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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神大和FA宣言!流出大ピンチ!FA宣言の大和、オリックス&DeNAが破格オファー準備!

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大和内野手(30)が 8日、兵庫・西宮市内の球団事務所を訪れ、国内FA権行使の手続きを行った。この日、申請書類を提出。四藤慶一郎球団社長(56)は残留を訴えた。すでにDeNA、オリックスが権利を行使した場合は獲得に乗り出す方針を固めている。阪神は最大 4年の複数年契約を提示して全力で残留要請を続けており、 3球団による争奪戦となる見込みだ。流出ピンチだ。国内フリーエージェント(FA)権を取得した大和内野手が 8日、兵庫・西宮市内の球団事務所を訪れ、FA申請書を提出。覚悟していたとはいえ、虎にとっては最悪の展開になった。この日午前、スーツ姿の大和が球団事務所を訪れ、ついにFA申請書を提出。この瞬間、貴重な守備の名手の流出が一気に現実味を帯びた。言葉では残留の可能性に言及。が、他球団の評価を聞くという時点で、移籍の選択肢が大きなウエートを占めていると判断せざるを得ない。抜群の守備に加え、両打ち転向 1年目で「打率0.280」をマーク。ライバル球団はすでに破格の条件を用意して争奪戦への参戦準備を進めている。申請書提出の情報を受け、福良監督は大阪市内で一般論と前置きしつつも来季微妙な状況だけに、大和はチームのウイークポイントを埋める格好の存在。全力でアタックしてくる。DeNAも、オリックスと同等の好条件を準備しているといわれており、名乗りを挙げてくれば、勝手知ったセ・リーグ球団でもあり、大和にとっても魅力いっぱいの選択肢となる。熾烈を極めそうな争奪戦。大和がどんな結論を導き出すか。再び阪神との再交渉の場が設けられるのか。他球団との交渉解禁は16日。注目のゴングは間もなく鳴らされる。

高山俊外野手(24)が、「4スタンス理論」を提唱する廣戸聡一氏(56)の助言を元に、新打法に取り組んだ。トップを作る前に、バットを体の中心に構える新フォームの習得に着手。ソフトバンクの柳田悠岐外野手(29)、内川聖一外野手(35)らも取り入れている技術をマスターし、 3年目の来季の飛躍を狙う。紅白戦が中止となった安芸。雨音が響くドームの片隅で、廣戸氏の理論に耳を傾ける高山の姿があった。バットをいったん体の中心に構え、そこからトップを作る。鷹軍団を「日本一」に導いた柳田、内川のように-。 3年目の来季へ、新フォームの習得に着手した。濃密な時間だった。ランチを終えた午後 0時50分。ドーム内でティー打撃を開始すると、廣戸氏による約 1時間半のレッスンが始まった。 4スタンスのタイプは金本監督と同じ『B2(かかとの外側に重心)』。ポイントは 1つ。構えの部分だ。同氏は力説した。同氏が藤井康雄前ソフトバンク 2軍打撃コーチ(55=来季オリックス 1軍打撃コーチ)に伝え、選手に指導されたという。実際、柳田、内川らはバットを体の中心に構えてから、トップを作っている。 1年目での新人王から一転、今季は「打率0.250」で、 2軍落ちも経験した高山。長打力アップなど様々な取り組みをしたが、バットがスムーズに出てこなくなった。改めて、もっとも自然な形、構えから求めていく。

横山雄哉投手(23)が 8日、兵庫・西宮市内の球団施設「虎風荘」で契約更改に臨み、 270万円ダウンの1300万円でサインした。2014年の「ドラ1」左腕は、 4月23日の巨人戦で 5回 1失点の好投を見せて白星を挙げたが、腰痛など故障で苦しみ、 1軍登板はその 1試合だけに終わった。来季は「D1位指名」・馬場皐輔投手(仙台大)ら即戦力投手も入団してくる。来季は競争がより激化する。(金額は推定)

阪神が、新外国人として獲得に乗り出しているディエゴ・モレノ投手(30=インディアンス傘下3A)と大筋合意に達したことが 8日、分かった。近く、正式契約となる。12球団屈指のブルペンにまた 1人、剛腕リリーバーが加入。助っ投 5人態勢で、13年ぶりの優勝へ戦力をさらに充実させていく。強固で鉄壁だったブルペン陣が、さらに盤石になる。「虎のモレノ」誕生が秒読み段階に入っていることが判明した。前日 7日までに、ベネズエラ出身の右腕にターゲットを絞っていることが明らかになったが、この日、西宮市内の球団事務所で取材に応じた四藤球団社長も認めた。すでに大筋では合意しており、近く正式契約、発表となる見込みだ。球団史上初となる開幕時点での「助っ投5人態勢」。 1軍の外国人枠は「4」で、投手は 3人までだが、この補強で想像できるメリットは計り知れない。不動のエース、ランディ・メッセンジャー投手(36)は別格としても、今季「最優秀中継ぎ」のタイトルを獲得したマルコス・マテオ投手(33)も、「最多セーブ」に輝いたラファエル・ドリス投手(29)も、「63試合登板」。蓄積疲労を考慮する必要がある。モレノも 2人に勝るとも劣らない剛腕だ。今季はレイズ、インディアンスに所属した。「5試合で0勝1敗、防御率4.768メジャー通算9試合、1勝1敗、防御率5.06)」だが、「3A」では「通算104試合、12勝4敗、防御率3.50」の成績を残している。最速 153キロの直球、チェンジアップ、カーブ、縦のスライダーを駆使し、飛び跳ねるようなフォームで打者に迫っていく。ドミニカ共和国とベネズエラという母国の違いこそあるが、同じスペイン語を公用語とする 3人が競い合い、助け合ってブルペンを支えるとなれば、敵にとってこれ以上に厄介なことはない。球界初の“60試合以上登板クインテット”など金本虎を「2位」の躍進へ導いたリリーフ陣が、モレノ加入で、さらに進化していく。記事をまとめてみました。

 

 大和内野手が 8日、兵庫・西宮市内の球団事務所を訪れ、国内FA権行使の手続きを行った。この日、申請書類を提出。四藤球団社長は「絶対に必要な戦力、選手なので、ぜひとも残ってほしいという球団の気持ちは伝えました」と力を込めた。

 すでにDeNA、オリックスが権利を行使した場合は獲得に乗り出す方針を固めている。阪神は最大 4年の複数年契約を提示して全力で残留要請を続けており、 3球団による争奪戦となる見込みだ。

 球団に申請書を提出した大和内野手=兵庫・西宮市内の球団事務所

 大和内野手が 8日、兵庫・西宮市内の球団事務所を訪れ、国内FA権行使の手続きを行った。この日、申請書類を提出。球団を通じてコメントを発表した。

 「このたび、FA権を行使することを決断いたしました。シーズンが終了してから本当に悩みました。12年間お世話になったタイガースへの愛着や感謝の気持ちも言葉に表せないぐらいのものがあります。ただ、他球団の自分に対する評価を聞くチャンスは今しかないという思いも強く、今回の決断に至りました。移籍を前提とした権利の行使ではなく、タイガースも含めて、自分を一番必要としてくれる球団で来季プレーしたいと思います」

 大和のFA宣言を受けて、四藤球団社長は「絶対に必要な戦力、選手なので、ぜひとも残ってほしいという球団の気持ちは伝えました」と力を込めた。

 すでにDeNA、オリックスが権利を行使した場合は獲得に乗り出す方針を固めている。阪神は最大 4年の複数年契約を提示して全力で残留要請を続けており、 3球団による争奪戦となる見込みだ。

 打撃練習を待つ大和内野手

 流出ピンチだ。国内フリーエージェント(FA)権を取得した大和内野手が 8日、兵庫・西宮市内の球団事務所を訪れ、FA申請書を提出。四藤慶一郎球団社長が残留を訴えたが、「他球団の自分に対する評価を聞くチャンスは今しかない」とコメントした。獲得に乗り出す可能性が高いオリックス、DeNAとの争奪戦が始まる。

 覚悟していたとはいえ、虎にとっては最悪の展開になった。この日午前、スーツ姿の大和が球団事務所を訪れ、ついにFA申請書を提出。この瞬間、貴重な守備の名手の流出が一気に現実味を帯びた。

 大和は阪神球団を通じてコメントを発表した。

 「12年間お世話になったタイガースへの愛着や感謝の気持ちも言葉に表せないぐらいのものがあります。ただ、他球団の自分に対する評価を聞くチャンスは今しかないという思いも強く、今回の決断にいたりました。タイガースも含めて、自分を一番必要としてくれる球団で来季プレーしたいと思います」

 言葉では残留の可能性に言及。が、他球団の評価を聞くという時点で、移籍の選択肢が大きなウエートを占めていると判断せざるを得ない。

 抜群の守備に加え、両打ち転向 1年目で「打率0.280」をマーク。ライバル球団はすでに破格の条件を用意して争奪戦への参戦準備を進めている。

 今季年俸5000万円に対し、オリックスは「3年総額3億円」程度の条件を提示する見込み。申請書提出の情報を受け、福良監督は大阪市内で一般論と前置きしつつも「守備力が高い。 2遊間に外野もできる。一選手として、評価しています」と踏み込んだ発言。正遊撃手の安達が難病「潰瘍性大腸炎」で来季微妙な状況だけに、大和はチームのウイークポイントを埋める格好の存在。全力でアタックしてくる。

 大和内野手がついにFAの申請書を球団に提出。争奪戦が始まる-=兵庫・西宮市内の球団事務所

 DeNAも、オリックスと同等の好条件を準備しているといわれており、名乗りを挙げてくれば、勝手知ったセ・リーグ球団でもあり、大和にとっても魅力いっぱいの選択肢となる。

 一方、阪神は球団事務所で再度の残留交渉を行った。四藤社長とともに12月から本部長に就任する谷本球団常務、さらには嶌村球団副本部長も同席。四藤社長は「是非とも必要な選手なので、絶対に残って欲しいという気持ちを伝えました」と交渉の一端を明かした。

 ただし、 4年の契約年数を含めた条件面の見直しはなかった。大和が求めているのは金額面よりは「出場機会」。選んだのは、ハートに訴える作戦だった。谷本常務は「(名遊撃手で名球会入りした球団OBの)藤田平さんが、タイガースの遊撃手の伝統を守れるのは大和選手しかいないと」という“殺し文句”で、心を揺さぶった。

 キャンプ地の高知・安芸でも金本監督が「思いは今までと一緒。残って(阪神で)やって欲しい。フロントに頑張ってもらうしかない」と悲痛な訴えだ。

 熾烈を極めそうな争奪戦。大和がどんな結論を導き出すか。再び阪神との再交渉の場が設けられるのか。他球団との交渉解禁は16日。注目のゴングは間もなく鳴らされる。

★年俸Bランク 人的補償が必要

 大和は年俸5000万円で、人的補償が必要なBランクとみられている。阪神は2013年にオリックスへFA移籍した平野恵一の人的補償で高宮和也を、2014年にはDeNAにFA移籍した久保康友の人的補償で鶴岡一成を獲得。大和がオリックスかDeNAにFA移籍した場合には、プロテクトリスト28選手(新人と外国人をのぞく)から漏れた若手有望株や、実績ある選手を獲得することができる。

 大和内野手がついにFAの申請書を球団に提出。争奪戦が始まる-

★最近の阪神からFA移籍した選手

◆藤本敦士(2009年):11月16日に国内FA権を行使。同20日に大阪市内でヤクルトと初交渉。「2年総額1億円」の条件提示に「うれしいです」と話し、同24日に入団が決定。

◆平野恵一(2012年):11月10日に国内FA権を行使。阪神との残留交渉はなく、古巣オリックスが手を挙げ、球団幹部と交渉。12月25日に「2年契約、年俸1億5000万円」で入団が決まった。

◆久保康友(2013年):先発起用を求めて11月12日に国内FA権を行使。同19日に阪神と残留交渉し、中村GMがチーム事情によるクローザー起用を詫びたが、明確な回答は出ず。同22日にDeNA・中畑監督と電話で交渉。12月 2日にDeNAと「2年総額2.5億円」で合意した。

◇大和(やまと)

 内野手。本名は前田大和(まえだ・やまと)。1987(昭和62)年11月 5日生まれ、30歳。鹿児島県出身。樟南高校から2006年「高校生D4巡目」で阪神入団。2009年 4月15日の中日戦(甲子園)でプロ初出場。2014年に外野手としてゴールデングラブ賞。右打ちから今季両打ちに転向した。今季は「100試合で打率0.280、1本塁打、16打点」。「通算862試合で打率0.255、3本塁打、130打点」。 1メートル77、69キロ。右投げ両打ち。年俸5000万円。背番号「0」。 ◎フリーエージェント(FA)制度  資格条件を満たした選手が、いずれの球団とも自由に契約を結ぶことができる制度。1993年に制定された。 1軍登録日数が 1年 145日を満たし、 8シーズン(2007年以降に入団した大学生・社会人選手は 7シーズン)に達すれば国内球団へ移籍する権利を得る。 9シーズンで海外球団への移籍も可能。FA権を行使した選手の権利再取得は 4年後。

 

 高山俊外野手が、「4スタンス理論」を提唱する廣戸聡一氏の助言を元に、新打法に取り組んだ。トップを作る前に、バットを体の中心に構える新フォームの習得に着手。ソフトバンクの柳田悠岐外野手、内川聖一外野手らも取り入れている技術をマスターし、 3年目の来季の飛躍を狙う。

 紅白戦が中止となった安芸。雨音が響くドームの片隅で、廣戸氏の理論に耳を傾ける高山の姿があった。バットをいったん体の中心に構え、そこからトップを作る。鷹軍団を「日本一」に導いた柳田、内川のように-。 3年目の来季へ、新フォームの習得に着手した。

 「(新発見は)ありましたよ」

 濃密な時間だった。ランチを終えた午後 0時50分。ドーム内でティー打撃を開始すると、廣戸氏による約 1時間半のレッスンが始まった。 4スタンスのタイプは金本監督と同じ『B2(かかとの外側に重心)』。ポイントは 1つ。構えの部分だ。同氏は「バットをセンターに構える。(体の)後ろに構えるとコントロールできない。自分の体の中心から始めましょうと。安定するし、安定していないと出力も出せない」と力説した。

 「ソフトバンクの選手にも言っている」。同氏が藤井康雄前ソフトバンク 2軍打撃コーチ(来季オリックス 1軍打撃コーチ)に伝え、選手に指導されたという。実際、柳田、内川らはバットを体の中心に構えてから、トップを作っている。

  1年目での新人王から一転、今季は「打率0.250」で、 2軍落ちも経験した高山。長打力アップなど様々な取り組みをしたが、バットがスムーズに出てこなくなった。改めて、もっとも自然な形、構えから求めていく。

 体の正面でバットを持つ高山俊外野手(右奥。その手前が廣戸聡一氏)。金本知憲監督(左奥から 2人目)らも見守る=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 横で見守りながら、時には自らティー打撃で手本を示した金本監督も「打てていた時期の感覚を取り戻してくれたら。野手は、どうしても楽をしたがる。毎日試合だから、つい簡単に打てる方法はないか、コツだけつかんで打てるようにならんかと考えがち。毎日頭を使ってチェックしながらというのはしんどい作業だけど、辛抱強く、それをできるか」と腰を据えた習得を期待した。

 「がんばります」と高山。ぶつかった壁は、新打法で打ち砕く。

☆廣戸氏から指導を受けた阪神・江越大賀外野手

 「構えからですね。今まではトップをしっかり取るという考え方だった。体の中心で回ることで無駄のないスイングが出来る」

★広角に打てる打者に

 金本監督は高山に求める理想について「 2塁打の多い打者になって欲しい。右中間、左中間に広角に打てる、いい打者になって欲しいよね」と話した。「『3番』タイプ? そやね。甲子園では本塁打は言いにくいところはある。10本ぐらいでもいいけれど、とにかく広角に打って欲しい」。今季、高山は15 2塁打。巨人のマギーがセ・リーグ記録の48 2塁打を打ったが「そのくらい? そやね。(甲子園なら 2塁打は)出やすいよね」と大きな期待を語った。

◎ 4スタンス理論

 廣戸聡一氏が提唱。正しい体の動かし方は「1種類」ではなく、「4種類」あるという考え。重心の位置が「つま先」か「かかと」か、「内側」か「外側」かによって「4タイプ」に分類でき、そのタイプによって動作の形、動かす部位の順序が違う。自分の体の軸を意識し、タイプに沿った動かし方をすることで、体への負担が少なくなり、ポテンシャルを最大限に発揮できるという。

 

 契約更改を終えた横山雄哉投手=阪神鳴尾浜球場

 横山雄哉投手が 8日、兵庫・西宮市内の球団施設「虎風荘」で契約更改に臨み、 270万円ダウンの1300万円でサインした。

 2014年の「ドラ1」左腕は、 4月23日の巨人戦で 5回 1失点の好投を見せて白星を挙げたが、腰痛など故障で苦しみ、 1軍登板はその 1試合だけに終わった。「(プロ入り後の) 3年間はずっとケガのイメージ。(今年も)チャンスをもらいながらケガで棒に振ってしまった」と反省した。

 新人投手も入ってくる来季は競争がより激化する。「 4年目はラストチャンスのつもりで。先発候補は多いが、勝ち残っていきたい」と前を向いた。(金額は推定)

 契約を更改した、横山雄哉投手=阪神鳴尾浜球場

 阪神の契約更改交渉が 8日からスタート。この日は鳴尾浜の寮内で横山雄哉投手ら 6選手が交渉に臨み、全員がサインした。

 横山は 270万円減の年俸1300万でサインした。 3年目の今季は 1試合に登板して「1勝(0敗)、防御率1.80」。けがが重なり、ローテ入りはかなわなかった。来季は「D1位指名」・馬場皐輔投手(仙台大)ら即戦力投手も入団してくる。競争は激しさを増すが「その中で勝ち残っていかないといけない。来年は(入団) 4年目で本当に勝負。ラストチャンスの気持ちです」と気合をみなぎらせた。(金額は推定)

 

 阪神が、新外国人として獲得に乗り出しているディエゴ・モレノ投手(インディアンス傘下3A)と大筋合意に達したことが 8日、分かった。近く、正式契約となる。12球団屈指のブルペンにまた 1人、剛腕リリーバーが加入。助っ投 5人態勢で、13年ぶりの優勝へ戦力をさらに充実させていく。

 強固で鉄壁だったブルペン陣が、さらに盤石になる。「虎のモレノ」誕生が秒読み段階に入っていることが判明した。

 前日 7日までに、ベネズエラ出身の右腕にターゲットを絞っていることが明らかになったが、この日、西宮市内の球団事務所で取材に応じた四藤球団社長も「(新しい外国人投手を)探しているのは事実。まだそこ(正式契約)まではいっていません」と認めた。すでに大筋では合意しており、近く正式契約、発表となる見込みだ。

 球団史上初となる開幕時点での「助っ投5人態勢」。 1軍の外国人枠は「4」で、投手は 3人までだが、この補強で想像できるメリットは計り知れない。不動のエース、メッセンジャーは別格としても、今季「最優秀中継ぎ」のタイトルを獲得したマテオも、「最多セーブ」に輝いたドリスも、「63試合登板」。蓄積疲労を考慮する必要がある。モレノも 2人に勝るとも劣らない剛腕だ。

 今季はレイズ、インディアンスに所属した。「5試合で0勝1敗、防御率4.768メジャー通算9試合、1勝1敗、防御率5.06)」だが、「3A」では「通算104試合、12勝4敗、防御率3.50」の成績を残している。最速 153キロの直球、チェンジアップ、カーブ、縦のスライダーを駆使し、飛び跳ねるようなフォームで打者に迫っていく。ドミニカ共和国とベネズエラという母国の違いこそあるが、同じスペイン語を公用語とする 3人が競い合い、助け合ってブルペンを支えるとなれば、敵にとってこれ以上に厄介なことはない。

 2017年(平成29年)11月 8日付 大阪サンスポ 1面

 即戦力の右腕に加え、前日 7日に入団会見を行った21歳の呂彦青(ル・イェンチン)は、近い将来の左のエースにと期待される“金の卵”。目先の目標だけでなく広い視野に立って、投の助っ人補強は、ほぼパーフェクトに整った。

 今季、「チーム防御率3.29、リリーフ防御率2.64」ともにセ・リーグトップ。球界初の“60試合以上登板クインテット”など金本虎を「2位」の躍進へ導いたリリーフ陣が、モレノ加入で、さらに進化していく。

★あとは「4番・1塁」長距離砲

 投手の助っ人補強は順調。あとは、阪神にとって最大の課題と向き合っていく。「4番・1塁」を任せられる、新外国人の長距離砲だ。昨年からリストにあるウィリン・ロザリオ内野手(28=韓国ハンファ)や、ロブ・セゲディン内野手(28=ドジャース)、今季「3Aで31本塁打」のブライス・ブレンツ外野手(28=レッドソックス3A)ら、「打力最優先」をキーワードに、候補の絞り込みを進める。

◇ディエゴ・モレノ(Diego Moreno)

 投手。1987年 7月21日生まれ、30歳。ベネズエラ出身。2006年にパイレーツ入団。2012年にトレードでヤンキースに移籍。2015年 6月22日のフィリーズ戦でメジャーデビュー。同年は 4試合に登板、「1勝0敗、防御率5.23」。2016年にレイズに移り、2017年途中でインディアンスに移籍。今季はメジャー 5試合に登板、「0勝1敗、防御率4.76」。 1メートル85、80キロ。右投げ右打ち。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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陽川藤浪から本塁打!藤浪紅白戦2被弾4失点!鳥谷3塁でもGグラブ獲った!上本が右足関節を手術!

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陽川尚将内野手(26)が 2戦連発を含む「3安打1打点」と大暴れした。秋季キャンプ(高知・安芸)の紅白戦に白組の「5番3塁」で出場。 3回一死 1塁から中谷将大外野手(24)が「左越え2ラン」を放った直後。カウント 2- 1から藤浪の 147キロを「左翼ポール際に運んだ」。実戦 2試合で「6打数5安打3打点、2本塁打」と好調の陽川だが表情を引き締めた。

高知・安芸での秋季キャンプに参加する藤浪晋太郎投手(23)と岩貞祐太投手(26)は 9日、紅白戦で先発した。白組先発だった岩貞祐太投手(26)は毎回走者を背負うも、 3回無失点。球に力をより伝えられるようにと投球時に右足を上げてから内側に降ろすフォームに取り組むが渋い表情だった。対する藤浪は中谷、陽川に 2者連続で本塁打を許すなど 3回 4失点。 3回、中谷に続き陽川にもガツンと一発を浴びた。藤浪は、打球の行方を少し渋い表情で見つめた。 3回「6安打4失点」。ほめられた数字ではないが、復活を目指す23歳は内容には納得していた。ダランと腕を垂らした脱力フォームで、テンポよく投げ込んだ。 1回はわずか 8球で三者凡退。 2回は 3安打に自らの野選も絡み 1失点。 3回は中谷に甘く入ったカットボールを左翼席に、続く陽川にも直球を左翼ポール際に運ばれた。降板後は香田勲男投手コーチ(52)のもとへ。今季は制球難に苦しみ 1、 2軍を行き来した。フォームが安定しなかったことが原因のひとつだっただけに、香田コーチも一定の評価を下した。

プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデングラブ賞」の受賞者が 9日、発表され、鳥谷敬内野手(36)が今季コンバートされた 3塁で初受賞した。遊撃手としての受賞も含め、 2年ぶり 5度目の栄誉。主将の肩書も外し、定位置を失って挑んだ2017年だったが、不死鳥のごとくよみがえった。表彰式は30日に東京都内で行われる。男になった! 心の叫びが聞こえてくる。静かな復活。これぞ矜持。昨年、ドン底を見た鳥谷の球団を通じて発したコメントに、率直な喜びがあふれた。2011、2013~2015年に 4度、遊撃で「ゴールデングラブ賞」に輝くも、2016年は深刻な不振に陥った。「打率0.236、7本塁打、36打点」。守っても「10失策」。まさかの落球もあった。そして北條に定位置を奪われ、時代の終焉すらうかがわせた。慣れない仕事場で、序盤は失策が続いた(最終的に「9失策」)。 4月19日の中日戦(ナゴヤドーム)では、まさかのサヨナラ悪送球。不屈の男は人知れず、もがいた。商売道具を手放した。遊撃用グラブを 5月上旬、 3塁用に変更した。ポケットを深くし、サイズも少し大きくした。しかも誰にも気づかれないよう、ほぼ同色で仕上げてもらった。苦しみ、悩んでいるところを表に出さない。結果で納得させてみせる。男の意地が詰まったチョイスだった。そして、 9月 8日のDeNA戦(甲子園)では通算「2000安打」も達成。虎戦士の複数ポジションでの「ゴールデングラブ賞」は、藤田平氏(遊撃、1塁)以来 2人目で36年ぶり。生え抜きの名球会打者 2人が同じ偉業を達成したというのも、味わい深い。復活の年に、金色の幕が下りた。新人年から積み重ねてきた連続試合出場は「1895」。衣笠祥雄氏の「2215」へひた走る。男は黙って勝負する-。いつの時代でもファンは、その姿に心を揺さぶられる。そして鳥谷もまた、何事もなかったかのように黒土の一角に立ち続ける。

阪神は 9日、上本博紀内野手(31)が東京都内の病院で右足関節の鏡視下手術を無事に終え、 同日退院したと発表した。記事をまとめてみました。

 

 2回裏白一死、左前安打の陽川尚将内野手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 陽川尚将内野手が 2戦連発を含む「3安打1打点」と大暴れした。

 秋季キャンプ(高知・安芸)の紅白戦に白組の「5番3塁」で出場。 3回一死 1塁から中谷が「左越え2ラン」を放った直後。カウント 2- 1から藤浪の 147キロを「左翼ポール際に運んだ」。実戦 2試合で「6打数5安打3打点、2本塁打」と好調の陽川だが「立場上、 1打席 1打席、結果を残さないといけない」と表情を引き締めた。

 

 紅白戦に先発も3回4失点の藤浪晋太郎投手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 高知・安芸での秋季キャンプに参加する藤浪晋太郎投手(23)と岩貞祐太投手(26)は 9日、紅白戦で先発した。

 白組先発だった岩貞は毎回走者を背負うも、 3回無失点。球に力をより伝えられるようにと投球時に右足を上げてから内側に降ろすフォームに取り組むが「しっくりこなかった。春まで時間はあるので反復練習の中で自分のいい球を投げられるフォームを見つけたい」と渋い表情だった。

 対する藤浪は中谷、陽川に 2者連続で本塁打を許すなど 3回 4失点。「バランス良く投げられるように、ブルペンの延長で投げた」と振り返った。

 藤浪晋太郎投手はゆったりと力を抜いたフォームで投げ込んだ=高知県安芸市の安芸タイガース球場

  3回、中谷に続き陽川にもガツンと一発を浴びた。藤浪は、打球の行方を少し渋い表情で見つめた。 3回「6安打4失点」。ほめられた数字ではないが、復活を目指す23歳は内容には納得していた。

 「バランスよく投げるのが一番。そういう意味ではブルペンの延長くらいの考えで、バランスとタイミングがポイントというか、それだけをやっていればいいかなと」

 ダランと腕を垂らした脱力フォームで、テンポよく投げ込んだ。 1回はわずか 8球で三者凡退。 2回は 3安打に自らの野選も絡み 1失点。 3回は中谷に甘く入ったカットボールを左翼席に、続く陽川にも直球を左翼ポール際に運ばれた。

 降板後は香田投手コーチのもとへ。「『バランスがよかったね』と。その辺りはよかったという話をさせてもらった」と復習。今季は制球難に苦しみ 1、 2軍を行き来した。フォームが安定しなかったことが原因のひとつだっただけに、香田コーチも「フォームを気にして力を抜いて、ボールの走りを確認していた」と一定の評価を下した。

 金本監督も「彼の課題はコントロール。そこは克服してきているのかな」と復調ぶりを認めた。その上で「制球重視でいいんだけど、荒々しさもほしい。球の勢いということでね」と本来の姿を取り戻すことを求めるのも忘れなかった。

 「(今後も)ブルペンではバランスよくというのが一番になりますね」

 11試合の登板で「3勝5敗、防御率4.12」。今季はいずれもプロ 5年目でワーストだった。もう二度と繰り返さない。安芸で見いだした光明を、来春の完全復活に結びつけてみせる。

 

 プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデングラブ賞」の受賞者が 9日、発表され、鳥谷敬内野手が今季コンバートされた 3塁で初受賞した。遊撃手としての受賞も含め、 2年ぶり 5度目の栄誉。主将の肩書も外し、定位置を失って挑んだ2017年だったが、不死鳥のごとくよみがえった。表彰式は30日に東京都内で行われる。

 男になった! 心の叫びが聞こえてくる。静かな復活。これぞ矜持。昨年、ドン底を見た鳥谷の球団を通じて発したコメントに、率直な喜びがあふれた。

 「 3塁手として年間を通じてプレーするのは初めてのシーズンでしたが、他球団にも守備力の高い 3塁手がいる中で選出していただき、本当に光栄に思います」

 2011、2013~2015年に 4度、遊撃で「ゴールデングラブ賞」に輝くも、2016年は深刻な不振に陥った。「打率0.236、7本塁打、36打点」。守っても「10失策」。まさかの落球もあった。そして北條に定位置を奪われ、時代の終焉すらうかがわせた。

 今春キャンプでも逆風は続く。遊撃一本で勝負したがオープン戦から 3塁。「違和感というか、どんどん練習していかないと。難しさはあるけどやっていかないと」と危機感を口にしていた。

 慣れない仕事場で、序盤は失策が続いた(最終的に「9失策」)。 4月19日の中日戦(ナゴヤドーム)では、まさかのサヨナラ悪送球。不屈の男は人知れず、もがいた。

 商売道具を手放した。遊撃用グラブを 5月上旬、 3塁用に変更した。「打球の速さ、質が違う」と信頼するスラッガー社の担当者に話した。ポケットを深くし、サイズも少し大きくした。しかも誰にも気づかれないよう、ほぼ同色で仕上げてもらった。苦しみ、悩んでいるところを表に出さない。結果で納得させてみせる。男の意地が詰まったチョイスだった。

 鳥谷敬内野手は今季コンバートされた 3塁でゴールデングラブ賞。意地でつかんだ栄光だ

 そして、 9月 8日のDeNA戦(甲子園)では通算「2000安打」も達成。虎戦士の複数ポジションでの「ゴールデングラブ賞」は、藤田平氏(遊撃、1塁)以来 2人目で36年ぶり。生え抜きの名球会打者 2人が同じ偉業を達成したというのも、味わい深い。

 秋季キャンプ中の高知・安芸で報に接した金本監督も「だいぶ慣れてきてね。グラブさばきは上手だから。さすが元ショートという感じやね」とうなった。来年もサードを任せるのか? と問われると「もちろん」と即答。鳥谷自身も、コメントをこう締めくくった。

 「現状に満足することなく、これからも向上心を持って練習に取り組み、来年以降も選出していただけるように頑張りたいと思います」

 復活の年に、金色の幕が下りた。新人年から積み重ねてきた連続試合出場は「1895」。衣笠祥雄氏の「2215」へひた走る。男は黙って勝負する-。いつの時代でもファンは、その姿に心を揺さぶられる。そして鳥谷もまた、何事もなかったかのように黒土の一角に立ち続ける。

☆三井ゴールデングラブ賞

 守備のベストナインを表彰するもので、1972年に「ダイヤモンドグラブ賞」として創設された。1986年から現名称。選考対象となる投手は規定投球回数以上またはチーム試合数の 1/3以上に登板、野手はそれぞれのポジションでチーム試合数の 1/2以上に出場していることが条件。新聞社、テレビ局などのプロ野球担当 5年以上の記者の投票で選ばれ、受賞者には「トロフィーと賞金50万円」が贈られる。

 

 上本博紀内野手=阪神甲子園球場 (2017年 3月11日撮影)

 阪神は 9日、上本博紀内野手が東京都内の病院で右足関節の鏡視下手術を無事に終え、同日退院したと発表した。  上本は球団を通じ「来季ベストのプレーをするために手術を選択した。良い形で 2月からの春季キャンプに臨めるようにしっかりリハビリに取り組みたい」とコメントした。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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藤浪先発も球威欠く!岩貞3回0封もフォーム改造!才木が休日返上調整!矢野2軍監督がファーム改革!

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高知県安芸市での秋季キャンプを視察中の阪神・川藤幸三OB会長(68)が練習休日の10日、 2遊間のレギュラー争いを繰り広げる若虎たちに対して「大和さん、出ていってください…と言え」と珍指令を出した。フリーエージェント(FA)宣言して去就に注目が集まる大和内野手(30)の残留を願いつつ、北條史也内野手(23)、糸原健斗内野手(24)、植田海内野手(21)らにはワガママなぐらい貪欲に定位置を奪取してみろ…という熱き思いだ。OB会長だから素直に訴えると思ったら大間違い。川藤流のエールは逆目線だ。 2日間の視察を終えて迎えたキャンプ休日。 2遊間の猛ノックを受けていた北條、糸原、植田、森越祐人内野手(29)、板山祐太郎外野手(23)らを思い浮かべながら、カワさん節がスパークした。目の上のタンコブが消えれば、自分の出場機会が増える。それが本音。そう考えてこそプロ、というわけ。大和の入団時から知っている。抜群の守備力を誇りながら、鳥谷敬内野手(36)の控えに甘んじていた姿も見てきた。そして、期待されない中、遊撃で輝いたことしのプレーも。同時に、誰かが抜けたら、代わりに新戦力が飛び出してくる歴史も熟知している。大和に言い放つぐらいに根性の座った、新しい内野の顔の台頭を、川藤会長は信じて待っている。

安芸ドームで休日を返上した緒方凌介外野手(27)が10日、危機感をつのらせた。東洋大學から「D6位」で入団して来季は 6年目。現在取り組んでいるという逆方向への打撃を意識し、マシンを相手に黙々と打ち込んだ。険しい表情だった。

逆襲のノロシは上げられなかった。高知・安芸キャンプ 2度目の紅白戦が 9日行われ、今季不振に終わった藤浪晋太郎投手(23)と岩貞祐太投手(26)が先発した。藤浪は制球重視の投球だったが球威を欠き、中谷将大外野手(24)と陽川尚将内野手(26)に連続弾を浴びるなど 3回 4失点。岩貞は 3回を無失点に抑えたが制球、球威を欠く内容だった。両投手の巻き返しを期待していた金本知憲監督(49)も渋い表情。先発陣の立て直しは時間がかかりそうだ。先発陣の立て直しに不安を残した。来季のローテーション候補に挙がる藤浪、岩貞、小野泰己投手(23)の 3投手が紅白戦に登板。試合後に感想を求められると、金本監督の表情は渋かった。強化ランニングや投げ込みで万全の状態ではない。しかしそれは野手も同じ。その中でいかに結果を残すか。指揮官を満足させる投球には遠かった。V奪還の鍵として、先発陣の整備を最重要課題に挙げている。キャンプ前には、「ピッチャーは藤浪、岩貞。去年『10勝』を挙げてほしい」と話していた。紅白戦は結果だけを求める場ではないが、今後につながる投球は見たい。来季逆襲の一発回答とはいかなかった。

来季 2年目を迎える才木浩人投手(19)が10日、休日返上で体を動かした。11日に行われる韓国LGとの練習試合(安芸)に先発する。10日は高知県安芸市の安芸タイガース球場で休日を返上。竹安大知投手(23)とともに安芸ドームを訪れて軽めのキャッチボールなどで汗を流し、登板に備えた。来季の 1軍戦力として金本監督も期待する才木は意気込みを語った。今秋キャンプ、初の対外試合の先発を任された19歳。金本監督含む 1軍首脳陣に、好投で猛アピールする。

ファーム改革第一弾!阪神・矢野燿大 2軍監督(48)が10日、来季の 2軍戦後に選手同士でのヒーローインタビューを行うプランを披露した。実現すれば、虎党必見のファンサービスになる。技術はもちろん、心も鍛える。その方法の 1つが選手同士のインタビュー。阪神では甲子園開催のウエスタン公式戦後に掛布前 2軍監督(62=現SEA)らがヒーローインタビューに登場して虎党をわかせていた。他チームでは、ソフトバンク 2軍がタマホーム筑後での試合後に選手がマイクを持ってファンに語りかける「若鷹スピーチ」が大好評だ。実現すれば、施設の関係で甲子園開催でのゲーム限定になりそうだ。試合で結果を出し、言葉でもファンの心をつかむ。“矢野プラン”でファームの若虎の心身を磨き上げる。記事をまとめてみました。

 

 大和内野手流出の危機に、若手に喝を入れた川藤幸三OB会長。さすがの発想だ=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 高知県安芸市での秋季キャンプを視察中の阪神・川藤幸三OB会長が練習休日の10日、 2遊間のレギュラー争いを繰り広げる若虎たちに対して「大和さん、出ていってください…と言え」と珍指令を出した。フリーエージェント(FA)宣言して去就に注目が集まる大和内野手の残留を願いつつ、北條、糸原、植田らにはワガママなぐらい貪欲に定位置を奪取してみろ…という熱き思いだ。

 OB会長だから「大和よ頼む、残ってくれ!」と素直に訴えると思ったら大間違い。川藤流のエールは逆目線だ。

 阪神・大和内野手

 「大和がFA? こんなおいしいことはない。大チャンス。(安芸キャンプメンバーは)まだまだやから、大和が抜けたらもうけもん。ライバルが辞めたり、出ていったらチャンスが広がるやないか」

  2日間の視察を終えて迎えたキャンプ休日。 2遊間の猛ノックを受けていた北條、糸原、植田、森越、板山らを思い浮かべながら、カワさん節がスパークした。

 「(現役時代に先輩に対し)頼むからはよ辞めて、と冗談で言っとったわ。プロの世界で生きている人は真正面から言ったらいいんや。誰もそんな文句はいわれへん。それでやかましい言うやつはおらへん。『大和さん、出ていってください』と言うたらええんや」

 阪神・北條史也内野手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 目の上のタンコブが消えれば、自分の出場機会が増える。それが本音。そう考えてこそプロ、というわけ。

 もちろん、タテジマをこよなく愛するOB会長が、大和の流出を願ってなどいない。

 「どいつもこいつもかわいい。虎のユニホーム着ているやつはみんな一緒。ただ、今の時代はそういう(FA)権利があるんやから、権利は使ったらええ。あとは本人がどう判断するか」 大和の入団時から知っている。抜群の守備力を誇りながら、鳥谷の控えに甘んじていた姿も見てきた。そして、期待されない中、遊撃で輝いたことしのプレーも。

 同時に、誰かが抜けたら、代わりに新戦力が飛び出してくる歴史も熟知している。大和に「出ていってください」と言い放つぐらいに根性の座った、新しい内野の顔の台頭を、川藤会長は信じて待っている。

 

 休日返上で練習に臨む緒方凌介外野手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 安芸ドームで休日を返上した緒方が10日、危機感をつのらせた。東洋大から「D6位」で入団して来季は 6年目。「ここ 2、 3年は崖っぷちなので。チャンスをもらえたら、ものにしないと、来年(の活躍)はないと思います」。現在取り組んでいるという逆方向への打撃を意識し、マシンを相手に黙々と打ち込んだ。「ここ(安芸)にいるメンバーの 2、 3倍は結果を残さないと。 1打席も無駄にはできない」と険しい表情だった。

