウィーラー内野手が、先制の適時内野安打を放った。

 初回、二死満塁の好機で、西武野上のカーブをしぶとく 3遊間へ。相手遊撃手が 2塁へ送球するもセーフとなり、 3塁走者の茂木が本塁に生還した。CSファイナルステージを懸けた大一番で、泥くさく点をもぎ取り「何としても先制したかったから、食らい付いていった。( 1塁走者の)島内が頑張って走ってくれたおかげだね」と笑顔を浮かべた。

  4回表楽天一死 2塁、野上亮磨投手の暴投で 2塁から生還し喜ぶゼラス・ウィーラー内野手=メットライフドーム

 「レギュラーシーズン3位」の楽天が、初戦黒星からの連勝で「同2位」西武を破り、ファイナルステージ進出を決めた。楽天のファイナル進出は「日本一」になった2013年以来、 4年ぶり。また、 3試合制のプレーオフ、CSで初戦に敗れたチームが突破するのは「史上3度目」。

 ゼラス・ウィーラー内野手は初回に先制の内野安打、 4回には西武野上の暴投で 2塁から一気に生還。 8回にはダメ押しとなる「ソロ本塁打」を放った。「非常に興奮していますし、この 3ゲームは非常にいい試合だったと思います。(本塁打は)非常にいい打席だったと思いますし、打てるボールがあったら積極的に行こうと思っていました。 2- 1で勝っていたのでなんとかリードを広げたいという思いでした。きょうは寒かったので手の感触があまりなかったんですけど、なんとかホームランになって良かったと思います。プレーオフというのは数字は関係ないと思っていますし、個人個人が自分の持つべき仕事をやれば勝利につながると思う。みなさん、福岡にぜひ足を運んでいただいて、熱い熱い応援をよろしくお願いします」と話した。

走者ゼラス・ウィーラー内野手は一気に本塁を突く=メットライフドーム

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第 3戦は、楽天が 5- 2で西武に勝利。「2勝1敗」でファイナルステージに進んだ。ゼラス・ウィーラー内野手が 8回の「ソロ本塁打」など「3安打2打点」で勝利に貢献。アニメ「ハクション大魔王」にそっくりのムードメーカーは、次なるソフトバンクとの戦いでも活躍を狙う。

 ムードメーカーが、ド派手な一発を見舞った。ウィーラーは打った瞬間に本塁打とわかる打球を、レオ党で埋まる左翼席上段に突き刺した。

 「とても興奮している。寒かったので手の感触はなかったけど、入ってくれてよかった」

 ゼラス・ウィーラー内野手は 8回、左越えに「ソロ本塁打」。ブライアン・シュリッター投手(手前)はマウンドで肩を落とした=メットライフドーム

 気温10度と冷え込んだメットライフドームで、白い息が弾んだ。 2- 1の 8回二死、シュリッターの 148キロの直球を完璧に捉えた。ダイヤモンドを回ると、仲間とハイタッチをかわし、喜びを爆発。プレーオフでの本塁打はメジャーでの経験も含めて、自身初だ。

 「走」でも貢献した。 1回、二死満塁で遊撃へ弱いゴロを打って全力疾走。内野安打で貴重な先制点を生んだ。「望んだ形ではなかったけど、先制できてよかった」とCS初安打で勢いに乗ると、 4回には中前打で出塁。次の岡島の犠打で 2進すると、西武・野上の暴投で 2塁から一気に本塁を陥れた。「捕手が(ボールを)見失っていたので『いける』と思った」と貴重な「2点目」となる走塁にニヤリ、だ。

 1回二死満塁、ゼラス・ウィーラー内野手が遊撃へ先制内野安打を放った=メットライフドーム

 前日15日までの2試合はヒットなし。それでも「プレーオフで個人の成績は関係ない」と、アニメ「ハクション大魔王」にそっくりのムードメーカーは、持ち前の明るさは失わなかった。梨田監督も 3安打の主砲に「よく走って、ファインプレーもあってホームランも打って、ウィーラーが元気だとチームも活気づくね」と上機嫌に語った。

 “下克上”へ、まずは第1関門を突破。福岡で待つソフトバンクには「いいマッチアップになると思うよ」と、助っ人は不敵な笑みを浮かべた。火がついた主砲は、ファイナルステージも止まらない。

  4回、安打で出塁するゼラス・ウィーラー内野手=メットライフドーム

☆ゼラス・ウィーラー(Zelous Wheeler)

 1987年 1月16日生まれ、30歳。米アラバマ州出身。2007年にドラフト19巡目(全体 581位)でブルワーズ入団。2014年にヤンキースでメジャーデビュー。メジャーでは「29試合で打率0.193、2本塁打、5打点」。2015年から楽天。今季は 142試合に出場、「打率0.271、31本塁打、82打点」。通算成績は 373試合に出場、「打率0.266、72本塁打、220打点」。 1メートル78、 100キロ。右投げ右打ち。年俸 1億円。背番号「40」。

◇データBOX◇

 本塁打は、昨年ファーストステージ第 1戦のロッテ( 1回に清田育宏とデスパイネ)以来。楽天では2009年第 1ステージ第 1戦の 1回に高須洋介内野手とフェルナンド・セギノール内野手が放って以来「8年ぶり2度目」。

 

  8回、枡田慎太郎外野手が左越えに2点本塁打を放つ=メットライフドーム

 楽天の枡田が 2試合連続で打点を挙げ、起用に応えた。 3- 1の 8回二死 1塁で 2球目のツーシームを捉えて左翼席への「2ラン」とし「思い切っていけて結果的にホームランになった」と控えめに喜んだ。

 今季は 1軍に定着しきれなかったが、CS第 2戦で先発十亀との相性の良さを買われて先発起用され、「適時2塁打」を放った。勢いを持ち込み「ほとんど仕事をしていない中、使ってもらえてありがたい。それに尽きる」とうなずいた。

 

 楽天・先発した美馬学投手=メットライフドーム

 楽天の美馬は 5回二死まで投げ、「3安打1失点」だった。 1回先頭の秋山に 3塁打を浴びたが後続を打ち取り「 1点はオーケーと割り切ったのがよかった」と振り返った。

  2- 0の 5回にピンチを迎え、炭谷の犠飛で 1点を返されたところで降板となった。「先発の役割は果たしていない。次(登板が)回ってきたらしっかり仕事をしたい」とファイナルステージへ奮起を期した。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト 
 

◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!

 

※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!

 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。

 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。

 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!

 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。

 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円

 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。

 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

大山が反撃タイムリー!バットでチーム盛り上げ!能見一死しか取れず3失点KO…2番手は石崎!

$
0
0

甲子園のグラウンドを管理する阪神園芸が匠の技で、阪神-DeNAの両チームに最高の舞台を用意した。14日の第 1戦は阪神が快勝。15日の第 2戦は降りしきる雨の中、泥沼のコンディションの中、DeNAが勝ち 1勝 1敗。前日16日は降雨中止。17日も午前中まで雨。グラウンドキーパーは午前 9時に集合。午前中は雨が続いており、作業ができなかったが、それでも昼過ぎに雨が上がるとグラウンド整備を担当する阪神園芸が活動開始。グラウンドにできた水たまりにを「魔法の白い袋」を使ってみるみると水分を吸い上げていった。匠の技による整備もあり、定刻通り午後 6時にプレーボール。試合はホームの阪神が敗れ、DeNAがファイナルステージ進出となったものの、悪天候の中、両者の熱戦を演出した阪神園芸の技術の高さも光った。阪神園芸の金沢健児甲子園施設部長は「完璧ではないけど、できることをやった。野球ができる状態にはできたかな」と胸を張った。

DeNAが初回に無死 1、 3塁からホセ・ロペス内野手(33)の先制左前適時打などで 3点を挙げた。先発ジョー・ウィーランド投手(27)は 3回を 1安打無失点。DeNAが 4回に梶谷隆幸外野手(29)の中前適時打、ロペスの「2ラン」で 3点を追加した。阪神は 6回に大山悠輔内野手(22=白鴎大学)の右前適時打で 1点を返した。DeNAがファーストステージ突破を決めた。ウィーランドが 7回 1失点と好投。阪神は 1回持たずKOの先発能見篤史投手(38)が誤算だった。金本知憲監督(49)がCS敗退の悔しさをかみしめた。先発能見が 1回から 3点を失い、防戦一方となり、 4回には「3番手」の岩崎優投手(26)がロペスに致命的な「2ラン」を浴びて 6点差に広がった。打線も好投手の先発ウィーランドを攻略できず。勝てばファイナル進出の大一番は完敗だった。監督就任 2年目の今季も若手強化を最大のテーマに掲げ、チーム最多の「20本塁打」を放った中谷将大外野手(24)やCSでも大活躍したルーキー大山が台頭。その一方で、昨季、存在感を示した高山俊外野手(24)や北條史也内野手(23)、原口文仁捕手(25)が不振に終わった。主戦の先発藤浪晋太郎投手(23)が絶不調に陥ったのも誤算だった。中堅クラスの奮闘でシーズンは「78勝61敗4分けの2位」。昨季の借金「12」から今季貯金「17」に押し上げた。

大山悠輔内野手が反撃のタイムリーを放った。 6点ビハインドの 6回二死 2塁。DeNAウィーランドの内角高めの速球を右前にはじき返し、 2塁走者を生還させた。同学年の藤浪の投入で場内の雰囲気が一気に変わった甲子園。それに負けじとバットでチームを盛り上げた。駆け抜けた 1年目は、打ちまくったまま終わった。大山の向かっていく姿勢、鋭い振りだけが、沈みきった甲子園を照らす光だった。最後の試合も、チーム唯一の得点を生み、刻んだ打率は驚異の 0.538。虎を勝たせようと、もがき続けた。 6回二死 2塁でも無我夢中で食らいついた。ウィーランドの 146キロ真っすぐを捉え、ライナーで 2塁手の頭上を越える右前適時打。 4万6319人が詰めかけた本拠地が、この日最高の盛り上がりを見せた。15日の雨中の第 2戦では、虎の新人としては史上初のCS本塁打。そればかりか、CS最多タイ記録の 1試合 4安打を放った。この夜の 2安打で全試合安打とし、「打率0.538(13打数7安打)、4打点、1本塁打」と堂々たる数字。片岡篤史打撃コーチ(48)もねぎらった。ずっと謙虚に、ただファンのため、虎のために。大山は戦い、打ち続ける。

阪神先発の能見篤史投手が 1回を持たずに降板した。 1回無死 1、 3塁でDeNAロペスに先制打、嶺井博希捕手(26)にも「2点適時打」を許し、いきなり 3失点。一死満塁で「8番投手」のウィーランドを迎えたところで、「2番手」石崎剛投手(27)との交代が告げられた。レギュラーシーズンではDeNA相手に 3試合先発し、「1勝負けなしで防御率2.14」。 9月28日同戦では完投勝利を挙げていた。悔しさの残るシーズン最終登板となった。

藤浪晋太郎投手が 6回からリリーフ登板した。 9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、17日に出場登録をされた。 6回リリーフ登板した藤浪晋太郎投手は 2回無失点に抑えた。 6回はこの日最速の 157キロを計測するなど「3者凡退」。 7回は先頭ロペスに左前打を許したが、筒香嘉智外野手(25)を遊ゴロ、宮崎敏郎内野手(26)は投ゴロ、最後は嶺井を空振り三振に仕留めた。 9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、この日出場選手登録されたばかりだった。救援登板は新人時代の2013年以来だったが、最速 157キロを出すなど、 2回を 1安打無失点に締め「いい意味で、適当に投げようと思った。抑えたら(流れが)変わると思った」と話した。今季は制球難などで 1軍と 2軍を何度も行き来した。金本監督は「来季に向けた起用でない」としながらも期待を込めた。

セは「レギュラーシーズン2位」の阪神が「同3位」のDeNAに 1- 6で敗れ、CSファーストステージでの敗退が決まった。先勝した「2位」チームが敗退するのは初という屈辱に金本知憲監督は「結果がすべて。残念で悔しい」。巻き返しの 3年目に向けて、今季限りで引退を発表した新井良太内野手(34)の入閣が検討されていることが明らかになった。雨が上がった甲子園に虎党の涙が落ちた。先発能見が一死しかとれず、 3失点KO。見せ場もつくれず、そのまま押し切られた。勝負にならなかった金本監督は唇をグッとかんだ。来季の巻き返しを誓う。確かな上がり目があった2017年が閉幕した。明るく、厳しく、そして、もっと強く。退任した掛布雅之 2軍監督(62)の後任には矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)、片岡篤史打撃コーチのいずれかの配転を軸に調整中。首脳陣のテコ入れとともに、再出発を図る。シーズンは終了。18日には大阪・野田の電鉄本社にて、坂井オーナーへのシーズン報告会を行う。今季の反省と来季への課題を洗い出す。並行して、来季に向けた新しいコーチングスタッフの編成も、急ピッチで進めていく。良太、入閣検討へ-。球団関係者の話を総合すると、11日に引退会見をしたばかりの新井が指導者として引き続きタテジマに袖を通し続ける可能性が浮上していることが判明した。安藤優也投手(39)も入閣予定でフレッシュな人材が金本阪神を支える。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 1- 6DeNA>◇CSファーストステージ第 3戦◇阪神 1勝 2敗◇17日◇阪神甲子園球場

 甲子園のグラウンドを管理する阪神園芸が匠の技で、阪神-DeNAの両チームに最高の舞台を用意した。14日の第 1戦は阪神が快勝。15日の第 2戦は降りしきる雨の中、泥沼のコンディションの中、DeNAが勝ち 1勝 1敗。前日16日は降雨中止。17日も午前中まで雨。それでも昼過ぎに雨が上がるとグラウンド整備を担当する阪神園芸が活動開始。グラウンドにできた水たまりにを「魔法の白い袋」を使ってみるみると水分を吸い上げていった。匠の技による整備もあり、定刻通り午後 6時にプレーボール。試合はホームの阪神が敗れ、DeNAがファイナルステージ進出となったものの、悪天候の中、両者の熱戦を演出した阪神園芸の技術の高さも光った。

 グラウンド整備を行う阪神園芸関係者=阪神甲子園球場

 決戦に向け、甲子園球場を管理する阪神園芸のスタッフがグラウンドの整備を急ピッチで行った。グラウンドキーパーは午前 9時に集合。午前中は雨が続いており、作業ができなかったが、雨が止んだ午後 0時半から総出の10人態勢で作業を開始した。水たまりに黒土をかぶせ、何度もトンボがけを行い、試合前には甲子園のグラウンドを普段通りの姿に復活。

 15日の第 2戦は降りしきる雨の中で決行され、16日は雨天中止。阪神園芸の金沢健児甲子園施設部長は「完璧ではないけど、できることをやった。野球ができる状態にはできたかな」と胸を張った。

 前日16日は降り続ける雨で雨天順延が決定=阪神甲子園球場

☆阪神園芸・ドキュメント

★午前 9時:総出の10人が集合。予報に反して降雨が続いていたため、作業開始を遅らせる

★午前11時30分頃:雨が上がったが、グラウンドはドロドロ

★午後 0時30分:雨がやんだことを確認し、整備開始

★午後 1時:マウンド、打席に土をかけてトンボでならす

★午後 1時30分:「PQパック」という水吸収剤で水たまりの水分を吸収。その後速乾性の土をまき、再度トンボで土をならす

 午後 1時ごろから、阪神園芸のスタッフが総出で作業開始=阪神甲子園球場

★午後 2時30分:トラクターを使い、グラウンドの表面が均一になるように何度もならす

★午後 3時30分:ローラーを使い外野芝生の水分を吸収。特に守備位置付近を重点的に整備する

★午後 3時45分:マウンド、ホームベースに白線が引かれる

★午後 5時:整備終了。シートノックなし

★午後 6時:試合開始

 試合前、グラウンドを整備する阪神園芸のスタッフら=阪神甲子園球場

 

 DeNAが初回に無死 1、 3塁からロペスの先制左前適時打などで 3点を挙げた。先発ウィーランドは 3回を 1安打無失点。

 DeNAが 4回に梶谷の中前適時打、ロペスの「2ラン」で 3点を追加した。阪神は 6回に大山の右前適時打で 1点を返した。

 DeNAがファーストステージ突破を決めた。ウィーランドが 7回 1失点と好投。阪神は 1回持たずKOの先発能見が誤算だった。

  5回裏阪神攻撃終了後、投手交代を告げ、うつむきながらベンチへ戻る金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本知憲監督がCS敗退の悔しさをかみしめた。先発能見が 1回から 3点を失い、防戦一方となり、 4回には「3番手」の岩崎がロペスに致命的な「2ラン」を浴びて 6点差に広がった。

 打線も好投手の先発ウィーランドを攻略できず。勝てばファイナル進出の大一番は完敗だった。指揮官は試合後「雨を理由にすると、言い訳になる。そうではなく、向こうの打線が調子を上げてきたと感じた。時の運もあるし、勝負運とか勝ち運とか。結果がすべてなので。残念で悔しいが…」と振り返った。

  9回、厳しい表情の金本知憲監督、矢野燿大コーチ=阪神甲子園球場

 監督就任 2年目の今季も若手強化を最大のテーマに掲げ、チーム最多の「20本塁打」を放った中谷やCSでも大活躍したルーキー大山が台頭。その一方で、昨季、存在感を示した高山や北條、原口が不振に終わった。主戦の先発藤浪が絶不調に陥ったのも誤算だった。中堅クラスの奮闘でシーズンは「78勝61敗4分けの2位」。昨季の借金「12」から今季貯金「17」に押し上げた。

 「(CSで敗れた悔しさを)持ってくれていると思うし、来年につなげる意味でも。つなげないといけないし。 1年を考えると、気持ちを前面に出してくれたし、ベテラン、中堅が頑張ってくれた。先発も決められないなか、スタメンも固定できないなかで、2位になれたのは、胸張っていいことだと思う。みんなの野球に対する執念や粘りで2位になれた。今日で最後になったが、ほめてやりたいチームだと思う」と総括した。

 

  6回裏阪神二死 2塁、右前適時打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 大山悠輔内野手が反撃のタイムリーを放った。

  6点ビハインドの 6回二死 2塁。DeNAウィーランドの内角高めの速球を右前にはじき返し、 2塁走者を生還させた。

 同学年の藤浪の投入で場内の雰囲気が一気に変わった甲子園。それに負けじとバットでチームを盛り上げた。

  6回、唯一の得点を叩き出した大山悠輔内野手。CS3試合を通して勝負強さを見せた=阪神甲子園球場

 駆け抜けた 1年目は、打ちまくったまま終わった。大山の向かっていく姿勢、鋭い振りだけが、沈みきった甲子園を照らす光だった。最後の試合も、チーム唯一の得点を生み、刻んだ打率は驚異の 0.538。虎を勝たせようと、もがき続けた。

 「負けたので…」

 すべて終わってしまった。当然うつむきながら言葉少なに引き揚げたが、D 1位らしい、だれより胸を張れる戦いぶりだった。

  0- 6とされ円陣を組んで臨んだ 4回は、二死 1塁から懸命にバットを出し右前打。ここでは得点へつなげられなかったが、 6回二死 2塁でも無我夢中で食らいついた。ウィーランドの 146キロ真っすぐを捉え、ライナーで 2塁手の頭上を越える右前適時打。 4万6319人が詰めかけた本拠地が、この日最高の盛り上がりを見せた。

  4回、安打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 15日の雨中の第 2戦では、虎の新人としては史上初のCS本塁打。そればかりか、CS最多タイ記録の 1試合 4安打を放った。この夜の 2安打で全試合安打とし、「打率0.538(13打数7安打)、4打点、1本塁打」と堂々たる数字。片岡打撃コーチも「このシリーズはラッキーボーイ的存在になってくれた。大山に関しては自信にしてほしい」とねぎらった。

