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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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広島丸が先制2ラン、新井も適時打で続き初回3得点!薮田3点リード守れず5回途中降板…

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CSファイナルステージの予備日は24、25日の 2日間。もし21、22日に続く 3試合連続の中止なら、試合数が最多でも 5試合と 1つ減る可能性もあったが、無事第 4戦が開催された。雨は未明にやみ、午後には晴れ間がのぞいた。球場職員は午前 9時に出勤。グラウンドにたまった雨水をポンプで吸って取り除く作業などを行った。

女優今田美桜さん(20)が始球式を務めた。ユニホームに誕生日の「0305」の背番号をつけ、赤いミニスカートで初体験に臨んだが、投球は桑原の背中側に大きく外れてしまった。福岡出身で広島の勝ち上がりを願った。この日スタートのフジテレビ系「月9ドラマ『民衆の敵』」に出演する。広島は 1回、一死 2塁から丸佳浩外野手(28)の「1号2ラン」で先制。さらに新井貴浩内野手(40)の「適時2塁打」で加点。DeNAは 3回まで広島薮田和樹投手(25)の前に無得点。DeNAは 4回に筒香嘉智外野手(25)の「1号ソロ」で反撃、 5回に桑原将志外野手(24)の「適時2塁打」などで 3点を奪い逆転。広島は 6回無死満塁の同点機を逃した。DeNAは 7回から先発要員の今永昇太投手(24)をつぎ込むなど小刻みな継投で逃げ切り、王手をかけた。 9回は守護神山崎康晃投手(25)が締めた。前日までCS初の 2日連続降雨中止で、万が一、試合がこの日も試合中止なら広島に王手をかけられていた。DeNAは「1998年日本一」以来となる頂上決戦へあと「1勝」と迫った。広島は打線に元気なく「3連敗」。CSファイナルステージは、先に「4勝」したチームが28日にヤフオクドームで開幕する「日本シリーズ」に進出し、パCSファイナルステージを勝ち上がったソフトバンクと対戦する。

CSファイナルステージ第 4戦は肌寒いなかでのプレーボールとなった。プレーボール時のマツダスタジアムでは左翼から右翼へ強い風が吹いていた。両軍ベンチにはストーブが置かれ、広島ベンチには練習中からカイロが置かれた。広島の 2塁手菊池涼介内野手(27)はネックウオーマーを着用した。

丸佳浩外野手が打線に火を付けた。初回一死 2塁でウィーランドのカーブをすくい上げ、右翼席に先制の「2ラン」を運んだ。ポストシーズンの「チーム1号本塁打」。「いい先制点になりましたね」と笑顔を見せた。続く松山竜平外野手(32)が左中間に 2塁打。二死後、新井貴浩内野手の「右翼線2塁打」でもう 1点加えた。「3連敗」の広島にとって、光明は元気がなかった丸の「2ラン」だ。 1回、内角のカーブにうまく反応。チームにとって今CS初の「本塁打」を右翼ポール際へ運んだ。ようやく復調の気配が漂ってきた「3番」打者は土俵際で本領発揮となるか。気合を入れた。

新井が 1回に「適時2塁打」を放ち、今CS初打点を挙げた。丸の「2ラン」で先制し、なお二死 2塁。外角の 147キロを素直に右翼線へはじき返し「積極的にいこうと思っていた」と喜んだ。 2試合ぶりの先発出場で早速の好結果。ブラッド・エルドレッド内野手(37)が故障で離脱する中、右の長距離打者として存在感を示した。自身の打撃は好調だ。 1回、丸の「2ラン」で先手を奪い、なおも二死 2塁で、DeNAの先発ウィーランドから「右翼線に2塁打」を運び、CS初打点をあげると、 6回にも左前打。出場したCS 3試合すべてでヒットを放ち、「打率0.444(9打数4安打)」と気を吐いている。33年ぶりの「日本一」という目標がある。「3位」のチームに敗れて、CSファイナルステージで「2017年シーズン」を終わらせるわけにはいかない。

薮田和樹投手は 3点リードを守れなかった。初回からやや不安定。 3回一死満塁はホセ・ロペス内野手(33)を投ゴロ併殺にしとめてしのいだが、 4回に筒香にソロ弾を浴びて 1失点。続く 5回は四球と 2塁打でピンチを招き、桑原に 3塁線を破られて同点にされた。ここで緒方孝市監督(48)が迷わずベンチを出て、九里亜蓮投手(26=亜細亜大學)への交代を告げた。九里も止められず、この回計 3失点で一気に逆転を許した。今季「15勝3敗」と活躍した薮田は、18日のファイナル初戦で 5回完封勝ち(降雨コールド)して以来、中 4日の先発だった。シーズン中は未経験の登板間隔だったが、その影響を隠せなかった。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 3- 4DeNA>◇CSファイナルステージ第 4戦◇広島 2勝 3敗◇23日◇マツダスタジアム

 CSファイナルステージの予備日は24、25日の 2日間。もし21、22日に続く 3試合連続の中止なら、試合数が最多でも 5試合と 1つ減る可能性もあったが、無事第 4戦が開催された。雨は未明にやみ、午後には晴れ間がのぞいた。台風による強風で飛ぶのを防ぐためにビニールシートを敷いていなかったことに対応し、球場職員は午前 9時に出勤。グラウンドにたまった雨水をポンプで吸って取り除く作業などを行った。

 試合前、内野の土部分に溜まった水をポンプで吸い上げる作業を行う球場スタッフ=マツダスタジアム

 

 女優今田美桜さんが始球式を務めた。ユニホームに誕生日の「0305」の背番号をつけ、赤いミニスカートで初体験に臨んだが、投球は桑原の背中側に大きく外れてしまった。「思ったより遠かったです。練習の成果を出せなかった。人が多くてめちゃくちゃ緊張してしまいました」と悔しそう。

 始球式を務めた女優の今田美桜さん=マツダスタジアム

 福岡出身で「ソフトバンクも好きだけどカープも大好き。日本シリーズで戦ってほしいです」と広島の勝ち上がりを願った。

 この日スタートのフジテレビ系「月9ドラマ『民衆の敵』」に出演する。

 始球式を務めた女優の今田美桜さん=マツダスタジアム

 広島は 1回、一死 2塁から丸の「1号2ラン」で先制。さらに新井の「適時2塁打」で加点。DeNAは 3回まで広島薮田の前に無得点。

 DeNAは 4回に筒香の「1号ソロ」で反撃、 5回に桑原の「適時2塁打」などで 3点を奪い逆転。広島は 6回無死満塁の同点機を逃した。

 DeNAは 7回から先発要員の今永をつぎ込むなど小刻みな継投で逃げ切り、王手をかけた。広島は打線に元気なく「3連敗」。

  4回表DeNA無死、筒香は左翼越えソロ本塁打を放った=マツダスタジアム

  2年連続で「3位」から勝ち上がったDeNAが、「リーグ2連覇」の広島を下し、アドバンテージの 1勝を含め「3勝2敗」、19年ぶりの日本シリーズ進出へ王手をかけた。

 広島が先手を取った。 1回一死 2塁から「3番」丸が「右越え2ラン」を放ち先制。さらに二死 2塁から、新井の右翼線への「適時2塁打」で 1点を加点し、 3点をリードした。

  3点を追うDeNAは 4回、先頭打者の「4番」筒香が左越えに「ソロ本塁打」を放ち 2点差とした。続く 5回無死 2、 3塁から「1番」桑原が 3塁線を破る「2点適時2塁打」を放ち同点、さらに一死 3塁から「3番」ロペスの中前安打で勝ち越しに成功した。

  5回表DeNA二死 3塁、ホセ・ロペス内野手は中前に勝ち越し適時打を放った=マツダスタジアム

 DeNAラミレス監督は、先発候補の今永を 7回から中継ぎで投入する執念継投。 2イニングを打者 6人の完璧リリーフでつなぎ、 9回は守護神山崎康が締めた。前日までCS初の 2日連続降雨中止で、万が一、試合がこの日も試合中止なら広島に王手をかけられていた。DeNAは「1998年日本一」以来となる頂上決戦へあと「1勝」と迫った。

 CSファイナルステージは、先に「4勝」したチームが28日にヤフオクドームで開幕する「日本シリーズ」に進出し、パCSファイナルステージを勝ち上がったソフトバンクと対戦する。

  9回、選手交代を告げた広島・緒方孝市監督=マツダスタジアム

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ( 6試合制)は23日、セ・リーグの第 4戦がマツダスタジアムで行われ、 2年連続で「3位」から勝ち上がったDeNAが「リーグ2連覇」した広島に 4- 3で逆転勝ちして「3連勝」を飾り、対戦成績を「3勝1敗」とした。DeNAは24日の第 5戦に勝てば19年ぶりの「日本シリーズ進出」が決まる。

 DeNAは 0- 3の 4回に筒香の本塁打で 1点を返し、 5回に桑原の「2点2塁打」とロペスの適時打で逆転した。

 広島にはリーグ優勝による「1勝のアドバンテージ」がある。ファイナルステージはアドバンテージを含めて先に「4勝」したチームが突破する。

 「日本シリーズ」は28日にヤフオクドームで開幕し、パ・リーグを 2年ぶりに制したソフトバンクとセのCSの勝者が対戦する。

 先発した広島・薮田和樹投手=マツダスタジアム

★広島・緒方孝市監督

 「 6回の勝負どころで仕掛けたけど、得点につながらなかった。薮田は結果が示すようにコントロールをしきれず、四球絡みがもったいなかった」

★新井貴浩内野手( 2安打)

 「明日に向けてしっかり準備をして、意地を見せたい」

★小窪哲也内野手( 6回の好機に代打で三振)

 「何とかしたかったけれど…」

★広島・迎祐一郎打撃コーチ( 6回の満塁機で得点ならず)

 「打つ手は打った。遊撃も二塁も引いていて、ゲッツーでも1点が取れた場面だったが」

★広島・石井琢朗打撃コーチ( 6回の代打策が実らず)

 「あそこが勝負のあやになった。選手を責めても仕方ない」

★広島・畝龍実投手コーチ(薮田に)

 「カットボールの精度が悪かった」

 厳しい表情でグラウンドを見つめる広島緒方孝市監督=マツダスタジアム

 広島は 1回に丸の「2ラン」などで 3点を先制しながら、 5回に逆転を許した。 6回無死満塁の好機も得点につなげられず、「3連敗」。CSファイナルステージは「2勝3敗」となり、DeNAに王手をかけられた。広島緒方孝市監督の談話は以下の通り。

-1回に先制したが。

 緒方監督 (無死満塁の) 6回が勝負どころと踏んで仕掛けたけど、得点につながらなかったということでね…。

  1回、本塁打を放った丸佳浩外野手 投手はDeNA・ジョー・ウィーランド=マツダスタジアム

-薮田は立ち上がりは無失点。

 緒方監督 ゼロで立ち上がったけど、毎回四球という結果が示すように、カットボールがコントロールできていなかった。(失点した 4回は)一応踏ん張って三振を取ってくれたので、もう 1イニングどうかなと思ったけど、四球絡みになったのでもったいない。

-投手ウィーランドにはシーズン中に打たれていた。

 緒方監督 意識せず、普通に打者のつもりでしっかり攻めて行けというミーティングをやってから臨んだけど、四球 2つは痛かった。

  5回途中で九里亜蓮投手と交代する広島・薮田和樹投手=マツダスタジアム

-同点に追いつかれた 5回無死 2塁で、九里を起用した。

 緒方監督 九里のポジションは中継ぎの後半と思って準備させている。ワンポイントでも、 1イニングでも、ロングでも、流れを止めると期待して起用している。 -DeNAは 7回から 2イニング、中継ぎに今永を起用してきた。

 緒方監督 想定はしていたけどね。

- 6回無死満塁での無得点が最後まで響いた。

 緒方監督 そこそこ。得点につながらなかったのでね。もう後がない状態になったので。とは言っても気を焦らず、明日も自分たちの野球をやるだけです。

 

 試合前、菊池涼介内野手(中央)を中心に円陣を組む広島の選手たち=マツダスタジアム

 CSファイナルステージ第 4戦は肌寒いなかでのプレーボールとなった。気象庁によると、23日午後 5時の広島市内の気温は16.9度。風速は 4.8メートル。

 プレーボール時のマツダスタジアムでは左翼から右翼へ強い風が吹いていた。両軍ベンチにはストーブが置かれ、広島ベンチには練習中からカイロが置かれた。広島の 2塁手菊池涼介内野手はネックウオーマーを着用した。

 

  1回、「2点本塁打」を放った広島・丸佳浩外野手=マツダスタジアム

 丸佳浩外野手が打線に火を付けた。初回一死 2塁でウィーランドのカーブをすくい上げ、右翼席に先制の「2ラン」を運んだ。ポストシーズンの「チーム1号本塁打」。「いい先制点になりましたね」と笑顔を見せた。

 続く松山竜平外野手が左中間に 2塁打。二死後、新井貴浩内野手の「右翼線2塁打」でもう 1点加えた。鋭いライナーで打ち返したベテランは「得点圏に走者がいたので、どんどん積極的にいこうと思っていました」と振り返った。

  1回裏広島一死 2塁、先制の「2点本塁打」を放った丸佳浩外野手(中央)=マツダスタジアム

 「3連敗」の広島にとって、光明は元気がなかった丸の「2ラン」だ。 1回、内角のカーブに「しっかりスイングしようと思っていた」とうまく反応。チームにとって今CS初の「本塁打」を右翼ポール際へ運んだ。

 ようやく復調の気配が漂ってきた「3番」打者は土俵際で本領発揮となるか。「崖っぷちだけど、試合が始まればああだこうだ考えても仕方ない。しっかりいい準備をして臨みたい」と気合を入れた。

 

  1回に右翼線へ「適時2塁打」を放った新井貴浩内野手。ベテランは好調だ=マツダスタジアム

 広島の新井が 1回に「適時2塁打」を放ち、今CS初打点を挙げた。丸の「2ラン」で先制し、なお二死 2塁。外角の 147キロを素直に右翼線へはじき返し「得点圏に走者がいたので、積極的にいこうと思っていた」と喜んだ。

  2試合ぶりの先発出場で早速の好結果。エルドレッドが故障で離脱する中、右の長距離打者として存在感を示した。

  1回、「適時2塁打」を放った新井貴浩内野手=マツダスタジアム

 俺たちがセ・リーグを制したんだ!! その意地をみせる!! 無言の行列が続くなか、チーム最年長、40歳の広島・新井は逆転負けのショックを振り払うかのように、報道陣の前で立ち止まって声を絞り出した。

 「あした、意地をみせたい」

 自身の打撃は好調だ。 1回、丸の「2ラン」で先手を奪い、なおも二死 2塁で、DeNAの先発ウィーランドから「右翼線に2塁打」を運び、CS初打点をあげると、 6回にも左前打。出場したCS 3試合すべてでヒットを放ち、「打率0.444(9打数4安打)」と気を吐いている。

  1回、「適時2塁打」を放ち手を叩く広島・新井貴浩内野手=マツダスタジアム

 もう「1敗」もできない-。新井は、最後にもう一度、『意地』という言葉を使って気合を入れ直した。

 「きょうは終わったので、あしたに向けて、しっかりと準備して、意地をみせたい」

 33年ぶりの「日本一」という目標がある。「3位」のチームに敗れて、CSファイナルステージで「2017年シーズン」を終わらせるわけにはいかない。

 

  5回表DeNA無死 2塁、同点に追いつかれたところで降板となった先発薮田和樹投手=マツダスタジアム

 薮田和樹投手は 3点リードを守れなかった。初回からやや不安定。 3回一死満塁はロペスを投ゴロ併殺にしとめてしのいだが、 4回に筒香にソロ弾を浴びて 1失点。続く 5回は四球と 2塁打でピンチを招き、桑原に 3塁線を破られて同点にされた。

 ここで緒方監督が迷わずベンチを出て、九里への交代を告げた。九里も止められず、この回計 3失点で一気に逆転を許した。

 今季「15勝3敗」と活躍した薮田は、18日のファイナル初戦で 5回完封勝ち(降雨コールド)して以来、中 4日の先発だった。シーズン中は未経験の登板間隔だったが、その影響を隠せなかった。

 薮田和樹投手(右)は 5回途中で降板。救援した九里亜蓮投手(左)も打たれた=マツダスタジアム

 先発の薮田が踏ん張れなかった。 3- 0の 4回に筒香にソロを浴びると、 5回は先頭打者のウィーランドに四球を与え、「2連続2塁打」で同点とされたところで降板した。 4回 0/3を投げて 4失点。勝ち投手となった18日の第 1戦から、プロ初の中 4日登板の影響は否定したが「ずっといい感覚がつかめなかった」と制球に苦しんだ。

 

 再度全員野球でファン皆が待ち望む「三文字に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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広島初回から打線つながり2点 DeNA石田をKO!新井来季も現役!広島野村3回KO終戦に唇噛む…

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始球式は広島出身の美人ハードラー木村文子(29=エディオン)が務めた。木村は今夏の陸上世界選手権に出場し、 100メートル障害で日本勢初の準決勝に進出した。「 1番になってほしい」思いで背番号「1」のユニホームをまとい、初の始球式とは思えないほど整ったフォームから投球。惜しくもワンバウンドしたが、見事にホームベース上を通過した。球場観戦も頻繁にするほどの広島ファン。広島の逆転日本シリーズ進出を期待した。

CSファイナルステージはセの第 5戦が行われ、「レギュラーシーズン3位」のDeNAが「同1位」広島に「4連勝」し、日本一になった1998年以来19年ぶりの「日本シリーズ進出」を決めた。セ・リーグのCSで「3位」チームが「日本シリーズ」に進むのは、2007年に導入されて以来初めて。広島は 1回、一死 3塁から丸の適時打などで 2点を先制。DeNAは 2回に宮崎敏郎内野手(28)の「2号ソロ」、 3回に桑原将志外野手(24)の「1号2ラン」で逆転する。DeNAは 4回に細川成也外野手(19=明秀学園日立高等学校)の適時打で 1点、 5回に筒香嘉智外野手(25)の「2号2ラン」で突き放す。広島は 6回に新井貴浩内野手(40)の「1号ソロ」で 1点を返した。DeNAは 7回に筒香の「3号ソロ」、 8回に梶谷隆幸外野手(29)の「1号2ラン」でダメ押し。 3回に登板した三嶋一輝投手(27)が「勝ち投手」となった。リーグ優勝の広島に「4連勝で日本シリーズ進出」を決めた。「セ・リーグ2連覇」の広島が、「同3位」から勝ち上がったDeNAに 3- 9で敗れ、第 2戦から「4連敗」で日本シリーズ進出を逃した。 1回に 2点を先行したが、中 4日で先発した野村祐輔投手(28)が逆転を許し、 3回 3失点で降板。「2番手」以降も打ち込まれ、計 5本塁打を浴びた。打線も、 2回以降は新井貴浩内野手の本塁打による 1点に抑えられた。33年ぶりの「日本一」を目指した戦いはあっけなく終わった。広島がマツダスタジアムで今季ワーストとなる「4連敗」を喫してCSファイナルステージ敗退。緒方孝市監督(48)は悔しさを噛みしめながら、反省の言葉を並べた。レギュラーシーズンで無類の強さを誇った赤ヘル。敗戦を糧にして「2018シーズン」こそ、34年ぶりの「日本一」へ突き進む。

広島打線が初回からつながった。先頭田中広輔内野手(28)に左中間 2塁打が飛び出すと、菊池涼介内野手(27)が犠打で送り、丸佳浩外野手(28)が右前にはじき返し、まず 1点。新井は中飛に倒れたが、松山竜平外野手(32)が四球で二死 1、 2塁。ここで「6番」サビエル・バティスタ内野手(25)が左翼線への 2塁打で 2点目を入れた。DeNA石田健大投手(24)をこの回限りでマウンドから引きずり下ろした。

新井貴浩内野手が意地の 1発を放った。 2- 6の 6回、この日「4番」を務めた新井は、先頭打者で打席に入ると、DeNA三上のストレートを左中間スタンドへ運んだ。だが、ベテランの奮闘も実らず完敗で日本シリーズ進出はならなかった。新井は感謝していた。前日23日の試合後、チームを代表して、全国の鯉党に向けて感謝の思いを込めた。新井貴浩内野手がプロ20年目となる来季も現役を続けることが24日、分かった。新井は今季、 100試合に出場し、「打率0.292、9本塁打、48打点」で37年ぶりのリーグ連覇に貢献していた。

野村祐輔投手が 2点差を逆転され、 3回で降板した。初回に 2点もらったが、 2回に宮崎敏郎内野手に「ソロ」を打たれ 1失点。 3回は桑原将志外野手に「逆転2ラン」を浴びた。 4回のマウンドには大瀬良大地投手(26)が上がった。中 4日での先発。19日の第 2戦で 5回 4失点と打ち込まれ、そこから連敗が始まっていた。負ければシーズンが終わる一戦で、広島投手陣は16安打を浴びて崩壊した。中 4日で先発した野村は「2本塁打」を浴びるなど 3回で降板。唇をかんだ。ワンポイントを多用するなど短期決戦仕様の柔軟な継投を見せたDeNAに対し、レギュラーシーズン同様“1人1回”の継投を重視した。だが、この日は 2回以降、毎回被安打と完全に波にのまれた。「2番手」で 3失点の大瀬良はうなだれた。

今季限りで広島を退団する石井琢朗打撃コーチ(47)、河田雄祐外野守備走塁コーチ(49)にとっては最後の試合となった。広島伝統の機動力を浸透させた河田コーチは教え子の今後に期待した。

ライアン・ブレイシア投手(30)、ラミロ・ペーニャ内野手(32)ブレイディン・ヘーゲンズ投手(28)が退団となる見通しであることが24日、分かった。また、ジェイ・ジャクソン投手(29)は新外国人投手の進捗(しんちょく)状況次第となる。ブラッド・エルドレッド内野手(37)、クリス・ジョンソン投手(33)、サビエル・バティスタ内野手、アレハンドロ・メヒア内野手(24)とは来季も契約を結ぶ方針。記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 3- 9DeNA>◇CSファイナルステージ第 5戦◇広島 2勝 4敗◇24日◇マツダスタジアム

 始球式は広島出身の美人ハードラー木村文子(29=エディオン)が務めた。木村は今夏の陸上世界選手権に出場し、 100メートル障害で日本勢初の準決勝に進出した。

 「 1番になってほしい」思いで背番号「1」のユニホームをまとい、初の始球式とは思えないほど整ったフォームから投球。惜しくもワンバウンドしたが、見事にホームベース上を通過した。「緊張しました。今はオフ期間で、ほかの競技も取り入れた方がいいということで、かなり練習しました」と白い歯を見せた。

 投球練習を行う木村文子さん=マツダスタジアム

 球場観戦も頻繁にするほどの広島ファン。ただ横浜国立大出身だけに友人にはDeNAファンが多数。試合前から「始球式は応援するけど、勝たせないから」「絶対負けないよ」と場外バトルが盛り上がったという。「ケガ人も出ていて、総力戦で戦っていると思うけど絶対に力を発揮してくれるはず」と広島の逆転日本シリーズ進出を期待した。

 

 CSファイナルステージはセの第 5戦が行われ、「レギュラーシーズン3位」のDeNAが「同1位」広島に「4連勝」し、日本一になった1998年以来19年ぶりの「日本シリーズ進出」を決めた。セ・リーグのCSで「3位」チームが「日本シリーズ」に進むのは、2007年に導入されて以来初めて。

 広島に勝利しグラウンド上で歓喜の輪を作るDeNAナイン=マツダスタジアム

 広島は 1回、一死 3塁から丸の適時打などで 2点を先制。DeNAは 2回に宮崎の「2号ソロ」、 3回に桑原の「1号2ラン」で逆転する。

 DeNAは 4回に細川の適時打で 1点、 5回に筒香の「2号2ラン」で突き放す。広島は 6回に新井の「1号ソロ」で 1点を返した。

 DeNAは 7回に筒香の「3号ソロ」、 8回に梶谷の「1号2ラン」でダメ押し。 3回に登板した三嶋が「勝ち投手」となった。リーグ優勝の広島に「4連勝で日本シリーズ進出」を決めた。

  3回一死 1、 3塁で松山竜平外野手が空振り三振。フルカウントでスタートを切っていた 3走・菊池涼介内野手も、本塁でアウトとなった=マツダスタジアム

 「セ・リーグ2連覇」の広島が、「同3位」から勝ち上がったDeNAに 3- 9で敗れ、第 2戦から「4連敗」で日本シリーズ進出を逃した。 1回に 2点を先行したが、中 4日で先発した野村祐輔投手が逆転を許し、 3回 3失点で降板。「2番手」以降も打ち込まれ、計 5本塁打を浴びた。打線も、 2回以降は新井貴浩内野手の本塁打による 1点に抑えられた。

 33年ぶりの「日本一」を目指した戦いはあっけなく終わった。広島がマツダスタジアムで今季ワーストとなる「4連敗」を喫してCSファイナルステージ敗退。緒方監督は悔しさを噛みしめながら、反省の言葉を並べた。

 「今年こそ『日本一』という期待がある中で期待に応えることができず、申し訳ない。これは監督としての責任。ラミちゃんの采配はズバズバきていた。もっと、もっと勉強しないといけない」

 ベンチ前に整列し、DeNAの表彰式を見つめる広島ナイン=マツダスタジアム

  2- 3の 3回一死 1、 3塁では松山が空振り三振。 1走・丸がスタートを切る間に 3走・菊池が本塁突入を試みたが、本塁でアウトに。 5回無死 1、 2塁でも、菊池が 3ゴロ併殺と、逸機が続いた。

 レギュラーシーズンで「12勝13敗」と負け越した難敵に第 1戦は勝利したものの、第 2戦以降は「4連敗」。セ・リーグ王者のCS敗退は2014年の巨人以来、 3年ぶりの屈辱となった。

 主力の故障、そして調整不足が目立った。シーズン終盤に鈴木が右足首を骨折、優勝決定後は安部が、CSが始まってからもエルドレッドが離脱した。メンバーはレギュラーシーズン終了後の中16日の調整期間で、日本シリーズに進出した昨年を踏襲して残留練習してきた。社会人チームとの計 3試合の練習試合、シート打撃で実戦感覚を磨いたが…。CS計 5試合で11点しか奪えず、本来の攻撃力は影を潜めた。

 敗れてファンに挨拶する緒方孝市監督ら=マツダスタジアム

 試合後、選手を集めた緒方監督は「下を向くな。シーズンを優勝している」とメッセージを送り、こう続けた。「終わった時点で来シーズンの戦いは始まる」。レギュラーシーズンで無類の強さを誇った赤ヘル。敗戦を糧にして「2018シーズン」こそ、34年ぶりの「日本一」へ突き進む。

★2安打も、勝利につながらなかった広島・田中広輔内野手

 「 1球で局面が変わったり、流れをつかめなかった。本来の力をみんなが発揮できなかった」

 日本シリーズ進出を決めたラミレス監督(右)を称える緒方孝市監督=マツダスタジアム

 広島が敗れ、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでの敗退が決まった。投手陣が粘れず、先制点を奪いながらも逆転を許した。試合後の広島緒方孝市監督の談話は以下の通り。

-今季が終わった

 緒方監督 こういう点差をつけられて、本塁打も5本打たれた。これだけ最後の最後まで勝利を信じてファンの方も声援を送ってくれた。今年こそ「日本一」という思いも。全力で頑張ったけど、その期待に応えられず、本当に申し訳ない。この結果は監督としての自分の責任。もっともっと勉強しないといけないことがたくさんある。思うことはたくさんあります。

-選手は頑張った

 緒方監督 選手はレギュラーシーズンから優勝を勝ち取ってくれて、優勝した瞬間から、「日本一」という目標に向けて気を緩めることなく、ここに気持ちを向けて全力でやってくれた。このCSでも、いい守備、走塁が数多くあった。勝ち上がれなかったけど、決して下を向くことはない。

 健闘を称え合う広島・緒方孝市監督とDeNA・ラミレス監督=マツダスタジアム

-短期決戦の怖さ

 緒方監督 流れをつかむような戦い。勢いにつながるような戦いをしなくちゃいけない。それをするのが監督の仕事であり、采配であるところ。自分のなかで本当に悔しいし、この経験をしっかり来年に生かせるように取り組んでいかないといけない。

-失った流れを取り戻せなかった

 緒方監督 去年のシリーズもそうだった。連敗につながってしまうということを痛感した。それを、はね返すだけの力をうちの選手は持っている。自分の采配で選手の力を発揮させてやれなかった。

-DeNAとの差は

 緒方監督 シーズン通して戦って負け越した球団。打力の強さ、先発から後ろに掛けても力強い球投げる投手もそろっている。トータル的にも。特にこのCSというのは内野の守備を含めてミスがほとんど出なかった。流れを渡さないような、しっかりした野球をされた。ラミレスの采配もズバズバとこられた。

 試合後、握手を交わす広島・緒方孝市監督とDeNA・ラミレス監督=マツダスタジアム

-目標は日本一だった

 緒方監督 経験をどう向けていくか。自分のなかでも結果に対していろんな方向から的に当てて、もう1回、短期決戦を勝ち上がれるように、勉強していかないといけない。

-選手には

 緒方監督 下を向く必要はないし、シーズンは優勝した。十分力はあるわけだから。こういう短期決戦で流れをつかむ、ひとつ、ひとつのプレーを感じてくれたとも思う。

-明日から来季へ

 緒方監督 終わった瞬間から、来季への戦いは始まる。もちろん、厳しい戦いが続いて体をしっかり休ませる、コンディションを整える期間も設ける。またその期間のなかで、シーズンを通したいろんな反省課題が出てきているだろうし。その期間のなかで自分のなかで整理して、分析して。またそろって来季に向けてスタートを切りたい。

 

  1回裏広島一死 3塁、丸佳浩外野手は右前適時打を放った=マツダスタジアム

 広島打線が初回からつながった。先頭田中に左中間 2塁打が飛び出すと、菊池が犠打で送り、丸が右前にはじき返し、まず 1点。

 新井は中飛に倒れたが、松山が四球で二死 1、 2塁。ここで「6番」バティスタが左翼線への 2塁打で 2点目を入れた。DeNA石田をこの回限りでマウンドから引きずり下ろした。

 丸は「チャンスでつないでくれたので、初球から積極的に食らいついていきました」。バティスタは「 2ボールだったので甘い球を積極的にいきました。コンパクトにしっかりスイングできた」と手応え十分だった。

 

 新井貴浩内野手が意地の 1発を放った。 2- 6の 6回、この日「4番」を務めた新井は、先頭打者で打席に入ると、DeNA三上のストレートを左中間スタンドへ運んだ。だが、ベテランの奮闘も実らず完敗で日本シリーズ進出はならなかった。

 新井は「悔しい。今は悔しいの言葉しかない」と無念の表情。最後まで声援を送ってくれたファンに「ありがとうと言いたいです」と感謝していた。

  6回、本塁打を放った広島・新井貴浩内野手=マツダスタジアム

 鯉党への“御礼弾”だった。広島の最年長、40歳の新井が 2- 6の 6回、三上の直球を左中間席へ運んだ。

 「応援の声も伝わってきたし。でも(負けて)悔しい。それしか言葉が見つからない」

 第 5戦で初めて「4番」に指名された。松山ら主軸がCSに入って調子を落としたなかで、出場した 4試合すべて安打を放ち、「打率0.385(13打数5安打)。公式戦(9本)とCSを合わせて本塁打を「10本」の大台に乗せて、2017年シーズンを終えた。

 前日23日の試合後、「あしたは、意地をみせたい」と叫んだ通り、ベテランは「意地」をみせた。「本当に、たくさんの方が応援してくれた。『ありがとう』と言いたい」。チームを代表して、全国の鯉党に向けて感謝の思いを込めた。

  7回裏広島二死 1塁、空振り三振に倒れた新井貴浩内野手=マツダスタジアム

 新井貴浩内野手がプロ20年目となる来季も現役を続けることが24日、分かった。試合後「今、終わったばかりなので」と去就について言及を避けたが、球団幹部は「やってもらうように話をする。コーチとかではなく、選手としてやってもらいたい」と来季も契約を結ぶ方針を明かした。新井は今季、 100試合に出場し、「打率0.292、9本塁打、48打点」で37年ぶりのリーグ連覇に貢献していた。

 

  2回表DeNA一死、野村祐輔投手は宮崎敏郎内野手に「左越えソロ本塁打」を被弾=マツダスタジアム

 野村祐輔投手が 2点差を逆転され、 3回で降板した。初回に 2点もらったが、 2回に宮崎に「ソロ」を打たれ 1失点。 3回は桑原に「逆転2ラン」を浴びた。 4回のマウンドには大瀬良が上がった。

 中 4日での先発。19日の第 2戦で 5回 4失点と打ち込まれ、そこから連敗が始まっていた。

  3回、逆転を許し唇を噛む野村祐輔投手=マツダスタジアム

 野村祐輔投手が、中 4日で臨んだ背水登板でKOされた。初回に 2点を取ってもらったが、 2回に宮崎に「ソロ」、 3回に桑原に「2ラン」を浴びて逆転を許した。

 野村は「中 4日は関係ない。どんな形でも勝てるような投球をしたかった」と悔やんだ。 2本のアーチはいずれもツーシームで「狙ったところには行ったが、打たれたのは力負けということです。『日本シリーズ』に行って日本一になりたかったので、悔しいです」と唇をかんだ。

  3回を投げ終え、DeNAに逆転を許しがっくりベンチに戻る野村祐輔投手=マツダスタジアム

 負ければシーズンが終わる一戦で、広島投手陣は16安打を浴びて崩壊した。中 4日で先発した野村は「2本塁打」を浴びるなど 3回で降板。「悔しい。それしかない。日本一になりたかった」と唇をかんだ。

 ワンポイントを多用するなど短期決戦仕様の柔軟な継投を見せたDeNAに対し、レギュラーシーズン同様“1人1回”の継投を重視した。だが、この日は 2回以降、毎回被安打と完全に波にのまれた。「2番手」で 3失点の大瀬良は「流れを止める投球がしたかった。力負けです」とうなだれた。

  5回、DeNA・筒香嘉智外野手に本塁打を浴びた広島・大瀬良大地投手=マツダスタジアム

★広島・緒方孝市監督

 「全力で頑張ったけど、期待に応えられず、申し訳ない気持ち。結果は監督として、自分の責任。もっと勉強しなくちゃいけないことがたくさんある」

★広島・松田元オーナーの話

 「選手にはご苦労さまと言いたいし、CSでのDeNAの強さには敬意を表したい。ファンの皆さんには温かい応援をいただいて感謝したい。明日からは気分をかえて、来季に向けて失望を喜びにかえたいと思う」

  6回、投球する広島・今村猛投手=マツダスタジアム

★田中広輔内野手( 2安打)

 「 1球で局面が変わったり、流れをつかめなかった。本来の力をみんなが発揮できなかった」

★丸佳浩外野手(先制打)

 「チャンスでつないでくれたので、初球から積極的に食らいついていった」

★バティスタ(一回に適時二塁打)

 「甘い球を積極的にいった。コンパクトにしっかりスイングすることができた」

 

  5回、ベンチから指示を出す広島・河田雄祐外野守備走塁コーチ=マツダスタジアム

 今季限りで広島を退団する石井打撃コーチ、河田外野守備走塁コーチにとっては最後の試合となった。

 「日本シリーズ」には届かなかったものの、リーグ屈指の攻撃力をつくりあげた 2人の功績は揺るがない。石井コーチは「選手時代も含め学びの多い時間だった。一回り大きくなったみんなの姿を見られれば」としみじみ。

 広島伝統の機動力を浸透させた河田コーチは「選手たちが本当に野球小僧だった。もっと強くなるでしょう」と教え子の今後に期待した。

 

 左から広島ブレイディン・ヘーゲンズ投手、ライアン・ブレイシア投手、ラミロ・ペーニャ内野手

 ライアン・ブレイシア投手、ラミロ・ペーニャ内野手、ブレイディン・ヘーゲンズ投手が団となる見通しであることが24日、分かった。

 また、ジェイ・ジャクソン投手は新外国人投手の進捗(しんちょく)状況次第となる。なお複数年契約を結んでいたブラッド・エルドレッド内野手、クリス・ジョンソン投手、サビエル・バティスタ内野手、アレハンドロ・メヒア内野手とは来季も契約を結ぶ方針。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神片岡HC鬼号令!大山&中谷4番争い並んで特打!金本監督、西岡の復調期待!台湾の呂彦青獲得へ!

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金本阪神が24日、 3年目の来季に向けて甲子園で秋季練習を開始した。新たな首脳陣も始動。金本知憲監督(49)の右腕として、片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)は厳しく競わせる方針を打ち出した。来季優勝と将来の常勝軍団作りへ、和製大砲育成は大きな課題。今季「20本塁打」した 7年目中谷将大外野手(24)と、 7本塁打した「ドラフト1位」大山悠輔内野手(22=白鴎大學)に、40分の特打でコンビを組ませ競争をあおった。「4番への道」で激しく火花が散った。CSでの屈辱的な敗退から 1週間。秋季練習初日から厳しさを前面に押し出した。鬼の金本イズムが鮮明に表れたのはランチ後の昼下がりだ。 2つの打撃ケージで進境著しい中谷と大山が打ち続ける。お互いの姿が視界に入るよう、仕向けたのは片岡コーチだ。今オフ、打撃部門からヘッドコーチも兼任。金本監督の右腕として、自覚十分に意図を説明する。今季、片岡コーチは幾度となく指揮官に選手起用を進言し、的中させた。用兵の的確さも買われ、新たにかじ取り役を任される。秋季練習では逆方向への打撃もテーマの 1つ。新参謀は言う。悪夢を教訓に逆方向への強打も徹底させる方針だ。頂点に立つ挑戦は始まっている。熱心にバットを振った大山は打撃練習では新井良太 2軍育成コーチ(34)と言葉を交わしながらトス打撃をする場面も。中谷は、間をつくる新しいフォームで右方向へ徹底した打ち込み。力を込めた。

西岡剛内野手(33)が24日、甲子園で行われた秋季練習に参加した。ノックやフリー打撃で汗を流した。金本監督は復調を期待。片岡ヘッド兼打撃コーチは代弁した。

矢野燿大 2軍監督(48)が24日、若手育成と 1軍への戦力供給を誓った。甲子園の秋季練習で所信表明。ファンあってのプロ野球と熱弁し、底上げに意欲を燃やした。金本監督からは全幅の信頼を受け、指導方法を任されていることを明かした。宮崎でのフェニックス・リーグにも参戦する。雨の影響で組み込まれた27日ロッテとの練習試合(アイビー)が初采配になる見込みだ。鬼と化し、勝利への執念を鍛え上げる。新 2軍監督がいきなり虎党のハートをくすぐった。秋季練習初日。「88番」の動きは、シーズン中と変わらない。 2軍本隊は今、宮崎のフェニックス・リーグで奮闘中。ということで、 1軍中心の甲子園に姿を見せて…。ただ、 2軍の新たな将として思いを問われると、熱さがにじみ出る。フェニックス・リーグのラスト 3試合で指揮する予定だ。金本野球と掛布流をミックス。“いいとこ取り”の矢野新監督に注目だ。

自己最多の「12勝」を挙げた秋山拓巳投手(26)は「シーズン完走能力」を今オフのテーマに掲げる。 1年間フル稼働したが、24日の秋季練習に参加。キャッチボールや外野での往復ダッシュを繰り返した。 8月までは順調に白星を重ねたが、 9月は「4戦2敗」で「防御率5.14」と失速した。秋季練習初日から、阪神投手陣に下半身強化メニューが課された。キャッチボール、ノックを終えると約 1時間のシャトルランに汗。今季 1年間ローテを守った秋山拓巳投手、リリーフエースの桑原謙太朗投手(31)も免除なし。香田勲男投手コーチ(52)が狙いを明かした。秋山は「しんどいとは思うけど来年のためにしっかり頑張りたいです」と前を向いた。

金本阪神が 3年目となる秋季練習を甲子園でスタートさせた24日、外国人補強が判明した。補強ポイントの左腕不足を解消するために投手のターゲットは台湾のアマNO.1左腕、呂彦青(ルー・ウェンチ)投手(21=国立台湾体育運動大學)で、日本シリーズ出場に貢献したDeNA・今永昇太投手(24)を彷彿させる左腕は補強ポイントに合致した。将来性を高く評価しており、交渉は最終段階だ。金本監督の就任 3年目に向けて、秋季練習をスタートさせた阪神が、キーポイントとなる先発補強に向けて動き出していた。呂彦青は 1メートル78、70キロの左腕。細身から繰り出される直球は最速 148キロをマークし、鋭いスライダー、チェンジアップを武器にしている。今季「11勝」を挙げ、23日のクライマックスシリーズ、第 4戦で緊急リリーフしたDeNA・今永を想起させる投球フォームと柔らかい体のしなりが魅力的だ。10月に台湾で行われたアマチュア野球のアジア選手権では台湾のエースとして日本との決勝戦で先発した。26日のドラフト会議で「1位指名」が確実な最速 152キロ左腕、JR東日本・田嶋大樹投手(21)と投げ合い、 5回途中「4失点(自責3)」。味方の失策もあって降板したが、 4回まで日本打線をわずか 1安打に抑える好投をみせた。視察していた日本のスカウト陣に強烈な印象を与え、あるスカウトは高評価。阪神の編成担当者も複数でかけつけ、熱視線を送っていたわけだ。阪神との縁もある。呂の恩師は1993年から 6年間で阪神でプレーし、通算「27勝」をあげた郭李建夫氏(48)。1992年バルセロナ五輪で銀メダルを獲得した郭李氏は1999年から台湾球界に復帰。アマチュアの代表監督を務め、呂彦青を指導した。オリックス、楽天なども獲得調査を行っているが、激しい争奪戦の中、現在虎が優勢に立っている。阪神は早実高校・清宮幸太郎内野手( 3年)の「1位指名」を公表済み。26日のドラフト会議、そして、助っ人補強でも攻めの姿勢を徹底する。それが、呂彦青獲り-。海の向こうにいる台湾アマ球界の至宝を逃さない。記事をまとめてみました。

 

 若虎よ、タイマン勝負で大きく育て!! 金本阪神が24日、 3年目の来季に向けて甲子園で秋季練習を開始した。新たな首脳陣も始動。金本監督の右腕として、片岡篤史ヘッド兼打撃コーチは厳しく競わせる方針を打ち出した。来季優勝と将来の常勝軍団作りへ、和製大砲育成は大きな課題。今季「20本塁打」した 7年目中谷将大外野手と、 7本塁打した「ドラフト1位」大山悠輔内野手に、40分の特打でコンビを組ませ競争をあおった。

 「4番への道」で激しく火花が散った。CSでの屈辱的な敗退から 1週間。秋季練習初日から厳しさを前面に押し出した。鬼の金本イズムが鮮明に表れたのはランチ後の昼下がりだ。 2つの打撃ケージで進境著しい中谷と大山が打ち続ける。お互いの姿が視界に入るよう、仕向けたのは片岡コーチだ。今オフ、打撃部門からヘッドコーチも兼任。金本監督の右腕として、自覚十分に意図を説明する。

 「中谷はシーズン通して『20本塁打』を打った。CSでは大山が活躍したけど、中谷は 1打席しか立っていない。ライバルというかね。ああいう風に打たせて、競争意識をね。みんなが試合には出られないんだから」

 金本知憲監督(左)と片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(右)が見守る中、フリー打撃を行う大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 まるで今後の「4番」を競う構図だ。中谷は長打力が開花し、本塁打数はチーム最多。だが、最終盤に自らの形を見失い、「100安打」に「1本」届かず。CSもわずか 1打席の三振に倒れ、蚊帳の外。悔しさが募った。この日もノーステップ打法や球の見極めなど、打撃フォームの見直しに専念した。

 大山は 6月中旬から 1軍に定着して「7本塁打」。CSは「打率5割3分8厘」だった。来季優勝するためにも若き「4番」の誕生は欠かせない。早速、初日から和製大砲を育てるプロジェクトを発動した。かつて巨人の王、長嶋が黄金期を築いたように、大山と中谷のライバル視させ「ON砲」を結成できれば常勝軍団に近づく。

 金本体制 3年目の来季も生え抜きの若手強化を進める。片岡コーチも「去年、今年と新しい選手が出てきた。もう 1ランク、 2ランク、レベルアップさせたい。監督の考えも浸透している」と話す。昨季、活躍した高山、北條らが伸び悩めば、今年は中谷らがブレーク。好素材がひしめく若虎への期待感がにじむ。

 今季、片岡コーチは幾度となく指揮官に選手起用を進言し、的中させた。用兵の的確さも買われ、新たにかじ取り役を任される。秋季練習では逆方向への打撃もテーマの 1つ。新参謀は言う。「短期決戦は速い球を打てるか。CSを見てもガンガン引っ張れる球は来ない」。悪夢を教訓に逆方向への強打も徹底させる方針だ。頂点に立つ挑戦は始まっている。

 特打でティーバッティングをする中谷将大外野手と大山悠輔内野手(手前から)=阪神甲子園球場

 秋季練習(24日、甲子園)大山と中谷は植田とともに全体練習後の特打に参加。熱心にバットを振った大山は打撃練習では新井 2軍育成コーチと言葉を交わしながらトス打撃をする場面も。「今はいろいろ試せる期間なので、いろいろ試していきたいです」。中谷は、間をつくる新しいフォームで右方向へ徹底した打ち込み。「また一からしっかり体の力で打てるように。監督に教えてもらえるので、少しでも身につけられるようにしたいです」と力を込めた。

 

 金本知憲監督の前でフリー打撃を行う西岡剛内野手=阪神甲子園球場

 阪神西岡が24日、甲子園で行われた秋季練習に参加した。

 ノックやフリー打撃で汗を流した。金本監督は「(西岡は)来年34歳か。ケガ続きで追い込めていないし、( 1年間は)持たないよね。いいモノが生かされない」と復調を期待。片岡ヘッド兼打撃コーチは「CSに出られなかった悔しさを今日の取り組みを見ても感じました」と代弁した。

 

 矢野燿大 2軍監督が24日、若手育成と 1軍への戦力供給を誓った。甲子園の秋季練習で所信表明。「いい選手を育てて、タイガースファンに喜んでもらいたい」。ファンあってのプロ野球と熱弁し、底上げに意欲を燃やした。

 「まずは自分たちのレベルを上げないと。 1軍の戦力になるように、“当たり前”の基準を上げていきたい。練習量にしても、結果にしても、今持っているレベルを上げるべき。その意識付けや考え方を伝えていきたい」。金本監督からは「特に何も言われてない。現役時代もだし、この 2年間でどういう野球をしたいか、同じような野球観を持っていると思う」と全幅の信頼を受け、指導方法を任されていることを明かした。

 宮崎でのフェニックス・リーグにも参戦する。「26日(の練習後)から行くよ。自分の勉強もあるので、顔を出したい。今は見る時間だから」。雨の影響で組み込まれた27日ロッテとの練習試合(アイビー)が初采配になる見込みだ。「 2軍だからといって勝たなくていいということはない」。鬼と化し、勝利への執念を鍛え上げる。

 高野栄一球団本部長と話す矢野燿大 2軍監督=阪神甲子園球場

 矢野燿大新 2軍監督が24日、甲子園での秋季練習初日に参加。「同じ野球観」と明言した金本知憲監督のイズム徹底を誓い、同時に退任した掛布雅之前 2軍監督(62)の“ファンあってのプロ野球”精神の継承も約束。 2人のスター監督の“いいとこ取り”でチームを支えていく。初さい配は27日の練習試合・ロッテ戦(アイビー)になる予定だ。

 金本+掛布=矢野!?