 

 逆襲のノロシは上げられなかった。高知・安芸キャンプ 2度目の紅白戦が 9日行われ、今季不振に終わった藤浪晋太郎投手と岩貞祐太投手が先発した。藤浪は制球重視の投球だったが球威を欠き、中谷と陽川に連続弾を浴びるなど 3回 4失点。岩貞は 3回を無失点に抑えたが制球、球威を欠く内容だった。両投手の巻き返しを期待していた金本知憲監督も渋い表情。先発陣の立て直しは時間がかかりそうだ。

 先発陣の立て直しに不安を残した。来季のローテーション候補に挙がる藤浪、岩貞、小野の 3投手が紅白戦に登板。試合後に感想を求められると、金本監督の表情は渋かった。「どうやろな…。いま追い込んで、体も疲れもピークという見方もある。でも野手も振り込んでいるわけだから、疲れもピークで一緒だから」。強化ランニングや投げ込みで万全の状態ではない。しかしそれは野手も同じ。その中でいかに結果を残すか。指揮官を満足させる投球には遠かった。

 金本知憲監督(左)とともにベンチからゲームを見る藤浪晋太郎投手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 紅組で先発した藤浪は制球面を課題にしたマウンドだった。力を抜き、バランスを重視した投球となったが、その分、球威を欠いた。 2回に陽川、板山、坂本に 3安打を浴びた。 3回には中谷、陽川に連続被弾。直球は最速 153キロを計測したが、力で圧倒する姿は見られなかった。 3回 4失点で 1四球。「彼の課題はコントロールだから。そこは克服してきているのかな。抜け球さえなければ、抑える力は持っているから」。指揮官は課題克服に向かう右腕に一定の評価を与えた。藤浪の取り組みを理解した上で、こうも付け加えた。「でも荒々しさもほしいわね。球の勢いというかね」。

 岩貞は 3回無失点ながら、制球面で不安定だった。球威もいまひとつ。金本監督は特に辛口だ。「岩貞はキツイね。スピードも出ていない。 130キロ後半ぐらいか。今年、球は走っていなかった。去年のほうがキレがあったし」。キャンプの疲労蓄積を差し引いても、物足りなかった。

 V奪還の鍵として、先発陣の整備を最重要課題に挙げている。キャンプ前には、「ピッチャーは藤浪、岩貞。去年『10勝』を挙げて、ローテにいたピッチャーは特にやってほしい」と話していた。紅白戦は結果だけを求める場ではないが、今後につながる投球は見たい。来季逆襲の一発回答とはいかなかった。

 

 紅白戦に先発した岩貞祐太投手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 阪神の高知・安芸キャンプ 2度目の紅白戦が 9日行われ、今季不振に終わった岩貞祐太投手が先発した。岩貞は 3回を無失点に抑えたが制球、球威を欠く内容だった。

 岩貞は険しい表情だった。要所を締めて 3回を 0封したが毎回走者を背負っての投球。今キャンプからフォームのマイナーチェンジに励むが「しっくりこなかった。春まで時間はあるので、反復練習の中で、いい球を投げられるフォームを見つけたい」と話した。

 

 才木浩人投手=高知県安芸市の安芸タイガース球場 (2017年11月4日)

 来季 2年目を迎える才木浩人投手が10日、休日返上で体を動かした。秋季キャンプ(高知・安芸) 2度目の休日となったこの日、竹安とともに安芸ドームを訪れてキャッチボールなどで汗を流した。

 11日には韓国LG戦に先発する予定。来季の 1軍戦力として金本監督も期待する才木は「しっかり結果を出したい。リズムよくテンポよく試合を作りたい」と意気込みを語った。

 休日に練習場で体を動かす才木浩人投手=高知県安芸市の安芸タイガース球場

 来季 2年目の才木浩人投手が、11日に行われる韓国LGとの練習試合(安芸)に先発する。10日は高知県安芸市の安芸タイガース球場で休日を返上。軽めのキャッチボールなどで汗を流し、登板に備えた。

 「時期が(試せる)時期なので、結果より内容を求めてやっていきたい。腕を振って強いボールを投げていこうと思います」

  5日に行われた紅白戦では、先発するも 3回 4失点。 3回に陽川に直球を被弾するなど 4安打を集中された。「前回は先頭の四球だったり、カウントを悪くして打たれたので。テンポよく試合を作っていきたい」。先発の役割を意識した上で「いいところ(球威)はもちろん消さないように」と強調した。

 今秋キャンプ、初の対外試合の先発を任された19歳。金本監督含む 1軍首脳陣に、好投で猛アピールする。

 

 ファーム改革第一弾!阪神・矢野 2軍監督が10日、来季の 2軍戦後に選手同士でのヒーローインタビューを行うプランを披露した。実現すれば、虎党必見のファンサービスになる。 技術はもちろん、心も鍛える。その方法の 1つが選手同士のインタビュー。矢野 2軍監督は「ヒーローインタビューで、選手同士でやらしたらどうかなって。俺も解説や(テレビの)スポーツコーナーをやっていたけど、聞くってめっちゃ難しいやん! 聞くことを準備していくわけだから、そっちの勉強にもなると思う」と明かした。

  7月 1日の大山悠輔内野手のヒーローインタビュー。矢野2軍監督は選手が聞き手となる新インタビューを発案

 阪神では甲子園開催のウエスタン公式戦後に掛布前 2軍監督(現SEA)らがヒーローインタビューに登場して虎党をわかせていた。他チームでは、ソフトバンク 2軍がタマホーム筑後での試合後に選手がマイクを持ってファンに語りかける「若鷹スピーチ」が大好評だ。

 「ファンの人も喜んでくれるかもしれんし、(選手同士)お互いが勉強になるんちゃうんかなって。人前でしゃべる機会は作っていったほうがいいとは思ってる」

 実現すれば、施設の関係で甲子園開催でのゲーム限定になりそうだ。試合で結果を出し、言葉でもファンの心をつかむ。“矢野プラン”でファームの若虎の心身を磨き上げる。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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坂井オーナー&金本監督絶賛!阪神D2・才木、御前3回ノーヒッ投!D3熊谷と合意!仮契約!

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阪神坂井信也オーナー(69)が11日、高知・安芸で行われている秋季キャンプを訪問した。午後から行われた練習試合の前にはメーングラウンドに金本監督ら首脳陣、選手、スタッフが集合。坂井オーナーは訓示した。

阪神秋季キャンプ練習試合(11日、阪神 6- 3LG、安芸)御前試合でアピール大成功! 高卒 1年目の才木浩人投手(19)が11日、韓国LGとの練習試合(安芸)に先発して 3回無安打無失点の快投。最速 152キロをマークした右腕について視察した坂井信也オーナーが絶賛すれば、金本知憲監督(49)も来季開幕ローテ入りに期待をかけた。高卒 1年目右腕が投げ込む剛速球に総帥も、指揮官も思わず目を奪われた。来季への思いがほとばしる54球。キラキラと光る土佐湾を背に、才木がまた評価をぐぐっとあげた。視線の先にあるのは来季開幕ローテ入り。目標達成へ、きっちり結果を出した。 1回から直球を主体に遊邪飛、捕邪飛、 1邪飛の三者凡退スタート。まともにフェアゾーンに打球を飛ばさせない格の違いをみせつけると、 2、 3回は四球で走者を出したが後続を断った。最速は 152キロを計測し、 3回無安打無失点。御前試合で猛アピールに成功だ。もともと太りにくい体質だが、努力を重ねて強力な“エンジン”を手に入れた。体重はプロ入り時から 4キロ増えて、現在83キロ。朝食前におにぎりをパクリ。昼食までにもう 1つパクリ。夕食までにもパクリ。サプリメントの摂取も欠かさない。前だけをみて突き進み、ローテ入りを現実にする。

阪神が「ドラフト3位」で指名した立大の熊谷敬宥内野手(22=仙台育英= 173センチ、70キロ、右投げ右打ち)の入団が11日、決まった。契約金6000万円、年俸1000万円で合意、仮契約を結んだ(金額は推定)。終始、落ち着いた面持ちだった。阪神から「ドラフト3位」で指名された熊谷敬宥内野手が11日、東京都内のホテルで入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸1000万円で仮契約した(金額は推定)。宮城県出身の好青年は、矢野燿大 2軍監督(48)の「しょうもないヒーローインタビューはするな」指令に応え、お立ち台でのギャグ披露を約束。お笑いコンビ、サンドウィッチマンの富澤たけし(43)のボケで、虎党の心をつかむ。華麗な守備でファンを魅了し、あどけなさも感じさせる甘いマスク。そこに笑いのセンスが加われば、まさに“鬼に金棒”だ。仮契約を終え、プロ野球選手の実感が湧いてきた熊谷が、イケメンだけでなく、お笑いでも虎党をとりこにする。守備には定評があるが、打撃面には課題があり、現在はバッティングを中心に練習中。2018年シーズン。金本阪神に新たな風を吹き込む選手になりそうだ。記事をまとめてみました。

 

 阪神坂井信也オーナー

 阪神坂井信也オーナーが11日、高知・安芸で行われている秋季キャンプを訪問した。

 午後から行われた練習試合の前にはメーングラウンドに金本監督ら首脳陣、選手、スタッフが集合。坂井オーナーは「長時間の厳しい練習に耐えてくれている。秋季キャンプは体力と技術を鍛える時期。有意義なキャンプを送って下さい」と訓示した。

 

 先発の才木浩人投手=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 阪神秋季キャンプ練習試合(11日、阪神 6- 3LG、安芸)御前試合でアピール大成功! 高卒 1年目の才木浩人投手(19)が11日、韓国LGとの練習試合(安芸)に先発して 3回無安打無失点の快投。最速 152キロをマークした右腕について視察した坂井信也オーナーが絶賛すれば、金本知憲監督(49)も来季開幕ローテ入りに期待をかけた。

 高卒 1年目右腕が投げ込む剛速球に総帥も、指揮官も思わず目を奪われた。来季への思いがほとばしる54球。キラキラと光る土佐湾を背に、才木がまた評価をぐぐっとあげた。視線の先にあるのは来季開幕ローテ入り。目標達成へ、きっちり結果を出した。

 「もちろん(開幕ローテ入りは)狙っています。チャンスがあるなら。きょうは真っすぐもファウルか空振りがとれてよかったです」

  3回を無安打に抑えた阪神・才木浩人投手。開幕ローテ争いへ名乗りを挙げた=高知県安芸市・安芸タイガース球場

  1回から直球を主体に遊邪飛、捕邪飛、 1邪飛の三者凡退スタート。まともにフェアゾーンに打球を飛ばさせない格の違いをみせつけると、 2、 3回は四球で走者を出したが後続を断った。

 最速は 152キロを計測し、 3回無安打無失点。若虎の堂々の投球に坂井オーナーが「熱のこもった投球をしていましたね」と絶賛。金本監督も「真っすぐ中心で。変化球が浮いたシーンもあったけれど、期待通りの投球でした。ノーヒットでしょ」と目を細めた。御前試合で猛アピールに成功だ。

 もともと太りにくい体質だが、努力を重ねて強力な“エンジン”を手に入れた。体重はプロ入り時から 4キロ増えて、現在83キロ。ただ「一度にはたくさん食べられない」から工夫した。間食だ。朝食前におにぎりをパクリ。昼食までにもう 1つパクリ。夕食までにもパクリ。サプリメントの摂取も欠かさない。

  4回、「2番手」で登板した竹安大知投手=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 「体重が増えたことで球速もあがり、強い球が投げられています」と19歳も成長を実感している。このオフも“食トレ”は継続して85、 6キロを目標に設定。フェニックス・リーグの10年ぶりとなる優勝にも貢献し、コーチから“MVP”にも指名された。あくなき向上心が結果と評価につながっている。

 虎将は「来年 1軍(キャンプ)に連れて行って。使えるようにしてほしいですね。才木と小野は十分(開幕ローテ候補に)入っていけるんじゃないかな」とさらなる成長に期待を込め、才木は「変化球でカウントをとりたいところでとれず、フォークが低めに決まらない。課題としてやっていきます」と気合を入れ直した。前だけをみて突き進み、ローテ入りを現実にする。

  7回、「4番手」で登板した山本翔也投手=高知県安芸市・安芸タイガース球場

★当確は2人だけ

 来季の先発ローテ構想について金本監督は、今季11勝のメッセンジャーと12勝の秋山について「2人は当確」と明言。現時点でベテラン能見も有力候補とみられ、藤浪についても「入ってもらわないと困る」と復活へ期待をかける。最速155キロ右腕のD1位・馬場皐輔投手(仙台大)らも加わり、あとは横一線で争われることになりそうだ。

◇才木 浩人(さいき・ひろと)

 投手。1998(平成10)年11月 7日生まれ、19歳。兵庫県出身。須磨翔風高時代は甲子園出場はなく、2017年に「D3位」で阪神入団。同年10月 5日の中日(甲子園)戦で初登板初ホールド。今季は 2試合に登板し、「0勝0敗、1ホールド、防御率0.00」。 1メートル88、79キロ。右投げ右打ち。年俸 600万円。背番号「35」。

 

 阪神から「ドラフト3位指名」を受けた立大・熊谷敬宥内野手が11日、東京都内のホテルで契約金6000万円、年俸1000万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。

 色紙には「日々成長」と書き記し、プロでの目標には「日本を代表するショートになりたいですけど、それまでの過程が大事なので、 1日 1日を大事にしたい」。終始、落ち着いた面持ちだった。

 阪神との仮契約を済ませ野球部マネジャー、立教スポーツ編集部員女子大生からエールを贈られた立教大學・熊谷敬宥内野手=東京都港区のホテル

 阪神が「ドラフト3位」で指名した立大の熊谷敬宥内野手の入団が11日、決まった。契約金6000万円、年俸1000万円で合意した。(金額は推定)

 笑顔でポーズをきめる阪神D3・熊谷敬宥内野手(立教大學)=東京都港区のホテル

 阪神から「ドラフト3位」で指名された熊谷敬宥内野手が11日、東京都内のホテルで入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸1000万円で仮契約した(金額は推定)。宮城県出身の好青年は、矢野燿大 2軍監督の「しょうもないヒーローインタビューはするな」指令に応え、お立ち台でのギャグ披露を約束。お笑いコンビ、サンドウィッチマンの富澤たけしのボケで、虎党の心をつかむ。

 華麗な守備でファンを魅了し、あどけなさも感じさせる甘いマスク。そこに笑いのセンスが加われば、まさに“鬼に金棒”だ。仮契約を終え、プロ野球選手の実感が湧いてきた熊谷が、イケメンだけでなく、お笑いでも虎党をとりこにする。

 「サンドウィッチマンの富澤さんの『ちょっと何言っているかわかんない』は友達とかで言っていましたね。(お立ち台でも)タイミングがあれば、やってみたいです」

 ヒーローインタビューでのやりとりを想像し、ニヤリと笑った。インタビュアーからの質問に「ちょっと何言っているかわかんない」とボケをかませば、爆笑間違いなし。笑いに厳しい関西の阪神ファンもイチコロのはずだ。矢野 2軍監督も「しょうもないヒーローインタビューはするな」と指令を出しており、熊谷の色も出せる。

 笑顔でポーズをきめる阪神D3・熊谷敬宥内野手(立教大學)=東京都港区のホテル

 しかも、富澤は仙台・南光台中の先輩。親しみもあり、同中の合唱コンクール時には全校生徒に向けて、富澤から「がんばってください」という手紙も届いた。お笑いの世界で大活躍する先輩のボケを借り、自分を売り込むというわけだ。

 主将として立教大の野球部員を束ねてきたが、「ふざけたりもしています。変わってると言われますね」とおちゃめな一面もある。最近の阪神はベンチの盛り上げ役が不在。ムードメーカーとしても 1軍の座を狙っていく。

 もちろん、そのためには試合で活躍することが必須。守備には定評があるが、打撃面には課題があり、現在はバッティングを中心に練習中。「打撃の面で成長しないといけない」と力を込めた。

 「日本を代表する遊撃手を目指したい。 1日 1日を大切に、『鉄人』と呼ばれるような存在になりたい」。2018年シーズン。金本阪神に新たな風を吹き込む選手になりそうだ。

 平塚スカウト(左)と笑顔で握手をする阪神D3・熊谷敬宥内野手(立教大學)=東京都港区のホテル

☆熊谷 敬宥(くまがい・たかひろ)あらかると

★生まれと球歴:1995(平成 7)年11月10日生まれ、22歳。宮城県出身。仙台育英高校時代は 2年夏、 3年春夏に甲子園出場。立教大學に進学し、今春は主将として全日本大学選手権で59年ぶりの「日本一」に導いた。2017年日米大学野球、ユニバーシアード日本代表。

★対戦したい投手:大学日本代表でチームメートだった、「DeNAドラフト1位」の東克樹投手(立命館大學)

★サイズと投打: 1メートル73、70キロ。右投げ右打ち。

★尊敬する選手:鳥谷敬

★好きなお笑い芸人:吉本新喜劇の座長、小籔千豊。出川哲朗。「小籔さんはすごいおもしろいですし、出川さんはいい意味で尊敬しています。誰にもまねができない唯一無二の存在」

★仙台育英高でチームメートだった、ドラフト1位の馬場皐輔投手(仙台大)の印象:「スピードガンばかり気にしている。投げた後、スコアボードをすぐに見ていた(笑)」

◇サンドウィッチマン

 グレープカンパニー所属のお笑いコンビ。1998年 9月にコンビを結成し、2007年の「M-1グランプリ」で優勝。2009年の「キングオブコント」準優勝。ともに仙台市出身で富澤たけしの「ちょっと何言ってるかわからないです」のボケに対し、ツッコミ担当・伊達みきおの「なんで何言ってっかわかんねえんだよ!」の掛け合いがコンビのネタの代名詞になっている。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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大和残ってくれ!福留、主将の願い激白!金本監督、植田に走塁指導!阪神が「テクニカルピッチ」導入!

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心の底から、残って欲しい-。阪神の主将、福留孝介外野手(40)が12日、甲子園で自主トレ後に激白。国内フリーエージェント(FA)権を行使した大和内野手(30)の残留を熱望した。故郷・鹿児島のかわいい後輩の悩める胸中を理解しつつも、「残れば一番の補強」など熱いラブコールを連発した。愛車の運転席に座ったが、すぐに身を乗り出した。熱意をつむぐ。よどむことはない。福留のホンネだった。大和にとって最善の答えを出して欲しい。そしてもちろん、残留して欲しい-。ともに鹿児島出身。しかも同じ大隅半島-。福留が2013年に阪神入団後、榎田、金田(現オリックス)らと鹿児島県人会を結成。定期的に会合を開いてきた。故郷の後輩というだけではない。内外野、広い守備範囲を涼しい顔でこなす30歳のプレーをリスペクトしてきた。2015年 2月、サンスポの企画で“記者”として大和をインタビューした際も感服。同年には外野手として最年長でゴールデングラブ賞に輝いた福留は、どれだけ野球で守備力が大事か、と常日頃から口にしている。大和の姿が、まさにそうだ。阪神は大和に対して最大 4年の大型契約を提示したが、DeNAやオリックスも負けない好条件で準備を進めている。流出ピンチ。心境をおもんばかったが…。13年ぶりのリーグ優勝へ、ともに戦いたい-。16日には他球団と交渉が解禁される。その前に、主将からの最初で最後の“残留要請”だった。

プロ 3年目の植田海内野手(21)が12日、安芸キャンプのスチール練習で金本知憲監督(49)から走塁指導を受けた。練習途中で呼び止めて、 1塁から 2盗を企てた際の走路が最短距離になっていない点を指摘。今季、プロ初盗塁を決めた植田も意気込んだ。チーム屈指の俊足が武器なだけに、貴重なアドバイスになりそうだ。

今季「セ・リーグ2位の盗塁阻止率0.379」をマークした梅野隆太郎捕手(26)は盗塁練習に参加し、盗塁企図 7回をすべて刺して、「阻止率100%!」 持ち前の強肩を披露した。全体練習の前には、俊敏性を鍛えるために、安芸ドーム内で 1メートル30の跳び箱の上に一気に飛び乗るトレーニングも。驚異の跳躍力も見せつけた。打って、守って、飛べる!? “フライング梅ちゃん”は先発マスクを譲らない。

阪神は12日、高知・安芸キャンプのブルペンで、アクロディア社の「テクニカルピッチ」というボールをテスト導入した。球の中に内蔵されたセンサーで球種や球速、回転数に回転軸もわかるというもので、球の大きさや重さも公認野球規則に準じており、このボールとスマートフォンがあれば、どこでも分析が可能だという。この日は試験的に導入され、松田遼馬投手(23)と福永春吾投手(23)の 2投手がブルペン投球で試した。松田は感想を述べ、福永も興味を示した。

秋季キャンプに参加していた小野泰己投手(23)が12日、右膝痛のため緊急帰阪。13日に精密検査を受けることが決まった。回復に時間を要する可能性もあり、金本知憲監督はショックの表情。開幕ローテ候補の離脱に激震が走った。虎に衝撃が走った。 2年目の飛躍が期待される快腕・小野の離脱。この日午前、キャンプ地・安芸での球団発表はことあるごとに「小野」の名前を期待の戦力として挙げてきた金本監督は、ショックの色を隠せなかった。報道陣から程度を聞かれて「あした検査です」。そして、車に乗り込む前にも「心配やね」…。来季の開幕ローテの一角を任そうかという逸材の故障。しかも、けがの情報が自身にインプットされていなかったことが、心配に拍車をかけた。小野は福岡・折尾愛真高校 3年の夏前に、右膝半月板の手術を受けた。そこから再起して、進学した富士大學で大学野球界屈指の右腕に成長。阪神から「ドラフト2位指名」を受けるまでになった。そんなサクセスストーリーの男を襲った古傷の故障再発。傷心の若武者は、昼前の便で帰阪し、午後には西宮市内の寮「虎風荘」に戻った。プロ 1年目の今季は、15試合に登板して「2勝7敗」。勝ち星には恵まれなかったが、伸びのある真っすぐなどで片りんを見せつけ、来季は開幕からのフル回転が期待されている。金本監督の期待度は才木と並ぶ「2トップ」。指揮官は誰よりも軽症を願っている。

阪神から「ドラフト4位指名」を受けた上武大・島田海吏外野手(21=上武大學)が12日、群馬・高崎市内のホテルで契約金5000万円、年俸 800万円で仮契約を結んだ。(金額は推定)九州学院高校 2年時のセンバツで藤浪を擁した大阪桐蔭高校と対戦して敗退。島田は 1三振を喫するなど 2打数ノーヒットだった。リベンジでのアピールを狙う。自慢の足を武器に勝負を挑む。一度は力の差を感じた。だが、今ならやれる自信がある。この足があれば、戦える。島田が高らかに宣言した。悔しさを胸に上武大に進学すると、 3年時に大学日本代表で「4番」の大山悠輔内野手(22=当時白鴎大)と対面。 2年後、再びチームメートとなり激励のメールも受けた。 1年早くプロに飛び込んだ先輩から貪欲に吸収していくつもりだ。理想の選手は 5度の盗塁王に輝き、通算「381盗塁」の赤星憲広氏(41)。甲子園を駆け回り、その足で自らの地位をつかみ取る。

「タテジマ一筋22年」、阪神OBの桧山進次郎氏(48=日刊スポーツ評論家)の恒例イベント、「ヒノキガタリ」が11月19日午後 5時30分から、京都市下京区の京都東急ホテルで開催される。今回は「桧舞台開設15周年」と銘打ち、現役時代に代打の神様として活躍した阪神OB八木裕氏(52)が特別ゲストで出演。食事はテーブルビュッフェ形式。特典として桧山氏の直筆サイン入り御朱印帳がプレゼントされる。先着 200人。記事をまとめてみました。

 

 心の底から、残って欲しい-。阪神の主将、福留孝介外野手が12日、甲子園で自主トレ後に激白。国内フリーエージェント(FA)権を行使した大和内野手の残留を熱望した。故郷・鹿児島のかわいい後輩の悩める胸中を理解しつつも、「残れば一番の補強」など熱いラブコールを連発した。

 愛車の運転席に座ったが、すぐに身を乗り出した。熱意をつむぐ。よどむことはない。福留のホンネだった。大和にとって最善の答えを出して欲しい。そしてもちろん、残留して欲しい-。

 「チームメートとしては、あれだけの選手だし、残って欲しい。そういう意味では間違いなく(残留すれば)どんな補強よりも大きい。心の底から、残って欲しい」

 目の前に“恋人”がいるかのような勢いだった。 8日にFA権を行使した大和とはシーズン終了後、込み入った話はしていない。「FAというのは本人の権利だから。他のチームからの評価を聞いてみる、いい機会でもある」と胸中を理解するからこそ、うかつなことはいえなかった。心の負担にだけはなりたくない。それでも…。絶対に必要な選手であることを伝えたかった。

 「俺たちがああだこうだいうのはおかしいかもしれないけど…。俺としては同じユニホームを着て、まして鹿児島の後輩でもあるしね。俺個人としては残って欲しい。やっぱり球界をみてもトップクラスの選手だしね」

 ともに鹿児島出身。しかも同じ大隅半島-。福留が2013年に阪神入団後、榎田、金田(現オリックス)らと鹿児島県人会を結成。定期的に会合を開いてきた。

 故郷の後輩というだけではない。内外野、広い守備範囲を涼しい顔でこなす30歳のプレーをリスペクトしてきた。2015年 2月、サンスポの企画で“記者”として大和をインタビューした際も「 1歩目のスタートだったり、他の若い選手と比べると雲泥の差がある」と感服。同年には外野手として最年長でゴールデングラブ賞に輝いた福留は、どれだけ野球で守備力が大事か、と常日頃から口にしている。大和の姿が、まさにそうだ。

 「唯一言えることは、残ってくれて一緒にプレーできたらいい、ということ。俺だけじゃなく、投手、野手が彼に、どれだけ助けられたか。彼が残れば、一番の補強になる」

 大隅半島出身の福留孝介外野手(右)と大和内野手。かわいい後輩へ、主将が熱いメッセージだ

 阪神は大和に対して最大 4年の大型契約を提示したが、DeNAやオリックスも負けない好条件で準備を進めている。流出ピンチ。「後悔はしないようにして欲しい。自分が決めたことが一番正しいのだから」と心境をおもんばかったが…。

 「(大和の存在は)安心感がある。チームの中で全員が(残って欲しいと)思っているはず」

 ナイン、関係者、虎党の心の叫びでもある。13年ぶりのリーグ優勝へ、ともに戦いたい-。16日には他球団と交渉が解禁される。その前に、主将からの最初で最後の“残留要請”だった。

★オリなど好条件

 オリックスは大和がFA書類を提出した 8日に、福良監督が一般論と前置きしつつ「守備力が高い。 2遊間に外野もできる。一選手として、評価しています」とコメント。同日、長村球団本部長も「(申請書を)提出したということで、関心はある。内野手の厚みを加えるという意味で、計算できる間違いない選手」と話した。今季年俸5000万円の大和に対し、 3年総額 3億円程度の条件を提示する見込み。また、DeNAも同等クラスの条件を準備しているとみられる。

◇大和内野手、FA宣言VTR

 8日に西宮市内の球団事務所でFA申請書を提出。「他球団の自分に対する評価を聞くチャンスは今しかないという思いも強く、今回の決断にいたりました。タイガースも含めて、自分を一番必要としてくれる球団で来季プレーしたい」などコメントを出した。四藤球団社長は「是非とも必要な選手なので、絶対に残って欲しいという気持ちを伝えた」と話し、金本監督も安芸で「残って(阪神で)やって欲しい。フロントに頑張ってもらうしかない」と願った。

★大隅半島とは

 日本列島の九州南部に位置する半島。鹿児島湾の東岸にあり、西岸に薩摩半島、両半島に挟まれた桜島とは1914(大正 3)年の桜島大正大噴火で陸続きとなった。農業、特に畜産が盛んで日本国内の代表的な生産拠点のひとつとして機能している。大隅半島出身の主な有名人には、福留、大和の他、榎田大樹(阪神)、哀川翔(俳優)、国生さゆり(女優)、横峯さくら(プロゴルファー)、サンシャイン池崎(お笑い芸人)らがいる。

 

 プロ 3年目の植田海内野手が12日、安芸キャンプのスチール練習で金本知憲監督から走塁指導を受けた。

 練習途中で呼び止めて、 1塁から 2盗を企てた際の走路が最短距離になっていない点を指摘。指揮官は「蛇行していたからね、グネグネと。ベースにまっすぐ。それだけですよ」と明かした。今季、プロ初盗塁を決めた植田も「力が入ったら(本塁寄りの)内側を走る癖がある。その分、無駄なので。自分でも思っていました。意識してやれればいい。なるべく速くベースまで行けるようにしたい」と意気込んだ。チーム屈指の俊足が武器なだけに、貴重なアドバイスになりそうだ。

 植田海内野手(左)に走塁の指導をする金本知憲監督=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 植田は盗塁練習で 4回中、 2回成功。「盗塁の量と(成功)率を上げていきたいですね」と意気込んだ。ただ、盗塁練習前のベースランニングを見守った金本監督からは「蛇行するんやな。いったんインに入って、最後は外にいってしまう」と指摘を受け、本人も納得。「力が入っちゃう癖があるので。自分でも思っていたことなので、しっかり意識してやっていきたいです」と話した。

 

  1メートル30の台にひょいと飛び乗った梅野隆太郎捕手。驚くべき跳躍力だ

 今季「セ・リーグ2位の盗塁阻止率0.379」をマークした梅野は盗塁練習に参加し、盗塁企図 7回をすべて刺して、「阻止率100%!」 持ち前の強肩を披露した。

 「盗塁は 1点をとられる、とられないに関わるし、投手を助けられる。(阻止率の数字は)こだわりたい」

 全体練習の前には、俊敏性を鍛えるために、安芸ドーム内で 1メートル30の跳び箱の上に一気に飛び乗るトレーニングも。驚異の跳躍力も見せつけた。打って、守って、飛べる!? “フライング梅ちゃん”は先発マスクを譲らない。

 

 ボールの速度や回転数を出す為に専用ボールで投球練習をする松田遼馬投手=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 阪神は12日、高知・安芸キャンプのブルペンで、アクロディア社の「テクニカルピッチ」というボールをテスト導入した。

 球の中に内蔵されたセンサーで球種や球速、回転数に回転軸もわかるというもので、球の大きさや重さも公認野球規則に準じており、このボールとスマートフォンがあれば、どこでも分析が可能だという。

 この日は試験的に導入され、松田と福永の 2投手がブルペン投球で試した。松田は「数字やデータが出るのはおもしろい」と感想を述べ、福永も「(体験が)今までなかったので、 1つの参考にしたい」と興味を示した。

 

 秋季キャンプに参加していた小野泰己投手が12日、右膝痛のため緊急帰阪。13日に精密検査を受けることが決まった。回復に時間を要する可能性もあり、金本知憲監督は「古傷らしい。そういう情報はなかった」とショックの表情。開幕ローテ候補の離脱に激震が走った。

 虎に衝撃が走った。 2年目の飛躍が期待される快腕・小野の離脱。この日午前、キャンプ地・安芸での球団発表は「右膝痛で帰阪しました」。ことあるごとに「小野」の名前を期待の戦力として挙げてきた金本監督は、ショックの色を隠せなかった。

 「古傷らしいね。知らなかったんだけれど、高校時代に手術したらしい。そういう情報はなかったけれど」

 報道陣から程度を聞かれて「これは分からん。あした検査です」。そして、車に乗り込む前にも「心配やね」…。来季の開幕ローテの一角を任そうかという逸材の故障。しかも、けがの情報が自身にインプットされていなかったことが、心配に拍車をかけた。

 小野は福岡・折尾愛真高 3年の夏前に、右膝半月板の手術を受けた。そこから再起して、進学した富士大で大学野球界屈指の右腕に成長。阪神から「ドラフト2位指名」を受けるまでになった。

 期待の小野泰己投手の離脱にショックの金本知憲監督=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 そんなサクセスストーリーの男を襲った古傷の故障再発。傷心の若武者は、昼前の便で帰阪し、午後には西宮市内の寮「虎風荘」に戻った。

--痛みはあった

 小野「練習を続けるのは厳しいと思ったので、トレーナーさんと話をしました」

--いつから?

 「キャンプに入ってからです」

--悔しさは

 「はい。もちろん、あります」

 報道陣の問いかけに、そう言い残して寮の自室に姿を消した。13日に精密検査を受ける。

 香田投手コーチも「良くないらしい。(キャンプ)休み(10日)の前から腫れていたみたい。シーズン中には予兆はなかった」と、こちらも心配顔だ。

 プロ 1年目の今季は、15試合に登板して「2勝7敗」。勝ち星には恵まれなかったが、伸びのある真っすぐなどで片りんを見せつけ、来季は開幕からのフル回転が期待されている。金本監督の期待度は才木と並ぶ「2トップ」。指揮官は誰よりも軽症を願っている。

 帰阪し、鳴尾浜の寮に戻ってきた小野泰己投手=西宮市内の寮「虎風荘」

★望月惇志投手は 6日に腰の張りで…

 今キャンプでは、来季 3年目の望月が 5日に腰の張りを訴え、 6日に帰阪した。また、来季再び先発に戻る可能性がある岩崎は、背中の張りのため鳴尾浜で秋季練習に参加。投球練習は再開しており、早期に安芸に合流するとみられていたが、慎重を期して、調整を続けている。

★メッセンジャー&秋山、来季ローテ「当確」

 来季の先発ローテーションについて金本監督はすでに、今季「11勝」のメッセンジャーと「12勝」の秋山の 2人は「当確」と明言。「6勝」のベテラン能見や復活を期す「3勝」の藤浪も、計算に入れたいところだ。そこに「5勝」の岩貞、「4勝」の青柳、「3勝」の岩田や、「2勝」の小野、まだ未勝利の才木、「D1位」・馬場皐輔投手(仙台大)ら若い力が加わり、激しく椅子を争う。

☆金本知憲監督と小野泰己投手

  1年目の今春のキャンプから、“藤川球児級”と、小野の潜在能力を絶賛してきた金本監督。 2年目の来季への期待は特に大きく、 3日にブルペン投球を視察した際には、「楽しみですね、来年は。変化球の制球がつけば。12、13勝はするわ」と早くも「2桁勝利」を期待。前日11日も、才木についての質問にもかかわらず「岩貞も青柳もあんまりだし、才木と小野は十分(開幕ローテ候補に)入っていけるんじゃないかな」と名指ししたばかりだった。

 

 吉野スカウト(左)から阪神の帽子をかぶせてもらう「ドラフト4位」島田海吏外野手=群馬県高崎市内のホテル

 阪神から「ドラフト4位指名」を受けた上武大・島田海吏外野手が12日、群馬・高崎市内のホテルで契約金5000万円、年俸 800万円で仮契約を結んだ。(金額は推定)

 九州学院 2年時のセンバツで藤浪を擁した大阪桐蔭と対戦して敗退。島田は 1三振を喫するなど 2打数ノーヒットだった。「格が違いすぎた。(キャンプの紅白戦などで対戦したときは)振り負けないようにしたい」と、リベンジでのアピールを狙う。

 色紙に「開幕一軍」としたためた島田海吏外野手。俊足を生かす!=群馬県高崎市内のホテル

 阪神から「ドラフト4位」で指名された島田海吏外野手が12日、群馬県内のホテルで入団交渉を行い、契約金5000万円、年俸 800万円で仮契約した(金額は推定)。九州学院高時代に藤浪から“プロの洗礼”を受けた島田は、自慢の足を武器に勝負を挑む。

 一度は力の差を感じた。だが、今ならやれる自信がある。この足があれば、戦える。島田が高らかに宣言した。

 「走攻守そろった選手で、 5年後、10年後、阪神の中心となる選手になりたい」

 仮契約を終え、プロ野球選手の自覚が沸いてきた。“聖地の申し子”との対決が、原点だった。 1学年上の藤浪とは2012年春の選抜 2回戦で激突。九州学院高 2年だった島田は、大阪桐蔭高のエースの前に 2打数無安打。 3- 5で敗れ、「格が違いますし、手も足も出なかった。プロに行く人の球はこのような球か」と痛感した。

 「このクラスの球を打てるようにならないとプロには行けない」

 吉野スカウト(左)に帽子を被せてもらう「阪神D4」の上武大學・島田海吏外野手=群馬県高崎市内のホテル

 悔しさを胸に上武大に進学すると、 3年時に大学日本代表で「4番」の大山(当時白鴎大)と対面。「お世話になった」という大山とは 2年後、再びチームメートとなり「これからよろしく」と激励のメールも受けた。 1年早くプロに飛び込んだ先輩から「いいところを盗みたい」と貪欲に吸収していくつもりだ。

 理想の選手は 5度の盗塁王に輝き、通算「381盗塁」の赤星憲広氏。「赤星さんの記録を超えるような成績を残したい」。甲子園を駆け回り、その足で自らの地位をつかみ取る。

◇島田 海吏(しまだ・かいり)

 外野手。1996(平成 8)年 2月 6日生まれ、21歳。熊本県宇土市出身。小 4から軟式野球を始め、中学時代は宇土鶴城中軟式野球部に所属しながら陸上の大会にも出場。 3年時には 100メートルで全国大会に出場し、準決勝で桐生祥秀(現東洋大)に先着した。九州学院高では 1年秋からレギュラー、 2年春に選抜出場。上武大では中堅手で 3年春に首位打者。遠投「100メートル。50メートル5秒8」。右投げ左打ち。 1メートル75、72キロ。

 

 阪神時代の桧山進次郎(左)、八木裕氏 (2003年 8月 3日撮影)

 「タテジマ一筋22年」、阪神OBの桧山進次郎氏の恒例イベント、「ヒノキガタリ」が11月19日午後 5時30分から、京都市下京区の京都東急ホテルで開催される。

 今回は「桧舞台開設15周年」と銘打ち、現役時代に代打の神様として活躍した阪神OB八木裕氏が特別ゲストで出演。

☆「時代を支えた神々の対談」と題してトークショーを行う。また、桧山氏のグッズを集めたチャリティーオークションも開催する。参加費は 1人 2万1600円(税サ込み、小学生以上同額)で、食事はテーブルビュッフェ形式。特典として桧山氏の直筆サイン入り御朱印帳がプレゼントされる。先着 200人。

◎イベント詳細、申し込みは桧山進次郎オフィシャルサイト

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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才木が好フィールディング披露!梅野ブルペン投球に初挑戦!金本監督リクエスト制度の使い方「難しい」