 「変わらないこと」を誓い、この世界に飛び込んだ。元阪神内野手で大山の恩師、白鴎大の藤倉多祐(かずまさ)総監督には「ファンあってのプロ野球だ。悠輔、腰、頭を低くしろよ。ユニホームを着ているから(周囲は)チヤホヤしてくれるんだ。脱いだらただの兄ちゃんだぞ」と送り出された。グラウンドでは攻撃的に、だが他では謙虚に。ずっと変わらない。

  6回、適時打を放った大山悠輔内野手 投手はDeNA・ウィーランド=阪神甲子園球場

 大一番でも、何も変えなかった。これまで常に「振っていかないとタイミングが合っていかない」と話してきた通り、大一番でもどんどん振った。CS13打席のうち 5打席でファーストストライクを打ちにいき、 3ボールまで進んだ打席は 1度もなかった。

 ずっと謙虚に、ただファンのため、虎のために。大山は戦い、打ち続ける。

☆今季の打線について片岡篤史打撃コーチ

 「 1年間、キャプテン(福留)を筆頭にがんばってくれたが、この悔しさを忘れずにやるしかない。悔しさを忘れずにバネにするしかない」

 

  1回、降板する能見篤史投手=阪神甲子園球場

 阪神先発の能見篤史投手が 1回を持たずに降板した。

  1回無死 1、 3塁でDeNAロペスに先制打、嶺井にも「2点適時打」を許し、いきなり 3失点。一死満塁で「8番投手」のウィーランドを迎えたところで、「2番手」石崎との交代が告げられた。

 レギュラーシーズンではDeNA相手に 3試合先発し、「1勝負けなしで防御率2.14」。 9月28日同戦では完投勝利を挙げていた。

  1回表、わずか一死でKOとなり、ベンチへ戻る能見篤史投手(左)=阪神甲子園球場

 先発した能見は 1/3回 4安打 2四球 3失点と大乱調。大一番を任されたベテラン左腕だったが先頭の桑原に四球を与えると、梶谷に右前打を許し無死 1、 3塁。続くロペスに先制の左前打を許した。その後もDeNA打線を止められず、プロ最短の一死しかアウトをとれず、わずか37球で降板。「出だしですね。悪い流れを作ってしまった」。悔しさの残るシーズン最終登板となった。

 

  6回、リリーフカーを降り、マウンドへ向かう藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 藤浪晋太郎投手が 6回からリリーフ登板した。

  9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、17日に出場登録をされた。

  6回表からマウンドに上がった藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

  6回リリーフ登板した藤浪晋太郎投手は 2回無失点に抑えた。

  6回はこの日最速の 157キロを計測するなど「3者凡退」。 7回は先頭ロペスに左前打を許したが、筒香を遊ゴロ、宮崎は投ゴロ、最後は嶺井を空振り三振に仕留めた。

  9月28日のウエスタン・リーグ最終戦、12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦でいずれも好投。ファイナルステージに進出した場合の先発候補ととして15日に 1軍に合流し、この日出場選手登録されたばかりだった。

  7回表DeNA無死 1塁、筒香嘉智外野手を遊ゴロに抑える藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 阪神の藤浪晋太郎投手が 0- 6の 6回から「5番手」でマウンドに上がった。

 救援登板は新人時代の2013年以来だったが、最速 157キロを出すなど、 2回を 1安打無失点に締め「いい意味で、適当に投げようと思った。抑えたら(流れが)変わると思った」と話した。

 今季は制球難などで 1軍と 2軍を何度も行き来した。金本監督は「来季に向けた起用でない」としながらも「何かつかんでくれれば」と期待を込めた。

  6回から登板した藤浪晋太郎投手は力強い投球を見せた=阪神甲子園球場

 「レギュラーシーズン2位」の阪神は、先発した能見篤史投手がわずか一死しか取れず 3失点で降板。 6回から「5番手」で登板した藤浪晋太郎投手が 2回を無失点に抑えたが、打線が振るわず。「同3位」のDeNAに連敗を喫し、「1勝2敗」でファーストステージで敗退した。 阪神は能見、DeNAはウィーランドが先発。

 DeNAは 1回、桑原の四球と梶谷の右前打で 1、 3塁とすると、ロペスの左前適時打で先制。 1- 0とした。続く筒香も四球で無死満塁。一死後、嶺井の「2点左前打」で 3- 0とした。 4回には先頭の倉本が右中間へ「2塁打」。桑原が捕前犠打で一死 3塁とすると、梶谷が中前打。 4- 0とすると、続くロペスが左中間へ「1号2ラン」を放ち 6- 0とした。

 阪神は 6回二死、福留が右中間フェンス直撃の「2塁打」。続く大山が適時右前打を放ち、 1- 6とした。しかし鳥谷は 2ゴロで追加点とはならなかった。

  5番手として登板した藤浪晋太郎投手=阪神甲子園球場

 阪神の藤浪が 0- 6の 6回から「5番手」でマウンドに上がった。救援登板は新人時代の2013年以来だったが、最速 157キロを出すなど、 2回を 1安打無失点に締め「いい意味で、適当に投げようと思った。抑えたら(流れが)変わると思った」と話した。

 今季は制球難などで 1軍と 2軍を何度も行き来した。金本監督は「来季に向けた起用でない」としながらも「何かつかんでくれれば」と期待を込めた。

 

 厳しい表情で戦況を見つめる金本知憲監督。来季、「勝負の3年目」だ!=阪神甲子園球場

 セは「レギュラーシーズン2位」の阪神が「同3位」のDeNAに 1- 6で敗れ、CSファーストステージでの敗退が決まった。先勝した「2位」チームが敗退するのは初という屈辱に金本知憲監督は「結果がすべて。残念で悔しい」。巻き返しの 3年目に向けて、今季限りで引退を発表した新井良太内野手の入閣が検討されていることが明らかになった。

 雨が上がった甲子園に虎党の涙が落ちた。先発能見が一死しかとれず、 3失点KO。見せ場もつくれず、そのまま押し切られた。勝負にならなかった金本監督は唇をグッとかんだ。

 「向こうの打線が調子を上げてきたな…というのは感じましたね。時の運もあるし、勝負運というか。結果がすべてなんでね、これは。残念で、悔しいですけど」

 大誤算だった。 1回、能見が先頭の桑原を歩かせると梶谷の右前打で 1、 3塁。ロペスに 3遊間を破られ、先制点を献上した。その後、一死満塁から嶺井に「左前2点打」を許し、柴田に 1、 2塁間を破られたところで、たまらずタオルを投げ込んだ。わずか一死しかとれず、「4安打3失点KO」。37球で、大勢が決した。

  3回、選手交代を告げた金本知憲監督=阪神甲子園球場

 自慢だったブルペン陣もつかまった、 4回には岩崎がロペスに痛恨の「2ラン」…。一気にリードを 6点に広げられた。それでも「けが人も出て、先発も決まらない中、スタメンも固定できない中で『2位』になれたのは胸を張っていいと思う。きょうで最後になったけど、今年、本当にほめてやりたいチームだと思います」と選手を称えた。

 シーズンは終了。18日には大阪・野田の電鉄本社にて、坂井オーナーへのシーズン報告会を行う。今季の反省と来季への課題を洗い出す。並行して、来季に向けた新しいコーチングスタッフの編成も、急ピッチで進めていく。

 良太、入閣検討へ-。球団関係者の話を総合すると、11日に引退会見をしたばかりの新井が指導者として引き続きタテジマに袖を通し続ける可能性が浮上していることが判明した。

  6回、好投した藤浪晋太郎投手に拍手する金本知憲監督=阪神甲子園球場

 金本監督とも広陵高の先輩後輩関係。中日で 5年、阪神で 7年、トータル12年の現役生活で「通算630試合出場、打率0.238、40本塁打、151打点」だったが、常に声を出す元気印はチームの活力になっていた。ポストは 2軍の育成コーチが有力とみられる。引退会見では今後に関して「まだ何も決まっていない」と話したが、若手と汗にまみれる役割ならうってつけ。同じく引退した安藤優也投手(39)も入閣予定でフレッシュな人材が金本阪神を支える。

 金本監督は「(選手は悔しい気持ちを)持ってくれていると思う。来年につなげないといけないし。 1年を考えてみれば、今年は気持ちを前面に出してくれたし、ベテラン、中堅もよく頑張ったしね」と選手をねぎらうことも忘れなかった。来季の巻き返しを誓う。確かな上がり目があった2017年が閉幕した。明るく、厳しく、そして、もっと強く。退任した掛布雅之 2軍監督の後任には矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ、片岡篤史打撃コーチのいずれかの配転を軸に調整中。首脳陣のテコ入れとともに、再出発を図る。

 敗れて肩を落とす金本知憲監督、矢野燿大コーチ、片岡篤史コーチ=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神は「ファーストステージ7度目」の出場で、前回の2015年以来「6度目」の敗退。セ・リーグではCSが導入された2007年以降、ファーストステージで先勝した「2位チーム」は、日本シリーズに進出した2014年の阪神も含めこれまで 5チーム全てがファイナルステージに進出していたが、初めて突破できなかった。

◇新井 良太(あらい・りょうた)

 内野手。1983(昭和58)年 8月16日生まれ、34歳。広島県出身。広陵高校、駒澤大學を経て2006年大学生・社会人D 4巡目で中日入団。2010年オフにトレードで阪神移籍。兄・貴浩と同一チーム所属になった。「今季17試合、打率・063、0本塁打、0打点。通算630試合、打率0.238、40本塁打、151打点」。 1メートル88、99キロ。右投げ右打ち。年俸2100万円。背番号「32」。独身。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

金本監督がオーナー報告!来季Vと清宮獲り願う!金本監督、助っ人大砲何が何でも「欲しい」!

$
0
0

金本知憲監督(49)が18日、大阪市福島区の阪神電鉄本社で坂井信也オーナー(69=電鉄本社相談役)にシーズン終了報告を行った。昨季の「4位」から 2年目は「2位」に躍進したが、CSはファーストステージで敗退。 3年目の来季へ向け意気込んだ。また、強化すべき点について、若手、内野の守備力、先発投手陣を挙げた。26日のドラフト会議では、高校最多「111本塁打」をマークした早実・清宮幸太郎内野手( 3年)を「1位指名」することが決定済み。「シーズン2位」もクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで敗れた悔しさを露わにした指揮官は「誤算は助っ人打者」と断言。勝負をかけた 3年目に向けて「絶対に欲しい」と、必ず活躍する助っ人補強を“おねだり”した。誤算は助っ人打者! 昨オフ。希望したのは大砲だった。打点王の実績もあるマウロ・ゴメス内野手(33)を斬ってまで獲得を目指した新助っ人。当然、長打力を期待したが、やってきたのは中距離ヒッターのエリック・キャンベル内野手(30)。明らかにタイプが違った。 7月にはジェイソン・ロジャース内野手(29)がやってきた。こちらも中距離タイプで、活躍も長続きしなかった。CSに助っ人野手抜きで出場したのは虎史上初。球団への恨み節が「国産」の 2文字にこもる。シーズン中、アレックス・ゲレーロ内野手(30=中日)をはじめ、前夜のホセ・ロペス内野手(33=DeNA)といい、相手球団のスラッガーを何度となく羨ましく思って眺めた。そして、ずっと言い続けている大砲助っ人を、公の場で改めて“おねだり”だ。大山悠輔内野手(22=白鴎大學)、中谷将大外野手(24)ら和製長距離砲を育て上げる使命は感じている。原口文仁内野手(25)、高山俊外野手(24)らの再生も課せられた重大任務。金本阪神の戦いの基本は、現有戦力の底上げ。停滞は許されない。ただ、そこへのプラスアルファに、FA補強は必要だし、 1番の近道はやはり助っ人。何が何でも獲ってほしい。絶対に活躍する外国人の大砲を。誤算はもうゴメン。勝負の 3年目へ、鉄人は思いっきり“わがまま”になる。

阪神が、片岡篤史打撃コーチ(48)にヘッドコーチ就任を、矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(48)には 2軍監督就任を要請したことが18日、分かった。 2年間、金本監督をベンチで支えてきた 2人。来季は片岡コーチは参謀として、矢野コーチは若手育成のトップとして、優勝へと尽力する。「勝負の3年目」、金本監督をサポートするスタッフの「柱」が、再編される。ヘッドコーチと 2軍監督。シーズン敗退が決まった17日のDeNA戦後に、キーマンとなる 2人へ就任要請が行われたことが分かった。ヘッドコーチを打診されたのは片岡コーチだ。打力強化、野手の底上げのために昨年、金本監督誕生と同時に打撃コーチに復帰。熱血指導で若い選手を鍛えていった。スタメンや代打起用などでも、積極的に進言。この日のシーズン報告で指揮官は頭を下げたが、なかでも片岡コーチには、たびたび試合後の会見で“後押し”に感謝してきた。「鬼軍曹」とも称されるリーダーシップは、ヘッドコーチとしての資質も十分。ここ 2年、ヘッドを務めていた高代コーチは 3塁コーチャーを務めているため、攻撃時にはベンチに不在。ヘッドは常に監督のそばに-という声も球団内にあり、来季はまさに「二人三脚」でチームをまとめていく。高代コーチは作戦面を担当して、今後もその頭脳と経験を生かしてもらう方向だ。また、今季限りで掛布雅之氏が退任した 2軍監督は、矢野作戦兼バッテリーコーチに要請した。球団はファームの指揮官の理想像として、金本監督とのコミュニケーションを重視しつつ、さらに「将来的には 1軍監督の候補にも成りうる人物」の条件で絞り込み作業を続けてきた。これにともない、山田勝彦 2軍バッテリーコーチ(48)が 1軍バッテリーコーチへ、藤井彰人 2軍育成コーチ(41)が 2軍のバッテリーコーチを務める方向だ。近日中にも、金本新体制が動き出す。

ルイス・メンドーサ投手(33)が18日、母国メキシコへ帰国の途についた。北海道日本ハムからシーズン途中に移籍。「0勝2敗、防御率5.14」だった。大阪国際空港での取材後は笑顔で手を振り、搭乗口へと向かった。記事をまとめてみました。

 

 シーズン終了のオーナー報告を終えた阪神・四藤慶一郎球団社長(左)と金本知憲監督=大阪市福島区・阪神電鉄本社

 金本知憲監督が18日、大阪市福島区の阪神電鉄本社で坂井信也オーナーにシーズン終了報告を行った。

 昨季の「4位」から 2年目は「2位」に躍進したが、CSはファーストステージで敗退。 3年目の来季へ向け「今年の悔しさを必ず晴らせるようにリーグ優勝、日本一を目指してやる」と意気込んだ。

 また、強化すべき点について、若手、内野の守備力、先発投手陣を挙げた。26日のドラフト会議では、高校最多「111本塁打」をマークした早実・清宮幸太郎内野手( 3年)を「1位指名」することが決定済み。「運がいい人とたくさん出会って、お参りに行って、当たりくじを引けるように」と気合を入れた。

 坂井信也阪神タイガースオーナーにシーズン終了報告を終えた金本知憲監督は会見で笑顔を見せた=大阪市福島区・阪神電鉄本社

 優良助っ人大砲、絶対獲って! 金本知憲監督が18日、大阪・福島区の阪神電鉄本社に坂井信也オーナーを訪ね、シーズン終了報告を行った。「シーズン2位」もクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで敗れた悔しさを露わにした指揮官は「誤算は助っ人打者」と断言。勝負をかけた 3年目に向けて「絶対に欲しい」と、必ず活躍する助っ人補強を“おねだり”した。

 屈辱のファーストステージ敗退から一夜明け。シーズン終了報告を終えた直後の会見で、金本監督は懸命に“穏やかな仮面”をかぶった。時折笑顔をのぞかせて。が、心境を問われると、やっぱりウソはつけない。

 「メチャクチャ悔しいです。腹も立ちますし。情けなさもあります。昨日もムカムカした。力のなさを痛感しています」

 四半世紀以上、勝負の世界に生きてきた鉄人にとって、負けて終わるシーズンなど、許せるはずがない。

 「(坂井オーナーから)『2位』でよく頑張ってくれたとお褒めの言葉を頂きまして恐縮しています」

 オーナーへの報告を終えた金本知憲監督。打てる助っ人を要望した=大阪市福島区・阪神電鉄本社

 ねぎらいの言葉は、無念さをより浮き彫りにしたはずだ。

 必ずやり返す。 3年目への誓い。勝負をかけるシーズンが、すでに始まっている。だから、言葉を選びつつも言ってしまった。

 「言っていいのか分からないですけど、外国人の打者ですかね。ほぼ日本人選手、国産で戦ってきましたから。もう少し打てる選手、打ってくれたらなというのが誤算ですね」

 誤算は助っ人打者! 昨オフ。希望したのは大砲だった。打点王の実績もあるゴメスを斬ってまで獲得を目指した新助っ人。当然、長打力を期待したが、やってきたのは中距離ヒッターのキャンベル。明らかにタイプが違った。 7月にはロジャースがやってきた。こちらも中距離タイプで、活躍も長続きしなかった。CSに助っ人野手抜きで出場したのは虎史上初。球団への恨み節が「国産」の 2文字にこもる。シーズン中、ゲレーロ(中日)をはじめ、前夜のロペス(DeNA)といい、相手球団のスラッガーを何度となく羨ましく思って眺めた。

 そして、ずっと言い続けている大砲助っ人を、公の場で改めて“おねだり”だ。

 「そりゃ、欲しいですよ。一発で(試合が)変わるから。最高 4点入りますからね、ホームランは、 1球で。もちろん、そういう打者ばかりを必要としているわけじゃないけど」

 シーズン終了のオーナー報告を終え会見する金本知憲監督=大阪市福島区・阪神電鉄本社

 大山、中谷ら和製長距離砲を育て上げる使命は感じている。原口、高山らの再生も課せられた重大任務。「超変革」「挑む」ときた金本阪神の戦いの基本は、現有戦力の底上げ。停滞は許されない。ただ、そこへのプラスアルファに、FA補強は必要だし、 1番の近道はやはり助っ人。何が何でも獲ってほしい。絶対に活躍する外国人の大砲を。誤算はもうゴメン。勝負の 3年目へ、鉄人は思いっきり“わがまま”になる。 ☆阪神・坂井オーナー  「よく頑張ってくれました。ねぎらいの言葉をかけました」

★ゲレーロ厳しい

 退団決定的なキャンベル、ロジャースに代わる新助っ人野手を、球団はこれから調査を本格化させる。興味を示していた中日のゲレーロはマネーゲーム必至のため厳しい状況。昨年から調査を続けているロブ・セゲディン内野手(28=ドジャース)、オコエ・ディクソン外野手(27=ドジャース3A)、ウィリン・ロザリオ内野手(28=韓国ハンファ)や、今季3Aで「31本塁打」のブライス・ブレンツ外野手(28=レッドソックス3A)ら、一発を打てる打者を注視していく。

 

 阪神が、片岡篤史打撃コーチにヘッドコーチ就任を、矢野燿大作戦兼バッテリーコーチには 2軍監督就任を要請したことが18日、分かった。 2年間、金本監督をベンチで支えてきた 2人。来季は片岡コーチは参謀として、矢野コーチは若手育成のトップとして、優勝へと尽力する。

 「勝負の3年目」、金本監督をサポートするスタッフの「柱」が、再編される。ヘッドコーチと 2軍監督。シーズン敗退が決まった17日のDeNA戦後に、キーマンとなる 2人へ就任要請が行われたことが分かった。

 ヘッドコーチを打診されたのは片岡コーチだ。打力強化、野手の底上げのために昨年、金本監督誕生と同時に打撃コーチに復帰。熱血指導で若い選手を鍛えていった。

 スタメンや代打起用などでも、積極的に進言。この日のシーズン報告で指揮官は「コーチングスタッフがフォローしてくれて、背中押してくれてアドバイスくれたり。助けられた印象が強い」と頭を下げたが、なかでも片岡コーチには、たびたび試合後の会見で「ナイスプレー」と“後押し”に感謝してきた。