 新 2軍監督がいきなり虎党のハートをくすぐった。秋季練習初日。「88番」の動きは、シーズン中と変わらない。 2軍本隊は今、宮崎のフェニックス・リーグで奮闘中。ということで、 1軍中心の甲子園に姿を見せて…。ただ、 2軍の新たな将として思いを問われると、熱さがにじみ出る。

 「(金本監督と) 2年間、一緒にベンチで戦ってきたし、現役時代から一緒にプレーもしてきたので、どういう野球をしたいのかは分かっているし、同じような野球観を持っているのも分かってます。それを選手に植え付けながら、やっていければ」

 甲子園での1軍の秋季練習に参加した矢野燿大 2軍監督。初さい配は27日の予定だ=阪神甲子園球場

 就任にあたり、 1軍の将から何か言われたわけではない。言われなくても以心伝心なのだから。「同じ野球観」。 2軍監督に就任した最大の理由を強調して、金本イズムの徹底を誓った。

 と、同時に掛布前 2軍監督のイズムの継承も約束した。ファンを大事に、阪神史上最もファンに愛された 2軍監督の思いを。

 「僕も、ファンあってのプロ野球という思いは強いし、意識しています。最終的にはタイガースファンに喜んでもらいたいというのは自分の中心にあります。ただ、すべてファンが判断すること。僕は僕のやり方でしかできない部分もあるので」

 掛布さんの後-。ミスタータイガースの次-。プレッシャーがないはずがない。

 「どうなんでしょうね。あんまり…。まだ、そこまで。僕もまだ実感が湧いてないので」

 さらりとかわした。が、矢野流で2軍を率いる自信は見え隠れした。自信はある。

 注目の初さい配は27日のロッテとの練習試合(アイビー)になる。

 掛布雅之前 2軍監督

 「26日(の甲子園での 1軍練習後)に向こう(宮崎)に行きます。行ってるのにベンチに入らないのは変なので」

 フェニックス・リーグのラスト 3試合で指揮する予定だ。金本野球と掛布流をミックス。 “いいとこ取り”の矢野新監督に注目だ。

◇矢野 燿大(やの・あきひろ)

 本名・矢野輝弘。元捕手。1968(昭和43)年12月 6日生まれ、48歳。大阪府出身。桜宮高校から東北福祉大學を経て、1991年「D2位」で中日に入団。1998年に交換トレードで阪神に移籍。正捕手として2003年、2005年のチームのリーグ優勝に貢献。2010年に引退。2016年から阪神の作戦兼バッテリーコーチに就任。今オフから同 2軍監督に就任した。通算「1669試合」に出場、「打率・274、112本塁打、570打点。ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞2度受賞。2008年北京五輪日本代表」。右投げ右打ち。 1メートル81、77キロ。

 

 自己最多の「12勝」を挙げた秋山は「シーズン完走能力」を今オフのテーマに掲げる。

  1年間フル稼働したが、24日の秋季練習に参加。キャッチボールや外野での往復ダッシュを繰り返した。 8月までは順調に白星を重ねたが、 9月は「4戦2敗」で「防御率5.14」と失速した。「今年 1年で、下半身の体力が大事だと感じた。(今季終盤は)疲れが取れなかった。粘りもなかった。走ることで、いろんな筋肉を鍛えて、終盤に戦える体を作りたい」と意欲的。スケールアップを図る。

 キャッチボールを行う秋山拓巳投手=阪神甲子園球場

 走って、走って、走りまくれ!! 秋季練習初日から、阪神投手陣に下半身強化メニューが課された。キャッチボール、ノックを終えると約 1時間のシャトルランに汗。今季 1年間ローテを守った秋山拓巳投手、リリーフエースの桑原謙太朗投手も免除なし。香田勲男投手コーチが狙いを明かした。

 「桑原にしても岩崎にしても、後半60試合を超えてきて疲れが出たというか。そこで終わりじゃないからね。クライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズを考えたときに、あの時点では余裕があってほしいから、まだまだ鍛えていく必要がある」

 60試合登板の桑原は「(体力強化をしっかりして)けがをしないようにしたい」と大粒の汗をぬぐった。秋山は「しんどいとは思うけど来年のためにしっかり頑張りたいです」と前を向いた。

 

 台湾の今永獲り-。金本阪神が 3年目となる秋季練習を甲子園でスタートさせた24日、外国人補強が判明した。投手のターゲットは台湾のアマNO.1左腕、呂彦青(ルー・ウェンチ)投手で、日本シリーズ出場に貢献したDeNA・今永昇太投手を彷彿させる左腕は補強ポイントに合致した。将来性を高く評価しており、交渉は最終段階だ。

 金本監督の就任 3年目に向けて、秋季練習をスタートさせた阪神が、キーポイントとなる先発補強に向けて動き出していた。補強ポイントの左腕不足を解消するために台湾のアマNO.1左腕、呂彦青をターゲットにしていることが分かった。球団関係者は「リストアップしているのは事実です」と認めた。

 呂彦青は 1メートル78、70キロの左腕。細身から繰り出される直球は最速 148キロをマークし、鋭いスライダー、チェンジアップを武器にしている。今季「11勝」を挙げ、23日のクライマックスシリーズ、第 4戦で緊急リリーフしたDeNA・今永を想起させる投球フォームと柔らかい体のしなりが魅力的だ。

 阪神が呂彦青の獲得に動いていることが判明。来季 3年目を迎える金本知憲監督を後押しする=阪神甲子園球場

 10月に台湾で行われたアマチュア野球のアジア選手権では台湾のエースとして日本との決勝戦で先発した。26日のドラフト会議で「1位指名」が確実な最速 152キロ左腕、JR東日本・田嶋大樹投手と投げ合い、 5回途中「4失点(自責3)」。味方の失策もあって降板したが、 4回まで日本打線をわずか 1安打に抑える好投をみせた。視察していた日本のスカウト陣に強烈な印象を与え、あるスカウトは「田嶋よりもよかった。日本でも通用するだろう」と高評価。阪神の編成担当者も複数でかけつけ、熱視線を送っていたわけだ。

 阪神との縁もある。呂の恩師は1993年から 6年間で阪神でプレーし、通算「27勝」をあげた郭李建夫氏。1992年バルセロナ五輪で銀メダルを獲得した郭李氏は1999年から台湾球界に復帰。アマチュアの代表監督を務め、呂彦青を指導した。

 球界関係者によると、郭李氏の影響も受け、呂彦青自身も日本行きに強い関心を示しているという。オリックス、楽天なども獲得調査を行っているが、激しい争奪戦の中、現在虎が優勢に立っており、交渉は最終段階に入っているとみられる。

 DeNA・今永昇太投手

 阪神の球団首脳は「先発は補強ポイントのひとつ」と強調する。今季、藤浪はわずか「3勝」止まり。岩貞「5勝」、青柳「4勝」と先発ローテの駒不足に悩まされた。金本監督も坂井オーナーへのシーズン報告会後、「どうしても頭数が足りない」と吐露した。

 エース、メッセンジャーだけではなく、マテオとドリスも来季残留が確実で 1軍の外国人投手枠は埋まっている状況だが、球団内には「第 4、 5の外国人を獲得することで、競争心をあおることも大事だ」という声も多い。ドラフトでも左腕に狙いを絞っているが、台湾球界にも手を伸ばしていた。

 阪神は早実高・清宮幸太郎内野手( 3年)の「1位指名」を公表済み。26日のドラフト会議、そして、助っ人補強でも攻めの姿勢を徹底する。それが、呂彦青獲り-。海の向こうにいる台湾アマ球界の至宝を逃さない。

◇呂 彦青(ルー・ウェンチ)

 投手。1996年 3月10日生まれ、21歳。台湾出身。今年10月に行われたの「BFAアジア選手権」では台湾代表として選出され、決勝の日本戦に先発。 4回 2/3を投げ、「4安打4失点(自責3)で降板した。国立台湾体育運動大學所属。 1メートル78、70キロ。左投げ左打ち。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

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阪神1位清宮を再確認!金本監督絶賛!中谷が連日特打!藤浪、今季ラスト登板で圧巻の5回12奪三振!

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「1位指名」での競合が確実視される東京・早実高の清宮幸太郎内野手( 3年)は25日、「人生で、最初で最後の日なので明日という日を心待ちにしています」とのコメントを、同校を通じて発表した。この日は26日から 2日間行われる「第2回高3学力試験」備えて通常通り登校し、勉強に励んだという。清宮は高校歴代最多とされる記録を塗り替えて「通算111本塁打」を放った怪物スラッガー。18歳以下日本代表の柱として「2度のワールドカップ(W杯)出場」を果たした。 9月のプロ志望表明会見では「自分を厳しく指導してくれて、成長させてくれる球団に行きたい」と語った。「1位指名」は阪神、ヤクルトが既に公言しており、この日はソフトバンクが公表した。ほかにも複数球団が「1位候補」に挙げており、何球団の競合になるかが注目される。「1位指名」を公言した阪神、ソフトバンク、ヤクルトを含む最大 7球団の争奪戦が確実。「清宮ドラフト」とも言われるドラフトが幕を開ける。阪神は25日、都内のホテルでスカウト会議を開き、早実・清宮幸太郎内野手( 3年)の「1位指名」を確認した。出席した金本知憲監督(49)は清宮の魅力を問われ、「高校通算111本塁打」を記録した打撃を絶賛した。必ず引く! 虎の歴史を変える!! 運命のプロ野球ドラフト会議が、26日午後 5時から東京都内のグランドプリンスホテル新高輪で開かれる。阪神は25日、東京都内でスカウト会議を行い、早実高・清宮幸太郎内野手の「1位指名」を確認。最大 8球団の重複が予想される中、くじを引く金本知憲監督は「ぜひとも(欲しい)」と力を込めた。将来の「4番」に育てるべく、真っ向勝負で黄金の卵を手に入れる!!金本監督が力強く、“清宮一筋”を強調した。一昨年は高山を、昨季は大山を一本釣りするサプライズをみせたが、午後 3時から始まったスカウト会議がわずか 1時間半ほどでお開きになったように、そこにまったく迷いはなかった。最大 8球団だが、阪神は 6、 7球団と想定。くじ引き役も一昨年にヤクルトと競合の末、高山を左手で引き当てた指揮官で決定した。厳しく明るい金本虎の下、聖地・甲子園で豪快な放物線を描く瞬間を、誰もがみたい。ミスタータイガースになれ-。壮大なドラマがあるからこそ、電鉄本社、指揮官ともに即ゴーサインを出した。誠心誠意を尽し、大一番を迎える。運命の壇上に、金本監督が歩を進める。

阪神の「外れ1位候補」は社会人の即戦力投手に絞り込まれたことが25日、明らかになった。筆頭候補は鈴木康平投手(23=日立製作所)で、鈴木博志投手(20=ヤマハ)、西村天裕投手(24=NTT東日本)も有力だ。日立の鈴木は 1メートル86の長身から投げおろす最速 151キロの速球と、 100キロ台のカーブの緩急が武器。ヤマハの鈴木はMAX 157キロと圧倒的な球威を誇り、西村はロングリリーフも可能な剛腕だ。 3人とも、金本監督好みのパワータイプの右腕。当日の他球団の指名状況にもよるが、清宮争奪戦に敗れたケースの“保険”も万全だ。

金本阪神秋季練習(25日、甲子園)片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)が25日、11月 2日から高知・安芸でスタートする秋季キャンプに西岡剛内野手(33)が参加することを明言。若手と同じメニューで鍛え上げる方針を示した。左アキレス腱断裂から復活したものの、不完全燃焼に終わった今季。来季の完全復活にかける西岡本人の思いにも応え、しごきにしごく!安芸の地で、朝イチの早出特打から西岡が若手とともに汗を流し、後ろで“鬼軍曹”が目を光らせる-。片岡ヘッドが背番号「5」の完全復活へ、徹底的に鍛え直す方針を明かした。来年34歳になるが、まだまだ老け込む歳ではない。この日、秋季練習の際に言葉を交わした片岡ヘッドも、本人の熱い決意を確かに感じ取った。ムードメーカーでもあり、報道陣から秋季キャンプの雰囲気が変わるのでは、と問われた“鬼軍曹”はニヤリと笑った。あえて用意した“茨の道”。乗り越えてこそ、西岡剛が甦ると信じている。

中谷将大外野手(24)が甲子園で行われた秋季練習で、連日の特打を行った。約 1時間バットを振り込み、計 198スイング。センターから右方向を中心に打球を飛ばした。秋季キャンプでも振り込んでいく予定だ。打撃練習を見守った片岡ヘッド兼打撃コーチは期待を寄せた。中谷も力を込めた。

今季「3勝」と苦しんだ藤浪晋太郎投手(23)が「5回3安打1失点、無四球、12奪三振」と好投した。初回先頭の山崎晃大朗外野手(24)から「6連続三振」。 5回に「3連打」を浴びて失点したが、最速 153キロの直球とコントロールされたカットボールを主体に打者を翻弄(ほんろう)した。藤浪も納得。今季ラスト登板の可能性もある一戦で打者を圧倒した。 1回先頭の山崎から“藤浪ショー”の幕が開けた。 2回まで「6者連続三振」。 5回に不運な当たりを含む「3連打」で 1点を失ったが、なお無死 2、 3塁のピンチから藤井亮太外野手(29)、古賀優大捕手(19)を「連続三振」。飛び出した 3走を捕手・長坂拳弥捕手(23=東北福祉大學)が刺し切り抜けた。 5回を無四球、12奪三振だ。高橋建投手コーチ(48)も目を細めた。これが同リーグ最後の登板で、今後は甲子園での秋季練習に合流する見込みだ。昨年「7勝」、今季「3勝」に終わったエース候補。完全復活へ、来季に向けた戦いはもう始まっている。記事をまとめてみました。

 

 「1位指名」での競合が確実視される東京・早実高の清宮は25日、「人生で、最初で最後の日なので明日という日を心待ちにしています」とのコメントを、同校を通じて発表した。この日は、26日の試験に備えて通常通り登校し、勉強に励んだという。

 清宮は高校歴代最多とされる記録を塗り替えて「通算111本塁打」を放った怪物スラッガー。18歳以下日本代表の柱として「2度のワールドカップ(W杯)出場」を果たした。 9月のプロ志望表明会見では「自分を厳しく指導してくれて、成長させてくれる球団に行きたい」と語った。

 「1位指名」は阪神、ヤクルトが既に公言しており、この日はソフトバンクが公表した。ほかにも複数球団が「1位候補」に挙げており、何球団の競合になるかが注目される。

 早稲田大学系属早稲田実業学校高等部部 硬式野球部・清宮幸太郎内野手

 今ドラフトの超目玉の早実・清宮幸太郎内野手が25日、運命のドラフト会議を心待ちにした。

 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が今日26日、都内で開催。この日は26日から 2日間行われる「第2回高3学力試験」に向け、通常通りに授業を受けた。

 「1位指名」を公言した阪神、ソフトバンク、ヤクルトを含む最大 7球団の争奪戦が確実。「清宮ドラフト」とも言われるドラフトが幕を開ける。

 早稲田大学系属早稲田実業学校高等部 硬式野球部・清宮幸太郎内野手

 阪神は25日、都内のホテルでスカウト会議を開き、早実・清宮幸太郎内野手の「1位指名」を確認した。

 出席した金本知憲監督は清宮の魅力を問われ、「数字そのものです。 100何本打っていて、体も強そうだし、柔らかさもある。とらえる技術もある」と「高校通算111本塁打」を記録した打撃を絶賛した。

 ドラフト前日のスカウト会議に臨む金本知憲監督(中央)。左は四藤慶一郎球団社長、右は高野栄一球団本部長=都内のホテル

 必ず引く! 虎の歴史を変える!! 運命のプロ野球ドラフト会議が、26日午後 5時から東京都内のグランドプリンスホテル新高輪で開かれる。阪神は25日、東京都内でスカウト会議を行い、早実高・清宮幸太郎内野手の「1位指名」を確認。最大 8球団の重複が予想される中、くじを引く金本知憲監督は「ぜひとも(欲しい)」と力を込めた。将来の「4番」に育てるべく、真っ向勝負で黄金の卵を手に入れる!!

 ド直球でいく。何球団かかってこようが、真っ正面からアタックする。過去 2年のような金本マジックはもう、なし。運命の抽選。虎の未来をかけて、引くのみだ。

 「はい。そのままです。会社(球団)をあげて、ぜひとも(欲しい)という」

 金本監督が力強く、“清宮一筋”を強調した。一昨年は高山を、昨季は大山を一本釣りするサプライズをみせたが、午後 3時から始まったスカウト会議がわずか 1時間半ほどでお開きになったように、そこにまったく迷いはなかった。

 「(魅力は)数字(高校通算111本塁打)そのものでしょう。『100何本』打ってて、体も強そうだし、柔らかさがあるというのがね。飛ばす技術もあるし、(球を)とらえる技術もある」 最大 8球団だが、阪神は 6、 7球団と想定。くじ引き役も一昨年にヤクルトと競合の末、高山を左手で引き当てた指揮官で決定した。

 虎の歴史を変える男、清宮幸太郎内野手。金本監督がその手で引き当てる!

 「いきますよ。いきます」

 一方で今回に関しては験担ぎは控えることを匂わせた。過去 2年は同じ金色のネクタイで臨んだが「いや。適当にもってきた」。くじを引く手が右か左かを問われても「わからん」と煙に巻いた。あくまで自然体、小細工無し。12球団最速で「1位指名」を公表した勢いそのままに、真っ向勝負で挑むというわけだ。

 歩ませる道はすでに決めている。将来の「4番」。その質問に虎将は「でしょう」と即答した。今季も終盤こそ大山や中谷ら若手に「4番」を任せたが、チームで最も多い93試合に座ったのが40歳の福留だった。自らの手で鍛えあげて、虎の歴史を変える。いや今年のドラフトの結末は、球界の歴史も変えるといっていい。

 引き当てれば、戦力としては当然、人気面などでも、獲得した球団の向こう10年の未来を明るく照らす大スター候補。逃せば、ショックは計り知れない…。今後の日本プロ野球界を占う 1日が、きょう「10.26」だ。

 清宮はこの日、試験に備えるため、取材対応はなし。早実高を通じ「人生で最初で最後の日なので、明日という日を心待ちにしています」との談話を発表した。 9月にプロ志望を表明した際には12球団OKの姿勢の中で「自分を厳しく指導してくれて、成長させてくれる球団にいきたい」とハードな練習にも耐える根性を強調していた。

 厳しく明るい金本虎の下、聖地・甲子園で豪快な放物線を描く瞬間を、誰もがみたい。ミスタータイガースになれ-。壮大なドラマがあるからこそ、電鉄本社、指揮官ともに即ゴーサインを出した。誠心誠意を尽し、大一番を迎える。運命の壇上に、金本監督が歩を進める。

 スカウト会議に出席した金本知憲監督。清宮を4番に育てる決意だ

☆阪神・佐野統括スカウト

 「(清宮の1位は)決まっています。くじになると思う。 6、 7球団ぐらいくるんじゃないですか。当たることを信じています」

★二者択一か、それとも…

 「セ・リーグ2位」の阪神。くじで阪神より後に引くのはソフトバンク(パ 1位)と広島(セ 1位)の 2球団のみだ。広島は広陵高・中村、ソフトバンクは清宮の「1位指名」を公言しているため、何球団が清宮を指名しようと、金本監督が抽選箱に手を入れるとき、残りは 2つ。「二者択一」か、それともすでに当たりはないか、神のみぞ知る-。

◇金本知憲監督のドラフトVTR

★2015年10月22日:監督就任直後に参加し、投手が有力とみられた中、高山俊(明治大學)を「1位指名」。ヤクルトと重複し、金本監督が先に引いた。開封時に真中監督がガッツポーズし、ヤクルトが交渉権獲得と思われたが、これが勘違い。金本監督は「まさにビデオ判定での逆転ホームランでした」と話した。

★2016年10月20日:「1位」は田中正義(創価大學)か佐々木千隼(桜美林大學)に絞っていたが、生え抜きの主力内野手を育てたいという金本監督の要望で、大山悠輔内野手(白鴎大學)を「1位」で単独指名。サプライズに会場のファンから大きなどよめきが起こった。

◎清宮 幸太郎(きよみや・こうたろう)

 内野手。1999(平成11)年 5月25日生まれ、18歳。東京都出身。早実初等部ではラグビーを経験。東京北砂リトルの投手兼内野手として日本選手権と世界選手権制覇。リトル通算「132本塁打」。早実中等部では調布シニアでプレー。早実高等部では 1年生ながら夏の甲子園で「2本塁打」を放つなど「4強進出」に貢献。昨秋から主将を務め、今春選抜に出場( 2回戦敗退)。今夏は西東京大会決勝で東海大菅生に敗れ、甲子園出場はならなかった。「高校通算111本塁打」は歴代最多。 1メートル84、 101キロ。右投げ左打ち。家族は両親と弟。

◇2017年プロ野球ドラフト会議

▽日時:10月26日17時開始予定

▽会場:東京・グランドプリンスホテル新高輪

▽放送予定:MBSTV16時50分、スカパー250スカイA16時30分(注)変更の可能性あり

 

 スカウト会議に出席した金本知憲監督(右から 2人目)

 阪神の「外れ1位候補」は社会人の即戦力投手に絞り込まれたことが25日、明らかになった。筆頭候補は鈴木康平投手で、鈴木博志投手、西村天裕投手も有力だ。

 この日、金本監督は「外れ1位」について「社会人の投手、結構いいのいるからね。まずまずの。将来性もみながらね。伸びしろもあって、即戦力であり。それがやっぱ狙いですから」と説明した。

 日立の鈴木は 1メートル86の長身から投げおろす最速 151キロの速球と、 100キロ台のカーブの緩急が武器。ヤマハの鈴木はMAX 157キロと圧倒的な球威を誇り、西村はロングリリーフも可能な剛腕だ。 3人とも、金本監督好みのパワータイプの右腕。当日の他球団の指名状況にもよるが、清宮争奪戦に敗れたケースの“保険”も万全だ。

★高校生野手も

 高校生の指名は清宮だけじゃない。金本監督は「2位以下」について「高校生の野手も 2年とっていないから、とらないとあかんしね」と明言した。打てる捕手として挙がるのが九州学院高の村上宗隆捕手( 3年)。また履正社高・安田尚憲内野手( 3年)も「1位指名球団」がなければ、「外れ1位」として視野に入れている。

 

 金本阪神秋季練習(25日、甲子園)片岡篤史ヘッド兼打撃コーチが25日、11月 2日から高知・安芸でスタートする秋季キャンプに西岡剛内野手が参加することを明言。若手と同じメニューで鍛え上げる方針を示した。左アキレス腱断裂から復活したものの、不完全燃焼に終わった今季。来季の完全復活にかける西岡本人の思いにも応え、しごきにしごく!

 安芸の地で、朝イチの早出特打から西岡が若手とともに汗を流し、後ろで“鬼軍曹”が目を光らせる-。片岡ヘッド兼打撃コーチが背番号「5」の完全復活へ、徹底的に鍛え直す方針を明かした。

 「今年はリハビリ期間はあったが、野球ができるセンスと、人にはない知恵がある。(メニューは)若手と同じ扱いをする。30(歳)代になっているなかで、体をいじめて、限界まで挑戦してバットを振り込む。走り込む。もう一回、カツを入れる意味でもね」

 フリー打撃を行う西岡剛内野手。秋季キャンプに参加し、泥にまみれる!=阪神甲子園球場

 今年 7月に左アキレス腱断裂から復帰した西岡だが、「出場32試合、打率も0.228(92打数21安打)」と本来の力を発揮できなかった。ただ、打席に立てば虎党がわき、ワンプレーで流れを、ムードを変えることのできる存在感は抜群だ。来年34歳になるが、まだまだ老け込む歳ではない。この日、秋季練習の際に言葉を交わした片岡ヘッドも、本人の熱い決意を確かに感じ取った。

 「あいつ(西岡)はCS(クライマックスシリーズ)にも呼ばれなかった悔しさがあると思うし、体をいい状態に戻すためにも鍛え直すいい期間。本人も、その気持ちです。努力して、スイッチヒッターになってここまできている。(感覚の)ギャップを埋めるには練習しかない」

 西岡剛内野手(左)と話す片岡篤史ヘッドコーチ=阪神甲子園球場

 ロッテで「2度の日本一」を経験し、2006年には「WBCで世界一」を経験。米大リーグにも渡った。このまま終わる男ではない。この日の練習後、本人はコメントを残すことはなかったが、すでに気持ちは高知・安芸。ムードメーカーでもあり、報道陣から秋季キャンプの雰囲気が変わるのでは、と問われた“鬼軍曹”は「(疲れすぎて)声が出るかわからんよ」とニヤリと笑った。あえて用意した“茨の道”。乗り越えてこそ、西岡剛が甦ると信じている。

☆西岡剛内野手の今季

 前年に左アキレス腱断裂の手術を受け、今季は春季キャンプから前半戦まで 2軍調整。 5月30日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)で実戦復帰。 7月17日の広島戦(甲子園)に「1番・1塁」で 1軍復帰した。 2塁の他、中堅、左翼でも出場し、 8月はシーズン初盗塁を決めなど「月間打率0.311」。しかし 8月23日のヤクルト戦(神宮)で左かかとを打撲し、登録抹消。 9月 5日に 1軍復帰も、同12日の巨人戦(甲子園)で背中の強い張りを訴え、再び抹消に。「32試合、打率0.228、0本塁打、5打点」でシーズンを終えた。

 

 中谷将大外野手が甲子園で行われた秋季練習で、連日の特打を行った。約 1時間バットを振り込み、計 198スイング。センターから右方向を中心に打球を飛ばした。「長い間、しっかりキャンプでもやれるように」。秋季キャンプでも振り込んでいく予定だ。

 打撃練習を見守った片岡ヘッド兼打撃コーチは「ちゃんとした技術さえ身につければ、勝手にボールは飛んでいく。力任せにしてもボールは飛ぶんだけど。技術を身につけてもらうと、甘いボールを打てるようになる」と期待を寄せた。

 中谷将大外野手

 金本阪神秋季練習(25日、甲子園)中谷は25日、特打の後、片岡ヘッド兼打撃コーチの指導を受けながら、 3塁側でノックを打つ練習を打った。「インコースをレフト線、 3塁側に打つには(左)肘が伸びると打てない。本人に体の使い方を理解してもらうため」と意図を説明した同ヘッド。中谷も「長い間、しっかりやっていきます」と力を込めた。

 

 みやざきフェニックス・リーグ<阪神 3- 2ヤクルト>◇25日◇西都原運動公園野球場

 今季「3勝」と苦しんだ藤浪晋太郎投手が「5回3安打1失点、無四球、12奪三振」と好投した。

 初回先頭の山崎から「6連続三振」。 5回に「3連打」を浴びて失点したが、最速 153キロの直球とコントロールされたカットボールを主体に打者を翻弄(ほんろう)した。藤浪も「投球のバランス、フォームのバランスも良かった。結果を抜きにして自分の感触としては良かった」と納得。今季ラスト登板の可能性もある一戦で打者を圧倒した。

 ヤクルト戦で5回1失点、12奪三振と好投をみせた藤浪晋太郎投手=西都原運動公園野球場

 阪神 2軍は25日、みやざきフェニックス・リーグのヤクルト戦(西都)に 3- 2と勝利した。先発した藤浪晋太郎投手が 5回 1失点12奪三振の快投。最高の形で締めくくり、今後は帰阪して 1軍の秋季練習に合流する見込みだ。

 これが、藤浪だ。最速 153キロの剛速球を中心に三振の山を築き、若手中心の燕打線に格の違いをみせつけた。

 「投球もフォームも、バランスがよかった。全体的に、結果、内容を抜きにして自分の感触としてよかった」

  1回先頭の山崎から“藤浪ショー”の幕が開けた。 2回まで「6者連続三振」。 5回に不運な当たりを含む「3連打」で 1点を失ったが、なお無死 2、 3塁のピンチから藤井、古賀を「連続三振」。飛び出した 3走を捕手・長坂が刺し切り抜けた。 5回を無四球、12奪三振だ。

 高橋投手コーチも「すごいね。格の違いをみせてくれた。いいものを来年、今後に生かしてほしい」と目を細めた。

 「いい感触を残しつつ、いろいろ方法があると思うので、やっていきたい」と藤浪。これが同リーグ最後の登板で、今後は甲子園での秋季練習に合流する見込みだ。昨年「7勝」、今季「3勝」に終わったエース候補。完全復活へ、来季に向けた戦いはもう始まっている。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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清宮、北海道日本ハム入団時の経済効果は藤浪、佑超え想定!金本監督、くじ3度目で馬場当たり! ①

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関西大学の宮本勝浩名誉教授(72)が26日、早実・清宮幸太郎内野手(18= 3年)の北海道日本ハム入団時の経済効果を算出した。新人選手として史上最大級となる62億6320万円の経済効果をもたらす予測となった。年間通してグッズだけで約 5億円の売り上げがあると想定。 1軍で活躍することが条件だが、阪神藤浪晋太郎(約44億円)北海道日本ハム斎藤佑樹(約52億円)の入団時に予測されていた数値を大幅に上回った。プロ野球ドラフト会議(26日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)北海道日本ハムの清宮指名に向けた態勢は、実は揺るぎないものだった。高校野球で歴代最多とされる「通算111本塁打」をマークした東京・早実高の清宮幸太郎内野手には野手&高校生最多に並ぶ「7球団が1位指名」で競合し、抽選で北海道日本ハムが交渉権を獲得。超大型スラッガーは、北海道からプロの道を歩み出す。テレビカメラ18台、51社 151人の報道陣が詰めかけた会見場。伸びた髪をきっちりセットした清宮は無数のフラッシュを浴び、笑みを浮かべた。高校生として、また野手として1995年の福留孝介(PL学園高)に並ぶ「最多タイの7球団」が「1位指名」で競合。赤い糸で結ばれていたのは、北海道日本ハムだった。環境にも恵まれた。来季から早実高先輩の荒木大輔氏が 2軍監督に就任。さらに、小 6時に同校が夏の甲子園を制し、野球に打ち込むきっかけを作った当時の優勝投手、斎藤佑樹も在籍する。栗山英樹監督(56)とも、接点がある。父・克幸さん(50)と指揮官はキャスター時代にテレビ番組で共演。さらに清宮本人は、2012年 6月27日に東京北砂リトルの一員として北海道日本ハム主催試合の始球式を務め、世界一に輝いた後の同年10月27日に東京ドームで行われた巨人と北海道日本ハムの「日本シリーズ第1戦」でも“登板”。栗山監督と直接話をすることはなかったが、会釈をし「今思えば、あのときから縁があった」と振り返った。運命で導かれた次なるステージは北の大地、北海道。高校通算最多とされる「111本塁打」をひっさげ、怪物スラッガーがでっかい夢を追いかける。

2年連続でくじを当てていたソフトバンク工藤公康監督(54)がまさかの「くじ3連敗」となった。公言通り早実・清宮幸太郎内野手を指名。 7球団が競合し、くじ引きの順番が最後の工藤監督は、最後に残されたくじを引いたが、当たりは残っていなかった。 2度目は履正社・安田尚憲内野手( 3年)を 3球団で、 3度目は仙台大・馬場皐輔投手を阪神と競合したが外した。鶴岡東・吉住晴斗投手( 3年)を「ドラフト1位」で指名。「昔の渡辺久信みたいに力で押せる投手」と期待した。

阪神が「外れ外れ1位指名」で仙台大・馬場皐輔投手(22= 4年=仙台育英)の交渉権を獲得した。「ドラフト1位指名」した早実・清宮幸太郎内野手の交渉権は「7球団競合」の末に北海道日本ハムへ。「外れ1位」では履正社・安田尚憲内野手( 3年)を指名したが、 3球団競合の結果、交渉権はロッテへ。馬場の指名もソフトバンクと競合したが、最後は金本知憲監督(49)が左手で当たりクジを引き当てた。金本監督は笑顔。馬場の印象を問われると絶賛した。指揮官が大学 4年間過ごした仙台からの阪神入りに、金本監督はエールを送った。馬場は右上手から投げ込む最速 155キロの直球と 7種類の変化球を武器とする。

阪神から「2位指名」を受けた亜細亜大學・高橋遥人投手(21= 4年)は26日、東京都内の日の出キャンパスで喜びを語った。東都大学リーグを代表する最速 151キロ左腕はDeNA・筒香嘉智外野手(25)斬りを予告した。阪神の「2位指名」が分かると、高橋はホッとした表情を浮かべた。待ちに待った吉報に、自然と口元が緩んだ。東京・日の出キャンパスのグラウンドで、巨人に「4位」で指名された北村拓己内野手(22= 4年)とともにチームメートから胴上げで祝福された。 4年越しにつかんだプロ切符だ。常葉橘高校(静岡)では 2年夏に甲子園に出場。 3年時にプロ志望届を出したが、ドラフト会議で指名はなく落ち込んだ。プロ入りをあきらめきれず、猛練習で知られる亜大へ進学。“食トレ”で体重を67キロから最大83キロに増やし、体を強くしたことで直球は 142キロから最速 151キロまで伸びた。力強い速球で押すスタイルでスカウトの注目を集めるようになり、上位での指名を勝ち取った。縦じまの運命に導かれた。亜大のユニホームは阪神に似た縦じま。すでに袖を通したイメージはできている。高 2で上がった甲子園のマウンドは今でも感触は鮮やかに残っている。対戦したい打者にはDeNA・筒香を挙げた。虎がクライマックスシリーズ(CS)でやられた相手に、早速挑戦状だ。自慢の直球で聖地を沸かせる。

昨日の友はチームメートになっても敵!! 阪神に「3位指名」された立教大學・熊谷敬宥内野手(21)は26日、埼玉・新座市の同大合宿所で取材に応じた。仙台育英高校時代の同級生で、虎に「1位指名」された仙台大學・馬場皐輔投手から来春のキャンプの実戦練習で快音を連発して、猛アピールすることを誓った。やったあ!! 合宿所でチームメートたちに祝福された熊谷は、思わず叫んだ。堅実な遊撃守備と遠投 115メートルの肩の強さ、シュアな打撃がセールスポイント。主将として 6月の全日本大学選手権で立教大を59年ぶりの「日本一」に導いたリーダーシップも持ち味。大学 3年生で遊撃のレギュラーになって頭角をあらわし、プロ入りも勝ち取った。仙台育英高校 3年時の選抜は「ベスト8」、夏は 2回戦で敗退した。当時のエースは、虎に「ドラフト1位指名」された馬場だ。再び同僚となった。大学時代には、直接対決することはなかったが、毎年、年末には実家のある仙台で酒を酌み交わしている仲。でもプロでは容赦しない。取材を終えると、携帯でお互いの健闘を誓い合っていたが、グラウンドで対峙すれば別。全力でぶつかって、アピールする。

ことしのドラフト最速の男がタテジマにやってくる。阪神から「4位指名」を受けた上武大學・島田海吏外野手(21)は26日、群馬・伊勢崎市内の同大キャンパス内で朗報を聞いた。俊足の外野手。50メートル 5秒 8と、とにかく速い。中学時代は陸上部に駆り出されて大会に参加。すると熊本県で優勝。全国大会では、日本人初の 9秒台( 9秒98)をマークした桐生祥秀(東洋大學)に勝ったというのだから、尋常の速さではない。虎の外野手でスピードスターといえば…。誰もが思い描く名前を、島田も迷わず挙げた。広い守備範囲。シャープな打撃。侍ジャパン学生代表にも名を連ねる実力は、十分に即戦力候補。足だけなら、いきなりチームのトップクラスだろう。あの赤星に匹敵する「1番候補」が、上州から関西に飛び込んでくる。

阪神から「ドラフト5位指名」を受けた九州三菱自動車の右腕、谷川昌希(まさき)投手(25=東京農業大學)が「開幕1軍&60試合登板」を目標に掲げ、プロでの活躍を誓った。最速 149キロを誇る中継ぎの谷川は真っ向勝負で挑むことを宣言した。阪神から「5位指名」を受けた九州三菱自動車・谷川昌希投手は26日、福岡市内で取材に応じ、 1年目から開幕 1軍と60試合登板の目標を掲げた。高校の先輩、巨人・長野久義外野手(32)斬りにも意欲をみせた。自慢は打者の左右を問わずにインコースを攻められる制球力とボールの重さ。期待される中継ぎに求められる何試合でも投げることができるタフさも武器にする。開幕 1軍と登板60試合を目標にかかげた。記事をまとめてみました。

 

 <プロ野球ドラフト会議>◇26日◇グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール

 関西大学の宮本勝浩名誉教授(72)が26日、早実・清宮幸太郎内野手の北海道日本ハム入団時の経済効果を算出した。

 新人選手として史上最大級となる62億6320万円の経済効果をもたらす予測となった。

 年間通してグッズだけで約 5億円の売り上げがあると想定。 1軍で活躍することが条件だが、阪神藤浪晋太郎(約44億円)北海道日本ハム斎藤佑樹(約52億円)の入団時に予測されていた数値を大幅に上回った。

 北海道日本ハムに「1位指名」され早実・野村大樹捕手( 2年=中央下)らチームメートの下級生に担がれガッツポーズする清宮幸太郎内野手=26日午後、東京都国分寺市・早稲田実業学校

 プロ野球ドラフト会議(26日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)北海道日本ハムの清宮指名に向けた態勢は、実は揺るぎないものだった。

 今月 2日、早実・清宮サイドは「プロ10球団」と面談。清宮のプロ志望届提出表明会見( 9月22日)で、「12球団OKか?」という質問に対して、清宮が「これから話を聞くということなので、まだちょっと…」と面談の希望をほのめかしたことで、一日で実施された。ただ、北海道日本ハムはこの「10球団」の中にいなかった。一部で「指名回避か?」との声もあがった。

 早実・清宮幸太郎内野手の交渉権を獲得し、拳を突き上げる北海道日本ハム・木田GM補佐=グランドプリンスホテル新高輪

 しかし北海道日本ハムは、球団としての育成プラン、将来的なプラン(ポスティングシステムでの海外移籍など)についての説明は、いつ、どこででも容易で、面談をしなくても大丈夫-という姿勢を印象付けた。栗山監督と父・克幸氏は古くからの知り合いだ。メールなどの手段や、知人を通じたルートでも可能だった。

 もちろん、「7球団」の競合を制しての交渉権獲得は運の要素が強い。だが、一貫した方針があったからこその強さにも映る。さらに「7位」で東大・宮台投手を指名した。

 「1位」から社会人選手を中心に確実な指名をしたオリックスが、戦力補強というドラフト制度の幹となる部分、つまり「実」では勝利した。「7分の1」を当てるなどお祭り的な「名」の部分では、北海道日本ハムが一人勝ちのドラフトとなった。

 清宮幸太郎内野手は主将をバトンタッチした 1学年下の野村大樹捕手(手前中央)らに肩車され、笑顔でガッツポーズした=26日午後、東京都国分寺市・早稲田実業学校

 プロ野球ドラフト会議「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で開かれた。高校野球で歴代最多とされる「通算111本塁打」をマークした東京・早実高の清宮幸太郎内野手には野手&高校生最多に並ぶ「7球団が1位指名」で競合し、抽選で北海道日本ハムが交渉権を獲得。超大型スラッガーは、北海道からプロの道を歩み出す。

 テレビカメラ18台、51社 151人の報道陣が詰めかけた会見場。伸びた髪をきっちりセットした清宮は無数のフラッシュを浴び、笑みを浮かべた。高校生として、また野手として1995年の福留孝介(PL学園高)に並ぶ「最多タイの7球団」が「1位指名」で競合。赤い糸で結ばれていたのは、北海道日本ハムだった。

 清宮幸太郎内野手が会見を行う予定の会場では中継の映像がモニターで流れ、北海道日本ハムが交渉権を獲得した瞬間に歓声が沸き上がる=26日午後、東京都国分寺市・早稲田実業学校

 「あんなにもたくさんの球団から指名していただけるとは思っていなかった。数うんぬんよりもここからが大切。『清宮なくしてチームはない』といってもらえるような貢献ができればいい」

 木田GM補佐が、親交のある明石家さんまにアドバイスされた通り、左手で当たりくじを引き当てた。清宮は運命の瞬間を、会見場とは別の部屋で和泉監督、母・幸世さんらとテレビを見つめた。前日25日夜は、緊張のあまり眠れず、18歳は「ふわふわした、今までにない感情だった」と、照れくさそうに振り返った。

 「1位指名」を示すボードに、清宮幸太郎内野手の名が 7つ並んだ=グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール

  9月22日、大学進学など進路に悩んだ末、プロ志望を表明した。北海道日本ハムといえば、育成に定評があり、ダルビッシュ有(ドジャース)、中田翔、大谷翔平らと高卒で入った選手が次々と活躍している。「ダルビッシュさん、大谷さんと、素晴らしい選手が育っている」と、好印象を口にした。