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来季 2年目の大山悠輔内野手(22)が投内連係、実戦打撃のメニューで今キャンプ初めて遊撃守備に就いた。秋季キャンプ中は 2塁のみでの練習予定だったが、予想以上の飲み込みの早さをみせ、 2塁守備は合格点。来春本格挑戦の予定を前倒しにした。レギュラー獲得へ猛アピールだ。遊撃守備へ、首脳陣のゴーサインが出た。ウオーミングアップを終えると、大山は北條史也内野手(23)、植田海内野手(21)とともに、投内連係に遊撃で参加。ユニホームを泥だらけにしながら必死に白球を追った。今季は 1塁での出場が主だったが、持ち前の打力を生かすために秋季キャンプから 2塁に挑戦。当面は 2塁守備を磨き、春季キャンプから遊撃の可能性を探る構想だったが、首脳陣の評価は上々。大山自身は控えめだったが、飲み込みの早さは予想以上で前倒しが決まった。遊撃守備へのステップアップを進言した久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)は 2塁合格を明かした。名手大和内野手(30)は国内フリーエージェント権を行使する意向をすでに球団に伝えている。阪神残留の可能性は残っているが、万が一の時の備えも必要だ。打力だけでなく、守備力の評価も高い「ドラフト1位」の能力をさらに伸ばして、選択肢を増やしていく。

才木浩人投手(19=神戸市立須磨翔風高校)が高知・安芸で行われている秋季キャンプで好フィールディングを披露した。投内連係でのバント処理では素早くマウンドから降りて正確な送球をみせた。この日は金本監督が見守る中、41球を投げ込んだ。

梅野隆太郎捕手(26)が、ブルペン投球に初挑戦した。梅野隆太郎捕手ら 4捕手がブルペン入りして約50球を投げた。同じく捕手の坂本誠志郎(24)を相手に約50球をミットを目がけて力強い投球フォームから投げ込み投手の気分を味わっていた。捕手再挑戦中の原口文仁(25)は収穫を口にした。タイガーバズーカが火を噴く。

阪神から「ドラフト6位指名」された 152キロ右腕、牧丈一郎投手(18=福井・啓新高)が13日、京都市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金3000万円、年俸 480万円(金額は推定)。仮契約を終えて意気込んだ。憧れの選手を問われると鳥谷敬内野手(36)の名前を挙げた。投手ではあるが、虎が誇る鉄人が目標だった。積み上げた連続試合出場は「1895」で、継続中だ。鉄腕になるためにまずは土台作りに力を注ぐ。

日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が13日、都内で開かれ、来季から判定に異議のある際に、監督が映像によるリプレー検証を求めることができる制度を導入することが正式決定した。MLBでは「チャレンジ」と呼ばれる制度で、NPBは制度の名称を「リクエスト」とすると発表した。今季も本塁打かどうかの判定や、本塁クロスプレーなどでリプレー検証が行われているが、あくまで審判団の判断からだった。判定の客観性を求めるために、監督の要求を認めることになった。行使する場合、監督は速やかにベンチ前に立ち、球審に向けて「四角」を指で作るのが合図。ストライク・ボールの判定、ハーフスイング、自打球・走塁妨害、守備妨害か否か、インフィールドフライ、塁審より前方のファウル、ボークは、「リクエスト」の行使ができない。リプレー検証によって出た、すべての決定に対して異議を唱えることはできない。異議を唱えた場合、監督は退場。などが発表された。金本知憲監督(49)が来季から判定に異議がある際に監督が映像による検証を要求できる「リクエスト制度」への対処法を早くも公開。「2回」失敗すると使えなくなる点に着目しマスコミへのけん制球も忘れなかった。ひょっとしたら、怒り心頭で抗議するほうが楽だったのかもしれない。来季から新たに導入される「リクエスト」制度。監督の判断でリプレー検証を要求できる“特権”は手にしたが、その使い方が、かなり難しい。金本監督はすでにあらゆる可能性を分析済みだった。一番着目したのは、判定が覆らないケースが「2度」になれば、「3度目」は要求できないというルールだった。指揮官の状況判断が問われるシーンが、相当数に出てきそうだ。しかも、そこには超人気球団・阪神ならではの別の心配も加わる。野手のベースタッチも「リクエスト」のターゲットになりそう。送球を受けた 1塁手、 2遊間の足が速く離れることも。春季キャンプでは改めて徹底することになるという。怒りの抗議は姿を消し、沈着冷静に準備する必要がありそうだ。記事をまとめてみました。

 

 来季 2年目の大山悠輔内野手が投内連係、実戦打撃のメニューで今キャンプ初めて遊撃守備に就いた。秋季キャンプ中は 2塁のみでの練習予定だったが、予想以上の飲み込みの早さをみせ、 2塁守備は合格点。来春本格挑戦の予定を前倒しにした。レギュラー獲得へ猛アピールだ。

 遊撃守備へ、首脳陣のゴーサインが出た。ウオーミングアップを終えると、大山は北條、植田とともに、投内連係に遊撃で参加。ユニホームを泥だらけにしながら必死に白球を追った。

 「いろいろな幅を広げる練習だと思うので、慣れていくことが大事だと思っています。やるからにはできるようになりたいです」

 今季は 1塁での出場が主だったが、持ち前の打力を生かすために秋季キャンプから 2塁に挑戦。当面は 2塁守備を磨き、春季キャンプから遊撃の可能性を探る構想だったが、首脳陣の評価は上々。大山自身は「いっぱいいっぱいですけどね」と控えめだったが、飲み込みの早さは予想以上で前倒しが決まった。

 金本監督は「(セカンドに)慣れてきて、サマになってきてるらしいから、ショートをやらせてみようか、というコーチの提案で。マイナスにはならないでしょう」と舞台裏を明かした。

 遊撃守備へのステップアップを進言した久慈内野守備走塁コーチは「今のうちにいろんなポジションをやっておいたらいいと思うから。セカンドはシートノックとか違和感なくこなしていたしね」と 2塁合格を明かした。

 遊撃の守備に就いた大山悠輔内野手。久慈照嘉内野守備走塁コーチ(左)が推薦した=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 大山はケース打撃で遊撃に就いたが、打球は飛んでこず、守備機会は多くなかったが、カバリングなどを無難にこなした。「いろんな動きでアピールしていきたいです。試合に出られる可能性も広がってくると思いますし、今やっていることが来年プラスになるようにしっかりやっていこうと思います」

 打てるショートは魅力的だ。金本監督は「俺らの現役時代のショートを見てみ。二岡(巨人)、宮本(ヤクルト)、石井(横浜)、井端(中日)…みんな 5、 6回『3割』打ってるよ。守れて走れて。鳥谷だって最初は『2割6、7分』の選手だったけれど、『3割』を打ってる。ショートが打てなくていいというものではない」と期待を寄せた。

 名手大和内野手は国内フリーエージェント権を行使する意向をすでに球団に伝えている。阪神残留の可能性は残っているが、万が一の時の備えも必要だ。打力だけでなく、守備力の評価も高い「ドラフト1位」の能力をさらに伸ばして、選択肢を増やしていく。

★スクイズ練習も

 ケース打撃のメニューが組まれ、山本、松田、島本、福永の 4投手を相手に約 1時間行われた。糸原は「進塁打とか、小技とかそういう打撃が大事だと思いますし、そういうところを任されていると思うので。状況を踏まえたバッティングをしていきたいです」と打球方向を意識。練習は走者を 3塁に置いてのスクイズの練習などを中心に行われた。

 

 投内連係プレーの練習で軽快なフィールディングを見せた才木浩人投手=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 才木浩人投手が高知・安芸で行われている秋季キャンプで好フィールディングを披露した。

 投内連係でのバント処理では素早くマウンドから降りて正確な送球をみせた。

 「フィールディングは苦手意識はないですね。正確に処理できるのを一つの強みとして持てるので、いいことだと思う」。

 この日は金本監督が見守る中、ブルペン投球。「興味を持っていただけることはありがたいこと」と41球を投げ込んだ。

 

 ピッチャー、梅ちゃん!! ブルペンで投球練習を行う捕手の梅野。投手の気持ちが分かる!?=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 梅野隆太郎捕手が、ブルペン投球に初挑戦した。

 「体の使い方とか、下半身の使い方。傾斜があるのでどうやって体を使えばいいかを考えていました」

 同じく捕手の坂本を相手に約50球投げ込み「最速は 136キロです。ピッチングはきついと、めちゃくちゃ感じました」と投手の気分を味わっていた。

 ブルペンで投球練習をする梅野隆太郎捕手=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 梅野隆太郎捕手ら 4捕手がブルペン入りして約50球を投げた。

 「傾斜があるなかで、下半身を使って力強い球を投げる。この練習は初めてでしたね」

 梅野は約50球を同じ捕手坂本のミットを目がけて力強い投球フォームから投げた。自己申告のMAXは「 136キロだったかな」とにやりと笑ったが、練習そのものは超真剣モード。仕掛け人の山田 1軍バッテリーコーチは「(平地だと)捕手は小さく投げてしまう。(傾斜があると)しっかり下半身で投げる必要がある。50球でハアハアしていたけど、投手の気持ちもわかる」と狙いを明かした。

 捕手再挑戦中の原口は「下半身のバランスや胸の張りとか、捕手の練習ではできないことなので」と収穫を口にした。タイガーバズーカが火を噴く。

 

 阪神から「ドラフト6位指名」を受けた啓新・牧丈一郎投手が13日、京都市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金3000万円、年俸 480万円(金額は推定)。

 仮契約を終えて「プロへ近づいてきて、身が引き締まる思いです。先発ローテーションに入って負けない投手を目指したい」と意気込んだ。

 仮契約を終え、クリスマスツリーを背に「挑む」のタオルを広げ笑顔を見せる「阪神ドラフ ト6位指名」の牧丈一郎投手=京都市内のホテル

 阪神に「ドラフト6位指名」された 152キロ右腕、牧丈一郎投手が13日、京都市内のホテルで入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸 480万円で仮契約した(金額は推定)。憧れの選手を問われると鳥谷敬内野手の名前を挙げた。

 「小さいころから阪神ファンで、一番カッコいいと思っていた。試合に出続けるのはプロ野球選手として大事なこと。コンディションのこととか、機会があれば聞いてみたいです」

 投手ではあるが、虎が誇る鉄人が目標だった。積み上げた連続試合出場は「1895」で、継続中だ。ことし 5月24日の巨人戦(甲子園)では、顔面死球で鼻骨を骨折するも、フェースガードをつけて出場を続けた。

 「まずはローテを狙える投手になって、自分の目標である『負けない投手』になりたいです」

 鉄腕になるためにまずは土台作りに力を注ぐ。

◇牧 丈一郎(まき・じょういちろう)

 投手。19998平成11)年 9月23日生まれ、18歳。京都市出身。小 3から軟式野球を始める。下鴨中時代は京都嵐山ボーイズに所属。福井・啓新高では 1年秋からベンチ入り。最速は 152キロ。持ち球はスライダー、カットボール、カーブ、フォーク。 1メートル81、81キロ。右投げ左打ち。

 

 日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が13日、都内で開かれ、来季から判定に異議のある際に、監督が映像によるリプレー検証を求めることができる制度を導入することが正式決定した。MLBでは「チャレンジ」と呼ばれる制度で、NPBは制度の名称を「リクエスト」とすると発表した。今季も本塁打かどうかの判定や、本塁クロスプレーなどでリプレー検証が行われているが、あくまで審判団の判断からだった。判定の客観性を求めるために、監督の要求を認めることになった。

 来季の本拠地開催のオープン戦から採用し、公式戦は全試合で行う。

 リプレー検証に用いる映像は、当該試合のテレビ中継映像にする。検証時間は 5分以内。行使は監督のみ。MLBでは 1回“失敗”すると、その試合でチャレンジできなくなるが、「リクエスト」は 1試合において「2回」失敗が認められる。要求によって判定が翻った(監督から見れば「リクエスト」成功の)場合は、回数は減らない。延長回は回数はリセットされて「1回」認められる。

 行使する場合、監督は速やかにベンチ前に立ち、球審に向けて「四角」を指で作るのが合図 ストライク・ボールの判定、ハーフスイング、自打球・走塁妨害、守備妨害か否か、インフィールドフライ、塁審より前方のファウル、ボークは、「リクエスト」の行使ができない。

 リプレー検証によって出た、すべての決定に対して異議を唱えることはできない。異議を唱えた場合、監督は退場。などが発表された。

 金本知憲監督は「リクエスト」の導入について「難しい」と感想を明かした=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 金本知憲監督が来季から判定に異議がある際に監督が映像による検証を要求できる「リクエスト制度」への対処法を早くも公開。「2回」失敗すると使えなくなる点に着目し「難しい。何であそこで使わないのか! さい配が悪い!! とみなさんは責めるだろうな」とマスコミへのけん制球も忘れなかった。

 ひょっとしたら、怒り心頭で抗議するほうが楽だったのかもしれない。来季から新たに導入される「リクエスト」制度。監督の判断でリプレー検証を要求できる“特権”は手にしたが、その使い方が、かなり難しい。金本監督はすでにあらゆる可能性を分析済みだった。一番着目したのは、判定が覆らないケースが「2度」になれば、「3度目」は要求できないというルールだった。

 「2回まででしょ? 多少の駆け引きはあるでしょうね。使いどころ、というのかな。あんまりパパーンと使いすぎて、覆らずに後から使えない、となったら困る」

 序盤からリプレーだ! リプレーだ!! と調子に乗りすぎて、肝心の終盤に切り札がない…。それが一番恐ろしい。

 「勝負どころで待つのか、使うのか。『1回目』はそう悩まないだろう。『1回』失敗した時が一番怖い」

 指揮官の状況判断が問われるシーンが、相当数に出てきそうだ。

 しかも、そこには超人気球団・阪神ならではの別の心配も加わる。 

 来季から導入されることになった「リクエスト」。本塁だけでなく、 1塁のタイミングでもリプレー検証を要求できる

 取り囲む番記者を見渡しながら「何であそこで使わないのか、とか言って、君たちは責めるでしょう。何で使わなかったのか、さい配が悪いと、責めるだろうなぁ」と話した。使い切って、必要な時に「リクエスト」できなければ問題だし、疑惑のシーンで躊躇して、余らせてゲームセットの時もファンは不満を抱く。もちろん、マスコミもさい配を厳しく指摘することは否定できない。さすが金本監督、在阪のメディアをよくご存じだ。しっかり“けん制球”を投げてきた。

 野手のベースタッチも「リクエスト」のターゲットになりそう。送球を受けた 1塁手、 2遊間の足が速く離れることも。

 「うちの内野手も気をつけないといかんやろうね。ファーストも、あまりベースから離れるのが早いとね」

 春季キャンプでは改めて徹底することになるという。怒りの抗議は姿を消し、沈着冷静に準備する必要がありそうだ。

☆米大リーグのチャレンジ制度

 判定に異議がある場合にリプレー検証を要求できる制度。2014年に導入された。要求できるのは監督だけで、該当するプレー後30秒以内に異議を申し立てないといけない。即座に正確なビデオ判定が下せるよう、30球団それぞれに 7~12台のカメラを設置。 1日 8人の分析担当審判が映像をチェックしている。回数は原則「1試合に1度」だが、判定が覆った場合は最高「2度」を上限に再要求できるなどの規定がある。ストライク、ボールの判定は対象とならない。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督、壮絶10カ所打撃練!若虎10人〆て7000振!石井「左の藤浪」として1軍競演目指す!

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金本知憲監督(49)が14日、若手に混じって秋季キャンプ参加中の西岡剛内野手(33)をセカンド、ショートの候補として来春の「1軍キャンプ(沖縄・宜野座)」に参加させる意向を明かした。復活を確信したベテランを超激戦区にほうり込み、さらなる競争をあおる。勝負の 3年目に向けて、チーム力の底上げを図る。猛練習をみれば元気なのはすぐ分かる。振りまくり、走りまくり、ノックを浴びまくる。報道陣には無言を貫く。西岡が“オレ流”でキャンプを過ごす。そんな姿に眼を細めるのが金本監督だ。あくまで「今のところ」と条件を付けてセカンド、ショートのレギュラー争いに参戦させる意向を明かした。度重なる故障から、2017年は32試合出場にとどまった。屈辱からの再出発。指揮官は、再び慣れ親しんだ 2遊間での復活を期待した。背番号「5」に対し、指揮官は来春の沖縄・宜野座キャンプ参加の切符も与える方針を明かした。

阪神の「安芸秋季キャンプ第3クール」最終日の14日、野手陣は安芸ドーム内で10カ所打撃練習を行った。 2時間、みっちり、ほぼ休みなくバットを振り込んだ。超高速マシンやスローボール打ちなど、バリエーションに富んだメニューをこなす濃い内容。金本知憲監督は手応えを口にした。午前中から雨が降り、練習メニューの変更を強いられていた。ナインは絶叫しながら振り、壮絶の光景だった。自ら打撃投手を務めた片岡篤史ヘッド兼打撃コーチはプロ野球選手の“本能”が目覚めることを期待していた。

才木浩人投手(19=神戸市立須磨翔風高等学校)が14日、香田勲男投手コーチ(52)からカットボールを伝授された。 150キロ超えの直球と大きく曲がるスライダーを武器にしているが、動きの小さい変化球が加われば投球に幅が広がる。評価急上昇中の新鋭も、新球習得に興味津々だ。小雨の降るブルペンで才木が新たな球種を授かった。85球を投げ終え、香田投手コーチからカットボールの握りを伝授された。すでに十分な球数を投げていたため、すぐにテストすることはなかったが、習得できれば大きな武器になる。 150キロを超える直球にスライダー、フォーク、カーブを操る。スライダーは大きな軌道を描くタイプだ。ここに、小さく変化して芯を外すカットボールを加えてみては-というワケ。新球“香田カット”を習得して、投球に幅を持たせる。 1軍ローテを争うには、必要な進化だった。今キャンプではグングンと評価をあげ、金本監督も来季の先発ローテ候補として期待を寄せる。才木は意欲満々。新たなスタイルを構築し、さらなる高みへ突き進む。

阪神から今ドラフトで「育成1位指名」された上武大學・石井将希投手(22)が14日、高崎市内のホテルで仮契約を行った。支度金 200万円、年俸 300万円。会いたい選手は阪神島本。育成から支配下を目指すお手本にするつもりだ。似ていると言われる有名人は? と聞かれると「やせたら藤浪選手」と言われましたと笑顔。藤浪の印象は「豪快」と即答した。「左の藤浪」として、「1軍の舞台」で競演を目指す。(金額はすべて推定)

9日に右足関節(みぎそっかんせつ)の鏡視下手術を受けた上本博紀内野手(31)が松葉づえ姿で鳴尾浜の球団施設に姿を見せた。すでに退院翌日の10日から体を動かしている。矢野燿大 2軍監督(48)は「リハビリを大切にして、来季しっかり走り回れるように」と激励した。

阪神に今季から鳴尾浜や高知・安芸キャンプに導入されたストレッチ効果を重視したトレーニングマシン「ストレッチライン」が、来年 2月の沖縄・宜野座キャンプに持ち込まれることになった。権田康徳トレーナーが14日、「しっかり運営していきます」と説明した。鍛えるだけでは体の柔軟性が落ち、けがにつながる-という金本監督の意見を受け、トレーナー陣が“新兵器”として導入。最新器具で体作りを支える。

日刊スポーツは今季「2000安打」を達成した鳥谷敬選手を迎え、ファンとともに感動を振り返り、来季への決意を語る「~クリスマス特別企画~鳥谷敬選手・祝2000安打プレミアムトークショー」を開催します。今回 7回目の恒例イベントで、同選手が取り組む慈善活動の趣旨に賛同し、入場料収入から諸経費をのぞく額を朝日新聞厚生文化事業団を通して寄付します。記事をまとめてみました。

 

 金本知憲監督が14日、若手に混じって秋季キャンプ参加中の西岡剛内野手をセカンド、ショートの候補として来春の「1軍キャンプ(沖縄・宜野座)」に参加させる意向を明かした。復活を確信したベテランを超激戦区にほうり込み、さらなる競争をあおる。勝負の 3年目に向けて、チーム力の底上げを図る。

 猛練習をみれば元気なのはすぐ分かる。振りまくり、走りまくり、ノックを浴びまくる。報道陣には無言を貫く。西岡が“オレ流”でキャンプを過ごす。そんな姿に眼を細めるのが金本監督だ。

 「練習をついついサボリがちの選手ですけれど…。昔はこれぐらいやらされていたらしいけれどね。その頃の感覚というか、これぐらいやらないと戻らないと本人が一番感じているらしい」

 西岡剛内野手は若手に混じって秋季キャンプで汗を流す。走って振って、復活だ=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 そして、あくまで「今のところ」と条件を付けてセカンド、ショートのレギュラー争いに参戦させる意向を明かした。

 度重なる故障から、2017年は32試合出場にとどまった。屈辱からの再出発。指揮官は、再び慣れ親しんだ 2遊間での復活を期待した。

 今季はチーム事情により外野も守った。器用な選手ゆえユーティリティーな起用法になったが、来季はセカンド、ショートでの定位置争いの真っただ中にほうり込む。

 ただ、ここは阪神では最激戦区。 2年目を迎える大山が早々とセカンドだけでなくショートにも挑戦。俊足が売りの植田も台頭。巻き返しを期す北條もいる。上本、糸原、FA残留すれば大和も。現時点では、大山をどちらかで起用したい-という鉄人の構想が見え隠れするが、横一線といっていい。実績では圧倒的な西岡も、アドバンテージは全くない。

 そんな背番号「5」に対し、指揮官は来春の沖縄・宜野座キャンプ参加の切符も与える方針を明かした。

 練習を見る阪神・金本知憲監督=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 「(沖縄行きは)競争率がアップするわけで。他の選手も気になるだろうし。あの選手、振れてるな、うまくなったなとか、気にしながらやっていけばいい。黙々と自分のことだけで周囲を気にするなと言っても、なかなか目標も見えづらくなる。競争相手は見えた方がいいんじゃない」

 復活の手応えあり。ほくそ笑む金本監督が、史上空前の 2遊間争いを演出する。主役はもちろん西岡だ。

★西岡剛内野手の今季VTR

 昨年、左アキレス腱を断裂して手術し、シーズン前半は 2軍調整。 7月17日の広島戦(甲子園)に「1番・1塁」で 362日ぶりに 1軍復帰した。 2塁手、中堅手、左翼手として起用されたが、 8月23日のヤクルト戦(神宮)で左かかとを打撲し、途中交代。翌24日に抹消された。 9月 1日のウエスタン・広島戦(マツダ)で実戦復帰。 5日に 1軍に昇格した。今季は32試合で「打率0.228(92打数21安打)、0本塁打、5打点」。

 

 雨天でドーム練習となり、防球ネットをつなぎ、「背中合わせ4人組み」2つと「トス打撃2人」で10人同時の打撃練習が行われた=高知県安芸市・安芸タイガース球場安芸ドーム

 阪神の「安芸秋季キャンプ第3クール」最終日の14日、野手陣は安芸ドーム内で10カ所打撃練習を行った。

  2時間、みっちり、ほぼ休みなくバットを振り込んだ。超高速マシンやスローボール打ちなど、バリエーションに富んだメニューをこなす濃い内容。

 金本知憲監督は「天気が天気だから。キツいんじゃないか。人工芝だし。でも、秋のキャンプはあれぐらい普通でしょ? (雨天で)あれしかできないんだから。休み前だし。意外とみんな元気やで。体力がついている」と手応えを口にした。午前中から雨が降り、練習メニューの変更を強いられていた。ナインは絶叫しながら振り、壮絶の光景だった。

 安芸ドーム内では梅野隆太郎捕手(右下)らが延々 2時間も打ち込み。悲鳴が上がった=高知県安芸市・安芸タイガース球場安芸ドーム

 安芸は朝から雨。練習は早めに切り上げる半ドンかと思いきや、地獄の特訓が待っていた。基本メニューが終わった午後 1時前、室内練習場にティー打撃、マシン打撃、フリー打撃の 3種類を10カ所に設置。若虎10人が10分交代でローテーションし、打ち続けた。

 打つわ打つわ、 2時間ほぼぶっ通し。ひとり約 700スイングに、北條は「最後が一番きつかった…。ふらつきました」。最後のゲージで大声を上げながら振り、終了するとその場にうずくまった。10人で合わせて約7000スイングだ。

 自ら打撃投手を務めた片岡ヘッド兼打撃コーチは「数を打たせたいということで(やった)。こういう、考える余裕がなくなったときこそ、なにかつかんでくれたら」とプロ野球選手の“本能”が目覚めることを期待していた。

 

 才木浩人投手は投球の幅を広げて先発ローテ入りを狙う=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 才木浩人投手が14日、香田勲男投手コーチからカットボールを伝授された。 150キロ超えの直球と大きく曲がるスライダーを武器にしているが、動きの小さい変化球が加われば投球に幅が広がる。評価急上昇中の新鋭も、新球習得に興味津々だ。

 小雨の降るブルペンで才木が新たな球種を授かった。85球を投げ終え、香田投手コーチからカットボールの握りを伝授された。すでに十分な球数を投げていたため、すぐにテストすることはなかったが、習得できれば大きな武器になる。

 「(自分は)変化球が課題だとずっと思っていました。いろいろコーチに話を聞くことができますし、今はなんでも試せる時期なので、しっかりやっていきたいです」

 才木浩人投手(右)は香田勲男投手コーチ(左)からカットボールの握りを伝授された=高知県安芸市・安芸タイガース球場

  150キロを超える直球にスライダー、フォーク、カーブを操る。スライダーは大きな軌道を描くタイプだ。ここに、小さく変化して芯を外すカットボールを加えてみては-というワケ。現役時代に緩急自在の投球術を誇った香田投手コーチは「曲がりが小さいとコントロールしやすい。変化球でカウントをとれれば、空振りをとるときに有効になる。カーブでもいいが、速い変化球も(いい)」と説明した。

 ルーキーイヤーの今季はウエスタン14試合に登板して「1勝5敗、防御率4.88」。10月 5日の中日戦(甲子園)では 1軍デビューも果たして 1回無失点だった。ただ、「変化球が(ストライクゾーンに)入らないと、真っすぐを(打者に)張られて、打たれたことが 2軍でも多かった」と課題を実感している。そこで新球“香田カット”を習得して、投球に幅を持たせる。 1軍ローテを争うには、必要な進化だった。

 ブルペンでの投球練習に臨む才木浩人投手=高知県安芸市・安芸タイガース球場

 今キャンプではグングンと評価をあげ、金本監督も来季の先発ローテ候補として期待を寄せる。「(投球が)だいぶ変わってくる。(新球を)キャッチボールから試していきたい」と才木は意欲満々。新たなスタイルを構築し、さらなる高みへ突き進む。

★カットボール

 変化球のひとつ。正式名称はカット・ファスト・ボール。ストレートから少しずらして握ることで、速球と同じくらいのスピードで、打者の手元でボール 1個分ほどスライドする。バットの芯を外して、打たせて取るための変化球。主な使い手にダルビッシュ(ドジャース)や藤浪(阪神)らがいる。

 

 仮契約を行い「支配下」と書いた色紙を手にガッツポーズする、阪神育成1位・上武大學・石井将希投手=高崎市内のホテル

 阪神から今ドラフトで「育成1位指名」された上武大・石井将希投手が14日、高崎市内のホテルで仮契約を行った。支度金 200万円、年俸 300万円。

 仮契約を終え「プロ野球の世界に飛び込んで行くんだなという気持ちが強くなりました」と初々しく話した。会いたい選手は阪神島本。「同じ育成で入って、支配下になって『1軍』で登板されていて、そういう部分で全て吸収するぐらいの気持ちで頑張りたいです」と育成から支配下を目指すお手本にするつもりだ。

 似ていると言われる有名人は? と聞かれると「やせたら藤浪選手」と言われましたと笑顔。藤浪の印象は「豪快」と即答した。自身の持ち味は「どんどん打者に強気で向かっていくところ」。「左の藤浪」として、「1軍の舞台」で競演を目指す。(金額はすべて推定)

 

 鳴尾浜の球団施設でリハビリを行い、松葉づえを使って引き揚げる上本博紀内野手=鳴尾浜の球団施設

  9日に右足関節(みぎそっかんせつ)の鏡視下手術を受けた上本が松葉づえ姿で鳴尾浜の球団施設に姿を見せた。

 すでに退院翌日の10日から体を動かしており「今はリハビリをしっかりして、来季に備えたい」と語った。矢野 2軍監督は「(阪神で)貴重な走れる選手。リハビリを大切にして、来季しっかり走り回れるように」と激励した。

 

 阪神に今季から鳴尾浜や高知・安芸キャンプに導入されたストレッチ効果を重視したトレーニングマシン「ストレッチライン」が、来年 2月の沖縄・宜野座キャンプに持ち込まれることになった。権田トレーナーが14日、「 1年間やってきたものですし、しっかり運営していきます」と説明した。

 鍛えるだけでは体の柔軟性が落ち、けがにつながる-という金本監督の意見を受け、トレーナー陣が“新兵器”として導入。「(トレーニングと柔軟性の)両方から体のケアをしていくことが一番の趣旨です」。最新器具で体作りを支える。

 

 日刊スポーツ本社トークショーでファンをバックに笑顔を見せる鳥谷敬内野手(2017年 1月26日撮影)

 日刊スポーツは今季「2000安打」を達成した鳥谷敬選手を迎え、ファンとともに感動を振り返り、来季への決意を語る「~クリスマス特別企画~鳥谷敬選手・祝2000安打プレミアムトークショー」を開催します。

 今回 7回目の恒例イベントで、同選手が取り組む慈善活動の趣旨に賛同し、入場料収入から諸経費をのぞく額を朝日新聞厚生文化事業団を通して寄付します。

◆主催=日刊スポーツ新聞西日本◆後援=朝日新聞社、朝日放送◆協賛=オリジン東秀、ECC、スカイマーク、ミニストップ

【日時】12月 5日(火)、開場18時30分、開演19時15分(20時50分終了予定)

【場所】神戸文化ホール(神戸市中央区楠町)

【チケット】1080円(全席指定、 4歳以上有料、 3歳以下座席必要なら要チケット、 1人 6枚まで。前売りのみで当日券は発売しません)

【発売】11月118日(土)午前10時

▼チケットぴあ[Pコード予約]0570―02―9999 Pコード637―525

▼ローソンチケット[Lコード予約]0570―084―005 Lコード55276

▼CNプレイガイド 0570―08―9999

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 来年の沖縄キャンプに、虎ちゃんも行ったきます!(笑)

 本当は、沖縄旅行を計画していましたが日程が決まらずにいました。そうして、決定したのが、 2月 4日(日)~ 6日(火)の 2泊 3日でした。もう少し伸ばして、沖縄・宜野座村営野球場での練習に 2日程参加(?)しても良かったのですけれどね。(爆笑)

 泊まるところは、 1泊目は那覇市内のホテルだが、 2泊目は沖縄残波岬ロイヤルホテルです。 2泊目のホテルは、募集案内の中でここの辺りでのホテルがここだけだったのです。偶然にもタイガースの選手達と一緒になってしまいました。海に沈む夕日等の夕景が綺麗なホテルだそうです。

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 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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今日は七五三の日!七五三って、本当にお祝いの日なの?

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七五三の思い出、ある?

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 七五三と言うと子供のお祝いの様に現在なっていますが、歴史を調べてみると本来の意味はお祝いでは無かったのです。
 では?何だったのでしょうか?人間の最初の厄年は男女とも三歳で、次が男五歳、女七歳となっており、神様などに「無事に○歳になりました。ありがとうございます」という報告と厄払いの為に神社仏閣に参拝にお伺いするのです。
 その際に受けてくるのが「千歳飴」ですが、こちらには長生きして下さいという「長寿の願い」が込められているのです。その為に「千歳(=長生き)の飴と書いて「ちとせあめ」と読ませているのだそうです。
 これらがなぜか失い、お祝い事だけが残ってしまったのですね。
 これを読んでくれた人達の七五三は、どんなだったのかを思い出すのも良いかも知れませんね。

阪神ドラ2高橋が仮契約!亜大先輩松田ら対戦目標!オリ速攻、大和獲りへ!16日即コンタクト取り!

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阪神「ドラフト2位」の亜細亜大學(以下亜大)・高橋遥人投手(22)が15日、東京都内のホテルで契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。ソフトバンクには松田宣浩内野手(34)、高田知季内野手(27)、東浜巨投手(27)と亜大OBが大勢いる。来年 5月29日の交流戦開幕カードはソフトバンク戦(甲子園)。最速 151キロ左腕は、先輩たちとの真剣勝負を目標に掲げた。また、球団旗には「努力」の 2文字を書き記した。柔和な表情が、大学時代の話になると一変してりんとした。努力は裏切らない-。契約を終えた高橋が、 4年間の猛練習に自信をみなぎらせた。不断の努力で勝ち取ったプロへの切符だ。練習が厳しい金本阪神でも大丈夫!? 鉄腕になれる素質は十分に秘めている。左腕から繰り出す最速 151キロの直球を生かし、「ドラフト1位」・馬場皐輔投手(22=仙台大學)とともに先発ローテを狙う。高橋は、球界での憧れの選手について楽天・松井裕樹投手(22)の名前を挙げた。常葉橘高校時代、練習試合で対戦。打者としては投ゴロに倒れたという。

阪神の若き外野手は来季の巻き返しを期す。板山祐太郎外野手(23)と緒方凌介外野手(27)がともに15日、高知・芸西村の宿舎で契約交渉に臨んだ。プロ 2年目の今季、 1軍 3試合出場にとどまった板山は50万円減の年俸 850万円で更改。ルーキーだった昨季は40試合に出場しており、巻き返しに燃える。一方、緒方は今季、 1軍昇格できず、50万円減の 750万円でサインした。(金額は推定)

江越大賀外野手(24)が15日、高知・芸西村の宿舎で契約更改交渉に臨み、 100万円減の年俸1600万円でサインした。今季は28試合出場にとどまり、わずか 1安打。外野手のレギュラー争いでも、大きく後れを取った。(金額は推定)課題の打撃を克服し、 1軍定着を目指す。

阪神はキャンプ休日の15日、高知県芸西村のチーム宿舎で契約更改を行い、若手を中心に12選手が交渉に臨んだ。来季 5年目の陽川尚将内野手(26)はウエスタン・リーグで 2年連続本塁打王&打点王も、50万円減の 850万円でサイン。勝負の来季に向けて静かに闘志を燃やした。もうファームのタイトルなんていらない。陽川は「2年連続打点&本塁打王の2冠」も、年俸はダウン。険しい表情で、勝負の来季へ気合を入れ直した。 4年目の今季、ウエスタンでは「21本塁打、91打点の2冠王」。だが、 1軍では12試合で、「18打数3安打、1本塁打」とさみしい内容だった。レギュラーをつかむためにも代打での出場を想定し、力を込めた。持ち前の長打力を、ここぞで発揮する集中力を磨いていく。

竹安大知投手(23)が15日、高知・芸西村の宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸 840万円でサインした。プロ 2年目の今季は 1軍初昇格を果たし、10月 5日中日戦(甲子園)で救援デビューして 1回無失点に抑えると、プロ初勝利が舞い込んできた。来季は先発の一員として期待されるなか、気を引き締めた。(金額は推定)

阪神を戦力外となった田面(たなぼ)巧二郎投手(26)は、打者 4人に対し、 2安打されたが、最速 144キロのストレートを披露した。戦力外となってからは、鳴尾浜で 2軍選手たちを見ながら黙々とトレーニングに励んできた。掛布SEA(シニアエグゼクティブアドバイザー)が 2軍監督時代に期待していた投手。

FA権を行使した阪神・大和が、球団のカレンダーでは“残留”していた。阪神がこの日発表した「2018年版カレンダー(壁掛けタイプ)」(25日発売、税込1250円)の 8月に登場していることが判明。他球団に移籍となれば“お宝”ともなりそうだ。フリーエージェント(FA)宣言選手が15日、公示され、資格を持つ85選手のうち 7選手が権利を行使。オリックスは同日、阪神から権利を行使した大和内野手(30)の獲得に乗り出すことを正式に表明した。交渉解禁日となる16日に即コンタクトを取り、週明け20日にもテーブルに着く見通し。課題の 2遊間補強に向け、阪神、DeNAとの「三つどもえ」の争いに臨む。迅速に動く。オリックスの大和に対する熱情は本物だ。宣言選手が公示され、FAウイークがスタート。広島での合同トライアウトの視察に訪れた長村球団本部長は包み隠すことなく、力強く明言した。残留を熱望する阪神、DeNAとの「三つどもえ」の争い。一筋縄ではいかない、タフな交渉になることは必至。「4位」からの浮上に大和の力が必要だ-。オリは誠意の限りを尽くしていく。虎はFA戦線を静観する構えだ。阪神が今オフのフリーエージェント(FA)権行使選手の獲得には踏み出さない方針を固めていることが15日、分かった。FA補強を封印し、阪神から権利を行使した大和の慰留と強打の外国人選手の獲得に全力を注ぐ。主砲不在の中、北海道日本ハム・中田翔内野手(28)については複数年契約での獲得を想定し、親会社である電鉄本社に戦力編成計画を提出。補強費の見積もりも報告していたが、14日に中田が残留を表明した。だからこそ、名手のFA流出はなんとしても防ぎたい。大和にはすでに「最大4年の大型契約」を提示しており、四藤慶一郎球団社長(57)は“吉報”を待つ。福留もラブコールを送る。さらに「4番」候補として、カブスからFAとなっているメジャー通算38発を誇るレオニス・マーティン外野手(29)らをリストアップ。調査を進めてきたウィリン・ロザリオ外野手(27=韓国ハンファ)、ロブ・セゲディン内野手(28=ドジャース)らも含め、新外国人の獲得を進めていく。記事をまとめてみました。

 

 阪神「ドラフト2位」の亜大・高橋遥人投手(22)が15日、東京都内のホテルで契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。ソフトバンクには松田、高田、東浜と亜大OBが大勢いる。「先輩がたくさんおられる。対戦してみたいです」。

 来年 5月29日の交流戦開幕カードはソフトバンク戦(甲子園)。最速 151キロ左腕は、先輩たちとの真剣勝負を目標に掲げた。

 また、球団旗には「努力」の 2文字を書き記した。「ドラフトの日から(プロへの)実感は少しずつ湧いてきました。(将来的は)『阪神タイガースには高橋がいるから大丈夫』という風になりたい」と気合十分だった。

 阪神「ドラフト2位」亜細亜大學・高橋遥人投手=東京都内のホテル

 阪神にドラフト2位指名された高橋遥人投手は15日、東京都内のホテルで入団交渉を行い、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約した(金額は推定)。「ここからがスタートだと思います」。大学時代に 6日間で1200球超を投げ込む猛練習で培った最速 151キロの直球を武器に、先発ローテを狙う。

 柔和な表情が、大学時代の話になると一変してりんとした。努力は裏切らない-。契約を終えた高橋が、 4年間の猛練習に自信をみなぎらせた。

 「ここからがスタートだと思います。大学時代もけっこうみんな意識が高い中でやってきたので。厳しくても頑張ります」

 球団の旗に書き込んだ文字は「努力」。亜大での日々を振り返り、「練習とか、人よりやらないと力はついてこないと大学の 4年間で教えられた。それ(努力)がないと、だめなことだと思うので」と説明した。

 契約を終えた高橋遥人投手。大学時代、 6日間で1200球投げ込んだ肩で勝負する=東京都内のホテル

 大学時代、 1週間の内、 6日ブルペンに入り投球練習。すべてが 200球を超え、 1週間で計1200球を投げ込んだこともあった。 1度に 400球近く投げたことも。「時期にもよりますけど、ピッチングはどこの大学よりも何回も、何球も、何日間も連続というか、そういう自信はあります」。 3年秋にはリーグトップの56回 2/3を記録。まさに鉄腕。不断の努力で勝ち取ったプロへの切符だ。