 「鬼軍曹」とも称されるリーダーシップは、ヘッドコーチとしての資質も十分。ここ 2年、ヘッドを務めていた高代コーチは 3塁コーチャーを務めているため、攻撃時にはベンチに不在。ヘッドは常に監督のそばに-という声も球団内にあり、来季はまさに「二人三脚」でチームをまとめていく。高代コーチは作戦面を担当して、今後もその頭脳と経験を生かしてもらう方向だ。

 また、今季限りで掛布雅之氏が退任した 2軍監督は、矢野作戦兼バッテリーコーチに要請した。球団はファームの指揮官の理想像として、金本監督とのコミュニケーションを重視しつつ、さらに「将来的には 1軍監督の候補にも成りうる人物」の条件で絞り込み作業を続けてきた。

 ベンチで金本知憲監督を支えてきた片岡篤史、矢野燿大両コーチ(右から)。さらに重要なポストを担う

 金本監督と同じ東北福祉大出身の同い年。 2年間、金本野球をそばで見つつ、作戦面を担ってきた矢野コーチは、新体制の 2軍監督には適任といえる。しかも26日のドラフト会議で阪神は清宮幸太郎内野手(早実高)の指名をすでに公表。重複必至の逸材を引き当てれば、そこからは厳格な中に優しさを持つ矢野新 2軍監督の大仕事だ。

 これにともない、山田勝彦 2軍バッテリーコーチが 1軍バッテリーコーチへ、藤井彰人 2軍育成コーチが 2軍のバッテリーコーチを務める方向だ。四藤球団社長はこの日、コーチ人事について「最終段階。決まり次第、発表させてもらいます」と説明。近日中にも、金本新体制が動き出す。

◇片岡 篤史(かたおか・あつし)

 元内野手。1969(昭和44)年 6月27日生まれ、48歳。京都府出身。PL学園高校から同志社大學を経て1992年D 2位で日本ハム球団入団。 1年目からレギュラーとして活躍し、「ベストナイン2度(1996、1998年)、ゴールデングラブ賞3度(1996-1998年)」。2001年オフにFAで阪神へ移籍し、2003、2005年のリーグ優勝に貢献。2006年に現役引退。2010~2012年に阪神 1軍打撃コーチを務め、昨年復帰。「通算1569試合で、打率0.270、164本塁打、717打点」。 1メートル88、95キロ。右投げ左打ち。

◇矢野 燿大(やの・あきひろ)

 本名・矢野輝弘。元捕手。1968(昭和43)年12月 6日生まれ、48歳。大阪市出身。桜宮高校から東北福祉大學を経て1991年D 2位で中日入団。1998年に交換トレードで阪神に移籍。正捕手として2003年、2005年のチームのリーグ優勝に貢献。2010年に引退。昨年から阪神の作戦兼バッテリーコーチに就任。通算「1669試合」に出場、「打率0.274、112本塁打、570打点。ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞2度受賞。08年北京五輪日本代表」。右投げ右打ち。 1メートル81、77キロ。

 

 シーズンを終え帰国の途に就くルイス・メンドーサ投手=大阪国際空港

 ルイス・メンドーサ投手が18日、母国メキシコへ帰国の途についた。

 北海道日本ハムからシーズン途中に移籍。阪神では 4試合に先発して「0勝2敗、防御率5.14」だった。「悔しい気持ちでいっぱいです。また来年、戻ってこれたら(チームの)みんなとプレーがしたい」。

 大阪国際空港での取材後は笑顔で手を振り、搭乗口へと向かった。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

楽天が鷹に先勝!工藤監督、次戦見据え中継ぎ&代打に実戦勘戻させる!東浜、1試合3被弾で黒星…

$
0
0

 

プロ野球はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが、セ、パ両リーグともに開幕した。パは「3位」楽天が、 2年ぶりにリーグ制覇したソフトバンクを初戦で下し、リーグ優勝チームに与えられる「1勝」のアドバンテージを含め「1勝1敗」となった。2007年から過去10年、パのファイナルステージでは初戦に勝ったチームが日本シリーズに進出しており、リーグ優勝のソフトバンクにとって初戦黒星は、気掛かりなスタートとなった。CSファイナルステージは 6試合制でアドバンテージを含め先に「4勝」したチームが日本シリーズ(28日開幕)に進出する。

楽天は初回、先頭茂木栄五郎内野手(23)が先制ソロを放つと、続く 2回には二死からジャフェット・アマダー内野手(30)が「1号ソロ」。ソフトバンクは 3回まで無得点。楽天は 4回にもゼローズ・ウィーラー内野手(30)が中堅越えに「ソロ」を放ち加点。ソフトバンクは 6回、今宮健太内野手(26)が右翼スタンドへ「1号ソロ」を放ち 1点返した。ソフトバンクは 9回、内川聖一外野手(35)が左翼スタンドに「1号ソロ」を放ち 1点差としたが反撃もそこまで。楽天が「1勝1敗」とした。楽天塩見貴洋投手(29)が「1勝」、松井裕樹投手(21)が「1セーブ」。ソフトバンク東浜巨(ひがしはま なお)投手(27=亜細亜大學)は「1敗」。ソフトバンクが楽天に敗れ、アドバンテージの 1勝を含め「1勝1敗」のタイとなった。ソフトバンク工藤公康監督(54)は「こわごわと投げている感じに見えた」と、先発東浜について振り返った。自慢の中継ぎ陣は無失点リレー。 8回には左の高梨雄平投手(25)に対し吉村裕基外野手(33)を起用。楽天が右の福山博之投手(28)に交代させたが、工藤監督はそのまま吉村を打たせた。 1点差で敗れたが、リーグ優勝から 1カ月も間隔が空いたチームにとっては、第 2戦以降につながる敗戦となった。工藤監督は本拠地でのCS、日本シリーズで無傷の「7連勝中」だったが初黒星。勢いに乗る楽天に「闘争心を出して向かっていくのが大事」と気合を入れ直した。

相手野手と交錯したアルフレド・デスパイネ外野手(31)が激高し、一触即発になった。 5回の遊ゴロで、 1塁手の枡田慎太郎内野手(30)が本塁側にそれた送球を捕球してタッチ。ミットが顔をかすめたため、枡田に詰めよった。ソフトバンクの 1塁コーチャーを務める鳥越裕介内野守備走塁コーチ(46)が 2人の間に入ってデスパイネを制止したものの、球場は一時騒然となった。試合後は「リプレーを見てくれ」と話した。 4打数無安打だったが、工藤監督は期待した。

今宮健太内野手が 6回に右翼へソロ本塁打を放った。 3点を追う 6回二死、 1ボール 2ストライクから楽天塩見の 143キロ直球を右翼スタンドへ運んだ。この 1打で沈んでいた鷹ファンの声援が高まった。

長谷川勇也外野手(32)が、気迫あふれるプレーを見せた。 2点ビハインドで迎えた 7回一死 1、 2塁で代打で登場。大きな歓声がわき起こる中、打席へ。結果としては 2塁への併殺打に倒れたが、 1塁へヘッドスライディングを見せて気持ちを前面に出した。敗戦の中にも熱いプレーでチームを鼓舞した。

ソフトバンクの主将で「4番」の内川聖一外野手が 1- 3の 9回二死で、抑えの松井裕から左越えソロ。内角の速球を捉えた。走者を置いて打席を迎えた 1回は空振り三振、 4回は強烈な当たりの 3ゴロだったが併殺となった。それでも 7回には右前打でチャンスをつくり、意地の 1発につなげた。

ソフトバンク東浜巨投手が、プロ 5年目で初の 1試合 3被弾し、初戦黒星を喫した。初回、先頭茂木に 3球目を左翼スタンドに運ばれ、試合開始からわずか 1分で先制点を許すと、 2回にはアマダー、 4回にもウィーラーにも中越えソロを献上。許した安打はこの 3本だけだったが、 5回 2/3、 3失点で無念の降板となった。打たれたのはいずれも変化球で、顔をしかめた。過去、パ・リーグのCSファイナルステージはすべて初戦を制したチームが突破している。優勝チームの黒星発進は2010年のソフトバンクのみで、同年は西武を倒して勝ち上がってきた「3位」・ロッテに「下克上」を許した。当時は「3位と2.5ゲーム差」。「15.5」差の今回は意地でも負けられない。記事をまとめてみました。

 

 プロ野球はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが、セ、パ両リーグともに開幕した。

 パは「3位」楽天が、 2年ぶりにリーグ制覇したソフトバンクを初戦で下し、リーグ優勝チームに与えられる「1勝」のアドバンテージを含め「1勝1敗」となった。

 2007年から過去10年、パのファイナルステージでは初戦に勝ったチームが日本シリーズに進出しており、リーグ優勝のソフトバンクにとって初戦黒星は、気掛かりなスタートとなった。

 楽天が 1発攻勢でソフトバンクの最多勝右腕・東浜に襲いかかった。初回、「1番」茂木が左中間に先頭打者アーチを放ち先制した。茂木は西武とのCSファーストステージ第 2戦でも先頭打者アーチを放っており、両ステージでの先頭打者本塁打は史上初となった。

 続く 2回二死からは「7番」指名打者アマダーがバックスクリーン左に「特大ソロ」を放ち 2点目。さらに 4回一死から「4番」ウィラーがバックスクリーンにたたき込む「ソロ本塁打」で 3点をリードした。

 ソフトバンクも 6回に反撃。二死から「2番」今宮が右翼ポール際に「ソロ本塁打」を放ち 2点差とした。 9回には「4番」内川が、楽天の守護神松井裕から左越えに「ソロ本塁打」を放ち 1点差と詰め寄った。しかし、楽天は継投で何とか逃げ切り勝利を収めた。勝ち投手は楽天塩見で「1勝」、負け投手はソフトバンク東浜で「1敗」。

 CSファイナルステージは 6試合制でアドバンテージを含め先に「4勝」したチームが日本シリーズ(28日開幕)に進出する。

 

 

 <ソフトバンク 2- 3楽天>◇CSファイナルステージ第 1戦◇ソフトバンク 1勝 1敗◇18日◇福岡ヤフオクドーム

 楽天は初回、先頭茂木が先制ソロを放つと、続く 2回には二死からアマダーが「1号ソロ」。ソフトバンクは 3回まで無得点。

 楽天は 4回にもウィーラーが中堅越えに「ソロ」を放ち加点。ソフトバンクは 6回、今宮が右翼スタンドへ「1号ソロ」を放ち 1点返した。

 ソフトバンクは 9回、内川が左翼スタンドに「1号ソロ」を放ち 1点差としたが反撃もそこまで。楽天が「1勝1敗」とした。楽天塩見が「1勝」、松井裕が「1セーブ」。ソフトバンク東浜は「1敗」。

 ベンチで浮かない表情のソフトバンク工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが楽天に敗れ、アドバンテージの 1勝を含め「1勝1敗」のタイとなった。

 ソフトバンク工藤公康監督は「東浜が本塁打を打たれた球は全部変化球。こわごわと投げている感じに見えた」と、先発東浜について振り返った。

 自慢の中継ぎ陣は無失点リレー。「緊張感の中で投げられるのはうれしいこと。経験できるのは大事」と話した。

 ソフトバンク・工藤公康監督=メットライフドーム(2017年 8月 6日撮影)

  8回には左の高梨に対し吉村を起用。楽天が右の福山に交代させたが、工藤監督はそのまま吉村を打たせた。「代打の代打よりは打席に立たせておくことの方が大事」と説明。 1点差で敗れたが、リーグ優勝から 1カ月も間隔が空いたチームにとっては、第 2戦以降につながる敗戦となった。

 ベンチのソフトバンク・工藤公康監督(右)=福岡ヤフオクドーム

 今月 8日以来の試合に臨んだ王者ソフトバンクは投打とも硬さが目立ち、初戦を落とした。工藤監督は「久しぶりの試合で緊張感もあった。明日(19日)もう一回やり直し」とさばさばした表情で話した。

 右脇腹痛の柳田を欠く打線は、 4回に「4番」内川の強烈な 3ゴロが併殺打になり、 7回も代打長谷川勇が 2ゴロ併殺に倒れてつながりを欠いた。

 工藤監督は本拠地でのCS、日本シリーズで無傷の「7連勝中」だったが初黒星。勢いに乗る楽天に「闘争心を出して向かっていくのが大事」と気合を入れ直した。

 

  5回、枡田のタッチを巡り、背番号「54」のデスパイネ(中央)が激高。両軍のナインが間に入った=福岡ヤフオクドーム

 相手野手と交錯したデスパイネが激高し、一触即発になった。 5回の遊ゴロで、 1塁手の枡田が本塁側にそれた送球を捕球してタッチ。ミットが顔をかすめたため、枡田に詰めよった。両軍の選手らに制止され、試合後は「リプレーを見てくれ」と話した。 4打数無安打だったが、工藤監督は「状態はいいし、一本出れば変わる」と期待した。

  5回、内野ゴロのあと楽天・枡田慎太郎内野手(右端)にソフトバンク・アルフレド・デスパイネ外野手が詰め寄り入り乱れる両軍=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクは 3点を追う 5回、先頭のデスパイネが遊ゴロに倒れた直後、 1塁手・枡田に激高した。遊撃手・茂木の送球がそれ、枡田は捕球後にデスパイネの胸付近にタッチ。これにデスパイネがキレ、両軍ベンチから選手、コーチらが 1塁ベース付近へ飛び出した。

 ソフトバンクの 1塁コーチャーを務める鳥越コーチが 2人の間に入ってデスパイネを制止したものの、球場は一時騒然となった。

 

  6回裏ソフトバンク二死、今宮健太内野手は右越えに本塁打を放った=2017年10月18日、福岡ヤフオクドーム

 今宮健太内野手が 6回に右翼へソロ本塁打を放った。

  3点を追う 6回二死、 1ボール 2ストライクから楽天塩見の 143キロ直球を右翼スタンドへ運んだ。「何でもいいから出塁しようと思って打席に入りました」。この 1打で沈んでいた鷹ファンの声援が高まった。

 

  7回裏ソフトバンク一死 1、 2塁、代打長谷川勇也外野手は 2塁併殺に倒れる=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの選手会長、長谷川勇也外野手が、気迫あふれるプレーを見せた。

  2点ビハインドで迎えた 7回一死 1、 2塁で代打で登場。大きな歓声がわき起こる中、打席へ。結果としては 2塁への併殺打に倒れたが、 1塁へヘッドスライディングを見せて気持ちを前面に出した。

 「イメージより抜けた球だった。準備不足を含めて、しっかりしていかないと。ヘッドスライディングは夢中だったなかで出たプレーだった」。クライマックスシリーズから合流したリーダーが、敗戦の中にも熱いプレーでチームを鼓舞した。

 

 ソフトバンクの主将で「4番」の内川聖一外野手が 1- 3の 9回二死で、抑えの松井裕から左越えソロ。

 内角の速球を捉えたが、敗戦に「勝つか負けるかでやっているので。次は勝ちにつながるところで打ちたい」と冷静に話した。

 ともに走者を置いて打席を迎えた 1回は空振り三振、 4回は強烈な当たりの 3ゴロだったが併殺となった。それでも 7回には右前打でチャンスをつくり、意地の 1発につなげた。「最初は知らず知らずに力が入っていた。修正できたのは良かった」と手応えを口にした。

  9回裏ソフトバンク二死、内川聖一外野手は左越え本塁打を放った=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの主将で「4番」の内川が 1- 3の 9回二死で、抑えの松井裕から「左越えソロ」。角の速球を捉えたが、敗戦に「勝つか負けるかでやっているので。次は勝ちにつながるところで打ちたい」と冷静に話した。

 ともに走者を置いて打席を迎えた 1回は空振り三振、 4回は強烈な当たりの 3ゴロだったが併殺となった。それでも 7回には右前打でチャンスをつくり、意地の一発につなげた。「最初は知らず知らずに力が入っていた。修正できたのは良かった」と手応えを口にした。

  9回、左越え本塁打を放った内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

★ソフトバンク・工藤公康監督

 「今日で終わりではない。闘争心を出して向かっていくのが大事。選手もこの緊張感を理解した。もう少し体も動くと思うので期待したい」

★今宮健太内野手( 6回にソロ)

 「何でもいいから出塁しようと思って打席に入った」

★アルフレド・デスパイネ外野手( 9回に三振で最後の打者に)

 「また切り替える」

★ソフトバンク・佐藤義則投手コーチ(東浜に)

 「真っすぐは今季一、二の良さ。勝負どころで甘かった」

★ソフトバンク・藤本博史打撃コーチ

 「塩見が本当に良かった。倍返ししたい」

 

  6回表楽天二死 3塁、ウィーラーのとき、降板する先発の東浜巨投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク東浜巨投手が、プロ 5年目で初の 1試合 3被弾し、初戦黒星を喫した。初回、先頭茂木に 3球目を左翼スタンドに運ばれ、試合開始からわずか 1分で先制点を許すと、 2回にはアマダー、 4回にもウィーラーにも中越えソロを献上。許した安打はこの 3本だけだったが、 5回 2/3、 3失点で無念の降板となった。

 「いきなり出ばなをくじかれ、追加点も取られた。打たれたのは単純に力不足。申し訳ない。あらためて 1球の失投の怖さを思い知らされた」

 ポストシーズン初の先発。打たれたのはいずれも変化球で「アマダーは完全に失投だが、ウィーラーにはうまく打たれた。スライダーを狙われていたのかもしれない…」と、顔をしかめた。

  6回途中で降板し、厳しい表情で汗をぬぐうソフトバンク・東浜巨投手=福岡ヤフオクドーム

 まさかの初回先頭打者本塁打から、黒星スタート。ソフトバンク・東浜は悔やんだ。

 「改めて、失投の怖さを思い知らされた」

  1回、先頭の茂木に対して直球が浮いた。左中間席へ運ばれると、 2回にアマダー、 4回にウィーラーにソロ。 6回途中 3失点で、「被安打3」がすべて本塁打になった。

 試合前、工藤監督は先制点の重要性を強調していた。今季は先制すれば「73勝9敗」。先手必勝プランが崩れ、助っ人の「2発」はスライダーを狙われた。指揮官は「直球でいく勇気も必要。明らかに変化球の割合が多い」と配球に注文をつけた。

 「この緊張感を理解して、あす(19日)はもう少し体が動く。期待したい」と工藤監督。過去、パ・リーグのCSファイナルステージはすべて初戦を制したチームが突破している。優勝チームの黒星発進は2010年のソフトバンクのみで、同年は西武を倒して勝ち上がってきた「3位」・ロッテに「下克上」を許した。当時は「3位と2.5ゲーム差」。「15.5」差の今回は意地でも負けられない。

★ 6回にソロを放った「1号ソロ」のソフトバンク・今宮健太内野手

 「何でもいいから出塁しようと思って打席に入った」

 

 虎ちゃんの大學の後輩筋に当たる東浜で負けるとは…。

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

ソフトバンク内川2戦連発!楽天辛島から技あり弾!千賀が、7回途中2失点!千賀、嶋への内角悔やむ…

$
0
0

楽天は 1回一死 1塁から銀次内野手(29)が右前打。川島慶三外野手(34)がワンバウンド後の打球を後逸する間に 1塁走者藤田一也内野手(35)がホームインして先制した。ソフトバンクが痛い連敗を喫した。 1回に右翼スタメンの川島慶三外野手が右前打のバウンドが合わず、頭の上を越され 1点を先制される苦しい展開(記録は失策)。先発千賀滉大投手(24)は 7回途中 2失点(自責 1)の好投を見せたが、打線が内川聖一外野手の 2戦連発となる「ソロ」のみの 1点に抑えられてしまった。ソフトバンクは 1点ビハインドで迎えた 4回、先頭打者の「4番」内川聖一外野手(35)が左翼席への 2戦連発となる「ソロ」を放って同点。 6回を終わって 1- 1とした。楽天は 7回一死 2塁から「9番」嶋基宏捕手(32)の左中間への「適時2塁打」で勝ち越し。そのまま逃げ切って「2連勝」し、「2勝1敗」と勝ち越し。パ・リーグ最高勝率を誇るソフトバンク先発千賀をマウンドから引きずりおろした。楽天は継投で相手の反撃をしのぎ、逃げ切った。プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは、セ、パ両リーグともに第 2戦が行われ、パは「3位」から勝ち上がった楽天が、ソフトバンクを下して「2連勝」。リーグ優勝したソフトバンクに与えられるアドバンテージの「1勝」を含め、楽天が通算「2勝1敗」とした。楽天は継投で相手の反撃をしのぎ、逃げ切った。通算「2勝1敗」とリードし、第 3戦は則本昂大投手(26)先発だが油断は禁物。キャプテンの嶋は切れ長の目を鋭く光らせていた。工藤公康監督(54)は「つなげる意識をもって、明日やっていきましょう」と気持ちを切り替えた。第 3戦以降の楽天の先発は則本、岸孝之投手(32)、美馬学投手(31)と好投手が続く。工藤監督も細かい反省より「切り替えて。『3倍』の気力で頑張りましょう」と宣言した。