 環境にも恵まれた。来季から早実高先輩の荒木大輔氏が 2軍監督に就任。さらに、小 6時に同校が夏の甲子園を制し、野球に打ち込むきっかけを作った当時の優勝投手、斎藤佑樹も在籍する。「すごく上の方たちになるけど、早稲田の血というか、頼るところは頼って、見習うところは見習っていきたい」と、目を輝かせた。

 北海道日本ハムから「1位指名」を受け、記者会見で笑顔を見せる早実高・清宮幸太郎内野手。左は和泉実監督=26日午後、東京都国分寺市・早稲田実業学校

 「サプライズが多い。枠にとらわれないところが好き。いい監督に巡り合えた」と話す栗山監督とも、接点がある。父・克幸さんと指揮官はキャスター時代にテレビ番組で共演。さらに清宮本人は、2012年 6月27日に東京北砂リトルの一員として北海道日本ハム主催試合の始球式を務め、世界一に輝いた後の同年10月27日に東京ドームで行われた巨人と北海道日本ハムの「日本シリーズ第1戦」でも“登板”。栗山監督と直接話をすることはなかったが、会釈をし「今思えば、あのときから縁があった」と振り返った。

 左手でくじを引く北海道日本ハム・木田優夫GM補佐。これが運命の当たりくじだった=グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール

 投打の中心、大谷は今オフにポスティングシステムを利用して、米大リーグに挑戦することが濃厚。清宮は、次のスターとして期待される。

 「自分はメジャーリーガーになりたいと思っている。まだ何も残していないので先のことはいえないけど、そこに向かって一歩一歩、着実に目の前のことをやっていきたい」

 運命で導かれた次なるステージは北の大地、北海道。高校通算最多とされる「111本塁打」をひっさげ、怪物スラッガーがでっかい夢を追いかける。

 後輩部員たちから指をさされ、笑顔を見せる早実・清宮幸太郎内野手(中央)=26日午後、東京都国分寺市・早稲田実業学校

☆北海道日本ハム・過去の「ドラフト1位指名」ドラマVTR

★斎藤佑樹(2010年、早稲田大學):ハンカチ王子として甲子園を沸かせたヒーローを北海道日本ハム、ヤクルト、ロッテ、ソフトバンクの「4球団」が指名。藤井社長が2007年に「4球団競合」の中田翔(大阪桐蔭高校)を当てたのに続き、くじを引き当てた。

★菅野智之(2011年、東海大學):巨人・原辰徳監督のおいとして注目され、巨人と相思相愛といわれる中、果敢に入札。抽選で交渉権を獲得したが、菅野は入団を拒否した。

★大谷翔平(2012年、花巻東高校):最速 160キロの二刀流は米大リーグ挑戦を表明していたが、強行指名して交渉権を獲得。当初大谷は指名あいさつにも顔を出さなかったが、「ダルビッシュの背番号11」「二刀流]のプランを提示して粘り強く交渉し、入団にこぎつけた。

 2012年 6月27日、東京北砂リトルの一員として北海道日本ハム主催試合の始球式に臨み、鶴岡慎也捕手(右)の激励を受ける清宮幸太郎内野手=東京ドーム

◇清宮 幸太郎(きよみや・こうたろう)

 1999(平成11)年 5月25日生まれ、18歳。東京都出身。早実初等部ではラグビーを経験。東京北砂リトルの投手兼内野手として日本選手権と世界選手権制覇。「リトル通算132本塁打」。早実中等部では調布シニアでプレー。早実高等部では 1年夏の甲子園で「2本塁打」を放つなど「4強進出」に貢献。昨秋から主将を務め、今春のセンバツに出場( 2回戦敗退)。今夏は西東京大会決勝で東海大菅生高に敗れ、甲子園出場はならなかった。 9月の「U-18W杯」では日本代表の主将を務めた。「高校通算111本塁打」は歴代最多。 1メートル84、 102キロ。右投げ左打ち。家族は両親と弟。

 

  2年連続でくじを当てていたソフトバンク工藤公康監督がまさかの「くじ3連敗」となった。

 公言通り早実・清宮幸太郎内野手を指名。 7球団が競合し、くじ引きの順番が最後の工藤監督は、最後に残されたくじを引いたが、当たりは残っていなかった。

  2度目は履正社・安田尚憲内野手を 3球団で、 3度目は仙台大・馬場皐輔投手を阪神と競合したが外した。

  3度目の抽選でも仙台大學・馬場皐輔投手の交渉権を逃しがっくりするソフトバンク 工藤公康監督(左)=グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール

 「(清宮は)運命の出会いではなかった。安田君は長打力があり、馬場君は即戦力だと思ったが(指名が)重ならないでくれとは思ったが、どこの球団もほしい逸材に重なってしまうのはしょうがない」。「くじ3連敗」には「つらいってもんじゃないよ」と正直な気持ちを明かした。

 鶴岡東・吉住晴斗投手を「ドラフト1位」で指名。「昔の渡辺久信みたいに力で押せる投手」と期待した。

 

 仙台大學・馬場皐輔投手

 阪神が「外れ外れ1位指名」で仙台大・馬場皐輔投手の交渉権を獲得した。「ドラフト1位指名」した早実・清宮幸太郎内野手の交渉権は「7球団競合」の末に北海道日本ハムへ。「外れ1位」では履正社・安田尚憲内野手( 3年)を指名したが、 3球団競合の結果、交渉権はロッテへ。馬場の指名もソフトバンクと競合したが、最後は金本知憲監督が左手で当たりクジを引き当てた。

 金本監督は「 1回目、 2回目は(先に引かれて)当たりクジがなかったんでね…。 3回目は僕が先に引いたので、それを外したら嫌だなと思っていました。ホッとしたのが 1番ですね」と笑顔。馬場の印象を問われると「馬力がある。球速も 150キロを超えてタフなピッチャー」と絶賛した。

 阪神に「1位指名」され、意気込みを書いた色紙を手にガッツポーズする仙台大學・馬場皐輔投手

 仙台大(仙台 6大学)の馬場皐輔投手が阪神に「ドラフト1位指名」された。早実・清宮幸太郎内野手、履正社・安田尚憲内野手( 3年)を外した金本監督がソフトバンクと競合し、三度目の正直で当たりくじを引いた。宮城・柴田町の仙台大で会見に臨んだ馬場は驚きの表情を見せつつも、最後は満面の笑みを見せた。

 馬場 まさか自分が「1位」とは。ビックリ。阪神は強いしファンも多い。しっかり 1年目から活躍したい。

 指揮官が大学 4年間過ごした仙台からの阪神入りに、金本監督は「(出身の東北福祉大とは)ライバル関係の学校だけど、頑張って欲しい」とエールを送った。

 馬場は右上手から投げ込む最速 155キロの直球と 7種類の変化球を武器とする。

◆馬場皐輔(ばば・こうすけ)

 1995年(平 7) 5月18日、宮城・塩釜市生まれ。塩釜三小 3年から野球を始め、塩釜三中では七ケ浜シニアに所属。仙台育英では 2年秋からベンチ入りし、 3年春、夏の甲子園出場。仙台大で 1年春から先発し、「リーグ通算15勝5敗」。 180センチ、90キロ。右投げ右打ち。家族は両親と妹 2人。

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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清宮、北海道日本ハム入団時の経済効果は藤浪、佑超え想定!金本監督、くじ3度目で馬場当たり!②

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 筒香斬りだ!! 阪神に「2位指名」された亜細亜大學・高橋遥人投手は虎が欲しかった即戦力左腕だ=明治神宮球場

 筒香斬り、任せろ!! 阪神から「2位指名」を受けた亜大・高橋遥人投手は26日、東京都内の日の出キャンパスで喜びを語った。東都大学リーグを代表する最速 151キロ左腕はDeNA・筒香嘉智外野手斬りを予告した。

 阪神の「2位指名」が分かると、高橋はホッとした表情を浮かべた。待ちに待った吉報に、自然と口元が緩んだ。

 「素直にうれしいです。阪神は若い人が活躍していて、ファンの方が熱いというイメージ。一日でも早く戦力になれるように頑張りたい」

 東京・日の出キャンパスのグラウンドで、巨人に「4位」で指名された北村拓己内野手とともにチームメートから胴上げで祝福された。

 DeNA・筒香嘉智外野手

  4年越しにつかんだプロ切符だ。常葉橘高(静岡)では 2年夏に甲子園に出場。 3年時にプロ志望届を出したが、ドラフト会議で指名はなく「自分じゃだめなのか」と落ち込んだ。プロ入りをあきらめきれず、猛練習で知られる亜大へ進学。“食トレ”で体重を67キロから最大83キロに増やし、体を強くしたことで直球は 142キロから最速 151キロまで伸びた。力強い速球で押すスタイルでスカウトの注目を集めるようになり、上位での指名を勝ち取った。

 縦じまの運命に導かれた。亜大のユニホームは阪神に似た縦じま。「同じなので着やすいと思う」とすでに袖を通したイメージはできている。高 2で上がった甲子園のマウンドは「すごく投げやすかった」と今でも感触は鮮やかに残っている。

 対戦したい打者にはDeNA・筒香を挙げた。「自分は左投げなので、左打者を抑えないといけない。一番の左打者は筒香選手。どこまで通用するか投げてみたい」。虎がクライマックスシリーズ(CS)でやられた相手に、早速挑戦状だ。

 阪神から「2位指名」された高橋遥人投手は早くもメガホンを手に、心は甲子園だ

 金本監督の印象については「小さい時からずっとテレビで見ていて、フルイニング出場の記録とか体が強いイメージがある。金本監督のように体を作りたい」と目を輝かせた。即戦力としての期待もかかり、「 1年目の目標は 1軍のマウンドに上がること」とキッパリ。自慢の直球で聖地を沸かせる。

☆たかはし・はるとあらかると

★生まれと球歴:1995(平成 7)年11月 7日生まれ。静岡市出身。小 3から西奈少年野球で野球を始め、常葉橘中学では 3年夏に 2番手投手で全国優勝。常葉橘高校時代には 2年夏に甲子園出場。亜細亜大學に進学。

★家族構成:両親、兄、妹、弟が 2人。

★趣味:カラオケ、人と話すこと。

★座右の銘;一生懸命

★最速: 151キロ

★変化球:スライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップ。

★サイズと投打: 1メートル80、78キロ。左投げ左打ち。

 

 身も心もタイガース!! 阪神のフラッグに身を包む「3位指名」の立教大學・熊谷敬宥内野手

 昨日の友はチームメートになっても敵!! 阪神に「3位指名」された立教大・熊谷敬宥内野手は26日、埼玉・新座市の同大合宿所で取材に応じた。仙台育英高時代の同級生で、虎に「1位指名」された仙台大・馬場皐輔投手から来春のキャンプの実戦練習で快音を連発して、猛アピールすることを誓った。

 やったあ!! 合宿所でチームメートたちに祝福された熊谷は、思わず叫んだ。

 「伝統のある球団に指名されてうれしい。甲子園は普通の球場とは違うところ。早く 1軍に上がって、あの素晴らしい土のグラウンドで早くプレーしたい」

 堅実な遊撃守備と遠投 115メートルの肩の強さ、シュアな打撃がセールスポイント。主将として 6月の全日本大学選手権で立教大を59年ぶりの「日本一」に導いたリーダーシップも持ち味。大学 3年生で遊撃のレギュラーになって頭角をあらわし、プロ入りも勝ち取った。

 立教大學・熊谷敬宥内野手=明治神宮球場

 「自分がプロ野球選手になれるとは高校時代は夢にも思わなかった」

 仙台育英高 3年時の選抜は「ベスト8」、夏は 2回戦で敗退した。当時のエースは、虎に「ドラフト1位指名」された馬場だ。再び同僚となった。

 「高校のときの実戦形式では、ほとんど打てませんでした。だって、僕にはスライダーばかり投げてくるんですよ」

 馬場といえば、最速 155キロの剛速球が注目を集めているが「僕はスライダーがすごかったというイメージ」と思い返した。大学時代には、直接対決することはなかったが、毎年、年末には実家のある仙台で酒を酌み交わしている仲。でもプロでは容赦しない。

 「キャンプで(シート打撃などで)対戦することがあると思う。お互いに切磋琢磨して 1軍にいければ。馬場を打てば、すごいアピールになりますね」

 取材を終えると、携帯でお互いの健闘を誓い合っていたが、グラウンドで対峙すれば別。全力でぶつかって、アピールする。

 阪神のフラッグを持つ「阪神D3位」・熊谷敬宥内野手=立教大学新座キャンパス

★打力アップ課題

 熊谷の課題は打撃力アップだ。立教大學・溝口智成監督は「守備はプロでも十分通用するが、リーグ戦の通算打率は 0.220前後。プロの厳しい練習でどこまでレベルアップできるかでしょう」と指摘した。熊谷もわかっている。「でも、源田さん(西武)、京田さん(中日)も打撃では注目されていなかった。 2人の打撃スイングのビデオなどをみて研究したい」と話した。

◇熊谷 敬宥(くまがい・たかひろ)

 内野手。1995(平成 7)年11月10日生まれ、21歳。宮城県出身。仙台育英高校時代は 2年夏、 3年春夏に甲子園出場。立教大學に進学し、今春は主将として59年ぶりの日本一に導いた。2017年日米大学野球、ユニバーシアード日本代表。 1メートル73、70キロ。右投げ右打ち。

 

 えっ、あの桐生より速い!? ことしのドラフト最速の男がタテジマにやってくる。阪神から「4位指名」を受けた上武大・島田海吏外野手は26日、群馬・伊勢崎市内の同大キャンパス内で朗報を聞いた。

 「プロ野球選手になるのが目標だったので、正直、ホッとしています。もちろん、阪神にお世話になりたいです」

 俊足の外野手。50メートル 5秒 8と、とにかく速い。中学時代は陸上部に駆り出されて大会に参加。すると熊本県で優勝。全国大会では、日本人初の 9秒台( 9秒98)をマークした桐生祥秀(東洋大學)に勝ったというのだから、尋常の速さではない。

 虎の外野手でスピードスターといえば…。誰もが思い描く名前を、島田も迷わず挙げた。

 阪神から指名された島田海吏外野手(左)と石井将希投手(右)。ダブル指名だ=群馬・伊勢崎市内の上武大學

 「もう引退されていますが、やっぱり赤星憲広さんですね。今はテレビでコメンテーターとしても活躍されていますが、僕も赤星さんのようなプレースタイルに憧れていますし、ああいうスケールの大きな選手になりたいです」

 広い守備範囲。シャープな打撃。侍ジャパン学生代表にも名を連ねる実力は、十分に即戦力候補。足だけなら、いきなりチームのトップクラスだろう。あの赤星に匹敵する「1番候補」が、上州から「全く知らない土地。でも大声援が楽しみ」な関西に飛び込んでくる。

◇島田 海吏(しまだ・かいり)

 外野手。1996(平成 8)年 2月 6日生まれ、21歳。熊本県宇土市出身。小 4から軟式野球を始め、中学時代は宇土鶴城中軟式野球部に所属しながら、陸上の大会にも出場。 3年時には、 100メートルで全国大会にも出場し、準決勝で桐生祥秀に先着した。九州学院高では 1年秋からレギュラー、 2年春に選抜出場。上武大學では中堅手で 3年春に首位打者。遠投 110メートル。50メートル 5秒 8。右投げ左打ち。 1メートル75、72キロ。

 

 阪神「ドラフト5位指名」の九州三菱自動車・谷川昌希投手がプロでの活躍を誓ってガッツポーズする

 阪神から「ドラフト5位指名」を受けた九州三菱自動車の右腕、谷川昌希(まさき)投手が「開幕1軍&60試合登板」を目標に掲げ、プロでの活躍を誓った。

 最速 149キロを誇る中継ぎの谷川は「阪神で以前のJFKのような勝利の方程式に入れるように頑張りたい。どんどん打者の内角をつく投球をしていきたい」と真っ向勝負で挑むことを宣言した。

 阪神から「5位指名」を受けた谷川昌希投手(右)。九州三菱自動車販売の城戸崎建二社長から の花束に緊張気味?!

 阪神から「5位指名」を受けた九州三菱自動車・谷川昌希投手は26日、福岡市内で取材に応じ、 1年目から開幕 1軍と60試合登板の目標を掲げた。高校の先輩、巨人・長野久義外野手斬りにも意欲をみせた。

 「ファンが熱く応援してくれる球団という印象。去年は悔しい思いをしたので、とてもうれしく思います」

 自慢は打者の左右を問わずにインコースを攻められる制球力とボールの重さ。期待される中継ぎに求められる何試合でも投げることができるタフさも武器にする。

 対戦したい相手には、福岡・筑陽学園高の先輩でもある長野(巨人)の名前を挙げた。「インコースを投げ切れないと、プロでは通用しないと思う。しっかり投げ切れる度胸をつけて、マウンドに上がりたい」と内角勝負を宣言した。開幕 1軍と登板60試合を目標にかかげた。

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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ドラ1馬場初の関西生活!育成D1石井はとんかつ王子!掛布前2軍監督、オーナー付アドバイザーに就任

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プロ野球ドラフト会議(26日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』が26日、東京都内で開かれ、阪神は「1位指名」した早実高・清宮幸太郎内野手(18)を抽選で外したが、 3度目の競合で仙台大の 155キロ右腕、馬場皐輔投手(22= 4年=仙台育英)を指名。「1-5位」まで大学、社会人で固める即戦力ドラフトで金本知憲監督(49)は勝負の来季 3年目に備えた。清き願いは叶わず、安らかなドラフトにはならなかった。だが、はるか東北の地で、たくましくしなやかな“馬”をつかまえた。最速 155キロ、数える指が足りないほどの球種。たくましい右腕に馬力と可能性が詰まった、仙台大・馬場だ。金本ドラフト 3年目にして初の「投手1位指名」を受けると、大器は仙台市内のキャンパスで喜びをかみしめるように何度もうなずいた。早実高・清宮、履正社高・安田の抽選から回った虎と鷹が、奪い合った。“外れ外れ1位”ではあっても、素材は間違いなく一級品だ。それまでの抽選では残っていなかった「交渉権」をようやく握りしめた金本監督は東京都内のドラフト会場でホッとしたような笑顔を見せた。六甲おろしのなかチームメートらに胴上げされた馬場は目を輝かせた。阪神から「ドラフト1位指名」された仙台大・馬場皐輔投手が27日、母校の仙台大で指名あいさつを受けた。馬場はドラフト指名を受けてから一夜明け笑顔を見せた。両親からはエールを送られた。金本知憲監督(49)が参加したドラフトでは 3年目で初の「投手『1位指名』」とあって、担当の葛西稔スカウト(50)も大きな期待を隠さない。飛躍を願った。

「東都大学野球秋季リーグ第8週第2日」(27日、亜大 1- 2東洋大、神宮)阪神から「2位指名」された亜細亜大學・高橋遥人投手(21)は27日、東都大学リーグの東洋大戦(神宮)でベンチ入りしたが登板機会はなかった。試合は 1- 2で敗れ、 3季ぶりの「リーグ優勝」は持ち越しとなった。試合中盤からブルペンに入って肩を作り、出番に備えた。だが、平内と山城が投げて、出番はなし。優勝がかかる11月 4日の再戦(神宮)に向けて、思いを新たにしていた。ネット裏で見守った阪神・吉野誠スカウトは今季、虎を苦しめた左腕を将来像として思い描いた。

阪神の「育成ドラフト1位」・石井将希投手(22=上武大學)が指名から一夜明けた27日、「ドラフト4位」・島田海吏外野手(21=同)とともに、群馬県庁を表敬訪問。実家のとんかつ店を繁盛させるべく、 1日も早い支配下登録を成し遂げて全国区に名乗りを上げることを誓った。最高の親孝行宣言に父・忠雄さん(65)も大喜びだ。“とんかつ王子”がやってくる。虎でのサクセスストーリーを願いながら。阪神が 6年ぶりに育成枠で獲得した石井が、心温まる将来の夢を明かした。群馬県庁への表敬訪問終了後。「育成」という決して甘くない現実を直視しつつ、若武者は“その先”にも言及した。父の店-。実は石井の父・忠雄さんは、JR高崎駅のほど近くにある創業39年目を誇る「とんかつ若葉」の店主だった。群馬県内は巨人ファンが圧倒的。ところが、なぜか「若葉」の客は阪神ファンも多い。行きつけの店の三男坊が突如、タテジマに指名されたものだから、お客さんは大盛り上がりだとか。忠雄さんは北海道日本ハムファンだそうだが、それでもうれしそうだった。強豪・桐生第一高出身ながら、甲子園には縁がなかった。巡ってきた憧れの舞台に立つチャンス。育成から支配下になり、そこで投げまくれば実家はますます繁盛…。“とんかつ王子”の夢は膨らむ。

掛布雅之前 2軍監督(62)が27日、オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)に就任した。兵庫県西宮市の球団事務所を訪れ、 1年契約を交わした。今後は他球団のキャンプや 1、 2軍の試合などを視察し、オーナーに助言する立場になる。26日のドラフト会議では 7球団競合の末に、北海道日本ハムが早実・清宮の交渉権を得た。中学時代から知る掛布SEAはエールを送った。記事をまとめてみました。

 

 部員に胴上げされる馬場皐輔投手。MAX155キロを誇る東北NO・1右腕だ=宮城県柴田町・仙台大學

 プロ野球ドラフト会議(26日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール)『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』が26日、東京都内で開かれ、阪神は「1位指名」した早実高・清宮幸太郎内野手(18)を抽選で外したが、 3度目の競合で仙台大の 155キロ右腕、馬場皐輔投手を指名。「1-5位」まで大学、社会人で固める即戦力ドラフトで金本知憲監督(49)は勝負の来季 3年目に備えた。

 清き願いは叶わず、安らかなドラフトにはならなかった。だが、はるか東北の地で、たくましくしなやかな“馬”をつかまえた。最速 155キロ、数える指が足りないほどの球種。たくましい右腕に馬力と可能性が詰まった、仙台大・馬場だ。金本ドラフト 3年目にして初の「投手1位指名」を受けると、大器は仙台市内のキャンパスで喜びをかみしめるように何度もうなずいた。

 「まさか『1位』とは思わなかった。ビックリと安心の 2つの気持ち。阪神はすごく強いチームでファンも多いし、自分も楽しみ。 1年目から活躍できる投球をしたいです」

  155キロを投げる仙台大學・馬場皐輔投手。なんと球種は14種類!! ピッチングが楽しみだ

 早実高・清宮、履正社高・安田の抽選から回った虎と鷹が、奪い合った。“外れ外れ1位”ではあっても、素材は間違いなく一級品だ。それまでの抽選では残っていなかった「交渉権」をようやく握りしめた金本監督は東京都内のドラフト会場で「本当に馬力のあるというか。球速も 150キロを超えますし。タフな投手という印象です」とホッとしたような笑顔を見せた。

 六甲おろしのなかチームメートらに胴上げされた馬場は「 1年目からしっかりやるべきことをやって、長く 1軍でプレーできる投手になりたい」と目を輝かせた。

 虎将が期待した通り、どこまでもタフだ。最速 155キロを誇りながら、肩肘の大きなけがの経験もなく頑丈そのもの。今秋の仙台六大学リーグ戦は「5勝0敗」。37回を投げ、60三振を奪い、優勝に貢献した。奪三振率はなんと「14.59」!! 先発だけでなくリリーフの適性もある。仙台大・森本吉謙監督が明かす。

 「球種が豊富で、相手の狙い球を外しやすい。 7つあると言っているけど、カウント、空振りを取る球で使い分けられるから『×2』なんです」

 阪神「1位指名」に決まり仲間の祝福を受ける仙台大學・馬場皐輔投手(左)=宮城県柴田町・仙台大学

 七色だが、七色どころではない。カットボール、縦のスライダー、横のスライダー、カーブ、チェンジアップ、さらにスプリットは 2種あり計 7種。これらを“出し入れ”自在に組み立てれば「計14球種」となる。もちろんそこに 155キロの真っすぐが加わるが、投球の 7割が変化球だ。タフさと器用さを兼ね備えた、大器の中の大器だ。

 「ドラフト1位」として、自らを成長させてくれた聖地に凱旋する。仙台育英高 3年の夏の選手権 1回戦では、同学年だった上林(ソフトバンク)とともに浦和学院高(埼玉)に挑み、11-10でサヨナラ勝ち。ナイターとなった激闘で、「2番手」で 6回 1/3を投げ 2失点。勝利に貢献した。

 「輝かしい場所ですし、満席の中で投げられるのはすごく楽しみ。人があれだけ入った中で投げられたのは、自分の中ですごく大きかったと思います」

 あの小高い黒土の上に立ち、度胸がついた。みちのくの地でさらに実力をつけ、満を持して甲子園に戻る。

 ドラフト1位指名した仙台大學・馬場皐輔投手に挨拶する阪神・葛西稔スカウト(左)と佐野仙好統括スカウト=宮城県柴田町・仙台大学

 阪神から「ドラフト1位指名」された仙台大・馬場皐輔投手が27日、母校の仙台大で指名あいさつを受けた。

 馬場はドラフト指名を受けてから一夜明け「ゆっくり寝られました」と笑顔を見せた。両親からは「おめでとう。これから頑張らないといけないね」とエールを送られた。

 担当の葛西スカウトからは「ストレートの力がある。どの球でも三振が取れる」と評価されるなど、 1年目から期待されるだけに「『馬場で大丈夫』と思われるようにしたい」と意気込んだ。

 また、初めて関西で生活することについては「のんびり生きてきたので、速いテンポについていけるか」と不安を見せたが「なじめると思います」と新生活を楽しみにした。

 大學の前でポーズをつくる仙台大學・馬場皐輔投手=27日、宮城県柴田町・仙台大學

 阪神から「ドラフト1位指名」を受けた馬場皐輔投手が27日、宮城県柴田郡内の母校・仙台大で佐野統括スカウト、葛西スカウトらから指名あいさつを受けた。

 満面の笑みで会見場に現れた最速 155キロ右腕は「( 1月の合同自主トレまでの)この 2カ月間が大事と言っていただきました。しっかりやっていきます」と背筋を伸ばした。ゆうべは知人らから祝福の連絡が殺到したといい「 140件くらい。返信は、まだ途中なんですけど、追いつかないです」とニッコリ笑った。両親からは「おめでとう。これからがんばらないといけないね」と言葉をかけられたという。

 金本監督が参加したドラフトでは 3年目で初の「投手『1位指名』」とあって、担当の葛西スカウトも大きな期待を隠さない。「ストレートに力がある。スライダー 2種類、スプリット、どの球でも三振が取れる。( 1年目からの活躍は)チャンスがあれば十分あると思う。即戦力として期待しています」と飛躍を願った。

 阪神から「ドラフト1位指名」のあいさつを受け、記念撮影に応じる仙台大學の馬場皐輔投手=27日、宮城県柴田町・仙台大學

☆ドラフトの結果について阪神・四藤球団社長

 「まずまず。高校生の野手は獲りたかったが、先に獲られた」

★馬場の2013年夏の甲子園VTR

  3年夏、仙台育英高時代に 8月10日の 1回戦・浦和学院戦に逆転を許した 3回途中から登板。 6回 1/3を 2失点と好救援し、10-10の 9九回に熊谷(今ドラフトで阪神 3位指名)の中前打でサヨナラ勝ち。 2回戦の常総学院戦ではリードを許した 6回途中から登板、 2回 2/3を投げ、 2失点で、 1- 4で敗退した。 ◎仙台大學  1967(昭和42)年 4月に開校。 4年生で現在は体育学部と修士課程としてスポーツ科学研究科の私立大学。硬式野球部は1967年に愛好会として発足し、翌年に部に昇格。仙台六大学リーグに所属。主なOBは熊原健人投手(DeNA)、鈴木寛(ボブスレー五輪元日本代表)ら。所在地は宮城県柴田郡柴田町船岡南2の2の18。

◇ばば・こうすけあらかると

★生まれと球歴:1995(平成 7)年 5月18日生まれ、22歳。宮城県塩釜市出身。小 3からリトルリーグ塩釜ドラゴンズで野球を始める。塩釜三中時代は七ケ浜シニア所属。

★仙台一筋:仙台育英高では 2年秋からベンチ入り。 2年秋の宮城大会、東北大会、明治神宮大会で優勝。翌年の「選抜8強」。仙台大では 1年春からリーグ戦に登板し、通算「15勝(6敗)」。今秋は「5勝0敗、防御率0.49」。

★家族 父・恒彦さん(46)、母・直美さん(47)、妹・涼樺さん(20)、悠樺さん(19)。 ★名前の由来:「 5月(皐月)生まれということで、父が決めたそうです」

★サイズと投打: 1メートル80、90キロ。靴のサイズは29センチ。右投げ右打ち。

 

 「東都大学野球秋季リーグ第8週第2日」(27日、亜大 1- 2東洋大、神宮)阪神から「2位指名」された亜大・高橋遥人投手は27日、東都大学リーグの東洋大戦(神宮)でベンチ入りしたが登板機会はなかった。試合は 1- 2で敗れ、 3季ぶりの「リーグ優勝」は持ち越しとなった。

 「(指名されてお祝いの)連絡はたくさんもらいましたが、すぐに大事な試合があったので、いつも通り試合に集中しました」

 試合中盤からブルペンに入って肩を作り、出番に備えた。「いつ来るかわからないので、準備はしていました」。だが、平内と山城が投げて、出番はなし。優勝がかかる11月 4日の再戦(神宮)に向けて「しっかり結果を出したいです」と、思いを新たにしていた。

 ネット裏で見守った阪神・吉野スカウトは「強い真っすぐという持ち味を存分に出して、自信を持って投げてほしい。DeNAの今永みたいになってくれれば」と今季、虎を苦しめた左腕を将来像として思い描いた。

 阪神に「2位指名」された亜細亜大學・高橋遥人投手=明治神宮球場

◇高橋 遥人(たかはし・はると)

 投手。1995(平成 7)年11月 7日生まれ、21歳。静岡県静岡市出身。小 3から西奈少年野球で野球を始め、常葉橘中では 3年夏に 2番手投手で「全国優勝」。常葉橘高時代には 2年夏に甲子園出場。 3年秋にプロ志望届提出も指名されず、亜大に進学。 1年秋からリーグ戦に出場。最速 151キロ。球種はスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップ。 1メートル80、78キロ。左投げ左打ち。

 

 石井将希投手(右)と島田海吏外野手(左)は群馬県庁を表敬訪問して笑顔をみせる=群馬県庁

 阪神の「育成ドラフト1位」・石井将希投手が指名から一夜明けた27日、「ドラフト4位」・島田海吏外野手とともに、群馬県庁を表敬訪問。実家のとんかつ店を繁盛させるべく、 1日も早い支配下登録を成し遂げて全国区に名乗りを上げることを誓った。最高の親孝行宣言に父・忠雄さんも大喜びだ。

 “とんかつ王子”がやってくる。虎でのサクセスストーリーを願いながら。阪神が 6年ぶりに育成枠で獲得した石井が、心温まる将来の夢を明かした。

 「まずは一日も早く支配下登録されることですね」

 群馬県庁への表敬訪問終了後。「育成」という決して甘くない現実を直視しつつ、若武者は“その先”にも言及した。

 「阪神ファンは熱狂的ですよね。僕が有名になって、父の店に阪神ファンが来てくれれば…」

 父の店-。実は石井の父・忠雄さんは、JR高崎駅のほど近くにある創業39年目を誇る「とんかつ若葉」の店主だった。

 石井将希投手の実家はとんかつ店。特製ひれかつ定食はこの通りボリュームたっぷり。全国区になってPRするゾ

 群馬県内は巨人ファンが圧倒的。ところが、なぜか「若葉」の客は阪神ファンも多い。行きつけの店の三男坊が突如、タテジマに指名されたものだから、お客さんは大盛り上がりだとか。

 で、息子が集客を心配するほどかといえば、そうでもない。近所の常連さんが間断なくやってくる人気店だ。とんかつ、かきフライ、特製ひれかつ、特製かにコロッケ…。「キャベツも食べ放題です」(上武大學・谷口監督)。とにかく、みんな、おいしい。

 忠雄さんは北海道日本ハムファンだそうだが、それでもうれしそうだった。

 「子供の頃、いつもキャッチボールの相手をしていましたが、中学に行った頃から、とても私では捕球できなくなりまして。プロへ行きたいという夢がかなって、ホントに良かった。店の心配までしてくれて、ありがたいです」

 強豪・桐生第一高出身ながら、甲子園には縁がなかった。巡ってきた憧れの舞台に立つチャンス。育成から支配下になり、そこで投げまくれば実家はますます繁盛…。“とんかつ王子”の夢は膨らむ。

 「とんかつ若葉」はJR高崎駅近くにある人気店。阪神ファンの方、待ってます

★関西は縁なく…

 父・忠雄さんによると「関西は全く縁がない」。ただ、石井は高校 2年から寮生活。大学も 4年間、全寮制。自宅から通える群馬の高校、群馬の大学に進みながら 6年間も自宅から離れていた。そのため「関西へ行こうが、あまり変わりはない」という。息子がときどきチームメートを連れて店に来たときに料理を振る舞うのが楽しみのひとつだそうだが、プロに入ればめったに来られない。その時、初めて寂しさを感じるかも…。

◇石井将希(いしい・まさき)

 投手。1995(平成 7)年 7月12日生まれ、22歳。群馬県高崎市出身。小4から野球を始め、佐野中学では軟式野球部に所属。桐生第一高校では 1年からベンチ入り。上武大學では 2年春からリーグ戦に出場。「最速145キロ」。持ち球はスライダー、カーブ、チェンジアップ。 1メートル80、82キロ。左投げ左打ち。

 

 掛布雅之氏(2017年 9月撮影)

 掛布雅之前 2軍監督が27日、オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)に就任した。

 兵庫県西宮市の球団事務所を訪れ、 1年契約を交わした。今後は他球団のキャンプや 1、 2軍の試合などを視察し、オーナーに助言する立場になる。「 2軍監督を含めた 4年間で、育成の難しさを感じている。他球団がどういう方法で育成しているかに興味がある。自分の野球人生にとっても、プラスになると思う」と話した。

 26日のドラフト会議では 7球団競合の末に、北海道日本ハムが早実・清宮の交渉権を得た。中学時代から知る掛布SEAは「まず日本でチームを勝たせる結果を残し、胸を張って、メジャーに挑戦してほしい。それがタイガースからだったら、 1番よかったのですが…」とエールを送った。

 オーナー付シニアエグゼグティブアドバイザー就任が決まった阪神・掛布雅之前 2軍監督=西宮市・阪神球団事務所

 今季限りで阪神の 2軍監督を退任した掛布雅之氏が27日、兵庫県西宮市の球団事務所を訪れ「オーナー付シニアエグゼクティブアドバイザー」として契約を結んだ。期間は11月 1日から 1年間。試合や他球団のキャンプなどを視察し、坂井信也オーナーにチームづくりの助言を行う。

 掛布氏は「チームにプラスになる形で野球を勉強したい。他球団の育成に非常に興味がある」と意欲を口にし、四藤慶一郎社長は「さまざま助言をしていただけたらいい。存在感、発信力もあるので、肩書は新しい名称にした」と話した。

 

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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工藤ソフトバンクが圧勝で先勝!千賀&甲斐の育成コンビで日本一へ1歩!予告先発拒否を実力で突破!

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28日に開幕し、ソフトバンク(パ・リーグ)がDeNA(セ・リーグ)に「9安打10得点」で大勝した。ソフトバンクは初回にアルフレド・デスパイネ外野手(31)が先制打。 5回には打者一巡で「7点」を奪った。先発した千賀滉大投手(24)も 7回 1失点の好投。DeNAは先発井納翔一投手(31)が 5回途中 7失点KOと誤算だった。

初戦に大勝したソフトバンクで文字通り打線をけん引したのはリードオフマンの柳田悠岐外野手(29)だった。初回。先頭で井納のスライダーを詰まりながらも中前に運び、今宮の犠打、デスパイネの「左越え2塁打」で先制のホームを踏んだ。「いいところに打球が落ちたんで。健太(今宮)が送ってくれたし、デスパが打ってくれた」。右脇腹痛を抱えながらCSファイナル第 5戦で電撃復帰。 2安打を放ってチームをシリーズに導いたバットは健在だった。 5回にはダメ押しともいえる 1、 2塁間を破る「2点タイムリー」も放ち、この日も 2安打 2打点の活躍だった。 2年ぶりの日本一へ向け、工藤公康監督(54)も笑顔が絶えなかった。

ソフトバンク千賀滉大投手が、初の日本シリーズ先発で 7回 1失点と好投した。 1回に 2四球など、 3回まで毎回走者を出しながら粘った。 5回は失策から 1点を失ったが、自責点は「ゼロ」の十分な内容。日本シリーズ初先発のソフトバンク千賀滉大投手は、最高の舞台を心の底から楽しんだ。初回、力みまくって 2四球で二死 1、 2塁のピンチを迎えたが、宮崎敏郎内野手(28)を 3ゴロで切り抜けた。 7回 4安打 1失点。「育成出身バッテリー」の甲斐拓也捕手(24)と頭をひねり、最速 152キロの直球と代名詞のお化けフォーク、スライダーに時々カーブを交え、DeNA打線を翻弄(ほんろう)した。この日、 1塁側スタンドには愛知・蒲郡市から千賀の両親と祖母、妹が駆けつけた。甲斐の母小百合さん(50)も大分から駆けつけており、千賀の母和江さん(47)と抱き合って喜びを分かち合った。甲斐を女手ひとつで育てた小百合さんは、涙を流した。和江さんも息子たちの姿を頼もしそうに見つめた。CSファイナルでは第 2戦先発も日本シリーズでは第 1戦に抜てきされた。工藤監督は「 1戦目を何が何でも取りたかった」と説明。千賀がつくった流れに乗り一気に日本一を奪回する。

ソフトバンクの「ポストシーズン打線」がつながって、「SMBC日本シリーズ2017」第 1戦を制した。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの突破を決めた第 5戦のオーダーと同じ、 「1」番柳田悠岐外野手、「3番」アルフレド・デスパイネ外野手で臨み、10点を奪って大勝した。前日27日の監督会議で予告先発採用を拒否された工藤公康監督だったが、DeNA投手陣を打ち込んで留飲を下げた。 2回には長谷川勇が「中堅右へ2ラン」。立ち上がりからグイグイと押しまくった。一気に決めた。 5回は先頭今宮が歩くと、すかさず 2盗。敵失も誘って 3進すると、またもデスパイネが中前に運んだ。ヤフオクドームの大歓声もチームの背中を押した。 2つの押し出しでさらに加点。二死満塁から「1番」柳田が 2点打を放って勝負を決めた。今宮の「2点3塁打」も飛び出し、この回だけで大量「7得点」。力の差を見せつけた。明日も楽しく明るく、元気にやっていきたい」と工藤監督。脳裏に「敗戦」の「2文字」はない。圧倒的な強さを見せつけ一気に頂点に駆け上がる。記事をまとめてみました。

 

 

 <ソフトバンク10- 1DeNA>◇日本シリーズ第 1戦◇ソフトバンク 1勝 0敗◇28日◇福岡ヤフオクドーム

 28日に開幕し、ソフトバンク(パ・リーグ)がDeNA(セ・リーグ)に「9安打10得点」で大勝した。ソフトバンクは初回にデスパイネが先制打。 5回には打者一巡で「7点」を奪った。先発した千賀も 7回 1失点の好投。DeNAは先発井納が 5回途中 7失点KOと誤算だった。

 

 初戦に大勝したソフトバンクで文字通り打線をけん引したのはリードオフマンの柳田悠岐外野手だった。

 初回。先頭で井納のスライダーを詰まりながらも中前に運び、今宮の犠打、デスパイネの「左越え2塁打」で先制のホームを踏んだ。

 「いいところに打球が落ちたんで。健太(今宮)が送ってくれたし、デスパが打ってくれた」。右脇腹痛を抱えながらCSファイナル第 5戦で電撃復帰。 2安打を放ってチームをシリーズに導いたバットは健在だった。 5回にはダメ押しともいえる 1、 2塁間を破る「2点タイムリー」も放ち、この日も 2安打 2打点の活躍だった。

  5回裏ソフトバンク二死満塁、柳田は「右前2点適時打」を放った=福岡ヤフオクドーム

 「(柳田は)期待通り。いやそれ以上だった。長打もヒットも打てるし、(打順は) 3番よりもバリエーションが増えるからね」。工藤監督も笑顔だ。前日(27日)の監督会議ではラミレス監督から予告先発の提案を拒否されたが、ホークス重量打線は誰が先発だろうが、関係ない。「明日も楽しく明るく、元気にやっていきたい」。 2年ぶりの日本一へ向け、工藤監督も笑顔が絶えなかった。

 

 ソフトバンク千賀滉大投手が、初の日本シリーズ先発で 7回 1失点と好投した。

  1回に 2四球など、 3回まで毎回走者を出しながら粘った。 5回は失策から 1点を失ったが、自責点は「ゼロ」の十分な内容。「大事な初戦でチームの流れを持ってきたい一心でマウンドに上がった。 1回、 2回と点を取ってくれて、楽に投げられた」と打線の援護に感謝した。

 日本シリーズ初先発のソフトバンク千賀滉大投手は、最高の舞台を心の底から楽しんだ。「たくさん人が入って声援が心地よかった」。初回、力みまくって 2四球で二死 1、 2塁のピンチを迎えたが、宮崎を 3ゴロで切り抜けた。 7回 4安打 1失点。「調子はあまりよくなかった」という中、「育成出身バッテリー」の甲斐と頭をひねり、最速 152キロの直球と代名詞のお化けフォーク、スライダーに時々カーブを交え、DeNA打線を翻弄(ほんろう)した。

 この日、 1塁側スタンドには愛知・蒲郡市から千賀の両親と祖母、妹が駆けつけた。甲斐の母小百合さんも大分から駆けつけており、千賀の母和江さんと抱き合って喜びを分かち合った。甲斐を女手ひとつで育てた小百合さんは「こんな舞台に一緒に立てるなんて。この時期になると毎年、クビになるかとドキドキしていたのに」と、涙を流した。和江さんも「入団したときはお互い 3年持つかなって話していたのに」と息子たちの姿を頼もしそうに見つめた。

 第 1戦に勝利し、ファンの声援に応える千賀滉大投手。左は甲斐拓也捕手=福岡ヤフオクドーム

 2010年「育成ドラフト4位」が千賀、「6位」が甲斐だった。日本シリーズ第1戦の舞台となったヤフオクドームで、この日 2人と同期の育成伊藤大が戦力外通告を受けた。同年支配下ドラフトの星野、坂田も今年で解雇された。そんな厳しい世界ではい上がり、生き残り、主役の座をつかんだ。

 CSファイナルでは第 2戦先発も日本シリーズでは第 1戦に抜てきされた。工藤監督は「 1戦目を何が何でも取りたかった。球の力もあり、フォークもあるので」と説明。千賀がつくった流れに乗り一気に日本一を奪回する。

▼千賀がシリーズ初先発で初勝利を挙げた。育成ドラフト出身選手が日本シリーズで勝ったのは、2009年山口鉄也(巨人)が北海道日本ハムとの第 5戦、2011年山田大樹(ソフトバンク)が中日との第 5戦で記録して以来 3人目。先発では山田に次いで 2人目だ。育成ドラフト以外の育成出身では2009年第 3戦のオビスポ(巨人)、2010年第 2戦のチェン(中日)も勝っている。

 

 ソフトバンクはCSファイナルステージの突破を決めた第 5戦のオーダーと同じ、「1番」柳田、「3番」デスパイネで臨み、10点を奪って大勝した。工藤公康監督のコメント。

 「柳田君が最初からしっかりとヒットで出たおかげでみんなの緊張もほどけた。普段通りの野球をやっていきたい。野球は楽しくやらないと。明日も楽しく明るく、元気にやっていきたい」。

 日本シリーズ初先発のソフトバンク千賀が 7回 4安打 1失点。

 「 1戦目を何が何でも取りたかった。球の力もあり、フォークもあるので」。

 第 1戦に勝利し、お立ち台でインタビューに答える工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクの「ポストシーズン打線」がつながって、「SMBC日本シリーズ2017」第 1戦を制した。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの突破を決めた第 5戦のオーダーと同じ、「1番」柳田悠岐外野手、「3番」アルフレド・デスパイネ外野手で臨み、10点を奪って大勝した。前日27日の監督会議で予告先発採用を拒否された工藤公康監督だったが、DeNA投手陣を打ち込んで留飲を下げた。

 予告先発がなくても関係なかった。工藤監督が自信を持って書き込んだオーダーが、いきなり機能した。初回だった。CSファイナル最終戦で復帰した柳田が、この日も「1番」で打席に入った。井納の 3球目。スライダーを詰まりながらも中前にはじき返した。「2番」今宮がきっちり送ると、同じくCSから打順継続の「3番」デスパイネが、左翼越えの 2塁打を放って先制した。

 「打ったのは直球。自分の役割は走者をかえすこと。それができてよかった」。パ・リーグで「本塁打と打点の2冠」は表情ひとつ変えずに言った。先行逃げ切り-。先取点を挙げた試合は「シーズン73勝9敗」。データは正直だ。 2回には長谷川勇が「中堅右へ2ラン」。立ち上がりからグイグイと押しまくった。

 一気に決めた。 5回は先頭今宮が歩くと、すかさず 2盗。敵失も誘って 3進すると、またもデスパイネが中前に運んだ。ヤフオクドームの大歓声もチームの背中を押した。 2つの押し出しでさらに加点。二死満塁から「1番」柳田が 2点打を放って勝負を決めた。

 「( 1番は)打席が多く回ってくるぶん、大変だけど、それ以外は変わらない。結果はたまたま。自分の打撃をしようと思った。(右脇腹の)痛みはなかったのでよかった。いいところに飛んでくれた」。今宮の「2点3塁打」も飛び出し、この回だけで大量「7得点」。力の差を見せつけた。

  1回裏ソフトバンク無死、柳田悠岐外野手は中前打をった=福岡ヤフオクドーム

  6年前。工藤監督はDeNAの初代監督就任の要請を受けた。選手の育成方針など、球団との考えが合致せず「破談」となった。相手は、そのDeNA。 2年ぶりの日本一奪回へ、「リーグ94勝」を挙げた驚異的な戦いぶりを、因縁の球団にそのままぶつけるだけだ。

 「柳田君が最初からしっかりとヒットで出たおかげでみんなの緊張もほどけた。普段通りの野球をやっていきたい。野球は楽しくやらないと。明日も楽しく明るく、元気にやっていきたい」と工藤監督。脳裏に「敗戦」の「2文字」はない。圧倒的な強さを見せつけ一気に頂点に駆け上がる。

▼第 1戦の 2桁得点は2005年ロッテ以来「6度目」。過去「67度」のシリーズで先勝したチーム(△○を含む)は「42度優勝」しており、V確率は「63%」。第 1戦で 2桁得点は「過去5チーム」のうち「4チームが日本一」になっている。

▼ソフトバンクが 5回に 7点を挙げ、10- 1で第 1戦に勝利。シリーズで「1イニング7点以上」は2007年第 3戦中日が 1回に記録して以来 9度目で、ソフトバンクは初めて。第 1戦で 1イニング 7点以上は1994年西武が 7回に記録して以来「2度目」。

▼ソフトバンクは2011年第 7戦から本拠地のヤフオクドームで「7連勝」。シリーズの同一球場連勝は1970年第 1戦~1973年第 5戦巨人が後楽園球場でマークした「10連勝」が最多で、他に「7連勝」以上は1987年第 2戦~1991年第 1戦西武の西武球場「8連勝」、1995年第 5戦~2015年第 3戦ヤクルトの神宮球場「8連勝」があり今回が「4度目」。この日は初回に先取点を挙げ、これで先制した時のソフトバンクは2011年第 3戦から「13連勝」。シリーズで先制試合に「13連勝」は1987年第 2戦~1991年第 6戦西武の「12連勝」を抜く新記録。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ  日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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吉高由里子、日本Sでゴロ始球式!工藤監督7回逆転◎日本S2連勝!中村晃V打&今宮激走!