 常葉橘高時代には65キロだった体重も、現在は78キロまで増えた。引退した今も、筋力トレや走り込みに重点を置きプロ入りに備えている。

 「10年後、阪神や他の球団から、『阪神には高橋がいるから大丈夫』。そう言ってもらえるピッチャーになりたいです」

 練習が厳しい金本阪神でも大丈夫!? 鉄腕になれる素質は十分に秘めている。左腕から繰り出す最速 151キロの直球を生かし、「ドラフト1位」・馬場皐輔投手とともに先発ローテを狙う。

 好きな言葉「努力」を記した高橋遥人投手。虎でも努力を続け、開幕ローテをつかみとる=東京都内のホテル

 阪神に「ドラフト2位指名」された高橋遥人投手は15日、東京都内のホテルで入団交渉を行い、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約した(金額は推定)。

 高橋は、球界での憧れの選手について楽天・松井裕の名前を挙げた。「同級生なんですけど、松井君は高校のとき対戦したことがあって、すごいと思った。真っすぐも何段階も伸びてて、変化球もキレキレで。手も足を出ませんでした」。常葉橘高時代、練習試合で対戦。打者としては投ゴロに倒れたという。「こういう人が上のレベルにいく人なんだなと見せつけられました。しっかり練習して力をつけていきたいです」と意気込んだ。

◇高橋 遥人(たかはし・はると)

 投手。1995(平成 7)年11月 7日生まれ、22歳。静岡市出身。小 3から西奈少年野球で野球を始め、常葉橘中学では 3年夏に「2番手投手」で全国優勝。常葉橘高校時代には 2年夏に甲子園出場。亜細亜大學では 3年時に「大学選手権」出場。家族構成は両親、兄、妹、弟 2人。 1メートル80、78キロ。左投げ左打ち。

 

 阪神の若き外野手は来季の巻き返しを期す。板山祐太郎外野手と緒方凌介外野手がともに15日、高知・芸西村の宿舎で契約交渉に臨んだ。

 プロ 2年目の今季、 1軍 3試合出場にとどまった板山は50万円減の年俸 850万円で更改。「(開幕前まで)自分のなかで手応えはあったけど、結果が伴ってこなかった。自分の打撃スタイルを見失った焦りで、 1年間来てしまった」と話した。ルーキーだった昨季は40試合に出場しており、巻き返しに燃える。一方、緒方は今季、 1軍昇格できず、50万円減の 750万円でサインした。「(キャンプの)課題どうこう言える年齢、立場でもない。いま、ここに来ている他の選手より、アピールしないと厳しい」と危機感をにじませた。(金額は推定)

 キャンプ地の宿舎で契約更改を終えた板山祐太郎は年俸の微減に顔をかく=高知・芸西村の宿舎

 

 江越大賀外野手が15日、高知・芸西村の宿舎で契約更改交渉に臨み、 100万円減の年俸1600万円でサインした。今季は28試合出場にとどまり、わずか 1安打。外野手のレギュラー争いでも、大きく後れを取った。

 「いろいろ形ばかり意識して、相手投手と勝負できていなかった。来年、これでやっていくんだというものを見つけてオフを過ごして、春のキャンプに入っていきたい」と意気込んだ。(金額は推定)

 キャンプ地の宿舎で契約更改を終え記者の質問に答える江越大賀外野手=高知・芸西村の宿舎

 阪神はキャンプ休日の15日、高知県芸西村のチーム宿舎で契約更改を行い、若手を中心に12選手が交渉に臨んだ。

 江越は 100万円ダウンの1600万円でサイン。今季は28試合出場にとどまり、わずか 1安打に終わり、「ことしは全然チームに貢献できなかったので来年は貢献できるようにしたいです。自分の形ばかり意識してしまって、相手のピッチャーと勝負できていなかったです。しっかり『これでやってくんだ』というのを見つけていきたいです」。課題の打撃を克服し、 1軍定着を目指す。

 

 契約更改交渉を終え、取材に応じる陽川尚将内野手=高知・芸西村の宿舎

 阪神はキャンプ休日の15日、高知県芸西村のチーム宿舎で契約更改を行い、若手を中心に12選手が交渉に臨んだ。来季 5年目の陽川尚将内野手はウエスタン・リーグで 2年連続本塁打王&打点王も、50万円減の 850万円でサイン。勝負の来季に向けて静かに闘志を燃やした。

 もうファームのタイトルなんていらない。陽川は「2年連続打点&本塁打王の2冠」も、年俸はダウン。険しい表情で、勝負の来季へ気合を入れ直した。

 「 1軍でそれ(タイトル)を目指してほしいと言われました」

  4年目の今季、ウエスタンでは「21本塁打、91打点の2冠王」。だが、 1軍では12試合で、「18打数3安打、1本塁打」とさみしい内容だった。

  2軍で「2冠王」の陽川尚将内野手だが、50万円ダウン。来季こそ1軍での活躍を誓う

 秋季キャンプでは実戦で「3戦連続本塁打」などひときわ目立ったアピールを続けている。豪快なアーチが持ち味だが、フリー打撃ではゴロやライナー性の打球を飛ばすことを意識。「練習で遠くに飛ばしても試合で結果が出なかったりするので」と工夫をこらす。 5年目の来季へ、並々ならぬ覚悟で臨む。

 レギュラーをつかむためにも代打での出場を想定し、「 1球で仕留めるということをずっと課題としてやってきたので。キャンプが終わっても継続してやっていきたいです」と力を込めた。持ち前の長打力を、ここぞで発揮する集中力を磨いていく。

◇陽川 尚将(ようかわ・なおまさ)

 内野手。1991(平成 3)年 7月17日生まれ、26歳。大阪府出身。金光大阪高校では 3年春に甲子園出場。巨人から「育成D3位」で指名を受けるが、東京農業大學に進学。2014年「D3位」で阪神に入団。今季は 1軍12試合に出場、「打率0.167、1本塁打、1打点」。ウエスタンでは 105試合、「打率0.281、21本塁打、91打点」で 2年連続の本塁打王&打点王。 1メートル80、85キロ。右投げ右打ち。来季年俸 850万円。背番号「55」。

 

 キャンプ地の宿舎で契約更改を終えた竹安大知投手=高知・芸西村の宿舎

 竹安大知投手が15日、高知・芸西村の宿舎で契約交渉に臨み、現状維持の年俸 840万円でサインした。

 プロ 2年目の今季は 1軍初昇格を果たし、10月 5日中日戦(甲子園)で救援デビューして 1回無失点に抑えると、プロ初勝利が舞い込んできた。「先発なら良かった。野手や後ろで投げた投手の方に助けてもらって運がよかった。周りのローテを狙う投手より、課題は多い」。来季は先発の一員として期待されるなか、気を引き締めた。(金額は推定)

 

 トライアウトで投球する前阪神田面巧二郎投手

 阪神を戦力外となった田面巧二郎投手は、打者 4人に対し、 2安打されたが、最速 144キロのストレートを披露した。

 「ストライクゾーンにしっかり投げられた。四球もなかったのでよかったです」と満足そうだった。戦力外となってからは、鳴尾浜で 2軍選手たちを見ながら黙々とトレーニングに励んできた。

 掛布SEA(シニアエグゼクティブアドバイザー)が 2軍監督時代に期待していた投手。田面は「感謝している方々に見せられたと思います」と話した。

 

 FA権を行使した阪神・大和が、球団のカレンダーでは“残留”していた。阪神がこの日発表した「2018年版カレンダー(壁掛けタイプ)」(25日発売、税込1250円)の 8月に登場していることが判明。他球団に移籍となれば“お宝”ともなりそうだが、通信販売での注文は阪神タイガースカレンダー事務局(https://hcl-c.com/shop/calendar2018/)で。

 阪神タイガース2018年壁掛けタイプカレンダー

 フリーエージェント(FA)宣言選手が15日、公示され、資格を持つ85選手のうち 7選手が権利を行使。オリックスは同日、阪神から権利を行使した大和内野手の獲得に乗り出すことを正式に表明した。交渉解禁日となる16日に即コンタクトを取り、週明け20日にもテーブルに着く見通し。課題の 2遊間補強に向け、阪神、DeNAとの「三つどもえ」の争いに臨む。

 迅速に動く。オリックスの大和に対する熱情は本物だ。宣言選手が公示され、FAウイークがスタート。広島での合同トライアウトの視察に訪れた長村球団本部長は包み隠すことなく、力強く明言した。

 「テーブルに着きます。あした連絡を取って、大和君のスケジュールを確認したい。なるべく早くやりたい」

 交渉解禁日となる16日に即アポからの即アタックへ-。日程の都合上、テーブルに着く日取りは週明け20日以降になりそうだが、熱い気持ちを伝えるには十分な行動。編成責任者である同本部長と森プロスカウトが入団交渉にあたる予定となった。

 喉から手が出るほど、獲得したい選手だ。今年の猛牛軍団は正遊撃手として期待した安達が難病「潰瘍性大腸炎」の影響で満足にグラウンドに立てず、 109試合の出場にとどまった。来季 3年目となる大城が一定の活躍を示したとはいえ、レギュラー定着には至っていない。外野の守備面も含め、その補強ポイントに大和は合致する存在だ。

 福良監督が「守備力が高い。 2遊間に外野もできる」と話すなど、現場から「大和待望論」があがった経緯もある。年俸5000万円のBランクとみられ、本人が望む“出場機会”とともに、「3年3億円」程度の好条件を用意し、口説きにかかる。

 「 2遊間、外野、どこを守ってもレベルが高い。レギュラーの力を持っていると評価しています」

 長村球団本部長は力を込めた。残留を熱望する阪神、DeNAとの「三つどもえ」の争い。一筋縄ではいかない、タフな交渉になることは必至。「4位」からの浮上に大和の力が必要だ-。オリは誠意の限りを尽くしていく。

 オリックスが獲得へ乗り出すことを正式表明。大和内野手はどこへいく-

 虎はFA戦線を静観する構えだ。阪神が今オフのフリーエージェント(FA)権行使選手の獲得には踏み出さない方針を固めていることが15日、分かった。FA補強を封印し、阪神から権利を行使した大和の慰留と強打の外国人選手の獲得に全力を注ぐ。

 FA選手が公示され、交渉が16日から解禁。昨年はオリックスからFA宣言した糸井の獲得に速攻で動いた虎だが、このオフは静観の構えだ。

 当初はFA補強に備えて、獲得調査を進めていた。「長打力を秘める 1塁手は補強ポイントのひとつ」と球団幹部が話すように、主砲不在の中、北海道日本ハム・中田については複数年契約での獲得を想定し、親会社である電鉄本社に戦力編成計画を提出。補強費の見積もりも報告していたが、14日に中田が残留を表明した。

 手薄な先発投手の強化のために名前が挙がっていた今季11勝の西武・野上はFAを行使したものの、金本監督も「できれば先発はほしいけど、なかなか交渉できそうな投手もいない。それが現状」と慎重な姿勢を示している。

 だからこそ、名手のFA流出はなんとしても防ぎたい。大和にはすでに「最大4年の大型契約」を提示しており、四藤球団社長は「最大限の評価をして思いを伝えた。他球団の話を聞いてどうなるか。待つしかない」と“吉報”を待つ。指揮官も「残ってほしい。フロントに頑張ってもらうしかない」と熱く語り、福留も「(大和の残留は)どんな補強よりも大きい」とラブコールを送る。

 さらに「4番」候補として、カブスからFAとなっているメジャー通算38発を誇るレオニス・マーティン外野手らをリストアップ。調査を進めてきたウィリン・ロザリオ外野手(韓国ハンファ)、ロブ・セゲディン内野手(ドジャース)らも含め、新外国人の獲得を進めていく。

☆フリーエージェント(FA)制度

 資格条件を満たした選手が、いずれの球団とも自由に契約を結ぶことができる制度。1993年に制定された。 1軍登録日数が 1年145日を満たし、 8シーズン(07年以降に入団した大学生・社会人選手は 77シーズン)に達すれば国内球団へ移籍する権利を得る。 9シーズンで海外球団への移籍も可能。FA権を行使した選手の権利再取得は 4年後。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

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侍稲葉監督、初陣劇勝!稲葉ジャパン初陣劇的星!侍田村がサヨナラ打で韓国撃破!侍堀が堂々勝ち投手!

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日本の稲葉監督が初めて采配をふった韓国戦は、 3万2815人の観衆を集めた。試合開始当初は空席が目立ったスタンドが、徐々に埋まっていった。日本が韓国との死闘を制した。 4- 4で延長タイブレーク(無死 1、 2塁から攻撃)に突入。日本は10回に登板した「7番手」・又吉克樹投手(27=中日)が 3点を許したが、その裏、一死 1、 2塁から「5番」・上林誠知外野手(22=ソフトバンク)が「中越え3ラン」を放ち、同点。なおも二死 2塁から田村龍弘捕手(23=ロッテ)が「左中間にサヨナラ2塁打」を放ち、 8- 7で逆転サヨナラ勝ちした。日本は18日に台湾と対戦する。日本の投手陣は先発の薮田和樹投手(25=広島)が 3回 1/3を 3安打 3失点。その後は近藤大亮投手(26=オリックス)、多和田真三郎投手(24=西武)、石崎剛投手(27=阪神)、野田昇吾投手(24=西武)、山崎康晃投手(25=DeNA)、又吉、堀瑞輝投手(19=北海道日本ハム=広島新庄高校)とつないだ。大会は24歳以下(オーバーエージ枠 3人除く)かプロ入り 3年以内の若手を中心としたメンバーで争われ、予選リーグの「上位2チーム」が19日の決勝に進出する。

侍ジャパンは韓国から延長10回、劇的な田村のサヨナラ打で 8- 7のルーズベルトゲームを制し、初戦白星スタートをきった。稲葉新監督は初采配でうれしい初勝利。日本が先手を取った。 3回二死 1塁。「3番指名打者」・近藤健介内野手(24=北海道日本ハム)の高くはずんだ打球は 1塁手を超えて 2塁手が捕球(記録は内野安打)。 1走源田壮亮内野手(24=西武=トヨタ自動車)が 2塁を回っていたため 2塁手は 3塁へ補殺を狙うも悪送球となり、源田が先制のホームを踏んだ。韓国も 4回に反撃を開始。先頭打者の「4番」金ハソンが左中間に「ソロ本塁打」。無死 1、 3塁から「7番」河周錫が左翼犠飛を放ち 2点目。さらに二死満塁から「2番」李政厚が「2点適時2塁打」を放ちこの回一挙 4点を奪って逆転した。 3点を追う日本は10回一死 1、 2塁から「5番」上林がバックスクリーン右に「1号3ラン」を放ち同点。二死 1塁から 1走西川龍馬内野手(22=広島)が 2盗を決めて二死 2塁。最後は、途中出場の「8番」田村が「左中間にサヨナラ適時2塁打」を放ち、試合を決めた。日本は、初戦で韓国にタイブレークの延長10回、 8- 7で逆転サヨナラ勝ちし、稲葉監督の日本代表での初陣を白星で飾った。稲葉監督は感無量の様子だった。

開幕し、日本は予選リーグ初戦で韓国に逆転サヨナラ勝ちした。無死 1、 2塁で始まるタイブレークで 3点を追う延長10回、上林誠知外野手の「3ラン」で追い付き、田村龍弘捕手が「決勝2塁打」を放った。稲葉篤紀監督の日本代表での初陣を白星で飾った。大会は17日に韓国-台湾、18日に台湾-日本が行われ、予選リーグ上位 2チームが19日の決勝に進む。まさに値千金の一発だ。今大会、稲葉監督から「彼と心中する」と絶大の信頼を寄せられている「5番」・上林がみせた。延長タイブレークで 3点ビハインドとなった直後の10一死 1、 2塁。バックスクリーン右へ「同点3ラン」をたたき込んだ。打席に入る前に観戦に訪れていた兄と弟の「頑張れ!」という声援が耳に入った。田村のサヨナラ適時打を呼び込む一発に、最高の笑みをみせた。若き侍ジャパンでは、兄貴分としてチームの盛り上げ役もつとめる山川穂高内野手(25=西武)。宮崎合宿中の決起集会では乾杯の音頭をとった。チーム内のコミュニケーションにも手応えを感じている。山川と上林。「4番」と「5番」が宿敵・韓国戦で、期待通りの“アベック弾”を披露した。

「9番中堅」で出場した桑原将志外野手(24=DeNA)は大量失点につながる守備を反省した。 4回、 2点を失い、なお二死満塁。「2番」李の詰まった当たりはフラフラと中堅手前へ。桑原は初動の判断を誤り、左翼外崎が猛然と飛び込んだが届かなかった。さらに 2点を追加された。

侍ジャパンの「4番」山川穂高内野手が、豪快な 1発を放ち、稲葉篤紀監督の起用に応えた。 3点を追う 6回無死 1塁。韓国の「2番手」・具昌模が投じた初球、真ん中低めに甘く入った 143キロ直球を右中間へ運んだ。宮崎合宿初日に稲葉監督から「4番」を直接言い渡された主砲は笑顔で話した。 2回には先頭打者で中前打してチーム初安打も記録した。主砲が期待に応えた。

ソフトバンクの上林誠知外野手が、稲葉ジャパンの初陣勝利に大きく貢献した。無死 1、 2塁から始まる延長タイブレークに入り、 3点を勝ち越されて迎えた10回裏。一死 1、 2塁から右中間スタンドに起死回生の「同点3ラン」を放った。二死後の田村のサヨナラ打につながり、うれしそうに振り返った。

侍ジャパンの田村龍弘捕手が左中間を深々と破るサヨナラ打を放ち、接戦にけりをつけた。延長10回二死、安打で出塁した西川が盗塁。 9回にも四球を選び同点を演出。途中出場で存在感を示した。

侍ジャパン堀瑞輝投手が、堂々の代表デビューを果たした。又吉の後を受け、延長10回二死 1、 2塁で登板。「1番」に安打を許したが「2番」の李政厚を左飛に抑え、サヨナラ勝ちにつなげ、勝ち投手となった。「ドラフト1位」で北海道日本ハムに入団した新人左腕。キレのある直球を低めに集めた。記事をまとめてみました。

 

 

 アジアプロ野球チャンピオンシップ2017<日本 8x- 7韓国=延長10回タイブレーク>◇予選リーグ◇16日◇東京ドーム

 日本の稲葉監督が初めて采配をふった韓国戦は、 3万2815人の観衆を集めた。試合開始当初は空席が目立ったスタンドが、徐々に埋まっていった。今回は24歳以下、入団 3年目以内の選手による大会だが、注目度は決して低くないようだ。

  6回、「2点本塁打」を放った山川穂高内野手=東京ドーム

 日本が韓国との死闘を制した。 4- 4で延長タイブレーク(無死 1、 2塁から攻撃)に突入。日本は10回に登板した「7番手」・又吉が 3点を許したが、その裏、一死 1、 2塁から「5番」・上林が「中越え3ラン」を放ち、同点。なおも二死 2塁から田村が「左中間にサヨナラ2塁打」を放ち、 8- 7で逆転サヨナラ勝ちした。日本は18日に台湾と対戦する。

 稲葉ジャパンの初陣。宿敵・韓国を相手に先制したのは日本だった。 3回、二死 1塁から「3番」・近藤健の 2塁内野安打の間に、 1走・源田が 3進。このとき、韓国の 2塁手が 3塁へ悪送球し、源田が一気に生還した。

 韓国が 4回に猛攻。先発の薮田が先頭で打席に入った「4番」・金ハソンに「左越えソロ本塁打」を浴び、同点。なおも無死 1、 3塁とされ、河周錫の左犠飛で 1点をリードされた。さらに「2番手」・近藤大が二死満塁で「2番」・李政厚に左前 2点打を浴び、 1- 4とされた。日本は 6回、「4番」・山川が右中間に「2ラン」を放ち、 1点差。 9回は一死満塁とすると、韓国は「6番手」のハム・ドクジュに継投。ここで京田が押し出し四球を選び、同点に追いついた。

 10回、サヨナラ打を放った田村龍弘捕手=東京ドーム

 しかし、無死 1、 2塁から始まるタイブレークで10回、又吉がつかまった。一死 1、 2塁から柳志赫に「左中間フェンス直撃2塁打」を浴び、 1点を勝ち越された。続く河周錫に「右翼線2点2塁打」を浴び、 4- 7とされた。それでも日本はあきらめない。その裏、上林が「同点3ラン」。最後は田村が「サヨナラ2塁打」を放ち、稲葉ジャパンは白星発進した。

 日本の投手陣は先発の薮田が 3回 1/3を 3安打 3失点。その後は近藤大、多和田、石崎、野田、山崎、又吉、堀とつないだ。

 大会は24歳以下(オーバーエージ枠 3人除く)かプロ入り 3年以内の若手を中心としたメンバーで争われ、予選リーグの「上位2チーム」が19日の決勝に進出する。

 

 侍ジャパンは韓国から延長10回、劇的な田村のサヨナラ打で 8- 7のルーズベルトゲームを制し、初戦白星スタートをきった。稲葉新監督は初采配でうれしい初勝利。

 日本が先手を取った。 3回二死 1塁。「3番指名打者」・近藤健の高くはずんだ打球は 1塁手を超えて 2塁手が捕球(記録は内野安打)。 1走源田が 2塁を回っていたため 2塁手は 3塁へ補殺を狙うも悪送球となり、源田が先制のホームを踏んだ。

 韓国も 4回に反撃を開始。先頭打者の「4番」金ハソンが左中間に「ソロ本塁打」。無死 1、 3塁から「7番」河周錫が左翼犠飛を放ち 2点目。さらに二死満塁から「2番」李政厚が「2点適時2塁打」を放ちこの回一挙 4点を奪って逆転した。

 10回裏日本二死 2塁、サヨナラ打を放ちチームメートと喜びを分かち合う田村龍弘捕手(右)=東京ドーム

  3点ビハインドで迎えた日本は 6回無死 1塁から「4番」山川が右中間に「1号2ラン」を放ち、 1点差と詰め寄った。

  1点を追う日本は 9回一死満塁から「1番」京田が押し出し四球を選び同点。なおも満塁でサヨナラのチャンスだったが「2番」源田、途中出場の「3番」オコエが凡退し延長戦に突入した。規定により延長10回からタイブレークとなり、無死 1、 2塁から試合再開。

 韓国は10回一死 1、 2塁から途中出場の「6番」柳志ヒョクが「左中間への適時2塁打」で勝ち越し。さらに一死 2、 3塁から「7番」河周錫が「右翼線への2点適時2塁打」を放ち、この回 3点を奪った。

  3点を追う日本は10回一死 1、 2塁から「5番」上林がバックスクリーン右に「1号3ラン」を放ち同点。二死 1塁から 1走西川が 2盗を決めて二死 2塁。最後は、途中出場の「8番」田村が「左中間にサヨナラ適時2塁打」を放ち、試合を決めた。

 お立ち台で笑顔を見せる稲葉篤紀監督=東京ドーム

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が、初陣を劇的なサヨナラルーズベルトゲームで飾った。

 「大会が始まる前に、最後まであきらめずにやっていこうと話をしていた。選手がみごとにやってくれた。勝ったのは非常に大きいし、選手がぐっと 1つになれたと思う」と喜んだ。

 延長10回に「同点3ラン」を放った「稲葉2世」上林に対しては「ヒットでつないでくれればと思ったが、まさかあそこでホームランとは」と驚いた。

 試合を振り返り「なかなか点が取れない中で、追い付いても追い越せない状況だった。なかなか韓国のピッチャーも力強くてバッターが差し込まれた。 9回はとにかくつないでいくしかなかった。相手がフォアボールを出して、バッターがしっかりと選んでくれた。10回は 3点取られてしまって、とにかく打つしかないところで、上林選手がみごとに打ってくれた。この 3試合は出てもらうという話しをして、みごとに応えてくれた」とたたえた。

 韓国にサヨナラ勝ちし、ファンの声援に応える稲葉篤紀監督=東京ドーム

 日本は、初戦で韓国にタイブレークの延長10回、 8- 7で逆転サヨナラ勝ちし、稲葉監督の日本代表での初陣を白星で飾った。

 「2020年東京五輪」で金メダルを目指す「稲葉ジャパン」は、アジアのライバルを相手に好スタートを切った。

 日本は 3- 4の 9回、一死から 2四球と安打で満塁として京田が押し出し四球で追い付き延長戦へ。10回に 3点を失ったが、上林の「3ラン」で同点とし、田村の「サヨナラ適時2塁打」で試合を決めた。

 稲葉監督は「 1度もリードできず、嫌な展開だと思っていたが、選手が見事にやってくれた。上林は安打でつないでくれればと思っていたが、まさか本塁打とは。勝ったのは非常に大きいし、選手がぐっと 1つになれたと思う」と感無量の様子だった。

 

 10回、上林誠知外野手が「同点3ラン」を放つと、日本ベンチは沸きに沸いた=東京ドーム

 開幕し、日本は予選リーグ初戦で韓国に逆転サヨナラ勝ちした。無死 1、 2塁で始まるタイブレークで 3点を追う延長10回、上林誠知外野手の「3ラン」で追い付き、田村龍弘捕手が「決勝2塁打」を放った。稲葉篤紀監督の日本代表での初陣を白星で飾った。大会は17日に韓国-台湾、18日に台湾-日本が行われ、予選リーグ上位 2チームが19日の決勝に進む。

 まさに値千金の一発だ。今大会、稲葉監督から「彼と心中する」と絶大の信頼を寄せられている「5番」・上林がみせた。延長タイブレークで 3点ビハインドとなった直後の10一死 1、 2塁。バックスクリーン右へ「同点3ラン」をたたき込んだ。

 「 3点差ならワンチャンスでいけると思っていた。すごくうれしかった」

 打席に入る前に観戦に訪れていた兄と弟の「頑張れ!」という声援が耳に入った。「高校時代もそんな感じのことがあった。今日も打てるかなと思った」。田村のサヨナラ適時打を呼び込む一発に、最高の笑みをみせた。

 「右本塁打」を放った日本代表・山川穂高内野手=東京ドーム

 「5番」を担う上林は 8回の第 4打席まで無安打。それでも「プレッシャーはなかった。走者がいて自分がかえせば、ヒーローになれるという思いで楽しみながらできた」。22歳は同点弾を満足そうに振り返った。

  3点ビハインドの 6回には、「4番」・山川(西武)が 1点差に迫る“侍1号”となる「2ラン」を放った。「打ったのはストレート。打ててよかったです」と喜んだ。

 オーバーエージ枠で招集され、稲葉監督には当初から「4番」に指名された。指揮官について山川は「あの人以上の人はなかなかいない。ついていきたい」と目を輝かせていたが、その思いをバットで表現した。

 若き侍ジャパンでは、兄貴分としてチームの盛り上げ役もつとめる山川。宮崎合宿中の決起集会では乾杯の音頭をとった。「飲んで食べて騒いで仲良くなれた。短い時間だけど一致団結ができはじめている」とチーム内のコミュニケーションにも手応えを感じている。

 山川と上林。「4番」と「5番」が宿敵・韓国戦で、期待通りの“アベック弾”を披露した。

  3点本塁打を放つ日本代表・上林誠知外野手=東京ドーム

★「3番・DH」で先発し、 3安打の日本・近藤健介内野手(北海道日本ハム)

 「『4、5番』がいい打者なので、楽な気持ちでできた」

★10回二死から安打と 2盗で好機をつくり、田村の適時打でサヨナラの生還を果たした日本・西川龍馬内野手(広島)

 「野球をやってきた中で一番しびれた。重圧のある中で勝ち切れたのが大きい」

★同点の 9回二死満塁で凡退した日本・オコエ瑠偉外野手(楽天)

 「もうちょっと落ち着いてできればよかった。勢いでなく考えていかないと」

★ 4回の守備で目測を誤り、左中間への「2点2塁打」とさせた日本・桑原将志外野手(DeNA)

 「あれは自分のミス。ワンプレーで(流れが)ガラリと変わってしまうので、防ぎたかった」

 

  5回裏日本無死 1塁、桑原将志外野手は遊ゴロで 1塁にヘッドスライディング=東京ドーム

 「9番中堅」で出場した桑原将志外野手は大量失点につながる守備を反省した。

  4回、 2点を失い、なお二死満塁。「2番」李の詰まった当たりはフラフラと中堅手前へ。桑原は初動の判断を誤り、左翼外崎が猛然と飛び込んだが届かなかった。さらに 2点を追加された。

 桑原は「あれは自分のミスです。しっかり準備したい」と神妙だった。

 

  6回裏日本無死 1塁、右越えに「2点本塁打」を放った山川穂高内野手=東京ドーム

 侍ジャパンの「4番」山川穂高内野手が、豪快な 1発を放ち、稲葉篤紀監督の起用に応えた。

  3点を追う 6回無死 1塁。韓国の「2番手」・具昌模が投じた初球、真ん中低めに甘く入った 143キロ直球を右中間へ運んだ。

 宮崎合宿初日に稲葉監督から「4番」を直接言い渡された主砲は「入ると思ってなかったので、正直うれしかった。日の丸の『4番』というプレッシャーを感じ、とても緊張した。打った打たないではなく、チームが勝ってベンチでみんなではしゃげてよかった」と笑顔で話した。

  6回、「2点本塁打」を放った山川穂高内野手=東京ドーム

 日本の山川が「稲葉ジャパン」の初戦で「4番打者」として存在感を示した。 1- 4の 6回無死 1塁で 141キロの速球を右中間席にチーム初本塁打となる「2ラン」を運び「まず一つ打てて良かった」と追い上げの一発を喜んだ。

  2回には先頭打者で中前打してチーム初安打も記録した。大会前から、稲葉監督が「4番」起用を明言してきた。「ランナーを置いた場面で、プレッシャーとの勝負になると思う。絶対に負けられない中どれだけできるか」と話していた主砲が期待に応えた。

 

 10回裏日本一死 1、 2塁、中越え本塁打を放った上林誠知外野手=東京ドーム

 ソフトバンクの上林誠知外野手が、稲葉ジャパンの初陣勝利に大きく貢献した。

 無死 1、 2塁から始まる延長タイブレークに入り、 3点を勝ち越されて迎えた10回裏。一死 1、 2塁から右中間スタンドに起死回生の「同点3ラン」を放った。「すごくうれしかった。 3点差なら何とかいけるなと思っていた」。二死後の田村のサヨナラ打につながり、うれしそうに振り返った。

 

 10回裏日本二死 2塁、田村龍弘捕手はサヨナラ打を放ち笑顔で万歳=東京ドーム

 侍ジャパンの田村龍弘捕手が左中間を深々と破るサヨナラ打を放ち、接戦にけりをつけた。

 延長10回二死、安打で出塁した西川が盗塁。「西川さんが作ってくれたチャンス。食らい付いていきました」。 9回にも四球を選び同点を演出。途中出場で存在感を示した。

 

 10回表を終え笑顔でベンチへ引き揚げる堀瑞輝投手=東京ドーム

 侍ジャパン堀瑞輝投手が、堂々の代表デビューを果たした。

 又吉の後を受け、延長10回二死 1、 2塁で登板。「1番」に安打を許したが「2番」の李政厚を左飛に抑え、サヨナラ勝ちにつなげ、勝ち投手となった。

 「ドラフト1位」で北海道日本ハムに入団した新人左腕。キレのある直球を低めに集めた。「 1番から左打者が並んでいる。準備はしていました。いつも通りいけたと思います」と落ち着いて話した。

 

 アジアプロ野球チャンピオンシップ2017 試合日程

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神1位馬場が安芸キャンプ見学!大山があすLG戦で遊撃デビュー!歳内、右肩不調も育成で再起期す!

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秋のドラフト会議で阪神から指名された 7選手のうち、仮契約を済ませて日程の都合がついた 5人が17日、安芸キャンプを見学した。ドラフト 1位・馬場皐輔投手(22=仙台大學)はプロの練習を目の当たりにして「自分はまだまだ」と大いに刺激を受けた。来年 1月上旬に予定されている新人合同自主トレに向けて、しっかりと鍛えて備える。阪神ドラフト1位の仙台大・馬場皐輔投手が17日、高知・安芸で行われている秋季キャンプを見学した。岩貞のブルペン投球をじっと見つめると「自分もキレのある球を投げれるようにしたいと思った」と満足そうな表情で語った。驚いたのは選手全員の体が予想よりもがっちりしていたこと。もっと体を鍛えないとプロの世界では通用しないと感じた様子だった。 1メートル80、90キロの恵まれた体格は、他の新人のなかでも際立った。それでも足りない。午前中には藤浪晋太郎投手(23)のキャッチボールを見て「すごく丁寧にされていた」、午後は投手陣のランニングメニューに飛び入り参加し、30メートルダッシュで健脚を披露した金本監督の姿に目を丸くした。効果は即、表れた。馬場は気合十分。プロ入りへのイメージはバッチリ。ふさわしい準備をして、スタートダッシュを成功させる。

来季大卒 4年目を迎える江越大賀外野手(24)が、スイッチヒッターへの挑戦を始めた。この日、初めて左打ちで練習。昨季は72試合に出場して 7本塁打を放つなど将来の主軸として期待されたが、今季は28試合で 0本塁打。今季から両打ちに転向して打撃が向上した大和内野手(30)にならい、再浮上のきっかけを求めて猛特訓だ。打撃練習を終えた江越は室内練習場に入ると、本来の右打席ではなく、左打席に立って約90分、フリー打撃に励んだ。空振りしても、打球が前に飛ばなくても、必死にバットを振り続けた。大卒 3年目の今季は開幕 1軍スタートも、出場28試合でわずか 1安打。 5月29日に 2軍落ちしてからは 9月13日の再昇格まで、ファーム暮らしが続いた。糸井嘉男外野手(36)のFA加入で外野枠は実質「1」。好調の中谷将大外野手(24)や俊介外野手(30)の前に、存在感を失ったシーズンだった。もちろん、このままでいいわけがない。屋外のロングティーでは、左打ちでサク越えも放ってみせた。居残りの特訓も見届けた金本監督は進化を願った。もちろん江越も覚悟を決めている。打撃で新境地を切り開き、外野の枠をつかみとってみせる。

阪神投手陣の「バント力」向上も来季の課題だ。午前中は実戦バントを行い、先発投手が打席に入った。岩貞祐太投手(26)が無死 1塁で 2度、スリーバント失敗に終わったほか、藤浪もスクイズを決められない場面があった。指導する高代延博作戦兼総合コーチ(63)は「出来が悪い。克服しないと勝てる投手になれない」。

大山悠輔内野手(22)が18日の練習試合LG戦(安芸)で、遊撃デビューする見込みとなった。16日の高知・安芸キャンプでは、実戦形式の守備練習でショートの位置に入り、目立ったミスもなくこなした。金本監督は大山の遊撃起用についてコーチの判断に委ねる考え。その久慈照嘉内野守備走塁コーチ(48)は、「可能性ありますよ」と明かした。今キャンプで挑戦中の 2塁に加え、遊撃にもチャレンジする。今季遊撃を守った大和がFA宣言し、DeNAやオリックスとの争奪戦に発展して去就は不透明。移籍となれば、その穴は誰が埋めるのか。この日は西岡剛内野手(33)も遊撃を守るなど、新たなバトル勃発の予感もある。和製大砲候補が、ミスを恐れず遊撃デビューに臨む。

桑原謙太朗投手(32)に対し、球団が年俸の大幅アップを提示する方向であることが17日、分かった。今季の 800万円(金額は推定)から5000万円近くになるとみられ、アップ率 500%超となれば日本人選手としては球団史上最高。今季はセットアッパーとして大活躍し、自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手も受賞した。球団としても最大限の誠意を見せる。2017年の金本阪神を象徴する存在だった。虎移籍 3年目、プロ10年目の大ブレーク。チーム一番の上がり目だった桑原に、球団も最大限の上がり幅を用意する。今オフの契約更改交渉で、今季から4000万円以上のアップ提示を用意していることが分かった。球団関係者は今季の働きぶりを高く評価。提示額は5000万円近くになるとみられ、今季 800万円から 500%以上のアップ率。昨年の原口( 400万円→2200万円、 450%)を超える、球団の日本人選手としては過去最高となる見通しだ。開幕からフル回転。最速 152キロの直球と決め球のスライダーで、 2位躍進に大きく貢献した。チームトップの67試合に登板し、「4勝2敗39ホールド、防御率1.51」。セットアッパーとして大活躍し、自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手(43ホールドポイント)を、マルコス・マテオ投手(33)と同時受賞した。「37セーブ」でセーブ王に輝いたラファエル・ドリス投手(29)や岩崎優投手(26)らとプロ野球史上初の“60試合登板クインテット”も結成。金本監督もヤンキースの守護神として活躍し、歴代最多の「652セーブ」を挙げたマリアノ・リベラ投手になぞらえ「和製リベラ」と評するほど、厚い信頼を寄せた。右腕は現在、鳴尾浜の残留練習に自主参加して来季に向けて調整している。絵に描いたようなサクセスストーリー。だが、慢心は一切ない。勝負は2018年シーズン。猛虎を2005年以来13年ぶりのリーグ優勝に導き、その地位を確固たるものとする。

脳腫瘍から再起を期す横田慎太郎外野手(22)が16日、兵庫・西宮市内の選手寮で育成契約を結び、現状維持の推定年俸 870万円で合意した。今年 2月に症状が判明したが、約半年間の闘病生活を経て 8月下旬に寛解。支配下登録を外れて背番号は「3桁」になるが、球団は「24」番を空けて待つ。左の大砲候補は、同じ病気で苦しむ人たちに勇気を与えるべく、恩返しの完全復活を誓った。夕日に照らされた横田の横顔は、凛々(りり)しく輝いていた。支配下登録を外れ、育成契約を結んだ直後。鳴尾浜の虎風荘で表情をキリリと引き締め、力強く決意表明した。今年 2月の 1軍沖縄キャンプ中に頭痛を訴え脳腫瘍が判明。入院と加療を行い、 8月下旬に症状が消えて安定した状態となる「寛解」と診断された。以降はトレーニングを再開し、体重や筋力も「少しずつ戻ってきている」という。すでに軽めの打撃練習やキャッチボール、ランニングメニューも行っている。支配下登録を外れての育成再契約は、球団の親心だった。高野球団本部長は「支配下のままで、『頑張らないと』という気持ちが強くなるのを回避してほしかった。背番号についても当面は『24』番を空けておきたいと思っています」。背番号は「3桁」になるが、背番号「24」を空けて復活を待つ。来季中の支配下復帰についても期待した。覚悟みなぎる表情には、一片の曇りもなかった。

歳内宏明投手(24)も育成契約からの再起を期す。支配下登録を外れ、 350万円ダウンの推定年俸1150万円で育成契約を結んだ。今季は右肩のコンディション不良に苦しみ、ウエスタン・リーグ登板は 2試合のみ。早期の支配下再登録を目指す。記事をまとめてみました。

 

 阪神ドラフト1位の仙台大・馬場皐輔投手が17日、高知・安芸で行われている秋季キャンプを見学した。

 岩貞のブルペン投球をじっと見つめると「(プロの球を)肌で実感できた。自分もキレのある球を投げれるようにしたいと思った」と満足そうな表情で語った。

 驚いたのは選手全員の体が予想よりもがっちりしていたことで「みなさん自分より大きくて(自分は)まだまだだなと感じた。練習メニューの質が高くて強度もあったので、今回、見学させていただいて、自分の中の感覚が新たにできました」。もっと体を鍛えないとプロの世界では通用しないと感じた様子だった。