右翼で先発出場したソフトバンクの川島が 1回に痛恨の失策を犯した。一死 1塁で銀次が放った右前打を処理しようと前に出たが、ワンバウンドで頭を越された。 1塁走者がホームに生還して先制を許した。今季のレギュラーシーズンは右翼で先発したのが 9月26日の 1度だけ。前日の第 1戦も守ったが、不安がプレーに出たかたちとなった。

ソフトバンクが4番内川聖一外野手(35)が「2試合連続本塁打」を放った。追い込まれながら辛島航投手(26)の内角速球を左翼席へ運び「来た球を芯で強く打とうと思っていた」と納得の表情だった。 1点ビハインドで迎えた 4回無死走者なし。楽天先発辛島の内角直球を肘をたたんで左翼席に運び去る技ありの「ソロ」で試合を振り出しに戻した。 1回に味方の失策で 1点を先制されて迎えた、 4回無死走者なしでの第 2打席。カウント 2- 2から内角直球を振り抜くと、打球は左翼席へ吸い込まれる同点弾となった。この日は第 1打席に中前安打を放っており、2011年、2015年に同ステージMVPに輝いた主砲のバットが大暴れの気配を漂わせてきた。初戦、敗れはしたが 9回に一矢報いるソロに続いて、またも頼れる「4番」ぶりを発揮した。レギュラーシーズンで左手親指骨折のため、 7月下旬から約 2カ月間離脱していた主将は「みんなに恩返しを」とバットでチームを鼓舞している。

ソフトバンク・千賀は18日、キャッチボールなどで調整し表情を引き締めた。レギュラーシーズン最後の 3試合は白星がなかったが、13日の紅白戦で 4回無失点。今季の楽天戦は 5試合で「2勝2敗、防御率5.76」も要所で好投している。ソフトバンク千賀滉大投手(24)はチームに白星を運ぶことはできなかった。初回、四球と右前打に右翼の失策が絡んで先制点を許し、 7回一死 2塁から嶋に決勝点となる左中間への「適時2塁打」を献上。嶋の得意とする内角高めを打たれたことを悔やんだ。 7回は一死 2塁から勝ち越し打を許して降板。チームの初戦黒星から巻き返し狙うマウンドだったが、結果を出すことができなかった。 1回は味方の失策で失点する不運もあったが、その後はピンチで踏ん張っていた。先発として試合はつくったものの反省の言葉が多く出た。

ソフトバンク・和田毅投手(36)が則本と投げ合うのは、 9月 3日(ヤフオクドーム)以来。前回は 7回無失点で、チームの 9回サヨナラ勝ちに貢献した。昨季は終盤に左肘痛を発症し、CSに間に合わなかった。19日、気合十分だ。記事をまとめてみました。

 

 

 <ソフトバンク 1- 2楽天>◇CSファイナルステージ第 2戦◇ソフトバンク 1勝 2敗◇19日◇福岡ヤフオクドーム

 楽天は 1回一死 1塁から銀次が右前打。川島がワンバウンド後の打球を後逸する間に 1塁走者藤田がホームインして先制した。

 ソフトバンクは 4回、先頭打者の内川が左翼席への 2戦連発となる「ソロ」を放って同点。 6回を終わって 1- 1とした。

 楽天は 7回一死 2塁から嶋の左中間への「適時2塁打」で勝ち越し。そのまま逃げ切って「2連勝」し、「2勝1敗」とした。

  7回表楽天一死 2塁、「適時2塁打」を放った嶋基宏捕手=福岡ヤフオクドーム

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは、セ、パ両リーグともに第 2戦が行われ、パは「3位」から勝ち上がった楽天が、ソフトバンクを下して「2連勝」。リーグ優勝したソフトバンクに与えられるアドバンテージの「1勝」を含め、楽天が通算「2勝1敗」とした。

 楽天が先手を取った。 1回一死 1塁から3番銀次の右前安打で高く弾んだ打球を右翼川島が後逸。 1塁走者の藤田が一気に先制のホームを踏んだ。

  1点ビハインドで迎えた 4回、ソフトバンクは先頭の「4番」内川が 2試合連続となる「ソロ本塁打」を放ち同点とした。

 楽天は同点で迎えた 7回、「9番」嶋が左中間へ「適時2塁打」を放ち、勝ち越し。パ・リーグ最高勝率を誇るソフトバンク先発千賀をマウンドから引きずりおろした。

 楽天は継投で相手の反撃をしのぎ、逃げ切った。

  7回表楽天一死 2塁、嶋基宏捕手は左中間に勝ち越しとなる「適時2塁打」を放った=福岡ヤフオクドーム

 パは「3位」から勝ち上がった楽天が、ソフトバンクを下して「2連勝」。リーグ優勝したソフトバンクに与えられるアドバンテージの「1勝」を含め、楽天が通算「2勝1敗」とした。

 同点で迎えた 7回、「9番」嶋基宏捕手が左中間へ「適時2塁打」を放ち勝ち越した。パ・リーグ最高勝率を誇るソフトバンク先発千賀をマウンドから引きずりおろした。

 嶋は「先発した辛島、中継ぎしたピッチャーが一生懸命、 1つずつアウトを重ねてきたので、何とか気持ちに応えたい、そういう気持ちで打席に立ちました。(千賀のフォークでも直球でも)どちらの球が来てもしっかり対応できるようにコンパクトにいこうと思っていた。シーズン終わってだいぶ間が空きましたが(辛島は)気持ちを切らさず一生懸命練習していたので、その気持ちに応えたいと思いリードした。まだまだ、厳しい戦いが続くと思うので気持ちを引き締めて戦います」と話した。

 通算「2勝1敗」とリードし、第 3戦は則本先発だが油断は禁物。キャプテンの嶋は「まだまだこれからです」と切れ長の目を鋭く光らせていた。

  7回途中まで投げ2失点だったソフトバンク先発の千賀滉大投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが痛い連敗を喫した。 1回に右翼スタメンの川島慶三外野手が右前打のバウンドが合わず、頭の上を越され 1点を先制される苦しい展開(記録は失策)。先発千賀滉大投手は 7回途中 2失点(自責 1)の好投を見せたが、打線が内川聖一外野手の 2戦連発となる「ソロ」のみの 1点に抑えられてしまった。

  6回から 3イニング連続で得点圏に走者を送りながら、あと 1本が出ずに 1点差の惜敗。工藤公康監督は「チャンスは作ったがあと 1本が…。何とかしようという気持ちはあるんですけどね。つなげる意識をもって、明日やっていきましょう」と気持ちを切り替えた。 2戦連続 1点差負けで、アドバンテージを入れて「1勝2敗」となった。

 鶴岡慎也捕手(手前)が倒れ、試合に敗れたソフトバンクナイン=福岡ヤフオクドーム

 優勝チームの連敗発進はパ・リーグのCS史上初。だが、落ち込む暇はない。ソフトバンク・内川は身を乗り出して声をからし、前だけを見た。

 「終わったこと。頑張るしかない。楽天が 4つ勝つか、うちが 3つ勝つか。最後まで前を向いてやるだけ」

 同点の 6回一死 2塁は空振り三振も、存在感は際立った。 0- 1の 4回先頭で同点の「2号ソロ」など、両軍ただ 1人の「2試合連続マルチ安打&本塁打」。CS通算安打をリーグ最多の「39」に伸ばし、通算「18打点」も同最多タイ。過去 2度のMVP(2011、2015年)に輝いた勝負強さは健在だ。

 第 3戦以降の楽天の先発は則本、岸、美馬と好投手が続く。工藤監督も細かい反省より「切り替えて。『3倍』の気力で頑張りましょう」と宣言した。

★ 7回途中 2失点で敗戦投手となったソフトバンク・千賀滉大投手

 「追い付いてもらったら、そのままで次の投手につながないと」

★この日「4打数00安打」、 2戦合計「6打数ヒットなし」のソフトバンク・松田宣浩内野手

 「何とか(打ちたい)という意識だったが、駆け引きして打てなかった」

★ソフトバンク・王貞治球団会長

 「勝負だから、またあした頑張るしかない。まだ試合が残っているわけだから」

 

  1回、楽天・銀次内野手の打球を後逸したソフトバンク・川島慶三外野手=福岡ヤフオクドーム

 右翼で先発出場したソフトバンクの川島が 1回に痛恨の失策を犯した。一死 1塁で銀次が放った右前打を処理しようと前に出たが、ワンバウンドで頭を越された。 1塁走者がホームに生還して先制を許した。

 今季のレギュラーシーズンは右翼で先発したのが 9月26日の 1度だけ。前日の第 1戦も守ったが、不安がプレーに出たかたちとなった。「仕方ない、で済ませていいのか…」と受け止めきれない様子だった。

★ソフトバンク・工藤公康監督

 「チャンスで一本出ないことは常にある。今宮君、内川君がいい状態なのでどうつないでいくか。切り替えてまた明日(20日)頑張りましょう」

★松田宣浩内野手(好機で 2度凡退するなど 4打数無安打)

 「相手も必死だし、こっちも必死。打てなかったので悔しい」

★ソフトバンク・佐藤義則投手コーチ(千賀に)

 「良かった。( 7回に)嶋に打たれるとは思わなかった」

 

  4回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は左越えに「同点ソロ本塁打」を放った=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが4番内川聖一外野手が「2試合連続本塁打」を放った。

  1点ビハインドで迎えた 4回無死走者なし。楽天先発辛島の内角直球を肘をたたんで左翼席に運び去る技ありの「ソロ」で試合を振り出しに戻した。

 前夜のCSファイナルステージ第 1戦では 9回に守護神松井裕から「ソロ本塁打」を放ち「最初は知らず知らずに力が入っていた。修正できたのは良かった」と話していたが、その言葉通り力みのない打撃でオーバーフェンスだ。

 この日は第 1打席に中前安打を放っており、2011年、2015年に同ステージMVPに輝いた主砲のバットが大暴れの気配を漂わせてきた。

  4回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は左越えに同点の「ソロ本塁打」を放ち鳥越裕介コーチに迎えられる=福岡ヤフオクドーム

 戻ってきたソフトバンクの「4番」内川聖一外野手が、 2戦連発でゲームを振り出しに戻した。

  1回に味方の失策で 1点を先制されて迎えた、 4回無死走者なしでの第 2打席。カウント 2- 2から内角直球を振り抜くと、打球は左翼席へ吸い込まれる同点弾となった。第 1打席でも中前打を放っていた内川は「打ったのはストレート。追い込まれていましたが、来た球を芯で強く打とうと思っていました」。初戦、敗れはしたが 9回に一矢報いるソロに続いて、またも頼れる「4番」ぶりを発揮した。

  4回、本塁打を放ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの「4番」、内川が 0- 1の 4回に 2試合連発となる「同点ソロ」を放った。追い込まれながら辛島の内角速球を左翼席へ運び「来た球を芯で強く打とうと思っていた」と納得の表情だった。

 前夜18日には 9回に抑えの松井裕から「ソロ」を放った。レギュラーシーズンで左手親指骨折のため、 7月下旬から約 2カ月間離脱していた主将は「みんなに恩返しを」とバットでチームを鼓舞している。

 

 ソフトバンク・千賀は18日、キャッチボールなどで調整し「最近、いい投球ができていないけど、こういうときにしっかり投げないと」と表情を引き締めた。レギュラーシーズン最後の 3試合は白星がなかったが、13日の紅白戦で 4回無失点。今季の楽天戦は 5試合で「2勝2敗、防御率5.76」も要所で好投している。

  7回表楽天一死 2塁、嶋基宏捕手に勝ち越し「適時2塁打」を浴び降板する千賀滉大投手(中央)=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク千賀滉大投手はチームに白星を運ぶことはできなかった。

 初回、四球と右前打に右翼の失策が絡んで先制点を許し、 7回一死 2塁から嶋に決勝点となる左中間への「適時2塁打」を献上。「全体的には粘れたが、( 7回は)僕と拓也(甲斐)が未熟だった」と、嶋の得意とする内角高めを打たれたことを悔やんだ。

  7回表楽天一死 2塁、楽天嶋基宏捕手に勝ち越し「適時2塁打」を浴び降板するソフトバンク千賀滉大投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク先発の千賀滉大投手は、 7回途中、 6安打 2失点(自責点 1)で降板した。

 初回に味方の失策でまさかの失点を許したが、千賀が「先制点を許してしまいましたが、ランナーを出しても、粘り強く投げました」と振り返ったように、 2回以降、 6回まではピンチを背負いながらなんとか無失点にしのいでいた。

  7回は一死 2塁から勝ち越し打を許して降板。チームの初戦黒星から巻き返し狙うマウンドだったが、結果を出すことができなかった。

  1回、味方のエラーで失点したソフトバンク・千賀滉大投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの千賀は勝負どころで粘りきれなかった。 1- 1の 7回一死 2塁で嶋に投じた速球はライナーで左中間にはじき返された。勝ち越し 2塁打を許して降板し「悔いの残る 1球になった」と残念がった。

  1回は味方の失策で失点する不運もあったが、その後はピンチで踏ん張っていた。先発として試合はつくったものの「追い付いてもらったら、そのままで次の投手につながないと」と反省の言葉が多く出た。

 

 試合前練習を行うソフトバンク・和田毅投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク・和田が則本と投げ合うのは、 9月 3日(ヤフオクドーム)以来。前回は 7回無失点で、チームの 9回サヨナラ勝ちに貢献した。「なかなか点を取れる相手ではないので、どれだけ最少失点でいくかが大事」。昨季は終盤に左肘痛を発症し、CSに間に合わなかった。「いい意味で(昨年の悔しさを)ぶつけたい」と19日、気合十分だ。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! 勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

王者目覚めた!ソフトバンク工藤監督、打線改造ズバッ!内川3戦連発3ラン!中村晃V弾で2勝2敗!

$
0
0

ソフトバンクは 1回に先制されるもその裏に逆転。 2回に再び逆転されたが 3回に内川聖一内野手(35)の 3戦連発の「逆転3ラン」で再度リードした。楽天は 5回に一死 1塁からアマダー内野手(30)が同点に追いつく「2ラン」を左中間席へ運んだ。 5- 5の同点のまま 6回を終了した。ソフトバンクは 8回二死 1塁で中村晃外野手(27)が決勝の「2ラン」を放って接戦を制し、対戦成績を「2勝2敗」のタイとした。ソフトバンク岩崎翔投手(27)が「1勝」、デニス・サファテ投手(36)は「1セーブ」目。工藤公康監督(54)の大幅打線テコ入れ策が初回から成功した。 1回に 1点を先制されて迎えた 1回裏の攻撃。「1番」に起用した今宮健太内野手(26)が中前打で出塁すると、「3番」に上げたアルフレド・デスパイネ外野手(31)が右前への適時打で同点。「5番」スタメンの選手会長、長谷川勇也外野手(32)が内野安打でつなぐと、二死 1、 2塁から、ここまで 2試合 7打席無安打の松田宣浩内野手(34)が左翼線への適時 2塁打を放って逆転に成功した。「4番」内川聖一内野手、「6番」松田以外は、 2戦目までと違うスタメンで挑んだ第 3戦。負ければ王手をかけられる大事な試合で、勝負に出た工藤監督の執念が 1回に実った。試合前の円陣で気合を入れた声かけ役も工藤監督だ。就任以来初。大声を聞いたナインは、次々とガッツポーズ。ベンチの指揮官自身も感情を表に出した。決勝点では、誰よりも高く両手をあげた。アドバンテージを含めて「2勝2敗」。殻を破った行動と采配で、王者が勢いを取り戻した。

松田が 1回に今CS初安打初打点をマークした。 1- 1に追い付いて、なお二死 1、 2塁の場面で、則本昂大投手(26)の直球を強振。左翼線にはじき返す 2塁打で 2塁走者を本塁に呼び込み喜んだ。CSに入り、ここまでは 6打数無安打。復調のきっかけになりそうな一打となった。

この日登録されたソフトバンクの城所龍磨外野手(32)が攻守に活躍した。 3、 5回に則本から 2塁打を放ち、中堅の守備では 5回に先頭打者ゼローズ・ウィーラー内野手(30)の左中間深くの飛球をスライディングして好捕。起用に応え目尻を下げた。昨季は交流戦でMVPを獲得したが、今季は出番が減り、レギュラーシーズンは 2試合の出場にとどまった。

「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に今シリーズ初勝利し、アドバンテージを合わせ「2勝2敗」のタイに戻した。 3戦連続となる「3ラン」を放った内川聖一外野手は「ビックリしました。チャンスでしたし、デスパが四球を選んだ瞬間に、スペイン語で叫んだので、『絶対打てよ』ということだろうなと思って、打席に入りました。いい結果が出てうれしいですね」と話した。 1点ビハインドで迎えた 3回無死 1、 2塁で打席に入ると、初球の 111キロの低めの変化球をはらうように振ると、打球は左翼席へ突き刺さった。クライマックスシリーズ・ファイナル全 3戦でアーチをマーク。不動の「4番」のバットがまた火を噴いた。内川が「3戦連続アーチ」。持ち前の勝負強さで連敗ストップに大きく貢献した。絶賛した「3ラン」で、CSでは2014年の中田翔(北海道日本ハム)以来の 3試合連続本塁打。CS通算21打点はパ・リーグ単独トップに立った。主将が勝利の余韻に浸ったのはつかの間。早くも次戦を見据えていた。

ソフトバンクが中村晃外野手の「決勝2ラン」で接戦を制し、今ステージ初勝利を収めた。 5- 5で迎えた 8回裏、二死 1塁から第 3打席まで安打がなかった中村晃が直球をとらえ、打球がファンが待ちかまえる右翼席へ。弾丸ライナーは、右翼スタンド最前列の女性ファンの頭部を直撃したほどだった。前夜(19日)は送りバントを失敗し、この日は打順も「3番」から「7番」へと下がっていた。ヒーローインタビューでは笑みを浮かべた。負けられない戦いのなか、大きな勝ち越しアーチでチームの勝利に貢献した。アドバンテージを含む対戦成績を「2勝2敗」の五分に戻し、第 4戦から逆襲にでる。

和田毅投手(36)は 5回を「9安打5失点」と精彩を欠き、 2度のリードを守れなかった。味方が逆転した直後の 2回は茂木栄五郎内野手(23)、藤田一也内野手(35)に連続適時打を許して 2- 3とひっくり返された。 3回に内川の「3ラン」で 5- 3となったが、 5回にアマダーに「同点2ラン」を浴びた。「三者凡退」は一度もなく、試合をつくれなかった。

右脇腹痛で戦列を離れているソフトバンクの柳田悠岐外野手(29)が20日、福岡県筑後市のファーム施設でフリー打撃を再開した。49スイング中、 6本の柵越えがあったが、打ち損じも多く表情は晴れなかった。患部の状態は万全ではない。クライマックスシリーズ中の復帰については否定的だった。記事をまとめてみました。