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女優の吉高由里子さん(29)が始球式を行った。投球前にはサウスポーからの投球は打者のはるか手前でバウンドし、最後はゴロで捕手のもとへ。周囲に語りかけながら引き上げた。パ・リーグ王者のソフトバンクがDeNAに連勝し、「2勝0敗」とした。決勝打を放った中村晃外野手(27)は「まだヒット 1本も打ってなかったので、そろそろでるかなと。打席に入る前に大声援をもらったので、絶対打てると思っていきました。横浜で決められるように、みんなで全力で頑張ってきます」と話した。中村の適時打では、まずは同点の走者柳田悠岐外野手(29)が生還。 2人目の今宮健太内野手(26)がクロスプレーとなり、アウトの判定。しかしリプレー検証の結果、判定がセーフと覆り、逆転タイムリーとなっていた。

ソフトバンクが先制。初回、先頭柳田の右前打と犠打で一死 2塁とし、「3番」アルフレド・デスパイネ外野手(31)が左前適時打。DeNAは 3回まで無得点。DeNAは 6回、梶谷隆幸外野手(29)の「1号ソロ」で同点とすると、二死 1塁から宮崎敏郎内野手(28)が3番手森から「1号2ラン」。試合をひっくり返した。ソフトバンクは 7回、柳田、中村晃の適時打で 3得点。再逆転に成功。そのまま逃げ切り「日本シリーズ2連勝」。代名詞のフルスイングがチームを盛り上げる。要所で柳田のバットが快音を残した。 2安打 1打点の数字以上の価値があった。 1- 3で迎えた 7回一死 3塁で打席へ。強い打球に備え、 2塁手が深い守備位置を取っていたが関係なかった。振り抜いた打球は中前に抜ける適時打。 1点差に迫り、その後の逆転へとつなげた。前夜と同じく、先制の口火を切ったのも柳田だった。第 1戦でも先制につながる 1回先頭での安打など「2安打2打点」。「日本シリーズ」に入り、状態は上向きだ。当の本人は…。あくまでも自分のスタイルは崩さない。「2連勝」で戦いの舞台は横浜へ。柳田と言えば、2015年の交流戦でハマスタの電光掲示板を破壊した驚愕の一発も記憶に新しい。柳田=フルスイングを世間に定着させた横浜で、超特大弾の再現に期待だ。

ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が 2試合連続の先制打を放ち、勝利に貢献した。 1回一死 2塁から、 3遊間をゴロで破る左前適時打。柳田をホームに迎え入れる、第 1戦の 1回と同じような展開となった。前日28日は 1回一死 2塁で左翼線 2塁打。レギュラーシーズンでは先制すれば、「73勝9敗」だった鷹軍団が大舞台でも持ち味を発揮している。

ソフトバンクが逆転勝ちし、本拠地からのシリーズを「2連勝」とした。 2点を追う 7回に 3得点。最後は守護神のサファテが締めて逃げ切った。工藤公康監督(54)は 7回の攻撃について「みんなが 1つになって逆転するんだというシーンだった」と振り返った。ソフトバンクがリプレー検証で逆転に成功した。 2点を追う 7回、まずは柳田のタイムリーで 1点差。その後二死満塁と攻め、中村晃が右前へタイムリー。同点のランナーが生還したあと、 2塁走者の今宮もホームへ。右翼梶谷からの返球でクロスプレーとなり、 1度はアウトの判定がされたが、工藤監督が抗議。リプレー検証となった。検証の結果、セーフと判定が覆り、ソフトバンクが逆転した。勝ち越しの「4点目」が認められてベンチの工藤監督はガッツポーズを繰り返した。工藤公康監督も勝利インタビューでファンにメッセージを送っていた。 6分半にも及ぶ緊迫感から一気に解放された。爆発音のような大歓声に負けないほど大きな将のガッツポーズ。決勝点は“世紀のリプレー検証”から-。工藤監督が思いきり右手を突き上げた。開幕前日の27日の監督会議。積極的に発言した工藤監督は、審判団にリプレー検証についても質問した。今季終盤に検証が行われず、悔しい思いをした経緯もある。実施は審判団の判断だが「できるだけ見てほしい」と念を押した。結果、 3回の松田の左翼ポール際のファウルに続く、この日 2度目のリプレー検証。「( 2日前に)お願いして、すばらしい結果になった」と笑みがこぼれた。

記事をまとめてみました。

 

 

 <ソフトバンク 4- 3DeNA>◇SMBC日本シリーズ第 2戦◇ソフトバンク 2勝 0敗◇29日◇福岡ヤフオクドーム

 女優の吉高由里子が始球式を行った。

 投球前にはサウスポーからの投球は打者のはるか手前でバウンドし、最後はゴロで捕手のもとへ。「緊張するんですね」と周囲に語りかけながら引き上げた。

 ソフトバンク対DeNA 始球式を行う女優の吉高由里子さん=福岡ヤフオクドーム

 パ・リーグ王者のソフトバンクがDeNAに連勝し、「2勝0敗」とした。

 決勝打を放った中村晃外野手は「まだヒット 1本も打ってなかったので、そろそろでるかなと。打席に入る前に大声援をもらったので、絶対打てると思っていきました。いい当たりだったんですけど、逆転のランナーはどうかなというタイミングで、(今宮)健太のスライディングに感謝しています。タイミング的には厳しいかなと思ったんですけど、すばらしいスライディングでタッチをかいくぐってくれた。健太のおかげだと思います。逆転になれば勝利に近づくんで祈るような気持ちで待っていました。本当に良かったですし、ホッとしました。すごくいい勝ち方ができたと思うし、みんなでつかんだ勝利だと思うので、『日本一』になれるようにみんなで頑張っていきたいと思います。横浜で決められるように、みんなで全力で頑張ってきます」と話した。

 中村の適時打では、まずは同点の走者柳田が生還。 2人目の今宮がクロスプレーとなり、アウトの判定。しかしリプレー検証の結果、判定がセーフと覆り、逆転タイムリーとなっていた。

  7回裏ソフトバンク二死満塁、中村晃外野手は右前に「逆転2点適時打」を放ちセーフのポーズ=福岡ヤフオクドーム

 

  7回裏に「2点適時打」を放ち、城所龍磨外野手(右)と笑顔でハイタッチする中村晃外野手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが先制。初回、先頭柳田の右前打と犠打で一死 2塁とし、「3番」デスパイネが左前適時打。DeNAは 3回まで無得点。

 DeNAは 6回、梶谷の「1号ソロ」で同点とすると、二死 1塁から宮崎が3番手森から「1号2ラン」。試合をひっくり返した。

 ソフトバンクは 7回、柳田、中村晃の適時打で 3得点。再逆転に成功。そのまま逃げ切り「日本シリーズ2連勝」。

 

 代名詞のフルスイングがチームを盛り上げる。要所で柳田のバットが快音を残した。 2安打 1打点の数字以上の価値があった。

 「( 2打席目から) 2つ三振してチャンスをつぶしていたので、とりあえず前に飛ばそうと思った。いい結果になってよかったです」

  1回先頭で右前打を放った柳田悠岐外野手。第 2戦も「1番」で躍動した=福岡ヤフオクドーム

  1- 3で迎えた 7回一死 3塁で打席へ。強い打球に備え、 2塁手が深い守備位置を取っていたが関係なかった。振り抜いた打球は中前に抜ける適時打。 1点差に迫り、その後の逆転へとつなげた。

 前夜と同じく、先制の口火を切ったのも柳田だった。 1回、DeNA先発・今永の初球をたたき右前打。今宮の投前犠打で 2塁へ進むと、デスパイネの左前打で生還した。第 1戦でも先制につながる 1回先頭での安打など「2安打2打点」。「日本シリーズ」に入り、状態は上向きだ。

  7回、適時打を放った柳田悠岐外野手=福岡ヤフオクドーム

  9月に右脇腹を痛めたときは、チーム内から、負担の大きいフルスイングが原因だと心配する声も出た。王球団会長も「 8割の力で打つイメージで」と助言しているという。藤本打撃コーチは「年齢を重ねていくと、今のスイングはできなくなる。この日本シリーズがきっかけになれば」。大砲の“転換期”を期待した。

 しかし当の本人は…。「( 8割の打ち方が)わかりません!!」。あくまでも自分のスタイルは崩さない。「2連勝」で戦いの舞台は横浜へ。柳田と言えば、2015年の交流戦でハマスタの電光掲示板を破壊した驚愕の一発も記憶に新しい。柳田=フルスイングを世間に定着させた横浜で、超特大弾の再現に期待だ。

 

  1回裏ソフトバンク一死 2塁、アルフレド・デスパイネ外野手は左前に先制の適時打を放った=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が 2試合連続の先制打を放ち、勝利に貢献した。

  1回一死 2塁から、 3遊間をゴロで破る左前適時打。柳田をホームに迎え入れる、第 1戦の 1回と同じような展開となった。「チャンスだったので、積極的に打ちにいきました。昨日と同じ、先に得点できたので、今日も勢いに乗っていきたいね」とコメントした。

  1回、適時打を放ったソフトバンク・デスパイネ外野手=福岡ヤフオクドーム

 デスパイネが「2試合連続の先制打」。 1回一死 2塁で左前打を放った。「チャンスだったので、積極的に打ちにいきました。きのうと同じで先に得点を挙げることができた」。前日28日は 1回一死 2塁で左翼線 2塁打。レギュラーシーズンでは先制すれば、「73勝9敗」だった鷹軍団が大舞台でも持ち味を発揮している。

 

 ソフトバンクが逆転勝ちし、本拠地からのシリーズを「2連勝」とした。

  2点を追う 7回に 3得点。最後は守護神のサファテが締めて逃げ切った。工藤公康監督は 7回の攻撃について「みんなが 1つになって逆転するんだというシーンだった」と振り返った。

 「2連勝」を飾りを中村晃外野手と抱き合う工藤公康監督=福岡ヤフオクドー

 ソフトバンクがリプレー検証で逆転に成功した。

  2点を追う 7回、まずは柳田のタイムリーで 1点差。その後二死満塁と攻め、中村晃が右前へタイムリー。同点のランナーが生還したあと、 2塁走者の今宮もホームへ。右翼梶谷からの返球でクロスプレーとなり、 1度はアウトの判定がされたが、工藤監督が抗議。リプレー検証となった。

 検証の結果、セーフと判定が覆り、ソフトバンクが逆転した。

  7回裏ソフトバンク二死満塁、中村晃外野手の適時打で滑り込する 2塁走者今宮健太内野手(中央)。右はタッチを狙う戸柱恭孝捕手。アウトの判定だったが、リプレー検証の結果、セーフとなる=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが 7回、 3得点で試合をひっくり返した。 1点差に迫ってなお二死満塁で、中村晃が右前打。

  2塁走者の今宮が本塁突入し、クロスプレーはアウトの判定。だが審判団がリプレー検証の結果、覆ってセーフとなった。勝ち越しの「4点目」が認められてベンチの工藤監督はガッツポーズを繰り返した。

  7回裏ソフトバンク「2死3塁」、中村晃外野手の右前適時打で本塁に突入した 2塁走者今宮健太内野手(左下)のアウトの判定にベンチを出て抗議する工藤公康監督(中央)=福岡ヤフオクドーム

 パ・リーグ王者ソフトバンクがDeNAに連勝し、「2勝0敗」とした。

 工藤公康監督は「2連勝という最高の形を作れて、本当にうれしく思います。 1- 0では難しいなと思っていたんですけど、ベイスターズさんも強いですし、逆転されたときには強い気持ちをもって、絶対逆転するんだと声を出していた。願いがかなって、中村君のすばらしいヒットと、今宮君のすばらしいヘッドスライディングがこの勝利を呼んだと思います。今宮君の手が、僕から見ていても先に入っているように見えたのでリプレー検証をお願いした。なかなか、あの当たりで還ってくるというのは難しいと思いますけど、気持ちで勝ち取ったセーフじゃないかと思います」と話した。

  7回裏ソフトバンク二死満塁、工藤公康監督は 2塁走者今宮健太内野手の本塁アウトのプレーで手が先に入ったとリプレー検証を求めた=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが見事な逆転勝ちを収めて連勝を決めた。

  1回に先制しながら一時は逆転を許した。しかし 7回に柳田悠岐外野手の適時打で 1点を返すと、二死満塁から中村晃外野手が右前への「2点適時打」で一気に逆転した。勝ち越し点となった「2点目」は 2塁走者・今宮健太内野手のヘッドスライディングもいったんはアウトの判定。リプレー検証の末にセーフとなり、ヤフオクドームが歓喜に包まれた。中村晃は「今まで聞いたことがない歓声で鳥肌が立った。(今宮)健太のスライディングに感謝です」と声を弾ませた。

 工藤公康監督も勝利インタビューで「中村くんがいいところで打ってくれた。みなさんも横浜に来てください。来てくれれば必ず勝ちます」とファンにメッセージを送っていた。

 工藤公康監督(右)から祝福される中村晃外野手=福岡ヤフオクドーム

 世紀のリプレー検証だ! ソフトバンク(パ・リーグ優勝)は 7回の攻撃で、本塁クロスプレーのリプレー検証が実施され、アウトとされた判定が覆り、逆転に成功した。工藤公康監督は渾身のガッツポーズ。劇的な逆転勝利でDeNA(セ・リーグ 3位)に連勝。対戦成績を「2勝0敗」とした。

  6分半にも及ぶ緊迫感から一気に解放された。爆発音のような大歓声に負けないほど大きな将のガッツポーズ。決勝点は“世紀のリプレー検証”から-。工藤監督が思いきり右手を突き上げた。

 「セーフになると信じて待っていました。お願いしてよかったです」

 リプレー検証でセーフとなり、場内アナウンスに、ガッツポーズするソフトバンクナイン=福岡ヤフオクドーム

  7回に 1点差に迫り、なおも二死満塁で中村晃が右前へ。 3走の柳田が生還して同点。ハイライトは数秒後だ。 2走の今宮が頭から本塁へ滑り込む。クロスプレーで牧田球審のアウトの判定と同時に、指揮官がベンチを飛び出した。両手を広げてセーフのジェスチャーのまま本塁へ走った。

 「(ベンチで)立って見ていたから。今宮くんの手が入ったと思った」

 クロスプレーのタイミングはアウトも、目いっぱい伸ばした今宮の左手と捕手の戸柱のミットはほぼ同時だ。難航した検証の結果、大逆転。今宮は「タッチが手首だったから、もしかしたらと思った。アウトだと思ったから、少しでも可能性のあるヘッドスライディング。あまりやらないけど瞬時に切りかえました」。冷静な判断と執念に、指揮官も興奮した。

 「あの打球でかえるのは難しい。気持ちで勝ち取ったセーフだと思う」

  7回、中村晃外野手の適時打で生還する二走のソフトバンク・今宮健太内野手(左)。右の捕手はDeNA・戸柱恭孝=福岡ヤフオクドーム

 開幕前日の27日の監督会議。積極的に発言した工藤監督は、審判団にリプレー検証についても質問した。今季終盤に検証が行われず、悔しい思いをした経緯もある。実施は審判団の判断だが「できるだけ見てほしい」と念を押した。結果、 3回の松田の左翼ポール際のファウルに続く、この日 2度目のリプレー検証。「( 2日前に)お願いして、すばらしい結果になった」と笑みがこぼれた。

 「強い気持ち、勝つという思いで声が出ていた。みんなの気持ちがつながったと思う。全員が前を向いていた」

  6回に逆転を許す展開も、ベンチの勢いは増した。自身もナインと一緒に声を張り上げると決めてのぞむシリーズ。その気合で反射的に足が動いた。大差で圧倒した翌日、今度は執念と勝負強さを見せつけて連勝スタートだ。

  7回、中村晃外野手が右前打を放ち、リプレー検証の結果セーフとなるソフトバンク・今宮健太内野手。捕手はDeNA・戸柱恭孝=福岡ヤフオクドーム

★ 7回の本塁クロスプレーのリプレー検証の結果について、責任審判の橘高 1塁塁審

  「映像で確認できたので、セーフとしました。決定する映像が見つかるまで時間がかかった。 5、 6種類、かなり流してもらいました」

★今宮の走塁について 3塁コーチャーの村松有人外野守備走塁コーチ

 「もう少し前進(守備)だったら止めた。思ったよりいい球が来たけど、少しでもそれたら勝負になると思っていた」

☆リプレー検証

 2010年から導入された。当初は本塁打性の打球を確認する際に用いていたが、2016年からのコリジョン(衝突)ルールの導入に伴い、本塁のクロスプレーにも導入。今季からは併殺崩しを狙った危険なスライディングもリプレー検証の対象になった。映像を確認するかどうかはチーム側の申し立てでなく、審判員の判断となる。リプレー検証後、判定を維持するか変更するかは責任審判員が決定する。この決定に対して異議を唱えることはできない。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ  日程

 

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阪神あるぞ新人1軍キャンプ!金本注目は熊谷、島田!中谷と居残り特打!桧山進次郎氏がイベント開催!

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金本知憲監督(49)が29日、甲子園の秋季練習で指導した後、ルーキー軍団を来季Vへの刺激剤に指名した。育成指名を除けば、高校生は 1人だけ。残り 5人は大学生、社会人で即戦力の期待も大きく、 5人全員を来春 1軍沖縄キャンプに参加させるプランも浮上した。金本監督は即答した。ズラリと並んだ即戦力ルーキーは来年 2月、 1軍キャンプメンバーに選ばれる可能性はあるのか? 指揮官は「連れて行かなあかんね。見たいのもあるし」と切り出し、 5人全員が沖縄に向かう可能性についても含みを持たせた。中でも興味深いのは「ドラフト3位指名」の立教大學・熊谷敬宥内野手(21)、「同4位指名」した上武大學・島田海吏外野手(21)の俊足コンビだ。熊谷は50メートル 5秒 8、島田は 5秒75。島田に至っては中学時代に陸上 100メートルで陸上男子の桐生祥秀に先着したこともある。競争激化を期待する。指揮官いわくプロの練習量とアマ球界のそれとでは「全然違う」。まずは 1月新人合同自主トレに入るまでの 2カ月間が重要。そこで金本監督は新たな作戦もイメージする。DVD版“虎の巻”を授けるプランも浮上。悲願のV奪回へ、フレッシュなルーキー軍団も土台強化に投入する。

阪神から「ドラフト4位指名」された上武大學・島田海吏外野手(21)が30日、明治神宮大会の出場権が懸かる「横浜市長杯争奪関東地区選手権」・関東学院大學戦(相模原)に「1番・中堅」で出場し、 3打数 1安打 1打点。自慢の快足で貴重な追加点をたたきだした。準決勝に進んだ上武大學は 1日に筑波大學-創価大學の勝者と対戦する。持ち味の俊足を存分に生かした得点だった。 4- 2で迎えた 8回一死。島田が 2塁へゴロを放つと、全力疾走で内野安打をもぎ取った。続く辻井翔真外野手( 2年生)の左前打で 2塁進塁。ここからが見せ場だった。快足で次々と塁を陥れた。次打者が中堅定位置へ飛球を放つ間に、すかさずタッチアップ。さらに 3塁への送球がそれるのを確認すると、一気に本塁へ突入し 1点をもぎ取った。 9回に 1点差に迫られたため、貴重な追加点となった。谷口監督も賛辞を贈った。虎が惚れ込んだ自慢の足で相手にプレッシャーをかける。

阪神が30日、甲子園で行っていた秋季練習を打ち上げた。来季 2年目を迎える大山悠輔内野手(22)は金本監督らが見つめるなか、中谷将大外野手(24)とともに居残り特打を敢行。11月 2日からは高知・安芸で秋季キャンプがスタートすることもあり表情を緩めることはなかった。

阪神矢野耀大 2軍監督(48)は 2軍監督就任後、初白星を挙げた。 4回に陽川尚将内野手(26)のソロと坂本誠志郎捕手(23)のタイムリーで 2点を先取。 2- 1で勝利。すでに決めていた10年ぶりの優勝を無敗で飾った。先発望月惇志投手(20)、小野泰己投手(23)、竹安大知投手(23)、才木浩人投手(18)、石崎剛投手(27)の 5人で 1点に抑え、フェニックス最終戦を白星で締めくくった。ゲームセット後には、かつて現役時代に一緒にプレーした藤本敦士 2軍内野守備コーチ(40)にアテンドされながら、先頭でナインとハイタッチを交わした。南国の地から、生きのいい若虎の声が聞こえてくる。前日の雨天中止で10年ぶりのみやざきフェニックス・リーグ優勝を決めていた 2軍本隊が、無敗で締めくくった。最終戦は楽天に競り勝ち、有終の美。投手 5人が 1失点リレーと奮闘したが、一際輝きを放ったのが高卒右腕の 2人。先発した望月が 155キロを投げた。ドラフトでは「MAX155キロ」右腕の仙台大學・馬場皐輔投手(22)を「1位指名」。先発強化は急務だが、ファームでじっくりと育成してきた若虎も力をつけてきた。望月は昨年10月 1日の巨人戦で1軍初登板し、 153キロを投げ、 1回無失点。 2年目の今季、期待されたが腰痛などで出遅れた。 8月に復帰し、長いイニングを投げさせるのではなく、身体の状態を優先させることで再発を防いできた。段階を踏んで、指揮官の目に留まるレベルにまできた。この 2人がD 1位馬場とともに大成すれば、一気に虎のウイークポイントは解消する。「無敗V」でフィニッシュした実りの秋。期待を抱かずにはいられない。

阪神秋季練習(30日、甲子園)阪神は30日、11月 2日から高知・安芸でスタートする秋季キャンプの参加メンバーを発表した。片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)は、高山俊外野手(24)に関し厳命。選手のためなら鬼になる新ヘッドが、屈辱にまみれた昨季新人王をつかまえ、全力で課題にぶつからせる。これ以上できないという限界まで。どちらかではなく、両方やる。はい上がって来いという願いも込めた「ダブルMAX指令」だ。片岡ヘッドが高山に対し、攻守両面で限界まで追い込むことを明言した。大山と中谷に特打を課し、最後は新ヘッド自ら打撃投手まで務めて、甲子園での秋季練習を締めくくった。 2人は打撃に焦点をしぼって、鍛える秋になる。しかし、しばしチーム本隊と離れ、宮崎でのフェニックス・リーグからキャンプへやってくる高山に対しては、特打も特守もこれ以上ないほどに課す。どちらかには絞れない。とにかく両方マックス、だ。打つだけではレギュラーに届かないのも、また真実だ。課されるだけでなく、高山自身がこの秋どこまで自身の「マックス」に近づけるかで、来季の立ち位置が変わってくる。時間はある。時間の限り、振り、白球を追うしかない。

阪神は30日、11月 2日からスタートする秋季キャンプ(高知・安芸)のメンバーを発表した。キャンプは11月 2日~19日まで。休日は11月 6日、10日、15日。

タテジマ一筋22年、阪神OBの桧山進次郎氏(48=日刊スポーツ評論家)の恒例イベント、「ヒノキガタリ」が11月19日午後 5時30分から、京都市下京区の京都東急ホテルで開催される。今回は「桧舞台開設15周年」と銘打ち、現役時代に代打の神様として活躍した阪神OB八木裕氏(52)が特別ゲストで出演。「一時代を支えた神々の対談」と題してトークショーを行う。また、桧山氏のグッズを集めたチャリティーオークションも開催する。参加費は 1人 2万1600円(税サ込み、小学生以上同額)で、食事はテーブルビュッフェ形式。特典として桧山氏の直筆サイン入り御朱印帳がプレゼントされる。先着 200人で締め切りは11月10日の入金確認分まで。記事をまとめてみました。

 

 あるぞ、即戦力5人オール1軍キャンプ! 金本知憲監督が29日、甲子園の秋季練習で指導した後、ルーキー軍団を来季Vへの刺激剤に指名した。育成指名を除けば、高校生は 1人だけ。残り 5人は大学生、社会人で即戦力の期待も大きく、 5人全員を来春 1軍沖縄キャンプに参加させるプランも浮上した。

 金本監督は即答した。 3日前のドラフト会議で指名した高校生はわずかに 1人。残る 5人は大学生と社会人だ。ズラリと並んだ即戦力ルーキーは来年 2月、 1軍キャンプメンバーに選ばれる可能性はあるのか? 指揮官は「連れて行かなあかんね。見たいのもあるし」と切り出し、 5人全員が沖縄に向かう可能性についても「人数を見ながら、やね」と含みを持たせた。

 中でも興味深いのは「ドラフト3位指名」の立大・熊谷敬宥内野手、「同4位指名」した上武大・島田海吏外野手の俊足コンビだ。熊谷は50メートル 5秒 8、島田は 5秒75。島田に至っては中学時代に陸上 100メートルで陸上男子の桐生祥秀に先着したこともある。「やっぱり 2人、足が速いからね。足で売っている選手…江越とか(植田)海とかは刺激になるんじゃないかな」と競争激化を期待する。

 西岡剛内野手(左)に笑顔をみせる金本知憲監督=阪神甲子園球場

 今季のチーム盗塁数は「70」。セ・リーグを「2連覇」した広島は「112盗塁」だった。ルーキー 2人が機動力アップに貢献すれば、一気に戦い方の幅が広がる。「足が速いからといって、まったく打てないとか守れない選手を出すわけにはいかない」とも強調したが、 2人も 1年目から積極的に競争に参加させていく方針だ。

 とはいえ、指揮官いわくプロの練習量とアマ球界のそれとでは「全然違う」。まずは 1月新人合同自主トレに入るまでの 2カ月間が重要。そこで金本監督は新たな作戦もイメージする。「練習とかトレーニングのビデオを見せてもいいよね。連続ティーとかロングティーとか、打撃練習を何時間やってとか」。DVD版“虎の巻”を授けるプランも浮上。悲願のV奪回へ、フレッシュなルーキー軍団も土台強化に投入する。

▼阪神の新人 5選手が「春季1軍キャンプスタート」となれば、2001年の 6選手(投手=藤田太陽、伊達昌司、内野手=沖原佳典、藤本敦士、梶原康司、外野手=赤星憲広)以来となる。2001年の 6選手は、平成に入って以降最多。

 

 阪神から「ドラフト4位指名」された上武大・島田海吏外野手が30日、「明治神宮大会」の出場権が懸かる「横浜市長杯争奪関東地区選手権」・関東学院大戦(相模原)に「1番・中堅」で出場し、 3打数 1安打 1打点。自慢の快足で貴重な追加点をたたきだした。準決勝に進んだ上武大は 1日に筑波大-創価大の勝者と対戦する。

 持ち味の俊足を存分に生かした得点だった。 4- 2で迎えた 8回一死。島田が 2塁へゴロを放つと、全力疾走で内野安打をもぎ取った。続く辻井の左前打で 2塁進塁。ここからが見せ場だった。

 「常に全力で走るのが自分のモットーなので。自分の足を信じて走りました」

 快足で次々と塁を陥れた。次打者が中堅定位置へ飛球を放つ間に、すかさずタッチアップ。さらに 3塁への送球がそれるのを確認すると、一気に本塁へ突入し 1点をもぎ取った。 9回に 1点差に迫られたため、貴重な追加点となった。谷口監督も「あの 1点は大きかった。積極的な走塁でアイツらしかったですね」と賛辞を贈った。

 快足で貴重な追加点を生み出した上武大學・島田海吏外野手

 ふがいなかった試合序盤の印象を一掃した。 1点ビハインドの 4回一死満塁では犠飛で同点にしたが、 6回無死 1、 2塁から犠打を失敗した。「きょうは自分としては0点」。それでも最後は勝利につながる貴重な走塁で取り返し「チームに迷惑を掛けていたので、なんとか塁に出たいと思っていました。結果的にセーフになってよかったです」とほっとした表情で振り返った。虎が惚れ込んだ自慢の足で相手にプレッシャーをかける。

☆「D4位」・島田海吏外野手について阪神・吉野誠スカウト

 「最後の最後にやっといってくれた。あれが魅力なので。普段はもっと速いカウントから盗塁を狙っている」

◇島田 海吏(しまだ・かいり)

 外野手。1996(平成 8)年 2月 6日生まれ、21歳。熊本県宇土市出身。小 4から軟式野球を始め、中学時代は宇土鶴城中軟式野球部に所属しながら陸上の大会にも出場。 3年時には 100メートルで全国大会に出場し、準決勝で桐生祥秀(現東洋大學)に先着した。九州学院高では 1年秋からレギュラー、 2年春に選抜出場。上武大學では中堅手で 3年春に首位打者。遠投 110メートル。50メートル 5秒 8。右投げ左打ち。 1メートル75、72キロ。

 

 居残り特打で汗を流す中谷将大外野手(左)と大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

 阪神が30日、甲子園で行っていた秋季練習を打ち上げた。

 来季 2年目を迎える大山悠輔内野手は金本監督らが見つめるなか、中谷とともに居残り特打を敢行。

 11月 2日からは高知・安芸で秋季キャンプがスタートすることもあり「とりあえず頑張ります。(課題は)全部です」と表情を緩めることはなかった。

 

 みやざきフェニックス・リーグ<阪神 2- 1楽天>◇30日◇宮崎市清武総合運動公園第 1野球場(SOKKENスタジアム)

 阪神矢野耀大 2軍監督は 2軍監督就任後、初白星を挙げた。 4回に陽川のソロと坂本のタイムリーで 2点を先取。先発望月、小野、竹安、才木、石崎の 5人で 1点に抑え、フェニックス最終戦を白星で締めくくった。

 ゲームセット後には、かつて現役時代に一緒にプレーした藤本 2軍内野守備コーチにアテンドされながら、先頭でナインとハイタッチを交わした。

 矢野耀大 2軍監督はハイタッチで高山俊外野手らナインを迎える=宮崎市清武総合運動公園第 1野球場(SOKKENスタジアム)

 若虎よ! 駆け上がってこい!! 阪神 2軍は30日、みやざきフェニックス・リーグの楽天戦(SOKKENスタジアム)に 2- 1で勝利。すでに決めていた10年ぶりの優勝を無敗で飾った。先発した来季 3年目・望月惇志投手が 4回無失点。「4番手」として才木浩人投手が 1回無失点。ともに 150キロ以上の速球を投げ、来季開幕 1軍を猛アピールした。

 南国の地から、生きのいい若虎の声が聞こえてくる。前日の雨天中止で10年ぶりのみやざきフェニックス・リーグ優勝を決めていた 2軍本隊が、無敗で締めくくった。最終戦は楽天に競り勝ち、有終の美。投手 5人が 1失点リレーと奮闘したが、一際輝きを放ったのが高卒右腕の 2人。先発した望月が 155キロを投げた。

 先発し、 155キロを計測した望月惇志投手。大器が宮崎で開花寸前だ=宮崎市清武総合運動公園第 1野球場(SOKKENスタジアム)

 「ストレートがシュート回転して、左バッターのインコースから中に入ってしまった。シュートした分、とらえられてしまった。力が入りすぎたし、ボールの質をあげていかないと。そういう面がまだまだです」

 自己採点は厳しめだったが、着実にステップを踏んでいる。 1回、先頭の田中にいきなり 3塁打。 2四球も絡み二死満塁とされるも、最後は西田を 1ゴロに打ち取り立ち上がりをしのいだ。その後も若手中心のイヌワシ打線に 3長打含む 6安打を浴びるも、要所を締め 4回を無失点。自慢の直球は自己最速タイの 155キロを計測した。

 みやざきフェニックス・リーグを無敗で優勝し、記念写真に収まる阪神ナインと首脳陣=宮崎市清武総合運動公園第 1野球場(SOKKENスタジアム)

  8回に「4番手」で投げた来季 2年目の才木も 152キロを投げ、 1回無失点。若き才能は開花の時を待つように剛速球を連発した。

 球団はこの日、11月 2日から高知県安芸市でスタートする秋季キャンプのメンバーを発表した。甲子園の秋季練習を打ち上げた金本監督は期待する選手として、 2人の投手の名前をあげた。

 「才木なんかは体力アップ。望月は体力が出来てきたからスキルアップやね」とうなずく。その意図はこうだ。

 「来年のことを考えると藤浪が…。岩貞、青柳あたりも…。そこに、なんとか才木、望月を 1軍で働けるようにしていきたい」

 スコアボードに表示された「優勝 阪神タイガース」の文字=宮崎市清武総合運動公園第 1野球場(SOKKENスタジアム)

 来季の先発ローテを確実にしているのは大黒柱のメッセンジャーと今季「12勝」の秋山ぐらいで、不振だった藤浪、岩貞らは競争からの再出発となる。ドラフトでは「MAX155キロ」右腕の仙台大・馬場皐輔投手を「1位指名」。先発強化は急務だが、ファームでじっくりと育成してきた若虎も力をつけてきた。

 望月は昨年10月 1日の巨人戦で1軍初登板し、 153キロを投げ、 1回無失点。 2年目の今季、期待されたが腰痛などで出遅れた。 8月に復帰し、長いイニングを投げさせるのではなく、身体の状態を優先させることで再発を防いできた。段階を踏んで、指揮官の目に留まるレベルにまできた。

 阪神・先発の望月惇志投手=宮崎市清武総合運動公園第 1野球場(SOKKENスタジアム)

 試合後、金本監督のメッセージを伝え聞き「そういっていただいているので。練習でアピールしていきたい」と腕をぶした。来年の 1軍沖縄キャンプに照準。「そこも一つの目標。安芸では課題を持って取り組みたい」と意気込んだ。

 この 2人がD 1位馬場とともに大成すれば、一気に虎のウイークポイントは解消する。 「無敗V」でフィニッシュした実りの秋。期待を抱かずにはいられない。

☆阪神・香田勲男投手コーチ

 「望月は投げることは問題なさそう。才木は体力作りを継続していくなかで技術的なところも両方追いかけていかないといけない」

 

  4月15日の広島戦で、丸佳浩外野手の打球の目測を誤った高山俊外野手。秋季キャンプでは打撃とともに守備も鍛えられる=阪神甲子園球場

 阪神秋季練習(30日、甲子園)阪神は30日、11月 2日から高知・安芸でスタートする秋季キャンプの参加メンバーを発表した。片岡篤史ヘッド兼打撃コーチは、高山俊外野手に関し「(打撃も守備も)どっちもマックスでやらなきゃいけない」と厳命。選手のためなら鬼になる新ヘッドが、屈辱にまみれた昨季新人王をつかまえ、全力で課題にぶつからせる。

 これ以上できないという限界まで。どちらかではなく、両方やる。はい上がって来いという願いも込めた「ダブルMAX指令」だ。片岡ヘッドが高山に対し、攻守両面で限界まで追い込むことを明言した。

 「中谷、大山という選手はある程度、打撃(練習)に比重を置ける選手だけど、高山の場合、どっちもマックスでやらなきゃいけない選手。もちろん打撃はもともと非凡なものを持っているんだけど、やはり今年最後、試合に出られなかったのは、打撃というより守備の方が(要因として)大きいと思うのでね」

打撃投手をこなした片岡篤史ヘッドコーチ。高山俊外野手にゲキ=阪神甲子園球場

 大山と中谷に特打を課し、最後は新ヘッド自ら打撃投手まで務めて、甲子園での秋季練習を締めくくった。 2人は打撃に焦点をしぼって、鍛える秋になる。しかし、しばしチーム本隊と離れ、宮崎でのフェニックス・リーグからキャンプへやってくる高山に対しては、特打も特守もこれ以上ないほどに課す。どちらかには絞れない。とにかく両方マックス、だ。

 球団新人最多安打記録を更新する 136安打を放ち、「出場134試合、打率・275、8本塁打、65打点」で新人王に輝いたのも、もう 1年前。屈辱の 2年目は「打率0.250、6本塁打、24打点」に終わった。打撃コーチだった身としても、シーズンを通して高山をスタメン起用に推しきれなかったのは、やはり守備面で中谷や俊介に“分があった”からだった。

 「初めて思うようにならないようなシーズンだったと思うし。クローズアップされて、『メンタルの部分』と言われますけど、それはみんな大なり小なりあることなんでね。そこを乗り越えてこそのレギュラーですよ。すべてひっくるめた『結果』。もう練習しかない。単純にそれです」

 フェニックス・リーグの楽天戦の 5回、 3邪飛に倒れた高山俊外野手=宮崎市清武総合運動公園第 1野球場(SOKKENスタジアム)

 チームの厳しさについて、金本監督は以前から「どこがスパルタよ(笑)」と笑って否定してきたが、打つだけではレギュラーに届かないのも、また真実だ。課されるだけでなく、高山自身がこの秋どこまで自身の「マックス」に近づけるかで、来季の立ち位置が変わってくる。

 「安芸に来るメンバーというのはね、来年の戦力として期待しているメンバーなので。体で覚えるという。しっかり数をこなすということ」

 時間はある。時間の限り、振り、白球を追うしかない。

★今季の高山俊外野手

 オープン戦は「打率0.280、4本塁打、11打点」と好調で、 3月31日の広島との開幕戦(マツダ)は「1番・左翼」で 3安打と好発進。 5月 2日のヤクルト戦(神宮)で「今季1号」を放つと、同月「4本塁打」を放った。しかし 7月に入ると「月間打率0.229」と不調に陥り、スタメンを外れることも。 8月18日に初めて 1軍登録を抹消された。ウエスタン29試合で「打率0.313」と結果を残し、 9月25日に再昇格。同29日のDeNA戦(横浜)で代打本塁打を放ったが、復帰後はCSを含め、スタメン出場はなかった。シーズンを通じて記録に残らない守り、走塁のミスもあった。

 

 藤浪晋太郎投手(2017年10月28日撮影)

 阪神は30日、11月 2日からスタートする秋季キャンプ(高知・安芸)のメンバーを以下の通り発表した。

【投手】岩貞、藤浪、小野、石崎、才木、福永、竹安、秋山、山本、青柳、松田、望月、島本、伊藤和 【捕手】坂本、長坂、梅野、原口

【内野手】北條、大山、西岡、糸原、森越、陽川、植田

【外野手】高山、江越、中谷、板山、緒方、俊介

 キャンプは11月 2日~19日まで。休日は11月 6日、10日、15日。

 

 桧山進次郎氏(2017年 6月25日撮影)

 タテジマ一筋22年、阪神OBの桧山進次郎氏の恒例イベント、「ヒノキガタリ」が11月19日午後 5時30分から、京都市下京区の京都東急ホテルで開催される。

 今回は「桧舞台開設15周年」と銘打ち、現役時代に代打の神様として活躍した阪神OB八木裕氏が特別ゲストで出演。「時代を支えた神々の対談」と題してトークショーを行う。また、桧山氏のグッズを集めたチャリティーオークションも開催する。参加費は 1人 2万1600円(税サ込み、小学生以上同額)で、食事はテーブルビュッフェ形式。特典として桧山氏の直筆サイン入り御朱印帳がプレゼントされる。先着 200人で締め切りは11月10日の入金確認分まで。イベント詳細、申し込みは「桧山進次郎オフィシャルサイト 桧舞台」(http://www.hinokibutai.com/hinokigatari4)より。

 

 今年もこの季節がやって参りました!桧山進次郎のヒノキガタリ!

 今回は桧舞台開設15周年を記念して、特別ゲスト八木裕氏にお越し頂き、「一時代を支えた神々の対談」と称しまして開催させて頂きます。また桧山のグッズを集めたチャリティーオークションや、毎年恒例「SJRカレンダー」の販売もいたしますので、皆様のお申込みを心よりお待ちしております!!

場 所 京都東急ホテル

    〒600-8519 京都府京都市下京区堀川通五条下ル (西本願寺北側)

    Tel 075-341-2411 Fax 075-341-2488

    URL:http://www.kyoto-h.tokyuhotels.co.jp/

(「桧山進次郎オフィシャルサイト 桧舞台」より一部抜粋)

 

 虎ちゃんは、来年二月に沖縄に行くことになっています!その際に、選手達に会えればと思っています!

 今年の試合は終了してしまったが、来年に向かって再度全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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工藤監督4連勝だ!柳田3戦連続先頭打&初球盗塁でイッキ!高谷2打点!足攻読み通り盗塁2阻止!