 ノックを見学するルーキーたち。左から谷川昌希投手、島田海吏外野手、石井将希投手、高橋遥人投手、馬場皐輔投手。手前中央は金本知憲監督=高知・安芸タイガース球場

 秋のドラフト会議で阪神から指名された 7選手のうち、仮契約を済ませて日程の都合がついた 5人が17日、安芸キャンプを見学した。ドラフト 1位・馬場皐輔投手はプロの練習を目の当たりにして「自分はまだまだ」と大いに刺激を受けた。来年 1月上旬に予定されている新人合同自主トレに向けて、しっかりと鍛えて備える。

 新人 5選手が安芸に降り立った。金本監督と早速、記念撮影すると、室内練習場、ブルペン、メイングラウンドと歩き回った。濃密な 1日を過ごし、馬場は驚きつつも闘争心に火が付いた。このままでは通用しない-。決意を熱く語った。

 「みなさん自分より大きくて、まだまだ足りないと感じました。ひとつひとつのメニューも質が高く、強度もあった。そういうメニューを直に見せていただいた。肌で実感できたこともよかったです」

  1メートル80、90キロの恵まれた体格は、他の新人のなかでも際立った。それでも足りない。午前中には藤浪のキャッチボールを見て「すごく丁寧にされていた」、午後は投手陣のランニングメニューに飛び入り参加し、30メートルダッシュで健脚を披露した金本監督の姿に「すごい。体もガッチリされていて、オーラを感じました」と目を丸くした。

 金本知憲監督は投手陣の練習に“乱入”して猛ダッシュ。ワオ、今でも速い!=高知・安芸タイガース球場

 常に直立不動で、練習風景を食い入るように見つめた。自身も直球は最速 155キロを誇り、 7種類の変化球を操る。即戦力として期待され、来春の 1軍キャンプにも参加予定だが「まだまだそこ(先発ローテ争い)まで考えていません。練習にしっかりついていければ」と、レベルアップの必要性を痛感した。

 今季は先発の駒不足に苦しむ時期もあった。盤石の中継ぎ陣を生かすためにも、新たな力の台頭は必要だ。ルーキーと初対面した金本監督は「馬力がありそうだね。重い球、投げそうなイメージですね」と目を細めた。自身の発案で実現した異例の新人キャンプ地見学に「プロ野球の練習を見て、何を感じてくれたか」と期待した。

 効果は即、表れた。馬場は「オフ期間は(見学して)感覚が新たにできた。強い体、けがをしない体を(来年 1月の新人合同自主トレまでの)この 2カ月間で作りたいです」と気合十分。プロ入りへのイメージはバッチリ。ふさわしい準備をして、スタートダッシュを成功させる。

 キャンプを見学に訪れた新人らは金本知憲監督(左)を前に緊張の表情=高知・安芸タイガース球場

★金本監督自らがティー打撃する場面を目撃したD4位・島田海吏外野手(上武大學)

 「現役のときと変わらないようなスイングで、本当にすごいなと思いました」

★ブルペンで同じ左腕の岩貞の投球を見た育成D1位・石井将希投手(上武大學)

 「とても力強い球を投げていました。自分も強いボールを投げていければいいかなと思います」 ◇馬場 皐輔(ばば・こうすけ)  投手。1995(平成 7)年 5月18日生まれ、22歳。宮城・塩釜市出身。小3からリトルリーグ塩釜ドラゴンズで野球を始める。塩釜三中学時代は七ケ浜シニア所属。仙台育英高校では 2年秋からベンチ入りし、「明治神宮大会」で優勝。翌年の「選抜8強」。仙台大學では 1年春からリーグ戦に登板し、通算「15勝5敗」。今秋は「5勝0敗、防御率0.49」でベストナイン。 1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。家族は両親と妹 2人。

 

 来季大卒 4年目を迎える江越大賀外野手が、スイッチヒッターへの挑戦を始めた。この日、初めて左打ちで練習。昨季は72試合に出場して 7本塁打を放つなど将来の主軸として期待されたが、今季は28試合で 0本塁打。今季から両打ちに転向して打撃が向上した大和内野手にならい、再浮上のきっかけを求めて猛特訓だ。

 えっ、左打ち?! 打撃練習を終えた江越は室内練習場に入ると、本来の右打席ではなく、左打席に立って約90分、フリー打撃に励んだ。空振りしても、打球が前に飛ばなくても、必死にバットを振り続けた。

 「難しいですけど、自分の可能性が広がるのなら、挑戦したい。簡単じゃないことは、もちろんわかっています」

 大卒 3年目の今季は開幕 1軍スタートも、出場28試合でわずか 1安打。 5月29日に 2軍落ちしてからは 9月13日の再昇格まで、ファーム暮らしが続いた。「今年はほとんど 2軍だったので…」。糸井のFA加入で外野枠は実質「1」。好調の中谷や俊介の前に、存在感を失ったシーズンだった。もちろん、このままでいいわけがない。

 江越大賀外野手は左打席に立ってスイッチに挑戦。必死で新たな“何か”をつかむ=高知・安芸タイガース球場

 片岡ヘッド兼打撃コーチは「右で当たらんから。ハッキリ言って。それなら左でやってみたらどうかと。そんなに甘くないけど、挑戦できる時期だから」と説明した。チームでは大和が昨オフ、右打ちから両打ちに挑戦。昨季の打率 0.231から今季は同 0.280へ向上した。打者としてのタイプは違うが、成功例を目の当たりにし「大和さんも、左をやり出して右の感覚も良くなったと言っていた」と江越。同じ方法で、再浮上のきっかけをつかむ構えだ。

 屋外のロングティーでは、左打ちでサク越えも放ってみせた。居残りの特訓も見届けた金本監督は「左の方がバランスもスイングもいい」と評価して「いいものが出てくればいいと思う。(江越の)守備力と足はほしいわね。使いたいよね」と進化を願った。

 もちろん江越も覚悟を決めている。「来年は勝負の年。そろそろ1軍に定着していかないと」。打撃で新境地を切り開き、外野の枠をつかみとってみせる。

 左打ちでロングティーに臨む江越大賀外野手=高知・安芸タイガース球場

☆江越大賀外野手について新井良太 2軍育成コーチ

 「金本監督も片岡(ヘッド)さんも『左(のスイング)は癖がないから、もしかしたら』と。そ う簡単じゃない。20年分、振ってもらわないとね」

★強打のスイッチヒッターアラカルト

◆松井稼頭央内野手(現西武コーチ):PL学園高から1994年D 3位で西武入団。右打者だったが、 1年目にスイッチに転向。2002年に36本塁打を放つなど、「最多安打2度」、日本通算で「201本塁打」。メジャーでも通算「32本塁打」。

◆松永浩美内野手:小倉工高から1979年ドラフト外で阪急(現オリックス)に右打者として入団。俊足を生かすために両打ちに転向、1982年に日本人選手初の 1試合で左右打席本塁打を記録(通算6度)。1993年に阪神へ移籍し、ダイエー(現ソフトバンク)でもプレー。通算「203本塁打」。

◆フェルナンド・セギノール内野手:2002年にオリックス入団し、「23本塁打」。2004年からは北海道日本ハムで活躍し、同年「44本塁打」でタイトルも獲得した。楽天でもプレーし、 1試合で「左右打席9本塁打」は日本記録。

◆オレステス・デストラーデ内野手:1989年にスイッチヒッターとして西武入団。1990年から1992年まで 3年連続、日本球界初のスイッチヒッター本塁打王として「3度の日本一」に貢献した。

 

 バント練習をする青柳晃洋投手(右)は投手の内角攻めを華麗によける。捕手は梅野隆太郎=高知・安芸タイガース球場

 阪神投手陣の「バント力」向上も来季の課題だ。

 午前中は実戦バントを行い、先発投手が打席に入った。岩貞が無死 1塁で 2度、スリーバント失敗に終わったほか、藤浪もスクイズを決められない場面があった。指導する高代作戦兼総合コーチは「出来が悪い。(岩貞は)マシンではうまくやる。ボールを怖がるのか、本人も『分かっています』と言っていた。打席は 1人で立つ。克服しないと勝てる投手になれない」。

 

 遊撃でノックを受け軽快な動きを見せる大山悠輔内野手=高知・安芸タイガース球場

 ポスト大和は大山!? 大山悠輔内野手が18日の練習試合LG戦(安芸)で、遊撃デビューする見込みとなった。16日の高知・安芸キャンプでは、実戦形式の守備練習でショートの位置に入り、目立ったミスもなくこなした。

 金本監督は大山の遊撃起用について「今はコーチに任せている。スタメン、打順は。少々、エラーしてもいいから(大山を遊撃で)守らせてみるか。ダメもとで使おうと言うか」とコーチの判断に委ねる考え。その久慈内野守備走塁コーチは、「やらしてもいいかも。(18日は)可能性ありますよ」と明かした。

 今キャンプで挑戦中の 2塁に加え、遊撃にもチャレンジする。今季遊撃を守った大和がFA宣言し、DeNAやオリックスとの争奪戦に発展して去就は不透明。移籍となれば、その穴は誰が埋めるのか。大山が複数ポジションを守ることができれば、自慢の打力を生かす可能性はグッと広がる。この日は西岡も遊撃を守るなど、新たなバトル勃発の予感もある。和製大砲候補が、ミスを恐れず遊撃デビューに臨む。

 

 桑原謙太朗投手に対し、球団が年俸の大幅アップを提示する方向であることが17日、分かった。今季の 800万円(金額は推定)から5000万円近くになるとみられ、アップ率 500%超となれば日本人選手としては球団史上最高。今季はセットアッパーとして大活躍し、自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手も受賞した。球団としても最大限の誠意を見せる。

 2017年の金本阪神を象徴する存在だった。虎移籍 3年目、プロ10年目の大ブレーク。チーム一番の上がり目だった桑原に、球団も最大限の上がり幅を用意する。今オフの契約更改交渉で、今季から4000万円以上のアップ提示を用意していることが分かった。

 「あれだけ活躍してくれたのだから、高く評価してあげないといけないでしょう」と球団関係者は今季の働きぶりを高く評価。提示額は5000万円近くになるとみられ、今季 800万円から 500%以上のアップ率。昨年の原口( 400万円→2200万円、 450%)を超える、球団の日本人選手としては過去最高となる見通しだ。

 オリックスから移籍 3年目の今季は、開幕からフル回転。最速 152キロの直球と決め球のスライダーで、 2位躍進に大きく貢献した。チームトップの67試合に登板し、「4勝2敗39ホールド、防御率1.51」。セットアッパーとして大活躍し、自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手(43ホールドポイント)を、マテオと同時受賞した。

 「37セーブ」でセーブ王に輝いたドリスや岩崎らとプロ野球史上初の“60試合登板クインテット”も結成。金本監督もヤンキースの守護神として活躍し、歴代最多の「652セーブ」を挙げたマリアノ・リベラになぞらえ「和製リベラ」と評するほど、厚い信頼を寄せた。

 桑原謙太朗投手は鳴尾浜でノックを受ける。今季の活躍で大幅昇給する見通しだ=阪神鳴尾浜球場

 これまでの苦労が報われた。横浜(現DeNA)、オリックスと渡り歩き、2015年からトレードで阪神に加入するも、過去 2年間の 1軍登板は2015年の 6試合だけ。戦力外の候補に挙がったこともある。だが、鳴尾浜で黙々と汗を流し、球種を真っすぐとスライダーに絞って、磨きをかけた。

 慎ましやかに、コツコツと努力を続けてきた。シーズン中の遠征先での食事は基本、チーム宿舎の食堂。愛車はオリックス時代から長年、大切に使う年代物だ。休日も外出はほとんどせず、体のケアやトレーニングに時間を割く。オフも白球と向き合い、ひたすら野球に集中して、ついに大輪の花を咲かせた。

 右腕は現在、鳴尾浜の残留練習に自主参加して来季に向けて調整している。「(今年は)やったといっても、 1年だけ。練習に入れてもらっているので、ついていけるように頑張ります」と改めて気を引き締めている。

 絵に描いたようなサクセスストーリー。だが、慢心は一切ない。勝負は2018年シーズン。猛虎を2005年以来13年ぶりのリーグ優勝に導き、その地位を確固たるものとする。

★秋季練習で汗

 桑原は17日、鳴尾浜での秋季練習に参加。キャッチボールや打撃練習を行ったあと、ポール間ダッシュで下半身と心肺機能を鍛えた。午後にはブルペンに入って、捕手を座らせて軽めに投球練習。終始、リラックスした表情だった。

◇データBOX◇

◎…原口以前の球団最高アップ率は桜井広大の 346%。2007年オフの契約更改で 560万円から2500万円に上がった。外国人選手を含めると、2008年に 300万円で育成契約(同年に支配下登録)したバルディリスが、翌年に1900万円でアップ率 533%を記録した例がある。

 

 必ずグラウンドに帰ってきます! 脳腫瘍から再起を期す横田慎太郎外野手が16日、兵庫・西宮市内の選手寮で育成契約を結び、現状維持の推定年俸 870万円で合意した。今年 2月に症状が判明したが、約半年間の闘病生活を経て 8月下旬に寛解。支配下登録を外れて背番号は「3桁」になるが、球団は「24」番を空けて待つ。左の大砲候補は、同じ病気で苦しむ人たちに勇気を与えるべく、恩返しの完全復活を誓った。

 夕日に照らされた横田の横顔は、凛々(りり)しく輝いていた。支配下登録を外れ、育成契約を結んだ直後。鳴尾浜の虎風荘で表情をキリリと引き締め、力強く決意表明した。

 横田 今年病気でまったく野球ができなかったのに、契約していただいてうれしく思います。 1日も早く(背番号を)「2桁」に戻せるように、必死にやっていきます。

 今年 2月の 1軍沖縄キャンプ中に頭痛を訴え脳腫瘍が判明。入院と加療を行い、 8月下旬に症状が消えて安定した状態となる「寛解」と診断された。以降はトレーニングを再開し、体重や筋力も「少しずつ戻ってきている」という。すでに軽めの打撃練習やキャッチボール、ランニングメニューも行っている。

 阪神と育成契約を結び心境を語る横田慎太郎外野手

 「毎日、朝、感じます。野球ができることがうれしいので、絶対にその思いは続けてやっていきたいです」。日々喜びを実感する一方で、偽らざる本音も隠さなかった。「まだ(症状に対する)不安もあります。そこは自分との闘い方なので。負けないように今後、頑張っていこうと思います」と力を込めた。

 支配下登録を外れての育成再契約は、球団の親心だった。高野球団本部長は「支配下のままで、『頑張らないと』という気持ちが強くなるのを回避してほしかった。慌てずやってほしいのが球団の一番の考えです。背番号についても当面は『24』番を空けておきたいと思っています」。背番号は「3桁」になるが、背番号「24」を空けて復活を待つ。来季中の支配下復帰についても「当然です。動きを見ながら、になります」と期待した。

 もちろん横田も球団の配慮に感謝でいっぱいだ。まずは来春の 2月キャンプをメドに完全復活を目指し、早期の支配下再登録を狙っていく。

 横田 球団の方にお世話になったし、両親にも迷惑をかけた。野球で恩返しできるように、必死でやっていこうと思います。今の(同じ)病気で苦しんでいる方々に少しでも勇気を与えられるように、野球に対して必死にやっていきたい。

 覚悟みなぎる表情には、一片の曇りもなかった。

 

 阪神と育成での契約を終え会見を行う歳内宏明投手

 歳内も育成契約からの再起を期す。支配下登録を外れ、 350万円ダウンの推定年俸1150万円で育成契約を結んだ。

 今季は右肩のコンディション不良に苦しみ、ウエスタン・リーグ登板は 2試合のみ。「(患部は)80、90%まではきている。今年 1年間投げられていない。正直、チャンスをもらえただけでありがたいです」。早期の支配下再登録を目指す。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 2017年日本シリーズ 日程

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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侍稲葉ジャパンが2連勝!今永が6回12Kで19日に韓国と決勝の大一番!台湾が予選敗退!

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稲葉新監督が指揮を執る侍ジャパンが台湾に快勝し、予選リーグを全勝で首位突破した。「2位」韓国との決勝戦に臨む。敗れた台湾は「3位」が確定した。日本は序盤に先手を取った。 2回二死、「6番」西武外崎修汰内野手(24)が右翼へ本塁打を放った。先発の今永昇太投手(24=DeNA)も 3回までに圧巻の 8三振を奪い 1安打無失点と抜群の立ち上がりを見せ、試合の主導権を握った。ピンチを迎えても今永の奪三振ショーは止まらない。 4回、内野安打と失策で無死 1、 3塁とされたが「5番」朱育賢、「6番」蘇智傑、「7番」詹子賢から「3者連続三振」を奪い、得点を許さなかった。決勝進出を狙った台湾は、自慢の打線が不発に終わり敗退が決まった。 9回に 2得点し、完封を免れるのが精一杯だった。洪一中監督(56)は反省していた。初代王座をかけた韓国との決勝戦は19日午後 6時から東京ドームで行われる。

内外野を守れる侍ジャパンの西武外崎修汰内野手が、「6番左翼」で先発出場し、「先制ソロ本塁打」を含む「5打数3安打2打点1盗塁」の活躍を見せた。 2回二死走者なし、カウント 2- 2から台湾の先発左腕・林政賢が投じた真ん中高めの 135キロ直球を右翼席の最前段に運んだ。 5回には 3盗を決め、 8回裏からは 3塁を守り、足と守備でも勝利に貢献。恐怖の「6番」・外崎の強烈な先制パンチが、決勝への扉を開いた。 2回二死走者なし。台湾の先発左腕・林政賢にカウント 1- 2と追い込まれたが、ここから持ち味を発揮。 3球連続ファウルで粘ると、 7球目の真ん中高め、 135キロの直球を右翼席に運んだ。 5回には中前打を放って、犠打で 2進すると、台湾バッテリーの隙をついて 3盗に成功。 9回にも「適時2塁打」を放ち、「3安打2打点1盗塁」と躍動。胸を張った。西武が誇る岩手・富士大出身トリオの“次男坊”。初戦の韓国戦では、 1学年先輩の山川穂高内野手(25=西武)が「2ラン」、 1学年後輩の多和田真三郎(24=西武)が 2回を無失点に抑え、刺激を受けた。はにかんだが、今季は人生初挑戦だった外野でレギュラーに定着。 8月には地元・青森で後援会「弘前44(獅子)の会」も発足した。代表選出時に「自分で大丈夫なのか」と不安を口にしていた、弱気の虫はもういない。

負ければ決勝進出への道がほぼ断たれる一戦で、京田陽太内野手(23=中日=日本大学)が覚醒した。リードはわずか 1点。 5回二死 2、 3塁の第 3打席だった。鋭く振り抜いた打球は右前に落ちる記念すべき“サムライ初安打”。 2点適時打はチームの勝利を引き寄せただけでなく、自らの呪縛をも解く一撃となった。遊撃のポジションが源田壮亮内野手(24=西武)とかぶるため、稲葉篤紀監督(45)の要請で秋季練習から 2塁守備にも取り組んだ。16日の韓国戦は「1番・2塁」で先発。しかしやはり勝手が違ったのか、無安打に終わった。台湾戦に向け、稲葉監督はオーダーを変更。京田を「1番」に残し、本職の遊撃で送り出した。自分が先発に指名された。初戦で激闘を制した韓国との再戦へ、準備万端。まずは稲葉ジャパン初のタイトルに挑む。

「4番」の山川穂高内野手(25=西武)は活発な打線の中で沈黙した。 2回の第 1打席は中堅への安打性のライナーを陽岱鋼に好捕された。その後は一邪飛、左飛、見逃し三振、捕飛と 5打数無安打。それでも前向きだった。

スタメンマスクをかぶった田村龍弘捕手(23=ロッテ)が今永を絶賛した。直球で押し、今永の良さを最大限に引き出した。コンビを組んだパートナーを持ち上げたが、自身も内角を有効に使うリードが光った。

侍ジャパンは先発の今永昇太投手が、「12奪三振」で圧巻の投球内容で、日本を決勝へと導いた。初回「3三振」でスタートすると、 2回は「3者連続三振」。 4回には無死 1、 3塁から「3者連続空振り三振」で、 6回「3安打12奪三振」で無失点に抑えた。勝利の立役者としてお立ち台に立った。それでも、 6回に「4番」王に対し、追い込みながらも高めに浮いた球をセンター方向にはね返されたシーンを悔やんだ。強打の打線を力で封じ込める好投の中でも、さらなる高みを目指す今永は反省を忘れなかった。日本が台湾に快勝し、「2連勝」で決勝に「1位」で進んだ。先発・今永が台湾相手に 6回を投げ「12三振」を奪うなど 3安打無失点と圧巻の内容。打線も効果的に点を重ねた。決勝は19日に韓国( 1勝 1敗)と行う。台湾は「2連敗」で予選敗退が決まった。

堀瑞輝投手(19=北海道日本ハム)が緊急登板で最後を締めた。 9回一死満塁でマウンドに上がり、先頭に押し出し死球を与えたが、次打者を遊ゴロ併殺にしとめた。初戦の韓国戦でも延長10回に二死 1、 2塁で登板して抑えた。その裏にサヨナラ勝ちで勝ち投手に。19歳の働きぶりに建山義紀投手コーチ(41=元阪神)は頼もしげだった。記事をまとめてみました。

 

 

 アジアプロ野球チャンピオンシップ2017<日本 8- 2台湾>◇予選リーグ◇18日◇東京ドーム

 稲葉新監督が指揮を執る侍ジャパンが台湾に快勝し、予選リーグを全勝で首位突破した。「2位」韓国との決勝戦に臨む。敗れた台湾は「3位」が確定した。

 日本は序盤に先手を取った。 2回二死、「6番」外崎が右翼へ本塁打を放った。先発の今永も 3回までに圧巻の 8三振を奪い 1安打無失点と抜群の立ち上がりを見せ、試合の主導権を握った。

 ピンチを迎えても今永の奪三振ショーは止まらない。 4回、内野安打と失策で無死 1、 3塁とされたが「5番」朱育賢、「6番」蘇智傑、「7番」詹子賢から「3者連続三振」を奪い、得点を許さなかった。

  6回裏台湾無死、呉念庭内野手(西武)の打球を捕球する今永昇太投手(DeNA)=東京ドーム

 日本は 5回に追加点。先頭の外崎が中前打で出塁したのを足がかりに二死 1、 3塁のチャンスを作ると、「一番」京田が右前に弾き返す 2点適時打を放った。 7回には一死満塁の場面で「2番」松本が右翼へ「2点適時打」。なおも二死満塁とし、「5番」上林が押し出し四球を選びリードを広げた。 8回には京田、 9回には外崎の適時打でそれぞれ 1点を加えた。

 投げては今永が 6回を「3安打1四死球12奪三振」の無失点で降板した後、 7回を野田、 8回を近藤大が無失点でつないだが、 9回から登板した平井が先頭の「6番」朱育賢に本塁打を浴び失点。その後一死満塁で登板した「5番手」堀も押し出し死球を与えたが、追加点は許さなかった。

 初代王座をかけた韓国との決勝戦は19日午後 6時から東京ドームで行われる。

 日本に敗れスタンドにあいさつする台湾の洪一中監督=東京ドーム

 決勝進出を狙った台湾は、自慢の打線が不発に終わり敗退が決まった。 9回に 2得点し、完封を免れるのが精一杯だった。

 洪一中監督は「いい経験になった。日本はピッチャーがすごい。打者も見極めがいい。ウチの打者はボール球に手を出していた」と反省していた。

 お立ち台で笑顔見せる稲葉篤紀監督(右)=東京ドーム

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が、勝利を決めたお立ち台で思わず名前を言い間違えた。

 決勝に向けてファンへのメッセージを求められると「韓国も初戦あのような形でやられて燃えてくると思いますので、それ以上に気持ちを込めてやっていきます」と宣言。さらに「今日は最後に皆さん今永選手を期待したと思うんですけど、明日今永選手は必ず大事なところでいってもらうと、いうところで今日は出さなかったんですけど」と言って、笑いがわき起こると「ごめんなさい、今永選手ではなくて山崎選手でした」と謝罪。東京ドームが爆笑につつまれた。

 快勝した台湾戦については「今日勝たないと明日に進めないので、今日勝つということを選手に伝えました。今永投手を先発にしましたが、台湾の打線は長打力がある中で、そこを抑えてくれると思っていました。外崎選手がホームランを打ってくれて、先制したことでみんなリラックスした試合運びができた」と振り返った。

 

  2回表日本二死、先制の右越え本塁打を放った外崎修汰内野手(西武)=東京ドーム

 内外野を守れる侍ジャパンの西武外崎修汰内野手が、「6番左翼」で先発出場し、「先制ソロ本塁打」を含む「5打数3安打2打点1盗塁」の活躍を見せた。

  2回二死走者なし、カウント 2- 2から台湾の先発左腕・林政賢が投じた真ん中高めの 135キロ直球を右翼席の最前段に運んだ。「入るとは思わなかった。外野の頭を越えてくれと思いながら走った」と笑顔で話した。

  5回には 3盗を決め、 8回裏からは 3塁を守り、足と守備でも勝利に貢献。「日の丸をつけて立つお立ち台は夢のよう。ユーティリティープレーヤーとして期待されているので、それに応えたかった。絶対に優勝して日本の野球を活気づけたい」と力強く語った。

 お立ち台で投打のヒーローがガッツポーズ! 今永昇太投手(右)と外崎修汰内野手が充実の表情をみせた=東京ドーム

 恐怖の「6番」・外崎の強烈な先制パンチが、決勝への扉を開いた。

 「夢のようです。追い込まれていたけど、なんとかしようという気持ちでいった。勝つしかないので、打ててよかった」

  2回二死走者なし。台湾の先発左腕・林政賢にカウント 1- 2と追い込まれたが、ここから持ち味を発揮。 3球連続ファウルで粘ると、 7球目の真ん中高め、 135キロの直球を右翼席に運んだ。 5回には中前打を放って、犠打で 2進すると「ミーティングでチャンスがあるという話だった」と、台湾バッテリーの隙をついて 3盗に成功。 9回にも「適時2塁打」を放ち、「3安打2打点1盗塁」と躍動。「シーズンと同じように試合に入れている。いい状態」と胸を張った。

 西武が誇る岩手・富士大出身トリオの“次男坊”。初戦の韓国戦では、 1学年先輩の山川が「2ラン」、 1学年後輩の多和田が 2回を無失点に抑え、刺激を受けた。「自分はたまに、ですから」とはにかんだが、今季は人生初挑戦だった外野でレギュラーに定着。 8月には地元・青森で後援会「弘前44(獅子)の会」も発足した。代表選出時に「自分で大丈夫なのか」と不安を口にしていた、弱気の虫はもういない。

 

 京田陽太内野手(中日)は 5回に 2盗に成功。「1番・遊撃」で躍動した=東京ドーム

 負ければ決勝進出への道がほぼ断たれる一戦で、京田が覚醒した。

 「一本出てよかった。同じやられ方をされていたので、何とか変化球に対応できた」

 リードはわずか 1点。 5回二死 2、 3塁の第 3打席だった。鋭く振り抜いた打球は右前に落ちる記念すべき“サムライ初安打”。 2点適時打はチームの勝利を引き寄せただけでなく、自らの呪縛をも解く一撃となった。

 遊撃のポジションが源田(西武)とかぶるため、稲葉監督の要請で秋季練習から 2塁守備にも取り組んだ。16日の韓国戦は「1番・2塁」で先発。しかしやはり勝手が違ったのか、無安打に終わった。

 台湾戦に向け、稲葉監督はオーダーを変更。「左投手にも対応できる」と京田を「1番」に残し、本職の遊撃で送り出した。「源田さんと『どちらかが外れる』と話していた」と京田。自分が先発に指名された。「 1年間やってきたから、やはり落ち着く。ショートはいつも通り試合に入っていけた。貢献できてよかった」と振り返った。

  5回の攻撃後、京田陽太内野手(左)を出迎える稲葉篤紀監督。思い通りの試合だった=東京ドーム

 日本は台湾先発の林政賢にボークすれすれのクイックで足を封じられたが、 5回は 2進して左投手の死角に入った外崎がすかさず 3盗。中村(ロッテ)も 2盗で続いて、京田の適時打をおぜん立てした。パワーと機動力を掲げる稲葉ジャパンが、機能した。

 「盗塁も仕掛けられたし、今の時点でやりたいことの 8割くらいはできている」と指揮官。初戦で激闘を制した韓国との再戦へ、準備万端。まずは稲葉ジャパン初のタイトルに挑む。

★11.16日韓戦VTR

 日本は予選リーグ初戦で、韓国に 8- 7で逆転サヨナラ勝ち。 4- 4で延長戦に突入。無死 1、 2塁で始まるタイブレークの延長10回、韓国に先に 3点を奪われたが、その裏、上林誠知外野手(ソフトバンク)の「3ラン」で追い付き、田村龍弘捕手(ロッテ)がサヨナラの「適時2塁打」を放った。

 

  6回表日本無死 1塁、左飛に倒れた山川穂高内野手(西武)=東京ドーム

 「4番」の山川穂高内野手は活発な打線の中で沈黙した。

  2回の第 1打席は中堅への安打性のライナーを陽岱鋼に好捕された。その後は一邪飛、左飛、見逃し三振、捕飛と 5打数無安打。それでも「勝てたことがすべて。いい結果でした。( 4回に)エラーもしてしまったけど、周囲が声を掛けてくれて、うまく切り替えられた。調子が悪いとは思っていないし、明日が一番大事です」と前向きだった。

 

  5回を終え今永昇太投手(右)と話しながらベンチへ戻る田村龍弘捕手(ロッテ)=東京ドーム

 スタメンマスクをかぶった田村龍弘捕手が今永を絶賛した。

 直球で押し、今永の良さを最大限に引き出した。「見ての通り。直球がえぐい。直球がいいので、逆に変化球の使い方が難しかった。リードというよりピッチャーが素晴らしい。受けていて楽しかったです」とコンビを組んだパートナーを持ち上げたが、自身も内角を有効に使うリードが光った。

 

  1回裏台湾二死 1塁、王柏融(CPBLのLamigoモンキーズ)を空振り三振に仕留めた今永昇太投手=東京ドーム

 侍ジャパンは先発の今永昇太投手が、「12奪三振」で圧巻の投球内容で、日本を決勝へと導いた。

 初回「3三振」でスタートすると、 2回は「3者連続三振」。 4回には無死 1、 3塁から「3者連続空振り三振」で、 6回「3安打12奪三振」で無失点に抑えた。勝利の立役者としてお立ち台に立った今永は「真っすぐ中心で、右打者にも左打者にもインサイドを使っていこうと投げた。変な力みもなく投げることはできた」と振り返った。

 それでも、 6回に「4番」王に対し、追い込みながらも高めに浮いた球をセンター方向にはね返されたシーンを悔やんだ。「捕手の田村は低めに構えていたのに、あそこで欲を出して自分は強引にいってしまった。 1振りで流れを変えられる打者に投げる球ではなかった」。強打の打線を力で封じ込める好投の中でも、さらなる高みを目指す今永は反省を忘れなかった。

 先発の今永昇太投手=東京ドーム

 日本が台湾に快勝し、「2連勝」で決勝に「1位」で進んだ。先発・今永が台湾相手に 6回を投げ「12三振」を奪うなど 3安打無失点と圧巻の内容。打線も効果的に点を重ねた。決勝は19日に韓国( 1勝 1敗)と行う。

 日本は 2回に 1点を先制した。二死から「6番」・外崎が左腕・林政賢から「右越えソロ」を放った。先発の今永は圧巻の三振ショー。 3回まで「8三振」を奪い、 4回は 1塁手・山川の悪送球などで無死 1、 3塁のピンチを迎えたが、「3者連続三振」で点を許さなかった。

 日本は 5回二死 2、 3塁とし、「1番」・京田が「右前2点打」を放ち、 3- 0とした。 7回は「2番」・松本の「右前2点2塁打」。さらに上林が押し出し四球を選び、 6- 0とリードを広げた。日本は 8回に 1点を追加。 9回は外崎がこの日 3安打目となる「左越え適時2塁打」で突き放した。投手陣は今永の後、 7回以降は野田、近藤大、平井、堀と継投。 9回に 2点を返されたが、試合を優位に進めた。

 台湾は「2連敗」で予選敗退が決まった。

★日本・今永昇太投手の話

 「三振は腕を振った結果。三振を積み重ねるごとにコースに制球できるようになり、調子がだんだん上がっていきました。要所でゼロで行けて良かったです」

 

  9回途中から登板した堀瑞輝投手(北海道日本ハム)=東京ドーム

 堀瑞輝投手が緊急登板で最後を締めた。

  9回一死満塁でマウンドに上がり、先頭に押し出し死球を与えたが、次打者を遊ゴロ併殺にしとめた。「緊張せず、しっかり集中できました。普通にいつも通りいければ、という感じでした。最後にマウンドに立てるのはうれしいこと」と少し笑みを浮かべた。

 初戦の韓国戦でも延長10回に二死 1、 2塁で登板して抑えた。その裏にサヨナラ勝ちで勝ち投手に。19歳の働きぶりに建山投手コーチは「彼はマウンドに上がると、いい意味で変わる。そういうところを期待して招集したのもある」と頼もしげだった。

◇アジアプロ野球チャンピオンシップ

 日本、韓国、台湾のプロ野球団体がアジア球界発展のため新設した国際大会。参加資格は24歳以下(1993年 1月 1日以降生まれ)、または入団 3年以内で、オーバーエージ枠は各代表 3人まで。今回が初開催で今後は 4年ごとに行われる予定。賞金は優勝2000万円、準優勝 500万円。

 

 アジアプロ野球チャンピオンシップ2017 試合日程

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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侍稲葉監督、初陣V!侍ジャパンが初代王者!侍外崎がMVP!ベストナインに田口、西川、外崎ら選出!