 

 

 <ソフトバンク 7- 5楽天>◇CSファイナルステージ第 戦◇ソフトバンク 2勝 2敗◇20日◇福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクは 1回に先制されるもその裏に逆転。 2回に再び逆転されたが 3回に内川の 3戦連発の「逆転3ラン」で再度リードした。

 楽天は 5回に一死 1塁からアマダーが同点に追いつく「2ラン」を左中間席へ運んだ。 5- 5の同点のまま 6回を終了した。

 ソフトバンクは 8回二死 1塁で中村晃が決勝の「2ラン」を放って接戦を制し、対戦成績を「2勝2敗」のタイとした。ソフトバンク岩崎が「1勝」、サファテは「1セーブ」目。楽天福山が「1敗」。

  8回裏ソフトバンク二死 1塁、中村晃外野手は右越えに勝ち越し2点本塁打を放った=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク工藤公康監督の大幅打線テコ入れ策が初回から成功した。 1回に 1点を先制されて迎えた 1回裏の攻撃。「1番」に起用した今宮健太内野手が中前打で出塁すると、「3番」に上げたアルフレド・デスパイネ外野手が「打ったのはフォークボール。もう負けられないので、とにかく必死に 2塁走者をかえすことだけしか考えてなかった」と右前への適時打で同点。「5番」スタメンの選手会長、長谷川勇也外野手が内野安打でつなぐと、二死 1、 2塁から、ここまで 2試合 7打席無安打の松田宣浩内野手が左翼線への適時 2塁打を放って逆転に成功した。

 「4番」内川聖一内野手、「6番」松田以外は、 2戦目までと違うスタメンで挑んだ第 3戦。負ければ王手をかけられる大事な試合で、勝負に出た工藤監督の執念が 1回に実った。

  1回裏ソフトバンク二死 1、 2塁、松田宣浩内野手は左翼線へ勝ち越し「適時2塁打」を放った=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に今シリーズ初勝利し、アドバンテージを合わせ「2勝2敗」のタイに戻した。

 楽天は初回、島内のタイムリーで先制。その裏にソフトバンクがデスパイネ、松田の適時打で逆転した。 2回、楽天は茂木と藤田がタイムリーを放ち逆転。 3回にソフトバンクが内川の 3戦連続となる「3ラン本塁打」で、再び逆転した。それでも 5回、楽天アマダーが「同点2ラン」を放った。西武とのファーストステージ初戦で先発し 4回 7失点だった則本は、雪辱のマウンドだったが 7回 5失点と苦しんだ。

 ソフトバンクは同点の 8回、中村晃が勝ち越しの「2ラン」。 9回を守護神のサファテが締めた。

 21日の第 4戦に勝った方が、日本シリーズ進出に王手をかける。

  3回裏ソフトバンク無死 1、 2塁、「左越え3点本塁打」を放った内川聖一外野手を迎える工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 「パ・リーグ1位」のソフトバンクが「同3位」の楽天に 7- 5で勝ち、「2勝2敗(ソフトバンクのアドバンテージの「1勝」を含む)のタイとした。 3回に内川聖一外野手が、 3試合連続アーチとなる「3ラン」。 8回に中村晃外野手が勝ち越しの「2ラン」を放った。楽天はエースの則本昂大投手(26)が11三振を奪ったが、 7回 5失点と不完全燃焼の内容に終わった。

 万歳したナインの視線の先で、ライナーが伸びた。中村晃が決勝アーチ。鬼の形相で歓喜のベンチに飛び込んだ。

 「このまま終わるわけにはいかない。何とか結果が出てよかったです」

  3回、内川聖一外野手は3戦連続アーチにガッツポーズ。頼れる「4番」だ=福岡ヤフオクドーム

 同点の 8回二死 1塁で、右翼席へ「勝ち越し2ラン」。CS初勝利のお立ち台で「ホッとしました」と 3度繰り返した。

 「引きずりながらやっていますよ」。連敗した 2試合は好機で何度も倒れた。前日19日は好機で犠打を失敗。決勝弾の後の守備では、思わず涙目になった。「こんな経験はない。勝って救われました」。それほどの緊張と重圧を乗り越えた。

 「仲間がたくさんいると実感しました。城所さんが活躍してくれて明るくなった。そのおかげで僕も打てた」。自身は前夜までの「3番」から「7番」へ。全体も「4番」と「6番」以外の打順が変わった。「2番・中堅」に入ったのは、今季出場 2試合で 3打数無安打の城所。デスパイネの「3番」も消化試合で 1度だけ。奇策の大半は、今季数度あった工藤監督のひらめきだ。スタッフが「監督がひらめくと勝つ」という勝負勘でチームが活性化した。

 試合前、円陣の輪に入り声を出すソフトバンク・工藤公康監督(中央)=福岡ヤフオクドーム

 試合前の円陣で気合を入れた声かけ役も工藤監督だ。就任以来初。「みんな、きょうからバカになって盛り上げよう! 絶対勝つ! さあ、いこう!」。大声を聞いたナインは、次々とガッツポーズ。ベンチの指揮官自身も感情を表に出した。

 「僕自身もそう(バカに)ならないと。自然と声が出たし、みんなも声が出た。こういう試合をすれば勝てると、感じてくれたと思う」

 決勝点では、誰よりも高く両手をあげた。アドバンテージを含めて「2勝2敗」。殻を破った行動と采配で、王者が勢いを取り戻した。

★ 8回を「3者凡退」に仕留め、勝ち投手になったソフトバンク・岩崎翔投手  「何とか抑えることだけを考えている。チーム全員でつかんだ勝利」

★ 9回を「3者凡退」で締めたソフトバンク・デニス・サファテ投手

 「「自分の仕事ができた。とりあえず勝ててよかった」

  3回 逆転3ランホームランを放った内川聖一外野手(右)を出迎えるソフトバンク・工藤公康監督(中央)=福岡ヤフオクドーム

◇データBOX◇

〔1〕ソフトバンクが勝利し、対戦成績を「2勝2敗(ソフトバンクにアドバンテージの1勝)」とした。パ・リーグのプレーオフ、CSで「1勝2敗」から追いついたケースは 8度目。過去 7度のうち、日本シリーズ進出は1977年の阪急だけで、突破率は14.3%。ソフトバンクのように「○●●○」(アドバンテージを含む)は 3度目で、過去 2度のうち、日本シリーズ進出は1977年阪急だけで突破率50%。

〔2〕内川がファイナルステージ第 1戦から「3試合連続本塁打」。 3試合以上連続本塁打は2008年第 1ステージ第 2戦から第 2ステージ第 1戦( 3試合)の中日・ウッズ、2014年ファーストステージ第 3戦からファイナルステージ第 3戦( 4試合)の北海道日本ハム・中田翔以来 3年ぶり 3人目。同一ステージ 3発以上は2014年ファイナルステージ 4発の同・中田をトップに 9人目。通算21打点は西武、中日で24打点の和田一浩に次いで「歴代2位」で、18打点のソフトバンク・松中信彦らを抜いてパ・リーグ新記録。

 

  1回、勝ち越し「適時2塁打」を打ったソフトバンク・松田宣浩内野手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの松田が 1回に今CS初安打初打点をマークした。 1- 1に追い付いて、なお二死 1、 2塁の場面で、則本の直球を強振。左翼線にはじき返す 2塁打で 2塁走者を本塁に呼び込み「タイムリーになり良かった」と喜んだ。

 CSに入り、ここまでは 6打数無安打。好機で 2度凡退した第 2戦後は「正直言って、なかなか甘い球がない」と悩ましげに語っていただけに、復調のきっかけになりそうな一打となった。

★ソフトバンク・工藤監督

 「壮絶な試合だった。苦しかったが、みんなが自分の仕事をやってくれた。一つ勝ってほっとしたところもある。みんなで勝ちをもぎ取っていく」

 

  3回、 2塁打を放ったソフトバンク・城所龍磨外野手=福岡ヤフオクドーム

 この日登録されたソフトバンクの城所が攻守に活躍した。 3、 5回に則本から 2塁打を放ち、中堅の守備では 5回に先頭打者ウィーラーの左中間深くの飛球をスライディングして好捕。起用に応え「とにかく元気にハッスルしようと思った」と目尻を下げた。

 昨季は交流戦でMVPを獲得したが、今季は出番が減り、レギュラーシーズンは 2試合の出場にとどまった。CSへの思いは強く「また明日から頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に今シリーズ初勝利し、アドバンテージを合わせ「2勝2敗」のタイに戻した。

  3戦連続となる「3ラン」を放った内川聖一外野手は「ビックリしました。チャンスでしたし、デスパが四球を選んだ瞬間に、スペイン語で『アババババ』って叫んだので、『絶対打てよ』ということだろうなと思って、打席に入りました。ちょっとした興奮状態でしたので、普段監督やコーチには遠慮してハイタッチするんですけど、バシバシやりました。今年は特に、レギュラーシーズン中にケガで迷惑をかけましたので。チームのみんなが日本一になるチャンスを与えてくれたと思っているので。いい結果が出てうれしいですね」と話した。

  3回裏ソフトバンク無死 1、 2塁、内川聖一外野手は逆転の「3点本塁打」を放ちガッツポーズする=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク4番内川聖一内野手が、 3戦連発となる「3ラン」を放った。 1点ビハインドで迎えた 3回無死 1、 2塁で打席に入ると、初球の 111キロの低めの変化球をはらうように振ると、打球は左翼席へ突き刺さった。

 クライマックスシリーズ・ファイナル全 3戦でアーチをマーク。「打ったのはカーブ。何とかしようと思って打席に入りました」。 1回に逆転するも楽天に逆転される嫌なムードも吹き飛ばした。

  3回、本塁打を放ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 不動の「4番」のバットがまた火を噴いた。内川が「3戦連続アーチ」。持ち前の勝負強さで、連敗ストップに大きく貢献した。

 「きょうのゲームで一番打たないといけない打席で、一番いい結果になってよかった」

  1点を追う 3回無死 1、 2塁。則本の初球のカーブを捉え、左翼席に運んだ。工藤監督が「打ってほしいところで打ってくれる。(タイミングを外されずに)一瞬、止まって打つ、芸術的な打撃」と絶賛した「3ラン」で、CSでは2014年の中田(北海道日本ハム)以来の 3試合連続本塁打。CS通算21打点はパ・リーグ単独トップに立った。

 「まだまだ。(勝敗が)タイに戻っただけ。あした頑張らないと」

 主将が勝利の余韻に浸ったのはつかの間。早くも次戦を見据えていた。

 

  8回裏ソフトバンク二死 1塁、中村晃外野手は右越えに「勝ち越し2点本塁打」を放った=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが中村晃外野手の「決勝2ラン」で接戦を制し、今ステージ初勝利を収めた。

  5- 5で迎えた 8回裏、二死 1塁から第 3打席まで安打がなかった中村晃が直球をとらえ、打球がファンが待ちかまえる右翼席へ。弾丸ライナーは、ファンに直撃したほどだった。

 前夜(19日)は送りバントを失敗し、この日は打順も「3番」から「7番」へと下がっていた。ヒーローインタビューでは「ホッとしました。ベンチでみんなが祝福してくれて、ファンも沸いてくれて、こんなに仲間がたくさんいるんだと実感しました」と笑みを浮かべた。負けられない戦いのなか、大きな勝ち越しアーチでチームの勝利に貢献した。

 アドバンテージを含む対戦成績を「2勝2敗」の五分に戻し、第 4戦から逆襲にでる。

  8回裏ソフトバンク二死 1塁、中村晃外野手は右越えに勝ち越し2点本塁打を放った=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク中村晃外野手の「決勝2ラン」は右翼スタンド最前列の女性ファンの頭部を直撃した。

 当たった瞬間、その場にうずくまった。医務室で応急処置をしたが、裂傷があったため、病院へ向かった。中村晃のレプリカユニホームを着ていて、意識はしっかりあった。

 頭部に当たったホームランボールは前方のテラス席へ落ちたが、球団からは中村晃の直筆サインが入った試合球がプレゼントされた。

 

  5回、本塁打を浴びたソフトバンク・和田毅投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの和田は 5回を「9安打5失点」と精彩を欠き、 2度のリードを守れなかった。チームが競り勝ったことを喜びつつ「自分にいら立った。まだまだ駄目」と反省を口にした。

 味方が逆転した直後の 2回は茂木、藤田に連続適時打を許して 2- 3とひっくり返された。 3回に内川の「3ラン」で 5- 3となったが、 5回にアマダーに「同点2ラン」を浴びた。「三者凡退」は一度もなく、試合をつくれなかった。

 

 フリー打撃を再開した柳田悠岐外野手

 右脇腹痛で戦列を離れているソフトバンクの柳田悠岐外野手が20日、福岡県筑後市のファーム施設でフリー打撃を再開した。49スイング中、 6本の柵越えがあったが、打ち損じも多く「まだまだという感じだなと思った」と表情は晴れなかった。

 患部の状態は万全ではない。クライマックスシリーズ中の復帰については「今の状態では無理だと思う。自分のパフォーマンスを出せない」と否定的だった。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

広島-DeNA第4戦は雨のため中止!筒香雨天中止にも淡々!広島エルドレッドが右手関節痛で戦列離脱

$
0
0

この日の第 4戦は、午前11時ごろから雨が降り始め、天候の回復の見込みがないことなどから午後12時30分に正式に中止が決まった。杵渕セ・リーグ統括は中止と判断した理由を説明した。この日の試合は24日の予備日に行う。22日も予報は雨。同統括は「台風もあるので、お客さんの足のことを考えれば、早めに(試合可否の)判断をすることはある」と話した。対戦成績は「2勝2敗(広島のアドバンテージの1勝を含む)」となっている。

「2連勝」で勢いに乗っているDeNAにとっては恨めしい雨となったが、筒香嘉智外野手(25)は「明日(22日)に向けていい準備をするだけ」と淡々と話した。ファイナルステージでは、ここまで10打数 1安打と主砲のバットは湿りがち。それでも「あと『2勝』すれば横浜に帰れるので、そこを目指してやっていきたい」と意気込んだ。

広島ブラッド・エルドレッド外野手(37)が21日の練習中に右手首関節痛を発症したため、同日出場選手登録を抹消された。前日20日の第 3戦に「6番・1塁」でフル出場したが、この日の朝に痛みを訴えたという。松原チーフトレーナーは「試合に臨むにあたり、万全ではなかった」と説明した。CSファイナルステージを戦うチームにとって痛手だ。昨年の日本シリーズで 3戦連続の本塁打を放つなど、短期決戦で大きな脅威となり得る長距離砲を 1人失ったことになる。新井は一丸を強調した。記事をまとめてみました。

 

 <広島-DeNA=雨天中止>セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ◇第 4戦◇21日◇マツダスタジアム

 この日の第 4戦は、雨のため午後0時半に中止が決定した。

 杵渕セ・リーグ統括は「シートをあげて整備するのに 1時間以上かかり、(試合開始を)遅らせても良くなる予報がなかったので」と中止と判断した理由を説明した。この日の試合は24日の予備日に行う。22日も予報は雨。同統括は「台風もあるので、お客さんの足のことを考えれば、早めに(試合可否の)判断をすることはある」と話した。

 雨のため中止が決まり身支度を調え帰路に就くファン=マツダスタジアム

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは21日、セ・リーグの広島-DeNA第 4戦(マツダ)が雨天中止となった。試合開始は午後 1時30分に予定されていたが、広島市内では午前11時ごろから雨が降り始め、天候の回復の見込みがないことなどから午後12時30分に正式に中止が決まった。

 DeNAのラミレス監督は「天気には逆らえない。(中止が)いいか悪いかは分からないが、いい方にとらえたい」と前向きに話した。対戦成績は「2勝2敗(広島のアドバンテージの1勝を含む)」となっている。

  3塁ベンチ屋根の雨どいからあふれる水を空のペットボトルに入れだしたDeNA・山崎康晃投手=マツダスタジアム

 

 「2連勝」で勢いに乗っているDeNAにとっては恨めしい雨となったが、筒香は「(天気は)僕たちが左右できることじゃない。明日(22日)に向けていい準備をするだけ」と淡々と話した。

 ファイナルステージでは、ここまで10打数 1安打と主砲のバットは湿りがち。それでも「短期決戦なので、今の状態がどうというのは関係ない。あと『2勝』すれば横浜に帰れるので、そこを目指してやっていきたい」と意気込んだ。

 試合が雨で中止になり室内練習場で練習したDeNA・筒香嘉智外野手=マツダスタジアム

 

 広島ブラッド・エルドレッド外野手が21日の練習中に右手首関節痛を発症したため、同日出場選手登録を抹消された。

 CSファイナルステージを戦うチームにとって痛手だ。

 雨天中止 室内練習場でエルドレッド外野手(右)と通訳を交えて話す広島・緒方孝市監督(中央)=マツダスタジアム

 広島のエルドレッドが右手関節痛を発症し、出場選手登録を外れた。前日20日の第 3戦に「6番・1塁」でフル出場したが、この日の朝に痛みを訴えたという。松原チーフトレーナーは「試合に臨むにあたり、万全ではなかった」と説明した。  昨年の日本シリーズで 3戦連続の本塁打を放つなど、短期決戦で大きな脅威となり得る長距離砲を 1人失ったことになる。新井は「彼の分まで、みんなで頑張りたい」と一丸を強調した。

 試合中止となり球場から引き揚げるブラッド・エルドレッド外野手=マツダスタジアム

 

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ


ソフトバンク日本S進出王手!内川、4戦連発!中村晃、2戦連続V弾!鷹サファテ、奮起回またぎS!

