27日甲子園でロッテ-阪神 2回が行われ、藤浪晋太郎投手(20)が交流戦無敗だった絶好調ロッテを相手に 8無失点。
両チーム無得点、阪神は無安打で迎えた 4回マウロ・ゴメス内野手(29)が先制適時 2塁打を放った。
上本博紀内野手(27)がこの日、チーム唯一のマルチ安打をマーク。 4打数 2安打で打率は、 3割 4分 3厘に上昇しセ・リーグ首位打者に浮上した。 1厘差だった広島エルドレッドを抜いた。
藤浪晋太郎投手が、交流戦無敗だった絶好調ロッテを相手に 8回 3安打無失点で今季 3勝目を挙げた。不甲斐ない投球が続き、背水で上がったマウンドでの見事な復活劇。
呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が、来日最速 154キロで13Sを挙げた!スコアボードに表示された数字に聖地がどよめいた。 154キロ-。呉昇桓の来日最速が出た。記事をまとめてみました。
<ロッテ 0- 2阪神>◇27日◇甲子園◇ 2回戦
阪神先発藤浪は 3回までに 2安打を浴びるも、 2併殺で無失点。ロッテ涌井も 3回まで無安打無得点。静かな立ち上がりとなった。
阪神は 4回、ゴメスの適時 2塁打、福留の犠飛で 2点を先制。先発藤浪は 6回までロッテ打線を 3安打に抑える快投。
阪神藤浪は 7回以降も危なげない投球を披露。 9回は呉昇桓が締め、完封リレー。ロッテは交流戦初黒星となった。
7回表ロッテ二死 2、 3塁、代打のブラセルを空振り三振に仕留める藤浪晋太郎投手
藤浪晋太郎投手が、交流戦無敗だった絶好調ロッテを相手に 8無失点。
米大リーグスカウト陣も藤浪の投球を大絶賛した。バックネット裏に陣取ったブレーブス・大屋スカウトは試合後、藤浪について問われて「素晴らしい投球をしていた。さすが日本を代表する投手だ」とうなった。同スカウトは現在、日本球界のトッププレーヤーたちの定期的な調査のため各球場に足を運んでおり、呉昇桓、涌井(ロッテ)らを含め、チェックしたとみられる。
4回裏無死 2塁、左翼線へ先制適時 2塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手
雨天中止による振り替え試合の影響からか、客足は鈍い。ただ「きのうなら行けたのにぃ!!」と苦虫を噛み潰したファンも多いだろう。なにせ藤浪の最高ピッチに、 4番ゴメスの決勝タイムリーだ。これ以上のW主演の配役は考えられない。
マウロ・ゴメス内野手が先制適時 2塁打を放った。
両チーム無得点、阪神は無安打で迎えた 4回だった。先頭の鳥谷が四球後に盗塁。無死 2塁になると、ゴメスは高めの直球を引っ張った。打球は左翼線を抜ける適時 2塁打。先発藤浪に先制点をプレゼントした。「打てるボールをきっちりとらえられたね。フジナミがいい投球をしているし、先に点を取ってあげたいと思っていたんだ。チャンスで打ててよかったよ」と喜んだ。
虎キラー涌井を粉砕。マウロ・ゴメス内野手が 4回、弾丸ライナーの先制打を放った
背水の登板で無失点を続けていた藤浪を援護したのは、 4回だ。先頭の鳥谷が四球で出塁し、 2盗に成功。最悪の併殺の線は、ほぼ消えた。ラクになったのでは? 心理の変化を問われたG砲は「盗塁自体は展開として大きかったが、自分は甘い球をとらえることだけ考えていた」と、対涌井に神経を研ぎ澄ませた。
そこに、絶好球。高めの甘い真っすぐが来た。「緩急より(ストライク)ゾーンを意識していた」。逃すはずがない。一閃した。ドライブのかかった打球が左翼線に落ちる。DHでは自身初となる3試合ぶりの安打が、均衡を破る大きな適時二塁打となった。
涌井は西武時代、阪神戦に先発 6試合で 5勝( 1敗)を挙げている“虎キラー”だ。交流戦も歴代 2位にリーチをかける通算21勝。しかし、新助っ人が知る由もない。いや、知らなくたっていい。相手投手を過剰に意識せず「甘い球をとらえるだけだ」と自分のスタイルを貫く成果が、リーグ 2位となる打点「42」に表れている。
福留の犠飛でホームへ突入したマウロ・ゴメス内野手!迫力十分だ!