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予選「1位」の日本が「2位」の韓国を下して優勝を飾った。2020年東京五輪で金メダルを目指す稲葉新監督にとって初陣は最高の結果となった。優勝チームには賞金2000万円、準優勝には 500万円が贈られる。稲葉篤紀新監督(45)率いる侍ジャパンが韓国に圧勝し、初代王者に輝いた。16日の予選リーグ初戦では延長戦までもつれ込むサヨナラ勝ちで死闘を演じたがこの日は投打で圧倒した。予選から 3戦全勝で完全優勝。稲葉新監督も、幸先良く初陣で金メダルを獲得した。試合後は歓喜の胴上げで宙を舞った。大会MVPは外崎(とのさき)修汰外野手(24=西武)が選ばれた。日本は 4回に先制した。先頭の「4番」山川穂高内野手(25=西武)が四球で出塁。続く上林誠知外野手(22=ソフトバンク)の犠打が野選を誘い、無死 1、 2塁とすると、「6番」外崎が右翼へ適時打を放った。韓国先発の朴世雄をKOし、なおも 1、 3塁と攻め立てたが追加点はならなかった。先発田口麗斗投手(22=巨人)は韓国打線に 3回まで無安打ピッチング。 5回二死から連打で 1、 3塁とされピンチを迎えたが「1番」パク・ミンウを 2ゴロに仕留め、得点を許さなかった。田口は 7回 3安打一死球、「6奪三振」の力投で無失点。 8回は石崎剛投手(27=阪神)、 9回は山崎康晃投手(25=DeNA)とつなぎ完封リレーで締めた。MVPは外崎修汰外野手が受賞した。若い選手たちの、ぎこちない胴上げで稲葉監督がやっとこさ 3度、宙に舞った。

侍ジャパンの西武外崎修汰内野手が大会MVPに選ばれた。 4回無死 1、 2塁。カウント 1- 3から韓国の先発・朴世雄が投じた、真ん中やや外寄りの 137キロ直球をはじき返した。打球は右翼フェンスへ直撃。貴重な先制適時打となった。 5回にも右中間を破る 2点適時打を放ち、バットで流れを引き寄せた。稲葉監督に続くお立ち台でインタビューを受けた。

源田壮亮(24)、京田陽太(23)の急造・ 2遊間コンビはともに反省を口にした。源田は打撃の調子を上げられず、 2戦目は先発落ち。この日は 2四球でチャンスを作ったが、無安打で大会を終えた。京田は全試合「1番」で先発。初戦と決勝は慣れない 2塁を守り、ノーミスだった。打撃は 2戦目に 3打点の活躍だったが、 2塁に入った 2試合はノーヒット。表情を引き締めた。

侍ジャパンの先発の巨人田口麗斗投手が、「7回108球3安打6奪三振」の力投を見せ、稲葉ジャパン初タイトルをたぐり寄せた。松本剛内野手(24)が外野でベストナインに輝いた。初戦はベンチスタートだったが、 2戦目と決勝は「2番中堅」で先発。 2安打ずつを放った。特にこの日は初回に 2塁打を放つと、 4回は右前打、 5回は四球で出塁し、ともに得点につなげた。「3番」を打つ北海道日本ハムの同僚、近藤健介内野手(24)との名コンビが光った。

これまで自分の名前を知らなかった野球ファンへの大きなアピールになった。阪神からただ一人、出場した石崎が、またまた存在感を示した。 7- 0の 8回に「2番手」で登板すると、左打者 3人を空振り三振、中飛、 2飛に仕留めた。わずか11球だったが、スタンドからは大きな拍手。直球の最速は 150キロ。最後の打者のバットをへし折った。2015年に「ドラフト2位」で入団したが、 3年目の今季も前半は 2軍暮らしだった。だが、 8月に 1軍昇格してからは救援で26試合に登板し、「1勝1敗、防御率1.17」とブレーク。シーズン終盤はリードした場面での起用もあった。就任したばかりの稲葉監督も見逃さなかった。虎のリリーフ陣は、抑えのラファエル・ドリス投手(29)を筆頭に、桑原謙太朗投手(32)、マルコス・マテオ投手(33)、藤川球児投手(37)、高橋聡文投手(34)ら12球団でもトップクラスの陣容。名前を売った右腕の次の目標は、まずは、虎の勝利の方程式の一角に割って入りこむことだ。記事をまとめてみました。

 

 

 アジアプロ野球チャンピオンシップ2017<日本7-0韓国>◇決勝◇19日◇東京ドーム

 予選「1位」の日本が「2位」の韓国を下して優勝を飾った。2020年東京五輪で金メダルを目指す稲葉新監督にとって初陣は最高の結果となった。

 優勝チームには賞金2000万円、準優勝には 500万円が贈られる。

▽日本稲葉監督 みんなが日の丸の重みを感じて、結束力を持って 1つになって戦うことができた。野球界のために頑張ろうという気持ちがうれしかった。初戦のサヨナラ勝ちが非常に大きかった。目標はあくまで東京五輪の金メダル。

 優勝しナインに胴上げされる稲葉篤紀監督=東京ドーム

 稲葉新監督率いる侍ジャパンが韓国に圧勝し、初代王者に輝いた。16日の予選リーグ初戦では延長戦までもつれ込むサヨナラ勝ちで死闘を演じたがこの日は投打で圧倒した。予選から 3戦全勝で完全優勝。稲葉新監督も、幸先良く初陣で金メダルを獲得した。試合後は歓喜の胴上げで宙を舞った。大会MVPは外崎が選ばれた。

 日本は 4回に先制した。先頭の「4番」山川が四球で出塁。続く上林の犠打が野選を誘い、無死 1、 2塁とすると、「6番」外崎が右翼へ適時打を放った。韓国先発の朴世雄をKOし、なおも 1、 3塁と攻め立てたが追加点はならなかった。

 5回表韓国2死一、三塁、ピンチをしのぎグラブをたたく田口麗斗投手=東京ドーム

 先発田口は韓国打線に 3回まで無安打ピッチング。 5回二死から連打で 1、 3塁とされピンチを迎えたが「1番」パク・ミンウを 2ゴロに仕留め、得点を許さなかった。

 日本は 5回に追加点。先頭の「2番」松本、「3番」近藤健の連打などで一死満塁とし、外崎が詰まりながらも左前に適時打。「7番」西川が右中間を破る2点適時打で続き、リードを広げた。 6回にも二死 2、 3塁から山川が左翼へ「適時打2塁打」を放ち 2点追加。 7回には西川の「右翼へのソロ本塁打」も飛び出した。

 ややぎこちない胴上げで宙に舞った稲葉篤紀監督。この辺も、まだまだ経験が必要!?=東京ドーム

 田口は 7回 3安打一死球、「6奪三振」の力投で無失点。 8回は石崎、 9回は山崎康とつなぎ完封リレーで締めた。

 決勝が行われ、日本は韓国に 7- 0で快勝して優勝を飾った。初開催の大会が初陣となった稲葉篤紀監督が、 1点を重視する新たな“侍野球”を展開。2020年の東京五輪に向け、24歳以下の選手が中心となったヤングチームで好スタートを切った。先発の田口麗斗投手は 7回 3安打無失点。 9回を山崎康晃投手が締め、零封リレーを完成させた。MVPは外崎修汰外野手が受賞した。

 若い選手たちの、ぎこちない胴上げで稲葉監督がやっとこさ 3度、宙に舞った。

 試合後、選手に胴上げされるもなかなか持ち上がらない稲葉篤紀監督(中央)=東京ドーム

 「『恥ずかしいのでいいよ』と話していたけれどうれしかった。ただ、選手が『重い、重い』と言うので、ダイエットしようかと…」

 45歳の指揮官は、照れ笑いを浮かべた。 3戦全勝の“完全優勝”で、初陣にして見事「優勝監督」に。16日の予選リーグ初戦で延長10回、タイブレークの末にサヨナラで破った韓国に、この日は 7- 0と文句なしの完勝を収めた。過去に何度も激戦を繰り広げてきたライバルとの戦いに風穴を開けたのは、 4回の攻撃だった。

 山川(西武)が四球を選び出塁すると、パワフルな打撃が持ち味の上林に出たのは送りバントのサイン。これが野選となり無死 1、 2塁とすると、続く「6番」・外崎には強攻を指示した。

 優勝し胴上げされる稲葉篤紀監督=東京ドーム

 「山川は足が速くないこと、宮崎合宿から外崎は右打ちがうまいと分かっていたので進塁打にかけようと思った」。ミーティングではスコアラーから走塁に関しても細かな指示が出ており、機動力を生かした野球を徹底させている。一方で、選手の調子を見極めて動くのも“稲葉流”だ。

 選手としてはヤクルト、北海道日本ハムで「日本一」を経験。選手、コーチとして日本代表のユニホームを着て何度も大舞台を戦ったが、監督として指揮を執るのは初めてだ。10月には教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」で北海道日本ハムを臨時で指揮し、 2試合で“予行演習”。前任の小久保監督ら先輩監督にも教えを請うなど、万全の準備をして結果につなげた。

 優勝して胴上げされる稲葉篤紀監督=東京ドーム

 実直な稲葉監督らしく、試合後のミーティングでは選手たちに「ありがとうございました。監督として足りない部分を助けてもらった」と頭を下げた。あくまでも目指すのは2020年夏の頂点。「いろんな経験積んでいきながら、東京五輪の金を目指してやっていきたい」。 2年半の道のりで“稲葉流”の「侍ジャパン」を確立させていく。

★ 3試合に「1番」で先発した日本・京田陽太内野手(中日)

 「いろいろな経験ができた。セカンドもやって、この後の野球人生につながると思う」

★日本野球機構(NPB)・熊崎勝彦コミッショナー

 「稲葉監督、コーチ、若き選手の皆さんに心よりお祝い申し上げます。侍ジャパンには引き続き結束して、目標としてかかげる東京五輪での金メダル獲得をぜひ実現していただきたい」

 

 MVPに選ばれた外崎修汰内野手=東京ドーム

 侍ジャパンの西武外崎修汰内野手(24)が大会MVPに選ばれた。

  4回に 2戦連続となる先制打を放ち、 5回にも適時打。稲葉監督に続くお立ち台でインタビューを受けた。「優勝できたことが本当にうれしい。(先制打は)チャンスで回ってきたので、何としても期待に応えようという気持ちで必死に食らいついていった。

 試合前の円陣で『気持ちをいい方向に持っていこう』とみんなの前でしゃべったので、それを実行できたかなと思う」。MVPについては「こういう大会でこういう賞をいただいて、少しだけど自信がついた」と話した。

  4回裏日本無死 1、 2塁、先制の右適時打を放った外崎修汰内野手=東京ドーム

 侍ジャパンの西武外崎修汰内野手が 2試合連続の先制打を放った。

  4回無死 1、 2塁。カウント 1- 3から韓国の先発・朴世雄が投じた、真ん中やや外寄りの 137キロ直球をはじき返した。打球は右翼フェンスへ直撃。貴重な先制適時打となった。

 「まっすぐをうまく右に打つことができた。気を抜かずに勝つまで集中したい」と 5回にも右中間を破る 2点適時打を放ち、バットで流れを引き寄せた。

 

 優勝し笑顔で写真に納まる京田陽太内野手(左)と源田壮亮内野手=東京ドーム

 源田壮亮、京田陽太の急造・ 2遊間コンビはともに反省を口にした。

 源田は打撃の調子を上げられず、 2戦目は先発落ち。この日は 2四球でチャンスを作ったが、無安打で大会を終えた。「守備は普通にできたけど、打撃、走塁では何もできなかった。シーズン中はいつも見てくれているコーチがいるけど、自分で修正する力がなかった」と振り返った。

 京田は全試合「1番」で先発。初戦と決勝は慣れない 2塁を守り、ノーミスだった。打撃は 2戦目に 3打点の活躍だったが、 2塁に入った 2試合はノーヒット。「 2塁のときはダメでしたね。逆の動きが多くて大変だった。まず来年(中日で)レギュラーを取らないと、その先はないと思う」と表情を引き締めた。

 

  5回表韓国二死 1、 3塁、田口麗斗投手は朴珉宇を 2塁ゴロに仕留めガッツポーズを見せる=東京ドーム

 侍ジャパンの先発の巨人田口麗斗投手が、「7回108球3安打6奪三振」の力投を見せ、稲葉ジャパン初タイトルをたぐり寄せた。

 「最初は緊張したけど、初回の先頭を打ち取ってからリズムを作れた」と、 3回まで韓国打線を無安打に抑えた。 1点リードで迎えた 5回。二死 1、 3塁のピンチを迎えたが、韓国の「1番」朴■宇を 132キロの直球で 2ゴロに仕留め、こん身のガッツポーズを見せた。「韓国打線はボール球に手を出さず、つながりがあって手ごわい打線。今日は僕の持ち味である低めへのコントロールが出せた」と、 6、 7回は「三者凡退」とした。

 今大会のベストナインも獲得し「なかなかない経験をさせてもらった。これを糧にシーズンも含めて結果を出して、日々精進してまた稲葉監督の下でやれるように頑張りたい」と喜んだ。

※■は王ヘンに民

  1回裏日本一死、松本剛内野手は「左線越え2塁打」を放った=東京ドーム

 松本剛内野手が外野でベストナインに輝いた。

 初戦はベンチスタートだったが、 2戦目と決勝は「2番中堅」で先発。 2安打ずつを放った。特にこの日は初回に 2塁打を放つと、 4回は右前打、 5回は四球で出塁し、ともに得点につなげた。

 「役割を果たせた打席が多かった。後ろにいい打者が多いので、塁に出れば得点につながる確率が上がると思っていた。きっちり長打で 3塁に運んでくれました」。「3番」を打つ北海道日本ハムの同僚、近藤健との名コンビが光った。

 

 力投した石崎剛投手。 8回を「三者凡退」に抑え、虎戦士が世界にアピールした=東京ドーム

 これまで自分の名前を知らなかった野球ファンへの大きなアピールになった。阪神からただ一人、出場した石崎が、またまた存在感を示した。

 「きょうはそんなによくなかった。それでも抑えられて、すごく自信になった」

  7- 0の 8回に「2番手」で登板すると、左打者 3人を空振り三振、中飛、 2飛に仕留めた。わずか11球だったが、スタンドからは大きな拍手。直球の最速は 150キロ。最後の打者のバットをへし折った。

 「これで僕の名前を全国のファンの方に覚えていただけたかなと」

 そう言いながら少しはにかんだ。2015年に「ドラフト2位」で入団したが、 3年目の今季も前半は 2軍暮らしだった。だが、 8月に 1軍昇格してからは救援で26試合に登板し、「1勝1敗、防御率1.17」とブレーク。シーズン終盤はリードした場面での起用もあった。「力のある速球を投げるね」。就任したばかりの稲葉監督も見逃さなかった。

 「2番手」で登板した石崎剛投手=東京ドーム

 大会前の宮崎合宿中の13日に行われた西武との練習試合で 150キロを連発すると「勝利の方程式で使う」と指揮官。16日の韓国戦はリードされた場面だったが、イニングをまたいで 1回 1/3を無失点。チームの逆転勝利を呼び込んだ。そして、再び韓国の強力打線を力でねじ伏せた。2020年東京五輪の日本代表メンバーの有力候補に名乗りをあげる投球だった。

 「それはまだ先の話ですよ。最後に監督を胴上げできてよかった。でも、(大会は)もう終わったので気持ちを切り替えて、来年に向けて、このオフを過ごしていきたい」

 虎のリリーフ陣は、抑えのドリスを筆頭に、桑原、マテオ、藤川、高橋ら12球団でもトップクラスの陣容。名前を売った右腕の次の目標は、まずは、虎の勝利の方程式の一角に割って入りこむことだ。

 

 アジアプロ野球チャンピオンシップ2017 試合日程

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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阪神桑原、最優秀中継ぎ投手賞受賞!広島菊池がベストナイン初受賞!西武源田、中日京田が新人王受賞!

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阪神・桑原謙太朗投手(32)が20日、東京都内で行われた年間表彰式「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」に出席。自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手の表彰を受け、新球習得も宣言した。マルコス・マテオ投手(33)も同賞、ラファエル・ドリス投手(29)は最多セーブ賞を獲得した。隣に最多勝など「投手4冠」に輝いた菅野(巨人)がいたが、そのオーラに負けない輝きを放った。年俸 800万円の桑原にスポットライトが当たる。苦節10年。横浜(現DeNA)、オリックスと渡り歩いた球団は「3」。ついに“春”が来た。マイクを向けられると声はガラガラだった。マテオ、ドリスは帰国して欠席。虎でただ一人立った舞台からは、 1年前には想像もできなかった光景が広がっていた。シーズン中は休日も外出を極力避け、野球漬けの日々を送った。結果はチームトップの67試合に登板し、「4勝2敗43ホールドポイント(39ホールド)、防御率1.51」。同僚のマテオとともにW受賞を果たした。今オフの契約更改交渉では約 6倍増となる5000万円近くが提示される見通し。それでも漫心はない。阪神の歴史をひもとけば、10年目以降に初めてタイトルを獲得した選手は真弓明信、下柳剛、福原忍がいる。真弓は42歳、下柳は44歳まで現役を続け、福原は40歳シーズンにグラブを置いた。遅咲きの男たちの血が、桑原にも流れている。本領発揮はこれからだ。帰ってくると誓い、また努力の日々を過ごす。

広島の菊池涼介内野手(27)は「5年連続でゴールデングラブ賞」に輝く守備の名手だが、意外にも「ベストナイン」は初の受賞だった。壇上でも「取れるとは思っていなかった」と驚いた。ただ、それ以上に悔しさの方が大きかった。WBCの疲労が残る中で奮闘したが、打率が「3割」を切るなど伸び悩み「苦しいシーズンだった。去年とは全てが違うシーズン」と険しい表情。オフに向けて気持ちを新たにした。骨折した右足首は順調に回復中。負傷したのは横浜スタジアムでのDeNA戦だが「ファンのためにも、横浜スタジアムのライトスタンドに本塁打をぶち込みたい」と“恩返し”を宣言した。

広島の丸佳浩外野手(28)が「セ・リーグMVP」を受賞した。丸は最多安打、「ゴールデングラブ賞、ベストナイン」に続き「4冠」目のタイトルとなった。丸は今季、全 143試合に出場し「打率3割0分8厘。23本塁打、92打点」の 2部門でキャリアハイの数字を残した。不動の「3番打者」として、リーグ連覇に大きく貢献した。広島からのMVPは昨年の新井に続き 2年連続。球団では昨年の新井貴浩内野手(40)に続いて 2年連続、カープの外野手としては1980年の“ミスター赤ヘル”こと山本浩二以来、37年ぶりの栄冠だ。パ・リーグのMVPにはソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が選ばれた。最優秀新人(新人王)にはセ・リーグが中日・京田陽太内野手(23)、パ・リーグは西武・源田壮亮内野手(24=トヨタ自動車)が選出された。宮崎・日南市内で行われた秋季キャンプでも振り込みを敢行。大分・湯布院での主力組のリハビリキャンプにも参加せず、若手と汗を流した。名実ともにカープの、いや球界のリーダーに成長した28歳。でも、これがゴールじゃない。“逆襲”の2018シーズンへ、早くも燃えている。ソフトバンクのデニス・サファテ投手がパ・リーグMVPを受賞した。「日本シリーズMVP、正力賞」との「3冠」は1992年石井丈(西武)1997年古田(ヤクルト)2000年松井(巨人)に次いで「史上4人目」。外国人としては史上初めての快挙となった。サファテは今季、2005年岩瀬仁紀投手(43=中日)2007年藤川球児投手(37=阪神)の「46セーブ」を大幅に上回るプロ野球新記録の「54セーブ」をマーク。 7月 5日には「史上6人目、外国人初の通算200セーブ」を達成し、日本シリーズでは「1勝2セーブ」を挙げて、外国人投手としては1964年スタンカ(南海)以来 2人目のMVPだった。

西武源田壮亮内野手が20日、パ・リーグの最優秀新人に選出された。セは中日京田陽太内野手(23)が選ばれた。西武源田が、断トツでパ・リーグの最優秀新人に選出された。 1年目の今季は、遊撃手のスタメンを勝ち取って、全 143試合フルイニング出場。 155安打を放ち、攻守でチームに貢献した。パ・リーグで野手の最優秀新人選出は1998年の西武小関竜也外野手(41=現・読売ジャイアンツ 1軍打撃コーチ)以来、19年ぶり。入団 1年目の野手に限れば、1997年のロッテ小坂誠内野手(44=現・読売ジャイアンツ 2軍の内野守備走塁コーチ)以来だった。フルイニング出場は長嶋茂雄(巨人=現・巨人終身名誉監督・名球会顧問)ら 4人目の快挙だった。遊撃手としては、 2リーグ制後の新人では初めて。 155安打は「新人歴代3位」の好成績だった。記事をまとめてみました。

 

 <NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD>◇20日◇グランドプリンスホテル新高輪

 阪神・桑原謙太朗投手が20日、東京都内で行われた年間表彰式「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」に出席。自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手の表彰を受け、新球習得も宣言した。マルコス・マテオ投手も同賞、ラファエル・ドリス投手は最多セーブ賞を獲得した。

 隣に最多勝など「投手4冠」に輝いた菅野(巨人)がいたが、そのオーラに負けない輝きを放った。年俸 800万円の桑原にスポットライトが当たる。苦節10年。横浜(現DeNA)、オリックスと渡り歩いた球団は「3」。ついに“春”が来た。

 「すごい光栄に思っています。中継ぎの方、全員調子がよかったので、それに引っ張られた結果だと思います」

 桑原謙太朗投手は緊張した表情でトロフィーを掲げる。苦節10年、やったぜ!=20日、東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 マイクを向けられると声はガラガラだった。マテオ、ドリスは帰国して欠席。虎でただ一人立った舞台からは、 1年前には想像もできなかった光景が広がっていた。

 阪神移籍 2年目の昨季は 1軍登板はナシ。2015年もわずかに 6。昨オフは戦力外の候補にも挙がっていた。だが、あきらめなかった。鳴尾浜で自分を信じて体を動かした。心の支えは昨年 3月に結婚した愛妻だった。「恥ずかしい」と公表は控えたが、守るべき存在を路頭に迷わせるわけにはいかなかった。

  1軍から降格してきた投手がいれば一緒に練習し、最前線のニオイをかぎ続けた。春のキャンプは 2軍。 3月 9日のロッテとのオープン戦(甲子園)で、チャンスが巡ってきた。岩崎が背中の張りで登板回避。その日はファームで登板予定がなかったが、 1軍の試合 1時間前に呼ばれて鳴尾浜から駆けつけた。 7回に登板すると、 1回を無失点。 2四球を出しながらも抑えたのは、準備していたからこそだった。

 そして結果を出し続けて「開幕1軍」。夢のような瞬間の連続。しかし己を忘れることはなかった。

 阪神・桑原謙太朗投手

 シーズン中は休日も外出を極力避け、野球漬けの日々を送った。結果はチームトップの67試合に登板し、「4勝2敗43ホールドポイント(39ホールド)、防御率1.51」。同僚のマテオとともにW受賞を果たした。今オフの契約更改交渉では約 6倍増となる5000万円近くが提示される見通し。それでも漫心はない。

 「こういうふうにタイトルを獲らせてもらった。来年はそれに負けない成績を残したい」

 阪神の歴史をひもとけば、10年目以降に初めてタイトルを獲得した選手は真弓明信、下柳剛、福原忍がいる。真弓は42歳、下柳は44歳まで現役を続け、福原は40歳シーズンにグラブを置いた。遅咲きの男たちの血が、桑原にも流れている。本領発揮はこれからだ。

 「春のキャンプから取り組んでいきたい。球種が少ないので、使える球種を増やしたい。何か 1つ、使えるボールを探していきたい」

 晴れ舞台に「がんばって、また来たい」。帰ってくると誓い、また努力の日々を過ごす。

 阪神・桑原謙太朗投手

◇桑原 謙太朗(くわはら・けんたろう)

 投手。1985(昭和60)年10月29日生まれ、32歳。三重県出身。津田学園高校、奈良産業大學を経て2008年「大社D3巡目」で横浜(現DeNA)入団。同年 7月 9日のヤクルト戦(神宮)でプロ初勝利。2011年にオリックスにトレード移籍。2014年オフに白仁田寛和とのトレードで阪神へ。今季は67試合に登板し、「4勝2敗、39ホールド、防御率1.51」。 1メートル84、84キロ。右投げ右打ち。年俸 800万円。背番号「64」。

◇データBOX◇

 阪神でプロ入り10年目以降での初タイトル受賞者は1983年真弓明信(11年目、30歳)の首位打者(打率0.353)、2005年下柳剛(15年目、37歳)の最多勝利(15勝)、生え抜きでは2014年福原忍(16年目、37歳)の最優秀中継ぎ投手(42HP)。

 

 「ベストナイン」に選ばれ稲葉篤紀日本代表監督(右)と握手を交わす広島菊池涼介内野手=20日、東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 広島の菊池涼介内野手は「5年連続でゴールデングラブ賞」に輝く守備の名手だが、意外にも「ベストナイン」は初の受賞だった。

 壇上でも「まさかという感じ。取れるとは思っていなかった」と驚いた。

 ただ、それ以上に悔しさの方が大きかった。WBCの疲労が残る中で奮闘したが、打率が「3割」を切るなど伸び悩み「苦しいシーズンだった。去年とは全てが違うシーズン」と険しい表情。

 オフに向けて「何をしなきゃいけないかが明確になった。オフはオフでしっかりやる」と気持ちを新たにした。

 「ベストナイン」に選ばれ登壇する広島鈴木誠也外野手=20日、東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 広島の鈴木誠也外野手はシーズン終盤にけがで離脱しながらのベストナインを受賞し「途中までしか出ていないので、僕でいいのかなという感じ」と率直な思いを口にした。

 骨折した右足首は「まだ 100パーセントには程遠い」と言うが、順調に回復中。

 負傷したのは横浜スタジアムでのDeNA戦だが「たくさんの方が頑張れと言ってくれたので、本当に感謝している。そのファンのためにも、横浜スタジアムのライトスタンドに本塁打をぶち込みたい」と“恩返し”を宣言した。

 

 広島丸佳浩外野手

 広島の丸佳浩外野手が「セ・リーグMVP」を受賞した。丸は最多安打、「ゴールデングラブ賞、ベストナイン」に続き「4冠」目のタイトルとなった。

 丸は今季、全 143試合に出場し「打率3割0分8厘。23本塁打、92打点」の 2部門でキャリアハイの数字を残した。不動の「3番打者」として、リーグ連覇に大きく貢献した。

 広島からのMVPは昨年の新井に続き 2年連続。外野手の受賞は1980年の山本浩二以来、37年ぶりとなった。

 丸佳浩外野手(左)は壇上でデニス・サファテ投手とがっちり握手。文句なしのMVPだ=20日、東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 プロ野球の「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」が20日、東京都内のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、広島・丸佳浩外野手がセ・リーグの「最優秀選手賞(MVP)」に選出された。パ・リーグのMVPにはソフトバンクのデニス・サファテ投手が選ばれた。最優秀新人(新人王)にはセ・リーグが中日・京田陽太内野手、パ・リーグは西武・源田壮亮内野手が選出された。

 文句なしの活躍で、頂点まで上り詰めた。丸が節目のプロ10年目で、セ・リーグのMVPを初受賞。壇上では史上最強守護神・サファテ(ソフトバンク)とともに誇らしげな表情を浮かべた。

 「このような賞を受賞できてうれしい。今シーズンはチームとして“つなぐ野球”を意識して取り組んだ。チーム、個人としてレベルアップできたと思います」

 球団では昨年の新井に続いて 2年連続、カープの外野手としては1980年の“ミスター赤ヘル”こと山本浩二以来、37年ぶりの栄冠だ。

 セ・リーグのMVPを受賞し、あいさつする広島・丸佳浩外野手。後方はパ・リーグMVPのソフトバンク・サファテ投手=20日、東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 今季は、その1980年に続く 2度目のリーグ連覇を達成。丸も“新ミスター赤ヘル”の称号を得てもいいほどの活躍だった。全 143試合に出場してチームを引っ張り、打率0.308。23本塁打&92打点」はキャリアハイだ。守備でも中堅手として華麗かつ堅実なプレーを披露し、「ゴールデングラブ賞」と「ベストナイン」のW受賞を果たした。

 なるべくしてなったといっていい。すべてを野球に捧げてきた。シーズン中はナイターでもデーゲームでも、他の選手より早く球場入り。通常、主力は体を休める月曜日も、休日返上でトレーニングをしてきた。さらに試合前練習では 143試合すべて、同じルーティンになるように意識。徹底した自己管理が「良い方向に向かっていった」と胸を張った。

 「シーズンではいい成績を残したが、クライマックスシリーズでは(DeNAに敗れ)悔しい思いをした。(来季は)『3連覇』、そして日本一を目指していきたいです」

 宮崎・日南市内で行われた秋季キャンプでも振り込みを敢行。大分・湯布院での主力組のリハビリキャンプにも参加せず、若手と汗を流した。名実ともにカープの、いや球界のリーダーに成長した28歳。でも、これがゴールじゃない。“逆襲”の2018シーズンへ、早くも燃えている。

 MVPを受賞し、握手を交わす広島・丸佳浩外野手(左)とソフトバンク・サファテ投手=20日、東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 ソフトバンクのデニス・サファテ投手がパ・リーグMVPを受賞した。日本シリーズMVP、正力賞との「3冠」は1992年石井丈(西武)1997年古田(ヤクルト)2000年松井(巨人)に次いで「史上4人目」。外国人としては史上初めての快挙となった。

 サファテは今季、2005年岩瀬(中日)2007年藤川(阪神)の「46セーブ」を大幅に上回るプロ野球新記録の「54セーブ」をマーク。 7月に「11セーブ」、 8月に「11セーブ」と、史上初の「2カ月連続月間2桁セーブ」を記録し、 8~ 9月には、パ・リーグタイの「17試合連続セーブ」。「2敗」は同点で登板した試合で、セーブ失敗は 1度だけだった。 7月 5日には「史上6人目、外国人初の通算200セーブ」を達成し、2015年からの「3年連続40セーブ」も2005~2007年岩瀬に並ぶタイ記録だ。日本シリーズでは「1勝2セーブ」を挙げて、外国人投手としては1964年スタンカ(南海)以来 2人目のMVPだった。

 最優秀選手賞を受賞し笑顔で握手を交わす広島丸佳浩外野手(左)とソフトバンクのデニス・サファテ投手=東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

★最優秀選手の記者投票

 全国の新聞、通信、放送各社で 5年以上のプロ野球担当経験がある記者が 3名連記で投票。 1位 5点、 2位 3点、 3位 1点で合計が最も高い選手が選出される。今年の有効投票総数はセが 286、パは 258。

◇丸 佳浩(まる・よしひろ)

 外野手。1989(平成元)年 4月11日生まれ、28歳。千葉県出身。千葉経済大學附属高校では 2年夏から「2季連続で甲子園に出場」。2008年「高校生D3巡目」で広島入団。2011年からレギュラーに定着し、2013年に盗塁王獲得。同年から 4年連続で「ゴールデングラブ賞」を受賞している。今季は最多安打のタイトルを獲得、 143試合に出場し、「打率0.308、171安打、23本塁打、92打点」。 1メートル77、90キロ。右投げ左打ち。既婚。年俸8500万円。背番号「9」。

 

 西武源田壮亮内野手が20日、パ・リーグの最優秀新人に選出された。

  1年目の今季は、遊撃手のスタメンを勝ち取って、全 143試合フルイニング出場。 155安打を放ち、攻守でチームに貢献した。

 パ・リーグで野手の最優秀新人選出は1998年の西武小関竜也以来、19年ぶり。入団 1年目の野手に限れば、1997年のロッテ小坂誠以来だった。「 1回しか取れない賞なので、すごくうれしいです。両親は試合の毎朝、メールをくれて、気にかけてくれていたので、喜んでくれると思います」と笑顔で話した。

 パリーグ最優秀新人王を受賞し笑顔でガッツポーズをする西武源田壮亮内野手=東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」が20日、東京都内で開かれ、最優秀新人(新人王)は、パが西武源田壮亮内野手、セは中日京田陽太内野手が選ばれた。

 西武源田が、断トツでパ・リーグの最優秀新人に選出された。有効投票数 258のうち、252票を獲得。「8勝」を挙げた「2位」のオリックス山岡らを寄せ付けなかった。「 1回しか取れない賞なので、すごくうれしいです。フルイニングで出られたことが大きいと思います」と笑顔で話した。

 数々の記録を作った。ルーキーでの全試合出場は 2リーグ制後、1997年小坂(ロッテ)以来11人目。フルイニング出場は長嶋(巨人)ら 4人目の快挙だった。遊撃手としては、 2リーグ制後の新人では初めて。 155安打は「新人歴代3位」の好成績だった。

 最優秀新人を受賞し笑顔でガッツポーズする中日京田陽太内野手(左)と西武源田壮亮内野手=東京都港区・グランドプリンスホテル新高輪

 周囲のサポートに感謝した。両親からは試合の毎朝、LINE(ライン)が届き、スタンプで返信。「言われたくないようなことも言われましたけど、気にかけてくれていたので、喜んでくれると思います」と話した。チームメートや首脳陣からも声を掛けられ、攻守で活躍した。  来季の目標には 1ケタ失策を掲げた。今季は「21失策」で「監督、コーチから来年は『1ケタ』でと言われている。目標にしたいです」と意気込んだ。「周りからの見る目、基準も上がる。今年以上の成績を残さないといけないです」と決意を込めた。

▼新人王は京田8中日)と源田(西武)で、両リーグともに遊撃手が受賞。両リーグで野手が新人王を獲得するのは1996年の仁志(巨人= 3塁手)と金子(日本ハム球団= 2塁手)以来、21年ぶり 7度目。同じポジションの野手が受賞したのは初めて。

◆MVPと新人王の選出方法 日本シリーズ開幕前までのプロ野球担当記者らによる投票で決まる。今年の有効投票総数はセが 286票、パが 258票。

☆「NPB AWARDS(アワーズ)」  日本野球機構(NPB)の年間表彰式で、2014年から現在の名称となった。毎年11月にリーグ戦の各タイトルなどを表彰する。今年は東京のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、大正製薬が特別協賛。最優秀中継ぎ投手は1996年から始まり、シーズンでホールドポイント(HP)を最も多く挙げた選手が表彰される。阪神では過去に福原忍や藤川球児が受賞している。

 

 中日京田内野手と西武源田内野手が最優秀新人賞をゲットしたが、これは侍ジャパンでの成績もかなり加味された上での成績だったのでは無いだろうか。侍で良い夢を見せてくれて、最優秀新人賞でもっと良い夢を見させてくれた。これで、来年悪い成績に終わったら( 2年目のジンクス)かなりのクレームが出るだろうから、今年以上に頑張って貰いたいですね。

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年日本シリーズ 日程

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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マテオ&ドリス、救援部門虎戦士独占!坂本300万円増で更改!糸原800万増!松田は100万増!

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「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」が20日、東京都内で行われた。セ・リーグの投手救援部門を虎戦士が独占した。マテオが桑原と並ぶ「43ホールドポイント」で自身初の最優秀中継ぎ賞を受賞。守護神ドリスも「37セーブ」で最多セーブ投手に輝いた。ドミニカンコンビはすでに帰国して欠席だったが、ドリスは恩返しを誓っており、来季もフル回転が期待される。

苦節13年目の“初任給超え”だ!! 岡崎太一捕手(34)が20日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 400万円増の1700万円でサインした。2004年に自由獲得枠で入団した当時の年俸1500万円を初めて上回った。今季は 6月にプロ初本塁打、翌日はプロ初のサヨナラ打と連日の大活躍。底力を発揮した苦労人が「感動料」ゲットで来季の正妻奪取を誓った。(金額は推定)プロ野球ならではの光景だった。13年働いて、初めて新人時代の給料を超える。うれし恥ずかしのアップ査定だった。 2年連続の昇給で1700万円にアップ。2005年新人時代の1500万円をようやく上回った。勝負の世界に生きる男の意地だろう。今季も「戦力外」と背中合わせ。転機は 6月だった。「開幕1軍」を迎えたが、それまで 1安打。 2日の北海道日本ハム戦は 2点リードの 6回一死 2、 3塁でスクイズを敢行したが、空振りの失敗。逆転負けの引き金になった。背水の陣だ。翌 3日も先発出場し、 4回に誰もが驚く「逆転2ラン」。プロ13年目の初アーチは、阪神在籍年数では野手で誰よりも遅い「1号」だった。さらに 4日はファウルで 8球粘って左翼線を破る、初体験のサヨナラ打。神懸かりの 3日間で存在感を示した。 5カ月半後のこの日、あの奮闘は「感動料」として報われた。梅野隆太郎捕手(26)、坂本誠志郎捕手(24)らが正捕手争いを繰り広げるが、ベテランもまた、目の色を変えて定位置を奪いに行く。

阪神の 5選手が21日、西宮市内の球団事務所で契約を更改した。来季 3年目の坂本誠志郎捕手(24)は 300万円増の1600万円でサイン。充実感と悔しさが入り交じった。酔いも甘いも経験した2017年シーズン。激しい競争の中で、正妻に手が届きそうだった。落ち着きが増した攻守を評価され、坂本が 300万増の1600万円で契約を更改した。 2年目の今季、開幕前に右手親指を骨折。初昇格は 7月 5日のDeNA戦(横浜)だった。その後、安定した守備を武器に出番を増やし、 8月26日の巨人戦(東京ドーム)からは「18試合連続」で先発を任された。首脳陣から信頼を積み重ねたからこそ、鯉との天王山でもスタメンを勝ち取った。オフ期間は、もう一度自分と向き合う構えだ。レベルアップのために自分に投資し、専門家を行脚し、屈強な肉体を手に入れる。そして開幕マスクという大役を、目標に掲げた。24歳の若虎が、虎の中心にどっかり座る。(金額は推定)

「2016年ドラフト5位」の阪神糸原健斗内野手(25)が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 800万円から倍増となる1600万円で更改した。今季は66試合に出場して、「打率2割5分9厘、1本塁打、24打点」。 7月19日広島戦(甲子園)に 5回の守備で右膝を負傷して長期離脱。懸命にリハビリを重ねてCSファーストステージで復帰を果たした。レギュラーの座をつかむために、今オフは徹底的に体を鍛える意気込みだ。虎では社会人時代には不慣れだった遊撃として出場を重ねた。FA宣言している大和内野手(30)が流出すれば、遊撃争いの激化は必至。オフ期間は鳴尾浜を中心に自主トレを行う予定。定位置確保へ、表情を引き締めた。(金額は推定)

森越祐人内野手(29)が21日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 350万円増の1000万円でサインした。絵に描いたようなほっくほく顔で会見場に姿をあらわれた。報道陣から顔がほころんでいる…と指摘されると「気のせいではないです。事実だと思います」と笑わせた。プロ入り 7年目で最多の29試合に出場。打率は「0.130」だったが数字にあらわれない堅実な守備とムードメーカーとしてチームに貢献。今後の守備練習は内外野 4種類のグラブを使用してどこでも守るつもり。一撃必殺の極意を会得し、虎の仕事人になる。(金額は推定)

来季7年目を迎える松田遼馬投手(23)が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 100万円アップの1500万円で更改した。今季は26試合に登板して「1勝2敗、1ホールド、防御率5.05」。 8月にはプロ初先発も経験した。松田は50試合登板を目標に挙げた。(金額は推定)

青柳晃洋投手(23)が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 100万円アップの1300万円で更改した。 2年目の今季は開幕ローテ入りを果たしたが、終わってみれば12試合の登板で「4勝4敗、防御率3.22」。 1、 2軍を往き来するシーズンだった。(金額は推定)

金本監督が 2塁、遊撃挑戦中の大山悠輔内野手(22)に体脂肪率 5%減を指令した。現在の体重は約87キロ。体脂肪率は18%程度だという。入団直後だった 1年前と比べ、体脂肪率は増えている。厳命された体重増に取り組んだ結果だ。すでにトレーナーに指示済み。「言ったことをコツコツやるタイプだから」と進化に期待した。

 

 <NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD>◇20日◇グランドプリンスホテル新高輪

 「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」が20日、東京都内で行われた。

 セ・リーグの投手救援部門を虎戦士が独占した。マテオが桑原と並ぶ「43ホールドポイント」で自身初の最優秀中継ぎ賞を受賞。守護神ドリスも「37セーブ」で最多セーブ投手に輝いた。ドミニカンコンビはすでに帰国して欠席だったが、ドリスは「支えてくれたすべての方々に感謝したい」と、恩返しを誓っており、来季もフル回転が期待される。

 シーズンを終え帰国の途に就くマルコス・マテオ投手((左)とラファエル・ドリス投手=関西空港(2017年10月19日撮影)

 

 苦節13年目の“初任給超え”だ!! 岡崎太一捕手が20日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 400万円増の1700万円でサインした。2004年に自由獲得枠で入団した当時の年俸1500万円を初めて上回った。今季は 6月にプロ初本塁打、翌日はプロ初のサヨナラ打と連日の大活躍。底力を発揮した苦労人が「感動料」ゲットで来季の正妻奪取を誓った。(金額は推定)

 プロ野球ならではの光景だった。13年働いて、初めて新人時代の給料を超える。うれし恥ずかしのアップ査定だった。ルーキーだった2005年の年俸を超えた点を問われると、苦笑いで言った。「情けないハナシですが…」。 2年連続の昇給で1700万円にアップ。2005年新人時代の1500万円をようやく上回った。

 勝負の世界に生きる男の意地だろう。今季も「戦力外」と背中合わせ。転機は 6月だった。「開幕1軍」を迎えたが、それまで 1安打。 2日の北海道日本ハム戦は 2点リードの 6回一死 2、 3塁でスクイズを敢行したが、空振りの失敗。逆転負けの引き金になった。

 「 1戦目、自分のミスで負けてしまった。自分のなかで、これが最後になるかもしれない気持ちで挑んだ試合だった。そのなかで結果を出せたのは良かった」

 アップで契約更改を終え笑顔をみせる岡崎太一捕手=西宮市内の球団事務所

 背水の陣だ。翌 3日も先発出場し、 4回に誰もが驚く「逆転2ラン」。プロ13年目の初アーチは、阪神在籍年数では野手で誰よりも遅い「1号」だった。さらに 4日はファウルで 8球粘って左翼線を破る、初体験のサヨナラ打。神懸かりの 3日間で存在感を示した。 5カ月半後のこの日、あの奮闘は「感動料」として報われた。

 ベンチを温める日々も、もっとも本塁寄りに座る。バッテリーの球筋を確認し続け、監督ら首脳陣の話に聞き耳を立てる。時間があれば、ベンチ裏でレガースをピカピカに磨く。「汚れていたら、投手も『何や』と思うでしょう」。数少ない出番を待ち、腐らず、ただ、ひたむきに準備するのだ。だから、いまも、現状に満足することはない。この日もキッパリ言い切る。

 「ああいうのをプロの世界は 1試合 2試合だけじゃなくて続けていかないといけない。今年は今年で終わった。来年、もう 1回、レギュラーをとるという気持ちで、若いヤツに負けない気持ちでやっていきたい」

 交渉役の嶌村球団本部副本部長は「先発マスクの機会は少なくなっているけど、チームに貢献してくれている」と評価した。梅野、坂本らが正捕手争いを繰り広げるが、ベテランもまた、目の色を変えて定位置を奪いに行く。

 

 契約更改を終え会見に臨む坂本誠志郎捕手=西宮市内の球団事務所

 坂本誠志郎捕手が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 300万円増となる1600万円で更改した。

 今季は42試合に出場して、「打率2割4分8厘、2本塁打、17打点」。「チームに迷惑を掛けた。ケガがなかったら、もう少しできたかもしれない。来年は 1年間できる体を作りたい」。

 目指すはプロ入り初の開幕スタメンで、「 1番評価されて、 1番良い状態のキャッチャーが開幕ではマスクをかぶると思う。そこに自分がいれるようにしたい」と意気込んだ。(金額は推定)

  300万円増の1600万円でサインした坂本誠志郎捕手。 9月の「広島戦3連敗」の悔しさを来季はらす=西宮市内の球団事務所

 阪神の 5選手が21日、西宮市内の球団事務所で契約を更改した。来季 3年目の坂本誠志郎捕手は 300万円増の1600万円でサイン(金額は推定)。 3戦連続スタメン出場した 9月の「広島3連戦」(マツダ)で屈辱の「3連敗」。原口の捕手復帰で競争が激しくなる正妻争いに向け「そこに自分がいられるように」と開幕マスクを目標に掲げた。