$
0
0

ソフトバンクは 2回に長谷川勇の「適時2塁打」で先制。 3回にデスパイネの左越えソロで 2点目を追加した。楽天は 3回まで無得点。楽天は 4回に同点に追いつき、 5回にゼローズ・ウィーラー内野手(30)の適時打で勝ち越し。ソフトバンクは 6回、内川聖一外野手(35)、中村晃外野手(27)の「連続ソロ」で逆転した。ソフトバンクは終盤、リバン・モイネロ投手(21)、デニス・サファテ投手(36)の助っ人リレーで楽天の反撃を封じ、逃げ切り勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけた。ソフトバンク石川柊太投手(25)が「白星」、サファテが「セーブ」を記録。楽天は宋家豪(ソン・チャーホウ)投手(25)が「黒星」。 1点を追うソフトバンクは 6回、内川聖一外野手が同点ソロ。内川の本塁打は「4試合連続」で、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録で、同一カードでは史上初の記録となった。続く中村晃外野手も「2試合連続となる本塁打」で、この回逆転に成功した。先発したバンデンハークは 5回途中 3失点で降板したが、以降を引き継いだリリーフ陣が好投。 8回二死走者なしから守護神のサファテを投入し、盤石のリレーで逃げ切った。楽天は先発岸が 5回 2失点と踏ん張ったが、リリーフした宋家豪が逆転を許し、誤算だった。主将の「4日連続アーチ」で勝利への、日本シリーズへの道がはっきり見えた。「2者連続本塁打」で逆転したソフトバンクが連勝でCS突破に王手。またまた内川が爆発した。先発の岸孝之投手(32)から、第 2戦で空振り三振を喫した右腕に代わった直後の「同点ソロ」は歴史に刻まれた。CSの同一ステージでの「4試合連発」は史上初。「1シリーズ4本」も最多タイとなった。アドバンテージを含めて「3勝2敗」として、突破まであと「1分け」以上。王者の「4番・主将」は誰よりもたくましい。

ソフトバンクの長谷川勇也外野手(32)が先制打を放った。 2回二死 2塁のチャンスで左翼線への「適時2塁打」。前日20日から登場曲を「決戦は金曜日」に変更。この日は土曜日だったが、同じ登場曲で打席に入り、前日に続く安打を放った。満足そうだった。2013年に首位打者と最多安打を獲得した実力者だが、今季は若手の上林誠知外野手(22)の台頭もあり、レギュラーシーズンの先発出場はわずか 9試合。 7月下旬から 2軍暮らしが続いていたが今CS 2試合目の先発で好結果を出した。

アルフレド・デスパイネ外野手(31)がCS「3年連続となる本塁打」を放った。 1- 0で迎えた 3回二死から「左越えソロ」。フルカウントからの 6球目、真ん中に甘く入ったカーブを逃さなかった。前日20日に続き、この日も「3番」を任された助っ人が序盤からベンチの期待に応えた。

「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、日本シリーズ進出に王手をかけた。「4戦連発」となる同点の「ソロ本塁打」を放った内川聖一外野手は「何とかしたいなという思いで打席に入りましたし。今日は本当にビックリしました。芯でいい当たりを打とうと思って打席に入ったんですけど、うまいこと角度がついていいホームランになってくれました。打った瞬間に完璧だと思いましたし、ベース回りながら、王会長はいつもこんな気分でホームラン打ってたんだろうなと思って。こんな気分で野球やるの楽しいだろうなと思いましたね。今日勝てたので、もうひとつ勝つまで全力で頑張ります」と話した。 1点を追う 6回、内川が「4試合連続」となる「同点ソロ」を左越えに運び続く中村の「勝ち越しソロ」を呼び込んだ。内川は、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録となり、同一カードでは史上初、打点も「通算22打点」となり、「24打点」の和田一浩にあと「2」と迫った。工藤監督は称賛の声を惜しまなかった。第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打」となる同点ソロ、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。これで対戦成績を「3勝2敗(アドバンテージの1勝を含む)」とし、22日の第 5戦に勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。内川の父・一寛さん(60)も大活躍を見届けた。多忙で、観戦はこの日だけ。息子が故障に泣いた今季は電話での会話も多かったようで「こぼしていたという。悔しさを晴らす姿に感激していた。

2試合連続で決勝本塁打を放った中村晃外野手は「どんどんいってしまえと思っていきました。今日は本当にうれしかったです。あとはみんなで力を合わせて、一体となって、あと『1勝』つかみたいと思います」と話した。

8回二死から救援し、 2試合連続でセーブを挙げたデニス・サファテ投手は「自分が名前をコールされたときの大歓声でアドレナリンが出ましたし、何物にも代え難い快感の中で投げることができました。今日は一番下の子の誕生日だったので、勝ちたかった。いいプレゼントになったと思います。あと 1つなので、みんないいピッチングしていますし、本当に誇れる中継ぎの仲間たちだと思っている。この 4年間みんなとプレーできて誇りに思っている」と話した。今季 3度目のイニングまたぎ。 8回、モイネロが 2球で二死を奪った後での出番だったが、焦ることはなかった。 2人の中継ぎを休ませての勝利。工藤監督は今CSで 1点も失っていないリリーフ陣をたたえた。記事をまとめてみました。

 

 

 <ソフトバンク 4- 3楽天>◇CSファイナルステージ第 4戦◇ソフトバンク 3勝 2敗◇21日◇福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクは 2回に長谷川勇の「適時2塁打」で先制。 3回にデスパイネの左越えソロで 2点目を追加した。楽天は 3回まで無得点。

 楽天は 4回に同点に追いつき、 5回にウィーラーの適時打で勝ち越し。ソフトバンクは 6回、内川、中村晃の「連続ソロ」で逆転した。

 ソフトバンクは終盤、モイネロ、サファテの助っ人リレーで楽天の反撃を封じ、逃げ切り勝ち。日本シリーズ進出に王手をかけた。

 ソフトバンク石川が「白星」、サファテが「セーブ」を記録。楽天は宋家豪が「黒星」。

  6回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は「左越えに同点ソロ本塁打」を放ちベンチ前でナインの出迎えを受ける=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。

 ソフトバンクは 2回、長谷川勇の適時打で先制。 3回にはデスパイネのソロ本塁打でリードを広げた。楽天も 4回、銀次のソロと、高谷のパスボールで同点。さらに 5回、ウィーラーの適時打で勝ち越した。

  6回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は「左越え同点ソロ本塁打」を放ちベンチ前でナインの出迎えを受ける=福岡ヤフオクドーム

  1点を追うソフトバンクは 6回、内川聖一外野手が同点ソロ。内川の本塁打は「4試合連続」で、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録で、同一カードでは史上初の記録となった。続く中村晃外野手も「2試合連続となる本塁打」で、この回逆転に成功した。

 先発したバンデンハークは 5回途中 3失点で降板したが、以降を引き継いだリリーフ陣が好投。 8回二死走者なしから守護神のサファテを投入し、盤石のリレーで逃げ切った。楽天は先発岸が 5回 2失点と踏ん張ったが、リリーフした宋家豪が逆転を許し、誤算だった。

 内川聖一外野手(左)は自らの同点ソロに続いて、勝ち越しソロを放った中村晃外野手(右)を会心の笑みで迎えた=福岡ヤフオクドーム

 第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打となる同点ソロ」、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。これで対戦成績を「3勝2敗(アドバンテージの1勝を含む)」とし、22日の第 5戦に勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。

 主将の「4日連続アーチ」で勝利への、日本シリーズへの道がはっきり見えた。「2者連続本塁打」で逆転したソフトバンクが連勝でCS突破に王手。またまた内川が爆発した。

 「きょうは本当にびっくりした。確信して歩いたというより、びっくりして歩いたという感じ」

  1点を追う 6回先頭で宋家豪のカウント 1- 1-からの 151キロを振り抜き、走るのをやめた。打球は左翼席中段へ。先発の岸から、第 2戦で空振り三振を喫した右腕に代わった直後の「同点ソロ」は歴史に刻まれた。CSの同一ステージでの「4試合連発」は史上初。「1シリーズ4本」も最多タイとなった。

  6回、本塁打を放ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 「本塁打で記録なんて考えたことないし、これからも考えない。欲がないからいいのかな」

 CS通算「42安打、22打点」もリーグ記録を更新中の「4番」に、中村晃が続いた。初球を右越えに「勝ち越しソロ」。こちらは「2試合連続」の決勝弾で、またお立ち台に並んだ。

 「きのうは(気持ちが)追い込まれていたけど、きょうは内川さんが流れを作ってくれて、うまく乗れました」

 前夜は土壇場での不振脱出に目が潤んだ。そんな重圧は絶好調の内川ですら感じている。布団に入っても、 3時間近く寝つけないという。「打っても打たなくても、これだけ興奮する試合だと。みんなそうだと思う」。練習後に15分の仮眠を取って試合に臨んでいる。

 「優勝まで頑張ってくれた選手がいる中で戻る以上は責任があるので」

 「リーグ1位」で迎えるCSは「4度目」だが、左手親指骨折で優勝争いから離脱した今回、責任感は今まで以上に重い。ここまで「15打数7安打の打率0.467、6打点」の大暴れに、工藤監督は「何と表現したらいいか。神がかっているというか、集中力がすごい」と仰天。2011、2015年に続く 3度目のMVPにも近づく主砲は、さらに前を向いた。

  6回、本塁打を放ったソフトバンク・中村晃外野手=福岡ヤフオクドーム

 「日本シリーズに一歩近づいたのは事実だけど、あと『1つ』勝たないと意味がない」  アドバンテージを含めて「3勝2敗」として、突破まであと「1分け」以上。王者の「4番・主将」は誰よりもたくましい。

☆内川の本塁打にソフトバンク・藤本打撃コーチ

 「スライダー、スライダーの後に『どーん』だからな。なかなか難しいことだよ」

◇データBOX◇

〔1〕ソフトバンク・内川聖一外野手が第 1戦から「4試合連続本塁打」。日本シリーズを含めたポストシーズンで「4戦連発」は最多タイで、2014年の北海道日本ハム・中田翔内野手(ファーストステージ第 3戦-ファイナルステージ第 3戦)、2016年の広島・エルドレッド(ファイナルステージ第 4戦-シリーズ第 3戦)に次いで「3人目」。同一ステージで「4戦連発」は史上初。

〔2〕プレーオフ、CSで同一ステージに「4本塁打」は2014年ファイナルステージの中田(第 1- 3、 5戦)と並ぶ最多。日本シリーズでも「1シリーズ4本」が最多(10人12度)。

 北海道日本ハム・中田翔内野手

〔3〕 6回に内川聖一外野手が同点、中村晃外野手が勝ち越しの2者連続本塁打。プレーオフ、CSでの「2者連発」は、2015年ファーストステージ第 2戦の阪神( 1回にゴメス→マートン)以来 2年ぶり「12度目」。ホークスでは2006年第 1ステージ第 2戦( 9回に松中信彦→ズレータ)以来11年ぶり「5度目」。「2者連発」が同点弾と決勝弾だったのは2004年第 2ステージ第 3戦の西武( 6回に中島裕之→野田浩輔)以来13年ぶり「2度目」。

★北海道日本ハム・中田翔内野手の2014年CS「4戦連発」VTR

 オリックスとのファーストステージ第 3戦、同点で迎えた延長10回先頭でステージ突破を決める「決勝ソロ」。ソフトバンクとのファイナルステージ第 1戦は 7回先頭で一時同点となるソロを放った。第 2戦は 1点リードの 6回に「2ラン」を放ち、パ・リーグの選手では初めてCSで「3試合連続本塁打」。第 3戦は 6回に駄目押しとなる「3ラン」。日本シリーズを含めたポストシーズンでは同一年に「4戦連発」は史上初めてとなり、「うまく打てたわぁ」と満足げに笑みを浮かべた。

 

  2回裏ソフトバンク二死 2塁、長谷川勇也外野手は左翼線に先制の「適時2塁打」を放ちガッツポーズ=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの長谷川勇也外野手が先制打を放った。

  2回二死 2塁のチャンスで左翼線への「適時2塁打」。「打ったのはストレート。追い込まれていたが、何が何でも返そうと食らいついていった。まず先制できてよかったです」。前日20日から登場曲を「決戦は金曜日」に変更。この日は土曜日だったが、同じ登場曲で打席に入り、前日に続く安打を放った。

  2回、適時打を放ちガッツポーズをするソフトバンク・長谷川勇也外野手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの長谷川勇が 2回二死 2塁で岸から「左翼線2塁打」を放ち、チームに今CS初の先制点をもたらした。 4回にも右前打と活躍し「純粋に投手との勝負に集中した。結果的に先制点になった」と満足そうだった。

 2013年に首位打者と最多安打を獲得した実力者だが、今季は若手の上林の台頭もあり、レギュラーシーズンの先発出場はわずか 9試合。 7月下旬から 2軍暮らしが続いていたが「レギュラーを奪うという気持ちでいけば、すっと試合に入れる」と今CS 2試合目の先発で好結果を出した。

  2回、「適時2塁打」放ちガッツポーズをするソフトバンク・長谷川勇也外野手=福岡ヤフオクドーム

★リック・バンデンハーク投手( 5回途中 3失点)

 「粘られて四球を出してしまった。チームが勝って良かった」

★ソフトバンク・藤本博史打撃コーチ(内川聖一外野手の本塁打に)

 「スライダー、スライダーの後に『どーん』だからな。なかなか難しいことだよ」

★ソフトバンク・佐藤義則投手コーチ

 「岩崎、森の両方を休ませられたのは良かった」

 

  3回裏ソフトバンク二死、アルフレド・デスパイネ外野手は「左越えソロ本塁打」を放ち中村晃外野手に迎えられる=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手がCS「3年連続となる本塁打」を放った。

  1- 0で迎えた 3回二死から「左越えソロ」。フルカウントからの 6球目、真ん中に甘く入ったカーブを逃さなかった。「 2- 3でしたが、しっかり強くボールをたたくことができました」。前日20日に続き、この日も「3番」を任された助っ人が序盤からベンチの期待に応えた。

 

  6回裏ソフトバンク無死、内川聖一外野手は「4試合連続の同点ソロ本塁打」を放ち鳥越裕介コーチに迎えられる=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。

 「4戦連発」となる同点の「ソロ本塁打」を放った内川聖一外野手は「何とかしたいなという思いで打席に入りましたし。今日は本当にビックリしました。先頭バッターでしたし、なんとか芯でいい当たりを打とうと思って打席に入ったんですけど、うまいこと角度がついていいホームランになってくれました。打った瞬間に完璧だと思いましたし、ベース回りながら、王会長はいつもこんな気分でホームラン打ってたんだろうなと思って。こんな気分で野球やるの楽しいだろうなと思いましたね。打てる理由が本当にわかっていれば、シーズン中ももう少し打っているはずなので、どこかにヒントがないか必死で探しています。昨日の流れを今日にしっかりつなげないといけないと思っていましたし、今日勝てたので、もうひとつ勝つまで全力で頑張ります」と話した。

 「4試合連続本塁打」を放った内川聖一外野手は笑顔でナインと勝利のタッチをする=福岡ヤフオクドーム

 日本シリーズ進出で王手をかけたソフトバンク工藤公康監督(54)も、内川の「4戦連発打撃アーチ」に舌を巻いた。

  1点を追う 6回、内川が「4試合連続」となる「同点ソロ」を左越えに運び続く中村の「勝ち越しソロ」を呼び込んだ。

 内川は、日本シリーズ、プレーオフを含むポストシーズン最長タイ記録となり、同一カードでは史上初、打点も「通算22打点」となり、「24打点」の和田一浩にあと「2」と迫った。

 工藤監督は「神懸かっている打席内での集中力はすごいなと感じるし、ベンチでも声を出している。キャプテンとして素晴らしい働き」と称賛の声を惜しまなかった。

 第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打」となる同点ソロ、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。これで対戦成績を「3勝2敗(アドバンテージの1勝を含む)」とし、22日の第 5戦に勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。

  6回、本塁打を放ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが、「3位」から勝ち上がった楽天を 4- 3で下して「2連勝」。 6回に内川聖一外野手の「4試合連続本塁打」となる「同点ソロ」、中村晃外野手の「勝ち越しソロ」と「2者連続アーチ」が飛び出し、逃げ切った。

 内川の父・一寛さんも大活躍を見届けた。多忙で、観戦はこの日だけ。息子が故障に泣いた今季は電話での会話も多かったようで「若い頃はもっと元気で練習できていたのにな」と、こぼしていたという。悔しさを晴らす姿に「本人も期する思いがあってCSに合わせていたと思う。いちファンとして、見事だと思う」と感激していた。

 

  6回裏ソフトバンク無死、中村晃外野手は右越えに「勝ち越しソロ本塁打」を放ち鳥越裕介コーチ(左)の出迎えを受ける=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。

  2試合連続で決勝本塁打を放った中村晃外野手は「どんどんいってしまえと思っていきました。このシリーズで三振が多いので、なるべく積極的に行こうかなというのがいい結果になったと思います。入ると思いました。本当にホッとしました。本当は泣きたいくらいですけど。昨日はいろいろ重なりまして。今日は本当にうれしかったです。あとはみんなで力を合わせて、一体となって、あと『1勝』つかみたいと思います」と話した。

 

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「同3位」の楽天に連勝し、日本シリーズ進出に王手をかけた。

  8回二死から救援し、 2試合連続でセーブを挙げたデニス・サファテ投手は「自分が名前をコールされたときの大歓声でアドレナリンが出ましたし、何物にも代え難い快感の中で投げることができました。とにかく点を取られないで、 1点差でしたので四つのアウトを何とか取ろうと考えていました、今日は一番下の子の誕生日だったので、勝ちたかった。いいプレゼントになったと思います。あと 1つなので、明日は武田が投げますし、打つ方も調子が上がっていますし、明日決めて日本シリーズに行きたいと思います。みんないいピッチングしていますし、本当に誇れる中継ぎの仲間たちだと思っている。この 4年間みんなとプレーできて誇りに思っている」と話した。

 楽天に勝利し、ベンチを指さして喜ぶデニス・サファテ投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの守護神デニス・サファテ投手が 8回二死から登板し、楽天打線の反撃を封じた。

 今CSで「2本塁打」を放っているアマダーを迎えた場面での登場。メキシコの大砲を空振り三振に仕留めると、 9回は 1四球を与えたが、 3つのアウトをすべて空振り三振で奪い、試合を締めくくった。

 「名前がコールされた時の大歓声でアドレナリンが出た。何事にも替え難い快感の中で投げることができた」

 今季 3度目のイニングまたぎ。「CS前から言われていたし、岩崎と森が3連投していたから準備はしていた」。 8回、モイネロが 2球で二死を奪った後での出番だったが、焦ることはなかった。

  2人の中継ぎを休ませての勝利。工藤監督は「厳しい展開の中でリリーフ陣が踏ん張って勝ったのは大きい」と、今CSで 1点も失っていないリリーフ陣をたたえた。

 投球するソフトバンク・デニス・サファテ投手=福岡ヤフオクドーム

 第 4戦が行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが「3位」から勝ち上がった楽天に 4- 3で勝利。守護神のデニス・サファテ投手が 8回からイニングまたぎで無失点締めするなど、自慢の救援陣が実力を発揮。

 サファテは家族の写真がプリントされたTシャツを着て、 3人の子供と一緒にお立ち台に登場。三女・ジェイドちゃんの 4歳のバースデーの快投を喜んだ。「いいプレゼントになったよ。家族あっての自分。家族の支えなしにはできないよ」。ゲーム前にはパンケーキに「4」の数字をデコレーションして、お祝い。試合後もディナーに向かった。

 

 ソフトバンク武田翔太投手(左)と楽天美馬学投手

 22日のプロ野球予告先発は、ソフトバンク武田翔太投手-楽天美馬学投手(ヤフオクドーム=午後 1時)

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

大山、高山らが居残りフリー打撃“おかわり”!阪神が西武・野上を獲得調査!国内FA権行使の可能性!