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ソフトバンクは 1回二死 3塁から、内川聖一外野手(35)の「適時2塁打」で先制。先発武田翔太投手(24)は 3回まで 3四球と制球に苦しみながら無失点に抑えた。ソフトバンクは 4回に高谷裕亮捕手(35)の適時打で 2点を追加。DeNAは 4回にホセ・ロペス内野手(33)のソロ、 6回に倉本寿彦内野手(26)の適時内野安打で 1点差に迫った。ソフトバンクは 7回からリバン・モイネロ投手(21)、岩崎翔投手(28)、デニス・サファテ投手(36)とつなぎ 1点差で逃げ切り、「2年ぶり日本一」に王手。DeNAは反撃も届かず、「3連敗」から逆転したのは1958年西鉄、1986年西武、1989年巨人の 3チーム。DeNAは大洋、横浜時代を含めた「3度目の日本シリーズ」で初めて本拠地で黒星を喫した。工藤公康監督(54)は一気に「4連勝」で頂点へと駆け上がるつもりだ。「開幕3連勝」とはいえ一瞬の気の緩みが命取り。短期決戦の怖さを知る工藤監督が、気持ちを引き締め直した。ソフトバンクの孫正義オーナー(60)がスタンドで観戦。勝利を見届けると、 3塁側ベンチに出向いて工藤監督とガッチリと握手して「なんとかあと 1つ、すばらしい試合を…」。同じく観戦に訪れていた神奈川県出身でDeNAファンの衆議院議員・小泉進次郎氏(36)と出くわし、エールを交換する場面もあった。また、王球団会長は目を細めていた。

ソフトバンクが接戦をものにして「3連勝」を収め、 2年ぶりの「日本一」に王手をかけた。 1回に柳田悠岐外野手(29)が「3戦連続」で先頭打者安打で出塁すると、二死 3塁から「4番」内川聖一外野手の適時打で 1点を先制した。「3戦連続の初回得点」のあざやかな先制パンチで一気に流れを作った。柳田が「うしろの人が打ってくれるんでそのおかげです」と言えば、内川もすっかり恒例行事のようになって先制点につなげた。工藤公康監督も目を細めた。 1回、出塁した柳田に「初球スチール」のサインを出した。これまでの 2戦と違う作戦も成功させ、盤石な中継ぎリレーで逃げきった工藤ホークス。日本一へ、もうさえぎるものはない。

ソフトバンクが「司令塔」の攻守にわたる活躍で「3連勝」を飾り、「日本一」に王手をかけた。シリーズ初の先発マスクとなった高谷裕亮捕手が打っては 4回に決勝の「2点タイムリー」。守っても初回に 2つの盗塁を阻止。最後までマスクをかぶり続け、 2失点でしのぎ緊迫ゲームを制した。まずは守備だ。初回、先頭桑原を四球で歩かせると「2番」梶谷の 2球目にいきなり走ってきたが、きっちり刺した。続く梶谷も四球で歩かせ二死 1塁の「4番」筒香を迎えた初球にも 2盗を阻止した。 4回にはバットで貢献した。一死 1、 3塁の場面でセーフティースクイズを失敗。 1塁走者の明石健志内野手(31)が盗塁を決め、 2、 3塁となると前進守備をとったDeNA内野陣をあざ笑うかのように、 2遊間を破って 2点をたたき出した。笑顔で殊勲の一打を振り返った。「3連勝」を飾り、一気に王手をかけた工藤監督も称賛した。勝利の女神ならぬ、勝利の“じじい”だ。今シリーズ初めて先発マスクをかぶったソフトバンクの35歳のベテラン、高谷が攻守でハッスルした。CSでも連敗スタート後の 3戦目から先発マスクをかぶり、「3連勝」に貢献した高谷。 1学年下の内川とヒーローインタビューに呼ばれると、普段から顔を見るたびに「じじい、がんばれ!」とエールをくれる後輩と最高の笑顔で並んだ。

武田翔太投手が、 5回途中で降板した。思うように制球できず、 1回は 2四球。いずれも盗塁失敗に助けられた。 4回はロペスに「ソロ本塁打」を許し、この回まで 5四死球。 5回一死 1塁となったところで「2番手」の石川柊太投手(25)に託した。 2度も優秀選手に選ばれた右腕にとっては不本意な投球も、なんとかリードは守った。「日本シリーズ」は2014、2015年に続く 3度目出場。過去「2戦2勝」だったが、初めて勝利投手を逃した。 1点差に詰め寄られた。それでも、リードを保って 6回を終えた事実が大きかった。その時点でソフトバンクの勝利は手中に収まったも同然。小差でこそ、鉄壁トリオが異彩を放つ。工藤監督は力強く胸を張った。相手に傾きかけた流れを引き寄せ、 8回は快速右腕の岩崎が 1イニングを無失点の好投。となれば 9回はもちろん最強クローザーのサファテだ。最速 156キロの直球を武器に 3人で料理し、歓喜のハイタッチ。 2年ぶりの頂点まであと「1勝」。今季の工藤ホークスを象徴する必勝リレーに隙はない。

ソフトバンクは31日、日本シリーズで横浜での開催時に日本一決定の可能性がある場合は、ヤフオクドームを無料開放してパブリックビューイングを開催すると発表した。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 2- 3ソフトバンク>◇日本シリーズ第 3戦◇広島 3勝 0敗◇31日◇横浜スタジアム

 ソフトバンクは 1回二死 3塁から、内川の「適時2塁打」で先制。先発武田は 3回まで 3四球と制球に苦しみながら無失点に抑えた。

 ソフトバンクは 4回に高谷の適時打で 2点を追加。DeNAは 4回にロペスのソロ、 6回に倉本の適時内野安打で 1点差に迫った。

 ソフトバンクは 7回からモイネロ、岩崎、サファテとつなぎ 1点差で逃げ切り、「2年ぶり日本一」に王手。DeNAは反撃も届かず、「3連敗」となった。

  4回表ソフトバンク一死 2、 3塁、高谷裕亮捕手は中前点適時打を放ち鳥越裕介内野守備走塁コーチとタッチする=横浜スタジアム

 パ・リーグ覇者のソフトバンクが、「3連勝」で 2年ぶりの「日本一」に王手をかけた。

 「3試合連続」で 1回に先制し、 4回には 2点を追加。DeNAの反撃を 5回途中からの継投で振り切り、得意の先行逃げ切りを決めた。

 工藤公康監督は「ここまで頑張ってきたので、明日も初回から全員でフルスロットルで頑張っていきたい。力を合わせて、明日決めるという気持ちでやりたい」と一気に「4連勝」で頂点へと駆け上がるつもりだ。

 孫正義ソフトバンクオーナー(左)からあと1つと祝福された工藤公康監督=横浜スタジアム

 過去に「3勝0敗」としたチームは「17度(引き分けがあるケースも含む)」のうち「14度日本一」となっており、確率は「82.4%」。そのうち「4連勝」で勝負が決まったのは「7度」あり、ソフトバンクは南海時代の1959年にエース杉浦の「4連投4連勝」で初の「日本一」をつかんだ。

 「3連敗」から逆転したのは1958年西鉄、1986年西武、1989年巨人の 3チーム。

 DeNAは大洋、横浜時代を含めた「3度目の日本シリーズ」で初めて本拠地で黒星を喫した。

 DeNAに勝利し、王手をかけたソフトバンクナイン=横浜スタジアム

 パ・リーグ覇者のソフトバンクは、「セ・リーグ3位」のDeNAを下し開幕「3連勝」、 2年ぶり「8度目の日本一」に王手をかけた。

  1点差で逃げ切った工藤監督は「本当に手に汗握る試合で、僕も汗が止まらずユニホームで拭いていた。それくらい白熱していた」と試合後もピンチを幾度となくしのいでの白星に興奮冷めやらぬ様子だった。

  1回表ソフトバンク二死 3塁、右越え適時 2塁打で生還した柳田悠岐外野手(手前)を出迎える工藤公康監督(後方左から 2人目)ら=横浜スタジアム

 プレーボールからわずか10球でDeNA先発ウィーランドの出ばなをくじいた。内川主将のタイムリーで「3試合連続の先制パンチ」だ。主導権を握ると 4回に高谷の 2点打で加点。高谷は 1回にも桑原、梶谷の 2盗を刺すなど守りでも盛り立てた。先発武田は 5回途中降板と計算がちょっぴり狂ったが、先発、リリーフ合わせ7投手を投入する執念継投で逃げ切った。

 打っては 4回に 2点打、守っても好リードで勝利に貢献したスタメンマスクの高谷に「リードも含めチャンスでも素晴らしいバッテイング」と称賛の声を惜しまなかった。

 「日本一」へあと 1勝と迫った。「みんなで力を合わせて明日決めるという強い気持ちで臨みたい」。「開幕3連勝」とはいえ一瞬の気の緩みが命取り。短期決戦の怖さを知る工藤監督が、気持ちを引き締め直した。

 勝利したソフトバンク・工藤公康監督=横浜スタジアム

 パ・リーグ王者のソフトバンクがDeNAに 3- 2で競り勝ち、「3連勝」で「日本一」に王手をかけた。 4回までに 3点を先行すると、 5回途中から継投策。DeNAには 1点差に迫られたが、 9回は絶対的守護神のサファテが無失点で締めた。「3連敗」のDeNAは序盤の拙攻が響いた。

 鷹は敵地でも強かった。19年ぶりに横浜スタジアムで行われた「日本シリーズ」。ソフトバンクは 1回に 1点を先制した。先頭の柳田が、先発のウィーランドから右前打で出塁すると、今宮の打席で 2盗。その後、今宮の投前犠打で一死 3塁となった。デスパイネは空振り三振に倒れたものの、「4番」・内川が「右越え適時2塁打」を放った。

 DeNAはその裏、桑原が相手先発の武田から四球を選んで出塁も、梶谷の打席で盗塁失敗。梶谷も四球で出塁したが、ロペスの打席で盗塁失敗などで好機を逃した。 2回は先頭の筒香が四球で出塁したが、宮崎は 2ゴロ併殺打。嶺井は 2ゴロに倒れ、無得点に終わった。

  9回を無失点で締めたソフトバンク・デニス・サファテ投手。打たれる気がしない=横浜スタジアム

 ソフトバンクは 4回に 2点を追加。一死 2、 3塁から「8番」・高谷が中前に 2点打を放ち、 3- 0とした。DeNAはその裏、先頭のロペスが左翼ポール際へ「ソロ本塁打」を放ち、 1点返した。

 DeNAは 6回二死満塁で「9番」・倉本が「4番手」・森から二塁適時内野安打を放ち、 1点差。倉本の 1塁へ執念のヘッドスライディングで、ハマスタは大歓声となった。DeNAは 8回のマウンドに中 2日の井納を投入。一死から内川の左翼フェンス際の大飛球を筒香が好捕するなど得点を与えなかったが、及ばず。後がなくなった。

 ソフトバンクは先発の武田が 4回 1/3を 4安打 1失点。その後、石川、嘉弥真、森、モイネロ、岩崎、サファテとつないだ。

 タッチをかわすソフトバンク・孫オーナー(左)と内川聖一外野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクの孫オーナーがスタンドで観戦。勝利を見届けると、 3塁側ベンチに出向いて工藤監督とガッチリと握手して「なんとかあと 1つ、すばらしい試合を…」。同じく観戦に訪れていた神奈川県出身でDeNAファンの衆議院議員・小泉進次郎氏と出くわし、エールを交換する場面もあった。また、王球団会長は「リリーフが抑えて逃げ切る、ウチのパターンになっているね」と目を細めていた。

★ 1点差勝利にソフトバンク・工藤監督の話

 「僕も手の汗がずっと拭えずにいつもいつもユニホームでふいてました」

 

  1回表ソフトバンク無死、右前に安打を放った柳田悠岐外野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクが接戦をものにして「3連勝」を収め、 2年ぶりの「日本一」に王手をかけた。

  1回に柳田悠岐外野手が「3戦連続」で先頭打者安打で出塁すると、二死 3塁から「4番」内川聖一外野手の適時打で 1点を先制した。「3戦連続の初回得点」のあざやかな先制パンチで一気に流れを作った。柳田が「うしろの人が打ってくれるんでそのおかげです」と言えば、内川も「柳田が出れば『ああ試合が始まるんだな』と思う」とすっかり恒例行事のようになって先制点につなげた。

 工藤公康監督も「内川がよく逆方向に打ってくれた。初回に点が入るのと入らないとでは全然違う」と目を細めた。 1回、出塁した柳田に「初球スチール」のサインを出した。これまでの 2戦と違う作戦も成功させ、盤石な中継ぎリレーで逃げきった工藤ホークス。日本一へ、もうさえぎるものはない。

  1回表ソフトバンク1死三塁、右前に先制適時打を放った内川聖一外野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクが「3試合連続」で 1回に先制した。

 「1番」柳田の右前打と 2盗、今宮の投前犠打で一死 3塁とし、デスパイネは空振り三振も、内川が右中間を破る適時 2塁打を放った。

 今シリーズ初打点の内川は「打ったのはカーブ。まず先制点を取れて良かった。前のデスパ(デスパイネ)がやられたので、カバーできて良かった」とコメントした。

 

 ファンの声援に応える高谷裕亮捕手=横浜スタジアム

 ソフトバンクが「司令塔」の攻守にわたる活躍で「3連勝」を飾り、「日本一」に王手をかけた。

 シリーズ初の先発マスクとなった高谷裕亮捕手が打っては 4回に決勝の「2点タイムリー」。守っても初回に 2つの盗塁を阻止。最後までマスクをかぶり続け、 2失点でしのぎ緊迫ゲームを制した。

 まずは守備だ。初回、先頭桑原を四球で歩かせると「2番」梶谷の 2球目にいきなり走ってきたが、きっちり刺した。続く梶谷も四球で歩かせ二死 1塁の「4番」筒香を迎えた初球にも 2盗を阻止した。「常に準備している。相手もいろんな作戦をするだろうし、走ってくると思った。結果的にアウトになってよかった」と、高谷は話した。

  4回にはバットで貢献した。一死 1、 3塁の場面でセーフティースクイズを失敗。 1塁走者の明石が盗塁を決め、 2、 3塁となると前進守備をとったDeNA内野陣をあざ笑うかのように、 2遊間を破って 2点をたたき出した。「最低でも犠牲フライを打とうと思ったけど、うまくいいところに飛んでくれてよかった」と、笑顔で殊勲の一打を振り返った。

 「3連勝」を飾り、一気に王手をかけた工藤監督も「(高谷は)練習してきたものをしっかりと出してくれた。リードを含め、チャンスでいい打撃をしてくれた」と称賛した。

 高谷裕亮捕手は 1回、桑原将志外野手が 2盗を試みるや好送球でアウト=横浜スタジアム

 勝利の女神ならぬ、勝利の“じじい”だ。今シリーズ初めて先発マスクをかぶったソフトバンクの35歳のベテラン、高谷が攻守でハッスルした。

 「(盗塁という)作戦があると思って、常に準備はしていた。まず守りで助けられてよかった」

  1回だ。武田が先頭の桑原にいきなり四球を与えたが、 2盗を阻止。続く梶谷も歩かせたが、再び 2塁で刺してピンチの芽をつんだ。打っても、 4回一死 2、 3塁で中前へ 2点打。DeNAにダメージを与える一打に「いい追加点になりました」とほおを緩めた。

 CSでも連敗スタート後の 3戦目から先発マスクをかぶり、「3連勝」に貢献した高谷。 1学年下の内川とヒーローインタビューに呼ばれると、普段から顔を見るたびに「じじい、がんばれ!」とエールをくれる後輩と最高の笑顔で並んだ。

 

 ソフトバンク先発の武田翔太投手=横浜スタジアム

 武田翔太投手が、 5回途中で降板した。思うように制球できず、 1回は 2四球。いずれも盗塁失敗に助けられた。

  4回はロペスに「ソロ本塁打」を許し、この回まで 5四死球。 5回一死 1塁となったところで「2番手」の石川に託した。「できることをしっかりやるだけ」と話して臨んだマウンドは悔しい結果に。

 「日本シリーズ」は2014、2015年に続く 3度目出場。過去「2戦2勝」だったが、初めて勝利投手を逃した。

  5回途中、降板するソフトバンク・武田翔太投手=横浜スタジアム

 先発の武田は制球に苦しんで 4回 1/3で降板。「ひどかった。体の開きを直せなかった。やれることを、 1アウトずつ粘り強く投げることを心がけました」と、チームの勝利にほっとしていた。 4安打 1失点も 5四死球。高谷の 2度の盗塁阻止などに助けられた。過去 2度の「日本シリーズで2戦2勝」。 2度も優秀選手に選ばれた右腕にとっては不本意な投球も、なんとかリードは守った。

 最後はサファテ投手(右)がピシャリ。マウンドで王手を喜んだ=横浜スタジアム

  1点差に詰め寄られた。それでも、リードを保って 6回を終えた事実が大きかった。その時点でソフトバンクの勝利は手中に収まったも同然。小差でこそ、鉄壁トリオが異彩を放つ。工藤監督は力強く胸を張った。

 「僕の中で 7、 8、 9回(の投手)は絶対的。彼らが打たれたら仕方がないと割り切っていた」

  7回、モイネロの快投から始まった。助っ人左腕が梶谷を力のない遊直に打ち取ると、ロペスは得意のカーブで空振り三振。そして「4番」・筒香。「一発が出れば同点。低めに投げることを意識した」。追い込んでから、外角 149キロ直球で見逃し三振。日本の主砲を微動だにさせなかった。

 相手に傾きかけた流れを引き寄せ、 8回は快速右腕の岩崎が 1イニングを無失点の好投。となれば 9回はもちろん最強クローザーのサファテだ。最速 156キロの直球を武器に 3人で料理し、歓喜のハイタッチ。2014年から「日本シリーズ7戦連続無失点」の守護神は「あした頑張って、日本一を決める」と意気込んだ。

  1点差に迫られた 7回はモイネロ投手が三者凡退=横浜スタジアム

 レギュラーシーズンでは 6回終了時にリードしていれば「76勝3敗」。この日、不安定な先発・武田を 5回途中でスパッと交代させ、石川、嘉弥真、森とつぎ込めたのも、勝利の方程式があったからだ。

 「森も( 6回の)逆転を防いでくれた。みんなシーズン中も抑えて、自信になっているんだろうけど、日本シリーズで抑えるのは大変なこと。本当にリリーフがよく頑張ってくれている」と指揮官。 2年ぶりの頂点まであと「1勝」。今季の工藤ホークスを象徴する必勝リレーに隙はない。

★ 8回、このシリーズ初登板で1回無失点のソフトバンク・岩崎翔投手

 「一発だけ気をつけた。緊張したけど、普段もあの場面なので。感覚もよかったし、いい調整ができた」

 

 ソフトバンクは31日、日本シリーズで横浜での開催時に日本一決定の可能性がある場合は、ヤフオクドームを無料開放してパブリックビューイングを開催すると発表した。開場は午後 5時。勝って「日本一」になった場合は花火も打ち上げる。

 

 あと一歩だ!全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ  日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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今宮、超ファインプレーでハマスタ魅了!鶴岡、意地の一打!和田5回2失点、宮崎の先制弾悔やむ…

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3回まで両先発左腕が無失点の立ち上がり。DeNAのルーキー濱口遥大投手(22=神奈川大学)は被安打ゼロ。ソフトバンク和田毅投手(36)も 2安打でしのいだ。DeNAが 5回、先頭宮崎敏郎内野手(28)の「左越えソロ」と一死 2、 3塁からの倉本寿彦内野手(26)の右犠飛で 2点を先取。先発濱口は 6回まで無安打投球を継続。DeNAが「0封リレー」で封じ、「1勝3敗」とした。濱口が 8回一死まで被安打なしの好投。 7回の高城俊人捕手(24)の「ソロ」などでリードを広げた。過去に「3勝1敗」となったのは「33度(引き分けがあるケースも含む)」あり、そのうち「87・9%」の「29度」はリードしている方が「日本一」となった。データ上ではソフトバンクが優位だ。日本一に王手をかけているパ・リーグ覇者のソフトバンクが、「2安打完封負け」で今シリーズ初黒星を喫した。「1勝3敗」からひっくり返したのは、1955年巨人、1958年西鉄、1986年西武、1989年巨人の 4チーム。工藤公康監督(54)は次戦へ切り替えた。日本シリーズは全試合がナイターで行われ、どちらかが「4勝」した時点で終了する。

ソフトバンク今宮健太内野手(26)が 4回、観客席に飛び込むビックプレーで、球場を沸かせた。DeNA「2番」柴田竜拓内野手(23)の飛球を追い、 3塁側エキサイティング・シートに飛び込んだ。体全体が観客席に入り込むも、つかんだボールを離さず、勝利への執念でアウトにした。 1塁手の内川聖一外野手(35)も 3塁側スタンド付近まで駆けつけるなど、チームメートに心配されていたが、今宮の“神キャッチ”に先発の和田も手を上げて感謝。次打者ホセ・ロペス内野手(33)が放った遊ゴロを難なくさばき、落ち着いた様子をみせた。気迫あふれるプレーは勝利にはつながらなかった。それでも、昨季まで「4年連続ゴールデングラブ賞」に輝いた名手は前を見据えた。

ソフトバンクのベテラン鶴岡慎也捕手(36)が濱口のノーヒットノーランを阻んだ。 8回一死から代打で今シリーズ初めて登場すると、変化球を捉えた当たりはチーム初安打となる「右中間2塁打」に。納得の表情だった。甲斐拓也捕手(24)、高谷裕亮捕手(35)に次ぐ第 3捕手の立場で、代打や途中出場がほとんど。それでも大舞台で結果を残しぬかりはない。

ソフトバンク先発の和田毅投手が 5回で降板した。「73球で5三振」を奪う力投をみせたが、 5回に「5番」宮崎に先制ソロを浴びるなど「5回5安打2失点」だった。 6回からの「2番手」には、今シリーズ「2勝」をあげている石川柊太投手(25)があがった。

今シリーズ初登板となったソフトバンクの五十嵐亮太投手(38)、攝津正投手(35)の両ベテラン投手は、DeNA打線を止められなかった。 0- 2の 7回に救援した五十嵐は先頭の高城に左越えの「ソロ」を浴び、 8回にマウンドに上がった摂津は 4長短打で 3点を失った。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA6-0ソフトバンク>◇日本シリーズ第 4戦◇ソフトバンク 3勝 1敗◇ 1日◇横浜スタジアム

  3回まで両先発左腕が無失点の立ち上がり。DeNAのルーキー濱口は被安打ゼロ。ソフトバンク和田も 2安打でしのいだ。

 DeNAが 5回、先頭宮崎の「左越えソロ」と一死 2、 3塁からの倉本の右犠飛で 2点を先取。先発濱口は 6回まで無安打投球を継続。

 DeNAが「0封リレー」で封じ、「1勝3敗」とした。濱口が 8回一死まで被安打なしの好投。 7回の高城の「ソロ」などでリードを広げた。

 先発の濱口遥大投手は 8回途中まで「2安打無失点」に抑える好投を見せた=横浜スタジアム

 過去に「3勝1敗」となったのは「33度(引き分けがあるケースも含む)」あり、そのうち「87・9%」の「29度」はリードしている方が「日本一」となった。データ上ではソフトバンクが優位だ。

 ソフトバンクが第 5戦で勝負を決めたのは前身のダイエー時代を含めて 3度あり、近年では2014年に阪神、2015年にヤクルトを「4勝1敗」で退けている。

 「1勝3敗」からひっくり返したのは、1955年巨人、1958年西鉄、1986年西武、1989年巨人の 4チーム。

  6回、選手交代を告げたソフトバンク・工藤公康監督=横浜スタジアム

 日本一に王手をかけているパ・リーグ覇者のソフトバンクが、「2安打完封負け」で今シリーズ初黒星を喫した。

 打線がDeNA先発のルーキー濱口の前に沈黙。 8回一死から代打鶴岡が 2塁打を放つまで無安打だった。投手陣も先発和田が「5回2失点」。 7回は五十嵐が高城に「ソロ本塁打」を許し、 8回は摂津が「3点」を失った。

 工藤公康監督は「立ち上がりから(濱口に)うまくやられてしまった。CSでもチェンジアップとか緩急にやられている。和田は良く投げてくれた。明日また頑張ります」と次戦へ切り替えた。

  8回裏DeNAの攻撃前、土山球審に選手交代を告げる工藤公康監督=横浜スタジアム

 ソフトバンクは「日本シリーズ4試合」で、左腕投手を相手に「1割6分4厘」。CSファイナルステージ楽天戦での「1割7分3厘」と合わせ、ポストシーズン計「1割6分8厘」と苦戦が続く。

 CSでの「3勝(アドバンテージ1勝を除く)」はいずれも相手先発が右腕の試合で、「2敗」はともに左腕先発相手の試合。DeNAの左腕今永が先発した日本シリーズ(2)戦では勝ったものの、今永には「6回1失点」と好投を許していた。

 球場を後にする工藤公康監督=横浜スタジアム

 「SMBC日本シリーズ2017」は 1日、横浜スタジアムで第 4戦が行われ、DeNA(セ・リーグ 3位)がソフトバンク(パ・リーグ優勝)に 6- 0で快勝して初白星を飾り、対戦成績を「1勝3敗」とした。

 DeNAは 5回に宮崎の「ソロ」などで 2点を先制。 7回に高城の「ソロ」、 8回には宮崎の適時打などで 3点を加えた。先発した濱口は 8回一死から初安打を許したが、 8回途中まで「2安打無失点」の好投だった。

 ソフトバンクは打線が 2安打に抑え込まれ、先発した和田は 5回 2失点だった。

 日本シリーズは全試合がナイターで行われ、どちらかが「4勝」した時点で終了する。

 敗れて球場をあとにするソフトバンク・工藤公康監督=横浜スタジアム

★ソフトバンク・工藤公康監督

 「濱口君にうまくやられた。タイミングを崩されて狙い球が当たらなかった。うまくいかない時もある。先制されてうまく(流れを)持ってこられなかった。選手は最後まで明るく元気があった。明日また頑張る」

★ソフトバンク・川島慶三内野手(濱口の前に無安打)

 「チェンジアップが思った以上に良かった。本当にいい投手」

★ソフトバンク・藤本博史打撃コーチ(濱口に)

 「チェンジアップとフォークボールが邪魔になった」

★ソフトバンク・佐藤義則投手コーチ(和田に)

 「良かったよ。( 5回に)急に悪くなるとは思っていなかった」

 

  4回裏DeNA無死、柴田竜拓内野手の打球を追いかける遊撃手のソフトバンク今宮健太内野手=横浜スタジアム

 ソフトバンク今宮健太内野手が 4回、観客席に飛び込むビックプレーで、球場を沸かせた。

 DeNA「2番」柴田の飛球を追い、 3塁側エキサイティング・シートに飛び込んだ。体全体が観客席に入り込むも、つかんだボールを離さず、勝利への執念でアウトにした。

  1塁手の内川も 3塁側スタンド付近まで駆けつけるなど、チームメートに心配されていたが、次打者ロペスが放った遊ゴロを難なくさばき、落ち着いた様子をみせた。

  4回裏DeNA無死、柴田竜拓内野手の邪飛をスタンドに飛び込みながら好捕する今宮健太内野手=横浜スタジアム

 ソフトバンク今宮健太内野手が 4回、観客席に飛び込むビックプレーで、球場を沸かせた。

 DeNA「2番」柴田の飛球を追い、捕球しながら 3塁側エキサイティング・シートに飛び込んだ。フェンス際で瞬時に体をひねり、後ろ向きに回転するように観客席に入り込んだ。だが、つかんだボールを執念で離さずアウトに。

  1塁手の内川も 3塁側スタンド付近まで駆けつけるなど、チームメートに心配されていたが、次打者ロペスが放った遊ゴロを難なくさばき、落ち着いた様子をみせた。

 試合後、今宮は「どこを打ったか覚えてません。軽いむち打ち症状かな。でも明日は大丈夫だと思うので、今日負けた分、明日やり返します」と気持ちを切り替えていた。

  4回、DeNA・柴田竜拓内野手の打球を好捕しエキサイティングシートに飛び込んだソフトバンク・今宮健太内野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクの遊撃手・今宮が気迫あふれるスーパーブレーを披露した。 0- 0の 4回、DeNAの先頭の柴田が 3塁客席方向へ飛球を打ち上げると、今宮はエキサイティング・シートに後転しながら、客席へ転落。それでもボールを離さず。しばらく起き上がれずチームメイトを心配させたが、その後も守備に就いた。

 今宮の“神キャッチ”に先発の和田も手を上げて感謝。今宮は次打者・ロペスのゴロも難なくさばいた。

  4回、DeNA・柴田竜拓内野手の打球を好捕しエキサイティングシートに飛び込んだソフトバンク・今宮健太内野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクの今宮が遊撃の守備で 4回無死からスーパーキャッチを見せた。柴田の 3塁後方への飛球を追いかけ、ファウルゾーンに設置されている「エキサイティング・シート」に飛び込みながら好捕し、転倒しても球は離さなかった。「無意識にやった。頭を打っていないのは運が良かった」と振り返った。

 気迫あふれるプレーは勝利にはつながらなかった。それでも、昨季まで「4年連続ゴールデングラブ賞」に輝いた名手は「引きずることなくやれると思う」と前を見据えた。

 

 ソフトバンクのベテラン鶴岡が濱口のノーヒットノーランを阻んだ。 8回一死から代打で今シリーズ初めて登場すると、変化球を捉えた当たりはチーム初安打となる「右中間2塁打」に。「何とかチームに勢いが出ればと思った」と納得の表情だった。

 甲斐、高谷に次ぐ第 3捕手の立場で、代打や途中出場がほとんど。それでも大舞台で結果を残し「いい準備はできている」とぬかりはない。

  8回、ソフトバンク・鶴岡慎也捕手に安打を浴びたDeNA・濱口遥大投手=横浜スタジアム

 濱口の無安打投球を止めたのはソフトバンクの鶴岡だ。 0ー 3の 8回、一死から代打で登場し、「右中間2塁打」。外角のチェンジアップを逆らわずに打ち返した。このあと柳田の内野安打などで二死 2、 3塁としたが、得点は入らず。「なんとかしてチームの勢いをつけたいと思った。(ヒットは)運でしょう。(カウント 0ー 2から)最後の最後に甘い球がきた」と振り返った。

★ 5回 5安打 2失点で降板したソフトバンク・和田毅投手

 「調子はよかった。ホームランが一番の失投。投げミスをうまく打たれた。先制点を与えては駄目。相手投手がよければ(自分も)ゼロに抑えればいいだけの話だから」

 

  5回裏DeNA無死、宮崎敏郎内野手(後方)に「左越え本塁打」を浴び、厳しい表情を見せるソフトバンク先発の和田毅投手=横浜スタジアム

 ソフトバンク先発の和田毅投手が 5回で降板した。

 「73球で5三振」を奪う力投をみせたが、 5回に「5番」宮崎に先制ソロを浴びるなど「5回5安打2失点」だった。

 「調子は良かったです。初回からとばしていきました。あの本塁打は悔やまれますが最後までチームの勝ちを信じて応援します」

  6回からの「2番手」には、今シリーズ「2勝」をあげている石川があがった。

 

  8回、DeNA・高城俊人捕手に「2点適時打」を許したソフトバンク・攝津正投手=横浜スタジアム

 今シリーズ初登板となったソフトバンクの五十嵐、攝津の両ベテラン投手は、DeNA打線を止められなかった。 0- 2の 7回に救援した五十嵐は先頭の高城に左越えの「ソロ」を浴び、 8回にマウンドに上がった摂津は 4長短打で 3点を失った。38歳の五十嵐は「力みもあって中に入ってしまった」と反省し、35歳の攝津は「高めにいっていた」と淡々と話した。

 

 先発和田と聞いて、「様子見程度で 4回程度で交代させるのだろう」と思い見ていたら、なんと自殺行為も苦にしない様な感じの試合に持って行ってしまった工藤監督。誰でも分かるような負け試合をしていては「下克上」に潰されてしまう!

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ  日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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ソフトバンク今宮キラリ!日本S初の猛打賞&2盗塁!中村晃が勝ち越し弾!2015年以来の1発!

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ソフトバンクが「3勝1敗」で「日本一」に王手をかけて迎えた日本シリーズ第 5戦が、午後 6時32分にプレーボール。 ソフトバンクは 1回一死から「2番」・今宮健太内野手(26)が左前打で出塁し、「4番」・内川聖一内野手(35)への初球で 2盗に成功。カウント 1- 1から内川がDeNAの先発、石田健大投手(24)の外角スライダーを右翼線にはじき返す適時 2塁打で 1点を先制した。ソフトバンクは第 1戦から 3試合連続で 1回に先制しており、いずれも勝利している。「1勝3敗」で後がないDeNAが、シーソーゲームでソフトバンクに競り勝ち、対戦成績を「2勝3敗」とした。ソフトバンクが先手を取った。 1回二死 2塁から「4番」内川が右翼線に「適時2塁打」を放ち先制した。 1点を追うDeNAは 4回二死 2塁から「4番」筒香嘉智外野手(25)が、「今シリーズ1号となる2ラン」を中越えに放ち逆転した。 1点ビハインドで迎えたソフトバンクは 5回一死 3塁から「3番」アルフレド・デスパイネ外野手(31)の中堅犠飛で同点とし、二死 1塁から「5番」中村晃外野手(27)が「右越えに1号2ラン」を放ち、勝ち越した。ソフトバンクは 8回二死 1、 2塁の得点機に「1番」柳田悠岐外野手(29)がDeNA山崎康晃投手(25)から空振り三振を喫し無得点。 9回も 8回途中から回またぎ登板となった山崎康を二死満塁と追いつめたが、明石健志内野手(31)が 1塁ゴロに倒れゲームセットとなった。山崎康は 1回 1/3を投げ無失点でシリーズ「初セーブ」。勝ち投手はDeNA「3番手」砂田毅樹投手(22)で「1勝」、負け投手はソフトバンク「2番手」リバン・モイネロ投手(21)で「1敗」。 3日は移動日。 4日から舞台をソフトバンクの本拠地ヤフオクドーム(福岡市)に移し第 6戦が行われる。

日本一へ王手をかけていたソフトバンクが連敗を喫した。 1回に先制も逆転を許したが、 5回に中村晃外野手の「勝ち越し2ラン」で流れをつくった。しかし、 6回に「2番手」のリバン・モイネロ投手がDeNA筒香、宮崎と連続適時打を浴び、明石のまさかの失策で勝ち越された。工藤公康監督(54)は地元に戻っての第 6戦へ気持ちを切り替えていた。

ソフトバンク敗戦のなか、今宮健太内野手が「自身日本シリーズ初の猛打賞に2盗塁、2犠打」の活躍を見せた。 1回一死から左翼線への安打で出塁すると二死後に 2盗に成功。内川の適時打で先制のホームを踏んだ。 3回にも左前に安打を放つと、またも 2盗に成功した。 9回にも左前打を放って猛打賞。まさかの連敗だったが、「2番」今宮のバットと足はキラリと光っていた。

「4番」内川が第 3戦と同様に、 1回に先制打を放った。二死 2塁で左腕石田の変化球を右翼線へ運ぶ 2塁打。チームは前夜 1日に同じ左腕の浜口にわずか 2安打に抑えられ零敗しただけに突破口は開いたが、痛い敗戦となった。 4- 2の 6回にDeNAファンの大声援の中、逆転を許した。本拠地での雪辱を誓った。

柳田が「5試合連続の安打」を放った。 1- 2と逆転された直後の 5回に先頭で中前へはじき返し、送りバントで 2塁に進むと暴投で 3塁へ。デスパイネの犠飛で生還した。 7回にも中前へ運んだ。しかし、 1点を追う 8回二死 1、 2塁では、代わった山崎康に空振り三振。舞台は再び本拠地に移ることになり地元での日本一へ意気込んだ。

ソフトバンクが逆転された直後の 5回、再び試合をひっくり返した。先頭柳田が中前打。犠打と暴投で一死 3塁からデスパイネの中犠飛でまず同点。さらに内川の左前打に続き、中村晃が右越えに「今シリーズ1号」となる「勝ち越し2ラン」を放った。2015年10月25日のヤクルトとの「日本シリーズ第2戦」で秋吉亮投手(28)から「右翼へソロ」を放って以来の日本シリーズでの1発だった。

ソフトバンク先発のリック・バンデンハーク投手(32)は 5回 1/3を投げて 4安打 4失点で降板した。序盤 3回までは抜群の立ち上がり。 150キロを超える直球を次々に投げ込み、DeNA打線を手玉にとった。しかし 4回に筒香に「逆転2ラン」を浴び、味方が逆転した後の 6回にもつかまった。先頭の桑原将志外野手(24)に左前打と 2盗を許した。一死を奪ったが、続くホセ・ロペス内野手(33)を歩かせたところで降板。残した走者を「2番手」のモイネロがかえしてしまった。バンデンハークは 8三振を奪うも、先制、逆転と、 2度のリードを守れず「調子は良かった。彼の方が上だった。諦めず最後まで応援したい」と潔かった。記事をまとめてみました。

 

 

 <DeNA 5- 4ソフトバンク>◇日本シリーズ第 5戦◇ソフトバンク 3勝 2敗◇ 2日◇横浜スタジアム

 ソフトバンクが「3勝1敗」で「日本一」に王手をかけて迎えた日本シリーズ第 5戦が、午後 6時32分にプレーボール。

 ソフトバンクは 1回一死から「2番」・今宮が左前打で出塁し、「4番」・内川への初球で 2盗に成功。カウント 1- 1から内川がDeNAの先発、石田の外角スライダーを右翼線にはじき返す適時 2塁打で 1点を先制した。

 ソフトバンクは第 1戦から 3試合連続で 1回に先制しており、いずれも勝利している。

  1回、「適時2塁打」を放ったソフトバンク・内川聖一内野手=横浜スタジアム

 「1勝3敗」で後がないDeNAが、シーソーゲームでソフトバンクに競り勝ち、対戦成績を「2勝3敗」とした。

 ソフトバンクが先手を取った。 1回二死 2塁から「4番」内川が右翼線に「適時2塁打」を放ち先制した。

  1点を追うDeNAは 4回二死 2塁から「4番」筒香が、「今シリーズ1号となる2ラン」を中越えに放ち逆転した。

  1点ビハインドで迎えたソフトバンクは 5回一死 3塁から「3番」デスパイネの中堅犠飛で同点とし、二死 1塁から「5番」中村が「右越えに1号2ラン」を放ち、勝ち越した。

  4回裏DeNA二死 1塁、筒香嘉智外野手は「中越え2点本塁打」を放った=横浜スタジアム

  2点を追うDeNAは 6回一死 1、 2塁から「4番」筒香の中堅後方フェンス直撃の適時 2塁打で 1点差と詰め寄った。続く「5番」宮崎は一死 2、 3塁から中前適時打で同点。さらに一死 1、 3塁から代打嶺井の 2塁ゴロは 2塁手明石のジャックル(記録は失策)を誘い、敵失で再度勝ち越した。

 ソフトバンクは 8回二死 1、 2塁の得点機に「1番」柳田がDeNA山崎康から空振り三振を喫し無得点。 9回も 8回途中から回またぎ登板となった山崎康を二死満塁と追いつめたが、明石が 1塁ゴロに倒れゲームセットとなった。山崎康は 1回 1/3を投げ無失点でシリーズ「初セーブ」。勝ち投手はDeNA「3番手」砂田で「1勝」、負け投手はソフトバンク「2番手」モイネロで「1敗」。

  3日は移動日。 4日から舞台をソフトバンクの本拠地ヤフオクドーム(福岡市)に移し第 6戦が行われる。

 

 日本一へ王手をかけていたソフトバンクが連敗を喫した。

  1回に先制も逆転を許したが、 5回に中村晃外野手の「勝ち越し2ラン」で流れをつくった。しかし、 6回に「2番手」のリバン・モイネロ投手がDeNA筒香、宮崎と連続適時打を浴び、明石のまさかの失策で勝ち越された。

 工藤公康監督は「みんなでつないでいって、なんとかしようとしてくれた。いいゲームだった。また切り替えて、向こう(福岡)で頑張りますしっかり福岡で決めます」。地元に戻っての第 6戦へ気持ちを切り替えていた。

  8回、交代を出し引き揚げるソフトバンク工藤公康監督=横浜スタジアム

 DeNAが「3連敗」から「2連勝」。第 5戦のポイントを野球評論家の西本聖氏に聞いた。

-最後は回またぎの登板となった山崎康が二死満塁のピンチをしのいで逃げ切った

 西本氏 ラミレス監督は後がない状況で 8回から山崎康を投入。山崎がその期待に応えて良く投げた。

-先発の石田は 5回途中、 4失点で降板した

 西本氏 石田というよりは、なぜ捕手に高城を使わないのか不思議に思った。高城は昨日の第 4戦で同じ左腕でチェンジアップを武器にする浜口を好リード。打っても「本塁打」を含む 3安打とラッキーボーイ的な存在だと思った。しかし先発マスクは戸柱。シーズン中の相性の良さなどもあるのだろうが、短期決戦。負けたら終わりという状況の中でここは疑問が残った。

  6回一死 1、 3塁で、嶺井博希捕手の打球を 2塁手・明石健志内野手がエラー。痛恨のミスで勝ち越し点を与えた=横浜スタジアム

-ソフトバンクは 6回裏に救援のモイネロが打たれ試合が決まった

 西本氏 筒香のところでワンポイントで嘉弥真を使って宮崎には森をぶつけるのかなと思ったが、ここはベンチがモイネロに託した。これは仕方がな。ただ決勝点になった 5点目は明石のエラー。一死 1、 3塁で 2ゴロ。走者にタッチするのか、 2塁に送球するのか中途半端になったことで生じたミス。やはり準備の大事さを痛感させられるプレーだった。

-終盤の 7、 8、 9回といずれも得点圏に走者を進めながらあと 1本が出なかった

 西本氏  7回に先頭の柳田が安打で出た。続く今宮に迷い無く送らせたが、あの場面はエンドランを仕掛けても良かった。今宮は好調だし転がしさえすれば走者は進められる。ベンチが動くことも必要だったかもしれない。

 試合が終了した後も、工藤公康監督(ベンチ中央)はしばらくグラウンドを見つめた=横浜スタジアム

-ソフトバンクは「3連勝」の後「2連敗」。嫌なムードにならないか

 西本氏 移動日で 1日空くし第 6戦は再び本拠地に戻る。まだソフトバンクが有利なことに変わりはない。ただ第 6戦をDeNAが取ると一気に「4連勝」してしまう勢いはある。

-第6戦のポイントは

 西本氏 先発はソフトバンクが千賀、DeNAは今永だと思う。いずれにしてもどちらが先取点を取るか。そしてベンチが早め、早めに動けるかがポイントになってくる。

 

 1回表ソフトバンク1死、左前打を放った今宮健太内野手=横浜スタジアム

 ソフトバンク敗戦のなか、今宮健太内野手が「自身日本シリーズ初の猛打賞に2盗塁、2犠打」の活躍を見せた。 1回一死から左翼線への安打で出塁すると二死後に 2盗に成功。内川の適時打で先制のホームを踏んだ。

  3回にも左前に安打を放つと、またも 2盗に成功した。「久しぶりに振るべき球を打っていけた。最初に 1本出ると違うもんですね。盗塁もいけると信じていった」。

  9回にも左前打を放って猛打賞。まさかの連敗だったが、「2番」今宮のバットと足はキラリと光っていた。

  3回、 2盗に成功したソフトバンク・今宮健太内野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクの「2番」、今宮は「3安打2盗塁、2犠打」をマークし「やっと仕事ができた」と息をついた。

  1回一死で左前にはじき返すと、二死後に 2盗し、内川の 2塁打で先制のホームを踏む。逆転された直後の 5回無死 1塁ではきっちり送りバントを決めて攻撃にリズムをもたらし、この回の 3点につなげた。

 遊撃守備でも好プレーを見せた。 5回無死で中前に抜けそうな当たりをさばき、流れるような動きで 1塁へ送球。チームは「2連敗」となったが「相手にも意地がある。しっかり切り替えて勝負したい」と表情に暗さはなかった。

 

  1回、「適時2塁打」を放ったソフトバンク・内川聖一内野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクの「4番」内川が第 3戦と同様に、 1回に先制打を放った。二死 2塁で左腕石田の変化球を右翼線へ運ぶ 2塁打。チームは前夜 1日に同じ左腕の浜口にわずか 2安打に抑えられ零敗しただけに「なんとか流れをこっちに持ってきたかった」と突破口は開いたが、痛い敗戦となった。