 充実感と悔しさが入り交じった。酔いも甘いも経験した2017年シーズン。激しい競争の中で、正妻に手が届きそうだった。落ち着きが増した攻守を評価され、坂本が 300万増の1600万円で契約を更改した。

 「けがで離脱してチームに迷惑をかけた。もっともっとやれたんじゃないか、やらないといけないというのが正直なところです」

 忘れられない試合がある。 9月 5日からの「広島3連戦」(マツダ)だ。「6.5ゲーム」差で迎えた首位決戦で「3連敗」。 2試合のサヨナラを含む 3試合すべてが逆転負けだった。虎の「自力V」は消滅し、鯉の背中が遠のいた。

  9回福留孝介外野手の逆転2ランも安部友裕内野手にサヨナラ2ラン=マツダスタジアム(2017年 9月 5日)

 「全部出ていたので責任はあります。そこで使ってもらって、勝ちきれなかったことは来シーズンにつなげないと」と唇をかむ。勝敗の比重が大きいポジションだからこそ、悔しさも人一倍残った。

  2年目の今季、開幕前に右手親指を骨折。初昇格は 7月 5日のDeNA戦(横浜)だった。その後、安定した守備を武器に出番を増やし、 8月26日の巨人戦(東京ドーム)からは「18試合連続」で先発を任された。首脳陣から信頼を積み重ねたからこそ、鯉との天王山でもスタメンを勝ち取った。

 しかし、 9月19日、全体練習中に左脇腹を筋挫傷し、翌日に登録抹消。「打率0.248、2本塁打、17打点」でシーズンを終えた。DeNAと争ったクライマックスシリーズファーストステージで、主戦を担ったのは梅野だった。

 オフ期間は、もう一度自分と向き合う構えだ。年俸の使い道について「けがとかもあったので。自分の身体を見つめ直さないと。専門の方にお願いしたり」と話した。レベルアップのために自分に投資し、専門家を行脚し、屈強な肉体を手に入れる。そして開幕マスクという大役を、目標に掲げた。

  3- 0 8回にマテオ投手 3失点、延長11回サヨナラ負け…=マツダスタジアム(2017年 9月 6日)

 「一番評価されて、一番いい状態のキャッチャーが開幕でマスクを被ると思います。自分がそこにいられるようにしたいです」

 24歳の若虎が、虎の中心にどっかり座る。

★阪神・ 9月のマツダ(広島戦) 3連敗VTR

◆ 9月 5日:藤浪晋太郎投手が先発も、 1回に 2失点。 5- 6の 9回表に福留孝介外野手の「2ラン」で逆転するも、その裏にドリス投手が安部友裕内野手に「2ラン」を浴び、 7- 8で逆転サヨナラ負け。「自力V」が消滅し、広島に優勝マジック「12」が再点灯した。

◆ 同 6日:先発岩田稔投手が好投も、 3- 0の 8回に 3番手・マテオ投手が 3失点し、同点に。延長11回に石崎剛投手が會澤翼捕手にサヨナラ打を浴び、 3- 4で逆転負け。

◆ 同 7日:秋山拓巳投手が先発したが、 4- 2の 5回に丸佳浩外野手、安部友裕内野手の適時打などで 4失点と崩れ、 4- 6で逆転負け。 3試合いずれも逆転負けを喫し、広島の優勝マジックは「8」。首位とのゲーム差も「9.5」差に広がった。

 

 「2016年ドラフト5位」の阪神糸原健斗内野手が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 800万円から倍増となる1600万円で更改した。

 今季は66試合に出場して、「打率2割5分9厘、1本塁打、24打点」。「(球団からは)ケガするまでは頑張ってくれたと言われました」。

  7月19日広島戦(甲子園)に 5回の守備で右膝を負傷して長期離脱。懸命にリハビリを重ねてCSファーストステージで復帰を果たした。

 「ケガしたのが悔しい 1年でした。(来季は)任されたところで、そのチャンスをつかめるようにしたい。(オフは)ずっと練習して過ごしたいです」。レギュラーの座をつかむために、今オフは徹底的に体を鍛える意気込みだ。(金額は推定)

 契約更改を終え会見に臨む糸原健斗内野手=西宮市内の球団事務所

 来季 2年目の糸原健斗内野手が21日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 800万円から倍増の1600万円で更改した。

 「けがをしたのが一番悔しい。打つ、走る、守るの全てでレベルアップして、 1年間戦える身体を作っていきたいです」 「D5位」ながら春季キャンプから 1軍に抜てき。オープン戦でも打率 0.303と結果を残し、開幕 1軍を勝ち取った。その後も持ち前の勝負強い打撃と 2遊間を守れるユーティリティ性を生かし、出番を増やした。 7月 9日の巨人戦(甲子園)ではプロ初本塁打を含む 4安打 3打点。 9回には中越えにサヨナラ打を放った。

 倍増の1600万円でサインした糸原健斗内野手。大和がFA流出した場合、重要な存在になる=西宮市内の球団事務所

 しかし同19日の広島戦(同)、飛球を捕る際に右膝を負傷。「右膝内側側副靱帯損傷」で戦線離脱を余儀なくされ、「打率0.259、1本塁打、24打点」でルーキーイヤーを終えた。

 虎では社会人時代には不慣れだった遊撃として出場を重ねた。「チームに迷惑かけたので。しっかり守れるように」と険しい表情。FA宣言している大和が流出すれば、遊撃争いの激化は必至。オフ期間は鳴尾浜を中心に自主トレを行う予定。定位置確保へ、表情を引き締めた。(金額は推定)

 

 森越祐人内野手が21日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 350万円増の1000万円でサインした。

 絵に描いたようなほっくほく顔で会見場に姿をあらわれた。報道陣から顔がほころんでいる…と指摘されると「気のせいではないです。事実だと思います」と笑わせた。

 まさにホクホク顔の森越祐人内野手。 350万円増の1000万円でサインした=西宮市内の球団事務所

 プロ入り 7年目で最多の29試合に出場。打率は「0.130」だったが数字にあらわれない堅実な守備とムードメーカーとしてチームに貢献。来季の試合前の声出し役も「準備しておこうかな。(プランは)極秘です」とノリノリだ。

 「代打でのバントとか、守備固めとかみんな嫌だと思うけど、そういうことをやれば 1軍に残れる可能性も広がる。一発勝負のところで決められるように練習したい」。今後の守備練習は内外野 4種類のグラブを使用してどこでも守るつもり。一撃必殺の極意を会得し、虎の仕事人になる。(金額は推定)

 

 来季7年目を迎える松田遼馬投手が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 100万円アップの1500万円で更改した。

 今季は26試合に登板して「1勝2敗、1ホールド、防御率5.05」。 8月にはプロ初先発も経験した。松田は「中継ぎで 1年間やられている方は50試合投げている。僕自身は投げたことがない。 1年間 1軍で投げられるように頑張りたい」と、50試合登板を目標に挙げた。(金額は推定)

 契約更改を終え会見する松田遼馬投手=西宮市内の球団事務所

 来季 7年目の松田は21日、 100万円増の1500万円でサインした。今季は26試合に登板し「1勝2敗、防御率5.05」の数字を残した。

 「球団から(中継ぎなら)50試合より多く投げてほしいといわれました。 1年間、 1軍にいたことがない。来年こそ結果を残したい」と腕をぶした。このオフは香田投手コーチから投手陣へ「自分の(持ち球で)代名詞を作れ」と“指令”が出ており、右腕も「キャンプでカーブがよくなった。継続していきたい」と力を込めた。(金額は推定)

 

 青柳晃洋投手が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 100万円アップの1300万円で更改した。 2年目の今季は開幕ローテ入りを果たしたが、終わってみれば12試合の登板で「4勝4敗、防御率3.22」。 1、 2軍を往き来するシーズンだった。

 契約更改を終えて会見する青柳晃洋投手=西宮市内の球団事務所

 青柳は「開幕の 6人目に入れてもらったけど、守りきれなかった。大変だったけど、この経験を生かして来年こそはスタートダッシュを切れるようにしたい」と、意気込みを語った。(金額は推定)

 

 キン肉マンになれ! 金本監督が 2塁、遊撃挑戦中の大山に体脂肪率 5%減を指令した。現在の体重は約87キロ。体脂肪率は18%程度だという。「それを12~13%ぐらいまで、 5%ぐらい落とせないかなと。厳しい数字だけど。体重は今のままでいいんじゃない。それで体脂肪を 5%ぐらい落として、筋肉に変えたらちょうどいいんじゃないかな。スピードも上がってくると思うし」と説明した。

 金本知憲監督から体脂肪率を12パーセントに減らす命令がでた大山悠輔内野手=高知・安芸タイガース球場

 入団直後だった 1年前と比べ、体脂肪率は増えている。厳命された体重増に取り組んだ結果だ。「(今度は)その脂肪を筋肉に変えて、体重が同じだったら動きはもっと良くなる。トレーナーの管理も必要になってくる。食事指導も必要になるね」。すでにトレーナーに指示済み。「彼はやるでしょう。まじめな性格だから。言ったことをコツコツやるタイプだから」と進化に期待した。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年日本シリーズ 日程

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督地獄の放任!福留来季優勝誓う!原口5キロ減で正妻取り目指す!元阪神一二三選手が逮捕!-1

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「ミキハウス・サンスポMVP表彰&ファン交歓会」が22日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で行われ、福留孝介外野手(40)が栄えある「第30回のMVP(賞金 100万円)」に、俊介外野手(30)がミキハウス特別賞(同20万円)に輝いた。今季主将を務めた福留は喜びとともに来季のリーグ優勝を宣言。 1年後に、この場に帰ってくることを約束した。壇上に呼ばれると、いきなり福留トークがさえ渡った。30回目の節目を迎える「サンスポMVP」で初の受賞。 200人を前に“圧力”をかけていたことを明かした。まずは場内を爆笑の渦に巻き込んだ。さすが主将。一気に場をなごませると、賞金 100万円を受け取り、深々と頭を下げ、本音を明かした。「打率0.263、18本塁打、79打点」。主砲として「2位」躍進に貢献し、DeNAとのクライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージ第 1戦では井納から決勝弾を放つなどさすがの勝負強さをみせつけた。だが、またしても、あと 1歩届かなかった栄光。誰よりもチームの勝利を考える男にとって、悔しさばかりが残っていた。いわゆる、ゆとり世代に対し、「本当にコイツ、分かってんのかな?」と首をかしげたことはあったというが、関川浩一(現ソフトバンク 3軍監督)ら中日時代から“うるさい”先輩がそばにいてくれたからこそ成長できた。だからこそ、敢えて鬼になる。さらなるチームの大黒柱になり、頂点に輝く。もっともっと胸を張って、同じ壇上で心からの笑顔をみせる。

「ミキハウス・サンスポMVP表彰&ファン交歓会」が22日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で行われた。ミキハウス・木村皓一社長(72)は壇上で、福留のV宣言に全面バックアップすることを約束した。リーグ優勝&福留MVPならば、「賞金1000万円」! これには石田&村西両アナウンサーも声をそろえて「いっせん万円!?」と仰天。福留はニンマリしながら「サンスポの記者!」とメモをするポーズを繰り出して「頑張ります」と気合を入れた。

ミキハウス特別賞「頼もしかったで賞」を受賞した俊介外野手が22日、来季の目標に「規定打席での『打率3割、1番定着』」を掲げた。来年 1月も三重・伊賀市にある「ミキハウス」の施設で恒例の自主トレを行う予定で、来季は一気に「ミキハウス・サンスポMVP」をいただく。縁も、ゆかりもある賞だ。これを弾みに、チームでの地位も「ミキハウス・サンスポMVP」も、完全に自分のモノにしてしまう。サプライズで登場した俊介は、大喝采を浴びてミキハウス特別賞に輝き、さらなる飛躍を約束した。司会者から「『1番』でフル出場して『3割』以上か」と念押しされても、「がんばります!」と即答した。中堅手レギュラーは中谷将大外野手(24)、高山俊外野手(24)らも狙う激戦区。だがこの日授与された「頼もしかったで賞」の名の通り、今季終盤の俊介はどこまでも頼りになった。来季は開幕から金本監督の信頼を勝ち取り、若手を制して「1番・中堅」に定着する。来年 1月も、 6年連続で三重・伊賀市の「ミキハウスベースボールクラブ」のグラウンドで自主トレを行う予定だ。ミキハウスに育てられた男として、来季こそは「ミキハウス・サンスポMVP」を狙う。ギラギラと輝く目で、俊介が外野とチームの中心に立つ。

阪神が22日、大阪市内のホテルで球団納会を行った。あいさつに立った金本知憲監督(49)はシーズン終了から約 1カ月が経過したが、まだ悔しさは消えていない様子で「『2位』は敗者だと思っています。来年とにかく頑張って、皆で勝者になりましょう!」と、力強く話した。納会には坂井球団オーナーやフロント陣も数多く参加。阪神ファンが待ち望む2005年以来、13年ぶりのリーグ優勝に向けて気持ちを新たにした。放任主義からはい上がれ! 阪神金本監督が、今オフは自主性を重んじる方針を示した。 1年前は若手24選手を指名し、オフのノルマとしてバーベルスクワットの数値アップを課した。今オフは目標設定を定めない。若虎はキャンプ打ち上げから中 1日を空けて、この日から甲子園で“継続キャンプ”をスタートさせた。投手は山本翔也(29)、野手は伊藤隼太外野手(28)を最年長として、高山、大山悠輔内野手(22=白鴎大學)ら20代の若虎約20人が集結。ランニング 1時間、ウエートトレ 1時間で汗を流した。指揮官の言葉を聞くまでもなく、各自がトレーニングにいそしんだ。福留孝介外野手、糸井嘉男外野手(36)、鳥谷敬内野手(36)の 3人以外のレギュラーは白紙で、他ポジションで若手の競争を求めた。今季は中谷が生え抜きの右打者では11年ぶりとなる「20発」を記録し、 1年目の大山も勝負強さを発揮。投手では秋山拓巳(26)が「12勝」と殻を破り、セットアッパーに抜てきした桑原謙太朗(32)、岩崎優(26)らもプロ野球史上初の“60試合登板クインテット”と躍動した。まいた種が少しずつ芽を出してきたが、まだまだ物足りない。現時点で来季のレギュラーは福留、糸井、鳥谷の「ベテラン3人衆」のみ。再びチームが集まる来年の「2.1」。どこまで戦える集団になっているか。指揮官はそれを、楽しみにしている。坂井オーナーは壇上から首位・広島との「10ゲーム」差を「ゲーム差ほどたくさんあいているとは私は思っていない」と力を込め、期待を寄せた。

阪神から国内FA宣言し、DeNA、オリックスとの交渉を終えている大和は、球団納会に参加せず。金本監督は心境をおもんぱかった。DeNA、オリックス、そして阪神による争奪戦が繰り広げられており、 3球団との交渉を終えた現在は熟考期間中。 1人で考える時間を優先させるようだ。大和は25日の「ファン感謝デー」にも参加しないもよう。

2塁と遊撃に挑戦中の大山が、金本監督の「体脂肪5%減」指令に応える覚悟だ。21日は甲子園で若手選手中心の強化指定練習に参加。体脂肪を減らしていくのかと問われると意欲を見せた。

今秋のキャンプから捕手に再挑戦中の原口文仁捕手(25)は、ダイエットで正妻取りを目指す。約90キロあった体重を85キロほどに落として、捕手の動きも軽快にする狙い。さらなる減量も計画中だ。昨オフは水泳トレーニングも導入して体を引き締めた。水泳トレは継続する方針だ。キャンプの紅白戦では 1発を放つなど、持ち前の打力でアピールに成功した。春は守りもアピールしたい。捕手として 1年空いたブランクを取り戻すために、オフも燃焼を続ける。

梅野隆太郎捕手(26)が21日、自転車に乗って甲子園にやってきた。兵庫県内の自宅から約25分間。寒空の下、汗を流しながらの到着だ。秋季キャンプ終了後も甲子園で練習を続ける梅野にとって、「チャリトレ」も立派な練習だ。正捕手争いはシーズンが終わってもバチバチと火花が散っている。秋季キャンプから原口が捕手に再挑戦。坂本誠志郎(24)、長坂拳弥(23)の若手に加えて、岡崎太一(34)、小宮山慎二(31)らのベテランも 1つの椅子を狙っている。ほかの若虎と同様、11月中は甲子園でトレーニングを続ける予定。ゆっくりと休んでいる暇などない。通勤時間もトレーニング。ペダルを踏みしめる足にも自然と力が入る。

プロ野球阪神の四藤慶一郎球団社長(57)は、昨季まで在籍した一二三(ひふみ)慎太選手(25)が女性に乱暴したとして強制性交の疑いで他の男 2人とともに沖縄県警に逮捕されたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。今月中旬、沖縄県内で女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。また高校時代にバッテリーを組み、今年のドラフト会議で巨人に「3位指名」された大城卓三捕手(NTT西日本)は「(ニュースを聞いても)何も思わないですね」と言葉少なに話した。一二三容疑者は、2010年夏の全国高校野球選手権大会で準優勝した東海大學付属相模高校(神奈川県)のエースとして活躍。同年のプロ野球ドラフト会議で「2位指名」を受け阪神に入団したが、昨年戦力外となり、今年からミリオンスターズで練習生として活動していた。ミリオンスターズは「事実関係を確認中」としている。記事をまとめてみました。

 

 「ミキハウス・サンスポMVP表彰&ファン交歓会」が22日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で行われ、福留孝介外野手が栄えある「第30回のMVP(賞金 100万円)」に、俊介外野手がミキハウス特別賞(同20万円)に輝いた。今季主将を務めた福留は喜びとともに来季のリーグ優勝を宣言。 1年後に、この場に帰ってくることを約束した。

 壇上に呼ばれると、いきなり福留トークがさえ渡った。30回目の節目を迎える「サンスポMVP」で初の受賞。 200人を前に“圧力”をかけていたことを明かした。

 「本当にありがとうございます。本当にこう、阪神に来てからずっとサンスポの記者を手なずけたかいがありました」

 ミキハウス木村社長(中央)や子供たちと記念写真に収まる福留孝介外野手(中央左)と俊介外野手(同右)=大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪

 まずは場内を爆笑の渦に巻き込んだ。さすが主将。一気に場をなごませると、賞金 100万円を受け取り、深々と頭を下げ、本音を明かした。

 「こういう賞をいただけるのはすごくうれしいんですが、やっぱりこう、どうしてもシーズンを振り返って、最後勝てなかったという悔しさの方がなかなか大きくて…。来年はここで優勝して、もう一度、こうして賞をいただいて。皆さんの前で、もう少し笑顔で話ができるようにやれたら」

 「打率0.263、18本塁打、79打点」。主砲として「2位」躍進に貢献し、DeNAとのクライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージ第 1戦では井納から決勝弾を放つなどさすがの勝負強さをみせつけた。だが、またしても、あと 1歩届かなかった栄光。誰よりもチームの勝利を考える男にとって、悔しさばかりが残っていた。

 福留孝介外野手

 今季は鳥谷から主将を預かった。チームを変えたいと思ったが肩肘を張ることだけはしたくなかった。

 「ただ、チームの中で選手に好かれようとか、仲良くしようという気は一切なかったですね。逆にいえば嫌がられるというか。『また、うるさいなぁ』と思われるぐらいに、いってやろう、というのだけは思っていた」

 いいたいことをいう。その選手のためだから、口を酸っぱくする。野手だけじゃなく、投手に対しても同じ。「前に出て失敗してほしいので。前に出て失敗をするときは、一切何も言わない」。自らブレーキをかけることだけは許さなかった。

 球団納会で挨拶する金本知憲監督=22日、大阪市内のホテル阪神

 いわゆる、ゆとり世代に対し、「本当にコイツ、分かってんのかな?」と首をかしげたことはあったというが、「やっぱり仲良しこよしじゃ、どうやったって勝てない。 1人、 2人、嫌われ役がいるっていうのが一番いいことなのかなと思います」ととらえた。変な同情はしない。関川浩一(現ソフトバンク 3軍監督)ら中日時代から“うるさい”先輩がそばにいてくれたからこそ成長できた。だからこそ、敢えて鬼になる。

 「本当にチームが勝つために、どうやって自分がその中で活躍できるか、どういう働きができるか、ということプラス、若い選手をどうやって乗せて一緒に勝つということを覚えていけるか、ということをやっていけたら。(MVPは)本当にそういうのを自分の中で励みにして、いただけるものは、しっかりいただきます」

 球団納会に出席する福留孝介外野手と鳥谷敬内野手=大阪市内のホテル阪神

 さらなるチームの大黒柱になり、頂点に輝く。もっともっと胸を張って、同じ壇上で心からの笑顔をみせる。

★ポーズ失敗!?

 福留の決めポーズといえば本塁打を放ち、 1塁をまわった後で、人さし指を突き上げるもの。CSで井納から一発を放ったときもみせたが、「 3年前(のCS)ですかね? 広島の前田健太(現ドジャース)から打ったときも、たぶん、僕ね、同じポーズしているんですよ」と自覚していることを明かした。「後で(映像で)見て『しまった、変えればよかった』と」と場内を笑わせた。

 球団納会に出席する鳥谷敬内野手=大阪市内のホテル阪神

★サンスポMVP

 プロ野球公式戦開催日に、サンケイスポーツデスクが独断と偏見で、その日に最も活躍した選手を選出するサンケイスポーツ独自の表彰。最多得票選手にはシーズン終了後、ミキハウスから賞金 100万円が贈られる。顕著な活躍をした選手にも特別賞や新人賞などの形で表彰される。昨季は阪神・原口文仁捕手がMVPを受賞。

 球団納会に出席する石崎剛投手=大阪市内のホテル阪神

☆ミキハウス

 創業者でもある木村皓一社長が1971(昭和46)年 4月創業。1978年 9月三起商行株式会社を設立。本社は大阪府八尾市若林町1の76の2。アパレル事業では「子供のことを第一に考えた」ものづくりに取り組み、国内直営店約 160をはじめ、海外14カ国で販売。ほかにもベビー総合プロデュース事業、出版、教育、外食、子育て支援事業などを国内外で展開している。スポーツ支援にも力を入れており、柔道の山部佳苗、アーチェリーの川中香緒里、競泳の鈴木聡美、立石諒、飛び込みの寺内健、カヌーの羽根田卓也、テニスの土居美咲、空手の清水希容らトップアスリートが所属している。社員数は2016年 4月現在で 664人。売上高は2016年 2月期で約 271億円。

 球団納会に出席する西岡剛内野手=大阪市内のホテル阪神

◇福留 孝介(ふくどめ・こうすけ)

 外野手。1977(昭和52)年 4月26日生まれ、40歳。鹿児島県出身。PL学園高で 3度甲子園出場。日本生命を経て、1999年「D1位」で中日に入団。2002年に首位打者、2006年は首位打者とMVPを獲得。2008年にFA権を行使し、米大リーグ、カブスへ移籍。インディアンス、ホワイトソックス、ヤンキースとのマイナー契約を経て、2013年から阪神。 1メートル82、93キロ。右投げ左打ち。年俸 2億3000万円。背番号「8」。

 

 「ミキハウス・サンスポMVP表彰&ファン交歓会」が22日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で行われた。

 ミキハウス・木村皓一社長は壇上で「来年のことを言うたら鬼が笑いますけど」と前置きしながら、福留のV宣言に全面バックアップすることを約束した。

 「本人が『優勝したい』と言っていますんで。ちょっと福留さんに賞金を考えなアカンな、と。こんな“プチ”ではアカンな、と思ってます。ですから来年、優勝して、福留さんがここへくるなら、『10倍』!」

 ということは、リーグ優勝&福留MVPならば、「賞金1000万円」! これには石田&村西両アナウンサーも声をそろえて「いっせん万円!?」と仰天。福留はニンマリしながら「サンスポの記者!」とメモをするポーズを繰り出して「頑張ります」と気合を入れた。

 ミキハウス木村社長(左)から「賞金100万円」のボードを受け取る福留孝介外野手=大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪

 「父親がタイガースファンで、やっぱり甲子園に連れていかれるから僕もタイガースファン。息子もタイガースファン。孫もタイガースファン」

 愛馬にも「トラキチシャチョウ」とつけるほどの虎党一家。元気な社長が、猛虎を大応援する。

☆サンケイスポーツ・畑恵一郎編集局長

 「お忙しい中、みなさんにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。本日は福留選手、おめでとうございます。試合のある日はデスクが独断と偏見で選ばせていただいております。今年は福留選手が11票、中谷選手が10票、ということで。その 1票の差というのはものすごく、中谷選手がその 1票を追い込むには大きい差があるんだなと、改めて思っております。阪神の主砲であり、胸の『C』のキャプテンマーク。まさに虎の大黒柱という選手に今回、大賞を渡すことができて大変うれしく思っております」

 

 ミキハウス特別賞「頼もしかったで賞」を受賞した俊介外野手が22日、来季の目標に「規定打席での『打率3割、1番定着』」を掲げた。来年 1月も三重・伊賀市にある「ミキハウス」の施設で恒例の自主トレを行う予定で、来季は一気に「ミキハウス・サンスポMVP」をいただく。

 縁も、ゆかりもある賞だ。これを弾みに、チームでの地位も「ミキハウス・サンスポMVP」も、完全に自分のモノにしてしまう。サプライズで登場した俊介は、大喝采を浴びてミキハウス特別賞に輝き、さらなる飛躍を約束した。

 「『3割』打てるように、がんばっていきたいと思います。『1番』で打ちたいですね、やっぱり」

 司会者から「『1番』でフル出場して『3割』以上か」と念押しされても、「がんばります!」と即答した。中堅手レギュラーは中谷、高山らも狙う激戦区。だがこの日授与された「頼もしかったで賞」の名の通り、今季終盤の俊介はどこまでも頼りになった。来季は開幕から金本監督の信頼を勝ち取り、若手を制して「1番・中堅」に定着する。

 ミキハウス・大野莉奈さん(右)から記念品を受け取る俊介外野手。来年はMVPを狙う!=大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪

 今季は春先の 2軍降格から盛り返し、交流戦へ突入した 5月30日のロッテ戦(ZOZOマリン)で、昇格即「4打点」の大爆発。終盤は欠かせぬ存在となり、出場74試合で「打率0.309、23打点、4本塁打」と、規定打席未満ながらいずれもキャリアハイを記録した。

 肉体改造で得たパワーが大きかった。昨年オフに金本監督から「ちょっと細すぎる」と言われ、体重を 5キロ増やした。プロ 8年目での大きな挑戦だったが「勝負したい、というのがあった」と背水の思いで決断した。数字は軒並み向上。だが一方ではスピードが落ち「監督には怒られました」という。今オフはパワーを維持しつつ、元々のスピードを取り戻すことがテーマだ。

 この日同席した福留には「一番びっくりしたのはライトにホームランを打ったこと」とパワーを認められ「少しずつ、合う筋力をつけていったらいい」と金言を授かった。広陵高の大先輩・金本監督の指導は厳しいが「高校の先輩ということもあるので人一倍胴上げしたいという思いはあります」とも言い切る。

 俊介外野手

 来年 1月も、 6年連続で三重・伊賀市の「ミキハウスベースボールクラブ」のグラウンドで自主トレを行う予定だ。

 「来年はこの(特別)賞じゃなく、孝介さんが獲ったMVPを獲れるように、がんばっていきたいと思います」

 ミキハウスに育てられた男として、来季こそは「ミキハウス・サンスポMVP」を狙う。ギラギラと輝く目で、俊介が外野とチームの中心に立つ。

◇俊介(しゅんすけ)

 外野手。本名は藤川俊介(ふじかわ・しゅんすけ)。1987(昭和62)年 8月17日生まれ、30歳。福岡県出身。広島・広陵高校から近畿大學を経て2010年「D5位」で阪神入団。翌11年から現在の登録名に変更。今季74試合出場、「打率0.309、4本塁打、23打点。通算747試合出場、打率0.256、7本塁打、65打点」。 1メートル78、74キロ。右投げ右打ち。年俸2400万円。背番号「68」。

 

 「ホテル阪神」で行われた阪神タイガース納会で乾杯の挨拶をする阪神タイガース四藤慶一郎社長=ホテル阪神

 阪神が22日、大阪市内のホテルで球団納会を行った。

 あいさつに立った金本知憲監督はシーズン終了から約 1カ月が経過したが、まだ悔しさは消えていない様子で「『2位』は敗者だと思っています。来年とにかく頑張って、皆で勝者になりましょう!」と、力強く話した。

 納会には坂井球団オーナーやフロント陣も数多く参加。阪神ファンが待ち望む2005年以来、13年ぶりのリーグ優勝に向けて気持ちを新たにした。

 金本知憲監督=高知件安芸・安芸タイガース球場(2017年11月16日撮影)

 放任主義からはい上がれ! 阪神金本監督が、今オフは自主性を重んじる方針を示した。「一番、やったやらないの差が出る時期。ある程度続けていけば秋にやったことが来年に結びつく。何もやらなかったらゼロになる」とした上で「自己責任やね、やる、やらんは」と明かした。 1年前は若手24選手を指名し、オフのノルマとしてバーベルスクワットの数値アップを課した。今オフは目標設定を定めない。「去年、一昨年にある程度言って大体分かっていると思う。やらなかったら自分が落ちていくだけ」と厳しい言葉だ。

 若虎はキャンプ打ち上げから中 1日を空けて、この日から甲子園で“継続キャンプ”をスタートさせた。

 投手は山本、野手は伊藤隼を最年長として、高山、大山ら20代の若虎約20人が集結。ランニング 1時間、ウエートトレ 1時間で汗を流した。指揮官の言葉を聞くまでもなく、各自がトレーニングにいそしんだ。

 納会で挨拶する金本知憲監督。「2位は敗者」と猛ゲキを飛ばした=ホテル阪神

 阪神の球団納会が22日、大阪市内のホテルで開かれ、壇上で金本知憲監督は「2位は敗者」と猛ゲキを飛ばした。福留孝介外野手、糸井嘉男外野手、鳥谷敬内野手の 3人以外のレギュラーは白紙で、他ポジションで若手の競争を求めた。

 野手のレギュラーは福留、糸井、鳥谷のみ。若虎よ、奪い合え-。金本監督が競争を求めた。「2位」浮上も敗者の身。し烈な定位置争いの先に、“勝者”の栄光がある。

 「われわれは優勝するためにやっている。『2位』は敗者だと思っていますので。来年はとにかく、がんばって勝者になりましょう!」

 納会で挨拶する金本知憲監督。「2位は敗者」と猛ゲキを飛ばした=ホテル阪神

 マイクを通し、力強く呼びかけた。昨季の「4位」からジャンプアップし、金本阪神初の「Aクラス」入りを果たしたが、クライマックスシリーズ・ファーストステージで敗退。下克上から日本一のチャンスを逸し、虎将は「敗者」と言い切った。

 今季は中谷が生え抜きの右打者では11年ぶりとなる「20発」を記録し、 1年目の大山も勝負強さを発揮。投手では秋山が「12勝」と殻を破り、セットアッパーに抜てきした桑原、岩崎らもプロ野球史上初の“60試合登板クインテット”と躍動した。まいた種が少しずつ芽を出してきたが、まだまだ物足りない。

 球団納会で挨拶する金本知憲監督=大阪市内のホテル阪神

 現時点で来季のレギュラーは福留、糸井、鳥谷の「ベテラン3人衆」のみ。将も「普通に順調にいけば、彼らは開幕スタメンにある」と公言した。その一方、残りのポジションはまったくの白紙。若手は秋季キャンプで必死にアピールをしたが「競争ですよ。お前だけは開幕スタメンで絶対いくという選手がいないでしょ。(ベテランと)実力の差があるということ」と定位置をつかみ取る選手は現れなかった。

 すべてはこのオフ、どう高い意識を持ち、己で鍛錬に励むか。

 「このオフに彼らがどういう取り組みをするかで、そこに近づいていくわけですから。近づいてきたらチーム力はアップしますよ、絶対」

 再びチームが集まる来年の「2.1」。どこまで戦える集団になっているか。指揮官はそれを、楽しみにしている。

 球団納会で挨拶する阪神・坂井信也オーナー=大阪市内のホテル阪神

 阪神の球団納会が22日、大阪市内のホテルで開かれた。

 阪神・坂井オーナーは壇上から首位・広島との「10ゲーム」差を「ゲーム差ほどたくさんあいているとは私は思っていない」と力を込め、「33年間、『日本一』を達成していませんし、セ・リーグ優勝も13年間やっておりませんので、ぜひとも来シーズンは『優勝、日本一』を目指して、がんばっていただきたい」と期待を寄せた。20日に東京都内で行われた年間表彰式「NPB AWARDS」で広島の緒方監督から「非常に僅差、怖いチームといってもらった」と明かし、「それを信じて、その差を埋められるようにしてほしい」と話していた。

※ホテル阪神:JR福島駅から徒歩わずか 2分の便利な場所に位置し、JR大阪駅や賑やかな梅田エリアまで徒歩10分以内です。

 

 阪神からFA宣言した大和は22日の球団納会を欠席することが確実となった。

 球団幹部が「明日は来ないんじゃないですかね」と明かした。DeNA、オリックス、そして阪神による争奪戦が繰り広げられており、 3球団との交渉を終えた現在は熟考期間中。 1人で考える時間を優先させるようだ。25日に開催される「ファン感謝デー」にも参加しない可能性が高い。

 大和外野手(2017年10月30日撮影)

 阪神の球団納会が22日、大阪市内のホテルで開かれた。

 阪神から国内FA宣言し、DeNA、オリックスとの交渉を終えている大和は、球団納会に参加せず。金本監督は「俺も彼の立場なら欠席していると思うよ」と心境をおもんぱかった。来季に向けて「レギュラーの確約というのはできないけど、残ってほしいのは間違いない。プロ野球界でも(大和は)やっぱりすごい守備力。すごい戦力ですよ」とあらためてラブコール。大和は25日の「ファン感謝デー」にも参加しないもよう。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年日本シリーズ 日程

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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 金本知憲監督から体脂肪率を12パーセントに減らす命令がでた大山悠輔内野手=阪神甲子園球場

  2塁と遊撃に挑戦中の大山が、金本監督の「体脂肪5%減」指令に応える覚悟だ。

 21日は甲子園で若手選手中心の強化指定練習に参加。体脂肪を減らしていくのかと問われると「それはこれから、いろいろと。トレーナーとも話してやっていけたらいいと思います」と意欲を見せた。

 

 安芸での秋季キャンプで元気に声を出す原口文仁捕手=高知件安芸・安芸タイガース球場(2017年11月15日撮影)

 今秋のキャンプから捕手に再挑戦中の阪神原口は、ダイエットで正妻取りを目指す。

 トレーニングで甲子園球場を訪れ、「だいぶ減りました。(秋季)キャンプで 5キロ減りました」と明かした。約90キロあった体重を85キロほどに落として、捕手の動きも軽快にする狙い。さらなる減量も計画中だ。昨オフは水泳トレーニングも導入して体を引き締めた。「自主トレとかでもやっていきたい。(昨年と)同じ予定にしていますよ」と水泳トレは継続する方針だ。キャンプの紅白戦では 1発を放つなど、持ち前の打力でアピールに成功した。春は守りもアピールしたい。捕手として 1年空いたブランクを取り戻すために、オフも燃焼を続ける。

 

 梅ちゃんがチャリトレで正捕手まで突っ走る。梅野隆太郎捕手が21日、自転車に乗って甲子園にやってきた。兵庫県内の自宅から約25分間。寒空の下、汗を流しながらの到着だ。「ゆっくり坂道も走って(球場まで)来ます。(練習の)ウオーミングアップとクールダウンです」。秋季キャンプ終了後も甲子園で練習を続ける梅野にとって、「チャリトレ」も立派な練習だ。

 目を引くのはピカピカに光り輝く相棒。大事そうにまたがった自転車は、米国の総合的なサイクリングブランドであるスペシャライズド社の「ターマック」という車種。意を決して最近購入した約30万円もする代物で、ツール・ド・フランスなどの自転車ロードレースで用いられるような本格的な一品だ。

 16日、秋季キャンプでトレーニングする梅野隆太郎捕手(左)と原口文仁捕手=阪神甲子園球場

 正捕手争いはシーズンが終わってもバチバチと火花が散っている。秋季キャンプから原口が捕手に再挑戦。坂本、長坂の若手に加えて、岡崎、小宮山らのベテランも 1つの椅子を狙っている。今季チームトップの90試合でスタメンマスクをかぶった梅野も、うかうかしていられない状況だ。

 「この秋でつかめたものを忘れないように。ケガなく今年 1年やれたので続けていきたい」。ほかの若虎と同様、11月中は甲子園でトレーニングを続ける予定。ゆっくりと休んでいる暇などない。通勤時間もトレーニング。ペダルを踏みしめる足にも自然と力が入る。

◆阪神今季の捕手 昨季ブレークした原口の一塁手へのコンバートを受け、開幕は梅野でスタート。盗塁阻止率3割7分9厘は巨人小林に次いでセ・リーグ2位と、安定感が増した。故障で出遅れた坂本は、7月上旬に1軍入りすると梅野と併用の形で先発出場を続けた。9月2日中日戦で本塁打を含む初の猛打賞を記録するなど、存在感を強めた。ベテラン岡崎も6月にプロ初本塁打、初のサヨナラ打と不可欠な存在に。新人の長坂は、10月5日中日戦で初出場を果たした。

 

 一二三慎太選手

 プロ野球阪神の四藤慶一郎球団社長は、昨季まで在籍した一二三慎太選手が女性に乱暴したとして沖縄県警に逮捕されたことを受け、22日、大阪市内で取材に応じ「(容疑が)事実だとしたら残念ということに尽きる」と話した。

 また高校時代にバッテリーを組み、今年のドラフト会議で巨人に「3位指名」された大城卓三捕手(NTT西日本)は「あまりそこまで連絡を取っていなかった。(ニュースを聞いても)何も思わないですね」と言葉少なに話した。

 一二三慎太容疑者(2012年10月10日撮影)

 プロ野球阪神タイガースの元選手で、現在は独立リーグのルートインBCリーグ石川ミリオンスターズに所属する一二三慎太選手が、女性に乱暴したとして強制性交の疑いで他の男 2人とともに沖縄県警に逮捕されたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。今月中旬、沖縄県内で女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。

 一二三容疑者は、2010年夏の全国高校野球選手権大会で準優勝した東海大相模高(神奈川県)のエースとして活躍。同年のプロ野球ドラフト会議で「2位指名」を受け阪神に入団したが、昨年戦力外となり、今年からミリオンスターズで練習生として活動していた。

 ミリオンスターズは「事実関係を確認中」としている。(共同)

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年日本シリーズ 日程

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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金本監督、来季の開幕投手にメッセンジャー指名!梅野が17代選手会長に!青柳、人生初1人暮らしへ!