$
0
0

阪神のドラフト1位大山悠輔内野手(22=白鴎大学)らが特打を実施した。予定されていた巨人戦は悪天候が予想されるため早々に中止が決定。阪神ナインは室内練習場で打撃練習をするなどして汗を流した。22日以降も「台風21号」の影響で試合が中止になる可能性が高く、練習量を維持するための工夫だった。

金本知憲監督(49)が21日、今季不振で 2軍落ちも経験した高山俊外野手(24)にハッパをかけた。打撃復活へ、自分で課題を乗り越える必要性を訴えた。金本監督が、フェニックス・リーグで鍛錬を積む高山に、温かくも厳しいエールを送った。大卒 2年目の今季は「打率0.250、6本塁打、24打点」。 2度の 2軍落ちを経験するなど新人王に輝いた昨季(打率0.275、8本塁打、65打点)から大きく落ち込んだ。前日20日の西武戦(南郷)で先頭打者アーチを放った高山はこの日、室内で居残り特打。浜中治 2軍打撃コーチ(39)から「どれぐらい振った?」と聞かれ「1000ぐらい振りました」と答えた。“金言”を生かすも殺すも高山本人にかかっている。

走りに走って、完全復活や! 今季、不振だった藤浪晋太郎投手(23)について、 1軍首脳陣が復活に向けて11月の高知・安芸秋季キャンプで走り込ませるプランを温めていることが21日、判明した。この日、みやざきフェニックス・リーグの巨人戦(アイビー)が雨天中止となり、室内練習場などで調整。25日のヤクルト戦(西都)が今季最終登板となる見通しとなった。金本監督ら 1軍首脳陣の間で、新たな藤浪の再生プランが浮上していることが分かった。フェニックス・リーグが終わったあと、安芸秋季キャンプで徹底的に走らせる。今季は制球に苦しみ、11試合で「3勝5敗、防御率4.12」。プロ 5年目にして初めて不振による 2軍落ちを経験した。リリースポイントが安定せず、死球から崩れるという課題も発生した。不振の原因はさまざまに推測されるが、 1軍首脳陣が出した復活への策の 1つは“原点回帰”だった。走る。プロ、アマ問わず野球選手、特に投手がもっとも時間を割くといわれるトレーニングを、安芸秋季キャンプでビッシリとやる。17日のDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ(甲子園)にリリーフ登板し、 2回 1安打無失点と明るい見通しは立てた。最終チェックでも好投し、走りに走って2018年に向かう。

阪神が国内FA権を保持する西武・野上亮磨投手(30)の調査を開始していたことが21日、分かった。野上は昨季初取得した国内FA権を保持しており、今オフの権利行使も視野に入れているとみられる。虎は今オフの補強ポイントとして先発投手を挙げており、働き盛りの今季11勝右腕はターゲットとして申し分ない存在。記事をまとめてみました。

 

 みやざきフェニックス・リーグ<阪神-巨人=雨天中止>◇21日◇宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアム

 阪神のドラフト1位大山悠輔内野手らが特打を実施した。

 予定されていた巨人戦は悪天候が予想されるため早々に中止が決定。阪神ナインは室内練習場で打撃練習をするなどして汗を流した。

 室内練習場で板山祐太郎外野手(左)とともに打撃練習をする大山悠輔内野手=宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場

 全体練習後も大山、中谷、高山の 3人は居残りでフリー打撃を“おかわり”。浜中 2軍打撃コーチは「雨で中止になってますから」と説明。22日以降も「台風21号」の影響で試合が中止になる可能性が高く、練習量を維持するための工夫だった。

 

 金本知憲監督が21日、今季不振で 2軍落ちも経験した高山俊外野手にハッパをかけた。打撃復活へ、自分で課題を乗り越える必要性を訴えた。

 金本監督が、フェニックス・リーグで鍛錬を積む高山に、温かくも厳しいエールを送った。

 「彼次第でしょ。僕が思うのはそれだけ。僕と片岡打撃コーチが(不調の原因と)思うのはタイミングが遅い、バットが遠回りする。タイミングは教えようがないからね。自分の頭でタイミングをとるわけだから」

 高山俊外野手はトス打撃でしごかれ、へろへろになって四つんばいになる=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場

 大卒 2年目の今季は「打率0.250、6本塁打、24打点」。 2度の 2軍落ちを経験するなど新人王に輝いた昨季(打率0.275、8本塁打、65打点)から大きく落ち込んだ。

 速球に対応できず、追い込まれてボール球に手を出してしまう悪循環。「早くタイミング取ることと、インパクトまで最短距離でスイングが波打たないように。その 2つだけ」。矯正ポイントは明らか。だからこそ、あとは自分で乗り越えろ-とハッパをかけた。

 前日20日の西武戦(南郷)で先頭打者アーチを放った高山はこの日、室内で居残り特打。浜中 2軍打撃コーチから「どれぐらい振った?」と聞かれ「1000ぐらい振りました」と答えた。“金言”を生かすも殺すも高山本人にかかっている。

 

 藤浪晋太郎投手は室内練習場で走る。秋季キャンプで走って復活だ!=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場

 走りに走って、完全復活や! 今季、不振だった藤浪晋太郎投手について、 1軍首脳陣が復活に向けて11月の高知・安芸秋季キャンプで走り込ませるプランを温めていることが21日、判明した。この日、みやざきフェニックス・リーグの巨人戦(アイビー)が雨天中止となり、室内練習場などで調整。25日のヤクルト戦(西都)が今季最終登板となる見通しとなった。

 金本監督ら 1軍首脳陣の間で、新たな藤浪の再生プランが浮上していることが分かった。フェニックス・リーグが終わったあと、安芸秋季キャンプで徹底的に走らせる。球団関係者は「(走り込みが)下半身強化のためのプランの 1つになってくる」と説明した。

 今季は制球に苦しみ、11試合で「3勝5敗、防御率4.12」。プロ 5年目にして初めて不振による 2軍落ちを経験した。リリースポイントが安定せず、死球から崩れるという課題も発生した。

 11月に入れば安芸秋季キャンプ。鍛錬の時期が始まる

 不振の原因はさまざまに推測されるが、 1軍首脳陣が出した復活への策の 1つは“原点回帰”だった。走る。プロ、アマ問わず野球選手、特に投手がもっとも時間を割くといわれるトレーニングを、安芸秋季キャンプでビッシリとやる。

 「走る」と言っても、さまざまなメニューがある。短距離ダッシュは瞬発力を向上させ、体のキレを作る。長時間のランニングはスタミナをつける以外に強度を調整すれば疲労回復や、体のバランスを整える効果もある。「400勝投手」の金田正一氏(国鉄など)も、走ることをもっとも重要なトレーニングと位置づけていたほどだ。

 藤浪自身、大阪桐蔭高時代には生駒山の山道ダッシュなどの走り込みで甲子園制覇やプロ入りの土台を作った。原点回帰で完全復活を目指す。

 金本知憲監督は藤浪をガンガン走らせるつもりだ=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場

 この日、フェニックス・リーグは巨人戦の予定だったが、雨天中止。藤浪は雨が降るグラウンドでキャッチボールを終えると室内でゴロ捕などで汗を流した。次回の25日のヤクルト戦(西都)が今季、対外試合最終登板となる見通しとなった。

 「自分のなかでフォームのバランス、リリースの感触を意識して、そこが安定してくれたら投球の幅とか、いろいろとできると思うので。やるべきことと、改めてできることがあると思います」

 17日のDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ(甲子園)にリリーフ登板し、 2回 1安打無失点と明るい見通しは立てた。最終チェックでも好投し、走りに走って2018年に向かう。

 雨天中止練習の藤浪晋太郎投手=宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアム室内練習場

☆25日に先発する藤浪晋太郎投手について阪神・高橋建 2軍投手コーチ

 「四死球を出さない。投手全体にもいってきたけれど、それが彼にとっては重要なこと」

★今季の藤浪

 開幕から不安定な投球が続き、 5月27日にプロ入り後、初めて不振を理由に 2軍落ち。 8月16日の広島戦(京セラ)で昇格即先発も、 7四死球 3失点で 5回途中降板。再び 2軍落ちした。制球難はシーズン終盤に徐々に解消したが結局、 4度の抹消を経験した。

 

 西武・野上亮磨投手

 阪神が国内FA権を保持する西武・野上亮磨投手の調査を開始していたことが21日、分かった。

 野上は昨季初取得した国内FA権を保持しており、今オフの権利行使も視野に入れているとみられる。虎は今オフの補強ポイントとして先発投手を挙げており、働き盛りの今季11勝右腕はターゲットとして申し分ない存在。FA権を行使した場合に備え、慎重に調査を進める。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

広島-DeNA第4戦は降雨中止!2日続けて順延!大瀬良22日にスライド、中止なら中継ぎ待機も!

$
0
0

 

22日にマツダスタジアム(広島市)で行われる予定だったセ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第 4戦、広島-DeNAは、台風接近による天候不良のため中止となった。ファイナルステージの予備日は25日まで。明日23日も中止となった場合、「シーズン上位球団」の広島に王手がかかる。

21日のクライマックスシリーズファイナルステージ第 4戦(マツダスタジアム)は雨天中止となった。広島大瀬良のこの日の先発は雨で流れ、今日22日にスライド登板する見込みとなった。22日も雨で中止の可能性があるが『2戦連続で中止』になった場合、大瀬良を中継ぎに回して救援陣を厚くし、23日以降は薮田和樹投手(25)、野村祐輔投手(28)、クリス・ジョンソン投手(33)の「3本柱」を中 4日で投入することになりそうだ。記事をまとめてみました。

 

 <広島-DeNA=降雨中止>◇CSファイナルステージ第 4戦◇ソフトバンク 2勝 2敗◇22日◇マツダスタジアム

 22日にマツダスタジアム(広島市)で行われる予定だったセ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第 4戦、広島-DeNAは、台風接近による天候不良のため中止となった。

 雨天中止が決定したマツダスタジアム

 前日21日に続き 2日連続での順延となった。第 3戦を終わった時点の勝敗は「2勝2敗」のタイ(広島のアドバンテージ1勝含む)。

 ファイナルステージの予備日は25日まで。明日23日も中止となった場合、シーズン上位球団の広島に王手がかかる。

 

 試合が降雨中止となり、球場から引き揚げる大瀬良大地投手=マツダスタジアム

 21日のクライマックスシリーズファイナルステージ第 4戦(マツダスタジアム)は雨天中止となった。

 広島大瀬良のこの日の先発は雨で流れ、今日22日にスライド登板する見込みとなった。「いろいろ準備していたんで残念ですね」と苦笑い。22日も雨で中止の可能性があるが「気持ちの持ち方が難しいですが、シーズンでもあることなので、いつも通りに過ごせたら」と話した。『2戦連続で中止』になった場合、大瀬良を中継ぎに回して救援陣を厚くし、23日以降は薮田、野村、ジョンソンの「3本柱」を中 4日で投入することになりそうだ。

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

ソフトバンク3連勝で日本Sへ!工藤監督、2連敗時の心境明かす!サファテ、胴上げ投手に感慨!(1)

$
0
0

ソフトバンクが楽天に快勝で対戦成績を「4勝2敗(アドバンテージの1勝含む)」とし、 2年ぶり「17度目」の日本シリーズ出場を決めた。右脇腹の故障で戦線離脱していた柳田悠岐外野手(29)が「1番・中堅」で先発して 4回に適時打を放ち、「6番」に座る“熱男”こと松田宣浩内野手(34)が「3安打4打点」の活躍。先発の武田翔太投手(24)は 7回 5安打無失点で岩嵜翔投手(27)、森唯斗投手(25)、デニス・サファテ投手(36)も楽天に得点を許さなかった。チームは28日にヤフオクドームで開幕する日本シリーズで広島とDeNAが争っているセ・リーグCSファイナルステージの勝者と対戦する。工藤公康監督(54)が「7度」宙に舞った。その後、このステージで「4戦連発」と大活躍の内川聖一外野手(35)が金色の吹雪が舞う中、選手に胴上げされた。王手をかけた第 5戦。ソフトバンクは柳田が右脇腹の故障から電撃復帰。「1番・中堅」で先発すると 1回、遊撃内野安打で出塁。一死 1、 3塁から「4番」・内川が中犠飛を放ち先制した。なおも一死 1、 3塁から松田が右翼フェンスを直撃する「2点2塁打」を放ち、この回 3点を奪った。さらにソフトバンクは 4回、無死 1塁から「6番」・松田が左中間ホームランテラスに飛び込む「2ラン」を放ち追加点。「1番」・柳田が二死 2塁から右前適時打を放ち 6- 0とリードを広げた。ソフトバンクは 8回にも高谷の適時打で 1点を追加し、突き放した。プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ( 6試合制)は22日、パ・リーグの第 5戦がヤフオクドームで行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが「3位」から勝ち上がった楽天を 7- 0で下して「2連敗から3連勝」を飾り、「リーグ優勝によるアドバンテージの1勝」を加えて 2年ぶり「17度目(南海、ダイエー時代を含む)」の日本シリーズ進出を決めた。ソフトバンクの選手らはヤフオクドーム内で今季 2度目の祝勝会を行った。王貞治球団会長(77)が 2年ぶりの「日本一」を期待し、工藤監督も「感謝しかない。もう一回、ビールかけができるよう一つになって頑張ろう」と呼び掛けた。選手会長の長谷川勇也外野手(32)が「突破確率ゼロパーセントを覆してやったぜ」と叫んで音頭を取ると、300本のビールなどをかけ合い、思う存分はしゃいだ。

ソフトバンクが、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。試合後、会見に臨んだ工藤公康監督は、第 1戦からの「2連敗」からの逆転優勝に「正直、これはやばいなという雰囲気もあったんですけど、そういうのは表に出して言うまいと思っていましたし、みんな元気にやってくれたと思います」と明かした。日本シリーズに向けて「みんなでひとつになって戦っていきたいと思います」と話した。

楽天を 7- 0で下して「2連敗から3連勝」を飾り、リーグ優勝による「1勝」のアドバンテージを加えて「4勝2敗」で、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。右脇腹痛から復帰し「1番・中堅」で先発出場した柳田悠岐外野手が、 4回に適時打を放つなど「4打数2安打1打点」で勝利に貢献した。28日に開幕する「日本シリーズ」では、広島とDeNAが争っているセ・リーグCSファイナルステージの勝者と対戦する。メンバー発表のどよめきは期待の歓声、歓喜へと膨らんだ。金色の紙テープを顔に張って大喜びの起爆剤は、右脇腹痛で出場が不可能とみられていた柳田だ。役者がそろったソフトバンクが 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。実戦は負傷した 9月20日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)以来のぶっつけ本番だった。工藤監督からの電話は前日21日。試合後に合流を指示された。先発起用も伝えられ、この日の練習後に正式に決定。「打てなくてもともと」と開き直った。試合後、「7度」宙に舞った工藤監督は満面の笑みを浮かべた。

●松田宣浩内野手(34)が 3安打 4打点をマークした。 1- 0の 1回に「右翼フェンス直撃の2点2塁打」を放つと、 4回には左中間フェンスを越える「2ラン」。「自分のスイングで振れた」と納得すると、 8回も右前へ運んだ。第 2戦までは 6打数無安打だったが、 3戦目から「3戦連続で安打」をマーク。チームのムードメーカーは勢いに乗って「日本シリーズ」に臨む。

初回に 5試合連続打点となる決勝の先制犠飛を放った内川聖一外野手が最優秀選手に選ばれ、賞金 100万円をゲットした。第 1戦から第 4戦まではポストシーズンの同一シリーズ史上初の「4試合連続本塁打。18打数7安打」の大活躍だった。

武田翔太投手が 7回 5安打無失点と好投し、過去「0勝3敗」だったCSで初勝利を挙げた。日本シリーズに導く白星に一息ついた。緊張したという立ち上がりに安打と四球で二死 1、 2塁のピンチを招いた。ここで島内宏明外野手(27)を遊ゴロに仕留めると、 2回以降はテンポ良く投げ、 3塁を踏ませなかった。目の前の打者に集中し、好結果につなげた。

リーグ優勝に続いての胴上げ投手となったデニス・サファテ投手(36)は「これ以上にないものですし、あそこに立って、みんなが集まってくる笑顔とかを見ると、キャンプからやってきたことがものになったと。言葉では表せない思いです。日本シリーズでも今回と同じ結果が出せるように頑張りたい。家族の支えがなければこうやって野球はできないと思っている。まだ相手がどこになるかはわかりませんが、楽しみにしている。もう 1度チャンピオンになりたいので、そこを目指して頑張りたい」と話した。記事をまとめてみました。

 

 

 <ソフトバンク7-0楽天>◇CSファイナルステージ第 5戦◇ソフトバンク 4勝 2敗◇22日◇福岡ヤフオクドーム

 CSファイナルステージは、パの第 5戦が行われ、ソフトバンクが楽天を 7- 0で下し「アドバンテージの1勝を加え4勝2敗」で、 2年ぶり「17度目(南海、ダイエー時代を含む)」の「日本シリーズ」進出を決めた。ソフトバンクは 1回、内川の犠飛と松田の「2点2塁打」で 3点を先制。 4回には松田の「2ラン」と柳田の「適時打」で 3点を加えた。ファイナルステージで 4試合連続本塁打を放った内川は 2年ぶり 3度目のMVP。セ・リーグは「リーグ2連覇」の広島と「3位」DeNAによる第 4戦が21日に引き続き雨天中止となった。今CSでは 3度目の中止。広島は「1勝2敗」だが、アドバンテージがあるために対戦成績は五分。 6試合が消化できない場合は、その時点で勝ち星が多いチームが突破し、勝敗が同じ場合は「レギュラーシーズン上位」の広島が日本シリーズに進む。予備日は25日まででセはダブルヘッダーを行わないため、23日も中止になった場合、24日に広島が勝てば「日本シリーズ進出」が決まる。「日本シリーズ」は28日にヤフオクドームで開幕する。

 日本シリーズ進出を決め、胴上げされるソフトバンク・工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが楽天に快勝で対戦成績を「4勝2敗(アドバンテージの1勝含む)」とし、 2年ぶり「17度目」の日本シリーズ出場を決めた。右脇腹の故障で戦線離脱していた柳田が「1番・中堅」で先発して 4回に適時打を放ち、「6番」に座る“熱男”こと松田が「3安打4打点」の活躍。先発の武田は 7回 5安打無失点で岩嵜、森、サファテも楽天に得点を許さなかった。チームは28日にヤフオクドームで開幕する日本シリーズで広島とDeNAが争っているセ・リーグCSファイナルステージの勝者と対戦する。

 工藤監督が「7度」宙に舞った。その後、このステージで「4戦連発」と大活躍の内川が金色の吹雪が舞う中、選手に胴上げされた。

 日本シリーズ進出を決め、胴上げされるソフトバンク・工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 王手をかけた第 5戦。ソフトバンクは柳田が右脇腹の故障から電撃復帰。「1番・中堅」で先発すると 1回、遊撃内野安打で出塁。一死 1、 3塁から「4番」・内川が中犠飛を放ち先制した。なおも一死 1、 3塁から松田が右翼フェンスを直撃する「2点2塁打」を放ち、この回 3点を奪った。

 さらにソフトバンクは 4回、無死 1塁から「6番」・松田が左中間ホームランテラスに飛び込む「2ラン」を放ち追加点。「1番」・柳田が二死 2塁から右前適時打を放ち 6- 0とリードを広げた。ソフトバンクは 8回にも高谷の適時打で 1点を追加し、突き放した。

 楽天は先発の美馬が 3回 0/3を 5失点。 6、 7、 8回と先頭打者を出しながら、いずれも併殺で好機をふいにした。

 日本シリーズ進出を決め胴上げされるソフトバンク・工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクはパ・リーグでCSが導入された2007年以降、ファイナルステージで第 1戦に敗れながら、日本シリーズに進出した初めてのチームとなった。

 パでは「3位」ロッテが勝った2010年を除き、全てリーグ優勝チームが日本シリーズに進んでいる。

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ( 6試合制)は22日、パ・リーグの第 5戦がヤフオクドームで行われ、 2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが「3位」から勝ち上がった楽天を 7- 0で下して「2連敗から3連勝」を飾り、「リーグ優勝によるアドバンテージの1勝」を加えて 2年ぶり「17度目(南海、ダイエー時代を含む)」の日本シリーズ進出を決めた。

 祝勝会で、選手たちにコーラをかけるソフトバンク・工藤公康監督(右)=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「2連敗からの3連勝」で「3位」の楽天を下し、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。クライマックスシリーズが導入された2007年以降、パのファイナルステージでは初戦に敗れたチームが逆転で日本シリーズに進出するのは初めて。

  4回裏ソフトバンク無死 1塁、松田宣浩内野手は左中間へ「2点本塁打」を放ち熱男のポーズ=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクは初回、右脇腹痛から復帰した「1番」柳田が内野安打。一死 1、 3塁から内川の「5試合連続打点」となる犠飛で先制した。さらに松田も 2点打を放ち、リードを広げた。 4回には、松田が「2ラン」。柳田も「適時打」を放ち、突き放した。 8回にも高谷がダメ押しの「適時打」を放った。

 先発した武田は 7回を無失点の好投。 8回を岩崎、 9回を森、サファテが抑えて完封リレーで逃げ切った。救援陣はシリーズを通じて無失点だった。

 日本シリーズは28日、ヤフオクドームで開幕。セCSファイナルステージを戦う広島、DeNAの勝者と対戦する。

 日本シリーズ進出を決めナインに胴上げをされる工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「2連敗からの3連勝」で同「3位」の楽天を下し、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