  4- 2の 6回にDeNAファンの大声援の中、逆転を許した。「それ(圧力)を感じて普段のプレーができなくなるようじゃ。それとこれとは別の話」と主将らしく分析。本拠地での雪辱を誓った。

 

 ソフトバンクの柳田が「5試合連続の安打」を放った。 1- 2と逆転された直後の 5回に先頭で中前へはじき返し、送りバントで 2塁に進むと暴投で 3塁へ。デスパイネの犠飛で生還した。 7回にも中前へ運んだ。

 しかし、 1点を追う 8回二死 1、 2塁では、代わった山崎康に空振り三振。舞台は再び本拠地に移ることになり「最後なので重圧というよりも、楽しくやりたい。何とか力を発揮したい」と地元での日本一へ意気込んだ。

  5回、アルフレド・デスパイネ外野手が犠牲フライを放ち、生還したソフトバンク・柳田悠岐外野手=横浜スタジアム

☆ソフトバンク・工藤監督「いいゲームだったと思う。ただ、負けてしまったので切り替えて頑張る。打線はつなぐ意識を持って、最後もこのままでは終わらないところを出した。今度は本拠地でうちらしいゲームができるように力を合わせる」

★松田宣浩内野手

 「簡単には勝てない。でもあと一つ勝てばいい。ホームで頑張る」

★明石健志内野手(31)( 6回の失策に)

 「( 1塁走者に)タッチしようと思った。(正解は)トスだった」

★ソフトバンク・王貞治球団会長( 2試合の足踏み)

 「チャンピオン同士の対決だから、簡単にはいかないよ」

★ソフトバンク・藤本博史打撃コーチ(打線に)

 「仕方ない。あと 1本だった。最後まで粘りを見せたのは第 6戦につながる」

 

  5回、犠牲フライを放ったソフトバンク・デスパイネ外野手=横浜スタジアム

 ソフトバンクが逆転された直後の 5回、再び試合をひっくり返した。先頭柳田が中前打。犠打と暴投で一死 3塁からデスパイネの中犠飛でまず同点。

 さらに内川の左前打に続き、中村晃が右越えに「今シリーズ1号」となる「勝ち越し2ラン」を放った。

  5回表ソフトバンク2死一塁、右越えに2点本塁打を放った中村晃外野手=横浜スタジアム

 アルフレド・デスパイネ外野手が同点の犠飛を放った。 1点を追う 5回一死 3塁。 2ボールからの 3球目をセンターへ飛ばした。

 ややタイミングをはずされ、体勢を崩されながらのスイング。それでも打球はセンターの定位置よりも深くまで飛んだ。 3塁から柳田が悠々生還。「打ったのはスライダー。逆転された後でしたし、先頭打者のギータがしっかり出塁して健太(今宮)が送り、「3、4番」がかえすのがホークスの野球なので、しっかり仕事が出来てよかった。流れを渡したくなかった」とコメント。逆転された次のイニングですぐに同点に追いついた。

  5回表ソフトバンク一死 3塁、アルフレド・デスパイネ外野手の中犠飛で同点の生還をする柳田悠岐外野手=横浜スタジアム

 デスパイネが 1点を追う 5回一死 3塁で犠飛。石田の変化球を中堅へ打ち返し、飛距離は十分だった。 3塁走者の柳田を本塁に呼び込み「しっかり仕事ができて良かった」と喜んだ。

 今季 103打点でパ・リーグの「打点王」に輝き、今シリーズは 1、 2戦目で 1回に先制打。「自分が走者をかえすという強い気持ちで打席に入っている」との言葉通りの打撃だった。

  5回表ソフトバンク二死 1塁、中村晃は右越えに「勝ち越し2点本塁打」を放った=横浜スタジアム

 中村晃外野手が「勝ち越し2ラン」を放った。デスパイネの犠飛で同点に追いつき、「4番」内川が左前打で出塁。二死 1塁で打席に立つと、フルカウントからの 7球目を引っ張った。

 高めに浮いてきた球を上からたたきつぶし、打球は大きな弧を描いて右翼スタンドに着弾。手をたたいて喜んだ。2015年10月25日、ヤクルトとの「日本シリーズ第2戦」で秋吉から「右翼へソロ」を放って以来の「日本シリーズ」での 1発だった。

  5回表ソフトバンク二死 1塁、中村晃外野手は「右越え2点本塁打」を放ちガッツポーズ=横浜スタジアム

 中村晃外野手が 5回に「勝ち越し2ラン」を放った。デスパイネの犠飛で同点に追いつき、「4番」内川が左前打で出塁。二死 1塁で打席に立つと、フルカウントからの 7球目を引っ張った。高めに浮いてきた球を上からたたきつぶした。打球は大きな弧を描き、右翼スタンドに着弾。手をたたいて喜んだ。

 「打ったのはストレート。何とか粘って、後ろにつなげようと思いました。チームが勝ち越し出来てよかったです」と振り返った。2015年10月25日のヤクルトとの「日本シリーズ第2戦」で秋吉から「右翼へソロ」を放って以来の日本シリーズでの1発だった。

 

 先発のソフトバンク・バンデンハーク投手=横浜スタジアム

 ソフトバンク先発のリック・バンデンハーク投手は 5回 1/3を投げて 4安打 4失点で降板した。序盤 3回までは抜群の立ち上がり。 150キロを超える直球を次々に投げ込み、DeNA打線を手玉にとった。しかし 4回に筒香に「逆転2ラン」を浴び、味方が逆転した後の 6回にもつかまった。先頭の桑原に左前打と 2盗を許した。一死を奪ったが、続くロペスを歩かせたところで降板。残した走者を2番手のモイネロがかえしてしまった。

 バンデンハークは 8三振を奪うも、先制、逆転と、 2度のリードを守れず「調子は良かった。とにかくチームが勝てる投球をしたかった。筒香くんに本塁打を打たれてしまったが、あれは勝負しにいったし、彼の方が上だった。諦めず最後まで応援したい」と振り返った。

 DeNA打線を相手に力投するリック・バンデンハーク投手=横浜スタジアム

 ソフトバンクのバンデンハークは中盤に息切れし、 6回途中 4失点だった。 4回に筒香に「中越えの逆転2ラン」を許すと、 6回は安打と四球で一死 1、 2塁のピンチを招いて降板。「2番手」のモイネロがつかまり、残した走者をかえされた。

  2回に先頭の筒香を空振り三振に仕留めるまで、最初の15球は全て速球で勝負し、 3回までは完璧に抑えた。筒香に浴びた本塁打については「彼の方が上だった」と潔かった。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ  日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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鬼の金本監督に金棒!阪神秋季C初日、長尺重量バット導入しいきなり8時間超!高山、初日から全開!

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阪神秋季キャンプ( 2日、安芸)鬼に金棒キャンプ!! 阪神の秋季キャンプが 2日、高知県安芸タイガース球場でスタート。金本知憲監督(49)はいきなり真っ暗になるまで約 8時間半の猛練習を課した。自身が現役時代に使用した長尺重量マスコットバットを導入したかと思えば、投手の強化ランニングにも“乱入”。来季優勝に向けて、実りの秋を目指す。最後は真っ暗闇だった。 3年目へのスタートを切った金本阪神の秋季キャンプ初日。午前10時に始まり、最後の選手、江越大賀外野手(24)が球場を出たのは午後 6時半。太陽は太平洋の水平線にとっくに沈んでいた。鬼、スパルタ、軍隊…うちはそんな練習をしてないよ、明るいよ、楽しいよ、と“過剰表現”の自粛を報道陣に求めてきた指揮官だが、これはどう考えても“過剰”じゃない!? 見たまんまを正しく伝えるなら“メッチャ厳しい”。言葉とは裏腹の壮絶メニューに「勝負の年」への覚悟が見えた。現役時代の鉄人が、練習で愛用した、長くて重いマスコットバット。一般的なプロ野球選手のバットは長くても34インチ(約86センチ)、重さは 900グラム前後だから、持つだけでずっしりくる。数々の大記録の礎となったバットは、まさに「鬼に金棒」。今度は選手たちに振りまくらせた。選手たちは四苦八苦。江越が「結構、きついッス」と話せば、陽川尚将内野手(26)も悪戦苦闘ぶりを明かした。室内練習場(安芸ドーム)での連続ティーにも付き合い、ウエートトレに励む選手の姿も確認し、結局、指揮官も最後まで練習を見守った。練習時間の長さを、そう表現したキャンプは、まだ始まったばかり。地獄が、壮絶が、普通になる頃、虎はたくましくなっている。そう信じたい。

中谷が打撃練習で快音を連発した。フリー打撃では「5連発含む12発のサク越え」。金本監督から下半身の使い方について指導を受けた。さらに居残り特打では大山悠輔内野手(22)と競演し、長尺バットを振り回した。金本監督は目を細めた。和製大砲となるべく、安芸で徹底的に振り込む。高山俊外野手(24)は全体練習後に行った居残り特打では「236スイングで15本」のサク越え。さらにその後サブグラウンドで特守と、精力的に汗を流した。片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)は宣言していた通り、初日から目いっぱい鍛えられた。高山は「うまくなれるように頑張ります」と話し、タクシーへと乗り込んだ。

藤浪晋太郎投手(23)が初日からブルペン入り。63球を投じ、全球種を解禁した。 2種類のフォークの握りを試した後は強化ランニング走を行った。2018年シーズンの完全復活に向けて、再出発。投げて走って自らを鍛え直していく。秋晴れに恵まれた秋季キャンプ初日。日光で土佐湾の水面が光り輝いた。2018年シーズンは、ここから始まる。完全復活を誓う来季に向け、藤浪が一歩踏み出した。すっかり日が落ちた午後 6時過ぎ。キャンプ初日を終え、より気を引き締めた。みやざきフェニックス・リーグでつかんだ感覚を、今キャンプで形にする。そのステップとしては、まず投げることだ。ブルペン投球では捕手の坂本相手に63球。初日からカットボール、カーブ、スライダー、ツーシーム、フォークと全球種を投げた。フォークに関してはこれまでのスプリット気味だった球種から、握りを深くし、落差のあるタイプにも挑戦。 2年続いた不振から脱出するための再生キャンプがスタート。真っすぐの制球があってこそ、変化球が光る。もちろん藤浪もそれは分かっている。19日の打ち上げまで、残り17日。安芸で投げて走って、本来の姿を取り戻す。

阪神から「ドラフト3位指名」を受けた立教大學・熊谷敬宥(たかひろ)内野手(21)が 2日、埼玉・新座市内の立教大學新座キャンパス智徳寮で指名あいさつを受け笑顔を見せた。担当した平塚克洋スカウト(51)は期待を込めた。佐野仙好統括スカウト(66)らから指名あいさつを受けた。アピールポイントの守備、走塁に加え、打撃も磨き、伝統の一戦で立教大學の大先輩である巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(81)の前で成長した姿を見せることを誓った。即戦力という「3位評価」だけに、課題の打撃を伸ばせば、 1軍で出場機会をつかむ日はそう遠くない。そしていずれはミスターの前で活躍を-。59年ぶりの「日本一」を決めたことしの「全日本大学選手権決勝」では、観戦に訪れていた立教大學OBの長嶋茂雄氏の前で 1安打 1盗塁。主将として59年ぶりの優勝に貢献した。プロの世界でも成長した姿を見せたい。まずはキャンプ 1軍、そして開幕 1軍を目指し、このオフは走攻守にパワーアップを図る。記事をまとめてみました。

 

  長尺バットで振り込む中谷将大外野手。金本知憲監督(左奥)が現役時代に使っていた秘密兵器だ=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 阪神秋季キャンプ( 2日、安芸)鬼に金棒キャンプ!! 阪神の秋季キャンプが 2日、高知県安芸タイガース球場でスタート。金本知憲監督はいきなり真っ暗になるまで約 8時間半の猛練習を課した。自身が現役時代に使用した長尺重量マスコットバットを導入したかと思えば、投手の強化ランニングにも“乱入”。来季優勝に向けて、実りの秋を目指す。

 最後は真っ暗闇だった。 3年目へのスタートを切った金本阪神の秋季キャンプ初日。午前10時に始まり、最後の選手、江越が球場を出たのは午後 6時半。太陽は太平洋の水平線にとっくに沈んでいた。

 鬼、スパルタ、軍隊…うちはそんな練習をしてないよ、明るいよ、楽しいよ、と“過剰表現”の自粛を報道陣に求めてきた指揮官だが、これはどう考えても“過剰”じゃない!? 見たまんまを正しく伝えるなら“メッチャ厳しい”。言葉とは裏腹の壮絶メニューに「勝負の年」への覚悟が見えた。

 「そうかぁ? たまたま、これだけ時間がかかっただけで。時間をかければいいという考えは全くない」

 笑顔の阪神・金本知憲監督=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 野手には“振らせる”キャンプ。単に量だけではない。工夫があった。選手全員が持たされた長~い棒、いや、バットだ。

 「僕自身も使っていた。91センチで 1.1キロぐらいかな」

 現役時代の鉄人が、練習で愛用した、長くて重いマスコットバット。一般的なプロ野球選手のバットは長くても34インチ(約86センチ)、重さは 900グラム前後だから、持つだけでずっしりくる。数々の大記録の礎となったバットは、まさに「鬼に金棒」。今度は選手たちに振りまくらせた。「虎に金棒」となるように。狙いはこうだった。

 「長いバットはバランスが必要。体をうまく使わないとうまく振れない。重いバットは振る力をつけるため」

 選手たちは四苦八苦。江越が「あそこまで長いのは初めて。結構、きついッス」と話せば、陽川も「今まで使ったことがない。振りにくさもあります」と悪戦苦闘ぶりを明かした。指揮官は「こちらが決めたメニューですが、積極的に、食らいつくように、自主的にやってるなという印象は受けた」とニンマリだ。

 ランニングをする岩貞祐太投手を見つめる阪神・金本知憲監督=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 異例の動きも見せた。打撃練習中は基本的に張り付く金本監督が、サブグラウンドへ。強化ランニング中の投手の元へ「さあ、今から走らせよう!」と言いながら“乱入”。「岩貞は(目標タイムを)切ってないでしょう」と伊藤トレーニングコーチに声をかける。そして、岩貞は追加走。ヘトヘトで倒れ込む「17番」に将は「ポーズじゃないの?」と再びニンマリ。

 室内練習場(安芸ドーム)での連続ティーにも付き合い、ウエートトレに励む選手の姿も確認し、結局、指揮官も最後まで練習を見守った。

 「たまたま」

 練習時間の長さを、そう表現したキャンプは、まだ始まったばかり。地獄が、壮絶が、普通になる頃、虎はたくましくなっている。そう信じたい。

★長尺バットについて阪神・北條史也

 「みんな使っていますよ。バットを振る力をつけるためです」

◇バットとは

 「公認野球規則3・02(バット)」によると、バットはなめらかな円い棒であり、太さはその最も太い部分の直径が2.61インチ(6.06センチ)以下、長さは42インチ( 106.7センチ)以下であると定められている。練習で使うバットについては、制約はない。日本では高校生までは金属バットで、大学、社会人、プロは木製バットを使用する。

 

 阪神秋季キャンプ( 2日、安芸)阪神・中谷が打撃練習で快音を連発した。フリー打撃では「5連発含む12発のサク越え」。金本監督から下半身の使い方について指導を受けた。さらに居残り特打では大山と競演し、「234スイング中23発」と長尺バットを振り回した。金本監督は「良くなってきている。つかみつつあるんじゃないかな」と目を細めた。和製大砲となるべく、安芸で徹底的に振り込む。

 特打を終え、引き揚げる江越大賀外野手、大山悠輔内野手、中谷将大外野手(左から)。あたりは真っ暗=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 阪神秋季キャンプ( 2日、安芸)高山は全体練習後に行った居残り特打では「236スイングで15本」のサク越え。さらにその後サブグラウンドで特守と、精力的に汗を流した。片岡ヘッド兼打撃コーチは「攻守でマックスにやらせる」と宣言していた通り、初日から目いっぱい鍛えられた。高山は「練習して、うまくなれるように頑張ります」と話し、タクシーへと乗り込んだ。

 

 走れ! 走れ!! 藤浪晋太郎投手、小野泰己投手、岩貞祐太投手(右から)ら投手陣には厳しいランニングメニューが命じられた=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 阪神秋季キャンプ( 2日、安芸)藤浪晋太郎投手が初日からブルペン入り。63球を投じ、全球種を解禁した。 2種類のフォークの握りを試した後は強化ランニング走を行った。2018年シーズンの完全復活に向けて、再出発。投げて走って自らを鍛え直していく。

 秋晴れに恵まれた秋季キャンプ初日。日光で土佐湾の水面が光り輝いた。2018年シーズンは、ここから始まる。完全復活を誓う来季に向け、藤浪が一歩踏み出した。

 「しっかりやらないといけない。与えられたメニューをしっかりやって、自主練習の時間もあるので、有効に使ってしっかりやりたい」

 すっかり日が落ちた午後 6時過ぎ。キャンプ初日を終え、より気を引き締めた。みやざきフェニックス・リーグでつかんだ感覚を、今キャンプで形にする。そのステップとしては、まず投げることだ。

 ブルペンでフォークなど、全球種を投げた藤浪晋太郎投手。基本は真っすぐだ=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 ブルペン投球では捕手の坂本相手に63球。初日からカットボール、カーブ、スライダー、ツーシーム、フォークと全球種を投げた。フォークに関してはこれまでのスプリット気味だった球種から、握りを深くし、落差のあるタイプにも挑戦。「普段のブルペンでも思いついたら投げることもある」とこれまで通り、ブルペン投球から飛躍のヒントを探した。

 投球練習後にはランニングメニューを実施。制限タイム30秒以内の 180メートル走の計16本を難なく走りきり、下半身も強化。シーズン中よりも厳しめに設定されたメニューでも「走ることも、与えられたメニューをしっかりやっていきたい」と涼しい顔でこなした。

  2年続いた不振から脱出するための再生キャンプがスタート。香田投手コーチはテーマについて「基本は真っすぐ。そこは当然磨いて欲しい」と話した。真っすぐの制球があってこそ、変化球が光る。もちろん藤浪もそれは分かっている。19日の打ち上げまで、残り17日。安芸で投げて走って、本来の姿を取り戻す。

 ブルペンで投球練習をする藤浪晋太郎投手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

☆阪神・藤浪の過去の秋季キャンプVTR

★インステップ矯正(2013年):技術面では踏み出す左足が 3塁方向に向き過ぎるインステップの矯正と、守備練習に重点を置いた。

★不参加(2014年):侍ジャパン選出のため不参加。

★ランニングとウエート(2015年):右肩関節炎で「プレミア12」を辞退。キャンプでは投球練習をせずに、下半身強化に取り組んだ。

★クイック徹底(2016年):キャンプ初日(10月30日)はブルペン投球ではクイック、翌日には投内連係など守備面の向上に取り組んだ。11月 5日に侍ジャパンに参加するため安芸を離れた。

 

 阪神から「ドラフト3位指名」を受けた立教大學・熊谷敬宥内野手が 2日、埼玉・新座市内の立教大學新座キャンパス智徳寮で指名あいさつを受け「守備を評価してもらった。自信のあったところを評価していただいてうれしかった」と笑顔を見せた。

 担当した平塚克洋スカウトは「(守備の)柔らかさ、スローイングの良さは教えられないものを持っている」と期待を込めた。

 阪神から「ドラフト3位指名」を受けた立教大學・熊谷内野手(中央)左は佐野仙好統括 スカウト、右は平塚克洋スカウト=埼玉県新座市内の立教大學新座キャンパス野球部寮「智徳寮」

 阪神から「ドラフト3位」で指名された立教大學・熊谷敬宥内野手が 2日、埼玉県新座市内の野球部寮で、佐野仙好統括スカウトらから指名あいさつを受けた。アピールポイントの守備、走塁に加え、打撃も磨き、伝統の一戦で立教大學の大先輩である巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の前で成長した姿を見せることを誓った。

 指名あいさつを受け、部屋から出てきた熊谷は生き生きとした表情で成長を誓った。 「守備を評価していただきました。自分でも自信があったところなので、うれしいです。いいところを増やしていきたいです」

 持ち味の守備は、担当の平塚スカウトも「柔らかさがある。天性のものか、努力で手に入れたものかはわからないけど、教えられない部分でよさをもっている」と太鼓判。50メートル 5秒 8の脚力も「スチール能力が高い」とお墨付きだ。

 阪神のスカウトから指名挨拶を受けた後、トラッキーと「レベルアップ」と書いた色紙を手にする立教大學・熊谷敬宥内野手=埼玉県新座市内の立教大學新座キャンパス野球部寮「智徳寮」

 即戦力という「3位評価」だけに、課題の打撃を伸ばせば、 1軍で出場機会をつかむ日はそう遠くない。そしていずれはミスターの前で活躍を-。59年ぶりの「日本一」を決めたことしの「全日本大学選手権決勝」では、観戦に訪れていた立教大學OBの長嶋茂雄氏の前で 1安打 1盗塁。主将として59年ぶりの優勝に貢献した。プロの世界でも成長した姿を見せたい。

 「まずはそういうときに試合に出られるように。先輩の前で活躍できるように、早くそういう舞台に立てるように、そのレベルまでしっかり練習していきたいです」

 そのためにも、どん欲な姿勢で自ら学びに行く。阪神の内野には鳥谷をはじめ、助言をもらいたい先輩がたくさんだ。

 「大学とプロで一段階違うので。自分から積極的に聞きに行くことに意味があると思いますし、それをしっかり自分のものにしていきたいです」

 さらに仙台育英高時代に 3度出場した甲子園のグラウンドは、好印象しかない。「人工芝のような感じで、やりやすいイメージ。そういうところでできるのはうれしいです」と笑顔を見せた。

 まずはキャンプ 1軍、そして開幕 1軍を目指し、このオフは走攻守にパワーアップを図る。

 立教大學が優勝した 6月の「全日本大学選手権決勝」を観戦した長嶋茂雄氏。立教大學の大先輩にプロでもいいところをみせたい=明治神宮球場

★景浦將外野手以来の入団

 阪神には早稲田大學(鳥谷、上本、岡田元監督)、明治大學(高山、坂本、糸原、荒木、平田チーフ、中村、筒井コーチ)、法政大學(山本、高代コーチ、安藤育成コーチ、木戸球団本部部長)、慶応大學(伊藤隼)ら東京六大学のOBが多く所属している。熊谷の所属した立教大學から直接の入団は1936年に中退して大阪タイガースに入団した景浦将以来、82年ぶりとなる。

◇熊谷 敬宥(くまがい・たかひろ)

 内野手。1995(平成 7)年11月10日生まれ、21歳。宮城県出身。仙台育英高校時代は 2年夏、 3年春夏に甲子園出場。立教大學に進学し、今春は主将として全日本大学選手権で59年ぶりの「日本一」に導いた。2017年日米大学野球、ユニバーシアード日本代表。 1メートル73、70キロ。右投げ右打ち。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督、小野を絶賛!金本監督ホレ直した!大山、130M場外弾や!植田、金本監督から密着指導!

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金本知憲監督(49)が来季 2年目を迎える小野泰己投手(23=富士大学)を絶賛した。ブルペンに足を運び、投手陣の投球をチェック。外角低めの力強い速球を投げる右腕に、熱視線を送った。プロ 1年目の今季は15試合に登板し、「2勝7敗」。打線の援護を得られない試合があり、勝ち運に恵まれなかった。指揮官は春季キャンプでキレのある直球にほれ込み、 1軍で先発のチャンスを与え続けた。 2年目もさらなる飛躍を期待した。金本監督の視線の先には、背番号「28」。柔らかいフォームから投げ込まれる剛球に目を奪われた。小野泰己。超一級品の素材であることを再確認し、飛躍を確信した。十数分、真後ろからチェックし、飛躍の兆しを感じた。入団 2年目で「2桁勝利」といえば、最近では2014年の藤浪晋太郎(11勝)くらい。指揮官は開幕ローテ入りの可能性について「もちろん、もちろん」。ブルペンで投げているボールを見れば、「2勝クラス」の投手ではない。来年は潜在能力を発揮し、大輪の花を咲かせる。

2塁手に挑戦中の大山悠輔内野手(22=白鴎大学)が秋季キャンプ 2日目の 3日、ロングティーで驚がくの推定 130メートル場外弾を放った。金本知憲監督は天性の飛距離を絶賛し、山田哲人(25=ヤクルト)、小久保裕紀(46=元ソフトバンク)、浅村栄斗(26=西武)らの名前を挙げ、匹敵する「大型2塁手」になれる-と太鼓判を押した。ドカンと一発。安芸市営球場の左翼後方の場外に打球が消えていった。推定飛距離は何と 130メートル。しかも、フリー打撃ではなく、ロングティーで。驚異のパワーを披露したのは大山だ。主役は相変わらず言葉少なだったが、バットは正直だった。打球が飛ばないはずのロングティーで飛ばす、飛ばす。左翼ポール際を何本も越え、その向こうにある道路すら越えていく。 1球は1994年に在籍した強打の助っ人ディアーのために作られた“ディアーネット”にも乗り、通行中のファンに当たりそう。グラウンドで見ていた清水サブマネジャーが慌てて指示すると向きを変え、今度は左中間へ弧を描いた。驚嘆の声を上げたのは金本監督だった。大山が打ち込んだ左翼ポール後方にはネットがなく、キャンプ初日から道路に『打球危険! 立見禁止!』の張り紙が登場した。グラウンドと反対側の土手はコンクリートの壁で、跳ね返る打球も危ない。しかし、ここはグラウンドを一望できる最高のロケーション。立ち見するファンがあとを断たず、 2日目から関係者が現場に立ち、注意喚起を行った。 2年連続トリプルスリーに前侍ジャパンの将。球史を彩る「大型2塁手」に匹敵…いや、それ以上の伸びしろを見た。「競争だけど」と付け加えるのを忘れなかったが。ライバルにない圧倒的パワーで、大山が新しい定位置奪取に突き進む。

植田海内野手(21)が 3日、金本監督から密着指導を受けた。秋季キャンプ 2日目のこの日、ロングティーをしている際に呼び止められて下半身の使い方などをレクチャーされた。来季 4年目を迎える若虎に指揮官は大きな期待を寄せている。植田海、大山悠輔(22)の両内野手と、板山祐太郎外野手(23)が守備力向上を目的に下半身強化トレーニングに臨んだ。藤本敦士 2軍守備走塁コーチ(40)らの指導のもと、あまりのキツさに思わず声が…。だが、これも今季、虎の足を引っ張ったミスの撲滅のため。“モーレツしごき”キャンプで足腰をいじめ抜いた。太陽が沈み始めたサブグラウンドに悲痛な声が響き渡る。あまりのキツさに植田が、大山が、板山が、棒のように地面に突っ伏した。まずは大山と板山が横に並び、長さ約 1.5メートルの棒を 2人で持つ。そのままワンツー・スリーのかけ声でスクワットしながらグラウンドを端から端まで移動。棒で“つながれている”ため、どちらも楽できないという地獄のメニューだ。さらに植田が合流し、 3人で棒を持って中腰の捕球体勢で制止。一見地味なトレーニングだが、これも互いに棒を持ちあっているため、立ち上がることができない。そもそも平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ(58)や久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)らに取り囲まれ、手抜きなんてもってのほか。 3人は顔をしかめ、思わず声をあげた。秋季キャンプはまだ 2日目。とことん振り、走り、そしてしゃがむ。猛虎となるために、あらゆる部分を鍛えまくる。記事をまとめてみました。

 

 ブルペンに入り投球する小野泰己投手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 金本知憲監督が来季 2年目を迎える小野泰己投手を絶賛した。ブルペンに足を運び、投手陣の投球をチェック。外角低めの力強い速球を投げる右腕に、熱視線を送った。

 「今日は小野でしょう。いいボールを投げていた。たまにシュート回転や低めのボールが垂れることはあるが、ある程度の高さにきた時は、スピンが効いている。来年は楽しみですね」。プロ 1年目の今季は15試合に登板し、「2勝7敗」。打線の援護を得られない試合があり、勝ち運に恵まれなかった。指揮官は春季キャンプでキレのある直球にほれ込み、 1軍で先発のチャンスを与え続けた。 2年目もさらなる飛躍を期待した。

 小野泰己投手はブルペンで投球練習。いやぁ~改めていい球、投げますなぁ=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 金本知憲監督がブルペンを視察し、来季 2年目の小野泰己投手を絶賛した。改めてそのボールにホレ直し、来季は「12~13勝」と2桁勝ち星を熱望。今季は15試合に登板して「2勝」どまりだったが、大幅アップを予感した。やはり潜在能力はピカイチ。ひと皮もふた皮もむけてくれよ!

 「やっぱりええわぁ」と思わず声が漏れた。金本監督の視線の先には、背番号「28」。柔らかいフォームから投げ込まれる剛球に目を奪われた。小野泰己。超一級品の素材であることを再確認し、飛躍を確信した。

 「小野でしょう。いい球を投げていた。真っすぐ。たまにシュート回転とか低めの球が垂れたりとかあるけれど、ある程度の高さにきたらスピンが効いているね。楽しみですね、来年は」

 金本知憲監督も小野泰己投手の投球に改めてほれぼれ=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 ブルペンで目についた選手は? という報道陣の質問に即答。ルーキーイヤーの今季は「2勝7敗、防御率4.35」に終わったが「変化球の制球がつけば。カウントを取る球と、ボールゾーンに…それができれば12、13勝するわ」と早くも「2桁勝利」を期待した。

 正午前から始まった投球練習。ふらりと視察に訪れると、しなやかに腕を振る姿に視線がくぎ付けになった。カーブ、スライダーもまじえて計94球。なかでもボールに指がしっかりかかり、スピンの効いた直球は、浮き上がるような軌道を描いた。将は受けていた片山ブルペン捕手にも「どうや?」と声をかけ「グー!!」という返答をもらうと満面の笑み。十数分、真後ろからチェックし、飛躍の兆しを感じた。

 金本知憲監督(左)は小野泰己投手(右)の投球を見つめる=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 入団 2年目で「2桁勝利」といえば、最近では2014年の藤浪(11勝)くらい。将の高い期待を伝え聞いた小野は「来年は 1年間、しっかり 1軍で投げるという目標は持っている。(藤浪、岩貞ら) 1軍で投げていた投手に追いつけるよう、必死に食らいついていきたい」。今季は変化球のコントロールに苦しんだこともあり「精度を磨いていかないといけない。自分の納得する球も何球かあるので、その球を数多く投げられるように」と気を引き締めた。

 指揮官は開幕ローテ入りの可能性について「もちろん、もちろん」。ブルペンで投げているボールを見れば、「2勝クラス」の投手ではない。来年は潜在能力を発揮し、大輪の花を咲かせる。

 

 大山悠輔内野手はロングティーで場外弾を放った=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 2塁手に挑戦中の大山悠輔内野手が秋季キャンプ 2日目の 3日、ロングティーで驚がくの推定 130メートル場外弾を放った。金本知憲監督は天性の飛距離を絶賛し、山田哲人、小久保裕紀、浅村栄斗らの名前を挙げ、匹敵する「大型2塁手」になれる-と太鼓判を押した。

 ドカンと一発。安芸市営球場の左翼後方の場外に打球が消えていった。推定飛距離は何と 130メートル。しかも、フリー打撃ではなく、ロングティーで。驚異のパワーを披露したのは大山だ。

 「まだまだです」

 主役は相変わらず言葉少なだったが、バットは正直だった。打球が飛ばないはずのロングティーで飛ばす、飛ばす。左翼ポール際を何本も越え、その向こうにある道路すら越えていく。 1球は1994年に在籍した強打の助っ人ディアーのために作られた“ディアーネット”にも乗り、通行中のファンに当たりそう。グラウンドで見ていた清水サブマネジャーが慌てて「あっちに打つな! 方向を変えろ」と指示すると向きを変え、今度は左中間へ弧を描いた。

 驚嘆の声を上げたのは金本監督だった。

 大山悠輔内野手の打球は左奥の山の斜面へ。推定130メートルの驚弾だ=高知県安芸市のタイガース球場

 「ヘッド効かせて運ぶというか、いいポイントで捉えるというのは、もともと持っている。(ロングティーで飛ばすのは)難しいと思うよ。すごい飛距離だと思う」

 ロングティーの飛距離がいかに出ないものか? 「俺は下手やった」。「生涯476本塁打」の指揮官が振り返るのだから、難易度が分かるだろう。

 大山が打ち込んだ左翼ポール後方にはネットがなく、キャンプ初日から道路に『打球危険! 立見禁止!』の張り紙が登場した。グラウンドと反対側の土手はコンクリートの壁で、跳ね返る打球も危ない。しかし、ここはグラウンドを一望できる最高のロケーション。立ち見するファンがあとを断たず、 2日目から関係者が現場に立ち、注意喚起を行った。

 この日、大山の最後のメニューは挑戦中の 2塁の特守。泥まみれになって打球に飛びつく姿にも指揮官は目を細めた。

 「 3塁手で入ってきて、逆方向の 1塁手をやらせてもうまかった。肩も強いし、送球もいい。あの守備で助けられた。( 2塁手に)チャレンジさせたい。大型だったら誰かな? 今なら山田。小久保も昔、セカンドだったし。浅村も…」

 大山悠輔内野手は二塁で特守を受ける=高知県安芸市の安芸タイガース球場

  2年連続トリプルスリーに前侍ジャパンの将。球史を彩る「大型2塁手」に匹敵…いや、それ以上の伸びしろを見た。「競争だけど」と付け加えるのを忘れなかったが。

  2塁には上本に、再起を期する西岡、糸原や植田もいる。さらにFA大和が残留すれば、超激戦区は間違いない。そこにあえて殴り込む。首脳陣もあえてレギュラーを保証しない。金本阪神では勝ち取るのみ! だ。

 ライバルにない圧倒的パワーで、大山が新しい定位置奪取に突き進む。

★ロングティーとは

 目の前にネットを置いて行うティー打撃と違い、軽く投げ上げてもらったボールをグラウンドなどに向けてフルスイングして打つ練習。緩い球を遠くに飛ばそうとすることで、全身を使ったフォームを作り上げることができる。また、どんな打球なのか最後まで確認できるため、もっと遠くへ飛ばすにはどのポイントで打てばいいか、どんなスイングで打てばいいのかを確認できる。

 

 植田海内野手が 3日、金本監督から密着指導を受けた。秋季キャンプ 2日目のこの日、ロングティーをしている際に呼び止められて下半身の使い方などをレクチャーされた。

 植田は「今まで上半身に力が入りすぎていたところがあって、下半身がうまくいっていなかった」と説明。来季 4年目を迎える若虎に指揮官は大きな期待を寄せている。

 守備練習をする植田海内野手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 アァ~ッ! 植田海、大山悠輔の両内野手と、板山祐太郎外野手が守備力向上を目的に下半身強化トレーニングに臨んだ。藤本敦士 2軍守備走塁コーチらの指導のもと、あまりのキツさに思わず声が…。だが、これも今季、虎の足を引っ張ったミスの撲滅のため。“モーレツしごき”キャンプで足腰をいじめ抜いた。

 太陽が沈み始めたサブグラウンドに悲痛な声が響き渡る。あまりのキツさに植田が、大山が、板山が、棒のように地面に突っ伏した。

 「球際に強くなるというのもあるし、この時期なんだから下半身を強化しないといけない。楽して球際の難しい打球は捕れないということだよ」

 藤本 2軍守備走塁コーチが意図を明かした。

 大山悠輔内野手は捕球体勢でピタッと制止。見た目以上にキツいんだ、これが…=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 まずは大山と板山が横に並び、長さ約 1.5メートルの棒を 2人で持つ。そのままワンツー・スリーのかけ声でスクワットしながらグラウンドを端から端まで移動。棒で“つながれている”ため、どちらも楽できないという地獄のメニューだ。

 さらに植田が合流し、 3人で棒を持って中腰の捕球体勢で制止。一見地味なトレーニングだが、これも互いに棒を持ちあっているため、立ち上がることができない。そもそも平田チーフ兼守備走塁コーチや久慈内野守備走塁コーチらに取り囲まれ、手抜きなんてもってのほか。 3人は顔をしかめ、思わず声をあげた。

 植田は足がつって、途中でトレーナーのお世話に。阪神のシーズン失策数は昨季の「リーグワースト97」から今季は「82」まで減ったものの、ワーストのヤクルト(86)と差はなかった。引き続き守備が課題であることは明白。内野も守れる板山を含めて内野陣から-と 1、 2軍コーチがタッグを組み、早速メスを入れた。

 植田は「キツいッス。(足がつったのは)あれだけの影響じゃないですけど、全部があのメニューで(足に)きた」と疲れた表情で振り返った。

 大山悠輔内野手のノックを見つめる金本知憲監督=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 秋季キャンプはまだ 2日目。とことん振り、走り、そしてしゃがむ。猛虎となるために、あらゆる部分を鍛えまくる。

☆金本阪神珍トレあらかると

★小グラブ:昨年の秋季練習で、高山が内野手用のグラブで守備練習を行った。中村外野守備走塁コーチは「しっかりと下半身から入らないと(小さなグラブでは)難しいから」と守備力向上を狙いにあげた。

★短尺バット:これも昨年の秋季練習で、北條が長さ75センチのバットで打撃練習。金本監督は「短いバットは扱いやすいけど、しなりにくい。いかにしならすための体の使い方を覚えるために使わせた」と明かした。

★長尺バット:今秋の安芸キャンプ初日で長さ91センチ、重さ 1.1キロのバットを野手に使わせた。金本監督は「長いバットはバランスが必要。体をうまく使わないとうまく振れない」と説明。江越は「あそこまで長いのは初めて。結構きついッス」と四苦八苦した。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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王会長もらい泣き!工藤監督、歓喜ビールかけ!上戸彩、間寛平ソフトバンク2年ぶりV祝福! (1)

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下克上から19年ぶりの「日本一」を目指したDeNAが、延長11回の激闘の末に敗れた。「2勝3敗」で、勝てば逆王手の一戦にアレックス・ラミレス監督(43)は、白崎浩之外野手(27)を指名打者に抜てき。 1点ビハインドの 5回に同点弾を放つなど、采配がズバリ的中。しかし、 9回に山崎康晃投手(25)が「同点アーチ」を打たれ、延長11回には三上朋也投手(28)が打たれサヨナラ負けを喫した。パ・リーグ球団が「日本シリーズ」を制するのは2013年の楽天から「5年連続」で、最近15年では「12度目」。今年で「68回目の日本シリーズ」はセ・リーグ球団の「35勝」に対し、パが「33勝」に迫る。ソフトバンクはダイエー時代の2003年から「日本シリーズ5連勝」。南海時代も含め巨人には「1勝9敗」と分が悪いが、巨人以外のチームとの対戦では「7度」全て勝利している。DeNAは前身の大洋、横浜時代を含め、「3度目の出場」で初めて敗退した。

甲斐拓也捕手(25)が、松田のいたずらに苦笑いだ。 3回の第 1打席、普段の登場曲ではなくDeNAの守護神山崎康晃投手(25)が使用しているZombie Nationの「Kernkraft400」が流れた。左翼席のDeNAファンはノリノリでヤスアキジャンプ。

内川聖一外野手(35)が 1点ビハインドの 9回、値千金の左越え「同点ソロ」を放った。土壇場でチームを救った一撃が、サヨナラ劇を呼び込んだ。お立ち台の工藤公康監督(54)から「内川キャプテン!」と呼ばれ登壇。ファンの前で指揮官から「最高の男です」とたたえられると、最高の笑顔をみせた。左翼席に白球が飛び込むと、泣きそうな表情で右拳を突き上げた。今年一番のガッツポーズ。絶体絶命のチームを救う起死回生の一発だ。主将の内川が、サプライズでお立ち台に呼ばれた。指揮官に呼ばれて登壇すると「最高の男です」とたたえられ、手を握られた。クライマックスシリーズ(CS)でも史上初の「4試合連続本塁打」を放って、自身「3度目のMVP」に輝いた。「日本シリーズ」も第 3戦で決勝打を放つなど、 6試合で「22打数7安打」で「打率0.318、1本塁打、3打点」。この土壇場でも、その勝負強さを証明した。2015年のシリーズは直前に左肋骨を骨折して欠場した。主将、「4番」として初めての舞台だった。ただ「重圧は昔の方が感じる」と語る。キャプテンマークをつけて 3年、身に染みたのは責任感だけではない。仲間への恩返しを誓ったポストシーズン。左手親指の骨折で 8、 9月の優勝争いに加われなかった無念は、十分に晴らした。

9回から 3イニングを無失点リリーフしたソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が、「日本シリーズ」の最高殊勲選手に選ばれた。炎の36球だった。ソフトバンクの守護神がマウンドに向かう度に大歓声がわき起こった。出番は 1点ビハインドの 9回。打者 3人で仕留め、攻撃にリズムを作って「4番」・内川の起死回生の「同点弾」を誘発すると、剛球の勢いは増した。10回無死 2塁のピンチでホセ・ロペス内野手(33)、筒香嘉智外野手(25)を 150キロ超の直球で連続三振。最後は 1、 2塁から柴田竜拓内野手(23)を 1ゴロに打ち取り、雄たけびを上げた。球場がどよめく中、グラウンドに舞い戻った11回も気合でねじ伏せ、ガッツポーズ。直後の劇的なサヨナラを呼んだ。パ・リーグ覇者のソフトバンクが、DeNAとの延長戦を制し、「4勝2敗」として 2年ぶり 8度目の「日本一」に輝いた。

「日本一」に輝いたソフトバンク工藤公康監督が、球史に新たな記録を刻んだ。監督では自身 2年ぶり 2度目の「日本一」。選手時代の11度(西武 8、ダイエー 1、巨人 2)を含めれば、13度目の栄冠を手にした。選手と監督合わせて「シリーズ優勝13度以上」は、森祗晶(17度=選11、監 6)、川上哲治(15度=選 4、監11)、王貞治(13度=選11、監 2)に続いて 4人目となった。延長11回、サヨナラ勝利の死闘だった。選手たちの手で 8度宙に舞うと、こらえきれずに天を仰ぎ涙を流した。勝利監督インタビューでは率直な心境をもらした。ファンに感謝していた。

「日本一」に輝いたソフトバンク工藤公康監督、優秀選手賞の内川聖一主将(35)、MVPのデニス・サファテ投手(36)がシリーズ優勝記者会見に出席した。第 6戦、延長11回までもつれた熱戦に、工藤監督は興奮気味に語った。内川は 9回一死から起死回生の「同点ソロ」を放った。CSファイナルシリーズでは「4試合連続本塁打」の離れ業を見せたがまた、強くなった古巣DeNAにも敬意を示した。サファテは 9回から 3イニングを投げた。シリーズMVPに笑顔を見せた。 3イニング続投に笑いを取り、「ホークスのファンは『日本一』」と感謝した。

ソフトバンク 2年ぶりの「日本一」を祝う選手と首脳陣による歓喜のビールかけが、ヤフオクドーム内の特設会場で行われた。乾杯前には王貞治球団会長(77)がねぎらい、選手たちの激闘をたたえた。また工藤公康監督は感謝。盛り上げた。長谷川勇也選手会長(32)があいさつし、乾杯の号令をかけると、用意されたビール3000本、コーラ 480本、日本酒 4たると一升瓶60本(計 140本相当)が泡となって消えた。

2年ぶり 8度目の「日本一」を決めたソフトバンクがヤフオクドーム内で祝勝会を行った。王会長のあと工藤監督が壇上に立ち叫びながらあいさつ。ソフトバンク選手会長の長谷川勇也の音頭で、全員が右手の人さし指を立てて叫びながら、歓喜のビールかけが行われた。長谷川勇はファンの声援に感謝していた。

2年ぶりの「日本一」を決めたソフトバンクのCMに出演する女優上戸彩(32)は 4日、祝福コメントをよせた。南海時代からホークスファンのお笑い芸人・間寛平(68)は、ソフトバンクの 2年ぶりの「日本シリーズ制覇」にお祝いのコメントを発表した。