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超人にリミッターをつける。糸井嘉男外野手(36)の12月、来年 1月の自主トレについて、球団が練習メニューをチェックする方針であることが23日、分かった。移籍 1年目の今年は 1月の自主トレ中に右膝を負傷。その「二の舞」を避けるためだ。責任感の強い練習の虫だけに、“やりすぎ”を防ぐ。この 1年、糸井を見てきて、責任感が人一倍強く、飛ばしすぎてしまうタイプであることは十二分に理解した。自主性に任せれば、無我夢中でバットを振り続けるほど、練習の虫だと。だからこそ球団が、しっかりと管理する。同じ轍は踏まない。負傷のリスクを避けるべく、超人にリミッターを“装着”する。自主トレ中の一部メニューの制限-。12月、 1月のオフ期間は選手の自由で指導はできないが、内容をチェックし、セーブさせることはできる。どんなトレーニングをし、どんな負荷をかけ、追い込んでいるか。毎年 1月にグアムで合同自主トレを行う29歳のソフトバンク・柳田悠岐外野手(29)らが驚がくするほど、激しく厳しい練習を己に課す36歳。それが超人たるゆえんだが、球団としては、無理だけはさせられないというわけだ。金本阪神 2年目の目玉補強としてオリックスから加わった今季は、 1月の自主トレ中に右膝を負傷。24日に「右膝の関節炎」と診断された。 2月の春季キャンプ中はもちろん、別メニュー。本人だけでなく、首脳陣もファンもやきもきした。監督を胴上げしたいという強い思いから、がんばりすぎてしまう糸井に球団サイドから、セーブをかける。まずは自主トレチェックが第一歩だ。超人がフルシーズンを戦った先に、必ずリーグ優勝は見えてくる。

はや決めた、G倒託した!金本知憲監督(49)が23日、来季の開幕投手にランディ・メッセンジャー投手(36)を指名した。他の選択肢は頭になく、 4年連続 5度目の栄誉が早くも確定した。来季は 3月30日から「巨人3連戦」から始まる。舞台は敵地の東京ドーム。メッセンジャーは今季「3戦2勝、防御率1.23」と巨人を圧倒した。シーズン後には強烈な自負心を明かしている。宿敵を踏み台に開幕ダッシュを図るため、メッセンジャーを先陣で起用する。もう、口にした。当然のように、さらりと言った。「3.30」はメッセンジャー。金本監督が、海の向こうにいる右腕に厚い信頼を届けた。前夜に球団納会があったように、シーズンは終わったばかり。だが腹は決めていた。13年ぶりのVを目指す「勝負の3年目」。開幕の相手は宿命のライバル巨人。今季の沢村賞の菅野智之投手(28)が最有力だが、誰であろうが、なんとしても勝つ。だから大黒柱でいく。メッセしかいないというわけだ。 2年契約 2年目の来季は、順調ならシーズン中に国内フリーエージェント(FA)権を取得し、2019年から日本人扱いとなる。“助っ人ラストイヤー”だ。球団関係者によると、来季は必ず結果を出すため、このオフは右足に入れたプレートはそのままにトレーニングを重ね、来オフ、除去手術を受けることを決断しているという。武士のような心意気、闘争心。しかも骨折した地から始まるとなれば、アドレナリンはあふれる。広島の「3連覇阻止」へ向け、まずは10年連続でシーズン勝ち越しがない宿敵を、14年ぶりに開幕でたたく。

梅野隆太郎捕手(26)が「第17代選手会長」に就任する方向であることが23日、分かった。狩野恵輔氏が今季限りで現役引退。今月下旬の選手会納会で了承され、正式発表される見込みだ。入団 5年目シーズンでの選手会長は球団史上最速。27歳シーズンでの就任は平成(1989年)以降では最年少となる。

矢野燿大 2軍監督(48)が23日、鳴尾浜を訪問。矢野 2軍監督は 2軍の投手陣へ、来春のキャンプ初日からの本格投球を厳命した。 2軍のキャンプは来年 2月 1日から高知・安芸で行われるが、10日頃に実戦が組まれるもよう。立ち投げで軽めに、というスタートは許さない。D 1位・馬場皐輔投手(22=仙台大學)ら新入団選手について、技術的な指導よりも、能力の見極めを優先することを語った。荒削りな部分も直したいところも、もちろんあるだろう。ただ、すぐに指導者側の主観で手を入れて、崩すようなことはしたくない。馬場ら大卒ルーキーは来春の 1軍キャンプスタートが内定しているが、これは 1、 2軍共通の方針ともいえる。能力を最大限に発揮させるべく、のびのびやらせながら長所を見ていく。

青柳晃洋投手(23)が今オフに退寮することを決意した。23日、健康診断を受けた甲子園で、人生初の 1人暮らしになることを明かした。神奈川県出身で、神奈川県立川崎工科高校から帝京大學をへて2015年「ドラフト5位」で阪神に入団。 2年間は球団寮の虎風荘で生活してきたが「早く自立しないといけない年(23歳)なんで」と話し、体のことを考えた食生活にすることを誓った。気になるのは2016年 1月の入寮時に持ち込んだ約 300冊の漫画本だ。「寮へ寄贈?」と報道陣から水を向けられると「(新居へ)持って行きますよ。もったいないじゃないですか!」と笑顔で即答した。

故郷から熱~いラブコールだ。中谷将大外野手(24)の地元、福岡県小郡(おごおり)市が、「ふるさと大使」(仮称)の創設と、中谷の任命を検討していることが23日、わかった。今季は「20本塁打」をマーク。地元から登場した若き大砲候補に、行政もすぐさま動き出した。ニューヒーロー誕生の予感に、故郷も敏感に反応した。エール代わりに新たな“ポスト”を用意する。中谷の地元・福岡県小郡市が、「ふるさと大使」(仮称)の創設に動き出した。中谷は福岡工業大学附属城東高校から2011年「ドラフト3位」で阪神に入団。 7年目の今季は自己最多の 133試合に出場し、生え抜きの右打者としては2006年の浜中治(現 2軍打撃コーチ)以来、11年ぶりとなる「20本塁打」をマーク。その豪快な打撃に、遠く離れた故郷の人々も胸を熱くした。金本監督が来季の30発について「彼なら絶対、打てると思う」と高く期待する右の大砲は、甲子園での“2次キャンプ”で牙を研ぐ日々。福留、糸井に加え、俊介外野手(30)や高山俊外野手(24)らがひしめく外野のレギュラー争いは激しいが、豪快なアーチで「中谷」も「小郡市」も、全国区にする。記事をまとめてみました。

 

 超人にリミッターをつける。糸井嘉男外野手の12月、来年 1月の自主トレについて、球団が練習メニューをチェックする方針であることが23日、分かった。移籍 1年目の今年は 1月の自主トレ中に右膝を負傷。その「二の舞」を避けるためだ。責任感の強い練習の虫だけに、“やりすぎ”を防ぐ。

 この 1年、糸井を見てきて、責任感が人一倍強く、飛ばしすぎてしまうタイプであることは十二分に理解した。自主性に任せれば、無我夢中でバットを振り続けるほど、練習の虫だと。だからこそ球団が、しっかりと管理する。同じ轍は踏まない。負傷のリスクを避けるべく、超人にリミッターを“装着”する。

 この日、健康診断のため甲子園を訪れた糸井は報道陣の前に姿を見せなかったが、球団関係者は「今年は自主トレ中に右膝をけがしたが、その原因となった練習メニューはあるはず。それを見つけ出して、そのメニューはしないよう、伝える必要がある」と、プランを明かした。

 自主トレ中の一部メニューの制限-。12月、 1月のオフ期間は選手の自由で指導はできないが、内容をチェックし、セーブさせることはできる。

 どんなトレーニングをし、どんな負荷をかけ、追い込んでいるか。毎年 1月にグアムで合同自主トレを行う29歳のソフトバンク・柳田らが「すごい」と驚がくするほど、激しく厳しい練習を己に課す36歳。それが超人たるゆえんだが、球団としては、無理だけはさせられないというわけだ。

 金本阪神 2年目の目玉補強としてオリックスから加わった今季は、 1月の自主トレ中に右膝を負傷。24日に「右膝の関節炎」と診断された。 2月の春季キャンプ中はもちろん、別メニュー。本人だけでなく、首脳陣もファンもやきもきした。

 自主トレで自身を追い込む糸井嘉男外野手。がんばりすぎだけが心配…

 開幕には間に合い、序盤のスタートダッシュに貢献したが、 6月に左太もも裏を筋挫傷。しばらくスタメンを外れたが、ベンチ裏ではぶんぶん素振りを繰り返していたという。 7月17日の広島戦(甲子園)では、右脇腹を筋挫傷。 8月17日の 1軍復帰まで 1カ月の戦線離脱を余儀なくされたが、その際も、当初は最短10日の復帰を宣言するなど、とにかく“やりすぎて”しまうのだ。

 シーズン後に「(糸井の)離脱は痛かった」と総括した金本監督は、前日22日、「順調にいけば彼ら(糸井、福留、鳥谷)は開幕スタメン」と明言。「順調にいけば」という言葉に、将の願いが凝縮されている。

 監督を胴上げしたいという強い思いから、がんばりすぎてしまう糸井に球団サイドから、セーブをかける。まずは自主トレチェックが第一歩だ。超人がフルシーズンを戦った先に、必ずリーグ優勝は見えてくる。

☆糸井、近年の故障メモ

★2013年 オリックス移籍 1年目。 5月 3日に右膝を痛め、 7日に「軽度の内側側副靱帯の損傷」と診断されたが強行出場。翌 8日のソフトバンク戦で寺原から「右中間へ3ラン」。

★2015年 オリックス時代、開幕から右肘と右足首に痛みを抱えたまま出場を続けてきたが、 7月に右肘内側側副靱帯損傷と右腓骨筋腱損傷と診断され、登録抹消。

◇阪神・糸井の今季VTR

  1月下旬に右膝関節炎を発症し、 2月の春季キャンプは別メニューで調整。 3月15日のオリックスとのオープン戦(京セラ)で実戦復帰。開幕戦からスタメン出場し、 4月まで「打率0.318」と好調も、 6月 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の 1回、盗塁の際に左太もも裏を痛め、途中交代。軽い筋挫傷で 8試合スタメンから外れた。 7月17日の広島戦(甲子園)の 5回には空振りした際、右脇腹を痛めて途中交代。翌日に筋挫傷と発表され、登録抹消。 8月17日の広島戦(京セラ)で復帰し、 8月の月間打率は「0.353」。結局、「打率0.290、17本塁打、62打点」でシーズンを終えた。

 

 金本知憲監督が23日、来季の開幕投手にランディ・メッセンジャー投手を指名した。

 「メッセが開幕投手。普通に行けば、アクシデントがない限り。いわゆるレギュラーですから、野手で言えば」と断言。他の選択肢は頭になく、 4年連続 5度目の栄誉が早くも確定した。

 来季は 3月30日から「巨人3連戦」から始まる。舞台は敵地の東京ドーム。メッセンジャーは今季「3戦2勝、防御率1.23」と巨人を圧倒した。シーズン後には「開幕投手は誰かと言われたら自分しかいないと思う」と強烈な自負心を明かしている。

 宿敵を踏み台に開幕ダッシュを図るため、メッセンジャーを先陣で起用する。

 阪神ランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場(2017年 5月18日撮影)

 はや決めた、G倒託した! 金本知憲監督が23日、来年 3月30日の巨人との開幕戦(東京ドーム)の先発にランディ・メッセンジャー投手を指名した。「4年連続5度目」となれば日本球界の外国人史上、最長で最多だ。“助っ人ラストイヤー”となる来日 9年目。宿敵を封じ込め、13年ぶりのリーグ優勝へ最高のスタートを決める!!

 もう、口にした。当然のように、さらりと言った。「3.30」はメッセンジャー。金本監督が、海の向こうにいる右腕に厚い信頼を届けた。

 「メッセンジャーが開幕投手。これはもう普通にいけば。アクシデントがない限りは」

 前夜に球団納会があったように、シーズンは終わったばかり。だが腹は決めていた。13年ぶりのVを目指す「勝負の3年目」。開幕の相手は宿命のライバル巨人。今季の沢村賞の菅野が最有力だが、誰であろうが、なんとしても勝つ。だから大黒柱でいく。メッセしかいないというわけだ。

 来季開幕投手に指名されたメッセンジャー投手。G斬り発進を決める!

 今季は広島との開幕戦(マツダ)での勝利を皮切りに「11勝(5敗)」を挙げ、「防御率2.39」。 8月10日、東京ドームの巨人戦で打球を受け、右腓骨を骨折したが、手術を経て、驚異的な回復力でシーズン最終戦に復帰。中 3日でCSファーストステージ、DeNA戦(甲子園)の初戦に先発し、 6回無失点でチームを勝利に導く“大和魂”を見せつけた。

 10月下旬に米国に帰国する際には「(開幕投手は)誰かといわれたら自分しかいないよ」と立候補。その気合を指揮官が買ったというわけだ。昨年も10月中旬に「開幕はほぼメッセでしょ」と超速指名したが、信頼度はさらに増している。

 「4年連続5度目」へ-。歴代の外国人投手で、すでに回数はスタンカ(元南海)、ミンチー(元広島など)の「3度」を抜いているが、連続年数もスタンカの「3年(1961-1963年)」を超え、史上初になる。まさに歴代最強助っ投といっていい。

  2年契約 2年目の来季は、順調ならシーズン中に国内フリーエージェント(FA)権を取得し、2019年から日本人扱いとなる。“助っ人ラストイヤー”だ。球団関係者によると、来季は必ず結果を出すため、このオフは右足に入れたプレートはそのままにトレーニングを重ね、来オフ、除去手術を受けることを決断しているという。

 金本知憲監督

 武士のような心意気、闘争心。しかも骨折した地から始まるとなれば、アドレナリンはあふれる。金本監督は「これはもう、いわゆるレギュラーですよ」と独特の言い回しで敬意を示した。広島の「3連覇阻止」へ向け、まずは10年連続でシーズン勝ち越しがない宿敵を、14年ぶりに開幕でたたく。

◇データBOX◇

◎…今季、阪神は巨人に「10勝13敗2分」と負け越した(東京ドームでは7勝6敗)。対巨人戦は2007年(14勝9敗1分)に勝ち越して以降、10年連続で勝ち越しがない。

◎…メッセンジャーは開幕戦に登板した過去 4試合は、「2勝1敗、防御率4.18」。

◎…メッセンジャーは今季、対巨人は 3試合で「2勝0敗、防御率1.23」。通算は「43試合、12勝16敗、同3.44」。

 

 阪神梅野隆太郎捕手=高知県安芸・安芸タイガース球場(2017年11月18日撮影)

 梅野隆太郎捕手が「第17代選手会長」に就任する方向であることが23日、分かった。

 狩野恵輔氏が今季限りで現役引退。今月下旬の選手会納会で了承され、正式発表される見込みだ。

 入団 5年目シーズンでの選手会長は球団史上最速。27歳シーズンでの就任は平成(1989年)以降では最年少となる。今季はチーム捕手最多の 112試合に出場。次代の虎を見据えた上で、梅野は2018年にフル稼働する。

 

 矢野燿大 2軍監督が23日、鳴尾浜を訪問。

 矢野 2軍監督は 2軍の投手陣へ、来春のキャンプ初日からの本格投球を厳命した。 2軍のキャンプは来年 2月 1日から高知・安芸で行われるが、10日頃に実戦が組まれるもよう。「実戦から逆算したら初日からブルペンに入って(キャッチャーを)座らせて投げてもらわないと。ファームの方が開幕も早いわけだから」。立ち投げで軽めに、というスタートは許さない。

 矢野燿大 2軍監督の基本方針は、見極めること-

 まずは“ノータッチ”だ。阪神・矢野燿大 2軍監督が23日、鳴尾浜を訪問。D 1位・馬場皐輔投手(仙台大)ら新入団選手について、技術的な指導よりも、能力の見極めを優先することを語った。

 「もってるものがいいから、指名しているわけだから。たとえばフォームで気になるところがあったとしても、それが打者にとっては打ちにくいものなのかもしれない。まずは今もっているものを見た後で、です」

 荒削りな部分も直したいところも、もちろんあるだろう。ただ、すぐに指導者側の主観で手を入れて、崩すようなことはしたくない。馬場ら大卒ルーキーは来春の 1軍キャンプスタートが内定しているが、これは 1、 2軍共通の方針ともいえる。能力を最大限に発揮させるべく、のびのびやらせながら長所を見ていく。

 

 青柳晃洋投手が今オフに退寮することを決意した。

 23日、健康診断を受けた甲子園で、人生初の 1人暮らしになることを明かした。神奈川県出身で、川崎工科から帝京大をへて2015年「ドラフト5位」で阪神に入団。

  2年間は球団寮の虎風荘で生活してきたが「早く自立しないといけない年(23歳)なんで」と話し、「肉はいつでも取れるんで、野菜を多めに取ってバランスを取れたら」と体のことを考えた食生活にすることを誓った。

 阪神青柳晃洋投手

 来季大卒 3年目の阪神・青柳が、鳴尾浜の虎風荘をこのオフに退寮することを23日、明かした。今季は「4勝(4敗)」に終わり「自立しないといけない歳ですし」と一念発起。自炊経験はほとんどないが「野菜を多めにとってバランスがとれたら」と話した。気になるのは2016年 1月の入寮時に持ち込んだ約 300冊の漫画本だ。「寮へ寄贈?」と報道陣から水を向けられると「(新居へ)持って行きますよ。もったいないじゃないですか!」と笑顔で即答した。

 

 今季「20本塁打」を放った中谷将大外野手。地元も期待の大砲候補だ

 故郷から熱~いラブコールだ。中谷将大外野手の地元、福岡県小郡(おごおり)市が、「ふるさと大使」(仮称)の創設と、中谷の任命を検討していることが23日、わかった。今季は「20本塁打」をマーク。地元から登場した若き大砲候補に、行政もすぐさま動き出した。

 ニューヒーロー誕生の予感に、故郷も敏感に反応した。エール代わりに新たな“ポスト”を用意する。中谷の地元・福岡県小郡市が、「ふるさと大使」(仮称)の創設に動き出した。

 「(創設の動きは)今季の活躍があってですね。(中谷を任命するために)『ふるさと大使』などの制度を作ろうかと考えています」

 同市役所関係者が明かした。中谷は福岡工大城東高から2011年「ドラフト3位」で阪神に入団。 7年目の今季は自己最多の 133試合に出場し、生え抜きの右打者としては2006年の浜中(現 2軍打撃コーチ)以来、11年ぶりとなる「20本塁打」をマーク。その豪快な打撃に、遠く離れた故郷の人々も胸を熱くした。

 今年 1月に安芸市観光特使に任命された掛布雅之 2軍監督(当時)

 小郡市出身のプロ野球選手といえば西武、ソフトバンクで活躍した「通算90勝」の帆足がいるが、有名人が多いわけではない。まさに中谷は、待望の地元のスター候補というわけだ。まだ創設へ動き出した段階で、活動内容なども含め、詳細は未定ながら「地元のPRをお願いすることになると思います」と先の関係者は大きな期待を寄せた。

 阪神では前 2軍監督の掛布SEAがキャンプ地の「高知・安芸市の観光特使第1号」に就任。特製の名刺配布やメディアを通じての名産品PRも行っている。藤川は地元・高知県の観光特使。2005年には経営難の高知競馬で個人協賛レースを実施し、盛り上げたことも。アスリートならではの地元や地域への“恩返し”。中谷にとっても、来季への新たなモチベーションになるはずだ。

 金本監督が来季の30発について「彼なら絶対、打てると思う」と高く期待する右の大砲は、甲子園での“2次キャンプ”で牙を研ぐ日々。福留、糸井に加え、俊介や高山らがひしめく外野のレギュラー争いは激しいが、豪快なアーチで「中谷」も「小郡市」も、全国区にする。

 藤川球児投手は2010年 1月、高知県観光特使に

☆阪神・主な観光大使あらかると

★藤川球児:地元・高知の支援に積極的で、2005年には経営難の高知競馬で個人協賛レース「応援ありがとう協賛 22番藤川球児特別」を実施。プレゼンターとして登場するなど集客に貢献した。2010年から高知県の観光特使に任命された。

★掛布雅之:今年 1月31日に高知・安芸市の観光特使に任命され、委嘱式に参加。「僕が(プロ) 2年目のシーズンから安芸にきました。安芸出身ではないが、野球の第 2のふるさとが安芸。恩返ししたいです」と力を込め、名刺も3000枚準備された。今季限りで 2軍監督を退任したが、SEAとして観光大使は“続投”する

★下柳 剛:2006年から自主トレで毎年、鹿児島・奄美大島に訪れていた縁で、「奄美観光大使」を務めたことがあった。 ◎小郡市(おごおりし)  福岡県南部に位置する市で、人口は 5万8339人。福岡市の衛星住宅都市として発展。稲作・養鶏・養豚や、イチゴ・花卉(かき)栽培などが盛ん。主な出身者は帆足和幸(元西武ライオンズなど)、女子サッカーの猶本光(浦和レッズレディース)らがいる。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年日本シリーズ 日程

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

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金本監督、55位!ゴルフ選手間Vは能見!新外国人に大砲ロザリオ有力!藤浪、虎のドラコン王や!

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「阪神タイガースオーナー杯」ゴルフが24日、兵庫・加東市内で行われ、選手、コーチら 111人が参加した。優勝したのは多田昌弘打撃投手(43)で、「グロス81、ネット70.2」。また選手間優勝は能見篤史投手(38)で、「グロス106、ネット7.6」だった。55位だった金本知憲監督(49)は激励した。片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)が24日、兵庫・加東市内で行われた「オーナー杯ゴルフ」に参加し、12月からの本格的なオフを前に悲痛な叫びをあげた。「4位」から今季は「2位」躍進も、 2年連続でベストナインなし。13年ぶりのリーグ優勝へ、さらなる競争をあおっていく。冷たい風が吹く東条パインバレー。片岡新ヘッドの表情は険しかった。まだまだ物足りない。悲痛な叫びとともに、オフから来季に向けての“所信表明”が飛び出した。この日同じ組で回った金本監督も「2位は敗者」と22日の納会で言っていたように、思いは同じだった。来季はヘッドコーチを兼務。当初は 2軍監督に配置転換というプランも球団内にはあった中、自ら汗を流し、選手と徹底的に向き合う情熱を金本監督が認め、投手部門も含めた参謀役としてベンチに残った。片岡ヘッドが強調するのが、競争心。秋季キャンプでは中谷将大外野手(24)、大山悠輔外野手(22)と右の大砲同士を同組で打撃練習に取り組ませ、お互いを意識させた。捕手でも原口文仁捕手(25)が志願すれば争いに加え、梅野隆太郎捕手(26)や坂本誠志郎捕手(24)らに刺激を与えた。大山にも 2塁、遊撃と複数のポジションをテストし、可能性を見いだした。来季への戦いは、すでに始まっている。13年ぶりのリーグ優勝へ、目の前には大きな課題が横たわったまま。足りないモノを補うために自問自答しながら、虎の牙を研いでいく。

金本知憲監督は24日の「オーナー杯ゴルフ」で、四藤慶一郎球団社長(57)と同組でまわった。補強について“グリーン会談”とはならなかったが、新外国人野手について「30発、 100打点」をマークできる長距離砲と、改めて条件提示。フロントを信頼していることを強調したが、それと同時に改めて獲得条件を明言し、“プレッシャー”をかけた。これまでウィリン・ロザリオ外野手(27=韓国ハンファ)、ロブ・セゲディン内野手(28=ドジャース)らを調査し、メジャー通算「38発」のレオニス・マーティン外野手(29=カブス)を軸に獲得を進めている。12月から球団本部長を務める谷本常務が11月中の決着を目指していることを明かしたが…。球団の史上 1年目で「30発&100打点」を達成した助っ人はゼロ( 100打点以上は2014年のゴメスのみ)。歴史を塗り替える救世主よ、こい!

阪神の新外国人として、韓国ハンファのウィリン・ロザリオ内野手が有力候補に挙がっていることが24日、分かった。大砲獲得の成否が打倒広島の鍵を握っており、球団は水面下で慎重に選定作業を進めてきた。 1塁を守るロザリオは2016年にハンファに入団し、 2年連続で「3割、30発、100打点」の大台をクリア。「4番」候補に最適だ。ただし、ロザリオはメジャー復帰も選択肢に入れている情報もある。慎重に動向を見ながら、獲得交渉に動いていく。

藤浪晋太郎投手(23)が24日、兵庫・加東市内の東条パインバレーGCで開かれた「オーナー杯ゴルフ」に参加。「グロス111、ネット77.4」で全体34位にとどまったが、 2年連続のドラコン賞(飛距離発表なし、約 320ヤード)を獲得した。来春へ向け調整ペースも飛ばしまくり、ブッ飛んだ結果を残す。だれにも届かない遠くへ、もう一度、飛ばしていく。藤浪がドラコン賞を奪い去った。冬山の冷たい空気を切り裂き、心はアツく、来春へ向いている。ボールだけでなくこの先の調整も飛ばし、来季は必ずよみがえる。「5番」のティーグラウンドに立つと荒々しく強振した。米ツアーを中心に活躍する松山英樹(25)の平均飛距離が約 303ヤード。松山もビックリのビッグドライブで、 2年連続で“飛ばし屋”の称号をゲット。全体34位(選手間 7位)に終わったが、秋季キャンプで登板を回避した右肩の張りについては問題なさそう。来季へもズバリ“飛ばしていく”姿勢だ。「2.1」へ合わせることについては藤浪本人もデンと構えている。飛ばしていって、あとは飛び抜けた結果を見せつけるだけだ。ゴルフの飛距離にも如実に表れるように、周囲を黙らせる力を持っている。春のマウンドで、すべて爆発させる。

秋山拓巳投手(26)は24日、「オーナー杯ゴルフ」に参加し、このオフに静岡・浜松市内のトレーニング施設で目の検査を行い、“眼力アップ”トレを行うことを明かした。「12勝(6敗)」をあげ、先発ローテーションの一角としてフル回転を誓う来季に向け、着々と準備を進めていく。自身の攻略を目指す打者に、にらみをきかせる。秋山が“眼力トレ”をこのオフに行うことを明かした。向かう先は、静岡・浜松市内のトレーニング施設「アローズ」だ。リーグ連覇した広島も取り入れていたことがあるトレーニング方法で、今季「12勝(6敗)」をあげた右腕にとっても目からウロコが落ちるような、新たな“経験値”を得ることができるはず。オフもどん欲に学び、来季に向けて視界は良好だ。記事をまとめてみました。

 

 「阪神タイガースオーナー杯」ゴルフ大会に参加し笑顔を見せる金本知憲監督=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 「阪神タイガースオーナー杯」ゴルフが24日、兵庫・加東市内で行われ、選手、コーチら 111人が参加した。優勝したのは多田昌弘打撃投手で、「グロス81、ネット70.2」。

 また選手間優勝は能見で、「グロス106、ネット7.6」だった。55位だった金本監督は「来年は優勝して、気持ちも明るいオーナーゴルフ杯にしましょう」と激励した。

 「阪神タイガースオーナー杯」ゴルフ大会に参加し笑顔を見せる金本知憲監督(左)と矢野燿大 2軍監督=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 片岡篤史ヘッド兼打撃コーチが24日、兵庫・加東市内で行われた「オーナー杯ゴルフ」に参加し、12月からの本格的なオフを前に「足りないところある」と悲痛な叫びをあげた。「4位」から今季は「2位」躍進も、 2年連続でベストナインなし。13年ぶりのリーグ優勝へ、さらなる競争をあおっていく。

 冷たい風が吹く東条パインバレー。片岡新ヘッドの表情は険しかった。まだまだ物足りない。悲痛な叫びとともに、オフから来季に向けての“所信表明”が飛び出した。

 ラウンドする矢野燿大 2軍監督=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 「捕手を除いたら野手は 7人しか出られない。監督も言っていたけど福留、鳥谷、糸井を抜いたら、あと 4人しかない。他のチームと比べても足りないところあるし、勝てるように。カープとかに比べてもベストナインの票も全然入っていないしね」

 昨季の「4位」から「2位」に浮上したが、首位・広島とは「10ゲーム」差。クライマックスシリーズでもDeNAの前に、ファーストステージで敗退。この日、同じ組で回った金本監督も「2位は敗者」と22日の納会で言っていたように、思いは同じだった。

 ラウンドする金本知憲監督=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 「足りないところ」-。その象徴がベストナインだった。広島からは田中、鈴木、丸、菊池、會澤の 5人。一方で阪神はゼロだった。2015年には鳥谷、福留が選出されたが、金本政権になって、これで「2年連続」で寂しい結果となった。

 その広島が走攻守で緻密な野球で連覇を果たした一方で、虎はここ一番の 1点に何度も泣いた。勝負所のバントを失敗し、内野ゴロでも 1点が取れる場面でゴロすら打てない。逆に 1点を守る場面での守備で、あと 1歩が及ばず虎党のため息を誘った。基礎練習が中心のはずの秋季キャンプで、敢えてケース打撃を徹底。室内で 2時間ぶっ続けでバットを振らせるなど、根性も注入した。「気持ちとか執念」と、何よりも泥臭さを植え付けようとしたのは“足りない”ものと思えばこそだ。

 金本知憲監督(左)と同組で回った片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ。“屈辱の2位”に来季への思いは同じだ=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 来季はヘッドコーチを兼務。当初は 2軍監督に配置転換というプランも球団内にはあった中、自ら汗を流し、選手と徹底的に向き合う情熱を金本監督が認め、投手部門も含めた参謀役としてベンチに残った。

 片岡ヘッドが強調するのが、競争心。「(誰と誰が競争か)ある程度選手もわかっているでしょう」。秋季キャンプでは中谷、大山と右の大砲同士を同組で打撃練習に取り組ませ、お互いを意識させた。捕手でも原口が志願すれば争いに加え、梅野や坂本らに刺激を与えた。大山にも 2塁、遊撃と複数のポジションをテストし、可能性を見いだした。

 ラウンドする藤川球児投手=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 秋季キャンプ終盤に新人7人に練習を見学させたのも、自覚を与えるため。「(新人は)この中でやらないと試合に出られないんだというね。(今)いるメンバーはルーキーに負けないというプライドをもってほしい」との思いだった。

 来季への戦いは、すでに始まっている。13年ぶりのリーグ優勝へ、目の前には大きな課題が横たわったまま。足りないモノを補うために自問自答しながら、虎の牙を研いでいく。

 ラウンドする梅野隆太郎捕手=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

★糸井嘉男外野手22票がトラ最多

  2塁手でベストナインに選ばれた広島の菊池涼介内野手が 183票に対し、上本博紀内野手は 1票。捕手の會澤翼捕手は 163票で、梅野隆太郎捕手は 1票だった。外野手で最多の丸佳浩外野手が 274票、 2位・鈴木誠也外野手が 201票、阪神は糸井嘉男外野手が22票で最多で、福留孝介外野手が18票。遊撃手は田中広輔内野手が 231票で、阪神は 0票だった。

★大山悠輔外野手「4番」、俊介外野手「スタメン」進言

 2016年の阪急阪神ホールディングスの株主総会で「( 1軍に)上がってみんな打てなくなる」と名指しで批判された片岡ヘッドだが、今季はD 1位・大山を「4番」、俊介を「スタメン」抜てきするなどを指揮官に進言。これが大当たりし、金本監督も「片岡コーチの直感のおかげです」と絶賛していた。

 

 同組で回った(左から)矢野燿大 2軍監督、四藤慶一郎球団社長、金本知憲監督、片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ。補強の話は出なかったというが…=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 金本知憲監督は24日の「オーナー杯ゴルフ」で、四藤慶一郎球団社長と同組でまわった。補強について“グリーン会談”とはならなかったが、新外国人野手について「30発、 100打点」をマークできる長距離砲と、改めて条件提示。フロント陣へ、最後の“プレッシャー”をかけた!?

 グリーン上でアノ話なんて出なかったの!? 金本監督は「出てないよ、そんな補強の話とかは…」と笑いながら、「全部任せてますから。大丈夫です。やってくれるでしょう。パチッとごっついのを」と期待した。

 ラウンドする大山悠輔外野手=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 フロントを信頼していることを強調したが、それと同時に「外国人に守りを求めてもしようがない。少々守りに目をつぶってでも、『30発、100打点』を打てる能力のある選手を求めているわけですから。右左、ポジション関係なく、今、交渉していますね」。改めて獲得条件を明言し、“プレッシャー”をかけた。

 「俺も、もうちょっと早く決まるかなと思っていたんだけどね」

 これまでウィリン・ロザリオ外野手(韓国ハンファ)、ロブ・セゲディン内野手(ドジャース)らを調査し、メジャー通算「38発」のレオニス・マーティン外野手(カブス)を軸に獲得を進めている。12月から球団本部長を務める谷本常務がこの日「大詰めです。かなり絞られてはいます」と11月中の決着を目指していることを明かしたが…。

 ラウンドする藤浪晋太郎投手=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 金本監督は「今のところ(新外国人は)外野か 1塁だから。早く安心してポジションが決まったら、多少のコンバートもあるかもしれないし、ないかもわからん。どっちかはっきり分かってくれたら、こっちはプランを練りやすいし」と願う。

 球団の史上 1年目で「30発&100打点」を達成した助っ人はゼロ( 100打点以上は2014年のゴメスのみ)。歴史を塗り替える救世主よ、こい!

 

 ロッキーズ時代のウィリン・ロザリオ内野手(AP)

 阪神の新外国人として、韓国ハンファのウィリン・ロザリオ内野手が有力候補に挙がっていることが24日、分かった。大砲獲得の成否が打倒広島の鍵を握っており、球団は水面下で慎重に選定作業を進めてきた。

  1塁を守るロザリオは2016年にハンファに入団し、 2年連続で「3割、30発、100打点」の大台をクリア。「4番」候補に最適だ。ただし、ロザリオはメジャー復帰も選択肢に入れている情報もある。このため、昨年からリストアップしているロブ・セゲディン内野手ら他の外国人野手も水面下で調査している。慎重に動向を見ながら、獲得交渉に動いていく。

 

 藤浪晋太郎投手が24日、兵庫・加東市内の東条パインバレーGCで開かれた「オーナー杯ゴルフ」に参加。「グロス111、ネット77.4」で全体34位にとどまったが、 2年連続のドラコン賞(飛距離発表なし、約 320ヤード)を獲得した。来春へ向け調整ペースも飛ばしまくり、ブッ飛んだ結果を残す。

 だれにも届かない遠くへ、もう一度、飛ばしていく。藤浪がドラコン賞を奪い去った。冬山の冷たい空気を切り裂き、心はアツく、来春へ向いている。ボールだけでなくこの先の調整も飛ばし、来季は必ずよみがえる。

 「思いっきり振りました。 320(ヤード)ちょい出たと思います」

 「5番」のティーグラウンドに立つと荒々しく強振した。米ツアーを中心に活躍する松山英樹の平均飛距離が約 303ヤード。松山もビックリのビッグドライブで、 2年連続で“飛ばし屋”の称号をゲット。全体34位(選手間 7位)に終わったが、秋季キャンプで登板を回避した右肩の張りについては問題なさそう。来季へもズバリ“飛ばしていく”姿勢だ。

 ドライバーでドラコンをゲットした藤浪晋太郎投手。春季キャンプも最初からぶっ飛ばす=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 来年 2月に待つ沖縄・宜野座キャンプは、序盤からガンガンとアピールすることが求められる。藤浪にも、他の若手投手と同様のハイペース調整を求めるかについて、香田投手コーチが「本人もそういうつもりでいると思う。(第 2クールごろからは)実戦も入ってくる。逆算してやってほしい」と期待をかけた。

 今季は 3月の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」への調整もあってハイペースだったが、2015年に「14勝」した翌年、2016年の藤浪は「マイペース調整」だった。同年のキャンプ入り時には「序盤からバンバンアピールというわけではないので。体と相談して自分のペースで調整していければ」とも話していた。だが 2年続けて屈辱にまみれ、来季はそうはいかない。香田コーチは続けて「この 2年間の悔しさからすると、彼も考えてやってくれるでしょう、我々が言わなくても。今まで通りのペースではいかない」と語気を強めた。

 「2.1」へ合わせることについては藤浪本人も「例年のことなので。そこに合わせて普通に調整すればいい。(これまでも)メニュー通りに言われたことをやっていたので。例年と変わりないです」とデンと構えている。飛ばしていって、あとは飛び抜けた結果を見せつけるだけだ。

 ラウンドする秋山拓巳投手=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 ゴルフの飛距離にも如実に表れるように、周囲を黙らせる力を持っている。春のマウンドで、すべて爆発させる。

☆阪神・ゴルフ上手い選手

★真弓 明信:1995年の現役引退後は、趣味のゴルフに打ち込み、高橋勝成プロとのゴルフレッスン番組などに出演。2013年には「日本シニア選手権」13位、2015年 7月には主催者推薦でレギュラーツアー「ミュゼプラチナムオープン」に出場。

★上坂太一郎:2007年に現役引退。プロゴルファーを目指し、江連忠アカデミーに入門。2011年のQTでは 2次予選敗退。2012年 4月の「つるやオープン」の出場を懸けたマンデートーナメントに出場するも、本戦出場はならなかった。

★矢野 燿大:引退後に本格的にゴルフを始め、ゴルフレッスン番組にも出演。ドライバーの飛距離は約 300ヤード。2012年10月に「マイナビABC選手権」のマンデートーナメントに出場。本戦出場はならなかった。

 

 オフに目を鍛えるという秋山拓巳投手。さらなる“開眼”を目指す=兵庫県加東市の東条パインバレーGC

 秋山拓巳投手は24日、「オーナー杯ゴルフ」に参加し、このオフに静岡・浜松市内のトレーニング施設で目の検査を行い、“眼力アップ”トレを行うことを明かした。「12勝(6敗)」をあげ、先発ローテーションの一角としてフル回転を誓う来季に向け、着々と準備を進めていく。

 自身の攻略を目指す打者に、にらみをきかせる。秋山が“眼力トレ”をこのオフに行うことを明かした。

 「視野ですべての7割が決まる。潜在能力とかを引き出すことにつながるので、話を聞きに行ってみようと思います」

 視力トレーニングソフトも使って鍛えていく

 向かう先は、静岡・浜松市内のトレーニング施設「アローズ」だ。同施設の担当者は「 4つのテストプラス、目と手の協応動作になると思います」と説明した。

 高速で動くものを見極める「動体視力」、一瞬でものを把握する「瞬間視」、眼球を早く動かすための「眼球運動」、一点に集中しつつ周りの状況を把握する「周辺視」、そしてタッチパネルを使用して目と手の正確な連動性を高める「協応動作」の 5つの数値をチェック。その結果をもとに最適なトレーニングメニューを組み、調整にいかす算段だ。

 リーグ連覇した広島も取り入れていたことがあるトレーニング方法で、今季「12勝(6敗)」をあげた右腕にとっても目からウロコが落ちるような、新たな“経験値”を得ることができるはず。オフもどん欲に学び、来季に向けて視界は良好だ。

 「アローズ」で使用されている動体視力計

◇アローズ(ARROWZ)

 静岡・浜松市内に本社を構え、2008年の北京五輪で体操日本代表の女子トレーナーを務めた山下典秀氏が代表を務める。小学生コース、競技別の中高生コースがあり、筋力、パワーなどを測定してその後のトレーニングにいかす「スポーツドック」を行う。契約チームにサッカーJ1のジュビロ磐田など。また、目の検査設備はプロ野球の広島も使用していた。

 

 既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年日本シリーズ 日程

 

 2017年 公式戦 順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(03月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(04月)

 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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