ここまで全試合に出場を続け、節目の50試合を終えた。28勝22敗の好成績の原動力だ。生活基盤も整ってきた。神戸市内の自宅近くに“行きつけ”も見つけた。「 1軒だけ中華料理店で、何回か行っているところがあるんだ」。お気に入りメニューは醤油ラーメン。もう日本語でオーダーだってできる。「ショウユ、ヒトツ!!」。舌に馴染んできた“日本食”も、助っ人のエネルギー源となっている。
この日は、藤浪だけにお立ち台を譲ったが、仮にゴメスも上がっていれば、順延試合に駆けつけた熱烈虎党に感謝を伝えることだろう。お気に入りフレーズ、「オオキニ!!」を絶叫して-。釣り銭を受け取り、中華店の暖簾をくぐるときと同じように。
5回に左前打を放った上本博紀内野手。 2安打を放ち、セ界の首位打者に躍り出た!
上本博紀内野手が、セ・リーグ首位打者に浮上した。
この日、チーム唯一のマルチ安打をマーク。 4打数 2安打で打率は、 3割 4分 3厘に上昇した。 1厘差だった広島エルドレッドを抜いた。
上本は「 1日 1本とか考えずに、 1打席 1打席。(数字を)意識してよかったことは 1度もなかったので、積み重ねていきたい」と表情を引き締めた。
5回、安打を放った上本博紀内野手
快音が止まらない。とうとう上本がセ界の頂点まで駆け上がった。 2安打を放ち、打率 0.343に上昇。広島のエルドレッド(打率 0.339)を抜いて、リーグ首位打者に躍り出た。
「(首位打者は)関係ないです。意識してよかったことは、 1度度もないので。 1日に 1本 1打席 1打席を積み重ねるだけです」
試合後は、いつも通り冷静にコメント。しかしバットは雄弁だった。
右へ左へ。まずは 2- 0の 5回一死。ロッテ先発・涌井の 142キロの直球を左前に運んだ。前の 2打席は 2飛、右飛に倒れたが 2試合ぶりのHランプで勢いに乗った。
2点リードの 7回にも右前打を放ち、今季12度目のマルチ(複数)安打をマーク。この 1本でセ界のトップに浮上した。
7回裏阪神二死、この日 2安打目となる右前打を放った上本博紀内野手
苦難の日々を乗り越えた。 3日のヤクルト戦(神宮)の守備で、ライナーを捕球し損ない、右手親指を骨折。周囲は西岡の代役でつかんだチャンスを逃したと思った。それでも、あきらめなかった。 2日後には鳴尾浜でリハビリ再開。トレーナーに患部をテーピングしてもらい、痛みと闘いながら復帰を目指した。
平田 2軍監督は「上本もまだ若いのにね。バットを短く持ったりね。工夫をしながらよくやっているよ」と感心しながら振り返った。その必死な姿は自然と、 2軍で汗を流す若虎たちの手本にもなったという。まさに、選手会長だ。
「積極的に行こうと思っていました」
最後まで淡々と語る姿が頼もしい。熱い気持ちは胸の中に-。セ界のトップを突き進むリードオフマンが、勝利を呼ぶ。
8回無失点で 3勝目を挙げ、お立ち台で絶叫する藤浪晋太郎投手
藤浪晋太郎投手が、交流戦無敗だった絶好調ロッテを相手に 8回 3安打無失点で今季 3勝目を挙げた。不甲斐ない投球が続き、背水で上がったマウンドでの見事な復活劇。壁を乗り越え、ここからは快刀乱麻のピッチング!!