2年ぶりに「日本一」を奪回したソフトバンクの鳥越裕介内野守備走塁コーチ(46)と清水将海バッテリーコーチ(42)が退団することが 4日、分かった。 2人は井口新監督が就任したロッテへ移籍する見通し。

松坂大輔投手(37)が、今季限りで退団することが 4日、分かった。 3年契約が満了し、球団との話し合いの末、自由契約を選択。国内を中心に新天地を探すとみられる。松坂はこの日、早朝に福岡・筑後市のファーム施設で練習と荷物整理を終えた。今後は国内で練習を続ける。関係者によると 8月に故障の原因が分かり、最近 1カ月で急速に回復しているという。

記事をまとめてみました。

 

 

 <ソフトバンク 4- 3DeNA=延長11回>◇日本シリーズ第 6戦◇ソフトバンク 4勝 2敗◇ 4日◇福岡ヤフオクドーム

 下克上から19年ぶりの「日本一」を目指したDeNAが、延長11回の激闘の末に敗れた。

 「2勝3敗」で、勝てば逆王手の一戦にアレックス・ラミレス監督は、白崎浩之外野手を指名打者に抜てき。 1点ビハインドの 5回に同点弾を放つなど、采配がズバリ的中。しかし、 9回に山崎康晃投手が「同点アーチ」を打たれ、延長11回には三上朋也投手が打たれサヨナラ負けを喫した。

 試合後、ラミレス監督は「去年はCSファイナルで負けたが、今年はここまで勝ち上がってきた。ここにくるまでに、何をすべきか分かった。来年は優勝を目指して準備したい。何事にも甘く見てはいけない。すべてのプレーで、気を抜いてはいけないということを学んだ。人間なのでミスはつきもの。数々の決断をしたが、うまくいった部分があった。かなり学ぶことができた。自信にもなった。後悔したくなかったし、今日も後悔はなにもない。ベストの決断をして、選手がベストのプレーをしてくれた」と話した。

 お互いのチームの健闘を称え合い握手を交わすソフトバンク工藤公康監督(右)とDeNAラミレス監督=福岡ヤフオクドーム

 パ・リーグ球団が「日本シリーズ」を制するのは2013年の楽天から「5年連続」で、最近15年では「12度目」。今年で「68回目の日本シリーズ」はセ・リーグ球団の「35勝」に対し、パが「33勝」に迫る。

 ソフトバンクはダイエー時代の2003年から「日本シリーズ5連勝」。南海時代も含め巨人には「1勝9敗」と分が悪いが、巨人以外のチームとの対戦では「7度」全て勝利している。

 DeNAは前身の大洋、横浜時代を含め、「3度目の出場」で初めて敗退した。

 

  3回裏ソフトバンク一死、甲斐拓也捕手は空振り三振=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク甲斐拓也捕手(25)が、松田のいたずらに苦笑いだ。

  3回の第 1打席、普段の登場曲ではなくDeNAの守護神山崎康が使用しているZombie Nationの「Kernkraft400」が流れた。

 甲斐は「流れた瞬間、うわ~、ヤバイと思った。やられたと思った」。左翼席のDeNAファンはノリノリでヤスアキジャンプ。「聞こえてましたよ」と、申し訳なさそうに苦笑いしていた。

 

 11回、サヨナラ打を放った川島慶三内野手(背番4)をめがけて、松田宣浩内野手、内川聖一内野手、柳田悠岐外野手らナインが歓喜の表情で駆け寄った=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク・内川聖一外野手が 1点ビハインドの 9回、値千金の左越え「同点ソロ」を放った。土壇場でチームを救った一撃が、サヨナラ劇を呼び込んだ。お立ち台の工藤監督から「内川キャプテン!」と呼ばれ登壇。ファンの前で指揮官から「最高の男です」とたたえられると、最高の笑顔をみせた。

 左翼席に白球が飛び込むと、泣きそうな表情で右拳を突き上げた。今年一番のガッツポーズ。絶体絶命のチームを救う起死回生の一発だ。主将の内川が、サプライズでお立ち台に呼ばれた。

 「シーズンでけがをして、力になれなかった。チームメートが作ってくれた『日本シリーズ』。恩返しがしたかった。一番いいところで、 1本出てよかったです」

 歓喜のビールかけ。劇的な同点ソロを放った内川聖一内野手(右)も、顔をくしゃくしゃにしてはしゃいだ=福岡ヤフオクドーム

  1点を追う 9回一死、DeNAの守護神・山崎康の決め球をとらえた。低めいっぱいのツーシームを抜群のバットコントロールで拾った。サヨナラの舞台を整えた値千金の「同点ソロ」。工藤監督は自身の勝利インタビューを途中で止めて、叫んだ。「内川キャプテン!」。指揮官に呼ばれて登壇すると「最高の男です」とたたえられ、手を握られた。

 「きょうのヒーローでもないのに、うれしかったです」

 クライマックスシリーズ(CS)でも史上初の「4試合連続本塁打」を放って、自身「3度目のMVP」に輝いた。「日本シリーズ」も第 3戦で決勝打を放つなど、 6試合で「22打数7安打」で「打率0.318、1本塁打、3打点」。この土壇場でも、その勝負強さを証明した。

 「いままでと立ち位置も打順も違うけど、『日本一』になりたいという思いは変わらない」

 優勝祝勝会、ソフトバンク・内川聖一内野手にビールをかける松田宣浩内野手=福岡ヤフオクドーム

 2015年のシリーズは直前に左肋骨を骨折して欠場した。主将、「4番」として初めての舞台だった。ただ「重圧は昔の方が感じる」と語る。キャプテンマークをつけて 3年、身に染みたのは責任感だけではない。

 「自分一人じゃないと分かったから、ガチガチの緊張感はない。みんながいてくれるから。(自分の)いい結果だけを求めていた頃とは違う」

 仲間への恩返しを誓ったポストシーズン。左手親指の骨折で 8、 9月の優勝争いに加われなかった無念は、十分に晴らした。

☆第 1戦から第 3戦まで 1回に先頭打者安打を放つなど活躍し、優秀選手賞に輝いたソフトバンク・柳田悠岐外野手

 「本当に万々歳。チームのみんなの賞。賞金(40万円)をみんなで使いたい」

 優勝祝勝会、ソフトバンク・内川聖一内野手にビールをかける松田宣浩内野手=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンクが延長11回、川島のサヨナラ打で劇的に 2年ぶり 8度目の「日本一」となった。 7度胴上げされた工藤公康監督が、優勝監督インタビューで喜びを語った。

-今の率直な気持ちは

 工藤監督 もう苦しかったです。「3連勝」した後に、1つ負けて、やっぱりもう、選手もそうだと思いますけど、僕自身もほんとに、勝たなきゃいけない、負けられないっていう中で、選手たちが実力以上の力を出してくれて、強いホークスをこのヤフオクで、ファンの皆さんの前で出せたことが何よりも幸せです。ありがとうございます。

-胴上げされたときの気持ちは

 工藤監督 今までにない、最高の気分でした。選手のみんなありがとう!

-どんな気持ちで試合を

 工藤監督 必ず勝つと、 3点取られたときも、絶対追いつくんだと、追い越すんだと、ここで決めるんだと。もう選手を信じて、ひたすら選手を信じて、采配を振ってましたけど、すごい、この負けてる状況の中で…。内川キャプテン! キャプテン!

(ここで内川聖一内野手がお立ち台へ)

 工藤監督 最高の男です。皆さん拍手をお願いします!

 「日本シリーズ」を制しソフトバンク工藤公康監督(左)と抱き合って喜ぶ内川聖一内野手=福岡ヤフオクドーム

-せっかくですので一言

 内川 いや、あの、ちょっと興奮して、みんなで裏で騒いでたんで、監督が何をしゃべっていたのか聞いてなかったんで、突然呼ばれてびっくりしたんですけど、今年はシーズン中もケガしまして、「日本一」になるチャンスをチームのみんなが作ってくれたシリーズだと思ってたので、最後それを、「日本一」という形で終われてよかったと思います。みんな本当ありがとうございます。

-改めてファンに

 工藤監督 本当に 1年間熱い応援、そして今年スローガンに掲げたワンダホー、心ひとつに、チームひとつに、九州を 1つに、「日本一」を奪還しようと、その思いでやってきました。皆さんも同じ思いだったと思います。「日本一」になりました! 達成できました。本当にありがとうございました! ケイゾー(川島)よく打ったぞ!

★グラウンド外でも“最高”

 内川は日本シリーズ前に選手、スタッフを焼き肉店に誘い、クライマックスシリーズMVPの賞金 100万円を使って決起集会を開いた。大いに盛り上がり、参加者から「次、誰かがMVPを取ったらまたやろう」との声が上がった。グラウンド内外でチームをまとめたキャプテンを工藤監督が「最高の男」と呼ぶのも当然だった。

◇内川 聖一(うちかわ・せいいち)

 1982(昭和57)年 8月 4日生まれ、35歳。大分県出身。大分工業高校から2001年「ドラフト1位」で横浜(現DeNA)入団。2008年に右打者最高打率の「0.378」を記録し首位打者に輝いた。2010年オフにFAでソフトバンクに移籍。主なタイトルはMVP(2011年)、首位打者 2度(2008年、2011年)。2009年、2013年、2015年WBC日本代表。今季成績は「73試合」に出場し、「打率0.297、12本塁打、50打点」。通算成績は「1769試合」に出場し、「打率0.310、176本塁打、886打点」。 1メートル85、90キロ。右投げ右打ち。既婚。今季年俸 3億5000万円。背番号「1」。

 

  9回から 3イニングを無失点リリーフしたソフトバンクのデニス・サファテ投手が、「日本シリーズ」の最高殊勲選手に選ばれた。

 11回、観客を盛り上げるソフトバンク・デニス・サファテ投手=福岡ヤフオクドーム

 炎の36球だった。ソフトバンクの守護神がマウンドに向かう度に大歓声がわき起こった。「来日7年目」、シーズン計 421試合に投げてきた男が、志願して初の 3イニング登板。サファテが限界を超え、DeNA打線を無失点に抑えた。 2年ぶりの日本一の立役者になり、MVPに輝いた。

 「きょう勝つしかない…と。疲れました。監督には『これっきりにしてほしいな』と言いたいと思います」

 出番は 1点ビハインドの 9回。打者 3人で仕留め、攻撃にリズムを作って「4番」・内川の起死回生の「同点弾」を誘発すると、剛球の勢いは増した。10回無死 2塁のピンチでロペス、筒香を 150キロ超の直球で連続三振。最後は 1、 2塁から柴田を 1ゴロに打ち取り、雄たけびを上げた。球場がどよめく中、グラウンドに舞い戻った11回も気合でねじ伏せ、ガッツポーズ。直後の劇的なサヨナラを呼んだ。

 10回、打者を打ち取りベンチに戻るソフトバンク・デニス・サファテ投手=福岡ヤフオクドーム

 2017年はまさにサファテイヤー。プロ野球新の「シーズン54セーブ」を挙げた。今シリーズは 3試合で「1勝2セーブ、防御率0.00」と圧倒的な力を見せた。

 そのパワーの源は愛する家族と、チームメートの存在。 5月下旬に夫人・ジェイダさんの体調不良で一時帰国したが「自分の都合でチームを離れたときに、みんなが自分のために頑張ってくれた。だから、自分もチームのために頑張ろうと思った」。仲間の手で胴上げされ、「5度宙に舞った」。最高の形で 1年を締めくくった。

 「また、来年も同じ喜びを(みんなで)分かち合いたい」。背番号「58」はお立ち台で連覇を宣言した。

 デニス・サファテ投手は十回のピンチを切り抜け、ガッツポーズしながらベンチに戻った=福岡ヤフオクドーム

 パ・リーグ覇者のソフトバンクが、DeNAとの延長戦を制し、「4勝2敗」として 2年ぶり 8度目の「日本一」に輝いた。 1点を追う 9回に内川の「ソロ本塁打」で同点に追いつくと、11回には二死 1、 2塁から川島が右前にサヨナラ適時打を放った。守護神・サファテが 9回から 3回を投げ無失点で勝利投手に。最高殊勲選手(MVP)にも選ばれたサファテはお立ち台で喜びに浸った。

-今の気持ちは

 サファテ 今日、全部使い切ってしまったんで、今日とにかく勝つしかないと思って、明日の分はもう残ってなかった。ケイゾー(川島)、ベンチからヒーローになってくれと、叫んでました。そういう選手が打ってくれる。愛すべきチームメートだと思います。

- 3イニング。どんな思いで投げたか

 サファテ チームのために。それだけです。今年ちょっと、自分の都合でチームを抜けた時期もありましたけど、そのときみんなが自分のためにと、戦ってくれたんで、今日は自分が、チームのためにと思って投げました。

 ナインから胴上げされるデニス・サファテ投手=福岡ヤフオクドーム

-今年はセーブの記録も作った。どんなシーズンだった

 サファテ このチームで、この素晴らしいファンの皆さんの前で、こうやって愛すべきチームメートと、愛すべきファンの皆さんと、戦える。本当に最高の気分だと思いますし、「日本一」を達成できたのは本当にうれしいと思います。

-ファンの皆さんに

 サファテ 感謝しきれないです。来年同じ喜びを一緒に味わいましょう。皆さん最高です。アリガトゴザイマース!

◇データBOX◇

 ソフトバンク・サファテがシリーズMVP。投手の受賞は2013年の楽天・美馬学以来 4年ぶり21人目(24度目)。外国人投手の受賞は1964年の南海・スタンカ以来53年ぶり 2人目。ホークスの投手としては1959年の杉浦忠、1964年のスタンカ、2003年の杉内俊哉に次いで 4人目の受賞。また、36歳 6カ月での受賞は2011年のソフトバンク・小久保裕紀(40歳 1カ月)、1999年のダイエー・秋山幸二(37歳 6カ月)に次ぐ「3番目」の高齢で、投手としては2004年の西武・石井貴ら(33歳 2カ月)を抜いて最年長。

◇デニス・サファテ(Dennis Sarfate)

 1981年 4月 9日生まれ、36歳。米ニューヨーク州出身。2001年「ドラフト9巡目(全体268位)」でブルワーズ入団。2006年にメジャーデビュー。オリオールズなどを経て2011年に広島移籍。2013年は西武、2014年にソフトバンクへ移籍。今季はシーズン最多の「プロ野球新記録54セーブ」を樹立するなど66試合に登板し、「2勝2敗、防御率1.09」。 1メートル93、 102キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸 5億円。

 

 MVPのデニス・サファテ投手(中央)を祝福する工藤公康監督(後方左)と王貞治球団会長=福岡ヤフオクドーム

 「日本一」に輝いたソフトバンク工藤公康監督が、球史に新たな記録を刻んだ。

 監督では自身 2年ぶり 2度目の「日本一」。選手時代の11度(西武 8、ダイエー 1、巨人 2)を含めれば、13度目の栄冠を手にした。選手と監督合わせて「シリーズ優勝13度以上」は、森祗晶(17度=選11、監 6)、川上哲治(15度=選 4、監11)、王貞治(13度=選11、監 2)に続いて 4人目となった。

 延長11回、サヨナラ勝利の死闘だった。選手たちの手で 8度宙に舞うと、こらえきれずに天を仰ぎ涙を流した。

勝利監督インタビューでは「苦しかったです」と率直な心境をもらした。「 3点取られた後も絶対に勝つ、ここで決めるんだと選手を信じて采配を振っていました。選手たちが実力以上のものを出してくれて、強いホークスをヤフオクドームの皆さんの前で見せることができて、何より幸せです!」とファンに感謝していた。

 

 「日本一」に輝いたソフトバンク工藤公康監督、優秀選手賞の内川聖一主将、MVPのデニス・サファテ投手がシリーズ優勝記者会見に出席した。

 第 6戦、延長11回までもつれた熱戦に、工藤監督は「自分の現役時代も含めて、こんなに緊張して、ハラハラして、ドキドキした日本シリーズはなかった。日本一になれて幸せです」と興奮気味に語った。川島のサヨナラ打の瞬間については「頭が真っ白でした。勝ったんだ、『日本一』になったんだという喜びがわいてきて、もう泣かないと決めたんですけど、一瞬にして苦しかったことが頭をよぎって、涙してしまいました」と振り返った。

 「日本シリーズ制覇」を果たしファンの声援に応えるソフトバンク工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

 内川は 9回一死から起死回生の「同点ソロ」を放った。「今年はケガでチームにいられない期間が長かった。クライマックス、『日本シリーズ』はチームが『日本一』になるチャンスをつくってくれた。結果で恩返ししたかったので、伴ってくれてうれしい」と喜んだ。CSファイナルシリーズでは「4試合連続本塁打」の離れ業を見せたが「正直、出来すぎだった。一度あのバッティングは捨てないといけないと思っていましたが、一番いいところで 1本出てくれた。何とかしたいというみんなの思いが、僕のバットに乗り移ってくれたんだと思います」。また「僕が横浜にいた時は、『日本一』になるっていうこと(期待)を、ファンの皆さんに持ってもらう機会がなかったので」と、強くなった古巣DeNAにも敬意を示した。

 サファテは 9回から 3イニングを投げた。シリーズMVPに「とても光栄なこと。 9回をしっかり抑えれば、デスパイネ、内川、中村晃が何とかしてくれると思った。その通りになってうれしい」と笑顔を見せた。 3イニング続投に「疲れました。監督にはこれっきりにしてもらいたい」と笑いを取り、「ホークスのファンは『日本一』」と感謝した。

 

 祝勝会であいさつする王貞治球団会長=福岡ヤフオクドーム

 ソフトバンク 2年ぶりの「日本一」を祝う選手と首脳陣による歓喜のビールかけが、ヤフオクドーム内の特設会場で行われた。

 乾杯前には王貞治球団会長が「本当に素晴らしかった。こんなに涙が出る日本シリーズは初めてです。みんなの涙を見てたらもらい泣きしちゃったのかな」とねぎらい、選手たちの激闘を「歴史に残ると思う」とたたえた。

 また工藤公康監督は「みんなの成長を今年 1年見ることができて、本当にうれしく思う」と感謝。「今日は大いに(ビールを)かけるだけかけて、浴びるだけ浴びて、もう明日からオフだ!野球やんなくていいんだ!しっかり楽しめよー!」と盛り上げた。

 長谷川勇也選手会長が「選手、監督、コーチ、スタッフ。こうして日本一になれたのも、ここにいる全ての皆さんの努力のたまものだと思います。本当におめでとうございます。ありがとうございます」とあいさつし、乾杯の号令をかけると、用意されたビール3000本、コーラ 480本、日本酒 4たると一升瓶60本(計 140本相当)が泡となって消えた。

 

 全員野球で、全員で力を合わせて勝ち取った! オメデトウ!よくぞ勝利を掴んだ!ホークス万歳!

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ  日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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王会長もらい泣き!工藤監督、歓喜ビールかけ!上戸彩、間寛平ソフトバンク2年ぶりV祝福! (2)

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 「日本一」を決め、たる酒を浴びる工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム

  2年ぶり 8度目の「日本一」を決めたソフトバンクがヤフオクドーム内で祝勝会を行った。

 王会長のあと工藤監督が壇上に立ち「お前らスゴイよ。15年の日本一はバーッとしたけど、今年は去年の悔しい思いをもっててくれた日本一。みんなの成長を見られて本当にうれしい優勝。オレ、本当にCSから何度泣いたかわからないよ。伝わってくるものもあって素晴らしい 1年を送ることができた。明日からオフだ~。野球やんなくていいから、しっかり休めよ~」と叫びながらあいさつ。

 ソフトバンク選手会長の長谷川勇也の音頭で、全員が右手の人さし指を立てて「ワンダホー!」と叫びながら、歓喜のビールかけが行われた。長谷川勇は「ファンの力を感じる日本シリーズだった」とファンの声援に感謝していた。

 「日本一」を決めて歓喜のビールを行う、左から川島慶三内野手、内川聖一内野手、柳田悠岐外野手=福岡ヤフオクドーム

  2年ぶり「8度目の日本一」を決めたソフトバンクがヤフオクドーム内で祝勝会を行った。

 王会長、工藤監督はあいさつの後、長谷川勇選手会長の音頭で、全員が右手の人さし指を立てて「ワンダホー!」と叫び、歓喜のファイトが始まった。

 サヨナラ打を放ち、 2年ぶりの「日本一」を決めた川島慶三内野手は、歓喜の輪の中で手荒い祝福を受けた瞬間を振り返り「本当に打てて良かったです。今まで取り組んできたことが報われた瞬間でした」と感無量の様子だった。

 深夜 1時前後にスタートしたビールかけ。肌寒さかったようで「寒いです。おふろに入りたい」と、美酒を浴びながらうれしい悲鳴を上げていた。

 

 女優上戸彩

  2年ぶりの「日本一」を決めたソフトバンクのCMに出演する女優上戸彩は 4日、祝福コメントをよせた。

 「日本一おめでとうございます。今年のホークスはとにかく強かった。ホークスの皆さん! ホークスファンの熱に応えて優勝の感動をありがとうございます。万歳!」。

 お笑い芸人・間寛平

 南海時代からホークスファンのお笑い芸人・間寛平は、ソフトバンクの 2年ぶりの「日本シリーズ制覇」にお祝いのコメントを発表した。

 「日本一! おめでとうございます!! ほんまに、しびれました!! ベイスターズもほんまに強かったですね、クライマックスシリーズ優勝の勢いそのままやったし。逆転されてからは、飲まずにはおれんかったので、飲みまくってました。その後、内川選手が同点ホームランを打ってからは、さらに飲みまくりました(笑い)。いや~、ほんまによかった! しびれまくりました!!」

 

  2日、試合前にノックするソフトバンク鳥越裕介内野守備走塁コーチ=横浜スタジアム

  2年ぶりに「日本一」を奪回したソフトバンクの鳥越裕介内野守備走塁コーチと清水将海バッテリーコーチが退団することが 4日、分かった。

  2人は井口新監督が就任したロッテへ移籍する見通し。鳥越コーチは1軍内野守備走塁担当でヘッド格として、清水コーチは 1軍バッテリーコーチとして招かれる。  後任は現在調整中。

 

 ソフトバンク・松坂大輔投手が、今季限りで退団することが 4日、分かった。 3年契約が満了し、球団との話し合いの末、自由契約を選択。国内を中心に新天地を探すとみられる。

 2015年に米球界から日本に復帰したが、右肩の故障に苦しみ 3年間で 1軍戦での登板は 1試合。今季はオープン戦で復活の気配を見せたものの、再び右肩の不安を訴えて 2軍でも登板なし。それでも 9月下旬に「諦めずにやりたい」と現役続行への意欲を語っていた。

 松坂はこの日、早朝に福岡・筑後市のファーム施設で練習と荷物整理を終えた。今後は国内で練習を続ける。関係者によると 8月に故障の原因が分かり、最近 1カ月で急速に回復しているという。リハビリ担当コーチも「順調にいけば来春には(実戦で)投げられるんじゃないか」と説明した。

 

 先発投手が高浜で、今回でおわり!と思ったら…、あっりゃりゃ!逆転された!そう思って応援していたら、結果的には勝ち試合という本当に良い試合でしたね。

 全員野球で、全員で力を合わせて勝ち取った! オメデトウ!よくぞ勝利を掴んだ!ホークス万歳!

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ  日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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吉田義男氏、阪神に期待!大和内野手、FA権行使を球団に伝えた!阪神、西武・野上投手を調査!

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阪神1985年日本一監督・吉田義男氏(84=日刊スポーツ客員評論家)が 5日、神戸空港で「空の日イベント2017」に参加した。同イベントは、普段は入場できない空港内で数々の催しを実施。スカイマーク格納庫では、同社特別デザイン機「タイガースジェット」、小型飛行機、空港で働く車の見学会が開かれた。現在、国内 7都市、19路線に運航しているスカイマーク社は2016年、阪神球団とのコラボ企画として、虎マークをあしらった「タイガースジェット」を展開していた。今年はその 2代目として、虎マークを大きく中央に配し、黄色の縞模様で彩られた「ボーイング737型機」に進化。家族連れを中心に、大勢が機体の前で記念撮影するなど好評だった。

陽川尚将内野手(26)が 5日、「キャンプ1号」となる「2ラン」を放った。秋季キャンプ(高知・安芸)初の紅白戦で白組の「5番3塁」で出場。 3回の第 3打席、二死 2塁の場面で才木浩人投手(18=神戸市立須磨翔風高校)の直球に反応した。打球はグングンと伸びてセンターフェンスを越えた。

再スタートで、決意の特大アーチ! 原口文仁捕手(25)が 5日、今キャンプ初の紅白戦に「5番・1塁」で出場。 4回に左翼席の防球ネット最上段に突き刺す豪快なホームランを放った。強い覚悟とともに捕手に再挑戦している今秋。途中から久々に実戦でマスクもかぶったが、まずは自慢の打撃でアピールした。覚悟を込めた白球が、左翼席の防球ネット最上段を揺らした。捕手再挑戦を表明してから、初めての実戦。安芸市営球場のどよめきと手のひらに残る感触をかみしめながら、原口がゆっくりダイヤモンドを一周した。もう少しで場外という推定 130メートル弾。10月のみやざきフェニックス・リーグでも「2本塁打」を放ち、浜中治 2軍打撃コーチ(39)からMVPに指名されたが、好調ぶりを 1軍首脳陣にも披露した。 5回の守備からは、注目の捕手へ。 5月10日の巨人戦(東京ドーム)で代打出場からかぶって以来の実戦マスクだったが…。 3点を奪われると、なお二死 1、 3塁。スタートした 1走・俊介外野手(30)を刺そうと 2塁へ送球も、 2遊間の選手と呼吸が合わず。ボールはセンターへ抜け、やらずもがなの「4点目」を許した。捕手復帰 4日目。ブランクを取り戻すため、個別メニューに必ずキャッチング練習を入れる。直球や変化球のマシンを相手に、ミットを鳴らし続ける。同時に他の野手との打撃練習の量の差を埋めるため、時間を見つけてはバットを振り込む日々だ。

国内フリーエージェント(FA)権を取得し、去就が注目されている阪神・大和内野手(30)が権利行使の意向を球団に伝えたことが 5日、明らかになった。球団は宣言残留を認めており、 3年とみられていた契約年数も、最大で 4年を提示している模様だ。球団幹部は「今でも残ってくれるものだと信じている」と話したが、別の関係者は危機感を募らせていた。大和は安芸で行われている秋季キャンプには参加せず。同じく国内FA権をもつ俊介が参加していることを考えると…。自身のFAで広島から阪神に移籍した金本監督は胸中を察した。今季は 100試合に出場し、「打率0.280、1本塁打、16打点」。内外野を守れるスイッチヒッターとしてFA市場での人気もさらに高め、オリックスやDeNAなどが獲得調査を行っている。 6日にも、日本野球機構(NPB)にFA申請書類を提出する大和。Xデーは刻一刻と迫っている。

プロ野球は 6日、フリーエージェント(FA)権行使の手続きがスタート。阪神が、国内FA権を持つ西武・野上亮磨投手(30)について、権利を行使した場合に備えて獲得調査を行っていることが 5日、判明した。阪神は 6日に大阪・野田の電鉄本社に球団首脳が集結。坂井信也オーナー(69=電鉄本社相談役)への報告会を実施し、V奪回への補強策などを話し合う模様だ。勝負の「11.6」に合わせ、さっそく動く。球団関係者の話を総合すると、 6日の午後、坂井オーナーへの報告のため、四藤慶一郎球団社長(56)ら阪神首脳が電鉄本社に集結することが分かった。若手の台頭の妨げにもなりかねない野手とは違い、投手は何人いても困ることはない。そんな状況で、FAのターゲットとして浮上しているのが、西武の野上だ。一方で、注視してきた北海道日本ハム・中田については、静観している状況。推移を見守っていくが、補強ポイントの 1塁のポジションは、まずは新外国人の長距離砲で埋める方針だ。昨年からリストにあるウィリン・ロザリオ内野手(28=韓国ハンファ)や、ロブ・セゲディン内野手(28=ドジャース)、今季「3Aで31本塁打」のブライス・ブレンツ外野手(28=レッドソックス3A)ら、「打力最優先」をキーワードに、候補の絞り込みを進める。今回の報告会ではFAに限らず、補強など全般が話し合われる模様。13年ぶりのリーグ優勝に向け、来季のアウトラインを決めていく。

記事をまとめてみました。

 

 吉田義男氏(2017年 2月 4日撮影)

 阪神1985年日本一監督・吉田義男氏が 5日、神戸空港で「空の日イベント2017」に参加した。

 同イベントは、普段は入場できない空港内で数々の催しを実施。スカイマーク格納庫では、同社特別デザイン機「タイガースジェット」、小型飛行機、空港で働く車の見学会が開かれた。 現在、国内 7都市、19路線に運航しているスカイマーク社は2016年、阪神球団とのコラボ企画として、虎マークをあしらった「タイガースジェット」を展開していた。今年はその 2代目として、虎マークを大きく中央に配し、黄色の縞模様で彩られた「ボーイング737型機」に進化。家族連れを中心に、大勢が機体の前で記念撮影するなど好評だった。

 スカイマーク社の佐山展生会長は「これからもスカイマークは定期運航率で日本一、欠航率も大手航空会社 2社の半分以下、日本一の安全、日本一の快適さを目指します」と挨拶。吉田氏も「今年は残念な結果に終わったが、タイガースも来年は『日本一』を目指してくれるはずです」と期待を寄せた。

 

 陽川尚将内野手が 5日、「キャンプ1号」となる「2ラン」を放った。

 秋季キャンプ(高知・安芸)初の紅白戦で白組の「5番3塁」で出場。 3回の第 3打席、二死 2塁の場面で才木の直球に反応した。打球はグングンと伸びてセンターフェンスを越えた。

 

 感触十分の打球を見つめる原口文仁捕手。やはりこの打力は魅力だ=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 再スタートで、決意の特大アーチ! 原口文仁捕手が 5日、今キャンプ初の紅白戦に「5番・1塁」で出場。 4回に左翼席の防球ネット最上段に突き刺す豪快なホームランを放った。強い覚悟とともに捕手に再挑戦している今秋。途中から久々に実戦でマスクもかぶったが、まずは自慢の打撃でアピールした。

 覚悟を込めた白球が、左翼席の防球ネット最上段を揺らした。捕手再挑戦を表明してから、初めての実戦。安芸市営球場のどよめきと手のひらに残る感触をかみしめながら、原口がゆっくりダイヤモンドを一周した。

 「追い込まれていたので、変化球を頭に入れながら、ストレートに反応して打てました。ファウルを打ちながら、バットの軌道を修正できたと思います」

 久々の実戦マスクでは、 5回に 2塁へ悪送球…=高知県安芸市の安芸タイガース球場

  0- 4の 4回二死。伊藤和の 141キロ直球をたたいた。もう少しで場外という推定 130メートル弾。10月のみやざきフェニックス・リーグでも「2本塁打」を放ち、浜中 2軍打撃コーチからMVPに指名されたが、好調ぶりを 1軍首脳陣にも披露した。

 結果で示さなければなからなかった。キャンプイン前日の 1日に、捕手再挑戦を表明。山田バッテリーコーチには「覚悟を決めてやります」と伝えた。ダメならまた一塁へ、という思いはない。不退転の決意。今季「リーグ2位」の「盗塁阻止率0.379」の梅野や坂本ら、ライバルに勝つには、最大の長所である打撃をアピールしないことには、始まらなかった。

  5回の守備からは、注目の捕手へ。 5月10日の巨人戦(東京ドーム)で代打出場からかぶって以来の実戦マスクだったが…。 3点を奪われると、なお二死 1、 3塁。スタートした 1走・俊介を刺そうと 2塁へ送球も、 2遊間の選手と呼吸が合わず。ボールはセンターへ抜け、やらずもがなの「4点目」を許した。

 打撃について「打ってくれという感じ。糸井と一緒よ。打ってくれ。ただ、それだけ」と期待した金本監督だが、捕手については「どうかな。打てば出るチャンスは増えてくるけど、捕手としてやれるか、となるとなかなか…。今年の梅野や坂本をみていると」と言葉を濁した。

 紅白戦の 4回、「左越えのソロ本塁打」を放った紅組の原口文仁捕手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 前日 4日のシート打撃でも投球を弾き、走者の進塁を許した。山田バッテリーコーチも「 2、 3日でできるポジションじゃないし、今はとにかく反復しかない。このキャンプで少しでも形になれば」と話すにとどめた。

 捕手復帰 4日目。本人も「手応えは全然ない」という。ブランクを取り戻すため、個別メニューに必ずキャッチング練習を入れる。直球や変化球のマシンを相手に、ミットを鳴らし続ける。同時に他の野手との打撃練習の量の差を埋めるため、時間を見つけてはバットを振り込む日々だ。

 「 1つのプレーや 1打席 1打席でアピールしたい。結果を毎日出せるようにやっていきたい」

 目をギラつかせた。道のりが険しいのはわかっている。それでも、もう一度捕手として戦う-。決意表明といえる、豪快弾だった。

☆原口文仁捕手について阪神・片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ

 「宮崎でも好調だった。しっかりと結果を出してくれたね」

 「紅白戦」 3回、「2点適時打」を放った阪神・大山悠輔内野手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

★今季の原口文仁捕手

 春季キャンプまでは捕手として練習も、打ち上げ後に一塁転向。オープン戦から 1塁手として出場した。 3月31日の広島との開幕戦(マツダ)は「5番・1塁」で出場。 4月 6日のヤクルト戦(京セラ)では 4- 4の延長11回に「サヨナラ本塁打」を放った。しかし打撃の調子が安定せずに中谷と交互に 1塁で起用され、 8月26日には不振で登録抹消。左脇腹を痛めた影響で 1軍へ復帰することなくシーズンを終えた。今季「73試合、打率0.226、6本、25打点」。

★梅野隆太郎、坂本誠志郎中心

 今季は、 2年目の坂本が 3月に右手親指を故障して離脱したこともあり、 4年目の梅野が開幕からスタメンマスクをかぶった。坂本は 7月に 1軍復帰し、マスクをかぶる日が続いたが、 9月に左脇腹を痛めて、再抹消。レギュラーシーズンのスタメンは梅野が90試合、坂本が37試合、岡崎が16試合だった。DeNAとのCSファーストステージでは 1、 2戦は梅野、 3戦目は復帰した坂本が先発マスク。来季は梅野、坂本を中心に、ベテランの岡崎、来季 2年目の長坂、そして原口がどれだけ食い込めるかが注目だ。

 

 国内フリーエージェント(FA)権を取得し、去就が注目されている阪神・大和内野手が権利行使の意向を球団に伝えたことが 5日、明らかになった。

 球団は宣言残留を認めており、 3年とみられていた契約年数も、最大で 4年を提示している模様だ。球団幹部は「これまでにも交渉を重ねている。今でも残ってくれるものだと信じている」と話したが、別の関係者は「早期に宣言するということは移籍する可能性が高いということか」と危機感を募らせていた。

 FA権行使の意向を球団に伝えたという阪神・大和内野手。来季は…

 大和は安芸で行われている秋季キャンプには参加せず。同じく国内FA権をもつ俊介が参加していることを考えると…。自身のFAで広島から阪神に移籍した金本監督は「出るん? 出るみたい?」と報道陣に逆質問すると、「残るの前提だと宣言せず、というとかになるけどな。ま、悩むよ。悩みますよ、誰だって」と胸中を察した。

 今季は 100試合に出場し、「打率0.280、1本塁打、16打点」。内外野を守れるスイッチヒッターとしてFA市場での人気もさらに高め、オリックスやDeNAなどが獲得調査を行っている。

  6日にも、日本野球機構(NPB)にFA申請書類を提出する大和。Xデーは刻一刻と迫っている。

 

 プロ野球は 6日、フリーエージェント(FA)権行使の手続きがスタート。阪神が、国内FA権を持つ西武・野上亮磨投手について、権利を行使した場合に備えて獲得調査を行っていることが 5日、判明した。阪神は 6日に大阪・野田の電鉄本社に球団首脳が集結。坂井信也オーナーへの報告会を実施し、V奪回への補強策などを話し合う模様だ。

 勝負の「11.6」に合わせ、さっそく動く。球団関係者の話を総合すると、 6日の午後、坂井オーナーへの報告のため、四藤球団社長ら阪神首脳が電鉄本社に集結することが分かった。

 月に 1度、実施される定例報告会は10月下旬に終えており、今回は臨時開催だ。球団首脳は「FA補強を含め、予算的なこともある。いろいろと話し合うだろう」と説明した。

 金本監督は以前から「最小限に必要なところだけ補う」と、あくまでも育成を重視することを強調しているが、一方で「どうしても頭数が足りない」と投手陣の補強は、におわせていた。

 若手の台頭の妨げにもなりかねない野手とは違い、投手は何人いても困ることはない。そんな状況で、FAのターゲットとして浮上しているのが、西武の野上だ。

 球団首脳は「そういう意見があるのは確か。調査はしている」と認めた。今季は開幕から先発ローテーションを守り、「24試合で11勝10敗、防御率3.63」。中継ぎも可能で30歳と若く補強ポイントにも合致。ちなみに愛妻は大の虎党である元タレント、石川梨華だ。西武は残留交渉を重ねているが、仮にFA宣言となれば、獲得に乗り出す可能性が出てきた。

 一方で、注視してきた北海道日本ハム・中田については、球団首脳が「宣言をしないのではないか」と話すなど、静観している状況。推移を見守っていくが、補強ポイントの 1塁のポジションは、まずは新外国人の長距離砲で埋める方針だ。

 昨年からリストにあるウィリン・ロザリオ内野手(韓国ハンファ)や、ロブ・セゲディン内野手(ドジャース)、今季「3Aで31本塁打」のブライス・ブレンツ外野手(レッドソックス3A)ら、「打力最優先」をキーワードに、候補の絞り込みを進める。

 今回の報告会ではFAに限らず、補強など全般が話し合われる模様。13年ぶりのリーグ優勝に向け、来季のアウトラインを決めていく。

 阪神が調査を行っていることが判明した西武・野上亮磨投手。今季11勝を挙げた!

★阪神の先発投手陣

 今季はメッセンジャーが右足腓骨骨折がありながら「11勝」、秋山も「12勝」と飛躍したが、規定投球回クリアは 2人だけ。能見「6勝」、岩貞「5勝」、青柳「4勝」、藤浪「3勝」、岩田「3勝」、小野「2勝」に終わり、先発ローテに苦しんだ。来季は藤浪、岩貞の復活や、小野、D 1位の馬場皐輔投手(仙台大)ら若手の台頭も期待されるが、 6人の計算が立っているわけではない。

★牧田、山田も調査

 阪神はFA補強として野上だけではなく、同じく西武・牧田和久投手(32)にも興味を示している。調査段階でメジャー志向が強いことは把握しているが、継続して推移を見守る構え。またウエスタン 2年連続最多勝ながら、ソフトバンクの来季構想から外れることが確実となった山田大樹投手(29)の調査も行っている。

◇野上 亮磨(のがみ・りょうま)  投手。1987(昭和62)年 6月15日生まれ、30歳。福岡県出身。神村学園高校 3年時に選抜に出場し、準優勝。日産自動車を経て、2009年D 2位で西武入団。2013年に初の「2桁勝利(11勝)を挙げ、今季も24試合に登板して、「11勝(10敗、防御率3.63)」を挙げた。「通算207試合、53勝56敗2S、防御率4.03」。 1メートル77、74キロ。右投げ右打ち。年俸5000万円。背番号「20」。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神D2・高橋遥、亜細亜大學の宝刀ツーシームでセ界斬る!阪神が台湾代表左腕の呂彦青を獲得!