 選手たちに胴上げされ、「7度宙を舞った」工藤公康監督は「本当うれしいです、この福岡の地でまた胴上げをしていただいて、こんな幸せな男は福岡にきょう僕だけだと思います。このヤフオクドームで勝つ姿というのをファンのみなさんに見ていただきたいという思いで戦ってきましたので、選手のみんながよく頑張ってくれました。ありがとう。打ち始めたらどこで終わるんだろうというくらい、成績を残して打ってきてくれ他選手たちがいてくれたので、ベンチで勢いを付けて元気に送り出すことだけを考えていました。うちのチームは明るく元気に、ハツラツとしたプレーというのが売りだと思いますし、もう 1度思い出してバカになって野球をやろうと声をかけたんですけど、ベンチで声がかれるまで出してくれた選手のみんなありがとう。ぼく 1人ではできなかったし、みんなで勝ってこれたんじゃないかと思います。優勝してから 1カ月、いい準備をしてくれた。初戦負けたところで、「日本シリーズ進出確率0%」といわれて、そこから死に物狂いでやってきてくれたことがこの勝利につながった。強い気持ちでやってきてくれた選手に、もう 1度拍手をお願いします。日本一になることしか考えていません。日本一になって、またヤフオクドームで胴上げしてもらえるように選手と一緒になって頑張りたいと思います」と話した。

 記念撮影でポーズをとるソフトバンク・王貞治会長(右)と工藤公康監督(左)=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの選手らはヤフオクドーム内で今季 2度目の祝勝会を行った。王球団会長が「みんな進化している。日本シリーズも自信を持って戦って」と 2年ぶりの「日本一」を期待し、工藤監督も「感謝しかない。もう一回、ビールかけができるよう一つになって頑張ろう」と呼び掛けた。

 選手会長の長谷川勇が「突破確率ゼロパーセントを覆してやったぜ」と叫んで音頭を取ると、300本のビールなどをかけ合い、思う存分はしゃいだ。

 試合後、場内一周するソフトバンク・工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが楽天に快勝で対戦成績を「4勝2敗(アドバンテージの1勝含む)」とし、 2年ぶり「17度目」の日本シリーズ出場を決めた。チームは28日にヤフオクドームで開幕する日本シリーズで広島とDeNAが争っているセ・リーグCSファイナルステージの勝者と対戦。試合後、「7度」宙に舞った工藤監督は満面の笑みを浮かべた。

--CS突破を決めた率直な気持ちは

 「本当うれしいです。この福岡の地でまた胴上げをしていただいて、こんな幸せな男は福岡に今日僕だけだと思います」

--リーグ優勝は敵地だった。今回は福岡で。思いもひとしおか

 「そうですね。このヤフオクドームで勝つ姿をファンのみなさんに見ていただきたいという思いでクライマックスシリーズも戦ってきましたので。本当に選手のみんな、よく頑張ってくれした。ありがとう」

 試合後、王貞治会長らに祝福されるソフトバンク・工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

--柳田選手を復帰即スタメンで起用した

 「彼が復帰したら、本人とも話をしたんですけど、やっぱり出るのが福岡のファンの方にとっても一番燃えるんじゃないかなと思って、コーチの方とも話して1番で出てもらうことにしました」

--柳田選手が出塁して内川選手が先制、中盤には松田選手の一発もあった

 「そうですね。僕もオーダーを見たときに打ち始めたらどこで終わるんだろうというぐらい、成績をしっかり残して打ってきてくれた選手たちがいたんで、本当に今日はとにかくベンチで勢いをつけて、とにかく元気に送り出すことだけを考えてやってました」

 日本シリーズ進出を決め胴上げされるソフトバンク・工藤公康監督(中央)=福岡ヤフオクドーム

--今回のCSファイナルステージ、連敗をして第3戦の前には監督自らベンチの輪の中で声を張り上げたこともあった。3戦目以降の戦いなど全体を振り返って

 「やっぱりうちのチームは明るく元気に、そして何よりもね、はつらつとしたプレーっていうのが売りだと思いますし、そのプレーをもう一度思い出して、バカになって野球をやろうと声をかけたんですけど、本当にベンチで声を枯らすまで出してくれた選手のみんな、本当にありがとうございます。僕一人だけではなかなかできないですけど、常にね、みんな声を出して、みんなで盛り上げて本当にみんなで勝ってこれた勝利だと思いますんで、ベンチにいるみんな普段声を出しているみなさん、本当にみんなを元気づけてくれてありがとう。よく声が枯れるまで声を出してくれました。本当にありがとう」

 MVPに選ばれ、賞金を受け取ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

--このシリーズは内川選手の4試合連続ホームをはじめ多くの選手の活躍があった

 「本当にキャプテンを筆頭にね、よくこの優勝してから約 1カ月間あった中ですばらしい調整をしてくれたと思います。最初は緊張したこともあります。『2連敗』したときには『日本シリーズ進出は0%』と。やっぱりあれで選手たちは、こんなとこで終わってたまるかと、そういう気持ちで次のゲームから本当にみんなの力を出してくれたと思います。キャプテンだけではなく、他のみんなも本当に死に物狂いでなんとか勝って日本シリーズに行きたいと、そういう思いでやってきてくれたことがこの勝利につながったと思いますので、本当に強い気持ちを持ってやってくれた選手に、みなさんもう一度拍手をお願いします」

--悔しかった昨シーズンから 1年。日本シリーズ進出を決めた

 「その前に、本当にこのクライマックスシリーズ、楽天イーグルスさん本当に強かったしプレッシャーを感じました。『2連敗』したときにはこのまま負けてしまうんではないかという思いが、どっか心の片隅に残るぐらい素晴らしいチームでしたし、本当にこのクライマックス、素晴らしい戦いができたと思います。楽天のチームのみなさん、本当にありがとうございました」

 日本シリーズ進出を決めたソフトバンクナイン。最後を締めたサファテのもとにナインが集まる=福岡ヤフオクドーム

--日本シリーズの相手は決まってないが、 2年ぶりの大舞台どんな戦いをしたい

 「ここでクライマックスを勝って日本シリーズ出れますんで、パ・リーグの代表としてこの盛り上がったクライマックスシリーズを忘れないで日本シリーズは絶対に勝てるようにみんなで『100%以上』の力を出して一つになって日本一を目指して頑張りたいと思います」

--日本シリーズに向けてファンにメッセージを

 「もう日本一になることしか考えていません。日本一になってこのヤフオクドームでまた胴上げをしてもらえるように、一生懸命、選手と一緒になってがんばります。これからも応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました。」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

ソフトバンク3連勝で日本Sへ!工藤監督、2連敗時の心境明かす!サファテ、胴上げ投手に感慨!(2)

$
0
0

 

  1回裏ソフトバンク一死 3塁、内川聖一外野手の右犠飛で生還した柳田悠岐外野手を迎える工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「2連敗からの3連勝」で「同3位」の楽天を下し、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

 試合後、会見に臨んだ工藤公康監督は、第 1戦からの「2連敗」からの逆転優勝に「正直、これはやばいなという雰囲気もあったんですけど、そういうのは表に出して言うまいと思っていましたし、何かできることはないかと思って。円陣に入って『バカになって野球をやろう』と声をかけた。みんな元気にやってくれたと思います」と明かした。

 日本シリーズに向けて「とにかく日本一になるぞ、と昨年の負けからこの 1年間強い思いをもってやってきた。みんなでひとつになって戦っていきたいと思います」と話した。

 

 本多雄一内野手と今宮健太内野手から、たる酒をかけられる工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 パ・リーグ王者のソフトバンクは「同3位」の楽天を 7- 0で下して「2連敗から3連勝」を飾り、リーグ優勝による「1勝」のアドバンテージを加えて「4勝2敗」で、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。右脇腹痛から復帰し「1番・中堅」で先発出場した柳田悠岐外野手が、 4回に適時打を放つなど「4打数2安打1打点」で勝利に貢献した。28日に開幕する「日本シリーズ」では、広島とDeNAが争っているセ・リーグCSファイナルステージの勝者と対戦する。

 メンバー発表のどよめきは期待の歓声、歓喜へと膨らんだ。金色の紙テープを顔に張って大喜びの起爆剤は、右脇腹痛で出場が不可能とみられていた柳田だ。役者がそろったソフトバンクが 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

  1回、「適時2塁打」を打ち喜ぶソフトバンク・松田宣浩内野手

 「ここまでチームのみなさんが持ってきてくれた。感謝の気持ちでやりました」

 駆けつけ出動は「1番・中堅」だ。 1回先頭で、どん詰まりの打球が 2塁ベース付近にポトリ。泥臭い遊撃内野安打でチームを勢いづけた。送りバントで 2進後、美馬の投球がワンバウンドした隙(記録は暴投)をついて 3塁へ。「それが一番よかった」。「一挙3点」を先制する起点になり、 4回二死 2塁で右前適時打も放った。

 「思ったより普通でした。感覚のズレは予想よりなかったです」

 「1番」で起用した柳田悠岐外野手が「2安打1打点」と活躍した=福岡ヤフオクドーム

 実戦は負傷した 9月20日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)以来のぶっつけ本番だった。工藤監督からの電話は前日21日。「いけるか」と問われた。試合後に合流を指示された。先発起用も伝えられ、本音は「絶対に無理やと思った」。しかし、この日の練習後に正式に決定。「打てなくてもともと」と開き直った。

 リーグ優勝に続く 2度目の胴上げ。「7度」舞った工藤監督は「よく盛り返してくれた。死に物狂いでやってくれた」とナインに頭を下げた。パのCSで初戦を落として突破した例はなく、「確率0%」から逆襲だ。連敗で迎えた第3戦に大幅な打順変更で流れを変えた将は、この日も決断。「私だけではない。達川ヘッドはじめ、打撃コーチ、守備コーチと話して決めた」。 2日前にフリー打撃を再開して「無理。足を引っ張る」と話した男の強攻出場。「結果は問わない。こっちが責任を取る」と、直接ハッパをかけて見事に復活させた。

  1回、生還し笑顔を見せるソフトバンク・柳田悠岐外野手=福岡ヤフオクドーム

 「日本一しか考えていません。絶対に勝てるように『100%』以上の力を出して頑張ります」

 ファンの前で誓った 2年ぶりの日本一へ。最強メンバーをそろえ、次が最後のステージだ。

★復活の裏には…

 “神の手”で復活した。柳田は、出場が絶望的だったCS直前に福岡市内のある治療院を訪ね、右脇腹痛が急速に回復したという。武田の紹介で、過去に松田や城所も通ったこの治療院は、強い刺激ではなく、ソフトタッチの施術が特徴だという。16日から 4日連続で通い、20日にフリー打撃を開始。「日本シリーズはもっといいコンディションにしたい。神の手に触ってもらってケアします」と笑顔で話した。

 4回、適時打を放ち指を立てるソフトバンク・柳田悠岐外野手=福岡ヤフオクドーム

☆柳田の負傷の経過

★ 9月20日:日本ハム戦でファウルを打った際、右脇腹を痛める

★ 同 21日:「右腹斜筋損傷・肋間筋損傷」と診断され、登録抹消

★ 同 27日:リハビリ組に合流

★ 同 28日:追加の検査を受け「右第10肋軟骨損傷」と診断される

★10月16日:チームはCSファイナルに向けて練習を開始。工藤監督は「(柳田の復帰は)難しそうだな」

★ 同 20日:ファーム施設でフリー打撃を再開。49スイングで「6本のサク越え」を放つも、「まだまだという感じ」

 日本シリーズ進出を祝うソフトバンク・柳田悠岐外野手=福岡ヤフオクドーム

◇データBOX◇

◎…ソフトバンクが、2015年以来 2年ぶり「17度目の日本シリーズ出場」を決めた。「日本シリーズ進出」をかけたプレーオフ、CSの突破は 5度目で、セ・パ両リーグで北海道日本ハムの「6度」に次いで「2番目」に多い。

◎…工藤監督は、指揮官として2015年以来「2度目の日本シリーズ出場」。ソフトバンク(前身時代を含む)を日本シリーズに導いた監督は「5人」いるが、複数年の出場は鶴岡(山本)一人、王貞治、秋山幸二に次いで「4人目(単年は野村克也)」。

 

  1回、適時打を放ち喜ぶソフトバンク・松田宣浩内野手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの松田が 3安打 4打点をマークした。 1- 0の 1回に「右翼フェンス直撃の2点2塁打」を放つと、 4回には左中間フェンスを越える「2ラン」。「自分のスイングで振れた」と納得すると、 8回も右前へ運んだ。

 第 2戦までは 6打数無安打だったが、 3戦目から「3戦連続で安打」をマーク。チームのムードメーカーは「ホームランも 1本打てたし、きょうは 3安打で良かった」と勢いに乗って「日本シリーズ」に臨む。

 

  1回に中犠飛を放った内川聖一外野手。CS全5試合で打点をあげた=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「2連敗からの3連勝」で同「3位」の楽天を下し、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

 初回に 5試合連続打点となる決勝の先制犠飛を放った内川聖一外野手が最優秀選手に選ばれ、賞金 100万円をゲットした。第 1戦から第 4戦まではポストシーズンの同一シリーズ史上初の「4試合連続本塁打。18打数7安打」の大活躍だった。

  1回、犠飛を放ったソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「2連敗からの3連勝」で同「3位」の楽天を下し、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

 自身3度目のCS・MVPに選ばれた内川聖一外野手は「今回はレギュラーシーズン中に、ケガでチームにいることができない期間が長かったので、こうやってリーグ優勝してくれて、もう 1度日本一になるチャンスをいただいたと思っています。結果でみなさんに恩返ししたいという思いがあった。トレーナーさんや病院の方、みなさんのおかげでここにいられる。みなさんのおかげでとらせてもらえたMVPだと思います。流れが良くないときには何とか流れを変えてやろうと思って打ちましたし、先制点を取ることで勢いが出ると思った。みんなに乗せられて打たせてもらった。初戦負けた時点で「(突破確率)0パーセント」だというのがどこを見ても書いてあったので、変えるしかないと思ってやっていました。その一員としてホークスに入れたことを誇りに思います。今日はまだひとつ段階を上がっただけだと思っていますので、日本一に向かって、日本シリーズも頑張りたいと思います」と話した。

 内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 パ・リーグ王者のソフトバンクが同「3位」の楽天を投打で圧倒した。 1回に内川聖一外野手の犠飛などで 3点を先制。 4回に 3点、 8回にも 1点と着実に加点した。投げては武田翔太投手が 7回を 5安打無失点。その後は 3投手のリレーで零封した。ファイナルステージで「4試合連続本塁打」を放ち、 5試合すべてで打点をあげた内川が、 2年ぶり 3度目の最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 仲間の手で 5度宙に舞い、ようやく心の底から笑えた。ソフトバンク・内川は、工藤監督に続いて胴上げされた。「4番・主将」として最後まで主役を張るV犠飛。問答無用で「CS3度目のMVP」に輝いた。

 お父さん犬を抱えながら胴上げされる内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 「初戦に負けて(CS突破確率)ゼロ%と言われた。変えるしかない、と思った。そのホークスの一員でいられたことを誇りに思います」

  1回だ。故障からスタメンに電撃復帰した柳田の遊撃内野安打からつくった一死 1、 3塁の好機を逃さない。先発・美馬の低めの速球をとらえた打球は左中間へ。中堅手のグラブに飛球が収まったものの、距離は十分だった。「 1点とれば、勢いに乗る」。貴重な先制点をもたらし、押せ押せムードを生んだ。

 「今回はレギュラーシーズン中にけがでチームにいない期間が長かった。みんながリーグ優勝して、日本一になるチャンスをつくってくれた。結果で恩返ししたかった」

 日本シリーズ進出を決めて胴上げされる内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

 左手親指を骨折し、大事な8、9月に離脱した。優勝を争うチームを2軍でリハビリしながら、眺めることしかできなかった。その悔しさを晴らす短期決戦での働き。第 1戦から、同一シリーズでは史上初の「4試合連続アーチ」を描き、「5戦連続打点」を挙げた。「打率0.389(18打数7安打)」も残し、自身「CS6度目」の出場で「3度目のMVP」だ。連敗スタートの重苦しい空気を払拭するなど“CS男”ぶりを発揮した。

 「去年、負けたときから日本一を目指してやってきた。ひとつ段階が終わっただけ。日本一に向かってやっていきたい」

 見据えているのは2年ぶりの頂点のみ。強い、強い鷹軍団の中心には、頼もしい内川がいる。

 場内一周で笑顔を見せるソフトバンク・内川聖一外野手=福岡ヤフオクドーム

◇データBOX◇

◎…ソフトバンク・内川が 1回に勝利打点となる犠飛。プレーオフ、CSで同一ステージ 5試合連続打点は、1977年プレーオフ第 1-第 4戦のロッテ・リーの 4試合連続を40年ぶりに更新するプロ野球記録。通算23打点はパ・リーグ記録で、西武、中日で24打点の和田一浩のプロ野球記録にあと「1」とした。

◎…武田-岩崎-森-サファテが完封リレー。ソフトバンクの無失点勝利は2010年ファイナルステージ第 3戦(ホールトン-森福-摂津-馬原の継投で○ 1- 0)以来「7年ぶり2度目」。

 

  1回、楽天・銀次内野手の打球に反応するソフトバンク・武田翔太投手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの武田が 7回 5安打無失点と好投し、過去「0勝3敗」だったCSで初勝利を挙げた。日本シリーズに導く白星に「全力でいけるところまでいこうと思った」と一息ついた。

 緊張したという立ち上がりに安打と四球で二死 1、 2塁のピンチを招いた。ここで島内を遊ゴロに仕留めると、 2回以降はテンポ良く投げ、 3塁を踏ませなかった。今季は右肩の不調もあって「6勝止まり」だったが、「開き直った」と目の前の打者に集中し、好結果につなげた。

 力投する武田翔太投手。 7回を 5安打で零封した=福岡ヤフオクドーム

 仲間が王手をかけて巡ってきた先発マウンドでソフトバンク・武田が躍動した。自身ここまでCSは 4度経験して「0勝3敗」だったが、この日は楽天打線を寄せつけなかった。

 「自分の投球をすることだけを考えて投げた。野手のみなさんが効率よく点を取ってくれたので、リズム良く投げることができた」

  1回にいきなり二死 1、 2塁のピンチを迎えた。「立ち上がりは久しぶりにあがって、投げ方が分からなくなった」という。しかし、島内を遊ゴロに打ち取ると、 2回先頭から「4者連続三振」を奪うなど立て直し、 7回を「5安打無失点」。しっかりと試合をつくり、救援陣にバトンを託した。

  4回、追加点に笑顔を見せるソフトバンク・武田翔太投手=福岡ヤフオクドーム

 2015、2016年と「2桁勝利」を続けてきた右腕は今季、 4月中旬に右肩痛を発症。 2軍で調整して 6月下旬に復帰したが、最終的に「6勝(4敗)」と喜べる成績ではなかった。それでも大舞台を託された。「勝つことだけを考えてやりたい」という意気込みで臨み、勝負強さを見せつけた。

 「日本シリーズ」にも大きな弾みがついた。「プレッシャーを感じるだろうし、緊張もすると思うが、期待に応えたい」。野手は柳田が復帰し、投手は武田が復調。頼もしいピースがそろった。

 

 日本シリーズ出場を決めナインと抱き合うデニス・サファテ投手(中央左)、松田宣浩内野手(中央右)ら=福岡ヤフオクドーム

 「レギュラーシーズン1位」のソフトバンクが、「2連敗からの3連勝」で同「3位」の楽天を下し、 2年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

 リーグ優勝に続いての胴上げ投手となったデニス・サファテ投手は「これ以上にないものですし、あそこに立って、みんなが集まってくる笑顔とかを見ると、キャンプからやってきたことがものになったと。言葉では表せない思いです。最初の 2戦終わって、どうしたんだというのはあったと思いますけど、いつも通りやれば結果は付いてくると思っていました。すごい仲間たちだなと常に思っていますし、日本シリーズでも今回と同じ結果が出せるように頑張りたい。昨日は娘の誕生日、今日は結婚記念日ということで、そういう日に勝利できたことはうれしい。家族には毎日サポートしてもらっている。家族の支えがなければこうやって野球はできないと思っている。まだ相手がどこになるかはわかりませんが、楽しみにしている。もう 1度チャンピオンになりたいので、そこを目指して頑張りたい」と話した。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

Viewing all 5167 articles
Browse latest View live