ワインドアップから最速 155キロの直球を武器に、力で押した。ストライク先行の投球が光った。 7回には四死球でピンチを背負うも無失点でしのぎ、「 3巡目の壁」も突破。
今季初の甲子園でのお立ち台では「長いイニングを投げられたことはよかったと思います。素直にうれしいです。いい投球が久々なので。最後までマウンドに立っているのが目標。次以降は完封目指して頑張っていきたいです」と笑顔。 4月30日広島戦(甲子園)以来の勝ち星を喜んだ。
今季初のお立ち台で、思わず口調が早くなった。それだけ興奮していた。ついに披露した「本当の藤浪晋太郎」。 150キロ連発、ピンチでも直球勝負。崖っぷちの20歳が圧巻の投球を見せた。
今季初のヒーローカーに乗って、手を振る藤浪晋太郎投手
「いい投球は久々。情けない投球が続いて、ファンの人に申し訳ないと思ったので、しっかり投げられてよかったです」
序盤からテンポよく、ストライク先行でゼロを並べた。そして今季何度も捕まった終盤。課題の 100球前後となる 6、 7回で進化を見せた。 6回二死 1、 2塁で井口をスライダーで空振り三振。 7回二死 2、 3塁では代打・ブラゼルにオール 150キロ勝負。 3球三振で拳を握りしめた。
「ここ一番の勝負どころで三振が取れた。自分の持ち味でもあるので、よかったです」
20日のオリックス戦(京セラD)は 2回 6失点で自己最短KO。 5月は 3試合未勝利で、中西投手コーチから「最後通告」を突きつけられた。自身も覚悟はした。それでも、怖れるより開き直るのが右腕の強さだ。
「( 2軍に)落とされたら、それまで。それだけふがいない投球をしていたので」
休日を返上してフォームを修正し、今季の投球の映像を何度も見返した。導き出した答えは第 1球から表れた。昨年途中からのセットポジションをやめ、ノーワインドアップで投球。「フィーリングですが、勢いやリズムを作る意味で」。同コーチの提案もあって、ブルペンで試しながら、最後は自分で決めた。
6回、藤浪晋太郎投手の井口斬り!
決断できたのは先輩の後押しもあったからだ。能見に励まされ、メッセンジャーには「誰と勝負しているんだ? スピードガンか? 集中すべきは打者だろ」と諭された。中西コーチには「力でねじ伏せろ」。みんなに背中を押された。
「いろいろな人が『思い切ってやれ』と言ってくれて。若さを出していこうと思いました」
挑戦は吉と出た。初のスライド登板で自己最速タイの 155キロも 2度投じ、今季最長 8回を 120球で 3安打無失点。 4試合、27日ぶりの 3勝目でチームは交流戦 5戦全勝のロッテを止めた。
単独 2位浮上で首位広島と 2ゲーム差に。和田監督は「あれが本来の藤浪。申し分ない」と絶賛した。ただ、周囲も本人も満足はしない。
「今季一番“マシ”な投球でした」。プライドをにじませた右腕は、虎党の前で誓った。
「先発ローテの柱と言ってもらえる投球がしたかった。最後までマウンドに立つのが目標。次の試合からは、完封を目指して頑張ります」
そして自らマイクを握り「必死のパッチで頑張ります!」。やっと弾けた決めぜりふは、タテジマ快進撃の起点。何より藤浪が主役になった虎は面白い。
呉昇桓投手が来日最速の 154キロ!! 13セーブ目を挙げた!
呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が、来日最速 154キロで13Sを挙げた!
スコアボードに表示された数字に聖地がどよめいた。 154キロ-。呉昇桓の来日最速が出た。藤浪復活劇を演出する闘志が、そのまま表れた。
「チームの完封がかかっている中で、先発(藤浪)もよく抑えてくれていた。絶対に抑えようという気持ちだった」
2点のリードの 9回。井口を遊飛に仕留め、 4番・サブローを迎えた場面だった。カウント 2- 2からの 8球目。自己MAXに、あと 3キロと迫る石直球でサブローを遊ゴロに仕留めた。続く根元には右前打を許したが、顔色ひとつ変えることなく今江を中飛に終わらせた。今季21試合目のマウンドでセ・リーグトップを走る13セーブ。藤浪の今季初完封の可能性とてんびんにかけた中西投手コーチは「ウチには最高のストッパーがいる」と手放しでたたえた。
前日26日は雨天中止。関係者によると、呉昇桓は周囲に「 4イニングでも投げるから、試合がしたい」と漏らし、うらめしそうに天を見上げていたという。13日の広島戦(米子)では今季初のイニングまたぎ( 1回 1/3を 1安打無失点)を経験。使い減りという単語は呉昇桓の辞書にはない。強靱な肉体にはパワーが満ちあふれている。選手のスタミナを襲うであろうこれからの季節でも、まったく問題ないだろう。
この男が出て来れば、虎党はもう安心。セーブ数についても「気にせずに、しっかり自分の仕事をするだけだ」という。石仏の伝説はまだ序章にすぎない。
藤波が踏ん張った!これで良いのだ!これからもこのままで行け!そうして、夢を掴め!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 5月
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阪神が完封リレー!ゴメスが先制点!上本マルチ安打で首位打者に浮上!藤浪 8回無失点 3勝!
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