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阪神から「2位指名」された亜細亜大學・高橋遥人投手(22)が 6日、東京武蔵野市内の同校で佐野仙好統括スカウト(66)らから指名あいさつを受けた。亜大OBで「日本一」に輝いたソフトバンク・東浜巨投手(27)が在学中に後輩に伝え、その後、伝統となった“亜細亜ボール”を磨き上げ、来春「1軍キャンプメンバー入り」を目指す。約 1時間の指名あいさつを終えた高橋は、プロの世界に挑む思いをさらに熱くした。成功への鍵は“亜細亜ボール”のレベルアップだ。東浜(ソフトバンク)が寮で同部屋だった九里亜蓮投手(26=広島)、山崎康晃投手(25=DeNA)、薮田和樹投手(25=広島)にツーシームの握り方を教えたことが発端。フォークのように落差の大きな球が投げられることが特長で、それぞれが独自のアレンジを加えながら、野球部では先輩から後輩に“亜細亜ボール”として受け継がれている。“ハルトボール”がプロの世界で通用すれば、金本監督が期待する来春「1軍キャンプ」行きの可能性もグッとあがる。大学 4年間のトレーニングで体重も球速も15キロ以上アップさせた努力家。新たなステージに向けて、持ち球にさらに磨きをかける。

阪神が秋季キャンプを行っている安芸市営球場の左翼後方通路に、新たな防球ネットが設置される見通しであることが 6日、分かった。大山悠輔内野手(22)ら若虎が場外弾を連発しているため、ファンの安全確保のために安芸市が検討を始めた。来年 2月の「2軍キャンプ」初日には間に合うように、着工する予定だ。キャンプ休日で静かな安芸市営球場。市関係者が左翼スタンド後方の道路を訪れて、あれやこれや…。この秋、大山が場外弾をポンポンほうり込んでいる地点を下見。来春の「2軍キャンプ」初日をめどに、防球ネットが設置されることになった。安芸市営球場の外周にはこれまで歴代強打者が放つ打球を防ぐため、ディアーネットや大豊ネットなど、多くの防球ネットが設置されてきた。ただ、左翼ポール際には一部、そうした大飛球に対するネットのない空間がある。芝スタンドの向こうは道路で、グラウンドが見渡せる絶好のロケーションとあって、立ち見するファンが大勢いる。道路を挟んで反対側はコンクリートで塗り固められた斜面で、場外弾がここに当たって跳ね返ることも多い。キャンプ初日には早々に「打球危険! 立見禁止!」という張り紙が登場した。世界一、人気のある集まる虎だからこその悩み。楽しく応援できるよう万全の態勢を整える。

植田海内野手(21)が 6日、休日返上で練習を実施した。この日は秋季キャンプ最初のオフだったが、緒方とともに高知・安芸ドームでバットを振った。約 1時間の練習で汗を流した。練習後には休日の球場に訪れたファン30人に即席のサイン会を行った。

プロ野球のフリーエージェント(FA)有資格者が権利行使できる手続き期間が 6日、始まった。海外FAで米大リーグ移籍を視野に入れるロッテの涌井秀章投手、新たに国内FAの資格を得た北海道日本ハムの中田翔内野手(28)らの動向が注目される。オリックスの平野佳寿投手(33)はメジャー移籍を視野に 7日に海外FA権行使の申請書類を球団に提出する予定。阪神の大和内野手(30)は国内FA権行使の意向を球団に伝えている。今季国内FA権を得た西武の牧田和久投手(32)はポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を球団に容認された。

フリーエージェント(FA)有資格者が権利行使できる手続き期間が始まった 6日、阪神では谷本修球団常務(53)が球団本部長に就任することが発表された。正式就任は12月 1日とはいえ、権利行使の意向を固めている大和内野手(30)の引き留めはすでに待ったナシ。初仕事が大仕事になる。高野栄一球団本部長(54)は電鉄本社のスポーツ部門に転任となった。口ぶりは穏やかでも、決意がにじんだ。谷本新本部長は身を乗り出し、大和の慰留に関わっていくことを示唆した。宣言残留を認め、全力で慰留する。 3年とみられていた契約年数も最大で 4年を提示しているもよう。その“交渉役”が、谷本新本部長だ。再び挑む虎には、大和が欠かせない。もう一度、それを伝える。

阪神球団は兵庫県西宮市の球団事務所で会見を開き、12月 1日付の人事異動を発表した。藤原崇起取締役(59)が取締役オーナー代行に。四藤慶一郎代表取締役社長(57)は退団し、代わって電鉄本社取締役の揚塩健治氏(57)が代表取締役社長に就任する。谷本修常務取締役が代表取締役副社長兼球団本部本部長に就任し、今後は球団の編成の中核を担う。高野栄一球団本部長(54)らも含め現職の首脳陣が総入れ替えする異例の事態だが、幸運を自負する揚塩氏の下、13年ぶりとなるリーグ優勝を目指す。これからFA、新外国人獲得という補強のシーズンに、社長も本部長も替わるとあっては異例の人事だ。揚塩氏は球団へは 6年ぶりの復帰となる。2009年 4月に電鉄本社のレジャー事業部長から、球団の常務取締役に就任。2011年 4月からは阪急阪神ビルマネジメント株式会社に取締役・常務執行委員として移り、現在は電鉄本社取締役、阪急阪神ビルマネジメント株式会社代表取締役・副社長執行役員を務めていた。FA戦略、新外国人など課題は山積。学生時代は準硬式野球で遊撃を守っていたことから!? フットワークには自信がある。日帰りで秋季キャンプを視察。勝負の「金本政権3年目」を、全力でバックアップする。

阪神は 6日、台湾代表左腕の呂彦青(ル・イェンチン)投手(21=国立台湾体育運動大)と正式契約したと発表した。呂彦青は身長 178センチ、体重72キロと細身の体格ながら最速で 150キロに迫る直球はキレ味抜群。スライダー、チェンジアップの精度も高く、将来性にたけた左腕。 7日には西宮市内で入団会見が行われる。台湾の若き左腕、呂彦青は、日本シリーズでパ・リーグ優勝チームのソフトバンクを相手に好投したDeNA・今永昇太投手(24)をほうふつさせる好投手だ。武器は最速 148キロの直球と鋭いスライダー、チェンジアップ。10月に台湾で行われたアマチュア野球の「アジア選手権」では、台湾のエースとして日本との決勝戦に先発。台湾アマチュア代表は1993年から 6年間、阪神でプレーした郭李建夫氏(48)が指導しており、日本との縁もある。阪神は今季、藤浪晋太郎投手(23)と岩貞祐太投手(26)の不調に加え、後半にはランディ・メッセンジャー投手(36)が右足首骨折で離脱。深刻な先発不足に陥った。今秋のドラフトで馬場皐輔投手(22=仙台大學)らを「1位指名」したが、手駒は多いに越したことはない。若くて将来性も抜群。来季の外国人投手枠は 2年契約 2年目のメッセンジャー、残留濃厚のマルコス・マテオ投手(33)、ラファエル・ドリス投手(29)の 3人で埋まっているが、それでも獲得に踏み切った。チームの20代左腕には岩崎優投手(26)、岩貞、横山雄哉投手(23)ら実績のある投手もおり、遠くない未来の左腕王国確立へ、また一歩近づいた。記事をまとめてみました。

 

 阪神から「2位指名」された亜大・高橋遥人投手)が 6日、東京武蔵野市内の同校で佐野仙好統括スカウトらから指名あいさつを受けた。亜大OBで「日本一」に輝いたソフトバンク・東浜巨投手が在学中に後輩に伝え、その後、伝統となった“亜細亜ボール”を磨き上げ、来春「1軍キャンプメンバー入り」を目指す。

 約 1時間の指名あいさつを終えた高橋は、プロの世界に挑む思いをさらに熱くした。成功への鍵は“亜細亜ボール”のレベルアップだ。

 「いいときは空振りがとれます。軌道は真っすぐ落ちる感じですね。(大学時代も)決め球にも使っていました。もっと磨いて武器にしていきたいです」

 高橋遥人投手は指名あいさつを終えて亜細亜大学の前でポーズをとる=亜細亜大学1号館前

 東浜(ソフトバンク)が寮で同部屋だった九里(広島)、山崎康(DeNA)、薮田(広島)にツーシームの握り方を教えたことが発端。フォークのように落差の大きな球が投げられることが特長で、それぞれが独自のアレンジを加えながら、野球部では先輩から後輩に“亜細亜ボール”として受け継がれている。

 高橋自身も先輩から教えてもらった。「握りも人それぞれですし、全く同じものはないです」と説明するように、ただのまねではない。今季「16勝」でパ・リーグ最多勝の東浜のそれはフォークのように大きく落ち、「3年連続20セーブ以上」をあげている山崎康は、スプリットのように鋭く落とす。

 “ハルトボール”がプロの世界で通用すれば、金本監督が期待する来春「1軍キャンプ」行きの可能性もグッとあがる。

 「(先輩らに) 1軍にあがって、あいさつにいけたらいいですね。もっと筋力も体力もつけたい。まず( 1軍の)キャンプに呼ばれるように頑張ります」

 高橋遥人投手の武器は落ちる“亜細亜ボール”。亜細亜大學伝統の決め球だ=明治神宮球場

 大学 4年間のトレーニングで体重も球速も15キロ以上アップさせた努力家。新たなステージに向けて、持ち球にさらに磨きをかける。 ☆高橋遥人投手について指名あいさつに訪れた阪神・吉野誠スカウト  「(亜細亜ボールは)左右関係なく投げられる。スライダーもいい。もっと投球の幅が広げられる」

★ツーシームとは

 投げたボールが 1回転する間に縫い目が 4回通過するフォーシームに対し、 2回転するものをツーシームと呼ぶ。指の掛け方で打者の手元で沈んだり、微妙に曲がるため、バットの芯を外すことができる。主な使い手にダルビッシュ(ドジャース)や黒田(元広島)らがいる。

◇高橋 遥人(たかはし・はると)  投手。1995(平成 7)年11月 7日生まれ、22歳。静岡市出身。小 3から西奈少年野球で野球を始め、常葉橘中では 3年夏に「2番手投手」で全国優勝。常葉橘高校時代には 2年夏に甲子園出場。亜細亜大學では 3年時に「大学選手権」出場。家族構成は両親、兄、妹、弟 2人。 1メートル80、78キロ。左投げ左打ち。

 

 大山ネットや! 阪神が秋季キャンプを行っている安芸市営球場の左翼後方通路に、新たな防球ネットが設置される見通しであることが 6日、分かった。大山悠輔内野手ら若虎が場外弾を連発しているため、ファンの安全確保のために安芸市が検討を始めた。来年 2月の「2軍キャンプ」初日には間に合うように、着工する予定だ。

 キャンプ休日で静かな安芸市営球場。市関係者が左翼スタンド後方の道路を訪れて、あれやこれや…。この秋、大山が場外弾をポンポンほうり込んでいる地点を下見。来春の「2軍キャンプ」初日をめどに、防球ネットが設置されることになった。

 「土手や木に打球が当たれば大丈夫なのですけど、(斜面の)コンクリートに当たって跳ね返るのが危ない。(立ち見客の)背中から打球が飛んでくることになるので」

 視察した関係者が、改善点を明らかにした。

 安芸市営球場の外周にはこれまで歴代強打者が放つ打球を防ぐため、ディアーネットや大豊ネットなど、多くの防球ネットが設置されてきた。ただ、左翼ポール際には一部、そうした大飛球に対するネットのない空間がある。芝スタンドの向こうは道路で、グラウンドが見渡せる絶好のロケーションとあって、立ち見するファンが大勢いる。

 今秋キャンプでは大山悠輔内野手らが豪快にサク越えを連発。場外にも飛ばしている=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 道路を挟んで反対側はコンクリートで塗り固められた斜面で、場外弾がここに当たって跳ね返ることも多い。キャンプ初日には早々に「打球危険! 立見禁止!」という張り紙が登場した。

  3、 4日には大山がロングティーやシート打撃でこの方向に何発もほうり込んだ。 5日の紅白戦では原口が左翼ネット最上段を揺らすアーチ。現場にスタッフを派遣して注意喚起も行ったが、すでに若虎のパワーは想定の範囲外で、根本的な対策の必要に迫られた。

 「金本さんが監督になって、球場にくるファンが非常に増えた」と関係者。今秋の設置は時間的に不可能だが、来春2月の「2軍キャンプ」スタートに間に合うように工事を始める。大山級の強打者がファームのキャンプにいるかどうかは分からないが、対策は立てておくにこしたことはない。海沿いで強風が吹く地域でもあるため、取り外し可能なネットも視野に入れ、予算は約v 100万円を見積もっている。

 「安全確保しないといけないくらいファンが来るのは阪神くらいですけど、なるべく早く取りかかりたいです」

 世界一、人気のある集まる虎だからこその悩み。楽しく応援できるよう万全の態勢を整える。

 左側のコンクリート面に当たらないようにアーチ状にすることを検討している=高知県安芸市の安芸タイガース球場

★大山・場外弾VTR

 11月 3日、秋季キャンプのロングティーで安芸市営球場の左翼後方の場外に飛び出す推定 130メートル弾。 4日にはシート打撃後の居残り特打で「46発のサク越え」。「9連発」のうちの一発が左翼場外奥のトイレの前にまで転がり、推定 150メートル弾となった。金本監督は「打つことに関してはセンスあるね、やっぱ。飛ばすセンス、とらえるセンス、インサイドのさばきとか」と絶賛した。

☆秋季ネットあらかると

★フィルダーネット:1989年の春季キャンプで、助っ人フィルダーの飛距離に合わせて、左翼から左中間のフェンス後方に高さ約 7メートルのネットを設置した。

★ディアーネット:1994年の春季キャンプで助っ人ディアーがすさまじい飛距離の打球を連発。急きょ高さ10メートルのネットを設置した。

★大豊ネット:1997年の秋季キャンプで大豊がサク越えを連発。右翼後方にあるサブグラウンドまで打球が飛ぶため、高さ14メートルのネットを設置。

 

 キャンプ休日の安芸ドームで打ち込む植田海内野手=高知・安芸ドーム

 植田海内野手が 6日、休日返上で練習を実施した。  この日は秋季キャンプ最初のオフだったが、緒方とともに高知・安芸ドームでバットを振った。約 1時間の練習で汗を流した植田は「体を動かしていないとしんどいというのもある。(第 1クールは)厳しい練習でしたけど、自分のためになると思ってやっていた」と話した。練習後には休日の球場に訪れたファン30人に即席のサイン会を行った。

 

 プロ野球のフリーエージェント(FA)有資格者が権利行使できる手続き期間が 6日、始まった。海外FAで米大リーグ移籍を視野に入れるロッテの涌井秀章投手、新たに国内FAの資格を得た北海道日本ハムの中田翔内野手らの動向が注目される。

 オリックスの平野佳寿投手はメジャー移籍を視野に 7日に海外FA権行使の申請書類を球団に提出する予定。阪神の大和内野手は国内FA権行使の意向を球団に伝えている。今季国内FA権を得た西武の牧田和久投手はポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を球団に容認された。

 公示された85選手は14日までに在籍球団に意思を通知すれば、15日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、16日から他球団も含めた契約交渉が可能になる。

☆フリーエージェント(FA)制度

 資格条件を満たした選手が、いずれの球団とも自由に契約を結ぶことができる制度。1993年に制定された。 1軍登録日数が 1年 145日を満たし、 8シーズン(2007年以降に入団した大学生・社会人選手は 7シーズン)に達すれば国内球団へ移籍する権利を得る。 9シーズンで海外球団への移籍も可能になる。FA権を行使した選手の権利再取得は 4年後。

 FAで他球団に移籍した際、移籍先球団は前球団に対して金銭もしくは選手で補償しなければならず、その選手が前球団の「日本人選手年俸上位3位(Aランク)」までなら年俸の80%または人的補償プラス50%、「4位から10位まで(Bランク)」なら年俸の60%または人的補償プラス40%を補償する。それ以下(Cランク)であれば人的、金銭ともに補償は行われない。

 

 谷本修氏は球団事務所で本部長就任へ意気込みを語った=西宮市の阪神タイガース球団事務所

 フリーエージェント(FA)有資格者が権利行使できる手続き期間が始まった 6日、阪神では谷本修球団常務が球団本部長に就任することが発表された。正式就任は12月 1日とはいえ、権利行使の意向を固めている大和内野手の引き留めはすでに待ったナシ。初仕事が大仕事になる。高野栄一球団本部長は電鉄本社のスポーツ部門に転任となった。

 口ぶりは穏やかでも、決意がにじんだ。谷本新本部長は身を乗り出し、大和の慰留に関わっていくことを示唆した。

 「正式には12月 1日からということですが、機会が許せば、(交渉の)場には入っていきたいと思います」

 谷本修氏は新球団本部長としてFA宣言する大和内野手の慰留に乗り出す

 異動の発表と時を同じくして、FA有資格者が権利を行使する手続き期間がスタート。大和はすでにFA宣言の意思を固めており、会見では四藤社長が「そういう意向であるというのは報告で聞いています」と認めた。宣言残留を認め、全力で慰留する。 3年とみられていた契約年数も最大で 4年を提示しているもよう。その“交渉役”が、谷本新本部長だ。

 「こういう大役(本部長)を仰せつかった。誠心誠意、全身全霊、業務にあたっていきたい」 今季まで務めた球団常務として総務部、広報部、連盟担当と多岐に渡って確実に業務を推し進めてきた。ビジターゲームもほぼ全試合に帯同し、チームを見つめてきた。ここ一番で、これほど頼れる人材もいない。

 「チームのみんな、金本監督、コーチ、選手、チームスタッフも含めて悔しさをバネにして来季やっていこうという、非常に前向きな姿勢に今なっている。そこは大事に育てていきたいです」

 再び挑む虎には、大和が欠かせない。もう一度、それを伝える。

 

 会見で握手を交わす阪神四藤慶一郎球団社長(左)と揚塩健治次期球団社長=西宮市の阪神タイガース球団事務所

 阪神球団は兵庫県西宮市の球団事務所で会見を開き、12月 1日付の人事異動を発表した。

 藤原崇起取締役が取締役オーナー代行に。四藤慶一郎代表取締役社長は退団し、代わって電鉄本社取締役の揚塩健治氏が代表取締役社長に就任する。谷本修常務取締役が代表取締役副社長兼球団本部本部長に就任し、今後は球団の編成の中核を担う。

 揚塩氏は球団へは 6年ぶりの復帰となる。2009年 4月に電鉄本社のレジャー事業部長から、球団の常務取締役に就任。2011年 4月からは阪急阪神ビルマネジメント株式会社に取締役・常務執行委員として移り、現在は電鉄本社取締役、阪急阪神ビルマネジメント株式会社代表取締役・副社長執行役員を務めていた。

 新社長に就任する揚塩健治氏(右)は現社長の四藤慶一郎氏(左)とがっちりと握手した=西宮市の阪神タイガース球団事務所

 阪神は 6日、12月 1日付の人事を発表し、電鉄本社取締役で阪急阪神ビルマネジメント株式会社代表取締役副社長執行役員の揚塩健治氏の新社長就任を発表した。四藤慶一郎球団社長は電鉄本社に復職する。高野栄一球団本部長らも含め現職の首脳陣が総入れ替えする異例の事態だが、幸運を自負する揚塩氏の下、13年ぶりとなるリーグ優勝を目指す。

 まさかのタイミングだった。補強期間に突入した矢先に社長と本部長、球団上層部が総入れ替え。午後 4時。西宮市内の球団事務所で行われた新旧社長の会見で、揚塩新社長は猛虎復活に尽力することを誓った。

 「身の引き締まる思いです。誠心誠意、身を粉にして頑張っていきたいと思っている。来年の優勝、『日本一』に向けて積極的に貢献していきたい」

 これまで主な球団人事は 1月 1日付だったが、 1カ月早い。阪急阪神ホールディングスで来春に不動産部門の組織改編があり、そこに四藤現球団社長が赴任することになったため、前倒しで実施された。ただ、これからFA、新外国人獲得という補強のシーズンに、社長も本部長も替わるとあっては異例の人事だ。

 金本知憲監督

 揚塩氏は大阪府立大から1983年に電鉄本社に入社。球団では甲子園球場長などとして腕を振るい、阪神不動産社長、阪急阪神ビルマネジメント株式会社代表取締役・副社長執行役員を歴任。電鉄本社取締役として、 6年 8カ月ぶりに球団に復帰する。

 「いずれそういうとき(社長就任)があれば頑張ろうというのは、口には出していませんが、ずっと思っていました」

 実は“神ってる”次期社長だ。2001年から甲子園球場長を務め、2003年&2005年のリーグ優勝を経験。栄冠を成し遂げられなかった四藤社長から会見で「非常に強い運を持った…」と紹介されると、照れつつも自負していることを語った。

 「根拠はないですが、自分ではそうだと信じるようにしています。そう信じて、そう願えば、いつか(運が)返ってくると思っています」

 1985年は「リーグ制覇」も「日本一」も胴上げはビジター(神宮と西武)。甲子園で胴上げを見ることができた感動を振り返り、再現を誓った。球団外にいたときも「米大リーグも含めて野球の情報はできる限り触れるようにしていました」と常にXデーを想定していた。

 会見した四藤慶一郎社長(左)と揚塩健治新社長=西宮市の阪神タイガース球団事務所

 FA戦略、新外国人など課題は山積。学生時代は準硬式野球で遊撃を守っていたことから!? フットワークには自信がある。「あす( 7日)、安芸に行きます。コミュニケーションが一番だと思います。しっかり話をして、(金本)監督の考えていること、チームスタッフが考えていることをブレることなく進めていきたい」。日帰りで秋季キャンプを視察。勝負の「金本政権3年目」を、全力でバックアップする。

 「ファンにはずっと(優勝を)待たせております。なかなか、かなえられなかった優勝、『日本一』を目指していきます」

 持ち前の運気で頂点へ-。虎をアゲアゲにする。

◇揚塩 健治(あげしお・けんじ)

 1960(昭和35)年 1月生まれ、57歳。大阪府立大経済学部卒。1983年 4月に阪神電鉄入社。レジャー事業部長などを歴任し、2009年 4月に球団常務取締役。2011年 4月から阪急阪神ビルマネジメント株式会社取締役・常務執行委員。2016年から電鉄本社取締役、2017年から阪急阪神ビルマネジメント株式会社代表取締役副社長執行役員。

 

 阪神は 6日、台湾代表左腕の呂彦青(ル・イェンチン)投手と正式契約したと発表した。

 呂彦青は身長 178センチ、体重72キロと細身の体格ながら最速で 150キロに迫る直球はキレ味抜群。スライダー、チェンジアップの精度も高く、将来性にたけた左腕。日本プロ野球の複数球団も獲得調査を進めていたが、阪神との交渉で大筋合意に達していた。 7日には西宮市内で入団会見が行われる。

 阪神は呂彦青投手の獲得を発表。伸びしろ十分の左腕だ

 正式発表! 阪神は 6日、新外国人として台湾のアマチュアNo.1左腕、呂彦青投手と契約を締結したことを発表した。年俸は 800万円(推定)。 7日に西宮市内で入団会見を行う。先発左腕は不足しており、伸びしろたっぷりの好素材を獲得した。

 虎の今オフ「補強第1弾」が早速、正式に発表された。台湾の若き左腕、呂彦青は、日本シリーズでパ・リーグ優勝チームのソフトバンクを相手に好投したDeNA・今永をほうふつさせる好投手だ。

 武器は最速 148キロの直球と鋭いスライダー、チェンジアップ。10月に台湾で行われたアマチュア野球の「アジア選手権」では、台湾のエースとして日本との決勝戦に先発。今秋のドラフト会議でオリックスから「1位指名」された田嶋(JR東日本)と投げ合い、 5回途中 4失点(自責 3)も 4回までは 1安打だった。ある日本のスカウトに「田嶋よりよかった。日本でも通用するだろう」と言わしめた逸材だ。台湾アマチュア代表は1993年から 6年間、阪神でプレーした郭李建夫氏が指導しており、日本との縁もある。

 10月25日付サンスポ最終版 1面

 阪神は今季、藤浪と岩貞の不調に加え、後半にはメッセンジャーが右足首骨折で離脱。深刻な先発不足に陥った。今秋のドラフトで馬場皐輔投手らを「1位指名」したが、手駒は多いに越したことはない。若くて将来性も抜群。来季の外国人投手枠は 2年契約 2年目のメッセンジャー、残留濃厚のマテオ、ドリスの 3人で埋まっているが、それでも獲得に踏み切った。

 チームの20代左腕には岩崎、岩貞、横山ら実績のある投手もおり、遠くない未来の左腕王国確立へ、また一歩近づいた。

◇呂 彦青(Lu Yen Ching、ルー・ウェンチ)

 投手。1996年 3月10日生まれ、21歳。台湾出身。今年10月に行われた「BFAアジア選手権」では台湾代表として選出され、決勝の日本戦に先発。 4回 2/3を投げ、 4安打 4失点(自責 3)で降板した。国立台湾体育運動大所属。 1メートル78、72キロ。左投げ左打ち。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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中谷、柵越え21発で存在感!俊介残留FA権行使せず!メジャー右腕・モレノ浮上!呂入団その日に判明

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金本知憲監督(49)が秋季キャンプ地・安芸タイガース球場で、前日 6日に就任会見を行ったばかりの揚塩(あげしお)健治次期球団社長(57)の訪問を受けた。「フロントと現場で力を合わせてやっていきたい」とチーム一丸を宣言。新社長も最強タッグ結成を約束した。感想はポツリとひと言だけ。でも、それで十分だった。巻き返しを誓う安芸の地で、金本監督が新体制との一致団結を約束した。早出練習を終えた後のサブグラウンド。指揮官以下、キャンプ参加のコーチ、選手が集結。そこに姿を見せたのが、前日発表されたフロント大改革によって誕生した揚塩次期社長、谷本修球団常務(12月 1日から副社長)、そして退任する四藤慶一郎社長、高野栄一球団本部長の 4人だった。朝イチの便で甲子園からやってきたのだ。初対面ではない。ただし、次期社長は、監督が自分のことを覚えているか、不安だったという。メイン球場のバックネット裏に場所を移し、膝をつき合わせての初会談。「覚えてますよ」。将の言葉が場を和ませた。常務取締役営業部長としてタイガースに在籍していた頃、球場グルメの選手メニュー開発に携わった。当時、現役だった金本選手のメニューは「金本兄貴のスタミナハラミ丼」。本人を呼んでいよいよ試食…。鉄人に食らったダメ出しは今も忘れていない。監督も、その事実をはっきりと覚えていたのだ。話は弾んだ。新コンビがどんなニュータイガースを形成していくのか。目が離せない。

高知・安芸での秋季キャンプに参加する中谷将大外野手(24)は 7日、フリー打撃で逆方向へ柵越えを連発し、存在感を示した。 171球に及んだフリー打撃で「柵越え21発」。ラスト 2球は右翼へ続けて放り込み「よっしゃ」とほえ、表情を引き締めた。フリー打撃中に声をかけた金本監督は期待を寄せた。

金本知憲監督が北條史也内野手(23)へ異例の 2時間付きっきり指導を行った。手応えも。午後 1時過ぎからメイングラウンドで始まった打撃練習。北條がロングティーを終え、ティー打撃を開始すると、指揮官が歩み寄ってきた。身ぶり手ぶりで腰の回転、左足の踏ん張り、右足の使い方を助言。打撃ケージに入っても、ずっと背番号「2」の後ろで 1時間近くも見守り続けた。安芸ドームに向かうと、“直接レッスン第2幕”がスタート。ひたすらマシンの球を打ち返す。打撃回りと合わせ、計 346スイング。トータル約 2時間も鉄人の目が光った。反骨心を胸に、安芸の地から逆襲を誓う。

国内FA権を保持している俊介外野手(30)は 7日、権利を行使せずに残留することを表明した。球団には 6日に残留の意思を伝えており、「『日本一』になりたい気持ちがあるので」と話した。 8年目の今季は74試合に出場して「打率3割9厘」をマーク。シーズン終盤は「1番打者」に定着した。球団に残留を伝えたのは前日 6日。「球団からいい話をもらった」といい、現在、複数年をベースに契約の条件を話し合っている段階だ。これで来季に向けて、集中して野球に取り組むことが出来る。今季は「74試合で打率0.309、4本塁打、23打点」と活躍。貴重な戦力として、来年もタイガースの勝利に貢献していく。

阪神 2軍秋季練習( 7日、鳴尾浜)阪神の残留組による秋季練習が 7日、鳴尾浜で行われた。矢野燿大 2軍監督(48)は、左の代打として今季定着した伊藤隼太外野手(28)に対し、課題の守備を克服した上でのレギュラー奪取を求めた。懸命に取り組む姿勢には、矢野 2軍監督も一目置いている。まだまだレギュラーを目指すべき男だと、信じている。

8日に行われる紅白戦に藤浪晋太郎投手(23)が先発する。金本監督にも見守られ、ブルペンで43球。変化球を交え、今キャンプ初の実戦登板に備えた。10月25日のみやざきフェニックス・リーグのヤクルト戦(西都)では 5回12奪三振と快投した。 1軍の首脳陣の前でも、完全復活をみせつける。対するチームの先発は岩貞祐太投手(26)。ブルペンには入らず、キャッチボールなどで調整した。今キャンプではプレートの位置を 3塁側から 1塁側に変えるなどの工夫をしており力を込めた。今季、藤浪は「3勝」、岩貞は「5勝」と不振に苦しんだ 2人。来季に向け最高のスタートを切るためにも、好投でアピールする。

阪神に入団が決まった台湾代表の呂彦青(ル・イェンチン)投手(21=国立台湾体育運動大)が 7日、西宮市内で入団会見を行った。呂は最速 148キロの速球とスライダー、チェンジアップ、カーブを操る将来性豊かな左腕。台湾代表の常連で、日本プロ野球の複数球団が調査を進めていたが阪神が獲得に成功した。呂は意気込みを語った。「台湾U21」代表で指導を受けた阪神OBの郭李建夫氏(48)からはマナーについて助言を受けたという。また、ロッカールームで偶然能見と出会い激励も受けた。WBCで投げる能見を見て以前から知っており目を輝かせた。対戦してみたい選手は台湾の先輩の陽岱鋼外野手(30=巨人)という。背番号は未定。 8日から鳴尾浜の 2軍練習に合流する。金本監督の印象を問われるとジョークで笑わせた。まだ21歳。年俸は 800万円で複数年契約が結ばれたことが明らかになった。現在、 1軍の外国人投手枠はランディ・メッセンジャー投手(36)、ラファエル・ドリス投手(29)、マルコス・マテオ投手(33)で埋まっているが来季、メッセが国内フリーエージェント(FA)権を獲得し、再来年から日本人扱いになる。もちろん 1軍の外国人にけが人が出た場合は、チャンスが巡ってくる。MAX 155キロ右腕の「ドラフト1位」、仙台大學・馬場皐輔投手(22)に加え、もう 1枚「台湾のドラフト1位」を獲得した形だ。阪神が新たな外国人投手の補強に動いていることが 7日、分かった。ターゲットは最速 153キロ右腕、今季はインディアンスなどでプレーしたディエゴ・モレノ投手(30)でリリーフのさらなる強化が狙い。新外国人左腕の呂彦青投手の入団会見が行われた日に、球団史上初となる開幕からの「外国人投手5人態勢構想」が判明した。ターゲットに浮上しているのは、最速 153キロ右腕、モレノだ。今季はレイズ、インディアンスに所属した。 5試合で「0勝1敗、防御率4.76(メジャー通算9試合、1勝1敗、防御率5.06)」。「3A」では通算 104試合、「12勝4敗、防御率3.50」の成績を残している。10月上旬に来季のマイナー契約を自ら拒否し、フリーエージェントになることを選択。活躍の場を求めて新天地を探している。前日 6日に四藤球団社長、高野球団本部長ら球団幹部の退任(12月 1日付)が発表された。ストーブリーグのまっただ中に異例の幹部大幅交代となったが、補強のスピードは止まらない。最強の投手王国を作り上げ、13年ぶりのリーグVをつかむ。記事をまとめてみました。

 

 金本知憲監督(左)は揚塩健治新社長とがっちり握手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 金本知憲監督が秋季キャンプ地・安芸タイガース球場で、前日 6日に就任会見を行ったばかりの揚塩健治次期球団社長の訪問を受けた。「フロントと現場で力を合わせてやっていきたい」とチーム一丸を宣言。新社長も「も一緒に戦う所存」と最強タッグ結成を約束した。

 感想はポツリとひと言だけ。でも、それで十分だった。巻き返しを誓う安芸の地で、金本監督が新体制との一致団結を約束した。

 「一緒にね、フロントと現場で力を合わせてやっていきたいですね」

 早出練習を終えた後のサブグラウンド。指揮官以下、キャンプ参加のコーチ、選手が集結。そこに姿を見せたのが、前日発表されたフロント大改革によって誕生した揚塩次期社長、谷本修球団常務(12月 1日から副社長)、そして退任する四藤慶一郎社長、高野栄一球団本部長の 4人だった。朝イチの便で甲子園からやってきたのだ。

 揚塩健治次期球団社長(中)が安芸キャンプを訪問し、選手、スタッフにあいさつした=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 あいさつに立った揚塩次期社長は熱い思いをタテジマ戦士にぶつけた。

 「明るく厳しく、遅くまで振り込んでおられるようですね。最後のセ・リーグ優勝から13年最後の『日本一』から33年。ファンは待っています。私もみなさんと一緒に戦う所存です」

 その声を、真剣な眼差しで聞き入る背番号「6」。新たなパートナーとのスタートの日だった。

 初対面ではない。ただし、次期社長は、監督が自分のことを覚えているか、不安だったという。メイン球場のバックネット裏に場所を移し、膝をつき合わせての初会談。「覚えてますよ」。将の言葉が場を和ませた。

 常務取締役営業部長としてタイガースに在籍していた頃、球場グルメの選手メニュー開発に携わった。当時、現役だった金本選手のメニューは「金本兄貴のスタミナハラミ丼」。本人を呼んでいよいよ試食…。

 球団営業部長時代の揚塩新社長が当時現役の金本監督と相談して発売した「金本兄貴のスタミナハラミ丼」

 「もっと辛くして」

 鉄人に食らったダメ出しは今も忘れていない。監督も、その事実をはっきりと覚えていたのだ。話は弾んだ。

 指揮官は言葉少なだったが、次期社長は言葉を選びながらも明確に答えた。

 新外国人補強に関しては「編成、フロントがしっかりやってくれていると思うが、私も早く、フロントマンとして戦力になりたい」と全面協力を約束し、改革プランに関しても「連携を取りながらチャレンジしていきたい」とキッパリ。新コンビがどんなニュータイガースを形成していくのか。目が離せない。

 

 ロングティーの中谷将大外野手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 高知・安芸での秋季キャンプに参加する中谷将大外野手は 7日、フリー打撃で逆方向へ柵越えを連発し、存在感を示した。

   171球に及んだフリー打撃で「柵越え21発」。ラスト 2球は右翼へ続けて放り込み「よっしゃ」とほえた。「(手応えは)まだ分からないです。これからもずっと続けていくしかないです」と表情を引き締めた。

 フリー打撃中に声をかけた金本監督は「もともと片岡コーチがやらせて、すごくいいモノが出てきたから、それをちょっとキャンプでも続けようかと。相談の上でね。何かつかんでくれればいいし」と期待を寄せた。

 

 金本知憲監督が北條へ異例の 2時間付きっきり指導を行った。

 「去年のいい時の形がまったくなくなっていたから。簡単なことなんだけど。下半身が緩む。ユルユルで…」と指揮官は嘆く一方で「でも本人も思い出したんじゃないかな。打球もだいぶ変わってきたし」と手応えも。

 「今の状態では 1軍にはまずいられない」としたが「もう 1度去年のいい時の状態とか感覚が戻れば、またチャンスはある」と期待を込めた。

 室内練習場で北條史也内野手(右)に指導する金本知憲監督=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 北條史也内野手が金本知憲監督から今キャンプ最長となる約 2時間の密着指導を受けた。

 「今年は全然ダメだったので。(期待を)裏切ってしまった。来年はそんなにチャンスは与えてくれない。自分でやるしかない」

 午後 1時過ぎからメイングラウンドで始まった打撃練習。北條がロングティーを終え、ティー打撃を開始すると、指揮官が歩み寄ってきた。身ぶり手ぶりで腰の回転、左足の踏ん張り、右足の使い方を助言。打撃ケージに入っても、ずっと背番号「2」の後ろで 1時間近くも見守り続けた。

 金本知憲監督(右)は北條史也内野手(左)の足の運び方などを徹底指導=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 その後、特守に加わったが、コーチ陣から「北條! 監督が呼んでいるぞ。室内で打撃練習だ」との声が飛んだ。急いで安芸ドームに向かうと、“直接レッスン第2幕”がスタート。ひたすらマシンの球を打ち返す。打撃回りと合わせ、計 346スイング。トータル約 2時間も鉄人の目が光った。

 金本監督は「今の打撃、今の守備力なら、ことしの状態でいっぱいいっぱい。 1軍には居られないでしょう」と厳しい言葉をかけた。

 当然、北條も今の立場を理解している。「だんだんできていかないとまた教えてもらえない。基本の軸とかを作らないと。キツイことをやらないといい成績も残せないので」と表情を引き締めた。今季は「83試合で打率0.210、3本塁打、20打点」。反骨心を胸に、安芸の地から逆襲を誓う。

 

 阪神俊介外野手=阪神甲子園球場

 国内FA権を保持している俊介外野手は 7日、権利を行使せずに残留することを表明した。

 球団には 6日に残留の意思を伝えており、「タイガースでやりたいし、『日本一』になりたい気持ちがあるので」と話した。

  8年目の今季は74試合に出場して「打率3割9厘」をマーク。シーズン終盤は「1番打者」に定着した。

 ロングティーをする阪神・俊介外野手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 俊介外野手が7日、高知・安芸キャンプで今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを明言した。

 「もう球団の方に残留することを伝えました。権利は行使せずにです。タイガースでやりたいという気持ち、日本一になりたい気持ちもある」

 球団に残留を伝えたのは前日 6日。「球団からいい話をもらった」といい、現在、複数年をベースに契約の条件を話し合っている段階だ。「ずっと考えていた部分。スッキリしたという感じはある」と笑顔。これで来季に向けて、集中して野球に取り組むことが出来る。

 今季は「74試合で打率0.309、4本塁打、23打点」と活躍。貴重な戦力として、来年もタイガースの勝利に貢献していく。

 

 フリー打撃する伊藤隼太外野手=鳴尾浜球場

 阪神 2軍秋季練習( 7日、鳴尾浜)阪神の残留組による秋季練習が 7日、鳴尾浜で行われた。矢野燿大 2軍監督は、左の代打として今季定着した伊藤隼太外野手に対し、課題の守備を克服した上でのレギュラー奪取を求めた。

 「それ(代打専任)は後からでもできるからね。守備力を上げたいと隼太自身も思っている。そこを上げていければ(先発出場の)チャンスは十分増えると思う」

 フリー打撃する伊藤隼太外野手=鳴尾浜球場

 2012年の「ドラフト1位」は、 6年目の今季を「出場73試合、打率0.261、2本塁打、9打点」で終えた。代打として輝きつつも先発出場は 1試合にとどまった。長年の課題でもある守備の克服がテーマになることは明白だ。この日も鳴尾浜で必死で守備練習を行い「まだまだこれからです。やれることをやっていきます」と前を向いた。

 懸命に取り組む姿勢には、矢野 2軍監督も「任せてもしっかりやる。アイツは心配していない」と一目置いている。まだまだレギュラーを目指すべき男だと、信じている。

 

  8日に行われる紅白戦に藤浪晋太郎投手が先発する。金本監督にも見守られ、ブルペンで43球。変化球を交え、今キャンプ初の実戦登板に備えた。「いい感覚、バランスで投げたいと思います」。10月25日のみやざきフェニックス・リーグのヤクルト戦(西都)では 5回12奪三振と快投した。 1軍の首脳陣の前でも、完全復活をみせつける。

 対するチームの先発は岩貞祐太投手。ブルペンには入らず、キャッチボールなどで調整した。今キャンプではプレートの位置を 3塁側から 1塁側に変えるなどの工夫をしており「バッターの反応をみたい。でもアピールもしていかないと、結果も求めたい」と力を込めた。

 今季、藤浪は「3勝」、岩貞は「5勝」と不振に苦しんだ 2人。来季に向け最高のスタートを切るためにも、好投でアピールする。

 

 阪神に入団が決まった台湾代表の呂彦青投手(国立台湾体育運動大)が 7日、西宮市内で入団会見を行った。

 呂は最速 148キロの速球とスライダー、チェンジアップ、カーブを操る将来性豊かな左腕。台湾代表の常連で、日本プロ野球の複数球団が調査を進めていたが阪神が獲得に成功した。呂は「日本野球はアジアの中で一番。そこでやれるのはうれしい。先発ローテーションを守れるような投手になりたい」と意気込みを語った。

 「台湾U21」代表で指導を受けた阪神OBの郭李建夫氏からは「礼儀正しくしなさい」とマナーについて助言を受けたという。また、ロッカールームで偶然能見と出会い「頑張れよ」と激励も受けた。WBCで投げる能見を見て以前から知っており「能見さんのような投手なりたい」と目を輝かせた。対戦してみたい選手は台湾の先輩の陽岱鋼(巨人)という。

 背番号は未定。 8日から鳴尾浜の 2軍練習に合流する。

 阪神入団会見でポーズをとる呂彦青投手=西宮市内の阪神球団事務所

 阪神の新外国人、呂彦青投手の入団会見が 7日、西宮市内の球団事務所で行われた。最速 148キロの直球とスライダーが武器の台湾アマ球界No.1左腕はクラブハウスで憧れの能見篤史投手と対面。虎の新たな左腕エースになるべく、故郷のヒーロー、巨人・陽岱鋼外野手斬りを早くも宣言した。

 台湾からきた金の卵、呂彦青の目が輝く。海を渡るという夢が叶っただけではない。その直前にあったサプライズに小躍りしていた。

 「阪神に入団することがうれしい。さっき、能見さんに会った。これから能見さんのような投手になりたい」

 憧れの投手は能見サン。2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のときに胸を焦がし、日本のプロ野球をテレビで観戦するたびに応援していた。

 入団会見でポーズをつくる呂彦青投手。台湾NO・1左腕の目標は能見だった=西宮市内の阪神球団事務所

 午後 2時からの入団会見前、球団関係者に付き添われて甲子園クラブハウス内を見学。ロッカールームを紹介されるとき、偶然に自主トレに訪れていた能見がいた。

 「頑張れ!」

 もらったエールは一言のみ。それで十分だった。最速は 148キロ。セールスポイントは「スライダー」でカーブ、チェンジアップの変化球も操る。投球スタイルも、能見と似ているところがある。

 金本監督の印象を問われると「すごく怖そうだな、と思っている」とジョークで笑わせた。まだ21歳。年俸は 800万円で複数年契約が結ばれたことが明らかになった。現在、 1軍の外国人投手枠はメッセンジャー、ドリス、マテオで埋まっているが来季、メッセが国内フリーエージェント(FA)権を獲得し、再来年から日本人扱いになる。もちろん 1軍の外国人にけが人が出た場合は、チャンスが巡ってくる。MAX 155キロ右腕の「ドラフト1位」、仙台大・馬場皐輔投手に加え、もう 1枚「台湾のドラフト1位」を獲得した形だ。

 入団会見を行う阪神・呂彦青投手=西宮市内の阪神球団事務所

 対戦したい打者は「台湾のスターである陽岱鋼選手」と、宿敵・巨人の外野手を選択した。「(台湾の先輩で左腕の)ロッテのチェン選手より、内角は投げます」とニヤリとしながら宣戦布告した。

 「ルーと呼んでください。僕のすべての球をみてほしい。これから、いいプレー、いい球を投げたい」。背番号は決まり次第発表される。 8日から 2軍の秋季練習に参加する。大化けの予感プンプンだ。

◇呂 彦青(Lu Yen Ching ル・イェンチン)

 投手。1996年 3月10日生まれ、21歳。台湾高雄市出身。2015年「光州ユニバーシアード」台湾代表。同年「プレミア12」台湾代表。2016年「U-23W杯」台湾代表、2017年「台北ユニーバーシアード」代表。同年10月に行われた「BFAアジア選手権」では台湾代表として選出され、決勝の日本戦に先発。 4回 2/3を投げ、「4安打4失点(自責3)」で降板した。国立台湾体育運動大所属。 1メートル78、72キロ。左投げ左打ち。

 入団会見を行った阪神・呂彦青投手=西宮市内の阪神球団事務所

 阪神が新たな外国人投手の補強に動いていることが 7日、分かった。ターゲットは最速 153キロ右腕、今季はインディアンスなどでプレーしたディエゴ・モレノ投手(30)でリリーフのさらなる強化が狙い。新外国人左腕の呂彦青投手の入団会見が行われた日に、球団史上初となる開幕からの「外国人投手5人態勢構想」が判明した。

 もう、次なる一手を打っていた。この日、西宮市内の球団事務所で入団会見を行った台湾のアマNO.1左腕、呂彦青だけじゃない。阪神が新たな助っ投獲りを目指していることが明らかになった。球団関係者は「外国人投手をもう 1人探しているのは確かです」と認めた。

 ターゲットに浮上しているのは、最速 153キロ右腕、モレノだ。今季はレイズ、インディアンスに所属した。 5試合で「0勝1敗、防御率4.76(メジャー通算9試合、1勝1敗、防御率5.06)」。「3A」では通算 104試合、「12勝4敗、防御率3.50」の成績を残している。10月上旬に来季のマイナー契約を自ら拒否し、フリーエージェントになることを選択。活躍の場を求めて新天地を探している。

 ベネズエラ出身の右腕は 150キロ超の直球に加え、チェンジアップ、カーブ、縦のスライダーを操る。回転のいい直球はメジャーでも屈指といわれている。決め球としているチェンジアップは相手がスイングすると「40%以上」の確率で空振りがとれる宝刀だ。

  1軍の外国人投手枠はすでに埋まっている。メッセンジャー、ドリス、マテオで当確。育成を視野に入れながら、呂彦青が加入し、この日入団会見をした。もう 1人の獲得に成功すれば、球団史上初となる「外国人投手5人態勢(開幕時)」となる。まさに盤石だ。

 金本政権 2年目の今季、前年の「4位(借金12)」から「2位(貯金17)」に大躍進した。最大の原動力となったのはセ・リーグトップの「チーム防御率3.29」を残した投手陣。特筆すべきはブルペン陣だ。ドリス、マテオ、岩崎、桑原、高橋が日本球界初の 1チーム 5投手の「60試合以上登板」を達成。 1点差試合も「26勝16敗」とモノにした。金本監督もシーズン終了後の坂井オーナーへの報告会で「(優勝した広島より)リリーフで勝った。後半いい勝負はできた」と手応えを感じていた。

 来季優勝を狙うためにはトラの方程式は絶対に欠かせない。セーブ王(37S)のドリス、最優秀中継ぎ投手(43HP)のマテオは残留で、122球団でNO.1を誇る鉄壁のリリーフ陣は来季も健在だが、今季の蓄積疲労による反動も想定しないといけないのは確か。有事に備え、助っ人投手の競争意識も高める効果も期待できる。

 球団首脳は「補強ポイントは投手陣と、主軸を任せられる打者」と強調している。「4番・1塁」を任せられる長距離砲獲得作業と並行して、リリーフ投手の獲得も進めていく。

 前日 6日に四藤球団社長、高野球団本部長ら球団幹部の退任(12月 1日付)が発表された。ストーブリーグのまっただ中に異例の幹部大幅交代となったが、補強のスピードは止まらない。最強の投手王国を作り上げ、13年ぶりのリーグVをつかむ。

★2018年の虎の助っ人事情

 投手は来季 2年契約の 2年目となるメッセンジャー、マテオ、ドリスの残留が確実。メンデスや、今季途中に北海道日本ハムから加入したメンドーサの残留は微妙な状況だ。野手ではロジャース、キャンベルの退団が決定的。野手はこの 2年芳しくない成績に終わっていることもあり、打力優先がキーワード。「4番・1塁」を任せることができる長距離砲をリストアップし、絞り込んでいる段階だ。

◇ディエゴ・モレノ(Diego Moreno)

 投手。1987年 7月21日生まれ、30歳。ベネズエラ出身。2006年にパイレーツ入団。2012年にトレードでヤンキースに移籍。2015年 6月22日のフィリーズ戦でメジャーデビュー。同年は 4試合に登板、「1勝0敗、防御率5.23」。2016年にレイズに移り、2017年途中でインディアンスに移籍。今季はメジャー 5試合に登板、「0勝1敗、防御率4.76」。 1メートル85、80キロ。右投げ右打ち。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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